このページでは武部文衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。武部文衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○武部委員 本委員会で同僚の諸君から、航空自衛隊並びに海上自衛隊について、第三次防の詳細について質問がありましたので、私は、第三次防の中における陸上自衛隊の内容について、若干の質問をいたします。
第三次防の防衛力整備計画の主要項目の中に、陸上防衛力の向上、こういう項目があって、第三次防において初めて大型・中型のヘリコプター八十三機、こういう問題が出てきたのでありますが、現在ヘリコプター部隊は霞ケ浦にあると思いますが、今度購入しようとする大型、中型のヘリコプター八十三機の内容について、まずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 お聞きいたしますと、大型はバートル107型三十機、中型はHU1……
○武部委員 長官にお伺いいたします。 先ほどのあいさつの中に、物価安定推進会議を開催して、適切なる物価安定対策を推進する、こういうことが述べられましたが、昨年十二月に解散をいたしました物価問題懇談会、これは十一回にわたって勧告を出しております。それも、非常に詳細な適切な内容であり、これまでのこういう懇談会では、非常に評判のいい内容があるのではないかとさえいわれておりますが、今度あらためて名前を物価安定推進会議、委員は三十一名だったと思いますが、そういうふうに変えられたわけですが、座長も同じ人です。したがって、この性格は一体どんなものか、まずこの点についてお伺いをいたします。
○武部委員 和田委員のほうから、物懇の提案とその実施の状況について質問がありまして、私と重複いたしますが、若干質問をいたしたいと思います。 私、きのうこれをいただきましたので、提案の十一項目と実施状況とを総体的に照らし合わせてみました。なかなかじょうずにこの実施状況のプリントはできておりますが、いろいろ検討してみますと、食い違ってしまって合わない点が非常にたくさんあると思います。たとえば、先ほども質問がありましたが、米価の問題については、政治的な加算、これはやめるべきであるということが勧告されておりますが、現実にはあのような結果になってしまいました。それから公債の発行についても同様です。それ……
○武部委員 最初にお尋ねいたしますが、四月一日以降、新聞の報道するところによると、最高四円の値上げをしておる小売り業者がある、こういう報道がされておりますが、現実に四月一日以降全国の小売り業者で大体どの程度の値が上がったのか、こういう点について政府のほうで調査があれば、まず最初にお伺いをしておきたい。
【次の発言】 私どもの承知するところでは、最高四円というようなことは、実は消費者の代表としてもおそらくたいへんな不満だろうと思うのです。
この際政府にさらにお尋ねをいたしますが、新聞の報ずるところによると、三月の二十三日に、この小売りの指導価格を撤廃する方針を明らかにしたと発表されておるわけで……
○武部委員 この委員会で牛乳の、特に小売り値段の値上げについて、それぞれ参考人等からもいろいろお話があり、また各委員から、小売り値段の値上げ問題についていろいろ意見が出たところでありますが、去る十一月、農林大臣は新聞記者会見において次のように発言をしておられます。四月に入ってから各地で値上げが行なわれておるけれども、一びん二円の値上げはほぼ常識的な値上げだ、したがって、二円の値上げはいまの段階から見れば当然だと言わぬばかりの発言を農林大臣がしておられるわけであります。前の委員会の際に宮澤企画庁長官は、たとえ生産乳価が上がっても、合理化やその他の方法を講ずることによって消費者乳価の値上げは食いと……
○武部委員 私は、前回農林大臣の出席がなかったので、宮澤国務大臣に政府の見解を問いただしたわけでありますが、本日も農林大臣の出席がありません。まことに遺憾でありますが、特に農林大臣が四月十一日の新聞記者会見において発言をされたことについて政府の見解をただしたわけでありますが、その際に、農林大臣の見解は政府の見解ではないという宮澤大臣の回答がありました。また、私のその質問に対する宮澤大臣の回答は、そういうことはないだろう、また農林省の担当官も、そういうことはない、こういう説明でありました。その記者会見の新聞記事を、ほとんど全部にわたって私は取り寄せて調べてみました。ところが、残念ながらこれはどの……
○武部委員 この委員会は、今日まで七回の委員会を開催しておるわけですが、農林大臣もすでに御承知のように、この委員会で取り上げた一番大きな問題は、当面する牛乳の問題であります。そのことについてはおそらく大臣も、政府委員のほうから詳しくこの間の経過について報告を受けておられると思うわけです。しかるに今日まで六回の委員会が開催され、私どもとしてはぜひ農林大臣の出席を求めてきたわけでありますが、遺憾ながらいろいろな理由をもってなかなか大臣の出席が得られない、こういうことでございましたが、このことは私どもとしてはまことに遺憾であると思います。少なくとも今日牛乳戦争ということばが流行しておるという事実を見……
○武部委員 私は、きょうは主として公取の関係について質問をいたしますが、その前に、それと関係があるので、ちょっと農林省に最初にお伺いいたします。
四月一日以降全国的に小売りの乳価が相当上がっておりますが、その値上がりの状況を、まず最初に全国的に説明していただきたい。
【次の発言】 それでは公取にお尋ねいたしますが、公取は今回の全国的な値上げに、農林省がどの程度介入しておるかということを突きとめるために、岡田農林省畜産局長の出頭を求めて、行政指導をしたかどうか事実関係を聴取する、その結果、農林省が今回の値上げで全く行政指導をしていないということが明らかになれば、さらに牛乳メーカーあるいは小売り……
○武部委員 ほかの方からもたくさん質問があるようですから、私の質問には簡単に答えていただいてけっこうです。 関矢さんに最初お伺いします。先ほど取引の原則はせりが万能だ、せりは公開であって公正だ、こういうことをおっしゃったわけですが、私どもはせりについて若干の、しろうとですけれども見解を持っておるわけですが、それはさておきまして、規格の統一と商品の貯蔵が整備されることができるならば、せり以外の方法も考えられる、こういう説明がございました。その方法としては、サンプル販売なりあるいは相対の売買ということがございましたが、それ以外に、せり以外ではどういう方法が考えられるか。また同時に、規格の統一と商……
○武部委員 それでは、最初に大澤さんにお伺いいたします。先ほどの説明によりますと、東京都内で店頭の小売り商が一万人程度だという話がございましたが、そのほかに約二割の行商があるという説明でございました。私がお伺いしたいのは、行商は団地あたりへ行きますと、引き売り人ということばが使われておるようでありますが、この引き売り人について東京で約二千人、これは大澤さんの全国青果小売商組合連合会というものに加盟をしておるのでありますか。
【次の発言】 行商人が行商することについて、店頭の小売り商の皆さんから、行商のあり方については何か特別な制約がございますか。
○武部委員 公取の委員長においでをいただきましたので、最初に公取のほうにお伺いをいたしますが、この委員会で、四月の六日に公取のほうから、兵庫県の一斉値上げについて調査が始まって以来一カ月半ないし二カ月経過する間に、その違反の内容について調査の報告を何回か求めたのでありますが、なかなか回答をいただくようなわけにいきません。確かに時間的に相当かかることは承知をいたしますが、つい先日、兵庫県の商業組合に対して協定破棄の勧告が出された、こういうことを聞いたのであります。これは六月九日の新聞に出ておって知ったのであります。大体二カ月目になるのでありますが、私は、その間に特に必要なのは安売り妨害だと思う。……
○武部委員 きょうまで委員会が開かれた中で、その大半以上は、当面する牛乳の問題についていろいろ質疑がかわされ、特に本委員会の決議として、乳価の安定に関する決議案を四党一致で決定したところであります。先般来、公正取引委員会がこの乳価の問題で、特に兵庫県の価格の引き上げをめぐって、独占禁止法に違反しておるという立場から、これに対して勧告を出されました。続いて愛知県、続いて東京杉並というふうに、相次いで独占禁止法に基づく協定破棄の勧告がなされておったわけでありますが、われわれの承知するところでは、まず最初に兵庫県の牛乳商業組合はこの勧告を拒否いたしました。続いて愛知、杉並、いずれもこの公正取引委員会……
○武部委員 村山委員のほうから、再販の問題について非常に詳しい質問と同時に、また詳しい答弁もありました。したがって、長官の時間もないようでありますから、私は関連して、どうしても納得のできない点についてのみ御質問申し上げます。 この問題については、私は当委員会で何回かにわたってしつこいほど実は質問をしまして、なぜ法案が出ないのか、一体出す意思があるのかないのかというところまで質問をしたところが、何回かにわたって公取の委員長のほうから、必ず提出をして今国会で成立をはかる、また企画庁長官のほうから協力する、こういう答弁がございました。つい先日の委員会で、このときは公取の事務局長がおいでになっており……
○武部委員 きょうは時間がございませんので、簡単に二つだけ質問をいたします。 まず、物価上昇の見通しでありますが、総理大臣は施政方針演説で、ことしの消費者物価の値上がりは五%以下にとどめたいというような発言がありまして、その後政府の経済見通しによると、消費者物価は四・五%、卸売り物価については大体横ばい状態だから・一・二%程度にとどまるのではないかというようなことがしばしば言明されておるのでありますが、その後相次いでやはり消費者物価は上がっておりますし、また卸売り物価も横ばいではない、このように私どもは考えますが、今後の物価上昇の見通しについて、いままで述べられた数字をあなた方としては堅持し……
○武部委員 人事院に対しまして、私は寒冷地船の問題について若干の質問をいたしたいと思います。 寒冷地給の改正については、かねてからいろいろ意見があったところでありますが、八月一日に参議院の内閣委員会において北村委員から質問がなされまして、人事院総裁のほうからこれに対する答弁がされております。人事院給与についてはきょうは触れませんが、勧告の作業についてでありますが、先般の勧告が行なわれまして、その後さっそく作業に取りかかるというような答弁がされておったわけでありますけれども、現在寒冷地手当の問題についてどの程度作業が進んでおるか、その点を最初に承りたい。
○武部委員 官房長官の時間がないそうですから、残余は午後の部で再販の問題について詳細に質問を行ないます。 私がお伺いをしたいのは、七月の十一日に当委員会で、佐藤総理に再販価格の問題について見解を求めたわけでありますが、その際に総理からこういう答弁がありました。消費者保護の立場から、いままでの行き過ぎたものについてはこれにメスを入れる。この国会では非常に時間に余裕がなかったので提案できないが、必ずこれを法制化すべきものであって、次の機会まで待ってほしい、こういう話がありました。それで、参議院の物価対策特別委員会では、七月の十九日に与野党共同提案で決議をされて、次の通常国会に再販の法案を提出する……
○武部委員 最初に公取の関係について質問したいと思います。 先日大蔵委員会で、武藤委員のほうから公取の委員長に対して独禁法の見解なりその他の問題についていろいろ質問がありました。私も傍聴しておりましたので、新しく就任をされた公取委員長の見解をほぼつかんだわけでありますが、きょうは具体的な問題について四、五点質問をいたしたいと思います。 まず第一点は、現在審判中の件数、これは十一件だと思いますが、非常に長いのであります。今後の見通し、特に重要な松下電器の問題が出てきたわけでありますから、そういうようなことを考えると、これから一体審判はどういう進行過程をたどるのか、一体結論が出る見通しはいつご……
○武部委員 運輸大臣の御出席をいただいたわけでありますが、きょうは三名の者が大臣に質問をすることになりまして、時間があまりございませんので、要点のみを質問いたしたいと思います。 その前にぜひ委員長にお願いがございますが、七月の初めに当委員会に佐藤総理が出席をされまして、物価の上昇問題についていろいろ見解を述べられ、同時に、本日議題になります公共料金についても同様に、非常に公共料金の値上げは重要なので慎重にやりたい、こういう発言がございました。当時の佐藤総理の答弁によりますと、非常に楽観的な物価の上昇状態で、心配するには当たらないというような発言があったわけでありますが、今日、事態はきわめて重……
○武部委員 物価問題等の実情調査のため、議長の承認を得て去る九月十一日から十五日までの五日間、兵庫県及び高知県に派遣せられました派遣委員といたしまして、調査の概要を御報告いたします。 派遣委員は戸叶委員長外七名であり、他に地元選出議長の御参加を得まして、兵庫県及び高知県の物価問題等の実情について、つぶさに調査をいたしてまいったのであります。 まず、神戸市の施設である相楽園におきまして、兵庫県及び神戸市の物価対策の実情につきまして県並びに市当局から説明を聴取いたしましたので、以下その概略を述べますと、兵庫県におきましては、昭和三十九年四月企画部に生活課を設置いたしまして以来、どこよりも住みよ……
○武部委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております日本社会党、民主社会党、公明党、三党共同提案にかかる修正案に賛成し、政府提案の一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案外二件に対し反対の意見を申し上げたいと思います。 本委員会においてすでに論議を尽くしておりますので、簡単に申し上げます。 すでに御承知のとおり、人事院は昭和二十三年、占領軍の労働政策の変更に伴い、国家公務員法の制定によって設立されたもので、公務員は、本来ならば憲法第二十八条に基づきまして、その団結権、団体交渉権、争議権の基本的権利を自由に行使し、労働条件が決定せらるべきであったのであり……
○武部委員 それでは、きょうは、消費者保護という観点から、公取、農林省、厚生省三者について質問をいたしたいと思います。当委員会で牛乳問題がたいへん多く取り上げられまして、今日まで十数回にわたって論議を続けてきたところでありますが、きょうは、先ほど申し上げますような消費者保護という観点から質問をいたしたいと思います。
まず、厚生省に対しまして牛乳の定義、一体厚生省は牛乳をどういうふうに定義づけておるか、こういう点について最初に見解を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 厚生省令第二条第三項によって、牛乳とは牛の乳をいう、こういう定義づけになっておりますね。そこで、それでは現在の省令でいう牛……
○武部委員 先般の当委員会で米田君のほうから機構の問題特定局長の任用問題さらには局舎の問題について話がございましたが、私は具体的な例をあげて郵政大臣の見解をただしたいと思います。 本年の一月二十五日、地方三局長会議が行なわれた際に郵政大臣は次のような訓示をされておるわけであります。省内の機構はたいへん多過ぎるし、非能率であるから、地方の郵政局と監察局を統合して、三県に一局程度、したがって、大体十八局程度の郵政管理局というようなものを考えて、ことしじゅうに提案をしたいということを訓示をされておるわけでありますが、その真意をまず最初にお伺いしたい。
○武部委員 ただいま審議中の切手売りさばき料の手数料の改定問題でありますが、先ほど米田委員からも話がありましたように、この法律がどのように決定されましても、第一線の現場でこれを処理する管理者なりあるいは従業員のそういう立場に重要な問題があれば、それは非常に重要視しなければならぬと思いますので、米田委員の発言等に関連をして、大臣並びに郵政省の見解を承りたいと思います。 先ほど大臣は、米田委員の質問の際に、相互信頼あるいは互恵、対話ということを非常に強く主張されておりました。ところが、いろいろ質問の内容を聞いており、回答も聞いておりますと、残念ながら、大臣がいかにそのように言われようとも、現場の……
○武部委員 私は、きょうは基本料の問題と加入区域の問題について、若干質問をいたしたいと思います。 最初に、基本料と設備料との関係についてでありますが、三十六年の国会の議事録を見ますと、当時、政府は、この設備料というものは新規に架設をする費用である、基本料は維持費である、使用料はサービスへの対価であるということをはっきりと明言をしておられるのでありますが、今日もこの考え方には変わりはございませんか。その点をひとつ最初にお伺いしたい。設備料は新規に架設をする費用、基本料は維持費、使用料はサービスへの対価である、こういう点を三十六年の国会で答弁をされておりますが、そのようにいまでも理解をしてよろし……
○武部委員 私は、最初に、政府委員の任命の問題について委員長の見解をお伺いしたい次第であります。 たとえば人事院は、人事院総裁ほか人事官はすべて政府委員であります。公正取引委員会は委員長と事務局長が政府委員になっておる。しばしば委員長が、公正取引委員会の決定は合議制だ、こういうことをおっしゃっておるわけでありますが、委員長が事故のときには委員でない事務局長が一人政府委員として出席をしておる。こういうことでは、国会承認人事である委員としてちょっと私はおかしいと思う。なぜ公正取引委員会だけが委員長と事務局長だけ政府委員としておられるのか、この点についてお伺いしたい。
○武部委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、都合により委員長が出席できませんので、委員長の指名によりまして私が委員長の職務を行ないます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
【次の発言】 先般宮澤長官のほうから、本年度の物価の問題についていろいろ説明がございましたので、この機会に、本年度の物価上昇の見通し等について見解を伺いたいと思うのであります。この間の予算委員会で、横山委員の質問に答えられまして、佐藤総理なりあるいは宮澤長官のほうからいろいろ答弁があったのを聞いておったのでありますが、さだかでない点がございますので、この機会にあらためてお伺いをいたしたいと思います。
……
○武部委員 きょうは運輸大臣の御出席をお願いしたわけですが、参議院のほうの関係があって出席できないということでございます。国鉄の通勤、通学定期料の値上げの問題について、いろいろその前に問いただしたかったわけでありますけれども、残念ながら委員会を開会することが不可能でありまして、結果的には実施になったわけでありますが、これから具体的な問題について、二、三点運輸省の見解をただしておきたいと思います。 三月十二日に、物価安定推進会議が、公共料金の安定化についてという提言を政府にいたしました。その中で、国鉄の基本運賃、その他国鉄の合理化、こうしたことについて非常にページを費やして提言をしておるわけで……
○武部議員 消費者保護基本法案の提案の趣旨に関連いたしまして、若干補足して御説明申し上げます。 言うまでもなく、消費者とは、生産者も販売者も一面においては消費者でありますから、国民全部をさすわけであります。わが国憲法には、健康で文化的な生活を営むことは国民の権利であり、これを確保することは国の責務であることを明示しております。したがって、国のいかなる施策も、究極には、すべての国民が一般消費者として充実した消費生活を営むことができるよう、その利益の確保を指向するものでなければなりません。 しかしながら、わが国の明治以来の諸施策は、欧米先進国に追いつくために生産力の拡大に最重点が置かれ、生産者……
○武部委員 昨日砂田委員のほうから各関係法についていろいろ質問がありましたので、できるだけ重複を避けたいと思います。 関係法令の質問に入ります前に公取の委員長にお尋ねいたしたいのですが、何回か申し上げるように、当委員会で再販の規制問題について、長い期間かかっていろいろ公取の見解等をただしてきたわけであります。去る二月二十九日、当委員会で、再販の新法を提出することを見送ったということについて、私は公取の今後における具体的な方針についてただしたわけでありますが、その際に山田委員長は、再販の許容品目を大幅に整理をして、さらに再販行為が許される品目についてもその監視をきびしくしたい、そのことが一昨年……
○武部委員 公取の委員長にこの際、八幡、富士製鉄の合併問題について、この機会にちょっとお伺いしたいと思います。
新聞で大々的に取り上げられまして、非常に大きな問題が起きておりますが、八幡製鉄と富士製鉄との合併問題について、公正取引委員会がどのような判定をするかということがたいへん注目の的であります。したがって、この問題について公正取引委員長はただいまどういう御見解をお持ちなのか、それをひとつ最初にお伺いしておきたい。
【次の発言】 この問題については、民社、公明からそれぞれまたあとで関連をして御発言があるようですから、そのこともひとつお含みいただきまして、続いてこのことについてお伺いいたした……
○武部委員 このたび私どもが提案をいたしました消費者保護基本法案の第十七条に、消費者の組織化ということを私どもはうたったわけであります。この第十七条は、「国は、消費者がその消費生活の安定及び向上を図るための健全かつ自主的な組織活動が促進されるよう必要な施策を講ずるものとする。」こういう第十七条を設けたわけであります。したがって、これに関連をして、これから特に生活協同組合の問題について政府の見解を求めたいと思います。 そこで、最初に、四十二年三月十三日閣議決定、「経済社会発展計画に関する件」という、新中期五カ年計画というものが決定をされておるわけであります。その中に具体的に指摘をしておる項目で……
○武部委員 私ども四党が今回消費者保護基本法を提出するにあたって、第一の目的の中に、私どもは、「国民の消費生活の安定及び向上を確保する」、こういう点を第一条の目的として定めたわけであります。 今日、有害食品あるいは有毒ないしは不良、そうした消費財がたいへん多く出回っており、消費者の保護が非常に重要である、こういう点を考えたわけでありますが、反面、今日のように消費者物価が異常な値上がりをしておる、そうなってまいりますと、消費者は、必然的に安い商品、悪い商品、不良な商品を求める傾向におちいることは当然だと思うのであります。もしそうなってくるといたしますと、私どもが今回提案をいたしましたこの消費者……
○武部委員 私はきょう、五月の一日から税金の値上がりに伴って値上がりをいたしました酒、ウイスキーあるいはビール、こうした問題について、国税庁及び経済企画庁、さらには公正取引委員会の見解を求めたいと思います。
そこで最初にお伺いをいたしたいのは、五月一日に値上がりをいたしまして以来、清酒の再値上げの申請が相次いでおるという報道が毎日のように出るのでありますが、現在全国的に清酒の再値上げの申請は一体どの程度出ておるのか、それをひとつ最初にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私どもの承知するところでは、ここ数日来、全国的に非帯に急テンポでこの申請が各税務署になされておる、このように見ることが……
○武部委員 去る九日の当委員会におきまして、酒、ピール、ウイスキー、こうしたものの値上げの問題についていろいろ質疑を行なったわけであります。特に酒の再値上げの問題についていろいろ国税庁の意見、あるいは経済企画庁の意見等を承ったわけであります。 そこで最初に、前回保留になっておりました公正取引委員会の見解をお伺いしたいわけでありますが、あの席上では委員長は退席になっておりまして、事務局長が出席をされておりました。そこでいろいろ論議が行なわれました際に、私どものほうから、国税庁の行政指導に関連をする共同行為、このことと独禁法との関係、したがって今回の一連の再値上げは独禁法違反ではないか、こういう……
○武部委員 最初に経済企画庁に見解を承りたいのであります。
先般来、経済企画庁長官から消費者物価の値上がりの見通し等についていろいろ話がありましたが、本年度は四・八%にとどめたい、非常に困難だけれども四・八%にとどめたいというような意向がしばしば表明されております。
したがって、まず最初にお伺いいたしたいのは、この四月以降六月までの間に消費者物価の値上がりの動きは一体どのような傾向を示しておるか、まずそれを最初に伺いたい。
【次の発言】 去年と比較すると非常に傾向が違っておるということはいま局長のおっしゃったとおり。去年は前半が非常に低かったわけですから、後半で平均をして四・二、したがって……
○武部委員 私は、あとの私の本論の質問に関係がありますので、最初に防衛庁長官にお伺いをしておきたいと思います。
防衛庁設置法第三条あるいは第二十条、この精神は、防衛庁の基本であるシビリアンコントロールの精神をうたったものだというふうに思います。長官は、現実にいまの自衛隊にこのシビリアンコントロールというものが定着をしておるというふうにお考えなのかどうか、最初にそれをお伺いしておきたい。
【次の発言】 長官は、この朝日新聞が編集した「自衛隊」という本をお読みになりましたか。ごらんになったことございますか。
【次の発言】 この企画は、去年五十七回にもわたって朝日新聞が連載をした記事を収録したもの……
○武部委員 先ほど消費者保護会議の内容のパンフレットをいただきました。いま砂田委員からも触れておりましたので重複いたしますが、決議の第五項に公共料金の問題をあげたわけであります。この問題は、当委員会としては非常に深く論議をいたしたところでありまして、決議の内容については、非常に抽象的なことばになっておりますが、この精神は十分おわかりだろうと思います。ところが、本日いただきましたこの内容には、公共料金の問題について全然触れていない。私は非常に遺憾であります。 そこで、具体的な問題はこのあと、公共料金の値上げ、特に消費者米価の問題について詳しく長官の意向も問いただしたいのでありますが、先ほど、中……
○武部委員 経済企画庁長官がおくれるようでありますから、最初に公正取引委員会、食糧庁に見解を求めたいと思います。
八月二十五日の読売新聞に、北海道の十勝、留萌の米穀業者が独禁法違反の容疑で公正取引委員会に立ち入り検査をされたということが報道されておりますが、その内容について、簡単でいいですから説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 それならば、登録がえを拒否をするということを談合したということになれば、独禁法第何条の違反になるか、それをひとつ……。
【次の発言】 正当な理由がないのに小売り業者の要求を拒否をした、こういった場合は第何条違反になるのか。
○武部委員 最初に、企画庁長官にお伺いをいたしたいと思いますが、当委員会で、物価問題について、いろいろ具体的な問題について、政府の所信なり対策なりを求め、私どもの意見も申し上げてきたわけであります。消費者米価の値上げの問題が起きまして、このことは昨年の一四・四%値上げの際にも申し上げましたように、その波及効果が非常に大きい、したがって、消費者米価について私どもは値上げは反対である、こういう点をるる申し上げたわけであります。しかし、閣議は、すでに十月一日からこの消費者米価の値上げを決定いたしておるわけであります。最近のテレビ、新聞、ラジオ、すべて、物価の値上がり問題を報じない日はない。国民からは……
○武部委員 物価問題等の実情調査のため、議長の承認を得て先般当委員会より派遣せられました派遣委員といたしまして、長崎県及び熊本県における調査の概要を御報告いたします。 派遣委員は、砂田重民君外四名であり、他に地元選出議員の御参加を得まして、長崎県及び熊本県の物価問題等の実情について、つぶさに調査をいたしてまいったのであります。 まず長崎県につきましては、九月五日早朝より長崎魚市場及び長崎市設卸売市場を視察後、県庁にて消費者行政の実情について説明を聴取し、引き続き消費者代表との懇談を行ない、次に翌六日、熊本県におきまして、やはり早朝より熊本総合市場を視察後、酪農、肉用牛及び草地改良事業等に関……
○武部委員 農林大臣の時間があまりないようでございますので、大臣にこれから大体二点について見解をただしたいと思います。 農林省は物価問題について非常に重要な役割りを持っておるものと思います。特に最近、肉あるいは牛乳、ノリ、こういった食料品の高騰が非常に著しいのでありまして、そういう意味で、農林省は物価問題に対する役割りが非常に高いのだと思っておるわけであります。今回初めて農林大臣に御出席をいただいたわけでありますが、私はまず最初に牛乳の問題について、大臣なり農林省の見解を承りたいのであります。 実は、当委員会は昨年の四月、牛乳代が二円上がりましたときに、非常に時間をかけてこの問題について論……
○武部委員 きょうは、いろいろ時間の関係がございまして、同僚の他の委員からも大臣に対して質疑がございますので、私は、大綱的に、五、六点について見解を求めたいと思います。 消費者物価は御存じのとおり、たいへん上昇を続けておりますし、卸売り物価は強含みの状態であります。そこで、今年度の消費者物価の見通し、この問題については、前宮澤長官と当委員会でいろいろ政府の四・八%という目標について意見を戦わしてきたところであります。 最初にお伺いいたしたいのは、本年度の四・八%という目標を変える必要はないと、前長官は、しばしば当委員会で言明をされ続けてきたところでありますが、一体、新しい長官は、今年度の消……
○武部委員 私は、電信電話料金も含めた電電公社関係については、公衆電気通信法の法律改正の際にすべてを譲りまして、きょうは、時間の関係もありますが、郵政事業について見解を承りたいと思います。 これから質問に入るわけですが、その前に、昨日、予算分科会で田邉委員の質問に答えて郵政大臣は、四十五年まで郵政事業は何とかもつが、四十六年度は重大な段階になるかもしれぬ――値上げの問題にも触れておられるようであります。値上げをするにしても、幅はできるだけ小さくしたい、こういうような答弁をされたように、けさ私は新聞を見て承知をいたしました。同時に、郵便事業の将来について十分考慮すべきだ、こういうことも触れてお……
○武部委員 四十四年度の予算の具体的な内容を質問いたします前に、会長に関係をいたしますので、一言御質問いたします。 実は、昨年カラーテレビの値上げ、白黒の値下げ、この問題が起きましたときに、私は物価対策特別委員会に所属をいたしておりまして、その席上で経済企画庁とNHKの受信料をめぐっていろいろやりとりをいたしたのであります。このことが新聞に若干報道されておりまして、前田会長の意見も私は逓信委員会でお聞きをいたしました。その当時の企画庁長官宮澤さんの御意見もいろいろ詳細にわたって聞いたのでありますが、お二人の間にたいへん御意見の相違がございました。できれば御一緒にひとつ御意見を聞きたいと思って……
○武部委員 最初に料金問題についてお伺いをいたしますが、この法案がかかりましてから、大臣の答弁をいろいろ聞いておりましたその過程で、大臣からは、料金の問題については七、八月の時点で経営状況を見て考える、第四次計画は大体このままでまかなえると思う、しかし電報料が赤字になっておる、あるいは設備費が高くなっておる、また、過剰サービスについては十分検討をし、合理化をはかって、安易な料金の値上げはしない、過剰サービスについては、慶弔扱いとか同文扱いとか、あるいは加入電信料の問題とか専用料の問題とか、こういうことがいろいろ言われておったのであります。で、公社の総裁の答弁をいろいろ聞いておりますと、こういう……
○武部委員 先ほど小渕委員のほうから具体的な問題で相当質問がありましたので、重複する点はなるべく避けたいと思います。
最初に、この法律が提案されたわけですが、この法案の対象となる県境接続の対象地域は何カ所ぐらいで、何市町村が該当するか、まず、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 百四十三市町村、百七十五カ所ですか。
【次の発言】 そこで、この郵政省からお出しになった法律案の三ぺ―ジから四ページにかけて「その市町村と特に社会的経済的に緊密な関係にある県外の隣接」――「特に社会的経済的に密接な関係にある」と、こう四ぺ―ジには書いてあります。郵政審議会の答申の中にもこの点には触れておりまし……
○武部委員 いま金丸委員からいろいろ簡保の歴史について、さらには将来のあり方についてお話がございました。 前回私は、大臣なりあるいは局長に対して、現在の簡易保険事業の実態から、いま簡易保険事業が非常に危険な壁にぶち当たっておるのではないか、こういうことを申し上げたのでありますが、特に、四十二年末の生命保険の保有契約高が米国に次いで第二位になっておる、普及度については四十二年末イギリスと肩を並べるまで日本は成長しておる、こういうような、保険が一流国になった、そういう判断から保険審議会の特別委員会が自由化業種に踏み切った、このことについて簡保は一体これをどういうふうに見るのか、こういう質問に対し……
○武部委員 先ほどから答弁を聞いておりますと、きょう審議されるこの法律案は、見舞い金を含めた元利金支払い問題とワンセットだという答弁がありました。むしろこの会館は元利金、見舞い金問題に付帯的な問題として起きたものじゃないか。むしろ本件はその見舞い金や元利金のほうにある、そういうようにいろいろ聞いておるとわかるわけですが、そうなってくると、この提案理由の大臣の説明の中にちょっと触れられておりますが、支払い問題の解決を見ることになり、その解決にあたりこの会館の問題が出てきたんだ、こういうことになっておる。この提案された法律案のうしろのほうに若干の資料があるようですが、そういうことからいうならば、む……
○武部委員 四十一年度の決算についての附帯決議について、先ほど古内委員のほうから三つの問題についていろいろ質問がございました。
重複することを避けまして、第三項目に「協会は、経営の合理化、能率の向上をはかり、従業員の待遇改善に資すること。」という項目が一項目ございます。この予算総則の関係、弾力条項の関係に該当すると思いますが、この第三項目はどういうふうに生かされたのか、それを最初にお伺いしたい。
【次の発言】 どういう方法で支給いたしたか、その内容を説明願いたい。
【次の発言】 先ほども徳島のUHFの話がございましたが、この開設について大体費用はどのくらいかかるものか、これをちょっとお伺いし……
○武部委員 最初に大臣にお伺いをいたしますが、郵政審議会の中に設けられました郵政事業公社化特別委員会は現在どの程度の進捗状況でございましょうか。また、この答申はいつごろ郵政大臣になされるものであるか、この点を最初にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 十数回開催されたようでございますが、そういたしますと、この公社化特別委員会の中で、特定局のあり方、特に無集配局のあり方、ひいてはこれから問題になります簡易郵便局のあり方、そうした機構の問題についても、いろいろお話か出ておると思いますが、そういう審議はなされておりますか。
【次の発言】 いま一つ郵政省にお伺いをいたしますが、このところ新聞……
○武部委員 私どもは昨年の四月二十五日、相当な期間を討議に充てまして、議員立法によって消費者保護基本法を成立させました。その際に、各省の消費者行政に対するいろいろな御意見、あるいは計画、そうしたものをお聞きし、私どもとして消費者を保護する立場からいろいろ意見も申し述べ、法案通過にあたって消費者保護の強化に関する件という附帯決議を可決いたしました。その内容はすでに各省においても御存じのとおりでありまして、なかんずく現在の法体系のもとで基本法がかりに通過をしても、現実にはアフターケアの法律が改正されなければ基本法としての存在価値がない、こういう立場で意見の一致を見たわけであります。その中で、特に食……
○武部委員 昨年の四月二十五日に当委員会で消費者保護基本法が可決決定をいたしました。その際に、詳細にわたって、現在の食品その他消費者保護に関して、与野党を通じて、いろいろな問題で政府の考えをただしました。特に食品の問題については、その表示あるいは内容、特に非常に危険な食品が出回っておる、あるいはまたインチキ、ごまかし商品が非常に横行しておる、こういうような点について、現在の食品衛生法で取り締まることは非常に困難である。具体的にきょう私は時間の関係で申しませんが、あとで二、三申し上げますけれども、そういう点について、厚生省側から非常に詳しい答弁がなされました。同時に、現在の法律ではそれを完全に取……
○武部委員 きょうは消費者保護基本法の附帯決議に基づいて御質問を申し上げるのでありますが、厚生省と通産省ちょっとお待ちいただきまして、最初に公正取引委員会に若干御質問をいたしたいと思います。 当委員会で四十二年の六月以降、再販の問題についていろいろ論議が行なわれました。前委員長、また現在の委員長も、再販については品目の洗い直しを鋭意進めておる、こういう話でございまして、先般洗い直しの告示が行なわれました。これに関連をして最初に若干質問をいたします。 医薬品の告示は、日本標準商品分類によって行なわれたというふうに理解ができるわけですが、化粧品の告示にはそれがない。この点はどういうわけか、まず……
○武部委員 最初に入江先生にお伺いしたい。 先生がお行きになってから半年後に田中調査団が行かれまして、この報告書をお出しになっている。これを読んでみますと、先ほどもちょっとお話がございましたが、対外蒙、対ソ連の防疫活動等から判断すると、現状においては口蹄疫の発生がないものと見るのが妥当であろう、要約いたしますとそういうようなことがこれに書かれております。入江先生もおそらくこの報告書はお読みになっていると思うのですが、第二回目の大石団長のときからわずか半年後にお行きになって、それぞれまた専門の立場で御調査になったこの報告書について、入江先生はどういうふうにお考えになっておられるか、それをひとつ……
○武部委員 食糧庁長官に最初にお伺いをいたししたいのでありますが、食糧庁の調査で、農家から出ておるところのやみ米は大体推定何トンくらいと見ておるか、それをお伺いします。
【次の発言】 現在、一般家庭に配給されておる米の量は全国で大体何トンくらいですか。
【次の発言】 いまの長官の答弁によりますと、一般家庭の配給のトン数、さらにやみ米の七十ないし八十万トン、その比率は大体一三%くらいになる、このように計算上は出てくるのであります。先般「昭和四十三年度農業の動向に関する年次報告」、こういうのが国会に提出をされました。その六十四ページから六十五ページにやみ米のパーセントが書いてあるわけでありますが、……
○武部委員 前回の委員会で、厚生省は出席をしておりませんでしたが、農林省に対しまして、現在新聞にも投書が非常にたくさん載っておるのでありますが、牛乳のまがいものがたくさん出ておる、そういう点から、私が入手をいたしましたある薬品会社が牛乳メーカーに対して出しておる処方せんを読み上げまして、このような乳糖、カゼインあるいは安定剤、こうしたものを混合して、きわめて内容がおかしいと思われる脱脂乳をつくって、それを市乳に一〇ないし三〇%添加をして売り出しておる、このようなことを申し上げたわけでありますが、農林省は知らない、こういう答弁でございました。いずれごく近い機会に、現在市販をされておる合成乳あるい……
○武部委員 きょうは、私鉄大手、バス、タクシー、こうした問題についてお伺いをいたすわけでありますが、その前に、先般新しい国鉄運賃がきまったわけでありますが、政府の説明によりますと、新料金の算出方法は、普通旅客運賃の基本料を一五%アップし、遠距離逓減制に距離比例制を加味する、こういう方法で新しい運賃をきめる、こういうことでありました。現実に料金を私ども調べてみますと、一五%というようなものはほとんどない。ちょうど国民の中からの投書が新聞に載っておりまして、具体的な数字が載っておるのでありまして、その人もたいへん疑問を持っておるようであります。私はこのことを引用してひとつ質問するわけであります。 ……
○武部委員 当委員会で長い間物価の問題についていろいろな意見を戦わせてまいりました。宮澤経済企画庁長官から菅野長官にかわりましても、相変わらず消費者物価の上昇は非常に危険な数字を示しておるわけであります。私どもはいろいろ、与野党を通じて、この物価の上昇について、その原因を私どもの立場から政府側に尋ねてまいりました。政府側からいろいろ答弁がございました。もちろん物価の上昇の原因は非常にたくさんあるし、非常に根深いものだということは私ども十分承知をいたしております。物価の担当官庁である経済企画庁は、こうした問題についていろいろ大臣から見解を述べられておるわけでありますが、きょうは官房長においでをい……
○武部委員 きょうは食糧庁においでをいただきまして、先般、四十四年度産麦価に対する米価審議会の答申が出たわけでありますが、これに関連をして、ごく短時間でありますが、お伺いをいたしたいと思います。
国内産の買い入れ価格の値上げ、これと売り渡し価格の関係は、四十四年度産の麦価についてはどうなるのか、まず最初にそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 小麦、裸、大麦、三麦について、いま三・一%の買い入れ価格の値上げをきめた。それは金額にしてどのくらいになりますか。
【次の発言】 それによって食管会計の負担がどのくらいになるか。
【次の発言】 国内産はわかりましたが、輸入の問題でありますが、四十……
○武部委員 きょう私がお尋ねをいたします点は二つございます。一つは、たいへんしつこいようですが、いままで三回、コーラ飲料についていろいろお尋ねをいたしました。御回答をいただいたわけですが、どうも納得できない点がたくさんございますから、再度この問題についてお伺いをいたしたい。第二の点は、先般その問題にからんで食品衛生法第十七条、立ち入り検査、収去、こうした問題について厚生省の見解をただしました。その回答について納得できない点がございますので、そのことと二点、お伺いをいたしたいのであります。 前回から何回か申し上げますように、私は専門家でも何でもございません。ただ国民の側でこのコーラ飲料というも……
○武部委員 いま阿部君のほうからいろいろ基本的な問題について質問がございました。きょうはたいへん時間が少ないのでありまして、まだあと同僚議員の質問もあるようでございますから、私はほんの二、三点についてお伺いをいたしたいと思います。 その第一は、先ほどお話が出ておりましたが、昭和三十八年の第一次物懇、第二次物懇、物価安定推進会議、今度できます物価安定政策会議、こういうように非常に長い間、物価問題について政府の諮問機関の、特に先生を中心にたくさんの提言がなされております。大体二十ばかり出ておりますが、当委員会では、基本的な物価政策の問題と同時に個別物価の問題についていろいろ長い期間討議をいたして……
○武部委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、帆足委員長が海外旅行中でありますので、私が委員長の指名によりまして委員長の職務を行ないます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
【次の発言】 きょうで実は五回目、コーラ飲料についていろいろ質問することになるわけですが、特に厚生省に対しまして、これは食品衛生法の解釈、立ち入り検査、こうしたことに非常に関連が深いので、せひ大臣の出席をということをきょうまで五回にわたって要求してまいりましたが、いろいろな理由のもとに出席をされません。たいへん遺憾に思います。特に、危険な食品が横行して、国民の間からこのことに対する非常に強い関心がわき……
○武部委員 NHKの会長が、中途で所用のために中座をされるようでありますから、順番を変えまして、最初に放送大学の問題について質問をいたしたいと思います。 大臣の所管事項の説明資料の中にも、この放送大学の問題に触れて述べておられます。昨年の当委員会で私は、文部省に対する答申について、NHKは市民大学構想を持っておられるが、一体いまの答申についてどういう見解を持っておられるか、こういうことをお尋ねいたしたわけであります。社会教育審議会の教育放送分科会、この答申の趣旨についてNHKの会長は、数点にわたって疑問があるということをお述べになりました。自来、この教育審議会の答申に基づいて放送大学問題懇談……
○武部委員 ちょっと関連質問いたしますが、いまの防衛庁の話を聞いておりますと、加害者意識というものが全然あなたのほうにはなさそうですよ。 それから、いまのあなたの話を聞いておりますと、私きのうちょっと質問をいたしたわけですが、NHKが一体どういう基地障害について防衛庁に負担を要請しておったかということについての答弁がなかったわけですが、いまお聞きした程度では、横が一キロ、縦が二キロ、滑走路の延長面でいままではNHKが自主的にやっておったんだ、防衛施設庁には何らのそういうことについての要請もなかった、自主的に減免措置をとっておられたんだ、こういうことにしか受け取れないわけです。そういたしますと……
○武部委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件につき、これに承認を与えるに賛成の意を表するものでございます。 この議案の内容をなす昭和四十五年度のNHK収支予算等は、七〇年代に処するNHKの施策を示すものとして注目をせられるところでありますが、わが党はこの点に着目をし、先般来の委員会において収支予算や事業計画の内容はもちろん、その背景にわたっても詳細な質疑を行なったわけでございますが、その質疑を通じて、わが党としては、この収支予算等は、NHKの使命や放送界におけるNHKの役割り等に照らして、おおむね妥当と判断し、その……
○武部委員 関連して一点だけ質問をしておきたいと思います。 阿部君から、先ほど質問の中に小禄さんという婦人の問題がありまして、私これはたいへん重要な問題だと思うのです。人事局長の答弁によりますと、この問題は労使関係以前の問題だ、こういう話がございました。診断書が書きかえられるということは、これはたいへんなことなんです。それも公的な機関の逓信病院の医師が、この診断書を書きかえておったということはたいへんなことなんです。人事局長はいま申し上げたようなことをおっしゃったわけですが、事実を知らぬので調査をしたい、こういうことでございましたから、調査をした結果をぜひひとつ回答していただきたい。この点だ……
○武部委員 数回にわたりまして、この簡易局法案について質疑が行なわれまして、昨年の国会でも、この問題は相当の時間をかけて論議されたところであります。したがいまして、私はこの機会に、わが党の委員がいろいろ疑問を持って郵政省に質問をいたしました具体的な問題について、最終的に郵政省の態度をお聞きいたしたい、このように思います。 まず第一は、三月二十五日に自民党の水野委員から、現行の無集配特定局の問題と簡易郵便局との関係について質疑が行なわれました。その際に、現行の無集配特定局は、いかなることが起ころうとも、これを簡易郵便局に格下げするようなことは考えていない、こういうような意味の答弁がございました……
○武部委員 先ほど林委員から、今回の日航機の乗っ取り事件についていろいろ質問がございました。私も、このことについて最初に何点かお尋ねをいたしますが、できるだけ重複することを避けたいと思っております。 このたびの日航機の乗っ取り事件にあたって、NHKが事件の発生以来六日間、よど号が羽田に帰ってくるまで、連日にわたってこの問題を放送して、全国のたくさんの受信者の耳目を画面にくぎづけにした、こういう点について、これはまことにけっこうなことだと思います。同時に、先ほどお話がございましたように、この放送にあたって、突発的な事件であっただけに、NHKの担当者の皆さんがたいへん苦労されたということも、よく……
○武部委員 ただいま靱社長から、四十五年度の事業計画の概要について説明がございました。同時に、国際電電の海外通信の現状についても若干お触れになったようでございますが、私は、この際数点について、国際電電の今後の方針等についてお伺いをいたしたいと思います。 まず第一点は、ただいまお話のございましたインテルサット、通信衛星を使って国際間に放送業務を中継する、そうした仕事が非常にふえておるわけでありますが、第六十一国会でこのテレビ中継の料金問題がいろいろ論議をされました。現在テレビ中継の料金はどうなっておるのか。料金の算出の基礎は一体どうなっておるのか。同時に、先般の国会で問題になりましたが、わが国……
○武部委員 最初に、放送大学の件について質問をいたしたいと思います。 前回、当委員会でNHKの会長に出席をいただきまして、また文部省にも出席をいただきまして、放送大学の将来の展望についていろいろお伺いをいたしました。その際郵政大臣も、この問題については積極的に取り組んで、文部省と十分相談の上で誤りのないやり方をしたい、こういう答弁がございました。 きょう私がお伺いをいたしたいのは、文部大臣の諮問機関である放送大学準備調査会が九カ月にわたって審議を重ね、七月の二十四日に「放送大学の設立について」という報告書をまとめております。この「放送大学の設立について」という報告を大臣に提出しておるようで……
○武部委員 私は、きょうは放送モニターの件のみについて郵政大臣の見解をお伺いいたしたいと思います。
去る十月九日に郵政大臣は、放送番組モニターの設置を記者会見で発表されました。いろいろ反響があるようでありますが、まずこのモニター制度を設けようという目的は一体何なのか、最初にそれをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 一説で、このモニター制度は憲法に保障する表現の自由を侵すものではないか、あるいは番組編集の自由を定めた放送法第三条を侵すものではないか、こういうような意見が出ておるようでありますが、このことについて郵政大臣はどのようにお考えでしょうか。
○武部委員 先日、公取委員長から、四十四年度における公正取引委員会の業務についていろいろ説明がございました。いずれ具体的に、各項目について委員長の見解を承りたいのでありますが、きょうはほかの件がございますから……。 第一点として、あなたがごあいさつに述べられました中で、第二点に再販の問題について触れておられるわけです。当委員会は、この再販の問題について相当長い間論議をいたしました。特に再販の抜本的な改正について、北島委員長の時代に非常に大きな改正を含んだ法案が提出されるという事態がありまして、私ども、この問題について賛意を表して、ぜひ国会でこれを承認をしたい、このように考えておったところ、い……
○武部委員 総理の物価問題に対する演説なり、あるいは長官の演説なり、物価問題に対して非常に真剣に取り組むというような、まことに名演説を聞いたわけですが、これがそのまま実行されればまことにけっこうなことなんですが、私は先ほど聞いておって――あなたの演説の中に「いまや、インフレとの戦いに安易な態度は許されない」こういう、佐藤内閣にとって、インフレというタブーをあなたは演説の中ではっきりと言われた。そういう非常に前向きな態度でこの物価問題を解決される、私は、そういう期待を持っておったのですが、先ほどの質問にお答えになって、あなたは、いま現状がインフレと言ったのではないというような、非常に何かわからぬ……
○武部委員 私は最初に、生活センターの性格と申しますか目的と申しますか、こういう点で若干ちまたに誤解があるように思うのです。と申しますのは、これは私、きのう汽車の中で、たまたま週刊誌を読んでおりました。ところが、――これは「週刊新潮」の一番新しいやつでした。これはちょっと表現が上品ではないのでぐあいが悪いのですが、「物価に「へ」の役にも立たず、国民生活センターの存在価値」と、こういう記事が載っていたのです。私はきょうのことがあるものですから、非常に関心を持っていたからずっと読んでおったのですよ。そうしたら、そこの課長の、あなたの談話が載ったりいろいろありますよ。そうして、これから出るであろう例……
○武部委員 この生活センターの具体的な問題について、昨日政務次官なり国民生活局長と、いろいろ細部にわたって質疑を行なったわけでありますが、きのうも申し上げましたように――大臣、きのうはお見えになりませんでしたが、私は、総理大臣の記者会見の内容に実はちょっと触れたわけです。総理がそういうものの考え方でおられるとするならば、私はこれはちょっと問題があるということを触れたのであります。というのは、たしか二月二日だったと思うのですが、この国民生活センターをつくることによって、物価問題が何かいかにも解決すると言わんばかりの記者会見をしておられる。国民生活センターができたならば物価問題が解決するというよう……
○武部委員 きのう砂田議員のほうから、附帯決議の具体的な実施状況についていろいろお話がございました。私どもも、そういう点でたくさんの問題をかかえておりますが、きょう同僚議員も、あと三人ばかり予定があるようでございますので、できるだけ簡潔に質問をいたしますから、要点をひとつ要領よく御答弁をいただきたいのであります。 きょう最初にお伺いをいたしたいのは、残留農薬の問題について、私どもは前の委員会で、この許容基準についていろいろ論議を行なったのであります。当面問題になっておるBHCの問題、この問題は、昨日他の委員会で取り上げられたようでありまして、私はきょう新聞を見て、その内容を知ったのであります……
○武部委員 「行政介入と物価について」という安定政策会議の提言が、四月六日に総理に対して提出をされました。この内容は非常に重要でありまして、十五の項目について、かつて懇談会なりあるいは安定推進会議なりが提言をされました内容とは趣を異にして、具体的に、行政介入が物価にどういう影響を与えておるか、こういう点について、私どもとしては、これは非常に時宜に適した提言であろうと思います。 そこで、きょうは、経済企画庁長官を中心にして各省庁責任者の皆さんに、省庁のなわ張りを離れて、当面する物価問題でこの提言をどのように生かす決意があるのか これを実行する意欲は一体どの程度あるのか、こういう点について、具体……
○武部委員 この機会に資料要求をいたしたいと思いますので、委員長においてお取り計らいをいただきたいと思います。 当委員会で私のほうから質疑を行ないましたBHCの関係でありますが、ここ数日来、この問題がたいへん話題を呼んでおりますが、資料が不足でございますので、この機会に、BHCが米、米ぬか油、卵、肉、水、母乳、野菜、こういうものにどの程度含まれておるかということを、すでに調査したものがあればそれを提出いただきたいし、なければ、即刻調査をしていただきたい。 特に水の問題につきましては、先般来、食用ガエルがアメリカに輸出をされました際に、BHCを含有しておるという理由をもって、これが陸揚げが全……
○武部委員 今回の「行政介入と物価について」という提言を拝見いたしまして、先般の委員会で、この提言について政府の見解を求めたのでありますが、きょうは、提言をされた伊東先生においでをいただきまして、二、三の点についてお伺いをいたし、同時に政府の関係の皆さんから、このことについてお答えをいただきたい、このように思います。 最初にお伺いいたしたいのは、いま砂田委員からもお話がありましたが、この提言が、主として中小企業なりあるいは農業部門にメスを当てられておって、管理価格、公共料金、こういうものに触れておられない。ただ、この提言の中にございますように、このことは、すでに推進会議なりあるいは物懇の提言……
○武部委員 私どもが当委員会で消費者保護基本法を制定いたしました際に、残留農薬についていろいろ論議をいたしました。当時論議をいたしました際には、農薬の害について、さほど私どもも知識を持っておりませんし、また国会の論議でも、さほど真髄に触れたような質疑も行なわれなかったわけでありますが、その後農薬の害が予想外にひどい。特にアメリカにおいてこの農薬の問題が非常にきびしく取り上げられて、わが国においても、アメリカの状況に応じて、まねをしておるというとたいへん語弊がありますが、そういうような政策がとられつつあるわけであります。 そこできょうは、前回私が要求をいたしました、農林省及び厚生省の提出をされ……
○武部委員 私は、最初に、当面問題になっておる私鉄運賃について、運輸省及び経済企画庁に質問いたしたいと思います。
すでに公聴会が終わったわけでありますが、運輸審議会は現在どのような作業の状態なのか。それを運輸省はどのように見ておるのか。一部報道によりますと、政府の態度が固まらないために、運輸審議会は政府の態度待ちだというような報道がされ、当面静観をするというようなことを言っておるようでありますが、この点について運輸省はどのように見ておられるのか、これを最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 運輸省が入ってくるまでに、経済企画庁にお伺いします。
今回の私鉄運賃の値上げ申請に伴って、もし……
○武部委員 経済企画庁長官にお尋ねをいたすわけでありますが、当面物価の上昇が非常に急テンポになってまいりまして、東京の十月の物価の値上がりは対前年比で八・五%、これは異常な値上がりであります。総理府統計局の数字でこのような数字が出てきておるわけでありますが、きょうお尋ねいたしたいことは、いま委員長からもお話がありましたように、時間的な制約がありますので、しぼってお尋ねをいたすわけであります。 まず第一は、この物価上昇の現状について、担当大臣としてどういうお考えなのか、今後の見通しは一体どうなのか、それを端的にひとつお答えいただきたい。
○武部委員 時間が限れておりまますので、大臣に二つ、三つの点について御質問をいたしたいと思います。
まず最初は、十二月一日、消費者五団体の代表が佐藤総理と物価問題について会見をいたしました。その報道によりますと、郵便料金はどれもこれも上げるわけにはいかない、はがき、封書は値上げしないように担当大臣に言いつけてある、こういう報道がございました。これは二、三の報道も大体内容は似たり寄ったりでありますが、一体郵政大臣は総理からこの問題についてどういう指示を受けられたのか、それを最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その辺が非常にあいまいでありまして、これから申し上げることにも関係するわけで……
○武部委員 経済企画庁長官にさきの委員会で、今後の物価上昇の見通しとその対策について見解を承ったわけでありますが、そのとき・四・八%という当初の政府の見通しは達成できなくなった、したがって、現在の物価上昇の推移からするならば六%台になるようなそういう傾向である、これはたいへんなことであるので、できるだけ安定するようにつとめたいというような趣旨の答弁がございました。私は、この八月、九月、十月の全国消費者物価の上昇の指数なり、あるいは東京都の一番新しい消費者物価の指数の上昇の傾向から見て、四十五年度の物価上昇の数字は七%をこすのではないか、こういうことを申し上げました。最近の数字は、このまま横ばい……
○武部委員 ただいま企画庁から、第三回の消費者保護会議の決定に基づく百三十九項目、たいへん詳しい内容を盛った冊子をいただきまして、私どもいろいろ検討いたしてきたわけでありますが、百三十九というたいへん膨大なものでありまして、逐一この内容について御質問いたしますとたいへん時間も食うわけでありますので、でき得る限り簡略に、要点のみこの冊子に基づいて順番に御質問いたしますから、御回答いただきたいのであります。 なお、これに関連をする問題で一、二、記載されておりませんけれども申し上げますので、御答弁をいただきたいのであります。 この冊子、お持ちでございましょうか。持っておられますね。では、この冊子……
○武部委員 ただいま当委員会で勤労者財産形成促進法案が審議中でございますが、雇用促進事業団はこの法律ときわめて重大な関係を持っておりますので、去る二月二十日予算委員会第四分科会で、労働省の監督下にある雇用促進事業団の運営、特に、これから申し上げます日本ライク、さらには関東物産等の宿舎用地の買収の疑問点について幾つか指摘をいたしたのでありますが、実はきょうも引き続きこの問題を中心に質問をいたしたいと思います。 私は、日本ライクが事業団に売却した昭島市の郷地の宿舎用地六千八十七坪、相模原市の下九沢宿舎用地約五千坪、横浜市善部の宿舎用地約四千九百四十八坪、さらに関東物産が売却いたしました横須賀市公……
○武部委員 私は、きょうは放送大学について、郵政省と文部省の見解をお伺いをいたしたいと思います。いつか、ここで放送大学の構想なり今後の実施方法について、相当詳しくお聞きをいたしました。自来、この問題は郵政省なり文部省で具体的に話が進んでおるように聞いておりますし、また報道機関によっても放送大学の準備の状況が報告をされ、報道をされ、また四十六年度の予算要求の過程でも、文部省あるいは郵政省からそれぞれ予算要求が行なわれ、内示を得ておるようであります。 そこで私は、今年の一月から非常に長い準備期間を持ちながら発足をいたしましたイギリスのオープンユニバーシティーが、一体どのような反響を呼んでおるのか……
○武部委員 私は、社会党の武部委員でございます。公述者の皆さんには、たいへん御苦労さんでございました。意見はたくさんございますが、意見は申し上げません。質問を二ついたします。最初の質問は、竹中さんにお伺いをいたしたい。 ただいま、六人の皆さんからいろいろ郵便料金の値上げについて御意見がございましたが、内容に若干の相違がございましても、五人の方は、現在の消費者物価の上昇と郵便料金の値上げと関連をして意見をお述べになりました。賛成の方でも、その点に触れておられるわけであります。竹中さんは、専門が専門でございますし、学問的な面で、特に経営学的な点に触れてお述べになったわけでございますが、先ほどお聞……
○武部委員 郵便法の一部改正をめぐりまして、わが党からは六人の同僚からいろいろ質問がございました。内容につきましては私も承知をいたしましたので、できるだけ重複する点を避けたいと思いますが、いろいろ問題点がございますので、郵政省側の御答弁をいただきたいと思います。 今度の郵便法の一部改正をめぐって、きょうまでの政府側の答弁によりますと、料金の引き上げによる財源を郵政職員の処遇改善に充当する、こういうことが答弁されておりますが、いろいろ聞いておりましても、具体的にその内容がされておりません。私は、いま郵政事業に対して遅配なりその他の問題をめぐって国民が非常に不信を持っておる。したがいまして、郵政……
○武部委員 最初に、かねてから質疑を行なっておりました放送センターの問題についてお伺いいたします。
私がお尋ねいたしたいのは、放送センターとタワーとの関係であります。四十七年にセンターが完了して四十八年に引っ越しの計画があるようでありますが、その中にタワーが入っておるのか。タワーの建設場所はどこであるか。高さは一体何メートルであるか。費用はどのくらい。さらにタワーの建設時期はいつであるか。これを最初に伺いたい。
【次の発言】 そうすると、センターとタワーとは全く別個のものだというふうに考えていいのですか。
【次の発言】 しかし、いまあなたの答弁でいきますと、センターのほうは四十七年に完了して……
○武部委員 稻葉参考人にお尋ねをいたします。いまの基本法の問題は単刀直入におっしゃったわけでありまして、そういう意見もあろうかと思います。しかし、私どもは産業構造審議会の提言にもありますように、ガイドポストというものが必要である、基本法というものが必要である。国会でもそういう決議をいたしておるのであります。そういうものが全然無視をされて、現実問題としてそういう具体化が進んでおるのだから、そういうものは先になって考えればいいのじゃないかということは、私どもとしては若干うなずけない点があるわけでありますが、いまお述べになりましたように、基本法というものは、それならば一体どういう方向でもって進むべき……
○武部委員 最初に郵政大臣に、いま問題になっておりますVOAのことについてこの機会に見解を求めたいと思います。当委員会では、この問題をいままで論議をいたしておりませんが、沖繩返還をめぐってVOAの問題がたいへん話題になっておりますが、私ども報道で知る限りにおいては、郵政大臣はこのVOAの存続を当初から電波法に抵触するものとして拒否を声明をしてこられたように聞いておるのであります。言うまでもなく、これは電波法に抵触するわけでありまして、今日なお郵政大臣としてはこのVOAの存続を拒否するという態度は変わっていないのかどうか、それをお伺いをいたしたい。
○武部委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより政府並びに参考人に対し質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。登坂重次郎君。
【次の発言】 渡部通子君。
【次の発言】 物価予算はどなたでしょうか。
【次の発言】 これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。
参考人の方々には、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。本委員会の今後の調査にきわめて参考になりました。ここに委員会を代表して、委員長より厚くお礼を申し上げます。
次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二……
○武部委員 去る三月二十三日の理事懇談会におきまして、先般、四月一日から新聞の購読料が大幅に値上げをされるという社告が出ました問題をめぐって、いろいろ論議をいたしました。その結果、本日の委員会に、新聞購読料値上げ問題について朝日新聞、毎日新聞、読売新聞三社の出席を求めて、値上げの理由等について説明を求めることに、各党一致いたしたのであります。その後の経過について、委員長の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 一応、私どもの決定に基づいて委員長がいろいろ努力されたことについての経過は、いまお聞きしたとおりのようでございますが、私どもとしては、今回の新聞代の値上げ問題について、たくさんの意見を……
○武部委員 参考人の方には、たいへんお忙しいところ、ありがとうございました。 実は四十二年の値上げのときに、皆さんにおいでをいただきまして、いろいろあの値上げの内容について御意見を承ったわけでありますが、あれから一回の値上げがございました。今回三円の問題が出たわけでありますが、四人の方の御意見を聞いておりますと、勝部参考人の立場は別にいたしまして、生産者、メーカー、あるいは小売り、それぞれの立場から、値上げのやむを得ない実情をお述べになったわけでありますが、特にその中で、あるいはやり方によっては、その値上げを食いとめることができたのではないだろうかと思われるような意味の御発言がございました。……
○武部委員 企画庁長官にお尋ねをいたすわけですが、先日総理府の統計局から、四十五年度の消費者物価指数の決定が発表されました。当委員会で私どもはかねがね、長官が年度の当初に発表されました目標四・八%ということをめぐって、いろいろと論争いたしてきたわけでありますが、最終的には七・三%という数字が出たわけであります。これはたいへんな数字でありまして、三十九年以降、このような大きな数字が出たのは初めてであります。もちろんこの原因については、いろいろここでやりとりいたしたわけでありますし、また、その責任は一体どのように負うべきかというようなことも、連合審査の際にも申し上げたつもりであります。したがいまし……
○武部委員 私は最初に、大臣が就任をされましてから初めて御質問申し上げるわけでありまして、これから二、三お伺いをする前提となる問題について郵政大臣の見解を承りたいと思います。 先般、郵便法の改正が当委員会で決定をいたしまして、料金が値上げになった。その際、料金値上げの問題にからんで、郵政事業の中における人と人との問題、端的に言えば、労使の問題についていろいろ話し合いが行なわれました。御承知のように、昭和五十年には郵便の物数が百四十億通になろう、あるいは昭和六十年には二百億通になるのではないかというように、郵便物数の増加は非常に急テンポに進んでいるわけでありますが、特に郵政の運営経費の中で占め……
○武部委員 ただいま企画庁長官から物価政策についての御見解を承ったわけでありますが、この機会に、限られた時間でありますが、長官から物価政策の基本的な問題についてお伺いをいたしたいと思います。 まず第一は、去年の物価の上昇が、政府の見通しとたいへん狂った。別に去年ばかりじゃありませんが、ほとんど見通しが食い違っておるのであります。去年は四・八%の消費者物価の上昇という予定でありましたが、結果的には七・三%になりました。本年度は、かつてない五・五%という数字を目標といたしておりますが、今日の段階で私どもは、なまはんかなことで五・五というような数字が保てるというふうには考えておりません。特に、この……
○武部委員長代理 有島重武君。
【次の発言】 田中恒利君。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 谷口善太郎君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
本日は、特に食肉の流通及び価格問題につきまして、参考人として畜産振興事業団理事長岡田覚夫君、食肉輸入商社協議会会長河村雄次君、食肉輸入商社協議会専務理事宮崎貞雄君、以上三名の方から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 参考人の方々には、御多忙中にもかかわらず本委員会に御出席をいただき、まことにありが……
○武部委員 私は、最初に経済企画庁に、当面する円問題、これと物価との関係についてお伺いをいたしたいと思います。 いま、ドル問題、円問題がたいへん大きく取り上げられておるわけですが、いろいろ新聞なりあるいは週刊誌等に、この円の切り上げについて解説なり報道がなされております。私どもは、この委員会を通じて物価の問題でいろいろ論議をしてきたわけでありますが、かりに円が一〇%切り上げになったとすると、これはもちろん、いまの段階としては想定でありますから何とも言えませんが、かりに一〇%切り上げになった場合、これが現在のわが国の消費者物価に一体どういう影響をもたらすのか、こういう点でいろいろ数字があげられ……
○武部委員 私は、返還協定、さらには合意された議事録、愛知書簡、さらには交換公文、こういう問題について御質問をいたしますが、重点を二つにしぼって質問をいたしますので、そのように御理解をいただきたいと思います。 最初に極東放送に関する問題についてでありますが、きのうの返還協定特別委員会におきまして、同僚の大出委員より極東放送の存続についてその不当性が追及されました。本問題については、私は別な観点から政府の考え方をただしたいのであります。 佐藤・ニクソン共同市川及び愛知書簡の法的根拠について伺いたいのであります。米国権益の擁護について述べておる共同声明の第九項を受けまして、愛知書簡が出されてお……
○武部委員 私は最初に放送法の改正問題と十二チャンネルの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。
放送法の改正の問題につきましては、郵政大臣が就任をされたときに、就任の弁の中で放送法の改正を示唆されたわけたわけです。で、今日に至っておりますが、政府としては、この放送法の改正について郵政大臣が述べたような、今後放送法改正という方針に変わりはないのかどうか、それを最初にお伺いします。
【次の発言】 それは一体どのような日程で放送法改正ということの作業を進めておるのか、その点を説明願いたい。
【次の発言】 そういたしますと、次の通常国会に放送法の改正を提案をするという、そういう考え方で検討してお……
○武部委員 去る九月十日に、私は本委員会で、ガソリンあるいは灯油の値上げの問題について政府の見解をただしました。その際に通産省から、原油の問題等をひっくるめて、いまいろいろうわさされておるガソリンなり灯油の値段の問題についての答弁がありました。特に、ドル・ショックの関係で、石油業界は労せずして多額の収益を上げることはもう一目りょう然である、こういうときに、むしろその利益を消費者に還元すべきではないか、こういうことを私のほうから申し上げまして、それぞれお答えがございました。 当時の議事録を見ますと、通産省のほうから、「値上げが行なわれるようなことについては極力抑制するように指導してまいりたい」……
○武部委員 四十七年度のNHKの予算の審議をめぐって、同僚の議員からたくさんの具体的な質疑なり意見が出されておりますので、私はできるだけ重複を避けたいと思い出すが、若干重複する面があるかもしれませんので、御了解いただきたいと思います。 まず最初に、郵政大臣の意見書でありますが、昭和四十二年からずっと出された郵政大臣の意見書を見ますると、本年の意見書とはたいへん内容が違うのであります。たくさん項目的にあげたいと思いますが、私は二つ、三つお聞きをいたしたいと思います。 まず一つは、この中で営業活動について、一そう効果的な施薬を講じて収入の増加をはかれ、こういうことが記載されておりますが、営業活……
○武部委員 きょうは簡易生命保険の制限額の引き上げの問題でありますが、郵政省が三事業の上に成り立っておることは郵政大臣御承知のとおりであります。実は明日の一般質問の際にお伺いをいたしたいと思っておりましたが、あるいは時間がないかもしれませんので、この機会に二つの問題について郵政大臣の見解を承りたいと思います。 その一つは、あなたが非常に抵抗されておって、国民の側から見ると非常に好感をもって迎えられておる郵便貯金の利子の問題であります。私はこのところしばらく国へ帰りまして、現場の諸君といろいろ話し合う機会を持ったわけでありますが、この郵便貯金の利子の問題は国民の中に非常に好感をもって迎えられて……
○武部委員 私はまず最初に、この委員会で三つの問題が論議をされておるわけでありますが、同僚委員からもすでに指摘がありましたように、拡充法、特退法、質権法、この三つの法案を一括して提出されてきたことについていろいろ意見がございました。私も同様に思います。この三つの問題は、なるほど期間延長については、十年という日程については間違いはありませんけれども、内容はそれぞれ異なったものであります。特に野党側としては、この三つの問題についてかねてからいろいろと主張しておったので、政府自体も、あるいは電電公社自体も、特退法は職員の労働条件、待遇に非常に関係がある、こういうことは万々承知のとおりであって、これに……
○武部委員 大臣は、何か都合があって途中で退席されるようでありますから、最初にひとつ、いまの発言とは違うわけですが、お聞きをしたいと思います。 きょうの各紙に、かつてここで何回か論争いたしました郵便貯金の利子の問題と庶民金融の問題が大々的に報道されております。私どもは、郵政大臣がこの委員会ではっきりと言明されたように、庶民の金である郵便貯金の利子は断じて下げないとはっきりと言明されたわけでありますが、きょう報道されておるような、この利子とそれから庶民金融とを取引するような、そういう報道があることについて、大臣はこれを承知されておるのかされていないのか、端的にひとつ……。
○武部委員 私は前回の当委員会で、当時いろいろ問題になりました郵便貯金の利子の問題と庶民金融の制度の問題について、郵政大臣の見解をただしました。そのときの私の発言は、伝えられるところによると、郵便貯金の利子を、大蔵省の意向をいれて、銀行その他の利子引き下げと同様にこれを行なう、しかし、それと引きかえに庶民金融の実施をやる、こういうようなことが伝えられておるが、郵政大臣の見解はどうかということをお尋ねをいたしました。当時郵政大臣は、そういうことは絶対にない、その報道は大蔵省サイドの報道であって、郵政省としては関知しない、こういう発言がありまして、私どもは、従来どおり郵政大臣はこの郵便貯金の利子の……
○武部委員 このたびの法案につきましては、同僚の議員からたくさん質問が出ましたので、私は最後になるわけでありますが、一応ダブって御質問することもありましょうが、御了承いただきまして、この法律の持つ具体的な点について政府側の確認をひとつ求めたい、こういう立場からお尋ねをいたしたいと思います。 情報化社会が進む中で、将来のCATV、これはただ単に再送信というようなものではなくて、自主放送の分野にまで広がっていくところの内容を持っておるきわめて重要な法案であります。そうした意味からいって、この有線テレビジョン放送法案、CATV法案というものは、放送法と並んで言論立法的な性格を持っておる、こういうこ……
○武部委員長代理 発言を続けてください。
【次の発言】 関連。
私はきょう質問しようと思っておりましたが、時間の関係で実はやめることを通告しておったわけですが、ただいままでの答弁を聞いておりまして、やはりこれは問題があります。
きょう、われわれは四つのテレビを見たわけであります。そのうちの二つのテレビは、完全にあとの二つと違ったものであります。したがって、この二つのテレビは明らかに、いまあなたがお認めになったように欠陥であります。二つのものは、技術を改善をして、新しい方法によって、そのような雑音が入ってもそれによってチャンネルが変わるとか、あるいはさらに点滅を繰り返すとか、こういうことがな……
○武部委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。
この際、連合審査会開会の件についておはかりいたします。
本委員会において調査中の物価問題等に関する件について、農林水産委員会及び商工委員会から、それぞれ連合審査会の申し入れがありましたので、これを受諾するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、本連合審査会の開会は、明十一日土曜日午前十時の予定であります。
本日は、これにて散会いたします。
午後三時七分散会
○武部委員 先日、物価問題連合審査会が行なわれまして、その席上で、私は、消費者運動とその組織のことについて政府の見解を求めました。具体的な問題は生活協同組合法の改正の問題でありまして、本日は、そういう意味で、当面の担当省である厚生省、さらには消費者保護基本法制定の際にこの問題をいろいろ論議をいたしました経済企画庁から、この問題について見解を承りたい、このように考えております。具体的に事実を追って、お話をできるだけ簡明にいたしたいと思っております。 生協が誕生いたしましてから今日までの間に、法律改正を見たのはただの一回であります。その改正もごく限られた部分だけの改正にとどまって、今日二十年を迎……
○武部委員 私は、最初に、厚生省に生協問題についてお伺いをいたしたいと思います。 先般の物価の連合審査の際に総理、厚生大臣、通産大臣に対しまして、現在の物価問題、その中に占める消費者組織、特に生協が、消費者組織の中で系統的に物価問題に取り組んで、非常に困難な中にも物価問題に果たしておる役割りが評価をできる、したがって、年来の懸案であった生協法の改正を、ぜひいままでの約束どおり今度の国会に提出してもらいたい、こういう点を強く要望しておきました。総理からも各大臣からも、それぞれ答弁があったわけであります。続いて三月十五日当委員会で、本日御出席の厚生省登坂政務次官、さらには経済企画庁の政務次官にお……
○武部委員 私は、きょうは東京瓦斯の値上げ申請の問題をお伺いをするわけでありますが、その前に、公正取引委員会に一つだけ確かめておきたいことがございます。 先般の当委員会で、昨年の八月以降牛乳の異種脂肪の問題がたいへん問題になりまして、私自身が納得できない点がございましたので、公正取引委員会にこのことについていろいろお伺いをいたしました。大体内容は明らかになったわけでありますが、この機会に、国立衛生試験所の慶田教授から公正取引委員会の事務長あてに提出をされました試験結果について、三十銘柄の内容について異種脂肪の混入の事実あり、また疑いあり、こういうことが出ておるわけでありますが、これを最初に具……
○武部委員 短い時間ですが、生協の問題について政府の統一見解を求めたいと思います。 私は、この委員会で数年前から、生協法の改正問題について、政府といろいろとやりとりをしてまいりました。今度の通常国会でも、先般も申し上げましたように、佐藤総理あるいは通産大臣、厚生大臣いずれも、生協、特に消費生協が物価問題の中で占める役割りについて、それなりの評価を政府自体がしておる。特に消費者運動の中で生協が、全国的に非常に活発に運動を展開しておるということを認めながら、生協法の改正についてはっきりとした態度が示されず、今日に至りました。今回の国会もあと二日を余すのみとなったわけでありますが、一体政府側は、私……
○武部委員 私は、ただいま井上委員から話がありました郵政省の職場における労使関係、職場の問題等についてたくさんの意見を持っておりますし、新しい大臣からぜひこの問題について見解を承りたいと思っておりますが、この問題は次の機会に譲りたいと思います。 きょう私がお尋ねをいたしたいのは、沖繩国会の際にいろいろ政府側の見解を問いただしました極東放送とVOAの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 最初は極東放送の問題であります。この極東放送の存続をめぐっていろいろとやりとりをいたしました。これは明らかに電波法の違反である、したがってこの極東放送の問題は慎重に取り扱うべきだということを強く要請をい……
○武部委員 ただいま有田長官からごあいさつがございましたが、いずれ田中内閣としての施政方針演説で、こうした物価問題については詳しく方針が示されるものと、私どもは期待をいたしております。ただいまきわめて大綱的なお話がございましたが、私はこの機会に、新しい長官として物価政策に取り組まれる態度について、二、三お伺いをいたしたいと思います。 その一つは、国会が終わるちょうど直前に、東京瓦斯の料金問題をめぐって、今度総理になられた田中通産大臣といろいろやりとりが行なわれました。当時非常に慎重な答弁をいたしておられた政府側が、国会が終わるととたんに、この東京瓦斯の値上げを実行いたしました。まさに火事場ど……
○武部委員 公正取引委員長がおかわりになったわけでありますが、いずれあらためて、公正取引委員会の所管の事項についてお伺いをいたしたいと思いますが、私はこの際に、ただ一つだけお伺いをいたしたいわけでございます。 というのは、先般、就任をされました直後、消費者団体の皆さんとお会いになって――私ども当委員会で、昭和四十二年以来、再販の問題について非常に長い期間やりとりをしてまいりました。紆余曲折を経たわけでありますが、先般の消費者団体の代表との会見の席上で、公取の委員長は、特に再販の問題について触れておられます。私は新聞の記事しか承知いたしませんでしたが、いま物価問題が非常にやかましい、その中でこ……
○武部委員 私がこの分野法の法案の最初に質問をいたしたいことは、大企業の進出にかかわる経済対策の問題であります。 大企業が中小企業の分野に進出してくる問題というものは、昭和四十八年石油ショック以後の不況期になってから特に頻発しておると理解できるのでありますが、経済が高度成長のときには経済の規模全体が拡大しておるわけですから、そういう意味では大企業が中小企業のシェアを食うというようなことはなくても共存共栄ができる時代であったと思うわけです。しかし、今日の状態は戦後最悪の不況の状態を迎えておるわけでありますが、大企業が経営の多角化という名のもとにいろいろな事業の機会を求めるという観点から、従来中……
○武部委員 私は、過日当委員会において長官が所信表明をされた中の三項目、景気の回復、物価の安定、経済の安定成長路線、この三つが所信表明の中身だと思いますが、最初に、先ほどからやりとりありました景気の回復の問題についてお尋ねいたしたいのであります。 今度の予算国会で、景気の回復は公共投資か減税か、こういう論議が相当なされました。減税の問題はすでに決着を見るようでありますから、このことについては触れません。そこで公共投資、確かに公共投資が景気の回復につながるだろうということは私は否定をいたしませんが、現実に今回の五十二年度の予算、その公共投資の伸び率というものを見ると、非常にこの問題がインフレと……
○武部委員長代理 宮地君の質疑はこれにて終わりました。 次に、米沢隆君。
○武部委員 きょうは私はいわゆるマルチ商法についていろいろな点をお伺いいたしたいのであります。時間の関係であるいは全部の質問が終わらないかと思いますが、その節はまた改めて商工委員会等で質疑をすることを冒頭に申し上げておきたいと思います。 いわゆるマルチ商法なるものは、被害者の皆さんを守るためにたくさんの被害者の方から相談を受けられておる会、悪徳商法被害者対策委員会というものがございまして、その調査によると、すでに自殺者は四名、うち高校生が一人、そういうものを出したということが言われております。この被害者は潜在的なものを含めまして推定二百万人に及ぶのではないかとさえ言われておるのであります。し……
○武部委員長代理 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時三十九分散会
○武部委員 先ほどから円高の問題について与党の方からいろいろお話がございましたが、福田総理が二月十八日に、消費者に利益の還元を図れ、あのような発言をされた。そのときのドルの相場は、前日十七日で二百八十四円三十銭、そういう相場であります。輸入業者やあるいは流通業者に差益によるところの利益を滞留させないようにしろ、こういう指示を閣議で与えたわけですが、経済企画庁はこの指示についてどういうことをこれからしようとしておるのか、大分時間もたっておるわけですが、一体何をしたのか、まず最初にそれを伺いたい。
【次の発言】 先ほども聞いておりますと、前回は六カ月かかったというような話ですが、そういうように非常……
○武部委員長代理 中村茂君。
○武部委員 私は、まず最初に、五十一年度の物価の上昇の問題についてお伺いをいたしたいと思います。
政府の公約は八・六%、途中で若干の修正等の見通しが出たわけですが、実際には九・四%という大幅な物価上昇の結果が出たわけであります。これは少なくとも総理が国民に何回も約束をしたことが崩れたわけでありますが、一体この原因は何であると思っておられるのか、その点をまず最初にお伺いをいたしたいのであります。
【次の発言】 九・四の上昇率の内訳のお話がいまあったわけですが、そのうちで食料品の占める率が三・四、雑費の占める率が三・七という数字を私ども承知しておりますが、これは間違いでしょうか。
○武部委員 私は二つお尋ねをいたします。最初は西参考人にお願いします。 勧誘の方法についていろいろお話がありましたが、この天下一家の会の勧誘の仕方について、実はこのマルチ商法が摘発された日だと思いますが、一昨日、都内の主婦の方が七人そろって私のところへ来られました。そうして勧誘の仕方について自分たちがどういう勧誘をされたかということを述べられたのです。長野県で現実にあなた方はそういう被害に遭っておられるわけですが、これから述べるこの七人の主婦の皆さんが述べたこととあなた方の方に同じようなことがあったのかどうか、これを聞きたいのであります。 その際、勧誘員はどういうことを言ったかというと、元……
○武部委員 先ほど消費者米価の諮問の資料をいただきましたが、きょうの米審に九・八という大変な消費者米価の値上げの諮問がなされました。この九・八という消費者米価の値上げが物価にどういう影響を与えるか、こういう問題については、間もなく企画庁長官が当委員会に出席をされますので、その際に具体的な問題をお伺いすることにいたしまして、まず私は食管会計の内容について若干お尋ねをいたしたいのであります。 仮に九・八というこの諮問が実現をした場合に、農林省は一体、食管会計の赤字、逆ざやが幾ら解消するというふうに計算をしておられるか、これを最初にお伺いしたい。
○武部委員 当委員会で、円高による為替差益の消費者還元を図れという問題は、何回かここで論議をしてきたところであります。福田総理がこの差益を物価に生かせ、こういうふうに発言されたのは二月であります。あれから八カ月以上経過したのでありますが、円は確実に高くなっておりす。現在二百五十円台、きのうのロンドン相場で二百五十一円六十銭、東京相場で二百五十二円、このように確実に円は高くなっております。 そこで、三十六品目の問題についていまもやりとりがあったようでありますが、この差益がわが国の物価にどういうふうに影響しているかということを追跡調査をする、こういうことで、八月に皆さんの方から三十六品目にわたる……
○武部委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、その指定により、私が委員長の職務を行います。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。米沢隆君。
【次の発言】 藤原ひろ子君。
【次の発言】 依田実君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時五十七分散会
○武部委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。馬場猪太郎君。
【次の発言】 次回は、来る四日金曜日、午前十時二十分理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時三十九分散会
○武部委員 私はこの間の当委員会で数回にわたりまして為替差益のことについて政府側の見解をいろいろ問いただしたわけですが、その中で金額の問題でどうしても折り合わない問題がございました。そこで、きょうは食糧庁長官においでをいただきまして、この問題についてほんのわずかの時間でありますが、何回もやりとりいたしておりますからそう多くをする必要はございませんので、ごく短時間にこの問題についてお伺いをいたしたいのであります。 輸入の小麦、大麦が国際相場の下落と円高によって相当な差益が出てきた。このことについて、この差益をどう取り扱うかということをいろいろやりとりしたわけですが、その中でまず冒頭に、食糧庁の……
○武部委員長代理 午後一時三十分から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時八分休憩
【次の発言】 次に、米沢隆君。
○武部委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、その指定により、私が委員長の職務を行います。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。依田実君。
【次の発言】 依田実君の質疑はこれにて終了いたしました。
次に、鹿野道彦君。
【次の発言】 これにて鹿野道彦君の質疑は終了いたしました。
次に、金子みつ君。
【次の発言】 金子みつ君の質疑はこれにて終了いたしました。
午後二時三十分から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時五分休憩
【次の発言】 私は、まず最初に経済企画庁長官にお伺いをいたしたいのであり……
○武部委員 ちょっと時間が変更になりましたから、最初の円高差益の問題は、十分時間がとれませんので後日に一部を回したいと思いますから、その意味では資料の提出をぜひお願いしたいので、このことを後で委員長にお願いをいたしたいと思います。 円高差益を物価に生かせというふうに総理が閣議で指示をされたのは、去年の二月であります。当時の円相場は大体二百九十円台というふうに記憶をいたしておりますが、あれから一年何カ月ずっと円高が続いてきたわけであります。円高差益を物価に生かせ、これは消費者に還元をしろ、こういうことになるわけですが、その後、政府が各業界に対していろいろな行政指導を行って協力方を依頼をしておる……
○武部委員 機情法について質問をいたしたいと思います。 日本の基幹産業の一つである機械工業、電子工業を世界と肩を並べる産業として育成するために、昭和三十一年、三十二年に機振法、さらには電振法がそれぞれ制定されたわけであります。これらは、その後の貿易自由化あるいは資本自由化の試練に対して十分に耐え得るものとしてあるいはまた輸出振興策の対象としてこの二つの工業を助成し、さらに四十六年には、特定電子工業、機械工業の技術向上あるいは合理化、そういう面で振興を図る、こういうことを目的とした機電法に引き継がれたわけであります。中小企業問題など種々の問題が当時からたくさんございましたし、あるいは円高問題、……
○武部委員 及川参考人にお尋ねをいたします。 先ほどのお話の中で、コンピューター利用の進行によって管理社会化が進行する、こういうふうにお述べになったわけですが、この管理社会化が進行する、こういう点についてもうちょっと具体的にお述べをいただきたい、これが第一点であります。 第二点は、先ほどのお話の中で、電電公社のデータ通信事業について述べられたわけです。いわゆる情報処理産業として電電公社のデータ通信事業がアメリカの企業とどうやら肩を並べるようになった、こういうお話でございました。しかし、私どもの承知するところでは、電電公社のデータ通信というのは相当大幅な赤字を抱えておるというふうに聞いておる……
○武部委員 この間、宮澤長官の本委員会におけるごあいさつをお聞きいたしまして、このごあいさつの中で、当面をするわが国の物価の問題に触れていろいろと数字を挙げてお述べになりました。たとえば卸売物価は円高その他によって大変下がっておる、消費者物価も同様に安定基調に向かっておるし、特に昨年の十二月の物価高は五年ぶりに四%台にとどまった。さらに本年度に比して来年度は六%台、これは正式には六・八%ということのようでございますが、そういうことが随所に出ております。したがって、現在政府は、この物価の問題について、きわめて安定的な基調をとっておるから大変好ましい事態である、こういうふうにお述べになっておるわけ……
○武部委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が都合により出席できませんので、その指名により、私が委員長の職務を行います。
この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事小此木彦三郎君より、理事辞任の申し出がありますので、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に堀内光雄君……
○武部委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、その指定により、私が委員長の職務を行います。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、畜産振興事業団理事長太田康二君に参考人として出席を求め、御意見を賜りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、御意見の聴取は質疑応答の形で行いますので、さよう御了承願います。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堀内光雄君。
○武部委員 いま同僚議員から円高の経済的な背景とかいろいろなことについて御質問がございました。私はこの円高が起きた原因であるとかそういうことについてはきょうは一切触れません。結果的に莫大な為替差益が生じた。このことについてどう国民に理解を求めるか、そのために一体どのようなことが必要であるか、こういう点について具体的な問題を提起いたしますので、そのことについてぜひ三人の参考人の皆さんからも御意見をお述べいただきたいと思います。 まず、五十二年中のわが国の輸入総額は六百十八億ドル、ほとんど一〇〇%ドル建てであります。この間、円レートの上昇は約二二%、したがって、差益は実に百三十六億ドルに上るので……
○武部委員 私は、最初に当委員会でこれまでしばしば取り上げてまいりましたネズミ講の問題について、ごく最近あらわれた現象を明らかにして、この問題についてお伺いをいたしたいと思います。 私どもは、かつて当委員会で、高校を卒業した子供たちが大学進学や、あるいは予備校に入学する目的を持って都会へ出てくる、そういう地方の子弟を対象にしてマルチなりネズミがそういう無知な子供たちに対して非常に巧妙な勧誘をする、これについて適切な措置をとってもらいたいということをかねがね政府、特に文部省に要望してまいったところでございます。 ここに具体的な報道がされておりますが、これは五月十六日、朝日新聞大阪「ネズミ講学……
○武部委員 私は、時間の関係で二つの点についてお尋ねをいたしたいと思います。 一つは為替差益の金額について、たびたび当委員会でこの問題はやりとりをいたしましたが、一向にこの金額について一致点を見出しませんでした。しかも、同僚委員からいまお話ございましたように、今日いろいろな数字があらわれておりまして、国民それ自体も非常に困惑をしておるだろう、このように思います。私ども社会党も、すでに御案内のように具体的な数字を明らかにいたしました。これについていろいろ反論があるようですが、もちろん私どもの案が完全なものだとは思っておりません。それは少なくとも通産省が今日までそういう問題についての態度を明らか……
○武部委員 私がこれから取り上げる問題は、国際問題とか防衛問題とかとはいささか次元が違うのであります。しかし現実には、具体的に今日ただいまも起きておる問題、すなわち、深刻な不況下において中小企業の倒産問題が頻発をしておる、こういう問題について、その対策のための財政、金融、そういう問題についてお伺いをいたしたいのであります。したがって、仮定の問題であるとかあるいは舞台装置の裏がどうなっておるとか、そういうような答弁ではなくて、私も具体的に聞きますから、具体的にひとつお答えをいただきたいのであります。 さて、政府が現在まで景気回復のためにいろいろと政策をとってこられたことは、よく承知をいたしてお……
○武部委員 きょうは本会議の関係で時間がないそうですから、私は三十分しかありません。 八月二十九日、当委員会で円高差益の集中審議をやりまして、電力、ガスの還元が一応決まりました。内容については大変問題点もありまして、これから果たしてあの金額が妥当な金額であるかどうかについてはさらに調査をしていかなければならぬと思っております。きょうはプロパンガスの問題ですが、明くる三十日に商工委員会でこの問題が取り上げられまして、私もその委員会のやりとりを聞いておりました。きょうは最初に都市ガスの問題ですが、せっかく来てもらったのですけれども、時間の関係で、プロパンガスの方が大変内容が複雑なので、あなたの方……
○武部委員 最初に、東京ラウンドについて若干御質問をいたしたいと思います。
電電公社総裁にお尋ねをいたしますが、いま問題になっておるアメリカの調達開放要求に対して、電電公社が部分開放に同意したいというような報道が一部にされておるわけですが、あなた方の従来の方針が変わったのかどうか、この点を最初にお伺いしたい。
【次の発言】 変わっておらないということですから、結構だと思います。
公社の職員、これは調査役級だということのようでありますが、これを外務省の担当官に同道させてアメリカに派遣をするというようなことが言われておるようであります。調査役の人には大変失礼でありますけれども、一体この程度のこ……
○武部委員 私は最初に、当委員会で十数年来問題になっております米軍関係者の受信料の問題についてちょっとお伺いいたしたいのであります。
これは、昨年の当委員会でも話が出たようでありまして、非常に長い歴史を持っておるわけでありますが、一向にこの問題は解決をしない。米軍及び米軍人あるいは軍属等、そういう者の受信料問題について、米軍の公式見解というものが近く来るだろうというようなことが当委員会でも言われておりましたが、米軍の公式見解なるものが来ておるかどうか、この点を最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 前から見ますと若干前進したように見えますが、基本的にはやはり地位協定によるところの免税条項と……
○武部委員 最初に外務省にお伺いいたしますが、いま久保委員からの質問にお答えがありましたけれども、電電公社に後で関係いたしますからお聞きするわけです。 譲歩による内容をもとにしてアメリカで東郷・ストラウス会談が行われた。しかしこれは進展をしていない。しかし、外務省の今日までの発表によりますと、そのストラウス・東郷会談の結果を受けて、二十五日、六日、きょう、あした、ストラウス代表の訪日が予定されておる。それは大平総理の三十日の訪米を前にしてそういう計画がある。これはだれも承知しておるところですが、いまのあなたのお話を聞きますと、アメリカにおける東郷・ストラウス会談は不調になった。きょうは二十五……
○武部委員 私が一番最後のようでございますから、余り長い時間をとるときらわれますし、同僚議員の方からいろいろ質問がございまして、私の予定したものと重複するのがたくさんございますから、その点はできるだけ避けたいと思います。 まず、CS、BSの衛星機構法案の提案の趣旨の説明を聞いたわけでありますが、この必要性であるとか、あるいは法案の概要であるとか、機構の内容、あるいは資本金、組織や業務内容、そういうものについて説明を受けたわけであります。特に機構の業務内容について不明なものあるいは確認すべきもの、そういうものが若干ございますので、幾つかの問題点をお聞きしたいと思います。 まず、宇宙空間に浮か……
○武部委員 一月二十五日、衆議院本会議において施政方針演説が行われました際の総理の演説の中で物価問題に若干触れてありましたが、余り真剣というか、物価に対しての感覚が少し欠けておるではないかというふうに私どもは聞いておったのであります。あの日に小坂長官の経済に対する演説がございましたが、あの議事録をずっと拝見をいたしますと、「物価は一ころの騰勢が影をひそめ、今日では安定した基調に推移しておる」こういう発言がございました。「また、家計も、物価の高騰等の、将来に対する不安から徐々に解放されており、」こういう発言もございました。さらに「最近の物価動向は、円高の影響等から、卸売物価、消費者物価ともに近年……
○武部委員 当委員会で約一年半かかりまして、各党の御協力を得て無限連鎖講の防止に関する法律というのが議員立法で成立をいたしました。昨年の十一月十一日に公布をされまして去る五月十一日から施行されたわけであります。この法律の審議を通じまして私どもはネズミ講の防止に関して各省庁、特に関係する七省庁に啓蒙活動に十分力を入れてほしい、こういうことをお願いをしてきたわけであります。各省庁でどういう啓蒙活動をやっていただいたのか、この点を最初に経企庁と警察庁、文部省、自治省、この四つの省庁から簡単に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま四省庁からそれぞれの啓蒙活動の実態についてお話をいただいた……
○武部委員 最初に、小坂長官にお伺いをいたしますが、きょうは、各党の申し合わせによりまして、当面する石油問題と物価について、各党それぞれこの問題を取り上げることになりましたので、そのように御理解をいただきたいと思います。 去年の末にイランの政変が起きまして、石油の需要が逼迫をしたわけであります。これは世界の経済情勢に非常に大きな影響を与えたわけでありますが、さらに、わが国は円高から一転して円安という状態になりました。御承知のようにOPECは大幅な値上げを決定しておりますし、海外の市況高の影響もあって、この十一月から連続七ヵ月卸売物価が高騰、急騰を続けておるわけであります。四月には一・七%、こ……
○武部委員長代理 次に、藤原ひろ子君。
○武部委員 当委員会は午前中から石油問題についていろいろ質疑を取り交わしておりますが、この石油問題はいまわが国の経済に大変大きな混乱を巻き起こしております。あの石油ショックの際に石油業界がカルテルを行ったということで公正取引委員会はこの問題に毅然たる態度をとられて、これを摘発されました。業界はこれに反抗して、現在裁判に持ち込まれておりまして、すでに求刑までなされております。 このように、こういう石油混乱のときに、国民はまさに一喜一憂しておりますけれども、先行き不安に駆られておる。こういうさなかに、消費者大衆や中小企業の味方と言われる公正取引委員会の活躍は、私どもとして一段と期待をしておるわけ……
○武部委員 まず最初に、先ほど同僚の野口委員から冒頭に話がございました石野久男代議士のことについて重ねて要望しておきたいと思います。 ここにきょうのサンケイ新聞がございますが、先ほど来私どもいろいろな内容を調査いたしましたところ、九月の五日に会館に届けられた、翌々日の九月七日に受け取った秘書がこれを返した、内容は数十万円の商品券であった、こういうことであります。先ほどの御答弁によりますと、また質問によりますと、三百万という金額をKDDの前社長室関係者及びKDDの幹部の証言によるという記事になっておるのであります。これはまことに本人の名誉のためにもゆゆしきことでございますから、詳細に調査をされ……
○武部委員 ただいま米審の問題について同僚委員から質問がございましたが、私は最初に、米審の問題についてちょっとお伺いをいたしたいと思います。 米と麦が同時に値上げをされるというのは、六年ぶりのことであります。しかも、この答申の内容を見ますと、値上げ幅の圧縮ということが答申の中に書かれている、これも異例のことであります。それは、今日の経済情勢その他を見て、私は答申がそのように盛ったというふうに思っておるわけですが、少なくともこれから公共料金の問題が非常に大きな関心を持たれるという矢先に、米麦の値上げということは非常に大きな問題を提起したというふうに思うわけです。 先ほどお話があったように、き……
○武部委員長代理 次に、則武真一君。
○武部委員 私は、同僚の久保委員から質問がございましたNHKの予算問題と、これに関連をする放送法の改正について最初にお伺いいたしたいと思います。 先ほどのやりとりを聞いておりましても、私は納得できないのであります。今日までNHKの暫定予算が組まれた例は、国会が空転をして約二カ月たったと記憶をいたしておりますが、暫定予算が組まれたことがございました。しかし、今日のような事態は、われわれの承知するところではかつて例のないことであります。先ほど来大臣の答弁を聞いておりますと、各界の意見がいろいろあったとか、いろいろな経緯があったと思いますというような発言がございました。しかし、指摘があったように、……
○武部委員 この間の当委員会で問題になりました行政管理庁の行政監察の問題、この問題は衆議院の決算委員会でも論議がされておるようでございますが、私は最初にこの問題についてお伺いいたしたい。
行政管理庁の設置法を改正して、NHKを行政監察の対象としたそのねらいは一体何であるか、まず行管庁から答弁を願います。
【次の発言】 行政改革が当面する重要な政治課題だということはよくわかります。しかし、百十一の特殊法人全部を行政監察の対象にするという発想は、重要な政治課題とはいえ、余りにも安易過ぎはしないか。特にNHKは言論報道機関であります。放送法第一条には「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによ……
○武部委員長代理 次に、則武真一君。
○武部委員 まず最初に、去る四月三十日に板野、佐藤両名が保釈となりました。このことによってKDD事件は事実上幕がおりた、このように巷間言われているわけであります。
警察庁にお伺いをいたしますが、警察庁はこの捜査を断念したのか、断念したとするならば、その理由は一体何であるか、最初にそれをお伺いしたい。
【次の発言】 いまもお話がございましたように、この二人の釈放によって事実上捜査は終了に向かっておる、こういう話でございました。当委員会でKDD問題が今日まで大変長時間にわたって質疑が行われ、警察庁からもその都度答弁がございました。この段階を迎えて、KDD事件とは一体何であっただろうか、この点につ……
○武部委員 関連してお尋ねいたします。 いまの問題は非常に私は重要な問題だと思います。後で企画庁長官にも述べますが、今日の物価問題というのは非常に重要な時期を迎えておる。こういうときに電力料金の値上げが物価に与える影響は非常に大きいものがある。その際に、しかも電力の大幅値上げの内容が国民にわからないままに通産省の査定によって決まってしまった。先ほど話がありましたように、認可料金ですから通産省が認可をすればそれで決まる。しかし、いま長官が言われるように、事公益事業ですから、公益事業ならば公開ということがとられなければならぬ、そのことを重点に置いてもらわなければならぬ、こういうふうに私どもは今日……
○武部委員 四ツ柳参考人にお尋ねいたします。 あなたの方の申請の内容の中で、総括原価表と販売電力量一キロワットアワー当たりの原価の比較という表に基づいてお尋ねをするわけですが、この中で最も大きな部分を占めるものは燃料費と資本費であります。その一つとして資本費の事業報酬というものがありますが、事業報酬は五十三年度実績原価は一キロワット当たりで二円三十一銭であったものが、今度三円二十銭になりますね。そこで、申請された総括原価表の中で事業報酬は五百二十五億円という数字が示されております。御承知のように、この事業報酬はレートベースに報酬率八%を掛けて出したものです。問題は、この供給規程の料金算定要領……
○武部委員 私は、山根参考人にお伺いしたいと思ったのですが、一問ですから、まず最初に消費者の方にお伺いし、また後で伺いたいと思います。 富田参考人にお伺いいたします。 私も、中国電力管内の選挙区です。あなたがおっしゃったように、中国電力の電灯料金が六三・七三、電力が八四・〇七、まさしく八社平均の中で最高です。山根参考人から値上げ申請に至る経過の説明がございましたが、あなたも聞いておられたと思いますけれども、われわれが地元の住民から聞く意見というのは、中国電力の値上げが一番だということの納得がどうもできにくいようです。特に電灯料金は、いままでの十八円四十銭が一挙に三十円十九銭にはね上がった。……
○武部委員 四電力の皆さんにちょっとお尋ねをいたしますが、五十五年度に皆さんの会社は増資を予定されておりますか、いかがでしょうか。それで、その予定がございましたならば何%の増資を予定されておりますか。
【次の発言】 全然ございませんか。
【次の発言】 わかりました。
このことについては、もうちょっと後でお伺いいたします。
東北電力にちょっとお尋ねをいたします。あなたの方の女川原発のことについて毎日グラフに大変詳細な写真入りの記事が出ましたが、社長さん、ごらんになりましたでしょうか。
【次の発言】 私はこれを見て、東北電力がこの女川原発の土地買収について大変な金を支払っておられる、しかもその……
○武部委員 いま渡辺委員から、供給設備のことについて質問がございましたが、私は設備投資全般についてちょっとお伺いいたします。 たとえば東京瓦斯は、五十三年約千五億、五十五年度は一千六十八億、東京瓦斯の資本金はたしか千五十億円だと思いますが、それを上回る設備投資が毎年のようにこれから行われるようになる。一体こういう多額の設備投資をしていく必要があるかどうか。それから、長期的な設備投資は、東京瓦斯は計画としてどうお考えになっておるか。いま供給設備のことを私もお聞きしたかったわけですが、大体わかりました。それにしても金額がちょっと大き過ぎると思うのですが、これの長期計画はどうなっておるのか、東京瓦……
○武部委員 私は非常に時間が短いですから、焦点をしぼってお伺いをいたしたいと思います。 何回か物価の見通し、現状について企画庁長官といろいろやりとりをしてきたわけですが、家計にずっしりこたえる電気、ガスがいよいよ四月一日から値上げが実施されてきたわけです。長官は、物価の山場は四月から六月ごろだということを多くの場を通じてしばしばお述べになっておるようでありますし、私もそう思いますが、この間のある新聞の世論調査によりますと、いま国民の一番の関心は物価、公共料金、これは六五%、いままで私ども最高見ておったのは五〇%ちょっと超したような数字があったのを見ておりますが、すでに六十数%の人がこの物価と……
○武部委員 私は、きょうは物価問題のみについて政府の見解をただしたいと思います。 いま、物価高騰の折という言葉が流行語になっています。これはかつて昭和四十八年、四十九年当時の第一次石油ショックのときにこの言葉がはやったのでありますが、いま同じように、諸物価高騰の折という言葉が便乗値上げの言葉として流行しておるのであります。 私は、この際、去る二月十八日、日本銀行が発表いたしました二月上旬の卸売物価を見ますと、ついに前年同月比で二〇%の大台を突破いたしました。しかもその内容が問題であります。生産財が主として上がっておりましたが、その生産財から消費財に移りつつあることはきわめて注目すべき現象で……
○武部委員 いまお話がございましたように、私は郵便法と物価の問題について、主として郵政省の見解を求めたいと思います。
まず最初に、現在の物価、一特に消費者物価の現状と今後の動向について郵政大臣はどのように見ておられるか、最初にこれをお伺いします。
【次の発言】 われわれは、政府の言う六・四%という数字がどういう数字であるか、しかも今日の状況から見て六・四%という数字は鈴木内閣に課せられた至上命令だと思うのです。
具体的にこの理由を申し上げましょう。いま八・七という数字をおっしゃったわけですが、九月の東京区部は八・九という数字が出ています。間もなく九月の全国区の統計が出ると由心いますが、従来……
○武部委員 私は、最初に、五十二年の予算が通過するに当たりまして幾つかの附帯決議が付されましたが、その中の二つについてお伺いをいたしたいのであります。
一つは、二番目にあります「難視聴解消対策を効率的に推進すること。」という項目でありまして、これは手数料の問題だというふうに記憶をいたしておりますが「政府は、ミニ・サテの利用を促進するため、放送事業者の負担をさらに軽減するよう特段の配慮をすること。」という附帯決議が示されましたが、これについて郵政省はどういうようなことをやったのか、最初にこれをお聞きしたい。
【次の発言】 決議が具体化されておりますから、大変結構だと思います。
次、第四番目に……
○武部委員 まず最初に、いま日本の経済の中で景気問題か物価問題か、いろんなことが言われておりますが、企画庁長官は、特に景気問題を非常に重要視をしておるということがいろんな角度から報道されております。私どもは、今日この物価の安定がいま何よりも大切な問題だ、このように考えておるわけです。 うまい言葉があったもので、両にらみという言葉がありますが、企画庁長官は両にらみに転向したというようなことさえ報道されております。両にらみというのは、にらんでばっかりおって何もせぬことだとさえ極言できるわけですが、経企庁長官は、一体この景気の問題と物価の問題についてどういう見解を持っておられるか、まず最初にそれを……
○武部委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。井上泉君。
【次の発言】 次に、春田重昭君。
○武部委員長代理 これより会議を開きます。
指名によりまして、私が委員長の職務を行います。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 塩田晋君。
【次の発言】 私は最初に企画庁長官と物価の問題を少しやってみたいと思います。
十月の東京区部の数字が出ました。御承知のように六・八という、前月分に比べますと相当低くなっておるわけですが、これからの物価の見通しを一体どのように考えておられるか、現状の認識はどうだろうか、最初にちょっとそれをお伺いしたい。
【次の発言】 確かにこの十月は九月に比べて下がりました。しかし、……
○武部委員 永山参考人にはお忙しいところありがとうございました。
先ほどのお話の中に、石油連盟は価格問題を取り扱っていない、こういうお話がございました。お伺いいたしますが、石油連盟の中に営業委員会というものがあると思いますが、ございましょうか。
【次の発言】 これまでに営業委員長が何人か在籍しておられたようでございますが、いつごろまであったでしょうか。
【次の発言】 いまお話がございましたように、価格カルテル問題が、判決が出まして大変大きな関心を呼んでおるのであります。当委員会にはいままで何回か石連から会長にお越しをいただきまして、円高差益の問題等についていろいろと御意見を承ったのであります……
○武部委員 私は、最初に放送関係の問題についてお伺いをいたします。参考人の方には大変お忙しいところありがとうございました。 われわれは、いままでワースト番組などにつきまして、当委員会で番組審議会の会長その他においでをいただきまして、放送番組の内容についていろいろ論議をしたことがございます。放送の問題は非常に重要でございまして、われわれは表現の自由であるとかあるいは番組編成の自由であるとか、そういうものを大変重要視しておるのであります。 いま放送業界で二強三弱一番外地などという言葉がはやっておることを私は聞きまして、何のことだろうかと思いました。一体二強三弱一番外地とは何だろうか、こう思って……
○武部委員 私は、まず最初に経営委員長にお伺いをいたしたいと思います。
いまNHKの基本姿勢についていろいろ巷間で取りざたをされております。先ほど与党委員の方からもこの点について若干の質問が、意見がございました。私はまず、経営委員長として、現在のNHKが放送法第三条、これに関連をする放送法第四十四条第三項、この番組編成の基本的な問題についてこの法律の精神を基本として運営に当たっておる、このように経営委員会の責任者としてお考えでしょうか。
【次の発言】 私がお伺いしたかったのは、これから申し上げますが、いろんなことがいま言われておりますね。これは放送法の三条なり四十四条に関連する問題であります……
○武部委員 このたびの法律の改正案の内容につきましては、私どもいろいろ御説明を受けました。経過も大体承知をいたしております。同僚委員からいろいろ質問がありました点と若干重複する点があるとは思いますが、その点はあらかじめ御了承いただきたいのであります。 まず最初に、この法律の提出のあり方、このことについて郵政省にお尋ねをいたしますが、この法律の内容は全く従来のものと変わった形のものであります。いろいろと政治的な摩擦があって変遷があったようでありますが、なぜ新しい法律として提出しなかったのか。この提出の仕方について最初にひとつお伺いをしておきたい。
○武部委員 私も最初に経営形態の問題と納付金の問題について総裁の考え方なりあるいは大臣の考え方をお聞きしたかったわけですが、時間が最初の予定よりも削られましたしまた、同僚委員からこの問題について取り上げられましたので、私は一つだけ申し上げておきたいと思いますが、この納付金問題というのは、私自身はいまだに納得できません。先ほどの同僚の委員と同じ見解であります。あの連合審査のわずか三時間ばかりの中でも、政府側の答弁を聞いておりましても納得できません。しかも、電電公社と馬やばくちを一緒にして金を召し上げてしまう、こういうようなことが一体筋が通るだろうか。この大蔵省の無理押しに対して、郵政省と電電公社……
○武部委員 参考人の皆さんには大変お忙しいところありがとうございました。 大変短い時間でございまして、お聞きしたいことがたくさんございますが、時間の関係がございまして、私の方でいろいろ調べた数字がございますから、そのことを申し上げて皆さんのこれに対する御意見を承りたいと思っています。 最初に、この値上げの申請が出されまして、現在運輸省において査定の段階に入っておるわけでありますが、大手十四社の運賃値上げの傾向を見ますと、値上げの幅あるいは申請の時期、そういうものが国鉄に連動しておるというような面が非常に多いのであります。国鉄の値上げ後の申請というものは、利用者に、私鉄の経済性の重視だとかあ……
○武部委員 私は、大変時間が短いので、三つばかりの点にしぼってお伺いをいたしたいと思います。 第一の点は、昨日首相の諮問機関であります物価安定政策会議の特別部会が開かれたようでありまして、その席上で、国鉄の当面する問題について大変議論が集中したということが報道されています。いま国鉄の重要な問題は合理化の問題。それから大都市の一部にある私鉄との運賃格差の問題、言うならば国鉄の運賃体系の問題というふうに言われております。第三点は、先ほど来話にございますように、二三・九%という大変大幅な値上げを申請されておる通学定期の問題について慎重な配慮をすべきである。私は、そのほかに論議はされたかどうか、新聞……
○武部委員 私は、まず最初に五十五年度あるいは五十六年度の物価の現状、見通しについて企画庁の考え方をお伺いいたします。
五十五年度の六・四%が実現できなかった。私どもは、六・四%は非常にむずかしいということは一年前に指摘し、昨年十二月二十日にこれが七%程度に変わり、現実に三月の東京区部のパーセントが判明いたしました。したがって五十五年度の消費者物価の最終的な見通しは幾らになると経済企画庁は見ておられるか、最初にそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 われわれの指摘をしたとおりの動きになってきたわけであります。私は一年前にここで八%ということを言いましたけれども、いまお話がございましたが……
○武部委員 私は最初に、前回の委員会に引き続きまして、円高差益の具体的な数字について再度お尋ねをいたしたいのであります。 前回は電力の問題を先に取り上げましたが、五十三年の円高差益の還元の問題については、電力、ガスいずれも具体的な還元をやったのでありまして、その際に出た数字が手元にございます。したがって、きょうは最初に大手ガス三社の具体的な円高差益の点についてお尋ねをいたしたいのであります。 最初に確認をしておきたいと思いますが、五十三年度の還元をいたしましたがガス大手三社の差益額、これは東京瓦斯で二百二十八億円、大阪瓦斯で百六十二億円、東邦瓦斯で四十二億円、これが円高差益の額であります。……
○武部委員 きょうは大変お忙しいところ、畜産振興事業団の森さんにはありがとうございました。 私は、きょうは畜産振興事業団に関係する問題についてお伺いをいたしたいと思いますが、最初に、前の委員会でちょっと問題にいたしまして資料の要求をしたことと関連をいたします問題で、公正取引委員会にお伺いをいたしたい。 ことしの二月に、例のスーパーの牛乳安売り問題で全乳連が、告発運動というとちょっとおかしいですが、そういうことをやって三万件公正取引委員会に告発がされた、こういう報道がございまして、奨励金がこれについているという報道でございましたので、これは一体どういうことか、特に牛乳の消費の問題との関係がご……
○武部委員長代理 長田武士君。
【次の発言】 次に、塩田晋君。
【次の発言】 次に、岩佐恵美君。
【次の発言】 次に、依田実君。
【次の発言】 これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。
四ツ柳参考人には、御多用中のところ御出席をいただき、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。ここに、委員会を代表いたしまして、厚くお礼を申し上げます。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
去る七月十三日から三日間、香川県、愛媛県及び高知県に委員を派遣し、物価問題等に関する実情調査を行ってまいりましたが、その調査報告書が提出されております。
これを本日の会議録に参照掲……
○武部委員 まず最初に、総理大臣にお伺いをいたしたいのでありますが、今日の物価問題をどのように受けとめられておるのか。特にこれからの質問の中心として国民の暮らしに直接関係のある消費者物価の現状とその動向について私は伺いたいのであります。 去年の総選挙の結果、自民党は安定多数、鈴木内閣が誕生いたしましたが、久々の安定多数の自民党のもとで、国民は一体政治に何を期待し、何に不安を持っておるか。この点について、一月早早全国紙の世論調査が発表されました。これを見ますと、まず政治に期待する第一のトップは物価の安定でありまして、実に七五%という数字を示しておるのであります。複数の回答でありますから一〇〇%……
○武部委員長代理 次は、依田実君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会します。
午後三時五十三分散会
○武部委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。 申すまでもなく、物価問題は国民生活の安定と向上にとって基本となるものでありますが、同時に経済の維持発展も不可欠のものであります。 幸いにして昨今の物価情勢は、安定の方向で推移いたしておりますが、中小企業の倒産件数にも見られますように、昨年春以来の不況は、いまだその脱出の契機さえつかみ得ない現状であります。 私は、委員各位の御協力を得まして、これら本委員会に課せられました諸問題の解決のため尽力するとともに、本委員会の円滑なる運営を図ってまいる所……
○武部委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
この際、河本経済企画庁長官から、物価対策並びに国民生活行政について発言を求められておりますので、これを許します。河本経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、公正取引委員会の業務状況について、橋口公正取引委員会委員長から説明を聴取いたします。橋口公正取引委員会委員長。
【次の発言】 次に、昭和五十七年度の物価対策関係経費の概要につきまして、廣江物価局長から説明を聴取いたします。廣江物価局長。
【次の発言】 次に、昭和五十七年度の消費者行政関係経費の概要について、小金国民生活局長から説明を聴取いたします。小金国……
○武部委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。狩野明男君。
【次の発言】 井上泉君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。
午後零時二十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。新村勝雄君。
【次の発言】 次に、長田武士君。
【次の発言】 次に、塩田晋君。
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 依田実君。
【次の発言】 次回は、来る二十五日木曜日午前十時二十分理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後……
○武部委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小野信一君。
【次の発言】 井上泉君。
【次の発言】 わかりました。
ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 この際、暫時休憩をいたします。
午後零時二十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。春田重昭君。
【次の発言】 次に、中野寛成君。
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時五十五……
○武部委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岸田文武君。
【次の発言】 熊川次男君。
【次の発言】 この委員会で、きょうで三回目でございますが、景気の動向について同僚の皆さんから、いろいろと長官の所信表明に関連をして質問がございました。私も時間をいただきまして、きょうはその問題を中心に政府の見解をお伺いいたしたいと思います。
昨年の十月から十二月期にかけて、わが国の経済が実績として初めてマイナス〇・九、こういう記録を実はつくったのであります。これまで、国内需要が低迷しておる中で輸出は大体順調に行われ……
○武部委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。新村勝雄君。
【次の発言】 井上泉君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。長野祐也君。
【次の発言】 次に、春田重昭君。
【次の発言】 次に、中野寛成君。
【次の発言】 次回は、来る二十七日火曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時二分散会
○武部委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。金子みつ君。
【次の発言】 次に、岩佐恵美君。
【次の発言】 次に、依田実君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十九分散会
○武部委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 長田武士君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後一時五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。中野寛成君。
【次の発言】 次に、岩佐恵美君。
【次の発言】 次に、依田実君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時十分散会
○武部委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。栂野泰二君。
【次の発言】 次に、井上泉君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として畜産振興事業団理事長森整治君の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、……
○武部委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
今国会、本委員会に付託になりました請願は十件であります。
これより請願日程全部を一括して議題といたします。
各請願の内容につきましては、すでに文書表等によりまして御承知のことと存じます。また、理事会におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員よりの説明等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
採決いたします。
本日の請願日程中、日程第三、勤労者の生活向上に関する請願は、採択の上、内閣に送付すべきもの……
○武部委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
何とぞよろしく御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの中島源太郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
狩野 明男君 岸田 文武君
中島源太郎君 牧野 隆守君
井上 泉君 小野 信一君
岡本 富夫君 塩田 晋君
を指名いたします。
本日は、これにて散会……
○武部委員長 これより会議を開きます。
塩崎経済企画庁長官、辻経済企画政務次官及び高橋公正取引委員会委員長からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。経済企画庁長官塩崎潤君。
【次の発言】 次に、経済企画政務次官辻英雄君。
【次の発言】 次に、公正取引委員会委員長高橋元君。
【次の発言】 この際、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
物価問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十四分……
○武部委員 私は、NHKの予算の具体的な問題に入る前に、一つだけNHKの会長からお聞きをしておきたいことがございます。
元池田総理の秘書官であります伊藤昌哉さんという人が、御存じだと思いますが、「自民党戦国史」という大変分厚い本を発行されました。会長はお読みになったでございましょうか。ちょっとそれをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 これは大変な売れ行きでございまして、昨年の八月発売されてわずか三、四カ月のうちに十六版、なかなか私も手に入りませんでしたが、幸い手に入れて、これを、大変分厚いものですが、全部目を通してみました。詳細に記録をした日記と覚書を資料として、登場人物すべて実名でござ……
○武部委員 私は、最初に、物価と景気の動向について経企庁長官の見解をただしておきたいと思います。 物価は非常に落ちついておりますが、中曽根総理もたびたび演説でこのことについて触れておられます。 中曽根内閣が発足いたしました直後に、各紙で世論調査が行われました。この世論調査の中で、内閣に特に期待するものという項目で、この回答の中で断然トップを切ったのが物価の対策であります。六一・二%という大変高い数字を示しておりました。景気対策が四九・九、たくさんございますが、防衛力の整備は四・七%、こういうことが世論調査で国民の前に明らかになったわけであります。物価が非常に安定をしておると演説の中に述べら……
○武部委員 参考人の皆さんには、大変お忙しいところをありがとうございました。 最初に永山参考人にお願いをしておきたいと思いますが、先ほどお述べになりました中の冒頭に、石油連盟としては石油製品価格に関係をしていない、こういうお話がございました。当委員会では、過去に何回か石連の会長の御出席をいただきまして、価格の問題あるいは為替相場の問題、いろんなことをここでお聞きをしたわけでございますし、前回も永山参考人においでをいただきましていろんな点をお聞きしたわけでありますが、石油連盟は石油製品価格に表面的に関係をしていない――表面的という言葉は悪いのですけれども、カルテルのことを御心配になってそういう……
○武部委員 きょうは電力料金の問題を中心に質問なり意見を述べたいと思っておりますが、通産大臣に来週来ていただくようにいま取り計らっておられるようですから、重複する点は避けたいと思います。 最初に、公敬の委員長においでをいただきましたので一つだけ。前回の三月四日にこの委員会で、独占禁止法の問題についていろいろお尋ねをいたしました。独占禁止法の緩和とかあるいは独禁法の改正とか、いろいろな意見が財界の一部にある、こういう点について公正取引委員会の見解を求めたわけでございますが、特にカルテル、過当競争それからPAP、そういう問題についての御見解を聞いたわけであります。 その後、実はもう一つ問題が持……
○武部委員長代理 これより会議を開きます。
委員長の指定によりまして、本日は、私が委員長の職務を行います。
この際、御報告申し上げます。
今国会、本委員会に付託になりました請願は、公共料金の値上げ反対等に関する請願外一件であります。本請願の取り扱いにつきましては、先刻の理事会で協議いたしましたが、採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
物価問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○武部委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、土井たか子君が委員長に御当選になりました。
委員長土井たか子君に本席をお譲りいたします。
○武部委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの狩野明男君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、土井たか子君が委員長に御当選になりました。
委員長土井たか子君に本席をお譲りいたします。
○武部委員 きのう同僚委員から質問があった問題について、最初に若干お聞きをしておきたいと思います。 石油のバレル当たり五ドルの値下げの問題が起きまして、わが国の石油支払い代金が、きのうは一兆四千億円ぐらいとおっしゃいましたが、去年の実績から見ると、一兆六千億円ぐらいの支払い減ということになるわけで、これは非常に景気回復のために役立つのではないか、また役立たさなきゃならぬということを私どもは今日まで主張してきたつもりでございますし、何とか早くこの値下げが十年目のボーナスと言われておりますが、現実に製品価格なりそういうものに転嫁をされて 実質的に還元されるというようなことをいろいろと述べてきたわ……
○武部委員 五十九年度のNHK予算の大綱が発表されますと、マスコミからは水膨れだ、あるいは甘さがあるというようなことでいろいろと書き立てられました。国民から受信料を得て運営されておるNHKだけにそうした批判については謙虚に耳を傾けなければならぬ、このように思います。しかし、人は減らせ、番組の質は落ちてもいいというような、言うならば臨調的な行政改革路線には私は賛成できないのであります。 公共放送の使命は、第一番に言われる報道にしても、あるいは娯楽番組にしても、あるいは教養番組にしても質の高い番組を人々に提供することにあると思います。公共放送は主食で民放は副食だというような例えをする人もあります……
○武部委員 午前中にいろいろやりとりがございまして、お伺いをいたしておりました。できるだけ重複する点は避けたいと思いますが、この値下げの問題につきましては、私は賛成であります。しかし、料金全般について、あるいは今後の電電公社の料金体系のあり方についていろいろ意見も持っておりますし、お聞きしたい点がありますから、二、三お伺いをするわけであります。 最初に総裁にお伺いをいたしますが、先ほどマスコミの問題が若干取り上げられておったわけでありますが、ことし初めての総裁の記者会見の模様が業界紙に詳しく載っておりました。それを拝見をいたしましたが、この業界紙の総裁の記者会見の模様は一問一答式になっており……
○武部委員 大臣の所信表明に対する質疑を行うわけでありますが、私は時間の関係がございますので、郵政三事業に限って質問をいたしますので、御回答をいただきたいと思うのであります。 今、郵政三事業は、私どもから見ると大変な状態になりつつある、こういう認識であります。郵政事業は、郵便、貯金、保険の三事業が一体となって行われ、それが全国二万数千の郵便局を通じて、国民の経済生活の向上やあるいは福祉の増進、そういう面に非常に大きな役割を果たしてきておる、こういう理解を持っておるわけであります。 今日、郵便が宅配便の急増によって大変な事態になりつつある。しかし、今日郵便というのは、ことしのような大変な豪雪……
○武部委員 私は、今回提出されました電電関係の三法案について、基本的な問題についてこれから郵政省及び電電公社の見解をただしたいと思うのであります。 まず、今回提出されたこの三法案は、百年を超す電信電話事業の今日までのあり方から、一転をして民営に移すという文字どおりの大改革であります。この大改革が行われるに至った背景は、一体何であるか。この背景は、言うまでもなく臨調の答申であります。この臨調の答申の中で、今日まで第四部会がいろいろ論議をしてきた内容を見ますと、論議の中心は、親方日の丸はすべて悪である、民営にしなければそういう体質は解決できないという、いわゆる一面しか見ない余りにも狭い視野に立っ……
○武部委員 大変お忙しいところをありがとうございました。短い時間でございますので断片的な質問になりますが、お許しをいただきたいと思います。 今、臨調が論議をされた問題点についてお伺いをいたしました。固定費の増加と収入の比率の問題あるいは人員構成の問題、こういうような状況が続くならば将来これは料金の値上げにつながる危険がある、したがって民営にし、分割にし、そしてそこに競争原理を導入していかなければならぬ、こういう発想で臨調が答申をまとめられた、こういうことのようであります。 私は、なぜこんなに臨調が民営化を急がれるのか、しかも競争と民営化が同時に行われたという例は世界にないのじゃないかという……
○武部委員 この法案が提出されましてから、当委員会できょうまでいろいろ論議をしてきたわけですが、私は、第一に、なぜこのような重要な民営あるいは競争導入というものをこのように内閣は急ぐのか、この法案の提出は、提出期限をはるかにおくれて国会に提出をされてきました。特に中曽根総理はこの法案の提出に異常なほど熱心だと言われておるわけでありますが、私は大変疑問に思うのであります。 俗な言葉で言えば、この株のもうけで国の借金を穴埋めしよう、あるいはまさに将来洋々たる通信事業に対して、電電公社の独占に任せる手はない、民間の企業ももうけは自分らも当然手にすべきである、そういう圧力がかかったのではないか。さら……
○武部委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの岸田文武君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、金子みつ君が委員長に御当選になりました。
委員長金子みつ君に本席をお譲りいたします。
○武部委員 河本長官がおくれておいでになるようでございまして、景気の問題に関連をして、最初にこれから申し上げます数字について、私の方の認識に誤りがあれば訂正をいただきたいし、我々の主張、数字が正しければそのようにお答えをいただいておきたいと思うのです。 去年の三月、OPECが画期的な原油の値下げをやりました。ちょうどあれから一年たったわけであります。まさしく十年目のボーナスだとか、あるいは恵みの雨だとかいうような言葉が新聞に出まして、世界の消費国はこのバレル五ドルという値下げを経済政策の転換、景気回復に結びつけようと非常に努力をしておることが私どもの目からもうかがえるわけであります。特に西ド……
○武部委員 最初に公取委員長にお伺いいたしたいと思います。 ことしの二月二十四日に、注目の石油やみカルテル事件の最高裁の判決が出されたわけであります。その後、できるだけ早い機会に公正取引委員会の見解をお伺いいたしたいと思っておりましたが、その機会を失しまして、ちょっと時期外れでございますが、この石油やみカルテル事件の最高裁判決というのはこれからの我が国に与える影響は非常に大きいものがあるというふうに私は理解をいたしておりますので、この機会に公正取引委員会の見解を改めてお伺いをいたしたいのであります。 我が国の産業界の中には、カルテルというのはやり得だ、後でいろいろなことを言われてもやった方……
○武部小委員 最初に社会党の態度を申し上げまして、あと私の意見を申し上げたいと思います。 私ども社会党としては、去る六月二十九日に、わが党の堀昌雄議員のほうから、物価問題等に関する特別委員会の席上に、当面の物価の安定をはかるための物価安定緊急措置法案なる法律を提案いたしまして、今日までこれは継続審議になっておるわけであります。この法案は、当面する物価の著しい高騰を何とか押えて、国民生活の維持と向上に寄与する、そういう目的で提案した法律でありまして、五年間の時限立法という形で提案をいたしました。したがって、私どもの党としては、この物価安定緊急措置法案なるものをぜひ成立させてもらいたいという希望……
○武部分科員 きょうは非常に時間が短いので、私は全建設省労働組合に対する不当労働行為の問題について、若干建設省の見解をこの際求めたいと思います。
私が具体的にあげる対象は、鳥取県の倉吉、広島県国道事務所、この二つでありますが、最初にお伺いいたしたいのは、この二つで労使間において紛争が起きておるということを建設省は御存じでございましょうか。
【次の発言】 当該の所長なりその他から具体的な報告が建設省にございましたか。
【次の発言】 この問題が人事院に提訴されたということを御承知でしょうか。
【次の発言】 それではまず最初にお伺いをしたいのは、建設省は勤務評定というものについていまどういう具体的……
○武部分科員 私は、きょうは時間が非常に短いので、いま問題になっております食品公害監視体制、さらにはこの被害を防止するための行政のあり方、こうしたことについて基本的な厚生省の考え方をお伺いいたしたいと思います。具体的な問題はいずれあらためて消費者保護基本法に基づいて物価問題特別委員会で具体的に御質問をいたします。 いま新聞や週刊誌を見ますと、ほとんど毎日のように食品公害の記事が出ております。たとえばチクロに端を発しました問題から、DDTからBHC等に至るまで、非常にこれは国民関心の的でございまして、毎日の生活に欠くことのできない食品の中に害があるということは、これは異常なことでありまして、こ……
○武部分科員 私はまず最初に二つ、三つ具体的な問題をお伺いいたしたい。
島根半島頂上にあります高尾山レーダーサイトの指揮命令系統及びここにおる航空自衛隊及び米軍の数、これを最初にお伺いしたい。
【次の発言】 航空自衛隊の隊員の数は幾らですか。
【次の発言】 いま一つ、美保基地へバッジ学校が開設されたわけですが、バッジ学校の指揮命令系統及びこのバッジ学校の隊員の数は幾らでしょうか。
【次の発言】 私の承知いたしますところでは、このバッジ学校第三分校、これが開設されましてから定員が配置をされたのは、先ほど申し上げた高尾山のレーダーサイト、ここに実施部隊が約四、五十名、さらに美保基地の中に、これは……
○武部小委員 お二人の参考人の皆さんにはたいへんお忙しいところありがとうございました。 私は、最初に高田参考人にお伺いをいたしたいと思いますが、十二月三日の日に、放送番組向上委員会は局側の幹事との合同委員会を開かれて、先般開いた全国番組審議会委員長懇談会における各社番組委員長からの提案や政府並びに国会の動向を検討されたようであります。その結果、四項目について意見の一致を見ておられるようでありますが、その四項目の中の最後に、「郵政省が計画中のモニター制、衆議院逓信委員会に設けられる放送に関する小委員会等については、関係方面との連絡を密にして、その動向を監視する一方、自主性確保のための啓発に努め……
○武部小委員 きょうお二人の方は広告業界では代表的な方と存じますが、ただいまの質疑を聞いておりまして、私は、森君の意見に全面的に実は賛成なわけであります。そういう意味で、予想以上に皆さんと私どもとの間に考え方に相違があることに実は驚きました。時間の関係がありまして、私はいまお聞きをしておりましたことの中の二、三点について、私の意見もございますが、お考えを再度お伺いをいたしたいと思います。 まず一つは、日本のCMの水準は世界的には高いというようなことをおっしゃっておりましたが、もちろん世界のどのCMも見ておるわけではありませんが、私の承知しておるところでは決してそうではないと思います。なるほど……
○武部小委員 限られた時間でございますから、私は具体的な問題をこの際お聞きをいたしたいと思います。 最初に、キー局と地方局との間に番組について意見の交換が行なわれているかということについて、すでにお答えがありました。たいへん行なわれておるというようなことで、会議をたくさん持っておるというようなお話でございましたが、私どもがいただきました放送番組向上委員会の資料、これは昨年の十一月行なわれました会合の資料をいただいておるわけであります。それによりますと、ある民放は、番組審議会の意見はキー局に伝えてあるというが一方的通行でしかない、地方の番組審議会というようなものの意見は局を通じて一応出しておる……
○武部委員 先般ある通信社が、佐藤四選後の内閣に何をやってもらいたいかというアンケートを発表いたしておりますが、その発表によりますと、まず物価対策五四・二%、公害一五・九%、農業二二・五、減税一二・七。物価対策というものはことほどさように、国民の側から見てたいへん重大な問題でありまして、佐藤内閣に大いに期待をしておるわけでありますが、先ほど砂田君の質問に答えられて、物価問題については、残念ながら予想どおり進んでいない、大いに努力をしてもっと低いところに落ちつけたい、こういうような答弁がなされております。私は、今日まで佐藤内閣がとってきた経済政策の見通しと現実の姿というものを比較してみると、非常……
○武部分科員 私は、労働省の監督下にある雇用促進事業団の運営、特に住宅建設用地の取得について労働省の見解をお伺いいたしたいと思います。 なお、冒頭お断わりを申し上げておきますが、非常に短い時間でございまして、詳細なやりとりができませんので、資料の要求を最後にいたしますから、資料の提出をいただきまして、またの機会、決算委員会ないしは社会労働委員会においてこの問題をさらに労働省なり、あるいは参考人として雇用促進事業団の責任者の方においでをいただき、さらに詳細質疑を取りかわすことを申し上げておきたいと思います。 昨年、雇用促進事業団の本部の一課長が、中小企業従業員寮の建設資金融資の際、収賄行為が……
○武部分科員 きょう、私は主として去年の分科会で御質問を申し上げました美保基地の問題についてお尋ねをいたしたいのであります。
最初に、CXの開発状況をお伺いいたしたい。
【次の発言】 そういたしますと、いま美保には輸送航空団が設置をされておりますが、C46はYS11に逐次かわるようであります。C46という飛行機は皆さん御承知のとおりであります。このC46がYS11にかわり、さらにCXにかわり、全体としてCXがこの輸送航空団に完全に配備されるという見通しの時期はいつごろになりましょうか。なお、YSにかわってC46が姿を消す時期はいつになるか。それをちょっと伺いたいと思います。
○武部委員 国鉄運賃の値上げと物価問題、私はこれを中心にお伺いをいたしたいのであります。大臣は佐藤内閣の一閣僚として、いま物価問題が非常にやかましくなっておりますし、佐藤総理も口を開けば物価の安定ということをおっしゃっておるわけですが、今回の国鉄運賃の値上げはいまの消費者物価にどういう影響を与えるというふうに理解をされておるのか、そういう点についてあなたの見解をひとつ承りたい。
【次の発言】 物価抑制を口にしながら公共料金を大幅に上げるということはつじつまが合わぬのであります。特に公共料金は三十四種類、これが与える影響は二割に近い。直接的な効果でもそうでありますから、便乗値上げを誘発する場合に……
○武部小委員 私はたいへん不勉強で、この間初めてこの国会内で「11PM」のビデオを見せてもらいました。初めて見たわけですが、私にとってはたいへん意外な番組で驚きました。十日間も見ておればもっと質問もできるのですけれども、そこまでよう見てなかったわけです。 映画あるいは写真、週刊誌あるいは一般図書、そういうものを通じてのポルノというものとテレビとは、私はその内容において、与える影響において、たいへんな違いがあると思うのです。それは、テレビの普及状況、あるいは見る人、見る時間、見る場所、そういうものが先ほど申し上げるような映画とか、あるいは週刊誌とか、一般図書あるいはいかがわしい写真とか、そうい……
○武部委員 私は、昨年初めて通常国会で行なわれましたこの物価の連合審査の際に、佐藤総理に対して、物価の現状認識について意見のやりとりをいたしたことを記憶いたしておりますが、その際に、総理と私との間には見解の相違がございました。あれから一年経過をするわけですが、まず最初にそのことをぜひ再びお伺いをいたしたい、こう思います。 少なくとも佐藤内閣の物価政策の基本というのは、総理が物価に対してどのような認識を持っておられるのか。日本の物価の現状は、卸売り物価がほぼ横ばいであるにもかかわらず、消費者物価は異常な値上がりを続けておる。こういう点は、先進諸国の中でも特殊な体質を持っておると思うのであります……
○武部小委員 私は、前回の当委員会でマルチ商法の問題についていろいろと政府側の意見を聞き、また同時に、具体的な実態を述べて、取り締まりを要望いたしました。幸い警察庁は、あの委員会の直後、早速全国各地で摘発に乗り出されまして、すでに新聞紙上、テレビでもその実態を明らかにいたしておりますが、訪問販売等に関する法律によってマルチ商法の摘発が行われたわけですが、警察庁として、一体今日までこの摘発は何件、どういう会社について行われたか、最初にそれをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 七社が摘発されたわけですが、通産省の第一次と言いましょうか、マルチ商法に該当する会社は二十二社、これが発表されたわ……
○武部小委員 十月の十八日に当小委員会において、財団法人の問題をここでやりとりいたしました。当時財団法人の名前がしきりに使われて、そのことが裁判の中でも問題になっておることを長野地裁の例を引用して申し上げたわけです。その後二十六日に至って、御存じのように天下一家の会を相手取って四百七十三名に上る集団訴訟が提起をされたわけです。この集団訴訟が提起されてから、全国各地でネズミ講の被害者からたくさんの問題が提起をされてまいりました。全部を申し上げるわけにはいきませんが、きょう申し上げる財団法人に関係する点について、その後もなお具体的な事実が上がっておりますので、最初にその点を申し上げて、以下法務省の……
○武部分科員 私は、きょうは、いわゆるネズミ講の問題について法務省の見解なりをお伺いいたしたいのであります。 ネズミ講というものがいま全国に蔓延をして、大変多くの被害が出ております。一々申し上げませんが、その後、集団訴訟等も各地で行われておりまして、総理大臣が座長である消費者保護会議では、すでに五十年、五十一年、五十二年の三回にわたってこの問題が取り上げられて、ネズミ講の取り締まりのため、出資法の改正を含め新規立法を検討する、こういうことが三回連続決定をいたしております。私どもは消費者保護の立場から物価問題特別委員会でこの問題を論議し、さらに小委員会を設けて、ネズミ講並びにこれに類似するマル……
○武部分科員 私は、公有水面埋立法に基づく境港外港埋め立ての問題について質問をいたしたいと思うのであります。 この埋め立ては、総工費百二十八億円、面積百十二ヘクタール、日本海沿岸では最大級の規模のものであります。したがって、この埋め立て問題をめぐって数年にわたって賛否両論が渦巻いてきたわけでありますが、ことしに入って一月十九、二十日と環境庁の現地調査団が訪れました。これは運輸省から環境庁長官に環境アセスメントに基づく意見を求められた、これに対する現地調査団でありまして、私も二日間調査団と同行いたしました。この環境庁の意見に基づいて、二月二十日に運輸省は埋め立ての認可をしたと聞いておるのであり……
○武部小委員 私は、皆さんのお手元に配付されておりますこの小委員長私案にかかわる条文の問題点について、この席上で明らかにしておきたいことがありますので、逐次お尋ねをいたしますから、明快なお答えをお願いいたしたいと思います。 当委員会は、諸種の事情から公開をしないで、相当具体的な内容まで質疑を交わし、参考人の皆さんにもおいでをいただいていろいろとやりとりをいたしまして、委員会五回、小委員会九回、それを通じて大体の内容は明らかになりましたが、これからこの法案に基づいて起きる具体的なことを、私どもは各省庁の皆さんの御意見を聞きたいということからお尋ねするわけであります。 最初に、この法律が施行さ……
○武部委員 私は、去る三月十六日、衆議院の逓信委員会におきまして、今回の放送大学の構想について幾つかの問題点を指摘いたしました。しかし、残念ながら納得できる答弁が得られなかったのでありまして、この機会に改めて問題点を指摘いたしますが、限られた時間ですから明快に御答弁をいただきたいと思います。 そもそもこの放送大学の構想が国会で問題にされましたのは昭和四十四年ごろであります。当時NHKは非常に積極的で、イギリスのBBCの公開大学構想を参考にしながら前田会長は市民大学構想というものを発表されまして、われわれは逓信委員会でこの問題を大変長い間論争いたしました。そういう意味ではNHKは放送施設もある……
○武部分科員 いま同僚の矢山委員から、部落差別問題についていろいろお話がございました。私もこの問題だけでございますが、いま聞いておりまして若干重複する点もございましょうが、その点は御了解をいただきたいのです。
総務長官、最初にお伺いいたしますが、きのう出ました毎日新聞の「記者の目」という、約一ページ大の「悪質化する部落差別」という記事をごらんになりましたでしょうか。
【次の発言】 私がこれから申し上げたい具体的な例は、ちょうどくしくも、きのうこのことが新聞に出ました。お読みになっておれば大変結構でございますので、そういう点も承知の上でお話をさせていただきたいと思います。
私の地元でも差別事……
○武部分科員 先日の物価の集中審議の際に農林大臣においでをいただきましたけれども、時間の関係で大変失礼をいたしまして、申し上げる機会がございませんでした。私は、いずれ改めて、この物価の中で大変大きな役割りを持つ野菜の問題について、物価の委員会でぜひ大臣の見解等承りたいと思っております。きょうは一つだけ要望をし、その際また改めてやりとりすることにいたしたいと思います。 きのう、二月の東京区部の数字が明らかになりました。全国の一月も明らかになりましたが、やはり野菜は下がっていないのであります。作付面積の拡大につきまして、われわれは一〇%を要求いたしました。結果は五%程度の作付面積の拡大ということ……
○武部分科員 私は、航空自衛隊美保基地の問題について数点お伺いをいたします。 航空自衛隊の美保基地は、現在航空輸送団が設置をされておる基地でありますが、C46からC1輸送機にかわりまして、現在C1輸送機がそこに駐屯をしておるわけであります。この基地は、昭和十八年に第一期工事が完了して、戦後自衛隊の基地になり今日に至っておりますが、昭和三十一年、三十六年当時、防衛庁から滑走路の延長問題が提起をされまして、大変な問題に発展をし、いずれも撤回をされて今日に至っておるわけであります。防衛庁としては、この航空自衛隊美保基地の滑走路の延長は現在する意思はない、このように理解をしてよろしいかどうか、最初に……
○武部分科員 私は、民航で言えば米子空港、所属、所管は自衛隊でありますからこれは航空自衛隊美保基地、この問題について若干質問をいたします。 現在、千五百メートルの滑走路でありまして、過去、この自衛隊の基地の滑走路延長問題をめぐって、昭和三十一年、三十六年、二回にわたって延長の計画が発表されまして、地元は大変な混乱に陥り、強い地元の反対によって、二回にわたる延長は撤回をされたわけであります。今日、千五百メートルの滑走路にC1ジェット輸送機が発着をいたしておりまして、それを民航が併用しておる、こういう実態であります。 こういうときに、運輸省が今回、自衛隊の飛行場である美保基地の滑走路の突端に、……
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