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鈴切康雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

鈴切康雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
265位
委員会発言歴代TOP500(衆)
141位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
539位
委員会出席(無役)歴代TOP500
204位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
93位

31期委員会出席TOP50
34位
31期委員会発言TOP100
80位
31期委員会出席(無役)TOP50
16位
31期委員会発言(非役職)TOP100
63位
32期委員会出席TOP100
100位
32期委員会出席(幹部)TOP100
78位
33期委員会出席TOP100
89位
33期委員会発言TOP100
85位
33期委員会出席(無役)TOP50
35位
33期委員会発言(非役職)TOP100
69位
34期委員会出席(幹部)TOP50
27位
34期委員会発言(非役職)TOP100
98位
36期委員会発言TOP50
35位
36期委員会出席(幹部)TOP100
65位
36期委員会発言(非役職)TOP50
26位
36期各種会議出席TOP10
7位
36期各種会議出席(無役)TOP25
11位
37期委員会発言(非役職)TOP100
100位

このページでは鈴切康雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。鈴切康雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 内閣委員会 第2号(1967/03/23、31期、公明党)

○鈴切委員 私は、家庭生活問題審議会について少々塚原総務長官にお伺いしたいと思ったのですが、いま御用でちょっとお席をはずしておられるようでありますので、もし御答弁があとで願えればお願いしたい、そのように思います。  まず第一に、家庭生活問題審議会のそもそもの発足につきまして調査いたしましたところが、四十年の佐藤首相の年頭のことばで、明るい住みよい健全な家庭、社会づくりというキャッチフレーズから端を発して、いわゆる家庭憲章ともいうべきビジョンを打ち出そうというのがねらいでありますが、この審議会が昭和四十年六月に設置されながら、審議会の委員が人選され任命されたのが九月、審議会に諮問されたのは十一月……

第55回国会 内閣委員会 第10号(1967/05/23、31期、公明党)

○鈴切委員 運輸大臣、四月十九日の佐藤総理と石坂経団連会長の会談の内容を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 少なくともこの問題については大きな政治問題に発展しておるにもかかわらず、大臣が全然知らないということはどういうわけですか。
【次の発言】 閣議後の記者会見で、航空界の再編成はこの際根本的に再検討する必要があると発言したが、その内容についてお願いいたします。
【次の発言】 閣議後の記者会見で、航空界の再編成はこの際根本的に再検討する必要があると発言をされたが、その内容についてはどういうことでありますか。
【次の発言】 運輸大臣は、全日空に要望した中に、経営規模縮小もやむを得……

第55回国会 内閣委員会 第27号(1967/07/04、31期、公明党)

○鈴切委員 関連。三十四年度から今日まで長い間未確認事項があるということは、これは問題だと思うのですよ。それで三十四年度あるいは三十五年度の国民所得に占めるところのパーセントというものは、かなり大きいものがある。それをそのまま今日まで未確認事項としておるということに対して、長官はどういう態度で今後お臨みになるつもりなんですか。その点。  それからもう一つ、次期の戦闘機をきめるのに、長官は、他国に脅威を与えないような機種を選ぶと、こういうふうなお話であったのですが、まるっきり脅威を与えないような戦闘機がはたしてあるであろうか。脅威を与えるのと抑止力とは、どういう関係があるのか。その点長官に伺いた……

第55回国会 内閣委員会 第28号(1967/07/05、31期、公明党)

○鈴切委員 六月三十日の本委員会の席上、浜田委員の基地問題に対し、住民の経済発展、各地域の安定、人命の尊重という観点から、どのような態度で基地取りきめをするのかとの質問に対し、長官は、それぞれの地域住民の福祉に寄与するため、基地の存在する場所についてはきめこまかな配慮をする必要がある。米軍基地に対しては、日米安保の基地貸与協定に基づくものであるが、地域住民の納得と協力を得て弾薬庫、基地を得ることはできるのであると答弁されましたが、非常に大切な問題でありますので、確認のため、もう一度政府の基地に対する基本方針をお伺いしたいのであります。

第55回国会 内閣委員会 第32号(1967/07/17、31期、公明党)

○鈴切委員 非常に審議の時間がないので、もう少し時間をほしいのですが、その点は一応お話し合いになっておりますので、簡単に総務長官からお聞きしたいと思います。  戦後二十二年、政府は戦後処理として幾つかの施策を講じてきているわけでありますが、いわゆる戦争犠牲者への措置に対しては、どのような基本的態度で今日まで臨んでこられたか。それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その中でも、いわゆる政府が戦争犠牲者の範囲をどの程度まで考えておられるか、具体的に御答弁願いたいと思います。そしていままで講じてこられた処置についてお伺いしたい。
【次の発言】 戦災者並びに強制疎開者、これは、私の考えでは中途は……

第55回国会 農林水産委員会 第3号(1967/03/29、31期、公明党)

○鈴切委員 国民は今回の事件で豚肉の食用にたいへん恐怖を抱いていると同時に、現在非常に不安な状態に置かれているということは事実であります。食べたくても食べられないという状況のもとに、しかも食肉店などは、売り上げに響いて、現在は半分以下の売り上げしかないというところもあるそうであります。政府はこれに対してどのような対策を施していかれるかについてお伺いしたいのであります。
【次の発言】 JASの内容認定法について御説明願いたいと思います。また、今回問題になったハム、ソーセージについての実際は規定どおり検査をしておったかどうかという問題、これについてお伺いいたします。

第56回国会 災害対策特別委員会 第4号(1967/10/06、31期、公明党)

○鈴切委員 先程から話がありましたとおり、九州、四国の干ばつは筆舌に尽くしがたいわけであります。すでに百日になんなんとする日照りで飲み水はかれてしまい、全国的に見ると大鵬作であると報ぜられているだけに、干害を受けた農家、地方公共団体は想像に絶するものがあります。そこで、人心を安定し、具体的な措置を適切に講ずることは急を要する問題であるがゆえに、大臣の発言はまとにこ意義があるわけであります。  先ほど天災融資法、激甚地の指定については、大臣は、調査に基づいてなるべく早くするという答弁から、さらに十月二十日までに出す、そのように言われましたが、いま一度大臣の御決意のほどをお伺いしたい。

第56回国会 内閣委員会 第3号(1967/09/08、31期、公明党)

○鈴切委員 人事院の総裁にお伺いしたいわけですが、今回の勧告で人事院が特に留意をされた点は何でありますか、お伺いいたします。
【次の発言】 公務員試験の受験者が、昨年は一昨年より五・六%も減少しているわけです。また医師などは、民間流出も非常に多い。今回の勧告で初任給の引き上げや医師の給与改善が重視されたが、まだ不十分ではないかというふうに言われているわけですが、その点についてお伺いしたい。
【次の発言】 いま総裁からお話がありました今度の勧告の中でも、手当としての特色の都市手当の性格についてお伺いいたします。
【次の発言】 都市手当はかつて問題になっておりました地域手当の復活であるというふうに……

第57回国会 決算委員会 第6号(1967/12/19、31期、公明党)

○鈴切委員 時間の制約もありますので、簡便に御質問申し上げますから、答弁のほうも実のある答弁をお願いしておきます。  近年のわが国の建設投資の伸長は著しいものがあります。これらの公共投資額の伸長増大はわが国の道路、港湾、公共住宅等の充実あるいは災害に対する国土保全等に資するものでありますが、それに伴い土地価格、特に市街地の土地価格はウナギ登りになっているために、これらの投資額のうち、用地取得費の占める比重は年々大きくなっているわけであります。たとえば道路投資では、この用地関係費のウエートは逐年に大きくなり、四十年度においては二〇%以上になろうとしているわけであります。このことは、公共投資額の名……

第57回国会 決算委員会 第8号(1967/12/21、31期、公明党)

○鈴切委員 四十年度の会計検査院から出されている決算報告書の中に、防衛庁関係の未確認事項が出されているが、昭和三十四年から毎年非常に大きな金額が未精算、未納入となっておるが、なぜこのような大きな金額が未確認になっているかといういきさつについて、また内容について、検査院のほうから御説明を願いたい。
【次の発言】 三十四年から四十年までの年度別の精算書の未着件数、金額、物品はどういうものであるか、お答え願いたい。
【次の発言】 それでは物品未納入の件数、金額、物品名。
【次の発言】 それでは精算手続中のものはどれだけあるか。
【次の発言】 クレームの未解決の分はどうなっておりますか。

第57回国会 内閣委員会 第2号(1967/12/15、31期、公明党)

○鈴切委員 いま、大出さんのほうから詳しくいろいろありましたので、公務員給与の改定にあたって、基本的な考え、姿勢について簡単にお伺いしたいと思います。  まず、過日、本会議で佐藤総理は、答弁で、本年は八月実施をしたので、一歩前進である、誠意をくんでもらいたいというふうなお話がありましたが、人事院勧告の完全実施をたてまえとするならば、総理の答弁の「誠意」は、私は非常に疑義があると思うわけです。財源がないから実施できないとするのじゃなくて、完全実施するには、前提としてどのように財源を捻出すべきであるかということについて、田中総務長官にお伺いします。

第58回国会 決算委員会 第10号(1968/04/22、31期、公明党)

○鈴切委員 これは、海外移住事業団から出されておりますところのパンフレットであります。その概要を見ますと、第一ページに「海外移住政策の基礎となるべき理念は、国民に日本とは事情を異にする海外における創造的活動の場を与え、これを通じて、直接、間接に国民の具有する潜在的能力をフロンティアにおいて開発しその結果相手国への開発協力と世界福祉に対する貢献となって、日本および日本人の国際的評価を高めることにならなければならない。」「当事業団は、この答申に従い制定された海外移住事業団法に基づき、移住者の援助および指導その他海外移住の振興に必要な業務を国の内外を通じて効率的に行なうことを目的とする。」とこのよう……

第58回国会 決算委員会 第12号(1968/04/25、31期、公明党)

○鈴切委員 公害問題でその名を知れわたっておりますところの三重県四日市市に、恐怖の日永肝炎が発生しているというこの事実につきまして、その経緯をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 原因不明のままになっている間にすでに二十名余の人々が犠牲になっているわけでありますけれども、この病気についての経過、そして並びにこの種の病気の発生した分布状況はどのようになっておりましょうか。
【次の発言】 私の調査によれば、昨年の十一月中旬市立病院に入院あるいは通院している肝臓疾患の大部分が日永と四郷地区の人たちであることから疑いが持たれて、直ちにその患者百三名について調査をした結果、市内の人が八十五人、うち日永……

第58回国会 決算委員会 第13号(1968/05/06、31期、公明党)

○鈴切委員 大蔵大臣も時間がおありでありますので、大蔵大臣に早いところ質問をしていきたいと思います。  私は、去る四月二十二日の外務省の所管のときにはもっぱら移住事業のことについてだけ質問させていただきました。また他の同僚議員によって経済協力及び技術協力の一部が質問されましたが、私としては、この重要な経済協力という問題についてこの程度の政府の説明においてはどうも納得できないものがあるわけであります。そこで、幸いにしてただいま昭和四十二年度の前期の予備費の使用にあたりインドネシア共和国経済協力に必要な経費及び総理のたびたびの東南アジア及び大洋州諸国訪問についての国費支出についての報告がありますの……

第58回国会 決算委員会 第15号(1968/05/09、31期、公明党)

○鈴切委員 私は、公明党を代表いたしまして、昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書外三件、昭和四十二年度一般会計予備費使用総調書外三件について、いずれも承諾できないことを申し述べたいと存じます。  十三日予定されている総理の出席のとき明らかにしておきたいと思っておりましたが、予定が変更されましたので、討論の中に織り込んでその反対の理由にもいたします。  その理由といたしましては、まず第一に、予備費の使用なるものは緊急やむを得ないものに限られるべきでありまして、それ以外のものは既定経費として計上すべきものであります。  申すまでもなく、予算は、国会の議決を得て使用されるべきものでありまして、これ……

第58回国会 決算委員会 第16号(1968/05/13、31期、公明党)

○鈴切委員 同僚議員からいま質問がありましたが、事が重大な問題でありますので、四十年度決算の総括に先立ち総理に質問をいたしますが、米原潜ソードフィッシュの周辺で、異常放射能値の原因が、米原潜による放射能汚染の疑いが濃いという科学技術庁の調査団からの報告が報道されております。三十九年八月アメリカから口上書で、周辺の一般的な自然放射能に測定し得る程度の増加をもたらす放出水その他の廃棄物は軍艦から排出されないとの約束であったが、今度の場合原潜による汚染だとすれば、政府はどのような処置をとるか、総理にまずお伺いいたします。
【次の発言】 原因を追求するのはもちろんのことであります。しかし、こういう問題……

第58回国会 内閣委員会 第4号(1968/03/08、31期、公明党)

○鈴切委員 現在法務省設置法の中に旭川刑務所の移転の問題がありますが、現在刑務所の移転、改築等がだいぶ計画されているようですけれども、その計画についてお伺いしたいのです。
【次の発言】 旭川刑務所について、完成時期、建築費用、それから矯正施設は必ず地元との間に問題があるわけですが、その地元対策の有無について、状況についてお伺いしたい。
【次の発言】 旭川刑務所の建築費用の一部が東京拘置所の一部から振りかえられているわけだが、そのいきさつについて……。
【次の発言】 東京拘置所の巣鴨から小菅への移転はいつできるのか。そのあと地利用計画はどうなっているのか。

第58回国会 内閣委員会 第11号(1968/04/09、31期、公明党)

○鈴切委員 民間企業においては、災害補償制度は労災法が適用されているが、炭鉱災害やその他の例に見られるごとく労災法の補償とは別に団体交渉権によって会社が被災者に弔慰金を支給する場合が多いし、またそのとおりになっておると思うのです。しかし公務員の場合は災害補償法に規定する補償のみで、その災害形態に応じて別途他の手当てがされる道は制度上、法制上全然考えられていない。労災法と災害補償法はその給付水準が同様であるので、公務員は民間の労働者と比較して民間の最低の補償のみしか受けていないことになるわけです。先ほど受田同僚議員から、すなわち災害においては、民間給与との比較で給与をきめるような形でなくして、国……

第58回国会 内閣委員会 第17号(1968/04/25、31期、公明党)

○鈴切委員 本日は運輸大臣も朝から引き続いて、まことに御苦労さまでございます。  私が最後でありますので、もうしばらくごしんぼうのほどをお願いしたいと思います。  そこで、新島に射爆場ができると仮定したときに、想定される種々の問題というものが私はあると思いますが、たとえば航路についてお伺いをしたいと思います。定期旅客船用航路が、常時制限水域、使用時制限水域にかかると思いますが、その状況はどのようでございましょうか。
【次の発言】 使用時制限水域にかかる航路はいかがですか。常時でなくて、使用時。
【次の発言】 私がおたくからいただいておる資料もここにございますが、この資料から申し上げますと、あな……

第58回国会 内閣委員会 第19号(1968/04/27、31期、公明党)

○鈴切委員 きょうは一省一局削減について問題がしぼられておりますし、問題点があまりにもはっきりしておりますので、論議が重複する点もあろうと思いますけれども、その点は了承していただきたいと思います。  行政機構の簡素化及び能率化という観点から、総理はみずから一省一局削減としてのショック療法を打ち出されました。局の所掌事務そのものの整理を含んでいないので、簡素化あるいは能率化がはかられるということは、どういう理由からでありましょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 総理が、要するに行政改革はこれからだ。前向きの姿勢を示されるとするならば、当然具体的に行政機構の簡素化の腹案かあるいは計画がなくては……

第58回国会 内閣委員会 第20号(1968/05/07、31期、公明党)

○鈴切委員 一省一局削減に関連しまして今日までいろいろ議論がかわされてまいりましたが、総括にあたりまして、行政改革の推進に当たる長官に行政改革に対する姿勢と考え方について少々お伺いいたします。  ずばり言って、何が行政改革を難事中の難事にしているかという原因について、まずお伺いいたします。
【次の発言】 確かにいま行政管理庁長官の言われたのもその一因と思うのでありますが、私は私なりのやはり考えがあるわけであります。  まず、私はいまの時点におけるところの考え方としては、長官自体の指導性のなさということを思うのであります。その例としては、行政機構の簡素化等のための総理府設置法等の一部を改正する法……

第58回国会 内閣委員会 第21号(1968/05/09、31期、公明党)

○鈴切委員 先般提案理由の説明がありました許可、認可等の整理に関する法律案、その内容においては「第一に、許可、認可等による規制を継続する必要性が認められないものにつきましてはこれを廃止し、第二に、規制の方法または手続の簡素化をはかる要があるものにつきましては規制を緩和し、第三に、下部機関において迅速かつ能率的に処理を要するものにつきましては処分権限を下部機関に委譲し、第四に、統一的に処理を要するものにつきましては許認可等を統合」したとありますが、これは非常にわかりにくいと思うのです。提案理由を見ましても、非常にわかりにくいわけであります。整理をした理由について、もっと明確に、国民にわかるように……

第58回国会 内閣委員会 第24号(1968/05/15、31期、公明党)

○鈴切委員 動物性たん白が乏しい国民生活の中で食肉という問題はまことに重要な問題であります。その意味において、供給と需要のバランスをとるために畜産振興事業団の存在はまことに大きな意義があると思うのですが、その趣旨及びその業務の態様について御説明願いたい。
【次の発言】 畜産物の価格の安定ということは、私の考え方では、主たる目的はいま申されましたとおり、消費者保護の物価安定と、もう一つは生産者の価格安定による保護との両面が含まれていると、かように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 指定食肉である豚肉の価格の安定をはかるために、事業団としては安定基準価格と、それから安定上位価格とを設け……

第58回国会 内閣委員会 第28号(1968/07/24、31期、公明党)

○鈴切委員 ただいま大出委員から長時間にわたってきめのこまかい質問をされましたので、その質問に重複する点はあろうと思いますが、それだけにやはり公務員給与の問題は公務員の死活の問題でもあります。いままでの惰性ということからもそれを打ち破らなくちゃなりませんし、また念を押す意味において、さらに質問を申し上げたいと思います。  佐藤人事院総裁は、国家公務員に対する給与改定の勧告、いわゆる人事院勧告の時期についての見通しを例年どおり八月十五日前後と、このように記者会見で発表されておりますけれども、すでに調査の集計の検討も最終段階であると思うが、ことしの春闘の高額ベースアップ及び三公社五現業の大幅賃上げ……

第58回国会 予算委員会 第19号(1968/03/29、31期、公明党)

○鈴切委員 一昨二十七日の報道によれば、北朝鮮側地域に米軍が、武装人員が三十八度線を越境したと報じられているが、このような問題が、三十八度線で紛争がしばしば起こっている、そのように聞いておりますが、その状態についてお伺いしたい。
【次の発言】 紛争が、です。
【次の発言】 そこで総理、いいですか、このような極東情勢の緊迫した状態を総理はどのように判断されているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 そこで、このような紛争をはらんでいる朝鮮の問題についてお伺いいたします。  まず、朝鮮に対する国連軍はどのような性格を持ち、現在の配備状況についてどのようになっているか、お伺いいたします。

第59回国会 決算委員会 第8号(1968/10/18、31期、公明党)

○鈴切委員 時間の制約もありますので、簡単に御質問を申し上げます。  住宅対策費の推移を見ますと、昭和四十一年度は四百三十七億七千二百万円で、三十五年度に比較をすれば約三・七倍となっております。一方、建設戸数は七万七千百十二月で、三十五年度の戸数に比較すれば約一・四倍であります。これは住宅一戸当たりの規模、構造等の改良による一戸当たりの単価増にもよりますけれども、その間の用地の値上がり、労務費の値上がりによる単価増も無視することができない問題であります。また、これらの値上がりは民間住宅建設のネックともなるが、建設省は、住宅行政の上からもこの面の物価安定に対してどのような施策を実行されておるか、……

第59回国会 決算委員会 第10号(1968/11/07、31期、公明党)

○鈴切委員 四十一年度の税務行政について昭和三十年と比較をしてみますと、たとえば法人数では四十九万が九十万に大幅に伸びております。それから申告所得税のほうでは二百四十万人が三百二十万人に増加して、さらにさらにこれから増加の一途をたどり、質的にも納税者の経済活動が大規模化かつ複雑化しておる。税務調査においては非常に困難の度を加えているのであります。事務の効率化、調査の重点化をはかって補っているようではありますけれども、これにもやはり限度があるのではないか。来年度の予算編成にあたって低所得者の切り捨てを実施すべきと考えられますが、そのためには給与所得控除の大幅な引き上げ並びに課税最低限の引き上げと……

第59回国会 決算委員会 第12号(1968/11/20、31期、公明党)

○鈴切委員 われわれが常に心配をしていた問題が、沖繩の嘉手納基地でB52戦略爆撃機が大爆発をするという事故となってあらわれましたけれども、そもそも本年の二月の初めにB52がグアム島から沖繩の基地に何のために移駐されたか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 それでは、沖繩基地にいるB52は常駐であるか、一時的な移駐であるか、その点についてお伺いします。
【次の発言】 従来はグアム島から北爆をしていたのを、極東情勢の、あなたが言うベトナムの緊迫ということから、B52が移駐をされたというようなお話でありますけれども、現在においては、B52が移駐をされるに必要な、要するにベトナムの緊迫感というものに……

第59回国会 決算委員会 第14号(1968/12/05、31期、公明党)

○鈴切委員 きょうは幸いにしてしばらくぶりの雨に見舞われまして、長官も安堵の胸をおろされておるのじゃないかと思いますけれども、つい最近までは、東京においてはついに雨なしの新聞記録を出してしまいました。現在は異常乾燥という、まことに火災発生を起こしやすい状況下、時期を迎えて、消防の強化はまことに必要性があると思いますが、昭和四十三年度において、現在までの火災の概況について、また損害について御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 まず一般の火災もさることながら、最近における高層建物及び地下街などの増加でありますが、これら諸施設に一たび火災が起こった場合、一般の建築物とは違った消防活動が必要になる……

第59回国会 内閣委員会 第3号(1968/08/22、31期、公明党)

○鈴切委員 主計局次長にお伺いします。これは一問でいいと思いますが、大型景気空前の持続ということで、企業のふところが岩戸景気のときの連続七期を上回る増収、増益が見込まれるのは確実であるといわれております。経企庁の見通しによると、国民所得の計算による本年度の民間設備投資は、年度当初の政府見通しである七兆九千億を上回る八兆三千億円にふくらみ、税の自然増収も相当見込まれているということでありますけれども、本年度の税収の見込みはどれくらいですか、お伺いします。
【次の発言】 経企庁の見通しは、かなり大幅な自然増収があるというふうに言っているわけでありますが、そのことについて、どこまでも見込みであります……

第59回国会 内閣委員会 第5号(1968/09/10、31期、公明党)

○鈴切委員 政府は、三十日の閣議で、人事院勧告による国家公務員の給与改定について、勧告のアップについては八%引き上げることとし、実施時期についてはまたもや不完全実施の八月一日からと決定をしたが、なぜ勧告どおり完全実施を閣議で決定できなかったか、その理由についてお伺いいたします。
【次の発言】 給与担当大臣として田中総務長官は、給与をきめる七人委員会においてどのような発言をされ、またそれが実際においてどのような反対の意見があったかということについて、その内容についてお伺いいたします。
【次の発言】 これはたしか参議院の予算委員会であったと思いますけれども、木村禧八郎君から質疑があったとき、水田大……

第59回国会 内閣委員会 第6号(1968/10/07、31期、公明党)

○鈴切委員 公務員の統一ストがあすに控えております。政府は、最悪の事態に対してそれを収拾するのに何か具体的な解決策を考えておられるかどうか。またどのように話し合いをされておられたかどうか。またさらに話し合いを進めていくつもりであるかどうか。その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 スト権や交渉権の剥奪されておるところの公務員があえて実力行使をせねばならないという、そういう事態に追い込ましたのは、私は政府の責任であると思います。一方、公社並びに現業に対する仲裁裁定の実施経費は約八百二十六億円と推定されておりますが、それは補正なしで四月から完全実施をされております。なぜ一般公務員を差別扱いを……

第59回国会 内閣委員会 第8号(1968/11/12、31期、公明党)

○鈴切委員 先ほど同僚議員から非常に重要な質問がなされたわけであります。それは防衛庁が一日、航空自衛隊の次期主力戦闘機を、米国のダグラス社のF4Eファントムを採用するに決定をした、そのようにいわれたわけでありますが、これは防衛庁の決定であって、どこまでも内定であります。ゆえにその後来るものはやはり何といっても国防会議を経てそしてさらに閣議決定ということによって初めて正式決定というふうになると私は思うのですが、その点について国防会議にかけないという、そういうことは私にはどうしてもふしぎでならないわけですが、その点についてもう一度明確な答弁をお願いいたします。

第60回国会 内閣委員会 第3号(1968/12/19、31期、公明党)

○鈴切委員 総務長官にお伺いいたしますが、私どもはどこまでも人事院勧告の完全実施をやるのはこれは当然の政府の責任である、このように主張しているものでありますけれども、一昨日以来、当委員会、国対のいろいろの折衝の過程を重ねて、八月実施という政府から提案されたことに対しての前進の意味をもっての話し合いがなされている。その結果、心配された十八日の公務員共闘会議の第二波、実力行使が回避されたということは国民としてまことに喜ばしい次第だと思うわけでありますが、それだけに、いよいよ来年は完全実施するに対しては見通しも非常に明るくなってきたんではないかと思うのです。来年度において、政府は人事院からの勧告が出……

第61回国会 災害対策特別委員会 第11号(1969/08/15、31期、公明党)

○鈴切委員 新潟の水害といえば近年宿命的でありまして、昭和四十一年の七・一七、翌四十二年の八・二八水害、そして過日の八月九日未明の集中豪雨と、連続水害は実に集中豪雨による河川のはんらん、決壊という事態を招いておりますが、六月の新潟の気象台の発表によりますと、七月の後半に日本海方面に大雨が降る、水害発生のおそれがあるとの長期予報を発表しております。気象庁にお尋ねしたいことは、ここ数年来というものは非常に集中豪雨が全国的に襲いかかっておりまして、各地に非常に災害をもたらしているわけでありますが、こういう最近の集中豪雨というものは、これは一時的な天候異変によるものであるか、あるいは将来もこういうふう……

第61回国会 内閣委員会 第5号(1969/02/27、31期、公明党)

○鈴切委員 大臣にお聞きしたいことがあるのですが、一九五〇年の十月十七日のいわゆる三十八度線突破決議と国連軍の問題について少々お伺いいたします。  一九五〇年の六月二十七日、安保理事会決議の勧告決議は、国連憲章第四十二条によるいわゆる制裁措置、すなわち軍事的措置をとるという決議であると思いますが、その点間違いありませんか。
【次の発言】 国連憲章第四十二条によるいわゆる制裁措置、これに対してはどうですか、お聞きしておきます。
【次の発言】 それでは、この決議の国連加盟国に対する拘束力はどういうことになりますか。
【次の発言】 それであるならば、結局、結論というのは、義務的であり、勧告決議は強制……

第61回国会 内閣委員会 第10号(1969/03/25、31期、公明党)

○鈴切委員 たいへんごりっぱである。あなたは、さすがにそういう道義の世界に生きてこられただけに、率先垂範しておられる。あなたのような閣僚ばかりであるならば、日本の政治はとっくに切り変わっておるはずだ。現状はまことにきびしい。天国と地獄の住宅事情である。あなたはそれを閣内においても、人にこういうことは押しつけてもいいと思う。閣内で、お互いは別荘を幾つもつくるようなことは遠慮して、庶民の家をつくろうじゃないか。あなたによって閣内がチェンジできると思います。政治家がチェンジし、あなた一人が閣内で主張されることによって、そういういい空気ができる。こういうことで頭の下がるあなたのような方々がすべての閣僚……

第61回国会 内閣委員会 第11号(1969/04/03、31期、公明党)

○鈴切委員 二日の午後、北海道の赤平市茂尻の雄別炭鉱茂尻鉱でガス爆発がありました。大きな事故であると報道されております。犠牲者が出るたびに、炭鉱の爆発といえばまたかと、そのように痛ましい思いがするわけでありますが、またそういうことが二度とあってはならないという観点から御質問をいたします。  まず、その事故の概要についてお伺いいたします。
【次の発言】 炭鉱の中にはガスの事故を起こしやすい山があると通産省でも言っておったようでありますけれども、この茂尻鉱では昭和二十五年、二十六年に相次いでガス、炭じん爆発を起こしたのに引き続いて、三十年十一月一日には六十人が死亡する爆発事故を起こしているわけであ……

第61回国会 内閣委員会 第13号(1969/04/08、31期、公明党)

○鈴切委員 時間の関係上、端的に質問をいたしますので、総理も答弁は簡明にお願いをしたいと思います。  まず総定員法の三年五%削減方式は全体の公務員数をふやさずに行政需要の消長に対処するためのものである、そのようにいわれておりますけれども、これが各省設置法ではできないとする理由について、総理からその考え方をお伺いいたします。
【次の発言】 現行の各省設置法方式では減員は行なわれずに増員のみが行なわれ、結局公務員の数はふえる一方だといわれておるけれども、それは政府の行政上の責任を一方的に国会に押しつけることになると思うが、総理の考え方をお伺いします。

第61回国会 内閣委員会 第15号(1969/04/15、31期、公明党)

○鈴切委員 今度提出された厚生省設置法等の一部を改正する法律案の中で、厚生省の付属機関としての児童手当審議会を設置することについて、政府はなぜその設置期限を昭和四十六年三月末までの二年間にしたか、その理由について。
【次の発言】 すでに児童手当懇談会においては昭和四十二年十一月、厚生大臣からの児童手当制度の構想について二十三回の会合を重ね、慎重に審議をされ、関連制度との調整、制度の細目については検討する事項が残されているとはいえ、制度の構想、基本的方向は明らかになっているわけであります。とすると、政府は審議会を二年間にされたということは、明らかに答申がおくれたという理由を隠れみのにして、そして……

第61回国会 内閣委員会 第17号(1969/04/18、31期、公明党)

○鈴切委員 先般、下総の御料牧場と高根沢の御料牧場を視察をしてきたわけでありますが、下総のほうは、御存じのとおり事情がありまして、つまびらかには見ることができなかったわけであります。その上において、きょうは総務長官並びに宮内庁の関係の方に御質問を申し上げたいと思いますが、まず第一に、下総を廃止して高根沢を選定するまでの経緯を御説明願います。
【次の発言】 高根沢のほうに取得をする経緯は一応御説明願ったわけでありますが、この経費関係については非常に複雑な経緯をたどっておるように思いますが、昭和四十二年及び四十三年の予算において国庫債務負担行為等を含めていろいろの経緯をたどって今日にきているわけで……

第61回国会 内閣委員会 第25号(1969/05/15、31期、公明党)

○鈴切委員 中国の食肉の輸入についての今日までの一切の経緯がどういうふうになっておるか、その点をお話し願いたい。
【次の発言】 いま三回の調査報告に基づいてというふうにお話しになりましたけれども、その三回の調査報告の具体的な点についてもう少し説明していただきたいと思います。
【次の発言】 わが国が、中国食肉の輸入問題が起こってから、農林省と連絡の上専門調査団、あなたがおっしゃるとおりに昭和三十一年、四十年、四十一年に中国を訪問し、家畜防疫衛生状況を調査しましたですね。  そこで、四十一年に訪中した田中良男という、これは元農林省の衛生課長だと思うのですが、中国の家畜衛生管理、防疫体制はすべて非常……

第61回国会 内閣委員会 第29号(1969/06/10、31期、公明党)

○鈴切委員 すでに同僚委員からいろいろ質問をされておりますので、簡明に御質問を申し上げたいと思います。  今回の恩給年額の増額についてまずお伺いいたします。昭和四十年十月改定時の恩給に四四・八%の数値を改定の率としておりますが、これは単に物価上昇を考慮した数値にすぎないわけであります。恩給審議会の答申においても、公務員給与との格差を調整する必要があると述べているにもかかわらず、物価だけにした理由はどこにあるのか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 恩給法の第二条ノ二には「国民ノ生活水準、国家公務員ノ給与、物価其ノ他ノ諸事情ニ」というふうになっておりますが、第一に質問したいのは、国民……

第61回国会 内閣委員会 第34号(1969/06/20、31期、公明党)

○鈴切委員 防衛施設庁長官にお伺いいたします。  昨年十二月の本会議において、わが党の矢野書記長の質問に対して、総理大臣は、この基地は、日本の安全に直接寄与し、極東の安全に重要な役割りを果たしていると述べられておりますが、しかし、整理、縮小、返還を具体的に推進するため、わが党は、すでに基地の総点検を行ないました。さらに、意識調査を含めての具体的な問題を取り上げました。わが党の米軍基地実態調査によると、米軍基地が存在することによって、全基地の三五・二%、すなわち五十一基地の住民が何らかの被害をこうむっており、しかも市街地に多い飛行場の周辺では、医療施設などの約三分の二の多数のものが被害を受けてお……

第61回国会 内閣委員会 第35号(1969/06/24、31期、公明党)

○鈴切委員 長官、いま人事局長からそのように人事管理の問題でお話がありましたので、これ以上追求するつもりはありません。しかし、一言だけ所信を伺っておきたいと思いますが、防衛庁より提出していただきました資料は、四十二年度において原因別隊員死亡者数が三度まで食い違いがあり、さらに三回目の数も訂正しなければならないということは、これは人事管理の問題であり人命の問題であるがゆえに、私はほんとうにほっておくべき問題でない、そのように思うのです。そこで、少なくともあなたの最も愛し、たよりにされているところの自衛官が死亡されました。それはたとえ公務上であろうとも公務外であろうとも、その遺家族の悲しみというも……

第61回国会 内閣委員会 第36号(1969/06/26、31期、公明党)

○鈴切委員 私は、公明党を代表いたしまして、今回提案された防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案につきまして、反対の討論をするものであります。  一九六九年、本年は第二次世界大戦の戦火がやんで四分の一世紀を経過し、政治、経済、外交、教育、文化等、あらゆる分野において過去の権威が失墜して、新しい建設を迎えようとしており、まさに国内、国際情勢に一大転換を迎えようとしている年であります。  世界情勢を見ますと、ヨーロッパではNATO体制、ワルシャワ体制の再編成がもくろまれており、アジアにおいても英国の退潮、アメリカのアジア政策の失敗と太平洋国家への固執、中国の核武装、ソ連の極東への関心の増大……

第61回国会 内閣委員会 第40号(1969/07/10、31期、公明党)

○鈴切委員 このたび運輸省設置法の一部を改正する法律案が提案されておりますが、この設置法改正の目的はまず何であるか、その点について運輸大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 計画官を八名置くことになっておりまして、課の廃止がされるようになっておりますが、整理によって課が廃止される具体的内容、そして廃止されることによって労働強化になるのではないか、また仕事がおろそかになることも十分考えられるけれども、その点についてどのようにお考えになるか。
【次の発言】 たとえば鉄監局の民鉄部電気課の廃止は、現在私鉄の事故が非常に多くなっているわけです。その意味においては当然強化指導しなければならないのに、廃止……

第61回国会 内閣委員会 第42号(1969/07/24、31期、公明党)

○鈴切委員 本案の具体的内容については、各行政機関を通じて廃止するものが十二、規制の緩和をはかるものが十、権限を委譲するもの十四、統合するもの一、計三十七、関係法律にして十九法律の中で整理するということでありますが、これらは一件一件しごく当然の整理対象と思いますが、何ゆえこのようなしろうと目にもわかるような不必要なものの整理が今日までできなかったのか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 行政監理委員会としても、国民に無用な過大な負担をかけるばかりでなく、行政を複雑化し、各省庁の定員増加を招き、国民の負担を増大させることも少なくないとはっきり明言しているわけでありますから、そういう点……

第61回国会 内閣委員会 第44号(1969/08/26、31期、公明党)

○鈴切委員 人事院は、例年どおり国家公務員の給与を五月一日にさかのぼって改定するよう勧告し、引き上げ率は一〇・二%、すなわち五千六百六十円とされたが、問題の焦点は何といっても勧告どおり完全実施をするということが私は一番大きな焦点ではないかと思うのです。そこで、人事院から公務員給与に関して本年の勧告を含め二十一回の勧告が行なわれたにもかかわらず、実施時期を含め完全実施されていない状態であります。なお特に人事院は、昭和三十五年の勧告以来五月一日実施を勧告しながらも、また九回政府は無視をして今日まできました。これらに対して、勧告をした立場である人事院総裁としてどのようにお考えになっているか、この点に……

第61回国会 内閣委員会 第46号(1969/10/08、31期、公明党)

○鈴切委員 先ほど受田議員から基地の問題についていろいろ質問がありました。私は具体的な問題として、きょうは立川の基地についてちょっとお尋ねいたします。  在日米大使館が、三日外務省に通告してきたところによれば、立川基地が近いうちに飛行停止をすると発表されたが、そのいきさつについてまずお伺いします。
【次の発言】 防衛施設庁では、立川基地の返還を促進するために、日米合同委員会でこの問題を取り上げる考えはないか。また、具体的にはどのような点を基本的な構想として折衝をされるつもりでいるか。また、日米合同委員会で折衝されるとするならば、いつこれを問題提起をされるのか。また、話のぐあいによって、いよいよ……

第62回国会 内閣委員会 第1号(1969/12/01、31期、公明党)

○鈴切委員 時間がございませんので、それじゃ質問いたしますが、ことしはボーナス月の六月実施ということに十一月の十一日閣議決定がなされましたけれども、十月二十八日日経新聞によりますと、四十四年度の自然増収は千三百億円程度見込まれるとありますが、完全実施をするには私は十分の財源があると、そういうふうに判断をしております。政府がその気でやるならば来年といわずことしの完全実施というのは踏み切ることができる、そのように思っておるのですが、その点についてまず第一点と、それから四十五年度には、いかなる困難があろうともそのことについては完全実施をするというふうに、総務長官あるいは保利官房長官が給与関係閣僚会議……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会 第29号(1970/09/10、32期、公明党)

○鈴切委員 私は、油による海水汚濁について質問いたします。  近年、石油化学工業の発展につれ、輸入、移入が増加し、これらの船舶の油の海洋投棄による被害は目をおおうものがあります。なかんづく伊豆七島国立公園は、一千二百万人の東京人のレジャーを楽しむ唯一の場所であり、日本三大漁場で年間二百億から三百億円の水揚げをしているのみならず、風光明媚な国立公園として、青い海、青い空、きれいな空気で、東洋のハワイとまでいわれております。その島々がいまや海洋公害によって汚染をされておる現状であります。私は、八日、九日と八丈島に公害調査に参りまして、海浜に打ち上げられておるボール状の無数の廃油だまりの中から、比較……

第63回国会 災害対策特別委員会 第2号(1970/02/20、32期、公明党)

○鈴切委員 昭和四十五年の一月の低気圧、一名台湾坊主というようにいわれているわけですが、それが関東、東北、北陸、北海道を大体縦断して、大きな被害をもたらしたわけであります。それについて、先ほど政府からのいろいろの報告を聞いておりますと、県の段階においての報告をまとめてというだけで終始をしているわけでありますが、政府として具体的に、この問題についてどのような処置をせられたか、まずその点についてお伺いをいたします。――もう一回言おうか。よく聞いてください。  昭和四十五年の一月の低気圧、これは一名台湾坊主というふうにいわれているわけでありますが、これが関東、北陸、東北、そして北・海道と縦断する大き……

第63回国会 災害対策特別委員会 第8号(1970/07/06、32期、公明党)

○鈴切委員 まず、気象庁のほうにお伺いいたしたいと思います。  集中豪雨に対する気象観測については、その被害のあるたびごとに、委員会においていろいろな角度で質問もあり、答弁をされております。いわゆる一時間当たりの雨量が圧倒的に多いという異常なケースについては、気象観測上の予報観測等、なかなか困難な点も多々あろうかと思うのでありますが、それだからといって放置しておくわけにはいかないほど、集中豪雨、すなわち梅雨前線を中心としての集中豪雨というものの被害が多いのであります。  そこで、気象庁において四十三年から五カ年計画で、西九州と九州西方海域で実施されている集中豪雨特別観測について、現行の気象予報……

第63回国会 災害対策特別委員会 第9号(1970/08/10、32期、公明党)

○鈴切委員 七月三十日、名古屋市の南東部を中心に襲った集中豪雨による被害についての御質問を申し上げます。  名古屋市は、特に南、緑、港、瑞穂の四区に災害救助法が適用され、三十四年の九月の伊勢湾台風以来の被害が出ておると、そのようにいわれております。今回の災害の特色は、特に人口密集地帯であるために、床上・床下浸水を合わして四万三千戸に及ぶ浸水被害が起こりました。特に洪水後、市内南部のゼロメートル地帯における排水作業に関する問題点が、今回特に指摘をされております。南部地区において、ことしに入りすでに三回の浸水被害をこうむり、抜本的な対策が望まれておる現状において、下水道の処理施設も問題視されておる……

第63回国会 災害対策特別委員会 第11号(1970/09/11、32期、公明党)

○鈴切委員 時間的な制約がありますので、率直にお聞きいたしたいと思います。  九月三日夕刻、雷雨を伴い降った集中的な雨によって、品川区内の立会川橋上流一帯の南大井四丁目、西大井四、五丁目が、急激に水かさが増し、ついにはんらんし、床上浸水五軒、床下浸水百数十軒の被害を出しました。しかし、どうしても納得がいかないのは、当時東京都が観測している品川区の広町観測所では、一時間当たり三十四・五ミリを記録しているとはいえ、立会川は御存じのとおり二級の五十ミリ河川で、一時間当たり三十ミリから四十ミリの雨量でははんらんはしないことは、すでに過去の実績が示すとおりであります。それにもかかわらず床上浸水を含む被害……

第63回国会 災害対策特別委員会 第12号(1970/10/12、32期、公明党)

○鈴切委員 すでに御存じのとおり、災害対策基本法は防災行政関係法の根本法であり、その立法精神は、災害対策基本法第一条に明らかになっております。ところが、現行の災害関係法は大規模な災害応急復旧の措置に力点が置かれ、個人災害の救済については、今日まで種々議論をされ検討もされてまいりましたが、先ほども細田委員からお話がありましたように、積極的な個人救済の法的措置がとられていない現状であります。  災害対策基本法第九十七条において、激甚災害に対処するための立法その他必要な施策を講ずべきことを政府に義務づけた規定がなされ、激甚法が立法され、激甚法に規定すべき事項については第九十九条に示されております。第……

第63回国会 逓信委員会 第13号(1970/05/06、32期、公明党)

○鈴切委員 先ほどから同僚議員から質問がありまして、重複する点もあろうかと思いますが、井出郵政大臣が二十八日に、「郵便事業の当面の課題」と題する郵便事業の改善策を発表されましたけれども、当面の課題とは言いながらも、現時点の解決をはかることはもちろんでありますが、さらにそれを踏まえて、今後郵便事業というものをどういう方向へ持っていくかという、私は重大な問題を踏まえての構想でなくては、場当たり式になってしまうのではないかと思うのであります。  そういう意味からいうならば、郵政大臣が言われているように、当面の課題であるからたいしたことないというようなお考えではなくして、私は相当重大な問題であろうかと……

第63回国会 逓信委員会 第18号(1970/11/11、32期、公明党)

○鈴切委員 山間僻地の難視聴の問題とは別に、都市化現象によるところのテレビの受信障害がいま大きな社会問題となっておりますけれども、テレビ受信障害の原因について、政府は現在どのように現状を把握されているか、その点についてまずお伺いいたします。
【次の発言】 過密化する都市の中にあって現在問題になっておるのが、新幹線、それから建物の高層化によるところの受信障害、もう一つは航空機によるところの電波障害等があげられると思いますけれども、私はきょうは時間の関係上、特にいま問題になっております新幹線によるテレビの難視聴については、東京都内においてどのような状況であるか、また実態掌握についてはどのような方法……

第63回国会 内閣委員会 第3号(1970/03/10、32期、公明党)

○鈴切委員 総理府設置法の一部を改正する法律案のほうの問題はあとに回しまして、いま木原議員並びに私ども同僚議員が予算委員会で質問をいたしました千葉県の銚子沖合いにおける底びき網漁船が被害を受けました件は、水産庁によっていままで掃海がなされておったわけでありますが、一応昨日掃海を打ち切った、そのようにいわれておるわけでありますが、その成果並びにガス漏れによって作業員がけがをしたという問題についての状況を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 掃海によってガスかんが発見されたのは、総理府のほうとしてはどれだけ報告を受けておられますか。

第65回国会 内閣委員会 第12号(1971/03/25、32期、公明党)

○鈴切委員 関連。昨年も八丈便が向こうで使用されたということなんですけれども、実際考えてみますと、八丈島は観光地で成り立っているような状態でありまして、やはり必要である時期というものは、おのずとこの春から夏にかけての状態になってくるんじゃないかと思います。そこで、昨年は確かに八丈島の増便については厚木飛行場へ移して、厚木が使われたということですけれども、いままでの実績は羽田からなされたということですが、本年度もおそらくそういう問題が起こってくるんじゃないかと思います。少なくともいままでの実績についてはやはり羽田から飛ばせる、そして増便については、それはまたあとの問題として、そういうふうなものの……

第65回国会 内閣委員会 第16号(1971/04/20、32期、公明党)

○鈴切委員 きょうは、私、交通安全教育全般について文部大臣にお伺いをいたしたいと思います。  先般、春の交通安全運動が行なわれまして、そのときに人身事故は一万七百五十五件、死亡が二百五十三人、負傷者は一万三千七百九十一人と、一日平均の死者は四十二・二人という痛ましい記録が発表されております。今度の期間は六日間、おもに入学、入園を重点に、子供や老人の歩行者保護に主眼が置かれましたけれども、春の交通運動としては最悪に終わってしまったわけであります。特に自転車とそれから歩行者の死者の約七割が老人と子供ということになりますと、幼い子供の生命を守る上においても、交通安全教育ということがますます重要性を増……

第65回国会 内閣委員会 第17号(1971/04/22、32期、公明党)

○鈴切委員 このたびの自衛隊機のソ連艦を誤認攻撃したということは、非常に重大な問題だと私は思います。そこで先ほど御答弁を伺っておりますと、どうして誤認をしたかわからない面があったという内容の御答弁がございましたが、全く私はその意味が実はわからないわけであります。そこでこの訓練に対する内容について少々私は御質問を申し上げたいと思います。  まずどういう範囲内においての訓練であったのか、どういう艦艇が目標であったかということ、それから攻撃は何回行なわれる予定であったか、訓練の行程はどういう行程で行なわる予定であったか、当日の視界としてはどういう視界であったか、またどういう訓練の指令を出されたか、訓……

第65回国会 内閣委員会 第18号(1971/04/27、32期、公明党)

○鈴切委員 厚生省の設置法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、きょうは老人問題について若干の質問をいたします。政府の基本的な見解をお伺いしたいわけであります。  先ごろの読売新聞の独自の調査によりますと、一日平均十四人もの老人が社会に絶望してみずからの生命を断っているというショッキングな結果が報道されております。ほんとうに私はこれは痛ましい問題ではないかと思うわけでありますが、こういうふうな状態で、社会の片すみで、発展を続ける社会に順応することができずにひっそりとみずからの命を断って社会から逃避する老人については、たとえ老人であろうが青年であろうが、とうとい一つの同じ生命でありながら、……

第65回国会 内閣委員会 第24号(1971/05/13、32期、公明党)

○鈴切委員 公害から人命を守り、破壊される自然をどうすれば保護することができるかということは、いまや国民生活にとってあまりにも切実な題題であるばかりでなく、七〇年代の政治に課せられた最も重大な問題ではないか、そのように思います。それだけに環境庁設置法案は国民の期待をになっている注目の法案であろうかと思うのであります。  そういう意味からいうならば、環境庁ができるということは、いままでばらばらであった行政が一元化をするということに対しては私は一応評価はできる、そう思うわけでありますが、しかし、できたことはできたが、相変わらず各省のなわ張り争いがあって一向に効果をあげることがなく、ただ行政を複雑す……

第65回国会 内閣委員会 第25号(1971/05/14、32期、公明党)

○鈴切委員 先ほども同僚議員から、首相の改憲発言という問題で話がありました。憲法の問題は事が重大だけに総理にいろいろ御質問をしたい、このように思っております。  佐藤総理が十日、自民党参議院選対会議が持たれて、参議院選に大勝利をするために、党議できまっている自主憲法を制定したいという、そういう旨の発言があった。憲法の危機が叫ばれている時期だけに、各社一斉にこの問題を取り上げたのは当然ではないかと思うわけであります。なぜならば、かねてから国民的合意の上に成り立っておる現在の平和憲法について、従来からとってきた歴代保守党内閣の平和憲法無視の姿勢は、第一次防、第二次防、第三次防とまず既成の事実をつく……

第65回国会 内閣委員会 第26号(1971/05/15、32期、公明党)

○鈴切委員 昨日は総理をこの内閣委員会にお呼びいたしまして、かつて自民党の参議院選挙対策委員会の全国会議で発言されました改憲問題についていろいろ御質問いたしましたけれども、時間の制約がございまして、なかなか思うような質疑ができなかったのでございます。  きのうの総理の発言から感じますことは、自主憲法を改正することになりますと、ますます一つの歯どめがなくなってしまうような感じを受け、非常に国民が危惧する方向へと進んでいくのではないか、かように思うのであります。従来のようななしくずしの考え方、そしてそれに既成事実を加えて、その上においていろいろと憲法を拡大解釈をしてきた、そういうことはもはや許され……

第65回国会 内閣委員会 第27号(1971/05/17、32期、公明党)

○鈴切委員 厚生大臣は時間の都合があるということでありましたので、二問だけ質問をいたしますので、これをさらに再質問等しますと時間がなくなりますから、前向きにひとつお答えを願いたいと思います。  まず第一に、公害基本法に、騒音の環境基準をつくることが規定されております。すでに生活審議会の答申が出ているわけでございますが、建設省並びに運輸省の調整がつかないということで、いまだにそのままになっているわけでございますが、当然厚生省は人命を守る立場であるならば、そういう反対等によって答申が大きく後退するというようなことがあってはならない、私はそう思うわけであります。ゆえに、そういう点について、いつ出され……

第65回国会 内閣委員会 第30号(1971/05/21、32期、公明党)

○鈴切委員 関連して。いま伊藤委員から具体的な数字を示して、何月に何本搬入したかということについて質問がありました。ところが、防衛庁のほうでは、年間二百本という数字を出されているわけですけれども、その数字に大きな食い違いがあるわけですね。その大きな食い違いについて、やはりこれは明確にしておかなくてはならない。少なくとも食い違いの本数はどこへ搬入されて、どういう経路をたどったということについては、明らかにする必要がある。それをそのままに、ただ二百本くらいという防衛庁の答弁では承服できないわけです。こういう塩素ガス、毒ガス等に使われる、そういう問題について、搬入状態が食い違っているというところに、……

第65回国会 予算委員会 第10号(1971/02/09、32期、公明党)

○鈴切委員 私は、久保質問を聞いて、実はびっくりしたわけでございます。公明党といたしましては、御存じのとおり、これは大蔵大臣が御存じと思いますが、予算編成のときに大蔵大臣を通じて予算に対する要望をいたしました。それは御存じだと思いますが、ただいまこの小林法務大臣の演説の内容については、オーバーと言いながらも、やはり私は限度があるのではないかと思います。そういう意味において、予算編成あるいは予算の審議等については、自民党だけでやっているのではありません。そういう点においては国会軽視もまことにはなはだしい、こういうことでは予算の審議に応ずることができない、私はそういうふうに思うわけでございますが、……

第65回国会 予算委員会 第14号(1971/02/17、32期、公明党)

○鈴切委員 委員長にお許しをいただきまして、一問お聞きしたいわけでありますが、昨日厚生大臣は、社会保険審議会、社会保障制度審議会の両答申を得て十六日中に提出するという公約をされました。私どもは厚生大臣のことばを信じ、昨日その推移を見守っていましたけれども、ついに本日いまだに提出することができない。明らかに公約違反であります。これではとうてい審議に応ずることはできません。厚生大臣はいかなる政治責任をおとりになるか、答弁を求めます。  なお、委員長に申し上げますが、予算委員会は審議を中止して、この収拾については理事会においてはかられんことを要望いたします。

第65回国会 予算委員会 第17号(1971/02/27、32期、公明党)

○鈴切委員 私は衆議院予算委員会における昭和四十六年度予算審議の締めくくり総括に、公明党を代表いたしまして総理並びに関係閣僚にこれから質問を申し上げるわけでありますが、時間等の制約もありますので、私はいまだ明確になっていない対米請求権を中心に、国内問題、沖繩問題等にしぼって質問を申し上げたいと思っております。そして時間があれば、その他防衛問題に移っていきたいと思っておりますので、あらかじめ御了解を願いたいと思うのであります。  いま沖繩返還に伴ういわゆる対米請求権の問題が一つの大きに焦点になっております。返還協定も本年早期に調印の運びとなると、相当両国間の話も煮詰まってきていると思うのでありま……

第67回国会 内閣委員会 第10号(1971/12/08、32期、公明党)

○鈴切委員 先ほど鬼木議員から多般にわたって給与法についての質疑がございましたので、鬼木議員との重複は避けて御質疑を申し上げたいと思います。  私は、本日取り上げたい問題は、特地勤務手当、これについて御質疑を申し上げたいと思っています。給与法の中に特地勤務手当の支給がうたわれておりますけれども、この特地勤務手当の支給の趣旨と性格並びに経緯について、まずお伺いをしたいと思っております。
【次の発言】 この特地勤務手当は、第十三条の二に「離島その他の生活の著しく不便な地に所在する官署として人事院規則で定めるものに勤務する職員には、特地勤務手当を支給する」とあります。これを私はやはり二つに分けて見な……

第67回国会 予算委員会 第1号(1971/10/23、32期、公明党)

○鈴切委員 補正予算の国債発行についての大原委員からの質問に対する法的な疑義については、私は、政府のいまの答弁では当を得ていない、そのように思うわけでありますけれども、しかし私は、法的疑義はさることながら、本質的に国債の運用、管理に対する政府の姿勢、はたしてこれでよいかどうかという点についてお伺いをしたいのであります。  私は、現在の経済情勢下で、税収その他の歳入財源の落ち込みから、かつはまた国民生活を守り、不況打開、さらにはいままでの経済体制を国民生活優先の体制に転換すべきことからも、歳入不況を補い、さらに国民福祉充実、向上のための利用財源を確保するについて国債を発行するということについては……

第67回国会 予算委員会 第2号(1971/10/25、32期、公明党)

○鈴切委員 先ほどの総理の答弁を聞いておっても、全く納得がいかない答弁をしているわけですよ。これでは、常に、総理が答弁をしたことは責任が持てないような状態では、審議を先に続けるということはできません。だからこの問題は、委員長、留保をさせてもらいたい。

第67回国会 予算委員会 第6号(1971/10/30、32期、公明党)

○鈴切委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題になっております昭和四十六年度補正予算案に反対の討論を行ないます。  中国代表権問題について、アルバニア決議案は、まさに新しい世界の幕あけを告げるものでありました。同時に、このことは、わが国外交が世界情勢の把握と予見性を欠き、虚構の歴史にとらわれた政府の外交失態を明確にあらわしたものでありました。  中国問題といい、沖繩返還協定問題といい、本委員会に示した政府の姿勢は、わが国の前途に重大な憂いを国民に与えたのであります。  そのような政府の姿勢は、補正予算案にも如実にあらわれているというべきでありましょう。今回の補正予算は、今日の事態に対処するこ……

第68回国会 予算委員会 第1号(1972/02/04、32期、公明党)

○鈴切委員 委員長の許可を得まして、議事進行についての関連質問をさしていただきます。  ゆえに、内容につきましては、また後日、同僚議員等がこれについての質問をされると思いますが、基本的な考え方でございますけれども、佐藤総理がおっしゃっておる四次防と三次防の問題ですけれども、どうもこれをこんがらがって佐藤総理は言われておるような感じを受けるわけであります。この間、理事会に竹下官房長官をお呼びいたしましてお聞きしましたところ、やはり総理と同じようなことを言われました。内容的には第三次防の継続で、現有勢力の維持のための予算であるし、四次防増強計画の計上ではない、このように、先ほどの御答弁のとおりでご……

第68回国会 予算委員会 第5号(1972/02/28、32期、公明党)

○鈴切委員 議事進行について。  政府はいままで政治責任というものを明らかにしないで今日までやってまいりました。これは私は、今日の国民の政治不信がすべてそこにあろうかと思うのであります。政治責任というものは、これは結果責任であります。言うならば、行政府である総理大臣は予算の編成権を持っております。しかし、予算の編成権を持っている総理大臣が予算の中においてミスをおかしたということであれば、やはり当然これは政治責任の問題になろうかと私は思うのであります。そういう意味から、いままで大蔵大臣並びに防衛庁長官は、この政治責任についてあいまいに事を過ごそうとしているが、これは私は納得がいかないのであります……

第68回国会 予算委員会 第6号(1972/02/29、32期、公明党)

○鈴切委員 議事進行について。佐藤総理はきのうかなり国際情勢にのっとって前向きの発言をされたということは、これは大きく評価をされるものと思っております。ところが外務大臣はこれを打ち消すような御答弁をされました。ちょうどたとえて言うならば、テレビのピントが合わなくて画像が食い違っているような状態では審議が先に進みません。この点について、委員長、政府の統一見解を出すようにお取り計らいを願いたいと思います。

第68回国会 予算委員会 第8号(1972/03/02、32期、公明党)

○鈴切委員 きょうは楢崎委員の質問の中において関連をさしていただいて、一言二言御質問申し上げたいと思います。  前沖繩国会において、わが党の伊藤委員から、横田基地に核があったのではないかという質問をしたことは、御承知のとおりであります。その点、ハバード証言と幾つかの点が一致をいたしております。その意味においてハバード発言はそれを裏づけることになり、私はまことに重大ではないかと思うのであります。なぜならば、もしこのことが事実であるとするならば、政府のとってきた基本的な非核政策は根本的にくずれると同時に、事前協議はあってなきが同様であります。そういう疑惑に対して、先ほど楢崎委員に対して、安保協議委……

第68回国会 予算委員会 第15号(1972/03/14、32期、公明党)

○鈴切委員 昨日から当委員会で問題になっておりました「沖繩への物資の輸送に関する件及び立川基地への部隊の配置に関する件」について、私どもは、この問題は要するに過日の四次防の先取りの問題と同時に、政府の反省なきところに起きたシビリアンコントロール無視の結果だと、そのように断ぜざるを得ないのであります。そういう意味から言うならば、政府が具体的に示してきたこの内容で、はたして文民統制の実があがるかどうかということについては非常に疑義を抱かざるを得ないのであります。  そこで、先ほど辻原委員から言われたように「責任体制を明確にし、」と言う以上は、今後このような文民統制の無視をした場合におけるところの総……

第68回国会 予算委員会 第19号(1972/03/27、32期、公明党)

○鈴切委員 総理は、聞くところによりますと、本日はお誕生日であると私聞いております。そのお祝いをする日に締めくくり総括、総括といえば何か戦慄を覚えるような感じがいたしますけれども、その締めくくり総括ということは、あまりにも皮肉のようなめぐり合わせではないかと私思うのであります。しかし、政治家である以上、また国政の最高責任者である以上、総理としては、国民のきびしい批判を受けるのは私は当然であろうかと思うのであります。そういう意味におきまして、政治責任についてまず私はお伺いをしておきたいのであります。  過日の予算委員会におきまして、わが党の矢野書記長の質問のときに、総理に政治責任をお伺いをいたし……

第68回国会 予算委員会 第22号(1972/04/03、32期、公明党)

○鈴切委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提出の昭和四十七年度予算三案に反対し、日本社会党、公明党、民社党、三党共同提出の予算組み替え動議に賛成の討論を行ないます。  政府案に対する反対理由の第一は、米中首脳会談によるアジアの緊張緩和への重大な転機の到来の中で、政府は日中国交回復の必要性を是認しながら、いまだ日台条約に縛られた虚構の対中政策に固執し、台湾帰属の見解に内閣の不統一を暴露したことはまことに遺憾であり、あまつさえ矢野発言に対する答弁を打ち消し、みずから食言をしたことを認めるに及んでは、まさに国民は政府を信用することができないことは当然であります。このよう……

第70回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1972/10/27、32期、公明党)

○鈴切委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、永田亮一君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。

第70回国会 予算委員会 第3号(1972/11/06、32期、公明党)

○鈴切委員 先ほど各大臣から概況説明がありました石狩炭鉱のガス爆発の事故、それから北陸本線の列車火災事故、日本航空のハイジャック事件、いずれも人命に関する問題だけに、私は瞬時もおろそかにできない問題であると思うのであります。私は、公明党を代表いたしまして、それらの諸点について質問を申し上げる前に、これらの事故によって犠牲になられました方々に対して衷心より哀悼の意を表すると同時に、負傷者に対しましては一日も早く健康を回復されることを祈ってやまない次第であります。また救助にあたっては、一刻も早くその遂行に当たられんことを要望する次第でございます。  私は、いま辻原さんからいろいろお話がありましたの……

第70回国会 予算委員会 第5号(1972/11/08、32期、公明党)

○鈴切委員 政府は、さきの六十八通常国会で、防衛予算のうち航空機三機種分の約二十七億円を削除し、そして国庫債務負担行為を凍結いたしました。私も、六十八通常国会において予算委員会の理事をさせていただいた経緯から、その内容についてはよくわかっておりますが、それはしょせんは、四次防の決定が行なわれない段階で四十七年度に組み込まれたためであり、言うならば、いわゆる予算の先取り問題が大きくクローズアップされたからであります。しかも、自衛隊の沖繩へのもぐり物資移送の問題、立川の強行移駐の問題など、自衛隊におけるシビリアンコントロールの機能が完全に果たされていない実態があったからであります。その結果、国会は……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 内閣委員会 第2号(1973/01/16、33期、公明党)

○鈴切委員 同じ自民党政府にあって、内閣がかわるたびに政府の答弁が食い違いをするというようなことがあっては、これは国民の不信感を招くことであるし、責任政党としてのあり方ではないと思います。そういうことで、責任継承の原則というのがあるのですが、それについて官房長官はどのように認識をされておりますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 となりますと、立川基地に対する実は佐藤総理の答弁があるわけであります。この問題については官房長官も、かつて六十八通常国会で昭和四十七年度の予算審議をやったときに、第四次防衛力整備計画の先取り問題が表面化をいたしました。文民統制無視の政府の姿勢は明らかになった。そ……

第71回国会 内閣委員会 第3号(1973/02/21、33期、公明党)

○鈴切委員 昨年の六十八通常国会で、三月七日、予算委員会の最中にちょうど自衛隊が抜き打ち移駐をした。そしてその反省のもとに、総理大臣が国会において、地元の方との話し合いによって行なうということを約束したにもかかわらず、さらに昨年の暮れ移駐をされました。そのことについて私は、国会における総理大臣の答弁に対する防衛庁のやり方は、まことにこれは責任がある問題として公約違反である、この問題については白紙撤回をせよという立場には、私、変わりないのでありますが、しかし、一応防衛庁のほうの考え方も聞いておく必要があろうと思うのです。  そこで、まず第一点に、今後、立川基地にあるところの部隊の残存部隊はどのよ……

第71回国会 内閣委員会 第6号(1973/03/01、33期、公明党)

○鈴切委員 今度の寒冷地手当の改正は昭和四十三年以来でございますから、ちょうど四年ぶりということになるわけでありますけれども、現地も、寒冷地手当の改正ということは当然のことであるというようなとらえ方の中において、まだまだ十分でない点があろうかと思います。そこで私は、寒冷地手当についての問題の中で三点ばかりお伺いをしたいと思います。  一つは、北海道に在勤する職員に支給する寒冷地手当の基準額に加算する額を甲地、乙地のみに実施いたしまして、丙地または本州の五級地については措置がなされていない。言うならば引き上げなかった理由というものについて御説明願いたいと思います。

第71回国会 内閣委員会 第8号(1973/03/08、33期、公明党)

○鈴切委員 今度の通商産業省設置法の一部を改正する法律案を見てみますと、通産省は二十年ぶりに今度大々的に機構の改革をされることを計画されておりますけれども、内外の社会経済情勢をどのように通産省として認識をされておられるか。その上に立って通産行政を遂行するのに、なぜこれらの機構改革が必要であるのか。そして具体的にその機構改革によってどのように今後生かされていくのか。その点について明確なる御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 ヨーロッパから火の手が上がったドル・ショックでございますけれども、それはむしろアメリカの体質、政策、すなわち円対策ということを主とした問題が一番大きな焦点となってきてい……

第71回国会 内閣委員会 第9号(1973/03/27、33期、公明党)

○鈴切委員 国民の祝日に関する法律の一部を改正をいたしまして、第三条に「「国民の祝日」が日曜日にあたるときは、その翌日を休日とする」と、こうあるわけでありますけれども、具体的にお聞きをしたいと思うわけでありますが、四月二十九日の天皇誕生日はもう法律できめられた祝日であります。法律できめられた祝日であるとするならば、それは休日であるということはイコールになっているわけであります。となりますと、四月の三十日を休日にするという解釈はどのように判断をしたらよいか、どういう名称で休みをとるということになっているのか、その点についてお伺いいたします。

第71回国会 内閣委員会 第11号(1973/04/03、33期、公明党)

○鈴切委員 国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律案を審議しているわけでありますけれども、これは長い間久しく要望されてきた問題であるだけに、私は非常に前向きでいいと思うわけでありますが、それに伴って、やはり不均衡があってはならないという原則に立たなければならないと思うのでありますが、そもそも民間企業の退職手当というものの性格についてはどのように認識をされておりますか。まずその点について伺いましょう。
【次の発言】 功績報償説、退職金をもって在職中の功績に対する報償であるという考え方、賃金のあと払い説、労働者が在職中当然受けるべき賃金部分を退職した際に受け取るにすぎないという考え方。生活保障……

第71回国会 内閣委員会 第15号(1973/04/13、33期、公明党)

○鈴切委員 いわゆる漁業白書というものがつい最近出されましたので、その漁業白書に基づいて今後日本の漁業政策に対するところの基本的な考え方、並びにこれからどのようにしていかなくてはならないかという点について二、三お聞きをしながら、具体的な問題に入りたいと思うわけであります。  まず、漁業白書によりますと、昭和四十六年のわが国の漁業生産量は前年を六・四%上回る一千万トンという大台に乗るという状態になってきた。しかし反面、経済の高度成長に伴う環境汚染からなかなか優良な漁場がなくなったために、それを海洋漁場に求めておるけれども、しかし国際規制の強化の措置がだんだんときびしくなってくる、そういうことでわ……

第71回国会 内閣委員会 第16号(1973/04/17、33期、公明党)

○鈴切委員 昨日東京入りをいたしまして、中国の廖承志さんを団長とする五十五名の代表団が来日をされました。約一カ月間日本に滞在する予定の中で、各種各般への接触が行なわれると私は思うわけでありますけれども、形式的にいえば民間レベルということになっておりますけれども、実質的には外交代表としての資格権限を備えた顔ぶれが並んでおるわけでありまして、そういう意味においては、廖承志氏の任務は中国の特使としての性格を持つもの、私はそのように判断をしているわけでありますけれども、政府はこれらの方々と、ただ単に友好のエール交換というにとどまらず、日中間における懸案とされている問題として率直に話し合われる用意がある……

第71回国会 内閣委員会 第19号(1973/04/24、33期、公明党)

○鈴切委員 今度、経済企画庁の設置法の一部改正をして物価局を設置されるということでありますけれども、物価局をおつくりになってどういうことをおやりになるのでしょうか。
【次の発言】 いまいろいろ長官のほうからお話がありましたけれども、要するに、各省庁の総合調整をやるとか、あるいは物価に関する総合的な施策を強力に推進をするとか、あるいは物価に関する基本的な政策の企画、立案等、そういうふうな政策に取り組むには、いま現在の物価政策課ではあまりにも弱体であるから、そういう意味から言うならば、物価局をつくることによってその目的を達したい、こういうようなお話だと私は承ったのですけれども、それはそれとしまして……

第71回国会 内閣委員会 第22号(1973/05/08、33期、公明党)

○鈴切委員 今度、恩給の一部を改正する法律案が出されて、恩給改善の内容については、きめこまかい点まで今度の場合には配慮されてはきておりますけれども、しかしそれでもまだまだ問題があるように思います。この間も恩給の問題についてかなりこまかいところまで質問をされておりましたので、私はきょうは、基本的な問題で少しお話を聞いてみたい、こう思うわけです。  まず初めに恩給年額の増額についてですが、今回の恩給の改善は、公務員給与の昭和四十六年と四十七年の改善率そのものにスライドして一挙に二年分を実施をして、その改善率により二三・四%引き上げるということになっておりますけれども、この処置によって、公務員給与と……

第71回国会 内閣委員会 第25号(1973/06/01、33期、公明党)

○鈴切委員 私は、さきに建設省設置法の一部を改正する法律案についての質問は終わっておりますから、質問をするのではなくして、建設省設置法の一部改正の法律案に対して、一言わが党の考え方を明らかにしておきたいと思います。  昭和四十五年に、筑波研究学園都市建設法が自民党、社会党、公明党、民社党の共同で衆議院建設委員長名で提出をされ、引き続いて参議院建設委員会では、「筑波研究学園都市の建設に当っては、政府は、次の諸点について適切な措置を講ずべきである」として、六項目にわたる附帯決議がなされました。しかるに今日まで、附帯決議が全く尊重されていないばかりか、いろいろ問題を起こしておることは、さきの質疑にお……

第71回国会 内閣委員会 第26号(1973/06/05、33期、公明党)

○鈴切委員 私、国家公務員災害補償法の一部を改正する法律案についての若干の質問をいたしたいと思います。  まず初めに、近ごろの都市を見てみるに、たいへんに超過密化されている現在、そしてまた土地の価格の暴騰によって非常に通勤の遠距離化という問題が大きな問題になってきておりますし、それからまた、交通事情の悪化という問題によって、労務提供のための通勤途上における危険度というものは日一日と増大をしている現状であります。通勤途上の災害の発生件数も相当な数にのぼってきている。これら通勤途上の災害については、国家公務員災害補償制度以外の諸制度によって若干カバーはされておりますけれども、被災者にとって、少なく……

第71回国会 内閣委員会 第27号(1973/06/07、33期、公明党)

○鈴切委員 わが党は現行憲法擁護を党の綱領で明確にしておりますが、ただいま問題になっております天皇の権能についてまずお伺いを申し上げたいと思います。そこで、総理大臣の認識についてまずお伺いをしたい。  増原発言から、天皇の権能についてはいろいろ論議をされているわけでありますけれども、わが国はイランと同じく王制の国であるかどうかという認識でありますけれども、その点についてまずお伺いいたしましょう。
【次の発言】 いま総理大臣は、主権在民であるし、そういうことから言うならば、イランと同じ王制であるというものの考え方は決して正しくない、こういう御発言がありました。  そこで、この問題について、実は六……

第71回国会 内閣委員会 第30号(1973/06/15、33期、公明党)

○鈴切委員 まず、山中防衛庁長官にお伺いをすることが初めであります。個々にわたる問題と防衛論争、そういう問題をきょうは論議をしていきたい、このように思うわけであります。  いずれにしても、三十万近くになんなんとするところの自衛隊という武力の集団、それを統括するのが防衛庁長官であります。そういう意味から考えますと、新しく就任をされました山中長官が今後防衛行政を担当することになるわけでありますけれども、一面、長官は武力の集団である自衛隊をシビリアンコントロールする面と、もう一面は、やはりみずから憲法の基本精神を踏まえた姿勢がなくてはならないと私は思うのです。不幸にして防衛庁長官は、西村長官をはじめ……

第71回国会 内閣委員会 第34号(1973/06/26、33期、公明党)

○鈴切委員 私、時間が非常に少ないわけでございますので、質問に対する答弁は適切に簡便にお願いしたい、このようにお願いいたします。  総理大臣、あなたは内閣の首長であると同時に国防会議の議長でもあるわけです。それと同時に自衛隊の最高責任者であるわけであります。また防衛行政についてはオールマイティーの権限を持っておられる。そういうことになりますと、いわゆる武力集団の中心的な立場にあられるわけでありますけれども、そういう観点から考えますと、総理の判断というのはまことに重要な意味合いを持とうかと私は思います。そういう意味から考えて、総理のシビリアンコントロールに対する基本的な考え方、そのことについてお……

第71回国会 内閣委員会 第37号(1973/07/04、33期、公明党)

○鈴切委員 法務省設置法の一部を改正する法律案に関連をして、少しお聞きしておきたいと思うのです。  新東京国際空港が成田にできるということで、国際線については成田に移行をするということが現在進んでいるわけでありますけれども、成田空港の開港見込みは大体いつごろになるのでしょうか。
【次の発言】 昭和四十六年の十一月十日に吉田入国管理局長が、おそらく昭和四十七年の五月中というふうな答弁をされましたし、あるいは昭和四十七年の六月というふうな答弁をされたわけでありますけれども、状態はたいへんにおくれてきているわけです。そういうことから考えますと、新東京国際空港の開港というものは、これは決してわが国だけ……

第71回国会 内閣委員会 第38号(1973/07/05、33期、公明党)

○鈴切委員 厚生省設置法の一部を改正する法律案が提案されておりますけれども、この中で機構の改革並びに名称の変更がございますが、その中で公衆衛生局の結核予防課が成人病対策課と変更されましたけれども、それはどういう意図でそのようになされたのでしょうか。
【次の発言】 そこで、成人病対策について少々お伺いしたいのでありますが、いまもお話がありましたように、昔は結核が死亡原因のトップを占めておりましたけれども、いまは脳卒中、がん、心臓病の死亡順位で、しかも死亡百人のうち半数以上がこのような成人病でなくなっているのですが、一番新しい記録を御説明願った上で、その現状に対して大臣としてどのようにお感じになっ……

第71回国会 内閣委員会 第47号(1973/08/23、33期、公明党)

○鈴切委員 文部省設置法の一部を改正する法律案に対して反対の討論をいたします。  反対の理由について簡単に申し述べたいと思います。  提案理由による高等教育の改革と計画的な整備充実を推進する方向は、文部省での中教審答申とのからみ合いもあり、賛成しがたい。高等教育等のかかえている問題は非常に多いが、行政の不合理性によってもたらされているのではなく、総定員法や大学の自治に対する政府の介入等による問題がその原因である。ゆえに機構の改革と整備だけでは抜本的な問題にはならない。  国際文化交流については、文部大臣が中教審に諮問しており、その答申がなされる前に文化庁よりユネスコ事務局等を本省に移行させるこ……

第71回国会 内閣委員会 第48号(1973/08/28、33期、公明党)

○鈴切委員 人事院は去る八月の九日に公務員給与の改定を内閣と国会に勧告をいたしました。勧告は公務員の給与については平均一五・三九%のアップという内容であります。勧告につきましては、先ほどからいろいろとお話がありましたように、昨年に比べまして約六日間早く行なわれたということ、その努力については画期的でありたいへんに評価されると思うわけでありますが、しかし要は、その勧告があった内容を完全実施し、早く公務員の方々に給与をお支払いするということが一番大きな問題ではないかと思うわけであります。そこで、完全実施の問題については、これは坪川総務長官から完全実施ということを閣議決定されたという御報告がありまし……

第71回国会 内閣委員会 第49号(1973/08/31、33期、公明党)

○鈴切委員 午前中に法務大臣は、金大中氏を名ざして、本人に亡命の意思があれば、出入国管理令に照らして、法務大臣の専権事項であるところの、亡命に準ずる処置として特別在留許可を与えると言明をされました。これは議事録を読んでいただければよくわかるわけでありますが、そのとおりだと思います。そこで私、これはたいへんに前向きの答弁であると評価をしているわけでありますが、法務当局においても、当然大臣の言われたそのとおりであると、そのようにもう一度確認をしておきたいと思うのですが、いかがでしょか。
【次の発言】 法務当局、だいぶ答弁が後退しているように私は見受けます。法務大臣は明らかに金大中氏を名ざしをして、……

第71回国会 内閣委員会 第50号(1973/09/21、33期、公明党)

○鈴切委員 時間の関係等もありますので、一般職の職員の給与に関する法律については、過日の委員会におきまして私も質問をいたしましたので、一般職の職員の給与に関する法律のほうの問題はきょうは取りやめまして、防衛庁の職員給与法の一部を改正する法律のほうについての御質問を申し上げたいと思います。  いま現在、御存じのように防衛二法が参議院において審議中であります。この推移というものはいま非常に微妙な段階に来ているわけでありまして、国会の意思においてあるいは成立をし得ないという場合も当然考えられるわけでありますけれども、その中にあって、昭和四十九年度に入学が予定されている防衛医科大学校学生に対し、防衛大……

第71回国会 内閣委員会 第52号(1973/10/09、33期、公明党)

○鈴切委員 ミッドウエーの母港化に伴って事前協議の問題が大きくクローズアップされておりますけれども、参議院の予算委員会に福田前外務大臣が、事前協議の運用問題について再検討をするというふうに国会にお約束になったわけでありますけれども、その後何ら国会に対して明確な答弁がなされておりません。その点についてまず、どういう場所で検討をされ、そして従来から比べて事前協議の運用をどのようにお変えになったのか、また、どういう点が問題となり、どういう点が変更されたか、明快に御答弁を願いたい。
【次の発言】 先ほどからたいへんに事前協議の問題で論議をされておりまして、しかも事前協議の空文化にひとしいのではないかと……

第71回国会 内閣委員会 第53号(1973/11/16、33期、公明党)

○鈴切委員 物価上昇というのは、非常事態に突入している、私はそのように判断をいたしております。しかもインフレーションというものは、かなり度が進んできている。しかし政府としては、いまだにインフレということについてはなかなか口にしたがらないのですが、いま現在、先ほど来られた経企庁長官は、政府の見通しというものは非常に甘かったということは認められているわけです。その反面、物価の上昇に伴って民間企業においては、それぞれ物価上昇に対する何らかの保護策、生活防衛手当金とかあるいはインフレの手当金とかそういうふうなことがいま現在なされているわけであります。  たとえて言うならば、民放各社においては、日本テレ……

第71回国会 内閣委員会 第54号(1973/11/21、33期、公明党)

○鈴切委員 中東紛争に端を発して、アラブ諸国が石油戦略攻勢をかけてきたということで、日本の国自体は中立であるというふうに立場を宣明しても、向こうのほうとしては、非友好国であるというレッテルを張りながら削減をされている現状です。その影響というものは、日本経済に及ぼす問題として深刻に受けとめもし、またこれに対処しなくてはならないと思うわけであります。  先ほどからいろいろお話がありました。国民にも節減をしいるということを政府は要望されているわけでありますが、それに伴って当然自衛隊においても自粛をされるということで、先ほどから御答弁がありました。自衛隊が使っている石油総量というものは、日本の国の総需……

第72回国会 内閣委員会 第2号(1973/12/13、33期、公明党)

○鈴切委員 時間の制約もありますので、端的にお聞きいたしておきます。  年末の一時金につきまして、民間の一時金の支給状況は、どういうふうになっていましょうか。
【次の発言】 国家公務員の期末手当の繰り上げ支給についての人事院の意見の〇・三カ月分の算出の根拠というのは、どこにありますか。
【次の発言】 期末手当の支給の特別の特例措置についての意見の申出という勧告をされたわけですけれども、やはり算定根拠というものがあって出されなくちゃならないし、言うならば、人事院としても当然、こういう問題については、過日から論議を呼んでいる問題でもありますし、そういう調査等がなされた上においてこういう結果であると……

第72回国会 内閣委員会 第3号(1974/01/18、33期、公明党)

○鈴切委員 防衛庁長官、私は政治に一番大切なものは、やはり信頼関係だ、そのように思うわけであります。信頼があればこそ、そこに話し合いがなされ、そして協議がなされるわけであります。協議がなされることによって、いわゆる合意に達していくということは、これはすべて政治の常道であります。  そういう意味からいいますと、やはりいろいろ協議をされたことが再び問題になるということになると、これはたいへんなことでもあるので、結局は、しょせんは、お互いがその経過を踏まえながら、いろいろ書類を取りかわしながら今日までずっときている、その経過というものは、厚木基地の問題については、かなり長い期間にわたってなされてきて……

第72回国会 内閣委員会 第7号(1974/02/22、33期、公明党)

○鈴切委員 たいへんおそくまで御苦労さまでございます。私も時間的な制限がございますので、端的にお話をお伺いしておきたい、このように思うわけであります。  私ども公明党は、党是として憲法を順守するという立場を貫いております。そういう意味において、憲法に定められた象徴天皇という問題につきましても、やはり厳粛に受けとめておると同時に、これが政治的な場に利用されるということについては、やはりあってはならない、私はそのように思うわけであります。  ところが、昨今、例の大平外務大臣、安川駐米大使等の言動は、まさしくそういう意味において配慮に欠けた点が多々あったということは、周知のとおりであります。  そこ……

第72回国会 内閣委員会 第8号(1974/02/26、33期、公明党)

○鈴切委員 今度の総理府設置法の一部改正は、四月十日に落成式を迎えようとする迎賓館を、総理府の付属機関として設直するということと、もう一つは、総理府の付属機関中、同和対策協議会の設置期限を昭和五十四年三月三十一日まで五年間延長をするということであります。  そこで、まず迎賓館がいよいよ落成式に至った経緯について、今日、赤坂離宮を改修されて迎賓館にされたわけでありますけれども、その理由と、それに伴う建設工事等の予算について、どのようであったかということについて、詳細な御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 三十八年の五月七日に迎賓館建設についての閣議決定がなされ、四十年度に調査の工事が行なわ……

第72回国会 内閣委員会 第15号(1974/03/26、33期、公明党)

○鈴切委員 法案に入る前に、本日、三・二六のストに突入をした問題について一、二お聞きしておきたいと思います。  春闘共闘委員会が、社会福祉の充実、年金の改善、インフレ抑制という生活防衛を主体として、国民的な諸要求並びに賃上げを含む労働条件の改善、交通政策の要求等を掲げて、国民春闘としてこの問題をとらえながら、政府側と折衝をされてきておりますが、昨日、二十五日でありますが、午後三時半から、政府と共闘委員会との間の会談がもの別れになったというふうに伝えられております。  そこで、政府としてスト回避に対してどのような努力が払われたか。むしろ形式的にその場を終わったというような政府側の不誠実さが指摘さ……

第72回国会 内閣委員会 第18号(1974/04/04、33期、公明党)

○鈴切委員 先月の八日の予算委員会の第二分科会におきまして、私は拘束預金、いわゆる歩積み両建ての実態について、福田大蔵大臣、吉田銀行局長、公取事務局長に御質問をいたしました。本日も、中小企業問題にとって重大な問題でありますだけに、この点について触れさしていただきたいと思います。  まず、中小企業庁長官にお伺いいたしますけれども、政府が金融引き締め政策をとられて、いわゆる過剰流動性の吸収をはかってこられておりますが、その結果の影響というのは、むしろ中小零細企業にしわ寄せがされてきております。四十八年一年間の傾向、さらに本年に入ってから中小零細企業の倒産が目立ってきておりますが、具体的に数字によっ……

第72回国会 内閣委員会 第19号(1974/04/05、33期、公明党)

○鈴切委員 まず初めに、新東京国際空港、成田空港のことについて少しお話を聞いた上で、東京国際空港、羽田空港に入りたいと思うわけであります。  成田空港が開港されることについては、何回もその予定が発表されていながら、実際には現在開港をされていない状態であります。成田空港の進捗の状況について、まず御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いまのお話を総括いたしますと、ターミナルビルその他の付属機関というものは、ほとんどでき上がってきておるけれども、一つは、暫定パイプラインの設置がなかなか進んでいなかった。しかし鉄道輸送の問題についても、だいぶ明るい見通しが出てきたということを踏まえて、今後、安全……

第72回国会 内閣委員会 第24号(1974/04/25、33期、公明党)

○鈴切委員 午後の本会議で緊急上程をするということに約束がなっておりますので、時間も制約をされた中で御質問を申し上げたいと思います。  初めに、人事院は民間における特別給の支給状況について、職種別の民間給与実態調査対象事業所から抽出をいたしまして、七百一事業所の調査が行なわれたわけであります。それは作業員を除く職員に対する特別給の支給の数値を〇・四八カ月分、そのように計算をされ、期末手当については、支給する額を〇・三カ月分増額をされるということで勧告をされましたが、その勧告をされました、〇・三カ月分というものを出された算定根拠についてお伺いいたします。

第72回国会 内閣委員会 第26号(1974/05/07、33期、公明党)

○鈴切委員 私は、きょうは法案の内容のほかに、一つは公電の漏洩問題、もう一つは海洋法問題、そしてもう一つは韓国における邦人の逮捕事件の問題について、時間の許す限りお聞きしたい、そのように思うわけであります。  初めに、法案に入る前に、本日、日中航空協定が衆議院の段階において議決をされた。これは長年、日中間の懸案の問題であっただけに、外務大臣としての労を多とするものであります。しかし私にしてみれば、たいへんにおそきに失したのではないか、そういうふうに思えるわけであります。いずれにしても、衆議院の段階において、これが通ったということは、両国民の間において喜ぶべき問題ではないか、こういうふうに思うわ……

第72回国会 内閣委員会 第28号(1974/05/10、33期、公明党)

○鈴切委員 大臣、引き続いてどうも御苦労さまです。  私がきょう取り上げる問題は、つい最近大臣が、「昭和五十年度の業務計画の作成に関する長官指示」というのをお出しになりましたが、その内容について、まずお伺いをしたいと思うのであります。引き続いてFXの問題を、これは時間がかかりませんが、若干やりまして、そのあと日米安保条約と基地の問題について、基本的な考え方をお伺いしたい、こう思うわけです。  そこで、きょう私は、防衛論争を大臣とやるというのでなくして、また、それは機会を見てやるとしても、一それぞれ安全保障の問題防衛の問題というものは、その党その党においての考え方もあるでありましょうし、よりベタ……

第72回国会 内閣委員会 第30号(1974/05/16、33期、公明党)

○鈴切委員 国防会議の議長である総理の考え方は、今後の大きな方向を示唆するものである、私は、そのように思うわけであります。  防衛庁は、御存じのように、昭和四十九年度予算の中で、目玉商品というものの自主削減をされたわけであります。しかし、今度防衛庁長官が五十年、五十一年を見通して、そして五十年度に二年間を見通した上においての、言うならば、防衛予算というもの、業務計画というものを組んでいきたい、このようなお考え方であったわけでありますが、御存じのように、四十九年度に積み残された目玉商品というものは、五十年度に組み入れられてくるわけであります。しかし、防衛予算というものも、おのずと限度があるわけで……

第72回国会 内閣委員会 第31号(1974/05/17、33期、公明党)

○鈴切委員 国土総合開発庁の設置法、この法案が出されたわけでございますけれども、国土総合開発庁設置法といっても、しょせんは器の問題であって、実際には中身は国総法のかわりとして国土利用計画法というものが、すでに法案が通っているわけであります。その国土利用計画法というのは、直接に開発事業の実施の法律の性格ではないという考え方から、総合的、計画的な国土の利用を確保するという法律になっておるわけであります。国総法の全国総合開発計画、都道府県総合開発計画というものは、この国土利用計画法の中には入っておりませんし、そういう意味からいって、国土利用計画法は、言うならば共産党を除く与野党の合意によってできた法……

第72回国会 内閣委員会 第33号(1974/05/23、33期、公明党)

○鈴切委員 両大臣とも、たいへんおそくまで御苦労さまです。  先ほど、わが党の鬼木委員のほうから、法案についてはかなりいろいろ突っ込んで御質問があった、そのように思いますので、基本的な問題としてだけ一、二聞いておきたいわけであります。  それは、たしか環境庁ができるとき、環境庁設置に伴って内閣委員会において論議もされ、そして産業公害対策特別委員会との連合審査会が持たれて、そこでもいろいろ論議されたのが、昭和四十六年の五月十二日の問題であります。当時わが党の古寺委員が、環境庁ができるにあたっての将来的な見通しという観点に立って質問を申し上げた部分がございます。その中で「いままでは各省庁が所管をし……

第72回国会 内閣委員会 第34号(1974/05/24、33期、公明党)

○鈴切委員 私は、公明党を代表して、国土総合開発庁設置法案及び修正案に対して反対の討論を行ないます。  さきに、日本共産党・革新共同を除く与野党の合意に基づいて、国土利用計画法案が衆議院で議決されました。  これは、現在の地価の高騰が国民生活に与える影響が大きいことにかんがみ、地価の急騰を抑制し、安い土地を供給することを目的としてつくられたものであり、また、これまでの国土開発が産業優先の立場から行なわれたため、環境の破壊、公害の発生等を生ぜしめ、国民生活に重大な影響を与えているのを、福祉優先の立場から是正するため、与野党の合意のもとに立案されたものであり、まして、これは日本列島改造を推進しよう……

第73回国会 内閣委員会 第2号(1974/08/08、33期、公明党)

○鈴切委員 ことしの人事院勧告は、御承知のとおり、第七十三臨時国会開会中の七月二十六日に勧告されました。そういうことから考えますと、昨年は八月の九日に勧告されておりますから、約半月ばかり早く出されております。そういう点について、人事院がそれなりの御努力をされたということについて、私は、評価をすることにやぶさかではございません。どうして人事院がこのようにして熱意をもって早く勧告をされようとしているのか、その意図するものは何であるか、その点について、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 人事院は、当然公務員の代償機関としてあるわけでありますから、そういうふうな、一刻も早く公務員の生活権を守る……

第73回国会 内閣委員会 第3号(1974/09/06、33期、公明党)

○鈴切委員 たいへんにおそくまで御苦労さまです。  長官、まず第一に、御質問を申し上げる前に、緊急重大な問題が韓国で起こりましたので、そのほうを先に緊急問題として取り上げさしていただきたい、このように思いますから、御了解を願いたいと思います。  そこで、外務省にお聞きしたいわけでありますけれども、ソウルの日本大使館にデモが侵入して、わが国の国旗を引きおろし、大使館員が負傷するという事件が起きましたが、外務省は、その経過については、大出委員にあらあら御説明になったわけでありますが、もうすでに御承知のとおり、時間は七、八時間もたっているわけであります。ですから、そういうことであるならば、外務省とし……

第73回国会 内閣委員会 第4号(1974/12/06、33期、公明党)

○鈴切委員 いよいよこれから臨時国会が開かれるわけでありますけれども、その臨時国会に当然、補正予算に給与の改定の法案が出るでしょう。そうなりますと、その給与の改定の法案については、また内容についていろいろ審議をするにしても、私はたいへん問題になったのは、去る参議院選挙が終わってから開かれました臨時国会に、当然日にちを延ばして、そしてこの人事院勧告の問題について取り上げるべきであるということを主張もしてきたわけでありますけれども、それも見送られてしまったという形になっております。  そこで、人事院勧告が、御存じのとおり、例年よりも約二週間早く出されたわけでありますけれども、総務長官も、早く支給で……

第74回国会 内閣委員会 第1号(1974/12/18、33期、公明党)

○鈴切委員 だいぶ時間がおそくなってまいりましたし、私は、前にお二人の方々がそれぞれかなり突っ込んで質問をされておりますから、簡単に質問を申し上げたい、こう思うわけであります。  御存じのとおり、人事院勧告が七月二十六日、例年よりも二週間早く出されたわけでありますけれども、植木総務長官の前の小坂総務長官が、たしか本委員会において、勧告が早く出されたから早く支給できるように努力する、こういう趣旨の御答弁をされておられましたけれども、新しい総務長官になられた植木さんは、公務員給与が今日まで実現されずにいることをどのようにお考えになっておられるか、それについてまずお聞きしたいと思います。

第74回国会 内閣委員会 第2号(1974/12/23、33期、公明党)

○鈴切委員 私は、公明党を代表いたしまして、政府提出の三案に対し賛成、修正案に対して反対の討論を行なうものであります。  この際、政府に要望したいことは、本年の人事院勧告は七月二十六日、例年よりも二週間早く出されたことに対して、人事院は、インフレに伴い民間企業で大幅な給与改善が行なわれたことを考慮し、公務員給与の改善をすみやかに行われるよう努力し、勧告の時期を早めたとして、この趣旨にのっとり早期実現のためすみやかに所要の措置をとることを切望していると、その要旨に述べております。にもかかわらず、政府は、その所要の措置を怠って、今日まで公務員諸君に対して給与改善に伴う給与が支給できなかったことは、……

第75回国会 内閣委員会 第10号(1975/03/28、33期、公明党)

○鈴切委員 在勤俸については、昨日、私どもの同僚議員であります鬼木委員から細かく質問をいたしましたので、そちらは時間がございましたら触れるということにいたしまして、当面する問題等について、ちょっとお伺いをしたいと思います。  政府は、二十八日の閣議で、暗殺に倒れたファイサル・サウジアラビア国王を弔うために、宮澤外務大臣を特使として派遣をすることになったというようなことが報じられておりますけれども、急遽派遣が決まったいきさつについては、どういうふうないきさつなんでしょうか。その点についてちょっとお聞きしたい。
【次の発言】 このファイサル・サウジアラビア国王の死去という問題については、わが国にお……

第75回国会 内閣委員会 第22号(1975/06/05、33期、公明党)

○鈴切委員 日米安保条約第六条に基づく地位協定には、日本国内の施設及び区域の使用を許される、そのようになっております。個々の施設及び区域に関する協定は、合同委員会を通じて両政府が締結することを義務づけておりますが、さきに核兵器の持ち込みで問題になりました施設、区域内に入るアメリカの軍艦及び艦船あるいは航空機については、全然チェックがなされてないことが実は明らかになったわけでありますが、例外として、「合衆国海軍は、通常、受入国政府の当局に対し、少なくとも二十四時間前に、その原子力軍艦の到着予定時刻及びてい泊又は投錨の予定位置につき通報する。」となっておりますが、これが取り決められましたのは、どの……

第75回国会 内閣委員会 第33号(1975/08/26、33期、公明党)

○鈴切委員 きょうは大変に長時間にわたって、皆様方大変お疲れだとは思いますけれども、なるべく節約しながら進めてまいりたい、このように思っておりますから、御協力を願いたいと思います。  最近、朝鮮半島に関連をいたしまして、政府は有事における日米防衛分担あるいは協力、分担と協力とそれではどう違うかということなんですけれども、しょせんはアメリカに何を協力するのか、協力する内容を明確にすれば、たとえ小さくてもそれはいわゆる防衛の分担になってくるわけであります。となると、防衛分担から協力ということに変わったにしても、大して内容的には変わらないし、あるいは韓国における有事というように、有事という言葉を非常……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/02/15、33期、公明党)

○鈴切委員 私は、きょうは核問題に入る前に、緊急問題といたしまして、すでにニュースが伝えております、韓国の、太刀川、早川両学生を初めとする多くの方々の釈放を見たわけでありますが、すでに政府の方においてもその状況について御掌握になっておられようかと思いますので、その概況について、まず外務大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今度の釈放については、大変に喜ばしいことでもあろうかと思うわけでありますが、しかし、政治犯の釈放については、韓国の方で言論の自由あるいは行動の自由というものを保障しての釈放であるかどうかという問題と、それからもう一つは、政府のこの釈放に対する御見解をお伺いいたします。

第75回国会 予算委員会 第20号(1975/03/01、33期、公明党)

○鈴切委員 関連。いま政府が資料として私に提出されましたXのBの項目の中に確かに二十四項目あることは事実であります。そして二十三項目がいまアメリカ局長が言う通常兵器の爆発物であり、一項目だけが核兵器である、そのように言われておりますけれども、よくごらんになっていただけばわかりますが、二十三項目はいずれも爆発物の種類をあらわしていることに注目をしていただきたいと思います。すなわち、爆弾の項を見ますと、徹甲弾、破壊弾、爆雷、深海爆雷、破砕性弾等、また地機雷の項を見ると、空中用地機雷、航空機用地機雷、対人殺傷用地雷、対人破砕性地雷、対戦車用地雷、対戦車用非金属性地雷等、これらはいずれも爆発物の種類の……

第76回国会 災害対策特別委員会 第4号(1975/11/06、33期、公明党)

○鈴切委員 私は、台風十三号の八丈島におきます被害について御質問を申し上げたいわけでありますが、ちょうど台風が十月の五日八丈島を襲いまして、翌六日には私、真っ先に八丈島に駆けつけてまいりました。私どもの党も災害対策本部を設置いたしまして、都議会議員三名を含む多くの党員を動員いたしまして、それぞれ災害の救助活動に当たったわけであります。そして、いろいろ調査をした結果、直ちに舞い戻ってまいりまして、九日の日に内閣総理大臣あてに要望書を提出いたしました。そのときに官房長官がおいでにならなくて、官房副長官である海部君を通じて要望書を提出いたしましたところ、官房副長官の海部君は、必ずこれは各省庁に、その……

第76回国会 内閣委員会 第1号(1975/10/28、33期、公明党)

○鈴切委員 恩給法の一部改正の法律案につきましては、すでに七十五通常国会におきまして、衆議院におきましては附帯決議を加えて、そして参議院に送付をされた、しかし、七十五通常国会の参議院における幕切れ等におきまして、残念ながら恩給法が廃案になってしまった、こういういきさつがあるわけであります。  そこで、七十五国会におきましては、私の同僚議員である鬼木先生が約三時間にわたって詳細にその質疑を行いましたので、あえてその問題について私が細かくお聞きする必要もなかろう、同じ法律案でありますので、そういうことを踏まえて、衆議院におきまして最終的にいろいろ附帯決議がこれに付されました、そのこと自体がこの内閣……

第76回国会 内閣委員会 第2号(1975/10/30、33期、公明党)

○鈴切委員 給与改定については人事院勧告を尊重されて作成されたということについては、その御努力は認めたいと思います。しかし、給与改定の内容については、人事院勧告の中にすべてが網羅されておるわけではございませんので、そういう意味において、法律の中から何点か指摘し、また御質問を申し上げたい、こういうふうに思うわけでありますけれども、それではひとつ中に入らしていただきます。  実は給与改定の内容についての問題でございますけれども、このたび「一部俸給表について号俸を増設した。」、こういうふうにありますけれども、この点について、どういうふうにおやりになられたか、具体的にちょっと御説明願いたいと思います。

第76回国会 内閣委員会 第8号(1975/12/09、33期、公明党)

○鈴切委員 十日間にわたる中国、インドネシア、フィリピン、この三国を歴訪して帰られたフォード大統領は、ハワイにおきまして新太平洋ドクトリンなるものを発表されたわけでありますけれども、これについてちょっとお伺いを申し上げます。  フォード大統領の新太平洋ドクトリンなるものが打ち出されたわけでありますけれども、これに対する防衛庁長官のまず御見解を承っておきましょう。
【次の発言】 六九年のいわゆるニクソン・ドクトリンあるいはグアム・ドクトリンですか、それに基づきますと、少なくともアメリカはアジアから撤退をし、そして同盟国自体が独自の力を合わしてこれに対処する、こういう物の考え方できているわけであり……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1976/05/27、33期、公明党)

○鈴切委員 まず、お二人の大臣に政治姿勢についてお伺いをします。  いま自民党は党内がらみでいろいろ抗争をしているということは御存じのとおりでありますけれども、一つには、ロッキード問題そのものをうやむやにするのではないかとまで言われております。ロッキード問題については、防衛庁長官、運輸大臣、そして当該関係官庁の責任者としてどのように真相究明をされるか、まずその政治姿勢についてお伺いします。
【次の発言】 先日、法務大臣から捜査の進捗状況についての中間報告がありまして、百八十人から事情を聴取したというふうに言われておりますが、その中には、防衛庁あるいは運輸省、大蔵省の官庁関係の官僚を含むとの答弁……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1976/06/09、33期、公明党)

○鈴切委員 このロッキード問題が起こりまして、すでに地検の方もかなり捜査が進んでいるようであります。百八十人からの参考人並びに被疑者を調べたということでございます。午前中の三井物産においてもすでに六人が調べられたということでございますが、当然日航等についても地検において事情を聞かれたと思いますけれども、まず、関係者はだれが参考人として呼ばれましたか。それについてお伺いします。
【次の発言】 やはりこの問題は重要であり、日航については参考人として調べられていると私は思っておりますので、そういう意味において、どういうポジションの方が参考人として呼ばれたか。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第8号(1976/06/16、33期、公明党)

○鈴切委員 三月一日の予算委員会で大庭証人が、三千億円の融資の事件について鈴木明良が原田代議士、大石代議士の名刺の紹介状を持ってきたと証言をされまして、同じ委員会で実は訂正をされたわけであります。  そこで、ちょっと証人にお伺いをしたいわけでありますけれども、あなたはやはり事実関係については一番よく知っておられる立場にあるわけでありますが、その日のうちに渡辺氏から長谷村氏にその事実関係の問い合わせがあったかどうか、それをお伺いいたします。
【次の発言】 少なくとも原田憲氏から、一日の夜行われました記者会見が実はあるわけでありますけれども、それ以前に原田憲さんから問い合わせがございましたか。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第10号(1976/06/23、33期、公明党)

○鈴切委員 まず、法務大臣にお伺いをいたしますけれども、捜査終了時点で検察は国政調査権の要求には努めて協力する旨の発言がありました。言うまでもなく、国政調査権の発動による責任の追及は、起訴、不起訴に関係なく、だれからだれに金が渡ったのか、ロッキード社の資金工作に関係したすべての政府高官名を明らかにすることであろうかと思います。法務大臣はいかなる腹づもりでこれに取り組まれる御決意か、お伺いします。
【次の発言】 いま国政調査権に対して協力をするというお話があったわけでありますが、結局、国政調査権に対する協力というのは、灰色高官名を明らかにすることなんですがね。そうしますと、いつまでたっても――灰……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第22号(1976/08/12、33期、公明党)

○鈴切委員 法務大臣にまずお伺いをしたいと思います。  私がお聞きしたいことは、ロッキード事件と政局のかかわりについて、先ほどは官房長官であったわけでありますけれども、稻葉法務大臣は、おれに聞いてくれればもう少しずばりと答えもしたものをというようなお顔をしておられましたので、その点についてちょっとお伺いをいたします。  昨日は三木・福田会談が行われ、それからきょうは三木・大平会談が行われているわけでありますけれども、かつて法務大臣は、捜査当局が政治の動向や政治日程によって左右されるものではないがという前提で、政局が安定しているということは捜査にとって望ましい旨の発言がなされておりますが、いま自……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第24号(1976/08/19、33期、公明党)

○鈴切委員 きょうは大体稻葉法務大臣と安原刑事局長が中心になろうかと思いますけれども、その前に、実は去る十二日の当ロッキード委員会で私が質問をした中に、かつて法務大臣が検事総長に対して、臨時国会等のめどもこれあり、報告を聞きたい、こういう話があって、ところが鹽野事務次官並びに安原刑事局長からの進言もこれあり、政治介入をするということはまずいというお考えもあって一応おやめになられた。そのとき、すでにそういうことについては検事総長はあなたの趣旨はよくわかっておられるから、そういう意味から言うならば、検事総長の方から何か御報告がありましたか、あるいは安原刑事局長を通じて何か検事総長からの御意向があっ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第27号(1976/09/01、33期、公明党)

○鈴切委員 中曾根氏の疑惑については、朝日新聞に「コーチャン回想」ということで、四十七年十月五日、コーチャン氏の目の前で児玉氏から中曾根氏に電話をし工作をしてもらった結果、陰謀を覆すため努力をしてくれたと言っていますし、また読売新聞の報道によれば、コーチャン証人の尋問で中曾根氏の実名を挙げて事件との関係を追及したことが、米司法当局から情報だということで明らかになっております。また死亡した福田太郎氏も、中曾根氏と児玉氏との間の問題として重大な証言をしているというふうに言っております。それでコーチャン証人はこの尋問で、中曾根氏が児玉を通じて全日空へのトライスター工作に関与したということになっており……

第77回国会 外務委員会 第3号(1976/03/05、33期、公明党)

○鈴切委員 アメリカのロッキード社のP3Cオライオンは、皆様も御承知のとおり、核爆雷ルルを搭載できる装置を持っているわけでありますから、当然そういう意味から言うならば、今度の核防条約には切っても切れない立場にあろうかと私、思いますが、そのPXLの問題に入る前に、まず外務大臣にお聞きしておきたいと思います。  過日、衆参両院におきまして、ロッキード問題に関しての決議が行われました。この決議につきましては、言うならば、与野党一致の国会決議として採択をされたわけでありますけれども、この国会決議に対するところの御認識をまずお伺い申し上げたいと思います。

第77回国会 内閣委員会 第9号(1976/05/18、33期、公明党)

○鈴切委員 法務大臣、御苦労さまです。あと私一人で質疑者は終わる予定になっておりますからいましばらくごしんぼう願いたいと思います。  私は、例の法務省設置法の法案の内容につきましては過日鬼木先生が御質問されましたので、きょうはロッキードの問題だけにしぼってちょっとお話をお聞きしたいと思います。  ロッキードの汚職問題が起こってから実は三カ月、もう百日近くになるわけでありますけれども、ロッキードの真相究明を徹底的にやってもらいたいという世論はいささかも衰える形勢を見せていません。国民的な関心というのを大別いたしますと、私は三つぐらいになろうかと思います。一つは、黒いピーナツを食べた政府高官名はだ……

第77回国会 内閣委員会 第13号(1976/07/29、33期、公明党)

○鈴切委員 給与のことにつきましては過日の内閣委員会で審議をされましたので、給与の問題について若干後で触れたいと思いますが、実は私ロッキード問題特別委員会の委員といたしまして、今度のロッキード問題についてその真相究明に当たってまいりました。今度のロッキード事件の汚職構造というものは、まさしく政、財、官、この三つの癒着以外にないというふうに私はあらゆる観点から考え、また、調査をしてまいります過程の中にあってそういうことがぶつかってまいりました。  そうなってまいりますと、やはり一つの大きな問題は、これは人事院に関係がある問題でありますけれども、天下りの問題。これは天下りの弊害はかねてから非常に言……

第77回国会 内閣委員会 第14号(1976/08/11、33期、公明党)

○鈴切委員 過日勧告が出される前に、八月の十一日に内閣委員会を開く、それに対して勧告を間に合わすようにという私どもの国会のいろいろの要請もありまして、そういう意味において、人事院としては昨日勧告を急いで出されたということについて評価することについてはやぶさかではございません。  今度の勧告を見てみますと、私どもは当初、六・五という線から上になるか下になるかということの論議があり、まあ下になることはないだろう、こういうふうな気持ちでおりましたところが、これが六・九四という予想を上回る結果が出たということでございますが、これは一面見ると、いままで公務員給与が安かったということにもなるかと思いますけ……

第77回国会 内閣委員会 第15号(1976/08/26、33期、公明党)

○鈴切委員 いまも受田先生からお話がありましたこのたびの自民党の政変劇でありますけれども、防衛庁長官は政変騒動について中立的な立場をとられてきたわけであります。そのことについてはそれなりの理由があるでありましょうし、また私はかなり賢明なことだとも思うわけでありますけれども、まず、そういうことから考えまして、防衛庁長官が中立的な立場をとられたというその御真意についてお伺いいたします。
【次の発言】 幸いにして、あなたは石井派という派閥におられるような状態ではありますけれども無派閥に近いということがあなたをして良心的な立場をとらしたというふうにも一面私は考える点もあろうかと思うわけでありますけれど……

第77回国会 予算委員会 第15号(1976/02/17、33期、公明党)

○鈴切委員 あなたは四十七年の秋に領収証を出しておると言われましたけれども、それは偽造や変造でなく、間違いなくあなた自身のサインであるということをお認めになりましたね。
【次の発言】 領収証にサインしたユニットは、領収証である以上、金を意味しているということをあなたはお認めになりますか。
【次の発言】 領収証にあなたはお書きになるということは、それは金を意味したということをあなたはお認めになりませんか。金を意味している。領収証ですよ。領収証は金でしょう。
【次の発言】 私は領収証と言っているのですよ。あなたは領収証に書いた以上は、それは金を意味しているのではないかと聞いているのです。  それで……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1976/10/15、33期、公明党)

○鈴切委員 私は、公明党を代表いたしまして、政府がいま発表されましたロッキード事件の中間報告に対して御質問を申し上げます。  現在、焦点になっているのは、何といってもいわゆる灰色高官名の氏名の公表であるとされております。国民が知りたいのはいわゆる灰色高官の名前であり、その名前がなぜ今度のこの中間報告に発表されなかったのかという問題と、それから政治的道義的な責任の追及は確かに国会であるかもしれませんけれども、しかし、われわれは国政調査権に基づいていわゆる灰色高官名の公表を要求しておるのであります。政府は国民の知る権利に当然こたえる義務があると思いますけれども、その点についてはまずいかがでございま……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第7号(1976/10/27、33期、公明党)

○鈴切委員 十月二十五日の朝日新聞に、ロッキード社の売り込み全容図ということで「コーチャン氏の未公開資料」その中には「小佐野氏、重要な役割」というタイトルで出ているわけでありますけれども、これは検察側としては重大な資料ではないかというふうに私は思うのですけれども、その点についてまず、捜査当局は関心を持っておられるかどうか。
【次の発言】 コーチャン副会長は例のPXLが白紙還元をされた後にしばしば訪日をしまして、そして売り込みをやったわけであります。そのとき八重洲の国際興業で小佐野氏とコーチャン氏と、それから川崎重工の四本氏の会談が持たれたということが言われておったのを私は実は耳にしておりました……


34期(1976/12/05〜)

第79回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1976/12/25、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  交通事故の現状は、官民一体の努力により、このところ著しい減少の傾向を示しておりますが、被害者の数は依然として多く、まことに憂慮にたえないものがございます。  平穏で安全な国民生活を脅かす交通事故の減少傾向を定着させるためには、今後さらに総合的な交通安全対策の強化促進を図り、その施策を強力に推進する必要があると考えるものであります。  本特別委員会の運営に当たりましては、経験豊かな委員各位の御支援を得まして円満な運営を図り、もって本委員会の使命達……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1976/12/30、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再度委員長の重責を担うことになりました。  御経験豊かな委員各位の御支援によりまして、委員会の円満な運営を図ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの野中英二君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       加藤 六月君    左藤  恵君       丹羽 久章君    野中 英二君       井上  泉君    太田 一夫君       新井……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1977/02/25、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、交通安全対策の基本施策について、関係大臣からそれぞれ説明を聴取いたします。藤田総理府総務長官。
【次の発言】 次に、小川国家公安委員長。
【次の発言】 次に、長谷川建設大臣。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度における陸上交通安全対策関係予算について説明を求めます。室城総理府交通安全対策室長。
【次の発言】 この際、田村運輸大臣が出席をされましたので、交通安全対策の基本施策について説明を聴取いたします。田村運輸大臣。
【次の発言】 次に、昭和五十二年中における交通警察の運営について説明を求めます……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1977/03/23、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、落石による上越線列車脱線転覆事故及び全日空連続強取事件について、運輸大臣及び日本国有鉄道当局より発言を求められておりますので、これを許します。田村運輸大臣。
【次の発言】 次に、高本日本国有鉄道総裁。
【次の発言】 尾関常務理事。
【次の発言】 次に、交通安全対策に関する件について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堀内光雄君。
【次の発言】 次に、井上泉君。
【次の発言】 国鉄総裁は、高熱を出しておられますので、退席をさしていただきましたが、そういう問題については、今後、井上委員の……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1977/04/06、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。初めに、井上裕君。
【次の発言】 次に、井上泉君。
【次の発言】 次に、新井彬之君。
【次の発言】 次に、青山丘君。
【次の発言】 次に、寺前巖君。
【次の発言】 次に、伊藤公介君。
【次の発言】 建設大臣は来ておりませんけれども、建設省からは小林道路局次長が来ております。
【次の発言】 この際、上越線列車脱線転覆事故及び国道三百三号の定期路線バス転落事故に関連して、落石対策に関する問題について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。北川石松君。

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1977/04/07、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉原米治君。
【次の発言】 次に、前田治一郎君。
【次の発言】 この際、瀬戸内海における油送船衝突火災海難事故について、山本警備救難監から発言を求められておりますので、これを許します。山本警備救難監。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 内閣提出の海上衝突予防法案を議題といたします。  政府より提案理由の説明を聴取いたします。田村運輸大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。  本案に……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1977/04/13、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  海上衝突予防法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石橋一弥君。
【次の発言】 次に、野坂浩賢君。

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1977/04/14、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  海上衝突予防法案を議題といたします。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。青山丘君。
【次の発言】 次に、井上泉君。
【次の発言】 理事会で御相談申し上げます。
【次の発言】 工藤漁船課長、何か補足することがあったら……。
【次の発言】 次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時十七分散会

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1977/04/20、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  海上衝突予防法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。寺前巖君。
【次の発言】 次に、太田一夫君。
【次の発言】 次に、青山丘君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。  次回は、明二十一日木曜日午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時二十六分散会

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1977/04/21、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  海上衝突予防法案を議題といたします。  本法案につきましては、昨日の委員会において質疑を終了しております。  これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  海上衝突予防法案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決されました。  なお、ただいま議決いたしました本案の委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1977/04/27、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。北川石松君。
【次の発言】 次に、太田一夫君。
【次の発言】 次回は、明二十八日木曜日午前十時理事会、十時十分委員会を開会することとし、  本日は、これにて散会いたします。     午後三時十一分散会

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1977/05/12、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。左藤恵君。
【次の発言】 次に、井上泉君。
【次の発言】 次に、太田一夫君。
【次の発言】 この際、午後一時十分まで休憩いたします。     午後零時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。寺前巖君。
【次の発言】 次に、伊藤公介君。
【次の発言】 次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時二十九分散会

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1977/05/19、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  航空交通の安全対策に関する問題について、日本航空株式会社、全日本空輸株式会社及び東亜国内航空株式会社から関係者を参考人として出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  なお、参考人の人選、出席日時及びその手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1977/05/25、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員になっておりますので、その補欠選任を行うのでありますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、理事に青山丘君を指名いたします。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。  本日は、航空交通の安全対策に関する問題について、参考人として、日本航空株式会社副社長高木養根君、全日本空輸株式会社代表取締役副社長清水教雄君、東亜国内航空株式会社専務取締役大木良孝君、以上三名の方々に……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第14号(1977/05/26、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野中英二君。
【次の発言】 次に、井上一成君。
【次の発言】 次に、鈴木強君。
【次の発言】 鈴木君に申し上げますが、本会議がございますので、時間はひとつ……
【次の発言】 次に、寺前巖君。
【次の発言】 質疑は終わりました。
【次の発言】 この際、申し上げます。  今国会において、本委員会に付託になりました請願は全部で四十三件であります。これらの各請願につきましては、理事会において慎重に検討いたしましたが、委員会の採否の決定は保留することになりましたので……

第80回国会 内閣委員会 第3号(1977/02/24、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 農林大臣は二十七日に訪ソをされるということであって、まことに御苦労さまと申し上げたいわけでありますけれども、イシコフ漁業相と会談をされるわけでありまするが、その会談の内容について予測される大きな柱というものはどういうものが会談の内容になるかというふうに御判断をされてましょうか。
【次の発言】 二百海里に伴う漁業専管水域ということになりますと、当然一つ考えられる問題としては、サケ・マスの問題はどうなるんだろうか、それから広大な領海の漁業一般についての問題はどうなるのだろうか、あるいは漁獲規制に伴う問題を含めて、あるいは入漁料というようなことの問題も考えられる要素ではないかというふうに……

第80回国会 内閣委員会 第6号(1977/03/10、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 在勤法の法律がかかっておるわけですが、この在勤法について、法案自体は私は別に問題はない、このように思っておるわけでありますけれども、一つ聞いておきたい問題は、在外公館の職員の子弟教育問題は非常に厳しい状況下にあろうかというふうに考えております。日本人学校の増設、整備、強化という問題がやはり在外にお勤めになっておる職員の中から、かなりの強い要望が出ておるわけですが、その点についてどのようにお考えになっておるか。また経済面で子弟教育は非常に金がかかるという問題もあるわけですけれども、それについて外務省はどう対処されるか。そのことをこの法案についてはお聞きしておきたいと思います。

第80回国会 内閣委員会 第14号(1977/05/09、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 委員長、提案があるんですが、一つは、私ども公明党は、この地籍明確化に対して慎重審議をするということは――審議を拒否するということは私どもは考えておりません。そこで問題は、社会党と共産党が現在入っていない状態における不正常な審議に対しては私は問題があると思うのですよ。特に御存じのとおり、いま現在提案されているのは、政府の基地確保法案、そしてまた社会党、公明党、共産党の三党共同提案にかかわるところの地籍明確化の法案が出ているわけです。その中にあって、社会党と共産党が入っていないようなそういう場所において審議をするということ自体、非常に問題を残しますので、ここで私の提案というのは、もう一……

第81回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1977/07/27、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再度私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  前回同様、委員各位の御支援によりまして、委員会の円滑な運営を図ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの野中英二君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       加藤 六月君    左藤  恵君       丹羽 久章君    野中 英二君       井上  泉君    太田 一夫君 ……

第81回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1977/08/03、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨議長に申し出たいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、議長への申し出に関する手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中審査が付託になり、その調査等のため委員を派遣する必要が生じました場合には、議長に対し、……

第81回国会 内閣委員会 第2号(1977/08/10、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 質問に入る前にちょっとただしておかなければならない問題があります。  それは私、ちょうど十二時のNHKニュースを見ておりましたら、内閣委員会における論議の模様が報道されておりました。さきに人事院総裁が言われました定昇込みで考えると八・七四%であるという見解を明らかにされたわけでありますけれども、私もそれは正しいと思っております。ところがNHKのニュースによりますと、給与局長の名前を挙げて、六・九二に定昇分の二・四三%を加えた九・三五%という見方もあるという大見出しで報道をされておったわけであります。私は、これは大変だ、これは間違った報道であるし、国民に大変な疑惑を与えてもいけないし……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1977/09/29、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、重ねて私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  前回同様、委員各位の御支援によりまして、委員会の円滑な運営を図ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの石橋一弥君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       加藤 六月君    左藤  恵君       丹羽 久章君    野中 英二君       井上  泉君    太田 一夫君   ……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1977/10/26、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  まず、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  航空交通の安全対策に関する問題について、本日、日本航空株式会社社長朝田静夫君の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 この際、日航機ハイジャック事件及びクアラルンプールにおける日航機墜落事故について、内閣官房長官及び運輸大臣よりそれぞれ報告を聴取いたします。園田内閣官房長官。
【次の発言】 次に、田村運輸大臣。

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1977/10/27、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。草野威君。
【次の発言】 銅崎総務部長に申し上げますが、草野君の質問に対しては、非常に関心の深い問題であり、具体的にもっと丁寧に答弁するようにしてください。
【次の発言】 補償に対する基準の詳細については防衛施設庁の方から委員会の方に提出をしてください。  それから、先ほど防衛施設庁の方で草野君の質問に対して答弁ができなかった部分、これは至急、わかり次第委員会の方に詳細を報告してください。いいですか。

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1977/11/02、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 次に太田一夫君。
【次の発言】 次に、伊藤公介君。
【次の発言】 この際、連合審査会申し入れに関する件についてお諮りいたします。  内閣提出、航空機強取等防止対策を強化するための関係法律の一部を改正する法律案について、法務委員会に連合審査会開会の申し入れをいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、連合審査会の開会の日時につきましては、委員長間において協議の……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1977/11/16、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。丹羽久章君。
【次の発言】 次に、寺前巖君。
【次の発言】 答弁者が多数にわたっておりますから、簡略、明快に……。
【次の発言】 次に、伊藤公介君。
【次の発言】 次回は、明十七日木曜日午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時五分散会

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1977/11/17、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。前田治一郎君。
【次の発言】 次に、井上泉君。
【次の発言】 通産省浜岡自動車課長。――いまちょっとおくれたものですから、もう一度通産省に言ってください、井上委員の方から。
【次の発言】 理事会において御相談申し上げます。
【次の発言】 次回は、来る二十四日木曜日午前十一時理事会、十一時二十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時六分散会

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1977/11/24、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員になっておりますので、その補欠選任を行うのでありますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、理事に青山丘君を指名いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨、議長に申し出たいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、議長……

第82回国会 内閣委員会 第1号(1977/10/25、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 私は、きょうは、三原・ブラウン会談並びにGNP一%の問題、ロッキード事件とPXLの関係、FX、こういうことで順次お伺いをしてまいりたいと思うのであります。  初めに、九月九日から十日間、日米防衛首脳会談、三原・ブラウン会談が持たれたわけでありますけれども、この三原・ブラウン会談の内容についてちょっとお聞きいたしますが、どういうことが議題にされたのでしょうか。
【次の発言】 いま私は防衛庁長官にお伺いをいたしましたけれども、三原・ブラウン会談におきますところのいわゆる会談のテーマはどういうふうなテーマでしたか。
【次の発言】 その中で、アジア、特に朝鮮半島をめぐる軍事情勢について日米……

第82回国会 内閣委員会 第3号(1977/11/01、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  日本の平和憲法は、その前文で、全世界の国民が平和のうちに生存する権利のあることをうたい、第九条では、戦争放棄と戦力の不保持を明示しております。  わが党は、自衛権そのものを否定するものではありませんが、わが国の平和憲法の精神から言うならば、自衛権に基づく能力もおのずから制約があるのは当然であります。  政府は、今日まで専守防衛、他国に脅威を与えないと言い続けてきたにもかかわらず、昭和三十二年からの第一次防衛力整備計画以来、今日のポスト四次防まで、軍事力……

第83回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1977/12/07、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○鈴切委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、重ねて私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  前回同様、委員各位の御支援によりまして、委員会の円滑な運営を図ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの井上裕君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       加藤 六月君    左藤  恵君       佐藤 守良君    中村 弘海君       井上  泉君    太田 一夫君……

第84回国会 内閣委員会 第4号(1978/02/16、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 環境庁設置法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、私は、国立水俣病研究センターに関しての諸問題、それからもう一つは、主として東京国際空港、羽田空港の騒音の問題、もう一つは公害健康被害補償法、中でも排ガス問題について、三つにわたって御質問を申し上げたいと思うわけであります。時間が一時間半というふうに決められておりますので、時間の許す限り質問をさせていただきます。  初めに、環境庁に付属機関として国立水俣病研究センターを設置するというふうになっておりますが、設置の構想並びに将来計画については、どのようにお考えになっていましょうか。

第84回国会 内閣委員会 第7号(1978/03/02、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 過日の委員会で同僚委員が在勤法についての質問をいたしましたので、私は、在勤法の質問以外のいろいろな外交問題についてお聞きをしたいと思う次第であります。  初めに、日中問題でありますが、外務大臣は非常に日中に取り組む前向きの姿勢をお示しになっておるわけでありまして、その外務大臣の御苦労を多とするものでありますけれども、国民は非常に日中問題について、もう時期も間近だなということをはだ身に感じているわけであります。しかし、相手方もあることでございますので、なかなかむずかしい問題があろうかと思うわけでありますけれども、私、この間同僚委員からいろいろ質問があった中で、もうちょっと煮詰めてみた……

第84回国会 内閣委員会 第11号(1978/04/11、34期、公明党・国民会議)

○鈴切議員 ただいま議題となりました中小企業省設置法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  わが国の中小企業は企業の数で見ると、全体の九九%以上を占めるとともに、生産額、販売額においても約半分に及んでおり、わが国の産業経済を支える大きな力となっています。また、それに携わる関係者の数は経営者及び従業員を含めて、三千万人に達し、わが国の労働人口の過半数に及んでいます。  しかるに、こうした中小企業を担当する行政官庁としては、通商産業省の外局として、中小企業庁が置かれているのみであり、また中小企業政策のために投じられている予算は国家予算全体の一%に満たない実情であります。 ……

第84回国会 内閣委員会 第15号(1978/04/25、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 初めに、行政管理庁長官に、今回の行政改革に対する基本的な考え方並びにその姿勢について何点かお聞きをしながら、さらに法案の細部にわたって御質問申し上げたいと思うわけでございます。  今回、国際経済社会の大変に歴史的な転換を迎えるに当たって、わが国の経済というものは、かつて高度経済成長であったそれが、もはや復元不可能な状態になってきておりまして、減速経済時代に入った現在、高度成長時代のすべての見直しというものが要求をされ、新しい時代への体制整備が各方面から模索されているわけでありますけれども、行政改革の必要性というものは、今日ほど私は大切な時代ではないかと思うのであります。しかし、実際……

第84回国会 内閣委員会 第16号(1978/04/27、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 五十二年の十二月二十三日の閣議決定に基づいて、行政改革の一環として、地方支分部局の整理統合が行われることになっておりますが、北海道の三地方行政監察局の整理統合は、行政管理庁設置法の一部を改正する法律案として出され、また北海道管区行政監察局の分室設置については、地方自治法第百五十六条の規定に基づき、国会の承認案件が提出されております。両法案についてはうらはらの関係にありますので、行政改革の推進についての閣議決定を踏まえ、法律案の内容について御質問を申し上げます。  今回の行政改革における地方支分部局の整理合理化の方針並びに整理の具体的な内容について、まず御説明願いたいと思います。

第84回国会 内閣委員会 第20号(1978/05/25、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 昭和五十年のILO総会で公務員の労働基本権の問題が議題となっている折、政府は第七十五回国会の会期末に、職員団体等に対する法人格の付与に関する法律案と国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正する法律案を提出されました。法案の提出は、国際的批判に対する対策だとの批判もありましたけれども、その二法案は三回の継続審査、二回の廃案となって今回が三度目の提出でありますが、いまだに成立を見ていない状態であります。このような実情をILOではどのように見ているかということについてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 公務員制度審議会の答申の取り扱いと今後の進め方について検討するため、昭和四十……

第84回国会 内閣委員会 第22号(1978/06/06、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 十三日から二十六日までNATO並びにアメリカへ行かれることにつきまして、先ほど上原議員からも御質問があったわけでありますが、それに関連いたしまして、私もう少しお聞きしたいことがございます。  いずれにしても、十三日と言えばまだ国会が開会中であるわけです。その中にあって防衛庁長官がNATO並びにアメリカへ行かれるということは、決して私は単なる視察とか表敬訪問とかという問題でなくして、さらに意義ある懇談会あるいは煮詰めをされてくるのではないかと思うわけであります。  それにつきまして、NATOの場合でございますけれども、施設をごらんになられるわけです。そしてまた向こうの司令官等あるいは……

第84回国会 内閣委員会 第26号(1978/08/15、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 去る十一日に、人事院総裁は、国会並びに内閣に対しまして人事院勧告をお出しになりました。私は、公明党を代表して、人事院勧告がなされました内容、並びにそれを承ってこれからいろいろと給与の法案を作成する総務長官に基本的な考え方をお伺いしたいと思う次第であります。  初めに、国家公務員法第二十八条には「給与を決定する諸条件の変化により、俸給表に定める給与を百分の五以上増減する必要が生じたと認められるときは、人事院は、その報告にあわせて、国会及び内閣に適当な勧告をしなければならない。」とあります。五%以下であるならば、必ずしも勧告の義務をこれに付してはいないわけでありますが、今回の勧告は、民……

第84回国会 内閣委員会 第27号(1978/08/16、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 初めに私は、過日十二日に日中の平和友好条約が調印をされたということにちなんで、この問題について少々お伺いをしたいわけであります。  大変に長い間懸案でありました日中平和友好条約が調印されたということは、わが国外交にとってまことに喜ばしいことであり、外務大臣を初め政府の関係者の努力を多とすることについてはやぶさかではありません。ここに日中の恒久平和関係の礎が置かれたわけでありますが、このことは、アジアのみならず、世界の平和に大いに貢献するものと確信いたしております。そういう意味において、一日も早く日中平和友好条約が批准されますように、私どもの党も努力してまいりたいと思っております。 ……

第87回国会 建設委員会 第7号(1979/03/16、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 私は時間の制約もありますので、小笠原問題にしぼってお聞きしたいと思います。  小笠原諸島復興特別措置法の期限切れであります十年を迎えまして、延長する必要性から、新たに今回、小笠原諸島振興特別措置法が提出されました。今回の法案の要旨を見てみますと、政府は自然的悪条件により、いまなお十分な成果を上げるに至っていないとされております小笠原諸島復興計画の中で、どういう問題が当初の計画から積み残されたのであるかという問題と、復興計画によりますと、御存じのとおり土地利用に関する事項を初めといたしまして七項目を、十カ年を目途として達成されるような内容というふうになっております。しかも、東京都の計……

第87回国会 内閣委員会 第5号(1979/04/11、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 私は、公明党を代表いたしまして、今回政府から提案されました元号法案について若干御質問を申し上げます。  元号については、いままでいろいろの場所で、いろいろの角度から論議が繰り返されて、確かにその存続については賛成だというのが八〇%いるわけでありますけれども、しかし、存続の内容について法制化をやるということになりますと、これまた意見が分かれるということから、国民から非常に多くの意見が寄せられているのは事実であります。私も、この元号法案につきましてわが党の態度を決めるにつきましては、国民の皆様方からいろいろと御意見をちょうだいをいたしました。しかし、やはりかなり広範囲にそれぞれの考え方……

第87回国会 内閣委員会 第6号(1979/04/13、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 公明党の鈴切康雄でございます。  本日は、参考人の五人の先生にはまことに御苦労さまでございます。  わが党は、元号存続、法制化に対し賛成の立場に立っております。問題は、政令にゆだねられる改元方式についてどうするかということであります。皇位の継承のあったとき改元するということについては、現在は明治憲法と違い、平和憲法下にあって主権在民の定着している今日においては、私はさほど問題ではないと思っております。  それではいつ改元するかと言えば、皇位継承の即日あるいは翌日、遡及方式あるいは踰年方式等いろいろあります。元号が国民のためにあるとするならば、国民生活の利便、合理化、国民感情等を考え……

第87回国会 内閣委員会 第8号(1979/04/19、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 私ども公明党は、元号存続に賛成の立場に立っております。また国民は、五十二年九月の総理大臣官房での世論調査でも、何らか存続を願っている人が七九%いることが判明いたしております。しかし、存続賛成の人の中で法制化をした方がよいというのは必ずしも多いとは言えません。総理は、法制化をすることに対して国民の中での賛成者が必ずしも多くないという現実に対してこれをどう評価をしておられるか、またどのように認識されているのでありましょうか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 いま総理から御答弁いただいたわけでありますが、元号はやはり強制化されるのじゃないだろうか、あるいは義務づけられるのじ……

第87回国会 内閣委員会 第11号(1979/05/08、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 防衛庁の職員給与法の問題について、予備自衛官の給与を上げるということについて、予備自衛官の問題についてはそれなりの論議は必要であろうかと思うわけでありますけれども、しかし一応わが党は、人事院勧告に基づいて出された一般職の給与に準じて行われるいわゆる防衛庁の職員の給与についてはそれなりに賛成という形をとっておりますので、その問題はその問題にいたしておきまして――ちょっと待ってください、いま法務省がおくれているそうですが、やはり法務省が一番先の質疑ですから。――法務省の方がおいでになりましたので、それじゃ質問を続行いたします。  法務省にずっとお聞きしてまいりたいと思っておりますけれど……

第87回国会 内閣委員会 第14号(1979/05/29、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 当面する外交課題が山積して、園田外務大臣は大変お忙しいところ大変に御苦労さまでございます。  法案の方に入る前に、時間の都合もありまして、また答弁をする方の時間もございますので、きょうは私、まず昨日衆参両院で質疑が行われました金大中の問題、それから尖閣問題あるいは中越の問題、阿波丸、そして設置法、許せば日ソの問題と、各般にわたって御質問を申し上げたい、このように思っておる次第でございますので、よろしくお願いいたします。  初めに捜査当局の方にお伺いいたしますが、金大中事件に対し、現在捜査はどういうことになっているのか、その後の経過を踏まえて、御説明願いたいと思います。

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/02/15、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 あなたの「日本防衛体制の内幕」という、この内容につきまして、これは真実を残しておこうというふうにお考えになってこれをお書きになったのか、あるいは、幾らか興味的にお書きになったのか、まずその点はどうでしょうか。
【次の発言】 あなたの「あとがき」、これはあなたが責任を持ってお書きになりました、「海原治」という署名が書いてありますね。となりますと、この署名の中で、「その数多くの事件のなかで、私が体験し、真相を語っておくに足ると考えたものを拾い出したのが、本書の内容である。」こういうことなのですね。となりますと、これは全くあなたは真相を語っているのだということの裏づけになるのじゃないでし……

第88回国会 内閣委員会 第1号(1979/09/06、34期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 恩給受給者はすべて高齢者ばかりであります。この持続的な物価値上げの中で、恩給法の改正を一日千秋の思いで待ちわびながら、不幸にしてこの世を去っていかれる方々が月々約五千人に及んでおります。われわれはこの事態にかんがみ、一刻も早く恩給法を改正して、この方々にこたえたいと思います。  そこで、ただいま議題となりました自由民主党、公明党・国民会議、民社党及び新自由クラブ、各派共同提案に係る恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1980/03/19、35期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 選挙の執行経費基準法の積算単価や積算方法は、何よりも実情に即して合理的でかつ能率的なものでなければ選挙の円滑な管理、執行は望まれないと私は思っておりますけれども、この意味で、現在なお検討すべき問題も多々あろうかと思いますので、その点について具体的にお伺いいたしておきたいと思います。  まず選挙の、選任した投票管理者や投票立会人は午前七時から午後六時半まで、投票管理のため朝は六時三十分ぐらいからですから、都合大体十四時間近く拘束をされ、しかも、現在では名誉職的な意味もほとんどなくなってきております。そのため費用弁償も、一人一日管理者五千六百円、立会人四千五百円の支給はいかにも実情に即……

第91回国会 内閣委員会 第5号(1980/03/25、35期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 大来外務大臣、あなた訪米されまして、大変にお疲れのところ矢継ぎ早に、時の人というわけではないけれども、実際そういう意味においては御苦労だと思います。  わが党は、防衛力増強という問題については考え方を異にいたしております。防衛力を増強することによって国民生活が圧迫をされる。あるいはまた安全保障というものは何も軍事力だけではない。外交、経済、教育あるいは文化、そしてそれに加えて軍事力という、そういう総合的な観点に立ったときに、私は安全保障という問題についてはやはり考え方を異にするわけであります。しかし、そういう立場でお話を申し上げますと、なかなか質問がかみ合わないという問題もございま……

第91回国会 内閣委員会 第12号(1980/04/18、35期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 農林水産省設置法の一部改正の質問の最後のバッターになったわけでありますが、初めに大臣の見解をお伺いしておきたい問題があります。  それは、三月二十八日の閣議で政府は行政改革の一環として三十五ブロック機関の統廃合を決め、ほとんどの省庁が五十五年度末をめどとして具体的な地名を挙げられましたけれども、農林水産省だけが整理する具体的な地名を確定できないままに、昭和五十九年度までに一局統廃合というような後退した内容が一部伝えられております。  その後、自民党内におきまして営林局の統合問題に異論が出されたとかいうような問題もあり、農林水産省は行政改革に非常に消極的ではないか、こういうような国民……

第91回国会 内閣委員会 第13号(1980/04/22、35期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 行政改革は財政再建の一つの大きな柱として、今回ほど国民の支持を受けて、行政改革を断行できるという環境にあるということは私は非常に大きな成果である、そのように思うわけであります。しかし、行政改革というのは、こういう形でKDDの問題が出た、あるいは政財界癒着の問題等が出たからといって、そのときばかりで済まされる問題ではない。すなわちそれは、たゆまず努力をしながら、常に肥大化する行政組織に対して適切なメスを入れて、そして改善をしていかなければならないということは政府に課せられた大きな問題であろうかと私は思うわけであります。  そういう中にあって、今回行政管理庁設置法の一部を改正する法律案……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 内閣委員会 第2号(1980/07/24、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 人事院総裁、御苦労さまです。  例年八月の初旬から中旬にかけて、人事院は一般職国家公務員の給与の改定について国会並びに内閣に勧告を行っておるわけでありますけれども、その時期はもうわずかの間に近づいております。昨年は八月の十日に行われましたけれども、毎年早期に勧告をするという傾向を続けてこられる努力をされておりますことは、私どもまことに結構なことだと思っております。いま現在の進捗状況はどういうふうな状態になっていましょうか、まずその点について。
【次の発言】 例年どおりの進捗状況で来ているということであります。そうなりますと大変大詰めに来ているということになろうかと思います。そこで、……

第93回国会 内閣委員会 第2号(1980/10/16、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 中曽根長官に対する質問はしばらく時間を置いていただきまして、先ほども岩垂先生から公務員の給与問題についてお話がありましたけれども、中曽根長官は、所管の委員会でない、このようにおっしゃいましたので、所管の委員会であり大臣であります総務長官に御出席いただいたわけでございますが、そんなに長い時間おかけいたしませんから、ぜひお聞きいただきたいと思います。  それは、まず今国会に内閣委員会として法案が約十二本ばかり出ておりまして、言うならば、その中において総理府所管の法律も数本出ております。今回、何といっても公務員の皆様方が一番関心のある問題は給与法の改正であり、いま消費者物価も非常に上昇し……

第93回国会 内閣委員会 第5号(1980/10/28、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 防衛の論議に入る前に、官房長官がおいでになっていますので、昨日十月二十七日に安保委員会におきます中馬委員に対する岡崎参事官の答弁に関しまして政府の統一見解が出ましたので、それについて少々お聞きを申し上げたいと思います。  私、昨日の安保委員会の速記録をつぶさに見てみますと、こういうふうになるわけであります。まず第一に、日本の国として潜在的脅威とは何かという具体的な問題に対して質疑が行われたわけです。決して韓国の立場で言ったのでなくして、日本のいわゆる脅威はどういうふうなものであるかという論議が進められたときに、ソビエトに対する潜在的な脅威、こういうことは、それは政府が言っているとお……

第93回国会 内閣委員会 第7号(1980/11/04、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 鈴木総理、文民統制、いわゆるシビリアンコントロールの重要さというものはいまさら申し上げるまでもないと思います。シビリアンコントロールの最高機関は国会であり、そして国会と政府のシビリアンコントロール、政府部内においても国防会議と防衛庁、防衛庁においても内局と外局のシビリアンコントロールという形で常に文民統制が優位な立場に立ってコントロールされております。それはとりもなおさず、かつての第二次大戦の経験から、二度と戦争への道を歩まない平和への誓いでもあり、歯どめでもあります。  そこで、国防会議の議長として、自衛隊の最高指揮官としての鈴木総理の文民統制についての基本姿勢及び心構えについて……

第93回国会 内閣委員会 第8号(1980/11/06、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 人事院総裁にお伺いいたします。  人事院がことし二月二十七日に行いました国家公務員災害補償法の改正についての意見の申し出の中で、遺族補償年金の給付水準の改善について、「遺族の人数区分に応じたそれぞれの支給率については、災害補償の損害賠償的側面からみてなお改善を図る必要があると認められるので、遺族の人数区分一人の場合を中心にその支給率を平均六・一%引き上げることとするものである。」そのようにありますけれども、六・一%引き上げて妥当な線になったというようにお考えになっておられましょうか。それとも、どのぐらい引き上げれば妥当な線になる、そのようにお考えになっていましょうか。

第93回国会 内閣委員会 第9号(1980/11/11、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 先般本会議で第二臨調の設置に対して趣旨説明がありまして、私も本会議で質疑をさせていただきましたが、本日委員会に付託をされました。そういうことから、本会議でいろいろお聞きできなかった問題についてきめ細かく御質問を申し上げたいと思います。なかなか二時間でこれだけの問題をお聞きすることは非常にむずかしい点ではあろうかと思いますけれども、精力的にひとつ御質問を申し上げたいと思っております。  私は、行政改革の基本的な考え方というものについては、たとえ景気がよくなろうが悪かろうが、政府としては常に効率的な、しかも簡素な行政を保っていくということの努力は大変に必要なことであり、むしろ財政再建と……

第93回国会 内閣委員会 第12号(1980/11/27、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 十月二十八日に公務員の給与改定に関する取り扱いについて内容が示されております。その中で、閣議決定の中で、「特に人件費の累増を極力防止するため、次の各般の措置を行う。」として、一つは「勤務成績本位の人事運用、高齢者の離職促進等人事管理の適正化を一段と推進すること。」が挙げられております。勤務成績本位の人事運用については、それを効果あらしめるために具体的にどのようなことをお考えになっていましょうか。
【次の発言】 やはり公平、客観性という問題が十分配慮されなければこういうことは非常にむずかしいというふうに私は思っております。  高齢者の離職促進については、すでに政府としては今回、定年制……

第94回国会 内閣委員会 第1号(1981/03/24、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 今回の恩給法の改善の問題について若干御質問を申し上げます。  最近の経済情勢にかんがみまして、恩給の改善措置を講ずるための恩給法の一部改正が提案されたわけでありますけれども、恩給を大枠に大別をいたしますと、本人恩給あるいは遺族恩給あるいは傷病者遺族特別年金等となっておりますけれども、恩給受給者の昭和五十六年度の現状はどのようになっておりましょうか。大まかな内訳としてぜひ人数とそれから金額、そしてまたそれに占める比率というものを御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、本人恩給あるいは遺族恩給、それから傷病者遺族特別年金の恩給に占める割合というのはどうなんですか。

第94回国会 内閣委員会 第4号(1981/04/07、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 外務大臣、当面する外交の政治課題について約一時間くらい御質問申し上げて、それからまた本会議が終わりましてから一時間くらいということでございます。  まずお聞きしたいことは、五月に入りますとレーガン大統領と鈴木総理との間におきまして首脳会談がすでに予定されているわけであります。過日、レーガン大統領が突如凶弾に倒れまして、大変に心配をしたわけでありますが、その後経過も非常に良好だというふうに伝えられております。そこで、鈴木総理の訪米は予定どおり行われるのか、アメリカの方からちょっとぐあいが悪いからといって何か変更してくれという話が外務省に来ているのかどうか、もし予定どおりに行かれるとす……

第94回国会 内閣委員会 第8号(1981/04/21、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 福井県の敦賀市の原発事故は、調査が進むにつれまして、大変に管理のずさんさからこういう大きな事故につながったということがわかってまいりまして、それだけに世間に大きなショックを与え、住民の不安をつのらせております。浦底湾に隣接する敦賀湾が汚染されているのではないだろうかということで、大変に漁業への影響が心配されておりますが、この事故以来、農水省としてはどのような対応の仕方をしてこられたのか、また今後どのようにこの問題について取り組もうとされているか、この点についてまずお伺いします。
【次の発言】 福井県の水産試験場と敦賀市の漁協は、原発から放出されている温排水を利用してのハマチとタイの……

第94回国会 内閣委員会 第9号(1981/04/23、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 きょうは定年法の審議でございますけれども、大臣がちょっと所用があってお留守にしておりますので、けさ方有事法制の研究についての御報告がありましたので、こちらの方から先に入らしていただきます。  まず第一に、有事法制の中間報告が研究以来三年有余をかかって出されるに至りました。その内容については、研究はまだその途中で、全体としてはまとまる段階には至っていないが、とりあえず研究の状況及び問題点の概要を中間的にまとめた、そのように言われておりますが、実際には第一分類でありますところの防衛庁所管の法令、すなわち防衛二法あるいは職員給与法に関連して、有事の際にこれで十分であるかどうかという検討が……

第94回国会 内閣委員会 第12号(1981/05/12、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 今回、政府は退職手当を削減するいわゆる退職手当カット法案を出してこられたわけでありますけれども、この法案を提出するに至った経緯とか背景とか、あるいはどういう理由で退職金をカットしなければならないというふうに判断をされたか、その点について総務長官の方からまずお話を承りたい。
【次の発言】 細かいところについては、またお聞きするといたしまして、人事院総裁にちょっと先にお伺いをいたしておきます。  実は、五月の十一日に行われました第二臨調の定例会で、藤井人事院総裁は公務員制度の基本と今後の課題ということで報告をされたそうでありますけれども、第二臨調が、いわゆる行政改革の一環として生涯賃金……

第94回国会 内閣委員会 第14号(1981/05/21、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 公務員二法の質疑について衆議院においてもいよいよ大詰めの段階を迎え、鈴木総理大臣においでを願って総括的な質問をすることになったわけでありますが、公務員二法については、定年制の導入そしてまた退職金のカット、それに伴う修正ということでそれなりの論議が交わされてまいりました。本日は、鈴木総理に対して、公務員像及び公務員制度に対する見解とか、あるいは公務員独自の退職手当制度の存続とか、あるいは公務員制度に対する構想とか、そういう見解をそれなりに実は質問したいと用意をしてきたわけでありますけれども、わが党は、基本的に是正するものは論議を通じてそれなりに審議に反映できたものであると考えておりま……

第94回国会 内閣委員会 第15号(1981/06/05、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 委員長並びに委員会のお取り計らいによりまして、今回、旧勲章叙賜者の名誉回復に関する請願について若干の質問をさしていただきますことにつきまして、厚く御礼を申し上げます。  かつて日本の国民は、戦争への道を突っ走った一部軍国主義者によって、大なり小なりとうとい犠牲を払ってしまいました。二度と戦争を起こしてはいけないと誓い合った平和憲法の精神は、これからもまた受け継いでいかなければならないし、平和国家としてのみ日本の国は生きる宿命を持っております。  今回、金鵄勲章の名誉を回復してほしいという方々も、平均年齢七十歳という高齢になっておることを考え、私は心情的に同情せざるを得ない側面がある……

第94回国会 内閣委員会 第16号(1981/08/18、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 中曽根行管庁長官にお伺いいたします。  七月十日に第二臨調から第一次答申が出されました。先ほど御報告のあったとおりでありますが、わが党は、再三にわたって、国民の立場、とりわけ社会的に弱い立場にある人たちを守るために、負担がしわ寄せにならないよう強く要望してきたところでありますけれども、答申の内容を見ますと、やはり福祉や教育等に厳しい内容となっていることはまことに残念であります。ともかくわずか四カ月間の短期間で答申をまとめました努力については、その労を多とし、評価することについてはやぶさかではございません。  先ほどの説明で、この答申をどのように受けとめ、今後の行政改革の中でこの答申……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第5号(1981/10/13、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、行政改革に関しまして総理並びに関係大臣に質問をするものであります。  私はまず鈴木総理に、行政改革は国家百年の大計であり、そしてその目指す方向は、国内にあっては活力ある福祉社会、そして対外的には国際社会に一層貢献するため、国、地方を通じて行財政の基盤を確かなものにしなければならないということを強調されました。そこで、総理の言う活力ある福祉社会というのはいかなるビジョンに基づいて言われているのか。総理はその中でまた、個人の自立自助の精神に立脚し、職場、家庭での連帯を求め、適正負担のもとに福祉の充実を図る社会だとも言われております。  となりま……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第9号(1981/10/27、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 公明党・国民会議の鈴切康雄でございます。本日は、第二臨調の土光会長及び圓城寺会長代理に御出席をいただきまして、ありがとうございます。  臨調発足以来、わずか四カ月という短期間に精力的に審議をされまして、去る七月の十日、第一次答申を出されました御努力に対しましては敬意を表するものであります。  もとより、行政改革は国民の声であり、また、その必要性が今日ほど高まってきているときはありません。そういう意味からして、第一次答申は、五十七年度増税なき財政再建という命題を総理の強い要請を受けて答申されたわけでありますが、内容を見ますと、財政再建策が中心となり、本来の行政改革という本筋からかけ離……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第10号(1981/10/28、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 私は公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりましたいわゆる行革関連特例法案に賛成の討論を行います。  賛成する理由の第一は、国民的要求である行財政改革を着実に進めるためには、部分的に問題があるとしても、本法律案を成立させ、文字どおり行財政改革の突破口を開くものとしていかなければならないと考えるからであります。  確かに本法律案は、鈴木総理が目指す行財政改革あるいは財政再建とどのように関連づけられるのか判然としないばかりか、内容的にも財政の帳じり合わせ的な支出削減が目立っていることは否定できません。特に国民の納得いく行財政改革を唱えながら、本法律案による支出削減額の八割までが福……

第95回国会 内閣委員会 第2号(1981/11/12、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 人事院勧告の取り扱いにつきましては、衆参の行財政改革に関する特別委員会等においても相当論議がされてまいりました。政府の答弁は、大変に財政難であるということを理由にして明確な答弁というものを避けております。そしてもう一つの障害になっているのは、御存じのとおり、臨調の答申に給与改定に関して適切な抑制措置を講ずるという内容が盛り込まれたということが非常に大きな問題になっております。確かに臨調は総理の諮問機関として発足したわけでありますけれども、人事院勧告の制度というものは、憲法が保障するところの労働基本権の代償措置であり、ここ十年来の労使のことから考えると、政府は人事院勧告の重みというも……

第96回国会 内閣委員会 第1号(1981/12/21、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 人事院の給与勧告の取り扱いについては、政府は、財源がないことを主たる理由にして、一部凍結や実施時期の繰り延べ等の措置をとり、完全実施というものを見送ってしまいました。よき慣例を政府みずから取り崩してしまったということについては、私は大きく問題を後に残すだろうし、大変に遺憾なことだと思っております。しかも期末・勤勉手当は五十五年度の額に凍結され、調整手当一%も来年度から実施、管理職手当の逆転防止措置等、完全実施を見送ったために生じたひずみというものは不公平の感をぬぐいきれないわけでありますが、その点人事院総裁は、今回の政府がとった、いわゆる完全実施を見送ってしまったという問題について……

第96回国会 内閣委員会 第4号(1982/03/18、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 今回の法案の内容につきましては、在アンカレジ領事館を総領事館に昇格をする、そして、在アルバニア日本国大使館の新設、こういう問題については、これはもう対外的な問題であるだけに一刻も早くこの法案を通してあげるということ、これは与野党とも一致するところであり、そういう意味からいいますと、この法案が早く審議されていくということも大きな意義があろうかと思うわけであります。  しかし、考えてみますと、これはこれとして、国政全般の問題として、いろいろ内外の問題が非常に緊迫している、あるいは外交問題等についてもこれから外務大臣としてもいろいろ対処をしていかなければならない重要な問題があるわけであり……

第96回国会 内閣委員会 第5号(1982/03/23、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 このところ内外ともに山積する政治問題がありますが、なかんずくこれから、現在を含め中長期的な問題として、高齢化社会というものが急速に進展をしてきているということ、これに対処するために今回職業安定局に高齢者対策部を設置されたということは時にかなった問題ではないか、私はそのように思っております。  そこで、労働省としても労働行政上の最重要課題の一つとして高齢者の雇用対策を挙げられているわけでございますけれども、労働力人口の高齢化の現状と今後の見通しについて簡単に御説明をいただきたいと思います。  あわせて、高齢者の雇用の現状についていまどんな状態になっているのか、その認識が甘いとやはりこ……

第96回国会 内閣委員会 第7号(1982/03/30、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 総務長官は、きょうは参議院で日切れ法案の採決があるということで、五十分にはここをお立ちになるというお話でありますが、その間時間の許す限り総務長官にお伺いしてまいりたいと思っております。  私がきょうぜひやりたいなと思っている問題は、先般戦没者追悼の日ということの報告書が出されましたのでその問題と、中国残留日本人孤児、旧日赤及び旧陸軍海軍従軍看護婦の問題、戦後処理、それから法案ということになろうかと思いますが、総務長官がおいでになるときにお聞きしてまいりたいと思っているのは、かつて中山総務長官が、戦没者を追悼することについてどういう形が将来にわたって適当なのかを改めて検討する必要があ……

第96回国会 内閣委員会 第13号(1982/04/20、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 昨今の大変に厳しい財政状況の中にあって、この財政問題をどうするかということは、これは多くの国民の関心の的であります。なかんずく臨調の会長である土光さんが、増税なき財政再建を目指してということで、七月を目指して基本答申作成に努力をされております。臨調の第一部会の「行政改革の理念」の素案を見さしていただきましたけれども、これは行革を進めることによって今後数年間は国民の税負担をふやすべきではないということを指摘しております。このことはまことに評価すべきことであろう、私はそのように思っておりますが、中曽根行管庁長官は増税なき財政再建というものをどのように認識をされているか。また、その増税と……

第96回国会 内閣委員会 第18号(1982/07/08、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 宮澤官房長官、大変にお忙しいところ御苦労さまです。  どうしてもきょうは官房長官に来ていただいて質問を申し上げなければならない問題点は、去る六日の日に鈴木総理が参議院の内閣委員会で、鈴木内閣では防衛費は国民総生産の一%以内の方針は変えない、これはかねがね言っていたわけでありますけれども、その国会答弁を変えるような発言、すなわち五六中業期間中にも経済成長率の鈍化によって一%ラインを突破する可能性を示されましたけれども、この方針について宮澤官房長官が六日の夕方の記者会見において政府の考え方を整理してお示しになった、そういう報道記事がなされておりましたので、このことについての内容をもう一……

第96回国会 予算委員会 第11号(1982/02/16、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 総理、民社党、新自由クラブ・民主連合の欠席のもとに開かれた不正常な委員会は、一にかかってF4ファントムの改修問題に対する自民党の相次ぐシビリアンコントロールの形骸化と、そしてまた、それに対するシビリアンコントロール発言をめぐっての不手際から今日のこのような事態を招いたわけでありまして、実に遺憾と言う以外はないのであります。  そこで、このシビリアンコントロールは、形骸化された場合において、これは大変に大きな問題であるということはかねがね総理もおわかりだと思いますが、私はまず、シビリアンコントロールの上に立ったときに、この鈴木内閣は三つの大罪を犯している、それを申し上げざるを得ないわ……

第98回国会 安全保障特別委員会 第3号(1983/05/12、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 まず、自衛隊機の墜落事故について御報告が防衛庁長官からございましたので、そのことに関連しまして一言二言質問を申し上げます。  四月の十九日、小牧の航空自衛隊輸送航空団第一輸送航空隊の六機編隊のC1型輸送機二機が山中に墜落して十四名全員が死亡し、しかも、一週間後、岩国の海上自衛隊でPS1型機が岩国基地東側に墜落し、十一名死亡し三名負傷するという大惨事を引き起こしたことにつきましては、公明党を代表いたしまして、亡くなられた方々の御冥福を祈ると同時に、負傷された方々の一日も早い回復を祈ってやまないのであります。  そこで、先ほどから厳しい訓練、練度を必要とするということを防衛庁長官は言わ……

第98回国会 安全保障特別委員会 第4号(1983/05/16、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 私は、総理だけで御答弁いただけばいいと思います。  総理が今回ASEANを歴訪されまして最終的に締めくくられた演説の中で、専守防衛を貫き、軍事大国にはならない、これは単なる政策でなく過去への厳しい反省に立った、国民感情に深く根差したものだという趣旨のことを述べられております。しかし、さきのアメリカでのレーガンとの会談の、日米運命共同体とか、あるいは日本列島不沈空母とか、あるいは四海峡封鎖とか、日米は同心円であるとか、憲法改正の発言等を見る限り、ASEANでの発言との間には余りにも大きな落差があります。総理が言う軍事大国という意味が抽象的でよくわからないわけでありますが、軍事大国にな……

第98回国会 内閣委員会 第2号(1983/03/03、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 在外公館に勤務する公務員及び外国における邦人の生活面における最大の問題は、何といっても教育と医療にしぼられるのではないかと思うわけであります。また、そのことの基盤が整ってこそ、外国における生活に耐え得る安心感が出てくるわけでございます。  そういうことから言いまして、海外子女の教育の現状、これが現在どうなっているのか、また問題点としてはどういうふうにつかんでおられるのか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 日本人学校となれば国内と同様の授業が行われていくわけでありますけれども、日本人学校の設立の条件にはどういうものがございましょうか。

第98回国会 内閣委員会 第5号(1983/04/12、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 農林水産省設置法の一部を改正する法律案についての概要は、附属機関の農業技術研究所と植物ウイルス研究所を廃止して、農業生物資源研究所と農業環境技術研究所を設置するものでありますけれども、なぜ前の研究所まで廃止をして今回新たにこれを設けようとしておられるのか、その趣旨についてまずお伺いします。
【次の発言】 新設される農業生物資源研究所及び農業環境技術研究所ですね、研究は続けられるわけでありますけれども、実際に研究の成果がどういう形でいつごろ出てくるものであるか、どういうことを期待されているか、またその成果をどのように、どのような形で農業者に還元をしていかれるのか、その点についてはどう……

第98回国会 内閣委員会 第7号(1983/04/19、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 今回提案された恩給法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案についてでありますが、五十八年度の恩給改善について政府のとった基本的な考え方をまずお伺いを申し上げます。
【次の発言】 このたびの恩給改善についてはやむを得ない措置だけということに実はなっているわけでございますけれども、本来ならば抜本的な改正がなされなければならない問題でございます。  そこで、五十八年度予算における恩給種別の受給者数あるいは金額及び人員の割合、また一般会計に占める割合というのは、どういうふうな形になっておりましょうか、その点について御説明願います。

第98回国会 内閣委員会 第8号(1983/04/26、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、恩給法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案に対し、賛成の討論を行うものであります。  近年、恩給法は毎年改正され、国家公務員給与の改定に基づき、恩給年額を増額するとともに、戦没者の遺族、戦傷病者及び老齢者等に対する処遇改善の措置を講じ、恩給受給者に対する処遇の充実が図られてまいりました。わが党は、経済的基盤の弱いこれらの年金受給者に対しては、何はさておき、この年金の一層の充実を図るべきであると考えております。  しかるに五十八年度の恩給改善は、政府の五十七年度人事院勧告に基づく公務員給与改定の見送りに伴って、一つは長期在職の旧軍人等……

第98回国会 内閣委員会 第9号(1983/04/28、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 臨時行政改革推進審議会設置法案が現在審議されているわけでありますけれども、この法律案は、臨調の第四次答申を受けて、臨調の任務終了後の行政改革推進体制として総理府に設置することという内容になっております。  この審議会を設立するに当たり、政府は、その調査審議のテーマや方向についてどのように期待をするのか、また審議会は政府との関係においてどう機能するのか、まず、行政管理庁長官の基本的な考え方をお伺いいたします。
【次の発言】 出発に当たってこの審議会の性格というものについて明確にしておきませんと、あいまいさがあるところにいろいろと問題が出てくるわけでございますから、そういう点について少……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1983/09/26、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、今回提案されております行革関連法案及び行政改革全般にわたって、総理並びに関係大臣に質問をしてまいります。  私たち公明党は、真の国民のための行政改革を実現するためには、不退転の決意で臨んでおります。その立場に立って、政府の行政改革に対する姿勢をただしてまいりたいと思っております。  まず初めに、総理はかねてより、中曽根内閣は行政改革をやる内閣であるという旨を明言しておりますが、行政改革は、歴代の自民党内閣においても取り上げられてきてはおりますが、すべて中途半端で終わったと言っても過言ではありません。それほど行政改革というものは、言うはやすく……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号(1983/09/28、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 総理、一昨日、私、公明党を代表いたしまして、総括でこの場所でやらしていただきました。時間の都合等がございましたけれども、きょうは幸いにして二時間ばかりの時間をちょうだいいたしました。何といっても、この行政改革というものについては、この間も話をいたしましたとおり、総理大臣のリーダーシップ、そしてまた決断力、実行力、これが非常に大事であるために、総理が出席していろいろとその決意等をお伺いするということは非常に有意義であると私は思っております。  そこで、御存じのとおり、臨調は二年間、三公社改革あるいは年金等、あるいはその他行政組織、特殊法人、国と地方の関係等、各分野にわたって個別的、具……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第7号(1983/10/03、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 公明党・国民会議の鈴切康雄でございます。  本日は、土光会長及び瀬島委員に御出席をいただきましてありがとうございます。私どもは、土光会長を初め臨調の委員の皆様方の二年間にわたる御努力に対し、深く敬意を表したいと存じます。私ども公明党は、行政改革を今日推進せずして後世に悔いを残してはならないという観点から、国民のための真の行政改革を大いに推進しなければならない、こういう立場から取り組んでおります。そういう立場から瀬島委員に幾つかお尋ねいたしますが、時間の都合もございまして、要点だけお伺いすることになろうかと思います。  土光会長のごあいさつにもありましたように、肥大化した行政を立て直……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 建設委員会 第4号(1984/03/23、37期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 公明党の鈴切康雄でございます。  奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興特別措置法の改正に伴いまして、きょうは時間の関係がございますので、小笠原問題に絞って御質問申し上げたい、このように思っております。  まず初めに、小笠原諸島振興特別措置法は、昭和五十四年に小笠原諸島復興特別措置法を切りかえたもので、今月末でその五年間の期限が切れるわけでございますが、この五年間で政府及び東京都が行った振興事業の総括について、政府としてはどのように評価されておるか、お聞きいたします。
【次の発言】 小笠原の振興というのは、計画人口が三千人でございますけれども、それも実は未達成でございますし、……

第101回国会 内閣委員会 第2号(1984/03/01、37期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、在勤法の質疑をさせていただきますが、その前に、防衛庁長官に若干御質問を申し上げたいと思います。  けさ方、防衛庁長官から、今回去る二月二十七日、自衛隊員が訓練中に他の隊員に向けて小銃を乱射した、そのことによって一名はとうとい命をなくしてしまった、そういう御報告があり、それからまた、岩国所在の海上自衛隊所属のPS1対潜哨戒機の射爆撃訓練中の墜落事故の報告がなされましたけれども、これはいずれもとうとい人命を失っております。かかる事故並びに不祥事という問題については、これはまさしく国民の防衛庁に対する不信感につながってくる問題であろうか、このよう……

第101回国会 内閣委員会 第5号(1984/04/03、37期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 総務長官まだおいでになっておりませんけれども、やはり宮内庁の担当大臣として御出席を願って、きょうは参議院との関係がございまして約三十分ぐらいしか出席がないということでございますが、そういうことで、総務長官が来られてから総務長官に対するいろいろの質問はしたいと思っております。  そこで、今回皇室経済法施行法の一部を改正する法律案が提出をされております。今回の改正案は、内廷費及び皇族費の定額は四年ぶりに改定をする、また賜与とか譲り受けの限度価額は十二年ぶりに改定しようとするものでありますけれども、それらの額の改定の理由についてお伺いをいたしたいと思います。

第101回国会 内閣委員会 第9号(1984/04/19、37期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 きょうは官房長官お忙しいところ御苦労さまです。  恩給法の一部改正の法案に入る前に、このところ靖国神社の公式参拝ということが大変に話題になっております。私はそういうことをまず初めにお聞きをいたしまして、法案等についての審議をしてまいりたいと思っております。  私は、かつて第二次世界大戦で不幸にして亡くなられた多くのみたまを慰霊することについては、やはり国民のすべてがそういう意味から言うならば追善供養すると同時に、それを一つの反省として平和への誓いと新たに取り組まなければならない問題であると思っております。  そこで、私ども公明党も毎年八月十五日に武道館に天皇皇后両陛下を迎えての政府……

第101回国会 内閣委員会 第15号(1984/06/21、37期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 きょうは文部大臣に、臨時教育審議会の設置法案について具体的にお聞きをしたいと思うわけであります。  この臨時教育審議会というのは要は器でありまして、中身についてはいろいろ専門家の文教委員の先生方もおられますから、中身というよりもこの器がより立派な器であるようにという願いを込めて御質問をするわけでございます。さきに中曽根総理大臣がこの場所に来られてスタートを切られたわけでございますので、そういうことから、なるべく重複を避けながら御質問を申し上げたいと思っております。  私は、今日ほど教育改革の必要性が叫ばれているときはない、そのように思っております。昭和二十二年に教育基本法が制定され……

第101回国会 内閣委員会 第23号(1984/08/07、37期、公明党・国民会議)

○鈴切議員 初めに、委員長並びに各党の皆様方の御理解をいただきまして今回趣旨説明のために若干お時間をいただきましたことを厚く御礼を申し上げる次第でございます。  ただいま議題になりました地域社会における公共サービスの向上のための新社会システムの開発に関する法律案につきまして提案の趣旨を御説明申し上げます。  社会システムとは、一般には、我々国民が生活を営んでいる地域社会または一般社会における社会的制度・仕組みのことであり、それは人的・情報的要素のソフト的側面と物的・機械的要素のハード的側面から成り立っております。我々国民はすべてそれぞれの社会システムの中に組み込まれ、あるいはそれを利用すること……

第101回国会 内閣委員会 第24号(1984/08/21、37期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 公明党の鈴切康雄でございます。  まず初めに、政府は、国家公務員の給与改定に当たってこのところ三年間というもの、連続して人事院勧告を無視をいたしました。凍結とか抑制とかということで不完全実施をしてきたことは、私は極めて遺憾であると思います。八月十日に出されました今年度の人事院勧告六・四四%につきましては、昨年の大幅抑制によって生じた官民の給与較差としてはおおむね妥当だと私は評価をいたしております。なかんずく今回の配分傾向について上薄下厚、そしてまた中堅層を重く見たという配慮がされているということについては、私は重要なポイントではないかというふうに思っております。  そこで、人事院総……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1967/04/25、31期、公明党)

○鈴切分科員 行政をささえるものは、究極においては人であります。公務員のあり方については、今日までいろいろ問題視されておるわけでありますが、一つは国民大衆の側に立った場合、また二つには管理者の立場に立った場合の公務員の見方、また公務員自体の側から見たところの、その三者三様の考え方があると思うわけであります。そこで公務員としてどのようにあるべきか、その基本的な問題について簡明に所信をお聞きしたいと思うのであります。
【次の発言】 そこで私は、公務員が公務に専念できる基盤の整備と社会的地位の向上をはかるとともに、服務規律を厳正に維持し、国民の信頼にこたえる公務員制度の確立をはからねばならないと思い……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1968/03/15、31期、公明党)

○鈴切分科員 行政機構のあり方という観点から木村長官にお伺いします。  首相が訪米前に宿題を残しました一省一局削減は、非常に大きな話題を呼び、その答案は注目に値していたことは事実であります。ところが、ショック療法はむしろ行政改革のほうよりも、これを期待しておった国民の受けたショックのほうが大きいと思うのでありますが、これは期待はずれという一言に尽きるのではないか。行政機構の簡素化及び能率をはかるという観点から、すでに総理府設置法等の一部を改正する法律案が国会に提出されましたが、一局削減が局の所掌事務そのものの整理を含んでいないのに、簡素化、能率化がはかれるという理由は何であるか。

第58回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1968/03/13、31期、公明党)

○鈴切分科員 長官、きょうは私は自衛隊員の行くえ不明、すなわち蒸発の実態についてお伺いをしたいと思います。  昨年十一月、米航空母艦イントレピット号の水兵四人が横須賀に停泊中脱走、ソ連定期客船バイカル号で国外に脱出したことは記憶に新しいことであり、大きな社会問題を提起しましたが、わが国では自衛隊員の行くえ不明の実情はどうか、お伺いします。
【次の発言】 ちょっと待ってください。要領の得ない話をされても困りますので、時間が非常に短いので、私のほうから申し上げます。  自衛隊の発足したのは昭和二十九年、それ以来自衛隊員が今日まで二十日間以上行くえ不明になった数の累計、発見された数、未発見の数、所在……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1968/03/15、31期、公明党)

○鈴切分科員 会計検査院長は予算の分科会の審議のときは通常おいでにならないのが慣例であったというふうに聞いておりますが、私は、会計検査院が非常に重要だという観点から、きょうあえて出席を願ったことに対しては感謝をしております。  そこで、きょうは日本住宅公団の問題からいろいろお話を承りたいと思うわけですが、日本住宅公団は、もうすでに御承知のとおり、全国には五百六カ所というマンモス団地を持っておるわけです。いま保谷並びに田無を中心にしているところのひばりケ丘団地をはじめとして東久留米の四団地その他の団地で、共益費の値上げの問題で公団側と自治会との間で話し合いがつかないで、いま社会問題になっておると……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1969/02/28、31期、公明党)

○鈴切分科員 水戸射爆場の新島移転の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  水戸射爆場の、講和発効時より現在に至るまでの航空機の墜落事故、模擬弾の落下事故、薬きょうの落下事故、機銃弾の誤射、その他試射範囲等についてお伺いをいたします。
【次の発言】 茨城県の地元における誤射爆被害調査は、それをはるかに上回っておるわけであります。事故の件数は三百六十六件、そして死者二十名、本年に入っての事故は二回ということでありますけれども、それに対して、どちらが確実性があるかということになりますれば、これは茨城県の地元のほうが確実性があると私は思います。それはなぜかといえば、本年に入っても、実はいままで……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1970/03/16、32期、公明党)

○鈴切分科員 きょう私は、消防行政について少しお尋ねいたします。  まず、火災を起こして消すよりも、起こさないということに力を入れていくということは当然であります。その消防行政に力を入れるにしても、今日過密化あるいは都市化する現在の社会情勢に対して、何もかも不足づくめで、近代化消防としてのおくれが目立っている現状でありますが、政府として、消防の広域化対策、あるいは消防力の増強、消防の常備化、施設の機械化、消防団の再編成等、差し迫った問題があろうかと思うのでありますが、近代化消防に対して具体的にどのような御見解をお持ちであるか、お伺いいたします。

第65回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1971/05/10、32期、公明党)

○鈴切委員 きょうはお忙しいところをおいでをくださいまして、法案審議に先立って御意見を賜わりましてありがとうございます。環境庁ができるということにつきましては、これが行政面の上においては一元化されるというもので一歩前進だと思っております。しかし内容的に見ますと、組織、予算、そして権限と、いろいろ問題がございますけれども、きょうは私は前田先生にちょっとお聞きしたいと思いますが、国立公害研究所の問題でございます。施行期日にかかる部分は「昭和四十九年三月三十一日までの間において、それぞれ政令で定める日から施行する。」こういうふうになっております。実際にはもう現在の公害は一刻も猶予ならない今日の環境汚……

第65回国会 予算委員会公聴会 第1号(1971/02/10、32期、公明党)

○鈴切委員 私は磯村先生にお伺いしたいと思いますが、ただいま述べられました御意見は、私、一々ごもっともなことであり、予算審議上非常に参考になる点がございました。いまいろいろお話しになりました中で、二、三点お伺いをしたいと思っております。  先ほども大学紛争の原因についていろいろお話しになりましたけれども、現在高等教育における私学の役割りはきわめて大きいものがあると思いますし、また私学は約八〇%の大学生を受け持っている現状であります。しかし私学は、御存じのとおり高負担低授業である点、まあ昨年から私学助成が出されておりますけれども、それは人件費、経常費であって、額も少ないと思うわけでありますが、私……

第68回国会 予算委員会公聴会 第2号(1972/03/11、32期、公明党)

○鈴切委員 本日はお忙しいところを公聴会に公述人としておいでくださいましてまことにありがとうございます。私は公明党の鈴切でございます。  和田先生と高屋先生に、きょうは御意見をちょうだいするということだけでお聞きをしたい、このように思うわけであります。  まず初めに和田先生にお伺いをいたします。  今度の予算は、政府は景気浮揚と、そしてまた福祉という二つの柱を立てたわけでありますが、実際に景気浮揚と、それから福祉という立場を考えてみますと、これは性質的に相反するものがあろうかと思うのであります。先生は、本年度の予算について福祉という点については否定的な立場にあるというふうにお話がありましたが、……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1972/03/24、32期、公明党)

○鈴切分科員 昭和四十四年の六月二十九日でございますが、新島本村の前浜海岸砂防堤付近で起きました砲弾の爆発事故につきましては、私、前の国会におきましてすでに取り上げた問題ではございますが、一応概況について御説明願いたいわけでございます。  概況の内容につきましては、まず第一に、発生した日時、それから発生場所、それから被害状況、発生状況、とられた処置、そして念のために、掃海して回収されましたところの砲弾の種類並びに数量についてお伺いをいたします。
【次の発言】 そこで、私は、死亡いたしました前田国徳君、そして顔面に爆焼、右眼球破裂の重傷を負いましたところの宮川橋一君の御両家にたまたまお伺いをする……


33期(1972/12/10〜)

第72回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1974/03/08、33期、公明党)

○鈴切分科員 きょうは、私は拘束預金の問題一点にしぼって御質問を申し上げたいと思う次第でありますが、きょうはぜひとも公取委員長に出ていただきたい、このように思っておったわけでありますが、御都合がつかないということで、事務局長がおいでになりましたので、まず初めに、事務局長にお伺いをいたしておきたいと思います。  金融機関の行なう拘束預金については、公取委員会としてきびしい監視の目を向けておられるわけでありますけれども、独禁法の上に立ってこれをどのように解釈されておるか、まずそれをお伺いいたします。
【次の発言】 時間の都合がありますので、私のほうから……。  大蔵省は四十八年の五月末現在で拘束預……

第75回国会 外務委員会内閣委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/16、33期、公明党)

○鈴切委員 宮澤外務大臣の前任者でありました木村外務大臣が、非核三原則は、これはまさしくわが国にとっての国是である、そのように端的な言葉で表明されましたけれども、宮澤外務大臣も非核三原則は国是であるという認識には変わりはございませんか、その点についてお伺いいたしましょう。
【次の発言】 公的な場所において、しかも国会の場所におきまして表明された国是という言葉でございますが、いかなる重みを持つものであるというふうにお考えになっていましょうか。
【次の発言】 われわれの理解によりますと、というのは国家政策の基本原則であって、内閣の変更とかあるいは政策の手段によって軽々しく変更できるものでないという……

第77回国会 予算委員会公聴会 第2号(1976/02/09、33期、公明党)

○鈴切委員 本日は三人の公述人の方々から貴重な御意見を承りまして、ありがとうございます。  時間の都合がございますので、長洲公述人にしぼってお伺いを申し上げたいと思うのであります。  長洲知事は経済学者としての立場から現実の世界に飛び込まれまして、何かと大変な面があろうかと思います。で、理想と現実のギャップをどのように埋められていかれるか、その点の御構想をまずお伺いをした上において、一つは、神奈川県が富裕団体から交付団体に転落をされました。それには当然の税収の落ち込みと同時に、人口増の問題が一つの大きな問題になってきているのではないかと思います。まず、それには義務づけられた施設の増設、そして福……


34期(1976/12/05〜)

第87回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1979/03/01、34期、公明党・国民会議)

○鈴切分科員 私は、きょうは東京国際空港の沖合い展開計画、すなわち羽田空港の沖合い移転についての御質問を申し上げます。  昨年の十二月の四日に運輸大臣から東京都知事あて、並びに運輸省から大田区助役あてに、東京国際空港の沖合い展開計画についての試案が提示されております。この試案について運輸省の基本的な考え方を確認させていただいた後、何点かについて具体的な質問に入るわけでございますが、現在まで三者協、すなわち運輸省、都、地元大田区、これを三者協と言うのですが、この三者協を通じて話し合いが進められておるわけでございます。新空港の建設に当たっての計画のねらい、これは試案に明示されております項目、すなわ……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1981/02/28、36期、公明党・国民会議)

○鈴切分科員 大臣、遅くまで御苦労さまでございます。  私は、羽田空港の沖合い移転並びにそれに伴う総合交通体系をどうするかという問題について若干お伺いをしたいと思っております。  羽田空港沖合い移転につきましては、いろいろな経過があったにしても、三者機関でいろいろ協議がされてまいりまして、すでに政府における段階の計画案もずいぶん煮詰まってきた、そして言うならば青写真も鮮明になってきた、そのように聞いております。  で、実は昨年の四月十日ですか、参議院の運輸委員会におきましてわが党の同僚議員が質問をいたしました。運輸省の修正案の提示の時期をと質問をいたしましたところ、当時の松本航空局長が答弁され……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会公聴会 第1号(1981/10/22、36期、公明党・国民会議)

○鈴切委員 四人の公述人の皆様方には、それぞれの立場に立って御意見を述べられまして、本当に本日は御苦労さまでございます。私は公明党・国民会議の鈴切康雄でございます。  限られた時間でございますので、私は住木公述人と藤田公述人のお二人に御意見をお聞きしたいと思います。  私がまず住本公述人にお伺いしたいことは、それは元行政監理委員会の委員でおられたということでございます。  先ほど公述されました内容の中に、確かに第一臨調は昭和三十九年に答申を出しまして、そのときには実施を実効あらしめるために勧告権とかあるいは調査権等を含めての、言うならば行政委員会的なものをつくろうという話が初めあったわけであり……

第95回国会 内閣委員会同和対策に関する小委員会 第2号(1981/11/17、36期、公明党・国民会議)

○鈴切小委員 同対協の磯村会長初め民間の三団体の代表の方々、きょうは大変に御苦労さまでございます。  そこで、同対協の磯村先生にお話をお聞きしたいと思いますけれども、実は五十七年の三月には特措法の期限が切れるわけであります。となりますと、現在は政府としては、それなりの予算措置の概算要求等を出しておりますけれども、しかし五十七年の三月に切れてしまうということになりますと、これはもう全く法律がないという形になりまして、非常に問題が深刻化するということを私どもは非常に憂うるわけでありまして、どうしても何らかの形でまた法的措置は必要であろうということで、私どもとしてはできるだけ早くこの法的措置ができる……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1983/03/04、36期、公明党・国民会議)

○鈴切分科員 大臣、大変遅くまで御苦労さまです。私、いわゆる新羽田空港について御質問申し上げたいと思っております。大変短い時間でございますので、要点をかいつまんで矢継ぎ早に御質問申し上げますので、要領のよい御答弁をいただきたいと思います。  そこで、羽田空港の沖合い展開基本計画が二月二十三日運輸大臣の決裁で正式に決定されました。そのスケジュールにつきましては、第一期が新A滑走路で六十三年供用開始、第二期は湾岸道路西側旅客ターミナルで六十五年供用開始、第三期は新B、C滑走路と残りの全施設で六十八年供用開始となっておりますけれども、予定どおりのスケジュールで工事が進んでいくかどうか、地元としては大……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1984/03/10、37期、公明党・国民会議)

○鈴切分科員 公明党の鈴切康雄でございます。  分科会でございますので、時間の制約がございますから簡明に御答弁を願えればいいと思います。  きょうは、動物の保護及び管理に関する法律に関係して、このところ社会問題化してきておりますところのペット、なかんずく犬、猫等の問題について御質問を申し上げたいと思います。  実は昭和四十八年に動物の保護及び管理に関する法律が制定されました。そのときの法律案は実は議員立法ということで、起草に当たりましてはここにおります主査初め各党の同僚議員と一緒に話し合いまして、私も提案者の一人として努力した経緯がございます。法律ができてからちょうど十年になりますけれども、近……

第101回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1984/03/12、37期、公明党・国民会議)

○鈴切分科員 公明党の鈴切康雄でございます。第一分科会も私が最後でございまして、そういう意味からいいますと、大変に長時間防衛庁長官並びに関係の皆さん方には御苦労さまでございますが、いましばらくひとつ御容赦願いたいと思います。  まず初めに、アメリカのワインバーガー国防長官が米韓の定期安保協議会に出席をされた後、たしか四月の下旬から五月にかけて来日をするというふうに言われておりますけれども、その公算はあるようにお考えになっておりましょうか。その点はどうでしょうか。
【次の発言】 ワインバーガー国防長官の方から再三にわたって、早くお会いしたいという伝達等があったそうでございますけれども、ハワイの日……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

鈴切康雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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