佐野進衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○佐野進君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました木村内閣官房長官の不信任案に対し、賛成の討論をいたします。(拍手) 国務大臣内閣官房長官の任務は、申すまでもなく、内閣の大番頭として内閣総理大臣を助け、国民に公約した政策を実現することにあります。内閣法第十三条に、「内閣官房の事務を統轄し、所部の職員の服務につき、これを統督する。」、内閣法第十二条は、「内閣官房は、閣議事項の整理その他内閣の庶務、閣議に係る重要事項に関する総合調整その他行政各部の施策に関するその統一保持上必要な総合調整及び内閣の重要政策に関する情報の収集調査に関する事務を掌る。」とあり、その職務の重要性は、近年国務……
○佐野進君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案説明のありました海外経済協力基金法の一部を改正する法律案につき、総理並びに関係各大臣に質問いたします。 近年、発展途上国と先進国との経済的格差はますます拡大しつつあり、この格差を減少せしむるため、経済協力の拡充が要請されつつあることは世界的趨勢であります。わが国もアジアの先進国の一員として、その国力に応じ、相互の自立経済達成のため、有効なる援助を行なうことは、だれしも異存のないところであります。 しかしながら、今回提案された基金法の内容並びにその背景を見るに、この目的と著しく相違し、アメリカの強い要請に基づき、そのドル防衛に協力し、アジアに……
○佐野進君 ただいま趣旨説明のありましたガス事業法の改正案について、日本社会党を代表して、総理並びに関係大臣に質問し、政府の方針を伺うものであります。(拍手) 本改正案は、都市政策不在の高度経済成長政策と利潤追求第一主義による企業活動によってもたらされた過密、過疎、住宅難、交通難、公害等、生活環境の悪化によって人間の生存権が侵害されている都市問題の一つとして、家庭燃料部門に起きた諸矛盾を解決する方法が、LPG小規模導管供給の一部を簡易ガス事業として法制化することによって当面を糊塗し、矛盾点をますます深化させることであります。このような法律改正が住宅建設、道路建設、上下水道建設をはじめとする関……
○佐野進君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました副議長不信任案に対して、若干の質問をいたします。 副議長藤枝君は、第六十一国会が日本の憲政史上まれな異常事態連続の中で、前小平副議長が人身御供とか焼身自殺とかいわれる自民党の党略の犠牲となり、辞任のあとを受け、去る十六日副議長に就任されたばかりであります。副議長就任に際しての藤枝君は、終盤国会において国会の正常化をはかり、失われた国民の国会に対する不信をぬぐい去り、危機に瀕した日本の民主政治の立て直しをはかるべく、深い反省の上に重大な決意を固められて就任されたはずであります。 しかるに、わずか旬日にして、またもや大学の運営に関す……
○佐野進君 私は、日本社会党を代表して、ただいま報告のありました中小企業白書について、田中総理並びに関係各大臣の見解をただそうとするものであります。(拍手) 御承知のとおり、この一年間、内外環境の変化はきわめて激しいものがあり、わが国経済は、かってない新たな事態に直面し、きびしい情勢下に置かれてまいりました。とりわけ、一般的に経営基盤の弱い中小企業は、物価の異常な高騰、物不足による原材料の入手難、石油危機、貿易情勢の変化、総需要抑制政策等によって甚大な影響を受け、経営の悪化、企業倒産の増大という事態に立ち至っております。 中小企業白書は、このような情勢の変化について一応の分析を加えておりま……
○佐野進君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました新東京国際空港の安全確保に関する緊急措置法案に対し、反対の討論を行わんとするものであります。(拍手) わが党は、空港問題の発生以来十二年余、人権と生活権擁護の立場から、政府及び公団の処置に対し猛省を促してきましたが、政府は何ら省みることなく今日の事態を招いたのであります。 さらに、われわれは、さきに本院における決議に賛成し、政府に対し、過激派集団の破壊活動には断固たる処置をとるとともに、地元住民の理解と協力を得るよう、積極的な行動を強く求めてまいりました。 特に、現下の困難な状態を打開するため、政府のとるべき道は、五月二十日……
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