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山本政弘 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

山本政弘[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
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598位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
235位
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200位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
156位

31期委員会発言TOP100
68位
31期委員会出席(無役)TOP100
75位
31期委員会発言(非役職)TOP100
52位
32期委員会発言TOP50
35位
32期委員会出席(無役)TOP100
95位
32期委員会発言(非役職)TOP50
23位

このページでは山本政弘衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山本政弘衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 社会労働委員会 第6号(1967/04/27、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 厚生大臣の所信の表明が過日ありましたが、その中の第二項、生活環境の整備について、大気汚染等の公害が大きな社会問題となっている、したがって、公害防止に関する国の総合的な施策を確立するために、公害対策基本法案を本国会に提出する、こういう話がありました。けさの新聞によりますと、この公害対策基本法案に対して業界がこぞって反対をしている。厚生省の所管というけれども、これは産業面を軽視しておるということで、率直に申し上げますとざる法のおそれがある、こういうことが紙面に出ております。このことに対して、厚生省は法案をきらんといつお出しになる予定か、ちょっとお伺いしたいのです。

第55回国会 社会労働委員会 第14号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 大臣に、援護二法に入る前に、二つほどお伺いをいたしたいと思います。それは過日ありました朝日訴訟についてのことでございます。私は、これは援護法とも無関係ではあり得ないと思いますし、同時に恩給法、そういうものと関連しまして問題があるというふうに感じますので、そのことでひとつお伺いをいたしたいと思うのです。  朝日訴訟の争点というのは実は二つあったと思います。一つは、憲法二十五条の精神と、それから、生活保障規定に違反をしているか、していないか。それからもう一つは、この種の行政訴訟で、原告の死亡後に相続人の承継が認められるか認められないか。この二つだったと思います。それで、国の勝訴と……

第55回国会 社会労働委員会 第15号(1967/06/01、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 厚生大臣にお伺いいたしますけれども、戦傷病者戦没者遺族等援護法の提案が一番最初になされましたのは、たしか昭和二十七年でございましたね。そのときに、この提案理由の説明は「戦傷病者、戦没者遺族等は、過去における戦争において国に殉じた者でありまして、これらの者を国が手厚く処遇するのは、元来国としての当然の責務でございます。」こういうことであったと思うのです。そこから、きのう実本政府委員のおっしゃった賠償理論による国家補償の精神がここへ生かされた、こう思うのですけれども、今度の戦没者の父母等に対する特別給付金支給法案につきましては、これはやはり同じような趣旨に基づいてなされておるのか……

第55回国会 社会労働委員会 第22号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 労働大臣に一つだけお伺いして、それで大臣はけっこうでございます。きょう郵政省から提出された資料については、これを見ているだけでもたいへんだと思うので、委員長にひとつお願いしますが、これはこの次にも保留していただきたいと思います。与えられた時間が三十分だそうですから。  大臣に一つだけお伺いしたいのは、懲戒処分とかあるいは人事権の問題について、不当な処分あるいはその他のことがあれば、これが客観的な事実に基づいて誤りであるということがわかった場合には、一体これはどうなるか。大臣のほうではこれを行政指導というか、むしろ処分の取り消しとかあるいは軽減とかいうことが当然考えられると思う……

第55回国会 社会労働委員会 第25号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 時間がないようですから、簡単にお伺いいたしたいと思います。  先週私が質問を申し上げて、そして最後に三点だけ事実を申し上げて質問を終わりました。その中で、これは次官にお伺いいたしたいと思います。業務命令というものがありますね、これに違反した場合には一体どうなるかということで、次官の見解をお伺いいたしたいと思います。簡単でけっこうでございます。
【次の発言】 ともかくも、しかし業務命令に違反するということは、これは当局にとっては好ましくない、こういうことでしょう。
【次の発言】 それではちょっとお伺いいたしますが、「速達郵便の配達強化について」これは昭和二十五年四月十八日郵施二……

第55回国会 社会労働委員会 第26号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 きょうは時間を十分にいただいたそうで、少しゆっくりと御質問を申し上げたいと思います。それで、せんだっての淡谷委員の質問を少し内容を深めて、もう一度お伺いをいたしてみたいと思います。  三十八年に赤字見込みが五億円、しかし実際の赤字は百三十一億円だ、そしてその原因は制限診療の撤廃にある、こう言われております。そこで私は、五億円の赤字の見込みの基礎というものをどこに置かれて算定されたか、その内容というものをひとつ具体的にお示しを願いたい。
【次の発言】 その結果、百三十一億円という赤字が現実には出たわけですね。それをせんだっての答弁では、制限診療の撤廃によるのだ、こういうことだっ……

第56回国会 社会労働委員会 第5号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 大臣がお忙しいようですから、基準局長にお伺いします。仙台に仙台工作という会社があります。そこで最近労働争議が起こっているのですけれども、一応私はその点について経過をお話をいたしたほうがいいと思いますので、お話ししておきます。  六月の七日に経営上の理由から組合に解散を申し入れて、六月の二十三日に組合のほうでは退職金の仮差し押えを申請して、二十五日に手続をしておるというようなことで問題が起こってきたわけですけれども、まずお伺いいたしたいのは、基準局のほうでそういう報告というものは御承知かどうかということです。
【次の発言】 基準局長は昼からというので、この関係はあとに回したいと……

第57回国会 社会労働委員会 第2号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 それではお伺いをいたします。  これは基準局長にお伺いをしたほうがいいと思いますのでお伺いいたしますけれども、キューピーマヨネーズの一連の暴行事件がございます。これはすでに私のほうでも再三御連絡をして善処方をお願いしておったので御存じだと思いますが、その前に基準局長にお伺いいたしたいのは、この事件の担当の監督署は、立川基準監督署でございますね。
【次の発言】 三鷹基準監督署ですね、わかりました。  それでは、労働基準法の第九十四条に「寄宿舎生活の自治」の規定がございます。これは御承知だと思いますが、これは私生活の自由と、それから役員つまり寮長、室長の選任について干渉してはなら……

第57回国会 社会労働委員会 第3号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 前回、私のほうで仙台工作のことで質問をいたしましたときに、村上さんのほうから、賃金不払い、それから解雇の問題について御説明がございました。その際に村上さんのほうから、川岸工業と仙台工作株式会社との関係は非常に密接な関係があるようである、しかし商法上の解散手続を仙台工作がやっておる、そういう手続を完了した、したがって、法人として解散をした以上、実態の判断については問題がありはしないか、こういうふうな実はお答えをいただいたように思うのでございますが、その点もう一度確認をいたしたいので、御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は前回の質問でも、仙台工作と川岸工業と一体性が……

第58回国会 社会労働委員会 第2号(1968/03/01、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 私はしろうとですから、医療を受ける立場としてちょっとお伺いをいたしたいと思いますけれども、豊川先生にお伺いいたしたいのですけれども、先生はスモールグループ・ティーチングあるいはベッドサイド・ティーチング、こういうことがやれなくなるというお話だったと思うのですけれども、これはせんだっての新聞に出ておりましたけれども、三時間待って三分間しか治療を受けられないという話が出ておりました。十六条の二でしたか、「厚生大臣の指定する病院において、臨床研修を行なうように努めなければならない。」こうありますけれども、実際にそのことがそういう実態のもとで、先生のおっしゃるような臨床研修が受けられ……

第58回国会 社会労働委員会 第4号(1968/03/07、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 昨年の九月に初診料、入院料の一部改正がございました。そして十月に投薬の一部改正、それから薬価の改正、十二月に医療費の改正、こうあったわけですけれども、二月の二十六日の朝日新聞によると、患者の負担増で受診率が非常に減っておる、こういうことが出ております。それから三月の一日の日本経済新聞にも抜本対策と暫定対策のことについて書いてあります。そしてその中で、やはり初診時の自己負担の増加と薬代の一部負担の実施に伴って受診率がきわめて低下をしておる、こういわれております。たいへん皮肉な申し上げ方かもしれませんけれども、私は、政府は受診を押えないんだと言っておったけれども、結果的には受診率……

第58回国会 社会労働委員会 第9号(1968/03/21、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 過日、田邊委員のほうから、国民の立場から質問したい、こういう話がありました。私も同じように国民の立場から質問をいたしたいと思います。率直に申し上げまして、私は、日本の医学会というのは、人材も、それから技術面でも優秀だと思います。しかしその反面に、インターン制度、あるいは無給医局員の問題、それから学位の問題とか、いろいろ封建的なものもたいへん含んでおる、こういうふうに考えるわけですけれども、国民皆保険という体制の中で考えていきますと、今後の医僚制度の整備というものも、やはりこのことを避けるわけにはいかない、こういうふうに実は考えるわけです。したがって、まずインターンの問題から実……

第58回国会 社会労働委員会 第11号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 関連して。矢島さんにお伺いしますが、一つだけ、この原案、再建案ですか、民間改組についての案については、北海道開発庁のほうから御相談があったのかなかったのか。  それから北海道開発庁の馬場さんにお伺いいたしますけれども、私はよくわかりませんけれども、試錐会社とそれから物理探鉱会社と、二つ子会社をつくるというのだけれども、この業務内容というのはどういうふうになっているのか、その二つをひとつお示し願いたいと思います。
【次の発言】 一つだけ答弁が漏れているのですけれども、矢島さんに……。  この改組案の概要をつくられるときに、あなたのほうに連絡なりあるいは意見を聞くというようなこと……

第58回国会 社会労働委員会 第16号(1968/04/18、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 昭和三十八年に生活環境施設整備緊急措置法というものが出まして、そしてその後に四十二年度に計画を早めるということで、今度清掃施設整備緊急措置法案が出たわけですが、昭和四十二年四月十二日の官報付録に、「清掃で美しい国づくり・環境衛生週間」ということで「昭和三十八年度を初年度とする生活施設整備緊急五カ年計画もその終了年度を一年早めて、本年度からは」――これは昭和四十二年のことを言うのだと思いますけれども、「新五カ年計画が策定され、」、こういうふうに言っておるわけですが、終了年度を一年早められた理由というのをまず第一にお伺いをいたしたいと思います。

第58回国会 社会労働委員会 第18号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 昨年の十二月十四日のこの委員会で、私が労働基準法の九十五条寄宿舎生活の秩序、それから事業附属寄宿舎規程の第四条一項一号についての外出、外泊の規定についてお伺いをいたしました。そしてそのときに、後日調査をして報告をする、こういうお話がございましたけれども、これはいまだに報告をいただいておりません。そしてそのときの見解では、法的な事業付属寄宿舎であるかどうかがわからぬ、こういうお話がございました。この点について一体その後どういうふうな調査をなされたのか、そしてまた、どういうふうな指示をお与えになっているのか、その点をお伺いをいたしたいと思います。

第58回国会 社会労働委員会 第20号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 それでは、前回に引き続いて御質問をいたしたいと思います。  ちょっとお伺いしたいのですけれども、これは厚生省からいただいた資料の中で「し尿処理の現状」、その昭和四十一年の特別清掃地域人口、これが六千七百八十五万ですね。そして「ごみ処理の現状」も六千七百八十五万、こうなっております。そこでその四番目の「環境衛生施設の整備状況と昭和四十三年度計画」の中の、四十一年度の特別清掃地域人口というのは六千八百四十三万になっております。そうすると、ここに五十八万人差異が出てくるのです。もう四十二年は確定しているはずだと思うのですけれども、「ごみ処理の現状」と「し尿処理の現状」の四十一年度の……

第58回国会 社会労働委員会 第25号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 実は過去二回、仙台工作の賃金不払い、賃金だけではありませんけれども、一時金、それから退職金、そういうものの不払い問題についてお伺いをしたのですけれども、昨年の六月に組合側で、一時金、それから賃金の不払いについて仮差し押えをいたしました。それから七月に会社側が会社の解散、それから全員解雇をやった。そしてそれに対して川岸工業が第三者の異議の申し立てをいたしました。  それで仙台地裁は、川岸を相手にして昨年十月に仮処分の提訴をしたわけですけれども、仙台の労働基準局が不払い事件について四十二年の八月に告訴をいたしまして、その件について実は四十三年の四月に不起訴処分を仙台の地検がいたし……

第58回国会 商工委員会 第30号(1968/05/17、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 北海道地下資源開発株式会社法を廃止する問題については、本委員会あるいは社会労働委員会で再三質疑がありました。私は、きょうがこの問題に対して最後だと思いますので、長官にお伺いいたしたいと存じます。  これまでの国会答弁では、民間改組をする、こうおっしゃっております。現時点では、私は、この前の、会社のほうの参考人の答弁によっても、存続は不可能である、こういうふうに聞いております。したがって、解散をするかどうか。と申しますのは、開発庁の見解では、会社法を廃止しても商法上の会社は残る、こういうお答えでありました。そうしますと、会社法に基づいて会社の定款がつくられる、これを変更しなけれ……

第58回国会 大蔵委員会 第23号(1968/04/12、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 あとで大蔵大臣がお見えになると思いますので、大蔵大臣がお見えになったらお伺いいたすことにいたしまして、厚生大臣にまずお伺いいたしたいのです。  この国立療養所の特別会計移管に関しては、私はきょうはいわば実質的には合同委員会の性格を持っておるような気もいたします。それほど重要な問題であると私は思うのですけれども、厚生大臣の今国会の社労委員会における所信表明においても、この特別会計に関することは一言半句触れられておらない。当然私は、こういうことについては厚生大臣のほうから所信の表明があってしかるべきだと思うのですけれども、この点について触れられておらない。たいへん私はその点につい……

第60回国会 社会労働委員会 第2号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 それでは質問いたします。  十一月二日の新聞だったと思いますけれども、日赤の中央病院をはじめ社会保険病院が看護婦さんが足らない、だから人をふやしてくれ、それから夜勤を減らしてくれというようなことで実はストライキがありました。それから十二月十二日にも東大の病院で看護婦さんのストがあったわけですけれども、そのことと関連してお伺いいたしたいのは、昭和四十四年度の予算の要求の中で、看護婦さんを何人くらい増員をされるように要求をされておるのか。それからその金額、その点についてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、実際の必要数と就業数といいますか、それの比率、充足率とい……

第61回国会 社会労働委員会 第2号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 一月の二十二日に福島工場の民間移譲のことについて、初めて労使間で問題になったそうでございますけれども、その辺の経過について、簡単でけっこうでございますから御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 中間が抜けているのですよ。なぜ福島工場を民間に移行しなければならないのかということを私はお伺いしたいのです。その説明をしていただきたい、簡単でけっこうですから。
【次の発言】 東北開発株式会社の会社法の第一条に「東北開発株式会社ハ東北地方ノ開発ヲ促進シ国民経済ノ発展ニ寄与スル為同地方ニ於ケル殖産興業ニ必要ナル事業ヲ営ムコトヲ目的トスル株式会社トス」、こうある。そしてこれについて……

第61回国会 社会労働委員会 第4号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 前回保留さしていただきましたので、きょうあらためて質問さしていただきたいと思います。  これは東北開発株式会社の「会社事業の基本的考え方」という会社の資料でございますけれども、ここに「福島工場従業員の職場の安定のため、将来性ある企業を対象として、現在の労働条件を下回らないことを条件として、各方面と接衝の結果、県下の有力企業である福島製鋼(株)に譲渡する方針を決意したものである。」こう書いてあるのですが、この点については、後ほど退職金とかいろいろな問題もあると思うのです。  その前にちょっとお伺いしたいことがあるので、お伺いしてみたいと思うのです。これもせんだって質問したのです……

第61回国会 社会労働委員会 第5号(1969/03/20、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 本論に入ります前にちょっとお伺いしたいことがございます。  厚生省のほうで「看護婦確保対策費関係予算」というのがあります。その欄の中で国立療養所看護婦再教育費というのがありますけれども、これは前年に比べて大幅に削減されておるのです。四十四年度は、私のこのいただいた数字に間違いがなければ、一万九千円になると思うのですけれども、これは間違いございませんか。
【次の発言】 特別会計では、それではどこにありますか。
【次の発言】 それではおことばどおり受け取ることとしまして、看護教員の養成費は十五万二千円増額しただけですね。それも数字として間違いありませんね。

第61回国会 社会労働委員会 第6号(1969/03/25、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 前回の質問で、開発局長のほうから答弁をいただきましたけれども、それが私に納得いきませんので、もう一ぺん答弁をしていただくことにさしていただいたわけです。  例の二億九千二百五十七万余円というのと、二億九千二百五十八万円というのと、これは端数があるかないか。会計検査院のほうでは端数がある。こういう報告が出ている。しかし、企画庁のほうでは、これはゼロになって端数がないということになっているのですけれども、この辺のひとつ御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 重ねて確認したいのですけれども、セメント事業部の四億二千三百九万九千円というこの九千円は、百円単位を四捨五入したこと……

第61回国会 社会労働委員会 第9号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 昨今いろいろと事件がございます。荒川、それから茂尻炭鉱、そしてせんだっては人命に死傷はなかったけれども、日航のオーバーラン事件がありました。  せんだって竹内委員の質問で、安全の哲学観というものを労働大臣にお尋ねいたしましたけれども、私は大臣のお答えにちょっとばかり疑問があるわけです。というのは、安全に対する哲学というのは、私は、一般的には安全というものは絶対に守らなければいかぬのだし、それは確率が何分の一だとか、そういうことであるものではないだろうと思う。むしろある場合には、過剰とさえ言える安全というものが必要ではないだろうか。特にオーバーラン事件など見まして、これは人命に……

第61回国会 社会労働委員会 第11号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 ちょっと施設庁長官にお伺いしますが、そういう米軍の暴行事件とかいろいろなことがあった場合、裁判権というのは日本にあるわけでしょう。
【次の発言】 基地内で起きた場合、犯人が逮捕された場合に、犯人の逮捕引き渡しの要求というのはできないわけですか。
【次の発言】 最後にあれですけれども、長官のほうでもう少しきちんとした態度をもって――いま聞きましたら死人も出ている。そして暴行も出ている。婦女暴行という話もちょっとお伺いしている。金品の強奪もある。そんなことが連続、二月から三月に起こって、それをほったらかして抗議一つもできないという、そんな弱腰がどこにありますか。もう少しきちんとや……

第61回国会 社会労働委員会 第23号(1969/06/04、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 大臣の答弁があったからお伺いしますけれども、前の社会労働委員会で私が御質問申し上げたときに、大臣ははっきりと、党の三役にかけ、そして閣議にもかけますという御答弁がありました。できるだけすみやかにという御答弁もあったはずであります。私のほうでは、予算の編成期もそう遠くないことだから、具体的な法案を至急に出してほしいという御質問を申し上げたはずであります。すでにもう予算の編成に手がかかる時期だ、こう私は思うのですけれども、まだ具体的な計画というものを私はお示しをいただいておりません。一体いつになったらいただけるのか。
【次の発言】 仄聞するところによれば、看護婦さんの卒業を繰り上……

第61回国会 社会労働委員会 第26号(1969/06/12、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 まず年金局長にお伺いいたしますけれども、年金の給付というのは、いままでは、二百円掛け、加入年数二十五年の場合には五千円だったわけですね。それが今度の改正によって三百二十円で二十五年、そして八千円になるというわけですね。それでお伺いしたいのは、給付が二百円から三百二十円に上がる。これは百二十円上がったことになりますね。しかし保険料は三百円から四百五十円に上がる。これは百五十円上がるわけですね。そうすると、この三十円の差というのは一体どこから持ってきたのか。つまり給付と保険料の差額のこの三十円というのは、一体どういう理由で出てきたのか、この辺をひとつ説明をいただきたいと思います。

第61回国会 社会労働委員会 第28号(1969/06/18、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 国民年金の積立金は昭和三十六年が三百四億、三十七年が三百四十億、こうずっとあって、四十一年が五百八十六億、四十二年が八百二十四億、四十三年の見込みは九百五十七億、これは間違いありませんですね。これは全部資金運用部資金として積み立てるわけですね。その点いかがでしょうか。
【次の発言】 間違いございませんか。
【次の発言】 そうしますと、昭和三十六年に三百四億増加をした。その増加がもし間違いなければ、三十六年には三百四億が資金運用部資金として積み立てられているはずなんですけれども、現実にはそれが積み立てられておらないでしょう。三百億しか積み立てられておらないと思うのです。その点ひ……

第61回国会 社会労働委員会 第34号(1969/07/03、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 山田委員の質問に引き続いて御質問を申し上げたいと思いますが、私は、財政効果と薬価の問題についてお伺いいたしたいと思います。  その前に、特例法実施を見た結果、予想以上に財政効果があがっている。このあがっているということについては、政府のほうから言わせれば、政府のほうに非常に便利なといいますか、好都合な、しかし被保険者のほうから言えば、これはあることばの使いようによれば、収奪というようなことで言われるかもしれません。ともかくも実施以前の計画と実施後の実績というのがかなり違っておる。たとえば、そういうことで見てみますと、外来患者だけでいま一日五百五十万人おる。それが政管健保だけで……

第61回国会 社会労働委員会 第41号(1969/10/09、31期、日本社会党)

○山本(政)委員 ちょっと関連。局長にちょっとお伺いしますけれども、駐留軍の港湾関係、船舶関係に従事している人たちについての防疫というのはどういうふうになっているのですか、それをちょっと聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 港湾は一〇〇%いっているのだけれども、空軍関係はどうなっていますか。
【次の発言】 そういう答弁をやるからいけないというのですよ。港湾関係は四千六百人完了している。けれども、空軍関係はいま全然やっていないでしょう。そういう監督がいかぬと私は言うのですよ。空軍関係は全然やっておりませんよ。それは調べてください。そういうあなた方の手落ちがいかぬと言うのですよ。船舶関係……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 決算委員会 第19号(1970/07/10、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 時間が二十分だそうですから一問だけ。  保険財政の、特に政管健保のほうで赤字の見込み数というのが問題になり始めた四十年ころからずっと今日まで、赤字というものに対する厚生省の見込み違いというものはかなり金額が大きい。しかし、それはともかくとして、その赤字の原因というのが実は薬剤と注射にある。受診率が漸増し、そして一件当たりの日数が漸減している、だから金額はあまり動かないということで、一日当たりの金額というものがふえてきておるということで、その理由の中にいま申し上げた薬剤と注射というものが入っている。しかも四十二年はそれが四二・二%になっているということで薬価基準の改正をいたしま……

第63回国会 社会労働委員会 第4号(1970/03/12、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 最初に、むしろ委員長に御答弁を願ったほうがいいかもわからぬと思うのですけれども、きょう実は参考人をお願いいたしました。東京都の医師会長もしくは副会長、どなたでもけっこうだということで参考人をお願いして、この委員会で了承を得ましたけれども、いずれも一昨日拒否をされました。断わられました。で、私は、東京都医師会の役員の一それでは会長でなくても、あるいは副会長でなくても、どなたでもいいから、責任のある御返事のできる方をお願いしたい、どなたでもいいということでお願いをいたしましたけれども、これも断わりをいただきました。その理由は、事情があって来られない、こういうことでありました。その……

第63回国会 社会労働委員会 第5号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 先ほどから中田さんと田邊委員とのやりとりを聞いておりますと、どうも答弁のほうがすれ違った答弁をなさっているような気がしてならないわけであります。ただ、話の中から私が感じたことは、どうも労使関係の安定に、郵政当局が言っているように、労使双方が共通の基盤に立って誠意をもって交渉または話し合いを行ない、相互に理解と協力のもとに取りきめられた労働協約が、話し合った内容を尊重するというふうな立場に立っておらぬような実は気がするわけであります。  先ほどから具体的事実に基づいてという話が再三田邊委員からありました。私は杉並の郵便局にも行ってまいりました。その中で感じましたことは、きわめて……

第63回国会 社会労働委員会 第8号(1970/04/02、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 ことしの一月のことですが、日本精神神経学会で学会の雑誌が出ておりますが、その一月号で会員全員四千人に訴えを送って、いろいろ精神病院の中に起こっておる事件について、一連の事件の根底には、医師としての道義心、倫理観の欠如がある、こうみずからを告発といいますかしているのは、御承知だと思うのです。これは一連のルポにも載せられておりますけれども、同時に、反面には、精神科の医者あるいは医療職員も、そういうことについては私は非常な衝撃を受けておると思うのです。こういう話を聞きました。これは非常に良心的な精神科医の場合でありますが、子供さんに、おとうさん、あなたもこういう同じことをやっている……

第63回国会 社会労働委員会 第9号(1970/04/07、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 なるべく小此木委員とも川俣委員ともダブらないように質問申し上げたいと思います。  そこで、ちょうど大竹さんがお見えになっているそうですから、小さなことですけれどもちょっとお伺いしたいと思うのです。四十三事業年度決算報告書というのがあります。ここに数字がたくさん出ております。たとえば「掛金等収入」で「収入決定済額」というのが百八億七千万円、そうなっております。これは両方とも四十三年でありますが、こちらの事業月報のほうでは、この「掛金収入」は百七億六千万となっておる。ここに数字がやはり違いますね。「運用等収入」についても決算報告書では三十億二百七十五万となっておるけれども、ここで……

第63回国会 社会労働委員会 第13号(1970/04/23、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 一つだけでいいのですけれども、年金の一部改正をする場合に、ここに老齢福祉年金あるいは障害福祉年金、母子福祉年金及び準母子福祉年金とありますね。これは月額一律全部二百円ずつ上がるということになっている。三十八年以降ずっと見ていると、年には大体月額二百円ずつ上がっている。私がちょっとお聞きしたいのは、二百円というものを上げる基準を一体どこに置いておるのか、それを一つだけお伺いしたい。
【次の発言】 三十八年の物価を一〇〇としたら四十年が一一一・六、四十二年が一二二・〇、四十三年が一二九・三、これは総理府統計局の試算ですが、そういうことから見て、それからもう一つは賃金の指数から見ま……

第63回国会 社会労働委員会 第14号(1970/04/24、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 関連して。  本間さんにちょっとお伺いしたいのですけれども、この法案は要するにあまり実のない法案だというお話ですね。それで実態に即してというお話がありましたが、実態に即してというのは一体どういう意味なのか私もよくわかりませんけれども、つまりこういう意味ですか。  一つは、一般的な言い方をすれば労働者としての基本権を認めよ一こういう主張なのか、あるいは具体的にいえば休業補償の問題があるだろうし、あるいは労働時間の問題があるだろうし、そして時間からいえば家内労働というのは、私よく知りませんけれども、非常に長時間労働のような気がする。そうすると、オーバータイムの問題もあるだろう、あ……

第63回国会 社会労働委員会 第18号(1970/05/07、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 政府のほうで看護婦の不足に対する対策の案が出ておりますが、この中でどうも私どもとしては納得のいかない点がございます。と申しますのは、どうも政府の考え方は単に人間をふやせばいい、看護婦をふやせばいいという考え方にとらわれておるのではないだろうか。私は、看護婦の現状改善のためには、一つは看護婦がなぜやめていくのだろうか、そういうやめていかなければならないような労働条件というものを改善をすることが一つ必要である。もう一つは、現に志願者が殺到している、五倍から六倍という志願者があるにもかかわらず、そういうことに対する受け入れ対策というものが一つもできておらない。これが実施されるならば……

第63回国会 社会労働委員会 第23号(1970/06/10、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 厚生省が五月二十二日に全国課長会議を開きました。擬制適用の廃止の通達を出したのだけれども、それによれば、一つが負担の公平、もう一つは法制上の問題、それから財政上の問題、こういうふうな三つの理由をおあげになって、そうして廃止をされておる。ところがその廃止をされた、ことばの言い方はおかしいかもわかりませんが、それを一切擬適にしょわせておると思うのです。それで大臣にちょっとお伺いしたいのは、けさの毎日新聞の読者欄をお読みになりましたか。帰ったらもう一ぺんぜひ目を通していただきたいと私は思うのですけれども、三多摩の職人の奥さんが投書をなさっております。そのお書きになっておること、まこ……

第63回国会 社会労働委員会 第26号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 五月の十五日からきょうまで百十八日ですか、百二十日くらいですか、中鉄バスの争議が行なわれている。きょう私は参考人をお願いしたけれども、諸般の事情でどうしてもだめだということになったようでございます。ただ、きょう理事懇談会で十月十日までにこの問題が解決をしなければ、中国鉄道の社長を参考人に呼ぶということを御決定をいただきました。そのことについてひとつ委員長に御確認をお願いしたいということが一つ。  もう一つは、きょうの話の中で、会社側から中労委のあっせんが出たなら、これは前向きにひとつ対処をしたいということがあった。したがって私は、参考人については一応きょうの出席ができないとい……

第63回国会 社会労働委員会 第28号(1970/11/09、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 生まれてくる幼児の千人のうちの八人が先天性の心臓病にかかっておる。その効果的な治療というのは心臓の手術しかないけれども、しかしこれには二つのネックがある。一つは、ベッド数が少ないということがあると思います。もう一つは、手術に多額の費用がかかる、こういう点があると思うのであります。それで、これは野田さんというお子さんですけれども、昭和四十一年の六月に、心臓が悪くて福岡の中央病院で精密検査を受けた。そのときには体力が不足で手術が不可能だという診断を受けて、四十四年に第一回の手術をしました。ボタロ氏管開存症、これは成功した。四十五年二月二日に第二回の手術をして、これは心室中隔欠損症……

第64回国会 社会労働委員会 第2号(1970/12/07、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 現行の清掃法には、三つの原則があると思うんです。一つは、個人個人が自分の住宅といいますかあるいは土地というものをきれいにするというのが一つ。もう一つは、そこから出てきた汚物は市町村が衛生的に収集、処分をする。第三番目は、都道府県や国はそれを財政的にあるいは技術的に援助する。こういう三つの原則があって、この三者のチームワークで実はその地区全体の生活環境を清潔にしていく、こういうことになるのだと思うのですけれども、現行法にも、そういう意味では三つの原則というものが実はあるんではないかと、こう思うわけであります。  それで、それは一つは、今度の新法には、廃棄物を産業廃棄物と一般廃棄……

第65回国会 社会労働委員会 第3号(1971/02/16、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 実はこの事故が起こったのは十五年ほど前だと思うのですけれども、私は事実関係を調べておるうちに、これは一つは上司の命令によって実験をした。しかし、その実験の際に、すべての面において責任を負うべき上司が責任を免れようとしているのではないだろうか。もう一つは、それに関連して、被曝者の公務災害について取り扱いが非常に不当な―不当という言い方は語弊がありますけれども、非常に不親切だというような感じがしたので、しかもその被曝者は今日まで十五年間病気に苦しんでいるという事実があるわけで、実は質問をする気になったわけであります。  そこでお伺いしたいのは、この事故が起こったのは昭和三十一年当……

第65回国会 社会労働委員会 第5号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 東壜株式会社というのがありますけれども、これは自動製びんメーカーで、業界では中堅企業だという話であります。倒産前の従業員が約五百名、組合員は約四百名でありますけれども、これが製びん業界の設備投資の過大、そういうようなことで、あるいは乱売というような事情があって、経営状態が思わしくなくなってきた。同時に大手需要先に対する従属関係を非常に深めてきたというようなことで、その後の経過の中から四月十七日に倒産をしたわけであります。この東壜労組の背景の中には東洋ガラスという会社がありまして、この東洋ガラスというのは実は不当労働行為等で十件近い問題を起こしておる、それがいずれも労働委員会あ……

第65回国会 社会労働委員会 第9号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 最近、郵政省の、組合員に対する不当労働行為というものが頻発しておる。先日も田邊委員のほうからいろいろ質問があったようでありますが、私がきょうお伺いしたいのは、特に全逓玉川の問題についてお伺いしたいと思うのです。  これは労務管理上も非常に幼稚だというのですが、それから不当労働行為等もあるように見受けられるのです。  これは、実は仮定の問題ですけれども、人事局長お見えになっていますね、人事局長のおねえさんが結婚式をするといった場合に、あなたは行かれますか、行かれませんか、社会通念上として。
【次の発言】 もう一つ仮定の問題でお伺いいたします。  あなたの奥さんのおとうさんがおな……

第65回国会 社会労働委員会 第10号(1971/03/11、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 原子爆弾被爆者援護法が社会、公明、民社野党三党で提案をされました。これは昭和四十三年以前に社会党のほうで一度法案を提案した。その後四十三年に十二項目にわたって附帯決議をしまして、そして今日に至った。この援護法は附帯決議の趣旨を体して実はつくられたものと思うわけでありますが、三党提案でこの法案が出されたという意義について、提案者のほうからひとつ簡単でいいですから御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、たいへん皮肉な質問になりますけれども、提案者が先ほど大臣に御質問なされたときに、被爆者の援護というのは救貧であり、社会保障であり、国家補償である、こういうお話が……

第65回国会 社会労働委員会 第13号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 戦傷病者戦没者遺族援護法に関連をして、阿波丸の事件についてお伺いをいたしたいと思うのです。  この件につきましては、私が昭和四十一年にたしか質問をしたと思いますが、もう一ぺん繰り返して質問してみたいと思うのです。  御承知だと思いますけれども、阿波丸というのは、昭和二十年の四月一日に台湾海峡でアメリカの潜水艦によって撃沈をされた。この件に関しましては、その後に昭和二十年七月五日、阿波丸事件についてアメリカ政府は阿波丸撃沈の責任を認めておる。そして、賠償に関しては戦争の終了後に討議する用意がある、こう言って、戦後における問題の交渉というのは、昭和二十年十一月九日に総司令部にあっ……

第65回国会 社会労働委員会 第14号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 この法案の提案理由の説明にこういうことが書いてあります。「西ドイツ等の先例に学ぶとともに、わが国の実態に即した勤労者財産形成政策について」云々ということが書いてあります。問題点は、ここに二つあると私は思うのです。一つは、西ドイツの先例、これはおそらく労働省ではよき先例というふうにお考えだろうと思う。もう一つは、「わが国の実態に即した勤労者財産形成政策」といっているが、これが実際にはわが国の経済条件に即しているかどうだろうかというところに問題があると思います。つまり私は、こういう二つの問題が出てくるだろうと思うのです。  そこで、二番目のほうについてはあとでお伺いすることとして……

第65回国会 社会労働委員会 第18号(1971/04/27、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 政府の中高年齢者の雇用促進に関する特別措置法案の提案理由の説明の中に、二つの事柄が入っておると思うのです。一つは、中高年齢者や雇用機会の乏しい地域の失業者に対して、年々改善はしてきておるけれども、就職が必ずしも容易でないから、これに対して対策を講ずる、これが一つだと思うのです。もう一つは、今後中高年齢者の雇用促進に重点を置くけれども、従来のような失業対策事業に依存することのないように、その能力を民間雇用において有効に発揮する。この二つだ、こう思うのです。  こういう二つの事柄が重点とされてこれが出されたと思うのですけれども、一体、言われるように、それでは一般的には労働力が不足……

第65回国会 社会労働委員会 第20号(1971/05/07、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 児童手当というのが六十二カ国ですか、それだけ多くの国々に普及されておる。しかし、普及されていながら、その内容が全く区々になっておるということがあると思うのです。これは児童手当の取り上げ方にいろいろ角度があるのじゃないか。最終の目標は一致しておっても、時代的な要請にこたえる重点の置き方いかんによって仕組みの体制が違ってくるのだろう。それでこの児童手当法案については、一体どういう観点からこの法案が立てられておるのだろうか。つまり児童福祉の観点を中心として立てられておるのか、社会保障の観点を中心として立てられておるのか、つまりこれはいわば社会保険といっていいかもわかりませんけれども……

第65回国会 社会労働委員会 第26号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 四月でしたか、実はタクシーに添乗いたしました。添乗の体験から、乗車拒否をしないでお客の言うままに動く、しかも水揚げのノルマと時間の管理に追いまくられる、そういうような状況で、運転者というのは非常に非人間的な状況にあるような感じが実はしたわけであります。運輸当局も業者も、口を開くと、悪質の運転者を追放しようじゃないか、あるいは良質の運転者を養成しよう、こういうことをよく言われておる。もちろん私は悪質の運転者がおらぬとは言いません。しかし非常に少ない。現実に私どもが乗ってみて、悪質だと思われる運転者もおることはおったけれども、非常に少ないし、そしてそういう札つきの会社というのもき……

第66回国会 社会労働委員会 第4号(1971/08/03、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 関連。  私は、日本の医療制度をよくするためには、各種の専門家を集めて、そして衆知を集めてよくする、そういう謙虚さというものが医師会にあっていいと思うのです。いまのお話を聞きますと、どうもそういう点で、私は、配慮が足らぬというか、何かそういう慎重さがないというのか、思いやりがないという感じがいたします。同時に、武見さんのおことばをとらえるようでありますけれども、かつて、国民の家庭教師じゃないのだから理解されなくてもいいのだというようなことをおっしゃったことがあったと思います。そういう意味では私は、良医というものは教育的でなければならぬのじゃないだろうか、名医といわれる人は教育……

第66回国会 社会労働委員会 第5号(1971/09/03、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 関連。ちょっと山田さんに確認したいのですけれども、あなたのほうで現場長に対してそういう指導をしておらぬということを確認してようございますか。
【次の発言】 それじゃ労政局長にちょっと質問いたしますが、ここに一つ文書がある。田端の機関区長岩下定寛という人が出しておる。「お願いは、最近生産性運動に反対ということで一部の人が騒いでおりますが、田端機関区で生産性向上に反対したときの姿を考えて下さい。」そのあとがたいへんです。「本社や首都圏本部に目をつけられることになりませんでしょうか。」、これはほかにもう一点あるわけですけれども、「以上、二点をお願い申上げましたが、良識ある皆様方の御……

第67回国会 社会労働委員会 第1号(1971/11/09、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 前回の社労委員会での論議の中で、国鉄総裁がマル生運動について三つのことを言っておるのです。一つはマル生運動はやらぬ、もう一つは労使関係の軌道修正を考えない、第三には不当労働行為はやっていないと確信をしているということが、十月十一日の論議の中で、総裁のことばとして出ておる。一番目と二番目については、これは有馬委員からの質問に答えて、そういうお答えをしたと思うのです。  お伺いいたしたいのは、この基本的な考え方が今日においても変わっておらぬかどうか、そのことをまず初めにお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは、まず不当労働行為についてお話をお聞きしたいと思うのですけれども……

第67回国会 社会労働委員会 第3号(1971/11/30、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 関連。人事局長にちょっとお伺いしますけれども、いまの軍歌のかえ歌、これを歌わして、そして職場のほうではそのことについて歌いたくない、しかしそれを無理に歌わせておる。先ほどの話じゃないけれども、十八年働いてそして指導の上に問題があるだろうからそれで昇任をさせない、こう言っておる。それじゃ名古屋の中局の局長は、指導上に問題があるとお思いになるか、ないとお思いになるか、この点聞かしてもらいたい。
【次の発言】 局長の決断でやめたということは、つまり議員団の調査があって、そしてそういうことが職場の訴えの中から拾われたわけでしょう。そして、それを指摘したから、実は決断によって何か知らぬ……

第67回国会 社会労働委員会 第5号(1971/12/07、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 ブラザー制度について質問したいと思うのです。  ブラザー制度というのは、昭和四十五年の二月から労務政策の一つとして郵政省に取り入れられております。そして、東京郵政局の当時の浅見喜作局長、いまの経理局長であります。この通達で実施をしておる。そして、それが東要訓第八〇一号、昭和四十五年二月二十七日、普通局の郵便局長あてに出ておる。出しておる人は東京郵政局の第二人事部長、第一人事部長の連名であります。そして、その通達は「郵便局における世話役制の実施について(依命通達)」。カッコつきであります。  この内容は、職兄に任命された職員がマン・ツー・マン方式で新入職員を私生活にまで立ち入っ……

第67回国会 社会労働委員会 第7号(1971/12/16、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 時間が四十八分しかございませんので、答弁もできるだけひとつ簡単にお願いしたいと思うのですが、まず医務局長のほうにお伺いいたしたいと思います。  日本の現在の総ベッド数、これは幾らぐらいありますか。
【次の発言】 そうすると、その中で国立の病床はどれくらいでしょう。国立の病床の割合はどれくらいか。大まかでけっこうでございます。
【次の発言】 要するに、いま人口の老齢化とかあるいは公害とかということもありまして、国民疾病の増加というのがずっと出てきておると思うのです。そこで、大体いまのベッド数ではもちろん私は間に合わないと思うのですけれども、昭和五十年をめどにして一体どれくらいな……

第67回国会 社会労働委員会 第8号(1971/12/21、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 最近科学技術庁関係の労使関係というのがあまりよくいっていないような感じがするわけであまります。  例をとってみますと、たとえば原研であります。原研につきましては、四十二年の秋ごろから始まった例の勤務体制といいますか、炉の運転体制の中で、JPDRのロックアウト事件があった。研修生の三講師問題がやはりある。それから再処理工場の設置反対の署名をめぐっての問題が出てきておる。それから四十三年には、国産一号炉の問題で燃料破損をめぐる処分の問題が出てきておる。そして、チェックオフの問題が四十四年に出てきておる。四十五年には食堂掲示板でいろいろトラブルを起こしておるというふうに、原研の中に……

第68回国会 社会労働委員会 第4号(1972/03/09、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 最近にせ医者が続出をして、世間にショックを与えておりますが、問題は、私は、実は厚生省の医師不足に対する政策上の見通しに誤りがあると思う。そして同時に、政策は出したけれども、それをフォローしていくのに具体策を欠いておる。三番目には、実際の行政監督上、これは厚生省もそうであろうし、労働省もそうであろう、こう思うのでありますけれども、監督が非常に不十分であるといいますか不行き届きである、そういうふうに感ずるわけであります。  昭和三十一年の厚生白書は、医師の数というのは、患者の数に比較して、わが国においてはほぼ欧米並みだ、こういっているのです。大体医師一人当たり人口は千人程度が適当……

第68回国会 社会労働委員会 第6号(1972/03/14、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 新聞、印刷、電池、ガラス、化学などの産業で大量の鉛中毒が発生しておる。そして鉛職場における健康障害というものが健康管理上の一つの大きな問題になっておると聞いております。同時にもう一つは、自動車の排気ガスによる鉛公害とあわせて、日本電気硝子藤沢工場、旭硝子船橋工場などの周辺の住民が大気染汚によって中毒にかかるという事態も出ておる。そういう中で、どうも事態が一向に改善をされておらぬというようなことも聞いております。  そこで、私はきょう問題を一つにしぼってお伺いをいたしますけれども、鉛職場に対する監督指導の実施状況はいま一体どういうふうになっておるのか、ひとつ聞かしていただきたい……

第68回国会 社会労働委員会 第7号(1972/03/16、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 時間が少ないので問題をしぼって、時間が残ればあとの問題に入りたいと思いますけれども、私のところへ一つの訴えが来ました。  これは治療費の水増し請求というよりも、むしろもっとひどいケースだと思うのでありますけれども、自動車事故で病院にかつぎ込まれた。ところがその人は、六日ぐらいおって、治療費を請求に来たものですから、行ったところが、思ったよりもたいへん高いものですから、明細を見せてほしい、こう言ったところが、看護婦さんが来て、その病院のふとんをたたんでいって、あなたは帰ってください、お金を出してもらえぬということになれば帰ってもらう以外はない、こういう話だったそうであります。 ……

第68回国会 社会労働委員会 第9号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 昭和四十五年の十二月二日の新聞に、佐藤麻薬二課長の談話が載っております。社会的背景から見て昭和三十年から三十八年の「ヘロイン時代は「貧困からの逃避」に麻薬が使われ、現在は「繁栄からの逃避」のためにLSDやマリファナが若者たちに使われている。」こう言っております。  そこでお伺いしたいのですけれども、繁栄からの逃避というのは、一体具体的に言うとどういうことなのか、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 つまり社会的背景というものは一体何が原因だろうか、このことを実はお伺いしたいのです。いまおっしゃったようなことについて、そういう社会的な背景というものは一体何が原因に……

第68回国会 社会労働委員会 第10号(1972/03/28、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 過般、福岡の県政の問題について亀井県政が県政を壟断をしておる、こういう話がありまして、調査に参りました。ところが、その調査に対して、一つは私的な調査団である。もう一つは法的な根拠がない。そして地方自治は地方自治体にまかせておけばいい、こういうようなことで実地調査を実質的には拒否をされました。そのことについて、まず第一点に、政務次官のほうからどういう御見解になっておるのか、お伺いをしたい。  承るところによりますと、自治大臣のほうは県知事に対して仲介の労をおとりになったようであります。しかし、それが無視をされたといいますか聞き入れられないで、会見を拒否なすった。このことに対して……

第68回国会 社会労働委員会 第15号(1972/04/13、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 ちょっと関連して。  満鉄の社員で、いまの軍属が昭和十二年七月七日までさかのぼって適用できるという法律的な根拠をちょっと教えていただきたいんです。
【次の発言】 ぼくは、法改正というからちょっと疑問を持ったんですけれども、政令の改正だと思うのです。  ですから、いまと関連してちょっとお伺いしたいことがあるわけですけれども、施行令第一条の四の表の一がありますね、そこに「中国(満洲、台湾並びに英国租借地である九龍半島及び香港を除く。)及びその沿海」と書いてある。これは、なぜ満州というのが削除できないんですか。
【次の発言】 それじゃ、戦傷病者戦没者遺族等援護法の第二条第三項の第一……

第68回国会 社会労働委員会 第16号(1972/04/14、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 いま四人の参考人の方からお話をお伺いしたのですけれども、話を聞いておりますと、つまり何か日本の厚生省といいますか、そういう政府の難病対策そのものが実は病んでおるんではないかという感じがするわけです。これは研究費の問題あるいは患者の問題、そういうものを考えますので、そういう感じがするわけですけれども、まず白木参考人にお伺いいたしたいのでありますれけども、過日サリドマイドの調査が、費用あるいは時間の関係で厚生省が調査を取りやめたということがございました。あるいはその厚生省の調査と、それから研究者の調査につきましても、患者数についても研究者の推定患者数のほうが厚生省の報告の実数より……

第68回国会 社会労働委員会 第17号(1972/04/18、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 昭和三十八年に三井鉱山の三川鉱が爆発いたしまして、四百五十八名が死に、八百三十六名がCO患者になって、四十一年十月に七百三十八名に労災の打ち切りが強行された。そうして極度に重症の六十四名については労災の補償があった。ところがそのうちに、四十七年の三月一日に二十三名について労災の打ち切りをする、こういう話が出てきておる。これは荒尾の職能訓練所で訓練をするという話でありますけれども、その中に三池労組が十九人いる。  私が労働次官にお伺いしたいのは、三井鉱山のこの事故の責任というのは一体だれにあるとお思いになるのか。これが一つ。  それから、政府がこの被害者について十分な補償を考え……

第68回国会 社会労働委員会 第19号(1972/04/21、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 昨日私どもの党の田邊委員あるいは公明党の大橋委員、民社党の田畑委員から質問がありまして、その際大臣は、再三にわたる政府の公約が今日まで実現できなかったということを、政府を代表しておわびをする、こうおっしゃった。同時に、審議会の答申に示された意向を盛り込むことができなかったことを非常に遺憾に思っておる、こうおっしゃいました。政府管掌の健保財政の赤字解消策である健康保険法の一部改正について、いまいろいろの悪評をかかえておる。抜本改正に積極的に取り組まない、それで赤字対策だけを取り上げておるという政府の態度に対して非常に強い不満を私は持っておるわけであります。  まず、赤字を解消す……

第68回国会 社会労働委員会 第20号(1972/04/25、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 先ほど島本委員がPCBについて質問しておりましたので、私はひとつそれをもう少し深めて質問してみたいと思います。  昭和二十四年に野村さんが「労働科学」にPCBの毒性を立証する研究報告を出している。三十年には、日本電機工業会、化成品工業協会がPCBの動物実験をやって、それの職業病調査を依頼した。依頼を受けた労働科学研究所の職業病研究室主任の久保田博士が、PCBは肝臓や皮膚をおかすということを指摘しております。昭和三十二年には、松下電器のコンデンサー事業部で従業員の半数がPCB中毒、四十三年にはカネミの中毒事件。そしてPCB自体の生産からいえば、鐘淵化学、三菱モンサント、これはP……

第68回国会 社会労働委員会 第22号(1972/04/27、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 人口構造の変化があって、わが国の人口の高齢化現象というのが起こりつつあります。老人の社会保障は、ですからそういう意味では整備拡充する必要があると思うのですけれども、現状はたいへん貧困であります、率直に言って。たとえば老齢福祉年金が昭和三十四年ですか、にできて、そして千円から出発していま約三千三百円になったのを見てもわかるように、あるいは年金とか医療保障、公的扶助あるいは住宅、施設、サービスすべてについて私はそういうことが言えると思うのですけれども、医療保障についても同じことが言えるだろうと思う。  老人にとって、健康管理と治療、リハビリテーションを含む医療保障の拡充は、いま所……

第68回国会 社会労働委員会 第23号(1972/05/09、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 前回の質問で、国庫の負担金をめぐって、五%の問題をめぐって、これを国保それから日雇健保、あるいは政管健保、これを給付費ベースに直してみて一体おのおの国庫負担が何%になるか、あるいは総医療費ベースに直して、国保、日雇、政管の各健保がパーセントにして幾らになるかというお尋ねをいたしたわけであります。  そこで、お伺いいたしたいのですけれども、せんだって大蔵省のほうから御説明がありましたけれども、まずお伺いしたいのは、国保に限ってのみ、なぜ総医療費ベースで計算をなさっておるのか、まず第一点にお伺いしたいのは、そのことであります。

第68回国会 社会労働委員会 第24号(1972/05/11、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 大体いまのお話で了解をいたしましたけれども、たしかことしの看護要員の補充というのは、看護婦並びに看護助手を入れても二千名を切ると思うのです。千九百何名くらいだと思うわけです。したがって、その点で速急に看護要員をふやさない限りは、私は同じようなことが起こりかねないのではないだろうか、こう思うわけです。そして、そういうことがあれば、もちろんこれは患者並びに家族に迷惑をかけると同時に看護婦の労働の強化につながる、こういうことがあると思います。したがって、その点について、これは五カ年計画でしたか、ありましたけれども、速急にそれを繰り上げるような努力をぜひしていただきたい、こう思うので……

第68回国会 社会労働委員会 第27号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 関連して。  この財政法第三条の特例に関する法律は、いまの説明で私はわかったのですが、それじゃ保険庁長官がなぜ料率をきめられるのか、その理由をひとつ聞かしてもらいたい。
【次の発言】 政府管掌健康保険でしょう。政府の管掌するものだったら、それじゃなぜ厚生大臣がおきめにならないのです。保険庁長官ということでなくて、厚生大臣がおきめになるのが至当じゃないですか。
【次の発言】 それじゃ、保険庁長官がきめられるという、その健康保険法の条文を見せてください。――重ねて申し上げますよ。健康保険法に、保険庁長官が料率をきめられるという規定があるのかどうか、それを見せてくれというのです。

第68回国会 社会労働委員会 第32号(1972/06/01、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 わが国の身体障害者対策あるいは心身障害者対策といったほうがいいかもわかりませんけれども、これは実はいままでは障害の結果といったらいいのですか、その結果、生活困窮におちいっている、そういう場合に初めて一般困窮者と同様に救貧立法と言ったら言い過ぎかもわかりませんけれども、そういうものの対象になってきた。最近社会、経済情勢の変化が出てきたし、そして公害とか、あるいは交通災害とかいうようなことで非常に声が出てきている。そういう意味では、だんだんと積極的な更生援護対策が立てられてきたと思うのです。  先ほどお二人の方からお話がありましたが、まずお伺いしたいのは、身体障害者福祉の基本理念……

第68回国会 社会労働委員会 第35号(1972/06/08、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 廃棄物処理施設整備緊急措置法案につきまして、きょう午前中竹内委員がお伺いをいたしましたけれども、それに引き続いて聞いてみよう、こう思います。  いまごみの問題というのは、これはたいへんやっかいな、そして社会的にたいへん大きな問題になっておるわけであります。しかし、その反面、いままで廃棄物の処理の問題というのは、なおざりにされておったことも私は事実だと思うのです。そういう意味で、緊急措置法案を今度お出しになりましたけれども、まず第一点にお伺いしたいことは、昭和五十年までの四年間に可燃ごみの焼却率を九〇%にし、ごみ戦争に終止符を打つ、こういうふうに言われておる。ことばじりをとらえ……

第68回国会 社会労働委員会 第37号(1972/06/12、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 もう前の委員がお話しになったと思いますけれども、冷凍食品やそれから着色剤、防腐剤、そういう添加物の判断がある。同時に農薬の残留食品なり食品公害がいわれております。食品の安全を守るということで食品衛生法がいまだんだん現状に合わなくなってきている、そういうことで今度の改正があったと思うのです。食品公害から国民の健康を守るといいますか、あるいは食卓を守るといいますか、そういう立場にある厚生省あるいは農林省、通産省あるいは経済企画庁、それぞれの省がそれぞれの現行法を手直しをしている、こう思うのですけれども、食品衛生法もまたそれに漏れない。  まず第一点にお伺いしたいことは、食品問題懇……

第69回国会 社会労働委員会 第1号(1972/08/08、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 あしたは長崎に原子爆弾が落ちた日ですが、ここ数日いろいろな行事が行なわれております。その中で、たとえば原水禁の国民会議では「核実験国政府は被爆者の治療義務に加え、あらゆる物質的、精神的損害について補償の義務を負うべきだ」こういうふうにもいっておる。それから核禁会議では「韓国人被爆者救援のため、韓国に原爆診療センターを設立する」という宣言をやったのであります。それから原水協では川崎の場合に、被爆二世の治療費を全額市で受け持つというような、いろいろなことが行なわれております。  そこでお伺いしたいのですけれども、これは歴代の大臣がこういうふうにおっしゃっておるわけであります。たと……

第69回国会 社会労働委員会 第2号(1972/09/12、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 八月の七日に労働省と大蔵省のほうの名前で、政府関係特殊法人給与問題アンケートというのが出ております。それについてお伺いし、時間があれば東罐興の不当労働行為についてあわせて質問したいと思うのですけれども、まず第一番に、そのアンケートが一体どういう目的で出されておるのか、あるいはどう活用なさるつもりか。私はこれを手にしてみたところ、全体を見ますと、そういう言い方はおかしいかもわかりませんけれども、質問が何か誘導尋問式である。考えようによれば労働省、大蔵省のほうに都合のいいような問題の提起のしかたになっておるのじゃないか。しかも質問のしかたに根拠を示してはおらぬというような感じもす……

第69回国会 社会労働委員会 第3号(1972/10/11、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 四十七年の四月十四日に公害対策並びに環境保全特別委員会と科学技術振興対策特別委員会との連合審査会がありましたけれども、その際に通産省の山形栄治政府委員が、私どもの党の島本委員の質問に答えて、こうおっしゃっておる。「感圧紙といたしましては従来使われましたのが約五千トンでございまして、これは市中に相当出回っておりますが、……五千トンのうちの現在PCBを含んでおりますノーカーボン紙は回収いたしておりますので、このうちの相当部分はこれが処理できるのじゃないか。」こう述べております。その後、実際にお伺いしたいのは、ノーカーボン紙メーカーの在庫、それから官公庁や企業、商店の在庫と使用済み……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 社会労働委員会 第10号(1973/03/27、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 具体的な質問に入る前に、最近の基地労働の現状についてひとつお聞きをしたいと思います。  一つは、基地労働者のここ数年の雇用数がどうなっておるか、これが第一点。第二点は、最近の人員の整理状況はどうか、その点二つお願いいたします。
【次の発言】 一月の二十三日の日米安保協議委員会で、関東地区空軍基地の横田集中化をはじめとして基地の整理統合が発表されておりますが、その状況というものをひとつお知らせを願いたい。といいますのは、この集中化に伴って二千六百名の解雇がいわれておるといいますが、この点について実際にそういうふうになるのかどうか、この点をひとつお伺いします。

第71回国会 社会労働委員会 第12号(1973/04/03、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 先ほどの話では、一月九日に種痘をされたというのでしょう。一月九日に種痘をされて、そして今度発生をしたわけでしょう。そうすると効力期間からいえば、一月九日にやったことだったら、当然効力があるはずですね。それがなぜ病気になったのか、つまり痘苗が悪いのか、あるいはそういうことは考うべきことじゃないかもしれぬけれども、本人が種痘をしたということにして種痘をしなかったのか、その点が明らかにならなければ原因が究明されないと思うのですよ。その点どうなんですか。
【次の発言】 昨年の五月の三十日に政府の見解が出ました。これまでこの当事者能力の問題については私どものかつての同僚である後藤君が四……

第71回国会 社会労働委員会 第15号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 関連で一つだけお伺いしたいのですけれども、八月二十八日に事故が起こり、八月三十日に事故が起こり、十二月十日に事故が起こり、そうして十二月二十日に杉ノ内という人に対する業務命令が出たという話を聞いております。そうして三月五日に処分が出て、また三月六日に事故が起こったということで、ユーザーもメーカーも一般からも欠陥バイクであるということが証明されたというお話があったのですね。それで杉ノ内という人が処分をされた。北さんのほうは、調査をしてから、こうおっしゃった。杉ノ内さんに対する問題は当然あると思いますけれども、調査の上の結果を待ちましょう。  しかし、同時に考えなければならぬこと……

第71回国会 社会労働委員会 第20号(1973/05/10、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 健康保険法の法案の提案の理由について、政府のほうは医療保険制度の充実ということをうたわれている。そして法案の提案の理由の説明については、関係審議会の意向を尊重する、とこういっております。  ところが、社会保障制度審議会の答申を見ますと「今回諮問された案は、従来たびたび示されたものと同じく、単に保険財政における総支出と総収入のつじつまあわせの程度以上に、ほとんど出てはいない。」こういうふうに言っておられる。しかも給付の面については次のように指摘しております。それは「家族療養費の給付割合は、昨年の諮問のとおり七割に引き上げるべきである。高額医療に対する負担軽減の措置はよいとしても……

第71回国会 社会労働委員会 第22号(1973/05/31、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 ちょっと関連してお伺いしますけれども、保険料の自然増が一二%から一三%、こういうことですね。確認したいのですけれども。
【次の発言】 そうすると、これは春闘によっての、ある程度自然増と見てよいですか。
【次の発言】 保険料の自然増というのは、先般の私の質問でお答えになったときには一二から一三%、こうおっしゃいましたね。せんだっての新聞によりますと、中小企業の今度の春闘のアップ率は二〇%をこして二一%くらいだと思うのです。そうすると、その間の差額というものは金額にしてどれくらいにふえるんでしょう。
【次の発言】 いまうしろのほうから話がありましたように、中小企業の場合は上限とい……

第71回国会 社会労働委員会 第28号(1973/06/15、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 川俣委員と、それから田口さんの質問の中で三者三泣き、三者三泣き的というふうに的がついたようであります。そのことでちょっとお伺いしたいのですが、国庫補助というものは一体何かという定義をひとつ教えていただきたい。江間さんが一番適任かもしれません。教えていただきたい。国庫補助とは何かということを。
【次の発言】 ぼくのお聞きしたいことは、財政法上にいう国庫補助とは一体何か、いかなる場合に国庫補助をお出しになるのかということです。
【次の発言】 それではお伺いいたしますけれども、これは田邊さんからたしか御質問があったと思いますが、国民年金の場合には国庫負担はたしか三分の一でしたね。そ……

第71回国会 社会労働委員会 第30号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 いままでの質問でほとんど問題点は出尽くしたと思いますけれども、二、三点煮詰めてみたいと思うのです。  厚生年金は昭和十七年にスタートしましたけれども、きわめて緩慢な成熟過程を示しておる、こういわれております。一方の国民年金は昭和三十六年、おくれてスタートしましたけれども、かなりすみやかなプロセスをたどっておる、こういわれております。もちろん私は両者とも不十分であると思うのです。たとえて言えば、国民年金がすみやかなプロセスをたどっておる、こういっているけれども、先のほうで一体どうなってくるんだろう。たとえば、昭和三十六年に五十歳の人が国民年金に加入しますと、昭和五十一年で受給者……

第72回国会 社会労働委員会 第3号(1973/12/18、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 大蔵省がまだお見えになっておりませんけれども、時間が短いようですから、質問を始めたいと思います。  昭和四十八年の十二月十三日に、身体障害者雇用審議会から労働大臣のほうに審議会の答申があったと思うのです。その答申の中で、社会福祉の理念に立った政治の展開が強く要請されておる今日、「すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を営む権利や勤労の権利を保障した憲法の規定に照らしても」身体障害者に対する手当てを厚くすることは「国の責任である」という趣旨が盛られておる、同時にその各項目の中には「関係各省との密接な連携のもとに」もろもろの施策を講じなさい、こういうこともいっております。それ……

第72回国会 社会労働委員会 第11号(1974/03/26、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 せんだって参議院で私どもの党の山崎議員がスト権の問題について質問いたしております。そのときのことに関連してちょっとお伺いしたいのですけれども、労働大臣、企業というものはあなたの立場で考えて自由であるべきか統制すべきかということについて、まず個人的な考えでいいから聞かしてもらいたい。
【次の発言】 政府のいままでの考え方からすれば、企業は自由であるべきだというふうな考え方が強いと私は思うのだけれども、その点はどうでしょう。
【次の発言】 今度のスト権の問題で政府がいつも言っていることは、公共の福祉にとって云々というようなことをよく言われておりますね。そしてその前に言っていること……

第72回国会 社会労働委員会 第15号(1974/04/05、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 きょうは、政府の完全週休二日制に対する基本的な姿勢というものを実はお伺いしたいわけでありますけれども、最近、週休二日制について関心がとみに高まっております。GNP世界第二位、経済大国、そういう発展の過程の中で労働者の低賃金、長時間労働、そういうものがあるだろうし、そして合理化というものが進行している。あるいはノルマの割り当てがあるだろうし、売り上げ競争やそういうものもあるだろうと思うのですね。週休二日制というのは、労働省のほうでこれを言っているわけでありますけれども、労働者の福祉の向上については、所得の面が一つあるだろうと思います。もう一つは労働時間の問題があるだろうと思いま……

第72回国会 社会労働委員会 第18号(1974/04/12、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 まず第一点にお伺いしたいことは、勤労者財産形成審議会の四十八年の十一月二日の中間答申で、当面措置を急ぐべき事項についてその意見を取りまとめて、建議に及ぶべく小委員会を設けて数次にわたる審議検討を行なっていたところ、本年八月二十三日労働省は、独自の構想を大綱にまとめて発表した。まことに遺憾である、こう言っております。もう一つは、同じ中間答申で、「労働省政策案大綱には明らかに不満とせざるを得ない点がある。」こう指摘しております。  それから、四十九年の二月の二十三日の答申では、なお、当審議会が従来数次にわたり答申、建議を行なってきた経緯を案ずるに、諮問の時期の適正を欠くなどの事情……

第72回国会 社会労働委員会 第22号(1974/05/07、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 本論に入る前にちょっと条文でお伺いしたいことがあるのです。  雇用保険法案関係資料の二八ページ、二十八条に「広域延長給付を受けている受給資格者については、当該広域延長給付が終わつた後でなければ全国延長給付、個別延長給付及び訓練延長給付は行わず、」と書いているのですが、これは私ちょっとのみ込めないものですから、説明をしていただけませんか。
【次の発言】 雇用保険法の趣旨というのは、労働者の雇用の安定ということを眼目にして、労働力の保全、職業能力の向上が必須条件である、こういうふうにお考えになって、そしていま一番技術変化が激しい、そういうわけで職業訓練と雇用保障の関係が非常にかか……

第72回国会 社会労働委員会 第27号(1974/05/21、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 きょうお伺いしたいのは、ミツミ電機の百八名の解雇に関する件について労働省の見解をお伺いしたい、こう思うわけであります。  その前に、私はぜひ次回のチャンスがありましたら、森部社長を参考人にお呼びいただきたいと、きょうこの席上でお願いをいたしておきます。  と申しますのは、過日、十五日に調査に参りました。そのときに社長はお見えにならなくて、そしてほかの方がお出になって、いろいろお話をいたしたわけでありますけれども、責任ある答弁が聞かれなかった。したがって、その席上、話し合いで社長にも連絡をとっていただきまして、十八日に会うという約束があったわけであります。ところが、十八日に本社……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第18号(1975/07/01、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 質問に入ります前に、せんだって環境庁長官おいでいただきまして、大変ありがとうございました。それで、長官のあれをごらんになった感想、それから、これから先、一体どういうふうにしていったらいいか、そういう点について御感想があるかと思うのですけれども、まず、質問に入る前に、このことをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は五点伺います。きょうは時間が四十分だそうですから、したがって質問の方も私は簡潔にやりたいと思いますから、答弁の方もどうぞ簡潔にひとつお願いしたいと思うのです。  いま環境庁長官からそういうお話がございました。政務次官にお伺いしたいのですけれども、もし、この道路が……

第75回国会 社会労働委員会 第23号(1975/06/19、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 厚生省の食品行政についてお伺いしたいと思いますけれども、厚生省は四十八年十一月サッカリンを全面使用禁止、同年十二月禁止を解除、暫定基準を決めました。そしてさらにことし五月十四日に大幅に緩和している。厚生省の方針というのは食品添加物の使用を減らそうとするのが方針であるはずであります。だから消費者団体も今回の規制緩和は方針に逆行するではないか、こう反対をしたわけであります。四月三十日の合同部会に出席をした小林芳人会長は、去年の八月の常任委員会において疑わしきは使わずの原則は確認されている、こう発言をして、そして数名の慎重論者の疑問点を解明しない限り、安易に規制を緩和すべきではない……

第75回国会 内閣委員会 第23号(1975/06/13、33期、日本社会党)

○山本(政)委員 私は内閣委員会は初めてでして、防衛問題については余り知りませんので、きょうはひとつ教えていただきたいと思いますが、六月五日の「朝雲」という新聞に「防衛庁は今秋をメドに新防衛白書を作成する方向で準備に着手することとなり、官房総務課胸手で資料蒐集をはじめた。担当は水間防衛審議官」である、こういうことが出ておりました。防衛白書は、私が申し上げる必要もないと思いますけれども、中曽根長官当時、昭和四十五年の十月ですか、「日本の防衛」として刊行して、その後第二回の刊行が江崎長官の当時企図されましたけれども、これが流れて現在に至ったというわけで、今回改めて作成されるわけでありますが、防衛白……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号(1977/05/19、34期、日本社会党)

○山本(政)委員 環境影響評価関係につきまして、国会答弁をずっと見てみますと、歴代の環境庁長官、それから建設、通産、国土、そして総理大臣ですね、皆このことについては前向きといいますか、積極的な答弁をなさっておるわけであります。特に、今国会における福田総理の答弁を見てみますと、私どもの党の書記長が、今国会の二月七日の予算委員会で、環境影響の要するに事前評価法を正規にひとつ設定をしなさい、そのことについての意見を聞きたいということについて、総理は、「開発に当たりましては事前に十分な環境アセスをする、これは当然のことでありまするから、」「その体系整備をするということをはっきり申し上げます。」こういう……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号(1977/05/24、34期、日本社会党)

○山本(政)委員 建設大臣が、二十分でしたか、時間が余りないようですから、建設省の関係のことから先にお伺いしたいと思うのです。  今回のアセスメント法について先週質問を申し上げましたら、二十一省のうちに二省といいますか、通産と建設だけが意見を持っておる、他の省庁については賛同いただいているけれどもというお話があったわけです。そこで両省について御質問申し上げましたけれども、なお、私としてはお伺いしたい点がございますので、あえて再質問を試みたわけであります。  そこで、建設省について問題点をお伺いいたしましたら、建設省の方としては、都市計画法に規定をする都市計画の施設に関する事業、それから市街地開……

第80回国会 内閣委員会 第9号(1977/04/07、34期、日本社会党)

○山本(政)委員 私は恩給法については大出委員のように詳しくありませんし、いわば全くの素人なんですけれども、実はいろいろな意味で矛盾を感じているようなこともありますので、そういうことについてお伺いしたいと思うわけであります。  昨年の十月六日の各紙の中に実はこういうことが載っておりました。網走市に住む少数民族オロッコ出身の北川源太郎さんという人が日本軍に諜報要員として徴集をされた、そして戦後、日本軍人としてシベリアに抑留された、国は当然軍人としての恩給をしてほしいということで実は申請をした、ところが厚生省から兵役法による徴集とは認められないという連絡があったということであったわけであります。 ……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1977/11/01、34期、日本社会党)

○山本(政)委員 前回の委員会で、私どもの党の土井委員と長官とのやりとりを聞いておりまして、実は私も長官の気持ちをひとつ聞きたいと思いまして質問するわけでありますが、私は、文学というのは余り知りませんけれども、どうも石原さんの御答弁を聞いておって、文学と政治というのは無関係でもないような気も実はしてきたのです。まあそういうことを言うのは、私、大変僭越かもわかりませんけれども、長官のお書きになった本を読ましていただきました。その中で「化石の森」というのがあるのですが、そこにこういうことが書いてあるのです。「どいつもみんな自分を誤魔化してる。大方自分なんていなくなっちゃってる。相手に感じていること……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 社会労働委員会 第2号(1980/02/21、35期、日本社会党)

○山本(政)委員 老人ホーム及び特別養護老人ホームにかかわる費用徴収基準の改善、つまりアップの問題についてお伺いしたいと思うのです。  この費用徴収基準の引き上げの問題については、老齢福祉年金が、私の記憶に間違いがなければ、たしか一万二千円に増額されるようになってきたころから、養護老人ホームの利用者に費用を負担させるという問題が出てきた、こういうようにぼくは理解しているわけでありますけれども、どうも今度の答申、そしてそれに引き続く厚生省の態度を見ておりますと、何といいますか、時流に抗するというのか、つまり高福祉・高負担、行政改革というようなものに便乗したような形の中で出てきているのではなかろう……

第91回国会 社会労働委員会 第7号(1980/03/27、35期、日本社会党)

○山本(政)委員 被爆者が何を望んでおるかということはもう大臣も御承知だと思いますけれども、被爆者の人たちは人並みの生き方をすること、これを望んでおるのだと私は思うのです。もう一つは、これまで生きてきた、正確に言えば生き残ったという言い方が正しいかもわかりませんけれども、そういうことの意味を考えながら平和というものを訴えてきておる、少なくとも私はそう理解しておるわけです。  そこで、きょうは国家補償について、いままで多くの委員の方が質問してまいりましたし、そしてきょうまた恐らく質問があっただろう、こう思いますけれども、おさらいの意味で政府の見解をお伺いしたい、こう思うわけでありますけれども、そ……

第91回国会 社会労働委員会 第12号(1980/04/16、35期、日本社会党)

○山本(政)委員 きょうはスモンのことでちょっとお伺いいたしたいと思うのですが、御承知のように、東京地裁民事三十四部で和解勧告裁定が出ました。ところが、それに対して製薬三社が回答を引き延ばしてきたわけです。回答は出ましたけれども、これ自体私は大変不誠意だと思うわけでありますが、同時に、和解対象百十九人の訴訟のうち三社合わせて七十六人についてだけ勧告を受諾をしてきた。念のために申し上げますと、回答が三月二十一日で、そして一括して当裁判所に回答してほしい、これが裁判所の勧告でありましたけれども、まず第一番に期日が無視されてきておる。もちろん後で回答はしてまいりましたけれども、期日が無視されておる。……


36期(1980/06/22〜)

第96回国会 環境委員会 第3号(1982/03/23、36期、日本社会党)

○山本(政)委員 きょうは、長官の方から所信表明がありましたけれども、環境問題というのは地球的な規模で考える必要がある、こう言われております。アメリカの「西暦二〇〇〇年の地球」などにおいても、海洋汚染の拡大などが言われております。  きょうは、私は東京都の屎尿処理問題についてお伺いしたいと思います。  そこで、冒頭にちょっと申し上げたいのですけれども、八一年度の「東京の下水道」というのが東京都下水道局から出ているのです。これを見ますと「都民生活を地下でささえる下水道は、雨水を排除し、生活や事業活動などによって排出される汚水を衛生的に処理する、近代都市に欠くことのできない重要な施設です。また、自……

第96回国会 社会労働委員会 第3号(1982/03/18、36期、日本社会党)

○山本(政)委員 今度費用徴収の問題が厚生省の方から提起をされておりますが、そのことについてきょうお伺いをしたいと思うのです。  私は全体を通して考えてみると、現在ホームで生活をしている老人たちが費用を負担することによって、二つか三つの問題は解決するだろう、しかしそのために、不合理な問題を未解決なままに経済性を尊重して、あるいは重視してと言った方が正しいかもわかりませんけれども、発車してしまうというふうに今回の費用徴収問題については考えざるを得ないわけです。  そこで、本論に入る前にちょっと教えてもらいたいことがあるのです。費用徴収に関して、各施設にだと思いますけれども、施設利用者に対してこう……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 環境委員会 第9号(1984/05/15、37期、日本社会党・護憲共同)

○山本(政)委員 長官にちょっとお伺いをしたいのですけれども、この法案を見て僕、びっくりしたのです。名は体をあらわすというのかもわかりません。というのは、環境庁の関係するような法案をちょっと見てみましたら、公害対策基本法、自然環境保全法、水質汚濁防止法、瀬戸内海環境保全特別措置法、これ全部環境庁長官という言葉が入っているのです。下水道法は、所管は建設省だと僕は思うのだけれども、これにすらちゃんと環境庁長官という名前が入っているのです。ところが、この湖沼法に環境庁という言葉が一つも入ってないのです。強いて求めたら、附則にある。あるいは、もう一つ文章の奥を考えれば公害対策会議の言葉がある。名は体を……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第61回国会 社会労働委員会障害者対策小委員会 第1号(1969/03/06、31期、日本社会党)

○山本(政)小委員 いま基本的な問題については小委員長からありましたけれども、もう一つだけ特に私のほうから申し上げたいのは、第三条の「基本理念」について「個人の尊厳」ということがうたわれておりますけれども、ここにもう一つ「権利」というものをひとつ強調していただきたいというように、この点についての文章をひとつ御検討いただきたいということです。

第61回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○山本(政)分科員 時間があまりないようでございますので、私は、まず国会図書館のことについて第一番目にお伺いをし、そのあと衆、参、国会図書館にわたる一般的な問題を御質問したいと思います。  国会図書館長にお伺いしますが、ひとつ、できるだけ答弁を簡単にしていただいて、図書館のいまの蔵書数ですね、それと未整理の本、それから未整理の資料の数、これをお示しいただきたいと思うのです。
【次の発言】 そうするとお伺いいたしますけれども、四十四年度の概算要求で図書館からお出しになった要製本数といいますか、これが二十四万二千六百九十六冊、あなたがおっしゃる整理を必要とするものは五カ年計画、一年延びるかもわから……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 農林水産委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1970/04/27、32期、日本社会党)

○山本(政)委員 先ほどから小林委員のほうからいろいろ質問がありました。それはこの法案の性格が年金的な性格を帯びていない、むしろ離農促進的な性格を帯びているのだ、こういう質問があったわけであります。そこで、その前にお聞きしたいことがあるわけですけれども、昭和四十五年三月二日、社会保障制度審議会で農業年金制度要綱についての答申がありました。これは農林大臣、厚生大臣に対する答申だと思うのですけれども、その諮問の件について「たとえ国の農業政策的要請があるとしても社会保障制度としての年金制度のあり方になお疑念が残る」こういうことがございました。続いて「とくに国庫負担その他の点において他の年金制度に及ぼ……

第63回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1970/03/13、32期、日本社会党)

○山本(政)分科員 時間が三十分だそうでございますので、問題点を、定員増の関係、それから行(二)表の問題、それから別表改善について、そしてもし多少余裕があれば、級別定数と、図書館の問題についてお伺いいたしたいと思います。  それで、この前に、昨年の分科会で広沢君の質問がございました。毎年同じような質問で、これがかなり長期間続いておるわけですけれども、ただ広沢君の質問の中に、定員削減に関する閣議決定は拘束をしないということで確認をいただいておったと思います。ただしかし、その一方で、総長のほうから、やりくりのつくものは率先してやるべきじゃないかという、多少異なった意見、考え方というか、そういうもの……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1971/02/20、32期、日本社会党)

○山本(政)分科員 いま衆参、それから国立国会図書館その他の予算の概要の説明がございましたが、私はきょうは国会関係の所管の中で、主として衆議院関係について若干お伺いしたいと思います。  問題点は、まず初めに人員の問題、特に増員問題と欠員補充の問題それに関連して営業車の問題、それから別表改善、最後に事務局庁舎というようなことについてお伺いしたいと思います。  なお、時間が許せばあと一つお伺いしたいと思うのですが、まず、四十六年度の予算案を見ますと、衆議院の総定員が千七百九十八名、これは昨年と変わってないと思うのです。最近の国会審議の繁忙といいますか、そういうもの、あるいは施設拡充も見込まれており……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1972/03/18、32期、日本社会党)

○山本(政)分科員 最近における国会の審議というのが、健保、それから公害、沖繩国会、いずれを見ても深夜に及ぶ審議が行なわれております。その間に、国会の事務局の職員の話を聞きますと、机の上で仮眠をとったり、あるいは友人のうちで宿泊をしたり、そういうことで仕事をやっておるという話を聞いておるわけでありますが、そういう意味で、やはり数年来お伺いをしてきておるわけでありますけれども、ともかくも待遇という問題がやはり問題になってくるのではないだろうか、こう思うわけであります。  職員の国会における待遇改善問題については、これは人事の流れといいますか、そういった点からいたしますと、他の行政府と違って、国会……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○山本(政)分科員 きょうは四点についてお伺いしたいと思うのです。一つは宿日直の関係、それから一つは職員の昇給昇格、もう一つは増員の関係、あとは国会の土地の利用について、ひとつお伺いしたいと思うのです。  それで、初めにお伺いしたいのは宿日直のことですけれども、人事院の規則によれば、人事院規則の十五の九、第三条に、宿日直の定義として「本来の勤務に従事しないで行なう」業務となっているけれども、衆議院の宿日直の勤務に関する庁訓には、この「本来の勤務に従事しないで行なう」という部分がない。つまり、そのことは、国会職員の仕事というものが実は本来の勤務の延長ではないか、こういうふうに私は思うわけですけれ……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○山本(政)分科員 寺前分科員とダブらないで、問題点を二つにしぼってお伺いいたしたいと思いますが、まずお伺いしたいのは、昭和四十四年のとき、昭和三十九年のとき、このときの速記者の数は幾らぐらいか。それからもう一つは、一日当たりの最高時間がどれくらいになっているのか、それをひとつ聞かしていただきたい。
【次の発言】 私のほうで把握した時間と、それから速記者の数が違うと思うと思うのですけれども、それでは、いま、四十九年、速記者の数は幾らでありますか。
【次の発言】 百六十二という数字が全部埋まっているわけですね。  それでは、前国会の一日当たりの最高時間はどれくらいですか。

第72回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○山本(政)分科員 大臣すでにお聞き及びのことと思いますけれども、公社、公団、これの当事者の能力の問題については毎国会ごとに議論をされておるわけです。私どもと少なくとも大蔵省との間には、若干の見解の相違がある。昨年お伺いしたところによりますと、労働省のほうは実はたいへん理解のある見解をお示しくださいましたけれども、いままで法人の理事者というのは予算のワクによって自主解決というものが規制されている、簡単に言えばそういうふうになっておるわけです。そういう論議に対しては、実は私は反論があるわけでありますけれども、一つは、参議院の法制局が特殊法人の「予算等の統制」についてということで見解を出しておりま……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○山本(政)分科員 国会の機能を十分に発揮するためには、事務局の体制が整備されなければならぬ、同時に、そこに働く職員が職務に専念できるような体制をつくることが必要だ、こう思うのですけれども、同時に、国会というそういう性格から見ましても、職員の職務内容とか、あるいは勤務の形態というものも、一般の行政官庁の職員とは違った面があるだろうと思うのです。そういう中で、実情に適した処置というものが、職員の労働条件に対して考慮されなきやならぬと思うのですが、そういう意味で、ひとつ、きょうは定員関係の問題についてお伺いしたいと思うわけであります。  最近、国会の会期の長期化、あるいは審議時間の増大、あるいは調……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○山本(政)分科員 せんだって予算委員会で金子みつ議員が、慢性医療疾患の患者にも手帳を給付されたい、そしてもろもろの恩典が受けられるようにという質問をされました。そして枠の拡大あるいは総合対策のためのプロジェクトチームをつくれ、そういう話がありましたが、その点についてまだはっきりとしたお答えがなかったように私は思っておるわけです。  きょう、それに引き続いてその点についてお伺いをいたしたいと存じます。お伺いというか、むしろ私教えていただきたいと思うのでありますけれども、質問に入る前にまずお伺いしたいのは、特定疾患というのは一体どういうものかということを簡単に、定義で結構です。


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○山本(政)分科員 国会の権能といいますか、これを十分に発揮する要件の一つとして、事務局の体制が十分に整備をされる、そしてそれが円滑に機能するということが、私は一つの条件だろうと思うのですけれども、事務局の機構を支えておるのが実は職員である。そういうことから考えて、国会の立法府としての特殊性から、職員の職務内容あるいは勤務形態、これも一般の官庁の職員とは異なった面があると思うのです。ある意味で厳しい面もあるだろうし、そして複雑さを持っているだろうと思うのです。  特に近年、通年国会の恒常化とか言われるし、それから施設の拡充あるいは警備体制の強化というようなことによって業務が大変多様化している。……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○山本(政)分科員 主として人員増のことについてお伺いいたしたいと思います。  国会の機能というものを発揮する要件の一つには、事務局の体制というものが整備をされ、それが円滑に運営をされるということが必要だろう、こう思うのですが、同時に、事務局の機構を支えておるのが職員だろうと思うのです。国会は一般の行政官庁と違って、任務の内容とかそれから勤務の形態とかというのがかなり違っているだろうと思うのですね。そういう中で、特に最近は通年国会というようなことが恒常化してきておるとか、あるいは多党化、あるいは国民のニーズの多様化、そういうものがありまして、国会審議にもそれがかなり影響しているだろうと思うので……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○山本(政)分科員 きょうは消防法の第二条第九項に規定する救急業務、それから消防法施行令第四十二条に関する救急業務、このことについて実はお伺いをしたいと思うわけでありますが、私は法律は余りよくわかりませんが、いま申し上げた条文によって解釈をすると、救急業務というのは、一つは災害によって生じた事故、もう一つは屋外または公衆の出入する場所において生じた事故、これを「災害による事故等」と、こういうふうに言うんだろうと思いますが、そういう傷病者を医療機関その他へ運ぶ。もう一つは、政令で定める場合における災害による事故等に準ずる事故ということで、これは恐らく施行令四十二条の搬送手段がない場合ということだ……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○山本(政)分科員 最近多党化、それから国会の会期の長期化、施設の拡充などがありまして、同時に国会議員がふえました。そういう中で事務局職員の業務内容というのは非常に多様化してきていると思うのです。事務量も増大してきている。だけれども、これに対応した人員増というものが昨年までほとんど行われていない。各職場とも人員増の要求がかなり切実になってきているのじゃないかと思います。ことしは事務局庁舎ができる。それから委員長室、国会健康センターが新設されるということですが、昨年も私は人員増についての質問をいたしました。そのときに総長は、「事務局庁舎完成に伴う管理要員等もありますので、あわせて検討してみたい、……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○山本(政)分科員 障害者の社会参加を促進するために障害者の社会参加促進事業の充実を図るということで、今度初めてその一環として電動車いすの取り入れが行われたことは大変結構なことだと私は思うのですが、その中で若干お伺いしたいと思うのですけれども、従来、車いすの交付、これは五十一年度は一万二千八百二十九台、五十二年度は一万三千八百七十九台、五十三年と五十四年はおわかりでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、いままでは少なくとも電動車いすについては給付対象者は四千三百四十人、これは四十五年の身体障害者実態調査によってはじき出されたものだ、こう思いますが、お話によりますと、現在までの普及数が二千四百……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1980/03/05、35期、日本社会党)

○山本(政)分科員 けさの新聞だったと思いますけれども、完全雇用を達成をするために、それから失業率というものを二%前後におくためには、六十五歳の定年あるいは雇用の延長、それから週休二日制の普及が必要であるというような、これは財界でありますけれども、そういう意見が表明をされておりましたし、それからいままでの経過、過程から見ましても、週休二日制について五十四年八月十日、これは衆参両院の議長と内閣総理大臣あてに人事院から勧告と報告が出ていますね。その中で、一つは官民の週休制度の現状、それから週休二日制の試行の結果から「職員についても週休二日制を採用することが適当であると認められる。」当分の間職員ごと……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 運輸委員会地方行政委員会社会労働委員会環境委員会連合審査会 第1号(1981/04/15、36期、日本社会党)

○山本(政)委員 広域臨海環境整備センター法案、これは後でセンター法案というふうに言わせていただきますが、この質問に入る前にちょっとお伺いしたいことがあるのです。  先ほど川本委員の質問に対しまして、園田厚生大臣は、廃棄物処理が主である、こういうふうにおっしゃったと思います。そうして、この法案は運輸省の法案ですね。運輸省の法案であるにもかかわらず廃棄物処理が主であるということになれば、当然これは厚生省の法案として出すべきが本当じゃないのでしょうか。そうでなかったら、運輸大臣は廃棄物処理が主でないんだというふうにおっしゃりたいのかどうか、そのことをまず冒頭に私は伺いたいわけです。     〔小此……

第94回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○山本(政)分科員 きょうは婦人職員の問題、それから宿日直の軽減緩和の問題、それから速記者欠員の問題について、三点についてお伺いしたいと思うのですけれども、考えてみますと、きょうぼくはここに来るときに調べてみたのですが、もう十五回ぐらいこういう問題を毎年やっているわけですね。少しずつ前進をしているとは言えるかもわかりませんが、しかし、はかばかしい進展があったかというと、ぼくはそんなにないような感じがするわけです。  きょう第一番にお伺いしたいのは、総理府の統計局発表の労働力調査報告によりますと、五十五年の十二月現在の日本の雇用者数は、数字は申し上げませんけれども、その中で女性の雇用者が三分の一……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○山本(政)分科員 年金福祉事業団は昭和三十六年に設立されて、厚生年金保険、船員保険、それから国民年金の積立金の還元融資を行ってきておりますが、その主な事業内容としましては、持ち家需要の高進と個人住宅の融資、それから年金受給者への融資、それから大規模年金保養基地の設置事業というふうになっている、こう理解を私はしているわけですけれども、年金福祉事業団がそういう仕事をやっている中で奇異に思うことは、年金福祉事業団の総数に対してプロパーの職員が非常に少ない。  たとえば五十三年の四月一日現在を見ますと、百六十三名のうちに出向が百九名、五十四年の四月一日は百六十五名のうちに百十一名が出向、五十五年が百……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○山本(政)分科員 きょうは、公務員の週休二日制の問題と、それから休暇制度についてお伺いいたしたいと思うのですが、もう十五、六回給与とかいろいろなものを含めてやっておりますので、ひとつきょうはいいお答えをいただきたいと思うのです。  いま貿易摩擦が問題になっております。それは、やはり日本人が働き過ぎているとか、あるいは長時間労働、これが欧米各国の政府あるいは労使を問わないで厳しい国際批判の的となっておると思うのですけれども、たとえば労働時間について言いますと、欧米の各国が週四十時間であるのに対して、日本では四十から四十八時間という状態です。年間の労働時間で見ましても、日本は欧米各国に比しまして……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○山本(政)分科員 きょうは、中国の残留孤児の日本語教育の問題についてお伺いしたいと思います。  きょう、黒竜江省の人たちが成田を出発してお帰りになりましたけれども、遼寧省の人たち、黒竜江省の人たちの、こちらに来られてからのいろいろな話が出ております。マスコミにもずいぶんのりました。僕はそういうことを見まして、そこにドラマがあるかもしれない、しかし悲劇もあるだろう、結果的には戦争の傷痕が四十年近くまだ残っている、同時に、しかしそれは今後も残るであろう、こう思うのです。  そういうことについてお伺いしたいのは、いま申し上げたように日本語教育の問題でありますが、ここに一つデータがあります。それは、……

第98回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党)

○山本(政)分科員 十年一日と言いますけれども、ここへ来まして考えてみますと、十六年間毎年、国家公務員といいますか、あるいは国会職員のことについて質問してきたわけでありますけれども、きょうは、国家公務員の女性の職員に対する産前産後の休暇についてお伺いしたい、こう思います。それで、数字とかあるいは傾向とかということについては時間の関係がありますので、改めて私の方からお話を申し上げる気持ちはございません。  単刀直入に人事院総裁にお伺いをいたしたいと思いますが、五十六年二月二十七日に第一分科会で私が質問いたしました。そして、その質問に答えられて総裁が、五十六年度中に産前産後の八週間への延長を実施し……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党)

○山本(政)分科員 ここへ来る途中、ちょうどテレビを見ておりました。きのうまでに九人、中国から帰った人が肉親が見つかって、ちょうどいま一人見つかって、十人目が見つかったそうであります。  それで、私はこれでここ数年間、中国の帰国者のお手伝いをしてきましたけれども、まあ見ていますと大変喜んでおりました。しかしその反面に、悲しんでおる人もおる。だれか、中国の人は戦後が終わってないという話もありましたけれども、その話を聞きながら、さてなという気持ちもしたのです。というのは、帰ってから大変だと思うのですね、率直に申し上げて。日本に定住するということになっていろいろな問題があるだろうと思うのです。それは……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○山本(政)分科員 労働省の方にお伺いいたしますが、せんだって雇用平等法の試案が発表されましたね。いらっしゃいますか。――今度の国会に上程されるのかどうか。まず第一に、その点お聞かせいただけませんか。
【次の発言】 私もちょっと拝見をさせていただいたのですが、募集から退職に至る雇用の全ステージが平等待遇の対象となっている、その点はいいんです。しかし、逆に今度は労基法の女子の保護規定の見直し、こういう点については非常に問題点があるのじゃないだろうか、こう思うわけです。  私がそんなことを申し上げるのはなんですけれども、雇用平等法の制定というのは、政府が婦人に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する……

第101回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○山本(政)分科員 昨年もこの分科会で、実は中国の残留孤児と中国からの引揚帰国者の年金について質問いたしたわけでありますけれども、質問をする前にもう一遍厚生大臣に確認をしたいわけであります。  残留孤児あるいは中国からの引揚帰国者、この人たちは戦争の犠牲者であります。私はそう思うのですが、いかがでしょう。
【次の発言】 今大臣のお話の中にも、戦争の犠牲者対策の推進をやる、こういうお話がありました。同時に、年金についても給付と負担の公平化について努力をしたいというお話もあったと思うのですね。私はきょうお伺いしたいのは、今基礎年金の導入を目的として、各種年金と言ったらいいんでしょうか、国民年金法、……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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