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平林剛 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

平林剛[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
184位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
956位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
561位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
123位
各種会議発言歴代TOP250
122位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
201位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
101位

30期委員会発言TOP50
29位
30期委員会発言(非役職)TOP50
25位
31期委員会発言TOP100
57位
31期委員会発言(非役職)TOP50
44位
32期委員会発言TOP100
78位
32期委員会発言(非役職)TOP100
59位
33期委員会発言(議会)TOP50
17位
36期委員会発言(非役職)TOP100
87位

このページでは平林剛衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。平林剛衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

30期(1963/11/21〜)

第46回国会 大蔵委員会 第2号(1964/02/04、30期、日本社会党)

○平林委員 午前中からたばこと肺ガンの問題を各委員からお尋ねしておりまして、政府側の答弁を静かに聞いておりますと非常にちぐはぐである。厚生省のほうからは、イギリスやアメリカで研究をした結果害になるものは日本においても害にならないとはいえないとかあるいはたばこは肺ガンに影響があるとかというきわめて断定的、肯定的な説明をされる。専売公社のほうはまだそういう結論になっていないと思いますというふうにお話しになる。立場が違うから答えが違ったってかまわない、またそれぞれに忠実なるゆえんであるから、われわれは理解をします。しかし一般の国民から見ると、同じ政府が心配させながら吸わせるというのは一番非が悪いと私……

第46回国会 大蔵委員会 第5号(1964/02/11、30期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと簡単にお尋ねしておきたいと思いますが、先ほど米穀について所得税の臨時特例に当てはまる人は、全農家の中で昭和三十五年が約四十万昭和三十六年が二十一万、昭和三十七年が二十四万九千というお話がございましたけれども、昭和三十八年はどのくらいになるのですか。
【次の発言】 そうすると全農家との割合はパーセントにしてどのくらいになるのか、それから減税額ではどのくらいで課税農家一戸当たりでどのくらいか。さっきの例で三十八年度について説明してください。
【次の発言】 課税農家一人当たりはどのくらいになりますか。
【次の発言】 昭和三十八年では二十四万戸、これは府県別でわかりますか。

第46回国会 大蔵委員会 第8号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○平林委員 きょうは私は所得税法の一部を改正する法律案に質問の焦点をしぼってまいりたいと思いますから、そのつもりでお答えをいただきたいと思います。きょうは予定の時間もだいぶ短くなりましたけれども、じっくり所得税法の問題について政府の考えを聞かしてもらいたいと思います。  まず初めに、政府は国氏の負担をしておる所得税の現状についてどういう認識を持っておられるか、要領よくまとめてお答えいただきたいと思います
【次の発言】 大蔵大臣が、国氏の負担しておるところの所得税の現状についてそういう認識であるから、私は国氏の中に税金が重過ぎる、政府は一体何をやっとるのだという声が出てまいりまして、反税的な傾向……

第46回国会 大蔵委員会 第9号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○平林委員 昨日私は所得税の減税は過少である、少な過ぎる、こういう立場に立って、課税の最低限、租税の負担率、給与所得控除額の引き上げをサボったことにつきまして、政府の見解をただしたわけであります。きょうもその問題につきまして引き続き政府の猛省を促したい、こう考えて質問を続行いたします。  税制調査会で昭和三十九年度の税制改正に関する答申をされたのは、昭和三十八年の十二月であります。税制調査会がこの答申を検討された当時、政府のほうで税の自然増収につきまして、あるいはまた物価の上昇につきましてどういうような説明をなさったか、これをお尋ねいたしたいと思います。例年税制調査会の資料によりますと、政府の……

第46回国会 大蔵委員会 第12号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、法人税法の一部を改正する法律案につきまして、きょうは、基礎的な資料を得るためと、問題を提起するという意味で、政府の考え方あるいは政府の資料をお尋ねいたしたいと思うのであります。  まず初めに、最近のわが国の会社数はどの程度ございますか。
【次の発言】 ただいまお話がありました会社、つまり法人を資本金の階級別に区分いたしますと、どういうふうになっておるでしょうか。
【次の発言】 ちょっとこまかく私もお尋ねしたいのですけれども、できれば一千万円までのもの、それから五千万円、一億、十億、五十億、こういうふうに区分をして説明していただきたいと思うのです。前の調査が大体そういう区分でい……

第46回国会 大蔵委員会 第13号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○平林委員 大蔵大臣がお見えになったら私もなお若干の議論をしたい点がございますけれども、きょうは一、二の問題について事務当局のほうから資料をいただくという意味で主税局長に質疑をいたしたいと思います。  先般、私、中小企業と大法人の区分につきましていろいろの資料から議論をいたしましたけれども、いま武藤委員もお話しになったように中小企業と大法人、中小法人と大法人の区分というものが必ずしも明確でない。中小企業、大企業という区分のしかたを何によって行なうかということももちろん議論があると思いますが、従業員の数、つまりその規模において区分をする場合もございましょうが、最近のようにオートメーション化が進ん……

第46回国会 大蔵委員会 第16号(1964/03/06、30期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと関連して。ただいまの中山会長の御意見を反駁して恐縮でありますけれども、私は今回の税制改正は、政府案においても、税制調査会の答申におきましても、所得税の減税が少な過ぎるという見解を持っているのです。なぜこう申し上げるかというと、昨年中山会長はこういう説明をなさいました。昨年の所得税の減税案を考えるときに、三十七年度の自然増収は大体政府からの説明では二千億か二千三百億円ぐらいしかないという話であった、それであるから結局小幅の減税を勧告せざるを得ないという条件で案を考えましたと説明をなさっておるわけてあります。そこで二千億ないし二千三百億円であったと想定をいたしまして案を出したと……

第46回国会 大蔵委員会 第18号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○平林委員 私は租税特別措置法の改正につきまして、いろいろ質問の通告はいたしておきましたけれども、一時までにやめなければならぬので、あまり時間がありません。だから残った問題については、いずれ大蔵大臣がお見えになったときに締めくくりの質問のときでもやらしていただくことにいたしまして、きょうは主税局長に資料の点から質問を始めたいと思うのであります。  先般租税特別措置及びその減収額一覧について、大蔵省の調査による提出がございましたけれども、これによりますと、貯蓄の奨励による三十九年度減収額が千二百七億、内部留保の充実による租税特別措置が三百四億、技術の振興及び設備の近代化による減収額二百二億、産業……

第46回国会 大蔵委員会 第21号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○平林委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法人税法の一部を改正する法律案、並びに租税特別措置法の一部を改正する法律案に対しまして、その税制改正の基本的な誤りと問題点を指摘しながら、これに反対する討論を行ないたいと思います。  最近における国民の税負担の現状から見まして、昭和三十九年度の税制改正は、どこにその重点を置くべきかという基本的目標につきまして、私どもはまず生計費には税金をかけないという原則に立って、所得税負担の軽減をはかり、税制面における負担の公平という立場から、従来より大企業に偏向する租税特別措置はこれを大胆に整理するよう政府と論争を続けてまいったのであり……

第46回国会 大蔵委員会 第23号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○平林委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案に対し、これに反対する討論を行ないたいと思います。  最近における国民の税負担の現状から見まして、昭和三十九年度の税制改正はどこにその重点を置くべきかの基本的目標について、私どもは生計費には税金をかけないという原則に立って、所得税負担の軽減をはかり、従来より大企業に偏向する租税特別措置は、これを大胆に整理するよう政府と論争を続けてまいりましたことは各位の御承知のとおりであります。  特に池田内閣の施策によって異常な物価騰貴が続いておる今日、低所得者層の課税最低限度は大きな影響を受け、その税負担は……

第46回国会 大蔵委員会 第25号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○平林委員 委員長はじめ各位の御了解を得まして、ただいま議題になっている法案に関連をし、大蔵大臣並びに銀行局長に対して私は若干の質問をいたしたいと思います。  初めに社内預金の問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。私のきょうお尋ねしたい点はきわめて簡単なことでありますが、まず順序として社内預金の現状について政府から御説明をいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 私の承知しているところでも社内預金の実施事業場数は全国で三万三千、預金労働者数は約四百十万、預金の総額がいまお話がありましたように四千七百四十億円程度になっているわけであります。これは私は最近の経済情勢から見まして、……

第46回国会 大蔵委員会 第26号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、いま同僚佐藤委員からもいろいろお尋ねがございましたので、初めに日銀法の改正の問題について、総裁の御見解を承っておきたいと思うのであります。  これは先ほどお話がございました公定歩合の引き上げ措置をとられた時期、あるいは今日までの日銀の態度などから見まして、日銀の中立性、自主性というのは、今後もきわめて重要な地位を占めるだろうと私は考えますものですから、今度の国会におきまして、あなたがお話しになりました日銀法の改正は、その方向についてそういう意味で重視をしておるわけであります。山際さんは三月九日の参議院予算委員会におきまして、現在の日銀法は昭和十七年制定のもので、実態に即さなく……

第46回国会 大蔵委員会 第28号(1964/03/31、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいま武藤委員から、あしたから始まる開放経済への移行につきましていろいろな角度からお尋ねがありました。今度の国会におきましても、この問題につきましては各委員会でいろいろな角度から検討されましたけれども、何といっても今日の日本の経済の中で国際収支の面に大きな不安がある。これがどういうふうに今後の日本経済に影響を与えるかということは、お互いに重大な関心を持たなければならない段階にあると思うのであります。そこでこれについてどんな方針と展望を持っているかということはいろいろ議論をされてきたのでありますけれども、私が特にお尋ねいたしたいと思いますことは、経常収支のうち貿易外収支の赤字をどう……

第46回国会 大蔵委員会 第29号(1964/04/01、30期、日本社会党)

○平林委員 私は公社の総裁にお尋ねするという意味でなくて、いま大村さんがお尋ねになった点について私からも一言要望しておきたいと思うわけであります。  それは、専売公社の合理化が進められるにあたりまして、もちろんそれは大きな意味で専売事業について重点が置かれることは当然でございましょうけれども、同時に働いている者の立場ということにつきましても十分な配慮をしてもらわなければならない。働いている者にとっては職場の安定ということは命より大事なくらいなものであります。ですから、合理化計画を進められるにあたりましては、絶えずそのことを配慮しながら進めてもらいたいということを希望いたすのであります。特に防府……

第46回国会 大蔵委員会 第31号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○平林委員 初めに私は、オリンピックの記念貨幣の問題について、政府当局にに若干お尋ねをしておきたいと思うのであります。  実はきのうの新聞を見て私びっくりしたのであります。なぜびっくりしたかというと、オリンピック東京大会準備促進特別委員会のほうで、記念貨幣の発行に関する法律案が可決をされたからです。これは本来大蔵委員会に送付されて、この委員会で審議をさるべきものと思っておりましたところが、むこうの委員会に付託をされた、だれに文句をつけていいかちょっと困るわけでありますけれども、少なくとも、オリンピック東京大会準備促進特別委員会というのは、オリンピック東京大会津価促進のために設置をされておるので……

第46回国会 大蔵委員会 第33号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○平林委員 私は企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、若干お尋ねをいたしたいと思います。  もちろんこの法律の背景となっておる日本経済の体質、そしてその体質改善についていかなる方策があるかという点に質問を展開すると、はなはだいろいろな角度から議論せねばならぬ問題があると思いますが、きょうは提出された法律案の基礎的な問題について、当局からいろいろな御説明をいただきたいと思うのであります。  初めに、資産の再評価については、私の承知しておるところでは、昭和二十五年に第一次、昭和二十六年に第二次、その後物価が騰貴したことによりまして、帳簿価額の再評価が不十分……

第46回国会 大蔵委員会 第34号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○平林委員 関連して。いま大蔵大臣は、公労協をはじめとするストライキが戦後最大のものであって、これを回避するために、政府としても真剣に検討し、そしてまた調停案を尊重する態度を打ち出した、こういう答弁のように聞こえたのですけれども、若干筋が違うんじゃないかと私は思うのです。つまり今日一般の勤労者なりあるいは政府関係の機関の職員の生活状態から考えまして、物価の上昇も相当あるし、そのために生活も苦しいだろう、同時にまた企業における生産性の向上もあり、これに対して見合う賃金も考えねばならぬ、そういうことを含めて考えて、政府としてはこの際真剣に取り組まねばならぬ、こう考えられて、そこで調停案尊重というこ……

第46回国会 大蔵委員会 第36号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○平林委員 きょう私は、国有財産法の一部を改正する法律案について、一、二の点をお尋ねいたしたいと思うのであります。  すでに同僚の議員からいろいろお尋ねがございまして、国有財産が昭和三十八年三月三十一日現在で三兆四千百九十三億円に達しておるということを承知いたしております。その中で、行政財産が一兆八千八百三十三億円で五五・一%を占め、そのうち、公用財産が九千七百七十九億で二八・六%、公共用財産が二百三十二億円で〇・七%、皇室用財産が二百五十四億で〇・七%、企業用財産が八千五百六十六億円で二五・一%、これに対して普通財産が一兆五千三百六十億円で四四・九%を占めておる。私どもが主として問題にしてお……

第46回国会 大蔵委員会 第37号(1964/04/24、30期、日本社会党)

○平林委員 初め経済企画庁長官にお尋ねします。十二時までに御都合があるそうですから、二、三問題点について端的にお尋ねします。  開放経済体制への移行を前にいたしまして、公定歩合の引き上げが実施をされたことについては御承知のとおりでございまして、私どもとしては開放経済体制移行に伴って、日本経済にまだいろいろな意味で不安を感じておるわけであります。そこでこれからの日本経済はどういうことになるのだろうかという点の議論、あるいは観測、分析がしきりに行なわれております。今日までの議論を総合いたしますと、田中大蔵大臣は、言ってみれば短期決戦という考え方で、比較的短期に今日の主として国際収支の面の改善ができ……

第46回国会 大蔵委員会 第39号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○平林委員 いろいろ同僚議員がお尋ねをしておりますし、またこの法案についての質疑は、過去の国会において何回も議論されたことでありますから、なるべく重複を避けてお尋ねをいたしたいと思います。  農地の被買収問題についてその実態を調査する作業が行なわれておったと思うのでありますけれども、そのときに出された答申があると思うのですが、その経過についてちょっと初めに説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 私は昭和三十七年五月二十二日の農地被買収者問題調査会答申というのを資料としていただいたわけでありますけれども、そうするとこれは第一回の調査の結論である、こういうふうに理解してよろしゅうございま……

第46回国会 大蔵委員会 第47号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○平林委員 委員長並びに同僚委員の御了承を得まして、私は専売公社の総裁に主として仲裁裁定に関する質問をいたしたいと思うのであります。  御承知のように、公労協など三公社五現業関係労組の賃金改定要求に関する仲裁委員会の裁定は、五月十九日、労使双方に行なわれました。専売公社の労使に対しても、この四月一日以降基準内賃金の六・五%相当額の原資をもって引き上げること、これを主文とする裁定がございましたが、専売公社の総裁の御感想をまず私はお伺いいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 きょう問題としておる仲裁裁定に至るまでの経緯を振り返って検討してみますと、今次の賃金改定の紛争の主要点は、組合の賃金の……

第46回国会 大蔵委員会 第48号(1964/06/03、30期、日本社会党)

○平林委員 私は国家公務員共済組合法等の一部を改正する法律案にについて一、二お尋ねをいたしたいと思うのであります。  初めにお尋ねいたしたい点は、恩給整理資源の問題でありまして、御承知のように、昭和三十四年の共済組合法改正によって、従来の恩給が共済に一本化したので、現在の国家公務員共済組合は多くの恩給公務員をそのまま受け継いでおるわけであります。しかし、当時の予算で約二千億円であったと言われる恩給整理資源は何ら受け継いでおらない。また同じく昭和三十四年公共企業体共済組合の場合におきましても、これに移行するに際して恩給公務員と旧令の共済組合員がありましたが、恩給法による国庫納金は全額国庫に入った……

第46回国会 大蔵委員会 第50号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○平林委員 きょう私は、国税庁の職員の配置転換の問題につきまして、若干当局のお考えをただしたいと思うのであります。  国税庁の、国税の職員の配置転換は、他の諸官庁に比べまして、その規模が大きいということ、また、その回転率がたいへん早いということは、常識的に私ども承知いたしておるわけでありますが、この問題について検討してみますというと、毎年のように、国会で歳入歳出予算が可決されたあと、新年度の徴税事務が新たに始まる六月から八月にかけて、国税庁の定期異動が始まるようでございます。その規模も一庁十一局五百四の税務署にまたがって、税務署の職員五万人のうち約三分の一、一万二千人から一万三千人の配置転換ま……

第46回国会 大蔵委員会 第56号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○平林委員 納税貯蓄組合法について二、三お尋ねしておきたいと思うのであります。  今回提案をされました納税貯蓄組合連合会が政府の御説明によりますと、自然発生的に各地にあるという御答弁でございます。これははたして自然発生的にできたものであるかどうか、それとも税務署の指導によってこういう機運が醸成されたものであるかどうか、その実情について明らかにしてもらいたいと思う。私ら法案の審議をしている場合に、自然発生的にこれができたというような理解のしかたをしておらぬもんですから、実情はどうかという点をお尋ねしたいと思う。
【次の発言】 私は自然発生的にできた納税貯蓄組合の連合会、こう考えておらぬのです。実……

第46回国会 大蔵委員会 第59号(1964/07/14、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、きょうは、国会の開会中に中途で終わっております質問の締めくくりをいたしたいと思います。  それは、不動信用金庫の解散問題をめぐりまして、金融機関の健全性の保持ということと、また、預金者の保護ということが、金融機関の大切な最低の要件であるという立場から、先般来、大蔵省銀行局当局の行政指導と、この問題の直接の当事者である信用金庫側の処置について、いろいろと問題点を指摘してまいりました。繰り返して問題点を要約いたしますと、第一に、金融機関の指導監督の任に当たる大蔵省銀行局の行政指導が、誤った情報とかなり片寄った判断で適切を欠いておるのではないか。  第二に、この問題の処理に当たった……

第46回国会 大蔵委員会 第60号(1964/08/11、30期、日本社会党)

○平林委員 きょうは先輩の佐藤さんはじめ多数の委員から御質問がございましたから、当面の財政金融問題について大かた質疑をし尽くした感じがございますが、私なるべく重複しない範囲におきまして、大臣の御見解を承っておきたいと思います。  まず最初の問題は、来年度の予算編成がすでに今週から本格的作業に入っておるという話を聞いておりますし、田中大蔵大臣も、一連の予算編成の基本方針をあらゆる機会に明らかになさっております。きょうも大体予算編成における基本的な考え方をお示しになったわけでありまするけれども、最近の経済情勢から考えまして、一番国民が関心を持っておるのは何といっても物価に与える影響であろうと思うの……

第46回国会 大蔵委員会 第63号(1964/10/29、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、ただいま委員派遣の調査結果が議事録に掲載をされましたが、この件につきまして若干お尋ねをいたしたいと思うのであります。私どもは先般北海道の調査に派遣をされまして、陳情を含めてその実情を調査してまいりました。その際特に国税庁職員の赴任旅費、日額旅費、宿舎の問題につきまして検討する必要を認めましたので、政府の御見解を伺いたいと思うのであります。国税庁職員の配置転換がその特殊事情によりまして他の官庁に比較をして量的に多く、その転勤率が各省の三倍をこえておる実情からいたしまして、その赴任旅費の実態を調査してみましたところ、たいへんその支給された赴任旅費と使用実額との間に大きな開きがある……

第48回国会 大蔵委員会 第3号(1965/02/03、30期、日本社会党)

○平林委員 昨日の質疑で、下級の刻みたばこ「富貴煙」の販売を中止して、価格表から削除することに関連をいたしまして、専売公社では全国の養老院などの福祉施設に対して、今度は「ゴールデンバット」を無償配付するという、たいへんよい話を承ったのであります。これにつきましては昨日も武藤委員から若干の質疑がございましたけれども、きょう私、若干あらためてお伺いをいたしておきたいと思うのであります。  最初に、こういうことをおやりになった目的は、どういうところにあるのでございましょうか、公社の総裁からお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 よく聞こえないのですが、事情はよくわかりましたけれども、やはり社会……

第48回国会 大蔵委員会 第6号(1965/02/10、30期、日本社会党)

○平林委員 きょうは同僚の野口委員が質問をする予定でございましたが、私がかわりまして、まず若干の質問をいたしたいと思います。  きょうは、葉たばこの収納価格をきめる法律的根拠並びにこれに関して昨年の十一月十八日に専売公社に提出されました臨時葉たばこ調査会の「葉たばこ価格形成に関する意見」の内容につきまして、若干お尋ねをしてまいりたいと思うのであります。  総裁にまずお尋ねをいたします。葉たばこの収納価格をきめる法律的根拠はどこに置かれておりましょうか.
【次の発言】 たばこ専売法第五条、これにはいま総裁がお答えになりましたように、葉たばこ収納価格をきめる規定が掲げられております。特に第五条第三……

第48回国会 大蔵委員会 第9号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○平林委員 きょう、私は、生命保険関係の資金の運用の問題を中心にいたしまして、生保資金と政府の行政指導、また生命保険料の問題などにつきまして、大蔵大臣の御見解をただしてまいりたいと思うのであります。時間があれば、一、二他の問題についても触れたいと思いますけれども、まず初めこの問題について政府の見解をお伺いいたします。  そこで、まず生命保険業全般の概要について、これは大臣でなくてもようございますが、たとえば生命保険会社の契約高であるとか保有の契約、特に総資金の情勢につきまして御説明を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 生命保険業界約二十社ですか、全般の保有の契約高が、いま説明ございまし……

第48回国会 大蔵委員会 第12号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○平林委員 本日は、当面の課題である日銀法の改正を中心にいたしまして、金融政策あるいは日銀総裁のお考え方をただしてまいりたいと考えるわけであります。最初に、ただいま平岡議員がお尋ねになりました公定歩合の問題についてお尋ねをいたします。  最近の新聞を読みますと、来月つまり三月、再び公定歩合が引き下げられるのではないか。日銀の見解によれば不安材料はないと判断をしておるとか、あるいはもう再引き下げも近いとかいう報道がしばしば行なわれておりますことは御承知のとおりであります。これに対する日銀総裁の旅行先における談話、あるいは新聞記者会見におけるお答えなども承知いたしております。しかし、一方においてこ……

第48回国会 大蔵委員会 第13号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○平林委員 きょうはだいぶ時間もおそいので、第一回戦をやります。私がきょう提起する問題は二回、三回と引き続き政府と議論しなければならぬ性質のものでございますから、まず頭だけを出しまして、政府においても十分御検討を願いたい、こう考えております  私の提起する問題は、最近地域開発が進みまして、だんだんに地方に工場誘致であるとかあるいは新しい道路を建設するとかということで、各県特に東京近郊におきましては、地域開発されていくわけであります。そうすると、そこの土地取得をめぐりまして、いままで自分の土地であると考えておりましたものが、これは政府のものである、おまえのものではないのだというようなことにぶつか……

第48回国会 大蔵委員会 第19号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○平林委員 税法の本格的な質疑につきましてはまたあらためてお尋ねをいたしたいと思いますが、きょうはさしあたり医療費控除の問題について政府の見解をお尋ねいたしたいと思う次第であります。特に医療費の問題につきましては今国会の焦点ともなりまして、国民の医療費負担というものは今後増大をする傾向にございまして、こういう意味ではあらためて現在の所得税法に規定をいたしてあります医療費控除につきましても再検討する必要があるんじゃないか、あるいは検討する価値があるのでないかという意味から、私の若干の質問をするのであります。  現行所得税法第十一条の五には、医療費を支出した場合、所得金額の百分の五を越えた場合に所……

第48回国会 大蔵委員会 第23号(1965/03/23、30期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと関連。これは私はこのまま質疑、答弁だけで済ませる問題ではないと思うのです。これは非常に重要な問題でありますから、大蔵委員長自身にもひとつ十分お考えをいただきたい。私はこう考えるのです。それは大蔵委員会にしょっちゅう通達や政令を持ってきて審議するというのは、なかなか事実上たいへんではないかという気はします。しかし本来国民の全般に影響を与えるものですから、これはわれわれゆるがせにしてはいけない、労を惜しんではいけない。国会としてはやはり租税法定主義を厳格に守っていかなければならないわけですから、労が多いからといってこれを否定してはならないのです。そこで、われわれは大蔵委員会に幸……

第48回国会 大蔵委員会 第24号(1965/03/24、30期、日本社会党)

○平林委員 きょうは私、なるべく重複を避けまして、税三法についての質疑を続けたいと思います。  初めに、租税特別措置の昭和四十年度、平年度ベースで計算をいたしますと、どの程度の減収額になるだろうかという点につきまして、政府から御説明をいただきたいと思うのでございます。
【次の発言】 ただいま資料の提出がすでにあったというお話でございますが、私まだそれを見ておらなかったものでありますから、合計については二千百十七億でございますが、それでは一応事項別に、貯蓄の奨励や内部留保の充実、その他の区分に従ってちょっと御説明をいただきたいと思います。

第48回国会 大蔵委員会 第25号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○平林委員 最後に、第四の課題、すなわち法人税法案中の第三十七条第六項における時価の概念について質問いたします。  所得税法の旧法第五条の二、すなわち「時価による譲渡とみなす場合」の規定は、新所得税法の第五十九条第一項第二号にそのまま生かされており、内容を見ますと、「著しく低い価額の対価で」「資産の譲渡があった場合においては、その譲渡の時における価額により、当該資産の譲渡があったものとみなして、この法律を適用する。」こととしております。この限りでは問題はございません。ところで法人税法の改正案を見ますと、その第三十七条の第六項に、今回初めて譲渡のときにおける価額に比して低いときは否認する旨をうた……

第48回国会 大蔵委員会 第28号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○平林委員 財政法の一部を改正する法律案につきまして、ただいま横山委員からお尋ねがありました点につきまして、初めに私、大臣の見解を承りたいと思うのであります。  今度の法律改正によりまして、財政制度密蔵会の委員の定数を増加させて、国の予算、決算及び会計の制度に関する重要な事項を調査審議させる、こういうことになるわけでありますが、時あたかも昨年の九月臨時行政調査会におきまして、予算会計の改革に関する意見が提出をされておるわけであります。この予算会計の改革に関する意見書の中には、現行予算の編成及び執行の効率化をはじめといたしまして、かなり重要な分野にわたって政府に対する勧告が行なわれておるわけでご……

第48回国会 大蔵委員会 第36号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○平林委員 いまのお話を聞いておりまして、なお私は納得できないのであります。それは、この支店長さんがふなれであって、そして初めて支店長になったから、いわば幻惑されてだまされた、こういうお話であります。しかしいま有馬さんも指摘のとおり、それだけでははっきりしない。そればかりでなくて、週刊朝日にこの問題が――きょう発行されておるのを読んでみますと、大和銀行の取締役、総務部長の太田新一氏によると、「京橋支店がだした保証小切手については、前々からそういう例があった。自分の小切手をだして、『交換にかけないから、銀行の保証小切手を貸してほしい』といい、一日か二日借りて、約束どおり返していた。こんどの場合は……

第48回国会 大蔵委員会 第37号(1965/05/11、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、三たび国有畦畔の問題について政府の見解をただしてまいりたいと思うのであります。特に私が問題にいたしておりますのは、昭和三十五年の十月二十八日付の関東財務局長が発した通牒であります。この通牒によりますと、「二線引畦畔地の取り扱いは、原則として大蔵省所管の普通財産に属するものであるから了知のうえ処理の適正に遺憾のないよう願いたい。」という通牒が発せられておりまして、これが一つの問題であります。もう一つは、同じく昭和三十五年八月二十五日、関東財務局長の名において「二線引の畦畔地について」こういう通牒を発しております。「二線引の畦畔地を隣接地主が地目変換に便乗し、自己所有の畦畔地とし……

第48回国会 大蔵委員会 第40号(1965/05/19、30期、日本社会党)

○平林委員 それでは製造たばこ定価法案につきまして、二、三お尋ねいたしたいと思うのであります。  この法律案によりますと、従来新しいたばこの品種が発売されることに法律案も提案してくる、その煩瑣なことを避ける、そして専売公社に対してある程度製品に関しては自主性を与えるという趣旨のように思うのでありますが、一方財政法との関係におきまして、どういうような関係になるのでしょうか、その点を少し説明していただきたいと思うのであります。
【次の発言】 財政法第三条の特例に関する法律というのがございまして、これによりますと、「政府は、現在の経済緊急事態の存続する間に限り、財政法第三条に規定する価格料金等は、左……

第48回国会 大蔵委員会 第41号(1965/05/26、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいま問題になっておる土地は神奈川県の藤沢市でありまして私の選挙区なのです。そこで若干の時間をいただきましてお尋ねいたしたいと思うのであります。むろんいま武藤委員からお尋ねがあり、その他の関連質問がございましたから、おおよそ問題点は尽きておるわけでありますが、ただ私、大蔵大臣に確かめておきたいのであります。国有財産の具体的な土地の払い下げをきめるということは、国有財産の審議会が慎重に事務局の案を検討して、よしとしたとき初めてきまる、したがって、大蔵大臣も先ほどお話がございましたように、答申だろうと建議だろうと、その審議会の結論というものはこれを尊重するというお答えがございました。……

第48回国会 大蔵委員会 第43号(1965/06/07、30期、日本社会党)

○平林委員 きょう新しい大臣としての福田さんから所信の表明が行なわれまして、私もそれをお聞きいたしました。お尋ねしたいことは山ほどあるわけでございまして、ただ限られた時間でどれだけ尽くせるかという問題がございます。そこで、私端的にお尋ねしますから、端的にお答えをいただきたいと思うのであります。  最初に、いま堀委員から指摘をされました景気の見通しについてまずお尋ねをいたします。先般総理大臣が新聞記者会見をなさいまして、これからの景気見通しについて語りました。これによると、現状は底をついて回復期にあるのだというお話であります。しかし、いま福田蔵相も、大体現状は、時間はかかる、二年くらいかかる、し……

第48回国会 法務委員会 第18号(1965/04/02、30期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと関連。いま横山委員がお尋ねになっております二線引きの畦畔地についてあなたのほうがお出しになった通牒、これによって末端の登記所の機構において、これを申請するもの、受け付けないものということで、いろいろな利害が起きてきているわけです。これは理由なき理由によって国民の権利というものを侵害しておる。大蔵省もけしからぬけれども、法務局もまことに自主性がないものだ、こういう点を指摘しなければならぬと思うのであります。しかし、法務局は二線引き畦畔というものが一体どういうものであるかということの概念をつかんであの指示を出したのですか。二線引き畦畔というものはどういうものであるかということの……

第49回国会 大蔵委員会 第1号(1965/07/31、30期、日本社会党)

○平林委員 いま、公債発行につきましては、当面の不況を切り抜けたあとの条件、特に社会環境の補整だとか、その他いろいろな事業を興すのに公債発行政策を考えているのだというお話がございました。いままで私どもがお尋ねをしたときには、公債発行については慎重な態度でいくし、追い詰められた形の公債発行というのは考えない、赤字公債というのは考えないという一つのワクがあったわけでありますけれども、いまのお話では、そのワクは越えてないのだという感じはしたわけです。受けた感じといまのお話とはずいぶん違うことはわかったのでありますけれども、ただ、それでは環境整備がすっかり整って、それならもう世間で心配しておるようなイ……

第49回国会 大蔵委員会 第2号(1965/08/04、30期、日本社会党)

○平林委員 だいぶ時間も経過しておりますし、また引き続いて質問を継続するということをあらかじめ留保させていただきまして、きょうは主として事務的な問題についてお尋ねをしてまいりたいと考えます。  初めに、IMFの増資の問題については、昨年の九月の東京総会において決議をされて、それに基づいて今回予算案の提出とこれに関連する法律案の提出があったと承知をいたしておるわけでありますが、その増資払い込みというのはことしじゅうにやればいいのだというように私は聞いておったのですけれども、今度の国会に補正予算とともにこれが提出された理由というのはどういうところにあるのでしょうか。つまり、私の言わんとするところは……

第49回国会 大蔵委員会 第3号(1965/08/06、30期、日本社会党)

○平林委員 関連して。ユーロダラーの取引の推移は、私の調べたところでは一九六〇年九月ごろは一億千九百万ドルほどでありまして、その後漸増して、一九六四年三月では四億一千二百万ドル。いまのお話ですと、減ってきた、あるいは横ばいだということでございますけれども、最近の資料はどういう数字の経過をたどっておりますか。私の承知しておるのは六四年の三月まででございますので、それ以降九月、それからことしの三月、どういう数字をたどっておりますか、御発表願いたいと思います。
【次の発言】 私が申し上げた数字は去年の三月十三日に日本経済新聞に公表されたものであります。そして一九六四年三月四億千二百万ドルというのはそ……

第51回国会 大蔵委員会 第6号(1965/12/26、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、同僚委員に引き続いて、公債の問題について大蔵大臣の考えをただしてまいりたいと思うのであります。  公債発行の問題についての質疑は、私は今日まで福田大蔵大臣とは二回やりました。第一回は六月七日の大蔵委員会でありまして、福田大蔵大臣が新任をされた直後、初めてこの大蔵委員会で所信表明をなさったときであります。第二回目は八月六日の大蔵委員会で、参議院の選挙が終わったあと、第四十九国会で国の歳入予算の不足がようやく問題化された時期を選んで質問を展開しました。私は前後二回質疑を行なったのであります。いよいよきょうは年末でもありますし、この問題について私と大蔵大臣との間の議論をしたつけを清……

第51回国会 大蔵委員会 第17号(1966/03/04、30期、日本社会党)

○平林委員 資料要求ですが、いま議題になっている法律案の中で、宿泊料の甲地方と乙地方につきましては、大蔵省令でこまかく定めるようになっておりますから、その具体的な地域について、一覧表にして提出をいただきたいと思うのであります。  それからもう一つは、日額旅費の問題についてですけれども、日額旅費の各省庁の実態の一覧同一であればかまいませんけれども、それぞれの特殊事情があって違いがあれば、その各省庁の実情の一覧をつくってもらいたいと思うのです。  それからもう一つは、移転料について、各等級に分かれて額が定められておるわけでありますけれども、この等級別の転勤者の数の実態というのがつかめておりましたら……

第51回国会 大蔵委員会 第18号(1966/03/08、30期、日本社会党)

○平林委員 それでは、私から国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案について、若干質疑をいたしたいと思います。  初めに、宿泊料と日当の改定が行なわれるわけでありますが、これは内閣総理大臣等、指定職の職務又は一等級の職務にある者、二等級の職務にある者、三等級以下五等級以上の職務にある者、六等級以下の職務にある者、都合五つの区分がされておるわけでありますが、一方、移転料の改定額のほうにまいりますと、その区分はそれぞれ等級別にこまかく分けられておりまして、合計九つに区分をされておるわけですね。それで、一方においては等級が五つに区分をされ、片方ではさらに細分化されているというぐあいに、国……

第51回国会 大蔵委員会 第19号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○平林委員 日本開発銀行法の一部を改正する法律案につきましては、同僚の藤田委員からこまかくお尋ねがございましたから、私からは、その部分の中で少しく聞いておきたい点だけにしぼってお尋ねしたいと思うのであります。開発銀行の今回の改正趣旨はお尋ねしてまいりましたけれども、昨年来、通産省のほうでは、今後の産業政策の課題として、政府と民間の協調による産業体制の整備と国際競争力の強化をはかるという考えのもとに、その一環として開銀の機能拡充を考えられておるという話を聞いておるわけでありますけれども、今度の日本開発銀行法の改正案は、そういう通産省側の構想と関連をして発せられたものであるかどうか、その点を初めに……

第51回国会 大蔵委員会 第20号(1966/03/11、30期、日本社会党)

○平林委員 私から、ただいま委員長が述べられましたように、三党を代表いたしまして、国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議を提案いたしたいと思うのであります。  初めに、案文を朗読さしていただきます。    国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議  一、内国旅行における甲乙両地方の区域区分については、最近の宿泊料金の実態等にかんがみ、実情にそうよう再検討すること。  二、移転料については、実費弁償を建前として制度の合理化を図ること。  三、日額旅費については、実費を下回らないよう定めること。 以上であります。  先ほど、国家公務員等の旅……

第51回国会 大蔵委員会 第21号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○平林委員 長いこと大蔵大臣に質問を展開しようと考えておりまして、いろいろ準備をしたのでありますけれども、その間、なかなか質疑をする時間が経過して、私のほうも材料を集めたのだけれども、きょうは十分意を尽くしてお尋ねをすることができないかもしれませんが、最初に、所得税法を中心にして、事務当局を含めて大臣にお尋ねをしてまいりたいと考えておりますから、そのつもりでお答えをいただきたいと思うのであります。  私は、本会議においても、今度の税制改正は、金額においてその規模は大きいけれども、しかし、その大きい中においても低所得階層に対して必ずしも行き届いた減税になっておらない、そういう趣旨のことを指摘をい……

第51回国会 大蔵委員会 第22号(1966/03/17、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、昨日、今度の税制改正を主として低所得階層の分野からのぞいてみることにいたしまして、たとえば、日雇い労務者の課税の問題、それから勤労青少年の税金の問題、それから家庭の主婦の内職の問題などを中心に質疑を展開してまいったのであります。きょうは、その質問の中で、なお大蔵大臣からお答えをいただきたいと考えております点を初めに解決をいたしまして、なお残された問題点について移ってまいりたいと思うのであります。  そこで、主税局長とも一応御相談はしていただいたと思うのでありますけれども、初めに、主婦の内職の問題から出発をして、私のぜひ考えてもらいたい点を申し上げたいと思うのであります。  こ……

第51回国会 大蔵委員会 第24号(1966/03/22、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、日本社会党を代表して、所得税法、法人税法並びに相続税法の一部を改正する法律案の減税構想の矛盾と税制改正の問題点を指摘して、税三法それぞれに対し、反対する討論を行ないたいと思います。  私ども日本社会党は、最近の経済事情と国民の税負担の現状にかんがみ、この際、税の不公平是正と、いわゆる下からの需要拡大により不況を打開することを目標にして、昭和四十一年度税制改正を、大衆所得減税及び中小零細企業減税を重点にする初年度四千億円減税を断行することを提唱してまいりました。また、徴税行政が科学的、かつ、民主的に行なわれるよう、大口脱税を厳に捕捉するとともに、租税基本法を制定して租税白書を義……

第51回国会 大蔵委員会 第26号(1966/03/24、30期、日本社会党)

○平林委員 関連して。  いま藤田委員が取り上げておる問題は、社会党としても交際費の課税については損金不算入の割合を少し高めるべきであるという主張でございまして、昨年も私この問題を取り上げたことがあるわけです。きょうは会議録を持っていませんから、こまかいことは落としてあるかもしれませんけれども、いまお話のように、交際費が四十一年度ベース推計では六千億円あるということに対して主税局長は、一つには、弱い企業の交際費というものを考えねばならないと言われました。私、ある面ではもっともだと思う。しかし、それならば、たとえば資本金を一千万円あるいは中小企業の一つの基準として五千万円でもけっこうですが、これ……

第51回国会 大蔵委員会 第28号(1966/03/30、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、都市開発法に関連をいたしまして、昨年来懸案になっておりましたいわゆる畦畔の取り扱いを中心に、最近の事情、これからの政府の態度につきましてただしてまいりたいと考えております。  初めに、日本道路公団の副総裁お見えになりましたので、これと重要な関連のある東名高速道路の状況につきまして、概況を簡単に御説明いただきたいと思うのであります。  私の聞きたいのは、東名高速道路というと、東京から名古屋まで全部行くわけでございますが、この用地取得の状況を概括的にお話し願って、これは簡単でけっこうです。私が問題にするのは、特に畦畔の多い神奈川県について知りたいのでございまして、初めに用地取得の……

第51回国会 大蔵委員会 第30号(1966/04/12、30期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと関連して。  この「非課税措置等による地方税の減収見込額(試算)」というのはどこが試算して提出したのですか。
【次の発言】 それならば、私はかねがね主張しておるのだが、租税特別措置で国家として特別のことをやるということは、いろいろ議論はあるけれども、まあ客観的に認められるとしても、それが赤字をかかえている地方財政のほうまで援助する必要はないのじゃないか、だから、国と地方とは遮断をしなさいということを私は主張しておるわけです。そこで、いまのこの資料によりますと、たとえば、利子所得の分離課税及び税率の軽減の国税の減収額が地方にはね返るというのは、これは県別にしていきますと、その……

第51回国会 大蔵委員会 第31号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいまの議題に関連をいたしまして、いわゆる春闘の問題について若干お尋ねをいたしたいと思うのであります。  初めに、大蔵大臣に素朴なお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、政府並びに大蔵大臣は、しばしば、これからの国民生活の上にゆとりのある家庭を実現をしたいというお話を述べておられるわけであります。ゆとりのある家庭とは何ぞやという問題について、かつて参議院の予算委員会で田中寿美議員がお尋ねしたところ、大蔵大臣は、これは収入だけをもっていうのではない、しかし、心も収入もゆとりのあるものを目ざしてまいりたい、たとえていうならば、百坪くらいの土地を買うて三十坪くらいの家を建て、芝生も青く……

第51回国会 大蔵委員会 第32号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○平林委員 今回の地震保険に関する法律案は、大体いろいろの議論の末にまとまってまいりまして、委員会に提出をされておるわけでありますが、今回の地震保険は、結局政府の再保険という形に落ちついたわけであります。しかし、こうした日本の地震国であり、地震が多いということから地震保険をつくってほしいという国民の希望というのはかなり多かった。そこで、それを担当するのはだれがやったらいいかということは、いろいろ昔から議論があったと思うのであります。御承知のように、戦時中は戦時特殊損害保険法というのがありまして、戦災にあったところの家屋、財産等に対して国家がこれを補償した。大体ほとんど国家が助成したもので補償し……

第51回国会 大蔵委員会 第34号(1966/04/20、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、この間の委員会におきましてちょっと申し上げた点からお尋ねをしていきたいと思うのであります。  それは、保険会社、特にきょう問題になるのは損害保険の会社でありますけれども、その財産の運用についてでございます。保険業法施行規則、財産利用割合の制限、第十九条によりますと、株式の所有は十分の三をこえることを得ずとなっておるのであります。ところが、大蔵省から提出をされました損害保険会社の株式所有状況を見ますと、二十社、A、B、C、D、E、F、Gと区別されておりますけれども、その割合は三十八年度末、三十九年度末、四十年九月末、いずれも三〇%をこえる割合となっておるのであります。これは保険……

第51回国会 大蔵委員会 第36号(1966/04/26、30期、日本社会党)

○平林委員 私の質問は、先回保留をしたのが一件ありますが、これはあとで事務当局のほうからお答えいただくことにいたしまして、初めに大蔵大臣にお尋ねします。  地震保険に関する法律案の第三条に「政府は、地震保険契約によって保険会社等が負う保険責任を再保険する保険会社等を相手方として、再保険契約を締結することができる。」と書いてあるわけです。私は、初めこの地震保険に関する法律案を審議しておったときに、現存の保険会社、損害保険会社と直ちに政府が再保険をするのだと思ったのでありますけれども、この第三条を読んでみると、そうでない、間にもう一つあるような表現になっておるのですが、このところの事情は一体どうな……

第51回国会 大蔵委員会 第40号(1966/05/11、30期、日本社会党)

○平林委員 小林委員の縦横の質疑のあとでございますが、私がこれから申し上げる問題も、やはり大蔵省においては慎重な取り扱いをしてもらわなければならぬ問題であります。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税務署の設置に関し承認を求める件について、こまかい点はあとで時間があればお尋ねいたしますけれども、初めに、これに関連をして国税庁長官にお尋ねをいたします。  たぶん御承知だと思いますが、全国の信用金庫の協会長であった小野孝行氏、中央信用金庫の理事長ですね、これは昨年の十二月、その職員組合の金庫民主化の要求提出を契機にしてその職を辞任いたしました。その経過は、私が手元に持っているように、い……

第51回国会 大蔵委員会 第41号(1966/05/13、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいま議題になりました税務署の設置に関し承認を求めるの件で若干お尋ねをいたしたいと思います。  今回提出をされましたのは、新設する税務署として東京の雪谷、福岡の西福岡に税務署を設けようとするものでありますが、その税務署の陣容といいますか、その規模、そういう関係について少し説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 今回は地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づいて、ただいまの二つの税務署の設置に関して承認を求めておるわけでありますが、私承知しておりますところによると、全国で六カ所か七カ所税務署を廃止するところがあると聞いておるわけでございます。それについては具体的にはどこと……

第51回国会 大蔵委員会 第47号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○平林委員 共済組合法案についての質問がだいぶ続けられまして、およそ審議は大詰めに来たようでありますが、きょうは私から若干のお尋ねをいたしたいと思いますから、質問のほうは簡潔、要領を得た質問をいたしますので、答弁のほうも、簡単にして明快、意を尽くした答弁をしてもらいたいと思うのであります。  そこで、私が最初取り上げるのは、長期在職者の低額恩給とか共済年金の最低保障額の問題についてお尋ねをしたいと思います。  今回の法律改正によりまして、退職年金の額が六万円に満たない者は、一定の条件がありますけれども、六万円を支給することになりました。この最低保障が妥当かどうかという問題が一つあると思うのであ……

第51回国会 大蔵委員会 第51号(1966/06/21、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいま議題になっている法律案につきまして、私から若干の質問を行ないたいと思います。  第一に、アジア開発銀行を設立する協定は域内十カ国以上を含む十五カ国以上の批准書の寄託があり、これらの出資額の合計が六億五千万ドル以上になった場合発効するとあるのであります。わが国においても目下この大蔵委員会において審議が続けられておるわけでありますが、他の諸国においての実情はどういうふうになっておるでしょうか。
【次の発言】 それらの諸国は大体いつごろまでにこの批准をしていくだろうか。またその見通しは大体あるのでしょうか。
【次の発言】 見通しの問題だと思いますけれども、かりにその批准が得られな……

第51回国会 大蔵委員会 第53号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○平林委員 関連。  結局、小林さんの気持ちはわかる、わかるということだけれども、最終的にくると結論がつかないという理由は、私はやはり銀行局長のものの考え方をもう少し直してもらえばよいと思うのです。なぜかというと、今度の東調布の問題について、かりに支店長代理が二百万円か三百万円の問題で事件を起こしたならば、これは早う解決しておるはずです。二百万円か三百万円程度のものであったら、おそらく東調布の支店長も理事長も、当信用金庫の信用を保持するために、これは私どもが責任を負って処理いたします、こう言って、みえを切るにきまっているのですよ。私はそうだと思うのです。ただ、金額が大きくなったから、いろいろな……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○平林委員 簡単に二、三お尋ねしたいと思うのであります。小宮先生のほうにお伺いしたいと思うのであります。  私、この「物価問題についての覚え書」を読ましていただきまして、たいへん参考になる点が多かったのでありますけれども、その中で一つだけ、二枚目のところにありますけれども、労働者階級を代表する政党が物価安定を重視し、保守政党が経済成長を重視しているというようなことでメモが書かれておるわけでありますけれども、最近の政府の経済政策をながめておりまして、一つ感ずることがあるのです。それは財界や資本家、全部とは言いませんけれども、かなり中枢的地位にある人たちの中に、現在の経済政策を通じてインフレを促進……

第52回国会 大蔵委員会 第1号(1966/07/15、30期、日本社会党)

○平林委員 いまのお話に関連をいたしましてちょっとお尋ねをしておきたいと思うのです。それは、葉たばこの収納価格は、御承知のようにたばこ専売法できめられておるわけでございまして、この規定によると、生産費及び物価その他の経済事情を参酌して収納価格をきめなければならない、こう書いてあるわけでございます。物価問題や経済上の変動に伴う措置についてはただいまお尋ねがありましたが、肝心の生産費との関係ですね。これは最近はたばこ耕作組合のほうも大騒ぎをしなくなりましたけれども、しかし、過去三カ年間の実績にいろいろな修正を加えるということは、実際の生産費から比較をいたしまして十分補っているものであるかどうか、こ……

第52回国会 大蔵委員会 第2号(1966/07/19、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいま税制調査会の責任者の東畑さんから審議の状況や大まかな基本的な考え方について御説明がございました。きょうは、時間が十分ではございませんからすべてをお尋ねするわけにまいらないかと思いますが、基本的な考え方につきまして、二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。  初めに、私は最近における税制調査会の税制に対する基本的な考え方に微妙な変化があるという一つの批判を持っておるわけであります。特に税制については、御承知のとおり税負担の公平という原則を一番重視してもらわなければならぬわけでありますが、最近の経済事情から、政府のほうからもいろいろ注文が出ておる。諮問のしかたについても、経……

第52回国会 大蔵委員会 第3号(1966/07/22、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、きょうは大蔵大臣に、明年度の減税の問題とそれから最近の経済状況下における公債発行の問題、その他一、二点についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  初めに、明年度の減税構想についてでありますが、先般、当委員会に税制調査会の会長である東畑さんにおいでいただきまして、私どもの意のあるところをいろいろと御注文を申し上げたわけであります。特にそのとき私どもがお話をいたしましたのは、現在税制調査会に提出をされておる課税最低限八十三万円構想の問題とサラリーマンの退職金課税に対する減税措置の問題であります。この件につきましては、すでに商業新聞にも大きく報ぜられまして、国民の側においては……

第52回国会 大蔵委員会 第6号(1966/08/24、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、きょうはまず最初に大蔵大臣に景気の見通しについてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  去年の九月、私が景気の見通しを尋ねましたら、福田さんは、つま先上がりでよくなるという文学的表現をされまして、以来つま先上がりで景気がよくなるということばがはやったのですけれども、ことしようやく一年たって新しい財政時代、公債発行、いろいろなことをおやりになってまいりました。この時期においては、一体どういう表現で日本の経済をあらわしたらいいか、何か文学的表現がございますか。もし文学的表現がなければ簡単でよろしゅうございますから、大綱についてこの機会にお話をいただきたいと思うのであります。

第52回国会 大蔵委員会 第7号(1966/09/16、30期、日本社会党)

○平林委員 本日は、大蔵大臣が見えるまで、百円の紙幣廃止に関する問題について、関係当局にいろいろな角度からお尋ねをしてまいりたいと思う次第でございます。  八月の二十六日に私ども新聞紙上でこれを読んだのでありますけれども、閣議で福田大蔵大臣が、百円硬貨について、素材の銀が供給不足で国際相場も上がっているために、今後白銅貨に切りかえるという問題と同時に、昭和四十八年度末までに百円紙幣についてはこれを廃止するという方向で閣議の了解を取りつけたという報道がなされました。  言うまでもなく、通貨は国民の生活において重大な関係を持つものであります。これが突然――いろいろ内部では相談をしておったのでしょう……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 大蔵委員会 第2号(1967/03/18、31期、日本社会党)

○平林委員 私は、きょうは経済見通しを中心にいたしましていろいろとお尋ねをしてまいりたいと考えております。  そこで、経済の情勢をどういうふうにつかむかということはなかなか困難だし、最近の経済情勢を見ると、いろいろ微妙な動きがあらわれてまいりまして、答えるほうもむずかしいかもしれませんけれども、私は、きょう衆議院の大蔵委員会で大蔵大臣の所信表明を聞きまして感じましたことは、やはり何か一つ抜けておる。何が抜けておるかというと、現下の経済情勢を政府の財政担当の大臣としてお話しになったその前提、それまでの問題について抜けておる。そこで、その問題についてきょうは少しお尋ねをしておきたいと思うのでありま……

第55回国会 大蔵委員会 第4号(1967/03/24、31期、日本社会党)

○平林委員 関連して。  ただいまの内職収入の問題については、昨年も少し議論をいたしまして、いまお話があったように、昭和四十二年分、つまり四十三年三月十五日の確定申告には十万円までは少額不追及の限度を少しふやした、こういうことでありますけれども、いま横山さんが質問なさっている内職収入で家計の補助をしておる主婦の数は、いまお話しになったような程度の数ではない。もっと多い。私が昨年申し上げたときには、東京都の全世帯の四分の一は少なくとも内職収入によって家計の補助その他を行なっておるという東京都の資料をあげて申し上げたことがございます。そういう意味ではかなり大きな数にのぼるものだと考えておるわけであ……

第55回国会 大蔵委員会 第5号(1967/03/28、31期、日本社会党)

○平林委員 本日の午前中に本委員会に付託となりまして、すでに提案趣旨の説明がありました期限の定めのある国税に関する法律につき当該期限を変更するための法律案につきまして、私どもとしては、この法律案の内容をまず検討してみましたところ、重大な誤りがあるのではないか、したがって、この法律案は、政府の説明も十分聞かなければなりませんけれども、われわれの見解によれば、むしろあらためてこの法律案を書き直して委員会に提出すべき性質のものである、それをそのまま内容の質疑に入ることは、委員会としての権威にも関する、そこで、まず、内容のこまかい審議に入る前に、この法律案についての取り扱い、この疑義をわれわれとしては……

第55回国会 大蔵委員会 第6号(1967/03/29、31期、日本社会党)

○平林委員 まず主税局長にお尋ねをいたします。本来はこれは大蔵大臣にお尋ねするのが筋ですけれども、主税局長にまず確めていきたいと思うのであります。  あなたもいろいろ税の問題については御苦労なさっておりまして、特に租税特別措置の問題については、本委員会の各委員の質問を通じて国民の声がどこにあるかということはお察しになっておると思うのであります。そういう意味では、国民全般の批判が集中しておる租税特別措置、特に政策的効果も確かめることができないもの、そして、いまのわが国の税体系の中では不公平のシンボルともいうべき利子、配当に対する租税特別措置、こういうものにつきましては、私はやはり一つの期日が来た……

第55回国会 大蔵委員会 第8号(1967/04/28、31期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと関連をしてお尋ねしておきたいのですけれども、今度バナナの関税が幾ぶん変更されるわけですね。その結果、これはどういうふうになるか私もよくわからないのですけれども、差益が出てくるはずです。これは、全般の金額としてはどのくらいになりますか。
【次の発言】 輸入量だとか浜相場、そうした取引の関係によって将来いろいろな変化があるということはよくわかるのですが、かりに非常に機械的に考えまして、全体においていま輸入量がふえるとか、あるいは浜相場が変わるとか、消費者にそれがいい方向に転化されるとかいう約束は何もないですね。機械的に考えると大体どのくらい違うかということを聞いているのです。

第55回国会 大蔵委員会 第9号(1967/05/09、31期、日本社会党)

○平林委員 きょうは私は、関税法の改正案の中でバナナ関税の問題についてお尋ねをしたいと思っておりますが、その前に、園芸局長が見えるまで、もう一つの問題につきましてお尋ねをしたいと思います。 それは重要機械類の免税の延長の問題についてです。  ことしの五月三十一日に適用期限が到来する重要機械類の免税につきましては、この法律案によりまして本年度末まで延長することになっておるわけでございます。この問題については本委員会でもしばしば取り上げられたことがありますけれども、きょう、私あらためて重要機械類とは一体何ぞやという問題について、少し当局のほうの御説明を聞かしていただきたいと思うのであります。

第55回国会 大蔵委員会 第11号(1967/05/12、31期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと関連して国税庁長官にお尋ねをいたしますけれども、いまのバナナの輸入業者の脱税の問題で、本委員会で関税定率法の審議が進められておりまして、それでお伺いをするわけですけれども、結局、バナナの関税率が今度五%ないし一〇%下げられるということになりまして、その審議をめぐっていろいろな検討が行なわれておるわけでありますが、私どもの検討の中に、バナナの輸入業者が、浜相場を立てるときでもあるいは輸入をする場合でも、非常に利益率が高いのでないだろうか、そうして、そのために、加工業者に渡り、それから小売り業者に渡り、そうしてまた一般消費者にいくまでにおきまして、どうも中間の利益が高いために消……

第55回国会 大蔵委員会 第12号(1967/05/16、31期、日本社会党)

○平林委員 私は、石炭対策特別会計法案につきまして若干の質問をいたしたいと思います。  午後からは大蔵委員会と石炭対策特別委員会の連合審査会が予定されておりますから、こまかい専門的な問題につきましては、その機会にまた質疑が行なわれると思いますけれども、私はちょっとここで総括的な問題についてお尋ねしておきたいと思うのであります。  今回、石炭対策に関する政府の経理を明確にするために特別会計が設置をされることになったわけでございますけれども、この歳入の総額というのは一体全部で幾らになりますか。
【次の発言】 ただいまの歳入総額の中から、歳出としては石炭鉱業合理化事業団に対する出資金及び補助金あるい……

第55回国会 大蔵委員会 第13号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○平林委員 昨日、私の質問を展開中、定足数の問題から休憩に入りましたから、少し質問が中断をいたしました。きょうは、それに引き続いて、私の考え方を中心に、ひとつ政府からお答えをいただきたいと思うのであります。  私が前回お尋ねをいたしましたのは、石炭対策を国家的立場から打ち出していくためには、石炭の需要に対して長期的な見通しを立てながら、かつ、なるべく石炭を使ってもらう、こういう国策が一つありまして、特に大口の消費者といいますか、需要口であるところの電力、鉄鋼――この電力と鉄鋼が石炭を使ったときに、従来、石油関税の還付制度が行なわれておった。その石油関税の還付制度の中におきまして、相当巨額な電力……

第55回国会 大蔵委員会 第14号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○平林委員 関連。  国税庁長官、いまの問題についてはなお三カ月かかるという事情はわかるのですが、私が去年この交際費問題を取り上げましたときに、交際費は、税法上、機密費、贈答費、接待費といろいろこまかく分類されておるけれども、それらの状態についてひとつ御調査をいただけないかということを注文してあるわけなんです。そうして、これはなかなか時間がかかるものであるからすぐにということにはいかないだろうけれども、適当な時期に私また取り上げますからそろえておいていただきたいということを申し上げて、この問題については資料がそろそろまとまる時期ではないかと私は思うのです。いま堀委員のおっしゃったことは、なおさ……

第55回国会 大蔵委員会 第16号(1967/05/23、31期、日本社会党)

○平林委員 午前中に終えたいということで、私ども質問はたくさんあるのですけれども御遠慮申し上げておりましたが、ちょっと簡単に松隈さんにお答えをいただきたいと思いましてお尋ねします。時間もありませんから、私三つばかり注文があるのですが、それをまとめて申し上げますので、よろしくお願いいたします。  一つは、この大蔵委員会で将来の税制のあり方について議論が及びまして、その中で、最近新聞で御存じだと思いますけれども、水田大蔵大臣が売り上げ税の構想をしきりに述べておられるわけでございます。これは、新聞だけで見ますと、この委員会の質疑とはずいぶんかけ離れておるのでございまして、この点は誤解のないようにした……

第55回国会 大蔵委員会 第18号(1967/05/25、31期、日本社会党)

○平林委員 それでは、きょうは簡単な問題からお尋ねをしていきたいと思います。調子が出てきたらまたお尋ねをしていきたいと思います。  いま交際費が問題になっておりますけれども、結局、交際費というのは税法上からいうと、税金をかけられない損金の一つというような見方、あるいは同時に、それぞれの企業にとっては必要な経費と本来みなされておるのですけれども、実際上こうして国会で問題になるというのは、その額が非常に多くなってきておるということ、その額がむしろ各企業にとって配当に匹敵するくらい――最近は配当と交際費との開きがやや出てきたようですけれども、一時は配当金と交際費に支払われる額とがほぼ同じだということ……

第55回国会 大蔵委員会 第20号(1967/05/30、31期、日本社会党)

○平林委員 関連して。  この国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案で、外国旅行をする場合の日当、宿泊料、食卓料がそれぞれ各区分に応じて増額をされることになっておりますが、内閣総理大臣及び最高裁判所長官、国務大臣等及び特命全権大使、これは据え置かれておりますけれども、その理由、どういうことでそれを据え置いたのか。
【次の発言】 「その他の者」というのは、これはどういう者ですか。
【次の発言】 いまのような人はみんな「その他の者」に今度なるわけですな。この表現、どうなのかね、私はそう思うのだけれども……。いまお話しになったようなものは「その他の者」なんだね。法律上でそういうことを規……

第55回国会 大蔵委員会 第21号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○平林委員 昨日私がお尋ねして、残っていた問題点につきまして、少しお尋ねしたいと思うのであります。  それは、今回登録免許税を課税する対象が、政府の改正案によってふえてきたわけでございまして、昨日問題にいたしましたのは、従来も課税対象にはなっておりましたけれども、弁護士、公認会計士、公認会計士補、税理士、弁理士、医師、歯科医師、保健婦、助産婦、看護婦などが、いろいろな登録をするときの税を課せられる対象になっておるのですが、一方、地方公共団体で行なうところの行政書士あるいは衛生検査技師、調理師、歯科衛生士、歯科技工士、二級建築士、准看護婦、栄養士、理容師、美容師、クリーニング師等いろいろあるわけ……

第55回国会 大蔵委員会 第25号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと関連して。  いまの広瀬さんの質問にちょっと関連してお尋ねをしますけれども、確かに、制度の問題としては政務次官が言われたような考え方もあり得ると思いますが、しかし、ただいまのような前提の事情はやはり感情の問題としては残るわけですし、一つのその部分をとらえてみれば、矛盾が残っている、解決されていない。ですから私は、組合員である被保険者全般の同意があれば、むしろそれを――その人たちも後にはそういう立場になるわけですから、組合員である人たちの全般の同意があれば、そういう方向に向かうということは間違っていないと思うのでございまして、そういうことは、すでに公共企業体関係では、いま述べ……

第55回国会 大蔵委員会 第26号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○平林委員 きょうは、ただいま議題になった法律案に関連をして、少し専売公社に当面の問題二、三についてお尋ねいたしたいと思います。  いずれ大蔵大臣が入ってきますから、大蔵大臣が入ってきたら、きょうは私の本題であるたばこの定価の問題についてお尋ねしたいと思ったのですけれども、その前に少し時間がありますから、万国博覧会の援助広告つきたばこの問題についてちょっとお尋ねしておきたいと思います。  「ハイライト」というたばこに広告がついておりまして、一般に市販されておるわけでありますが、これは私の承知しているところでは、日本万国博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律に基づいてこういう措置……

第55回国会 大蔵委員会 第27号(1967/06/30、31期、日本社会党)

○平林委員 きょう私が取り上げる問題は、中小金融の制度をめぐりまして、金融制度に関する調査会がいろいろな試案をめぐって議論をしておりますけれども、専門的な今後のあり方につきましては別の機会に譲ることにいたしまして、私は、最近の動きをめぐって、中小金融機関に起きておる問題点を指摘して、政府の考えをただしていきたいと考えておるわけでございます。  そこで、具体的な問題に入る前に、大蔵大臣に一つ、二つ前提としてのお尋ねをしておきたいと思います。  ただいま申し上げたように、金融制度調査会では中小金融機関のビジョンを求めて三つの試案、滝口試案と呼ばれるものだとか、末松試案とか、川口試案とか呼ばれる幾つ……

第55回国会 大蔵委員会 第32号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○平林委員 資産再評価法の改正案に関連をいたしまして、けさがたの理事会で御了承を得て、私はきょうは般若鉄工の倒産の問題につきまして、主として銀行局長にお尋ねをしてまいりたいと思うのでございます。  しかし、その前に、先般私が銀行局長にお尋ねをいたしました三和開発の倒産の問題に関連をして、最近の信用金庫業界のあり方について追及をしました。また、中小企業金融機関の再編成にからみまして、私は、制度をいじるよりは、当面する各金融界の実態というものに対してむしろ監査的な態度を強めるべきである、これを怠ることは許されない、また、その監査が十分でないのは、一つには、大蔵官僚の金融機関に対する天下りがあるし、……

第55回国会 大蔵委員会 第33号(1967/07/18、31期、日本社会党)

○平林委員 大蔵大臣、私はきょうは一つだけ財政法で定められておる国債の償還計画、これがどういうものであるかということは、しばしば今国会において議論されてきたことでございますし、けさ方阿部委員からもこれについて触れられておりますので、その議論は繰り返しません。ただ、私どもとしては、財政法のたてまえからいっても、銘柄別それから償還財源も付して償還計画というものを出すべきであるということを要求しておるということはおわかりのとおりでございまして、ここで並行線の議論はするつもりはありませんけれども、ただ借りかえの問題について私は少し議論があるわけです。  そこで、先ほどから公債発行によるわが国経済に対す……

第56回国会 大蔵委員会 第2号(1967/09/08、31期、日本社会党)

○平林委員 関連。いまのお話で公取委員会の今後の活躍にわれわれも大いに期待をいたしておりますが、問題は、委員会の機構が十分でないために突っ込みが足りない、あるいは果たすべき役割りが十分でないというようなことがあってはならぬということを考えまして、いま大蔵省の予算の編成期でございますから、あなたのほうもその点は遠慮なく要求をされて、そして国民の期待にこたえるという態度をとってもらいたいと思うのですけれども、その問題についてあなたはいまどういうふうにお考えになっておりますか。

第56回国会 農林水産委員会 第1号(1967/07/29、31期、日本社会党)

○平林委員 農地法の違反問題に関連をいたしまして、ただいま石田委員が取り上げたことについて、私、若干関係当局にお尋ねをしてまいりたいと思います。  そこで、私は、いまの問題について、農地の転売、すなわち、農地法全般が現況に置かれておることに対してどう取り扱うかという問題が一つありますが、具体的に取り上げられた大磯の新貨物駅の問題につきましては、はたして鐘紡という会社が大磯に化粧品工場を建設する計画があったかどうかという点が、疑問としてなお残ると私は思うのでございます。それからもう一つ、国鉄、これは、公共企業体といえども国に準ずる一つの機関が、農地法に違反する土地であると知りながら、国鉄は別なん……

第57回国会 大蔵委員会 第5号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○平林委員 私がきょう取り上げたいと考えておる問題は二つありまして、まず第一の問題は、主として大蔵省に対しましてお尋ねをしたいと思っております。  それは、生活協同組合あるいは労働者の団体である組合が各地域や職場で自主的に行なっておる共済活動に対して、一昨年の四月以降、民間の保険業界あるいは大蔵省がこれを保険類似行為という名前をつけまして規制しようとする動きがありまして、いま保険審議会を舞台にしていろいろ進められておりますので、この問題を取り上げたいと思っているわけであります。  初めに、今日までの沿革を簡単にちょっと申し上げておきますと、一昨年昭和四十年の四月十三日に保険業界から政府、大蔵省……

第58回国会 大蔵委員会 第12号(1968/03/21、31期、日本社会党)

○平林委員 いろいろと聞きたいことがありますけれども、まず簡単な問題からお尋ねをしていきたいと思います。  最初に、私が取り上げたいと思いますのは、給与所得控除の問題であります。今回の税法改正で、給与所得控除が若干、それぞれ定額控除はじめ最高額等についての改正が行なわれることになったわけでありますけれども、率直に申し上げて、給与所得控除とは何ぞや、給与所得控除とは一体どういう性格のものであるか、その定義、性格、これをひとつまず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大体そんなところではないかという解説があったわけでありますけれども、一体、今日所得税の負担というものがたいへん重い。そして……

第58回国会 大蔵委員会 第18号(1968/04/02、31期、日本社会党)

○平林委員 きょう私がお尋ねしたいと思っておりますことは、租税特別措置法に含まれております中で、輸出振興等の税制が提案をされておるわけでありますけれども、輸出振興のために輸出割増償却制度を拡充し、輸出の伸長に貢献した企業を甲種、乙種と分けて認定をしていく。 このそれぞれの条件に合ったものに対しましては、輸出割増償却や海外市場開拓準備金の積み立てを特に拡大をして、特別の割り増しをしよう、こういう措置が提案をされておるわけでございます。このために要する予算は、今日までの政府の説明によりますと、輸出割増償却の特別の割り増しの増加分が初年度十六億円、平年度で六十七億円、また海外市場開拓準備金の積み立て……

第58回国会 大蔵委員会 第20号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○平林委員 後ほど大臣が見える予定だそうでありますから、私の質問をしたいと思った順序を多少変更いたしまして、本題については大臣が見えられたときにお尋ねをすることにいたします。  そこで、まず初めにたばこの小売り店に関する問題についてお尋ねをしていきたいと思います。  まず専売公社にちょっとお尋ねしますけれども、たばこの小売り店というのは現在何軒くらい全国にありますか。
【次の発言】 このたばこの小売り店は、取り扱い規模別でいきますとどういう分類になっておりますか。
【次の発言】 私の調べによると、昭和四十一年度の調べでありますけれども、年間三百万円までの売り上げをするたばこの小売り店は十四万四……

第58回国会 大蔵委員会 第25号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○平林委員 私は、ただいま議題になっております金融二法案について、若干お尋ねをしたいと思うのであります。  それで、この法案を審議するにあたり、いろいろ検討しなければならない問題はありますけれども、まず初めに、この法案によって、またこの法案によらずとも、ことしの経済動向の状況から見まして、今後の中小企業金融というものがどういう状態になるだろうか。それからまた、そうした予測される事情において、この法律案はどういうふうな波紋を描くだろうかという点がやはり一つの焦点であろうと思いますので、この点についていろいろとお伺いをしていきたいと思うのであります。  この間、政府のほう――これは経済企画庁のほう……

第59回国会 大蔵委員会 第2号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○平林委員 時間の関係もありますから、なるべく私、意見を言わないで、ずばりずばりお尋ねしますから、大臣のほうでも、なるべく私の意のあるところを察して、実のある答弁をしてもらいたいと思うのであります。  最初に、税収の見通しについてお尋ねをしてまいりたいと思うのです。今後の経済成長のいかんによりますけれども、最近の経済情勢あるいは今後の見通しの上に立ちまして、大臣としてはどの程度の税収の伸びを期待をしておるかということをまずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣は、私は、政治家としても、また大臣の今日までの業績からいたしましても、尊敬をいたしております。したがって、きょう言ったこと……

第59回国会 大蔵委員会 第4号(1968/10/18、31期、日本社会党)

○平林委員 きょう私は、前に通告しておきましたたばこ消費税の制度について、いろいろと政府、専売公社の責任者からお話を承っていきたいと思うのであります。  本日ただいまお話を聞きますと、専売事業審議会が専売納付金制度をたばこ消費税に改めることについての建議がされたというお話を聞きました。ことしの四月あたりから、大蔵省、日本専売公社が、現在の専売益金制度を消費税制度に切りかえる方針で、具体的な検討を開始しておりましたことは、当時の商業新聞その他の伝えるところでございます。とにかく数千億円の専売事業によるところの収益があるわけでありますから、日本経済全般に与える影響は大きいことは言うまでもありません……

第60回国会 大蔵委員会 第2号(1968/12/20、31期、日本社会党)

○平林委員 きょう私が質問を展開する前に、基本的な原則でありますけれども、政府にちょっとお尋ねしておきたいことがあります。  大蔵省として、法人税と所得税の二重課税という問題についてはどういう方針をとっておるか、ちょっとその基本的な考え方をお聞かせいただきたい。
【次の発言】 わが国の税法は、その根本理念に、特に法人税は法人擬制説をとっております。そこで、法人税と所得税はいわば補完税の関係にある。そこで二重課税にならないような考慮がされておる。いろいろこまかい点はありますけれども、たとえば、法人の受け取り配当についてはその金額は益金に不算入するとか、あるいは個人の配当所得は一五%の税額控除を認……

第61回国会 大蔵委員会 第2号(1969/02/17、31期、日本社会党)

○平林委員 先ほどの福田大蔵大臣の所信表明につきまして、全般的な議論を展開したいと考えておったのでありますが、私に与えられた時間、たいへん短うございまして、意を十分尽くすことができないと考えますから、きょうは、これに関連をして具体的な問題について、二つの問題に関し質疑を行ないたいと思います。  私がきょう取り上げたい問題は、一つは給与所得に対する源泉徴収の制度は憲法違反ではないかという問題、これが一つ。もう一つは、法人税法における役員賞与の損金不算入に関する現行の規定は憲法違反の疑いがある。この二つの問題を取り上げたいと思うのであります。  そこで、初めに法人税法の問題につきまして、お尋ねをし……

第61回国会 大蔵委員会 第8号(1969/03/05、31期、日本社会党)

○平林委員 私は、ただいま議題になっておる法律に関連をいたしまして、基地の周辺における国有地の取り扱いに関しまして、いろいろとお尋ねをしてまいりたいと思うのであります。  基地の周辺における国有地、正確にいえば自衛隊の施設並びに駐留軍の施設及び区域の周辺に所在する行政財産、そういう名前で表現されておると思うのであります。このような国有地はいま全国十五の施設の周辺に散在をしておりまして、その面積は、昭和四十三年一月一日において約百万平方メートルに達しておるといわれておるわけでございますが、その実情はどうでありましょうか。具体的にまず御説明をしていただきたいと思います。

第61回国会 大蔵委員会 第11号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○平林委員 私は、きょう給与所得控除の問題を中心にいたしまして、少しこまかいことを尋ねていきたいと思うのであります。  そこで、その質問を展開する前提として、まず給与所得控除につきまして、今回の所得税法の一部を改正する法律案におきまして、その適用範囲を拡大をしておるわけでございますが、この理由を一応御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、ただいま給与所得控除の適用範囲の拡大を提案された理由はわかりましたが、問題は、この給与所得控除という制度を設けている理由について、おおよそ三つの観点からの理由をお話しになったわけでございますけれども、この給与所得控除を設けている理由、それぞれの……

第61回国会 大蔵委員会 第13号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○平林委員 いまの問題に関連をして、政令できめる倍数がはっきりしてないので、私も適当な時間にこれは尋ねたいと思っていた点です。  いまの渡辺委員の例は、主としてゴルフ場とかその他の場合のことを想定しての倍数です。私は、これを農業という立場から見た場合どうだろうか。たとえば新都市計画法によって市街化地域、調整地域と区分をされて、市街化地域においての農業は次第に市街化調整地域に移ってやりたい、こういう希望が出てきて、私は、転換をし、買いかえをするというようなことは都市近郊においては非常に多くなるだろうと考えておるわけであります。  それからもう一つは、農業の中においても、たとえば畜産業のような場合……

第61回国会 大蔵委員会 第21号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○平林委員 きょうはお許しを得まして、一般質問を展開したいと思っております。特にきょう私が取り上げたい問題は、最近の経済情勢にからみまして、いろいろな角度から大臣のお考えをお尋ねしてまいりたいと考えております。  特に最近の経済の動向には激しいものがあることは、御承知のとおりでありますが、アメリカの公定歩合、預金準備率の引き上げ、あるいはこれによって日米の公定歩合の水準が四十年ぶりに逆転をいたしまして、日本の金利は高い高いと言われておったのに、このごろではアメリカがむしろ六%と、わが国の金利水準を上回るというような状態も出てまいりました。こうして世界の高金利時代――イギリスにいたしましても、あ……

第61回国会 大蔵委員会 第22号(1969/04/18、31期、日本社会党)

○平林委員 ただいま議題となりました通行税法の一部を改正する法律案に関して、お尋ねをいたしたいと思います。  私がきょうお尋ねしたいことは、通学定期の問題であります。この方面はとんと私も専門的知識がございませんから、国鉄当局に初めお尋ねをいたします。  通学定期は割引が行なわれて、私の聞いたのでは七割一分ぐらいの割引になっておるのだそうでありますけれども、これによって国鉄はどの程度実際に入るべき収入を縮小しているのでありましょうか。その金額はどのくらいになるか。また参考のために、通学定期というのは何人くらい該当者があるのかというような点をお話しいただきたいと思います。

第61回国会 大蔵委員会 第37号(1969/06/13、31期、日本社会党)

○平林委員 本件につきまして、さきに資料の要求があり、それに対して大蔵省から提出をされております「不服申立ておよび訴訟の件数について」というのを読んでみたわけであります。これによりますと、昭和四十二年におきまして異議の申し立ての件数が三万四千七百七十八件、それから審査請求件数が昭和四十二年度において一万二千四百二十件、非常にたくさんの異議申請あるいは審査請求が行なわれておるわけであります。また、これに対する却下、棄却の数字もかなりその割合が高いように調査の結果あらわれておるようでございます。  そこで私、お尋ねいたしたいのでありますけれども、この資料によりますると、異議申し立てに対しての却下は……

第61回国会 大蔵委員会 第42号(1969/06/27、31期、日本社会党)

○平林委員 きょう私は、最終的段階になっておりますから、なるべく簡潔に、法案に関する質問をいたしたいと思います。  私がきょう取り上げたいのは、この国税通則法の一部を改正する法律案の中に第九十九条というのがあります。この九十九条は「国税不服審判所長は、国税庁長官が発した通達に示されている法令の解釈と異なる解釈により裁決をするとき、」あと字が続いておるわけでありますが、私の承知する限り、税法の中に通達ということばが使われたのはこの法律が初めてではないかと考えておるのでありますが、いかがでしょう。
【次の発言】 そこで、この法律で初めて通達ということばが法律の中に登場してきたという意味では、私は、……

第61回国会 大蔵委員会 第44号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○平林委員 きょう私は、国家公務員共済組合連合会の問題についてお尋ねをしてまいりたいと思ったのでありますけれども、その前にもう一つの問題を先にやらしてもらいたいと思っております。その間、参考人にはしばらくお待ちをいただきたいと思う次第です。大蔵大臣にも、これから私が展開する質問を少し聞いておいてもらいたいと思っておるわけでありますが、とりあえず質問を始めます。  国家公務員共済組合あるいは一般の公共企業体の共済組合に加盟をしておる組合員の扶養家族に対する取り扱い、これは何か特段の定めがあるのでしょうか。つまり、組合員は共済組合員証をもらいますね、その組合員証の中には本人並びにその扶養家族の名前……

第61回国会 大蔵委員会 第48号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○平林委員 私は、きょう専売公社の長期経営計画、それから第一次中期経営計画、これを中心にいたしまして、専売公社当局並びに政府の方針を伺ってまいりたいと考えています。  「これからのたばこ事業」という長期経営計画を読みました。それからことしの六月発表されました「第一次中期経営計画」これもこまかく読んでみました。私は、これはわが国の今後の財政また国民の生活、関連産業の将来についてきわめて重大な内容を含んでおるということを感じまして、それゆえにきょう与えられた時間ですべてを尽くすわけにまいりませんから、二弾、三弾という気持ちでこの問題についての質問を展開をしたいと考えておるわけでございまして、あらか……

第61回国会 大蔵委員会 第52号(1969/10/28、31期、日本社会党)

○平林委員 きょうは大蔵大臣との間に、当面する問題を二、三質疑をする予定でございますけれども、大臣がお見えになる前に、若干政府当局に対しましてお尋ねをいたしたいと思っております。  問題は最近の物価統計についてであります。よく言われますように、国の経済を人間のからだにたとえれば、物価は体温に相当するし、物価の上がり下がりを測定する物価指数は体温計ということになる。したがって、医者がわが国の経済を判断する場合に、体温計が狂っていたのでは経済そのものについての測定を誤ることになる。そこでこの体温計が一体正しいかどうか。現在のいろいろな物価指数のうち、われわれがよく使っておる総理府統計局の消費者物価……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 大蔵委員会 第4号(1970/02/24、32期、日本社会党)

○平林委員 国税通則法の一部を改正する法律案につきましては、さきの国会においてかなり基本的な問題点については質疑が繰り返されておりまして、いわば、議論は出尽くしておるという感じがしないではありません。しかし、なお具体的な問題になりますと、当局との間に議論を展開しておく必要がある問題も多少残っておりますから、きょうは、私はそれらの問題を中心にして質疑を展開したいと考えておるわけであります。  そこで、今回の国税通則法の一部を改正する法律案の中心であります国税不服審判所、これを設ける必要、あるいはこれをつくるべきであるという世論が生まれてきた背景は何かというと、結局国民全般が税金に対していろいろな……

第63回国会 大蔵委員会 第8号(1970/03/04、32期、日本社会党)

○平林委員 関連して。  いまの質問について、私目下検討中のものがありますから、通産省に資料をちょっと要求をしておきたいと思います。  ただいま問題になっている、日本から原料を輸出をして逆委託加工するという場合、例は韓国、台湾、香港に多く、その件数が四十一年度六百二十五件、四十二年度九百十一件、四十三年度八百三件というお話がありましたが、これについて私は若干の資料を整えてもらいたいと思うのであります。  それは一つは、件数だけお話しになりましたけれども、原料を輸出をする場合の輸出総額、同時に今度は逆委託加工してわが国に戻ってくる輸入総額、それを各年次別にそろえてもらいたいということが一つ。  ……

第63回国会 大蔵委員会 第9号(1970/03/06、32期、日本社会党)

○平林委員 私は、きょうは所得税法の第二条第一項第三十三号、この控除配偶者の定義の問題につきまして、若干質問をいたしたいと思うのであります。これは、私がしばしば取り上げてまいりました家庭の主婦の内職収入に対し、現行の課税が適当であるかどうかということに関連をしてお尋ねをしたいと思うのであります。  この規定によりますと、「控除対象配偶者 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもののうち、次に掲げる者をいう。」ということで「合計所得金額のない者」「その所得の全部が給与所得等である者で、その合計所得金額が十万円以下であるもの」「給与所得等以外の所得を有する者で、その合計所得金額が五万円以下(そ……

第63回国会 大蔵委員会 第12号(1970/03/17、32期、日本社会党)

○平林委員 国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案について、若干お尋ねをいたしたいと思います。  大体政府の提案説明あるいは細部的なお話を聞いておりまして、とりわけて問題はないように思いますけれども、たまたま広瀬委員が予算分科会の都合がありますから、私から少し、前回の審議の経過にかんがみ、政府当局の考えをただしてまいりたいと思っております。  たしか、前にこの旅費に関する法律案を審議したのは四十一年ぐらいだと思うのでありますが、そのときも私どもといたしましては、この旅費に関する法律案について附帯決議を付してまいりました。そこで、今回政府が提案をされた法律案の中には、私どもがつけた……

第63回国会 大蔵委員会 第13号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○平林委員 きょうは大臣に、一般質問を少し、久しぶりにやらしてもらいます。  最初に私が取り上げたいと思いますのは、昨年この委員会で問題を提起いたしました新都市計画法、この新都市計画法に便乗して、大手不動産業をはじめ私鉄関係企業、観光企業資本などが土地の買い占めに狂奔している実態について問題を提起いたしました。  そのとき私が申し上げた問題点は、一つは、新都市計画法で市街化地域と指定される地域では、需要と供給との関係から、本来土地価格が低下すべきものであるのに、実際にはここは農地転換などめんどうな手続が要らないから住宅は自由に建てられるということで、かえって土地の値上がりが始まっている。したが……

第63回国会 大蔵委員会 第16号(1970/03/25、32期、日本社会党)

○平林委員 ちょっとそれに関連して。いまの電子計算機について私も実は質問を用意しておったのであります。大体堀委員が尽くされたと思うのですが、先ほどの法制局の解釈を聞いていて、あまりにも回り回っていてどうも私にもぴったりしない。そこで、実際上の運用として開発銀行はさような解釈でやっていたのか、拡大解釈でやっていたのかという点が私はしっくりしないのです。  そこでお尋ねするのですけれども、開発銀行のいろいろな事業計画の中に、特定産業融資というのがあるわけですね。この特定産業融資の中に、電子計算機の周辺装置について、生産体制の整備に重点を置いて、昭和四十三年度にはおおよそ十一億円程度の融資が行なわれ……

第63回国会 大蔵委員会 第20号(1970/04/03、32期、日本社会党)

○平林委員 物品税の現行課税方式につきまして若干これを改正する必要を認めまして、この点についてきょうは問題を提起いたしたいと思っております。  私の見解に入る前に、いろいろと政府のほうからこれを取り巻く客観的な情勢につきまして、資料を中心に御説明をいただいておいたほうがよいかと思いますから、前提として若干の質問をいたしたいと思います。  物品税の最近の実情についてまずお伺いをいたします。第一種、第二種の区分は必要ございませんので、ここ二、三年物品税はどんな推移をたどっておるか、まず総括的に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 税額についてちょっと御説明をいただきたい。

第63回国会 大蔵委員会 第23号(1970/04/09、32期、日本社会党)

○平林委員 それではきょうは、これから本格的に税三法の審議をやるはしりとして、序幕的な意味で質問を始めることにいたします。  まず最初に私は、きょうは徴税コスト、徴税費、これについて少し私の見解を申し上げながら政府の考え方を聞いてまいりたいと思っておるわけです。そこで、国税庁のほうから初めに数字の関係について明らかにしてもらいたいと思います。最近の経過でけっこうでありまするから、徴税をするために要した経費、ここ二、三年どのくらいをかけておるかという点を、数字ですから、ちょっと最初に明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、この徴税費の経費内訳はどういうようなものとしておられま……

第63回国会 大蔵委員会 第25号(1970/04/14、32期、日本社会党)

○平林委員 きょうは総理大臣に、今後における税制改正の目標という問題につきましてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  昭和四十五年度の税制改正によりまして、所得税の減税は、基礎控除、配偶者控除、扶養控除等の引き上げによりまして、平年度三千五十億円の減税が実施をされたわけであります。またこれによりまして所得税の課税最低限は、給与所得者の場合、夫婦子供三人で百二万八千六百七十四円ということになりました。このことについて税制調査会は、昭和四十三年の「長期税制のあり方についての答申」の中で、百万円程度の課税最低限が実施されるという場合は、貯蓄のためにゆとりのある合理的な課税最低限の水準であるという……

第63回国会 大蔵委員会 第26号(1970/04/15、32期、日本社会党)

○平林委員 本日は、昨日の大蔵大臣の答弁が不満でありましたからその点を少し補って、再び家庭の主婦の課税問題について取り上げたいと思うのであります。私が、この委員会においてしばしば、家庭の主婦が職場に進出する度合いが非常に多くなってきておる。そういう現象のもとに、最近の調査によれば、それぞれの家庭の主婦のパートタイムや内職収入が、現在の所得税法第二条第一項三十三号に規定をする給与所得等十万円以下、給与所得以外のもの五万円という規定は現状に合わなくなってきておる。その結果、税金はわずかな家庭の主婦の所得に対してもいろいろな圧迫を加えておる。したがってこの限度額は引き上げるべきであるという主張をして……

第63回国会 大蔵委員会 第30号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○平林委員 清酒製造業の安定に関する特別措置法に関して、いま私もいろいろと堀委員の議論を聞いておったわけでありますけれども、少し別の角度から政府当局の御見解を承ってまいりたいと思うのであります。  大体今度の法律は、日本酒造組合の中央会の事業の範囲に特例を設けて、酒造米等の購入資金を借り入れるための債務保証あるいは清酒製造業を廃止する者に対する転廃給付金給付、これに要する納付金の徴収などをきめておるわけでありますけれども、従来こういうようなケースは実例としてどういうものがあるか。今回は一つの転機に立っておる清酒製造業界に対してかような措置をとったわけでありますけれども、同じようなケースは他にど……

第63回国会 大蔵委員会 第33号(1970/06/12、32期、日本社会党)

○平林委員 ちょっとぼくも一言だけ……。
【次の発言】 日銀総裁とそれから大蔵大臣にちょっとお尋ねいたします。  いま堀委員が質問をしております金融の引き締めの問題ですね、これは私は、昨年の九月これを始めたときは、始めた動機、それから目的その他については適切な措置だと考えておったわけです。これが中途にして目的を得ずして緩和ということは、これは慎重に検討しなければならぬ問題だと考えておるわけです。しかし、ただ問題がありそうだと思いますことは中小企業の問題であります。もちろん、中小企業の倒産その他につきましては、その経営者の不手ぎわだとか誤りだとかいうもので、好況、不況にかかわらず倒産というものは……

第63回国会 大蔵委員会 第34号(1970/08/06、32期、日本社会党)

○平林委員 きょうは、昭和四十六年度予算編成に臨む大蔵大臣の基本的な考え方につきまして若干お尋ねをいたしたいと思うのであります。  大蔵大臣はこの七月二十八日の閣議で四十六年度予算の概算要求の了解を得られまして、直ちに予算編成に臨む基本方針の検討に入ったと伝えられておるわけでございます。各商業新聞も一斉にその問題点を報道しておるのでありますけれども、国会で大蔵大臣の考えを聞くのはきょうが初めてでございますから、まず四十六年度予算編成に臨む大蔵大臣の基本的な考え方をお聞きいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 予算編成に臨む大臣の基本的な考え方、これはこまかく分けてお尋ねしていきますという……

第63回国会 大蔵委員会 第36号(1970/10/21、32期、日本社会党)

○平林委員 私は、今回の富士銀行の十九億の不祥事件は、先ほど来指摘をされております問題点とともに、きわめてこの事件が金融機関における秘密主義の典型的な姿を地で行ったという点、それから、失礼ですが富士銀行の頭取はじめ首脳部の方々のこの事件の取り扱い方が隠匿的、何か隠そうとする工作が目立つということ、それからもう一つは、きわめて、まあ岩佐さんの立場に関係があるでしょうけれども、政治的であるということ、こういう点から別な私は批判があなたのところに集中をしているという問題であると思うのであります。この意味で若干お尋ねをしていきたいと思います。  実は九月十六日に金融証券小委員会が開かれまして、この日は……

第63回国会 大蔵委員会 第37号(1970/10/27、32期、日本社会党)

○平林委員 本日、ビール四社の責任者の方をお招きいたしましたのは、ただいま委員長からお話しになったような趣旨でございます。時間の制約もありますから端的にお尋ねをしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  朝日麦酒の値上げに始まって、サッポロ、サントリー、続いて麒麟麦酒と、相次いでビールの値上げを強行されましたことに、消費者の怒りと世論の批判の強いということは、御出席の皆さんも御承知のことと思います。国税庁が説得したこともはね返し、経済企画庁からも値上げの理由はないという批判があったのもけ飛ばし、公正取引委員会からも値上げの追随はすべきでないという警告がありましても、すべて無視を……

第63回国会 農林水産委員会 第33号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○平林委員 私は農薬公害の問題について政府当局の御説明を承りたい、また、この質疑が進むに従いまして農林大臣の責任者としての見解を承っていきたいと考えておるわけであります。特に最近は公害の問題が国民的関心事でございまして、その中に、各行政官庁がばらばらであり、そしてその取り扱いによって国民に迷惑をかけるという事例も指摘をされておりまして、私がこれから申し上げる点もまさにその標本ともいうべきものでありますから、質疑の中から適切なる解決案を見出したいと考えまして、以下申し上げたいと思います。  これは、最近各商業新聞が食糧庁の倉庫米の薫蒸にあたって使われておる薬剤による公害を伝えているものであります……

第63回国会 法務委員会 第25号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○平林委員 私は、静岡県三島市の富士見丘女子短期大学における紛争と法務大臣の政治的責任について、この問題につきまして質問をいたしたいと思います。この問題を私が取り上げました趣旨を初めに明らかにいたします。  一、小林法務大臣は昭和四十一年二月より富士見丘女子短期大学の学長である。  二、しかるに昭和四十二年、同女子短期大学の学校経営上の問題から紛争が生じ、今日に至るまでに背任、手続書面偽造、預かり金横領、卒業証書偽造などをはじめ、法秩序に反する疑い濃厚な事件が続出し、当事者は金融ブローカーなどと共謀した学園乗っ取りではないかとの批判まで行なわれている。  三、この紛争に関連して、小林法務大臣が……

第64回国会 大蔵委員会 第3号(1970/12/16、32期、日本社会党)

○平林委員 私は、明年度の予算編成を前にいたしまして、当面の経済見通しなどにつきましてお尋ねをいたしたいと思うのでありますけれども、やや具体的な問題につきまして大臣のお考えを聞いてまいりたいと思うのであります。  初めに明年度の減税の問題についてでありますけれども、実は先般税制調査会におきまして、これは十一月二十日であったと思うのでありますが、来年度の経済見通しと予算編成の重要課題について大蔵省の方針を聞いたということが伝えられておるわけであります。予算編成の基礎になるところの経済見通し、これはきわめて重要視すべきことでありまして、これが公式の席上で発表されたことはきわめて珍しいことだという報……

第65回国会 大蔵委員会 第5号(1971/02/10、32期、日本社会党)

○平林委員 きょうは一般的な問題について、ちょっと最近の情勢を二、三お尋ねしたいと思います。  一つは、最近における証券をめぐる情勢が大きく変わってきておりまして、その中でも有価証券発行の多様化というのも一つの特徴であろうと思うのでありますけれども、ここ二、三年来新たに株式の時価発行という問題が行なわれるようになりました。大体今日まで、昭和四十三年ころの一社から始まって、最近ではだいぶこういう傾向がふえておるようなんでありますけれども、この株式の時価発行について、最近の実情はどういう傾向にあるかという問題をひとつお話しをいただきたいと思います。

第65回国会 大蔵委員会 第7号(1971/02/16、32期、日本社会党)

○平林委員 預金保険法につきまして、先般当委員会で参考人をお呼びいたしましていろいろ御意見を聞かしていただいたわけなんですが、その内容は大体承知いたしておりますけれども、あらためて、そのときも問題になりましたけれども、ほんとうの意味の預金者保護というのは、単に預金保険法をつくるだけじゃない、真の預金者保護というのは一体どういうことであるかという問題が議論になったわけでございます。この点につきまして、大局的立場から真の預金者保護、これは一体どういうものであるかというお考えをまず聞かしていただきたい。
【次の発言】 大体私も、金融行政の立場から大蔵省当局において御指導なさる基本的な考え方は、いまお……

第65回国会 大蔵委員会 第13号(1971/03/02、32期、日本社会党)

○平林委員 きょうは相続税の問題について愚問賢答をちょっと二、三やりまして、それから本格的な問題についてお尋ねをしていきたいと思います。  一番新しい年度で昭和四十五年ですか、四年になりますか、一年間になくなる人は何人おりますか。
【次の発言】 その中で相続税の対象になる方は何人ぐらいございますか。
【次の発言】 相続税の財産種類別の調査を私もある程度知っておるのですけれども、職業別の調査というやつはございますか。つまりどういう職業分野に属する者は何ぼくらいという御調査はございますか。
【次の発言】 農業のことをこれから質問しようと思っているから先回りして言うけれども、そうじゃないのですよ。職……

第65回国会 大蔵委員会 第22号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○平林委員 きょうは私は、税に関する三つの問題を取り上げてまいりたいと思います。  初めに、所得税法の第九条第十一号、有価証券の譲渡所得は非課税であるということにつきまして、根本的な再検討を要求する意味の質問を取り上げたいと思うのであります。  御承知のように、今度の国会には、国民の税負担の軽減をはかるために、所得税、相続税並びに地方税、合わせまして約二千八百億円の減税案が提案をされておるわけでありますが、私に言わせると、全般で二千八百億円というのは数が多いようでありますが、税の自然増収が一兆四千億円をこえる中で二千八百億円でありますから、まだまだ足りない。また、かりに年収百万円の夫婦子供二人……

第65回国会 大蔵委員会 第23号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○平林委員 きょう私は再び、広告費の課税問題についてまず取り上げたいと思います。  現代は情報時代である。これは私もよく理解をいたしております。またその中におきまして広告の果たす役割り、広告と国民生活の関係につきましては、一般的な評価を持っていることは事実であります。たとえば経済企画庁が全国統一アンケートをとりまして、広告は日常生活に役立っているかどうかというアンケートに対して、三三%は役立っていると答え、多少役立っていると答えた者が残った六七%でございますから、そういう意味では広告と国民生活は切っても切れない関係があると言えましょう。広告の中にも、商品の知識あるいは消費者に役立つ広告、新しい……

第65回国会 大蔵委員会 第25号(1971/03/25、32期、日本社会党)

○平林委員 塩業の整備及び近代化の促進に関する臨時措置法案につきましては、昨年来、法案の検討の段階からある程度私もこれに関与いたしましたので大体のことは承知しておりますが、若干この機会にお尋ねしておきたいと思う二、三の問題点について、公社当局の御見解を承りたいと思います。  この塩業の整備及び近代化の促進によりまして、法案に掲げてあるような整理が行なわれていくわけなのでありますが、結局イオン交換樹脂膜に基づく製塩方法の工場がある程度残存するということになるわけであります。法案によりますと、今後事業近代化計画書を公社に提出をいたしまして、引き続き昭和四十七年一月一日以降塩を製造する者がきまるわけ……

第65回国会 大蔵委員会 第26号(1971/04/22、32期、日本社会党)

○平林委員 ただいま議題になりました法律案につきまして、大体政府から提出をされました資料でその概要については十分な理解をしておりますけれども、この際ちょっとお尋ねしたいことは、この二つの条約に加入する理由についてちょっと簡単に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 コンテナ輸送に伴う輸出貨物、輸入貨物、いろいろあると思うのですけれども、この場合に限らず農産物の輸入がたいへんふえておる、そういう現状であると承知しておるのですけれども、総括的に農産物の輸入の状況というのはどういうふうになっておりますか。数字がおわかりになればちょっと数字をあげて説明をしていただきたい。なお、こまかいものがな……

第65回国会 大蔵委員会 第32号(1971/05/12、32期、日本社会党)

○平林委員 同僚の阿部君が病気、ぐあいが悪くなりまして、急遽順序を繰り上げて私が質問をすることになりました。ただ、私は大蔵大臣の出席を要求いたしまして、かなり重要な問題について質疑をいたしたいと思っておりましたが、大臣のほうも病気のようでございますから、こちらのほうはその事情を考えまして、大蔵大臣に対する質問はこれを保留して後の機会にやらしていただくということをまず御了解をいただきたい。それを前提にいたしまして、提出をされておる法律案につきましてお尋ねをしてまいりたいと思うのです。ただ問題が、どこから質問を展開していいかちょっと迷うくらい非常に多い。そこで、若干これまで質問をなさった方とダブる……

第65回国会 大蔵委員会 第35号(1971/05/19、32期、日本社会党)

○平林委員 きょう私は大蔵大臣に留保してある質問を尽くしたいということでございます。問題は三つございますけれども、まだ大臣がおいでになりませんから初めに新税による税収見込みにつきまして、まず大蔵当局並びに通産省から具体的な資料をお答えをいただきたいと思うのであります。そこから始めます。  今度の自動車新税の税収の見込みにつきましては、さきに大蔵省から資料の提出をいただきました。先般の質問でもお答えをいただきましたけれども、昭和四十六年度が四百三億円、平年度で千二百五十一億円、その算出根拠を出してもらいたい。これに対しまして資料の提出がございました。平年度分の算出根拠は、乗用車が八百三十万九千台……

第66回国会 大蔵委員会 第2号(1971/09/01、32期、日本社会党)

○平林委員 ニクソン大統領の演説が行なわれましてから、にわかにわが国におきましても国際通貨の問題を中心にして平価の調整問題、わが国の経済の行くえ、それに伴う国民生活ということが盛んに議論をされるようになったのでありますけれども、従来私どもがこうした事態につきましてしばしば指摘をしてまいったことは、政府でも御承知のとおりであります。特にアメリカのドルの弱体化、ドル危機の存在ということは、ベトナム戦争が一つのどろ沼に入ったときから指摘をされてきたことであります。遠い話を言わなくとも、ことしの五月、欧州で西ドイツのマルクの切り上げの問題が起きたときも、やはり欧州におけるドルの信用低下ということはいな……

第67回国会 大蔵委員会 第17号(1971/12/17、32期、日本社会党)

○平林委員 議題は、ただいま委員長がおっしゃったことにありますが、私は、沖繩関係法案の質問に入るにあたっては、やはり主務大臣である責任者の出席のもとに質問を続けたいという意思を申し上げておきたいと思うのであります。  そこできょうは、最近の金融情勢の問題につきまして、これに関連をしてお尋ねをいたしてまいりたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。主務大臣である大蔵大臣もきょうはお見えになりませんから、主として大蔵省の銀行局長に対してお尋ねをしたいと思います。  御承知のように、最近のわが国の経済は不況の状態にございまして、そのために経済見通しが非常に困難であるため、資金需要の渋滞がござ……

第68回国会 大蔵委員会 第5号(1972/03/14、32期、日本社会党)

○平林委員 きょうは私は、租税特別措置法の一部を改正する法律案について、総括的な質問は後日に残しまして、緊急お尋ねしたいことがございましたので、政府からの御見解を求めたいと思っておるわけでございます。  実は今度の改正案の中に、いわゆる二線引き畦畔を時効取得でその所有権を確定する問題につきましての登録税の期限を再延長することになったのでありますけれども、これは御承知のように、いままでは五年間登録税の軽減が行なわれておりましたが、今日までこの法律に基づいて処理をされてまいりましたいわゆる時効取得の実績といいますか、今日までの経過概要はどのようになっておるか、それをまずお聞かせをいただきたい。

第69回国会 大蔵委員会 第3号(1972/09/13、32期、日本社会党)

○平林委員 きょうは久しぶりに委員会で発言する機会を得まして、私が取り上げたいと思っている問題は四つか五つかのテーマがございますので、よろしくお願いしたいと思うのであります。  最初に取り上げたい問題は、ことしの八月十八日に大蔵省が日本輸出入銀行等の政府関係及び外国為替公認銀行の対居住者外貨貸しについてという新聞発表を行ないました。これはいわゆる外貨貸し制度の問題でございます。この新聞発表の原文を読んでみたのでありますが、アメリカからの緊急輸入などを実施するため、あるいは国内の民間企業にドルを貸し付ける外貨貸し制度の実施要領が掲げられておるわけでありますが、一方新聞報道によると、細目について詰……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 大蔵委員会 第8号(1973/02/27、33期、日本社会党)

○平林委員 相続税法の問題について、ちょっときょうは質問をしておきたいと思います。  私は、前の国会から農業の後継者が被相続人の死亡で農地等を相続した場合には、その相続人である農業の後継者が引き続き一定の期間農業を経営する場合、配偶者控除等に準ずる特別控除、これを検当すべきである、こういう主張をしてまいりました。この主張に対しまして、政府におきましては、その後何らかの検討をなさったかどうか、これをまずお尋ねをいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 私は、この問題についてもう少し掘り下げた議論というものを大蔵省、特に主税関係でもする必要があると感じておりますことは、一般論をおやりになってお……

第71回国会 大蔵委員会 第23号(1973/04/05、33期、日本社会党)

○平林委員 きょうは、初めに私取り上げたいのは、先般衆議院の予算委員会でわが党の阿部助哉委員が問題を提起いたしました商社の為替差損に対する政府の取り扱い方に関して、少し問題を詰めてお尋ねをしてまいりたいと思います。  初めに当局のほうからちょっと資料の説明を願いたいと思うのですが、予算委員会に提出した商社の四十六年上期の為替差損は、大体上期だけで、丸紅、三井物産、三菱商事、伊藤忠その他十二商社で百七十八億九千七百万円あったという資料が提出されておるわけです。四十六年の下期の為替差損はどのくらいございましたか。
【次の発言】 いまお話しになった四十六年下期のものは、為替差益も計算に入れての話でな……

第71回国会 大蔵委員会 第33号(1973/05/09、33期、日本社会党)

○平林委員 私は、法律案に関連をいたしまして、最近の金融事情、特に金融引き締め政策の問題で、たとえば過剰流動性の問題、住宅ローン、それから中期預金、これらについて少し政府当局の考えをお尋ねしてまいりたいと思うのであります。  そこで最初に、過剰流動性の問題について、御承知のように土地だとか株式、商品相場、宝石、絵画、ゴルフ会員権、世をあげて投機時代であります。私は、この元凶はいわゆる過剰流動性にある、その傾向を助けたのは、政府の経済政策と見通しの誤り、二つ目にはドル・ショック以来の巨額な外貨の流入、第三には超緩慢といわれた金融状況を放置してきた、こういうところに要因があると思うのであります。 ……

第71回国会 大蔵委員会 第42号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○平林委員 きょうは私、国有財産の問題についてお尋ねしますが、きのうかその前か武藤山治委員から質問がございました四十六年度、四十七年度の大口の売り渡しの調べによりますと、四十七年度にしぼってながめてみますと、この十件の中で神奈川県の横浜市港南区上永谷町の運輸業に払い下げた財産、それから神奈川県横須賀市長沢の建設業に払い下げた土地、これについて何かほとんどが畦畔であるという話を聞いたわけですが、実情はどうか、もう一度お聞かせいただきたいと思います。  つけ加えて言うならば、これはおそらく相当数の筆数ですね。契約者もかなり多い。購入をして一括して大蔵省に対して売り渡しの申請を行なったものと判断され……

第71回国会 大蔵委員会 第49号(1973/09/18、33期、日本社会党)

○平林委員 きょうは、私は二つばかり問題がありますから取り上げたいと思います。  一つは、最近の証券界におきまして重要な焦点になりつつあります株式の分布の問題です。一般の新聞でも指摘をされておりますように、兜町から逃げ出す個人の投資家とか、あるいは締め出される大衆とか、なかなかうまい表現で問題点を指摘しておりますけれども、今日株式の分布状況は、企業がその三分の二を占めてしまっておる、こういうことが伝えられておるわけでございます。この間東京証券取引所が発表いたしました四十七年度の株式の分布状況の調査速報によりますと、上場総株式に占める個人のウエートというのは三二・九%に落ち込んで、東証再開時の昭……

第71回国会 予算委員会 第14号(1973/02/21、33期、日本社会党)

○平林委員 各党の質問が大体一わたり終わったところで、私から文字どおり総括的に田中総理の政治責任についてまず追及をしていきたい、こう思っております。  まず、田中総理の予算委員会冒頭の発言でありますが、私はまだまだこの発言は不満である。まだ反省が足りない。田中総理が昨年七月就任をいたしましてから、円対策を最大の課題にして、円の切り上げになれば相当の政治責任を生ずる、こう述べました。施政方針演説でも、諸政策を述べた結びで、あなたはこう言っておる。「新しい時代の創造は、大きな困難と苦痛を伴うものであります。しかし、あえて困難に挑戦し、結果についての責任をとります。」こう述べておるわけです。私は、総……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1973/12/01、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責をにならことになりました。  申し上げるまでもなく、物価の安定は国民生活の安定にとって緊急な問題であります。しかしながら、最近における物価は根強く高騰を続けており、しかもエネルギー危機が叫ばれてから生活関連物資に異常な物価高を招き、ますます国民生活に大きな不安をもたらしております。この大切な時期に本特別委員会の委員長に選任され、その責任の重大さを痛感しておる次第であります。  はなはだ微力ではございますが、決意を新たにして、委員各位の御協力により、円満な委員会運営と本委員……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1973/12/08、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  まず、理事補欠選任の件についておはかりをいたします。  去る三日、理事林義郎君の委員辞任により、理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行ないたいと思いますが、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよって決しました。  それでは、理事に木部佳昭君を指名いたします。
【次の発言】 内閣提出、国民生活安定緊念措置法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。内田経済企画庁長官。
【次の発言】 以上で本案の提案理由の説明聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ります。

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1973/12/10、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  国民生活安定緊急措置法案を議題とし、審査を進めます。  これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、これを許します。橋口隆君。
【次の発言】 本日は、この程度にとどめ、次回は、明十一日火曜日午後五時三十分理事会、午後六時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後八時四十六分散会

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1973/12/11、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  国民生活安定緊急措置法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松浦利尚君。
【次の発言】 増本一彦君。
【次の発言】 石田幸四郎君。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 内田長官、一月から十月までです。
【次の発言】 次回は、明十二日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後九時四十七分散会

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1973/12/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  国民生活安定緊急措置法案を議題とし、審査を進めます。  本日は、本案審査のため、参考人として、日本経済新聞社論説委員鈴木幸夫君、横浜国立大学教授長洲一二君、中央大学教授岩尾裕純君、日本労働組合総評議会事務局長大木正吾君及び全日本労働総同盟会長天池清次君に御出席をいただいております。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。参考人各位には、御多用中のところ御出席をいただき、まことにありがとうございました。すでに御承知のごとく、本委員会において審査中の国民生活安定緊急措置法案は、国民的関心の深い、しかも緊急を要する重要な内容を持つ法案でございます。  本委……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1973/12/13、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  国民生活安定緊急措置法案を議題とし、審査を進めます。  本案審査のため、本日午前十時より御出席の参考人は、経済団体連合会副会長堀越禎三君、全国消費者団体連絡会顧問中林貞男君及び全国地域婦人団体連絡協議会副会長大友よふ君、以上の方々でございます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  参考人各位には御多用中のところ御出席をいただき、まことにありがとうございます。  すでに御承知のごとく、本委員会において審査中の国民生活安定緊急措置法案は、国民的関心の深い、しかも緊急を要する重要な内容を持つ法案でございます。本委員会におきましては、昨日も学者及び労働……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1973/12/17、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  国民生活安定緊急措置法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中村茂君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  この際、暫時休憩いたします。    午後四時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  国民生活安定緊急措置法案について質疑を続けます。和田耕作君。
【次の発言】 増本一彦君。
【次の発言】 御静粛にお願いします。
【次の発言】 有島重武君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  次回は、明十八日火曜日午前九時四十五分理事会、午前……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1973/12/18、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  国民生活安定緊急措置法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野間友一君。
【次の発言】 石田幸四郎君。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 これにて国民生活安定緊急措置法案に対する質疑は終了いたしました。  この際休憩いたします。    午後零時四十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  国民生活安定緊急措置法案について議事を進めます。  本案についての質疑は先ほど終了しております。  ただいま稲村利幸君外四名より修正案が提出されております。

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1974/01/25、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  まず、理事補欠選任の件についておはかりいたします。  本日、理事坂村吉正君の委員辞任により、理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行ないたいと思いますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、理事に加藤六月君を指名いたします。
【次の発言】 物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、内田経済企画庁長官から物価対策及び国民生活行政について発言を求められておりますので、これを許します。内田経済企画庁長官。

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1974/02/01、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  まず、理事補欠選任の件についておはかりいたします。  去る一月二十九日、理事倉成正君の委員辞任により、理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行ないたいと思いますが、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、理事に山下元利君を指名いたします。
【次の発言】 物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、生活関連物資の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律及び国民生活安定緊急措置法の施行状況等について説明を聴取いたします。経済企画庁有松参事官……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1974/02/14、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤六月君。
【次の発言】 橋口隆君。
【次の発言】 木部佳昭君。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 本会議散会後直ちに再開することとし、この際休憩をいたします。    午後零時四十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。小林政子君。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 有島重武君。
【次の発言】 委員長からちょっと注意を申し上げます。  中座し、退席するときは必ず委員長の許可を得て行なってください。……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1974/02/21、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。水野清君。
【次の発言】 山崎拓君。
【次の発言】 次に山中吾郎君。
【次の発言】 午後二時再開することとし、この際休憩をいたします。    午後零時五十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。松浦利尚君。
【次の発言】 松浦君、ちょっと待ってください。  いまの要求ですが、三万六千件というのは、いわゆる物納の個人のこまかいやつも含めての話だ。しかし、いま問題として指摘をされておるのは、大きな産業その他に貸してあるという……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1974/02/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉永治市君。
【次の発言】 次に、中村茂君。
【次の発言】 次に、野間友一君。
【次の発言】 次に、石田幸四郎君。
【次の発言】 いや、そういうたてまえはわかっているのだけれども、それが実際に行なわれているのかいないのかという点を聞いているのだよ。
【次の発言】 次に、和田耕作君。
【次の発言】 これにて質疑は終了しました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後零時五十四分散会

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1974/03/07、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉永治市君。
【次の発言】 次に、松浦利尚君。
【次の発言】 午後一時再開することとし、この際、休憩をいたします。    午後零時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。金子みつ君。
【次の発言】 次に、小林政子君。
【次の発言】 小林政子君の質疑は終了いたしました。  次に、有島重武君。
【次の発言】 有島君の質疑は終了いたしました。  次に、和田耕作君。

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1974/03/14、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので順次これを許します。片岡清一君。
【次の発言】 関連質問がありますので、これを許します。加藤紘一君。
【次の発言】 羽生田進君。
【次の発言】 羽生田君の質疑は終了いたしました。  午後一時再開することとし、この際休憩いたします。    午前十一時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。兒玉末男君。
【次の発言】 兒玉末男君の質疑は終了いたしました。  次に、寺前巖君。
【次の発言】 次に、石田幸四郎君。

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1974/03/15、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。稲村利幸君。
【次の発言】 次に、松浦利尚君。
【次の発言】 次に、野間友一君。
【次の発言】 次に、石田幸四郎君。
【次の発言】 次に、和田耕作君。
【次の発言】 ちょっとこの際、私から政府に対して一つだけお尋ねしたいことがあります。  一つは要望ですが、石油の値上がりによる製品の再値上げを政府はやむを得ないと見ておるようでありますけれども、物価に与える影響は当委員会としてもきわめて重視をしておるわけであります。また本日の質疑から見ても、国民の側にはいろい……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第17号(1974/03/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。物価問題等に関する件、特に生活関連物資等の流通問題について、来たる二十七日、二十八日の両日、参考人の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後一時五分散会

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第18号(1974/03/27、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  本日は、参考人として慶応義塾大学教授片岡一郎君、横浜国立大学教授久保村隆祐君、専修大学教授森宏君、株式会社西友ストア常務取締役、前通流産業研究所調査部長高丘季昭君、以上の方々の御出席をいただいております。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  参考人各位には、御多用中のところ本委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございます。  御承知のとおり、物価問題は国民生活にとってきわめて重要な問題であります。本委員会におきましても、物価の安定対策について鋭意努力いたしておるところでございますが、本日は……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第19号(1974/03/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  本日は、参考人として、日本チェーンストア協会副会長岡田卓也君、日本織物中央卸商業組合連合会専務理事情水昭重君、日本専門店会連盟専務理事新木精之助君、灘神戸生活協同組合副組合長浜田吉人君、日本百貨店協会専務理事藤田正次君、日本倉庫協会会長松村正直君、以上の方々の御出席をいただいております。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  参考人各位には、御多用中のところ、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  御承知のとおり、物価問題は、国民生活にとってきわめて重要な問題でございます……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第20号(1974/04/02、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  物価問題等に関する件について、明三日、日本銀行、全国銀行協会連合会、全国地方銀行協会及び全国相互銀行協会の代表者に参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたく存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次回は、明三日水曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第21号(1974/04/03、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  本日は、参考人として、日本銀行総裁佐々木直君、全国銀行協会連合会副会長伊部恭之助君、全国地方銀行協会会長伊原隆君、全国相互銀行協会理事増田庫造君、以上の方々の御出席をいただいております。  この際、一言あいさつを申し上げます。  参考人各位には、御多用中のところ本委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございます。  御承知のとおり、物価問題は国民生活にとってきわめて重要な問題であります。本委員会におきましても、物価の安定対策について鋭意努力いたしておるところでございますが、本日は各位から御意見を承り……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第22号(1974/04/25、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。橋口隆君。
【次の発言】 次に、中村茂君。
【次の発言】 柴田健治君。
【次の発言】 午後三時委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。    午後一時二十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。小林政子君。
【次の発言】 次に、石田幸四郎君。
【次の発言】 次回は、明二十六日金曜日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後四時五十四分散会

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第23号(1974/04/26、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。片岡清一君。
【次の発言】 次に、金子みつ君。
【次の発言】 次に、渡辺三郎君。
【次の発言】 三浦久君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後一時二十七分散会

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第24号(1974/05/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 次に、横路孝弘君。
【次の発言】 十分検討いたしまして、御趣旨に沿うようにいたします。
【次の発言】 井岡大治君。
【次の発言】 野間友一君。
【次の発言】 この件について、もう一度岸田公益事業部長答弁してください。
【次の発言】 理事会で相談をいたしまして善処いたします。
【次の発言】 次に、有島重武君。
【次の発言】 それを述べてください。
【次の発言】 次に、和田耕作君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後一時四十八分散会

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第25号(1974/05/16、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤六月君。
【次の発言】 次に、松浦利尚君。
【次の発言】 午後二時委員会を再開することとし、この際休憩いたします。    午後一時十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。荒木宏君。
【次の発言】 次に有島重武君。
【次の発言】 次に、和田耕作君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後四時三十三分散会

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第26号(1974/05/23、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山崎拓君。
【次の発言】 次に、野間友一君。
【次の発言】 次に、石田幸四郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後一時四十九分散会

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第27号(1974/06/03、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  この際、小委員会設置の件についておはかりいたします。  生活関連物資等に関する諸問題を調査するため、小委員十三名からなる生活関連物資等流通問題小委員会を設置いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、小委員、小委員長の選任並びにその辞任及び補欠選任等につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、委員長において追って小委員及び小委員長を指名し、公報をもってお知らせいたします。……

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1974/07/31、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再び私が本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  申し上げるまでもなく、物価の安定は国民生活の安定にとって最も重要な問題でございます。しかしながら、最近における各種公共料金等の値上げも予想されるこの時期に、本特別委員会の委員長に選任され、身の引き締まる思いがいたします。  はなはだ微力ではございますが、決意を新たにして、委員各位の御協力により、本委員会に課せられた使命達成に最善を尽くしたいと存じます。どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1974/08/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、内田経済企画庁長官から最近における物価動向について説明を求めます。内田経済企画庁長官。
【次の発言】 引き続き、物価局長から説明を求めます。喜多村物価局長。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。片岡清一君。
【次の発言】 次に、松浦利尚君。
【次の発言】 次に、小林政子君。
【次の発言】 次に、有島重武君。
【次の発言】 次に、和田耕作君。
【次の発言】 午後一時三十分再開することとし、この際、休憩いたします。    午後零時四十九分休憩

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1974/10/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題に関する件について調査を進めます。  先般、物価問題に関する実情調査のため、第一班は兵庫県、大阪府に、第二班は沖繩県に、それぞれ委員を派遣いたしました。  この際、派遣委員から報告を求めることとし、第一班についての派遣報告は、便宜私がいたします。  物価問題等の実情調査のため、去る九月六日議長の承認を得まして、同月十八日から二十日まで兵庫県及び大阪府におもむきました。  派遣委員は、山下元利君、羽生田進君、山中吾郎君、小林政子君、石田幸四郎君及び私の六名で、地元選出議員の前田治一郎君、井岡大治君、堀昌雄君、渡部一郎君の御参加を得まして、実情をつ……

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1974/10/23、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤六月君。
【次の発言】 次に、橋口隆君。
【次の発言】 次に、松浦利尚君。
【次の発言】 午後二時再開することとし、この際、休憩いたします。    午後一時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。小林政子君。
【次の発言】 どうですか、これは経企庁長官も難物の大蔵省を相手にしてやると言っておるのですから、その言質をいただいたところで、あなたの質問を終わっていただいたらいかがかと思います。

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1974/11/26、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  この際、経済企画庁長官より発言を求められておりますので、これを許します。倉成経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、経済企画政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。安田経済企画政務次官。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。    午前十時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松浦利尚君。
【次の発言】 次に、小林政子君。
【次の発言】 次回は、明二十七日水曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会するこ……

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1974/11/27、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中村茂君。
【次の発言】 次に、金子みつ君。
【次の発言】 午後一時三十分に再開することとし、この際、休憩いたします。    午後零時二十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。野間友一君。
【次の発言】 次に、有島重武君。
【次の発言】 公正取引委員会、有島委員の指摘をした傾向があるというのはどういう理由か、御説明していただきたいと思います。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて……

第74回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1974/12/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が三たび本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営にあたりましては、委員各位の御支援、御協力をいただきまして、万全を期してまいりたいと存じます。  どうぞ、従来にまさる御協力を切にお願い申し上げまして、私のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの橋口隆君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、理事に、       加藤 六月君    木……

第74回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1974/12/24、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、経済企画庁長官より発言を求められておりますので、これを許します。福田経済企画庁長官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。片岡清一君。
【次の発言】 いや、申し合わせの時間でありますので、どうぞひとつ……。  次に、石田幸四郎君。
【次の発言】 次に、和田耕作君。
【次の発言】 これにて本日の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、物価安定対策の推進等に関する件について、橋口隆君より発言を求められておりますので、これを許します。橋口隆君。


34期(1976/12/05〜)

第85回国会 大蔵委員会 第3号(1978/10/20、34期、日本社会党)

○平林委員 きょう私は、いわゆるサラ金の問題、それから納税者番号制度、最後に専売事業問題、三つの点につきまして、政府並びに関係者の考え方をお尋ねいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。  初めに、先般貸金業の実態について、大蔵省銀行局が出資取締法第八条の規定に基づいて、都道府県知事に依頼してアンケート調査をやりました。この「貸金業の実態調査」は新聞等でも報ぜられておりますけれども、この調査によっていま社会的批判を受けておるサラリーマン金融、貸金業者の実態が把握できたのだろうか。この調査から何が生み出せるのか。利用者の保護、犯罪の防止など直接大蔵省の関係のものでないものもございますが、庶……

第87回国会 予算委員会 第5号(1979/02/05、34期、日本社会党)

○平林委員 きょう、私は財政、経済、金融問題について質疑をしたいと思っております。  ただ、この質疑に入る前に二つの問題について総理大臣に確認をしておきたいことがございますから、それをまずお尋ねをします。  私は、施政方針演説で総理が議会制民主主義に基づく政治の運営を語ったことに対しまして、非常に注目をしたわけであります。総理は、既成概念にとらわれた不毛の対立や、個人や集団の利害に固執した姿勢は民主社会においては許されない。私はこれについては同感なんであります。また総理は、民主的ルールに従って謙虚に真実を語り、率直に当面する困難を訴える、厳しい現実に対する有効な対応策について、柔軟な姿勢でより……

第87回国会 予算委員会 第17号(1979/02/22、34期、日本社会党)

○平林委員 最初に私、取り上げたい問題は、いわゆるサラ金の問題でございます。  サラ金問題が深刻な社会問題として、その規制や犯罪の防止あるいはその問題の背景にある金利、その他全般の対策が強い関心を集めておると思うのでありますが、どうもサラ金の対策が牛の歩みのようになかなか進展をしない、悲劇はいまも起きておるのですよ、こう指摘をされておるのでございますけれども、最近の実態はどうなっているでしょうか。昨年、法務省は高金利事犯の実態についての調査を公表せられましたけれども、その後六カ月経過をいたしまして、最近の実態はどうなんだろうか。時間の関係もありますから、高金利事犯の実態を中心にしてお話をしてい……

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/03/07、34期、日本社会党)

○平林委員 私は、きょうは、航空機等の購入に絡まる疑惑が表面化いたしまして、会計検査院に対する一つの期待が強まっておると思います。そこで、ダグラス、グラマン関係の会計検査院検査の中間報告につきまして若干の質問を行いたいと思います。  先般、この委員会に中間報告を求めまして、その報告を聞きましたが、実は私は内心失望いたしました。かつ、これではいけないと痛感をいたしたわけであります。会計検査院の機能と権限の強化の問題につきましては、いまこそ必要な措置を講ずべきであるという見解に立ちまして質問をしたいと思います。まず会計検査院の方からお答えをいただきたい。  この報告にはUF2救難飛行艇の予備部品の……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 大蔵委員会 第3号(1980/11/12、36期、日本社会党)

○平林委員 きょうは私は、財政の再建問題に絡んで最近の公定歩合の引き下げの問題、それから昭和五十六年度の国家予算編成に関連をして、第三には税の自然増収の問題について、第四には財政投融資の運用というテーマをとらえまして政府の見解をお尋ねしたいと思います。時間の関係でどこまで掘り下げて議論ができるかよくわかりませんけれども、大臣の方もひとつきょうは本音を出して、きょうの質疑が中身のあるものになるようにお願いをいたしたいと思います。  そこでまず最初に、公定歩合の引き下げの措置についてでございます。この十一月五日に日本銀行が公定歩合を引き下げることを決定いたしまして、預金準備率についても引き下げると……

第94回国会 大蔵委員会 第6号(1981/02/24、36期、日本社会党)

○平林委員 きょうは酒税法の改正について質問をいたしたいと思います。  酒とビール、ウイスキーなどの販売価格は、昨年の冬から春にかけて値上げをされました。ことしは酒税法の一部を改正する法律案によりまして酒類の税率が引き上げられます。酒の販売価格は、この税率の引き上げ分それだけ引き上げられましてまた消費者の負担がふえるということになるわけであります。そこで、昨年に引き続いて一年たたないうちにまた酒の値段が上がるということは一体どういうわけか、この点は一般の国民は余りはっきりしないんじゃないかと私は思います。去年も上がってことしも上がる、これは一般の国民は余りすっきりしない。政府の法律案の提案理由……

第94回国会 大蔵委員会 第12号(1981/03/18、36期、日本社会党)

○平林委員 昨日、与野党の話し合いがつきまして、所得税減税の問題について一定の方向が出たことは御承知のとおりでございます。  そこで、きのうは「財政法第六条の特例を設け、五十五年度剰余金は、その全額を所得税減税に充てる。」これが第一項目でありまして、第二項目は「右の措置は単年度限りとし、議員立法を以って措置する。」こういうふうな話し合いがついたわけでございますが、この二項目の合意に対して大蔵大臣はどういうふうな立場で協力をするかということをまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 たとえば昭和五十五年度の予算執行に当たって、期日は三月末日までですから期間的には少なくなってまいりましたけれども……

第94回国会 大蔵委員会 第14号(1981/03/23、36期、日本社会党)

○平林委員 ただいま当委員会に対しまして大変貴重な参考意見をいただきまして、まことにありがとうございました。いまのお話を聞きながら、それぞれの参考人に私の考えを申し述べながら御意見を承りたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  まず最初に、小倉参考人にお願いしたいと思います。それは、最近の政府の増税政策に対する考え方と税調の基本的考え方に少しずれが出てきたのではないかと思いまして、これに関しての御意見を承りたいと思っておるわけであります。  いまお話がございましたように、昭和五十六年度の税制改正に関する答申は、その基本的な考え方として財政体質を改善するために税制上とるべき方策につ……

第94回国会 大蔵委員会 第16号(1981/03/25、36期、日本社会党)

○平林委員 きょうは、所得、法人、租特三法の質疑に入ります前に、大臣に基本的な考え方をお尋ねしておきたいと思います。  まず第一は、臨時行政調査会の土光さんが増税なしの財政再建、歳出の削減で行財政改革ということを提唱いたしましてから、鈴木内閣の増税路線はにわかに方向転換をした。総理は、五十七年度は大型間接税の導入はもとより、増税は一切しないと決意したようでございまして、行政改革に政治生命をかけるまでの政治決断をしばしば言明されておることは御承知のとおりでございます。この総理の発言の真意についていま一つはっきりしないことがありますが、渡辺大蔵大臣は、慎重な言い回しでありますが、鈴木総理と変わらな……

第94回国会 大蔵委員会 第17号(1981/03/27、36期、日本社会党)

○平林委員 私はきょう、豚肉の輸入関税の制度について少し当局の説明をお聞きしたいと思っております。  御承知のように、最近、台湾からの豚肉の輸入に関連をいたしまして、畜産商品の総合商社芦村商会が、差額関税制度を悪用して脱税し、横浜の税関から告発をされました。この事件に関しまして、報道機関では、「抜け穴だらけ」の輸入関税、こういう見出しを掲げまして、税関のチェック機能に欠陥はないか、差額関税制度の運用を厳しくしないと、輸入の増大で農家を泣かせることになるし、悪徳業者を太らせることになる、こういう警告をいたしております。  この豚肉の差額関税制度を悪用した脱税事件は、昭和四十八年におきましても大手……

第94回国会 大蔵委員会 第21号(1981/04/10、36期、日本社会党)

○平林委員 きょうは財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置、これについてお尋ねをしたいと思います。  提出されました法律案によりますと、五十六年度における特別公債の発行は別にいたしまして、日本中央競馬会から二百億の特別国庫納付金、それから日本電信電話公社から毎年度千二百億円を四年間臨時国庫納付金として納付させる、日本開発銀行と日本輸出入銀行から利益金の処分の特例として合計百六十五億円を予定している、これを政府は「当面の財政運営に必要な財源を確保」するという表現を用いて提案をしてまいりました。こういう特殊法人からそれぞれ納付金あるいは利益金の処分とかいう名目はつけておりますが、言葉は悪い……

第94回国会 大蔵委員会 第23号(1981/04/17、36期、日本社会党)

○平林委員 私は臨時通貨法の一部を改正する法律案につきまして若干の質問をしたいと思います。  今回政府が補助貨幣として新たに五百円硬貨を加えるこの臨時通貨法の改正案を国会に提出をされたのでございますが、五百円硬貨を発行するという政府の発表は昨年の十一月、渡辺大蔵大臣が大阪の造幣局へ参りまして貨幣大試験を行った際に記者会見によって行われたようでございます。当時私も翌日の新聞を見まして何か抜き打ち的な発表の仕方だなという印象を実は受けたわけであります。この法律案の提案理由によりますと、最近における国民の経済取引の実情を見ますと、より高額の貨幣が必要であると考えられるということと、国民生活の利便に資……

第94回国会 大蔵委員会 第30号(1981/05/13、36期、日本社会党)

○平林委員 銀行法の改正はだれのための改正か。公共性のある銀行の法律を書き改めるという場合にはその意義というものが一般の国民にも理解できないのでは雲の上の話になる。そこで私はこれから庶民の立場で素朴なる質問を展開したいと思います。  まず、むずかしい話は別にいたしまして、銀行法の改正によって一般の国民はどういう利便を受けることができるのか。大蔵大臣は非常に親しみやすい話で国民にすぐ理解できるようなたとえを展開しながら説明をすることがお上手な方でございますから、この素朴なる質問に対しましてまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 一般の国民は銀行法の改正があったとしてもどういう利便があ……

第96回国会 大蔵委員会 第9号(1982/03/17、36期、日本社会党)

○平林委員 少しおさらいのようになるかもしれないが、しかし、締めくくりという意味で、いま話題のゼロクーポン債の問題を取り上げたいと思います。  個人投資家の間で異常な人気を集めて、大蔵省が、三月の三日ですか、証券会社を呼んで当分の間取り扱いを見合わせるように行政指導しましたから、事実上の販売禁止の措置がとられたわけでありますが、それまでにゼロクーポン債の購入額は、昨年四月からことしの一月末までに累計三億ドル、ことしの二月は実に七億ドルを超えまして、わずかの期間に十一億三千万ドル、日本のお金に直して二千五百九十億円売りさばかれておるわけでございます。これは、この間の衆議院の大蔵委員会の質疑ではっ……

第96回国会 大蔵委員会 第10号(1982/03/18、36期、日本社会党・護憲共同)

○平林委員 おはようございます。  きのうに引き続きまして質疑を行いたいと思いますが、きょうは、税金の応能負担原則の問題についてお尋ねをしようと思っております。  日本国の憲法第十四条に「すべて國民は、法の下に平等であって、人種、信條、性別、社會的身分又は門地により、政治的、経済的又は社會的關係において、差別されない。」法のもとの平等がうたわれておるわけでありますが、この法的意味は、税金の分野で言えば各人の能力に応じて負担をするという応能負担原則を意味する。これは、私の意見というよりは、日大教授の税法学の権威である北野弘久先生の学説でございます。応能負担の原則というのは、単に租税政策上の原則だ……

第96回国会 大蔵委員会 第13号(1982/03/24、36期、日本社会党)

○平林委員 初めに、日米貿易摩擦の問題につきまして、少しお尋ねをしておきたいと思います。  きのうアメリカを訪問いたしました櫻内外務大臣が、レーガン大統領との会談で、六月のサミットを念頭に置いて、日米の経済摩擦についてその解消に向けあらゆる努力を払う、サミットの際には鈴木総理大臣は日米首脳会談を開きたい、こういう提唱をしたようでございます。  このことは、サミットの前に鈴木総理大臣がレーガン大統領と会談をして、今日まで日米貿易小委員会でいろいろ具体的な話が出たことを、日本が世界経済にいかに寄与するかという大所高所に立ってある程度まとめて、具体的な考えを示さなければならない、こういう立場に立った……

第96回国会 大蔵委員会 第19号(1982/04/09、36期、日本社会党)

○平林委員 このところ、上場法人の株式の時価発行による増資がふえてまいりまして、政府の資料によりますと、五十五年度で二百十八社、発行額が九千六十三億円、五十六年度には、見込みも入りますが二一四十社、一兆二千七百九十九億円の巨額になっておるようでございます。この時価発行による増資を公募いたしました会社の公募価格と最近の株価を眺めてみますと、その相当数が公募価格を割り、はなはだしく暴落をするという傾向が起きております。  念のために、昭和五十六年度の公募増資を行った会社の株価等の状況を実は点検をしてみたわけであります。五十六年の四月からことしの五十七年二月まで、公募会社は二百二社ございますが、公募……

第96回国会 大蔵委員会 第22号(1982/05/07、36期、日本社会党)

○平林委員 きょうは金融に関する件で、特に庶民金融問題に直接御体験のある参考人においでをいただきまして、ありがとうございました。  私からは、貸金業、特にサラリーマン金融の問題につきまして、それぞれ参考人の方々から御意見を承りたいと思っております。  ただ、いろいろ御意見を承る前に共通の認識に立つことが必要であると考えまして、お手元に、私の質疑を展開するに必要な参考資料をお届けいたしております。  時間の都合もありますから、私から概要について御説明をいたしまして、皆さんは特に御存じの方々だけでございますが、全般的な認識を深める意味で、蛇足とは思いますが、申し上げたいと思います。  別表にありま……

第96回国会 大蔵委員会 第25号(1982/08/04、36期、日本社会党)

○平林委員 私は、ただいま議題になりました貸金業の規制に関する法律案及び出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律の一部を改正する法律案につきまして、若干の質疑を行いたいと思っております。後日の参考にするために少しばかり意見を付して質問を展開いたしたいと思いますから、御了承いただきたいと思います。  貸金業の規制に関する法律案は、いわゆるサラ金悲劇を解消する一つの措置として、一日も早く成立が望まれている法律案であります。幸い、各政党関係者の御協力によりまして成案がまとまり、成立に向けて審議が行われることは、関係者の一人としてこれを前進的に評価をいたしたいと思っております。  数年前から……

第98回国会 予算委員会 第2号(1983/02/02、36期、日本社会党)

○平林委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、主として中曽根総理大臣に対しまして質疑を展開いたしたいと存じます。  本願に入ります前に、二つばかり総理に対しましてお尋ねをいたしたいことがございます。  一つは、ことしの一月に各新聞社が新しい内閣にまずやってもらいたいことということで世論調査を行いましたが、これを見ますと、圧倒的に景気、物価、減税、福祉となっております。景気は、この調査によりますと二六・三%、物価は二四・〇%、減税は二一・六%でございます。これに対しまして、行政改革というのは一一・五%、防衛というのはわずかに〇・六%でございます。  また、NHKが行いました世論調査所……

第98回国会 予算委員会 第3号(1983/02/03、36期、日本社会党)

○平林委員 昨日、私は、政府の対米武器技術供与の問題につきまして、国会決議との関連から質疑を展開いたしましたが、政府の見解と私どもの考えとは対立したままでございます。  私は、昭和五十六年三月二十日の衆議院の本会議における決議は、「日本国憲法の理念である平和国家としての立場をふまえ、武器輸出三原則並びに昭和五十一年政府統一方針に基づいて、」「政府は、武器輸出について、厳正かつ慎重な態度をもつて対処すると共に、制度上の改善を含め実効ある措置を講ずべきである。」という国会議員全員一致の決議でございますから、これは日本国民の意思であると主張いたしました。この決議を行政府が一方的に変更することは、三権……


各種会議発言一覧

30期(1963/11/21〜)

第46回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第8号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○平林小委員 当小委員会におきまして歩積み、両建ての問題に熱心な審議が行なわれておるわけでありますけれども、この委員会でなお議論してほしいと思う問題は、かつて私取り上げました社内金庫の問題もございますし、またきょう私が若干質疑をいたしたいと考えておる不動信用金庫の解散をめぐる信用金庫のあり方もあるわけでございます。きょう私は、とりあえずこの不動信用金庫の解散をめぐる信用金庫のあり方につきまして、重大な疑義を感じておるわけでございますので、その点を銀行局長にただしてまいりたいと思うわけであります。  三月二十五日の日に、私、この問題を大蔵委員会で取り上げまして若干の質疑を行なったのでありますけれ……

第46回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○平林小委員 私はただいまの質疑については、聞いておったこと、それから前会の会議録を読んで拝聴したわけでございますけれども、税の執行について偏向があるかないかという角度から大局的には議論が進められて、それを裏づけるためにこまかい問題についての質疑が行なわれておる、こう理解をしておるわけです。ただ、前会の会議録を読み、またきょうの答弁を聞いておりましても、国税庁長官のお答えが何か率直でない点がうかがわれるわけであります。そういうことでは、この小委員会のほんとうの意味が達せられないと思いますので、一つだけ、いま行なわれた応答の中で私が疑問に感じたことをお尋ねしてみたいと思うのであります。  それは……

第48回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1965/06/08、30期、日本社会党)

○平林小委員 只松委員からまずお尋ねがある予定でしたが、便宜私から発言を求めます。  実は、きょうのこの税制小委員会で一番中心課題として同僚の各委員と御相談をいたしたいと思いますことは、第四十八回国会におきまして税法の審議を行なった際、税法と政令、税法と通達との関係につきまして議論がございまして、これは、租税法定主義に基づいて国会のコントロール下に置くべきである、ついてはその方法、運営につきまして相談をすべきだということになりまして、委員長並びに理事におまかせをしてあったわけでございます。私もそのとき提案をいたしましたことは、財政金融全般を常に取り扱う大蔵委員会でこまかい政令が通達全部をやるこ……

第49回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1965/08/11、30期、日本社会党)

○平林小委員 関連して。私はそんなに大ごとじゃないのですけれども、主税局のほうでこの小委員会で要求した資料をまだ提出していないのです。それに私は文句をつけるのです。そんなむずかしいことを注文したわけじゃないのですがね。吉国二郎さんという人は今度どこかに飛んだのですか。
【次の発言】 私はこの資料は昭和四十年三月二十四日、大蔵委員会で要求をしまして、そしてその実行がされないものですから、さらに昭和四十年の六月八日のこの税の執行に関する小委員会で再び要求をしましたつ要求をいたしましたのは、第一は、租税特別措置の年間における免税額、年度当初には資産の額が出されるけれども、一年たったら実績はどういうふ……

第51回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第2号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○平林小委員 この機会に、政府のほうの考え方を聞いておきたいと思うのです。  いま堀さんが言われている問題について、政府のほうは一体どうなのか。つまり、この問題は、当初共同証券なり、もう一つの日本証券保有組合なりができなければならぬという事態については、とにかく政府、大蔵省のほうは一生懸命でしたね。時の証券対第というものを一生懸命練って、そのときは、なくなられた池田総理もそうだったけれども、田中前大蔵大臣もしばしばこの大蔵委員会で積極的にいろいろな証券対策について発言をされた。私の記憶しておるのでは、たしか三十九年の九月ごろ、政府のほうでもいろいろ協議をして、日銀が日証金を通じて行なう証券業者……

第51回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1966/04/21、30期、日本社会党)

○平林小委員 時間もありませんから、明日から始まる税制調査会、この問題につきましてお尋ねをしておきたいと思います。  今度の国会では所得税法、法人税法、相続税法をめぐっていろいろ議論してまいりましたが、その中に長期減税の構想などについてもございましたけれども、税別調査会がいよいよあしたから始まるということになりますと、一応政府のほうにお尋ねしておいたほうがよかろうと思いまして、この機会に少しばかり主税局長のほうからお答えをいただきたいと思います。あした、何か総理大臣のほうから特別に諮問をするのですか。明日始まる税制調査会には新しい問題として何か特別に諮問するのかどうかという点をひとつ明らかにし……

第51回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○平林小委員 いま横山さんのお話を聞いておりまして、少し私も知っておきたいと思いまして伺うわけですけれども、手形割引というのは、大体年間において総額としてはどのくらい動いておるのですか。また、きょう問題になりました日証、大証というのがそういう中に占める割合というものはどんなものでしょうか。そういう実態把握はどの程度行なわれておるのですか、ちょっと伺いたいのです。
【次の発言】 本日、株式会社日証と株式会社東京大証の商業手形割引の件、それにからまるいろいろな取引が脱税ということで国税庁が手入れを行なったということでございますけれども、先ほどのお話ですと、こうした手形割引の動きというのは、昭和三十……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○平林分科員 私は、四十一年度特別会計予算の中で主として印刷局に関する問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  初めに、大蔵大臣から総括的な見解を伺っておきたいと思うのであります。私はこの四十一年度の特別会計予算で、各省各庁の予算の編成をされ、あるいは査定をされるときには、その官庁の事情というものは相当検討されて、特に職員の給与の問題であるとか、あるいは重要な労働条件に関するようなことにつきましては、慎重にひとつやってもらいたい、いきなり予算の査定で、従来の慣行とか、それから労使の間における協定のようなものを否定するような形の査定、ばっさり査定というようなことはおやりにならないでも……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1967/06/26、31期、日本社会党)

○平林小委員 ちょっと二、三問お尋ねしたいのですけれども、堀さんが一番先に尋ねられました中小企業の対象のあり方、金融のあり方、いま金融制度調査会でいろいろ検討しておりまして、私、ちょっとおくれてきたんだが、先ほどいろいろな試案についてお話がありました。引き続いて小委員会を開会されて、いずれ関係の人を参考人として呼んで意見を聞くということになっておりますから、その際でもいいわけですけれども、あなたのほうで当面まないたにのっている相互銀行、信用金庫、信用組合、大体各界を代表する代表的な考え方、それをちょっと紹介してもらいたい。
【次の発言】 そこで、きょうは堀さんのほうから、将来の、これは中小企業……

第55回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○平林小委員 きょうはだいぶおそくなったから全部詰めるわけにいきません。ただし、公開するかしないか、それから、現在の時点において、それを国税庁が持って徴税のものさしにすることが、妥当になっておるか、あるいは、むしろ逆に言えば、弊害が多いかというようなことの事例は、実際の仕事をやっておる国税庁で標準率表、効率表に照らして申告をいたしますね。申告があって、前に問題になったのは、要するに、それが高過ぎて、きつ過ぎて、そうしておまえはこれに満たないからもっと出せということから公開せよとか、それに対する批判が集中したわけですから、最近の実情を統計的にながめて、アウトラインのほうからわれわれに示しながら、……

第55回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第3号(1967/07/13、31期、日本社会党)

○平林小委員 きょうは、私から自由職業人の税金の問題について、少し国税当局と、それから主税局おりましたら主税局のほうの見解も聞きたいと思っておったのですけれども、その前に、ちょっと緊急の問題がありますので、国税庁の長官に御配慮をいただきたいという点で申し上げたいと思います。  それは、富山県の高岡というところに般若鉄工という会社がございました。これは昭和三十六年当時は、従業員が三千名、わが国の旋盤の機械については六割のシェアを占めるというぐらいの大メーカーであったのですけれども、計画がまずくて、倒産をしたということがございました。それで、会社更生法によりましていろいろな措置がとられたのですけれ……

第56回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○平林小委員 きょうは時間が三十分程度しかありませんから、今後の租税、印紙収入、つまり税収の見込みについてもう少しお尋ねしておきたいと思うのです。ことしも予算を組むときの税収については相当数の自然増見込みを立てて税収をきめていますから、今後年度末までに大体どのくらいあるかということは、かなりきびしいものがあると思いますけれども、しかしこれから予算編成もしなければならない、それに要する財源もかなり多いとなりますと、この問題について少しこまかく政府の考え方を聞いておきたいと思うのであります。  先ほど只松さんからちょっとお話がありましたけれども、大体二千億円前後は今後あるだろうというお話がございま……

第56回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1967/11/11、31期、日本社会党)

○平林小委員 きょう初めにお尋ねしたいのは、四十二年度における税収見込みについてでありまして、この間私がお尋ねをしたときには、まだ補正を組むにあたっての、あるいは政策を決定するにあたっての税収見込みがはっきりしない、これは九月末決算を待ってから、もう少し見通しをはっきりさせたもとにしたいということでありまして、そのときはそのときなりの説明を受けたのですけれども、現在における収入見込みその他についてはどういう御見解になっておるか、それをひとつ聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 ここはもっと具体的な話を聞かしてもらう場所になっておるわけでして、したがって、それだからといって、こまかいとこ……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○平林分科員 私は、きょう本会議の開催を控えての質問でございますから、十分意を尽くせないかもしれませんが、神奈川県の相模湾において、現在伝えられておる新湘南港――名前は新湘南港ともいい、相模新港ともいい、あるいは新規港湾とも、いろいろな形でいわれておりますけれども、この構想をめぐりまして地元でもいろいろと意見がございますし、その構想自体についての問題点もございますから、これを取り上げたいと考える次第であります。  そこで、神奈川県では、県自体の第三次総合開発計画というものの中に、相模湾に新港建設を想定いたしまして、実は昭和三十九年から各種の予備調査をやっております。その調査概要という書類を見ま……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○平林分科員 私は、本日は同じく厚木のアメリカの海軍航空基地に関する問題について取り上げたいと思っております。  基本的な問題は別にいたしまして、私がお尋ねいたしたいという点は、都会地におけるところの基地、これに対して政府はもう一段と考え直さねばならぬのではないかという点であります。御承知のように大和市というのは東西が三キロ、南北が九キロメートル、総面積は二十八・六平方キロメートルの小さな都市でありますけれども、首都圏内の交通の要衝として近年目ざましく発展し、その人口もいまや十万都市になっておるわけであります。その都市のまん中にアメリカの海軍航空基地がある。その周辺における指定地域の存在、ある……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○平林分科員 私はきょうの分科会におきまして、三つの問題を取り上げたいと思っておるわけでございまして、最初の問題は、今後の公債政策についての政府の考え方をお尋ねいたしたいと思う次第であります。  公債政策をひっさげて、新財政という形で登場いたしました福田さんの評価につきましては、いろいろの議論がございますけれども、きょうはそうした本格的な議論をするだけの時間の余裕がございません。そこでこの問題につきましては、一点だけお伺いすることにとどめたいと思うのであります。  初めにここ数年来、昭和四十四年、昭和四十五年、昭和四十六年、昭和四十七年、昭和四十八年、大体五年程度の期間に期限が到来する公債の総……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1970/05/13、32期、日本社会党)

○平林小委員 時間もないようですから、簡単に一つ二つお尋ねしたいと思います。  きょう実は新聞を持ってきて皆さんに御紹介しようと思ったのですけれども、ちょっと手元に届かなかったものでありますから皆さんにごらんに入れられなかったのですけれども、私は金融機関の預金獲得の過当、行き過ぎの例をちょっと皆さんに御紹介して、当局のほうの反省と、ひとつ指導すべきではないかという問題を提起しておきたいと思います。  実は最近、神奈川県の例ですけれども、横須賀で駐留軍労務者の大幅人員整理が行なわれたわけであります。当然労働問題にもなりましたけれども、結局はある程度は退職金をもらってやめるということになりまして、……

第63回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第3号(1970/07/06、32期、日本社会党)

○平林小委員 きょうは金融証券の小委員会でありますから、時間もありませんので、きょうお尋ねをできなかった点はあとで資料や、直接御説明を承ることにいたしまして、少しく保険行政の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。保険行政の問題もいろいろ幅が広いのでありまして、私もこれはほんとうはもう少し時間をとりまして、全般についての検討を必要としておる段階が来ておると思うのでありますから、いずれ小委員長とも相談をして、じっくり時間をかげてこの問題につきましての検討をさせてもらいたいと思っておるわけでありますけれども、きょうは少し焦点をしぼりまして、最近の保険行政のうち自動車に関する問題、これを取り上げて……

第63回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第4号(1970/09/03、32期、日本社会党)

○平林小委員 御苦労さまでございます。  形容詞や前置きはあんまり言わないで、ずばりお尋ねしますけれども、私も今度の答申について、国際金融業務における専門銀行としての役割り、任務、これの評価については一応妥当なものだと考えておる。その前提として忌憚のない意見を聞かしてもらいたいと思うのです。  きょうお話を聞いた中で私ちょっと驚いたのは、東京銀行の海外における支店、事務所の数が、大蔵省がまとめられた調査の数字から見ますと非常に多いので実は驚いたわけなんです。大蔵省のほうから出されているのは、海外支店、出張所数は三十七、駐在員の事務所を入れて五十五くらいになっているのですが、きょうのお話を聞きま……

第63回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第5号(1970/09/16、32期、日本社会党)

○平林小委員 昨晩急遽登板をされた横田さんにいろいろな御意見をいただきましたことはまことにありがとうございました。  ただ、私ここで感想を述べさせていただければ、本日はやはり全国の銀行協会の連合会会長である岩佐さんが、多少の御病気は押しても当金融小委員会に御出席になって、当面の問題についてお話しになることがよかったのではないかという感じがいたしてなりません。これは適当なときにまたその実現を委員会においても相談をいたしたいと思いますが、私は率直にそういう感想を持っておるわけであります。同時に、最近の銀行の不祥事件続発につきまして、前会長であった横田さんから冒頭にお話しがなかったこともまことに遺憾……

第63回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第6号(1970/10/07、32期、日本社会党)

○平林小委員 きょうは、いただきました「相互銀行の現況」という資料を拝見いたしまして、先ほどお述べになりました融資制限に関連してお尋ねをしたいのであります。  資料によりますと、相互銀行における自己資本率というのは他の金融機関に比べますと非常に低くなっているわけであります。これはこの表だけでなくて、ずっと数年先から比較いたしましても、相互銀行の自己資本率は非常に低いというのを私は印象的に受けておったわけであります。もちろん私は、元来金融機関の自己資本率というのはあまり信用しておらぬのでありまして、もう一度この自己資本率のはじき出し方については検討すべき必要がある。あまりにも低く出ているんですね……

第63回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1970/10/13、32期、日本社会党)

○平林小委員 いろいろお尋ねがありましたので、私も少し、簡単に東畑会長の御意見をこの際承っておきたいと思います。  最初に、国会でいろいろ議論をされた問題点、特に大蔵委員会、税制及び税の執行に関する小委員会等における議論、これは私はある意味では国民の声を代表して発言をしている問題点であろうと思うのであります。さきの国会におきましても、かなり今日の税制につきましてはいろいろな角度から議論をされ、そこから浮かび上がった問題点もかなりあるわけでございますけれども、こうした問題を税制調査会においてどういう位置づけをして取り上げてもらえるか。われわれはもちろん政府に対してものを言うておるわけでありますが……

第63回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○平林分科員 きょうの分科会で私が一番最後の質問者であります。あまり時間に拘泥しないでやりたいと思うのでありますが、委員長もひとつお許しをいただきたいと思います。もっとも私、十二時に用がありますからそう長くやりません。  きょうは新都市計画法による土地の買い占めの問題に関連をいたしまして、大臣に御見解を承ってまいりたいと思うのでありますが、この問題に入る前に少しお尋ねしてまいりたいと思いますのは、新都市計画法による市街化地域と市街化調整地域のいわゆる線引きがいま進められまして、計画の地域におきましては公聴会が開催をされておることは御承知のとおりであります。この最終的な地域指定はいつごろになる見……

第63回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1970/03/17、32期、日本社会党)

○平林分科員 私がここで取り上げたいと思うのは、アメリカ海軍の厚木航空基地を中心にしての最近の動きについてであります。長官の御見解を承ってまいりたいと思っております。  御承知のように、アメリカ海軍の厚木航空基地は、神奈川県の大和市というところを中心にいたしまして、周辺の座間、海老名、綾瀬などの人口の急増地帯であります。神奈川県は首都圏におきましても最近人口が非常に増加しているという点で特徴があります。最近の資料によりますと、昭和三十五年を一〇〇とした場合、神奈川県の人口増加率は一四一であります。全国平均は同じく昭和三十五年を一〇〇とした場合に一〇六の増加でありますから、一四一の増加率は異常な……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1971/02/20、32期、日本社会党)

○平林分科員 私がきょう取り上げたいと思っておりますのは、主として厚木基地の返還に伴う諸問題であります。  初めに、全般的なことにつきましてお尋ねをいたしたいと思います。  昨年の七月、ワシントンで開かれた日米外交防衛事務連絡会議で、昭和四十六年の末までに神奈川のキャンプ座間をはじめ全国約二十の基地を自衛隊と共同使用するということが合意されたと伝えられておるわけです。昨年の十二月にはまた、在日米軍の大幅削減に伴い、日米間の事務レベルの協議では、大体十二月十七日にほぼ話し合いが終わって、二十一日の日米安保協議委員会で、在日米軍の削減計画が正式に日本側に提示されたと、こう聞いておるのでありますけれ……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○平林分科員 私はきょうは通貨インフレと物価との問題につきまして、大臣はじめ関係者の考え方をお尋ねしたいと思うのであります。  物価が高くて困る、何とか物価の安定をはかる対策はないか、そういう意味でこの国会でも、物価対策特別委員会を中心に連合審査をやってまいりました。その中には、管理価格にメスを入れるいわゆる監視制度の問題もございましたし、野菜や肉、魚などの生鮮食料品の対策も議論されました。地価高騰に関する問題も取り上げられまして、結局強力な具体的な施策を総合して実行することが、当面の政治的課題であるという認識は強まったと思うのであります。しかし、私がここで取り上げますのは、物価と通貨との関係……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○平林分科員 私はきょうは、日中国交回復、この問題に関連をいたしまして、日中貿易と円と元の決済の問題、これを取り上げたいと思うのであります。もう一つの問題は、日中国交回復と関連して台湾の債権の問題、この二つを取り上げて政府のお考えを聞きたいと思っております。  まず第一の問題は、御承知のように、昨年の秋、中国の国連加盟が実現しました。ニクソン大統領の中国訪問による米中会談もございました。国際情報勢は、日中関係の正常化の機運が高まり、日中の国交回復は緊急の課題であると私は考えておるわけであります。わが国との国交の正常化は、本院においての決議がまだ実現をしていない段階でありますが、わが国と中国との……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○平林小委員 きょう私は、時間の関係もあるので証券行政にしぼってお尋ねします。  殖産住宅相互の事件を契機にしまして、新規の公開制度の改善を検討しておりました東京証券取引所が当面の暫定改善策案をまとめました。これは新聞等で私も承知いたしました。これについて大蔵省の見解はどうですか。
【次の発言】 いまの御見解は、当面は相当の改善だという理解をして、長期的には店頭の上場制度というのが考えられるということに尽きると思うのです。親引けの禁止について、一応全面禁止という形で東京証券取引所では改善策の結論にしたわけですが、親引けの禁止といっても、実際にそれは順守される保障があるとお考えになりますか。

第71回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第2号(1973/09/12、33期、日本社会党)

○平林小委員 きょうは私から、最近の金融と証券の状況について、初めにお伺いをいたしたいと思います。  すでに日銀の公定歩合の第四次引き上げが行なわれ、最近では政府の緊急物価対策の発表などございまして、高層ビルの規制あるいは自動車の割賦販売条件の強化、財政の繰り延べなどが行なわれました。いずれにしても、高騰する最近の物価を鎮静させるために消費の抑制をはかるということに主眼が置かれておると思うのでありますが、その効果はすでにあらわれつつあるか、今後の展望を見て、どういう形で浸透していくと思うかという点を、まず銀行局長あるいは証券局長のほうからそれぞれお伺いいたしたいと思います。

第71回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○平林分科員 私はきょうは、株価操作とその対策、もう一つ過剰流動性の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  最近の株式市場が株価の高騰と投機色を深めていることにつきまして、また株価操作が公然と行なわれているという問題につきまして、証券界に対する批判、不信が非常に高い、これは御承知のとおりであります。協同飼料の事件がございました。これはいきなり刑事事件に発展をしたわけでありますけれども、この種の問題で大蔵省の責任というものは一体ないのか、この点について御見解を承りたい。
【次の発言】 これは昭和四十八年二月二十五日のわが国の一流新聞の社説でございますけれども、「公正な株価を形成するために」……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○平林分科員 私は、きょうは、小田原女子短期大学の運営が社会問題に発展をして、学園の正常化を父兄、学生そして良心的な大学教授たちが熱望している問題について取り上げたいと思います。  この問題の原因がどこにあるのか、これを解決するに何が必要であるか、私は問題を提起しまして、文部省並びに大臣の見解を求めたい、こう思うわけであります。  小田原女子短期大学というのは、学長が元検事総長、元法務大臣、理事長が元自民党の代議士である学校法人でございます。付属の生活芸術学校それから保育専門学校と合わせますと、学生、生徒数は四百八十九人ありまして、数職員七十名でございます。  この小田原女子短期大学は、昨年来……

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 休憩前に引き続き連合審査会を開きます。  質疑を続行します。松本忠助君。
【次の発言】 玉置一徳君。
【次の発言】 井上泉君。
【次の発言】 川俣健二郎君。
【次の発言】 三谷秀治君。
【次の発言】 阿部助哉君。
【次の発言】 内田長官、政令はいつできるか、また指定品目を指定した場合に標準価格の検討については十分できているかどうか、そういうことについてひとつはっきりしたお答えをお願いします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 大臣、質問者の趣旨に的確に答えてもらいたい。それはこの法律が成立をすれば直ちに発動させる、こうおっしゃってお……

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第2号(1973/12/16、33期、日本社会党)【議会役職】

○平林委員長 これより商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会を開会いたします。  商工委員長との協議により、本日は、まず私が委員長の職務を行ないます。  内閣提出、石油需給適正化法案及び国民生活安定緊急措置法案の両案を議題といたします。  この際、御質疑される各委員に申し上げます。質疑は、申し合わせの時間内で御協力をお願いいたします。  なお、政府当局におきましても、答弁は簡潔にお願いをいたします。  質疑の伸し出がありますので……


34期(1976/12/05〜)

第84回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1978/06/13、34期、日本社会党)

○平林小委員 きょうは、金融行政その他最近の状況について若干の質問をいたしたいと思います。  初めに、最近景気の回復が緒についたといいますか一幾分経済の先行きに明るさが増してきたというような報道がちらほら聞こえてくるわけでございますけれども、この景気の回復に果たした金融政策、一連の金利政策はこうした傾向に対してどういう役割りを果たしたか、それについて金融当局、銀行局長の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 そこで私、最近考えるのですけれども、たとえば円高だとか長期不況だとかいろいろ長い間暗いトンネルにありましたのが、これである程度景気が回復する方向に進んでくれればいいな、こう思うのですが……


36期(1980/06/22〜)

第96回国会 大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会 第1号(1982/05/11、36期、日本社会党)

○平林小委員 速記のある間に、ちょっと発言をしたいと思います。  いま委員長のお話しのように、この場所は、所得税減税問題について衆議院の議長が示されたもとから出発をするわけでありますが、あのときの文章をいま読み返してみますと、「所得税減税問題については、国民の強い要望を認識し、諸般の条件を整備して、今後できるだけ早い時期にこれを実現できるよう、各党協調し、誠意をもって、最大限の努力を払うこと。このため五十七年度予算成立をまって、直ちに衆議院大蔵委員会に小委員会を設置し、中長期的な観点に立って、所得税減税を行う場合における税制の改正並びに適切な財源等について検討を行う」よう提言する。これは各党合……

第96回国会 大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会 第3号(1982/07/08、36期、日本社会党)

○平林小委員 それで、二時から本会議があるようでありますから、一たん休憩をして再開をする。その再開のときには、いまお話しになったような方面へそろそろいかなきゃならぬという情勢にあります。  私は、いま小委員長が言われたように、単なるあれではなくて、財源の裏づけ、こういうものがある、ああいうものがあるというようなことをそろそろ議論し合うことが必要だと思っていますが、しかしそれにしても、これからどういうふうにしてそれではそういうようなものに入っていくか、スケジュールといいますか、運営の要領、こういうのをやはり決めていただいた方がいいんじゃないか。  それは、各党それぞれある意味では政策を持っていま……

第96回国会 大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会 第6号(1982/08/19、36期、日本社会党)

○平林小委員 いま堀さんから言われた点は問題提起として、今後の運営をどうするか、具体的なことは後の懇談会の際に各位が意見を述べて調整することにいたしたらどうでしょうか。
【次の発言】 懇談会に入るときにはいろいろ具体的な問題の提起と財源等について検討することになりますが、ちょっとこの場で政府の方に要求しておきたいと思います。  資料の提出ですが、租税特別措置、これは政策的な必要から現状行われておる。大分整理されて少なくはなってきておりますが、地方税、地方に対する方にもそれが影響しているわけですね。国の税金を減免税したものだから、政策減税したものだから、地方の方にもね。そこで、租税特別措置によっ……

第96回国会 大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会 第7号(1982/09/29、36期、日本社会党)

○平林小委員 これの説明でもしてもらえますか。

第96回国会 大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会 第11号(1982/11/19、36期、日本社会党・護憲共同)

○平林小委員 きょうの減税小委員会を含めますと、最初スタートしてから計算してみたら、もう十回を超えるというような会合が重ねられてまいりました。  今日まで議論されたことは、私ども、今後の財政とか税制の問題について意見交換、懇談をしながら、それなりに大変得るところがあった。しかし、そろそろ結論を出すべき時期が来ているということの認識は、二、三回前からお互いの認識でございました。すでに臨時国会が召集されるというような期日もだんだんはっきりしてまいりましたし、そう考えますと、きょうの小委員会は、ある意味では最終的な詰めをやっていただけないかという期待が私どもにあるわけでございます。  率直に言って、……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○平林分科員 きょうは、私は、東海道新幹線の新横浜と小田原の間に、仮称ですが、相模駅を建設しようという構想が話題になっておるのです。地元、これは特に厚木の市長さんですけれども、新聞談話で、国鉄総裁と話し合ったら実現可能という感触を得たから第三セクター方式によって新駅を建設する、その方向に正式に旗印を上げる、こういうようなお話で、いま厚木の市役所の中に専門の事務局を設けまして、早急に細部の詰めをしたいと大分張り切っているのです。  本日はこの問題につきまして、感触というようなことでなくて、国会における国鉄総裁の答弁としてはっきりした考えをお聞きしよう、こういうわけで質問に立ったわけでございます。……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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