このページでは藤尾正行衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤尾正行衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○藤尾委員 関連して。ただいま寒冷地手当の支給問題に関しましては、同僚の山内委員からいろいろ話がありましたので、本筋は私も山内委員の御説と全く同感でございますが、私は、これに付加をいたしまして、寒冷地手当の支給に関しまする地域の区分問題について若干お伺いしたいと思うのであります。
寒冷地手当の支給額は、単に手当の支給額ということだけでなくて、支給地でありまする都道府県あるいは市町村に交付される交付金あるいは補助金の率と関係をいたすかと思うのでありますけれども、この点はいかがでございましょうか。
【次の発言】 ただいまのお答え、人事院としてはごもっともだと私は思うのでありますけれども、私がお聞……
○藤尾委員 ただいま受田委員からいろいろと御質問がございましたので、私は重複をできるだけ避けまして、ごく簡単に、地域開発を中心にして長官に御質問をしたいと存じます。 経済企画庁設置法の一部改正法律案の提案理由の説明の中で、あなたは、国民生活の質的な面が非常におろそかにされておる。この向上を阻害するような諸事情をできるだけ積極的に取り除かなければならない。そのために、いろいろと所得の向上とその格差是正をはからなければならない。物価の安定、生活環境の整備をやらなければならぬ。社会保障の充実をやらなければならぬというようなこともいろいろあげておられまして、結局、高度の福祉社会を実現することが目的だ……
○藤尾委員 私は、この前大蔵省設置法の一部改正につきまして、社会党の山内委員がいろいろ質問をせられましたダイヤモンドの問題について、ごく簡単にお伺いいたしたい、かように思うわけであります。 この前の内閣委員会の山内議員と向井説明員との間に行なわれました審議の議事録を拝見しておりますると、このダイヤモンドの処理という問題が大体終わって、そしてこれを取り扱っておりました貴金属処理部でございますか、これを廃止して、この第一、第二課を一緒にして一課にしようというお話のようでございます。私は、この貴金属処理部というような大きな機構が簡単にせられるということにつきましては賛成でありまして、これを簡略にす……
○藤尾委員 議事進行。ただいま岡委員からの問題は非常に重要な問題であります。これについて現在この科学技術委員会の委員の過半数が出ておりません。こういう時点においてこういう問題を論議するということは、私は非常に不見識だと思う。特に茅先生のようなお忙しい方に来ていただいて非常に御無礼だと思う。こういう際に、そういうゆゆしい、非常に重大な問題を論議されることは、私は非常に不適当だと思います。この点は委員長におかれまして十二分に御検討いただきまして、そうして全員出席のもとに議論を展開すべきだ、私はかように考えますから、議事進行に関する私の意見を申し上げておきますが、委員長においていかがお取り計らいにな……
○藤尾委員 私は、ただいまの伊能委員並びに山内委員の御質問を拝聴しておりまして、非常にこれは遺憾と思いますことがございますので、あえて関連をいたしまして御質問を申し上げたいと思いますけれども、ああいうような事故が頻発をしており、特にBOAC機の場合に有視界飛行が問題になって、ああいう事故が起こっているという時期に、最近、計器飛行から有視界飛行に切りかえた実例、特に一カ月前にあったという事実すら航空局長がまだ調査していないという事態といいますのは、一体どういうわけですか。私は、これははなはだ不謹慎だと思う。これをひとつ御釈明を願いたい。
○藤尾委員 私は、この政治資金規正法の改正案といいまするものが、私ども政治に志す者にとりましても、また、政治を一生懸命後援してやろうと言ってくださる大方の国民の皆さま方にとりましても、非常にこれは重要な関連を持っておりまするし、場合によりましては、その取り扱いいかんでは非常にこれはおそるべき結果も来たしかねないというような感じがいたしますので、この問題についてひとつ納得のいくようにいろいろと質問を申し上げ、丁重な御回答をちょうだいしたい、かように思うのであります。 いろいろ問題はあるのでありまするけれども、承りますると、質問の時間につきましても、理事会等におかれましていろいろお打ち合わせがあ……
○藤尾委員 この前ごく一部の質問をさせていただいたのでありますけれども、いろいろな支障によりまして時間がなくなりました。今回引き続いてやらしていただくわけであります。多少問題が重複をいたす点があるかもしれません。この点は大臣におかれましても御了承いただきたいと思います。 まず、この前の質問から引き続きまして、私どもの選挙活動あるいは政治運動というものに多額の金がつきまといまして、政治に影響を与えるということが公共の福祉に反するから、そういった国民的な政治活動に寄与しようとする者の多額の寄付は、その額において制限をしたい。それがこの法案の趣旨の一部であります。大臣におかれましても六月三十日の稻……
○藤尾委員 ただいま長官の御説明にありました一番末尾におきまして、今後の説明に、行政能率をあげ得るよう行政組織運営の簡素化、能率化を推進していくつもりであるということを言われましたけれども、これは具体的にどういうことを意味しておるのですか、まずそれをお聞きしたい。
【次の発言】 ただいまの御答弁では、臨調の答申がそういうふうになっているから、その答申の線に従うのだということでございますが、そうすると、大臣は、大臣自身の抱負として、おれはこれをやるんだという積極的なものはなくて、臨調の答申があるから、それを見ていてそれに沿うようにやっていきたい、こういう意味でございますか。
○藤尾委員 関連をしてちょっとお伺いをしたいのですが、あなたはいま愛知用水公団のことは向こうへ行って調査したと言っておるのですが、調査しなければあなたのところの方針はわからぬのですか。そういうふざけたことを言っているんじゃ、行政管理庁という役所は一体どうするのですか。そういうふまじめな態度はよくないですよ。行政管理庁としてはこうしたい、ああしたいということは、何も行かなくたって、そんなものは向こうから出ておる資料を見たって、出てきておるはずでしょう。そういう国会をなめたようなことを言っちゃいけませんよ。そんな態度で何ができると思っているのですか。返答しなさい。
○藤尾委員 関連して……。いまの受田委員の御指摘に全く賛成なんでございまして、大臣にひとつお考えを願わなければならないのは、政党政治の筋を通すということなんです。大臣は、審議会の結論が出てないとかなんとか言っておられるけれども、審議会の結論が出なければものができないというようなことでは、政党が責任を持って政治をするというわけにはいきません。また、政党が、国民に対して政党政治のほんとうの真価を認めてもらって、その権威を高めることもできません。この点は、大臣、あまり簡単にお考えにならないで、とにかく政党人として自分がこうやるべきなんだという固い信念をお持ちになったら、審議会もへちまもありはしません……
○藤尾委員 関連して。ただいま大出委員の御質問に答えられて、島田防衛局長が非常に重大な発言をせられたと私は思うのです。これは各幕僚監部あるいは統合幕僚監部におる者がそれぞれの業務計画その他を立案をする際に、内局と同時にこれは検討をせられておる。その所管の内局部局というものがきわめてあいまいで、そうしてこれは会議室でやっておるのだというような趣旨の御発言がありました。これは私は容易ならぬことなんで、あなたはこれは早急に訂正をせられなければいかぬと思うのです。あなた方内局の方々には、各幕僚監部に対する指揮権あるいはその他チェックする権限はないはずでありますけれども、あなた方は、これは長官に進言をす……
○藤尾委員 関連して。非常に重大なことでありますから、私はこの際一言だけお伺いをしたいと思いますが、ただいままでの楢崎委員の質問の中に、いまの沖縄の研修の中に観光という部面があるということを言っておられます。少なくとも防衛庁が行政府として公的にお出しになる研修の中に、観光という要素が一体入っておるのですか、入ってないのですか、これははっきりしておいていただきたい。誤解を招くと非常に大きな問題になります。
【次の発言】 了承。
○藤尾委員 私は、人事院総裁に対しまして、今回の――今回だけじゃございませんけれども、公務員に対しまする職員の給与に関する法律についての人事院のなさり方について、二、三の御質疑をさしていただきたいと思います。 国家公務員法の第二十八条にはいろいろな内容があるわけでありますけれども、大体こういった内容によって、例年人事院総裁は四月までのいろいろな前年の状況を調査をせられて、そうして政府並びに国会に対して勧告をせられておると思うわけであります。しかしながら、これを政治的に考えてみますと、私どもは予算といいまするものによってすべてのものを律しておる。その予算は四月から実施でございまして、つまり、次……
○藤尾委員 関連して一点だけ私は申し述べたいと思いますし、また、御意見を承りたいと思いますけれども、一国の総理大臣は、この外交の最高に属すべき問題について、今後ともいろいろと外国との間に折衝をしなければならぬというときに、その問題の内容について、これはこういたします、あれはああしなければなりませんということを、絶えず申さなければならぬということはないと、私は思うのです。当然沖繩の問題その他についても、その内容について、今後これは討議しなければならぬ、相手の出方もあるので、いろいろなことを考慮しなければならぬということになれば、その責任ある立場といたしましては、その内容については白紙でございます……
○藤尾委員 本件は、これを懲罰事犯として、国会法第百二十二条第三号により、三十日間の登院停止を命ずべしとの動議を提出いたします。 その理由は、去る三月六日の外務委員会における総理大臣に対する穗積君の発言は、総理大臣の地位に対して礼を失したものであるばかりでなく、国会法第百十九条に規定する無礼の言であり、議会の尊厳と議院の品位を傷つける発言と考えられるからであります。 以上が、動議提出の理由であります。
○藤尾委員 実は今度アメリカのエンタープライズというような原子力空母を主力にいたします随伴艦を含めまして三隻の艦隊が佐世保に入ってまいるということを契機といたしましていろいろな騒ぎが起こっております。特にきのうの佐世保、あるいは東京におきましても札幌におきましても、全国十七カ所におきまして三派全学連と称する、学生と申しますか、暴力団と申しますか、こういったものが非常に角材その他を持ってあばれました。またこれに対応いたしまするに、あらかじめその活動というものを予知いたしました警察機動隊といいまするものが、これに向かって放水をするとか、あるいは催涙弾を投げるとかいうようなことで、非常なけが人も出て……
○藤尾委員 今回行政機構の簡素化等のための総理府設置法等の一部を改正する法律案並びに行政機関の職員の定員に関する法律案というような非常に大きな法案が出てまいったわけであります。 この提案理由を拝見をいたしておりますと、政府は行政の簡素化と能率化をはかるためにこれをやるんだというようなことが書いてありまして、総理府を入れますと十八省庁に及ぶ各省一局削減というものを中心にする機構改革案でありまして、私ども非常に驚くのでありますけれども、まず政府は行政の簡素化という問題と能率化という問題と一体どちらに重点を置いてこの問題をお取り上げになったのか、それをひとつお伺いいたしたい。
○藤尾委員 長官にお伺いたしますが、恩給審議会の答申も得まして、その内容といいまするものが新聞等に報道せられておるわけであります。
そこで、この恩給の本質に関する問題が早急に今後処理せられてまいると思うのでありますけれども、この恩給の本質について、政府として一体どのようなお考えを持っておられるかということを長官にお伺いいたします。
【次の発言】 私は、この恩給の本質についてということでお伺いしているのは、この審議会の答申といいますものを考えますときに、そのものさしとして恩給というものは一体どういうふうに変わるかというものさしがないと、審議会の答申を中心に恩給問題といいますものの論議はできない……
○藤尾委員長代理 この際、暫時休憩いたします。 午後二時九分休憩
○藤尾委員長代理 大出俊君。
○藤尾委員 私は、関連質問でございますから、そう長い時間をとるわけにまいりませんので、一、二点だけお伺いしたいと思います。
いまの食糧管理法といいますものは、これは消費者の保護のためにある法律である、私はかように解釈をしておりますが、そのような解釈でよろしゅうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、生産者のほうにも再生産の補償を十分に与える、また、消費者にもということになりますと、重点が二様にかかってくることになります。そうしますと、どういう事態が起こっても、この法律といいますものは両様の利益をとにかくカバーしているのだということになりますと、これは改正する必要がない、こういうことに……
○藤尾委員長代理 受田新吉君。
【次の発言】 受田君に伺いますが、それはどなたかに御質問されておられるわけですか。
【次の発言】 受田君、それは質問ですか。
【次の発言】 次回は明二十三日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時三十九分散会
○藤尾委員 実は昨日夕刻から本朝にかけまして、非常に残念なことでございますけれども、新宿駅あるいは防衛庁、国会等、東京都内の枢要な数カ所におきまして、いわゆる三派全学連と称する学生を中心にいたしまして、これに反戦デモということを主張されて行動されましたデモ隊、これに一般群衆が加わりまして収拾のつかない混乱を起こした。政府は、これに関しまして、本朝騒乱罪といいますものを適用をして検挙に乗り出した、こういうことでございます。 私どもかねがねこういったことにならなければよろしいがと思って、こういった事態を非常に心配をしておったわけでありますけれども、とうとうこういうことが起こってしまったのでありま……
○藤尾委員長代理 受田新吉君。
【次の発言】 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、民主社会党、公明党四党共同提案にかかる公務員の給与に関する件の決議案につきまして、提案者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。
まず、案文を朗読いたします。
公務員の給与に関する件
公務員の給与については、昭和四十年十二月二十四日本委員会が行なった決議の趣旨に基づき、人事院勧告を尊重し、これを完全に実施すべきである。
右決議する。
本決議案の趣旨につきましては、これまでの本委員会における質疑を通じまして明瞭でありますので、よろしく御賛同をお願いする次第であります。(拍手)
○藤尾政府委員 ただいま、実はこういう重大な問題に際しまして、通商産業大臣が参りまして、まず産業公害に対しまする所信の表明を行なわせていただくのは当然のことでございまするけれども、参議院の石炭対策特別委員会が非常におくれまして、ただいま商工委員会のほうに、どうしてもまず出てこい、こういうことで、参っておりまするので、当委員会に間もなく参りまして、所信の表明をさせていただくことと思いまするけれども、暫時の間、政務次官でございます藤尾正行が、大臣の代行をさせていただきまして、この問題に対しまする通産省の態度につきまして、お答えをさせていただきたい、かように思いますので、どうぞお許しをいただきたい。……
○藤尾政府委員 今回通商産業政務次官に就任をいたしました藤尾正行でございます。大臣の御指示のもとに、通産行政に万全を期すべく一生懸命にやりたいと思いますから、委員各位の深い御理解と御支援をいただきたいと思います。(拍手)
【次の発言】 仰せ、まことにごもっともでございまして、私どもも考えなければならぬ点が十二分にあると思っております。しかしながら、当時齋藤政府委員のお答えされました際は、そこまでの考慮が及んでいなかったということはまことに残念なことでございまして、私どもただいま考えまして、先生の御指摘を拳々服膺して、こういうことは今後十二分に気をつけなければならぬことだ、かように考える次第でご……
○藤尾政府委員 通産省といたしまして、エネルギー資源を将来ともに確保していくということが、わが国の産業の発展にとりまして不可欠のことでございます。したがいまして、私ども大臣の指導のもとに、これを将来にわたって確保いたしまするために最善の努力を尽くしたい。当然、海外開発資源の確保のために、その十二分の予算措置をとっていきたい、かように考えております。
【次の発言】 石油に対しまする課税が、だんだんと重くなっていることは御指摘のとおりだろうと思います。しかしながら、一方におきまして、国内の道路を整備してまいる、これもまた国民的な要望であり、また地域のそれぞれの発展にとりまして欠くべからざる一つの要……
○藤尾政府委員 このたび、通商産業政務次官に就任をいたしました藤尾正行でございます。 大臣の命によりまして、石炭対策につきましては特段と勉強をし努力をするようにという御指示でございますので、今後とも全力をあげて大臣の御負託にこたえたい、かように思っております。委員各位の御協力と御理解を特段にお願いを申し上げまして、私のごあいさつといたします。(拍手)
○藤尾政府委員 私どもは、前提からひとつ申し上げなければならぬと思いますけれども、基地経済からの脱却をいたさなければならぬ、こういう私どもの希求といいますか心がけ、そういうものはわかります。当然そうあるべきだと思います。しかしながら、この沖繩の問題につきましては、今後どのような形で施政権の返還が行なわれていくのかという、具体的なあらゆる条件といいますものがまだきまっておりません。そこで、基地経済が健全であろうとなかろうと、そこに基地というものが現在まで存在しておった。そして、われわれは過却二十五年間そこに手が届かなかった。しかしながら、沖繩九十七万の方々は、何らかの意味でめしは食わなければなら……
○藤尾政府委員 たびたびおしかりをちょうだいいたしまして、まことに汗顔の至りでございまするけれども、私どもの関係をいたします工業立地の法律につきましては、なお都市計画法その他との関連がございまするので、現在建設省との間に話をさらに煮詰めておる段階でございます。しかしながら、私どもといたしましては、この工業立地の法律案といいまするものをなおざりにする気持ちは毛頭ございませんで、必ず、早ければ三月中、おそくとも四月になりましたならば、どんなことをいたしましても提案をいたしたい、かようなことで進めておりまするから、ひとつ御応援を願いたいと思います。
○藤尾政府委員 通産省といたしましても、仰せごもっともでございますので、仰せの御趣旨に沿いまして、できるだけの努力をいたしたいと思っております。
【次の発言】 私ども考えましても、たとえばこれから原子力発電というようなものがどんどんと採用されてまいる、こういうことになってまいりますと、原子燃料の廃棄物というものは完全に毒物であり、有害物である。こういったものに対しまして、どのようにこれをハンドリングしていくか、たいへんな問題だと思います。一朝一夕にできる問題じゃございません。こういった問題に対しましては、世界的な問題でありまするので、各国とも協調いたしまして、どのように処理をしていったらいいか……
○藤尾政府委員 藤波先生の御趣旨は十二分にわかるのでございますけれども、私どもの工場排水法といいますものも、水質保全法という経済企画庁の母法というものがありまして、その子供でございますから、母法のほうが新たにしっかりした改正を加えられるということになれば、その子供は、その運用上、母法の精神に従ってまいるということは当然でございまして、子供の法律のはじはじに至りますまで変えていくという必要はなかろうと思います。これは私ども責任をもちまして、母法の精神に従いまして、運用をあやまたないということを期してやるつもりでございます。
【次の発言】 島本先生御指摘の問題は、実はこの渡良瀬川は私の選挙区でござ……
○藤尾政府委員 ただいま水質保全法に関しまして、企画庁から答弁があったわけでありますけれども、私どもといたしましても、これは水質保全法の紛争処理ということでやるだけでございませんで、必要とあらば、当然鉱山保安法に基づきます行政指導もいたしまして、十二分にそういうことが起こらないようにやってまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 私は通産政務次官として、農林省の行政あるいは自治省の行政にどうこうという立場はございませんけれども、私自体は、その地区におきまする一代議士といたしまして、私が申し上げましたことを貫徹いたしますように全力を傾けます。
○藤尾政府委員 この前も申し上げましたように、これは実はここにおられます坂村先生がその地域の御出身であられるわけであります。したがいまして、私から申し上げることと全く御同感だというふうに思われますので、代表して申し上げますけれども、足尾銅山の鉱害が起こりましたのはいまからもう百年ももっと前の江戸時代でございます。したがいまして、渡良瀬の川を流れてまいります鉱山のズリ、それの渡良瀬沿岸に対しまする影響といいますものは、過去百何十年にわたりまして非常に累積をされたわけであります。したがいまして、今日この渡良瀬の沿岸におられます農業者各位におかれましては、過去百何十年間にわたりまして、他地域との問に……
○藤尾政府委員 お答えを申し上げます。 ただいまの御質問の第一点は、砂利採取によります砂利穴の処理が不十分である、こういうことで、この問題を一体どうするのかという御質問だと思います。砂利採取業は、古い採取法によりましては届け出制、事後に届け出ればよろしいというようなことで、きわめてその規制が甘かったわけでありますけれども、あまりにも全国的にいろいろな問題が起こっておる、こういうことで、昨年の八月末から施行されております新しい砂利採取法によりまして、これは事前の認可制をとりますとともに、完全な埋め戻しということを条件にいたしまして、運用をさせておるはずであります。したがいまして、御指摘のような……
○藤尾政府委員 お答えを申し上げます。 総理大臣がどういうつもりでそういう御発言をされたのか私は知りませんが、御案内のとおり、公害という問題は、この問題自体が提起された時期が非常におくれておった。私どもが戦争に敗れて以来二十五カ年間、何としてでも日本の国を復興させ、繁栄させていかなければならぬ、国民福祉を増大させていかなければならぬ、こういうことで無我夢中になって一路邁進してまいったと思うのであります。そうして国民の非常な御努力と卓越した頭脳、こういったものが結集いたしまして、今日の繁栄を来たしておるのではないか、私はかように考えております。そういった、息せき切って夢中になって走ってきた、ど……
○藤尾説明員 御承知のとおり、わが国だけでございませんで、世界の科学技術といいまするものは日進月歩をいたしておるわけであります。わが国におきましても、すでに水に溶けるポリエチレンというようなものが電気化学において開発されております。したがいまして、現在までの、燃すと有毒ガスが出る、しかたがないからどこかに棄てるというものが累積をされておりましたということにつきましては、そもそもその処理の方法、これについてのいろいろな問題があり、その問題についての究明をいたさなければならぬ、これは当然だと思いますけれども、将来とも現状がそのまま続いていくのだということではないわけでございまして、そういった電気化……
○藤尾政府委員 お答えを申し上げます。 加藤先生がただいまお示しになられました最近この両三日中にいろいろと散見をいたしております新聞記事、これは私は、私ども通産省内におきましても起こりました、非常に公務員として適当でない行為が一つの犯罪容疑といたしまして警察当局に摘発をせられ、こういった問題についての反省を促されておる重大な問題である、かように考えております。まことに大臣はじめといたしまして、国民に対してこのような問題を今回起こしましたということにつきましては、申しわけがない一事でございまして、何とか一日も早く問題の所在といいますものを明確にし、その原因もまた明らかにいたしまして、再びこうい……
○藤尾政府委員 おそらく大臣が申されましたのは、この問題は当事者の問題であるということがまず前提になっております。しかしながら、それだけではいかぬのだ、もし政府で何か考えなければならないことが出てきた場合には、そういう問題が出てきた場合には、それぞれにおいて十二分に考慮をするということの例示としておあげになったのではないか、かように考えております。
【次の発言】 通産省といたしましては、事前に行政的に介入をいたしまして、公正取引委員会の判断、そういったものを狂わせるというような意図もございませんし、そういった事実もございません。
【次の発言】 もちろん、今後もその事態が公正取引委員会において正……
○藤尾政府委員 前回の御審議にあたりましては、加藤清二委員の国有財産の処分に関します答弁におきまして、政府側が非常に混乱をいたし、会議の進行に非常に大きな支障を来たしたこと、まことに申しわけがございません。心からおわびを申し上げます。
なお、この問題につきまして統一した見解をさきに文書でお示しを申したわけでございますけれども、冒頭、大蔵省からごく簡単に説明をいたさせます。
【次の発言】 お答えを申し上げます。
私どもといたしましては、日本合成ゴムの株式の処分という問題につきましては、所定の法律に基づきまして処理をいたしておるつもりでございます。したがいまして、この法案をぜひお認め願いたい、……
○藤尾政府委員 まことに仰せごもっともでございまして、私ども主管官庁といたしまして監督が不行き届きであったことは、国民の皆さま方にまことに申しわけないと思います。しかしながら、その当初の意図といいますものは、この染色の団地におきまして、県の地域の発展と業界の構造改革ということのためにできるだけの措置をとってまいりたいということであり、また政府といたしましても、そういった集団化の措置といいますものが、将来業界にとって大切なものである、それを一歩踏み出すことが非常に必要なことであるということで取り組みました問題で、その過程におきましていろいろなそごが生じ、また、そのそごのためにいろいろな不行き届き……
○藤尾政府委員 お答えをいたします。 昨日、東京瓦斯の社長をはじめ技術担当重役その他を呼びまして、原因の究明をいたしました。なお、その際の東京瓦斯責任者におかれまする御返答で十二分の理解ができませんので、大臣の御命令によりまして、昨日から急遽ガス管の爆発をいたしました周辺百二十メートルを掘らせまして、その原因を究明をいたさせましたところが、大体その原因であると思われるところ、推測のできるものがわかってまいりました。なお、本日さらにこれを続けさせまして、そのガス爆発事故地区の工事者の担当いたしました工事地域一千メートル全部を掘らせまして、そしてこの問題に対しまする原因を徹底的に究明をいたさせる……
○藤尾政府委員 お答えをいたします。
まことに事人命に関するような問題につきまして、中谷委員が悲壮な覚悟でごあっせんを願っております御努力に対しましては、ほんとうに心から感謝をし、敬意を払いたいと思います。
お尋ねでございますけれども、通産省に行政指導をしてもらいたいという会社側並びに地元側の要請はいまだございません。御案内のとおり、ただいまはまだ県の議長が委員長となっておりますあっせん委員会といいまするものがこの問題の処理に当っておるという段階でございまして、さようお答えをさしていただきたいと思います。
【次の発言】 まことにごもっともで、かつ御熱心な中谷先生の御意見でございます。ただい……
○藤尾政府委員 石川先生御指摘のウランの問題につきまして私どもも十分の勉強をいたしておりませんが、今世紀三十六万トンの必要量に対して一万七千トンしか手当てをしておらぬというようないまの状態で、今後ともこれが続いてまいるということであれば、これはたいへんなことであると考えます。したがいまして、私どもといたしましては、この問題についてそれではアメリカとの協定以外にどのような手、があり得るのか、そういった点について十二分の検討をいたし、将来のわが国のエネルギー源というものに関する重大問題でございますから、こういった問題には政府をあげて取り組まなければならぬことである、かように考えます。
○藤尾政府委員 お答え申し上げます。
従来から、北朝鮮に対しましては、私どもといたしまして、積極的にこういったたぐいの貿易の振興に関します補助金を出さないというたてまえをとっております。したがいまして、新聞にいかような報道がなされたのかよく存じませんけれども、私どもといたしましては、ただいま中華人民共和国におきます貿易の展覧会に対しまして私どもの御援助を申し上げておりますが、朝鮮人民共和国におきますそういったたぐいの催しについて御援助を申し上げるという予定はいたしておりません。
【次の発言】 お答えをいたします。
御案内のとおり朝鮮半島は、三十八度線を境にいたしまして北朝鮮人民共和国と大韓……
○藤尾政府委員 お答えを申し上げます。 繊維の問題につきましては、もう武藤先生十二分に御承知のとおり、現在アメリカとの間にいろいろの問題をかかえておるわけであります。しかしながら、こういった問題につきましては、いずれ、私どもの主張が間違っておるとは思いませんので、私どもの考えましたとおりの方式によりましてこれを解決をいたさなければなりませんし、また必ずさしていただけるものだ、かように私どもは確信をいたしております。しかしながら、これをもちましてすべて繊維の問題が解決をするというものではございませんので、業界がその業界の将来の発展ということをお考えになられまして、各方面に対しましてその御了解を……
○藤尾政府委員 お答え申し上げます。 これは信用保険でございますので、御趣旨のとおり一〇〇%まで補完をするということができればそれでよろしいのでございますが、他に全く例がございません。普通の場合には七〇%政府保証するということになっております。特例措置として非常の場合に、この産炭地域の場合でございますとか災害の場合でありますとかいうような場合に、これをあえて八〇%まで弁済に対するてん補をやる、こういうことになっております。したがいまして、これを一〇〇%までもしこの産炭地保険で引き上げるということにいたしましたならば、他の面においてもこれは引き上げなければならぬ。そういうことになりますと、この……
○藤尾政府委員 御報告さしていただきます。昨二日、十三時二十分ごろ雄別炭鉱の茂尻鉱業所におきまして、ガス爆発の災害が発生をいたしました。 作業中の労務者四十四名が罹災をいたしました。まことに残念しごくなことでございます。 原因につきましては、目下調査中でございます。現地では直ちに鉱山救護隊を中心にいたしまして救出作業に全力をあげましたが、罹災者中二十六名が救出されたのみで、残り十八名の方々全員の死亡が確認をせられ、昨二日、二十一時十分までに御遺体を全部搬出を完了いたしました。 なお、救出をされました罹災者は一酸化炭素によりまする影響を受けているおそれもございまするので、現在一酸化炭素中毒……
○藤尾政府委員 たいへんに重大な問題でございますので、私が調査団長として参りましたから、私からお答えをいたしておきます。 私ども、通産大臣の命令によりまして参りました際に、まず第一に命令をされましたのは、御被害にあわれた方々に対しまして十二分に弔意を徹底する。鉱山保安の原因を探究する。第三に、再建をする可能性がありやいなやを探究する。こういうことでございます。したがいまして、いま石野委員の御質問は、第一の最も重大な点に関連をしておるわけでございます。 先ほど来、労災関係の問題につきましては、これは当委員会におきまする調査団の御報告のとおりでございまするけれども、私どもといたしましては、そう……
○藤尾政府委員 御質問の内容が、ただいま中川局長から申し上げましたとおり、予算を伴いますいろいろ事務的に詰まった問題でございますけれども、御質問の要旨はその問題だけに尽きませんで、非常に広範な政治的な問題を含んでおると思います。したがいまして、私どもといたしましてはただいま局長から申し上げましたように、十億円をもってすべて足れりというような意図は毛頭持っておりません。この問題につきましては、自治省のみならず、厚生省あるいは労働省、文部省その他関係各省にまたがる非常に広範な問題を含んでおりますので、それら各省との間で緊密に連絡をいたしまして、実情を把握いたしました上で適切な処置をとってまいりたい……
○藤尾政府委員 第一の問題だけ私が答えさせていただきますが、これは四千二百億円を弾力的に考えることができるかできないか、こういうお尋ねであったと思います。 私どもは審議会のはじき出しました四千二百億円ですべてが処理できるかどうか、これはやってみなければわかりませんから、これは弾力的に考えられるものということにいたしております。しかしながら、これは無限に弾力的であるかどうかということになりますとそうは言えませんので、やはり弾力性の限界というものもあるわけでございまして、大体四千五百億円をめどにいたしておる、かように御了解をいただきたいと思います。
○藤尾政府委員 御報告申し上げます。 ただいま委員長から御報告がございましたとおり、去る十六日の午前一時五十分に、北海道住友鉱業の歌志内鉱業所におきましてガス突出事故があったわけでございます。 その結果、坑内におられました十七名の方々が被災をせられました。翌十七日の朝、十七名の方々の御遺体が全部搬出をせられたという悲惨な事故がございました。私ども通産省当局といたしましても、とりあえず保安局長を現地に急行させまして、私もそのあとから現地に参りまして状況を確認をし、各御被災の方々の御遺族を御弔問申し上げたわけでございます。 今回の歌志内鉱業所のガス突出事故と申しますものは、後ほど鉱山保安局長……
○藤尾政府委員 岡田先生の御趣旨、まことに私どもも考えさせられる面が十分にあるわけでございます。ただいま石炭部長から申し上げましたとおりでありますけれども、その中におきましても特段と効率的に資金を使っていくというような面から考えまして、御提案の趣旨を十二分に体してまいりたい、かように考えております。
○藤尾政府委員 御指摘ではございますけれども、私どもといたしましては、今後五カ年間、四十九年までに再建のめどをつけるということで今度の対策をとっておるわけでございます。したがいまして、これによりまして、石炭対策といいまするものが軌道に乗るということでございまして、今日の緊急的な九百億円が、そのままの形で四十九年度以降も石炭対策費として必要であるとは思っておりません。
【次の発言】 ただいま石炭部長から申し上げましたとおりでございまするけれども、現在の石炭に対する私どもの考え方は、これを単にエネルギー源だけということは考えておりません。これは製鉄業に対しまする必須の原料炭という考え方がその底流と……
○藤尾政府委員 まことに恐縮でございますが、私から答えさせていただきます。 レジャー産業に投融資いたしておりますのも、石炭会社自体がその企業を救いたいということで、レジャー産業を通ずる利益をもって石炭会社の穴を埋めて石炭企業に資したいという意向も私は十二分に見受けられたと思います。
○藤尾政府委員 お答えを申し上げます。 今回、私どもの通商産業省で起こりました関税に関しまする通関事務、これを通じましてあってはならない公務員としての行為が堀田君によって行なわれまして、これは私どもといたしまして、通商産業省に対しまする非常な信頼の失墜であり、同時に政府全体の政治に対する信頼というものも傷つけたところきわめて大きい、こういう問題といたしまして受け取っておるわけであります。したがいまして、私どもといたしましては、この種の事件をいままでのような形で取り扱うのはよろしくない、こういう通商産業大臣の御指示がございまして、六月二十三日付で次の処分を行なったわけであります。 その非違行……
○藤尾委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、委員長に辻原弘市君を推薦いたしたいと思います。
○藤尾委員 ただいまこの委員会で取り上げるべき問題といたしまして、緊急の問題といたしましては、繊維の問題でありますとか、自由化の問題でありますとか、いろいろたくさんの問題をかかえておるわけであります。しかしながら現在参議院の予算委員会では総括質問が行なわれております。そういった意味合いで、最重要な問題について大臣の御出席を願って、これに対して質疑をするというようなわけにはまいりませんので、私は私なりにこの事情を考えまして、手近な問題で、ぜひとも緊急にお考えをいただかなければならぬという問題について、御質問といたしたいと思います。 まず、この問題との関連は、私は、農産物輸入の問題、あるいは海外……
○藤尾委員 ただいまわが党の羽田委員から、まずロサンゼルスの今回の災害被害者に対します丁重なお見舞いのことばがございましたし、また、本日御出席の参考人の先生方に対します、心からのお礼を申し上げておりますので、私も同様であるということを申し上げると同時に、本委員会におきまして、こういった際に緊急にこの地震問題をお取り上げをいただきました委員長はじめ理事の各先生方の御努力に対しまして、心から敬意を払い、お礼を申し上げたいと存じます。私はできるだけ簡単に、羽田委員の御質問とダブらないようにお話を進めてまいりたいと思います。 ただいま河角参考人から、地震というものの被害、これは非常に大きいものである……
○藤尾委員 私どものこの委員会で扱います問題はたくさんあるわけでございますけれども、その中で当面出てまいりました、ただいま中村委員からも御指摘のございました石油問題という問題一点にしぼりまして、私は実はわからないものですから、政府の御意向も承り、私どもの考え方をまた国民にもいろいろわかってもらいたい、こういう立場から御質問をいたしたいと思います。 そこでまず、私どもの国は、御案内のとおり何らの資源を持っておりません。しかしながら、その資源がないということを非常にうまく使っていったと申しますか、先ほど大臣が中村委員の御質問に答えられましたように、非常に買い方がじょうずだったというようなことで、……
○藤尾政府委員 私は、今回の内閣改造に関連をいたしまして建設政務次官に任命をせられました藤尾正行でございます。 大臣の御命令に従いまして一年懸命に勉強させていただきたいと思っておりますから、先輩の建設委員の皆さま方のあたたかい御指導をちょうだいいたしまして任務を十二分に果たさせていただきますように、御指導、御鞭撻をお願いいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。(拍手)
○藤尾説明員 お答えをいたします。 お説のとおりでございまして、法律は法律、政令は政令ということでいろいろな規定はございまするしいたしますが、私どもといたしましては災害というようなことが二度と起こっては相ならぬし、そのような見地でこの対策を進めていく、これが政治であろうと思います。したがいまして、規定は規定といたしまして、その運用におきましてできるだけ被害を受けられました方々はもとよりでございますけれども、そういった方々の生命あるいは民生ということを預かっておられます自治体の皆さま方の身になりまして、その方々が十二分に御納得のいくような措置をやっていくということが趣旨でございます。私どもとい……
○藤尾説明員 お答えを申し上げます。 お答えを申し上げます前に、今回の一連の災害におあいになってなくなられました方々の御冥福を祈りますると同時に、被災者の各位に対しまして深甚なお見舞いの意を表したい、かように考えます。 ただいま御質問でございますけれども、私どもといたしましては、今回の災害におあいになられました方々の御被害を最小限にとどめる、なお将来にわたって災害が起こらないようにする、こういう大臣の御方針に従いまして措置をいたすわけでございまして、ただいま森委員から御指摘になられました措置等に対しましても十二分に意を用いまして、十全の措置をとらしていただきます。
○藤尾説明員 お答え申し上げます。 ただいま総理府の事務当局から御報告を申し上げましたとおり、私どもといたしましては、台風二十三号、二十五号、二十六号並びに秋雨前線による被害、さらにつけ加えまして二十九号の台風被害、これを一括いたしまして同一気象状況のもとに起こりました災害としてとらえまして、これを全部足しまして何とか激甚災害に対する財政補助の法律に当たらないかどうか、こういうことを強く訴えまして、総理府において御検討いただいておるわけであります。しかしながら、ただいま御報告のとおり、私どもの所管をいたしております公共土木というものだけは、その激甚災害にいまのところは当たらない、こういうこと……
○藤尾政府委員 それでは私からお答えをさしていただきます。 私ども、この十三日に新聞紙上に、大蔵省当局が予算編成方針とからめまして公団の家賃を引き上げるというようなことが、発表でございますか、あるいはどういう形でございますか知りませんけれども、出されまして、それが新聞紙上に非常に大きく扱われまして、世上に大きな問題を投げかけたという事実に対しまして、非常に実は遺憾に存じております。と申しますのは、佐野先生も御指摘のように、こういった問題につきまして政府の方針をきめるということは、決して大蔵省がきめるのではございませんで、私どもが最終的に決断をし、私どもがきめるわけでございます。したがいまして……
○藤尾政府委員 本来でございますると、大臣から昭和四十七年度の建設省関係予算の概要について御説明を申し上げるはずでございまするけれども、予算委員会の関係がございまするので、不肖政務次官でございます私がかわりまして概要の御説明を申し上げます。 建設省関係の昭和四十七年度歳入歳出予算につきましては、その概要を次のとおり御説明申し上げます。 まず、建設省所管の一般会計歳入歳出予算は、歳入に六十九億六千三百余万円を、歳出に一兆三千四百九億七千二百余万円を、それぞれ予定をいたしております。 このほか、歳出について、総理府の所管予算として計上をされているもので、建設省に移しかえを予定される経費があり……
○藤尾政府委員 まことにお恥かしい次第でございまするけれども、これから下水道を当然われわれの国土建設の中心課題といたしましてやっていかなければならぬ。ところが、全国的に見まして、大都市におきましてはそれぞれの下水道を所管をいたします技術者をそれぞれの部門において持っておられまするけれども、残念ながら地方の中小都市におきましてはそれだけの技術者を持っていない、こういった従来の経緯がございます。まことにこれは私ども建設の事業に当たります当局者といたしましてお恥ずかしい次第でございまするけれども、下水道といいまするものが今日まで日本の国土建設の中に占める地位がきわめて低かった、これは非常に間違いであ……
○藤尾政府委員 お答えいたします。 ただいま御指摘のとおりの水系について、私ども第三次の五カ年計画を進めさしていただいておるわけであります。しかしながら、これで十二分にその必要を充足できるか、こういうことになりますと、私はできるとは言いかねると存じております。したがいまして、この五カ年計画の遂行中においても、できましたならば五カ年計画の改定をいたさなければならぬ、かように考えまするし、かりに五カ年計画を所期の計画のとおり実施をいたしましても、さらに引き続きまして第四次、第五次という五カ年計画なり何カ年計画なりを策定いたしまして、そうして十二分の必要の充足に努力をいたさなければならぬ、かように……
○藤尾政府委員 ただいま議題となりました治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案につままして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 政府におきましては、現行の治山治水緊急措置法に基づき、昭和四十三年度を初年度とする治山事業五カ年計画及び治水事業五カ年計画を策定し、これにより治山治水事業の計画的な実施を進めてまいりました。 しかしながら、この間、国土の利用開発が著しく進展しました結果、山地及び大河川における災害の被害がきわめて深刻なものになるおそれが生じ、また都市近郊の山地及び中小河川の災害が頻発し、さらに各種用水需要が急激に増大しております。 このような情勢に対処するために、現行……
○藤尾政府委員 事が私に関することでございますから、こういった機会をお与えをいただきまして非常にありがとうございます。 ただいま私は参議院の公害委員会でも呼び出されまして、きびしくおしかりをちょうだいいたしたのでございますが、私も二十年新聞記者でございます。でございますから新聞がいかなるものであるかということは私も知っております。御案内のとおり、今日公害という問題は、私どものこれからの政治の中に占める最も大きな問題の一つだと私は思うのです。したがいまして、これに対して不遜な態度をとるというようなことは政治家としてあるまじきことでございまして、そのような態度をとる政治家は厳に糾弾をせられなけれ……
○藤尾政府委員 建設省関係の概要につきましては、建設省四十七年度の予算として一ページの下のほうに総額四千二百四十七億四千万円が計上してございます。 その内訳は、科学技術の研究――これは二ページの下のほうにございまするが、といたしまして四億五千六百万円、風水害に関する研究、測地的方法による地殻変動調査、地震に関する各種研究、雪害に関する研究、大規模建築物、地下街の防煙設計法等に関する研究、丘陵地に建つ建築基礎の設計法に関する研究、仮締め切り工に関する研究等の経費でございます。 災害予防といたしましては、四ページの上のほうにございまするが、四百七十二億五千二百万円で、水防施設の整備及び道路の崩……
○藤尾委員 きょうは私どもの同僚議員がたくさん質問をなさいますので、ごく簡単に厚生省設置法の一部を改正する法律案について御質問をいたしたいと存じます。 御提案の設置法の一部改正の中にいろいろな点があるわけでございますけれども、私はそのうちから二点を取り上げましてただしたいと思うのでございます。 その第一は、第二十一条第五項中の「「、助産婦及び衛生検査技師」を「その他の医療関係者」に改める。」あるいは第二十二条第五項中の「「、理学療法士及び作業療法士」を「その他の医療関係者」に改める。」という条項がございます。ここで「その他の医療関係者」というように、「その他」と規定をせられました意義はどこ……
○藤尾委員 ただいま近藤委員からいろいろときびしい御質問があったわけでありますし、また私のあとにも同僚委員から、今回の通商産業省の事務を改善する法律の内容がきわめて多岐にわたっておりまするので、いろいろの面から質問が多いかと存じております。私はその中で、ただいまの近藤委員の質問とも重復もし、あるいは場合によればそれを補足するという意味合いにもなると思いますが、二、三の問題について御質問をいたしたい、かように思うのであります。 まず、質問の最初にあたりまして、今回提案せられておりまする通商産業省設置法の一部を改正する法律案の中で、第三条に通商産業省の任務に関する規定の整備がございまして、「通商……
○藤尾委員長代理 鈴切康雄君。
○藤尾委員長代理 けっこうであります。
○藤尾委員長代理 三塚博君。
【次の発言】 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の審議でございますから、この際、昨年九月に外務大臣、総理大臣のお手で締結をせられました日中共同声明、この問題を突っ込んでとことんまで究明をするということは非常に適切であり、この場で論議をするのはきわめて妥当である、私はかように考えまして質問の用意をいたしたのでございますけれども、いまから二時間もやっていたのでは皆さま方非常に御迷惑でございますし、大臣御自身ももうすでに七時半から外国人大使との晩さんのお約束があるそうでございますから、私はここに用意しました質……
○藤尾委員 沖繩の実情調査について、派遣委員を代表してその結果を御報告申し上げます。 沖繩派遣班は、私、藤尾正行と奥田敬和、木原実、中路雅弘、旗野進一、三塚博、吉永治市、和田貞夫、鈴切康雄、受田新吉の十委員で構成し、現地において大出俊、坂本恭一、上原康助の三委員の参加を得て、六月十一日より同月十三日までの三日間の日程で、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の審査に資するため、沖繩に配備されている陸、海空の各自衛隊の基地等を視察、調査するとともに、屋良沖繩県知事、平良那覇市長と懇談いたしました。 各自衛隊の配備状況を申し上げますと、まず、陸上自衛隊は、臨時第一混成団準備本部及び臨時……
○藤尾委員長代理 どうぞ。
【次の発言】 けっこうです。
【次の発言】 受田新吉君。
○藤尾委員長代理 静粛に願います。
○藤尾委員長代理 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
○藤尾委員長代理 次回は、明十二日木曜日、午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十六分散会
○藤尾委員 ただいま議題となりました外務省設置法の一部改正に関する法律案でございますけれども、この内容は、これはもう一目りょう然で、アジア局という外務省の局に次長を設けたい、こういうことでございます。これについてひとつ外務省側の御意向を承りたいわけでございますけれども、ほんとうは、もう会期も二回延長になりまして、最終これ以上この国会では審議ができないぎりぎりのところへ来ておる。そういった間におきまして、外務省は、この簡単な法律案をどうしても成立をさせたいという熱意に、私は非常に欠けるところがあったと思う。本日こうやって私どもが委員会を開きまして、そうして外務省設置法の改正という問題を真剣に討議……
○藤尾委員長代理 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 鈴切康雄君。
○藤尾委員 昨年の十一月以来問題になっておりまして、特に前国会におきましては、二月二日の予算委員会あるいは三月二十九日、四月十二日の当委員会におきまして、共産党の不破君あるいは社会党の大出君、共産党の東中君等々から、いろいろと各方面から詳しくお調べの上、質疑をせられましたミッドウェーが、いよいよ私どもの横須賀に入ってまいったわけであります。したがいまして、本日は、このミッドウェーが入ってきた、横須賀をホームポーティングしたということばを使っておりますけれども、母港化したという問題を中心にいたしまして、安全保障条約第六条、あるいはこれと関連をいたしまする地位協定、またわが国の非核三原則等々とも関……
○藤尾委員 ただいま同僚の大出委員から、いろいろな角度で御質問がございました。大平大臣が、この委員会に御出席をいただく時間はきまっております。その間に各党が全部質問をいたしたい、こういうことでございます。私は、そういったことを踏まえまして、四、五十分の間でいろいろな問題を大ざっぱに御質問をいたしたいと考えております。 そこで、まず第一に、当面のこの石油問題、こういったものが御案内のとおり、日本の非常に大きな政治、経済、社会問題といたしまして、今日これが提起をされておるわけであります。したがいまして、この問題をどうしても私どもといたしましては取り上げていかなければならない。 そこで、お聞きを……
○藤尾委員 ちょっと……。先ほどの吉田さんの御質問に関連をいたしまして、外務省から地図の問題について御説明があったわけでございますけれども、これは、たいへんな問題になるであろう。えらいことになる。
そこで、もう一ぺん確認をさしていただきますが、先ほどの吉田委員の質問に対する外務省の答弁は、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 私は、ただいまの中江参事官のお答えは、それなりにわかります。これは、そのとおりでございましょう。しかし事、台湾、澎湖島並びに金門、馬祖、これを地図であらわしますときに、どのようにされますか。
【次の発言】 よろしゅうございます。
○藤尾委員 二十分しか私、時間がございませんので、この間に商社並びに銀行の姿勢についてお伺いをいたしたいのであります。 まずもって、時間がありませんから端的に伺いますけれども、今日の物価の暴騰、いろいろな原因がありまするが、その非常に大きなものの一つに石油の価格があるわけであります。 各商社におかれてはそれぞれ石油を輸入をいたされておられます。一番高いのが三菱商事さんがナイジェリアでお買いになられましたバーレル当たり二十二ドル六十セントというのがあります。一体二十二ドル六十セントでお買いになって、これは事実は売れなくなったわけでありまするけれども、始末をどうなさいますか。
○藤尾委員 時間がないことでございまするし、また、いままで午前中からいろいろな御質問があったわけであります。重複をできるだけ避けまして、簡単にひとつお答えをいただきたいと思います。
まず、ただいま玉置さんからもいろいろな御質問がございましたけれども、今回の石油問題の発生のもと、こういった事態が起こる可能性があったかなかったか、こういうことについて、あなた方は一体御研究があったのですかなかったのですか、それをまずお伺いをしましょう。簡単にお願いします。
【次の発言】 ただいまお答えがありましたように、これは石連をはじめ業界全体が、今回のこういった事態が発生する可能性があったということをいささか……
○藤尾委員 私は、午前中にわが党の奥田君がいろいろ御質問をいたしました残り、その問題について御質問をいたしたいと思いますが、この中の紙の問題につきましては、ただいま民社党の小沢さんからいろいろ詳しい御質問が出ました。したがいまして、私も同種の質問をしたいと思ったわけでありまするけれども、これは若干ダブリますので、一応論外におきたいと思います。 ただ、ここで申し上げたいことは、大昭和さんが、ただいま小沢さんから御指摘のとおり、上質紙におきまして、業界のトップになってその価格を上げられた。その責任といいますものは免れがたい。そうして、その値上げといいまするものを、あとで通産省の指導によりまして、……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
今回、当委員会の委員長に就任いたしました。はなはだ微力でありますが、委員各位の格別の御協力によりまして、円満かつ適正な委員会運営を行い、この重責を全ういたしたいと存じます。
皆様の御協力と御鞭撻を心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任に関する件についてお諮りいたします。
理事小宮山重四郎君及び野呂恭一君が去る一月二十四日委員を辞任されましたことに伴いまして、現在理事が二名欠員となっております。
これよりその補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
恩給法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、趣旨の説明を求めます。植木総務長官。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、国家公務員の寒冷地手当に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。大出俊君。
【次の発言】 よろしゅうございますか。
【次の発言】 午後零時三十分より委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午前十一時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文部省設置法の一部を改正する法律案を議題とい……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
文部省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。旗野進一君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文部省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木下元二君。
【次の発言】 鬼木勝利君。
【次の発言】 和田貞夫君。
【次の発言】 簡潔にはっきりものを言ってください。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 次回は、来たる二十五日火曜日午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会する……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
文部省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中路雅弘君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 大きな声で答弁してください。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでございますが、別に討論の申し出がありませんので、直ちに採決いたします。
文部省設置法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、ただいま議決……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
国家公務員の寒冷地手当に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。和田貞夫君。
【次の発言】 木下元二君。
【次の発言】 よろしゅうございますか。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 ただいま委員長の手元に、日本共産党・革新共同中路雅弘君から、本案に対し修正案が提出されております。提出者から趣旨の説明を求めます。中路雅弘君。
【次の発言】 これにて修正案についての趣旨の説明は終わりました。
この際、本修正案について国会法第五十七条の三により内閣の意見が……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
許可、認可等の整理に関する法律案を議題といたします。
まず、趣旨の説明を求めます。松澤行政管理庁長官。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、皇室経済法施行法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 お答えされますか。――お答えがなければ、あとで文書で御回答いただいても結構でございます。
【次の発言】 本会議散会後委員会を再開することし、この際暫時休憩いたします。午後一時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
皇室経済法施……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 大出俊君。
【次の発言】 この問題につきましては、委員長において適切に処置をさせていただきます。
【次の発言】 正森成二君。
【次の発言】 委員長において、正森委員の御要請のように取り計らいます。
【次の発言】 午後一時三十分より委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時五十九分休憩
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、趣旨の説明を求めます。植木総務長官。
一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正
する法律案
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。赤城宗徳君。
【次の発言】 ちょっと政府側に申し上げますが、ただいま赤城委員から申し出の趣旨につきましては、本日の理事会におきましても、各党共通の問題といたしまして提案がなされまして、この問題について十二分に配慮し、そうしてその道を開く……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
許可、認可等の整理に関する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、これを許します。越智伊平君。
【次の発言】 本会議散会後委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午前十一時二十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鬼木勝利君。
【次の発言】 簡明に。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中路雅弘君。
【次の発言】 中路君に申し上げますが、ただいまの御発言中に軍というお言葉がございましたけれども、日本国には現在、軍というものはございません。
【次の発言】 その点は委員長において取り計らいます。
【次の発言】 その趣旨で委員長から取り計らいます。
【次の発言】 引き続いて木下君の昨日の質疑を続行するのでありますけれども、外務大臣がいま総理大臣との会談のために十分程度席を退出……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。大出俊君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 ただいま委員長の手元に、木野晴夫君より本案に対し修正案が提出されております。
提出者より趣旨の説明を求めます。木野晴夫君。
【次の発言】 これにて修正案についての趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより原案及び修正案を一括して討論に付するのでありますが、別に討論の申し出がありませんので、直ちに採……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
恩給法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。大出俊君。
【次の発言】 よろしゅうございます。
【次の発言】 委員長から申し上げますが、ただいま大出委員から御指摘のありました、御要求のありました問題につきましては、恩給局、人事院、大蔵省三者において十二分に御調整の上、次回五月六日以降、この問題について当委員会において引き続き審議をいたしますから、その時点に至りまするまでに十二分に御回答願えるよう、資料の御整備、態度の決定その他御用意を願いたい。御要望いたします。よろしゅうございますか。――よろしいよう……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
恩給法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中路雅弘君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 足立篤郎君。
【次の発言】 委員長から申し上げますが、ただいまの御答弁中で、この検査所問題につきまして、特にあなたが御留意になって検討されるということでございましたが、それではその結果はいかようにして出ますか。これは足立先生も非常に御関心を持たれまして、特にこの委員会で御発言でございますので、その点を明確にお答えをいただきたい。
【次の発言】 本会議散会後委員会を再開することとし、この際、暫時休憩……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
恩給法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
恩給法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。鬼木勝利君。
【次の発言】 この際、一言申し上げておきます。
ただいま鬼木委員の御指摘の問題につきましては、内閣委員長も関係がございますので御注意を申し上げておきますが、内閣委員長におきまして、当委員会の附帯決議を厳重に守るよう人事院に指示をいたしました。人事院総裁以下これを守るということを約束せられました。その事態の収拾につ……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
許可、認可等の整理に関する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 了承いたしました。
【次の発言】 行政管理庁は、入国管理局との間で十二分にお打ち合わせの上、しかと御答弁をいただきたい。
【次の発言】 委員長から申し上げますが、許認可等の整理に関する法律案の中で、大出委員が質問中の外国人登録法に関する問題等いろいろな問題を含んでおると思うのです。この問題につきましては、次回の委員会におきまして取り上げるわけでございますが、政府側におかれましても、十二分に御検討の上、委員会におきまして審議が……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、趣旨の説明を求めます。坂田防衛庁長官。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。手
【次の発言】 次に、許可、認可等の整理に関する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 中路雅弘君。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 和田貞夫君。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
許可、認可等の整理に関する法律案を議題といたします。
この際、建設大臣より発言を求められておりますので、これを許します。仮谷建設大臣。
【次の発言】 委員長において善処いたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。瀬長亀次郎君。
【次の発言】 委員長に提出してください。
【次の発言】 ただいまの問題につきましては、委員長において善処いたします。
【次の発言】 瀬長君に申し上げます。
この問題につきましては、委員長におきましても、日本国民に対する非常に重大な人権の侵犯と、そしてアメリカ軍人の安全保障条約に対する忠実から逸脱した暴走、……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤陽三君。
【次の発言】 次回は、来たる二十九日木曜日午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十分散会
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉永治市君。
【次の発言】 お答えを申し上げますが、ただいま御指摘の二点につきましては、現在の安全保障、防衛に関する共通の危機感といいまするものが存在をいたしており、現実に私どもこの国会の中におきましても、その種の御意見がいま非常に広がりつつある、かように考えております。しかしながら、この内閣委員会が従来ともこの問題を担当いたしてまいったわけでございまするし、この委員会の運営の上で、現在の運営の中ではとうていこの要請に対処し切れない、こ……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 大出君に申し上げますが、委員会の同士の約束で時間が制限されておりますので、御承知おきを願います。
【次の発言】 午後二時三十分より委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後一時十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。大出俊君。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鈴切康雄君。
【次の発言】 本会議散会後委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後一時二十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。嶋崎譲君。
【次の発言】 資料、よろしゅうございますね。
【次の発言】 ちょっとお待ち願います。
【次の発言】 いま防衛庁長官、参りましたから。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会に関する件についてお諮りいたします。
本委員会において審査中の科学技術庁設置法の一部を改正する法律案について、去る十一日、科学技術振興対策特別委員会から連合審査会開会の申し入れがありました。つきましては、これを受諾して連合審査会を開会するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、科学技術振興対策特別委員長と協議の上決定いたしますから、委員長に御一任願いたいと存じますので、御了承ください。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木下元二君。
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。鬼木勝利君。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 木原実君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 鬼木勝利君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入ります。
討論の申し出がありますので、順次これを許します。木原実君。
【次の発言】 吉永治市君。
【次の発言】 中路雅弘君。
【次の発言】 鬼木勝利君。
【次の発言】 受田新吉君。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより、質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。中路雅弘君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 懇談会のメンバーは特に規定はないんですか。
【次の発言】 来る二十三日月曜日、午前十時より科学技術振興対策特別委員会と連合審査会を開会いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後七時十分散会
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。和田貞夫君。
【次の発言】 午後一時二十分より委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時三十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。木原実君。
【次の発言】 鬼木勝利君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 ただいま委員長の手元に、越智伊平君より本案に対し修正案が提出されております。
……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
これより請願の審査に入ります。
今会期中、本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に記載してありますとおり三百十六件であります。
請願日程全部を議題といたします。
各請願の内容につきましては、配付されております文書表で御承知のことでありますし、また、本日の理事会で慎重に検討を願いましたので、この際、各請願について紹介議員の説明並びに政府の所見聴取等は省略いたし、直ちにその採否の決定に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより採決いたします。
本日の請願日程中、第二……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。 日本社会党、日本共産党・革新共同及び公明党の諸君の御出席がございません。まことに遺憾に存じます。やむを得ずこのまま議事を進めます。 戦没者等の慰霊等に関する件について調査を進めます。 本日御出席をお願いいたしました参考人は、お手元に配付してあります名簿のとおり八名でございます。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ御出席いただきまして、まことにありがとうございました。本日の主題は、御承知のとおり、戦没者及びその周辺の方々の御慰霊、その方法あるいはこれらに関する諸問題等々について、従来から当委員会を中心に……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正する法律案及び職員団体等に対する法人格の付与に関する法律案の両案を議題といたします。
順次、趣旨の説明を求めます。植木総務長官。
国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正す
る法律案
職員団体等に対する法人格の付与に関する法律
案
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
去る一日、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしました各件に追加いたしまして、国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正する法律案、及び職員団体等に対する……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
公務員の給与に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 中路雅弘君。
【次の発言】 受田新吉君。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
公務員の給与に関する件について調査を進めます。
去る八月十三日の一般職の職員の給与等の改定に関する人事院勧告につきまして、人事院より説明を聴取いたします。藤井人事院総裁。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 大出君に申し上げます。ただいま自治大臣が席に着かれまして、出席時間が三十分ということになっておりますので、ひとつ自治大臣に対する質疑を御集中いただけばありがたいと思います。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
国の防衛に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤陽三君。
【次の発言】 午後零時三十分より委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午前十一時四十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
国の防衛に関する件について質疑を続行いたします。大出俊君。
【次の発言】 中路雅弘君。
【次の発言】 鈴切康雄君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 受田君にちょっと申し上げますが、防衛庁長官は八時三十分から米国のウォーターハウス博士と会談される予定になっております。
……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本会期中、国の行政の改善を図り、公務員の制度及び給与の適正を期する等のため、
一、行政機構並びにその運営に関する事項
二、恩給及び法制一般に関する事項
三、国の防衛に関する事項
四、公務員の制度及び給与に関する事項
五、栄典に関する事項
以上の各事項について、小委員会の設置、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により国政調査を行うこととし、議長にその承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律及び沖繩国際海洋博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案及び防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 午後零時三十分より委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午前十一時四十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律及び沖繩国……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
許可、認可等の整理に関する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 午後三時より委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後一時七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
許可、認可等の整理に関する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中路雅弘君。
【次の発言】 鬼木勝利君。
【次の発言】 監察局長に申し上げますが、国会のこの内閣委員会における答弁で、時日を明示して、それ……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので順次これを許します。木野晴夫君。
【次の発言】 官房長に申し上げますが、ただいま木野委員から御要望のございました原子力行政懇談会の検討資料その他内閣委員会に御提出いただけますか。
【次の発言】 午後零時三十分より委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午前十一時三十三分休憩
【次の発言】 この点、非常に重要な点でございますから、科学技術庁長官からも御答弁をいただきます。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中路雅弘君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 大出俊君。
【次の発言】 委員長から申し上げますが、ただいま御指摘のございました資料一切について、委員長に御提出をいただきたいと思います。
【次の発言】 ようございますね。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がございませんので、直ちに採決に入ります。
科学技術庁設置法の一部を改正する法律案について採決い……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。
恩給制度の調査のため、小委員十三名からなる恩給に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、小委員及び小委員長の選任についてお諮りいたします。
小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、小委員及び小委員長につきましては、委員長において指名し、追って公報をもって……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 きわめて重要な問題でもあり、かつ機微にわたる問題でもございますので、委員長といたしましては、政府側に十二分の御検討をいただいた上、提出されるものができましたならば御提出をいただきたいと存じますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 中路雅弘君。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。瀬長亀次郎君。
【次の発言】 非常に機微にわたる問題との関連もございますので、防衛庁当局並びに外務省当局と十二分に相談をした上、可能な限りの調査を出してもらうように、私から別途お願いいたします。よろしゅうござい……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木原実君。
【次の発言】 ただいま木原委員から御提唱になられました問題は、当委員会が何といいましても防衛専任委員会である、こういうたてまえから考えましても、当然そうあるべきである、そうなければならぬ、そう思います。しかしながら、それには御承知のとおり当委員会にほかの所要問題がたくさんございますので、それとの関連において考えてまいらなければなりませんから、それにはそれだけの審議日数と審議機関というものを十二分に考え合わせてその運用を期すべ……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
大出君の御質疑に先立ちまして、前回の質疑と関連をいたしまして防衛施設庁長官から発言を求められております。これを許します。防衛施設庁長官。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木下元二君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 受田新吉君。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
行政機構並びにその運営に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木野晴夫君。
【次の発言】 午後一時より委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午前十一時五十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
行政機構並びにその運営に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。和田貞夫君。
【次の発言】 御趣旨のほどはよくわかりました。各党とお諮りの上、適切な措置を講じたいと思います。
○藤尾委員 この在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、これを御提案願ったわけでございますから、これに関する話をいろいろとお聞きをするわけでございますけれども、しかしながら、ただいま、何といいましても国の内外を通じまして非常に大きな問題が私どもの政治を中心にして問題を投げかけ、その問題が尾を引いておる、こういう現状でございます。 そこで、こういった問題についての日本とアメリカ等々を中心にいたします対外関係、こういつた問題についてもお伺いをいたしたいと存じますし、また今度のロッキード社の売り込みに関する非常に不徳義な問題、こういった問題……
○藤尾委員長代理 これより会議を開きます。
先般、行政機構並びにその運営、自衛隊及び公務員制度の実情調査のため、委員を派遣いたしました。
この際、派遣委員から報告を聴取いたします。木野晴夫君。
【次の発言】 竹中修一君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告聴取は終了いたしました。
【次の発言】 ただいま派遣委員から申し出のありましたように、派遣調査の調査報告書は、これを会議録に参照掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 公務員の給与に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許……
○藤尾委員 外務大臣、しばらくお待たせをしまして申しわけございませんでしたが、時間も二十分ばかり過ぎましたので、私の質問をできるだけはしょって御迷惑のかからぬようにいたします。 まず、十日には外務省に公電が入ったということのようでございますが、御案内のとおりいま中国内部で、江青女史を初めといたしまして、人によっては三十人、人によっては四十人、何人どういうことになっておるのか知りませんけれども、これは非常に大きな問題ですね。私は大変な問題だろうと思います。こういう問題が起こっておるわけでございますが、この問題についてまず所管大臣としてどのように考えておられるのか、あるいは外務省として、これはア……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび皆様の御推挙によりまして、私が文教委員長の重責を担うことになりました。本委員会の使命は重大であり、その責任の大きさを痛感いたしております。
委員会の運営につきましては、委員各位の御指導、御協力を得まして、円満かつ適正に運営を行いたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
理事の員数はその数を八名とし、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、
登坂重次郎君 藤波 孝生君
……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。
すなわち
文教行政の基本施策に関する事項
学校教育に関する事項
社会教育に関する事項
体育に関する事項
学術研究及び宗教に関する事項
国際文化交流に関する事項
文化財保護に関する事項
以上の各事項につきまして、衆議院規則第九十四条により、議長に対し、国政調査の承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
文教行政の基本施策に関し、文部大臣よ……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。海部文部大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小島静馬君。
【次の発言】 小島君にちょっと申し上げますが、質問が非常に多岐にわたっておると思いますので、もし答弁漏れがあるようなことがあってはいけませんから、問題を一つ一つ御質問いただいた方が徹底をすると思いま……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。曽祢益君。
【次の発言】 関連質疑を許します。中野君。
【次の発言】 午後零時三十分に再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について質疑を続行いたします。山原健二郎君。
【次の発言】 各党とも御相談をいたしまして、御趣旨のとおり展開さすことにいたしたいと思います。
【次の発言】 次回は、来る四日開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。石橋一弥君。
【次の発言】 次回は、来る九日開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時五十三分散会
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
この際、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員異動に伴い、現在理事一名が欠員になっております。これよりその補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは有島重武君を理事に指名いたします。
【次の発言】 国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質議の申し出がありますので、順次これを許します。嶋崎譲君。
【次の発言】 よろしゅうございますか。
【次の発言】 ただいまの御発言の小委員会設置につきましては、理事……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。 国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、京都大学学長岡本道雄君、早稲田大学総長村井資長君、都立三里同等学校校長長谷部正治君、国立教育研究所主任研究官梶田叡一君、名古屋大学教育学部助教授天野郁夫君及び三輪光子君の六名の方々の御出席を願っております。 参考人各位には、御多用中のところ、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。本委員会におきましては、目下国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を審査いたしておりますが、本日……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。有島重武君。
【次の発言】 よろしいですね。
【次の発言】 小川仁一君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。千葉千代世君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑はすでに終了しております。
これより討論に入……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。唐沢文部政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
入試問題に関する小委員会において、来る六日、参考人として東北大学学長加藤陸奥雄君、大阪大学学長若槻哲雄君、広島大学学長飯島宗一君及び東京大学教養学部教授湊秀雄君の出席を求め、意見を聴取いたしたいとの小委員長から……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求の件についてお諮りいたします。
本案について、本日の山原健二郎君の質疑に際し、参考人として、私立学校教職員共済組合理事長加藤一雄君及び常務理事三浦勇助君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。湯山勇君。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小川仁一君。
【次の発言】 防衛施設庁に申し上げますけれども、ただいま御質問の内容はパイプラインを通ってジェット燃料の安全を期す場合、どの範囲のものが危険であるかということを聞かれておるわけで、たとえば五十メータ以内が危険なら五十メーター以内、百メーター以内が危険なら百メーター以内ということをあなた方は御調査の上お答えになればいいわけです。ひとつ、さようお答えを統一していただきたい。
【次の発言】 山原健二郎君。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。湯山勇君。
【次の発言】 私語を禁じます――湯山君。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時三十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について質疑を続行いたします。鍛冶清君。
【次の発言】 岡部建設局長に申し上げますが、あなたの御答弁はきわめて明確を欠いておるように私は感じます。しかとお答えを願いたい。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中西績介君。
【次の発言】 伏屋修治君。
【次の発言】 中野寛成君。
【次の発言】 梶原説明員に申し上げますが、あなたの答弁中、現実にあなた方が措置しておられる施設というものの不備をお認めになった発言がございました。これは私は非常に重大な問題であろうと思います。それだけの不備をお認めになられるなら、直ちにその不備を解消すべき努力をやられなければ、これは国民的立場から困ります。どのようにされますか、お答えいただきたい。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
この際、文教行政の諸施策に関する小委員長登坂重次郎君及び学校災害に関する小委員長木島喜兵衛君から発言を求められておりますので、これを許します。
まず、文教行政の諸施策に関する小委員長登坂重次郎君の御報告を求めます。
【次の発言】 これにて登坂小委員長の報告は終わりました。
この御報告に対しまして関係御当局の御意見を承りたいと思います。
まず、文部大臣にお伺いをいたします。
登坂小委員長の御報告は、養護学校の教育の義務化を進捗させる点、これにつきましてはなお今後の調査をお続けいただくということのようでございますけれども、出現在の進捗状況とあわせて……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
今国会、本委員会に付託されました請願は全部で八十一件であります。
請願日程第一より第八一までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、先刻の理事会におきまして慎重に御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明等はこれを省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
それでは採決いたします。
請願日程中、第一ないし第二〇及び第二二ないし第三二の各請願は、いずれも採択の上……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
すなわち
文教行政の基本施策に関する事項
学校教育に関する事項
社会教育に関する事項
体育に関する事項
学術研究及び宗教に関する事項
国際文化交流に関する事項
文化財保護に関する事項
以上の各事項につきまして、衆議院規則第九十四条により、議長に対し、国政調査の承認を求めることといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、国政調査承認要求書の作成並びに提出手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。中村靖君。
【次の発言】 ただいまの中村君の御質問と関連をして委員長から一言、大臣あるいは管理局長に申し上げたいことがございます。
ただいまの中村君の御質問の中に、学校の設置に関する文部省当局と大学側との約束事に非常に違反をいたしまして、きわめて不明朗な医科・歯科大学の最近のいろいろな事件に対し、国民は決していい感情を持ってこれを見ておるわけではありません。この際、中村君の御質疑中にございましたように、学校の閉鎖もできるという権限を文部省はお持ちである……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、入試問題に関する小委員長藤波孝生君より発言を求められておりますので、これを許します。入試問題に関する小委員長藤波孝生君。
【次の発言】 以上で報告は終わりました。
【次の発言】 お諮りいたします。
ただいま小委員長から報告のありました大学入試改善に関する決議案を委員会の決議とすることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
ただいまの決議に対し、政府の所信を求めます。海部文部大臣。
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
今国会、本委員会に付託されました請願は全部で五百五件であります。
請願日程第一より第五〇五までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、文書表等によりすでに御承知のことでありますし、さらに、先刻の理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明等はこれを省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
それでは採決いたします。
請願日程中、第一、第……
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
この際、砂田文部大臣及び近藤文部政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。砂田文部大臣。
【次の発言】 近藤文部政務次官。
【次の発言】 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
文教行政の基本施策に関する件
学校教育に関する件
社会教育に関する件
体育に関する件
学術研究及び宗教に関する件
国際文化交流に関する件
文化財保護に関する件
以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中小……
○藤尾委員 ただいま私がいただいております御報告によりますと、外務大臣が六時半から外国使臣とのお話し合い、あるいは食事等々の御日程がある、こういうことでございますから、私は、それに間に合うようにできるだけ外務大臣に冒頭においてお答えをいただきたい、かように思います。 私は、主として日中問題について御質問をさしていただくわけでございますけれども、それはそれといたしまして、まず、ここに提案をされております在外公館の新たな開設、そういった問題について、原則といたしまして私は賛成でございます。非常に結構なことだと思いますし、また当然の措置であろう、かように思うわけでありますけれども、いま受田先生から……
○藤尾委員長代理 政府席にその写真をもたらすことを許します。
【次の発言】 よくごらんになって、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 先ほどの写真資料をお返しをいただきたい。
○藤尾委員長代理 鈴切康雄君。
○藤尾委員 私の質問時間が著しく短縮をされましたので、必要なことをお聞きしたいと思いましたことも省きまして、私の質問中は防衛庁長官にも御休憩を願うということにしたわけでございます。しかし、事の重大性と申しますか、事の重さといいますものは、長官がおいでになろうがなるまいが、総理大臣がいようがいまいが関係なく、重大な事柄を含んでおりますので、その点はしかとお答えをいただきたい。 まずお伺いをいたしますが、いま盛んに新聞等等で、私どももそういった言葉を使っておるわけでありますけれども、有事という言葉を使っておるわけであります。有事という言葉の対称概念は有と無ですから、これは無事ということだろうと思……
○藤尾委員 第一分科会における審査の経過を御報告申し上げます。 本分科会の審査の対象は、昭和五十五年度総予算中皇室、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府のうち、経済企画庁及び国土庁を除く分、法務省及び他の分科会の所管以外の事項でありまして、去る三月四日から本日まで四日間慎重に審査を行いました。 質疑者は延べ六十三名、質疑時間は約三十三時間に及びましたが、分科員各位の御協力により円滑に審査が行われました。 質疑の内容はきわめて広範多岐にわたりますので、その詳細については会議録に譲ることとし、ここでは簡単に質疑事項の主なものを報告することにいたします。 まず、総理府本府等の関係では、国家……
○藤尾国務大臣 このたび労働大臣に就任をいたしました藤尾正行でございます。 御案内のとおり、国際的には貿易問題でありますとか、あるいはエネルギー問題でありますとか、あるいは国内的には物価の問題でございますとか、こういう問題と関連をいたしまして、働かれる方々の御生活を守っていく、安全保障をきちんと整えていくということは大変な問題でございますし、これには非常な決意と努力をもちまして当たっていかなければならぬ、かように考えております。幸いにいたしまして総理大臣初め、和ということをよく頭に置いてやろうということで、こういった中におきまして、困難ないろいろな生活上の福祉防衛の問題、こういったことを各界……
○藤尾国務大臣 このたび労働行政を担当させていただきます藤尾正行でございます。 ただいま通商産業大臣から非常に詳しいお話がございました。そのとおりでございまして、今般のエネルギー問題を契機といたします代替エネルギーの重要な一環といたしましての国内炭の確保という問題は、非常に重要な問題でございますし、これに伴いまして、それに当たるべき労働力の安全と確保といいますことも、非常に重要な問題になってまいろうと思います。あるいはすでに炭鉱の第一線からお引きになられました方々の職業の安定、福祉、こういったものの確保といったことを考えてまいりましても、今後労働行政に対しまする需要といいますか、非常に大きい……
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。 御指摘の中で、まずその垂範をすべき官庁でございますけれども、官庁におきましては民間の方々と違いまして、さらにその方針を徹底をするようにということで、体の御不自由な方々を一・九%は雇ってほしいという御要望をいたしてございます。ただいままでその目標に達しておらぬと考えられますものが二省でございます。一つは国土庁でございまして、この国土庁では、あともう一名お雇いをいただきますと目標を達成いたします。残り一つは、まことに残念千万でございますが建設省でございまして、これはあと八名どうしても御雇用を願わなければならぬ、こういうことになっております。したがいまして、私……
○藤尾国務大臣 御審議をちょうだいをいたしますに先立ちまして、私の所信を申し上げたいと存じます。 御案内のとおり、私ども労働省が抱えております問題は、人に関する問題でございます。これから先、物と金といいますものを中心にいたしました政治課題は、人を重点に置く政治に大きく変わっていかなければならないと考えます。そういった大きな政治の転換期に当たりまして、私ども労働行政が考えていかなければなりません担当をいたします問題の重大さは非常に大きくなってきておる、かように考えるわけでございます。一生懸命に勉強をいたしまして、皆様方の御協力をちょうだいをいたしまして、何とかこの仕事を完遂をいたしたい、かよう……
○藤尾国務大臣 福祉という概念のとり方いかんでございますけれども、私は一番広くこの概念を取り上げまして、その中にすべてを含めていただいて結構である、かように考えております。
【次の発言】 仰せのとおりでございまして、財政があって、この財政に政策がはまっていくということではございませんで、政策があって、その政策に合った財政が政策の後にくっついてくるわけでございますから、財政を健全にしなければならぬという話は当然でございますけれども、その財政を健全にするために政策が犠牲になるというようなことがあろうはずはございません。総理大臣は、その点をしかと心得られまして、そうしてあのような所信の表明をなすった……
○藤尾国務大臣 ただいま議題となりました、公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件(鉄道労働組合関係)外七件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 昭和五十五年三月以降、日本国有鉄道及び郵政省関係労働組合は、昭和五十五年四月一日以降の賃金引き上げに関する要求を各公共企業体等当局に対し提出し、団体交渉を重ねましたが、解決が困難な事態となり、四月十二日に関係組合または当局の申請により公共企業体等労働委員会の調停段階に入り、さらに五月十四日同委員会の決議により仲裁手続に移行し、同委員会は、六月十日、日本国有鉄道と鉄道労働組合、国鉄労働組合、国鉄動力車……
○藤尾国務大臣 法律によりまして指示せられました雇用率でございますから、やるのがあたりまえでございます。それの達成ができてないということは、それだけの努力が不足をしておるということでございますから、その努力をさせるように、私が、私の力のあらん限り従わさせますから、どうぞひとつ御安心ください。
【次の発言】 いま御指摘になっておられますのは、中央官庁でありますとか、あるいは特殊法人でありますとかいうようなところを御指摘あそばしておられるわけでありますけれども、御案内のとおり重度とか軽度とか申しましても、重度にも、いろいろなのがあるわけでございます。たとえば手足が大きく損傷しておられるというような……
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。
私は自由民主党の政治家でございますから、自由民主党の綱領に掲げられたことは、私の信条として今後も実践をする覚悟でございます。ただし、私はただいま自由民主党鈴木内閣の閣僚でございまして、鈴木内閣におきましてはこの憲法を遵守するということを決めておりますから、この段階におきまして、私は鈴木内閣の方針に従いまして一切の進退をいたす覚悟でございます。
【次の発言】 お答えをいたします。
御案内のとおりでございまして、三公社五現業の方々の労働基本権といいますものを制約をいたしておるわけであります。その制約の見返りとして仲裁裁定といいますものを守りますということで……
○藤尾国務大臣 労働省所管の昭和五十三年度決算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。 歳出予算現額は四千二百九十二億六千五百十四万円でありまして、その内訳は、歳出予算額四千二百七十七億八千九百四十七万円余、予備費使用額十四億七千五百六十六万円余となっております。 この歳出予算現額に対しまして、支出済み歳出額四千百九十四億五千四百十五万円余、不用額九十八億一千九十八万円余で決算を結了いたしました。 支出済み歳出額の主なものについて申し上げますと、雇用保険国庫負担金及び失業対策事業費等であります。 これらの経費は、雇用保険法に基づく求職者……
○藤尾国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、今後の労働行政について所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を得たいと存じます。 わが国をめぐる内外の環境は、依然として厳しいものがあります。全世界が相互に密接に関連しつつ、きわめて複雑かつ多元的な様相を示す環境の中で、内には急速な高齢化社会の到来という大きな社会変化に直面しているいま、わが国は、いわばこれまでの繁栄を今後とも維持発展させていけるかどうかの岐路に立たされていると言うことができます。 最近における平均寿命の伸長、出生率の低下傾向等を背景とするわが国社会の高齢化は、諸外国においてもかつて経験したことのない速さで進むことが予想され……
○藤尾国務大臣 全くお説のとおりでございまして、私ども今後の社会情勢の変化がそら恐ろしいと申しますか、そのような感じで受け取っておるわけでございます。それに対しまして私どもの対応がおくれておりまして、法律におきましてもあるいは制度におきましても、また国民の皆様方の間にございます慣習におきましても、これから根本的にその情勢の推移に適応をした方向に動いていっていただかなければならぬ、そのためになすべきことは何かということを考えていかなければならぬと思います。 ともかくも、高齢化ということに伴いまして体の方も、それだけお年を召しましても健康体でおられるわけでございますから、そういったお年寄りになら……
○藤尾国務大臣 確かに先生言われるとおり、私どもが一日も早く欧米各国から指弾を受けない、そういった労働条件を整備しなければならぬ、かように考えておりますし、そのためにいろいろな指導をやっておるわけでございますけれども、六十年週休二日制度実現ということは、本当を言いますと私自身はそんなにむずかしい問題ではない、必ずできる、そう思っております。 しかしながら、先生言われるようにもしそれでできなかった場合には法制化するかということでございますけれども、いまここで私どもが法制化を六十一年にはするんだというような予告をいたしましても一体どうだろうかという感じもいたしますし、いまの趨勢を見てみましてもも……
○藤尾国務大臣 高齢化社会への移行等の社会経済情勢の変化の中で、雇用の安定を図ることは今後ますます重要となると考えております。そのため雇用対策全般をより適切なものとするための検討を常時行っていく必要があることは当然であり、今後ともそのための努力を払ってまいる所存であります。
【次の発言】 高年齢者の就労分野の拡大を図るため、今回の改正においては、高年齢者が就労しやすくなるよう施設設備の改善を促進するための高年齢者職場改善資金融資制度を設けることといたしたところであります。
また、身体障害者のための施設設備の改善を促進するため、身体障害者雇用納付金制度に基づく助成金の改善を図ることといたしてお……
○藤尾国務大臣 仰せのとおり、八一年春闘と申しますか、ことしの労働条件の最大の要素を決定いたします賃金決定がいま行われておるわけでございます。でございますから、私がこういった際にとかくのことを申し上げるということは慎まなければならぬ、こういう立場でございます。 しかしながら、仰せのとおり昨五十五年度を通じましての消費者物価の高騰、かつまた、非常に残念でございますけれども、実質賃金の低下、こういったことを背景にいたしておりますだけに、いま組合の皆様方が何とかそういった昨年度の落ち込みを回復いたしたい、こういうことで賃金要求をされておられる事情もよくわかります。 私は、しかしながら、考えてみま……
○藤尾国務大臣 先生から非常に厳しい御批判をちょうだいいたしたわけで、私が労働大臣になりましてからも、こういった大事な日本の国の産業を支えておりますような中小企業にお働きの皆様方の退職金制度が確立していない、本当に何をやっておるんだ、こういうことを言われればお答えのしようもない、ただ恐れ入るばかりでございますけれども、実際に考えてみまして、いま政府委員から申し上げましたとおり、ともかくもお働きの人数が一―四人というような非常に零細なところのお店の御主人は、こういった掛金も相当な負担であるという事実がそこにあろうと思います。こういった方々の基本的な経営基盤といいまするものをもっと強固にするという……
○藤尾国務大臣 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、これが実現に努力をいたす所存でございます。
○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。 丹羽さんが御指摘のとおり、振動病といいますものがここまで拡大をしてまいった、政府当局といいますものの対応がおくれてきたという事実をはっきりと認めていかなければならぬ、私はかように考えます。あわせて、こういった病気に対します医療といいますものの研究あるいは対応、治療といいますものもまたおくれてきたということでございまして、こういったことが両々相まちまして、こういったたぐいの職業病が根絶をするというところまでいかなければならぬわけでございます。 しかしながら、いままでも御指摘のとおり、本当に何百枚というような通達を出しておるにかかわらず、なおそういった病……
○藤尾国務大臣 ただいま御決議のありました母子家庭の母等の雇用の促進に関する決議及び労働時間短縮の促進に関する決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力する所存でございます。
○藤尾国務大臣 第九十四回国会における衆議院石炭対策特別委員会の御審議に先立ち、石炭鉱業における当面の労働問題につきまして、一言所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を得たいと思います。 わが国経済の今後の安定的な発展と国民生活の向上を図っていくためには、エネルギーの安定供給を確保することが不可欠の前提条件でありますが、近年、資源・エネルギーをめぐる諸問題が国際的にも一段と厳しさを増しつつある中で、石炭産業の重要性が一層高まってきております。 政府におきましては、このような情勢の変化を踏まえて、今後における新しい石炭政策のあり方について、現在、石炭鉱業審議会において検討をお願いしていると……
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。
先生御案内のとおり、当時から各企業におきまして一・五%の雇用率を達成をしていただきたいということをお願いをいたしまして、一生懸命に努力をしてまいったわけでございますけれども、ここ五年間わずかずつそれは上がってまいっておりまするけれども、なおかつ一・五%には達していない。昨年の平均で一・一三%でございますから。私どもの目標から申し上げましたならば、なおその距離があるということは認めざるを得ません。
【次の発言】 細かい問題は政府委員に答えさせます。
【次の発言】 お答えをいたします。
業種で申し上げますと、小売業等々の業種が余り達成率がよろしくありません……
○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。 ただいま、障害者の雇用につきまして大企業の成績がよろしくないという御指摘でございました。まことそのような統計になっております。しかし、これをお考えいただきたいと思いますのは、最近になりまして雇用者が非常にふえておりますし、雇用率といいますものも、わずかではございますけれどもふえてきておるわけでございます。ただ、私が申し上げたいと思いますのは、大企業におきましては採用ということが新規採用が多うございまして、御案内のとおりの終身雇用でございますために、途中から大企業に御就職になられるという機会がきわめて少ない。そういったところが、中小企業が非常に雇用率が高……
○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。 ただいま大原委員から非常に適切な御意見があったわけでございますけれども、私ども考えてみまして、私どもの人口構造が高齢化をしてきておるということは、ただ単に数学的に高齢化してきておるということだけではありませんで、生理的にも私どもの体力がそれ相当に伸びてきておるということも含んでおるわけでございます。でございますから、いままでのように五十五歳とかあるいは六十歳とかというような非常に静態的に労働能力をとらえるということが一つには誤りがあろう、私はかように考えます。したがいまして、その能力の伸び、そしていま御指摘になられました人口構造の変化、こういったものを……
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。 昨年の十二月に労働次官通達を出しました。これは仰せのとおり非常に迂遠のようでございますけれども、遅くとも昭和六十年までに、週休二日を含めて、ヨーロッパの標準労働時間でございます大体二千時間程度のところへわれわれの労働時間を短縮をいたしたい、そのためにできるだけのことをしてもらいたいという通達でございます。 私といたしましては、山田委員の御発言のとおり、六十年までかからなくても、五十九年でも五十八年でも、その目的を達成すればいいではないかという仰せの御趣旨と同じ考えを持っておるわけでございますけれども、まあまあこれだけのことはやってお目にかけたいというこ……
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。 賃金の決定といいますものは、これは労使が御決定になられるわけでございまして、私どもがそれに対しましてとかくのことを申し上げるというわけにはまいりません。私どものやれますこと、また、やらなければなりませんことは、そういった賃金決定に伴います。その周りの環境をどのように整備するかということでございまして、そういった点におきましては、私は御指摘のとおり、五十五年というその年間を通じまして六・四%に物価を抑えたいという御公約を申し上げて、どうもそれが守り切れないということで、昨年の十二月に七%程度にその目標自体を引き上げざるを得なかった、こういった物価環境といい……
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。 ただいま局長がいろいろとお話を申し上げましたが、そのようなたてまえになっておるということを申し上げましたわけです。しかしながら、政治は生き物でございますから、仰せのとおり非常の措置、特別の措置ということはないではございません。私どもはそういうことをやるために、政治家として労働大臣をやっておるわけでございますから、時に応じ変に臨んで十二分の措置をいたす覚悟でございます。
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。 私も本当にそういった細かい技術的な判定というようなことについては知識はございません。でございますから、その点につきましては政府委員をして答弁させますが、平石先生御発言のとおり病気あるいはけがの状態、これを類型的に全部一から十四までの中に入れてしまうのだというようなことはできるわけではないわけでございまして、お一人お一人の方々がそれぞれみんなその程度が違っておると私は思います。でございますから、私どもの場合には、そういった全部違っておりますものにつきましても全部満点というような措置がなかなかできにくいということで、先生御指摘のとおりもどかしい点もございます……
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。
これは委員が御存じのとおりでございまして、そういう御指摘を受けましたたしかあくる日だったと思いますけれども、私は安田信託銀行の社長以下責任者に全部出頭を願いまして、そうしてその事実の当否を詳しく聞きました。きわめて適切ならざる措置をとっておるということを指摘をいたしまして、それに対する改善措置、同時にそういった行為に対する会社といたしましての失態をおわびを申し上げるという謝罪状を書いてもらいました。それを先生のところにもことづけを申し上げた記憶がございます。
【次の発言】 お答えをいたします。
私はあなたにこの種の事件は絶滅をいたさせますということを申……
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。
非常に残念なことでございますけれども、初めて〇・九%下がりました。
【次の発言】 お答えをいたします。
武部さんのお示しになられました数字はそのとおりでございます。しかしながら、一時間当たりの賃金は、一九七八年調べによりますと、日本を一〇〇といたしました場合のイギリスは七五・三、フランスは九五・四でございます。購買力の平価当たりの比較は仰せのとおりでございます。しかしながら、御案内のとおりこの評価に当たりましては、食料費並びに住宅費につきまして日本が非常に高いということが、その数字を帰結をいたしております非常な大きな要素であるということをつけ加えさして……
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。
私にお尋ねの件は、婦人労働の平等に関するいろいろな国内的な措置、こういったことに関連をして御質問だと思いますけれども、私の方は、もう早速、即刻にでもやりたいということで一生懸命いまやっている最中でございまして、婦人平等専門家会議というものにお願いをいたしておりまして、ひとつできるだけ早い御検討、御回答をいただきたいというようにお願いをいたしております。
【次の発言】 私はいままで、お約束をいたしましたことをたがえた覚えはないわけでございます。
【次の発言】 お答えを申し上げます。
私の方で調べておりますのは、厚生省の方でいまお調べになっておられるのとダ……
○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。 かねがね申し上げておりますように、私ども、この問題は避けて通れないわけでございます。したがいまして、私どもといたしましては、その避けて通れないところを通っていくためにどのような方法をとっていったらいいかということは十二分に考えております。 まず、何と申しましても、これは私どもだけでということにはまいりませんけれども、年金という問題がございまして、この年金に対しましてお働きを願う年齢をつなぐということが基本でございます。したがいまして、ただいま六十歳の定年とかなんとかいうことを言っておりますけれども、そんなことでは間に合わぬということでございますから、……
○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。 まずもって、そういう計画を達成をするということには、これは一定の条件が整っていなければならぬわけです。世界経済の動向でございますとか、あるいはいま現に猛烈な勢いで進んでおりますマイクロコンピューターあるいはロボットの導入でございますとか、こういった要素がどちらの方向に行くか、どの程度の速さで行くか、こういったことがきちっと確定をいたしませんと、それに基づいていまこのようにしたいという願望だけで物を申し上げるということは非常に不見識でございますけれども、そういった条件が一定の方向に行くというように仮定をいたしました場合には、私どもはそのような方向に雇用を……
○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。 お答えを差し上げます前に一つ申し上げたいと思いますのは、平石委員御指摘のとおり、いま私どもの平均寿命というものは非常に延びてきておる。そのことは、私どもの肉体の力もまた伸びてきておる、こういうことでございまして、いまお互いが話のテーマにしております定年というようなことも、非常に寿命が短かったとき、そのときの、これはお休みを願いたいという一応の目安でございますから、まるっきり状況が変わっておるということを頭に置きましたならば、定年を延長するのはあたりまえのことでございまして、今日、残念ながらその途上にあるわけでございますけれども、やむを得ず六十年、六十歳……
○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。 私の立場は、何といいましても労働慣行といいまするものが一番健全に守られていってほしい、こういう立場でございますから、それに近づけるようなあらゆる条件を進めていただくということを心から願っておるわけでございます。 ただいま和田委員からも御指摘がございましたとおり、仲裁裁定の問題は、ただいま大蔵大臣が申し上げましたような事情で、政府の手ではどうにもならぬ。その判断は国会に御判断をお願いしょうということでこれはお預けしてあるわけでございますから、国会の各党間でいろいろ御勘案を願ってこのようにやってくれといって決めていただきましたならば、私はそのとおりいくの……
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。
私どもの方では、御案内のとおり、婦人平等問題専門家会議というものを設けておりまして、これが五十六年度末までに具体的な男女雇用の平等に関していろいろな問題を審議をいたしております。したがいまして、来年の三月までの間に確実に男女の雇用に関する平等が貫徹をするための具体的な条件を整備をいたしたい、かように考えております。
【次の発言】 お答えをいたします。
私は労働大臣でございますから、私の所管の中におきまして不都合なことが他の委員会、審議会で進められるというようなことがもしここにあると仮定をいたしましたならば、私どもはそういうことのないように進めていくとい……
○藤尾国務大臣 ただいま議題となりました、公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件(鉄道労働組合関係)外十七件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 昭和五十六年三月以降、公共企業体等関係労働組合は、昭和五十六年四月一日以降の賃金引き上げに関する要求を各公共企業体等当局に対し提出し、団体交渉を重ねてまいりましたが、解決が困難な事態となり、四月十六日から二十三日にかけて当事者双方、関係当局または組合の申請により公共企業体等労働委員会の調停段階に入り、さらに四月二十三日から五月一日にかけて同委員会の決議または当局の申請により同委員会の仲裁手続に移行……
○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。 ただいまのお話は、二つあるうちの仲裁、これについてのお尋ねでございます。公労法第三十五条に明記してありますとおり、私どもはこれを尊重しなければならぬということでございます。 そこで、私ども政府といたしましては、その三十五条の精神を踏まえまして、どうすれば実施ができるかということについてそれぞれの三公社五現業の、実態、それをつぶさにいろいろと調べさせていただいたが、いろいろなのがあるわけでございますね。たとえば電電公社というような公社あるいは専売公社というような公社、これは何といいましても政府に四千億も出してくださるほど余裕を持っておられますから、これ……
○藤尾分科員 四十一年度の予算におきまして、大蔵大臣が予算を編成されるにあたりまして三千六百億にのぼります思い切った減税案を示されました。そうして今日の不況克服という問題に非常な決意をお示しになりましたことに対しまして、心から敬意を払うものであります。しかしながら、私どもいろいろと減税案というものを拝見をいたしまして検討をいたしておるのでありまするが、その中身におきまして、いろいろと批判もございまするし、その批判の中では、私どものどうも納得がいかないというような内容のものも中にはある、私はかように思っております。 そこで、まず大蔵大臣にお伺いをいたしたいと思うのでありますが、大蔵大臣は、この……
○藤尾分科員 たいへんに時間がおくれまして、しかも私に与えられた時間は、たった三十分でございますので、私は、主として選挙違反問題の取り扱いについて、警察並びに検察の仕事、これと人権との問題、こういった問題を取り上げまして御質問をいたしたいと思うのでございますけれども、ごく簡単でけっこうでございますから、ぜひ明確なお答えをちょうだいいたしたいと思います。 まず、何といいましても警察あるいは検察というようなお仕事は、これは人身の自由、その他基本的人権に直接密接な関係があるだけに、人権侵害という問題との関連が非常に私は多いような気がするのでございます。警察法の第二条第二項、あるいは刑法の第百九十三……
○藤尾小委員 これから、大臣も、その他の政府委員の方々も、おいでになられるようでありますから、その問題はあとに回しまして、とりあえず、いまおいでになっておられます関係の政府委員に対しましての御質問から、進めさせていただこうと思います。 まず、ごく簡単でございますから、科学技術庁の田宮さんにお伺いをいたしたいのでありますが、原子力産業会議で「二〇〇〇年にいたる原子力構想 原子力産業長期計画委員会報告書」というものを公式に出されておるわけであります。中を拝見いたしますと、非常にけっこうなことをいろいろ書いてあるわけであります。私どもにも非常に勉強になるわけでありますけれども、その中で非常に私ども……
○藤尾分科員 ただいま委員長から御注意がございまして、私の質問時間は三十分であります。したがいまして、答弁を長々とやられますと、私も非常に迷惑をいたしますので、答弁は、委員長の御指摘のとおり簡単明瞭にひとつお答えを願いたいと思います。 そこで私は、たくさんの問題がありますけれども、自由化の問題、その自由化の問題の中で農業と関係をいたしております農産物自由化の問題について、以下二、三の点をお伺いをいたしたい、かように考えるのであります。 政府は、三十九年の五月に、ともかくもレモンの自由化をされたわけであります。そこで、ひとつ最初にちょっとお伺いをいたしたいのですが、三十九年の五月に自由化をさ……
○藤尾委員長 これより内閣委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が委員長の職務を行います。
科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 本案の提案理由の説明聴取につきましては、お手元に配付してあります資料により御了承願うこととし、直ちに質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 八木昇君。
【次の発言】 この際申し上げておきますが、質疑中に出てまいりました資料の要求、これにつきましては科学技術庁並びに通産省におかれまして、十二分の資料を御提出願いたいと思います。
……
○藤尾委員長 お手元に「「ポルノ」出版物の規制について――特に自動販売機による販売規制に関する討議資料」という衆議院法制局の書類をお回しを申し上げております。これは私ども、こういったものを論なく一掃いたしたいという考え方でおるわけでございますけれども、憲法によります出版の自由とか表現の自由とかいうようなものとの間にいろいろな抵触をする問題がございますし、こういった問題の法制的な根拠といいますものをはっきりさせていかなければならぬということで、衆議院法制局に相談をいたしまして研究をいたしていただきました結果がこの文書になって出てきておるわけでございます。 これはお読みをいただきますと一目してお……
○藤尾委員長 私は、堀部参考人や津留参考人に御質問というよりもお考えをいただきたいと思いますのは、私ども立法府でございますから当然法律を制定をするということが一つの大きな使命でございますけれども、必ずしも法律を私どもが制定をするという手段でなくても、その目的を達し得る可能性があるならば、そういう手段をとってその目的を追求することは可能であろうと思います。堀部参考人の場合には法学部の助教授でいらっしゃるわけでございますから当然憲法を厳密に御解釈になられてただいまの御説明があったと思いますけれども、しかしながらそういった判定といいますものはやはり国民を通じて裁判所がおやりになられるわけで、それまで……
○藤尾主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりましたので、よろしく御協力のほどお願い申し上げます。 本分科会は、昭和五十五年度一般会計予算、昭和五十五年度特別会計予算及び昭和五十五年度政府関係機関予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府及び法務省並びに他の分科会の所管以外の事項、なお、総理府につきましては経済企画庁及び国土庁を除く所管について、審査を行うことになっております。 まず、内閣、総理府、ただし経済企画庁及び国土庁を除く所管について、政府から説明を求めます。小渕総理府総務長官。
○藤尾主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和五十五年度一般会計予算、昭和五十五年度特別会計予算及び昭和五十五年度政府関係機関予算中、総理府所管について審査を進めます。
行政管理庁に関する事項について質疑の申し出がありますので、これを許します。横路孝弘君。
【次の発言】 以上で横路君の質疑は終了いたしました。
次に、金子みつ君。
【次の発言】 許可いたします。
【次の発言】 以上で金子君の質疑は終了いたしました。
これにて総理府所管中、行政管理庁に関する事項についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、総理府所管中、科学技術庁に関する事項について質疑の申し出……
○藤尾主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和五十五年度一般会計予算、昭和五十五年度特別会計予算及び昭和五十五年度政府関係機関予算中、総理府所管について審査を進めます。
防衛庁に関する事項について、質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 以上で大出君の質疑は終了いたしました。
次に、宮地正介君。
【次の発言】 以上で宮地君の質疑は終了いたしました。
次に、小野信一君。
【次の発言】 以上で小野君の質疑は終了いたしました。
この際、午後一時から再開することとし、休憩いたします。
午前十一時三十二分休憩
○藤尾主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和五十五年度一般会計予算、昭和五十五年度特別会計予算及び昭和五十五年度政府関係機関予算中、法務省所管について審査を進めます。
まず、政府から説明を求めます。倉石法務大臣。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上田卓三君。
【次の発言】 逸見記念物課長。簡明に願います。
【次の発言】 以上で上田君の質疑は終了いたしました。
次に、竹内勝彦君。
【次の発言】 以上で竹内君の質疑は終了いたしました。
次に、山花貞夫君。
○藤尾国務大臣 お答えをいたします。 仰せのとおりでございまして、私どもの立場は、橋をかける、そして住民の方々にいろいろな利便を御享受願う、こういう建設省のお立場とは若干違いまして、橋がかからなければそこで当然働いておられる旅客船業者の方々もおられ、またそこでお働きになっておられまする船員の方々もおられ、あるいは御指摘の港湾の労働者の方々もおられるわけでございます。ところが、そこに橋がかかってそういった方々の雇用に影響を及ぼしてくるということになりましたのでは、私どもの立場からいたしましたならば、橋がかかったことによって犠牲者が出るかもしれない、こういうことになるわけでございますから、私ども……
○藤尾国務大臣 昭和五十六年度一般会計及び特別会計予算のうち労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。 労働省の一般会計の歳出予算額は、四千九百九十億九千八百万円で、これを前年度予算額四千九百二十一億円と比較いたしますと、六十九億九千八百万円の増加となっております。 次に、労働保険特別会計について御説明申し上げます。 この会計は、労災勘定、雇用勘定、徴収勘定に区分されておりますので、勘定ごとに歳入歳出予定額を申し上げます。 労災勘定は、歳入歳出予定額とも一兆三千六百四十二億九千四百万円で、これを前年度予算額一兆二千五十七億二千三百万円と比較いたしますと、一千五百八十五億七千百……
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