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岡本富夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岡本富夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
263位
委員会発言歴代TOP100(衆)
98位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
374位
委員会出席(無役)歴代TOP500
289位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
505位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
74位
各種会議出席歴代TOP100
70位
各種会議発言歴代TOP250
113位
各種会議出席(無役)歴代TOP50
46位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
93位

31期委員会出席TOP100
67位
31期委員会発言TOP50
49位
31期委員会出席(無役)TOP50
27位
31期委員会発言(非役職)TOP50
39位
32期委員会出席TOP50
19位
32期委員会発言TOP50
16位
32期委員会出席(幹部)TOP10
3位
32期委員会発言(非役職)TOP10
10位
33期委員会出席TOP50
34位
33期委員会発言TOP50
30位
33期委員会出席(無役)TOP50
16位
33期委員会発言(非役職)TOP50
22位
33期各種会議出席TOP10
6位
33期各種会議出席(無役)TOP5
5位
34期委員会出席TOP100
98位
34期委員会出席(幹部)TOP100
92位
34期委員会発言(議会)TOP50
29位
34期各種会議出席TOP25
23位
34期各種会議出席(無役)TOP25
19位
35期各種会議出席(無役)TOP25
23位

このページでは岡本富夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岡本富夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1967/03/24、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほどお話がありましたように、各河川の調査、これを農林省もやっていますし、建設省もやっておりますが、その結果を河川にわたって、幾らもありませんからぜひいただきたい。調査の結果を資料でお願いしたいのです。  もう一つは、公害防止事業団の神戸のゴム工場アパートにつきまして、お差しつかえなければ詳しい資料をいただきたいと思います。
【次の発言】 この次に詳しいのをお願いします。

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1967/03/28、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうは、先般委員会に提出されました公害対策基本法試案要綱につきまして、総理府の方にまず若干御質問をしたいと思います。  総理は、四十九回の臨時国会におきまして「人間尊重は、私の政治の信念であります。人間尊重の社会をつくり上げることは、私の一貫した政治の目標であり、就任以来、これを具体的な政策として裏づけすることにつとめてまいりました。近年、国民所得は増加し、生活水準は著しく向上いたしました。しかし、その反面、たとえば、僻地には、日々の弁当にも事欠く学童があり、都市には、劣悪な居住条件のもと、公害に悩む住民が少なくありません。私は総理として、国民の福祉に責任を負うものであり、……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1967/05/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 運輸省の関係について、最近民間航空の騒音について非常にやかましくいわれております。特に大阪国際空港の騒音の防止並びに安全対策について地元から非常にたくさんの陳情が来ております。特にジェット機が間断なく離着陸したり、あるいはまたその騒音によって住民感情が非常に刺激されておる。こういう問題に対して運輸省はどういう対策を考えていられますか。
【次の発言】 いま予算が三億しか出ていない、こういうような非常に簡単な対策のように考えられますが、全国の学校、すなわち公立学校の航空機によるところの騒音の被害状況を調査しましたところが、この騒音によって被害が千八百九十九件、そのうち航空機につい……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1967/05/17、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に厚生大臣に一言お伺いいたします。  このたび閣議決定されたといわれておる基本法におきまして、その中で、政府は、大気の汚染、水質の汚濁及び騒音にかかる環境上の条件について、それぞれの健康を保護し、生活環境を保全する基準を定めるものとする、こういうようにございます。  そこで、いま私の申し上げたいことは、近年産業公害によるところの被害は顕著で、東大の石崎達教授は、集団検診の結果、東京、横浜、こういうところに住んでおると、五十歳以上に達すると気管支症状または肺機能低下、こういうように人体の健康が非常に急激に衰弱しておる。こういうように発表しておりますけれども、ここでいろいろと……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1967/05/24、31期、公明党)

○岡本(富)委員 厚生大臣に若干、今度の公害対策基本法につきましてお聞きしたいと思います。  すでに閣議決定されまして本国会に提出されようとしておりますところの公害対策基本法のその目的の中に、「経済の健全な発展との調和を図りつつ、」こういうようにございますが、これに対しまして町の声が非難がごうごうとしておる。いろいろな新聞にもたくさん出ておるのを大臣は御存じでしょうか。
【次の発言】 大体法律というものは国民のものでございまして、一部の権力者のものではない。したがって、大多数の者がこうして意見を言うときには、やはり取り入れてしかるべきではないか、こう思うのですが、これに対して厚生大臣は取り入れ……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1967/06/14、31期、公明党)

○岡本(富)議員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま上程されました公害対策基本法案につきまして、その提案理由並びに要旨について簡単に御説明申し上げます。  わが国の産業経済の著しい発展は、人口の都市集中及び都市化を増大し、都市の過密、交通量の激増と生産設備の拡大増設は、住宅難、交通難に加えて、必然的に産業公害発生の規模を増大し、これが国民の健康に重大な被害を与え、一時も看過できない問題となっています。  すなわち、国家のすべての施策は、常に国民大衆の福祉増進をその目的とした手段でなくてはなりませんが、経済の高度成長政策は、産業経済の発展のみにすべてを集中し、国民生活の上に産業公害をおおい……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1967/06/22、31期、公明党)

○岡本(富)委員 ずいぶん審議されましたので、あと要点数点をお尋ねしたいと思います。  その一つは、先ほども話がありましたように、港則法でこの小さな船を取り締まる、こういうお話でありましたが、港則法は、御承知のように船の運航、そういうものを取り締まる従来の法律でありますから、この海水油濁のための取り締まり法にしますと、これは法改正をしなければならぬ。こう思うのですが、それについて運輸大臣の御見解をお願いしたいと思います。
【次の発言】 私がなぜこうして再質問のようなことをするかと申しますれば、二、三日前に神戸の港の中を約二時間余り視察してまいりましたが、大体神戸の港に入っている船のこの適用外に……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1967/07/05、31期、公明党)

○岡本(富)委員 たいへんおそくなりましたが、大事な基本法でありますし、それから、国民はひとしく一この公害対策基本法を制定して、りっぱに国民の健康を守ってもらいたい、こういうような念願のもとに、国民はわれわれの姿を見ておると思いますので、あとわずかな時間、ひとつ政府委員の方もがんばってもらいたいと思います。  そこで、最初にお聞きしたいことは、この公害基本法は、国の公害対策を、全般にわたってその対策を立てるところの基本法であり、また、国民の健康を保持するための基本法である、こういうように考えてよろしいか、これは舘林環境衛生局長に伺いたいと思います。

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1967/07/17、31期、公明党)

○岡本(富)委員 総理に若干お聞きしたいのですがこの、たびの基本法案は、国民の世論が、どうしても公害を防除してみんな快適な生活をしたい、こういう願いでありますので、近年の公害に対する挑戦状であるように思うわけであります。そこで、第八条の中に、環境基準の設定にあたって経済の健全な発展との調和云々というのがありますが、総理は先ほどからも、人間尊重の立場から、国民の健康を犠牲にするような経済発展はあり得ない、こういうように言われておりますけれども、人の健康保持及び生活環境の保全、これが即国民経済の発展である、しからばこの語句は不必要ではないか。そこで、厚生大臣の答弁にありましたのは、たとえば東京都内……

第55回国会 商工委員会 第10号(1967/05/23、31期、公明党)

○岡本(富)委員 大臣、食事をしていないそうですか、じきに終わります、私も食べていませんから……。  最初に資本の自由化、いま日本で各産業も非常に期待しておるような状態でありますけれども、この資本の自由化について、大臣の対策を簡単にわかりやすく説明していただきたい、こう思います。
【次の発言】 いま大臣から総括的なような答えがありましたが、日本の産業は御承知のように九九・四%まで中小企業です。特に大阪ですからよく御存じだと思いますが、この中小企業をかかえたところの現代の日本の国の産業状態ですが、非常に小さな企業が乱立しておる。また過当な競争をしておる。そしてこういうような状態において外国資本が……

第55回国会 商工委員会 第11号(1967/05/24、31期、公明党)

○岡本(富)委員 このたび示されました近促法について、この近促法は、見ますと、三十八年につくられておりますけれども、これが現在の中小企業の実態に即しておるかどうか、これについてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それでは今度は大臣にお聞きしたいのですが、いま逆になりましたが、三十八年ごろの中小企業の姿と現在の姿というものはずいぶん変わっておる。これはもう大臣は大阪でよく御存じだと思います。すなわち昔の中小企業というのは、一つ一つの機械とそれから次に人力、こういうようになっておりましたけれども、現在の中小企業の姿というものは、やはり流れ作業、機械でずっとやっていかなければもう大企業あるいは競……

第55回国会 商工委員会 第20号(1967/06/14、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほどから私の聞かんとするところがだいぶ解明されましたので、時間もありませんから、要点だけをお聞きしたいと思います。  いま倒産関連の保証につきましてお話がありましたが、これについて若干お聞きしたいのですけれども、現在の制度では、その関連の企業が五十万円以上、取引依存度が二〇%、こういうふうに出ておりますけれども、現実の姿を見ますれば、零細企業、要するに加工賃、労務費を提供しておるところの小企業に対して、政府はどういうように考えていらっしゃるのか、これについてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その問題はもう一度あとで聞きますけれども、これはちょっと私の不勉強かもわか……

第55回国会 商工委員会 第22号(1967/06/23、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に大臣にひとつお聞きしたいのですが、いま議題になっております事業団は、中小企業の高度化資金特別会計と指導センターとが合併したものである。そこで今後の運営につきましても、またその効果につきましても、やはりどうしても現在の高度化資金特別会計あるいは指導センター、こういうものの現在までの経過を見てこれから推移していく。こういうように考えますと、三十九年には特別会計が二十億残り、四十年には三十七億残り、四十一年には補正前では約四十億ぐらい残っている、こういうように聞いておりますが、なぜそういうように予算をつけても消化できなかったのか、これについて大臣の答弁をいただきたいと思います……

第55回国会 商工委員会 第26号(1967/07/04、31期、公明党)

○岡本(富)委員 関連質問でございますが、両角鉱山局長に、先般の船舶の油による海水汚濁防止法案のときに、百五十トン以下のタンカーが、石油コンビナートのところへ油の給油に来た場合、これはバラスト水、油のかわりに水を必ず積んでこないと、船がひっくり返って、そこまではこれない。こういうことになりますと、どうしても油の給油においては、そのバラスト水の処理施設がないと、その付近の海水は汚濁してしまう。それについてそのときに、あなたとそれから運輸大臣に説明を求めましたが、両省においてよく相談をして、そして私のほうへ返事をしてもらう、こういうようになっておったのですが、その後何の返事もない。それで通産大臣と……

第55回国会 商工委員会 第31号(1967/07/14、31期、公明党)

○岡本(富)委員 さきの方がいま小規模企業共済法の法案についてのお話がありましたので、私も一緒に、続いて、させていただきます。  重複するところは抜きまして、これを見ますと現在の加入者が一万四千二百七十四人、こうありますけれども、この事業団が、やはり法人になっておりますから、うまく経営できるところの採算ベースと申しますか、加入者がどれだけあれば大体採算ベースに乗るのか。法人であるとすればそれがまず大事でなかろうか、こう思いますが、どうでありましょうか、これは長官に聞きたい。
【次の発言】 これはちょっと聞いたところでは、八年前では大体二万人ぐらいの人が加入すればいけるのではないかというようなこ……

第56回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1967/10/11、31期、公明党)

○岡本(富)委員 いま予算の話がありましたが、先ほど運輸省のほうから説明をいただきました三ページ目の騒音防止対策、これにつきまして、もう一度詳しく説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 この予算を見ますと、先国会の五十五回国会のときに、六月三十日に、澤航空局長が、この騒音の問題については、五カ年で百億ぐらいの予算をつけなければ問題は解決しない、こういうようにはっきり発表しておりますけれども、そのときまた、金丸運輸政務次官は、昨年の四十二年度は三億円で、スズメの涙みたいだ、こういうようにみずからおっしゃっておりましたけれども、この五億七千万円あるいは二千六百万円の基礎ですね。どういうような……

第56回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1967/11/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 本年の十月三日に、近畿圏における指定水域及び水質基準についてということで、政府に答申されておりますけれども、これについて、きょうは時間がありませんから、若干お伺いしたいと思います。博  それで、この水質指定につきまして、これは各所にこれから起こってくることだと思いますので、確かめておきたいと思うのですが、現在の公共用水域の水質の保全に関する法律、あるいはまた工場排水等の規制に関する法律、この二法でもって取り締まっていくと思うのであります。先般、大阪方面の指定をされましたけれども、これについて私のほうで調べたところによりますと、この法で指定するというところが千八十一業種になって……

第56回国会 商工委員会 第1号(1967/08/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 時間があまりありませんので、次の機会にもう少し突っ込んで聞きますけれども一応――特許庁の長官、それから大臣、それから総務部長来ていますか。  四十一年度に起きました特許庁のこの汚職問題について、先回の国会におきましては、全然国民の前に明らかにされておりません。したがいまして、この四十一年度の事件の真相をひとつ聞きたい、こう思うわけであります。
【次の発言】 当時の新聞の報道によると、「汚職新案の特許庁」こういう見出しで、わいろを取ったのが締めて一千二百万、最高一人百五十回やっておる。こういうような四十一年度の、この当初におけるところの特許庁の汚職に対しまして、これをよく検討い……

第57回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1967/12/14、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先般の国会におきまして、すなわち四十二年六月三十日、運輸委員会と公害委員会の連合審査会におきまして、私はいろいろと質問いたしましたが、そのときに、大阪伊丹空港付近に対するところの予算要求の中で二億何がしの予算をつけるようになっております。その内訳に対して答弁してもらいたい、こういうように言っておきましたが、それに対しての説明がまだなかったので、当委員会において明らかにしてもらいたいと思うのです。
【次の発言】 現在もう大体のところ、はっきりしているわけでしょう。それを当委員会で発表していただきたい、こう思うわけです。

第57回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1967/12/22、31期、公明党)

○岡本(富)委員 厚生大臣はお忙しくて、出られるそうですので、関連して……。  イタイイタイ病の問題につきましては、ことしの五月ごろから参議院の矢追さんが取り上げまして、国会でいろいろと発言しておるわけでありますけれども、先般大臣のところへ、この矢追さんと私と社労の大橋さんと三人で、被害者である人たち三人を連れてまいりました。そのときはいろいろと御配慮いただきましたが、いま何と申しましても一番困っておりまするのは、すでに百数名の方がなくなっていらっしゃるし、新患ができておりますし、それから最低五千円から一万五、六千円の治療費が必要なのであります。それについて、大臣に特別にお願いしたいことは、で……

第57回国会 商工委員会 第1号(1967/12/12、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうは富山県の神通川流域に起こりました鉱毒について、若干質問をいたしたいと思います。  すでにいま問題になっておりますところのいわゆるイタイイタイ病、この発生についてまず通産省の鉱山保安局長にお願いしたいと思います。
【次の発言】 厚生省の松尾環境衛生局長、見えておりますか。説明願います。
【次の発言】 先ほど通産省の保安局長さんから話がありましたが、現在ではあまり出ていないけれども、過去には相当出たらしいこの流出についての調査をいま始めておる、こういうお話でありましたが、どういうように過去の分を調査なさっておるのか明快にひとつお答え願いたいと思います。

第57回国会 商工委員会 第7号(1967/12/22、31期、公明党)

○岡本(富)委員 時間が非常にありませんので、数点だけお聞きしたいと思います。  これは実は先国会におきまして少し話をしたのですが、資本の自由化、技術の導入の自由化に伴って企業間の権利意識の普及、これによって最近は非常にアイデア時代となり、各会社においてはどんどん特許に関するところの部門をふやしている。そのために特許、新案、意匠登録あるいは商標等ここ五、六年非常に急増しておる。したがって特許庁においては書類がはち切れんばかりにある。その未処理の書類が七十万件、このままいきますと昭和五十年にはその処理に十三年ぐらいかかる、こういうことを伺っております。特許というものは技術革新にとって非常に大事な……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1968/03/06、31期、公明党)

○岡本(富)委員 ただいま議題となっております公害防止事業団法について、この法のいろいろな面は同僚議員がずいぶん質問されましたので、私は、今度は実際面から若干御質問申し上げます。  最近とみに多発している公害が、国民の健康を阻害している。したがって、この事業団の役割りというものは相当大きなものである、こういうふうに期待するものであります。  そこで、今度の予算を見ますと、当初、予算の要求額が一般会計から二十億、それから利子補給として一億五千万、こういうような要求があった、こう聞いておりますが、常識で考えられないくらい低くなっておる。こういう面について、厚生大臣はどのような努力をされたのか、お答……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1968/03/25、31期、公明党)

○岡本(富)委員 公害防止事業団法の一部改正の法律案につきまして、最後に一言念を押しておきたいと思います。  この件につきましては、先般私が質問いたしましたけれども、その中で、譲渡物件、その譲渡物件の担保率の引き上げ、それから金利の引き下げについて、今後努力をなされることができるかどうか、まず厚生大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 次に、事業団の理事長にお願いします。
【次の発言】 では、質問はこれで終わります。
【次の発言】 私は、水質保全あるいはまた水源の保全の立場から、きょうは林野庁の長官がお見えになっておりませんから、まず農林省の亀長林政部長さんにお尋ねいたしますけれども、国有保安……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1968/04/03、31期、公明党)

○岡本(富)委員 厚生大臣がお急ぎだそうですから、先般ちょっと聞くのをおくれておったのを、一点だけお聞きしたいと思います。  それは、この間、イタイイタイ病の中間報告があり、それから厚生省の最終結論がもう少ししたら出る。その前に、新聞に出ました報告が出ましたが、それはまだ結論でないから、はっきりしたものを出す、こういうことを言明されておりましたけれども、通産省に横やりを入れられないように、またそういうものには左右されない、はっきりした結論を出しますと、こういうように言明されましたが、大体中間においては、イタイイタイ病の原因はカドミウムによるのだ、今度のその原因は、主犯としては神岡鉱業所である、……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1968/04/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうは、公害の二法案が出る前に、来週は大体その問題でとられると思いますので、いままで懸案になっておりますものを全部片づけてしまいたいと思うのです。したがって、要点をはっきりと答えていただきたいと思います。  最初に、この前の委員会でお尋ねしました新幹線の問題でありますが、今度の騒音防止法から新幹線の騒音対策が抜かれておる。それはどういうわけか、もう一度はっきりとお答え願いたいと思うのです。これは厚生省から……。
【次の発言】 きのうのお話では、工業立地適正化法は見送る、こういうように新幹線の騒音問題も抜く、振動問題も抜いてしまう、こういうことになりますと、今度出てくるところ……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1968/05/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 重要法案に入る前に、緊急といたしまして、イタイイタイ病の質問をいたしたいと思います。  最初に厚生省にお聞きしますけれども、五月八日に発表されました中で公害と認定なさったというわけで、住民もまた一般の方も、今度の厚生大臣のこの勇断を非常に喜んでおりますけれども、この中で、対照地域として調査した他の水系及びその流域ではカドミウムによる環境汚染や本病の発生は認められなかった。したがって、神通川のみにその病気が発生しておる。対照河川の河水あるいはまたその流域の水田の土壌中に存在するカドミウムというものは非常に少なくて、自然界はこれとあまり大差がないというように出ておりますが、こう解……

第58回国会 商工委員会 第3号(1968/02/28、31期、公明党)

○岡本(富)委員 このイタイイタイ病につきましては、先国会も当委員会で私が質問いたしましたので、時間の関係で簡単に質問いたしますから、率直にお答え願いたいと思います。  それで、昨年末には緊急に厚生大臣から見舞い金あるいはいろいろな名目で患者に対していろいろ救済をいただいたことを非常に敬意を表するものでありますけれども、ただいまこの新聞の報道を見ますと、科学技術庁ですか、これが六百万円の研究費を出して、厚生省と通産省が研究をやっておる。これにつきましても先ほどおのずから研究目標というものは違うんだというお話がありました。  そこで、厚生省がすでにこのイタイイタイ病の原因はカドミウムによるもので……

第58回国会 商工委員会 第5号(1968/03/05、31期、公明党)

○岡本(富)委員 参考人の方にはおそくまでお食事もなさらずにたいへん御苦労さまですが、もう私一人ですからよろしく……。  大体いろいろとお聞きしたいことは尽きましたので、もう一つお聞きしたいことは、最近、日中貿易、LT貿易についてやかましく言われておりますし、また、政府もそういうような方向に向きたいということを言っておりますけれども、これについていまいろいろお話を伺っておりますと、大体、対米輸出のほうが非常に多かったと思うのです。これについての御見解なり、あるいはまたどうしたらもっと伸びるだろうか、こういうことについて、これは会頭さんにお願いしたいと思いますが……。

第58回国会 商工委員会 第9号(1968/03/19、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほどからもいろいろと課徴金問題について論争がございましたが、この米国の輸入課徴金につきまして、少しこまかい面から申し上げますれば、兵庫県下の輸出産業はほとんど、小さいケミカルシューズや、あるいは播州織物や、三木や小野の金物、あるいは豊岡のかばん、こういうのが対米輸出でありまして、この輸入課徴金について非常に神経をとがらしております。またうわさによると、台湾とか韓国、こういうところが適用除外になる。そうすれば、ますますわが国への影響というものは大きいと思うのです。そこで、これに対して通産省として、アメリカに向かって、この課徴金問題についてどういうように働きかけておるか、あるい……

第58回国会 商工委員会 第12号(1968/03/27、31期、公明党)

○岡本(富)委員 関連して。ただいま近江委員から質問をいたしました東京、大阪、名古屋ですか、この三カ所よりももう少しふやすところの考えはないか。これに対して長官は、管理費が非常に少ないし、出ないし、利益も少ないからこういうことはできない、こういうように私は横で聞いておって聞き取れたわけでありますが、四十二年の損益計算、これについて東京投資育成会社はどれだけの利益を出しておりますか。
【次の発言】 そんなに利益一が出るわけはない。
【次の発言】 大阪投資育成会社の利益は八千七百七十五万円と、こういうように利益が、いま出てないと長官はこういうことでありましたが、経営の状態あるいはまたその投資育成会……

第58回国会 商工委員会 第14号(1968/04/01、31期、公明党)

○岡本(富)委員 このたび発表されました厚生省の研究班の発表につきましては、次の公害委員会で大臣に出席を求めていろいろとやりたいと思います。  そこで、これは先般の予算分科会で、公害基金の設立、これをいまやろうと考えておる、五月、六月ごろにやろうという目途を持っておるんだ、こういう言明がございましたが、現在どういう動きをなさっておるか、この中間報告をまずしていただきたいと思うのであります。これは大臣にひとつお願いしたいと思います。
【次の発言】 この問題はずいぶんやかましく言われまして、そこまで考えてこられるようになったわけですが、ひとつ強力に働きかけていただきたい。聞くところによると、政務次……

第58回国会 商工委員会 第20号(1968/04/17、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私でもうおしまいですから、もうしばらくごしんぼう願います。時間もたいへんおくれましたので、簡単に数点だけお聞きしたいと思います。  きょうの参考人の皆さん方が来てくださって、こういう話はほんとうは通産大臣の椎名さんやあるいは外務大臣の三木さんに聞いてもらったら一番よかったと思う。なぜかならば、ひとつここでお聞きしたいことはアメリカの課徴金問題でございます。この課徴金問題につきまして、私、先般の商工委員会で政府に対していろいろとお聞きしたわけです。と申しますのは、私の住んでいる兵庫県なんですが、ここには神戸のケミカルシューズそれから三木、小野の金物あるいは西脇の織物あるいは豊岡……

第58回国会 商工委員会 第22号(1968/04/23、31期、公明党)

○岡本(富)委員 この日本万国博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に対する法律の一部を改正する法律案につきましては、先般の委員会で同僚の近江委員からしておりますが、私は数点だけお聞きしたいと思いますから、時間もありませんから明瞭にひとつ答えていただきたいと思います。  そこで、この万博については、非常に各国とも注目もしておりますし、また先ほどからも聞いておりまして、非常に総合計画というものは進んでおる、こういうように思いますが、この入場料につきまして現地のほうでは六百円が八百二十円になった、それから三百円のが四百二十円になった、また新聞には八百五十円、こういうようないろいろな説が飛んでお……

第58回国会 商工委員会 第23号(1968/04/24、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に独禁法の番人である山田公取委員長にお聞きしたいと思います。  八幡、富士、この大型の合併をするにつきまして、この認可にあたってどういう面が障害になるか、これについてひとつ明確なるお答えを願いたいと思ます。
【次の発言】 あなたが新聞に報道されている中で、両社が合併するとそこの生産のシェアが三六%近くになる。かつて国会においてあなたが三〇%をこえると警戒ラインである、こういうように発言されたことがありますが、この問題と前に発言された三〇%の警戒ラインとを考えますと、この両社の合併というものはすでにこのシェアにおいてぐあいが悪いという面が一つは出てくるんじゃないでしょうか、……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1968/09/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に、飛行場の騒音対策につきましてお聞きいたしますけれども、いま大阪の伊丹空港の地元のほうで、相当いままでしんぼうしたけれども、やかましくてしかたがない、子供の教育に対する悪影響で非常に困っているという問題で、各自治会が相当決議しておる、こういうことはすでに御存じだと思いますが、それについて、先国会あるいは先々国会で相当要求もいたしまして、また前の梶田さんでしたか、熱心にやっておりました。それについて、結局予算が少ないという結論になったわけです。それで、今度四十四年度の予算は、あなたのほうはどれくらい要求するつもりか、あるいはどういう計画を持っているか、これをひとつ明らかに……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1968/10/11、31期、公明党)

○岡本(富)委員 時間があまりありませんので、率直にお答えいただきたいと思います。  淡路島の洲本市におきまして、工場廃液の中からカドミウムが相当出たというわけで、すでに県のほうからも報告が来ていると思いますけれども、これに対して厚生省はどういうような処置をしたか、これについてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで、こうしたカドニカ電池というのですか、カドミウムを排出すると思われるところのこういう工場に対して、いままで厚生省としてどういう申し入れをしたか、あるいはまたどういう処置をとってきたか。もう一点は、いままで外国にそういう例があるのかないのか、これについてひとつお聞きしたいの……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1968/11/07、31期、公明党)

○岡本(富)委員 大臣が用事があるらしいですから、先に大臣に質問しますけれども、五日付の各紙の報ずるところによると、諏訪湖の公害汚染、すなわち魚介類にカドミウムが相当入っている、こういうことが岡山の小林教授から発表されて、各紙が取り上げております。この問題について、詳しくはあとで関係の政府委員から聞きたいが、先に大臣に、公害対策会議の会長は総理である、これは御承知でありますが、そしてその窓口が厚生省になっておる。そこでこの公害対策会議でこの問題は一応検討していただきたい。一つは現地の新聞あるいはまた住民が非常に不案になっておる。ワカサギを食べてはいけない、こういうわけで、そこの住民は非常にショ……

第59回国会 商工委員会 第1号(1968/08/06、31期、公明党)

○岡本(富)委員 大蔵省の方が何か会議があるそうですから、順番を変えましてお聞きしますけれども、 五十八国会の当委員会において、三月十九日に、中小企業向けの金融問題について、保証協会の件で私が長官に要求し、長官は善処し、また大蔵省ともよく話し合う、こういうことがありましたが、その一つとして、いま現実に中小企業は保証協会に保証をしてもらって金を借りようという場合に、非常に借りられない、その一つの原因としては、保証協会の基金の五十倍以上はあれができない、五十倍が頭打ちである、これをなくさなければならぬということで、兵庫県の場合も五十倍でもうピークになっておるので、あとできなくて困っている。これは長……

第59回国会 商工委員会 第7号(1968/11/16、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に中小企業庁長官に聞きますけれども、昨年の九月以来の金融の引き締めによって、下請である中小企業は、手形サイトが非常に延びたり、あるいはこの年末にあたって金融問題で非常に困る。わが国の九〇%以上の企業は中小企業である。したがって、この中小企業に対してどういうように年末に際して政府は対処するか、それについてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 政府の中小三機関ですか、これが千百六十五億。こういうことでありますけれども、昨年が千六十億、はたして今度の金融引き締めで――八月ごろから、公定歩合の引き下げということで少しは緩和したといわれておりますけれども、これは大企業のほうが緩和……

第60回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1968/12/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 大臣、いま所信表明をされましたが、いままでの公害行政というものは非常に、骨抜きといいますか、しり抜けといいますか、たとえば大気汚染防止法が出ましたけれども、これは東京都の条例よりまだ悪い。こういう原因はどこから出たかといいますと、通産省の横やりでずいぶん後退しておる。こういうような事例がちょいちょいありました。したがって、今後はこの所信表明のように、きちっと、ほんとうに国民の健康を保持するところの公害行政をやっていただけるかどうか、はっきりそれを、ひとつ当委員会で、あらためてもう一ぺん所信表明をしてもらいたいと思います。どうでしょうか。

第60回国会 商工委員会 第1号(1968/12/17、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほどから質疑されております日本合成ゴム株式会社に対する法律の廃止、これについて若干質疑をしたいと思います。  この法律が審議されましたときに附帯決議がついております。「本法による会社の設立並びに運営の経過については、適時国会に報告すること。」こういう附帯決議がついておりますけれども、今度のこの株式の売却について国会にどういう報告をし、またどういう経過を国会に報告したのか。大事な国民の税金をこうしてこの会社に貸し付けて育成したわけでありますが、それについてどういう報告を国会にしたのか、これをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大事な株価の決定あるいはまた株式の処分につきま……

第60回国会 商工委員会 第3号(1968/12/20、31期、公明党)

○岡本(富)委員 時間があまりありませんから、簡単に率直にひとつお答え願いたいと思います。  経企庁長官に今度新しくなられました菅野さんは、前、通産大臣をしておられましたから、通産行政についても非常によく御存じだと思いますので、特に国民の立場から、国民感情を中心にして計画を立てていくことが経企庁じゃなかろうか。したがって、いま国民が何を一番願っておるか、それは物価問題であります。至るところで物価が高い。もう将来どういうようになるかというので非常に不安でありますし、物価を上げる措置を考えずにひとつ下げるほうに力を入れていただく。こういうわけで、きょうは一つ二つ提案をしまして御意見を伺いたい、こう……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1969/02/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私は最初に、救済法案並びに紛争処理法案につきまして、公害基本法ができましてからもう相当になっておる、早くこの実施法をつくるということを、先国会、先々国会でも盛んに厚生大臣も言い、また国民の皆さんの要望でありましたが、聞くところによりますと、いま法制局に入っているのだというけれども……。そうして救済の法案が非常におくれた、その理由をまず聞きたいと思います。これは厚生大臣に聞こうと思っておりましたが、政務次官にひとつ……。
【次の発言】 非常におくれた理由、なぜかならば、四日市のぜんそくで非常に困っている人たち、あるいはまたイタイイタイ病、こうした人たちが待ちかねておるのです。い……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1969/04/02、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私は、持ち時間の間にきょうは三点について質問いたしますけれども、最初に、この公害対策基本法の中に、悪臭がやはり公害の中に入っておりますけれども、この悪臭については、四十八国会からずっと換算しまして、わずか八回しか審議されておらない。現在この悪臭問題が、苦情が非常に多くて、人の健康を保持する上から非常に重大な問題になっております。したがって、まず最初に悪臭問題を取り上げまして御質問をします。  そこで、先月の十三日午前一時三十五分、千葉県の市原市における出光興産の千葉製油所で起こった事件でありますけれども、高オクタン価ガソリンを精製する装置につきまして、硫化水素ガスが噴出して、……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1969/04/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 大臣がお見えになるまで、これは前の質問の残りでございますけれども、茨城県の東海村の日本原子力発電所で起きた下請作業員が放射能で汚染したまま町を毎日、数日歩き回った、こういう事件が報道されておりますけれども、この安全管理は十分であったのかどうか。あるいは、当局の管理法をひとつはっきり明らかにしてもらいたいと思うのですがどうでしょうか。
【次の発言】 特に部外者、下請、ペンキ塗りに入ったわけでありますけれども、この入った人たちは全然そういうことはわからない。そうして下着を返してこない。そういうところから今度は大騒ぎをすることになったのですが、その下着はどこへやったんですか。

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1969/05/09、31期、公明党)

○岡本(富)委員 話は先般当委員会におきまして、また本会議におきましても、質問いたしましたが、この紛争処理法案の第五十条で、「防衛施設周辺の整備等に関する法律第二条第二項に規定する防衛施設に係る公害対策基本法第二十一条第一項に規定する事項に関しては、別に法律で定めるところによる。」、こういうように今度の紛争処理法案では除いておりますので、床次長官が来られるまで、防衛庁に対してお聞きいたしますけれども、現在防衛庁が出しておりますところの基地公害の救済措置で完全であるかどうか。その例をあとで申し上げますけれども、この問題について、防衛庁では現在どういうように考えておるか、これをひとつお聞きしたいの……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1969/05/16、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうは、先ほどから審議されております水質汚濁防止法案について若干質問いたしますけれども、最初の目的のところが、現行法と今度の改正案と変わっておりますが、国民の健康の保護には産業の発展との調和は必要ない、こういうように考えておられる点は、前より非常に前進のように思いますけれども、これは床次長官に聞くのがあたりまえですけれども、まず経企庁長官に、公害対策会議の一員といたされまして、今度紛争処理法案が出されておりますけれども、紛争処理法案は互譲の精神だ、人体に被害があっても互譲の精神。こっちは国民の健康の保護を一番基調としている、こういうことでございますと、ここに大きなギャップを……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第17号(1969/06/06、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうは、おもに今度の被害の救済に関する特別措置法案について質疑を行ないたいと思います。  最初に、きょう午前中、島本委員も若干触れていらっしゃったのですが、ちょっと私、この法案について納得できないところがありますので聞きたいのですが、第四章の十六条に規定する費用払い出しの機関、民法三十四条によるところの財団法人を設立する。こういうことでございますけれども、この設立につきまして、責任者がだれであるか、それがきょうの午前中もはっきり答えがなかったわけでありますが、その点についてもう一度、大臣からはっきりしたお答えを願いたい思います。

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第20号(1969/06/25、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私は、わずかな時間でありますので、簡単に質問を申し上げますけれども、さきにわが党が基地の公害の総点検を行ないまして、そして非常に基地公害で困っておるということも聞き、また調査いたしました。ところが、その人体被害に対して、現在の防衛庁の特損法では十分ではない、こういうことを各所で調査してまいりました。きょうは一々それを申し上げることはできませんが、それについて今後人体被害の救済についても前向きの検討をするかどうか、まず防衛庁からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 次に経企庁に質問いたしますけれども、今度の水質保全法の一部改正案は、ただ汚濁源の規制の対象を追加しただけである。……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第21号(1969/07/09、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほど来取り上げられております木曽川の今度のアユの死んだ事件につきまして、私も、きょうは時間があまりありませんから、明確にひとつお答え願いたいと存じます。  そこで、先月の十五、十六日、木曽川でアユがたくさん死んだ、大体十万匹、こういうように発表されておりますけれども、直ちに公明党では、副書記長の石田幸四郎さん、それから私どもも参りまして、そして厚生大臣に対して次のことを申し出ました。名古屋市の上水道に影響はないか、早急にその点を調査してもらいたい、あるいはまたその発生源をしっかりと調査してもらいたい、こういうことを申し出て、厚生大臣は、調査の上対策を講ずる、こういうように答……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第22号(1969/07/23、31期、公明党)

○岡本(富)委員 運輸大臣が来るまでに、厚生省関係の質問を終わりたいと思います。  当委員会におきまして、六月二十五日に佐藤総理に対して私が質問した中で、航空機による騒音問題で、人体被害が非常に出ておる。これは私は、ある小学校の五年生の方からつづり方が出ておる、それを読み上げまして、この前質問いたしましたが、それについて、人体被害調査は非常におくれておる、こういうように佐藤総理からも答えがあって、運輸省と厚生省で検討させよう、こういうことになっておりますが、その後とった処置について、まずお聞きいたします。
【次の発言】 政務次官に。この問題につきましては、大阪空港の人体被害について、この前、航……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第23号(1969/08/01、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私は、弗素化合物の公害につきまして、若干質問をしたいと思います。  最近、弗素化合物があちらこちらにその被害を起こしておりまして、こちらの調査によりますと、まず福島県の喜多方市に昭和電工という会社があります。ここは昭和十六年に設立されたわけでございますけれども、そのころは戦時中であったので、たいした生産はなかった、公害はあまり問題にならなかった。ところが、昭和二十五年にこの工場が増設されて以来、農産物の被害が相当出ておる。そして被害者に対して補償が行なわれておる。三十一年まで続いてきたのですが、三十二年にまた団体交渉をして、その農産物の補償問題の解決に当たっておる。ところが三……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第24号(1969/11/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 水産庁にお聞きいたしますけれども、播磨灘に――これは全国的だと思うのでありますけれども、最近いろんな食品、あるいはまた菓子、いろいろなものが全部ポリエチレンの袋で包まれておりますが、この処理が、みんなそのまま捨てるわけです。それが相当海底に沈んでおって――これは御承知のように全然腐敗しないわけで、魚がそのために相当死滅しておるという事実を私現地で、淡路島付近で見てきたわけでありますけれども、これについてどういうような対策をするかについて、若干まず質問したいと思います。
【次の発言】 これは各漁業組合、あるいは船舶の関係でも相当被害が出ておる。要するに普通の船舶ですと、水をあげ……

第61回国会 社会労働委員会 第40号(1969/09/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私は、きょうは主として社会保障の中で、児童手当の実施について若干質問をしたいと思います。  最近若年層が非常に減っておる。聞くところによると、毎年赤ちゃんの数がどんどん減ってくる、こういうことでは将来の国の人口問題にかかわる、まして国の衰亡にかかわることでありますがゆえに、この問題を究明していきますと、物価の上昇と、それから子女育成に非常にたくさんの費用がかかる。そのために子供を産まない、産児制限していく、こういうような状態でありますがゆえに、一日も早くこの児童手当については、国の大きな将来の問題として解決しなければならない、こういうわけで、私ども公明党が非常に要求いたしまし……

第61回国会 商工委員会 第4号(1969/02/28、31期、公明党)

○岡本(富)委員 時間がおそくなりましたから、ひとつ明確にお答え願いたいと思います。  最初に、二十六日にわが党の近江委員がこの大型合併について質問をしておりますので、それについて若干関連して申し上げておきますけれども、食かん用ブリキあるいは鉄道用レール、鋳物用銑鉄、この三種類が独禁法十五条に抵触するという結論を出しておる、こういうように答えておりますけれども、これに対して、今後この大型合併がもしも認められた場合は、そういう製品に対しては、寡占化すなわち独占しないように公正取引委員会のほうでちゃんとそれを処置する方法があるのですかどうですか、これをひとつ委員長から……。

第61回国会 商工委員会 第7号(1969/03/07、31期、公明党)

○岡本(富)委員 いま論議されております法案につきまして、相当意見も出尽くしましたが、私は一歩前進して、こういった日本合成ゴムのような国策会社が今後民間に移行される場合、株券の売り払い、こういうようなときにはどういう注意が必要だ、あるいはどういうように今後やっていくのか、まずこれからひとつお聞きしたいと思うのですが、政務次官、先ほどからだいぶお聞きになったから、ひとつ……。
【次の発言】 後藤局長から、抽象的でなくして、まず一点は国会の議決を得る、あるいはまた株価の決定にはこうする。こういうふうに項目に分けてきちっとひとつ……。
【次の発言】 そういう抽象的でなくして、一、国会の議決を得る。二……

第61回国会 商工委員会 第8号(1969/03/11、31期、公明党)

○岡本(富)委員 いま大体一般論をお話しになりましたので、今度私はこの大型合併について若干不審のある点を国民の前に明らかにしたい、こういうわけです。  今回のこの公正取引委員会の大型合併に対する、富士、八幡に対する内示につきましては、非常に国民が注目しているところでありまして、もしもこれが間違いますと、将来日本の国の公正取引委員会に対するところの国民の不信、これに通ずると思いますので、慎重にやっていただきたい、こう思うのであります。  最初にお聞きしたいのは、レールそれから食かん用ブリキあるいは鋼矢板、あるいはまた特殊銑鉄、こういうものについては問題がある。しかしその他の五品目、これについては……

第61回国会 商工委員会 第12号(1969/03/25、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうおいでくださいました参考人の方、私でしまいですから、もうしばらくごしんぼう願います。  最初に、一昨年織布業あるいは紡績業を中心として、本法の指定業種として構造改善をしておるのですが、それがあまり進捗してない、進捗率が悪いというような面も出ております。その点について、まあお調べになったと思うのですが、今後どういうところを条件を変えなければいかぬ、まあ条件がきびしくて借りたい人が借りられないというような面も出ておりますが、その御意見がございましたらまず最初にお聞かせ願いたいのです。メリヤスのほうから……。
【次の発言】 確かにそうした労働力の問題でお困りだろうと思うのです……

第61回国会 商工委員会 第18号(1969/04/16、31期、公明党)

○岡本(富)委員 通産大臣が何か用事があるらしいですから、協力して、きょうは二十問ばかりあるのですけれども、全部できません。だからこの次に譲るとして、最初通産大臣にお伺いしますけれども、先ほどから中小企業対策については政府の施策に欠陥がずいぶんある、こういうことでいろいろ話がありました。私はこの委員会で先国会からずっと見ているのですけれども、政府のいろいろな対策が後手後手になっていると思うのですね。いまどんどん時代は進むわけですが、それに対して非常に後手になって法案ができて、それがちゃんと施行される時分になったらうんとおくれている。大体経済も周期がありまして、中小企業に対して景気、不景気が及ぶ……

第61回国会 商工委員会 第34号(1969/06/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 参考人の方には、もう私一人でおしまいですから、もうしばらくのごしんぼうを願います。  最初に湯浅さんにお尋ねいたしますけれども、先ほどからも聞いておりまして、弁理士会は二つの条件がいれられなければ反対する、こういうような決議をしたそうでありますが、当委員会におきまして大臣が、この二つの条件はいれない、困難である、こういうような答弁をしておることは御承知でありますが、これに対して、ではそれであれば絶対に反対である、こういうようにおっしゃるのか。  もう一点は、発明団体から弁理士のアンケートをとった、そういうように伺っておりますけれども、弁理士会ではなぜ自身でアンケートをとらなか……

第61回国会 商工委員会 第38号(1969/07/02、31期、公明党)

○岡本(富)委員 特許法改正に対する質問について、最初に二点ほど確かめておきたいことがございます。  それは早期公開が行なわれると、当然外部に全部公表されることになりますが、国内の場合は何かそれを権利を保護するというようなことができるというのでありますが、これは完全ではありませんけれども、まだ特許になっていない場合に、外国、特に低開発国がこの権利侵害をした場合、これはどういうような制裁があるのか、これをひとつ長官からお伺いしたいのです。
【次の発言】 そうすると、早期公開をするということは、これはわが国にとって非常に不利益であるというように考えられるわけでありますが、それが一点と、それからもう……

第61回国会 商工委員会 第42号(1969/07/22、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に通産大臣に、ガス供給事業が公益事業であるという立場からお聞きいたしますけれども、四十三年度末都市ガスの普及率を調べますと、全国でまだ五五・一%、供給区域内の普及が非常におくれておる。二十九年にガス事業法が制定されたときに附帯決議がつけられておりますけれども、この附帯決議には「従来のガス事業者の営業方針は、普及率の向上よりも、需要家当り使用量の増加を重点としているが、今後は普及率の向上を重点とする様業者を指導監督すること。」また「従来のガス事業者中、ガス使用申込の場合、ガス器具の抱合せを条件とし、又は多量使用申込者に限り優先供給する事例あり、かかる選択供給については、その……

第61回国会 商工委員会 第44号(1969/08/01、31期、公明党)

○岡本(富)委員 まず第一点といたしまして、現在までの電気工事におけるところの災害発生の状態はどういうような状態か、これについて提案者にお聞きしたいのです。
【次の発言】 時間があれですから次に進みますけれども、そうした大事な法案についてなぜ政府提案にならなかったのか、なぜ議員立法になったのか、これについてひとつお聞きしたいのです。
【次の発言】 そうした、いつまでも各省庁のなわ張り争い、こういうことは一日も早く解消しなければならぬ、こういうように私は思います。  次に、提案者に、営業所ごとに電気工事士、主任技師を置くわけですが、三年以上の実務を経過した人を理由としておりますけれども、これを裏……

第61回国会 商工委員会 第48号(1969/09/09、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほど御質問がございましたように、この八幡、富士の合併実現について決定的だと、こういうようなニュースが毎日の新聞に出ておりますけれども、これは公正取引委員会、あなたのほうから出たのか、あるいはまた、それでなければこんな具体的な記事が出ない、こういうように思うのですが、そうでないというような御答弁があるかわかりませんが、それならばこの春、「エコノミスト」に、やはりあなたのほうの某委員がしゃべった記事がある。これには非常に具体的なことが書かれておりますが、こういう疑惑を持つ、こういうことは非常に問題だと思うのですが、この点について委員長から……。


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1970/03/20、32期、公明党)

○岡本委員 関連して。理事会でお願いしてありましたが、いま多田委員から経企庁に対して、まず第一点は、指定水域にしている、それはたとえば重金属、メチル水銀、こういうようなものは指定水域にしているのだ、こういうふうなお話がありましたが、カドミウムの場合はどうですか。
【次の発言】 いま多田委員から言われたのは、経済企画庁で水質指定水域にしていないところから相当な事故が起こっておる。たとえば富山県の神通川、あるいはまた阿賀野川、こういうことを言っているわけですが、なぜ水域指定をしなかったか。ずっとおくれている。これが非常におくれているからこういうことになったのじゃないか、こういう話なんですが、神通川……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1970/04/08、32期、公明党)

○岡本委員 総務長官がお昼から何か用事があるということですから、総務長官に対する質問だけを午前中に終わって、そうして午後休憩後また続けていきたいと思います。  いま提示されておりますところの公害紛争処理法案、この処理法案の内容を見ますと、大きく分けますと公害にかかる被害の実態という面と、それから法律的に見た公害問題の特殊性という二つの面があると思うのです。  そこで、公害にかかる被害の実態、この実態面をどういう機関で、あるいはどういうように実態をはっきり浮き彫りにするのか、この機関はどこになるのか、ひとつお聞かせ願いたいと思うのですが、いかがでしょうか。要するに公害紛争処理法案はここにあります……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1970/04/09、32期、公明党)

○岡本委員 きのう、長官が午後から御用事がありましたので、午前中三十分ほどで打ち切りましたが、これから公害紛争処理法案につきまして若干の質疑をいたしたいと思います。  この法案につきましては、先国会におきましても相当論議をいたしまして、きのうも大きな点については長官の御意見あるいは御意思を承りましたけれども、きょうは小さな問題について御質問をします。  公害の被害の態様は千差万別であって、交通事故のように定まった形でない、定型的ということではない。したがって、事象的にかなり処理しにくい原因がたくさんあると思うのです。そこで、訴訟に持っていくと時間がかかる、また費用もかかるということで、公害事件……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1970/04/10、32期、公明党)

○岡本委員 先般の当委員会で、わが党の多田時子委員から、合成洗剤、中性洗剤で非常に川を汚染されて、そのために、多摩川あたりにおきましては、このあわをとるために相当な活性炭というのですか、これを使っている。これは非常に問題があるということを提起をしておきましたのですが、この中性洗剤の問題につきましては、経企庁はどういうようにその後お考えになっておるのか。これをひとつお聞きしたいのです。
【次の発言】 中性洗剤は、非常に毒性があるというようなデータがだいぶ出まして、すでにアメリカあるいはまた西ドイツ、こういうところでは現在のような石油系のものは製造を禁止いたしておる、こういうような文献が出ておりま……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1970/04/15、32期、公明党)

○岡本委員 先回の委員会のときに、少し答弁をいただくのが時間の関係上なかったので、最後に念を三点だけ押しておきたいと思うのです。  そこで、中性洗剤すなわち合成洗済の毒性については再検討していると、こういうようなお話でございました。その後、通産省のほうから説明がありましたが、厚生省の管轄でありますところの食品衛生調査会、この中には、「中性洗剤を野菜、果物類食品等の洗浄に使用することは、洗浄の目的から甚しく逸脱しない」、こういうような一項目があるわけでありまして、したがって、やはり毒性があるということを若干認めているわけでしょう。 その目的から著しく逸脱しないということは、これはこの前もお話しし……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第12号(1970/04/17、32期、公明党)

○岡本委員 水質汚濁につきまして、水質保全の法案がこの間通りましたけれども、そのときに質問すべきであったのですが、この水質の環境基準につきまして若干お聞きしておきたい。  これは、公害基本法に基づくところの環境基準をつくる、こういうことになっておりますが、これはいつできるのですか。もう一度はっきりしてください。
【次の発言】 最初経企庁のほうでは、先ほどもちょっと話がありましたが、環境基準につきましては、流水基準もつくるというような話があった。ところが去年の正月に、水質保全法の改正の中から流水基準が落ちてしまった。これはどういうわけで落ちたのか。この点について……。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1970/05/08、32期、公明党)

○岡本委員 関連して。ただいまの神通川の水銀問題についてのちょっと関連を。  いま、橋本公害課長から川ざらいをあまりしないほうがいいだろうというお話がありましたけれども、私はそうではないと思うのです。なぜかならば、現地を調査しますと、相当な水銀が中の砂の中に、あるいはどろの中に入っておる。そこへ魚が――現在その工場は水銀の出るような、そういう薬品を製造を中止したというけれども、そこに来るところの魚がそれを食べると、やはり将来水俣病のような状態になるんじゃないかということを考えると、やはりこの際、徹底的に対策が必要ではないか、こういうように思うのですが、どうですか。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1970/06/09、32期、公明党)

○岡本委員 私は限られた時間の中で、まず最近非常にやかましくいわれておりますところのカドミウム問題、それから騒音関係、これについて若干質問をいたします。  私ども公明党では、いま公害の実態調査をやっております。すでに十数カ所を回りましたが、その中で富山県の黒部市におけるところのカドミウム公害に対して、さっそく調査団が参りまして、そしてこの被害調査、意識調査を行ないました、それは三十五名の調査員によりまして、日本鉱業の三日市製錬所所在地の付近約農家百九十七世帯、非農家二百四十五世帯、合わせて四百四十二世帯に対して行なったわけでありますけれども、その中で、八六%が被害を訴えておるわけであります。 ……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1970/06/10、32期、公明党)

○岡本委員 持ち時間がお互いに申し合わせにより制限されておりますから、端的にひとつ答えていただきたいと思います。  最初に千種参考人にお願いいたします。先ほどからも種々論議がございましたが、その前に、あなたの陳述の中で、この原因は、因果関係、これは私は問題ないんだ、ただあっせんに乗り出しただけだ、こういうお話の中で、まあその原因はやはりチッソ会社にあるんだ、こういうことでございました。  そこで、先ほどあなたがお引きになりましたように、民法七百九条「故意又ハ過失二因リテ他人ノ権利ヲ侵害シタル者ハ之二因リテ生シタル損害ヲ賠償スル」ものとする、これに当たらないんだと、こういうお話でございましたが、……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第16号(1970/06/11、32期、公明党)

○岡本委員 私は、きのうの参考人あるいはまたおとといの質問の最後の詰めを若干行なって終わりたいと思います。  それにはやはり一つの例を申し上げたほうがよいと思うのであります。四十三年の十一月七日、長野県の諏訪湖、ここにおきまして魚介類が非常に汚染された、こういうように当時岡山大の小林教授から発表がありまして、そして私さっそく園田厚生大臣に対して質問をいたしました。そのときに、経済企画庁で現在水質基準をきめるようにいたしております、また専門家が出向いております。こういうような答弁をいただいたわけでありますが、その後経済企画庁のほうでどういうような調査をなさり、また水質基準をまだおきめになってない……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第18号(1970/08/11、32期、公明党)

○岡本委員 山中総務長官に最初お尋ねいたしますけれども、昨夜十一時のテレビを見ておりますと、参議院の特別委員会で公害の取り締まりについて国は最低の基準をきめ、地方自治体に権限を委譲するという報道がありました。それは、佐藤本部長とも話し合いの上でそういうように発表されたのか、それから、どういう権限を委任されたのか、これをひとつお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 あなたの答弁の中に、公害行政の一元化を考えておる、こういうお話でありましたが、そこで大気汚染防止法を例にとりますと、これは適用除外というのがあるのです。これは二十七条、電気事業法あるいはガス事業法です。これは御承知のように私尼崎のほ……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第19号(1970/09/08、32期、公明党)

○岡本委員 明日、田子の浦の参考人をこの場に来ていただいていろいろと質疑するわけですが、その前に若干政府の考え方を問いただしておく、そういう意味できょうは一般質問に入ったわけでありますので、最初に山中国務大臣にお尋ねいたしますけれども、田子の浦のヘドロの海上投棄、こういうことを知事との間にきめたんだ、こういうことでありましたが、それに対して漁連の皆さん方、要するに漁業者の皆さんは、そうしてもらうと非常に困る。確かに言い分はそうであります。また陸上でつくったところのそういう廃棄物を海上にもってきて海に迷惑をかけるということは、もってのほかだと言っているわけですが、それについての対策をどういうよう……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第20号(1970/09/09、32期、公明党)

○岡本委員 知事さんに質問を集中することになっておりますので……。  先ほどからも聞きましたり、またいままでの報道によりますと、八月十一日知事さんが、山中長官に、出てこい、こういうことでこちらに来られてそうしてきめたのだ、こういうお話でございましたが、そうしますと、それまでの具体策、そうしたものを県のほうでおきめになってそうしてこちらにお出ましになってきめたのか。きょうきめてもらうということですからきめたのだ、こういうお話でございますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 そのときに、知事さんは漁民の方の――外洋投棄すると漁民が非常に困る。御承知のように、きょうのテレビを見ましても、伊予三島……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第21号(1970/10/06、32期、公明党)

○岡本委員 十分で藤井さんが退場されるそうですから、簡単に質問を申し上げます。  そこで、最初に申し上げたいことは、御承知のように公害対策というものは地球の環境管理、こういうようになりまして、国連でも非常に問題になって、一九七二年には三百億ドルの予算を組む、あるいはまたアメリカでは二十五兆円というような予算を組むというようになってまいりまして、わが国のことだけではないということで、御承知と思いますけれども。  そこで、まず藤井さんに一言聞いていただきたいことは、日本鋼管と神奈川県、横浜あるいは川崎とが防止協定を結んだ。それは〇・〇一二という非常にきついものである。こういうような――きついとは仰……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第22号(1970/10/07、32期、公明党)

○岡本委員 最初に、通産大臣おいでになっていますので、先般の商工委員会におきましても、製紙工場の公害、これが田子の浦あるいはまたその他に、先ほどお話がありましたように伊予三島、こういう方面に、ずいぶんいろいろなところに出ているわけですが、漁民が騒ぎ、あるいは被害があってから考える、対策を講じるということでは非常におそい。したがって、通産省のほうでこの製紙工場の総点検をして未然に防いだらどうだということを申し上げたわけでありますが、そのとおりといろ話で、あとはっきりした返事がなかった、わけです。そこで、実は私、伊予三島のヘドロを取って帰りまして、東京都立衛生研究所で試験をした結果、寒川の沖では砒……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第23号(1970/11/12、32期、公明党)

○岡本委員 けさからも論議されましたが、私はカドミウム米の問題について最初に長官に聞きたいのです。  このカドミウムの汚染米につきましては、東京都内に限らず、兵庫県でも播磨のカドミウム米、あるいはまた九州の大分、それから福島県、こういうようにあちらこちらに出ておりますけれども、このたび美濃部知事の、〇・四から一PPMまでの汚染米を全部都で買い上げる、そういう発表に対して、山中長官は、きのう参議院で、それは食管法違反である、こういうようにお答えになっておりますけれども、先ほど聞いておりますと、都と、それから農林省の間で、特別の事情があると認めるときは許可をするというのに近い発言があったと思うので……

第63回国会 商工委員会 第3号(1970/03/06、32期、公明党)

○岡本委員 きょうは、各党の代表質問ということでございますので、非常に大まかな質問になってしまったわけでありますが、この問題については、次の委員会で詳しくまた明らかにしていただきたいと思います。  そこで私、先般中小織物業者の実態をつぶさに調査いたしまして、今度の日米繊維交渉の経過が、あるいはまたその結果がきわめて重大な問題である、このことを痛感いたしましたので、重ねて繊維問題についてお聞きしたいと思います。  そこで、本年の一月の二十三日、マイヤー駐日大使が通産省に宮澤大臣をたずねてきたときに、どういう交渉があったか、あるいはまたそれに対して大臣がどういう答弁をなさったか、ちょっとこれをお聞……

第63回国会 商工委員会 第4号(1970/03/10、32期、公明党)

○岡本委員 その検査につきましての提案でございますけれども、日本海事協会というのがあるのですが、これはこれと違うのですけれども、やはり協会はいろいろ船の検査をする。ところが、最近は大型になりまして、検査の基準がないわけです。だから適当にこれを検査する。こういうことが、今度のぼりばあ丸ですか、ああいうような不幸な結果の一つの原因でなかろうかと、海事協会の支部長さんからそういうような意見をいろいろ伺ったわけであります。したがいまして、一応最初にきめたただそれだけの検査基準ではなくして、どんどん新しくガス器具などはできてくると思うので、そのたびにやはりその検査基準というものを通産省で検討していかなけ……

第63回国会 商工委員会 第7号(1970/03/18、32期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題となりました電気工事業の業務の適正化に関する法律案につきまして、ほとんど審議が尽くされておりますが、最後に二、三点お聞きしたいと思います。  その一つは、こういう陳情がきておるわけであります。これは建築業界からでありますけれども、電気工事は建設工事の一部である。電気工事は建設工事の付帯工事、すなわち建設工事の一部と考えられます。したがって、建設業について全般的に建設業法の適用があるのでありますから、このような工事別登録法は必要はないと考えられる。さらに目下建設業法の改正案が提出され、国会で審議されようとしておる状況の中で、このような一工事部門の登録法の立法は建設業全体の……

第63回国会 商工委員会 第11号(1970/03/25、32期、公明党)

○岡本委員 私は、主として賦払信用保険法について若干質問したいと思います。  現行保険制度が中小企業の設備近代化にどういう貢献をしておるか、これについてお聞かせ願いたいのです。
【次の発言】 これは、中小企業の近代化と機械工業の振興、こうなっておりますから、この機械工業の振興のほうにはどう貢献をしておりますか。
【次の発言】 現行の割賦保険の利用状況、それから割賦保険の機種別利用、これをちょっとお聞きしたいのですが。
【次の発言】 現行割賦保険におけるところの保険事故の発生状況をお聞かせ願いたいのです。これはあなたのほうの資料をいただいたのを見ますと、三十八年、三十九年、四十年、それから四十三……

第63回国会 商工委員会 第13号(1970/03/31、32期、公明党)

○岡本委員 外務省が何か早く行かなければならぬところがあるらしいですから、最初にお聞きしたいと思います。  経済協力、これについて、あなたのほうで予算がついて各国のチェックをやっている、先ほどこういうふうにお話がありましたけれども、どれくらいの予算で、何カ国くらいをチェックしたのか、これをひとつお聞きしたい。――では調べておいてください。  政務次官はかぜをひいて出てこないですね。――それでは、経済協力の中で、民間海外投資の重要性が最近特に高まってきておる。ピアソン報告の中でもこの点を強調しておりますが、現在わが国の海外協力の現状はどのようになっておるのか。また、先進諸国と比較して、その規模は……

第63回国会 商工委員会 第22号(1970/04/23、32期、公明党)

○岡本委員 私は、時間がありませんから、三点ぐらいにしぼって伺います。  最初に、情報化社会の定義づけ、これはいろいろあると思いますけれども、知識のような形のないものをお金に変えるというのが情報化社会、こういうように一つはいわれております。また、コンピューターは知識を加工する機械のようなものだ、こういうようにもいわれております。また、情報を明確化し計量化していくのがコンピューターの役目だ、こういうようにいわれております。したがって、人間本来の持つ能力を活用するのがこれが情報化社会だ、こういうことになります。したがいまして、一番大事なのは人間の教育ではないか。そこで、きょう総理来てくださったから……

第63回国会 商工委員会 第24号(1970/04/27、32期、公明党)

○岡本委員 いま中谷委員から、職業柄、憲法問題でいろいろとお話がありました。私は、今度は実態面からお聞きしたいと思います。  今回のこの改正の目的、これは審査促進になる、こういうようなお話でございましたが、どういう理由で審査促進になるのか。あるいはまた、公開制度になっておりますと、どういうスケジュールのもとに、どういうプログラムで大体いまの滞貨が処理できるのか、これをひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いまのお答えの中からは、これからこの滞貨の状態を解決して、そしてPCTにも加盟していこうというような目的ではないかとも考えるわけであります。そこで、そのスケジュールといいますか、現在約……

第63回国会 商工委員会 第26号(1970/05/06、32期、公明党)

○岡本委員 最初に、このガス爆発事故でおなくなりになった方、あるいはまた傷ついた方々に、きょうの参考人の皆さんに、どうか手厚い対策をしてやっていただきたいことを最初にお願いしておきます。  そこで、もう時間が非常におそくなりましたから、私は重複を避けまするので、どうか明確にお答えを願いたいと思います。  まず大阪市の局長さんに、きょうこの報告書をいただきましたが、第四工区は四名の専任職員が監督していたものである、契約書には何か書類でもって報告するんだというふうに出ておりますが、これは絶えずこの四人の方が交代で行っておったのですか。それから氏名はだれだれですか、この四名は。

第63回国会 商工委員会 第29号(1970/05/12、32期、公明党)

○岡本委員 最初に、この法律の目的は「中小企業の振興に資することを目的とする。」ということでありますが、統一ブランドをつくったからといって、それで輸出の振興に寄与できるのかどうか、その点についてまだほかにどういうことがあるのか、これをひとつ局長からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで、この本法の関連するところの予算を一応聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 いままで、補助率五〇%、あるいはまた展示会の補助率七五%、あるいは外国登録費の補助金、こういうふうにあなたのほうで出しておりますけれども、こういう要求がありますか。あるいはまた四業種は何の業種を考えておるのか、どういう要求……

第63回国会 商工委員会 第31号(1970/06/11、32期、公明党)

○岡本委員 おとといの産業公害特別委員会におきまして大臣に質問をしようと思ったのですが、ちょうどどこかに出られていなかったものですから、それに対する詰めだけをきょうはやっていきたいと思います。  一つは、いま中村委員からもお話がありましたように、鉱山保安法についてでございますが、実は富山県の黒部市におけるところのカドミウム公害、これは最近出てきたわけですが、神通川の婦中町におけるところのイタイイタイ病の発見当時、私は厚生省にカドミウムの工場の総点検をしなさい、こういうように約束をさせましてやったわけでありますが、通産省から出てきたところの、総点検するところの工場に対して、この日本鉱業三日市製錬……

第63回国会 商工委員会 第33号(1970/08/20、32期、公明党)

○岡本委員 時間が非常に短いので、大臣に対してちょっと緊急に最初に質問申し上げたいことは、昨日またハイジャックの問題がありました。よど号の乗っ取り事件のあとでまたこうした問題が起こりましたが、御承知のように、日本航空機製造に対して四十三年度はYSnの分として三億円、また四十四年度は二億円、こういうような補助を出しております。またジェット機に対しては、YS分四十二年度一億円、四十四年度一億五千万円、四十五年度は五億円、こういうような補助をしておるわけでありますが、機体の設計について通産大臣としてどういうようにお考えになっておるか、これをひとつお聞きしたいのです。

第63回国会 商工委員会 第35号(1970/09/22、32期、公明党)

○岡本委員 私は、最近に起こりました事例をもって、現在非常にやかましくいわれておるところの公害防止についてお尋ねをいたします。  公害防止協定、これは周知のごとく、国の法令の不備を補完し、また国の立法過程におけるところの産業界の政治的圧力によったところの妥協的な姿で制定された公害施策の不備を、何とかして地方自治体において公害防除のために尽くそうというような観点から、任意的協力の形式をとりつつ当該地区の公害防止協定をつくってきた、こういうような経過から見まして、公害防止については、この公害防止協定というものは、最近はきわめて重要な役割りを果たしておると思うのです。そこで大臣にお聞きしたいのですが……

第63回国会 商工委員会 第36号(1970/10/13、32期、公明党)

○岡本委員 南北問題を解決する上で重要な柱とされているところの発展途上国、これに対するところの先進国の特恵供与、こういうことがいろいろ論議されまして、大体七一年のできるだけ早い時期にそれを実施するということがきまった、こういうことでございますが、大臣はこの問題については非常にお詳しい、こういうことで若干解明をしたいと思います。  そこで、当然ここから起こってくる問題は、わが国の経済に対するところのマイナス面、特に中小企業、こういうものに対しては非常に大きな問題が起こってくると思うのです。  そこでその前に、これとひっかけて一緒に、DAC、すなわち開発援助委員会が先日東京で行なわれて、そのときに……

第63回国会 商工委員会 第37号(1970/10/14、32期、公明党)

○岡本委員 最初に公害問題について御質問いたしますけれども、御承知のように、きのうのテレビを見ますと、アメリカからも、公害問題についてはわが国と提携をし、また資料の交換などをしようというような非常に強い姿勢に変わってきております。したがって、わが国におきましても公害問題にはさらに一段と力を入れなければならぬ、こういうことでありますので、きょうは公害問題を取り上げて若干解明をしていきたいと思います。  そこで、通産省の荘公害局長来ていますね。――昨日の各紙の報ずるところによりますと、東京において、日本電気府中事業場付近から神通川を上回るところの高濃度のカドミウムが出た、こういうように発表されまし……

第63回国会 商工委員会 第38号(1970/11/19、32期、公明党)

○岡本委員 きょうは午前中大臣がいらっしゃるということでありましたが、何か特別な重大な用事があるらしいから、大臣だけに若干質問をいたします。  大臣は、この商品取引問題について、先ほどは非常に御熱心のようなお話でありましたが、そこで、わが党から十一月四日に通産省に申し入れたことがおわかりであろうか。たとえば商品取引所法で定めているところの不当な勧誘の禁止あるいはまた委託勧誘の制限、のみ行為の禁止、こういうものの監督を厳重にすべきである、商取法の中にもちゃんとこういうようにございますけれども、徹底的にメスを入れて、そうして監督をしたのかどうか、これが一点。  次に、取引所と仲買い人との癒着は紛議……

第63回国会 商工委員会 第39号(1970/11/20、32期、公明党)

○岡本委員 午前中の時間が非常に短くなりましたから、明確にお答えを願いたいと思います。  十一月四日に、公明党の商工部会として、通産省並びに大蔵省に申し入れましたように、中小企業向けの年末金融措置に関するところの要望存出したわけでありますが、倒産件数が前年度に比較して二四・八%、負債額が四一・七%増というように、非常に中小企業の倒産が多くなっておる。御承知のように、これは昨年の九月以降十四カ月にわたるところの政府の金融引き締め政策が中小企業にしわ寄せをしてきた。しかも、いよいよ年末を控えて、こうしたところの事業に必要な金が非常に多くなっておる。これを踏んまえたところの申し出てありまして、まず最……

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1970/12/07、32期、公明党)

○岡本委員 私は、いまの労働大臣の……
【次の発言】 私は最初に委員長にお願いしたいのですが、それは御承知のように今度の法案は非常に各法案とも政令事項が多過ぎる。したがって、審議がスムーズにいきますように、一つ一つ事例をあげてやろうと思いましたけれども、したがって、各省の政令に対するところの、どういうようにやるということがまだ調整はされておりません。でも各省の意見というものは出ておるのだということが、山中長官から先ほどもお話がありましたから、各省の政令に対するところの資料をひとつ当委員会に、できればきょうじゅう、できなければあした午前中にでも出していただきたい、こういうように思いますが、委員長……

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1970/12/08、32期、公明党)

○岡本委員 先ほどから同僚の佐藤委員からも討議がありました大気汚染防止法の二十三条の緊急時の措置について、これは緊急のときには勧告、これを命令にしたらどうか。これは一つは、通産省と厚生省の共管になっておりますから、両方とも合意はしておりますか。まずお聞きをしておきたいと思います。
【次の発言】 そこで山中長官にお聞きしたいのですが、この問題は実は私、四十四年の二月十一日、東京のスモッグが四日間続いた。そのときに東京都の知事から勧告をしたけれども、各官庁街あるいはまた企業のほうが、燃料転換あるいはその他の処置を全然とらなかったところがある。ただ、厚生省だけは燃料転換なんかをやったのか、その煙が出……

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1970/12/09、32期、公明党)

○岡本委員 参考人の先生方には、たいへんお忙しいところありがとうございます。  最初に、板橋先生が何か大学の講義があるそうでございますので、先生からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  そこで、先ほど民法学者の立場から、無過失責任についての御高見をいただいたわけでありますが、公害問題は、無過失でないとだめだ、こういうお話でありましたが、それで加害者である企業と被害者である住民の皆さんとの公平の原則というものは相違しないか、これが一点と、それから、こういうことがいま外国の事例にたくさんあるのか、こういう二つの点についてお聞きしたいと思います。

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1970/12/10、32期、公明党)

○岡本委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の四党を代表いたしまして、ただいま議題となっております公害防止事業費事業者負担法案に対する修正案についてその趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    公害防止事業費事業者負担法案に対する修正案   公害防止事業費事業者負担法案の一部を次のように修正する。   第二条第二項第五号中「第一号」を「工場又は事業場の周辺にある住宅の移転の事業その他の事業であって第一号」に、「定める事業」を「定めるもの」に改める。 以上でございます。  次に、本修正案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。  公害防止事業の範囲に、住宅の移転の事……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1971/03/03、32期、公明党)

○岡本委員 私は、去年の年末の公害国会におきまして、十四本というような膨大な法案が出てきまして、わずか一週間余りの非常に短い審議過程において、まだまだ詰めなきゃならぬ問題がずいぶんあったわけでありますので、まず、今度の出てきた十四本の公害関係法令、これによって、各地方自治体はこれから条例をつくろうとしておりますけれども、この条例をつくるについて非常に疑義がある、こういうことで、地方自治体は非常に困っておるということを、私のほうの調査でわかったわけですけれども、それで、大体、みんなというわけにはいきませんが、時間の許せる範囲において詰めておきたいと思います。  それで、きょうは特に大気汚染防止法……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1971/03/09、32期、公明党)【議会役職】

○岡本委員長代理 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時四十八分散会

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1971/03/12、32期、公明党)

○岡本委員 最初に、政府委員の皆さんに言いますけれども、この鹿島の工業地帯というのは、先ほど古寺委員からお話があったように、公害のないりっぱな工業地帯をつくろうというモデルケースだということで、当委員会も重視して、委員長はじめみんなで視察に行ったわけでありますが、私はその前に回って全部見てきたわけです。ですから、おろそかにすれば、結局これからの農村開発の問題、あるいはまたそういったいろいろな開発について大きなそごを来たす。鹿島へ行ってみなさい、鹿島へ行くとこういうふうになっているのだ、これならだいじょうぶだ、こういうように開発を進めている、そういうところから考えると非常に大事な問題なんです。こ……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1971/03/16、32期、公明党)

○岡本委員 参考人の先生には非常にお忙しいところを来ていただきましたが、先生にいろいろとお聞き申し上げたいのは、今度のこの研究班のいろいろな状態ですか、スピードの調査、こういうことを見まして、また伊香保温泉におけるところの姿、これを見ますと、厚生省あるいはいろいろな役人が五十何人も集まった中でやられておりまして、先生方のお話しされる会場のすぐ近所に朝日新聞が入ったというので、非常に隠しマイクなどをさがしたりした異常な中でおやりになったので、先生にこんなことをお聞きするのは私ども非常につらいのでありますけれども、やはり事態は、私どもは再びこういうふうな、中村登子さんのような状態があってはならない……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1971/03/19、32期、公明党)

○岡本委員 最初に一言申し上げたいのですが、要求した大臣あるいはまた局長が、この大事な問題を前に置いて、出てこないということは、まことに遺憾であります。当委員会は、特に公害対策特別委員会でして、最近の公害に対して国民も非常に不安を感じ、またいろいろと住民運動まで起ころうというときにおいて、定例日であるところの今日、こういう重要な問題を審議しようとしておるときに、大臣も出てこない、あるいはまた責任ある局長も出てこない。しかも、これは全部通告をしておったわけです。産業公害特別委員会を非常に軽視しているのではないか、こういうようにも考えられるわけです。  一応いま時間を参議院のほうに調整に行ったとい……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1971/03/26、32期、公明党)

○岡本委員 私は、予算委員会におきまして、本年の二月二日渡部通子委員が質問いたしましたその問題から質問いたしますけれども、特にこの中で次の国を背負うところの幼児、このお子たちの牛乳について、このときに内田厚生大臣は、このBHCについては、農薬の残留が入っているからこういうことが起こってくるのだということで、BHCは今日国内では使っていけないはずになっている、こういうように言っております。 そこで、厚生省の環境衛生局長から四十六年三月四日に通達が出ておりますけれども、この牛乳の残留BHCの毒性は、やはり農薬からくるのであるというようでございますが、これについて使用禁止を現在行なっているのか行なっ……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1971/04/13、32期、公明党)

○岡本委員 最初に、先臨時国会にこの法案を提出することになっておりましたが、できなかった。その理由としていろいろありましたが、それからこの法案が変わった。その中に、変わった理由として、測定器及び技術開発が非常に進んだ、そういうことによって変わったのだというお話がありましたが、まず、それについてもう少し詳しくお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 じゃ私の聞き違いだったか知りませんけれども、先ほど島本君の質問に対して、都道府県知事に権限というよりも市町村に対して権限をというのが変わった、大体大まかに変わったのはそれだけですから、その中で、当初はそういう技術開発あるいは測定器の開発がなかっ……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1971/04/26、32期、公明党)

○岡本委員 これで終わりますが、最後に要請を一つ。  環境庁については、われわれも十分審議して、行政の実をあげるように大いに鞭撻するのにやぶさかではありません。同時に、公害企業からの政治献金はちょうだいしないという強固な態度、それも総理としてこの際発表していただければ、錦上花を添えることになるわけでありますが、私はそれをひとつ強く要請したいのですが、ここで言明できましょうか。
【次の発言】 先国会の公害国会においても、地方自治に権限を委譲するという要求をいたしまして、政府もそういう考えになったわけであります。  そこで、まずこの悪臭防止法について、この法案が通りますと問題が起こりますのは、すで……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第12号(1971/04/27、32期、公明党)

○岡本委員 この特定工場における公害防止組織の整備に関する法律案の中から、特定工場以外の要するに公害、一つ事例をあげますと、兵庫県の淡路島の津名町の南の海を約二十七万七千坪埋め立てて、ここに鉄鉱石の基地をつくろうという計画があるわけですけれども、その計画を見ますと、輸入した鉄鉱石をここに置いて、それから各工場に送ろうという計画なんです。 これで一番心配なのは、こういった鉄鉱石をここに野積みをして置かれた場合、季節風、あるいはまた海のそばですから、ここは非常に風のきついところですが、そうした粉じんが町にどんどん入ってくる、こういうことで、現地の人も心配しておるわけですが、この公害対策を管理すると……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1971/04/28、32期、公明党)

○岡本委員 通産大臣が外遊中ですから、大蔵大臣が臨時通産大臣ということですので、二点だけお聞きしておきたいと思います。  一点は、この公害防止組織の管理者法案が通ったからといって、これが制定されたからといって、実務担当者だけに責任を転嫁するのではなくして、事業者自体、たとえば大企業ですと社長が総責任者であるわけですから、そういった公害防止に対するところの総責任を持つように指導監督を十分にしてもらいたいと思うのですが、その点について……。
【次の発言】 もう一点は、これは昨日私が質問したのですが、もう少し要領が得なかったので、これは特定工場以外の事業所、すなわち一つの例を引きましたのは、兵庫県の……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1971/05/07、32期、公明党)【議会役職】

○岡本委員長代理  いない。
【次の発言】 いたのだけど、帰ったそうです。
【次の発言】 わかった。
【次の発言】 厳重に注意しましょう。
【次の発言】 加藤清二君。
【次の発言】 私は、きょうは騒音の対策について質問をしたいと思います。  そこで、公明党で四十四年の十月の一日から十日間、全国一斉に総点検を行ないましたが、その公害の種類の中で騒音、振動、この被害意識の調査の中で、それが全体の四〇・三%、それから騒音、振動の中では、今度は交通騒音が五〇・〇六%、こういうように騒音でもって被害を受けている人たちが非常に多いということを示しておるわけでございますが、そこで私が前国会で内田厚生大臣に、……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1971/05/11、32期、公明党)

○岡本委員 きょうは時間の都合であんまり長く質問はできません。したがって、きょうは一点だけお聞きしたいと思うのですが、それは昨年の年末の公害国会のときに、私が公害病で困っている皆さん方の救済について佐藤総理に質問し、総理としては答えができないというのか、厚生大臣が答えたわけでありますけれども、そのときには厚生大臣は、いま七カ所の指定地域をもっと範囲を広げますとか、あるいはまた救済については今後検討していきます、こういうような答弁があったわけでありますが、その後厚生省でどういうようにその救済対策を練り直しておるのか、これについての答弁をまずいただきたい。

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第16号(1971/05/14、32期、公明党)

○岡本委員 最初に、厚生省と通産省にお聞きします。  きょう厚生大臣に出てもらうように話してあったのですが、出てこない。したがって、公害部長のほうでは、責任ある答弁をしていただきたい。  そこで公害防止事業団法、この第一条に「工場及び事業場が集中し、かつ、これらにおける事業活動に伴う大気の汚染、水質の汚濁等による公害が著しく、又は著しくなるおそれがある地域におけるこれらの公害の防止に必要な業務を行ない、もって生活環境の維持改善及び産業の健全な発展に資することを目的とする。」というようにあります。それから公害防止事業団の業務方法書、この第六条にいろいろ書いてありますけれども、ここで公害防止事業団……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第17号(1971/05/18、32期、公明党)

○岡本委員 まず最初に、セメント公害に対するところの政府の姿勢あるいはまた業者の姿勢というものは、非常に問題であろうと思うんです。  そこで、私ども臼杵のほうの現地を調査してきましたのですが、ここに写真を持ってきておるのですけれども、この風成の地区の人たちがなぜ反対をするかというと、この津久見の小野田セメント、この上へ上がってみますと、町じゅうまっ白、こういうような状態で、公害が起こることを非常に心配しておると思うのです。  先ほどからいろいろな発表がありましたけれども、「産業と公害対策」という本が出ておりまして、この中で中尾さんというセメント協会の専務理事の方が、こういうことを書いております……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第18号(1971/05/21、32期、公明党)

○岡本委員 きょうは、今国会の本委員会の最後の日でございますが、五月十八日各紙が報ずるところによりますと、たばこに農薬汚染がされておる、煙にそっくりDDTが残留しておるというような報道がされておりますけれども、それについて専売公社は、無害説をいっておるというような反論があるだけで、この点がはっきりしない。  そこで、まず私は専売公社に、東京都の衛生研究所の所長さんもきょうは来ていただいておりますけれども、この発表されたデータをお認めになるのか、またどういうわけで無害なのか、これについてひとつお聞かせを願いたい。
【次の発言】 いまのあなたの説明によると、一日二十本というようなお話でありますけれ……

第65回国会 商工委員会 第5号(1971/03/02、32期、公明党)

○岡本委員 特定電子工業及び特定機械工業振興臨時措置法案を審議するにあたりまして、最初にお聞きしたいことは、この電振法あるいは機振法が三月に一応失効になる、あるいは廃止になるということでありますけれども、この機振法あるいは電振法によりまして、わが国の機械産業が、戦後ある一部においては目ざましいところの発展を遂げてきておりますけれども、しかし、これの指定業種を見ますと、まだまだ伸びてない、まだそのてこ入れをしなければならぬというようにも考えられるわけでありますが、そうした出おくれたところの業種に対してはこのまま捨てていくのか。あるいはまた、この特定電子工業あるいは特定機械工業の法案の中に織り込ま……

第65回国会 商工委員会 第7号(1971/03/05、32期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題となっております法案につきましては、一応質疑を行なったわけでありますが、大臣に対する質疑を残しておりますので、時間があまりありませんが、その範囲内においてお聞きしたいと思います。  そこで、法案の中に目的として、「あわせて国民生活の向上に資することを目的とする。」とあります。ということは、公害防止機器の開発、あるいはまたそういうものを促進するということが、相当ウエートを占めておるのではないか、こういうことで、特に私どもが、この公害問題についておくれておることをいつもつぶさに見ておりますが、その中で低硫黄の開発について、直接脱硫あるいはまた排煙脱硫、こういう技術が非常にお……

第65回国会 商工委員会 第9号(1971/03/10、32期、公明党)

○岡本委員 本論に入る前に通産大臣にお聞きしたいことは、最近の経済状況は、中小企業にとりましては倒産寸前というような状況になっておりまして、金融引き締めといったことによりまして景気が悪くなったというのですか、それで大体中小企業としては、いつごろ何とかこの底のような状態を切り抜けることができるのだろうか、こういう気を持ち、また日々の業務を営んでおるわけであります。通産大臣が、通産業務といたしまして特に中小企業対策を打ち出すためには、そうした景気の状態、変動をよく考えて、施策をされておると思いますので、大体の見通しについてひとつお聞かせ願いたいと思います。

第65回国会 商工委員会 第12号(1971/03/17、32期、公明党)

○岡本委員 私は、特恵関税供与、この法案に入る前に、まずこの特恵関税供与について最初にお聞きしたいことは、わが国は海外援助を相当やっておりますけれども、名国からは非常に評判が悪い。たとえばピアソン報告の、一昭七〇年代の海外援助報告においては、日本は非常にきびしい借款を与えておる、そして結局他の国の犠牲において日本がもうけておるのだ、日本は寄生虫みたいなものである、こういうようなきびしいこともいわれております。アニマルといわれましたが、アニマルは四本足だ、寄生虫になったら足がないんだというような非常にきびしいことをいわれております。  それで政府が、昨年、低開発国に対するところの経済協力に対して……

第65回国会 商工委員会 第14号(1971/03/23、32期、公明党)

○岡本委員 長々と言うと総理はわからぬらしいですから、時間がありませんから端的に……。  この特恵法案を審議しておりますけれども、こうした特恵供与、あるいはまた、ひもつきの経済援助というものをやめよということは、要するに南北問題の解決ということであろうと思います。そこで、先ほども総理が、一九七五年にはGNP一%までの援助をするのだということをお話しになりましたが、これはすでに昨年の五月にパリでそういうように約束していらっしゃると思うのですけれども、この根拠。  それからもう一つは、過去五年間の経済成長、これは名目一七%と他国では見られないくらい成長しているわけでありますが、一九七〇年から七五年……

第65回国会 商工委員会 第17号(1971/04/27、32期、公明党)

○岡本委員 きょう、大臣も、それから政務次官もいないし、局長もいないので、少し残念でありますけれども、貿易研修センターについて少しお聞きをしたいと思います。  この貿易研修センターにおいて造反が起こった、こういうような新聞報道がありますし、また各種の報道もありますが、それによって私、内容を調べたわけでありますけれども、この貿易研修センター法による貿易研修センターがうまくいっているかどうか、これについてまずお聞きしたいと思います。現在通産省で把握している状態をまず説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 今後いろいろ考えていかなければならぬ問題がある、こういうことですけれども、しからば、こ……

第65回国会 商工委員会 第23号(1971/05/21、32期、公明党)

○岡本委員 きょうは本国会の審議の最終日でありますので、この前に、当委員会で審議した分、あるいはその他の面で少しずつ確かめておきたいと思います。  最初に政務次官に。午前中グレープフルーツの問題について同僚の相沢委員から質問があったと思いますけれども、この自由化については、閣議決定もして、また国際的にも発表した。こういうときにおいてなぜ自由化がおくれるのか、これについてもう一ぺん明確にしてもらいたいと思います。
【次の発言】 伝えられるところによると、ミカン議員というのですかね、ミカンの産地の議員が――これもまあ自民党ですよ。要するに与党の議員が相当圧力をかけているということを報道されているわ……

第65回国会 法務委員会 第20号(1971/05/18、32期、公明党)

○岡本委員 私は、野党三党が提案いたしておりますところの事業者等の無過失損害賠償責任に関する法律案並びに政府が出そうとしておるところの無過失賠償責任の問題について、若干ただしてみたいと思います。  〔小澤(太)委員長代理退席、羽田野委員長   理着席〕  そこで最初に、この野党提案の無過失損害賠償責任に関する法律案の提案された理由を提出者から聞きたいと思います。
【次の発言】 まことによくわかりました。  そこで、なるほど日本はいま公害列島だといわれておりますし、それによって起こるところの被害者、これがいまたくさんございます。一万数千人ともいわれておりますし、まだまだ潜在したそうした被害者がい……

第66回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/07/20、32期、公明党)

○岡本委員 最初に環境庁長官に……。  先ほど御決意を承りまして、環境保全あるいは公害対策について相当強い決意を披瀝されたように思いますけれども、これが後退をしないようにしていただきたい。特に、今度の環境庁長官はお医者さんであるということで、被害者の皆さんを救済するについては非常に適切な手を打っていただけるのじゃないかという期待をいたしておりますけれども、先般、長官が四日市においでになったときに、ぜんそくも心の持ち方である――これはおそらく、そういったぜんそくも気力をもってなおすのだから、ひとつしっかり気力をもって病気に負けないようにしなさいというような激励であったと思うのですけれども、それに……

第66回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/07/23、32期、公明党)

○岡本委員 先ほど松本君から羽田空港の騒音問題について話がありましたから、私は大阪国際空港の騒音問題について若干質問したいと思います。  四十二年に航空機騒音防止法ができまして、そのころは大阪国際空港は一日に二百五十回、それが現在では四百六十回、多いときには一分三十七秒に一回というようなすごい発着の姿でありまして、現地の住民の皆さんも非常に困っておる。その抜本対策として、関西新空港をつくろう、こういうような案が出ているわけですけれども、この関西新空港の決定について、いつごろ、大体どういう方面というような審議をほとんど尽くされてきておると思うのですが、その経過についてひとつまず飛行場部長から…………

第66回国会 公害対策特別委員会 第4号(1971/08/10、32期、公明党)

○岡本委員 最初に、弗素によるところの班状歯公害について質問をいたします。  飲料水の中に弗素がまじっておって、そのために幼児あるいはまた成育児童の歯にこういった症状が出ておるということが、一九一六年、米国のブラック及びマッケイという人が初めて発表をしております。また一九二八年、日本でも岡山県でこういった問題が発見されておりますが、最近、兵庫県の宝塚市におきまして、伊能という歯科医師が発見をいたしました。この宝塚市には昔から「はくさり」、歯が腐るというような地名もあるくらいで、子供さんの前歯及び臼歯といった歯に不透明な、光沢のない白墨様の点状、線状、帯状あるいはしま状、こういった不定形な、白く……

第66回国会 公害対策特別委員会 第5号(1971/10/08、32期、公明党)

○岡本委員 関連。いま島本委員から名古屋の新日鉄の工場について質問があったことですけれども、この調査はだれがやったのか、どこからこのことが判明したのか、このことについてひとつ通産省から聞きたい。
【次の発言】 いま島本委員からも指摘がありましたように、この三角池、新四角池、四角池の三つの池があって、そこから排水のパイプが隠されておる、こういう問題について、あなたのほうはおそらく報告を受けたと思うのです。それに対してこれは重大だ、なぜかならば、この三つの池からどういうものが流れておるかというと、フェノール、シアン、砒素、なおその三角池にバキューム車を持っていってどんどんきたないものを流しておる。……

第66回国会 商工委員会 第2号(1971/07/24、32期、公明党)

○岡本委員 大臣に率直にひとつ前向きに所信を明らかにしていただきたい、こういうことでお願いしておきます。  最初に、国際収支が大幅な黒字になった、大体八十億ドルになんなんとするようになってきた、こういうことで、最近、円の切り上げをしなければならぬじゃないかというような圧力が相当かかってきておるわけですけれども、それについて、わが国の輸出が増大したために、円の過小評価、こういうような批判が外国からありますけれども、大臣の考え方、円を非常に過小評価している――要するに何といいますか、どういう説明をしたらよろしいか、円を非常に切り上げなければならぬ、こういう外圧がたくさんあるけれども、それに対する政……

第67回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/11/11、32期、公明党)

○岡本委員 最初に、委員長にお願いがございます。  いま、公害というものは、もうすでに犯罪である、それから後代の人たちの生命、そういうことを考えますと、これは相当力を入れなければならない時期に入っておると思うのです。昨年十四の法律ができたから、これでおしまいだというような考えではならないと思うのです。きょうは時間制限で非常にあれですが、今後もどしどし、この公害については委員会を開いていただいて、政府の姿勢を聞き、あるいは私どもも提案をして、公害を除去し、ひいては環境保全をしなければならぬ、こういうように思いますので、その点よろしくお願いをいたしたいと思います。

第67回国会 公害対策特別委員会 第4号(1971/12/15、32期、公明党)

○岡本委員 時間が相当経過しておりますから、要点のみを申し上げ、また質問いたしますから、簡潔にわかりやすくお答えをいただきたいと思います。  十五世紀から十六世紀にかけて英国では土地の囲い込み運動、こういうようなことが起こりました。これは何かといいますと、小農民、小さな土地を持っている農民が、その生活基盤であるところの土地を追われ転落していった。これは、ちょうどその当時羊毛が非常に価格が高くなった。そのために土地を全部羊毛の羊を飼うところの土地に変えていって、とうとう最後には羊が人間を食ったという話があるわけです。これは昔の話のように聞こえますけれども、ちょうど現在のわが国の姿はそうではないか……

第67回国会 公害対策特別委員会 第6号(1971/12/22、32期、公明党)

○岡本委員 最初に環境庁長官にちょっと確かめておきたいことがございます。  長官は、環境について非常に一生懸命にやっているように見受けられるのです。ところが、これからの自然破壊をやめていく、こういう姿勢も大事でありますけれども、現在起こっているところの要するに環境破壊、公害対策、これが若干抜けておるのではないかというように私は常々考えておるわけであります。やはり公害対策ということが一番大事である。当面いま被害がたくさん出ておるわけですから、これから環境破壊するというのをとめるのも大事ですけれども、対症療法、それもやはり大事である。何かいうと権限はないから、絶えずこういうようなお話をされるわけで……

第67回国会 商工委員会 第2号(1971/11/09、32期、公明党)

○岡本委員 いま中村委員が質問したことに関連して質問をいたしたいと思いますが、法制局、来ておりますね。――法制局の見解として、独禁法二十四条の三の三項に「生産業者等は、第一項に規定する場合であって、技術的理由により当該事業に係る商品の生産数量を制限すること」とありますが、この「当該事業に係る商品」についての解釈をしていただきたいのです。その前にも「商品」というところがありますが、その商品とその原料である粗鋼とは違うのだという解釈がありましたが、しからば「当該事業に係る商品」、これは粗鋼になるのか、この点についてひとつ……。
【次の発言】 そこで、この前の項で、商品でなければ不況カルテルの行為を……

第67回国会 商工委員会 第3号(1971/11/10、32期、公明党)

○岡本委員 最初に、いま審議されておりますこの法律案の題名ですね、国際経済上の調整措置の実施に伴う中小企業に対する臨時措置に関する法律案、こういうようになっておりますが、国際といえば、これは全世界と読めるわけでありますけれども、中を見ますと、アメリカ合衆国だけになるんじゃないか。このどこが国際になるのか。どうも私はこの最初の通産省の考えと申しますか、あるいは中小企業庁の考えから、非常にこの法案の適用範囲というものが縮小されたんではないか、こういうようにも考えられるわけでありますが、その点について、ひとつその経過あるいはまた大臣としてはどういうふうに考えておるか、お聞きしたいと思うのです。

第67回国会 商工委員会 第4号(1971/11/12、32期、公明党)

○岡本委員 おとといに引き続きまして、今回の法案の中から、あるいはまたその関連として中小企業問題についてただしたいと思います。  おととい中小企業庁長官から、ドル・ショックによるところの倒産は、大体三十件ぐらいだというようなお話がございました。これは帝国興信所の調べでありますけれども、これ以外に、ひっかかってこないところの倒産が相当あるのではないか。あるいはまた、これから年末に向かっての中小企業の倒産というものは、非常に増加するのではないか、こういうように考えられるわけであります。特に本法案は、限定されておるように見受けられるわけでありますが、相当幅広くこれは適用しないといけないのではないか、……

第67回国会 商工委員会 第6号(1971/11/17、32期、公明党)

○岡本委員 いま審議されておりますところの中小企業に対する臨時措置の法案に対しまして租税特別措置法、これは大蔵のほうで審議されておると思うのですけれども、やはりこの法案が母体の法案になりまして、そうして租税特別措置ということになると思いますので、ほんとうは連合審査でもやって、この法律ときちっと合っているかということを詰めておきたかったのですが、ここで大蔵省に来ていただいて、そして若干お開巻をしたいと思うのです。  この当法案に対する租税特別措置の概要を簡単にわかりやすくまず説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 第一点の欠損金の、当期に欠損であれば三年振り返って繰り戻し還付ができる、その……

第67回国会 商工委員会 第7号(1971/11/30、32期、公明党)

○岡本委員 大臣の時間もあろうと思いますから、ただいま提出されております法案の審議で私が質疑した残り、それからそれにちょっと関連した問題について、最後にただしておきたいと思います。  そこで、十七日の委員会のときに、大蔵の考え方とそれから通産省のこの法案についての資本金の点について確実なお答えがいただけなかったわけでありますが、この法案に示すところの中小企業者、これは資本金が五千万以下ということになっておりますけれども、大蔵のほうでは一億以下の中小企業者に対しての課税の特例、こういうように少しこの五千万と一億とのギャップがあったわけでして、この点を明確にしておきませんと、地方自治体の知事が認定……

第67回国会 商工委員会 第8号(1971/12/01、32期、公明党)

○岡本委員 ただいまのジュリアナ号の事故についての質問で、汚染した原油の処理といいますか、これはどういうようにしてやるのか。あるいはまた、中和剤でやるのだということですが、現在の手持ちの中和剤で十分これが解消できるのか、こういう点について、まずお聞きしたいと思うのです。一応これは保安庁のほうから……。
【次の発言】 そうしますと、わが国でいま、あまり遠いところはあれでしょうけれども、絶えず備蓄しているところの中和剤、これが現在何ぼぐらいあるのですか。そうしてこれを新潟のこの事故現場に輸送する、これもあまりおそくなったのでは結局何もならないわけですが、緊急に輸送していけるという量、それから必要な……

第67回国会 商工委員会 第9号(1971/12/03、32期、公明党)

○岡本委員 年末になりまして、すでにドル・ショックあるいはいろんな問題で一番これから困るのが中小企業でありますが、まず中小企業の融資対策として、明確にひとつ中小企業庁長官から答えていただきたい。
【次の発言】 大蔵省来てますね――中小企業庁のほうで、当委員会でやかましく言ってこういった予算を計上しましても、結局必要なところに金が出ない、そういう事例がたくさんあるわけです。たとえば、市中銀行ではなかなか借りられない、それに対するこの三機関をつくって、そういうところに融資をして中小企業を守っていくというのでありながら、なかなか現実にはそうではないのですが、それについて大蔵省ではどういう指導をしてお……

第67回国会 商工委員会 第12号(1971/12/10、32期、公明党)

○岡本委員 輸出保険法の一部を改正する法律案につきまして、先日の委員会に引き続いて質問をいたします。  保険の収支の問題点について少しただしておきたいと思うのですけれども、四十五年度の責任額、これを見ますと、四十五年の三月で六兆四千三百八十億ですか、それに対して支払い準備額が二百二十七億。その比率が〇・三五%でありますが、はたしてこれだけの大きな引き受け額に対して準備率が妥当なのかどうか。三十七年あるいは三十八年ごろでは約一%の支払い準備率になっておるのですが、大体これで妥当なのかどうか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 それでは、四十六年あるいはまた来年の収支の見通しはどういうようにつ……

第67回国会 商工委員会 第13号(1971/12/14、32期、公明党)

○岡本委員 十日の当委員会の質疑に引き続いて、大臣に確かめておきたいことだけを残しておりますので、その分について質問をいたします。  わが国の現状としては、やはりどうしても外国から資源を輸入し、そして輸出しなければならぬというような経済体質であろうと思うのですが、今度のアメリカのドル・ショックあるいはアメリカの経済によって左右されるというようなことでは、わが国の経済の基盤というものは非常に脆弱である。そこで、どうしても中国大陸との経済交流が必要であろうと思うのです。  そこで先般、十日に私、中国大陸の産品に対する関税の格差、これをひとつ一日も早くなくすべきである、こういうように要求をいたしたわ……

第68回国会 公害対策特別委員会 第2号(1972/02/02、32期、公明党)

○岡本委員 約束の時間が非常に少のうございますので、いままでと重複を避けますけれども、もう少し詰めておきたいものがございますので、若干質問いたします。  この報告は中間報告あるいは県の報告だけである。環境庁としては、それならばいつごろ新しい調査団を編成して、いつからこの調査を始めるのか、これをひとつ明確にしておいていただきたい。
【次の発言】 いつごろそれを実施するのかね。
【次の発言】 これは先ほど官房長があまりはっきり言わなかったのですが、予算の関係もあるからというような非常にことばを濁したような答えだった。これが中間報告とあなた方がみなすならば、それならば大体の次にはどうするというスケジ……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1972/03/07、32期、公明党)

○岡本委員 時間の関係で土呂久の問題につきましては同僚の瀬野栄次郎委員からまたお尋ねいたしますが、私は、こういった休廃止鉱山あるいはまた現存する鉱山から出てくるところのいろいろな物質によって被害を受けなければいいわけでありますが、健康被害あるいはまた農作物の被害、こういうものが出てくる。そこで一つの例をとりますと、今度の亜砒酸の問題でもなかなか県は認めようとしない。 同じようにカドミウム公害につきましても、見ますと、三十年くらいかかって初めて症状があらわれる、この症状が発見されたならばもう処置がない、死ぬのを待つよりしかたがない、こういうことではならないので、まず何といってもこうした被害者の救……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1972/03/10、32期、公明党)

○岡本委員 いま論議されておりますところの市川流域のカドミウム汚染につきまして、若干私も質問いたします。  まず、市川流域の汚染調査をなさいました。それから福島県の磐梯町の調査もなさった。これは私も現地を調査してやったわけですが、この相違について、まずこれは農林省のほうからお聞きしたい。米の交換とかいろいろなことがあると思いますけれども……。
【次の発言】 そこで長官のほうにお聞きしたいのですけれども、いま食糧庁から話があったように、カドミウム汚染米の政府手持ち、これが四十七年度だけを見ますと、要するに福島県の磐梯町では一PPM以下が百七十七トン、それから一PPM以上が十八トン、それに対して市……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1972/03/15、32期、公明党)

○岡本委員 長官、いま聞いておりますと、私十日の日に当委員会でやりましたが、国の鑑別診断班の検討をする、これは確かにいいことと思いますけれども、ここでひとつ頭に入れていただきたいことは、兵庫県の健康調査委員の中に土屋さんという慶応大学の教授がおるわけですが、この人は富山でビラをまいて、イタイイタイ病はカドミウムが原因ではないのだ、こういう変なことを言って非常にひんしゅくを買った人であり、また裁判では会社側に立って反証の証人になっておる人です。したがって、これは中立ではないと私は思う。もう一人、先ほど話がありましたかどうかわかりませんが、もう一人の武内さんというのは、これは富山の裁判所で証言が変……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1972/03/17、32期、公明党)

○岡本委員 最初に長官に、昨日わが党の林君が予算委員会で聞きました無過失の法案につきまして、これは最初の長官の考え方、要するに環境庁の考え方からずいぶん後退したのではないかということで、確かに推定規定を抜いたということは非常に後退しておるということで、昨日も長官に答弁いただいたわけですけれども、いずれにしても、聞くところによると、これはまあ新聞報道ですが、業界やあるいはまた自民党さんのほうから圧力がかかったというようなことも聞いておりますが、ただいまの心境をひとつお聞かせ願いたい、こう思うのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 確かに最初に出されたのは、まあわれわれいま三党で対案をつくって……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第7号(1972/03/23、32期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題となっております公害等調整委員会の設置法について、これを見ますと、土地調整委員会と、それから中央公害対策審議会、これを一緒にしたような状態ですか。  そこでまず土地調のほうを先にお聞きしたいと思うのですけれども、土地調整委員会が発足しましたのが昭和二十六年。これから大体何件くらいの調整業務を行なっているのか、この実態についてひとつ明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 行政管理庁のほうから、この土地調整委員会について御意見が出されていたのでありますが、これについてもう一ぺん、ひとつ行管のほうから明らかにしてもらいたいと思います。

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1972/04/04、32期、公明党)

○岡本委員 先回の当委員会で公害等調整委員会設置法案について質疑をいたしましたが、あと残りの分がございますので、お聞きしたいと思います。  四十二条の八項で「共同の利益を有する当事者が著しく多数であり、かつ、代表当事者を選定することが適当であると認められるときは、裁定委員会は、当該共同の利益を有する当事者に対し、相当の期間を定めて、代表当事者の選定を命ずることができる。」というようになっておりますけれども、具体的にはこれはどういうようにするのか、この点について答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 その場合、これが逆に今度は複数原因者の場合だれを代表当事者にするかということが非常に無理が……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1972/04/07、32期、公明党)

○岡本委員 私もこの特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律案について若干質疑をいたしますけれども、環境庁長官の構想について、こういう記事が出ているのです。小鳥のさえずりが遠からず日本じゅうにあふれる日がやってくるでしょう、日本を中心とした愛鳥ネットワークを推進したい、こういうような発言がありましたけれども、はたしてこのアメリカとの渡り鳥条約、それから現在審議しておりますところのこの法律で、小鳥のさえずりが日本じゅうにあふれる日が来るだろうか、非常にこの点が疑問なんですが、この点について、どういう確信があって、これは長官が言うたのですけれども、環境庁としてはそういう小鳥がさえずる日が遠からずやってく……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1972/04/11、32期、公明党)

○岡本委員 特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律案について、この法案では特殊鳥類の譲渡並びに輸出入等のみに限って規制しておりますが、こういった特殊鳥類を特別に保護し、またその絶滅を防止するための措置あるいはまた組織あるいは予算、こういうことはどうなっておるのか、ひとつこれを聞きたいと思います。
【次の発言】 非常にお寒い対策ですね。それを言ってもしかたがありませんが、これから調査するところの千がたの保護費がわずかに二百十九万円、二百五十万とおっしゃったですが、十カ所とすると一カ所が二十五万となりますが、この十カ所はどこどこですか。
【次の発言】 あなたのほうで予算要求したり、あるいはまたこの十カ……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1972/04/18、32期、公明党)

○岡本委員 時間があれですから率直にお尋ねしますから、明確に答えてください。  そこで、四十二条の十二の二項、この不受理の問題につきまして、先般の委員会でも詰めたのですけれども、受理を原則とするというのであれば、四十二条の十三の不適法な責任裁定の申請で、ここで却下することができるのですから、やはり受理をして、いけないものは却下する、これが正しいのではないかと私は思うのです。そこでその観点から他の質問をしたいのですが、この「被害の程度が軽微であり、」というところでありますけれども、先般小澤委員長のお答えでは、それが百件でも五百件でも当然取り上げなければならない、こういう結論です。そうしますと、損……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1972/04/21、32期、公明党)

○岡本委員 きょうは当法案の最後の詰めをしておきたいと思います。  そこで文部政務次官に伺いますが、愛鳥教育、日本の現在を見ますと、非常に鳥を愛するという気持ちがなくなっておる、鳥のほうが逃げていくというような現状でありますので、この愛鳥教育についての提案として、一つは大学の教育課程の講座に野鳥保護を入れる、なぜかならば、現在技術者が少ないわけでございますので、こういった法律ができましても、日本の現状では、結局鳥を非常にかわいがる愛鳥家が寄っていろいろなことをやっておるということで、いかにたくさんの法律をつくりましても、これを監視監督する者がいないという面を考えますと、そういった技術者が必要で……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第13号(1972/04/26、32期、公明党)

○岡本委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま御提案のありましたポリ塩化ビフェニール汚染対策に関する件について、賛成の討論を行ないたいと思います。  すでに御承知のとおり、PCB汚染問題につきましては、昭和四十三年のカネミ油症事件以来強く指摘されていたものであります。しかし、最近になって、再び全国各地にPCB汚染問題が出てまいりました。特に近畿地方を中心に、大阪の母親十五人の母乳からは最高〇・七PPMのPCBが検出されております。その母乳を体重五キログラムの乳児が一日一リットルの割合で飲みますと、実に〇・七グラムのPCBをとることになるのであります。これが十週間も続きますと、こうしたカネ……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号(1972/05/09、32期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題になっております無過失賠償責任法について若干質問いたしますが、最初に、本法案で大気汚染あるいは水質汚濁、こういう無過失賠償責任が認められているところの範囲を、まず大気汚染と水質汚濁に分けてはっきりしてもらいたい。
【次の発言】 この質疑を通じまして、大気汚染それから水質汚濁、その無過失責任を認めるという物質、これをひとつはっきりしておいてもらいたい、こういうことなんです。
【次の発言】 そうしますと、これはぼくのほうの調べたところによると、いま現在問題になっておるところのPCB、この汚染問題についてはやはりこの法の適用になるのかならないのか。それから、今後新しい有害物質……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号(1972/05/17、32期、公明党)

○岡本委員 私はちょっとこれから建設との連合審査に行かなければなりませんので、二問だけ先にお聞きして、あと同僚の方にお願いしたいと思っております。  先に関田先生にちょっとお聞きしたいんですが、この推定規定、これはいま盛んにいわれておりますところの挙証責任の転換、このために私はこれはたいへん必要であろう、政府のほうでは倒達経路の推定だけだから、これはたいしたことないのだ、抜いてもたいしたことないのだというお話ですけれども、まあ加害者と申しますか被告が、推定された場合にその証拠をあげて反論しなければなりませんので、これはたいへん必要であろう、こういうふうに思うんですが、これについての御意見をひと……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第18号(1972/05/19、32期、公明党)

○岡本委員 私がきょう出席要求をしておる海上保安庁長官、来ておりますか。
【次の発言】 やはり重要な法案ですから、この法案に対してのいろんな角度から現実に立って審議をしなければ、ただ法律の上で論争してみても結局何にもならない、こういうようなことから、実は参考人にも来ていただいて、そしていろいろの意見を聞いたわけです。したがって、委員部のほうに、私はどうしても海上保安庁の責任者、長官、もしくは一歩譲って次長をすぐ呼んでいただかないと、質疑が非常にしにくいわけです。その点、委員長のほうでどうかひとつ御配慮をお願いいたします。したがって、それまで、時間が非常に制約されておりますので、あとは残すとしま……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第20号(1972/05/23、32期、公明党)

○岡本委員 ただいま海上保安庁の次長さんから、この前の答弁がございました。これは環境庁長官に先日私が質問したわけでありますが、こういうように住宅を企業におんぶする。そういうことを行ないますと、やはりどうしても民間側のほうから見たり、あるいは住民の側、国民の側から見ますとおかしい、こういうことになるわけでございます。また事実どうしてもやはり、何といいますか、取り締まりについても手心というのはおかしいのですけれども、あまり強いことを言いにくい場合もございましょう。したがって、私、そのときの提案としては野党の規制措置請求、すなわち「公害によって生活環境が汚染され、損傷され、若しくは破壊され、又はその……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1972/05/25、32期、公明党)

○岡本委員 それでは武内先生に先にお聞きいたしますけれども、武内先生、先ほど私のほうへはあなたの意見は違うのだというような反対のあれも全然来ていないというようなお話でございましたが、これは大石環境庁長官に対して、富山県のイタイイタイ病の協議会あるいは対策会議といいますか、こうした人たちから、厚生省見解を否定する立場であり、三井さんの弁護に立つ立場であるから、今後これを解任してもらいたいというような要求書が来ておるのです。ですから、先ほど言ったのとちょっと私は異にしたわけであります。  それから村田先生は三井金属、要するに富山県のイタイイタイ病裁判についてのいろいろな関係はございませんか。弁護す……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第23号(1972/05/30、32期、公明党)

○岡本委員 去る二十三日の当委員会におきまして、ただいま報告がありました件について私は環境庁長官に質問をいたしましたが、長官は、私はこの調査に対して直接タッチしてないからわからないから、あとで調べてはっきりと当委員会で明らかにする、こういうことであったのでありまして、いまそういったお話がございましたが、いまのお話の中で、排水を分析をするのではなくして海水を分析するのだからというようなお話がありました。いずれにしましても、この同列企業、要するに住友金属鉱山あるいはまた住友化学、こういった会社から出ている廃液によって大きく汚染されておるということを私ども当委員会で前に言ったことがあるのですけれども……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第25号(1972/06/07、32期、公明党)

○岡本委員 光化学スモッグに対する退治方法、これをずばりひとつお聞きしたいと思うのです。東京都の佐藤公害局長からひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで、自動車排気ガス対策について、アクロレインが光化学スモッグの公害の非常な原因ということを見のがしてはならないというような、これは加藤先生の研究があるわけですが、これに対して都の対策としてはどういうことでございますか。
【次の発言】 次は木内長官にひとつお聞きしますけれども、光化学スモッグによってこういった人体被害、なお植木の葉が多量に落ちている、こういうようないろいろな被害が起こっているわけでありますけれども、こういったものに対する……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第26号(1972/06/08、32期、公明党)

○岡本委員 ただいま審議されているととろの無過失法案について、私も若干質問をいたします。  因果関係の推定については先ほどからもだいぶ論議がございましたが、因果関係の推定の削除によるところの本法の解釈はすべて裁判官にゆだねる、こういうことでありますからその判例をもう少し聞いておきたい、こう思うんですが、これは法務省の古館参事官から聞きましょう。
【次の発言】 そうしますと、人体被害、健康被害になりますと、その三つとも公害病に認定された、そういう人たちであろうと思うのですが、それはそれとして、まず富山県のイタイイタイ病の裁判が行なわれた。そして病因はカドミによるところの慢性中毒がイタイイタイ病の……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第27号(1972/06/13、32期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題になっておりますところの自然環境保全の法案について若干質問いたします。  まず、この法案は基本的なことをきめておるのか、あるいはまた実体法なのか。中を見ますと、相当実体法的なところがあるのですが、これについてひとつはっきりお答え願いたい。
【次の発言】 そうしますと、実体法でございますれば、抽象的なことではぐあいが悪いのではないか、こう思うのであります。  そこで、本法の第一条、目的のところで「その他の自然環境の保全を目的とする法律と相まって、自然環境の適正な保全を総合的に推進」するということでありますので、この「相まって」というのが非常に抽象的のように考えられるわけで……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第28号(1972/06/16、32期、公明党)

○岡本委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党を代表いたしまして、休廃止鉱山の鉱公害対策の確立に関する件について、決議すべしとの動議について御説明いたします。まず案文を朗読いたします。    休廃止鉱山の鉱公害対策の確立に関する件   最近、各地の休廃止鉱山において、カドミウム等の重金属による鉱公害があいついで顕在化し、重大な社会問題を惹起するに至つている。休廃止鉱山の鉱公害は、その影響するところ極めて広範かつ深刻であるので、これについてはもとより鉱業権者等が全面的な対策を講ずべきではあるが、なかには鉱業権者等の不存在又は鉱業権者等が無資力である場合等が数多くみられ、現行……

第68回国会 商工委員会 第5号(1972/03/21、32期、公明党)

○岡本委員 最初に田中通産大臣にお聞きいたしますけれども、通産大臣は先ほど近江委員の質問に答えて、吉田書簡についての答弁がありましたけれども、中国大陸に対して、わが国が日支事変から約一千万人の人を、中国の国民を殺しておる。そして、私もそのうちの一人ですけれども、私は殺したことはないのですが、そういうことで、当時の軍国主義、軍閥が中国に侵したその侵略は、この前、佐藤総理は、確かに申しわけない、こういうような謙虚な反省をしておる、こういうことの答弁がありましたけれども、通産大臣としてどういうふうにその点をお考えになっておるか、その点をひとつ……。

第68回国会 商工委員会 第6号(1972/03/28、32期、公明党)

○岡本委員 三時から大臣がこちらに来るというお話だったので、そういう考えで問題を提起しようと思ったのですが、それでまずお聞きしたいことは、豊かで平和な沖繩県づくり、この沖繩国際海洋博を計画するについて、こういう将来の沖繩を考えてこの国際海洋博を計画したと思うのでありますけれども、そうすると、もらった資料を見ますと、沖繩を世界の海洋についての開発と学術研究の中心にする、こういうようなテーマが出ておりますけれども、これをまず具体的にお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 そうしますと、そういう目的のもとにこの海洋博を計画するのであれば、いまあなたがおっしゃったような計画が、先ほどから聞いておりま……

第68回国会 商工委員会 第12号(1972/04/12、32期、公明党)

○岡本委員 石油開発公団法について少しお尋ねをいたします。  この法律の目的の中に、低廉かつ安定というようなことがありますが、先ほども松尾委員から、低廉について、どういうことが低廉というのかという質問がありましたから、その基準について局長からお聞きいたします。
【次の発言】 ちょっとむずかしい質問だから。これは政治的配慮が必要だから政務次官ちょっと聞いていてくださいよ。  佐藤総理がこういうことを言っていますね。円の切り上げの後の発言で、円の切り上げによってリスクのあると予想される資源の輸入等は、たとえば石油などは絶対に値上げしてはならない、こういうように言っておるわけであります。ということは……

第68回国会 商工委員会 第15号(1972/04/19、32期、公明党)

○岡本委員 同僚委員がきのう、それからきょう質問いたしましたので、私は大臣に詰めなければならぬ問題があったわけで、大臣がまだお見えになっておりませんから、それまでの間、少しただしておきたいことだけを政府委員にいたします。  消費者の立場に立った割賦販売の改正法でありますが、そこで、消費者の苦情がもっとも多いのは、訪問販売方式による契約関係で、同僚委員からもお話があったかわかりませんが、特に外国系の書籍の販売業者、ブリタニカですか、ここの問題が相当問題になりましたが、その後もまだあとを断っていないというような状態でありますが、もう一度通産省から、どういう指導をしどういう監督をしたのか、ひとつこれ……

第68回国会 商工委員会 第16号(1972/04/25、32期、公明党)

○岡本委員 最初にちょっとお聞きしたいのですが、この制度ができて約七年、加入者が二十五万人余りですか、この事業団の状況を見ますと、非常に進行状態がのろいように思うのですね。これは普通の生命保険あるいはまた普通の企業だったら、こんなにゆっくりしていたら全部企業がつぶれてしまうわけですよ。ですから、親方日の丸的な状態とは思いませんけれども、どういうところに隘路があるのか、それをどういうように是正しなければならないのか、これをひとつ参考人の秋山理事長さんからお聞きをしたい。
【次の発言】 結局七十人ですか、先ほど聞きますと、これは東京にみんないて、はっきり言うとPRが足らないのですよ。ぼくがあっちこ……

第68回国会 商工委員会 第17号(1972/04/26、32期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題になっております計量法の一部改正について、私もまず消費者保護の観点から、家庭用計量器の性能を維持向上するための措置を講ずるというような資料をもらっておりますけれども、現実をあちらこちら見ますと、たとえば主婦の方、そういう団体、そういう人たちがずっと現地を回って、市場とかあちこち回りますと、量目が、計量器がきちっとしていない。そういうような問題がちょいちょい出ているわけであります。  そこで、この計量は国と都道府県単位で実施されているというように聞いておるのですが、いま特定市というのがありますね。大臣が許可をした特定市、これが七十五市ある。それ以外のところは、そういうよう……

第68回国会 商工委員会 第18号(1972/05/10、32期、公明党)

○岡本委員 最初に、私どもも、離島振興につきましては一審大切な問題である、こういうことで本提案に対しては賛成をいたす次第でありますけれども、ちょっとその前に一つだけお聞きしておきたいことがあるんですが、漁港というもの、これは私も現実を見てまいりましたけれども、地方公共団体がこういう離島に対して事業をやるにつきましては、国の費用が全額なければなかなかやらないというようないままでの姿を見てまいりましたので、この漁港あるいは空港、いままで百分の百、一〇〇%の補助率であったものを百分の九十五あるいは百分の九十にした。私ちょっとこの点についてもう一度提案者のお考えをただしておきたいと思うのです。

第68回国会 商工委員会 第19号(1972/05/11、32期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題となっておりますこの法案の中で、公取委員長にまずお聞きしたいのですが、最近の商法の中で、あなたに抽せんの結果五万円の商品が当せんしました、ついては、あなたは五千円の入会金をお支払いください、こういうように通知が来る。そしてこの五千円を払い込みまして、そうしますと申し込み者に無料の増呈品を出すというような広告が出てくるわけです。ところがこれをよく見ますと、五千円によって五万円の物品をもらえるのかと思ったら、そうではない。結局、結論的から言えば、まあもらえるのはたいしたことはありませんで、あと品物を送ってきたものに対して、今度はあらためて請求が来る。その品物も非常に粗悪品で……

第68回国会 商工委員会 第23号(1972/05/19、32期、公明党)

○岡本委員 現在議題となっておりますこの特繊法について若干質問をいたしますが、米国の一方的な繊維製品の輸入制限、これによってわが国の輸出繊維業界が大きく打撃を受けておるわけですが、国がこの過剰ミシンを買い上げるというようなことになっておりますが、昨年、本年、日本輸出縫製品工業協同組合連合会、これにどのくらいの補助金を出したのか、これをまずお聞きしたい。補助金といいますか、買い上げ資金ですね。
【次の発言】 そうしますと、私どもの調べによると、通産省の設備買い上げ計画による縫製ミシン、それから仕上げ機、裁断機、こういうものを合わせて約三十五億円相当、約一万七千台、こういうようになっておるのですが……

第68回国会 商工委員会 第24号(1972/05/24、32期、公明党)

○岡本委員 ただいま審議されております法案で、私に時間を少しいただいて若干お聞きしたいことがございます。  この工業再配置促進法、この法律が通りましたならば、相当工場分散ができるかどうか。先ほど大臣のお話では新しいところへどんどんつくるのだというようなお話でございましたが、その点について、効力についてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 次に担当局長にお聞きしたいのですが、この法律を作成するにあたって、いままでの工業団地だとかあるいはまた既成の法律で相当そういった団地なんかつくったりしておりますが、そういったものの点検をして、そうしてまたこの工業再配置促進法に合うように、そういった面の関……

第68回国会 商工委員会 第30号(1972/06/09、32期、公明党)

○岡本委員 先ほど加藤委員から質問しましたPCBの問題につきまして少し詰めておきたいと思います。  いま大臣は回収をするというお話でありますけれども、はたしてほんとうの回収ができるのかどうか。印刷インキ工業会、ここに行って調べますと、現在PCBのインキ、こういうものがどこに行ったかさっぱりわからなくなっておる、実態がつかめない、こういうことを言っておるわけであります。なおその上に、印刷をしたノーカーボン紙、こういうものが各所に、ユーザーに行っておって、どうやって回収するのか、この点について大臣は自信があってああいうようにお答えになったのか、あるいはその場限り、こういうことなのか、一ぺんそこのと……

第69回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1972/08/10、32期、公明党)

○岡本委員 運輸大臣がまだ入っておりませんので、その前に、所管の環境庁長官がいらっしゃいますので、赤潮問題について、先ほどもお話がありましたが、今度瀬戸内海の赤潮でハマチが八百万匹ですか、大量死している、こういうことは、環境庁がこの赤潮対策に乗り出したとたんに起こったというようなことでありますが、そこで、この救済もさることながら、私はまず海水の汚濁の原因ですね、これとそれから海水を浄化する方法、これについてどういう見解を持っておるか、ひとつ大臣あるいは所管の局長からでもいいですから……。
【次の発言】 そこで、大臣に提案ですが、科学技術庁の調査、こういうものによりますと、海水が自然浄化されてい……

第69回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1972/08/22、32期、公明党)

○岡本委員 瀬戸内海の赤潮対策について、さきの委員会で少しやりましたが、もう少し詳しくこの詰めをしておきたいと思うのです。  そこで、瀬戸内海の沿岸四県、兵庫県、徳島県、香川県、岡山県、こういう四県の被害が、現在だけでも九百万匹、ハマチの被害がある、こういうように報道され、また私もつぶさに現地を調査いたしましたが、現地の業者の皆さんの最大の希望、まず今後このハマチ養殖、あるいはまたここで瀬戸内海において将来漁業が可能なのかどうか、そういうように非常に深刻になっておるわけでありますが、それに対するところの対策として、また率直に言って可能なのかどうか、これをまずひとつ水産庁長官からお聞きしたいと思……

第69回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1972/09/12、32期、公明党)

○岡本委員 最初に、環境庁長官に一言だけお聞きしますが、瀬戸内海の環境保全の特別立法といいますか、そういう法律はいま検討いたしておりますか。また次国会にそれを出しますか。いかがですか。
【次の発言】 長官、あなたえらい腰が弱いですね。これは環境庁長官が全部の指導権を握ってやらなきやならないのですが、それを国会にやらない一いうことになってきたら、当委員会でも議員立法ででもやらなきゃいかぬというくらいなきびしい気持ちでわれわれも現場を視察してきたわけですが、いまのようなやる自信がないというのは困ります。やる自信で臨みますか、いかがですか。

第69回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1972/10/11、32期、公明党)

○岡本委員 最初に環境庁のほうにお聞きしたいのですが、最近、各地方自治体あるいはまた各市、府県で非常に問題になっておりますのが日照権の問題ですが、公害対策基本法では日照権は抜かれておる。この野党三党の環境保全基本法にはちゃんと日照権というものをうたっておるわけでありますが、ここで問題は、横浜市あたりあるいはまたあっちでもこっちでも独自の基準をきめようという機運が起こってきておるわけであります。それはなぜかと申しますと、この紛争が絶えない。また最高裁判所の判決でも、日照権は法的保護を要する権利である。したがって、こういう問題で裁判にかけたりしますと非常に長引く。そのために今度はいろいろな迷惑がか……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1973/02/23、33期、公明党)

○岡本委員 三木長官、いま問題になっておるのはこれなんですよ。たん白――あなたは初めてだから、わからなかったらまずいと思いますので、見てもらったらけっこうです。
【次の発言】 そこでこの石油たん白について現物を初めてごらんになったので、おわかりにならなかったと思いますが、今度のこの問題の発端は、御承知のように消費者の皆さんの大きな運動があったからこれが表面化してきたのでありますが、そこで農林省はこれを炭化水素酵母、こういう名前で実は試験をやったり、また飼料化しようとしておられる。炭化水素酵母と言うたら、一般の方にわからないわけですよ。厚生省のほうで石油たん白と、こういうふうにはっきりしたから、……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1973/02/27、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま坂口委員から質問がございました救済法につきましてちょっと詰めておきたいのですが、いま山本さんは地域の拡大といいますか、指定したところから道一本隔ててそういう病気のあるところに対しては、都道府県あるいは市町村が調査をしておる、それだけの答えだったので、確かに調査をして現在の指定地域と同じような状態であれば、あるいはまたそうした病気の方々がたくさんおればそういう指定地域を拡大する、こういう意味の答弁でしょうか、これだけもう一ぺんはっきりしてもらいたい。
【次の発言】 次には、いまの救済措置法ですけれども、企業群のところ、それを指定しておるように見えますけれども、通過交通、交通公……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1973/03/02、33期、公明党)

○岡本委員 きょうは二点お伺いいたします。  最初に、過般の所信表明の中で、「われわれは、われわれの共通の資産である美しい国土、豊かな自然を破壊の手から未然に防止し、これを次の世代に伝える責務があります。」と述べておられますが、これは、第一に、環境アセスメントの確立によって環境が破壊されていくのを未然に防止しようという御趣旨であると思うわけであります。環境破壊を未然に防止するためには、やはり何と申しましても破壊するものを規制していかなければならぬ、こういうことでありますが、いつか長官は、総量規制をやらなければならないというようなお話をされました。総量規制の根本的な考え方についてちょっとただして……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1973/03/06、33期、公明党)

○岡本委員 きょう私お聞きしたいことは、いま全国に相当な交通公害によって起こっておるところの被害、たとえば私が調査したところは国道四十三号線でありましたが、その地域を調べますと、五軒に一人のぜんそく、あるいは肺気腫、こういうものが起こっておりますし、また騒音、振動で夜も眠れないというような問題が多発をいたしております。公害の総点検をやりましたときも、一番被害を訴えますのは騒音問題であります。これは大臣もよく御存じだと思います。  そこで、まず交通騒音規制について、これは内田厚生大臣のときだったと思うのですが、私は早く基準をきめてもらいたいということで基準がきまりました。この基準を見ますと、第一……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1973/04/03、33期、公明党)

○岡本委員 いまの北富士の問題でありますけれども、今度の富士保全法の中にこの北富士演習場が網がかぶさっているかどうか、その点についてひとつ長官から……。
【次の発言】 そうしますと、北富士演習場で、先ほどからも小林委員から話がありましたように相当な環境破壊がされていくということでありますから、これほど大きな公害はないわけです。したがってこの網の中で、将来米軍の演習場が返還され、それからおそらく防衛庁、自衛隊に引き継がれると思いますが、この富士山というのはこういった大切なところですから、これも将来そういうものをなくしていこう、こういう環境庁長官の考え方から網をかぶせておるのか、これはしかたがない……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1973/04/06、33期、公明党)

○岡本委員 時間があまりありませんから、率直にお聞きいたしますが、先日の報道を見ますと、米国の地球資源技術衛星アーツというのですか、一号が宇宙から送ってきた写真を分析した結果、日本列島の汚染、都市の大気汚染などの実態が驚くほどの精度でとらえられている。そして、科学技術庁の解読によりますと、まあ大気汚染はおきましょう。特に大阪湾、紀伊水道を写した緑色光あるいはオレンジ色、こういうような画像を合成すると、非常にこの汚染がよくわかる。大阪湾中央から明石海峡までの汚染水が黒くあらわれておる、こういうような報道が出ております。  そこで、どうしても瀬戸内海をまず環境保全をしなければならぬというわけで、私……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第13号(1973/04/11、33期、公明党)

○岡本委員 私は、時間がありませんから、まとめて聞きますから、まとめてずっとお答え願いたい。  島田参考人、あなたは先ほど会長は――会長があなたのところにおりますね。会長はいるけれども、最高の責任は私が持っておるのだ、こういうように陳述で話があった。ところがいま年金問題あるいはまた介護手当、こういうものについては私の権限が及ばない、こういうようないま発言があったので、その点について明らかにしていただきたい。そうしてほんとうはあなたはこじきになってもあの大ぜいの人たちのために尽くさなければならない、このほんとうの精神が入ってない、これをひとつきびしく私は指摘しておきますから、それに対する答弁をい……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第16号(1973/04/17、33期、公明党)

○岡本委員 時間があまりありませんから率直にお聞きしますけれども、まずこの千葉ニッコーの汚染油の問題で一番心配なのは消費者です。一般家庭です。これについて、これはテレビを見ると、食用油あるいはまたマーガリンですか、こういうものがちょっと出ておりましたけれども、ほとんどの方は知りません。新聞を見ますとお菓子ですかあるいはまたパン、これも最近わかったというのですが。ですから私は厚生省のほうで、この汚染油の入った、要するにこういうものは食べてはいけませんということを早く消費者に知らせることが大切であろうと思うのです。それは厚生省の責任であろうと思います。それをただ県に指示した、それだけではいけないと……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第18号(1973/04/24、33期、公明党)

○岡本委員 きょうは日中の記念の会合もありますので、わずかな時間でございますので、基本姿勢あるいはまた基本的な問題だけを長官に聞いておきたいと思います。  まず、国連環境会議が日本で開催の公算が強いということでありますが、ストロング事務局長と長官との話し合いがあったように聞いておるのですけれども、先般の第一回環境会議のときには大石長官が日本で開催したいということであったのですが、どういう圧力があったのか、とうとう実現できなかったということで、今度は日本で開催するということに対して、三木長官はどういう考えを持っていらっしゃるか、またいかなる圧力があっても日本で開催する考え方があるのか、これをちょ……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第21号(1973/05/11、33期、公明党)

○岡本委員 私は限られた時間でございますので、簡単明瞭に質問いたします。  先月の二十五日に、青森県と秋田県の間にある十和田湖に行ってまいりました。山は富士、湖水は十和田、広い世界にただ一つ、といわれるような、非常にに風光明媚なところでありましたが、それが最近非常によごれてしまって、このまま行けば、十和田湖は汚染が激しく、もう再びよみがえることがないというようになるのではないかということで、非常に心配して現地からいってきたわけであります。それで参りまして、私は、この十和田湖を中心とした国立公園の管理があまりにもずさんである、総合計画ができていないということをつくづく感じて帰ったわけです。  十……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1973/06/01、33期、公明党)

○岡本委員 小林先生の時間内で……。  長官、私もこの演習場に調査に行ったわけですが、あなたはいま不快なものを捨ててはいけないというような御意見があったわけですが、これは爆弾の破裂した破片ですよ。これがもう至るところに入っております。だから、そこへワラビをとりに行ったりいろいろな人が行きますと、けがをするのはあたりまえですね。ですから、こういうものも私は除去しなければならぬということをつくづく現地へ行って見てきたわけですが、あなたは現場をごらんになったことがありますか。これはちょっとさわってみなさい、すぐけがをする。だから、不発弾処理も必要だと思うのです。しかし、こういうものは無数にあるのです……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第23号(1973/06/05、33期、公明党)

○岡本委員 最初に長官がいらっしゃる間に、長官は十二時までだそうですから、長官に対する質問をいたします。  昨日ですか、水産庁がPCB汚染の魚介類の精密検査の結果を発表した。これについて考えられますことは、PCB問題については、先国会においても当委員会で、あるいは科学技術特別委員会でも取り上げ、それから国会決議までしている。でありますのに、まだそれにかわるものがないからといって使用しておる、あるいはまたPCBの回収したもの、これを回収してそれを分解するという設備、これは高砂の鐘淵化学ですか。あそこにも行きましたところが、それを回収して燃焼されることによって相当近所にまた被害が出るということでス……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号(1973/06/06、33期、公明党)

○岡本委員 参考人の皆さんにはたいへんきょうは御苦労さまでございます。  最初にお聞きしたいことは武内先生に、現在の有明の患者の皆さん、私どもが調査いたしましたときには案外元気なようであったのですけれども、このまま推移いたしますと、ほっておきますと水俣病になってしまうのかどうか、これを一つ聞きたいのです。  それからもう一つは、喜田村学説によりますと生態学的の半減期が七十日、先生は二百三十日くらいかかるのではないかというような学説でありますから、したがって、水銀の許容基準というものがいま食品衛生法でできておりますけれども、これの見直し、これはやらなければならないのではないか。それにつきまして武……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第25号(1973/06/12、33期、公明党)

○岡本委員 坂口委員の四日市のすわり込みの問題について、私は特に感じますのは、環境庁で公害賠償保障法を検討しておる、これがはっきりしておれば、すわり込みをしなくたって、基金から出していって先に救済してあげて、そして原因者からそれだけの金を取る、こういうことになりますから非常にスムーズに、いま長官が言われたように、そんなすわり込みをして気の毒だ、こういうのは解決するのだということでありますが、これが聞くところによると、この国会に出すという話があったのですが、おくれておるのはどういうわけでおくれておるのか、あるいはいつごろこれがきちっと出るのか、これをひとつはっきりしておきたい。

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第26号(1973/06/15、33期、公明党)

○岡本委員 林委員の持ち時間内で関連して質問いたします。  いま長官から非常に当を得たお答えがありました。と申しますのは、当委員会で先ほどからの質疑の中で明らかになりましたことは、温排水の問題については漁業者に被害があるかないかということをこれからまだ検討しなければならぬというのが水産庁の答弁であります。また環境庁の大気保全局長からは住民から出ているところの公開質問はまだ読んでないということであります。伊達火力を許可したときは現在の大気汚染の環境基準の中で許可をしておると思うのであります。しかし、先般の委員会で環境庁のほうからこの環境基準を約四倍きびしくするのだというようなことが近く答申が決定……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第27号(1973/06/19、33期、公明党)

○岡本委員 最初に長官にお聞きいたしますけれども、自然環境保全法それから自然公園法の一部改正でありますけれども、この自然環境保全というのは、中身を見ますと、私たち前国会で審議したので、ほとんど原始林といいますか、そういうものを残すというのがおもな目的になっております。そこで、そういう自然環境だけを保全するというような法案に近いわけでありますが、御承知のようにPCB問題あるいは水銀問題、あるいはまた大気汚染問題、こういうものが全国的にいま広がっているわけでありますが、はたして現在の公害対策基本法、これを御承知のように対症療法的といいますか、そういうものが起こってから対策をするというようなことでは……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第28号(1973/06/20、33期、公明党)

○岡本委員 参考人の先生方には、きょうはたいへんにお忙しいところをおいでをいただきまして、ありがとうございました。何ぶん当委員会が特別委員会になっておりまして、あるいは常任委員会がありまして、そこでついついなかなか出席がされないわけでございますが、どうしても大事な公害対策並びに環境委員会でありますから、私ども、常任委員会にしなければならぬというような提案もいたしておるわけでありますが、いずれにしましても、先生方の貴重な御意見は議事録でしっかり読んで、そして今後の審議に資していきたいと思っております。  そこで、あまり時間がないものでありますから、まず宮脇先生にお伺いいたしますけれども、先生から……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第29号(1973/06/21、33期、公明党)

○岡本委員 水俣、有明、あちらの調査に参りまして、まず一番最初何をやらなければならぬか。いろいろと対策もあろうと思いますけれども、まず漁業専業者、それから専業の仲買い人、小売り人、あるいはまた観光の魚介類を立ち売りしているこの人たちが、私のそばへ来た人の中では、もうおかゆを食っているのです。こういうようなことを泣きながら訴える御婦人がいました。したがって、この人たちに対する対策というものは、私はきめこまかく、ただ天災融資法を適用するとかあるいは農林資金から出すとかいうようなことで、ただ政府がそういうかけ声だけではならないと思うのです。これに対して、まず水産庁としてどういうように対策を立てていく……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第30号(1973/06/22、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題となっております自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律案について、おとといの質疑に続いてただしていきたいと思います。  そこで、いままで環境庁には、ことしになって、国立あるいは国定公園の中において自然公園法に違反する行為にはどういうものがあったか、まずお知らせいただきたい。
【次の発言】 警察庁来ておりますか。
【次の発言】 あと水産庁、建設省、すぐ呼んでおいてください。  そこで、警察の方にお伺いしますけれども、自然公園法に違反するところの行為、これについて、本年の違反行為をひとつここで明らかにしていただきたい。

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第31号(1973/06/26、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題となっております自然公園あるいは自然環境保全につきまして、幾らこの法律をつくりましても、きちっと自然公園、大事な公園が残されていかなければならない、また、大切な公園が保全されていかなければならない、こういう意味から、実は先日の当委員会で私は一つの例として、十和田国立公園の十和田湖の問題につきまして質疑いたしました。少し残っておりますので、続いてお尋ねをいたします。  そこで、この間も申し上げましたように、十和田湖が非常に最近よごれておる。その一つの原因は東北電力の逆送水によるんだ。これについては長官から、シックナーか、あるいはまた浄化装置をつけるというように指導しますと……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第34号(1973/06/29、33期、公明党)

○岡本委員 まず最初にお聞きしたいことは、先般当委員会から水俣、有明方面にも調査に参りましたが、その中で、まず早急にやらなければならぬことがありましたが、それは被害者の救済であります。有明町におけるところの水俣の疑似患者、この人たちが、特に要望しておりましたことは、私たちがほんとうの水俣病なのか、あるいはまたそうでないのか、何の連絡もない。また、もう一つは、治療法ですね。こういうようなことで、非常に不安な毎日を送っておるのだということでありますから、人命問題でありますので、まずこの点について環境庁としてどうなさるのか、一日も早くこの点をはっきりとしてあげていただきたい。これについて、ひとつまず……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第36号(1973/07/10、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題となっております本法案につきまして、まず事務当局からお聞きしますが、本法に基づく制度の目的、それから現行法の目的がありますね、これとの相違点をひとつまず明らかにしてもらいたいのです。
【次の発言】 当委員会でもたびたび各所に視察にも参りましたし、それからいままでの調査で一番大切なことは、公害の問題については原状復帰にしてもらいたい、これが一番の願いであったわけです。決して住民の皆さんやあるいはまた被害者は好んでなったのでもないし、また労災のような問題でもない。ですから、原状復帰をしてもらいたいというのが一番大きな願いであったと思うのですが、この法案を見ますと原状復帰とい……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第40号(1973/07/18、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題になっております。法案について質問いたしますけれども、その前に、この間尼崎から公述人が来ましたですね。それから私たちが実地調査をいたしましても、公害病に認定される患者が続々ふえてくるわけですね。もう三千人をこした。まだあと潜在患者が出てくるかわからぬ。ところが、公害病に認定されてそして治療を受けて、完全になおった人が何人いるのか。これを考えますと、一ぺんちょっと、この点についてお聞きいたしますけれども、いままで、水俣病も治療法がないわけですね。それから大気汚染のほうも、その地域にやはり住んでおるわけですが、治療を受けてもまた病気になる、また治療を受ける、これで一生いくわ……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第42号(1973/07/20、33期、公明党)

○岡本委員 わずかな時間でありますから簡単明瞭にお答えを願いたいと思います。  そこでまず最初に申し上げたいことは、この公害健康被害補償法案ができまして、それでこれが動くようになった。そのときに各企業から賦課金を徴収いたしますね。そうすることによって加害者側、要するに企業の危険分散、要するに免罪符になってしまう、こういうことになっては私はならないと思う。したがってこの点についてまず長官からきっちりと御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 次に、指定疾病の問題でありますけれども、これは私は当委員会でもたびたび現行法の場合に論議いたしましたが、そのときにも、大気汚染系の、ここでいえば非特異……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第43号(1973/08/28、33期、公明党)

○岡本委員 本会議がありますので、非常に時間が切迫しましたので、委員長に明日もう一度開いていただいて、そしてひとつこの詰めをやりたい、こういうように思っております。いかがですか、委員長。
【次の発言】 私もまず公害の問題の中で最近非常に光化学スモッグが多くなってきた、このままでいきますと、ある日突然にその地域の人がみんな窒息した、こういうようなことにもなりかねない、こういうことで、非常に関心を持ちまして、これは一昨年においても光化学スモッグの原因、こういうものについては環境庁にやかましく要求してあったわけですが、この東京都の発表を見ますと、光化学スモッグの主犯といいますか、これはやはり自動車が……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第44号(1973/08/30、33期、公明党)

○岡本委員 おとといに引き続きまして大気汚染防止法につきまして、まず法改正をしようというような趣旨のことが報道されておりますが、総量規制を踏まえて法改正をしなければならぬ時代に入っているわけですが、そこで従来からの大気汚染防止法では電気事業法によるところの火力発電、こういうものが適用除外になっておりましたが、これを今度は適用除外せずに、地方自治体の、すなわち都道府県知事の傘下に入れる、すなわち環境庁の権限の範囲内に入れる、こういうように考えておられるのか、これをまずひとつお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、なぜこの大気汚染防止法からこういった電気事業法によるところの火力発電等……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第45号(1973/08/31、33期、公明党)

○岡本委員 けさから論議を尽くされておりますが、この法案の答弁を聞いておりますと、何か複雑怪奇な、根拠がないようなあるような、非常に何かわからないような御答弁があるわけですが、そこでもう一ぺん、基金をつくる財源について、同じようなことでありますけれども聞いておきたいのは、移動発生源より徴収するところの、これは自動車やこういった個々のものか、あるいはそのガソリンに加重金として出すのか、この二点でどっちかわからぬのだ、こういうことではどうも納得いかないのですがね。それはわしらにまかしておきなさい、こうおっしゃるかしりませんが、どちらを採用されるのか、これをひとつはっきりしていただきたい、こう思うの……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第47号(1973/09/11、33期、公明党)

○岡本委員 どうも参考人の先生方にはたいへん御苦労さまです。  そこで、私二、三点お聞きしたいのですが、まず村上先生にお聞きしたいのですが、赤潮の発生原因、これがはっきりしておるのかどうか、これが一点。  それから今度出そうとしている法案では、いま濃度規制になっておりますが、今度はこれを現在の半分にしよう、容量も半分にしようというわけで濃度を半分にする。そうすると水をよけい出せば薄まるのだからいいだろう、しかしそれを今度施設で押えようということで、容量も押えよう、こういう考え方なんです。しかもこれは一日五十トン以上排出する工場にそれはやっていく、こういうことでありますから、計算の上からいけば、……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第48号(1973/09/13、33期、公明党)

○岡本委員 今日の深刻な公害、環境破壊をもたらしたものは、自民党政府のGNPを至上目的とした生産第一主義とそれに擁護された大企業の横暴な経済活動であることは言うまでもありません。数多くの悲惨な公害による犠牲者は、公害に対する政府の規制措置が十分であれば発生を見ることなく、いま政府が提案しておる公害健康被害補償法案のようなものの立法措置をすることは不要である、こういうように考えるものであります。  政府の公害発生企業に対する規制は、年々改善強化しつつあるとはいえ、それは政府みずからの意思によるものではなく、被害者と世論に押されてなされてきたものであります。しかし、被害者及び国民の健康を第二義的に……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第50号(1973/09/18、33期、公明党)

○岡本委員 私は、新幹線の騒音問題について、騒音それから振動、これは当委員会で何べんも論議をしたところでありますが、一向に改善されてないということで、中には自律神経あるいはまたいろいろな病気が少し出てきておるということでありますので、一日も早くこういった被害が解決しなければならぬ、こういうふうに思いますので、新幹線騒音について御質問をしたいと思います。  そこで、環境庁長官が、たしか九月八日だったと思いますが、石川県庁で記者会見をされたときに、環境基準についてお話があったわけでありますが、ちょっとこれだけをまず確かめておきたいと思うのですが、環境庁長官から御答弁お願いします。

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第52号(1973/10/09、33期、公明党)

○岡本委員 長官があと十五分きりしかいないんですね。それでまず長官に……。  最近地方自治体に公害の苦情のくるうちの三〇%が交通騒音ですね。それでこの騒音、振動を含めた苦情がもう毎日毎日のようにくる。同時にまた、私も国道のそばにおるんですけれども、とてもこれでは住めないというような事態になってきておる。これはいま自動車の台数がふえたことを意味しますけれども、また道路の悪いのも一つの理由です。したがって、これについて、ここらで抜本的な対策を何とか立てないと、将来、日本列島改造なんていっておりますけれども、そこを通過する通過道路、高速道路、これは非常に支障を来たすんじゃないか、こういうふうに思うの……

第71回国会 商工委員会 第18号(1973/04/17、33期、公明党)

○岡本委員 消費生活用製品安全法案、この審議にあたりまして、最初に通産大臣にお伺いをいたしたいと思います。  この法律案には、施行期日は、「公布の日から起算して九月をこえない範囲内において政令で定める日から施行する。」というようにございますが、この法律が当委員会で――まあ国会で決定する。それに対して、今度は各省、すなわち通産省でこれを順奉していくという義務があろうと私は思うのですが、大臣は、この法律案がきまりましたら、その法律の趣旨に沿って行政を行なっていくのか。この点をひとつはっきりしていただきたいと思うのです。
【次の発言】 そうしますと、この公布の日から起算して九カ月をこえない範囲で必ず……

第71回国会 商工委員会 第49号(1973/08/31、33期、公明党)

○岡本委員 大臣が一時に退席ということですから非常に時間が限られておりますので、ひとつ簡単明瞭に御答弁願いたい。  去る五月二十二日、熊本大学医学部の武内教授によるところの有明海域における第三水俣病患者が発見されまして、そしてそれが発表されてから魚の売れ行きが非常に低下した。加えて厚生省から水銀、PCBの汚染魚の基準が発表された。それが国民の一種の誤解を招いたのか、また発表のしかたが悪かったのか、その後、国民の不安にこたえてまた厚生省が訂正の安全基準を発表した。それから一時間後にまたこの安全基準を取り消したというような不手ぎわがあって、国民に一そうの不安を与えた。したがって、全国的に魚介類の販……

第71回国会 予算委員会 第19号(1973/03/01、33期、公明党)

○岡本委員 最初に、農政問題についてお聞きいたしますが、どうも私、わが国の農政というものが行き当たりばったりである、きちっとした一つの見通しを立てて農業の方針を立てているのではないということをつくづく感ずるわけであります。  たとえばミカンを一つ例にとってみましても、ミカンの増産を盛んに普及しまして、本年は三百三十万トン、それから五十六年には四百二十万トンのミカンつくろうというような計画のように思われるわけでありますが、ミカンができ過ぎてもうすでに暴落して、そのために首をつった。こういうようなことでは農家が不安でしかたがない。またお米をつくれ、お米をつくれと、米の増産をやったかと思うと、今度は……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1973/12/14、33期、公明党)

○岡本委員 ただいまのカドミウムの土壌汚染の問題につきまして、ちょっと一言聞いておきますが、これは要求もありますけれども、きょうは大臣もいませんから、内閣の責任者としては政務次官だと思います。  そこで、このカドミの問題について、私どもは四十二年ごろから調査をしてあちらこちら行ったわけでありますけれども、現在カドミの保有米ですね。これが年産別の政府の在庫量があるわけですけれども、けさからも聞いておりますと、この在庫の処置に困るということでありますが、農林省のほうで調査した在庫表の私のほうに資料としてきたのを見ますと、金額にしますと四十四年が十三億七千六百万、四十五年が十三億七千八百七十三万、四……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1974/02/20、33期、公明党)

○岡本委員 本国会で初めての質問でありますので、まず環境庁長官の所信表明について少しただしておきたいと思います。  長官の所信演説の中で「いまや、わが国にとって、一つの時代は終わりを告げ、資源多消費型の産業構造や生活様式の転換をはかるべき新たな時代へ、大きく一歩を踏み出すべきときに来たことを痛感する」こういうことでありまして、そのあとに公害対策の第一、「総量規制方式を採用する」こういうように出ておりますけれども、公害対策の根本、この理念につきまして、この総量規制から私は一ぺんお聞きしたいと思うのです。  これは水質保全局長、それから大気保全局長の両方に入るわけですけれども、たとえば総量がその地……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1974/02/28、33期、公明党)

○岡本委員 時間を節約する意味におきまして、簡潔に質問しますから、きちきちっと明確に答えていただきたいと思います。  まず、運輸省の航空局長さんに、今度の判決の結果――皆さんがこちらに参りまして、大臣に要求したことがあるのです。そのうちの一つは、夜間、要するに午後九時に飛行機の発着をやめてもらいたいということであったのですが、それが十時になったわけでありますけれども、この間は、御承知のように、一家団らんの時間であり、あるいは睡眠の時間、極力この時間には削減する。国際線あるいは郵便機――一歩譲って郵便機、これはしかたがないとしまして、ここの制限を考慮できないか。これをひとつお答えを願いたい。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1974/03/08、33期、公明党)

○岡本委員 公害健康被害補償法、この質疑にあたりまして、この補償法は公害健康被害補償をするところの指定地域、これをきめるわけでありますけれども、第二種地域について、これは水のほうの健康被害、現在水俣湾沿岸地域、それから阿賀野川流域地域、それから神通川流域地域、宮崎県の土呂久地域、こういうようになっておりますが、ここで一つ抜けておる。それはけさの新聞にも報道されておりますけれども、長崎県の対馬厳原、ここの東邦亜鉛の会社のこの川の流域ですね。  これは実は昭和三十九年に岡山大学の小林教授が参りまして、そしていろいろ調査をして、そういった問題を分析をしてきた。あと萩野博士、これはイタイイタイ病の有名……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1974/03/12、33期、公明党)

○岡本委員 私は、重松先生が早く出られるということですから、重松先生を中心に時間内でやりますが、わが党の調査団が参りまして、田中さんがあとで皆さん方に御質問いたしますから、お答え願いたいと思います。  重松先生の先ほどからのお話では、厚生省の鑑別診断班が、現地調査を行なわずに、あらゆる試料は県の衛生部ですか、そこにお願いをした。したがって、そこの県の試料が間違っておると鑑別診断班の認定というものが狂ってくる、こういうふうに考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 長崎県の場合はというのは、この対馬の場合のことを私は言っておるわけですから、長崎県の場合は長崎県の衛生部長さんが研究班の一員とな……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1974/03/15、33期、公明党)

○岡本委員 参考人のお二人の方には、たいへん長時間御苦労さまでございます。  最初に、山田参考人にお聞きいたしますけれども、東海道新幹線ができましたときに、つくる前に名古屋市と国鉄のほうで何か取りきめと申しますか、そういうものがございますか。これを一応お聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、その当時は、これという目新しい要求はなかった、ただ側道をつくってくれ、そういうことであったわけですね。――そうですか。  そうしますと、そこで次に運輸省にお聞きしますけれども、この騒音問題については鉄道営業法、これは明治三十三年の施行で、その中に新幹線鉄道構造規則、これは運輸省令ですか、昭和三……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1974/03/19、33期、公明党)

○岡本委員 公害健康被害補償法案につきまして、何と申しましても、この法律が制定され、施行されるようになりましても、要するに指定地域でなければ補償がされない、また救済できないということでありますから、この地域指定について若干質問をいたしたいと思います。  これは当委員会で、この前の前のときでしたが、私、取り上げたわけでありますけれども、東邦亜鉛の対州鉱業所ですか、ここのカドミ汚染について、昭和四十三年当時から工場の隠蔽工作が行なわれたということで取り上げたわけでありますが、その詰めをしておきたいと思うのです。  そこで、まず通産省にお聞きしますが、昭和四十三年から四十六年まで何べん……。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第13号(1974/03/26、33期、公明党)

○岡本委員 最初に、長官がちょうどおいでになっておりますので、確かめておきたいのですが、この公害健康被害補償法を昨年審議しました。その前に昨年の予算委員会で、健康被害だけであるから、生業被害、すなわち財産被害も加えるようにというようなお願いもし、また要望いたしましたときに、長官は四十九年度にそれを法制化するように考えるというような御答弁があったと思うのです。これは事務当局でもよろしいが、大体どの程度まで進んでおって、そして四十九年度中にはこういった結論が出るのか、これをひとつ確かめておきたい。
【次の発言】 その場合、聞くところによると水産庁のほうでいろいろ検討しているそうでありますけれども、……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第18号(1974/04/12、33期、公明党)

○岡本委員 きょうは長官が一時過ぎですか、お出かけになるそうですから、時間の範囲内で行ないますので、明確にお答え願いたいと思います。最初にお聞きしたいのは、原子力船の「むつ」の母港化決定におけるところの問題でありますが、これは青森県のむつ市でありますけれども、この決定にあたっての環境アセスメント、これについて少しお聞きしたいと思います。そこで、科学技術庁にお聞きいたしますけれども、原子力発電用地あるいは原子力船の母港地、これを決定するにあたって、原子炉の安全審査、そういうものはもちろんのことでありますけれども、それと同様の厳重な環境アセスメントが必要である、こういうように考えられますが、現在ど……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第19号(1974/04/24、33期、公明党)

○岡本委員 最初に田辺知事さんにお聞きしますが、先ほどからお聞きしておりますと、午前中もそうですが、この富士保全法、それから北富士演習場の使用協定については、何ら関係がない、別々のものだというように答弁されておりますけれども、これは「北富士演習場問題を考える」という、山梨県の県民室の発行のものでありますが、この中に「北富士演習場の返還は知事の目標であると県民は理解しているのですが、知事はこの目標達成のため、どのような努力を払ってきたのでしょうか。」  この間ずっと書いてありまして、非常に一生懸命に全面返還を目標にしてきた。  そこで、この三ぺ―ジのところに「内閣官房長官の申し入れ」、「その後政……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第20号(1974/04/26、33期、公明党)

○岡本委員 最初に総務長官にお聞きしますけれども、この法案の十三条に、各都道府県において審査会を設置する義務がある、こういうようにあるわけでありますけれども、現実にはまだ十二の府県では設置されていない。岩手、山形、石川、山梨、長野、京都、和歌山、島根、鳥取、香川、愛媛、徳島、こういう県においてはまだ現実にこの審査会が設置されておらないわけですが、そうしますとどういうことになるかと申しますと、一つの事例をあげますと、これは愛媛県です。  伊予三島の大王製紙の排水の隠蔽の件について漁業者関係が非常に漁業の被害を受けた、そのことによって、これはNHKの四十九年二月十九日のニュースでも取り上げられたわ……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第23号(1974/05/14、33期、公明党)

○岡本委員 まず環境庁にお聞きしますけれども、この富士保全法の保全する地域ですが、これは富士山頂を中心にして、おおむね二十キロということでありますが、実際に富士を保全するためには、やはり田子の浦あるいは駿河湾まで含めてしまわなければ、ほんとうの富士保全にはならないのではないか。御承知のように富士地域は、いま、富士市のほうでは大気汚染が非常に多い、非常に患者もよく出ているというような地域でありますから、ほんとうはここまで延ばさなければならぬのじゃないか。ただ、この二十キロだけですと、現在の自然公園法でおおむね規制できるということですから、どうも中途はんぱなように考えられるわけですが、やるからには……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号(1974/05/17、33期、公明党)

○岡本委員 航空局の方見えておりますね。  私は、公共飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律の一部改正、これは運輸委員会で審議されて、すでに可決されたものでありますけれども、この運営について若干質問を行ないたいと思います。  その前に、これは第三セクターといいますか、大阪国際空港周辺の整備計画、これに基づいて、この法案が出されたわけでありますけれども、兵庫県の坂井知事から伊丹の伏見市長に対して「大阪国際空港周辺整備計画の事前協議について」という文書が出ておるわけでありますが、この中に「大阪国際空港整備計画については、現空港の移転廃止を基本として策定することとし、大阪府及び国……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第25号(1974/05/21、33期、公明党)

○岡本委員 最初にお聞きしたいことは、今度のこの大気汚染防止法の総量規制等につきまして非常に感じますことは、硫黄酸化物のみであり、窒素酸化物あるいは一酸化炭素、こういうものが抜けておるということで、先ほど田中さんからもお話がありましたが、最近は相乗効果といいますか相乗作用と申しますか、そういうことによって非常に被害が出ておるわけですから、私はもっと抜本的なやり方をしなければならないのではないか。企業のほうにしましても、たとえばこういう脱硫装置をつけた。そうしたら、今度はまた窒素酸化物のほうをやらなければいかぬ。また次をやらなければいかぬ。大企業はよろしいでしょうけれども、中小企業になりますと、……

第72回国会 逓信委員会 第12号(1974/03/27、33期、公明党)

○岡本委員 私は、特に新幹線あるは航空機の騒音あるいはまた振動、あるいはまた通過によるところの電波障害について若干質問をし、また確かめておきたいと思います。  そこでまず最初に大臣に、これは昭和四十八年七月十七日、参議院におけるわが党の塩出さんの質問に対する久野郵政大臣の答弁、その中から、新幹線あるいはまた航空機によるところの電波障害について、「この原因を究明し、さらにそれに対する対策を考究するために調査会を設けることにいたしまして、ただいま検討中でございます」ということであります。これは昨年六月に発足しておりますが、この調査会の――これは審議会になっておりますけれども、この審議状況について、……

第72回国会 予算委員会 第5号(1973/12/10、33期、公明党)

○岡本委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十八年度一般会計補正予算及び昭和四十八年度政府関係機関補正予算について、政府案に反対し、野党四党で提案した政府案を撤回し、編成替えを求める動議に対し、賛成の討論を行なうものであります。  当面しているインフレ、物価高、石油危機は、政府・自民党のとり続けてきた大企業、大資本優先の高度経済成長政策と、対米追随の閉鎖的な外交によってもたらされたことは明らかであります。  しかしながら、政府はその責任をあいまいにし、外的要因のみを強調しております。今回の補正予算も、これまでの政府の失政を何ら反省することなく、いたずらにこれまでの政策を踏……

第72回国会 予算委員会 第31号(1974/03/12、33期、公明党)

○岡本委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十九年度予算政府三案に反対し、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党が共同提出した予算組みかえ動議に賛成の討論を行ないます。  最初に私は、予算案を編成する政府の基本的な姿勢について指摘したいのであります。  今日の物価狂乱の事態は、政府・自民党が長年強引に推し進めてきた産業優先の高度経済成長と、これによってどん欲な利潤追求をほしいままにしてきた大企業が、石油危機にあたっていよいよこの本性をあらわし、国民生活の深刻な不安を逆に利用した便乗値上げに狂奔したことにあるのであります。いま、政府の決断しなければならないのは、……

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1974/08/21、33期、公明党)

○岡本委員 私で最後の締めくくりですから、両大臣ひとつ最後までがんばってください。  そこで、環境庁長官は、長官に就任されてすぐに、関西の大阪国際空港あるいはまた道路公害、そういうものを視察されたということは、私はその姿勢としては非常に了とするものであります。いままでの長官は、大体こちらから委員会でややい言ってからしか行かなかった。しかしあなたは、今度就任後すぐに向こうに行かれたということに対しては、私は非常に高く評価をいたしております。  そこで、まず環境庁長官にお聞きしたいことは、大阪伊丹国際空港に参りましたときに、住民の皆さんの一番の要望は何であったか、一日も早くこの空港をのいてもらいた……

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1974/10/23、33期、公明党)

○岡本委員 私は最初に、五十一年度規制の問題について少し掘り下げておきたいと思います。  最初に環境庁にお聞きいたしますけれども、この五十年度、五十一年度規制につきましておきめになったとき、これは三木長官のときだったと思うのですが、このときにいまのようにメーカー側の抵抗、こういうことによって暫定的基準をつくったり、あるいはまた延期をしたり、こういうことをしなければならぬというような想定のもとにあったのか。すでにそのときに、私も当委員会で三木長官にも何べんか念を押しまして、五十年度規制、五十一年度規制は延期しないという答弁をいただいておるわけでありますけれども、制定した当時の環境庁の行政の何とい……

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1974/11/22、33期、公明党)

○岡本委員 私は、五十一年度規制問題について少し詰めておきたいと思いますが、その前に環境庁長官が、OECDの環境閣僚会議に出席なさっての談話といいますか記者会見で、こういうことをおっしゃっていますね。「環境保全を前提に、経済との協調を配慮した総合政策をとる傾向にあることが各国の現実だということを教えられた。自動車排ガス五十一年規制と経済との調和を関連して考えているわけではないが、無関係のものではない」こういうように新聞報道されているのですが、そのとおりでございますか。
【次の発言】 長官はそういったOECDの各閣僚の発言を聞いて、わが国でもやはり経済との調和というものが環境問題については必要で……

第74回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1974/12/18、33期、公明党)

○岡本委員 最初に、柴田参考人にお聞きいたしますけれども、今度の中公審の答申というものを見ますと、その前に大気部会で決定をした。その一番中心になりますのが自動車の公害専門委員会でありますけれども、この委員会の構成、これに若干私は問題があるのではないかというように考えられるわけです。  たとえばエンジン問題、エンジンのオーソリティーといわれるのは八田委員長、それから自工会の家本さんという委員は日野自動車の会社の方でありまして、あと工業技術院の八巻さんというのは触媒の専門家、あとは医者とか、石油業界から一人とか、運輸省、警察庁から一人、衛生試験所から一人あるいは伊東さんという方が出ておりますけれど……

第74回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1974/12/24、33期、公明党)

○岡本委員 七十四国会、今国会の初めてで終わりの委員会でありますが、これはまた七十五国会に通じていくわけでありますから、最初に環境庁長官になられた政治姿勢についてもう一度確めておきたいと思います。  それは、長官は先ほど私は環境保全の鬼になると言われた。これはほんとうの鬼になってもらわなければいかぬわけですけれども、しからば鬼の目にも涙ということがありますから、その涙がほんとうに国民の健康を考えた、要するに狭い日本の国で高度成長政策によってこんなにむしばまれている、こういった環境を保全する、ほんとうに住民の皆さんを守る涙なのか、あるいはまた経済のほうの調和、それに対する涙か、そのどっちなのかを……

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/20、33期、公明党)

○岡本委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和四十九年度補正予算三案に対し反対し、日本社会党、公明党、民社党三党共同の組みかえ動議に賛成、また、日本共産党・革新共同提案の動議に反対の討論を行ないます。  当面しているわが国経済は、きわめて難局に立たされております。言うまでもなく、物価高騰、インフレは果てしなく続き、いまや国民生活は破壊寸前に追い込まれております。このインフレ、物価高騰の被害をまともにこうむるのは、老人、生活保護者、母子家庭、身体障害者等、社会的に弱い立場に置かれた人たちであり、また経済的には中小企業者、農業者等であるということは言うまでもありません。……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1975/01/23、33期、公明党)

○岡本委員 海部副長官が非常に短い時間なので残念ですが、あなたにだけしぼって質問いたします。  三菱石油の水島のこの問題につきましては、私ども早速調査団を派遣しまして、年末に越冬資金を、これは直接漁業者の皆さんの御要求で六十万円要るということだったのですが、とうとう結局は二十万ぐらいしか出さなかった。非常に困っているところもあります。しかしあなたの方で、三菱さんが出す前に今月中に融資を決定しておる、こういうことですが、じゃその総金額はどのくらいかというと、これがわからない。こんなことでは私はもう一つ合点がいかない。そこでどういう機関からどういう方法で融資するのか、この点をひとつまず明らかにして……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1975/02/14、33期、公明党)

○岡本委員 最初に、中公審の和達会長さんにお聞きしますけれども、この自動車排ガスにかかわらず、専門委員という者は、学識経験者あるいは技術、いろいろな専門があるでしょうが、それは業界の代表ではない、技術の問題なら技術だけをいろいろと開陳し、意見を言う、それが私は専門委員としての立場ではないかと思うのですが、その点ひとつ。
【次の発言】 そこで家本さんにお聞きしますけれども、先ほどからのあなたの話を聞いておりますと、業界の技術の開発促進のために、業界を集めていろいろと説明をしたというようなお話でありますけれども、それではちょっと二またかかっているのじゃないか。専門委員として出るときは、あなたの専門……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1975/02/18、33期、公明党)

○岡本委員 長官に基本姿勢をまずお聞きしたいと思います。  この長官の所信表明の中で環境保全長期計画の策定、環境保全計画を長期にわたって策定をしてそして年次別にやろう、こういうことでありますけれども、従来の公害対策基本法というのは昭和四十二年にできたわけですが、そのときにはこの中に経済との調和条項が入っていた。これはその後それだけ外したということでありますから、やはりここで環境庁もできたことでありますから、われわれが提唱している環境保全基本法、そこからいろいろと長期的な計画の作成をしなければならないのじゃないか、こういうふうに思うのですが、その考えをひとつお聞きしたいと思うのです。

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1975/02/25、33期、公明党)

○岡本委員 これは環境庁長官にお聞きしますけれども、国民の注目の的でありますところの自動車の五十一年度排ガス規制につきまして、報ずるところによると二十四日公布ということでございますが、この報道を見ますと、小型車は〇・六、最高許容限度が〇・八四グラム、一トン以上の大型車と四サイクルの軽自動車の平均値が〇・八五グラム、最高許容限度が一・二グラム、二サイクルは五十年度規制を適用、こういうことになっておりますけれども、五十年度規制のときは平均値の三二%を上乗せした。ところが今度五十一年度規制は四〇%あるいは四一%というように非常に後退しておる。これはどういうわけなのか、ひとつお聞きしておきたいと思うの……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第7号(1975/03/14、33期、公明党)

○岡本委員 最初に海上保安庁に。  海洋汚染防止法の四十五条、「海上保安庁長官は、本邦の沿岸海域における海洋の汚染状況について、必要な監視を行なわなければならない。」が一項、二項が「海上保安庁長官は、著しい海洋の汚染があると認めるときは、その汚染の状況について、当該汚染海域を地先水面とする地方公共団体の長に通知するものとする。」ということでありますが、この「状況について、」は、原因あるいはその汚染状況、これはやはり通知をしなければならぬ、こういうふうに受け取ってよろしいでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、まず瀬戸内海の水島の三菱石油の油公害ですが、この流出した量それから回収した量、これに……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1975/03/18、33期、公明党)

○岡本委員 私は、カドミ問題について、非常に時間が短くなりましたが、若干お尋ねいたします。  そこで、まず最初に長官に、先般の予算委員会で、イタイイタイ病の問題についてもう一度洗い直しをするのだというような答弁をされていることが、新聞報道されておりまして、その点についてどういう真意なのか、これだけちょっと承っておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは一九七四年に日本鉱業協会がパンフレットを発表しているわけですけれども、ここに、カドミウムがイタイイタイ病の原因であるという説は、昭和四十三年五月、厚生省見解として発表されたものですが、その後、多くの学者がこの見解に疑問を投げかけてい……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1975/05/16、33期、公明党)

○岡本委員 参考人の皆さん、大変長らく御苦労さまでございます。もう私ともう一人の委員でしまいですから、もうしばらくごしんぼうをお願いします。  そこで、最初に二村先生にちょっとお聞きしたいのですが、先ほど先生の陳述の中で、騒音は振動によって大きく変化がある、振動が少ないということになると、騒音も非常に少なくなるのだというような御説明をいただいたわけでありますけれども、間違いございませんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと二村先生、新幹線の振動ですね。これは公害振動の部類に入るのでしょうね。  それからもう一点。先ほど振動がある程度高いとやはり影響があるのだということは、どこまで医学的にわか……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1975/05/23、33期、公明党)

○岡本委員 時間が非常に切迫しましたから、重複するのは全部避けまして、最初に環境庁長官にお聞きします。  この新幹線の基準、これは三月いっぱいに必ずやりますというのが私に対する答えだった。聞きますところ、専門委員会ではもうできておるけれども、振動部会で相当いろいろなことが起こっている、こういうことですが、この専門委員会の報告を見ましても、基準だけでなくして、たとえば立法しなければいかぬとか、いろいろなこういう行政がやるべきことに対してまで立ち入ってきておる。基準は基準で中公審で決めて、それに対して今度は政府の方でこれを達成するにはこうしなければいかぬという行政の立場と、二つに分かれるのではない……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1975/06/03、33期、公明党)

○岡本委員 参考人の皆さん大変御苦労さまです。もう私一人でしまいでございますので、もうしばらくおつき合い願います。  四十七年の夏だったと思いますが、当委員会から瀬戸内海の調査に参りました。そのときには、中村組合長さんにずいぶんあっちこっち連れて行ってもらったということをいま思い出しておりますけれども、先般家島へ参議院の矢原さんとそれから地元の新井代議士が参りまして、私たちに報告があったわけですけれども、四十七年に私たちが参りましたとき、それからすぐに超党派で、皆さんで一緒に瀬戸内海環境保全臨時措置法をつくったわけです。そしてたとえ少しでもきれいにしなければならぬということで対策を立てておった……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第13号(1975/06/13、33期、公明党)

○岡本委員 私は、きょうはカドミ問題につきまして質問をいたしますけれども、最初に、長官が衆議院の予算委員会におきまして、イタイイタイ病の厚生省見解なるものが四十三年に出ておりますけれども、これにつきまして、完全な学問的究明がされていないのだというような、そして一年以内にもう一度結論を出すという御答弁をなさったという報道がございます。非常に注目されておりますけれども、これについて、ひとつ明らかな見解をいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、この報道は、厚生省見解は完全でない、したがって一年以内に洗い直すのだ、そういうような報道になっておるわけですけれども、長官……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第16号(1975/06/24、33期、公明党)

○岡本委員 私は、大気汚染、特に光化学スモッグについて、その対策並びに予防、こういうことで若干、質問をいたします。  これは朝日新聞さんの記事ですが、各紙、皆一斉に光化学スモッグについて最近、取り上げておりますけれども、四十五年の七月の東京立正高校事件以来、昨年までの被害届が十三万三千九百四十一人に上っておる。昨年は御承知のように気象の関係、長雨というようなことで非常に少なかったわけでありますけれども、本年はもうすでに六千人を超しておる、こういうことでありますが、東京都内におきましても四日間の光化学スモッグの注意報が出されて、そして四人の女子高校生が倒れ、あるいはまた入院をしておる。また六人が……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号(1975/06/27、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま坂口委員から御質問がありましたが、実は私も一緒に夜行で行って、夜行で帰ってきたのですが、この八戸地域は昭和四十四年に私が公害の総点検の一環として一遍、行ったことがあるのです。それ以後、当委員会でも前の古寺委員が取り上げて、相当何遍も要望したことがある。しかしその後いままでほってあった。これは実は一つの問題は、市の方は非常に積極的なんですけれども、県の方が非常に腰が重い。それはどういうわけかと申しますと、やはり県で公害認定を受けるいろいろな手続、あるいはそういうような問題について、環境庁との間にはっきりしたことができてなかったのではないか。お聞きすると、最近になって二回ほど見……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第19号(1975/07/04、33期、公明党)

○岡本委員 それでは、きょうは当国会の最後の日でありますので、重要な問題を取り上げておきたいと思うのですが、すでに御承知のように、七月二日午後一時に自然保護議員連盟が発足しました。そして環境庁をバックアップしよう、同時にまた、大事なかけがえのない自然保護のために、その行政を指導するようなことで、力強く発足したわけです。それは御承知のとおりでありますけれども、その前に一点、新幹線の環境基準についてのことを一言聞いておきたいと思うのです。  これは御承知のように、本年の三月末までに、新幹線の環境基準の設定について行いますということを、長官は言明されたことがありますけれども、その後、少しおくれておる……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第21号(1975/09/09、33期、公明党)

○岡本委員 非常に時間がなくなりましたから、質問に対して明確に簡単に答えてください。  まず、日本化学工業協会の専務理事さんにお聞きしますが、四十四年秋の時点におきまして、日本化学の鉱洋を千葉県の南部地区に埋め立てをする場合におきまして、日本化学工業の下請会社でありますところの共立運保、ここが日本化学工業協会の鉱滓の無害証明書を持っていきまして、その当時の大地主さんの七人の農家を説得しておるわけです。この無害証明書を日本化学工業協会が発行しておるわけですが、これについてひとつ、はっきりした御答弁をいただきたい。
【次の発言】 そうすると、日本化学工業協会は、専務理事さんが勝手にそういった証明書……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1975/09/10、33期、公明党)

○岡本委員 最初に、環境庁長官にお聞きいたします。  六価クロム公害につきましては、四十六年の三月十日、わが党の鳥居委員が決算委員会で取り上げておりますけれども、その前に、二月十二日にこの問題を取り上げましたところが、当時の公害対策本部、政府には、御存じだと思うのですが公害対策本部というのがあったのです。その公害対策本部の一切の事務を同じ年の四十六年七月過ぎでしたか、環境庁ができたときにこれを引き継いでおることになっておるのです。したがいまして、この当時、発言され、あるいはまたお答えになったことは、環境庁が当然、引き継いでいなければならないと思うのです。引き継いでいらっしゃるのかどうか、ひとつ……

第75回国会 社会労働委員会 第1号(1975/02/08、33期、公明党)

○岡本委員 きょうは本国会一番最初の社労委員会でありますので、大臣の所信表明に対する質問を若干行います。そのあとワクチンの問題を質問したいと思います。  そこで、大臣の所信表明の中に、「第一に、社会福祉の充実であります。特に老人、心身障害者、母子世帯、生活保護世帯等社会的経済的に恵まれない人々の所得保障には最重点の配慮をいたしております。」こういうようにおっしゃいまして、老齢福祉年金を月額七千五百円から一万二千円に引き上げた、これについて相当大幅な改善を図ったということでありますけれども、大臣、この一万二千円で老後、生活できるということをお考えなのですか、その点。

第75回国会 社会労働委員会 第5号(1975/02/27、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題となっております法案の一部改正の前に、一言だけ大臣に聞いておきたいことがあります。  それは、中医協、中央社会保険医療協議会ですか、ここから日本医師会あるいは日本歯科医師会あるいは薬剤師会が委員を総引き揚げした、こういうような報道がありますが、これに対して今後どういう対策をとるのか、これからひとつ聞いておきたいと思います。
【次の発言】 それはわかりますけれども、それに対する対策はどうするのかということを……。
【次の発言】 もしも、慰留はしましても解決しない、こういう場合はどうしますか。
【次の発言】 これはこのくらいにしておきまして、この戦傷病者戦没者の援護法につい……

第75回国会 社会労働委員会 第8号(1975/03/19、33期、公明党)

○岡本委員 私は、社会的弱者、三本内閣も特に社会的公正を守るというような声明がありましたが、特に社会的に弱い方の保護、あるいはまたそういう人たちの福祉に力を入れなければならない。  そこできょうはそのうちで身体障害者の雇用促進についてお聞きしたいと思いますが、民間企業もございますけれども、まず官公庁の、三公社五現業、この政府関係機関が身体障害者の雇用促進に対して率先垂範をしなければならないと思うのですが、これについてまず大臣の御見解を聞きたいと思います。
【次の発言】 これは事務担当の方からで結構ですから、三公社五現業の四十九年の身体障害者の雇用状態を発表してもらいたいと思います。

第75回国会 社会労働委員会 第9号(1975/03/20、33期、公明党)

○岡本委員 大臣の時間が非常に短うございますので、要点だけまず御質問します。  そこで、田中厚生大臣は非常に福祉問題あるいはまた厚生問題については自民党の中でもベテランである、こういうように私承っておりましたし、またそういう自負があったと思います。そこで厚生大臣になったのではないかと思いますが、私は最初に児童手当につきまして、ことしはこれで第三子の四千円を五千円ですか、これはもう変えろと言ったってなかなか変えないと思うのですが、来年あたりから、やはり二子あるいは一子、こういうように漸次改正していくというお考えはございますか。
【次の発言】 今日のことはわかりましたから……。そこで、前齋藤厚生大……

第75回国会 社会労働委員会 第10号(1975/03/25、33期、公明党)

○岡本委員 現在審議されておりますこの法律案の対象となる中小企業の数と、それからそこに働く労働者の数、それからいま現在加入契約している数、これをちょっと先に説明していただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、概算計算すると大体一割くらいしか加入していないということですね。なぜせっかくあるこの中小企業の退職金共済制度を利用されないのか、どこにネックがあるのか、これをひとつお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 あなたはいま退職金制度をつくってないのは大体一〇%だと――私どもで調べますともっと多いですよ、まあ全部が全部調べていませんけれども。ちょっとその数字はぼくは――だから一〇%……

第75回国会 社会労働委員会 第13号(1975/04/16、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま審議しております法律案の中で国民年金の事業に要する事務費の負担について若干質問したいと思います。  御承知のようにいま各地方自治体は超過負担で非常に困っておるという中で、この国民年金の事業の事務費について、まず最初に、自治省の局長さん非常にお忙しいということだったから……。  地方財政法の第十条の四の(地方公共団体が負担する義務を負わない経費)、この中に国民年金の経費が入っておりますが、各地方自治体の中で国庫負担で全部賄えておるのかどうか、これをひとつお聞きしておきます。
【次の発言】 あなたの答弁聞いていると、国民年金事業に関する事務費の負担ですね、国が負担するものについ……

第75回国会 社会労働委員会 第16号(1975/05/22、33期、公明党)

○岡本委員 きょうは参考人の皆さん、御苦労さんです。私も兵庫県のスモンの会の方にたびたび出席して、皆さん方のいま陳述されたいろいろなことを大分聞いております。中には尼崎の方で会長をやっていた人が亡くなりました。私もまた昭和十八年にちょうど中国におきましてアメーバ赤痢にかかって、このキノホルムを服用した一人なのです。皆さん方大変お気の毒だと思います。  そこで、与えられた時間が十五分ということで、まことに残念ですけれども皆さん方の御意見を承っておりますと時間がありませんので、厚生省にひとつお聞きしますけれども、厚生省は昭和十一年の時点においてはこれは劇薬に指定されておった。ところが、なぜ三年後に……

第75回国会 社会労働委員会 第20号(1975/06/05、33期、公明党)

○岡本委員 去る四月十八日、文部省の体育局長の名前で、沖縄県を除く各都道府県の教育委員会教育長に対して、学校給食用のパンにリジンを添加する、こういうような通達が出ておりますけれども、私は、次代を背負うところの青少年、この人たちの健康ということを考えまして、二、三ただしていきたいと思っております。  そこで、厚生大臣は、本年の予算委員会でわが党の渡部一郎君の質問に対して、食品添加物、これに対しては徹底的に調査をして、そして国民の健康を守るというお約束をなさっております。この文部省の体育局長の通達を見ますと、食品衛生法による食品添加物等の規格基準、三十四年十二月二十八日厚生省告示三百七十号の中にL……

第75回国会 社会労働委員会 第21号(1975/06/13、33期、公明党)

○岡本委員 私は婦人ではございませんけれども、わが公明党では婦人議員がいませんので、私が婦人問題については、その地位向上についての熱意については人後に落ちない、こういうことできょうは若干質問をいたします  中に本会議がはさまりますので、本会議の後になりますけれども、非常に問題が短いから、適切に答えを願いたいと思います。  古来より「矢の走るのは弓の力、男のしわざは女の力」こういうように言われておりますが、婦人の力がどんなに大きく社会を動かしておるかということを物語っておるものと思います。  そこで国際婦人年を契機に政府は日本の将来を考えて婦人の地位向上にどういうように取り組んでいく決意を持って……

第75回国会 社会労働委員会 第26号(1975/07/03、33期、公明党)

○岡本委員 きょうは非常に時間が制約されておりますので、二点にしぼりましてお伺いいたしますけれども、最初の第一点は、原爆被爆の皆さんの中に、非常に現在の被爆者の援護についてはまだ不十分で、御承知のようにこの世界で一つしかない被爆国で、まだ非常に困っておる人たちがあるわけですが、その中で、大臣、こういう人がいるのです。胎内被爆を受けまして、そしてその子供ができた。わずか一尺くらいの子供です。そして手足も動かない。そのために生活保護だけではどうもならない、介護に非常に過労で、どうにもならないという人、こういう方で、両親ときょうだい十一人が一遍に被爆して自分だけしか残っていない、それでそういう子供が……

第76回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1975/11/11、33期、公明党)

○岡本委員 約二カ月近く当委員会が開かれておりませんでしたが、その間に公害行政について、まことに悲しむべき事柄が起こっております。まず長官に、この点についてお聞きをしておきたいと思うのです。  環境庁の公害汚職それからずっと続いて首都圏の公害機器納入に対するところの汚職の問題です。この公害機器購入については環境庁の方からも相当、補助金が出ております。こういう一連のことを考えますと、先般、私ある雑誌社の招待で、ある学者と一緒に討論したときに、環境については、そういう監視員なんかない方がいいのだ、あるいは公害行政をする人たちがいない方がいいのだ、なぜだと聞くと、汚職をするからだ、こういうような非常……

第76回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1975/11/18、33期、公明党)

○岡本委員 当委員会で六価クロム問題がずいぶん審議されましたが、委員長在任中に結論をつけておかなければいかぬということも一つございます。  そこで、その後十一月十四日の新聞報道によりますと、あるいはまたテレビでもございましたが、労働科学研究所の佐野辰雄博士が、鉱滓投棄地に住んでいた一人の住民が亡くなった後、高度の肺がん物質を肺から検出しておる、こういう報道があるわけですね。  これについて労働衛生研究所から資料をとりました。そうしますと、これは江戸川住民の方ですが、この人以外に、そういった被害が発見されるようないろいろな資料が、細かく言っておりませんけれども、出ておる。そこで、私は特に工場周辺……

第76回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1975/11/20、33期、公明党)

○岡本委員 私は、きょうは特に大阪空港問題について二、三質問いたします。  まず最初に、大阪空港騒音問題で、私は四十八年三月一日の予算委員会におきまして、当時の新谷運輸大臣にコンターの見直しをお願いをした。要するに、伊丹市を中心にした十一市協がありますが、この各市ではかったコンターと運輸省が指定しているコンターと非常に相違がある、約三分の一である、だから三分の二、広くしなければならぬというようなことで、この見直しを要請をいたしましたが、その後の進捗状況はいかがですか。
【次の発言】 大体いつごろ、その修正を行うのか、この点を時期を明らかにしてください。

第76回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1975/12/05、33期、公明党)

○岡本委員 時間が迫りましたから、重複を避けますけれども、最初に運輸大臣に……。 この上告をした政府の見解といいますか、この根本をつくったのはやはり運輸省でありますが、その中に国家賠償法の適用等の諸点についての不服があるというようなお話でありますけれども、この判決は二条一項を採用している。この二条一項には、承御知のように「道路、河川その他の公の営造物の設置又は管理に瑕疵があったために他人に損害を」与えたとき、こういうことであります。先ほど環境庁長官からも、また在来の環境庁長官からも、この大阪伊丹空港は欠陥空港だ、要するに瑕疵があるんだということでありますから、どうもあなたの方から上告した意見と……

第76回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1975/12/09、33期、公明党)

○岡本委員 大阪空港問題について、さっきと重複を避けまして若干お聞きいたしますけれども、最初に環境庁長官に、政府の姿勢として伺いたいのは、この前も、ちょっとお話をしておきましたけれども、裁判所の判決を一番最高にするのか。それから、この大阪空港の問題は、公害等調整委員会の調停を申請している、この調停があるわけです。それから、われわれ、こうしてこの国会審議をやっている国権の最高機関、この三つのものがありますが、よく答弁で裁判所の判決が出たらとか言われる。それは、この前も申し上げましたように、全国みんな裁判して判決しなければ何もできないということになったのでは、大変なことになるということで私は考えて……

第76回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第7号(1975/12/12、33期、公明党)

○岡本委員 最初に、昨日、環境庁の中公審の大気部会ですか、そこから健康被害の救済地域の答申が出ましたが、これについて若干、質問をいたしますけれども、まず中公審の答申どおり、指定地域を環境庁では指定するのか、これをまず、ひとつお聞きしておきたい。
【次の発言】 これは、ちょっと政治的な配慮になるわけですが、この規則を見ますと、その地域の地方自治体の長の意見を聞くということでありますが、一つ、例をとりますと東京都内ですね。この中で、まだ指定されていないのが中野区、世田谷区、杉並区、練馬区、この四つが漏れておる。ところが、有症率が少し少ないとか、あるいはまた中には、去年、検査をして今年の検査の中に入……

第76回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1975/12/16、33期、公明党)

○岡本委員 時間が非常に制限されておりますので、最初に御質問をしたいことは、きょうは水質問題でありますけれども、瀬戸内海環境保全臨時措置法が五十一年、来年の秋で切れるわけでありますが、これはやはり再延長しなければならないと思うのです。それについて、いまは議員立法でありますけれども、環境庁の方でも非常にお考えであるそうでありますので、内閣提出案にすることを考えていないかどうか、これをまず、ちょっと一言。
【次の発言】 と申しますのは、あなたの方の今度、予算要求を見ますと、瀬戸内海対策室というのを設けるようでありますから、そういうことになりますと、これはやはり瀬戸内海環境保全臨時措置法を、臨時措置……

第76回国会 社会労働委員会 第2号(1975/11/13、33期、公明党)

○岡本委員 最初に厚生大臣に。実はこれは昨日、環境保全並びに公害対策委員会で私が質問して、結局結論が出なかったのですけれども、その問題は何かと申しますと、一昨年問題になりました魚の水銀の問題なんです。これは厚生省で四ppmという暫定基準を決めておるのです。水俣病などを防ぐための一つの決め手だということで決めておるわけでありますけれども、ところがマグロ、スズキ、こういうのは野放しになっておる。三十ppmあるいは二十ppmという大きな数値が出ておりましても、これはもう野放しだ。なぜマグロとかスズキが野放しだと言いますと、それは天然汚染だからだ、こういうような見解らしいんですね。  そこで、鹿児島湾……

第76回国会 社会労働委員会 第4号(1975/11/20、33期、公明党)

○岡本委員 時間が非常に短いので、明確に答弁を願いたいと思います。  私は薬害についてきょうは質問いたしますけれども、医薬品の生産額は昭和五十年度においては二兆円を超えておる。これは二十年前の約八十倍という驚異的な伸びを見せておりますが、ところがその現在使用されておるところの医薬品の種類、これが四万品から、認可されているものを入れると八万種目とも言える膨大な数になっております。私は医療品の飛躍的な伸びが健康の増進に貢献したということは認めますけれども、その反面、副作用が非常に起こっておりまして、社会的問題になっております。  そこできょうはいろいろ申し上げたいのですけれどもそういうことは省略い……

第76回国会 社会労働委員会 第6号(1975/12/11、33期、公明党)

○岡本委員 私は、きょうは心身障害者の問題につきまして若干質問いたしますけれども、身体障害者福祉法、この法律の目的は、ここにありますように「身体障害者の更生を援助し、その更生のために必要な保護を行い、もって身体障害者の生活の安定に寄与する等その福祉の増進を図ることを目的とする。」こういうようにありますから、私は、一般の方と違って若干ハンディキャップがある心身障害者の方々の福祉対策、これについて大臣はどういうようにお考えになっておるのか、まずその見解を承ってから質問に入りたいと思います。
【次の発言】 そこで、いまはからずもあなたの方から自動車のお話が出ましたが、実はこれは厚生省が行ったのではな……

第76回国会 社会労働委員会 第7号(1975/12/16、33期、公明党)

○岡本委員 きょうは非常に時間を制限されておりますので、簡単に明瞭にお答えを願いたいと思います。  まず第一点、お聞きしたいことは、十五日の午後、労働四団体の代表が労働大臣を訪ねて、雇用失業保険に関する緊急統一要求を行った。この要求に対するところの労働大臣の見解、これについて若干お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、われわれが提案しておるところの、この雇用制度の法律、提案しておりますね。これが一つの大きな指針になると思うのですよ。これを取り入れて法改正をするというような決意は大臣にございますか、いかがですか。
【次の発言】 どうもまだわれわれが提案した分が全部が全部含まれてない……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1976/03/02、33期、公明党)

○岡本委員 じゃ私も建設省が来るまで。  まず長官の所信表明を拝見いたしまして、「これからの環境行政は、直接的な汚染防止対策に加えて、国土の計画的な利用、資源多消費型の産業構造や生活様式の転換、適切な交通体系の確立等をも包含した幅広い総合的な見地から、公害の発生と環境の破壊を未然に防止するという基本的態度に立って」これから行政をやるんだ、こういうような所信表明であります。「第一は、環境管理の総合的な推進であります。」こういうようなことも出ております。これをおっしゃったわけですけれども、恐らく、だれかに書いてもらって、それをばっと読んだだけじゃないだろうと思うのです。これはやらなければいけません……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1976/03/05、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題となっておりますところの公害健康被害補償法につきまして若干、質問いたします。  この法案の審議を、もう何遍かやっているわけでありますが、政府の答弁は、この補償費につきまして慰謝料が入っているんだということを絶えず、おっしゃるわけです。それは確かに昭和四十八年四月五日の中公審の費用負担特別部会ですか、ここの答申にもありますように「民事責任をふまえた損害賠償保障制度」というように、この法律は決めるべきだというようになっておりますから、損害賠償保障ということになりますと、やはり慰謝料が一番、大きなウエートを占めておるのではないかと思うのです。ところが実際の給付になりますと、非……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1976/03/29、33期、公明党)

○岡本委員 非常に時間が短いですから、簡潔、率直にお答えを願いたいと思います。  第一点は、この健康被害補償法は、裁判をやると非常に長くかかって被害者が救済できないというようなところから、つくったわけです。したがいまして、被害者の方を早く救済するのに一番いいのは、この前、私、昨年の十二月十二日にお話ししました転地療養なんです。この転地療養について、環境庁の方から各地方自治体に、移送についての支給対象といいますか、こういう通達が出ておる。事務次官通達と一緒に出ておるわけですが、各地方自治体では、やはり、これに基づいて行われますので、非常に移送費といいますか転地療養の交通費がかかる。この方は大体、……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1976/04/23、33期、公明党)

○岡本委員 最初に、もういよいよ会期も、あと一カ月もありませんので、今度ロッキード問題で三木さんの態度が非常にあいまいで、そのことによって空転したわけでありますけれども、そこで、これからの審議の進め方あるいはまた重点的な審議、これはやはり行わなければなりませんので、最初にお聞きしますけれども、環境影響評価法案すなわちアセスメント法案ですね、これを今国会で環境庁長官としてはお出しになるという御答弁があったと思うのですが、これはどうですか、いまからお出しになるのですか、いかがですか。
【次の発言】 どうも何が何やら、さっぱりわかりにくい。意欲はあるということをおっしゃるけれども、お出しになるのかな……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1976/05/07、33期、公明党)

○岡本委員 最初に西宮市の助役さんからお聞きしたいのですが、新幹線公害で非常に地元の方が困っておるわけですが、西宮市会でも、この問題が相当、問題になっておると思いますので、その実態について、もう少し詳しく陳述してもらいたいと思います。
【次の発言】 そこで、中公審の委員長の亘理参考人にお聞きしますが、あなたの方で、この答申を発表なさるときに、そういった現地の皆さん方の調査、いろいろ苦情問題、たとえば四十三号線あるいはまた環七、こういったところの現地調査をなさったのでしょうか。この点について、ひとつ。
【次の発言】 先ほど、ちょっと問題になっておりましたが、そこで、あなた方がそこの調査に行きまし……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1976/05/12、33期、公明党)

○岡本委員 ちょっと、この振動規制法案に入る前に一つだけ確かめておきたいことがあります。それは瀬戸内海環境保全基本法、これがこの十月に切れるということですが、これについて環境庁としては、このままで延長をするというような考えを持っておるのか。あるいは長官、どういうように、あなたは考えていらっしゃるのか。これだけ、ちょっと念を押しておきたいと思うのです。
【次の発言】 この間、当委員会で参考人の先生方をお招きして意見の開陳を受けたわけですけれども、この中で東北大学の二村先生から特に、こういう陳述があったわけです。技術がまだ、できてないといって、それをそのまま、ほっておくということは間違いである、だ……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1976/05/14、33期、公明党)

○岡本委員 私は、公明党を代表して、振動規制法案に対する修正案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  言うまでもなく、振動公害は典型公害の一つとして、昭和四十二年に公害対策基本法において、政府によって、しかるべき措置がとられるべきことが定められていながら今日まで放置されてきたものであります。  その間、高度経済成長による産業活動の活発化に伴う人口の都市集中、土地の過密利用、都市における住宅と工場の混在、工場等の機械施設の大型化、建設工事の増加及び陸上交通機関の進展によって、工場、建設工事、自動車幹線道及び新幹線を中心とする鉄道等より発生する振動公害は、騒音と並んで、公害苦情件数……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1976/05/18、33期、公明党)

○岡本委員 非常に時間がなくなりましたから、簡潔に答弁をお願いします。  最初にお聞きしておきたいことは、この前の委員会で、瀬戸内海環境保全臨時措置法の問題で大臣は、何とか各党の御理解を得てというようなことで終わったわけです。大体お詰めになったと思うのですが、どのくらいならば何とかなるのか。ひとつ大臣から、その点をはっきり聞いておきたい。
【次の発言】 これは昭和四十八年の十一月二日に施行されて五十一年の十一月二日までの時限立法でありますけれども、この法律を議員立法でつくったときに、恒久法を必ず環境庁でつくるようにという要望もいたしました。恒久法をつくるにつきまして、いろいろと審議会なんかで、……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号(1976/07/16、33期、公明党)

○岡本委員 最初に一つ、先ほど、ちょっと、ぼくが聞き落としたのかもわかりませんが、島本委員の質問の中で環境アセスメントについて、長官の方から御答弁があったようなんですが、先国会に、この環境アセスメント法案、手法の法案を出すということであったのですが結局、流れた。次の国会には必ず環境庁として、この法案を出すのか出さないのか、出せる確信があるのかどうか。また次も流れたというのでは話にならないので、これだけ一つ先に念を押しておきたい。
【次の発言】 どうも出したい出したいというようなことでは、これは話にならないと思うのですよ。必ず次の国会には、この環境アセスメント法案を出すのだという、強いあなたの決……

第77回国会 社会労働委員会 第3号(1976/03/04、33期、公明党)

○岡本委員 私は、昨年の十一月の二十日に本委員会におきまして、われわれ国民にとって大切な健康に必要な薬の副作用問題を取り上げまして、その欠陥の指摘をしておきました。特にモニター制度を中心にいたしまして制度欠陥を指摘しておきました。また改善の要望をいたしておきました。それに対して厚生大臣は、モニター制度については、的確にこれがやられているかどうかについてはいささか疑念があるというような御答弁で、今後モニター制度については迅速に有効な措置をとることに努力するというお約束をされたわけであります。したがいまして、私は、その後どういうような具体的な措置をとられたのか、これをひとつお聞きをしておきたいと思……

第77回国会 社会労働委員会 第4号(1976/05/06、33期、公明党)

○岡本委員 時間が非常に短かいから、率直に明瞭に答えていただきたいと思います。  最初に、これは四月二十九日ですか、ソロモン諸島のベララベラ島に二人ないし八人の旧日本軍人と思われる人がいるというような報道がございます。それについて、この報道によりますと、厚生省はあす、と書いていますから三十日と思いますが、連絡をとって本格捜査をやりたいというような報道でありますけれども、すでに御承知のように、人の命は大切で、小野田さんやあるいは横井さん、こういう人たちが救われておりますが、このソロモン諸島の旧日本軍人と思われる人たちの救済、これに対してはどういうように厚生省は手を打つのか、これをひとつ局長からお……

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/11、33期、公明党)

○岡本委員 私は、ただいま議題となっておりますところの法案について若干の質疑を行います。  最近の労働者の賃金不払い事件報告によると、七五年上半期中に監督機関の取り扱いの、約百六十八億円の賃金不払いのうち六三%が退職金で、定期給与はその半分である。この解決状況を総体的に見ますと、退職金の方が劣り、解決不能の額が八割は退職金である、こういうように出ておりますけれども、この退職金についても今度の不払いの中に確保はきちんとできるものかどうか、これをひとつもう一度念を押しておきたいと思います。
【次の発言】 いまの御答弁を見ておりますと、そういうように定期給与と退職金、こういうものを別に考えるというこ……

第77回国会 社会労働委員会 第8号(1976/05/13、33期、公明党)

○岡本委員 この法案の前に、先日の委員会で、ベラベラ島の生存日本兵についてはっきりしたお答えがあのときに大臣からもなかった、前向きということだったのですが、その後厚生省としてどういうような検討をされて進めているのか。
【次の発言】 そこで大臣、きのうの報道、あるいはまたテレビなんかも報道いたしておりますけれども、全国のソロモン会ですか、この人たちが、戦友を私たちの手で調査をするんだ。それから、当時この地方から復員した人、あるいはそういった人たちの証言を見ましても、相当この中にまだ残っておるということは非常に確実だということであります。同時にまた、来月調査団を組んで行くんだということでありますが……

第77回国会 社会労働委員会 第9号(1976/05/14、33期、公明党)

○岡本委員 健康保険法の一部改正法律案は大橋委員の質疑に譲りまして、私は、予防接種法及び結核予防法の一部を改正する法律案について若干お聞きします。  昭和五十年の二月八日、当委員会におきまして、私がこの予防接種の基本問題について質疑を行い、さらにこの予防接種事故の補償、これについて要求をいたしておきましたが、やっと今回提案をされたわけでありますけれども、そこで最初にお聞きしたいことは、今回の改正案は、暫定救済措置よりは少し前進したようでありますが、すなわち療養手当あるいは障害年金、葬祭料、これを新設しておりますけれども、まだまだ改善をしなければならない点が多いわけであります。  その一つとして……

第77回国会 社会労働委員会 第11号(1976/05/18、33期、公明党)

○岡本委員 時間が非常に限られておりますので、重複を避けまして御質問いたしますから、簡単明瞭に、しかも要領よくお答えを願いたいと思います。  最初にお聞きしておきたいことは、昭和四十七年の三月十四日の閣議了解事項で「廃棄物処理施設整備計画について」四十七年から五十年におけるところの処理施設として五百億円が投入されておるということでありますけれども、その実態はどうなっておるのか、ちょっとお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 これが全部施行されていないということは、産廃処理施設整備計画がずさんであったのか、あるいはまた、もう十分できて余ってきたのか、その点についてはどうなのか。わかりません……

第78回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1976/10/12、33期、公明党)

○岡本委員 先国会からも議題になっておりました環境アセスメントにつきまして、いま長官の方から来国会には必ず出すというお返事であったようでありますが、そこで来国会に出すこの法案につきまして、環境アセスメントにつきましては、われわれ野党の方も出しております。そういうものを参考にして、私どもが特に法案に出しておりますのが住民参加の問題なんですが、住民の代表を参加させるという考えはあるわけなんですか、この点ひとつ。
【次の発言】 もう一つだけ聞いておきたいのですが、われわれ考えておりますのは、政府サイドと申しますか、それでは、どうしてもアセスメントの手法、いろんなものがゆがめられる場合が、いままで非常……

第78回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1976/10/15、33期、公明党)

○岡本委員 私は和歌山県の竜神村の奇病について質疑を行いたいと思っております。  ここは紀伊半島のちょうど尾根に当たる日高郡竜神村、非常に緑の多い平和な山村のところでありますが、ここに児童の中に原因不明の公害病と思われる奇病が発生をいたしております。私は、ここに調査に行ってまいりましたが、この竜神村というのは面積は二百五十五平方キロで、ちょうど琵琶湖の四〇%ぐらいの広さでありますが、その九四・三%が山林に覆われております。また、村の基幹産業は林業であります。ここに千七百世帯が散在しておりまして、人口約五千九百人、典型的な過疎の山村であります。  この静穏な辺地に、なぜ、このような奇病が発生した……

第78回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1976/10/19、33期、公明党)

○岡本委員 環境庁長官が何か一時に出ていかなければいかぬというわけですから、ちょっと急いでやりますから、明瞭に答えていただきたいと思います。  私は、きょうは国道四十三号線あるいはまた各道路の騒音問題について、ちょっと詰めていきたいと思うのですが、昭和四十六年の五月二十五日に騒音に係る環境基準、これが閣議決定をされております。「環境基準の達成期間等 道路に面する地域については、設定後、五年以内を目途としてその達成を図るよう努めるものとする。」四十六年の五月二十五日でありますから、ちょうど五年になる。この五年間におきまして、これは達成を図るようという努力目標ですから、ちょっとあれなんですが、どう……

第78回国会 社会労働委員会 第2号(1976/10/14、33期、公明党)

○岡本委員 私は、本年の五月六日の当委員会におきまして、初めてトロトラスト問題を取り上げたわけでありますが、この問題につきまして、特にまず大臣からひとつ御答弁をいただきたい。と申しますのは、大臣は和歌山の方でございますが、私の軍隊友だちが、やはり和歌山の有田におりまして、非常な先生の支持者です。非常にごりっぱな勇気のある方だ、今度大臣になられて非常におめでたい、しかし短いかもわからぬというようなことでありましたが、そういうことで、ひとつ前向きの御答弁、また、今後の厚生省の指針というものをひとつはっきりしていただくと非常にいいのじゃないか、こういうように思いますので、まず大臣から御答弁いただきた……

第78回国会 社会労働委員会 第3号(1976/10/19、33期、公明党)

○岡本委員 私は、非常に短い時間ですから、きょうは二問題質問いたします。  最初に、母子家庭の皆さんのために、寡婦雇用の促進について労働省の御意見を承りたい。  そこでまず、労働省は母子家庭の就労をめぐる総合調査を五十二年にやりたいと言っておるそうでありますが、その調査内容は何なのですか。
【次の発言】 それは、大切な国民の金をかけてそういう調査をなさるということは何が目的なんですか。
【次の発言】 いま答えをいただきましたが、そういった調査を行ってどういうようにこの方々を就労させたりあるいはまたいろいろと指針を与えていくのか、その点はどうなんですか。


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 建設委員会 第1号(1977/02/18、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 財源措置については、ただいまの委員の方からお話がありましたので重複を避けますけれども、ただ一言、大臣に申し上げておきたいことがあるのです。特定財源だからといって余りガソリン税を上げたり、あるいはLPガス税ですか、これはやはり物価に関係がありますから、この点についてはひとつ十分注意をしていただきたい、こういうふうに思うのですが、まず大臣から、その点を聞いておきたい。
【次の発言】 本法案は、見込み違いだったということですから、今回はいたし方ないといたしまして、次からは、こういうことのないようにしていただきたい。  そこで、五十年十一月十九日当委員会におきまして、当時の故仮谷建設大臣の……

第80回国会 建設委員会 第5号(1977/03/16、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 古川委員の質問に、ちょっと関連をして、わずかな時間ですから。  まず、先ほどの答弁いろいろ聞いておりましたが、私まず治水、利水、排水、この行政の一元化というものが大事だと思うのです。あっちの省と、こっちの省と調整しなければならぬ。たとえば利水のうちで上水道、これは厚生省がやっておりますね。このなわ張り争いで非常に行政がおくれるということを私、今日まで痛感いたしております。したがいまして、いまここで、すぐに大臣にどうせいと要求しましても、すぐこうだとは言えないかもわかりませんが、今後、行政の一元化ということの検討が必要ではないか。これが非常に行政のおくれを導いておるわけですから、その……

第80回国会 建設委員会 第11号(1977/05/25、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 私は新産業都市及び工業整備特別地域、この問題について若干、質問をいたします。  国土庁の方で、これを、ことしから五カ年延長するということでありますが、いままで、いろいろと、この地域におけるところの結果が問題が出ておるようであります。この反省について今後の計画変更というようでありますが、その改定について、ひとつお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 これから検討をするということなんですか。それとも私どもの方にいただきました資料、五十二年一月二十六日、国土庁地方振興局の「基本計画変更の概要」が出ておりますが、これはもう関係なくして、これから基本計画の変更をする、こういうことなんです……

第80回国会 建設委員会 第12号(1977/06/08、34期、公明党・国民会議)

○岡本議員 ただいま議題となりました日本住宅公団法の一部を改正する法律案につきまして提案の理由及びその要旨につきまして御説明申し上げます。  すべての国民に健康で文化的な生活を保障する責任を持つ国は、国民生活の基本となる住宅につきましても快適でゆとりのある住居を確保し、国民の住宅権を保障しなければなりません。  しかるに公営住宅とともに公共住宅の大きな柱である公団住宅は、その建設に際して多くの問題を抱え、その事業主体である日本住宅公団の運営のあり方自体問われています。国民の大きな期待のもと昭和三十年に日本住宅公団が設立されて以来、賃貸住宅及び分譲住宅を合わせておよそ百万戸建設し住宅供給に寄与し……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1977/03/10、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 午前中に引き続きまして、大阪国際空港のエアバス導入問題について質問をいたします。  最初に、運輸省の航空局長に、エアバスのテストフライト、これは大体いつごろおやりになるつもりですか、一遍お聞きしておきたい。
【次の発言】 新聞報道によりますと、三月中だとかそういうようなことがちらっと出てくるわけです。あなたはそういうようにこの正式の答弁、こういうところではそういうふうに発言されて、それでちょこちょこアドバルーンを航空局は上げておるのではないかという疑いがあるわけですが、はっきりまだ決まっていないのかどうか、もう一度明言していただきたい。

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1977/03/15、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 最初に環境庁長官にちょっとお聞きしておきたいことがあるのですが、「文藝春秋」のあなたが野坂さんとの対談の中で、読んでおりますと「私、核保有論者じゃございませんから。書いたものをよく読んで御発言願います。」こういう発言があるわけです。ところが「新旧の対決か調和か」というあなたの書物を読ましていただきますと「日本人は相変わらず「核は困る。核アレルギーじゃない。とにかくわれわれは核を拒否する。それは人間として人間的な主張である」の一点張りです。」というような、もっとこっちにあるのですけれども、その前のところには「今日世界の国際情勢、外交は核を持っているかいないかが決定的要因になっている。……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1977/04/21、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 本論に入る前に、私も環境アセスメントのことを一遍詰めておきたいと思ったのですが、いま、もしできない場合は「並み並みならぬ決意で」ということであるが、その「並み並みならぬ決意」とは何なのか、これをお聞かせ願いたい。
【次の発言】 そうしますと、いままではこの法案を通すために作業をされて、そして大体の草案もできた、だのに、あなたは総理には一言も話してない、あるいはまた、総理の決断を得られなければ環境庁長官が発動できないというようなことでは話にならないわけですが、あなたは、総理に言うんだ、総理に言うんだ、こういう最初からの話ですが、総理に言って、福田さんが、じゃ、もうそのアセスメント法案……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1977/04/26、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 私は、ちょっと具体的な問題をお聞きしたいのです。まず、環境庁大気保全局長、これは長官に聞こうと思ったのですが、今回のテストフライトの結果、自信を持ってエアバス導入を許可できるのかどうか。これをひとつ簡単にそのものずばり答えてください。
【次の発言】 次に、運輸省航空局長にお聞きしますけれども、行政実務について、たとえばテレビの受信障害の対策、あるいは共同利用施設の対策、あるいは学校防音施設の対策、あるいは航空機燃料の譲与税の分配の問題、これらについては行政実務上の問題ですね。それから、これについてWECPNLは何ぼだったのか、ちょっと詳しく言ってください。これはだれが言いますか。―……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1977/05/13、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 最初に、山陽新幹線公害についてお聞きいたします。  きょうは国鉄の吉村環境保全部長が来ているのですね。あなたは昭和四十三年ごろ大阪の鉄道工事局の部長をやっておりましたね。いかがですか。
【次の発言】 当時、正確に言いますと昭和四十三年の三月三十日付幹工第六五六号、山陽新幹線対策三市議会連絡協議会あての回答書で、「騒音については在来鉄道と同等程度の七五?八〇ホンにとどめ、振動については高架橋両側に残る住宅内で人体に殆んど感ぜず又建物等に損傷を与えない程度にとどめます。」あるいはまた、昭和四十四年四月十八日付の幹工第七二九号の山陽新幹線尼崎地区乗り入れ反対期成同盟に対する回答書の中でも……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第13号(1977/05/17、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 先日の委員会に引き続きまして、環境アセスメント問題をもう少し詰めておきたいと思います。  そこで、このアセスメント問題については、たしか一九七二年六月にストックホルムで開かれた国連人間環境会議で、前の大石環境庁長官が、このアセスメントの手法といいますか、これをちゃんととるんだという言明をされておりますし、それから一九七四年でしたか、このときには経済協力開発機構、OECDで、加盟している各国は早急にこの手続を確立してもらいたいというような理事会の勧告を採択しておるということで、非常にわが国も早くやらなきゃならぬということで、代々の環境庁長官は必ず法案を提出しますというような公約をして……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号(1977/05/19、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 新産業都市並びに工業整備特別地域整備促進法によるところの新産都市並びに工業整備地域に対する質問をいたします。  五十二年から五カ年これが延長されたようでありますけれども、その理由をまずお聞きしたいと思うのですが、これは国土庁から聞きましょう。
【次の発言】 新産都市あるいはまた工特地域、この地域の対象を五カ年延長したということでありますが、その理由をまずひとつ国土庁からお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 その点でどういう点に力点を置いて今度見直しをするようにしたのか。この通達を見ますと、五十一年六月十九日に国土庁の地方振興局長から各知事に対しての通達が出ております。これは「新……

第80回国会 予算委員会 第18号(1977/03/03、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 私は最初に二問ばかり緊急の問題を先に質問いたしたいと思います。  その一つは、本日の十二時のNHKのニュースを見ておりますと、大阪国際空港にエアバスの導入ということで運輸省から発表いたしておりますが、この問題はすでに御承知のように、大阪高裁の判決によりましても地域住民の了解が必要である、こういうような結論が出ておるわけですが、これに対して環境庁は大気汚染の問題等十何項目に分けての調査があったそうでありますが、長官のエアバス導入に対するところの見解、これをひとつお聞きしておきたい。
【次の発言】 そうすると、きょうの夕刊を見ますと「条件つき同意の方針」こういうような報道がされておるの……

第81回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1977/07/27、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび委員各位の御推薦によりまして、私が委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意、円満なる委員会の運営に努めたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。  はなはだ簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。  ありがとうございました。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいま中村弘海君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  委員長は、理事に       木野……

第81回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1977/08/03、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  この際、このたび科学技術政務次官に御就任になりました大島政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。大島政務次官。
【次の発言】 この際、御報告申し上げます。  本委員会に参考送付されております陳情書は、お手元に配付してありますとおり、原子力船むつの長崎県内母港化反対に関する陳情書一件でございます。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、閉会中もなお科学技術振興対策に関する件について調査を行うため、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1977/09/29、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび委員各位の御推薦によりまして、引き続き委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意、円満なる委員会の運営に努めたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。  はなはだ簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいま中村弘海君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  委員長は、理事に       木野 晴夫君    佐々木義武君 ……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1977/10/25、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。村山喜一君。
【次の発言】 次に、貝沼次郎君。
【次の発言】 次に、瀬崎博義君。
【次の発言】 これにて本日の質疑は終了いたしました。  次回は、明二十六日水曜日、午前十時理事会、十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時四十一分散会

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1977/10/26、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  第八十回国会、内閣提出、日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案につきましては、第八十回国会におきましてすでに趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本案審査のため、本日参考人として日本原子力船開発事業団理事長島居辰次郎君、及び同専務理事倉本昌昭君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議あり……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1977/10/27、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  まず、日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、昨日質疑を終局いたしております。  この際、宮崎茂一君外三名より修正案が提出されております。  趣旨の説明を聴取いたします。宮崎茂一君。
【次の発言】 以上で修正案の趣旨説明は終わりました。
【次の発言】 これより原案並びに修正案を一括して討論に付します。  討論の申し出があります。順次これを許します。日野市朗君。
【次の発言】 次に、貝沼次郎君。
【次の発言】 次に、小宮武喜男君。
【次の発言】 次に、瀬崎博義君。

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1977/11/17、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大石千八君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策に関する件について、本日、参考人として日本原子力研究所理事長宗像英二君並びに動力炉・核燃料開発事業団副理事長瀬川正男君及び同理事中村康治君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、御意見は質疑応答の形で承りますので、さよう御承知願います。

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1977/11/24、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  第八十回国会、内閣提出、原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案につきましては、第八十回国会におきましてすでに趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出があります。順次これを許します。原田昇左右君。
【次の発言】 原田昇左右君の質疑は終了いたしました。  次に、石野久男君。

第82回国会 商工委員会 第11号(1977/11/25、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 久しぶりに商工委員会へ参りまして質問をいたしますが、田中通産大臣とは昨年の予算委員会以来でございますけれども、御承知のように、エネルギー問題、特に石油がこれから三十年ぐらいたてばなくなるのではないかというようなこともございます。したがいまして、このエネルギー源の多様化ということが非常に大切になってきたのではないか。そのときに当たって、この石油を使わない、すなわち電気自動車の普及についてお伺いをいたしたいと思うのです。  そこで、これは公害面でありますけれども、たしか私たち、四十七年に、光化学スモッグ対策として無公害自動車の開発を促進するという委員会決議をやったことがあるのです。した……

第83回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1977/12/07、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、委員各位の御推薦によりまして、引き続き委員長の職に着くことになりました。微力ではございますが、誠心誠意、円満なる委員会の運営に努めたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。  はなはだ簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいま中村弘海君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  委員長は、理事に       木野 晴夫君    小宮山重……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1977/12/19、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、委員各位の御推薦によりまして、引き続き委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意、円満なる委員会の運営に努めたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。はなはだ簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいま大石千八君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  委員長は、理事に       木野 晴夫君   小宮山重四郎君……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1978/02/09、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  理事木野晴夫君委員辞任により、理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと思いますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に大石千八君を指名いたします。(拍手)
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、熊谷国務大臣より、科学技術行政に関する所信を聴取いたします。熊谷国務大臣。
【次の発言】 次に、昭和五十三年度科学技術庁関係予算について説明を聴取いたします。半澤官房長。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1978/02/16、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事小宮山重四郎君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、理事の補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に小沢一郎君を指名いたします。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策に関する件につ……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1978/03/22、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  まず、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  地震予知に関する問題調査のため、本日、参考人として、東京大学教授浅田敏君、和光大学教授生越忠君及び東京工業大学教授力武常次君、以上三名の方々から意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、本委員会に御出席くださいまして、ありがとうございます。それぞれの立場から、忌憚のない……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1978/03/23、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  第八十回国会内閣提出、原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案につきましては、第八十回国会におきましてすでに趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 いまの件につきましては、理事会で検討いたしたいと思います。  石野久男君の質疑は終了いたしました。  午後一時より再開す……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1978/03/29、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 次に、日野市朗君。
【次の発言】 午後一時三十分より再開することとし、この際休憩いたします。     午後零時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。貝沼次郎君。
【次の発言】 これにて本日の質疑は終了いたしました。  次回は、明三十日木曜日、午前十時理事会、午後二時より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時六分散会

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1978/04/12、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。日野市朗君、
【次の発言】 次に、石野久男君。
【次の発言】 次に、貝沼次郎君。
【次の発言】 次に、瀬崎博義君。
【次の発言】 次に、日野市朗君。
【次の発言】 午後一時より再開することとし、この際休憩いたします。     午後零時休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。瀬崎博義君。
【次の発言】 次に、石野久男君。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1978/04/13、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出があります。順次これを許します。貝沼次郎君。
【次の発言】 貝沼次郎君の質疑は終了いたしました。  次に、石野久男君。
【次の発言】 核燃料の運搬のいろいろな政省令、出せますね。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時二十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。小宮武喜君。
【次の発言】 小宮武喜君の質疑は終了いたしました。  次に、瀬崎博義君。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1978/04/19、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案審査のため、本日は、参考人として東京大学名誉教授有澤廣已君、東京大学教授小野周君、神奈川大学教授川上幸一君、大阪大学理学部講師久米三四郎君、立教大学助教授服部学君、以上五名の方々から御意見を承ることにいたしております。  なお、有澤参考人は午後から御出席いただくことになっておりますので、御了承願います。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、本委員会に御出席をくださいまして、ありがとうございました。それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいた……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1978/04/20、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  昨十九日理事小宮武喜君の委員辞任により、理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に小宮武喜君を指名いたします。
【次の発言】 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。熊谷国務大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出があります。こ……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1978/04/27、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。中村重光君。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1978/05/10、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出があります。順次これを許します。玉沢徳一郎君。
【次の発言】 次に近江巳記夫君。
【次の発言】 午後一時三十分再開することとし、この際休憩いたします。     午後零時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  去る四月二十七日の決定に基づき、本日は参考人として、電気事業連合会副会長正親見一君及び動力炉・核燃料開発事業団理事長瀬川正男君の御出席を願っております。  参考人の方に申し上げますが、御意見は質疑応答の形で承りますので……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1978/05/11、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出があります。これを許します。田畑政一郎君。
【次の発言】 本会議散会後直ちに再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時三十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。日野市朗君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本案審査のため、本日、参考人として動力炉・核燃料開発事業団理事中村康治君から意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1978/05/25、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事中村弘海君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、理事の補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に小宮山重四郎君を指名いたします。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  来る三十一日、科学技術振興対策に関する件、特に原子力発電に関する問題調査のため、また来る六……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1978/05/31、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  去る五月二十五日の決定に基づき、原子力発電に関する問題調査のため、本日は、参考人として、東京電力株式会社取締役社長平岩外四君、中部電力株式会社取締役社長田中精一君、関西電力株式会社取締役社長小林庄一郎君、中国電力株式会社取締役副社長丸山賢三郎君、四国電力株式会社常務取締役田中好雄君及び九州電力株式会社取締役社長永倉三郎君、以上六名の方々から御意見を承ることにいたしております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、本委員会に御出席くださいましてありがとうご……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1978/06/01、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  去る五月二十五日の決定に基づき、本案審査のため、本日は、参考人として東京工業大学教授河村和孝君、東京大学助教授清水誠君、東京工業大学教授高島洋一君、立教大学教授田島英三君、電気事業連合会技術顧問田宮茂文君、日本学術会議会員中島篤之助君、評論家山川暁夫君、以上七名の方々から御意見を承ることにいたしております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、本委員会に御出席くださいまして、ありがとうございました。  それぞれの……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1978/06/08、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本案審査のため、本日、参考人として動力炉・核燃料開発事業団理事中村康治君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出があります。順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時二十七分休憩

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1978/06/14、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。貝沼次郎君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 次に、小宮武喜君。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。     午前十一時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。貝沼次郎君。
【次の発言】 次に、石野久男君。
【次の発言】 次に、原田昇左右君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 この際、御報告申し上げます。  今国会、本委員会に付託になりました請願は、伊方……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1978/08/10、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策に関する件について、本日、参考人として、日本原子力船開発事業団理事長野村一彦君及び同専務理事倉本昌昭君並びに動力炉・核燃料開発事業団理事長瀬川正男君及び同理事中村康治君から、それぞれ意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、休憩いたしま……

第85回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1978/09/18、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意、円満なる委員会の運営に努めたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。  はなはだ簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいま大石千八君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       小沢 一郎君    大石 千八君      小宮山重四郎君……

第85回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  まず、理事補欠選任についてお諮りいたします。  去る九月二十九日、理事小宮武喜君の委員辞任に伴い、理事が一名欠員になっております。この補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に古田之久君を指名いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策に関する件について、本日、参考人として日本原子力船開発事業団理事長野村一彦君及び同専務理事倉本昌昭君並びに動……

第86回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1978/12/06、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意、円満なる委員会の運営に努めたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。  はなはだ簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいま小宮山重四郎君から提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は       小沢 一郎君    大石 千八君       小宮山重四郎君 ……

第86回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1978/12/12、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本委員長 これより会議を開きます。  このたび、科学技術庁長官に御就任されました金子国務大臣から発言を求められております。これを許します。科学技術庁長官金子岩三君。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  引き続きお諮りいたします。  第八十四回国会、内閣提出の核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案について、議長に対し、閉会中審査の申し出……

第87回国会 商工委員会 第1号(1978/12/23、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 私は、きょうは電気自動車の普及について、意見を交えながらひとつ締めくくりをしておきたいと思うのです。と申しますのは、昨年の十一月二十五日、当委員会におきまして電気自動車の大切なことを申し上げ、そして若干答弁をいただいております。  そこで、森山局長さんに最初にお聞きいたしますが、このときに答弁をいただきました中で、電気自動車の普及について、来年度から重要技術研究開発費補助金制度というものを利用して、標準タイプの電気自動車の開発の促進を進めていくというような御答弁がありますが、これはどうなっておりますか、ひとつ経過を御報告いただきたい。

第87回国会 商工委員会 第2号(1979/02/13、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 最初に私が経済企画庁長官、それから通産大臣にお聞きしたいのは、この六月に予定されておるところの東京サミットへの腹構えについて、お聞きをいたしたいと思うのです。  そこで、昨年ボンにおけるところの先進国会議でいろいろ約束を日本がしてきたけれども、結局それができなかったということで、アメリカの方から日本に対して非常に厳しい批判があるというようなことでありますが、これについていま情報はどうなっておるのか、ひとつお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 われわれも東京サミットの成功については期待をいたしておるわけですけれども、新聞情報によると、五十三年度の日米貿易のバランスが約束したように……

第87回国会 商工委員会 第6号(1979/03/20、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 いま議題となっております法案は、私も五年前に当委員会で審議をしたことがありますが、そのときには、五年延長するとまことにすばらしくなるのだというような、ビジョンのような話を聞いて安心したのですけれども、結局その後見ますと、ほとんど成果を上げてない。その点についてはいろいろとあると思いますけれども、先ほど同僚委員の方から聞いても余りはっきりしないわけです。私はこの法律案を見まして、大臣、この繊維工業構造改善事業協会を残すために五年延長するのじゃないか、こう勘ぐる向きもあるのですよ。と申しますのは、あとのいろいろ規則を見ましても、前と一向に変わってないのですよ。いろいろと大蔵省の規制もあ……

第87回国会 商工委員会 第7号(1979/03/23、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 非常に委員会がおくれましたが、まことに遺憾だと思います。  そこで、鉱業等に係る土地利用の調整に関する事務の処理の概要について、公害等調整委員会から報告を受けておるわけでありますが、この中で、鉱区禁止地域の指定に関する事務の中で、権利を持っている鉱区を廃止をする、取り消しをするという裁定を公害等調整委員会で行っておるようでありますが、これについてお聞きしておきたいと思うのです。
【次の発言】 現在までにどれくらいの個所、またどれくらいの大きさを取り消しの裁定をしたのか、これも御報告願います。
【次の発言】 通産省は、この鉱区禁止の勧告を受けて、後どういうように措置をいたしておるのか……

第87回国会 商工委員会 第9号(1979/04/11、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 ただいま議題となっております海外経済協力基金法の一部の改正、これはなぜ必要なのか、またいつごろから必要性が起きて、経済企画庁で検討なさって提出しようとしたのか、まず経済企画庁からお聞きしたい。
【次の発言】 閣議決定の前の、当初に経済企画庁からいろいろと案を出された、その案に従って私たちは検討をいたしました。そのときは副総裁制というものが入ってなかった。どうも各党賛成らしいということになって、あわてて入れてきたというように勘ぐるわけですが、どうもこの点、私はやはり法律というものは、前の四十五年の公害国会のようにあわててぱっぱっとつくって、あとは政令委任というものでなくして、やはりき……

第87回国会 商工委員会 第10号(1979/04/24、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 最初にお聞きいたしたいことは、五十一年の十一月に、行管から都市ガスあるいはまた液化石油ガスの安全確保に関するところの勧告が出ておりますが、これに対してその後どういう措置をとったか、あるいはこの事故をどうして防止するように考えておるのか、この結果をひとつ御報告願いたいと思うのです。
【次の発言】 ガス事故が各所で起こっておる、あるいはまたガスの事故がありますと大きなものは報告をされておるけれども、小さいものは報告されてない。小さいと言ってもやはりこれは人命に大きく影響するものであります。それで、これは消費者の不注意もございましょうが、ここに指摘されておるようなことは、一番よく調査をし……

第87回国会 商工委員会 第14号(1979/05/09、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 参考人の皆さんには大変御苦労さまです。  最初に進藤参考人にお聞きいたします。先ほどもお話がありましたが、家電商品の省エネルギーを相当やってこられたということでありますが、ほかに具体例がありましたら、ひとつその例を挙げていただき、そしてその努力と、もう一つは将来の方針をお答えいただきたいと思います。  なお、アメリカあたりの省エネルギー政策を見ますと、家庭用エネルギー消費器具に対して、エネルギー消費の量を、ラベルを張って、このくらい消費するのだということを示すことが義務づけられているということがあるのですが、まだ日本ではそれは早いでしょうか。この点について、ひとつ。

第87回国会 商工委員会 第15号(1979/05/25、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 今度の事故でお亡くなりになった方には大変お気の毒でございます。御冥福をお祈りいたします。  実は私現地におととい参りまして、皆さん方にもお会いいたしましたのですが、時間がなかったから簡単に質問をして帰ったわけですけれども、きょうおいでいただいたので、まず市長さんにお尋ねいたします。  この種の工事、すなわちここの駅前の整備工事につきまして下水管を入れる。このときに当たりまして今度のガスのこういった事故があったわけですけれども、特に市の方からこの業者に対して、あなたの方でお立ち会いになって、そうして埋め戻しの工事をちゃんとやったのかどうか、これをお調べ願いましたですか。おととい行った……

第87回国会 商工委員会 第17号(1979/05/30、34期、公明党・国民会議)

○岡本委員 最初に大臣に、わが国の中小企業対策について何かサッチャーさんから企業に余り力を入れるなというような話があったということですが、わが国の中小企業は、経済構造が二重構造になっておるということをやはり頭に置いていただかなければならない。景気の変動によって大企業のしわ寄せというものが絶えず中小企業にきておる。しかもわが国の経済を支えておるところの企業の九六%が中小企業でありまして、それがいままで日本の国の経済復興なりあるいは日本の国の経済に大きな寄与をしてきた。  そこで、中小企業対策の法案というものはたくさんある。四十二年でしたか、当商工委員会でも当時の影山中小企業庁長官は、世界に冠たる……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会 第6号(1980/02/05、35期、公明党・国民会議)

○岡本委員 質問の通告の前に、実はけさ、午前中、大出委員の方から若干お話がありましたが、私はやはり憲法では自衛権を認められているという立場から質問をいたします。  実は、防衛庁長官にお伺いいたしますけれども、けさの新聞を見ますと、先ほどもお話がありましたけれども、重大な脅威、それに対して言い直して、潜在的脅威というようにおっしゃいましたが、潜在的脅威が今度は厳しいというようにお話しになったわけです。潜在的脅威が厳しいというのは、いままでは総理は、ソ連というものは潜在的脅威だ、こう言わはったわけですけれども、今度は潜在的脅威が厳しいというような答えがあったようでありますけれども、間違いございませ……

第91回国会 予算委員会 第10号(1980/02/12、35期、公明党・国民会議)

○岡本委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十四年度補正予算三案に対し反対の討論を行います。  本補正予算三案に反対する主な理由を申し上げます。  第一は、本補正予算案で明らかになった五十四年度当初予算における意図的な税収の過小見積もりであります。  われわれは、当初予算の審議に当たり、適正な税収見積もりを強く要求いたしました。しかし、政府は言を左右にしてその場を取りつくろったのであります。ところが、本補正予算案において政府は、われわれの見通しどおり一兆九千九十億円にも上る租税及び印紙収入の追加措置をとり、当初予算における税収の過小見積もりが約二兆円にも達するこ……

第91回国会 予算委員会 第15号(1980/02/20、35期、公明党・国民会議)

○岡本委員 建設大臣が来る前に、最初に法務大臣に聞いておきますが、配偶者に対するところの相続税について、配偶者が取得する遺産が総遺産の三分の一以内であれば配偶者には相続税の課税をしないということに現在なっております。  そこで、財産形成上、妻の役割りというものが非常に大きく認められて、これに対するところの民法の改正を現在法務省は考えておるということですが、法務大臣から、民法九百条の改正について、本国会に出すのか、またその内容について、まずお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 そこで、いまの改正は、聞くところによると現在は配偶者が三分の一ということになっておりますけれども、これを二分の一に引……

第91回国会 予算委員会 第18号(1980/03/03、35期、公明党・国民会議)

○岡本委員 政府は物価を六・四%に抑える、こういう目標でありますけれども、狂乱物価、円安とかあるいはまた石油の値上げ、こういうようなことで、外圧によってこれができなかったのだというようなことになってはならない。 したがって、物価の動向を大きく左右するところの石油の確保あるいは価格の問題について、特に通産大臣は、国会が終わりましたら、わが国の石油の三〇%を輸入しているところのサウジアラビアを初め中東諸国に訪問する考えがあるかどうか、時間がありませんから簡単に申し上げまして答弁をいただきます。
【次の発言】 江崎前通産大臣は向こうに行って、そして相当活躍をしてきたわけです。今回園田特使が行っており……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 環境委員会 第2号(1980/11/11、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 私は、最初に、公害対策基本法の十九条「公害防止計画の作成」につきまして、内閣総理大臣が指定をして、そして公害防止計画を立て、それに対して二十三条の「地方公共団体に対する財政措置」、こういうように法で規定されております。そこで、それを受けまして四十六年の五月二十六日、公害防止に関する財政上の特別措置、この法律を施行されまして、その後、この公害防止計画についてどの程度進み、どういうようになったのか、これをひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、第七次まで行われましたが、その後の計画は現在あるのかないのか、これをひとつお聞きしたい。

第94回国会 環境委員会 第2号(1981/03/17、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 本論に入る前に、ただいまアセスメントの問題で大分出ておりましたので、最初に少し聞いておきたいと思うのです。  先ほど長官から、経済界が反対しておるのは、非常におくれるあるいはまた訴訟が起こるのではないか、こういうような不安があるのだというお話でございましたね。そこで、おくれるのじゃないかという経済界の不安は、よく調べますと、各地方自治体でいま条例ができておる。それから国に今度法律ができる。国の法律でそれに向かって手続をちゃんとする。それに何年間かかかる。その後条例でまた同じようにかかる。これでは期間的に二重におくれるではないかというのが一つの反対の理由だと思うのです。こういったこと……

第94回国会 環境委員会 第5号(1981/04/10、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 最初に、私は、この国会で先般大臣の地球的規模の環境保全というような所信表明がございまして、そして、特にそのときに、OECDの環境委員会に大臣が先般行かれて、非常にOECDの皆さんも認識を持って、この間こちらから私は大臣が出席するように言ったのですけれども、大来さんということだったのですが、大来さんは出られなかった。それで環境庁の方からお出かけになったそうでありますが、その結果について、あるいはまた今後どうするかについて、詳しく御報告を願いたいと思います。大臣からよろしくお願いします。
【次の発言】 もう少し詳しくその中身ですね。OECDの各国のいろいろなお話もあったと思うのですが、……

第94回国会 環境委員会 第8号(1981/05/15、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 公害環境問題について質問をいたします。  特に、生態系に対するところの放射線の影響は昔からよく知られており、それゆえに原子力の利用については、他の公害物質と異なって安全確保のために特別の手段が講じられておる、こういうような説明がよくなされるわけでありますけれども、きのうの夜の七時、NHKのニュースを見ておりますと、日本原電の敦賀発電所、ここの放射能の漏洩事故が隠されておった、六年前にそういう事故があった、こういう報道がありましたけれども、通産省からひとつこの件について詳しく御報告願いたい。
【次の発言】 この後の各種の報道によると、あなたはゆうべ夜遅くまで原電の状態を聞き合わせたり……

第94回国会 災害対策特別委員会 第3号(1981/01/28、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 豪雪問題につきまして、当委員会で新潟、長野あるいはまた福井、この方面にはお行きになりましたけれども、私は兵庫県の日本海側、ここも非常に大降雪がございまして、ここへ写真を持ってきましたから、委員長と大臣に渡します。  豪雪地帯ですから大体同じような状態でございますが、時間が非常にございませんので、兵庫県側の降雪の状態についてお聞きしようと思ったけれども、これは県の方からすでに報告が出ておる。それをここで説明をしてもらっても、もう時間がないから仕方がないので、対策についてお聞きします。  兵庫県側の方の一市十町の各町、各市が出した幹線道路あるいはまたそういった除雪作業に対するところの特……

第94回国会 災害対策特別委員会 第11号(1981/09/08、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 午前中に引き続き災害についての質問をいたします。  この石狩川水系、当委員会で私も一緒に視察をさせていただいたわけですけれども、四十年に流水量が九千三百五十トンと想定されて五カ年計画を立てられた。ところがその後、五十年にその九千三百五十トンというような基本計画についての見直しがあった。今回はまた河口で一万一千トンに達するような水害があったわけでありますけれども、この石狩川水系の治水対策の見直し、これからの計画、これについてひとつお答えを願いたい。
【次の発言】 そこで、私は、この北海道の石狩川流域を調査さしていただきまして感じたことがある。それは、この石狩川というのはもと三百六十キ……

第95回国会 環境委員会 第1号(1981/10/27、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 私は、四大公害裁判の一つと言われております大阪伊丹空港の騒音対策について質問をいたしたいと思います。  いよいよ来月結審が最高裁で出るということでありますけれども、まず環境庁から出されました航空機に対する環境基準の達成について、これが四十八年十二月二十七日の告示でございましたから、ここから十年間ということでありますから五十八年になりますか、これで環境庁から出されたところの基準の達成ができるのかどうか。これをまず航空局からお聞きしたい。
【次の発言】 航空局の方から……。
【次の発言】 まず、いまの状況を見ますと、いま八十ですから、七十五の線をこれから広げるというわけですね。これがこ……

第96回国会 環境委員会 第3号(1982/03/23、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 最初に御質問申し上げますのは、五月に国連人間環境会議十周年の会議があるようでありますけれども、その出席に当たって、原長官はお行きになるわけですが、どういう予定あるいはどういう目的で行かれるのか、これについてひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 長官、そういったいろいろな問題を演説なさると思うのですが、若干あなたの演説と離れるかもわかりませんけれども、環境破壊の一番最たるものは何か。そんなことを言ったってわかりませんから、最たるものは私はやはり核兵器だと思うのですよ。戦争がやはり一番環境破壊になりますが、その中で一番問題は核兵器の使用だと思うのです。いまいろいろな人の話を聞い……

第96回国会 環境委員会 第5号(1982/04/06、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 きょうは、主として土壌汚染防止対策について質問をいたしますけれども、その前に、大気汚染によるところの健康被害についてお聞きしたい。  五十六年の環境白書によりますと、公害の認定患者が八万一千二百二十二名、そのうち大気汚染によるいわゆる非特異的疾患の被害者が七万九千百六十六名、こういうようになっております。恐らく今度五十七年の白書が出ると思うのですが、大気汚染によるところの被害者が八万一千三百七十一名になっておるように伺っておりますけれども、こういうことで大気汚染によるところの患者が次々にどんどんふえてきておるという事態のときにおきまして、わが国のエネルギーの供給構造も脱石油時代とい……

第96回国会 環境委員会 第7号(1982/04/16、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 先日の当委員会で食品公害を取り上げましたが、時間の都合で一つ残しましたので、最初にお聞きしたいと思うのです。  厚生省にお聞きしますけれども、加工食品の酸化防止剤、BHAというのですか、これが御承知のようにバター、マーガリン、即席ラーメン、魚介の乾燥品あるいは冷凍品、こういうものに使われておりますけれども、この酸化防止剤が、厚生省から委託研究をしておりますところの名古屋市立大学の医学部の伊東教授グループから、発がん性があるというような返事が厚生省に対してあったということですが、この事実についてまずお伺いしたい。
【次の発言】 この前の当委員会でも私は発言したのですけれども、がんの死……

第96回国会 環境委員会 第11号(1982/07/09、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 この法案の審議に先立ちまして、一言聞いておきたいことがあります。  それは、最近全国の湖沼が相当汚れておる、またどんどん汚染されつつある、こういうことで早くから湖沼法案、湖沼保全の法律を出そうとしておるわけですけれども、今国会に大体出す予定であったように最初聞いておりましたが、これはいつごろ提案をするのか、この見通しをひとつお聞きしておきたいのです。
【次の発言】 聞くところによると、湖沼の保全のために参議院では、湖沼法案の早期提案あるいはまた成立に対するところの決議をしたようでありますが、衆議院の方もそういうような、湖沼法を一日も早く提案できるよう、あるいはまた成立できるような決……

第96回国会 環境委員会 第12号(1982/08/10、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 アセス法案について質問いたしますけれども、最初に環境庁長官に、いま政府・自民党の与党の委員の方から、この法案に対しては非常に問題があるというような指摘があったわけです。大体政府・自民党ですから、自民党の方の了解といいますか、そういうものがきちっとあってこそ初めていままで提出してきておるわけなんですが、そっちの了解をきちっと得ておるのかどうか、聞いておると非常に疑問に感じましたので、ひとつもう一遍質問をいたしたいと思います。長官、どうですか。
【次の発言】 そうしますと、先ほど来のああいう疑問といいますか、一つは訴訟の問題、あるいは行革の問題、そういうようなところから追及されましたけ……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1982/03/11、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 非常に時間が短いですから、端的にお答えを願いたいと思います。  先般ここに、炭鉱に働いている同盟の皆さんからいろいろ御要求がありました。その中で、一つは国内炭の二千万トン生産体制の確立をしてもらいたいということであります。  実は最近は相当輸入炭が入っておりますけれども、私は先般オーストラリアのニューカッスルに行ってまいりましたが、向こうのストで四十五隻の船が四十日とまっているというような問題もありました。また、米国の東部海岸を見ましても、港湾の設備が非常に不十分だということを考えましても、輸入炭も大切でありますけれども、何と申しましても国内資源、これを確保するのが大切でありますの……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1982/08/19、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 昨日の夕刊の報道によると、小松資源エネルギー庁長官は十八日、国会内で自民党の二階堂幹事長と会い、昨年十月、犠牲者九十三人を出したこの北炭夕張炭鉱について再建を断念する見通しを明らかにした、こういうことでありますけれども、これは通産省として明らかになっておるわけですか。いま小松さんはおりませんけれども、石炭部長はよく御存じですか。
【次の発言】 その後、大沢管財人が記者会見をして、この閉山の提案を組合にするということを打ち出しておるわけです。それから、先ほどいろいろ聞いておりますと、大沢管財人と通産省は絶えず意見交換をしていろいろとやっておるということでありますから、この諸般の状況を……

第98回国会 商工委員会 第10号(1983/04/13、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 出席が少なくて非常に遺憾と思うのですが、時間がありませんから質問いたします。非常に短い時間でございますから、けさからの同僚議員の質問と重複を避けていきたいと思っております。  そこで、エネ庁の長官が何かきょうはお忙しいらしいので、先にちょっとあなたの方から聞いておきます。  私は、かつて五十二年の予算委員会で、エネルギーの需給見通しは非常に過大過ぎるのではないかということを指摘したことがありますけれども、その後、五十四年また五十七年と下方修正をしておる。さらにまた本年見直しを行うような報道でありますが、この経過あるいはまたこの修正について御説明をいただきたい。なぜならば、この法案を……

第98回国会 商工委員会 第16号(1983/05/20、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 通産大臣、北炭夕張の再建について、十八日の当委員会で、一両日中に再建案を明示いたします、こういう御答弁がありまして、ちょうど、きょうは二十日でありますからタイムリミットに入っております。どういう再建案を示されるのか、御答弁をいただきたい。
【次の発言】 少なくとも当委員会は国権の最高機関の委員会であります。そこで答弁はしない、通産省の記者会見でするんだというようなことでは、当委員会を非常に侮辱したのではないか、こういうようにも考えられます。したがって、そういう考えであれば、これから法案の審議はちょっとむずかしくなるということになるわけですが、きょうは言いません。山中通産大臣は十八日……

第98回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1983/05/19、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 最初に、けさから電気料金の問題について論議がありましたので、私もちょっとこれを聞いておきたいのですが、中曽根総理は電気料金の値下げについては二回も否定をしている。それに対してきのう、実は私、商工委員会でおりましたのですが、通産大臣は、年内に電気料金を引き下げよう、いまこれを検討中だということで、引き下げ時期というものは明らかにしなかったのですけれども、かなり早い時期にしたいというような意見があったわけです。経企庁長官、先ほどの答弁を聞いておりますと非常に関心があるというような、関心ぐらいではちょっとぐあいが悪い。したがって、総理と通産大臣の意見が違うわけですが、経企庁長官はどちらの……

第100回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1983/10/06、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 きょうは石油の問題を最初にと思ったのですが、武部さんの方で大体論議が出尽くしたようでありますが、ちょっと確かめておきたいことが二、三点あります。  電力料金の問題の話がありましたが、宇野通産大臣はこの間の商工委員会で、差益は還元しないのだ、要するに電力料金を下げないのだ、こういう明らかな答弁をわが党の長田委員にしておりました。先ほどお話があったように、電力料金というのは、コストを積算して決める、こういうふうになっておるわけですが、この電力料金が下がるということは物価に大きな影響があろうと思うのです。たとえばアルミなんというのはもうほとんど電力。そういうことで、経企庁長官としては、こ……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 地方行政委員会 第3号(1984/03/01、37期、公明党・国民会議)

○岡本委員 田川大臣は、今国会前は中道四党で我々と一緒にいろいろと政策を論議したり、あるいはまた御指導をいただいたり、非常に高邁な、洞察力のすばらしい方だと非常に尊敬をいたしておりました。しかし、きょうは国民の立場に立って御質問をいたしますので、若干失礼な面もあるかもわかりませんが、その点はひとつ御勘弁いただきたい。  そこで、最初にお聞きしておきたいのですけれども、あなたの方とそれから自民党さんとの方で政策合意された中にもありますけれども、議員定数の不均衡是正について、まあ恐らく所管省は自治省になると思いますが、この議員定数についての考え方、取り扱い、これについてひとつお聞きしておきたいと思……

第101回国会 地方行政委員会 第8号(1984/04/13、37期、公明党・国民会議)

○岡本委員 本論に入る前に、去る三月一日に当委員会で私が衆議院の定数問題について御質問申し上げました。そのときに、私の方の舌足らずだったと思うのですけれども、衆議院の定数是正について、中選挙区制を守る、それから現行の定数五百十一以内、これについて自治大臣から、それは非常に望ましいというようなお話があったわけですが、その後で新聞を見ますと、定数二のところも含まれるのだというような、私は三から五というのを想定して中選挙区制と言ったのですけれども、朝日か何かに二も含まれるというようなことが出ておった。したがって、これはちょっと確かめておきたいと思うのです。

第101回国会 地方行政委員会 第10号(1984/04/19、37期、公明党・国民会議)

○岡本委員 大変御苦労さまです。私は、公明党・国民会議を代表して若干御質問いたします。  時間が余りありませんので簡単にいたしますけれども、先ほどから貴重な御意見をいただきましたが、御承知のように、五十九年度の地方財政は昨年に比べ交付税が非常に減少しておる。また一方、歳出を見ると、人件費、これは三・八%と言われておりますが、そういった義務的な経費は、生活保護費もまた五%ほどふえるということでありますので、歳入が少なくて歳出がふえるということは非常に地方財政に対して圧迫を加えるのではないかということでございますが、現在の状況下で牛嶋先生はどういうように運営をし、あるいはまたどういう考えなのか、こ……

第101回国会 地方行政委員会 第12号(1984/04/24、37期、公明党・国民会議)

○岡本委員 朝十時から晩大体七時か八時を過ぎるのじゃないかと思うくらい熱心にこうして質疑を続けて、大臣あるいは局長さん、大変御苦労さんです。しかし、私見ておりまして、質疑をしたら少しでも交付税がふえるというのであればまことに好都合なんですが、余りふえないようですし、自治省とやっていると内々でやっているわけで、もう一つ気勢が上がらぬわけです。  しかし、何と申しましても、国税が六三・七に対し地方税が三六・三、こういうような税源配分でありながら、仕事になりますと、今度は国が二二・九それから地方が七七・一というような実質のか、それとも、もうわあっとみんなから、とにかく三千三百の団体から募るような形で……

第101回国会 地方行政委員会 第19号(1984/06/28、37期、公明党・国民会議)

○岡本委員 風俗営業の取り締まりの法案について、午前中に引き続いて質問をいたします。  今回の法案を見ますと、一つは風俗環境の保持、二つ目が少年の健全育成、三つ目が風俗営業の健全化ということになっておりますけれども、従来の取締法は、売春あるいは賭博、この犯罪防止が主のねらいの法律だった。そこに今度、少年の健全育成ということが入ってきておるわけですから、何と申しますか、奇異に感じられるところがたびたび出てきておるわけです。  そこで、少年の健全育成、これは非常に大事なことでありますけれども、当法律で少年の健全育成という言葉は、提案理由説明、そういうところには出てきておりますけれども、どういうよう……

第101回国会 地方行政委員会 第25号(1984/07/31、37期、公明党・国民会議)

○岡本委員 地方税法の一部改正の質問を若干いたします。  先ほどからも随分お話が出ておりましたけれども、もう一遍聞いておきたいことは、今度のたばこの消費税の課税方式は八対二の割合で従価割と従量割の併用を採用する、これはどういうわけでこういうようになったのか。どうも輸入たばこがそういうような状態だからそれに合わせたのだというような安易な答弁であったように思うわけでありますけれども、もう一度ひとつこの点をはっきりしていただきたい。
【次の発言】 従価税であれば非常に税率もはっきりして、これだけの売り上げたからこれだけ地方に入る、国にこれだけ入る、はっきりするわけですが、従量と併用した場合はこの点の……

第102回国会 環境委員会 第7号(1985/06/14、37期、公明党・国民会議)

○岡本委員 私は、きょうは主に交通公害対策について御質問をいたします。その後で、時間があれば航空機の騒音について御質問をいたしたいと思います。  そこで、東京の環状七号線、環七、それから関西の四十三号線、この二つが公害の発生する被害を一番受けていると言われておる二つの線でございますが、そのうちの四十三号線につきましてきょうは御質問したいと思います。  最初には国道四十三号線の車線削減についての検討、二つ目は阪神道路公団の高架構造物による反響音の対策について、三つ目は沿道整備法促進のための施策の充実、四つ目は週末通行規制の実施と阪神高速道路への乗り上げの推進、その他健康調査、それから沿道の民家防……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 運輸委員会産業公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1967/06/30、31期、公明党)

○岡本(富)委員 ちょっと関連して。施設庁の方がお急ぎだそうですから関連して質問させていただきますけれども、これは民生安定法ですか、基地周辺の実行の原則につきまして、全額補償する、こういうように現在はなっております。ところが事実を調べてまいりますと、大和市におけるところの姿を見ますると、子供がたくさんふえて、生徒がたくさんふえて増築をしたところがあった、大体三割五分の増築をしたところがあったけれども、それに対しての防音装置の補助を申請したけれども、補助はしていただけなかった。今後こういう問題があらわれてくるのではないか。ですから、この点についてお尋ねしたい。これが一点。  もう一点は、なるほど……

第55回国会 産業公害対策特別委員会公聴会 第1号(1967/07/14、31期、公明党)

○岡本(富)委員 たいへんにおそくなりましたが、国民のためにもうしばらくしんぼうしていただきたいと思います。私でおしまいでございます。  まず最初にお聞きしたいことは、法律の専門家の加藤先生に、それから古藤さんにお願いしたいと思うのですが、先ほどから経済の発展についていろいろお話がありましたが、この経済の発展というのは、先般も総理が、国民の健康を阻害するような経済の発展というものはあり得ないのだ。したがってここに国民の健康あるいは生活環境を保全する、これがすでにもう経済の発展ではないか。したがいまして、こういう経済の健全な発展との調和ということは、これはもう不必要ではないか、こういうように私は……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1967/04/22、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私は、公明党を代表いたしまして、宮澤企画庁長官に若干質問いたします。  その第一点は、本国会において経済に関する演説の中で、社会開発を一そう推進する、計画期間中に二十七兆五千億円にのぼる社会資本を投資し、道路、住宅、生活環境施設など積極的に進めるとともに公害の防除につとめ、国民に快的な生活の場を確保する、こういうように約束されましたが、実行は間違いありませんか。
【次の発言】 次に、最近河川におけるところの汚濁によって公害が非常に騒がれておる現状であります。特に十数年来からの熊本の水俣病ですか、こういう公害問題を考えますときに、水質保全法の第五条に、「経済企画庁長官は、公共……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/03/13、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私は厚生大臣に、このたび公害対策基本法が制定されて、もうずいぶん日がたちますが、その第二章五節第二十一条に、「政府は、公害に係る被害に関する救済の円滑な実施を図るための」必要な制度の整備を行なうものとする、こういうようにして法が明文化されておりますけれども、新しく大臣になられまして非常に期待をしております。それで、これに対するどういうような手段を講じ、またどういう制度をつくり、どうやっていくかということを明確にひとつしていただきたいと思います。
【次の発言】 新聞報道によりますと、富山県のイタイイタイ病の患者の人たちが、いよいよ慰謝料請求を三井金属を相手取って提訴しておりま……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1968/03/13、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私は、宮澤経済企画庁長官が二月二十八日に衆議院の公害対策特別委員会におきまして所信表明されましたその中に、「国民生活行政を所掌する経済企画庁におきましては、経済成長の成果がひとしく国民の生活向上に結びつくよう、人間尊重と社会開発を行政の基本とし、公害問題に取り組んでいく」こういう所信表明がありましたので、これに基づきまして若干の質問をいたしたいと思うものであります。  この中に、全国で二十水域の排水の水質基準を設定し、またその確保につとめてまいった、こういうように仰せになっておりますけれども、どことどこで、どういうように確保されたかひとつ……。

第58回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1968/03/15、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私は、最近の公害問題で世論が沸騰しておる、そういうときに、通産省が業界に働きかけて、業界の出資で公害救済基金をつくろうという動きがある、この詳細について、またその構想をお尋ねしたいと思います。これは公益事業局長ですか。
【次の発言】 つなぎということで一応構想を練っている、こういう話でありますけれども、民間側、要するに業者側は、それに対して協力的であるのか。もう一点は、時期はいつごろを考えておるか。もう一点は、地方公共団体が出す額の二分の一ということだったら、非常に少ない、私こういう面も考えておりますけれども、この三点について明確にお答え願いたい。

第61回国会 商工委員会鉱業政策に関する小委員会 第2号(1969/07/10、31期、公明党)

○岡本(富)小委員 硫黄対策の確立に関する件で二、三お尋ねしておきたいと思います。  この輸出会社を設立するにつきまして、これは採掘された製練の硫黄、硫黄鉱山から出てくる硫黄と、それから回収硫黄ですか、これも含めて全部扱うところの会社であるのか、これをちょっとお聞きしたいのです。
【次の発言】 山からとれる山硫黄というのですか、これはトン二万円余り、それから輸出のほうの金額は一万四、五千円、こういうふうに聞いておるのです。それでありますれば、鉱山の現在の姿を見ますと、そんなにたくさんの利益はあげてないですね。そうしますとコストダウン――合理化というのは徹底的合理化と書いてありますけれども、相当……

第61回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第1号(1969/06/12、31期、公明党)

○岡本(富)小委員 中小企業がいま一番困っておりますのは、下請代金、いわゆる大企業からの金が入らぬということです。私は、かねがね当委員会で言っておりますが、この下請代金遅延防止については、いま遅延防止法に基づいていろいろなことをやっていると長官はいつもおっしゃっているのですが、それをどういうふうにやって、結果はこういうふうになった、下請代金が早く払えるようになったというその調査した分、効果、これをひとつ資料として出してもらいたいと思います。

第61回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第2号(1969/06/26、31期、公明党)

○岡本(富)小委員 本委員会の先回の委員会で下請代金支払遅延等防止法の施行状況、この資料を出していただきましたのですが、一応簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この表を見ますと、検査結果、行政指導したのは二百七十九件、それから不問ですね、不問というのは何もしなくてよかったということに解していいわけですか。
【次の発言】 この調査事業所数は約一万件ですが、これは純然たる下請ばかりでございましょうか。それとも一般資材購入も入っておるのか。と申しますのは、中間の親企業が、要するに大企業に対しては製品として納めておる場合もありますし、これは一般資材に入っておる、そうしますと、純然たる下請企……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1969/02/27、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私の時間は三十分でありますので、簡単に要領よく答えていただきたいのです。  最初に、わが国の公害はもうどうしようもない、こういうところへきておりまして、最近、先国会からでありますが、通産省から工業立地適正化法、これを出そうとしておりますけれども、建設省が反対してまだ出せないのだ、こういうようなことを聞いております。しかしこの問題についてはここで答弁は要りません。あとでどういうところに問題があるのか聞かしていただきたいと思います。  次に国道の問題です。兵庫県の淡路島に、国道二十八号線というのが通っております。南淡町の役場の付近です。写真をすでに出してあると思いますが、これは……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1969/02/26、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私は、ちょうど三大臣そろっておりますので、各省に分けて質問し、わずかな時間ですから、簡潔に答弁してもらいたいと、最初に申し上げておきます。  最初に厚生省。群馬県の安中市におけるところの東邦亜鉛付近の公害問題につきまして、昨日現地に行ってきましたけれども、現実に人体被害というところまでは調査できなかった。しかし、腰が痛いとか、あるいは仕事中に手が動かなくなった、こういうような現状があった。また農産物被害が非常に大きい。お米が非常にとれない。また、ホウレンソウやイモあるいは野菜は全然と言っていいくらいとれなくて、農家で野菜を買っておるというような状態。また、養蚕をしておりまし……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1969/02/24、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 最近の石油コンビナート、あるいはまた油を非常に使う経済発展が行なわれまして、そのために海水が非常に汚濁される。そういうことはすでにもう御承知だと思いますが、そうした海水の汚濁によりまして、水産物がどんどんと被害をこうむっておる。  一つ例をとりますと、ノリあるいはまた魚介類の油によるところの全国の総被害が、どれくらい行なわれておるか、四十三年度はまだ出てないかもわかりませんが、四十二年度においてはどれくらい行なわれておるか、これについてひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私のほうで調べましたのは、これは大体近畿関係でありますけれども、神戸海上保安部の調査で、油の事……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1970/03/11、32期、公明党)

○岡本分科員 私は、きょうは航空機の騒音問題についてお聞きしたいわけでありますが、特に最初にお聞きしたいことは、万博を控えまして外国からも非常に多量な飛行機が来る、こういうことになりますが、現在、大阪伊丹の国際空港はたいへんな状態になっております。一つ例をとりますと、すでに御承知と思いますけれども、人体に非常に大きな被害が出ておりまして、たとえば高血圧で次々と倒れていく老人、あるいはまた絶えず目まいに見舞われているところの奥さん方、こういう人たちが、もうこれ以上はたいへんだというわけで、私のほうにたくさんな手紙が来たり、何とかしてもらいたい、こういう訴えがあるわけであります。特に現地のほうで問……

第63回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1970/03/16、32期、公明党)

○岡本分科員 私は、最初に、時間があまりありませんから、おととい開幕されました万博の状態から申し上げますが、大臣もああしてお行きになったからおわかりと思いますけれども、万博を控えまして、第二阪神国道と第一国道というのが終夜にわたって非常に交通が多くなってまいりまして、したがって、事故も非常に多くなってくるのではないか、こういうことで、現地のほうからも、この第一国道あるいは第二阪神国道の終夜の点灯をひとつやってもらいたい、そうでないと付近の人が安心して生活ができない、こういう陳情を受けておりまして、現地に行ってまいりますと、物資を運んだりするために、最近は非常に車の回数が多くなりました。したがっ……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1970/03/12、32期、公明党)

○岡本分科員 私は、去る一月の二十七日岩手県の衛生研究所で開かれた宮古市の公害についての研究会で、宮古市の閉伊川の河口部にある水質汚濁の原因について、その原因が、同市のラサ工業の宮古工場の廃液によるものである、こういうように岩手大学の後藤達夫教授が報告しておりますが、この報道を聞きまして、さっそくわが党では調査団を派遣いたしまして、私もその調査団の一員として現地に参りました。 その中できょうは水産関係について御質問を申し上げたいと思います。  そこで水産庁の長官にお聞きいたしますけれども、現地に参りますと水産事業における被害が非常に甚大である。すなわちカキの養殖組合の陳情によりますと、養殖カキ……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1970/03/16、32期、公明党)

○岡本分科員 私は、きょうはわずかな時間ですから経済企画庁長官に、いま一番大事な公害問題につきまして、水質保全の法案が出ておりますから、そこであとこまかく審議したいと思いますけれども――いままで水質保全の問題について経済企画庁でこれをおやりになっておる。考えますと、経済企画庁でこの問題をおやりになるというのは非常におかしいのじゃないか。大体物価の問題あるいはまた国民生活、そういった問題をやるところであって、大体建設省とかそういうところでやるのが普通じゃないかと私絶えず思っておるわけであります。その水質保全の行政について、いままで水質基準をきめる場合に何と何と何をきめていらっしゃったか。これをひ……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1970/03/17、32期、公明党)

○岡本分科員 私はきょうはきわめて身近な問題をとらえまして、大臣に提案申し上げると同時に、また御質問を申し上げたいと思います。  そこで、いよいよ一兆円という国費を投じて開幕されました万国博覧会、非常におめでたいわけでございます。私どもまた国民は、みんなこの万国博覧会を通じまして国際親善あるいはまた大きな貿易の拡大、こういうことになるように、何とか成功したい、こういうように考えているのは私一人ではないと思うのであります。  そこで、初日にあたりまして、一つはエキスポランドの空中ビュッフェですか、これがとまりまして、約三時間半、これに乗った人たちが非常に若労をして救出された、こういうようなことも……

第64回国会 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1970/12/05、32期、公明党)

○岡本委員 私は、最初、総理に申し上げます。  あなたは世紀の四選をやってのけ、国民のあなたに対する期待は実に大きいと、だれよりもあなた自身が自覚されておると思うのです。いま総理には巨大な権限がある。したがって、公害問題を解決しよう、こう思われれば、あなたお一人の考えが非常に大きく影響すると思うのです。こういうような意味で、質問に対してはどうかひとつ、国民に直接お答えしているんだ、こういう気持ちでお願いしたいと私は思います。  そこで、けさの各新聞の報道を見ますと、昨日来のこの国会審議を見た公害患者の方々が、あるいは失望し、あるいは怒りを覚えておる、こういうようなことが報道されております。御承……

第65回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1971/05/13、32期、公明党)

○岡本小委員 私は三月二十三日に佐藤総理に対して質問をいたしましたが、ちょっと二、三点、もう少し詰まっておりませんので、この点について質問いたします。  石油の備蓄なんですが、いま二十日分くらいしかわが国にはないというので、佐藤総理も、私の提案によって、六十日くらいのものを確保しなければならぬというような話があったのですが、現在の見通しはどうでありますか。  なお、もう一つは貯蔵ですね。貯蔵が、総理の答えによると、タンカーに積んでおるのだ、海上貯蔵だというようなことを言っておるわけですけれども、それは非常にもったいないんじゃないか。どういうふうに考えますか。

第65回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第2号(1971/05/20、32期、公明党)

○岡本小委員 私は前回の当委員会におきまして、石油の開発問題についてお聞きをしておきましたが、そこでもう一つはっきりしなかったことがございます。それは石油開発公団が、公団法を改正して海外の石油開発に乗り出していかなければならないというような提案をしたわけでありますけれども、本田局長からは、ただ、技術あるいは情報、あるいはまた人材の養成、こういうようなことしか考えていない、そういう答弁であったと思うのです。それは、もう一ぺんはっきりしてもらったほうがいいと思うのですけれども、その提案の理由は、たとえば産油国の開発について、いま、ドイツやフランス、こういう出おくれた各国が働きかけておる。たとえばイ……

第65回国会 内閣委員会産業公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/12、32期、公明党)

○岡本委員 環境庁設置法案に対する質問の前に、いま島本委員からいろいろと質問がありましたからできるだけ重複は避けたいと思いますけれども、最初に、この環境庁の生みの親である山中長官から若干姿勢だけを伺っておきたいのです。  それは、御承知のように西ドイツでは四百年で三%の環境破壊をした。しかし、日本は十数年で三倍以上の環境破壊をしている。したがっていま公害列島だ、こういうぐあいにいわれておりますが、そこでこのまま推移しますと膨大な人たちが住めなくなる、同時に、公害の患者がたくさん出るところではもう住めなくなるというような状態であります。したがって、ここで経済の発展が若干鈍化してもほんとうに環境破……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1971/02/20、32期、公明党)

○岡本分科員 私は最初に運輸大臣に答弁をいただきたいのですが、御承知のように、成田空港問題、この問題につきましては、私が四十二年に当時の運輸大臣に、ただ場所を運輸省で指定する、許可する、あとは公団まかせだ、こういうようなことでは将来禍根が残るのではないか、ひとつ大臣も行って、住民の皆さん方の意見をよく聞いていただかなければならない、こういうふうにも言いまして、当時大橋さんだと思うのですが、お行きになった。時おそかったわけですけれども、そういうことで、いま非常に感情問題になっております。新聞やテレビ、あるいはいろんな報道を見ますと、小学生あるいはまた婦人、子供がそうしたものに巻き込まれておる。と……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1971/02/22、32期、公明党)

○岡本分科員 私は本論に入る前に、厚生省は明治百年来の歴史の中で、あまりいいことをしなかったけれども、いいことをなさったのが二つある。それは来年から始まるところの児童手当、それから次には公害病の認定をした。イタイイタイ病あるいは水俣あるいはまた阿賀野川の水銀中毒事件、これは非常に高く評価されてよいと思うのですけれども、たとえばイタイイタイ病事件の状態を振り返ってみますと、イタイイタイ病と取り組めば選挙に落ちるというジンクスがあったので、なかなかイタイイタイ病に取り組むことがなかった。われわれ何とかしてこの人たちを救わなければならぬということで、現地にも行きました。ところが厚生省が調査をする、そ……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会内閣委員会地方行政委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1971/12/07、32期、公明党)

○岡本委員 昨日、大蔵大臣が、沖繩問題より大事なところがあるということで出席がなかった。そのために、委員長にお許しを得まして、きょうは関連の質問を、大蔵委員の立場からさせていただきます。  そこで、沖繩開発公庫、この構想については、商工中金を除いた政府三機関あるいはその他あらゆる金融機関を吸収し、統合しておる。なお、沖繩開発金融公社あるいは大衆金融公庫を合併したものでありますから、そこで考えられますことは、力の弱い中小企業者、この人たちが特に金融を受けるときに、手続について、あるいはいろいろなものについて非常になれていないのではないか。したがって、先ほど話がありましたように、金融の一番便法とし……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1971/12/06、32期、公明党)

○岡本委員 総理は、沖繩返還にあたって、豊かな平和な沖繩づくり、こういうことをたびたび言っておりますけれども、基地が二〇%もある、それからその経済が七三%も基地経済に依存しておる、こういうことではたして沖繩県民が平和で豊かな生活ができる沖繩になるのかどうか、非常にこの点について疑問を持つわけでありますけれども、そこでまず私、端的にお伺いしたいことは、将来も米軍基地をこのまま認めるのかどうか、またこのまま残しておくという考え方があるのか、これからまずひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで、私どもが商工委員会で調査に参りました。そのときに皆さん方の御意見を承りたい、こういうように商工……

第68回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1972/05/17、32期、公明党)

○岡本委員 ただいま審議されておるところの琵琶湖開発につきまして、私は公害並びに環境保全の立場から若干質問をいたします。  そこで、この法案を見ますと、下流の水需要のために水位を一・五メートル下げる、こういうことだけでは、今後また水需要が出てくるとまたこのような問題が起きる。そこで一番大切なのは水質の保全ではなかろうかと思うのです。水質が悪くなれば、とうとう琵琶湖が死んでしまうということになれば、これは何にもならない。そういう面からひとつ質問を申し上げますけれども、最初に取り上げたいのは、同僚の北側委員からも話があったと思いますけれども、私どもの調査班が、きれいにする会とともにこの調査をいたし……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1972/04/13、32期、公明党)

○岡本委員 参考人の方には長時間たいへん御苦労さんです。もうしばらくですから、ごしんぼう願います。  そこで、昨年の十二月の十八日に愛媛大学の立川先生に分析をしていただきましたが、富士周辺、すなわち田子の浦のヘドロにつきまして、この問題の中で湿泥、これが七〇〇PPM、それから乾土でございますが、一五〇〇PPM、ヘドロが四七〇〇PPM、それから同じくヘドロ、とる場所がちょっと違うのですが、二三〇〇PPM、こういうように分析をしていただきました。  そこで、先般田子の浦のヘドロの処理について視察に行ってまいりましたが、現在九十万トン以上、こういったヘドロがある。それから毎日六十万トンから八十万トン……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第2号(1972/04/14、32期、公明党)

○岡本委員 わずか三十分で三人ということですから、明確に答えてもらいたいと思います。  そこで、先ほどからも論議がございましたが、公害の行政の一元化をはかるために公害対策基本法も不十分ながら改正しまして、そして環境庁というものができたわけですが、そこでこの規制基準は環境庁で、食品の許可基準は厚生省、製品の製造は通産省、それから特に魚に問題がありますが、養殖関係の餌料については農林省、それから分析方法は科学技術庁、こういうことではこのPCB問題は解決をしないと私は思うのです。そこで、まずこれだけでも解決するために一つのプロジェクトチームをつくって根本的に解決をしなければならないと私は思うのです。……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会商工委員会連合審査会 第1号(1972/05/18、32期、公明党)

○岡本委員 きょうは休廃止鉱山にまずしぼってお聞きをいたしますが、これは公害対策並びに環境保全特別委員会におきましても、この問題はさんざん論議をされましたけれども、結論として鉱山関係の鉱業法が通産省の所管になっており、したがってどうしてもやはり通産省の強力な指導と申しますか、対策と申しますか、これがなければ、この全国の休廃止鉱山の鉱害というものがなくならないというような意図から、きょうはこうして連合審査ということになったわけでありますけれども、ちょっと順序を変えまして、ただいま石川委員からもお話がありました、この休閉止鉱山の鉱公害対策に関する法的措置を検討すること、また無資力休閉止鉱山の鉱公害……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1972/03/18、32期、公明党)

○岡本分科員 時間が短いので、明確にひとつお答えを願います。  私は、最初に同和対策事業についてお尋ねをしたいのですが、まず、公営住宅の四十六年度の住宅建設用地に対する地方債の標準単価を見ますと、A、B、C、D……と九段階に分かれておりますが、一番高いのは、一戸当たりAのほうが百四十七万、Bは百十八万、一番安いHになりますと二十二万円、こういうようになっておるのは、その年の地価の高低に合わせて標準単価を決定したと思うのですが、これについていかがですか。
【次の発言】 しからば、同和対策住宅改良事業について、用地取得費の国庫補助単価はこれは人口割りになっている。先ほど言いました公営住宅の建設用地……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1972/03/22、32期、公明党)

○岡本分科員 国民の皆さんの待望久しかった児童手当について厚生大臣にお尋ねいたします。  児童の福祉を増進して、次代の社会をになう児童の心身ともに健全な成長を期することは、もちろん両親の責任であるけれども、また社会の重大な責任である。すなわち、児童の扶養義務はまず両親にあるということは永久に変わりませんが、ますます複雑化する現代社会において、ただ両親にまかせておいただけでは、児童福祉を完全に守っていくことは困難である。ゆえに一九五九年の国連総会においては、児童権利宣言というものが出ております。その中に「児童は、特別の保護を受け、また、健全、かつ、正常な方法及び自由と尊厳の状態の下で身体的、知能……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1972/03/23、32期、公明党)

○岡本分科員 通産大臣ちょっとおりませんので、環境庁から先に聞きましょう。  環境庁に率直にお聞きしますけれども、全国の休廃止鉱山の中で亜砒酸鉱害が問題になりました。公害委員会でもずいぶんやかましく言ったわけであります。そこで宮崎県の土呂久の鉱山が第一の土呂久、それから今度わが党で調べました岐阜県の遠ケ根鉱山、これが第二の土呂久、大分県の木浦鉱山、これが第三の土呂久といわれておるのであります。  そこできょうお聞きしたいのは、岐阜県の遠ケ根のほうの被害者の状態、これをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 こういった公害によるところの被害の救済につきましては、これを決定するのは環境庁の企画……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1972/03/24、32期、公明党)

○岡本分科員 時間があまりありませんから、率直にお聞きいたしますけれども、昭和四十三年の十二月、日米安保協議委員会において米軍の基地の整理縮小について約束がされた五十数カ所のうち、縮小をするということで、私のほうにいただいた資料では、約三十七カ所の返還が合意されておりますけれども、四十三年ですから非常にテンポがおそい。少なくとも遊休施設の返還、この要望についてすみやかに返還交渉を推進すべきである、こういうふうに私は考えるのですが、人格円満な長官に期待いたしまして、どういう考え、またどういうような今後のあり方をするのか、明確にひとつお伺いします。


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会地方行政委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/04/09、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題になっておりますこの法律案について、まず二点指摘をいたしたいと思います。  その一点は、この港湾法等の一部改正法案、これを見ますと、御承知のように五本とか六本の法案が入っておるわけですよ。その中で、港湾法一部改正、それから整備措置法、北海道開発、沖繩振興、こういうのは大体同じようなものだと思いますが、海洋汚染防止法の一部改正まで一緒に入っている。これはまことに便宜主義、運輸省として非常に安易な今度の法案の提出であるということを私はまず指摘して、あと運輸委員会の皆さんにやっていただくことにします。  そこで次は、この法案を作成するにあたって、大きな点が抜けておりますのは、……

第71回国会 運輸委員会地方行政委員会大蔵委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/05、33期、公明党)

○岡本委員 まず新幹線騒音公害、新幹線公害につきまして、お尋ねいたします。  かつて山陽新幹線を敷設するにつきまして、そこを通るところの当該の市長と国鉄の工事局長との間に取りかわしました覚え書きがありますが、この覚え書きの実行について、これは国鉄総裁が責任をもって実行するのか、この点をひとつ明らかにしていただきたいのです。
【次の発言】 そこで、山陽新幹線を敷設するにあたって、これはあなたのほうの日本国有鉄道山陽新幹線工事局長、当時は佐藤さんになっております。そして西宮市長さんとの間に取りかわした覚え書きの中に、その別紙に「「騒音については、屋外でピーク値七十五ホン?八十ホン、振動については側……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会公聴会 第1号(1973/07/16、33期、公明党)

○岡本委員 公述人の皆さんには、たいへん、午前中、午後とお疲れのところですが、もうしばらくごしんぼう願います。  そこで、まず最初にお聞きしたいことは、改井さんに……。富山市が公害の指定地域にまだ入ってないわけですが、私は、四十五年だったか、尼崎を公害の指定地域にしていただくために、ずいぶん当委員会でやりましたのですが、地方自治体で、すでにこうして指定地域にしておる。ところが国のほう――当時は厚生省たったですね。厚生省がもう一度調査しなければしないというようなことで非常におくれたわけですが、現在ですと、あなたのほうで、いま環境庁のほうに指定地域にしてもらいたいという申請はなさっておりますか。そ……

第71回国会 商工委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第2号(1973/09/12、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま審議されておりますところの法案について――そこでこの法案を見まして、今後こういった化学物質についての事故を未然に防ごうという考えであろうと思いますが、すでに起こっておりますところのPCBの問題について少し詰めておきたいと思うのです。  一つは、おととい私ども公害委員会で兵庫県の高砂にありますところの鐘淵化学を視察しました。そのときに一番心配な問題は、全国から戻ってくるところのPCBを処理することができない。これはすでに話があったかわかりません。鐘淵化学ではこれを焼却する設備をつくっておりますけれども、焼却をするとその煙突から相当なPCBが分散するというわけで、県ではとめてお……

第71回国会 予算委員会公聴会 第2号(1973/02/23、33期、公明党)

○岡本委員 時間がおくれましたから、簡単に二点だけ、井出先生に伺います。  わが国の重税感は非常に強いわけです。非常に税金が高い、税金が高い、こういうことをいわれておりますが、政府は今度、給与所得者に対して百十二万、米国に次いで課税最低限が高いのだ、こういうふうに胸を張っておりますけれども、しかし国民感情としても非常に高い。ですから、これをどういうように先生はお考えになるか。私はもっと軽減すべきであると考えておりますが、どうか。  もう一点は、わが国にかつて富裕税という一般財産税があったわけですが、この財産税の復活についての先生の考え方をお聞かせ願いたい。この二点だけお聞かせ願いたいと思います……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1973/03/05、33期、公明党)

○岡本分科員 全国の休廃止鉱山、あるいはまた現在動いているところ、こういうところから有害物資が出まして、いままで盛んに被害者が出た。公明党で全国の休廃止鉱山の総点検をやりましたが、いま全国の大体七千カ所のうち、有害物資が出てくると思われるのが千カ所余りでありますけれども、これに対して何とか対策をとらなければならぬというわけで、今日まで、各委員会で、私も取り上げてきましたけれども、ただ、権利保有者があるから責任があるのだとか、あるいはまた、権利放棄後五年間は責任があるんだとか、そういうような企業まかせでは、やはり今日のようにたくさんの被害者が出る。したがって、現在休止しようとする鉱山あるいは廃止……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/03/03、33期、公明党)

○岡本分科員 私はおとといの予算委員会に引き続きまして、若干詰めておきたいと思いますが、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害防止法の中に移転補償という項目があります。御承知のように、昭和四十二年、三年ごろは、大阪国際空港が二百五十機ぐらい。それでも非常にやかましかった。それがB滑走路ができましてからどんどんふえてきまして、現在では四百六十機毎日飛んでおります。ひどいときには一分三十五秒に一機、それもジェット機が半分以上です。そういうような状態で、この周辺の十一市の住民の皆さんはこの飛行機の騒音に耐えかねるというわけで、私も公害の委員会でたびたび発言をいたしまして、少なくとも離陸直下ある……

第71回国会 社会労働委員会地方行政委員会大蔵委員会公害対策並びに環境保全特別委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/27、33期、公明党)

○岡本委員 公害特別委員会と社労の連合審査でありますから、まず公害の面からお聞きいたしますが、公害の認定患者、これは四十四年にできまして四十五年から実施しておりますが、これが現在累計何人の方が認定を受けて、そして医療費とかあるいはまた介護手当、こういうものをもらっておるか、これをまずお知らせいただきたい。これは環境庁から……。
【次の発言】 そこで、時間があまりありませんから、率直に入りますけれども、医療費あるいはまた介護手当、こういう基金というものは、財界からの寄付金とそれから政府の予算、これが半分ずつでできておるわけでありますが、四十八年現在でどれくらいの費用がかかっておるのか、これをまず……

第72回国会 運輸委員会地方行政委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1974/02/22、33期、公明党)

○岡本委員 午前中の当委員会の審議を聞いておりますと、運輸大臣は、この大阪伊丹空港の公害対策について率直に手抜かりを認めて法案を出した、こういうことを仰せになったわけでありますけれども、どういう点を率直にお認めになったのか。  まず、私申し上げたいことは、昭和四十二年、私が初めて公害対策特別委員会に籍を置きましたときに、この大阪伊丹空港の騒音問題について、当時は運輸大臣は大橋さんだったと思いますが、相当きびしく現地の問題を取り上げて再三要望をしたわけであります。  しかし、その四十二年のころの航空機の一年の発着数が、九万四千五百二十回、そのうちジェット機が三六・七%だった。ところが四十三年にな……

第72回国会 予算委員会公聴会 第2号(1974/02/15、33期、公明党)

○岡本委員 両先生には、たいへん早くから御苦労さまでございます。貴重な御意見を拝聴いたしましたが、若干御質問を申し上げたいと思います。  そこで、まず肥後先生にお聞きいたしますが、先生は先ほど、今度の政府提案の予算には大体賛成のような御意見でありましたけれども、そこで、先生お話しになった中で、一つは税制の不公平、これについて、現在も非常に税制が不公平だ、こういうようなことをおっしゃいましたが、私たちもそう思っているのですが、これを改めるにはどういうように変えればよいのか、これが一つと、それから、大法人の超過利得ですね。これに対してどういうふうに徴収するのか、先生の御意見があったらお伺いしたい。……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1974/03/05、33期、公明党)

○岡本分科員 非常に短い時間ですから、ひとつ明確にお答えを願いたいと思います。  最初に質問したいことは区画整理事業でございます。  都市計画によって区画整理が行なわれておるわけでありますけれども、この区画整理法は昭和二十九年に制定されております。そして、なるほど、戦後の荒廃地を復興させるためには非常に都合がよかった、効果があったけれども、現在は、市街地を区画整理するためには、非常に市街地の地価が上がっておる。住宅街ですと、もうほとんど上がり切ったような状態です。したがって、そこに計画街路をつくっても、もう地価が上がるということは考えられない。逆に今度は、交通騒音によって地価が下がるというよう……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1974/03/06、33期、公明党)

○岡本分科員 最初に通産大臣に、石油価格の問題について、石油価格が上がるといろいろな物資に反映するのじゃないかということですが、端的に申し上げますと、石油価格の抑制は、原油が上がってきておるというわけで、大体めどとしていつまで可能なのか、通産省としての意見を伺いたい。
【次の発言】 そこで、この石油価格について、原油はどのぐらいの程度のところを想定しておるのか。要するに入札でいままでのあれを見ていますと、十一ドルで入札したとかあるいはまた八ドルでしたとか、いろいろありますけれども、私は、アメリカの代替燃料ですか、オイルシェール、こういうようなのが大体八ドル見当で採算が合うということでありますか……

第75回国会 地方行政委員会商工委員会災害対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/19、33期、公明党)

○岡本委員 ただいま議題となっておりますこの法案について、時間の許す限り、若干質問をいたします。  そこで自治大臣に、最初にこの法案で、私は事実に基づいてどういうようになるのかということをお聞きいたしますけれども、奄美大島の宇検村というところがありますが、ここに枝久手島という島がありまして、ここに東亜燃料が五十万バーレルの原油基地をつくろう、こういうような計画が出ておるわけであります。地元も反対しておりますけれども、これはちょうど枝久手島と本土をつぶして焼内湾という湾を埋め立ててしまうんですね。そうしますと、この焼内湾は死の海になってしまう。こういうふうなことで非常に心配をいたしておるわけであ……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1975/02/27、33期、公明党)

○岡本分科員 きょうはわずかな時間ですから、簡潔に、また、はっきりした答弁をいただきたいのですが、新幹線の騒音問題についてお聞きいたします。  この間、公害対策特別委員会で、三月中には騒音の基準を示すということが環境庁からありましたけれども、それでありますと、環境庁で、すでに騒音の問題について調査が行われておると思いますから、ひとつそれを先にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それを聞いているのじゃなくて、環境庁の方でこの騒音の状態について、要するに何ホンでどうだったという、その説明をしていただきたいと言うのです。
【次の発言】 たとえば住宅地、あるいは商業地域、こういうところで、住宅地で……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1975/02/25、33期、公明党)

○岡本分科員 最初に住宅公団も来ておりますしあれしますから、大臣にお聞きしますけれども、住宅公団の全国の団地がいま非常に騒然としておる。  それはなぜそういうことになっているかと申しますと、共益金。共益金というのは、御承知のように住宅公団と契約者との間で取り決められた、自室のドアの外、共用分、街灯、道路あるいは樹木あるいは花壇、芝生あるいは砂場、ごみ処理場、下水施設、こういうようなものの維持管理のために徴収される共益金でありますけれども、これがいままでは二年か三年ですかに一遍ずつ改定というようなことで来まして、高くて大体三五%から五〇%どまりだった。それが今度八二%の値上げを言うてきておるとい……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/02/24、33期、公明党)

○岡本分科員 最初に大蔵大臣にちょっとお聞きしますが、きょうの新聞の報道によりますと、大学の助教授等が納得のできない税金は払いませんと宣言する市民団体をつくりまして、二十二日に東京神田の日大で勉強会を開いた、三月三日に防衛費分不払いの確定申告を出すことに決めた。そして事業者あるいはまたサラリーマンの代表として、いまちょうど確定申告の最中ですが、納税額の六・四%を差し引いた確定申告をそれぞれ提出した、こういうように報道されておるわけですけれども、これについてどういうようなお考えを持っておるのか、ひとつそれをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 これは、遺憾に思っているだけで、後はっきりした態度……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1975/02/27、33期、公明党)

○岡本分科員 きょうは、わずか三十分でございますので、私は大体提案と申しますか、そういったところから御質問しますので、要領よく前向きに御答弁のほどをお願いしておきます。  最初に高校問題でございますが、公立高校が非常に現在少ない。そして高校進学率というものが非常に高まってきた。ことしは九〇・八%、ほとんどの方が高校に行きたいと言うようになってきました。同時にわが国の資源というものが非常に少ない。したがってやはり頭脳資源というものを開発しなければならぬと私は思うのです。そのためにも公立高校、この拡充をしなければならぬと思うのですが、これについて若干提案を申し上げますから、大臣の御答弁をお願いした……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1977/03/11、34期、公明党・国民会議)

○岡本分科員 私は学校災害について若干質問をいたしますけれども、海部文部大臣は、私も約十年間おつき合いをして、もと商工委員会では非常にごりっぱな見識を持っていらっしゃった。したがって、今度文部大臣になって、文部行政と申しますか、これからの時代を背負うところの青少年の育成に力を尽くされるのではないかと非常に期待をいたしておる一人でございます。  そこで、もうすでに御承知と思いますけれども、こういう投書があります。「学校災害救済をぜひ」ということで、   今年、もっとも打ち込んだのは学校災害から子供を守る運動。学校安全会から五百円以上の見舞金を受けた児童・生徒だけでも年間八十二万人、何と二百五十人……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1978/03/03、34期、公明党・国民会議)

○岡本分科員 本論に入る前に、環境庁長官せっかくおいででございますので、ちょっとお聞きしておきたいのですが、瀬戸内海臨時措置法は大体十一月に議員立法が切れるわけですが、その後、政府の方でこの手当てというものをなさっておるのかどうか、これをまずお聞きしておきたいと思うのです。
【次の発言】 そうすると、政府の成案としてこの国会で出せるということでございますね。しっかりしたりっぱなものを出していただくように希望いたしておきます。  それから、アセスメント、これは、私ももと環境公害に所属しておったときにも再三やかましく言ったわけですけれども、この環境アセスメントは今国会にちゃんと出せるのかどうか、こ……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1978/02/28、34期、公明党・国民会議)

○岡本分科員 最初に厚生大臣にちょっと要望を申し上げたいのです。  一つは、車いすの身体障害者の方が大分県で付添人なしで航空機を利用しようとしたときに、航空会社の規則だといってその搭乗を拒否されておる、こういう記事が出ておるわけでございますが、私も早速問い合わせますと、やはりこのとおりでございました。これは運輸省の管轄ではございますけれども、厚生大臣として、付添人なしでは乗せないという航空会社の規則についてどういうようにお考えになるか。これはできれば運輸省の方に大臣から、こういう規則を撤廃をして、身体障害者の方も航空機を利用できるようにひとつ取り計らっていただきたいと思うのですが、いかがですか……

第87回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1979/07/10、34期、公明党・国民会議)

○岡本小委員 参考人の皆さん、大変御苦労さまです。  この省エネルギーについては非常に大切なので、石油に対する代替エネルギーですか、皆さんが非常に御熱心に研究をなさっておることに対して最初に敬意を表したいと思います。  そこで最初に織田参考人にお伺いいたしますが、私どももこの小型の水力発電は非常に賛成だということでいろいろ研究をいたしました。あなたの御論文も読ましていただきました。  そこでちょっと心配なのは、この中で、ダムをつくる場合ですが、水没する地域の補償、これは山の中だから昔は安かった。しかし、最近は非常に高くなりまして、私、兵庫県ですけれども、たとえば兵庫県の一庫ダムをつくる、それに……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1979/03/01、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○岡本主査代理 次に、松本忠助君。
【次の発言】 次に、竹内勝彦君。

第87回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1979/03/01、34期、公明党・国民会議)

○岡本分科員 昨年の十一月の二十日に、食糧庁から米の流通の改善案が発表をされましたけれども、その前に、各食糧事務所長に対して通達が来ております。     その中に、小売販売業者は現行の営業所のほか大型搗精工場による小袋詰め精米の販売を行うための販売所を届け出の上、事業区域内に設けることができることとする、要するにブランチ制度といいますか、こういう通達が出ておるわけですけれども、どういう考えからこういうことを出したのか。
【次の発言】 実は四十七年の物統令廃止のときに、米穀店の新規参入を認めたわけですね。実は私の調べたところによりますと、尼崎市の五店をとってみたのですが、四十七年から四十八年、こ……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会公聴会 第1号(1980/02/13、35期、公明党・国民会議)

○岡本委員 お三人の方、大変御苦労さまです。  最初に生田公述人にお尋ねします。それから次が佐藤公述人、それから池田さんですね。時間が非常にございませんので……。  まず生田さんには、政府の発表しておりますところの長期エネルギー需給暫定見通しというのがありまして、それに対してエネ研の方で、原子力あるいはまたLNGあるいは石炭、こういうようなものに対しての見通しを立てていらっしゃるのですが、きょうは時間がありませんので全部発表してもらうわけにいきませんけれども、そうしますと、この需給見通しと相当ギャップがあるわけです。しかも需給見通しは、これは新経済社会七カ年計画とうらはらになっておるわけですね……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会公聴会 第1号(1981/02/12、36期、公明党・国民会議)

○岡本委員 三人の公述人の先生方、大変御苦労さまです。  二、三質問を申し上げます。  一つは、来年度の予算を見まして、政府は財政再建に名をかりて大増税を行っていくのではないか。このたびは物価調整減税がなく、若干のベアで上昇しても結局物価の上昇ということで目減りをして国民の生活が圧迫される。国民の声の中から、政府は財政再建に名をかりてその犠牲を国民に押しつけているのではないかというような意見も出ているわけでございます。また、物品税の増収が考えられておりますけれども、政府はこの考えから、将来新種の一般消費税を導入しようと意図しておるのではないかというような意見もあるわけです。これについて池田先生……

第94回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1981/02/28、36期、公明党・国民会議)

○岡本分科員 総務長官は鹿児島県人会でたびたびお会いしておりますが、明治の元勲の血を引いていらっしゃるのですから、ひとつしっかりした答弁をお願いしたいと思うのです。  私、現在の日本の国情を見ておりますと、この狭い国に約一億三千万の国民が住んでおるし、しかも年々その人口が増加しておる。こういう国情を考えますと、今後の日本の繁栄それから世界平和ということを考えますと、優秀な技術を持った人がどんどん海外へ出ていってその居住した国に貢献をしていく、なお日本人の美徳でありますところの勤勉それから誠実、こういうものをやはり外国に知らせていく必要があるのではないか、こういうように考えるわけでございます。 ……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1981/03/02、36期、公明党・国民会議)

○岡本分科員 私は、やはり学内暴力について御質疑をいたしたいと思いますが、何と申しましてもいまこの学内暴力、こういったものをとめてしまわないと、日本の将来はどうなるのかということをつくづく心配をいたしておるわけでございます。  私は、昨年の十二月九日に、青少年の非行を議題とした、文部省として初の省議を開いた、こういう報道を聞いたわけですが、非常に遅きに失したのじゃないか。それはそれとして、大体その会議の後、昨今の一連の学内暴力についての当局の分析はどうなっているのか、それをひとつお聞きしたい。
【次の発言】 いろいろ要因があると思います。精神面の教育あるいは学校運営の配慮、これはまた後で論議す……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1982/02/26、36期、公明党・国民会議)

○岡本分科員 わずかな三十分の時間ですから、率直に答えていただきたいと思います。  私は、昭和五十一年の十月十九日、七十八国会におきまして、社労委員会で提案を申し上げたことがあります。それは寡婦の雇用の促進についてでございますけれども、当時、政府の答弁によりますと、昭和二十何年かに調査したまま、後調査してないので、調査をして、そして促進法についての的確な取り組みを行います、こういう答弁をいただいたわけです。その後労働省としてはどういうようになっておるのか、もう五年たっておるわけですからひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 これは五十一年の七月六日、自民党の松野前政調会長、この方が交通遺児の代……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1982/02/27、36期、公明党・国民会議)

○岡本分科員 私は、本論に先立ちまして、ちょっとこれは通告してなかったのですけれども、通産大臣に、あなたが経験されたことでありますし、また現在ぜひ考えておかなければならないことでありますので、先にちょっとお聞きしたいのですが、これは日米間の貿易摩擦の問題であります。  去る十五日、米国のフロリダ州のキービスケーンのホテルで三極通商会議をされたそうでありますが、それについて、どういう目的でどうなったのか、また、そのときにレーガン大統領にお会いになったそうでありますが、その状況についてひとつお話しいただきたいのです。
【次の発言】 きょうの朝日新聞の報道を見ますと、江崎訪米団が出発に際して外人記者……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1982/02/27、36期、公明党・国民会議)

○岡本分科員 先ほどからお二人が非常に強い言葉で話されておりましたけれども、私は気が弱い方ですから……。  そこで私も、この所得税減税について一つ要求があるのです。これは国民の皆さんの総意もこんなに高まってきておるわけです。それからもう一つは、さきに五カ国蔵相会議がパリで開かれた。その会議でも日本の輸出増加を非常に恐れて、欧米諸国からも本当に内需拡大ができるのかどうか、こういうような疑問が出されておるわけです。したがいまして、やはり内需拡大をしなければならぬ。と申しますのは、政府が五十七年度経済成長率を実質五・二%と設定しておりますね。そのうち四・一%を内需拡大で達成する計画。しかし、現在の趨……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1984/03/12、37期、公明党・国民会議)

○岡本分科員 先に長官にお聞きしたいと思うのですが、今国民の健康、要するに医療費をめぐって盛んに論議があるわけです。毎年一兆円から一兆四、五千億の膨大になっていく医療費、だから政府は、本人一割負担、あるいは健康保険料を上げてくるとか、いろいろそういうことをやっておりますけれども、何と申しましても病気にならないようにする、人間にとって幸福の源泉はやはり健康だと思うのです。その健康を守るために、厚生省だけではだめだということで昭和四十六年に環境庁ができた。環境庁に対しては非常に世論も高まり、また代々の内閣も、中には三木さんのように副総理を環境庁長官に充てるというような、環境庁に対する期待あるいは責……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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