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後藤俊男 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

後藤俊男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
519位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
360位

31期委員会発言TOP100
100位
31期委員会出席(無役)TOP100
68位
31期委員会発言(非役職)TOP100
78位
32期委員会出席TOP100
89位
32期委員会発言TOP50
24位
32期委員会発言(非役職)TOP50
16位

このページでは後藤俊男衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。後藤俊男衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 運輸委員会 第20号(1967/06/30、31期、日本社会党)

○後藤委員 実は滋賀県の犬上川の南踏切の交通事故の問題でございますが、大体内容につきましては十分御承知のことと思います。近江鉄道の電車とそれから砂利運搬のダンプカー、この衝突事件でございます。被害者といたしましては死者が一名、さらに重傷者が数名ということでございますが、不幸中の幸いとしまして、始発電車であったため乗客が非常に少なかった。これがおそらくラッシュの時間なれば、ことしの四月一日にありました南海電車の事故と同じくらいな被害者を出しておるのではないだろうかと思われるくらいな事故でございます。さらに、その当日等の新聞を読んでみましても、事故の内容、ケース等については、いま申し上げました四月……

第55回国会 社会労働委員会 第3号(1967/04/19、31期、日本社会党)

○後藤委員 最初に労働大臣にお尋ねしたのでありますが、いまも田邊委員からいろいろ話が出ておりますが、春闘は昭和三十年以来続いております。いまから四年前でございますが、いまはなくなられた池田総理大臣と、さらに総評の前議長でありました太田氏の間で、この最終的春闘の締めくくりの段階で、当事者能力の問題については今後解決するように努力する、こういうはっきりした約束があったと私は記憶いたしております。いま田邊さんが言われるように、問題は、当事者能力の問題が大きな原因だと私は思いますが、それ以来四ヵ年間、政府としては、どういうふうにこの当事者能力の問題についてお考えになってきたのか、現在一体どうされようと……

第55回国会 社会労働委員会 第5号(1967/04/25、31期、日本社会党)

○後藤委員 昭和四十二年度の労働省の関係予算は、四十二年の三月十八日概略の説明を終わったわけであります。この中で、特に雇用政策等についての重点施策の説明をお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 いま簡単に説明は聞いたわけでございますが、わが国におきましては依然として数多くの臨時工やあるいは社外工をはじめとして不安定な労働者、それから低賃金の労働者がたくさんおると思います。これらの労働者の格差をいかに解消していくかというのがこれからの労働政策の根本ではないかと私考える次第でございます。この点についてはどうお考えでございましょうか。

第55回国会 社会労働委員会 第11号(1967/05/23、31期、日本社会党)

○後藤委員 田邊委員なりそれからいま質問されました委員に関連して二、三お尋ねしたいと思います。  先ほど次官が田邊委員の質問に対して、不当労働行為はあってはいけないんだ、そのことについては会議のあるたびに注意をしておる、こういうお答えがあったわけですが、いままで二人の委員からいろいろ話が出ましたように、現在、全逓から近畿方面でかなり脱退が出ておるわけなんです。これは御承知だと思います。この近畿方面における脱退問題については、政務次官が言われたことと全く反対のことが行なわれておると私は推察いたしております。というのは、会議ごとに第二組合をつくれという相談がされておる、そういう具体的な事実も現在あ……

第55回国会 社会労働委員会 第22号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○後藤委員 関連。ただいま田畑委員のほうからいろいろとお話がございましたけれども、特に全逓労働組合の問題につきましてはいろいろとむずかしい問題も入っておりますし、私も最初から最後までお聞きいたしましたが、事実と違っておる点もあるように思いますので、この問題につきましては次の機会に引き続いてわれわれのほうといたしましても正しくこれらの問題について申し上げたいと思いますから、次回にはひとつよろしくお願いをいたします。

第55回国会 社会労働委員会 第25号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○後藤委員 話は続くわけでございますけれども、いまの「新しい管理者」というパンフレットですね、これが問題になりましたが、もう一つ別にやはり「新しい管理者」というのがあるわけです。これは以前のものだと思うのです。これも「新しい管理者」、いま問題になりましたのも「新しい管理者」ということで、次から次へと惑わすような文章のパンフレットが出ておるのですが、前の「新しい管理者」というのは、現在どういうことになっておるわけですか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 三十六年の七月に発行された「新しい管理者」というのを御存じないのですか。
【次の発言】 前にはないのですか。

第55回国会 社会労働委員会 第28号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○後藤委員 実は、今度の失業保険の改正の中心につきましては五つくらいあると思います。そこで、総理府の人事局長に、何か十二時以降は差しつかえがあるそうでございますので、その問題を先にお聞きいたしたいと思うわけです。  この前、先週の火曜日でございますか、今度の失保の改正の一番最後の国家公務員等退職手当法の一部改正の第十条でございますか、このことにつきまして、時間が非常に短うございましたので、非常に簡単な説明をいただいたわけでございますけれども、さらにこの問題につきましては、林野庁にも非常に関係の深い改正になろうと思っておるわけです。私、考えてみますと、失業保険と退職手当とはおのずからその性格が違……

第56回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○後藤委員 十月二十二日から十月三十一日まで秋の交通安全連動が行なわれるわけでございますが、その関連において二、三質問をいたしたいと思います。 最終的に要望をしたいことがございますので、お願いをいたしたいと思います。問題は名神高速道路の問題でございます。御承知のように、事故の統計を見ましても、滋賀県というのは県内の自動車の事故は非常に少ないわけでございますけれども、他府県から入ってくる自動車の事故が非常に多い。昭和四十年度の統計を見ましても、全国で県民の数からいきましても最高である、こういうふうな統計も出ておるようなわけでございます。そこで私は、名神高速道路と国道八号線でございますか、その関連……

第56回国会 社会労働委員会 第5号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○後藤委員 実は最近最終的な段階にきておる、特に滋賀県の地元におきましても問題になっております江若鉄道の廃止、国鉄の買収、この問題についてお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  私が申し上げるまでもなく、江若で働いておられる人は鉄道部門だけで三百五四名おいでになる。この人がたが、今度国鉄に買収されると一体おれらはどうなるのだろうか、失業することになるのか、どうなるのだ、国鉄で使ってくれるのか、一体どうなんだ、こういうような心配で江若の職場におきましてはかなり不安な気持ちがみなぎっておると思うわけでございます。この問題は申し上げるまでもなくいま突然起きた問題ではなしに、去年からずっと引き続……

第57回国会 社会労働委員会 第2号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○後藤委員 まだ労働大臣が見えておりませんので、まず最初に、国鉄の関係につきまして、副総裁もおいでになりますのでお尋ねしたいと思うのです。  現在、新聞でも毎日報道いたしておりまするように、十二日から、国労なり動労の順法闘争が行なわれまして、東京付近を中心に、かなり国鉄のダイヤが乱れておる。これはもう申し上げるまでもなく、現実にそうなっておるわけですが、これの根本的な問題は、いろいろ過程はありますけれども、国鉄の財政危機、深く突っ込んでいけばそこへ問題はいくと思うわけでございます。  御承知のように、二兆七千九百二十億円の借金をかかえ、しかもその利息金として、新幹線のもうけだけは全部払わなけれ……

第58回国会 社会労働委員会 第4号(1968/03/07、31期、日本社会党)

○後藤委員 質問の内容は大体日赤事業の関係でございまするが、日赤事業と申しましても広範囲にわたっておられると思います。その中で、特に日赤病院関係につきましてお尋ねしたい点がありますので、日赤病院関係の経営の問題なり、あるいは労使関係の問題なり、あるいは要員関係の問題なり、さらには海外の派遣の問題なり、これらが大体中心になろうかと考えておるような次第でございます。実は昨年の十月であったと思いますけれども、わが党の代表としてある日赤病院を現地調査もいたしました。その内容なり、さらにはいろいろな点につきまして調査もしてまいったような次第でございますが、それらに基づきまして、ひとつ質問をいたしたいと思……

第58回国会 社会労働委員会 第5号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○後藤委員 先ほど国鉄総裁のほうから、五万人の合理化については絶対に首切りには関係ないんだ、こういうお話を聞いたようなわけですけれども、現在、五万人の合理化の問題につきまして、この中身の目的と言うとおかしいですが、時間短縮の要員の問題、さらに十月の白紙ダイヤ改正の要員問題、これらを動かすのだという言い方はおかしいかもしれませんけれども、そういうようなことで五万人の合理化ということが今日問題になっておるわけです。たとえば一週間に二時間の時短を行なう、そのためにこれだけの職員が要るからこれだけふやすのだという話ならわかるのです。そうではなしに、どこかから浮かして持ってきてこれをやるのだ、こういう考……

第58回国会 社会労働委員会 第6号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○後藤委員 実は、去年のたしか十一月だったと思いますが、特に滋賀県の大津の日赤病院を、党の調査といたしまして調査に行ったわけでございますが、それにかんがみまして、全国的に日赤病院の運営なり要員の問題、さらに昨年末における闘争の終結の問題、それらを中心にひとつお尋ねをいたしたいと考えておるのであります。  まず第一番に、聞くところによりますと、今日、日赤病院が全国に百前後あると思います。この前、先週のときにもお尋ねをいたしたような次第ですが、労働基準法に基づく三十六条協定、これの締結なしに、一週間に五十時間以上の超勤をやっておられる病院もある、こういうふうなことを聞いておるわけでございますけれど……

第58回国会 社会労働委員会 第21号(1968/04/26、31期、日本社会党)

○後藤委員 大臣のほうが、時間が十分ないそうでございますので、まず第一番にお尋ねいたしたいと思いますのは、大東亜戦争当時、第一線なり、いわゆる戦場へ慰安婦がかなり派遣されておったと思うのです。私も内々これらの派遣されたいきさつにつきまして、できるだけ、どういうふうな計画でどういうふうにやられたかを調べようと、かなり苦心をしたわけでございますが、聞くところによりますと、無給軍属ということで派遣をしておる。さらにこの派遣につきましては、それらの業者と軍との間で、おまえのところでは何名派遣せよというようなことで、半強制的なようなかっこうで派遣されておるというようなことも私聞いておる次第でございますが……

第58回国会 社会労働委員会 第23号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○後藤委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表いたしまして、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対し附帯決議を付するの動議について、御説明申し上げます。  その案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。    戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、左記事項につき、格段の努力を払うべきである。           記  一、今日の経済の実情にかんがみ援護の最低基準を引き上げ、公平な援護措置が行なわれるよう努力すること。  二、未帰還者の調査については、さらに真剣にとり組むとともに、その実態の把握に万遺憾なきを期する……

第58回国会 社会労働委員会 第26号(1968/05/16、31期、日本社会党)

○後藤委員 ただいま大臣のほうから提案理由の説明がございまして、無拠出の福祉年金につきましては三十四年の十一月から実施、さらに拠出年金につきましては三十六年の四月、こういうふうな経過をたどっておるわけでございます。当時五十歳から五十五歳までが任意加入ということになっておりまして、現在七十歳以上の人が老齢福祉年金の支給と、こういうことになっておるわけでございますが、ここでまず、日本のいま申し上げました福祉年金なり国民年金につきましては、大ワク説明されたわけでございますが、諸外国におきましては、国民年金につきましては一体どういうようなことになっておるのだろうか、その大略の御説明を冒頭お願いをいたし……

第58回国会 法務委員会 第13号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○後藤委員 まず第一番に私お伺いしたいのは、きょうからでございますか、法制審議会がきょう、あす開かれる。しかも第一、第二、第五小委員会等で一つの方針を出したので、それらを基礎にして全体会議が行なわれる、こういうふうに新聞等も報道をいたしておるわけでございますが、その中を参考までに読んでみますと、交通事故等につきましても、悪質なものについてはいわゆる禁錮刑も累犯を認める。そうなってまいりますと、三年が六年になる。そうすると、かなり悪質な運転者に対しましても警告になるのではないか、こういうふうなことも、これは新聞でございますので、間違った点があるかもわかりませんけれども、そういう報道をいたしておる……

第59回国会 社会労働委員会 第3号(1968/09/09、31期、日本社会党)

○後藤委員 まず最初に、国鉄のほうへお尋ねいたしたいと思います。  新聞の報道なり、その他の情報によりますと、十二日の零時から十二時間のストライキが行なわれる。しかも、全国全地域にわたって、動労、国労同一歩調というような形で行なわれるやに聞いております。  特に五月、六月でございますか、その当時には、国鉄といたしましても、いろいろな多くの事故がございました。国鉄の職員はたるんでおるんではないか、あるいは施設なり機器等の問題につきましても、かなり新聞等でもきびしく批判をいたしておったのは、御承知のとおりだと思います。  そこで、国鉄輸送は安全が第一だと思います。安全に、しかも敏速に、しかも正確に……

第59回国会 社会労働委員会 第4号(1968/09/17、31期、日本社会党)

○後藤委員 実は八月の十六日でございますが、人事院の給与の勧告と同時に寒冷地手当の勧告が出ました。これは振り返ってみますと、いままで四カ年間、寒冷地手当の勧告については人事院のほうとしても出されなかった。しかも、われわれが仄聞し、いろいろ聞いてみるところによりますと、寒冷地手当の勧告についてはおそくとも昨年の年末までぐらいには出るだろう、そういう方向で人事院としては努力が行なわれておるのだ、こういうふうな話も重々われわれ聞いておったわけでございますけれども、それが延びて延びて、ことしの八月十六日、こういうふうなかっこうになりまして勧告が出されたわけでございます。なぜ一体四カ年間も寒冷地手当の勧……

第60回国会 社会労働委員会 第3号(1968/12/20、31期、日本社会党)

○後藤委員 まず最初に、江若鉄道にからむ問題でございますけれども、公団の副総裁もきょうは御出席をいただいておりますので、昭和三十九年から問題になっております江若鉄道の買収の問題につきまして、今日どういうふうな情勢に至っておるか。さらに資金関係の問題につきましても、この間、実は地元の新聞を見ましたところ、別所大阪の支社長が地元の期成同盟の皆さんに説明をしておられるわけでございます。そういうふうなことにつきましても、ぜひひとつできるだけよくわかるように、冒頭公団側のほうから御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それと、先ほど申しました資金的な関係の問題ですね。これをひとつお願いします。

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第23号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○後藤委員 最初にちょっと総務長官にお尋ねするわけですが、いま日本に交通関係の――陸上交通だけでけっこうですけれども、陸上交通に関係のある法律、これが一体どれくらいあるのですか、お尋ねいたします。
【次の発言】 かなり数は多くあると思うのです。そうなってまいりますと、いま問題になっておる交通安全基本法との関係ですね、今度制定されようとしておる。これと、現在ある交通関係の、いわばいま言われましたような法律との関係はどういうことになるのでしょうか。たとえば私お尋ねしたいのは、この基本法が制定されますと、それに基づいて、現在かなりの数の法律があろうと思いますけれども、これらも当然積極的と申しますか、……

第61回国会 社会労働委員会 第10号(1969/04/17、31期、日本社会党)

○後藤委員 最初に、援護法の遺族にも関係のある問題でございますが、 スウェーデンの国でつくっておりますパラゾピリンという薬でございますけれども、これを遺族の中でも、お医者さんに新薬臨床試験用ということで京都の病院で使ってもらった。非常に効果があるそうでございます。ところが、これを扱っておるミドリ十字社におきましては、その患者に対しまして非常によくきく薬でございますけれども、全然薬がなくなった。なくなった原因というのはスウェーデンから入らぬからなくなったわけでございますが、厚生省として輸入販売の許可が出ておらない。それで、ミドリ十字社のほうも全然薬がないのだが、患者あるいはお医者さんは非常に待望……

第61回国会 社会労働委員会 第11号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○後藤委員 関連して。いま枝村委員のほうから話がございましたが、その前に局長はなぶったところについて説明がありました。私も聞いておりました。たとえば一番最初の第一から第四までの分を、いわば要らぬところを省いて二つに集約したのだ、こういうような説明だったと思うのですが、ところがこの内容を読んでみると、職訓法で現在一番問題になっておる点でございます。  それは何かというと、施設の整備充実、これが現在におきましても十分行なわれておらぬ。さらに要員問題についても非常に不足しておる。さらに予算の問題についても十分でないのだ。これは今日現在における職訓法におきましても一番大きな問題になっておるわけなんです……

第61回国会 社会労働委員会 第12号(1969/04/23、31期、日本社会党)

○後藤委員 一番最初に、これは戦争犠牲者に関係のある問題でございますので、お尋ねするわけですが、阿波丸事件の問題です。これは昭和二十年の四月一日でありますが、撃沈された。それで二千数十名の人が犠牲になっておられるわけですが、この二千数十名の中には、おそらく軍人、軍属もまじっておると思いますが、半数以上につきましては一般の引き揚げ者である。これの扱いが一体どういうふうなことになっておるだろうか。これは、参議院におきましても、衆議院におきましても、たび重ねて問題になった事件でございます。  そこで、外務省の方にお尋ねしますが、この阿波丸事件の終戦までの経過につきまして、御説明をいただきたいと思いま……

第61回国会 社会労働委員会 第17号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○後藤委員 今度の訓練所の改定の問題につきましては、いままでいろいろな問題について質問も行なわれておりますので、私、最終的に三点ないし四点につきましてお尋ねをいたしたいと思う次第でございます。  まず第一番には、今度の法案要綱の第四におきましても、あるいは法案第三章の第二節におきましても、「公共職業施設」という中へ今度の改定の高等訓練校が入っておるわけです。ところが、この経費の問題等につきまして、いままでも再三再四質問も出ておったと思いますけれども、法律案の第二十三条によりましては、高等訓練校のみが依然として無料の対象からはずされておる。この点につきましては、ぜひひとつ含めていただく。三月十五……

第61回国会 社会労働委員会 第22号(1969/05/29、31期、日本社会党)

○後藤委員 最初に、厚生大臣もおいでになりますので、看護婦の問題でちょっとお尋ねしたいと思います。  御承知のように、先月の下旬でございますか、名古屋におきましては、全国の看護婦関係の人が約四千人集まりまして総会を開いて、しかもその総会におきましては、現在の看護婦の不足、あるいは養成機関の問題、あるいは定員の問題、これらが真剣に審議されまして、陳情書あるいは申し入れ書として、厚生省のほうへも出ておると思います。  さらに二十三日には、全国の日赤におきまして、看護婦関係のストライキが行なわれております。  さらに最近におきましては、慶応病院のこれまた看護婦関係の問題、これらの問題できのうあたりは……

第61回国会 社会労働委員会 第23号(1969/06/04、31期、日本社会党)

○後藤委員 一番最初に、この前問題になりました児童扶養手当と、それからこれは母子福祉年金の関係でございますが、大体三百円の差額の問題でございます。厚生大臣としては、この三百円の差というのは不合理なように思う、直したい、こういう御意向が西風君の質問のときにも出ましたし、またこの間も発表されたようなわけでありますが、大蔵省としては、大体母子福祉年金と児童扶養手当というのはその性格がおのずから違う、だからこういうふうなかっこうになっておるのだというような説明がございましたが、そのことは、今度の国会だけではなしに、前々の国会におきましても十分審議が行なわれまして、しかも附帯事項の中にもこれは入っておる……

第61回国会 社会労働委員会 第25号(1969/06/10、31期、日本社会党)

○後藤委員 ただいま、公務員の人事院勧告につきまして、質問があったわけでございますけれども、寒冷地手当の問題について、人事院として、昨年は昨年として勧告があったわけです。しかし、昨年の勧告は級地の是正ということが中心ではなしに、中身の制度の改善ということが中心になって勧告されたと思いますが、そうしますと、全国的に見て、現在級地の不合理というのがかなりあると思うのです。そこで、人事院勧告も昨年は賃金の勧告と同時にこれは出されたわけでございますが、ことしあたりは、寒冷地の級地の是正ということを中心に人事院勧告があってしかるべきだと考えておるわけでございますが、人事院としてどうお考えになっておるか、……

第61回国会 社会労働委員会 第27号(1969/06/17、31期、日本社会党)

○後藤委員 午前中にも島本委員からいろいろ御質問があって重複するかもわかりませんが、第一番目に、今度の改正で五人未満の事業所への適用拡大が行なわれる。しかしながら、なお未適用の産業があるであろうと思うのですが、その未適用の産業というのはどういうような産業であり、それがどういう理由で未適用になるのですか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、いま言われた農林、水産、畜産関係ではいわば季節的な雇用が多い。そこで、この失業保険にはなかなか手が回らぬというのか、なじまないというのですか、そういうことになっておる。こういう説明でございますけれども、たとえば農林なり、水産なり、畜産関……

第61回国会 社会労働委員会 第32号(1969/07/01、31期、日本社会党)

○後藤委員 この前の続きでございますけれども、実はこの日雇保険の問題ですね、いままで六百六十円以下が二級、六百六十円以上が一級、これが今度の改正で、千円以上、千円以下、こういうことになりましたですね。特に私、一般的な問題ではなしに、日雇いの、しかもこの前もいろいろとお話しいたしましたように、失対事業の関係でございますけれども、今度の改正によって、いままでどおりで改正されない人もある。この前の委員会では、大体何%くらいがこうなってという話も十分聞かしていただいたわけですが、そうなってまいりますと、千円以上、千円以下で一級、二級ということになりまして、特に失対事業関係の日雇い労働者につきましては、……

第61回国会 商工委員会 第44号(1969/08/01、31期、日本社会党)

○後藤委員 先ほどからいろいろと御質問なり回答を聞いておったわけでございますが、いままで、この前でございますか、電気工事業を営む者の営業所の登録等に関する法律案というものが国会に提案されまして、廃案になったというようなことで、過去五カ年間くらい、この問題については審議が続いたようなかっこうになっておると思うわけなんです。  そこで、先ほどの通産省関係の皆さんの答弁なり、あるいは議員提案でございますから担当者の御答弁なんか聞いておりましても、保安が第一の目的であるということははっきり御回答なさっておるわけでございますが、それほど保安が大切だということなら、議員提案ではなしに政府提案にすべきではな……

第61回国会 農林水産委員会 第55号(1969/11/10、31期、日本社会党)

○後藤委員 最初質問いたしたいと思います。いま私滋賀県でございますけれども、滋賀県と京都との境に比叡山というのがございます。その比叡山の、すりばちで申しますと、上のほうになるわけでありますが、比叡平でかなり広範囲な住宅造成が行なわれておるわけです。この住宅造成が住宅の規制法の許可のないところやらあるいは農地転換のまだ認めておられないところやら、さらに市道あるいは開拓財産の道路というようなところまで手をつけて造成が行なわれておりまして、滋賀県におきましてもかなりこの比叡平の問題につきましては県民多くの者が疑惑を持って見ておるわけでございます。  この一番最初の出発というのは、昭和三十九年の二月で……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1970/03/25、32期、日本社会党)

○後藤議員 ただいま議題となりました交通安全基本法案について、私は、日本社会党を代表して提案の理由を説明いたします。  今日も、交通戦争や公害問題などの生活破壊が加速的に進み、国民は命と暮らしを守るために非常に苦労をいたしております。御承知のように、日本経済の高度成長の過程で、わが国の自動車保有台数は著しく増大し、昭和五十年には約三千五百万台にもなるものと見られております。これは、現在の約千二百万台の保有自動車が今後五年の間に約三倍にも増大し、したがって交通戦争のエスカレーションも加速的に激しくなることを意味しております。  昨年の交通戦争の被害者は百万人に達しました。これは、国民百人に一人が……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1970/04/28、32期、日本社会党)

○後藤委員 この前いろいろ見せていただきまして、しかも先ほど小峯先生のほうから広範囲にわたっていろいろな御質問があったわけですが、その中で銀座の交通規制の問題やらあるいは乗車拒否の問題等も見せていただいたわけでございますけれども、特にあの付近の交通規制につきましては、バスの中で地図を広げていただいて、いかに平素交通警官の皆さんが苦労をしておられるか、こういうような説明も詳細に聞かせていただいたわけでございますが、あのお話を聞きながら第一番に感じましたことは、東京都におきましても車はどんどんふえる一方でありましょうし、自家用車はさらに増加の一途をたどっておるであろう。入ってくる車はどんどん入って……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○後藤委員 実は、レンタカーの問題で、いろいろと内容なり、さらにこれを運営している会社でございますが、これらの運営等の問題について最初お尋ねしたいわけですが、現在レジャーブームの反映でレンタカーの利用率が非常にふえておる、これは私が言うまでもございません。それと同時に、事故発生率もふえておるのではないかと私は思っております。そこで、レンタカーの各社が、いま大手といわれるのが六社あると思いますが、保険料あるいは免責保険料の名で相当の料金を借り受け人から徴収している。これは運輸省ですから、十分御承知だと思うのです。しかしながら、各社の内規で、事故発生の際の補償負担を最大限に回避できるような内規をつ……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第15号(1970/07/10、32期、日本社会党)

○後藤委員 第一番に、警察庁の久保交通局長にお尋ねするわけですが、最近、セメント関係で、正式な名前は私間違っておるかもわかりませんが、コンクリートミキサーの問題です。自動車の上に、まるいやつがつきまして、あれでコンクリートが輸送されておる。ところが、最近、各セメントの輸送をする、いわゆるセメントのミキサー輸送車ですが、そこに働いておる人と、さらにその経営者との間におきまして紛争が起きておる。その紛争というのはどういうことかと申しますと、たとえば、そのミキサー車が、積載量が六トンといたしますと、七トンないし八トン積んで走っておる。しかも、そうしないと、そこで働いておる人に対する労働条件なり手当の……

第63回国会 社会労働委員会 第5号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○後藤委員 昭和三十九年から、首都高速道路公団の賃金問題で今日も紛争が続いておるわけでございますが、特に最近、政労協関係のいわば労働問題で、首都高速道路だけではなしに、ほかの組合におきましても、不当処分の問題なりあるいはその他いろいろな紛争が続いておると思うのでございますが、特にきょうは、首都高速道路公団の賃金体系の問題で、今日もやはり紛争が続いておりまして、聞くところによりますと、今月の賃金すら正式に支払いが行なわれておらない、こういうような情勢だと聞いておるわけでございますが、これは労使ともに非常に大切な問題であろうと思いますし、できるだけ早く労使の正常なる姿に返っていただく、これが非常に……

第63回国会 社会労働委員会 第8号(1970/04/02、32期、日本社会党)

○後藤委員 援護法は毎年毎年改正されるわけですが、今度の改正につきまして、何を根拠に改正されるのか、それを冒頭にお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 去年の四月、六十一通常国会のときにも援護法の改正が審議されたわけですが、そのときに援護法の適用されておる実態と申しましょうか、これを現在調査をしておる、こういうような説明があったわけでございますけれども、御承知のように、援護法の適用者は年々減少に向かっておると思います。去年言われた実態調査の結果なり、さらにこれからの減少の見通し、これについてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 いま言われましたように、年々三千人か四千人ぐらい減少し……

第63回国会 社会労働委員会 第10号(1970/04/09、32期、日本社会党)

○後藤委員 いま大臣からいろいろお話がございまして、わからぬこともないわけですけれども、実は私が質問いたしましたときも、この問題をかなり執念深く話したと思うのです。特に最近の、中身の性質はちょっと変わるかもわかりませんけれども、労働災害の問題が今度の国会で審議ざれることになっております。いまから二十年前を考えてみますと、通勤者の通勤途上における災害等につきましては、業務上の災害だというようなことはおおよそ想像もつかなかった、そんなことは考えておらなかったのが二十年以前の話であったと思います。しかし、最近におきましては、ILO百二十一号等を考えてみましても、さらに日本の政府の審議会の内容を考えて……

第63回国会 社会労働委員会 第12号(1970/04/13、32期、日本社会党)

○後藤委員 大阪のガス爆発の事故につきまして国会から議員派遣ということで視察に行ってまいりました。七十数名の犠牲になられた各位なり、さらには多くの傷害を受けられた人がおられるわけでございますけれども、これらの人に対しましては、御冥福を祈ると同時にお見舞いを申し上げながら、気のついた点について質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、このガス爆発事故のガス漏れの一番最初の発見というのは八日の五時でございますけれども、そこで、府警、いわゆる警察本部のほうの十七時以後この事故に対してとられた処置、さらに消防局関係の十七時以後にこの事故に対してとられた処置、さらには陸運局、労働基準局、ここにおきま……

第63回国会 社会労働委員会 第13号(1970/04/23、32期、日本社会党)

○後藤委員 まず最初に、厚生大臣にちょっとお尋ねしたいのですけれども、これは四月二十二日の新聞情報でございますけれども、老人福祉週間中に約二千人くらいの各界の代表を集めて、「豊かな老後のための国民会議」を開く計画をしておる、こういう報道を私読ましていただいたわけですが、これから問題になりますのも、老齢福祉年金とかこれらの問題も関連があるわけでございますので、九月に老人に対する福祉の大会をお開きになって、今後の見通しの上に立ってひとつ福祉対策をつくろう、こういうふうな方向であろうと推察するわけでございますけれども、この会議を開くにあたりましては、やはり厚生省は厚生省として何らかの方針があるであろ……

第63回国会 社会労働委員会 第15号(1970/04/27、32期、日本社会党)

○後藤委員 実は大阪のガス爆発の補償の問題ですが、きのうの報道によりますと、四人家族の場合で一千百八十万でございますか、さらに若い人につきましては八百万ですか、一応案としてこれが提起されておりまして、遺族の人としては、これでは絶対承知できないというようなことで、これからこの問題が煮詰められると私は思うわけでございますが、ホフマン方式で計算をいたしますと、一千百八十万ですか、しかもあのガス爆発には出かせぎの労働者の人が約一割おいでになるわけなんですけれども、しかもその中で、災害にあわれて死亡された人もおるわけなんです。当然労災の適用もあると思うのです。そうなりますと、現在の労災を適用した場合には……

第63回国会 社会労働委員会 第17号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○後藤委員 最初に労働大臣にお尋ねしたいわけですが、去年の五月の十三日ですが、総評の岩井事務局長とその当時の原労働大臣とが政労協の賃金問題につきましていろいろお話がございまして、最終的には、結論として、政労協の賃金紛争が例年長期化の状態にあることは好ましいものではない、これが一つ。二つ目といたしまして、本来、政府関係特殊法人の労働関係は、事業の特殊性、公共性を踏まえながら、労組法の立場に立って、自主交渉で解決されるべきである、これが二つ目です。それから三つ目といたしましては、労働大臣としては、以上の立場に立って、今次賃金紛争についても、自主交渉で円満に解決されるよう期待するとともに、明年以降の……

第63回国会 社会労働委員会 第21号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○後藤委員 いま一時間ほど質問がありまして、オーバーラップする点があるかもしれませんが、ひとつお許しいただきたいと思います。  最初に日雇健保の財政状況につきまして、簡単でけっこうでございますから御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 次は日雇健保の適用の内容でございますけれども、事業所の数もあるだろうし、さらに適用される数、さらに擬制適用の数、これらにつきましてひとつ簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 この保険料は、いままでの保険料では赤字財政で、ますます赤字が大きくなってくるというようなことも考えられまして、保険料の改正というのが一つの問題点だったと思うわけです。審議……

第63回国会 社会労働委員会 第22号(1970/05/13、32期、日本社会党)

○後藤委員 きょうは労働大臣がおられませんけれども、実は政労協の闘争の件でございますけれども、この前の社会労働委員会で、いままでの経過を含めていろいろと話をしたわけです。具体的には、去年のいきさつは一応省略いたしますけれども、当時公労協の闘争の直前でございましたもので、労働省としても何かと忙しい最中だったと思いますけれども、そこで公労協の闘争が終われば、政労協の問題につきましても具体的に前進するようにひとつやろう、これは労働大臣も労政局長もはっきり言われたわけです。さらに、現在政労協関係の組合としましては、来月の九日、十日と四十八時間ストライキをいまきめておるわけなんです。そうしますと、これ以……

第63回国会 社会労働委員会 第23号(1970/06/10、32期、日本社会党)

○後藤委員 いま田邊議員のほうから通達の問題なり、さらに財政的な問題なり、あるいはその他いろいろと質問があったわけですが、その中で、廃止しなければ日雇健保全般に迷惑をかける。聞いておりますと、廃止しなければ何ともいたしかたないのだ、廃止する以外方法はない。これは通達の一部にも書いてあるわけです。それなら擬制適用を廃止しなければ日雇健保全般で医療費の支払いなり、その他ができなくなってしまう、こういう実情について具体的に御説明をいただきたいと思います、数字をあげて。
【次の発言】 そうしますと、廃案になったことによって九十四億というのが収入で減ってきたというところを問題点にしておいでになると思うの……

第63回国会 社会労働委員会 第24号(1970/07/10、32期、日本社会党)

○後藤委員 一番最初に、この前、先月の十日の日でございます、海外技術協力事業団の紛争の問題で、この社会労働委員会で小林委員のほうから種々質問があったわけでございます。この社会労働委員会が終わったのが大体二十時だと思います。その後一時間たちましてロックアウトをやられた。これを私あとから聞きまして、擬制適用の報復措置だとかあるいは――最近えらい報復措置がはやるのだなというような感じを受けたわけでございますが、あのとき寺岡さんでございますか、約一時間にわたって協力事業団の紛争の問題について質問が行なわれて、最終的には、おっしゃるようにひとつ団体交渉を始めますという返答であったと私考えておるわけでござ……

第63回国会 社会労働委員会 第27号(1970/10/09、32期、日本社会党)

○後藤委員 私の質問は政労協の闘争関係についてお尋ねいたしたいと思うわけですが、ことしの春から大蔵省なり労働省、さらには内閣官房長官、組合側としましては総評なり政労協あるいは各組合との間で何回となく話し合いが持たれておることは御承知のとおり、だと思います。さらには中央労働委員会の提訴の問題も出てまいりましたけれども、これも使用者側のほうで背中を向けたかっこうになりまして成功はいたしませんでした。それからことしの六月四日でございますが、わが党の江田書記長から木村官房副長官にも政労協の問題につきまして強く申し入れが行なわれておることも御存じだろうと思います。  それから、振り返ってみますと、この社……

第64回国会 社会労働委員会 第2号(1970/12/07、32期、日本社会党)

○後藤委員 実はいままで社会労働委員会でも数回にわたって話も出ておったのでありますが、あまりきれいなものの話ではございませんので、特に一番最後にしてもらうようなところまで気を使いながら質問をさせていただくわけです。  今度の法律で、修正されるかされぬかわかりませんが、廃棄物処理法という新しい法律もでき上がるわけです。それまでは清掃法だということでいろいろな問題の処理の基本になってきたと考えております。そこで、先ほどちょっと申し上げましたように、国鉄関係のこのふん尿のたれ流しの問題なんです。これは社会労働委員会におきましても小林議員が二回くらいおやりになったと思うのです。さらに去年も話があって、……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1971/02/19、32期、日本社会党)

○後藤委員 いま東北線の国鉄の事故の問題で質問がありまして、関連として、最初にひとつお考えを聞きたいと思います。あの事故がありまして、運輸省としては、いまだかってない国鉄総裁の指名のような形で厳重に警告と申しましょうか、これが出されたことも私十分承知いたしております。そこで、去年でございますけれども、これは国鉄労働組合とさらに国鉄当局なり、運輸省との関係において、二名乗務を一名にするかどうか。諸外国においても二名乗務を一名にしておるところがあるから、一名にしてもいいではないか、それで安全だという態度で、国鉄当局なりさらには政府関係としては出られたと思うのです。ところが実際現場で働いておる国鉄の……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○後藤委員 先ほど丹羽議員のほうから、信号の話が出ておりまして、実は昨年岡山県へ交通事情視察ということでおじゃまに行った際に、盲人用の信号機、連動標示機と申しましょうか、正式な名前は私知りまんけれども、市内に三カ所設置されておる、私も見てまいりました。現在聞くところによりますと、盲人学校とか、いわゆるおめくらさんがお集まりになる付近の信号につきましては、盲人用の何か信号関係の設備があるというようなことも仄聞したわけでございますけれども、実は、この間各大臣の所信表明に対する質問の中で、警察庁関係につきましては聞かしていただきまして、その中でも、特にいま申し上げました盲人用の問題につきましては、お……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1971/03/12、32期、日本社会党)

○後藤委員 最初、冨永さんにお尋ねしたいのですが、先ほど人と車と道路とシステム、この四つに分けて非常にわかりやすく御説明をいただいたわけでございますが、その中でも、イギリスの二階建てのバスの話が出まして、スキッド訓練でございますか、日本では案外やっておらぬというような話があり、さらにイギリスにおけるそういうバス関係の事故というのは非常に少ない。少ないのもそういう訓練をやっておるという理由もあるのではないか、こういう説明であったと思うのです。  そこで、頭に浮かんでまいりますのは、諸外国における運転手さん、いわゆる職業ドライバー、これは技術者としてかなり高く評価されておる、非常に尊重されておる。……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○後藤委員 この事故は三月四日であったと思うのです。その日に交通安全委員会を開催しておったと思うのです。ところが当日でございますから、その原因を究明されるのはむずかしいだろうということで、きょうに譲られておると私考えておるのです。ところがもらったプリントは三月十日のプリントでございます。中身の説明としましても、これ以上に前進しておらぬ。まあ関係者が寄っていま究明しておるんだ、こういう説明にこれはすぎないわけでございますけれども、大体聞くところによると、どういう原因によってああいうことになったか、調査の結果がおおむね出ておるのではないかというふうに私も仄聞しておるわけなんですが、この点いかがでご……

第65回国会 社会労働委員会 第4号(1971/02/18、32期、日本社会党)

○後藤委員 私きょう質問しようとする問題は、大臣も十分御承知だと思いますが、昭和四十年からことしまで四、五年の間、お医者さんの不良請求の問題、監査について、さらに脱税の問題、さらに四、五年間におけるいろいろな刑事問題も発生をいたしておるわけでございまするけれども、これに対して厚生省として、さらに厚生大臣として、さらに官吏である特別公務員の厚生大臣として、こういう問題に対して今日までどういうふうに対処してこられたか。最終的にはそこへ問題が集約されるわけでございまするけれども、大臣もきょうは十二時二十分ごろまでしか時間がないらしいので、なるべく話がそこへ行くまでにつきましては中間のことはできるだけ……

第65回国会 社会労働委員会 第7号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○後藤委員 まず最初に、警察庁のほうへお尋ねいたしたいと思うのです。  先週質問をいろいろしたわけでございますけれども、時間がございません関係で、そのつどそのつど聞きたい問題点につきましては、省略いたしたようなかっこうになっておりますが、警察庁のほうでも十分御承知だと思いますが、東京都の豊島区における鬼子母神病院でございます。この病院を含め九カ所を昨年の十月の始めであったと思いますが、詐欺容疑で一斉捜査されたこの事件について、最初のきっかけはどういうきっかけから捜査を開始されたのか。捜査されました内容につきましてどういう内容であったか。さらに今日どういうことになっておるか。この三点を中心に御説……

第65回国会 社会労働委員会 第8号(1971/03/02、32期、日本社会党)

○後藤委員 いままでいろいろとお話ございまして、もう時間もあと十分くらいしかございませんので……。  どうも先ほどから総裁が言っておられることを黙って聞いておりますと、国民に対して誠意がない、企業に対して愛情がない、それはだれかというと国鉄労働組合だ、こういうふうな印象を――率直には総裁そう言われませんけれども、だから国鉄労働組合、総評というのはだめなんだぜ、先ほど川俣さんが読みましたように、テキストの中身もああいうふうなことが書いてあるわけでございますけれども、先ほどから聞かしていただいてそういうふうな感じを私受けるわけでございます。  これが一つと、それからこれまたいろいろと赤字問題の話が……

第65回国会 社会労働委員会 第13号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○後藤委員 いま山本議員からいろいろと阿波丸事件について話があったわけですが、それに関連して先ほども説明がありました対馬丸の問題ですが、これは先ほど局長が簡単に御説明になったわけですが、その問題に入る前に、現在日本国民の中で、何らかの形で援護法の適用を受けておる人は一体どれくらいあるだろうか。さらに、戦争が終わって二十何年になりますので、老齢化してなくなっていかれる人もあろうと思うのです。ですから、援護法の適用を受けておる国民がふえるということは現在ないような気がするわけなんです。毎年毎年減っておるのではないかと思うのです。どれくらいな数で毎年援護法の適用を受けておる国民の数が減っていくかとい……

第65回国会 社会労働委員会 第17号(1971/04/22、32期、日本社会党)

○後藤委員 ただいまいろいろなお話がございまして、いま年金関係を考えてみますと、国民年金がある。それから厚生年金がある。それから共済関係の年金がある。年金関係も幾種類かあるわけでございますが、特に国民年金につきましては、ことしの五月から十年年金といわれる月五千円の支給が始まることになろうと思うのです。厚生省が新聞でも発表されておりますが、このまま進んでいきますと、昭和五十何年には、六十五歳以上のお年寄りが一二%以上になる。非常に数がふえてくる。現在のところ約一兆円近くの国民年金の積み立て金がたまっておりますけれども、昭和七十年になり、昭和八十年になると、これは赤字になる可能性が強い。ですから国……

第65回国会 社会労働委員会 第18号(1971/04/27、32期、日本社会党)

○後藤委員 第一番に大臣にお尋ねします。  公労協関係の有額回答の問題についてきょう閣議できまったのだと思うのですが、先ほどのテレビ、ラジオで、きょうあすにわたって有額回答をする、こういうふうな報道が、私は見ておりませんがあったそうです。きょう閣議でいま申し上げましたような問題についてどういうふうな御決定になったのか、どういうことがきめられたのか、この点につきましてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、いま大臣が言われました回答の金額については、去年の金額にほぼ近い金額、しかも有額回答については公共企業体関係全部一律ではない、各企業体の情勢もあるのだから、こういう説明をさ……

第65回国会 社会労働委員会 第21号(1971/05/10、32期、日本社会党)

○後藤委員 いま大臣が陳情でしばらく退席されましたので、この労働省の職業安定局長から職発第十号、四十六年一月十三日に各都道県知事あてに書面が出ているわけですが、この書面の中の基本方針の第三並びに第四でございますが、これにつきまして、ひとつ簡潔に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いま説明されましたが、そういう意味の通達だと私も読んだわけです。そこで問題になりますのは、現在各都道府県におきまして二十二日分については国が負担する、さらに残りの二日、三日、合計二十五日ぐらいは月のうちの働く日を保障しておるという県もあると思うのです。さらに二十二日のワク内に入れておる県もあると思うのです。こ……

第65回国会 社会労働委員会 第26号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○後藤委員 一番最初に、現在私鉄関係のストライキがまだ収拾されておらぬわけでございますけれども、現在あっせんの段階がどういうような情勢に至っておるか、この点を御存じの範囲でけっこうでございますから、簡潔にお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 これは私が申し上げるまでもなく、昨年の運賃改正のときに、この財源については簡単にべースアップのほうへ回すというようなことは考えない、こういうような条件もつきまして昨年運賃改正が行なわれておる、これも事実だと思います。現在私鉄におきましては労使で自主的団交を進め、さらに中央労働委員会のあっせん段階にきておるわけでございますが、やはり政府の動きという……

第66回国会 社会労働委員会 第3号(1971/07/24、32期、日本社会党)

○後藤委員 一番最初に政労協関係の問題を簡単にお尋ねしたいと思うのですが、いまの労働大臣は政労協関係の今日までのいきさつにつきましては非常に詳しいと思うのです。さらにまた労政局長も、いままでのいきさつにつきましては、一々説明しなくとも十分おわかりのことと思うわけでございますけれども、ここ四、五年間の長い間、政労協関係の労働組合の春闘の問題につきまして、この委員会におきましても再三再四にわたってわれわれも提案しながら御論議をいただいたところでございますが、ことしも相変わらずいまだ春闘の決着を見ておらない、これが現実でございます。しかも、これはやがて八月になろうといたしておりますので、いまこの問題……

第66回国会 社会労働委員会 第5号(1971/09/03、32期、日本社会党)

○後藤委員 きょうは、国鉄労働組合なり、さらに動力車労働組合の最近における不当労働行為の問題について、順次具体的に話を申し上げながら国鉄の見解をお尋ねいたしたい、こう考えておるわけですが、入る前に、国鉄の磯崎総裁の出席を強く要求しておったわけでございますが、どうして磯崎総裁が出席できないのか、その点の御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま山田副総裁から話がありましたけれども、この前要求したときも総裁の出席がなかった。さらにまた、今回もいま話がありましたようなことで出席できない。こういうことでは、われわれといたしましても非常に残念でございますし、特に副総裁御承知のように、現在国鉄の……

第66回国会 社会労働委員会 第6号(1971/10/11、32期、日本社会党)

○後藤委員 まず最初に、労働大臣にお尋ねいたしますが、九月の三日の日でございますが、社会労働委員会で、この国鉄のマル生問題を通ずる不当労働行為の問題について約二時間にわたりまして、いろいろとわれわれは追及をいたしたところでございますが、その一番最後の段階におきまして、私は労働大臣に、数えれば切りがないほど不当労働行為の実証がある。この事実に基づいて、労働大臣として直ちに国鉄総裁に、不当労働行為をやってはいけませんよ、これを強く勧告すべきではないかということを、最後に労働大臣に質問をいたしました。ところが、そのとき労働大臣のお答えとしまして、おまえはそういうことを言うけれども、不当労働行為をやっ……

第67回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1971/12/22、32期、日本社会党)

○後藤委員 いま山田副総裁からいろいろと話を聞きまして、ただ一、二点、私感じたことをちょっと御質問いたしたいと思うのですが、さらにまた、きょうの新聞記事を読んでみますと、鈴木運転局長としては、操車掛か機関士か、いずれかのミスであろう、いわゆるたるみだ、こういうような運転局長の発表で、またも国鉄のミスかというようなことで新聞記事にこれはなっておるわけなんです。先ほどから山田副総裁が言われました、機関士の速度節制の誤りか、あるいは操車掛の合い図のしかたの誤りであるか、いずれかだというような説明を私聞いておったわけでございますけれども、構内における入れかえ作業というのは、作業ダイヤに基づいて行なわれ……

第67回国会 社会労働委員会 第2号(1971/11/11、32期、日本社会党)

○後藤委員 お尋ねします。  一番最初に、九日の衆議院の大蔵委員会におきまして、大蔵大臣は、税の負担公平の立場から来年度の税制改正の際には社会保険診療報酬課税の特例について積極的に改廃を検討すると答えておられます。こういうことを答えられましたのは、公式の場で答えられたのはこれが初めてではないかと私思うわけでございますが、事お医者さんに関係のある問題でございますし、さらにまた医療問題が今日非常に問題になっておる時期でもございますので、厚生大臣としても、さらに厚生省としても無関係の問題ではないと私は考えるわけでございます。さらにまた今日、中医協あたりで医療費の値上げの問題も非常にむずかしい段階に来……

第67回国会 社会労働委員会 第3号(1971/11/30、32期、日本社会党)

○後藤委員 いま国鉄なりさらに郵政関係で、マル生の問題で非常に職場の中では紛争が起きておるわけでありますが、特に国鉄のマル生の問題につきましては、たしかここの委員会におきましても九月三日からたびたびにわたりまして多くの人がこの問題を国鉄総裁なり労働大臣なり、いろいろとお聞きしたり追及をしたりしたと思うのです。  そこで、具体的になってまいりますけれども、国鉄の労使の関係におきましては、紛争対策委員会を本社なりあるいは地方に設けて、この問題の解決に当たろう、こういうことで今日まで進んできておられるということは、これは間違いないと思うわけでありますが、その紛争対策委員会の中で、大きく分けますと三つ……

第68回国会 建設委員会 第14号(1972/05/10、32期、日本社会党)

○後藤委員 まず最初、大臣にお尋ねするのですが、先ほど草野議員のほうから、京都府は一体なぜこの琵琶湖の総合開発に関連した扱いをしておらぬのか、この点なんです。これについて大臣のほうから明確な御返答がいまなかったように私は思うわけですけれども、資料によりましても、兵庫県よりかは京都の利水のほうが量からいいますと非常に多いわけであります。さらに、最近京都府あたりあるいはその周辺の市町村で問題になっておりますのは、くさい水の問題です。琵琶湖の水が非常に汚染しておる。これを何とかひとつきれいにしてもらえぬか。さらにPCB汚染の問題、これらの要望が強く京都府関係からも出ておるわけなんです。そうなりますと……

第68回国会 建設委員会 第16号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○後藤委員 第一番に立川参考人にお尋ねいたしたいと思います。時間が十分以内になっておりますので、簡潔でけっこうでございます。  一つは、琵琶湖の水が最近非常に汚染が激しくなってきておる、こういわれておるわけですけれども、過去と比較した場合どれくらい琵琶湖の水がよごれておるのか。これは、いわば一般の人が聞きましてよくわかるような方法があれば、その方法で簡潔にひとつ御説明をいただきたいわけなんです。  それから二つ目の問題でございますが、今回のこの措置法の考え方によりますと、水を四十万トン云々で一・五メートルでございますか、水位の低下ということになるわけですけれども、この水位の低下が琵琶湖の水の汚……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1972/03/15、32期、日本社会党)

○後藤委員 去年の五月二十一日ですか、この委員会で七項目の決議をいたしまして、その後、先般非常に簡潔な説明をいただいたわけでございますけれども、もう少し詳細にこれらの問題を中心に質問をいたしたいと考えます。  第一番には、保安基準の問題なんです。運輸省の中でも、審議会で毎年毎年一回くらいは改正をされておる、真剣に取り組んでおられる、こういうふうな話も聞いておるわけでございますけれども、あのときの、決議と申しましょうか、申し合わせの中にも、国内で使う自動車と輸出するための自動車、この関係で保安基準が違うのじゃないか、たとえば、外国に輸出する場合には、御承知のように、アメリカのロサンゼルスとかカリ……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1972/04/20、32期、日本社会党)

○後藤委員 第一番に、昭和四十六年度ですか、これの海上交通安全に関する施策というのが運輸省から出ておるわけでございますけれども、これと、今回出ました海上交通安全法、これとの関連というのは全然ないのかどうか。さらにまた、これとの関連がありとするのならば、どういうふうに関連してくるのだろうか。この点の御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、いま説明されましたシーバースなりCTS、この関係で、四十六年度では調査費として一億三千八百万円ですか、これは認められておるわけなんです。これは私はあまり詳細なことは知りませんけれども、湾の外に巨大船等を係留するというか、何か基地のようなものを……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○後藤委員 いま皆さんの貴重な御意見を聞かしていただきまして、その中でも、罰則の問題であるとか、あるいは周知徹底の問題であるとか、いろいろ問題が指摘されておったわけですが、特に私、全日本海員組合の組合長さん、あるいは日本海難防止協会の理事長さんにお尋ねいたしたいと思うのですが、今度の海上交通安全法そのものは、私も実はこの前のこの委員会におきまして意見の一つとして出しておいたわけでございますけれども、巨大船であるかないかというところがこの扱いの分かれ目になっておりまして、たとえば旅客定期航路ですが、旅客船については何ら配慮されておらない。極端な言い方になるかわかりませんが、海上交通安全法そのもの……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1972/05/31、32期、日本社会党)

○後藤委員 第一番に、白書につきまして二、三お尋ねしたいのです。  この五ページにあります厚生省の統計による四十五年度の死亡事故は、二万一千五百三十五名になっております。ところが、先はど読まれました報告の説明では、死者が、これは四十六年でございますけれども、一万六千二百七十八人、昨年より二・九%の減である。これまで講じてきたいろいろな諸施策がその功を奏したのだ、こういう言い方がしてあるわけなんです。  私、考えてみるときに、厚生省発表の統計と、それからいま言われましたところの警察庁の資料による統計とは食い違いのあるのは、その通りだと思います。二十四時間以内の分と、二十四時間ではなしに、交通事故……

第68回国会 社会労働委員会 第4号(1972/03/09、32期、日本社会党)

○後藤委員 医療法の三十一条の規定によるところの公的医療機関には、私が申し上げるまでもなく、地方自治体が経営する病院のほかに、日赤、済生会、厚生連とあるわけでございますが、これが全国で二百八十六の病院がありまして、医療福祉に大きく貢献しておる。これはもう私が申し上げるまでもないと思います。ところが、いま申し上げました日赤なり済生会、厚生連関係の医療機関は、いわば親のない病院である。自治体の経営の病院でありますと、赤字になりましても、最終的に自治体がめんどうを見る。ところが、いま申し上げました日赤なり済生会、厚生連というのはそういうことになっておりませんし、いわば親のない病院であるというふうにも……

第68回国会 社会労働委員会 第5号(1972/03/10、32期、日本社会党)

○後藤委員 三月一日の午前十一時五十分前後でございますが、国鉄の本社の前におきまして、右翼の暴力団の自動車がデモの中へ突っ込みまして重傷者を出した、この事件につきまして二、三お尋ねをいたしたいと思うわけです。  申し上げるまでもなく、このデモ行為というのは各労働組合の春闘の総決起を意味しまして、これからひとつ春闘でがんばっていこうというような気持ちのデモであったと思うのです。ところが、突然起こりましたこの問題について調べてみますと、右翼と思われる人が乗っておるところの自動車が、デモに参加しておる人間に、殺してしまうぞ、こういうようなことをマイクで放送しながらデモ隊に突っ込んできた。しかもまた、……

第68回国会 社会労働委員会 第7号(1972/03/16、32期、日本社会党)

○後藤委員 きょうは電電公社の副総裁、さらに厚生局長それから厚生課長、公務多忙なところ御出席いただきまして、まことにありがとうございます。  実は電電公社関係の、特に厚生福利の中でも宿舎関係につきまして、お尋ねをいたしたいことがございますので、ひとつお願いをいたしたいと思う次第でございますが、先般資料も公社のほうからいただきました。まず第一番には、公社職員の福祉対策についてどういうような方針で現在進められておるか。特に住宅問題を中心に、簡潔でけっこうでございますので御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いま副総裁からかなり詳細に御説明いただいたわけですが、若年労働者の住宅の確保、これに……

第68回国会 社会労働委員会 第10号(1972/03/28、32期、日本社会党)

○後藤委員 ただいまの山本議員の公務員の不当労働行為の問題について、もう少し明確にしてもらいたいと思うわけなんです。  先ほどからもお話がございましたように労働組合法の第七条の第一号、第二号、第三号、第四号と不当労働行為についてきめられております。ところが地方公務員法におきましては、第五十六条で不利益な扱いの禁止というだけできめられております。国家公務員法におきましては百八条の七におきまして、これまた地方公務員法と同じように、不利益な扱いの禁止をいたしております。それからさらには職員労働組合の現業職員の組合に対しましては、公労法の適用ということがきめられております。公労法は第三条によりまして労……

第68回国会 社会労働委員会 第14号(1972/04/12、32期、日本社会党)

○後藤委員 大臣、いまの春闘の問題ですが、いろいろと話されましたので抽象的な気持ちというのはわかるのですが、問題は、新聞なりその他で十分御承知だと思いますけれども、今月の二十七、二十八というのは交通ゼネストということで、いまだかつてない大きな行動が行なわれる。これは十分大臣も御承知だと思うのです。そこで問題になりますのは、いま大臣も決意の中で言われましたように、結果的によかった、なるべくそういう事態にならないうちに解決することが望ましいのだ、具体的にいえばこれはそういうことに通ずると私は思うわけです。そうなってまいりますと、特に公労協関係の闘争につきましては二十七日、二十八日というのはことしの……

第68回国会 社会労働委員会 第15号(1972/04/13、32期、日本社会党)

○後藤委員 まず最初に、いま大臣が読まれましたように、援護法の、五点にわたって引き上げその他の改正が行なわれるということでございますが、障害年金等ではかなり大幅な引き上げもあるわけですが、予算的に見まして、昨年の援護法関係の予算と、今度改正されますものによる、平年度に計算しましてみたときに、どれくらいな引き上げ率になるのだ、予算的にどれくらい膨張するのだ、その点の御説明を第一番にいただきたいと思います。
【次の発言】 それでこの援護法は、大体三十四年以来、今度の改正で五回目でございますが、かなり回数を重ねて改正が行なわれておるわけでございますが、その結果としまして、処遇改善の面を考えてみるとき……

第68回国会 社会労働委員会 第17号(1972/04/18、32期、日本社会党)

○後藤委員 時間が十分ございませんから、余分なことを言わずに、中心点だけお願いいたします。  第一番に、第二条の三の「事業者」とは、どういうことをさしておるか。
【次の発言】 そうしますと、これは一例でございますけれども、フジタ工業株式会社がある。あそこは全国に幾つか支店があると思うのです。そこの支店の支店長あたりはどういうことになるのでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、第二条の事業者というのは、その企業の支店がいかにたくさんあろうとも、企業においては一つしかないということになるわけですね、一つというと語弊があるかもしれませんけれども。たとえば法人の会社で申しますと、社長なり、さらに役員……

第68回国会 社会労働委員会 第20号(1972/04/25、32期、日本社会党)

○後藤委員 いままで官房長官いろいろ話があったと思いますが、問題は二十七日、二十八日というのは非常に大がかりな事態になると思うわけなのであります。これはもう長官も十分御承知だと思うのです。それで公労協傘下の組合に対しまして、国鉄以外については自主交渉によって有額の回答が出た、ただし国鉄につきましてはまだこれからの問題であると私は思うわけなのであります。そこで国鉄のみのことを考えてみましても、全国で千カ所における実力行使がそこで始まるわけなのであります。ですから、今次春闘も非常にきびしいかまえのもとに進んでおることは、もう私が多くを申し上げるまでもないと思いますけれども、とにかくこの二十七日、二……

第68回国会 社会労働委員会 第23号(1972/05/09、32期、日本社会党)

○後藤議員 私は、提案者を代表して、緊急雇用安定臨時措置法案の提案の理由を説明いたします。  ドル・ショックに続く円の大幅切り上げ、これを契機とする不況はわが国の社会、経済にさまざまの影響をもたらしました。  通産省の発表によりますと、生産・出荷の大幅な減少、企業収益の低下が顕著であり、また産業界は、全体的に生産調整に入り、鉄鋼産業に代表されるように、不況カルテルの結成によって減産体制をしいた業界も出ているのであります。  産業界における生産調整の方式は、大要、老朽施設における生産を中止し、新鋭設備生産に振りかえるという型をとっております。日本鋼管が京浜製鉄所の二高炉を休止した例、また化学肥料……

第68回国会 社会労働委員会 第25号(1972/05/12、32期、日本社会党)

○後藤委員 今度の政管健保の特に特別保険料のことでございますが、当分の間被保険者の受ける賞与について、賞与を受けるつどこれに千分の十を乗じた金額を徴収する、こういうことになっておるわけであります。この特別保険料の千分の十というのは単なる思いつきであるのか、まあこの辺のところでという考え方なのか、何か根拠があろうと思うのです。私はもちろんこれは賛成じゃございませんけれども、この考えられました根拠について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 特別保険料の問題については、まだまだいろいろ問題がございますけれども、とりあえずひとつ大臣にお尋ねしたいことがあるわけですが、きのうときょうの新聞だ……

第68回国会 社会労働委員会 第26号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○後藤委員 最初大臣に申し上げますけれども、いままでも政労協関係の組合の闘争につきまして、再三再四にわたっていろいろと申し上げたわけですけれども、現在のところ昭和四十五年には六つの組合、昭和四十六年には八つの組合、ことしは政労協傘下の十五の組合が中央労働委員会に紛争解決のための調停、あっせん申請をしたわけですけれども、これは不成立に終わった。こういうことになってまいりますと、公労協関係は調停、仲裁機関がある、公務員関係としては人事院勧告がある。政労協関係としましては労働三法の適用される組合でありながら、紛争解決の場が実際の面で考えるとないような形になってしまうわけなんです。そうしますと、いつま……

第68回国会 社会労働委員会 第27号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○後藤委員 絶対反対という人は、どういう意見でしょうか。
【次の発言】 先ほどからいろいろと話を聞かせていただきまして、まことにありがとうございます。  時間の関係もございますので、端的に御質問したいと思いますが、まず第一番に浅井会長さんですが、先ほどこの政府管掌健康保険につきましては、非常に財政が悪化しておるから立て直しをしてもらいたい。さらにまた、いろいろなお話がございましたが、無条件ではないけれども、全面的に賛成と、こういうまあ話だったと、私は承っておるわけですが、そこで私感じましたことは、あなたは、この政府管掌健康保険組合の責任者ということで第一番にくるのは、赤字の問題が頭にくると思い……

第68回国会 社会労働委員会 第28号(1972/05/19、32期、日本社会党)

○後藤委員 これはこの間の問題の続きでございますけれども、まず第一番に、五人未満の事業所の保険加入の問題でございますが、あとからも話は聞きました。あのとき話をいたしておりましたように、以前からもこの五人未満の事業所の問題については、この委員会でも問題になっておりましたし、さらに審議会の答申の中にもこれはあるわけなんです。そこでこの間質問いたしました五人未満の事業所で政府管掌健康保険に入っておる被保険者、それに入っておらずに国民保険に入っておる人と、これを比較した場合に一体保険料としてどれぐらいな差があるんだろうか、これが問題になりまして、大体四万八千円ぐらいでどういうようなことになるんだろうか……

第68回国会 社会労働委員会 第29号(1972/05/24、32期、日本社会党)

○後藤委員 いま大蔵省から説明があったのですが、私もわかろうわかろう、こう思っておるのですが、どうしてもわからぬのですね。未徴収分の百二億ですか、これは単年度会計であるからという説明があれば一応それはわかるわけであります。ところが、三百二十六億というのは固定資産ですね、二千百九十何億の中にはその固定資産も赤字だということで含まれておるわけなんです、あとから借り入れということで整理はされておりますけれども。そこで、赤字だということで判定するならば、赤字たな上げの際にその固定資産も入れるべきではないか、大方の皆さんはそういうふうな考え方に立つと思うのです。赤字として評価したものなら赤字のたな上げの……

第68回国会 社会労働委員会 第31号(1972/05/30、32期、日本社会党)

○後藤委員 実は大臣、この間社会労働委員会で問題にいたしました政労協関係の賃金闘争の関係でございますけれども、この間の社会労働委員会の最終的な場面におきましては、毎年毎年同じことを繰り返しておるということはよろしくない、もう本年あたりには何らかひとつ賃金闘争を解決する場をつくるべきじゃないか、そうあるべきだというようなことになりまして、大臣はじめ関係の皆さんとしても、言われることはよくわかるけれども、なかなかむずかしい問題ではある。しかし政府関係としても、部内で十分協議をしまして、可及的すみやかに、会期中に返答をいたします、こういうことになっておると私は記憶しておるわけなのです。ですから、二十……

第69回国会 社会労働委員会 第1号(1972/08/08、32期、日本社会党)

○後藤委員 ただいま労働大臣から非常にりっぱなごあいさつと申しましょうか聞きまして、新しい大臣として、これから労働者のために今後ともがんばっていただきますようにお願いをいたしたいと思います。  ところで、そのあいさつの中の一部にもありましたように、今日労使関係というのが非常に大事だと私は思うのです。まあ景気がいい悪いにかかわらず、労使関係というのは非常に大事な問題であろう。これはもう大臣のおっしゃるとおりだと思うのです。ところが、今日民間企業で不景気という名のもとに工場閉鎖をするとか、あるいは合理化を、合理化という名前のもとに首切りを行なうとか、あるいは配置転換を行なう、こういうような問題が民……

第69回国会 社会労働委員会 第2号(1972/09/12、32期、日本社会党)

○後藤委員 第一番に政労協関係の内示の問題についてお尋ねしたいのです。  ことしの四月二十五日でございましたか、前の竹下官房長官に社労委員会に御出席いただいて、この問題につきましてもいろいろ話したわけですけれども、そのときに最終的な結論として、ひとつできるだけ内示の時期を早める、昨年はいつでしたか、九月二十七、八日ごろだったと思うのですが、さらに弾力性について、持たせるようにしたい、簡単にいえば、内示の時期を早めることと弾力性問題について最終的なお答えがあったと私も記憶しておるわけなんです。聞くところによりますと、この内示問題については遠からず出るように聞いておるわけなんです。私のお尋ねしたい……

第69回国会 社会労働委員会 第3号(1972/10/11、32期、日本社会党)

○後藤委員 第一番に、国保組合に対する国庫負担増額についてお尋ねいたしたいと思うのです。  第五十一通常国会におきまして附帯決議が行なわれております。これは一々申し上げませんが、十分御承知のことと存じます。そこで国庫負担の増額問題につきまして、現在、予算の関係もあろうと思うのですが、どういうふうに進行をしておるのか。さらに二つ目の問題としまして、いままでどのような作業を行なわれてきたか。三つ目の問題としまして、これからどういうふうにこれを進めていくつもりなのか。この三つに分けまして、国庫負担増額問題についての御説明をいただきたいと思います。

第69回国会 地方行政委員会 第4号(1972/10/11、32期、日本社会党)

○後藤委員 大臣、いまの、慎んでおわびするしいう話でございますけれども、いま、山口委員から、滋賀県の県警本部における、警察官の幹部連中が百人以上集まっておる席で、二十七日の午後の五時半ごろからでございますか、大綱はいま話がありましたが、一口に言って、共産党、社会党、さらに連合赤軍、これらは人を騒がしたり、傷つけたり、人を殺したり、そのことによって日本の平和を曇らせておる、と、こう明確に訓示なさったわけなんです。いまも大臣から話がありましたように、新聞記者のほうからいろいろ話が出まして、訓示に対する弁明のような記者会見が行なわれた。これも新聞に載りました。さらに、その翌日におきましては、京都での……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○後藤分科員 まず最初に、国道一号線の問題につきましていろいろと考え方をお聞かせ願いたいと思うのであります。  御承知のように、三月六日でございますか、鈴鹿における大きな事故がございました。国道一号線というのは、申し上げるまでもなく名古屋、大阪をつないでおる非常に大切な道路でございますが、三十八年から四十一年、この四年間に日本の国内における近路等の修理に対しては、中央、地方を通じて三千七百億円から使われておる。しかしながら、この国道一号線は一体どうなっておるかと申しますと、現在地元の調べによりましても一日に三万台の自動車が通る、しかも半分以上が大型トラックだ、こういうような非常に大切な道路でご……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○後藤分科員 昨年の十月十一日でございますか、運輸委員会において名神高速道路の料金の問題を強く要望しておいたわけですが、御承知のように去年の秋ですか、交通事故防止の月間が行なわれました。特に国道八号線につきましては事故が多い。昭和四十一年度の統計を見ましても、死傷事故につきましては全国最高であるといわれるほど国道八号線の事故は多い。この事故を防止するために名神高速道路を一般にもっと利用する方向に国として指導したらどうだろうか。その場合第一番に考えられますのは通行料金です。通行料金をせめて半額くらいにダウンしてはどうかという問題に対しまして、建設省の道路局次長は、ことしの夏までに検討してみる、料……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○後藤分科員 まず第一に、去年の国会で成立いたしましたあのダンプの規制法の問題でございますが、御承知のように、ダンプの規制法につきましては、現在日本全国で大体十三万台のいわば一匹オオカミがおる。これらの事故を防止するためにダンプの規制法ができたものだ、こういうように私解釈しておるわけですけれども、この十三万台のうち、約八割から九割くらいは同和地区の所有者が多い。考えてみますると、このことが同和対策の具体的な一つの問題でもあるというふうに考えておる次第でございます。ところが、この法律を具体化する場合に、今日かなり大きな問題があちらこちらにできておるようなわけでございます。といいます点は、いま言い……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○後藤分科員 同和問題でございますけれども、中心になってやっておられる宮崎参事官がおいでにならぬと思いますが、大臣もいらっしゃいますし、ひとつ現実の問題としてお聞きをしていただいて、早急に御検討を願いたい、こう思う問題が第一番にあるわけです。  その問題は、昨年の八月でございますか、ダンプカーの規制法の法律ができました。これによりますと、第十一条には、いわゆる運送業の免許もなしに、ヤミで運送業をやっておる一匹オオカミのダンプカーの規制でございますけれども、これが全国で十三万台ある。その中の大体八割ないし九割が同和地区に所属しておるわけです。そこで、現在ああいう法律ができましたので、各地区におき……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○後藤分科員 私は、琵琶湖の総合開発につきましてお尋ねしたいわけです。  去年の七月二十二日でございますか、前の建設大臣が滋賀県に来られまして、かなり大英断的な決意をあらわされて、いままでいろいろの案があったわけですけれども、建設省として全湖利用という方向に踏み切られた。この琵琶湖の問題につきましては、私が申し上げるまでもなく、淀川水系の問題から、京阪神の水の利用の問題から、いわば国土開発的な大きな問題であろうと思うわけです。現在連絡会議等で、地元なり建設省あたりと相談をしながら調査を進めておると思うわけですけれども、過去の歴史を振り返ってみますると、琵琶湖というのは大体三、四年ごとに大水害に……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1970/03/16、32期、日本社会党)

○後藤分科員 私、琵琶湖総合開発について問題点をしぼってお尋ねしたいと思うのです。  経済企画庁の宮崎局長も来ておいでになるわけですね。――まず第一番には、建設省としましては、琵琶湖総合開発のための予備調査やら、さらに実施計画調査を十数年来行なってきておられると思います。ところが、総合開発に関係する各省庁、たとえば厚生省、農林省、通産省あるいは林野庁、これらの関係省庁の琵琶湖総合開発を前提とした調査の実施につきましては、いままでわれわれ耳にしておりませんけれども、この調査が完了しておるのかどうか。たとえば水産庁のごときは水位の変動によって漁業に及ぼす影響とか、あるいはその他各省ともいろいろ関連……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1970/03/11、32期、日本社会党)

○後藤分科員 一番最初に、ちょっと厚生大臣にお尋ねするわけですが、去年の七月ですか、同和対策事業特別措置法が成立いたしまして、四十五年度の予算も一応組まれておるわけです。厚生省としまして、同和対策事業特別措置法の具体化について、四十五年度としてどういうふうなことをお考えになっておるか、その点を初めに御説明いただきたいと思うわけです。
【次の発言】 そこで、大臣にもう一つお尋ねするのですが、実はこの同和対策事業特別措置法の――各県の実情なりあるいはその他いろいろな問題につきましては、昭和四十二年に調査が終わっておると思うわけです。ところが、その昭和四十二年の調査の際に、調査の報告をしなかった県も……

第63回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1970/03/17、32期、日本社会党)

○後藤分科員 いま田中代議士のほうからお話がありました問題に関連するわけでございますが、先ほど話がありました中京、阪神地区のミサイル基地の問題です。先ほども説明がありましたように、岐阜県の各務原と滋賀県の饗庭野、ここにつきましては大体決定だというような説明であると私聞いておったわけでございます。そういう決定であるとするのならば、饗庭野の問題につきましては現在も自衛隊が駐とんしておるわけでございますけれども、大体これからの着工と申しましょうか、計画があると思うのです。あるいはいつごろ大体完成させようというようなねらいであるか、あるいはどれぐらいな部隊が饗庭野に駐とんすることになるのだろうかという……

第64回国会 地方行政委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1970/12/07、32期、日本社会党)

○後藤委員 今度の第一条の「障害の防止に資することを目的とする。」その「障害」というのは大体どういうことを意味しているのでしょうか。     〔菅地方行政委員長退席、受田交通安全対策   特別委員長着席〕
【次の発言】 具体的な事例をひとつお願いします。
【次の発言】 振動の基準というのはもうきまっているのですか。
【次の発言】 それから道交法第四条にプラスする、交通公害の防止を図るため必要がある場合には信号機を設置する、さらに管理する、こういうことになっておりますね。信号機と公害の関係をひとつよくわかるように御説明いただきたいのです。

第65回国会 地方行政委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/04/27、32期、日本社会党)

○後藤委員 一番最初に、交通安全施設の設置基準を道路法等の関係基本法に規定をして、道路管理者の設置義務を明文化する必要があると思うわけなんです。いま申し上げましたこの規定に基づいて整備事業法で設置の促進をするようにすべきであるというふうに考えるわけでございますが、こういう考え方につきましていかがでございましょうか。
【次の発言】 いま私が言いましたのは、交通安全施設の設置基準、これを道路法等のいわば基本法をつくりましてこれに基づいて整備しなければいけないんだ、こういう義務づけたものは現在ないと思うのです。これをひとつつくっていただいて、そうして整備事業の促進をはかっていく。これは当然のことだと……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○後藤分科員 最初に大臣にお尋ねいたしたいわけですが、これはときどき問題になり、さらに去年の分科会でも大臣にお尋ねしたわけでございますが、琵琶湖の総合開発の問題でございます。  現在、近畿圏整備本部が中心になりまして、そこの本部長が建設大臣であるが、さらに地元なり近畿の皆さんと連絡をとりながら力強く推進をしていただいておる。これにつきましては、私も大体のことはわかっておるわけでございます。去年お尋ねをいたしましたときには、去年の話で大体十月ごろまでには、琵琶湖総合開発について政府としてはこういうような案でやりたいというのをひとつ作成したい、こういうような御説明を私やはり分科会でお聞きしたわけで……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○後藤分科員 私は同和対策事業特別措置法に基づく厚生関係の予算なりあるいは具体的問題につきまして御質問申し上げたいと思うわけです。  四十四年の七月十日に措置法が施行されまして四十六年度は三年目でございます。特に同和地区に対する解放問題につきましては、厚生省が環境その他におきましても非常に関係の深い問題が多いと思うわけでございます。それぞれの関係の団体のほうからも要求は出ておると思うわけですが、四十六年度につきまして厚生省が今日考えておられる予算につきまして、簡潔でけっこうでございますが、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは全般の予算としまして六十三億がちょっと切……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1971/02/19、32期、日本社会党)

○後藤分科員 私は、同和対策を中心にお尋ねをいたしたいと思うのです。  昭和四十四年の七月八日の閣議の了解で、同和対策事業特別措置法の制定に伴って、これを十カ年間の計画で完全に行なう、こういう方向がきまっておるわけなんです。その中で、これは大体四項目くらいの大きい項目できめられておるわけでございます。ところが昭和四十六年度の労働省の予算を見ますと、要求しておった額よりかは半分以下でございます、半分にも達しておらぬ。こういうような額でございますが、いま申し上げました四十四年の七月八日の閣議の決定に基づいて同和対策事業特別措置を十カ年間でやる、四十六年度は三年目に当たるのじゃないかと思いますが、予……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○後藤分科員 昨年の国会でございますか、電気工事業の業務の適正化に関する法律、これが四十五年の十一月二十一日に施行されておるわけでございます。これに基づきまして各電気工事業者の証明の関係があるわけです。問題といたしましては、考え方によっては非常に小さい問題であるといえるかもわかりませんけれども、業者と通産省との政治姿勢の関係にも及ぼす問題ではなかろうかというふうにも思いますので、この点を明確にするために疑問な点をお尋ねいたしたいと思うわけでございます。  昭和四十五年の十一月十九日に公益事業局長の名前で通達が出ておるわけなんです。この通達の中には、必要なことが順次書かれておるわけでございますけ……

第66回国会 運輸委員会内閣委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/08/04、32期、日本社会党)

○後藤委員 まず最初に、防衛庁長官にお尋ねするわけですが、三十日の自衛隊機と全日空機の空中衝突の事故をめぐりまして、自衛隊の教育訓練のあり方、さらに軍事優先とする危険な体質、これらに対しまして世論のきびしい批判がある、これはもう私が申し上げるまでもないと思います。午前中総理大臣の一番最初のことばの中にもあったわけでございますけれども、防衛庁の長官が引責辞職をしたからといって、政府の重大な責任が解除されたというような、なまやさしい問題ではないと私は思います。  そこで問題の根本は、この種の事故を今後一切起こさないこと、そのためには自衛隊機の、いわば訓練機の訓練空域の問題やら、あるいは管制等の問題……

第68回国会 運輸委員会地方行政委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○後藤委員 最初に、大臣にひとつお尋ねしたいのですが、いま昭和四十七年度から十年間かかって国鉄を再建しようということで、関係各位においては非常に熱心にやっておられることは私も十分承知しておるわけでございますけれども、ただその中で、八十三線の三千四百キロの地方の閑散線区を十年の間にバス路線等の関係において廃線にしよう。これは、赤字整理という面から考えていくと、そういう計算も成り立つかもわからないと私は思うのです、賛成じゃございませんけれども。ところが一方におきまして、鉄道建設審議会でございますか、ちょっと数字は違っておるかもわかりませんけれども、五十七線の五千キロ前後の新線建設、これがこれから審……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1972/03/21、32期、日本社会党)

○後藤分科員 第一番に、同和対策事業特別措置法に基づき、建設省関係としていままで過去三カ年間やっていただいたわけですけれども、四十七年度は十カ年計画の第四年度に入るわけです。 全部の予算が九十七億円でございますか、各省全部総計しまして、純粋なものを計算しますと。そこでわれわれ社会党といたしましても、この予算には非常に不満を持っておるわけなんです。なぜ一体もっと予算がつけてもらえぬだろうか。しかも同和対策の完全解放を目ざして、もう三カ年間過ぎてしまった。しかもいままで政府の言い方といたしましては、前半でできるだけひとつしっかりとやっていこう、こういうふうな意向等も言われておるわけでございますので……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○後藤分科員 第一番に新幹線の公害関係につきまして、現在お考えになっておることをお聞きしたいと思うわけです。ただ私、具体的にどこかどうとかここがこうとかいうことを言うつもりはございません。  最近の朝日新聞の夕刊でも、連載でずっといろいろと書いてあるわけでございますが、名古屋に参りましてもさらに浜松に参りましてもあるいは東京におきましても、新幹線沿線地域において振動あるいは騒音あるいは電波障害、これは新幹線の影響による公害といっていいかどうかわかりませんが、地域住民がかなり被害をこうむっておる。これはもう私が言うまでもなく、運輸省なり国鉄といたしましても十分御承知のことであろうと思います。  ……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○後藤分科員 最初に大臣にお尋ねいたしたいと思います。  同和問題でございますが、同和対策事業特別措置法が昭和四十四年に制定されましたことは御承知だと思います。来年度はこの四カ年目に当たるわけなのです。十カ年計画で、前五年あと五年ということで安全解放をめざしてやるのだ、こういうことで制定されたものとわれわれは考えておるわけですが、そこで同和問題で、差別問題で一番中心になっておりますのは就職の機会均等の問題だと考えております。そうなってまいりますと、労働省としては、いま申し上げました就職の機会均等の問題をいかにして十カ年間で完全に解放していくか、この中心になってやっていただく省だと私は考えておる……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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