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山本幸雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

山本幸雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
775位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
819位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
734位
委員会発言(政府)歴代TOP500
272位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
158位

30期委員会出席(無役)TOP100
75位
32期委員会出席TOP100
78位
32期委員会出席(幹部)TOP100
62位
33期委員会出席(幹部)TOP100
93位
33期各種会議発言(議会)TOP10
10位
35期委員会出席(無役)TOP100
83位
36期委員会発言(政府)TOP25
21位

このページでは山本幸雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山本幸雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1970/02/18、32期、自由民主党)

○山本(幸雄)委員 動議を提出いたします。  理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第16号(1970/06/11、32期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと島本委員に申し上げますが、厚生大臣はただいま参議院の社会労働委員会に出席して委員の質問に答えておるまっ最中だそうでありますので、それが済み次第ということだそうでございますので、御了承を願います。
【次の発言】 ただいまそれぞれ両大臣は常任委員会のほうに出席して国政を審議中でありますので、これが済み次第こちらに参られることと思います。それで御了承願いたいと思います。
【次の発言】 大橋敏雄君。

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1970/11/24、32期、自由民主党)

○山本(幸雄)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、加藤清二君を委員長に推薦したいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1970/12/09、32期、自由民主党)

○山本(幸雄)委員 いま四方から、それぞれの御専門に基づいた貴重な御意見を拝聴をいたしました。ただ各党から出されましたので、和達先生は自然科学者であられますが、どちらかと申せば、やや社会科学の御意見が多かったようにも存じます。  そこで、いろいろ御意見を拝聴いたしました中で、将来の日本の公害基本法のあり方について、貴重な御意見がございましたが、基本法でございますから、将来を見通して、相当長きにわたって改正する必要のないというのが本筋であることは言うまでもない。しかしながら、人間のやることでありますし、こうした公害というものが、ただそういう法令なりあるいは理念だけで撲滅できるものであるのかどうか……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1971/04/26、32期、自由民主党)

○山本(幸雄)委員 私は自由民主党、日本社会党、公明党、民社党及び日本共産党を代表いたしまして、内閣提出、悪臭防止法案に対する附帯決議を付すべしとの動議について御説明いたします。  まず、案文を朗読いたします。    悪臭防止法案に対する附帯決議(案)  一、水路等の管理者は、当該管理水域等の悪臭発生の防止について、広く生活環境を保全する見地から、適切な水路等の管理に努めること。  二、国は、悪臭防止のための施設の設置等につき、資金のあつせん、技術的な助言等を行なう場合には、特に小規模の事業者に対し、重点的に配慮を行なうこと。  三、地方公共団体が条例によつて、悪臭発出事業場等の事前指導等を行……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1971/04/28、32期、自由民主党)

○山本(幸雄)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表いたしまして、内閣提出、特定工場における公害防止組織の整備に関する法律案に対する附帯決議を付すべしとの動議について御説明いたします。  まず、案文を朗読いたします。     特定工場における公害防止組織の整備に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は本法施行にあたり特に次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。  一 事業者が公害防止組織の形式的整備をもってことたれりとすることなく、公害防止施設の設置等を積極的に行なうよう強力に指導するとともに、公害を発生させた場合に、その責任を公害防止管理者等の実務担当者にのみ転嫁……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1971/05/07、32期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 古寺宏君。

第66回国会 公害対策特別委員会 第4号(1971/08/10、32期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 島本虎三君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。    午後五時三十四分散会

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1972/04/21、32期、自由民主党)

○山本(幸雄)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党及び日本共産党を代表いたしまして、内閣提出、特殊鳥類の譲渡等に対する附帯決議を付すべしとの動議について御説明いたします。  まず、案文を朗読いたします。     特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は本法施行にあたり特に次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。  一 渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の条約の実施にあたっては、渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類の共同研究計画および保存対策に万全の措置を行なうとともに、関係各国との間において……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号(1972/05/17、32期、自由民主党)

○山本(幸雄)委員 午前中参考人の皆さんから貴重な御意見をいただいたわけですが、我妻先生は、こういう法制は漸進的にやるほうがよろしい、漸を追うてやるほうがよろしい、この法律については不満はあるけれども、この法律をこの際成立せしむべきである、こういう御議論であったと思います。それから、関田先生は、ないほうがむしろましであるかのように受け取れる御発言があったように思います。  そこで、日弁連のほうではたいへんいろいろ御研究になって、一案を具して世に問われておるわけでございますが、この内容はたいへん行き届いた、理想的な内容であるように思います。  そこで、一応先ほどのお話の内容について一、二伺います……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号(1972/06/02、32期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 田中武夫君。

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第26号(1972/06/08、32期、自由民主党)

○山本(幸雄)委員 先般環境白書が公表されまして、最近におけるわが国の環境汚染の現状を取り上げております中で、日本のこの狭い国土の中で、国土資源というものを乱費し、経済成長が非常に早いテンポで来たけれども、日本ほど公害の蔓延の早かった国も珍しい、あるいはまた被害者、特に健康被害を声を大にして叫ばなければならないというそういう国も珍しい、こういうことであります。しかし、公害は何といっても起こらないようにするということが第一義であらなければならない。しかし、同時に、不幸にしてもし被害者が出たならば、その被害者救済を迅速適確にやるという必要が起こってまいる。わが国の現行制度では医療救済の問題を取り上……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第28号(1972/06/16、32期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 この際、午後三時まで休憩いたします。    午後一時五十五分休憩


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 決算委員会 第22号(1973/07/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいまいろいろお話が出ておりますように、こういう事件が起きましたことは、大蔵省のような経済に非常に関連があり、業者に接触をする機会の多い役所として、国民の行政につなぐ信頼といった意味からも、非常に遺憾に存ずるわけでありまして、今後将来に向かってこういう事案が起きないように、十二分に戒心をいたしましていきたいと思っておるわけでございます。  大蔵省としましては、ただいま科学技術庁のほうからお答えがありましたように、大臣の命を受けまして、一段と部内の綱紀の粛正をはかるように通達をいたしました。しかし、行政組織の中でこういうことが起きますにつきましては、一つは部内のそういう職……

第71回国会 決算委員会 第28号(1973/11/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)説明員 十月九日の御質問は、五十億の不良貸し付けをしたのではないか、これはだれに貸してどう投資されたか、こういうこと。特に町井久之氏なる者に貸したのではないか、こういうお尋ねのように伺いましたが、韓国外換銀行の東京支店は、町井久之氏個人ではもちろんなく、東亜相互企業なる会社、これは社長は町井氏のようでありますが、これに、貸し付けではなく支払い保証を約六十億、そういう信用供与を与えたということがございます。この六十億の支払い保証に基づいて、日本不動産銀行が五十四億の融資をいたしております。その内容は那須、白河高原の総合開発事業というものに三十三億、それからTSK・CCCターミナルビル……

第71回国会 建設委員会 第33号(1973/09/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 今回のこの法律は、非常に重要な水資源開発、水に対する需要の増大に備えてそれに非常に役に立つ、そういう立法であろうと思います。いまお話しのように、水源地域整備計画の策定という一つの大きな仕事、それができた場合に、それがやりやすいように補助率を格上げするというわけでございます。  その中でいまお話は、今回取り上げた補助率アップの対象事業のほかにさらに取り上げるものはないかというようなお話もございます。これらは、水源地域の問題点は項目としては相当拾い上げてあるように私は思います。全体の事業を円滑に推進するためにはいろいろ財政的な見地、これは国の財政ということよりもむしろ地方財政……

第71回国会 社会労働委員会 第42号(1973/07/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 先般の予算委員会の分科会でも八木委員から非常に熱誠を込めた御質問が大蔵大臣に対してありまして、これに対して大蔵大臣は、同和問題は政府の姿勢としてもそうでございますが、大蔵大臣個人といたしましてもこの問題は超重要な問題であるということをよく認識をいたしておりまして、この認識のもとにできるだけひとつ努力を傾けたい、いろいろ八木委員からお話のございました点につきましては、十分な反省を込めて、御趣旨に沿うようにいたしたい、こういう答弁もいたしておるわけでございますので、大蔵省としては、さような考え方の線に沿って今後善処をしてまいりたい、こう考えているわけでございます。

第71回国会 大蔵委員会 第2号(1973/02/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 私は、昨年末大蔵政務次官を拝命いたしました。今後委員の先生方にいろいろごやっかいになることかと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)

第71回国会 大蔵委員会 第3号(1973/02/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいま議題となりました有価証券取引税法の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、今次の税制改正の一環として、近年における証券市場の状況等に顧み、株式等にかかる有価証券取引税の税率を引き上げるとともに、所要の規定の整備をはかるため、ここにこの法律案を提出した次第であります。  第一に、株式、株式投資信託の受益証券等にかかる有価証券取引税の税率の引き上げであります。  すなわち、株式、株式投資信託の受益証券等を譲渡した場合の有価証券取引税の税率について、一般の譲渡の場合は現行の一万分の十五から一万分の三十に、証券会……

第71回国会 大蔵委員会 第4号(1973/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいまの法律案に対する内閣の意見を申し上げます。  この法律案については、米の生産調整対策の必要性に顧み、あえて反対しない。以上であります。
【次の発言】 政府は、明十四日から外国為替市場を再開いたしますとともに、当分の間、外国為替の売買相場についての変動幅の制限を停止することといたしました。  今回のこの措置は、最近の国際通貨危機に対処するためにとられたものであります。  政府といたしましては、今後の国際通貨情勢の推移を慎重に見守りながら、できるだけ早い機会に固定相場に復帰をしたいと考えております。  なお、政府といたしましては、経済の安定的成長を今後とも引き続き確保……

第71回国会 大蔵委員会 第5号(1973/02/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 この個人の有価証券売買の場合のキャピタルゲインの課税の問題は、これはたいへんむずかしい問題であることは、もう御存じのとおりだと思います。法人の場合は、これはその最後の収益のところで押えられていくようですが、問題は個人であります。いまも仰せのように、五十回、二十万株というものをとらまえるとらまえ方というものは実際問題として非常にむずかしい問題をたくさんに持っているわけです。キャピタルゲインの問題と考えあわせて、将来の方向を考えろという御説でございます。このキャピタルゲインの問題は、もう大蔵省としては従来からいろいろな観点から研究をしてきて、二十八年までは若干の期間やっておっ……

第71回国会 大蔵委員会 第6号(1973/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 最近の株価の状況はやや過熱している、いまお話しのように、ダウ平均がたいへんな高値を呼び、また変動相場制になってもまだ上がるというような状況などから見まして、どうもよく実態のつかめないような面もあるやにうかがわれるわけであります。全体として見たときに、仰せのように、過剰流動性が確かに株に向いておるという傾向もあるわけでして、安定した株価になっていくということがいいことであろうと思われますが、ただ株は、やはり資本主義経済の中で一つの機能を持って価格形成がされていくわけでありまして、その中に、その過程において不健全なものがありとするならば、それは証券行政の立場でいろいろ指導をし……

第71回国会 大蔵委員会 第8号(1973/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 いまお話しの、農村の中で農業経営の経営規模をどれくらいに考えていくかという基本的な問題が一つあるわけですけれども、先ほど来のお話は、純農村とかあるいは中間農村ということではなくて、要するに都市近郊の農村における経営形態というものを、いまお取り上げになっているわけです。どうも最近の傾向は、都市近郊におきましては地価が著しく騰貴をしておりますから、つまり経済の原則からいえば、土地が生産の手段であるというよりは、むしろ財産という観念のほうが非常に強くなってきている。税制の上でも、たとえば一括生前贈与などという制度を考えたわけですけれども、これらも実際のところ実務者の話ではあまり……

第71回国会 大蔵委員会 第9号(1973/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 過般来のただいま局長から御報告申し上げましたようないろいろな事案については、まことに遺憾に存じます。ただ、検察庁のほうで、こういう事案が捜査の段階に入ってきたということについては、率直にいいまして、大蔵省も、捜査のことでありますので、関知はしていなかった。おっしゃるように、そういう事件が事前にわかっておれば、もちろん皆さま方にもいろいろな形で御報告もできたかと思います。それが、残念ながら捜査のことでありますから、検察庁のほうも、捜査に入るまでは外部に漏らさないという捜査の一つの常道がありますので、さようなことで大蔵省も関知できなかった、こういうふうに思うわけです。しかし、……

第71回国会 大蔵委員会 第10号(1973/03/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいまの御提案は、たいへん日本の今後の経済、特に国が関与しておる経済活動の分野における重要なる問題の提起であったと思うのです。ただ、いま国がいろいろの公団、事業団あるいは公庫、いろいろつくっておりますけれども、これらを見てみますと、それぞれいろいろ特色がございます。公共性の非常に強いもので、いまおっしゃるような経済的なエフィシェンシーを考えないわけではありませんけれども、あまりそれに重きを置かなくてもいいものもございますし、また経済的なエフィシェンシーにある程度重きを置かなければならない、企業性を尊重してやらなければならないというようなものもあります。また事業によっては……

第71回国会 大蔵委員会 第12号(1973/03/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 たいへんむずかしい外交上の問題もあるわけですけれども、いまは外交上の関係は断たれておるということで、経済的な関係はなお引き続いておるということだと思います。中国との関係は、いずれ友好条約というのですか、そういうものが結ばれなければならないし、また通商に関しても条約なり協定は結ばれなければならぬだろう。その時点になったときにおいて台湾がどういうようなことになるのか。これはまた一つは日本と台湾との関係もありますし、あるいはその時点になれば中国と台湾との間にも話し合いがあるかもしれない。しかし、少なくもいまのように地域でやっておって、二年か三年ぐらいかかるかもしれませんけれども……

第71回国会 大蔵委員会 第13号(1973/03/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 いまお話しの一昨年夏のドル防衛以来、わが国の対外経済政策がいろいろ進行をしてきたわけでありますが、特に円対策として政府は三回にわたりまして対策を打ち出して、それが実現、実施に向かって進んでまいったわけであります。  その方向としましては、まあいろいろあるわけですけれども、まず第一は、輸入をなるべく拡大していくという方向、つまり世界経済はブロック経済ではなく、また保護貿易主義でもなく、やはり市場を拡大して自由貿易の方向という大筋に向かっていかなければならぬということは御理解いただけるかと思いますが、その方向に向かってわが国も進んでいく。で、輸入の拡大をやっていくという方向、……

第71回国会 大蔵委員会 第14号(1973/03/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 たいへん大きな見地から、世界の政治、経済、軍事という問題を論じられて、特にアメリカの世界的な戦略、戦術ということについて触れられて、これはとても私どもここで答弁できることではないし、また答弁も要求をなすっていないわけであります。そこで関税についてそういうことを頭に入れてやっておるのかということでございます。お話にありましたように、通貨の問題もまだフロートしておるという段階で、まだこれからの問題でございます七また通商の問題も、アメリカのほうから新聞などを通じていろいろなことが伝えられますけれども、アメリカ政府筋がどういうふうに考えておるかという確たる情報も実はまだないという……

第71回国会 大蔵委員会 第15号(1973/03/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 いま宇宙開発のいろいろな計画、これは予算の過程で多少経緯があったようでありますが、それらと関税との斉合性という問題についてお尋ねがございました。しかし、私も宇宙開発の現在の計画の進行については、あまりつまびらかでありませんので、関係当局を呼んでお尋ねをいただきたい、こう思います。
【次の発言】 確かにいま局長がお答えしましたように、いままでの高度成長とか、あるいは産業の振興という観点から、こういうものが出てきて日本の設備が非常に新しいものになった。それによって非常に高度の生産性を発揮したというふうにも言えると思いますが、しかしおっしゃるように、だんだん時代とともに変化をし……

第71回国会 大蔵委員会 第17号(1973/03/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 先ほど来お話をいろいろ伺っておりますが、税金というものは取るものだということ、しかし新しい福祉国家をつくっていく上におきましては、要するにそういう福祉国家をつくっていく上において所要の金というものをどういうふうにして調達するんだという、逆の考え方でこれからいかなければならぬものであろうと思います。そういう考え方からしますと、いま最後に話が出ましたけれども、納税についての重圧感といいますか、そういう不満というものがいまいろいろございますが、一つには、取った税金がどう使われているかということについての不満も大いにあると思います。そういう点について考えていきますと、将来税制をつ……

第71回国会 大蔵委員会 第18号(1973/03/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 先ほど来、いろいろ国民生活の実態ということから課税最低限の御質問がございました。課税最低限というのは、先ほど来局長が御説明申し上げますように、税制の上では具体的にはあらわれていない一つの控除をいろいろ勘定した結果として、これくらいのところから税金がかかります、いわばこういう説明用のものでありますけれども、しかしこれは国民にとっては非常に関心の的であるわけであります。いろいろ税制を立てます場合に、税制には一つの税の理論がある。ですから、一つの筋道を立てて税制を組み立てなければならないということが一方にございます。と同時に、私も税のしろうとでありますけれども、いろいろ見ており……

第71回国会 大蔵委員会 第19号(1973/03/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 いまのお話でございますけれども、日本の公害対策からいって、自動車の排気ガスの問題は、これは非常に困難な問題だけれども、どうしても何とか処理をしなければならぬ問題だ。特に現在の自動車の構造からいいまして、窒素酸化物あるいは炭化水素の処理は、これはいままでの技術開発の上で非常にむずかしいことであった。それをとにかくマスキー法を五十年に控えてどうしてもやらなければならぬ。アメリカでマスキー法を云々といいますが、これは輸出の関係でマスキー法が非常にメーカーとしては気になるんでしょうが、しかし日本国内におきましても光化学スモッグ云々ということから考えても、マスキー法と同じような自動……

第71回国会 大蔵委員会 第20号(1973/03/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 いま局長が説明しましたように、橋本幹事長提案というものが新聞に出たわけですけれども、私は三〇%というのは一つの例で申されたので、何も三〇%ということをはっきりいろいろ御検討の上でおっしゃったかどうかわからないのではないか。要するに、目標はいまの税は非常に複雑だ、総理が一昨日言われましたように、確定申告だって大蔵省出身の者でさえわからぬじゃないか、こういうようなお話であります。たいへん複雑でありますので、その辺のところを、サラリーマンの方々が納めていただく上に、納得していただくという意味で、もっとわかりやすくしたらどうかというお気持ちが非常に強く働いておる。そういうお気持ち……

第71回国会 大蔵委員会 第21号(1973/04/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 たいへんまた早々のことでありまして、案の内容はいまお話しのようなふうにきまるものと思われますが、それをどういうような形で国会にお出しをして御審議を願うかということにつきましてはまだ方針がはっきりきまっていない、こう私ども承知をいたしております。一本の法律案になったときに、たとえばどこの委員会にお願いをするのかということなど、もう少しく各委員会の間でも御相談を国会側でも願わなければならぬのではないだろうかと、こう私は思います。ですから、できましたならば、ここでの答弁ではなくて、別途理事会などでいろいろ御相談願えればと、こう思っておるわけであります。

第71回国会 大蔵委員会 第22号(1973/04/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 日本は有効に利用できる土地の面積がたいへん狭いわけでありますから、これを効率よく土地を活用していくということが非常に大切なわけなんです。国土全体を開発をしていく計画も一つなければならないわけですが、その場合に、どこまでも公共福祉優先という立場に立った、そういう国土開発をしていく、そういう立場に立ってこの狭い土地を有効にひとつ利用していくという、そういう大きなねらいを立てながら、全国の総合開発計画というものを一つ土地利用計画の中身としてつくっていかなければならない。同時に、現在出ておりまするような土地に対する需要というもの、あるいはまた仮需要が非常に旺盛で地価というものが適……

第71回国会 大蔵委員会 第25号(1973/04/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいま議題となりました入場税法の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  初めに、入場税法の一部を改正する法律案について御説明いたします。  政府は、今次の税制改正の一環として、最近における入場税負担の現状に顧み、その負担の軽減をはかるため、入場税の減税を行なうほか、所要の規定の整備を行なうこととし、ここにこの法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。  まず、映画、演劇等の一般の興行場への入場について、入場料金が一定金額以下の場合の税率を引き下げることとしております。  ……

第71回国会 大蔵委員会 第26号(1973/04/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 おっしゃるように、入場税という問題は、税額も小さいし、また、国民大衆にとっても文化的あるいは芸術的な面での徴税でもあるわけですから、慎重に考えていかなければならぬと思います。ただ、入場税をやめてしまったほうがいいのではないかという御議論もありますけれども、これは消費税全体の税体系から見ても、そう簡単にいかないのではないか。各国の例を見ましても、ほとんど入場税を入場税という形で、あるいはまた、税の形はほかの形であるかもしれないが、取っておるということでありまして、先ほど来の免税点あるいは税率という問題、これもいろいろ検討をしてみなければなりませんが、これは四十六年に免税点を……

第71回国会 大蔵委員会 第27号(1973/04/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいま議題となりました農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定に基づいて借り入れた外貨資金等の償還に関する特別措置法案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  わが国は、昭和三十年及び三十一年にそれぞれ第一次及び第二次の農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定を締結し、米国からの農産物の購入に関連し、約一億五百万ドルの借款を受けました。また、昭和三十七年には、日本国に対する戦後の経済援助の処理に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定を締結し、戦後米国から受けた経済援助の最終的処理として四億九千万ドルの債務を負いました。これらの対米債務の返済は、……

第71回国会 大蔵委員会 第28号(1973/04/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいま議題となりました国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近における国家公務員の旅行の実情等にかんがみ、内国旅行及び外国旅行における日当、宿泊料、移転料等の定額を改定するとともに、あわせて所要の規定の整備を行なうこととするものであります。  次に、改正の概要を御説明申し上げます。  内国旅行につきましては、宿泊料金の実態等を考慮し、宿泊料の定額を平均して約四〇%、日当及び食卓料の定額を約三〇%程度引き上げることとするほか、車賃定額についても若干の引き上げを行なうとともに、その適……

第71回国会 大蔵委員会 第29号(1973/04/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいま議題となりましたアフリカ開発基金への参加に伴う措置に関する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、別途国会の御承認をお願いしておりますアフリカ開発基金を設立する協定に基づきまして、わが国がアフリカ開発基金に参加することに伴い必要な措置を規定することを目的とするものであります。  アフリカ諸国は、一九六四年にアフリカ開発銀行を設立しましたが、同銀行は、通常の貸し付け条件による融資を行なっておりますので、緩和された条件による融資を必要とする国に対する融資活動には制約があります。このため、新たに先進国の参加を得て、アフリカ開発基金が設立さ……

第71回国会 大蔵委員会 第30号(1973/04/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 その前にちょっと……。なるほど、アジア開発銀行の融資先の国といいますか地域といいますか、それは確かにおっしゃるとおりでございます。いずれ後ほど詳しい数字も御説明申し上げることができると思いますが、要するに、これはアジアの経済的、社会的な開発のためという目的で運営されるものであり、またそれに、開銀としまして適切なプロジェクトというものがやはりどうしてもなくてはならぬ。そういうプロジェクトをそれぞれのところで具体的に計画を出して、そしてそれが開銀の融資としてかっこうなものとしてのってくるということが私は大切だろうと思うのですが、それが、わりあいそういう地域のプロジェクトがのっ……

第71回国会 大蔵委員会 第31号(1973/04/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 経済協力の中で技術協力、技術協力の中で特にそうした人たちに人的なエレメントを強化していくという面は非常に大切な仕事でございますから、いまおっしゃることはまことにごもっともなことでありますので、予算方面におきましてもそういうふうなやり方でひとつぜひやっていきたい、こう思っております。
【次の発言】 いままでわが国の海外経済協力で一番問題だったのは、ひもつきということでないのをやりたい、こういうことでありまして、そういう意味からしますと、今度のような一つの国際的な機関ができて、その機関に出資をしていくという形は、日本の経済協力の一つの大きな方向を示す、こう思うわけであります。……

第71回国会 大蔵委員会 第32号(1973/05/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいま議題となりました中小企業金融制度の整備改善のための相互銀行法、信用金庫法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申上げます。  民間中小企業金融の専門機関であります相互銀行、信用金庫及び信用協同組合の諸制度につきましては、昭年四十三年に基本的な改正が行なわれたところでありますが、その後における中小企業の業務の国際化の進展、労働力不足に対処する中小企業の資本装備率の上昇、さらには金融サービスに対する社会的要請の多様化など、情勢の変化は著しいものがあり、これに対処いたしまして、中小企業金融制度の整備改善を行なうことが必要となっております。 ……

第71回国会 大蔵委員会 第33号(1973/05/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 この問題は、一つのルールをきめて、そのルールでやっていくというその概括的な話よりも、やはり一つ一つの具体的な金融機関、言うなれば個々のケース・バイ・ケースで考えて、方向としてはおっしゃるようにだんだんふやしていくということが適当であろう。先ほど御指摘のように、数の上でも信用金庫は、ただいまのところ全体の三分の一に当たる金庫が取引の対象となっておるという現況でもございますので、考え方といたしましては、さような考え方で前向きにはやっていきたい、こう考えておるわけでございます。
【次の発言】 この問題は、先ほど広沢委員からも御質問がございまして、それに対して局長からもお答えをし……

第71回国会 大蔵委員会 第40号(1973/06/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 先ほど大蔵大臣からこの考え方の基本を御説明申し上げたのでありますが、そういう御説明の骨子は繰り返しここでいまお述べになっておるとおりであります。私はもう一つ、いま日本の社会保障制度全般を通じて給付制限というものをする、あるいは所得制限をする、そういうことが社会保障の面でいろいろあるように思うのです。これの考え方を将来の社会保障制度の上でどう考えていくかということは非常に大きな問題だ、社会保障制度を論ずる上において非常に大きなテーマだ。しかし方向としましては、私はやはりそういう給付制限をする、あるいは所得制限をするということについてだんだん考え直していこうという傾向にあるよ……

第71回国会 大蔵委員会 第44号(1973/06/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいまの地位協定十一条によります通関の問題は、これは日米間におけるいろいろな協定等全体の中の一つの問題であるわけですが、確かにおっしゃるようなこともあろうかと思います。あろうかと思いますが、しかし日米間の安保条約をはじめとするそういう協定によって運用をされておるものであり、国際的にもそういう場合はおおむね現在のような取り扱いでやっているのであろう、こう思われますので、現在の状況については将来の問題として考えていきたいと思うわけであります。
【次の発言】 いまお答えしましたように、これはいろいろお尋ねのような事態も予想をされないではありませんが、ただいまの日米間のいろいろ……

第71回国会 大蔵委員会 第46号(1973/07/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 先進国のとらえ方、いろいろありますが、欧米ということで、アメリカは国内の航空旅客の運賃に対して八%の通行税、そのほかに出国税というものを、国外への航空旅客に対して三ドルの定額税をとっておる。それからイギリスは通行税は課税されておりません。それから西ドイツは――ヨーロッパの税制は、付加価値税としてすべての交通機関の運賃収入に対して一一%の税率で課税をしておる。それからフランスも、同じく付加価値税としてすべての交通機関の運賃収入に対して一七・六%の税率で課税をしておるというのが、現在調査の内容結果であります。
【次の発言】 通行税も、先ほど来お答えをしておりまするように、一種……

第71回国会 大蔵委員会 第49号(1973/09/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 確かにいろいろ先ほど来の御論議を聞いておりまして、今日の景気あるいは物価の状況を見て、いろいろな手段、手法をミックスしてやらなければとうていこれはできない、非常に金融偏重ではないかというお話がございましたが、そういう感じも若干私どもしないではありません。しかし、財政の問題ももちろんございますし、それからもう一つ、物資の需給というものが非常に詰まってきておりますから、そういう面の一つの行政指導もどうしてもやっていかなければ需給のバランスがとうていとれるものではない、私はこう思います。また民間の一般的な需要というものも非常に強うございますから、そういうものもどうするか、一種の……

第71回国会 大蔵委員会 第50号(1973/09/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 いまいろいろビール問題について御論議をいただきましたが、最近ビールの値上げという問題がいろいろ言われるようになってきましたのは、私の考えでは、要するにトップメーカーのシェアがどんどんふえていくという、そして下位の三社のうち一つは少し小さ過ぎますから、あとの二つがだんだんとシェアが減っていく。減っていくにつれて割り高についていく反面、人件費、広告費といったようなものがどうしても割り高についていくものですから、会社の内容がだんだん苦しくなってくる、こういうことに私は来たように思うのです。  そこで先ほど来お話のように公社論というものも出ております。なるほどこのビール業界の将来……

第71回国会 大蔵委員会 第51号(1973/11/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本説明員 仰せのとおり、いまは物のほうの供給面からの制約が非常に強くなってきている。したがいまして、いまお述べになったような一部予算の補正をするもの、たとえば学校、義務教育関係の施設、あるいは社会保障関係の施設といったものは、ほんのわずかではありますが補正をいたしますけれども、全体としては、単価増によるところの事業量、つまり資材高に食われるほうの事業量はそれだけ減少をしておるものと考えるわけであります。予算措置としては増額をしない、こういうたてまえでやっておるわけであります。  そこで、いまの繰り延べなのか繰り越しなのかということになるわけですけれども、予算上のたてまえとしましては繰り延べ……

第71回国会 地方行政委員会 第39号(1973/07/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいまお話しがございましたように、公有地拡大推進法の四条と五条、四条の場合は届け出、五条の場合は希望の申し出、そういう形になっております。四条の場合は一応届け出の義務がございまして、届け出た場合に、それに対して地方公共団体が先買い権がある一そういう仕組みになっておるわけであります。これに対しまして、御承知のように、租税特別措置法の中で、四条の場合につきましてはそういう届け出義務を持たせて、それを地方公共団体が先買い権で買ってしまうという、一つの土地所有権に対する制限といいますか、少なくとも一つの土地に対する所有権の制限といったような形のものである。したがいまして、それに……

第71回国会 地方行政委員会 第46号(1973/07/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 私、いま入ってきたばかりで、どういう御答弁を建設大臣がなすったか、内容をちょっと具体的に承知しないのですが、もともとこれは、当初、東京都で引き受けてもらうのがよかろうということであったわけですけれども、東京都のほうからは、まあ、首都圏整備委員会を通じて――財政等の都合もこれあり、当面できない、こういうことで、あと地利用が副都心の整備の目的に沿うものであれば、民間機関に行なわせてもよろしいという御返事があって、こういうことに今日なっておるわけでございます。もちろん、いまお話しもあったかと思いますが、情勢がずいぶん変わってきておることは私どももよくわかります。まあ、新都市開発……

第71回国会 逓信委員会 第20号(1973/06/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいま日本の税制の中で、お話しのように直税と間接税との比率、いわゆる直間比率が従来は大体五〇、五〇くらいの比率でありましたが、近来直接税の比重が上がりまして、間接税は大体全体の税収の三分の一程度に落ちてきております。一がいに直間比率の問題を税全体の体系の中で議論しなければならないということかどうかは、私は少し疑問が残ると思いますけれども、しかしいずれにせよ間接税にも税体系全体の中で適切な位置を占めさせるという必要はあるというのが根本の考え方であります。  お話のごとく、今次の国会におきまして田中総理が間接税の問題を取り上げ、それの一つの例としてたとえば印紙税というものも……

第71回国会 内閣委員会 第53号(1973/11/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本説明員 いま、ここにこまかい数字を持ってきておりませんが、減税額は、夫婦に子供二人という標準家庭というところで十万円ばかり課税最低限を上げておりますから――所得に応じてそれぞれ段階が相当あると思いますけれども、具体的な数字についてはわかりません。

第71回国会 法務委員会 第37号(1973/06/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 今回の事件は、監督あるいは指導の立場にある大蔵省としてかような事件が発生いたしましたことはまことに遺憾なことでございます。  いま当局から御説明を申し上げましたように監査官の職務権限は、新しく増資をするという場合の審査をする。上場をするかどうかということについての権限は、この岡村監査官の所属しておりまする課とは別に総務課のほうで上場については取り扱う、こういうことになっておりまして、岡村監査官がこの事務をやっておったわけでありますが、この募集についての届け出書の効力の発生も原則としては三十日たてば自動的に発生をするということで大蔵大臣が格別の認可行為もしない、こういう証券……

第72回国会 大蔵委員会 第20号(1974/03/19、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 佐藤観樹君。
【次の発言】 武藤山治君。

第72回国会 大蔵委員会 第29号(1974/05/08、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 次に、中小企業金融公庫総裁吉岡英一君にお願いいたします。
【次の発言】 次に、国民金融公庫総裁澤田悌君にお願いいたします。
【次の発言】 これより質疑に入ります。武藤山治君。
【次の発言】 小林政子君。

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1973/12/01、33期、自由民主党)

○山本(幸雄)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの坂村君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、平林剛君が委員長に御当選になりました。(拍手)  平林剛君に本席をお譲りします。

第75回国会 大蔵委員会 第8号(1975/02/19、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 午後一時より再開することとし、この際、暫時休憩いたします。     午前十一時三十四分休憩

第75回国会 大蔵委員会 第14号(1975/03/11、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。小林政子君。

第75回国会 大蔵委員会 第22号(1975/03/26、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 村山喜一君。

第75回国会 大蔵委員会 第27号(1975/04/22、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 竹本孫一君。

第75回国会 大蔵委員会 第30号(1975/05/23、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時六分散会

第76回国会 大蔵委員会 第1号(1975/10/01、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)委員長代理 村岡兼造君。

第78回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1976/09/16、33期、自由民主党)

○山本(幸雄)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの越智通雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、板川正吾君が委員長に御当選になりました。  板川正吾君に本席をお譲りいたします。


36期(1980/06/22〜)

第97回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1982/12/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 このたび自治大臣に就任いたしました山本幸雄でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  選挙の関係につきましては、平素から議員各位には格別の御高配にあずかり、厚く御礼を申し上げます。  申すまでもなく、選挙は民主政治の基盤をなすものであります。民主政治の健全な発展のためには、常に国民の政治意識の涵養に努めますとともに、公正かつ明るい選挙の実現に積極的に努力してまいらなければならないと存じます。  私といたしましては、職務の重要さを認識いたしまして、あとう限りの努力を傾注してまいる所存でございますので、何とぞ御指導、御協力のほどお願い申し上げます。(拍手)

第97回国会 地方行政委員会 第1号(1982/12/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 このたび自治大臣、国家公安委員会委員長を命ぜられた衆議院議員山本幸雄でございます。もとより非力ではございますが、誠心誠意職責を完遂してまいりたいと存じておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。  初めに、地方行政委員会の委員各位には、平素から地方行政及び警察行政の推進に当たりましては、格別の御尽力をいただいており、この機会をおかりいたしまして、深甚なる敬意を表するとともに衷心より厚く御礼を申し上げます。  今日、わが国は、財政の再建と行政改革の推進を緊要な政策課題として国を挙げて取り組んでいるところでありますが、現下の厳しい社会経済情勢の中で、地方自治行政もきわめてむ……

第97回国会 地方行政委員会 第2号(1982/12/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 今回の地方に対する財源不足を来したのは、大変遺憾なことでございますが、これは御承知のように、地方税そのものの減収と、それから国税三税による地方交付税の減額という、二つの大きな理由のためにこういうことになったわけでございます。ただいまのお尋ねは、そういう地方財政の将来はやはり厳しいものであろう、そういうのを踏まえて、これからの地方行財政のあり方というものはやはり新しい観点で考えていかなければならない時期が到来をしておると私どもも考えます。  そこで、地方の実情は、私はやはり時代とともに大きく動いておると思います。いろいろな財政需要にしましても何がしかの変化は起こっておりますし、地……

第97回国会 予算委員会 第1号(1982/12/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 ただいまのレフチェンコ氏の問題ですが、これは先日外務省を通じて、その情報委員会における速記は入手を警察当局はいたしました。内容は、大体新聞に出たようなことでございます。  このレフチェンコ氏というのは、東京に三年有余ですか、いた人で、警察の視線の中には確かにあった人物でございます。東京というのは、こういう国際的な情報戦のかっこうの場所でもあるわけでございます。ただ、この人のやっていたことは、つまりスパイ行動という色合いよりも、むしろ各方面にソ連について有利な雰囲気、情勢をつくり出していくというそういう工作、いわば政治的な工作をやったということのようでございまして、そういう色合い……

第97回国会 予算委員会 第2号(1982/12/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 ただいまのお話は、筋論としてはおっしゃるとおりだと思います。ただ、御存じのように、いまや地方財政というのは国家財政と同じように非常に窮乏しておるし、五十八年度地方財政計画も非常なむずかしい局面を迎えておるという事情もあります。また、国が考えた場合に、国の政策と地方との整合性という問題もある。そういうことも考えながら地方公共団体はひとつ運営をしてほしいという要請は私どもとしてはやっていきたい、かように思っております。

第97回国会 予算委員会 第4号(1982/12/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 ただいまのお話の公選法百九十九条は、お話しのとおり、地方公共団体の議員の選挙、首長の選挙に関して、当該地方公共団体と請負その他の契約のある者は、当該選挙に関し、寄附をしてはならないということでございます。  これは、二つ私は問題点があると思うのは、「当該選挙に関し、」ということと、それから、その段階の地方公共団体の議員、首長の選挙に関し、その地方公共団体と請負その他の契約のある者との関連においてこの百九十九条が規定をされておる、こう理解をいたしております。
【次の発言】 「選挙に関し、」というのは、やはり選挙に際しましてという一つの時期的な問題がある。それから、選挙に関連をいた……

第97回国会 予算委員会 第5号(1982/12/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 この問題は、地方としてはなかなか大変重要な問題でございます。したがって、自治省という立場から申し上げれば、地域の実情あるいは関係地方団体の意見というものも尊重していただき、地元の理解、協力の上に立って進めていただきたいという気持ちでございます。今後とも運輸省とも十分協議してまいりたいと考えております。
【次の発言】 こういう市の行財政環境の急激な変化ということで、夕張市の財政は非常に硬直化しております。五十七年度も四億四千万という赤字が見込まれておるような状況でございますので、これにつきましては、自治省として北海道庁とも連絡をとりながら、適切な助言もいたしますし、また援助の措置……

第98回国会 決算委員会 第6号(1983/05/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 金大中事件の捜査につきましては、真相解明のために捜査をするという基本方針には変わりはありません。  それからまた、特別捜査本部体制をどうするということにつきましては、これは警察、特に警視庁の問題でありまして、私が指示する限りのことではない、こう思っております。

第98回国会 決算委員会 第8号(1983/07/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 昭和五十五年度の警察庁関係の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  昭和五十五年度の歳出予算現額は千五百十六億七千九百七十二万円余でありまして、支出済み歳出額は千五百七億二千百二十一万円余であります。  この差額九億五千八百五十一万円余のうち、翌年度へ繰り越した額は四億四千五百十八万円余でありまして、これは、岡山県警察官待機宿舎の施設新築の際に地中に岩盤が発見されて設計変更したこと等のために年度内に支出を完了することができなかったものであります。  また、不用となった額は五億一千三百三十三万円余であります。これは、退職者が少なかったので、退職手当を要することが少……

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1983/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 交通警察行政に関し、一言所信を申し述べます。  わが国における道路交通が国民生活の中で果たす役割りは、ますます重要になってきており、車両保有台数や運転免許保有者数の増加傾向は、今後とも続くものと考えられます。  このように道路交通が一段と大量複雑化することに伴い、交通事故、交通渋滞、交通公害等の諸問題が山積しております。  特に、交通事故による死者数は、増加の傾向を強めており、昨年は、六年ぶりに九千人を超えるなど深刻な事態を迎えております。  このため、警察といたしましては、これまで実施してきた交通事故防止対策を見直すとともに、交通安全施設整備事業を重点とする道路交通環境の整備……

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1983/04/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 交通事故、特に死者につきましては、各方面の努力によりまして逐次減少の傾向にあったと思いますが、最近における情勢はまたもや増加の傾向に転じてきたようなことでございまして、この事態は重大に受けとめて、今後、これが対策に努力をしなければならないことであろう、こう思っております。
【次の発言】 いまお話しのように、交通事故、特に死者が再び増勢に転じてきたということは、わが国の国民生活の上から見ましても重大な問題だ、そういう痛ましい事故が起こらないように、私ども関係機関は努力をしなければならない。特に今日、そういう事態を迎えて、私どもの責任を痛感するところでございます。  ただいまは、特……

第98回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1983/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 ただいま議題となりました国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と内容の概略を御説明申し上げます。  この改正法案は、国会議員の選挙等の執行について、国が負担する経費で地方公共団体に交付するものの現行の基準が実情に即さないものになりましたので、今回これに所要の改定を加えようとするものであります。すなわち、最近における賃金及び物価の変動等にかんがみまして、執行経費の基準を改定し、もって国会議員の選挙等の執行に遺憾のないようにしたいと存ずるものであります。  次に、この法律案による改正の内容につきまして、その概要を御説明申し上げま……

第98回国会 地方行政委員会 第1号(1983/02/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 委員各位には、平素から地方行政及び警察行政に格別の御尽力をいただき、厚くお礼申し上げます。  この機会に所管行政の当面する諸問題について所信の一端を申し上げ、各位の深い御理解と格段の御協力を賜わりたいと存じます。  私はかねてから、民主政治は健全な地方自治の基盤の上に成立するものと確信しております。わが国の地方自治は、戦後幾多の試練に耐えながらたゆみない発展を遂げ、いまや国民の間にその根をおろしてまいりました。しかしながら、最近における社会経済情勢の著しい変動は、地方自治の場においても新たな政策課題を生ぜしめるとともに、地方財政をめぐる環境をきわめて厳しいものとしております。こ……

第98回国会 地方行政委員会 第2号(1983/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 これは申すまでもなく、まことに厳しい情勢にあるわけでございます。地方財政の現状は、国家財政も厳しいけれども、それに劣らず厳しい情勢にあるわけでございます。ようやく公債、地方債総額は、地方債あるいは交付税特会あるいは公営企業を含めまして五十八兆円という巨額に達しております。これらの償還をめぐっての大きな問題もございます。全体といたしましては、地方財政の将来というものに私ども非常な明るさというものが感じられる情勢ではないということで、厳しくひとつ対処をしていかなければならない、こういうように考えております。
【次の発言】 何年になったら明るさが取り戻せるかというようなこと、これは御……

第98回国会 地方行政委員会 第3号(1983/03/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 昭和五十八年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  昭和五十八年度の地方財政につきましては、引き続き著しい収支不均衡の状態にあることにかんがみ、おおむね国と同一の基調により、歳入面におきましては、地方税負担の公平化、適正化、受益者負担の適正化等による収入の確保を図るとともに、地方交付税の所要額を確保することとし、歳出面におきましては、経費全般について徹底した節減合理化を行うという抑制的基調のもとで、限られた財源の重点的配分と経費支出の効率化に徹し、節度ある財政運営を行うことを基本としております。  昭和五十八年度の地方財政計画は、このような考え方を基本として策定し……

第98回国会 地方行政委員会 第4号(1983/03/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 ただいまのお尋ねは、全く先生の御所見のとおりでありまして、私どもは、今回の地方税法の改正につきましては、税率として定額で決まっているものだけについて改正を行ったのでありまして、これは経済情勢あるいは物価、そういうことを考えまして、五十二年あるいは五十三年以降まだ実態に合わない状態に今日なっている、こういう考えのもとに今回の改正を小幅に行ったものでございまして、臨調の申しておりまするとおり、増税なき財政再建という基本的理念には相反してはいない、こういう考え方でございます。
【次の発言】 地方自治の本旨に沿って地方分権を推進する、あるいは国、地方を通ずる行財政の見直しをするというの……

第98回国会 地方行政委員会 第5号(1983/03/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 弾圧をするとかあるいは選挙妨害をするとかという意図では決してなくて、やはり警察は警察として、違法な事態があればそれにはそれなりに対処をしていくという態度でやっているものだと思います。したがって、そういう選挙妨害をするのだという意図的なものは少なくとも警察は持っていない、私はこう思っております。
【次の発言】 選挙はひとつ公正にやっていただきたい、こう思っております。
【次の発言】 国民健康保険というのは、構成員は他の保険経済と違って、非常に高年齢層の方が多いわけでございまして、したがって、やはり所得が低いという方の多いのも、実態としては確かにおっしゃるようにあると考えております……

第98回国会 地方行政委員会 第6号(1983/04/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 先ほど来のお話の五十八年度につきましては、やはり歳入と歳出を見てみますと、歳入は、一つは地方税というのは国税と連動しておる、もう一つはやはり景気に左右されて安定していないという税収の性格がある。したがって、そういうものを踏まえて、歳入についてはいろいろ考えてみなければならぬ問題がある。それから、歳出につきましては、五十八年度については、お話のようにいわゆる投資的経費というのは余り伸びない。地方単独事業もことしは伸び率ゼロ、こういうことにしました。一方、公債費はふえる。人件費も、そういう義務的な経費はふえていく、そういう歳出構造でもあります。  そういう中で、お話のように一体これ……

第98回国会 地方行政委員会 第8号(1983/04/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 従来からのいきさつ、法制の変遷には大変お詳しい細谷委員の御質問でございます。六条の三、二項の筋は私は生きている、やはりその線は生きていると思います。そこで、附則八条の三というものができてきたわけでございますが、その後のいろいろな変遷を見てみまして、地方財政と同じく国の財政もやはり相当厳しくなってきた、そういう事情の変化といいますか、そういうものは何がしか起こってはいると思います。しかし、先ほどお示しの新聞に載っているようなことになりますれば、これは私は、地方財政の根幹に触れてくる問題であると思うのです。現在の制度の大本は維持しながらその上でこういうことをおやりになろうとするなら……

第98回国会 地方行政委員会 第9号(1983/04/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 いまお説のように、機関委任事務については極力整理をして地方に任していただくというのが地方自治の上から見ても大変いいことである、そういう認識のもとに、極力機関委任事務を減らして地方自治体に任していただく、また新しく地方負担、委任事務をつくるということは抑制をしていく、そういう方向であると思うのです。臨調の答申もそういう線で出ていると私は思うのです。  ただ、いま仰せのように一割程度を整理する、あと九割は残しておくのかということでございますが、当面二年間に一割は整理する。これはすでに、私の聞いているところでは、各省庁に対してこの一割はどういうものについて整理をするのかということを要……

第98回国会 地方行政委員会 第10号(1983/04/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 先ほど来きわめて具体的な御審議をいただいたわけであります。  一般廃棄物、いわゆるごみは、その処理は最終的には市町村の責任になる。市町村としては全くこれはほうっておけない、よけて通れない事務であります。それだけにこれは大変頭を悩ましておる課題であります。また、このごみ処理については経費も相当かかる。焼却炉の建設、あるいはそれをめぐるいろいろな補償費、なかなか大変な金がいまかかるようになっております。また、先ほど来のお話のように、新しい化学的な製品の開発なども行われて、大変に処理に苦労するということになってきております。やはり最終的には市町村の責任でありますから、それについては国……

第98回国会 地方行政委員会 第11号(1983/05/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  この法律案は、地方公務員共済組合の長期給付に係る業務の適正かつ円滑な運営を図るため、新たに地方公務員共済組合連合会を設けることとするとともに、市町村職員共済組合連合会及び都市職員共済組合連合会を廃止して、新たに全国市町村職員共済組合連合会を設けることとするほか、地方公務員の定年制度の実施に伴い、定年等による退職をした者のうち、何らの年金を受ける権利を有しない者で一定の要件に該当するものに対して長期給付に係る特例等の措置を講じようとするものでありま……

第98回国会 地方行政委員会 第12号(1983/05/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 金大中氏の事件についての捜査については、警察としては引き続きやはり捜査をするという体制には変わりはありません。なお、いまお尋ねのアメリカとのお話は、局長から御答弁をいたします。
【次の発言】 いまお話しのように、この三条件というのは総じて政治的な事柄であって、純粋に捜査をやっている捜査機関としては処理判断できる事柄ではない、こう判断をしたわけでございます。しかし、捜査そのものはやはり引き続き続けていくという方針には変わりありません。
【次の発言】 関西方面における不祥事件が続発をいたしまして、私は、警察としては大変に、国民の信頼をつなぐ上においてまことに遺憾な事件であり、警察と……

第98回国会 法務委員会 第10号(1983/05/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 昨年の十二月にアメリカの下院情報委員会でこの証言が公表をされましたが、警察といたしましては、この証言にあらわれたソ連の情報機関のわが国における活動に伴って違法行為があるとするならば、それは看過することができないという方針のもとに去る三月の下句に係官をアメリカに派遣して、同氏より前記証言のさらに具体的内容について詳細に聴取をいたしました。その聴取した内容に基づきまして犯罪の存否について所要の調査を行って得た結論を一昨日発表いたした、こういう経緯になっております。また、その間、国会におきましても調査の進捗状況についてもたびたびお尋ねがありまして、ただいま申し上げたような調査の結果が……

第98回国会 予算委員会 第5号(1983/02/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 高級公務員の立候補制限の問題、これは実は三十年代に選挙制度審議会で話し合いが行われたこともございますが、立法技術上いろいろな問題がありまして、実現を見るに至らなかったのであります。立候補制限の中身につきましては、これは非常な議論があるところでございます。法律上の規制をするにつきましては、またこれは選挙制度全体の問題とも関連しますので、与野党とも話し合いをして、結論を今後とも踏まえていきたいと思っております。
【次の発言】 いま土地のお話が出ましたが、大体土地は、公共あるいは公益用地として宅地造成上必要な面積として御利用する、こういうたてまえになっております。たとえば道路とかある……

第98回国会 予算委員会 第6号(1983/02/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 私の省のまとめた統計数字をおっしゃいましたから、数字だけちょっと申し上げておきます。  五十五年度の都道府県別の行政投資額は、総投資額で言いますと、新潟県は十番であります。上の方から言いますと、東京、北海道、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡、こうなっております。ですから、いま申し上げたような県の次で、十番目ならそう新潟は高くはないのではないか、こう思います。それから、この十番目というのは、四十五年から調べてみますとほとんど十番か十一番でございまして、総投資額におきましては順位はほとんど変わっておりません。  一人当たりの投資額になりますと、これは人口の少ないところほど……

第98回国会 予算委員会 第7号(1983/02/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 この制度は、一方において住宅建設は土地問題だということだから、宅地の供給をふやさなければならない。しかし、一方においては、三大都市圏の中でも先祖伝来の土地を持ってやはり営農の意思を持ってやっていこうというまじめな農家がいっぱいいる。そういう二つの要請をどういうふうに調整するかというのが、私は今度の去年やったこの制度の改正だったと思うのですね。だから、一つの政策的な選択をしたので、一方から見れば不徹底、片っ方から見ればやり足らぬなというところはやっぱりあるのじゃないだろうか。  しかし、そこでいまおっしゃるように、もっと長い期間でやればよかったじゃないかというお話、これは十年とい……

第98回国会 予算委員会 第12号(1983/02/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 いま少しお話もあったようでございますが、要するにいま地方自治というのは、新憲法のもとで地方自治の本旨に従ってやる、これはやはり何といいましても民主主義の基本であるという考え方は動かせないことでございます。そういう精神に沿って今日まで地方自治は、旧憲法時代から見ればずいぶん進んできたなという感じがいたすのでございます。  しかし同時に、地方はやはり社会的、経済的にもずいぶん変化もしてきております。そういう情勢を受けて、住民と一番密接した行政を担当しておるという地方自治の立場からいいまして、やはり自律性を持って地方の住民の福祉を願い、地方の振興をやっていかなければならないということ……

第98回国会 予算委員会 第13号(1983/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 この問題は非常に特殊の物質の輸送でございますから、きわめて慎重に政府としてはやっておると思います。そこで、この輸送に当たってはやはり安全輸送という観点から、これは原子炉等規制法という法律に基づく規制によって輸送の基準が決められております。それにのっとって警察としては公安委員会に届け出を受けましてやっている。だから、その基準に基づいてやっているのであります。警察としては、この基準に従って忠実に安全輸送に協力をしておるものと私は考えます。
【次の発言】 最近われわれの常識を超えるような少年非行が起こったわけでございますが、これらの警察の窓から見たそういう問題の把握並びにそれに対する……

第98回国会 予算委員会 第15号(1983/03/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 私の方は公務員の数からいいまして大株主でございますが、年金の問題は、いまお話しのとおり、非常な大事な問題でございます。  いまの沢田先生のおっしゃった御提案は、厚生大臣と同じく私も大変興味深くというか、ユニークな案、考え方として承ったようなことでございます。  私ども地方公務員共済としましては、将来の公的年金はやはり一元化していくという方向でひとつ物を考えていかなければならぬだろう、その線に沿って、保険単位もいまたくさんになっておりますので、まず第一段階として、保険単位の小さなものを少し統合を考えていくということで、一つの段階としてそういうものを考えており、将来に向かって一元化……

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 少年非行問題というのは、いまお話しのように大変根が深く、また関係する方面は非常に広い、こう思います。警察の窓から見た場合、やはり家庭教育の問題あるいは学校教育の問題。たとえば、いまなぜ公立学校にそういう校内暴力が多いのかというような問題など学校教育の問題、また地域社会の浄化という問題もあると思います。いま仰せられたように、警察といたしましても先般来大変遺憾な事件を起こしたわけでございますが、規律を生命とする警察といたしましても、国民の信頼を回復するように、今後一層努力をしていかなければならない、こう思っておる次第でございます。

第100回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1983/09/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 この機会に、第十三回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告を申し上げます。  御承知のとおり、昨年八月に公職選挙法が改正をされましたが、今回の選挙は、改正法による初めての選挙でありました。  選挙すべき議員の数は、比例代表選挙五十人、選挙区選挙七十六人、合計百二十六人でありました。  選挙当日の有権者数は、約八千三百六十八万人で、前回の通常選挙より約二百七十五万人増加しております。  投票の状況について申し上げますと、六月二十六日の投票日の天候は、中部地方の一部で晴れ、九州地方の一部で雨のほかは全国的に曇りであり、投票率は五七%でありました。これは、史上最高を記録しました……

第100回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1983/10/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 いまの提案者とほぼ同じ意見でございますが、確かにおっしゃるように、選挙というのは自由にやらなければならない。そして同時に、選ぶ方の側の立場に立って考えなければならないというのは、これは当然のことであると思います。  ただ、いま御説明のように、時代の進展とともに、交通手段あるいは通信の手段あるいは教育の向上によって非常に政治意識も高くなってきて、ふだんから政治に対する関心度というものも著しく国民の間に広まってきた、私は、こういういろいろな諸条件を考え合わせますれば、この期間短縮等を初めとするものがすべて規制であって、選挙民の選択の幅を非常に狭めるものであるとも思えないのでありまし……

第100回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1983/10/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 私は、選挙というのは、やはり議会制民主主義の根幹といいますか根本であります。選挙は、常に公正に国民の意思が正しく反映するように行われる方法、そういうもので行われなければならないものであって、常に選挙についてはそのやり方の上で適切な方法に改正すべきところは改正をしながら、国民のそうした選挙に対する御要請にこたえて、もって議会制民主主義を維持をしていく、こういうものであると思っております。
【次の発言】 国民の参政権というのは、これは国民の基本的な憲法上保障された権利でありますから、選挙権というものは国民がすべて公正に行使をしていただいて、もって正当な選挙を行え、正しい意味での国民……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1983/09/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 国家公務員と同じように、地方公務員の定数管理につきましても同じような考え方でやっていかなければならないと思うのです。ただ、やや仕事の内容が国の場合と地方の場合とは違う。地方は国民、市民と直接接触をしておりまして、行政サービスになかなか多様性があると思うのです。  そこで地方公務員のふえ方を見てみますと、先ほど来国家公務員についても大学などお話がございましたが、やはり地方公務員の場合も一番ふえますのは教育関係がまず第一、続いて福祉関係でございますね。これらがふえていく場合の大宗を占めておるわけでございます。一般管理部門につきまして、これはだんだんに減らしていくという方向でなければ……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1983/09/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 地方公務員につきましてもなるべく増員を抑制をしていくという方向は、行革あるいは地方財政の見地からいってぜひとも必要なことでございますが、ただいま御指摘のように、昭和四十二年から五十七年までの十五年間では、いまの数字より少し違いますが、八十六万三千人ふえております。  このふえているのは、一体どういう部門でふえているかということを見まするに、この八十六万三千人の人数をパーセンテージでとってみますと、教育が三七%、福祉が二七%、消防が八%、警察が七%、大きなものはそういうところでございまして、つまり教育、福祉あるいは警察、消防といったようなものがふえる部門としては大手である、こうい……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号(1983/09/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 お話しのように、昨年は国費の方で減額になりまして、それを受けまして、実は地方財政計画の上で二%増ということにしたわけであります。
【次の発言】 国から来る助成、ことに府県の場合、私立の高等学校以下でありますが、それの方の助成額が減って、県を通じて私立の高等学校以下へ届く、こういうことでございますが、その場合に府県が一体どういう措置をするか、それは私は、やはり国の助成の額あるいはその考え方、あるいは地方財政の状況というものをお考えになってお決めになることだろうと思うのです。  もう一つ、来年度の地方財政計画はまだやっておりませんから、地方財政計画の上でどういうふうな考え方をするか……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第5号(1983/09/29、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 ただいま地方公務員の給与の実態についていろいろお話がございました。わたりなどというものは、いま御指摘のように地方公務員法二十四条に給与の基本原則は書いてございますが、給与は当然に職務と責任に基づかなければならない。職務というのはやはりその複雑性とか困難性ということでございます。それだけに、それぞれの地位に応じて給与は支払わなければならないという原則から見まして、これは二十四条に照らして適法でない、こう私どもも思っておるのであります。  そこで、いまいろいろ御指摘がございましたが、これらにつきましては、自治省としましても逐次改善の指導をいたしておりまして、たとえばラスパイレスもだ……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第6号(1983/09/30、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 私もそういう機関のあることは存じておりますけれども、具体的にどういう内容の業務の運びになっているかというところまではつまびらかにはしておりません。しかし、この問題は地方行政をめぐる問題としても大変重要な問題だ、こう思っております。
【次の発言】 確かにおっしゃるように、今回は国家行政組織法の改正をお願いして政令事項にするということであります。地方の場合は、これは相当細かく部局の名前を挙げて規定をしているわけでございますが、それ以上にこしらえるときは自治大臣に協議をしてほしい、こういうことになっております。  これは一つは、地方でいろいろお考えもございましょうけれども、おおむね人……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第8号(1983/10/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 特殊勤務手当というのは、公務員に共通の給与の一つの形態だと思うのですが、これは国家公務員につきましては、一般職の職員の給与に関する法律という中で、著しく危険、不快、不健康、困難な業務に従事する者、この中で勤務の特殊性によりましてそれを給料の中に織り込むことが適当でない、こういうものについては、そういう特殊勤務に服している者に特殊勤務手当としてこれを給する、こういうたてまえになっておりまして、それは地方公務員についても同じようにやっているわけであります。
【次の発言】 国と地方の仕事というのは、やはり内容的に違うものも相当あると思う。特に市町村の業務は住民に密着した仕事があります……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(1983/10/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 機関委任事務の性質といいますか法律的な性格というのは一体どんなことかということを、私ども、やはり根本的に一遍見直しをするということをやらないと、整理する場合にいろいろな障害が出てくるのではないかといま思っております。  先ほど来のお話のように、確かに今回整理しましたものは、やはり従来から地方公共団体の事務として同化定着しているようなものあるいは社会経済の変化に伴って縮小あるいは廃止すべきものといったような、そういう一つの目標で整理をしたのでありまして、それはそれなりにあったと思うのですけれども、しかし今後のこの機関委任事務の整理につきましては、そういう法律的な機関委任事務の性格……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 地域にとりましては、これは大きな問題でございます。地域経済といたしましても、また地域住民の生活の上から見ましても、地域によっては相当大きく影響がある、こういう事情であると思います。したがいまして、関係地方公共団体等からそういうような陳情は承ることがあるわけでございますが、それはそれぞれ運輸省なりあるいは国鉄にも私の方からも要請をいたして善処方をお願いするということであります。今後といたしましても、やはり地域のそうしたいろいろな事情をよく御勘案をいただいて、地域住民とも、あるいは公共団体ともよく話し合いをして、私は、納得のいくような方法でひとつ解決の道を探っていただきたい、こう思……

第100回国会 地方行政委員会 第1号(1983/10/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 ただいま議題となりました個人の住民税に係る地方税法の臨時特例に関する法律案の提案理由とその要旨につきまして御説明申し上げます。  個人の住民税のあり方につきましては、先般、税制調査会から報告をいただいたところであり、その具体的内容につきましては、今後、同調査会において昭和五十九年度以降の税制改正に関して審議されるものであります。  政府としましては、その審議の結論を踏まえて、適切に対処してまいる所存でありますが、最近における社会経済情勢にかんがみ、地方財政の実情等を勘案しつつ、この際、昭和五十八年分の所得税に係る臨時特例措置に対応して、昭和五十八年度分の個人の住民税に係る負担の……

第100回国会 地方行政委員会 第2号(1983/10/31、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 ただいまのお尋ねでございますが、住民税の減税規模は、所得税減税が年内減税で千五百億に対応いたしまして、六百億ということにしております。これは、所得税の税額総額と住民税の所得割総額との比率が大体七対三という比率になっておりまして、そういうことも勘案いたしまして六百億という規模に決めたわけでございます。  さらに、五十九年以降の本格減税につきましては三千億となっております。これも、全体は一兆円ということになっておるわけでございまして、そのうち三千億を地方税として実施をする、こういうことになっております。  御承知のとおり、今日は地方財政はまことに厳しい状態にございます。大変な債務を……

第100回国会 予算委員会 第2号(1983/09/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 いま住民税の実施についていろいろ伝えられておるようでございますが、住民税の徴税の仕組みというのは国税とやはり違う。これは市町村が、府県税の住民税も含めて税額の計算をしておるわけなんです。その点は私は国税と違うと思うのです。現在の徴税のやり方は、約四千二百万人に上る納税者の税額計算をするために四カ月ぐらいかかっております。これは大変な事務量でございまして、そのために市町村あるいは企業の御負担というのは相当なことでございます。したがいまして、税法ができ上がりましてからかかるにいたしましても、やはり相当時間的な経過を要することでございますので、その点は税制調査会でも、地方税の独自性を……


各種会議発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1973/07/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 最近の国際的なインフレといっていいのか存じませんが、少なくも物価の騰貴という現象は、日本もそのらち内に巻き込まれておるわけであります。それは国際通貨、それに国際貿易とからんで因となり果となっていろんなことが現在起こっておるわけであります。いまのお話も、確かに今日までの国際決済の手段としてのドルを今後一体どういうふうにしていくのか、ドルにかわって新しい国際通貨というものが一体生まれるのか、あるいはまた生まれなければならないのか、その辺のところはこれからの非常な重要な国際会議の課題であろうと私は思います。  御指摘のように、確かに私も、アメリカが今日まで何か八百億ドルともいわ……

第71回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第2号(1973/09/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 いままで局長からお答えしましたように、現在のこの自由主義経済下における根本に触れたような非常に大きな問題、企業間の信用ということで出すものでございますから、土台はこの信用ということだと思います。いまいろいろな御提案がございまして、特に先ほど大企業が手形を出しますときに、その手形の発行額から大企業が何がしかのマイナスを負担するようなことにしたらどうかというお話がありました。たいへん発想としては、私はおもしろいと失礼ながら個人的には思うわけであります。こういう金融引き締めのときに中小企業にしわ寄せがいかないようにというのは常に言われてきたことでございますし、また政府もそういう……

第71回国会 大蔵委員会財政制度に関する小委員会 第1号(1973/07/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 先ほど来のお話、まことにごもっともに伺うわけですが、公共事業をやっていきまする場合に、総需要抑制という見地からいえば、どうしてもこの際は繰り延べをしたい、こういうわけであります。同時に金融的な措置、つまりいままでの景気抑制のパターンによる措置というものはすべてやる、こういう姿勢でおりまして、そうしたものの全体的な効果が終局するところ物価の面であらわれてくるであろう、それには若干のタイムラグが必要である。だからある程度の時間的経過をすれば、それらは必ずその効果をあらわしてくるという見通しで、実は政府はいま懸命に諸施策を実施に移しておるわけでございます。  そういう立場から申……

第71回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1973/09/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 全くいまのことは仰せのとおりだと思います。福祉につきましても、福祉についての長期計画というものがいまないというのが私はその福祉をこれから推し進めていく上において非常な問題の点ではなかろうかと思います。国といたしましても、いまおっしゃるように全く無計画ではないと私は思うのでありまして、たとえば経済企画庁でやっております経済社会基本計画というものの中にいま仰せられた、特に公共投資については何はどれくらい何はどれくらいという具体的な金額をあげてそういう計画を示しておるわけであります。またそれに対して税の負担は一体どれくらい上がるだろうかというばくとしたものも、たとえば三%ぐらい……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1973/03/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 ただいま急に呼び出されてこちらにお伺いしたわけですけれども、いまここのところだけでお伺いしたわけなんです。いま隣保館についての土地買収費を国庫補助の対象にということで、すでに大蔵大臣から、国庫補助の対象にすることが適当でないものについては起債の措置を講じて事業の推進に支障のないように善処するという御答弁があったようであります。  そこで、土地買収費を国庫補助の対象にするというのがそのとおり原則的になっておったのかどうか、それは私もちょっとわからないのでありますが、こういう予算をつくる場合に、一つの隣保館なら隣保館、いろいろな建物のつくりをし、もちろん敷地が要るわけですが、……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1973/03/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 先ほど来、自治省の問題についていろいろお話がありましたので、私もその関連のことを大蔵省との関連において承ったわけでございます。  そこで、従来から、補助対象の範囲を広げる、あるいは補助率を上げるという問題は、大蔵省が予算を組むときにたいへんに各省との間で苦心の存するところでございます。先ほど来八木先生がきわめて熱心に御主張をされる、要するに、結論としては全額国庫で持つという、そういう御主張であります。まあ国庫補助は、従来から見ますればだんだんに同和対策事業についても拡張をされつつあり、そうした建物もありますし、あるいはいろいろ事業といいますか、そういう土地とか建物とかいう……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○山本(幸)政府委員 昭和四十八年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明いたします。  まず、一般会計歳入予算額は、十四兆二千八百四十億七千三百万円でありまして、これを前年度予算額に比較いたしますと二兆一千六百五十一億二千三百万円の増加となっております。  以下、歳入予算額のうちおもな事項について、その概要を御説明いたします。  第一に、租税及び印紙収入は十一兆七百八十六億円でありまして、これを前年度予算額に比較いたしますと一兆九千四百八十一億円の増加となっております。  この予算額は、昭和四十八年度の政府経済見……

第75回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1975/06/27、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本小委員長 これより金融及び証券に関する小委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  先般、各位の御推挙により、私が当金融及び証券に関する小委員会の小委員長に就任いたしました。  最近の経済社会環境の変貌のもとに、金融行政並びに証券行政のあり方は、新しい視点のもとに検討を求められているものと思われます。政府においても、金融制度調査会に対し、銀行関係法規の改善事項を諮問したところであります。また、大蔵委員会でも、当面の金融及び証券に関する諸問題、特に銀行法の改正の問題、金利政策等について議論が重ねられてまいりましたことは、各位も御承知のとおりであります。  このように……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/02/24、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)主査代理 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  主査所用のため、その指名により、私が主査の職務を行います。何とぞよろしくお願いをいたします。  本分科会は、外務省、大蔵省及び文部省所管につきまして審査を行うこととなっております。審査の方法は、お手元に配付いたしております日程により進めたいと存じます。あらかじめ御了承を願いたいと思います。  昭和五十年度一般会計予算及び昭和五十年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和五十年度政府関係機関予算中大蔵省関係を議題とし、政府から説明を求めます。森大蔵政務次官。
【次の発言】 以上をもちまして、大蔵省所管についての説明は終わりました。……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1975/02/25、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)主査代理 これにて角屋堅次郎君の質疑は終わりました。  次に、石野久男君。
【次の発言】 これにて石野久男君の質疑は終わりました。  次に、上原康助右。

第75回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1975/02/26、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)主査代理 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和五十年度一般会計予算中、外務省所管を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。清水徳松君。
【次の発言】 これにて清水徳松君の質疑は終わりました。  次に、山原健二郎君。
【次の発言】 これにて山原健二郎君の質疑は終わりました。  次に、安宅常彦君。
【次の発言】 これにて安宅常彦君の質疑は終わりました。  次に、井上泉君。
【次の発言】 これにて井上泉君の質疑は終わりました。  次に、渡部一郎君。
【次の発言】 これにて渡部一郎君の質疑は終わりました。  次に、小沢貞孝君。

第75回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1975/02/27、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)主査代理 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和五十年度一般会計予算及び昭和五十年度特別会計予算中、文部省所管を議題といたします。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岡本富夫君。
【次の発言】 これにて玉置一徳君の質疑は終わりました。  次に、井上泉君。
【次の発言】 これにて井上泉君の質疑は終わりました。  次に、紺野与次郎君。
【次の発言】 これにて紺野与次郎君の質疑は終わりました。  この際、暫時休憩いたします。     午後零時四十五分休憩

第75回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1975/02/28、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本(幸雄)主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。寺前巖君。
【次の発言】 これにて寺前巖君の質疑は終わりました。  次に、村山喜一君。
【次の発言】 これにて村山喜一君の質疑は終わりました。  次に、武藤山治君。
【次の発言】 これにて梅田勝君の質疑は終わりました。  次に、山口鶴男君。
【次の発言】 これにて井上普方君の質疑は終わりました。  次に、福岡義登君。
【次の発言】 これにて福岡義登君の質疑は終わりました。  次に、嶋崎譲君。
【次の発言】 これにて嶋崎譲君の質疑は終わりました。  以上で文部省所管の質疑は終了いたしました。  これにて、外務省、大……

第77回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1976/06/11、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本小委員長 これより金融及び証券に関する小委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  先船、再び本金融及び証券に関する小委員会の小委員長を仰せつかりました。何とぞよろしくお願い申し上げます。  金融及び証券に関する件について調査を進めます。  まず、先船の金融制度調査会における「「銀行の役割について」の意見の中間とりまとめ」それにつきまして、田辺銀行局長より説明を求めます。田辺銀行局長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  なお、本日は参考人といたしまして、金融制度調査会会長佐々木直君が御出席になっております。  佐々木参考人には御多用中のところ、本小委員会……

第78回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1976/10/27、33期、自由民主党)【議会役職】

○山本小委員長 これより金融及び証券に関する小委員会を開会いたします。  金融及び証券に関する件について調査を進めます。  本日は、参考人として金融制度調査会会長佐々木直君が御出席になっております。  佐々木参考人には御多用中のところ、本小委員会に御出席を賜り、まことにありがとうございます。  まず、銀行法改正の審議状況及び労働金庫に関する問題の経過等について政府より説明を求めます。後藤銀行局長。
【次の発言】 以上をもちまして政府の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。広瀬秀吉君。


36期(1980/06/22〜)

第98回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1983/03/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 凶悪犯で世の耳目を驚かすような事犯がときどき起きてまいりますが、最近の犯罪は犯罪の性質も非常に悪質になっており、それからもう一つは、やはり広域的な犯罪の発生が見られるところでありまして、そういう犯罪に対応する体制というものはやはり警察として考えていかなければならない。犯罪と検挙というのは、犯罪を犯す者と警察の知恵比べみたいなものでございますから、警察はそれに十分に対応をしていかなければならない、こういうふうに思っておりますが、御指摘の特に凶悪な犯罪というものは何としても検挙をするように警察としても、たとえば重要犯人の指定みたいなことをやって公開捜査もやったりしまして、列国の中で……

第98回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1983/03/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○山本国務大臣 昭和五十八年度の自治省関係歳入歳出予算につきまして、概要を御説明申し上げます。  第一に、一般会計予算でありますが、歳入は三億一千六百万円、歳出は七兆七千九百三億五千百万円を計上いたしております。  歳出予算額は、前年度の予算額八兆一千二百三十六億三千八百万円と比較し、三千三百三十二億八千七百万円の減額となっております。  また、この歳出予算額の組織別の額を申し上げますと、自治本省七兆七千七百六億五千万円、消防庁百九十七億百万円となっております。  以下、主要な事項につきましては、委員各位のお許しを得まして、説明を省略させていただきたいと存じます。  よろしくお願いを申し上げま……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。