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沖本泰幸 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

沖本泰幸[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
720位
委員会発言歴代TOP500(衆)
205位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
423位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
784位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
141位
各種会議出席歴代TOP250
248位
各種会議発言歴代TOP100
61位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
183位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
50位

31期委員会出席(無役)TOP100
76位
31期委員会発言(非役職)TOP100
89位
32期委員会出席(幹部)TOP100
58位
32期委員会発言(非役職)TOP100
86位
32期各種会議発言TOP25
13位
32期各種会議出席(無役)TOP25
18位
32期各種会議発言(非役職)TOP25
11位
33期委員会出席TOP100
57位
33期委員会発言TOP50
40位
33期委員会出席(無役)TOP50
29位
33期委員会発言(非役職)TOP50
31位
33期各種会議発言(非役職)TOP25
21位
34期委員会出席(幹部)TOP50
24位
35期委員会出席(幹部)TOP100
79位

このページでは沖本泰幸衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。沖本泰幸衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 法務委員会 第5号(1967/04/21、31期、公明党)

○沖本委員 時間もあまりなくなりましたので、この次にたくさん時間をいただくことにしまして、簡単にお伺いしてみたいと思います。問題を二つくらいにしぼってお伺いいたしますから、できるだけ要領よく願います。  入国管理の問題なんですが、最近外国から、あるいは日本人の出入国というものは非常に激増してきまして、空港問題も延長しなければならない。あるいは、大阪も、伊丹も、板付も、国際空港としての役割りを果たさなければならない、こういうふうなかっこうになってきておるのですが、その入国管理についての業務に携わる人たちの人数の配置、あるいは業務関係が十分スムーズに行なわれているかいないかという点について、とりあ……

第55回国会 法務委員会 第7号(1967/05/11、31期、公明党)

○沖本委員 先ほどの質問に重複するところが出てくるかわかりませんが、よろしくお願いいたします。  前回の委員会で総務局長ですか、御答弁の中で、裁判官の負担になるものは道路交通問題、どれと指定するわけにはいかないけれども、非常に多いというような御答弁があって、それが裁判の進行をおくらしておる一つの原因になっておるようなお話がございました。そこでたとえば道路交通問題に関してでございますが、簡易裁判所等では罰金刑というようなものに関しては、交通裁判というような一つのあり方になっていって、どんどん進められていっておるわけですけれども、それに付随して損害賠償なんかの訴訟になってきて、だんだんと問題がふく……

第55回国会 法務委員会 第9号(1967/05/16、31期、公明党)

○沖本委員 ただいまの大竹委員の御質問に重複するようなところがあるかもわかりませんが、その点お許しいただきます。  まず初めに、執行官と執行吏の関係性をもう少し御説明いただきたいのです。どういう順序で――段階がはっきりしておるものか、下からいけるものか、執行官から執行吏になるものか、執行吏から執行官になれるものなのか、そういう点、私しろうとなので、お伺いしたいのです。
【次の発言】 ところが、一般の新聞紙とかいろいろな記事を読むと、まだ執行官と執行吏と執達吏、こういうものがごちゃごちゃになって出ているのですね。で、一般の国民は違った職種があるのか、あるいは同一人であるのか、一般的に考えるとさっ……

第55回国会 法務委員会 第14号(1967/05/30、31期、公明党)

○沖本委員 この前にも御質問いたしましたのですが、まだそれに関しまして疑問のところをもう少し補足して伺っておきたい、こういう点がございますので、執達吏の恩給等に関する問題の中から少し伺ってみたいと思います。  この前お伺いしたのですが、いわゆる執行吏役場の場所というものを相当考えて、以前から悪弊があったから、その点を改善する意味で場所も相当変えた、こういうお話でございましたが、現在どの程度に変わって、どういう効果があったのか、その点についてちょっとお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 裁判所の中に取り入れられるわけですか。
【次の発言】 もう少し確めたいのですが、執行吏、執行官、あるいは執……

第55回国会 法務委員会 第15号(1967/06/01、31期、公明党)

○沖本委員 きょうは大臣が御出席になりましたので、最近、とみに話題になっております政治資金規正法案の改正案に対しまして、諸般の御事情なり、あるいは御見解なりを少し承りたいと思います。  先日の委員会で政務次官は、ちょうどいま練っておる最中だが、大臣もいらっしゃらないので答えができない、こういうふうにお答えを避けられたわけでございますが、まず初めから、ちょっとお伺いしたいと思いますが、大臣に、政治資金規正法案が立法化された原因、または基本的なものはどのようなところにあったのか、こういう点についてお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 大体、現在の意向をおっしゃったように思うのですけれども、……

第55回国会 法務委員会 第18号(1967/06/08、31期、公明党)

○沖本委員 私のお伺いしたい点も、やはり先ほどの中谷委員の御発言になった内容と全くよく似た問題でございまして、裁判所の明朗化に重点を置いてお願いするわけですが、まず、昔は生活の様式とか、人格とか、あるいは道徳、あるいは素朴、こういうような点から、非常に人々の間が争いになるようなことが、比較的争わずに話し合いがついていった。ところが最近は、生活の近代化、あるいは人間疎外、そういうような点から生活がだんだんすさんできて、そして話のつくものもつかなくなってしまって、だんだんそれが争いごとに変わっていく。そういうために、民事事件、刑事事件が非常にふえてきているんじゃないか。そのために裁判所も非常に忙し……

第55回国会 法務委員会 第19号(1967/06/09、31期、公明党)

○沖本委員 きょうは、出入国の問題に問題をしぼって、御質問していきたいと思います。  まず、現在の出入国管理令についてですけれども、戦後GHQがこれをもっておって、それから移管されていって、それで現在の出入国管理令というものができたわけですけれども、一部聞きますと、これは多分にアメリカの移民法を盛り込んだところの管理令で、いわゆる治安偏重に流れたり、あるいは厳重過ぎる、こういう声があるのですけれども、この点はどうなんでしょうか。
【次の発言】 大体一つの国の出入国を管理していくという面についても、現在の日本が置かれている国際間の中における地位とか、あるいは現在の世界情勢とか、そういう点に合わせ……

第55回国会 法務委員会 第23号(1967/06/20、31期、公明党)

○沖本委員 では、飛行機の免許をとるまでの操縦法の訓練も同じ方式になるわけですか。同じと考えてもいいわけですか。
【次の発言】 関連して。同じようなことなんですけれども、これは相当考えていただいてはっきりしていただかなければならないと思うのです。というのは、結局国鉄あるいは私鉄でも、すべて同じ方式でやっているわけです。一人前の運転手さんになるためには、横に指導員がついて、実際に軌道の上を同じ方式で走るわけですから、同じ可能性というものはすべて条件として整うわけです。航空機の場合も同じことが言えますし、もう一つひどいのは、消防車の場合でも同じことが言えるわけです。ですから、免許を持っていても、消……

第55回国会 法務委員会 第24号(1967/06/22、31期、公明党)

○沖本委員 お聞きしたいことがたくさんございますが、不手ぎわで、まだ十分整理できておりませんので、質問の内容の整理がうまくいきませんから前後していくかもわかりませんが、その点はお許しいただきたいと思います。  まず、総理府の交通安全室長さん、見えているでしょうか。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、四十一年十一月二十一日に交通対策本部で決定された「交通安全施策の強化に関する当面の方針」こういうふうな方針が打ち出されておりますけれども、これ以外に、その後南海電車の踏切の問題だとか、あるいはダンプの問題がだんだん激しくなっておりますけれども、そういう問題に対する何か新しい対策が出ておりまし……

第55回国会 法務委員会 第25号(1967/06/23、31期、公明党)

○沖本委員 六月九日に出入国管理問題でいろいろ御質問いたしましたが、その点についてまだ十分納得のいかない点、また大臣にお伺いするために保留した問題もございますので、大臣のお見えになるまでの間、関連したほかのことについてお伺いしたいと思います。  厚生省はそのおりに、米軍の軍用艦船で来る場合は、検疫法の特例というものがある。こういうものに基づいて入港、あるいは着陸した場合、これは、日米行政協定で米国が使用しておる施設、こういうものに対する管轄は、日本の検疫所長がアメリカの検疫官、大体軍医ですが、これをしてやらしておる。したがって、こちらの検疫済み証を渡して、初めて検疫が終わる、こういう御答弁があ……

第55回国会 法務委員会 第27号(1967/06/29、31期、公明党)

○沖本委員 たいへん押し詰まった時間で申しわけありませんが、飛び飛びになりますけれども二、三点について大臣並びに関係の方にお伺いしたいと思います。  まず、大臣はせんだって反則金のことについてはすべて勉強し尽くして知らぬところはない、こういうお答えであったと思うわけです。その中で、通告制度に関してですけれども、この通告制度の中で、酒税法違反の被告事件で判決文があるわけなんです。これは二十八年に棄却になった事件ですが、第二審は東京高裁であります。  その要旨の中に「当該犯則について訴を受けることなからしめることとする手続であって、かような手続が認められた所以のものは、間接国税の犯則のごとき財政犯……

第55回国会 法務委員会 第28号(1967/06/30、31期、公明党)

○沖本委員 関連質問。入国管理局長さんと外務省にお伺いいたしますが、最近米軍の基地を使って学者あるいはそれに類する方々が外国に旅行していらっしゃる。相当数あるということをいろいろな点から読んだわけです、聞きもしましたけれども。その点に関しまして、いま横山委員から御質問があったような方々も、そういった内容とも関連して、日本から外に、民間機でなくて軍用機を利用して出ていらっしゃるのじゃないか。最近ベトナム問題が激しくなって、米軍機のほうのスペースがないので乗れなくなったけれども、いままではしばしばそういう会議の開催に出ていっておるという事実があるわけですけれども、こういう人たちはやはりこういう資金……

第55回国会 法務委員会 第30号(1967/07/06、31期、公明党)

○沖本委員 部分的なお話になるのですが、警察庁の交通課長さんにお伺いするのですが、いま全国で交通信号機は幾つくらいあるのでしょうか。
【次の発言】 それの電灯料はどういう仕組みになっているのですか。
【次の発言】 そうすると、あれは三つあるんですね。三つあって、一つに一つの家庭の電灯料金を払っているんじゃないですか。
【次の発言】 公共のための、交通安全のための信号機が、どうも、普通のとおりに、家庭の電灯料と同じような支払い方の仕組みであるということ自体が私はおかしいと思うのです。そのことに対する年間の予算は膨大な金額になっていくと思うのですけれども、税金がそのまま各電力会社へずるずる流れ込ん……

第55回国会 法務委員会 第35号(1967/07/20、31期、公明党)

○沖本委員 関連して。入管の方にお伺いしますが、先日法務大臣が入国管理令をすみやかに変えて、できるだけ近い国会で管理法として提案する、こういう発言があったわけですけれども、ものの順序から考えてみて、管理令の間はまだものは考えやすい。それがはっきりと管理法ということになってくると、変わってくるのじゃないか。あるいはそういう段階になってきて、いろいろな協定の内容も全部そのまま流されてしまって、そういうものが出てしまうと、一切がっさいのものが全部だめになってしまう、そういうようなことも考えられるわけです。先ほどからのいろいろな御答弁を伺っていると、これで一応打ち切ったんだ、こういうようなお話がたくさ……

第55回国会 法務委員会 第36号(1967/07/21、31期、公明党)

○沖本委員 きのう報道されましたのですが、房総西線の爆破事件について、いろいろな点についてお伺いいたしたいと思います。昨日の質問では、時間があまりありませんでしたので、こちらがお伺いしたいという点に触れられなかったものですから、あらためて御質問いたします。  警察庁の方にお伺いしたいのですが、現在までわかりました事件の内容、きのうの新聞からきょうに至るまでは、新たにパチンコ店にダイナマイトをしかけたということが一部報道されたわけですけれども、その後新しい事実がありますか。またこういう事件では、犯人の逮捕が一番の予防になる、こういう点にあるわけですけれども、そういう点に関しまして、お調べになりま……

第56回国会 法務委員会 第3号(1967/11/01、31期、公明党)

○沖本委員 まず川井刑事局長さんにお伺いいたしますが、一般紙あるいは一般世論としましては、この問題に対して非常な関心を傾けておる。これがうやむやに終わらないように徹底的に究明してほしい。こういうことは各紙が社説の中にも取り上げておりますし、あるいはいろいろな中にも、この腐った陸運汚職に対して、徹底的なメスを入れてほしい、こういうことが望まれておるわけなんですけれども、それにつきましては、話がさかのぼるわけですが、大阪の事件に関して八月の十二日に第一次の手入れをやってから第二次までの間に六十八日間時間がかかった。また、田中法務大臣も、この事件に関しては強権発動はしない、こういうふうな発言をしてお……

第57回国会 運輸委員会 第2号(1967/12/20、31期、公明党)

○沖本委員 大臣に、時間が少ししかございませんから集中してお伺いしたいわけですが、せんだってからLPGの問題で、少し大臣は問題外であるというようにお考えになっていらっしゃるんじゃないかと思いますので、事件の発端にもどっていただいて、そうして少しの間ですけれども発端の問題に少し耳をかしていただきたい。それからお考えをいただきたい。かように考えるわけでございます。  このLPGの問題の発端は、四十二年の七月、ことしの七月の二十四日に冷房料金の認可について陸運局と業者との間に不正がある、こういうふうに大阪地検が見て捜査を開始し、八月の十二日にこの不正は贈収賄、供応の事実があったことを突きとめて強制捜……

第57回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1967/12/05、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 この際、一言あいさつ申し上げます。  若輩でございますが、このたび委員皆さまの御推薦によりまして、私が当委員会の委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意、円満なる委員会の運営につとめたいと存じますので、委員各位の御指導と御協力を切にお願いする次第でございます。  はなはだ簡単でございますが、ごあいさつにかえます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま福井勇君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  委員長は、理事に      小宮山重四郎君……

第57回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1967/12/13、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  まず最初に、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  宇宙開発に関する問題調査のため、本日、宇宙開発審議会会長山県昌夫君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この際、山県参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用のところ、本委員会に御出席くださいまして、まことにありがとうございます。どうか忌憚のない御意見をお述べくださるようお願い申し上げます。  なお……

第57回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1967/12/14、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  最初に、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  原子力発電に関する問題調査のため、本日、日本原子力発電株式会社常務取締役吉岡俊男君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさように決定いたしました。
【次の発言】 次に、このたび新たに科学技術庁長官に御就任になられました鍋島直紹君及び科学技術政務次官に御就任になられました天野光晴君より、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。鍋島国務大臣。

第57回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1967/12/21、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  最初に、閉会中審査申し出に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、閉会中もなお、科学技術振興対策に関する件について調査を行なうため、議長に閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、科学技術の開発促進に関する陳情書及び科学技術振興費増額等に関する陳情書の二件でございます。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありま……

第57回国会 法務委員会 第2号(1967/12/14、31期、公明党)

○沖本委員 昨日の予算委員会に続きまして、私は、LPガスの汚職の問題について、大臣並びに川井刑事局長に主としてお伺いしたいわけです。  昨日大臣は、社会正義の実現と国民の権利の擁護のために尽くすとお話があり、私は正しいことはあくまで正しく、そのためにはやるべきことはどんどんやっていくつもりである、こういうお答えがあったわけなんですが、その後どうも大臣の御答弁は、全部が、いわゆる捜査の内容に関することであって、これは私の答弁の範囲ではない、あるいは捜査に関係があるからと、こういうことで、われわれの感覚としては、すべて何か捜査に関して発言を避けられておる、こういうふうな感じを受けることが多いわけで……

第58回国会 運輸委員会 第4号(1968/03/06、31期、公明党)

○沖本委員 時間が限られておりますので、十分な質問もできませんが、また先輩議員がいろいろ御質問なさって重複する点もあると思いますけれども、そういう点はひとつ御了承いただきたいと思います。  話は少し古くなりますけれども、私は特に南海電車の事故に限りまして、それと大臣の所信表明の内容について、この二点についてお伺いしたいと思うわけでございます。  それでまず、所信表明の中でお伺いしたいわけでございますが、これを読ましていただきますと、この中にいわゆる「三カ月余を経過いたしました今日、私はその方向が正しかったということを確信いたしております。」いわゆるサービス官庁でなければならないということ。同時……

第58回国会 運輸委員会 第11号(1968/03/29、31期、公明党)

○沖本委員 初めに委員長にお願いいたしますが、私が最終でございますから、時間の点少しオーバーするかわかりませんが、よろしくお願い申し上げます。  私の質問は、初めにタクシー、またトラックの免許について、それからそのあと外貿埠頭公団とコンテナの輸送について、若干御質問したいと思います。  去年の臨時国会で、この委員会でわが党の松本議員から、法務委員会で私が当時の原山自動車局長に、いままで個人タクシーの認可がどの程度残っているのかという点で、東京から大阪、名古屋に関して、残っているのが多いじゃないか、こういう点で非常に運輸省に不信を持っておる、早急に解決するように、こういう御質問をしたところが、現……

第58回国会 運輸委員会 第15号(1968/04/10、31期、公明党)

○沖本委員 いま野間先生におっしゃっていただいたのですが、どうも一番最終の質問になるといらっしゃらなくなるので、よろしく御配慮願います。  それでは、順序がまちまちになるかわかりませんが、お伺いしてまいります。  まず、船舶安全法の立場で満載喫水線を国際基準に定めていく、こういうことになっているわけですけれども、いろいろ喫水線を上回った積み荷の罰則規定とか、そういうような御質問もあったわけですが、私が一応お伺いしておきたいのは、たとえば廃船直前の船、こういうものも鋼船である場合は海運局の検査によって、外板の悪い点を変えれば検査規定に合う、こういうことになれば、海運局の検査が通れば一応船の安全と……

第58回国会 運輸委員会 第19号(1968/04/23、31期、公明党)

○沖本委員 まずこの港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案についてでございますが、この計画をさらに延ばして充実をはかっていくということになるわけでございますが、この際、大臣のほうに伺っておきたいのです。地方自治体の管理者のほうでは、港湾法を新しいものに改正してもらいたい。しかしその場合に、補助金を打ち切られたりするような心配が多分にある。だから港湾法自体はもう変えてもらいたいと思うけれども、そういうおそれがあるので、少し引っ込み思案に考えておる、こういうふうな意見もあったわけなんですが、港湾法を変えるという点について御構想がおありなのかどうか、その点伺いたいのです。

第58回国会 運輸委員会 第28号(1968/05/21、31期、公明党)

○沖本委員 私は本日は、羽田並びに伊丹の国際空港の騒音問題、あるいはSST並びにジャンボジェットに関する問題で、大臣並びに関係者の方にお伺いしたいと思います。質問が相前後するかわかりませんが、この点は御了承いただきたいと思います。  まず第一番目ですが、羽田並びに伊丹の飛行場に対して、最近になっても相当の機数が増加しております。それで、さらに大型化されていくと、限界度がくるのじゃないか。ある人の話では、数年を待たずして限界がくるであろう、こう言っておられるわけです。すでに現在限界度に達しているのじゃないか、こういうふうに私は考えるわけですが、その現況について御説明いただきたいと思います。

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1968/01/30、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび委員各位の御推薦によりまして、再び委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意、円満なる委員会の運営につとめたいと存じますので、委員各位の御指導と御協力を切にお願いする次第でございます。  簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。  次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午前十時十八分散会

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/02/28、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま小宮山重四郎君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  委員長は、理事に      小宮山重四郎君    佐々木義武君       齋藤 憲三君    始関 伊平君       福井  勇君    石川 次夫君       三宅 正一君    内海  清君 以上八名の諸君を指名いたします。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  まず、鍋島国務大臣より、科学技術行政に関する所信を承ることに……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1968/03/07、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  科学技術振興の基本施策について質疑の申し出がありますので、これを許します。齋藤憲三君。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。
【次の発言】 質疑はこれをもって終わります。  次回は来たる十一日月曜日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開くこととし、本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五十五分散会

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1968/03/11、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  科学技術振興の基本施策について質疑の申し出がありますので、これを許します。石川次夫君。
【次の発言】 次に内海清君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時五十七分散会

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1968/03/18、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  防災科学に関する問題について質疑の申し出がありますので、これを許します。三宅正一君。
【次の発言】 それでよろしいですか。
【次の発言】 先ほど文部省のほうの答弁がなかったので……。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  科学技術振興対策に関する件調査のため、来たる三月二十一日、参考人を招致し、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、参考人の人選等につきましては、委員……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1968/03/21、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  対ガン科学に関する問題調査のため、本日、参考人として東京都葛飾赤十字血液センター所長森下敬一君に御出席を願っております。  この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用のところ、本委員会に御出席くださいまして、まことにありがとうございます。どうか忌憚のない御意見をお述べくださるようお願い申し上げます。  なお、御意見の聴取は、質疑応答の形でお述べいただきたいと存じますので、さよう御了承願います。  質疑の申し出がありますので、これを許します。斎藤憲三君。

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1968/03/27、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  去る三月二十二日本会議に付託されました核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず提案理由の説明を聴取いたします。天野科学技術政務次官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明聴取は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。申し出がありますので、これを許します。近江巳記夫君
【次の発言】 次に、齋藤憲三君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  本案審査のため、明二十八日、参考人より意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1968/03/28、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  本案審査のため、本日、参考人として、動力炉・核燃料開発事業団副理事長清成迪君、同じく副理事長今井美材君、及び同事業団理事村田浩君に御出席を願っております。  参考人各位には、御多用のところ、本委員会に御出席くださいまして、ありがとうございます。よろしくお願い申し上げます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。石野久男君。
【次の発言】 次に、石川次夫君。
【次の発言】 次に、内海清君。

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1968/04/01、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を議題として、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。石野久男君。
【次の発言】 次に、三木喜夫君。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。
【次の発言】 次に、角屋堅次郎君。
【次の発言】 ほかに本案に対する質疑はございませんか。―別にないようでございますので、これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、本案を討論に付するのでありますが、別に通告もありませんので、直ちに採決いたします。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1968/04/15、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  去る四月十三日本委員会に付託されました宇宙開発委員会設置法案を議題といたします。
【次の発言】 まず、提案理由の説明を聴取いたします。鍋島国務大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明聴取は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  申し出がありますので、これを許します。三木喜夫君。
【次の発言】 わかりました。  本日は、これにて散会いたします。    午後二時十二分散会

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1968/04/17、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  宇宙開発委員会設置法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。三木喜夫君。
【次の発言】 次に、石川次夫君。
【次の発言】 ただいま総理大臣が御出席になりましたので、これより総理大臣に対する質疑を行ないます。三木喜夫君。
【次の発言】 次に、石川次夫君。
【次の発言】 次に、玉置一徳君。
【次の発言】 次に、斎藤実君。
【次の発言】 それでは、大蔵大臣が御出席になりましたので、大蔵大臣に質疑をしていただきます。石川君。
【次の発言】 三木君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会い……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1968/04/19、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  宇宙開発委員会設置法案を議題として、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。石川次夫君。
【次の発言】 小宮山重四郎君。
【次の発言】 これにて質疑は終了いたしました。
【次の発言】 ただいま委員長の手元に、小宮山重四郎君外三名より、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四党共同提案にかかる宇宙開発委員会設置法案に対する修正案が提出されております。
【次の発言】 まず、提出者より趣旨の説明を求めます。小宮山重四郎君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1968/04/25、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  有機水銀の残留毒性に関する問題について、質疑の申し出がありますので、これを許します。三木喜夫君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  石川次夫君。
【次の発言】 三宅君。
【次の発言】 内海君。
【次の発言】 大臣、どうもありがとうございました。  斎藤君。
【次の発言】 三木君。
【次の発言】 齋藤君。
【次の発言】 三宅君。
【次の発言】 次に、石川次夫君。
【次の発言】 次に、内海清君。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1968/04/27、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  この際、連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。  現在外務委員会で審査中の原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、及び原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件について、外務委員会に連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、連合審査会開会の日時等につきましては、外務……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1968/05/08、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  去る四月二十六日本委員会に付託されました科学技術基本法案を議題といたします。
【次の発言】 まず、提案理由の説明を聴取いたします。鍋島国務大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
【次の発言】 原子力潜水艦の安全性に関する問題について質疑の申し出がありますので、これを許します。石川次夫君。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1968/05/10、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。原子力潜水艦の安全性に関する問題について質疑の申し出がありますので、これを許します。内海清君。
【次の発言】 次に、石川次夫君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を再開してください。  暫時休憩いたします。    午後四時四十分休憩

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1968/05/23、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  科学技術基本法案を議題として審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。齋藤憲三君。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出に関する件についておはかりいたします。  科学技術基本法案及び科学技術振興対策に関する件について、議長に閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 なお、現在までに本委員会に参考送付されている陳情書は、仙台市原子力発電所の誘致促進等に関する陳情書外一件でありますので、念のため御報告いたしておきます。

第58回国会 社会労働委員会 第23号(1968/05/09、31期、公明党)

○沖本委員 質問に先立ちまして、参議院公明党の小平先生が参議院での用事がございますので、御退席の時間を考えまして、小平先生に先に御質問させていただきたいと思います。  小平先生にお伺いいたしますが、現行法では最低賃金の決定基準として、労働者の生計費、また類似の労働者の賃金、あるいは企業の支払い能力等を考慮してきめることになっておりますが、これでは労働者の前向きの生活保障とはならないと考えられるわけでございますが、この点につきまして公明党としてはどういうふうにお考えになりますでしょうか。
【次の発言】 次にお伺いしますが、全国一律最低賃金といいながら、地域的最低賃金をなぜ用いているか、こういう点……

第59回国会 運輸委員会 第2号(1968/09/19、31期、公明党)

○沖本委員 大臣が時間をお急ぎでございますから、一足飛びに飛んで大臣にだけ先にお伺いいたします。  先般の通常国会の予算分科会で、大阪の城東貨物線の電化、客車化についてお伺いしたわけですが、できるだけ早めにこの問題をやっていきたい、こういうふうな御答弁があったわけです。それにつきまして、この十日にも朝日新聞では、この城東貨物線の放出という駅と永和という地名があるわけですが、その間の高架に着手したいということを国鉄側が発表したということなんですが、あくまでもこの赤字問題とからんでの話になるわけですが、城東貨物線のいわば外環状線ということになるわけですが、この問題について万国博にからんでどうしても……

第59回国会 運輸委員会 第3号(1968/11/22、31期、公明党)

○沖本委員 ただいま山下議員からお話がありましたとおりに、財政再建推進会議の意見書について、先ほど鉄監局長は、大体その意見書に従って検討を加える、こういうふうにお話があったように記憶しておりますが、いつも議論になると思いますけれども、こういうところでやはり国鉄の企業性と公共性という内容が一番重要な問題になってくる。ものの考え方の基礎、その点について大臣はどのようなお考えでいらっしゃるのですか。
【次の発言】 やはり運賃の値上げとかこういう問題がこの中に一番よく盛り込まれていて、国民が一番運賃の値上げについて関心を高めていて、また、いろいろな新聞の報道を見ていましても、第二の食管になるのじゃない……

第59回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1968/08/02、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび委員各位の御推薦によりまして、委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意、円満なる委員会の運営につとめたいと存じますので、委員各位の御指導と御協力を切にお願いする次第でございます。  簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま福井勇君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  委員長は、理事に      小宮山重四郎君    齋藤 憲三君       佐々木……

第59回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/08/08、31期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますのでこれを許します。石川次夫君。
【次の発言】 次に、近江巳記夫君。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出に関する件についておはかりいたします。  科学技術基本法及び科学技術振興対策に関する件について、議長に閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  次に、委員派遣承認申請に関する件についておはかりいたします。  閉会中審査にあたり実地調査の必要がある場合には委員派遣を行なうこととし、派……

第59回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1968/08/26、31期、公明党)

○沖本委員 運輸大臣にお伺いします。  最近とみに新聞紙上でも問題化されておるわけですけれども、観光事業の一元化ということが強く叫ばれておるわけですけれども、その一元化について大臣はどういうふうなお考えをお持ちでしょうか。
【次の発言】 そういうことに関しまして、現在の運輸省管轄の観光関係の業者並びに交通事業者はどの部類に属しているのでしょうか。おもにレジャーのほうに属して事業の主体性があるのでしょうか、あるいはその中にレクリエーションというものをうたい込んで事業の主体が進められておるのでしょうか。
【次の発言】 これは現在のあり方としては、マスレジャーという点に重きを置かれておって、そういう……

第60回国会 運輸委員会 第1号(1968/12/17、31期、公明党)

○沖本委員 まず大臣に、先ほど井上委員から実行力ある大臣の御就任、こういうお話がありましたので、私は同じ地元大阪から出ておる者でございまして、そういう点、非常に心強く考えておりまして、今後の大臣の御活躍に非常に期待しておる次第でございます。  そこで、大阪から出られた大臣に一番先にお願いしたいことがございます。それはかねて当委員会でたびたびお願いしております大阪の外環状線についてなのですが、これは国鉄の赤字がたたってか、万博までに間に合わない、こういうことで、地元のほうは国鉄債も買い、万般準備をしながら非常な期待を持ってこの問題に当たったわけですけれども、いまだに非常に実現の見通しが遠い、こう……

第61回国会 運輸委員会 第6号(1969/02/26、31期、公明党)

○沖本委員 だんだん時間がなくなってきまして、私の時間になると早くやれ早くやれということになって、前からの質問のしわ寄せがこの辺に来るらしいのですが、もう少しおつき合いしていただきたいと思います。  それで、先ほどからこの鉄建公団の事件の内容については捜査の途中である、こういう御発言がありましたとおりであって、結論的なことは、責任者の方々としては当然言えないとは思いますけれども、その点につきまして、先ほど井上議員のお話にもありましたとおり、相当黒い問題もからんでおるというような内容がありますから、私も今後この点については時間をかけてゆっくりと追及していきたいと思います。  そこで、現段階までわ……

第61回国会 運輸委員会 第9号(1969/03/05、31期、公明党)

○沖本委員 私は、きょうは航空全般にわたって、種々な点について御質問したいと思います。  まず、せんだってから成田の新国際空港の問題でいろいろ質問があったわけですが、その前に、新島の射爆場の問題なんですが、この射爆場を使うことになりますれば、成田の航空路で軍用機と民間機とがはち合わせをする、そういうことから、運輸省のほうで非常に難色を示したということで、あっちこっちの委員会でこの問題を相当論議されたわけでありますが、その後、この問題はどう進展しておるのですか。
【次の発言】 どうなんですか、それは解決する方向なんでしょうか。あるいは前途は暗たんたるものである、どっちなんでしょう。

第61回国会 運輸委員会 第22号(1969/04/23、31期、公明党)

○沖本委員 いま手塚航空局長が御報告になりました米軍機の事故に関して、防衛施設庁からお越しになっておられますから、もう少し詳細に当時の事情をお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 先ほど航空局長の報告の中に出てきたのですが、この事故が起きたのは、米軍機の撤収の作業中、いわゆる撤収というのは、板付に所属しておる米軍機がどこかの地点に撤収するために離陸した、編隊を組むために、その途中で起きた事故なんでしょうが、九大の墜落事件以来、板付の飛行場というものは、国民が最大の関心事でもありますし、また、日本海で米軍機墜落以来、日本じゅうの関心がそれに集まっておるわけです。そういうときに、また板付とい……

第61回国会 運輸委員会 第26号(1969/05/14、31期、公明党)

○沖本委員 時間がないので、大臣にお伺いいたします。  きのう大臣は、私鉄の運賃の値上げについていろいろと御発言があったわけですが、そのことについて、私たちは新聞記事でしか知る由もないわけですけれども、その点で確認しておきたいのですが、米価が値上げになれば運賃の値上げも考える、こういう点と、それから閣僚である限り、きまったことは押えなければならない。しかし、運輸大臣である以上は、やはり事務当局に検討させている、こういうお話が記事でうかがえるのですが、この二つを並べてみると、話が全然すれ違うのです。私たちとしては、どういうふうに大臣の御発言をとっていいか、国民自体も困っていると思います。これは国……

第61回国会 運輸委員会 第29号(1969/06/06、31期、公明党)

○沖本委員 大臣の時間の都合があるそうですから、大臣に対する御質問だけ先にやらしていただきます。  大臣にお伺いいたします。きょう一斉に新聞に公表されたわけでありますが、新聞に大臣のお話として「このような大きな問題をメーカーが隠して運輸省に報じなかったのは問題だ。このような場合、アメリカではメーカーが一般に公表して車両の回収や部品の交換を実施している。日本の場合、半年ごとの定期検査、車体検査をしており、米国はこうした検査をやっていないという事情の違いもあるが、こういうくだりがあるのですが、こういうお話はなさいましたのでしょうか。
【次の発言】 それじゃお伺いいたします。『最近の朝日新聞によりま……

第61回国会 運輸委員会 第30号(1969/06/10、31期、公明党)

○沖本委員 先日に引き続き質問を続けさせていただきます。  それで、まずあれ以後、各紙がいろいろと問題・点を指摘しておりますが、その中でまず問題になりますのは、六月六日の読売で、陸運局もこの欠陥車について知っておった、修理工場へ回って直した車についてはステッカーをつけておった、こういうことが報道されておりますが、この事実について。
【次の発言】 では、型式指定の中にあってそういう内容があることは、いままで欠陥車は見のがされておった、こういうことになることは運輸省のミスである、こういう結論になりますよ。  そこで、やはり六月八日の記事の中に、日本自動車連盟が発表した中で『同連盟の調査によると、昨……

第61回国会 運輸委員会 第31号(1969/06/11、31期、公明党)

○沖本委員 私で最後でございますが、できるだけ簡単にお伺いしますから、お答えも簡単明瞭にしていただきたいと思います。  さて、これは運輸省のほうの十七項目の改善の指導の中にはないのですが、日産のほうの三十七年型UP二八のパプリカで、けさ私たちの公明党のほうに電話が入ってきまして、パプリカの日立でこれを買ったのですが、三十九年に買って、四十一年までの間に三回ブレーキパイプの割れを発見した。最後にはパプリカ茨城で整備してこれを直した。その三回目には踏切のところでブレーキを踏んだけれども、ブレーキがきかずに、そのまままん中まで突っ走って、もし電車が来ていたらたいへんだった、こういうことで青くなった、……

第61回国会 大蔵委員会 第22号(1969/04/18、31期、公明党)

○沖本委員 初めにお断わりいたしますが、質問が重複するところもあると思いますが、公明党としては強行採決で質疑を打ち切られたわけですから、これが初めての質問だと思って、御丁寧な答弁をしていただきたい。大臣にそのことをよろしくお願いいたします。質問の順序が飛ぶかもわかりませんが、その点は御了承いただきたいと思います。  そこで、まずお伺いしたいのですが、再建案の中は運賃の値上げが基礎になっている。この前も運賃を値上げして、次いで今回また運賃値上げということになるわけですけれども、十年間で三回の運賃値上げをするということが、今度の記載の中に見られるわけです。前回の運賃値上げのときは第三次長期計画を前……

第61回国会 内閣委員会 第27号(1969/06/05、31期、公明党)

○沖本委員 私はこの審議にあたり、質問の機会を得ましたことを深く喜びとするものであります。さらに、本法案推進のために努力されました政府、四党はじめ関係者各位に心から敬意を表します。  自民、社会、民社、公明、四党の意向を代表いたしまして、具体的な質問をさしていただきます。  同和地区の産業は家内工業的な零細企業が多く、生産性がきわめて低い上に、その企業の形態、経営条件、需給、金融関係などに多くの問題があり、近代産業の発展から取り残されております。これら地区住民の貧困と差別がこの悪循環の原因となっております。したがいまして、同和地区の中小零細企業の近代化を国の責務において早急にはからなければなら……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1970/05/06、32期、公明党)

○沖本委員 質問時間を限られておりますので、十分質問ができないかもわかりませんが、できるだけ簡単にお答え願いたいと思います。同時にまた、質問がいろいろと前後するかもわかりませんが、その点御了承願いたいと思います。  私も、せんだって「出雲丸」がいろいろ問題があるということが新聞記事にありましたので、お伺いして船も見させていただきましたし、いろいろ御意見も伺わしていただいたわけでございますが、その節にも話も出ましたし、その後関係の方々の御意見もいろいろ伺ってみますと、現在までの段階では、運輸省側のほうにも大型船に対する責任がない、あるいは船主さんのほうにも責任はない、あるいは海事協会のほうにも責……

第63回国会 法務委員会 第10号(1970/03/25、32期、公明党)

○沖本委員 私は、入管関係について若干の御質問をしたいと思います。  まず、初めに委員長にお願いしたいことは、時間が限られておりますから、全部意を尽くせませんので、残った分はまた権利を留保さしていただきたい。これだけ先にお順いしておきたいと思います。  ジャンボの到着が非常にばらばらである、こういうところから、これからのジャンボに対するいろんな問題点が出てくると思うのです。そういうものに関しまして、私たちが実際に羽田に行きまして、第一便の到着を見たり、入管関係あるいは税関関係の仕事をつぶさに見さしていただきました。そういう中から、問題点を拾い出して少しお伺いしておきたいと思うのですが、時間があ……

第63回国会 法務委員会 第13号(1970/04/01、32期、公明党)

○沖本委員 それでは、二十分ほどという委員長からの御指定でございますから、できるだけ時間厳守をして質問したいと思います。  まず、ただいまの日航機乗っ取り事件に関連して質問をしぼっていきたいと思っておるのであります。入管関係、ジャンボの問題もありましたけれども、それは質問の権利をまた後に留保させていただきたい、かように委員長にお願いしたいと思います。  そこで、まず、たいへん国際間にわたる紛議を引き起こすような大事件になってきておりますし、先ほど来の御質問の内容も、人命尊重、この点に現在の問題点をしぼるようにと、そういうところに国をあげて焦点が集まっておるわけでございます。そこで、きのうの新聞……

第63回国会 法務委員会 第16号(1970/04/08、32期、公明党)

○沖本委員 いまの御答弁に関連いたしましてお伺いしますけれども、以前に船で日本に来て、途中でたくさん殺傷事件があったということで取り扱いに非常に困ったということが問題になったことがございます。それから現在でも一番よく問題にされておるところは、万博がいま開催されておりますけれども、万博に来て、それを利用して政治亡命するんじゃないか、こういうようなことが非常に憂慮されるということが新聞なんかでもいわれておったわけです。そういう関係から、今度は出入国管理法が出てこなかったわけですが、そういうものの中でいろいろ考えられておる。同時に、亡命的なものをどういうふうに扱うかということを別途に考えなければなら……

第63回国会 法務委員会 第19号(1970/04/15、32期、公明党)

○沖本委員 まず、参考人には、お忙しいところを来ていただきまして、たいへん恐縮でございます。先日の合同審査に御質問するはずでございましたが、ちょうど時間の都合で御質問ができなくなりましたので、御質問さしていただきたいと思います。  あわせまして、非常に話がダブるようでありますけれども、時間を許していただいて、大臣にも再度お答え願いたい、こういうふうに考えるわけでございます。  この問題は、むしろ、私が一生懸命になるよりも、社会党、共産党さんのほうが一生懸命になっていただくのが筋合いだ、こういうふうに私は考えるわけでございますが、やはり熱い間にこの問題を片づけたい、そして何とか軌道に乗せていきた……

第63回国会 法務委員会 第20号(1970/04/17、32期、公明党)

○沖本委員 私に許されました時間は五分ほどしかございませんので、五分間で全部を言い尽くせることはないわけであります。一応いままでの御質問は、ほとんど弁護士資格をお持ちの方々の専門的な御質問でありまして、私はしろうとの立場から、あるいはまた一国民としての立場から、いままでいろいろ論議されました中でどうしても疑問になっておる点を、質問も重なり御答弁も重なると思いますけれども、どうしても国民の立場からこの問題を詰めてみたい、こう考えますのでお答え願いたいと思います。  いま岡沢先生が御質問になったことに重なるわけでございますが、この法案は経済の変動に応じた処置をとるというものであるということでござい……

第63回国会 法務委員会 第22号(1970/04/28、32期、公明党)

○沖本委員 御質問がいろいろ出ましたので、ばらばらになるかもわかりませんが、重なった場合は御容赦をいただきたいと思います。  まず、第一条の中の「その運航を支配した者は、」こういう運航の支配という点ですが、第四条では、針路変更、その他運航の阻害というふうになっておるわけですが、この両者の関係、区別はどういうふうになるのでしょうか。運航の支配というのは機長に対しての問題を考えられたと思うのですけれども、威力を用いて針路変更等運航を阻害することについても、結局同じことになるのじゃないか、こう考えられるわけですが、その点いかがですか。
【次の発言】 つきましては、大臣にお伺いしたいのですが、これは朝……

第63回国会 法務委員会 第24号(1970/05/08、32期、公明党)

○沖本委員 私は、この金嬉老の問題に関しまして、委員長ほか一行は静岡の刑務所にお越しになったそうでございますが、私はあることできのう岐阜のほうに行ってまいりました。岐阜の刑務所関係の問題でいろいろ事情を伺ってまいりました。そういう観点からきのう聞いたばかりで完全な裏づけはとれてないわけですけれども、非常に問題点がある、こういうことで大臣にも十分その点お聞きになっていただきたいし、矯正局長もひとつお考えになっていただいて、いろいろな措置を講じていただきたい、こういうところでお話をするわけでございます。  まず、きのう行きまして聞いた中で、これははっきり表に出てわかった問題ですが、三十九年に問題が……

第63回国会 法務委員会 第25号(1970/05/12、32期、公明党)

○沖本委員 議事進行。定足数が足りないから休憩してもらいたいと思います。定足数をもう少し集めてやってもらいたいと思います。

第63回国会 法務委員会 第26号(1970/05/13、32期、公明党)

○沖本委員 いま政務次官から十分検討したい、こういうお話が出たわけでございますが、昨日もこの事件が起きてすぐほかの同僚議員の中からも、今度の乗っ取り事件の法案についてどうして船舶をはずしたのだ、それ見ろ、起きたではないか、こういうたちまち非難の声があがりまして、実は船の規定の範囲がずいぶん広いからなかなかむずかしくて、今度の場合は船舶の問題をはずしたことになるのだと一生懸命こっちが政府にかわって説明しているようなことがたくさんあったわけです。これは当然国民の皆さんも、きょう参議院のほうでこの法案が通るというようなことになれば、それが除かれているということで問題になってくると思いますので、大臣の……

第63回国会 法務委員会 第31号(1970/10/13、32期、公明党)

○沖本委員 いま中谷委員から大阪拘置所の問題が出ましたので、関連ということはございませんが、大臣にお話しをして改善の要望もしておきたい、こう思いますので、先に拘置所の問題からお話をいたします。  去年の夏でしたか大阪拘置所をたずねましたときに、拘置所の中で飲料水を堂島川の水を取って浄化して使っている、こういうことが場内で行なわれておりました。それでどうして十分水のある大阪市の水を使わないのかということを聞きましたが、浄化槽もあるし、十分飲料水にたえるだけの浄化装置をもってやっておるからだいじょうぶだ、こういう話があったわけですけれども、もし停電したりした場合にはどうなるんだ、こういう問題もから……

第63回国会 予算委員会 第16号(1970/03/19、32期、公明党)

○沖本委員 ただいまの農林大臣のお話は、わが党の矢野書記長の御質問に対して、総理がこの予算の会期中に答えを出す、こういうことに対するお答えだと解します。  そこで、ただそれだけでは満足できない点がたくさんあります。それにつきましてもう少し突っ込んで農林大臣にお伺いしたいわけでございますが、ただいま御発表になりましたこの五十万トンの十一万八千ヘクタールというものは非常に大きな面積になります。これはわが党の矢野書記長も質問の際にお伺いしておった問題であるわけですけれども、このような大きな面積を持つものが一年間に転用するということは、いままでの水田が転用された実績なんかから考えてみましても、きわめて……

第64回国会 運輸委員会 第5号(1970/12/16、32期、公明党)

○沖本委員 質問の時間をお与えいただきまして、ありがとうございます。時間がありませんので、とりあえず始めてまいります。  せんだって、タンカーの清掃中の爆発で大きな社会問題を起こしておるわけですけれども、この問題はわが党の松本委員も、昨年の通常国会の予算委員会でも、救難体制、そういうような関係から御質問しておるわけですが、前々から海上保安庁の救難体制というものが、十分でないということは問題になっておるわけです。ところが、火災に対しての消防体制というものも十分でない。海上保安庁の一覧表を見せていただいても、完全とは言えませんけれども、まあまあ能力を持っている消防艇は三隻しかない。うち一隻は年が明……

第64回国会 法務委員会 第4号(1970/12/08、32期、公明党)

○沖本委員 ただいま日本社会党、公明党及び民社党から共同提案されました人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案に対する修正案につき、提案者を代表いたしまして、その提案の趣旨を御説明いたします。  まず、案文を朗読いたします。    人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案に対する修正案   人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案の一部を次のように修正する。   題名中「公害犯罪」を「公害犯罪等」に改める。   第一条中「公害」を「公害等」に改める。   第二条の見出しを「(人の健康に係る公害を生じさせる罪)」に改め、同条第一項中「危険を生じさせた」を「危険を及ぼすおそれのある状態を生じ……

第64回国会 法務委員会 第6号(1970/12/10、32期、公明党)

○沖本委員 自由民主党、社会党、公明党、民社党、共産党、五党を代表して、附帯決議案の趣旨を説明いたします。  まず、案文を朗読いたします。    人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案に対する附帯決議(案)  一、政府は、複雑多岐にわたる公害の実情にかんがみ、不断の努力によりいやしくも企業責任が現場責任者のみに転嫁されることのなきよう努める等適切な運用をはかるとともに、今後公害の状況に応じ必要により関係法令について所要の改正措置を講じ、将来いわゆる食品薬品公害等の防止についても規制措置を検討するなど公害の防止に万全を期すること。  二、政府は、公害監視につき適切な措置を講ずることによりいわ……

第65回国会 運輸委員会 第18号(1971/05/12、32期、公明党)

○沖本委員 私は航空局長に、主として航空行政全般に関してお伺いしたいのですが、時間をあまりいただいておりませんので、二、三にとどめたいと思います。  まず、いろいろな点から日本の航空行政を見てみまして、空港整備五カ年計画というようなものもあるわけですけれども、何かどろなわ式な――どうしても航空行政というものは、十年とかそれ以上とか向こうを見て、いろいろなものを展開していただかなければならないわけなんですけれども、現状だけをにらんで、それに対して一生懸命、どうだこうだと言っているようにしか見えないわけです。そういう点非常に危惧を感じるのですが、そういう点からいろんな問題を伺っていきたいと思います……

第65回国会 法務委員会 第2号(1971/02/17、32期、公明党)

○沖本委員 これは現在大阪の家庭裁判所で取り扱っている事件で、まだ結論が出てない問題になるわけですが、ちょっと問題があると思いますので、裁判所側にいろいろお伺いしたいわけでございます。  内容を申し上げますと、ある中学校の女子の生徒ですが、ソフトのクラブに入っておった。その同僚が校外であまり品行がよくなかったという点があって、注意をした際に――その当該の少女はソフト部の部長だったわけです。それが注意をした際に、野球のバットでおしりをたたいた、こういうことが去年の四月ですが新聞に出て、それでバットでということが内容になって事件が大きい、こう思われたわけですが、その当人あるいはその父兄は、私が約二……

第65回国会 法務委員会 第10号(1971/03/10、32期、公明党)

○沖本委員 私は、関連的になると思いますが、まず矯正局長にお伺いしたいのです。  先ほど収監している数が二千人、こういう御発表をなさいましたけれども、この二千人に対する看守の数というものは十分なんでしょうか、足りないんでしょうか。もう一点は、その二千人そのものが大阪刑務所の中で収監する数にマッチしているのかどうか、多過ぎるのではないか。それからへいの高さですけれども、どこも同じようなへいの高さなんですか、そういう問題はどうなんですか。
【次の発言】 数の点は遠慮したいというお話なんですが、要は最初の発端は一一〇番で、へいを乗り越えた脱走者があるのじゃないかというところからなんです。ですから、へ……

第65回国会 法務委員会 第12号(1971/03/16、32期、公明党)

○沖本委員 最初にまず御質問いたしますが、この改正法案ですけれども、裁判所のほうがこの訴訟費用の改正をなぜもっと早くおやりにならなかったか、この点について御説明願います。
【次の発言】 話は別になりますけれども、同じ民事訴訟法で罰金等のこともあるわけですね。これは昭和二十二年ということになっているそうですが、これはこのままでございますか。
【次の発言】 むしろ罰金等のほうが、現在の問題に即しまして、より現実的な大事な内容じゃないでしょうか。この点いかがでしょう。
【次の発言】 先ほどのお話でございますが、刑法の全面改正、こういうものと一緒に合わしてお考えだ、こういうことですけれども、この刑法の……

第65回国会 法務委員会 第16号(1971/04/13、32期、公明党)

○沖本委員 質問に先立ちまして、三権分立の立場から立法府のほうから批判することはどうかというようなお話もございますが、憲法擁護の立場を堅持するためにあえて質問したいと思います。  まず、最高裁のほうに御注文したいと思いますが、この一連のいま世間で問題になっておりますことをとらえてみまして、最高裁は憲法の番人として憲法の確固たる擁護と司法の独立を守って、少なくとも司法の尊厳に対する疑惑を国民に与えないことに最大の努力を払ってもらわなければならない、こういうふうに考えるわけです。それと同時に、今回の再任あるいは新任拒否、罷免については私たちはきわめて遺憾である、こう考えております。  そこで、まず……

第65回国会 法務委員会 第18号(1971/04/28、32期、公明党)

○沖本委員 私も、畑先生に続きまして、民法の一部を改正する法律案について御質問いたします。時間が短いので、できるだけまとめてお伺いいたしますから、お答えのほうもまとめてお願いしたいと思います。いろいろお話が出ましたので飛び飛びになるとは思いますけれども、よろしくお願いいたします。  根抵当を主として利用しておられる金融機関はどういうところがあるかという点と、根抵当は現在経済取引において非常に重要な機能を営んでおるわけであるから、この法律改正ということになったわけですけれども、それだけにこの法律は関係者にとって重大な影響を及ぼすと思われるわけであります。そういうところからこの立案にあたって、どう……

第65回国会 法務委員会 第22号(1971/05/21、32期、公明党)

○沖本委員 私は、いまの畑先生のお尋ねと同じものをとりあえず先にしたいわけですが、最高裁長官は、憲法記念日を前にして、いたずらに中傷誹謗をして国民の疑惑を生じる、こういうふうな談話を発表されているわけなんです。これは新聞にちゃんと載っております。そういう意味から、私たちがいたずらな誹謗中傷をしておる、あるいはほかから言っている、これはわかりませんけれども、名ざしにされたわけではないわけです。そういう点に関して、畑先生と同じようにわれわれは国民の側に立って見て、むしろ疑惑や誹謗に関して、そういう中傷誹謗を解明するためにも、疑惑を解くためにも、国会へ長官がお出になってきて真相をはっきりおっしゃると……

第66回国会 法務委員会 第2号(1971/07/23、32期、公明党)

○沖本委員 きょうは幸い大臣も御出席いただいて、最初に所信表明もいただいた大臣の初めての日でございますし、いま一番問題になっております公害に関する問題でお伺いしたいと存じます。  公害罪法、一般にそういうふうに呼ばしていただきたいと思いますけれども、これが七月一日に施行された、こうこうことになるわけですが、一応昨年の公害国会で「おそれ」の事項を抜くとか抜かないとかいうような問題から、いろいろな問題点を残しながらこの法律が通ったわけです。その法律は不備であるか完備されているものか、いろいろな点に疑問点が一ぱいあるのですけれども、さて七月一日にこの法律が施行されて現在に至る段階で、どのようなことが……

第66回国会 法務委員会 第3号(1971/09/03、32期、公明党)

○沖本委員 きょうは少しお時間をいただいて、最近話題になっております、また問題になっております爆発物を使用する問題、爆弾事件そういうものと、それからせんだって大阪の刑務所のほうに不正入試事件の調査に私たちは行ったわけですけれども、それの締めくくり的な、そのままになっておりますから、そういうふうな点について御質問したいと思います。  まず、爆発物に対してでありますけれども、一日の新聞で通産省のほうが、いままでの保管とか管理とかこういうものがずさんだった、こういうところから省令でもう少し厳重にすると、こういうふうな内容をお出しになったようでございますが、これの詳細についてお答え願いたいと思います。

第66回国会 法務委員会 第4号(1971/10/12、32期、公明党)

○沖本委員 私は、新潟水俣病事件の判決が、一応原告の勝利で終わったことは非常に喜ばしいことであります。また、きのうきょうのテレビ、新聞を見ますと、原告側のほうも、裁判の判決の意義を意義あらしめるために控訴はしない、こういうふうな内容の発表があったりしました。こういう判決とは別個に、公害事件における被害者救済の法制度として、現在の法制度がはたして必要かつ十分のものであるかどうか、こういうことは大いに問題点があるわけでございます。そういう点につきまして、少し関連をした質問をさしていただきたいと思います。  まず、被害者救済における法律としては、新潟水俣病事件においては民法の七百九条が用いられました……

第67回国会 法務委員会 第3号(1971/11/17、32期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 私は、主として入管業務につきましてお伺いしたいと思います。  来年成田の空港が大体できる、こういう見通しに立ってお伺いするわけですが、私はこの九月から十月にかけまして、羽田の空港に所用がありまして何日も行きました。そこで実際に出入国管理業務を以前よりもう少し深く見てきたわけですけれども、そういう観点に立ちましてぜひとも大臣、局長方に十分この問題を考えてもらわなければならない、こういうふうに感じたわけでございます。  そういう観点からお伺いするわけでございますが、私が一番感じましたのは、この十月十五日ですけれども、出発便のほうの空港のロビーはもう足……

第67回国会 法務委員会 第5号(1971/12/03、32期、公明党)

○沖本委員 きょうは法案の審議でございますが、給与法案につきまして御質問をいたします前に、法務大臣に二、三お伺いしたいわけでございますが、きょうの新聞に、北朝鮮との交流を拡大して、札幌のオリンピックに百人ほどお呼びになり、入国の問題が相当緩和されるのではないかというような希望的な記事が出ておったわけでございます。  その記事に目を通してみますと、「朝鮮民主主義人民共和国との関係を改善するため、対策を検討している」こういう内容で、あるいは先月の国連で中国の代表が、「「国連が朝鮮に関して行なつた非合法的な決議(一九五一年二月一日決議=朝鮮戦争への中国義勇軍の参加を“侵略”とみなし、すべての国に対し……

第67回国会 法務委員会 第6号(1971/12/08、32期、公明党)

○沖本委員 関連で、少しお伺いしたいと思います。  畑先生がお述べになりましたとおり、もちろん私たちも現代のこういうような火炎びんの事件に関しましては、ぜひとも厳重に取り締まっていただきたい、こういうふうなことに考えているわけですけれども、それに関しまして、いまもお話ございましたけれども、引火しやすいものを所持するという点になるわけですが、これは法律ですから、短い文章でできてくると思うのです。その場合に、たとえて言うなら、ガソリンスタンドからエンジンの部品を洗うためにガソリンを買ってきても、これは爆発物、引火物を持って歩くことになると思うのです。そういうものも全部、持っている人の説明によってい……

第67回国会 予算委員会 第3号(1971/10/26、32期、公明党)

○沖本委員 私はゆうべ現場へ行っておりました。いま帰ってきたばっかりでございます。なまなましい現場の状況をつぶさに見ましたし、現地の方々といろんな対策も立ててきたわけでございます。そういう観点から、関係閣僚の方々は、公明党を代表して行った国会議員が国会に報告すると、こういう意味合いで内容をお聞きになっていただきたいと思います。  そういう観点から考えまして、先日もあった727の全日空機の事故以上に、私の直接感じた内容は全く悲惨だ、こういう感じばっかりでした。そういう点から、むざんななくなり方をなさった方々の御冥福を心からお祈りもしますし、また、御遺族の方に心から満腔の弔意を表したいと思いますし……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1972/03/15、32期、公明党)

○沖本委員 まず委員長にちょっと申し上げておきたいのですが、特別委員会というのが、ともすれば何か付随的な委員会みたいになって、御答弁に来られる方々が結局責任ある答弁ができないというようなことが非常に多いわけです。これでは特別委員会を持っている意義がなくなってくる、こういうふうな感じを受けるわけです。担当の大臣あるいは次官とか局長さんがいない場合でも、課長さんでも十分仕事の面ではその衝に当たる一番最たる方々ですから、当委員会あるいは特別委員会で取り上げられる問題は、すべて各省にまたがったものであり、重要課題である、こうお受け取りになっていただいて、十分その機能を果たせるだけの仕事をしていただく。……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1972/04/05、32期、公明党)

○沖本委員 私も少し時間をオーバーします、だいぶ待たされたから。  前回に引き続いて航空問題について御質問したいと思います、政務次官もお越しになりましたし、それから外務省の方もお越しでございますね。  今国会の予算委員会でも問題になりました、那覇空港が沖繩返還時の五月十五日現在で完全に返還されないという問題についてでありますけれども、P3の移転費用が認められなくて移転ができないということで、普天間のほうの飛行場の整備を待って移転する。そういうことになってきますと、返還にからみまして、那覇空港が返還時において実際にどういうふうな機能を発揮し出してくるのかということになってくるわけです。  そこで……

第68回国会 法務委員会 第3号(1972/03/07、32期、公明党)

○沖本委員 畑先生並びに中谷先生でほとんど聞き尽くされたように思うわけでございますけれども、重複するところもあると存じます。私は同じような観点からお伺いしたいわけですが、あくまでも国民の立場に立って公正な裁判を行なってもらいたい、こういう気持ちの上からお伺いしたいわけです。  それで、それにつきましてある法律学者の方に伺いますと、最高裁は最近だんだん旧憲法時代に返りつつあるんじゃないか、こういうふうな御意見がございました。それで、いまも中谷先生がお触れになりましたけれども、昨年の最高裁長官の憲法記念日の談話の中に、「近時、遺憾ながら、その真意を正しくくもうとせず、ことさら中傷、ひぼうを加え、裁……

第68回国会 法務委員会 第4号(1972/03/08、32期、公明党)

○沖本委員 だいぶ時間が狂いましたのではしょらなければしかたがなくなったわけですが、私はきわめて素朴な立場からこの問題をお伺いしてみたいと思うのです。  まず、きのうの委員会で青柳先生は、判事補の再任問題について暗殺というおことばをお使いになった。そういう点から見れば、金野判事補がおやめになったという点は、これは焼身自殺、こうとらえられる、ことばの上ですが。ですから、現在議題になっております問題を同じような角度から取り上げてみますと、きのうも申し上げたのですが、私は裁判所のマル生運動みたいに受け取られると考えられるわけです。素朴な考え方です。その二人制のほうでチェックして、それでそのほかは十年……

第68回国会 法務委員会 第15号(1972/04/18、32期、公明党)

○沖本委員 関連して、ちょっと大臣にお伺いいたします。  仮釈放の基準についてでございますが、仮釈放の基準の中には、「本人が善良な社会人として自立するに最も適当と認められる時期にこれを許すもの」としている。それから中身だけ少し抜いて言いますと、「改俊の状があること。仮出獄期間中再犯の虞がないこと。社会の感情が仮出獄を是認すると認められること。」こういうふうな基準があるわけであります。すでにこういうふうな方々の中では、大阪大学の不正入試事件問題が出ております。これも仮出獄した人たちが犯しているわけです。大久保清の事件も同じことが言えるわけです。それからピストル事件、永山事件等もあるわけです。  ……

第68回国会 法務委員会 第17号(1972/04/21、32期、公明党)

○沖本委員 前回に引き続きまして、この犯罪者予防更生の問題と取り組ませていただきます。  そこで、前回私が質問した中で、無期とかあるいは長期刑に服務している人たちの仮釈放あるいは仮出獄、こういう者のあり方として、間々こういう人たちが大きな重大事件を犯しておるということを申し上げて、その数の点もお伺いしたわけですが、過去三年間で仮釈放した方が五十二件、その中で取り消しになったのが二十一件と御答弁があったわけです。二十一件ということになりますと、約半数近い者がそうだということが言えるわけですが、一がいにこの数字だけをとらえて云々ということではありませんけれども、まあ社会的な感覚として……。

第68回国会 法務委員会 第19号(1972/04/26、32期、公明党)

○沖本委員 私は五党を代表して、犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案に対する修正案について、趣旨の説明をいたします。  まず、修正案文を朗読いたします。    犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案に対する修正案   犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   附則第一項本文を次のように改める。    この法律は、公布の日から起算して二十日を経過した日から施行する。  ただいまの修正案につきまして、その提案の趣旨を御説明申し上げます。  御承知のように、政府原案は本年四月一日から施行することになっておりますが、その五条によりますと、中央更生保護審査会の委員長の任命……

第68回国会 法務委員会 第21号(1972/05/10、32期、公明党)

○沖本委員 私は、現在係争中であるところの、いわゆる狭山事件につきまして御質問したいと思います。  事件は昭和三十八年に起きたことであり、現在法廷で第二審に入っておる事柄なので、しばしばわれわれの領域を逸脱するような発言になるかもわかりませんが、その点は御了承願いたいと思います。  現在係争中でありますけれども、これは部落解放同盟がことしに入り、また昨年もずっとこの問題に関して、石川青年の無実を主張しながら、特に全国的にこの問題を取り上げて、国民に石川青年の無実を訴えております。 こういう事柄でありまして、ただ、現在訴訟が続行しておるということでこの問題に触れないというわけにはいかない問題であ……

第68回国会 法務委員会 第23号(1972/05/16、32期、公明党)

○沖本委員 先週は土井たか子さんの御質問があったのですが、関連する部門も出てくるとは思いますけれども、できるだけ避けるようにしまして、罰金等臨時措置法の一部を改正する法律案について御質問したいと思います。  ある本に出ておったのですが、その中で、昔はむちの刑があって、死罪に至るまで五種あり、二十段階の刑にそれぞれ罰金が当てられておった。この罰金で体刑にかえるという制度があったことを読んだように思うわけです。これは刑罰についての身分的な差別ではないか、こういうふうに考えるわけであります。それだけの弁済が可能な、いわゆる経済の豊かな者は実刑を免れて、貧しい者だけが刑を受ける、こういう結果になってお……

第69回国会 法務委員会 第3号(1972/10/11、32期、公明党)

○沖本委員 私は、とりあえず法務行政の内容について御質問したいと思います。  過日、私たちは委員長のお供をしまして、九州地方の裁判所、法務関係の各施設なり内容を視察してきたわけでございますが、そういう中からもいろいろと今後考えなければならない問題、そういうようなものを見てきたわけでございます。そういう点から考えてまいりますと、これから予算編成、いろいろな立場に立ってものを考えなければならないわけでございますが、とりわけ最近各地方で問題を出してきておりますのに、登記所の問題がございます。  それで、一例をあげてみますと、これは長崎の法務局からの視察のときの資料と要望事項で、いただいておるわけでご……

第70回国会 法務委員会 第1号(1972/11/07、32期、公明党)

○沖本委員 私は、矯正局と入管、この法務省関係と裁判所の問題に関しまして御質問したいと思います。  先に法務省関係の御質問をさせていただきます。問題点はまた大臣の時間がとれましたときにお伺いしたいとは思いますが、きのうもハイジャックのあったことでもございますし、現在から将来に向かってエアバスも使うような交通事情の変化が相当あるわけです。そういうものを考えながら、間もなく成田に国際飛行場が移るということ、それから中国の関係も発展していく、こういうものを対象にして、現在の入管のほうのいわゆる審査体制、こういうものは十分体制がとれて人員がいらっしゃるのかどうか、そういう点についてまずお伺いしたいと思……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 外務委員会 第17号(1973/05/11、33期、公明党)

○沖本委員 私も許された時間が二十分ちょっとしかありませんので、質問が前後するかわかりませんが、それぞれの方々に端的にお答えを願いたいと思います。  一つは、塩路参考人から、いわゆるILOについての考え方をもう少し考えてみることが必要じゃないかという御意見がありました。いま労使の五代表がいらっしゃるわけですけれども、政労使という立場から、いま最も政のほうに望むべき姿勢なりやるべきことは、端的に言って何であるかという点を塩路参考人、安養寺参考人、吉村参考人から一応お伺いしたいと思います。
【次の発言】 時間がありませんので、次々にもう二点ぐらいお伺いしておきます。  安養寺さんは、先ほどの御意見……

第71回国会 外務委員会 第19号(1973/06/01、33期、公明党)

○沖本委員 大臣は二時までということらしいので十分の御質問できかねるとは思いますけれども、できるだけ御質問してみたいと思います。  そこで、せんだって参考人を当委員会へお呼びいたしましていろいろ御意見の聴取をしたわけですが、そのときに、政府は何をすべきかという点について私参考人にいろいろ御質問いたしました。その結果、これは重複する点もありますけれども、吉村さんのほうからは、分担金をもっと出してほしいという点とか、日本の国際協力の一環として考えてもらいたい、あるいはGNPの一%の経済協力あるいは東南アジア発展途上国に対しての協力の問題、あるいは安養寺さんからは、批准すべき国内法をもっと高めて、高……

第71回国会 外務委員会 第38号(1973/10/19、33期、公明党)

○沖本委員 私は、藤井委員長に同行して訪中いたしました。その点につきましては、きょう外務大臣のところにお伺いしていろいろ御報告したわけでありますが、その点について二、三の御質問をしていきたいと思います。  時間がありませんのでかいつまんで御質問いたしますが、中国に行きまして、問題を日中航空協定にしぼりたいと思うわけでございますが、まず姫鵬飛外務大臣のおっしゃっておる点につきまして、印象といたしまして、まず大平外務大臣に来ていただきたい、そしていろいろ話し合いたい。姫鵬飛外務大臣が日本訪問がすぐできないという条件は、非常に多忙だという御説明があったわけでございます。いわゆるその点に関しまして、小……

第71回国会 外務委員会 第39号(1973/11/08、33期、公明党)

○沖本委員 私に与えられました時間は十五分だけなので、多くの質問ができません。そこで、かいつまんで御質問していきますが、二点についてお伺いしたいと思います。 一つは日中航空協定その後の問題、それからもう一つは、いままでずっと質問が続きました金大中事件、二つでありますが、まず第一に、日中航空協定については、先日のテレビを見たわけですが、暗礁に乗り上げて非常にむずかしくなってきたというような報道がされておるわけですけれども、前回の当委員会では、目玉商品だから荷物を持っていかないように片づけて訪中する、こういう大臣のお答えであったわけですが、その後のことで、当分これは航空協定を結べる段階まで至りそう……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1973/03/07、33期、公明党)

○沖本委員 私は、大臣の所信表明を受けまして、きょうは主として航空行政並びに海上保安庁の所管する事項について御質問したいと思います。  前もって委員長にお願いしたいのは、きょうは、次官はお見えなので、決して次官を軽く見ているというわけではございませんが、大臣に御出席いただいて御質問したいところは留保させていただいて、あらためて御質問をすることにいたします。次官にもきょうはできるだけ責任あるお答えをちょうだいしたい、こうも考えております。  航空事故に関してでございますが、まず第一番に、フランスの空港がいま管制官のストで、日航のほうは、迂回してロンドンへ飛んだり、あるいはフランクフルト、アムステ……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1973/04/12、33期、公明党)

○沖本委員 前回の当委員会で航空の安全対策について種々御質問いたしましたが、その際に大臣の御出席がないため大臣に対する質問を留保させていただいた分につきまして、許された時間内で御質問したいと思います。  航空安全の点について問題点を明らかにしていきたいと思いますが、いまの許されている時間内では言い尽くせないところもたくさんありますので、残る部分については留保をしていきたいと考えております。  きょうのお昼までの間に、日航の事故について日航の幹部の責任を追及するために、わが党のほうから官房長官に申し入れをする、こういうことになっております。まあ、この点については、大臣も、日航に責任があるという点……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1973/04/18、33期、公明党)

○沖本委員 長時間にわたりましてたいへんお疲れとは思いますけれども、私が最後でございますから、真剣にお答えいただきたいと思います。  まず運輸省のほうにお願いしたいわけでございますが、きょうのようなこういう大ぜいの参考人の方に、航空安全に対する真剣な御意見を伺ったわけですが、この中に述べられておる問題は、非常に重要な問題がたくさん述べられておると思います。その点に関しまして、あとで記録をお取りになって、その中に述べられておる貴重な内容については、さらにその面を分析されて、それぞれ要求されている、あるいは述べられている事態について検討を加えていただいて、どういう対策をするか、あるいはどういう内容……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1973/05/30、33期、公明党)

○沖本委員 御質問、ばらばらになるかもわかりませんが、十分お答えいただきたいと思います。  まず、先ほど大臣が、太田先生の御質問に対して、十分検討しよう、それで人命尊重のための対策を講ずるという御発言があったわけです。ただし、こういうカーフェリーであるとか、旅客船とかあるいは遠距離航行船舶、こういう一定基準以上の船には十分の対策が必要ですけれども、平水航路とか、東京湾とか大阪湾とか比較的近い距離を行っているものにワクをはめ過ぎて、そのために――カーフェリーの事件とは無関係になりますけれども、大臣の御発言があったので申し上げるわけですけれども、ワクをはめ過ぎて、そのために船主船長であるような業者……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1973/06/06、33期、公明党)

○沖本委員 まず、沖繩の交通事故関係について、一番最初御質問をしておきたいと思います。  ついこの間、沖繩は復帰一年を迎えたわけですけれども、それを中心にして、復帰して一年たった沖繩のいろいろな問題が浮き彫りにされてきました。そういう中にありまして、いわゆる医療救急施設あるいはその他の医療関係が重要な問題としてクローズアップされてきておるわけです。この点については政府の皆さん方もよく御存じのはずだと思います。  自動車事故による救急問題は、ただ単に沖繩だけにとどまらず、本土でも救急センターなり医療救急機関あるいは脳外科のお医者さんの数の問題、いろいろな問題が山積みされてきておることになるわけで……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1973/06/13、33期、公明党)

○沖本委員 私は、平田先生が結論みたいなことをおっしゃってしまいましたので、あと質問しにくいようなことになってしまったわけですが、まず最初に山口参考人にお伺いしたいのです。  先ほど平田さんの質問に対して、おくれていることに対しておくれないようにするというお答えがあったわけですけれども、私もいろいろこういう事件を扱うわけですが、もう少し窓口の事務をはっきりしていただいたらある程度そういうものが片づいていくんじゃないか。お役所的に中身を知らしていただけないということのために、被害者がいら立ちを持っておる。ですから、こういうことはこういうことだからこういう方法をとっていけば支払い方法は早くなるとか……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第16号(1973/06/28、33期、公明党)

○沖本委員 ただいまも御視察による御報告があったわけでございますが、この船舶安全法の一部を改正する法律案並びに船舶職員法の一部を改正する法律案と、こういう形で出てきておりますけれども、在来、わが国の小型船の概念というものは、その港とか海辺に主として職業を持つ人たちあるいはその子弟によって、伝統的に小型船というものの関連性があったわけですけれども、それが急激にレジャー用の船舶がどんどん出だして、そういう概念がくずれていっている。いわゆるあまり海に関係のない方が、シーズンがくると突然海に関係していく、こういうことになってくるためのいろいろな問題も出てきている、こういうことになるわけでもありますし、……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第18号(1973/07/11、33期、公明党)

○沖本委員 いろいろ御質問が出たわけですけれども、カーフェリー、こういうふうなケースの出のはなかなか小さくはなっていかないで、これからますます複雑多岐になっていくことは想像できるわけですね。種々の御質問がありましたけれども、御質問が飛び飛びになるとは思いますけれども、お答えしていただきたいと思うのです。  この間から考えておるのですが、海上交通安心法ができたわけですけれども、これができたのは、大型タンカーなり何なりが狭水道へ入っていく場合に、非常に事故が起こりやすいという点から、いろいろ考えがこういうところへ集中されていって、私たちがこれに関連して法律をつくった、こういうことになるわけで、その……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第20号(1973/07/19、33期、公明党)

○沖本委員 きょうもまた平田さんから結論を言われてしまいまして、あとつけ足しみたいになるのですが、この次は順番を変えてもらったほうがいいと思うのです。時間がありませんので、ばらばらになると思いますが、とりあえず急ぐものから御質問したいと思います。  厚生省にお願いしますが、沖繩が復帰して一年で、いろんな問題が出てきているわけです。先ほどから救急医療体制あるいは救急患者の問題、いろんな点が出ているわけですけれども、とりわけ沖繩の復帰に伴って沖繩関係のおくれというものが重大な問題になってきております。マスコミも取り上げてきておりますが、現在の沖繩の救急医療体制をどうするかということはもう緊急かつ重……

第71回国会 法務委員会 第5号(1973/02/27、33期、公明党)

○沖本委員 私は全回からの当委員会の先輩、同僚の御質疑に関連しながら質問をさせていただきたいと思います。  まず、最高裁にお伺いしたいわけでありますが、横山先生あるいは稲葉先生、正森同僚、それぞれ御質問になったところでありますけれども、私も二十五期修習生の皆さんとお話しする機会があったもので、自由にいろんな点のお話し合いをしてみたわけですが、その中にいろいろ御要望もありましたし、御不満の点もいろいろお伺いしたわけでございます。これは前回にもいろいろ御質問が出たわけでございますが、その中で、修習生大会を開いた決議の中に、裁判官の任官拒否をしてくれるな、思想、信条、団体加入及びそれらに基づく諸活動……

第71回国会 法務委員会 第8号(1973/03/07、33期、公明党)

○沖本委員 私は、法務大臣の所信表明につきまして本日は御質問したいと存じます。なかんずく、所信表明の中にお述べになりました人権擁護の問題について御質問いたします。  まず、大臣は所信表明の中で国民の権利の擁護についてお述べになっていらっしゃいます。「その一は、人権擁護についてであります。あらためて申し上げるまでもなく、基本的人権の擁護は民主政治の基本でありまして、国民のそれぞれが互いに他人の人権を尊重し合いながら幸福を追求するという態度が必要であることはいうまでもないところであります。しかしながら、自己の利益を主張して他人の人権を顧みない風潮が依然として見られるのでありまして、今後ともあらゆる……

第71回国会 法務委員会 第15号(1973/04/04、33期、公明党)

○沖本委員 私は、本日最高裁の尊属殺しのなにについてのあれが出ることになっておりますから、お示しをいただいたらその御質問をしたいと思っておりますが、きょうの大臣に御質問したい点は、人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律、いわゆる公害罪についてお伺いしたいと思います。  この公害罪につきましては、四十五年にこの法律ができまして、そのときにおそれという文言を削除するかしないかという点にかかって議論を呼びました。法律からは削除されてできたわけになるのですけれども、単純にいいまして、この法律ができまして約二年を経過したわけですけれども、この法律が国民の生命、財産あるいは健康を守る上からいってどういう……

第71回国会 法務委員会 第21号(1973/04/20、33期、公明党)

○沖本委員 私の質問は、質問の順序が前後している場合もいろいろあると思いますので、その点については御了承いただきたいと思います。  それで、本日の刑事補償法につきまして御質問するわけでございますが、以前に、昭和四十三年の十二月の十九日に、わが党の山田太郎議員が、この問題に関連して御質問したことがございます。それは、当時新聞紙上で問題になりました、殺人を犯しながら精神病のため心神喪失で無罪となった男からの刑事補償請求に対して、二十六万五千八百円、こういう補償を行なった、こういう点についてでございます。当時の新聞に、 事件は、アパートに住むタクシーの運転手が隣に住んでいる夫婦のけんかに対して、安眠……

第71回国会 法務委員会 第22号(1973/04/24、33期、公明党)

○沖本委員 私も本法案につきまして、内容については一歩前進であり、反対する何ものもないわけでありますが、金額の点について社会党から対案も出ておりますし、そういう点でいま少し不満の点がありますので、今日の段階では反対、こういうふうに表明しておきたいと思います。

第71回国会 法務委員会 第27号(1973/05/30、33期、公明党)

○沖本委員 本日は、私たちのほうで調査いたしました沖繩の刑務所の現況について、大臣並びに関係の方々に御質問したいと思います。  沖繩が返還されまして、弁護士の取り扱いなりあるいは法的な地位なり、いろんな面で、いままでいろんな角度から沖繩の取り扱いについて議論されてきました。そういう面について沖繩の方々が、本土との間のいろんな施設なりあるいは行政の面で立ちおくれを食って、その間にいろんな差別問題が出てきてみたり、あるいは人権にからむ問題でいろんな問題点が出てきているようなものもしばしばあることは、大臣もよく御承知のとおりだと思いますけれども、われわれ法務委員会に所属する者として関心を持たれるのは……

第71回国会 法務委員会 第31号(1973/06/12、33期、公明党)

○沖本委員 まず御質問の初めにあたりまして、先日の当委員会で、大臣は、監査制度の改正の実効は監査役に人を得るかどうかという点に十分重みがあるのだ、こういうお答えをたしかしていらっしゃった、こう考えます。そういう観点から、今度の商法の一部改正法案に関しまして、財界はどういう考え方、動き方をしているか、それで、この改正にどういうふうに積極的に対処する考えを持っているか、大臣のほうでお話し合いなり、あるいはそういう点についていろいろおとりになった情報なり何なりについて、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 あとでいろいろ触れるつもりではおりますけれども、聞くところによりますと、この法律を改正……

第71回国会 法務委員会 第33号(1973/06/15、33期、公明党)

○沖本委員 私の時間だいぶ切れ込んでしまいまして、お伺いしたいと思ったこともさきの先生方の質問で大体出てきたわけで、重複するのを避けますけれども、しろうと的な立場から一番いま問題になっていることについてお伺いしたいと思います。  金子参考人にお伺いしたいのですが、新聞とか一般で問題になっておりますし、また最近は経団連の会長のところに十八団体の団体がいろいろ現在の状況で、政治的な問題、経済的な問題で申し入れにいったことがあるわけです。その点についてあまりかみ合わなかったという新聞記事を読んだわけですけれども、法務大臣もこの監査制度については十分人を得なければできないんだということをおっしゃってお……

第71回国会 法務委員会 第42号(1973/07/13、33期、公明党)

○沖本議員 刑法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を申し上げます。  尊属殺に画期的な新判例が示されました。昭和四十八年四月四日、最高裁判所大法廷は、尊属殺人処罰規定である刑法二百条は、法のもとの平等を規定する憲法十四条一項に違反しており、無効であるとの新判例を示した。  これは、最高裁判所が三権分立と権力相互抑制の思想に基づき、憲法第八十一条に定められた違憲立法審査権を忠実に行使したものであって、高く評価すべき判決であります。  民主主義の憲法は国民の福利と基本的権利を守るために採用されたものであって、権力が国民の意に反して、その権利を乱用し国民に不幸をもたらすことのないように立法、司法……

第71回国会 法務委員会 第44号(1973/08/24、33期、公明党)

○沖本委員 まず大臣にお伺いいたしますが、きのうの参議院の法務委員会で、大臣は、私は小ものだからと、こういう御発言もあったというふうに新聞記事で伺っておるわけですけれども、どうぞ、閣僚の一人としてこの問題に関してすべての責任を負う一人だと、こう御認識の上に立って、小ものにならずにお答えいただきたいと考えるわけです。  そこで、きのうの報道によりますと、日韓閣僚会議は、閣議で、これを延期するという決定があって発表されたというふうに聞いておりますけれども、閣議の中でのこの日韓閣僚会議の延期というのは、一部報道されておるように、総理の海外のいろいろな行事が終わったあとまで一時的に延ばすのか、あるいは……

第71回国会 法務委員会 第45号(1973/09/11、33期、公明党)

○沖本委員 大臣のいらっしゃる時間がだんだんなくなってきまして、私の主権が侵されてはなはだ不満なんですが、集中的に質問しろということなんですが、そうもいきませんので、事実関係につきましてはまた議論するときもなければならぬと考えております。  第一番に、当委員会で大臣だけに質問しても、お答えいただく面とできない面とがいろいろあってちぐはぐになって十分な答えはなかなか得られないと考えますけれども、まず条約局長に先に伺っておきます。西ドイツであった類似事件なんですが、この事件はいわゆる韓国側のほうが非を認めたので経済援助を打ち切るとかなんとかという措置をとって問題が解決したとお考えになっておるのか、……

第71回国会 法務委員会 第48号(1973/11/16、33期、公明党)

○沖本委員 委員長はじめ大臣、答弁の方々には昼食もとらずに恐縮でございます。私で終わりでございますから、御協力いただきたいと思います。  先ほどの正森議員の御質問に引き続いて、同じ金大中氏が渡米の途中日本に寄られる、こういう問題から入っていきたいと思います。  先日金大中氏にお会いになった方のお話によりますと、日本政府の方には会いたくない、お世話になった方々にお会いしたい、おっても二、三日だ、金大中氏からそういうふうなお話があったそうです。ということは、先ほど正森さんの御質問、相当詰めたお話であったのですけれども、全然うらはらの話になっておる。なぜかというと、金大中氏は全然日本政府に対して信頼……

第72回国会 運輸委員会 第3号(1973/12/18、33期、公明党)

○沖本委員 いろいろお伺いしたいことはたくさんあるのですが、きょうはとりあえず領海問題に関しまして御質問をしていきたいと思います。御関係の政府委員の方はお願いします。  これは、農林と漁業に関しましてはそれぞれ関係があることなので、運輸省としても十分横の連絡をおとりになりながらお進めになっていらっしゃると思いますけれども、石油危機に関しまして、海外におけるわが国の船腹あるいは輸送量、あるいはそれに対する燃料の補給、あるいは漁船に対するいろいろな中間の補給の問題、こういうものもからんできまして、海運の中においてもこれからいろいろ手直しをしなければならないし、今後に対して対策をあらためて練り直さな……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1973/12/19、33期、公明党)

○沖本委員 私は、いま御質問になった平田さんの問題にも関連するわけでございますが、年末を控えまして、暴力タクシーの取り締まりあるいはタクシーの近代化センター、こういうものと、それからカーフェリーに乗るところの車が燃料の予備を積んだような場合の危険性に対する取り締まり、それからトラック等の月末を控えての過積みの問題、あわせて生鮮食料品を運ぶ車についての燃料補給、こういうような差し迫った問題についてお伺いしたいと思います。  先日も新聞で、千葉ですか、タクシーの運転手さんが料金をもっと金を出せ、こういうふうに吹っかけて暴力をふるったところが、相手が悪くて巡査部長さんだったというところで逆につかまえ……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1974/02/27、33期、公明党)

○沖本委員 きょうはタクシー運賃につきまして、おもにそれに関連する問題で質問していきたいと思うのですけれども、このタクシー運賃というのは、暫定運賃という名目がついて、大臣がお越しになれば大臣におもにお伺いしようと思っておりますけれども、六大都市の暫定運賃二九%、燃料費の上昇分は三二%見込み、残り六%は政治加算、こういうふうな批判もあるのですけれども、その六%を加算したということの積算の根拠を教えていただきたいのです。
【次の発言】 このときの情勢は、タクシーに乗せてもらえない、それから燃料の持ち分が少ないので言ったところまで行ってもらえない、あるいはタクシーが燃料供給のためにガソリンスタンドに……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1974/04/04、33期、公明党)

○沖本委員 だいぶ時間が経過いたしましたので、御質問もたくさん出ておりますし、私はしぼってお伺いしたいと思います。  いま紺野先生からは、これからもどんどんこのことを続けていくべきだという御意見があったわけですけれども、私は、できるだけこういうことが早くなくなることのほうを望みたい、こう考えるわけです。そこで、貴重な資料を、以前には高速道路上のトラックの実態を発表していただいたり、今度の実験なり何なりを御発表いただいておるわけですけれども、こういう貴重な参考資料なり調査資料というものがどういうふうに政府間では生かされておるか、その点をお伺いしたいのです。

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1974/04/11、33期、公明党)

○沖本委員 できるだけ簡潔に御質問したいと思いますが、要は法律に関する問題でございますので、質問が考え違いした質問を起こすかもわかりません。御担当のほうで適当に内容をしんしゃくしていただいて御答弁願いたいと思います。  航空法第百三十八条の罪の成立要件、こういうことで愛知外務大臣の訪ソ訪米阻止羽田空港事件一審の判決があったわけですけれども、この中に「本判決は、本件の特異性を示す航空法の解釈問題について裁判所の見解を示した最初のものといえよう。」という点から、「本件における航空法の解釈問題というのは、羽田空港の滑走路上に火炎ビンを投げつけて燃えあがらせ、ビンのガラス破片を滑走路上に散乱させたこと……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第17号(1974/05/22、33期、公明党)

○沖本委員 私は、本来は日台航空路の廃止に伴って起きておる中華航空の従業員問題で御質問しようと思っていたのですが、たまたまニアミス問題があり、井上先生の御質問があるという関係で、同じ方向から二、三の質問を先にやっておきたい、こう考えるわけでございます。  そこで、ただいまのお答えなり何なりを伺っておったわけですけれども、当日は視界が十分きいておったということであり、民間の船のほうの乗客もそれを確認して、そういう事故、ニアミスの前に大声で叫んでおるというほど危険度が高まってきておるという点があるわけなんですけれども、少なくとも同じ方向に向かって進んでおる船であれば、船の航行感覚なり何なりというも……

第72回国会 法務委員会 第2号(1973/12/18、33期、公明党)

○沖本委員 最高裁ちょっとおっていただきたい、先にやりますから……。  時間を三十分しかいただいておりませんので、やりとりが十分できませんが、最高裁の職員の問題と、それから法務省のほうの職員の問題と両方合わせてお伺いしていきます。  裁判所のほう、お立ちになりかけておりましたので、先に裁判所のほうをお伺いしたいと思いますが、きょうも全司法労働組合のほうで会合をお持ちになっておられまして、そこからも資料をいただいてき、いろいろお話も伺ってきたのですが、まず大きな面から申し上げますと、裁判官が非常に不足していらっしゃるということのために、事務が非常な繁雑を加えてきておる。これは裁判所側でも、しばし……

第72回国会 法務委員会 第4号(1974/02/13、33期、公明党)

○沖本委員 関連質問させていただきたいと思います。公取委員長、腰を上げられたので、先やらしていただきます。  わが党の近江質問に対しまして、記録を見ながら先ほどからの御答弁を伺っておったのですが、かいつまんでお話ししますと、告発ということよりも経済的な効果を十分考えた方針でやっておる、こういうふうな御答弁でございますが、予算委員会での公取委員長の御答弁では、ここに出ておりますのは、「早くいえば黙秘カルテルみたいなものまでできておるわけでございますから、私ども、それで今後やるときには、これは一罰百戒でやる場合には、あれこれと予告的なものは申しません。黙って告発をいたします。だから、その点は一罰百……

第72回国会 法務委員会 第8号(1974/02/22、33期、公明党)

○沖本委員 先日、私は正森議員と御一緒に横浜の地裁の内容をいろいろ調査に行ってきたわけでございます。そこで印象的なものをかいつまんで申し上げますと、たとえば簡裁の建物の中に入ったんですが、とにかく足音をたてて歩いては困る、たくさん人が乗るとあぶない、そういうことを言われたわけです。それで早急に建て直すような方向には向いているというお話なんですけれども、これは一日も猶予ができない問題じゃないか、こういう印象を受けたんです。皮肉に申し上げるわけではないんですけれども、最高裁判所の建物が完成期にもう近づいて、すぐそこにすばらしいのができ上がりつつあるわけですけれども、それと比べると、あまりにも差が激……

第72回国会 法務委員会 第10号(1974/02/27、33期、公明党)

○沖本委員 私の質問は、主として農薬について御質問をしていきたいと思います。これは二十二日の予算委員会でわが党の坂口議員が、農薬の輸出について予算委員会で御質問した内容をさらに詰めてみたいと考えて御質問したいわけです。  まず公害罪についてでありますが、人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律、公害罪が施行されたのは昭和四十六年七月になるわけです。そこでこの公害罪の防止にこの法律がどれだけ目的を達成しているか、具体的な御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 裁判所における民事訴訟の受理件数を見ますと、非常にその件数が少ないわけです。伺ってみますと、大気汚染については四十六年に一件、四十……

第72回国会 法務委員会 第12号(1974/03/05、33期、公明党)

○沖本委員 質問が前後するかもわかりませんし、横山先生の御質問と重複するかもわかりませんが、商法改正案について御質問したいと思います。  今回の商法改正は、いわゆる株式会社の粉飾決算事件に端を発して、株式会社の業務及び経理の健全な運営を確保しなければならない政治的、社会的要請に基づくものであるという趣旨になっており、当委員会におきましても、前国会で相当長時間にわたって商法改正については質疑が行なわれたわけであります。 しかし、商法改正案のでき上がった由来なり趣旨なりその時期なりというものと、現在、当国会で問題にされておるところのいろんな大企業の便乗値上げ、あるいはもうけを隠したとか脱税とか、こ……

第72回国会 法務委員会 第15号(1974/03/12、33期、公明党)

○沖本委員 私は、公明党を代表して、商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案、商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案及び修正に対して、一括して反対の討論をいたします。  この法律案に関しては、昨年わが法務委員会で長時間にわたって審議されたにもかかわらず、多くの問題点を解決しないままに、同年の七月に衆議院を通過し、そして参議院で継続審議されておりましたが、今国会に修正されて再び衆議院に送付されてきたのであります。  本法案は、昭和四十年三月の山陽特殊鋼の粉飾決算に端を発したものであるが、現在においてはすでに社会的、経済的に諸条件が……

第72回国会 法務委員会 第20号(1974/03/26、33期、公明党)

○沖本委員 私は、先に御質問をされた方々のように、調停なり何なりの調停する側のほうの御経験なりあるいはそういう点についての法律に詳しいほうではなくて、調停を受ける側、きわめて国民的な立場に立って、そういう立場からの御質問を主体にしてお伺いしたいと思います。それはそれなりにいろいろ問題を集めてみたわけで、重複する点も多分に出てくるとは思いますけれども、そういう角度から伺っているのだということで、できるだけむずかしい御回答でなくて、国民が平たく聞いてよくわかるような内容のお答えを得ていきたい、こう考えるわけです。また、私自身の質問が重なる場合もあります。これはいろいろ集めました資料でダブる場合が起……

第72回国会 法務委員会 第21号(1974/03/27、33期、公明党)

○沖本委員 私は、きょうは主として最近問題になりました暴力団の問題につきまして、同時に刑務所の幹部の汚職問題あるいは脅迫事件について、お伺いしたいと思います。  まず最初に、千葉市内で十八日夜、繁華街のどまん中で乗用車から散弾銃が発射された、こういう内容についてであります。十五日と十六日も同じ場所で暴力団による散弾銃の発砲があったということで、この内容につきましてもいろいろな話題が出ておりますけれども、市議会でもこの問題を取り上げていき、同時に商店街でも立ち上がって、この問題に対して協力体制をとっていく、こういうふうな内容が出てきておるわけですけれども、要は、警察が三十人もの張り込みをしている……

第72回国会 法務委員会 第24号(1974/04/03、33期、公明党)

○沖本委員 私は、公明党を代表して、民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案に対しまして、修正案に賛成、修正部分を除く原案に反対の討論をするものであります。  反対理由の第一点は、調停委員の身分についての改正であります。  改正案では、現行の調停委員候補者の制度を改め、当初から非常勤の裁判所職員として任命することとし、職務の内容の拡充等これに伴う一連の改正を行なっていますが、このことは、具体的な調停事件や調停委員会を離れて右のように調停委員の身分を公務員化することは、現行調停制度の特質である国民の司法参加の原則を後退させ、調停委員の専門化、官僚化を招くおそれがありますので、これについては……

第72回国会 法務委員会 第28号(1974/05/15、33期、公明党)

○沖本委員 私は不当労働問題並びに人権問題につきまして、時間の許す限り御質問していきたいと思います。  この不当労働問題は差別問題とからんでおり、いわゆる部落差別にも通じる問題であり、人権の問題として重要な内容を持っております。憲法では、職業の選択の自由あるいは個人の人権の尊重というものがきちっと整えられておるわけでありまして、そういう観点から、いまだに偏見による労働差別が行なわれるという点について、問題点を掘り下げていきたいと考えるわけでございます。  それで問題は、在日朝鮮人または韓国人、両方の呼び方があるわけでありますが、同じ一つの民族であり、そういう方々が日本に長く在留し、日本人と同じ……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、公明党)

○沖本委員 先ほど、来全日空のトライスターの御質問が続きまして、今後運輸委員会なり何なり、各委員会でこの問題がいろいろ取り上げられると思います。そういう関係で先ほどからの御質問なり何なりの中からかいつまんで三つばかりお伺いしておいて、そのあとは、マイカーの助手席に子供を乗せるという点と、それからタクシーのメーターについては、ばらばらの御質問になりますけれども、時間が制限されておるので、こまかい問題も含めてお伺いしたいと思います。  トライスターにつきましては、まず点検が終わり、修理が終わってから一機ずつ就航していくということで、いま六機あるわけですけれども、その六機全機が就航するという時期は大……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1974/09/20、33期、公明党)

○沖本委員 時間が制限されているんで、あまり御質問できないわけですけれども、まず国民的な立場から疑問について御質問したいと思うのです。  最初、新幹線を走らした、十年たった、曲がりかどに来ているのじゃないか、いろいろな問題点がそこから出ているのじゃないか、時を合せたように事故がどんどんふえてきている。それから、最初走らして歓迎されたときの本数といまとは大きな食い違いが起きてきている。最初に企画された新幹線の機械能力の内容に対して数十倍もの運転計画が出てきておるので、そういうものがプラスされたりいろいろな形でひずみを起こして事故につながっていっている、いろいろな事故につながっている、こういう考え……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1974/11/11、33期、公明党)

○沖本委員 最初にタンカーの衝突事故をお伺いして、そのあと五十一年の排気ガスの規制問題をお伺いしたいと思います。  衝突してすぐの問題であって、これからいろいろ問題点が出てくると思いますし、いろいろな点で指摘もされていくと思いますし、それから、すでにいろいろ心配しておったことが現実に起きた、こういう問題もいろいろ出てくると思うわけです。それで先ほどから便宜置籍船の問題も出てきたわけですけれども、幸いにして視界もある程度あった、風もそんなになかったということで危険のないところに引っぱっていけた、こういうことで事故が大きくなるという点は防げたわけです。しかし、もっと風が強くて、波も荒いし、視界も非……

第73回国会 法務委員会 第3号(1974/10/18、33期、公明党)

○沖本委員 たいへんおそくなりまして、関係者の方々には非常にお気の毒だと思いますが、私のせいではないので御了解いただきたいと思います。  きょうは椎名訪韓につきまして関係の御質問をしたいと思いますが、中身が非常に重要なものでもありますし、与えられた時間内にすべてのことがお伺いできるというものでもありませんし、これからいろいろな角度から取り上げて、いろいろな点で問題点を明らかにしていかなければならないと考えております。そういうことで、先に御質問なさった方と重複する点があるかもわかりませんが、できるだけの御質問をして問題を明らかにしてみたい、こう考えますので、よろしくお願いいたします。  端的にお……

第73回国会 法務委員会 第4号(1974/11/12、33期、公明党)

○沖本委員 まず最初に、けさほどからの御質問に引き続きまして田中総理に関する問題に触れていきたいと思います。  参議院のほうの委員会でも、また参議院の決算委員会なりいろいろな場面で、守秘義務について、きょうも論議があったわけですが、この点につきまして、国民的な立場からいきますと、国民が疑惑を持っておる。その国民の疑惑を晴らすことが、国税庁なりあるいは政府の、国民の信託にこたえていくという最大の公約数の中からものごとを考えていただいて、やっていただかなければならないことじゃないか、こういうふうに考えるわけです。  大蔵大臣はケース・バイ・ケースでしていくとか、微妙な問題だからと、こういう御発言が……

第74回国会 法務委員会 第3号(1974/12/24、33期、公明党)

○沖本委員 私に与えられた質問は二時からだったわけです。いま三時二十五分です。あまりにひどいと思います。一番あとからやる者の立場も考えていただいて、尊重していただきたいと思います。
【次の発言】 私は、犯罪被害者補償について質問したいと思います。  これは先ほど横山先生も御質問になり、大臣がお答えになったわけでございますが、私の公明党のほうも、今度の臨時国会の本会議の代表質問で浅井議員がこの問題に関して御質問もしておりますし、そういう観点から重要視してこの問題を取り上げたわけでございます。  この問題はたびたび言及されておりますように、各新聞社のほうも三菱の爆破事件からこの問題を重要視し、社説……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1975/03/12、33期、公明党)

○沖本委員 私は、きょうは主として救急医療体制につきまして、関係の方々にお伺いしたいと思います。  「救急医療体制確立に関する提言 日本交通政策研究会」という資料をちょうだいしたのですが、この中の「はじめに」というところ、これは非常に示唆するところが深いので私、お読みいたしてみたいと思います。  「思いもかけなかった場所で、交通事故や災害、あるいは突発的な疾病などに襲われたとき、はたしてどれだけの人が自分自身の力で命を守るための初期診療を受け得るであろうか。世界の国々はこうした事態に直面した人達の生命を社会全体で守る「救急医療制度」の確立に大きな努力を払っている。  近年、わが国においても救急……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1975/06/05、33期、公明党)

○沖本委員 私は、きょうは主としてエアフランスのアンカレッジの事故と、それからスチュワーデス問題で質問したいと思っておったのですが、たまたま昨日の東京湾のタンカーの座礁について各党委員の御質問もありました。そこで、それを先にお伺いしておきたいと思うのですが、次長が後からお見えになるということで、先ほど部長がおこしで、一応事故に対する御説明はあったわけなのです。かいつまんで申し上げると、中ノ瀬の航行水域の中に沈船がある、それが非常に航行の邪魔になっている、それを除くべきだという御意見、それからまたさらに、西側水域を大型タンカーが通航しなければならない、二つの問題点なんですが、たまたまきょう委員会……

第75回国会 法務委員会 第1号(1975/02/12、33期、公明党)

○沖本委員 私は、公害罪につきまして若干の御質問をしたいと考えます。  本日の大臣の所信表明の中にも、「最近の犯罪情勢を見ますと、厳しい社会経済の変動を反映して犯罪の態様は一段と複雑多様化の傾向を示しており、特に企業活動に伴う公害事犯、各種経済関係事犯等国民の社会生活に密接な関係を有する新たな形態の事犯が注目され、」と、こういうふうにお述べになっていらっしゃるわけです。  そこで、一番近いところでは、水島の三菱石油のタンクからC重油が漏れ、瀬戸内海が汚染されて死の海になってしまった、こういう関係が出ておりますし、あるいは浦賀水道における液体ガスを積んだタンカーの爆発事故等、いろいろなことがあり……

第75回国会 法務委員会 第5号(1975/02/21、33期、公明党)

○沖本委員 かねてからしばしば、最高裁の予算につきましては当委員会でいろいろ御意見が出て、非常に予算が低い、もっと最高裁は予算を取るべきだ、法務大臣の方でもその点は御同意なさったような御意見も委員会で聞かれたわけなんですが、ずっと四十八年ぐらいからの予算の伸びを見ても、伸び率がだんだん落ちてきているという点を指摘なさる向きもあるわけです。それで、国家予算に占める裁判所の予算の割合というのは、諸外国と比べても日本が非常に低いという点を指摘なさっている向きもあるわけです。イギリスあたりは昭和三十年度で国家予算の中の一・九%を占めておるという例もお引きになっている向きがあるわけですけれども、予算が低……

第75回国会 法務委員会 第6号(1975/02/25、33期、公明党)

○沖本委員 この犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案の提案理由の説明の中に、「近時、恩赦上申事件が逐年増加の傾向をたどっており、特に、無期刑による仮出獄者、死刑確定者、刑の執行停止中の者などについての事案の複雑な恩赦上申事件の増加傾向が著しいため」と、こうあるのですが、「無期刑による仮出獄者」というところと、「事案の複雑な」という個所ですね、これについての中身の御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 これは前にも御質問したことがあるのですけれども、大阪の刑務所で大阪大学の不正入学事件があって、当時相当社会の問題になったという点で、刑務所の方も当委員会で視察にも行きましたし調査もしたわ……

第75回国会 法務委員会 第11号(1975/03/12、33期、公明党)

○沖本委員 私は、本月の七日に参議院の予算委員会でわが党の黒柳議員が追及いたしました自衛隊の諜報活動、この問題についてさらにもう少し詰めてみたい、こう考えますので、それに関連する御質問を先にしたいと思います。  このときの問題をもう一度考えてみますけれども、自衛隊の中央資料隊の秘密書類として「国内一般整理項目」というのによりますと、国内の団体、人物の情報収集の活動が自衛隊の手で行われて、多くの資料がコンピューターに組み込まれた可能性がある。これは個人の基本的人権にかかわる重大な問題であるということが言えるわけです。坂田防衛庁長官もこのときは、「事実なら重大な問題だ、直ちに調査する」こういうふう……

第75回国会 法務委員会 第14号(1975/03/25、33期、公明党)

○沖本委員 私は、ただいまの御質問の灰色無罪、心神喪失による無罪と刑事補償について、同じような御質問になっていくのじゃないかと思いますが、最近犯罪被害者の補償が社会の問題になってきまして、私たちも犯罪被害者補償法要綱というのをつくって、御検討いただくようなことで当委員会へ提出しておるわけですけれども、そういう観点の中から、犯罪者である当事者に国が刑事補償をする、ところが被害を受けた人は全然補償がない、こういう点は全く不合理ではないかというふうに考えるわけでございます。憲法四十条の刑事補償、いわゆる「何人も、抑留又は拘禁された後、無罪の裁判を受けたときは、法律の定めるところにより、国にその補償を……

第75回国会 法務委員会 第15号(1975/03/26、33期、公明党)

○沖本委員 順番は青柳先生なんですが、お許しをいただいて、委員会の都合で先に質問させていただきたいと思います。  私は、千日デパートの火災で犯人と目される人物が不起訴処分になった。そのことによって、亡くなった人の遺族の方が納得できないということで検察審査会に申し立てをしたわけですが、亡くなった人以外には権利がないということでそれが却下になったということについてお伺いするわけであります。その人たちの趣旨としては、全く理解に苦しむので、そういう請求ができる権利を有するように検察審査会法を変えてもらいたいという請願をしたいという趣旨でお話を私は承ったわけでございますが、それにつきまして検察庁並びに最……

第75回国会 法務委員会 第19号(1975/05/14、33期、公明党)

○沖本委員 きょう政府の統一見解というのが発表されました。いま手元に持っているわけですけれども、内容を見ますと、一番のところは官房長官の発表したのと同じで、二番目のところが、前のは、「稻葉法相が五月三日、自主憲法制定国民会議に出席したのは、法務大臣としての立場ではなく、同氏個人の資格においてであるが、これについて誤解を招くおそれがあるという意見もあるので、ここに憲法改正を行うことは考えていないという現内閣の基本方針を再確認するものである。」というのに対して、新しいのは、「稻葉法務大臣に限らず、三木内閣の閣僚が憲法改正を推進する会合に出席することは、憲法改正をしないという三木内閣の方針について誤……

第75回国会 法務委員会 第20号(1975/05/16、33期、公明党)

○沖本委員 関連。  いまの法務大臣のお話ですけれども、欠陥憲法だ、こう言ったことはこれは間違いない事実でしょう。それが問題になったんじゃないですか。  総理に伺います。――総理に伺いますけれども、いま総理は稻葉法務大臣の留任に一生懸命力を入れていらっしゃいますけれども、行政府として憲法を尊重し擁護の義務を負う立場に立って、法務大臣の言動が持つ意味の重大さをあなたお考えになっていないのです。法務大臣もお考えになっていないのです。行政府として憲法尊重、擁護の義務を負う立場、この立場に対しての重大な認識が欠けているわけです。ですからあなたに辞任してくださいということを言っているのです。そういう者を……

第75回国会 法務委員会 第21号(1975/05/23、33期、公明党)

○沖本委員 関連質問ですが、横山先生のおっしゃったこと――これは大臣に申し上げたいわけですが、この附帯決議というのは、商法改正については非常な問題を起こして、衆参でさんざんもんだあげくに、この附帯決議をつけてやっと問題解決という事態がこの内容の中にあるわけですから、この附帯決議は重々御検討していただいて、附帯決議が十分生きるような方法をおとり願いたい、そう考えるわけです。

第75回国会 法務委員会 第24号(1975/06/06、33期、公明党)

○沖本委員 御質問が飛び飛びになるかわかりませんが、お許しいただきたいと思います。  船舶の所有者等の責任の制限に関する法律案の理由説明の中で、一番最初の、  「現行商法は、船舶所有者が船舶による事故によって損害賠償の責任を負う場合等には、船舶及び運送賃等を債権者に委付して損害賠償の責任を免れることができる、いわゆる委付主義を採用しております。  このように船舶所有者の責任を一定の限度に制限する制度は、その方法にそれぞれ異なるところがあるとはいえ、世界各国に共通する制度でありますが、わが国の委付主義の制度は、委付の対象となる船舶の破損の程度等偶然の事情によって、損害のてん補される程度が著しく異……

第75回国会 法務委員会 第25号(1975/06/10、33期、公明党)

○沖本委員 先ほど各参考人からお述べになったことで若干の御質問をしたいと思います。  北原参考人にお伺いいたしますが、先ほどのお話の中で、油濁の清掃に関して平均が八十万円くらいだということをおっしゃっておられましたけれども、主としてどういう内容のものになるわけでしょうか。
【次の発言】 それから、事件処理に当たりまして海事審判との関係はどういう関係になりますか。
【次の発言】 もう一つ、北原さんは、漁船をひっくり返した場合に人的の損害が出てきたというものに対する御意見を述べておられましたけれども、先ほど青柳先生の御質問もいろいろありたわけですが、たとえばきょう関西汽船が瀬戸内海で漁船に当てて、……

第75回国会 法務委員会 第27号(1975/06/18、33期、公明党)

○沖本委員 きょう私は、まず最初にけさつかまりました北九州のピストル乱射事件についてと、それから商法改正の中で監査制度の問題と決算について御質問していきたいと思います。  警察庁からは捜査二課長お見えでございますが、けさ七時過ぎに犯人は逮捕されたようにテレビで見たわけですけれども、白昼、暴力団員が同じ暴力団員一人を射殺し、さらに市民の御婦人を射殺した、それから旅館にたてこもって、そのときに女性を人質にして、最終的には人質は解放して逮捕されたという事件ですけれども、それ以前にすでに北九州では相当乱射事件が続発しておったということでもあり、以前には千葉県でも乱射事件が起きて市民を恐怖に巻き込んだ、……

第75回国会 法務委員会 第28号(1975/06/25、33期、公明党)

○沖本委員 私は、麻薬関係についてそれぞれの御担当のところにお伺いしたいと思います。  きのうはタイからヘロインを持ち込んだということで逮捕されたことが報道されておりましたけれども、この際ですから、覚せい剤あるいは大麻、LSD、ヘロイン――聞きますとシンナーの関係は厚生省の方では麻薬の関係ではないということになっておりますが、その点については警察庁の方からお答えをいただきたいと思います。  まず覚せい剤につきまして、韓国から大量に入ってきたとか、あるいはその日本へ入ってくる経路、またこの間赤坂で暴発をやった暴力団で覚せい剤を持っておったというのが北海道で挙がった、こういうようなことで、それぞれ……

第75回国会 法務委員会 第29号(1975/07/02、33期、公明党)

○沖本委員 平出先生は最初におっしゃったお言葉の中で、余りおこがましいので、できるだけ考えてほしい、こういう表現をなさったわけですけれども、せんだって法務大臣にこの法律についてお伺いしますと、国の方で立法化すると、法務省担当ということになると法制審議会とかいろいろな手続が必要なので相当時間がかかる、できるだけ早くこれは立法化した方がいいので、できれば議員立法の方がいいんじゃないかという御意見をお述べになったわけなんですが、そういうことの方がいいのか、この法律は慎重に法務省の方で立法していった方がいいのか、その辺に関しての御意見を三人の先生方にお伺いしたいと思います。

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1975/11/19、33期、公明党)

○沖本委員 私は、主としてコンビナート災害あるいは海上汚濁についての問題点にしぼってきょうはお伺いしたいと思います。  石油コンビナート等災害防止法案についてですけれども、主として陸上施設に対する規制で、すなわち陸上の災害を海上に及ぼさないことを目標にして防災体制の立案に当たられ、陸の災害を海に及ぼさないため、それに必要な海上の防災体制をとる必要があるので、そうした関係について必要な規定をこの中に入れておるわけです。しかし、一方では、陸上のコンビナートに油を移送してくるところの湾内での油送タンカーの接触や沈没事故等による災害が現実に起きているわけであります。海上保安庁の「海上保安の現況」の中で……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1975/12/18、33期、公明党)

○沖本委員 質問に先立ちまして、委員長に一言お願いがございます。  前からもいろいろ問題にはなったのですが、衆議院、参議院はあわせて常任委員会なり特別委員会が持たれるわけですが、きょうも答弁する担当の方をいろいろお願いしておったわけです。ところが、それの変更がいろいろあるわけで、お話によると、そのことを名指しして言うわけではありませんが、常任委員会が持たれておるのでそこへ政府委員を回さなければならない、こういうことがあったわけです。そうすると、特別委員会では他の者でいいのかということになるわけです。それは、御都合があったことはいろいろ説明を伺ってわかりますけれども、いままでもたびたびあるわけで……

第76回国会 法務委員会 第5号(1975/11/19、33期、公明党)

○沖本委員 まず、密入国問題からお伺いしたいと思います。  最近多量に密入国を検挙したという記事がここしばらくよく出ているわけで、特に冷凍車に乗せてそういうことを請け負っておったというのもありますし、船に乗せて運んでおったということもあります。検挙をした時点とそれからいままでに密入国した人たちがどういう形で日本の国内におるか、とりあえず検挙の実態と最近の動向について、警察庁の方からお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 密航は韓国からの密航が主だということになりますけれども、最初は、終戦直後法律の不備による問題もありましたし、それから二十五年ころまでに日本にいた人が向こうへ行って来たりし……

第76回国会 法務委員会 第6号(1975/12/10、33期、公明党)

○沖本委員 予算時期になりまして、大蔵省の方も内示を早めるとかいうようなうわさを聞くわけでございますが、来年度の予算に関して、どうしてもこれだけは整えていただきたいという点について御質問したいわけです。  昨日の三億円事件にしても、三多摩の方では警察の捜査以上に人口が増加して十分その機能を発揮できなかった、こういうふうな警視総監の談話もありました。同じように法務省の、たとえば登記事務、こういうものは同じような傾向の中にあって、経済成長に伴って経済社会情勢の急変とか国際交流の活発化、こういうことで業務量が非常にふえてきておるということになるわけですけれども、私がいろいろ伺った中では、非常に業務量……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1976/05/12、33期、公明党)

○沖本委員 私が総務長官にお伺いしようと思っていたことのトップをいま渡辺さんがお聞きになったわけですけれども、重ねてお伺いするようなことになりますけれども、先ほどから渡辺さんが一例として、道路を舗装した、ところがそれぞればらばらの行政のおかげで、舗装した道路を掘り返してほかのものを埋設するあるいは古いガス管の上に新しい完全な舗装を施したところが亀裂を生じて、いわゆるそのガス管が割れたり水道管が割れたりして道路が陥没するとか、共同溝をつくるとか、こういうばらばらなものが何とか一つにならないか。  言うてみますと、結局予算を執行するのがばらばらであったりというところからそういうものが起こってくる。……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1976/08/10、33期、公明党)

○沖本委員 今回の海上交通安全対策に関する実情調査に委員長のお供をして参加したわけですが、狭い海域での船舶の安全航行がいかに大切であるかということに尽きるわけですけれども、海上保安庁としては船舶航行の安全対策を一応大まかな面でどういうふうに講じていらっしゃるか、この点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 海上交通安全法につきましても、タンカーの炎上事故、それからのいろいろな狭水道の問題、いろいろな点から見直しなり、あるいはもう一度やり直していただくという方向で検討していただいているというふうに聞いておるわけです。その問題についてもいま御説明があったような観点から考えられるわけですけ……

第77回国会 法務委員会 第5号(1976/04/23、33期、公明党)

○沖本委員 私も、青柳先生の御質問に重複するようなところがあると思いますが、できるだけ避けながら御質問していきたいと思います。  まだ実際に法曹に携わってはいないものですから、理解度が低いわけですけれども、その中で、先ほど青柳さんがお触れになりましたシンポジウムのいろいろな内容を読んでみまして、もっともだと思った点からお伺いしていきたいと思います。非常に初歩的なことからお伺いすることになりますが、お許しいただきたいと思います。四十五年の簡裁の事物管轄を引き上げた点について、当委員会において附帯決議がつけられたわけでございますが、その点について、いろいろと食い違っている点があるのじゃないかと思わ……

第77回国会 法務委員会 第9号(1976/05/12、33期、公明党)

○沖本委員 私も、ロッキード問題に関しまして御質問をいたします。  いずれ近いうちには、国会の中に特別委員会ができる。その中で取り扱われる問題もあるわけで、両方兼ねながらやるわけでございまして、きょう御質問したことですべて終わるということではない、その取っかかりになってくるんだ、こういうふうに申し上げたいわけです。  そこでまず、先ほどからお話に出ております、司法当局を信頼して、すべてそれに任せろという御発言なり何なりというものがあるわけで、その点については、私たちは十分、司法当局の実力というものは信頼もし、その点については何ら異議はないわけですけれども、それとあわせて、刑事責任の追及というこ……

第77回国会 法務委員会 第11号(1976/05/14、33期、公明党)

○沖本委員 前に御質問した方と内容が重複する場合があるかもわかりませんが、その点は御了承をいただきまして、よくわかるような御説明をちょうだいしたいと思います。  それで、戸籍法について、これも重複していると思うのですが、公開の原則ということが言われておるわけですけれども、その趣旨はどういうことになりますでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、今度の改正案はその公開の原則を維持することになるのか、これに制限を加えることになるのか、どういうふうに受け取ったらいいわけでしょうか。
【次の発言】 このままでいいんじゃないか、改正することによってより混乱が起こるんじゃないか、あるいはいろいろな御意見が……

第77回国会 法務委員会 第13号(1976/05/19、33期、公明党)

○沖本委員 私は、主としてロッキード問題に関しまして法務大臣並びに刑事局長に御質問したいと思います。  まず、せんだっての法務委員会でもいろいろ御質問し、お答えがあり、それから大分いろいろなお話が、大臣からのお言葉、各所からの記者会見なり委員会でのお話で少しずつ進展と言っていいのか、何かがわかってくるような状況にあるわけで、いろいろ取りまぜた御質問をいたしますけれども、お答えいただきたいと思います。  これは刑事局長にお伺いしたいわけですけれども、一応単純収賄罪は三年が時効ということでありますけれども、時効にかかる問題あるいはかかっておるような問題は、捜査当局としては余りおやりにならないんじゃ……

第77回国会 法務委員会 第15号(1976/07/14、33期、公明党)

○沖本委員 一番おしまいになってしまいまして、あと十分ぐらいしか質問時間が残ってないわけで、同時に、ほとんど御質問が出てしまいましたし、私たちが承っていないような内容も青柳先生が御指摘になったわけで、私とすれば締めくくり的な御質問に終わるのじゃないかと考えておりますが、まず、これはこのまま放置されますか。内容が大分指摘されましたけれども、このまま採用をお認めになるか、これは問題としてなくするか、その辺いかがですか。
【次の発言】 これが何か材料になって、それでそのことによってこの「心得」とは違うことになる。たとえば、ここに述べられておりますけれども、「このことは、裁判所法六八条及びこれを受けた……

第77回国会 予算委員会 第11号(1976/02/12、33期、公明党)

○沖本委員 私も持ち時間十分でございますから、端的にお答えいただきたいと思います。  先ほど多賀谷さんがお伺いしたところと同じ点になるわけですけれども、終身雇用制であるから不況の場合に解雇は容易でない、こういうふうな経営者側の御意見があるわけですが、先ほど話がありましたとおり、下請社外工、臨時工やパートの女子労働者も同じように終身雇用と言えるかどうかという点と、また不況になるとこの人たちが一番先に首を切られておるという現実、こういうものをとらえて申し上げたいわけですけれども、特に女子労働者の場合、不況が訪れてきて働き口が少なくなってくるということになると、働く意欲をなくしているという問題が出て……

第78回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1976/10/13、33期、公明党)

○沖本委員 初め御質問の順序を考えておったのですが、順序よくいかない場合がありますので、御関係のところ、非常にばらばらになって恐縮かもわかりませんが、それぞれでお答えいただきたいと思います。  非常に範囲の大きい問題と小さい問題、ばらばらになることになるわけですが、まず警察庁の方からお伺いしたいと思います。阿部次官には恐縮なんですが、もう少しお願いします。  最近暴走族がいろいろ問題になりまして、東京周辺、関東地域は、大阪、神戸――関西と状況が大分違うような様子を呈しておるように見えるわけです。私は関西ですけれども、関西の状況は前ほど、夏場も越しましたし、目立つような問題がわりと少なくなったよ……

第78回国会 懲罰委員会 第4号(1976/11/02、33期、公明党)

○沖本委員 本日の午後、社会党の田邊議員から紺野議員に対する御質問がずっと続いたわけでございます。     ただいまは東中議員から動議の提出に対する御質問が続いたわけですけれども、きょう質問の順序はばらばらになるかもわかりませんが、できるだけお答えをいただきたいと思います。  きょう紺野さんが御発言になっておったところなんですけれども、鬼頭判事補の問題に関連して、鬼頭判事補の最近の行動なり言動なりそういうものにバックがあるということであり、この鬼頭の内容と動議そのものが深い関連があるんだ、こういうことをはっきりおっしゃったわけです。それはどの辺が関連するんでしょうか。何か議論が飛躍しておったり……

第78回国会 法務委員会 第1号(1976/10/08、33期、公明党)

○沖本委員 矢野書記長の話が飛び出してきましたので、私もちょっとお伺いしなければならなくなりましたからお伺いしたいと思うのですけれども、先ほどからいろいろ御議論があったわけですが、伺っていると、初めは憲法に反するじゃないか、中身を云々することはどうこうというお話があったわけですが、中身じゃないでしょうけれども、判決のあった前後の事情なり何なりというものの御議論は、われわれがまた違う角度から御議論申し上げていることと、議論が違うだけで、内容的には同じだと思うのですが、そうなってくると、もうおまえさん方がやっていることは間違いだというふうに決めつけられて、後で今度はおれの方の問題はこういうことだと……

第78回国会 法務委員会 第2号(1976/10/22、33期、公明党)

○沖本委員 本日の委員会は私で終わりになるわけでございますが、答弁者の方には長時間恐縮でございます。  それで、席を外していただく順序で一応いまの引き続きをやらしていただいて、後、真田法制局長官に少し御質問して、それからロッキード問題に移っていきたい、こう考えております。  実は、きょうの読売新聞は、私も読んでびっくりしたわけで、これは先ほど来の御質問どおり、だれが新聞を読んでもびっくりする、一応大変な内容だと思うのですが、余り細かい点についてということよりも、もう先ほどからいろいろ議論がございましたから、二、三の点だけを伺っていきたいと思います。  まず人事局長、けさ稲葉さんの御質問に、実は……

第78回国会 法務委員会 第3号(1976/10/26、33期、公明党)

○沖本委員 まっすぐ御質問しようと思ったのですが、ずいぶんいやなことを言われたので、資料を持っているらしい、持っていると言っているところというお言葉が出たので……。持っているか、持っていないか、御存じないはずなんです。公明党が資料を持っている、そんなことを言ったこともありませんし、持っている事実も確認していらっしゃらないはずなんです。だから、あたかも持っているような言い方をなさるということは、私けしからぬと思うのですね。もうこれ以上のことは申し上げません。  お伺いいたしますが、最高裁の方と法務省の方とは当然きちっと機能が分かれているわけですけれども、たまたまこの事件になりますと、同じ問題を両……

第78回国会 法務委員会 第4号(1976/10/27、33期、公明党)

○沖本委員 私は他の委員会に出席しておりまして、当委員会に出席するのがおくれました。そこで、前に御質問なさった方々の御質問を十分に聞いておりませんので、御質問することが重複するかもわかりません。その点お許しいただきたいと思います。  まず法務省の方にお伺いいたしますが、具体的捜査に着手したということがきのうあたり報道され出したわけですけれども、新聞によりますと、その手順が出ておるようで、新潮社、読売新聞社に対して協力要請、あるいは三木総理、布施検事総長からの事情聴取ということも、昨日刑事局長がお述べになったように、記事には出ております。それから鬼頭判事補本人の取り調べ、こういう順序が記事になっ……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 法務委員会 第2号(1977/03/11、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 本日、法務大臣から所信表明がございましたので、最高裁判所に裁判所職員定員法に関する御質問の前に、まず、福田法務大臣の所信表明に従った御質問をとりあえずしておきたいと思います。  今後一年間にわたる大臣の法務行政に関するお考えをお述べになったわけでございまして、一つ一つの問題点につきましては、今後同僚議員からもいろいろ細かく御質問することになるとは思いますけれども、とりあえず所信表明の中の数点についてお伺いしたいわけでございます。  まず、刑法の全面改正についてのところでございますが、「目下、事務当局において政府案作成作業を進めているところでありますが、刑法は最も重要な基本法の一つで……

第80回国会 法務委員会 第7号(1977/04/01、34期、公明党・国民会議)

○沖本議員 ただいま議題となりました犯罪被害補償法案につきまして提案の趣旨を御説明申し上げます。  労働災害での労災保険、自動車事故での自賠責、一般の疾病、傷害、死亡での健康保険、厚生年金、公害被害での公害健康被害補償制度などのように、私たちが日常生活において生命、身体が損なわれた場合は、不十分だとはいえ、救済の制度が設けられています。  ところが、通り魔的犯罪、無差別爆弾テロなどのいわゆるいわれなき犯罪によって被害を受けた人たちは、どこからも特別な救済の手が差し伸べられず、精神的にも肉体的にも悲惨な状況のもとに放置されています。しかもいわれなき犯罪は近年次第に増加する傾向を示し、福祉国家を目……

第80回国会 法務委員会 第8号(1977/04/06、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、犯罪による被害者の補償制度並びに法律等に関して一連の関連の御質問をしたいわけでございますが、まあ通り魔的犯罪、無差別の爆弾テロ、いわゆるいわれなき犯罪、最近次第に増加する傾向であると思いますが、毒入りコーラ事件、チョコレート事件、思想的背景があるのか、単に社会に背を向けた犯罪なのか、法務大臣の所信表明の中にも、最近は自分さえよければ他を顧みない、こういう社会的な傾向があるということで、こういう方向に向かっていろいろなことをしていきたいとお述べになっていらっしゃるわけですけれども、最近新宿の放火魔も報道によりますと腹いせに放火していったというようなことも出ております。当局として……

第80回国会 法務委員会 第13号(1977/04/27、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、法律相談なりあるいは法律扶助、そういう問題について、きわめて国民的な立場から御質問したいと思います。  先日の新聞の家庭欄のところで、「裁判費用がなくても「法律扶助」があります」、こういうタイトルで法律扶助協会の中身が紹介されておるわけです。「“泣き寝入り”救い二十五年 約三万件を解決」ということで、  「法律扶助」という制度を御存じだろうか。交通事故や金の貸し借り、借家・借地をめぐる紛争、あるいは離婚、子どもの認知といった家庭内のいざこざの民事事件を法律の力で解決しようと思っても、裁判費用がないとか、弁護士も知らないとかいう理由で、みすみす泣き寝入りを余儀なくされている人た……

第80回国会 予算委員会 第18号(1977/03/03、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、関連質問に先立ちまして、ただいま入りましたニュースによりますと、緊急事態が起きておりますので、国家公安委員長に各党を代表して御質問したいと思います。  きょうの四時半ごろ、経団連会館にライフル銃を持った男女の三、四人の連中が乱入して、要人を人質にとって発砲しているという報告が入っておりますけれども、これは重大な問題になりますので、このことに関しまして、国家公安委員長から緊急に当委員会に御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 いずれにしましても、人命の安全と、このことに刺激されて全国的に同じような事件の蜂起なり何なりというふうな誘発事件が起きないように、厳重に非常体制をと……

第82回国会 法務委員会 第2号(1977/10/26、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、きょうは、子殺しとか子捨てとか、コインロッカーに子供を捨てるとか、そういう子供の人権並びに産みたくないお母さんが産まざるを得ないという問題につきまして、いろいろな角度から問題提起をしてみたい、こう考えるわけでございます。  三年ほど前に、仙台の菊田医師が子供の問題で、お母さんの籍とは関係なしに子供を養い親の方に実子として渡すようなあっせんをしたということで社会的な問題になってき、いまもこの問題で訴訟が行われておるわけですけれども、そういう内容には触れないでやっていきたいと思うのです。  まず、この二十五日の新聞で、風疹の予防接種で思わぬ伏兵があるということで、三日はしかの予防……

第82回国会 法務委員会 第8号(1977/11/15、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 時間がありませんので、多くをお伺いできませんけれども、二、三についてお伺いしたいと思います。  まず、先ほど横山先生のお話にもいろいろと、今度おとりになった対策なり何なりの反省材料なり何なりというものが出ておるわけですけれども、それについて、対策本部をつくって、そしていろいろ具体的な予防の体制がいま組まれておるわけです。また、国連でも相当先頭に立って主張もしていっているわけですけれども、まず国連の中で、諸外国に向かって同じような体制をとってもらわなければならないし、またダブルチェック等についてもなかなか各国の協力が得られないというような事情にあるわけですが、そういうものについて、今……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1977/12/19、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  交通安全対策につきましては、皆様も御承知のとおり、当面する最も重要な課題の一つであります。  わが国における自動車事故の現状は、官民一体の努力により、このところ著しい減少の傾向を示しておりますが、被害者の数は依然として多く、まことに憂慮にたえないものがございます。  また、鉄軌道、海上及び航空交通事故は、一たび発生すれば重大な結果を招くものであり、その防止は寸刻もゆるがせにできない問題であります。  このような現状にかんがみ、今後さらに総合的な……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/02/09、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事であります井上泉君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  引き続き、理事の補欠選任を行うのでありますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、理事に野坂浩賢君を指名いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。  沖繩県における交通方法変更に関する実情調査のため、委員を派遣いたしたいと存じ……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1978/02/28、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  沖繩県における交通方法変更に関する実情調査のため、去る十五日及び十六日の両日、沖繩県に委員を派遣いたしましたので、この際、派遣委員から報告を聴取いたします。佐藤守良君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。
【次の発言】 次に、沖繩県交通方法変更関係予算について説明を求めます。三島総理府交通安全対策室長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 ただいま左藤恵君外五名から、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブの六派共同……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1978/03/22、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。北川石松君。
【次の発言】 次に、太田一夫君。
【次の発言】 この際、午後一時まで休憩いたします。     午後零時四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。井上泉君。
【次の発言】 次に、長田武士君。
【次の発言】 次に、青山丘君。
【次の発言】 次に、伊藤公介君。
【次の発言】 次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時三十八分散会

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1978/04/12、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  まず、本件について、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本日、参考人として、新東京国際空港公団総裁大塚茂君の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人からの意見聴取は、委員の質疑により行います。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石橋一弥君。
【次の発言】 次に太田一夫君。

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1978/04/13、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。後藤茂君。
【次の発言】 次に、新井彬之君。
【次の発言】 次に青山丘君。
【次の発言】 次回は、来る十九日水曜日午後一時理事会、一時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時三十四分散会

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1978/04/19、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を聞きます。  この際、連合審査会の開会申し入れに関する件についてお諮りいたします。  地方行政委員会において審査中の道路交通法の一部を改正する法律案について、地方行政委員会に連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、連合審査会の開会日時等につきましては、委員長間において協議の上、追って公報でお知らせいたしますが、来る二十六日開会される予定ですので、御了承ください。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、本件について、参考人出頭要求に関する……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1978/04/20、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。草野威君。
【次の発言】 次に、伊藤公介君。
【次の発言】 次回は、来る二十七日木曜日午前十時理事会、午前十時十五分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時五十五分散会

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1978/04/27、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。野坂浩賢君。
【次の発言】 次回は、来る五月十日水曜日午後一時理事会、一時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時十七分散会

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1978/05/10、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  交通安全対策に関する件、特に新東京国際空港における安全運航確保に関する問題について、明十一日、参考人として、新東京国際空港公団理事千葉博君及び航空安全推進連絡会議議長黒川忠雄君の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1978/05/11、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  本日は、新東京国際空港における安全運航確保に関する問題について、参考人として、航空安全推進連絡会議議長黒川忠雄君及び新東京国際空港公団理事千葉博君に御出席をいただいております。  両参考人には、御多用中にもかかわらず本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。  なお、参考人の御意見は、お一人十五分程度でお願いし、その後委員の質疑にお答えをいただきたいと存じます。  それでは、黒川参考人からお願いいたします。黒川君。
【次の発言】 次に、千葉参考人。

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1978/05/31、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。左藤恵君。
【次の発言】 次に、北川石松君。
【次の発言】 次に、太田一夫君。
【次の発言】 次に、井上泉君。
【次の発言】 医務局長はいま緊急電話で退席をしたので……。
【次の発言】 次に新井彬之君。
【次の発言】 次回は、明六月一日木曜日午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時二分散会

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1978/06/01、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。青山丘君。
【次の発言】 次に荒木宏君。
【次の発言】 この際、「昭和五十二年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況」並びに「昭和五十三年度において実施すべき交通安全施策に関する計画」について説明を聴取いたします。越智総理府総務副長官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時六分散会

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第14号(1978/06/15、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  まず、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨、議長に申し出たいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、議長への申し出に関する手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中審査案件が付託になり、その調査等のため委員を派遣する必要が生じました場合には、……

第84回国会 法務委員会 第7号(1978/03/03、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私も裁判所職員定員法に関しまして御質問いたしますが、きょう持参いたしました資料だけに基づいて御質問いたしますので、まだ残っているものもありますから、その分は留保させていただきたいと思います。  それで、飛び飛びになるかもわかりませんが一応お伺いしたいことがあるわけですけれども、速記官の欠員についてです。私の知っている範囲内では、大まかに言いまして、過去十年ぐらい二百人前後の欠員のままになってずっと来ているようなわけで、それをそのまま考えると、そういう欠員がそれだけ続くのなら、大蔵省の方へ予算要求をやってもそれだけ人が要らないのじゃないかということになるわけですね。では仕事の量はどう……

第84回国会 予算委員会 第11号(1978/02/13、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 同和問題につきまして関連質問させていただきたいと思います。  政府の出しております「同和対策の現況」こういう中におきまして、部落における生活の実態を明らかにする指標として、「生活保護の状況」を発表しております。それによりますと、今日の部落における生活保護の状況は、関係府県、関係市町村平均と比べて、大体五倍から八倍の高率になっておるわけです。これは政府の発表です。しかも、六九年と七〇年とを比べるときに、関係府県、関係市町村平均における保護率は減少の傾向を示しておるのに対しまして、部落の場合は逆に増加の傾向を示しておる、こういうことがちゃんと載っておるわけです。こういうことは、部落にお……

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1978/09/18、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 沖本泰幸でございます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再度私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  前回同様、委員各位の御支援によりまして、委員会の円滑な運営を図ってまいりたいと思いますので、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの井上裕君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、  委員長は、理事に       加藤 六月君    左藤  恵君       佐藤 守良君    中村 弘海君      ……

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。左藤恵君。

第85回国会 法務委員会 第3号(1978/10/20、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、持ち時間いっぱいに犯罪被害者補償制度について御質問をしていきたいと思います。話はいろいろ前後するかわかりませんが、まとめて要領よくお答えいただきたいと思います。  まず警察庁の方にお伺いしますが、最近暴力団の抗争事件が多くなりまして、ひどいのは浴場の中へ拳銃を撃ち込んで殺すとか、あるいは一般通行人の多い商店街の中で白昼堂々と殺人事件が起こってくる、こういうふうなことで一般市民を巻き添えにするようなところまでエスカレートしていると言っていいのかどうかという点にありますが、そのために治安当局としても取り締まりあるいは解明、いろいろな点に力を注いでいらっしゃるわけですけれども、そう……

第86回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1978/12/06、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、三たび私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  前回同様、委員各位の御支援によりまして、委員会の円滑な運営を図ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの北川石松君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       加藤 六月君    左藤  恵君       佐藤 守良君    中村 弘海君       太田 一夫君    野坂 浩賢……

第86回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/12/12、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○沖本委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨、議長に申し出たいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十一時十分散会

第87回国会 法務委員会 第3号(1979/02/27、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 予定した内容で、一時間以内に終わるかどうかちょっと疑問なのですが、残りましたら、次の機会をお与えいただきたいことをお願いいたします。  まず、所信表明からお伺いしたいと思うのですが、時間も余りありませんので、お伺いしたい個所をしぼってお伺いします。  所信表明の中に   第三は、犯罪者及び非行少年に対する矯正及び更生保護行政の充実についてであります。   犯罪者及び非行少年の改善更生につきましては、地域社会の温かい理解と協力のもとに刑務所、少年院等における施設内処遇を一層充実強化するとともに、保護関係機関を初めとする関係諸機関との連携を緊密にし、その効果を高めてまいる所存であります……

第87回国会 法務委員会 第7号(1979/03/20、34期、公明党・国民会議)

○沖本議員 ただいま議題となりました犯罪被害補償法案につきまして提案の趣旨を御説明申し上げます。  労働災害での労災保険、自動車事故での自賠責、一般の疫病、傷害、死亡での健康保険、厚生年金、公害被害での公害健康被害補償制度などのように、私たちが日常生活において生命、身体が損なわれた場合は、不十分だとはいえ、救済の制度が設けられています。  ところが、通り魔的犯罪、無差別爆弾テロなどのいわゆるいわれなき犯罪によって被害を受けた人たちは、どこからも特別な救済の手が差し伸べられず、精神的にも肉体的にも悲惨な状況のもとに放置されています。しかも、いわれなき犯罪は近年次第に増加する傾向を示し、福祉国家を……

第87回国会 法務委員会 第12号(1979/05/09、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 御質問がばらばらになるかもわかりませんし、重複するかもわかりませんが、よろしくお願いしたいと思います。  これも少しひっかかるわけなんですけれども、刑事局長は、海部メモと関連して、岸信介氏の事情聴取は対象外であるような示唆があったわけでございますけれども、これについて、その真意はどの辺にあったか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、先ほど、稲葉先生の御質問のいわゆる読売の記事にあります中村秘書の関係についてのお答えがありましたけれども、この件もやはり同趣旨と考えてよろしいのでしょうか。
【次の発言】 証人喚問の中で有森氏が、過去において自分の良心に恥ずべき内……

第87回国会 法務委員会 第16号(1979/05/29、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、初め飛行機の問題に関しまして、一、二問刑事局長に伺って、あと、やはり飯田先生が飛行機にほとんど関連しておりますので、集中的に飯田先生に先にやっていただきまして、後から再審問題に移っていきたいと考えます。  それで、一、二問というのは、私自身がテレビを見ておって少し疑問に思ったところなんですが、松野さんは、アメリカで五千ドル、五千ドル、合わせて一万ドル、それからヨーロッパで奥さんが一千ドル、合計一万一千ドル、こういう証言をなさっておるわけですけれども、伊藤局長は数万ドルということをおっしゃっておられますので、この数万ドルとおっしゃったのは、一万一千ドルを指しておっしゃっているの……

第87回国会 法務委員会 第20号(1979/07/11、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 大体お伺いしたいような内容については、武藤先生がほとんどお話しになられたわけでございますけれども、余り重複しないようにお伺いしてみたいと思うのです。  昨年の二月の参議院の法務委員会の議論の際に、わが党の白木議員から、ドラフト制度の制定当時に選手側の意思が十分取り入れられたかということに対して、鈴木会長は、率直に申し上げると選手側の意向は取り入れられていないというお答えがあったわけで、その点について鈴木会長は、質問の要旨を実行委員会に伝えて善処するという発電をしておられるわけですけれども、それが、先ほどからのお話のやりとりの中で、お伝えになって実行委員会でそういうお話が進められたの……

第87回国会 予算委員会 第17号(1979/02/22、34期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、短い時間でございますが、三原総務長官に同和問題につきましてお伺いしたいと思います。  昨年の十月十八日衆議院本会議、並びに十月二十日参議院本会議において、三年間延長と法の総合的改正を含む三項目の附帯決議が付されて可決されたわけでございます。これは御存じだと思います。当時総務長官は国対委員長でもあらせられたわけで、この経緯については十分御認識だと思います。  当時の稻村総務長官は、十月十九日の参議院の内閣委員会で、特別措置法は「きのう衆議院を通過をいたしました。そのときに附帯決議が付されております。そういう意味で、このたびの三年間の延長というのは、これをもって打ち切るという、こ……


35期(1979/10/07〜)

第89回国会 法務委員会 第1号(1979/11/15、35期、公明党・国民会議)

○沖本委員 先ほどの社会党の御質問に続いて、私も公明党を代表して御質問したいと思います。  感情的にはこういうことをお聞きしたくないという気持ちでいっぱいなのですけれども、地元へ帰ってみましても国民の皆さん方が怒っているわけです。非常に、おこっているというより怒っている。その言い方というのは、先ほどからしばしばお言葉の中へ出てきましたように言語道断であるとか、どうしてこんな人を法務大臣にするのかとか、法務大臣にこういう方を置いておかなければならぬのかとか、歯に衣を着せないような激烈な質問が地元に帰りますと私たちにも飛び込んでくるわけでございまして、この場をかりて大臣の真意をお伺いしたいというつ……

第91回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1980/03/19、35期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、きょう三点ほどに分けてお伺いしたいのですが、第一は暴走族の問題、それから、運転免許証にランクをつける必要はないかという点と、それからシートベルトの問題と、それから、道路の保安基準の速度計の警報装置の問題、その四つをお伺いしたいと思うのです。  まず最初に、五十三年の十二月の道交法改正後、これは主として暴走族に対応するための道交法改正に主眼があったわけで、その後、多少その効果が上がったように見えるわけですけれども、しかし、また次第にふえて、以前よりもっと悪質になってきたのじゃないかというものが、しばしばマスコミの面で見受けられたり、現実に私たちがそういう苦情に遭遇したり、あるい……

第91回国会 法務委員会 第1号(1980/02/15、35期、公明党・国民会議)

○沖本議員 犯罪被害補償法案につきまして提案の趣旨を御説明申し上げます。  労働災害での労災保険、自動車事故での自賠責、一般の疫病、傷害、死亡での健康保険、厚生年金、公害被害での公害健康被害補償制度などのように、私たちが日常生活において生命、身体が損なわれた場合は、不十分だとはいえ、救済の制度が設けられています。  ところが、通り魔的犯罪、無差別爆弾テロなどのいわゆる”いわれなき犯罪”によって被害を受けた人たちは、どこからも特別な救済の手が差し伸べられず、精神的にも肉体的にも悲惨な状況のもとに放置されています。しかも”いわれなき犯罪”は近年次第に増加する傾向を示し、福祉国家を目指すわが国として……

第91回国会 法務委員会 第3号(1980/02/20、35期、公明党・国民会議)

○沖本委員 大臣の所信表明に対する御質問を主としていたしたいと思いますが、時間いっぱいで御質問が終わらない場合もありますし、その分に関しましては、別の機会なり同僚議員の方にお願いして御質問することとし、とりあえず所信表明についてお伺いするわけでございます。  所信表明の中に「内外の諸情勢がきわめて厳しいこの時期におきまして、わが国の国民生活か安定いたしております大きな原因の一つは、その基盤とも言うべき法秩序が揺るぎなく維持され、国民の権利がよく保全されていることにあると痛感いたしております。」こう述べておられるわけですけれども、その「おおむね平穏に推移しつつあると認められます」という点は、どう……

第91回国会 法務委員会 第7号(1980/03/18、35期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私も、本会議前に共産党の柴田さんと二人で一応質問を少しずつしておきたい、こういうことで三十分間ほどで、あとは次回に質問させていただきたいことをあらかじめお願い申し上げます。したがいまして、質問の順序があちこち飛躍したりすると思いますけれども、御了承いただきたいと思います。  まず、けさの新聞を見ますと、KDDに絡んで郵政省の幹部が任意で呼ばれて、いずれ逮捕に向かうだろう、収賄容疑ということで、一つの新聞には、呼ばれた「二人がKDDを監督し、許認可権限を持つため、職務に関連して授受された“ワイロ”の疑いを強めた。金品の授受は特定の許認可事項について「請託」を伴ったものではなく、全般的……

第91回国会 法務委員会 第10号(1980/03/28、35期、公明党・国民会議)

○沖本委員 矯正局長がいらっしゃるついでに、いまの稲葉先生の御質問に関連したことで疑問に思いましたので、お伺いしておきます。  拘置所に関してなんですけれども、市民的な感覚からいきますと、拘置所と刑務所の区別がつかないのです。だから、先ほど矯正局長のお話の中で拘置所が都心部にあることが望ましいことなんだ。それは使うための便利さ、被疑者の家族なり弁護士さんなりの連絡なり何なりで都心部にあることの方が非常に望ましいということなんですけれども、都心部にある拘置所というのは市民の目から見ると刑務所なんです。だから、われわれの生活環境の中に刑務所があるのは困るという単純な考え方で忌みきらうわけですね。お……

第91回国会 法務委員会 第16号(1980/04/16、35期、公明党・国民会議)

○沖本委員 御質問に先立ちまして、先輩のいろいろな御質問なりがあるわけですが、それと重複するものもあると思いますし、前後してお聞きしたりすることもあると思いますが、ほかの方と重ならないようにいろいろ考えてみたのですけれども、やむを得ず重なる場合もありますから、あらかじめ御了承いただきたいと思います。  まず大臣にお伺いいたします。この法律改正によっていわゆる世間的に妻の座が大きくアップされてくる、こういうふうな現代社会に即したような形で法律改正が行われるわけです。それに伴いまして、社会福祉その他の諸制度の中に改めなければならない問題も多く出てきておるわけです。たとえば税金の面なり相続税の問題な……

第91回国会 法務委員会 第18号(1980/04/22、35期、公明党・国民会議)

○沖本委員 すでにそれぞれの委員から御質問がありましたので質問が重複するかもわかりませんが、よろしくお願いします。  国際人権規約には、人権保障は国境の枠を越えるべきであるとの考えに基づいて、内外人平等を原則とすることとし、規約で規定された権利についてはこれをすべての者に保障すると表現し、また、外国人の権利について次のように主張をしております。人間の尊厳を守るという原理から基本的人権の思想が生まれる。基本的人権は共通の人間性を前提として初めて成立すると言ってよいわけです。  ところがわが国においては、外国人の人権について、ともすればこれを制限し差別的取り扱いをすることを比較的容易に容認する傾向……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 法務委員会 第2号(1980/08/27、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 午前中の先輩の御質問に引き続いて、同じような角度からになるかもわかりませんし、質問が重なるかもわかりませんが、それはそれなりの角度から御質問している、こうお受けとめいただいてお答えいただきたいと思います。また、主として大臣の御発言についての御質問が多くなると思いますが、決して言葉じりをひっかかってという意味合いではないということをお断り申し上げておきたいと思います。  それで、先ほどから御質問がありましたDC10の問題についてでありますが、要約いたしますと、大臣は、時効がかかった問題であり、掘り下げてどうこうするということ、犯罪の捜査上必要があるなら資料の提供をアメリカに要求すべき……

第93回国会 法務委員会 第1号(1980/10/15、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 最初に、各委員が御質問した憲法問題について少しまだ触れておきたいと思いますが、せんだっての法務委員会のときに大臣が、質問議員の質問に答える形でお答えになったわけですけれども、それ以来この臨時国会で大きな議論をいろいろ呼んでおるわけです。  ある一定の角度から見ると、結局憲法議論をするのは自由であるということであり、総理がひたすら憲法を守るという姿勢をおとりになった、こういうところで、むしろかえって改憲議論を活発にしていく一つの免罪符をつくったのではないかという意見もあるわけですけれども、それを発端に戻しますと、大臣は、結論からいくと、憲法九条を含めて変えた方がいい、時期的な問題は別……

第94回国会 法務委員会 第4号(1981/03/25、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、主として同和問題に関して御質問を申し上げます。  法務大臣も御出席でございますが、古いことを思い出すようでございますけれども、この特別措置法をつくるに当たりまして私は公明党を代表した窓口でございましたし、大臣は当時この法律をつくる自民党の方の窓口としていろいろ御折衝した記憶もございますし、また、大臣の地元の方もたくさん法律に関係する方々がいらっしゃるわけでございますし、そういう面からいきますとこの法律に対して一番御関心が深いし、いろいろとお考えをお持ちだと思うわけでございます。しかし、今国会を通じて予算委員会なり何なりいろいろ質問が出てきておるわけですけれども、特別措置法の中……

第95回国会 法務委員会 第4号(1981/10/27、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 外国人登録法の一部を改正する法律案について御質問いたします。  この提案理由の説明の中に、終わり目の方に、「この際、市町村及び都道府県における外国人登録事務の簡素化及び合理化を図り、財政支出の効率化に資するため、外国人登録法の一部を改正しようとする」、このことに関して、結局理由として、「外国人登録事務の簡素化及び合理化を図り、財政支出の効率化に資するため、」こうなっておりますが、簡素化はわかりますが、合理化の点についてどのような検討が加えられたか、この辺をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そのことは、今度の行政改革に伴って法律改正をお考えになったのか、従来からの登録法自体のい……

第96回国会 法務委員会 第2号(1982/02/23、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 大臣の所信表明について御質問したいと思うのですが、その前に、警察庁の方もお見えいただいておりますので、けさほども触れられましたホテル・ニュージャパンのその後の問題についてお伺いしたいわけです。  新聞によりますと、十九日に東京地裁と警視庁とが合同捜査会議を開いて刑事責任の追及について打ち合わせをした、こういう記事を拝見したわけですけれども、この点について、新聞紙上によると二十数項目にわたって欠陥をつかんでおるということなのですが、つかんだその内容なりお打ち合わせになった内容を、一応お知らせいただきたいと思うのです。  けさほどもお話がありましたが、問題は、いわゆる政府登録した観光ホ……

第96回国会 法務委員会 第3号(1982/02/24、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 前の先生方の御質問とダブる点があるかもわかりませんが、その点お許しいただきたいと思います。  今度の改正で増員された裁判所職員の数は、判事が八名、裁判所の職員が一名となっておりますが、これは過去十年の間で非常に少ない数じゃないかと思われるのですけれども、この程度の増員で事が足りるのか、あるいは足りないのだけれども差し繰って何とかがまんしようということでやっておられるのか。  それとあわせまして、第六次定員削減計画が五十七年から始まり、裁判所も削減に協力という方向ではないかと思うのですけれども、その協力人員数及び削減人員の数の決定されていく経過等で、今後の方針について、両方あわせて教……

第96回国会 法務委員会 第8号(1982/03/31、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私も、ただいまの質問に引き続いて、内容についていろいろお伺いいたしますが、いま御発言があったとおり、これは警察官の方の法律の一部の改正、その内容に従ってこちらも右へならえで、部分的に、国民金融公庫または沖縄振興開発金融公庫からの小口の貸し付けが受けられるようにするものであるというふうなことだけでございますから、主としてこの法案のできたときにさかのぼりまして、きわめて素朴ではございますが、御質問したいと思います。  いろいろと前後するかわかりませんが、まず新聞の記事の中に、最高検の次長検事の伊藤榮樹さんの記事がありますが、最初から読みますと、  私が東京地検次席検事当時、信号無視の自……

第96回国会 法務委員会 第10号(1982/04/06、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 先ほど横山先生が最初にお話しになったとおり、非常に理解しにくい法律で、何だかわからなくなったときがあるのですけれども、私は私なりに御質問いたしますので、できるだけわかりやすくお答えいただきたいと思います。  まず、過去、海難の発生件数に比較して船舶所有者等責任制限手続開始の申し立て件数が非常に少ないというふうに聞いておるのですけれども、理由はどういうことなんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、限度額以内でおさまりがついているということは、いわゆる補償なり支払いなりが満足のいく額であるからおさまっているということになるのでしょうか。あるいは、先ほどおっしゃったとおり、全くお話にな……

第96回国会 法務委員会 第11号(1982/04/07、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、きょうは法務局の問題、特に登記所に関しまして主として御質問をしていきたいと思います。  全法務の労働組合から私たちあてに、昨年は法務局の増員に関する要請、ことしは請願、こういう形で来ております。  請願の方の内容を読みますと、   法務局の登記、戸籍、国籍、供託、行政訴訟業務、及び人権擁護事務は、適正、迅速になされてこそ、国民の財産と権利を守ることになりますが、業務量の増大に対して従業職員が全く不足し、業務の停滞、過誤、サービスの低下、職員の健康破壊など危機的状況に直面しています。   更正保護業務については、犯罪の多様化、特に少年犯罪の深刻化によって保護観察官の業務も複雑、……

第96回国会 法務委員会 第16号(1982/04/20、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 外国人登録法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げます。  まず、この提案理由の説明の中で、「外国人登録法は、昭和二十七年制定以来三十年を経過し、その間国際交流の活発化に伴い、わが国に入国・在留する外国人の数は著しく増加し、また、わが国の国際的地位の向上、国際人権規約への加入等外国人登録行政を取り巻く諸情勢も著しく変化しており、このような状況に適切に対応するため、かねてより外国人登録制度の見直しを行ってきたところであります。」というふうに述べられておりますが、この中で、「外国人登録行政を取り巻く諸情勢も著しく変化しており、」こう述べておられますけれども、どういうふうな形で著……

第96回国会 法務委員会 第17号(1982/04/22、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 生野の区長さんは私がお願いしてお忙しいところをお越しいただいたわけで、区長さんに主にいろいろとお伺いしたいわけです。  いろいろ話が飛んだりしますけれども御了承いただきたいと思うのですが、先ほどの話で、平野川の改修でその工事に当たった韓国人あるいは朝鮮人の方がそのままそこに住みついたことが生野区に韓国人、朝鮮人の数が多いと言われる沿革ではないかというお話があったわけです。それからずっと生まれ変わり生まれ変わり子供や孫が生まれてきて、先ほどもお話がありましたけれども、それがパーセントからお話しになれば八〇%から九〇%近い人たちがもう日本人である、もうほとんど変わらないということが言え……

第96回国会 法務委員会 第20号(1982/05/14、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、公明党・国民会議を代表して、日本共産党提出の修正案に反対、原案に賛成の討論を行うものであります。  現行の外国人登録法は、昭和二十七年、いまだ社会的混乱のさなかにあって、虚偽申請や不正登録等が続出し、不法入国者も後を絶たない状況にあった時代に成立したものであります。  自来、三十年を経過し、提案理由にもありますとおり、わが国に入国、在留する外国人の数は著しく増加し、また、わが国の国際的地位の向上、国際人権規約への加入等外国人登録行政を取り巻く諸情勢も著しく変化しております。特に、内外人平等の原則を基調とする国際人権規約への加入の意義は大きいものと言わざるを得ません。  また、……

第96回国会 法務委員会 第22号(1982/07/07、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 非常にむずかしい問題でございまして、日本の刑法なり刑事訴訟法というものも私たち素人にはなかなかわかりにくい問題に加えて、アメリカの制度の問題、司法上の問題がいろいろ出てきておるわけで、興味本位に見ていくという面と非常に心配な点、いろいろな点が出てくるわけでございますが、先輩の質問と重なる面も出てくるかと思いますけれども、それなりに御質問いたしますので、よろしくお願いいたします。  逮捕状と召喚状の関係はどういう関係になっているか、いずれも効力があるものかどうか。それから、召喚状の送達についてはどういうふうな方法とルートがあるのか。それから、召喚状の送達については、外国裁判所ノ嘱託ニ……

第96回国会 法務委員会 第23号(1982/07/14、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 専門的なお話はたくさんやりとりがありましたので、ばらばらになると思いますし、きわめて一般的なテレビや新聞を見ている立場でお伺いするわけですけれども、もう一度お伺いしたいわけです。  先ほど、いまのお話の中でたくさん出たわけですけれども、日本の司法当局者は積極的に調査する必要があるんだ、こういう御意見をお述べになり、それに関連したいろいろな話が出たわけですけれども、私たちの立場でそのお話を伺いながら、じゃ、日本の当局者はどのような形の積極的な働きなり何なりがあるんだろうかと、もう一度教えていただいたらありがたいと思うのです。

第96回国会 法務委員会 第25号(1982/07/30、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 いま稲葉先生のすごいやりとりの後で、専門家のお話の後できわめて素朴な御質問になるわけですけれども、国民全部が専門家ではありませんし、ほとんど六法全書がわからないのが多くの国民ですから、私もその一人でもありますし、そういう立場から御質問させていただきたいと思います。  稲葉先生のお話とは大分トーンダウンしますのでなんですが、法律案の提案理由の説明の中で、「刑事補償法による補償金額は、無罪の裁判またはこれに準ずる裁判を受けた者が未決の抑留もしくは拘禁または自由刑の執行等による身体の拘束を受けていた場合については、」こうあるのですが、この字句について区分がなかなかむずかしいので、一応国語……

第96回国会 法務委員会 第27号(1982/08/06、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 御質問いたします。  昼間の不在者に対しまして送達の手続を新しく設けるということに当たって、就業場所へ送達をするときにどういう方法をお考えになったか、こういう点について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 その手だてについていろいろと御検討があったわけですけれども、具体的に問題点になるというのはどういうふうなことが多く問題になったかということを……。
【次の発言】 この問題で、最近はIBMの問題、刑事事件ですけれども、そういうのがありまして、とみに外国の問題、違いとかあるいはその問題点がいろいろ指摘されたりすることがあるわけですけれども、諸外国のこういう制度についての対応……

第96回国会 法務委員会 第30号(1982/08/19、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 まず、大臣に伺いますが、けさほど稲葉さんもお伺いしておったわけですけれども、新聞によりますと、法務大臣が来月、九月十八日から十月二日まで、法務省刑事局の担当の方々四人と、「西独、スイス、スウェーデン、フランスの四カ国を回る。西独など三カ国では、保安処分施設や、制度の効果などを調べるとともに、フランスでは制度新設の検討を始めた背景や世論の動向をつかむ狙いだ。今回の視察は、処分内容を最終的に煮詰めるため、法相自身が判断材料を得ることに主眼を置いている。同時に歴代法相の中で初めて保安処分問題の海外視察をすることによって、制度新設への意欲を印象付ける意味合いも込めている。」「法務省は、保安……

第98回国会 法務委員会 第2号(1983/02/23、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私も、法務大臣の所信表明に基づきまして今後の法務行政、当委員会で扱う問題等に考えをいたしながら御質問したいと思います。  先ほど横山先生の御質問の中で金大中に関する御質問があったわけですけれども、大臣がいまこの問題に決着つけたい、こういう御意見をお述べになったわけですが、原状回復という問題と、それからこの問題に対する政治決着と政府が決めておる問題に対して、これを御破算にして、改めて正式のいままで問題になったことすべてについて決着をしようというお考えなんですか、どうなんですか。
【次の発言】 金大中さんがアメリカで述べていらっしゃる中には、日本政府の問い合わせに答える意味で日本へ一た……

第98回国会 法務委員会 第4号(1983/03/22、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私は、職員定員法に絡みまして二、三の質問をいたしますが、簡裁の事務移転の問題と、一番主力を家庭裁判所の内容について御質問をしたいわけでございます。  そこで、時間がありませんのでもうそのもので伺っていきます。  まず、簡裁の事務移転の問題で資料をもらって少し勉強したわけですけれども、直江津の簡裁事務移転の問題なんですが、八二年、去年じゅうに直江津簡裁の事務を高田簡裁へ全面移転したいということで、その理由として、庁舎の老朽化(昭和二十七年に建築)、これに伴う予算を上申したが、東京高・地・簡裁の庁舎新築中のため予算がとれないこと、直江津と高田は同じ市内にあること、各関係官庁、市町村の了……

第98回国会 法務委員会 第6号(1983/04/12、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 先ほど大臣からこの法律案の趣旨についての御説明がありましたが、この法律案が主として目的にしているところについて、この時点において改正しなければならない理由を端的に御説明いただきたいのです。
【次の発言】 この法案は主としてマンション、中高層分譲共同住宅の管理及び登記を主眼としてできたように思いますが、参考資料の十八ページの中の区分所有建物の棟数からいきますと、約三十二万棟になりますが、専有部分の個数別で見ますと、専有部分の数が二個から九個のもの、小規模な区分所有建物の棟数が二十八万棟、全体の約九〇%弱を占めております。この中には木造の棟割り長屋のようなものがたくさん含まれると思われ……

第98回国会 法務委員会 第10号(1983/05/25、36期、公明党・国民会議)

○沖本委員 私も、レフチェンコ問題に関連いたしまして少し御質問してみたいと思います。  飛び飛びになるかもわかりませんが、新聞紙上によりますと、警察庁など捜査当局は、三月下旬米司法当局の了解を得てレフチェンコ氏自身の事情聴取を終えており、この証言を受けた今回の事情聴取対象者は国会議員を含む八、九人に及ぶと見られる。さらに同部は、この証言でKGBエージェントとされた暗号名ナザールの外務省職員についても事情聴取を進める方針、こういうことが出ておりますし、後藤田官房長官もこの問題で「日本独自の立場で実態を調べ、必要に応じて適切な措置をとる」と政府の立場を表明されているわけですが、警察庁の方がアメリカ……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1967/04/25、31期、公明党)

○沖本分科員 私は、万国博覧会について御質問するようにしておりましたが、午前中阪上分科員が御質問になりまして、重複するところも出てまいりますので、いろいろ変えてみたわけですが、順序が狂ってくるかもわかりません。その点だけ御承知おき願いたいと思います。  午前中に阪上分科員は、自民、社会、民社三党がこの万国博を熱意を持って成功させようと努力している、こうおっしゃっておられたのですが、公明党を抜いておられるわけです。公明党こそ今度の特別国会で政策として明らかにこの問題を取り上げておるわけです。真剣に成功させようと取り組んでおることだけを冒頭に申し上げておきます。  まず、会場の建設計画についてです……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1968/03/13、31期、公明党)

○沖本分科員 私は、限られた時間の中で法務省の出入国管理令を管理法に改正する問題点と、ジャンボジェットの時代に対する東京国際空港の現在の受け入れ態勢、そういう二点についてお伺いしたいと思います。  主査に申し上げますが、極力時間内につとめてやろうと思いますが、はずれましたらよろしくお願いいたします。それから答弁者のほうも、できるだけ、時間がありませんのでお答えのほうは簡潔に願いたいと思います。  入国管理局長さんにお伺いいたしますが、最近の船舶とか航空機、こういうものによる出入国の状況、おもに人員のほらですが、それは三十九年の東京オリンピックのピーク時代、こういうときと現段階と比べてどういうふ……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1968/03/14、31期、公明党)

○沖本分科員 私は、現在ふくそうしている大阪の交通事情並びにもう一点についてお伺いしたいと思うのです。  最近大阪は、都心部への昼間の流入人口が非常に激増しております。これは市内地の人口が市外地に住宅を求める。大阪市のほうも、いわゆる周辺都市と提携して――いまは全く大阪市内は過密の限度に達しておるので、その点で市外地に住宅を求めて、夜間人口を市外へ市外へと運んでいっております。そういう関係で、特にラッシュ時になると、全く東京の事情と変わらないくらいに、昼間人口は周辺の乗りものを利用して市内へ流れてくるわけです。この状況は、現在の東京の状況と同じで、全く殺人的な状況を呈しておるわけですけれども、……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1969/02/25、31期、公明党)

○沖本分科員 法務大臣並びに法務省関係のお方々に、出入国管理業務の内容について御質問したいと思います。  これは前々からいろいろ御質問してきたわけでございますが、最近になりまして、法務省のほうも、出入国管理法という法律もおつくりになっていくという状況になってきたわけですが、これは、別の機会に内容についてはお伺いすることにしまして、現在入国管理業務の中で取り扱われている、特に飛行場の問題、これについてお伺いしたいわけですけれども、現在、羽田あるいは大阪国際空港の伊丹、それから板付、こういう方面の管理業務はどの程度の仕事をやっておって、現在それで足りるのか足りないのか、この点についてお伺いしたいと……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、公明党)

○沖本分科員 総務長官にお伺いいたします。  私は先ほどの八木委員と重複することになるわけですが、八木さんがせんだっての予算委員会の一般の質問で御質問にもなりましたし、そういう点から重なる面もあると思うわけでございますが、同和対策につきまして、わが党からは私初めて質問することになりますので、そういう観点から重複する点につきましても、どうかひとつそういう点を党として明らかにしていきたい、こういう観点に立っておるとお考えになって御答弁いただきたい、こういうふうに考えるわけでございます。  そこで、先ほど八木さんもお触れになりましたけれども、この同和対策特別措置法は長い間の懸案であって、現在四党協議……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1969/02/27、31期、公明党)

○沖本分科員 大臣もいてくださるわけですか。
【次の発言】 まあ休みながら聞いておっていただいてもけっこうなんですが、文化庁長官におもにお伺いして、付属的に大臣から何か御意見を伺えるようでしたら、委員長のほうでお取り計らいいただきたいと思います。  非常に地域的にしぼりまして恐縮なんですが、昭和六十年を目ざして全国の開発計画と総合開発計画というものが政府のほうで立てられた草案の中にあるのですが、東京を中心にして、いろいろな経済、文化、情報、道路、こういうものを集めた一つの網を張ったわけですが、その中で大阪が札幌とか仙台とか広島と同じような、地方行政区域と同じような扱いになっている。こういう点に……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会外務委員会連合審査会 第1号(1970/04/13、32期、公明党)

○沖本委員 私は同僚委員の了解を得まして、時間の都合で法務大臣のみに御質問を集中したいと思います。  私は、主として在日朝鮮人の帰国問題についてお伺いしたいわけでございますが、先般も本会議場におきまして、この問題は日赤の問題にかかっており、向こう側の意見待ちになっている、こういう御答弁があったと思うわけでございますが、もう一度これを詰めてみまして振り返ってみますと、政府は、この帰国問題については、一応日本政府としての帰国に関する業務は終わった、あとは日赤のほうにのみ譲る、こういうことになって、政府は関与しない、こういう形で日赤だけで進められておるわけでございますが、そこでお伺いしたいわけですが……

第63回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1970/03/17、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、主として同和対策特別措置法に関連して、法務行政に関係のある問題について御質問したいと思います。  まず、昨年の暮れにこの同和対策特別措置法が施行されました。しかし、これはまだ施行されたということになっただけで具体的な同和対策に対する行政というものが重点的に行なわれていない、こういううらみが多分にあるわけでございます。  そこで、法務大臣にお伺いしたいわけでございますが、この同和対策の基本的な精神になるわけでございますが、差別問題についてはどうしても人権ということがからんでくるわけでございます。ところが、この同和対策特別措置法に関連して長期計画というものを各省がお立てになった……

第63回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1970/03/18、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、きょうは主として執行官の問題につきまして御質問したいと思います。  いろいろ執行官についての記録を拾ってみますと、毎回のようにこの執行官の問題が取り上げられて、論議を呼んでいるという点を見受けるわけでございます。ということは、依然として執行官の業務の中に明朗なものがない、すっきりしたものがないために、執行官問題が絶えず紛争を起こしている。こういうことで、一番問題は裁判とその執行、こういう関係にあるわけですから、どうしてもこの問題ははずせないわけですけれども、裁判はあくまでも公正に行なわれて、厳粛なものとして国民からは受け取られておるわけですけれども、それが一歩、法の執行、執……

第63回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1970/03/11、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、国鉄の大阪城東貨物線の電化問題と阪和線の高架問題、それから私鉄の南海電車の高架問題あるいは私鉄の立体交差等の問題について御質問をしていきたいと思います。  まず、国鉄の外環状線なんですが、地元のほうは、この城東貨物線の電化、客車化について、過去昭和二十七年から、何とかこれを早急にやっていただきたい、こういうことで陳情を重ね、いろいろとお願いしてきておるわけでございますが、いまだに実現に至らない。一部永和と蛇草の間を立体交差のために上げていただいたわけですけれども、これもいつになったらこれが同じ程度のものになってくるのか、将来についての見通しが全然立たないわけです。こういうこ……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1970/03/16、32期、公明党)

○沖本分科員 私は火災事故につきまして、それから消防艇の問題についてお伺いしたいと思います。  最近火災事故はだんだんふえてきておりますが、特にプロパンで事故がたくさん発生しております。いわゆるガス漏れがあって、それで一度に爆発して火災を起こした。それが人身事故に多く結びついておる。こういうことをよく新聞紙上でも見受けますし、最近もマンションで事故がありましたし、ホテルでも大きな事故があった。こういうことがあるわけですが、この問題につきまして、現在のところ自治省あるいは消防庁としてはどういうふうな対策を講じられておるか、それからお伺いしたいと思います。

第65回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1971/02/22、32期、公明党)

○沖本分科員 私は主として同和対策特別措置法に関連する問題を主体としてお伺いしたいと思います。  まずこの特別措置法は十年の時限立法で、できてからもう約三年近くなります。これができますときには、明治四年八月の太政官布告で解放令が出て以来の大きな差別問題を解決する糸口であり、広い意味で大きな問題としてこれが政府で取り上げられて、与野党一致してこの法律ができたわけです。しかし法律ができて、政府のやり方を見ておりますと、法律さえつくったらいいのじゃないか、こういうふうにしか見えないわけです。これは全体としていえることでございますが、結局中身が十分伴ってこない。そうすると、十年の時限立法ですから、だん……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1971/02/23、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、主として同和対策に関しまして御質問したいと思います。  まあ、時間が余りましたら社会教育、特に公民館についてお伺いしたいわけですが、この同和対策特別措置法が施行されましてもう足かけ三年、こういうことになるわけです。そこで、一番大事なことは、同和対策としては、心の問題と物の問題と二つあるわけです。それで、この法律ができますときに、総理大臣も教育の面に関しては、これは一番重要なことだからと、こういう御発言もしていらっしゃるわけでございます。そういうところでこの同和対策特別措置法を受けた文部省としては、現在までどの程度までこの問題を消化していらっしゃるか、その点についてお伺いした……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1971/02/24、32期、公明党)

○沖本分科員 では、総理府総務長官が見えましたので、私は、同和対策の問題につきましてお伺いしたいと思います。  代々の総務長官の中で、山中総務長官がこの問題に一番熱心に取り組んでいらっしゃるんじゃないか、こういうふうに考えるわけでございますけれども、総務長官は、昨年の六月の解放同盟の大会に御出席になりまして、いろいろ部落解放の問題につきまして御発言になっていらっしゃるわけでございます。その前に、この法律が四十四年の七月に制定されて足かけ約三年、こういう経過をたどっておるわけですけれども、一番窓口として総務長官でございますから、まあ率直に申し上げますと、私たちが心配いたしますのは、明治四年の八月……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1971/02/22、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、主として先般建設大臣のほうから御発表になりました交通停滞に対する立体交差五カ年計画というものに関連いたしましてお伺いいたしたいと思います。  この交通停滞は、交通事故とともに慢性化してしまいまして、重大な現在の社会問題である、こう考えていいと思われるわけで、そういう関係からも、特にあなたのほうでこういう五カ年計画をお立てになったんだ、こういうふうに考えておるわけでございますが、それにつきまして、具体的にこの五カ年計画によってどの程度交通停滞、どういう形で将来に向かって解決できるか、こういう点の御構想を先にお伺いしたいと思います。

第65回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1971/02/25、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、主として大阪の外環状線関係を御質問すると申し上げておったのですが、先ほど久保先生の御質問の中にもありましたとおり、成田空港の問題が世間を騒がしておりますし、連日のことでだんだんエキサイトしてきて、これは行く末どうなるのだろう、こういうふうに国民に多大な不安を与えておる。こういうふうな事柄にかんがみまして、冒頭に成田空港について一部御質問したいと思います。  同じような質問になるかもわかりませんが、代執行に対しましてガードマンが出ておりますが、その点について、千葉県がやっていることだけで、大臣のほうでは、そういう内容について御承知はなかったわけでしょうか。

第65回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1971/02/19、32期、公明党)

○沖本分科員 自治大臣がお越しになっていらっしゃいますので、私は、同和対策特別措置法につきまして、持ち時間一ぱい御質問さしていただきたいと思うのです。  この同和対策特別措置法をつくります段階におきましては、大臣は一番この問題はお詳しくて、これを成立させるために非常な御尽力をいただいたお方でございます。そういう関係から、そういうものを特に考えながら、大臣に御質問したいと思いますが、ひるがえりまして、現在の段階からこの問題を考えてみますと、昨年の十二月の七日に部落解放同盟は台東体育館で全国大会を開いて、全国の市長さん方がずいぶんとこの大会に参加された。なぜこういうふうな大がかりなことになったかと……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/02/22、32期、公明党)

○沖本分科員 私は同和対策特別措置法に関連した御質問をしたいと思っておったわけですが、その前に、きのうの新聞によりますと、千葉県で十九日、ソ連の漁船がトロールをやってタコつぼ漁場を荒らした、ブイが数個損害を受けたという記事が出ております。それで、それについて水産試験場の調査船がソ連船にかけ合って、三十分後には操業を停止した、こういうふうに出ておりますが、この記事によりますと千葉県内ではソ連船の操業で地元の漁業が直接損害を受けたのは初めてだ、さらに千葉県は水産庁や外務省を通じてソ連大使館に、地元の漁場を荒らさないように操業をやめてほしいと要望した、こういうふうに記事が出ておりますが、この内容につ……

第67回国会 運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/11/05、32期、公明党)

○沖本委員 井岡先生も翌日現場のほうへお越しになったというお話ですが、私は予算委員会でも申し上げましたとおり、事故当日、その晩に現場へ行きました。まだ救出作業をやっている中を実際に見てきたわけです。そういう観点に立ちましていろいろと御質問してみたいと思います。   〔小峯運輸委員長退席、伊藤交通安全対策特     別委員長着席〕  まず政府側になるわけですが、いままでに新聞紙上でも過去の鉄道事故について相当詳細に報道されております。そういう中から運輸大臣にも申し上げたのですけれども、鉄道事故に対して立ち入り検査をやるとかいろんな特別検査をやっていくとかという御発表があるわけですけれども、そうい……

第68回国会 外務委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号(1972/04/13、32期、公明党)

○沖本委員 私は、本日問題になっております問題につきまして、国民の知る権利はいかにあるべきか、またいかにして守らなければならないか、こういうことにつきまして、憲法の根本に立って総理大臣の所信を伺っていきたいと思うわけであります。  そこでまず第一に、われわれ一番大事にしなければならない憲法の根本精神、こういうものに一度立ち返ってみたい、こういうことで考えていきますときに、日本国憲法の前文を一度読んでみたい、こう思います。  日本国憲法の前文には、「日本国民は、正常に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のも……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1972/03/21、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、時間をちょうだいいたしまして、同和問題につきまして、大臣並びに関係の方々にお伺いしたいと思います。  同和対策特別措置法が四十四年七月にできましてから、もう数年になります。しかし、全然進んでいないということではないわけですが、それぞれ毎年予算は組み立てられておるわけですけれども、そういう中にありまして、この同和問題をとらえていく立場から、文部省の果たす役割りというものは、非常に高い役割りを持っていらっしゃる、こういうことになると私は考えるわけでございます。しかし、この特別措置法ができましてから、問題がまたいろいろな方向に分かれていっているということでございます。この法律ので……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1972/03/22、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、この時間は主として同和問題に関しまして総務長官に御質問をしていきたいと思います。  まず総務長官にお伺いいたしますが、去年までは、実態調査をやる、こういうことで、措置法に従って実態調査を進めていくことなんです。きょうまでできるだけ各省のお考えをいろいろ伺ってきました。そういう上からは、昨年は、各省とも、総理府の実態調査を待って、それに従って具体的な方策、政策を立てていく、こういうふうなお答えが非常に多かったわけです。特に自治大臣は、そういう点についてそういうお答えが昨年はあったわけなんですが、見てみますと、各省ともまちまちである。まだ見ていないという方もいらっしゃるわけです……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1972/03/22、32期、公明党)

○沖本分科員 国鉄総裁に主として御質問いたします。  私が運輸委員会並びに当分科会で毎年のようにずっと質問し続けてきておるのですが、この毎年やっている質問がいつ終わるのだろうか、非常にむずかしい気持ちに立っておるわけです。そう申し上げますと、御承知のとおり大阪の外環状線の電化、客車化という問題になるわけなんです。昨年度は磯崎総裁から、総武線が大体めどがついたから、終わり次第大阪のほうに取っかかる、こういう御発言をしていただいたわけなんですけれども、御承知のとおり大阪周辺の交通渋滞というものはたいへんな問題をかかえ込んでおるわけで、その中でこの交通問題、乗客のさばき方というものにこれからの大きな……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1972/03/21、32期、公明党)

○沖本分科員 私は限られた時間の中でちょっと消化しにくいのですが、同和対策につきまして大臣並びに関係者の方にお伺いしたいと思います。  まず、部落解放同盟から出ておる「解放新聞」というのがあるのですが、その中に書いてあることを一応読んでみます。  「部落差別はない、ねてる子を起すようなことをするな、というひとびとは、今日かなりすくなくなったようだが、まだまだ根強く残っている。部落問題についてあるていどの認識と同情をもっている場合でも、そんなに深刻な問題であるとは考えていないひとびとが沢山いる。  しかし、ここに特集した数々の差別の事実は、部落差別の深刻さと悲惨さをひとびとに問いかけその再認識を……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1972/03/24、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、同和対策につきまして大臣並びに関係の方々にお伺いしたいと思います。  同和対策事業特別措置法が四十四年七月にできまして、もう三年有半になるわけです。これは大臣よく御存じでございます。ところがいっこうに遅々として内容が進まない。そしてだんだんと地方自治体のほうにそのしわ寄せがいって、いま非常な混乱が起きているわけです。この点も大臣がよく御存じだと思うわけでございますが、昨年のやはり分科会で秋田自治大臣にこの問題をお伺いしたところが、いま総理府が実態調査をやっておるので、その実態調査を待って具体的な長期計画を策定して実施に当たっていきたい、こういうふうなお答えがあったわけです。……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1972/03/21、32期、公明党)

○沖本分科員 私は主として同和対策につきましてお伺いしたいと思います。  いま栗山先生が、農民が将来に対して非常な疑惑を持つというお話をなさっておりましたが、より以上に農漁業に携わる同和対策地域の人たちがもう一つひどい疑惑に立っているという点をお考えいただきたいわけです。  それでいま日本の国は沖繩の返還を迎えようとしております。ところが沖繩が悪いというわけではないのですが、沖繩百万県民といわれております。同和対策の人口は約三百万から四百万、こういわれておるわけです。同じように片や沖繩は異国の支配を受けて現在まで戦後二十数年間われわれの手元を離れて苦しんできた。何とかあたたかく、明るく迎えてあ……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1972/03/24、32期、公明党)

○沖本分科員 私は同和問題に対して、大臣並びに関係の御担当者に御質問したいと思います。  私の質問は、ただいま御質問になっていた阿部議員あるいはこれから御質問になる上原議員の御質問にも相通じる問題であると思うわけであります。結局、労働条件の中の差別問題、広い意味の差別問題ということも考えていきますときに、差別をなくするような労働対策が一番最低限の人たちの労働条件を緩和していく、こういうことに相通じるのではないか、こういうふうに考えるわけでございます。そういう点から、時間も限られておりますので、ごく限られた範囲内の御質問にはなると思いますけれども、同和対策特別措置法によりまして総理府のほうで実態……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会商工委員会建設委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/07、33期、公明党)

○沖本委員 私の与えられた時間二十分で、二十分の中に入っていると思うのですが、時間がありませんから、二問ほどお伺いしたいと思います。  それですでに各委員からいろんな形で御質問はしてきておるわけですけれども、国鉄の赤字路線でいろんな考え方なりが発表されたり要求されたり、こういう中にあるわけです。赤字路線を赤字にかかわらず新しくつくっていく、こういうふうなお考えをお述べになったという点、国鉄総裁がそういうことをおっしゃったということを私たちは新聞紙上でも読んでおりますし、その御発言になった方向というのは、日本列島改造論と関係があるんじゃないかという御質問も出ております。大体、赤字路線という内容は……

第71回国会 法務委員会刑法改正に関する小委員会 第2号(1973/07/13、33期、公明党)

○沖本議員 私の勉強したところでは、日本国憲法は個人の尊厳と人権の平等を基本権利として、その合理的説明のつかない差別行為は立法の面であれ、成立したあとの法の適用の場面であれ憲法は法のもとの平等に反するものと、こういうふうにしておると解釈すべきであります。ですから、いわゆる民法においてはすでに家の観念からの制度というものを平等の面から反しておるということで廃止されたわけであり、刑法の面では前の忠に関する面から廃止された、こう解釈していきますと、これは少数意見のほうが正しいのである。私はそういうふうに解釈いたします。
【次の発言】 私のほうの法律案を提案した一つの考え方といたしまして、いろいろな方……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1973/03/02、33期、公明党)

○沖本分科員 私は、主といたしまして大阪の城東貨物線建設促進に関しまして御質問したいと思います。  分科会であり、地域的な問題ということになりますけれども、これは地域的ということよりも、現在過密化している都市交通の問題、こういう観点でとらえていきたい、こう考えておるわけでございます。歴年この問題についてずっと御質問してきておるわけですが、いたずらに質問を発するばかりで、形としては何ら解決のめどが出てこない、こういうかっこうになっておるわけでございます。  振り返ってみますと、この城東貨物線を電化あるいは客車化あるいはスラブ化、高架にしていく問題というのは、もう二十年にわたって交渉が続けられてき……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1973/03/08、33期、公明党)

○沖本分科員 いま三谷さんが御質問なさっていたあと、私の順番になったわけでございますが、少しおくれてきましたので、御質問の内容については十分――おしまいのほうしか伺っていないわけですが、まあそのことについてはいまのところ全部伺っていないので、大臣が一番おしまいにお答えになった点だけで、そんなものかなと、こういう感覚でいま伺っておったわけですが、私はやはり同じ同和対策について御質問したいと思います。  まあ暴力云々、いろいろな問題、これについては私もまだ具体的なものを伺っておりませんから、いまの御質問についてどうこうと言うことはまだできないわけで、質問の角度を変えさせていただきますが、同和予算が……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1973/03/06、33期、公明党)

○沖本分科員 私は、主としまして同和関係につきまして、農林大臣並びに関係政府委員に御質問したいと思います。  毎年のように同和関係予算が見積もられてきてはおるわけでございますが、一昨年、総理府のほうで、同和対策事業特別措置法ができてから同和地域の実態調査ということを行なわれたわけですが、それに伴いまして、各省では、この同和対策を具体的に進めていくために、長期財政計画を立てていただく、こういうことになってきておるわけでございますけれども、その内容につきまして、昨年は、ちょうど報告を受けたところで、いろいろ検討するというのが各省のお答えであったわけでございますが、農林省のほうとしては、この実態調査……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1973/03/07、33期、公明党)

○沖本分科員 私は主として同和対策について御質問したいと思います。  幸いに大臣は、同和対策特別措置法が成案の段階にあったとき、また法律をつくったときにも、自民党の代表としていろいろ御心労していただいて、こまかい点までいろいろな点にわたって御検討いただいた、こういうことを私も記憶しておりますし、大臣の御出身の選挙区もまた同じ同和問題をはらんでおる地域でもあるわけでございますから、大臣はこの問題に関しては手にとるようによく御存じではないか、こういう前提を中心にして直接大臣にいろいろお伺いしたい、私はこう考えるわけでございます。  毎年のように要求が出されておりますけれども、言わずもがなでございま……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1974/03/06、33期、公明党)

○沖本分科員 私は、同和対策問題につきまして、問題をしぼって御質問したいと思います。  今年度の予算書の概要から見ますと、相当増額されたように見えるわけですけれども、この法律ができました根本は、全党一致でこの同和問題を解決すると、こういうことになっておるわけでございます。そして、前期を終わって、あと後期に移る、こういうことになってきているわけですけれども、長官は同和問題に対してどういう御認識を持っていらっしゃるか、伺いたいと思います。
【次の発言】 同和問題という課題でとらえていくと、いろんな御意見が出てくるわけです。そこで、この特別措置法をつくりますとき、私も参画しておったわけでございますが……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1974/03/08、33期、公明党)

○沖本分科員 私は地域的な問題にとどまるようなお話になりますが、非常に経済事情いろんなものが切迫してきておって、総需要抑制、こういう政府の方針というようなものがありますけれども、どうしても地域住民のためにやらねばならないこともそういう中からあるわけです。そういう観点に立ちましていろいろ御質問したいと思うわけですが、私の質問は主として国鉄に関する、おもに大阪でございますが、それといわゆる交通渋滞に関する立体交差五カ年計画というものに関連したものと二つを御質問したいと思います。  まず順序といたしまして立体交差五カ年計画で建設省のほうへ先に御質問して、お答えが終われば帰っていただきたい、こういうふ……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1974/03/05、33期、公明党)

○沖本分科員 私は、同和対策特別措置法につきまして、許される時間、御質問をしたいと存じます。  まず、大臣は北海道御出身で、在来からこの問題にはあまりお厚くないと思うのですけれども、そういう意味合いを含めてお伺いいたしますが、この法律ができまして、十年の町限立法ですから、半分たったわけです。あと残された五年で法律の持つところの目的を果たさなければならない、こういう時点に来ておるわけでございます。この法律ができましたときは、これは全会一致、当時の佐藤総理もずいぶん力を入れてこの法律の成立を見たわけですけれども、そのときは差別とはいわゆる心の中の問題であって、現在差別なんかないんだ、ただまあ程度の……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1975/02/24、33期、公明党)

○沖本分科員 私も野間さんと同じように、同和に関して問題点をしぼって長官にお伺いしたいと思います。  総理府の方でまとめられました「同和対策の現況」という中の「同和対策事業特別措置法の制定と同和対策長期計画の策定」この中に述べられておるわけですが、「昭和四十年八月、同和対策審議会の答申が行われると政府は、その趣旨にそって同和対策の推進を図るため、具体的施策の検討に入った。民間においても、この答申を一つの契機として同和問題の認識が高まり、部落解放同盟、全日本同和会等を中心として、同答申の完全実施についての要求が、広範な層の支持を得つつ強まっていった。同時に、国会においても、同和対策に関する論議が……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1975/02/27、33期、公明党)

○沖本分科員 大出さん、退席されたのですが、大出さんの発言の中に、おれは関東生まれだから物わかりがいいのだ――そのほかは皆物わかりか悪いみたいに聞こえるのですが、私は関西で、非常に物わかりの悪いお話をするかもわかりませんが、毎年やっているので総裁もよく御存じだと思うのです。大阪の城東貨物線のいわゆる外環状線の建設促進についてということになるわけです。  これはもとから繰り返しますけれども、この問題はもう二十年以上にわたって地元は運動を続けているわけですね。その点はよく御承知だと思うわけです。言うなれば、やる気があるようなかっこうで立体交差のところを一部は高架になさったわけです。それで少し調査費……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/02/24、33期、公明党)

○沖本分科員 私は、最近非常に問題になっております同和問題について大臣にお伺いしたいと思います。細かい問題は抜きにいたしまして、粗々した問題でお伺いしたいと思います。また、この問題大臣非常に頭を痛めていらっしゃる問題じゃないかとも考えられるわけでございます。  そこで、明治四年に太政官布告が出て、それによって制度上の身分差別から解放されたわけだけれども、その後依然として差別問題は解決されていない。  同対審の答申によりますと、抜き書き的に申し上げますが、  戦後のわが国の社会状況はめざましい変化を逐げ、政治制度の民主化が前進したのみでなく、経済の高度成長を基底とする社会、経済、文化の近代化が進……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1975/02/28、33期、公明党)

○沖本分科員 私は、同和問題につきまして御質問したいと思います。  四十四年の七月に同和対策事業に関する特別措置法ができまして、十年の時限立法ですから五十三年が最終年度になっていくわけです。措置法の中では、長期計画を立てて対策をしていくということでスタートしたわけですけれども、その中に、前期と後期五年ずつに分けて実態調査をしながら、後期の五年間では前期の方を見ながら検討を加えておくれた部門に対してはこれを直していくということが言われているわけです。  そういうところで先日も総理府の方へ質問をしていろいろ長官に伺ってみたわけですけれども、それによりますと、今年度の後期の分についての調査はやるとい……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/02/24、33期、公明党)

○沖本分科員 私は、主として同和問題につきまして大臣にお伺いしたいと思います。  同和対策事業特別措置法ができまして、これは十年の時限立法で、五十三年度で十年間が終わるわけです。ことしは五十年度。ことし予算は計上されておるわけですけれども、最近とみにこの同和問題はいろいろと問題視されてきております。  ところで、紛争そのものの内容と通産関係の問題とはいろいろ違いがあるとは思いますけれども、この同和問題ということについて、マスコミの報道によったりあるいは予算委員会のテレビの生中継等を見た国民は、まだよくわからないということがあるわけです。同和対策事業特別措置法にも、国民と国及び地方公共団体が責任……

第77回国会 予算委員会予算審議とその執行に関する調査小委員会 第1号(1976/06/03、33期、公明党)

○沖本小委員 あらかじめ申し上げておきますけれども、大分時間が延びて、私の時間がだんだんなくなって、質問が相当残るようなかっこうになりますので、十分質問できるとは思っておりませんし、その分に関しては、後の理事会なり何なりで、その質問なりわれわれの疑問にしておるところがある程度わかるような形で当委員会で問題点が取り上げられるような形でお考えいただきたいというふうにあらかじめお願いしておきたいと思います。
【次の発言】 それで、まず、けさの新聞に建設大臣のお話が載っておりましたけれども、私たちは、この委員会で結論が出るような形の記事内容になっておりましたので、そういうふうな感じを受けたわけでござい……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第六分科会 第3号(1977/03/14、34期、公明党・国民会議)

○沖本分科員 分科会でございますから、細かい部門に入ることを御了承いただきたいんですが、私は、衆議院に出さしていただいてからほぼ十年近い間、大阪の外環状線についてずっと言い続けてきているわけです。ところが、いまだに実現についての目鼻がついてない。最初は万博のときに外環状線は実現できるということで、第三期長期計画の中に入っておったわけですが、赤字ということが問題になってきてそれがつぶれてしまいまして、その後国鉄の財政問題がひっかかってきて延び延びになっているということでございます。磯崎総裁当時に、首都圏の総武線ができれば外環状線に手をつけるということだったわけですけれども、高井田と蛇草の間を高架……

第85回国会 内閣委員会同和対策に関する小委員会 第1号(1978/10/17、34期、公明党・国民会議)

○沖本小委員 関連。  いまいろいろ御答弁があったのですが、同和対策事業があと切れるわけですね。そういうことの段階で、少なくとも政府が発表した残事業がある。それを消化するにはどのくらいかかるかということがいま焦点なんですね。私たちは、最低五年ということを野党全部が主張しているわけです。総理大臣は、与野党の話が一致すればということを言っているわけです。与党の方は、一年と言う人もいますし、二年と言う人もいますし、三年を言う方もいらっしゃるわけですね。現在の残事業に対して、総理府がまとめた残事業というものの中に、建設省が残事業で報告した数字というものはどれくらいあるのですか。

第87回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1979/02/27、34期、公明党・国民会議)

○沖本分科員 私は、総理府総務長官に、先般予算委員会の一般質問でも御質問申し上げたのですが、同和問題につきまして問題点をしぼってお伺いしたいと思うわけです。何分関連質問で十分だけやっただけでということで、本日も、特別措置法の期限の延長ということにちなみまして、問題点を投げかけるような意味合いで御質問していきたいと思います。  まず、ある同和団体の月刊誌の中に寄稿されておる東洋大学の学長の磯村英一先生の一文があるわけでございます。非常にその示唆するところが多いのでお読みしてみたいと思います。時間の都合でいろいろな点、はしょりますので……。  「国会審議の焦点」というところで、   衆議院の内閣小……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1979/02/28、34期、公明党・国民会議)

○沖本分科員 私は、大阪の外環状線について御質問したいと思います。  大阪では、これは運輸大臣もお耳をかしていただきたいのですけれども、地元では外環状線と言いますけれども、国鉄の方では城東貨物線になっているはずなんですがね。格づけが大分違うわけなんです。城東貨物線ということになりますと、これは戦前にできた土盛りの単線の貨物線であって、広がった大阪市内をこの貨物線が横切って、利用価値はない。これが土盛りになっておって交通遮断をし、市街の発展それから住宅あるいは経済の発展に対して大きな支障を来しておるということは事実なんです。そこで、万博に向かって急遽これを間に合わしてということで、国鉄の第三次長……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号(1980/03/26、35期、公明党・国民会議)

○沖本委員 時間が限られておりますので、十分意を尽くせないかもわかりませんが、私は法務委員会に犯罪被害補償法を提案している提案者でございます。先ほど横山先生のいろいろな御質問、お話の中にも出ておりましたが、法務委員会でこの問題をずっと議論してきた、そういう立場からこの法案に対する御質問をするわけでございます。  まず最初に、警察庁からちょうだいしている「犯罪被害者に対する給付制度の創設について」の御説明の中にも、   通り魔殺人、爆弾事件などの暴力犯罪によって死亡し又は重大な障害を受けた場合、被害者やその遺族は、大きな精神的・経済的打撃を被るが、加害者が無資力であるなどのため、民法上の不法行為……

第91回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1980/03/04、35期、公明党・国民会議)

○沖本分科員 私は限られた時間の中で同和対策特別措置法に関する御質問をしたいと思います。  この措置法は三年の延長が決められて残すところ二年有半であります。この間に政府は残事業を全面的に解消していく、こういうふうに言っておられるわけですけれども、完全解決は、部落差別の実態把握すらいま十分できていないという時点であるわけですし、またいろいろな面から見ますと、差別事件は激増してきておりますし、また労働の方から考えてみましても、失業率は国民平均の約十倍にも達しておる、こういう統計が出ておるわけです。小渕総務長官は、予算委員会の答弁の中で、法は五十六年度末までに一応終わるため、最終年度に処理するために……

第91回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1980/03/06、35期、公明党・国民会議)

○沖本分科員 運輸大臣もいらっしゃいますから、話の中身は聞いておいていただきたいと思うのですが、主として地元めいたことになるのですけれども、これは十年来の問題でございまして、大阪の外環状線について主に質問をしたいと思うのです。  新しく線をつくれというような要求は、いま赤字財政再建計画なり、あるいは人減らしをやって財政を立て直す、あるいは国鉄を健全な経営に持っていく、こういうことで国民がひとしく注視もし、心配もしておる、関係当局は非常にこの問題に真剣に取っ組んでいらっしゃるところでもあるし、最近は、赤字ローカル線についても二年間で答えが出なければ廃止する、こういうふうな方針も打ち出されて、いろ……


36期(1980/06/22〜)

第96回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1982/03/08、36期、公明党・国民会議)

○沖本分科員 いま原子力の廃棄物の御質問でしたが、私は宇宙の廃棄物について――廃棄物のようなことになるわけですが、御質問したいと思います。  五十三年二月二十八日に衆議院の本会議で原子力衛星規制に関する決議が議決され、さらに参議院でも議決されているわけですが、その中身につきましてもう一度おさらいをしてみたいと思います。   去る一月二十四日、カナダ北部にソ連の原子力衛星が落下した事件は、我が国に強い衝撃を与えた。   原子力衛星が今回のように落下し、その結果、人類が放射能汚染の被害を受けることは、あらゆる手段により防止されなければならない。   よって、政府は速やかに関係諸国と協議し、次の措置……

第98回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1983/03/07、36期、公明党・国民会議)

○沖本分科員 私は、同和対策について若干の御質問をしたいと思います。  昨年同和対策の新法ができまして、一年になろうとしているわけでございます。そこで、前の田邉総務長官は、旧法の施行期間内に解決できなかった諸問題に対処するために新法を制定する、新法制定のときにこういう御発言をしているわけですけれども、丹羽新長官は同じようなお考えを継承してこれから事に当たっていかれるのかどうか、まずその辺からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、この新法の第一条に「生活環境の改善、産業の振興、職業の安定、教育の充実、人権擁護活動の強化、社会福祉の増進等」を図るという趣旨のことが定められておるわけですが……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1983/03/05、36期、公明党・国民会議)

○沖本分科員 いまの中野議員のやりとりの中で引き続いたようなことになりますけれども、大臣、先ほど土井さんも国籍法で御質問になっていたわけですけれども、この間私のところへ、ほかの議員のところも手紙が来ていると思うのですけれども、国籍法で母系の方も男女同じようにするということにしてもらうと、日本人の血が濁ってしまう、だから断固反対だと。これは何を言おうと、どういう考えを持とうと自由なのですけれども、そういう考え方を持っている方もいらっしゃるわけなのです。いま中野さんがおっしゃっていたような事柄についても、同じように指紋の問題に関しても言えることは、特に世界人権宣言の三十五周年、そういう年にも当たっ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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