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福岡義登 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

福岡義登[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
850位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
875位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
596位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
173位

31期委員会出席(無役)TOP100
96位
33期委員会出席(幹部)TOP100
79位
34期各種会議出席(幹部)TOP10
8位
36期委員会出席(幹部)TOP100
70位

このページでは福岡義登衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。福岡義登衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 建設委員会 第3号(1967/03/29、31期、日本社会党)

○福岡委員 建設大臣は三月の二十三日の本委員会において所信表明をされたのでありますが、その中で、社会資本の充実をはかって豊かな住みよい国土を建設する、ということを表明されたわけでありますが、その具体的な中身の重点はどういうことになっておるか、まずお伺いしたいのであります。
【次の発言】 社会資本の充実とおっしゃいますけれども、いままでの政府の施策を見てみますと、国民生活に直接関係のあるような社会資本の投資というのが非常におくれておるように思うのです。たとえば住宅で例を見ますと、総固定資本の形成のうちに占める比重を見てみますと、アメリカの二八・三%は別にしましても、イタリアの二七・九%、フランス……

第55回国会 建設委員会 第6号(1967/05/10、31期、日本社会党)

○福岡委員 先ほど岡本委員の質問に答えられた中身なんですが、聞いておりますと、問題になっておる地図は、市販のものとは大同小異であって、若干記号を変えた程度であって、そんなに変わっていない、こういうような御説明があったのですが、そのとおりにとっていいかどうか。
【次の発言】 それではその原本というか、モデルというか、そういうものと、それから米軍に実際に提供しておるもの、この二つを資料としてこの委員会に出してもらえますか。
【次の発言】 ちょっといまの説明では得心できぬのですがね。見せられないところがある、市販のものと大同小異だと言うのなら、そのもとになっておる地図が、市販されておるようなものがあ……

第55回国会 建設委員会 第11号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○福岡委員 それでは、大臣がまだお見えになっていないようですから、交通安全対策についてまず初めに聞きたいのですが、昭和四十二年度の重点事業の一つに交通安全対策があげられておりますが、その具体的な内容をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大体内容はわかったのですが、問題は、この五百六十億で、いま非常に問題になっておる交通の安全対策が万全を期されるのかどうか。私どものいろいろの検討では、もちろん専門的に検討したわけではありませんが、いろいろの角度から考えてみて、五百六十億という予算だけでは万全な交通安全対策が立てられるように思わないのですけれども、五百六十億ということについて再検討の必要が……

第55回国会 建設委員会 第16号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○福岡委員 まず初めにお伺いしたいと思いますのは、今度の土地収用法の改正が地価対策の一環だということがいわれておるのでありますが、具体的にはどういう点をさして地価対策と考えておられるのか、まず最初にそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 続いてお伺いしたいのですが、いまのお話で大体要点はわかりますが、具体的に考えてみて、現行法による裁決時と今度の改正案にありますところの事業認定時とのいままでの実績の中における時間的なずれ、そういう時間的なずれがどの程度あったか、同時に、その間の価格の変動はどのくらい、これは機械的に計算できぬ面もあると思いますが、おおむね時間的なずれがどのくらいあって、今……

第55回国会 建設委員会 第24号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○福岡委員 宅建業法なんですが、公正な取引をさせるという意味で、ここに提案されているものについては、特に私ども異論があるわけはないのですけれども、きょうは時間も限られておりますし、宅建業法の個々の内容といいますよりも、そういう業者の適切な指導あるいは一般建設行政の適切な推進という立場から、一般的問題について一、二建設大臣にお伺いしたいと思うのであります。  御承知のように、この建設行政というのは、国の行政の中で非常に大きなウエートを占めております。また、いま議題になりました宅建業法についても、建設行政の中で強力な指導を必要とする問題だと思う。そういう強力な適切な行政指導を行なおうといたします場……

第55回国会 災害対策特別委員会 第10号(1967/07/21、31期、日本社会党)

○福岡委員 もう何日も災害問題については審議されておるわけですから、重複を避けながら、具体的な問題について若干のお尋ねをしたいと思うのであります。  まず第一は、災害復旧工事の早期査定をやっていただきたいということであります。いままでの例によりますと、相当時間がかかっている。特にこの時期は、御承知のように、九月の台風期を目の前にしておる時期でもありますし、時間的事情というものが相当緊迫しておると思うのでございますが、いままでの実績その他から考えまして、大体いつごろまでに査定が終わるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体わかったのですが、いつごろまでにこの査定が完了するのか、そこのと……

第56回国会 建設委員会 第2号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○福岡委員 二、三点建設大臣にお伺いしたいのですが、例の本州と四国の架橋の問題、この前、五月二十六日でしたか、本委員会で質問をいたしましたところ、土木学会の答申を得て工期なり工費について建設省でさっそく検討を始めたい、おおむね四カ月程度――特別の事情があれば若干延びるかもしれないけれども、おおむね四カ月程度でその検討を終わりたいというように答弁があったのですが、その後どうなっておるかということをお聞きしたい。
【次の発言】 大体わかりました。聞くところによりますと、この建設省なり国鉄の作業が進んだ段階で、どのルートにするか、別に審議会を設置して検討したいというような話も聞くのであります。私ども……

第58回国会 建設委員会 第3号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○福岡委員 去る三月の一日に保利建設大臣が所信表明をされましたが、それに対しまして若干の質問をしたいと思います。  まず第一に指摘しなければならぬと思いますことは、わが国の社会資本が諸外国に比べまして非常に大きくおくれておるということであります。特に生活環境施設あるいは住宅などの水準が非常に低い水準にあるのであります。たとえば、わが国の道路の総延長は約九十九万キロ、そのうちで改良されておりますのはわずかに一六%でしかない。舗装率のほうも、さらに下がってわずかに七・四%という状態であります。これを諸外国に比べてみますと、イギリスの大体十三分の一くらい、イタリアの九分の一、西ドイツの八分の一という……

第58回国会 建設委員会 第11号(1968/04/04、31期、日本社会党)

○福岡委員 まず第一に、大臣にお伺いしたいと思うのですが、都市計画法案の第一条によりますと、国土の均衡ある発展をはかる、こう書いてある。ことばの上では私ども全く同感なのでありますが、具体的にその内容はどういうことが考えられておるかということをまず初めにお聞きしたいと思うのであります。  なお、第二条には、「農林漁業との健全な調和を図りつつ、」こう書いてあります。これもことばの面では全く私ども同感でありますが、具体的にどういうことが考えられておるのか、その具体的内容を説明してもらいたい。
【次の発言】 そういう御説明なら、何も大臣から言ってもらわなくても、法案を読めばわかるわけです。問題は、書い……

第58回国会 建設委員会 第22号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○福岡委員 治山治水事業の推進について私どもも大いに関心を寄せておるのですが、以下若干の質問をしたいと思うのです。  まず初めに聞きたいと思いますのは、建設省が、たしか昭和三十九年か四十年ごろだったと思うのですが、昭和六十年を目標にしまして二十三兆円の治水の長期計画を持たれたのでありますが、現在その長期計画というものはどのようなことになっておるのか、根本問題としてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、現在なお経済社会の発展その他を考えて昭和六十年をながめれば、大体治水関係は二十三兆円の仕事をすれば、たしか昭和四十年から二十年だったと思うのですが、現在なお経済社会発展の実……

第58回国会 災害対策特別委員会 第9号(1968/05/21、31期、日本社会党)

○福岡委員 ただいまもお話がありましたが、震源地の問題をまずはっきりしてもらいたいと思います。  今度の地震は、十勝沖地震というようにいわれておるのですが、どうも三陸沖地震と言うほうが適切だというようなことが、気象庁自体でも、内部に意見が出ておるということがきょうの読売新聞に出ております。「二十日までに集まったデータで震源は北緯四〇・七度、東経一四三・七度、深さは二十キロと結論を出した。」こういうことが新聞に出ているのですが、そういうことになれば、今回の地震の名称を変える必要があると思うのですが、その見解をまず明らかにしてもらいたい。

第58回国会 災害対策特別委員会 第11号(1968/05/28、31期、日本社会党)

○福岡委員 総理に質問をするわけでありますが、その前に一言苦言を呈しておきたいのであります。そのことは、責任ある閣僚が軽々しく発言をしないようにしてもらいたいということであります。去る二十日の日だったと思うのでありますが、木村官房長官あるいは赤澤自治大臣が今回の十勝沖地震に際して今後の被害状況の報告を待ってそれを積算をしてみても激甚指定というのはきわめて困難である、こういう発言をされたのが二十一日の新聞に載りました。きょうの報告を聞いてみますと、部分的にではあるけれども、激甚指定がなざれる見通しである、こういうことなんであります。そういう事情を考えますときに、被災地の住民の人々は非常に心配して……

第60回国会 建設委員会 第2号(1968/12/20、31期、日本社会党)

○福岡委員 二、三御質問申し上げたいのですが、まず初めに、山陽新幹線建設に伴う関連公共事業、その中の側道問題についてお伺いをしたいのであります。  私の聞いているところによりますと、東海道新幹線では考えられなかったのでありますが、東海道新幹線の営業を開始して、その経験に照らして、山陽新幹線では、全路線ということではないようでありますが、市街地では、両サイドにそれぞれ四メートルの側道をとる。そうでないところは、北側に四メートルの側道をとる。その目的は、一つには、新幹線それ自体を建設する工事用の道路に使う。第二には、完成後の騒音・震動対策という立場からこの側道が考えられておるというように聞いておる……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○福岡委員 私は、原子力船基地の問題について若干お尋ねいたします。  原子力船基地の問題につきましては、現在青森県のむつ市に定係港が二十数億円の経費を費やして建設中であることは、承知いたしておるところであります。しかし先日、読売新聞、毎日新聞及び日刊工業の各新聞に次のような記事が出たわけであります。ここへコピーしたものを持ってきておるのでありますが、つまり広島県の御調郡向東町に加島という島があるわけです。瀬戸内海であります。そこに常石造船が原子力船の基地を建設するという報道であります。これは二月十日の新聞であります。若干その経緯は承知はいたしておるのでありますが、長官のほうで、科学技術庁のほう……

第61回国会 建設委員会 第3号(1969/02/19、31期、日本社会党)

○福岡委員 先般の建設大臣の所信表明に対しまして質疑をしたいと思うのですが、まず初めに本州と四国の架橋についてお伺いしたいと思います。  先般、たしか予算委員会で、建設大臣は、経済調査その他の作業を終わって、おおよそ七月ごろにはルート決定ができるであろう、こういう意味の答弁をされておるのでありますが、どういう手順をいまから経られるであろうか、たとえば特別の審議会か、そういうようなものを設置されるのか、あるいはまた、各省間の協議だけでやられようとしておるのか、その手順についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 要約いたしますと、大体四月段階で建設省としての経済調査が終わるので、それを基礎……

第61回国会 建設委員会 第8号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○福岡委員 住宅五カ年計画についてまず初めにお伺いしたいのですが、御承知のように、昭和四十四年度は五カ年計画の第四年目に当たるわけであります。政府が今回国会に出しておられる事業計画がそのまま実施されたといたしましても、いわゆる公的資金によるものは、その達成率からいいますと七一%程度でしかないわけです。この調子でまいりますと、残されました一年で約束が果たされるかどうかということは非常に疑問視されるわけでありますが、どのように考えられておるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまの大臣の話を聞きますと、民間自力によるものを含めて八一になる。いま私のお尋ねしておるのは、政府が公約をしました……

第61回国会 建設委員会 第17号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○福岡委員 まず初めに、今回提案されました都市再開発法の立法の意義とでもいいましょうか、そういう問題についてお伺いをしたいのでありますが、国土総合開発計画というものが審議会において先般答申されておるはずであります。これは現在どういう段階にあるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、国土の総合開発計画というものが固まってきた上で、たとえば都市再開発あるいはその他の国土開発というものが一つの方針に基づいて行なわれることが理想的であろうと思う。そういう意味からいえば、今回提案されている都市再開発法というものは、もう少し時期的にも内容的にも検討してみる必要があるんじゃないかと思……

第61回国会 建設委員会 第24号(1969/06/11、31期、日本社会党)

○福岡委員 先般建設大臣が提案理由の説明をされたわけでありますが、その中で、改正の理由といたしまして、「法制定以来二十年近くを経過し、その間の社会情勢の変化、建築技術の進歩等により実情に沿わない点も生じてまいりましたので、次のような」云々と、こうおっしゃっておるのでありますが、具体的にこれらの内容につきまして御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 ただいま局長の御説明は、一般論として私どもも承知しておるところであります。また、そういう角度からは法の改正の必要性を認めるわけであります。しかし、問題として指摘したいと思いますのは、今日までの建設行政の責任の問題があります。確かに過密問題もあらわ……

第61回国会 建設委員会 第30号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○福岡委員 関連して。ただいま井上委員のほうから建築主事の問題並びに確認期限の問題について話があったのですが、具体的にどこでどういう例があるということをいまここで持ち合わせておりませんが、一週間以内に確認できない例は何回も聞くわけであります。長いのになりますと、一カ月をこえ二カ月近くになっても確認してもらえない、こういう例があるということだけは間違いないわけですね。今度この基準法を改正してきびしく取り締まっていこうということに向いておるわけですけれども、それならば、同様に国民の要求にもこたえる体制をしいておかなければいかぬと思うのです。  そこで、第一番目には、この前も私は質問をしたところなん……

第61回国会 建設委員会 第32号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○福岡委員 今度の改正要綱によりますと、「二以上の道路であって、交通上密接な関連を有すると認められる等一定の条件に該当する」と書いてあるのですが、具体的にはどういうような場合を考えられておるのか、お聞かせいただきたい。
【次の発言】 大体わかりましたが、統合する場合の料金ですね。これは、いまお話がありました、償還期限が異なっておる、たとえば、据え置き五年を含めて十五年償還というものが一般的な償還期限になっておるように思うのですが、片方のほうが十年すでに経過しておる、償還十年やっておる、片方は十五年まるまる残っておるというような場合、しかも料金がそれぞれ異なっておる場合、現行料金でいきますと、片……

第61回国会 災害対策特別委員会 第4号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○福岡委員 消防施設問題についてまずお伺いしたいと思うのですが、現在いわゆる消防施設がどのくらいあるかという点を聞きたいのですが、化学消防ポンプ自動車、それから普通の消防ポンプ自動車、こう大別いたしまして、基準に定められておるものに対して現在の施設はどれだけあるかということをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私が調べましたのも大体そのくらいでございますが、充当率が非常に低い。どういう計画を持っておられるのかお伺いしたいと思う。
【次の発言】 いま御説明のあったようなテンポでまいりますと、一〇〇%の充当率になるのはいつごろになりますか。


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 建設委員会 第3号(1973/02/28、33期、日本社会党)

○福岡委員 昭和四十八年度の公共事業関係についてお尋ねをしたいのですが、昭和四十八年度が調整インフレ政策であるということは別といたしましても、特に公共事業関係を見ますと産業基盤強化が中心になっておりまして、いわゆる列島改造重点になっておると思うのであります。福祉関係が軽視をされておると考えるのでありますが、建設大臣の所見を伺いたいと思うのであります。  若干中身を申し上げてみますと、一般会計の伸び率は二四・六%でありますが、公共事業だけを見ますと三二・二%であります。一般会計の伸び率以上に公共事業は伸びておることは御承知のとおりであります。金額で二兆八千四百億余りになっておりまして、予算の構成……

第71回国会 建設委員会 第7号(1973/03/27、33期、日本社会党)

○福岡委員 住宅金融公庫法の一部改正の具体的な質問に入ります前に、住宅政策について二、三お伺いして明らかにしておきたいと思います。  いま住宅建設五カ年計画が立てられておるのですが、この改定を必要としているように私は考えます。つまり、現行の五カ年計画では九百五十万戸建設をするということになっておるわけであります。ところが先ほどの経済社会基本計画を見ましても、昭和四十五年の時点で九百万戸住宅不足である、こういうように述べております。四十五年以降の事情を考えてみますとさらにこれはふえておる。また今日以降、五年将来を見るかあるいは十年将来を見るかということで変わるのですが、まあ五カ年計画単位で見ます……

第71回国会 建設委員会 第8号(1973/03/28、33期、日本社会党)

○福岡委員 御承知のように、最近セメント、木材あるいは鉄材などの建築用資材が非常に品不足をいたしております。同時にまた価格のほうも異常に暴騰しておるわけです。非常に災害復旧あるいはその他の工事に支障を来たしておるわけであります。建設省としては実情をどのように把握をされまして、どういう対策を考えておられるか、全体的な問題についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 一応の説明があったのですが、いま官房長が説明されておるようななまやさしい事情じゃないですね。もう少し具体的に聞きたいのですが、たとえばセメントに例をとってみますと、おっしゃったように中国あるいは中部地方の災害復旧は非常な立ち……

第71回国会 建設委員会 第11号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○福岡委員 ただいま議題になっております道路整備緊急措置法の一部を改正する法律案について質問をするわけでありますが、まず冒頭に苦言を呈さざるを得ないのを非常に残念に思います。いま考えられております道路整備第七次五カ年計画もそうでありますが、一般の道路行政につきましても、どうも産業基盤優先でありまして、国民福祉つまり生活関連道路が非常に軽視されておる。そういう考え方に対しまして、申し上げましたように、はなはだ遺憾なんでありますが、建設省に対して苦言を呈さざるを得ません。このことに関しまして渡辺惣蔵委員から関連質問をしたいと申し出がありますので、許していただきたいと思います。

第71回国会 建設委員会 第12号(1973/04/17、33期、日本社会党)

○福岡委員 前回の四月十三日の委員会で、道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案、つまり第七次道路整備五カ年計画の背景になっております経済社会基本計画が、将来の見通しにおいて非常に不安定要素が多い。したがって、従来の道路整備五カ年計画が二年半ないし三年で改定されておるというのと同じ轍を繰り返すのではないかということを、産業計画懇談会の提言であります「産業構造の改革」などを対置させながら指摘をしてまいりました、いま一つは、この経済社会基本計画が依然として生産第一主義の今日までの政策の延長線上にある、それは不当であるということも指摘してまいったのでありますが、そのことはいずれまた国土総合開発法な……

第71回国会 建設委員会 第13号(1973/04/19、33期、日本社会党)

○福岡委員 道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案に対する修正案の提案の説明をいたします。  私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提案の理由及び要旨について御説明申し上げます。  申すまでもなく、道路は、国民生活に欠くことのできない基礎であります。しかしながら、道路が産業基盤、高度経済成長のための手段として採用され、自動車道路、産業幹線道路に偏狭したため、市町村道路等の、いわゆる生活道路整備の施策が非常に立ちおくれ、このため交通混雑の激化、交通事故の多発を招いております。  今日、わが国の経済情勢……

第71回国会 建設委員会 第14号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○福岡委員 去る四月一日に本年一月一日現在の地価公示価格が発表されました。それによりますと、前年対比で三〇・九%の値上がりになっておる。昨年の場合は一二・四%、一昨年の場合は一六・五%だったわけですが、それに比べればもう地価が上昇したというよりも暴騰したという以外の何ものでもないと思うのですが、建設大臣の所見をお伺いしたいと思います。地価の高騰の原因は一体何か、それから地価公示制度の存在意義はあると思っておられるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 地価が暴騰しておるというのは、いま大臣もお認めになりましたように、超金融緩和政策あるいはまた過剰流動性の問題、さらに日本列島改造論に伴う商社……

第71回国会 建設委員会 第17号(1973/05/30、33期、日本社会党)

○福岡委員 私は、日本社会党を代表しまして、地価公示法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由の説明を行ないたいと思います。  御承知のとおり、地価公示法は昭和四十四年六月に制定されたものでありますが、その目的とするところは、正常な地価を公示することにより、一般の土地の取引価格に対して指標を与えるとともに、公共用地取得の補償金の額の算定等に資し、もって適正な地価の形成に寄与することとしておるのであります。  その後今日まで四年間、地価公示制度が実施されてまいりましたが、適正な地価の形成はもちろん、その方向すらも見出されないばかりか、地価は高騰に高騰を続けており、地価公示制度が有効に機能を……

第71回国会 建設委員会 第18号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○福岡委員 住宅問題について若干の御質問をするわけですが、その前に苦言を呈しておきたいと思う。  その一つは、先般の質問でも申し上げたことなんですが、当委員会におきまして住宅政策全般について審議をしたわけであります。少なくとも昭和四十八年度は、審議をしたああいう経過に基づいて住宅政策が遂行されるというように私どもは認識をしておりました。その後突如として、幾ら総理大臣とはいえ、当委員会等の審議とは別の方向の問題提起をする、それを所管大臣に指示をする、そういう政治の姿勢のあり方について残念でたまらない。将来のこともありますので苦言を呈したいと思うのであります。  それから第二の問題は、総理が当委員……

第71回国会 建設委員会 第20号(1973/06/15、33期、日本社会党)

○福岡委員 現在まで公有水面の埋め立てがどれだけあるのかと思って建設省と運輸省のほうに尋ねてみましたら、合計しますと十一万ヘクタール余りあるわけです。これはたいへんなことなんですが、その中身についてはあとで触れたいと思うのです。ここでお尋ねしたいと思いますのは、この十一万ヘクタール余りの公有水面の埋め立てが、正規の手続をとらないで、つまり免許を受けないで不法に埋め立てをしてそれがあとで追認をされておる、つまり公有水面の埋め立て行政というものが非常にずさんになっておりはしないかということをお尋ねしたいのであります。  これは相当前でありますが、新聞にも出ましたので、具体的な例を申し上げてみたいと……

第71回国会 建設委員会 第22号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○福岡委員 先日、具体的な常石造船の問題を取り上げまして御質問したのですが、当日具体的な資料がないために建設省も大蔵省も答弁できなかった問題があるのですが、まずそれを聞かしていただきたいと思います。  その一つは、正規に免許を受けて埋め立てたとするならばどれだけの経費がかかったであろうか今回不法埋め立てをしておる経費はどれだけであるか、運輸省のほうからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そんなことを聞いていないじゃないか。この前私が質問して答弁できなかったのは、三万八千八百五十八平米の不法埋め立てをした経費は幾らか、あるいは免許を受けてやったとすればどれだけかかっておるか、それに対する公租……

第71回国会 建設委員会 第23号(1973/06/27、33期、日本社会党)

○福岡委員 私は、ただいま議題となりました公有水面埋立法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党を代表しまして、提案の理由及び修正案の内容について御説明申し上げます。  公有水面埋め立てが、今日まで高度経済成長政策の手段として採用され、大企業優先、生産第一主義の埋め立て、利用が進められてまいりました。  その結果、自然環境を著しく破壊し、国民生活を大きく圧迫し、社会問題となっていることは御承知のとおりであります。したがって、今日重要なことは、埋め立て制度全般にわたって、今日までの経過を総点検し、抜本的な方針を確立することであります。  ……

第71回国会 建設委員会 第25号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○福岡委員 いま議題になっております三つの法案は田中内閣の日本列島改造論の実施法であると指摘されておるのでありますが、そういう立場に立ちますとどうしても日本列島改造論について若干の言及をせざるを得ないわけであります。私は、この日本列島改造論に対しまして基本的な幾つかの問題についてまず見解を明らかにしまして、長官以下関係の向きの答弁をいただきたいと思うのであります。  その第一は、昨年の田中内閣登場のときに日本列島改造論が大きなキャッチフレーズになっておったのでありますが、日がたつに従いましてそれが幻想であったということが明らかになりつつあるのであります。私をして言わしむれば、この日本列島改造論……

第71回国会 建設委員会 第33号(1973/09/12、33期、日本社会党)

○福岡委員 一般論につきましてはすでに同僚委員が質疑をしておりますので、私は具体的な事例について若干の質問をさしていただきたいと思います。  建設省は広島県に灰塚ダムを計画されまして、予備調査をおおむね終了し、昭和四十九年度から実施調査に入ろうとされておりますが、このダムの目的、規模などについて御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 水没する耕地面積、山林あるいは公共施設、そういうものもあると思うのですが、概略でけっこうですからつけ加えて御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 実施調査は四十九年度から始められるのですが、基本計画が決定されるのは大体いつごろになる見通しでしょ……

第71回国会 建設委員会 第34号(1973/09/19、33期、日本社会党)

○福岡委員 先ほど同僚議員であるる村田敬次郎君から、巨大都市問題、特に遷都論の話が出たのですが、観点は若干違うにいたしましても、遷都論につきましては具体的に取り組むべき段階に来ておると思いますので、時間がありませんので答弁は要りませんが、具体的に調査委員会なりあるいは対策委員会を設置して取り組むべきだと思うのであります。答弁は要らぬと言ったのですが、首都閥整備の責任者である建設大臣あるいは国土総合開発を進められております経済企画庁の見解を簡単に承りたいと思います。
【次の発言】 ぜひ積極的な推進をお願いしまして、次の質問に移りたいと思います。  下水道整備について御質問をしたいのですが、建設省……

第71回国会 災害対策特別委員会 第2号(1973/02/22、33期、日本社会党)

○福岡委員 農林省のほうにお尋ねしたいのですが、昨年の七月の水害で被災をした水田が、広島県で五百七十五ヘクタールあります。このうち、今年度内に復旧ができる見込みのものが四百六十ヘクタールであります。したがって、百十五ヘクタールがことしの田植えができないのではないか、こういわれておるわけであります。さらに、このほかに井せきあるいはため池、水路などの復旧ができないために田植えができない、そういうものも相当あるようでありますから、これらを合計しますと、相当の面積の田植えができないということになるのでありますが、農林省は、昨年の水害関係でことし田植えができない全国的な面積といいますか、そういう実情をど……

第71回国会 災害対策特別委員会 第6号(1973/06/14、33期、日本社会党)

○福岡委員 参考人の皆さん、御苦労さんでございました。  まず、高橋先生、金丸先生に御見解を聞かしていただきたい思います。  最近、洪水ごとに、ダムの設置者あるいは監督官庁と地域住民の間にいろいろとトラブル、紛争があるのでありますが、その根本的な原因というものを立法府の私どももそれぞれ検討しておるのでございますが、幾つかあると思いますけれども、学者の立場として、どういうところに中心的な問題があるのであろうかということの御見解を聞かしていただきたいと思うのであります。たとえば、法制上の不備であるということも一つあると思いますし、あるいはダムそのものの構造上に問題があるのじゃないかということもある……

第71回国会 災害対策特別委員会 第10号(1973/08/30、33期、日本社会党)

○福岡委員 午前中にも各委員から問題を指摘されたんですが、ことし異常な渇水によりまして干害が発生しておるわけであります。特に中国地方、西日本一帯の干害が、現地を見たりしまして、非常に深刻な状態になっておるのであります。  そこで、要点だけを質問して議事進行に協力をしたいと思うのですが、午前の質疑の中で、現在、財政当局と農林省が応急対策について折衝中である、こういう御答弁があったように聞いたんですけれども、この財政当局と農林省の応急対策についての結論はいつごろまでに出される予定といいますか、見込みといいますか、結論の出る時期をお伺いしたいと思います。

第72回国会 建設委員会 第3号(1973/12/19、33期、日本社会党)

○福岡委員 先日、建設大臣から就任のごあいさつをいただいたのでありますが、その前に予算委員会で憲法六十六条第二項をめぐりまして議論がなされました。まだ予算委員会として結論が出たわけではないわけであります。当委員会といたしましても、その問題を避けて通ることはできないと思いまして、実は建設大臣のごあいさつをいただく前に政府の見解をただしたいと思っておったんですが、総理の入院というようなこともありまして、とりあえずあいさつだけということで、まあ不本意ながら順序が逆転をしたんですが、建設大臣のごあいさつを受けた次第であります。もとより新建設大臣に対しまして個人的にあれこれという気持ちは毛頭ないのであり……

第72回国会 建設委員会 第7号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○福岡委員 建設行政の基本につきまして質問したいと思うのですが、まず初めに総需要抑制関係についてお伺いをしたいと思うのです。  四十九年度の建設省関係の総事業費は昨年より約一〇%、告示ベースにいたしますと大体四十八年度と横ばいということになっておるのでありますが、問題は四十八年度事業の繰り越し、繰り延べがどれだけあるか。相当あるというように聞いておるのですが、建設省としては、どのくらい繰り越し、繰り延べがあるのか、どういう掌握をされておりますのか、それをまずお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 一〇%以上になるということなんですが、私どもが各地の事情を聞いてみますと、おおむね二〇%前後にな……

第72回国会 建設委員会 第14号(1974/04/12、33期、日本社会党)

○福岡委員 ちょっと関連。いまの点なんですが、八日の連合審査会に私も出ておりました。いま大臣から御説明がありましたが、実情は少し違うように思うのです。建設大臣は、政府としてではなく私個人として答えた、こうおっしゃるのでありますが、当日は宅地並み課税は現行よりも拡大するべきでないということを明確におっしゃったですね。ですから、今後閣内においてそういう努力を続けたいと思うとおっしゃるならわかりますよ。しかしいまのところはそうでない。御答弁はそういうことになっていないわけですね。八日におっしゃった発言の内容ときょうの答弁の内容はどうも食い違っておる。五十年に見直しをするというようなことは当日はおっし……

第72回国会 建設委員会 第15号(1974/05/08、33期、日本社会党)

○福岡委員 ただいま共産党の浦井委員から、野党四党に基づいて今日提案をいたしました国土利用計画法に対しましていろいろ御批判がありました。同時にまた共産党の案についても説明がありました。この際私は、共産党の浦井委員が、私ども四党が提案をしました法案につきまして、相当大きな誤解をされておる点がありますので、これを明らかにさしていただきますと同時に、共産党が末尾参照で先ほど提出されました草案につきましても、若干の疑義を持っておりますので、その点を明らかにしておきたいと思うのであります。  その前に、今日までに至りました経過を少し明らかにしておきたいと思うのであります。  御承知のように国土総合開発法……

第72回国会 建設委員会 第17号(1974/05/15、33期、日本社会党)

○福岡委員 ただいま議題になりました日本道路公団法の一部を改正する法律案の中身につきましては、一つは事業内容の変更、ターミナルあるいは貨物保管施設をやれるようにすること。第二番目には、第三セクター、これは公団が出資することができるようにする。三番目は監事の権限強化など一四番目に余裕金の運用。こういうような四つの内容になっておると思うのでありますが、これらの改正は必要であるというように私ども認識をいたしておりますが、以下若干の問題点について質問したいと思います。  まず第一にお伺いしたいと思いますのは、総合交通体系についてであります。建設省は四十六年九月に総合交通政策を出しておられるのであります……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1974/05/09、33期、日本社会党)

○福岡委員 私は、土壌安定剤、別名土壌硬化剤あるいは凝固剤とも呼ばれておるのでありますが、最近相当多くの被害が出ておることなどが報道されておりますし、具体的な事実に基づいて、この土壌安定剤の有害性あるいは今後の対策などについて、ただしていきたいと思うのであります。  まず初めに、実態を明らかにしていただきたいと思うのでありますが、通産省にお伺いいたします。三つお伺いします。  一つは、土壌硬化剤は現在何種類ぐらいあって、それから年間の生産量はどのくらいに及んでおるのか。それから三つ目には、製造にあたって、有害あるいは有毒性などについて、特に行政指導あるいは行政の基準などを定めておるかどうか。も……

第73回国会 決算委員会 第6号(1974/12/05、33期、日本社会党)

○福岡委員 まず、建設大臣の所感をお伺いしたいんですが、田中総理はいわゆる金脈問題で責任をとってやめられたわけであります。しかし、やめれば問題はすべて解決をしたということでもないと思います。やはり解明されるべきは解明されまして、政治姿勢を正していくというのが本来の歩むべき道筋だと思うわけでありますが、田中内閣の閣僚の一人として、また個人的にも田中総理のブレーンとしてやってこられました小沢建設大臣のお考えを冒頭にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その解明の問題なんでございますが、田中総理は、かつて、この問題は臨時国会で解明をしたいという発言をされたことがございます。また、今度新たに総裁にな……

第73回国会 建設委員会 第3号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○福岡委員 総需要抑制の諸問題についてお伺いしたいのですが、先般、新聞の報道によりますと、四十九年度の公共事業八%、福祉関係が四%繰り延べるようにきめられたということなんですが、建設省関係で言いますと、その内容が一体どういうようになっているのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 時間がありませんのでこまかい議論はさておくといたしまして、大体いま官房長の御説明で了解できるのでありますが、さらに今後検討いただきまして、災害関連あるいは生活関連の公共事業などにつきましては遺憾のないように措置をしていただきたいという要望を申し上げておきたいと思います。  それから二つ目に、これも総需要抑制……

第73回国会 建設委員会 第6号(1974/11/28、33期、日本社会党)

○福岡委員 田中総理は、一昨日、いわゆる金脈問題の責任をとって辞任をされたわけでありますが、やめれば問題が解決をするということではないと思うのであります。 やはり問題を解明いたしまして疑惑を晴らさなければなりませんし、政治道徳を確立をすることもまた私どもの任務であろうと思います。そういう立場から若干の質問をしたいのですが、時間の関係で要点をしぼりまして、残余は同僚議員がまた後ほど取り上げることと思います。  最初にお伺いしたいと思いますのは、いわゆる幽霊会社といわれておるものの実態についてであります。新星企業は料亭の松ケ枝を買収した会社でありますが、これは三十六年の八月十六日に資本金六億円で設……

第75回国会 建設委員会 第7号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○福岡委員 宅地開発公団法案の質疑に入るわけですが、質疑の参考にしたい点もありますので、先般建設省が治水、利水の関係から調査されました群馬県の沼田ダムについてお伺いをしたいと思うのですが、調査されました結果、今後どういう方針でおられるのか、これをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そこで宅開公団法の質問に入るわけでありますが、具体的な法案の内容につきましては、後ほどの同僚議員の質疑にゆだねることにいたしまして、私は、住宅政策の前提となる諸問題あるいは住宅政策の基本となる諸問題などを中心に質疑をさせていただきたいと思うのであります。  第一期住宅建設五ヵ年計画は昭和四十一年から昭和四十五年ま……

第75回国会 建設委員会 第12号(1975/04/18、33期、日本社会党)

○福岡委員 社会党を代表しまして、反対の意見を述べたいと思います。  私どもは、法案の審議を通じまして、住宅政策を推進するに当たって、特に宅開公団を設けなくても、現在の日本住宅公団の整備強化によって推進できるということを強く主張してまいりました。今日まで住宅が建たなかった大きな理由は、関連公共施設あるいは水あるいはじんあい、屎尿処理など、地方財政を大きく圧迫をしたところに、地方自治体の団地拒絶の反応が出てきたわけであります。この宅開公団法の中におきましてこれらの問題についての対策がある程度講じられようとしている点は認めますが、何も宅開公団を新たにここで設けてやらなければできないというものではな……

第75回国会 建設委員会 第13号(1975/05/07、33期、日本社会党)

○福岡委員 大都市地域における住宅地等の供給の促進に関する特別措置法案並びに都市再開発法の一部改正についての並行審議ということでございますが、まず大都市地域における住宅地等の供給の促進に関する特別措置法案について御質問を申し上げたいと思います。  この法案の第一条には、「大量の住宅地の供給と良好な住宅街区の整備とを図り、もって大都市地域の秩序ある発展に寄与することを目的とする。」と書いてあります。この法案では、土地区画整理事業に特例を設けた特定土地区画整理事業と、土地区画整理事業の手法に準じた住宅街区整備事業の二つの制度が創設されておるわけでありますが、そこでお伺いしたいと思いますのは、一体こ……

第75回国会 建設委員会 第19号(1975/06/13、33期、日本社会党)

○福岡委員 なるべく重複を避けたいと思いますが、再確認の意味もありまして、若干重複することを許していただきたいと思います。  質疑に入る前にちょっと苦言を呈したいのですが、きょう採決をやる予定になっておるのにお見かけのとおりの状態で、どうも質疑にも力が入らぬのですが、冒頭に苦言を呈しておきたいと思います。
【次の発言】 まず建設大臣にお伺いしたいのですが、下水道事業は、御承知のように第三次五カ年計画がこの五十年度で終わるわけでありまして、来年度から第四次五カ年計画が策定されると思うのですが、特に最近、御指摘がありましたように、公害防止でありますとか水質環境保全、そういう面から下水道事業は非常に……

第75回国会 建設委員会 第22号(1975/06/27、33期、日本社会党)

○福岡委員 私は先ほど井上委員が質問しましたが、本四架橋にしぼって質問をしたいと思います。  まず最初にお伺いしたいと思いますのは、先ほど仮谷建設大臣が三ルート同時着工は事実上不可能になった、こういう御指摘をされたのですが、その理由はどういうことなのか、要点だけで結構ですから。
【次の発言】 同時着工ができない理由は、社会的、経済的情勢の変化というか、そういうように説明されたのですが、それでは具体的にお伺いするのですが、もしいまのようなことになるとすれば、四十八年十月二十六日に三ルートについて工事実施計画の認可がされておるわけであります。この認可は一体どういうように取り扱われるのですか。たとえ……

第76回国会 建設委員会 第2号(1975/11/19、33期、日本社会党)

○福岡委員 ただいまから審査に入ります道路整備費の財源の特例等に関する法律案でございますが、これは趣旨説明にもありますように、道路整備緊急措置法によって、本来五十一年度の財源となるべき五百三十四億円を五十年度の道路財源に繰り入れようとするものであります。この五十年度に繰り入れようとする事情はわからないわけでもないのですが、便法的にこういう措置をするということは原則的にいいことではない。 特に財政事情を考えてみましたときに、これに反対するというようなことは結果としてはできないと思うのですが、政府として、経済見通しあるいは財政運営の失敗というか、そういうものがこういうやりくりをしなければならなくな……

第76回国会 建設委員会 第4号(1975/12/05、33期、日本社会党)

○福岡委員 もう村田さんと服部さんの御質問で要点は皆出ておるのですが、やはり一番心配しております点は竪穴封鎖論、星野先生の御意見、私どもごもっともだと思うのですが、パニック状態を一番心配しておるわけであります。で、とびらを少し広げるとか、別の階段を利用するように水平避難をしたらどうかというような点は一般論としてはわかるのですが、その対策を実は心配しておるといいますか、苦慮しておるわけでございます。  それともう一つは、やはりこの関係者の皆さんからいろいろお話を聞きますと、遡及適用に一番問題があるのではないか。それで、スプリンクラーを十分設備しておけばまあいいのじゃないかという意見が特に百貨店協……

第76回国会 建設委員会 第6号(1975/12/12、33期、日本社会党)

○福岡委員 本四架橋問題についてちょっとお伺いしたいのです。  先般、井上委員の方からの指摘で、社会党の申し入れに対しまして何らかの政府としての回答をするというお話がございまして、その後事務レベルで一応政府の考えておられる内容の説明を聞きました。幾つかの問題点があるわけでありますが、限られた時間で全部本日ここで質問するということも不可能だと思いますから、要点だけ二、三大臣の方から見解を示していただきたいと思うのです。  先日、事務レベルの説明を聞きました限りでは、なお判然としていない点が幾つかあるわけです。たとえば一ルートの決定は三全総の検討の中で行うという表現が使ってあるわけでありますが、そ……

第77回国会 建設委員会 第2号(1976/03/03、33期、日本社会党)

○福岡委員 まず不況対策についてお伺いしたいのですが、五十年度の予算で第四次景気対策が昨年末とられたわけですが、最近、聞くところによりますと、地方財政が非常に逼迫をいたしまして、この不況対策として組まれた予算執行が必ずしも順調にいっていないのではないか。年度末も間近でありますが、一〇〇%の実施は非常にむずかしいという話も聞くわけであります。現状どうなっておるのか、見通しはどうなのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 建設大臣のお話のような方向になればいいのでありますが、どうも地方に帰っていろいろ聞いてみますと、地方財政が苦しいのでそう簡単にはいかぬという話を聞きますので、あとわずかしか……

第77回国会 建設委員会 第6号(1976/05/10、33期、日本社会党)

○福岡委員 ただいま同僚議員の中村君の方からいろいろ御質疑をしたわけでありますが、若干それに関連させながら質問をさせていただきたいと思います。  まず総論的に言いまして、建設省の下水道事業に対する姿勢が非常に弱いということを遺憾に思うわけであります。さっき竹下建設大臣は、いろいろ努力をした、結果的に二・八八倍になった、その伸び率で評価してくれぬかというお話であります。近く三全総が策定をされるわけでありますが、三全総が策定されましても恐らく七兆五千億円の規模は変わらぬのじゃないか、こういうお話なんであります。確かに二・八八倍という伸び率は低い伸び率だとは私ども思いませんが、しかし十一兆要求されま……

第77回国会 建設委員会 第7号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○福岡委員 先ほど来、財投金利に連動する七・五%の新しい制度が新設されることにつきましていろいろ議論されたところでありますが、建設行政のベテランである唐沢さんが政務次官になって大蔵省に行かれて、よもやこんなものが出てくるとは思いませんでしたが、非常に残念な気持ちがいたします。なぜわれわれが七・五%財投金利に連動する新しい貸付制度に反対するかというのは、また後日討論の中でその見解を明らかにしたいと思うのですが、ここでは若干の質問だけしておきたいと思います。  二十一万四千戸のうち一万戸――その内訳が八千戸と二千戸に分かれておるわけでありますが、一万戸とされました根拠が何かあるのかどうか、大蔵省の……

第77回国会 建設委員会 第8号(1976/05/14、33期、日本社会党)

○福岡委員 私は、都市公園をどんどん整備してもらいたいという立場から若干の質問をしたいと思うのです。  都市公園事業の補助対象が非常に少ない、こう思うのであります。並びに事業費の補助率も相当引き上げられてはおりますがまだまだ低いと思うのですけれども、第二次五カ年計画の中で、補助対象なり事業費の補助率なりそういうものの引き上げについてどういうお考えを持っておられるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 補助対象事業の方でこの特殊公園というのは一%ですね。地方単独事業はしたがって九九%になっているわけですね。これはもう、一%といえばほとんど対象になっていないと言ってもいいぐらいだと思うのですが……

第77回国会 建設委員会 第10号(1976/05/21、33期、日本社会党)

○福岡委員 ただいま二つの修正案が提案されたわけでありますが、日照問題につきましては、これは私ども全面的に賛成でございます。防災避難設備の関係の修正案については、若干意見があるわけであります。  そこで、防災避難設備関係について御質問するのでありますが、遡及適用を全部除外するということになりますと、大洋デパートなどの火災で教えられておりますように、どうも問題が残るのではないか。いろいろ委員会で審議をしました過程で議論も出たところでありますが、確かに技術的に若干問題があるという点も理解できないわけではございません。しかしまた一面、やろうとすればできる技術的な方法もあるように承知するわけであります……

第78回国会 建設委員会 第2号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○福岡委員 建設行政並びに国土庁の行政について質問をするのでありますが、その前に、建設大臣も国土庁長官も新任で、この間ごあいさつをいただいたわけでありますが、建設大臣の政局に対するお考えをまずただしてみたいと思うのです。  いずれにしましても、私どもの任期は十二月九日までしかないわけで、やがて総選挙を迎えるわけでありますが、そうしますと大臣の任期も非常に限られた任期になるのではないか。先日のごあいさつでは、一般論でございまして、具体的なお考えなどを承ることができませんでしたが、当面の政局についてどういう御見解を持っておられるか、あるいはまた新任建設大臣としてこの政局に臨む基本的な考え方といいま……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 建設委員会 第2号(1977/03/02、34期、日本社会党)

○福岡委員 まず、不況対策について要望したいのでありますが、不況対策の全般論につきましては予算委員会で十分、議論されておりますから、ここでは建設業の倒産実績に対して今後の対策を考えていただきたいという意味で要望するわけでありますが、昨年一月から十二月までの一年間の建設業の倒産実績を見ますと、帝国興信所の調べで四千二百八十二件の倒産件数が出ておるわけであります。その内訳を見ますと圧倒的に中小零細業者が多いわけであります。個人の倒産件数が八百十五件。法人で資本金百万円未満が二百四十四件、百万円から一千万円までが二千八百十七件で最も多いわけであります。一千万円から五千万円までが三百九十五件、五千万円……

第80回国会 建設委員会 第3号(1977/03/04、34期、日本社会党)

○福岡委員 建設大臣にお伺いしたいのですが、先ほど吉原委員の質問の中で、本四架橋の一ルートの着工問題について、三全総、秋ごろに策定される新しい全国総合開発計画の中で処理をするべきではないか、こういう御質問に対しまして大臣は、地元関係者の強い要望もこれあり、それまでに何らかの措置をせざるを得まい、こういう答弁をされたのです。ということは、新全総が策定される以前に一ルートの着工を考えておる、そういう意味なのかどうか、そこのところだけ御質問いたします。
【次の発言】 三全総の策定がおくれるのであればというお話なのですが、国土庁の方から答弁がありますように、この十月ごろをめどにやっておる、こういうわけ……

第80回国会 建設委員会 第4号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○福岡委員 ただいまの例の火災保険の関係ですが、ユーザーの負担をできるだけ少なくするという趣旨でという、これは私ども同感でございます。ところが金融公庫でやっておられる火災保険以外に、まだ安いのがある。たしか十万円で掛金が年間百円。二百口までありますから二千万円まで、できると思うのですが、これは、たしか生協法に基づく労働者生活協同組合がやっておる火災共済があるわけです。これは市中のどれよりも安いのです。いま二十社と言われましたが、それは恐らく入っていないと思うのです。検討してみて、もし一般の保険会社よりも有利であるときは、これと契約を結ぶ考えがありますか。

第80回国会 建設委員会 第5号(1977/03/16、34期、日本社会党)

○福岡委員 ただいま審議中の治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案につきましては特段の意見はございませんし、賛成なんであります。ただ事業計画の策定が閣議にゆだねられている。したがって、その事業計画について、われわれの発言する機会が余りない。また、策定をされました事業計画を遂行する過程に考えられる諸問題が幾つかあるわけであります。そういう問題について若干ただしておきたいと思うのであります。  一つは、現在は第四次五カ年計画の過程にあるわけですけれども、過去の進捗率を見ますと、第一次は規模が小さかったという点もあったのでしょうが、二一二・三%の進捗率になっておるわけです。第二次は五六・四%、第三……

第80回国会 建設委員会 第6号(1977/04/08、34期、日本社会党)

○福岡委員 既存建築物の避難設備問題について、ただいま委員長から理事懇の経過が報告されたわけでありますが、建設省の考え方を少し、ただしておきたいと思います。  きのう、ある新聞に、大臣お読みになったかどうか知りませんが「ビル防災法案成立断念」という見出しで記事が載っておるわけであります。この記事の内容は、全部は読みませんが一つのポイントは、六日の理事懇で話を打ち切った、こう書いてある。これは、いま報告の事実に照らして見ると記事が間違いであるということははっきりするのですが、問題は、ちょっと読んで見ますと「今国会は見送られることが、六日、確定的になった。同日の衆院建設委理事懇談会で、避難施設の整……

第80回国会 建設委員会 第7号(1977/04/13、34期、日本社会党)【議会役職】

○福岡委員長代理 瀬崎博義君。

第80回国会 建設委員会 第11号(1977/05/25、34期、日本社会党)

○福岡委員 中小建設業振興に関する小委員会における現在までの調査の経過について御報告申し上げます。  御承知のとおり、本小委員会は、本国会において設置されたのであります。  小委員会は、調査案件として、中小建設業の振興対策及び公共工事の前払金保証事業の改善の二項目といたしたのであります。すなわち、昭和四十八年以来の経済不況の中で、特に中小建設業におきましては、受注不振等の原因による経営の悪化、倒産件数等が依然高い状況にありますので、中小建設業の受注の確保、重層下請の是正及び助成の強化等について検討・調査することとしたのであります。また、建設業に対する金融と密接な関係にある公共工事の前払金保証事……

第82回国会 建設委員会 第6号(1977/11/18、34期、日本社会党)

○福岡委員 建設大臣にお伺いしたいと思うのですが、ここ数日来、先ほど瓦さんのお話にもありましたように、新聞紙上をにぎわしているいわゆる会計検査院の接待問題についてであります。  事実関係につきましては大筋においてお認めになっておるようでありますし、時間の関係もありますのでここでは質問を省略しますが、今回の問題は非常に残念な出来事であると言わざるを得ないと思うのであります。大臣としては一体今回の問題をどのように受けとめておられるのか、お伺いしたいのであります。  続けて質問があります。第二のお尋ねしたい点は、常識を超えた接待をしておるのは、何か問題があるから検査に手かげんを加えてもらいたいためだ……

第84回国会 建設委員会 第5号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○福岡委員 永大産業の問題についてお伺いしたいのですが、これは本来ならば裁判所の所管事項でありますから、裁判所に要望したい点でございますが、裁判所からの出席をいただくことができませんので、建設大臣を通じまして善処方を要望するという意味で、ひとつお考えなりをお尋ねをしたいと思うのであります。  実は、一昨日、永大本社に行ってまいりました。それで、保全管理人の入江弁護士、川上社長など関係者とお会いいたしましていろいろ事情をお伺いしてきたのでありますが、一つの問題は、裁判所におきまして更生開始の決定がいつごろなされるであろうかということが関係者の深い関心事でございました。われわれが考えてみましても、……

第84回国会 内閣委員会 第15号(1978/04/25、34期、日本社会党)

○福岡委員 私は、国土審議会関係について質問したいのですが、御承知のように三全総が出されまして、いま具体的に地方計画を検討しておる段階でございます。そういうときに、提案されておりますように、各地方のこの審議会を統合するというのは適当でないという気持ちがするわけであります。むしろこの各地方の審議会の強化を図りまして、早く各地方の計画を三全総に従ってまとめ上げるということが必要であると思いますのに、そういう時期に統合するというのは適当でないと思いますが、その辺はどう考えられておるのでしょうか。
【次の発言】 一応の御配慮はわかりましたが、しかし各ブロックの審議会をあと一回や二回開いて、それで計画が……

第84回国会 予算委員会 第15号(1978/02/17、34期、日本社会党)

○福岡委員 環境庁長官、何か御予定があるようですから、その方から先にやらせていただきたいと思います。  御承知のように、瀬戸内海環境保全臨時措置法が本年十月で五年の期限が来るわけであります。後継法につきましてわれわれも勉強しておるところでありますが、環境庁といたしましてはどういう方針でおられるのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 わかりましたが、臨時国会を開けば別でありますけれども、この国会に出しませんと十月の期限切れに間に合わぬわけであります。いまおっしゃいましたような内容を含めて、この国会にぜひ提案をしていただきたい、こう思うのです。  なおその際に、政府提案になるまでに、われわ……

第87回国会 建設委員会 第4号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○福岡委員 ビル防災について、まず初めに質問したいと思います。  建設大臣の所信表明にビル防災の問題が述べられておるのでありますが、「技術的基準の検討及び対象建築物についての調査の結果」行政指導でやっていける見通しがついたので、そうしたい、こう述べられておるのですが、実は、この問題には経過がございまして、先日、同僚の中村議員からも質疑をしたところなんですが、衆参におきまして時の建設大臣が何回も、法案としてできるだけ早い機会に国会に提案をする、こういう言明なり約束をされておるわけであります。その約束事については何らここには書いていない。歴代の大臣がこういう約束をしたけれども、かくかくしかじかの理……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 運輸委員会 第1号(1980/10/14、36期、日本社会党)

○福岡委員 広島空港の問題についてちょっとお伺いしたいのですが、現在、広島空港が非常に手狭である、それから市街地に近いというようなことでいろいろ調査をされておるように聞くのですが、その調査の方向というものが、現在の空港を拡張するべきか、あるいは新空港を建設するべきか、そういう角度でいま調査されておるように聞くのでありますが、どういう状況になっておるか、ちょっと……。
【次の発言】 成果をお伺いできる段階であるとは思っていないのでありますが、調査をやられておる現在、いまお話がありました方針について少し問題があるように思うのであります。  といいますのは、昭和四十七年に、お話がありましたように、六……

第93回国会 運輸委員会 第2号(1980/10/15、36期、日本社会党)

○福岡委員 国鉄の再建法案の審議に入るに当たりまして、私ども社会党の立場を明らかにしておきたいと思うのでありますが、現在の国鉄が十兆円を超える長期負債あるいは六兆円を超える累積赤字、こういう国鉄の現状に対しまして重大な関心を持ちますと同時に、何とか再建の道を打ち立てたいという気持ちでいっぱいでございます。国鉄の再建を考える場合に、今日のような状態にどうしてなったのか、過去の反省といいましょうか、現在に至った経過を分析をする必要があろうと思うのであります。それをここで逐一論ずる時間がございませんが、端的に申し上げまして、国鉄が今日のような状態になりましたのは、政府並びに与党の自民党の交通政策がな……

第93回国会 運輸委員会 第4号(1980/10/21、36期、日本社会党)

○福岡委員 都市圏輸送の問題でいま井岡委員の方からいろいろ問題提起があったのですが、関連いたしまして、もう少し積極的な大都市圏の輸送対策というものを講じていただきたいという意味で例を挙げてお話をさせていただきたいと思うのです。  広島市が今度百万人を超えて政令都市になった。いま都市交通で一番困っておりますのが通勤輸送なんです。それで、建設省が街路事業計画を持っている。その分離帯の上に足を立てまして新交通システムでやっていこうというわけです。これは当面の急場しのぎとしては一つの方法だと思う。ところが、基本的にはやはり鉄道レール輸送というものがあるわけなんです。この間、広島鉄道管理局長の塩谷さんに……

第93回国会 運輸委員会 第5号(1980/10/22、36期、日本社会党)

○福岡委員 政務次官がお話しになったということはたくさんの人が聞いておるわけですからね。言ってないというようなことをおっしゃっておるのですが、小林君だけではなくて、大衆の面前でお話しなさっておるのですから、これは間違いない。さらに、これは事実を私がまだ確めたわけではありませんが、北海道の各地区でローカル線廃止反対の集会がある。そこへあなたのお名前で、ローカル線廃止反対のためにともに闘いましょうというような電報も行っておるというのですよ。さらに、政務次官のお話じゃありませんが、自民党の有力国会議員が随所において、この法案が通ってもローカル線は廃止させない、こういうことをおっしゃっている。名前は特……

第93回国会 運輸委員会 第8号(1980/10/31、36期、日本社会党)

○福岡委員 私は、日本社会党を代表し、政府提案の日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案及び加藤六月君外三名提案の修正案に反対し、わが党の久保三郎君提出の修正案に賛成の討論を行います。  政府案に反対する第一の理由は、累積赤字のたな上げ、構造的欠損の公的負担など、行財政上の措置については評価できるところでありますが、国鉄経営再建の基本となるべき国鉄の使命が明らかになっていない点についてであります。  なるほど、法案の背景となっている昨年十二月二十九日の閣議了解において、国鉄は、都市間輸送、大都市圏旅客輸送及び大量定型貨物輸送の分野を中心に経営の重点化を進めるとあります。  しかし、経営再建の目標年……

第94回国会 運輸委員会 第2号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○福岡議員 日本国有鉄道経営再建促進特別措置法の一部を改正する法律案の提案理由を、提案者を代表し、御説明申し上げます。  さきの第九十三臨時国会で成立した日本国有鉄道経営再建促進特別措置法は、審議の過程で多くの委員から指摘のありましたように、主要な部分を政令にゆだねてしまうなど、法の基本的性格そのものに重大な問題があります。  国民が主権者であることは当然のことでありますが、その主権者の生活に重大な影響を与える法律について、その具体的内容を法の執行責任者である政府にフリーハンドを持たせる法律上の規定を置いているのが現行法であるわけです。そして、それに対する国民の評価はきわめて厳しいものがありま……

第94回国会 運輸委員会 第5号(1981/03/27、36期、日本社会党)

○福岡委員 この法案は二月十七日に国会へ提出されたわけでありますが、この国会提出までの過程で幾つかの問題を含んでおるようにお見受けしておるわけであります。まず、その点について質問したいと思うのです。  昭和五十二年十二月二十三日の閣議におきましては、京浜、阪神両外貿埠頭公団を廃止して、それぞれ港湾管理者に移管することが決定されております。しかるに、今回の法案では、それぞれ四つの財団法人を設立して、そこへ移管をする、こういうことになっておるわけであります。この間の事情はどうかとお尋ねすれば、恐らくいわゆる港湾審議会の答申に基づいて法案を作成した、こうおっしゃると思うのであります。ところが、この港……

第94回国会 運輸委員会 第9号(1981/04/14、36期、日本社会党)

○福岡委員 ただいま問題になっております資料の関係ですが、十日の委員会で小林君から資料提出について委員長に要望したわけであります。委員長は、理事会で相談をしてという話でございました。ところが、きのうでしたかけさでしたか、委員部の方から、要求者の小林恒人君の方と運輸省の方の話し合いで了解がついたから、これはひとつ理事会の議題にせぬでもよろしいですか、こういう話があったわけです。それならば結構でしようという返事をしておったのですが、ここへ来て小林君に聞いてみますと、そういう話は一切しておらぬ、こういうわけであります。依然として資料が欲しいという要求をしている。それから、役所の方へ聞きますと、どうも……

第94回国会 運輸委員会 第10号(1981/04/17、36期、日本社会党)

○福岡委員 私は、日本社会党を代表し、政府提出の広域臨海環境整備センター法案及び日本共産党提出の修正案に対し、いずれも反対の立場から討論を行います。  廃棄物問題が大きな社会問題となっており、緊急にその対策を必要としていることは論をまちません。しかし、政府提出の広域臨海環境整備センター法案では問題の解決が不可能であるばかりか、場合によっては廃棄物処理の基本を誤らせるおそれすらあるのであります。以下、具体的問題点を指摘し、法案に反対する理由を明らかにしたいと思います。  まず、政府提出の法案について申し述べます。  第一の点は、廃棄物発生の抑制対策を強化しなければならないということについてであり……

第94回国会 運輸委員会 第11号(1981/05/13、36期、日本社会党)

○福岡委員 海上保安庁はお見えになっておるでしょうか。例の原潜の当て逃げ事件についてお伺いしたいのですが、海上保安庁は去る五月七日、衆議院の内閣委員会におきまして、海上保安庁としていろいろ調査をしている、その結果をできるだけ早く取りまとめて報告をする、このように矢山委員の質問に答えられておるのでありますが、その後どういう経過になっておるでしょうか。
【次の発言】 できるだけ早い機会にという抽象的なことでなくて、大体いつごろをめどに報告をされる予定なんですか。
【次の発言】 海難事故の問題は、当委員会の直接の所管なんであります。したがって、一日も早くこの委員会に報告をしてもらいたい、こう思います……

第94回国会 運輸委員会 第13号(1981/05/22、36期、日本社会党)

○福岡委員 ただいま関委員の質問に、地方公共団体に負担を強制するものではない、こういうお話があったわけであります。地財法二条の解釈につきましてもお話がありました。ところが、実質的には強要するものである、私どもはそう認識をいたしておるわけであります。  といいますのは、昭和五十六年度予算編成の際に、大蔵省と運輸省と自民党の間におきまして、整備五線の工事費が合計八十億、鉄建公団に四十億、国鉄に対しまして四十億計上されました。この八十億の工事費は、地方公共団体とは書いてない、地域の負担の制度が整備されるまで保留すると書いてある。つまり、凍結をするということなんであります。ただ単に地方公共団体と話し合……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、日本社会党)

○福岡委員 経済企画庁長官にお尋ねをしたいと思いますが、四十六年の十二月十七日に、臨時総合交通問題閣僚協議会におきまして日本の総合交通体系がつくられたのでありますが、自来、十年経過いたしました。情勢も相当変わってきたように思うのです。特に四十六年当時は、エネルギー問題などは、交通分野における制約条件としては余り考えられていなかったわけであります。その後、御承知のような状態になってきたわけであります。  いろいろ申し上げればありますが、一口に申し上げまして、この十年間に交通問題を取り巻く情勢は大きく変わってきた、そこでこの総合交通体系の見直しというものが必要になってきておるのではないか、こう思い……

第96回国会 運輸委員会 第3号(1982/02/23、36期、日本社会党)

○福岡委員 あと十分足らずしか時間がございませんので、結論にしぼって、ただいま同僚議員の小林君が質疑いたしました今回の日本航空の事故についてお伺いをしたいと思うのであります。  今度の事故を未然に防ぐことができたとすれば、それは片桐機長の健康上の問題を事前にチェックしておったらできたと思うのであります。別の言い方をいたしますと、日本航空が十分な健康管理をやって片桐機長の異常に気づいておれば、今回のこの事故は防ぎ得たと思うのであります。そこに私は会社の重大な責任がある、こう考えます。その他にも、いまいろいろ指摘されました問題があるかと思いますが、最大の問題点はそこにあると思うのであります。  会……

第96回国会 運輸委員会 第13号(1982/04/13、36期、日本社会党)

○福岡委員 私の質問は、いま審議中の道路運送車両法に直接は関係ないのでありますが、緊急を要する問題と判断をいたしまして、お許しをいただいて大臣に御所見をお伺いすると同時に、要請をしたいと思います。  御承知のように、きょう十三日の午前中、交通ストが予定されておったわけで、しかし幸いに関係労使の良識によりまして事なきを得たわけでありまして、関係労使の良識に敬意を表したいと思うのであります。同時にまた、そういう環境づくりに御努力をされました小坂運輸大臣並びに運輸省関係者の御労苦に対しましても敬意を表したいと思うのであります。  そこで、問題は、今次春闘の第二の山ともいうべき公労協関係に問題が移って……

第98回国会 運輸委員会 第8号(1983/04/12、36期、日本社会党)

○福岡委員 運輸大臣は健康がすぐれないようでお見舞いを申し上げたいと思います。  私どもは人道的な立場に立ちまして、運輸大臣がすっかり元気になられてから思う存分意見を交わしたかったのですが、与党の方でどうしてもやるとおっしゃるので、苦しい立場に立たしておるのは私どもの責任じゃないということをまず御了解をいただきたいと思うのであります。  私は、本会議の趣旨説明に対する質問でも申し上げたのでありますが、国鉄を何とか再建をしなければならぬ、そういう認識については人後に落ちないつもりでおります。ただ、その前に、どうして国鉄がこうなったのかということを明らかにする必要がある。病気でもお医者さんが診察を……

第98回国会 運輸委員会 第9号(1983/04/13、36期、日本社会党)

○福岡委員 総理大臣、統一地方選挙の前段が終わったわけでありますが、東奔西走まことに御苦労でございます。ある意味では国鉄再建監理委員会法案に関係すると思いますので、法案の中身の質問に入る前にちょっとお伺いをしておきたいと思うのです。  この統一地方選挙の前段の結果を見ますと、マスコミも報道しておりますように、中曽根政治に対する国民の拒否反応が示された、私どもはそう思うのでありますが、中曽根総理の御見解なりあるいは今後の政局運営について、お考えを聞かしていただければ幸いだと思います。
【次の発言】 今後の政局の運営についてのお考えが聞けなかったのが残念でありますが、私どもは、今度の統一地方選挙の……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、日本社会党)

○福岡委員 運輸大臣の御出席が少しおくれるようでありますので、先に国鉄及び関係省庁の方に御質問をしたいと思うのです。  貨物問題でございますが、きょうの新聞にもダイヤ改正が発表されました。これは改めて申し上げるまでもないのですが、大変大幅な合理化であります。輸送量で言いますと、一億一千万トン体制から七千七百万トンになるわけで、列車本数から見ましても、三千二百本の現在の本数から約半減をいたしまして千五百三十八本になるわけであります。あるいは列車キロで見ましても、現在三十七万キロ余りの列車キロから二十九万五千キロに削減をされるわけであります。貨物駅の問題も八百五十駅体制から四百六十駅体制になるわけ……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○福岡分科員 私は列車の便所と公衆衛生について聞きたいのであります。あまりきれいな話じゃないのですが、実情が実情なんですから、がまんして聞いていただきたいと思うのです。  時間が三十分しかないので十分のこともできぬと思いますが、一体、いま国鉄の列車がどれだけ便所から排出しておるかということを私なりに考えてみた。もし当局に調査されたものがあればあとで聞きたいのですが、私の試算によれば、東海道線に例をとりますと、一日に大体、大のほうは三十三トンから六十六トンまき散らしておることになっておるのです。それから小のほうは百四十七・五キロリットルから二百二十一キロリットルぐらいまき散らしでおることになって……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○福岡分科員 私は、身体障害者対策につきまして質問いたしたいと思います。  一つの具体的な例に基づいて、身体障害者対策全体について考え方を聞きたいのでありますが、広島県の三原市に「のぞみの家」というのがあります。これは昭和四十一年の六月に、三原市内に居住をする脳性小児麻痺の子を持つ父母の会というのができまして、それは二十五人でできておるのでありますが、この人々が、この「のぞみの家」を発足をさせたということになっておるわけであります。将来は本格的な法人化を目ざしていろいろと準備を進めておるのでありますが、現在では十一人の重症児童を朝から夕方まで収容しておる。預っておる。そういう仕事をしておる。し……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○福岡分科員 赤字線問題についてお伺いしたいのですが、国鉄財政の再建に関連をいたしまして、いわゆる八十三線区、二千六百キロの赤字線廃止の問題が出されておるのでありますが、この問題について今後の方針というものをあらためてここで大臣のほうからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体わかるのですが、即刻ということばの意味なんですけれども、八十三線区、二千六百キロというのは一応の目安として理解すればいいのか、八十三線区、二千六百キロは即刻ではないけれども、順次条件が整い次第できるだけバス輸送などに切りかえていこうとしておられるものか、その辺をはっきりお伺いしたいのです。

第61回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○福岡分科員 自衛官の募集についてお伺いしたいのですが、まず初めに、陸上自衛隊の現在員は、定員が十七万三千人に対して、たしか去年の十一月末現在で十五万七千百八十四人、欠員一万五千八百十六人、その充足率は九〇・九%だと承知しておりますが、そのとおりで間違いありませんか。
【次の発言】 そこでお伺いしたいのですが、今度、四十四年度で六千人増員計画があるわけです。現在不足をしておる一万五千人と合わせると、約二万二千人に近い要員不足ということになるわけです。そこで、直接、間接経費合わせまして、年間三十億の募集経費がかかっておるのでありますが、昭和四十三年度における陸上自衛隊の採用は何名になっておるのか……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会商工委員会建設委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/07、33期、日本社会党)

○福岡委員 政府は、御承知のように、二月の十三日に経済運営の指針といたしまして、経済社会基本計画というものを策定されたのですが、今回提案されております国鉄財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案とこの基本計画との関係を、まず運輸大臣のほうからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私もそのように理解をしておるのですが、この経済社会基本計画自体に相当の問題をはちんでおると思うのです。これは国土総合開発法のときに、またじっくり議論をさしていただきたいと思うのですが、まず第一に、この基本計画というものは、今日までの高度経済成長政策の延長でありまして、依然として生産第一主義である。この点を強く私ど……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○福岡分科員 私は列車の車両の屎尿処理問題についてお尋ねしたいと思います。  この問題は、過ぐる四十三年の三月十四日に本分科会で時の運輸大臣中曽根さんに善処方を約束を求めたのでありますが、その後五年の歳月が経過いたしております。実情を調べてみますと、ほとんど進んでいないという状態であります。まず遺憾の意を表明しなければならぬと思います。  まず、経過と現状を申し上げて大臣の見解を求めたいと思うのでありますが、先ほど申し上げましたように、昭和四十三年三月十四日の本分科会で、私は東海道線に例をとりまして、一日当たり東海道線で大腸菌などの細菌が国鉄の列車の便所から三トンないし六トンまき散らされておる……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○福岡分科員 原爆被爆者の老人医療費対策についてお伺いしたいのですが、結論から先に申し上げますと、一つは原爆被爆者手帳所持者の老人にも老人医療費受給者証を交付して、原爆関係の病気以外の場合はそれぞれそれを使用させること。二つ目が、当面被爆老人の本人支払いをやめ、医療機関から請求するようにしてもらいたい。それから第三番目は、これは将来の問題になると思うのですが、共済組合などすべての医療機関で原爆診療ができるようにしてもらいたい、こういう三つがお尋ねしたい結論なんですが、若干内容を御説明申し上げますと、御承知のように七十歳以上の老人医療が無料となりまして、市町村から老人医療費受給者証が交付されてお……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○福岡分科員 私は、水害地に対するセメントの緊急供給について要請したいと思います。広島県の三次市を中心とする北部一円、これは、昨年の七月の集中豪雨によりまして大水害を受けました。また、福山市の鞆、田尻地区は、九月豪雨で甚大な被害を受けたのでありますが、すでにそれは御承知のとおりであります。その被害地区で、セメント不足のために復旧作業が大幅におくれている。そういう事実を通産省としては御承知でしょうか。御承知ならば、どんな手を打っておられるのか、現在どうなっておるのか、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 一通りの説明を聞いたのですが、きのう局長が業界の代表とお会いになりまして、対策をいろ……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○福岡分科員 私は、登録免許税法の特例について要請をしたいのですが、御承知のように、新築住宅の所有権の保存登記と建て売り住宅の所有権の移転登記の税率の特例がありまして、本来ならば千分の五十、それが千分の一に軽減されておる。その期限が昭和四十四年から昭和四十八年の三月三十一日まで、この三月で満了となるわけです。しかし、これをさらに延長するために、この国会に租税特別措置法の一部改正を提案されていることは大いに歓迎したいと思うのであります。  しかし、その中身なんですが、これはあと政令で取り扱ってもらうことになると思うのですが、この特別措置は新築後一年以内を原則としておるわけです。やむを得ない事情が……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○福岡分科員 私は、同和対策事業の超過負担問題についてお伺いをしたいと思うのであります。  建設省にも大蔵省にもお伺いしたいのでありますが、まず初めに長官にお伺いしたいと思いますのは、同和対策事業を行なう場合に、国の補助が三分の二でありまして、地方自治体の負担が三分の一になっておるわけでありますが、この地方自治体の三分の一につきましては全額起債が認められることになっておるのでありまして、したがって当該年度における地方自治体の一般財源の持ち出しはないというたてまえになっておると思うのでありますが、そのとおり考えて間違いございませんか。
【次の発言】 ところが実際は、そうはなっていないわけでありま……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○福岡分科員 三江線は陰陽連絡並びに中国山地の過疎対策としてかねてから建設中の工事でありますが、現在までの事業の進捗率と今後の計画がどうなっておるか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 四十九年度完成――開通はいつですか。
【次の発言】 開通した場合の営業方針といいますか、具体的にどういう御計画が、まだ最終的にきまっていないかとも思うのですが、開通したときの営業内容、営業方針、たとえば列車運行の本数とか、あるいは広島から山陰本線へ結ぶ急行など、あるいは福山地区から福塩線を経過しまして山陰へ通す急行とか、そういう営業内容について方針だけでもわかっておればお話し願いたい。

第72回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○福岡分科員 私はろうあ対策についてお伺いしたいのですが、その前に、大臣から基本的なことについて一つだけお伺いしておきたいのです。  わが国の社会保障全体、特にその中でも身体障害者関係の福祉行政というのが非常に立ちおくれておるわけでございます。これらに対しまして、厚生大臣として四十九年度具体的にどういう施策を盛ろうとしておられますのか、基本方向だけまず明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 わが国の経済力は世界で二番、国民所得は十六番、社会保障は二十五番という汚名を着せられておるわけでありますが、ぜひ積極的な社会保障、とりわけ身体障害者対策を強力に推進していただくことをまず冒頭にお……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○福岡分科員 私は、中国電力の福山発電所の建設問題について、環境庁の見解をただしたいと思うのです。  長官も御存じかと思うのですが、福山市といえば、一工場当たりでは世界最大の生産力を持つ日本鋼管の福山製鉄所があるところであります。大変環境が汚染されておるという状態なんですが、まず長官にこれをひとつ見てもらいたいと思いまして、松枯れの状況の写真を持ってきたのです。  それは、福山市と隣接をしております岡山県笠岡の周辺の写真であります。福山市の方の写真も撮っておるのですが、取り寄せるのが間に合いませんで、それしか持ってきてないのですが、ごらんいただきますように相当汚染をしておるわけであります。  ……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○福岡分科員 交通問題につきまして、四点ばかりお伺いしたいと思うのですが、まず初めにお伺いしたいと思いますのは、地方の都市交通が非常に大きな社会問題になっておるのでありますが、総合交通体系の確立ということが強く要望をされておるのですが、運輸省としてどういう対策を考えておられるか、まずお伺いしたいと思います。  たとえば広島県の例で言いますと、広島市とかあるいは福山市というような都市を中心にしました交通問題が非常にやかましくなってきておるのですが、そういう問題を中心にして、どう考えられておるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 わかりましたが、それでは具体的にこの整備計画というものはどう……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○福岡分科員 私の質問は、もう簡単な質問でありまして、時間も経過しておりますからできるだけ早く終わりたいと思いますが、盲学校あるいは聾学校、養護学校という校名の変更はできないかというのが、私の質問の趣旨であります。  文部省の資料によりまして調べてみますと、特殊教育の現状は次のようになっております。教育段階の心身障害児の現況なんですが、対象生徒推定数が五十四万ある。これが就学者数で見ますと十七万五千ということになっておりまして、就学率は三二・四%ということになっております。非常に就学率が低い。それなりの事情は、心身障害者のことでありますから一般のそれとは違うと思うのでありますが、そういうことを……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 建設委員会中小建設業振興に関する小委員会 第1号(1977/04/13、34期、日本社会党)【議会役職】

○福岡小委員長 これより中小建設業振興に関する小委員会を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  私、中小建設業振興に関する小委員長に指名されました。  皆様方の御支援をいただきまして、その職責を全うしてまいりたいと存じます。  何とぞ、よろしくお願い申し上げます。  なお、本日は、本小委員会の今後の運営につきまして協議するため、これより懇談に入ることとし、これにて散会いたします。     午後二時十五分散会

第80回国会 建設委員会中小建設業振興に関する小委員会 第2号(1977/04/15、34期、日本社会党)【議会役職】

○福岡小委員長 これより中小建設業振興に関する小委員会を開きます。  中小建設業振興に関する件について調査を進めます。  中小建設業の振興対策について、大臣官房参事官から説明を聴取いたします。升本参事官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。  これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談は終わりました。  次回は、来る二十日水曜日午後三時から開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時二十四分散会

第80回国会 建設委員会中小建設業振興に関する小委員会 第3号(1977/04/20、34期、日本社会党)【議会役職】

○福岡小委員長 これより中小建設業振興に関する小委員会を開きます。  中小建設業振興に関する件について調査を進めます。  これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談は終わりました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時四十九分散会

第80回国会 建設委員会中小建設業振興に関する小委員会 第4号(1977/04/27、34期、日本社会党)【議会役職】

○福岡小委員長 これより中小建設業振興に関する小委員会を開きます。  中小建設業振興に関する件について調査を進めます。  中小建設業の振興対策について大臣官房長から説明を聴取いたします。粟屋官房長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談は終わりました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時一分散会

第80回国会 建設委員会中小建設業振興に関する小委員会 第5号(1977/05/13、34期、日本社会党)【議会役職】

○福岡小委員長 これより中小建設業振興に関する小委員会を開きます。  中小建設業振興に関する件について調査を進めます。  これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談は終わりました。  次回は、来る十八日水曜日午後一時開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時四十四分散会

第80回国会 建設委員会中小建設業振興に関する小委員会 第6号(1977/05/18、34期、日本社会党)【議会役職】

○福岡小委員長 これより中小建設業振興に関する小委員会を開きます。  中小建設業振興に関する件について調査を進めます。  これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談は終わりました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後二時三十一分散会

第80回国会 建設委員会中小建設業振興に関する小委員会 第7号(1977/05/25、34期、日本社会党)【議会役職】

○福岡小委員長 これより中小建設業振興に関する小委員会を開きます。  中小建設業振興に関する件について調査を進めます。  本小委員会は、去る四月八日に設置されて以来、小委員会及び懇談会において熱心に協議、検討を重ね、調査を進めてまいりました。  この際、現在までの調査によって得られました小委員会の意見を取りまとめ、これを一応の結論として小委員長より本委員会に報告いたしたいと存じます。  それでは、報告案の内容を朗読いたします。中小建設業振興に関する小委員会の報告(案)   中小建設業振興に関する小委員会における現在までの調査の経過について御報告申し上げます。御承知のとおり、本小委員会は、本国会……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○福岡分科員 私は、いわゆる学校災害についてその対策を進めるための問題を提起したいと思うのであります。  学校災害の発生状況がどういうことになっておるかといいますと、これは日本学校安全会の給付実績から見た件数でありますが、昭和五十年において、負傷件数は八十九万四千九百三十件、廃疾者の数は五百六十八、死亡者が二百四十七名、合計いたしますと八十九万五千七百四十五件の災害が発生しておるわけであります。これは恐らくクラブ活動などの件数は入ってないと思いますから、そういうものを含めますと百万件を超すような一年間の学校災害の発生状況ではないか、こう思うのであります。これは、放置することのできない非常に重要……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○福岡分科員 まず、運輸省にお伺いしたいのですが、法人タクシーの増車問題であります。具体的な例を出して見解をお聞きしたいのですが、広島県の福山市という市がございますが、三十万ちょっとの市であります。現在法人数が十五社、車両数は五百五十八両であります。ところが、この五年間に新免三社三十両、増車が百五十一両、これらを行いました結果、申し上げましたように五百五十八両になったわけであります。このように五年間に百五十一両の増車をお認めになるということは、道路運送法の基準に基づいて、需給の関係あるいは経済事情などを見て判断されるわけですから、これはそれでいいと思うのであります。  きょうここでお尋ねしたい……

第82回国会 建設委員会中小建設業振興に関する小委員会 第1号(1977/10/19、34期、日本社会党)【議会役職】

○福岡小委員長 これより中小建設業振興に関する小委員会を開きます。  中小建設業振興に関する件について調査を進めます。  中小建設業の振興対策について説明を聴取いたします。大富計画局長。
【次の発言】 粟屋官房長。
【次の発言】 大富計画局長。
【次の発言】 以上で説明聴取は終わりました。  これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談は終わりました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十時五十九分散会

第84回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○福岡分科員 私は精神病対策についてお伺いをしたいのであります。  まず、精神障害者の実態についてお伺いしたいと思います。厚生省でお調べになりました精神障害者の実態は百二十四万という推計になっておるわけであります。しかし、これは昭和三十八年に御調査になったものでございます。自来十五年の歳月が流れておるのでありますが、その後、精神障害者の実態調査はなされていないようであります。確かにこの精神障害という特殊性にかんがみまして調査がいろいろむずかしいという事情は十分理解できるのでありますが、さりとて実態が把握できないのに対策は講じられない、こう思うのであります。そこで、何とかしてこの実態を把握するべ……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)

○福岡分科員 二、三質問があるのですが、初めに中小法人タクシーの増車を優先させたらどうかということについて、御質問したいと思います。  一昨年も分科会で私はこの問題を取り上げたのでありますが、中小法人の経営規模は、いろいろと検討の角度はあると思うのでありますが、たとえば新免で十両、その後一年に何両かの増車をしていく、やっておるということなんですが、一昨年問題にしましたのは、最低の経営規模というものはあるはずである、そこまでは早く増車を認めてやったらどうか、でき得ることならば新免のときに二十か三十か適正規模の免許をおろして、それを三年なら三年で順次三十両に営業を広げていくというようなやり方でも考……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○福岡分科員 私は、農地問題について二項目の質問をしたいと思うのです。  まず、その一つは農用地造成の場合に表土の活用をいかにするかということについてであります。  現在の表土活用はどの程度行われておるかということを制度的に調べてみましたり、あるいは実際に農用地造成をやっておる現場へ行ってみていろいろ調べてみたわけなんですが、水田の圃場整備などは表土の活用について一定の基準なり方針が示されておるわけなんです。ところが、山林その他農用地を造成する場合に表土の活用について、ただありますのは「土木工事等共通仕様書」の中に少し規定されておるだけです。たとえば第三章の一般施工の中で、「第三―五条 表土処……


36期(1980/06/22〜)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1981/10/20、36期、日本社会党)

○福岡委員 まず国鉄の総裁にお伺いしたいのでありますが、第二次臨時行政調査会第一次答申が出まして、その中で日本国有鉄道に関する部分がございます。「日本国有鉄道については、当面、経営改善計画の早期かつ着実な実施を図ることとし、」云々とある。  この五月に策定されました経営改善計画の推進ということでありますが、この答申を受けられまして以降、国鉄総裁としてはどのような取り組みをされておりますか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 重ねてお伺いいたしますが、おっしゃいました意味はそれなりに理解できるのでありますが、経営改善計画の具体化ということになりますと当然労使間の話も必要になってくる。……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○福岡分科員 新幹線の電話についてちょっとお尋ねしたいと思うのです。  新幹線を利用させていただきまして便利をしておるのでありますが、御案内のように、新幹線から電話がかけられる、また地域からも新幹線へ電話がかかる、非常に便利なのですが、私の選挙区に尾道市というのがある。この尾道には電話が通じないのです。ところが尾道市の東隣の福山市は通話ができる。西隣の三原市も通話ができるのであります。尾道がぽかっと通話できない。新幹線の駅を尾道に設置してもらいたいという強い要望があったのですが、これはなかなか簡単に実現をしない。それで、せめて電話ぐらいはかけられないものかという強い要望があるのです。これは電電……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○福岡分科員 私は、飼料米、俗にえさ米についてでありますが、今日まで何回か国会でも議論になっておるのでありますが、さらにこの対策を前進させたいという立場から若干の御質問を申し上げたいと思うのであります。  まず最初に、水田利用再編成対策を今後どのように進めようとされておるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 五十七年度における減反面積はどのくらいお考えになっておりますか。
【次の発言】 米の消費拡大がいろいろ叫ばれておるのでありますが、具体的にはどういうことが検討されておるのでございましょう。
【次の発言】 米の消費拡大はさらに推進をしていただきたいと思っております。学校給食のみならず……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。