このページでは河野洋平衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。河野洋平衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○河野(洋)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、政府提出の原案並びに修正案の双方に対し賛成の意見を表明するものであります。 わが国における最近の経済成長は目ざましく、世界の驚異とされておりますが、これに伴い、特に国際化の進展と都市化の傾向には急激なものが見られるなど、わが国内外の諸条件の変化は著しいものがあります。かかる情勢に対応して、わが国が名実ともに先進国の一員としての地歩を築くためには、これに対処すべき十分な施策を急速に講じなければなりません。政府原案は、税制上の見地から、これら政策上の要請にこたえようとするもので……
○河野(洋)委員 時間も経過しておりますから、私は室長及び警察庁のほうに一言だけお願いして、答弁はきょう求めません。次会でけっこうでございますが、一つ伺っておきたいと思います。 最近、モーターショーその他がございまして、新車の発表その他、新聞等でたいへん盛んでございますが、あれを見ておりまして、どうも自動車メーカーのほうに安全対策に対する心がまえがまだ十分でないと私は思うのです。特に広告等につきましては、快適な高速運転ができる性能を有するということは非常に言うけれども、この自動車は交通安全対策上非常に改良されてきたというような広告はあまり見受けられない。一、二、たとえば外国の二十数項目の規定……
○河野(洋)委員 私は、宮崎さんがおいででございますから、まず最初に宮崎さんに概括のことをお伺いをいたします。 この委員会が発足をいたしましてもうじき約一年になるわけでございますが、この委員会で、三月二十九日に、宮崎さんが最初に御説明をなさったときに、交通事故の多くは、道路環境の不備に基因する事故、それから車両構造の不備に基因する事故、それから人、つまり運転者または歩行者の行為、この三つが大ざっぱにいって事故の大きな原因だ、こういうお話をなさいました。その後この委員会でいろいろと皆さん方から質疑があったわけですが、その中で、車両構造の不備にその原因がある事故についての御質疑が比較的少なかった……
○河野(洋)委員 ただいま議題となりました製造たばこ定価法の一部を改正する法律案及び酒税法の一部を改正する法律案並びに両案に対する修正案について、私は自由民主党を代表して、賛成の意見を表明するものであります。 今日のわが国の経済は、激動する国際経済の中にあって、非常な難局に直面しており、わが国としては国際収支の大幅な赤字を克服し、その均衡を回復し、さらに今後長期にわたる経済の安定成長を期することを最大の政策目標としなければならない立場にあるのであります。 これがためには、当面、財政に景気抑制的な機能を発揮させることが必要であり、四十三年度において、わが自由民主党並びに政府が、財政経済運営の……
○河野(洋)委員 大臣のお話で、私はほとんど了解をいたしたのでございますが、非常に大事な問題、重要な問題だと思いますので、お尋ねを重ねていたしたいと思います。 と申しますのは、ただいま大臣もお話しになりましたように、学生が大学を出ればりっぱな市民であり、社会人であると同様に、大学も、その場所にありましては、社会――その地域を構成する一つの建物である。そういうものだと思うのですが、そうであるならば、ひとつ大学の自治というものも、ただ単に大学の自治というだけにとどまらず、市民、社会、そういったものもひとつ頭に入れた大学当局の管理がなければならないのではないか、こう思うわけでございます。 と申し……
○河野(洋)委員 関連して。ただいまの文部大臣のお話で、文部大臣というものは、国立大学については設置者として管理上も責任があるし、財政上も責任があるというお話でございました。私は、やはり国民のかわりとなって文部大臣が国立大学についてはいろいろ指導、助言をなさっていくべきだろうと思いますけれども、現在新聞等によりますと、全国の国立大学七十五校のうちの約五分の一にも及ぶ十四校が学長の座が大ゆれにゆれて、学長不在の国立大学が全国で十四校もある。そうして学長が学長代行になり、さらに代理あるいは事務取り扱い等、いろいろな名前で一応執行はしておられるけれども、こんな体制で十分に国立大学が管理できるものだろ……
○河野(洋)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出にかかる公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について御説明を申し上げます。 案文につきましては、すでにお手元に配付されておりますので朗読を省略させていただきます。 修正案の趣旨は、本法律案の施行期日はすでに経過しておりますので、これを公布の日から施行し、昭和四十四年四月一日から適用することに改めようとするものであります。 何とぞ委員各位の御賛成をお願いいたします。(拍手)
○河野(洋)委員 私は、ただいま議題となりました札幌オリンピックに関連をいたしまして、関係当局に一、二の質問をいたしたいと思います。 第一は、本日の朝刊を見ますと、ブランデージIOC会長の発言として、アルペンスキーのいろいろな問題にからんで、冬季オリンピックについてはもう一度考え直さなければならぬのじゃないかというようなことがあちこちで報道されておるのでございます。私どもは一九七二年の札幌オリンピックに期待をし、その施設を着々とつくりつつございますし、この法案でも、その選手村あるいはプレスクラブの建設についての法案でございますが、まず第一に、冬季オリンピックというものの開催が、けさの新聞が伝……
○河野(洋)委員 過日行なわれた文教委員会で、斉藤委員から、高知県の教員の人事異動あるいは愛媛県の教員の汚職に関する問題が取り上げられて、本委員会で論議が戦わされたわけでございます。そうした問題に関連をして、きょう参考人に御出席をいただいたことは、まことにありがたいわけでございますが、私、そうした問題に触れさせていただく機会をいただきましたので、若干質疑をいたしたいと思います。 元来この種の質疑は、初中局長等、文部省の担当者に質疑をすればこと足りると私は判断をいたしますけれども、きょうは参考人がわざわざ御出席でございますので、実際問題は、ひとつ参考人のほうから御答弁をいただきたいと思います。……
○河野(洋)委員 私、一、二点確認をいたしておきたいと思います。 管理運営に関しましては、いまの大臣のお話で、時間的な問題があるというお話でございましたけれども、実は昭和三十七年に国立大学協会で、当時茅先生が会長であったときに、会長談話として、大学の管理運営の改善は法令の改正によって直ちにその目的を達し得るものではない。むしろ、われわれ大学にまかせてくれるほうがいいんだというような会長談話が三十七年に出ております。自来、もうそれ以後七年の歳月を過ぎているわけですが、この国大協の当時の茅会長以下その後いろいろ努力はされたのだろうと思いますけれども、どうも一向に管理運営体制というものは整っていな……
○河野(洋)委員 午前中の藤波委員の質問に続きまして、私も政府提案の大学の運営に関する臨時措置法案について、若干の質疑をしてまいりたいと思います。 過日の西岡委員の質問に対する大臣の御答弁、さらに藤波委員の質問に対する御答弁を伺っておりますと、現在の大学紛争に対する大臣の御認識、そして世間一般、世論が、この大学問題について非常に心配をしておるのは、幾つかの要因はありますけれども、その中に、大学という場を利用して一部の学生が政治的意図を持って行動をやっておる。さらにそうした問題を収拾しようと思っても、学部セクショナリズムと申しますか、教授会自治と申しますか、そういうものがじゃまをして、なかなか……
○河野(洋)委員 動議を提出いたします。 理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○河野(洋)委員 国立学校設置法の一部を改正する法律案について質疑を行ないたいと思いますが、私ども文教委員として、この時期になりますと、昨年の東大入試中止、その他入試にからむもろもろの問題に思いをいたすわけでございます。そこで、新たにまた学部をつくる、あるいは大学院の設置をするという問題の議論をする前に、時期が時期でございますから、文部省から、国立大学の一期校の入試も終わったところでございますので、その入試の実施の状況及びこれから先の予測をまじえた御報告をまずいただきたいと思います。
【次の発言】 全般的に見て順調にいっておる。これは新聞で私どもも拝見をしてまあ安心をしておるわけでございますが……
○河野(洋)委員 日本私学振興財団法案の審議に入るわけでございますが、少なくとも日本の教育を語る上に私学の問題に私たちが目を向けなければならないのは、現実の問題としてやむを得ないところでございます。文部大臣は、伺いますところによりますと、かねてから私学の振興については格段の配慮を払っておられると伺っております。私どもは、この私学の問題に、この財団法を 一つの契機として、画期的な取り組み方をしてまいりたい、こう考えておるわけでございますが、まず最初に文部大臣から、日本の教育の中における私学の占めている地位をどういうふうに認識しておられるか、御説明をいただきたいと思います。
○河野(洋)委員 ただいま小委員長から御報告がありましたように、著作権法案につきましては、小委員会におきましてその法案の詳細について質疑応答がございました。文化庁長官並びに次長から非常にこまかい点まで御答弁をいただいておるわけでございますが、本委員会におきまして、今後の課題あるいは運用等につきまして、若干大臣から御答弁をいただいておきたい部分がございますので、三、四点私は大臣に御質問申し上げたいと思います。 小委員会におきます質疑は、主として著作権法案自体についての質疑が繰り返されたのでございまして、今後の問題という点につきましてはまだ問題が残っておるわけでございます。特に私ども社会常識とな……
○河野(洋)委員 前回に続いて、私学振興財団法のうちの私学法の一部改正の点について、もう少し質疑を続けさしていただきたいと思います。 この質疑を始めます前に、改正をされようとしている私学法それ自身について若干お伺いをしたいと思うのですが、昭和二十四年に私学法ができ上がったわけでございますが、昭和二十四年に私学法をつくった当時、この私学法については非常に画期的な法律といわれて、そしてこの私学法について非常に重要な点が何点かある。それはたとえば私立学校の特殊性あるいは自主性の尊重、公共性をもっと高めようというようなポイントも一つでございますし、同時にそれらを高めていく、あるいは認めていくというこ……
○河野(洋)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の四党を代表して、ただいま議題となっております日本私学振興財団法案に対する修正案について、御説明を申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 日本私学振興財団法案に対する修正案 日本私学振興財団法案の一部を次のように修正する。 附則第十四条に次の一項を加える。 4 改正後の私立学校法第五十九条第十項及び第十一項の規定は、政令で定める日までの間は、適用しない。 以上でございます。 その趣旨につきましては、本案の審査に際し十分御承知のことと存じますので、省かしていただきたいと思います。 何とぞ委員各位の御賛成をお願いい……
○河野(洋)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党の五党を代表して、ただいまの法律案に対し附帯決議を付するの動議を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 昭和四十四年度における私立学校教職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、私立学校教育の重要性と私立学校教職員共済組合の実情にかんがみ、すみやかに次の事項について検討し、その実現を図るべきである。 一 私立学校教職員共済組合法の適用外にある私立学校の教職員に対し、すみやかに同法適用の道を開くよう所要の措置を講ずること。 二 長期給……
○河野(洋)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表いたしまして、プロ野球の健全化に関する件について決議安を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 プロ野球の健全化に関する件(案) プロ野球が、国民各層に広い愛好者をもち、とくに青少年に大きな影響を与えていることを考えるとき、このたびのプロ野球界一連の不祥事は、まことに遺憾なできごとである。 政府ならびにプロ野球の当事者は、速やかに次の諸方策を講じて、プロ野球の健全化を図り、その信頼を回復すべきである。 一、球団はじめプロ野球の各関係者は、コミッショナーの権威を確立し、プロ野球の秩序と規律を高めるとと……
○河野(洋)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長所用のため、指名により暫時私が委員長の職務を行ないます。
質疑を続行いたします。木島喜兵衞君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 有島重武君。
○河野(洋)委員長代理 山中吾郎君。
【次の発言】 多田時子君。
【次の発言】 川村継義君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十八分散会
○河野(洋)委員 本日は、文部大臣に、先般行なわれました所信表明の幾つかの問題点の中から少しお尋ねをして、もう少し具体的にお答えをいただきたいと思うわけでございます。 最初に、私は先般行なわれました総理大臣の所信表明を聞いておりまして、佐藤総理は、わが国の未来像の達成のために、最も基本的な重要課題として教育の刷新と学術文化の振興をあげる、こう言っておられます。私どもは総理の所信表明を拝聴いたしまして、たいへんいいことだということで、きわめて同感いたしておるわけでございますが、その総理の所信表明を受けて、先ごろ行なわれました文部大臣の所信表明もそうした点を強調しておられます。私どもは、そういう……
○河野(洋)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党の五党を代表して、ただいまの法律案に対し附帯決議を付するの動議を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、高エネルギー物理学研究所の運営については、学術研究の自由を阻害しないようじゆうぶんの留意を要する。 ことに人事については所長の意見を尊重し、研究者が学術研究に専念できるよう配慮すべきである。 また、今後この種の直轄研究所の重要性は益々増大すると考えられるのでこの種研究所における研究公務員の処遇については、その職務と責任の特……
○河野(洋)委員長代理 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時三十七分散会
○河野(洋)委員長代理 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時十一分散会
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が病気のため委員会に出席できませんので、委員長の指名により、当分の間私が委員長の職務を行ないます。
国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。塩崎潤君。
【次の発言】 松永光君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時十一分散会
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木島喜兵衞君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法案を議題とし、審査を進めます。
この際、山中吾郎君外二名から、日本社会党、公明党、日本共産党三派共同提案にかかる本案に対する修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を求めます。山中吾郎君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨説明は終わりました。
本修正……
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関し、発言を求められておりますので、これを許しますが、まずこの際、参考人出席要求の件についておはかりいたします。
同問題に関し、本日参考人として中央労働基準審議会会長石井照久君の出席を求め、意見を聴取することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 石井参考人には、御多用中のところ御出席いただきまして、まことにありがとうございます。
なお、参考人の御意見は委員からの質疑に対するお答えでお述べいただきたい……
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
昭和四十四年度及び昭和四十五年度における私立学校教職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出席要求の件についておはかりいたします。
本案審議のため、本日、参考人として私立学校教職員共済組合常務理事三浦勇助君及び企画室長辻正君の出席を求め、意見を聴取することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 なお、参考人の御意見は、委員からの質疑に対するお答えでお述べいただきたいと存じますので、さよう御了承願……
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
昭和四十四年度及び昭和四十五年度における私立学校教職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、すでに質疑を終了いたしております。
これより討論に入るのでありますが、申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
本案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
【次の発言】 この際、ただいま議決いたしました本案に対し、野中英二君外四名より附帯決議を付すべしとの動議が提……
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
請願日程第一より第九二四までの各請願を一括して議題といたします。
今国会本委員会に付託されました請願は全部で九百二十四件であります。
まず、審査の方法についておはかりいたします。
各請願の内容につきましては、文書表等によりすでに御承知のことでありますし、さらに先刻の理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等はこれを省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
それでは採決いたします。
請願日程第一ないし第八、第一……
○河野(洋)委員長代理 山田太郎君。
【次の発言】 関連質問を許します。有島重武君。
【次の発言】 鈴木一君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 この際、小委員会設置に関する件についておはかりいたします。
先ほどの理事会の協議により、文化財保護に関する調査のため、小委員十一名よりなる文化財保護に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。
なお、小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、小委員に
……
○河野(洋)委員 私は、文教委員会が国政調査のため十月五日から五日間、長崎、熊本、福岡各地域へ七名の委員を派遣されまして、長崎大学をはじめ地元の多くの方々からいろいろな実態を聞き出し、あるいは目で見て調査をしてまいりました。その報告書は会議録に掲載をされることになっておると思いますが、そうした調査に基づいた幾つかの点を、以下その調査に同行されました山中委員あるいは山田委員ともども政府に対して御質問を申し上げ、御答弁をいただきたい。 私は、国政調査が聞きっぱなし、言いっぱなし、行きっぱなし、ということでなくて、文教委員会の権威にかけて、調査をしてきたものはそのつど最終責任まで持つべきであるとか……
○河野(洋)委員長代理 この際、連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。
沖繩及び北方問題に関する特別委員会において審査中の案件につきまして、同委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
なお、連合審査会の開会日時につきましては、委員長間において協議いたしますが、来たる四日午前十時より開会の予定でありますから、御了承願います。
次回は来たる三日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時二分散会
○河野(洋)委員長代理 本会議散会後再開することとし、この際、休憩いたします。 午後一時七分休憩
○河野(洋)委員長代理 委員長から申し上げます。森君の提案については、後日理事会においてよく討議するようにいたします。善処いたします。
【次の発言】 森君に申し上げます。関連質問でございますから、できるだけ簡潔に質疑をお願いします。
【次の発言】 渡部恒三君。
【次の発言】 小林信一君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 次回は来たる十七日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後六時六分散会
○河野(洋)委員長代理 政府より提案理由の説明を聴取いたします。高見文部大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。塩崎潤君。
【次の発言】 簡潔に願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次回は来たる七日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時十八分散会
○河野(洋)委員長代理 ちょっと速記をとめてください。
○河野(洋)委員長代理 この際、暫時休憩いたします。 午後零時四十分休憩
○河野(洋)委員長代理 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。安里積千代君。
【次の発言】 次回は来たる十七日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後二時十三分散会
○河野(洋)委員長代理 小林君の関連質問を許します。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 次回は明二十五日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十五分散会
○河野(洋)委員長代理 山原健二郎君。
【次の発言】 小林信一君。
○河野政府委員 ただいまの御決議の趣旨を体しつつ、現地の実情に応じて日本人学校あるいは補習授業等、在外子女教育の拡大、拡充をはかるとともに、帰国子女の教育の充実に十分つとめる所存でございます。
○河野政府委員 予算案の概要を御説明申し上げます前に、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 このたび、はからずも文部政務次官を拝命をいたしました。もとより、知識、経験不十分でございますが、誠意をもって一生懸命つとめたいと思いますので、委員の皆さま方の御協力を心からお願いをいたします。(拍手) 昭和四十八年度文部省所管予算案の概要を御説明申し上げます。 まず、文部省所管の一般会計予算額は一兆四千二百億五千二百七十一万九千円、国立学校特別会計の予算額は四千六百四十五億三千七百十三万四千円でありまして、その純計額は一兆五千十五億一千六百五十一万一千円となっております。 この純計額を昭和四……
○河野政府委員 神奈川県の出身でございますが、現在文部政務次官をいたしております。 山口先生、先ほど来御指摘のとおり、神奈川県は特に社会増、いわゆる人口急増の地域でございますから、財政的にもきわめて苦しい部分があるだろうと思っております。そこで、今回ただいま御審議をいただいておりますこの法案によりまして、数歩前進するであろうということを私も期待をし、そういう願いを込めてこの法案を御審議をいただいておるというところでございます。
○河野政府委員 安里委員御指摘のとおり、文教予算につきましては、たとえばこれは全く一例でございますけれども、農林予算等のように、マスコミで取り上げられるような圧力団体の動きというものはそう目立つものはございません。ごらんいただきますと、文教予算については応援団が少ないのではないか、それがこういう予算の結果になってきているのではないかという御指摘だろうと思いますが、私ども文部当局といたしましては全力をあげて、財政当局には実態を理解させ、十分な配慮をさせるように努力をいたしておりますし、先ほど管理局長が御答弁申し上げましたように、公立文教施設の予算につきましても、金額の面では差こそございますが、そ……
○河野政府委員 たいへんめんどうな法律で、専門家でないとなかなか難解だろうという感じがいたしました。
【次の発言】 私のようなこの手の法案にふなれなものは、附則、本則を問わず、非常にむずかしい法案だというのが感想でございます。
○河野政府委員 山原議員、先ほどから御指摘をいただいております報告書に書かれておる理解度というものが、一体いかなるものであるか、私には十分理解できませんが、現在の教職員の定数等について、いろいろな議論があるということは私も承知をいたしております。文部省といたしましても、過去数回にわたり年次計画を立てて、教職員の定数を改善といいますか、数において少しずつ進めてきたわけでございます。今回、木島議員御提案のこれらの法案につきまして、私ども拝見をいたしておりますが、相当数教職員を増加させなければ実現できないわけでございまして、教職員の数をふやすために先ごろ免許法等についても御審議いただきましたし、ある……
○河野政府委員 御審議をいただいております法案を、いろいろな角度から御理解いただくために、いろいろな表現を使う、そうして何とか法案の真意をできるだけ大ぜいの方に御理解をいただくために、大臣以下私ども努力をいたしておるわけでございます。 それらのいろいろな表現、いろいろな角度から大ぜいの方々に御理解をいただくための表現が、あの場面でああいう発言になったというふうに、ぜひ受田先生に御理解をいただきたいと思うわけでございます。私どももいろいろな会合に出まして、その会合の性質、お集まりいただきます方々のお顔ぶれ等によってできるだけ理解を深めていただくような説明のしかたをするわけでございまして、昨日は……
○河野委員 文化財保護に関する小委員会の小委員長といたしまして、文化財保護に関する小委員会の調査の経過について御報告申し上げます。 本小委員会は、去る二月七日、当委員会に設置され、当面する案件としては、文化財保護法の改正を目的として調査を行うこととし、今日まで小委員会五回、小委員打合会を六回開会する等小委員各位の御熱意によって鋭意検討を重ねてまいりました。 本案件につきましては、去る第七十二回国会及び第七十三回国会閉会中文化庁長官より文化財保護行政の現状と問題点について報告を聴取する等調査を行ったほか、三月四日には日本考古学協会委員長江上波夫君外三名を参考人として招致し、現行制度の問題点に……
○河野議員 森先生の御発言はきわめて大事な御発言だと思います。 実態から言いますと、予算の上で表現をされたものが予算委員会を経て、あるいは本会議を経て議決をされて、その予算が執行されていくわけでありますから、一つの国民の意思決定が行われたということになることも事実だと思うのです。 ただ、今度の私学の問題について申し上げれば、ことしも一千億を上回る私学助成を政府、与党一体となって予算の中に盛り込み、予算案を成立させました。この限りにおいては、野党はこれに反対をしたわけですから、野党は一千億を上回る私学に対する助成についてどういうふうにお考えになるかということが明確になっていないわけでございま……
○河野(洋)委員 刑法の一部を改正する法律案について若干の御質問をいたしたいと思います。 この刑法の一部改正について、昨年大平総理が、一連の政治不信がつのる中で、ロッキード、ダグラス、グラマン、こういった問題を二度と起こさないように、再発を防止するためにいろいろと諮問機関その他に諮っていろいろな答申を得て、その中の一つにこの刑法の一部改正の中に盛られているものがあるわけでございますが、その答申案の中には法務省関係のものはこれだけだったのでしょうか、それともほかにもまだ幾つか再発防止について新しい法律をつくれあるいは法律を改正しろというようなものが答申案の中にあったのでしょうか、まずお答えをい……
○河野(洋)委員 外国人登録法の一部改正法案を提出された局長にまず伺いたいと思います。
この法改正の主たる目的は、行政上きわめて繁雑だという部分を直そうという行政的な面から見た改正と、もう一つは、近年外国人の出入りが非常に多いあるいは日本の国内における滞在様式の多様化、そういう点で外国人の立場に立ってもう少し便利に日本に滞在できるようにという側面と、二つの側面でこの改正案を出されたように思いますが、そう考えてよろしいですか。
【次の発言】 私が聞いていることはちょっと角度が違うので、行政的にその方がやりやすいから変えるということに重点があるのか、日本に滞在をしておられる外国人の便利さ、あるい……
○河野委員 防衛庁設置法について若干の質疑をさせていただきたいと思いますが、まず最初に防衛問題についての基本的な防衛庁長官初め防衛庁当局の御認識をお尋ねをしたいと思うのです。 最近世間一般には軍拡の風潮があるとか、一方で軍縮論というものもあるわけでございますが、防衛庁長官の防衛哲学の中に軍縮論というものについてどういう位置づけをしておられるか。恐らく防衛庁長官のお気持ちが軍備拡張、いわゆる軍拡論だとは私は思わない。軍拡論だとは思っておりませんが、軍縮について防衛庁長官はどうお考えになっていらっしゃるか、基本的な認識を伺いたいと思います。
○河野委員 ただいまもやりとりがありましたけれども、金大中氏の裁判について、総理も二度にわたって深い憂慮を表明されておるわけでございます。私も金大中氏の裁判の成り行きには特別な関心を持っておりまして、日本国民として、金大中氏の身柄の一日も早く自由になられることを祈っておるわけでございますが、政府におかれましても、事の経過を踏まえて強い責任を感じながらこのことに対処していただきたいと思うわけでございます。 そこで、総理は国会でも再三、現行憲法を誇りとする旨の表明がございます。その根拠は、現行憲法が持つ平和主義あるいは自由主義、基本的人権の尊重あるいは民主主義、こういったものを挙げておられるわけ……
○河野委員 いわゆる第二臨調の設置について少しお尋ねをしたいと思います。
この手の調査会等を設置するという以前に、行政管理庁という役所は一体何をするための役所なのかということを御説明いただきたいと思うのです。
【次の発言】 第二臨調の仕事は、実はいまおっしゃったようなことをやると考えては間違いですか。
【次の発言】 行政管理庁は少し自信がなさ過ぎやしませんか。行政管理庁という役所は、いままさにおっしゃったように、全政府的に抜本的に総括的に行政の管理について検討をするために恒常的につくられている役所であって、臨時調査会などにこうした仕事をゆだねるというのは、いささか行政管理庁は自信を喪失してい……
○河野委員 外務大臣の訪米を踏まえて、一、二点御質問をさせていただきたいと思います。 外務大臣はアメリカに行かれてアメリカの首脳と会談をされたわけですが、その際に対ソ認識は一致した、それから西側の一員としての努力を表明された、この二つがきわめて大きなポイントだろうと思うのです。 そこでお尋ねをいたしますが、問題は、むしろアメリカがどういう行動をするかということについてきちんとした認識が日本側にあるかどうかということだと思うのですね。エルサルバドルに介入といいますか、非常に強硬的な姿勢をとる。アフリカに対してもそうですね。韓国は多少性質は違いますけれども、非常にいま心配をしている。こういう一……
○河野委員 大変時間も遅くなりましたが、もうしばらくごしんぼう願いたいと思うのです。 私も同僚議員と同じように共同声明の評価について、少し私の意見を交えながらお尋ねをするわけですが、先ほどから議論のとおりに、今度の日米共同声明がやはり軍事色が強いものだという、かなり多くの人たちの危惧の念というものがある、これは否定できないと思うのですね。各政党と同時に、一般の報道機関もそういう解説を数多くされている。それはなぜ軍事色が強くなったかという、危惧であってほしいと思いますけれども、その危惧の念の表明があるかというと、一つは、いまさんざん御議論になった同盟という言葉を使ったじゃないかということが一つ……
○河野委員 まず最初に、政治姿勢についてお尋ねをしなければならないと思います。 自由民主党は、かつて、増税を国民に求めて選挙をやって十分な支持が得られなかったことがございます。 その六カ月後に、今度は増税は全部引っ込めて選挙を闘って多数を占められたわけでございます。昨今、自由民主党の方々のお話を伺うと、国民の支持を得ているんだから予算委員会の採決強行は当然なんだと言わんばかりの御議論がございますが、とりわけ増税について国民の支持が得られなかったという事実、そしてわずかその六カ月後に今度は増税は口をぬぐって一切言わない。自民党の候補者の方の中には、私は一般消費税その他には反対しますなんというこ……
○河野委員 少しお時間をいただきましたので、若干質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、事務当局に国連大学の問題でお伺いをしたいと思います。
国連大学は、本部施設の用地がやっと決まった、こう新聞に伝えられておりますね。用地決定について、その場所、面積、どういう形式になっているか、まずお答えをいただきたいと思います。簡単でいいですから……。
【次の発言】 大変長い時間をかけた結果、本部施設を建設する用地だけは確定をした、これから建物を建てなければならないわけですが、一体文部省はどんな手順で、いつごろ、どの程度の規模をその一万八千平米のものに建てようとしているのか。一万八千平米という……
○河野委員 国立学校設置法の一部改正について若干御質問申し上げたいと思います。
まず最初に、大学局長にお尋ねをいたしますが、ここしばらくの間ずっと文部省がつくってこられた医科大学、終始医科の単科大学をつくってこられたわけですが、この医科大学を単科大学でずっとつくってこられたのには何か理由がございましょうか。
【次の発言】 いま御答弁のようなこともあると思うのですけれども、実際は大学紛争の経験にかんがみて、四年制と六年制を一緒に管理運営をすることは非常にむずかしい、六年制の大学は六年制だけでやった方が管理運営上うまくいくという、いわゆる管理運営面からきた単科大学重視といいますか単科大学をできる……
○河野委員 冒頭に総理府に御質問をしたいのですが、おられますか。――昨年の十月二十三日以降、文部省、文部大臣から総理府総務長官に対して、青少年の非行問題で話し合いが持たれたかどうか、お答えをいただきたい。
【次の発言】 文部大臣から総務長官にお話があったかと伺っているのです。
【次の発言】 事務的にあったんですな。
【次の発言】 それでは、文部省から総理府に事務的に話し合いがあった結果、どういうことになったか御説明願いたい。
【次の発言】 前回私は文教委員会で文部大臣に対して、青少年の非行化の一つの契機になるのは未成年者の喫煙、飲酒、これが一つのきっかけになる、これはそのときの委員会で、警察庁……
○河野委員 私の手元に、大変古い資料でございますが、昭和四十四年に総理府の青少年対策本部が行った「社会環境の浄化に関する世論調査」という資料がございます。この調査は、つまり青少年を取り巻く社会環境についていろいろなアンケート調査をしたものでございます。総理府おいでをいただいておりますので、実はこの世論調査について少し御質問をいたしたいのですが、最初にお尋ねをします。
こうした青少年を取り巻く社会環境についての調査を昭和四十四年以降なさっておられるかどうか、おわかりでしょうか。
【次の発言】 その四十四年の調査を見ましても、青少年を取り巻く社会環境というのはかなり心配があるという調査になってい……
○河野委員 外務省においでをいただいておりますから、外務省に最初に少しお話を伺いたいと思います。
日中の国交正常化を進めるに当たって、その原点として日中共同声明というものがございましたが、その日中共同声明をつくるに当たって、外務省は、日本と中国との間の不幸な関係をいろいろ認識をしたり説明をしたりして日中共同声明というものにこぎつけられたわけでございます。その間相当な御苦労、御苦心があったと思うのですが、その辺のところでおわかりのところがあれば御説明をいただきたい。
【次の発言】 日本が戦争を通じて中国に重大な損害を与えたことを非常に深く反省するということをこちら側が言って、それに対して中国側……
○河野委員 法案について少しお尋ねをしたいと思います。
本法案は石橋さん以下の議員の方々によって提案された法案でございますが、この法案に文部大臣は御賛成でございますか。
【次の発言】 なぜこの法案を文部省が提案をされなかったのか、理由を伺いたいと思います。
【次の発言】 大学局長、もう一回御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 いろいろいきさつがあったけれども、さっき大臣がお答えになったように、文部省とすればもろ手を挙げてこの法案に賛成である、こう考えていいわけですね。しかし内閣といいますか、役所間のやりとりの中では、越えるハードルはなかなか高かった、こういうことに聞き取りました。そ……
○河野委員 今回の教科書の問題で閣議でいろいろな御議論があったということを新聞で拝見をいたしました。一部の閣僚から、これは内政干渉ではないかという意見があったと新聞が伝えておりますが、大臣は中国側のこうした意見を内政干渉だとお考えになりますか。いかがですか。
【次の発言】 外務省お見えでしょうか。――外務大臣は外務委員会で、これは内政干渉ではないと答弁しておられるというふうにこれも新聞に出ておりますが、確認できますか。
【次の発言】 八月四日の新聞を読みますと、宮澤外務大臣臨時代理は衆議院の外務委員会で、中国の申し入れば内政干渉には当たらない、こう述べておられる旨新聞が報道しております。
今……
○河野委員 大分時間が超過して申しわけないと思いますが、ごく簡単に二、三点お尋ねをしたいと思います。 今度の問題が非常に感情的、複雑になった原因の一つに、閣議におけるはなはだ軽薄な発言が外部に伝えられたことがあるのじゃないかと私は思います。つまり、今度の教科書問題についての外国、韓国でございますとか中国でございますとかの発言が内政干渉だということで、ちょっとばさっと切って捨てたという感じが閣議でなされたという報道があって、それがこの問題を少し感情的にしてしまったのではないかと思うのです。もとよりこの問題は内政干渉と言って決めつけてしまえる問題ではないと私は思いますが、内閣において統一見解とい……
○河野委員 文部大臣の所信に関して、若干の御質問をさせていただきたいと思います。 先般の文部大臣の所信を拝聴いたしましたけれども、非常に率直に申し上げまして、文部大臣の文教政策に対する所信はそれなりに感ぜられますが、文教行政に対する、つまり中曽根内閣というのは行政改革が非常に重要な仕事だ、こう言っておられるわけですから、文教政策のみならず、文部大臣としては文教行政に対するいわゆる行政改革、これに対してどういう御所見をお持ちなのか、ひとつお伺いをいたしたいと思うわけでございます。 もちろん、今日の文教を取り巻く環境は非常に複雑であり、むずかしい状況にあるわけでございまして、行政改革といっても……
○河野委員 もう設置法についてはかなり同僚議員が御議論になった後でございまして、極力重複も避けたいと思いますので、私は順番上いわば締めくくりみたいなかっこうになりましたので、一、二点だけ文部省にお伺いをしたいと思います。
国立学校設置法というのは、かなり頻繁にこの委員会に毎年毎年のように提案をされてくるわけでございます。そして提案されるや否や、これは一番急ぐのだ、日切れ法案だ、急げ急げ、こういうことに毎年、毎回なるわけです。今度の設置法の中で、急いで法律ができないと大変困る部分はどことどこですか。
【次の発言】 もうちょっと具体的に言いますと、三重大学ですけれども、三重大学においては、従来の……
○河野委員 もう同僚議員の質問で大体問題点は出尽くしておると思いますので、私はごく一、二点、補足のような質問をさしていただきたいと思っております。
水産庁おられますか――水産庁に伺いますが、魚病技術士と獣医師との関係について、ちょっと御説明をいただきたい。
【次の発言】 けさほど来、同僚議員からの質問にも答えておられますように、現在では相当な魚病による被害も出ていますね。漁業関係者に相当な被害がある。それに対する魚病技術者を相当に育成はしておられるというお話ですが、そうするとその対策に当たっている人たちは資格はないのですか。全く資格がない。資格がない人がそれぞれ対応をして料金を取るというケー……
○河野委員 まず最初に、当初予定されていた質問順位を繰り上げさせていただいた委員長及び理事会の皆様方の御理解に、感謝を申し上げたいと思います。 以下、若干の質問をさせていただきますが、まず冒頭に、東京医科歯科大学の問題を一点だけ伺います。 新聞その他で事態がだんだん明らかになってきておりまして、国立大学の中で金銭の授受、公的ないすをめぐっての金銭の授受ですから、これは国家公務員法その他に触れる事態が明らかになってきた。当然文部省としては処分をしなければならぬと思いますけれども、この処分、どうされますか。いつごろどんな処分をなさいますか。
○河野(洋)小委員 たいへん時間がおくれておりますので、私はごく簡単に一問だけ鈴木さんにお伺いをいたします。 鈴木さんは、先ほどから盛んに三十九条と五十五条、二カ所に注意を喚起しておられるのでございます。 まず最初に、五十五条のほうで写真の問題、先ほど来小林先生はじめ皆さんからもうすでにお話がございましたけれども、芸術的なものとニュース性の強いものという区別については、非常にむずかしい。これは鈴木さんもお認めになっておられるようでございます。ただ写すときの動機であるとか、非常にあいまいなことばのようでございますが、元来著作権のこの法案の第二条の一号には「著作物」というものは「思想又は感情を……
○河野(洋)小委員 ちょっと関連して。次長のお話あるいは馬渕さんのお話等を伺っておりまして、これは私の記憶に間違いがあれば御訂正をいただきたいと思います。お二方の御説明から考えますと、一つの例を申し上げますと、たとえば東京オリンピックという映画が市川さんの製作であったのを私覚えておるわけですが、この東京オリンピックの映画は、資金的には決して東宝がめんどうを見たわけではない。あれは国なりオリンピック財団なりというものが資金的なめんどうを見たし、その発意、創作にも非常に寄与をしたはずでございます。にもかかわらず、これが著作権は一体どこにあるのかといえば、あの映画を公表をし、次長流に言えば、流通をさ……
○河野政府委員 浅井先生ただいま御指摘のとおり、国立大学の医学部は、その教育、研究を主たる目的にして、でき得る限り高い医学を求めておるわけでございまして、現在でも医者の数が不足をしておる、その医者の数の不足を一日も早く補てんするために全力をあげて医師養成に当たっておるのでございまして、御指摘のとおり、指定機関として行動をしておる病院数は十四でございますが、その十四の病院を含めて、教育研究に最重点を置くというのが、国立大学の医学部として最も大事な目的であるという観点から、いままでも、でき得る限り指定機関になったほうがいいのではないかという御意見もございまして、それを伺ってそのつど検討をいたしてお……
○河野小委員長 これより文化財保護に関する小委員会身開会いたします。 このたび私が小委員長に選任されました。皆様の御協力のほどをよろしくお願いいたします。 文化財保護に関する件について調査を進めます。 本日は、小委員会の今後の運営、並びにお手元に配付してございます文化財保護法の改正点という資料がございますが、全くの素案でございますので、これをたたき台としていただき、各小委員の御意見を承りたいと存じております。 これは懇談形式によって行いたいと存じますので、この際休憩いたします。 午後一時十分休憩
○河野小委員長 これより文化財保護に関する小委員会を開会いたします。 文化財保護に関する件について調査を進めます。 先日御協議願いましたとおり、本日は懇談によって行いたいと存じます。 これより懇談に入りたいと思います。
○河野小委員長 これより文化財保護に関する小委員会を開会いたします。 文化財保護に関する件について調査を進めます。 本日は文化財保護制度の現状と問題点について、参考人として日本考古学協会委員長江上波夫君、日本学術会議会員林英夫君、早稲田大学教授本田安次君及び北海道教育委員会教育長山本武君に御出席を願っております。 この際、参考人各位にごあいさつを申し上げます。 参考人各位には御多用中のところ本小委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 これより参考人から御意見を承りたいと存じますが……
○河野小委員長 これより文化財保護に関する小委員会を開会いたします。 文化財保護に関する件について調査を進めます。 本日は、前回御協議願いましたとおり、文化財保護制度の問題点について、懇談形式により協議いたしたいと存じます。 それではこれより懇談に入りますので、この際、暫時休憩いたします。 午前十時十一分休憩
○河野小委員長 これより文化財保護に関する小委員会を開会いたします。
文化財保護法の一部を改正する法律案起草の件について、議事を進めます。
本小委員会は、文化財保護法を現状に即したものにするため、設置以来各小委員間における意見の交換及び参考人からの意見聴取などを行い、さらに各党間の意見調整を行うための作業を進めてまいりました。
ただいま小委員各位のお手元に配付してございます文化財保護法の一部を改正する法律案の草案は、各党の意見をもとに小委員長の手元で作成したものであります。
【次の発言】 本草案及びこれに関連して発言の申し出がありますので、これを許します。三塚博君。
○河野委員 大変時間も長時間になりましたから、私は谷合さんと高原さんに一問ずつ伺いたいと思います。 先ほどから、校内暴力の問題がいろいろ各角度から論ぜられておるわけでございますが、その中で谷合さんがおっしゃったように、校内暴力というのは、もう中学や高等学校でこれを阻止したり矯正したりするという、そういうものじゃないんだ、もっと早い時期の問題なんだという御指摘があったように思います。 私も全くそのとおりだと思います。むしろ幼児教育――幼児教育というよりもっと前、乳幼児教育と言った方がよいかもしれませんが、そういう時期から、つまり家庭のしつけの問題が非常に大事じゃないかと思うのですが、教育を余……
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