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野間千代三 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

野間千代三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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このページでは野間千代三衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野間千代三衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

30期(1963/11/21〜)

第46回国会 運輸委員会 第3号(1964/02/04、30期、日本社会党)

○野間委員 野間ですが、泊谷委員同様に一年生でございますので、いろいろ重複をしましたり、あるいは失礼をする点があるかもしれませんが、ひとつよろしくお願いします。  それで二、三ございますが、初めに午前中の一覧表について一つ二つお伺いいたします。  一つは、大臣の御答弁では、大蔵大臣がめんどうを見るということについて期待をして提案をしていると言われましたが、公団をつくったあとで、きわめて重要な計画でございますから、委員会として審議をする際に、やはり相当程度角度の高いものでなければならないような気がするのです。そういう意味で、やはり閣議決定とまで私どもとしては希望したいのでございますが、少なくとも……

第46回国会 運輸委員会 第4号(1964/02/05、30期、日本社会党)

○野間委員 国鉄の当局に二つばかりお願いしたいのですが、一つは最近起きた問題で、列車内で強盗殺人というような問題が報道されていますけれども、列車内でお客さんが安心をして――最近事故があったりして、いろいろ問題もございますけれども、とにかく安心をして目的地に着くというのが、国民各位の気持ちだろうと思います。そういう中で、ああいう、いわばたいへんな、予想できないような事故が起きるというのは、国鉄当局として、車内の警備体制は、最近非常に混雑していますからむずかしい問題ではあろうとは思いますけれども、むずかしいからといって、人命に関することでございますから、警備についてどのような体制をとっておられるか……

第46回国会 運輸委員会 第10号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○野間委員 時間がございませんし、先輩が大体質問されましたので、三つばかりちょっと簡単にお尋ねいたします。  きょう拝見をいたしまして、いわば危機の直前といいますか、そういう感じをたいへん受けたのであります。きょうの新宿駅の整理をされた人員は通常の人員でなくて、東鉄局でホームその他に配置をされました人員は、公安官が五十名、東鉄局員その他九十名、それ以外に添乗員運転士の指導といいますか、そういう方々が十数名というふうに伺っておるのです。これはきょうだけの配置でしょうか、それとも毎日の配置でしょうか。
【次の発言】 東鉄のけさの九十名の配置というのは、多少平常よりも、いま常務の言われた形よりも多い……

第46回国会 運輸委員会 第27号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○野間委員 いま総裁から行儀をよくしてという話があったのです。国鉄の組合がいま緊迫をしているような状態で、何とかして賃金を上げてもらいたい、あるいは安全を確保するような予算を出してもらいたいという要求をしているのがいまの状態だと思う。したがって基本的に労働組合運動としてやっていることであることは間違いないので、これは総裁も大臣も認めると思う。認めるからこそ、いま言われるように総裁も一生懸命努力をしよう、大臣も努力をしようというようにしておられるのです。そこで組合のほうが、もちろんスト権の問題については憲法論としては問題があるにしても、公共企業体等労働関係法でスト権がとにかく禁止されているという……

第46回国会 運輸委員会 第29号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○野間委員 大臣は出かけられるそうですから、先に二、三質問させていただきます。  初めに、提案をされております緊急整備措置法案でありますが、いま事故が続出をして国鉄が国民からとにかく不安感を持たれている、不信感を持たれているという状況の中で、通勤輸送その他たくさんの問題があるわけですけれども、これらを解決するのに国鉄では一応第二次の五カ年計画を立てて進めておるので、その内容はまた別に国鉄から伺いますが、結局は政府のほうからの国鉄に対する財政的な措置の問題が、国鉄がいまの行き詰まり、あるいは過密ダイヤその他が解消されない、そういう国鉄をめぐる多くの問題の本質的な中心じゃないかと思うわけです。そう……

第46回国会 運輸委員会 第30号(1964/04/24、30期、日本社会党)

○野間委員 水先法の改正案について、二、三質問をいたします。  初めに、私は水先法のつくられた経過等についてあまり詳細でございませんので、ただ海難等の、港の中の事故等をできるだけ防止をするということがきわめて重要な任務じゃないかと思います。そういう意味で、水先人の技術が独得の技術を持っていて、しかも港内の事故防止をするというきわめて重要な任務がある、そういう意味で水先人の技術の向上あるいは配置の充実あるいは水先人の組織を確立をして安定をする、そういうことが必要じゃないか、そういう意味から二、三質問をしたいのですが、今回提案がされている資格の免許の要件でございますけれども、船長を通ってくるという……

第46回国会 運輸委員会 第31号(1964/04/28、30期、日本社会党)

○野間議員 ただいま議題となりました踏切道改良促進及び踏切保安員の配置等に関する法律案の提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  踏切道の改良を促進し、交通事故の防止と交通の円滑化をはかる目的をもって、去る第三十九国会において踏切道改良促進法が成立し、同法に基づき改良計画の指定が行なわれ、逐次計画の一部が実行に移されているわけであります。  しかしながら、同法の実質は、昭和三十六年度を起点としての踏切改良五カ年計画を骨子とする時限立法的なものでありまして、踏切道の実情と将来の趨勢とを勘案するとき、このような時限法的な同法をもって処理することは踏切道の現状を見てきわめて不十分であり、この際……

第46回国会 運輸委員会 第32号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○野間委員 議題となっております東海道新幹線の列車運行の安全を妨げる行為等の処罰に関する特例法案、この法律の内容についてはいろいろ問題がございます。問題がございますが、まだ全般的にこの新幹線の建設状況等について、われわれとしてはそう明快に承知をしていませんので、最初に新幹線の現在の建設状況等について御報告をいただきたいと思います。法律問題等については新幹線の状況全般について承知をした上でないとなかなか審議が始まらないと思います。そういう意味で、それから始めたいと思います。
【次の発言】 現在状況については大筋はわかりましたが、この十月に営業開始をするということが予定として立っておるようですけれ……

第46回国会 運輸委員会 第49号(1964/09/29、30期、日本社会党)

○野間委員 最近航空機による輸送というものが非常に多くなってきた。これは航空業が発達をしたことであり、非常にけっこうなことなんでございますけれども、航空交通管制本部あるいは大阪、羽田等の管制要員なり、あるいは管制上の保安施設等について少し伺いたいのです。  ある報告の数字によると、三十八年度中に管制違反を行なったというふうに見られる件数がだいぶあがっておるのですが、危険状態になっているというふうに見られるものが三十九件、明らかに管制違反であるもの、あるいはそれと類似をした行為というふうなものが八十一件、それから、管制に特別報告をされたものが四十五件というふうな数があるのであります。こういう状態……

第47回国会 運輸委員会 第2号(1964/12/15、30期、日本社会党)

○野間委員 初めに労働省の関係の方に、その次に運輸省のほうにお願いしますが、時間がありませんから簡単にします。  港湾労働等の審議会の答申が三月に出ましてから、これを受けてそれぞれ政府のほうでこの答申の実施について努力をされていると思いますが、十万に及ぶ港湾労働者が長年の間望んでいた港湾労働の改善に関して、私どもも答申案の内容について、それはいろいろ問題はありますけれども、当面の労働の改善については前進的な答申であると考えまして、ぜひこれが実現をはかっていきたいというふうに思っておるのです。さしあたり港湾労働法を制定することが必要ではないかというふうに思いますし、また運輸省関係では運送事業法等……

第47回国会 運輸委員会 第3号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○野間委員 いまの臨時雇用員の問題の副総裁の答えで、できるだけ早くそういう制度をなくしたいということですから、これはけっこうなことで、ぜひそうしてもらいたいのです。  ただなくすまでの問題が一つあるのですが、初めにこれは安全上の問題なんですが、国鉄が安全輸送を根幹にしなければならぬということは、今度の第三次計画でも骨子になっておりますけれども、たしか静岡県の磐田市の西貝塚というところで事故がありました。五人の方がなくなられました。あのときの確認車がありますけれども、確認車の定数はたしか乗員は三名というふうに聞いておりましたが、実際にはなかなか三名乗れない。しかも一番重要な技術掛等確認車の班長に……

第48回国会 運輸委員会 第2号(1965/02/05、30期、日本社会党)

○野間委員 関連して大臣にお伺いします。  いま汚職の問題で、肥田委員から特に公務員の綱紀の問題について質問がございましたが、それともう一つ、私は業者との関係について、運輸省のほうで特に今回の消防車の問題については、新聞の報道するところでは、相当広がる可能性があるように報道されております。したがって、業者との日常の関係をどう規制するかという問題と、もう一つは、これは税金を使うのですから、贈賄をする側も明らかに罪悪であるということを徹底をする意味と、したがって明らかになった場合には厳格に、取引関係も停止するぐらいの態勢をもって処分をすることが必要ではないかというふうに思うのです。その問題について……

第48回国会 運輸委員会 第8号(1965/03/02、30期、日本社会党)

○野間委員 いろいろ問題がございますが、特に地方債の問題について少しお伺いしたいのですが、初めに今度の新五ヵ年計画が四十四年を目標にしてつくられておるわけですけれども、この前の新聞発表によりますと、昭和五十五年を目標にして二兆六千二百億円、それから昭和六十六年を目標にして三兆二千億円の投資を考えて港湾の荷役量の増加に見合う港湾整備をしたい、いわばこういうビジョンというふうに発表されておりましたが、そういう考えでいま運輸省としては全国的な港湾整備を進めたい、こう考えておられるわけですね。  それで、大体そうなりますと昭和六十六年を目標にして五兆何千億円というような膨大な計画が行なわれるわけですけ……

第48回国会 運輸委員会 第12号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○野間委員 トラックターミナルの問題について若干質問があるのですが、その前に、先日の毎日新聞によると、自動車の車両検査がたいへんに最近おくれている、東京で一週間くらい前に予約をしなければ受けられない、そういう状態になっているということが新聞紙上で取り上げられておりましたけれども、確かに六百何十万台という車両数の急増でございますから、車検の設備、要員等が追っついていかないというのが実情であろうと思います。しかしながら、この状態では、将来一週間の予約が十日から一カ月くらいになるのではないかという心配もされておりますので、先に、車両検査の設備あるいは要員等の現在の実情と、将来どういう計画でこういう問……

第48回国会 運輸委員会 第14号(1965/03/19、30期、日本社会党)

○野間委員 法案の審議の必要な問題として、車両の修繕の問題とそれから通勤輸送等の問題について、若干国鉄当局の御意見を承りたいと存じます。  初めに、国鉄の第三次七カ年計画での車両の増備計画が出ておりますが、これは設備投資計画案に車両増備計画が出ております。あれは七カ年計画に変わりましたけれども、あの計画数というのは変わってないのかどうか。
【次の発言】 そうするとあの計画での初年度の四十年度はどういう数字になるのですか。
【次の発言】 数字がきまっておりませんでしたらやむを得ないのですが、車両増備計画によると相当多数の計画になっておりますから、これはあとで通勤輸送の際にも問題になると思うのです……

第48回国会 運輸委員会 第21号(1965/04/09、30期、日本社会党)

○野間委員 公団法の問題について質疑をいたしたいと思いますが、その前に新しい公団によって七百万坪といわれる非常に広大なSSTの実用化に伴う大空港の建設が行なわれるわけでありますが、現在の日本の数多くある空港の整備状況については、非常に多くの問題があろうと思います。今日のように国内輸送の中で、航空機による輸送が占めている割合は非常に大きくなってまいりましたし、将来またこれは非常な前進をするだろうと予想がされます。そういう中でございますが、空港の整備の問題は、われわれが一見しただけでも数多くの問題があるのであります。航空政策を強化をしていくということは、航空機に対する開発であるとか、あるいは乗員の……

第48回国会 運輸委員会 第22号(1965/04/13、30期、日本社会党)

○野間議員 ただいま議題となりました踏切道改良促進及び踏切保安員の配置等に関する法律案の提案理由並びにその要旨を説明します。  踏切道を改良し、交通事故を防止し、交通の円滑化をはかるためには、去る第三十九国会において成立した踏切道改良促進法に基づいて改良計画が指定され、逐次、計画が実行に移されてまいりました。  しかしながら、同法は、踏切改良の計画を指定しつつも、これが実施のために必要な費用の負担区分や国家の助成措置等々の資金的な裏づけに乏しく、また、三十六年を初年度とする踏切道改良五ケ年計画を骨子とする時限立法的なものであって、踏切道の実情は、いまなお約四万七千の無防備踏切が存在し、交通事故……

第48回国会 運輸委員会 第24号(1965/04/15、30期、日本社会党)

○野間委員 LSTの問題ですが、最近のLSTは軍需物資を積んでおることと、それからたとえば四月九日あるいは四月十三日に出航したLSTは武装しておるというふうにいわれております。この武装しているLSTに日本の人間を乗せる、それをしかもMSTSに募集させて乗せている。つまり日本の国民をアメリカの戦略に提供する、そういう問題については政府はどういう態度か、これだけ説明を願います。

第48回国会 運輸委員会 第34号(1965/06/02、30期、日本社会党)

○野間委員 新幹線の問題について、時間もありませんから、簡単に二、三お尋ねいたします。最近新幹線の、事故にはならないのですけれども、運休であるとか、たとえば五月の末でしたか、台風六号では一日運休になるというような、こういう運休関係の事故がたいへん多いのでありまして、国民に多少不安を与えていることがある。これも国鉄の皆さんのお力で、いわゆる傷害事故にわたらないで運行されていて、その努力に対しては敬意を表したいと思いますが、十月一日から新しくダイヤを改正をして、今日のダイヤの状況からスピードアップをするというふうに、あるいは増発をするというふうに伺っておりますけれども、それはいかがですか。

第49回国会 運輸委員会 第7号(1965/10/01、30期、日本社会党)

○野間委員 きのう、大臣並びに局長から日米航空協定の問題での一応の報告がございました。それに関連をするのでありますが、日米航空協定の不平等性を是正をして平等化したいというのが、今日の問題であろうと思います。そのために国会としてもあらゆる努力を払おうということで、国会としては、もし交渉が不調の場合には現行航空協定を破棄しても平等性を確立しようという趣旨で国会はいま意思を決定しておるわけです。その中で一つ問題が起きておるように見受けますので、その問題について二、三質問をしたいと思います。  一つは、米軍にいま空軍の基地として使用を提供している福岡の板付の基地でございますが、その基地に日本航空、全日……

第51回国会 運輸委員会 第10号(1966/02/15、30期、日本社会党)

○野間委員 国鉄運賃の改正が行なわれますので、その件について二、三簡単に御質問をいたしたいと思います。  それでは初めに国鉄運賃の是正――これは総裁は是正と言っていらっしゃるわけですが、実際には値上げでありますが、値上げが物価に与える影響は、国鉄なり運輸省なりではたいしたことはないというふうに言っておられるわけですね。これは国鉄が出している「国鉄運賃の是正は物価・家計に響くか」という文書がありますけれども、それによってみますと、この前総理大臣もちょっと本会議の質問の際に触れていましたが、大体生計費に与える影響は〇・四%か〇・三%くらいじゃないかというふうに、これでもそうなっていますね。われわれ……

第51回国会 運輸委員会 第17号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○野間議員 ただいま議題となりました踏切道改良促進および踏切保安員の配置等に関する法律案の提案理由並びにその要旨を御説明申し上げます。  踏切道を改良し、交通事故を防止し、交通の円滑化をはかるためには、去る第三十九国会において成立した踏切道改良促進法に基づいて改良計画が指定され、逐次、計画が実行に移されてまいりました。  しかしながら、同法は、踏切改良の計画を指定しつつも、これが実施のために必要な費用の負担区分や国家の助成措置等々の資金的な裏づけに乏しく、したがって五カ年計画の終了した今日においても踏切道の現状は、いまなお数多くの無防備踏切が存在し、交通事故に占める踏切事故の割合はきわめて大き……

第51回国会 運輸委員会 第18号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○野間委員 この前に引き続いて若干の質問をさしていただきます。  踏切保安掛の職務問題が、この前局長から御回答があって、それが保留になっておりますから、その件から多少質問をしたいのですが、繰り返しますと、踏切保安掛の職務が非常に重要になってきている。特に踏切の数が減ったために事故は減ったのだが、踏切一カ所当たり平均事故件数はそう減少していないというのが現在の実情である。政府の提案による改良促進法によって、踏切の整備がされつつあることは事実である。にもかかわらず事故が多いということは、これはつまり極端に言えば、踏切における交通道徳といいますか、あるいは交通の実態といいますか、そういうものが必ずし……

第51回国会 運輸委員会 第19号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○野間委員 ちょっと。川上さん、この前の委員会のときに、これは至って本質的な話なんですが、いま泊谷委員が質問したのと似たような質問をしたのです。そのときの川上さんの答えと、いまの答えと少し違うのです。ぼくが質問をしたのは、踏切を近代化する。そして一種自動になる。一種自動になると、大体いまの傾向では踏切保安掛はなくしていくというのが原則のようです。問題は、最近の踏切の実態が、たとえば自動のカンカンがついておっても、いま言うように侵入横断をするのが非常に多い。しかもそれは数字をあげて、一割何分になるというふうに川上さんも説明をされました。そこでぼくのほうで、たとえば踏切の近くの道路の状態であるとか……

第51回国会 運輸委員会 第35号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○野間委員 だいぶ時間が過ぎましたが、港湾運送事業法の改正について質問を申し上げます。  その前に、二、三関連する問題についてお尋ねをしたいと思います。一つは、自家荷役の問題なんです。私は鶴見が地元でありますが、日本鋼管という会社がございます。そこでプッシャーはしけというはしけを改造して、それに自社船を接続をして、鉱石原材料を貯蔵した場所から運ぶというのがいま行なわれておるわけです。この問題について若干質問をしますが、一つは、私も試航をするときに乗船をしてみたのでありますが、運航の安全性については、引き船と比較をしてはたして安全性について問題がないのかどうか。私が乗った経験では、積み荷を満載を……

第51回国会 運輸委員会 第36号(1966/05/27、30期、日本社会党)

○野間委員 前回の委員会で、今度の法改正によって港湾運送事業を系列化して、強化していくという趣旨であることがはっきりしております。ただ問題は、その反面から見た場合に、現在の港湾運送業者の中で、まじめにきちんとした企業でありながら、集約、近代化の過程でこぼれる心配がありそうだという観点から質疑をしたわけです。  そこでまず一つは、系列化する際にあまり強い条件でしておくと、たとえば株の二分の一であるとか、あるいは四分の一、役員の派遣であるとか、そういうものだけでやったんでは、そういう体系化は困難である。したがってもっとほかに、現在の実情に合う条件が必要であるというふうに考える。それで、法改正の十六……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○野間委員 時間もあれですから、簡単に二つばかり勉強したいのですが、一つは、いま脱硫方式がだんだん湿式よりも乾式のほうに移っていると考えられるのですが、神奈川県の工業試験所で苛性ソーダを使って、そうして煙道の構造を多少変えて、そうして硫黄を亜硫酸ソーダに変えるという研究をしているようですが、これの評価といいますか、馬場さん、工業技術院長としてこれはどういう評価をしたらいいのか、研究の成果なり、そういう点についてちょっと勉強したいのです。  それからもう一つは、これもやっぱり勉強なんですけれども、いま言われるように、肥田先生の御質問から一そうはっきりしましたように、重油による発電が非常に多くなっ……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○野間委員 丹羽先生あるいは中井先生からすでに質疑が展開されていますので、簡単に質問いたします。  初めに、先ほどの運輸省のほうからの答弁で、三十七年に批准の推進を行なって、これに関する国内法の要綱を作成をして、海水汚濁を防止するための法律案を作成したというふうにお答えになっていらっしゃいますので、その法律案と、それからイギリスでは、一九五五年以来というから、ずいぶん早くから防止に関して国内法の整備をしておったようですが、今日の英国の国内法を参考として、この二つをひとつ委員会に資料として提出を願いたい。これは先ほどから大臣も、まず法律の規制をしてそれから実態をそれに合わしていく、きわめて前向き……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○野間委員 自動車の排気ガスの対策について、二、三質問をいたしたいと思います。  初めに、道路運送車両法の関係で少し質問をしたいのです。同法の四十一条の十二号、それから保安基準の三十一条一項などによって、自動車の悪臭あるいは有毒ガス、ばい煙、そういうものを、国で整備不良車についてはチェックをするということになっておるわけですね。このチェックをする体制はどうなっておりますか、これが一つ。  それからチェックをした結果排除をした車両があれば、それの三十九年ですか、四十年になりますか、最近の資料でその実情を……。  それから、車両のそういう不良部分をチェックすると同時に、これは厚生省関係になるのでし……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○野間委員 それでは昨日に引き続いてもう少し質問をしたいと思います。  初めにこれを知りたいわけなんです。きのう若干触れておきましたが、現在のような自動車排気ガスによる街頭での公害がいつごろ解消できるだろうかということを実は考えておるわけなんです。きのうの質問の経過で見ますと、ぼくの感じでは、どうもまだだいぶ先になりそうだ、へたをすると四十四、五年あたりになりはしないかという感じがするものですから、これをやや数字的に出してみたいと思うのですが、東京都内に例をとってみますと、東京都内で現在どの車も排気ガスを出しておるわけですが、その排気ガスを出しておる車が東京都内でいまどのくらいあるのか。現在製……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○野間委員 一点だけちょっとお尋ねしたいのです。これは白澤さんにお願いしたいのですが、先ほど飛鳥田方式、実は私は横浜の出身で、たいへん関心を持って市長さんからの交渉の経過など伺っておったのですが、たいへん御努力をいただいておることは、市民のほうでも感じております。ちょうど白澤さんが業界のほうの公害の担当ということなので、ちょっとお尋ねしたいのですが、その前に、先ほど丹羽先生の言われた、国で開発途上なのでもっと十分に処理をすべきだ、これは私ども同意見で、ぜひそういうことで、国家をあげて業界とともに解決に進んでいきたい。特にこの問題はまだ技術的に解決されていない、その見通しも必ずしも直ちにというこ……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1966/04/21、30期、日本社会党)

○野間委員 関連。きょう珍しく大臣が当委員会に見えましたので、基本的なことをちょっと聞いておきたいと思うのです。  実は、いままで自動車の排気ガスあるいは亜硫酸ガス対策で論議を続けてきております。それで、自動車にしても、あるいは火力発電にしても、いま当委員会が希望をしている浄化装置あるいは規制、そういう問題でも、それぞれ技術開発あるいは産業の能力と申しますか、そういう点で問題がある。したがって、直ちに必要なんだけれども、それは無理があるという点から、国の援助が必要ではないかということになってきたわけですね。私も、政府が援助しなければならぬ実態にあるということはもう認めます。それは異存がないので……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1966/05/12、30期、日本社会党)

○野間委員 公害基本法を次期国会に提案をされるということで、いま中井先生の御質問で大要わかりました。二、三ちょっと確かめておきたい点がありますが、時間がございませんので一括して申し上げますから、厚生大臣と通産省のほうと、両方でひとつお答えを願いたいと思います。  一つは、最近産業構造審議会ですか、通産省の審議会で、いま中井先生が言われた産業の立地、工場の立地について規制をするという意味の審議を行なおうとしておられるようでありますが、この問題、いま中井先生から言われましたから省略します。  その次に、公害が起こることが予想をされるという工場の建設については認可を受けなければならないという問題につ……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第16号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○野間委員 この前の委員会で、厚生大臣にも御出席をいただいて、公害基本法を次の国会に提案をする、そういう準備を進めていただくようにきまりました。その際に、今日まで国の公害に関する法令では、臭気と騒音の問題は、まだそこまで手が届いていなかったわけですね。したがって、それを公害として法律の体系でもきちんと認定をして、それを排除をする法律について考えていきたい、こういうふうになっておりました。したがって、私がお願いをいたします臭気、騒音の問題については、その際には規制が明らかになってくるというふうになるわけですから、いまよりもだいぶ進歩をいたしましていいというふうに考えるのですが、ただ問題は、その基……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第18号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○野間委員 交通局長のほうの御回答ですと、資料がまだ整備されないようですが、実際に警告をしたり、あるいは自主的に取り締まったり、あるいは苦情処理したということは相当あると思うのですね。ですから、それは資料としてまとまらぬにしても、たとえば件数としてどの年次にどのくらいあるという説明はできないでしょうか。
【次の発言】 きょうは特に原付の問題でお尋ねをしたいのですが、その前にいまの御答弁は四月中の送致件数ですね。そうすると、一カ月で千五百七十四件あるいは千六百九十九件ですから、相当な件数になっておるわけですが、問題は、いま言われるように警察関係で取り締まりのできない部分、目の届かない部分が非常に……

第51回国会 地方行政委員会 第32号(1966/05/12、30期、日本社会党)

○野間委員 時間のないところを悪いのですが、萩田さんにお伺いしたいのですが、私は、水道というものは国民生活というか、人間にどうしてもなければならぬものだと思う。これは当然なことです。いわば空気と同じようなものです。したがって、水道事業というものは当然基本的には国の責任でやるべきである。ただ、自治体の、実際の市民に対するサービスとしての政治上の機構としてあるのですから、地方自治体が経営するのは当然だと思う。ただ、その料金が、独立採算制を基本にして、原価をもとにして料金をきめていく、そうして独立採算制を立てていくという方向で水道事業を考えることは、水というものが人間生活なり社会生活なり、そういうも……

第51回国会 地方行政委員会 第33号(1966/05/13、30期、日本社会党)

○野間委員 時間がだいぶ過ぎたので、残り時間が少ないのですが、たいへんいい意見を伺いましたので、二、三伺いたいと思います。  そこでこれは会長さんにひとつ伺いたいのですが、この答申を貫いている思想とまで言っては言い過ぎと思うのですが、考え方として、現在の赤字の原因は人件費の高騰にある、人件費の支出が非常に強い、これは今岡さんも言っておられたが、ただ今岡さんの言っておられるのはちょっと違うので、これは今岡さんにも答えていただきたいのですが、私は人件費が支出の中で占めている割合が多いということはこれを認めます。現実がそうですから認めますが、それが現在地方公営企業が危機に瀕してきた原因ではなくて、こ……

第51回国会 地方行政委員会 第40号(1966/06/07、30期、日本社会党)

○野間委員 時間がありませんので、一点だけ伺っておきます。序論くらいのつもりで。  この前華山委員の資料要求によって「地方公営企業法改正に伴い制定すべき政令の主要内容」というのが出ましたけれども、法律の十七条で負担区分の問題についての改正が行なわれました。その問題に関する政令については、との表によると、注というところで欄外に、「企業会計と一般会計等との負担区分の基準(第十七条の二)については検討中」であると書いてあるのですが、これは最初にいつごろ出すつもりですか。
【次の発言】 この負担区分の問題は、これは先ほど問題になった制度調査会をつくるときに一番重要になった問題ですね。したがって、調査会……

第51回国会 地方行政委員会 第41号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○野間委員 だいぶ時間が迫ってまいりましたので、二、三いまの第三十八条の問題それからこの前お願いをしました第十七条の問題が提案をされて出ております。その方面についても少しあるのですが、経済企画庁の丸山物価政策課長が急いでおるようなので、最初にその方面から御質問を申し上げます。  まず、バスの料金の問題ですが、三十六年ごろからバスの料金の改定をしていただきたいということが、たしか七大都市をはじめ多くの公営企業あるいは私企業を通して運輸省に申請になっていると思います。私の住んでおります横浜市においては、三十六年の十二月二十三日に、十二円を十五円にしたいという申請があったはずであります。これが認可に……

第52回国会 運輸委員会 第2号(1966/07/29、30期、日本社会党)

○野間委員 関連。いま肥田先生の言われるとおりなんですが、問題は、いま先生が指摘されたように、やや公認的なやみ雇用ということになりますね。そしていま課長のお答えですと、それが常にあるというふうにあってはならないというふうに言っていらっしゃる、それはそのとおりだと思います。問題は、それでは常にそうあるべきではないということにするために、どういう手段をとったらいいか。つまりそれは、十六条ただし書きのような状態があればやむを得ない、それはぼくも認めます。その場合もあるでしょう。しかしその場合は、これがあるためにやみで手配をして、それを使っていったほうが安易ですから、そういうふうになる可能性を持ってい……

第52回国会 運輸委員会 第5号(1966/11/17、30期、日本社会党)

○野間委員 関連して一点だけ。  簡単な問題ですが、当日の大阪発松山行きの定期便は五時四十分発で六時三十五分松山着ということですね。そうしてその定期便の飛行機は、当日事故の起きたYS11のオリンピアであったのかどうか。
【次の発言】 このフレンドシップが機械的な故障でおくれたというのですね。そうすると、フレンドシップの乗客の定員は何名ですか。
【次の発言】 フレンドシップの定員が四十名で、当時乗っていたお客さんはたしか四十五名なのです。なくなった方がたしか四十五名のはずです。つまり、フレンドシップの四十名の定員では四十五名のお客さんが乗せられないから、乗せた。それをきょうテレビで社長が言ってい……

第52回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1966/10/11、30期、日本社会党)

○野間委員 時間もありませんので……。  特に私も、実は公害が発生をして、それに対して、環境基準、受忍限度といいますか、そういう基準ができて、それをどこで判断をするのか。ある一定の地域が、たとえば臭気なりそういうものを発生した場合に、それが受忍限度をこえるということをどこで判断するのかということを、実は非常に興味を持ってこの答申を拝見したのでありますが、その機関について、いま中井先生なり高橋先生から御質問がありまして、お答えをいただいて、多少釈然とはしない部分がありますけれども、私の意見としては、お答えは、地方の場合に地方行政機関、それから全体として国というふうにお答えのようですが、やはりもう……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 運輸委員会 第3号(1967/04/28、31期、日本社会党)

○野間委員 ちょっと関連。  いまの外務省のほうの答弁の問題ですが、確かに地位協定の五条一項によると、合衆国の飛行機が公の目的で入る場合には入れるというふうになっておりますね。ただ問題は、日本の飛行機でも入港をしたり着陸したりするときは手続があるわけですね。だからしたがって、この地位協定は協定としてあるけれども、当然それを実際にする場合には、どういう手続でどうして入るかということの手続を、規定なり何なりがなければいけないのじゃないですか。それはあるのですか、ないのですか。
【次の発言】 それはわかっておる。それは日本の飛行機であろうと、そうするわけでしょう。飛行機の管理としてそうするわけでしょ……

第55回国会 運輸委員会 第4号(1967/05/10、31期、日本社会党)

○野間委員 提案になっております日本鉄道建設公団法の一部政正は、政府保証債の条項の改正の問題ですが、その前にたしか昨年、十年の長期計画を立てられて、総額九千七百二億円にのぼる建設計画を立てておられるわけですが、その資金計画によりますと、たとえば昭和四十二年度は七百五十九億の建設線計画になっております。予算によりますと、四十二年度の予算は五百二十五億というふうになっているわけですが、この長期計画と四十二年度の予算の関係、それから長期建設計画に関する資金計画が、同じように十カ年計画が出ているわけですが、それとの関連について御説明いただきたいと思います。

第55回国会 運輸委員会 第6号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○野間委員 建設公団の問題で総裁、副総裁の御出席をいただきましてありがとうございます。  この前運輸省のほうに大体概括的に伺ってありますし、きょう神門委員のほうから、なおやや詳細に質疑をされますので、私のほうではこの前の続きの問題として簡単に一、二点伺っておきたいと思います。  副総裁にお願いをいたしますが、この前の運輸省の御回答ですと、全国的に工事線が六十二線、調査線が三線というふうに、だいぶ手広く工事が行なわれているというふうに拝見をするわけです。また、公団から出されました公団の概要というパンフレットによりますと、これでやや概括的に概観ができるのですが、同じく相当広範囲にわたって工事が進め……

第55回国会 運輸委員会 第21号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○野間委員 それでは二、三質問をさしていただきますが、初めに、今度埠頭公団ができ上がる、そうしてその公団が建設をしたコンテナ埠頭あるいは外貿定期船埠頭等は公団が貸し付ける、これが今度の公団法のたてまえですね、根幹だろうと思います。それでまいりますと、その貸し付けられた埠頭は、今日まで港湾法の基本になっていた港湾管理者の管理権がどの程度に及ぶのかということが、相当重要な問題になるだろうと思うのであります。常識的には貸し付けて、しかも貸し付ける主体が公団でありますから、港湾管理者の管理権は及ばないというふうに理解するのが当然じゃないか。ただ、あとで御質問しますが、各条項の中で港湾管理者が協議権とい……

第55回国会 運輸委員会 第22号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○野間委員 二、三お尋ねをいたしますが、初めに米田さんに、審議会のほうの問題ではない、副会長さんをしていらっしゃるほうの立場なんですが、この資金計画の中で船会社の縁故債で四〇%、こういうふうになっておりますが、だいぶ前から問題になっている縁故債の問題については、いろいろ御意見を出していらしゃいますけれども、当初の予定では確かにこういう問題がなくて、財投資ということになっておったが、途中からこうなったものですから、いろいろ御事情があると思います。ただ問題は、専用貸しの対象になっている有力な業界じゃないかと思うのでありますが、そういう観点。それから縁故債が確かに単なる借金で、政府保証債でもないし、……

第55回国会 運輸委員会 第23号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○野間委員 ちょうど大臣がけさいらっしゃいますということと、前回の質問の際に多少不十分な点があったようでありますので、管理権の問題についてちょっと確かめておきたいのです。  私どもとしては、公団によって建設をされるということから、現在の港湾法との関連で、管理権が二元化されはしないかということを中心にして、したがってこの公団法案に対しては賛成しかねるという立場でありますが、それはそれとして、この法案の中で確かめておきたい問題は、第十二条で管理委員会に参加をすることから、各条項にわたって、業務の範囲あるいは基本計画、基本計画による工事計画、岸壁等の貸し付け等に対しては、管理者に協議をするということ……

第56回国会 運輸委員会 第4号(1967/09/11、31期、日本社会党)

○野間委員 都市交通の問題について二、三伺いたい。警察庁の方が何か時間の関係があるそうですから、そちらから先に伺います。  実は一般にいわれている、東京であれば都バス、あるいは路面電車といわれている都電、そういう関係の問題なんですが、最近特にそういう都電や都バス、あるいは市電、市バスなどの時速が非常に低下をしているわけです。私どもは大量に大衆を輸送するということが、今日の都市の状況――いわゆるよくいわれている経済成長によって、都市の人口が非常に増加をしている。そうして都心部における交通の問題が、都市間の交通と関連をしていま問題になっておるところでございますけれども、そういう関係でもう少し大量に……

第56回国会 運輸委員会 第6号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○野間委員 昨年のちょうど十一月十三日に松山空港で大きな全日空の事故がありました。  YS11型が伊予灘に墜落をして、たしか五十人くらいの、しかも新婚さんが十何組かあるという悲惨な事故があってちょうど一周年になるのですね。それで当時国会の衆参両院で、地方空港の整備について鋭く指摘が行なわれて、大臣のほうからも、地方空港の整備についてすみやかに行なっていきたいという答弁がありました。したがって、その後その整備の状況はどうなっているのかというのが問題なんです。しかも、最近の報道によると、この松山事故の犠牲者で四体がまだ発見されていないとかいう話でもあり、また十一人の遺族の補償問題が未解決になってい……

第57回国会 運輸委員会 第1号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○野間委員 ただいま大臣のほうから、就任されての運輸行政に対する御見解が披露されまして、たいへんわれわれも期待をしておる中曽根大臣から、運輸行政に対する考え方が、非常に端的ですが、いわばわれわれが希望する方向でのごあいさつでございました。実は、実力者大臣としてわれわれも期待をしているところでございますので、いま御表明になった方針に基づいて、ぜひ現下の、たとえば都市の交通なり、あるいは航空の問題でもたとえば成田空港であるとか、あるいは港湾でも集約あるいは合理化であるとか、あるいはコンテナ輸送であるとか、そのように全般的に多くの問題がひそんでおると思いますので、ぜひひとつ、もはや――これはちょっと……

第58回国会 運輸委員会 第4号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○野間委員 それでは大臣の一般的な方針に対して二、三質問をいたします。  時間がだいぶ制限をされておりますので簡単にいたしますが、最初に、大臣の新しい考えとして、免許行政からいわば経済官庁として運輸省を国民のサービスを中心にした権威のある官庁につくりかえていきたい、こういうお考えで、これは私はたいへんけっこうだというふうに思います。いままでの大臣から、こういう方針を聞いたことがありません。運輸省の体質を改善するということで、私も大いに期待をしたいと思いますが、問題はたいへんむずかしいと思います。いわば機構いじりに終わる危険性なしとしませんし、また、いま持っておる権限を他に移すとかいうことも、役……

第58回国会 運輸委員会 第6号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○野間委員 副総裁お見えのようですが、総裁のお見えにならない事情を伺いたい。
【次の発言】 定期の問題ですが、まず最初に、旅客収入が四十三年の予算で見ると六千五百十四億、つまり昨年度よりも六百七億伸びを見ているということですね。その中で二百九十九億六千万円の定期を見込んでいるわけですね。それで、まず第一に、旅客収入の六百七億の増というのは、はたしてこれだけ見込めるのかどうかということが一つ。それから二百九十九億六千万円という定期旅客の収入増が――これは運輸大臣がこの前私鉄の定期は上げないと言っておられたが、もし私鉄の定期は上げないということになると、これは多少不便でも私鉄のほうに乗りかえる、ハ……

第58回国会 運輸委員会 第8号(1968/03/22、31期、日本社会党)

○野間委員 国鉄の問題で若干質問をいたします。  初めに、定期の値上げの問題です。最初に総裁にお願いをいたしますが、国鉄は法定上では五割まではまけなければならぬ。それ以外は、これは国鉄の責任ではない。したがって五割までの間は上げることができる、こういう主張がだいぶ長く行なわれております。計算をしてまいりますと、国鉄が上げられる、つまり大臣の認可の範囲で上げられる金額が、通勤の場合に大体三百八十三億くらいではなかったかというふうに思います。その中で今回二百五十三億五千万円上げるわけですね。通勤割引で二百五十三億五千万円上げるというふうになるわけで、残りは百二、三十億しか残っていない。あとはその程……

第58回国会 運輸委員会 第10号(1968/03/27、31期、日本社会党)

○野間委員 それでは二、三質問をいたしますが、だいぶ午前中大きな問題が論議をされましたので、私もこの現在の海運に対する助成策、一年延期をするという問題、そして、この一年延期をする期間に、さてこれが終わったあと、どういう方向で海運政策をとるべきかという重要な時期にいまあると思うので、そういう問題について若干の質疑をしたいのですが、現行の問題点について二、三質問をして、そのあと、その方面について進めていきたい、こういうふうに考えております。  そこで、まず最初に、八%の利益が出ると猶予してある利子を返すわけですね。それから一〇%以上の利益が出ると、いま問題になっているこの開銀融資について当期分を返……

第58回国会 運輸委員会 第13号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○野間委員 大臣がお見えになりましたので、主として大臣にお伺いをいたしますが、時間が限られておりますから、重点的に二、三お尋ねをいたします。  一つは、この利子補給の、いわゆる海運に対する助成策を進めてきて、いまその一年間延長をするわけですが、実は、ただ単に助成するだけでなくて、海運の企業というものを、つまり再建をして自立体制をつくり上げるということが、助成政策の一つの大きな根幹であったと思うのですね。もちろん、国際収支の改善という題目もありますけれども、やはりそれも企業の自主的な体制がなければ目的は達成できないという性質のものだろうと思うのであります。そういう意味からすると、一年間延ばす前に……

第58回国会 運輸委員会 第17号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○野間委員 それではあと時間が少しのようですから、また次の委員会で御質問をさしてもらうことにして、海上保安庁長官がお見えておりますので、この関係だけ……。あとの方はけっこうです、また次の機会にお願いいたしますから。  四月十日の夜、横浜港の入口で、大阪商船三井船舶所属のさばな丸が炎上した事故がございましたが、これは報道によると、九日の未明に房総沖ですでに一回船火事があって、その消火が不完全なまま入港したというふうに報道されておりますが、そういうことであるのかどうか。それからこのさばな丸というのは一万四百五十五トンのたいへん大きな船ですけれども、これは石炭あるいは揮発性の液体をドラムかんで積んで……

第58回国会 運輸委員会 第18号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○野間委員 それでは前回に引き続いて「さばな丸」の火災についてあと簡単にいたします。  この前のときに船舶局の関係で質問が途中になったのですが、出港するときに消火設備、消火施設、安全施設ですか、そういうものの点検はどうなっているのか。それから積み荷の点検はどうなっているのか。それから「さばな丸」のように日本を出港してから他の国の港から荷物を積んで出てくるときの検査はどうなっているのか。以上についてもう一度御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大体わかりました。問題は危険物にちゃんと指定をされたものは、いま御答弁があったようにいろいろ規制があるわけですね。ところが今回の「さばな丸」の場……

第58回国会 運輸委員会 第21号(1968/04/26、31期、日本社会党)

○野間議員 ただいま議題となりました都市鉄道整備促進法案につきまして、提案者を代表して提案の趣旨及び内容を説明いたします。  都市における交通は、産業と人口の過度の集中により、通勤輸送の殺人的混雑、路面交通の恒常的な渋滞そして救いようのない交通事故の頻発を招き、都市問題の中心的課題ともなっております。  この都市交通問題を解決するには、都市問題全般にわたる総合対策の樹立とその強力な推進が肝要であることは言をまちませんが、当面極度に混乱を続けておる都市交通の現状を打破することが緊急に必要なことであり、それには道路網の整備により路面交通の円滑化をはかると同時に、高速鉄道の建設を促進し、大量輸送機関……

第58回国会 運輸委員会 第22号(1968/05/07、31期、日本社会党)

○野間委員 二、三お尋ねをいたしますが、初めに、大臣がいらっしゃいますので、この前わが党の米田委員が中国との輸銀を使用しての船舶の輸出の問題について質問いたしました際に、大臣からたいへん的確な御答弁があったのです。しかし、あの御答弁を具体的に実施をする際には、やはりいろいろな政府部内の手続なりが必要ではないかと思うのでありますが、その後の首相の関係委員会等における答弁その他記者会見などの発言を見ると、必ずしも大臣の御答弁と具体的な部分では一致をしているというふうには見えないのですね。一方、中国関係の造船体制というのも、聞くところによると、ある程度進みつつあるというふうに見えるのですけれども、そ……

第58回国会 運輸委員会 第24号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○野間委員 斉藤参考人は御用事があるようですから、先にちょっと一点だけお尋ねをしたいのですが、おっしゃっておられることはそのとおりで、荷役料金が上がることは荷主とすればできるだけ避けたい、これはもちろんそうだろうと思います。問題はやはり機械化なり近代化なりという形で、できるだけ接岸荷役を中心にして港湾の荷役ができるということになれば、一番簡単だろうと思うのです。ただしかし、それになるにはやはり港湾全体の施設をもっと増進をしなければならぬでしょうし、労働面もあるでしょう。いろいろ必要な条件がたくさんあるわけです。したがって、もしそれがなかなか進まないとすれば、やはり現状のようなはしけなりその他船……

第58回国会 運輸委員会 第27号(1968/05/17、31期、日本社会党)

○野間委員 急の問題ですが、正和海運の光徳丸がホンゲー炭を輸入するために北ベトナムへ出航しているということに関連をして、アメリカ合衆国政府から日本の外務省に対して、この配船を中止してもらいたい、つまり、四十年四月から北爆によって停止をしておった北ベトナムとの通商の配船を中止してもらいたいという申し入れがアメリカからあったというふうに聞いたのでありますけれども、外務省の方、まずそういうアメリカ政府からの申し入れがあったのかどうかについてお答えをいただきたいと思いますが、外務省見えていますか。――ちょっと待ってください。それじゃ、外務省のほうから聞いていくつもりでおったのですが、それでは端的に、運……

第58回国会 運輸委員会 第28号(1968/05/21、31期、日本社会党)

○野間委員 やはり航空の問題なんですが、初めに局長、いまの御質問の空港における消防体制の問題は、数年前からすでに問題であったわけです。私も何回かお尋ねしたことがありますが、化学消防について車の台数が十分であるかどうかという問題と、それの操作をする職員の配置が当時だいぶ問題になっておったわけです。きょうはその答弁は要らないのです。私もしばらくその方面離れておりますので、消防体制について車の台数と職員のいまの配置状況、特に羽田、大阪の状況をあとで文書で御報告をいただきたい。  航空法の問題なんですが、これは大臣、参議院の本会議場で、わが党の木村美智男議員の質問に大臣からのお答えがあったのですが、そ……

第58回国会 運輸委員会 第29号(1968/05/22、31期、日本社会党)

○野間委員 それでは二、三質問をいたします。  私の質問は、最初に港湾関係の問題ですが、港湾の運送事業者の集約の問題とそれから港湾労働の問題というふうにあるのですが、時間がございませんので、とりあえずきょうは港湾労働の問題点について御質問をいたしたいと思います。  港湾労働法が施行されましてから、約二年を経過したわけです。ところが、この港湾労働法に対少問題がある。港湾労働法が目的としている労働力の確保あるいは港湾労働者の雇用の安定それから福利の向上、こういうものが港湾労働法の趣旨であるわけです。ところが、最近この法律をいろいろ悪用といいますか逆用したりして、たとえば、港湾労働者の定数を策定して……

第58回国会 運輸委員会 第31号(1968/07/25、31期、日本社会党)

○野間委員 最近の鉄道事故の問題について、きめられた時間がございますので二、三質問をいたしたいと思います。  最近の新聞の報道によると、運転士の過失あるいは居眠りといいますか怠慢といいますか、そういう例が二、三出ておる。この問題については、少なくとも十分に労使双方ともそれぞれ戒心をして、かかる原因による事故の発生がないように十分な措置が必要であるというふうに存じまして、この件については、なお本人が留置をされておる例がたくさんありますしいたしますので、その調査の内容をまって具体的に問題の解明をする必要があると思う。この件については、その時期にあらためて質問をしたいというふうに存じますが、気持ちと……

第58回国会 法務委員会 第14号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○野間委員 刑法二百十一条の改正問題に関連をして二、三お尋ねをいたします。  だいぶ論議も進んでおるようですから、私は一つの実例をもってこれがどういうふうに罰せられるのかという点について伺いますから、それぞれ関連のあるお役所のほうからお答えをいただきたいと思います。その実例ですが、これは横浜の金沢区で起きた事故でございます。はっきりするために、実名を申し上げますと、私の友人の堀江伝次郎という人であります。これが被害者であります。加害者の会社は、宇都宮市にある御幸貨物自動車株式会社という会社であります。これが四十二年の七月二十六日、横浜金沢区の富岡の道路上で被害者の堀江伝次郎氏が、自分の車が故障……

第59回国会 運輸委員会 第1号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○野間委員 日通の問題について伺いたいと思います。  いわゆる日通事件といわれる福島前社長以下五名、並びに池田正之輔議員、大倉議員等に関する処分についてはすでに御決定をされておるところでございますが、そうした問題については、今後の法廷における取り扱いにまつことになると思います。そこで、他の国会議員、当時は三十名といわれ、最近は刑事局の発表によると、衆参両院議員合わせて四十七名と見られております。この四十七名の議員が日通の問題について検事局に召喚をされ、あるいは出頭を求められ、あるいは事情聴取をされ、いろいろなケースがありますけれども、そうした取り扱いが行なわれておるということは、これはお認めに……

第59回国会 運輸委員会 第2号(1968/09/19、31期、日本社会党)

○野間委員 赤字線の問題等についてはまた別の機会に、私どもも考えがありますので質問したいと思いますが、きょうは当面、明九月二十日に国鉄が、合理化問題から発生をした労使の紛争が激化をして、大きな問題が発生をするというふうに予想をされております。この問題について、実はその背景にあるのは、主として二人乗務を一人乗務にするという問題が重点になっておるようで、私もいろいろ勉強いたしまして、この二人乗務を中心にした安全問題についても多少の考えを持っておりますので、そういう方面について政府なり国鉄なりの見解をただしたいというふうに考えておったのです。いま労使双方で特にその問題を重点にして交渉が進められておる……

第60回国会 運輸委員会 第1号(1968/12/17、31期、日本社会党)

○野間委員 初めに、まねをするわけではないのですが、きょう大臣が初めてでございますので、日本社会党を代表して、大臣並びに政務次官は、たいへんむずかしい交通問題の時期にまいっておりまして、おそらく通常国会では国鉄の問題あるいは私鉄の問題その他交通関係の問題が大きな政治問題に発展しなければならぬと思いますので、せっかくひとつ御健闘をいただいて、国民経済の基本になっております交通問題の解決のために御努力をいただくとともに、御研さんをお願いいたします。  それで、きょうは時間がありませんから、まず簡単に大臣に二点だけ御質問申し上げますが、いま国鉄は一兆八千億円ばかりの赤字になっており、毎日約二十七、八……

第61回国会 運輸委員会 第6号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○野間委員 ちょっと関連。これは運輸省になると思うのですが、詳しい内容の質問はあとから同僚の井上委員からありますが、この書面なのでありますけれども、公団の職員がどこかへ氏名を報告する場合にはすべて、鉄建に限らず、どこでも公団に就職する前の身分を全部書くものなんですか、どうですか。
【次の発言】 その略歴をどうせ書くのならば、ある程度詳細に書けばいいんですね。これだけをひょっと一見してみると、何か書き方がそういう意味でないようにとれないとは限らないと思うのであります。これはまあ国鉄だからかまわないけれども、国鉄に限らぬと思うのですね。ですから、身分を明らかにする場合に、明らかにする範囲の限界なり……

第61回国会 運輸委員会 第7号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○野間委員 これは大臣にお尋ねをしたいのでありますが、国鉄の問題であります。  大臣御承知のように、明日始発から十二時まで、約八時間、東鉄の三分割問題でストライキが計画をされているというふうに言われておるのでありますが、そういう事態について御存じだと思いますが、まず最初に、御存じであるかどうか、簡単にひとつ……。
【次の発言】 それで、実は、いまの国鉄の組合の力量によると、計画をされている行動は、組織力からいって整斉と実施をされるというだけの組織力を持っておるというふうに見ておるわけであります。そこで発端になっている三分割の問題、あるいは、それから生まれてきている労働条件の問題、そういう問題の……

第61回国会 運輸委員会 第13号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○野間委員 たいへん御苦労さまです。  二、三お伺いしたいのですが、国鉄問題を論議をする際に、国鉄を他の交通機関との間で公正な競争条件に置かなければならぬ、これが一つですね。それからもう一つは、そういう立場から総合的な交通政策が必要である、これが推進会議でも根幹になったと思うわけです。それでこれは法律の面で、いろいろな方面に出てくる必要があると思います。各種の交通事業法にも出てくるでしょうし、そういう面が出なければならぬと思うのですね。そういう意味では、今回はちょっとまとめてみたようなかっこうで財政再建措置法になっている、こういう関係です。したがって、推進会議の意見でいけば、まず総合政策がきち……

第61回国会 運輸委員会 第22号(1969/04/23、31期、日本社会党)

○野間委員 二、三質問をしたいのですが、最初に防衛施設庁のほうで、板付の問題ですが、これは九州大学の事件があって、それで四十三年七月の参議院選挙の際に佐藤首相が、そのときには多少苦しまぎれもあったんだろうけれども、とにかく現地で首相言明として、民間空港としての福岡空港がきわめて重要である、そういう意味から、米軍が使っていることについては、これは撤去をするというふうに言明されたのですね。これが発祥ですよ。それに対して米軍のほうから、代替地があれば直ちに撤収してもいいという回答になったわけです。いまの話でいくと、代替地が見つからないので撤収ができない、こういう御答弁ですね。それでいくと、いま板付の……

第61回国会 運輸委員会 第23号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○野間委員 二、三、質問をいたします。  これは局長さん、大体日本の造船の費用は、先進的な海運国といわれている英、米、仏、西独などから見ると安いと思うのです。資料によると、大体一〇%くらい安いんじゃないか、こういわれている。それから、あと船員費というのもだいぶ安いんじゃないかと思うのです。しかも、今日までの助成の度合いは、世界的に見て一、二を下らないと思うのです。そういう状況にあって、なおかつ自立体制というのが今日までおくれてきている、これは事実ですね。それから最近、それぞれ立ち直ってきている海運会社の傾向を見ると、かつて問題になった償却不足あるいは借り入れ金の延滞、そういうものが最近ほとんど……

第61回国会 運輸委員会 第30号(1969/06/10、31期、日本社会党)

○野間委員 初めに自動車局長にお尋ねをいたしますが、全国の陸運事務所に勤務されておる登録課の定数、それから検査業務につくべき整備課、車両課の定数、これはお役所ですから、定員があると思います。それと、現在配置をされておる人員ですね。まずその定数と現在の人員についてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 それは局長、たとえば整備課あるいは車両課、つまり検査業務についている者は、事務系統の職員も入れてでしょうね。
【次の発言】 それはわかりました。  その次に、現在事務系統あるいは管理職員を除いて、直接、登録あるいは検査業務についている職員はどういうことになっていますか。

第61回国会 運輸委員会 第31号(1969/06/11、31期、日本社会党)

○野間委員 二、三――二、三というよりも一点だけでいいのですが、御質問申し上げますが、その前に、参考人には御多忙中たいへん御苦労さんです。  今回の欠陥車の問題のあらわれ方を、新聞紙上なりあるいはわれわれが知り得る限りで見た経路から見ると、どうもやはり自動車メーカーのほうで、自分の製造した車の欠陥についてあらわれることを非常に秘密にしてきておるということ、これはいなめない事実だろうと思うのです。しかも、あらわれたところも、やはりアメリカのほうの法律の関係からあらわれてきておる。その後もなお、秘密裏に処理しようという努力が見られるというふうに思うのであります。たとえば、新聞紙上で報道になったマー……

第61回国会 運輸委員会 第35号(1969/07/01、31期、日本社会党)

○野間委員 大臣の時間があるようですから、二、三お尋ねをいたします。  最初に局長――今度の改造は、トン数二百トン未満あたりは適用になるのですか。
【次の発言】 たとえば、これは私の地元で悪いのですが、横浜などでは橋がたいへん多いのです。ですから、改造して大きくしたりするということが、航行の関係でできないわけです。したがって、そのトン数のままで性能をよくするというものが多いらしい。ですから、そういう方も該当するとなると、相当希望がふえるらしい。それが該当するということがはっきりすれば、申し込みがなおふえる方向にあるので、その辺ははっきりしておいてもらいたいのですが、もう一回……。

第61回国会 運輸委員会 第37号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○野間委員 だいぶ時間がたちましたので、二、三点だけお尋ねをいたします。  初めに日ト協会の武藤さんにちょっとお願いをしますが、実は私の友だちで、自動車がトラックに追突をされたという事件があったのでありますが、これが示談の交渉になったのですが、なかなか進まないで、結局は裁判になったということです。いま争っておるわけが、おしりの肉が片方なくなるような大けがであったのですが、確かに武藤さん言われるようなメリットが一面ではあるとは思いますが、そのメリット、いわば示談屋さんといわれるやり方ですね。このデメリットを差し引きをすると、どうも被害者にとっては、あまりメリットがないという結果ですね。  これに……

第61回国会 運輸委員会 第40号(1969/08/05、31期、日本社会党)

○野間委員 請願日程中の国鉄横浜新貨物線建設反対に関する請願第一七九、第一八一、第一八二並びに第二三六、第二三七の件については、地元においてたいへん問題もあり、かつ、横浜市長が中に入ってそれぞれ努力をしておる段階でございますので、これは関係当局において十分に事情を勘案をしながら、なお検討してもらいたいというふうにお願いしたいと思います。

第61回国会 大蔵委員会 第22号(1969/04/18、31期、日本社会党)

○野間委員 二、三お尋ねをいたします。  これは大蔵大臣、経済社会発展計画というのがありますね。多少変わってきていますけれども、四十四年から四十九年まで、この中の国鉄の借り入れ金の償還計画、それから利子の支払いの計画が載っておるわけです。これがたいへん高額になるのですね。一方国鉄の出しております、副総裁いらっしゃいますが、「昭和四十三年度予算参考書」これのほうには国鉄としての償還計画が載っております。これはもちろん経済計画のほうと予算参考書上の償還計画とは多少違います。違いますが、大筋として大体似たような数字です。これは当然だろうと思うのです。その問題なんですけれども、ちょっと大蔵大臣に申し上……


各種会議発言一覧

30期(1963/11/21〜)

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第2号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○野間小委員 この表について二、三お聞きします。「運転事故の概況」のほうですが、それの十四ページに第八表がございますが、「職員の取扱い誤り」というのが三十八年二十七件、三十七年三十二件と多少減少しているのですけれども、この部内の原因で、いわゆる責任事故とそうでない事故というものの判断はなかなかむずかしい点があると思うのです。たとえば三河島の事故もいわば一つの例なんですけれども、そういう場合に、その原因を分析していずれかに結論をつける、その調査の方法なりその機関なり、そういうものはどういうところでやっていらっしゃるのかということが一つ。それから三十八年の中で二十七件ありますが、一番多かった月の事……

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第3号(1964/03/18、30期、日本社会党)

○野間小委員 二、三お尋ねいたしますが、最初に車軸折損とタイヤの関係ですが、車軸のほうは三十八年一月から探傷器を増設されたわけですね。それからタイヤのほうは、三十八年十二月から材質をかえて一斉取りかえをされているということでありますので、第一表と比較をして、そういう整備をされてから以降のことは、その効果がどうであったかということがまだ明確でないのです。この表は三十八年の分は二月までですね。そうすると、車軸折損のほうは、探傷器がふえたのだけれども、三十八年は二月末ですでに三件あるということですね。そうなりますと、探傷器はふやしたが、まだ何かほかの欠陥をあるいは探傷し切れないのかどうか、その辺につ……

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第4号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○野間小委員 村野先生、たいへん国鉄の問題を論理的に解明されておりますが、いま先生の言われる国鉄の安全という問題で、科学技術の進歩と人間の能力との共同作業が完全に行なわれれば、相当高い安全度が保たれるというお説ですが、私もそのとおりだと思います。問題は、今日のような都市人口集中、そういう中で国鉄の組織の問題ですが、国鉄はいま、利用者を対象にして、つまり運賃を対象にして独立採算ということがたてまえになっております。そうなってまいりますと、人命尊重の意味では、国鉄の投資に対して、諸先生が言われるように、投資を十分にして科学技術との共同作業を完全にする、そうなるべきだと思うのですが、どうしても運賃は……

第48回国会 運輸委員会安全輸送対策に関する小委員会 第1号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○野間小委員 国鉄あるいは警察庁でいま報告がありましたが、各方面の御努力で、それぞれ交通事故に対する対策が進められておりますことについては、私ども敬意を表しております。ただ、いま御報告のあったように、最近の統計でいくと、死者が三十九年で一万三千三百十八名という最高の数に上っているというのが、現実の事実となっているということであります。われわれとしても、それぞれの方面との協力をしながら、事故の絶滅に対してなお一そうの努力が必要ではないかというふうに考えますが、安全の問題については、陸上、海上、空を含めてなお多くの問題がございますので、本委員会で、それぞれ時期を見ながら、また資料をいただきながら質……

第48回国会 社会労働委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1965/04/06、30期、日本社会党)

○野間委員 初めに、時間がだいぶ迫っておりますので、たくさんありますが簡単にいたします。  一つは安定局長にお伺いしたいのですが、港の日雇い労働者の現在の段階がありまして、いまの泊谷君の質問がそれに関係があるのでありますが、一番日雇い労働者の中で日常大体港の仕事につけるという状態になっておるのがいま言われた優先班、これは班長に隷属して働いているわけです。その次がいわゆる顔付とか組付とかいわれているものです。その次がいわゆる日雇いといわれて、ここまでが大体貫録をされておるわけです。ここまではぼくらも雇用上の問題はそう問題ではないと思うのです。ところがその一番最後に門前日雇いといわれている――私も……

第48回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○野間分科員 いま泊谷議員のほうからお金の問題はだいぶ出ましたので、要員の問題で少しお尋ねしたいと思うのですが、その前に副総裁にちょっとお尋ねをします。  いま言いましたように三千億円で四十年度の新計画の基礎が始まるわけです。その中にいろいろ問題があるでしょうけれども、ひとつ三十九年度の貨物収入の決算見込みは大体どういうふうになりそうですか。
【次の発言】 五十億ぐらいというお答えですが、これは私ども副総裁ほどは詳しくはありませんけれども、いまのような状態でまいりますと、収入見込みから見ると二、三百億円ぐらいの赤字になりそうではないかというふうに考えられるのですが、どうなんですか。


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 産業公害対策特別委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1967/06/22、31期、日本社会党)

○野間委員 時間がありませんので、一つ、二つお尋ねをいたします。  初めに大臣、今度油による汚濁を防止する条約をようやく日本で批准をする段階になったのですが、御承知のように最初の条約ができてから十三年、改正をしてからすでに五年たっているわけですね。世界の主要海運国ではほとんど六二年の条約まで批准がされていると思います。たしか二つか三つ残っていると思いますが、その程度であります。しかも日本の場合には、海運の隆盛はたしか世界の四位か五位になっていると思います。したがって、それだけの海運国としての日本のいわば襟度といいますか、そういう点から見れば、当然すでに相当早期にこの条約が批准をされておってしか……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○野間分科員 時間がありませんので簡単にしますけれども、河川の改修の問題なんですが、建設省のほうでは、四十年からたしか治水事業五カ年計画を進めていると思いますが、その中で、最近は異常なはんらんが多い傾向にあって、しかもそれが降雨のとき、しかも、かつてはたいした事故になりそうもないような降雨の際に大溢水、はんらんが起きている。そのために、建設省の資料によると、年間に七千五百五十九人平均の死者を含めた行くえ不明、負傷者がある。物的には二千七百四十一億、年間にこのくらいの犠牲があるというくらいにいわれておるのです。  そこで、最近特に問題になるのは、未開発地域といいますか、開発途上にある地域、そうい……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○野間分科員 大臣が来たらそこはお答えをいただくのですが、今度の定期の割引率を引き下げる、つまり定期運賃を上げるということになっておるわけですが、ずっと見ると、国鉄は二十二年の三月から四十一年の三月まで十三回運賃値上げが行なわれている。大体そのたびに定期の値上げが行なわれていて、四十一年にはダブルパンチになっている。これが国鉄運賃の状況です。そうしてついに四十一年の四月に、いま申しましたように二五%の運賃値上げをして、通勤通学割引率も引き下げて、つまり値上げをして増収をはかったんだが、四十一年の決算は、たしか赤字が、四十年の千二百三十億円から比べれば約半分だけれども、運賃値上げを大幅にしたにも……

第61回国会 交通安全対策特別委員会地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1969/07/22、31期、日本社会党)

○野間委員 それでは二、三、時間もありますので御質問申し上げますが、主としてこれは長官にあとでお尋ねするのですが、閣法のほうの第十二条「財政上又は金融上の措置その他の措置」こうなっておりますが、わが党のほうの同じ条文は、第七条で「法制上、財政上及び金融上の措置」こういう違いがあるわけですね。その問題に関連をして、これは問題としてはたくさんあるわけです。  午前中の論議にも若干ありましたが、私は交通安全対策の基本法がつくられると同時に、これに関連をする各種の法制上の措置が必要ではないかという立場でお尋ねをするわけでありますが、その前に労働省の方の時間の都合で、労働省関係の問題についてお尋ねをいた……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○野間分科員 三十分の間に二点ばかりお尋ねをいたしますので、能率的にやっていただきたいと思うのです。  河川敷の開放の問題なんですが、全国にたくさんこういう例があると思いますが、一番著名でかつかつて多少問題の起こったことのある多摩川の河川敷の問題についてお尋ねをしたいのであります。  いま多摩川の開放のできる全体の面積が三百五十ヘクタールあるわけであります。その中でまだゴルフ場に使われておるのが約三五%に近い百十八・五ヘクタールで、これが五つぐらいの会社にゴルフ場として使われているわけで、多摩川ゴルフ場あるいは新川崎ゴルフクラブあるいは東急電鉄の経営するゴルフ場というふうにあるわけですね。その……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○野間分科員 防衛施設庁のほうのはだいぶ時間も過ぎているししますから、別の機会にしましょう。  科学技術庁の梅澤原子力局長さん、それから大蔵省の藤井主計官にお願いします。  二月の十日から二十二日までアメリカの原子力潜水艦ハドックが横須賀に入港になりました。その際、測定器にたいへん異常値が出てまいって、たいへんな騒ぎになったのは、これは申し上げるまでもないのでありますが、当時私も横須賀に参りまして、約一日現地を視察をいたしました。その際に多くの問題が発見をされたのでありますが、きょうは時間がありませんので、その中で監視体制あるいは測定体制といいますか、正確にそうして迅速に異常値の状態を捕捉をし……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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