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枝村要作 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

枝村要作[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
949位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
680位

36期委員会発言(議会)TOP50
49位

このページでは枝村要作衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。枝村要作衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 社会労働委員会 第9号(1967/05/16、31期、日本社会党)

○枝村委員 関連。加藤委員からロックアウトの問題でちょっと質問がございましたが、私どもは、ロックアウトが先制的な攻撃的なものであろうが、あるいは防御的なものであろうが、基本的にはこういうロックアウトは認められないというように考えておるのです。しかも現行法ではそういう認める条文はありませんし、ただ私的所有権を確保する、守るという立場から事実上のロックアウトというものが現存するということは認めておるわけであります。しかし、いまの学界の中で、このロックアウトそのものを認めるという立場にある人でも、警察権が介入するとか、あるいは裁判所が介入するということは避けねばならぬ、そういうロックアウトは、そうい……

第55回国会 社会労働委員会 第16号(1967/06/06、31期、日本社会党)

○枝村委員 先週の当委員会で加藤君からいろいろ質問いたしました。政府も誠意ある答弁をされておったようでありますが、質問漏れ、あるいはもう少しいろいろお尋ねしたほうがいいという点もたくさんありますので、その部面について、私いまから質問したいと思います。  まず第一に、駐留軍関係の健康保険の問題についてお尋ねしたいと思います。この健康保険の料率の負担……。
【次の発言】 では、いまから始めますが、その前に、私がこういう質問をするというのは、きのう、おとといから関係者にはちゃんと知らせてあるのです。にもかかわらず関係者がおらなかったということは、私としては非常に不満であるし、この委員会そのものを軽視……

第55回国会 社会労働委員会 第22号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○枝村委員 海部労働政務次官にまず最初にお尋ねしたいと思います。  あなたは、現在ジュネーブで開会されておりますILOの五十一総会に出席されておりましたね。本総会では、明年の国際人権年に向けて、各国が人権に関するいわゆる七つの条約の早期批准について努力する方向なり、あるいはまた、日本の八十七号条約はもう批准されたのでありますが、それがその後官公労労働者の労働基本権に関する問題等がいろいろ公式あるいは非公式に問題にされておったかどうとかいうことでありますが、あなたが実際に行かれまして、あなた自身がお考えになったとか言ったことではなくして、その問題をどういう方向で総会で取り扱われたかということにつ……

第55回国会 社会労働委員会 第23号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○枝村委員 児童福祉法の一部を改正する法律案が出されたのでありますが、従来これは法外でありましたのが、いわゆる重症施設が法定化されるのでありまして、これに対して関係の方が非常に喜んでおるのでありますが、しかし、その喜びというのは、単に施設の整備を促進したり、入所児童の処遇をよくするとかいうこと、あるいは民間の施設に対して新しくつくる場合にはこれを補助をする、こういうことに対する喜びと期待ではないのでありまして、いままで児童福祉対策の中でも非常に立ちおくれておりました、いわゆる重障児に政府あるいは国の関心が急速に向けられたということに対する、いわゆる将来に対する希望、こういうことについての喜びで……

第58回国会 社会労働委員会 第11号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○枝村委員 私は建設省の現在とっている労務政策の基本について伺っておかねばならぬ問題点がたくさんございますので、関係者にいまからそれぞれ答弁を求めていきたいと思います。また、建設省関係の不当労働行為、暴行事件が最近ひんぴんとして起こっております。この一連の事件は、正常な労使関係を指導し樹立するという労働行政の基本に反する諸行為であると思います。まことに憂慮すべき事態といわなければなりませんので、一つ一つの問題をとらえて質問いたしまして、本来の正しい姿に立ち返らせる方向に関係者の努力を求めていきたいというふうに思っております。  最初にお尋ねしたいのは、建設省労働組合、全建労といっておりますが、……

第58回国会 社会労働委員会 第17号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○枝村議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました家内労働法案につきまして、提案理由並びにその概要を御説明申し上げます。  さて、御承知のように、今日の日本経済の目ざましい発展は、一方ではあらゆる分野に格差やひずみを生じ、特に家内労働の性格にも大きな変化があらわれ、物価高に対する収入を確保するため、一般労働者の主婦が家内労働に従事する傾向が強まってまいりました。また経営者にとりましても、電気器具、プラスチック製品、メリヤス、紙器などの分野では若年低賃金労働力の不足に対処するため、家庭主婦の家内労働への活用が増大しておるのであります。  政府の調査によりましても、現在家内労……

第58回国会 社会労働委員会 第19号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○枝村委員 政府は、今回最賃法の一部改正案を提案されたのでありますが、この中で業者間協定方式については、これを廃止すると言っております。改正の中の一番重要な点はここだと思います。したがいまして、この廃止するということについての理由をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、いまの答弁によりますと、業者間協定ではもはや限界にきた、こういうことでございます。そのことは、結局業者間協定では、いわゆる中小企業、未組織の最低生活が保障されていない労働者に対する生活の保護、労働の権利、その他を守るということが、もうできなくなったから今度の法改正になってあらわれてきたというようなお答えと認……

第58回国会 社会労働委員会 第24号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○枝村委員 身体障害者福祉法の一部を改正する法律案について、ただいまから質問を若干いたします。  四十三年度の身体障害者福祉法関係の予算要求をされていますが、その要求の重点をどこに求めたかということをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういう要求の全般については法改正をする必要はありませんが、その中で今回の法改正となってあらわれております社会復帰の促進に必要ないろいろな要求があるわけであります。厚生省としては、この要求に対して大蔵省が満額認めたということにはなっておりませんので、きわめて不満と考えてはおられるでしょうけれども、特にいまの社会復帰の促進の問題から出てくる予算決定について……

第58回国会 法務委員会 第18号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○枝村委員 私は、山口県の防府市で起きました、自衛隊の隊員の暴行によって一人の青年を死に至らしめた、こういう事件について関係当局に質問したいのであります。  いまからいろいろ関係者に聞いていくわけでありますが、その前に、私の入手いたしました資料によって一応その事件の概要を申し上げてみたいと思います。  これは昨年の十一月十八日の夜起きました。防府にある航空自衛隊の南基地正門前の路上で引き起こされました。同基地正門前の飲食店「南風」で食事をしておりました防府市中関の労働者大下満さん、当時二十歳でございますが、自衛隊の隊員の日ごろの傍若無人の態度に対する怒りを一ぱい飲みながらぶちまけておりましたと……

第61回国会 社会労働委員会 第11号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○枝村委員 本法案の審議に入る前に、労働大臣に伺っておきたいことがあります。  中央職業訓練審議会は、職訓法の第三十条によって設けられておるのでありますが、これは、大臣の諮問に応じてそれぞれ定められた重要事項を調査審議して関係行政機関に建議する、そういう役目を持っておるのであります。この建議した事項の取り扱いについてのお尋ねでありますが、建議の基本的な精神、その答申の具体的な内容は、これはいささかも曲げることのないように尊重して措置しなければならないと考えておりますが、その点についてのお答えをお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 方針についてはそのとおりということのお答えのようであります……

第61回国会 社会労働委員会 第36号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○枝村委員 私は、特例法による影響と抜本改正に関する諸問題について、質問いたしたいと思います。  先週からわが党の委員の質問によりまして、抜本改正にいまからどういう姿勢で取り組むか、そのスケジュールの点について若干明らかにされたと思うのであります。しかし、ただそういう意味の明らかなことだけでありまして、基本的な厚生省の態度、その内容については、まだわれわれの知るところではありません。そこで私は、それらの問題にも当然触れてまいりますが、厚生大臣がそういうスケジュールを明らかにしたからということで、いままでなまけてきた抜本改正に対する責任を免れるというものでは絶対ないと私は思うのであります。厚生大……

第61回国会 社会労働委員会 第38号(1969/08/02、31期、日本社会党)

○枝村議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました家内労働法案につきまして、提案理由並びにその概要を御説明申し上げます。  御承知のように、今日の日本経済の目ざましい発展は、一方ではあらゆる分野に格差やひずみを生じ、特に家内労働の性格にも大きな変化があらわれ、物価高に対する収入を確保するため、ホワイトカラー、公務員などを含むあらゆる階層の労働者の主婦が家内労働に従事する傾向が強まってまいりました。また経営者にとりましても、電気器具、プラスチック製品、メリヤス、紙器などの分野では、若年低賃金労働力の不足に対処するため、家庭主婦の家内労働への活用が増大しておるのであります。 ……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 社会労働委員会 第15号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○枝村委員 山口県のの下関市に所在する下関タクシーと防府市に所在する防府タクシーと この二つの会社からそれぞれの該当労働組合に提案されましたいわゆる利益還元方式、この導入をめぐって現在紛争がきわめて深刻化しておるのでありまして、利用者に多大な迷惑をかけておるのです。ところがよく調べてみますと、これはリース制と申しますが、リース制が労働者の諸権利を守る諸法規に照らしてみてもそれに違反の疑いが持たれるという、いわゆる基本的な問題が多分にあるのでありまして、これが次第に明らかにされてまいりましたので、きょうはその問題について質問いたしたいと思います。しかし時間が非常に限られておりますので、詳細にわた……

第71回国会 社会労働委員会 第16号(1973/04/17、33期、日本社会党)

○枝村委員 私は、港湾労働法を改正するほんとうのねらいは一体どこにあるかという点について、ひとつ大臣に対して率直にお伺いいたしたいと思うのです。  私がなぜこのような質問を冒頭においてするかといいますと、大臣の提案理由の説明の中では、近年ますます港湾労働者の雇用の安定にとって好ましくない事態を招いているので、この際、昨年十一月に港湾調整審議会からの建議もあって、これを尊重して、港湾労働対策を一そう強化するためこの法案を提案したいということになっているのであります。ところが、事務当局が出しました「港湾労働法の改正について」という印刷物があるわけなんでありますが、これを見ると、中で示されている改正……

第71回国会 社会労働委員会 第17号(1973/04/24、33期、日本社会党)

○枝村委員 前回の委員会で、大体のいわゆる港湾調整審議会における論議の中心になりましたいろいろな問題について明らかにしたのでありますが、きょうはひとつ冒頭で、一応総まとめという意味で質問を繰り返してみたいと思います。  それで、まず第一に言えるのは、港湾調整審議会で論戦のきっかけとなったのは、毎年登録港湾労働者の定数が減らされていく、これはよくないことであるということから始まったというように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 わかりました。  その次に、共同雇用の理念に立った体制の具体化をはかることが必要であるという問題について、その一つとしていわゆる労働者側は、業者協会に登録され……

第71回国会 社会労働委員会 第21号(1973/05/11、33期、日本社会党)

○枝村委員 関連質問です。  厚生大臣にお尋ねします。  昨年末の総選挙を通じて五万円年金という説が急速に唱えられ始めた。このことは私はたいへんいいことだと思うのですけれども、そのいわゆる政治的、経済的背景は一体どこにあったのか、ひとつ端的に大臣の所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、結局、田中内閣出現によって社会福祉優先の政策を大胆に取り上げて、そうして選挙ではっきり国民に公約して今日まで来て、この法案提出になった、こういうことはひるがえして言うならば、それまでの佐藤内閣は口では人間優先、福祉優先と言っておったが何もやらなかった、こういうことになるわけなんですが、同……

第71回国会 社会労働委員会 第26号(1973/06/12、33期、日本社会党)

○枝村委員 米田参考人にお伺いいたします。  先ほどの住委員の質問に対してお答えがありましたのですが、建議の段階で、共同雇用の具体的な施策ですか、取り組みについての意見は、根本的に労使の間ではやはり対立しておった、したがって、何とか建議をまとめるためには、その精神を生かすために努力し合おうということで、その意味では満場一致であの建議全体がまとまったと、こういうふうにおっしゃいました。ところが、法改正を見ますと、たとえば先ほど質問がありましたように、労働省のこれに対する、いわゆる精神を生かすというほんとうの取り組みがなされていないような点がたくさん発見されるというような意味から、先生は必ずしもこ……

第71回国会 社会労働委員会 第27号(1973/06/14、33期、日本社会党)

○枝村委員 まず大臣にお伺いいたしますが、さきの委員会で、あなたは前の佐藤内閣とは違った意味で年金制度に取り組んでおるというようなことを言われたのでありますが、まあその国が福祉国家であるかどうかの目安は、その国の年金制度によってはかられるといわれるだけに、田中内閣が真剣に取り組むことをわれわれをはじめとする国民はひとしく望んでおるわけであります。  ところが今回提案された内容は、率直に言って、かけ声だけはたいへん勇ましいのでありますが、実は中身のたいへん乏しいものであるということが、この審議の過程で次第に明らかにされてまいっておりまして、国民は少なからず失望しておると私は思うのです。しかし、そ……

第71回国会 社会労働委員会 第33号(1973/06/25、33期、日本社会党)

○枝村委員 最近の新聞にも出ておったと思うのですけれども、知能障害の子供を守ろうとする親の会が六月十七日に結成されたことを厚生大臣御承知だと思うのです。これは小児てんかんの病気にかかった子供を何とか救済しようとする全国的な運動の展開だと思うのですが、これは私考えるに、つまるところ、赤ちゃん難病に対する強烈な施策、救済を要求する、それと同時に医療福祉行政に対する追及でもあるというように考えるわけであります。生まれる子供の百人に一人は小児てんかんになるといわれておって、全国で十万以上がこの病気におかされていると推定されておるところであります。厚生省はどのような対策を立てているかということについて、……

第71回国会 社会労働委員会 第36号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○枝村委員 私は、日本社会党を代表して、内閣提出の厚生年金保険法等の一部を改正する法律案について、意見を述べます。  政府原案並びに自民党修正案について反対します。  いま日本の政治経済は、福祉重点に大きく流れを変えねばならない歴史的必然の段階になってきております。長期にわたる高度経済成長、大企業優先一点ばりの政策が、都市、農村を問わず日本全体をどす黒い社会環境、生活状態に追い込んでいることを、地域住民は身をもっていやというほど思い知らされているのでありますが、その不満と憤りは、押しとどめることのできないエネルギーとなって、政治権力にその政策の転換を求めているわけであります。そればかりではなく……

第72回国会 社会労働委員会 第10号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○枝村委員 私は、春闘の問題について労働大臣に若干お伺いしていきたいと思います。  春闘の第一波の三・一統一ストライキがあのような結果に終わりました。一言でいうならば、きわめて秩序整然として何の不祥事故も起こらずに終わったということでありまして、春闘に結集する労働者だけではありません、これに期待する多くの国民の皆さん方も一様に強い確信をこれによって持ったと思うのでありまして、今後いろいろ予想される行動に対する、いわゆる国民生活を防衛するという春闘の目的達成のために、この第一波はいうならば成功したと言えるのじゃないかというように私は思っておるのであります。  そこで、労働大臣はこの春闘に対して、……

第72回国会 社会労働委員会 第13号(1974/04/02、33期、日本社会党)

○枝村委員 大臣にお伺いじたいのですけれども、有沢研究会が研究結果を報告したのが昨年の十二月の十一日だと思うのです。その直後、雇用保険制度の創設という提言に対して、主としてマスコミあげて、時代の要請に合致したものである、あるいは保険料免除など高齢者に対して手厚くしたものである、こういう歓迎する向きがあったことは私はよく知っておるのです。ところが、日がたつに従って次第にいわゆる評判が悪くなってきておるのは一体どういう理由であるということになるのですか。たとえば最近では全国農業会議所とかあるいは全国農業協同組合中央会、全国森林組合連合会、全国漁業協同組合連合会、こういう団体までがこの法案に強い反対……

第72回国会 社会労働委員会 第18号(1974/04/12、33期、日本社会党)

○枝村委員 政務次官がおいでになっておりますので、あなたに労働大臣の代理としてお伺いいたします。  四十九年度の予算編成期に急に財産形成の政策がマスコミを通じてはなばなしく報道されて、世間一般の注目を浴びてきたわけであります。私どもは当時その報道の内容を見まして、なかなか労働省はやるなという気持ちでおったわけです。しかもこの問題は単に一労働省の問題だけではありませんでして、いわば今日の田中内閣の目玉商品だ、こういうふうに見ておったのです。ですから労働者をはじめ多くの関係者は、報道に関する限りこれに大きな期待を持ったことは事実なんです。ところが実際には、先ほどからの質疑応答の中でも明らかにされた……

第72回国会 社会労働委員会 第23号(1974/05/13、33期、日本社会党)

○枝村委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題になりました雇用保険法案等及び同修正案に対して反対の意見を述べます。  今日まで長い時間をかけて慎重に審議してまいりましたが、その中で明らかにされたことは、当初心配された問題が浮き彫りにされ、わが党が提案した失業保険法の改正案とは大きな隔たりがあることがわかりました。  第一に、本来失業保険は、再就職するまでの期間給付すべきもので、給付日数を制限すべき性格のものではありません。まして、石油危機に便乗した大幅値上げやインフレの激化により、中小企業の倒産等、経済の大きな変動が生じつつあるときに、法改正による給付の切り下げを行なうことは、多くの労働……

第72回国会 社会労働委員会 第24号(1974/05/14、33期、日本社会党)

○枝村委員 労災保険の改正案について質問いたします。  この労災保険制度はその発足当時は労働基準法を下回るような給付もあったのですけれども、四十五年以来、数次の改正で漸次前進して、現在ではILOの百二十一号条約の水準に達する給付水準を確保しているところまできたとまあ労働省はいっておるのであります。確かにこの数字の上ではそういうことがいえるのでありますけれども、しかし内容の給付面ではなお多くの問題が残されておると思うのです。労災保険の審議会でもそのことも指摘しておるのでありますが、特にわが国の社会保障制度が先進諸外国の水準よりあまりよくないだけに、社会保障、国民の福祉の向上が最も緊急な課題として……

第72回国会 社会労働委員会 第25号(1974/05/16、33期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長代理 山下徳夫君。

第72回国会 社会労働委員会 第27号(1974/05/21、33期、日本社会党)

○枝村委員 同僚の森井委員から新幹線の工事に伴う災害の問題についていろいろ質問がなされたのでありますが、私も昨日上越新幹線をつぶさに調べてまいりました。その内容は大同小異でありまして、同じような問題になると思います。したがいまして、私は質問の時間も十分くらいしかありませんので、総括的に取りまとめていきたいと思います。ですから、一方的な私の質問ということになっていきますから、御了承願いたいと思います。  上越新幹線工事が開始されてからあまり間がないのです。それにもかかわらず四十九年三月三十一日現在で死亡が九名、それから休業八日以上の重傷百四十名、こういう労働災害が出ておるのです。山陽新幹線工事に……

第72回国会 社会労働委員会 第29号(1974/05/23、33期、日本社会党)

○枝村委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明を申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。    結核予防法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、結核対策推進のため、次の事項について格段の努力を払うべきである。  一 各地域における一般住民、とりわけ多発地域の住民、老人層及び零細企業従業員に対する定期検診の受診率の向上を図り、併せて患者家族等の定期外検診を強化、拡充すること。  一 幼少年層の結核発生の予防のため、その合理的な方策を更に検討すること。  一 国立療養所等の病床を整備、活……

第73回国会 社会労働委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○枝村委員 いまから労働災害問題について質問しますが、時間が限られておりますので、なるべく簡潔に答弁してください。  近年建設業に働く労働者の災害が多発化の傾向を非常に示しつつあるのでありまして、労働者の生命と生活が破壊されるというこの悲惨な状態を調査するために、私どもは、特にひどいとされている山陽新幹線と上越新幹線のトンネル工事現場を視察いたしました。それは去る五月十二日と十三日、それと二十日と二十一日にそれぞれ行なったのであります。そうしてそれに基づいて、五月二十一日の当委員会で、関係当局の責任追及と質疑を取りかわしたところであります。  そのとき明らかにされましたことは、まず第一に、長時……

第73回国会 社会労働委員会 第5号(1974/10/30、33期、日本社会党)

○枝村委員 私は、大腿四頭筋短縮症の問題について初めに質問してまいりたいと思います。  この病気の存在はすでに昭和二十一年ごろから学会の一部で指摘されてきておるのでありますが、また、昭和大学の付属病院や国立の小児病健でも、七年から八年前から数十回の手術例があると伝えられておるわけであります。この大腿四頭筋短縮症は、大腿部の筋肉のうち中間広筋、大腿直筋、内側広筋、外側広筋の四頭筋の一つあるいは複数が、注射、外傷、感染などによって筋肉特有の弾力性とか伸縮性や成長が阻害される、こういう症状を起こすわけでありますが、こういう病気に関する情報を厚生省が行政的にキャッチしたのはいつごろであるか、これをまず……

第74回国会 社会労働委員会 第1号(1974/12/19、33期、日本社会党)

○枝村委員 私は雇用保険法の問題について質問をかわしたいと思います。  ここに提案されました雇用保険法案は、さきの第七十二回国会で十分に本委員会では審議を尽くしたのでありますけれども、結局は廃案になったのであります。その廃案になったそのものが、内容を変えずにそのまま提出されております。したがって、本来ならば、このままの状態で審査をしたり、あるいは成立させられるはずがないというのが一般的な常識であろうと思うのです。しかも今回のきわめて短期間な臨時国会でありますだけに、なおさらそのことはいえるのではないかと思います。それにもかかわらず、政府はこの法案を成立させることに、われわれから見ますと異常な力……

第74回国会 社会労働委員会 第2号(1974/12/20、33期、日本社会党)

○枝村委員 ただいま議題となっております雇用保険法案及び同法案に対する修正案並びに雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、私は日本社会党を代表いたしまして簡単な意見を述べます。  雇用保険法案に対する日本共産党・革新共同提案にかかる修正案に反対、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党共同提案にかかる修正案に賛成、同修正案の修正部分を除く原案に反対、雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に反対いたします。  さきの第七十二国会でも明らかにいたしましたように、この雇用保険法案は、今日のインフレ、不況という深刻な社会経済情勢のもとで、雇用・失業不安を解消する……

第75回国会 社会労働委員会 第2号(1975/02/10、33期、日本社会党)

○枝村委員 昨年の暮れに開かれました七十四回の臨時国会で雇用保険法を審議した際に、私は長谷川労働大臣に対して、あなたはいままでにない理解のある人だと評価されているらしいから、しっかり取り組んでほしいという要望をしたことがあるのです。きょうは、そういう人であるということを前提として心にとめながら質問していくわけでありますが、現在の諸情勢に対応する大臣の基本的な考え方、姿勢をまず最初にただしてみたいと思うのです。  あなたは田中内閣の労働大臣から、少しお休みにはなりましたけれども、引き続いて三木内閣に就任されました。そのことについて大方の見方、推察は、困難な労働情勢を切り抜けるのはあなたしかない、……

第75回国会 社会労働委員会 第4号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○枝村委員 吉田委員から総論的な質問がありましたので、私は具体的な事項について質問していきたいと思いますが、その前に、吉田委員から指摘されました審議会軽視という問題について若干補足的な質問をしていきたいと思います。  労働大臣は、その答えとして、答申を最大に尊重しておって、そのためにいままで努力してきた、こういうふうにおっしゃいました。確かに努力をしないとは私は言いませんけれども、評判は――余りしてないということになっておる。  それと、審議会に対するいままでとってきた労働省の態度、これは官僚どもがやったのか知りませんけれども、けしからぬという一言に尽きると私は思っております。審議会の方々もそ……

第75回国会 社会労働委員会 第6号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○枝村委員 前回に引き続いて質問を行いたいと思います。  最初に転貸融資についてお伺いしてみたいと思うのですが、これは貯蓄残高が五十万以上の者に残高の二倍までを雇用促進事業団の発行する債券利率で貸し付けるというようになっておるのでありますが、現在、その有資格者がどの程度いると見ているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 実際に今日のようなこういう不況の世の中になっておるのですから、しかも、いままでに家を持っておる人、取得しておる人たちがその償還に大変困っておることはもう御承知のとおりであります。ですから、そういう状況とにらみ合わせてみまして、今後これの貸し付けを受ける者がどの程度になるであろ……

第75回国会 社会労働委員会 第8号(1975/03/19、33期、日本社会党)

○枝村委員 政府関係の特殊法人労働組合協議会、通称政労協というのですが、これに結集する三万五千人の労働者が、その総意に基づいた賃金引き上げなどの統一要求を、三月二十日の期限つきの回答を使用者側に求めていることは、関係当局それぞれ御承知のとおりだと思うのです。しかし、この労使の関係と政府の対応がこれまでのようなそのままの状態であったとしたら、この要求に基づく交渉が正常に行われることは望めないというのが今日の見通しであると思うのです。むしろ紛争は長期化し、多発することが予想されるのであります。そうすれば、この間国民へのサービスは怠りがちになってきて、大変に迷惑がかかることになる。このような事態はど……

第75回国会 社会労働委員会 第11号(1975/03/26、33期、日本社会党)

○枝村委員 関連質問を行います。  これは委員長に対して提案いたすわけでありますが、最低賃金制度の抜本的改正のため、全国一律最低賃金の実施の可否を含め、国会内で専門的立場から検討を進める、たとえば小委員会を設けて行うとか、あるいは理事会などでフリートーキングをするなどしていただき、そして可及的速やかに一定の結論を得るよう努力されたい、こういう提案であります。  委員長のこれに対する見解をお伺いいたしたいのであります。

第75回国会 社会労働委員会 第14号(1975/04/23、33期、日本社会党)

○枝村委員 三月の二十六日の当委員会におきまして、わが方の田邊委員が年金問題について質問いたしました。厚生大臣はやや前向きの答弁をしておるのでありますが、私はいままでの政府答弁を総括的に判断をして次のようなことについて質問をいたしますので、厚生大臣はさらに発展的な所信、決意を述べていただくように期待をいたします。  その第一は、年金制度については、国民的な要望にこたえて抜本的な改善策を講ずることに対する用意があるかどうかをお伺いいたします。
【次の発言】 その際には、年金水準の引き上げについてどのように対処するのか考え方を明らかにしていただきたい。

第75回国会 社会労働委員会 第15号(1975/04/24、33期、日本社会党)

○枝村委員 時間が限られておりますので、私は主として森滝さんにお伺いしたいと思いますが、時間があれば他の参考人の方にも聞きたいと思います。  先ほど萩原委員から質問がありました保健手当の問題についてでありますが、これは今度の法改正で、爆心地から二キロメートルの区域内で被爆した者に対して、健康管理を図るためということで支給されるわけでありますけれども、先生もお答えになりましたけれども、特にこういう二キロという範囲で区切られると、被爆者を分断差別するのではないかというような意見が非常に多く出されておるのでありますが、これらの点についてどうお考えになりますか、お伺いいたします。

第75回国会 社会労働委員会 第17号(1975/05/27、33期、日本社会党)

○枝村委員 けさの一部の新聞にも載っておりました、七五春闘の処分の問題について、とりわけ国鉄がこの月の月末に発表するという記事であります。その内容もある程度明らかにしたものでありまして、これは国鉄当局がそういうことを提供したかどうかそれはわかりません。これは後からただしてみたいと思いますけれども、いずれにしても、そういう処分問題を中心にきわめて緊迫した時期に来たと私は思います、そういう意味で、きょうは三公社の当局に来ていただいておりますのですが、実はそれらを中心としていまから質問していきますが、最初に労使の関係についてお伺いしていってみたいと思います。  そこで、専売公社に一番先に聞きますが、……

第75回国会 社会労働委員会 第22号(1975/06/17、33期、日本社会党)

○枝村委員 私は関連質問をいたしたいと思います。  その前に一言申し上げておきたいのですが、本委員会は御案内のように全国一律最賃制を含めた最賃制をめぐる諸問題を審査しておるところでありますが、全国一律最賃制については、先ほどからお話がありましたように、四野党の共同提案が三月二十五日に出されて、提案理由の説明がありました。ですから当然のように、きょうの委員会では四野党の提案が議題として取り上げられて審査するのが理にかなったやり方なんですけれども、残念ながら与野党の間で一致しません。ですから、本来ならば多賀谷委員は提案者ですから答弁席に座って、そして私の質問に答えるべきであったと思うのですが、いま……

第75回国会 社会労働委員会 第24号(1975/06/26、33期、日本社会党)

○枝村委員 参考人の方々にはお忙しいところ出席していただきまして大変御苦労さまでございます。  私は佐野参考人にお伺いいたしたいと思いますが、ことしの二月二十二日の衆議院予算委員会の集中審議で、当時の森谷会長が参考人として意見を述べました。その後どういう理由か知りませんけれども、会長をおやめになりました。真偽のほどは不明でございますが、うわさによりますと、予算委員会における発言が原因で辞任せざるを得なくなった、こういうこと、それからまた歯科医師会の医師の圧力があったからやめなくてはならないようになった、こういうふうな取りざたがされておるのでありますが、一体どういう理由でやめたのか、その真相をお……

第75回国会 社会労働委員会 第25号(1975/07/01、33期、日本社会党)

○枝村委員 私は、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の四党を代表いたしまして、失対事業の問題について質問をいたします。  昭和四十八年暮れのオイルショック以降、わが国の経済は低迷を続けておりまして、昭和四十九年度の経済成長率は、ついにマイナス〇・六と大幅な落ち込みを示しております。このような経済情勢を反映して、雇用・失業情勢も本年三月には完全失業者数百十二万人、有効求人倍率〇・七一と、ここ十数年来最悪の事態に至っておるのであります。四月には九十八万人、〇・七三と若干の改善の兆しは見られるものの、最近の景気の冷え込みなどから見ると、今後の雇用・失業情勢はきわめて厳しいものであると……

第76回国会 社会労働委員会 第3号(1975/11/18、33期、日本社会党)

○枝村委員 私は、三公社五現業の労働基本権問題について、いまから質問いたしたいと思います。  この問題につきましては、連日のように新聞、放送などマスコミの報道がきわめて盛んに展開されておりまして、国民の関心もきわめて大きくなりつつあると思います。そしてまた一方では、労使双方の、あるいは政府、各党の動きも活発になり、真剣味を帯びてきておるのでございますが、いわば大詰めに近づいたというような緊迫感を伴っておるというように思っております。  そこでこの際、私は、政府の一定の方針を明らかにしていただくことが、時期的に見てもきわめて適切であると考えるからお伺いするわけでありますが、初めに、去る六月三日の……

第76回国会 社会労働委員会 第5号(1975/12/05、33期、日本社会党)

○枝村委員 関連質問をいたしますが、三公社五現業等のスト権については、経営形態を民営にしなければ認められないというような意見があります。専門懇の意見書もそのような考え方に立って出されておるというふうに思いますが、私、これは全く誤っているというように思っております。この点については、わが党が十一月二十一日に、このような意見書は先進資本主義国の実情と比較してみるときわめて時代に逆行する意見である、こういう見解をすでに明らかにしておるのでありますが、これは総理ごらんになりましたか。――ごらんになっておらないとすれば、ひとつ十分見てから参考にし、検討してもらいたいと思いますが、先ほど田邊委員も言いまし……

第76回国会 社会労働委員会 第7号(1975/12/16、33期、日本社会党)

○枝村委員 けさほどから、野党の各委員から雇用問題についていろいろな観点から質問がありました。政府もそれに対してお答えをされたのでありますが、大方のそれぞれの認識は私はつかめたと思います。  現状の認識をかいつまんで言うならば、景気停滞の長期化に伴って完全失業者は百万人を突破している。これから冬場にかけてますます増加が見込まれる。一方、求人倍率は十月で〇・五三倍と低下して、求職者のうち二人に一人しか求人はないというほど雇用・失業情勢は極度に悪化しておるということであります。失業者、求職者はもちろん、現に働いておる人々といえどもあすは解雇されるのではなかろうかという大きな不安を抱えているのが実情……

第77回国会 社会労働委員会 第2号(1976/03/02、33期、日本社会党)

○枝村委員 前回の委員会で労働大臣が所信表明を行われましたので、これに対していまから若干の質問をしてみたいと思います。  大臣は、五つの事項について当面の重要課題とし、労働情勢に取り組むとの所信を述べられたのであります。その第一は、総合的な雇用対策の推進であります。それから第二は、労働災害対策と労働者保護対策の推進。第三は、経済社会の変化に即応する新しい労使関係の形成ということであります。第四は、勤労婦人を中心とする婦人の地位向上対策、勤労青少年福祉対策の推進。最後の第五に、労働外交の積極的な展開、こういうことであったと思います。  そこで、私は、この中の二、三の点についてお伺いしたいと思いま……

第77回国会 社会労働委員会 第5号(1976/05/10、33期、日本社会党)

○枝村委員 今回の法改正の内容を見ますと、まず第一に制度の目的の改正が挙げられております。それで次に給付内容の改正、労働福祉事業の拡大、メリット制の拡充が提案されておるのであります。確かに、給付部分の引き上げ、スライド制の改善など、幾つかの前向きの部分もあります。しかし、中には反面、幾つかの不安と疑惑を持たれるような部分もあるわけです。したがって、この際、これらの点につきましてひとつ正確に解明していただく、明快な答弁をしていただく、そして労働者や労災の被災者の不安などを除去いたしまして、近い将来、本法目的が完全にかなえられるよう法律内容を前進させる、その基礎をつくり上げていただかねばならぬ、こ……

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○枝村委員 いままでの各委員の質問の中で最も重要な部分の一つであります、未払い賃金の立替払事業の施行日と遡及適用について明確な答弁がなされておりませんので、最後に労働大臣にその点についてお伺いしていきたいと思います。  未払い賃金の立替払事業については、倒産した企業の労働者の未払い賃金を救済するという制度の趣旨からいたしましても、法律案の成立後できるだけ速やかに実施すべきであると考えるのでありますが、いかがでございますか。
【次の発言】 実施の準備に時間を要するなど、事務的な事情はよくわかるわけでありますが、倒産の実情、未払い賃金の実情から見て、勇断をふるって実施時期の繰り上げを図るべきだと思……

第77回国会 社会労働委員会 第10号(1976/05/17、33期、日本社会党)

○枝村委員 私は、国民健康保険に対する助成の問題について一点だけ質問しておきたいと思います。  この国民健康保険組合に対する助成については、臨調などによって年々増額の措置がとられているところであります。特に昭和四十五年日雇健保の擬制適用の廃止によりまして設立された新設国保組合については、定率補助も含めて四〇%を超える補助率にいまなっております。臨時的補助もここまで参りますと、単なる臨時的なものではなくなっておりまして、恒常的な性格を持っておるようにわれわれは見るのであります。定率補助を二五%に据え置きにしておくのは、このような実態と矛盾をしてきているのではないかと思いますので、そのため法改正に……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 社会労働委員会 第2号(1977/03/01、34期、日本社会党)

○枝村委員 労働大臣の所信表明について質問いたしたいと思います。  大臣の所信表明は、いつものことでありますけれども、その国会に提出される法案を中心にいつも行われておるのであります。それは大変結構だと私は思います。しかし、石田労働大臣は、歴代労働大臣の中でも最も経験豊かで、そして大物と評されている人であります。それだけに、単に提出される法案を中心にしただけの質疑ではなくて、もう少し広範な意味で大臣の所信をひとつ伺っておきたいと思っておるわけであります。特に福田内閣の中で三木派に属されておりまして、先ほど言いました大物でありますから、それが労働大臣という人事になったということは、そこには今日の情……

第80回国会 社会労働委員会 第7号(1977/04/06、34期、日本社会党)

○枝村議員 私は、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました雇用保険等臨時特例法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、わが国経済は高度成長を遂げ、工業生産力は資本主義国においてアメリカに次いで第二位の地位を占めるに至りました。東南アジア等々の諸外国への年間資本輸出量においても、いまや日本の大企業はアメリカに次いで第二位となっております。  しかしながら、一方では、戦後最大の不況のもとで、中小零細企業の倒産や経営難による労働者の解雇、さらには不況を口実とした大企業における解雇、出向、配転など、雇用不安の拡大により、雇用・……

第80回国会 社会労働委員会 第9号(1977/04/13、34期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長代理 次に、森井忠良君。
【次の発言】 第一の問題ですが、執行者である政府が、大臣がいま答弁したように、このように出すことはやはり申しわけないというような御答弁で一貫しております。私どもは、保険料を出す側の労働者がそれでいいのだという、こういう要求であり合意であるならば、たとえ先ほどから言われるような偏っておってもいいじゃないか、それがやはり保険の一つの相互に助け合うという原則ですから、そういうふうに考えております。ですから、政府とわれわれの考えには大分意見の相違がございます。  この臨時特例法案については、いま私ども三党が提出して以来、特に北海道の方々からも大変な激励の電報や陳情……

第80回国会 社会労働委員会 第12号(1977/04/19、34期、日本社会党)

○枝村委員 現在、公労協が賃上げを中心とする最後の山場を迎えようといたしております。雇用・失業問題はこの七七春闘の要求目標の一つとして掲げられてきておりまして、今日まで労働側は政労交渉などを何回かやって、その実を上げようという努力をしてきております。私も、この本委員会も、雇用保険法等の一部を改正する法律案、それから三党提案の雇用保険の臨時特例法、これを中心に雇用全般の問題について慎重に審議を行ってまいりました。それで、これまで十六名の委員がそれぞれの立場から質問をいたしてまいりましたが、政府もこれに答えて、いままでにないほど真剣に受けとめてきておるというように私は理解しております。そこで、さら……

第80回国会 社会労働委員会 第19号(1977/05/17、34期、日本社会党)

○枝村委員 政府関係特殊法人の賃金問題を含めた労使の自主交渉権の確立の問題についてお伺いしていきたいと思います。  これは御存じのように、労働組合法を適用される組織が給与改定等の問題で労使協定を行おうとする場合、いつも大蔵省の内示というもので大きく制約されておりまして、自主的に決定あるいは解決することが非常に困難である。むしろ不可能な状態に今日置かれていると私は思っております。そればかりではなく、団交権を事実上否認する、そのようなものにつながるような状況に置かれているのでありまして、そのために紛争が常に長期化しておるということであります。今日まで十年間引き続いてそのような状態に置かれておるのは……

第80回国会 社会労働委員会 第20号(1977/05/19、34期、日本社会党)

○枝村議員 私は、日本社会党、公明党・国民会議及び日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました母子家庭の母等である勤労婦人の雇用の促進に関する特別措置法案について、提案理由並びに内容の概要を申し上げます。  突発的な事故や不慮の災害等で主たる稼働者であった父や夫を失った母子家庭は、四十八年度末の調査で六十二万六千二百世帯を数えます。しかもこの数値は、交通事故、海難事故、労働災害など最近の発生状況にかんがみ、さらに増大するものと思います。  これらの災害を未然に防止する効果的な対策の確立は、国民の強い願望であり、国がその施策の万全を図る責任のあることは言うまでもありません。同時に、当……

第82回国会 社会労働委員会 第2号(1977/10/27、34期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長代理 次に、平石磨作太郎君。

第84回国会 社会労働委員会 第22号(1978/06/22、34期、日本社会党)

○枝村委員 六月十九日に公共企業体等基本問題会議の意見書が安倍官房長官に手渡されたのでありますが、本委員会は早速この問題を取り上げて、きょう各委員からいろいろな御意見が出されまして、そして一定の方向を明らかにされると思います。私は大変時宜を得たものだというように考えております。とりわけ、あすの二十三日に関係閣僚会議が開かれ、今後の方針を決めるということになっておりますだけに、ひとつ官房長官も労働大臣も、われわれの考え方をよく頭の中に入れて対処されるように最初、強く要望しておきたいと思います。  まず総括的に、この意見書に対する私の意見を述べてみたいと思うのであります。  昭和二十三年七月にマッ……

第87回国会 社会労働委員会 第17号(1979/05/29、34期、日本社会党)

○枝村委員 私の持ち時間は三十分ですから、そのつもりで答弁してください。  労働大臣、あした五月三十日、政府関係の特殊法人の労働組合協議会、略称で政労協と言いますが、これが半日のストライキを決行するようになっているんですが、御存じですか。
【次の発言】 御承知のことと思いますが、この闘争目標は賃金要求です。オリンピックセンターの問題もありますが、主としていま言いました賃金要求のためのストライキでありますが、その根幹は、きょう私が質問しようとしております、今日の内示体制を打破してそして自主交渉権を確立しよう、こういう基本的な要求がこの中にあるわけなんです。私がきょう質問するので大臣も勉強されたと……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 社会労働委員会 第9号(1980/04/08、35期、日本社会党)

○枝村委員 私は、ただいまから八〇春闘問題について集中的にお伺いしていきたいと思います。  大臣も御承知のように、四月の二週から三週にかけてこの春闘の山場とされるような一つの行動が仕組まれております。後から逐次聞いていきますけれども、こういう一つの動きに対し、あるいは春闘全体に対して、労働大臣は基本的にどういうふうな考え方を持っておるか、あるいは対応措置を講じようとしておるのか、その問題について答えていただきたい。
【次の発言】 それでは、春闘の現状はどうなっているかということを、概略でよろしゅうございますから、説明していただきたいと思います。


36期(1980/06/22〜)

第96回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1981/12/21、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、はからずも私が委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。  御高承のとおり、本年八月、第七次石炭政策の答申を受けて、今後の石炭政策について、予算編成とあわせてその端緒が開かれようとしておりましたやさき、北炭夕張炭鉱の大災害が発生し、多くの殉職者を出しましたことはまことに残念であり、関係者はもとより、地域住民に及ぼす影響がきわめて大でありますから、一日も早い対策の樹立が望まれているところであると思います。  本国会本委員会が取り組むべき問題として、石炭鉱業合理化臨時措置法など、石炭関係……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1981/12/22、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  ただいま委員長の手元に、楢橋進君外四名より、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新自由クラブ・民主連合の五派共同提案による石炭鉱業の保安確保と北炭問題に関する件について決議されたいとの動議が提出されております。  この際、本動議を議題とし、提出者から趣旨の説明を聴取いたします。楢橋進君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。  本動議について採決いたします。  楢橋進君外四名提出の動議のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

第96回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1982/02/10、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  石炭対策の基本施策について、安倍通商産業大臣及び初村労働大臣から、それぞれ発言を求められております。順次これを許します。通商産業大臣安倍晋太郎君。
【次の発言】 労働大臣初村滝一郎君。
【次の発言】 次に、昭和五十七年度通商産業省所管及び労働省所管の石炭関係予算の概要について、それぞれ説明を聴取いたします。資源エネルギー庁福川石炭部長。
【次の発言】 労働省加藤失業対策部長。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時五十分散会

第96回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1982/02/23、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案、臨時石炭鉱害復旧法及び石炭鉱害賠償等臨時措置法の一部を改正する法律案並びに炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案の三案を議題といたします。  順次趣旨の説明を聴取いたします。通商産業大臣安倍晋太郎君。
【次の発言】 労働大臣初村滝一郎君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  三法案審査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第96回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1982/02/25、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。久間章生君。
【次の発言】 細谷治嘉君。
【次の発言】 中西積介君。
【次の発言】 田中昭二君。
【次の発言】 午後三時に再開することとし、この際、暫時休憩いたします。     午後零時二十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。岡田利春君。
【次の発言】 小渕正義君。
【次の発言】 小沢和秋君。

第96回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1982/02/26、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案、臨時石炭鉱害復旧法及び石炭鉱害賠償等臨時措置法の一部を改正する法律案並びに炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案の三案を議題といたします。  本日は、参考人として、福岡県知事亀井光君、北海道知事堂垣内尚弘君、大牟田市長・全国鉱業市町村連合会会長黒田穣一君及び夕張市長・全国鉱業市町村連合会副会長中田鉄治君、以上四名の方々に御出席をいただいております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。  参考人各位に……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1982/03/11、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。塚田庄平君。
【次の発言】 中西績介君。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 小渕正義君。
【次の発言】 小沢和秋君。
【次の発言】 これにて両案に対する質疑は終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。     午後五時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  まず、石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1982/03/19、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  臨時石炭鉱害復旧法及び石炭鉱害賠償等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本案審査中、参考人として石炭鉱害事業団理事長町田幹夫君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中西績介君。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 田中昭二君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後零時二十八分休憩

第96回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1982/03/25、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  臨時石炭鉱害復旧法及び石炭鉱害賠償等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、参考人として石炭鉱業審議会鉱害部会部会長加藤一郎君、佐賀県知事・佐賀県鉱害対策連絡協議会会長香月熊雄君、福岡県鉱害対策被害者組合連合会会長三村保君及び三井石炭鉱業株式会社社長松田修君、以上四名の方々に御出席をいただいております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。参考人各位におかれましては、ただいま議題となっております本案について、それぞれの御立場から忌……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1982/04/01、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  北炭夕張新炭鉱の事故による殉職者の遺体収容について、政府から説明を聴取いたします。神谷立地公害局長。
【次の発言】 次に、臨時石炭鉱害復旧法及び石炭鉱害賠償等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。細谷治嘉君。
【次の発言】 田中昭二君。
【次の発言】 小沢和秋君。
【次の発言】 石原健太郎君。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出が……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1982/04/22、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡辺省一君。
【次の発言】 塚田庄平君。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 田中昭二君。
【次の発言】 小渕正義君。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 塚田庄平君。
【次の発言】 小沢和秋君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時二十九分散会

第96回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1982/07/08、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  夕張新炭鉱事故問題について、本日、参考人として夕張新炭鉱事故調査委員会委員長伊木正二君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人の意見は委員の質疑により聴取することといたします。
【次の発言】 去る二日、政府に報告されました夕張新炭鉱事故調査委員会の調査結果について、政府から説明を聴取いたします。福原立地公害局長。

第96回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1982/08/19、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  今国会会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、石炭鉱業に係る電力用納炭枠の拡大に関する陳情書外五件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じた場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いた……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1982/08/26、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  本日は、北炭夕張炭鉱株式会社の経営問題について調査を進めてまいりたいと存じます。  参考人として北炭夕張炭鉱株式会社管財人大澤誠一君、三井観光開発株式会社代表取締役会長萩原吉太郎君、夕張新炭鉱労働組合執行委員長三浦清勝君、以上君名の方々の御出席をいただいております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。参考人各位におかれましては、本問題につきましてそれぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じま……

第97回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1982/11/30、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き私が委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。  御承知のとおり、懸案でありました北炭夕張炭鉱の再建問題は、関係各位の懸命の御努力にもかかわらず、去る十月九日閉山のやむなきに至りました。まことに残念であります。同鉱閉山の及ぼす影響はきわめて大きく、今後の対策として、解雇されました従業員の再雇用を初めもろもろの問題解決が強く望まれているところであります。  また、先日、三井砂川炭鉱に事故発生を見たのでありますが、何よりも事故防止、安全対策に十分意を用いなければなりません。  幸い……

第97回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1982/12/25、36期、日本社会党)【議会役職】

○枝村委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 なお、今国会会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、北炭夕張炭鉱の復興に関する陳情書一件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 この際、通商産業大臣並びに労働大臣から発言を求められておりますので、順次これを許します。通商産業大臣山中貞則君。
【次の発言】 労働大臣大野明君。


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○枝村分科員 昭和四十一年の七月に開設されました山口県宇部市の宇部空港に関する問題について質問いたしたいと思います。  これは地元の住民が一致して強く要求しています、いわゆる約束履行の問題と、それから生活の安全を脅かす問題が三年たった今日まで尾を引いておりまして、しかもそれは未解決であり、これからも全然解決の見通しがない。そうしてその紛争はますます拡大していく状況にありますので、この問題に関係を持つ運輸省当局の明快なる答弁を受けて、早期解決のめどをつけて、地元の住民が安心して生活できるようにしたいと思っておるのであります。  問題のいきさつについては、しばしば陳情その他のいろいろな方法で運動が……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○枝村委員 私の質問は、国鉄再建財政に基づく営業近代化をすることによって労使の関係は一体どうなっておるのか、いまから先、どうしようとしておるのかというような問題を中心に進めていきたいと思います。  総裁にお聞きしたいのですが、あなたは常日ごろから、国鉄再建については、国鉄の全職員はその立場のいかんにかかわらず真剣にこれは考えておる、したがって、自分、いわゆる総裁の考えておることは必ず理解してもらえるものだ、こういうように信ずるということをよく言われておるそうでありますが、いまもその気持ちについてお変わりはないのでしょうか。
【次の発言】 ただそれが精神的な自分の気持ちの表明とか訓話ということで……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。