このページでは小川新一郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小川新一郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小川(新)委員 今回の問題は、国鉄の共済組合の団地が、新駅に関係して先行投資をしているのではないかという疑惑のもとに始められたと思うのです。私はこの質問にあたりまして、共済組合の発展を願うとともに、国鉄全体の擁護のために、そういう立場に立って若干の質問をさせていただくものでありまして、何も突っつきまくって共済組合を不利にするようなことでないことをまずあらかじめお断わりしておきます。 まず第一番目に、今回問題が起きまして、総理大臣の何かおしかりといいますか、通達と申しますか、そういうことがあったということを聞いておりますが、それを運輸大臣にお願いします。
○小川(新)委員 時間がございませんので、簡単に二、三点聞いておきたいと思います。
まず大臣にお聞きしますが、最近建設大臣がたびたびおかわりになる。平均して六カ月から一年ということでありまして、昭和二十三年からただいまの建設大臣まで数えて二十九代、一体建設行政の基本的施策というものは、建設大臣がたびたびおかわりになるのでありますけれども、そういうことはお変わりになるのかならないのか、この点まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この基本的施策に関する所信表明の中で、「長期的展望のもとに」ということがございますが、この「長期的展望」というのは一体どういうものか、また私ども議員のところには、……
○小川(新)委員 建設大臣に若干御尋ねいたします。
さきに私が質問いたしましたが、時間切れのために残されている問題がありますので、これをお尋ねしたいと思います。
住宅建設にあたりまして、基本的、抜本的な考えのもとに法の執行の大事であることは言をまちませんが、なぜにこの大きな住宅問題に対しまして、住宅建設基本法というものを制定しないのか、その辺のお考えをまず大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 ただいま大臣の御答弁を承りましてなるほどと思う点もございますが、建設省内においても計画法か基本法かという意見については種々議論が出たということを聞いております。ただいまの大臣の答弁の中にある一定の量……
○小川(新)委員 お許しをいただきまして、下水道法案に先立って道路の問題を御質問させていただきますが、いま問題になっております横断歩道橋の点につきまして、本来大臣にお尋ねするわけでありますが、次官通達が出たということでありますので、この実態についてまずお尋ねいたします。
【次の発言】 道路の建設につきましては私はいろいろ考えがありますが、このように最近の交通戦争が激化しまして、相当の事故が起きておりますが、そういった安全施設をあと回しにしていくというような状態、これはいままでつくられた道路はいたし方ありませんが、環状七号線等のように、また高速道路のように当然ここに横断歩道橋をつけなければ事故が……
○小川(新)委員 法案に関して若干質問さしていただきます。
下水道の計画というものが発表になっておりますが、昭和三十八年度における五カ年計画の計画と、実際にでき上がったパーセント、その実態をお尋ねいたします。
【次の発言】 今回五カ年計画をお立てになりましたが、これの見通しについてはいろいろとございますでしょうけれども、建設省としてはこの計画実施にあたって完全に目標を達成するということでありますけれども、大体その見通しについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 いま局長から頼もしいおことばを聞いたのでありますけれども、この計画実施にあたってはいろいろと問題点が起きております。
まず第一……
○小川(新)委員 私の質問は、東日本の干害についてであります。
最近、雨が降らないで田植えが非常におくれておりますが、その実害についてお尋ねいたします。
【次の発言】 ただいま御説明を受けまして大体わかりましたのですが、天気予報というものはなかなか当たらないわけでありまして、これは雨が降ってくれればありがたいのでありますが、現在多目的ダムがずいぶんできております。これは洪水調整、農業用水の確保、その他の目的のためにつくられておりますが、藤原ダムにおいては現在三千百万トン中二千二百万トンといわれておりますし、五十里ダムもきょう朝日新聞の写真によりますと、底が見えた写真が載っておりますが、五十里……
○小川(新)委員 大臣にお尋ねしますが、最近、中近東の戦争が逼迫しまして、スエズ運河の通行が昨日から禁止と決定したわけです。この中近東問題とわが国の経済との関係というものは、多角的な問題でいろいろありますが、特に私は建設関係としましてはガソリンが一番問題になってくるのではないか、特に道路財源のおもな財源でありますところの揮発油税、そのガソリンが中近東の戦争とわが国の経済問題と関係して値上がりになっていくのではないか、これが直接間接的に響いて道路財源に相当なひびが入ってくるのではないか、こう考えられます。そういうわけで、私は大臣に、特に中近東問題に関連して道路行政、建設省との関連性についてお尋ね……
○小川(新)委員 時間がありませんので簡単に読み上げてお伺いいたしますから、お答え願います。
第一点としては、建設省予算要求の七兆三千億に対して六兆六千億に削られたために、五カ年計画の手直しが生じると思うがどうか、道路予算に大蔵省は渋いのではないかという点についてまず一点お伺いします。
第二点、道路財源として確実に確保できる財源は幾らくらい見込まれているか、この二つをまず……。
【次の発言】 道路財源として向こう五カ年間の財源が確実に確保できるのは幾らくらい見込まれているかという点であります。
【次の発言】 そうしますと、特定財源収入の倍率が、新五カ年計画では、前の五カ年計画よりもちょっと……
○小川(新)委員 関連。いまお聞きしたところによりますと、会計検査院が出ていったというのは、何かそこに不正な事実というものをお感じになられて出られたと思うのですが、その点についてまずお尋ねいたします。
【次の発言】 いま会計検査院のほうからも、そういったうわさを聞いておる、地元ではそういうことが評判になっておる――そういうことは建設省当局のほうでは察知しておったのですか。
【次の発言】 六月二十四日にやったということはそういううわさがあったので早急に何か手続上のことをやったということじゃないのですか。
【次の発言】 いままでの話は要約は出たのですが、これはPL教団の不当占拠と認めますか。
○小川(新)委員 お許しをいただきまして、大蔵大臣が来てからまた大蔵大臣に対する質問はさしていただくことにして、建設大臣にお尋ねいたします。
土地対策の問題につきまして私もこの間質問したときに、大臣は土地に対する定義につきまして、特別の商品というようなお考えをお述べになった。この特別の商品という一つの問題を提起したからには、その定義というものが必要だと思うのでありますが、それについて大臣のお考えをまずお尋ねいたします。
【次の発言】 土地の問題につきまして私はそこで、それは確かに土地の問題というものは特別な商品であるという大臣のお考えはわかりますけれども、大臣の口からそういうことばが出るとい……
○小川(新)委員 時間がありませんので、要約していろいろと質問してまいります。
戦後最大の土地詐欺が行なわれました。三十二億円の土地詐取を行なったこの連中は、正式許可を受けている土地の不動産業者でありますかどうか、まず第一点お尋ねいたします。
【次の発言】 三十二億円の土地の詐欺を行なった業者が警察にあげられたということはえらい騒ぎです。その問題が組織暴力団と関係しておるといううわさを聞いている。この点についてはどう調査されていますか。―それじゃ私のほうで調べたところをちょっと発表しまして、いろいろお聞きしたいのですが、今回法務局の公印などを偽造して他人の土地をだましとっていた戦後最大の地面……
○小川(新)委員 ただいま気象庁のお話を承ったのですけれども、最近、気象予報というものは当たらないという評判があるのです。この当たらないとか当たるとかいう問題は非常に大事な問題でありまして、もしも干害というものがほんとうに予想されるならば、井戸でも何でも掘れ、そういうことをわれわれとしては考えているわけなんです。これは一生懸命にやられている気象庁関係の方に対しては失礼な質問かと思いますけれども、そういううわさがありますが、これに対してどういう確信を持っておられるのか。また、今後そういう面で予算面でもって必要な――こういった天災とか、または災害とか、われわれ国民に密接的な関係を持つ気象庁としまし……
○小川(新)委員 この間の災害対策特別委員会でもいろいろとお尋ねをしたのでありますが、それ以後まだ雨が降っておりませんので、きょう現在の利根水系その他各河川の水系の水量並びにダム貯水量、それから干ばつの被害を受けている各県から、ダム放水量はどれくらい要求があるのか、それが一つであります。
第二点は、閣僚会議ではどういうことが論じられたのか。
以上の二点をまずお尋ねします。
【次の発言】 よく了解いたしました。
これは六月五日の毎日新聞に出ているのですけれども、この中にちょっと問題になることがいわれている。これはまだ私も調査しておりませんので、あえて御質問するのですけれども、「生まれてはじ……
○小川(新)委員 ただいま団長からつぶさに視察の報告がございましたので、ダブっているところは省きまして、簡単に要点をまとめて質問さしていただきます。 第一は、耕地並びに家屋の損害復旧は全額国庫負担でということを、陳情を受けたところでどこも言っております。もちろん、これはすぐそういうことになるわけにはまいりませんが、こういうことにつきまして、被災農民は、今度の災害はトリプル・パンチだ、ダブルではなくて、干害、水害、ひょう害という三つの災害の中から耕地並びに家屋、そしてまた人命まで失っておる。こういうのが今回の小諸地方の災害でありますので、これについてのお考えをまずお聞きしまして、第一の質問とさ……
○小川(新)委員 これは副本部長にお尋ねしたいと思いますが、今回の災害の中で人災か天災かという問題はたくさんありますが、その人災であった場合の責任はどうなりますか、この点をお尋ねいたします。
【次の発言】 天災とか人災とかいうのは、ことばの遊戯でわれわれやっている前に、命を失った方々あるいはその家族、そういう方々から見れば、災害というものは、これは不可抗力である、ところが、防げるものは防ぐのが政治である、また、危険なことがあらかじめわかっておるところに、その危険を増長するようないろいろなものをつくったり、そういうことをすることに対して、社会的な道義、いろいろな問題が出てくると思う。そういう問題……
○小川(新)委員 正示委員の問題につきまして二、三関連質問したいと思います。
先ほどの縁故採用の保証の問題でちょっと聞き漏らした点がありますが、このようなことは他の公団においても行なっているんですか。
【次の発言】 そうすると、身元保証というのがあいまいな点が出たわけですね。この責任はどなたが負うのですか。こういう事件が起きたときは公団の総裁が負うのですか。
【次の発言】 その点が非常にあいまいになってきて……。
【次の発言】 ただいまの問題ですけれども、その点を大臣が来たときに私もまたお尋ねしたいと思っています。
それで、新聞によりますと、四十年五月から工事を請け負った業者の支払いから、……
○小川(新)委員 時間がありませんので、簡単に要点を聞いてまいりますけれども、ただいままでに国土開発幹線自動車道につきまして種々問題が提起されております。私はそういうこまかい点はよく存じませんので、大綱的な点でお尋ねいたしますが、これらの国土開発幹線自動車道に要する財源というものは非常にばく大なものでありますが、財源について、これは今後揮発油税とか軽油引取税の引き上げを考えているのかどうか、こういう点から財源抽出という点が考えられるかどうか。これは政務次官にお尋ねしたい問題なんですが、おりませんので、次に飛びます。 これは総裁にお尋ねいたしますが、路線の選定にあたりまして、農耕地を避けるよう……
○小川(新)委員 だいぶおそくなりましたので、簡単に要点を質問いたします。 第一点に、今回の水害で建設大臣みずから現地を御視察、激励してくださいましたことに対しましては、われわれも感謝しております。しかし、新聞によりますと、建設大臣の計画がいろいろと問題になったように報ぜられております。おれの村には来ないのか、ヘリだけで上空から見ていくのか、ある市町村長のことばによりますと、胸までつかって被災者の立場になって視察をせよ、こういうことをいわれておりますが、これは一国の大臣が視察をする、限られた短い日数の中でやるのでありますから無理があるとは思います。またよくその辺のことも了解しております。また……
○小川(新)委員 公明党を代表して一言申し上げます。 今年は、まことにアンバラススな気象による災害が多発いたしたわけであります。東日本の水害によって多くの人命、財産を失い、いままた西日本における七十数年ぶりの干害に見舞われ、数名の自殺者まで出るに至っております。東に西に天を仰いで大衆は涙を流し、地に伏しているのが日本の現状の姿であります。政府においても、この干害対策に対しまして、ただいま四党を代表いたしまして提案されたこの決議文にあるとおり、緊急に、また全力を振りしぼってこの実施に当たることを要求するものであります。 政治のための政治でなく、大衆のための政治であることを私ども公明党は期待い……
○小川(新)委員 建設大臣にお尋ねいたします。 土地問題を離れてはいろいろな事業ができませんことは、御存じのとおりであります。土地の所有権という問題は憲法でも保障されておりまして、非常に見解の相違でいろいろな公共事業の妨げになっておることは承知しておりますが、これを一連の問題としまして収用法の強化等が行なわれております。しかし、今後土地の所有権――要するに私有権ですね。私有権という、守られておる立場からこれをたてにとってくると、非常にいろいろな面にひずみがあるということは、いま議題になっておりますから、こういった土地の私有権という問題については、今後強化していくのか、さらにいまのままでいくの……
○小川(新)委員 ただいまの答弁の中で一点お尋ねしたいのですが、その原因についてということであります。その原因が異常天候によるものなのか、他の公害によるものなのか、判明するまではいろいろと発表しがたい、調査を待っているのだということをちょっと聞いたのでありますが、もしもこれが他の原因によってこのようなノリの被害が生じたということがわかった場合には、天災融資法とか激甚災の指定というものは行なわないのか、どうでしょうか。
【次の発言】 どちらにいたしましても、損害を受けたことは事実であります。そしてこういう陳情書も参っておりますので、その点がはっきりいたしませんと、もしもこういった救援する措置が他……
○小川(新)委員 建設大臣にお尋ねします。
所信表明の中で、大臣は「総合的な土地利用計画を確立いたし」、とございますけれども、この「総合的な土地利用計画」というのは、計画法とか再開発法とか収用法とかいう土地三法だけをさして土地利用計画というのでございますか、どうなんでございますか。
【次の発言】 それは私、考え方が違うかと思うのです。総合的な土地利用計画というものにちょっと欠けているやに考えるのでありますが、いまも同僚議員、先輩議員から土地に関するいろいろな問題が述べられております。そういうものを包含したところの土地利用計画というものがなければこれはだめでありますし、地価対策という面において……
○小川(新)委員 時間がありませんから、建設大臣、端的にすぱすぱ答えていただいてけっこうです。
今回の法改正によりまして、地方公共団体の有料道路づくりが、財源確保を優先するために、この有料道路で観光道路に転換するような気配があるのです。それで、普通の道路をつくることを優先していただきたいのでありますけれども、観光道路づくりのようなところにこういった有料道路をつくるというような懸念が生じてきた場合には、建設省としては何らかのそういった注意とか勧告はするのですか。
【次の発言】 最も必要なそういう産業道路に優先的に国が――今回の長期間の融資は、十五年ですか、二十五年ですか。
○小川(新)委員 政務次官にお尋ねいたします。 最近砂利資源が非常に乏しくなっておりますが、いま日本の国に河川砂利というのはどれくらい埋蔵量があるのか。また、そういった国の国土開発資源というものの問題の中からいろいろと問題が起きてきまして、砂利が、埼玉県の荒川の場合でいいますと、あと二年間くらいで掘り尽くされてしまう。ここで当然おか砂利とか山砕砂利、山をくずして砂利を取る、こういう問題が非常に起きてきております。砂利採取法というものは、これは御存じのとおり、通産省が業者対策をやっております。国土保全の立場から、砂利採取法というものは当然これは建設省がやるべきであると私は思うのでありますが、ま……
○小川(新)委員 二十世紀後半の問題といたしましては、都市問題と宇宙開発があげられております。この都市問題という問題は、非常に大きく、また広大にわたっておりますので、私ども野党といたしましても真剣に取り組んでまいりたいと思う所在であります。大臣はじめ政府におかれましても、都市計画、都市再開発、土地収用法または建築基準法、そういった一連の都市法規というものの改正強化をはかられておりますことは、私どももその努力に対しては十分認識しております。さらにこの都市計画をよくするためには、われわれは不勉強でもありますけれども、私どもの意見を加えまして、ひとつよりよく協力さしていただきたい、このように考えてお……
○小川(新)委員 関連。大臣にお尋ねしますが、この二、五、三の事業費の件ですけれども、これはやはり建設省のこういった意向というものを反映して公団がこういった事例に踏み切ったのですか。一体こういう土地の取得に関しては、公共事業として、こういった五、四、一というよりも二、五、三のほうがいいと建設省なんかも理解しているのですか。
【次の発言】 関連。いまの尚参考人と総裁の答弁はちょっと違うと思うのです。なぜかというと、あなたは、いま、公簿上のことは信用しているから実測しないという答弁をしている。こちらは、プラニメーターとかなんとかいう機械で、一々はかっているものじゃないのだから、はっきりいったら出て……
○小川(新)委員 私は、公明党を代表いたしまして、内閣提出の部市計画法案並びに都市計画法施行法案に関しまして、四党共同提案による修正案並びに修正部分を除く原案に対し、賛成の意を表明いたします。 わが国におきます二十世紀後半の重大な課題は、宇宙開発と都市問題の解決であるといわれております。今日ほど都市政策の重要性が痛切に感じられるときはありません。 都市は、大衆福祉の源泉にして、国民文化の淵源でありまして、今日における、世界各国に類を見ない都市への過度集中の問題は、日本民族に課せられました最重要な政治的課題であります。それは、一都市の形態の回復の問題ではなくして、実にわが国の経済発展と国民生……
○小川(新)委員 大臣に私初めて質問させていただくのでありますが、経済問題からひとつこの水資源の問題をお聞きしたいのであります。 企画庁長官は物価の問題ではオーソリティーであります。この点で、現在、水道料金の問題で非常に問題になっておりますが、この水道料金の値上げという問題が、東京都でも――赤字が一日一千万円とか聞いておりますが、このように公共団体の公営事業が赤字になっていく、そのしわ寄せが水道料金にはね返ってくるということで問題になるのですが、東京都が淀橋の浄水場あと地などを売り払ってこれを財源の見返りにするというようなことを発表したときに、大臣は、そのようなことは好ましくないんだ、それは……
○小川(新)委員 時間がありませんので、簡単に二、三点お伺いしたいと思います。
仮谷政務次官にお尋ねしますが、現在プレハブ住宅を建てておるということであります。六十戸ぐらいと聞いておりますが、どれくらいの人を対象に緊急住宅のプレハブ住宅を建てるように配慮したのでしょうか、その点からお尋ねいたします。
【次の発言】 現在、被災された方々は、私、現地を見ておりませんのでわかりませんが、新聞なんかによりますと、テントとか野天で寝たというようなことで、これはその当時の一日だけだと思いますが、そういう状況になっております。非常に現地の気候が雪等で寒いということを聞いておりますが、その点、天幕生活をいま……
○小川(新)委員 大臣にお願いしますが、農協の共済保険制度に地震対策が盛り込まれておりませんが、これは農協の保険の中に地震を受けた場合の農家の補償というものが今後できるでしょうか。
【次の発言】 農村後継者対策について、現地では非常にビニールハウスとか近代園芸の施設農業に対して希望を失っておりますが、こういう若手の後継者の方々に対して農林大臣は激励に行かれる決意がおありでしょうか。またこれらの農村青年に対して何らかの物質的な援助を与えることができるのかどうか、この点ひとつお願いしたいと思います。
【次の発言】 鳴門市のかんきつ類の中でハッサクというミカンをつくっている専業農家が全滅であります。……
○小川(新)委員 非常に熱心な討議が行なわれまして、雪も解けたように思いますけれども、私はさらに二、三点聞いておきたいと思います。
ただいまもお話がございましたように、国鉄に、災害に際して消防団が出ますね。それで、災害によって消防団の方がなくなられた場合には、国鉄はどのように損害の補償をするのですか。
【次の発言】 これは大事な問題だと思うのですが、国鉄が、ただいまもお話があったように除雪あるいは雪害対策に対して消防団の出動を願った場合の人的損害に対しての国鉄の補償、これは大事な問題だと思いますので、お答えがいただけないとなんですが、過去にそういう例はなかったですか。
○小川(新)委員 気象庁にお尋ねしたいんですが、これはいつも問題になっておりますけれども、今度の災害でまだこれから起きるとか起きないとかということではなくして、気象庁としては何らか地元住民に対してそういった地震に対する問題に対してPRというか、人心安定のPRという方法は考えておりませんか。
【次の発言】 最後に総務副長官にお伺いしますが、群発地震と違いまして、えびのとか吉松とかというところで連続して起きている――最初の地震のときに家が倒壊したとかいうような面で制度資金でお金を借りたとか、建てたのがまた今度のようにくずれる、今後もまた起きないという保証はないわけです。そうしますと、連続してこうい……
○小川(新)委員 いまお話がありました一連の地震の件について、気象庁にお尋ねします。
大体調査は進んでおると思いますが、えびの地震をはじめとして最近起きておりますが、これらの関係というものは、それぞれ別なものだと思うのですけれども、地震というものはちょくちょく出たほうが大きなやつがこないというふうな話があるのですが、その点は気象庁としてはどういう見解を持っていらっしゃいますか。
【次の発言】 そこで総務副長官にお尋ねしておくのですが、えびの地震をはじめ、日向灘、これは西の方面ばかり続発しておるのですが、特にえびの町とか吉松町、こういうところの方々は人心が非常に不安定だと思うのです。そこにまた……
○小川(新)委員 簡単に聞きます。 第一点は、公明党が今回の激甚災害指定を聞いたところが、まだ調査数字がまとまらないから何とも言えないという答弁を政府のほうからいただいておるにもかかわらず、本日の新聞においては、あたかも数字がまとまったごとく結果が出ておりますが、一体こういうことがどうしてこういうように簡単に出るかということで、先ほどから問題になっておりますが、公党が調査をした数字を聞いておるときに、まだ調査の数字がまとまらないから激甚災害を指定するかしないかも判別しないというときに、政府の木村官房長官の談話が出ておるということはまことに理解に苦しむのですが、総務長官の見解を承りたい。
○小川(新)委員 最初に、きのうも問題になりました青森県の下北半島の大畑線、大湊線について、きょうの七時にNHKのテレビニュースで、これが廃止であるというようなニュアンスのニュースが流された。これは地元の青森支所からのニュースでありますけれども、きのうもこの問題では、開通する、しないでもって非常に議論が出た。ところがその取材に来ていらっしゃったNKHの記者の方も、はっきりこれが、地元の言うように、廃止に踏み切るのだか何だかわからないようなニュアンスの答弁であったので、きょうのNHKのテレビの七時のニュースで流してしまった、こういう答えでありました。これは地元にとっても非常に心配なことでありまし……
○小川(新)委員 お許しをいただきまして、関連質問をさせていただきます。 ただいま神田委員からお話があったひょう害ですが、これは埼玉県の深谷、本庄を経まして群馬のほうへいつも流れていく、帯のような状態になっております。それで、この間も四月三十日に約四億五千万ほどのナシが全滅になったひよう害がございます。近郊農家が最近都市化のためにどんどん宅地に奪われまして、埼玉県はスプロール化しまして、都市問題の中から農地というものがどんどん蚕食されていく、そして近郊野菜がとれなくなる、こういった一つの時代の波の中で孤塁を守っているような埼玉県の農家に対して、こういった天災の追い打ちがある。これも御存じのと……
○小川(新)委員 国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案並びに修正案に対し、私は、公明党を代表いたしまして、反対を表明するものであります。 すなわち、本法案における森林開発公団は、昭和三十九年の臨時行政調査会の答申においてその廃止を宣告された公団なのであります。公団が昭和三十一年に設立されたときの事業目的、すなわち、和歌山、奈良、三重三県の奥地に広がる熊野川流域と徳島県の剣山地区の森林源開発のための林道建設をりっぱになし遂げ、その使命を全うしたのであります。 しかるに、現今の公団においては、その仕事のすべてを林野庁の委託に待ち、事業費全額が国有林野事業特別会計から出されている状態であ……
○小川(新)委員 いま問題になっております共済組合並びに関係法案につきまして、実質面から少し質問さしていただきます。何ぶんにもあまりよく勉強しておりませんので、要点がはずれる場合がありますけれども、ひとつ明快に御答弁をしていただきたいと思います。 まず最初に、次官にお尋ねいたしますが、現在の国民経済というものは非常な高物価に悩んでおります。毎年四%前後の消費者物価の上昇はもう避けられない。こういう現実に立って、年金とか共済組合とか、または保険とか、こういった私たちの側面からの生活をバックアップしていくようなシステムというものは現在くずれつつある。ましてこの恩給等のものは、恩給制度そのものが老……
○小川(新)委員 私は、公明党を代表いたしまして、穗積七郎君の処置に関して、公明党の意見を簡単に述べさせていただきます。 本件は、これを懲罰事犯として懲罰に値しがたいものであるとし、以下簡単にその理由を御説明申し上げます。 公明党は、さきに本件を懲罰委員会に付するということは、国会議員の身分、権威に対して重大な影響を及ぼすものであるので慎重であらねばならぬし、軽々に取り扱うべきでないとの見解を示したものであります。また、この見解のもとに立って、この問題の収拾に努力してまいったのであります。なかんずく、多数党によってなされる言論封殺のおそれが生ずることを心配したのであります。したがって、慎重……
○小川(新)委員 建設大臣がおいでになりませんので、大臣が答弁をする項を省きまして、二、三お尋ねいたしたいと思います。 第一番目に、水資源開発公団が手がけておりますところの埼玉県の利根導水路の問題で、最近いろいろと疑惑の出るような事件が出ておりますが、この点について若干質問させていただきます。 今回のこの農林省の発案によりますところの邑楽用水路工事の大きな問題でありますところの利根大ぜきの工事に伴いまして贈収賄事件が出たのであります。この贈収賄事件につきましては、ただいま埼玉県警、地検等によって取り調べが行なわれておりますが、新聞に出た概要でけっこうでございますので、そのいきさつ等について……
○小川(新)委員 運輸大臣にお尋ねしますが、今回の飛騨川の事件で責任の追及という問題が論じられておりますが、これがいろいろときまりますと自動車損害賠償保険という問題がそこに当然出てくる。この保険の問題につきまして、現時点において自動車損害賠償保険をこの被害者に支払うかどうか、この点についてまず運輸大臣の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 この自動車賠償保険の中で、今回のような天災の要素を含んだような大事故、これは非常に法解釈とかいろいろあるのでございますが、そういった点にも改正をしなければならぬというような点も考えられますが、こういった今回のような事故の例を見て、この自動車賠償保険の責……
○小川(新)委員 ちょっと副長官にお願いいたしたいのですが、今回有馬温泉の大被害が出ましたけれども、これに対してまず長官の御所見を聞いておきたいと思います。 このような観光レジャーブーム時代を迎えまして、熱海または鬼怒川、日光、川治、こういった一連の関東にある有名な温泉場を見ましても、非常に観光とか、人を呼ぶ、またはサービスに専念する点においては、確かに競争時代でありますので、鋭意これを尽くしておりますが、こういう観光地帯の都市計画、または市街地の再開発、こういうことももう行なわなければならぬと思う。これからの危険な建築、近代化の伴った建築資材、またはふとん等に用いられている有毒ガスが発生す……
○小川(新)委員 住宅公団の総裁が来ておられますので、先に公団から聞いていきたいと思います。
埼玉県の八潮・草加の工業団地の隣に、今回広大な、約一千三百戸以上の住宅団地を建てることになっておりますが、これについて、埼玉県から、再三、この工業団地の隣に住宅団地を建てることは、公害が発生するから考え直してほしい、このように言われておるわけでありますが、それに対して公団は、この募集に際して、公害を明記した上で募集をする、このように言っておりますが、この点についてまずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 トップ会談のことはいま聞いたのですが、知事はここを住宅公団から買い取って工業団地にしたいと……
○小川(新)委員 大臣の施政演説に対して若干御質問いたします。 この大臣の施設方針の中で、こういうふうに言われております。「特にきびしい倫理感と使命感をもって事業をやっていく」ということでございますが、この間は談合等のお話がありましたが、天下りについて御意見を承りたい。 それは、建設省の技術関係の技師さんたちが、建設省の発注する会社へ相当数横すべりなさっておりますが、こういう会社にいろいろと国から発注がある、また、われわれが知っているところでは、受注もなさっている、こういう点については、このきびしい倫理感、使命感について、大臣としてはこの天下りについてはどのようなお考えを持っておられるのか……
○小川(新)議員 ただいま議題となりました住宅基本法案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 住宅は、国民が円滑な家庭生活、人間形成及びあすの社会活動を十分に行なう場としてきわめて重要な役割りを持つものであります。まして、住生活の安定向上がなくしては、家庭生活のみならず、社会生活においても、また、社会秩序においても悪い影響を及ぼし、健康で文化的な生活を営むことは望むべくもないことであります。 わが国の住宅事情は、過去二十数年間に一千万戸以上の住宅が建設されてきたにもかかわらず、経済の高度成長に伴い人口の都市集中化、世帯の細分化等によりまして、その需要は激増を続けており、……
○小川(新)委員 ただいまいろいろと言われたとおり議論が集中しておりますが、私は、この責任の問題ですけれども、これをちょっと大臣にお尋ねしたいのです。
直轄工事でこういった事故の起きた場合には、その請け負っている業者が責任を負うのか、それとも国が責任を負うのか、どちらなんですか。
【次の発言】 具体的に言うとどういう責任をとるかという問題になるのですが、これは国家賠償法に抵触するとお思いになりませんか。
【次の発言】 そうしますと、間組に対して国が契約していることは民事契約ですね。民事契約でありますけれども、一体工事そのものはどこでやっているのですか。国なんですか、間組なんですか。
○小川(新)委員 明け渡しの収入基準や、入居基準及び超過の基準は、物価の変動等に応じ改定すべきであると思いますが、この点、建設大臣はどうお考えですか。
【次の発言】 これとは別に、先ほど議論になりました点で――法制局おりますか。――どうして帰ったのですか。まだ終わってないのに、けしからぬじゃないかすか。
【次の発言】 じゃ、来るまでに、局長、今度高額所得で立ちのかなければならぬ方々の契約書を一ぺん見たいのです。これはひとつお願いしたい。
それからもう一点は、先ほど管理人のことで問題になりましたけれども、管理人の名簿ですねさっき議論になりました名簿、これがどうなっておるで見たいと思います。これ……
○小川(新)委員 大臣にお尋ねしますが、この地価公示制度が土地対策の一環として一歩前進の姿は認めます。だが、こういう公示制度をやるには、次には何を一体大臣は土地対策としてお考えの上にこの公示制度というものを御提案なされたか。土地対策というものは非常に複雑であり、また多角的な問題を含んでおりますので、税制の問題、または土地利用基本の問題、こう順次いろいろ考えられますが、さしあたって大臣は次にはどのような土地対策の手段を講ずるお考えのもとに、この問題をやるためにいまこれをやるのだということがあったら、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 総合的にということは――一ぺんにそれをお出しになる……
○小川(新)委員 有泉先生に、時間がありませんので、先にお願いします。 悪質不動産業者の問題がいま非常に社会的問題になっておりますので、まずこれに対する先生のお考え方をお聞きしながら、特に今回の法改正によって問題点を一つ残しておりますが、それは二重登記、土地の二重利用ですね。たとえば、現在土地が三百平方メートルありまして、そこで建蔽率が五〇%としますと、百五十平方メートルのうちができる。しかし、八十平方メートルの家を建てて、残りの土地のうちの二百平方メートルは他の人に転売している、そういうやり方をしてきたために、建蔽率の上にまた上がっていく点が出てまいりますが、こいう点が今回の法改正の中では……
○小川(新)委員 質問に先立ちまして、大臣に一言お尋ねしたいことがございます。 社会はいま非常にとげとげしい問題ばかり論じられておりまして、建築基準法の問題も、あとになるといろいろ議論、討論が続出すると思います。その中で、けさの読売新聞には非常にすがすがしいニュースが載っておりまして、「小学生の手紙首相もギャフン」という中に、「なぜ偉い人ばかりテープを切るの?」ということで、なぜ偉い人が、道路の建設とか、またはダムとか、そういったときにテープを切るのかという、一小学生の手紙が載っております。内山大介君という十二歳になる子供でありますが、そういうあれに対して、首相が坪川大臣に何か御指示なさった……
○小川(新)委員 私は、公明党を代表いたしまして、内閣提出の建築基準法の一部を改正する法律案に関しまして、修正案並びに修正部分を除く原案に対し、賛成の意を表明するものであります。 現在私は一つのことを言いたいのでありますが、この建築基準法を審議するにあたりましてわが党が最も遺憾に思っておりますことは、この都市計画法を主体とした都市再開発法、建築基準法の都市三法の充実でありますが、その最も大事な都市再開発法案の審議に際しましては、遺憾ながら、われわれの意見も盛り込むことなく強行採決されたことをはなはだ残念に思うのであります。この点につきましては、今後とも多くの国民大衆の意見を都市政策の中に反映……
○小川(新)委員 私は先に道路公団の方に直接に東名道路の問題についてお尋ねいたします。政策的なことはいろいろあとでお尋ねいたしますが、浜名湖のサービスエリアについてお尋ねいたします。
この浜名湖のサービスエリアについて問題点があることを御存じですか。
【次の発言】 この浜名湖サービスエリアのトイレは、何人分の収容力があるのですか。
【次の発言】 五月二十三日に漁業組合から公団に対して抗議があったことは御存じですか。
【次の発言】 御存じないようですけれども、これは大きな問題なんですね。この浜名湖は、御存じのとおり、カキ、アサリ、ノリ、それから淡水魚、シジミ等が養殖されております。ところが、東……
○小川(新)委員 この場の最高責任者の政務次官に一言お尋ねします。 その前に、今回おなくなりになった方に対して厚く弔意を表します。 私は、いまの政務次官の御答弁を聞いておりまして、まことに遺憾に思うのです。残念なこと、ではすまない。第一、昭和三十八年以来約十八件の温泉街並びに観光地の大きな災害が起きた。そのたびに何人かの人が死んでいる。また、有馬温泉の災害が起きてからまだ三カ月か四カ月しかたっていない。その後またこういう大きな事故が起きて残念なことだなんて、こんな、残念なこと、だけでははなはだ私は遺憾に思うのです。まず重大な人命尊重の立場に立って、本来ならばここに大臣をお呼びしてわれわれは……
○小川(新)委員 二月六日の委員会におきましては、まだこの火災の原因がはっきりしなかった時点で私質問したのです。あのときに山本消防庁次長にお尋ねしたわけなんですが、こういう金粉ショーのような危険なものから火災が起きたときにはたいへんであると言ったときに、次長は、あのときは停電が数回あった、とてもそんなことは考えられない。こういう危険なショーがあるということを私指摘したのでありますが、そのときにはそういうようなニュアンスのお答えをちょっといただきました。これは私何も山本さんを責めているわけではありません。だれでもそういうことは考えられる。私はあの時点において、あの金粉ショーのダンサーの火が原因で……
○小川(新)委員 河川局長にお尋ねします。
第一に、第三次治山治水緊急五カ年計画のことについてお尋ねしますが、その規模、内容等は私どもにはよくわからないのです。一体どういうようになっておりますか、予算はどうなっておりますか、その点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 このいろいろな全体のスケジュールまた規模等、私ども建設関係なんですけれども、まだ政府のほうからこれをいただいておりませんし、いまお聞きいたしますと、閣議決定がまだなされてない。ところが実際はこれがもう二年目に入っておられますが、そういうことになって、閣議決定になっていないにもかかわらず実際にはもう二年目に突入している。こうい……
○小川(新)委員 私は三月十二日、三月四日の豪雪に対して都市のサイドからお伺いしたいと思うのですが、御存じのとおり、首都圏にはいま現在二千八百万から三千万の人たちが住んでおるといわれております。そして昭和六十年には三千八百万から四千万人の人口が首都圏に集中してくる。これは当然な大きな産業経済の趨勢である。 そこで私は、まず国鉄にお尋ねしたいのでありますけれども、この膨大な人口をかかえ、大都市問題をかかえている首都圏の中に、今回のような、豪雪といえるかどうかわかりませんが、雪国から見たら三十センチぐらいの雪は豪雪とは見ない。しかし、このような大都市のサイドから見た場合は三十センチくらいでも豪雪……
○小川(新)委員 気象庁にお尋ねしますが、この山林火災についての気象条件、当時は、五月六日から五月の九日、この前後は非常に異常乾燥が続いておりまして、山林火災等々発生の条件を備えておったということで、各気象台から予報が出ておりましたが、それに対してはどのような実態であったのか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その気象の、ことでございますが、観測体制の強化ということがこの委員会でもあらゆる災害のたびに要請されておる。当然この気象観測というものは、国民の生命、財産、また国土の防災等について非常に大事なかぎを握っておりますが、最近聞くところによると、これは当面の問題には関係しませんが、大……
○小川(新)委員 最初に、鹿児島県のシラス地帯には人口がどのくらいの配分で住んでいるのか。私の調査によりますと、こういう危険なところに大体四分の一以上の人口が住んでいる。毎年毎年こういう集中豪雨が起きれば――毎年起きているわけですね。一昨年は呉で起きている。私が本院に来てから三年足らずですけれども、その間毎年集中豪雨があるわけです。来年もないという保証はないわけです。こういう鹿児島県とか宮崎県とかまたは第三風化層のようなところ、それから神戸六甲のようなところ、こういうところの予算配分というものは、これから総理府としては一体どうお考えになっていらっしゃるのか。これは関係はどこですか。建設省ですか……
○小川(新)委員 最初に、先ほど兒玉委員から質問した伝染病対策のことで、見玉委員も指摘しておりましたが、はなはだ答弁が不親切です。私は聞いておって腹が立ってたまらないのでありますが、後藤防疫課長は一体現地に行ったのか、どろ水の中に入ってきたのか。そういうこともはっきりしないでいまのような答弁だったら……。現地の市町村では経口伝染病の薬を飲ましている。悪いと知ったらなぜそれをとめないのですか。人の命にかかわるような問題を、薬がはっきりしないとか――現地の市町村ではいまにも伝染病が起きるかと思ってたいへんな騒ぎをしているのです。そんなにあなたがたいへんな意見の相違があるのだったら、なぜ通達しないの……
○小川(新)委員 災害にいろいろと御努力を賜わっておることに対しては、公明党としても感謝申し上げておりますが、ひとつより一そうあと始末のほうをお願いいたします。 関連がありますのでちょっとお尋ねしたいのですが、下久保ダムの点についてお聞きしておきます。ちょうど六月の三日に地元において、下久保ダムの周辺地の神戸地区、鬼石、扇屋地区、これらについて亀裂があるということを発見されましたが、下久保ダムは御承知のとおり利根川水系の大きなダムでありまして、関東屈指のダムでありますが、これについてまずお伺いしたいのであります。この下久保ダムの現在の貯水量はどれくらいありますか。
○小川(新)委員 まず最初に、この間視察に行ってまいりましていろいろと現地で感じたことがございますので、簡単に御質問したいと思います。
まず、私いつも衛生問題でお尋ねしているのですが、ひとつまた衛生問題から入りたいと思います。
第一番目には、水害地の被災地の伝染病の問題でお尋ねしますが、冠水井戸、水が入ってしまった井戸をどうやって殺菌したらいいのか。厚生省はその点通達またはそういった法律等によって指示なさっておりますか。この点からお聞きいたします。
【次の発言】 そういたしますと、井戸水は消毒薬を入れてもすぐは使えないわけですね。三日とか四日とかおいて、ある程度冠水がきれいになって、そして……
○小川(新)委員 最初に山内さんと栗山さんに御意見をお伺いしたいと思います。 今回の改正の問題では、一つの最大の問題は、一定の年齢に達するからと、こういう理由で職を奪うということは、憲法によっているところの基本的人権を侵すものではないかという見解が自治労あたりから出ております。いままで、その憲法でいうところの第二十二条、これは職業選択の自由である。二十五条でいうところの生存権、二十七条でいう勤労の権利、これは一つの大きな問題でございますので、私どももこの席上、お二方の御意見をお伺いいたしまして、それぞれの説得力のあるところを、どういう点があるのか、これはいま反対、賛成いろいろ意見が出ておりま……
○小川(新)委員 私は、今回、地方定年制の問題につきまして、わが公明党の小濱議員がいろいろと質問いたしましたあとで、二、三私は私なりに大臣にお聞きしたい点がございますので、わがままなお願いを、各理事並びに各党の方々にお願いをして発言を許していただいたわけでございます。 第一番目に大臣にお尋ねしたいことは、建設の立場から私はお聞きしたいのでありますが、それは最近都市問題が非常に大きな問題になっております。この都市問題解決のために、建設省で今回都市計画法をこの六月十四日から施行するわけでございます。そしてその都市計画法にのっとって、市街地再開発法、または土地収用法、または今回建設省があらためて法……
○小川(新)委員 宮澤さんにお尋ねいたしますが、宮澤さんは、私、尊敬しておりますが、土地問題でいろいろと勉強させていただいております。そういう観点から、国土総合開発計画というものは国でプランされますが、小笠原群島というものの国土総合開発計画の中から見た位置づけと申しますか、そういうものが、まだまだ国土総合開発計画の中に織り込まれていない。これは、宮澤さんは国土利用の非常なベテランの方なんですから、こういった立場に立って、国土総合開発計画におけるところの小笠原の位置づけというものを、一体日本の国の土地利用区分の中でどういうところへ持っていくのか、これは農業にしても、漁業の前進基地にしても、また観……
○小川(新)委員 お時間をいただいて、この間、宮澤さんにお尋ねしておいた土地の問題について、お答えをきょういただくことになっておりますから、ちょっとお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 よくわかりましたが、地価公示というものは、いまの新都市計画法の規定に小笠原が入らないことは、私もよく了解しております。そうしますと、当然近傍類似の標準地というものを選んで特別にやらなければなりませんが、私が過日も宮澤さんにお尋ねしたことは、ここで公共資本というものが、三年間ないし五年間という期間を置いてどんどん投資されますと、当然その土地に価値を生じてまいります。現在のものよりも土地そのものに価値を生じ……
○小川(新)委員 日本放送協会昭和四十四年度収支予算並びに事業計画の概要につきまして、公明党を代表いたしまして、強い希望意見を付して賛成の討論をいたします。 昨年、テレビのカラー料金と白黒料金の改定にあたりましての審議のおりにも強く要望しておきましたごとく、カラーテレビが長期構想を上回った場合には聴視料金等の減免についても検討を加える旨、附帯決議をつけました。今年もまた、諸般の情勢に照らして、カラーテレビの増加率が予想を上回ることは確実であります。したがって、四十五年度においては二年続いて構想を上回ることになり、当然、料金の減額等を検討すべきであると思うのであります。 また、審議の過程で明……
○小川(新)委員 関連して。ちょっとその発言は大臣の発言と違うように私理解するのです。この間、建設大臣は、三浦、房総半島に大規模な土地開発基金等を設けて、首都圏の近郊の住宅対策として開発するというような発言をしておるようだけれども、これは大臣の発言とちょっと違うようだけれども、政務次官は、この点はどういうふうに理解しておりますか。
【次の発言】 だから私は、政務次官の発言は重大な意味を持つ、大臣が予算委員会に行かれても、あなたと一心同体でなければならぬという立場で聞いておるんですよ。これではまずいですよ。房総半島、三浦半島は低開発後進地であるといわれておるが、この開発をどうするのか。いま小濱委……
○小川(新)委員 まず第一に大臣にお尋ねいたしますことは、この河川法改正に伴い、地方公共団体がその財源が裕福になる、そういう財政的な理由によってこの国の補助率を引き下げる、あなたのところでおやりなさい、都道府県でおやりなさい、こういうことと私は理解しておりますが、一体その地方財政が好転したという原因、またそれの見通し、現在ほんとうに実際、地方公共団体の財源が豊かになっておるのか、今後また日本経済その他諸般の情勢によってはどう変化するかわからない、こういう大きな国の経済政策の流れの中から、大臣は、いま私が申した点をどのように踏んまえての改正をお考えになったのか、この辺のまず理由についてお尋ねした……
○小川(新)委員 関連でお尋ねいたしますけれども、建設省は、八十四万ヘクタールという机上計算を出したということは、やはり新都市計画法においてはそこに公共投資を十分していくための財政とか、または日本の国土開発とか、都市問題とか、そういうものを踏まえた上で八十四万ヘクタールという算定を出した。これは専門所管官庁としては当然だと思う。ところが、地方公共団体やその地元からの圧力によって百二十万ヘクタールにもなるということは、約五〇%も増加する。こういうことは、いまの都市局長のお話によりますと、当初計画していたよりも拡大するということは、それだけ財源がそこに投下されるということになって、薄くなってくると……
○小川(新)委員 関連でお願いしたいのですが、ただいま四国出身の政務次官からお答えがあったのですけれども、私はまことに不満足です。なぜかと申しますと、この事業公団法案についてはこうやってもう出ている。それをいまだに、同時着工ということを新聞は書き立てておるにもかかわらず――大体基本計画というものがあるはずです。建設省にも運輸省にも基本計画というものがなくてこの公団というものを設立するわけがないのであって、その辺のところははっきりしておるにもかかわらず、同時着工というのは一体どこをさして同時着工というのか、また、基本計画というのは一体どの程度まであるのか、この点について運輸省と建設省とは、この基……
○小川(新)委員 関連。ただいま小濱委員から御質問がありましたことに関連して質問させていただきますが、どれくらい財源が不足するのですか。
【次の発言】 ただいまのお話で、財投の見通しというものは暗いように聞いております。郵便貯金、簡易郵便保険、こういうものの伸びというものはいま伸びておりませんので、財投から出せる見通しというものは非常に警戒をしていかなければならぬという前提のもとに立って、建設当局も大蔵当局も、この財源捻出については相当な苦慮がなされておるということを聞いております。
そこで、この十兆三千五百億円の膨大な五カ年計画の財源というものは、第五次道路五カ年計画から見ますとお金の面で……
○小川(新)委員 最初に、先ほど同僚の松浦さんからお話がありました外郭環状線について二、三お尋ねしたいと思います。 まず、大臣に、大都市問題に対する対処のしかたなんですが、東京は御存じのとおり一千万をこえまして、過密なき集中、また集中なき過密ともいわれ、これが都市問題の一番大きな問題になっております。こういった過密からこれがどのようになるかということは、建設省の川島さんも「日本の大都市問題」という本の中に述べておりますが、一体分散したほうがいいのか、集中のメリットを考えたほうがいいのか。また東京のように再開発を進めていくならば、まだまだ東京のますの中には人が住めるんだ、またこういった立場の中……
○小川(新)議員 ただいま議題となりました住宅基本法案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 住宅は、国民が円滑な家庭生活、人間形成及びあすの社会活動を十分に行なう場としてきわめて重要な役割を持つものであります。まして住生活の安定向上がなくしては、家庭生活のみならず社会生活においても、また、社会秩序においても悪い影響を及ぼし、健康で文化的な生活を営むことは望むべくもないことであります。 わが国の住宅事情は、過去二十数年間に一千万戸以上の住宅が建設されてきたにもかかわらず、経済の高度成長に伴い人口の都市集中化、世帯の細分化等によりまして、その需要は激増を続けており、依然と……
○小川(新)委員 建設業法に入る前に、大臣に日本の経済見通しというものをお聞きしておいて、日本の建設業界というものが、現在のわれわれの一番当面しておる物価問題にも相当影響のあることを見通しながら、私はお尋ねしたいと思うのでございます。 最初にお断りしておきますが、業界についてはまだ私不勉強でよくわかっておりませんし、また、この点につきましてはいろいろな面において先輩諸兄の御忠告など受けながら今日までやってまいりましたので、多々至らないところはひとつお笑いなく御答弁をいただきたい、こう思っております。 昨年九月以来の日銀の金融引き締め政策にもかかわらず、物価は依然として上昇しておりまして、佐……
○小川(新)委員 私ももっと聞きたかったのですけれども、健康状態の悪い大臣をとめておくわけにいきませんので、私の厚生大臣に対する質疑はこの次にさしていただきます。 きょうは、マンションの件について、二、三聞いておきたいと思います。 最近、マンションの共同経営を種に、不特定多数の大衆から二十数億円の大金を巻き上げて倒産した日本住宅総合センターをはじめとするところの一連の汚職といいますか、こういった不正事件が勃発しております。これは住宅行政のひずみであると私は理解しておりますが、まずこの問題につきまして建設大臣のお考えなり、また建設当局の責任もあったのじゃないか、こう思っておりますが、この点に……
○小川(新)委員 ただいま防災計画のことで湊副長官からお話があったのですが、具体的な例を一つ、二つ御質問したいのです。 それは、例の川崎コンビナートの火災の件なんですが、一体この川崎コンビナートの重工業地帯のこういう火災については、副長官はまずどのようなお考えを持っていられるかということなんです。 一つは、あれは埋め立て地で、橋がなければ渡れないところで火事が起きた。その橋は一体幾つかかっているか。この間の事件を通しまして非常な混乱を起こしておる。こういう点では消防庁にも聞きたいのですけれども、まあ悪くしますと袋のネズミになってしまう。この扇町また千鳥町、水江町というのは、川崎コンビナート……
○小川(新)委員 まず最初にお伺いしますことは、地下鉄の工事を行なうには、それぞれの所管主務の官庁に届け出をしなければならない。その届け出をするにはどういう種類がございますか。
【次の発言】 東京の場合はどうですか。
【次の発言】 これは湊さんにお尋ねいたしますが、地下鉄の工事をやるのに、大阪と東京とは違うんですね。これは問題があると思うんですが、軌道法によるにしても、地方鉄道法によるにしても、こういう問題が一本化していないというところに問題がある。西のほうの大阪では軌道法でやっているのだ。いまお尋ねすれば、東京は地方鉄道法でやっているんだ。軌道法の場合は、運輸省と建設省が主務官庁になっている……
○小川(新)委員 どうもたいへん長い間お疲れさまでございますが、二、三お聞きして終わらしていただきます。 私は、先生は絶えず土地問題、都市問題に非常に御権威であらせられまして、またいろいろなそういった書物等を読んでおりますが、公害が発生するのは、やはり都市問題の中でも土地の私有制度、こういう問題が非常に大きなウエートを占めている。そのための都市計画とか、都市再開発とか、土地利用計画、こういうものがいまの日本の都市問題の中で思うように解決が進んでいかない。そこで、当然金のある者が土地を買い占める、そういった土地利用区分なんどいうものもありますけれども、そのサイドの住民は産業優先、利潤優先の現資……
○小川(新)委員 山口政務次官もおいでいただきましたので、最初に、私は大きな日本の国土総合開発、また三十七万平方キロの日本の、私たちの国を愛するがゆえに、佐藤総理のことばではありませんが、自主防衛は、ぜひとも公害とか災害から私たちの手でなし遂げていかなければならない七〇年代の国民的課題であると私は思っております。その立場に立ちまして、現在大きな公害が日本のあらゆるところに浸透しておりますが、瀬戸内海、この瀬戸内海という四文字は、私たちに心のふるさとを与えてくれますし、新婚旅行のメッカとしても、また修学旅行や子供たちの楽しいいこいの場、また生活戦線に疲れた私たちおとなのささやかなレジャー、いこい……
○小川(新)委員 公明党の小川でございます。 質問に先立ちまして、言論問題でたいへん総理にはいろいろと御苦労をかけておりますが、明快なる御答弁、また客観的に、あらゆる角度からの追及に対して、私どもも冷静な判断の中で総理の御答弁を聞いておって、いろいろと私も勉強になっております。 私は国内問題に限って総理並びに関係大臣の御答弁を要求しているわけでございますので、どうか私にもひとつ明快なる御答弁のほどをよろしくお願いする次第であります。 それから福田大蔵大臣はなにかからだのぐあいがお悪いようでございますので、なるたけ早く私はやらしていただきます。 それでは、大蔵大臣に土地問題についてお尋ね……
○小川(新)委員 まず大臣にお尋ねいたします。 きのうから公害問題と下水道の関係について質疑が展開されているのでありまして、私は、単なる下水道法案の審議のみでなく、この問題が日本の公害に大きな影響を与えているということにかんがみまして、上下水道にわたっていま質問をしたいと思っているものであります。 そこで、私がまず第一番目にお尋ねしたいことは、新都市計画法の新住建設五カ年計画についてですが、この計画においては、民間自力建設が五百七十五尺政府施策住宅が三百八十万一尺計九百五十万戸と聞いております。こういった問題が下水道問題に大きな関係があるということを私は認識しておりますが、来年、昭和四十六……
○小川(新)委員 私は、通告順に従って質問いたしますが、第一点は尾瀬の分水について、分け水の件について、第二点は住宅ローンの件について、第三点は地代家賃統制令についての大臣の見解。大臣も時間の都合がおありでございますので、私、大臣質問を先にまとめてやらしていただきます。 第一番目の尾瀬の分水の件についてお尋ねいたします。この問題は、首都圏の水の需要の問題とからみまして大きな問題になっております。 そこでまず第一番目に、昭和四十一年以来許可問題等についていろいろと問題になっておりますこの問題点でありますが、この点について、水の需要と尾瀬の分け水がどういう関係に今後なっていくのか。これは一体な……
○小川(新)委員 関連して一問お尋ねいたします。
市街化調整区域内の都市計画税というものは今後どうするのですか。
【次の発言】 そうすると、昭和四十七年の、地方税法改正の、一月一日からの固定資産税を上げる時点において、市街化調整区域内における都市計画税は取らないことになりますが、四十六年度はどうするのですか。
【次の発言】 そこで、局長、四十七年の一月からは取らないことはわかっおるのですが、そうすると、四十六年、ことしは本来線引きというものは終わってなければならないのですね。だけれどもおくれておる。だから、三月三十一日、本年度末には大体予想を立てて、自治省では固定資産税の準備を始めているので……
○小川(新)委員 最初に住宅公団総裁にお尋ねいたしますが、埼玉県草加及び八潮の団地の取得に際して、ただいまニュースを聞きますと、公団の課長さんと係長さんが埼玉県警に逮捕された。汚職事件がいま盛んに発達しておるのですけれども、これは実情はどうなんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、係長から、いま現在は課長に発展しているわけなんですか。エスカレートしたわけですか。
【次の発言】 いま私どもに入ったところによりますと、日本住宅公団の庶務課長が数百万円もらった疑いでいま逮捕されたということなんですけれども、総裁にはまだニュースが入っておりませんか。
○小川(新)委員 大臣にまずお尋ねいたしますが、今日の日本において、宅地建物取引業法の改正を行なうという前提については、急速なる都市化に伴うところの土地問題、また、日本国土の開発、それから都市計画法に基づくところの都市地域、並びにそれに伴わない、用途地域の指定されていない地域における開発、こういう複雑な問題がからみ合った上で宅地建物取引業者の消費者に対する保護という問題が打ち出された、こうわれわれは理解しております。そこで、私は、そういう前提に立ちまして、外資導入問題、外国人の不動産業者というのはどうするのか、それから、土地という問題について、これから第四次の貿易の自由化という問題がはっきりし……
○小川(新)委員 不動産鑑定士の特例試験の廷長についてお尋ねいたします。
今回、不動産鑑定士の試験が行なわれたのでございますが、何人受験して、どれくらい鑑定士、鑑定士補が合格し、そのパーセントはどれくらいでございますか。当初建設省が予定しておりました不動産鑑定士、不動産鑑定士補の合格者数はどれくらいなのか。
【次の発言】 そういたしますと、今度の新都市計画法の線引き等による市街化区域並びに調整区域、また、これからの都市問題で一番大事な不動産鑑定士が必要とされる数というものは、建設省でもあらかじめの目標というものはあると思うのですが、その特例試験について例をとっても、合格率が大体七%程度という……
○小川(新)委員 次官にお尋ねしますが、新都市計画法で市街化区域、調整区域が定まりますと、大体、農地の上には、御案内のとおり、東電の高圧線がずっと通っているのですね。調整区域に入りますと、これは家が建てられないから高圧線の下でもいいのですが、市街化区域に線引きされたところの高圧線の下へは家が建てられないのですが、それでも都市計画税とか固定資産税というのは宅地並みに取るのですか、A農地の場合は。
【次の発言】 それは了解いたしました。
そこで、次官、都市計画の用途地域の問題になってくるのですけれども、市街化区域内に緑化区域をどれくらい自治省としては面積をとるのか、建設省はどれくらいと言っている……
○小川(新)委員 まず私は、今国会に総理大臣が施政方針演説をお述べになりまして、私もねんごろにこれを聞かせていただきましたし、またこの要約したものを拝読させていただきました。 一九七〇年代は、御存じのとおり、遠く宇宙の開発と都市問題といわれております。総理がそういう視点に立ってこの七十年代を乗り切るためには、国土総合開発計画――昭和の激動期を乗り切ってこられた総理大臣の最後の力を振りしぼって国土のビジョンというものを打ち立て、国土像はかくあらねばならぬという御決意をまず秘めて御演説をなさったと私感じております。 しかし、いまこの私たちの住んでおる日本の国土を見たときに、公害問題、交通問題、……
○小川(新)委員 大臣に率直に二点お尋ねいたします。 一点は、公営住宅、公団住宅、公社住宅の払い下げの政策が、参議院選挙の前の五月に自民党の都市政策として発表されました。この問題については、私ども、参議院選挙のときに団地に参りますと、自民党の宣伝カーが、「団地の皆さん、皆さんの団地を必ず払い下げます」という演説をやっておりました。大臣は自由民主党の所属であり、そして責任政党の与党の幹部として、また、政府としては大臣としてこの重責に当たられておるわけであります。この公団住宅、公社住宅の政府施策住宅の払い下げ問題、いまこれは非常に大きな関心を呼んでおりますが、これについてはまずどのようにお考えに……
○小川(新)委員 大臣、お忙しいところで御苦労さまでございますが、今回なくなられた方々の御冥福を祈るとともに、こういった惨事を二度と繰り返してはならない。アメリカがアムチトカ島で実験したような核実験と違う実験でございます。そういう面においてもわれわれは、建設省が中心になって急傾斜地崩壊防止法という法律をつくった。特にこの急傾斜崩壊の実験を三年もかかってやったという背景については、おそらく都市計画の中で急増地帯の宅地造成問題、また関東ローム地帯とか九州方面のシラス問題、こういった土壌の問題等々を勘案の上でこれは実験を行なったと思うのでありますが、建設省といたしましては今後こういう実験をどんどんや……
○小川(新)委員 ただいま佐野委員の発言、重大発言でありますので、処理がつくまで私が持ち時間の中で他の問題について質疑をさせていただきます。 第一番目は、これは建設大臣にお尋ねしたいのでございますが、建設大臣がおられませんので関係局長と次官にお尋ねします。 土地問題でございますけれども、根本構想、前建設大臣の根本さんが、公共用地の先行取得については、土地問題で非常に大きなウエートを占めている、これは超党派で議員立法でやっていこうという話し合いもありまして、私どももこの土地問題についての姿勢については、各党の土地政策、都市政策の中で、公共用地の先行取得という問題について十分配慮してまいりまし……
○小川(新)委員 簡単にぱっぱっと聞いていきますから、要領よく答えてください。
第一点は、先ほど大臣、市街化調整区域内における公営住宅の建設については、一定の条件が整えば建ててもよろしいということは、二十ヘクタール以下でもいいということですか。
【次の発言】 そうすると、面積は二十ヘクタールがなければならない、で、ある一定の規模ということですか、どうなんですか、それは。公営住宅の建設は調整区域内において前向きの建設をするという約束がいまあったけれども、これについてはどういうふうに……。
【次の発言】 私が聞いているのは、調整区域内において、先ほど北側君が言っているように、市街化区域内における……
○小川(新)委員 総裁、これは私の埼玉県の問題なので一言だけ、お許しをいただいて関連質問させていただくわけでありますが、これはきのうも埼玉県の本会議で問題になったのです。知事の答弁の中では、ちっとも相談がなかったというのですね。住宅公団が本気になってここへ建てるのに、両方で水の問題等々のコミュニケーションがはっきりしていなかった。それでこういう問題が起きたんだ。だからこれはかかって公団の責任であるというような答弁をしております。私は、いま大臣がおっしゃったように、いまここでどうのこうのと言ってもしようがないのですが、これは実は高麗川をせきとめて貯水池をつくるという答弁がきのう出ているのですが、……
○小川(新)委員 大臣、昨日の新聞で、千葉県の態度が、住宅公団の建設を抑制するという新聞報道が出ておりましたが、それについて二、三お尋ねしたいと思います。
第一点は、第二期住宅建設五カ年計画の東京、埼玉、神奈川、千葉、この四都県の割り当てについて数字を示していただきたい。
【次の発言】 埼玉六万八千、千葉六万七千、東京十一万、神奈川七万一千、これを見ますと必ずしも千葉県の公団住宅の建設戸数は多いとは思いませんが、いかがですか。
【次の発言】 住宅公団はどう考えますか。
【次の発言】 大臣、首都圏の人口問題を考えたときに、千葉と埼玉、神奈川の三県は同じような条件下にあるわけです。人口も年間二十……
○小川(新)委員 関連してちょっとお尋ねしますが、いま経企庁の毎秒百三十四四トンと建設省の百十四トンとの開きが指摘されたのでありますが、百十四トンに開いたということは、草木ダムがおくれたということによってこうなったのか。これはどうなんですか、建設省どうですか。
【次の発言】 そうしまと、経済企画庁、あなたの広域利水のプロジェクト、要するに昭和四十五年――五十年までを百三十四トン、建設省では百十四トン、約二十トンの開きが出ちゃったですね、これは毎秒ですよ。これはちょっとわれわれには理解ができないのですが、われわれはどっちを信用したらいいんですか。
○小川(新)委員 時間の関係上、私簡単に率直に聞きますので、お答えのほうも明快にひとつお願いしたいと思うのです。 この河川法、多目的ダム、治山治水、三法律案の審議について、特に河川法と多目的ダムについてお尋ねしたいのでありますが、同僚議員等がもう聞いておりますので、重複することを避けまして、会計検査院の指摘事項について二、三お尋ねしたいと思います。 特定多目的、ダムの本体建設工事の予定価格の積算についてでありますが、会計検査院が建設省に対して、「直轄で施行する特定多目的ダム建設工事において、ダム本体建設工事の予定価格の積算が施工の実情に適合していない事例が見受けられ、ダム工事の施行の実績資……
○小川(新)委員 最初に、新都市基盤整備法案についてお尋ねするわけでございますが、新都市基盤整備法並びに都市問題に関連がある問題でございますので、政務次官に二、三点お尋ねして、お時間の都合もあるようですから先にやらしていただいてお帰りいただきたい、こう思っています。 実は政務次官とわれわれとは同僚議員仲間で、私の先輩でありますから、こういう席で何もあげ足をとるために御質問するんじゃなくて、政務次官の立場にも立って、私この際お聞きいたします。ものごとというのは何でも公平でなければなりませんし、また間違った報道をされていることについては政務次官も御迷惑であろうと思うし、私どもも知る権利があります……
○小川(新)委員 ただいま議題となりました琵琶湖総合開発特別措置法案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文は御手元に配付してあるとおりであります。 御承知のとおり、本法案の審査にあたりましては、現地調査、参考人の意見聴取、連合審査会の開催等を通じ、各般にわたる質疑、意見の開陳、あるいは要望等が行なわれたのでありますが、これらのうち、本法の施行にあたり特に重要と考えられる諸点について附帯決議を付し、その運用に遺憾なきを期する必要があると考えられるのであります。 まず、第一項―第三項におきましては、主として琵琶……
○小川(新)委員 最初に、本法案を審査する前に、「高密度地域における資源利用と環境保全の調和に関する勧告」が、科学技術庁資源調査会勧告第二十六号として昭和四十七年五月三十日付で発表になっておりますが、これについて御感想をまず首都圏整備事務局長からお伺いしたいのであります。この問題は、御案内のとおりきょうの新聞で、東京の樹木は五十年で全滅する。そうして首都圏の浦和、松戸、小田原、横浜、新宿等がこの地図の中に示されておりますが、これはちょうど既成市街地をちょっと拡大した程度のところで、いまのままほうっておくならば東京のこの地域の樹木は五十年たったら全滅するであろうというおそるべきことがこの資料から……
○小川(新)委員 関連質問で。川口の問題でございますが、いま浦井さんのほうから御指摘があったとおり、ほんとうにそのとおりなんです。私が住んでおります関係上よく土地の問題を知っておりますけれども、中小零細の鋳物工場から発生する公害という問題に対しては、いま非常な社会問題化しているわけです。五百平方メートル以下の新増設などという問題よりも、もう三百平方メートル、二百平方メートル以下の増設ということが問題になるくらいの小さいところでございまして、そういった問題で私がいま一番そこで関心を持っているのは、そういった団地をつくるところ、具体的に埼玉県内の一体どこで、市街化区域内でこれを受け入れるところがあ……
○小川(新)委員 まず最初に、千日前の事故につきまして、最近の週刊誌に、こうやればビルの火災から助かる、こうやれば煙の害からのがれられる、その救済法十カ条を教えますとか、いろいろな興味本位的な週刊誌の記事が載っておりますが、消防庁はこの記事をお読みになりましたか。
【次の発言】 まことに不勉強だと思うのですけれども、こういう大きな週刊誌が、各社が連続して書いております。その中で、このような方法で助かるとか助からないとかということが出ておりますが、これをどう受けとめますか。
【次の発言】 総理府の方、お願いします。
【次の発言】 こんな答弁じゃ質問を続けられませんよ。大事な問題について、これはど……
○小川(新)委員 私は、富士山を中心にしました表富士と裏富士、この開発問題並びにいま問題になっております大沢くずれを中心にいたしまして、建設省、環境庁、また関係省庁にお尋ねしたいと思います。
まず第一点に、大沢くずれの原因はいろいろといわれておりますが、昭和四十年からことしの一月、五月の大崩壊までの年々の土砂流の流出、四十年から四十六年、四十七年までの年度別の土砂流の流出量をお示しいただきたい。
【次の発言】 そういたしますと、四十年からの毎年の土砂流の変化というものは四十五年、四十六年、四十七年と年を追って増加をしていると理解してよろしいのでございますか。
○小川(新)委員 関連で。
南ベトナムからアメリカ軍が撤退してしまいますと、今後補給基地の相模補給廠で修理をするということは、ベトナムに行くことは、完全にこれは南ベトナムの作戦部隊の、南ベトナム軍の戦車の修理、補給ということに理解できますが、そうなった場合には、大平外務大臣といたしましては、今後こういう問題についてはアメリカに対してどのような態度をお示しになりますか。
【次の発言】 そういたしますと、相模補給廠の機能の停止、基地の移転、こういう問題については私どもは十分期待してよろしいのでしょうか。これは、大臣は確実にアメリカにそういった問題を国民の総意のもとにぶつけて解決をはかるというふう……
○小川(新)委員 私は時間がございませんので端的に質問いたしてまいりますので、大臣よろしくお願いいたします。 今後の政治外交スケジュールについてお尋ねいたします。ニクソン大統領は、三月十五日の午前十一時記者会見いたしまして、一九七三年中の大統領の外遊計画に触れております。その中で、今年中二回にわたって海外訪問する考えを示唆しましたが、その先にわが国が含まれておりますことはもう御存じのとおりでございますが、こういった外務省に事前の打診もなくこのような発表を行なわれたことを政府はどう受けとめておられるのか、そして政府はその後アメリカから何らかの連絡を受けているのかどうか。またニクソン大統領の訪日……
○小川(新)委員 時間がありませんので端的にお尋ねいたします。
わが国の資源問題でちょっとお尋ねいたしますが、東シナ海における大陸だなの開発についてであります。日韓両国で実務者会議が行なわれ、共同開発の草案の最終的な討議が終了しまして、協定を結ぶことになったことが去る三日のソウル放送で明らかにされましたが、その内容はどういうものなのか、その事実関係を明らかにしていただきたいし、また共同発表の具体的な構想はどうなっているのか、またこの取りきめが行なわれるのはいつごろになる見通しか、この三点お願いいたします。
【次の発言】 大臣、いまお尋ねいたしますと、ソウル放送については不正確だ。向こうの放送……
○小川(新)委員 私は、沖繩の事件その他の問題について二、三点お尋ねいたしますが、あまり時間がありませんので、簡単明瞭に要点を御答弁いただきたいと思います。 今回、アメリカの戦車によってひかれました沖繩のお年寄りの事件でございますけれども、「演習場の立入に関する事項」というものがございますので、「演習場への立入、責任並びに警戒予告」という点でお尋ねいたします。 昭和二十七年十二月の日米合同委員会においては、次のように合意されております。一つ、「訓練に支障のない限り生計目的のための立入を許可する。」とありまして、この「演習場の立入に関する事項」では、事前一週間前に通告をせねばならぬことになっ……
○小川(新)委員 最初に、今回この委員会にお世話になりますので、よろしくお願いしたいと思います。 私はまだふなれな点がございますので、いろいろと質問に手違いやまた間違ったことがございましたら、御注意いただきたいと思います。 地方行政について大臣にお尋ねするわけでございますが、私は、第七十一回特別国会の地方行政委員会における自治大臣兼国家公安委員長の所信表明の中から一、二問お尋ねしたいと思います。 一ページの中ごろに、大臣は「国と地方とが同一基調のもとに、福祉優先の立場に立脚して、地域社会における生活と産業の基盤を調整、整備する等、臨機適切に事態に対処していくことが必要であると考えます。」……
○小川(新)委員 私は、警察関係の一般質問をさせていただきます。最初に暴力団の関係をお尋ねいたしたいと思いますが、その前に、ライフルの問題で一点お尋ねいたします。 御存じのとおり、わが国は、銃砲取り締まりについては非常にきびしい罰則、法律がございますが、この問題につきまして、いま問題になっている点がございますので、お尋ねをいたしますが、いま法の上に許されている猟銃を対人殺人兵器と言われている小銃――昔の小銃、私たちが軍隊におったころのような、三八式歩兵銃または九九式歩兵銃のように、槓杵を開いて一発ずつ薬室に送り込んで発射する銃、このようなアクションボルトのものは全部猟銃として許可になっており……
○小川(新)委員 市街化区域の農地の位置づけについて、副知事さんにお尋ねしたいと思います。 市街化区域内の農地の位置づけについてはいろいろと議論がありますが、まず、農地として見るのか、宅地として見るのか、また、農地として評価するのか、宅地として評価するのか、この一点をお尋ねしたいのです。 第二点目は、いま東京都で問題になっております法人二税の集積の利益に伴うところの大企業の法人税のアップ。先ほども、この法人税については、低過ぎるから上げろということでございましたが、いまもお話がありましたように、円のフロート問題やその他の問題で、非常に財源が危惧されておる。また、そういう問題を踏まえた上で、……
○小川(新)委員 大臣、いままでの議論、やりとりでいろいろと明快に問題点が出てまいりましたが、そこで、私は、二月二十三日にこの問題をもうすでに提起してありますが、大臣は大手商社というものをどう考えているかということをまずお聞きしたいと思うのです。 私の質問に対して、その一番最後に大臣がこうお答えしております。「大手商社というものの自覚にまっている。これを期待するのは、日本の商人道というものには、明治以来、士魂商才といいまして、伝統があるのですよ。いま士魂商才はいずこに行ったか、まことに慨嘆にたえないわけでございまして、私は、この日本人すべてが、戦争に負けたからといって、日本人の美しい民族の魂……
○小川(新)委員 今回の地方税法、地方財政の立場から御質疑いたしますが、委員長、資料要求をお願いしたいのでございます。また後ほど出てまいりますところの市街化区域の農地の課税の問題、そういう問題がございますので、私は親切に先に要求いたしておきます。 建設省にお願いいたしますが、全国及び三大都市圏の宅地供給計画をお願いいたします。そして、その次は、全国及び三大都市圏、特に、市街化区域内、またはその周辺の在日米軍基地の面積を、これは建設省でわからなければ、防衛庁のほうと御協力して、ひとつお願いしたいと思います。その次には、市街化区域内の農地、国、公有地、法人所有地の面積をお願いしたいと思います。そ……
○小川(新)委員 私は、地方税法の問題で、特に、固定資産税の問題について質問したいのでございますが、この前の質問のときに、聞きたいことがまだ少し残っておりましたので、お許しをいただきまして、残りの質問をさせていただきます。 特に、今回、負担調整措置をはずして、固定資産税を評価に近づける。その評価に近づける場合には、地価の急騰が非常な社会問題化している今日、そのまま評価に近づけることは、固定資産の非常なる負担増になりますので、改正法案については、これを二分の一に押える。また、法人、会社、企業については、そういう二分の一の歯どめがなく、評価そのものに近づけていくが、年度割りについて、三分の一、三……
○小川(新)委員 私は、今回の問題につきまして、いろいろと先に資料要求をいたしましたので、それに基づいていろいろと御質問させていただきます。まず、最初に、農地の宅地並み課税ということについて、農業の基本的な問題をお尋ねしていきたいと思うのですが、特に、市街化農地の宅地並み課税について、一体各省庁はどのように理解しているのかをまずお聞きしたいわけですが、農林省にお尋ねいたします。 農林省は、農地法上の農地、法第二条の「耕作の目的に供される土地」のほかに、何か特別のカテゴリーというものを含めているのかどうか、この点についてまずお尋ねいたします。
○小川(新)委員 私は、昨日に引き続きまして、宅地並みの農地の問題で聞きたいのですけれども、先に大臣に、ちょっと大事なことを……。
【次の発言】 私は、昨日に引き続いて市街化区域の農地の宅地並み課税について御質問申し上げますが、事は日本列島の運命を大きく左右する改造問題にも関係しておりますので、特に今回の法修正に関しては、田中総理の意見というものが非常に大きなウエートを占めてこのような結果になったことを思ったときに、私は、田中総理の発言について一言お尋ねしたい。事は重大な総理大臣の発言でありますから、慎重にお聞きをいただきたいと思うのです。
特に、わが国の開発というものは、いかなる開発を行な……
○小川(新)委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております地方交付税法の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を行ないます。 以下、そのおもな理由を申し述べます。 まず、地方交付税率の引き上げを含めて、交付税制度全般にわたる抜本的な改革を行なわなければならないにもかかわらず、依然としてその姿勢が見られないことであります。地方財政逼迫の実態は、一つには、毎年国の政策として所得税減税を行なっておりますが、これによって交付税は実質的な減額を余儀なくされております。二つには、地方財政計画における人員が実態に合わないほか、小中学校教員給与費を一〇%引き上げられること等に伴……
○小川(新)委員 私は、午前中から引き続いておりますところの暴力問題に関連しまして、国士舘の問題はあとにいたしまして、最初に広域暴力団の問題をお尋ねしたいのでございますが、この広域暴力団の中で稲川会というのがございますが、この暴力団稲川会が、中学校、高等学校の生徒に対して、第二暴力団の養成をしているという事実を私は聞きましたが、これについて、神奈川県で起きた事件に対して警察庁はどのように認識し、掌握し、実態をつかんでおるか、まずそれからお尋ねします。
【次の発言】 あなたは、その事実を全然キャッチしていないんですか。
【次の発言】 これは大きな問題ですね。中学生、高校生に対して、いま広域暴力団……
○小川(新)委員 私は、地方公営交通事業の財政再建を行なう場合の問題点を、企業環境の急激な悪化や、毎年度の給与改定、料金適正化の遅延、経営合理化などがありますけれども、特に公営企業を取り巻く都市政策に焦点を当てて、二、三お尋ねしたいと思います。 周知のように、最近の急激な人口、産業の大都市への集中及びモータリゼーションの拡大に伴う路面渋滞等による交通事業をめぐる企業環境は急激に悪化しております。路面電車など、路面交通機関の表定速度の低下、定時性の喪失をもたらしております。このために、国民の信頼を失い、乗客はマイカーに奪われていると言われておりますけれども、自動車が、マイカーが、なぜこのように……
○小川(新)委員 私は、麻薬、覚せい剤、ヒロポン、シンナー遊びといった問題について御質問しますが、大臣の時間の関係がございますので、最初に大臣にお尋ねいたします。
覚せい剤絶滅全国運動についてはどういうふうになっているのか、日にちはいつからやるのか、その対策の要項はどうか、これをまずお尋ねいたします。
【次の発言】 覚せい剤は、御存じのとおり、ヒロポンは麻薬とは違いますけれども、非常にいま急速な勢いでふえております。いま大臣は大事なことを発言されておりますが、覚せい剤の取り締まりの罰則が麻薬取り締まりの罰則から見たら罪が軽い。だから、戦後、昭和二十九年をピークとして爆発的にヒロポンが発生して……
○小川(新)委員 公有地拡大の推進に関する法律案に関して御質問いたしますが、それに関連いたしまして、埼玉県の朝霞基地のあと地利用の問題について質問したいために、きょうはわざわざ防衛庁長官がおいでくださいましたので、お忙しいようでございますので、先に基地のあと地利用について質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 二十八年間米軍の支配下にありましたキャンプ朝霞南地区約百二万平方メートルが、二十日返還されることになりました。そこで、そのあと地利用をめぐりましていろいろと地元の計画、特に、地方公共団体の財源の少ない中で、この国会において提案されておりますこの法律の改正に基づいて、これから……
○小川(新)委員 初めに、宅地化臨時措置法案の審議を行なうにあたりまして、私は次の三点を前提として質問するわけですが、一つには、地方税法の改正にする市街化区域内のA農地三千六百十二ヘクタール、B農地一万三千二百ヘクタール、合計一万六千八百十二ヘクタールに対する宅地並み課税の実施が決定したわけであります。二つには、日本列島改造論、あるいは政府の総合的な土地対策がこれから推進されようとしている。三つには、宅地並み課税、いわゆるむちに対してのあめとしてのこの法案が同時に提出されているということであります。 こういうような前提のもとに、私はこの問題に対して論ずるわけですが、一つには、市街化区域内の農……
○小川(新)委員 土地問題の前提となる市街化区域、調整区域の線引きの問題について、御存じのとおり、これは五年ずつの見直しが行なわれるわけですが、来年はまた再線引きの検討期に入るということで、国土総合開発計画も出ることなんですが、いま埼玉県がかかえている問題として一例をあげたいのですが、国総法、上位計画がおりてきますと、調整区域の開発の中に織り込んでくるのですね。これは、国総法を厳格に調べるとそうなる。そこで、埼玉県のような人口抑制地域においては、知事がもうこれ以上調整区域を市街化にする能力はいまない。そこで、凍結を出したわけです。五月の二十七日だったかと思いますが、埼玉県知事が線引きに対する手……
○小川(新)委員 公安委員長と警察庁長官にお尋ねいたしたいのですが、日本の国は民主主義の国であり、言論は自由でございますので、本件に関しては、いろいろな見解、いろいろな考え方が出てまいり、また、そういう問題についてはいろいろな問題が出ております。
そこで、まず江崎国家公安委員長にお尋ねいたしますが、最近の週刊誌をお読みになっておると思いますが、まず、金大中氏事件における週刊誌の報道についての御感想を承りたい。
【次の発言】 九月六日の「週刊現代」にはこういうふうに出ております。「金大中事件独走レポート第二弾! 新聞・テレビを抜く―― 大森実の直撃シリーズ第一部ドキュメント、東京に上陸して金大……
○小川(新)委員 私は、ちょっとこまかい点になりますけれども、金大中氏が連れ出されたという正確な時間をちょっとお聞きしたいのでございますが、それは、一体、何日の何時だったんでございましょうか。きょうまでの捜査の中ではっきりした点で、その時間帯を明確に聞きたいのです。
【次の発言】 そこで、韓国の金在権公使が現場に来た時間は何時ですか。
【次の発言】 金在権公使に対して、捜査当局は、取り調べといったらおかしいのでございますが、そういったいろいろな参考的な意見を聞いたりしたことがあるのですか。
【次の発言】 そのときに、金在権公使は、正式に日本政府に何らかの依頼をしてきたのですか。これは外務省のほ……
○小川(新)委員 大阪府摂津市のような超過負担の問題が訴訟問題になりました。これに対して、まず、大臣はどうお考えになっているのかということを一点お尋ねしたいのでありますが、それに対して、衆議院議長前尾繁三郎殿にあてて、「地方財政法第二十条の二第一項の規定により大阪府摂津市長から別紙の通り意見書の提出」云々と、「内閣厚第三九号」が出ておりますが、その「地方財政法第二〇条の二の規定による意見書についての内閣の意見」について私が質問をすれば、大臣はこのとおりのお答えをするでありましょうけれども、この意見書の中の1、2、3については、言い分について、国はある程度肯定しているわけですね。しかし、四番目が……
○小川(新)委員 私は渡部さんのあとで差しかえでやらしていただきますが、時間がたいへんおそいので、簡単に要略だけに質問をしぼってまいります。 まず大臣、これは基本的な問題なのでお聞きいただきたいのですが、三千七百ともいわれ三千八百ともいわれる地方公共団体、地方自治体がございますが、この地方公共団体の昭和四十九年度一般財政歳出歳入の地方財政計画というものが出ていることは御存じだと思いますが、この地方財政計画の対前年度の予算の歳出歳入の伸び率が、大体二二%から二三%例年なら伸びていくわけでございます。これは高度経済成長政策のもとでいろいろといま批判されております公害問題や物価問題、こういう問題で……
○小川(新)委員 中曽根通産大臣の所信表明の中で、無公害社会への前進という一項がございます。確かに時宜を得た政策であり、政治家として取り組む大きなテーマであることは同感であります。 そこで、その中で、「大気汚染問題についても、」云々というところがございますが、私はこの中に、中曽根大臣が、自動車公害、自動車が発生する大気汚染問題を述べておられないという点を踏まえて――ことばじりをとって追及するわけではございません。でありますが、これに関連いたしまして、自動車問題で質問させていただきます。 そこで、当然、自動車の許認可につきましては運輸省が主体でございますが、そういった中曽根さんのお考えの中か……
○小川(新)委員 私は、本法案に関して大臣並びに関係局長に若干の質問をいたすわけですが、最初に、田中総理が国会冒頭の所信表明演説でわが国の転換期を強調しておりますが、しかしこの国会のどこに転換期にふさわしい意気込みが示されているかということを、与野党をも含めて国会審議の批判が各新聞に出ております。それに対して私たちも意見がございますが、批判は批判として謙虚に受けていく姿勢として私は大事だと思います。その中の、非常事態の認識と、それへの取り組み姿勢が不徹底のように思われるとの、この国民の批判に対して、大臣はどのようにそれに対して受けとめていくのか。また、この新しい転換ということは、地方行政の立場……
○小川(新)委員 関連して一言お尋ねしたいのであります。 きょうは厚生省の援護局から来ていらっしゃるので、いま国民的注目の的になっておりますルバング島の小野田元少尉についてどうしても聞いておきたいので、きょうはお尋ねしているわけでございますが、小野田さんの発見は事実であるのか、またあの写真に出ている、接触した問題等について厚生省ではどのように理解し、どういう対策を講じ、小野田元少尉に対する生存を確認をし、また確認が決定された場合の今後の問題について、厚生省でいま問題になっている点について一言お尋ねしておきたいと思うので関連をさせていただきました。お願いいたします。
○小川(新)委員 午前中の審議に引き続いて質問させていただくわけてございますが、地方財政計画に対する質問は後ほどまた詳しく審議するといたしまして、四十九年度三法案について関連も一ざいますので、まくらことばということではございませんが、基本的な考え方をちょっとお尋ねしておいた上で地方財政のほうに入っていきたいと思います。 そこで項目を申し上げますと、第一点は地方財政計画に対する基本的な考え方について、二番目は米軍及び自衛隊と自治体の財政問題について、その二番の中に小さく基地交付金、基地調整交付金の算定はいかにしてされているのか、また対象の拡大について、そして最近起きた所在市町村の問題の扱いにつ……
○小川(新)委員 私は高福祉高負担の問題についてお尋ねしますが、高福祉高負担という理論は、現在の物価高とかいまの税配分の不均衡の中から、住民が行政サービスというものに納得していない、住民税が高過ぎるという声すらある中で、高福祉をやるために高負担するんだという考え方について、いま御意見が二つに分かれたような考え方を私は持っておるのです炉、まずその点について一つお尋ねしたいと思ます。 二番目は固定資産税の問題ですけれども、固定資産税の見方は、固定資産税の持っている収益性にかかるものなのか、そのものにかかるものなのかということで議論が相当分かれると思います。固定資産税の考え方ですね、固定資産そのも……
○小川(新)委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております地方税法の一部を改正する法律案に反対し、山本弥之助君外六名提出の修正案に賛成する討論を行ないます。 以下、その反対のおもな理由を申し述べます。 まず第一に、国、地方を通ずる税財源の配分についてであります。 現在のわが国租税総額中、国税収入と地方税収入の比率は、国が七、地方が三となっておりながら、租税の実質的配分は、国が三、地方が七と全く逆転しております。また、大都市が交付団体に転落している実態など、これらは、現行の税体系が国中心のものとなっていることを示すとともに、国は、補助金を通じて地方の行財政に介入する、いわゆる中……
○小川(新)委員 私は、地方交付税法、地方税法、また財政計画等の一連の地方自治体の財政問題に関係いたしまして御質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、第一に政務次官にお尋ねいたしますが、最近起きております商社、大企業の悪質な脱税問題、こういう問題が国会で取り上げられまして、狂乱物価に歯どめをかけるような国会の動きに対しましては、御案内のとおりだと思います。 そこで、過ぐる予算委員会におきましてわが党の代表の矢野書記長が、トーメン、丸紅飯田、伊藤忠等々の商社の脱税問題を追及いたしました。脱税の疑いがある、もしくは調査中である、こういう問題に対して、明確に法人、個人名をあ……
○小川(新)委員 最初に大臣にお尋ねいたしますが、金融政策と福祉政策の関係についてでございます。確かに、狂乱物価を押えるという政策的な面からいえば、総需要抑制ということになります。その総需要抑制ということの裏づけとして金融政策が当然出てまいると思います。そこで、先ほどもお話がありましたように、土地の問題とか、また石油関連企業に対する問題、金融の引き締め等の問題がいまございまして、これは地方公共団体も選別融資の対象になっている、たとえばその関連であるところの各地方の公社、こういうお話がありましたが、この公社の問題でさらっと大臣お答えになっておりますから、私はこの問題と農協金融の関係のあり方とリン……
○小川(新)委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております地方交付税法の一部を改正する法律案に反対する立場の討論を行ないます。 以下、そのおもな理由を申し述べます。 まず第一に、地方財政計画についてであります。 四十九年度の地方財政計画は、インフレ物価対策としての総需要抑制策が主眼とされ、その規模は国の一般会計の伸び率よりも低く押えられた緊縮型地方財政計画となっております。 また、国の一般会計の公共事業費の構成比を見ますと、産業基盤用五三・五%、国土保全用二一・七%であるのに対し、生活基盤用はわずかに一八・三%となっております。 これを受けての地方財政計画の普通建設事業費……
○小川(新)委員 私は、同僚、先輩議員が数多く専門的な技術分野から御質問しておりますので、まことにしろうとくさい質問で恐縮でございますが、どうかひとつお答えをいただきたいと思いますし、また重なる点は御了解いただきたい。
教員組合、俗にいう日教組とか高教組、この組合員の数及びその組合の実態について少しく聞きたいのでございますが、われわれは野党でございますので、この中には公明党色の人もいると思う。日教組の中の政党色別、こういったものはいまの実態では一体どのように把握されておりますか、ひとつお尋ねしたい。
【次の発言】 そうしますと、公明党もあるでしょうし、社会党さんもあるし、共産党さんもある。俗……
○小川(新)委員 私は、提案されている法案に関連いたしまして若干質問させていただくわけでございますが、何ぶんともまだよくわからない点もございますので、質問の中に不明な点があった場合には聞き返してくださってけっこうでございますので、十二分に国民に反映するようひとつ御答弁いただきたいのであります。 そこで、まず順序を申し上げますと、一昨日の新聞にも出ておりましたが、岡山市に住む八十歳の老人が国を相手どった老齢福祉年金支払い請求の訴訟の件について、これを若干質問したあとに、賃金スライド制について、財源の負担割合について、退職年金について、遺族年金について、五番目に任意継続組合員制度の創設について、……
○小川(新)委員 私は、地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案につきましてはわが党は賛成の意を持っておりますので、まず御報告しておきます。 そういう立場に立って、御協力の質問でございますので、ひとつ親切丁寧にお願いしたいと思いますし、他党の委員諸君からも専門的なお話がたくさん出ております。私は不勉強であまりよくわかりませんので、重なる場合、幼稚な場合もありますが、ひとつ御理解いただきながら御答弁をお願いしたいと思います。 まず最初に、地方公務員災害補償法に関連いたしまして、当然こういった災害の問題については地震または火災、また思わぬ国土の荒廃等によるところの災害等がございます。そこで、……
○小川(新)委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております内閣提出にかかわる地方自治法の一部を改正する法律案に賛成し、自民、社会、民社三党提出の修正案に賛成の立場から二、三意見を申し述べたいと思います。 まず、区長公選についてであります。 区長はもともと公選されていたものが、昭和二十七年の自治法改正によって、二十三区の一体性という名目のもとに区長は選任制となり、かつ区民生活に密着した事務の大部分は都に吸い上げられ、今日に至っております。これは、住民生活に密着した事務はできるだけ住民の身近なところで処理することが望ましいという地方自治の精神にもとるものであります。また、区……
○小川(新)委員 私は、昨日自民党と自治省との間で合議が成立したといわれておりますところの電気税について若干お尋ねいたします。
これは一昨日、五月二十一日、電力会社九社の大幅な電力料金の値上げが認可され、政府は、電気料金の改定に伴い電気税の軽減をはかるため所要の措置を講ずることになっているということでございますが、これは自民党の案なのか、それとも自治省独自の考えの中からこういった大衆課税というものを引き下げるのか、この点についてまずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、その内容についてお尋ねいたしますが、お答えいただきたいと思います。
○小川(新)委員 私は、いままで述べられてまいりました点に多少の重複点はあると思いますが、お尋ねをさせていただきます。 まず第一に、国家公安委員長の責任問題についてお尋ねいたしますが、ある発言が新聞にちょっと載っておりましたが、この事件は、「野良犬」という映画がございますが、日本の警察官の拳銃によって殺人が行なわれたという映画でございます。その問題と全く類似した国際問題に発展してきた。国家公安委員長として責任をとらなければならないというようなことをちょっと書いておりましたが、私はそこまでいく必要はないという考えのもとでお尋ねするのでございますが、万が一、これが大きな国際問題と発展し、国家公安……
○小川(新)委員 私はきょう建設関係のお話をちょっとお伺いしたいのですが、日本住宅公団の問題についてお尋ねいたします。
これは日本住宅公団の地方住民税の問題に関係しておりますので二、三お尋ねいたしますが、日本住宅公団の管理している賃貸住宅に住民登録をしないで不正に入居している世帯、いわゆる幽霊世帯の実態調査をしたことがあるかどうか、住宅公団にお尋ねいたします。
【次の発言】 私がいまからお話し申し上げますのは埼玉県草加市の松原団地に入居している約六千世帯のうち、約二〇%が住民登録をしていない幽霊世帯であるということが、埼玉県浦和地方県民センターの調査でわかったわけであります。埼玉県下には公団……
○小川(新)委員 私は、午前中にいろいろと出た問題等について、わが党の立場から聞かなければなりませんので、御質問があったことに対して重複する場合もあり得るかもしれませんし、またお答えがあったと思いますが、ひとつ親切にお答えをいただきたいと思います。 まず第一点は東京都の自動車税の問題についてでございますが、例の自動車税の問題については都市問題や環境問題、五十一年マスキー版の決定等に伴って私はこの前御質問させていただいたわけでございますが、この都道府県固有の財源であります自動車税の問題について、三倍取るとか取らないとかいう問題で、どうなったかということをお聞きいたしておきました。その後東京都と……
○小川(新)委員 私は、公明党を代表いたしまして、昭和四十九年度分の地方交付税の特例に関する法律案について、反対の立場から討論を行ないます。 今回の法律改正は、三割自治といわれているように、もともと脆弱な地方財政が、インフレ、不況という中で地方税が伸び悩んでいるとき、反面において、歳出面では地方公務員の給与の引き上げ、超過負担、社会福祉諸施策によって地方財政は危機に瀕しております。このため、地方自治体は財源対策、金策に四苦八苦しているのが実情であります。しかるに、このような窮迫した地方財政に対する政府の対策、措置は、その望むところにはるか遠いと言わざるを得ません。 その一つは、本年度当初に……
○小川(新)委員 大臣のお時間の都合で、先に大臣にお尋ねいたします。 私は、自動車の排ガスのことでお聞きしたいのですが、このことは、いろいろな方面からいろいろとお話があって、大体煮詰まったわけでございますが、国民として、また私どもとして、まだわからない点が多々ありますので、ここでお尋ねをするわけでございます。 そこで、五十一年規制及び暫定値に到達したもの、及び近づきつつあるエンジンは何かということで、CVCCエンジン、ロータリーエンジン、そのほか在来エンジンに触媒方式をつけたもの、これがいま出回っておりますが、この三つを大臣はどのように御認識して、環境庁では今後の対策をお立てになりますか。
○小川(新)委員 地方税法の改正について二、三お尋ねしておきますが、大臣、今回自動車の排気ガスに関する問題で自動車税の改正を行うわけでございますが、低公害車というのは、一体何を指して低公害車と言っているのか。また、この低公害車というのは現在どのような状態になっているのか。この辺の御認識というものをまず私はお聞きしたいのでございます。またその前に、こういった自動車の排気ガス規制というものを税金によって抑えていくということは一体好ましいのか好ましくないのか、税体系の上から言ってどうなのか。この問題については非常に大事な問題でございますので、大臣の御所見をまず承りたいのであります。
○小川(新)委員 市町村合併特例法についてわが党は若干の質問をさしていただきますが、この問題を御審議いただく前に、まず昭和四十年の第四十八回国会で市町村の合併の特例に関する法律案を審議したときの提案理由、これは一体何だったのでしょうか。
【次の発言】 一口に十年間と申しましても、そこには国の経済政策とかわが国を取り巻く諸般の情勢の変化というものがございますね。当然地方行財政のビジョンというものは十年ぐらいを目安にして、昭和五十年ですから、昭和六十年後の地方行財政のあり方はどうあるべき姿なのか、またそれに対して自治省では、そういう長期な展望に立ってそういった行財政、また市町村のあり方、自治体のあ……
○小川(新)委員 私は昨日も質問をさせていただきましたが、きょうは大臣がお見えなので、二、三点、大臣にだけしぼってお尋ねということで時間をいただきましたので、よろしくお願いいたします。 昨日もお伺いしたのですけれども、十年前適用期間十年ということで成立したこの合併特例法を、今回さらに十年延長することについて、やはりそれなりの理由、つまり自治省としての市町村の将来像またビジョンが当然なければならぬということで昨日はお尋ねいたしました。残念ではございますが、これは非常に大きな問題でございますので、大臣としての御所見をまずお尋ねしなければ、こういう特例措置の延長を十年間するということは、ただ十年延……
○小川(新)委員 両参考人には、遠路お忙しいところありがとうございます。 私は、まず第一点目に、基準財政収入額の問題についてちょっとお尋ねして御意見をお聞きしたいと思います。 法人住民税の徴収に当たってはいろいろと御苦労もございましょう。これは、特に人口急増地帯などというところは、その一つの急増する基盤が産業の誘致、当然工場、法人の増加によって人口はふえてくるわけでございますが、この法人住民税の欠損法人の課税のあり方についてはまずどのようにお考えになるかという点が一つなんです。これはなぜかと申しますと、われわれ一般の庶民が住民税を納める場合には、家計が赤字になっても住民税はちゃんと納めるわ……
○小川(新)委員 地方行財政の中でも地方財政の問題では、地方交付税法改正に伴って種々議論が出ておりますので、いろいろと重なるところはございますが、地方財政全般について松浦さんよろしくお願いします。 最初に、本来だったら大臣にお尋ねしたいのでございますが、大臣がおりませんので、政務次官並びに松浦さんの御意見をお尋ねしたいと思います。 御存じのとおり、今回の三木内閣総理大臣の地方行財政に対する施政方針演説の中ではこう言っております。「高度成長から安定成長へ、量から質へと経済体質を変革するためには、高度成長時代の制度、慣行の見直しが必要である。」また、このことはなかなか困難だが、ほうっておくわけ……
○小川(新)委員 時間の関係で二、三点にしぼってお尋ねいたします。 次官通達も、私は悪くはとらないつもりでおるんですけれども、いまお話を聞いておりますと、非常に明快に松浦さんお答えになっております。なぜそれを新聞記者の会見や何かに、あなたの自治省の御意見がさも地方公共団体をいじめるかのごとく錯覚を与えるかのごとき記事にならねばならないかということは、やはりスポークスマンである、また渉外関係であるこれを発表する記者会見の席上、非常に言葉が足りないんではないかと思う。これは、松浦さんは財政通で、右からでも左からでもどこからでもお答えができて、ちょっと言葉が強過ぎれば反撃されるほどよく何でもお知り……
○小川(新)委員 最初に政務次官に総括的にお尋ねいたしますが、三木内閣の閣僚として、福田自治大臣の態度として本日はお尋ねしたいのでございますけれども、大臣おられませんので次官にお尋ねするわけでございますが、この共済年金を含めた年金の数というものはたくさんございますし、またその性格、生い立ち、対象、そういった目的、そういう問題が多少違い、またばらつきがあることは御存じのとおりでありますが、いずれにしましても年金を充実させて、福祉国家という一つの柱の中に、働けなくなるまたは一定の職を持った後の生活の安定保障という問題や、またはまだ十分働けるけれども、いろいろな病気、けが、失業、こういった問題で収入……
○小川(新)委員 昨日の事件はまことに遺憾な事件でありまして、わが党といたしましてもこの問題については重大な関心を払っております。なかんずく、わが党の委員長である竹入委員長が日中問題のときに腹部を刺されまして、それ以来の事件だと言われておりますが、そういった中で、時間がありませんので簡単にお尋ねいたします。
まず、行動右翼及び左翼、特に破防法の容疑団体になっていると思いますが、その行動右翼団体というものはどれぐらいあるのか。朝鮮総連はなっておるやに聞いておりますが、その辺の点についてまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 私はいまの御答弁で残念に思うことは、破防法の容疑団体に適用している……
○小川(新)委員 最初に、各先生方には大変御苦労さまでございます。公明党の小川でございます。 まず、井上先生にお尋ねいたしますが、こういった公害問題の研究に際しては、問題が発生してからその事後処理的ないろいろな体験等について検討していく――私もいま勉強させていただきましたが、問題を発見する、発見型、この発見型がより大切であるという考えの中で、先生方のような学者諸先生方の御意見、発見型の研究をされているその研究の成果、また今後のあり方ということについて、こういった法案をつくるときに政府から諮問を受けられたか、まずこういった問題をひとつお尋ねしておきます。 それから問題発生型を解決するためには……
○小川(新)委員 石油コンビナート地帯の視察を昨日終わってまいりましたが、私は、このコンビナート地帯のレイアウトの問題とか、または、いろいろといま問題になっております法案の中身等と照らし合わせながら少しく考えたことがございますので、政務次官に総体的にお尋ねしたいと思います。 七〇年代は転換のときと言われておりますが、その転換のときというものはいろいろな転換があると言われております。その一つは、やはり経済の流れの仕組みが転換していくのではないか、そこから、資本自由経済主義という問題と社会経済体制という問題との屈折点の中にあってこれからの日本の経済という問題を議論するときには、やはりその効率的な……
○小川(新)委員 私は一般質問でございますので、財政問題をも含めて当面地方公共団体の抱えている諸問題についてお尋ねいたします。 まず第一番目に、埼玉県の所沢市におけるオーバー・ザ・ホライゾン、俗にOTHというこの問題ですが、住民感情を逆なでする日米安保条約の問題等々、外務省や防衛施設庁、また国の大きな問題に絡めていま三木内閣の問題になっております日米間における防衛分担問題、こういう問題等を抱えながら、いま埼玉県の所沢市におけるOTHの撤去の問題について非常に大きな問題になっておりますが、この問題については所沢市から自治省、防衛庁ないし大蔵省に何らかの調査の依頼等々があったのでございますか。
○小川(新)委員 私は、前回も左藤さんと議論をやったわけですが、なぜか私がやるときにはいつも大臣にぶつからないのです。これは不思議な委員会でございまして、この前は何か国家公安委員長としてのお忙しい御用件でございます。議事録にとどめておいてありますので、ちょっとお読みしておきます。「いつも私が質問するときに、昨日もいらっしゃらない、大事なときになるといなくなる、共産党さんの前になるといつもいなくなっちゃう。本当に全くもって、もっと長くやるにもやりようがない。こういう大事な問題でどうしてこう大臣がいつもいらっしゃらないのかと聞きますと、おれは非常に任務がたくさんあるのだ、国家公安委員長もやっていて……
○小川(新)委員 昭和五十年、激動の年ももうあとわずかで暮れようとしておりますが、五十年度補正予算も昨日参議院を通過しまして、大臣も大変御苦労だったと思います。お疲れのところ、連日審議ということでございますけれども、なるたけ時間を節約しながらお尋ねしてまいりますので、ひとつ御答弁の方もよろしくお願いしたいと思います。 私は、昭和五十年度の財政問題に入る前に、地元の問題でございますけれども、非常に大きな問題でございますから、東武伊勢崎線の複々線化の問題についてお尋ねをいたします。 昭和四十七年五月十八日、大蔵省、運輸省、建設省の三省の間で取り交わされた「大都市高速鉄道の整備に対する助成措置等……
○小川(新)委員 私は公明党を代表して、ただいま議題となっております政府提出の昭和五十年度における地方交付税及び地方債の特例に関する法律案に反対し、また、日本共産党・革新共同提出の修正案に反対の立場から討論を行います。 今日の戦後最大の地方財政危機は、政府が経済の見通しと対策を誤った結果、インフレ、不況、失業問題等深刻な社会問題を巻き起こし、あまつさえ民主主義の母体と言われる地方自治体の行財政に衝撃を与えたのであり、この責任は一にかかって政府にあることは言をまちません。しかも政府は、インフレ対策のみに心を奪われ、不況によって起こった交付税の減収一兆一千五億円については、国の資金運用部からの借……
○小川(新)委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題になっております内閣提出に係る地方税法等の一部を改正する法律案に反対し、日本共産党提出の修正案に対しては、大筋において理解はいきますが、部分的検討を要する点もありますので、反対をいたし、日本社会党、公明党共同提出の修正案に賛成し、特定市街化区域農地の国定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法改正案に反対する討論を行います。 まず初めに、国、地方を通ずる税財源の再配分及び地方の自主財源の強化についてであります。 最近の不況により、中小企業の倒産が相次ぎ、失業者は依然ふえる一方であります。このような状況下において地方財政は、……
○小川(新)委員 公明党を代表しての、前の地方財政、地方税制、そういった問題の代表質問が委員会で行われませんでした。そしてロッキード問題で空転を遂げましたので、本来は大臣の所信表明を踏まえた上で私は質問をいたしたいのでございますけれども、本日は参議院の総括質問で自治大臣がおられませんので残念でございますが、そういった問題を踏まえた上で御答弁をいただきたいと思います。 そこでその答弁者でございますけれども、本来大臣にお願いするわけでございますけれどもおりませんので、政務次官にこの問題をお尋ねいたします。多少の大臣との食い違いその他はあるのかないのか、そういう点まず、大臣の考え方と政務次官の考え……
○小川(新)委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております内閣提出に係る地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対し、社会党、公明党提出の地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成、共産党提出の修正案につきましては、大筋において理解できますが、なお検討の余地がありますので反対、また内閣提出に係る地方財政法等の一部を改正する法律案については賛成、共産党提出の地方財政法等の一部を改正する法律案に対する修正案に反対する討論を行います。 以下、その要旨を申し述べます。 まず初めに、交付税率の引き上げを含む地方行財政の抜本的改革についてであります。 長期化する不況……
○小川(新)委員 公明党を代表いたしまして、年金問題及び関連の法案について御審議中でございますので、質問させていただきます。 最初に、労災は労働省、国家公務員災害補償法は総理府、地方公務員災害補償法は自治省と、こう三つ分かれておりますが、総理府社会保障制度審議会自体が、五十一年一月二十七日、労働大臣に対して、今回の労働者災害補償保険法等の一部改正法案についての意見を述べておりますね。この中で、「おおむね了承できるが」ということからずっとありまして、「労働者災害補償保険法は労働基準法を受けて出発したにもかかわらず、今日、同法との関係において」、すなわち労働基準法との関係について、「その性格に不……
○小川(新)委員 いま小濱委員からお話がありましたように、自治体汚職の問題については、また私は違った角度からいろいろと思っておりますので、二、三お尋ねします。 まず第一に、福島県の木村前知事ですな、まあ知事をやめられたので前知事になりますが、前知事が収賄事件でいま調べられている。田中前首相は、これは外為法違反で身柄を拘束されている。外為法違反と収賄容疑では収賄容疑の方が、これはいろいろな面でもっと重いものだと思っておりますか、そういう容疑がはっきりしているのかいないのかは知りませんけれども、木村前知事の調べ方は身柄を拘束して調べるのか、それとも逮捕状を用意した上で任意に調べているのか。私はち……
○小川(新)委員 私は、公明党の意見を盛り込みながら、代表して、この問題について御質問さしていただきます。 先ほど以来、この問題についてはあらゆる角度から御質問がございましたが、何といっても途中経過であり、いろいろと未解決な問題がまだまだたくさんある。いままで出てきた問題はほんの氷山の一角の中のまた一角であるという認識の上に立って、また党の立場というものもございますので、質問が、あるときには重複する場合もあり得るかもしれませんが、ひとつ御親切な御答弁を要求する次第であります。 まず私は、国民がこの問題をどのように受けているかという問題であります。三木総理は、こういった政治にまつわる、または……
○小川(新)委員 私は、きわめて短い時間ではございますが、地方財政と自動車排気ガスについて、総理並びに関係大臣にお尋ねいたしますが、四十五分の間でございますので、明確にひとつ要点をお願いいたしたいと思います。 最初に、自動車排気ガスの問題についてお尋ねいたしますが、いま総理のお手元にお渡しいたしました、私がつくった――昭和四十七年の十月五日に、環境庁が、大気の環境汚染の規制の中で、自動車の排気ガス規制というものを五十年、五十一年と二回に分けて行っていくんだ、こういうことで規制値を告示したわけでございます。で、四月十一日にアメリカのマスキー法一年延期という発表がありましたが、当時の三木環境庁長……
○小川(新)委員 まず、新大臣おめでとうございます。敬意を表します。 高度経済成長政策から低経済成長政策へ移行しつつあるところの日本経済の激動期の中で、地方行財政が非常に行き詰まっているし、またいろいろな面で前大臣からお引き継ぎもあったと思うし、またいろいろな面でお勉強をもうなさっておられるし、大臣個人のお人柄や識見、地方自治のいろいろな面で非常にお詳しいことも、私どもも先輩として聞いております。しかし大臣という大きな立場に立って物を発言するときには、個人の知識とかそういうことをさらに踏まえた上で、大きな責任というものがかぶさってくるので非常に発言が御慎重であり、検討中とかまた非常に無難な答……
○小川(新)委員 私は、きょうは一般質問でございますので、いろいろな角度から大臣にお尋ねしたいと思います。 最初に、最近問題になっております塾の問題できょうは少し地方公務員との関係で学校の先生のあり方をお尋ねしておきます。よろしいでしょうか。 現在、全国で約五万あると言われております学習塾については深刻な社会問題となってきております。去る三月十二日に文部省が発表した「児童生徒の学校外学習活動に関する実態調査」速報によりますと、小中学生五人に一人、二〇・二%、約三百万人が学習塾に通っているわけです。高校進学を控え、中学生は全体の三八%、都市部では二人に一人が通っているわけでございますが、その……
○小川(新)委員 私は、公明党・国民会議を代表しまして、ただいま議題となっております内閣提出にかかわる地方税法の一部を改正する法律案、新自由クラブ提出の修正案に反対し、日本社会党、公明党・国民会議並びに日本共産党・革新共同提出の修正案に賛成する討論を行います。 地方税財源の強化についてであります。三年連続して二兆円以上に上る地方財政の財源不足は、直接的には不況とインフレの長期化によるものでありますが、真の、原因は、地方税財政制度の構造的欠陥という根本的な問題にあることは言うまでもありません。 これまでもわが党は、税収と支出において国と地方とが逆転するという不合理な実態を是正すべく主張してま……
○小川(新)委員 時間がございませんから簡潔にお尋ねしますし、要点だけ御答弁いただきたいと思います。
警察宿の職務に協力援助した者に対する災害給付として、負傷または疾病が治っていない場合の廃疾に対する傷病給付制度を新たに今回設けることとした趣旨は何か、またその実施を本年四月一日からと急いでいるのは特に理由があるのか、その二点です。
【次の発言】 現行の協力援助法を見ると、すでに障害給付制度が設けられておりますが、この給付と今回新たに設けようとしている傷病給付とはまずどのように違いがあるのか、そして今回の改正では災害給付の種類として傷病給付を規定して、この給付の範囲、金額等に関しては国家公務員……
○小川(新)委員 私は、基地返還問題について、新処理基準案についていろいろとお尋ねいたしたいと思います。
五十一年一月の二十日に大蔵省の新処理基準案が提示されて以来、数々の関係市町村及び県――埼玉県だけでも関係市が六市ございますが、そのほか神奈川県、千葉県、群馬県、それから東京都、埼玉県、こういった関係市町村を合わせますと、相当な数になりますが、まず、この基地を持っております関係市町村の昭和五十年度の決算はどういう状況になっておりますか。
【次の発言】 大蔵省ではこの中で赤字になっている関係市町村をつかんでおりますか。
【次の発言】 大蔵省でも、自治省でもそうですが、本当に真剣になって地方公……
○小川(新)議員 私は公明党・国民会議を代表しまして、ただいま議題となりました人口急増地域対策等特別措置法案につきまして、提案理由とその要旨を御説明申し上げます。 人口急増市町村におきましては、短期間にかつ急激に増加する人口に対応して、義務教育施設、廃棄物処理施設を初め、良好なる市街地の形成を確保するために都市計画街路、公共下水道の整備等が緊急に必要となっており、この解決が現在地方公共団体の最も緊要な課題となっております。 しかしながら、これらの課題に対して政府は従来から若干の予算措置で対処しているだけであり、そのため地方財政を圧迫し、加えて昨今のインフレと不況の併存という異常な経済状況の……
○小川(新)委員 公明党の小川でございます。 簡単に先生にまずお尋ねいたしますが、三割自治の解消ということは長い間言われてきておりますね。地方制度調査会などもこれは年じゅう言われている問題なんです。ところが、どこからその手順をつけていいのか、またいま言ったような交付税法一つ見ても、制度の改正とか率のアップとかいうことで地方税法第六条三の二項に対する解釈がまちまちである。私どもはこういった問題をいつまでも不毛の議論として国会でもてあそんでいるもう余裕はないのだ。先ほどお聞きしたように、ギャンブルの問題などというものはもう非常に明確な問題になっておりまして、同じ地方公共団体の人口急増の東京都の中……
○小川(新)委員 私は、久方ぶりに大蔵大臣がおいでになりましたので、部分的な問題から聞いてまいります。 地方財政の大きな柱であります縁故債、この縁故債については、これはもう御存じのとおりでございますが、地方交付税の落ち込み分について、ことしは一兆三百五十億の縁故債というものが言われておりますが、最近銀行は非常にもうけ過ぎているのではないかという観点から、歩積み両建てとかまたは拘束預金や見合い預金、一般の金融機関に対してはこういう措置を講じてはならない、こういう大蔵省の通達がございますが、地方公共団体の財政の大きな柱でありますこの縁故債がどれくらい出ているかと申しますと、昭和四十八年で引受総額……
○小川(新)議員 ただいま議題となりました公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案に対し、公明党・国民会議を代表し、その提案理由と内容の大要を御説明申し上げます。 不況とインフレの長期化、地方行財政制度の根本的不備とが相まって、今日の地方財政はかってない深刻な危機に直面しております。 現在の地方財政危機を打開する道は、地方税、交付税などの一般財源の安定的かつ十分な確保を図るための地方財政の抜本的改革が必要であります。しかし、政府はこれらの抜本改革を行わず、地方債の増発、交付税会計の借金の増大など地方公共団体に借金を押しつける、その場しのぎの施策に終始してきたのであります。 地方債は後年度……
○小川(新)委員 私は公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております内閣提出の地方交付税法の一部を改正する法律案に反対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブ提出の地方交付税法の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成の討論を行います。 以下、その主なる理由を申し述べます。 不況とインフレの長期化及び地方行財政制度の構造的欠陥が重なって、いまや地方財政は昭和五十年度以来三年連続して二兆円以上もの巨額の財源不足を生じ、崩壊寸前の危機に直面しております。このような地方財政の実態に対し、地方交付税法六条の三の二項を発動し、制度の改正または交付税率の……
○小川(新)委員 私は、前回問題になりました成田空港の警備問題及び銃刀法の改正法案について御質問させていただきますが、銃刀法の問題につきましては和田君がやりますので、時間内、許された範囲内で成田空港の問題について御質問をさせていただきます。
まず、公団の方は来ておりますか。
【次の発言】 お名前は……。
【次の発言】 では副総裁にお尋ねいたします。
成田空港の開港の見通しについてお尋ねいたしますが、まずいつ一番機を飛ばすのか、これは年内なのかそれとも来年なのか。それから関係千葉県との問題、千葉県側はどういうことをいま空港や当局に陳情しているのか、そして千葉県とのネックは何なのか、そしてその……
○小川(新)委員 時間の関係で順序を変えて質問させていただきます。
最初に、警察関係へお願いいたしますが、交通局お願いします。
最近、ここ数年の交通事故、死亡者の数はどのようになっているのか。また、その事故原因は何か、そのうちのスピードの出し過ぎによるものはどれくらいか。
【次の発言】 交通事故が減っていくことに全力を挙げてもらいたいと思います。
その中で、スピードの出し過ぎ、スピード違反という問題は警察でも非常に力を入れて取り締まっている。これに対してもいろいろな意見があるわけです。ネズミ取りと称して、不意打ちをかけて取るということは非常にひきょう未練なやり方である、隠れていてひったく……
○小川(新)委員 私は、一般質問で通告の順に従ってやるつもりでございましたが、外務大臣がちょっと参議院の方に行かれておりますので、順序を変えまして、最初に公共事業の前渡金について建設大臣と公正取引委員会にお尋ねいたします。 政府は、不況対策として公共事業一本やり、これが景気の浮揚に一番効果がある、また効率が高まる、こういう予算の編成の精神でございますが、私どもも、これに対していろいろと注文はつけますが、この考え方に従っていろいろと御質問させていただきますが、この公共事業だけで地域業種の偏りを生ずる現在の不況の状況下では、一兆円減税をもとに行って不況を克服するという重大な事態になっているわけで……
○小川(新)委員 時間がありませんから、簡単にどんどん聞いてまいります。
最初に、日航の関係者にお尋ねしますが、いま日本航空が海外に行っております国際ラインの中で、ハイジャック防止に非協力な国またはハイジャッカーに寛容な国々、特にいま危険と思われる国々、飛行場を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 その十七空港の名前はいま言ってもらえますか。
【次の発言】 そうしますと、これは非協力、要するに寛容、要するにハイジャック犯に対して日航としては一番危険とマークされているところなのですね。
【次の発言】 その十七空港の中で、特に問題になるところを聞きたいわけです。そしてそれに対する対策、政……
○小川(新)委員 きょうは大臣がおいでにならないので、政務次官に主としてお尋ねしますが、何かの手違いで、たくさんお答えをいただく方がおいでいただいちゃいまして恐縮いたしております。お忙しいときでございますので、御答弁をいただいたらどんどん御退席をしてくださって結構でございます。どうも恐縮でございます。 最初に、東京都の財政の問題について二、三点お尋ねいたしますが、東京都はもう御存じのとおり、私がいまさら言うまでもなく、日本の首都であり、日本の顔であり、一地方自治体という見方から離れた、われわれ国会議員も、また政府当局も政党も注目しなければならない大事な、これは私たちのふるさとであるという認識……
○小川(新)委員 私は、昭和五十三年地方財政、地方行政の根本問題について若干お尋ねいたします。
まず大臣にお尋ねいたしますが、この大臣の所信表明の説明の中に「私は三十年という一区切りを経た今年を新たな出発点として、」とありますが、「新たな出発点」とは、政策的には一体何なんです。
【次の発言】 大臣が御就任になりますとどの大臣も決意というものは披瀝なさいまして、地方財政、行政に対する取り組みの姿勢については、加藤大臣がいまお述べになったような姿勢を必ずやお述べになりますが、今回は特に三十年という一区切り、そこで、政策的には何か。決意は結構でございますが、政策的には一体何を意味するのか、こういう……
○小川(新)委員 私は、円高対策に伴う日本銀行の地方税の減収についてお尋ねをいたしたいと思います。自治省、大蔵省にお願いいたします。 最近円が高騰いたしておることは御承知のとおりでございますが、一ドル二百三十円を割るか割らないか、非常に大きな関心を持って日本経済並びに世界経済が見詰めておる中で、日銀は全国三十三の支店を通じて地方銀行に資金を融資しております。地方自治体はまた逆に日銀に対して法人事業税、県税及び法人住民税、県民税と市町村民税を課税しております。昭和五十二年秋以来の急激な円高に対処するための日銀の運用によって法人関係税の課税対象を減額しております。結果的には税金のかからない国庫納……
○小川(新)委員 私は、公明党の意見を交えながらこの問題に対して御質問をさせていただきますが、関係者一同食事もしないで大変御苦労をかけておりますことは、私どもも同様でございますので、いましばらくのごしんぼうをお願いしたいと思います。 責任と反省についてまずお尋ねいたしますが、福田総理は四月三日福永運輸大臣、加藤国家公安委員長、安倍官房長官との四者会談を開き、成田空港の開港日を五月二十日、運航開始日を五月二十一日とすることを決めた。この五月二十日と決めた理由は、五月二十日にはあらゆる問題が解決し対策が講じられ、以後こういった不祥事件の起きる可能性が全くないんだ、安全に運航されるんだという決定的……
○小川(新)委員 最初に自治大臣にお尋ねいたします。 自治省は五十三年度の重点施策として、一つ、国と地方の税源の再配分、交付税を三二%から三八・五%に引き上げる、法人事業税の外形標準課税化を図る、公営企業金融公庫の改組、石油新税を交付税の対象税目に加えることなどを挙げておったのが自治省の重点施策であると私は認識しております。 そこで、どれ一つ満足に実現したものはない。その満足はいろいろありますが、そこに立ちはだかるものが大蔵当局であるということは何回ものこの委員会で――きょうは大蔵大臣がおいでですから、あなたの部下がいつもここへ来て自治大臣とわれわれの議論の中で聞いております。何一つ取り上……
○小川(新)委員 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となっております政府提出にかかわる地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対し、わが党を初めとして四党提出の修正案に賛成する討論を行います。 地方財政は、昭和五十年度から連続して四年間財源不足を生じ、その要因は、激動する世界経済の中で急激な円高不況、それに伴う税の落ち込みなど、多種多様にわたっていることをわれわれも認識し、国会でも議論してきたところであります。 しかし、交付税法六条の三の二項は厳然として法文化され、その趣旨とするところは、地方財政が引き続き著しく財源不足を生じた場合、交付税率の引き上げあるいは抜本的な地方行財政制……
○小川(新)委員 私は、幾つかの問題にしぼって質問いたしますが、お忙しいところをきょうは多数の答弁の方がおいでくださいまして、厚く感謝をしております。ありがとうございます。私一人のためにこれだけ来ていただいたこと、恐縮に感じております。 そこで、ストライキの問題でちょっとお尋ねをいたしておきます。 今次春闘、七八春闘と言われておりますが、その中で公務員、それから三公社五現業の公共企業体等労働者また民間、国民総ぐるみの春闘が行われているわけでございますが、私は特に全逓信労働組合のストライキの問題についてしぼってお尋ねをいたします。 今次春闘において全逓信労働組合がストライキを行った場合、検……
○小川(新)委員 私は、自動車問題について若干お尋ねいたしますが、もう多くの同僚、先輩の方方がやられておりますので、法案から少し外れますけれども、その取り巻く周囲の問題についてお尋ねします。 自動車は人類に大きな便益を与えているとともに、逆の面、大きな犠牲を強いていることも事実であります。交通事故は、日本は戦後、死者が三十五万人、二十四時間以内の死者が三十万人と言われておりますが、それがあとちょっとたちますと、三五%もそれにプラスされて死者がふえる。負傷者は一千二百万人以上。米国では、一八九九年から死者が二百万人以上になっておりまして、南北戦争以来の戦死者よりも多いと言われております。騒音、……
○小川(新)委員 昭和五十四年度予算のあり方について、大臣にお尋ねいたします。
福田総理は、長期にわたるこの不況克服のために、公共事業並びに減税という問題で、私どもの意見に対しては、公共事業の方を取り上げております。しかし福田総理は、この不況打開に当たっては、公共事業でもなし減税でもなし、第三の道を提唱しておりますが、福田内閣の閣僚の一員として、大臣は総理からどのような構想を聞いておりますか。これは昭和五十四年度予算にはどう反映するのか、また、この第三の道というのは地方公共団体にはどのような影響を与えるのか、お尋ねします。
【次の発言】 第三の道における地方公共団体の超過負担というものはどれ……
○小川(新)委員 警察関係は時間の関係できょうは割愛させていただきますので、委員長、お帰りを願いましたので御了承いただきたいと思います。 公明党の考え方、私の考え方をまぜながら少しお話をさせていただきますし、また御質問をさせていただきます。大臣は有能なる内務官僚としての御経験もございますし、また国務、国政全般にわたっての見識と博学の中で、大平内閣の重要な閣僚の一人であるという認識に立って御質問させていただきます。 昨年暮れの自民党総裁選挙に立候補したときの大平総理の公約の中には、はっきりと税財源、雇用機会、教育、文化機能を地方自治体に配分し、福祉などの行政機能も大幅に地方に移譲するというよ……
○小川(新)委員 私は、公明党の委員を代表いたしまして、大臣並びに関係当局に昭和五十四年度地方財政、特に税制についての御質問をするに当たりまして、まず第一番目に、昭和五十四年度以降生活不安、雇用不安、こういった問題をどう国が解決していくかという問題を最初にお尋ねをしたいと思います。 国内問題を解決するためにはどの程度の経済成長がまず必要なのか、これは後ほどの地方税法、地方の法人税収または個人の景気が地方税にどのようにはね返ってくるかという税収の面からいっても、労働問題からいっても、また雇用失業問題から見ても、また、ことしの六月に予定されております先進国の東京サミット、こういった問題も踏まえた……
○小川(新)委員 私は、公明党・国民会議並びに民社党を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。 不況に端を発した地方財政危機は年ごとに深刻化しておりますが、地方財政危機の根本原因は、戦後の高度経済成長中心の画一的な中央集権体制時代の制度、慣行に何ら手を加えないことなど構造的欠陥によるものであることが明白になってきております。これまでの中央集権体制は、過疎、過密、公害、人間疎外など幾多のひずみをもたらすとともに、住民の生活様式、地域に根差した伝統文化などがないがしろにされてまいりました。 今後は、……
○小川(新)委員 七〇年代から八〇年代の地方政治ということで、統一選挙が行われました。市長選、知事選、市議会議員選、町村会議員選、まあ数万の人が争ったわけでございますが、この統一選挙で各党各派また議員、皆一様に言っていることは、地方の中央集権化に対する分権、また、地方の行財政の再配分、それと東京都知事選挙における財政問題、これは大臣の所属なさっております自由民主党の議員の方もおっしゃっていますし、また私どもも言ったわけです。党派を超えて、皆一様に地方選挙のスローガンとして地方行財政の問題を言ったわけです。閣僚級の皆さんもそれぞれの立場でお話をしているのを私も聞きましたし、大蔵大臣としては、これ……
○小川(新)委員 私は、警察、消防に関連して、消防の中心的な問題といたしましてガス漏れ事故、これに対して二、三お尋ねします。
最近ガス事故が非常に多くなったことは、静岡県藤枝市の事故、東京都昭島市の事故、こういったものがいろいろございますが、まず原因は何か。それから同類の事故数は最近どのくらいふえておるのか。また藤枝市、昭島市事故の捜査状況はどうなっておるのか、これをまず警察にお尋ねしておきます。
【次の発言】 いずれの事故を見ましても、これは公共工事の関係によって生じている。われわれ都市に生活している者は、多数の人が集合している地域の中で、ある不心得者のガスの自殺、これがガスが漏れて引火し……
○小川(新)委員 私は二、三当面の問題についてお尋ねをいたしますが、まず第一番目に秋田市の国民健康保険税条例にかかわる訴訟問題について若干の質問をいたします。
国民健康保険というのは、もうこれは国民の大体八〇%ないし七〇%と言われているほどの加盟の中で国家的大きな推進の保険でございますけれども、この国民健康保険の料金を取ることそれ自体が税なのか料金なのか、これは定義的には一体どちらなんでしょうか。
【次の発言】 料で取るも税で取るもお金を払う側にとれば支出をすることには変わりはありませんけれども、料金と税金では本質的に違うのではないでしょうか。これは法的にはどう違うのでしょうか、法制局にちょ……
○小川(新)委員 大臣は、地方行財政に非常に明るいし、専門家でございますから、歴史を聞くとすぐ昔のお話が出てまいりますので、私もその点は非常に尊敬しております。地方制度調査会の歴史も御存じであろうし、また地方制度調査会の権威、地方制度調査会とはどういうものであるかということをいまさら私がるる述べるまでもなく、これは総理大臣の諮問機関であり、十七回の答申を昨年九月に行いまして、総理も七月の何日かに御出席をなさいまして、地方制度調査会のわれわれに対してごあいさつをいただいたわけでございます。それでございますので、歴代十七回答申をした中で、行財政を改革しなければならない、中央集権を改めなければならぬ……
○小川(新)委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となっております地方交付税法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。 その第一は、当初予算における税収の過小見積もりは、意図的とまでは言わないまでも、財源隠しの疑惑を抱かせるものであります。 今回の補正予算一兆九千九十億円に伴う地方交付税の追加額は六千三百九十二億円となっております。五十四年度の経済が政府の見通しに近い数値で推移したことから見ましても、二兆円もの税の増収を生じたことは、当初における税収見込みを過小に低く見積もったと言わざるを得ないものであります。 これは、昭和……
○小川(新)議員 ただいま議題となりました地方公共団体の超過負担の解消に関する特別措置法案につきまして、公明党・国民会議を代表いたしまして、提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 現行の国庫補助負担金制度は、地方公共団体の事務の大半を占めており、これに伴って生ずる地方公共団体の超過負担は、公共住宅、学校、保育所、ごみ処理施設等の生活環境施設関係の事業や農業委員会、保健所等の人件費に対する補助負担金に見られるようにその額は、年々膨大となり、地方六団体を初め各地方公共団体から超過負担の解消を求める声が著しく高まっております。にもかかわらず、政府はきわめて限定された国庫補助負担事業に対して若……
○小川(新)委員 質問通告に従ってやりますけれども、河川関係の答弁者が早くお帰りになるようでございますので、順序を繰り上げて質問させていただきます。 まず最初に、財政問題を論ずるに当たりまして、地方税法、交付税法、これは特に毎回本委員会にかかっておりますので、真新しいことと言ってはおかしいのでございますが、いつも月並みな同じような法律案改正というそしりを免れるためにも、斬新な抜本的な法案の改正という問題をこれからわれわれは期待しつつ御質問させていただきますとともに、私の後で細かく吉井君が質問いたしますので、財政に少し触れて、交付税の質問よりちょっと枠が外れますけれども、御容赦いただきたいと思……
○小川(新)委員 せっかくお忙しい中を大蔵大臣には当委員会においでくださいまして、交付税、地方税、地方財政全般にわたって大蔵省との絡みの中で御質問するわけでございますけれども、私はあえて今日的な問題の中からいろいろとお聞きしながら、地方財政との関係をお聞きしたいと思っております。 特に、ただいまも細谷先生からもいろいろ細々と地方交付税、六条の三の二項についての御見解、それに対する大臣の反論等もございましたので、私もこの問題については質問する予定でございましたが、細谷委員からより詳しく御質問がございましたので、割愛させていただきます。 まず最初に、地方財政、行政の全般の不況前線と申しますか、……
○小川(新)委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となっております政府提出法案に反対、野党四党共同提出の修正案に賛成の立場から、討論の論旨を進めてまいりたいと思います。 激動する八〇年代は、政治、経済のひずみを正し、中央集権的行政の改革を推進し、福祉国家建設へ向けて新たなステップを踏み出すべききわめて重大なときであると考えております。 しかるに、今日の政治は、KDDを初め一連の政治の腐敗、綱紀の紊乱が相次いで表面化し、大平内閣に対する政治不信はつのる一方であります。現在、政治の果たすべき役割りは、これらの政治、行政の姿勢を正すとともに、公平と納得と希望を与える政治でな……
○小川(新)委員 銃刀法、また銃砲という中での砲、これは何ミリから言うのですか。
【次の発言】 二十ミリから砲と言うのですね。それは自衛隊が言っている機銃とはまた違うのですか。銃という感覚とはまた違うのですね。
【次の発言】 わかりました。それはまずはっきりさしておきたいと思います。
長官、これはちょっとお聞き苦しいと思いますけれども、本件が委員会で審議中、まことに遺憾な大阪府警の四条畷署の中野派出所で起きた拳銃盗難事件、これは最初の新聞報道によりますと不可抗力の盗難事件であるというふうになっておりましたけれども、居眠り中である、とられた巡査長が居眠りをしておったというような報道がありますが……
○小川(新)委員 最初に私は、きょうはわざわざお忙しい中をおいでいただきましたが、外務委員会の立場から聞きたいのですが、外務政務次官にひとつお願いしたいと思います。 簡単にお聞きしますが、本委員会は、科学技術すべてが平和に利用されなければいけない、戦争に使ってはいけない、こういう前提に立っての私たちの一貫した信念を持った委員会でございます。 そこで、過日イラン・イラク戦争においてイラク側が使用したと伝えられる毒ガス兵器によって負傷をしたイランの兵士が二名、ないしそれ以上おりますかどうかは知りませんが、私の知るところでは二名、我が国の医療の最新技術を使って治療したい、また世界にこのことを知ら……
○小川(新)委員 最近の科学技術の目覚ましい発展に伴って、開発、研究、利用という分野に分かれて、今少し混乱が起きているのではないかという考えすらするわけでございます。科学技術庁が主管とし本委員会が主管とする問題は開発であり、研究である。その後の利用については、それぞれの省庁またはそれぞれの機関、産業団体等の分野においてこれを利用していくのは当然だと思うのでございますが、そこにおいて、我々がその主体である研究開発が誤った方向に利用されたり、またはそのことによって無用な混乱を巻き起こしたり、そこにはメリットとデメリットが交差し、産業界の思惑等々、またこの間のVANのように郵政省と通産省の争い、こう……
○小川(新)委員 私は、日本原子力研究所労働組合第四十五回臨時大会、衆議院科学技術委員会委員長大野潔殿あての要請書を手元に持っておりますけれども、この問題について我が党及び各党の委員に要請がございます。民主主義のルールに従って、陳情、請願、国民の要求を国会が取り上げる、本委員会にこの問題をいろいろと審議をしてくれという希望に対してまことに当然と思いますので、二、三この問題について関係局長及び長官にお尋ねするものでございます。 委員長大野潔殿は我が党の所属でございますので、そういう立場に立ってもこの委員長あてに来ました問題について、私は私なりに御質問させていただくものでございます。 その文章……
○小川(新)委員 きょうは、三人の御先生方お忙しいところをありがとうございました。 まず小出先生にお尋ねしますが、先生の御持論であるその反対の中で、事業団の体質論というものが出ておりました。これはまことに、技術者としてまた科学者として非常に厳格な物の見方の中で、事業団がどういう体質のために、そのボタンの一つのかけ違いが、今日の日本原子力船「むつ」の実験船としての使命を達し得なかったという最大の責任がその事業団の体質の中にもし含まれているものであるならば、これは我々政治を担当する者としても聞き逃すわけにもいかないし、見逃すわけにもいかないわけでございます。その点、まず率直な御意見をもう少し明快……
○小川(新)委員 これだけ活用とか利用に広範囲にわたってまいりますと、副作用の面も出てくるし、公害の面とかそういうトラブルが出てくるのじゃないかと思うのですね。ある公共団体では、このレーザー光線によるところの宣伝広告等については、他の宣伝広告及び交通の問題とかいろいろなふくそうしている人間社会における副作用があるので、こういうものを使うことを禁止しているところもあるやに聞いているわけです。こういう問題をどうこれからコントロールしていくかという問題が非常に大きな問題になってくると思うのですね。この点についての御見解が一つ。 それからもう一つは、切断とか穴あけ、これは鉄だと思うのですが、こういう……
○小川(新)委員 経済的な問題でちょっとお尋ねしたいのですけれども、マンガン団塊だとかこういう資源ですが、これは調査、探査されてそれぞれの分布状態とか資源の量だとか、こういった問題がだんだん明確になってまいりますと、国及び企業、特に企業ですね、これらが相当食指を動かしてくると思うのですが、現在ではそういう企業がこういった資源に対してどのような活用をし運用をしているのかという点が一つ。 二番目は、先生がこれから、日本の今後の問題としてフランスやイギリスと共同開発をする計画、一体どこを一番精力的に探査し調査をしていきたいのか、それはどこの国と提携をすることが一番有効的であるのか、日本独自でやれれ……
○小川(新)委員 今、日本の科学技術、原子力問題において世論が全く分かれておる中で、「むつ」問題は大きな政治問題化しておることは御案内のとおりであります。そういう時節柄、八月三十日という原子力船「むつ」の存廃にかかわる大切な時期に、本委員会委員長は特別な御配慮をいただき、遠く青森県の副知事並びにむつ市長さんを本委員会にお招きをいただき、我々委員の忌憚のない意見を、また質問をこの場においてお与えくださいました委員長にまず御礼を申し上げるとともに、遠いところをお運びをいただきました両先生には大変御苦労さまでございます。逐次、時間がございませんが、簡単に質問させていただきます。ダブるところもございま……
○小川(新)委員 本日は、委員会また理事会の申し合わせによりまして「むつ」問題に絞って質問ということでございますので、私はその範囲の中に従って質問させていただきます。 前回は、当委員会委員長の温かい御配慮によって、むつ市長並びに青森県副知事をお迎えいたしまして、関係者の立場に立っての質問をさせていただきました。きょうは、そういう面を踏まえた上でひとつよろしくお願いする次第でございます。 御案内のとおり、我が国の原子力船の研究開発は、昭和三十八年八月に発足した日本原子力船開発事業団、現在は日本原子力船研究開発事業団でございますが、日本の原子力船第一号の「むつ」は、昭和四十九年の試験航海運転直……
○小川(新)委員 ではひとつ簡単にお伺いしますが、お聞きしていまして、夢があり希望があり人間により近づくということになりますと、人間であれば、労働をやれば労働三法があって保護されていくわけですね。ところが、ロボットがその範囲の中にどんどん食い込んできて人間に取ってかわるような時代が来る。これは費用の問題、また技術の問題等ありますから今すぐというわけではないでしょうけれども、将来のそういう夢につながっていく問題、これはあくまでも人間の作用によってそういうものが善にも悪にもつながっていくわけですね。これが軍事用に使われたり人間を破壊するような場面に使われたりすれば悪になっていくわけですが、こういう……
○小川(新)委員 大変暑い中を御苦労さまでございますが、第百一特別国会もいよいよ終盤間近になってまいりました。そこで、当委員会では精力的に科学行政全般にわたって、また過日は法案を一本上げました。そういう中で、委員長の御配慮によって、あらゆる分野の学者諸先生方の御意見を聞きながら、私も短い時間ではございましたが、当委員会にあって非常に有意義な勉強をさせていただいたことを、まずもって感謝をしている次第でございます。 そこで、この短い期間ではございましたが、ほんの氷山の一角と言われればそれまででございますが、私の経験した、また勉強し得た中で感じましたことを織り込みながら、この委員会並びに科学技術行……
○小川(新)委員 まず最初に、日ごろ竹内国務大臣においては、科学技術の振興に御健闘いただいておりますことに敬意を表する次第でございます。 前回、私も当委員会の理事として、委員としていろいろと勉強させていただきましたし、現在は鳥居委員長のもとで委員会がスムーズにいっていることは慶賀にたえませんが、きょうは宇宙開発問題一点に絞ってお話しさせていただきたいし、また質問させていただきたいと思っております。 宇宙開発は、単に長年の宇宙への夢とロマンを実現する手段としてのみではなく、既に気象衛星、通信衛星あるいは放送衛星として、好むと好まざるとによらず我々の生活の中に深いかかわりを持ってきていることは……
○小川(新)委員 きょう初めて質問させていただきますが、長いこと環境行政また日本の国民の生命と健康を守る立場に立って環境庁の果たしてきた役割、また今後の御努力に心から敬意を表して質問させていただきますが、新聞報道によりますと何か東京湾に異臭が漂って非常に沿岸住民が迷惑をしている。吐き気を催した、また一一〇審とか緊急の電話が殺到しているそうでございますが、その原因等についてはお調べがついたのかどうか。またその公害問題についてはどのように対処なされるのか。これは突然で通告してないのでございますが、環境庁としては当然掌握していると思いますので、これは緊急の問題でございまして通告をいたさなかったことは……
○小川委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま、委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。もとより浅学非才でございますので、何分よろしくお願いをする次第でございます。 本委員会には、皆様も御案内のとおり、人命尊重を基本理念といたしました総合的な交通安全対策を推進するという重大な国民的使命がございます。特に、近年交通事故が増加の傾向にあり、これを抑止し、さらに減少に転じさせるため、より一層の努力が望まれております。御経験豊かな委員各位の御支援、御協力を賜り、微力ではありますが、円満なる委員会の運営に努めてまいる所存でございます。 何とぞよろしくお願い……
○小川委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、ただいま理事が二名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
関山 信之君 及び 坂井 弘一君を指名いたします。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、交通安全対策の基本施策について、関係大臣からそれぞれ所信を聴取いたします。古屋国家公安委員会委員長。
○小川委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本鉄道建設公団理事沼越達也君及び松尾昭吾君の出席を求め、意見を聴取することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高村正彦君。
【次の発言】 次に、永井孝信君。
【次の発言】 次に、上野建一君。
【次の発言】 次に、森中守義君。
○小川委員長 これより会議を開きます。
道路交通法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。太田誠一君。
【次の発言】 次に、関山信之君。
【次の発言】 次に、永井孝信君。
【次の発言】 次に、木内良明君。
【次の発言】 次に、伊藤英成君。
【次の発言】 次に、辻第一君。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
地方行政委員会との連合審査会において、道路交通法の一部を改正する法律案の審査のため、参考人から意見を聴取する必要が生じました場合、参考人より意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○小川委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、道路交通法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。太田誠一君。
【次の発言】 次に、上野建一君。
【次の発言】 きょうは見えておりません。
【次の発言】 長官はいます。
【次の発言】 次に、沢田広君。
【次の発言】 次に、玉置一弥君。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 次に、辻第一君。
【次の発言】 次に、永井孝信君。
【次の発言】 先刻の沢田広君の質問について、行政不服審査権を定めた精神を十分配慮し対応するよう、前向きに検討いたさせます。
これにて本案に対する質疑は終局いたしました。……
○小川委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として新東京国際空港公団総裁秋富公正看及び日本道路公団理事戸谷是公君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、昭和五十九年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況並びに昭和六十年度において実施すべき交通安全施策に関する計画について説明を聴取いたします。岸田総務政務次官。
○小川委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本道路公団理事加瀬正蔵君及び大久保一男君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上野建一君。
【次の発言】 次に、沢田広君。
【次の発言】 次に、伏屋修治君。
【次の発言】 次に、辻第一君。
○小川委員長 これより会議を開きます。
本委員会に参考送付されました陳情書は、シートベルト着用の法制化に関する陳情書外四件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨、議長に申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合、今国会設置いたしました自転車駐車場整備等に関する小委員会は、閉会中もこれを存置し、調査を説けることに御異議ありませんか。
○小川委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件、日本航空ボーイング747型機墜落事故に関する問題について調査を進めます。
この際、去る十二日、日本航空一二三便の航空事故でお亡くなりになりました方々に哀悼の意を表し、御冥福を祈り、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立をお願い申し上げます。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 次に、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。本件調査のため、本日、参考人として日本航空株式会社代表取締役社長高木養根君、同じく専務取締役平沢秀雄君及び同じく常務取締役川野光斉君の出席を求め、意見を聴取……
○小川(新)分科員 建設大臣にまずお尋ねいたしますが、時間がありませんので、端的に答えていただいてけっこうです。
河川敷の開放についてまず第一点お尋ねいたしますが、都市計画の中からも、また最近の都市問題からも、都市に緑がない。公園が非常に不足しておるわけです。その点につきまして、建設省では大都市周辺の河川を開放して国民、県民のいこいの場を与えようというので、昨年通達が出ております。これを東京の荒川、多摩川、江戸川だけに限らず、関西の、大阪の大都市周辺の河川にも適用する考えはないのか、この点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 具体的には淀川とかその他の河川に適用するわけでありますが、その……
○小川(新)分科員 大臣にお尋ねいたしますが、最近の大学問題は、これは御承知のとおり非常な大きな問題で世論も大騒ぎしております。また私ども父兄も、また社会のそれに携わるすべての人たちが、この成り行きを注目しております。大臣の努力も多といたしております。大学問題がこうなっていったという要因を、中学校または高校という問題もこの際大臣は考えなければならぬのではないか。最近の一連の大阪府立の茨木高校とか東淀川高校ですか、これらの卒業式における不祥事件、これらに対しても、大臣ももう御承知のことと思いますが、まずこれについて大臣のお考えをお尋ねいたします。
○小川(新)分科員 大臣にお尋ねいたします。住宅建設五カ年計画は六百七十五尺政府施策住宅が二百七十万戸民間が四百万戸でありますが、そのうち公営住宅は四十四万戸であります。私は、都営または県営または市町村営、これらの公営住宅が五カ年計画で達成できないというまことにショッキングな結論がきょう一つの事例から発見されました、そのことにつきましてまず大臣にお尋ねするものであります。 本日の新聞によりますと、東京都の都営住宅用として東村山の恩多町一丁目にある十六万四十三平方メートルを昨年六月以来都の住宅用地係が地主と交渉して買収を進めようとしておりました。ところがこの十六万平方メートルが業者のつけ入ると……
○小川(新)分科員 大臣にお尋ねいたしますが、児童手当のことで一点、二点お尋ねいたします。
最近、児童手当の実施がおくれておるので、地方がやっておるところが数あることは御承知であると思うのですが、御承知であるということを前提にいたしましてお尋ねするのですけれども、これらの地方財政の逼迫している市町村に対して、児童手当を行なっている府県に対して、何らかの援助を与えるお考えがあるでしょうか。
【次の発言】 これらの市町村が児童手当を実施していることは好ましいことであると思いますか。
【次の発言】 好ましいと思うか、好ましくないと思うか。
○小川(新)分科員 公明党の小川であります。
大臣にまずお尋ねいたします。昨日終了いたしました日韓議員懇談会、これは非常にいろいろな問題をはらんでおりますが、これは一体どういう性格で、まただれが主宰したのか、またどのような目的で行なわれたのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 確かに政府の主宰ではない、関することではないとは言いますけれども、これには私どもの先輩であるところの賀屋さん、こういった自民党の長老格の方がいらっしゃいます。そういう中で、これらの方々の発言というものは、相当に政府の意向というものも伝えていると考えてもよろしいかどうか。また当然であると私は思うのですが、特にこういった点……
○小川(新)分科員 先ほどから公明党・創価学会の教育問題で、いろいろと大臣には御心配をおかけしておりますが、私はその立場とは逆に、何もそのつら当てにこの質問をするわけではございませんが、教育の問題にはいろいろと配慮をしていかなければならぬ国民の一人として、お尋ねしたいのであります。 最近、二月の二十日に京都に起きた事件でございます。御存じのとおり、京都はいま知事六選問題をめぐりまして、蜷川現知事の選挙問題で相半ゆれ動いております。事前運動等もお互いに相当激しいものがあって、忠告を受けておりますが、まことに遺憾な事件が一つあります。それは京都のある学校で、小学校二年生の生徒を使って蜷川さんの選……
○小川(新)分科員 大臣にお尋ねしますけれども、昨日の厚生大臣の諮問機関である児童手当審議会の経過は御存じですか。
【次の発言】 時間がありませんから……。わかりました。
この答申は、大臣もきょうは新聞でごらんになっておると思いますが。私はそれは了解しておきますが、八月答申は無理ではないか、こういう見解が出ておりますね。それはいろいろと理由があります。こまかいことはまた専門委員会、この委員会でお尋ねするといたしまして、一言にして言うならば、財界は金を出さない、この児童手当のお金を出し切れないのだ、こういうふうに煮詰めれば言えることなんですね。そこで大臣、わが党の矢野書記長の質問に対して、十分……
○小川(新)分科員 自衛隊と地方公務員との関係についてお尋ねいたします。
最初に、市町村の技術者の充足関係はいまどのようになっておりますでしょうか。
【次の発言】 大臣、ただいま御答弁があったように、市町村の技術者に対しては、非常に困難になっておるそうでございますが、それに関して自治省では市町村に対してどのような配慮、対策等をなさっておりますでしょうか。
【次の発言】 これは現に埼玉県の東秩父村ですか、に起こった件なんでございますが、今回、技術者が、いま御答弁があったように非常に不足しておる。そのために集まらない。そのために村の採用試験に仮採用をさせて、技術を習得させるために自衛隊に入隊させ……
○小川(新)分科員 最初に大臣にお尋ねいたしますが、今回農地法、農協法の改正が出ております。私はこういう問題はしろうとでございますので、あまり詳しいことを論ずる資格はありませんけれども、そういう素朴な質問の中から大臣にお尋ねするのであります。 農協の問題ですが、農協法第一条の「農民の協同組織の発達を促進し、以て農業生産力の増進と農民の経済的社会的地位の向上を図り、併せて国民経済の発展を期することを目的とする。」「以て農業生産力の増進と」とございますが、こういうふうに先祖代々からの農地を農業政策の中から農協に売り渡し、また農協はその土地を他に転売するようなことがこれからできるようになってまいり……
○小川(新)分科員 私は外務大臣に未承認国への日本の渡航問題また旅券の交付問題に関係して一点、それから原子力のウラン問題について一点。二点お尋ねいたします。
最初に、外務大臣にお尋ねいたしますが、昨日の午後四時五十分ごろから首相官邸で重要な会議が、小林法務大臣、保利、木村正副官房長官の間に行なわれたことを知っておりますか。
【次の発言】 私はなぜこの問題を提起したかと申しますと、これは重要な、いま外務省で検討しております、また外務大臣がおっしゃっておるような未承認国への渡航自由化問題について、実は固めておられたということを、この新聞のほんの片すみに出ていることをお尋ねしているわけです。「政府……
○小川(新)分科員 大臣に一言最初にお尋ねしたいことは、小笠原の復興の暫定措置法がことしの六月で時限立法で切れますが、一体これはどういうふうにお考えになっておりますか。――では、その問題はあとでけっこうです。時間がありませんから……。 都市計画法に規定する市街化区域内の農地に対する固定資産税及び都市計画税の適正化をはかることはいろいろと問題になっておりまして、土地対策問題上、市街化区域内における農地の固定資産税というものはどのように大臣はお考えになっているか。また、この問題は前国会の予算の総括質問に私が大臣に尋ねたときに、御検討を賜わる。――聞くところによりますと、私、当該委員会でございませ……
○小川(新)分科員 経済企画庁長官にお尋ねいたします。 二月四日の衆議院予算総括質問に、私が水の問題を取り上げて、水質汚濁の問題で厚生大臣及び大臣にお尋ねしたことは御記憶に新しいことなので、カシンベック病の問題についてお尋ねいたしますが、経済企画庁で立てられた水質基準の問題ですが、大臣、水道三級はBOD〇・五PPM以下ということをお定めになったのはおたくのほうなんですが、大腸菌が十ミリ五千以下。ところがこの間の予算委員会の総括で私がデータを示してお聞きしましたね、非常に多摩川が濁っておる、そしてカシンベックの疑いもあり、取水をとめておる、こういう問題がありますが、昨日、東京都の玉川系水道水質……
○小川(新)分科員 沖繩返還後の基地の貸与の問題につきまして若干お聞きします。私専門委員でございませんので、理解の浅い点も多々あると思いますが、防衛庁長官の御理解ある御答弁をひとつお願いしたいと思うのでございます。 去る十六日の沖繩特別委員会で愛知外務大臣は、この沖繩返還後の沖繩基地の貸与の問題につきましてどうかという質問に対して、ラスク・岡崎交換公文のような継続使用はしない、また特別措置法の適用をしたくない、また小笠原返還の際の暫定特別措置法のようなものを適用しないで、あくまでも地主との個別契約を結んでいくんだというようなことを基本的に発表なさっております。このことについては、私当該委員会……
○小川(新)分科員 まず大臣にお尋ねいたします。お断わりしておきますが、私当該委員ではありませんので、いろいろとしろうととしてお尋ねしますので、ひとつ懇切にお願いしたいと思います。時間がございませんので、答えは簡便な中にも要領よくお願いしたいと思うのです。 第一番目は、去る二十日の朝アメリカ全土に流されました核攻撃警報非常事態の誤報が出たのでございますが、これは誤報で済んだのでございますが、ボタン戦争の恐怖というものをまざまざと見せつけられたわけでありまして、当然いろいろな反響を呼んだわけです。この原因は、米陸軍省管轄の全米非常警戒センターで担当官が間違えて、非常事態用のテープを送信機にかけ……
○小川(新)分科員 東北新幹線並びに上越新幹線の問題については、多くの議員から質疑がありました。私も地元埼玉並びに福島県の問題について二、三問題がありますので、ダブっている質問かと思いますが、お聞きさせていただきたいと思います。
まず、埼玉県新幹線対策協議会というのが発足しておりますが、この協議会については大臣どのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 この協議会には、私ども代議士も顧問として招請されております。この対策協議会が中心になって県内のトラブル、国鉄の問題等については発言権を与えられている正式の対策協議会と理解してよろしいですか。
○小川(新)分科員 私は、医療行政の根本問題が今国会に法案としても提出されておりますし、いろいろな面でいま問題になっております医療問題について大臣に二、三点お尋ねしたいと思うのであります。 特に、埼玉県越谷の問題を大臣に指摘いたしまして、この問題についての根本的なメスを入れるとともに、解決をはかっていきたいという大きな希望に立って御質問をいたしますので、どうかひとつ、追及とかそういう意味でない立場に立っておりますので、善処をはかっていただきたい、こういう要求もあわせてお願いしながら質問いたします。 埼玉県は御存じのとおり、人口が年間二十五万人もふえております人口急増地帯であります。特に埼玉……
○小川(新)分科員 最初に、新全国総合開発計画の手直しまたは総点検、または新々全国総合開発計画を策定する意図があるかないか、この点についてお尋ねいたします。
昨年の末に国土総合開発審議会が佐藤総理に新全総を全面的に見直すように提言いたしておりますし、新全総の再検討が必要であると伝えられておりますが、これはただ単なる新全総の衣がえ、一時的手直しであるのか、または抜本的な新々全総を策定するという意味なのか、この点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 そうしますと、確認いたしますが、四年たった今日、新しい新全総をつくる意思はないけれども、総点検を踏まえた上で、大幅な手直しをしながらこれを発表す……
○小川(新)分科員 市街化区域の農地の宅地並みの課税については、いろいろな方々から、いろいろな角度から御質問がありましたようでございますので、私はこれを省略させていただきますが、
一点、二点、私思うことがございますので、私の意見を交えて言わしていただきますが、当初、都市計画法によるところの市街化区域の面積は、大臣、自治省では幾らに考えておったのですか。
【次の発言】 大臣、その八十万、これは大臣にお答え願いたいのだが、その八十万ヘクタールが現在百二十万ヘクタールに拡大した。これについての見解ですね、自治大臣としての見解を聞きたい。
【次の発言】 私は自治大臣に、都市計画の問題として聞きたかっ……
○小川(新)分科員 私は、国有地を第三者に無償で貸し付けた件についてお尋ねしたいと思います。 この件につきましては、同僚の新井君が予算委員会で触れておりますが、場所は名古屋市千種区の平和公園四十七万二千二百六十二平方メートルの中にあるクレー射撃場九千七百三平方メートルであります。これは、昭和二十六年十月に、名古屋市の要請によりまして、大蔵省が公園緑地として名古屋市へ無償で貸与したわけであります。この土地は、昭和二十五年に愛知県で第五回国民体育大会が開かれた際、クレー射撃場が設けられたので、名古屋市では、そのまま愛知県クレー射撃協会に同地を無償で又貸ししたという件であります。これは一体、大蔵省……
○小川(新)分科員 去る昭和四十五年十月の「日本の防衛」と題する、いわゆる防衛白書を政府は発表しておりますが、これは中曽根防衛庁長官時代のものであります。内容についてはいろいろ批判がありましたけれども、国民の前にわが国の防衛についての一つの資料を提供したという意味においては評価もあります。 そこで、国際情勢も大きく変化し、また、第四次防衛予算の先取り問題やシビリアンコントロール問題、立川移駐等々、国民の不信は最近高まっております。そのような政府の施策が相次いでいるなかで、この際、江崎長官の時代においても、新しい時代感覚を盛り込んだ防衛白書を提出すべきではないかと私思っておりますが、この点につ……
○小川(新)分科員 私は大臣に沖繩の那覇空港のP3撤去のことに関して一言お尋ねしたいと思います。 このことは大臣も総理もかねがね五月の十五日までには沖繩の那覇空港は完全な状態で返還をなされるということを私聞いておりましたが、今回の暫定予算の関係上、撤去費がもしも出ないということになりますと、当然これはP3Bが残るということになる。きのうも私この委員会で防衛庁長官にこの問題をお尋ねいたしました。当然この問題については、大臣が計画なさっていた時点とだいぶ変わってまいりましたので、これは遺憾なこととは思いますけれども、大臣の国民に対してのいままでのお約束、これについて、今回の問題とあわせてどのよう……
○小川(新)委員 私は、埼玉県に住んでおりますが、新幹線は埼玉県でいま重大問題になっておりまして、先ほどから同じような御質問がありますけれども、あえてお尋ねする次第であります。
御存じのとおり、埼玉は上尾事件等々、非常に人口急増地帯でございます。通勤問題で国鉄はどのような御計画があるのか、まずお聞きしたいのでございますが、現在大宮から東京まで三複線というのはよく存じております。そこで新しい通勤対策を盛り込んだ通勤新線というものはいまお考えなんですか。
【次の発言】 そういたしますと、新幹線の問題を切り離して、埼玉県知事から要求があり、埼玉県住民から要求があれば新線はつくっていただけますか。
○小川(新)委員 私は、地方行政委員の立場から若干お尋ねいたしますけれども、何ぶんにもしろうとでございますので、質問に不穏当なところがあるかもしれませんが、御容赦をいただいて御質問させていただきます。
最初に、「国民年金のお知らせ」ということが各都道府県、市町村に配付されておりますが、そういうものは国でPRをするように指示なさっておるのですか。
【次の発言】 そうしますと、政府のPRというものが各県、各市町村、地方公共団体に対して強制的にそういうものをしろというのではなくて、任意にそういうことをPRしていくというふうに理解していいのですか。
○小川(新)小委員 私は、基本的な問題でわからないことがちょっとあるのですが、市街化区域内の山林ですね。これはやはり常時肥培管理しているのですか。山林はそういう定義をつけて農地として見ていくのですか。
【次の発言】 そうすると、私は、山林がちょっとおかしくなってしまうと思うのです。ほんとうに緑化に貢献している山林は――何もそういうことをしないで、菜っぱや何かまいているほうが緑化に貢献しているとみなす、これはおかしいじゃないですか。そういう点では、都市化の中に緑と木があって、そういう小さな林があったとしたら、それをいつまでもそうしておきたいというなら、それも農地並みに見てあげたらいいじゃないです……
○小川(新)分科員 車の問題で環境庁長官にお尋ねいたします。 現在わが国の公害問題は多岐にわたっておりますが、特に私は車の問題が非常に大きなウエートを占めていると思います。環状七号線及び東京都内は言うに及ばず、いま非常にこの排気ガスの問題が、社会的問題をもう通り越して、政治的問題になっておることは言うまでもありませんが、アメリカのマスキー法では、一酸化炭素CO、炭化水素HCについては一九七五年から新車の規制基準も一九七〇年型車の十分の一以下といたしておりますし、窒素酸化物NOxについては一九七六年から一九七一年型車の実測値の十分の一以下と規制されております。わが国は今後の車の排気ガス規制をど……
○小川(新)委員 私はこの問題は大きな問題が含まれておると思いますが、第一点に、都市問題と当該地方公共団体の持てる固定資産税の問題、そして農業問題、これがミックスしていま混乱錯綜しているところに問題が起きておると思うのです。 そこで、まず建設大臣にお尋ねいたしますが、都市計画法というのは三大都市圏だけに限るものではない、これはもう御存じのとおりです。そういたしますと、生産緑地の定義をこの都市計画法上に入れるとすると、三大都市圏以外にもこういった生産緑地という問題が出てくる。それと固定資産税の宅地並み課税とはどう関連が出てぐるかという問題が出てきます。そこで私は、農地の宅地並み課税というものは……
○小川(新)分科員 きょうは運輸大臣のおられるところでちょっとお尋ねしたいのでございますが、蒸し返しのような話になりますので恐縮なんでございます。過日、通産省の商工委員会で問題を取り上げました自動車点火装置の問題についてお尋ねしたいのであります。 この問題については、自動車工業会また自動車販売会社、こういった問題で、御存じのとおり昨年の五月一日から排気ガスの取り締まりの範囲が広がったわけです。一酸化炭素や窒素酸化物、それから炭化水素ですか、HCですね、これの問題について基準が改まったわけです。その許認可の問題について私が追及いたしましたところが、免許、許可制度について運輸省のやり方はずさんで……
○小川(新)分科員 ただいま私がこれから質問いたしますことは、非常にデリケートな、青少年の、特に義務教育者のタレントの問題になりますので、大臣、そういう問題でございますので、名前はあえて申しませんし、個々の名前は御答弁の中に入れないでいただきたい。これをまずお答えの前に私のほうで御注文を出しておきます。これは、将来ある若い人たちに傷がついてはならないし、またいろいろなそういう問題は社会的に指導的立場に立つ私たちおとなの任務でもございますので、まずこの点をはっきりさせてから申し上げたいと思います。 最近、テレビ、ラジオ番組に若者のアイドルとして若いタレントが数多く活躍しております。しかし、その……
○小川(新)委員 住宅公団がいま現存している中で、土地問題や住宅問題という問題についてはそれ相応の成果を上げておる中で、新たに宅地開発公団を設けて大きな開発をやるということでございます。 私は一点だけお聞きしたいことは、こういう考え方は私ども確かに持っておったことがございます。私も、日本列島が高度に成長しておるとき、土地が高騰しておるときには、住宅公団と、宅地開発公団とは申しませんが、それに類似したような機能を分けて、住宅問題と取り組まなければならないんじゃないか、そのときには地価の高騰という問題に非常に重点を置いて、現在のような土地利用の面で、この間御審議をいただいた利用法ですかこういった……
○小川(新)分科員 時間が余りありませんから、簡単に、要点を明快にお答えいただきます。 核防条約批准の前提となる保障措置協定については、二十六日、ウィーンで仮調印が行われました。これにより、核防条約を批准するためのおぜん立てができたようでありますが、しかし、署名の際の日本国声明のほか、他の二項目、すなわち核軍縮の推進、非核保有国の安全保障については、各方面においていまだいろいろな考え方があるようであります。 そこで、今日、非核保有国の、核を持たない国の安全保障について、防衛の専門家である防衛庁長官にひとつお尋ねいたしたいと思います。
○小川(新)分科員 私は、五十一年度自動車排ガスについて若干の質問をいたします。 まず大臣にお尋ねいたしますが、昭和四十六年九月、一九七一年、環境庁長官から中央公害対策審議会に、自動車排ガスの許容限度の設定についての諮問が行われました。四十七年十月三日に、中公審が中間答申を行いました。十月の五日に、環境庁が告示しました。五十年規制においては、COは二・一、HCは〇・二五、NOxは一・二。五十一年規制は、COが二・一、HCが〇・二五、NOxが〇・二五であります。この環境庁の告示に伴って、本日いよいよ施行される暫定値は後退に次ぐ後退、五分の一低下いたしまして、一トン以下〇・八四、一トン以上一・二……
○小川(新)分科員 昨日の夕刊に、浜名湖の沖合い七十キロまで南下したソ連漁船団の写真が掲げられておりますが、また江藤農林政務次官も対潜哨戒機で操業状況を視察されたようであります。ソ連船の操業は国民感情からはきわめて不当とは思いますが、わが国が領海三海里をとっている以上、ソ連漁船団は国際法上違法な操業をしているわけではないと思いますが、これは農林大臣、一言で結構でございますが、いかがでございますか。
【次の発言】 そこで、昨日御苦労にも国会開会中非常にお忙しい中を、漁民のためにまた国民のために哨戒機で現地を視察し、きょうの新聞によりますと、政務次官は、飛行機の上から大型漁船団の間に点々と散在して……
○小川(新)分科員 最初に、私は確認の意味からお尋ねいたしますが、非常に時間が短いので、簡単明瞭にお答えいただきたいと思います。
日本国内の施設及び区域を米軍に供与する場合は、どのような機関で決定いたしますか。簡単で結構です。
【次の発言】 日米合同委員会で決定した提供区域以外の場所を米軍が使用することができますか。
【次の発言】 提供区域以外の区域をアメリカ軍が使用した例がございます。すなわち、昭和四十九年十二月二十三日十七時ごろ、岩国沖合い二十一キロの柱島群島にある無人島の手島で、アメリカ海兵隊航空救難ヘリコプターによる救助訓練が行われました。その際、地上からの合図のため使用した発煙筒が……
○小川(新)分科員 私は、大型小売店が地方の中小都市に進出するようになってから地元の小売店との間にいろいろとトラブルが多く発生しておりますことは周知の事実でございまして、一つの社会問題化しておりますが、この問題について二、三お聞きしておきます。特に都市の規模から見て過大と思われるような規模での出店計画が目立っております。また、大規模小売店舗法の網の目をくぐるように、法律の対象とならない基準面積千五百平米未満の中型店の進出がふえておりますが、埼玉県の例をちょっと申し上げますと、私の住んでおります川口は人口が三十二万でございますが、千五百平米以上が六店舗、以下が二十六店舗ございます。埼玉県は百九ご……
○小川(新)分科員 私は、米軍基地の跡地利用問題についてお尋ねをいたします。
米軍基地は順次返還されてきておりまして、関係自治体及び地域住民は長い間のこの基地の持つ特別な制約から解放され、基地の返還に大いに感銘しております。しかし、基地の跡地利用問題については、大蔵省から三分割有償化案が示されて、国と関係自治体の意見が全く対立しております。
そこで大臣、国の基本姿勢としては自治体や住民の意向を尊重すべきだと思うが、どうお思いでしょうか。
【次の発言】 国の基本姿勢としては自治体や住民の意向を尊重する、これは大臣もいまお認めになったとおりであります。
大蔵省の三分割有償というものは、一つは……
○小川(新)分科員 私は、竹島問題と防衛についての関連性をお尋ねいたします。 竹島は、日本の領土であり、島根県の一部であるということは政府もすでに認めているところであります。私は、昨年の分科会において、外務省に対し早期解決を強く求めました。しかし、依然として今日も解決せず、昨年八月末、海上保安庁の巡視船「くずりゆう」が竹島近海で韓国空軍に威圧的な行動を受けていることなどはきわめて遺憾であります。平和的外交手段によってこの種の問題は解決されるべきでありますが、この際、竹島に対する防衛庁長官の基本的な見解を聞いておきたいと思います。 一つ、竹島にはわが国の自衛権は及ぶと認識しているのかどうか。
○小川(新)分科員 私は二、三の点について通産大臣並びに関係の方々にお尋ねいたしますが、まず最初に、日中貿易の問題についてお尋ねいたします。 この日中長期貿易取り決めについては、民間の経団連、そういったところが主体になって働きかけが行われましたが、二月十六日、北京で画期的な日中の長期貿易取り決めが調印されたわけです。日中経済交流というものは一つの新たな段階に入った、こう理解しているわけでございますが、期間を昭和五十三年から昭和六十年の八年間とし、貿易額は往復で両国が二百億ドル前後確保する、日本は中国から原油、石炭その他を輸入し、中国は日本から技術プラント、建設用資材、機材等を輸入する、こうい……
○小川(新)分科員 本日は短い時間の中で、最近の国際情勢とわが国外交のあり方について、大臣に若干の御質問をさせていただきます。 去る十七日より中越紛争が起こりまして、あらかじめ予想された事態とはいえ世界をびっくりさせているわけでございます。今回の中国のやり方は一体どのように理解してよいのか、私なりにいろいろと疑問もあるし、またそれに対する答えもございますけれども、侵略なのか、また覇権なのか、または懲罰なのか、このことはいろいろな尺度から明確にすることは困難であると思いますけれども、しかし一つの尺度として、一九七四年十二月の国連総会が採択された侵略の定義がありますが、侵略の定義は国際連盟時代か……
○小川(新)分科員 私は、地方財政の問題にしぼりまして、きょうは大蔵大臣がわざわざおいでのところでございますので、いろいろとお聞きしたいと思います。尊敬してやまない金子大蔵大臣のもとで質問をさせていただくことを非常に名誉に思っておりますので、親切丁寧なる御答弁を期待してやみませんし、また自治省からはきょうは石原審議官を私は指名いたしまして、本来だったら澁谷大臣をお呼びしたいのでございますが、できませんので、そういうことで御了解いただきたいと思います。 さて、大臣、地方財政の位置づけでございますが、国の財政ももちろんこれは大変なことでございます。地方財政もまた大変だ。地方財政と国の財政とはどう……
○小川(新)分科員 防衛庁長官にお尋ねします。
日本は、広い意味でアメリカの世界戦略に協力する立場にあるのか、ないのか。
【次の発言】 日本がアメリカの世界戦略に協力する立場にないということは、この際明確に日本の立場を宣言すべきだと思います。このことは大来外務大臣に、訪米の際に、防衛庁長官として、閣僚の一員として申し述べますか。
【次の発言】 そうしますと、アメリカの世界戦略に協力するということですね。
【次の発言】 わかりました。
陸上自衛隊が十八万人、これは第四次防で決まったことでございますが、第三次防以下は十七万以下でございました。充足したことが過去にあるんでしょうか。
○小川(新)分科員 ただいまソ連外交についていろいろお話がありましたけれども、私はソ連が日本にスパイをしている、こういった立場から問題を提起したいと思います。
今回の宮永スパイ事件でソ連側に漏洩した機密の内容は中国に関する情報であり、外務省が入手した情報が防衛庁に渡り、それが漏洩したと言われておりますけれども、事実のほどはどうですか。
【次の発言】 私はその問題で昨日、防衛庁長官に質問したわけです。では、重大な機密が裁判で全部公開されたときには、わが国の機密というものは、宮永が漏洩した機密がこれくらいとする、それに関連する日本の関連機密が裁判でもっと出たとする。そういうこともあり得るから、刑……
○小川(新)分科員 最初に、通告がおくれて失礼いたしましたが、例のソ連の問題について大臣にちょっとお尋ねします。 ソ連政府が、このほど山村農林水産大臣の訪ソを招請してきたことが明らかにされましたが、これが実施されれば、昭和五十四年の渡辺農水相の訪ソ以来のものでございます。特に、ソ連のチェルネンコ政権が新しい政権として誕生したわけでございますが、例の大韓航空機撃墜事件以来冷え切っております対ソ外交路線というものが大きく変革を遂げるのかどうか、ただいま事務次官レベルの会議に中島審議官も訪ソしておるようでございますが、その辺の御見解をひとつ。
○小川(新)分科員 通産大臣に若干の御質問をさせていただきます。 まず最初に、石油の問題をちょっとお尋ねしたいと思いますが、御存じのとおり、我が国のエネルギーは九〇%を超える石油エネルギーに依存いたしておりますし、エネルギー全体からいいますと七〇%を超えております。このエネルギーの問題につきまして、今石油業界では安売りをめぐり、また製品の輸入ということでガソリンとかナフサ、そういった問題が注目されております。 そこで、御存じのとおり、需要業界からはナフサだけでなくC重油やガソリン等についても安い外国製の輸入を自由に認めるべきだという声もある反面、石油大手はこれに対して、精製をしている立場か……
○小川委員長 これより交通安全対策特別委員会地方行政委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が委員長の職務を行います。
内閣提出、道路交通法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 本案についての提案理由の説明は、お手元に配付してあります資料により御了承願うこととし、直ちに質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山下八洲夫君。
【次の発言】 次に、安田修三君。
【次の発言】 午後零時三十分より再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時三十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
道路交通法の一……
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