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広沢賢一 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

広沢賢一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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このページでは広沢賢一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。広沢賢一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 大蔵委員会 第4号(1967/03/24、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 新しく選出された広沢委員です。  法案審議の前提となる租税特別措置そのものについて、具体的に問いただしたいと思います。きょうの質問は、いわば租税特別措置の総論にわたるものです。この質問で数字的にきょうお答えにならぬ問題については、文書で後日回答していただいて、その上で再質問さしていただきたいと存じます。  まず第一番目に、昭和四十一年十二月、税制調査会の「長期税制のあり方についての中間答申」の中で租税特別措置のあり方について書いてございますが、それについて御質問いたしたいと思います。  配られた税制調査会の文書、二五ページですが、「経済政策と税制との調和――租税特別措置のあり……

第55回国会 大蔵委員会 第5号(1967/03/28、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 関連質問。  大蔵大臣が言われたこの前の大蔵委員会における説明でございますが、あれを読むと、自己金融力が非常に大きくなった、こう申されておりますね。
【次の発言】 その自己金融力が中心になって現在景気過熱の心配がある。それは設備投資だと思います。そうすると、この設備投資というのは、これは主として個人所得から出るのじゃなくて、企業の所得からどんどんと出る、これが心配だという、そういう御意見ですね。
【次の発言】 その問題はあとで議論することにしまして、租税特別措置というのは企業減税でございますね。これはお認めになりますね。租税特別措置というものは各種ありますね。ここへ資料が出て……

第55回国会 大蔵委員会 第6号(1967/03/29、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 本委員は、日本社会党を代表して、昭和四十二年分の給与所得等に係る所得税の源泉徴収の臨時特例に関する法律案に反対の討論を行ないます。  まず、わが党の基本的立場に立てば、今回の所得減税は、税の自然増収が五千億円から七千三百五十億円以上に見込まれているとき、わずか八百億円程度の減税、平年度七十四万円、初年度七十一万円までの控除では、物価が際限なく上がっている今日、きわめて不十分であります。どうしても五人豪族、年百万円までは無税としなければならないということであります。このことは、民社、公明、各野党も同じ意見でございます。三党政策協定において要求しておりますが、現に、大蔵省が出した……

第55回国会 大蔵委員会 第13号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 大蔵大臣に質問します。  先日の本会議で、この三法についての私の質問に対しましての答弁で十分要領を得なかった点があるので、その点について御質問いたしたいと思います。  第一番目に、所得税の課税最低限の引き上げについて、予算委員会では、百万円までなるべくすみやかに引き上げるという委員会の決議をいたしまして、その実現の日について、いつかということがこの大蔵委員会でも問題になりました。それについて、新聞でかってに四十四、五年がどうかということが出ているわけでありますが、それについて、どうしてそういうふうになったかということを私のほうで質問をいたしました。その場合、十分な答えが得られ……

第55回国会 大蔵委員会 第14号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 先ほど横山委員が質問した中で答弁漏れがあったと思うのです。それは現行の八・五%を九%になぜ引き上げたのかという問題ですが、これについては御答弁がなかったようです。私が特にこれを問題にするのは、低額所得者は、百円の金もとうとい。高額所得者にはこれは問題ない金だとしても、低額所得者にとってはたいへんな問題であろうと思います。 したがって、これを上げた理由、さらに上げたことでもって実質上最も低額所得者の増収になると思うのです。その点について明らかにしていただきたい。
【次の発言】 この問題については、あとで私どものほうでも検討して態度を出したいと思いますが、きのうお聞きしました問題……

第55回国会 大蔵委員会 第16号(1967/05/23、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 時間が少ないので端的にお伺いします。  まず第一番に、税制調査会の会長代理松隈さんにお伺いしますが、この間、租税特別措置の問題でいろいろ大蔵省の主税局長さんと質疑討論をいたしましたが、そのときに、「長期税制のあり方についての中間答申」という本の二五ページ、租税特別措置の根本的なあり方についての最後の結論なんですが、租税特別措置というのは、これは租税体系を乱して、税金負担者にとって不公平である、したがって改廃をしていきなさい、これが基本ではないかというのが私どもの主張なんです。ところが、その中に一カ所有名な文句が出てくるのです。いや、やはり必要なものは強化する、必要なものを強化……

第55回国会 大蔵委員会 第17号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 第一番目に、昨日開かれた委員会での参考人の意見を聞いた結果を要約して主税局長にお伺いしたいと思います。  私の理解したところ、その席で松隈さんは、租税特別措置と利子、配当の分離課税の問題について、税制調査会の答申案を会長代理として答弁なさいました。その答弁は、要約すると、一番初め問題にしました租税特別措置について、流動的改廃が主眼であるのかその政策目的に合致した強化が主眼であるのかという問題では、もちろん流動的改廃が主眼である、ただし、これをやめていくについて、経済的に混乱を起こさないように持っていきたいという結論だと私は伺いました。で、答申案を読むと大体そのようなあれです。……

第55回国会 大蔵委員会 第20号(1967/05/30、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案についてお聞きしたいと思います。  一番初めに大蔵省の担当官にお聞きしたいと思います。  まず第一番目に、移転料の問題から入りたいと思います。これは大体旧の移転料から新の移転料に改正して旅費を上げたわけですが、新旧比較しまして、たとえば五等級以下の職務にある者が鉄道百キロメートル夫満二万八千円で済むということになっております。移転料というのは、もちろん赴任するわけですから、大体二万八千円くらいで済むのかどうかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、二万八千円にプラスアルファということになるわけですね。家財や何か全……

第55回国会 大蔵委員会 第24号(1967/06/22、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 石油ガス税法の一部を改正する法律案に関連して、まず、そのもととなる石油産業における二つの不安について御質問を申し上げたいと思います。  一つは、石油資源の問題で、中東の局地戦争に伴って非常に大きな不安をもたらしましたが、これについては、広瀬委員からあとで石油供給源について多元化が望ましい、特に日ソ経済委員会の共同声明にもあるとおり、ソ連との石油パイプラインの取引の問題についていろいろ聞くと思いますが、私はもう一つの不安について聞きたいと思うのです。  そのもう一つの不安というのは、石油及び石油化学に対する外国資本の支配がどういう状況かという問題であって、この点についてお聞きし……

第55回国会 大蔵委員会 第31号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 資産再評価の法案についてお尋ねします。  「再評価積立金の残高調」というのがここにございますが、それによると、大体資本金が六兆七千五百六十億円と書いてあります。それで資本剰余金が九千七百八十七億円、うち再評価積み立て金が六千三百四十九億円、これは間違いないですね。
【次の発言】 これが年次別にどうなっているかお伺いしたいと思うのですが、たとえば、総資本に対する内部留保の内訳などわかりますか。たとえば、具体的にいいますと、二十九年から三十九年の十年間、高度成長のとき、公債発行の前ですね。そのときに、比率でもいいですから、内部留保の内訳を伺いたい。

第55回国会 大蔵委員会 第35号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 先日の資産再評価に関連していろいろと結論がこの間討論で出たと思いますが、最近の資料によりますと、通産省の四十一年下期の経営分析というのがございます。それを見ますと、非常に法人は最近もうかっている、これはもう御承知のとおりだと思います。社内留保が非常に高まってきているということがいわれております。で、社内留保は高まってきているけれども、自己資本の比率は、利益を引き当て金に回したためかえって悪化している、もうかっているのだけれども、利益を引き当て金に回したためにかえって悪化している、しかし、借り入れ金の依存度は低下している、それから人件費はちょっと名目的に上がったけれども、比率は……

第56回国会 大蔵委員会 第2号(1967/09/08、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 まず第一番目に、大蔵政務次官に聞きます。  先ほど、公定歩合の引き上げの問題がいろいろ議論になりましたが、今度の国際収支悪化の真犯人はだれかと、新聞で非常に騒いでおります。財政である。結論を先に急ぎますと、私は、民間設備投資という問題が今度の場合非常に大きな問題で、公定歩合引き上げによってあんまり影響を受けてない、かってなことをするということで、そういうところに非常に原因があると思いますが、政務次官の考え方はいかがですか。
【次の発言】 犯人がだれかわからないと、ほんとうの対策はできないと思うんです。あれもこれも、これもあれもということではないと思うんです。財政投融資と財政支……

第56回国会 大蔵委員会 第3号(1967/10/18、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 時間がないからさっそく始めますが、ただいま宮澤長官が、財政硬直化ということを理由に、米価の問題、それから給与の問題、減税、公共料金ストップの措置等については非常に憂慮して触れておりますが、西ドイツの場合、財政が硬直化いたしましたときに思い切ってメスをふるった防衛費の問題、それから日本でいえば与野党でやった在外資産の補償の問題、それから海外援助費が非常にふえているとか、公共事業費の中の土地の値上がり部分が非常に響いているとかというような問題については一向に触れないのですね。それから長官は、独占企業の管理価格については、一日物価会議でもってそれに触れておりますが、これも十分に触れ……

第57回国会 大蔵委員会 第3号(1967/12/15、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 まず最初にのみ行為について、これは正確につかめるのかどうか、つかんでいるのかつかんでいないのか、ずいぶん多いのか、のみ行為の犯したことに対する検挙、それからその税額なんかお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 私が聞いているんでも隠然たる無数ののみ行為が行なわれている。それから大手十数社でも会社内で操作して取引所に届けないケースとか、それからお客さんにおだてて五百万円買わして、それで三、四カ月先の見通しに明るいですから、そこでお客さんに損させるような行為をして、結局お客さんが続かないから証拠金はすってんてんになる、こういうようなことが依然として行なわれておる。そういう……

第57回国会 大蔵委員会 第4号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 三つ聞きたいのですが、国税庁長官が時間がないそうですから、まず国民金融公庫の問題からお聞きします。  国民金融公庫の問題について単刀直入にお話ししますが、この前の十月十八日の大蔵委員会で水田大蔵大臣とお約束しました。水田大蔵大臣の御答弁は、政府系中小企業三機関について、利子が八分八厘で高い。これを開発銀行の年平均利子六分五厘程度、それから輸出入銀行の年平均利子大体四分五厘、これはいろいろ計算があると思いますが、そういう大企業向けに比べて不公平で、中小企業の近代化、物価対策という重要なときに、中小企業向けの利子の高いこと、これをどういうふうに条件をよくするかということについての……

第58回国会 大蔵委員会 第5号(1968/03/05、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 経済援助資金特別会計と余剰農産物資金融通特別会計を産業投資特別会計に吸収合併するという法案についての質疑をいたしますが、産業投資特別会計の内訳をまず御質問いたしたいと思います。 これは大蔵省主計局長、いないですね。――答えられますね。  この特別会計を見ますと、日本輸出入銀行に四百八十億出されています。そのほか中小企業金融公庫その他に非常に少なく出されていますが、輸出入銀行だけに圧倒的に多く出したという理由をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この金利の問題ですが、大蔵省では四分の要求を五分にしなければならぬということでずいぶんがんばった。読み上げますと、「船などの延……

第58回国会 大蔵委員会 第6号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 広瀬委員の質問はまだ続くと思いますが、中小企業金融の問題について、特に私の関係していることで関連質問をいたします。  先ほど水田さんは、政府関係の三機関は補完機関でありますとおっしゃいますが、そうすれば、開発銀行もこれは大企業の金融に対する補完機関でありますね。で、当面の四―六月の中小企業の金融危機はいま広瀬委員が言われるとおりです。これは非常に重要な問題だと思うのです。  同時に、もう一つ重要な問題がある。それは去年私が質問をして、大蔵大臣が次の予算で考えますと言った問題は、これはきのう澄田さんに聞きましたが、三機関の金利を下げなければならぬ、八分二厘ですね。大企業のほうは……

第58回国会 大蔵委員会 第8号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 私は、日本社会党を代表して、日本開発銀行法の一部を改正する法律案に反対する討論を行なうものであります。  同改正法案は、日本開発銀行の借り入れ及び債券発行の限度を自己資本の四倍から五倍に引き上げるものでありますが、これに反対する理由の第一は、開発銀行の融資内容が、今日の国民経済及び国民生活の実情と課題から見て、あまりにも独占大企業本位に片寄っているからであります。  開発銀行の資本金は、政府の産投特別会計からの出資金二千三百三十九億七千百万円からなっております。この産投特別会計は、一般会計、すなわち国民の税金及びその他の特別会計からの繰り入れで構成されています。さらに、今年度……

第58回国会 大蔵委員会 第9号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 これから私が質問することは、総理の御答弁によっては数千億の税収が確保できる非常にいい話でございますから、しっかりと答弁していただきたい。  三月五日の衆議院の本会議で、佐藤総理はわが党の広瀬議員に対する答弁として、租税特別措置の基本的性格についてこう答弁されております。全部はしょりまして、一番重要な点は、「大企業は三百二十一億であります。中小企業はこれより以上の三百九十四億であります。この点を十分委員会等におきましても御審議をいただきたい。」次が重要です。「そうして社会党の方や皆さん方も、ただ政府をお責めになるのはいいですが、この制度が大企業だけに幸いするんだ、かような政策的……

第58回国会 大蔵委員会 第11号(1968/03/19、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 私はこれから、先日私が質問し総理が答弁した問題について、まず資料要求いたします。  資料要求する理由は何かというと、簡単に御説明しますが、つまり大企業と中小企業にとって租税特別措置はどういうふうに有利なのかということ、ただ単に財界の自民党、大衆の社会党という立場に立っての問題じゃないのですね。そういう問題じゃないのです。大法人に対する租税特別措置の大幅の減免税と大企業のたいへんな設備拡張競争、この相関関係、いまのゆれ動くポンド、ドルの支配体制の危機、日本の国際収支の赤字の問題等に非常に密接な関係がある。だから、日本経済全体の問題であるという立場から御質問、資料要求したいのです……

第58回国会 大蔵委員会 第14号(1968/03/25、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 租税特別措置法の問題についてお伺いいたします。  佐藤総理に対してこの前のときに私どもが質問いたしました。それは、御承知のとおり大法人よりむしろ中小法人に租税特別措置のいろいろな金額が有利であるということでございました。私どもはそれは間違っていると思っていろいろ資料を検討し、国税庁からも「昭和四十三年度租税特別措置減収額の事項別規模別内訳試算」というのをいただきました。これをいろいろ検討しました。その中でいろいろな重大な疑問点が出ましたので、それについて御質問いたします。  この減収額一覧表というのですが、これはことしの減税額ですか、それとも減収額ですか。

第58回国会 大蔵委員会 第15号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 きのうの続きですが、質疑をどんどん簡単にするために、貯蓄の奨励から入ってまいります。  貯蓄の奨励については、この間広瀬委員が言ったとおり、たとえばマル優ですね、その制度でくふうしなければこれはわからないという問題もあります。したがって、これについて全部明確にすることはできないと私は思います。しかしながら、この貯蓄の奨励が高額所得者に有利なのかそれとも低額所得者に有利なのかというめどだけはつけなければならぬと思います。中立というのは私は全く不親切な説明だと思うのです。めどを立てるのにはどういうことがあるかということで、いろいろくふうしました。大蔵省からよこした資料の貯蓄動向調……

第58回国会 大蔵委員会 第19号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 私は、日本社会党を代表して、所得税、法人税、租税特別措置法及び物品税法の一部を改正する諸法案並びにこれらに対するそれぞれの修正案に対し、反対する討論を行なうものであります。  所得税法一部改正は、基礎控除、配偶者控除及び扶養控除をそれぞれ一万円引き上げるほか、給与所得控除につきましても最高限度額を六万円引き上げることにしたものでありますが、これによって四人世帯の給与所得最低限は年収約八十三万円となり、十万円程度引き上げられることになります。しかしながら、最近引き続く諸物価の騰貴のもとにおいては、これだけの控除引き上げでは物価調整のためのいわゆる減税にすぎないことは明らかであり……

第58回国会 大蔵委員会 第22号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 ただいまの質問に対しまして、大蔵省、厚生省ともに心配が要らないんだというなかなかいい御答弁がありました。それを私はしかと確かめますが、今後も同僚委員が確かめます。  まず第一番目に、独立採算制はとらない、それから差額は国から支出するということですが、これははっきり申しました。そこで、その内容ですが、差額いわゆる赤字は国から支出する、――違うんですか。それじゃちょっと答えてください。さっき答えたでしょう。そうでしょう。――そんなに用心深いところをみると、まだ非常に心配があります。それをよく確かめる前に、私は若干の事実でもって、いまおっしゃったことについての事実と違う点があるので……

第58回国会 大蔵委員会 第24号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 夜おそくて時間もないので、ずいぶん質問するところがあるのですが、きょうは簡単に、ぜひ聞かなければならぬ問題を伺います。  この中小金融再編成で、合併・転換の道が開かれますが、その合併・転換によって非常に脅威を受けるものがある。それはあとで時間があったら質問したいのですが、やはり借りるほうの中小企業、ことに零細企業です。だんだんと資本金の増額その他合併・転換、それから相互銀行が都銀のほうへ上がっていくとか、そういう形で、だんだん地域金融機関、中小金融機関から離れていくという、そういう点が非常に危惧されるのです。  もう一つ重要な問題があります。それは、合併・転換に伴って、どの企……

第58回国会 大蔵委員会 第25号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 私は、日本社会党を代表しまして、両案に対する討論を行ないます。  今回の中小企業金融再編成は、本来、金融機関の同質化による混乱を是正して、中小企業に対し、安定的に資金を供給するための専門機関が必要であること、その際地域性が強く、中小企業の経営内容を熟知して、きめのこまかい金融を行なうことができる相銀、信金、信用組合のそれぞれの特色を明らかにして、今日の経済実態に即応して事業分野を確立することにあるわけであります。このことについてはわが党も前から指摘してきたことでありますから、中小企業金融制度の整備改善のための相互銀行法、信用金庫等の一部を改正する法律案に対しては、基本的に賛成……

第58回国会 大蔵委員会 第26号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 税務署の設置に関する問題で、税金の取り立て方についてお聞きします。  まず第一番に、家内労働者と税金の問題が前にいろいろ問題になったと思いますが、家内労働者の所得は給与所得とみなしていいのじゃないか、その点についてはどう思いますか、国税庁長官。
【次の発言】 その判断ですが、その判断が税務署でまちまちな場合がある。たとえばこの前に問題になりましたのは、御承知のとおり、はきもの工、それから鼻緒ですね、これはだんだんと少なくなってきますが、その人たちの件については昭和二十六年六月七日の東京都主税部税務課長の通達で個人事業税が廃止されております。ところが、今度くつ屋さんですが、浅草……

第58回国会 大蔵委員会 第31号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 私は、これから国家公務員共済組合の運営の問題について二、三御質問したいと思います。  国家公務員共済組合は、いままでの質問にあったとおり、重ねて言うまでもないのですが、いわばこれは労使折半ですね。恩給と違うわけです。しかも取り扱う金額は非常に多額に、七百八十九億、長期経理の収入額が達しています。それですから、この運営について非常にに重要な問題点があると思うのです。  第一番目にお伺いしたいのですが、この国家公務員共済組合法の機構の中で決議機関というのがないのですね。そこでまず倉成さんにお伺いしますが、この法律二十八条ですか三項で「前二項の規定の適用を受けない理事及び監事は、理……

第58回国会 大蔵委員会 第35号(1968/05/22、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 私は最近行なわれている金融制度調査会、それから税制調査会の問題について二、三お尋ねしたいと思います。第一番目に、金融の問題ですが、金融制度調査会にいろいろ発表した資料ですね。大蔵省の銀行局が金融制度調査会に提出資料というのがいろいろ発表されております。新聞に若干出ておりますが、たとえばいろいろの専門雑誌には詳しく出ております。ところが、それについては国会にはまだそういう関連資料が出ていないので、正式に国会として取り上げるということには、なかなか資料が不十分だと思うのです。今後やはり七月、八月、九月を目標にして全般的な金融再編成の問題が起こってまいります。それに対して国会として……

第59回国会 大蔵委員会 第1号(1968/08/07、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 一ぱい質問したいことがあるのですが、時間が限られていますから、まず第一番目に租税特別措置に関して御質問します。  その前に、大体経済白書というのは、国務大臣である大蔵大臣も十分これに目を通して、これについて了承しているんだと思いますが、どうでしょう。
【次の発言】 これはたいへんな話です。政府の発表している経済白書をまだ読んでいない。そうすると、その内容がわからぬわけですし、経済白書でいっているなかなかいいことと、いまの大蔵省のやっていること、考えていることとずいぶん食い違いが出てくると思うのです。税制調査会の案は、もちろん大蔵大臣は目を通していろいろ考えておられると思うので……

第59回国会 大蔵委員会 第4号(1968/10/18、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 答弁する人はいませんね。
【次の発言】 大体七分超過して質問します。  第一番目に、この前、銀行局長が銀行の営業時間の延長の問題について御答弁なさいましたが、これが予想外に大きな波紋を描いて、お客さんの便利を考えた場合には、なるほどそのとおりだと思いますが、しかし、もう一つの面があるのですね。銀行局長は次の諸点を考えているかどうか、お聞きしたいと思うのです。  銀行は三時に締まりますが、それから帳簿、手形、その他の計算で七時から八時ごろまで仕事をしております。それから計算に残っていない者までおつき合いとして、預金吸収のノルマで歩きます。これが八時、九時ごろまで。女の行員までが……

第60回国会 大蔵委員会 第2号(1968/12/20、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 只松委員の質問に関連しまして、日工展の問題について御質問したいと思うのです。  中国の食肉の輸入の問題については先ほどのとおりですが、確かにずいぶん長い間の懸案で、私どもは、さぼっているんじゃないか、故意にいろんなことを考えているんじゃないかというくらいまで突き詰めているわけですが、日中貿易についてはもっと否定的もしくは妨害しているというような節が見られるのが日工展の問題なんです。  けさの読売新聞にも出ているけれども、「通産省は、来春、北京と上海で開く日本工業展覧会の出品物審査をしているが、出展品目七千点のうち一割の七百点がココムの禁輸規定とからんで精密審査をする必要が生じ……

第61回国会 外務委員会 第8号(1969/03/25、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 簡単にお聞きします。  一つは、このSDRの割り当て額について、いろいろ世間で俗にいわれておりますが、大蔵委員会でも質問したのですが、五年間に百億ドル、一年間に二十億ドルの予想というのが一番いろいろいわれています。これをいろいろ計算しますと、アメリカは四億九千万ドルで、六六年の国際収支の赤字が十四億ドル、イギリスは二億二千万ドル、現在BISから四十億ドルの借金をしようとしているんですね。それから日本においては、これは先ほど言われましたのが大体二十億ドルの計算だと思いますが、一年二十億ドル、そうすると、日本は七千万ドル、百二十億ドルもしくはそれ以上の貿易規模でずっと進んでいくと……

第61回国会 建設委員会 第27号(1969/06/18、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 私は、建築基準法一部改正の法案に関連しまして、その母体となる、今度参議院で通りまして衆議院で強行突破された都市再開発法の問題点が残っておりますから、それについて御質問いたしたいと思います。  まず、私がこの問題を非常に重要な問題であると思う理由は、実例をあげますと、ここに一つアメリカの「ニューズウイーク」誌の五月五日号に有名な記事が載っております。その記事は、東京についていっているのですが、ちょっと突拍子もないから、驚かないでいただきたいのですが、芸者は普通豪華なアパートをあてがわれているので、東京の高級アパート地帯はほとんど外人の家族と芸者で独占されている、これはちょっと話……

第61回国会 大蔵委員会 第4号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 まず第一番目にSDRの問題についてお聞きします。  SDRは、金または自国通貨の出資ではない、IMFへの出資比率に応じて赤字国の外貨保有高に繰り込んでそれを使用する、黒字国はこのSDRの支払いに応ずるということですから、つまりIMFを媒介にして赤字国が黒字国から無尽のような借金をする信用のワクだということになりますが、その性格について大蔵大臣、答弁をお願いします。
【次の発言】 そうすると、現在、国際的に問題になった赤字国というのはアメリカのドルとポンドであると思いますが、そうするとドル、ポンドの救済策であるということで黒字国はいやがっている、もしくはきびしい条件をつける、E……

第61回国会 大蔵委員会 第5号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 重要な点を簡単にお聞きしたいと思います。  大蔵大臣は、きょうの御答弁で、SDRは国際的な管理通貨であるということを言われました。これは、私が初め御質問したときの答弁とちょっとニュアンスが違うのです。  そこで、SDRというのは、いろいろな学者の意見もありますが、第一番目に、参加国は一定限度までしか受け取り義務がない、第二十五条四項。それから、引き出し通貨の種類や方向についてIMFが指定する、同条五項。それから、原則として国際収支上の必要にしか使用できない。全部普通の通貨のように使用できない。それから、部分的に復元、返済の義務がある等の制約条件から見て、通貨よりも信用である、……

第61回国会 大蔵委員会 第8号(1969/03/05、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 きのう広瀬委員が栃木県の黒羽、東京拘置所のあれですが、買収予算についていろいろ聞きましたが、それを確かめたいと思います。  この買収予算は六万坪、一億二千万円とお答えになりましたが、そうですか。大蔵省どうぞ。
【次の発言】 そうすると、坪三千円、反当たりにするとどのぐらいになりますか。
【次の発言】 そこで、今度は宮内庁のほうにお伺いしたいのですが、高根沢ですね。高根沢は宇都宮市の十キロメートルぐらいの郊外で、平たん地ですが、ここで反当たりどのくらいでお買いになっているか、公団がお買いになっているか、御存じですか。
【次の発言】 そうすると、七億一千万円で二百四十六ヘクタール……

第61回国会 大蔵委員会 第10号(1969/03/11、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 サラリーマン減税についてお尋ねします。  今度のサラリーマン減税は非常に評判が悪い。それはどういうところから出てきたかというと、一つは形式というかワクが小さい、それから内容の中身がきわめて不公平である、この二つだと思うのです。  まず第一にお伺いしたいのですが、この間の広瀬委員に対する主税局長の答弁で、物価調整減税は四百二十億というのですね。ところが、よく調べてみますと、この前の税調の答申書があるわけです。中山伊知郎さんがやっていた時代ですが、その税調の答申書では、昭和三十八年、消費者物価が五%上昇すると、その自然増収のうち三〇%は物価上昇による税の増加である。この一兆二千億……

第61回国会 大蔵委員会 第13号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 建設省の方がまだですから、土地税制はあと回しにして、まず第一に、利子配当の優遇措置の問題についてお聞きします。  けさの新聞にも出ていますが、四十四年度の配当利子の課税の特別措置について、衆議院の大蔵委員会で、この委員会で、利子配当の優遇措置は来年期限切れである。――この特別措置は、さきの本会議で私が質問したときに総理大臣は、これは悪い面があるということを言われました。その後、各委員から追及されまして、大体大蔵省としてもやめる予定であるけれども、四月に開かれる税制調査会で廃止の方向も検討される見込みである。「しかし金融、証券業界の反対も根強く、審議はかなり紛糾することも考えら……

第61回国会 大蔵委員会 第16号(1969/03/31、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 時間がないので、かいつまんで必要な範囲についてお聞きします。余った重要問題については、その後一般質問でお聞きしたいと思います。  第一番目に、中国産品の関税格差の解消についてお聞きしたいと思います。  今度の改正案で、中国産品の関税格差について、この前の委員会での附帯決議に沿って解消したという品目、金額についてお聞きしたいと思います。どのくらいか。
【次の発言】 そうすると、格差が解消したのは二百八十三億円ですね。まだ残っておるのは百十六億円ぐらいだと見るのですが、どうですか。
【次の発言】 そうすると、その品目からいうと相当の努力は私どもも認めます。ところが、その金額からい……

第61回国会 大蔵委員会 第18号(1969/04/10、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 私は、日本社会党を代表して、国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に反対の討論をするものであります。  言うまでもなく、今回のIMF改正の最も本質的な点は、SDRの創設であります。このSDRについて、政府・与党、新聞、学界の一部では、これを国際通貨の流動性不足を補うもの、第三の通貨の創造であると理解しています。はなはだしきに至っては、金の廃貨を目標とする人類の英知の産物であるかのような、とぼけたことを言う閣僚までおりました。こうした言い方は、ただ単にそうした言い方が単純な間違いであり、一時世間をごまかすというだけではなくて、今後の……

第61回国会 大蔵委員会 第21号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 先ほど中嶋委員の質問に対して石田総裁は、今度は大蔵省はまとまった財政措置をとっていると言って、満足なことを言っていましたが、全く無責任きわまる、石田さんらしからぬことばです。  まずお聞きしますが、ことしの大蔵省のとった財政措置で、これはまとまった措置であると思うかどうか、副総裁にお聞きしたいと思う。  もう一つは、国鉄財政再建推進会議の十カ年計画で、まず九千億は政府のほうから利子補給がある、それから三兆三千億は運賃その他の負担による、それから一兆円は合理化その他企業努力によるということで大前提がされています。これは三方一両損ですね。ほんとうにそう思いますか。その二点をお聞き……

第61回国会 大蔵委員会 第26号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 いま問題になっている利子配当の優遇措置の廃止、その他税制調査会における問題点について御質問いたしたいと思います。  まず、利子配当の優遇措置の廃止について、国会の強い決意、総理大臣、大蔵大臣の御答弁を受けて、大体新聞紙上で拝見しますところでは、大蔵省事務当局は終始敢闘しております。これについては敬意を表します。しかし、最近の新聞紙上を見ますと、ずいぶんいろいろと証券界、それから銀行協会等の巻き返しが非常に強くなっております。私のところにもいろいろと強迫じみたことが行なわれておりますが、これは四年前にあいまいになったいきさつがございます。そこで強く念を押したいと思います。  新……

第61回国会 大蔵委員会 第27号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 関連質問をちょっとしますが、この「審査請求人の主張が明らかにされていなければならない」のでしょう。「ものとする。」というのでしょう。いなければならない、これが一つの条件ですね、審査請求人の。そのあれを受けまして却下という九十二条に、その「審査請求が法定の期間」云々のもの、「その他不適法であるときは、国税不服審判所長は、裁決で、当該審査請求を却下する。」のでしょう。却下するのです。先ほど却下しないと言ったけれども、却下するのです。そうすると、ここに別立てで書いて、それで「主張が明らかにされていなければならない」その主張というのは、たとえば八百屋さんがこれこれこれと問題になった点……

第61回国会 大蔵委員会 第34号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 国税通則法の一部改正については、この前陣部助哉さんが質問しましたけれども、これはきわめて大事な法案ですから、彼も二時間半にわたって質問しました。私も二時間半以上、一ばい聞くべき点がありますから、その時間が足りないところはこの次の機会にさらに究明したいと思います。  第一番目に、国税不服審判所の問題ですが、これは現行の協議団の制度が不十分であるから、だから改めたということになっていますが、協議団制度の非常に悪いところ、行き届かないところ、それから協議団制度がどうしてこうなってしまったかということについての御説明を求めたいと思います。

第61回国会 大蔵委員会 第36号(1969/06/11、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 茂木さんがお帰りになったので前田さんに、茂木さんにかわりましていろいろとお答え願いたいと思います。  今日の協議官が税務署長からなったりかわったりするということについては、こういう人事交流は公正妥当にならない。そればそうなんですね。あとでもってどんなふうに出世の妨げになるかわからぬというのでは、いかなる硬骨漢でも機構上なかなか遠慮します。それで公正妥当にならないと言われておるのですが、これが一つですね。それならば、今度審判官になった場合、こういう人事交流がないという保障があるかどうか問題になっているわけですが、そうすると協議官の人選と審判官の人選とは違って、審判官の人選のほう……

第61回国会 大蔵委員会 第44号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 大蔵大臣はまだいないわけですね。順序を変えまして、まず長期給付の所要財源率の問題からお聞きしたいと思います。  御承知のとおり、所要財源率は五年ごとに再計算されるから、その五年間で、脱退差損、それからベースアップが当初の計算に入っていなかったために不足するものが生まれる、また、平均寿命も延びて給付年数が長くなり、所要財源が不足するという状態が生まれますけれども、大体その不足額はどのくらいになっているか。それからそれはどういう傾向であるか。三十四年以降三、四年間ですね、ベースアップに伴って一年に百億円以上のベースで伸びている、三十九年にかなりの数字にのぼるということがいわれてお……

第61回国会 大蔵委員会 第53号(1969/11/21、31期、日本社会党)

○広沢(賢)委員 税金の問題からまずお聞きしていきます。  この間、東畑税制調査会長が来て、いろいろ参考人として話をしましたが、第一番目にお聞きしたいのは、法人税制についていろいろまちまちである、四つに組んで動きがとれないというわけですが、新聞によると、自民党の中から法人税率は引き上げろという議論が出ています。それから大蔵省発表として――発表というか、新聞記事として、法人税率についてやはり何か手直ししなければいかぬ。一方、やはり設備拡張に対する景気過熱とかその他の問題があって――大蔵大臣がいるといいのですが、大蔵大臣は、これ以上国民総生産、GNPが一三%以上に伸びるのを何とかして押えたい、物価……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第2号(1967/07/10、31期、日本社会党)

○広沢(賢)小委員 先ほど武藤委員が質問した点でちょっと重要というか、これを深めなければならぬと思う点、二、三御質問します。銀行協会連合会会長に御質問します。  一つは、銀行が同質化してきた、そこで先ほど言われたとおり、共通の土俵で適正な競争を行なう――私は、武藤委員が聞いた範囲では抜本的な非常に大胆な提案をされていると思うのです。ところが、いろいろ考えてみますと、中小企業金融機関、相銀とか信用金庫の経営者の人たちからいうと、先ほど触れた点ですが、貸し付け限度も、出資金とか預金の割合による制限を受けている。それから銀行局長がいるからあれですが、五千万円以下で、それ以上は貸してはならない。それか……

第55回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1967/04/19、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 私は、これから国会予算、特に国会職員の給与の問題についていろいろお尋ねしたいと思います。  いままでの審議経過を速記録で拝見しますと、三権分立のたてまえから、行政府が立法府である国会に対して人事、給与等に介入することは好ましくない、そういうき然とした方向が非常に明らかになってきております。それは非常にいいことであると思いますが、この問題について、立法府として国会が総体的に独立性を持っている、それから当事者能力も持っている、それは法律的に保障されているというように、いろいろと御答弁がいままであったと思いますが、大体その答弁に変わりはないかどうか、お聞きしたいと思います。

第55回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1967/04/21、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 財政投融資の問題についてお聞きしたいと思います。  最近の傾向を見ますと、財政投融資の運用は社会資本の充実に力点が置かれております。これは私的独占と申しますか、財界の高度成長が著しいにもかかわらず、水や交通、道路、住宅、中小企業等の立ちおくれが非常に目立ったからそうなってきた、このように理解します。これは当然のこととは言いながら、財政投融資の最近の傾向は、いろいろこまかに見ると非常に遺憾の点がありますが、いい方向にいくのじゃないか、こういうふうに思っておりますが、今後こういう方向を続けていく予定でございますか。どっちの方向にいくのか。たとえば私的な大きな企業にかつて復金融資……

第55回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1967/04/25、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 まず、この間残しておきました国会図書館の問題についてお聞きしたいと思います。  国会図書館というのは立法府である国会の十分な機能を果たすために非常に重要な頭脳の役割りをしていると思うのでございますが、それについて、今回国会図書館が、新館が完成する、第二期工事が終わるという重要な段階でございますから、この際しっかり国会図書館の権威を確立しておかないと、いろいろ人員その他についてもしっかりした基礎をつくっておかないと、あと機会がないと思うのです。そういう意味で、まず人員の問題について聞きますが、今年度の予算要求のうち、人員の新規増員要求が三十四名削られたそうですが、それはほんと……

第55回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 私の質問は、この前岡本委員が質問した田端の区画整理の問題から始まった区画整理全般の組合の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  まず第一番目に、法律や政令に基づいて行なわれる建設行政が、各県、各地方によって執行のしかたがばらばらだということはあり得ないと思いますが、たまたま田端の区画整理問題ではっきり出てきておりますが、たとえば東京都か法理上の解釈に疑義を生じた場合、東京都が問い合わせしますね。そのときに東京都独自の法律解釈を許しているのか、それとも建設省と打ち合わせしたその指示に従って事業を執行しているのか、これはおわかりになると思いますが、一応お聞きしたいと思います……

第56回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第2号(1967/08/23、31期、日本社会党)

○広沢(賢)小委員 ただいまのお話で、貸し金業者を取り締まる、これは当然ですが、そんな高い利息を払っても借りなければならぬという中小企業の立場があると思うのです。それからさっき言われた歩積み・両建ての問題についても、社会党はそれの解消の方向でがんばりましたけれども、その問題の根本は、やはり中小企業者が資金が非常に不足しているという問題があると思うのです。特に先ほど堀委員が言いましたけれども、中小企業の倒産が、最近は景気がよくなったにもかかわらず相当進んでおりますね。一方、大企業は自己金融力を充実して、今度は公定歩合の引き上げとかその他金融引き締めがあっても、さほど響かないというようなことをいっ……

第56回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第4号(1967/11/22、31期、日本社会党)

○広沢(賢)小委員 時間がないものですから、二つお伺いします。  川又さんにお聞きしたいのですが、一つは、川又さんさっきおっしゃった、一台の自動車のために多数の下請工業の協力を必要とする、中小企業の合理化、近代化がいま必要である、これは国際競争力をつけるためにどうしても必要だ、したがって、中小企業分野に大きく資金を出さなければならない、こう言われました。これは社会党として大賛成でございます。それからもう一つ川又さんがおっしゃったのは、政策金融のことを重要視しなければいかぬということでございます。そういう点で、先ほど言われました政策金融というと、中小企業に対しても、たとえばさっき例があがりました……

第56回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第5号(1967/11/24、31期、日本社会党)

○広沢(賢)小委員 ただいまの堀委員の話を、さらに私はもっと強く要望したいことがあるのです。  それは、どういうことかというと、まず第一番目に、通産関係、原田さんにお聞きしますが、先ほど堀委員が言われたとおり、今度の金融引き締めの問題の中で一つ重要な問題は、設備投資の抑制の問題、いまだかつて、金融引き締めをやっていながら少しも改善されてない。伸びはたいへんな伸びになっておるということになろうと思うのですが、新聞ではそれを大きく取り上げて、新聞面によっても明らかなのですが、通産省の態度は、ただいまの答弁でも、企業の輸出競争力を強化する、ただそれ一本やりなんですね。いままで公定歩合引き上げの当時か……

第58回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1968/03/18、31期、日本社会党)

○広沢(賢)小委員 いま日銀総裁は、ドルの平価切り下げについてはなかなか微妙な発言をされて、私も日銀総裁の気持ちを尊重しまして深くは言いませんが、私どもの見ているところは、ドルの平価切り下げはいつかはある。これはアメリカの物価が当時の二倍になっているのですから、どう見たってそれはあると思うのですけれども、それをどういうふうにうまく各国一斉にやるか、混乱なくやるかということの問題だと思うのです。いろいろな論調を見ると、大体そういう論調です。したがって、いま混乱なく過ごすためにいろいろな配慮をされると同時に、もう一つは、こういう冷厳な事態を見て、それでそれが日本の非常にポジションの悪い外貨準備、金……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 国会の予算についてお聞きいたします。  国会は国の最高の機関です。したがって、行政府の介入を許さない取りきめになっています。そういう憲法上で一番大切な国会ですから、したがって、ここでもって働く、仕事をする職員の方々は特別職になっておるわけです。  まず第一番目にお伺いしますが、国会はこれから非常に忙しくなるのですね。委員会庁舎その他も拡充して、ますますその仕事が重要になると思うのです。まず第一番目に定員削減の問題について、総理は一省一局削減を出しておりますが、それは私は、国会は独立の府であるということから見て、その一般的な行政方針に国会は拘束されないと思いますが、いかがでし……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 私は東京都の交通の問題、特に帝都高速度交通営団と都が経営する交通の問題、地下鉄の問題についてお伺いします。  まず一番初めに、今日の東京都の交通の混乱はたいへんなものですが、その東京都の交通の混乱の解決策として都電が撤去された。この都電の撤去に伴いまして従業員も約八千名ですか、今度東京都が建設する地下鉄にどんどん移行させる、簡単に首切りはできませんから。そういう問題が起きているのは御承知のとおりだと思うのです。そこで美濃部知事が政府に対して、交通営団との関係で路線の確保をいろいろとお願いしているわけですが、その間の事情についてどういうところでどういうふうになったかということ……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 私は、婦人相談員の常勤化の問題、それから、身体障害者の問題、それから、同和対策について、この三つをお尋ねします。時間が短いですから、少し欲ばり過ぎているのですが、まず、婦人相談員の問題についてお聞きします。  厚生大臣、いま、日本でもって性病患者はどのくらいいるかよく御存じですか。どのくらいいると思いますか。
【次の発言】 とにかく、正式には百万人というのですけれども、よくものの本では、五百万人、というと、一億の人間の中でたいへんな数の性病患者がいる。  例をあげますと、この原因ですが、東京都でトルコぶろの女の人ですね、これが、四十二年の警視庁の調査だと、大体四千三百名、こ……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 私は、同和対策、部落産業の問題について御質問するのでございますが、その前に、先ほど田中委員が触れました関税定率法改正の問題、日中貿易の問題について、通産大臣に一言申し上げたいと思います。  これはきのうの晩もおそく大蔵委員会で問題になりましたが、先ほど田中委員が説明しましたから説明は簡略に省くとしまして、中国並びに北朝鮮等について、ケネディラウンドの実施に伴う関税率引き下げが不当にそういう国交未回復の国には適用されない、したがって三百五十品目が格差を受けるからという問題で御質問しました。このことの重要性を通産大臣に一言私のほうで御説明申し上げたいと思うのです。  通産大臣が……

第59回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1968/09/20、31期、日本社会党)

○広沢(賢)小委員 いま御説明の中で、日銀総裁が今度記者会見で発表しましたが、設備投資についてもまだ心配だ、やはりずっと上乗せしていく気分があるということで、金利の再引下げを抑制しようとしておりますね。いま言われましたのですが、すぐ盛り上がることはないという、さっき只松委員が非常に万々歳だとおっしゃっていましたが、ちょっと認識が違うんじゃないかということが一点。  それから、金融環境が変わってまいりますね。変わってまいりますと、いろいろな資金需要の多様化とかその他おっしゃっておりましたが、大企業は自己金融力が充実してくるということになれば、いろいろのほかの面にやる。それとからんで長短分離の問題……

第59回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1968/09/17、31期、日本社会党)

○広沢(賢)小委員 まず経済企画庁にお聞きしたいのですが、経済白書でこの前聞きそびれちゃったのですが、租税特別措置については、これは既得権化したらいかぬ。これは税調と同じですが、経済白書でもって、特にその改変の問題について触れております。これの根拠について承りたいと思います。
【次の発言】 私が聞いているのは、一般的と言うけれども、それを言うためには具体的な根拠がなければならないと思うのです。具体的にたとえばこういう、どうにもしょうがないのだ、これはおかしいのだというもの――私のほうからお聞きしますが、交際費は来年で期限が切れてしまいますね。これについては大騒ぎになっておりますね。大騒ぎという……

第61回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1969/08/01、31期、日本社会党)

○広沢(賢)小委員 一番初めに大きな問題からお聞きしたいと思うのです。  大蔵省の最近二、三年の方針は、金融再編成でも出ているのですが、基本方針として出しているのは、たとえば金融の正常化、効率化――正常化とよく言っていますが、直接金融に切りかえなければいけないということは何回も繰り返されているのです。ところが実際を見ると、間接金融の部分にやはりずっと重点が置かれておる。オーバーローンの問題もあるし、設備投資が強気で日銀ははらはらしている。企業の内容から見ると、自己資本が非常に低下しているのですね。一七%を割っているかという状況の中だと、やはり学者からも、大蔵省の方針としても、年がら年じゅう直接……

第61回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1969/11/13、31期、日本社会党)

○広沢(賢)小委員 福田大蔵大臣が、利子配当の分離課税については、財界の要望にこたえてこれは大体手を触れないんだというような発言をしておる新聞記事、東畑さんも御存じかと思いますが、そうしますと、税調はこれは内閣できちっと任命された機関ですから、こういうことを言わしておいて、それで税調の中でまだ結論が出ていないというのでは、税調の自主性を非常に侵しているものである、こういう議論は税調の中で出ませんか。
【次の発言】 利子配当の分離課税の問題、この問題についてはずっと長年議論してきたわけですが、ことしの春の国会で佐藤総理大臣がはっきりと、これは税の不公平であろうと思うということを言っているのですか……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 国会職員の問題についてお聞きしたいと思います。  この前、私がお聞きしましたときには、国会は国権の最高機関として特別の地位にある。したがって、予算宝貝削減の政府の方針には拘束されない、これが一つ。たとえば、行(二)職の撤廃の問題についても、これもあるいは国会が発意していろいろ考えればこれはできるという、この二つを答弁いただきました。  そこで、まず、定員から始めます。国会関係の第一の問題としては、来年度予算の概算要求で衆議院の職員の定員増は何名ぐらい出しておるのでしょうか。
【次の発言】 百名ぐらい……。で、職種別に、その概算の段階の要求数と、最終的に大蔵省と話し合いがつい……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 私は、公務員制度と官僚組織の問題についてお聞きしたいと思うのです。  まず、人事院にお聞きしたいのですが、この間国会職員の給与の問題についてお聞きしましたときに、行(一)の四、五、六が頭打ちになっているということを申し上げました。この頭打ちは国会の速記者ばかりじゃなくて、国税庁や教員に至るまで、公務員制度の中で大問題になっていると思うのです。その問題について戦後の人口構成の問題もありますが、人事院はどのように考えておるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで、結局まあこれはたとえですが、若い人は、高校卒の方で――若くはないですが、二十七歳、八年の職歴を持っていて、……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 時間がないですから端的にお伺いします。  帝都高速度交通営団にどのくらい政府としてはいろいろめんどうを見るというか、利子補給しているのですか、していないのですか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 ちょっと聞きますけれども、それは利子補給ですか。
【次の発言】 そうすると、今度は東京都の地下鉄になりますが、交通局経営のこういうものについてはどういう手当てをしておりますか。
【次の発言】 今度は海運のほうについて聞きます。ずいぶん飛びますが、海運についてはどういうような手当てをしておるか、利子補給はどのくらいか、それをお聞きしたいと思います。

第61回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 土地問題、それから住宅産業についてお聞きしたいと思います。  建設大臣は、今回の土地税制が大蔵委員会にかかっていますが、この土地税制で地価は安定し、下がると思っていますか。簡単に言いますと、あの土地税制は個人の土地を売りやすくする。早く売った人は、どんどん早く売れば売るほど有利であるというのですね。そういうふうになっております。そうすると、それを今度は大手不動産会社や何かがどんどん買います。そうすると結局地価は下がる、安定するという見通しは、これだけではならないんじゃないかという議論が相当出ていますが、いかがですか。

第61回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 私の質問は看護婦さん、お医者さんに関係のあることですから、厚生大臣が早く来るようにお願いしたいと思います。  厚生大臣が来る前に労働大臣にお聞きしますが、職業病の問題です。最近オートメーションがじゃんじゃん進みますね。電子計算機や何か進みます。そうするとキーパンチャー病というのが、大臣もよく御承知と思いますが、はやっていると思うのです。虎の門病院なんかにもそういう病気の人がずいぶん来る。神経的に障害を起こす。特許庁で働いているお役人さんの中では、神経的に参ってしまって自殺者が出ている。これについての研究。それからもう一つは、最近、ビルディングで働いている、たとえば現場の新聞……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 物価の問題についてお聞きしたいと思うのです。  経企庁長官は、本会議の経済演説の中で、財政、金融、通貨面については、消費者物価上昇の原因だとかその他についてはほとんど触れられていないのです。そこでおかしく思った村山委員が質問しました。その質問の中で村山さんは、数字をあげて言っているわけです。たとえば一九六〇年を一〇〇としました六七年の指標は、経済成長率が一九七、まあ二倍、それから鉱工業生産は二三二、通貨供給高は三二二、卸売り物価は一〇六、消費者物価は一四七、賃金は一八一という指数です。これに次いで言いますと、地価は、工業地でもって計算しますと約五〇〇、五倍です。それについて……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 先ほどの日米軍事会同、それからF4の問題でもずいぶん不明瞭な点がありましたが、私が聞きたいと思うココムの問題についてもきわめて不明瞭、全くわからぬ点がございますから、二、三質問いたします。  二月二十日に外務省の須磨経済局長事務代理から正式に北京・上海日本工業展覧会の理事長あてに回答が参りました。 その回答を読みますと、なぜココムで禁止をするのだという問題でいま訴訟中ですが、それについて外務省の返事はこういう返事なんですね。わが国は、経済の健全な発展のために必要ありと考えて「自由主義諸国間の申合わせの趣旨を尊重しつつ、外国為替及び外国貿易管理法並びに輸出貿易管理令の規定に基……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○広沢(賢)分科員 簡単に同和対策の予算についてお聞きしますが、その前に、大蔵大臣食事してないそうで、事務局から言われましたから、私、大蔵委員というわけではないのですが、簡単に重要な点二つだけ大蔵大臣に聞きまして、あと主計局にお聞きします。  一つは、今度の同和対策予算をいろいろ調べましたが、おかげさまで同和対策事業特別措置法については大臣が幹事長のときにいろいろお骨折りをいただきまして、もうあと一息でこの法律ができる段階に入っていますが、予算のほうは至って少ない。この少ない予算について、各省でいろいろ聞きますと、この七十五億のお金が各省では十カ年計画の第一年度として認識している、認識不足の方……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

広沢賢一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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