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神門至馬夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

神門至馬夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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31期委員会出席(無役)TOP100
90位

このページでは神門至馬夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。神門至馬夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 運輸委員会 第6号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○神門委員 鉄道新線の建設に関する質問を、運輸省当局並びに建設公団のほうにしたいと思います。すでに建設公団が設置される段階で議論されたことと重複するかもわかりませんが、その経過がわかりませんので、その点をひとつお許し願いたいと思います。  最初に、建設公団が設置されて以来、公団が建設をしました鉄道新線は何線あるのか、また現在鉄道公団が工事中のもの、着手しているものは何ぼか、そして工事線と調査線と仕分けをしてひとつお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 鉄道敷設法別表の予定線中に、まだ建設が終わってないもの、あるいは現在認可されてないものがあると思うのです。それは現在どれだけのものが残されて……

第55回国会 運輸委員会 第7号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○神門委員 質問をするに先立ちまして、法律の一部改正というふうに提案されるのですが、私たちが本委員会に所属しまして、関係法令集が全然ないのです。運輸省当局のほうとして、運輸委員会の任務を委員等が完全に遂行する、こういうような目的から、なるだけ多くの法令集を委員に配付する考えはないか。他の委員会を聞いてみますと、非常に親切に配付をされておるようです。その点についてまずお答えを願いたい。
【次の発言】 なるべく早く、長年の懸案のようですから、前からの委員の方に聞いてみますと、これまでも配付されてないようでありますので、ひとつ早急な御努力をお願いしたいと思います。  船舶整備公団法の一部を改正する法……

第55回国会 運輸委員会 第14号(1967/06/09、31期、日本社会党)

○神門委員 この船員災害防止協会等に関する法律案の趣旨説明の中に、このような協会をつくって、さらに船員災害の防止を積極的に進めたい、こういうように説明されておりますが、船員法を中心とするこれまでの船員災害に対する予防、防止というふうな行政の沿革、こういう点について説明を願いたいと思います。
【次の発言】 具体的にはさらにあとからお尋ねしたいと思うのですが、そのような概略はこの趣旨説明の中に書いてあります。  さらにその次に、以上のような施策をもってしても、船員の労働災害は減少せず云々から、ここに四ページの、法規制による船員労働安全衛生基準の再検討と、労務監督体制の整備ももちろん必要である。こう……

第55回国会 運輸委員会 第17号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○神門委員 さっきの質問に対しまして、所有権移転後のチェックの問題についてお話があったんですが、ちょっと私ども聞いておりまして、共済組合の組合員としての身分を保有しておる間に投機的にそれをどうこうという不正行為があった場合には、あるいは処置をするとか誓約とかいうことがあっても、退職した後とかいうような者にそういう誓約書が及ぶようになるのかどうなのか、その点ちょっと疑問を感じたので……。
【次の発言】 その点はあとで若干触れたいと思いますが、いま国鉄が全国では三百九十三団地を分譲制度ができてからつくっている、こういうことなんですが、この中でいま問題になっている新駅との関係と見られる団地数がどのく……

第55回国会 運輸委員会 第19号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○神門委員 いまの損失補償の問題での民主的手続について、内藤委員のほうから質問があって回答があったわけですが、たとえば新国際空港の場合は、協議が整わない場合には裁定を求め、運輸大臣は仲裁者というような立場で判定を下す、それには最終的には両方とも納得する、いけない場合には争いをする、こういうふうになっております。しかし特定飛行場の場合は、やはり府県知事が入るということにはなっているけれども、何かそこに一方的に運輸大臣のほうで決定をされてしまうのだという全体の体系の中に表現がなされていると思うのです。いま大臣の御答弁の中においても、行為に対する適切な表現を使うんだ、こういうふうに法律には使ってある……

第55回国会 運輸委員会 第28号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○神門委員 大阪におけるタクシー冷房料金につきまして、これまで非常に問題になってまいりました。きょう参議院の運輸委員会におきまして、大臣のほうからこれに対する最終的な態度なり決定を行なう、政府の表明を行なう、こういうことでありますが、どのような表明が行なわれたのか、この点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま大臣のほうから運輸省なり政府の最終的態度を御表明になりましたが、これだけ世間を騒がした問題としては、何か歯切れの悪い感じがいたします。認可を取り消しになったのでもなしに、ただ乗客と運転者という当事者双方で話がまとまったときにだけ冷房料金を徴収するように、それも行政指導を行なう、こう……

第55回国会 法務委員会 第30号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○神門委員 刑法の二百十一条改正の中で、特に交通事故の防止ということについていろいろいままで御説明ございました。これを中心にして、大臣及び関係当局に御質問したいと思います。  この刑法の一部改正の提案理由の説明を読んでみますと、現在の罰則では国民感情に合致しない、それから国家の刑政上これはよろしくない、こういうふうなことが主体となって改正をしたい、こういうふうに言っておいでになります。交通事故防止上の見地云々というふうなことは、この提案理由の説明の中にはないのですが、ただいまの質疑全体の中で出ている問題としては、むしろこれをきびしくすることによって交通事故を防止したい、こういうふうに言っておい……

第58回国会 運輸委員会 第9号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○神門委員 関連して。この助成措置ですが、この答申の中に出しておるように、国策遂行上、特に国際収支をよくするために、こういう至上課題がありますね。そしていま説明があったように、世界の海運国がそれなりの助成をしておる。特にいま輸出造船なり計画造船、そして外航海運に対する造船段階における利子補給、こういうことが各国で競争して国策遂行上の国際収支改善のために、外貨を獲得するためという課題になっておる。特に造船段階においては、わが国が過半数を占めておるということも答申の中に書いてある点です。そうすると、これが私企業の助成によっての国際収支の改善という結果になるわけです。私企業の改善によって国際収支をよ……

第58回国会 運輸委員会 第15号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○神門委員 それでは関連した質問ですが、一つは、直ちに本法改正の問題に直接関連することではないのですが、船舶の安全という広義の問題について関連しますのでお尋ねをしたい。  第一は、この海上保安庁等のパイロール、巡視船の配置、これに関すること。もう一つはずっとこの法律をめぐりましての質疑の中に出ておりました、いわゆる二十トン未満の漁船の安全の問題、特に直ちに法律がこの安全を担保しないということでの漁船保険の問題、特にこの二つの問題は、御承知のようにプエブロ問題が起きて、エンタープライズを中心とするアメリカ艦隊、ソビエト艦隊が日本海を俳回する、巡航する、こういうような中からたくさん問題が起きており……

第58回国会 運輸委員会 第25号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○神門委員 時間が三十分しかないようですから、四点ほど申し述べますので、簡潔にひとつお答え願いたいと思います。  臨時船舶建造調整法の持っている三つの調整機能の中で、船腹需給調整機能関係についてひとつお尋ねしたいと思うのです。この船腹調整機能関係についての具体的な対象としては、特定の航路における適正な船腹量、またそこの輸送品目に適応する船質の調整を行なう、これがこの法律の持っている機能である、こういうふうになっております。  そこで具体的にひとつ例を出してお尋ねしたいのですが、この調査室から出しております四月の調査室資料の中にも、木材輸入ブームの非常な高揚によって船腹建造要請が集中してきたので……

第58回国会 大蔵委員会 第22号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○神門委員 いま医務局長のほうから、看護婦の三百五名の欠員補充には、いろいろ社会情勢等の話をして、努力をするというお話でございました。しかし、先ほどの答弁の中には、養療所に入療している結核患者数は毎年約五%程度減っておる。五%も減っておりながら看護婦の不足は〇・五%で、これは過重労働になっておりません、定員に対する実人員が足らないのは一般的社会現象でございます、こういう答弁をしていたのです。ところが、いろいろ視点が変わって、追及の中では、三百五名の欠員に対しては何とかして最善の努力をしなくちゃいけないというふうにあとから答弁が変わっている。最初あなたが言っているように、六万人の入療能力があると……

第58回国会 法務委員会 第14号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○神門委員 ただいま質問がありましたこの刑法二百十一条の改正問題ですが、これが最初に出されたのは、昭和四十年三月の第四十八回の国会からです。 もう三年にわたっております。国会は十の国会にわたっている。こういうふうに非常に長くかかって、今日まだ完全な意見の一致を見ていないのでありますが、大臣としましては、今日におきましても――昭和四十年に国会に提出されて、刑法二百十一条の改正の趣旨というものが説明をされております。そういう緊急性、必要性というふうなものについては、今日なお変わらないのか、こういう点について、まずお答え願いたいと思います。

第59回国会 運輸委員会 第1号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○神門委員 私は列車内の汚物の処理の問題、列車便所のふん尿改善対策の問題についてお尋ねしたいと思います。たいへんきたない話になりますが、非常に緊急を要する問題でありますので、若干将来の問題について質問し、国鉄あるいは関係当局の御答弁をいただきたいと思います。  八月の五日に日比谷の公会堂におきまして、約二千三百名の者が集まりまして一これは主として国鉄の保線労働者であります。線路の保守をやっている労働者が集まりまして、列車便所の改善集会なるものを持ちました。そしてそのスローガンには、こういうことをいっております。憲法第二十五条にいう公衆衛生の向上とは、国民にふん尿を浴びせることか、こういうスロー……

第61回国会 運輸委員会 第6号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○神門委員 私は、これから国鉄における触車事故、列車に職員が触れまして死亡した事故、この原因の追及と今後の対策、こういう点について質問をいたしたいと思います。  実は、この月の、二月の十三日に伯備線におきまして、戦後初めてといわれる六人の死傷者を出すという重大事故を起こしました。これは全国に新聞あるいはテレビ等をもちまして警告をされたものであります。ところが、きょうの新聞を見ますと、またまたこの触車事故を起こしておるのであります。それは群馬県の長野原線の小野上―市城間、ここにおいて国鉄職員を含みます三名の者が、一名は即死、二名は橋の上から落ちまして川に転落をする、そして行くえ不明になっておるの……

第61回国会 運輸委員会 第9号(1969/03/05、31期、日本社会党)

○神門委員 いま、国鉄運賃の法案が本委員会にかけられておりまして、関心が非常に強いのでありますが、やはり国鉄運賃の問題に社会的な関心が集まっておるときに、私鉄、タクシーあるいは通運、これらの料金について、それぞれの業者から値上げの申請がなされておるようであります。 これに対する関心が非常に強うございますから、いま、これらの値上げ申請がなされているかどうか、もしなされているとするなれば、いつ、どのような引き上げ要求がなされているか、これを説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 このように続々と国鉄運賃に関連して、あわよくば、この運賃が上がると便乗値上げをねらっている条件、情勢というものが、……

第61回国会 運輸委員会 第13号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○神門委員 清水先生にまずお尋ねをいたします。  日本国有鉄道のいわゆる体質論であります。先ほど、企業性に耐え得るような日本国有鉄道の体質ではない、こういうふうにおっしゃいました。これをもうちょっと――概要はわかりましたが、歴史的にどのような任務を果たしてきて、歴史的なものから今日企業性に耐え得ない、こういうふうにお話しになっておりますが、この点をまずもう少し詳しく説明をお願いいたします。
【次の発言】 よくわかりました。日本国有鉄道の今日の危機は、主として外的条件によってもたらされた危機である、こういう御説明でございました。  そこで、先ほど運賃の問題についてお話がございました。いわゆる運賃……

第61回国会 運輸委員会 第36号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○神門委員 きょうは時間がえらいずれましたから、ひとつ要望程度にして、簡単に質問をして終わります。  実は過疎地域における交通政策、交通確保の問題についてでありますが、これは基本的な問題になりますので、相当時間を要しますから、次期の国政調査日にあらためて質問をいたします。  ただ一つ、調査方について要望しておきたいと思いますのは、三月五日の運輸委員会におきまして、主として黒住局長からいろいろと過疎地域の交通政策、道交法の改正等についての答弁ももらっておりますが、これらに関連することとして、いま島根県の西部に独占的バス経営をやっております石見交通という会社があります。資本金は一億五百万円、従業員……

第61回国会 運輸委員会 第39号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○神門委員 過疎パスの問題についてひとつお尋ねいたします。  この点については、先般もたまたま島根県の半分を専有しております石見交通という会社の争議をめぐりまして運輸省と自治省に対して調査方をお願いしておきました。しかし、私らも現地に社会党調査団として参りまして、この解決には少なからず努力いたしました。そして円満に双方譲歩して解決を見ましたことは非常に喜ばしいことだと思います。しかし問題は、この過疎バスを中心とする地方交通政策全般の問題として残されたままであります。でありますから、これからそう基本的なものについてお尋ねする時間もございませんが、今年度予算の中に路線維持費、こういうものを新たに組……

第61回国会 災害対策特別委員会 第4号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○神門委員 私は、気象庁の所掌にかかわること、もう一つは、いまの質問の中にも含まれておりましたから大幅に省きまして、局地激甚法の適用にかかわること、この二つに分けて質問いたします。  まず、最初に気象庁関係のことでありますが、具体的な問題として、二月の二十七日、三月の四日の東京地方の雪、この雪に対する予報が全くはずれました。各新聞とも最大限の非難をしていたことは御承知のとおりでありますが、これを具体的な事例として、現在の特に気象関係についてお尋ねをしてみたいと思うのであります。  それで、まず、これも三つに分けまして、一つは、この前の三月四日の東京都地区の予報と実況の大きな相違、この事実関係、……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会 第7号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○神門委員 短時間に三点の問題について質問いたしますが、最初に昨年の九月四日に発表になりました地方バス路線運行維持対策要綱、これについてまず最初に質問をいたします。  実はこの問題が過疎バスを守るという国の助成措置を前提にしてのいろいろと考えられた要綱という態様になっておりますが、実際にこれを適用する段階になりますと、実はこれは過疎バスの打ち切り対策になるのではないか、そして過疎を激化させるもとになるのではないか、こういう点におきまして、いま補正予算の編成期における過疎地、島根県内等におきましては、町におきましても県におきましてもたいへんな問題になっておるわけであります。この内容等についてはも……

第71回国会 運輸委員会 第11号(1973/03/27、33期、日本社会党)

○神門委員 最初に海洋汚染関係について海上保安庁長官に質問いたします。  先日本委員会で質問いたしました、島根半島における大量排出油による汚染、その調査のその後の経過について御説明願いたい。
【次の発言】 処置についてはいろいろなされたようでありますが、まあ時間がありませんから……。その内容につきましても質問をしたいと思いますけれども、そのように海洋汚染について新しく法律が定められ、その全体の体系としては、原因者を追及してそれに補償措置等をさせる、こういう補償関係については一本筋が通っております。しかしいまのように原因者を発見することができない、いわゆる加害者を発見することができない、こういう……

第71回国会 運輸委員会 第13号(1973/04/03、33期、日本社会党)

○神門委員 先日の質問の続きの中に、改正法と現行法の中にありますことばの解釈等は統一見解が出ましたし、さらに管理者権限の縮小の問題等につきましてもその後の機会に相当突っ込んで、すれ違いではあっても質疑がなされたようでありますから、一応そのほうは置きまして、その前の質問の続きがありますから、それにお答えを願いたいと思います。  まず、この港湾法の改正が、この内容を見ますと、非常に不十分のまま出されておるようでありますが、また来年あたりこの港湾法の改正を行なうというような意思が運輸省におありかどうか、この一点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この改正法案の中に特に新しく航路の保全あるいは港……

第71回国会 運輸委員会 第22号(1973/05/08、33期、日本社会党)

○神門委員 ただいま上程されておりますいわゆる国鉄二法について質問を申し上げます。  ちょうど私が前回当選して出ましたときの四十四年にもこの運賃値上げ問題が上程をされ、第一回の国鉄十カ年計画が提案されたときであります。またこういうようなめぐり合わせでこの国鉄問題に質問するわけでありますが、そういう中で、特に前回、今回を通じて非常に疑問な点と申しますか、不自然な点があると感じられるわけであります。それは運輸省と日本国有鉄道、運輸大臣と国鉄総裁のいわゆる権限範囲と申しますか、当事者能力権限と申しますか、それらの問題についての範囲、区分というものが一体どういうふうになっているのか。これは日本国有鉄道……

第71回国会 運輸委員会 第24号(1973/05/10、33期、日本社会党)

○神門委員 さっそく岡田参考人にお伺いいたします。  たいへん貴重な御意見を拝聴いたしましたが、先日も多くの公述人の方がおいでになりまして、この原案に賛成の御意見が出ました。しかし岡田参考人のように、全面的にこの改正案に賛成だおっしゃった方は初めてなのでございます。非常に自信を持ってお教えいただきましてまことにありがたいと思うのでありますが、しかし若干論理に矛盾があるのじゃないか、こういう点を私、聞いたわけであります。特にこの運賃値上げ問題と公共企業体のいわゆる制度的なそのもの、それを同時にセットで論議をすることそのものにはやはり私は異論があるのだ、こういうふうにさっきおっしゃっておられたよう……

第71回国会 運輸委員会 第29号(1973/06/12、33期、日本社会党)

○神門委員 私は日本社会党を代表し、ただいま議題となりました国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案に反対の討論を行ないます。  第一の反対理由は、本日までのあらゆる審議を通じて明らかになりましたように、国鉄再建の確立はほとんど保障がないということであります。  借金に苦しむ国鉄が、再建計画の終わる昭和五十七年度には、借金は現在の三倍の十一兆円に、累積赤字は二倍以上の二兆六千億にもなるというしろものであります。しかも、物価の高騰の続く今日、設備投資資材の値上がりを三%程度、賃金上昇率を約一一%ときわめて低く見積もり、最終年度に三千七百九十二億円を無理やりに計上……

第71回国会 運輸委員会 第32号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○神門委員 神門です。時間がありませんので簡潔にお答えいただきたいと思います。  去る三月八日の衆議院予算委員会の第一分科会で、わが党の楢崎議員が質問をいたしました、在日米軍が要求している訓練空域新設の問題についてでありますが、特にその中で明確にされなかった問題等について質問いたします。  まず端的に質問いたしますが、だれがいつどのような訓練空域をどういう手続で要求したのか。
【次の発言】 そのように米軍から訓練空域をほしいという要求をし、それに日本の政府が対応しなければならない根拠となる根拠法ですね、その法律は何かありますか。
【次の発言】 その米軍が安保条約六条、それに関連する地位協定六条……

第71回国会 災害対策特別委員会 第3号(1973/03/29、33期、日本社会党)

○神門委員 ただいま、国土の保全についての総論的なものの話がなされました。私は、ただいまの質問に対する回答の中でも、河川局長のほうからお話しになりました、昨年の七月災害に関係する具体的な問題についてお尋ねをしてみたいと思うのであります。  御承知のようにたいへんな災害でありまして、その中でも特に島根県におきましては、七百億という膨大な被害を受けております。県の年間予算が一千百億程度でありますから、その六七割にも及ぶという膨大なものであります。こういう災害の直後に前建設大臣木村さんが現地においでになりまして、びっくりされまして、そして激甚災害法の適用もしよう、天災融資法の適用もしよう、そして江川……

第71回国会 災害対策特別委員会 第13号(1973/09/19、33期、日本社会党)

○神門委員 私は、この七月、八月特に激甚でありました干害問題について質問をいたします。特に、農林大臣等が激甚県に来られまして現地をつぶさに調査をされ、私たちも具体的に今日の実態を調査する中で、いろいろ制度的な問題等について改正をしていただく点、あるいは要綱なり査定基準等につきましてもそのような実態に合わない点があるのではないか、こういうような点も相当数感じましたので、それらの問題を、具体的な問題点としてひとつお尋ねをしてみたいと存じます。  この前、九月の十日付で干ばつによる被害概況というのを発表なさいましたが、その後この被害状況というのが、新しい県報告があって集計がされておりますか。その後の……

第72回国会 運輸委員会 第9号(1974/02/26、33期、日本社会党)

○神門委員 私は、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律の一部を改正する法律案等に関連して質問を行ないますが、まず最初に、きのうから続いて、予算委員会におきましては、大企業の参考人が呼ばれまして、反社会的な行為が追及され、国民の耳目が集中いたしております。これと同じように、明日は大阪空港における公害判決が出るわけでありますが、この判決のもたらす影響はきわめて大きく、マスコミが一斉に取り上げておるのもそのゆえであります。  このような状況の中にあって、三木副総理であったと思いますが、二十日にこの判決等にかがわるいろいろな見解を出しておられる。それは、この判決の内容のいか……

第72回国会 運輸委員会 第18号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○神門委員 大臣にまずお尋ねいたしますが、けさ来一貫して話に出ております国鉄民営論であります。大臣の御答弁によりますと、それは三月十六日に参議院予算委員会で山崎昇さんからスト権問題についていろいろと質問があった際、公共企業体として発足した沿革等について話す中からそういうような民営論的な話が出たので、どうもたまたま飛び出したような気がするというような意味の発言をなさっておるわけです。しかし、あとから議員の中からも質問がありましたように、この民営論の及ぼす国民に対する心理的な影響、これは非常に大きいものがございます。特に、国鉄に働いている労働者の中には、いままでも赤字の国鉄、働きがいのない国鉄労働……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号(1974/05/17、33期、日本社会党)

○神門委員 私は、島根県の津和野町における笹ケ谷鉱山の砒素公害、それとあわせまして、同じ島根県の東出雲町にあります宝満山鉱山のカドミウムと銅公害、これに関連して質問をいたします。  たいへん時間がおくれましたし、たいへんな問題を含んでおりますので、ひとつ答弁のほうは要点を確実にお願い申し上げたいと存じます。  去る五月四日に、環境庁長官の諮問機関、砒素による健康被害検討委員会が、旧笹ケ谷鉱山周辺地域を国の公害病指定地域にすべきである、こういう結論を出しまして、三木長官に答申をいたしましたことは、すでに御承知であります。慢性砒素中毒症による地域指定は、さきに宮崎県の土呂久地区、これが去年の二月に……

第72回国会 災害対策特別委員会 第8号(1974/04/04、33期、日本社会党)

○神門委員 私は、四十七年七月の豪雨災害に伴う災害復旧と、なかんずく島根県がこの四十七年災の集中的被害を受けました。その中でも特に江川流域の被害が大きかったわけでありますが、それに関連して尋ねたいと思います。  まず最初に総理府のほうにお尋ねをいたしますが、今日の経済情勢の中で、総需要抑制が国の施策の最優先順位をもって行なわれている。そこでこの災害復旧と総需要抑制そのものの関連、これはどういうふうな位置づけをされておるのか、まず最初にお伺いいたします。
【次の発言】 災害復旧という、どう言いますか、緊急で、しかも生活、産業、それらの集中被害を受けたその後に、さらに被害の恐怖におののいている。こ……

第73回国会 運輸委員会 第3号(1974/10/22、33期、日本社会党)

○神門委員 私は最近特に問題になっております新幹線の事故、これに関連する安全確保の問題について、さらに国鉄の将来の再建計画、これにも関連してひとつ質問をいたしてまいります。  非常に事故が続発をいたしまして、在来線あるいは新幹線に集中して事故が多様な態様で多発いたしておるのでありますが、さらにはローカル線の廃止、無人化、こういう背景もあって住民に大きな刺激を与えまして、国鉄に対する評判というものは有史以来最悪の状態ではないか、こういうふうに考えます。しかし最近、十月の十五日に出されました新幹線に対する安全確保の報告、これが国鉄総裁から運輸大臣に出され、あるいは東北本線の上野から白河間、この二十……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は主として水利権の問題について建設省のほうにお尋ねしたいと思います。  特にこの川は、広島から島根県に流れております江川であります。せんだっての参議院の決算委員会において、浮戸問題が天災説あるいは人災説で非常に問題になりましたこの川であります。この川の浮戸問題をめぐりましたときにも、水利権の問題、その原因等の問題で、まだ結論を見ないまま、いまこの紛争が継続しております。その川にかかわる問題であり、また地域が、ちょうど浮戸事件によりまして被害を受けました地域と重なるわけであります。でありますから、具体的なこの例を一つ申し上げて、きっちりとした法律的な解釈、取り扱いというふうなもの……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は、主として赤字線、新線の問題に焦点を合わしてお尋ねをしたいと思います。  いままでの質問の中で抜本的な問題についてはすでに質疑応答がなされて、本質が相当明らかにされてきただろうと思います。ところが、きのうきょうの新聞を見ますと、物価対策の国策遂行のために、国鉄運賃を上げない、こういうような問題が一つは出ております。これまで日本国有鉄道が戦前、戦後を通じて国策遂行上の目的を持って今日に及んでおる、そのことは、今日においても、日本国有鉄道という名の示すごとくそれに変わりはあるまいと思うのです。  いま一番問題になっておりますのが、高度成長によりまして、人口の激変、流動によって、片……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○神門分科員 現在、地方公共団体で最も問題になっております公営企業の問題であります。特に財政危機の問題としてこれが取り上げられまして、御承知のように、第五十一回の国会におきまして、約四十日間国会が延長されて、しかも最終日の十一時何分とかいうぎりぎりのところでこの地方公営企業法の改正が成立した歴史がございます。この地方公営企業法の改正にかかわる問題としては、財政危機に瀕している公営企業をいかに再建をするか、こういうところに問題があり、この国会を通じまして余すところなくそれが国民の前に露呈し、また認識をされた、ここに一つの大きな特徴があろうと思うのです。  しかし、現在の公営企業全体の赤字を見ます……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○神門分科員 いま都市問題がからんだ問題がいろいろ出ましたが、私はそれとは反対に、過疎の問題についてひとつお尋ねしたいと思います。  たまたま大臣は鳥取県から出ておいでになりまするので、過疎の問題については最もよく知っておられ、関心を持っておられる自治大臣であるということで、非常に心から期待しております。私ら議員の間でも、同じ党におりましても、やはりその生活環境が違いますと、都会で育った者は、高度成長の犠牲は都会の人間が一番受けていると、こう申します。私らのような山村地域から出ておる者は、この過疎地域こそが高度成長の犠牲だ、こういうふうに考えております。それはやはり環境から受ける認識によって、……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は非常にじみな質問ですが、昭和四十一年の二月に行政管理庁が農村福祉対策に関する行政監察結果に基づく勧告というのを出しております。私は出身が島根県でありますから、島根県として当面している問題は何といっても過疎問題であります。人口減少が部落なりその地域の社会機能を破壊してしまう。これを何とか解決する、取り組まなくちゃならぬ、こういうふうな観点に立ちまして、私たちも地元の島大の先生方と一緒に今日までやってまいりました。そういう中で、この四十一年の二月に出されましたいわゆる農村福祉対策に関する勧告というものは、非常にわれわれといたしましては期待をしたわけであります。期待をして今日に至り……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は特に過疎問題についてお尋ねをしたいと思うのですが、昭和四十一年の二月に、農村福祉対策に関する行政監察結果に基づく勧告というのを行政管理庁が出しております。過疎問題がようやくいま政治の表に出始めつつありますが、行政官庁としていわゆる過疎対策らしきものを出したのはこれが初めてであります。私のように島根県に住んでおります者は、これを非常に期待しました。期待いたしましたけれども、結果的にはどんどん人口減少というものは進んでおります。いわゆる過疎化というものは進行速度を縮めていない。これはいろいろな根源があるでしょう。端的に解決できないものだと思うのですが、そういう観点に立ってものを考……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は、主として農村に起きております過疎問題を中心としてひとつ大臣にお尋ねをしたいと思いますが、たいへん制約をされた時間でありますから、目的どおりの範囲まで行かないかもしれませんが、時間のある範囲内でひとつ質問してみたいと思います。  まず第一に、けさの朝日新聞を見ますと、青森県におきまして、県内の市町村立病院に勤務している医師に特殊の退職金を支払う優遇策を考え出した、これに対して自治省は待ったをかけた、こういう記事が相当大きく出ておるのであります。これについて、このような苦肉の策を打ち出さなくてはならなかったほど、いま辺地、奥地あるいは過疎地帯といわれるところの医療確保というもの……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は、過疎問題と関連して、いま作成されつつあります新全国総合開発計画、これとまた中海新産都の関係、こういうような問題についてひとつ質問をいたします。  けさの新聞にも出ていたのでありますが、過疎地域を持っておる関係各県が組織をいたしております過疎地域対策推進本部、これが十五名の学識経験者に対してアンケートを出しております。それに対して七名の方から回答がなされておりますが、すべて過密過疎は今後さらに深刻の度が加わるであろう、こういうアンケートを出しておるのであります。ちょうど同じきょうの新聞に「秋田湾地区新産業都市」、これに大きな見出しで「大工場が撤退作戦」を開始する、「たたる立地……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1973/04/27、33期、日本社会党)

○神門委員 本日おいでになりました公述人の皆さん方からいろいろと貴重な国民の立場あるいは専門的な御意見を拝聴いたしましたことをまずお礼を申し上げます。  時間が限られておりますからさっそくお伺いいたしますが、まず木村公述人にお尋ねいたします。  国鉄再建問題なり運賃値上げ論の中に単純に引用されることは、税金かしからずんば運賃値上げか、あるいは納税者国民全体の負担か利用者負担か、こういう論理が――論理と申しますか、単純な訴えがよく二者択一論的にいわれるのでありますが、たいへん基本的な問題でありますので、これに対する端的なお考えを承りたいと存じます。

第71回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会運輸委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/23、33期、日本社会党)

○神門委員 公有水面埋立法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたします。私の質問の要点は、第一の公開の原則とも申しますこの「出願事項の縦覧」第三条関係、あるいは第二の「埋立免許基準」これは法律案要綱の中に出ております第四条関係、それと「環境庁長官との調整」の第四十七条関係、この三点について質問をいたします。  この公有水面埋立法の改正というのが、これまでの実績にかんがみ公害をまき散らす日本列島の高度経済成長政策をある側面からチェックしよう、こういう意図から生まれておるのでありますが、この法案の審議にあたりまして社会党のほうからいろいろ審議の中で出しておりますように、まず前進した面は一応認……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○神門分科員 最初に環境庁長官にお尋ねをしてみたいと思いますが、先ほど他の分科会で、休廃止鉱山に係る鉱害の問題についていろいろと通産省に尋ねました。私は島根県の出身でありますが、三十二ぐらいの閉鎖鉱があります。その中で笹ケ谷鉱山は、非常に大規模でしかも環境基準以上の砒素あるいは食品基準以上のカドミ、こういうようなものが検出されまして、地域全般に大問題になり、国会でも四十五年以来この問題が取り上げられてきております。それで、ここでお願いをしたいことは、通産大臣にいま尋ねたのですが、通産省のほうとしてはその鉱害源に対して、四十八年度から直ちに根絶のための工事をひとつ着工しよう、こういうことが一つ非……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○神門分科員 先ほど岡本議員が質問しておりましたが、ちょっと聞いておりますと同じような内容のもので、休廃止鉱山にかかわる鉱害の問題についてでありますが、特に短い時間ですから、そう内容の議論ということでなしに、具体的な問題を出してひとつ通産省のほうからお答えをいただきたい、こういうふうに考えるわけでございます。  対象になるものを具体的に出しますと、島根県に笹ケ谷鉱山という閉鎖鉱山がございます。これにかかわることで、すでに通産省のほうでは早くから取り上げられておりますので、内容については十分御承知しておられると思うのです。この山の経歴等についてはすでに御承知かとも思いますが、石見銀山ネコいらずと……

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第2号(1973/12/16、33期、日本社会党)

○神門委員 私は、いま審議されております二法について、特に陸上における交通輸送問題を中心にして時間一ぱい質問をいたします。  特に、昨日の新聞が報道いたしておりますように、十一月の物価の高騰は目をみはるようなものがありまして、対前月比は三・二%という暴騰であります。三・二%という暴騰は、年率に直すと四割という、昭和二十六年以来まさに二十二年ぶりの急騰になっておるのでありますが、それが十一月の下旬から加速を速めまして十二月に入る、この速度から申しますと、十二月の物価の高騰はその倍、複利計算でいくと一割にも相当するという、こういう状況下にあります。まさにこの第七十二国会は、石油危機のもとで極端な物……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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