このページでは細谷治嘉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。細谷治嘉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○細谷委員 十一月の九日の午後三時十五分、その規模において、あるいはその悲惨さにおいて、かつてないような爆発が三池炭鉱の三川鉱で起こったのでございますが、たくさんの死傷者に対して心から哀悼の意を表しますとともに、現在入院中の方々が一日も早く全快されることを心から祈っております。この問題につきましては、一昨日の本会議で多賀谷議員から緊急質問があったのでありますが、政府答弁についてはきわめて抽象的で不徹底な点もございますので、具体的な若干掘り下げた質問をいたしたい、こういうふうに思っております。まず第一番に、どういう原因で爆発が起こったのか、その責任の所在はどうなのか、こういう点でございます。現在……
○細谷委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党の三党を代表いたしまして、ただいま提案されました炭鉱災害防止に関する決議案に、賛成の討論をいたしたいと存じます。 去る十一月九日午後三時十二分、三井三池炭鉱の三川鉱が大爆発を起こし、史上第二といわれる大災害を惹起いたしました。これによる死者ほ四百五十八名に達し、現在入院中の患者は二百八十一名にも及んでいるのでございます。ところが、さらに一カ月後の十二月十三日午後十一時二十分ごろ、田川市の上尊鉱業の糒炭鉱が爆発を起こし、死者十名、重傷一名を出したことも、すでに御承知のとおりであります。 私は、まずこの爆発によって殉職されました多数のみたまに……
○細谷委員 きわめて事務的な質問と、それから資料をお願いしたいと思うのです。 第一は、天日さんですか、きょういただいた資料の四ページ、貸し出しの条件、二年据え置きで三年償還とあるが、利子はどのくらいですか。 それから、鉱害のほうの六ページの表があります。年度、全事業量、無資力復旧工事、割合とあって、四十三年になりますとこの割合が五三・一%になっておるのですが、全事業量は半分になっておる。鉱害は全事業量が減るどころでなくてふえなければならぬのに、どうしてこういう数字になったのか、あるいはこれは私の思い違いかもしれませんが、その点を伺いたい。 それからお願いしたい資料は、天日さんにお願いした……
○細谷委員 せんだって参考人からいろいろな問題についてお聞きしたわけでありますけれども、私は鉱害問題と保安の問題について若干質問をいたしてみたいと思います。
まずお伺いしたい点は、この無資力、無権者の鉱害というものが非常に大きな問題となっておるのでありますけれども、せんだって三村参考人のお話、あるいは福岡県の鉱害課長等のお話によりますと、約五十億円程度あるんではないか、こういうお話を承っておるのでありますが、当局としてどういうふうに把握しておるのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 せんだっては五十億と言いますし、私がいただいておる資料等によりますと四十六億という数字がありますし、ただい……
○細谷委員 私もいろいろな問題について、たとえば振興計画そのものについて、あるいは事業団のあり方について、あるいは石炭そのものの計画、見通しについて聞きたいわけですが、時間がございませんから、先ほどの井手委員の質問に関連してごく限った点について一、二御質問したいと思います。 せんだってもちょっとお伺いしたのですけれども、産炭地というのは、ある意味では、低開発とか、あるいは離島の問題とか、あるいは奄美大島の振興計画の問題とか、あるいは新産都市という問題とは違っておるのですね。それらは、低い水準にあるのを何か上げようと、こういうところにねらいがあるわけです。産炭地の問題いうのは、どんどん奈落の底……
○細谷委員 私は鉱山保安法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 まず、昨年の十一月九日の三池の大災害、期せずして同日に起こりました鶴見の国鉄事故、引き続いて十二月になりますと田川の上尊鉱業の糒炭鉱の爆発事故、最近はまた日炭高松の第二坑の爆発による事故、あるいは常磐炭鉱の事故、こういうふうに炭鉱災害というのが現実に引き続いて起こっておるが、一向これが改善された現象が見当たらない。こういうような労働災害の実情と、また半面交通災害等続発していると言ってもよろしいわけでございますが、こういうように質的にも量的にも災害が増加しておる。一体この理由はどこにあるのか。これは大臣にお尋ねするのが……
○細谷委員 関連して。いまの火源、これは非常に問題で、密閉したので確認できないということはわかりますけれども、それならば昨年の十一月九日の原因、火源ははっきりいたしておりますか。この特別委員会でも、やはり原因を調査するということが一番大切な点だ。原因を明らかにすることなしに対策は講じられない。今回の火災も、これは爆発と変わりないのです。もし爆発条件があったら、これはもう爆発しているわけです。前回の経験が生きておるところもありますけれども、依然として本質的な点は直っておらぬ、こう判断せざるを得ないのです。それでは十一月九日の火源は何であったか、これをお尋ねします。
○細谷委員 前会、鉱山保安法の問題について御質問申し上げたわけでありますが、いろいろと答弁いただきましたけれども、きわめて不満足な点がございますが、きょうは残りの部分について若干質問をいたしたいと思います。 まず第一番にお尋ねいたしたい点は、三十七年の二月二十日に、鉱山保安法改正委員会が「鉱山保安法改正についての中間報告」というものを出しておりまして、いわゆる一次の答申でありますが、これに「請負に関する規制」というものがございます。これに基づきまして法が改正されまして、新しく二十三条の二というのが入ったわけでございますけれども、この答申の中でも、「請負の関係する災害で、世間の注目を引くものが……
○細谷委員 青山先生にお伺いしたいと思います。 第一点は、いまの問題に関連するわけですが、先ほど瓜生参考人のおことばの中に、保安という問題は生命に関する問題で、やはり非妥協の態度で貫かれなければならぬ、こういうおことばがございました。しかし現実問題としては、経営者なりあるいは労働者の立場というものがあって、中央協議会等なかなかむずかしい問題があろうかと思います。やはり第三者といいますか、先生は第三者の立場と見ておるわけですが、今度三池災害の問題を契機としてこういう法律が出たのですけれども、三池災害を契機として問題をとらえていった場合に、ただ労、使、第三者という中で話のまとまったものだけで、こ……
○細谷委員 若干重複する点があるかもしれませんけれども、二、三の点について御質問したいと思います。 けさの新聞を見ますと、先ほどいただきました物価安定に対する具体策に関連いたしまして、こういうことが載っておるのですが、運輸省の関係で自治省は知らぬとおっしゃるかもしれませんけれども、閣議了解二十四日に基づく措置で、ハイヤー・タクシー、三十キロ未満の定期路線バス、貸し切りバス、定期トラックなど、地方陸、海運局長がきめていた運賃も、本省の承諾がない限り値上げできないことになった。かなり中央に権限を、いわゆる本省の指示というものが決定的になってきたわけでありますが、こういう問題について、この運輸省通……
○細谷委員 同定資産税の評価の問題について、若干さかのぼる点もあるかと思いますけれども、御質問申し上げたいと思います。
第一にお聞きいたしたい点は、固定資産の評価が土地と家屋、償却資産との間に著しい不均衡であるということが第一の理由になっておるわけでありますけれども、二十五年にこの税が創設されて、どうして不均衡が生じたのか。当時は不均衡でなかったのでありますが、どうして不均衡になったのか、まずこの点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 当初バランスのとれておったものが、自治省が評価の基準あるいは平均の価額というものを示すわけですけれども、どうして土地、特に宅地においてついていけなかったの……
○細谷委員 きょう提案されました地方交付税法等の一部を改正する法律案について、次のような資料を審議の必要上お願いしたいと思います。 第一は、単位費用の改定が行なわれるわけでございますが、その改定のよってきたる計算内容、これを費目ごとにひとつ具体的に示していただきたいと思います。 第二は、費目別の基準財政需要額の増加額、こういうものが付表についております。それの積算された内容、これをお願いしたいと思います。 第三は、いろいろな補正係数、補正が行なわれるわけでございますが、一二十八年度の実績からいきますと、この補正によってかなりの激変が起こっておるのが随所に見受けられます。そういう激変が起こ……
○細谷委員 地方交付税の総額の特例に関する法律案につきまして、若干御質問をいたしたいと思います。 この提案理由の中に、「特別交付税の総額も昨年度に比べかなり増額されている」ということがあげられております。もう一つ、「災害等新たに緊急の財政需要を生じない限り、」こういう理由もあげられておるわけでございますけれども、特別交付税の総額というのは、昨年と比べますと一割強、厳密にいいますと五十億円足らずの増額でございますが、これで十分だとお考えになっておるのか、あるいは災害等新たな緊急の事態ということでありますが、あとで質問があるかと思いますけれども、部分的でありますが豪雪等が起こっております。あるい……
○細谷委員 けさほどお願いしておりました資料をいただいたので、十分勉強しておりませんので、たいへん恐縮でありますけれども、交付税の問題について若干御質問をいたしたいと思います。
まず第一番にお尋ねいたしたい点は、三十九年度におきまして、市町村における基準税率を百分の七十から百分の七十五に変えて、市町村間の財源の均衡化を一そう推進するということでございますが、これによって三十八年まで交付団体であったものが、不交付団体になると考えられる市町村数はどの程度になるか、まずお尋ねしたい。
【次の発言】 五%の引き上げといいますと、一億円にいたしますと五百万円ですか、そういうかっこうになってくるわけであ……
○細谷委員 私は地方税法の一部改正の問題について質問をいたしますが、その前に、午前中の質問におきまして、千葉委員から個人事業税の問題について、三十四年に改正された免税点あるいは税率ということで軽減措置をとったということでありますが、具体的にどういう軽減が行なわれたのか、年次を追うた資料を次の委員会までに出していただきたい、こういうふうに思います。よろしくお願いいたします。 ところで、地方税法の問題でありますが、まずお尋ねいたしたい点は、今度の改正による減税は画期的だということをせんだっての委員会で細郷局長から説明があったわけでございますが、これを見てみますと、地方税全体といたしましては増収額……
○細谷委員 奄美大島の振興計画の問題につきまして、すでに多数の委員の方から御質問があったわけでありますが、重ねて御質問をいたしたいと思います。
まず第一にお伺いいたしたいことは、この復興計画の財源内容のうち、特に一般財源三十二億六千九百万、この内訳はどうなっておるのか、これをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この団体というものはどういうものか、少し……。
【次の発言】 そこでお尋ねいたしたい点は、今度の振興計画によりますと、三十九年度五億二千万円という一般財源になっております。この内訳はどうなりましょうか。
【次の発言】 もう一度お願いします。五億二千万よりオーバーしている。
○細谷委員 関連。問題は、附則の四十三では三十八年一月二日からになっておる。附則の四十四では三十九年一月二日からになっておる。一年間ずれておる。附則の四十四というのは中高層耐火の住宅なんです。そうしますと、新築住宅については附則の四十三、四十四との間に一年間ずれておる。四十四のほうはどうするのかといったときに、通達でいくと言うのでしょう。通達でいくということになると公団住宅なんかにかかってくる。中高層のものは一年間おくれるということになる。これを救済してやるのがほんとうじゃないか。したがって四十四という一年間ずれておるのは、四十三のほうで処理するのか。四十三で処理するということをはっきり答えて……
○細谷委員 私は予算の問題と、その他消防について若干お尋ねをいたしたいと思います。
まず第一番にお尋ねいたしたい点は、消防組織法の二十四条の一項は、どういう精神なのかお尋ねします。
【次の発言】 二十四条の第一項は、「消防及び警察は、国民の生命、身体及び財産の保護のために相互に協力をしなければならない。」こうありまして、第二項は、「消防庁、警察庁、都道府県警察、都道府県知事、市町村長及び水防法に規定する水防管理者は、相互間において、地震、順風、水火災等の非常事態の場合における災害防禦の措置に関し予め協定することができる。」こう書いてございます。これからいきますと二十四条の第一項は、いま長官が……
○細谷委員 私は地方交付税法等の一部を改正する法律案と地方財政計画等の関連におきまして君子の質問をいたしたいと思います。特に前回、府県関係の交付税について主として御質問いたしましたので、今回は市町村の単位費用等を中心といたしまして御質問したいと思います。 順序が若干変わってまいりますけれども、厚生省の公衆衛生局長さんがお見えになっておるようでありますから、日本住血吸虫病の問題についてまず御質問をしたいと思います。 昭和三十二年に寄生虫病予防法の一部が改正されまして、それに基づいて十カ年計画で予防対策、こういうものが講じられてまいったのでございますが、その十カ年計画が三十八年でどの程度進んで……
○細谷委員 先ほど関連質問でお聞きしたいと思ったのですが、議面の前において示威行進をやった、そういうことが逮捕の原因になったということですが、当時の現況をごらんになっていらっしゃいますか、お尋ねします。
【次の発言】 私は当時議面の階段の中段において見ておったようですけれども、街路樹に沿うて歩いてきたのですが、若干それは騒々しくなったようでした。議面の前に国会議員が並んでおって、請願者がまとまって列が少し曲がって来たのです。そのときに、やあっと警官が割って入ったのです。ですからこれはむしろ挑発しているのじゃないかというように私には受け取れたのですが、その辺の報告は受けておりませんか。
○細谷委員 まず第一にお尋ねいたしたい点は、区長の選任の問題についてであります。
地方制度調査会の三十七年十月一日の答申によりますと、いろいろな議論があったわけでございますが、一長一短がある。こういうことで今回はそれに触れないということにいたしておるようでございます。この答申を見ますと、一番基本的な点に触れないで、そしていろいろな点を答申は、書いてあるわけです。それをどうしてうのみにされたのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 昭和三十四年の知事の選挙の際に、都の知事は区長の公選ということを公約されたことを御存じですか。
【次の発言】 三十七年の九月に都制調査会のこの問題に対する答申があ……
○細谷委員 まずお尋ねいたしたい点は、道路交通法の改正が三十五年に行なわれたと記憶するのでございますけれども、法改正をいたして、その実績はどういうふうにあがったのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 実績は上がった、こういうお話でございますけれども、現実には、交通の混乱というものは一そう激しくなっておる。試みに統計を見てみますと、昭和三十四年には、自動車千台当たりの事故というのが六〇・二件、こういうものであったわけでありますけれども、三十五年には一一六・四件、こういうふうにふえております。実際にこの道交法が活用し始めたのは三十六年と申してもよろしいかと思うのですが、二、十六年は一〇二・三件……
○細谷委員 関連して。先ほど安井委員から、そしていまも大臣の答弁があったのですけれども、地方制度調査会の非常にいいところには、プラスアルファをつけて結論を出しております。ちょっと都合の悪いところは無視しているという感がするんですが、それに関連して一つお尋ねをしたいのです。この中にこういうのがあるのです。「都には高度の財政需要があることにかんがみ、一般の地方公共団体に与えられている財源を特に削減する等の措置は、この際これを取止めることとするとともに、首都の公共施設の整備のため地方債の枠を拡大してぼう大な需要に対応する財政上の特別の配慮をすることが必要である。」こう書いてあります。地方債計画を見ま……
○細谷委員 まず自治大臣にお伺いしたいと思います。 三十九年の五月八日の夕刊に、「不当支出公表せよ福岡県財政ヤリ玉に」という見出しのもとで、次のような記事が載っております。「赤澤自治相は八日の閣議で地方議員の報酬値上げ問題に関連し「最近、地方自治体の財政がズサンである」と述べ、自治省がこのほど行なった調査結果を報告した。これによると山梨、福岡県はとくに財政のズサンさが目立ち、福岡県の場合、日教組に二、三億円の県費を出しており、また山梨県では」云々という記事が載っております。このほど行なった調査に基づいて、その内容としてそういう報告がなされたということでありますが、事実かどうか、まずお尋ねいた……
○細谷委員 私はこの前、時間の関係で途中で切っておりますし、さらにその節お願いしました資料もありますので、それらについて若干質問したいと思います。 まず第一番に御質問したい点は交通信号機の設置の問題でございますが、三十九年度の設置予定数は五百二十という数でありまして、既設のものを加えますと、三十九年度末には四千三百九十二、こういうことになる見込みだということでありますが、お尋ねしたい点は、この信号機の単価が四十万円ということになっております。その四十万円の十分の五、二分の一の補助でありますから二十万円という予算掛買でございますが、実際にこの五百二十を立てる場合に、信号機の単価はどのくらいに見……
○細谷委員 関連して。いまの問題でちょっとお尋ねしたいのですが、昨日警察庁のほうにお尋ねしましたが、私は酒を飲んだ人はこんりんざい運転を禁止しろという説なんです。というのは、居眠りするからあぶないわけです。そこでガードレールの話が出たのですが、国道等、くの字なりに曲がった、くの字の山のところに店がある。おわかりになりますか。くの字なりの曲がり魚に民家があって、店がある。よく店があるのです。そういうところにガードレールを優先的におつけになる御意思があるかどうか。これは非常に危険なんです。必ずその店にぶつかっております。人が死んだり、あるいは家がぶちこわされる。局長さん、ぜひこれはやっていただきた……
○細谷委員 まず第一点にお尋ねいたしたい点は、第四十国会におきまして、衆参両院で附帯決議がなされたわけであります。その附帯決議の中に、「組合等の資産の運用に当っては組合員の福祉の向上に万全を期すること。」という一項目が両院共通して入っておるわけです。ところで参議院の今度の附帯決議の中にも「団体共済組合の資金の運用にあたっては、組合員の福祉の向上に資するよう配意すること。」という同じような附帯決議がなされております。今度のこの団体共済は四十国会における附帯決議に基づいて――行政局長の言葉をかりますと、議員立法すべきものをこちらでやったのだというくらいにやらなければならぬものが取り上げられたわけで……
○細谷委員 関連して。時間がありませんから簡単にお尋ねしますが、ひとつ簡単明瞭にお答えいただきたいと存じます。
まずお尋ねしたいことは、農林省は甲案でいくのか乙案でいくのか、それをお尋ねします。これはおわかりにならないかと思いますけれども、八郎潟干拓事業企画研究会報告書類集というのが三十八年九月に農林省農地局から出ており、甲案というのは五ヘクタール、乙案というのは十ヘクタールですね。このどちらでいくのか、これをまずお尋ねします。
【次の発言】 この問題は出発点でありますが、甲案でいくのか乙案でいくのかまだ決定しておらぬようであります。これはひとつ保留しておきます。
もう一つお尋ねしますが、……
○細谷委員 私は、せんだってありました新潟災害に関連して、いろいろな面がありますけれども、消防問題に限って質問をしてみたいと思います。 せんだって昭和電工川崎工場の爆発がございました。引き続いてその翌日も、やはり川崎で産業災害が起こった。今度の新潟の地震では、安全であるはずの石油タンクが爆発を起こした。そのために民家がたくさん焼けた、こういうことでございます。大体において、きのうあたりの新聞を見ますと、塚田知事の発表によりますと、今度の震災によって公共施設に一千億円、民間施設で約二千億円、計三千億円程度の被害があったという記事がございます。福田通産大臣は、六月二十一日に記者会見で、工場と商店……
○細谷委員 時間がありませんから、十分程度御質問いたします。補足的でありますけれども、この原因について、先ほど松村長官から、野積みの硝化綿が、自然発火ということばは使いませんでしたが、自然発火した、こういうことでありますが、きょう初めてそれを聞いたのですが、そのとおりでありますか。
【次の発言】 そこで、この原因は、どう見ても宝組が、もう弁解の余地のない責任があるということははっきりしております。しかし、七月十日に大井消防署が野積みの硝化綿を発見して、そして新聞によりますと、五日の期限をつけてこれを処理しなさい、こういう期限つき勧告をしておるのですね。ところが四日目の十四日に事故が起こっておる……
○細谷委員 時間がありませんから、ごく簡単にお尋ねいたしますので、結論だけお答え願います。 実は、交付税の配分が八月に決定されたわけでございますけれども、けさほどたいへんりっぱな資料をいただいて、文句の言いようのない資料でございますが、それについて御質問いたします。 まずお尋ねいたしたい点は、これによりますと、都道府県の分が二百五十億円程度前年度に比べまして増加しております。市町村の分が二百七十億円程度の増、こういうことになっております。ところで前年度が、三十七年度との増を見ますと、都道府県の場合に、四百四億円の増、こういうことになります。同じ比較でしておりますから、市町村の分が二百四億円……
○細谷委員 私は公務員の人事院勧告をめぐる最近の二、三の問題について、時間もありませんから要約して大臣に御質問いたしたいと思います。 前回及び前々回の委員会におきまして、自治大臣から、人事院の勧告は尊重する、地方公務員に対しては国家公務賃に準じて行なう、これについては不交付団体だけでも六百四十二億円程度の財源を補てんしなければならぬので、財源的に現存鋭意検討しているのだ、こういうお話を承ったのでございますけれども、その後今日まで一カ月以上の日数が経過いたしております。せんだって十月の五日に、第一回のいわゆる六人委員会というものが開かれまして、当時、大臣のおことばから想像される九月末ごろには決……
○細谷委員 大臣は時間がないようでございますから、まず国家公安委員長としての大臣にお尋ねしたいと思いますが、去る十月十五日の未明午前三時、警察史上類のないような現職の警官が二カ年にわたって盗みを働いて、パトロール中の警官に追い回されたところが、そのピストルを奪って警官を撃った、こういう事件が起こっております。しかもそういうことで騒動している間に、窃盗容疑の少年が監房の中で自殺をした。その自殺も他の容疑者から言われてようやく気づいた、こういう事件が起こっております。文字どおりたいへんなことであり、警察行政について住民の不安というものはつのるばかり、こういう現況でございますが、これは警察制度に根本……
○細谷委員 関連で。時間もないようでありますから、あるいは高橋先生が産炭地振興関係を全部担当されたかどうかわかりませんけれども、調査団の答申の中に書いてある点について、まとめてひとつ御質問したいと思います。 今度の答申では、地方財政の問題なりあるいは教育の現状、こういう問題をかなり指摘されておるわけであります。この答申の四七ページから四八ページにわたりまして、「道路、工業用水等の公共事業のうち」云々と書いてありまして、「当該事業に要する経費については、国の負担率、補助率の引上げを行なう。」こういう点が書かれてございます。この点についてもう少し、どの程度に具体的に御検討いただいたか、お漏らしい……
○細谷委員 自治大臣がお見えになりましたので、十分時間もありませんようでありますから三、四点にわたって御質問したいと思います。 今度の答申にも書いてございますように、産炭地の振興をやらなければならぬ、こういうことでございますけれども、鉱産税をはじめ税収等はどしどし減っていってしまう。他方、失業対策事業なり生活保護等で支出はどんどんふえる、こういうことでやらなければならぬ産炭地振興というのが今日できない実情にある。そういうことでございますから、この答申書の中でも明瞭に、「新産業都市建設、低開発地域工業開発等他の地域開発政策と比べ、急激に落ち込んだその経済水準を回復して」いかなければならぬ特殊な……
○細谷委員 昨日、一昨日とこの委員会におきまして佐世保における楢崎代議士の逮捕問題について質疑応答が繰り返されたのでありますけれども、お答えにいろいろ食い違った点がたくさん出てまいっております。しかもその経過を見ますと、まことに一方的な、自分の都合のいいような主張をしてまいっておりまして、あくまでも警察がとった行動を正当化しよう、こういう意図がまことに明瞭であります。民主的な警察の態度としてはまことに遺憾に私は思っております。たとえば現地にずっとおった、こういうことが言われたかと思いますと、その現場の実情は見ておらない、質問に対して、こういうことがあったかと聞きますと、そういうことは聞いておら……
○細谷委員 質問に入ります前に、人事院勧告に基づく地方財源の問題が非常な大きな政治的な問題になったのでございますけれども、自治大臣はじめ非常な御尽力をいただいて、十分ではありませんけれども、新聞の批判によりますと、大蔵大臣の主張を曲げたのはこの点だけだ、こういうふうに書いてございましたように、たいへんな努力をいただいたことについて、まず、お礼を申し上げておきたいと思います。 ところで、質問に入ります前に、この人事院勧告の実施時期ということが、ずいぶん、休会中から問題になっておったのでありままが、最終的には九月実施ということになりました。ところで、私がお尋ねいたしたい点は、経過を見てみますと、……
○細谷委員 関連して。先ほどの大臣の川村委員に対するお答えの中に重大なおことばがありますから、関連してひつと質問いたします。 先ほど大臣にことしは十月実施を九月にしたのだから誠意を示したのだ。このことにつきましては、私、昨日の質問で、大臣の労を多とすると申し上げたわけでありますけれども、同じお答えの中にこういうことがある。漸次人事院勧告を尊重していくのだ、こういうおことばがございました。これまでもこの委員会で、尊重するということをいわれたが、五月というのはいつも十月に値切られてきたじゃないか。今度も九月ということで値切っておるのじゃないか。ところがいまのおことばでありますと、従来は漸次という……
○細谷委員 関連して御質問したいのですが、先ほど大臣から産炭地の教育問題についてのお答えを聞いたのですけれども、私は産炭地の教育の現状というものについて、文部省としては少し認識が足らぬのではないかという気がいたします。限度政令の範囲内でやれるのだ。もしやれない場合は善処するということばでございますけれども、昨年六百名程度、そのうちの相当部分が産炭地に配置されておるのだ、こういうことでございますけれども、せんだって参議院の文教委員会の劔木さんを団長にして行ったわけですが、教育の土台がくずれた。思い切った処方箋をしなければならぬと朝日新聞等に書いてございます。教育は陥没しておるのですから、何とか教……
○細谷委員 私は、昨日長崎県の伊王島炭鉱の爆発を見てまいったのでありますが、国会等でいろいろやかましく言われておるにかかわらず、炭鉱の大災害、爆発、こういう問題が頻発に近い形で起こっております。化学工場等でも昭和電工の爆発、三菱油化の爆発、あるいは富山の事件、塩素問題、こういう忌まわしい事件が起こっておるのでありますが、いま爆発等で人がなくなる、こういうようなことになりますと、かなり問題が具体化するわけでありますけれども、いま言っておる公害問題ということになりますと、なかなか具体的につかみにくい、いつの間にか長い間にやられる、こういうようなことで、これに対する取り組み方というのがずいぶんおくれ……
○細谷委員 せんだっての委員会におきまして肥田委員と私からお願いいたした資料をただいまいただいたわけでありますけれども、この内容をひとつ簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま資料をいただいて、その内容について御説明いただいたのでありますけれども、たいへん粗雑な案で、私の要望いたしました資料とはほど遠いものがございます。私が要望いたしましたのは、この政府から出ております公害対策について一日も早く年次計画を立てて解決をしなければ、新産都市や工業整備特別地域における工業開発がきわめて困難な状態にあるという認識の上に立って、四十年度の予算では百億円というものを要求したわけでござい……
○細谷委員 ただいまの寄生虫病予防法の一部を改正する法律案についてごく簡単に二、三の点について質問したいと思います。 私は、この問題につきまして、昨年の四十六国会で、地方団体の負担の問題として、厚生当局、自治省当局に御質問し、今年度の予算委員会の分科会で厚生大臣にこの問題についての基本的な態度、方針等をお尋ねいたしたいのでありますが、ただいま委員長提案という形で、長い間地元民が待望しておりました改正案が提出されたことをたいへんうれしく思います。 そこで、まずお尋ねいたしたい点は、三十二年から十カ年計画でやってまいりました基本計画は、総延長二千百七十七キロメートル、こういうコンクリート溝渠を……
○細谷委員 この前の委員会におきまして、多賀谷委員から北炭の夕張炭鉱の事故のことについて質問があったわけでありますが、私はその中で、質問に出ておりますけれども、若干政府の能度についてさらに質問をしてみたいと思います。 第一にお尋ねいたしたいことは、どうも最近の事故を見てみますと、三池炭鉱においてもそうでございますし、あるいは高松炭鉱の昨年の災害でもそうでございましたし、今回もそうでございます。また、これは鉱山保安の問題でありませんけれども、昨年の有名な勝島倉庫の爆発、こういう問題を見てみますと、あらかじめあぶないぞということが指摘されて注意が行なわれ、あるいは勧告が行なわれておるにかかわらず……
○細谷委員 私は電力石炭共販会社のことについて若干質問をいたしたいと思います。
第二次有沢調査団の答申によりまして、一般炭についてはトン当たり三百円、原料炭についてはトン当たり二百円の価格の引き上げが必要だ、こういうことが答申されたわけでありますが、この問題について新聞等を拝見いたしますと、まだガスの業界、あるいは鉄鋼関係の業界、あるいは九電力の社長会等と折衝をしておるようでありますが、まだそのいずれもがはっきりとした結論に到達しておらないようであります。ひとつ、それぞれについての今日までの経過をお聞かせいただきたい。
【次の発言】 それでは基本線は了承をいただいているということでありますけ……
○細谷議員 私は提出者を代表し、ただいま議題となりました産炭地域における特定の公共事業等に要する経費に対する国の負担又は補助の臨時特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 エネルギー消費形態の変革に伴う石炭鉱業の構造的不況は、石炭鉱業の急速な合理化ないし整理を余儀なくし、多数の炭鉱の休廃山、関連産業の倒産、炭鉱離職者の大量の発生等を招来したのでありまして、これが産炭地経済及び住民に与えた打撃はきわめて大きく、重大な社会問題を惹起していることは、御承知のとおりであります。 このため、従来から石炭企業の合理化対策、離職者対策、産炭地振興対策等の各般の対策が講せ……
○細谷委員 自治省と大蔵省の担当者のおいでを待っておりますけれども、時間がかかるようでありますから質問をいたしたいと思います。 今度、産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案というものが出されておるわけでございますが、まず第一にお聞きいたしたいことは、昨年の十二月十六日に第二次石炭調査団の答申が出されたわけでありますが、その答申の七ページに、こういうふうに書いてございます。「産炭地域の経済の疲弊は、依然として著しいものがある。その経済的疲弊の影響は、非行少年の増加、スラム街の発生等好ましくない社会状況を現出し、これまで中核企業としての石炭鉱業を基礎として形成されていたこの地域のコミュニケ……
○細谷委員 一言。私は六月四日に現地を見たわけですが、当時保安局長は巻ききゃはんで、真剣らなって調べておりました。そして、十分調べてひとつ国会の委員会で報告をします、こういうことで期待をしておったんですけれども、きょうお聞きしますと、何とかひとつこの委員会をごまかして表面をつくろっていこう、こういう印象を非常に強く受けた。そういうような通産省の態度。先ほど大臣から、何といっても生産と保安は一体だけれども、保安がやはり前提なんだというおことばがあったんですが、どうもそういう態度じゃない。先ほど多賀谷委員の質問に対しても、そういう態度に労働省は引きずられておる。たとえば職安法に関係する問題、組夫の……
○細谷委員 まずお尋ねいたしたい点は、第八次の地方制度調査会の答申の中に、この連絡会議に関する問題が答申されたわけでありますが、その後第九次地方制度調査会、それから第十次地方制度調査会が現在府県合併等をすすめておるわけでありますが、第八次地方制度調査会が地方制度の問題を審議したころとかなり状況が違うと思う。そういう段階で、この法律案も過去数回にわたって国会に提案されて、継続審議という形になっておるわけでありますが、今日この段階において、この連絡会議法案を必要とする理由をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 変わっておらない、こういうことでございますが、それでは私の質問の一部でありますその必要……
○細谷委員 まず、冒頭お尋ねしたい点は、地方財政計画についてせんだって与党の田川委員から本会議で質問があったのでありますが、私は田川委員の本会議における質問の趣旨については非常に共鳴する点が多々ございました。そういうことでありますから、ひとつ私の質問に対しても、大体同じ立場の意見になると思いますので、ひとつ明瞭にお答えをいただきたい、こう思うのです。 まず第一にお尋ねいたしたい点は、自治省では今度特例の新産業都市に対する起債の引き上げなりあるいは補助率の引き上げをやるわけでありますが、もともと事業課のない自治省で事業に対するかさ上げ的な補助金、そういうものは、どういうものに対して自治省所管で……
○細谷委員 資料をお願いしたいのです。きょうは「地方公務員給与実態調査、結果の概要」というたいへんすばらしい紙で印刷したものをいただいたのですけれども、内容を見ますと、概要の概要というようなかっこうになっておるんです。たとえば八ページを見ますと、町村とか特別区とか、組合とか書いてある。それには職員数、構成比、平均給料月額と、こう書いてありますね。国家公務員のところになったら、紙が足りなくなったせいかどうか知りませんけれども、大切なところを書いていないわけですね。 それからまたあけてみますと、たとえば一〇ページの第七表、これまた国家公務員のやつを欠いているわけですね。どうも国家公務員のやつ、都……
○細谷委員 私は昭和四十年度の地方財政計画と、昨日提示されました三十八年七月一日現在の給与の実態調査、こういう問題を中心として質問をいたしたいと思います。 問題が計画だけにあらわれた字句ばかりではなくて、仄聞する点あるいは自治省の方針として新聞紙上等に載せられた問題等についての御質問を率直にいたしたいと思いますから、ひとつ隠さずに、きょう大臣いらっしゃいませんけれども、すなおに自治省の方針を聞かしていただきたい、こういうふうに思います。 まず第一にお尋ねいたしたい点は、今度の地方財政計画は三兆六千百二十一億円ということで、前年比一五・一%、こういうふうな伸びになっておるわけでございますけれ……
○細谷委員 関連して質問しますけれども、だんだんこういう超過負担については是正する方向をとっているんだと言いますけれども、いま毎年ベースアップがあるのですが、同じ仕事で前の年より補助単価が減っているという例を御存じですか。
【次の発言】 農林省のほうで、農業改良普及員の問題につきまして、補助単価が前年より、毎年毎年ベースアッブがあるのに、減っておるという例を御存じであるかどうか、お聞きします。
【次の発言】 こういう問題はマクロの質問ではいけませんから、少しミクロで質問しているのです。そういうことをおっしゃいますが、指示人員、指示職員数というのは同じであって、私はこれはある県の数字を申し上げて……
○細谷委員 最初に木村先生にお尋ねいたしますが、先生は先ほどのおことばで、いろいろな調査会なり審議会というものができておる。税制調査会においても縦割り行政の問題なりあるいは管轄等の問題で、人のクワにはみ出しては困るということで、なかなか理想的な検討ができなかった、こういうおことばがあった。私もそう思うので、へたをしますとそういう縦割り行政の中でつくられた委員会というものの――先ほど松隈先生は、大部分取り入れられた、こういうことで若干満足の御意見を言われておったのですが、どうもやはりそういう問題が隠れみのになって、公正妥当な、あるいは公平な措置がとれないのではないか、こういう、私も先生と同じよう……
○細谷委員 まずお尋ねいたしたい点は、今回の地方税法の改正にあたって、自治省としてはどういう態度、方針をもってこの改正に当たられたか、この点をお尋ねいたします。
【次の発言】 地方財政が非常に苦しい、こういう観点が一つだ、こういうお答えでございますが、この税制調査会が行なった長期答申と、四十年度の税制改正に関する答申、これが昨年十二月に出ているわけでありますが、これに対してはどういう態度で臨まれたか、これをお尋ねします。
【次の発言】 私のお聞きしている点は、具体的にどういう答申があったからということではなくて、この答申に対する基本的態度と申しますか、そういうものをお聞きしているのです。答申を……
○細谷委員 まず第一番にお尋ねをしたい点は、この法律案の審議をきわめて急いでおる理由は一体どこにあるのかお尋ねします。
【次の発言】 四月一日に合併を予定しておるところが数カ所あるということであります。具体的にどこの県のどことどこかということを一つ一つあげてください。
【次の発言】 問題の個所は、長野県と富山県と宮崎県と鹿児島県の四カ所、関係市町村が八つのようでございますが、これ以外にございませんか。
【次の発言】 いろいろな事情があったかと思いますけれども、私はたいへん遺憾に思っておるのです。と申しますのは、町村の合併という問題は、地方自治のやはり根幹に触れる問題なんです。そういうことであり……
○細谷委員 時間も一時間に限られておりますので、ひとつ時間を効果的に使えるように御回答いただきたいと思います。 まず、第一にお尋ねいたしたい点は、昭和四十年度の予算の要求にあたって、自治省では、国税三税に対する交付税率三〇%と、こういうことを要求し、その後減税等の関係をにらみ合わせて三〇・四%という要求をなさったわけです。三〇%から三〇・四%にした際には、地方財政の現状からこれだけの交付税は確保しなければならぬということで、逆算をして三〇・四%というのが出たと私は伺っております。それが今度二九・五となるわけでございますが、こういうような変遷をたどって、はたして自治省が考えておるような地方財政……
○細谷委員 銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案を政府が提案されておるのでありますが、この改正の目的についてお尋ねします。
【次の発言】 ただいまの説明は、この前聞いたことと大体同じでありますが、それに関連して一点お尋ねしたいのですが、国家公安委員会からいただきました資料の五二ページ、最終のページを拝見いたしますと、第六表に「けん銃の密輸入事件検挙状況」、こういう表が載っております。これを見ますと、三十七年、三十八年、それから三十九年の一月から六月、こういう検挙の状況の数字が載っておるのでありますが、ふしぎに思うことは、三十七年、三十八年に比べまして、三十九年の前半、半年間における検挙……
○細谷委員 関連してちょっとお尋ねしたい。
いま佐久間局長の、交際費の予備費流用の問題について好ましくない、この程度の指導ですか、あらためてお尋ねします。
【次の発言】 間違った運用ということと違法ということはちょっと違うと思うのです。自治法というもののたてまえから間違いだということは、これはもう不当ということにはなるでしょうね。そうじゃないですか。
【次の発言】 私は、この問題について佐久間行政局長の指導は、東京都に対して少し甘いと思っているのです。ですから、私は重ねてお尋ねしているのです。私は経験したことがあるのです。私は三、四十万円の流用をしたことで議会からかなり追及をされて、自治省の……
○細谷委員 まず私が質問いたしたい点は、四十年度の予算の問題から入りたいと思います。予算委員会では大きい問題ばかり取り上げられて消防の問題なんというのはほとんど出ないわけですけれども、小さいことでありますけれども重要な問題でありますからお聞きしますが、昨年の新潟地震災害等にかんがみましてかなり思い切った予算を編成要求したようでございますが、四十年度の要求額というのは消防庁で四十二億要求をしておるのですね。昨年は九億八千九百万の予算額、そして実際に大蔵省の査定を経て予算として計上されたものは十二億六千八百万、私は昭和四十年度の予算編成に当たって三十九年度の予算額の大体丁五倍程度で予算を要求してほ……
○細谷委員 前回の委員会で質問いたしましたが、幾つかの問題点が残っておりますから、続いて質問をいたしたいと思います。
まずお尋ねいたしたい点は、四月の十六日の午後二時半ごろ、池袋のスケートセンターで、アンモニアガスが漏れて、東京消防庁等、ポンプ十三台が出動して災害を防いだわけでありますが、これは消防でしょうか。お尋ねします。
【次の発言】 消防の所管でないですね。なぜ消防庁が出動したのですか。
【次の発言】 新聞に書いてあることでありますが、その原因を見ますと、「レシバー三基のうち、一基についていた高さ五十センチ、直径十二ミリのガラス製目盛りが根本から折れてアンモニアガスがふき出したものらし……
○細谷委員 時間の制限がありますから二、三の点を質問してみたいと思います。 まず第一にお尋ねいたしたい点は、私は毎朝本郷三丁目の地下鉄に乗るためにあそこを往復するわけですが、しみじみと感じますことは、横断歩道にしばしば――どころではなくてひんぱんに、横断歩道の幅がありますと、それに完全に自動車が入ってしまう。ですから、何のことはない、青信号になって通ろうとしますと、全部こう横断歩道をはみ出して回るわけです。非常にその横断歩道が危険であり、通りにくいのです。警官はどうしているかと見ますと、台の上に立って、何にも言わぬでのんびりとながめております。これでよろしいのでしょうか、お尋ねします。
○細谷委員 大臣がいらっしゃっていますから、ちょっとお尋ねしたいのです。昨日と、またいまの答弁で、信号機の財源問題についてお尋ねしたいのです。 消防施設の充実の際に、消防庁の松村消防庁長官が、当初はこう答えております。それは、消防施設の充実は非常に重要だから、今年度は起債もふやした、そこで補助をつけたところに対しては起債は認めないで、そして損保等の起債については別途にさらに充実のほうに回す、こういう考えであったのでありますが、いままでのやり方はそうではなくて、補助のついたものについては優先的に損保の起債等が認められて、地方財源の枯渇しておる今日ですからやれるようにという答弁をいただいて、従来……
○細谷委員 いま安井委員から消防と運輸省との間の接点の問題が出たわけでありますが、横浜のタンカーの爆発、それに引き続いて二十三日の室蘭の港のタンカーの爆発、昨日テレビを見ますと三十億なり四十億くらいの損害だ、こういうことをきのうテレビのニュースで放送しておったのですが、その接点の問題についても消防庁長官にお尋ねしたいのでありますが、三十四年に消防法が改正されまして、第三章の「危険物」という中に、第十六条の六というのが設けられたわけです。それには「この章の規定は、航空機、船舶、鉄道及び軌道による危険物の貯蔵、運搬、詰替その他の取扱には、これを適用しない。」こういうふうに書いてありまして、端的申し……
○細谷委員 まずお尋ねいたしたい点は、予算委員会等でも問題になったのでございますが、国税の減収約二千億、これからの最小必要な追加財源として千五百億、三千五百億か四千億円程度の財源の不足を来たす、そこで赤字公債というものを発行する、こういう政府の態度が明らかになっておるようでありますが、こういうやり方に対して、一体締めろ締めろと強く指導されてきた地方団体はどう受けとめるのか、どう影響があるのか、こういう点について、自治大臣としてあるいは財政当局としてどうお考えなのか、まず承っておきたいと思います。
【次の発言】 私がどう受けとめるかという点についてお聞きしたい点は、そういう具体的な方向というより……
○細谷委員 私は、国政調査第三班の調査の結果の概要を御報告申し上げます。 第三班は、中島茂喜理事、門司亮委員と私とが直江調査員を伴いまして、九月十三日から六日間、鹿児島、宮崎及び熊本の三県を調査してまいったのであります。 今回の調査は、第一に、本年六月及び七月の豪雨並びに台風十五号によりまして多大の被害をこうむった鹿児島県及び熊本県の災害による財政上の影響を調べること、第二に、三県において辺地整備法の適用地域の比較的多いこれらの地域における公共的施設整備の必要事情とその対策を調査し、今後における地域格差の是正に役立たせようとすること、また第三には、宮崎県及び熊本県における新産業都市建設の状……
○細谷委員 私は、ただいま議題になりました産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案と産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案について、主として、基本計画なり実施計画の推移、あるいは事業団の業務内容、それから産炭地域の自治体の財政問題、さらに産炭地域の教育問題、こういう問題について順を追うて質問いたしたいと思います。 まず、通産省にお尋ねしたいのでありますが、昨年暮れの十二月、日はいつだったかわかりませんけれども、初旬ころだったと思うのでありますが、石炭局長においでいただきまして、私どもで予算要求の内容についてヒアリングをやったのであります。その節、今度通産省が出す予算案というものは、石……
○細谷委員 二点ばかりお尋ねしたいのですけれども、第一点は、先ほど多賀谷委員から質問があった振興法の十条と十一条の問題なんです。先ほど話がありましたように、多久の市長さんから報告を聞きましても、十一条はさか立ちをしているわけですね。これは当時からわかっておったことなんです。そこで、六条に対して百分の六ということに落したわけですね。私は、当時のことを考えてみますと、いまそうおっしゃいますけれども、産炭地の連合会なり知事会も悪いと思うのだ。当時、通産省のほうからこの法律案が出てきますと、政府案にちょっと手直しして通してくれ通してくれということで、盛んに陳情があった。現に、佐賀県のほうからは、百分の……
○細谷委員 まず第一にお尋ねいたしたい点は、三十五年、四十年と国勢調査が行なわれたわけでありますが、産炭地域関係の人口の激減ということは非常に顕著なものがあるわけでございますが、これによって交付税法計算七の基準財政需要額がどういうふうに移動するのか、これをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 それでは、まことに残念でありますが、交付税ないし六条関係の問題はあと回しにいたしまして、産炭地域振興臨時措置法十条、十一条の改正が昨年行なわれて、その結果どういうふうになったのか、それをまずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明でありますと、六条指定の市町村では百十三のうち六十七……
○細谷委員 産炭地振興問題につきまして、私はこの委員会で二回にわたって御質問をしたわけでございますけれども、なお問題が残っておりますから、きょうは、産炭地の市町村あるいは自治体の税財政問題、それから、陥没しておるといわれております産炭地教育の問題について主として質問をいたしたいと思うのであります。私は具体的なこまかい問題を質問をいたしまして、大きな問題につきましては後ほど多賀谷委員から質問いたすことになっております。 まずお尋ねいたしたいことは、租税特別措置法第十三条の規定によりまして、従来、取得価額が一千万円で、常用の雇用者が二十人以上の製造工業に対しましては、固定資産税等の減免が行なわれ……
○細谷委員 私は議題になっております地方交付税の特例に関する法律案と、これに関連する地方財政の問題についてお尋ねをしたいのでありますが、その前にお尋ねしておきたいことは、昭和四十年度における財政処理の特別措置に関する法律案、その第三条に、五百十二億円の金額を一般会計から特別会計に落ち込み分を補てんする意味において繰り入れる、こういうことになっておるわけでありますが、もともと本年度の予算が成立した数カ月後には、この程度の交付税が落ち込むということは決定的であった。ですから端的に申し上げますと、大蔵省の税の見積もりというのが重大な誤りをおかしておった。こういうことになるわけでありますから、一般会計……
○細谷委員 冒頭お尋ねいたしたい点は、三百億円を特別会計に繰り入れをいたしまして、交付税方式で人事院勧告実施に伴う財源措置を講じようとしておるわけでありますが、これでやれると思うのかどうか、自治省及び大蔵省にお尋ねいたします。
【次の発言】 大蔵省は、まずまずできるだけのことはしてきた、自治省のほうでは、まずまずこれでやれるだろう、こういうようなおことばでございますが、三百億の措置をいたしましたのは、これは交付団体が対象になっておる。一体交付団体対象で、この措置で、実際に必要な金額のどの程度を充当できる見込みなのか、これについてお答え願いたいと思います。
○細谷委員 一問だけ。これは私、新聞で見たのですけれども、大蔵省では地方財政再建計画、これは長期財政構想の一環としてということですが、四十一年度から三カ年の計画でおやりになる。その内容というのは、歳出の合理化、財源の確保、こういう二点に焦点をしぼってその内容も発表されておるわけでありますが、そういう構想があるのかどうか。そういうお考えを大臣、お持ちかどうか、それを簡単にお聞きしたい。
【次の発言】 私は、先ほどの超過負担の問題について関連して質問するのでありますが、財政局長のお答え、私どもがいままで教わっておったよりもずいぶん紳士的な態度でものを言われておりましたが、佐藤主計官のことばを聞いて……
○細谷委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております昭和四十年度分の地方交付税の特例等に関する法律案について反対の討論をいたします。 今度の措置は、八月十三日に行なわれました人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて地方公務員の給与の改定を行なうための財源措置でございますが、第一に、人事院勧告は五月から実施しろ、こういうことになっておるのでありますが、この案は九月実施という立場に立っての財源措置であるということであります。公務員の労働基本権を奪ったその代償としての人事院勧告、これは完全に実施する、すべきだということはすでにドライヤー委員会、調査団の報告でも明らかなと……
○細谷委員 ただいま警察庁の予算額調べをお聞きしたんですが、この表を見ますと、四十年度の予算額は補正後のやつでありますから、ひとつ親切に、比較上、当初の予算額をひとつ並べていただきたいと思うのです。これが一つ。 それから、せっかく備考欄というのがあるわけなんですけれども、備考は白紙なんですね。これについての積算の基礎をひとつ資料として出していただきたい。いろいろ説明の中に、装備には何台買うのだとか、あるいは増員はどうだとか、いろいろありましたけれども、個々の項ごとの積算の基礎をひとつ資料として出していただきたい。 以上、資料としてお願いしたいと思います。
○細谷委員 先だって行なわれました自治大臣の所信表明について、順を追うて質問したいのでありますが、その前に、重箱のすみを針で突つくようなお話で恐縮でありますが、私は大臣が所信表明を朗読しておる過程におきまして、読み違いじゃなくて大臣の気持ちがあらわれたんだろうと思うのでありますが、この原稿と違った読み方をしているので実質的な意味が違ってくる点を、あとでまた読み返しまして発見したのですが、これはどうなんですか。速記にはそうなっていると思うのですが、一々点をあげませんけれども三、四点あるのですよ、意味がだいぶ違ってくるのが。予算に関係するような点があるのですが、これは文章どおりだと、確認していただ……
○細谷委員 この前大臣の所信表明に対して、国家公安委員長としての所信に対する質問が時間の関係でできておりませんので、きょうその点につきまして御質問申し上げたいと思います。
所信表明の順を追うて御質問申し上げるわけでございますが、まず道路交通の関係でございますが、「運転者対策の一環として、三ヵ年計画により警察庁に運転者管理センターを設立し、」と書いてあるのです。この三ヵ年計画による運転者管理センターの構想を聞かしていただきたい。
【次の発言】 運転者管理センターの構想というのは、要するにポイントシステムを採用しよう、それは膨大な件数、事務になるので、電子計算機を大々的に導入してやっていこう、こ……
○細谷委員 資料要求ですけれども、いま交付金、納付金の質問をしているのですけれども、いただいたのはお経を読んだときの一冊なんで、残念ながらこれは全然わからない。そういう審議の際の参考資料をいただかなければ、進めてくれ、進めてくれといっても、手の施しようがないのですよ。 それから、きょうの理事会でも、火曜日から地方交付税なり特例に入ることになっているのですけれども、いただいているのは法律案要綱と法律案しかもらっていない。単位費用等は、財政計画の中で、法律の中に単位費用の変わりはありますが、どうして変わったかという資料もいただいておらぬわけですね。火曜日に質問するといっても、残念ながら手がかりが……
○細谷委員 二点お尋ねしておきたいのでありますが、前にも出たことでありますけれども、今度の地方税法の一部を改正する法律案、いままで秋山委員からこの点の指摘があったのでありますが、これだけの法律案なんですね。この法律はたった二条なんですね。これだけ分厚のもので二カ条の法律案なんですが、一体こういう法律案というのはあるのでしょうか。ロケット方式というのだそうですけれども、大体日本の法律の中でも一番長いといわれる地方税法、その地方税法の相当部分を改正しているのを、この一条と二条――一条というのは四十一年法ですよ、二条というのは四十二年法ですよというので、資料を見ても三段がまえで書いてある。このロケッ……
○細谷委員 最初に松隈さんにお尋ねしたいのでありますが、今度税制調査会が四十一年度の税制改正に関する答申を出されたわけですが、昨年長期答申というものを出されております。どうも実現不可能なものは答申しても意味がないというおことばにもあったように、やはり税調そのものが自主性を失って、政府ペースで動いているのじゃないか。端的に言いますと、四十年度に出された長期答申というものと、今度四十一年度の税制答申というものが無縁のものだ、こういうふうに思うのでありますが、ひとつ松限さんの御見解をお尋ねしたいと思うわけであります。 第二点は、先ほど松隈さんのおことばで、答申と今度の政府の税制改正の案というものは……
○細谷委員 地方税法の問題につきまして、固定資産税問題につきましては一応三党間で意見が一致しておりますから、それを除いた部分について、幾つかの点について質問をしてみたいと思います。 一昨日、ここに参考人を呼びまして意見を聴取したわけでございますが、その際、大都市の自主財源という問題がかなり強く参考人からも発言されました。たとえば大阪市の例をとりますと、大阪の市民が納める税金のうちわずか一割一分しか入ってこないのだ、八九%というのは国税と府税になっておるのだ、そのうち国税は七三%だ、こういうお話がございました。反面、大都市の性格として、いわゆる法人活動をかなり大きなウエートとして都市はやってお……
○細谷委員 資料をお願いしたいと思います。 第一は、昨年の暮れに人事院勧告に基づく給与関係に対して特例法ができたわけです。その後実態を見ますと、やったところあるいは国家公務員を下回ったところ、やってないところ、特に地方公営企業関係では公営企業の経理の実態等から、かなりやってないところが多いやに承っておるのであります。そこで地方公営企業とそれから一般の職員等についての給与の問題についての措置の状況をわかりやすく、かつできるだけ詳細な資料をいただきたい、こう思います。 第二は、先ほど御説明がありました国庫補助負担金制度の合理化というのが行なわれておるのでありますが、これについて昭和四十一年度に……
○細谷委員 まず最初に承りたい点は、昨日、総額千六百二十一億円の第一回の地方交付税の配付が行なわれたわけでございますが、ことしは八月くらいまでに六割以上の地方交付税を繰り上げ交付する、こういう方針のように聞いておるのでありますが、そういうことでやられるつもりかどうか、まずお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 そういう方針にはきまっておらないという御答弁でございますが、実は三月十四日の日本経済新聞の記事によりますと、四十一年度の公共事業の施行を促進するために八月までに六〇%以上やるのだ、それを読みますと、たとえば、第一種臨時地方特例交付金二百四十億円というのを五月に全部交付してしまうのだ……
○細谷委員 私は一昨日の質問で、公共事業費の振りかえ分の問題、あるいは固定資産税の修正に基づく財源措置、あるいは第二種特例交付金の今後の問題、こういう問題については質問を保留しておきましたけれども、この問題はきょうもまだ保留をいたしまして、時間もありませんのでその他の問題につきまして、委員長の議事進行に大いに協力する意味で二、三御質問をしたいと思うのです。 第一は、今度の交付税法改正の一つのポイントとしてあげております四十年の国勢調査等に基づく人口急減補正等を含めた低種地、いわゆる財政貧弱市町村に対する措置が行なわれようとしておるのでありますが、その内容についてまず御説明を願いたい、こう思い……
○細谷委員 大蔵大臣に御質問いたしたいのでありますが、ただいまの大蔵大臣の発言中、実質的に地方財政の負担とならない方法とは何か。全額国庫の負担により補てんすべきで、この場合の補てんの方法は一般財源の補てんによるものと思うが、どうか。 第二は、補てん額は初年度五十二億円、平年度五十七億円であって、昭和四十一年度ばかりでなく、昭和四十二年度以降においても考慮すべきものであると思うが、どうか。 三、補てん額の配分にあたっては、交付団体、不交付団体の区別はすべきでないと思うが、どうか。 四、補てんの時期はいつか。 以上について大蔵大臣の明快な御答弁をいただきたいと思います。
○細谷委員 質問というほどではないのですけれども、資料等に関連してお尋ねいたしたいと思うのです。 まず首都圏整備について、ただいま簡単な御説明と、せんだって四十一年の一月にできました「首都圏整備の概要」というパンフレットでありますが、このパンフレットによりますと、大体首都圏整備というものは三千七十七億円程度の市街地開発区域整備計画事業費となっておるわけでありますが、このパンフレットの三ページに、「現在、改定のための作業が続けられている。」こういうふうに書いてございます。この関係はどうなっておるのか。したがって、いま申し上げました三千七十七億円程度の計画というものは変わってくるものかどうか。こ……
○細谷委員 昨年の第四十八国会におきまして、地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案の審議の際に、「三、地方公務員共済組合の短期給付については、医療費の増加に伴う財政悪化及び組合員の負担増加の現状にかんがみ、これが健全化及び組合員の負担の緩和をはかるため、国庫負担制度について検討すること。四、地方議会議員の在職期間については、都道府県、市及び町村相互に通算できるよう検討すること。」という附帯決議がついておるわけでありますが、きょうは特に第三の、最初に読みました点について、その後どのように検討がなされたのか、経過あるいは自治省の考え方、大蔵省の考え方をお尋ねいたしたいと思います。
○細谷委員 初めにお尋ねいたしたい点は、この法律は昨年も改正を行なったわけでありますが、今年はどういう観点から改正を行なおうとするのか、まずお尋ねしておきます。
【次の発言】 昨年の渋谷の十八歳の少年の銃砲店における事件というのが直接のきっかけになっておるようでありますが、これに関連いたしまして、昨年の二月十五日名古屋で事件を起こしておるのですね。これは精神異常者だと判断されて無罪になっておるのでありますけれども、これについてその後の経過はどうなっておるのか、知っておる範囲内でお答えを願いたい。
【次の発言】 あの名古屋で起きた事件というのは、三十一歳の、名前は西村貞助という人でございますが、……
○細谷委員 荻田さん、所用で途中でお帰りになるようでありますから、二、三の点についてまとめて御質問いたしますから、まとめてお答えをいただきたいと思います。 第一点は、昨年の十月十二日に本答申が調査会から出たわけでございますが、先ほどの参考人としての発言、公営企業がここまできたのは外的な要因と内的な要因があるのだ、こういうことでございます。そのとおりだと思うのでありますが、この調査会の答申を見ますと、その内的な要因について、ある部分は非常に詳細に指摘をし、そしてもっと指摘をしなければならぬ内的部分については不十分な形で答申が行なわれていると思うのです。特に公営企業というのはやはり社会全体の中に……
○細谷委員 時間がありませんから、簡単に一、二の点を御質問したいと思います。答弁もひとつ簡単にお願いしたいと思うのです。 昨日川名、きょう五名の参考人の方にいらっしゃっていただいて、きょうも二時過ぎになるわけであります。昨日も二時まで熱心に意見の交換をやったわけで、私どももたいへん得るところがあったのであります。 ところで、九名の方の御意見を拝聴いたしますと、昨日の調査会の代表としていらっしゃった方を除きますと、今度の政府の案では今日の地方財政、地方公営企業の再建というのはできないのだ、危機は克服できないのだ、こういう結論であり、御意見であったと私は聞いたのです。ところで、ひとつ第一部会を……
○細谷委員 最後でありますけれども、今度のこの法律案については附帯決議がつかぬようでありますから、私は一、二点確認をしていただきたいと思います。 一つは、火薬数についての取り締まりを、従来野放しの観があったのでありますが、これを今度は強化いたしたわけです。ところで、同じような事故を起こしておる空気銃弾については野放しなんです。従来も空気銃で人が死んでおりますし、また事故を起こしておる。私がせんだって質問した直後に東京の護国寺ですか、電車に向けて空気銃をぶっ放している。幸いに運転手なりお客さんにけがはなかったのでありますが、やはり空気銃弾を野放しにしておくということは、法律技術上の問題はあろう……
○細谷委員 関連。いまの大臣のことばでも、どうも少し実態と合わないと思うのです。昨日の新聞にこう書いてあるのですね。アメリカ原潜横須賀寄港をめぐる反対闘争やILO条約発効に伴う国内関係法施行に反対する動きが予想されるが、これに対しては実態をよくつかみ、違法行為の防止につとめ、法無視の行為には断固たる態度を示さなければならぬということで、非常に重視して、新井警察庁長官は警察本部長にあいさつの中で訓辞をたれて、特にこの問題に触れておるのですから、大臣の行動は、どうも警察庁長官がこの問題について見ておる見方とずいぶん食い違いがあるように思うのですが、いまの関連で御質問申し上げます。
○細谷議員 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表いたしまして、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 最近の急速な経済成長の陰で、わが国の社会保障の水準は相変わらず低い状態に置かれております。さらに物価高を背景として、社会保障の飛躍的な拡充が望まれるところであります。 特に、最近における医療費の急激な増加は、各種共済組合の財政収支を悪化させ、組合員に過重な負担をしいる掛け金引き上げを余儀なくさせており、このまま放置するならば医療保険は崩壊の危機に追い込まれるのであります。また、老後の生活安定のための年金保障制度の確立は……
○細谷委員 地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、二、三の点について御質問をしたいと思います。 第一点は、長期給付の問題についての国の財政援助の措置に関する点であります。大体、地方公務員共済組合については、長期給付の場合に交付税を通じまして一割五分程度の国庫の援助があるわけでありますけれども、今度農林年金法が一部改正されまして、農林漁業団体等職員共済組合法の一部を改正する法律案ですか、百分の十六と法定されたわけですね。そうなりますと、この地方公務員等共済組合法の百分の十五というのは不公平じゃないかと思うのですよ。片や百分の十六、片や百分の十五ということになりますと、交付……
○細谷委員 最初に厚生大臣にお聞きしたいのですが、せんだってこの答申を受けまして、この答申では雇用対策がないのだ、それで非常に生活保護者が激増してくる、ですから生活保護よりも雇用対策をという形で厚生省は各省に申し入れした、こういうふうに新聞等で書いているのを読んだわけでありますけれども、今日産炭地六条指定、百十ばかりの市町村がありますけれども、たいへんな生活保護費をかかえておるわけです。税金は減るわ、生活保護の二割負担だという形で、これはもう生活保護費に全部をつぎ込む、あるいは失業対策事業につぎ込んでおるというような現況でございます。 そこで、大臣に率直にお尋ねしたいのは、非常に高率の失対事……
○細谷委員 昨日、きょうと引き続いて参考人の方たいへん御苦労さまでございますが、昨日述べられたことについて、時間の関係もありますから、まとめて御質問申し上げますので、お答えいただきたいと思うのであります。 最初に炭労の山本委員長にお尋ねいたしたいのでありますが、昨日、三十七年、三十九年の答申の経過、こういうものからいって、今度の答申というのも全く期待できないのだ、むしろだまされてきたんだ、こういう観点で絶対反対という意思表示をなさったのでありますが、質問いたしたい第一点は、五千万トン程度という石炭の位置づけが総合エネルギーの中でなされたわけでありますが、この問題は非常に重要な柱でございます。……
○細谷委員 労働大臣に二点ばかり御質問したいのですが、第一点は、五十一国会の最終日に、参議院のほうで炭鉱災害による一酸化炭素中毒の立法を一年以内につくる、こういう決議があったわけであります。それに基づいてごく最近労働大臣から労働災害審議会にこの点を諮問された、こういうふうに伺っておるのでありますが、その経過、どういう内容の諮問をしたのか、これをまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 結論を待って立法措置をするということでありますが、その場合に問題点として、参議院では、当面は石炭産業のみに限った中毒立法をつくるという意味の決議なんでありますが、そういう対象の範囲なり、あるいは現在労働省が措置……
○細谷委員 三年前の明日、十一月九日に、世界の炭鉱史上類例のないと言われます三池の大災害が起こったわけでございますが、これについて私は質問をいたしたいと思うのであります。 まず第一番にお尋ねいたしたい点は、去る十月の十七日の本委員会におきまして、三池の一酸化炭素中毒死者の実情をもっとよく労働大臣に認識していただかなければならぬのではないかということで、大臣、ぜひ九州を御視察したらどうか、こういう質問を申し上げましたところ、山手労働大臣から、せっかくのお話でございますからよく考慮いたしますというお答えを得ておったのでありますが、その後どういうふうになったのか、まずお尋ねいたします。
○細谷委員 一言御質問したいのでありますが、いま財政問題について奥野委員からも発言があったわけでありますけれども、四十八国会だと思うのでありますが、市町村消防の損保債等の利子等については、お話があったとおりで、私はこの問題について、損保債が五億円導入された際に、消防力の基準に早く追いつくように、ポンプ等を早く買うのだ、だから補助をつけたところには起債はつけない、こういう方針でよけいポンプを買うようにするのだ、これはまあ言ってみますと、市町村の財政無視ですね。そういうことを私が質問をしたところが、当時の松村長官が、従来のとおり補助をやったところについては起債はやらぬ、こういう考えは改めますという……
○細谷委員 一点だけ大臣にお尋ねしておきたいのであります。 来年は統一地方選挙が行なわれるわけでありますが、これに関連して、地方自治法の第五章「直接請求」というのがございます。これは自治法の非常に重要な柱になっておるわけでありまして、非常に大切な章であり条文であるわけでありますけれども、この条文が時として選挙に悪用される、こういうことがございます。たとえば第七十五条監査の請求というのがあるわけでございますが、これは有権者の五十分の一以上の連署をもって監査の請求を行なうわけですけれども、これが統一地方選挙とからめまして、住民の直接請求という形で連署、署名をもらいにいくわけです。実質的な戸別訪問……
○細谷委員 まず、時間がありませんから、関連質問という形で、公務員給与についてポイント、ポイントだけをお尋ねしたいと思うのです。 まず、佐藤人事院総裁にお尋ねしたいのでありますが、新聞の記事を拝見いたしますと、佐藤人事院総裁は、先ほど秋山委員の質問に対してお答えがあったのでありますけれども、こう言っておるんです。一として「三公社五現業の職員には団交権があるが、公務員には認められていない。したがって団交権の代行という見地から第三者である人事院が勧告という機能を果たしている。このことからも人事院勧告には重大な意味があることを了解すべきだ。」そして次の一は、「人事院は過去十八回勧告したが、三十五年……
○細谷委員 大蔵省の主計官にお尋ねしたいのでありますが、今度の補正予算で国税の伸びはどの程度になるのか、この国税の伸びに伴った地方交付税のはね返り額は幾らになるのか、それから問題の固定資産税等の調整分の減税に対する予算措置等はどうなっているのか、まあ言ってみますと自治省関係の補正予算にあらわれる金額をまず承ってみたいと思います。
【次の発言】 きょうの閣議で決定されるわけですが、その直前の数字ということになりますと、前回の委員会で、地方交付税のはね返りというのはおおよそ二百五十億、国税三税八百億、こういうふうに大体閣議がそういう前提として地方公務員等の措置をきめたようでありますけれども、約二百……
○細谷委員 ただいま干害なり降ひょうの被害の状況についてお伺いしたのでありますが、五月の二十八日は、久留米市を中心といたしまして、一市六町一村にわたりまして、幅六キロ程度で、直径約四センチくらいのひょうが十センチ程度積もったわけでございます。この被害についての数字は、いまおっしゃらなかったのでございますが、どの程度の報告を受けておるか、まずお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいま十億三千万程度の被害を農林当局でも把握いたしておるようでありますが、これは六月一日における調べだと思うのでありますが、この後に被害が増大しておると思うのであります。その辺のことはキャッチされていらっしゃ……
○細谷委員 まず通産大臣にお尋ねしたいと思います。
この中小企業振興事業団というものをつくるにあたりまして、いろいろな雑誌等に、地方自治の侵害ではないか、こういう議論がなされまして、法案の作成過程においていろいろな話が行なわれ、要綱段階におきましても手が加えられたと承っておるのでありますが、どういう経過をたどったのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 地方自治の点で問題になったことはないということでありますけれども、今度のこの事業団というのは、高度化資金の特別会計と中小企業指導センター、こういうものをまとめて一つの事業団をつくろう、こういう構想になっておるわけですね。いままでの融資……
○細谷委員 まずお尋ねしたいのでありますが、今度の法案では自営支度金と債務の保証、こういうものをやることになっておるのでありますが、これは一体どの程度の具体的内容なのか、まずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 前回、昨年の暮れにもこの改正が行なわれたと思うのでございます。従来、具体的な内容というのは政令にゆだねないで、法律で書いてあったのでありますが、最近は全部具体的な内容を政令にゆだねているのでありますが、何か理由がありますか。
【次の発言】 政令にゆだねるのは他意はない、時宜に適した措置をとれるように、こういうことのようでありますが、お尋ねいたしたい点は、今度の炭鉱の生産量なりあ……
○細谷委員 私は、産炭地振興問題について質問をしたいと思うのであります。先だって全国鉱業市町村連合会の代表の方から陳情書をいただいたのでありますが、要するにいままでの産炭地振興基本計画実施計画というのは、石炭鉱業の合理化に対する車の両輪であったはずであったけれども、その期待とはきわめて隔たったものがある。だからいまつくられようとしております新実施計画、いわゆる第二次産炭地振興実施計画については積極的なかまえで、しかも抜本的な対策をもって臨んでいただきたいという強い陳情をいただいたのであります。その実施計画なるものは一体現在どういうふうに作業が進められておるのか、実は新聞等で拝見しておるのであり……
○細谷委員 私は産炭地域の振興について若干御質問いたしたいのでありますが、まず篠栗線と油須原線の工事の進行状況はどうなっておるのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 いまお答えにございましたが、篠栗線につきましては四十一年度までに二十一億四千万円、四十二年度八億、全体として三十億であります。いまあと六十億というおことばがあったのですが、四十三年度以降六千万円ということになるわけですね。
【次の発言】 油須原線は四十三年度以降七億円程度残るわけでありますから、大体四十三年度で七億円全部つける予定でございますか。
【次の発言】 篠栗線は四十年度着工したと思いますが、四十一年までに二十一億とい……
○細谷委員 質問に入る前に、この昭和四十二年分の退職手当等に係る道府県民税及び市町村民税等の臨時特例に関する法律案について、いただいた資料というのがきわめて不十分なんです。これでは審議の参考にはちょっとしにくい点がありますから、委員長において、今後法案審議には十分参考になるような資料を整備して提出していただくように、まずひとつお取り計らいを願いたいというお願いをしておきたい。
【次の発言】 最初にお尋ねいたしたい点は、この法律案は四月、五月についての適用でありまして、そういう特例でありますが、どうして、どういう目的でこういう特例法案を出したのか、その気持ちといいますか、精神といいますか、それを……
○細谷委員 地方税法の一部を改正する法律案について質問するわけでありますが、調査室の資料もただいまいただいたばかりでありますし、選挙ぼけをしておりますから、いろいろな点、勉強不足な点もありますけれども、若干の点について質問をしてみたいと思います。 「地方税に関する参考計数資料」、この七、八ページを開きますと、国税と地方税の割合は、国税が六七・七%、地方税が三二・三%、こういうことになっております。この傾向は、ごくわずかでありますけれども、地方税の比率が若干ここ数年多くなりつつある傾向を示しておるようでありますが、お尋ねいたしたい点は、この地方税一兆九千四百三十二億円というのは、前年比地方財政……
○細谷委員 関連して。いま、調査会の答申というのはすぐは実現できないという逃げの答弁があったわけですけれども、この答申の調査会の小委員長はどなたですか。税調の小委員長はどなたですか。
【次の発言】 同じ人でしょう。
【次の発言】 同じ人が書いたわけですからズレはないはずですよ、税調とこの調査会の答申は。それを書いたのが一つも実現しないということは、自治省の努力不足を物語る以外の何ものでもないじゃないですか。税調と調査会の間には狂いがないわけですよ、同じ人物が書いているのですから。そうでしょう。これは単純な理論ですよ。ですから一ぺんに実現しないといったって、なるほどわかりますが、いろいろ書いてあ……
○細谷委員 一点だけ御質問したいと思うのです。 それは第十一次地方制度調査会が近く開かれる予定になっておると思うのでありますが、この第十一次地方制度調査会は昨年十二月、国債発行下における地方財政をどうすべきかという当面の対策よりもっと進み出まして、第十次地方制度調査会が行なった事務再配分に即応するような税財源の再配分を国と地方との間において行なうと、こういうことになっておるわけでございます。ところで、国と地方との間の税財源の再配分をすべきだ。端的に申し上げますと、国は大体七割の国民から税金を取っておる。一方、地方は三十七ないし八%だ。そしてあとは補助金、交付金等で地方にやって、三割の地方税し……
○細谷委員 私は一点だけ質問してみたいと思うのです。それは都道府県展望のことしの五月号に「再び地方自治の危機に直面して」「第五五国会に提案される法案からみた国と地方自治とをめぐる問題点」こういうことで、長野さん、あなたの部下が論文を書かれておるわけです。その末尾にたいへん重要なことが書いてあるわけですが、参考のために読んでみます。「今を去る四、五年前、昭和三十七年から八年にかけて、国と地方自治との関係をめぐって、右と同じような動向があった。国の地方出先機構の拡充、強化施策としての地方農政局の新設、地方建設局の強化策がこれであり、地方自治の事務を国へ吸い上げようとする施策として、工業立地調整法案……
○細谷委員 お尋ねしたい点は、先ほどの御意見の中で、地方の自主財源を増強してほしい、大体平均いたしまして七〇%以上にしてほしい、こういうようなおことばがあったわけでありますが、この七〇%というのは、いわゆる地方税と交付税とを加えたものなのか、あるいは純粋な地方税だけの割合なのかという点が一点でございます。 それから第二点は、ことしは結果として、国税の伸びに基づきまして交付税もワクとしてはかなり伸びたわけであります。昭和三十三年ごろかと記憶いたしますが、それ以降、普通交付税と特別交付税の割合は、現在九四と六という比率に分けられておるわけです。したがって、三十二年ごろまでの九二と八という時期から……
○細谷委員 関連で……。昭和四十一年度の地方財政計画では幾ら節減をいたしましたか。経費節減を計画の中に織り込みましたか。
【次の発言】 百五十億でしょう。そのほかに超過負担の解消というのを地方財政計画の中に織り込んだでしょう。
【次の発言】 表面上の数字には織り込んでないけれども、経費節減、百五十億という話ですけれども、超過負担のあれによってバランスをとる際に、最後に二百五十億と百億かで収支を合わしたでしょう。収支を合わしてないですか。去年財政計画をつくるのに四苦八苦したのだから……。
【次の発言】 これは印刷したものですからつじつまがぴしゃっと合っているのです。地方財政計画ができたときのガリ……
○細谷委員 私は地方財政計画関連で、地方交付税法の一部を改正する法律案と、昭和四十二年度における地方財政の特別措置に関する法律案について質問をいたすのでありますが、厚生省のほうから見えております公衆衛生局長が参議院のほうの関係があるそうでありますから、少しあと先こんがらかるのでありますけれども、これから先に質問をいたしたいと思うのであります。 保健所法第一条に基づいて施行令の第一条に、二十九の政令都市というのが設けられておるわけです。これは二十三年にこの政令ができたと思うのでありますが、その後二十八年に改正されまして、三十七年、三十八年とたしか改正されておるようであります。しかしその改正は、……
○細谷委員 私は昨日の理事懇談会等の話し合いに基づきまして、次の二点につきまして御質問を申し上げますので、自治大臣、大蔵大臣の誠意ある御答弁をひとつ願いたいと思うのであります。
第一は、昨年度特別事業債に振りかえられました公共事業費等の地方負担分にかかる明年度以降の元利償還金については、国の責任において処理する必要があると考えますが、この点につき、自治大臣並びに大蔵大臣の所見を伺いたいのであります。
【次の発言】 第二点は、地方交付税法第十条第二項ただし書きによりますと、各地方団体の財源不足額の合算額が普通交付税の総額をこえる場合は、調整率を掛けまして、各地方団体に交付される普通交付税の額が……
○細谷委員 大臣は時間がないようでありますから、順を追って質問したいのでありますけれども、そうもいきませんので、まず最初にお尋ねをいたしたいことは、九日の九時ごろ、地裁の杉本判事の決定が下されたわけでありますけれども、それから十一時五十分くらいに異議の申し立てをいたしておるようであります。この間どういう動きがあったのか、九時から十一時五十五分までの間の経過を大臣からひとつ具体的に説明していただきたい。
【次の発言】 最初私は新聞で読んだときは、地裁の決定に対して総理大臣が国家公安委員長である藤枝国務大臣を呼んで、あるいは田中法務大臣を呼んで、いわゆる指揮権を発動する決意を伝えたように新聞には書……
○細谷委員 まだ国家公安委員長、見えておらないようでありますが、前回、私、質問におきまして、杉本判決についての問題点は、規定の運用を誤っておるから違法だということと、国会の公正な審議権を阻害するものとは断ずることができない、こういうことについてどう思うか、こういう質問をいたしたのでありますけれども、これについて警察庁長官はどう当時判断されたのか、お尋ねします。
【次の発言】 いままでの経験にかんがみて国会の審議を阻害するというけれども、その日は土曜日でありまして、審議が阻害されるものが存在していなかった、国会の審議は行なわれていなかったわけです。そういたしますと、国会の審議が阻害される心配が十……
○細谷議員 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 最近の急速な経済成長の陰で、わが国の社会保障の水準は、西欧先進諸国に比べ、依然として低水準に置かれております。しかも最近における医療費の急激な増高は、各種共済組合の短期給付財政の収支を悪化させ、そのため組合員に過重な負担をしいる掛け金の引き上げを余儀なくいたしております。また一方、長期給付におきましても、ここ数年来の異常なまでの消費者物価の上昇のもとで、年金受給者の生活は極度に逼迫しているのが実情であります。 このときにあたりま……
○細谷委員 簡単にお尋ねしたいと思いますが、第一点は山内先生と川口の市長さんにお尋ねしたいのでございます。反則金、いろいろ違憲か合憲かという議論がありましたが、一体この反則金というのは国に帰属すべきものか地方団体に帰属すべきものかといういろいろな議論があるのであります。これについてどうお思いなのか、ひとつそのお考えを御両人にお聞きしたいと思うのであります。 それから第二点は、先ほどもちょっと質問にあったんでありますけれども、いまの交通事故というのを見ますと、少年法の適用になります十八歳、十九歳ぐらいの運転者が事故を起こすのが四十一年では一一%程度になっているわけです。したがって、この道路交通……
○細谷委員 地方公務員等共済組合法に関係する法案の質疑も大詰めにまいりましたので、私は以下数点について御質問をいたしたいと思いますので、藤枝自治大臣にひとつ誠意ある、しかも積極的な前向きの姿勢での御答弁をお願いいたしたいと思います。 第一点は、掛け金の標準となる給料の最高限度額についてでございます。現在、地方公務員等共済組合法百十四条の第三項におきまして、掛け金は給料月額十一万円で頭打ちとなっておるのであります。国家公務員共済におきましても、法第百条の第三項におきまして十一万円の頭打ちとなっております。これは昭和三十四年の十月に制定されたものでありますから、それ以来ずっと十一万円の頭打ち、こ……
○細谷委員 いろいろ問題点がございますけれども、重複を避けまして、一、二点御質問をしたいと思います。 一つは、今度の道交法改正で、少年は反則金制度から除かれておるわけでございます。私は率直に申し上げまして、今度の道交法というものを見ますと、交通事故を防ごうという意欲が急なあまり、法律全体といたしましてはバランスを欠く点があるのではないか。言ってみますと、交通事故を防ごうということで常識なりあるいは法律の筋というのがいささか埋没しておるのではないのかという感じがあるのでありますけれども、しかし何といっても、今日交通事故を防がなければいかぬ、おぼれる者わらというような感じで、少しでも効果が期待さ……
○細谷委員 地方公務員災害補償法案につきまして、質問は私がしんがりのようでありますので、できるだけ重複を避けますけれども、条文を追うて質問をしてみたいと思うのであります。 その前に、労働省からお見えになっておるようでありますので、お尋ねいたしたいと思います。第一点は、いままで地方公務員全部ではありませんけれども、労災法のワクの中で補償されてまいったわけでございますが、これが全面的にはずされるわけでございます。この点につきましては社会保障制度審議会等でも、地方自治権という立場からいっても問題があるということを指摘しておるのでありますが、こういう労災法というものは社会保障の一種として一元化すべき……
○細谷委員 消防法及で消防組織法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げますが、消防法の第九条の二というのが新しく入るわけでございます。この第九条の二に、「圧縮アセチレンガス、液化石油ガスその他」と、こう書いてございますが、「その他」というのは一体何でしょうか。
【次の発言】 私は、消防庁からいただいた資料でございますけれども、その資料を拝見いたしますと、この「その他」というのが案に書かれてございます。「圧縮アセチレンガス、液化石油ガス、核燃料物質、劇毒物等を」と、こういう案だったと思うのであります。それが、「核燃料物質、劇毒物等」というのが「その他」に変わったように思うのでありますけれ……
○細谷委員 私は人事院勧告と厚生制度の問題、二点について御質問いたしたいと思うのであります。 人事院の方、尾崎給与局長さん、見えていますね。 現在民間給与関係等を集計、検討をされていると伺っておるのでありますが、すでにきょうは七月の二十日でございます。昨年は八月十三日に人事院勧告がなされたわけでございますから、従来の例からいきますと、あと三週間余りの期間しかないわけでありますから、当たらずといえども遠からずというところは、もうおつかみになっているんじゃないかと思うのでございます。そこで、ことしはいつごろ勧告を出される予定なのか、大体その内容はどの程度のオーダーになるつもりなのか、この辺をお……
○細谷委員 刑法の一部を改正する法律案について質問いたしたいと思うのでありますが、今回の改正案は、刑法四十五条と二百十一条に関連いたしたものでありますが、この提案の理由を読みますと、「最近における交通事犯の実情等にかんがみ、」と、こういうことになっておるわけでございます。
そこで、お尋ねいたしたいことは、法務省としては、一体今日の交通事故の原因というものはどこにあるのか、どういう認識をなさっておるのか、こういう点についてお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 いろいろな問題だけではいけないのであって、具体的にどういう問題があるのか、一つ一つあげて御説明いただきたいと思います。
○細谷委員 時間がありませんから簡単に質問をしたいと思うのですが、昨日からきょうまで二日間、干害対策を中心にいたしまして質問が行なわれたわけでありますけれども、率直に申し上げまして、先ほど塚原総務長官から抽象的な決意の表明があったのでありますけれども、何も進んでおらぬ、こういうことだと私は思うのであります。たいへん残念でございます。 大体、先ほども質問がありましたけれども、二十六日に閣議がありまして、政府は、非常対策本部は設けない、そのかわり農林省に災害対策本部を設けて、それが中心になってやる、こういうことになったわけですね。その日に関係閣僚会議に出席された方の名前まで新聞によると出ておりま……
○細谷委員 大臣、時間がないようでありますから、大臣に最初御質問したいわけであります。 実は、私どもが現地に行った以上にその後の状況というものは深刻なように思うのです。私どもが参りました際には、五百六十一名の入坑者で、そのうち、十月一日現在で三十九名が入院されておったと、こういうことでありますけれども、きょういただいたのによりますと、五十三名の入院患者ということでありまして、十四名ふえておるわけです。私は昨日現地のほうから聞いたのでありますが、入院患者は昨日は四十八名と私は聞いておりました。ところがそれが五十三名になっておるわけです。ところが通院患者は三百七十九名おるわけですね。五百六十一名……
○細谷委員 私は、産炭地振興問題と、一酸化炭素中毒症に関する特別措置法のその後の諸問題、二点について御質問したいと思います。 せんだって、一石炭特別委員会が九州の各地を回られた際に、いろいろな要望事項があったのでありまするけれども、時間がありませんからその一点だけを、基本的な点をお聞きしたいと存じます。 それは、五千万トン、いや五千二百万トンと、いろいろ議論があったわけですけれども、これは一体どういう意味なのか。たとえば補給金というものがつけられておるわけですけれども、中小炭鉱では補給金はもらわない。ところが、もらっておらないところがあるとすると、かえって負担がふえたというのであります。で……
○細谷委員 労働大臣にお伺いしたいのでありますが、去る五十五特別国会で一酸化炭素中旬に関する立法がなされたわけでございますが、その重要な部分というのは省令にゆだねられております。その省令はもう完全にまとまったかどうか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 実行段階に入っているということでありますが、そこで問題は、ガス患者についての医師の診察の結論というものが一昨年の十月ですか出されて、これがたいへんな紛争になってまいったことは大臣御承知のとおりでありますが、この問題はその後どういうふうに進んでおるのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 いわゆる第一診の結果というのは、大まかにいって三つ……
○細谷委員 私は、去る八月十五日に出されました人事院勧告について、若干の質問をいたしたいと思っておるわけです。 その前に、人事院勧告は国家公務員の問題でありますけれども、これに準ずるというのが地方公務員でございます。そうなりますと、第五十五国会で自治省設置法の一部を改正する法律案という形でできてまいりました公務員部の姿勢というのがたいへん重要になりますから、前提の問題として、この公務員部の性格といいますか、あるいは目的といいますか、あるいは姿勢といいますか、そういうものについて大臣のお考えをただしておきたいと思うのであります。 と申しますのは、七月の十九日にある新聞で、全国市長会から、人事……
○細谷委員 六人委員会のメンバーは自治大臣だけでありますから、大臣に閣議決定の問題についてお尋ねしたいのであります。 先ほど来の質問で、ことしの人事院勧告は、財源の問題というよりも、むしろ大蔵省がしきりにPRしております財政硬直化というような問題で、いろいろ六人委員会もめてまいったように新聞等で承っておるのであります。ところが、先ほどの大臣のことばによりますと、ことしもまた財政的な問題、税の自然増収等も予想よりも伸びない、こういうことから、ことしもやはり財政的な問題で完全実施ができなかったんだ、ただ、一歩を進めて八月にという結論を出したのだ、こういうことなんでありますけれども、人事院勧告を完……
○細谷委員 関連。先ほど小委員長を通じまして、いまの質問に関連する資料を要求しておきました。二十八日に委員会終了後小委員会をやりますから、それまでに私から要求いたしました資料は、ひとつ詳細なものを出していただきたいということをお願いしておきたいと思います。
【次の発言】 関連。一般職については通達は出てないけれども、すでに内簡が出ているじゃないですか。新聞によると、公営企業の問題についても近く出すと新聞は書いてある。そして一般職のやつは通達は出てないけれども、内簡は出たのか。出ました。私はその資料を要求したのです。それから大臣に、通達、内簡等は、新聞に書いてあるように出すのかと言いましたら、い……
○細谷委員 二点だけ関連して質問したいのです。 一つは地方公営企業のあり方についてお尋ねしたい。いま、特に地下鉄、都市交通というのがたいへんな経営危機におちいっておるわけです。あるいは水道などもその例であります。あるいは病院等もそうなのであります。地方公営企業法という法律に基づいて、赤字の多いところは再建団体ということになっておるのですが、いってみますと、将来どうあるべきかということについては描かないで、現状をどうしたら赤字をなくすかという形で、たとえば公務員の給与はやらないのだとか、いってみますと縮小再生産の一路をたどっている、こういうふうに申し上げなければならぬと思うのです。そこで、地方……
○細谷委員 一、二お尋ねいたします。 先ほど井手委員から質問がありました干害対策の問題で、念のためにお伺いしておきます。 当面の対策につきましては、これは使った経費については七割五分交付税で補てんする、こういうことですね。これが一つです。 第二点は救農土木のことでありますが、農林省の方針にありますように、ため池等は災害復旧で取り上げていく、こういうことになったわけでありますから、災害復旧で取り上げられた事業の地方団体の裏負担分については全額交付税で補てんする。それから単独の事業、いわゆる救農土木といわれるものについては起債を見てやる。その起債の元利償還については、そこの地方団体の財政事情……
○細谷委員 関連して。政務次官、当時在任してなかったのですけれども、四百八十二億だというのでありますけれども、当時の法律は五百十六億か八億だったと思うのです。これだけの、当初に計上いたしました交付税の総額から、昭和四十年度穴があいたわけですね。その法律は、当初に計上した交付税の総額を保障いたします。これが一つであります。第二は、年度の最終で国税三税の実績収入額で精算をするわけでありますけれども、精算をいたさない、こういうことが法律に明記されておるわけです。その際に、きょうは議事録を持ってきておりませんけれども、私どもの川村委員から、五百十数億の穴埋めをしてもらうことはたいへんけっこうなことであ……
○細谷委員 大臣が午後予算委員会でおいでになれないようでありますから、十二時半まで大臣に二、三承っておきたい。 山口質問にもあったのでありますけれども、三十九年度の百五十億、それから四十年度の三百億の特別会計の借り入れによって、地方公務員の給与改定財源を交付税で配分をしたわけですが、それぞれ、百五十億と三百億は償還方法というのがきちんときまっているわけです。言ってみますと、百五十億は五カ年間で三十億ずつ均等の償還、四十年に借りました三百億円というのは、十億、三十億、三十億、三十億、六十億、七十億、七十億、こういうように七カ年で返すことになっておったわけですから、言ってみれば、昭和四十二年度は……
○細谷委員 去る十四日のこの委員会におきまして、北九州市の病院事業についての、特に給食関係の下請につきましては法律的にも疑義がある、こういうことになりまして、自治大臣が関係三省で協議をしてみると、こういうようなおことばがあったのでありますが、その協議の結果はどうなったか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 いまの御答弁は抽象的で、私の質問に答えてないのです。
せんだって、二、三日前の社会労働委員会において、この問題についての大臣の答弁があっております。時間がありませんから読みますが、病院給食はすべてその業務を病院の直営で行なうべきであると考えるがどうかという問いに対して、厚生大臣の答弁は、……
○細谷議員 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 最近の急速な経済成長の陰で、わが国の社会保障の水準は、西欧先進諸国に比べ、依然として低水準に置かれております。しかも最近における医療費の急激な増高は、各種共済組合の短期給付財政の収支を悪化させ、そのため組合員に過重な負担をしいる掛け金の引き上げを余儀なくいたしております。また一方、長期給付におきましても、ここ数年来の異常なまでの消費者物価の上昇のもとで、年金受給者の生活は極度に逼迫しているのが実情でございます。 このときにあたり……
○細谷委員 いままで成田の事件の問題で、特に野球場における問題がたいへん問題になったので、ひとつ委員会のほうにその間の略図等を付して状況を、後ほどでもよろしいのですが、詳しく資料として提供をしていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
【次の発言】 委員長のほうと相談するというのですが、これは委員長と相談せぬだって出しますと言えそうなものですがね。委員長どうなんですか。
【次の発言】 こんなことは相談なしに当然委員会に出していただきたい。私もちょっとせきが出ますし時間もおそくなりますから、いろいろと御質問したいのでありますけれども、短時間御質問したいと思います。
いままで佐世保の問題あ……
○細谷委員 いまの点は私は非常に重要だと思っておる。当時の新聞を読みますと、山口委員が指摘しておりますように、警察もやはりノーハウだということでシャットアウトを食いかけた。消防はシャットアウトを食って十分な活動ができなかった。むろん活動するにしても、わらぶきの屋根ぐらいを対象にした消防力しかないということなので、近代化学工場に立ち向かうような消防力は持たないということで、赤ん坊が双葉山に相撲をしかけるようなもので相手にされなかったかもしれませんけれども、当時の新聞を見ますと、全部やはりノーハウということが理由で十分な警察なりあるいは消防の活動ができなかったということが新聞に書いてある。ですから……
○細谷議員 ただいま議題となりました地方公営企業法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして、その理由を簡単に御説明いたしたいと思います。 地方公営企業は、現在依然として危機の状態にございますが、この赤字は昭和三十六、七年ごろから急激に増大をしてまいったものでございまして、その原因は政府の経済成長政策にあると申さなければなりません。 前回、一昨年の地方公営企業法の改正におきまして、独立採算制を原則としてその強化がはかられまして、そのために公営企業の公共性というものが無視されてまいっておるのでございます。 同時に、公営企業に従事する企業職員は、地方公務員でありながらその労……
○細谷委員 参考人に対する御質問でありますから、一問一答式な反復の質問をいたしませんから、ひとつ明確にお答えいただきたい。 まず遠藤教授にお尋ねしたいのであります。フィスカルポリシーというものと地方財政との関係について、遠藤教授の御意見というのは、フィスカルポリシーという国の政策に地方財政はじゃまはしちゃいかぬけれども、何も進んで協力する必要はないのだ、こういうふうな御意見だと私は受け取ったわけです。そこで、この点についてお尋ねしたいのであります。 大体自治省もそういう見解を昨年の九月、大蔵省が財政硬直化、こういうことを盛んに宣伝し始めたときには、かなりはっきりと地方財政と国の財政とは違う……
○細谷委員 ちょうど大臣がいらっしゃるので……。いま区長公選問題について大臣の御答弁を聞いたし、私も予算委員会でこの問題について大臣の所見を承ったのですけれども、まあ言ってみますと、全くビジョンがない、こういう一語に尽きると思うのです。いろいろ質問したいのですが、大臣のおっしゃるとおり、この問題については、相当の時間をかけて私は議論をいたしたいと思うのでありますが、大臣の答弁の中で、二十七年に公選が廃止された、それは混乱があったから公選を廃止したのだ、こういうおことばがありましたが、これは重大な認識でありますから、どういう混乱があったのかということについてお尋ねしたい。
○細谷委員 関連で簡単にお尋ねしたいのですが、いまも一月十八日の覚書に関連する点が質疑されておるのでありますけれども、この点について私が心配していることがありますからお尋ねしておきたい。 秋吉さん、数日前の新聞に、三月二十八日で四十二年度の税収見込みを大蔵省がはじき出したわけですね。それによりますと、所得税は好調であるけれども、景気調整の浸透を反映して法人税、酒税、物品税などが見通しを下回って、税収全体としては補正後見積もりを百億円ないし二百億円程度下回る見通しが強い、こういうことです。四月二日の新聞を読みますと、二月末の租税収入というのを見ますと、所得税は前年度を〇・四%上回っておるのです……
○細谷委員 ちょっと関連で、いい機会ですから、質問したいのです。 清掃施設整備緊急措置法というのは、現在の清掃、ごみなりし尿に、あなたのほうはどういうふうな位置づけをしておるのですか。――意味がわからないですか。たとえば、要焼却分の七割五分というのは、ひとつ処理するんだ、あるいは既設分の改良をするんだとか、この程度で、そして、し尿処理関係では六百四十億円だ、ごみ処理では六百九十億円だ、合計千三百三十億円だ、こういうあなた、さっき答えたですね。これが現在の清掃事業というものにどういうふうに位置づけられるのか。大体こういうものは、所得水準が上がれば、ごみなんてどんどんふえていくわけだ。そういう現……
○細谷委員 いま財政局長の答弁でたいへん重要な発言があったわけですから、このまま見のがせませんから……。 検針というのは徴収事務ですか。あなたのいまの答弁では、検針というのは徴収事務だと言うのです。二十六条の四、「管理者は、地方公営企業の業務に係る公金の徴収又は収納の事務を私人に委託したときは、」これは委託できるんですね。これは、法律は三十三条の二「管理者は、地方公営企業の業務に係る公金の徴収又は収納の事務については、収入の確保及び住民の便益の増進に寄与すると認める場合に限り、政令で定めるところにより、私人に委託することができる。」検針というのは徴収事務なんですか。
○細谷委員 いまの下請の問題について、強制はしてない、画一的じゃない、こう書っておりますけれども、強制をしておる証拠というのは多々あるわけです。それは後ほど私の質問の際に、いろいろな面から質問したいと思うので、関連質問でありますから、一点だけ質問したいと思います。 下請にすることによって、公務員がどしどしと首を切られておるわけですね。たとえば清掃事業というものを下請にすると、そこに働いておる人たちは首を切られる。病院等を下請にしますと、そこに働いておる給食調理員等は大量に首を切られておる。これを守る法律的なものが一体ありますか。単純労務者について法律的にどういうふうに守っているのですか、これ……
○細谷委員 最初にお尋ねいたしておきたいのでありますけれども、この前私が関連質問をした際に、大臣いらっしゃらなかったと思うのです。私は、今度の国税三税に見合う交付税という形で計上されておるものは、世界経済のいまの動向、国内経済の動向から見ますと、どうも昭和四十年度のような大きなへっこみが国税三税に起こってくるのではないか、したがってまた、交付税にへっこみが起こるのではないか、こういう心配をいたしております。そうなってまいりますと、かりに補正なし予算とこう呼んでおるわけでありますけれども、私は補正というのは必至だろうと思います。いずれにいたしましても、今年の暮れか、来年度の当初予算編成の際に、ま……
○細谷委員 大体質問も終末でありますから、具体的な若干の点について質問をしたいと思います。 厚生省見えておりますか。――それでは厚生省のほうはあと回しにします。 過日、山本委員の質問がありました際に、清掃費の単位費用の問題について、特に清掃関係の職員の数について、従来毎年一応計画しておる数字にアプローチの努力がなされてまいったのでありますけれども、今年は全くそれがなされておらない。清掃事業の改善の方策というのが全国市長会等で出されましたが、これは自治省の財政局の担当の方々もたくさんそのメンバーに入っていらっしゃる委員会であります。そこでできた数字となおかなりの開きがあるわけであります。これ……
○細谷委員 少し目が回っておりますけれども、まあ協力します。 鎌田君、さっきの議員の十一万円というのはそうですけれども、知事は二十七万円だ。あなたの答弁は間違いだ。ですから訂正なさったほうがいいんじゃないかな。 そこで、いろいろと出てまいったわけでありますけれども、大臣にひとつお尋ねしたいことは、この共済法に限らず、いろいろな問題について法律案を通す際に附帯決議というものがつけられるわけであります。議決をされますと、大臣は、その附帯決議を尊重して善処いたします、こういう答弁を必ずいたすわけです。ところが、善処なり努力をされる確率というのはほんとうに微々たるものだ、こう申さなければならぬと思……
○細谷委員 最初に、委員長に御質問いたしたいのでありますが、昨日、八日正午から開かれた自民党の衆院常任委員長、特別委員長会議に、特に佐藤総理が出席をされまして、いわゆる重要法案に全力を傾注して保守党らしい国会運営の成果をあげてほしい、こういうことを述べられまして、具体的に重要法案を佐藤総理があげられたそうでありますが、昨日のことでありますから、ひとつ委員長からその内容を御披露いただきたいと思うのであります。
【次の発言】 私の質問に対して不規則発言がありますけれども、これは新聞に書いてあります。首相は重要法案として教育公務員特例法改正案、学校教育法改正案、外国人学校法案の教育三法案、インドネシ……
○細谷委員 昨日の私の質問に対しまして、都道府県合併なり、いわゆる自治体の廃置分合、こういうものは自治法六条の規定によらないで七条の規定でもよろしいのだ、市町村合併促進あるいは特例、そういうような様式で、七条の考えに基づいてもよろしいのだ、こういう意味の行政局長の答弁があったのでありますが、それでよろしいのですか。
【次の発言】 私はいまの答弁は間違っていると思う。たいへんおかしいと思うのですよ。きのうも申し上げましたように、自治法の六条の規定というのは、都道府県についての規定でありまして、この境界の変更あるい廃置分合というのはたいへん重要なのでありますから、六条で「都道府県の廃置分合又は境界……
○細谷委員 私は、前回の質問におきまして、今回政府提案の都道府県合併特例法案の、たとえば第五条の規定は、憲法九十二条の地方自治の本旨、あるいはそれに基づいてできております地方自治法第六条に基づく都道府県の廃置分合、こういう点からいって、憲法違反ではないか、少なくとも憲法上疑義があるのではないか、こういうことを指摘いたしたのでありますけれども、大臣の答弁は、そうではない、しかし、私の意見もそれとして筋があるので、これは今後の問題として検討をすることにして審議を進めていただきたい、こういう話がございました。 そこで、私は、この問題についてさらに深く大臣と論争するつもりはないのでありますけれども、……
○細谷委員 委員会は成立しておりませんけれども、宮澤企画庁長官に敬意を表して、御多忙の中いらっしゃったんですから、質問をいたしたいと思います。 まず、お尋ねいたしたいことは、四十三年四月三十日に経済企画庁は、従来たくさんの開発計画というのがありましたけれども、その評価の上に立って新全国総合開発計画の策定をしようということで、そのたたき台としての一つの試案を発表されました。これは明治百年の記念だそうでありまして、ことしの十月三十日までには結論を出すやに承っておるのであります。 そこで、まず長官にお尋ねいたしたいのでありますけれども、現在まで多数の全国総合開発計画に関連する法律がありますけれど……
○細谷委員 ちょっといまの関連。 人口割りというのが大原則でしょう。郡市単位というのが大原則でしょう。その場合に、平均の半分以下の場合は合併選挙をするということになるでしょう。全国に八つばかり例があるというのでおととし法律をつくったでしょう。私もそれにちょっと関連したことがあるのです。県の条例はそういうふうにならないのだ、その法律は拘束力がないのだから。ですから、全国で、せっかくそういう法律ができたけれども、みんな人口割りを基礎にして市と郡が合わせて選挙をやったりなんかしているんですよ。ですから大臣、保証すると言ったって、配分を条例できめるわけですから保証できないんですよ。いまの例ですと、た……
○細谷委員 いまの大臣のことばによりますと、五月十二日に新聞に書かれたことと全く同じことです。新聞にはこう書いてあるわけですね。「自治省当局は問題の原稿が出ている資料を引っぱり出したり、本人を呼んだりの大騒ぎ。結局、表現が不適切で、社会党の抗議は誤解に基づくものとわかり、ほっと胸をなでおろしていた。」いまの大臣の説明によりますと、これはやはり私どもが誤解をしておる、そういうことを釈明したにすぎないわけですね。この「選挙」というのを読んでみますと、これは翼賛選挙の謳歌ですよ。読んでみましょう。「これら運動に当って特に参考とすべきことは、戦前に行なわれた選挙粛正運動であろう。この運動は、昭和十年か……
○細谷委員 私は、去る二十七日に阪上委員が、主として地方行政と地方財政の問題を中心として質問されたのでありますが、その質問に対して、納得のできない幾多の答弁あるいは当面する重要な地方行財政上の問題がありますから、それにつきまして若干質問をいたしたいと思います。 まず第一点は、東京都の特別区の区長の公選問題について若干質問をしてみたいと存じます。 最近新聞の社説なりあるいは解説等で、都の区長不在と地方自治、あるいは区長不在の区政、こういうような見出しでこの区長問題が取り扱われております。現在二十三区のうち、はなはだしいところになりますと区長が八カ月をこえて不在でございます。すでに区長不在のと……
○細谷委員 時間がありませんから要点だけをお聞きしますから、ひとつ正確にお答えいただきたいと思います。 まず最初にお聞きしたいことは、去る五十八国会で廃案になりました地方公務員等共済関係の法律は、恩給法に関する部分で満―日通算制等の国会修正が行なわれたわけです。ところが、残念なことに、この地方行政委員会に付託されましたものは廃案になって、国家公務員に関する法案、公共企業体に関する法案が成立をいたしたわけです。したがって、現状におきましては、地方公務員関係は従来どおり改正されないという形になって、片ちんばになっております。これは一体どういうふうに処理をなさるつもりなのか、まずお伺いしておきたい……
○細谷委員 局長にお尋ねしますが、平均一三・七%という数字はどういうふうにして出てきた数字ですか。
【次の発言】 各事業所に行って尋ねた。あなたのところの引き上げは幾らですか。たとえば先ほど来答弁がありましたけれども、職員層については平均一一・何がしかである、あるいは労働者の場合には一四%だ、こういうことがありましたけれども、Aの事業所は、私のところは職従突っ込みの一二・五%でした、Bのほうの工場は、私のほうは一三・五%でした、私のほうは一五%でございました、こういうふうにいっておることは、それぞれの事業所はこれは加重平均なんですよ。単純平均じゃないのですよ。そうでしょう。そうしてAからBCと……
○細谷委員 給与関係について二、三お聞きしたいのでありますが、先ほど質問がありましたが、七百九十九億円財源が必要だ、地方財政計画に見込んでありますものは七百五十億円でありますから四十九億円、せんだっていただいた資料は五億円単位による所要額ということなのですから、四十九億というのは、精算しますと若干変わってくるかもしれませんが、一応約五十億ですね。その五十億はどういうふうにしてひねり出せということですか。具体的にお答え願いたい。
【次の発言】 やや具体的になりましたが、不足財源の四十九億円のうち寒冷地手当の改定増分が、資料によりますと三十六億円になります。これは交付、不交付を突っ込んでの数字であ……
○細谷委員 最近、福岡県において、庁舎管理規則をめぐって定例県議会が開かれておりますが、その議事運営等の問題について、自治省に見解を求めてきた事実があるかどうか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 林課長は全然聞いていないと、こういうことであるけれども、自治省としての見解が、担当の事務官から県のほうに述べられておるんではないですか。お尋ねしたい点は、どういう点について自治省に質疑があったのか、どういう回答をしたのか、これをお答え願いたい。
【次の発言】 おかしいじゃないですか。あなたのほうでは、自治省の見解という形で返事しているのでしょう。文書じゃなくても、電話か何かで返事しているか、あるい……
○細谷委員 私は、なるべく要領よく短時間で、一つは、せんだっての有馬温泉の火災事故を中心とした点、それから第二点は、地方公営企業に対する対策、第三点は、五十八国会で地方団体の税、財政の問題がいろいろと検討されて、附帯決議もついておるわけでありますが、予算要求、概算要求もされておりますし、いまどういう方針でこれに取り組んでおるのか、そういう三点について質問をいたしたいと思うのであります。 最初に、先ほど「有馬温泉旅館「池之坊満月城」火災概要」というものを消防庁のほうからいただいたのでありますが、満月城が落城したのについて、これは水上温泉の例もありますし、あるいはいまの資料にもありますが、湯河原……
○細谷委員 大臣、時間的にはたいへん詰まっておりますから、一言お聞きしたいのですが、今度の公務員給与を八月実施にした理由は、財政上の理由ということですが、大臣の感覚として、財政上の理由というのは成り立つ、こういうふうにお考えですか。
【次の発言】 大臣のおっしゃったことは、何を言っているかわからないのですよ。財政上の理由ということは、大臣はそれは理由にならない、こういうふうにお考えを持っておるかのごとくお聞きしますと、次には全体的なバランスのことということで、財政支出のバランスのことという形で逃げておりまして、大臣は一体何を考えているのかわからないのですよ。先ほど来ちょっと議論がありましたけれ……
○細谷議員 ただいま議題となりました地方公営企業法の一部を改正する法律案及び公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案の二法案に関し、提出者を代表いたしまして提案理由の概要を御説明申し上げます。 まず、私どもがこの二法案を提出いたしました趣旨について申し上げます。 地方公営企業の経営については、特に昭和三十六年以降その赤字は増大の一途をたどり、昭和四十一年度及び四十二年度における政府の再建施策にもかかわらず、その赤字額は現在なお増大いたしている現状にあります。 昭和四十三年度末における地方公営企業の不良債務額を推計いたしますと、財政再建債を除いても、昭和四十二年度の千二十億円に、さらに二百……
○細谷委員 私は、沖繩の経済的側面から一体化問題について若干質問したいと思うのでありますけれども、残念ながら副長官は見えておりますけれども、大臣も見えておらぬようでありますし、山野局長もいらっしゃらぬし、私の要求した人はほとんど見えておりません。そこで、特に一体化の基本的な姿勢、沖繩の経済の開発、工業開発等も含めた問題点から財政援助、そういうものについて質問をしたいと思うのでありますけれども、きょうはしりのほうから入りまして、主として沖繩の財政問題から質問をしてみたいと思うのであります。 そこで、まずお尋ねをいたしたいのは、一九六九年度の沖繩の財政状況はきわめて深刻な状態に立ち至ったと報ぜら……
○細谷委員 時間がありませんのでまとめて御質問申し上げて、そのお答えによって再質問もいたしたい、こう思います。 最初に、おととし九州地方はたいへんな干害にあったわけです。その干害の際に、災害対策委で干害対策をたいへんやっていただいたわけですが、その節、天気予報に関連して、どこから出たか知りませんけれども、長期予報として、ここ数年間九州は干害で困るだろう、水に困るだろう、こういうことがいわれたのでありますけれども、昨年、ことしと、水害に次ぐ水害、こういう状況になっております。そこで私は、科学的にいろいろむずかしい点があるのでありますけれども、あまり信用にならない長期予報なんというのはお出しにな……
○細谷委員 時間がありませんので、簡単に二点ばかり質問いたします。 今度の答申を見ますと、私は過去三べん程度ありました答申と比べてなっちゃおらぬ、こういうふうに言っていいんじゃないかと思うんです。よくこの答申は企業対策であって石炭産業対策でないという批判も行なわれております。特にこの答申案をいただきまして修正表なんというのが出ております。私は正誤表かと思いましたら、これは修正表なんです。修正表にはいままでつけたことのないような文章がついているんです。これがこの答申のずさんさを如実に証明しているんじゃないかと私は思うんでありますが、端的に通産大臣と労働大臣にそれぞれのサイドからこの答申をどう評……
○細谷委員 私は、せんだって行なわれました自治大臣、国家公安委員長の所信表明について、若干質問をいたしたいのであります。
その前に御質問いたしたい点は、昭和四十四年度の地方財政計画はいつできるのか、これをひとつはっきり示していただきたいと思います。
【次の発言】 今月末というのは二月の二十八日ということでございますか。
【次の発言】 昨年は何日でございましたか。
【次の発言】 昨年は二月の二十三日といいますと、ことしはすでに五日間おくれております。おととしは何日でしたか。
【次の発言】 この地方財政計画は国の予算と密接な関係を持っておりますので、予算委員会の総括質問が行なわれる段階で出してい……
○細谷委員 たいへん遺憾なことでありますけれども、時間の制限を受けておるようでありますから、二点について質問をしたいと思います。 一つは、今度の自治大臣の所信表明の柱の一つであります地方公営企業の経営基盤の強化、こういう点でございます。自治大臣は「住民サービスの向上と物価対策に資することとし、一般会計との負担区分の合理化、企業債の増額及び償還期間の延長、金利の引き下げなどにつとめたいと存じます。」こういうふうに言っておるのでございますけれども、具体的に金利の引き下げという点に関連いたしまして、ギャンブルから四十四年度は九十億円、これを十年程度続けることによって、金利を五厘程度下げよう、こうい……
○細谷委員 質問に入る前にお尋ねしたいのでありますが、四十四年度の「地方税に関する参考計数資料」というのを自治省税務局からいただいております。この資料には正誤表があるいはついておったのかしれませんけれども、たいへん重要な点でミスプリントではないかと思われる点がございます。それをまず確認をしていただきたいと思うのであります。 六三ページでありますが、「一般財源合計」とこう書いてございます。たとえば東京都の例をとりますと、市町村税計が一人当たり一万七千九百五円とありまして、交付税が千七百八十五円、地方譲与税なし、この合計が三千九百五十五円で、指数、全国平均一〇〇といたしますと四〇、こういう数字に……
○細谷委員 地方交付税法、さらにこれに関連する地方財政計画について大臣あるいは政府委員に御質問したいのでありますが、あるいはすでに質問した点と若干重複する点があるかと思いますけれども、できるだけそれを避けたいと思います。
まずお尋ねいたしたい点は、地方財政計画なり地方交付税法の一部を改正するにあたって、他から何らかのアクションがあったかどうか、これをひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、最近発行されました「都道府県展望」という全国知事会が出しております四月号の「地方財政計画と地方財政」を拝見いたしますと、やはり明らかに大蔵省等から圧力があったんではないか、こういうふうに看……
○細谷委員 国家公安委員長に一点だけお尋ねしておきたいと思います。 いま安井委員の質問に対して、不偏不党、そういう基本的態度で国家公安委員長としては職務を遂行するのだ、これはことばはそのとおりであろうと思うのです。私がお尋ねいたしたい点は、先ほど川島警備局長は、山口委員の質問に対して、拱手傍観しておったじゃないか、いや、そうじゃないのだ、取っ組み合っているからそれを分けるのに一生懸命で、とうとう現行犯の逮捕等もできなかったのだ、二〇番も二分以内と国家公安委員長ははっきり言っているけれども、それも実現できなかった、まことに遺憾である、こういうふうに答弁されておりますね。このことから言いますと、……
○細谷委員 先ほど大出委員が二つの問題について大臣に再考をいただきたい、さらに理事会等で検討もいただきたいということで、第一点につきましては太田委員のほうからいま関連質問がありましたが、私は第二点について、理事会で検討をなさるでありましょうけれども、その前に大臣の姿勢に問題があると思いますので、申し上げておきたいと思う。 先ほど来、大出委員の質問の中に出ました人事院勧告をめぐって公務員第一課長がある雑誌に書かれた、人事院がけしからぬとか、国会がサボったとか、こういう文章が問題になりまして、私は当時の理事の一員でありましたので、理事会で検討をいたしまして、その確認された文章を大臣が正式の委員会……
○細谷委員 それでは、非常に重要な点でありますから、三月九日前後の新聞記事を、先ほどは日経だけでありましたけれども、ここに私は二、三の新聞の記事のスクラップを持っておりますから、参考のために明らかにしたいと思います。 四十一年三月九日の朝日新聞でありますが、「地方公務員に定年制 閣僚五人委で決定 「五十五歳以上」を明記 地方公務員法今国会に改正案 政府は九日午前九時から院内で公務員給与に関する五人委員会(福田蔵相、小平労相、永山自治相、安井総理府総務長官、橋本官房長官)を開き、地方公務員に定年制を設ける問題について検討した結果、地方公務員に定年制を設けるため地方公務員法を改正することを最終的……
○細谷委員 理事の指示によりますと、きょうは六時までということでありますので、わずかでありますけれども、きょう時間の範囲内で御質問し、明日引き続いて質問をいたしたいと思います。
最初に質問いたしたいことは自治大臣にでありますが、公務員部ができましたのは、大臣、いつごろか御存じでありますか。
【次の発言】 この公務員部ができるにあたりまして、参議院において、さらに四十二年の八月十八日の当委員会におきまして、公務員部の基本的な姿勢と申しますか、そういうものについて三つの原則が確認をされております。大臣その三つの原則御存じでありましょうか。
○細谷委員 大臣にお尋ねいたしますが、地方公務員に定年制を設けることで、政府はどこかに約束をしていらっしゃいますか。
【次の発言】 どこにも約束していないということでございますけれども、全国市長会が出しております「地方公務員の定年制の即時実現に関する要望参考資料」を見ますと、ほとんど毎年のように決議がなされております。その決議の一例でありますが、たとえば昭和三十四年六月十九日の第二十二回全国市長会議では、「政府は自治庁長官その他のしばしばの言明にもかかわらず、国家公務員停年制との関連等を理由として、未だにその実現をみないことは、誠に遺憾に堪えないところである。」それから四十一年十一月三十日の全……
○細谷委員 私も十六日に「法律案をつくって国会に出す以上は、どういう行政効果が期待されるのか、新陳代謝の問題とか財政とかいろいろあるでしょう、そういう問題についての自治省なりの評価というのがなければならぬと私は思うのです。ですから、ひとつ時間もなにですから、次の委員会までに、自治省がこの法案に期待する行政効果というのはかくかくのものである、こういうものをひとつ資料として出していただきたい、」そうして「委員長、いいですか。」と質問したら、「けっこうです。」と委員長答えているのですよ。まだ出ないのですよ。これはどういうことなんです。
【次の発言】 そんならそのとき具体的に出ないと言っておけばいいの……
○細谷議員 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 最近の急速な経済成長の陰で、わが国の社会保障の水準は、西欧先進諸国に比べ、依然として低水準に置かれております。しかも最近における医療費の急激な増高は、各種共済組合の短期給付財政の収支を悪化させ、そのため組合員に過重な負担をしいる掛け命の引き上げを余儀なくいたしております。また一方、長期給付におきましても、ここ数年来の異常なまでの消費者物価の上昇のもとで、年金受給者の生活は極度に逼迫しているのが実情でございます。 このときにあたり……
○細谷委員 時間の関係もありますからまとめて要望と若干の質問をしておきたいと思います。 私も生まれが九十九里でありまして、実は千葉県の血を引いているわけでありますが、千葉県人というのはこんなに荒っぽい血を持っているのかというような感じを、この問題についてしみじみと持っております。 そこで、お尋ねしたいのでありますが、川上副知事さん、あなたは先ほどの質問に対して、このほかにやりたいことは山ほどある、こういうことをお答えいたしましたね。この関連事業以外に、いわゆる空港に関連する仕事というのは山ほどあるんだ、言ってみますと仕事の範囲、量というのがしぼられたのだ、こういう意味の発言をなされました。……
○細谷委員 せんだって参考人の方に私が三つばかりの資料を要求しておったわけでありますが、すでに二週間近くなるのですが、まだ資料が届いておらないのです。どうなったのでしょうか…。
新東京国際空港の問題についてはいろいろな問題点が出ておるわけでありますが、私はできるだけ重複を避けまして、主として法案に直接関係するものについて若干質問をしたいと思うのであります。
最初にお尋ねしたいのでありますが、この法案はどういう経過を経てでき上がったのか、これをひとつ御説明いただきたいと思うのです。
【次の発言】 大づかみの経過は政務次官のおっしゃるとおりだと思います。その間にどういう変遷があったか、いろいろ……
○細谷委員 午後資料を出される際に――移転者がおりますね。大体においてかなりの金が入りまして移転していきますと、まあ経験のないような商売をやりますから、たいてい失敗している、ダムの移転等でですね。ここでもそういう話を聞くのであります。そういう買収されて移転した人が現にどのくらいで、どういう仕事をして、成功、失敗した人もあるそうでありますが、その辺の資料を出していただけませんか。
【次の発言】 たいへん雑音がありましたから、今井さんの貴重な御答弁を聞き落としておる点があるわけですけれども、いまの御答弁、せんじ詰めて言いますと、移転者にはほとんど失敗がない、ただ一、二件若干問題があるそうだ。それか……
○細谷委員 いまの問題に関連して、十一万円が十五万円になるというのは、都道府県知事というよりもむしろ都道府県会議員の強い要請という形で動いたと思うのですけれども、この委員会でも長い間問題になって、まだ解決の曙光を見出し得ない問題の一つとして、地方議員の間の通算、これについてどういうふうに自治省が取り組んでおるのか。たとえば市会議員をやっておった人が県会議員になった、あるいは町会議員をしておった人が市会議員になった、こういうようなのがいろいろあると思うのですよ。地方議員と国会議員との通算は別といたしまして、地方議員間の通算というのは、その金を移しかえればいいわけですね。そして、その人が納めておる……
○細谷委員 一括して御質問いたしますので、それぞれからお答えいただきたいと思います。 最初に内藤教授にお尋ねいたしたいのでありますが、私は、過疎という定義は先ほど来ありましたが、地域部会で定義された大体あれでよろしいのじゃないか、こう思っております。そうだとするならば、この過疎対策というのは、現在の過密対策以上に政治の責任が大きいのではないか、こう思います。いってみますと、昭和三十五年以来進められました高度経済成長政策の必然の結果として、資本主義から起こる貧困の問題として起こったのが過疎、過密であり、その集中的な政治の問題点というのが過疎にあらわれておると思うのです。 そこで、先ほどもお答……
○細谷委員 私は、政治の現在の恥部といわれております過疎問題、そういう問題について山中議員、仄聞いたしますと、三カ月くらいこれに頭を突っ込まれて過疎対策立法という労作をされて、政府の蒙を開いていただいたことについては敬意を表したいと思うのです。同時に、山中さんの立法は、後ほど御質問したいのでありますが、広域市町村圏構想なり、あるいは新全国総合開発計画等にあらわれておる中央集権的なやり方ではなしに、地方自治の本旨に沿うて立法された態度、こういうものについては、これまた心から敬意を表したいと思うのであります。ただ、いろいろ御苦労なさったのでありますけれども、残念ながら、新聞等に書かれてありますよう……
○細谷委員 二点ばかり簡単に質問したいのですが、第一点は人事院総裁に対して、財源に関連する問題であります。 おととしのこの委員会であったかと思いますけれども、いつも勧告に対する財源問題がやかましくいわれる。人事院総裁の考えとしては、とにかく勧告は毎年あることは必至なんだから、こういう方法でやれば財源問題なんというのは起こらないのだ、こういうことで具体的な方針を示されたのであります。その後、昨年は予備費に五百億円程度のものが留保された。ことしは四百五十億円程度のものが予算に昨年の横すべりという形で計上されたわけですが、逆に予備費のほうは三百億円減っております。でありますから、またぞろ財源問題と……
○細谷委員 大蔵省はまだですか。
【次の発言】 少し話がさかさになりますけれども、自治省の財政当局に御質問しておきたいのです。
今度の人事院勧告についての財源でございますが、せんだっていただいた資料によりますと、人事院勧告を完全実施するということになりますと、地方団体では千六百三十五億円の一般財源が必要である。かりに昨年並みの七月ということになりますと、千三百五億円の一般財源が必要である、こういうことでございますが、そのとおりですか。
【次の発言】 これに対して昭和四十四年度の地方財政計画では、給与関係費の中の給与改善費として七百二十三億円。そのうち地方費が五百九十七億円、そのほかに一般行政……
○細谷委員 私は、戦争中に若干毒ガスの製造に関係したことがあるわけでありますが、最初にお尋ねいたしたいことは、一九二五年、ジュネーブの議定書というのができたわけでありますが、それから、ことしは一九七〇年でありますから、ずいぶん年数がたっておるわけですが、今回これを批准しようと、こういうことにした外務大臣のお考えを、まずお聞きしておきたいと思うのです。
【次の発言】 いまのお答えでありますが、国連でこの問題が非常に重要な問題として取り上げられた理由には、一九二五年代と今日の兵器、いわゆるBC兵器の内容、おそろしさ、こういうものに雲泥の差があるのではないかと思うのでありますが、大臣の御認識はいかが……
○細谷委員 突然飛び込んできましたので、先生のお話を聞いておりませんでした。いま島本委員からの話もあったのですが、法律と条例との関係、具体的なアメリカのカリフォルニアの話があったわけですけれども、現実に四月一日から施行されました東京都の公害防止条例、これに基づく規則、こういうものが現実に問題になっております。数日前に東京都の公害対策審議会ですか、これが公害というものを排除していくためには法律を乗り越えていかなければならぬ、こういう意味の意見書を美濃部知事に出したという新聞記事も拝見しておるわけですけれども、法律学者によりますと、公害というのは人命に関係する問題なので、人命を守るという点において……
○細谷委員 私は、公害問題について二、三点質問をいたしたいと思います。 最初に、予算の分科会でも質問をいたしたわけでございますが、最近全国各地で鶏の羽を蒸して飼料をつくる、こういうことで悪臭問題というのがたいへん大きな問題になっております。私の住んでおる市でも、厚生省のほうが作業停止の勧告をいたしたけれども、現在のへい獣処理法では取り締まることができないのだということで、厚生省の勧告を無視し、県知事の操業停止命令を無視して、法定の三万円の罰金などへいちゃらだ、こういう形で操業を続けております。その工場を中心として半径二キロというところの住民は、めしも食えないどころか、その悪臭によって気持ちが……
○細谷委員 米のカビの問題と、それから食品添加物であります色素の問題、私はこの問題についてはせんだっての委員会で厚生省に資料を要望しておりましたけれども、私がうかつで、橋本政務次官と企画庁の山口政務次官と間違いまして、山口政務次官の、出しますというお答えはいただいたのでありますけれども、責任者でありませんでしたので、残念ながら資料をいただけませんでした。ですから、あらためてこの問題について質問したい。もう一つは、最近すでに産業公害の域に達しておるといわれております抗生物質による薬剤、耐性菌の問題、以上三つについて時間の許す限りひとつ質問をしてみたいと思うのです。 第一点の米のカビの問題につい……
○細谷委員 先ほど土井さんの質問に対して公害課長は、自動車の排気ガスから排出されるものは酸化鉛と臭化鉛だと言いましたね。これは間違いですよ。酸化鉛というのはPbO、これは大体水に溶けないのです。塩化鉛、臭化鉛というのは水に溶けるのですから、人体に対してはたいへん影響があるわけですね。自動車の四エチル鉛あるいはアルキル鉛を燃やしますと、最初は酸化鉛になりますけれども、それでは困りますので、わざわざ酸化鉛として排出されないように臭化鉛か塩化鉛になってくるはずなんですよ。あなたの答弁は違うのだ。これは人体に対する非常に大きな影響がありますから、もしも酸化鉛と臭化鉛が出てくるというならばその割合をはっ……
○細谷委員 時間がございませんので、簡単にまとめて御質問いたしますが、その前に、業病といわれましたイタイイタイ病に、あらゆる迫害を克服されまして、この問題の原因究明に当たられました萩野博士、小林教授に敬意を表したいと思います。 そこで質問でございますが、私は岩波の「科学」に昨年三回にわたりまして小林教授が発表されましたイタイイタイ病の原因の究明というものを読みました。そこでそれについて二、三質問をいたしたいのであります。 一つは、参議院の公害特別委員会で石崎金沢大学教授が、神通川の関係だけでも千名程度の潜在患者群がおるということを述べたということがこの論文に書かれてあります。そこで萩野先生……
○細谷委員 最近新聞紙等のスペースは、毎日のように公害問題で相当埋められておるわけでありますが、全般的に感じますことは、公害問題に対する政府の姿勢というのが積極的でない、あるいは場合によってはデータ等も隠すのではないか、こういうような感じがいたすわけです。そこで私は、そういう立場からして二、三の点について質問をしてみたいと思うのです。 この委員会でも私は質問をいたしたのでありますが、悪臭の問題も産業公害の一つとして基本法の中で取り上げられておるわけでありますけれども、この方面の取り組み方がほとんど皆無といってもよろしいのではないか。なるほど、悪臭についての環境基準をきめるのは、技術的にはなか……
○細谷委員 最初に、前々回のこの委員会かと思いますが、大牟田川の河口で、ノリからかなり多量のカドミウムが出たわけでありますが、その際私は、ノリのカドミウム含有量ばかりでなく、ヘドロのカドミウムがどうか、野菜等農作物のカドミウムはどうか、あるいは有明海というところは有名な貝類の産地でありますから、そういうもののカドミウムはどうか、その点を総合的に検討をしていただきたいということをお願い申し上げておきました。ひとつそれらについてカドミウムの測定結果がもうできておるのではないかと思いますので、できるだけ早く資料を提出していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○細谷委員 午前中竹山知事いらっしゃったのでありますけれども、都合で席をお立ちになっておりまして、たいへん残念でございますが、残られたお三人に若干質問をしてみたいと思います。 事が公害でありますが、私は大の野球ファンでありまして、そういう意味では、大昭和製紙のファンであります。ことし優勝したことをたいへん喜んでおるわけでありますけれども、公害問題ということになりますと、野球ファンという感情問題で議論をするわけにまいりませんし、また私も現地に行って詳しく調べたわけではありませんので、ほんの常識論にすぎないと思いますけれども、二、三質問をしてみたいと思います 第一にお尋ねいたしたい点は、渡辺市……
○細谷委員 最初に、昭和四十五年度の「地方税に関する参考計数資料」というものが出ております。この資料を拝見いたしますと、従来ありました項目が二つ抜けております。この表の目次の21の次に、例年の資料でありますと、昭和四十三年度における市町村税収入等の都道府県別所在状況という表が載っておるのであります。その次に都道府県税主要税目等の都道府県別所在状況という二つの表が、従来の資料では載っておるのであります。ところが、この表が二つ今度は取られております。そのかわりに、主要経済指標の推移という表が載っております。一体これはどういう理由ですか。
【次の発言】 都道府県別の市町村税の所在状況というのは、それ……
○細谷委員 地方財政法及び公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案でありますが、私は、非常に経営上苦しんでおる、ある意味では危機に直面しております地方公営企業をささえる意味で、公営企業金融公庫法を改正する、いわゆる金利を下げる、こういうことについては賛成であります。けれども、目的は手段を選ばず、こういうことであってはならないのではないか、こう思っております。 そこで若干質問をいたしたいのでありますが、最初法律について質問したいのでありますが、公営企業金融公庫法の第十三条、役員の欠格条項、これを改正するわけですね。現行法によりますと「次の各号の一に該当する者は、役員となることができない。」「一……
○細谷委員 全体としていろいろ問題点があるわけでありますけれども、一、二簡単にお伺いしたいと思うのです。 この法律案の第五条によりますと、都道府県知事が振興方針というものをきめるわけです。都道府県知事が振興方針をきめる場合には、あらかじめ自治大臣と協議をする、そして自治大臣は関係行政機関の長と協議をする、こういうことになっております。それを受けまして第六条で、市町村振興計画というものを市町村がつくるわけです。その市町村というのは、第二条によりまして、二つの条件で指定を受けるわけです。そうなってまいりますと、私は気がかりな点は、指定を受けた市町村というのは何にもできないわけですね。知事が振興方……
○細谷委員 私は、四十五年度の地方交付税と地方財政計画の関連という点にポイントを置いて、若干質問をいたしてみたいと思います。 最初にお尋ねいたしたい点は、今度の地方交付税等の算定基礎によりますと、普通交付税が一兆五千九百十億円、特別交付税が千十五億円、こういうことになっております。特別交付税が一千億をこえたという例はいまだかつてございません。そこで地方交付税法第六条の二によりまして、普通交付税が百分の九十四、特別交付税が百分の六、こういうことになっておるのでございますが、この段階では、地方の財政運営を計画的にやるという意味において、またきちんとしたルールに基づいてすべてが計算されるという意味……
○細谷委員 すでに道路交通法の一部を改正する法律案については、同僚の委員からかなりの質問が行なわれておりますので、私は重複を避けまして若干の点について質問をしてみたいと思います。 日本の交通事故を見てみますと、四月十五日の「政府の窓」というところに山中総務長官と朝日新聞の岡編集委員との対談で、アメリカでは走る棺おけ、こういうことばだそうでありますが、日本では走る凶器、こういうふうに呼ばれております。事実、事故の構造を見てみましても、このことばは非常に適切だと思うのです。そこに問題点があると思うのでありますが、今度の改正案について順を追うて、逐条といいますか、少しお聞きしてみたいと思うのであり……
○細谷委員 大臣あまり時間がないようでございますので、短時間でございますけれども、一、二の点について御質問したいと思います。 第一点は、五月の四日の新聞を拝見いたしますと、朝日新聞は、「都の起債ばっさり 昨年度分に自治省単独事業、申請の三分の一 「職員ベア」に報復査定」こういう見出しで内容が書かれてあります。そして翌日の同じ新聞では「自治侵害と反発 特殊法人へ出資中止も」こういう記事が載っております。五月四日の読売新聞によりますと、「都の起債削減前年比七十億円 自治省“給与アップは余裕”」こういう見出しで書いてございます。毎日新聞も同じ五月四日でありますが、「地方債実質七十億減らす 自治省“……
○細谷委員 最近自治省から出ました通達等を中心として、若干質問をしたいと思います。 最初に大臣に御質問したいのでありますが、来年は統一地方選挙がございます。この十月に国勢調査が行なわれるわけでございますが、相当人口の移動というものが想像されます。そうなってまいりますと、都道府県の議会の議員の定数というものがかなり大きく変動するのではないかということが予想されまして、新聞等で仄聞いたしますと、自治省では四十五年の十月から行なわれる国勢調査では、時間的にもかなり押し詰まっておるし、また激変を避ける意味において、三十五年国調に基づいて、定数は大体現状維持でいったほうがよろしいのではないか、こういう……
○細谷委員 二点ばかりお尋ねしたいのですが、七月の二十日の日に地方公務員給与問題研究会報告書、こういうものが自治大臣に出されております。これを読んでみますと、いろいろと問題点があるわけでありますが、新聞等によりますと、二カ年の日時を費やしてでき上がりましたこの報告書を受けて、さらに助教授クラスのメンバーで、地方公務員給与問題専門調査研究会を発足さして来年度中に結果をまとめる、こういうことが報ぜられておるわけでありますが、自治省としてはこの報告書をどう受け取り、どう対処しようとしておるのか、まずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 地方公務員の給与というのは国家公務員に準ずる、これが大原……
○細谷委員 私は、社会党を代表いたしまして、主として地方自治の本旨、こういう観点から若干の質問をいたしたいと思います。 最初に、自治大臣にお尋ねいたしますが、昨年の一月六日、大蔵大臣と自治大臣の間で五項目についての覚え書きが取りかわされました。その第 一項に「当分の間、相互に、地方交付税の率の変更を求めることはしないこととするとともに、昭和四十三及び四十四年度においてとられた特例措置を今後は避けるようにすることとし、別途地方交付税の年度間調整の措置を検討する。」こういうことが書かれてございます。ことしもまた、四十四年度と同様に、予算編成上の一つの目として、地方財政の問題が取り上げられたわけ……
○細谷委員 関連でありますので、一つ簡単に、明瞭にお答えいただきたいと思います。 私は法令と条例との関係ということで、憲法九十四条を受けての自治法十四条の規定、それからいま厚生大臣がお答えになりました公害対策基本法第五条、十八条の規定、こういう問題についてせんだっての総括質問でも質問いたしたわけでありますけれども、不徹底な点がありますから、重ねてお尋ねしたいと思うのです。 自治大臣、御承知のように、かつて東京都に消防設備士の条例というものがあったわけです。これは最近の火災現状にかんがみまして、新しい建材等によって煙によって死亡者が多くなるので、消防設備士は建物の設計等にもタッチさせなければ……
○細谷委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十五年度一般会計予算、昭和四十五年度特別会計予算及び昭和四十五年度政府関係機関予算の三案につき、これらを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、その概要を御説明し、委員各位の御理解と御賛同を得たいと存ずる次第であります。 わが国経済の高度成長は、政府自民党の大企業本位、生産優先の財政金融政策に強くささえられて、民間設備投資の急速な拡大と産業の重化学工業化をもたらし、ばく大な資本蓄積を達成いたしたのであります。しかしながら、その陰では資金と資源のアンバランス、富の偏在を招き、さまざまな形の格差と不公平を拡大させるとと……
○細谷議員 最初におわび申し上げますが、要綱はお配りしたかと存じますが、提案理由の説明のプリントが間に合いませんで、皆さん方のお手元に渡っておりませんで、あしからず御了承いただきたいと思います。 ただいま議題になりました日本社会党、公明党、民社、三党の提案にかかわります環境保全基本法案の提案理由を申し上げます。 申し上げるまでもなく、今日、この深刻化いたしております公害問題、これを解決する前提というものは、健康で文化的な生活を営むことは私たち人間の基本的な権利である。この基本的な権利を確保するためには、何人にも、良好かつ快適な生活環境が保障されなければなりません。 しかしながら、近代にお……
○細谷委員 今度の公害問題に対して、山中長官のたいへんな努力を認めるにやぶさかでありませんけれども、全体としてこれをながめますと、非常に重要な点で、あるいは個々の点で、今日の公害問題を解決するには不十分、不徹底であるという感じが強くいたします。
そこで、私は、問題を主として大気汚染法にしぼりまして御質問をいたしたいわけでありますが、質問に入る前に事務当局にお尋ねいたしますが、今度出しました政府の法律案で正誤表か何かを出しておりますか。――正誤表を出してあるかどうかすぐわかるだろう。
【次の発言】 この法案の中にある電気事業、ガス事業の適用除外の条項、何ページですかちょっとページはわかりません……
○細谷委員 私は昭和四十五年度分の地方交付税の特例等に関する法律案に関連いたしまして若干の点を御質問してみたいと思います。 最初に大蔵省にお尋ねいたしたいのでありますが、四十五年度の予算編成の段階におきまして、税収見積もりというのが現在の予算に七兆一千三百三十五億円計上されておるわけでありますが、当時から専門的な財政学者等は、経済の伸びあるいは税の弾性値、こういうものから見て過小見積もりである、こういう批評があったことは大蔵当局も御存じと思います。ところで新聞等によりますと、従来でありますといつも九月ぐらいから十月ぐらいになりますと、当初予算と比べて税の自然増収がどのくらいになるだろうかとい……
○細谷委員 最初に、公害対策本部の植松審議官にお尋ねしたいと思います。
基本法の十九条に「内閣総理大臣は、次のいずれかに該当する地域について、当該地域において実施されるべき公害の防止に関する施策に係る計画の基本方針を示して」と書いてございますが、一番先に指定をいたしました千葉、三重、岡山について示された基本方針がどういうものであるかお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますと、千葉、三重、岡山については本部のほうから基本方針を示されたのですか、あるいは知事の目標に基づいて計画がつくられたのですか。
さらにお尋ねいたしますが、その後に指定をされております東京、大阪、神奈川についてはどう……
○細谷委員 ちょっと資料を持ってきてないのですけれども、いままで質問を聞いておりまして、二、三気にかかる点がありますから……。 一つは、私のところへおととい電話がかかってきまして、二十七、八年ごろですけれども、二年ぐらいベンジジンの製造に従事したが、最近どうも非常にもやもやするというのです。膀胱ガンの徴候ではないか、こういうことを心配してまいりました。だとすると非常にあぶない、こういうことでありますけれども、治療法というのがきわめておざなりだということですよ。 そこで、膀胱ガンだと再発して命をとられている人もずいぶんあるわけですけれども、その治療法はどういうふうにやっているのですか。労働省……
○細谷委員 簡単にまとめて御質問いたしますが、私も一年ばかりここの特別委員会を離れておりましたので、質問が少しピント狂いするかもしれません。いまの話がありました一般炭、特に電力用炭ですが、新聞等で拝見いたしますと、日炭高松がやめる。そこで、電発のほうも重油に切りかえる。あるいは私どもの住んでおります三池でも、三池炭を使わぬで、九州電力が重油に切りかえるこういうことが新聞に出ております。いまの稲葉さんのお話によりますと、四十五年度は千二百万トン程度で、一般炭というのが非常にウエートが小さくなっておるわけですが、今後一体どういうふうになっていく見込みなのか。これは石炭政策上非常に重要な点であろうと……
○細谷委員 関連で一、二お尋ねしたいと思うのですけれども、この審議会の答申で十年延長をしろ、そのためにはこれこれこういうことをしなさい、こういう点で六点ばかりあげております。
そこで、いろいろと詳しくお尋ねしたいのでありますけれども、まず最初にお尋ねしたいことは、いまも質問がありましたし、先ほど田中委員からも質問があったのでありますけれども、今度大幅に十年延長するわけでありますから、過去につくられました産炭地域振興のための基本計画なり、実施計画は、つくり直すおつもりかどうかこれをお尋ねします。
【次の発言】 その基本計画、実施計画をつくり直すのは、たとえば今年度一ぱいにつくり上げる、こういう……
○細谷委員 私は、時間がありませんので、二点について大臣に質問したいと思うのであります。
最初に大臣にお尋ねしたいのでありますけれども、産炭地域振興臨時措置法に関連して、産炭地域振興という問題は、低開発地域の工業整備法いわゆる低工法あるいは過疎立法、昨年議員立法でできたのでありますが過疎地域対策緊急措置法、それから今度農林省なりあるいは通産省との共管で出ます農林地域工業導入促進法、こういうものと比べましてどこが違うのかお尋ねいたします。
【次の発言】 私の聞きたい点についてお答えいただいてないわけですけれども、産炭地なり低開発なり過疎なり、あるいは農村への工業導入という問題と、産炭地域振興と……
○細谷委員 具体的に二点程度お尋ねいたしたいと思います。
最初に、有明炭田の中の一つであります日鉄有明鉱の再開発の問題が地元でも議論されておりますし、要望もされておりますが、現状は一体どうなっているのか、まず簡単に要点を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 いまの御答弁で、異常出水ということで、四十三年に開発を一応中止したわけですが、異常出水のこともありますけれども、原因はそれだけじゃなかったと私は聞いているのですね。たとえば、技術的なそういう問題もありますけれども、石炭問題そのものについてリスクをおかすよりも、安全でいったほうがいいんじゃないか。すでに当時百億程度の投資をしているわ……
○細谷委員 時間が十分ありませんので、すでにかなり論議が尽くされておるのでありますが、二、三お尋ねいたしたいと思います。
最初に、今度の地方税法の中で重要な問題は、農地に対する固定資産税の問題が出ているわけですけれども、これに関連して、市街化区域と調整区域の線引きがたいへんおくれておりますね。市街化区域で現に農業をしておった人が、農業をやるために調整区域のほうに土地を買い求めて移転をしていった、この場合の税金はどうなりますか。
【次の発言】 ところが、予定よりもその線引きがおくれておるわけですよ。そのために、予定どおりいくということで、大体四十五年一月一日ですかを境にする、こういうふうになっ……
○細谷委員 最初にお尋ねいたしますが、ただいま審議中の地方交付税法の一部を改正する法律案以外に今国会に出されておる法律で、交付税の計算に影響をする法律案はどういうものとどういうものがあるのか。そして影響する金額はおよそどのくらいになるのか。まず、お尋ねいたします。
【次の発言】 せんだって地方税法審議の際に、地方税法の一部を改正する法律案以外で地方税の増減が起こるものにどういう法律があるのか、こういう点と、もう一つは、地方税法そのものではありませんけれども、条例を介して、地方税の減免なり不均一課税が行なわれた場合に、交付税で埋める、こういうような法律が今国会にどういうものが出ているかということ……
○細谷委員 最初にお尋ねいたしたい点は、今度の道路交通法の一部改正というのは、昨年あたりから二年計画でやる、こういうことでございましたが、これが最終的なものかどうか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 大体昨年あたりから二年計画、こういうことでございましたが、まだ免許制度等、最終的なものではないということなんであります。国際条約との関係、いわゆるこういう問題の国際的な問題、それから免許制度、これは非常に重要なんですね。そういたしますと、今度のものは文字どおり最終的なものではなくて、さらに免許制度等、非常に重要なんでありますから、二年計画でやると言っておったのが三回にわたる、こういうふうに理解……
○細谷委員 時間の関係もありますので、少し順序を変えてお尋ねしたいと思います。
昭和四十三年に刑法第二百十一条が改正になったわけでありますが、この改正によって、その前とあとでどういうような違いが起こっているのか、まず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 それはわかっているのだ。それがどういう効果があったのか、こういうことを聞いている。もしわからなければ、あとで詳しい改正前と改正後――言ってみますと、この刑法は国会でもずいぶん問題になった法案でございまして、継続審議、継続審議と、こういうような形でようやく四十三年に成立したいきさつがあるわけです。その際にいろいろな角度から論議されたわけ……
○細谷委員 私も今度の地方自治法の一部改正について、連合の問題と監査委員の任期の問題、あとはいままで国会で処理されてきた法律に基づいて自治法を整備する、大体三点でありますけれども、そのうちの連合制度について。 けさの参考人の意見を聞いても、一体これは今日の地方制度の中でどういうふうに位置づけられるべきものなのか、どういう行政的なあるいは財政的な地位を占めるのか、こういう点についてはどうもかいもくわからないのです。そこで、地方制度調査会の副会長を長い間されておりまして、そしてほとんど全部の答申の小委員長をなさいました三好さんが「都道府県展望」の五月号に私と同じようなことを書いておるわけです。そ……
○細谷委員 二、三質問いたしたいのですけれども、最初に消防庁長官。消防表彰規程等がありまして、消防等に従事して消防職員なり、団員が殉職をしたという場合に賞じゅつ金等が出るわけですけれども、せんだって新聞紙上で、福岡市で起こった問題でありますけれども、消防現場に急行しようとする自動車が、急いだあまりひっくり返って、そして消防職員が殉職したわけですね。ところがその人は消防現場で殉職したのでないから賞じゅつ金をもらえないというのです。消防出動しているわけですよ。消防署で勤務中とかじゃないわけですね。火事場に届かなければならぬというのは少しおかしいのじゃないかと思うのですよ。ところがお聞きいたしますと……
○細谷委員 十五分ぐらいしかあいませんので……。
【次の発言】 それにしても十七分ぐらいしかないので、結論だけ明確にお聞かせいただきたいのですが、最初に税務局長にお尋ねしたいのです。
日本水道新聞の五月十三日号に、軽油引取税の課税免除について、日本水道協会から陳情があったはずです。その内容は、たとえば水道に使う自家発電機またはポンプ運転用のエンジンに使います軽油について課税されておるわけですね。ところが、軽油引取税というのは明らかに目的税でございまして、一〇〇%道路に使わなければならぬ、こういうものなんでありますけれども、道路に無関係な水道のエンジン等から、道路に使う金を取るということは、目……
○細谷委員 最近のある経済雑誌に「転換期にきた経済社会の課題」、こういう表題で書かれてありました。そのエキスの部分を私が申し上げますので、総理から感ずるところをひとつお答えいただきたいと思います。 世界で一番大きい会社は、GMでもATT会社でもなく、日本株式会社だという説がある。外国からの学者やジャーナリストは、結局のところ、巨人会社の組織にしかたとえようのない、政界、財界、官界からなる三位一体の統一体の存在を、半ば驚嘆のまなざしでとらえている。 予算案編成の動きが活発になり出した十二月二十日付の新聞には、「首相、財界も了承」という二段見出しの記事が出ていた。内容は、蔵相が経団連首脳に来年……
○細谷委員 ただいま、日本社会党、公明党、民社党の三党共同で提出されました昭和四十六年度一般会計予算、昭和四十六年度特別会計予算及び昭和四十六年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、私は、提案者を代表いたしまして、その趣旨を説明いたしたいと思います。 予算は、その国の政治の顔といわれるのでありますが、今回提案されました政府の総予算案は、はたして国民の期待にこたえるものでありましょうか。以下、私はそのしからざるゆえんを順を追うて述べてみたいと思います。 まず第一は、国民生活軽視の予算だということであります。昭和四十六年度予算に対する国民の要望は、これまでの産業優先……
○細谷委員 時間がありませんから、具体的に御質問したいと思います。 私は、大もの通産大臣ができまして、産炭地関係の人も大いに期待しておったのではないかと思っておりましたが、どうもこの前の臨時国会じゅう、その後、自由化問題なりあるいはドル・ショック等で通産大臣が追い回されておりまして、ついぞ石炭特別委員会を開くことができなかった、こういう点を残念に思い、これはどうも石炭というのは田中通産大臣の頭の中ではかなり軽い位置づけしかされておらないんじゃないか、こういうことを憂慮しておりました。ところが、いまの岡田委員との話し合いの中で、かなり積極的な、いわゆる対症療法ではならぬ、一度きめたならば、走り……
○細谷委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、主として内政問題について質問をいたしたいと思います。 せんだっての総理の所信表明演説、新聞等の批判を見ますと、どうも先見性がない、総理としての意欲がない、あるいは所信表明について具体性を欠くと、大体新聞の論調も合格点をつけておるとはいえないと思うのであります。私自身も数回にわたって総理の所信表明演説を聞きますけれども、今回ほど空疎なものはなかったのではないか、こう思います。 そこで具体的な問題をとらえて政府の政治姿勢をお尋ねいたしたいと思うのでありますけれども、最初に、非常に重要な問題としてずばり総理にお聞きいたしたいのであります。国民の非常……
○細谷議員 ただいま議題となりました日本社会党、公明党、民社党、三党共同提案にかかる沖繩平和開発基本法案の提案理由とその趣旨を御説明申し上げます。 沖繩が本土より分離せられ、アメリカの軍事優先支配に組み込まれて以来、すでに二十五年余の年月が経過しております。過ぐる太平洋戦争により、本土の防波堤として、約二十万人にものぼる民間人の犠牲と国土の荒廃を余儀なくされた沖繩とその県民にとって、その傷のいえぬまま、二十五年余の長きにわたってアメリカの異民族支配に放置せられたことは、何としても納得のいかぬところであります。しかも、この間、朝鮮戦争を契機として、アメリカ軍によって沖繩の戦略的機能は太平洋のか……
○細谷委員 私は、公明党、民社党、共産党及び社会党を代表いたしまして、山中総務長官に真意のほどをただしたいと思うのです。 私はテープレコーダーを持っておるわけじゃありませんし、また実際に私の耳で聞いたわけでございませんけれども、けさの閣議後の総務長官の記者会見におきまして、総務長官が、国会というものは金のかかるものだ、けさの閣議で二億何がしかの予備費の流用というものが、今度の臨時国会及び通常国会等に向けてかかるので、その流用に関連して、国会というものは金がかかるものだ、くだらない質問をするから職員の超勤というようなものも起こって、こういう経費の流用が起こるのだ、こういう趣旨の発言をなさったと……
○細谷委員 この委員会に付託されております法律案、この委員会では慎重に審議を尽くそう、こういうことで去る十二月の一日、二日と全委員が現地沖繩に参りまして、つぶさに沖繩の方々の御意見をお聞きした上で、委員会としてのまた国会としての役目を果たそう、こういうことであったのでありますが、けさの新聞を拝見いたしますと、総理は、二階堂理事に対して御苦労さんだと答えたあと、記者団にあんな公聴会は効果がないな、こういうふうに語ったと報道されております。お聞きいたしますと、総理は砂田副長官にわざわざ指示をして、沖繩の現地の調査に参った委員の出迎えのために羽田に派遣されたということだそうでありますが、このことばが……
○細谷委員 最初に外務省と大蔵省にお尋ねしたいのでありますが、この口上書にも書いてあるとおり、また、いままでの質問者とのやりとりから明らかなのは、「完成されないことが明らかとなったときは、合衆国政府は」云々とこう書いてあるわけですけれども、お尋ねいたしたいことは、いつごろ、この福地ダムの百六十八万ドル、こういうものは消化されないんだということがわかったのか、ひとつこの月日を知らしていただきたい。
【次の発言】 私は、いつ消化し切れない、こういうことがわかったのか、これだけをお尋ねしているのですよ。
【次の発言】 おとといあれだけ松浦君との間で話が詰められて、最終的には委員長を中心に理事会が開か……
○細谷委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十六年度補正予算三案、すなわち第1号、特第1号及び機第1号に対しまして、反対の討論を行ないたいと思います。 戦後二十六年間にわたって世界の資本主議経済をささえていたブレトン・ウッズ体制が、去る八月十五日にアメリカが発表した金とドルとの交換停止、一〇%の輸入課徴金の設定を含むいわゆる新経済政策によって、その根底が大きくゆらいでおります。 今回の国際通貨危機は、過去のそれと比較いたしまして、広さと深さにおいて格段の差があります。ところが、わが国政府はそれが理解できず、世界の嘲笑の的とされながらも変動為替相場制への移行をおくら……
○細谷委員 最初に、議院の法制局の部長さんに、法律のしろうとでありますからお尋ねしておきたいのですけれども、いま審議中の無過失賠償責任法の政府案を拝見しますと、「第二十五条を削り、」と第一条にあるわけですね。それから次に水質汚濁のほうでは「第四章削除」とこう書いてあるわけですね。実はいまの水質汚濁の第四章なり、大気汚染防止法の二十五条なりというのは、四十五年の改正の際にこれはなくなっておるわけですよね。しかし削除というのが一つの条文だそうですから、たまたま今度の場合はそこへうまく法律がはさまるようになったわけですね。はさまりましたけれども、二十五条を削っただけで、二十五条の一条しかありませんか……
○細谷委員 内閣法制局、いらっしゃっていますか。――内閣法制局に、せんだっての私の質問の中で、政府提案の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案の中で、「第二十五条を削り、第二十四条の次に次の一章を加える。」、そして、今度は水質汚濁のほうでは、「「第四章削除」を「第四章損害賠償(第十九条―第二十条の五)」に改める。」、こういう法案が出されております。私はこれは間違いだとは申しておらないのでありますけれども、この大気汚染防止法の第二十五条というのは、すでに昭和四十五年の法律第百三十四号で削除されておるわけです。削除というのが一つの条文と解釈されておるようでございますけれども、すでに……
○細谷委員 時間がありませんから、簡単に……。 若干重複いたしますけれども、けさの新聞を読みますと、電力会社が、公害を理由に、もう石炭を燃さないのだ、こういう記事が大々的に出ております。せんだって、イギリスで炭鉱のストライキがあった、内閣が危殆に瀕する、ヒース首相はもはややめる寸前までいった。こういうことを考えまして、私は、西欧の石炭政策と日本の石炭政策というのは、その基本姿勢においてずいぶん違うものだ、こういう印象を持っております。そういう印象を前提として、先ほど来参考人の皆さん方の御意見を聞いたわけでありますけれども、また、私どもが産炭地等へ行きまして一番要望される点は、何といっても、石……
○細谷委員 石炭問題、特に鉱害復旧等に関連する法律案を中心として若干の質問をしたいと思います。
最初にお尋ねしたいことは、石炭対策特別会計というものを今度は石炭石油特別会計に直した理由、これは一体何か、お尋ねします。
【次の発言】 石炭対策特別会計というものを石油と一本にした、こういうことなんでありますけれども、いまの答弁では、どうしてわざわざ――石炭、石油はっきりしているわけですね。そして、石炭会計と石油とは勘定は別なんですね。これを分けた理由はわからぬわけですよ、いまの説明だけでは。財源を確保するためだ、今度は十二の十二をそのまま特別会計に入れるのだ、しかし、十二の十というのは石炭勘定だ……
○細谷委員 二点ばかり通産大臣にお尋ねしたいと思います。 第一点は、実は昨年の通常国会の際に、産炭地域振興問題に関連いたしまして、法律の第六条と第十一条を改正すべきである、こういう委員会の総意によりまして、当時の宮澤通産大臣から、必ずこの国会までには対処いたします、こういう約束をいただいておったわけでございますけれども、今度出されました法律案では、六条の事業税についての交付税の裏づけの問題は、委員会の要望どおり解決いたしましたけれども、十一条の改正の問題については何ら触れられておりません。 すでに大臣御承知かと思いますけれども、十一条の問題というのは、産炭地域の市町村が一定の公共事業をやっ……
○細谷委員 最初に政務次官にお尋ねしたいのでありますけれども、今度の国の予算編成の方針は、申すまでもなく、景気浮揚ということと、いままでの財政運営の基本を改めて、いわゆる福祉予算、社会保障重点の予算にしていくんだということなんですね。そういうふうに転換していくということです。そういう場合に、一体、地方行政というものは、地方財政というものは、どういうふうに位置づけられるべきであるか。この点について政務次官のお考えをお尋ねしたい。
【次の発言】 私のことばが十分じゃなかったと思うのですけれども、私の質問をしたいことについてお答えいただけないわけです。
私がお尋ねしたいのは、端的に申し上げますと、……
○細谷委員 法制局がおりませんけれども、最初にお尋ねしたいことは、法律案のつくり方の問題であります。いま議題になっております公有地の拡大の推進に関する法作業というものが今度の国会で成立いたしますと、同時に、新都市基盤整備法というのが成立いたしますと、この委員会で審議されたものが直ちに一部改正が行なわれることになっておるわけですね。 いま建設委員会で審議中の新都市基盤整備法案の附則の四項に「公有地の拡大の推進に関する法律の一部改正」というのがありまして、第四条の四号が五号になりまして、この間に、「都市計画法第十二条第二項の規定により新都市基盤整備事業の施行区域として定められた土地の区域内に所在す……
○細谷委員 簡単に質問して、また問題提起だけしておきたいと思います。 最初にお尋ねしたいのは、昨年も私はこの委員会で、いわゆる消防のために犠牲になった方の賞じゅつ金の問題でお尋ねしたのですが、北九州市の小倉で、消防署からサイレンを鳴らして出発して、火災の現場に届く過程において車がひっくり返って、そのためになくなった人がある。ところが、現場についておらぬで、現場で消火活動をやっておらないので賞じゅつ金がもらえないというので、これはおかしいのじゃないか、消防署から出てサイレンを鳴らしたらもう火災現場と同じなんで、これは賞じゅつ金をやるべきであると言ったところ、これに対して長官より、前向きでひとつ……
○細谷委員 私は、農林省設置法に関係して、特に試験研究機関について質問をいたしたいと思います。 まず具体的な問題から入りたいのでありますけれども、私は福岡県でございますが、現地の五月十日の朝日新聞に「ナシ園に病害 筑後地方などで霜害に似た細菌性」という見出しで出ておりまして、筑後地方と大分県日田市一帯にありますナシ園がたいへんな被害を受けたのであります。この新聞記事によりますと、これまでのナシ園の病源というのは糸状菌によるものがほとんどであったけれども、今度は細菌性の病害である。たまたま九州農業試験場の調査では、これはおそらくナシの火傷病ではないか、こういうことで九州農業試験場が指導をいたし……
○細谷委員 私は主として税財政問題、特に国と地方との関係、そういう問題について、なお時間がありましたら、若干公害問題等について質問をいたしたいと思います。 最初に、渡海自治大臣に御質問いたしますが、この予算委員会の冒頭、私どもの辻原理事から議事進行に関連して、いわゆる国の財政、予算と密接不可分の関係を持っておる、言いますならば、国の審議しております一般会計予算の半分以上が、国庫支出金あるいは負担金として出ていっておる地方の財政の問題、それを端的に表現しております地方財政計画というものを、国の予算と一緒に出してくれなければ審議できないじゃないかと、こういうことがありまして、いつ出すのか、こうい……
○細谷委員 私は、日本社会党、公明党、民社党三党提出にかかわる、昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算及び昭和四十七年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、その趣旨を弁明いたしたいと思います。 第一に、昭和四十七年度予算の編成替えを求める理由でありますが、第一は、高度成長政策の破綻と国民生活軽視の点であります。 第二は、不公平な増税政策であります。 第三は、大型公債発行の借金財政であるという点であります。 第四は、低福祉、高負担の社会保障だということであります。 第五は、危険な防衛費の増額であります。 第六は、国民生活圧迫の物価値上げ政策……
○細谷委員 大臣にお尋ねしたいのですが、先ほど大臣のおことばの中に、行政府、官庁の縦割り行政というものが非常に強いんだ、こういうおことばがございました。私もそう思うのです。そこで、今度のこの答申の一六ページに「炭鉱における保安の確保は、今次対策の推進においても、何にもまして重視すべき重要課題である。このため、自主保安の原則の下に、」云々とこう書いてあるわけですけれども、一体炭鉱の災害というのは、この国会が済みましてからわずか今日までの期間の間にも、私の記憶では、すでに二回炭鉱の事故が起こっておるわけです。幸いなことには、そこでたくさんの死傷というのが起こらなかったわけですけれども、言ってみれば……
○細谷委員 通産大臣に二点ばかりお尋ねしたいのです。
第一点は、この前の石炭対策特別委員会で、工業再配置について産炭地優先だ、こういう大臣のおことばは承ったのでありますけれども、通産省の工業再配置についての案というのが、当初と比べますとだいぶ変形したと思うのであります。こういう中において、いわゆる移転促進、誘導地域等のバランスから産炭地はどういうことになってくるお見通しなのか、簡単にひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この工業再配置法ができる観点において産炭地域の振興と結びつくことが望ましい、こういう大臣のおことばでありますけれども、事実は、立法の経過なり趣旨からいっても、産……
○細谷委員 私は、社会党を代表いたしまして、主として税、財政問題及び公害問題を中心として若干の質問をしてみたいと思います。 最初に自治大臣にお尋ねいたしますが、総理は、政治の流れを変えなければならぬということで総裁になり、そして総理になられたわけです。言ってみますれば、日本のいままでのいわゆる政治、経済の軌道を修正をする、そして福祉重点の政治をやる、こういうことだと思います。そうなってまいりますと、何の事業をやるにいたしましても、たとえば公共事業をやるにいたしましても、それを推進するものは都道府県や市町村という地方公共団体であります。さらに福祉重点ということになってまいりますと、もっともっと……
○細谷委員 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本社会党、公明党、民社党三党共同提案にかかる、昭和四十七年度一般会計補正予算、昭和四十七年度特別会計補正予算及び昭和四十七年度政府関係機関補正予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議につき、提案の理由とその概要を御説明申し上げます。 すでに動議の案文につきましては、お手元に配付いたしてありますので、御参照いただきたいと思います。 今回の補正予算は、福祉優先の政策とは名ばかりであり、人間尊重、国民生活、福祉充実を願う国民世論に逆行するものとなっており、国民の期待にこたえることはとうてい不可能であります。 政府の補正予算……
○細谷委員 私はせんだって十七、十八日と若狭湾一帯の原子力発電所の状況とPCBの汚染状況とを調査してまいりました。短期間でありますし、しろうとでありますけれども、見れば見るほど、聞けば聞くほど問題が多い、こういう感じを深くいたしました。先ほどある省の担当の方が、おいでいただいたのでよくわかって疑問も全部氷解したでしょう、こういう話を私にしたわけでありますけれども、遺憾ながら実態はその逆、こういうことでございました。 そこで、私どもが調査いたしまして問題だというふうに思われる若干の点について関係当局に御質問をいたしたい、こう思います。 まず最初にお尋ねいたしたい点は、美浜発電所の一号機につい……
○細谷委員 最近水銀問題が大きな問題になっておりまして、通産省では、苛性ソーダの製法を現在圧倒的な比重を占めております水銀法から隔膜法に転換をしていく、こういう御方針のようでございますけれども、その内容についてひとつ基本的な方針を示していただきたいと思います。
【次の発言】 いま大臣から転換の方針を示されたわけでありますが、新聞の報ずるところによりますと、十七日にソーダ工業製法転換推進対策委員会というものの初会合を開きまして、そしていま大臣お示しの二つの原則に基づいて推進をする、こういうことでございますが、専門委員会を発足さして、十二月中旬までに転換のスケジュールの細目を決定する、こういうふう……
○細谷委員 十分時間がないようでありますから、簡単に御質問いたしたいと思います。 最初にお尋ねいたしたい点は、昨年のこの委員会におきまして、当時の通産大臣の、いまの総理の委員会の要望に対するお答えもありますし、また、現通産大臣もその線を確認しておるところでありますが、産炭地振興対策について、法第十一条の算式を根本的に改める、こういうお約束がございます。その際、もし法律の改正を行なわない場合には、法律の改正を行なったと同様な内容の予算をつける、こういうことでありました。結果は、法律の改正を行なわないで、予算措置に逃げ込んでおるようであります。どうしてそうしたのか、まずお尋ねいたします。
○細谷委員 最初に、地方交付税の問題に入る前に、地方財政上の問題で、重要な問題でありますので、その点についてまずお尋ねしたいと思います。 私も、最近、地方の公共団体の長にしばしばお会いするわけでありますけれども、その際に、異口同音に訴えられることは、建設資材のものすごい値上がりによりまして、四十八年度の予算はできたけれども、その予算に組み込まれておる事業費予定では、どの業者も指名競争入札では落札しない、そこで、最低の札に対して、随意契約という非常手段を講じておるわけであるけれども、その随意契約でもなかなか落札しない、引き受け手がない、こういうことを聞くのであります。物価、特に、建設資材のたい……
○細谷委員 去る十一日に、私が自治大臣に御質問申し上げまして、お答えをいただかないまま、今日までストップ状態になっていたわけです。それについて、ひとつ、大臣の基本的な考え方をお答えいただきたい。
【次の発言】 大臣は忘れてしまったんですよ。私はそういう質問をしておるわけではないのです。私がこの席で、地方行財政についての基本的な問題をお聞きしたわけです。それについてお答えがないままストップになったわけですよ。
【次の発言】 長々と御答弁いただいたのですけれども、私の質問を完全にお忘れになってしまったのですから、次の質疑を通じて、その辺の大臣の基本的な考えを次第に明らかにしていただきたいと思います……
○細谷委員 最初に、通貨の問題について若干お尋ねしたいと思います。 けさの新聞を拝見いたしますと、愛知大蔵大臣は通貨問題で夜も眠れない、こういうことが書いてございました。この問題につきましては、せんだって私どもの田中委員から若干の質問がなされ、その当時大蔵大臣としては状況を静観しておる、こういう答弁でございました。私は、その答弁をいただいたその後も、たとえば西ドイツのフランクフルトにおいても、あるいはわが国におきましても、たとえば昨日八日は、フランクフルトでは十億ドル以上の買いささえがあったと報道されております。わが国においても東京で直物取引だけでも一億円をこえておる、こういうことであります……
○細谷委員 いま質問がありました国土総合開発法と密接な関連を持ちます土地税制、特に農地課税の問題について質問申し上げたいと思います。 最初に、主管大臣である自治大臣にお尋ねしたいことは、御承知のように四十八年度の税制の問題は十二月の三十一日に税調から答申があった。それよりもやや早く自民党自体の税調の結論も出ておった。ところが、その過程におきましては土地税制についての結論はいずれも出なくて、一月の十八日にようやく土地税制に関する税調の答申が行なわれた。自民党の方針もそこできまった。ところが昨年来、一年間凍結されておりましたいわゆる農地の課税問題については結論が出ない。あさってもう新しく年度が変……
○細谷委員 最初にお尋ねしたいのでありますけれども、いただきました資源エネルギー庁からの「発電用施設周辺地域整備法案について」という説明書の中で、二番目に、「近年発電所の立地は、地元住民の反対により難航することが多く、電気の供給力は、計画を大幅に下回っています。」とあり、これに対する資源エネルギー庁のお答えは、理由の第一として、「地元住民が発電所の立地に伴う環境保全に対し不安感を持っていること」「第二は、発電所が建設されても他の工場の場合と異なり雇用効果等が小さく、必ずしも地元住民の福祉向上に役立たないことです。」こう書いてあります。そして、その対策として七番目に「発電用施設の周辺地域における……
○細谷委員 一、二点お伺いしたいわけでありますけれども、石炭は商品でない、こういう原則で限界炭鉱というのを維持、保護していかなければならぬ、こういうことになった場合に、現在の技術あるいは現在の状況のもとで、一体日本の石炭資源というのは大体どのくらいあるとお考えになっているのか、ちょっとむずかしい抽象的な質問になりますけれども、お聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 通産省のお話を聞きますと、古い調査のようでありますが、二百二億トン、しかし、大体掘れるのは五億トンぐらいしかないだろう。いま十億トンくらいあるいはあるかもしらぬ、こういうことです。これからのエネルギーというものの中に石炭を位置づけ……
○細谷委員 簡単に御質問いたしたいと思うのです。 稲山さんと田口さんの御意見聞きまして、外国炭と比べまして千四百五十円高までは引き取る、こういう稲山さんのおことばであります。田口さんの、やはり国内資源を活用していく、もっとひとつ積極的に石炭に取り組んでいく、そのためには何といっても炭価というものは、外国炭の値段と関係なしに独自に、やはりエネルギーのセキュリティーという観点からあるいは国内資源の確保という点から決定すべきである、こういう御意見であります。その辺の接点がどういうことなのか、お二人の御意見の、いまも多賀谷委員から質問ありましたけれども、その辺の接点、炭価についての接点は一体どうなる……
○細谷委員 本論に入る前に、昨日関係閣僚協議会できまりました電気料金の大幅引き上げ、それに伴いまして電気税の減税問題が起こっております。大蔵大臣も参議院の予算委員会なりで、電気料金改定の場合には前向きで検討をいたしたい、こういう御答弁をなさっております。
そこで、まず主管省であります自治省に、今度の電気料金改正に伴って電気税をどうするのか、いつやろうとしておるのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 前向きで検討したいということでありますが、検討するという場合には、具体の問題として税率をどうするのか、免税点をどうするのか、こういう問題があります。免税点の引き上げだけで行くのか、税率にも触……
○細谷委員 荻田さん、二点御質問したいのです。 一つは、個人住民税の課税最低限に関連する負担分任の問題であります。均等割を上げろ、こういうことでありますけれども、荻田さんはどのくらい均等割を上げるべきだというふうにお考えになっておるのか。 問題は、所得税と住民税の課税最低限を比較するのは現年度で比較しろ、これは私も賛成であります。全く現実的でない前年度の課税であって、一年前のやっと比べて、いや八〇%でございます、今度は九〇%になりました、こういうことをいっておるわけですけれども、これは税の場合に、平年度に幾らになるとかなんとかということではなくて、おっしゃるとおり私も賛成でありますが、荻田……
○細谷委員 質問に入る前に、いまこの委員会で四十九年度の地方税法の審議をしておるわけでありますけれども、この地方税法以外に、地方税の収入に関係する法律案が他の委員会に別途の法律として出ているだろうと思うのですよ。その法律は何件くらいあるのか、そして地方税にどの程度の影響を具体的に与えるのか、これをひとつ教えていただきたいのです。
【次の発言】 私は、おととしのこの委員会かと思うのですけれども、地方税法を審議する場合に、地方税に直接かかわりを持ってくる他の法律は、これを審議する以上はほかのほうを見ないというわけにいかぬわけですから、関連の法律案を資料として出していただきたい、そしてその法律案ごと……
○細谷委員 まとめて御質問申し上げますので、お答えをいただきたいと思います。 最初に守口市長さんと吉岡先生にお尋ねいたしたいのでありますけれども、例の公有地拡大法に関連いたしまして、公社が昨年続出いたしたわけでありますけれども、昨年暮れに大蔵省の銀行局長通達によりまして、民間と同じように規制を受けました。そのために全国的に、なかんずく大阪でたいへんな問題が起こっております。この問題は国会でも取り上げられたわけでありますけれども、大体、大蔵省当局は、学校等の緊急必要な公有地についての融資については必ず裏づけをしますと、こういうことになっておりますけれども、すでに四十八年度の年度末は終わったわけ……
○細谷委員 私は地方交付税の改正問題について質問をするわけでありますが、その質問に入る前に、その判断の基礎になるべき数字の問題についてまず明らかにしておきたい、こう思います。
これは昨年出された地方財政白書であります。お持ちになっているかどうかわかりませんけれども、地方財政白書の二二二ページ、それから三六ページの図表、二十四表のいわゆる「昭和四十六年度一般財源の人口一人当たり額の状況」この数字は違っておりますね。表と図表は一致しなければならぬわけでしょう、数字が。これはどうしてですか。
【次の発言】 二二二ページ。四十八年ですよ。四十八年、お持ちじゃないですか。
○細谷委員 最初に質問いたしたい点は、消防庁長官と法制局のほうに、法律の書き方といいますか、タイプについて、基本的な考えをお伺いしておきたいと思うのです。 去る四月十一日に、衆議院本会議で地方交付税法の一部を改正する法律案が可決されました。この可決されました地方交付税法の一部を改正する法律案の附則の十一と十二において、消防施設強化促進法という法律の一部を改正いたしまして、従来の補助率三分の一というものを、人口急増地帯については、政令の定めるところによって二分の一にするという内容が含まれております。 私が質問いたしたい点は、いろいろな火災事故、そういう経験の中から消防体制を充実強化しなければ……
○細谷委員 簡単にお聞きしたいと思います。
第一点は、今度の複合組合、こういうものができた場合に、これをてことして財政的なプラスの措置を講ずるつもりがあるかどうか、あるいは制度上の問題についてさらにプラスするような指導をするつもりがあるかどうか。当然、当分の間ということでしょうけれども、その辺を、これはいままでの質問を伺って心配がありますから、大臣にひとつはっきりと御答弁いただきたいと思う。
【次の発言】 それではこの点については、ここ当分の間、この問題についての法律上の措置、そういうものについては全く考えておらない、こういうふうに確認してよろしいかどうか。
○細谷委員 最初に、厚生大臣にお伺いいたしますが、時間が十分ありませんから、ひとつ簡潔にお答えいただきたいと思います。
昨年十二月二十六日に、政府は児童福祉法の政令を改正いたしました。この改正は、改正前の政令とどこが一体違うのか、まず簡潔にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、今度の政令の改正は、従来の政令と実質的に違わない、こういうことですか。
【次の発言】 時間がありませんから、個々に、具体的に政令の内容について議論することは避けますけれども、法律を受けての従来の政令、それから、それを受けての次官通達、それから今回の政令、これは実体は変わらないと思いますけれども……
○細谷委員 最初に委員長に、深くは申し上げませんけれども、きのう、きょうと地方行政委員会が久しぶりに開かれておりまして、新しく自治大臣ができたにかかわらず、顔も見せないのです。これは理事会でそういうことを了承いただいたそうでありますけれども、きのうの各委員会には新任大臣出ているんですよ。どうして自治大臣だけここへ出てこられないのですか。しかも新任とはいえ、全く新しい人ではないのです、経験があるわけですから。これは私は委員会を軽視していると思っているのですよ。理事会の決定でありますから、これ以上申し上げませんけれども、こういうことでは今後審議上困ると思うのです。委員長、ひとつお考えをあるいは御方……
○細谷委員 自治大臣見えていらっしゃいますが、自治大臣、引き続いて自治大臣に就任されたことについて心からおめでとうと申し上げたいと思います。(拍手) そこで、質問に入らしていただきますけれども、昨日、参議院におきまして、地方交付税特例法の野党修正案が地方行政委員会で可決されて、遺憾ながら、残念ながら、参議院本会議でわずかの差で否決された。十七年ぶりのことが参議院で起こったということがけさの新聞に報道されております。 そこで、参議院における修正内容というのは、新聞紙上に報じてありますように、一つは、スタグフレーション下において地方団体の税は伸びておらない、しかし、こういうインフレ下において給……
○細谷委員 時間も大分、遅くなっておりますから、二点についてお尋ねしたいと思います。
第一点は昨日、参考人の意見を聴取したわけでありますけれども、その質疑応答の際に、里谷炭労委員長から次のようなお答えがございました。それはどういうことかといいますと、例の昭和三十五年の三池争議以来、組合が二つに分かれました。分かれまして後、今日まで、三池労組の子弟なり関係者は一人も炭鉱に採用されておらない、こういうお答えでございました。これは事実かどうか、労働大臣お答えいただきます。
【次の発言】 大臣はまあ御存じないわけであって、実は昨日、里谷委員長から委員の質問に対して答えた中に、そういうお答えがあったの……
○細谷委員 二月十三日に行われました自治大臣の所信表明を中心にいたしまして、若干の質問をいたしたいと思います。 午前中も御質問がございましたが、戦後の地方自治法附則八条と地方自治法施行規程に基づく地方事務官制度は、当分の間ということで戦後三十年ぐらい続いておるわけでありまして、何としてでもきちんと制度化しなければならぬということで、昨年の地方行政委員会で附帯決議を付しました。その際に、いまの自治大臣は当時自民党の国会対策委員長でありまして、国会の法案を取り扱うにおきましては与党の全責任を持たれた方です。そういう附帯決議も、いろいろな経過がございますけれども、国対委員長よしということで、あの附……
○細谷委員 質問に入る前に、いただいた資料について、昨年のこの法律案の審議の際に指摘しておいたのでありますけれども、委員会での質問というのを無視したのかあるいは善意なのかわかりませんけれども、数字が直っておりません。その点について改めて御質問申し上げたいと思います。 まず税務局長にお尋ねいたしますが、地方税を審議する際に、あなたの方から「地方税に関する参考計数資料」というものをいただきました。この「参考計数資料」によりますと、六十四ページ、私が質問申し上げたいところは六十八ページでありますけれども「昭和四十八年度における都道府県歳入中に占める道府県税収入の都道府県別割合」、この(注)を見ます……
○細谷委員 私は、いま大きな問題の一つであります地方財政の当面する問題につきまして、総理初め関係大臣に若干の御質問をいたしたいと思います。 最初に三木総理にお尋ねするわけでありますが、一月二十四日の総理大臣の施政方針演説の中で、次のように述べております。「私の主張するように、量的拡大の時代から、生活中心、福祉重視の質的充実の時代へ転換するためには、地方行政の果たす役割りは一層大きなものになってまいります。このときに当たり、自主的で責任のある地方行政が実現されるよう、国と地方との関係を初め、地方行財政のあり方について全面的に見直す必要があると考えております。」こういうふうに述べております。そう……
○細谷委員 法案の審議も大体大詰めに参ったようでございますが、私も率直に御質問を申し上げますので、ひとつ率直な御答弁をいただきたいということをまず要望しておきたいと思います。 質問に入る前に、大変重要な問題が新聞記事に出ておりまして、ある意味では私の質問の、これが事実とするなら前提条件にもなるわけでございますので、お聞きをしておきたいと思います。 これはある新聞で「参院予算委審議から」、こういう記事の中でこういうことが書いてございます。見出しは「救われぬ地方財政 政府に欠ける本格対策」、こういう見出しの記事でございまして、ちょっと読んでみます。「自治省には一つ、足かせがかかっている。この夏……
○細谷委員 私は、今回の補正予算について、主として地方財政対策の問題について御質問をしたいと思います。 最初に三木総理にお尋ねいたしたいのでありますけれども、十月十三日の新聞紙上で「三木内閣支持二三%に急落」、こういう全国世論調査の結果が発表されております。 私はこの世論調査を拝見いたしまして、歴代の内閣の支持率というものは、ある程度波を打って高低があったわけでございますけれども、三木内閣に限り支持率は、四十九年十二月の四七%から一直線にかなりの勾配を持って下落いたしまして、五十年の九月になりますと二三%。ほぼ一年後でありますけれども、そういう結果になっております。逆に支持しないというのが、……
○細谷委員 時間がありませんから、要点だけをお尋ねしたいと思います。 最初に岡村参考人にお尋ねするわけでありますが、岡村さん、後段で述べられました、財政について国はやはり一〇〇%オールマイティーの権能を持っている、ところが、地方は地方債を発行するにしても許可を受ける、言ってみますと当事者能力を持っていないんだ、そういう基本的な認識、これは私も全く同感であります。そういう岡村参考人と同じ認識に立ってみた場合に、今回政府から出された交付税なりあるいは地方財政措置について高く評価する、こういうお言葉がございましたけれども、どうもそういう基本的認識からいきますと、高く評価するということについてやや矛……
○細谷委員 すでに委員の皆さんから、いろいろな角度から質問がありましたので、できるだけ重複を避けまして質問したいと思います。
最初に、地方交付税法第六条の三について少し内容をただしておきたいと思います。
第六条の三の二項に、「普通交付税の総額が引き続き第十条第二項本文の規定によって各地方団体について算定した額の合算額と著しく異なる」と、この「著しく」というのはどういうふうに理解しておるのですか。
【次の発言】 五十一年度の地方交付税総額は、五兆一千八百億、そういたしますと、一割というのは五千百八十億円ということになるわけです。五千百八十億円、まあ当時一割程度というのは、国会の議事録を見ます……
○細谷委員 関連でお尋ねしたいのですけれども、最近の新聞に、大蔵省は自治省に対して、地方債の許可に当たって、その地方団体の財政の実態に応じて三段階ぐらいのランクをつけて許可をする、こういう方針を申し入れたということでありますけれども、そういう事実はございますか。
【次の発言】 火のないところに煙は立たぬ、こういうわけですけれども、先ほど小川委員が指摘したように、最近地方財政の問題をめぐって大蔵省の申し入れがあったという新聞記事があることを自治省は知らないということでありますけれども、どうもやはり新聞が無責任に推定記事を書いているということじゃないと思うのですよ。その辺どうしても解せませんので、……
○細谷委員 最初に、官房長官にお尋ねいたします。 新しい憲法のもとで、地方自治法が制定されまして、旧法から新しい法律に移る橋として、地方自治法施行規程というのが施行されたのが二十二年の五月三日であります。その際に、特定の者について「当分の間、官吏とする。」こういう規定がございまして、その後今日まで整理されてまいったわけでありますけれども、まだ残っております。その人数も二万人を超える、こういう現況であります。 この地方事務官問題について、四十九年、五十年と国会の地方行政委員会、衆参いずれにおいても、法の精神にのっとって、地方公務員としてことしの三月三十一日までに、これを目途に決着をつける、こ……
○細谷委員 最初に、自治大臣に就任されました天野さんに、心からお祝いを申し上げると同時に、これから地方財政危機克服のためにひとつ御健闘をお祈りしたいと思います。どうか、がんばってください。 ところで、時間がありませんから、早速質問に入らせていただくわけでありますけれども、十月十二日に天野自治大臣が「地方自治制度改革に着手へ」ということで、地方制度調査会の答申の具体の再検討を事務当局に指示した、こういうのが新聞に報道されております。その内容を見ますと、この地方制度調査会の答申の中にある地方議員、いわゆる地方自治体の議員の半数改選制、こういうものを除いた、その他の提言、こういうものについて根本的……
○細谷委員 石炭関係のいろいろな立法について全体として御質問申し上げたいと思っておりましたけれども、通産大臣所用のために遅刻するそうでありますので、まずその中の労働省関係の点についてお尋ねいたしておきたいと思います。 今度、炭鉱離職者臨時措置法、これは三十四年の法でありますけれども、ことしの「三月三十一日までに廃止するものとする。」となっておりまして、五年間これを延長するという方針でございますけれども、お尋ねしたいことは、この法律ができましてから、四十六年と思いますけれども、法律に書いてある緊急就労事業というものが、法律にのっとらぬで予算措置という閣議決定で今日まで行われてまいりました。とこ……
○細谷委員 私は地方税法について、すでに同僚議員の方々からいろいろな点から質疑が行われておりますので、なるべく重複を避けたいと思いますけれども、若干重複する点があろうかと思いますが、御了承いただきたいと思います。 そこで、本論に入る前にお尋ねしたい第一点は、現在地方税法をこの地方行政委員会で鋭意審議しておるわけでありますけれども、この国会に地方税法以外の法律で地方税法が改正になる法案が出ておると思います。地方税法だけ、審議して、別の法律で地方税法が改正されるわけでありますから、この地方行政委員会としては重大な関心を寄せざるを得ません。 そこで私は、数年前から、地方税法審議の際には、これに直……
○細谷委員 すでに共済法の問題につきましては同僚の各委員から質問がありまして、重複する点が多々あると思いますけれども、若干の点について御質問いたしたいと思います。 最初に、せんだって実は私はある退職教員にお会いしました際に、共済年金を五十二年度は四月からアップする、こういうことで大変喜んでおりました。そして、なお一年おくれになっておるのですから、これをぜひ早く是正してほしいという要望を聞きました。この委員会に出席されました参考人の意見の中にも、年金の一年おくれを早急に是正すべきであるという意見が述べられました。 そこでお尋ねしたい点、特に大蔵省にお尋ねいたしたいわけでありますが、この一年お……
○細谷委員 最初に青山先生にお尋ねしたいのでありますが、環境の問題と医師の診断尊重という先生の御指摘について質問したいと思うのです。 附帯決議があるにかかわらず、申請に対して認定された数、これを認容率と言っておるようでありますが、この割合が地域によって大きな差がある。たとえば大阪の場合ですと、五十年が四千六百九十九件の申請に対して四千六百九十九件、一〇〇%認容されております。五十一年を見ますと、三千五百五十五件に対して三千五百五十四でありますから、一件だけ落ちて九九・九七%。お話にありました福岡県の大牟田市の場合は、五百十八件で四百二十三件の認定でありますから、認容率が八二%、四日市の場合は……
○細谷委員 私は、四十九年の九月一日から施行されました公害健康被害補償法について幾つかの問題点を質問したいと思うのでありますが、具体的な質問に入る前に、長官の基本的なこの法律に対する認識といいますか――たとえばこの補償法というのが、いま補償されておる被害者から見ても不十分なものである、あるいは地域の指定がいろいろ問題点がある、あるいはPPP原則に基づいて企業が負担しておりますけれども、その負担にもいろいろな問題点がある、こういうふうに、この法律について、現状は、施行して四年間になりますけれども、幾多の問題をはらんでおるわけであります。そこで長官にお尋ねしたい点は、こういう問題点をはらんでおるが……
○細谷委員 石炭問題、特に二千万トン以上を確保するという基本的な立場から、幾つかの問題を質問したいと思います。 最初に、これは西日本新聞という九州の新聞でございますけれども、ローカル紙といってもかなり有力な新聞でございます。その十月十四日に「九州は開発見送り 石炭新鉱難点はコスト高 通産省」という記事が載っております。読んでみますと、「五十年度から三カ年計画で四億円余を注ぎ込み、国内九地域で石炭の新鉱捜し」をやった、その結果の報道でございます。これによりますと、北海道の天北、釧路西部は非常に有望であるということでございます。それから、長崎県の西彼杵では、こう書いてあります。「新鉱開発後の貯炭……
○細谷委員 私のいただいておる時間が二十分でございますので、まとめて御質問いたしたいと思います。 最初に笹生先生にお尋ねいたしたいのでありますけれども、先生のおっしゃるように、この産炭地域の問題というのは地域社会構造的な問題である、これはもう私も全く同感でありますが、そういう問題に取り組んでいく、解消をしていくという場合にそれぞれの地域の特性、こういうものを考えて、国の統一的なモデルで開発するんではなくてやはり地元の構想力と合意、こういうものを基本にしろ、そして最近出ました三全総の定住圏構想、こういうものを一つの構想の中に取り入れていったらどうか、こういう御意見だと私は思いました。 ところ……
○細谷委員 午前中山田委員の質問が行われましたので、できるだけ重複を避けて質問をしたいと思います。 私は、今回の補正予算と地方財政との関係、こういうものを主題にして質問をしたいと思うのですが、質問に入る前に二点ばかり、地方財政にも関連することでございますが質問をしてみたいと思います。 一つは、ことしの七月二十二日に内閣総理大臣名で政令第二百四十号というものが出されております。この政令二百四十号というのは、工事契約等についての首長の専決事項についての基準を改めたものでございます。この七月二十二日の政令改正というものはどういう観点から出されたのか、まずお伺いしておきたいと思います。
○細谷委員 関連でありますので、時間もありませんから一、二点お尋ねしたいのですが、最初に山形参考人に。 私の聞き違いかもしれませんけれども、山形さんの陳述の中で、現在の脱硝技術を一〇〇%駆使しても〇・〇四ppm日平均は到達が困難であると、こういうふうにお聞きしたわけであります。ところが西村さんの御意見によりますと、いま島本委員から、〇・〇三と置いたについては、せっかく統計学的、毒性学的、疫学的に調べたのに対して、余りにもその学問的な結論というのも政治判断して妥協しちゃっているところに非常に問題があるのではないかという御指摘がありましたけれども、それにいたしましても、日平均〇・〇三ppmが妥当……
○細谷委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、このたび、委員長の重責を担うことになりましたことは、まことに光栄に存ずる次第でございます。 本委員会は昭和三十六年に設置されて以来、石炭対策の推進に努めてまいりましたが、石油危機を契機として、石炭はエネルギー源の多様化の見地から世界的に見直しされつつあり、わが国においても、その生産の長期的維持が強く要請されております。これにこたえて総合エネルギー政策の一環として第六次石炭政策が実施されておりますが、わが国の石炭鉱業を取り巻く諸情勢はきわめて厳しいことは御高承のとおりでございます。また、国土の保全、民……
○細谷委員長 これより会議を開きます。
これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの野田毅君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。
それでは、委員長は、理事に
田中 六助君 楢橋 進君
野田 毅君 山下 徳夫君
岡田 春夫君 中西 積介君
西中 清君 稲富 稜人君
を指名いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時三分散会
○細谷委員長 これより会議を開きます。
まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事岡田春夫君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの岡田春夫君の理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に岡田利春君を指名いたします。
【次の発言】 次に、石炭対策に関する件について調査を進めます。
石炭対策……
○細谷委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
まず、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
石炭利用技術の開発について、本日、参考人として東京大学名誉教授伊木正二君、電源開発株式会社理事木村友三君、石炭技術研突所理事山村禮次郎君、三井SRC研究共同体事務局長佐野宏明君、三井コークス工業株式会社取締役技術部長杉村秀彦君及び東京大学教授功刀泰碩君の御出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。
【次の発言】 この際、一言、参考人各位に対しごあいさつ申し上げます。
参考人……
○細谷委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山下徳夫君。
【次の発言】 この際、田中六助君から質疑の申し出がありますので、これを許します。田中六助君。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 権藤恒夫君。
【次の発言】 安田純治君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後二時十九分散会
○細谷委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中西積介君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
地域振興整備公団の産炭地域振興業務の実施状況等について調査のため、本日、安田純治君の質疑の際、地域振興整備公団理事石川邦夫君及び黒田四郎君を参考人として御出席願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
この際、午後二時再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時十五分休憩
○細谷委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
まず、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
石炭鉱山の保安に関する問題について、本日、参考人として日本石炭協会理事技術部長斎藤裕夫君、日本炭鉱労働組合事務局次長古賀徳継君、全国石炭鉱業労働組合書記長小山和衛君、全国炭鉱職員労働組合協議会議長鈴木照生君及び東京大学名誉教授伊木正二君の御出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
続いて、古賀参考人にお願いいたします。
○細谷委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
北炭問題について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。篠田弘作君。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、委員長の手元に、山下徳夫君外四名より、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党及び新自由クラブの五派共同提案に係る石炭政策の確立に関する件について決議されたいとの動議が提出されております。
この際、本動議を議願とし、提出者から趣旨の説明を聴取いたします。山下徳夫君。
○細谷委員 大臣就任後初めての委員会でございますので、おめでとうと申し上げますと同時に、地方自治の拡充と発展のために全力でがんばっていただきたい、まず冒頭お願いしておきたいと思います。
大臣、昨年の十一月に御就任になったわけでありますが、ある新聞によりますと、自治省内で「地方財政冬景色」という歌がはやっているということが報道されておりますが、御存じでしょうか。
【次の発言】 内容はこういうことです。ちょっと読んでみます。
「津軽海峡冬景色」―ご存じ、石川さゆりの大ヒット曲だが、来年度予算編成のさなかに自治省内で「地方財政冬景色」という“替え歌”がはやっていた。これは二十三日のことであります……
○細谷委員 最初に、国会に提出されました法案の形式と申しますか、そういう問題についてお尋ねしたいと思います。 地方交付税法等の一部を改正する法律案という政府提出の法案の中で、この「等」という名の中に実は公営企業金融公庫法、風俗営業等取締法等十二の法案の修正が織り込まれております。公営企業金融公庫法というのは、大臣の覚書の中で法定する、こういうことに基づいてこの法案の中に織り込まれたと思うのでありますが、風俗営業等取締法等の一部を改正することにつきましては、国の方で徴収する手数料等については各種手数料等の改定に関する法律案というのが独立で二月十五日に出されておるわけです。ところが、この地方行政……
○細谷委員 私は、地方公営企業にはいろいろな問題がございますけれども、きょうは交通事業一本にしぼって若干の質問をしたいと思います。 私どもの方で提案いたしました地方公営交通事業特別措置法案、それからことしの二月三日に都市交通整備調査会が出されました「公営バス事業の経営の安定化方策について 都市交通整備推進に関する第六次提案」、こういう問題を中心にして質問をいたしたいと思います。 質問に入る前に、いつも重箱のすみをつつくような感じのことを申し上げて大変恐縮でありますけれども、地方自治三十周年記念に自治省が出しました三十周年記念論文集、それに公営企業を専門にやっておる責任者である砂子田審議官が……
○細谷委員 私は、主として税制問題について若干の質問をしてみたいと思います。
最初に、大蔵大臣にお尋ねいたしますが、五十三年度における税制として、酒税の引き上げあるいは石油税の新設あるいは有価証券取引税等の増税が行われるわけでございますが、まず、その金額を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 いまお答えをいただいた数字を集計いたしますと、三千七百二十億円の増税、こういうことになりますが、それでよろしいですか。
【次の発言】 それでは次に、減税の方はどうなっておりますか。
【次の発言】 住宅取得控除の拡充による減収が初年度四十億、こういうお答えでございますが、国会でも問題になっておりま……
○細谷委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの楢橋進君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。
それでは、委員長は、理事に
田中 六助君 楢橋 進君
野田 毅君 山下 徳夫君
岡田 利春君 中西 績介君
西中 清君 稲富 稜人君
を指名いた……
○細谷委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
貯炭問題等について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
なお、通産大臣の当委員会への出席は午後三時三十分までとなっておりますので、まず、大臣に対する質疑を行います。岡田利春君。
【次の発言】 西中清君。
【次の発言】 西田八郎君。
【次の発言】 引き続き政府当局に対する質疑を続行いたします。岡田利春君。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員異動に伴い、理事が一名欠員になっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、委員長において指名するに御異議ございません……
○細谷委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じた場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣地等の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○細谷委員 最初に一、二具体の問題について質問をしておきたいと思います。 最近、連日のように新聞をにぎわせておりますのは、大型自動車による左折時の交通死亡事故の問題であります。警察庁の資料によりますと、五十三年八月末現在で、発生件数か百四十五件、死亡者は百五十人。でありますから、一件起こるごとに必らず人が死んでいる、こういうことでございまして、五十二年には全死亡事故三百二十四件左折時にあるわけでありますが、大型自動車の死亡事故はそのうちの百九十一件、十一倍というような頻発状態であります。これにつきまして、運輸省なりまた警察庁ではそれぞれ対応をしておるようでございますが、昨日も交通安全対策特別……
○細谷委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの楢橋進君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、委員長は、理事に
田中 六助君 楢橋 進君
野田 毅君 山下 徳夫君
岡田 利春君 中西 績介君
西中 清君 稲富 稜人君を指名いたします。
本日は、これにて散会い……
○細谷委員長 これより会議を開きます。
この際、江崎通商産業大臣及び栗原労働大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。江崎通商産業大臣。
【次の発言】 栗原労働大臣。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じた場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこと……
○細谷委員 最初に国土庁長官にお尋ねいたしたいのでありますが、いま国民の注目を集めておるのは静岡県に起こった日本坂トンネルにおける事故だろうと思うのです。新聞によりますと、最高の技術水準で検討をして施設をつくった、こういうことでありますけれども、スプリンクラーにいたしましてもあるいはテレビにいたしましてもほとんど機能していなかった。もちろん予想以上の燃料等の問題もあったと思うのですけれども、これは大変な問題だと私は思うのです。そしてせんじ詰めていきますと、一つは二キロを超える長大隧道において、追い越し路線と走行路線とあるわけですけれども、どうも追い越しをかけておるのが事故になっておるのではない……
○細谷委員 最初にお尋ねいたしたい点は、いま地方税法の審議をしておりますが、地方税法以外で地方税の収入にかかわる法律があるはずであります。その一覧表と、それによって税収にどういう影響が及んでくるのか、その資料をこの委員会に提出していただきたいと思います。
【次の発言】 配ってもらわぬと質問できないと思うな。
【次の発言】 私が調べたといいますか、資料を要求しておったわけでありますけれども、それによりますと、七本法律があることになっておるわけです。それによる税の増減はどうなりますか。
【次の発言】 ただいまいただきました資料によりますと、新しく非課税にするものもある。たとえば放送大学学園法案、こ……
○細谷委員 時間が十分ございませんから、まとめて御質問したいと思います。 深谷参考人と高橋参考人にお尋ねいたしたい第一点は、陳述によりますと、深谷参考人は、五十三年度の評価は良であった、五十四年度の対策は可である、こういうことであります。そこで、五十三年度も五十四年度も同じことでありますけれども、暫定措置としての評価でございますが、実は附則の八条の三で、純増額について二分の一は国が負担する、それから二分の一は地方の負担、こういうことになっておるわけですが、この二分の一は暫定措置としてはやむを得ないものと、こういうふうにお考えなのかどうか。これについて高橋先生は、二分の一というものと六条の三の……
○細谷委員 すでに多数の委員の方から質問が行われておりますので、重複する部分がかなりあるかと思いますけれども、質問をいたしたいと思います。 今度の統一自治体選挙あるいは昨年暮れの大平総理の田園都市構想、今度の選挙では、やります田園都市建設、こういう大きなポスターが出ておるわけでございますが、最初に自治大臣にお伺いしたいことは、今度の地方財政なりあるいは地方財政計画でありますが、国の予算との連関がありますけれども、そういう方向がいわゆる田園都市構想なり地方の時代へのアプローチ、こういうものが具体的に地財計画等の中で、あるいは地方財政対策の中でなされていると大臣は認識しているのか、いや全くまだそ……
○細谷委員 消防施設の整備促進の法律の延長ということでございますから、最初に予算の内容について少しお伺いしておきたいと思います。
五十四年度の消防関係の予算は、当初の要求と実際にでき上がりました予算とはどういう関係になっているか、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 お答えがありましたように、五十四年度の消防関係の予算は総額二百億、前年度が約百六十億でございましたから、二五%強の伸び、こういうことになっておるわけです。
私が質問したい点は、震災対策等の必要経費、それから消防施設整備のための必要経費、こういうのを内訳を見てみますと、震災対策等の必要経費はおおよそ百三十六億円要求いたし……
○細谷委員 私は主として、今回の国の予算でとられておる地方財政対策、さらに今月の九日に閣議了承がありました昭和五十四年度の地方財政計画、こういうものを中心にして質問をしたいと思います。 最初にお尋ねいたしたいことは、昨年の十二月二十九日、地方財政対策について大蔵大臣と自治大臣の合意ができまして、覚書が交換されたわけでございます。その覚書の内容につきましては資料としていただいておりますが、拝見いたしますと、昭和五十三年度にも覚書が交換されておるわけでありますけれども、今回は五十三年度と全く同じような覚書が交換されております。一体これは何を意味するのか。まず両大臣にお答えいただきたいと思います。
○細谷(治)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が都合により出席できませんので、委員長の指定により、私が委員長の職務を行います。
この際、御報告申し上げます。
今国会、本委員会に参考送付されました陳情書は、石炭鉱業安定のための需要確保等に関する陳情書一件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
本日は、これにて散会いたします。
……
○細谷(治)委員 朝からの質問で、各論も含めていろいろと議論されてまいっておりますので、私はちょっとマクロの立場というと少し語弊がありますけれどもそういう立場と、それから大蔵委員会で詰めてまいりましたような内容、そういう問題について若干質問をしてみたいと思います。ただ、政府委員の方がほかの委員会との関係で時間の割り当てもあるようでございますから、少し順序がばらばらになりますけれども、質問さしていただきたいと思います。 最初に、大蔵省の野尻課長にお尋ねしたいのでありますが、いわゆる山田メモ、こういうものがございます。伺いますと、大蔵委員会におきましては、このメモを中心にして審議され、附帯決議が……
○細谷(治)委員 きょうは二月十三日ですか、労働大臣の所信表明について若干質問をしてみたいと思います。 労働大臣の所信表明の中に「さらに、離職者対策につきましては、現下の雇用情勢が回復基調にあるとはいえ、今後予断を許さない状況にありますので、石炭鉱業の合理化によりやむなく炭鉱を離職された方々に対しましては、炭鉱離職者臨時措置法に基づく各般の就職援護措置を活用し、かつ、今日までの離職者対策の経験を生かしつつ、早期に安定した職場に再就職できるよう努力してまいる所存であります。」こう述べておるわけです。 正直言いまして、これは現在のことを言っているのか、将来のことを言っているのか、ちょっとわかり……
○細谷(治)委員 参考人の皆さんには御多忙な中おいでいただきまして、貴重な意見を拝聴さしていただきました。ありがとうございました。 お述べになりました御意見を中心にいたしまして、若干御質問申し上げたいと思います。ただ、時間が限られておりますので、いろいろ述べたいことがおありと思いますけれども、ひとつ簡潔に御答弁いただけたらと、こう思っております。 私の質問の前提というのは、今日の世界のエネルギー事情、こういう問題を考えますと、何といってもやはりエネルギーの安全保障をどう確立するかということが大変重要だ、こう思っております。今度の国会で代替エネルギーということについて法律案も出されております……
○細谷(治)委員 時間が十分ございませんので、要点だけ質問いたしますから、簡単明瞭にひとりお答えいただきたい。 先ほど電気料金の改定に伴う、こういう理由で地方税法の一部を改正する法律案が出されました。大臣にお伺いしたいのでありますけれども、けさ追加があるまでは、地方税法の改正では四百九十条の二の第二項の部分、いわゆるガスについての免税点の引き上げ、こういうものだけが税法の改正に出ておって、同じように料金の引き上げが予想されておった電気については、いわゆる四百九十条の二の第一項については全然触れておらないのですよ。そして、電気料金がきのうかおととい決まったところで、これを出してきたのです。ガス……
○細谷(治)委員 きょうの委員会に竹下大蔵大臣、私の記憶では記録破りの長時間この委員会に出席をしていただいておるのでありまして、ありがとうございます。御苦労さまです。 そこで、一月二十五日の大蔵大臣の財政演説でございますが、その財政演説の中に「租税特別措置については、昭和五十一年度以降五年間にわたり、その整理合理化に力を注いできたところでありますが、今回の措置により、おおむねその整理は一段落したと言ってよいものと考えます。」こういうふうに本会議で演説されました。私はこの言葉がずっと耳に残っておりまして、きょう大蔵大臣が来るというので、この点についての大蔵大臣の認識をまずお尋ねしておきたいと思……
○細谷委員 時間が十分ありませんので、二、三の点について御質問しておきたいと思います。 いわゆる石炭六法と言われるものが、産炭地域振興臨時措置法が来年の十一月期限切れになるのと一緒に、来年度でほとんど大部分期限が参ります。そこでお尋ねしたい点は、一番先に期限が来る、五年、五年延長して、十年延長して、二十年の期限が来る産炭地域臨時措置法の問題について、審議会等に諮問をいたしまして、九月の下旬ごろには答申があるだろうと言われておりましたけれども、いまだにその答申が出ておらないようであります。どこに問題点があるのか、おくれたのはどうしたのか、まずお答えいただきたいと思います。
○細谷委員 一点だけ質問しておきたい。 答申が十日に出たわけでありますが、その七ページに「疲弊の著しい市町村に対する財政援助について、一層の配慮が望まれる。」こうなっておるわけです。この日本語を常識的に読みますと、財政援助について引き続き配慮が望まれるというよりも、一層の配慮が望まれるということは、従来よりももっと前向きで積極的にという意味を込めておるのではないか、こう思うのです。 そこで、新聞等で伺いますと、大蔵省は、財政再建に名をかりまして、この市町村に対する財政援助をカットすることについて財政審議会に諮問しているわけですよ。そうなってまいりますと、この十日に産炭地域振興審議会が「一層……
○細谷委員 笹生先生に最初にお尋ねいたしたい点は、この十日に出されました「産炭地域振興対策の今後のあり方について」という答申は、現行法の単純延長ということを描いて書かれたものなのか、あるいは何らかの法律の改正というものも頭の中に入れて書かれたものか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 基本的には前者ということは、単純延長ということですね。十年間現行法でそのまま延長していく、こういうことですね。
【次の発言】 そこで、時間も十分ございませんのでお尋ねをいたしたいわけでございますけれども、この四ページのところに「産炭地域関係者は、同法の延長に伴う関連施策の実施が広く国民の負担によって行われ……
○細谷委員 私は、消防関係、税関係、それと地方財政の三点について、その順序で若干質問をしたいと思っております。
最初にお尋ねいたしたいことは、八月十六日ですか、静岡駅の地下街の爆発に基づきまして消防庁では一斉点検を行った。その結果に基づいて、都道府県知事に対して今後の防災対策について通知を出しております。そこでお尋ねしたい点は、その一斉点検の結果都道府県知事に出した通知の骨組みについて、時間が余りありませんから、要を得て簡単にひとつ教えていただきたいと思います。
【次の発言】 すでに他の委員会等でもこの問題は取り上げられておりまして、災害は忘れたころに来るという有名な寺田寅彦の言葉があるわけ……
○細谷委員 最初に、通産大臣にお尋ねいたしますが、産炭地域振興答申に基づきまして十年間の延長、こういうことになりましたが、昨年の予算編成の段階におきまして、産炭地振興上重要な地方財政等の問題について大蔵原案の中ではカットされておりましたけれども、復活等で幾つかの成果を上げたことについて敬意を表します。 ところで、まずお尋ねいたしたいことは、この審議しておる産炭地域振興臨時措置法のほかに産炭地振興にとっては欠くことのできない重要な問題点があると私は思っております。 たとえば「福岡県産炭地域の現状」という文書がございます。この文書の二十ページにこういうことが書いてあります。「最近、各種の財政援……
○細谷委員 せんだって行われました安孫子自治大臣の所信表明について、若干の質問をしたいと思います。 最初に、前任者である石破自治大臣の病気というようなことがありまして、大蔵原案が出される五日くらい前の十二月十六日に、文字どおり重要な段階で大臣に就任されたわけでございまして、大変だったと私も思っております。御苦労に対して敬意を表したいと思います。 ところで、所信表明でありますから主として自治大臣に御質問するわけでございますけれども、質問の順序といたしまして、一月三十日に大蔵省が「財政の中期展望」、こういうものを公表いたしました。この「財政の中期展望」についてはいろいろ問題点がございますし、け……
○細谷委員 まずお尋ねいたしたいことは、いま審議中の法律は、法三条と言われますけれども、全く三条で、その第一条が新産業都市建設及び工業整備特別地域整備のための国の財政上の特別措置に関する法律、これは昭和四十年の法律第七十三号であります。第二条が首都圏、近畿圏及び中部圏の近郊整備地帯等の整備のための国の財政上の特別措置に関する法律、これは昭和四十一年であります。それから、第三条が公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律、これは昭和四十六年であります。成立がそれぞれ違うわけですね。 内容を調べてみますと、確かに、四十年の新産・工特の法律と四十一年の首都圏、近畿圏等の法律につい……
○細谷委員 主として地方財政計画と交付税制度について質問をいたしますが、最初にきわめて初歩的なことでございますけれども、お伺いしておきたいと思っております。
それは、地方財政計画というのはどの法律のどの条項に基づいて出されておるのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 ところで、交付税法七条に基づいて国会に出されているものは、白い表紙の「昭和五十六年度地方団体の歳入歳出総額の見込額」こういうものであります。最初にこの委員会に出されたものはガリ版で刷ったものであり、その後に若干丁寧に少しコマーシャルなベースにも乗せまして、色表紙の「昭和五十六年度地方財政計画」というものが出されました。
私……
○細谷委員 きょう午前中の地方行政委員会の参考人の意見聴取で、参考人から、最近、地方交付税の性格――地方団体の固有財源である、自主財源である、そういう基本的な性格がどうも薄らいできておる、崩れてきておる、こういう指摘があり、今日の財政実情からいきますと交付税率を引き上げるべきである、こういう意見が参考人から出されておりました。
私は、まずお尋ねいたしたいことは、地方交付税の性格というのは自治大臣はどう理解しているのか、まずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 念のためにもう一度お伺いいたしますが、自治大臣の基本認識は、地方交付税というのは地方公共団体の共通の固有財源であり自主財源であ……
○細谷委員 すでに地方公務員法の一部を改正する法律案につきましては、たくさんの委員の方々から、基本的な観点からあるいは具体の問題につきましてマクロの立場あるいはミクロの立場から多角的な質疑が展開されております。質疑もおおむね終局に差しかかっておりますし、また国家公務員の定年制の問題につきましては、午後三時から上の十六委員室に総理大臣が見えまして最終的な質疑が展開されております。そこで、いままでの委員の皆さん方の質疑で問題点であると私が考えた問題、特に先ほどの総理の答えは国家公務員の問題でありますが、より多様性を持っておる地方公務員については、きちんと質疑を通じてポイントを整理しておく必要がある……
○細谷委員 最初に、行管の八木管理官いらっしゃいますか。――いま参議院で終盤を迎えております行革関連臨時特例法の中に、地域特例によって補助負担のかさ上げが行われておるわけでありますが、それを削減する、こういう部分がございます。 私がお尋ねしたいことは、三十六本の法律に関係しているわけですけれども、その法律の中で、この春この委員会も含めて議決をした法律案が、ほとんど同じ時期、わずか二カ月後に改められようとしておるわけでありますけれども、八木管理官はそういう法律、この春可決したばかりの法律が、答申に基づいて削減されるという事実を御存じか、どうか、まずお尋ねいたします。
○細谷委員 私は、主として十九日に答申が出されました産炭地域振興問題についてお尋ねしたいと思います。 昨年、法律が十年延長になりまして、関係の各道県で産炭地域の発展計画、こういうものの作成をしておるわけでございます。たとえば福岡県がつくりました発展計画を見ましても、当面の課題として、一つは鉱害復旧、第二番目はボタ山対策、第三番目は炭住整備、第四番目は国鉄地方交通線の役割り、第五番目は離職者対策の積極的活用、第六番目は同和対策事業に係る法的措置、第七番目は市町村の財政援助措置、これが挙げられております。 そこで、関係の両大臣にまずお伺いしておきたいことは、私は、この発展計画のポイントになって……
○細谷委員 一点だけお尋ねしたいと思います。 松田参考人から海底鉱害についての対策のことが最後に言われました。その助成の問題でございますけれども、お尋ねいたしたい点は、最初に加藤先生に、この答申の中に、山林原野及び干潟に発生した鉱害、これは「公共的見地からの復旧になじまないこと等にかんがみ、復旧法の対象とすることは適切ではない。」こう言い切っております。ところで、海底を掘っておる炭田というのは、釧路炭田、長崎県の池島の炭田、有明海の有明炭田、こういうところがあるわけでありますけれども、海底でありますから、おっしゃるように公共的見地から被害が起こっている、こういうところがあるわけですね。現に、……
○細谷委員 時間が十分ございませんので、簡潔に問題点を質問したいと思いますから簡潔にお答えをいただきたいと思います。 せんだって参考人について意見を聴取した際に出たことでございますけれども、有明海における海底の採炭、こういうものに伴いまして海底の陥没が起こっております。この海底は日本でも有数のノリ漁業の中心地でございまして、日本のノリの総生産量の大体四割近くがここでできておると思っております。私の手元にございます資料によりますと、海底の陥没もかなり広範囲に及んでおりまして、ひどいところでは一メーター半から二メーター程度の陥没が起こっておる。一メーター以上の陥没地点、こういうものを見ましてもか……
○細谷委員 私は、当面する地方財政あるいは交付税制度、そういう問題につきまして、きわめて素直に質問をいたしたいと思いますので、大蔵大臣も素直な答弁をしていただきたいと思います。 まず第一番に、おととい、きのう、きょうの新聞の記事に出ておる重要な問題点、七日の大蔵委員会でも議論されましたように五十六年度の国税収入が大きく落ち込むのではないか、こういうことであります。 たとえば、一番近い新聞の記事を読みますと、きょうの朝日新聞。「大蔵省が七日までにまとめた最も新しい推計によると、五十六年度の税収は、当初予算額に対して約七%、二兆二千億円程度不足する見通しとなった。」こういうふうに新聞記事は書い……
○細谷委員 加藤委員の質問に関連して、若干の質問をさしていただきたいと思います。 私は去る八日、渡辺大蔵大臣に質問をいたしたわけであります。その翌日の九日の閣議で大蔵大臣は、私が申し上げた六ないし七%という数字を七ないし八%と、また減収の率を上げてきておるわけですね。そして金額でも二兆円以上の税の減収を報告した、こういうふうに報道されております。 このことにつきましては大蔵大臣にも質問したわけでありますけれども、自治大臣には余り質問する時間がございませんでした。こういう状況でありますと五十六年度の地方交付税の落ち込みは、前回も指摘したようにずいぶん大きなものになります。すでに五十六年度はも……
○細谷委員 いま協力関係の法律について、すでにもう質問者が大分質問しておりますし、範囲の狭い問題ですから、かなり重複するというか繰り返しになるかと思いますけれども、二、三問題を明らかにするために御質問したいと思います。 最初に私が質問したいことは、この法律を開きましてちょっと不思議に思ったわけでありますけれども、「警察官の職務に協力援助した者の災害給付」、これは災害給付であります。その次に、「消防団員等公務災害補償等」と言って、これは災害補償であります。給付と補償というのが出て、そして同じこの一本の法律で一条と二条で処理しよう、こういうことなんですけれども、給付というのと補償というのと違いま……
○細谷委員 最初にお尋ねいたしたい点は、趣旨説明もお伺いしたのでありますけれども、警備業法の一部を改正する法律案、法律ができて約十年になるわけでありますから、この時期がある程度見直しの時期だろうということはわかりますけれども、どうも改正案を見ますと、かなり技術的な点はございますけれども、根本的な点についての改正等は見当たらないようであります。あえてこの時期に、警備業法の一部を改正するのを提案するに至った考え方、こういうものをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま詳しく改正法案を提案するに至った経緯を御説明いただいたのですけれども、簡単に申し上げますと、一つは手続の問題、あるいは欠格事……
○細谷委員 質問に入る前に、委員長に対する要望も含めて申し上げて、お願いしたいことがあります。 自治大臣兼国家公安委員長の所信表明の中で、かつて警察出身である自治大臣が、警察行政のことについては、最近新聞をにぎわしておるいろいろな問題、こういう問題についてはほとんど触れないで、最後にどう言っているかというと、「綱紀の粛正並びに士気の高揚」、こういうことで片づけられて、大阪においても兵庫においても福岡においても何にも起こっておらぬ、こういうような書き方をしております。まことに遺憾な警察行政に対する国家公安委員長の姿勢だ、こう思うのです。しかし、きょうは時間がありませんから、いずれまたこの委員会……
○細谷委員 最初にお尋ねいたしますが、いまここで審議しておる地方税法以外の他の法律で、地方税の増減にかかわる法律案があるはずでありますけれども、どういうものがあるのか、まずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 いま大体七本の他の法律があるようでありますが、それによる地方税の増減収はどういう状況になっていますか。
【次の発言】 少し疑問に思うのです。従来からの続きで措置しているものもあるでしょうけれども、他法で地方税をいじくっておる、その増減収がどうなるかわからぬという形で自治省の責任者が他法を出す際にオーケーしているわけですから、大したことないというだけでやることはいささか問題があるの……
○細谷委員 御多忙の中、きょう大蔵大臣が恒例によりましてこの委員会においでいただきましてありがとうございます。大蔵大臣は顔色が白いのですけれども、私はちょっと選挙に専念いたしましたので、少し選挙ぼけをした質問になるかもしれませんけれども、その点ひとつよろしくお願いしたいと思います。 まず、地方交付税に直接関係する問題で、五十六年度の税収見積もりを、見積もりは誤ったというにしては余りにもひど過ぎる予算と税収の結果になりまして、今年、八千五百億に及ぶ地方交付税の精算が行われました。これは大変なことなんです。 そこで、それでは五十七年度の税収はどうなるのか、これが五十九年度の交付税の総額に関係し……
○細谷委員 自治大臣にお尋ねいたします。
それぞれの考え方をそれぞれの省が主張するのは当然なことですけれども、たとえば総理大臣の諮問機関である地方制度調査会、自治大臣の諮問機関である地方財政審議会、大蔵大臣の諮問機関である財政制度審議会、その三つの答申が毎年毎年出るわけです。ずいぶん大きく食い違っておるのですが、これについて何か印象がございますか。
【次の発言】 そういうことだろうと思うのです。先ほどの地方財政審議会が自治大臣の諮問機関というのは訂正して、確かに附属機関でありました。地方制度調査会は内閣総理大臣の諮問機関、財政制度審議会は大蔵大臣の諮問機関これは間違いないことであります。その……
○細谷委員 けさ十一時から、この委員会でいま扱っている法案についての委員と自治省当局とのやりとりをお聞きして、一体この法案は何をねらっているのか、全くわからない。何のために連合会をつくるのか、これもわからない。言ってみますと、財政単位を縮小して大きくする、これだけがどうもねらいだ、こういうふうに思うのですけれども、それだけなんですか。一向わからぬですね、頭が悪いから。聞いていれば聞いているほどわからなくなる。いかがですか。
【次の発言】 余り時間がありませんから、私がポイントと思っているところを申し上げるわけです。
どうも大臣、本当のところの腹を言えないんじゃないですか。連合会というのができ……
○細谷委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの愛野興一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、武藤山治君が委員長に当選いたしました。
委員長に本席を譲ります。
○細谷委員 最初に行管長官、けさ、ずいぶん厚い資料をいただきました。その資料によりますと、八条機関の法律事項と政令事項で、審議会等の数は二百十三あるわけでありますが、そのほかに三つばかり第二臨調で答申されておりますね。そうしますと合わせて二百十六程度になると考えられますが、そのとおりですか。
【次の発言】 ずいぶん数が多いな、こう思います。
そこで、総理にお尋ねしたいわけですが、そういう二百十五ばかりある審議会等からいろいろな多方面の答申が出てまいるわけであります。その各種の答申と臨調の答申とには取り扱いに差がありますか、あるいは同じなのか。
○細谷(治)委員 最初に、大臣の所信に関連しまして。
せんだって、二十二日の補正予算の総括質問の際に、加藤委員の質問に関連して、大蔵省が五十九年度予算に関連して中期試算というものをいろいろな仮定を置きながら発表しておりますが、これに関連して大臣は、地方財政についても中期試算をぜひつくりたい、望ましい、こういうお答えがありました。その作業をしているのか、しているとすればいつごろそれができ上がるのか、まずそれをお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 今の大臣のお答えよりも予算委員会の大臣の答弁というのはもっと意欲的であったですよ。積極的であった。私は傍聴しておりましたから。まさか後退したわ……
○細谷(治)委員 理事会の決定で持ち時間が一時間ということで、審議をするにはちょっと不十分だと思いますが、答弁の方もひとつ要領よくお願いしたいと思います。 質問に入る前に、けさこの委員会に「地法による地方税法等の改正について」という資料が配られました。これを拝見いたしますと、せっかく備考という欄までつくっておりますけれども、税法の改正があるわけでありますけれども、税の増減は一つも書いてないのですよ。確かに期限の延長だけの税法の改正、そういうものもありましょう、あるいは、これからつくるので来年や再来年ぐらいはまだ税金の問題が起こらぬ、そういうものについての特別措置を考えるんだから税の増減なんて……
○細谷(治)委員 どうも質問とは名のみの極めて異例の時間しかいただいておりませんので、答弁の方もひとつ簡潔にお答えいただきたいと思います。
今度の法案は、消防施設の強化促進、これは延長でありますけれども、単純延長ではなくて手直しをしている理由は何でしょうか。
【次の発言】 私の聞いておる質問は、今までの指定基準というものを変えておりますね。五年間五千人というのを三年間三千人と変えておりますね。それはどういう根拠なのかということです。五年延長なんですからね。
【次の発言】 それによりまして、新しい指定基準に基づいて、対象はどういう変化が起こっておりますか。ふえますか、減りますか、どうなんですか……
○細谷(治)委員 最初に、石原財政局長にお尋ねいたします。 「地方の時代シリーズ」という一連の本があります。その十二巻目と思いますけれども、「財政非常事態と自治体」という特集があるわけです。その本の冒頭に石原論文が載っております。論文と言っていいのかどうか別として、とにかく巻頭の地方財政に対するあれでありますから論文と言っていいと思うのですが、その論文を読みますと、今日の地方財政の実態認識については、先ほど安田君の質問に対しても、例えば国、地方の一般会計の対GNP比、租税収入の対GNP比、その間に大変なギャップがある、こういう議論も踏まえて、かつてない危機に直面している、こういう認識をされて……
○細谷(治)委員 大蔵大臣、恒例になりましたけれども、地方行政委員会の交付税の審議に今回また出席いただきまして、ありがとうございます。 最初にお伺いいたしたいことは、去る二月六日に大蔵大臣の財政演説がありました。その演説の中の一節でございますけれども、ちょっと読ませていただきます。「概算要求の段階におきましては、前年度よりさらに厳しいマイナス・シーリングを採用し、各省庁において所管予算の根本的見直しを行ったところであり、その後の予算編成に当たりましても、聖域を設けることなく見直しを進め、地方財政対策の改革、医療保険制度や年金制度の改革を初めとする種々の制度改正を行うなど徹底した歳出の削減を行……
○細谷(治)委員 一般質問として、主として消防の問題について御質問をいたしますが、その前に、午前中も松田委員からちょっと質問がございました議員の定数問題、私が問題にしているのは地方議員の定数問題でありますが、その点について若干御質問をいたしたいと思います。
最初に、地方公共団体の議員の定数がそれぞれの団体の自主的判断で条例で削減されつつございますが、現況はどうなっているのでしょうか。これは団体数ばかりでなくて、議員の数の減、こういう点も含めて御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 今のは全体のものでありますけれども、都道府県と市町村と特別区、この三つに大別してもう一度お答えいただきたい……
○細谷(治)委員 この委員会の審議も終盤に入っておりまして、いろいろな問題がほとんど議論されております。そこで私は、限られた時間でありますので、なるべく重複を避けて、率直に問題点と思う点を質問いたしますので、ひとつ答弁側の方も率直にお答えをいただきたいと思います。 最初にお伺いしたい点は、長官と国家公安委員長に基本的な姿勢についてお伺いしておきたいと思うのです。と申しますのは、最近新聞等で、この五月、六月になりましても警察官そのものの汚職といいますか、いろいろなうみが噴き出しております。そこへもってきてグリコ事件のような、かなり世間の注目を集めながらなかなか解決ができない、伏魔殿に入ったので……
○細谷(治)委員 今行われました山下委員の質問につないで幾つかの点で質問したいと思います。
最初に、この法律案については、随分努力して調整した上でこの法律案ができたんだ、こういうふうに自治省筋は宣伝をしております。自画自賛するに足るぐらいの努力をしたのか、あるいはそれほど立派な成果がこの法律の中に上がっているのか、ちょっと抽象的でありますけれども、お聞きいたします。
【次の発言】 大臣にちょっとお伺いしたいのですけれども、行革審の中でも、先ほど質問がありましたけれども、交付税における基準税率、これはけしからぬじゃないか、二割五分あるいは三割も余裕の金をやっているからくだらぬことをするんだ、こ……
○細谷(治)委員 最初に古屋自治大臣、おめでとうございます。 私、長い間この委員会でともに法律案を審議した一人として、この委員会の中から大臣が生まれた、特にこの委員会の審議の中身等について立ち入って経験をされておる大臣が就任して、大変大きく期待しております。ひとつ御健闘を祈りたいと思います。 そこで、十分時間がありませんけれども、前のお二人の委員の質問と重複する点がございますけれども、質問をさせていただきたいと思います。 最初に、予定外でありましたけれども、ちょうど税務局長いらっしゃっておりますから、大臣も御都合があるようでありますから、ちょっとこの点を御質問しておきます。 マル優問題……
○細谷委員 鉱業法の改正問題についてすでに質問も行なわれておりますので、重複する部分もあるかと思いますけれども、御質問したいと思います。
鉱業法改正審議会は、長年にわたって五十回になんなんとする審議を経て、答申案が出されたわけでありますが、まずお尋ねしたい点は、この答申をこの法案の中にどの程度織り込んだのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 答申を概略読んでみますと、いまお答えのとおりでございますけれども、今度第三条で若干鉱物について追加がありました内容は答申と同様でございますが、さらにこれを十三条の二という新しいものを設けまして分類をいたしたわけであります。これもまた答申の内容どおりで……
○細谷分科員 私は、昨年行なわれました東京都の都政監査の問題と、第二に新産都市建設に関する主として財政面からの問題、第三に住民税の問題を中心といたしまして、御質問をいたしたいと思います。 まず第一番に、昨年行なわれました都政監査の問題でございますが、昨年九月の十三日から二週間、自治省の宮澤参事官を団長とする三十四名の方々が監査をいたしまして、昨年十一月二十九日に東京都の行財政調査報告という全文五百ページになんなんとする報告が出されております。その監査の根拠法令は、地方自治法の二百四十五条の三と二百四十六条に基づいて行なわれた。この都政の監査の問題は、今後の地方自治という基本的な問題にも触れる……
○細谷分科員 私は、科学技術の問題で特に計画性が欠けておるのではないか、基礎的な、グルンドの研究が足らない、こういう観点から少し質問をしてみたいと思うのです。大臣がまだ見えておりませんので、若干順序を変えて質問をいたしたいと思います。昨年科学技術白書というものが出ておるわけでありますが、ここ十年間ぐらい、年率二割程度伸びてまいっておったのであります。主としてこれは施設関係の費用でありまして、ある意味ではようやく研究の基礎ができ上がった。そういうやさきに、昨年の暮れあたりに発表された三十八年度の科学研究の実績、三十九年度の予算なり、あるいは今年度の予算を見ますと、そういう基礎のしでもっとやはりや……
○細谷分科員 委員長に注意を受けないように質問いたしますから、答弁のほうもすきっとひとつやっていただきたいと思います。 私が質問いたしたい点は、地方病であります日本住血吸虫病の問題と大気汚染を中心といたしました公害問題、地方開発と公害問題との関係、こういう問題二点について質問いたしたいと思います。 まず第一に、日本住血吸虫病、三十二年から十カ年計画で、溝渠をつくることによって予防対策、が講じられておるのですが、今日これがどういう状態になっているか、おわかりでありますれば、全国五県ですか、山梨、岡山、広島、福岡、佐賀、全国五県になりますが、その状況をひとつお聞きしたい。
○細谷分科員 時間もございませんので、簡単に二点ばかりお尋ねいたしたいと思いますので、簡単明瞭にひとつお答え願いたいと思うのです。
第一点は、昨日の閣議で、地方公共団体に対して、水道料など各種公共料金の値上げを自粛するよう要請することがきまりまして、自治省から要請文を各自治体に出すことになったそうでありますが、その内容とお考えについてまずお尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 通牒は閣議決定に基づいて出す方針になっておる。その通牒あるいは要請文の内容についてはいまの大胆のおことばでありますと、合理化もしなさい、そういう中において水道にいたしましても、交通事業にいたしましても、昨年一年間スト……
○細谷委員 交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法案というのが、建設省と国家公安委員会の共管という形で提案されたわけであります。今日、交通戦争といわれる時期に、こういう整備事業をやることはたいへんけっこうなことだと思うのでありますが、私は、まず共管だけに、その間に割れ目が起こりはせぬか、縦割り行政の弊というのが起こるのではないかという気がいたします。端的に申しますと、道路管理者というものと交通管理に当たる警察庁との間に割れ目が起こらないようにしなければならぬ。そのためには、それなりに、この法律の中でも、そういうことが十分配慮されて描かれなければならないと思うのでありますが、まずこの点について……
○細谷分科員 私は一酸化炭素の中毒の問題についてお尋ねをしたいと思うのでありますが、この問題につきましては、去る本会議におきまして多賀谷議員が質問した際に、労働大臣の御答弁は、一酸化炭素についての立法はする意思がない、こういうお答えがありました。予算委員会におきまして八木委員がこの問題につきまして質問いたしました際に、内閣総理大臣はこういうふうに答弁しておるのです。「特殊の災害だけについて単独立法をするということは、よくよくの場合だと実はかように考えております。他にもいろいろ影響するところがありますので、それでいままでは、この一酸化炭素中毒に対して単独立法をしないほうがいいんじゃないか、現行法……
○細谷分科員 きょうは、実は科学技術の問題につきまして、科学技術庁との関係も含めて御質問いたしたいと思っておりましたけれども、ここは通産省の席でありますので、次の機会に科学技術庁のほうはやりたいと思うのでありますが、けさの新聞を見ますと「4兆円予算とあなた」という記事の中に「足踏みの産業政策」という見出しで記事が書いてございます。その記事の中に「銀色のタンク群、その最新の石油化学工場さえ、実は一皮むけば借りものの外国技術でがんじがらめだ。生産と消費のアンバランス、相も変らぬ」云々、こういうふうな記事が載っておりまして、その中に今年度予算の産業政策関係費の記事が出ております。そこで私は、時間もあ……
○細谷委員 運転免許の問題について、ちょっとしろうとの質問ですが、三ページの(4)に、「指定自動車教習所における教習内容の再検討(とくに路上教習の制度化等)」こういうことがあるわけです。実は、いま仮免なんかで指定教習所の生徒たちが、十台ぐらい車を連ねて路上の教習をやっておるわけですね。私もそれにばったりと会ったこともありますし、はたからながめておって、まことに危険なような感じがするわけです。飛行機の練習場がなくて羽田とか板付を使っておるので、これまたお客さんにご迷惑でしょうがない。路上の教習を受けるということは、必修のこととして必要だろうと思うのですが、必要だからという形でこれを制度化されて、……
○細谷小委員 まとめて御質問申し上げますので、それぞれからお答えいただきたいと思います。 最初に、荒垣先生は消防審議会の委員をなさっておるのでお尋ねいたしたいことは、消防法にあります別表、これはずいぶん古色蒼然たるものなんで、近代的な別表になっておらない、こう思うのであります。さらに、この消防法というのが、危険物につきましては特別に政令が詳しく設けられまして、その政令を受けてまた省令があります。その省令等に書いてあります危険物でありますと、たとえば勝島倉庫の爆発になりましたメチルエチルケトンパーオキサイド、こんなものは省令のほうには出てくるのでありますが、別表には「過酸化物」と書いてあって、……
○細谷小委員 この資料の点で、第七表と第五表の関係がよくわからぬので、これをもっとわかりやすいように、たとえば七表のように五表を書きかえていただいて、そしてこれはこういうふうになって、新規に増加するものはこうなのだ、それから買いかえ、いわゆる新旧更迭というのはこういうふうになるのだ、こういう説明がないとちょっとわからないから、その辺の資料を整備してくれませんか。
【次の発言】 それからもう一つ、この表のタンクローリーのLPG以外の事故がありましたね。一一ページ、「液化石油ガス充てん所、スタンド、販売所、ローリーの数」のタンクローリーの欄に「危険物用」とありますが、これの内訳を知りたいのです。全……
○細谷委員 まずお尋ねいたしたいのですが、この小笠原というのはどこに帰属するのでしょうか。どこの都道府県に帰属するのか。
【次の発言】 東京都に帰属するというのは、どこに書いてあるのでしょうか。
【次の発言】 この法案の村の設置という第十八条、「地方自治法第五条第一項及び第七条第一項の規定にかかわらず、この法律の施行の日に、東京都に属する小笠原諸島の区域をもって小笠原村を置く。」こう書いてある。ところで第五条第一項というのは、「普通地方公共団体の区域は、従来の区域による。」こういうことでありますから、第五条第一項を排除しているわけでしょう。従来の区域というやつは排除しているわけですね。それから……
○細谷小委員 いまの資料をいただいたのですが、私がこの前要望した点で三つ落ちているわけです。 一つは、鎌田公務員部長と安養寺書記長との了解事項の内容をひとつ教えていただきたい、これがきょうはありません。 それから、第二点は、共済制度について社会保障制度審議会からですかから、たとえば地方公務員の例の定年制法にからんだ特別職みたいなものをつくるというのはけしからぬのじゃないかという意味の答申が三月一日に行なわれておるわけですね。その資料がございません。 それから、第三は、都道府県の特別職に関する調べというのは、いま四月一日現在のものをいただきましたが、これもけっこうでありますけれども、これで……
○細谷小委員 簡単にお伺いしますが、いま質問がありましたが、上限の十一万円、これは議員だけについてでありますが、五十四年度で言いますとこれから十一年先なんですね。五十年度で言いますとこれから七年先なんでありますが、ずっといま御説明いただいた損益あるいは累積赤、そういうものを見ますと、かりに十五年先の五十八年度を見ても、累積赤字というのは違いが一億程度なんですね。そうしますと、十一万円を十五万円にするということができないという問題ではなくて、問題は他にある、こういうことなんですね。したがって、この問題は、附帯決議はもう二、三年前からずっとついておりますし、たいへんな懸案事項なんですから、議員共済……
○細谷分科員 私は、二、三点御質問をしたいのでございますが、まず第一点は、最近たいへん新聞やテレビをにぎわしました例の静岡県のライフル銃の金嬉老の事件、あるいは昨年の少年のひかり二十一号の事件というのが発覚いたしたのでありますけれども、その場合に、いずれもダイナマイト等火薬類というのが、いとも簡単に入手されておるわけですね。こういうことではあぶなくてしようがない、こう思うのです。 そこで、考えてみますと、いろいろな管理上の不十分さ、あるいは盗まれておることがわかっておっても、上司に報告するとおこられるからということで報告せぬで、適当に帳簿をごまかして使ったことにしておった、こういうことで、上……
○細谷分科員 私は、主として大型プロジェクトの問題について、若干質問したいのであります。 その前に、日本の科学研究費というのは、先進国と比べますと非常に少ない、こういうことがいわれております。さらに、日本の頭脳の流出というのは非常に激しいのだ、こういうことも指摘されております。今日、イギリスがああいう斜陽の国になった一番の大きな原因というのは、有能な若い頭脳がアメリカに流出したということが決定的な原因なんだ、こういうことがいわれておるわけですね。たとえば、原子力を解放いたしましたフェルミという人も、もともとこれはイタリアの大学の教授であったわけです。それが追放されてアメリカに亡命して、アメリ……
○細谷小委員 最初に小委員長にお尋ねしたいのであります。 ことし二百上十二日間の記録破りの長期国会があったわけでありますけれども、その間に磐梯ホテルの火災とか、あるいは石川県の温泉、観光地の火災とか、あるいは山林火災とか、たいへん大きな火災があったのでございますが、委員会はむろんのことでありますが、小委員会でもこういう問題を取り上げて早急に対策を講ずべきであったと私は思うのでありますけれども、残念ながらそういう機会がなかったように思うのであります。しかも、担当外と申しましては、いかがかと思うのでありますけれども、主管委員会ではない災害特別委員会で、やむを得ずこの問題を取り上げた、という経過が……
○細谷小委員 資料でございますが、一つは四十四年度の予算編成の際に、大蔵大臣、運輸大臣、自治大臣の三者で、四十五年度以降の地下鉄等についてひとり歩きできるような財政措置を考える、こういうような覚書が手交されておるようでありますが、最近の新聞によりますと、運輸省は、話がきまったかどうか知りませんけれども、二一%ぐらいの補助率で大蔵に要求するというような記事が出ております。それとこれとがどういう関係にあるのかわかりませんけれども、きょう御説明いただけなければ、その間の経緯、それから自治省がその覚書に対してどういう態度で折衝なさるつもりなのか、計数的な裏づけ等も教えていただけたらと、こう思っておりま……
○細谷小委員 国会の末期に地方公営企業関係の小委員会を開いていただきまして、その節申し込みました資料を、かなり詳しくまとめてきょう出していただいたわけでありますが、暑いところ、いろいろな角度から御検討いただいたことについてお礼を申し上げたいと思います。 ところで、いま地方公営企業、特に都市交通問題、そればかりでなくて、地方交通も含めて大きな問題になっているわけでありますが、主としてそういう問題についてお尋ねしたいと思います。 最初にお尋ねしたいことは、利子を引き下げなければならない、こういうことで今年度の地方財政計画の中でギャンブル収入に財源を求めまして、公営企業金融公庫の利子を引き下げよ……
○細谷小委員 時間の関係もあるようでありますから、角本先生に最初お尋ねいたしますが、地方公営企業、特に都市交通の問題について、先生が冒頭、大体現在の都市交通というのは乗用車の代用品だ、しかし代用品というけれどもきわめて重要な役割りを演じているんだ、こういう位置づけがあったわけであります。現状において、私は若干これに抵抗を感じます。むしろ現在の都市交通を守るという意味においては、やはり都市交通というものを主役に仕立てるというのがよろしいのではないか、将来のモータリゼーションの中においては、あるいは先生のおっしゃるようなことになるんではないかと思いますけれども、そういう感じがいたします。 そこで……
○細谷分科員 私は、大体二点について、大臣からお伺いをしたいと思います。 一つは、せんだって高級国家公務員の天下りの問題が人事院から報告されましたね。これはだいぶ昨年からふえておる、こういうことでいろいろ新聞が批判をしておりました。きょうは、この問題を大臣に聞くわけじゃありませんで、最初にお聞きしたい点は、昨年の二月に行政改革あるいは行政簡素化、こういうことで閣議の決定がなされまして、それに基づいて、大体昨年の六月ぐらいには各省がそれぞれの案を行政管理庁に出して、そして九月には、その結論を閣議としてまとめたい、こういうことであったわけですけれども、その後一向進んでおらないのであります。一体こ……
○細谷委員 時間がございませんので、まとめて御質問いたしますので、お答えいただきたいと思います。 第一番目は、両公述人にお聞きしたいわけでありますが、四十五年度の予算案について、警戒中立型、妥当であるとか、いろいろ御意見をお聞きしたのでありますけれども、その前提となっております政府の四十五年度の経済の見通し、まあ実質一一・一%とかつてない二けたの伸びが見込まれておるわけでございますけれども、これは四十四年度の実績見通しよりもかなり低い。しかも、今度の四十五年度の経済見通しをいろいろ銀行筋なり経済研究所等でやっておりますが、政府の見通しと三菱銀行の見通しだけが低い。他は大体において実質一二ない……
○細谷分科員 私は過疎地帯の教育の問題について若干お尋ねしたいのですけれども、昭和四十一年と思ったのですが、大臣の地元であります熊本県の五木村を中心といたしまして、衆議院の地方行政委員会で国政調査をいたしたわけです。その節、過疎地域の学校の先生方というのがどうしても量の問題、質の問題等で確保できない、こういうことから寺本知事が、過疎地帯に行った先生については二号俸を終身ずっとつける、こういう特別措置をいたした、そのことによって先生の数も質も確保できるようになったと、こういうことを伺いました。大臣御存じですか。
【次の発言】 大臣の地元の熊本県の、しかも大臣の選挙区ですね。五木といいますと、五木……
○細谷分科員 最初に沖縄の点について一、二御質問申し上げたいのですが、山中長官は近く沖縄においでになる、こういうことが伝えられておりますが、いつごろ、どういう目的で、どのくらいの旅行をなさるつもりか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いまのおことばの中に青写真ということばがありました。その青写真というのは、具体的にはどういうことなんですか。
【次の発言】 沖縄の県民所得は、長官のふるさとの鹿児島県はそれより若干低いですけれども、税とか物価とかなんとか考えますと、実質可処分所得というのは鹿児島県のほうが高いと私は記憶しているのです。そういう点でいろいろ問題があるわけですが、次にお尋ねい……
○細谷分科員 私は、時間を正確に守りますから、答弁のほうもひとつよろしくお願いしたいと思います。
まず、六日の日に昭和四十五年度の地方財政計画が発表されたのでありますが、その規模は七兆八千九百七十九億円となっております。私は自治大臣、よく国の予算でごろ合わせというのがあるのですけれども、この地方財政計画のごろ合わせば、七〇年代はやっぱり苦労で泣くよ、こういうふうに読んでおるんです。そこでお尋ねしたい点は、この地方財政計画というのは、何に基づいて出されておるのですか。
【次の発言】 地方交付税法七条に基づいて出されておるんですか。
【次の発言】 私は、地方交付税法七条に、地方団体の歳入、歳出の……
○細谷分科員 たいへん幼稚な質問でありますけれども、悪臭問題というものについて、公害基本法の中に悪臭ということを書いてあります。いろいろな問題についても立ちおくれはいなめないのでありますけれども、特に悪臭については非常にひどい立ちおくれがあるのではないかと思うのですが、大臣いかがですか。
【次の発言】 「公害の状況に関する年次報告」昭和四十三年度のを見ますと、「悪臭は、人間に容易に感知されるので、市民生活を不断に脅かす公害である。」非常に重視した言い方をしておるわけです。ところがこの悪臭問題について、この白書の取り上げを拝見いたしますと、たとえば科学技術庁における公害防止のための調査研究費、こ……
○細谷委員 簡単に二、三お聞きしたいのです。 最初に音田さんですけれども、いままでのお話を承っていますと、今度の法律案は環境庁設置法ということですけれども、まあ公害庁、それから環境庁、環境保全庁あるいは公害省、また私どもでは環境保全省と、こういう考えがあるわけであります。御意見を承っておりますと、どうも環境保全基本法というのはいまのレベルでは高過ぎる、こういう音田さんのおことばでしたね。そこまでは行っていないんだ、こういうことのようであります。そういたしますと、いまのお話ですと、今度の政府の環境庁設置法では不十分だ、こういうことなのでありまして、きわめてむずかしい質問なのでありますけれども、……
○細谷委員 磯村先生にお尋ねしたいと思います。先ほどの公述の中で、新全総計画は経済優先のものだ、したがって今日の人間優先、しかも公害問題、こういうものが多発している中においては当然改定すべきものである、こういう御意見だと思うのであります。同時に新産都市等のことも述べられたわけでありますけれども、三十年代にたくさんの開発立法がなされたわけでありますが、いずれもこれは経済優先の立法であることは申すまでもありません。したがいましてこういうものもすべて今日の四十年代に即応するように全面的に改正すべきである、こういうふうに思うのでありますけれども、先生どうお考えになっているか、こういうことであります。 ……
○細谷分科員 最初に大臣にお尋ねしたいのでありますが、昭和四十五年の「国土建設の現況」、いわゆる建設白書、これを読みまして、もっとも拾い読みでありますけれども、読んだ後の感想としまして、今日問題になっております、しかも四十六年から第三次五カ年計画、二兆六千億という規模でやる下水道の位置づけというものがきわめて薄弱である、こういう印象を受けました。たとえば、読んでまいりまして、「豊かな環境の創造」という見出しを見ましても、下水道という字句はどこにも見当たらないのです。そして環境汚染問題というものについて、自動車の排ガス等による大気汚染という問題が例としてあげられておりまして、水の汚濁ということに……
○細谷分科員 最初に自治省にお尋ねいたしますが、地方財政法第二十七条の四、「市町村が住民にその負担を転嫁してはならない経費」、こういう条文がございまして、それを受けまして施行令の第十六条の三に「法第二十七条の四に規定する経費で政令で定めるものは、次の各号に掲げるものとする。」と書いてありまして、一号が「市町村の職員の給与に要する経費」、二番目は「市町村立の小学校及び中学校の建物の維持及び修繕に要する経費」とある。二つ書いてあります。これ以外は寄付はどんどんもらってよろしいでしょうか。お尋ねします。
【次の発言】 この一番目の市町村の職員の給与に要する経費をもらうというのは、これはもう常識的に当……
○細谷分科員 私は、短時間でありますけれども、現在いろいろな問題がございます食品添加物を中心として若干質問してみたいと思います。 最近、食品衛生の問題が新聞をにぎわしておりまして、明けてから新聞に出た重要な問題を拾っても相当たくさんございます。たとえば二月の八日までに都衛生局の調べたもなかにナフトールエローSという三グループの色素が使われておった、あるいはチョコレートにオレンジ1が使われておったとか、あるいはイギリス製のドロップスが螢光物質を塗った包装紙に裸で包まれておったとか、あるいはびん入りの調味料にデヒドロ酢酸があったとか、あるいはさらに外国産のドロップスにカナマイシンとかあるいはパテ……
○細谷分科員 三十五年以降、地域開発立法なりあるいは全国総合開発計画、こういういろいろな計画なり立法が行なわれたわけでありますが、私はそういう点について若干お尋ねしたいと思います。
最初にお尋ねいたしたい点は、時間がありませんから簡単にお答えいただきたいのですけれども、三十七年にできました新産都市、いわゆる世紀の鳴りもの入りの陳情合戦が行なわれたといわれております新産都あるいは工特に対する計画と実績の乖離が、かなり激しく起こっておると思いますけれども、その実情をひとつ簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ちょうど三十九年から始まって、現在中央点をやや後半のほうに走り出している。……
○細谷分科員 せんだって予算委員会で労働大臣に、職場環境の問題について御質問いたしましたけれども、時間が足りない関係で御答弁をいただけませんでした。そこできょうはやや技術的にわたりますけれども、職場の環境、特に有毒物質についてお尋ねをしたいと思います。 新聞等によりますと、二月十三日に労働省は、昨年九月の実態調査等に基づいて職場の有害物質について労働安全衛生規則改正案を中央労働基準審議会に諮問をした、こういう記事が出ております。おそまきながらかなり前向き、具体的に前進しようとする意欲を私感じまして喜んでおるわけでありますが、そこで、そういうような前提で二、三質問したいと思います。 昨年の四……
○細谷分科員 私は農薬の問題について、せんだって総括質問の際に大臣にお尋ねしたのでありますけれども、時間が不十分で意を尽くしませんでしたので、時間は短いのでありますけれども、二、三御質問いたしたいと思います。 最初にお尋ねいたしたい点は、昨年の暮れに改正されました農薬取締法の第十二条の二、十二条の三、十二条の四に、それぞれ作物残留性農薬の使用の規制、土壌残留性農薬の使用の規制、水質汚濁性農薬の使用の規制、こういう条項がございまして、その具体的な農薬については政令で定める、こういうことになっておるわけでありますが、その政令にどういう農薬があげられるのか、あるいは作物に残留する、土壌に残留する、……
○細谷分科員 最初に通産大臣にお尋ねいたしますが、昨日通産省のほうからいただいた資料によりますと、昭和四十六年度の電力需給バランス、ピークロードの点から需給バランスを見てみますと、四十六年度は供給余備力が五万五千キロワット、〇・一%の供給予備力しかない、こういうことになっております。試みに四十四年度は七・三%の供給予備力、三百十一万一千キロワット、四十五年度は三・四%の供給予備力があったのであります。百六十四万三千キロワットの供給予備力があったのでありますけれども、四十六年度にまいりまして五万五千キロワットの予備力しかない、こういうことであります。昨日なりあるいは一昨日の新聞を拝見いたしますと……
○細谷分科員 大蔵大臣にお尋ねしたいのですけれども、地方自治はよく三割自治といわれております。せんだっての本会議で大蔵大臣は、地方自治は豊かになってきた、こういうおことばも出たわけであります。一体三割自治というのは、大蔵大臣はどういう根拠でお考えになっておるか、お尋ねします。
【次の発言】 三割自治なんということばを言ったことはない、確かに言っておりませんけれども、しかし、地方財政は出世したということについては、いま大臣はそうお考えになっておるようであります。大臣、地方税というのが毎年地方財政計画で組まれておりますけれども、大体昭和三十年、三十一年くらいの地方財政計画の中で占める地方税の割合は……
○細谷委員 大蔵省にお尋ねいたしますが、昨年の予算委員会で、昨年新設されました自動車重量税の問題に関連して、これは四十六年度においては一般財源として計上するけれども、四十七年度においては総合交通体系というものをつくって、そして総合交通体系特例会計というものの財源にしていくのだ、こういうことでありました。すでに十二月の中旬に総合交通体系ができ上がりました。ところが、この前の予算委員会における方針どおり、総合交通体系はできましたけれども、それに応対する特別会計というものは設定されない。したがって、約一千億に及ぶ自動車重量税というものは一般財源として扱われておるという、これが四十七年度の状況でありま……
○細谷委員 時間がありませんから、二、三、まとめて質問したいと思うのですけれども、最近PCBの問題が毎日のように新聞に出てまいっております。そういう問題に誠心誠意取り組んでいらっしゃる数少ない国内の学者の方でございますが、先ほど来、研究体制の整備――あるいは官庁では、機械は買ったけれども、それを動かす職員なり技術者がおらぬ、こういうことも行政管理庁あたりから指摘されておるわけですけれども、三人の先生方のところで、この問題に取り組む研究スタッフあるいは研究費、こういうものはどのくらいお持ちでおやりになっているのか、一体その金というのはどこから出てきているのか、この辺をひとつ端的にお答えいただきた……
○細谷委員 時間がありませんからまとめて御質問いたしたいと思います。 最初に木村参考人にお尋ねいたしたいのでありますが、今度のこの工業再配置法案というものを見てみますと、きわめて特徴的なことは、県知事ということばが一つも出ておらぬわけですよ。すべてもう通産大臣あるいは主務大臣と、こういうことでやっていくわけですね。そしてまあ最後のほうに、税金をかけるとかなんとかという、あるいはいろいろな施設をつくろうという地方負担になる分については地方公共団体ということばが出てきているわけです。これは私は前例のない法律じゃないかと思うのでありますが、現実にそれぞれの地域あるいはそれぞれの県で開発計画を持って……
○細谷委員 和田先生時間がないようでありますから、簡単に御質問いたしたいと思いますので、ひとつ簡単にお答えいただきたいと思います。 一つは財投。今度は五兆六千三百五十億というわけで、三二%ぐらい前年比伸びておるわけでありますが、御指摘のように、文字どおり一般会計予算と一体のものであります。特に最近は、国の予算というのが、一般会計に入らないものが財投に逃げ込むということで、いわゆる予算の財投化ということまでいわれているわけでありますが、先ほど先生のことばに、こういうものを一体として新しいシステムをつくるべきである。国会でも、この財投というのは一体のものなんだから、当然参考資料ではなくて、国会の……
○細谷分科員 私は、科学技術の基本的な姿勢について二、三お尋ねしたいと思うのです。 そこで、まず、昨日いただきました「政府の窓」「時の動き」これに「科学技術政策を語る」という、木内長官との対談の記事がございます。これはやはり長官の科学技術に対する基本姿勢が出ておると思うのでありますが、どうも読んでみてわからない点がありますから、解明をしていただきたいと思うのです。 第一点は、この本の一二ページに「そこで日本がこれから伸びるのは精神の面、日本的、東洋的な思想、そういうものがあるんで、これはやっぱり世界第一の国になる要素を備えているといわれているのはそこなんですよ。単に西洋の物質文明だけでなし……
○細谷分科員 最初に文部省にお尋ねいたしますが、昭和四十七年度において、私立の大学の補助は三百億円程度計上されておるわけでありますけれども、私立の高等学校なり中学校に対しての補助はどうなっておるのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 いまのお答えによりますと、補助金というのは大体十七、八億くらいになりますか、合計。あとで一覧表をひとついただきますけれども、合計幾らになっていますか。
【次の発言】 いま大ざっぱに見ますと、二十億円足らずと思うのですね。幼稚園の七億ばかりというのがありますけれども、自治省いらっしゃいますか。
【次の発言】 潮田さんですね。
○細谷分科員 最初に、科学技術庁にお尋ねいたしますが、科学技術庁のほうでは、環境庁長官のほうに、原発の公害はたいした問題でない、こういうふうに伝えてやりましたか。
【次の発言】 原子力発電所は問題ない、安全である、普通の火力発電よりもはるかに安全である、こういうふうに科学技術庁長官には主管庁として言ってあるのでしょう。いま言ってないような話をしたから……。
【次の発言】 この間私はここの分科会で、あなたのところの長官とこの問題について、あの「政府の窓」というので若干論議をしたわけですよ。ある人と科学技術庁長官との対談で、テクノロジーアセスメント、こういう問題が問題になっている、こういうことで、……
○細谷分科員 私は、厚生省関係で二、三点御質問したいと思うのでありますけれども、最初に、昨年の十一月十四日に新聞紙上で、利根川流域に住血吸虫病患者が発見された、こういう記事が出ております。千葉県衛生部の調査では、成田市で五人、香取郡の下総町で三人、同じく栄町で二人、計十人が発見された。いずれも農家や酪農家の家族であって、大半がおとなで、その中に女性が一名含まれておる。そしてその地域の湿地帯からミヤイリガイが発見されて、多いところでは平米当たり百個から二百個ぐらいのミヤイリガイが発見された。その半分以上が吸虫に汚染されておった、こういう記事がございます。この実態は一体どうなっているのか、まずお答……
○細谷分科員 私は、沖繩の財政問題の若干と、税制について御質問申したいと思います。
最初にお尋ねしたいのでありますが、今度自治省の御努力にもよりますけれども、臨時沖繩特別交付金というものが三百六十五億円計上されております。ふしぎなことは、国の予算が一月の四日かに大蔵原案が発表されまして、十二日の閣議決定を見るまでに復活折衝が行なわれまして、この部分だけが大蔵原案からへっこんでいるわけですね。あとは全部ふえているわけですよ。どうしてへっこんだのか、簡単にひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 これをずっと質問するつもりじゃありませんけれども、大体原案というのは四月一日じゃなくて、六……
○細谷分科員 短時間でございますので、二、三の点について、きわめて具体的な点をお尋ねしたいと思います。 最初にお尋ねいたしたい点は、石炭の離職者に対する緊急就労事業でございます。緊就事業については年々ワクが減らされてまいりまして、予算措置でこの事業が行なわれているわけでありまして、四十八年度で一応終わる、こういうことになっております。 そこでお尋ねしたい点は、たとえば産炭地域の振興事業というのは、昨年の国会で十年間延長をいたしました。今度の国会では、鉱害復旧事業に関する法律も同じく十年間延長される予定であります。石炭は、山は依然として閉山が続いておる、こういう状況であります。そこで、四十八……
○細谷分科員 時間がわずかでありますから三点ばかり御質問するわけでありますが、ひとつ簡潔に御答弁をいただきたいと思うのです。 第一点は、私も予算委員会の総括の段階で質問したわけでありますけれども、今度の不景気は昨年のドル・ショックだ、こういうことで、今度景気浮揚ということを重点に予算が編成されたわけでありますけれども、最近やはり外貨がものすごくたまる、こういうことで、大蔵省もあるいは財界も、いろいろな方がこの外貨問題について議論をいたしております。最近の新聞等の報ずるところによりますと、大蔵省では二月末の約言六十五億ドルに及ぶ外貨準備高を、四十七年度末、来年の三月末くらいには百十億ドルそこそ……
○細谷委員 二点だけ木下先生にお尋ねしたいと思います。 一つは、木下先生は、大蔵省の要請を受けられてと思いますけれども、ことしの一月の「財経詳報」に、逆所得税の調査をなさって、イギリスのグリーンペーパー、そういうものに関連したレポートを書かれております。これについて、所得税の減税問題というのが年々大きな問題になっておるわけでありますが、今度の課税最低限というのが、平年度でおおよそ百十五万円になった、アメリカに次いで世界で二番目の課税最低限だ、こういうことが強調されております。 ところで、今後引き続いて大幅な所得税の減税というものもやっていかなければならぬ、こういうことになってまいりますと、……
○細谷分科員 長官にお尋ねいたしますが、昨年の九月九日に前環境庁長官が四日市を訪れまして、公害患者たちの前で、公害患者の損害賠償保障制度を早急に確立したい、しかも、それを繰り上げて実施したい、こういうことを約束いたしました。続いて、昨年の十月二十八日に田中総理が所信表明の中で、「公害被害者に対する救済の実効を期するため、損害賠償保障制度の創設を進めてまいります。」ということを本会議を通じて国民に約束いたしました。そして、第七十一国会に政府の提出予定法案として、公害損害賠償保障制度に関する法律案(仮称)というものが提案される予定になっております。この問題は公害問題に関して非常に重要な一つの柱でご……
○細谷分科員 最初に大臣にお尋ねしたいのですが、大臣は過去に通産大臣をやられました。したがって、通産行政を進めていく場合に、研究活動あるいは研究体制というものの重要性については、これは十分御認識であろうと思うのであります。ところで、農林水産業についての研究体制は、通産行政ということから見ると、これはほうっておいてもいいような面もありますけれども、それだけに私は、ある意味では重要性があろうかと思うのであります。そこで大臣として、現在の農林水産業についての研究体制というものは十分であるのかないのか。さらには、今後一体どういうふうにしようとしておるのか、まずこれをお尋ねいたします。
○細谷分科員 私はここへ来るのがおそかったものですから、あるいは重複する点があろうかと思いますけれども、短時間でありますので、二、三御質問をいたしたいと思います。 最初に通産大臣にお尋ねしたいのですが、総合エネルギー政策を打ち立てる場合に、いま石油問題に端を発しまして原子力発電というものに重点を置こう、こういう考えがあるのではないかと思うのです。そういう問題も含めて、総合エネルギー政策をつくっていく場合に、基本的に、石炭を残ったところにはさんでおくのか、あるいは石炭をどういう基本的な態度で位置づけていくのか、これは原子力発電と関連を持って、非常に重要な問題点ではないか、こう思うのです。この点……
○細谷分科員 私は二点についてお伺いいたしたいと思います。 最初に公害問題についての通産省の姿勢をお尋ねいたしたいのであります。 いま日本の工業製品、たとえばサッカリンの問題が大変な問題になっております。あるいは塩化ビニールあるいは塩化ビニリデン等々、通産省関係の工業生産物というものが、工場における労働災害あるいは食品公害、いろいろな形で問題になっておるわけであります。これに対して具体的にお尋ねしたい点は、かつて水銀問題、水俣病から出てまいりまして、有明海にもそれが波及いたしまして、水銀汚染問題というのが大きな問題になりました。その際に、水銀というのは申すまでもなく食塩電解、その工場からい……
○細谷分科員 最初に、私も化学工場で二十二年間働きました。そういう関係で化学工業に働く労働者の健康ということについて大変憂慮いたしておるわけです。たとえば和歌山県で起こっておりますベンジジンの問題、これはいまに限ったことでありませんで、戦争前に大量に生産いたしました。ベータナフチルアミンあるいは最近取り入れられておりますスチルベン系の化合物、こういう有機のアミノ化合物というのがたとえば膀胱がんを発生するとかあるいはいろいろながんを発生するとか、そういうことが最近明らかになってまいっておるわけです。それから第二番目は、昨年大変問題になりました塩化ビニールあるいは塩化ビニリデン、あるいはゴムの原料……
○細谷分科員 最初に、きわめて初歩的な質問でございますけれども、長官にお尋ねしたい。
八十四回国会に公害健康被害補償法の一部を改正する法律案というのが提出されております。その内容は、五十二年度で切れる自動車重量税の一部を引き続き補償の原資に充てる、こういうことでございますが、五十三年度にこのほかに公害健康被害補償法について、環境庁としておやりになろうとする問題点は何と何か、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま環境保健部会で、この法案に盛られておる以外の問題について検討をしておる、それを踏まえてということでございますが、最近の新聞によりますと、環境保健部会では五十三年度の被害補償につい……
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