このページでは砂田重民衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。砂田重民衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○砂田委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案及び同修正案に対して賛成の意を表明するものでございます。 申し上げるまでもなく、今回の所得税法の改正は、昭和三十九年度における税制改正の一環として行なわれるものでありまして、その特徴は、中小所得者に重点を置いて所得税の負担を軽減することといたしておる点でございます。先般法人税及び租税特別措置法の改正案が本委員会を通過いたします際にも、わが党の代表が討論いたしたところでございますが、昭和三十九年度におきましては、国税、地方税を通じて平年度二千二百五十六億円、国税においては平年度千三百七十六億円に……
○砂田委員 だいぶ時間もおそくなりましたが、私が最後の質問者のようでありますし、私は簡単な質問でございますから、もうしばらくおつき合いを願います。
まず伊丹さんに伺いたいのですが、プロ野球の開始時間というのが、私たちはナイターは大体七時か七時半ころかと思っておるのですが、そのための球場の開場時間というのは何時ですか。
【次の発言】 それでは、次に藤田さんに伺いますが、学生野球のリーグ戦で二試合を行なうと、どうしても最初の第一試合の時間は十一時でなければならない。というのは、いまのプロ野球の開場時間が五時だということから逆算して、学生野球は十一時から第一試合を始めなければならぬ、そういうふうな……
○砂田委員 私は前回も伊丹さんにいろいろお尋ねしたのですが、きょう御質問をいたします前に、よけいなことかもしれませんが、私が御質問いたします私の立場をまず御理解いただいておこうと思います。 私は中学生のころに野球の選手をやっておりました。甲子園の上を踏むことがやはりわれわれの夢でありました、その前にまず東京の予選に勝たなければ甲子園へ行けない。ところがなかなかこれは島岡さんも、いまも同じような状態でございますが、われわれの時代もやはり明治神宮で中学生――いまの高校生ですが、中学生が野球をやらしてもらえるようなことはめったにその機会がございませんでした。ただ私が暁星中学のキャプテンをやっており……
○砂田委員 私は川本さんに一つと、それから好村さんに一つ、簡単に御質問したいと思います。 川本さんの話の中に、学生選手自身の気持ちを一向この委員会も聞いていない、世間にも学生自身の気持ちが伝わっていないというお話がございました。私自身も実は前から同じような感じを持っております。あの球場専門委員会、六大学側と東都側、あるいは高野連のほうもあると伺っておりますが、そういう代表の方が入っておられますけれども、皆さんそれぞれOBの方々ばかりで、学生が一人も入っていない。六大学野球連盟という名前が正しい呼び方かどうかわかりませんが、六大学リーグ側、東都側、こういったところの連盟というのですか、協会とい……
○砂田委員 私は島田先生にちょっとお尋ねしたいことがございます。 実は、前々回の委員会で私は伊達さんと伊丹さんにお尋ねをいたしました。今日の、特にこの四十年度の学生野球のスケジュールの中にプロ野球のスケジュールがだいぶ入り込んできまてしまった。そういうふうに専門委員会でも二十三日に最終的におきめにならざるを得なかった。その原因を専門委員会の方々もその委員会を終えられましたあとで、あげて神宮側の財政的に困難な事情ということを言っておられる。私、手元に二月二十四日の朝日新聞を持っておりますが、金子さんも藤田さんも、神宮側の財政事情があるからしかたがなかったということを言っておられる。その神宮側の……
○砂田委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました税制関係四法案につきまして、所得税法案に対する修正案並びにこの修正部分を除く各原案に賛成、租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する修正案に反対の意を表するものでございます。 まず第一に、今回の減税計画はわが国現下の財政状況などに照らして、きわめて適切妥当なる規模を持ったものであると考えます。昭和四十年度の国税の自然増収率は前年度比ほぼ一五%、今回の改正案による自然増に対する初年度の減税額の割合は一九%に達しており、平年度一千百五十八億円に及ぶ大減税を行なうこととしているのであります。さらに国税、地方税を通じて大幅減税と……
○砂田委員 時間がございませんので、私は、港湾が受けました被害のことについて、運輸省の港湾局長が見えておりますので、簡単に伺いたいと思います。今回の台風では相当各所の港湾が災害を受けましたが、時間がございませんので、きょうはそれを神戸港に限ってお尋ねいたしたいと思います。 港湾局長御承知のように、新しくできた摩耶埠頭の決壊、防波堤の横すべり、運南地区の浸水、こういう被害があるのであります。これは当然港湾局長はいろいろな準備を進めておられると思いますが、災害のときによくいわれる原形復旧ということがあるのでありますが、私は原形復旧であってはならないと思う。原形に復旧してみても、その原形というもの……
○砂田委員 港湾運送事業法改正、大筋は大体私も理解ができておりますが、改正案中の十六条の関連事業のことで政府のお考え方をただしておきたいところがございます。 港湾局長にまず伺いたいと思いますのは、六大港の第一種、いままで分業的な作業で港湾運送の秩序を保ちつつ今日まできた、それを今度の法改正で一貫的な作業へ、相当革命的な考えを運輸省は持っておられるようですが、その中で第一種、いわゆる元請と称する業種にある量を限って限定されて、最低限は運輸省できめられて、二種から五種までの、いままで直接元請がやっていなかった業種をみずから行なわなければならない。したがって、元請業者というものが非常に重要な任務を……
○砂田委員 私は港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対しまして、修正の動議を提出いたします。 修正案文はお手元に配付してございますので省略さしていただきまして、要点のみを申し上げます。 修正の第一点は、本港湾運送事業法改正案におきましては、新たに港湾運送関連事業を取り上げて、法規制の対象としておりますことは、港湾運送行政の一大進展と考えますが、その関連事業の中に貨物の船積みのためにする船倉内の清掃を業とする事業が除外されておりますので、この船倉内の清掃業を追加しようとするのが第一点であります。 第二点は、本改正案では料金につきましては何らの規制もなく自由料金となっておりますが、料金が単……
○砂田委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議決されました港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付することを提案いたします。 案文を朗読いたします。 港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 一、政府は、港湾運送事業法に基づき、港湾運送の新秩序を確立するに当つては、真にその合理的、能率的運営を期し得るよう、各港の実情にそつて、専業者の企業規模を適正化し、これを育成して、その能力の活用を図るべきである。 二、省令の制定に当つて、事業者間の「経済上の利益の提供」の内容については幅広い考慮を払うべきである。 三、港湾……
○砂田委員 いまの前田さんの御質問に関連してですが、委員長にひとつお願いしておきたいと思います。それは、冬季オリンピックの招致委員会というものがすでに構成を終わって活動を開始しておられると思うのです。そこで、当委員会で適当な時期に招致委員会の方においでをいただいて、どういう招致運動をしておられるか等について話を聞かしていただくような機会を御検討願いたいと思います。 それから、局長に一つお尋ねしておきたいのは、この一枚目の紙の学校体育施設の開放について千二百万円予算が計上されているのですが、一校三百六十万円の夜間照明というのは、どの程度の夜間照明を考えておられるのか。
○砂田委員 時間がございませんから、文部大臣に一点だけお尋ねしておきたいと思います。 小平委員の御質問になりましたいろいろな施設その他の準備も必要でございますが、やはり用地買収その他実際に金のかかる時期はもう少し先じゃないかと思うのです。当面考えなければいけないのは、選手面化費じゃないかと私は思う。ところが、スキー連盟とかスケート連盟その他は、体協の中で決して力の強い競技団体ではございません。いわば貧乏団体です。スキーあるいはスケートのスピード、フィギュアなどは、大体毎年世界選手権なんかに出ていっておりますけれども、特にスケートのアイスホッケーやボブスレーなど、こういったものは相当大人数で行……
○砂田委員 尾中参事官に伺っておきたいのですが、中央市場取引のことで、農林省は数年前から人口十五万以上の都会には中央市場を逐次開設していくのだという方針でこられたはずなんです。その方針は今日まで変わっておりませんか。たとえば、流通の段階で取引はもっと大量な形でやるべきだという考え方が二年くらい前から新たに出てきていると思う。それから、地域地域によっては道路の改善とかそういうことが行なわれて、生産地から大きな都会へ持ってくる道路その他が完備された。また、大きな都会の近在にある中小都会との間の道路も改善されている。こういうふうに、社会環境は少し変わってきているのだけれども、それでも人口十五万以上の……
○砂田委員 再販売価格維持契約のことでちょっと伺っておきたいのと、資料をお願いしたいと思います。 それは、先ほどの御説明で、この再販売価格維持契約の法の趣旨その他、大体アウトラインは私たちもつかめたと思うのですが、もう少しこまかく勉強してみたいと思うものですから、これはあるいは私見かもしれませんが、やはりゲランの香水、クリスチャンディオールの石けんというものが日本にあってもいいと思う。そういうものまでこの再販売価格維持契約の取り扱いをどうするかということで殺してしまったのでは、新しいメーカーというか、あまりいい品質のものをようつくらずにいる。これはメーカーの品質向上の目標を失ってしまうような……
○砂田委員 ゴルフ場の開放計画のことを、もう少し具体的に伺っておきたいと思うのですが、いま四つあるのですね。それを九ホールずつにされるということは、いま東急の経営している玉川と新川崎と六郷ですか、それともう一つあるのですね。そのそれぞれを半分の九ホールにして、それぞれのゴルフ場が、いままでのように会員制でここしばらく続けていくということですか。
【次の発言】 第一次の開放計画で、九ホールずつ三カ所は開放されるわけですね。それをどういうふうに運営していくのですか。
【次の発言】 そうすると、九ホールずつ開放する場所については、これはゴルフ場ではなくなって、公園とかそういう施設になっていく。そうす……
○砂田委員 この公団でやろうとしておられる仕事が、海上輸送の革命とまでいわれる大問題でございまして、関連する事態がたくさんあると思います。どうも法律を読んだだけでは不明確な点もあり、役所側でまたいろいろ準備を進めておられる点もあろうかと思いますので、若干の質問をいたします。 まず、海運局長からお答えをいただきたいと思うのですが、各国のコンテナ輸送の体制の整備状態について、どうも大西洋航路のほうが先に進んでいるのじゃないかと思う。実際大西洋航路では、アメリカ側のコンテナ輸送体制というものがヨーロッパよりも先に進んでいたので、ヨーロッパのある国では、準備がおくれて、そのためにどこかの国の定期船が……
○砂田委員 最初に原口さんにひとつ、簡単なことなんですが、いままで港湾管理者として仕事をしてこられて、今度は新しいこういう公団が違う性格を持った埠頭の建設をするのですが、この公団がつくります埠頭を公団が運営をしていくについて、この法律を読んでおられると思いますが、いままで港湾管理者として持ってこられた管理権というものと、今度の公団の運営とのその間に、何か港湾管理者として港湾管理権についての御心配な点がもしもおありでありましたら、この機会に話をしておいていただきたい。むしろ港湾管理権のことについては何の不安もない、管理者にも港湾管理者側から推薦する人も入るし、そういう不安は持っていないというお気……
○砂田委員 私は、まず、今回の災害でなくなられた方に心からのお悔やみを申し上げ、また、罹災者の皆さんにお見舞いを申し上げながら、同時に、この悲しい教訓を十分生かして将来に備えたい、こういう立場から、ただいままで政府のとってこられました措置等について若干の質問を申し上げます。
まず最初に、防災本部の激甚指定の見通しについて、公共土木、中小企業、農林水産業等、それぞれ事業別にその見通しについてのお話を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 来週一ばいというのはちょっとおそいような気がしますが、できるだけ早く、できれば今週中にでも指定をしていただきたい。これは要望をしておきます。
今回の災害は……
○砂田委員 海水汚濁の防止に関する法律を、読んだだけではちょっとわかりにくい点がいろいろございますの御質問したいと思いますが、前回の当委員会ですでに同僚の河上委員その他から御質問がございましたので、重複をできるだけ避けまして伺っていきたいと思います。 まず第一に、私が持っておりますのは運輸省で翻訳されたものだと思いますが、ディスチャージということばとエスケープということばが使ってありますが、条約の第一条に、日本語で訳してあるのを読みますと、「排出」とは、「原因のいかんを問わず、すべての廃棄又は流出」ということばが使ってあります。本法の第一条には「この法律は、船舶から海上に油を排出することを規……
○砂田委員 私は、質疑というよりは、ただいまの鈴木審議官の御回答をいただきましたので、いままで油が港の中へ流れた場合の原状回復の義務はどこが負うべきかという明確でなかった点が、その原状回復の義務責任者は港湾管理者であるということが明確になったと思います。そこで、これからはそういう事態が起こったときに港湾管理者がはっきり責任を持ってそういう海水のよごれの原状回復の処置をしてくれることを期しておりますが、ただその港湾管理者というものは、今回本法で指定された各項のいずれを見ましても、港湾の施設のためにいわゆる一般公共事業方式でやってきたために、地元負担も相当な金を寝かしております。その起債の元利償還……
○砂田委員 最初に関矢さんにお願いするのですが、冒頭のお話の中に、野菜生産出荷安定法のお話が出てまいりました。あの指定産地をきめましたことと、いままで長年の間関矢さんの会社で集荷の努力をしておられた数十の府県、それから長年の取引先の農協等があると思うのですが、そういった関矢さんの集荷努力と、この法律によってきめられた指定産地にどういうふうな変化が出てきているかということが一つ。 それから、この法律に基づいてきめました資金の制度が、関矢さんの会社で集荷をなさるのに、何か集荷が楽になったとか、その集荷の出先で、この資金の中にある生産者の意見が、何かおたくのほうにはね返っているかどうか、そういうこ……
○砂田委員 仲買いのマージンの問題等がだいぶ議論になっておりますけれども、もう残された時間がわずかでございますので、この問題は、私は検討の対象にすべきものだと思うのです。仲買いの最高マージンをきめたら、最高マージンに全部落ちついてしまうのではないか。そうでないという保証もまたありませんから、これは検討の対象にして、われわれはこれから取り上げていきたいと思いますので、価格問題ではなくて、二、三私はお伺いをしておきたいと思います。 まず第一に、大阪の市場長さんの池内さんに、さっき市場のいろいろな施設の補助率の問題がありました。確かにこれだけ物価問題がやかましい、特に生鮮食料品の価格安定がやかまし……
○砂田委員 私はこの委員会で、生鮮食料品の流通機構の問題を何日か勉強を続けてまいりました。その中でおもに消費者行政のことについて、そんなにたくさん時間をとる気持ちはありませんから、二、三お伺いをしてみたいと思います。 一番初めに企画庁長官、先ほどから話を聞いておられるばかりで少し眠そうですから、企画庁長官にひとつ伺っておきたいと思いますことは、消費者行政というものの企画庁長官の基本的なお考えのあるところを伺いたいと思うのです。消費行政といいますか、消費者のための政策、これほど全国民的な政策はほかにないと思うのです。大都市の問題にいたしましても、公害の問題にいたしましても、いまいろいろやかまし……
○砂田委員 竹中事務局長に質問いたします。 昨年の三月二十三日のこの価格の特別委員会で資料をお願いしたのですが、国会も変わったのですから、あらためてひとりお願いしておきたいと思うのです。 この再販売価格維持契約制度、この制度によってきわめて高水準の品質を保持し得ている商品もある、そういう面ではこれは一つのいい面を持っております。ところが、同じ目的に使われる商品が非常に少ない、消費者に選択の自由があまりない、きわめて高いシェアを握ってしまっている商品が、この制度の上にあぐらをかいてしまって、暴利をむさぼってきわめて高い配当をしている、そういうものがあるなら大問題だということで、そういったこの……
○砂田委員 関連いたしまして、ただいま小沢先生は将来の問題をいろいろお話しておられましたが、私は当面の問題を一、二伺っておきたいと思います。 林野庁と建設省に伺っておきたいと思うのですが、七月の豪雨で表六甲で山くずれがあり、あるいは中小河川のはんらんあり、等々ですが、そのあと、九月の台風シーズンがもう間もなく来ようとしておる。そこで、山腹のくずれかけたまま、あるいは半分くらいくずれて、ちょっと雨が降ったらまた同じようなうき目にあいかねないのだということが――表六甲河川については、兵庫県あたりでは、どの場所はこうだ、あの場所はこうだということがわかっているので、そういったことが林野庁なりあるい……
○砂田委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、戸叶里子君を委員長に推薦いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八人とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○砂田委員長代理 これより会議を開きます。
内藤委員長本日所用のため出席できませんので、その指名によりまして、私が委員長の職を行ないます。
陸運に関する件、航空に関する件及び日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福井勇君。
【次の発言】 中川一郎君。
【次の発言】 渡辺芳男君。
【次の発言】 板川正吾君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 小川三男君。
【次の発言】 沖本泰幸君。
【次の発言】 次回は、明二十一日午前十時理事会、午前十時二十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後二時一分……
○砂田委員 消費者問題に関しまして、小委員会における審議の経過の概要について御報告申し上げます。 去る十五日の小委員会におきまして、戸叶委員長から消費者保護施策とこれが立法措置の必要性につきまして御発言があり、これに対しまして各小委員から御意見が述べられたのでありますが、以下、簡単にその概要について申し上げます。 まず、戸叶委員長から概略次のとおりの御発言がありました。 すなわち、欧米諸国では、たとえばノルウエーの消費者省等、小規模ながらすでに各国が、それぞれ国情に応じた消費者行政の確立をはかっている。 これら各国に比較して、わが国の現状は立ちおくれており、行政的には、今後生活が経済の……
○砂田委員 海運の集約化と開銀利子補給、これはこういう助成政策を中核として海運界の再建整備を続けてきたわけでありますが、その再建整備計画があと一年を残しているだけでまさに終わろうとしているわけでありますが、今日この委員会に配付されましたこの資料によりましても、その整備計画がどのように進んできたかということがある程度うかがい知れる数字も私たちに示されております。
この機会にまず海運局長から、再建整備法の法律の目的という角度から、この再建整備の成果がどういうふうに進んできているか、大略まずそれを伺っておきたい。
【次の発言】 大局的に見て成功裏に進んできていることは、私も認めるところですが、内容……
○砂田委員 皆さん方それぞれのお仕事に基づいてこまかい点をお述べいただきまして、たいへん参考になりました。ありがとうございます。 そこで、私は基本的なことを一つだけ伺っておきたいと思います。大石さんが東京港運協会の理事長をなさっておられますから、大石さんに伺うのですが、今度の専門委員会の意見なりあるいは審議会の答申ですね、あの答申案をまとめられた審議会の構成委員の中には、皆さん方の代表の方方が入っておられたわけです。皆さんは日本港運協会の傘下におられる方々ばかりだと思いますが、そのあなた方の代表者の方が出席しておられる審議会で、いま皆さんおっしゃったようなことが、皆さんを代表して出ていかれた……
○砂田委員 船舶の輸出という問題が、日本の輸出総金額の大体一割くらいにいま該当をしているほど、最も重要な日本の輸出産業だと思うのです。それの問題と、海運収支の慢性的な赤字の解消なくしては、貿易収支改善も国際収支全体の改善もあり得ないことでありますので、こういった輸出造船の問題、大量建造を続けていかなければならない国内船建造の問題、こういうことを、あまり時間がありませんので簡単にひとつ御質問をしておきたいと思うのですが、まず船舶局長に伺っておきたいと思います。 造船輸出の決済条件のことですが、船価の二〇%は注文してきた海外の船主がデリバリーまでに支払って、いわゆるそれが頭金ですね、残金の八〇%……
○砂田委員長代理 次回は明後十日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時二十七分散会
○砂田委員 たいへん私どもの参考になる御意見を、それぞれの参考人の皆さんからお述べをいただきまして、まことにありがとうございました。非常に貴重な御意見でございます。 そこで、ひとつまず小川さんにお伺いをしておきたいと思うのですが、二年前に港湾運送事業法の法改正がありまして、年が明けて四十二年の三月三日に、いわゆる新三・三答申が出た。ことしの九月三十日までの間にやらなければならない。この新三・三答申の全文の中に、事業の集約化の意義というものがどうも業界内で理解が浅い、十分でない、事業集約化の趣旨というものを行政的に関係者に徹底させなさいということが書かれている。運輸省はこの新三・三答申が出てか……
○砂田委員長代理 野間千代三君。
○砂田委員 武藤委員の質問に関連をいたしまして、事件が、特に刑事事件、これがまだ進行中ではありますけれども、いまから銀行局長にひとつ心にどうしてもとめておいていただきたい、こう考えるものですから、小口の債権者、零細な債権者の保護について、銀行局長の腹づもりといいますか、姿勢と申しますか、伺っておきたいと思います。 実は、武藤委員の御質問は、特にきょうは三井銀行のことに集中されたようでありますけれども、これは三井銀行だけに限った二とではない。兵庫県警の調査によりますと、京阪神土地に融資をいたしております銀行は、都市銀行で四、地方銀行で二、相互銀行で五、信用金庫で一、これだけの銀行が京阪神土地株……
○砂田委員 もう時間がありませので、少しだけ伺っておきたいと思うのですが、再販問題につきまして当委員会もだいぶ長い間いろいろ公取の御意見なんかも拝聴してまいりましたが、いままで私たちが公取の前委員長の時代から再販問題を承っておりましたときには、何か再販という制度自体を全部なくしてしまったらいいのか悪いのかというふうな議論であったわけなんです。きょう委員長のお話を伺うと、非常に具体的にきめのこまかい仕事をしていこうという取り組み方をしておられる。これは私はたいへんけっこうなことだと思います。実はこの問題につきまして、昭和四十一年のこの委員会だったと思うのですが、再販制度というその制度の善悪が論じ……
○砂田議員 趣旨説明を申し上げます前に、お許しをいただきまして、ちょっと一言申し述べておきたいと思いますが、本法案を提案をいたしますまで、私どもと一緒に本法案の作文に努力をしてこられました同僚の戸叶里子議員が、たいへんな、不幸なアクシデントにあわれまして、重傷を負われて宇都宮で入院をしておられます。今日ここに同席できませんことは、私どもといたしましてもまことに残念なことでございますが、一日も早い御全快をまずお祈りをさせていただきたいと思います。 それでは、消費者保護基本法案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 わが国経済は近年、急速な成長を遂げてまいりましたが、反面におきまして消……
○砂田委員 いま有島委員から日本消費者協会のテストの問題が出たので、関連して伺っておきたいと思うのですが、一昨年の新聞の記事で、ジャムの甘味料ですか、これは日本消費者協会がやっているテストのやり方だとか、JASで規格、基準がきまっていてもそれを分析試験をするやり方だとか、そういうものが明確になっていないものがまだたくさんあるから、そういう問題が起こってくるのじゃないか。たとえば天然のハチみつなんというのは、われわれしろうとの消費者には、はたして糖みつが入っているのか、水あめが入っているのか、純粋なハチみつなのか、非常にわかりにくい問題なんだけれども、純粋なハチみつであるかどうかということをどう……
○砂田委員 私は、十五日の委員会で食品衛生法のことをいろいろこまかく伺ったのですが、さっそく食品衛生法の見直し、再検討を前向きに厚生省は取り組んでいただいているようでございまして、まことにありがたいことであります。 前回質問いたしましたときに、食品でありますとか添加物あるいは容器、包装等のことは大体話を伺ったのですが、食品衛生法の中の営業の関係のことを落としておりましたので、その残りをきわめて簡単に伺っておきたいと思うのです。 第一点は、現行法の営業の許可対象業種が三十二業種ありますね。この三十二業種について、これを整理する必要を考えておられませんか。
○砂田委員 きょうは宮澤長官においでをいただきましたので、基本法案の最終的なことについて、長官に二、三お伺いをしておきたいと思います。 消費者保護基本法が当委員会に付託になりましてから、私どもは、消費者保護基本法の姿勢に基づきまして、各省が持っておられます消費者保護関連の現行法を、それぞれ担当の皆さんと一緒に共同作業で洗い直しをしてみたわけでございます。いろいろな問題点が煮詰まってまいりました。各省を担当しておられます方々も、非常に前向きに積極的に御協力をくださいまして、こういった方向で現行法を考え直していこう、運用のやり方をこういうふうに改めていってみよう、こういう答えをそれぞれちょうだい……
○砂田委員 薬務局長に伺っておきたいと思います。 消費者保護基本法案が、御承知のように参議院の物価の委員会で審議をされておりますが、当委員会でこの消費者保護基本法案を採決いたしましたときに決議をしております。その一つの項目にこういうことをわれわれは決議をしたのです。「薬事法については、その規定する医薬品について、既許可のものであっても予期せざる副作用が発生した場合には、すみやかにその情報を把握し、製造、販売の停止等必要な措置がただちに講ぜられるような体制を整備すること。」こういう決議をしたのでございますが、きわめて最近の新聞の報道によりますと、クロマイのことが問題になっている。これは五月十三……
○砂田委員 食糧庁に伺っておきたいと思いますが、米の流通機構の改革を食糧庁が考えておられるということが新聞に出ておりました。私はその新聞記事を切り抜いておいたのですが、選挙中のことでどっかにいってしまってなくしましたが、その新聞記事によりますと、大型精米所の問題、それから米の小売り業が持たなければならないお客さんの最低保有数というのですか、いま五百、四百、三百というように地域的に違っておるかと思いますが、それを検討してみる問題、それから米屋の数をふやすということ、そういったことを食糧庁が検討しておられて、私の読みました新聞記事によりますと、そういうことを検討してみるけれども、これは新しい自由競……
○砂田委員長代理 日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。大野市郎君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。
午後零時三十九分休憩
○砂田委員 港湾運送事業の集約化の問題で、だいぶ時間が予定より過ぎておりますから基本的なことだけを伺っておきますから、どうぞ見坊参事官、御答弁も簡略に、基本的なことだけをお答えいただきたいと思います。 審議会の答申に基づいて港湾運送の近代化、集約化の努力が続いています。そこで当委員会でも関係者である数人の方に参考人としてここに来ていただいて、そういう方々の意見も伺いました。その当時から私は、この集約化が公正自由な競争場裏で営業をしている私企業を対象にした措置でありますから、そういう行政措置であるので、その措置は無理があってはならない。段階的に考慮して進める。したがって、九月三十日に集約完了と……
○砂田委員長代理 沖本泰幸君。
【次の発言】 加藤六月君。
○砂田説明員 堀委員も私も兵庫県から出てまいったわけでありますが、まことに遺憾な残念な恥ずかしい思いをしながら先ほどから承っておりました。法律的な問題は私自身まだ内容をつまびらかにしておりませんので検討させていただきたいと思いますが、堀委員のおっしゃる姿勢の問題についてはもう御議論のとおりだと思います。地方公共団体はまず地域社会住民に対してりっぱな姿勢を示してもらわなければならぬ。私ども自治省といたしましても、当然地方公共団体に対しての姿勢は十分自戒をしていかなければならないと考えます。先ほどから伺いました自治省関係の洲本市の問題も、これは特に堀委員がちゃんと結末をつけろという御意見でございま……
○砂田委員 私がお伺いしたいと思っておりましたことは、ただいま武藤議員から御質問がございました、小口債権者の債権をどういうふうに守ってあげるかという点だけでございます。武藤議員に対する御答弁で大体私も了解もいたしたのですが、たいへんしつこいようですけれども、ちょっと念押しだけをさせていただきたいと思います。 六月の二十八日に、京阪神土地の山田会長の代理人として志水さんという弁護士さんから裁判所に、会社更生手続開始の申し立ての書類がもうすでに提出をされておるようです。御承知でございますね。その後、志水さんという弁護士さんを会社更生手続開始申し立てについての保全代理人に裁判所側が指名をしておりま……
○砂田委員 宮澤長官、私どもは前国会で消費者保護基本法を成立をきせることができました。その消費者保護基本法の審議の過程におきまして、当委員会といたしましては相当具体的な決議をいたしました。その際に宮澤長官にもお願いをいたしましたのですが、あの決議に基づいて、その後の政府の各省にまたがります改善努力の答えの出たものは答えの出たものとして、答えの出ないものでも、参議院選挙の終わりましたあとの臨時国会で中間報告的に当委員会に報告をしていただきたい、かようなお願いをいたしまして、長官からもそういたしましょうという御答弁をいただきました。昨日は第一回の消費者保護会議を政府もお開きになりまして、国会で行な……
○砂田委員 私は、きょうは消費者の側からした米の問題をお伺いしたいと思うのですが、農林大臣が間もなくお見えになると思いますので、宮澤長官にしばらくお待ちいただきまして、食糧庁長官にお見えいただいたので、初めに配給制度のことをお聞きしたいと思います。 桧垣長官、米の問題、消費者の意向というものは、長官も大体つかんでおられると思いますけれども、三つあるのですよ。一つは、消費者米価を据え置いてもらいたい。これはもう閣議決定が済んだのです。配給制度をもっと実情に合ったものに直してもらいたい。もう一つは、おいしいお米を食べさせてもらいたい、こういう三つの消費者意向というものがあるわけなんです。 大臣……
○砂田委員 私は、きょうは北九州のカネミ製油のつくりました例の米ぬか油の問題について、厚生省、農林省のほうから承るわけですが、今度のこの事件に関連して、実は従来こういう事態が起こるかもしれない非常に不備な食品衛生法であったというふうなことが――消費者保護基本法を私ども政府と御一緒にいろいろ勉強いたしました段階で、われわれ委員の側にいたしましても政府の側にいたしましても、いままでの食品衛生法では、これだけ変わってきてしまった食生活の規制ができないという見解をお互いに持ったわけなんです。そうして食品衛生法の改正なり農林物資規格法の改正なり、それぞれの所管省が改善の方向で努力をしていただいている途中……
○砂田政府委員 ごあいさつを申し上げさせていただきます。 このたび自治政務次官を仰せつかりました砂田重民でございます。当委員会御所管の各般の問題、非常に重要な時期でございます。それだけに責任の重大さを痛感いたしております。懸命に大臣を補佐いたす決意をいたしておりますが、何ぶん諸先生方の御鞭撻、御指導を心からお願い申し上げます。よろしくお願いをいたします。(拍手)
○砂田政府委員 このたび自治政務次官を命ぜられました砂田重民でございます。おりから地方自治各般にわたりまして重大な局面を迎えておりまする時期でございますだけに、その責任の重大さを肝に銘じております次第でございます。懸命に大臣を補佐いたしてまいる決意はいたしておりますが、何ぶん未熟者でございまして、先生方の御指導、御協力、御鞭撻を切にお願いを申し上げましてごあいさつといたします。
○砂田政府委員 ただいまの決議の御趣旨に沿いまして善処をいたします。
○砂田政府委員 太田委員のいまお述べになりました義務教育に関連していろいろなでこぼこがございますことは、たいへん残念な現状だと心得ております。政務次官就任早々でございまして、あまりこまかく詰めてまだ検討するだけの時間の余裕がございませんけれども、事務当局の話を就任早々聞きましたときも、私は非常に奇異に感じました。これから取り組んでまいらなければならない問題点の一つと承知しております。
【次の発言】 ちょっといま太田委員の御質問を一部聞き漏らしたところがあるかもしれません。正確なお答えになるかどうかわかりませんが、補助金の問題につきましては、たとえば零細であるからといって、それが打ち切りの要因に……
○砂田政府委員 たいへん残念な事故がまた続いて起こりました。私も実は地元に有馬がありまして、有馬の火災の直後に見てまいりました。今度の磐梯の事故を詳細にまだ確証は聞いておりませんけれども、何か有馬の事故から思い浮かべまして私が感じますことは、法律をきめて、厳格にそれをやって施設をどうこうするという施設面、静の、とまっておるままの状態では解決しないような気がする。使うのは人でございます。先ほど消防庁の次長が申し上げましたような、特に旅館、ホテル等においての従業員の防火意識の高揚ということが、施設を整備するのとともに、むしろそのほうに重点を置いてやらなければならぬのではないか。有馬の事故がありまし……
○砂田政府委員 国民の衛生保健上重要な問題でございます。自治省といたしましては、公営浴場の問題につきましては、ただいま厚生省のほうからお答えがあったように、企業が成り立たないからといって民間の企業がやめてしまうような場所、あるいは人口の急増地帯で民間の浴場経営者がないというふうな場合には、公営浴場というものをある程度積極的に考えなければならないのじゃないか、このように考えておりますけれども、実情はまだ地方公共団体から積極的にそういう意見を聞いておらない、こういう実情でございます。
【次の発言】 お答えいたします。事業税は事業活動と地方団体の行政の間の応益関係に基づいて課せられる税金でございます……
○砂田政府委員 根拠は現行交付税法に基づいて配分をしております。
【次の発言】 地方団体の四十四年度におきます財政見通し、あるいは地方団体自身またいろいろ予算も立てなければならない時期、そういうことも、ただいま財政局長がお答え申し上げたことにつけ加えて考慮をしたわけでございます。地方交付税の四十四年度におきますこの措置自体が特異の措置でございますから、したがいまして、村山先生御質問の点もやはり特異の措置、こうお考えいただいてけっこうと思います。
【次の発言】 地方財政豊か論と申しますか、好転論がございますが、実は私どもはそうは考えておりません。確かに最近、地方財政は若干の収支の改善を見ておりま……
○砂田政府委員 お答え申し上げます。 奄美の現状につきましては、ただいま保岡議員がお述べになりましたところまで、昭和二十九年から三十九年の間の復興計画、三十九年から本年までの振興計画を通じまして、群民経済と申しますか群島民の生活環境もやっとここまでこぎつけてまいることができました。しかしただいま保岡委員がおっしゃいますとおりに、いまだ現状は対鹿児島県平均所得の大体八二・一%程度が現状でございます。もう一息と考えますので、今回法案の改正をお願いしておりますのは、群島経済の自主体制をほんとうに確立をして、それによって群島民の生活環境を高めていく。大体目標といたしましては、これからの五カ年の計画の……
○砂田政府委員 その基本的な方針には変更ございません。
【次の発言】 奄美が復帰いたしましてから十五年間復興事業、振興事業をやってまいったわけでございますが、全く蓄積がなかったといってもいい奄美の環境の中からスタートしたわけでございます。お手元の資料でもおわかりいただきますように、十五年間の復興計画、振興計画で産業振興そのものに直接的な仕事もしてまいりましたけれども、この十五年間は、どちらかといえば、重点を置いてまいりましたのが産業基盤の整備と申しますか、港湾なり、道路なり、あるいは空港なり、そういうものが全くなかった。内地からの船が直接接岸できるような岸壁一つなかったというところでございまし……
○砂田政府委員 井岡先生から奄美の試験研究機関が不活発であって住民福祉に役立っていない、これを例に引かれまして、奄美の振興の問題は鹿児島県まかせにしておいてはいかぬという御意見でありますが、私も自治省へ参りまして奄美の関係の話を役所から聞いてみましても、井岡先生が受けられますような感じを受けないものでもございません。ただこの法律も、これはへ理屈を言うわけではございませんが、鹿児島県大島郡の振興を目的にいたしております。やはり地方自治という角度から考えました場合に、自治省としての口出しはどこまでが許されるのか、どこまでは積極的にしなければいけないのか、いろいろ法律でもきまっておるところでもありま……
○砂田政府委員 御意見のとおりでございまして、基礎的な自治団体としての市町村の性格から考えましても、住民が直接負担をいたします直接税を中心とした構成が望ましいと考えられます。このような意味におきまして、住民税、固定資産税、このような直接税を基本といたします現行の市町村税制というものが自治のたてまえに即したものというべきでございまして、今後市町村税制を検討いたしますにつきましても、基本的にはただいまの税制の仕組みをこのまま持ってまいりたい、このように考えております。
【次の発言】 古屋先生のおっしゃいますように、市町村税収入と国税また道府県税収入の伸長がちょっとバランスを失してきておる、大問題で……
○砂田政府委員 住民税の課税最低限と所得税の課税最低限の今日の三十万の差というものは、いろいろな問題があると思うのです。ただ住民税の課税最低限のこれからの長期的な目標というものはたいへん立てにくい、むずかしい問題がたくさん複雑に介在しておりまして、いま河上先生、払うほうは同じさいふから払うのだとおっしゃったのですが、私も同様に考えますが、やはり国税、地方税合わせての国民の負担という角度からも見なければなりませんし、地方公共団体の行政水準、地方財政という角度からも考えてみなければなりませんし、国民所得のこれからの伸びの推移もまた関係深いところでございます。そういういろいろな角度から検討してまいら……
○砂田政府委員 そういう調査を自治省でやったかどうかということは私つまびらかにいたしません。ただ、門司先生おっしゃいますあの予算編成の時期のああいう状態は、全く好ましくないことだと私は考えております。ああいう事態の起こりますことを、やめろやめろではなくて、やはり根源を解消しなければなかなかとまらない事態ではないか、このように考えております。
【次の発言】 スーパーマーケットとは全く関係ございません。消費者保護行政というのは、御承知のように各省いろいろな、この法律で消費者行政をやっておるという法律をだいぶ以前から持っております。しかし、昨年ぐらいまで、各省ともこの法律で消費者保護行政をやっており……
○砂田政府委員 電気ガス税につきまして、ことし免税点の引き上げを御承知のとおりに御審議をお願いしているところでございますが、国民生活の変化、そんなことも勘案をいたしまして、電気ガス税の免税点あるいは税率等について来年度までにもう一ぺん検討をしてみたい、こういう意味で大臣はおっしゃったのであろうと思います。
【次の発言】 細谷先生も御承知のように、電気ガス税は、地方公共団体にとりまして現実問題として重要な税収がある税制でございます。ただ国民生活もたいへんな勢いで変ってまいってもおります。そういう意味合いから、地方公共団体の財政事情、国民生活の推移、こういうことをあわせてなお十分検討してみたい、こ……
○砂田政府委員 ただいま御議決になりました事項は、いずれも重要な事項でございますので、御趣旨を尊重いたしまして、引き続き検討を加え、善処いたしたいと存じます。
○砂田政府委員 やはり経済発展は社会構造の変化をもたらしておりますことは山本先生御承知のとおりでございます。地域社会住民の生活環境にも大きな変化をもたらしてまいっておりますし、きわめて近い将来の変化もまた予測されるところであります。そういったことから、先ほどから山本先生御議論の、税制による自主財源の確保、これも必要なことでございますが、やはり交付税としても手をこまねいているべきではない。地方交付税本来の目的から逸脱しない範囲では、やはりこういう手だては大いにとっていくべきじゃないだろうか。今回考えましたこの措置を御審議を願っておるところでございますが、そういった意味合いから、交付税本来の目的か……
○砂田政府委員 先生の御懸念、私伺っておりましてごもっともな点も十分あると思うのでありますが、たてまえといたしましては、ただいま財政局長が御答弁いたしましたとおりでございます。ただ、四十年の非常に異常な不景気と申しますか、そういう事態を前提にしてのお話でございましたが、先生がただいま御指摘になりました覚書は、そういう異常な事態を前提にはいたしておりません。通常の景気変動の上がり下がりがカーブで描かれることは当然考えられますので、そういう事態に対しましては、財政局長がお答えいたしましたように、年度間調整でいくべき筋合いのものである、そういうたてまえを覚書にしたものでありまして、非常に異常な事態の……
○砂田政府委員 いま御審議を願っております交付税の一部改正、この法律に基づいていろいろ計画を立ててやってまいったわけで、先生が法律違反だとおっしゃるのは、私、先ほど御質問の途中で入ってきて前の話を伺っておりませんでしたけれども、予算の成立の時期と交付税法の成立の時期の問題をおっしゃっているのではないか、それは私聞き違っておるかもしれませんが、そういう意味合いだといたしますならば、私どももやはり予算の成立の時期と交付税法の成立の時期と、同じ時期であることが一番望ましいことだと思います。ただ一月の末にただいま御審議を願っておりますこの法律案を提出いたしましたけれども、現実問題として三月中の予算の成……
○砂田政府委員 正確を期さなければなりません。交付税の関係のほうは、これは出てきた実際の数字をとるわけでございますから、八十五万キロでやっているわけでございます。交付税関係は八十五万キロ一本にしぼってやっているわけでございます。指導課の論文と申しますか、この数字はどういうふうに指導課が算出した数字か、私まだ聞いておりませんけれども、私は直接指導課を取り調べて明確にさせたいと思います。ただ、重ねて申しますが、正確を期さなければなりません。交付税の関係のことは、これは出てまいりました実態でございます。これは八十五万キロ、こういうふうに御了解いただきたいと思います。
○砂田政府委員 憲法二十七条との関係のお尋ねでございますが、憲法におきます勤労の権利は、各種の勤労獲得の機会を具体的にすべての国民に保障するという意味ではございませんで、勤労に関する国民の基本的人権、これが侵されないという意味を持つものでございます。定年制は、一つの組織におきまして、一定の年齢に達した場合には、その組織での雇用関係を断つことを定めるにとどまるものであります。決して他の労働の機会を否定するものではありません。憲法第二十七条にそういう意味合いから触れるものとは考えておりません。民間におきます多くの企業において、すでに定年制が設けられておりますが、公務員についても、検察庁法、教育公務……
○砂田政府委員 お答えいたします。
小川先生御指摘の問題は、自治省としてもさっそく調査をいたします。それで先生御心配のせっかく掛け金をかけたのに、赤字で退職金をもらえない、そういう退職金が支払われないというようなことだけは絶対にさせない、そういう措置は自治省といたしましては当然とります。
【次の発言】 市町村が負うわけでございますが、一般論的にと長野局長がお答えいたしましたように、ある程度自治省で聞いておりますところでは、府県が貸し付け金をいたしまして支払ったような例もあるように聞いております。
【次の発言】 小川先生御心配のような支払われないというような事態が起こらないように自治省として責……
○砂田政府委員 昨日大臣が御答弁をいたしました答弁内容から、折小野先生は、小笠原の復興よりは振興というところまで大臣は考えているのではないか、こういう御趣旨の御質問であろうと思うのでありますが、大臣は昨日、非常に長期的な展望の上に立って答えておられたと思うのでございます。先ほどから御質問がありますような現状にある小笠原でございますから、小笠原をとりあえずのところはやはり復興計画を立てて復興をはかっていく。その復興の計画を立てていきます中で、大臣がきのうおっしゃったような長期的な展望の上に立っての振興という意味も含めていけるかどうか、これはこれからの検討事項ではないかという感じがいたしております……
○砂田政府委員 山村先生の御質問、私どもは事業主体等やはり三つのタイプを考えております。事業の実施と経費の負担等について責任を一がいには論ぜられないので、三つのタイプに分けて実は考えております。 第一が、先ほど航空局長も御答弁をいたしましたような資材輸送のための道路のつけかえ工事のようなもの、このような空港建設と直接関連するものは、これはもうもっぱら原因者でありますところの空港公団が直接実施あるいは経費を全額負担してやらなければならない。当然なことであります。これが一つのタイプでございます。 それから第二に、先生お話しになりましたような空港の排水処理の問題、この下水道事業のようにその必要性……
○砂田政府委員 おっしゃるとおりに、空港建設並びに空港の関連事業一切について、この閣議決定事項が柱でございます。
【次の発言】 いまおっしゃるように、いろいろな付帯的な事業が出てくるかもわかりません。そのつど十分な配慮をいたしてまいります。
○砂田政府委員 管理省庁が運輸省でございますので、運輸省から説明させます。
【次の発言】 関係しております役所は、省庁を全部申し上げますと、本部長が、ただいま小川先生がおっしゃったように、運輸大臣、それから副本部長が内閣官房の副長官、運輸省の政務次官、事務次官、それから本部員を構成しておりますのが運輸省、首都圏、内閣審議室、経済企画庁、大蔵省、厚生省、農林省、通産省、郵政省、労働省、建設省、自治省、それに千葉県、公団、こうなっております。
【次の発言】 自治省といたしましては、ただいま御審議願っておりますこの新しい財政措置をいたします法案に関連をいたしまして、中央の関係省庁との協議、さらに地元……
○砂田政府委員 この法律案の性格を考えますのに、やはり関連事業の性格を考えてみなければならないと思います。いわゆる関連事業として実施されます事業を大きく分けまして二つに分類ができると考えております。その一つは、空港に直接または間接に関連する事業でございます。たとえばつけかえの県道でありますとか、あるいは資材輸送の県道、騒音対策の事業、これは空港建設に直接関連する事業でございます。またもう一つ、ニュータウンの建設のごときは間接的に関連する事業、このように考えております。 いま一つの性格のものといたしましては、新空港の建設に伴う関係地域の都市化、関連企業の進出等に対処していくために必要とされます……
○砂田政府委員 この法案の提案に際しましても申し上げたことでございますが、新空港の設置に伴いまして、周辺の地方公共団体等が、関連をする公共施設の整備を計画的、また総合的に行なわなければなりません。しかも、その財政負担が相当な額になるわけでございます。したがって、財政上の特別措置を講じようとするのがこの法律の趣旨でございます。 きのうもお答えをいたしましたのでございますが、本法案の目的といたしますところは、まず第一に、新空港の設置に伴いまして、直接的あるいは間接的に関連いたします地方公共団体が整備をいたします関連事業、すなわち、たとえばつけかえ道路でありますとか、騒音対策事業でありますとか、あ……
○砂田政府委員 先生御承知のように、小笠原の復興の問題につきましてはまだ事業内容が煮詰まってないと申しますか、こういう例を引いて、いかどうか、適切でないかもしれませんが、この法案と並行して御審議を願っておりますような空港公団に関係する事業、こっちのほうは御承知のようにああいうふうにだんだん固まっていっておりますけれども、小笠原のほうは何さまああいう事情、状態にありますので、一切がこれからの問題と申してもよかろうと思います。 そこで、復興の計画と帰島の計画の問題をからめての御質問でごさいましたが、復興計画の中の帰島に関する事項がやはり一つの要件でございます。この法案に書いてあります帰島計画、端……
○砂田政府委員 私も小笠原を国立公園あるいは国定公園にできるだけ早い時期に指定をしていただきたい、または指定をするべきだと考えております。これは小川先生御心配の地価の問題にも影響することでございます。ただいま厚生省で調査中でございまして、そうもうあと時間をかけずに決定ができることと考えておりますが、国立公園にするべきか、国定公園にするべきか、それもただいま厚生省で検討中でございます。実態調査をいたしております。ただいま申し上げましたが、そう時間をかけずにこれは指定がなされるのではないかと思います。特にこの問題は、先生御心配の、私どもも心配をいたしております地価問題にも影響をしてくることでござい……
○砂田政府委員 お答えをいたします。 閣議決定によりまして場所の決定がなされました。また、その際、推進本部を運輸省に置きまして、関係各省庁並びに千葉県がみんな参加をしての推進本部で事業をだんだん煮詰めてまいりました。関連事業というものの骨格が判明をしてまいりました。その過程で関係市町村の御意見、御要望は、千葉県が代表して表明なさったわけであります。そうやって詰めてまいりました事業につきまして、特別の補助率等を、推進本部で、千葉県当局がそれぞれ千葉県並びに市町村の意見を代表いたしまして個々の関係省庁との補助率の詰めをやってまいりました。そういう経過を経てこの法案が作成をされたものでございます。
○砂田政府委員 空港周辺の事業全体のことでの問題といたしましては、御承知のようにそれぞれの事業がいろいろな性格を持っております。公団あるいは国が全額負担しなければならない事業もございますし、先生御承知の流域下水道のように、従来から千葉県が持っておられました計画に乗ったというふうなものもございます。こういったものにつきましては、原因者としての公団が負担すべきものは負担をし、また空港と直接の関連のない流域下水道の使い方もあるわけでございますから、そういったところについては地元にも御負担を願うというふうに、それぞれ事業によっていろいろ性格が異なっておりまして、財政的な措置もそれぞれ異なった措置をとっ……
○砂田政府委員 共済年金のスライド制につきましては、地方公務員の特殊性を十分考慮いたしながら検討中でございます。政府部内におきましても、各種年金制度と関連がございますので、いろいろな年金制度をそれぞれ所管をいたしております関係各省庁を構成員といたしまして、いま古屋先生もおっしゃいました公的年金制度調整連絡会議を設けまして、十数回にわたって協議を続けてまいりました。したがいまして、当省といたしましては、これらの検討の結果、地方公務員共済組合審議会、さらにただいま先生の御議論のように、社会保障制度審議会からはあのような答申をいただいておりますので、これらの御意見を十分参酌いたしながら、できるだけ早……
○砂田政府委員 昭和四十三年度の事業費に基づきまして推計をいたしました関係県の昭和四十四年度事業費の総額は四百八十一億円と相なっておりまして、県負担額は百三十六億円の見込みでございます。これに対します特別地方債は三十一億円、うちかさ上げ分は十四億円見込んでおります。
【次の発言】 既存の首都圏、近畿圏に対します財政援助の措置は、首都圏、近畿圏の基本整備計画がおおむね五十五年度――首都圏は五寸年度でございますが――を目途につくられておまして、道路、街路、港湾等の公共事業は先行的に実施されることとなりますので、五十年度までの事業につきまして適用しようとしたものでございます。中部圏の基本開発整備計画……
○砂田政府委員 この法案の御趣旨につきましては、私どももまことに時宜を得た法案であるというように理解をいたしておりますし、過疎対策はいろいろ政府がやってまいりましたけれども、至らない点がいろいろあるわけであります。 こういう観点から、この法律が成立いたしました暁には、十分の熱意を持って取り組んでまいりますが、いま小濱先生おっしゃいましたいろいろな町づくりと申しますか、そういった計画も、この法案の中に書かれておりますように、市町村ごとに住民参加の形で計画が府県、自治省と出てまいるわけでありますから、そういう住民参加の形でできてくる計画でありますだけに、私どもは一つの新しい行き方として強力に各種施……
○砂田政府委員 ただいま御決議になりました地方公共団体におきます超過負担解消の件につきましては、その御趣旨を尊重いたしまして、実現に努力してまいりたいと存じます。
○砂田政府委員 地方公共団体におきましては、従来からその行政機構及び行政運営の改善につきまして検討を続けてまいりました。できる限りの改革を実施をしているところでございますが、ただいま先生御指摘の閣議決定の趣旨に基づきまして、自治省といたしましては閣議が決定されました直後の四十二年十二月二十七日付で事務次官名をもって依命通達を地方公共団体に出しました。「地方公共団体における機構の改善と定員の管理について」ということでございます。この通達によりまして地方行政の改革を一そう推進するように要請をいたしました。その通達の内容は、地方公共団体の出先機関及び外郭団体の再検討の問題広域的事務の共同処理等の問題……
○砂田委員 まず、政務次官にお伺いいたします。
わが国の港湾を通過する貨物が、経済発展に伴ってその質、量ともに相当大きな変貌を遂げてきております。これからもいろいろ変わっていくだろうと考えられます。さらにその輸送技術の革新、進歩も著しいものがありますけれども、このような環境のもとにおいて、わが国の港湾整備は今後どういうふうに変貌していくであろうか、政務次官の基本的な御所信を承りたいと思います。
【次の発言】 このたびは港湾法及び港湾整備緊急措置法を一部改正をされて、民間事業者に対して無利子の貸し付けを行なって、外賓コンテナ埠頭などの整備を促進されようとしておられるわけですけれども、基本的な必……
○砂田委員 きょうは運輸省に、関西の新国際空港の問題について伺っておきたいと思います。時間があまりありませんので、関西に新国際空港を早急に建設しなければならないという必要性であるとか、伊丹空港がその満腹時期がこういうふうにくるからこうだ、そういったふうなことは、私どもも四十三年以来、歴代の大臣がこの委員会でもたびたび御発言になってよく承知をしておりますので、きょうは関西新国際空港の建設の準備を進めてきておられる運輸省に、今日の時点でその準備がどこまで来ているか、今後の進め方はどうなのかというふうな点を伺っておきたいと思うのです。 ごく最近までは、私どもはこういうふうに承知しておりました。別に……
○砂田委員 地方公営企業法の一部を改正する法律案起草案の趣旨について御説明申し上げます。 お手元にお配りしてあります案文につきましては、先般来、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党との間におきましてそれぞれ検討しておりましたところ、このほど意見の一致を見るに至りましたので、便宜、私からその立案の趣旨及び内容の概要を御説明いたします。 本案は、各党の合意による案でありますので、各位の御賛同を得て国会法第五十条の二の規定により本委員会提出の法律案とし、その成立を希望いたす次第であります。 まず本案の全文でありますが、これはお手元に配付してあります印刷物によることとし、朗読を省略させていた……
○砂田委員 四十五年度のこの改正案で、府県民税、市町村民税の法人税割りの税率をそれぞれ改正しようとしておられますね。都市財源の充実をはかるための一つの措置として妥当な措置であると私は思うのです。いろいろ抵抗があったことだろうとは思いますけれども、ことしの改正案に盛り込み得たことは自治省の御努力のたまものと、まずひとつ敬意を表しておきます。しかし、残念ながら、最近における都市の財政需要の増大等から見て、この措置で十分とは、まことに残念ですが、言えない。 そこで、少しこの点を自治省に伺っておきたいと思うのですが、二十六年当時のシャウプ勧告で府県税、市町村税がそれぞれ構成されて、その制度が根幹的に……
○砂田委員長代理 これより会議を開きます。 委員長は所要のだめ出席がおくれますので、委員長の指定により、理事の私が委員長の職務を行ないます。 内閣提出にかかる地方財政法及び公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。和田一郎君。
○砂田委員長代理 これより会議を開きます。
委員長は所用のため出席がおくれますので、委員長の指定により理事の私が委員長の職務を行ないます。
地方交付税法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。細谷治嘉君。
【次の発言】 大蔵大臣にお出ましをいただきまして、ごくわずかな時間でございますので、私は、素朴な質問を大蔵大臣に申し上げたいと思います。
地方財政の現況について、大蔵大臣の御見解を承りたいと思うのですけれども、地方財政のことを、ある人は、豊かになったと言ってみたり、またある人は、改善されてきたと言ってみたり、またある人は、……
○砂田委員 きょうは運輸省の山村政務次官にお出ましをいただきましたので、地下鉄の問題について二、三伺っておきたいと思うのです。 と申しますのは、三月十六日の衆議院の予算分科会で、運輸大臣が地下鉄の問題について発言をなさいました。その当時の報道関係の報道のしかたが、公営地下鉄には路線延長を認めない、あるいは地下鉄の新設は都、市営は認めない、こういうふうな、われわれにしてみれば、非常にショッキングな見出しで報道されたものでございますから、非常に大きな関心をわれわれも持っておりますので、運輸省からお出ましをいただいたわけでございます。 つきましては、予算分科会での運輸大臣発言についてお伺いをいた……
○砂田委員長代理 これより会議を開きます。
委員長は所用のため出席がおくれますので、委員長の指定により、理事の私が委員長の職務を行ないます。
理事辞任についておはかりいたします。
山本弥之助君から理事を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事補欠選任についておはかりいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは委員長は、山口鶴男君を理事に指名いたしま……
○砂田委員長代理 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後一時三十九分散会
○砂田委員長代理 門司亮君。
○砂田委員長代理 細谷治嘉君。
○砂田委員 委員派遣の第一班は、北海道について調査を行ないましたので、便宜私からその結果を御報告申し上げます。 この調査の目的は、第一に北海道総合開発の現状と問題点、第二に広域行政問題、第三に過疎問題、第四に札幌冬季オリンピック建設状況及び地下鉄の建設計画、第五に、その他、行財政上の問題点並びに要望事項を調査することであります。 しかしながら、日程等の関係もございまして、主として広域行政問題及び過疎問題を中心として調査をいたしましたので、その点をあらかじめお断わりしておきます。 派遣委員は、綿貫民輔、土井たか子、桑名義治、和田一郎の各委員に私の五名でありますが、斎藤実理事及び安田貴六委員……
○砂田委員 総務長官にお出ましをいただきましたが、時間もないことでございますから、さっそく質問に入らしていただきます。 公害対策を推進していくためにすみやかに事業者負担制度を確立すべきである、これはだれしもが考える。そこで、公害対策基本法第二十二条に基づく事業者の費用負担に関する法律を長官が中心になられて――中心になられてというか、指揮をなさって政府で準備中と伺っておりますけれども、その費用負担に関する法律に盛り込もうとしておられる内容の概要がどういうふうになっているかという点が一点。それから、法律制定の時期は、通常国会前に臨時国会を開いて、その臨時国会で成立させようというふうな大まかなもく……
○砂田委員 自治大臣に伺っておきたいと思いますが、国民の生活環境を整備をして、住みよい地域づくりを行なうことが一九七〇年代の政治の大事な重点だということを、自治大臣もしばしばいろいろな場所でおっしゃっておられるわけです。そのためには上下水道、住宅等々の生活基盤、社会資本を急いで充実して、国民一人一人の生活の場に世界第二の経済大国の豊かさの実感を結びつかせなければならない。そこでこれらの社会資本の充実をさせるために、昭和四十六年度の地方債計画案ではどういうような柱を重点的に立てておられますか。 さらに、公営企業が果たさなければならない役割りが非常に大きなものがあると思うのですけれども、その公営……
○砂田委員 いまの電子レンジの公表のことに関連して、簡単に三分かそこらですけれども……。いま御答弁を伺っていると、公表をするのは、あなたのところの担当ではなくて、消費者行政全体をやっている企業局のほうだというお話なんですけれども、私が伺っておきたいのは、それじゃ――電気用品取締法のワクの中で、きわめて悪質な危険な商品が出た場合には、公表することができるということになっております。 それではもう一つ、きょうすぐに御答弁をいただかなくてもいいのですけれども、この国会中に、消費者保護基本法のアフターケアを各省がどういうふうにやってくださっておるかということを、どうしても明確にしなければならぬ。これ……
○砂田委員 きょうは経済企画庁の山口政務次官にお出ましをいただきましたので、少し御質問を申し上げたいと思います。 明治百年と申しますけれども、農業国家から近代的な工業国家に生まれかわっていきたい、そういう国全体の経営といいますか、長年の間そういう国の経営方針と申しますか、そういう動きでわが国はやってきたわけでありますけれども、それだけに産業を振興しなければならない。したがって、産業保護的な政治、政策、行政でこの百年間はまさにやってきたと思う。それはそれなりの成果を、りっぱに日本国はあげてきている。しかし、もうそれだけで事の済む社会では、わが国の社会はなくなってまいりました。経済企画庁の政務次……
○砂田委員 ただいま提案いたしました附帯決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表し、趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨説明にかえさせていただきます。 国民生活センター法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、消費者保護の観点から、特に次の諸点について、適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一 国民生活センターが国民生活に関する情報の提供等の業務を行なうに際しては、国民の日常生活上の不満及び要望の実情に即応しつつ重点的な実施を図るよう努めること。 二 国民生活センターが消費生活にかかる情報の提供等の業務を行なう……
○砂田委員 私は、きょうは消費者保護基本法について、それぞれ所管しておられる各省に伺っておきたいと思います。 基本法が成立をいたしましてから、ちょうどまる二年になります。皆さん御承知のように、消費者保護基本法というものは、内容は訓示規定が書いてあるのでございまして、消費者保護行政というものを拡充していけるかどうかは、基本法の精神に沿って各省が基本法をどこまで理解していかれるか、基本法に関連する、消費者行政に関連する各省の持っておられるところの各法をどういうふうに運用をされていかれるか、消費者行政の拡充がどこまで、どういうスピードでいけるかということは、一に皆さん方の御努力にかかっておるわけで……
○砂田委員 私は、伊東先生に主として伺っておきたいと思うのです。 一年もの間、たいへん慎重に御検討いただきまして、今回、政府に建言をいただいたわけでございますけれども、その内容については、まことに敬服すべき御意見を私どもも伺うことができた、かように考えまして、まず心から敬意を表する次第でございます。 どうも参考人の方に一問一答でお伺いするのは、たいへん失礼でございますけれども、先生のお話が、たいへん具体的な例をあげてお話をいただきましたので、一問一答的になります失礼をお許しをいただきたいと思います。 今回の物価安定政策会議の御提言について、実は私どもも、従来から考えていた一つの面でござい……
○砂田委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、消費者行政の推進等に関する件について決議すべしとの動議を提出いたします。 趣旨の説明にかえ、案文を朗読いたします。 消費者行政の推進等に関する決議(案) 一、地方公共団体の中には消費者行政の遅れているところがみられるので、早急にその進展を図るよう国は必要な指導助成を行なうべきであり、特に左の事項については早急に行なう必要がある。 (1)全都道府県にわたつて消費生活センターの設置を早急に行なうとともに、移動センター等により、末端までセンターの利用を徹底させるべきである。 (2)各地域の消費生活センター相……
○砂田委員長代理 和田耕作君。
○砂田委員長代理 これより会議を開きます。 委員長が所用のため、出席がおくれますので、委員長の指定により、理事の私が委員長の職務を行ないます。 道路交通法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山本弥之助君。
○砂田委員 船舶職員法改正について御質問いたしますけれども、非常にこまかい事務的なと申しますか、そういう点を伺っておきたいと思いますから、きょうは、船員局長あるいは海運局長からお答えをいただいてけっこうでございます。 船型の大型化の傾向や機器あるいは操船技術などの革新等を理由として、配乗別表を改正されまして、総トン数区分の引き上げを行なうこととしておられますけれども、そこで、一体近海就航船というのは何隻ぐらいあるのか。その中で、今回の改正で私どもは若干の不安を持つ近代化機器が装備されていない船というものも、近海就航船の中にあると思われるので、一体そのような船が何ぞうぐらいあると運輸省ではつか……
○砂田委員 ただいまは同僚議員から山陽新幹線のダイヤ、停車駅の問題であれだけ熱心に質問があったのですけれども、国鉄御当局はがんとしてお答えがない。そこで、原岡さんに一つだけ簡単に伺っておきますけれども、山陽新幹線沿線のこことこことここに駅をつくるということはさまって、そういう地元地元から、ぜひひかりの停車をしてほしいという陳情を受けておられる。そういう陳情の内容については一応御理解をいただいていると思いますけれども、理解をしていただいておりましょうね。
【次の発言】 もうこれ以上私はこの問題は御質問はいたしません。ただ、どう考えてみても、来年の四月開通の山陽新幹線のダイヤ、どことどこにとめるか……
○砂田委員長代理 次に、木下参考人にお願いいたします。
【次の発言】 次に、松村参考人にお願いいたします。
【次の発言】 以上で、参考人各位の御意見の御開陳は終わりました。
【次の発言】 これより、参考人各位に対しまして質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
なお、質疑の際は、参考人の御氏名をまずお示し願います。
なお、質疑者の方にお願いをいたしますが、各党から質疑者が出ておりますので、なるべく簡潔に質疑なさるようお願いをいたします。
中山正暉君。
【次の発言】 山口鶴男君。
【次の発言】 和田一郎君。
○砂田委員 私は一点だけ都市河川のことを伺っておきたい。 休会中の委員会の審査で伺ったことなんですけれども、都市小河川、たとえば名古屋市なら五本指定されて事業費の総額が八十四億、北九州市が七本の河川が指定されて八十三億、神戸市が六本指定されて百四十六億、相当膨大な河川の事業をやっていかなければならないのですけれども、この総事業費のそれぞれの分担は、国と県と市とが三分の一ずっということになっていますね。それで県が負担をする分については、事業費補正が交付税で行なわれておるから大体八〇%が交付税で見てもらえる。起債の三〇%は交付税でまた見てもらって、国が三分の一、県が三分の一、市が三分の一の負担で……
○砂田委員長代理 これより会議を開きます。委員長所用のため出席されませんので、委員長の指名により、理事の私が委員長の職務を行ないます。
地方交付税法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安井吉典君。
【次の発言】 古田之久君。
【次の発言】 この際、内閣提出にかかる公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。秋田自治大臣。
【次の発言】 次に、細谷治嘉君外十名提出にかかる公害防止事業の実施を促進するための地方公共団体に対する財政上の特別措置に関する法律案を議題とし、提出……
○砂田委員長代理 これより会議を開きます。 委員長所用のため委員会の出席がおくれますので、委員長の指定により理事の私が委員長の職務を行ないます。 内閣提出にかかる公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律案及び細谷治嘉君外十名提出にかかる公害防止事業の実施を促進するための地方公共団体に対する財政上の特別措置に関する法律案の両案を一括して議題とし、質疑を行ないます。 質疑の申し出がありますので、これを許します。林百郎君。
○砂田委員 一問だけ伺っておきたいと思うのですが、武器等製造法の第二十五条で、通産大臣または都道府県知事は事業所に対して立ち入り検査権を持っておられる。さらにその第二項で「警察官又は海上保安官は、人の生命、身体若しくは財産の保護又は公共の安全の保持のため特に必要が下るときは、」云々として、立ち入り検査を持っておられる。この警察の立ち入り検査権というものが、「特に必要な場合」というふうに書いてあるものだから、何かそこに警察の遠慮があるのではないか、そういうふうな感じをわれわれ受けるわけなんです。今回の銃砲刀剣類の法律、この改正案にいたしましても、こういった規制をきびしくしていこうという観点からの……
○砂田委員長代理 次に、参議院から送付されました消防法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安田貴六君。
○砂田委員 参考人の皆さんからたいへん貴重な御意見を伺うことができまして、いろいろ伺いたいことがあるのですけれども、またしても時間の制約を受けておりますので、ひとつ端的に伺いたいと思いますのは、それぞれの参考人の皆さんから、価格のことでいろいろなことばが出てまいりましたね。現金正価、標準価格、実売価格、いろいろなお話が出てまいったのでありますけれども、私も消費者の立場でございますから、やはり一番気になるのが、私どもが幾らで買えるようになったのか。実売価格がどう変わったのか、あるいは変わらないのか。実売価格が下がったとも、横ばいであるとも、上がったとも、御意見は承ることができなかったわけでありま……
○砂田委員 松隈先生においでをいただいて、まことにありがとうございました。 ただいまお話を承ったわけでございますけれども、物価安定政策会議の特別部会に朝日新聞に出席を要求をされまして、朝日新聞から、もう少しこまかい事情をお聞きになっていると思うのでございます。今日、新聞社の出席をいただくことができませんでしたので、新聞社から直接承りたいと思っておりましたことが、できません。関係新聞のほうから物価政策会議に御説明のありましたこと、また、その御説明を聞かれまして特別部会としては一つの御判断を下されて、それを経済企画庁に建言と申しますか、それをしておられるのでございますから、その経過等について、い……
○砂田委員 公取委員長にお伺いをいたすのでありますけれども、再販売価格維持行意、この制度に乗った商行為にいろいろな弊害が見られる。そういうことをこれまでも当委員会では、公正取引委員会から資料をいただいて伺ってきたのでございますが、公取はこの問題と取り組まれて、先般、再販行為の弊害規制等についての方針を決定されたように伺っております。資料といたしましてはきょうの委員会に御提出をいただいたのでございますけれども、この機会に公取委員長から、この公取が決定なさいました方針の大綱についてお述べをいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、ごく短時間しか時間を持っておりませんので、一問だけ公取委員長に伺……
○砂田委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表して、物価安定対策の推進に関する決議案を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 物価安定対策の推進に関する決議(案) 本委員会は、物価の安定こそ国民の一番期待している重要問題であることに鑑み、具体策について慎重に検討を重ねてきたが、この際、政府に対し、次の措置を講ずるよう強く要望するものである。 一、流通経費の節減を図り、価格の安定を期するため、集配送施設の整備等流通機構の近代化、合理化を積極的に推進すること。 生鮮食料品については、卸売市場の計画的整備、取引方法の改善、総合食料品小売センターの……
○砂田政府委員 砂田重民でございます。このたび総理府総務副長官に就任をいたしました。 陸海空にわたります交通の安全の問題は、緊急かつ重要な時期を迎えておりますので、懸命につとめてまいりたいと決意をいたしております。 当委員会の先生方の御指導、御鞭撻、また御叱責をどうぞよろしくお願いをいたします。 ありがとうございました。(拍手)
○砂田政府委員 私は、このたび総理府総務副長官に就任をいたしました砂田重民でございます。どうぞ先生方の御指導を、よろしくお願いを申し上げます。(拍手) きょうは、七月初めの梅雨前線によります災害、台風十三号によります被害状況、七月十五、十六日の山形県におきます集中豪雨による被害、七月十八日の兵庫県南西部におきます災害について、順次御報告を申し上げたいと思います。 まず、これら災害をお受けになりましておなくなりになった方があるのでございますが、心からお悔やみ申し上げ、また罹災者の皆さま方に、当委員会を通じてお見舞いを申し上げる次第でございます。 まず最初に、梅雨前線によります災害について御……
○砂田説明員 御報告をいたします前に、今次災害でおなくなりになりました方々に心からお悔やみを申し上げますと同時に、罹災者の皆さま方に対して深甚なるお見舞いを申し上げる次第でございます。 梅雨前線豪雨による災害につきまして、前半のものにつきましては去る七月二十二日の本委員会で御報告をいたしましたけれども、その後、七月の二十一日ごろから九州地方を中心に集中豪雨による災害がございましたので、これについてまず御報告を申し上げます。 七月二十一日ごろから九州をほぼ東西に横切っておりました前線が活発化いたしまして、前線に近い九州南西部で雷を伴った大雨が降りました。この前線はその後南下北上を繰り返して、……
○砂田説明員 御報告をいたします前に、今次の第二十三号台風でおなくなりになりました方々の御冥福を、心からお祈りを申し上げます。また、罹災されました方々に心からのお見舞いを申し上げる次第でございます。 御報告を申し上げます。 政府は、六月上旬から七月下旬までの梅雨前線及び台風第十三号による災害を激甚災害として指定することとし、去る八月十九日政令第二百七十二号、二百七十三号をもって公布、施行いたしました。 この激甚災害に対しまして適用いたすべき措置として指定をいたしました措置は、 (一) 公共土木施設災害復旧事業等に関する特別の財政援助 (二) 農地等の災害復旧事業等に係る補助の特別措置……
○砂田説明員 台風第二十三号並びに秋雨前線豪雨及び台風第二十五号等による災害について御報告を申し上げますが、御報告を申し上げます前に、今次災害によって不幸にもおなくなりになりました方に、心からの哀悼の意を表しますとともに、罹災者の皆さま方に、そしてまた被害を受けられました地方公共団体の皆さま方にも、心からのお見舞いを申し上げる次第でございます。 まず、台風第二十三号による災害について御報告をいたします。 初めに気象関係でございますが、八月二十一日、南方海上で発生した台風第二十三号は、ゆっくりと本邦南海上を西へ進み、八月二十九日ごろから進路を北に向け、二十九日夜半九州南部に上陸しました。台風……
○砂田説明員 台風二十三号等の災害、これにつきまして、激甚災害の指定をいたしました件並びに局地激甚の災害指定基準の緩和、改正をいたしましたので、この件二件について御報告を申し上げます。 政府は、昭和四十六年台風第二十三号、第二十五号及び第二十六号並びに九月一日から十三日までの断続した豪雨による災害を激甚災害として指定することといたしまして、昨十四日政令第三百二十九号をもって公布、施行をいたしました。 この激甚災害に対しまして適用すべき措置としましては、農地等の災害復旧事業等に係る補助の特別措置、天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置の特例、水防資材費の補助の特例、農地……
○砂田政府委員 総務副長官に就任をいたしました砂田重民でございます。 大臣の意を体して懸命にやってまいる決意をいたしております。当委員会の先生方の御指導を、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○砂田説明員 御承知のように、交通安全基本法の中にきめられました中央交通安全会議がございます。閣僚会議でございますけれども、また同じようにその会議の幹事会があって、今回の事態にかんがみまして、閣議の了解で、その幹事会の下準備と申しますか、そういうことをいたします航空交通管制連絡協議会を新たに設けたわけでございます。いま申し上げました逆の順序を経てきめてまいりましたのが、先般発表いたしました例の緊急対策の何項目かであります。その中に第六番目に、先ほどからお話のありますところの防衛、運輸両大臣の覚え書きを白紙に戻して、航空安全の角度からこれを再検討して結論を出す、そういうことが書かれているわけであ……
○砂田政府委員 まことにごもっともな御意見でございますし、西ドイツでもそういうことを実施をしているように聞いておりますので、厚生省、警察あるいは消防、それぞれ関連をすることでありますけれども、総理府はまさにそういう仕事の調整機関でもございますので、ひとつ前向きに検討させていただきたいと思います。厚生省といたしましても、いま聞きますと、検討を始めているようでございますから、前向きにひとつ検討をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 たいへん御熱心な野中委員の御質問を拝聴いたしておりましたが、ひとつこの機会に、これは残念な数字でありますけれども、御報告をしておきたいと思います。
四十六年十……
○砂田政府委員 御報告を申し上げます。 初めに、昭和四十六年七月から十月までの期間内における長期にわたる低温による災害を激甚災害として指定し、及びこれに対し適用すべき措置を指定する等の政令の制定について御報告いたします。 激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律については、先般本委員会において御審議をいただき、その一部改正が行なわれたところでありますが、この法律に基づき、政府は、昭和四十六年七月から十月までの期間内における長期にわたる低温による災害を激甚災害として指定するとともに、この激甚災害に対して適用すべき措置として、法第八条第一項の天災による被害農林漁業者等に対する資金の……
○砂田政府委員 お答えいたします。 ただいま広瀬委員から沖繩の振興開発の究極に何をどういうふうなところに目標を置いているかという、具体的なという御質問でございましたけれども、これは実はまだ明確に――御承知のように、振興開発計画というものも、十年計画でこれから沖繩県知事が復帰のあと原案提出をされます振興開発計画に基づいて政府が決定をいたしまして進めてまいる大事業でございます。それだけに数字等をあげて究極の目的地点ということを明確に明示をいたすまだ段階に至っておりません。復帰をいたしましてから全国総合開発計画に沖繩を一つのブロックとして取り上げて、新全総というものを新たにつくって、経済社会発展計……
○砂田政府委員 大出先生の御議論、これは一義的には労働省の問題であろうと思いますけれども、人事局を持っております総理府といたしましても、新たに出てまいりました一つの方向でございますから、私どももやはり前向きに検討してまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 大出先生も御承知だろうと思いますが、沖繩の復帰に伴う特別措置法の百五十六条で総括して政令規則に委任をしております条項がございます。琉球政府の公務員の皆さんのそういった問題点がいろいろあるわけでありますけれども、ただいま、沖繩の特殊事情を考慮しながらの特別のいろいろな措置を、人事院規則等に関連してまいりますので、人事院で検討をしてい……
○砂田政府委員 十月の十五日に閣議決定をいたしまして、直ちに法案にまとめて臨時国会冒頭に法案を提出をいたしました。
【次の発言】 八月十三日に人事院から勧告を受けまして、その当日、直ちに先生おっしゃいました給与関係閣僚会議を開催いたしまして、勧告の実施にあたって財源等の問題がございますけれども、完全実施の方針を受けていこうということは、その日に実は内々の意見の一致を見ております。八月二十四日の閣議で、人事院勧告どおり給与改定を行なうことを正式に閣議決定をいたしまして、その後、閣議決定に基づいて改正案を準備しつつ財政上の手当てをして、この臨時国会の冒頭に提出をしたわけでございます。ただ、受田先生……
○砂田政府委員 先ほどから外務当局にも御質問がございましたけれども、政府の基本的な方針というものは、北方領土問題というものを解決しなければ日ソ平和条約というものはない、こういうふうに実は割り切って考えておるわけでありまして、一日も早く歯舞、色丹、国後、択捉の祖国への復帰実現を願っている。そこであの三十一年の日ソ共同宣言のあの時期においても、ソ連の側の要求は、歯舞、色丹、国後、択捉ともソ連領であるということを認めろという非常に強い姿勢の交渉でありました。それをはね返し得たあの共同宣言。御承知のように歯舞、色丹については、日ソ間の平和条約というものを前提としながらもああいうことが書かれております。……
○砂田政府委員 お尋ねの件につきましては、御審議願っております北方領土問題対策協会法の一部を改正する法律案の提案理由の説明の中にも、総務長官がかように述べております。「本土において戦後とられた漁業制度改革に伴う漁業権補償の措置をとることができないため、本土側の旧漁業権者等に比し不利な地位に置かれております。」北方の関係者の方々、「このような北方地域の施政について存する特殊事情及びこれに基因して」云々というふうなことにからめて、十億円のことを申しているわけでございます。 私どもといたしましては、北方領土におきます旧漁業権というものは、昭和二十一年の行政分離措置によって、わが国の法令が事実上適用……
○砂田政府委員 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、沖繩総合事務局の事務所の設置に関し承認を求めるの件について、その提案理由を御説明いたします。 沖繩の復帰に伴い、沖繩開発庁及びその地方支分部局としての沖繩総合事務局を設置することについては、現在国会の御審議をお願いしているところでありますが、さらに、宮古群島及び八重山群島における国有財産の管理等を円滑に遂行し、沖繩における農林漁業の振興開発に関する諸施策の円滑な推進に必要な基礎資料を確保するため統計の整備充実をはかり、また、宮古群島及び八重山群島における海運行政について県民の利便をはかるため、沖繩総合事務局に……
○砂田政府委員 昭和四十四年度における総理府所管の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 総理府所管の昭和四十四年度歳出予算現額は九千九百十一億三千二百六十五万円余でありまして、支出済み歳出額は九千八百十六億五千五百五十五万円余であります。この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと、九十四億七千七百九万円余の差額を生じます。 この差額のうち、翌年度へ繰り越した額は八十四億四千二百六十八万円余であり、不用となった額は、十億三千四百四十一万円余であります。 総理府所管の歳出決算のうち警察庁、行政管理庁、北海道開発庁、防衛庁、経済企画庁及び科学技術庁については、各担当の大臣から……
○砂田政府委員 お答えいたします。 従来、中央公害審査委員会は林委員のおっしゃいますとおり委員長一名及び委員五名、この定員で事件の処理に当たってまいりました。今後この統合後の委員会におきまして新たに公害紛争にかかる裁定を行なうことに伴いまして、委員数をそういう意味から申しますと、むしろ一名増ということになるわけでございます。委員長を含めまして都合七人で処理をすることに相なります。従来の土地調整委員会が処理をしてまいりました業務は、過去五年間の実績がございますので、その事務量等から勘案をいたしまして、今後とも量的にはさして多くないという予測をいたしております。新しい委員会の業務の遂行につきまし……
○砂田政府委員 水俣病につきましては、中央公害審査委員会に調停が出て、受理をされて、ただいまそれの審問中でございます。したがいまして、その結果が出ないと小澤委員長としても明確なお答えがこの席では申し上げかねるのではないかと思いますけれども、いま岡本委員のおっしゃいました、イタイイタイ病という名前、水俣病という名前、その名前がどうも適切ではない、現地の人たちは非常に迷惑に思っている、それをどう思うかという御質問には、ちょっと私どもの所管事項としてはお答えがしにくい問題でございます。
【次の発言】 先発をいたしております法律の中に使われている病名、それから引用して政令をきめておるようでございますか……
○砂田政府委員 ただいま古寺先生から御心配をいただきました予算のことでございますが、裁定に関する調査の予算はこれが半年分でございます。裁定については、法案が成立して当委員会が改組されてから三カ月準備をしてスタートいたしましたが、現実の問題としては半年分でございます。ただ、おっしゃるように、調査に必要な費用というものはどれだけかかるか、初めからきめてかかるわけにはまいりません。さらに提出をされるであろうと予測される件数というものも、おととい御説明をいたしましたようなことで、推定二十件と申しておるわけでありますので、初年度の予算としてはただいま事務局長がお答えいたしました金で出発をいたしますけれど……
○砂田政府委員 前回の委員会でも、島本委員からその点の御指摘がございました。基地公害について附帯決議の御趣旨も私ども十分承知をいたしております。また、検討もしてまいったわけでございます。しかし、現時点におきましては、防衛庁は防衛庁として、基地にからむ公害紛争の問題、防衛施設等にからんでの公害紛争の問題、こういうことにつきましては防衛庁が全面的に責任を持つ、そういう姿勢を政府としてはとっているわけでございます。そこで、先般防衛庁のほうからも御答弁がございましたけれども、四十七年度からさらに心を新たにして、個人の被害等についての調査もお進めになるように伺っておりますが、いまなおこの姿勢をもって対処……
○砂田政府委員 昭和四十七年度におきまする防災関係予算の概要について御説明申し上げます。 昭和四十七年度における防災関係予算につきましては、詳しい内容はお手元に配付しております資料によりまして御承知いただきますと同時に、関係各省が参っておりますので、引き続いて詳細な点は関係各省から御報告いたしたいと思います。 まず、防災科学技術の研究につきましては、引き続き各省庁防災担当研究機関の強化充実をはかるとともに、風水害、震災、雪害、火災、危険物災害、農林水産業災害等各般の災害の防止のための研究及び各種構造物、危険物施設の安全性に関する研究を推進することとしており、総額三十九億二千二百万円の予算措……
○砂田政府委員 自然災害によります被害死亡者に弔慰金を支給いたします問題は、過去十年来たびたび論議をされてきたところでございます。政府といたしましても、国が直接に弔慰金を支給いたしますことは適当でないという考え方を持ち続けてまいりました。しかし、現実には、こういった場合に、地方公共団体におきましては、そういった死亡者に対しまして、自主的な判断でこの種の弔慰金を支給する市町村がふえてまいりましたこともまた事実でございます。 ただいま小委員長から御報告のございました災害弔慰金構想につきましては、まず第一に、どこにも苦情の持っていきようのない、そういう自然災害により死亡した方の遺族に対する措置であ……
○砂田政府委員 御報告をいたします。 六月上旬から中旬にかけましての低気圧による西日本の大雨による災害についての御報告でございます。 台風三号くずれの低気圧が中国大陸の南岸沿いに北東進し、六日早朝、台湾の北の海上に達したころから、南西諸島方面で大雨が降り出し、この低気圧が北東へ進むにつれて、大雨の区域は、七日には、九州、四国方面に移り、八日には、近畿、東海、北陸、関東方面の西部に移りました。この低気圧は、その後、樺太南部へ移り、また、前線は太平洋上へ去りました。 また、この低気圧とは別に、六月十一日昼過ぎ、東シナ海北部に発生いたしました低気圧は、夜半には、朝鮮半島南部を通って山陰沖へ移動……
○砂田政府委員 お答えいたします。 沖繩振興開発金融公庫が果たさなければならない役割りというものは、実に大きな責務を持っているわけでございます。ただいま國場委員御指摘のとおり、沖繩の経済の振興開発の国が果たすべき役割りの中での金融面の一切をこの新公庫で引き受けていくわけでございます。したがって、新公庫の業務の支障のない円滑な運営というものが、五月十五日復帰をいたします沖繩の、新生沖繩県のスタートの当初の非常に重大な問題をかかえているわけでございます。したがいまして、私どもといたしましても、財政当局と十二分にきめのこまかい配慮を立てて、四十七年度予算というものを編成をしたわけでございます。 ……
○砂田政府委員 お客さまではなくて、やっと御質問をいただきましたので、お答えいたします。 鬼木先生の御意見は、私は全く同感だという感じをもって承っておりました。ちょうど私が、一年足らずでございましょう、副長官在任中にこの改定ができますことはうれしいことだと思っております。率直に申し上げますが、四十五年に内廷費、皇族費の改定をいたしましたときに、なぜ賜与、譲り受けの改定がされていなかったのだろうかということにちょっと疑問を持ちます。先生もさっき御指摘になりましたように、物価の指数五三・六%というものの値上がりはもうはっきりいたしておりますし、ちょうど四十三年の十二月に皇室経済に関する懇談会で、……
○砂田政府委員 毒ガスの問題は、ただいま木原委員御指摘のような経過で、しり切れトンボのような形で一応終わっているわけでございます。いままで問題になりましたのが、別府湾、播磨灘、銚子、それと広島県の大久野島、この四カ所でございますが、先般、参議院の決算委員会で総理も明確にお答えをいたしましたとおりに、毒ガス対策の担当省庁をはっきりさせなければなりません。そこで、きょう四時から、総理がお答えをいたしましたとおりに、環境庁が中心になりまして、内閣官房の協力を得ながら、関係各省全部集まりまして、どの省庁で明確に担当をしていくのかという問題。それから毒ガス総点検の実施につきまして、さらには大久野島の被害……
○砂田政府委員 ただいまの御心配の点、私どもも同じような感じを持って交通対策と取り組んでいるわけでございますが、具体的に兵庫県の問題をおあげになりました。兵庫県が検討をいたしております交通事故総合センターというものは全く新しい、きわめて好ましい、ユニークな構想であると私は考えております。ことし建物を建てまして、四十八年から実務にスタートをしようとしておりますので、被害を受けられました方々の利便にも資するところあり、かつまた、これは救急体制、交通巡ら隊もその建物に配置しようともしでおりますし、一切の相談事務、さらには進んで、残念な犠牲者となられた方の葬儀の施設まで考えておられるようでございます。……
○砂田委員 余り時間がありませんので、経済企画庁長官に一つだけ伺っておきたいと思うのです。 それは消費者行政のことであります。どうも当委員会で消費者問題に真剣に取り組む議員は次々に落選をするというジンクスがありまして、社会党の武部文君、松浦君、公明党の渡部通子君、わが党の青木君、そして私と……。しかし、このジンクスにひとつ挑戦をしようと思いまして、この委員会で当国会でも消費者問題に真剣に取り組みたい、かように考えておりますので、この国会、ひとつ一緒に勉強をしていきたいと思います。企画庁長官にも真剣にお取り組みいただきたい。 きょうは一つだけ伺っておきたいと思うのですが、すでに国民生活審議会……
○砂田国務大臣 お許しをいただきまして一言ごあいさつを申し上げます。 十一月二十八日、文部大臣に就任をいたしました砂田重民でございます。 私は、教育こそは永遠に国の最重要課題であると信じておりますので、そういう観点に立ちまして、教育、学術、文化の刷新、振興に、微力ではございますけれども全力を尽くす決心でおります。当委員会での御審議を体してこの問題と取り組んでまいる決意をいたしておりますので、委員長、そして各委員の皆様方の御指導、御協力を心よりお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。 ありがとうございました。(拍手)
○砂田国務大臣 昭和五十年度文部省所管一般会計及び国立学校特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。 まず、文部省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額三億八千八百五十二万円余に対しまして、収納済歳入額は四億九千百七万円余であり、差し引き一億二百五十四万円余の増加となっております。 次に、文部省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算額二兆四千七百四十五億二千七百二十八万円余、前年度からの繰越額百五十五億一千八百九十五万円余、予備費使用額八十億六百八十一万円余を合わせた歳出予算現額二兆四千九百八十億五千三百五万円余に対しまして、支出済歳出額は二兆四千七百九十五億五千四百二十万円余で……
○砂田国務大臣 大学の一部、またその構内等におきましてきわめて遺憾な事態が残っておりますことは、御指摘のとおりでございます。文部省として従前から学問研究と教育の場にふさわしい静穏な環境を確保したい、通達等をもって指導してきたところでございますが、ちょうど新学年を最近迎えたことでもございますので、学園の秩序維持と暴力行為の根絶のために厳正、適切な措置をとるよう、四月二十日付で事務次官名をもって全国の国公私立大学長あてに通知をいたしました。 その内容は、いま津島委員が御指摘になりました四項目すべて含まれていることでございます。ただ通達を出すだけで終わらさないで、四月二十一日に学園問題に関係がある……
○砂田国務大臣 昭和五十一年度文部省所管一般会計及び国立学校特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。 まず、文部省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額六億八千三百二十一万円に対しまして、収納済歳入額は九億六百八万円余であり、差し引き二億二千二百八十七万円余の増加となっております。 次に、文部省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算額二兆八千四億七千五百十二万円余、前年度からの繰越額百六十四億一千四百万円余、予備費使用額十四億九千三百七十三万円余を合わせた歳出予算現額二兆八千百八十三億八千二百八十六万円余に対しまして、支出済歳出額は二兆八千二十三億五千四百七十万円余であり、その……
○砂田国務大臣 第八十四回国会におきまして、文教各般の問題を御審議いただくに当たり、所信の一端を申し述べます。 教育、学術、文化は、永遠に変わることのない国政の基本であります。今日、わが国は、景気、雇用等経済面で大きな課題を抱えておりますが、このような困難を乗り越え、世界各国との協調のもとに、将来にわたって発展を続ける活力に富んだ国家社会を築いていくためには、人と人との心のつながりを大切にし、国民の能力の開発と文化の向上を図っていくことが肝要であります。 私は、個人の創意と自主性及び社会連帯感を重視し、世界の平和と繁栄に貢献し得る知、徳、体の均衡のとれた情操豊かな日本人の育成を文教行政の基……
○砂田国務大臣 オリンピック規則によりますと、オリンピックの競技大会の開催は国ではなくて都市であることはもう御承知のとおりでございます。名古屋市でオリンピックを開催するというお話を公式に文部大臣としてはまだ承っていない段階でございます。恐らく、中部圏というより、相当広い地域社会全体の行政の場にあられる方、スポーツ関係者、地域社会住民の皆さんがいろんな立場で考えておられる段階であろうと承知をいたしております。公式にはそういうお話を承っておりませんが、新聞報道等でそういうお気持ちのあることは承知をいたしておるわけでございます。 ただ、たとえばオリンピックを名古屋市が開催しようとなさいました場合は……
○砂田国務大臣 教育の荒廃という御指摘がいろいろな各方面からある今日でございます。いろいろな、新聞の記事になってまいりますような非行の問題あるいは、私としてはまことにいやな言葉でございますけれども、落ちこぼれの問題、あるいはまたそれと正反対に大変よく勉強のできる能力の豊かなお子様、青少年、児童、生徒たちが学校のいまの勉強にこれでは不満であるという方もまたおられる。いろいろな各種各様の問題がございまして、それぞれの背景は非常に広範なところに原因があると考えます。 ただ、いま中西委員が御指摘になりました、私の所信表明についてのお話でございました。私は、教育というものは、あらゆる機会にあらゆる場所……
○砂田国務大臣 基準につきましては、先生御指摘のように、学校教育法施行規則等におきまして大綱が定められておりますけれども、御指摘のようにこれは補助の絡みでございます。おっしゃるとおりでございます。安全基準といたしましては、児童、生徒の安全を確保いたしますために、技術的基準と設計計画に関するもの、維持管理に関するもの、両面から考えなければならないと思うのですが、このような基準を定めようといたします場合に、日常におきます事故防止はもとよりでございますが、非常時の場合の生徒、児童の安全確保、これも含めて、学校施設にかかわるすべての危険を防止するための技術的水準というものを内容とする必要がございます。……
○砂田国務大臣 ただいま御決議がありました事項につきましては、今後、御趣旨に沿って十分検討してまいりたいと存じます。
【次の発言】 このたび政府から提出いたしました義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
義務教育諸学校施設費国庫負担法は、公立義務教育諸学校施設の整備に対する国の負担制度について定めているものであり、政府は、昭和三十三年制定以来、この制度のもとに、鋭意、公立義務教育諸学校施設の整備に努めてまいりました。
昭和四十八年度には、大都市周辺地域における児童、生徒の急増現象にかんがみ、児童または生徒が急増して……
○砂田国務大臣 御審議をいただきます負担法の中で重点的に取り組まなければなりませんことは、やはり急増市町村におきまして校舎その他の施設そのものの円滑な整備を図るという基本的な問題が一つでございます。それからもう一つ大事なことは、危険建物、危険校舎というものがただいままで余り減ってきておりません。これは教育環境の改善という点からも見逃すわけにまいらないことでございますので、これの改築を促進いたしますこと、さらにまた、もう御承知のように昭和五十四年度から養護学校の義務制が実施されますので、それに必要な施設の整備をいたしますこと、こういうことがその重点になっているところでございます。 このために国……
○砂田国務大臣 この負担法は、義務教育諸学校建設費の一部を負担することによってこれらの施設の整備を促進をいたしまして、義務教育諸学校における教育の円滑な充実された実施を確保していく、その目的を体しながらやっていくわけでございますけれども、しかし、この法律は同時に、地方公共団体が支出をするすべての経費を国庫負担の対象とするものとはしていないと考えるのでございまして、合理的な範囲内で国庫負担を行うという考え方に立つものでございます。このような観点から、個別の事業につきましては、やはり一平方メートル当たりの建築単価や学級数に応ずる面積について基準を設けまして、全事業についても国庫負担金の総額の限度を……
○砂田国務大臣 東京教育大学の教職員の実情につきまして、大学局長から答弁させます。
【次の発言】 もう残された日にちも短うございますが、両大学とも非常な努力をしてくださっております。私ども文部省といたしましてもさらに要請を重ねまして努力をしてまいります。もう、三月三十一日のことでございますから、そう遠いことではなくて最終的な御報告ができるものと考えております。
【次の発言】 いろいろ経過もあったようでございますので、十分調査をいたした上で検討さしていただきたいと思います。
【次の発言】 大変なお勉強、成果をお聞かせいただき、わが国の海洋科学研究の立ちおくれております現状を肝に銘じさせられました……
○砂田国務大臣 成田空港の先日の過激派集団によります問題につきましては、文部省との関連につきましては、過激派のあの逮捕された集団、暴徒の中に大学生が含まれているとか、あるいは成田へ出ていったあの連中が大学を兵たん基地化していたのではないかというような話がいろいろあるわけでございますが、実は、成田のあのような二万人集会という届け出が警察に出ました段階から私ども十分注意をいたしまして、文部省の大学局と各大学の間で緊密な連絡をとりながらそれの対応に準備をしてきたところでございまして、後ほど大学局長から詳細はお答えはいたしますけれども、大学へ集まって、そこから集団的に出ていくというようなことを許しては……
○砂田国務大臣 教員大学は、御指摘のように、また提案理由説明の中でも述べましたように、大学院と学部、その双方を持ちまして、全体としては大学院にウエートを置いた大学として設置しようといたしております。 今日ほど教員の資質の向上を期待する声が強まった時期はなかったのではないかとすら思うわけでございまして、また、現職教員の中にも、大学院におきます高度の研究、研さん、そういう機会をつくってほしい、もっと勉強しなければという、現職教員の中に研さん、研修の気持ちが高まったのも、過去にも見られないほどその高まりを見ているわけでございまして、教員としてのすぐれた資質や能力というものは、従来の方式の養成という……
○砂田国務大臣 大変御示唆に富んだ、また非常に重要な御指摘がたくさんあったわけでございますが、冒頭に先生が御指摘になりましたように、国大協の特別委員会が四十九年当時に出されました報告書は十分承知をいたしておるところでございます。ただ、私といたしましては、いま御指摘になりました三つの問題点、このことも承知をいたしているわけでございますけれども、新しい構想の大学というものを頭から否定してかかられた報告書ではなかった。三つの問題点を提起されましたけれども、それはいずれもむしろ建設的な御意見であったと解するわけでございます。そしてまた疑問の点もお持ちになったわけでございますから、数次の意見交換、という……
○砂田国務大臣 私もまた、師範学校、士官学校というようなものが存在をした世の中で育ってまいりました。しかし、いま、今回御審議いただいております法律の中に含まれております教員大学が防衛大学と同じものではないかという御指摘がございましたけれども、私はまず、時代的な背景が全く異なっているという気持ちがいたすわけです。いま、防衛大学というものあるいは昔の士官学校、師範学校が、国家目的遂行のために国が金を出してつくった学校という御指摘ございましたが、そして給与を支給をする。確かに給与を支給するという点は同じかもしれませんけれども、防衛大学と比べて考えてみましたときに、教員大学は学部の大学でございます。教……
○砂田国務大臣 大学局長がお答えをいたしましたとおりに、修士課程の段階はすべてこれを考えていこうという基本方針をすでに持っておるわけでございます。御審議を願っておりますこの法案の中の教員大学、その教員大学と既存の教員養成課程の大学というものが好ましい影響を受け合いながらということが参考人の御発言の中にありまして、まさにそのことが一番大事なことでございます。いま大学局長がお答えをいたしました大学当局御自身の御準備のこともあることでございますけれども、私どもといたしましては逐次計画的に進めてまいることにいたしておりますし、その段階で財政当局の了解も取りつけなければなりませんけれども、その点等につい……
○砂田国務大臣 放送大学創設の諸準備を引き続いて進める必要があることはもとよりでございます。そのためにも放送教育開発センターは役立ってくれるものと考えているわけでございますが、それだけにとどまらずに、やはりこの構想の推進に伴いましてその実現が期待されておりました放送利用の大学教育に関する研究及び開発、また大学開放の推進でありますとか、国・公・私立大学の連携協力の推進、大学の一般教育の充実など、放送大学構想に伴って期待をされておりましたこれらの事柄も大学教育の進展を図る上で推進をしていく必要がありますので、その双方を考えての機関としての放送教育開発センターを設置することとしたわけでございます。
○砂田国務大臣 このたび政府から提出いたしました昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 私立学校教職員共済組合は、昭和二十九年一月に、私立学校の教職員の福利厚生を図る目的のもとに、私立学校教職員共済組合法により設立されたものでありますが、その以後、本共済組合が行う給付については、国・公立学校の教職員に対する給付の水準と均衡を保つことをたてまえとし、逐次改善が進められ、現在に至っております。 今回は、昭和五十二年度に引き続き、国・公立学校の教職員の年金の額の改定に……
○砂田国務大臣 掛金につきましても大ぜいの方に大変な御努力をいただいていることでございますし、当委員会におきます毎年のような附帯決議もございます。また当然の附帯決議だとも考えますので、国庫補助のことにつきましても都道府県の補助のことにつきましても一段の努力を、他の年金の制度との兼ね合いもございますけれども、文部省といたしましては一段の努力をいたしたいと考えます。私学振興財団補助につきましては、私学振興財団が私学振興のために尽くしていただいておりますその仕事のスケールはたくさん非常にふえてまいってはおりますけれども、私学共済がそれの犠牲になることは放置しておくべきことではないと考えますので、やは……
○砂田国務大臣 前回の御質疑がありましたときに私のお答えをいたしましたことは、中西委員のただいま御発言になりましたとおりでございまして、私はそういうふうに信じております。
【次の発言】 やはり、いま御主張になりました昭和四十六年までのあり方、研修がそういう形で行われて初めて本当の理解というものをみんなが得られるものだと私は考えます。
【次の発言】 別に変わった意見があるわけではございません。初中局長が答えましたのと同じように、私も、進路指導連絡協議会というからにはやはり進路指導を担当しておられる方々が集まって、真剣に積極的な研究、研さんをなさっていくのが正しい姿だろうと思います。もしも中西委員……
○砂田国務大臣 このたび、政府から提出いたしました著作権法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、許諾を得ないレコードの複製からのレコード製作者の保護に関する条約の締結に伴い必要となる国内法の整備を図ることを目的とするものであります。 許諾を得ないレコードの複製からのレコード製作者の保護に関する条約は、いわゆるレコードの海賊版に対する国際的防止措置を講ずることを目的として、一九七一年に、ユネスコ及び世界知的所有権機関が中心となって作成されたものでありますが、わが国においても国内レコード製作者が海賊版レコードの横行により被害をこうむって……
○砂田国務大臣 このたび、政府から提出いたしましたオリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 オリンピック記念青少年総合センターは、昭和三十九年に開催されたオリンピック東京大会を記念し、この大会の選手村の施設を青少年のための宿泊研修施設として管理運営するために、オリンピック記念青少年総合センター法により、昭和四十年に特殊法人として設立され、自乗、その施設を青少年の研修活動のために提供するほか、一般の利用にも供してまいりました。 しかるに、近年の社会構造の急激な変化に伴い、青少年の学習要求は多様化、高度化し、これに対応し……
○砂田国務大臣 大変広範な御質問でございますが、基本的なことだけお答えをいたしておきたいと思います。 今日の青少年のあり方というものは、学校におきましても部活動等、ある時期よりははるかに活発な活動が行われ、また、青少年たちは学校だけが自分たちの生活の場ではありません、いま御指摘になりました家庭の中にもいろいろな問題もありましょうし、また、社会教育という言葉で呼べばいいかと思いますが、学校を離れての社会の中で各種各様の友達を求めながら、より活発な活動を今日の青少年はしているわけでございます。そして、その態様は非常に多彩なものになってきている。それはやはり近年の社会構造の急激な変化に伴ってのこと……
○砂田国務大臣 現行のオリンピック記念青少年総合センター法は、廃止のときには別に法律をもって定めると書かれているわけでございます。したがって、当委員会にオリンピック記念青少年総合センターを廃止する法案という形で提出をした次第でございます。
【次の発言】 新しく国立オリンピック記念青少年総合センターが誕生するわけでございますから、先ほどお答えをいたしましたことにそのことをつけ加えて提出をしたわけでございます。
【次の発言】 参議院で宮之原委員にお答えをいたしましたとおりの気持ちを、今日もなお当然持っております。
【次の発言】 現在の特殊法人オリンピック記念青少年総合センターの業務内容というものは……
○砂田国務大臣 前回の委員会で小川委員にお答えをいたしました、そのとおりでございまして、現在のオリンピック記念青少年総合センターがやっております事業、それはそっくり包含をしていくわけでございます。包含と申し上げておりますのは、これが国立になりました場合はなお一層より以上の事業をしなければならない、それは同センターを発展させていかなければならないと考えるからでございます。
【次の発言】 文部省の考え方を基本的にお答えをしたいと思います。
まず、私ども文部省としては、行政改革というものに絡めてオリセンをどう考えているか。私どもとしては、行政改革は行政整理だとは考えていないわけです。行政整理という……
○砂田国務大臣 国立オリンピック記念青少年総合センターにつきましての構想の概要を御説明申し上げたいと思います。 国立オリンピック記念青少年総合センターの事業、機構、定員、施設等について、文部省としては次のような構想のもとに、その充実、整備を図ってまいりたいと考えております。 本来、国立オリンピック記念青少年総合センターは、青少年及び青少年教育指導者その他の青少年教育関係者に対します研修を通じまして、そしてまた青少年教育に関する施設及び団体との連絡、協力並びに青少年教育に関します専門的な調査研究を行うことによりまして、健全な青少年の育成及び青少年教育の振興を図ることを目的として設立しようとす……
○砂田国務大臣 お答えをいたします。 共通第一次学力試験のことをまずお答えいたしますけれども、文部省が書いておりますむずかしい言葉を使わないで御答弁をしたいと思います。 入学試験の異常なゆがみということがどこから起こってきたか、高学歴社会でありますとか、いろいろなほかの要素もございますけれども、何年も繰り返しておりますうちに、受験者が多いものでございますから、だんだん試験の問題がひねくれてきだした。高等学校で勉強しております高校生が、高等学校の授業内容だけを完全にマスターしても、それだけでは解き切れないような問題が大学試験の問題に出てきだした。これはいかぬという昭和四十六年あたりからの反省……
○砂田国務大臣 お答えをいたします。 大学当局から文部省が承知をいたしております。大学の施設が占拠されておりますところは東京大学及び京都大学、この二校の国立大学、熊本大学におきまして、熊本大学の生活協同組合に対します施設の明け渡し問題があると承知をいたしております。 学内におきます学生によります暴力は、大学当局が把握いたしておりますものは、昨年の九月一日以降、国立大学におきましては十大学、二十四件、私立大学におきましては四大学で七件発生をいたしております。 文部省といたしましては、学園の秩序維持と暴力行為の根絶につきまして従前から通達を発し、あるいは学長会議等で趣旨の徹底を図る、あるいは……
○砂田国務大臣 お答えをいたします。 参議院で有田先生あるいは柿沢先生にも御答弁を申し上げたことでありますけれども、私はきわめて魅力的な御提案であると心得ております。ただ、御承知のように、たとえば小中学校、これは設置者は地方公共団体、市町村でございます。こういうところとの意思の疎通も図らなければなりません。いろいろな問題が前提にあるわけでございますけれども、現に西岡先生がいま御提案になりましたように、時代時代、これだけ変わってまいりました、文化国家を目指さなければなりませんから、小学校、中学校でもやはりそういう先生御提案のような学校ができていくことがまことに望ましい。当然やらなければならない……
○砂田国務大臣 もう正木先生御指摘のとおりに、用地の問題の絡まない一つの公共事業で私ども重点的に考えて取り組んだわけでありますけれども、従来危険校舎の建てかえを先生おっしゃるように四千五百点、豪雪地帯等で五千点ということでやっておりました。五カ年計画でやっておりましたのを何とか三年でこれをやり遂げられないかということで全国の市町村から意見を求めまして、三カ年計画ということで全国市町村から申し出を受けましたところ、市町村から申し出てまいりました危険校舎建てかえの三年計画の総量を計算をいたしましても、私どもが五千五百点に上げた場合の面積、それと比べますと八〇%しか市町村から出てまいりませんでした。……
○砂田国務大臣 二見委員から非常に多岐にわたる御質問でございます。簡略に扱うべき問題ではありませんけれども、時間もございませんので、できるだけ簡略にお答えをいたしたいと思います。 御指摘の点は、これは余りにも学歴偏重しております社会のあり方にも事は発しております。大学の入学試験の問題にも原因がございます。各種各般の原因がございますけれども、一番大事なことは、やはり小学校の低学年、中学の低学年で基礎を、基本をしっかり身につけるいとまなしに、詰め込み主義といいますか、余りにもたくさんのことを教え込もうとしていたいままでの学習指導要領、教育課程に問題があることには間違いないと思う。 そこで、学習……
○砂田国務大臣 お答えいたします。 大学は、学問研究と教育の場にふさわしい静穏な、そして自由な環境を確保する、そして充実した教育、研究を活発に展開して初めてそこにこそ真の学問の自由もあり、それこそ、そのものが学園の自治、そういうふうに私は信じております。これは奥野先生御指摘のとおり私も同様に考えるものでございますが、最近では大学は、一般的に申しますとおおむね平穏な状態にはありますけれども、しかし一部におきましては、奥野委員が御指摘のように、表面まことに平穏な状態に見えますけれども、一部の過激派学生の要求に妥協することによって平穏を確保している、こういう事態がありますことを承知をいたしておりま……
○砂田国務大臣 給食の関係も、ほとんど農林大臣からお答えをいたしたとおりではございますが、学校数で申しますと、五十一年に三六・三%程度の普及率でありましたのが、五十二年は五八・三%まで普及率が高まってまいりました。大変順調に伸びているところでございます。精米消費量も、児玉委員御指摘の大体あの数字のとおりに伸びてきております。今後私どもといたしましては、施設、設備、これの整備と懸命に取り組みまして、なお一層の消費拡大を学校給食の場でも図ってまいりたい、かように考えるわけでございます。 もう一つ、やはりどうしても克服しなければなりませんことは、市町村へ参りますとこれの人件費がなかなか問題でござい……
○砂田国務大臣 私立大学の付属病院は、やはり教育、研究を私どもは主力と考えております。しかし、それでは診療は全く重要視しないのかと言えば、それはそうではない。やはりこれは御理解いただいていると思いますが、教育、研究、診療それぞれ相絡み合っていることでございまして、文部省といたしましては、教育、研究に重点を置いて指導助言をしているわけでございますけれども、病院の経営面に絡んでまいりますような差額ベッド等のことについては、厚生省に御指導いただいているところでございます。
【次の発言】 現在、東京女子医大の例をお引きになったわけでございます。その実情を私も承知をいたしました。私立の医科大学の付属病院……
○砂田国務大臣 お答えいたします。 文部省におきましては、一般の財形貯蓄は行っておりますけれども、財形住宅貯蓄は現在のところ行っておりません。これは職員たちに宣伝もいたしましたけれども、職員の中から希望が出てまいりませんでした。なぜ希望が出てこないかということも調べたのでございますけれども、一般財形貯蓄を行っておりますと、そこから持ち家融資が受けられる、住宅金融公庫からの融資も併用して受けられる。財形住宅貯蓄は、先ほど労働大臣が答えましたような、積み立てが終わってから二年以内ということに縛られるのがいやだという意見が職員の中に大変強いようでございます。そういうことから、別の融資を受けて、この……
○砂田国務大臣 来年の四月一日から養護学校が義務化をいたすわけでございます。いま先生御指摘になりましたかわいそうなという気持ちではなくて、そういう残念な障害を受けている子供たちがどう発達していってほしいか、だれもが同じように願うことでございますから、そういう立場で私ども準備を進めているところでございますが、いまおっしゃいました制度といたしましては、設置義務と通学義務と、この二つの義務が教育基本法では明確になっているという理解のもとに準備をいたしているところでございます。 ただ、いま委員が御指摘になりました非常に例外的なレアケースのことを、こういう場合はどうなるかという御議論があったわけでござ……
○砂田国務大臣 お答えいたします。
昭和五十三年度の国立学校の授業料改定をいたしましたその増収分が四十七億三千七百万円、検定料の改定によります増収分が十三億七千四百万円、合わせますと六十一億一千一百万円の増収を予定いたしております。
【次の発言】 御指摘の点が二つございました。
一つは、三割近い大学卒業生の就職がことしもできてないではないかという点でございます。これは文部省が今月、二月に大学卒の就職率を七二%と発表したわけでございます。しかしその残りの二八%と申しますのは、進学者が四・八%、家業を継いでいく、外へは就職しないというが方一一・一%、学校等に就職の希望等の申し出がない、あるいは……
○砂田国務大臣 基礎医学にもっと力を尽くすべきだという先生の御意見には私も同感でございます。 勉強機会を提供するという観点から申しますと、文部省といたしましては、昭和五十年、大学の設置の基準を改正をいたしましたときに、特に臨床医学とともに基礎医学の講座数をふやしてまいりました。特に授業時間の総数につきましては、従来、基礎学問の時間が少なくて臨床学問の時間が多かった、これらの点の改善をすでにやったわけでございます。大学院におきましても、講座の壁を越えて、基礎医学と臨床医学との間の一体となった教育を行えるような、そういう編成にするべきこととして、今日の医科大等の設置はその基準の範囲の中で認可を許……
○砂田国務大臣 安宅委員は、もう学校給食に導入しました米食の回数その他御存じでございますから、省略させていただきます。 米飯給食の回数につきましては、最終的には学校給食の実施主体であります学校設置者が判断すべきことでございます。文部省といたしましては、当面、主食としてパン、米飯、めんなどという食事内容の多様化ということで、設置者を初め各給食関係者に働きかけて同意を得て実施をしているところでございますので、御指摘の、いま直ちに五回というようなことには大変困難な事態がございます。
○砂田国務大臣 政府が招待をいたしました中国の教育代表団、十月の三日に日本に見えましてきょう離日されるわけでございます。実務者の協議を、二度にわたりまして相当長時間やってまいりました。もう各論の段階に入っております。お互いに、これから長期間にわたります日中の親善友好のために必要であるとか、そういう総論の段階でなくて、各論の段階に入ってまいりました。判明をいたしましたことは、中国の日本に留学生を送りたいという御希望は、大体二つの点が明らかになってまいりました。一つはできるだけ早く送りたい。それは大学院におきます中国の言葉で進修生という言葉を使っておる、これはわが国で言えば研究生に当たるわけでござ……
○砂田国務大臣 教員の給与につきましては、人材確保法に基づいて昭和四十九年以来数次の改善をしてきたわけでございます。今回、その最終的な措置として所要の改善を加えるようにと人事院から勧告をいただいたわけでございます。教員の給与につきましては、人材確保法の精神というものは今後も生き続けるわけでありますから、その趣旨に即した優遇措置が将来とも確保されていくように私どもとしては努力してまいる所存でございます。 それから教員と行政職等、他の公務員との比較ですが、これは給与法とも異なりますので、単純比較がなかなかむずかしい点がございますけれども、たとえばことしの八月十一日付人事院勧告によります改善後の給……
○砂田国務大臣 免許外教員というあり方はできるだけなくしていく方向で私ども努力をしなければならないと考えております。 いま初中局長からも、また人事院からもお答えがありましたように、教員配置の問題も絡んでいることでありますから、文教委員会でもうすでに何度か小川委員も御指摘になったことでありますが、ことしの五月一日現在で悉皆調査をいたしております。そのことも小川委員御承知のところでありますが、その調査内容の一つに、免許外教員のあり方をミクロでも調査をしているところでございます。この悉皆調査で現状を正確にミクロでも把握をいたしまして、今後の教員の定数改善の長期計画の中でやはり検討しなければならない……
○砂田国務大臣 私が教育勅語を議論の対象にして日本記者クラブでお話しをしたのであれば、中西委員の御指摘のような反省を改めてしなければならないと思います。しかし、私はこういうことを述べたのです。今日もいささかも変わりません。教育勅語発布以来、戦前戦中を通じて戦争が終わるまで、日本の教育の中心に教育勅語が据えられておりました。歴史的事実でございます。昭和二十三年に教育勅語が衆議院、参議院、両院でそれぞれ排除、失効の手続がとられ、まさに排除、失効された。そして自来日本の教育の中心は憲法、教育基本法をその根幹に置いて進めてきたということも十分承知の上での話でございます。教育勅語がどうであるとか、教育勅……
○砂田国務大臣 昭和五十三年度におきます授業料、入学金加えました学校への納付金は、五十二度と比較をいたしますと、国立大学で四〇%、公立の高等学校で三五%、公立幼稚園で二一%。私立学校につきましては平均額で、大学一七%、高等学校一二%、幼稚園で八%増加をしております。 父兄負担の軽減につきましては、公費をもって負担をするべき学校経費についての父兄負担解消のための施設設備費でありますとか、教材費の国庫負担の増額等取り組んでまいりましたので、義務教育の小中学校の公費をもって負担するべき経費で、PTA等の寄付金等によるものは逐次減少傾向にあります。幼稚園の入園料、保育料等、これは御承知の就園奨励費等……
○砂田国務大臣 お答えいたします。 大変たくさんな御質問で、できるだけ急いで、かいつまんでお答えをしたいと思いますが、国際社会に通用するマナー、言葉、大変重要なことでございます。従来、日本の外国語教育、特に英語ですけれども、読むこと、書くことを重点にしてまいりました。それはそれでやはり歴史的な経過があったと思うのです。外国から学ぶ学問、それを日本語に直して理解をする、そういうことで日本の今日の学術水準というものを確保してきた。そのこと自体、私は間違ったやり方だったとは思いません。しかし、これからはそれだけであってはならないのであって、学校におきます読むこと、書くことだけの英語ではなくて、話す……
○砂田国務大臣 前の国会で川俣議員から御指摘もございました。私、お答えをいたしたわけでございますが、いまお話しの通達の前に、やはり政令改正を当然いたさなければなりません。すでに政令の改正をいたしました。そして、健康診断の時期を繰り上げますとか、現在の養護学校ではなくて通常の学校に在校をしている障害を持ったお子様を、事情があったり、教育上差し支えないというふうに教育委員会が認める場合には、いままでどおり通常の学校に通学をさせることは構いません、そういう政令の改正をいたしました。そして、引き続きまして保護者の意見をよく聞いて、専門家から成ります指導委員会に諮問をして、適切な就学指導を行いますための……
○砂田委員 第二分科会における審査の経過について御報告いたします。 本分科会においても同様に四日間審査を行い、昨日終了いたしました。 質疑の主なものは、まず、外務省関係では、日米貿易摩擦への対応、対ソ外交の姿勢と経済制裁、在外公館の情報収集能力の向上と館員の健康管理、海外の子女教育及び海外勤務者に対する医療の充実、竹島の返還と安全操業、韓国に収監されている在日韓国人政治犯の救済、タイ国軍用機の日本国内での修理実績と武器輸出三原則、韓国、トルコ、オーマン、インドネシア等に対する経済協力、技術協力のあり方等であり、 次に、大蔵省関係では、所得税減税の実施、内職収入への課税のあり方、中小企業の……
○砂田委員 第二分科会における審査の経過について御報告いたします。 本分科会においても同様に三日間審査を行い、本日終了いたしました。 質疑の主なるものは、まず、法務省関係では、少年非行対策と更生保護行政、保護司に対する実費弁償金等の改善、ロッキード事件で受領した金銭の使途並びに榎本被告の法廷外発言問題、潜在不法入国者と入国管理のあり方、外国人登録法の指紋押捺義務等に対する見解、国籍法改正に伴う法制審議会国籍法部会の中間試案をめぐる諸問題、協定永住者を中心とした在日韓国人の法的地位の整備、同和対策と人権問題等であり、 次に、外務省関係では、米・ソ核軍縮交渉と諸外国の動向、ヤルタ会談の国際法……
○砂田分科員 私は貿易政策について、三十分しか時間をいただいておりませんので、簡単に質問をしてまいりたいと思います。 まず通産大臣に伺っておきたいと思うのですが、最近まできわめて順調に伸びてまいりましたわが国の輸出が、昨年の秋口からたいへん鈍化をしてきておることは御承知のとおりであります。低圧経済が超低圧経済にならないように、下ささえしてまいりましたのは経常収支の黒字であります。資本収支残もマイナスでありますし、貿易外収支も当分これは黒字を望めない。したがって、今日ほど輸出振興に政府が力を尽くさなければならない時代はかってなかったのではないか。通産大臣も相当な決意をもってこれに対処していこう……
○砂田小委員 ただいま伊黒さん、南洞さんから両連盟の選手強化のいろいろな御計画を伺いまして、札幌へのオリンピック招致がきまりましてまだ日がございませんのに、着々と準備を進めておられるように伺って、たいへん意を強くいたしました。 実は、私ども当委員会の委員全員がそうでございますが、札幌にオリンピックの招致ができた、それのいろいろな施設等をやっていくことについては、これは急がなければなりませんけれども、まだ四十二年度予算から出発していってもいいんじゃないか、東京オリンピックもせっかくあれだけ成功したのですから、札幌オリンピックもりっぱなオリンピックとして成功さしたい、そういう気持ちが非常に強うご……
○砂田小委員長 これより小委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、消費者問題に関する小委員会の小委員長に就任することになりました。小委員各位の御協力を心からお願い申し上げます。
それでは、消費者問題に関する件について調査を進めます。
ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。
先般、理事懇談会におきまして戸叶委員長が御提案になりました消費者の保護及びその対策等の諸問題について、本日は各党から、また、各委員から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと思います。
つきましては、この際、戸叶委員長がお見えでございますので、まず委員長から……
○砂田政府委員 いま御要求の資料、できるだけ取りそろえてお出しをいたします。 細谷先生のお話で、いま何か少し説明をしておくことがあればという地下鉄の問題でございますが、三大臣の覚書はこれも資料としてお出しいたします。ただ、先般運輸省で従来の運輸省方式の予算要求を数字をかさ上げして出すというようなことが新聞にちょっと出ておりましたけれども、私ども聞いておりますところでは、運輸省が検討をしている段階で、検討段階での話が新聞に出たようでございます。三大臣の覚書もあることでございますから、大蔵、自治、運輸三省で事務的にこれから相談をして詰めていかなければならないことでございます。めどは、すでに概算要……
○砂田委員 私が伺いたいと思いますことは二十分もかかりません。二、三問だけでございます。 まず、最初に伺っておきたいと思いますことは、建設省からいただいておりますこの法案の第二十九条第八号に、「長大橋の建設並びに長大橋に関する調査、測量、設計、試験及び研究」、こういう仕事を公団がなさることになっておりますが、とりあえずの公団のお仕事はここから発足なさるのだろうと思うのです。そこで、次の第三十条に、建設大臣は基本計画を定めて、これを公団に指示する、運輸大臣も同じくということがきまっておりますけれども、この基本計画の中には、前条にある調査、測量、設計、研究というものは含まれてない、調査、測量等は……
○砂田委員 まず、総理にお伺いをしておきたいと思いますが、最近の消費者物価動向について、総理は、これをどう把握しておいでになりますか、総括的にお答えをちょうだいしたいと思います。
【次の発言】 二月十二日付けで、経済企画庁が月例報告を発表なさいました。四十五年の消費者物価は、総合で対前年度比、残念ながら七・七%も上がっている。この企画庁の月例報告によりますと、中小企業性の製品の八・三%、サービス関係の六・九%などもその押し上げの要因になっておりますけれども、特に農水畜産物の一〇・九%、そのうち生鮮食料品が一六・八%、このアップが最も大きな原因になっているとされているわけでございます。
この生……
○砂田政府委員 このたび総務副長官に就任をいたしました砂田重民でございます。総務長官の意を十分身に体しまして、懸命に働いてまいる決意をいたしておりますので、当委員会の委員長をはじめ、委員の先生方の御指導をよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
○砂田説明員 先生御指摘の地位協定にからみます軍用地を継続して使用をする、これの立法化が必要であるかどうかという問題、さらにその問題について総理府で考えておりますいろいろな、先ほどの先生の表現を借りますならば、暫定措置法、これを一つに合わせた法律が可能であるかどうか、別個にするものであるか、その点についての御質問だったと思いますが、総理府といたしましては、沖繩の振興、開発等にからみまして、私どもで準備をいたしております暫定措置法には、どうも一緒にするのになじんでこないのではなかろうかというふうに私どもは考えております。ただ法律立法技術的な問題もあることでございますから、施設庁並びに法制局とただ……
○砂田政府委員 ドルに対する円価値と申しますか、円に対するドル価値、これの変動が沖繩住民の皆さんに与えました影響というものは、本土における国民の立場と全く質の違う状態であることは、深刻さもまるっきり違う状態であることは、御承知のとおりでございます。そういうことから、復帰前三百六十円交換というのがいまだに引き続いてあるわけでございます。経営者にいたしますと、三百六十円読みかえの賃金を復帰後も支払いつつ経営基盤が確立できるように、働いておられる人たちは、復帰後も、三百六十円で、読みかえたいまの受け取りドルでの賃金というものを期待をしながら、各職場といいますか、各階層といいますか、いずれからも、非常……
○砂田国務大臣 昭和五十三年度文部省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、文部省所管の一般会計予算額は三兆六千百七十四億千六百万円、国立学校特別会計の予算額は一兆九百八十二億六千九百万円でありまして、その純計額は三兆八千八百四十三億九千六百万円となっております。 この純計額を昭和五十二年度の当初予算額と比較いたしますと、五千百八十一億千三百万円の増額となり、その増加率は一五・四%となっております。また、一般会計予算額の増加率は一五・二%であります。 何とぞ、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 なお、時間の関係もございますので、お手元に配付してござい……
○砂田国務大臣 出さないという方針を決めているわけではありません。昨年もそうでありましたように、日本フィルに対しまして補助金を出したい、こういう気持ちで基本的におります。ただ一つ、これはもう木島先生よく御承知でございますが、困っておりますことは……(木島委員「それは弁解だよ」と呼ぶ)いや、ちょっと待ってください。御承知のようにフジテレビ等と訴訟になっております。その訴訟内容にちょっと困っておる。それは雇用契約関係存在確認等請求の裁判になっておるものですから、日本フィル側がこの裁判で勝ちますとフジテレビの社員になるわけでございます。そのことを訴えておられるものですから、日本フィルの皆さんがフジテ……
○砂田国務大臣 まことに心の痛む問題でございます。御指摘のとおり、そういう非行が年齢層がだんだん下がってきているということも御指摘のとおりでございます。短い時間のことでございますから、学校でどういうふうに性教育を行っているかということをまずお答えを申し上げたいと思います。 学校教育におきます性教育は人間尊重という精神を基盤といたしまして、心身の発達段階に応じた性に関する科学的な知識を生徒に与える。生徒が望ましい生活態度を身につけて異性の特性や立場を理解して健全な異性観を持たせること、これに基づいた望ましい行動がとれるような指導をすることを目的といたしておりまして、理科、保健体育、特別活動等、……
○砂田主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました。何とぞよろしくお願い申し上げます。
本分科会は、外務省、大蔵省及び文部省所管について審査を行うことになっております。
なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭に聴取いたします。
昭和五十七年度一般会計予算、昭和五十七年度特別会計予算及び昭和五十七年度政府関係機関予算中文部省所管について、政府から説明を聴取いたします。小川文部大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま小川文部大臣から申し出がありましたとおり、文部省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省……
○砂田主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
昭和五十七年度一般会計予算、昭和五十七年度特別会計予算及び昭和五十七年度政府関係機関予算中大蔵省所管について政府から説明を聴取いたします。渡辺大蔵大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま渡辺大蔵大臣から申し出がありましたとおり、大蔵省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、日本専売公社の事業のうち、たばこ事業につきましては、昭和五十七年度の製造たばこ国内販売数量……
○砂田主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
昭和五十七年度一般会計予算、昭和五十七年度特別会計予算及び昭和五十七年度政府関係機関予算中、外務省所管について質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小川国彦君。
【次の発言】 これにて小川国彦君の質疑は終わりました。
次に、土井たか子君。
【次の発言】 これにて土井たか子君の質疑は終わりました。
次に、竹本孫一君。
【次の発言】 これにて竹本孫一君の質疑は終わりました。
次に、佐藤誼君。
【次の発言】 これにて佐藤誼君の質疑は終わりました。
次に、楢崎弥之助君。
○砂田主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
昭和五十七年度一般会計予算、昭和五十七年度特別会計予算及び昭和五十七年度政府関係機関予算中文部省所管について、前回に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。清水勇君。
【次の発言】 これにて清水勇君の質疑は終わりました。
次に、辻第一君。
【次の発言】 これにて辻第一君の質疑は終わりました。
次に、草川昭三君。
【次の発言】 これにて寺前巖君の質疑は終わりました。
次に、武田一夫君。
【次の発言】 これにて武田一夫君の質疑は終わりました。
午後一時三十分に再開することとし、この際、休憩いた……
○砂田主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
私が本分料会の主査を務めることになりました。何とぞよろしくお願い申し上げます。
本分料会は、法務省、外務省及び大蔵省所管について審査を行うことになっております。
なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭に聴取いたします。
昭和五十八年度一般会計予算、昭和五十八年度特別会計予算及び昭和五十八年度政府関係機関予算中外務省所管について、政府から説明を聴取いたします。安倍外務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま安倍外務大臣から申し出がありましたとおり、外務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明は省……
○砂田主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
昭和五十八年度一般会計予算、昭和五十八年度特別会計予算及び昭和五十八年度政府関係機関予算中法務省所管について、政府から説明を聴取いたします。秦野法務大臣。
【次の発言】 以上をもちまして法務省所管についての説明は終わりました。
【次の発言】 この際、分科員各位に申し上げます。
質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、政府当局におかれましても、質疑時間は限られておりますので、答弁は簡潔、明瞭にお願いいたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許し……
○砂田主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
昭和五十八年度一般会計予算、昭和五十八年度特別会計予算及び昭和五十八年度政府関係機関予算中大蔵省所管について、政府から説明を聴取いたします。竹下大蔵大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま竹下大蔵大臣から申し出がありましたとおり、大蔵省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 以上をもちまして大蔵省所管についての説明は終わりました。
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