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佐野進 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

佐野進[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
222位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
148位
各種会議発言歴代TOP250
144位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
118位

31期委員会出席TOP50
28位
31期委員会発言TOP50
40位
31期委員会出席(無役)TOP50
13位
31期委員会発言(非役職)TOP50
32位
33期委員会発言TOP50
31位
33期委員会発言(非役職)TOP50
23位
33期各種会議発言(非役職)TOP25
23位
34期委員会発言TOP100
65位
34期委員会発言(非役職)TOP100
53位

このページでは佐野進衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。佐野進衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 商工委員会 第8号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 石野さんのほうから長時間質問がありましたし、お昼も過ぎたんでと思ったのですが、先輩からどうしてもやれということですから、やむを得ず、若干の時間質問をしたいと思いますので、答弁をひとつお願いしたいと思うのです。  私は、この前通産大臣がお話しになりました通商産業政策の基本的方向と重点項目、この中できのう平岡さんのほうから触れられました点を避けまして、三点ばかり御質問をしてみたいと思います。  資本の自由化を前提として、ことしの重点施策をするのだということで、いろいろ大臣はきのうの本会議でもお話しになっておられますが、私は、それらの点を通じて、この方針をずっと読んで見て、幾多の矛……

第55回国会 商工委員会 第11号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案について、若干の時間質問をいたしたいと思います。  通産大臣に質問をいたしたいと思います。  私は、中小企業の近代化を促進する、現在、資本の自由化を控えて、一番そのしわ寄せを受けるであろうといわれている中小企業者に対して、その近代化を促進する措置をとるということはきわめて時宜に適したことだと思うのです。しかし、時宜に適したことであるけれども、近代化促進法の一部を改正するという観点から見るならば、単に中小企業の指定事業の範囲におけるいわゆる制限をなくする、あるいは償却のための特例の中における制限をなくする、こういうことで、何もわざわざ法……

第55回国会 商工委員会 第16号(1967/06/06、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、中小企業振興事業団のことについて若干の点を大臣と長官に御質問したいと思いますが、わからない点もありますけれども、率直に考えている点を申し上げますので、ひとつできるだけ丁寧に御答弁を願いたいと思います。  大臣は、この委員会でもそうですし、本会議の席上でもそうですか、何か中小企業問題が出ると、今度は中小企業振興事業団をつくって、あるいはできて、そういう問題については解決するのだ、私どもが聞いておると、この事業団そのものが中小企業対策についての隠れみの的といっては表現が適切でないかもしれませんが、そういうような印象を受ける答弁――いわゆる資本の自由化をはじめ、幾多の課題に対……

第55回国会 商工委員会 第29号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、小規模企業共済法の一部を改正する法律案と、中小企業団体の組織に関する法律の一部を改正する法律案について、一括ひとつ質問をしたいと思います。  この両法案を通じていろいろ検討をしてみましたが、大臣が本年度において講じようとする中小企業の施策の中における一つの重要な項目としてこの二つの法案を提出しておるようです。そこで、この中で一番問題になるのは、中小企業を取り巻く諸情勢に対処する、こういうことで二つの法案をそれぞれ出しておるわけですが、大臣に冒頭お伺いしたいことは、四十二年度において、この二つの法案を通じて、特に団体のほうについて感ぜられることは、協業組合をつくるという形……

第55回国会 商工委員会 第34号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律案について質問を申し上げるわけですが、きょうは時間がないので、民社党、公明党の方もあとで質問する予定になっておったのですが、できないということで、私が代表するという意味ではございませんが、それらの意向もある程度受けながら、質問をしてみたいと思いますので、その点、冒頭にひとつ申し上げておきたいと思います。  一番最初に、この法案については、消費者はじめ業界、あるいは関係するそれぞれの機関が非常に注目しておる法案であります。これがいい内容で早く通って実施してもらいたい、こういう希望が、特に消費者方面から強く叫ばれておる経緯がある……

第56回国会 商工委員会 第3号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、この前の国会で継続審議になっておりますLPガス関係の法案、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法案について、その後の処置あるいはそれに関連した事項について、若干質問したいと思います。  前特別国会で、この新しい法律については国会に提案された時期が非常におそかった、こういうことで、できる限りこれを成立させたいということで、商工委員会に関係する四党で早期成立をはかるための努力をしましたけれども、時間的に非常に制約をされておったし、それからこれが消費者に与える影響あるいは取り扱い業者に関する事項、こういうものが非常に重大であるために一応継続審議にしよう、しかしこの……

第57回国会 商工委員会 第2号(1967/12/13、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、中小企業の当面する諸問題の中で、金融対策を中心にして若干の質問をしてみたいと思います。質問の内容は大体六つばかりに分けてありますが、重複するところもありますので、答弁はそれぞれ質問の意の満たないところも補って答弁していただきたいと思います。  まず第一に、中小企業金融が今日非常にむずかしい状況にきておる。中小企業そのものがむずかしい段階にあるだけに特にその点が痛感されるわけです。そこで私は、第一番目に、中小企業が去年もう史上最大の倒産だった、これは何とかしなければいかぬ、こういうことでことしの国会の中でもたいへん論議がされて、また昨年度から本年度にかけて中小企業庁が真剣……

第57回国会 商工委員会 第6号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ただいま議決されました法律案に対しまして附帯決議案を提出いたしましたが、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表し、私から提案の趣旨を御説明申し上げます。まず案文を朗読いたします。    液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、特に次の事項につき適切な措置を講ずべきである。  一、液化石油ガスの保安の確保について、国及び都道府県の要員の充足及び消防組織の協力体制の確立を期すること。  二、液化石油ガス販売事業者に関し、保安施設と近代化設備の整備のための金融、税制上の特別措置、小規模企業の近代化と協業……

第58回国会 商工委員会 第4号(1968/03/01、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は相互銀行の森木さんに対して若干質問をしてみたいと思います。  けさの各新聞で、中小企業の倒産、特に中堅企業いわゆる下請なり関連企業をたくさん持っておる、そういうところの倒産、二月は、手形交換所において四十年以降不渡りの最大の記録を出しておる、こういうことが報道されておるわけです。いわゆる中小企業の危機と称するものは、いろいろな形の中であらわれてくるけれども、実際上の問題としては、倒産という具体的な形の中で、その機関、またその与える影響というものは非常に大きくなってくる。相互銀行が、いま森本さんのお話のように中小企業金融に対して非常に大きなウエートを占めておる、こういう面か……

第58回国会 商工委員会 第5号(1968/03/05、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、いま参考人の方々からお話を聞きながら、あるいはきょうお話があるということでいろいろ調べておったわけですが、特にその中で一致したというか、貿易を振興する場合における問題点として非常に心配なことがやはりお三方から強調されておるという点について、質問したいことの大部分が終わったわけですが、せっかくの機会でございますので、二、三御質問してみたいと思います。  第一点は、いろいろお話ございましたが、結局輸入課徴金の問題にしろ、あるいは貿易振興についての将来の展望にしろ、いろいろな面で一番大きな影響を受けるのは中小企業者である。特に七四%を占める軽工業生産が輸出の中心であり、そして……

第58回国会 商工委員会 第6号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私も企画庁長官に質問する予定ではなかったのですが、通産大臣がいないものだから、中村先生もだいぶ苦労して質問しておられたようですが、私もそういう意味でたいへん唐突になるわけですが、ひとつ質問してみたいと思います。  その前に、委員長、私さっき聞いておってちょっと気になったのですが、橋口さんが、いまいないのですが、さっきこういうことを言ったのです。さっきやじにこたえて、法案審議のように重箱のすみをつつくようなことに熱心にならないでこういうことに熱心になれ、こう言っておるわけです。法案審議が重箱のすみをつつくようだということは、やはり本委員会として重大な問題だと思うので、これは委員……

第58回国会 商工委員会 第9号(1968/03/19、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 中小企業信用保険公庫法の一部を改正する法律案について質問をするわけですが、その前に、非常にいま新聞紙上というか世界的に問題になっておる事項について、これは大臣がいないのに政務次官に聞いては、ちょっと政務次官に悪いのですが、せっかく開かれた商工委員会で、そういう問題を全然触れないということであっては、経済的な問題を取り扱う当委員会としても、何かたいへん責任を果たしてないように感ずるし、さらにきょうの問題の保険公庫法にも関連がありますので、若干の時間聞いて、内容に入っていきたい、こう思うわけです。  きのうからけさの新聞紙上で一番問題になっているのは、いわゆるアメリカのドル不安に……

第58回国会 商工委員会 第11号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、この前の堀委員の質問に引き続きまして、中小企業投資育成株式会社法の一部を改正する法律案について質問を続けていきたいと思います。この提案理由の説明に沿って質問を続けていきたいと思います。  この中で一番先に「資本取引の自由化、発展途上国製品の進出あるいは労働力需給の逼迫等わが国の中小企業を取り巻く内外の環境にはきわめてきびしいものがあり、これに対処するため」にこの法案を出したのだ、こういう提案の説明です。  そこで私は、この内外の経済環境ということについて若干貿易振興局長、それから公取の事務局長に質問をしてみたいと思います。  まず、外のほうですが、ここに書いてあるような……

第58回国会 商工委員会 第14号(1968/04/01、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 いま古川さんが地元の関係もあって、詳しくイタイイタイ病の当面調査班の報告を中心にして質問を続けてこられましたが、私はやはりこの問題について、もう少し詳しく具体的に突っ込んだ質問をしてみたいと思います。それから、先ほど堀理事にお願いしましたが、せっかく通産大臣がお見えになっておりますので、通産大臣に別の問題でちょっとの時間、質問をしたいと思います。  最初に、厚生省と通産省両方に関係するのですが、厚生省に質問をしたいと思います。それは今回の調査班の調査の結果、これから発表――二十七日に発表されて、厚生省がそれに対するいろいろいまの答弁の中にあるような取り組みをして発表をする、そ……

第58回国会 商工委員会 第20号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 いまお話をお三人の方々から伺いながら、それぞれの業界に非常に大きな影響力を持つ方々ですから、私が聞くことは何か皆さんに非常に悪い感じを与えるような質問になるかと思って、心配しながら実はきょう質問しようと思っていたのですが、お話を聞く範囲の中では、私どもの考えておる点と全く一つに合ったようなところが非常に多いので、社会党の議員がどうもというような気になりましたが、いま田中先生がお話しになっておりましたけれども、これは佐藤総理大臣や通産大臣や外務大臣に、いまのようなお話をよくしてもらいたいものだ、こういう感じを持って実は聞いておりました。それは単にお話をなさった方々が資本家の立場……

第58回国会 商工委員会 第22号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、たいへん幼稚な質問になるかわかりませんが、あとの質問と関連がありますので、最初に名称のところから質問をひとつ進めてみたいと思います。  万国博覧会は、歴史的な経過の中で、日本が今回初めて開催するということになったのですが、一八五一年以来、各国において開かれた博覧会が、それぞれその国の経済的な事情を背景にして一応の成功を見つつあることは、非常に喜ばしいことだと思うのです。しかし、大体においてそういうような開催をする際、その国の経済的な実力を背景にして万博が開かれておるわけですが、おもにたとえばロンドン、たとえばニューヨーク、たとえばパリというように、その開催都市の名前を冠……

第58回国会 商工委員会 第23号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私も、きょうは鉄鋼合併問題を中心にして、先輩各位のあとを受けて質問をしたいと思うのです。通産大臣がいないのもまたきょう残念なうちの一つなんですが、最初に端的にひとつお伺いしておきたいのですが、日本経済がいま置かれておる方向は、いわゆる企業独占の方向に進みつつある、こう指摘せざるを得ない趨勢にあるわけですが、この独占ということに関して、いまの日本経済の趨勢ということに対して、経済企画庁長官、公取委員長どう判断しておるか、まず最初に聞いておきたいと思うのです。
【次の発言】 非常に慎重なお二人の答弁なんですが、私はいま日本経済が内外における諸条件の中で置かれておる立場を端的に見詰……

第58回国会 商工委員会 第25号(1968/05/07、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 割賦販売法の一部を改正する法律案につきましては、過日中谷委員からも質問がございましたが、引き続きまして若干の問題点について質問をしたいと思います。  割賦販売が現在の消費者経済に与えておる影響というか役割りというか、たいへん大きいものがあるわけでございますので、そういう点について前回の販売法が制定された当時審議された経過、そういうものも十分検討しながら私も勉強し、かつ今回の改正案についてその問題点をいろいろ検討したわけであります。そういう経過の中から、若干原則的な問題に及ぶ点もありますが、そういう点も含めてひとつ質問をしてみたいと思うわけであります。  御承知のとおり、いま割……

第58回国会 商工委員会 第29号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 電気用品取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表し、趣旨の御説明を申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    電気用品取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   電気による火災並びに感電事故等が多数発生している現状にかんがみ、政府は、本法施行にあたり、次の諸点について万全の措置を講ずべきである。  一、電気用品の使用者に対し、その取扱方法につき常時適切な指導を実施するとともに、製造事業者、電気事業者等に対し、卒先して災害防止活動を行なわしめ、保安に関する責任を明確にすること。  二、立……

第58回国会 商工委員会 第30号(1968/05/17、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大蔵大臣が、五時からどうしても所用があるということで席をはずされるということですから、大蔵大臣にしぼって、五時まで質問をいたしたいと思います。関連する質問がほかの大臣に出るかもわかりませんが、問題は大蔵大臣にしぼりたいと思います。したがって、質問の方法が若干ずれてくるわけですが、その点は、ちょっと唐突になるきらいもありますが、御了解いただきたいと思います。  まず最初に、大蔵大臣は、かねて、ことしの予算の編成について、いわゆる補正予算を組まない、あるいはまた、総合予算主義を貫く、こういうことをたびたびあらゆる機会において発言しておられるのですが、その場合におきましても、災害等……

第58回国会 商工委員会 第32号(1968/05/21、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 いままでいろいろ質問がありました。私は最後の質問者だということでございますから、各大胆にそれぞれ御質問し、できるだけ早く終わるようにつとめたいと思いますので、答弁もできるだけ簡単に要を得てお願いしたいと思います。  外務大臣に御質問いたしたいのですが、海外経済協力については、UNCTADの会議の結論として、国民総生産の一%を海外経済協力に向けるのだということがいろいろの場合に強調されているわけです。この前の質問のとき、大臣に、私は、外務省が昨年八月作成した資料に基づいて、そういうようなことについてどう考えるかということを御質問申し上げましたが、大臣は、そんなことは知らない、事……

第59回国会 商工委員会 第1号(1968/08/06、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、さっき中小企業庁長官から説明があった「今後の中小企業政策のあり方について」という中間報告について、若干の時間質問してみたいと思います。  私はいまの説明を聞きながら率直に感じたのですが、中小企業政策というものは、中小企業基本法をはじめ、政府としてもあるいは国会としても検討し、法律となり、あるいはそれに基づいてそれぞれ施策が行なわれておるわけですが、そういう面と、いまお話のあった政策のあり方についての中間報告と対比しながらお話を聞いておりますと、「いわゆる中小企業施策のあらまし」昭和四十二年度版というものをこの前私どもいただいておるわけですけれども、これと「今後の中小企業……

第59回国会 商工委員会 第3号(1968/10/17、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人の皆さんに若干の時間質問したいと思います。  いまそれぞれお話を聞いておったわけですが、私は三点に分けて、それぞれ各参考人に関連することになろうかと思いますが、御質問をしてみたいと思います。  まず一番最初に、大型合併、特に鉄鋼の合併の問題に関連して、力石さんを除きまして、三人の方に最初御質問をしたいと思います。それは、熊本さんと竹中さんはおおむね同じ方向の御意見の発表があったように私としては理解いたしますが、鈴木さんはその面からいうと、何かちょっとニュアンスが違っているように考えますので、そういう面における質問をしてみたいと思います。  まず第一に、この合併が近ごろの……

第59回国会 商工委員会 第5号(1968/11/14、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、いま永井先輩からニクソン大統領誕生に伴うアメリカの経済政策、さらにそれが日本の経済に与える影響、こういう点についていろいろな角度から質問されましたが、それに引き続いて質問をいたすわけですが、私は主としてきょうは資本自由化とこれに関連する流通対策、特に流通対策面における中小企業に与える影響、こういうようなことを中心にして、通産大臣並びに各局長に質問をしてみたいと思います。  さっき永井さんの質問に対して大臣は、目下検討中でございますというような形で答弁をして、通商局長は抽象的な表現の中でいろいろなことを言っておりましたが、もう少し私は突っ込んで質問をしてみたいと思うわけで……

第60回国会 商工委員会 第2号(1968/12/18、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、昨日通商産業大臣が所信表明をいたしました件につきまして、割り当てられた時間一時間でございますから、その時間内で質問をしてみたいと思います。  大臣が昨日所信表明としてお読みになった内容について私いろいろの角度から検討してみたわけですけれども、具体的に内容に入って質問をいたしますと、これは何時間にもなってしまうわけですから、そういうわけにもまいりませんので、できるだけ要点をしぼって質問をしたいと考えて、何点かをあげたわけであります。その中で、石炭対策あるいは公害問題さらには物価問題というようなことについてに、それぞれほかの委員会の関連等もありますので、これを省略いたしまし……

第61回国会 議院運営委員会 第3号(1969/01/29、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私も一年間委員会に出席して、前委員長、その前の委員長の委員会の運営の方法についていろいろ見ておるのですが、新委員長はいままでの二人の委員長に比べると、何か委員会の運営について非常に本質的に改革していこう、いわゆる革命的な方法でこの委員会の運営をされよう、こういうふうなお考えのように感ずるのです。というのは、まず第一にきょう第一回――この前にやりましたのは形式で、きょうこそ第一回の委員会なんです。その冒頭に採決をやられる。採決というのが議運の本来あるべき姿であるというようにお考えになるなら、話し合いだとか、理事会における事前の協議その他は、本来ないというふうにわれわれ判断せざる……

第61回国会 議院運営委員会 第13号(1969/03/13、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私もいままで皆さんのお話をずっと聞いて、一貫して御主張なさっておる点が幾つかあると思うわけなんです。その中で特にそれをどうしたらいいかということの幾つかの点が御提案なされておるのですが、人事院総裁については、あとで委員長から配慮されて、こういう場所へ呼んで論議する機会をつくっていただけると思いますから、きょうはやめまして、参考人の皆さんにお伺いをしたいと思うのですが、いわゆる天下りということが、一般国民から見れば、特権階級と見られる、いわゆる高級官僚と称する人たちは特殊の能力を持たれるというように見られておる。その人たちが、さらに特定の、一般の人にとっては到達することがほとん……

第61回国会 議院運営委員会 第16号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、この前各新聞社の論説委員の方々に質問をしたのですが、そのときに、実は人事院総裁はじめ政府側に質問したかったのですが、時間の関係上できませんでしたので、きょうあらためて質問してみたいと思っております。そこで、いま勝澤理事の質問を聞きながら、幾多の点で感じたことがありますので、逐次御質問してみたいと思います。  まず第一に、行政管理庁長官も、それから佐藤人事院総裁も、何か天下り人事というか、天下りの実態というか、そういうものについては、もう手もつけられないような、どうにもしようがないような印象を与える答弁をしておられるのですね。たとえば、五十歳で次官になって、一人がやめれば……

第61回国会 商工委員会 第3号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は通産大臣の通商産業政策の重点と菅野経済企画庁長官の方針について質問する予定でありましたが、当面しておる鉄鋼合併の問題について、非常にまだ内容が明らかにされていない点等もございますので、若干この問題について質問し、時間の経過を見ながら本題に入れれば入ってみたいと思います。  いままで堀、中村両委員から、昨日の公取の山田委員長の発表の内容についていろいろの角度から質問があったわけであります。これはきょうの各紙が日本における経済政策の一大転換、いわゆる新しい紀元を画する重大事件である、このように一斉に報じておることから見ても、この決定が非常に重要な意味を持つものと思うのでありま……

第61回国会 商工委員会 第10号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ただいま提出いたしました附帯決議案につきまして、その提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     日本合成ゴム株式会社に関する臨時措置に関する法律を廃止する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、次の点につき特に留意すべきである。  一、日本合成ゴム株式会社の政府所有株式を処分した際の措置に必ずしも当を得ていないものがあったことにかんがみ、今後、国有財産たる株式等を処分する場合には、その方法及び評価等に適正を期すること。  二、日本合成ゴム株式会社が民間会社に移行した後においても、同会社を含む合成ゴム製造事業者に対し、強力な行政……

第61回国会 商工委員会 第11号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣がまだ来ておりませんから、大臣に聞く問題はあとにいたしまして、具体的な問題から質問をいたしたいと思います。  きのうも私と武藤さんから、それぞれ今度の特定繊維の構造改善の対策についていろいろ質問をしたわけですが、きょうはさらに深めた立場から質問をしてみたいと思うわけです。  まず第一に、繊維局長と中小企業庁長官に、前回臨時措置法が四十二年に法律として成立したとき、七点にわたる附帯決議が付せられてあるわけです。その附帯決議の問題がどのように実施されておるかということについて質問をしてみたいと思うわけです。これはまず第一点として、「紡績業並びに織布業の構造改善計画を総合的かつ……

第61回国会 商工委員会 第12号(1969/03/25、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 いまメリヤスの代表の方と染色の代表の方からそれぞれ御意見をお伺いいたしたわけでありますが、私どもも、この案が当委員会に上程されましてから、いま皆さん方が述べられましたようなことにつきましては、それぞれの角度で慎重に審議を続けてきておるわけであります。なおまたきょう以降審議を続けるわけでありますが、そういう意味において、若干の点、私どもの考えをまじえながら御質問をしてみたいと思います。あと、ほかの委員の方々もおられますので、時間もそうございませんから、三点にしぼりまして御質問をしてみたいと思います。  いま、メリヤス、染色両方の方とも、それぞれの立場におかれてのお話がありました……

第61回国会 商工委員会 第18号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案に対し、中小企業問題全般から質問をしてみたいと思います。  最初に中小企業庁長官にお尋ねしますが、ことしの中小企業白書について中小企業庁長官は四つの重要な点について意見を発表しておりますが、その中で、私はことしの白書といままでの白書との内容の違いとして「国際的な観点からの分析手法を豊富にとり入れ、また将来の適応のための重大な課題である「事業転換」や「技術開発」の問題に関して、正面からとり組んで分析をこころみました。」こういうようなことを言っておるわけですね。「国際的な観点からの分析手法を豊富に取り入れた」というのはどういうことか……

第61回国会 商工委員会 第20号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 関連して、大臣があと十五分しかないということなので、古川さんの質問途中ですが、委員長の許可を得て質問したいと思います。  私は、いまの質問から入って大臣の見解を聞いておきたいと思うのですが、いま古川さんのいろいろ質問された点について私も研究してみたのですが、この四十四年度の給油所建設についての方針というのが、さっきのお話のように昭和四十二からいわゆる距離制限になったということで、その距離制限にしたということでいまのような建設の数が説明に出ておるんですね。私もいろいろ研究してみたのですが法律的な根拠は一体どこにあるのか。いわゆる四十四年度の給油所建設の方針という鉱山石炭局のこの……

第61回国会 商工委員会 第22号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ただいま議決されました中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)につきまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表して、提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。  一、中小企業の構造改善の円滑化等を促進するため、中小企業対策費の増額を行ない、政府関係金融機関、中小企業振興事業団等について資金量の増大、貸付限度額の引上げ、金利の引下げ、信用保険条件の緩和及び保証付融資の金利……

第61回国会 商工委員会 第24号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、特許法等の一部を改正する法律案について、きのう中谷委員が質問をいたしましたが、引き続き質問を大臣並びに特許庁長官にしてみたいと思います。  特許法はたいへん専門的な法律でありますから、私ども今回の改正案が提案されて以来あらる角度で検討をしてみたのでありますが、非常に複雑かつ多岐、今度の提案理由の説明の中にもあるとおり「高度化、複雑化しつつ」あるということば以上にこの法律の内容が複雑でありかつ高度的であります。したがって、この内容を十分理解せずして国会を通過し、法案が成立することになりますと、日本の経済に与える影響が非常に大きい。そういう点を考えますとき、私どもは慎重に本……

第61回国会 商工委員会 第30号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私はきょう自動車産業に関係して質問をすることにしておりましたが、いま鉄鋼合併の問題についてお話がありましたので、冒頭ちょっとこの問題で、質問をしてみたいと思います。  いまいろいろの御議論、答弁等を聞いておりまして、結局、鉄鋼合併、いわゆる八幡、富士の合併に関して公正取引委員会のとりつつある処置が前段と後段においてだいぶ変化があった、その変化のことについていま少しく柔軟性を持って対処したらどうかというような意味における御質問であったと思うわけであります。しかし私どもは、公正取引委員会が、いわゆる私的独占禁止法に関係した公正な取り扱いが実際上あらゆる圧力に抗して行なわれるのかど……

第61回国会 商工委員会 第33号(1969/06/17、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 いままで特許法の審議については各委員から相当長い時間にわたって質疑が続けられておるわけでありますが、私も前回原則的な問題について質問をいたしました。そこで、質問を続ければ続けるほど問題点というものが非常に複雑かつ多岐にわたっており、どうしてこのような複雑かつ多岐にわたる法律案を今度の国会に提出しなければならなかったのかという疑問を非常に私は印象として持つようになっておるわけであります。したがって、そういう点について、内容等に関連もいたしますけれども、原則的な面についても若干質問を続けてみたいと思うのであります。  私は、いろいろな法律案が委員会に出されて審議をしておるのですが……

第61回国会 商工委員会 第34号(1969/06/18、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人の皆さんからそれぞれの立場で御意見をお伺いいたしました。たいへん参考になった面が多いわけであります。私、特許法の改正問題について当初から質問をいたしておりますので、いささか勉強させていただいたわけであります。しかし勉強をすればするほど、今次改正案の持つその内容について多くの疑問点が感ぜられるわけであります。したがって、この改正案で特許行政というものの持つ今日の技術革新ないし日本産業の現況、こういうものにはたして対応できるのかどうかということになると、むしろ混乱を助長する、あるいはまた制度に習熟することができない状況の中で多くの人たちが迷惑をせざるを得ない。しかも、そうい……

第61回国会 商工委員会 第35号(1969/06/24、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 軽機械の輸出の振興に関する法律を廃止する等の法律案、これについてはいま石川先生からそれぞれの立場に立って御質問があったわけでありますので、私は重複する面を避けまして、若干大臣並びに重工業局長あるいは関係者に質問をしてみたいと思うわけであります。  まず第一に、軽機械の輸出の振興に関する法律を廃止する等の法律案の趣旨の説明の中で、「軽機械の輸出の振興に関する法律は、軽機械製造業における過当競争を防止し、健全な輸出の伸長をはかるため」云々ということで説明がなされておるわけでありますが、この中で、軽機械製造業というものの定義を、「家庭用ミシン、双眼鏡及びこれら部品の製造業者について……

第61回国会 商工委員会 第42号(1969/07/22、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私はガス事業法の一部を改正する法律案について、いま広瀬さんのほうからいろいろ質問がありましたので、できるだけ重複を避けて、予定時間が大体一時間だということでございますから、一時間内に質問を終わりたいと思いますが、終わらない場合は一応質問を留保しておきたいと思います。  大臣に御質問申し上げたいと思うのですが、今回のガス事業法の改正の目的は、LPG新法が審議された際、いわゆる小規模導管供給についてどのような法的な措置を講ずるのか、これは私も当時審議をいたしておりましたので、その面について当時の大臣に対していろいろの角度から質問をしたのでありますが、そういう点を中心にして、エネル……

第61回国会 商工委員会 第43号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ガス事業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表して、提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    ガス事業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、本法施行にあたり、消費者利益の確保の観点から、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、今次改正における保安強化の実効を期するため、ガス工作物に対する工事計画の認可、使用前検査、定期検査、保安規程等の認可を厳重に実施し、特定ガス発生設備の保安についても十分配慮するとともに、導管敷設工事等を下請事業者に委託する場……

第61回国会 商工委員会 第44号(1969/08/01、31期、日本社会党)

○佐野(進)委員 議員提出の法案の審議ということでありますから、主として提案者に対して質問をしなければならないのがたてまえでしょうが、問題が問題ですから、私は公益事業局長に対して質問を集中して、提案者にはときどき聞きますので、聞き漏らしのないように、ひとつ御注意の上お願いしたいと思います。  本案が提案された経過等については、過去三回いろいろな名称を変えておりましても、提案され、そのつど審議が未了になっておる状況下において、今回の法律案につきましても、すでに会期あと残すところ数日という段階の中でいま審議が行なわれようとしておるわけであります。その理由についてはいろいろあろうと思うのでありますが……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 商工委員会 第4号(1973/02/27、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、通商産業大臣の所信表明に関することにつきまして若干の質問をいたしたいと思います。  現在の経済問題の最大の課題は、円の切り上げを含む一連の経済情勢の変化に対応する対策だと思うのであります。  そこで、通商産業大臣の所信表明につきまして私何回も読ましていただいたのでありますが、今日の経済変動をもたらした最大の原因が、通商産業政策の持つ欠陥の露呈といってもいいのではないかと私は感ずるのでありますけれども、この所信表明全体を見ましたところ、大臣の所信の中では、たとえば一ページの終わりから四行目、いわゆる「成果を収めて参りました。」、「国際経済情勢につきましては、一昨年十二月の……

第71回国会 商工委員会 第17号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大体一時間くらいあるということで準備をしてきたのですが、三十分に削られたので、しゃべることもだいぶ少なくなってしまいましたが、これから大臣だけに質問をしぼってお答えを願いたいと思うのです。私のほうもできるだけ要点を質問しますから、大臣のほうも簡単に。時間がないということでたいへん残念なんですが、やむを得ません。  まず第一に、私この前質問申し上げまして、所信表明に対していろいろ大臣の見解をただしたわけでございますが、そのときも時間がありませんので次の機会で質問申し上げたいということで保留しておった事項がございます。その点、きょうもまた時間がなくなりましたから全部聞ききれません……

第71回国会 商工委員会 第28号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 今国会に提案されている中小企業関係法案が相当あるわけですが、きょうは中小小売商業振興法案が議題とされたわけでありますので、私は、この法案を審議する中で、当面する中小企業問題全般について、大臣並びに中小企業庁あるいは各省の見解をただしたいと思うものであります。  大臣は、この法案の趣旨説明に際しまして次のように述べておられるのであります。「最近、百貨店、大型スーパーとの競争が激しくなっており、また、流通部門に対する外国企業の進出が相次いで伝えられるなど、中小小売商業を取り巻く環境は一段ときびしさを増しております。このような情勢に対処して、」「自主的な近代化努力を促進し、その能力……

第71回国会 商工委員会 第29号(1973/06/13、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ただいま提案されました修正案につきまして、私から提案の趣旨を御説明申し上げます。  修正案は、お手元に配付されているとおりでございますが、修正点の第一は、振興指針に定める事項として、「中小小売商業の従事者の福利厚生に関する事項」を加えることであります。  申すまでもなく、中小小売商業者は、いかにして従業員を確保するかということが当面する重大な問題となっておりますが、これを解決して、中小小売商業を魅力あり、働きがいのある職場とするためには、振興指針に定める事項として、中小小売商業の福利厚生に関する事項を明示することが必要であります。  修正点の第二は、主務大臣は、特定連鎖化事業……

第71回国会 商工委員会 第33号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、沖繩海洋博の問題に関して、通産大臣並びに関係各省の担当者に質問をしたいと思います。  私ども社会党は、沖繩海洋博の開催をめぐる諸問題について、現地側の強い要請を受け、さらに党の中央執行委員会におきまして、この問題の重要性にかんがみ、調査団を派遣いたしまして、現地において、三日間つぶさに実情を調査して帰ってまいったわけであります。そしてその結果に基づき、数次にわたり調査団会議を開催し、さらに、昨日の中央執行委員会において調査団報告を了承し、政府にその内容の実現方、あるいは改正の問題、今後取り組むべき方針等について、これをきびしく追及し、要求していくことを決定いたしたわけで……

第71回国会 商工委員会 第37号(1973/07/03、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律案について、大臣に質問をいたしたいと思います。  大臣の提案理由の説明を詳しく読ましていただきましたし、さらに法律の内容をそれぞれ検討いたしましたが、この法律案全体を通じて感じますことは、現下の流通機構の中における小売業の事業活動全体の置かれている立場、こういうものから考えましても、この法案は全体的にきわめて不備な点が多いということを私は痛感いたしておるわけであります。特にわれわれは、法案として上程されているという段階の中において、いち早く百貨店法の持つ欠陥、それがむしろ逆行の方向の中で改正される、こういうようなこ……

第71回国会 商工委員会 第43号(1973/07/17、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は中小企業者の範囲の改定等のための中小企業基本法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。  きょうは大臣が出席いたしませんので、主として中小企業庁長官に質問をいたしますが、必要に応じては、政務次官もお見えになっておりますので質問いたしますから、ひとつお答え願いたいと思います。  中小企業者の範囲の改定等のためということばが入っておりますけれども、いわゆる中小企業基本法等の一部を改正する法律案ということになっておりますので、中小企業基本法が制定されてから今日に至るまでの間、この基本法の精神に基づいて中小企業政策並びに対策が行なわれておるわけでありますが、この機会に、……

第71回国会 商工委員会 第57号(1973/11/21、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私も板川委員に引き続きまして、石油問題を中心にして大臣に質問をしてみたいと思います。  いままで石油問題についていろいろ質疑応答か行なわれたわけでありますが、私は通産大臣に、基本的な、原則的な意味において一、二点伺ってみたいと思うのです。  この石油問題は、わが国が高度成長を続ける基本的な立場においてエネルギー源として石油を採用し、ここに多く依存して今日の高度経済成長が進められてきておるわけでありまするが、この政策を進める、いわゆる通産行政の基本である、言うなれば、わが国の経済政策の根本的な問題である石油問題が、アラブの諸国の供給削減という事態の中で周章ろうばいをして、そのな……

第71回国会 地方行政委員会 第32号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律案について、大臣並びに各省の担当者に質問をいたしたいと思います。  まず、最初に、大臣に御質問をいたすわけでありますが、すでに、本委員会で、この法律案につきまして多くの方々から詳細な質問が行なわれております。私も、速記録等を読ませていただきながら、本委員会における審議の状況を把握しておる立場に立ちまして、きわめて問題点をしぼりながら、核心にできるだけ触れる形の中で質問を申し上げてまいりたいと思います。したがって、大臣並びに局長も、ひとつ具体的な御答弁をお願いしたいと思います。  まず、具体的な問題の内容に入る間に、総括的な……

第72回国会 商工委員会 第3号(1973/12/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、先ほど来いろいろな意見を聞いていたのですが、石油連盟の方がいなくなったのはたいへん残念ですが、主として供給を受ける立場に立っておられる皆さん方がこの法案について賛成だ、早く通してくれ、たいへんいい、こういうような言い方をされておることに対して非常に危険な思いがしてしかたがないのです。特にいまだいぶ長い演説をされておられたLPガス協会の会長の深尾さんに私は御質問申し上げたいのですが、あなたは先ほど来ほんとに大演説、参考人としては必要以上にお話をしておられたわけですけれども、これは私たちの、質問をしようとする人たちの意見、意思と若干違っているんじゃないかという気がするのです……

第72回国会 商工委員会 第4号(1973/12/11、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人の皆さんにはたいへん長時間にわたって御苦労さまで、お忙しいところを特に帰らないで質問に答えていただくことについて、忙しい方もいるのに心から感謝します。  そこで、私、きのうも実は参考人の皆さんに御質問をしたんですが、この法律が現在の緊急事態に対して何か特効薬のような感じをお持ちになられて、この法律さえ通れば石油問題がほとんど解決するんじゃないかと錯覚しておられるんじゃないかと思うほど実はきのうの参考人の大部分の人たちが非常に賛成である、早期に通していただきたい、こういうことを強調されましたので、私ちょっとかちんときましたものですから、たいへんいろんな点で心配ございますよ……

第72回国会 商工委員会 第6号(1973/12/13、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣に質問するということで質問の順序をきめていたのですが、大臣の出席がおくれるということですから質問の順序を狂わせなければならぬ。約束が違うので私としてはたいへん迷惑をいたしております。したがって、質問の首尾一貫しない面がありますが、大臣が来ました場合あらためてやるということにいたしまして、エネルギー庁長官と中小企業庁次長に質問をしてみたいと思います。  昨日の質疑を通じまして幾つかの点について問題点が明らかになったわけでありますが、私は、その明らかにならざる部面、特に配給、あっせん、これらの面について、それぞれ質問をしてみたいと思うのであります。  法律の条文によりますれば……

第72回国会 商工委員会 第16号(1974/03/12、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案について質問をいたすわけでありますが、実は大臣に質問をしたかったわけでありますが、予算委員会の開会中でもありますし、この法案は一刻も早く成立を期したいという大方の希望等もありますので、審議を促進する意味において、大臣が出席していないのでありますが質問をいたし、もし大臣にどうしても聞かなければならぬ点につきましては質問を留保しておきまして、大臣に質問をするようにいたしたいと思います。そういう意味でありますので、答弁される政務次官あるいは長官等におかれても、ひとつ責任ある立場においての御答弁をお願いいたしたいと思います。  まず第一に……

第72回国会 商工委員会 第20号(1974/03/26、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、石油問題、電力問題を質問する予定でおりましたが、あしたから石油問題についての審議が始まるようでございますので、きょうは電力料金の値上げ問題にしぼりまして質問をいたしたいと思います。  まず最初に、政府側から通産、経企お二方の政務次官が見えておられますから、二人の方に御質問申し上げたいと思いますが、電力料金は、いま答弁がありましたように、時期はともかくとして、値上げをするというように方針がきめられたというような印象を受けておるわけでございますが、それに対して通産、経企両政務次官はどのように考えておるか、この際、御見解をお聞きしておきたいと思うのです。

第72回国会 商工委員会 第21号(1974/03/27、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ここのところ、私しばらく質問を続けているのですが、通産大臣にはなかなか出席と質問の時間とのタイミングが合わないで、幾つか聞きたい点がたまっておったわけでございます。しかし、きょうもあなたの時間が一時間ということでございますから、本来の法案の審議に支障を来たすような質問もどうかと思いますので、いずれまたそれらの問題につきましてはあらためて時間をとって質問をしてみたいと思います。したがって、きょうは石油開発公団法の問題を中心にいたしまして、それの前提になる諸条件等について質問をしてみたいと思います。  すでに昨日本会議において趣旨説明に対する質問が行なわれ、大臣から見解が明らかに……

第72回国会 商工委員会 第24号(1974/04/03、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 特定繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案について質問いたしたいと思います。  まず第一に、繊維問題は今日非常に大きな政治的、経済的問題になっておるわけでございますが、この情勢下において通産当局が積極的に取り組んでおられることに対して、私も一応敬意を表しながら質問をしてまいりたいと思うわけであります。しかしながら、私はこの法案の内容等につき、しさいに検討し、さらにまた、大臣の提案説明を分析いたしますると、表現的には国内外の環境の変化に対応してこの法律案を通すと言いながら、実質的には、国内的な問題に焦点を当て――まあ法律案のていさいとしては当然であろうと思うのでありま……

第72回国会 商工委員会 第27号(1974/04/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 計量法の一部を改正する法律案につきましては、すでに審議がだいぶ進んでおりますので、できるだけ重複を避けて質問したいと思います。あるいは重複している面もあるかもしれませんが、その点はひとつ適宜判断をして御答弁を願いたいと思います。  まず第一に、計量法の現状につきまして、現在までの法律改正の経過あるいは計量行政審議会における中間答申等々においていろいろな内容の改善等々が行なわれておるわけでございまするが、私はその中において、三点ばかり質問をしてみたいと思うわけであります。  その一つは、適正な計量取引の推進についてという中間答申が出されておるわけでありまするが、現在までの法律改……

第72回国会 商工委員会 第29号(1974/04/24、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 繊維の構造改善に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきましては私、過日も質問をいたしておりまして、きょう上坂君が質問する予定になっておりましたが、都合がありましたので、緊急ピンチヒッターとして質問をするようになりました。したがって、前回の質問に重複しないよう、またいままでの質問にできる限り重複しないよう配慮いたしながら質問をしてまいりたいと思いますが、あるいは重複する面に及ぶかもわかりませんが、これをやむを得ざるものとしてひとつ御了承いただきたいと思うわけであります。  そこで私は、冒頭に大臣にひとつ質問をしてみたいと思うのでありますが、この法案が国会に提案されて以来、……

第72回国会 商工委員会 第31号(1974/05/07、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人の皆さんにはたいへん御苦労さまです。私どもこの法案が提案されましてから、すでに長時間にわたって審議を続けてきておりまするし、私自身も二回にわたって一時間以上質問をし、政府当局の考え方について明らかにしてきた次第であります。したがって、私どもはこの法案の持つ欠陥、そして必要性、そしてまたこの法案と同時に審議しなければならない当面の緊急対策等々については、十分とまではいきませんけれども、大体の審議を続けてきているつもりであります。したがって、そういうような経過の中できょう皆さん方においでを願い、御意見をお伺いしておるわけでございまして、その意見の中から幾つかの点について質問……

第72回国会 商工委員会 第32号(1974/05/08、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、輸出保険法の一部を改正する法律案について、大臣並びに関係局長に質問をいたします。  まず最初に、大臣に全般的な問題として質問をしてみたいと思います。  今回の輸出保険法の改正に関しまして、われわれはこれに原則的に賛成する立場で検討を続けてきておるわけであります。したがって、この法案の持つ意味並びに今日の事態における必要性、そういうことについて理解ある立場において審議をしてみたいと思うわけであります。したがって、大臣におかれても、その点をひとつ踏まえての答弁をお願いいたしたいと思います。  しかし私は、この法案を審議するに際していろいろ検討をしてみたのでありまするが、やは……

第72回国会 商工委員会 第35号(1974/05/15、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、発電用施設周辺地域整備法案の審議をいたすわけでありますが、審議の具体的な内容に入る前に、通産大臣に三点にわたってこの審議の背景になるべき問題について質問をしてみたいと思います。  その第一は、今日この法案が重要法案として審議が急がれておるわけでありまして、委員長もたいへんな熱意をもってこの審議を促進するように努力されておるわけであります。私どもは、またその重要法案として審議を促進しようとする与党の委員の皆さんと立場を異にするような状態の中でこの審議をしようといたしておるわけであります。そのことの持つ意味は、この法案が現在行なわれつつある発電所建設に対する反対運動ないし建……

第73回国会 商工委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、いま加藤さんから質問のありました繊維問題等当面する経済情勢の中で、中小企業関係がたいへん困難な状況に置かれておりますので、この問題と、いま一つ、この商工委員会が開催されていない期間の中で値上げが行なわれた東京瓦斯を中心とするガス料金の値上げ問題について質問をいたしたいと思います。  まず最初に、大臣に御質問をいたしますが、現下の情勢はきわめてきびしい情勢である、こういうことはもうだれしも否定することのできない状況であろうと思うのであります。その原因が、結果的にいうならば政府の経済政策の失敗、その失敗に基づくところの対策、これが総需要抑制策をはじめとする一連の対策となって……

第73回国会 商工委員会 第3号(1974/10/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣に質問をしたいと思っておったのですが、大臣が十二時半にここを出るということでございますので、最初大臣に関係あることだけについて質問をいたしまして、順序は違ってまいりますけれども残された問題については関係者から答弁を求めていきたいと思います。私は、きょうは繊維の不況対策とシベリア開発に関係する問題等について質問をしてみたいと思います。  まず最初に、時間の関係もございますので繊維関係について質問をしてみます。公取の委員長は来ていますか。――至急呼んでください。  まず第一に、繊維産業の不況対策についてはいま稻村議員からそれぞれ質問がありまして大臣、局長から答弁があったわけで……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1975/09/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私はいま問題になっておる六価クロムの問題を中心にいたしまして、公害の問題について質問をしたいと思います。  すでに昨日からきょうにわたりまして、いろいろな論議が展開されておるわけであります。私もこの二日間にわたって話を聞きながら、いろいろ感じたことがあるわけでありますけれども、特にいま問題になっておる日本化学の工場の近くに住んでおるという立場から、この問題発生以前あるいは発生した以後におきましても、その渦中に立たされて、問題の取り組みをしている議員の一人といたしまして、この二日間の論議について、非常に深い印象を得ておるわけであります。したがって、そういう見地から、与えられた時……

第75回国会 商工委員会 第1号(1975/02/12、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、ただいまの通産、経企の各大臣並びに公取委員長の所信表明ないし報告に対する質問をいたしたいと思います。  まず、経済企画庁長官と通産大臣に関連した部門について質問してみたいと思います。  お二人のそれぞれの所信をお聞きいたしておりまして、若干のニュアンスの相違はありますが、原則的にそう違いのないようなお話であったわけであります。しかし、新聞紙上を通じてあるいはその他の報道を通じて私どもの目に入り、耳に入る、そういうような両大臣の見解というものは、相当開きがあるように感じておるわけであります。そこで、私はその点について、当面する経済政策について質問をしてみたいと思うわけであ……

第75回国会 商工委員会 第3号(1975/02/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは通産大臣が予算委員会の方へ出ておるということで福田経済企画庁長官においでをいただいておるわけでございますので、最初若干の時間福田さんに御質問申し上げて、あと各関係省庁のそれぞれの責任者から答弁をいただきたいと思います。  福田さんにはこの前この委員会で質問をし、さらに予算委員会で質問をいたしたのでありますが、いわゆる政治的立場は異にするということで質問を続けてきておるわけでございますけれども、しかし当面するこの困難な経済情勢の中で経済運営を図っておられる福田さんから、総需要抑制策を堅持する、いわゆる枠組みははずさない、しかしその中で起きてくるひずみについては十分きめ細……

第75回国会 商工委員会 第8号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、大臣並びに関係局長にいろいろな点について質問をしようと思って準備をしておったのでございまするが、いまの予定からすると、大臣の遅刻のためにあと二十数分しか時間がありません。この次の機会に詳しい質問をしてみたいと思うわけでありまするが、当面する諸問題について若干の時間、大臣を中心にして質問をしてみたいと思います。  御承知のとおり、景気はきわめて深刻な状況になりつつある、したがってこれに対して通産当局としても積極的な対策を立てなければいけない、こういう点についていろいろな対策を立てつつあるということについては伺っておるわけでありまするが、本委員会として、当面する不況対策に対……

第75回国会 商工委員会 第9号(1975/03/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは法案審議ですから、大臣の出席を求めて質問をしたいと、こう思っておったのですが、諸般の事情により大臣のいないところで質問するわけで、政務次官に質問せざるを得ないわけでございますので、政務次官ひとつ十分その辺の事情を踏まえた上で答弁をお願いしたいと思います。  そこで、まず最初に、この高圧ガス取締法の一部を改正する法律案が提案されておるわけでありまするが、これは四十年に改正され、さらにまたその後、液化ガスの保安確保に関する法律等々、高圧ガスに対する関心は、その事故発生をはじめ、各種のエネルギー問題の中において、その利用度が高まるにつれて関心が高まってきておることは、私がい……

第75回国会 商工委員会 第10号(1975/03/25、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣が参議院の予算委員会の方へ行かれたということと、本会議があるので時間が制約されていることもありますので、私はきょう予定した質問の中の幾つかの点について質問をして、あとはひとつ次の機会に譲りたいと思います。  私は、この石油開発公団法の一部を改正する法律案については、今日の情勢の中で時宜に適した法律の改正である、こういうぐあいに当初考えておったわけであります。したがって、本法案についてはむしろ積極的にこれを評価するという意味において本会議における趣旨説明を求め、本会議場における質問をしてみたい、こう考えて国対の方にその要求もしておったわけでありまするが、その後の情勢の変化も……

第75回国会 商工委員会 第11号(1975/03/26、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、特に田中参考人と島田参考人に聞いてみたいと思います。  田中参考人は、本法律の改正がきわめて有益である、こういうようなことでいろいろお話があったわけであります。私どもも、この法律は今日の情勢の中で必要であるということを認める立場で審議をしておるわけでありますが、日本の石油開発ということがそういう全体的な要望の中で具体的に成果を上げているかどうか、そういう面から見たとき非常に心もとない感じを持つわけです。ただ法律を改正し、その状態をいわゆる前進、前向きの形で変化させるとは言いながら、この程度の改正で果たしてそのことが達成できるのかどうかということで質疑を続けてきておるわけ……

第75回国会 商工委員会 第12号(1975/03/28、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、石油開発公団法の一部を改正する法律案について、過日、大臣が出席をしている時間だということで質問をしたわけですが、たまたまその日大臣が全時間、私の質問時間中在席していなかったので、そういう点について約束が違うではないか、こういう抗議を言ったんでありますが、参議院の関係等もあって、質問を留保しておいた事項がございますので、それらの問題を中心にして質問をしてみたいと思います。  まず第一に、今回の法律改正に当たって幾つかの問題点が提起されておるわけでありますが、それはすでにいままで各委員から質問をしてこられたわけであります。したがって、私は重複を避けてと申し上げたいのですが、……

第75回国会 商工委員会 第13号(1975/04/15、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 中小企業近代化促進法の改正について質疑をしてみたいと思うわけでありまするが、その前に、中小企業庁長官に現在の中小企業界の現況について概括的にひとつ報告を求めたいと思います。どういう状況になっているか、たびたび質問を続けてきておりますから、その後の情勢を報告してください。
【次の発言】 一般的に景気が底入れをして在庫調整も進んでいる、したがって中小企業面においても明るさが見られつつある、いまこういうような御報告でありますか、しからばどういうような業種がどういうようなところからそういう変化が見られつつあるようになっているか、この点をひとつ具体的に御説明願いたいと思います。

第75回国会 商工委員会 第14号(1975/05/06、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、前回に引き続き、保留した分についての質問を続けたいと思うのでありますが、その前に、河本通産大臣、その後における景気対策等々、新聞紙上等を通じては大変熱心に取り組まれておるようでございまするが、中小企業を取り巻く経済環境、なかんずく不況が深化しているという現下の状況の中でどのような景気対策を行っておられるのか、さらに中小企業に対してどのような配慮をしておられるのか、総論的で結構ですから、ひとつ御見解をお示し願いたい。
【次の発言】 そこで、巷間伝えられるところによると、通産大臣は、いわゆる景気が冷え込み過ぎている、したがってこのままの状況からするなら経済界が非常に深刻な局……

第75回国会 商工委員会 第15号(1975/05/07、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 附帯決議案につきまして、提出者を代表して私からその趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。   中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、現下の不況を克服し、小規模企業の保護育成を図りつつ、中小企業の近代化を推進するため、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一 中小企業の受注量確保を中心とする不況対策を一層拡充するとともに、長期的視野に立つて中小企業近代化の基盤を整備するため、中小企業の組織強化、経営指導、情報提供、労働福祉の向上、小規模事業者対策の充実、金融・税制の改善等の諸対策の総合的……

第75回国会 商工委員会 第16号(1975/05/23、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 まず第一、通産大臣に、かねて質問を続けてきておる問題でありますが、機会が与えられましたので、さらに引き続き質問をしてみたいと思います。  通産大臣は、景気の回復については、積極的に総需要抑制の中においてもこれに取り組んできた、そういう意味において第一次、第二次の不況対策を行い、いままさに第三次の対策をとりつつある、こういうことをかねて内外において説明を行ってきておるわけでありますが、その後における経済の情勢の急変と申しましょうか、変化に伴い、かねてから総需要抑制の最も強い主張者である福田副総理もその見解にやや柔軟性を見せてきておる、このように新聞紙等では報ぜられておるわけであ……

第75回国会 商工委員会 第18号(1975/05/28、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ただいま提案いたしました附帯決議案につきまして、提案者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。   特許法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、内外における諸情勢の進展に即応して工業所有権制度を円滑に運用するため、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一 特許情報の激増に対処し、その効率的利用を図るため、特許庁における分類審査機能の強化及び審査資料の収集整理についての改善を含め、情報処理業務と機構の拡充を図り、特に公開公報の内容及び発行の態様につき早急に再検討を加え、必要な法的措置を速やかに……

第75回国会 商工委員会 第20号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、独禁法の改正案につきまして、午前の勝澤委員の質問に引き続いて、社会党の立場から質問をしてみたいと思います。  福田さん、大変お急ぎの用事があるようでありますので、まず冒頭、見解をお聞きいたしたいと思います。  午前中、大変いろいろな問題について議論がなされたわけでありまするが、私どもその議論を聞いておりまして強く感じますことは、政府案作成の経過の中において、総理府と公取との見解の中に相当大きな開きがある。あるいは政府部内の中に、そのまとめるに至っての経過の中で大変いろいろな考え方が錯綜しておった。結果的に、この改正案を提案するに当たっても、だれが勝った、だれが負けたとマ……

第75回国会 商工委員会 第21号(1975/06/04、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きのうの質問に引き続きまして質問をいたすわけでありますが、副総理の出席を求めておりましたが、参議院の関係でこちらへ来れないということでございますので、この面については主として総務長官並びに通産大臣にお答えをしておいていただきたいと思います。副総理が見えられたら、そのときこの問題についてさらに質問してみたいと思います。  昨日も私質問をいたしたわけでありますが、この審議を通じて強く感じましたことは、公取試案からさらに政府素案、あるいはまた政府案という経過の中で、その内容が後退に次ぐ後退を続けてきたということは、審議の経過の中でほぼ明らかにされてきたと思うのであります。そして、そ……

第75回国会 商工委員会 第22号(1975/06/06、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、この前独禁法の審議を続けてきたのでありまするが、きょうはそれに関連もいたしますが、特に中小企業の今日置かれておる情勢、いわゆる独禁法改正に関連する情勢の中で、どのようにこの改正案の中でこれら問題に対して取り組んでおられるか。さらにまた、その中で当面する重大な課題は何なのか、どうそれに対して対処されようとしておるのか等々、具体的な問題をそれぞれ中に盛り込みながら質問をしてみたいと思うのであります。  まず第一に、通産大臣にお伺いをいたしたいと思うのでありまするが、独禁法の審議を通じて明らかにされたことは、いわゆる高度寡占状態、独占状態を排除することが今日的課題としていかに……

第75回国会 商工委員会 第24号(1975/06/17、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は商品取引所法の一部を改正する法律案について質問してみたいと思うわけでございますが、まず最初に大臣にお伺いをしたいと思うのであります。  この審議につきましては、すでに二日間にわたって審議が続けられ、多くの方々から専門的に突っ込んだ形における質疑が続けられておるわけでありまして、いまさら私が原則に返って質問するのも何かそぐわないような気もいたしますが、大臣がこの問題についてどう考えるかということについてこの際ひとつ明らかにしていただきたいと思うわけであります。  大臣は経済界に身を置いておられて、いわゆる証券取引ないし商品取引等については相当深い知識を持っておられると私ども……

第75回国会 商工委員会 第25号(1975/06/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人の皆様には御苦労さまです。私ども社会党としては三名質問することになっておりますので、私が一番先ということで、時間が大変短いので内容について詳しくお聞きをすることができないのは大変残念でございます。また、審議につきましては、私も今月の三日、四日と二日間にわたりまして本法案の内容を審議いたして、その矛盾点についてそれぞれ政府側の所見をただしておるわけでございます。そういう意味において、時間もございませんので、端的にお聞きをいたしたいと思うのであります。  御承知のとおり参考人各位の先ほど来の御発言の大部分の内容は、今日の社会的、経済的情勢の中で、独禁法の改正が強化という方向……

第75回国会 商工委員会 第28号(1975/06/25、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣は十一時半に来る予定になっておったそうでありますが、十一時半過ぎても見えませんが、委員長の方からひとつ適切な処置をお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は、石油備蓄法案につきまして、まず提案理由に沿いながら法案の内容について質問をしてみたいと思います。  石油備蓄法案の提案理由説明で、「一昨年の石油危機の経験に照らしても明らかなように、石油供給の削減や途絶といった事態が生じた場合、きわめて大きな影響を受けることとなります。」このように書かれておるわけでありますが、これはわれわれが一昨年の暮れから昨年の春あるいはことしにかけて、いろいろな形の中で経験をしてきたことであり……

第75回国会 商工委員会 第29号(1975/06/27、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは時間が余りありませんので十分質疑を行うことができませんが、時間内において私は繊維の問題等を中心にしまして、後で加藤先輩からそれぞれお話がございまするけれども、私なりに質問をしてみたいと思います。  通産大臣にその前にお伺いをしたいわけでありまするが、いわゆる景気問題につきましては通産大臣は閣内においても大変積極論をとって対処しておられる。景気のそれぞれの指標も回復の傾向にある、こういうように判断されておるようでありまするが、私どもが実際に産業界あるいはその他各方面の事情を聴取してまいっておるところによりますれば、通産大臣の見解とは相反して非常に深刻な様相が日一日と深ま……

第75回国会 商工委員会 第30号(1975/07/01、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 あと八分しか私の持ち時間がありませんので、質問する条項は大体一つぐらいとなろうかと思うわけでありまするが、実はこの法案の審議に当たりまして私どもいろいろの面から検討をいたしました。この前、長官ないし大臣に質問をいたしたわけでありまするが、問題は安全性の問題、それからいわゆる資金的な、財政的な問題、私はこの二つに質問の要点をしぼってただしたわけでありまするけれども、安全の問題につきましてはきょうは時間がございませんので一応触れないで、財政的な面でそれぞれの参考人に御質問をしてみたいと思うわけであります。  向坂参考人は、先ほどいわゆる民族系は大幅な赤字であり、この状態の中で民間……

第75回国会 予算委員会 第12号(1975/02/14、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、社会的不公正是正という三木内閣の方針、それに基づきまして、本委員会においてもいろいろ質疑が続けられておるわけでありますが、その中において特に中小企業の不況対策、この問題を中心にいたしまして、社会的不公正の是正に関するいろいろな問題を取り上げて、関係各大臣に質問をしてみたいと思います。  福田さんと河本さんには、この前、商工委員会の席上、約一時間ばかりいろいろの面で質問をいたしました。そのとき申し上げたとおり、中小企業問題は残しておきますよ、こう言っておりましたので、そのことに関連して、きょう改めて、大蔵大臣を含めて質問をしてみたいと思うわけであります。  その第一は、け……

第75回国会 予算委員会 第17号(1975/02/20、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、きょうは、社会的不公正是正という意味における大企業と中小企業の不公正をどうやって是正するかという点について、具体的な例を挙げながら質問をしてみたいと思います。  最初に、大蔵大臣と通産大臣と労働大臣に質問してみたいと思うわけでありますが、いわゆる今日の不況の状況は日一日と深刻な様相になってきておる。したがって、これに対する対策は特に急を要するということは、もう社会一般の通念になりつつある。ところが、政府は相変わらず、総需要抑制の枠を崩さない、その枠内できめ細かな対策をとるということをしばしば言明を続けておるわけであります。ところが、連日報道される新聞等、あるいはその他の……

第76回国会 商工委員会 第1号(1975/11/11、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、景気対策、独禁法の取り扱い、中小企業対策、特に分野問題を中心にして質問をしてみたいと思います。  国会が召集されてから大分時間がたちますし、委員会も五カ月近く開かれておらないという形の中で、大臣、公取委員長等に対してあれも聞きたい、これも聞きたいという問題がたくさんあるわけでございますが、時間の制約等もございますので、要点にしぼって質問をしてみたいと思います。  まず第一に、景気対策であります。福田経済企画庁長官は所用のため若干時間がおくれるということでございますので、主として通産大臣に質問をしてみたいと思います。  政府は、第四次の不況対策を含め、あらゆる景気対策につ……

第76回国会 商工委員会 第3号(1975/11/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案について質問をするわけでありますが、今日中小企業の置かれている立場の深刻な情勢は、いまさら私が申し上げるまでもなく、当局がよく御承知のことであります。そういう意味で、この法律案が提案されたことはその事情をよく了解するのでありますけれども、しかし、その中小企業の置かれている情勢が厳しいにもかかわらず、そしてまた、そのためにいろいろな対策が立てられておるにもかかわらず、この法律案の改正の内容を見るとき、信用保険法の一部を改正するという形の中で、わずか無担保、無保証人の保証の限度額を百五十万円を二百五十万円にするという、きわめて微温的な対策し……

第76回国会 商工委員会 第7号(1975/12/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 福田企画庁長官も来てもらうようになっておるのですが、まだ来ておりませんので、これに関連する通産大臣に対する質問は一応保留をいたしまして、最初に、この前大臣が中国へ行かれました。そのとき、実は私は大臣に出発される前に質問をし、また帰ってきてからも質問したいと思って質問の準備をいたしておったわけでございまするけれども、国会の事情によってその機会を得ることができなくて、大臣は出発されていったわけでありますが、今回の大臣の訪中問題は、いろいろな意味で国内外の注目を集めた問題であったと思うのであります。  たまたま行かれる用務そのものはそう大きな課題ではなかったと思うのでありまするが、……

第77回国会 商工委員会 第2号(1976/03/02、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、いま大臣の行われた所信表明、さらに公取委員長の報告等に対して質問をしてみたいと思うわけであります。  その前に、福田副総理並びに河本通産大臣にお伺いしておきたいわけでありますけれども、いま国会や国の内外を挙げて大問題となっておりますのはロッキード問題であることはもう御承知のとおりであります。当委員会はこのロッキード問題に直接関係なしとはしながらも、ときどきの新聞報道あるいはその他の場所において、時の通産大臣がこの問題について相談を受けたとかあるいは表敬訪問をされたとかいうことが報ぜられておるわけであります。いわゆる通産省のこの種問題に対して果たしてきた責任というか立場と……

第77回国会 商工委員会 第5号(1976/04/23、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣の所信表明に対する質問でございますが、もう所信表明が行われてから二月近くたつのですが、当時の所信表明が果たして現在の状況に合っているのかどうか、ちょっと疑わざるを得ないほど、その後における情勢の変化があるわけであります。したがいまして、私は、そういう情勢下において質問すべき事項は多々あるわけでありますけれども、両大臣ともそれぞれ所用があって、途中、私の質問時間が大分あるわけですけれども、その中ではおられないということでありますので、切り詰めて重点的に質問をいたしますので、お答えをいただきたいと思います。したがって、原則論はできるだけ省いて、現実論で質問をしてみたいと思いま……

第77回国会 商工委員会 第7号(1976/04/28、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 各参考人には御苦労さまです。  平塚参考人につきましては後の法案審議の際に質問するといたしまして、私の持ち時間がきわめて少ない関係もございますので、藤崎参考人、原口参考人、橘参考人に質問をしてみたいと思います。  金属鉱業事業団法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会に付託され、その審議を一刻も早くいたしたい、こういうことでそれぞれ取り組んでまいったわけでありますが、御承知のような事情で、昨日に至るまで審議ができ得ませんでした。しかし、昨日、通商産業大臣の出席のもとに本案の審議に入ったわけでありますが、時間的にきわめて短い時間の中でこの審議をするということでございます……

第77回国会 商工委員会 第10号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人には御苦労さまです。  御承知のとおり、いま一般電気事業会社及び一般ガス事業会社の社債発行限度に関する特例法案の審議をいたしております。私どもすでにこの二日間にわたりまして審議を続けておるわけでありまするが、この審議を続ける中において、この法案の持つ内容について私どもは幾つかの疑点が実はあるわけであります。この疑点を究明いたしてまいりますると、結果的にこの法案はない方がいいのじゃないか、いわゆる通さない方がいいのではないかというような気持ちに実はなりつつあるわけです。しかし、いま参考人の御意見等をお伺いしておりますると、それぞれの立場に立っての審議の経過等々もございまし……

第77回国会 商工委員会 第12号(1976/05/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 訪問販売等に関する法律案の審議が始まったわけでありますが、私どもは、この法律が一日も早く提案されるよう政府に対して強い要望を続けてまいりました立場に立ちまして、大変喜ぶものであります。しかし、この法律の内容を見ますと、今日惹起されつつある諸問題に対応するには余りにも微温的ではないか、いわゆる構造的規制をという立場から見るならば、至るところに骨抜き的な要素が多分にあるということに対しては、われわれはこの法案そのものに満足をするという立場で審議をするわけにはいかないと思うのであります。しかし、今日置かれている情勢の中で、関係当局があらゆる努力を続ける中でこの法律が提案されるに至っ……

第77回国会 商工委員会 第13号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ただいま提案いたしました修正案につきまして、提案者を代表して、私からその趣旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付されているとおりでございます。  修正点の第一は、連鎖販売取引につきまして、連鎖販売業者と契約を諦結した者がその契約の解除を行うことができる期間を七日から十四日に延長すること。  第二は、販売業者が売買契約に基づかないで送付した商品の返還を請求することができなくなる時期を商品送付後六カ月から三カ月に短縮することでありまして、いずれも消費者等の利益をより一層保護する見地から提案したものであります。  何とぞ、委員各位の御賛同をお願いいたします。

第77回国会 商工委員会 第14号(1976/05/21、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 石油開発公団法の一部を改正する法律案については、もうすでにわが党を代表して岡田委員あるいは板川委員の方からそれぞれ質問をいたしておりまするが、私は、主としてこの問題を提出する経過並びに石油行政の基本にかかわる問題について、公団の総裁も見えておるようでございますので、倉八参考人につきましても特に質問をしてみたいと思うわけであります。  最初に、この問題に入る前に、通産大臣の所見を伺っておきたいことがあるわけですが、ここ数日の新聞をにぎわしている報道の中で一番重要な問題は、三木内閣をやめさして新しい内閣をつくる以外、自由民主党は選挙に勝てない、したがって、三木内閣をやめさせること……

第77回国会 商工委員会 第16号(1976/06/11、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは久しぶりの委員会ですから、盛りだくさんに質問事項があるわけですが、大臣が十一時半まで来られないということでありますので、大臣がそれぞれお見えになったとき全般的な質問をするといたしまして、一応具体的な問題について質問をしてみたいと思います。  公正取引委員長がおいでになっておられますので、最初に公正取引委員会に関係する事項等につき二、三通産当局と関連して質問をいたしてみたいと思います。  御承知のとおり、今日の経済情勢は、景気の回復が着実であるという政府側の発表、しかし、マクロ的にそのような方向に進んでおるとは言われながら、ミクロの面においては、倒産件数の相変わらずの増……

第77回国会 商工委員会 第17号(1976/07/26、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 久しぶりの委員会でありますので、あれも聞きたい、これも聞きたいという質問事項がたくさんあるわけでございまするが、きょうは午後から開会されているという経過等もございますので、何点かにしぼりまして質問をしてみたいと思います。  最初に、福田副総理と河本通産大臣に質問をいたします。  ここのところ政局は激動をしているというか、あるいはその逆にロッキード問題によって鎮静しているというか、どう言っていいか言いようのないほど混迷を深めているわけでありまするが、経済は生き物であり、その形の中において日一日と国民生活にかかわりを持ちながら動いていっているわけであります。私どもこの経済の動きの……

第77回国会 予算委員会 第19号(1976/02/28、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、不況下における中小企業問題について、関係各大臣に質問をいたしたいと思います。  まず、福田副総理にお尋ねするのでありますが、あなたは経済上の見通しについて、大変私どもからすると確信に満ちて、しかも間違いないようなことをいつもおっしゃっておられるのですが、結果的に見ると、大分確信に満ちたお話と違って、状況が御発言にそぐわないような、そういう場合が大変多いように感ずるわけであります。  たとえば、今年度中に完全雇用は実現し、経済成長率は六・五%になると確信を持っておっしゃっておられるように見受けられるわけであります。昨年度のいまごろ私どもが委員会で副総理に質問いたしましたと……

第78回国会 商工委員会 第2号(1976/10/08、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは今国会における最初の一般質問だということで、福田経済企画庁長官、河本通産大臣、澤田公正取引委員長御三方に質問しようと思って準備をしてまいりましたところ、特に経済の動向あるいはまた物価問題等について質問しようとした福田経済企画庁長官が発病のため欠席ということなので、質問する立場としては大変残念ですが、この質問については後日に譲らざるを得なくなりました。  体が悪いのを無理して出てこいとも言えませんけれども、きょう委員会があるということでそれぞれ準備をしている立場に立つ者のことも考えて、将来の問題として、やはり開会劈頭の国会における商工委員会最初の質問戦には、ひとつ十分健……

第78回国会 商工委員会 第6号(1976/10/19、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 中小企業事業転換対策臨時措置法案の質疑も大変進んでおりまして、私の質問が最後のようでありますので、重複する点はできるだけ避けながら、重要な点について質問をしてみたいと思います。  この大臣の提案説明の中で、このように書いてあるわけですね。「最近の中小企業を取り巻く内外の経済環境の変化は、発展途上国の追い上げ等による輸出の減少及び輸入の増大、技術革新等による需要構造の変化、原材料の入手難、公害防止に係る企業の社会的責任の増大などきわめて厳しいものがありますが、加えてわが国経済は従来の高度成長から安定成長へと大きく転換しようとしており」、こういうぐあいに書いて、この法律の提案の一……

第78回国会 商工委員会 第7号(1976/10/20、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、ただいま審議されております揮発油販売業法案につきまして、大臣並びに関係者に質問してみたいと思います。  すでにわが党から五人の方々が、それぞれの立場において、法案の内容につき厳しい審議、追及を続けてまいりました。したがって、党の立場に立っての内容の質疑はほぼ十分尽くされておると思いますので、最終質問者といたしまして、総括的な意味において、あるいはわれわれの考えを集約した意味において、幾つかの点にしぼって質問をしてみたいと思います。  まず第一に、大臣に質問をしてみたいと思うのでありますが、大臣はこの法案の提案理由の説明といたしまして、「近時、一般にガソリンスタンド業者と……

第78回国会 商工委員会 第8号(1976/10/29、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは、十月二十七日の新聞に「中小企業分野調整法案 自民党も今国会提出へ 業種特に指定せず「主務大臣が中止勧告」」こういうような見出しでその内容が報道されている点について、かねて本委員会においては、前国会の最終日に五党共同提案による分野法の成立に関する決議を行っておるわけであります。したがって、この決議に基づいて今国会においてこれを成立させる、これが五党共同の責任ということになっておるわけでございまするから、理事会ごとに、この法律案の成立について、特に政府案の提出については強く要求を続けてきたわけであります。したがって、それらの点について、この自民党案というものの内容と関連……

第78回国会 商工委員会 第9号(1976/11/04、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私どもは、今国会における最重要法案といたしまして、中小企業者の事業分野の確保に関する問題につきまして、前七十七回国会における商工委員会の決議をもとにいたしまして、政府に対して速やかな提出を求めてまいりました。しかし、七十八回今国会がきょうで終わろうとしておるとき、いまだその法律案が提案されていないことについてきわめて遺憾に存じ、激しい憤を持たざるを得ないわけであります。  しかし、自由民主党の議員提出法案も提出され、それぞれ各党の法案も出そろった現在、これらの措置についてきょう一日をもって終了することはでき得ない実情等もこれあり、われわれそれぞれ相談いたしました結果、共同の質……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 商工委員会 第5号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 通産大臣、経済企画庁長官、公正取引委員長がそれぞれ過日所信を表明されたわけでございますので、私はそれに対する質問をいたしたいと思っておるわけでございますけれども、何しろ時間が余りありませんので具体的に突っ込んだ質問にまで至らないかもしれないことを大変残念に思うわけでございますが、これはまた別の機会をかりまして質問をするといたしまして、きょうは重点的に何点か、それぞれ大臣及び委員長に質問をしてみたいと思います。  まず、第一に質問を申し上げたいことは、いわゆる経済運営の基本でありますところの、そしてまた当面最大の課題でありますところの景気対策、特にその浮揚対策について質問をして……

第80回国会 商工委員会 第6号(1977/03/22、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、この輸出保険法の一部を改正する法律案について、この内容がいま渡辺委員から発言がありましたように非常に多岐にわたりますので、十分質問をしてみたいと思うわけでございますが、もう十二時十分になりましたので、きょうはその内容について具体的な質問をする時間的な余裕がございません。したがいまして、総括的な質問を大臣を中心にしてしてみたいと思うわけであります。  この法律の提案される経緯につきましては、提案理由の説明ないし貿易局長を初めそれぞれの見解の表明がございまして、私ども理解をするにやぶさかではないわけであります。したがって、私どもはこの法案については前向きに評価し、できればこ……

第80回国会 商工委員会 第8号(1977/03/25、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 時間も大分経過いたしておりますし、参議院の予算委員会も開かれておるようでございますから、余り長い質問をすることはかえってどうかと思いますので、きょうは重点をしぼって数点にわたり質問をしてみたいと思います。  第一番目は、エネルギー問題であります。過日、エネルギー問題については、特に石油製品の問題を中心にして質問をしたわけでございますが、きょうもそれらの問題について若干の質問をしてみたいと思うわけであります。  御承知のとおり、この前の当委員会において他の委員からも質問がございましたけれども、石油元売り会社の価格引き上げの問題は、それぞれ為替差益が出ているとか、あるいはまたその……

第80回国会 商工委員会 第9号(1977/04/06、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、輸出保険法の一部を改正する法律案について大臣並びに関係局長に御質問をしてみたいと思います。  この前も総括的な見地から若干の質問をいたししたわけでありますが、この法律案が提案される背景には、今日のわが国日本経済の現状において、海外との競争に打ちかってプラントを初め海外工事の促進を図るという、わが国経済にとっては至上命令的な意味を持って提案されておることは私も理解するにやぶさかでないわけであります。しかし、同時に、また、そういう背景下において法案が提案されておるとは言いながら、今日言われておりますとおり、海外におけるわが国経済の進出の現状がわが国の国内産業に対してプラスの……

第80回国会 商工委員会 第13号(1977/04/19、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 本会議の時間もございまするし、緊急上程をされる予定となっておりますので、質問につきましてはきわめて簡潔にいたしますので、答弁も具体的かつ簡潔にお願いをしたいと思います。  まず、第一に、この法律の審議に入ります前に大臣に全体的な問題として見解をお聞きしたいと思ったわけでございますが、時間の関係もございますので省略いたします。  ただ、中小企業を取り巻く環境は、日本経済が不況下にあえいでいるという現状の中でいよいよその厳しさを加えつつあるわけであります。その中で最も重要な問題は倒産の増加であります。したがいまして、この倒産問題については、当面政府のとる中小企業対策の中で最重点的……

第80回国会 商工委員会 第14号(1977/04/20、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案につき、前回の法律審議において質問をし続けてきた経過を踏まえながら、今回提案された内容について質問をしてみたいと思います。  公取委員長あるいは総理府総務長官、さらに通産大臣は、昨日の質疑を通じて私どもの考えている点がどこにあるかということについてはすでにほぼおわかりになったと思うわけであります。そこで、私は、そのほぼおわかりになったということを前提にしながら質問してみたいと思うのでありますが、前回、昭和五十年の審議のとき、われわれはまさにこの法案の審議に全生命をかけたと言うと少し言い過ぎになりますが、そ……

第80回国会 商工委員会 第15号(1977/04/21、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 中小企業の事業活動の機会の確保のための大企業者の事業活動の調整に関する法律案につきまして、社会党の立場から大いなる感慨を込めて、大臣以下関係者の皆さん方に質問をしてみたいと思います。  と申し上げますことは、この委員会でこの問題が提案されるに至りました経過の中で、歴代の通産大臣、あるいはまた中小企業庁長官、関係局長に対して激しい口調というか、厳しい態度というか、人間的にはいささか反省をしなければならないような状況の中で追及を続けてきた。そういうような関係からきょうこの委員会で質疑をすることができるようになったことに対して大変大きないろいろな意味における感懐を持っておるわけであ……

第80回国会 商工委員会 第18号(1977/04/27、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人の皆さんには大変御苦労さまです。午前中の参考人に対する最後の質問でございますし、時間がもうございませんのできわめて簡潔に質問をしてみたいと思います。  この法律をつくりますまでの間に、この委員会は二年半近く、まさに毎回の召集される国会の中で真剣に力を入れてこの検討を続けてきたわけであります。そして今回政府案として提案され、いま審議をしておるわけですが、先ほど来参考人の方々の御意見をお伺いしながら、私どもの立場からすると大変な誤解があり、あるいは認識についてもわれわれと大分違うなという気持ちでお話を聞かざるを得ない状況にあるわけであります。そういうことを申し上げていると大……

第80回国会 商工委員会 第19号(1977/04/28、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、いままで参考人各位の御意見を聞いていながら強く感じたことは、今度の改正案に対してちょっと神経過敏におなりになり過ぎているのではないかというような印象を実は強くいたしておるわけであります。きょうは、われわれ理事会といたしましても、主として関係業界の皆さん方に来ていただいて真の声を聞く必要があるではないかという配慮に基づきまして、ほとんど反対の立場に立たれている方々を想定いたして御出席を願っておるわけでございますから、必然的にそうなることはやむを得ないと思うのでございますが、私どもがこの法律を審議するに際して、政府提出の法案の提案説明中においても、「今後の我が国経済の一層の……

第80回国会 商工委員会 第21号(1977/05/12、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ただいま提案いたしました附帯決議案につきまして、提案者を代表して、提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、一般消費者の利益を確保するとともに、企業の活力を高め、国民経済の民主的で健全な発達を図るため、公正かつ自由な競争を促進することが重要であることにかんがみ、独占禁止法の積極的運用を図り、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一、経済政策の中における独禁政策と産業政策の位置づけを明確にし、これらの関連に十分配慮しつ……

第82回国会 商工委員会 第1号(1977/10/25、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 角田、中山、安田三参考人には、お忙しいところをわが委員会に御出席の上、それぞれ意見を開陳していただいて、私ども委員として心から敬意を表したいと思います。  と申し上げますことは、われわれ商工委員会は、いわゆる構造不況あるいは円高におけるところの中小企業を初め地場産業、多くの産業界等が、その自主的な努力にもかかわらず、外的な要件の変化によってきわめて厳しい条件下に置かれている。その置かれている方々に対して御同情を申し上げるとともに、その対策について万全を期さなければならない、こういうことで鋭意努力を続けてきておるわけでございまして、ことしもそれぞれ事業調査等の際におきましても不……

第82回国会 商工委員会 第2号(1977/10/26、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 昨日に引き続き、参考人各位にお忙しいところを御出席いただきながら、私ども不況対策についていま全力をもって取り組んでおるわけでございます。そういう意味において、短い時間でございますが、三参考人に対して具体的な質問をしてみたいと思います。  昨日来いろいろお話を聞いて、各不況業種の窮状についてはよく理解をしておるわけですが、きのうきょうを通じて私ども感じますことは、苦しいから何とかしてくれという御提言、御意見はあるのでございますが、さて、それをどうするのかということについては、当面する措置について御見解の表明があられ、業界全体としてこうすれば将来こうなるという――もちろんそういう……

第82回国会 商工委員会 第3号(1977/10/28、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、二十六日の商工委員会において、主として通産省に対して不況対策に対する質問をいたしました。今日の不況問題は、円高の問題と関連いたしましてきわめて深刻な状況下にあることは、再三質問をしている中で指摘を続けてきたわけでございます。私は、きょうは主として円高問題を中心にして、この前質問をし得なかった問題について、通産省並びに経済企画庁に対して質問をしてみたいと思うわけでございます。  円の高騰は、御承知のとおり、昨日はついにヨーロッパ、アメリカにおいては二百五十円を割る深刻な状況下に入っているわけであります。こういうような状況下において、わが国の経済、なかんずく中小企業を初めと……

第82回国会 商工委員会 第7号(1977/11/11、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 当委員会は経済の問題に関し責任を持って対処する委員会であります。しかるところ、今日の不況、加えて円高の中で日本経済はきわめて困難な事態に逢着をいたし、各方面から、今臨時国会は経済国会である、そのように言われてまいりました。私ども商工委員といたしましても、その見地に立って不況対策に対して万全を期しつつあったわけでありますし、特にこの集中審議を行うよう強く委員長に求め続けてきたわけであります。しかるところ、御承知のように、臨時国会が会期の延長を見、衆参両院においてこの会期を延長したことの理由の一つの経済情勢に対応する政府の対策をただしたいという、そういう見地から予算委員会が開かれ……

第82回国会 商工委員会 第9号(1977/11/16、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 今日の経済情勢がきわめて深刻であることは、たびたび本委員会で私は質疑を通じて通産当局ないし経済企画庁長官の見解を聞く中で、本委員会として深くその事態を認識いたしておるわけであります。特に今日の深刻なる経済情勢が、それに携わる企業の努力だけではどうにもならない事情によって発生しておる、そういうことはそれらの質疑を通じて明らかにされておるわけであります。 したがって、私どもは、このような情勢下において、政府として、国会として何をなすべきかということにつきましては、それぞれ要求をするところは要求をし、また、みずからそれらに対応する対策を立案する、このような努力を続けてきておるわけで……

第82回国会 商工委員会 第10号(1977/11/22、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ただいま提案いたしました附帯決議案につきまして、提案者を代表して、私からその趣旨を御説明いたします。  まず案文を朗読いたします。     中小企業倒産防止共済法案に対する附帯決議(案)   政府は、現下の厳しい経済情勢の中で中小企業の倒産を未然に防止するため、本法施行にあたり、次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。  一 本共済制度の実施体制を速やかに整備するとともに、今後の経済情勢及び中小企業者の要請に即応できるよう、その運営実績を勘案して、共済保険制度の導入その他共済制度に関する基本的事項につき検討を加え、制度の改善を期すること。  二 本共済制度の普及について積極……

第82回国会 商工委員会 第11号(1977/11/25、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 経済企画庁長官は。――きょうは最後の委員会でありますし、発言をするについてもいろいろ考慮したわけですが、ただ、最後の委員会のこの席でやはりどうしても質問しておかなければならない、そういう点について発言することが必要であろう、こう判断いたしましたので、大臣もそれぞれ忙しい中ではあると思いましたが、その御出席を願っておるわけであります。  私は、いまの円高不況、この問題は日本経済にとってきわめて重大な問題であろうと思うのであります。このことは、もう何もここで強調する必要がないほど、両大臣も政府委員の人たちもよく理解されておると思うのであります。しかし、物事を判断する場合、重大な問……

第84回国会 運輸委員会 第6号(1978/04/07、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、成田問題について質問をするわけですが、この際、公党の立場に立って、日本社会党として一言委員長にその取り扱いについて提言をしてみたいと思うのであります。  ただいま自由民主党の立場から浜田委員が質問をいたしました。その中で、現代議士、友納武人代議士を社会党は殺せと言った、このような発言をいたしております。少なくとも社会党という名を本委員会の中で出すからには、十分なる調査と、だれが、どこで、いかなる状態の中でその発言をしたかということの明確なる裏づけに基づいて、この場所において発言したことと思うのであります。(浜田委員「そのとおりです」と呼ぶ)さもないとするならば、これは重……

第84回国会 運輸委員会 第7号(1978/04/19、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 午前中から審議が進められております海運造船不況の問題につきまして、大臣並びに関係局長に質問をしてみたいと思います。  この問題につきましては、過日特定不況産業の法案が提案されましたとき、その連合審査の際にも若干の質問をしてきたわけでございますけれども、あの当時から比較いたしまして、事態はますます深刻な様相を深めておりまするし、当面する対策がいかに重要であるかということについて、大臣を初めわれわれ等しく認めておるところだと思うのであります。  そこで私は、この際大臣に御質問してみたいと思うのでありまするけれども、この問題は、日本経済が当面する不況の中で集約的にというか集中的にと……

第84回国会 運輸委員会 第10号(1978/06/07、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣が三十分ほどおくれるということでありますから、質問の順序を若干変更いたしまして、最初に、都市交通問題について若干の質問をしてみたいと思います。  きょうは鉄監局長、自動車局長、官房審議官、それぞれそろっておりますし、さらに自治省から公営企業第一課長も来ておるようでございますので、最初は航空局長に聞きたいと思ったのですが、これは後に回しまして、これらの方々を中心にして質問をしてみたいと思います。  今日の都市交通行政の中で特に重要な問題は、いわゆる通勤圏の問題であろうと思うのでございます。五十キロ圏と言われる大都市、特に首都圏を中心とする交通機関の整備充実は、今日の都市生活……

第85回国会 運輸委員会 第1号(1978/10/13、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 今日の造船不況の現状は、大変深刻な状態であること、これは午前中の質疑を通じて明らかになったわけですが、私は、これらの問題と関連して、ただいま提案されておる法案の内容、そしてその状態をどう脱却するかについて、逐次大臣や各局長あるいは参考人に質問をしてみたいと思います。  最初に、大臣にお尋ねしたいのですが、午前中の質疑を通じて大臣もいろいろお話しになっておられましたけれども、私は、この法案の提案の内容をつぶさに検討していくと、要するに昭和五十五年、六年に対しては、全体の操業率の二五%ないし三〇%程度まで落ち込むであろうという海造審の答申、その他客観的ないろいろな条件を前提として……

第87回国会 運輸委員会 第3号(1979/02/15、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、過日行われた大臣の所信表明に関連した事項について質問をしてみたいと思います。  まず第一に、運輸行政の基本の問題について質問してみたいと思います。  大臣は、就任以来大変張り切って仕事をやっているという評判であります。また、それが評判なのか実際なのかは、これからいろいろ質問してみたいと思うわけでありますが、その張り切っていることが、とかくいい方にもとられるし、悪い方にもとられるわけですが、その点について、要するに大臣は福田内閣の前大臣から大平内閣の大臣にかわったわけですから、その行政に対する姿勢あるいは政治的な姿勢、それぞれ異なることは当然だと思うのでありますが、とかく……

第87回国会 運輸委員会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 すでに朝から長時間にわたって審議が続けられておるわけでありますから、重複を避けて質問をしてみたいと思います。  大臣にまずお聞きをしたいのですが、午前中も審議が続けられている中で私、強く感じておることなんですが、観光行政というものが、わが国の産業に与える影響の上においても、あるいは世界諸国に対する影響においても、きわめて重要であることは、もう言うまでもないと思うのであります。にもかかわらず、一局削減の影響で、運輸省は観光局があったにもかかわらず、それを観光部に格下げをした。そういうことの中で感ずることは、いま法案を提案して、国際的な環境の中でわが国から外国へ行く旅行者の数が飛……

第87回国会 運輸委員会 第5号(1979/03/16、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、船舶整備公団法の一部を改正する法律案について、大臣及び関係局長に質問したいと思います。  先ほど来、わが党の久保委員を初めとして質問が行われておったわけでございますが、それを聞いておりまして感じましたことは、役所側が今日のいわゆる海運不況と言われる情勢、造船不況と言われる情勢、こういうものに対してそれぞれ積極的に取り組んでおることについては、評価するにやぶさかでないわけでありますけれども、しかしまだ、何か一つしんが欠けているようなもどかしさを感ぜざるを得ないわけであります。  したがって私は、以下それぞれの点について突っ込んで質問をしてみたいと思うわけであります。  ま……

第87回国会 運輸委員会 第6号(1979/03/20、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、関連質問という形で若干の質問をしてみたいと思います。  まず最初に、永井参考人にお伺いしたいのですが、いまお話を聞いておると、大変深刻な内容が吐露されておるわけであります。過日、私は、船舶整備公団法の改正問題で質問をしたのでありますが、その中で、いま永井参考人がお話しになっておられる問題と非常に重要に関連するのですが、世界経済、わが国経済ともに、いまや回復過程にある、したがって、荷動きも非常に活発化する徴候が見えるというようなことも言われており、特に外航船についてはそれぞれ市況が回復しつつあり、いまのお話ではイラン問題のためにまた再び沈滞の方向に向かったと、こう言われて……

第87回国会 運輸委員会 第8号(1979/04/25、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部の改正について、すでに何人かの方が質問されておりますので、できるだけ重複を避けて質問してみたいと思います。  私は、この法案の内容をいろいろ検討いたしましたが、法案の内容そのものの持つ表現はきわめて簡略なものでありますが、その背景にある情勢というものはきわめて深刻なものがあるわけであります。しかし、それをまたつぶさに検討いたしてまいりますると、いわゆるこの法案を提案するに要した条件、いわゆる海造審小委員会の答申ないし運輸省の海運局当局がこの対策に取り組んだときと現在の情勢の中に、すでに二年近い時間の経過を見ておるわけでありますから、結果……

第87回国会 運輸委員会 第11号(1979/05/25、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、交通問題全体について大臣並びに関係者に質問をしてみたいと思います。  大臣、いま渡辺委員の質問に対してそれぞれ答弁があったことについては、後で関連して若干質問してみたいと思うのでありますが、まず基本的な問題についてお尋ねをします。  運輸委員会は、御承知のとおり昨年の暮れ、全党決議をもって地方線の整備を初めとする一連の対策を政府に要望いたしました。それに対して過日久保委員からも質問があり、それぞれ要求が具体的に示されておるわけでありまするが、いよいよ五十五年度の予算編成期を迎え、大蔵省はゼロ査定――ゼロ査定ということじゃないけれども、ゼロというような形の中で来年度の予算……

第87回国会 運輸委員会 第12号(1979/05/29、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、いま上程をされております新東京国際空港公団法の一部を改正する法律案について質問をしてみたいと思います。  まず第一にお聞きいたしたいことは、この法案は、提案説明ないし法律案要綱についてこの表現されておる部分を見まするとき、一体何をやろうとするのかということについてはほとんどその内容が明らかではございません。しかし、その提案する背景を分析いたしますると、その及ぼす影響はきわめて大きく、しかも新しい事態に対応するという意味合いにおいて、新方式を公団が行おうとする、しかも、それが関係地方団体、さらにまた金融機関あるいは航空事業を営む者等々の共同出資に基づく事業ということになる……

第87回国会 運輸委員会 第16号(1979/08/15、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人には大変長時間にわたってお話をしていただいたり、これからまた私が質問するわけですが、お答えをいただくことに敬意を表しながら、今日の事態がきわめて深刻な問題であるだけに、ひとつ誠意をもってお答えをいただきたい。  なお、運輸、通産両省については、これからの問題処理について、国会閉会中の臨時の委員会としてこのように積極的に取り組んでいるという趣旨を了解の上、ひとつその対応を機を逸しないようしていただきたい、こういう要望を申し上げながら質問をしてみたいと思います。  先ほど来いろいろな形で質問が続けられておるわけでございますが、私は、まず当面困っておるという立場に立っておられ……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は首都高速道路について大臣並びに局長に御質問したいと思うのです。  首都高速道路は、首都高速道路公団にその業務をやらしておるわけですが、当初、昭和三十二年、三年ごろ計画が策定せられていろいろな紆余曲折がありましたが、オリンピックを境にして道路計画が急速に進展し、いま相当程度利用されておるわけですが、この計画について当初八路線七十一キロという計画を十年以内で完成する。十年以内というか、もっと早く完成するという計画でありましたが、その後路線がいろいろな方面に延びていっているようです。特に横浜方面に路線が延長されておるということは、首都高速道路公団が道路公団とは別の性格があると……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、地下鉄の建設の問題を中心にして質問をしたいと思うのですが、まず最初に、今日東京都内の交通渋滞は非常に激しいものを示しておるわけですが、これが毎年の自動車量の増加等から見ると、その混雑は数年を経ずしてまさに麻痺状態になる。道路建設はそれに対応することは絶対にできませんから、非常にむずかしい状態になるのではないかということが予想されるのです。そこで、いわゆる一般乗用車の都心乗り入れ等については、その規制を行なうべきであるという世論も非常に強いわけでございます。その点についてどの程度具体化しておるかということについて大臣にお答えを願いたい。

第58回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は主として大臣に特別区制の問題を中心にしてお尋ねしたいと思います。  今日、東京都の行政、財政ともに、非常に過度の人口集中、その他社会的条件によって行き詰まりを見せておるということがよくいわれておるわけですが、そういうような形の中で、東京都二十三区を取り巻く近郊都市における人口の膨張、そういう点からいろいろ交通問題、社会問題あるいは行政上における問題等が発生しておるわけですが、これらいわゆる首都の東京都を中心とした首都圏に対する行政、こういうことについてどのように取り組みをしておるか、自治省の基本的な見解をひとつ冒頭お聞きしたいと思います。

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は運輸大臣に、大都市交通行政、特に東京都の交通行政を中心にして質問をしてみたいと思います。  今日の経済情勢を反映して、都市における交通事情が非常にふくそうしてきていることは、いまさら申し上げるまでもないことであります。したがって、ここ十年ばかりの間、大都市交通行政に対する対策というものは、非常に声を大にして叫ばれておるわけですが、そのわりに実効ある成果というものが出ていない、具体的に前進していることは事実でございますが。  そこで、大臣が就任されたとき、たしかある新聞なり何なりに、都市交通について非常に関心が深い、一生懸命やるのじゃないか、こういうような期待された記事等……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は大臣に、公営住宅の問題と防災拠点、いわゆる市街地再開発の問題点、さらに建設行政の問題点等について御質問をしてみたいと思います。  公営住宅については、きょうの本会議で住宅法の改正について提案説明をされ、質疑討論を聞いておりましたが、私、時間が短いので詳しくはお尋ねできませんが、なお若干重点的に二、三の点をお聞きしておきたいと思うのであります。  今回の公営住宅法の改正の内容を、お話を聞いておりまして私なりに感ずることは、それぞれ長い制度の実施の上で改正を要すべき点ということで出されたと思うのであります。しかし、これをそのまま率直にお伺いしておりますと、これから住宅をほし……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、自治大臣、厚生大臣、労働大臣に質問する通告をいたしておるわけですが、厚生大臣がまだお見えになっておられないようですから、自治大臣、労働大臣にまず御質問をしたいと思います。  私は、自治大臣に対しては、地方公営企業対策、特に都市交通関係について、時間がありませんのできわめて簡単に質問をいたしたいと思います。  今日の地方公営企業のうち、なかんずく交通事業はたいへん困難な条件に直面していることは御承知のとおりであります。今年度、これらの交通事業対策についてどのような措置をおとりになっておるか、総括的にひとつ御説明を願いたいと思います。

第61回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は食品関係の流通問題について、主として中小企業関係を御質問したいと思います。社会党のほうで中小企業の政策の事務局長をやっておりますので、そういう面から御質問をしたいと思います。  まず第一に、大臣に、食品関係の今日の流通政策の基本的なあり方についてどのように取り組まれておるか、原則的な面を御質問してみたいと思います。
【次の発言】 そうすると、いわゆる中央市場をはじめとする各分場の施設を充実する、こういうことでありますが、ここ二、三日の新聞でいろいろそういう点について問題になっておることが出ておりますので持ってきたのですが、これらについてひとつ大臣の見解を、いろいろの質問……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は社会党の海外移住対策特別委員会の事務局長をやっておりますので、海外移住問題について大臣並びに関係局長に御質問してみたいと思います。  移住振興について外務省は現在どのような考え方を――いわゆる積極的に取り組む姿勢なのか消極的なのか、この点についてひとつ大臣にまず最初にお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 それでは、積極的に考えておるということですが、これが外務省の経費の面において、予算の面において非常に伸びが少ない。いわゆる具体的にそうしたいという気持ちのわりに伸びが少ないというのはどういうわけなんですか。この辺承っておきたい。

第61回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は中小企業問題について、財政面と税制面について大蔵大臣に質問をしたいと思います。  私は、社会党のほうの中小企業対策の政策の事務局長と運動のほうの副委員長という形で、みずから中小企業問題に取り組んでおりまして、去年の暮れでしたかことしの初め、大臣に会ってお願いしたのですが、あまりぱっとした結果も出なかったのですが、それはそれといたしまして、逐次ひとつ質問を続けていきたいと思います。  まず第一に、本年度の予算は非常に大型で、全体的な予算の伸びは一五・八%になったということで、財政が日本経済の発展に即応して逐次大型化していくということは、まあ私どもとしてもこれを認めるにやぶ……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 商工委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/03/27、33期、日本社会党)

○佐野委員 午後五時から連合審査会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。    午後一時五十五分休憩

第71回国会 商工委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第2号(1973/09/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○佐野委員長 土井たか子君。
【次の発言】 午後二時三十分から連合審査会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。    午後零時五十一分休憩

第71回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、大都市交通行政、特に東京都市圏の交通行政につきまして質問をいたしたいと思います。  大都市圏における人口及び産業の集中は著しく、特に東京を中心とする交通圏は、昭和四十年は二千万人、それが昭和六十年では二千九百万人、同じ期間の就業人口は一千万人から一千四百万人、就学人口は百五十万人から二百万人、このように急増を予測されているわけであります。これら急増を予測されている大都市圏の交通事情というものは、年を重ねるに従って混雑の度合いを深めているわけでありまするが、この大都市圏、特に東京を中心とする都市圏における交通事情の緩和のために運輸省はどのような対策を持っているか、概念的……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、いま安井さんから御質問がありました問題に関連した事項について質問をしてみたいと思います。  それは地方公営交通事業の経営に関する問題であります。公営交通事業の経営は、昭和四十六年度決算において累積赤字千九百二十九億円に達し、この累積赤字は地方公営企業法改正に基づく財政再建対策が実施され、路面電車の撤去、バスのワンマン化等多くの合理化が行なわれている中で生じたものであります。このままでいくと、昭和四十七年度決算においてはおそらく二千二百億円内外の累積赤字となることは必至であり、非常に深刻な状態に逢着しておるわけであります。こういうことを前提にしながら質問をしてみたいと思……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、通貨惨禍における中小企業金融対策を中心にして若干の質問をいたします。  大臣にお伺いしますが、いわゆる円の変動相場制移行によって、若干安定したかに見えておりました通貨問題も、ヨーロッパにおける市場閉鎖、引き続いてわが国がそれにならう、こういう形の中でいままた先行きにたいへん大きな不安が重なって発生してきたように見えます。一般的にいわれているところ、また中小企業関係者の中では、この円の変動相場制が固定相場制に返る際は、いわゆる二二%、二五二円四十六銭ないしその下限二・五%の幅を見るならば二百五十七円三十九銭程度になるのではないかということがもうすでに十日ほど前から一般的……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、建設大臣並びに関係局長に、いまの質問に関連することでございますが、江東地域の防災拠点の建設について質問をしてみたいと思います。  まず最初に、大臣、いままで質問が続けられておったわけでございますが、また私は、あの点を最初からやり直す必要がないと思いますが、防災拠点の問題は、今日、地震周期説等々に関連いたしまして、あるいは去年の暮れからことしの正月にかけて「日本列島沈没」という映画が大ヒットをしたといわれるほど、国民的関心を招いておるわけでございます。したがって、これに対する対策は緊急を要するとこう思うわけでございますが、この拠点開発の目標としてのこの江東地域についての……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、大臣並びに局長に都市交通対策と区長公選の問題について御質問をしてみたいと思います。  昨年、地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律の審議が行なわれたわけですが、私もその審議に参加いたしまして、当時の自治大臣並びに財政局長と、一時間以上にわたっていろいろ論議をしたのでありますけれども、その経験を踏まえながらこれから質問をしてみたいと思うわけであります。  まず第一に、大臣に御質問を申し上げますが、この審議の経過を通じて明らかにされましたことは、いわゆる地方公営交通事業というものは単に独立採算制、公営企業法に基づく独立採算制のたてまえだけではもはや処理し切れない……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 大蔵大臣に質問いたします。  まず最初に、いまきびしい金融の引き締めを行なっておるわけでありますが、この金融引き締めはいつごろまでお続けになるお考えか、最初にお伺いいたします。
【次の発言】 きょうの新聞にも出ていたわけでありますが、引き締めの実効について、非常に認識の相違がいろいろな方面にあらわれている。特に大蔵省と日銀関係においては、その取り扱いの感度といいますか、認識の度合いに相当の開きが出てきている、こういうようなことも報ぜられておるわけであります。  そこで、当面最大の課題は引き締めを強化していく、いわゆる物価が安定するまで続けていくのだ、こういう点については、い……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、都市の交通の中に占めるいろいろな問題について、大臣と警察庁に質問をしてみたいと思います。  まず、大臣にその認識をお伺いしたいのですが、今日、東京を初め大都市の交通渋滞は目を覆わしめるものがあるわけです。したがって、これの解決というものは緊急を要する重大な課題になっておる。特に公害、いわゆる騒音であるとかその他いろいろな問題において、住民の生活はむしろ単に交通渋滞ということだけでなく、こういうような悪害が発生しつつあるわけであります。社会的な問題になっておるわけであります。こういうような情勢に対応して、大臣は一体交通運輸におけるところのこういう行政に対して、どのような……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、都市交通における財政問題について、大臣並びに関係局長に質問を申し上げたいと思います。  今日の地方財政の危機的情勢は、私がいまさら申し上げるまでもない状況であります。このしわ寄せが結果的に各方面に及んでおるわけでありまするが、それでなくとも、都市交通のいわゆる地方公営交通事業がここ十数年にわたってきわめて深刻な影響を受けておる事情はよくおわかりのことと思うわけであります。したがって、今日のこの地方財政の危機的様相の中で、地方公営交通の受ける深刻な財政的状態について、自治当局としてはどのようにお考えになり、どう対処されておられるか、この点ひとつ、原則的でありますが御答弁……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、都市における交通問題について、都市交通事業を中心にして質問をしてみたいと思います。  まず第一に、今日の都市交通事業は、きわめて深刻な状態にあるわけであります。四十八年度の決算、これは公営交通事業協会の調査によるものでありますが、これによりますると、総収入が二千百二十七億六千九百三十五万五千円、総費用が二千五百六十三億四千九百六十四万六千円、純損失が四百三十五億八千二十九万一千円。さらにこれに対する累積欠損金が二千三百九十七億九百十九万三千円、不良債務が一千百二十四億四千二百二十七万九千円、こういうような形になっておりまして、総費用に占める総収益の割合は八三%、運輸収……

第77回国会 商工委員会流通問題小委員会 第1号(1976/08/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)小委員 きょうは久しぶりに開かれた流通小委員会なので、流通問題を中心にして質問したいと思いますが、その前に、経済全体の動きの中で中小企業問題について若干質問をしてみたいと思います。  長官はかわったばかりですぐ質問ということで、まだいろいろ準備されている点もあろうと思うのですが、したがってそういう点についてきょうは別に深く質問いたしません。この次の委員会からやりたいと思います。総括的な質問をしてみたいと思います。  一昨日発表されておる民間の信用調査機関によれば、七月の企業倒産状況は、負債総額一千万以上の倒産が一千二百二十三件、負債金額が千三百九十五億円、こういうような形になり、も……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、大都市交通対策における公営交通企業の問題について、大臣並びに関係局長に質問をしてみたいと思います。  大臣、今日の大都市交通行政はきわめて困難な場面に直面しておることは御承知のとおりでございます。特に路面交通の渋滞あるいはまたその他、数え上げれば数限りない情勢の中で地方公営企業は運営をいたしておるわけでございます。したがって、その結果、おしなべて各都市とも赤字が累積せられ、その企業はまさに破産的状況にあると言ってもいいと思うのです。しかしこれらの企業の持つ社会的な役割りは、大都市における交通行政の中に欠くことのできない重要なものを持っておるわけでございますが、こういう……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、都市交通問題について、その財源あるいは財政援助等々に関連する事項について、大蔵大臣並びに関係局長に質問したいと思います。  大臣、今日の大都市交通の現状がきわめて厳しい情勢にあることは御承知のとおりだろうと思うのであります。いわゆるモータリゼーションによるところの路面交通の渋滞、さらにはそれを解消するために地下鉄建設等々、一連の行政的な対策が行われておるわけでありますけれども、その努力にもかかわらず現状は日一日とその厳しさを加えつつあるわけです。したがって、大都市交通事業に対しては政府の対策としては緊急にそれに対応しなければならない、そういう情勢下にあることは大臣もよ……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、大都市交通、特に都営都市交通事業を中心にして質問をしてみたいと思います。  まず大臣に、原則的な面について質問をいたしたいと思います。今日の路面交通あるいは地下鉄交通あるいは高架交通等を含めて、大都市における交通事情は、運営面においても、財政面においても、あるいは交通事情そのものについても、きわめて厳しい状況にあるわけであります。しかしてこの問題は一刻も猶予することのできない、国民生活に重要な関係のある問題でありますが、これら交通行政の中において原則的に幾つかの点が解決のための指針として討議され、あるいは検討され続けておるわけでありまするけれども、私は、まず第一に、大……

第81回国会 商工委員会流通問題小委員会 第1号(1977/08/22、34期、日本社会党)【議会役職】

○佐野小委員長 これより商工委員会流通問題小委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、私が流通問題小委員長に選任されました。小委員各位の格別の御協力をお願い申し上げます。  流通問題に関する件について調査を進めます。  本日は、参考人として学習院大学教授田島義博君に御出席を願っております。  田島参考人には、御多用のところ本小委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。  本小委員会におきましては、流通問題に関する件について調査中でございますが、田島教授には卸売業に関する問題について御意見をお述べ願いたいと存じます。  なお、議事の順序でござ……

第84回国会 商工委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1978/03/31、34期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、ただいま上程になりました特定不況産業安定臨時措置法案について、若干の質問をしてみたいと思います。  主として運輸大臣に質問をするわけでありまするが、私は、この法律が今日の経済情勢の中で非常に大きな意味を持つものであるということについては、その評価をするにやぶさかではございませんが、しかし、その内容について大変いろいろな問題点があることも事実であろうと思うのであります。  特に私は、造船関係の問題につきましては、この法律の内容をつぶさに検討いたしました結果、その本来のあるべき姿に対してきわめて不十分であるという印象をぬぐい去ることができ得ないわけであります。特にこの法律が……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、住宅建設の問題並びに公団家賃の問題について若干質問をしてみたいと思います。  まず、大臣にお聞きいたしたいと思うのでありますが、五十三年度予算が景気浮揚のために積極的大型予算を組み、その中で特に公共事業を中心とした予算が組まれておるわけでありますけれども、その公共事業を中心とした予算の中においても、住宅建設がその大きな柱になっておるということを特に強調されておるわけであります。私どもも、公共事業の中に占める住宅のウエートというものが非常に高いということを認識する立場に立っておるわけでございますけれども、この住宅建設がともすれば公共事業費の中において相当程度優遇されてお……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は都市交通、特に公営交通問題について若干の質問をしてみたいと思います。  御承知のとおり、今日の都市交通事業、公営交通事業は大変な困難な状態に直面をしているわけでありますが、この困難な状況を発生した要件は主として社会的な問題としてあるわけでございまして、交通事業そのものの持つ内面的な努力は、自治省当局も大臣も御承知のとおり、ここ十数年にわたって厳しい試練の中に耐え抜いてきておるわけであります。しかし、この事業は、その持つ本質的なあり方からして庶民の足を守る。特定の人たち、いわゆる持てる人たちと言わざる庶民の足を守るというところにその目的があるわけでありまして、この事業の存……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、都市公営交通の問題について、大臣以下局長に質問をしたいと思います。  今日の大都市を含む都市公営交通事業がおしなべて赤字再建団体という名前のもとに、それぞれ四苦八苦しながら経営をしておることは大臣もよく御承知のとおりであります。しからば、このように公営交通が赤字になることは、これは公営交通だけでなく、地方公営企業と言われるそれぞれの企業のすべてに当てはまることだと思うのでありますが、こういう状況の中に公営企業、都市公営企業が置かれておることについて、何とか現状打開の中でそれぞれの利用者の足を守るということは、それぞれ地方公共団体はもちろん、政府としても重大な関心を持ち……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 午前中からすでに多くの方々から、イラン問題を中心にしてエネルギー問題に対する質問が続けられておる、こういうことでございますので、重複を避けながら、できるだけ問題の本質について、大臣の的確なるお答えをいただく質問をひとつしてみたいと思います。  イラン問題については、すでに多くの方々から質問が出されておるわけでございますが、一言に言って、大臣はこの状態がどのように発展していくと、要するに、そう心配ないとお考えになるのか、いや大変心配だ、こうお考えになるのか、原則的に大臣のお考えを承っておきたいと思います。
【次の発言】 私は、深刻に心配する方の立場に立って質問をしてみたいと思……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は海外経済協力の問題について質問をしてみたいと思います。  この所管は通産省あるいは外務省、経済企画庁とそれぞれの省庁があるわけでございますが、主として海外経済協力基金を担当する庁である企画庁に対して、特に長官に対して若干の質問をしてみたいと思って通告したわけです。  まず第一に、政府は今国会に基金法の一部改正として、資本金の三倍に借入金の限度額をふやすとか、副総裁を置くとか、それぞれ所要の規定の改正を行うということにしておるわけでありますが、海外経済協力は、ここのところ日本の経済力の増大に伴い飛躍的に増進をしつつあるわけでありますが、その情勢については、私どもは、海外と……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、中小企業金融問題を中心にして質問をしてみたいと思うのでありますが、その前にまず大臣に、中小企業金融問題に入る前に、その原則的な問題について若干の質問をしてみたいと思います。  景気は大分よくなった、特に上場会社のうちでは相当程度業績が上がって、配当も行われるようになった、こういうようなことが言われておるわけでありますが、大臣、いまの経済情勢をどう判断いたしますか。
【次の発言】 大蔵大臣の景気に対する見方と通産大臣の見方、これは政府であるから違いはないとはいいながら、通産大臣の見方との間には、いつも若干の開きがあるわけであります。いわゆる産業面と金融面と、それぞれの見……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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