このページでは横路孝弘衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。横路孝弘衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○横路委員 先ほど松本委員のほうから話がありました、ボーイング727の飛行機事故の最終報告について、若干お尋ねをしたいと思うのですが、時間が非常にございませんので、簡単に二、三の点だけお伺いをいたしまして、あと詳細な点は、実はこれから交通安全対策特別委員会のほうで議論することになっておりますので、二、三だけお尋ねをしたいと思うのです。 この四年八カ月をかけて事故報告書が提出されたわけですけれども、この事故から、直接この内容から、今後の空の安全という観点に立って、一体運輸省は監督官庁として何を学ばれたのか、それをお尋ねしたいと思います。
○横路委員 いま安全操業の問題について話が出ましたので、その点について外務大臣のほうにお尋ねしたいと思いますけれども、ソ連側から話し合いに応じたいという回答があったということでありますが、それは昨年の九月の愛知提案をもとにして話し合いに応じたいということでございますか。その点をまず確かめておきたいと思います。
【次の発言】 この安全操業の問題は、北海道の漁民の最大の願いであるわけです。そこでその安全操業の交渉について二つほどちょっと確かめておきたい点があるのです。
愛知提案の内容は、歯舞、色丹、択捉、国後の四つの島について、十二海里、三海里の間について安全操業を認めてくれということが提案の内……
○横路委員 初めに警察庁のほうにお尋ねしたいと思うのですけれども、四月の六日から春の交通安全運動が始まっているのですけれども、昨日の夕刊によりますと、ことしに入ってからすでに死者が四千二十六人に達した。大体いままでの統計から見ますと、事故は下半期、八月―十二月に非常に多いわけでありますけれども、このペースでいきますと、ことし一年間の死者、負傷者の数というのは――この前、今後死者ついては五%に押えたい、負傷者については一〇%に押えたいという御答弁がありましたけれども、ことし一年間の予測がどういうことになるのか、まずその点からお伺いしたいと思います。
○横路委員 私は、日本社会党を代表して、日本社会党提出の交通安全基本法案に賛成し、政府提出の交通安全対策基本法案に反対の討論をいたしたいと思います。 すでに昭和四十四年八月二日、第六十一国会におきまして、わが党の板川委員から詳細にこの両案についての討論がされておりますけれども、さらに日本社会党が政府案に反対する立場というものを明確にいたしたいと思います。 昨年の自動車交通事故は、件数が七十一万七千六百二十一件、死者は一万六千二百五十八人、負傷者の数は九十五万一千五百四十二人と、一昨年に比較してそれぞれ一三%、一四%、一五%の増加となっており、ことしもすでに昨年の数字を上回る交通事故が全国各……
○横路委員 二つほどお尋ねをしたいと思うのですけれども、一つは、昭和四十一年の二月四日に、乗員乗客百三十三名が死亡した例の全日空のボーイング727型機の問題についてお尋ねをしたいと思うのです。 あの事故以来四年経過して、本年の一月二十四日に、事故の技術調査団から事故の推定原因は不明という公算が大であるという内容が発表されました。何かいろいろ雑誌の報道によりますと、これは多数決できめられた。科学の世界に多数決を持ち込んだ点でいろいろ批判があるようでありますけれども、そのことはともかくとして、その後正式な報告というのが全然なされていないわけです。一体あの事故技術調査団の内容が一月二十四日に公表さ……
○横路委員 先月の十五日に、ここの交通安全対策特別委員会で羽田の状況について視察に行ったわけでありますけれども、私どもが視察に行った一週間後にチャイナ航空のボーイング727が、作業中の滑走路上にいた車と衝突をして、一人なくなったという事故が発生しているわけであります。その事故に関連いたしまして空の安全について二、三お尋ねをしたいと思うのですけれども、そのときにもあのタワーにのぼりまして、タワーの状況なりあるいはレーダー室なども見せていただいたわけなんですけれども、まずあの事故について、航空局のほうで現在まで調査された内容について最初に簡単に御報告をいただきたいと思います。
○横路委員 時間が非常にないので、いま運輸委員会のほうでの、ICAOのほうの条約に基づいた報告書でないのじゃないかというようなことの議論はあとにして、少し内容についてお尋ねをしてみたいと思います。 ボーイング727の事故の最終報告書が九月二十九日に出されたわけですけれども、このレポートの結論を見ると、この当該機は、接水前には何らの異常もなかったのだということが結論になっているわけです。何らの異常もなく、ともかく飛行機が接水に入ったということがこの結論の部分になっていると思うのです。 そこでお尋ねしたいのは、時間がありませんので一つ二つにしぼりたいと思うのですけれども、まず、いま運輸委員会の……
○横路委員 最初に木村先生のほうにお尋ねしたいと思うのですけれども、木村先生は、この事故調査団の責任者として、この事故の原因の究明に当たってきたわけですけれども、私たち国民の立場からぜひお尋ねしたい第一点は、この事故の調査から、将来の空の安全のために、一体何を私たちは学んだのかということですね。これはどうしてもまず最初にお尋ねをしておきたいのです。
【次の発言】 原因不明といっても、それは証明ができなかったから原因不明だというなら、それはそれで理解できるのです。その調査の過程で、この事故とは直接無関係であっても、いろいろ飛行機自体のふぐあいとかあるいは欠陥ということが見つけ出されることもあると……
○横路委員 私は、ことしの四月の二十一日に日本原演習場の東地区において自衛隊は一〇五ミリりゅう弾砲の実弾射撃を行なった、その際、その危険地域の中に住民がいたという問題について、二、三お尋ねをしたいと思うのです。 この問題について四月二十四日の内閣委員会で中曽根防衛庁長官がこういう答弁をしておるわけです。「危険防止のため弾着地域をほぼ中心として東西約四百五十メートル、南北約六百メートルの危険地域を設定した上、さらにその外側に立ち入り禁止地域を設ける等、安全に万全を期し」た。その上当日は、いろいろ人員を配置して確認した上、さらに射撃にあたってはヘリコプターを飛ばして安全を確認したという答弁になっ……
○横路委員 私は、きょうは、自衛力の限界について、法律論じゃなくて、実体論からひとつ議論したいと思いましたけれども、本論の前に二つほどお尋ねしたいと思います。 一つは、長官も御承知のことだろうと思いますけれども、長沼のミサイル基地の設置に関しまして、現在札幌地方裁判所で行政処分の取り消しの裁判が行なわれております。ことしに入りまして、先月の十三日の法廷におきまして、次に述べます十四の書類につきまして、文書の取り寄せの申請が許可になりまして、裁判所のほうから、すでにこれは防衛庁の各責任者のほうに取り寄せ申請が行っておると思うのですけれども、一つは昭和二十九年から昭和四十五年度までの統合防衛計……
○横路委員 本日は、運輸省の設置法改正案に関連いたしまして、航空行政と陸運行政についてお尋ねをしたいと思いますけれども、その前に、今回この設置法で出ております海運局船舶整備公団監理官の廃止など、一連の法律職の廃止についてなんですけれども、運輸行政改革による機構の整備であるというふうにいわれておりますが、運輸省における新しい行政改革の方向について、基本的な姿勢というものを最初に運輸大臣から明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこでいまの陸運事務所なりあるいは航空保安体制なり、これはあとで具体的にお尋ねいたしますけれども、そういう現場を見ますと、やはり一つの不安というものが国民の中……
○横路委員 きょうは法務省の設置法ということでございますので、いまの刑務所のあり方を中心にして質問をいたしたいと思いますけれども、その前に、ことしの四月十八日に、いま札幌地方裁判所で行なわれておりますいわゆる長沼のミサイル基地事件に関しまして、法務省のほうで福島裁判長に対する忌避の申し立てをいたしましたけれども、その問題について少しお尋ねをしてみたいと思います。 まず初めに法務大臣にお尋ねしたいと思うのですけれども、ここ二、三年来、いろいろな行政事件あるいは刑事事件の中で、国側が敗訴する事件というものが相次いで起こっているわけであります。二、三例をあげますと、たとえば外国人の強制送還について……
○横路委員 関連して。きのうの議論の中でも、結局この忌避が通ると、裁判官のレッドパージが進行するんではないかというおそれがある。国民がそういう不安を抱いている。ですから、こういう却下の決定というのは、国民の立場に立った場合、非常に妥当な決定だと思う。いま、全文を読んでいないから、まだ即時抗告の点については検討されていないということでありましたけれども、要するに皆さんの論理というのは、福島裁判官は青法協の会員だ、青法協の会員だから長沼事件の具体的な訴訟の支援活動をしているんだ、これが皆さんの主張の根幹にあったと思うのです。ところが、この具体的な事実認定の中で、法律的な問題については、つまり申し立……
○横路委員 あといろいろ質問があるようですので、簡単に二、三お尋ねしたいと思うのですけれども、いま放置しておいてはともかくいけないのだ、こうおっしゃったわけなんですけれども、いままでこの問題が決着しなかったのには、それなりのやはり理由があるわけですね。これはすでにもう二十年以上現行の少年法のもとで運用されているわけです。だから実際にその運用をやってきた中でこういう問題が出てきたから改正しなければならぬというならば、それはそれで話がわかるのですけれども、まとまらぬで、そういった話し合いが行なわれているだけだから、ともかく放置しておいては困るから作業を進めようというのでは、これはやはり基本的な姿勢……
○横路委員 いま伊藤委員からも話がありましたけれども、長官の訪米というのは非常に微妙な段階での訪米だと思うのです。微妙な段階だというのは、国防の基本方針を改定するということを、この間の国会で打ち出しながら、現在まだ安保の位置づけをめぐってこれがまとまらない段階にある。もう一つは、第四次防のほうもいよいよだんだん煮詰められつつある段階にある。一方で、先月の二十九日に、昭和四十六年度の予算の概算要求が六千九百七十七億ということで、いよいよ世界で七番目というような軍事費になる、他方で、アメリカのホワイトハウスの高官の口からさえ、日本の軍国主義化の危惧というものが表明されている、そういう段階での長官の……
○横路委員 きょうは先日、八月二十五日に福岡地方裁判所のほうで博多駅事件について準起訴手続請求事件の決定がなされましたけれども、この内容に関して、検問と所持品検査を中心に、この博多駅事件並びに日弁連の人権擁護委員会の警告、この二つの内容を中心にして少しお尋ねしたいと思うのですけれども、時間がありませんので、最初に、この決定を読んでみていろいろ問題点があるわけでありますけれども、非常に不審に思う点があるわけであります。その点を中心に最初に御質問をしたいと思います。 質問の第一点は、この決定の中で被疑者の特定という項目があるわけでありますけれども、この被疑者の特定というところで裁判所ではこういう……
○横路委員 きょうは、厚木の飛行場の問題を中心にして御質問したいと思うのです。その前に、先輩諸氏のあたたかい思いやりに感謝を申し上げる次第であります。 年末年始を控えて、飛行機の切符はどこも満員というような状態なんです。それにつけても思い出されるのは、ことしの夏の例の減便騒ぎでありまして、飛行機会社のほうはことし八月だけで百三十二億円という収入で、笑いがとまらぬようでありますけれども、しかし、乗客のほうは一時間も二時間も空で待たされたり、東京から札幌へ乗った者が名古屋でおろされたりということで、非常なラッシュだったわけですけれども、ことしの夏の混雑ぶり、非常にディレイが出たということの原因は……
○横路委員 航空局のほうにお尋ねいたしますけれども、午前中も運輸委員会のほうで、航空局長、ことしの夏の例の混乱ぶりについて、一時間最高三十四機、三時間平均九十機という基準はやはり甘かった、冬になると風向きも変わるので、一日平均四百八十回の離発着に基準を押えていきたいというような話があったわけなんです。
そこで、少し具体的にお尋ねをしていきたいと思いますけれども、今月のスケジュールは、羽田で一日大体何回の離発着になっているのか、その辺からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 たとえば十一月の場合の一日の最高というのは五百二機ですね。平均で四百六十機です。十月の場合でも一日の最高は五百……
○横路委員 小林法務大臣には連日公害罪の御審議でたいへんだろうと思いますが、きょうは簡単に少し二、三点だけをお尋ねしたいと思います。 この設置法の中で、関連いたしまして出入国管理の行政についてお尋ねをしていきたいと思うのですが、その前に基本的なことについて一点、二点法務大臣にお尋ねしたいと思います。 一つは、監獄法の問題ですけれども、ことしの五月六日のこの委員会で、法務大臣、ぜひ監獄法の改正をやりたい、できれば次期通常国会までにはこの案を作成したいという御答弁があったわけですけれども、現在までこの作業についてそういうような方向で進められているのかどうか、その点について最初にお尋ねしたいと思……
○横路委員 長官が来るまで人事院のほうに少しお尋ねしたいと思いますが、寒冷地手当の問題ですが、この公務員給与の体系そのものが、少し勉強したところではわからない。いろいろな経過がありまして、その辺のところを踏まえてお尋ねしたいと思うのですけれども、今度の勧告で、いわゆる石炭手当加給について勧告がなされなかったわけですけれども、最初に公務員の寒冷地手当に関する法律の二条の「次の表に掲げる額を加算した額とする。」ということで甲地、乙地、丙地、そのほか分けて額があるわけですけれども、これの算定の基準というのは一体どこにあるのか、その辺のところから明らかにしていただきたい。
○横路委員 一問だけお伺いしたいのですが、いま十二月二十一日の大量解雇については知らなかった、したがって対策の講じようもなかった、こういう御発言だったのですけれども、実はことしの八月下旬に千歳のクマ基地においても、千五百名の解雇が出ております。三月末までの解雇が七百七十九名です。そしてこの十一月一ぱいで解雇になったのは百八十五名いるわけです。では、今回の解雇は知らないとしても、前の解雇は当然総務長官も御存じだろうと思うのですが、この七百七十九名のうち、一体何人就職が内定しているか、御存じですか。
【次の発言】 これはもうすでに八月の末に発表になっているのですよ。もう四カ月たっているわけですね。……
○横路委員 公害罪についてしぼってお尋ねをしたいのでありますが、まず、この法律案の提案理由説明書の中に、公害罪を提案した理由として、「現行の刑法の規定及び関係法令の罰則が公害の実態に照らして必ずしも十分なものとはいいがたい状況にある」から公害罪法案を提案したのだということが書かれているわけであります。この「関係法令の罰則が公害の実態に照らして必ずしも十分なものとはいいがたい」というのは一体何を認識されていわれているのか、まずその辺を法務大臣お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 行政法規はわかっているのです。要するにおたくのほうの認識として、この罰則が不十分だというわけでしょう。関係法令……
○横路委員 冨永参考人に一点だけお伺いしたいのですけれども、現行の免許の取得制度ですね、指定自動車教習所、そのほかとあるわけなんですけれども、指定自動車教習所のいまのあり方について、特に何か問題とすべき点があるかどうか。
それからもう一つは、路上教習の充実拡大、さらに義務化という問題があると思うのですけれども、この点についてどのようにお考えなのか。その一点ちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 いま、路上教習をまだ強化していくべきだという御意見だろうと思うのですが、そこで、警察庁の方お見えになっておられますので、一つだけお尋ねしたいと思うのです。
道路交通法の改正を国会のたびにやっております……
○横路委員 都市の防災という点から、地震の問題と交通事故の問題二つにしぼってお尋ねをしたいと思います。 最初に、今回のロサンゼルスの災害の問題ですけれども、いままでもいろいろな委員会で議論がなされておりますけれども、都市の災害として、いま過密都市の現状を改造していく、あるいは再開発していくという上で大きな参考になるのじゃないか、また幾つかの教訓もこの地震の中にあるのじゃないかと思うのです。そこで、政府の調査団が建設省のほうからも行かれて、まだ細部にわたるレポートは無理であろうと思うのですけれども、現在までのところで、これからわが国として参考にすべき問題点あるいは検討すべき点というものがござい……
○横路委員 空港総裁がお忙しいようなので、最初にそちらのほうの問題から質問を始めたいと思います。
きのう穴倉に入っておりました農民も警察力を使って出したようでございますけれども、これからの作業についてお尋ねをしたいと思うのですけれども、これからの農民との話し合いというのは、いろいろな問題がまだ残っていると思うのですけれども、どのように進められるお考えなのか、まずその辺からお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 話し合いの内容ですね。どういう方向で話をしていくのかという点、それから、いま無縁の人とは話し合いをしないということでございましたけれども、今度強制的に収用された、たとえばきのう閉じこ……
○横路委員 四次防の原案について、少し各論にわたるかもしれませんけれども、お尋ねをしていきたいと思います。 初めに、この四次防が完成しますと、いろいろ指摘されておりますように、総額で五兆八千億近いもの、昭和五十一年になりますと、年間大体一兆五千億くらい、毎年一八・八%の伸びで、大体世界で絶対額において六番目ないし七番目になる。こうした軍備の拡大というものが、日本を取り巻く周辺の諸国間にどのような政治的、軍事的な影響を与えたのか、あるいは与えているのかという点が実は非常に大きな問題だろうと思うのですけれども、作成にあたって、長官のほうでそういう影響については考慮されたのかどうか、お伺いをいたし……
○横路委員 厚生大臣の前に、ちょっと確認ですけれども、総務長官に公害研究所について本会議で私が質問したときに、研究機関から集まったいろんな資料を含めて、集まった資料というのは、これは国民のために広く公開する旨お答えになっていますけれども、その趣旨は変わりありませんね。
【次の発言】 そこで厚生大臣にお尋ねしたいのですけれども、いわゆる農薬の残留の問題で、母乳の農薬汚染について厚生省のほうで二十四の都道府県へ委託していろいろ調査をやられた。この調査について、先日新聞で、大阪における調査の結果というのが公表されたようでありますけれども、厚生省としてはこれについてまだ公表されていないようであります。……
○横路委員 時間もだいぶおそくなりましたし、このあと楢崎先生の質問もありますので……。
いま森永の砒素の事件が議論されていたわけですけれども、私、サリドマイドの関係について、ちょっとこれからの対策についてお尋ねをしてみたいと思うのですけれども、その前に、一体いまサイドマイド児といわれているものは何名いるのか、厚生省のほうでどのように把握されているのか、その点からお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 従来、この森山報告によりますと、百九十七名ということでしたね。その父母の会の調査ですと二百名をこえて二百七名ないし八名といわれておる。これはおたくのほうではどのような調査をやられておるのか……
○横路委員 ことしの予算の分科会で、最高裁判所の職員の定員の問題、とりわけ速記官の問題を中心にお尋ねしたわけでありますが、時間の関係で少し残っている問題がありますので、それに関連して少しお尋ねをしていきたいと思います。 最近民事事件、刑事事件とも大体事件数そのものはやや減少ぎみ、減少ぎみといっても都会等にはいまの過密過疎の状態を反映して事件が集中している、ひまなところはひまになる、こういう現象が出ているわけです。その中で、この間の御答弁ですと、人員の配置がえをやってそれに対応していくんだ、こういうお話があったわけですけれども、人員の配置がえということで具体的に問題になるのは、地方の支部なり簡……
○横路委員 農林大臣が何か農林水産委員会のほうに出ているということでございますので、最初に運輸省のほうの関係でお聞きいたしたいと思いますけれども、最初に、成田の新東京国際空港建設予定地の強制収用の代執行についてお尋ねしたいと思います。 現地の状況というのは、新聞にも報道されておるように非常に緊迫をしておるわけでありまして、ざんごうを掘って農民のほうは抵抗する、こういう姿勢をくずしていないわけです。こういう非常に危険な状況の中で、なおかつ政府はこの二十二日からこの代執行を強行されるお考えを変えていないのかどうか、その点を最初に運輸大臣から御答弁を願います。
○横路委員 先日の古々米の味噌工業協会に対する払い下げの問題でありますが、農林省のほうで調査をして報告するということでございましたので、この機会にその結果を御報告願いたいと思います。
【次の発言】 その報告を受けないと次の質問進みませんよ。――連絡いっていませんか。
【次の発言】 いまの報告によりますと、結局二月十八日の予算委員会で私のほうで指摘をいたしました点は、事実であることを御確認いただいたものというように思いますけれども、そこで、一、二点だけ時間がございませんのでお伺いしたいのですが、このみそ用の原料米の古々米についての払い下げについて、食糧庁とみそ業界でこの件についての協議会を設ける……
○横路委員 航空行政についてお尋ねしたいと思います。 「ばんだい号」の事故、それから日本航空のDC8=61の事故、その前の747の事故を含めますと、短い間に非常に大きな事故がたくさん発生しているわけであります。先ほど来議論があったように、この原因が何かということを考えてみると、四十一年にやはり四大事故が発生して、安全第一の指導というのは、あの直後はやってきたわけでありますけれども、その後の各航空会社のいろいろな業務計画等を見ますと、安全性ということが、定時性とか快適性あるいは運航効率ということばに示されているように、経済的なコストとのバランスの中だけで考えられる、こういう航空会社の姿勢、それ……
○横路委員 この委員会でも、だいぶ航空安全の問題について議論がされてきたわけであります。今度の二大事故が発生して、なくなった人たちも帰ってこない以上、やはりこれから二度と事故を起こさないということで、行政のほうも、会社のほうも、これはやはりお互いに努力していかなければならないのじゃないかと思います。そんな意味で、きょう参考人の方々に貴重な意見を聞かせていただきましたので、それに関連をして二、三お尋ねをしてみたいと思います。 初めに、現場からの声ということで、先ほど松田参考人のほうから、運輸省のほうでいろいろ考えておられる措置については、全面的にこれは問題はないけれども、問題は、その要員がいる……
○横路委員 初めに運輸省のほうにお尋ねしますけれども、航空交通安全緊急対策要綱というのが八月七日に発表されましたが、ここでいろいろ言われている、たとえば特別管制空域ですね。ターミナルにおける特別管制空域、あるいは航空路における特別管制空域の問題、あるいはICAOから前から勧告を受けていたVMC・オン・トップの問題、こういう問題が提起をされたわけですけれども、こういう問題について私たち委員会で前から議論をしてきましたし、また皆さん方のほうでも、航空交通管制運営懇談会の中のニアミス防止、異常接近防止の分科会の中で、いろいろと四十三年来議論されてきたことだろうと思うのです。別に事新しいことではない。……
○横路委員 七日の日の連合審査で、四条三項の復元補償、対米請求権の問題について、支払いとして予定されている金額が、三億二千万ドルの対米支払いの中に入っている重大な疑いがあるという問題提起をしたわけでありますが、その点につきまして文書による回答が参っておりますので、その点を中心にして二、三質問を続けていきたいと思います。 七日の日にも指摘をしたことですけれども、今度の対米交渉の中でアメリカ側の基本的姿勢というのは、これは議会に対する説明も含めて、返還について一銭も金銭の支払いはしないんだという強い姿勢があったわけであります。これについて対米請求権のいろいろな項目、十項目あるといわれていますが、……
○横路委員 いま、いろいろと日中国交回復についての政府の姿勢について答弁があったのですが、具体的に問われている問題の一つが、現在台湾の中華航空が沖繩に乗り入れをしているわけです。もし、この施政権の返還後この乗り入れを認めるとすれば、これは航空協定の内容がオランダやイギリスと違いますから、新たに航空協定を結ばなければならないと思いますけれども、運輸大臣、その新たな協定が必要かどうかという点に関してお答えをまずいただきたい。
【次の発言】 つまり、台湾の中華航空が今度は沖繩経由で大阪に来るという場合には、いまお話があったようにカボタージュに触れるわけですね。そうすると新たな航空協定というのが必要に……
○横路委員 いま受田委員からも少し質問があったのですが、監獄法の関係に関してだけ質問をしたいと思います。矯正局長と大臣だけ、あとの方はけっこうでございます。 初めに大臣にお尋ねをしたいと思うのですが、いま刑務所関係を規律している法律に、明治四十一年にできた監獄法という法律がいまもなお存在しているのであります。この問題はたびたび国会でも取り上げられまして、昭和四十二年、当時の田中法務大臣と矯正局長が、早急にこれを改正したいという意向を明確にいたしまして、去年も私はこの内閣委員会で小林法務大臣にお尋ねをしたわけでありますが、小林法務大臣は、次の通常国会、つまりことしの春の国会までには改正案をまと……
○横路委員 災害対策とおっしゃるわけですけれども、災害というのは一体何のことですか、お考えになっているのは。
【次の発言】 災害対策というのは、これは災害対策基本法という法律があって、国と地方公共団体と一体になって災害対策をやることになって、各省でそれぞれこの災害対策が進められているわけです。じゃ一体東京都との間に――東京都は地震対策その他の災害対策の計画を持っていますよ。話し合いされましたか。
【次の発言】 私が聞いているのは立川ですよ。立川の基地に移駐したのは災害対策だとおっしゃるから、それならば事前に東京都の災害対策の計画の中に含まれていなければおかしいじゃないですか。京浜なら京浜とおっ……
○横路委員 今回のいろいろな国会論議の中を通して、いまの末期的な佐藤内閣の中で私たち審議をすることに非常にむなしさを感じて、一体審議してどれだけ実りがあるかということですね。しかしながら、五月十五日返還を前にして、この沖繩返還というのは一体何であるのかということを、やはりもう一度見直してみなければいかぬと思うのです。そんな意味で、福田外務大臣と江崎防衛庁長官に、一つは、在沖繩米軍、特にベトナムとの関連で在沖繩米軍の問題、自衛隊の沖繩配備の問題、そういう中で日本側の現在の姿勢というものはどういうものなのかということを議論をしてみたいと思うのです。 その審議に入る前に、私、福田外務大臣にお尋ねを……
○横路委員 きょうは、予備自衛官の問題と四次防の大綱について、少しお尋ねをしたいと思います。
この予備自衛官というのは、普通の自衛隊の定員充足状況と比べて非常に充足状況がいいようなんですが、この概要についての報告を最初にお願いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、少しこまかいことになりますがお尋ねをしたいと思うのですが、この予備自衛官というのは、本人の申し出がなければ、つまりこれは志願制度になっているわけですね。志願をしたあとの手続というのは、どういうことになっておりますか。
【次の発言】 そのとき、試験か何か行なわないのですか。
○横路委員 きょうは行政改革全般についてお尋ねをしたいと思いますが、最初に法案に関連して、例の細則の廃止、法務大臣の認可の廃止の問題について、矯正局のほうに二、三お尋ねをしておきます。 「刑政」という雑誌がございますが、昭和四十四年に出されたこの雑誌に、東京家庭裁判所の森田さんという裁判官が「少年院の新しい進路のために」ということで、こんなことが書かれているわけです。それは、少年院の収容人員が年々減少してきた。従来は非常にひどい過剰収容の状況だったわけで、ほんとうの少年院教育というのができなかったけれども、ようやく最近は少年院教育に新しい活路を開くことができて、少年院というのを、ほんとうのト……
○横路委員 実はきのう行管の許認可の設置法に関連して、いまの航空の保安要員の問題についていろいろとお尋ねしたんです。きょうそれを第二次空港整備五カ年計画との関連でお尋ねをしていきたいと思いますが、大臣が来られるまでちょっと……。
この間、北海道で横浜航空のセスナが、まだ原因はわからないようでございますけれども、十人ほどなくなられたというような事故がまた発生したわけでありますけれども、この原因等について、現在までの調査がおわかりでございましたら、お答えいただきたい。
【次の発言】 気象の判断を間違えたとか、いろいろなことがいわれているわけでありますけれども、こういう不定期便と新聞社等の小型機、……
○横路委員 刑法改正の作業がずっと進められているわけでありますが、初めにその点を少しお尋ねしたいのです。
きのう法制審議会の総会が開かれて、昨年の暮れに法制審議会の刑事法特別部会が出した刑法改正の結論は、全面改正が必要であり、改正要綱は、それまでに部会で決定された改正案のとおりとするということが昨年の暮れにきめられているわけでありますが、その審議が始まったようでありますが、今後のこの作業の見通しですね、どのような方法で、大体どの程度のところをめどにして進められていくのか、その作業の見通しについてちょっとお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 刑法改正の問題については、これは非常に大きな問題で……
○横路委員 いまの上原さんの沖繩の問題に関連をして基地の問題と、それからこれはこの間の沖繩国会で問題にいたしました請求権の問題についてお尋ねをしたいと思うのです。 米軍の基地の機能というのは、沖繩協定が締結される以前には、たとえば四十四年六月三日のレアード国防長官の発言、あるいは四十五年三月三日のリーサー陸軍長官の構想、あるいはチャップマン海兵隊司令官の発言で明らかなように、沖繩の米軍というのは東南アジア、西太平洋全体について緊急事態が起きた場合にすみやかに対処できる緊急部隊だ、またこれらの地域に対する補給や通信の基地であったわけです。これはこういう発言から明確であります。政府の従来の答弁は……
○横路委員 昨日、私のほうで指摘をいたしました外務省の電信案について、調査の結果を報告されるということでございましたので、初めに外務省のほうから、私のほうで提示をした二つの外務省の電信案というものが、存在をしていたのかいなかったのか、この点についてまずご確認をいただきたいと思います。
【次の発言】 外務大臣、こういう問題について外務大臣自身がお答えできないというのは、姿勢としてほんとうにまじめに私たちの提起した問題を受けとめておられるのかどうか、私は非常に疑問に思うわけであります。
いま、内容については事実であるということをお認めいただきました。この内容について、実は私は昨年の十二月七日の沖……
○横路委員 協定四条三項の四百万ドルの問題にしぼってお尋ねをしたいと思います。 実は問題は二つありまして、一つは、日本側が財源を見たかどうかという問題であります。その点について、文書の交換なり書簡があるかどうかということが第二点の問題であります。 第一点の問題ですけれども、五月二十八日の愛知・マイヤー会談の中の、先ほど安井さんのほうからも御指摘がありました、財源の心配をしてくれているということを多とするというマイヤー大使からの発言があるわけですね。これを見ると、ともかく日本側でこの四条三項の財源のめんどうを見たということだけは間違いがないと思うのですが、いかがですか。
○横路委員 きょうは札幌郵政局の豊平郵便局に関する郵政当局の不当労働行為の問題と、それから四月の末に春闘が行なわれましたが、そのときの全逓琴似郵便局についての郵政当局の問題、それからさらに東京における目黒郵便局の問題、この三つについてお尋ねをしたいと思います。 初めに、五月の初めに実は全郵政という第二組合の札幌における豊平郵便局支部長をやっていた一条進次という人が、この人は書記長をやり、副支部長をやり、支部長をやってきた、そういう意味では二組づくりの中心になってきた人でありますが、この人は昨年の十月に公金横領ということで懲戒免職になったわけであります。その方が私のところに来て、いろいろ考えて……
○横路委員 昭和四十三年以来四年ぶりに寒冷地手当について是正されることになったわけでありますけれども、この四年間の石炭の値上がり、物価の上昇ということを考えてみますと、今回のこの改正案には定額の是正がない。石炭手当加算部分についても、内容等で非常に大きな変化があるわけでありまして、その辺のところの問題点について、これから少しこまかくなるかもしれませんがお尋ねをしていきたいと思うのです。 初めに、毎年毎年北海道を中心にして要求をしてまいりまして、四年かかってしまったわけですね。毎年出るような出ないような話が二、三年前からあって、とうとうここまできてしまったというこの間の経緯について、皆さんのほ……
○横路委員 今度の場合、水産庁の機構を全面的にかなり変えるということで、当面する水産行政について若干お尋ねをしたいと思います。 いま直面している問題について、たとえば、経済社会基本計画のことばをかりれば、一方では沿岸の埋め立てによって優良な漁場というのは縮小されていく、都市化、工業化によって環境が非常に悪化していく、外国による漁業専管水域の設定とか国際規制による操業の制約等の条件というのが非常に悪くなっていっている、一方で水産物の需要そのものというのは拡大していく、これにどう対処するかというのが、このことばをかりれば、いままさに直面をしている問題だろうというふうに考えるわけです。 そこで、……
○横路委員 今回の機構改革の趣旨のところを見ますと、要するに通産省というのは、いままで行政の重点を産業の発展と貿易の振興に置いてきた、しかし最近は環境保全問題とか消費者問題、物価問題等のいろいろの問題が生起した、それに対応するような行政機構をこれからつくっていきたいということのようでありますけれども、通産省としては、従来の重点は産業の発展と貿易の振興だったがこういう困難な問題が起きてきたのだと、こうさらりと機構改革の趣旨の中で大臣も説明したわけでありますけれども、その辺のところをどう押えているのか、一体何が一番の原因なのかということについてどうお考えになっているのか、ひとつその辺のところからお……
○横路委員 今度の機構の改正は物価局を新設をするという形なんですけれども、まあ何か問題が起きると、それに対処するということで機構のほうばかりどんどん新設をされていくわけなんですけれども、これは、従来物価問題を経企庁としてやってきて、組織的にはいかなる反省というか、総括の上に立って今回のこの機構の改正になったか、その辺のところからひとつ話を伺いたいと思います。
【次の発言】 人員不足だという話でしたけれども、ちょっとその辺のところをお尋ねしておきたいのですがね。
いま国民生活局の中の物価政策課というところでやっているわけですね。これは国民生活局全体で五十名ということなんですけれども、その物価政……
○横路委員 これからの質疑の中で私がお尋ねしたいのは、一つはリチャードソン国防報告に基づいて、核についての十分性、それから総合戦力構想というのがアジアにおける戦略としてどう出てくるのか、とりわけ日本がそれにいかにコミットしていくのかということを中心に議論をするのが第一点であります。それから、過般問題になりました増原発言なるものから、天皇と自衛隊、並びに天皇と憲法という問題についてが二点目。それから三点目は防衛医大の関係、とりわけ昔ありました七三一部隊と現在の自衛隊のCBRの関係についてお尋ねをしたいと思います。この三点を質問する予定でありますので、ひとつ委員長におかれましても御配慮をいただきた……
○横路委員 登記所の統廃合の問題に関連して、若干お尋ねしたいと思います。
統廃合がいま全国的に住民の理解を得ないまま強行されようとしているわけであります。先ほどからいろいろとお話があったわけですが、ひとつ皆さん方にお話をぜひお伺いしていきたいのは、財団法人登記協会というのがございますね。この設立の経過はどういうことですか。
【次の発言】 いまここには専従の職員というのは何名おりますか。
【次の発言】 協会のほうには、何人専従の役員の方たちはおられるのですか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 ここの理事長の栗本さんという方ですか、この人はどういう経歴の人なんでしょうか。ここに入る前はどうい……
○横路委員 前回に引き続いて若干登記協会の問題を初めにお尋ねをしたいと思うのです。 この前、質問の直前に、この財団法人登記協会と東京法務局との間の契約書を見せていただきましたので、十分検討する時間がなかったのですが、これは、あのあと、こちらのほうで十分検討してみたら、大臣、やはりこれは職業安定法に完全に違反していますね。大体契約書自身がこれはもう職安法違反の契約書なんです。普通は請負契約書というのは、職業安定法の例の四十四条を抜けるためにうまいぐあいにできているわけですけれども、これはもうその辺皆さん方専門で、どのようにお考えになったのかわかりませんが、契約書自身が非常に問題があるということ……
○横路委員 航空事故調査委員会設置法案の各条については、だいぶいままでほかの委員から詳しく御質問があったようであります。私、二、三点にしぼってお尋ねをしていきたいと思います。 外務省は来ていますね。――まだ来てない。それではちょっと別のことから聞いていきます。 いままで四十一年の四大事故、それから昨年のインドのニューデリー、モスクワ、その前の「ばんだい号」、雫石と事故があって、そのたびに事故の調査委員会というのが設けられてきたわけなんですけれども、今度のこの法案の中でも、私たち、従来の事故調査のあり方から見て特に議論されたのは、ボーイング727の全日空の羽田沖の事故の調査をめぐって、あの委……
○横路委員 時間が非常に限られておりますので、問題を二つだけにしぼって、福岡歯科大学の問題と、それともう一つ札幌に札幌香蘭女子短大というのがあったのですが、これは学校ができて五年であっという間に廃校になってしまったのですが、その認可と廃校の経過を見てみますと、今度の一連の歯科大学の問題として提起をされておるところと非常に共通した問題がたくさんあるというように私は思いますので、この二点にしぼってお尋ねをしたいと思います。 最初に、ちょっと時間の都合がありますので、札幌の香蘭女子短大についてお尋ねをしたいのですが、これは開校五年でことしの三月二十八日に廃校とされてしまったわけですけれども、社会的……
○横路委員 のんびりしているような状況では、実は全然ないのです。ことし一五%ということで勧告をいただいたわけなんですけれども、この八月以降の状況というのは、もうほぼ倍ぐらいの値段なんです。いまドラムかん一本五千円でもなかなか手に入らない、こういう状況なんです。したがって、検討じゃなくて、実は調査をきちんといまの段階でやっていただきたいというように思うのですけれども、その辺のところは、 いかがでしょう。
【次の発言】 北海道警察の発表によると、最近のどろぼうというのは、金は持っていかない、金は見向きもしないで、物を持っていくということでございます。最近、北海道で一番多いのは、灯油どろぼうなんです……
○横路委員 この法律は、一つは那覇の航空交通管制部を設置をするということで、五月十五日から日本が――これは、いわばわれわれのほうに主権がありますから、当然なわけですが、ようやくその体制ができたという意味では、やはり重要な法案だろうというふうに思います。
そこで、二、三お尋ねしたいのでありますけれども、この那覇の航空交通管制部、七十名ですか、一体この内訳は、どういうことになっていて、そのレーティングの関係は、どういうぐあいになっていますか。
【次の発言】 レーダーが十で、マニュアルが二十で、あとは補助ですか。
【次の発言】 そのレーティングはどうですか。もう完全にみんなとっていますか。
○横路委員 初めに、今回の法案の出てきた背景について、少しお尋ねしたいのですが、「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律の制定について」という皆さんのほうで出された文書で、「現行の整備法では基地周辺市町村の要望を十分に果し得ない状況にある」、したがって、新法が必要なんだ、こういう説明でありますが、「要望を十分に果し得ない」というのは、一体どういうことですか。
【次の発言】 住民意識の変化というのは、いままでがまんしておったのを、もうがまんしなくなったという意味ですか。
【次の発言】 基地周辺事業の当初予算額で、その推移を四十五年から見てみますと、非常に大幅に上がってきているわけですね。
……
○横路委員 六月一日に、先日のストに関連して、日教組の幹部が逮捕されるというところまで来たわけですが、教育という、ある意味では、警察権力から一番遠いところに不当な弾圧が加えられたということで、この問題に関連して若干お尋ねをしていきたいと思います。
初めに、警察庁のほうから、現在の捜査の状況とこれからの見通し、皆さん方のほうは、十二県捜査されたわけですけれども、これがどうなっているのか、簡単に御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 つまり、いまの四つのところ以外については、これは被疑者として任意出頭をかけているというようなところはあるわけですか。現在の時点で。
○横路委員 きょうは水産行政についてお尋ねしたいと思うのですが、初めに、ことしの日ソ漁業交渉の際にソビエト側からサケ・マスの共同増殖の提案があったということで、場所がピオネール川、カムチャツカ半島のクリル湖、クロノツキー湖ということですけれども、具体的な向こう側の提案の内容と、現在どんなことに話がなっているのかということについて、初めにお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 その協力をする事業の形態とか費用の分担等についての話にはまだ入っていないわけですか。その辺のところはどういうようにお考えでしょうか。
【次の発言】 そこで、問題は、ことしの六月には海洋法会議も開かれ、日本の漁業のあ……
○横路委員 灯油の問題について若干お尋ねしたいと思うのですが、四十九年、ことしの三月十六日に「石油製品価格の指導について」という通産省の省議決定があったわけですけれども、これは行政指導ということで、個別企業に対して個別指導として行なわれたということですけれども、これは皆さんのほうで指導を行なって、すべて了解されたわけですか。
【次の発言】 その了解というのは、ともかく通産省の新たな指導があるまではこのとおりやりますということで、みんなそれぞれ個別にオーケーもとっているわけですね。
【次の発言】 その行政指導というのは、相手方の了解もなかったらだめなわけでしょう。つまり、いま御答弁があったように……
○横路委員 ことしの春闘にあたって、全国的に裁判所の当局のいわば不当労働行為的な行為というのが目立っているように思うのですけれども、この春闘にあたって裁判所としてはどんな方針でこれに臨んだのか、その基本的な方針をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 従来から問題になってきたのはリボン着用行動と、それからことしの場合は時間内集会という二つの問題だろうと思いますが、いま逸脱することは許すわけにはいかない、こういうお話だったのですけれども、私のほうでお伺いしたいのは、そういうたとえばリボン着用行為があった、あるいは時間内の職場集会があったという場合に、現実に当局側としてどういう対処をするのかと……
○横路委員 自動車騒音についてお尋ねしたいと思いますが、四十六年に出しました自動車騒音の大きさの認容限度ですね、これは従来からの国会の議論で改定をするということが約束されながら、現在まで延びてきたわけなんですけれども、従来言われてきたのはトラック、バス、ダンプカーなどの大型、それからオートバイということのようですけれども、これは現在どういうことになっておるか。そこからお尋ねをしてみたいと思います。
【次の発言】 その対象はどこどこになりますか。対象は、これは全部について三ホンをやるのですか。
【次の発言】 それ以外のものを除くのはどういう理由なんですか。
○横路委員 初めにちょっと課徴金の問題の詰めを行いたいと思いますので、高橋さん、ちょっとだけいてください。 先ほどの植木さんの答弁で、七条の二の一号、二号、三号という区分の問題なんですけれども、七条の二を見ると、公正取引委員会は次の各号に掲げる区分に応じて命じなければならない、このようになっているわけです。先ほどの総務長官の答弁では、そこの千分の三十、小売は千分の二十、卸は千分の十というのが原則であって、そしてあとは何か事業者の方から資料を出したときには二号、三号に変わるんだみたいな答弁がございましたけれども、これをちょっと確認しておきたいのです。次の各号に掲げる区分に応じて命じなければなら……
○横路委員 最近の経済状況を反映して、あるいは国際的、国内的な環境の変化というものを反映して、政府の方も低成長福祉型経済などということを言っているわけですが、それが従来のいろいろな経済政策あるいは財政政策等の反省から来ているのか、あるいは高度成長は無理だから低成長、それに国民の要求の福祉というものをくっつけて低成長福祉ということを言っているのか、いずれにしてもこれからの財政の構造なり、あるいは財源である税制の構造なりというようなもののあり方全体を考えてみなくちゃいけないところに来ていると思うのです。きょうはそんな点に少ししぼりまして、御質問申し上げたいと思うのです。 最初に一つの素材としてな……
○横路委員 初めに友末参考人にお尋ねしたいと思います。 いまのお話を聞いておって、私たちも外から見ておって、税調のあり方というものは、いつも予算編成の大詰めのときに、いわば歳出と歳入を合わせるために、どさくさに紛れて何か自民党なんかの方針が決まってから出されてくるような感じがあるわけですね。今度も何か時間がなくて、総論について議論しないで各論でやった。 つまりそれは、いままでの税体系の中では、若干の経済的な状況の考慮をして改善措置をとったということだろうと思うのでありますけれども、したがって、基本的な、たとえば租税特別措置法なり、いまいろいろ御指摘のありました不公平な税制を改めるというよう……
○横路委員 私は、五十一年度の乗用自動車排出ガス規制に伴う税制措置、この問題にしぼってお尋ねをしていきたいと思いますが、具体的な内容の議論をする前に、少し通産省、運輸省、環境庁の方にいろいろとお尋ねしたいと思います。 時間が余りないようなので、少しはしょりまして、まず第一にお伺いしたいのは、いままでの自動車の排気ガスの規制と自動車の生産の関係なんですけれども、四十八年度規制車というのは、ことしの十一月の末まで、四月以降新型車は無理にしても、継続生産できるということになりますね。それから、五十年規制についてはこの四月一日から、そして継続車については五十二年の二月の末までということになっているわ……
○横路委員 財政専売ということで長期的に見る場合の一つのポイントというのは、消費がこれからどうなっていくかということだろうと思うのですが、従来、昭和四十四年から四十八年までのたばこの販売数量というのは毎年相当な勢いでふえてきておりますが、これからの見通しは、昭和五十五年あたりまでどの程度伸びていくというように考えておられるのか、その辺からお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 第二次中期経営計画案、これのべースとしては大体どのぐらいを見ているのですか。
【次の発言】 この案でいくと、昭和五十三年が三千三百億本ぐらいということですね。定価改定後も大体毎年百億本ぐらい、特に五十一年度では相当……
○横路委員 台風がやってきて災害が起きると、いつも天災か人災かというあの議論が必ず起きるわけですけれども、問題点を二つほどにしぼってお尋ねをしたいというふうに思います。 一つは、今回の石狩川本流のはんらんの問題ですけれども、最初にちょっと数字だけお尋ねしますが、この石狩川本流で完成築堤というのが大体何%ぐらいなのか、それから計画高水位から計画築堤高未満、つまり計画高水位まで一応達しているというのはどのくらいなのか、高水位以下のものはどのくらいなのか、完全な無堤のものはどのくらいなのか、これは建設省の方に最初にお答えいただきたいと思います。
○横路委員 先ほども質疑がございましたけれども、鉄鋼問題についてもう少し詳しく、十日に調査結果というのが公表されたのですけれどもさっぱりわけのわからぬものでありまして、その辺の内容を少し詰めてお尋ねしたいと思います。 皆さんの方が記者会見で発表されました「高炉メーカーの鋼材値上げについて」、その中の「問題点」のところで、不自然さが残るとか、疑点が残るとか、問題が存するとか、そしてこの中には人為的に出荷価格を設定したことを端的に示すものであるという指摘まで行いながら、結局やみカルテルとしての認定ができなかったわけですね。 当初からのいろいろな経過を見ておりまして、そもそも何を目的として、どう……
○横路委員 福田太郎氏とはいつからの知り合いですか。
【次の発言】 だれの紹介ですか。
【次の発言】 どういうことで紹介を受けましたか。紹介されたのはどういう理由で紹介されたのですか。
【次の発言】 鬼俊良氏はいつからの知り合いですか。
【次の発言】 だれが紹介をしてくれましたか。
【次の発言】 鬼さんはユナイテッド・スチール社には来られたことがありますか。
【次の発言】 児玉譽士夫あるいは児玉譽士夫の秘書の太刀川恒夫は知っていますか。
【次の発言】 ニチドウシローというバーが銀座にあったのですが、そこに一緒に出入りしたことはございませんか。
○横路委員 いま議論のありました四十六年二月のエアバス四十七年導入延期の行政指導についてお尋ねをしていきたいと思いますが、初めにちょっと確認をお願いしたいと思うのであります。
最初に、昭和四十五年九月の運輸省航空局、航空輸送需要予測、前の年の八月、航空輸送の現状というのが出ていますが、この航空輸送の予測について、昭和五十年度の予測、国際線は一千万人、それから国内線四千万人、伸び率二四%、二三%、こういう予測でございますね。事実違いございませんね。
【次の発言】 次に、昭和四十六年二月五日、空港整備五カ年計画についての閣議了解、昭和四十六年二月五日ですよ、このときのこの五カ年計画の基本になった……
○横路委員 先ほどから聞いていますと、どうも記憶がさっぱりないようでありまして、全部最近の調査に基づいて何か御答弁されているようですが、本人の記憶していることと体験した事実について御証言をいただきたいと思うのであります。
そこで、先ほどの四十六年二月の問題なんですが、もしかするとおかしなことになるかもしれないとあなたは先ほど証言をされましたけれども、そういうおかしなことになるかもしれないというのは、どういう動きを察知してそういうことをあなたはその当時お考えになったのですか。
【次の発言】 そうじゃなくて、もしかするともしかするかもしれない、そういう、あなたが航空局長として心配された――それは……
○横路委員 いま報道されるところによりますと、丸紅の伊藤前専務が偽証罪等で逮捕されたようであります。そこで証人にお尋ねしたいのでありますが、今回、全日空で逮捕された三人、沢専務を別にして植木、青木というのは、あなたとほぼ同じ時期に全日空に入社されていますね。そんなに違いのない時期であります。逮捕されたことについて、あなたは信じているという先ほどの御証言がありましたけれども、子供じゃないのですから、もうこの事態になって、信じているだけでは済まされないのじゃないでしょうか。新聞の報道によりますと、ほぼ両名ともだんだん認めてきているということのようでありますが、現在どのようなお気持ちでしょうか。
○横路委員 初めに法務省の関係でお尋ねしたいと思うのですが、昨日、予算委員会で伊藤宏の告発、逮捕が先行したわけですが、告発をしたわけです。その旨、捜査当局の方から国会に協力の要請が来て、そういう措置をとったわけですが、国会は、すでに若狭得治氏を告発しているわけですね。国会の告発した若狭氏については、一体、皆さんの方で捜査しているのかどうか、これはどうなんですか。
【次の発言】 しかし、われわれの聞いているところでは、まだ本人の事情聴取もしてないでしょう。つまり肝心な国会が、きちんと告発をした問題について、それは、まあ捜査のいろいろな段階なり状況があるのでしょうけれども、しかし、そうしたこれを、……
○横路委員 総理大臣にお尋ねしますが、いよいよ捜査も政府高官へと迫っていると言われている段階なんですけれども、ロッキード事件の疑惑の焦点の人々の中に、自民党に所属している国会議員の人の名前が世上いろいろと挙げられているということについては、総理大臣、これは御存じでしょう。いかがですか。
【次の発言】 いや、実際にその捜査対象になったということで調べられたとかどうだとかいうことじゃなくて、世上そういうことが言われておる。その政府高官の解明というのが今回の事件の最大の到達すべき目標だということは、これは総理大臣、御存じなんでしょう。
【次の発言】 その中に、たとえば総理大臣を経験した人だとか大臣を……
○横路委員 きょうはちょっと従来の議論の角度を変えて児玉譽士夫関係について少しお尋ねをしたいのですが、児玉譽士夫がどうして戦後三十年間、これほどいわば日本の政界や財界の中に力があったのか、力というのは表の力よりむしろ裏の力ですけれども、やはりそういうことの解明なくして、政府高官を挙げただけでロッキード事件終わりということには私はならないのじゃないか。いわばこの事件の構造性ということが言われていますけれども、その構造性の一つというのは、こういう男がなぜこんなに日本の裏の世界で大きな力を持ったのかということにあるんじゃないかと思うのですが、法務大臣、あなたも面識があるようですけれども、どこに児玉譽……
○横路委員 初め法務大臣にお尋ねしますが、田中前総理についての捜査は、P3Cの関係は別にして、トライスター導入に関しては終了したというお話ですけれども、これは間違いございませんか。
【次の発言】 起訴状を見ますと、ピーナツとピーシズというこの二つの領収証に関連をして五億円、外為と収賄ということで起訴されているわけですが、丸紅が出した領収証というのはそのほかに三十ユニット、九十ユニットという二つの領収証があるわけです。この三十ユニット、九十ユニット、合計一億二千万という関連がこの田中の起訴事実の中にはないわけですけれども、これは関係がなかったということなんでしょうか。
○横路委員 ちょっと関連いたしますが、一山、二山越えたというところとの関係なんですが、このユニット三十の関係で私たち国会で証人喚問しているのがいるわけです。一応きのうの答弁でも安原刑事局長は、このユニットに関連して強制捜査はもうこれ以上行われないだろうというように、次席検事の発言を国会で敷衍されたと思うのですが、それはそれでよろしいですか。
【次の発言】 問題になっているのはやはりユニット三十ですね。三十のうち、わかっている部分というものは五百万と二百万の七百万だけですね。そうしますと、その残りの部分についても、これは職務権限の問題とか、あるいは請託の問題がいろいろ言われているわけですけれども……
○横路委員 いよいよ国会も灰色高官の公表問題というのがきょうも衆議院で午前中議論されたわけですけれども、それに関連して若干お尋ねをしたいと思います。
先ほど、きのうの答弁を含めて取り調べた参考人というのは四百人ということでしたけれども、これをPXLの関係とエアバスの関係に分けると、大体何人ぐらいずっということになりますか。
【次の発言】 それから、役所の関係の参考人ですけれども、PXLの関係ではどこの役所大体何人ぐらい、エアバスの関係ではどこの役所何人ぐらい、これはわかりますか。
【次の発言】 これはきのうのうちから、この問題ちょっと調べておいて報告してくれるようにお願いしてあったのですけれ……
○横路委員 ただいま議題になりました五十一年度公債の発行の特例に関する法律案及び同法律案に対する修正案について、社会党を代表いたしまして反対の討論を行います。 本法案は、特例法とは言いながら、昨年に引き続き大量の赤字公債の発行を意図するものでありまして、一般会計における公債の依存率は二九・九%、合計七兆二千七百五十億、うち特例公債は三兆七千五百億円となり、他の先進諸国にも例を見ない数字であると同時に、戦前の高橋財政当時の一般会計における依存率に近い数字となっているわけであります。これでは、高橋財政に始まる公債政策が、結局は一時的とは言いながら恒久化していって、軍事費を中心として安易な財政膨張……
○横路委員 いま議題になりました法案のうち、米州開発銀行、アフリカ開発基金の参加に伴う措置に関する法律の改正案、この二本について私はお尋ねをしていきたいと思います。 お尋ねをする前に大蔵大臣に、最近の政治情勢についてちょっとお尋ねをしたいのでありますが、会期末を迎えてわれわれきょうもこの委員会で四本の法律を議了までするということで、審議にそれぞれ協力をしてきているわけです。一方、またロッキード問題の方も検察庁の捜査も進んで、いよいよ強制捜査の段階に来ているわけです。この段階で、自民党内で三木さんに対する倒閣運動ともいうべきものが進められているわけでありまして、一般国民の投書等、最近ずいぶん新……
○横路委員 簡単にお尋ねしていきます。
四十五年の一月九日にその選定委員会を発足させたときは、いつ導入ということを予測してこの選定委員会を出発させたんですか。
【次の発言】 四十七年四月導入のためには機種をいつ決めなければいけませんか。
【次の発言】 どうしてこれが決定にならなかったのですか、四十五年の秋に。
【次の発言】 四十五年の春以来のジャンボの様子並びに万博のお客さんの状況を見て決めたということですけれども、全日空の四十五年十二月につくられた経営五ヵ年計画、この四十五年十二月の経営五ヵ年計画で四十七年度三機導入、五十年度まで十八機導入ということを決めているじゃありませんか、あなた。
○横路委員 三木総理に初めにお尋ねしますが、先ほどの楢崎委員の質問に答えて、疑惑は徹底的に明らかにしていかなければいかぬ、真相を明らかにしなければいけない、こうおっしゃいましたけれども、その疑惑というのはどういうことをお考えになっているのですか。
【次の発言】 つまり、アメリカの上院の公聴会で明らかにされた二百万ドル、六億円、政府高官に渡っていると言われているこの六億円の問題の真相を明らかにしなければならない、こういうことですね。
【次の発言】 今回の東京地検並びに東京国税局あるいは警視庁の捜査は、児玉譽士夫に対する所得税法違反、児玉譽士夫に対する外国為替管理法違反と、大久保利春、伊藤宏に対す……
○横路委員 お尋ねをいたしたいと思いますが、いまお話がありましたオプションの点ですけれども、常務会でいろいろとお話をなされたというお答えがございましたが、この常務会には現在の若狭社長、当時の副社長ですね、それから現在の渡辺副社長、当時の専務ですね、この方はその常務会には出席をされているメンバーですか。
【次の発言】 それでは、先ほど証人が御証言された常務会で話をしたというときには、この二人もおったということになりますね。
【次の発言】 それから、その四十五年の二月に若狭さんを団長とする訪米団を送って、帰ってきてからいろいろとその報告があった。先ほどちょっと明確じゃないのですけれども、そういう報……
○横路委員 私は、きょうはロッキード事件に関して、特に昨日行われました証言、その中でも全日空の若狭証人と大庭証人の証言の内容が非常に食い違いを見せたわけでありますけれども、幾つかの点について、若狭証人の証言が虚偽ではないかという点について、これは事実の問題でありますからお尋ねをしていきたいと思うのでありますが、その前に若干お尋ねをしたいのは、本日、北海道の札幌市におきまして道庁が爆破されまして、たくさんのけが人を出したということであります。亡くなられた方には心からお悔やみを申し上げたいと思いますし、多数の負傷者にはお見舞いを申し上げたいと思うのでありますけれども、まずこの事件について国家公安委……
○横路委員 ちょっとそこがどうも法務大臣、理解してないようなんで、オランダのこの三人委員会の報告と、それを受けた政府の措置という形で公表されている内容があるわけですね。 そうすると、このオランダのベルンハルト殿下に百十万ドルの金がロッキード社から支払われたのではないかという疑惑が最初持たれて、調べていったらそれが事実だった。したがって、これに対してどういう措置をとるか。たとえば刑事訴追はしないとか、そのかわり彼がいままで持ってきた一連のいろいろな疑惑を行使し得るような権限を、全部これはやめてもらう、そういう地位を。そういうような措置がこの事件の公表として行われているわけです。先ほどの刑事局長の……
○横路委員 法務大臣、この中間報告ですね、これは一体何ですか。二月以来われわれ国会も一生懸命やってきた、検察当局もこの八カ月間一生懸命やってきたことはわかります。わかるけれども、この報告は、これほど国民の期待を裏切る、中間報告という名に一体値するのかどうか。丸紅、全日空ルートの捜査が終わったということですけれども、これはいままでの公訴事実、起訴された事実の羅列にすぎないではありませんか。私は初めに、いま稻葉法務大臣の中間報告を聞いて、これに期待しておった国民は多いだろうと思うのですけれども、まさにロッキード事件隠しの象徴みたいな報告じゃないかということをまず明らかにしておきたいと思います。 ……
○横路委員 この中間報告に関連して若干お尋ねをしたいと思うのであります。
前に小佐野賢治氏を証人喚問したときに、ロッキードのコーチャンと数回会っているという事実を認めているわけですが、ロッキード社がトライスターの売り込みについて児玉や小佐野をいわば相談相手としながら本格的な売り込みの工作を始めたというのは、一体いつごろからなのですか。
【次の発言】 トライスターの関係は終わっているわけですからね。
では、質問を変えますけれども、ここで橋本登美三郎、佐藤孝行が起訴されているわけです。これはいわばL一〇一一航空機の導入に関係のある国会議員に金員を送ることにしたということで、全日空の方で丸紅にそ……
○横路委員 いま石油の問題についてプルタミナの話がありましたが、私がお尋ねしたいのはLNGの問題です。 これは日商岩井が中心になりまして、北スマトラにある――東カリマンタン・バタクということで、日本政府の円借款を含めて全部で総額十四億二千万ドルという多額な融資を日本側でしているわけです。十四億二千万ドルということになりますと、まあ四千億とちょっとぐらいですね。これは大変大きなプロジェクトであります。このプロジェクトについて、若干最初に経過を申し上げながら通産大臣に主にお尋ねをしていきたいというふうに思いますけれども、日商岩井が中心となって、ユーザーは関西電力。現実の問題としては通産省が、当時……
○横路委員 児玉に対する問題なんですが、金員の支払いが十七億円ということですが、この十七億円の中にはいわゆる児玉から小佐野に対して工作費として五億円というようなことが言われているわけですが、十七億の中にその五億円というのは含まれているのですか、含まれていないのですか。
【次の発言】 紛失した小切手五億円と言われているものがありますね。これは十七億円の中に入っているのですか。
【次の発言】 この報告によりますと、十七億円の使途はほぼ解明されたということですけれども、児玉から先、第三者に流れているお金というのは、この十七億円のうちにあるのですかないのですか。
○横路委員 中曽根さんのような議会の大先輩にこんな形で話を聞かなければならないというのは残念でありますけれども、真相解明のためであります。また、先ほどあなたが率先して出てきたという話でありますけれども、昨年からいろいろ私たち真相解明のために、議員であってもこれはやはりお話を聞かなくちゃいけないという状況で、いまもお呼びしているわけであります、何人かの方を。たくさんの人が逃げ回っている中でこの場に出てこられたという点については敬意を表したいと思いますけれども、あなたが体験し、経験した事実について述べていただきたいと思います。 いまの委員長への答弁では、やや意見にわたること、聞かれていないことを……
○横路委員 私は、日本社会党を代表して、次の動議を提出いたしたいと思います。 本委員会に、来る五月二十五日午前十時三十分小松勇五郎君を、同日午後二時中曽根康弘君、東郷民安君を証人として出頭することを求める。 本動議は直ちに本委員会において議決すべきことを要求いたしたいと思います。 次に、動議提出の理由を申し上げます。 まず、小松君については、四十七年、本ロッキード事件のちょうどそのときに通産省通商局長として中曽根通産大臣を補佐する立場にあり、エアバス購入、PXLなど、いずれもこのロッキード事件の重要な問題について当時重要な立場にあった人物であります。四十七年九月一日のハワイ会談で緊急輸……
○横路委員 この委員会も、中曾根、東郷の証人調べ以来ではありますけれども、それぞれのルートの各公判もすべて始まりまして、児玉譽士夫、小佐野賢治に対する冒頭陳述も明らかにされて、本人たちも、国会には出てこないけれども、法廷にはそれぞれ出頭したということです。 そこで、裁判を含めた中から出てきた幾つかの問題についてお尋ねをしていきたいと思います。 まず初めにP3Cの関係を、この児玉と小佐野の冒陳を含めて少しお尋ねをしたいのでありますが、その前に、まず防衛庁の方からこのP3Cについて、来年度の概算要求との関係でどういうことになっているのか、御説明をいただきたいと思います。
○横路委員 時間がほとんどないようでございますので、簡単に一、二点だけお尋ねしたいと思いますが、児玉と小佐野について、とりわけP3Cの関係で、この二人の証人尋問というものが実現しないと、真相というのがまだまだ未解明の部分がたくさんあるわけでありますが、児玉について、第一回の公判廷だけ出て後出頭していないというのは、小佐野の方は出頭しているわけですが、この違いというのは、一つは児玉の方は出頭が義務づけられていないということもあるのではないでしょうか。
【次の発言】 つまり、全然出歩くことができないから出頭していないというのではなくて、出てきて座っておることはできる程度の健康状態にはある、こういう……
○横路委員 刑事局長にお尋ねしたいのですが、大久保、副島、伊藤と三十ユニットの関係のお金の流れについての重要な証言が一応終わったわけですが、この証言をどう見るか、これを検察としてどう評価しているのかというのはいかがでございましよう。
【次の発言】 つまり冒陳に従って立証活動が行われてきたわけですね。つまりその立証は、この三人はほぼ検察では満足すべき結果だというように考えておられるのでしょうか。
【次の発言】 肝心のアメリカの嘱託尋問書の問題、それから全日空関係の若狭社長等、つまりその趣旨の問題は別にして、三十ユニットのお金の全体の流れとしてはほぼこれで冒陳が立証されたんじゃないですか。
○横路委員 総括質問が終わりまして一般質問に入ったわけですが、いままでの議論を通して、一体日本の経済の現状はどうなって、この大型予算でどう変わっていくのかという姿が明らかになったかと言えば、必ずしもまだ明確ではないのではないかというように思います。私はそのことを中心にしてきょうは少し議論をしたいというように考えておりますが、その前に、先日来のいわゆるロッキード裁判の中での大久保証言に関連をして、幾つかの点について、法務大臣と運輸大臣に初めにお尋ねをしたいというように思います。 ロッキード事件では、実はこれは特別委員会の方でも確認されていることですが、まだ三つの点が未解明だと言われております。……
○横路委員 総理は先ほどの答弁でも、景気回復、景気対策という面ではやはり公共事業投資の方がはるかに効果があるんだ、こういうお答えを繰り返しているわけです。もちろん、財政や税制は、景気回復というばかりでなくて、資源や所得の再配分という機能もあるわけでありますが、それはさておき、一体、減税か公共事業かという場合に、公共事業の方が景気回復には効果があるという御答弁は繰り返しておられるけれども、その根拠については総理は一度もお述べになったことがないわけです。 大蔵省が「所得税減税に対する考え方」として、これは国会で問題になったものでありますが、ことしの一月に発表いたしました。「所得税減税を行わなかっ……
○横路委員 私は、日本社会党を代表し、政府提案の五十三年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算に反対し、わが党提案に係る予算三案につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議に賛成の討論を行います。 いまや、わが国の経済は、歴代自民党内閣の政策の破綻により全く行き詰まり、前途はますます暗さを増すばかりであります。 国民は、こうした状況の中で、五十三年度予算に多大な期待をかけたのでありますが、昨年末に編成された政府予算案は、相変わらず国民生活無視の超赤字財政と従来の公共投資一点張りの政策で、そこには、各界各層の国民が熱望し、期待していた発想の転換や構造の変革は、その片りんすらうかがうこ……
○横路委員 きょうは雇用問題を中心に議論をいたしたいと思いますが、初めにちょっと一言、経済と関係ない問題ですが、二、三お尋ねしたいと思います。 最近の暴力団の抗争についてちょっとお尋ねしたいのですが、大変目に余るものがありまして、暴力団同士のことだということでこれを無視してしまうというわけにいかないのじゃないかというように思うのです。いろいろ調べてみますと、犯罪の件数も非常にふえていますし、指定の七団体そのものについても、どうも件数もふえるし人員もふえているということなんで、一体警察は何をやっているのかという声、これは市民の声じゃないかと思うのです。 そこで、この警察の暴力団に対する最近の……
○横路委員 きょうは中曽根証言関係が質疑の中心になりますが、その前に、大平内閣が誕生いたしまして、新しい法務大臣として古井さんが決められたわけですが、世の中でいろいろとこの大平内閣の成立に伴って、その成立にとりわけ田中派が協力をしてできたんだ。したがって、田中派が大平内閣成立に協力したのは、現在進行中の元田中角榮総理の裁判を有利にするためだというような話があって、それだけに世の中でも一体法務大臣をだれにするのか、その法務大臣がどういう方針を持つのかということについては非常に大きな関心が持たれておるわけでありますが、新法務大臣として、ロッキード事件というものについて、まず一人の政治家としてでも結……
○横路委員 いまの渋沢さんの質問に関連して若干確認をいただきたいと思いますが、初めに、その五億円を松野氏側から要求をした時期について、支払われたのが四十二年の秋から四十六年だから、四十二年の秋の前だろうというようなお答えだったわけですけれども、これはその時期について、たとえば松野氏が防衛庁長官であった在任当時とか、その金の支払いよりもうちょっと前の方だったのじゃないでしょうか。
【次の発言】 そうすると、松野さんと日商岩井との接触はその四十二年の初めからだということでよろしいですか。そして紹介の点ですけれども、本人の証言ですと、岸事務所の中村さんの紹介だということですが、それはいまの局長の答弁……
○横路委員 私からお尋ねしますので、簡潔にお答えをいただきたいと思いますが、先ほど増田委員の質問に対して証人は、ドレスデン銀行に対する支払い、それからちょっと聞き漏らしたのですが、スイス銀行に対する支払い等は中村長芳氏からのメモに基づいて支払われたという御証言をなさったわけでありますけれども、その経過についてお話しをいただきたいと思います。
【次の発言】 つまりあなたの方で支払うようになった経緯はどういう経緯なんですか。
【次の発言】 別に検察の調べを受けた内容でも、それは構わないのです。あなたの文書の作成について問題にされているわけですから、その作成とは関係ないので、たとえば口座の相手がだれ……
○横路委員 初めに、総括質問もきょうで六日目でございますが、いま野党間で予算の修正についての話が始まっております。予算委員会の審議で五十五年度予算案についてのさまざまな問題点もこの場で指摘をされているわけでございます。総理にお尋ねをしたいと思うのでありますけれども、委員会で審議をするということは、審議の結果を予算そのものに反映をさせるということを目的にしているわけです。そこで、野党間でこれから話をまとめて皆さんの方にもお願いに行くと思うのですけれども、その話にひとつ誠実に耳を傾けていただきたいと思うのです。まだ具体化していませんが、話が進められている野党の予算修正についての総理大臣の見解をお尋……
○横路委員 初めに、北海道周辺における韓国漁船の規制の問題について、農水大臣と外務大臣の方にお尋ねしたいと思うのです。 これは参議院の予算委員会でもつい先日議論をされた問題でありますが、韓国漁船の北海道周辺における操業というのは本格化してすでに四年になるわけです。この間、漁具などの被害並びにこれらの無法操業による資源の乱獲は大変な状況になっておりまして、そうしたことから、たとえば昨年の十一月十六日には漁民が怒って韓国漁船を取り巻いて投石事件が発生する、本年も一月二十日過ぎに日本海で操業中の北海道の沖合い底びき漁船に対して韓国のオッタートロール漁船が突っ込んで危うく事件になりかけたというような……
○横路委員 奥野法務大臣の自主憲法制定あるいは九条を中心とした改憲の発言以来、どうもさまざまな改憲の動きと議論が起きてきておりまして、そんな中でいまの防衛庁長官の答弁の訂正もあったと思うのですが、中には自主憲法、核武装論まで主張する人が出てくるような様子なわけです。 そこで私は、きょうはまず初めに、最近のいろいろな世論調査、戦後の世論調査が一貫して示しているのは、憲法そのものは国民の中に定着しているということだと思うのです。同時に、外務大臣にお尋ねしたいのは、国際連合を中心とした国際社会の中において、日本の憲法というのはどう受けとめられているのかということであります。憲法の平和主義、そして、……
○横路委員 まず基本的な問題は、軍事費を増大していって、それで安全保障というのが本当に確保されるのかと言えば、先ほど関さんからお話があったように、世界全体ではことしは大体五千億ドルぐらいと言われておりますが、むしろ安全じゃなくて不安定状態を増しているだけじゃないか、この問いに対する答えというのは、それが一番基本的なものだろうと思うのです。 それに関連して、日本の場合も、費用の絶対額で言いますといま世界で八番目ですね。核の費用を除けば、日本の軍事費のレベルというのは多分まだ上になるだろうと思うのです。軍事というのは周辺諸国家との相対的な関係ですから、猪木先生のおっしゃられたような形でたとえば日……
○横路委員 総理が総合安全保障会議の設置構想を明らかにし、その後内閣審議室がまとめた総合安全保障会議ですか、これが発足になるようですが、総理自身のこの総合安全保障ということについての考え自体は、そんなに明確になっているということでもないのじゃないかと思うのです。特に、最近の議論の傾向は、総合安全保障どころか、軍事力拡大一色でありまして、アジアの国の中には、こういう日本の方向性に不安を覚えている国も少なくないと思うのです。 そこで、総理大臣は、一体何をどういう方向で検討しようとしておるのか。いままではもっぱら機構についての議論だったような気がするのですが、少し内容について、どういうことを検討し……
○横路委員 ハワイ会談から長官のアメリカにおけるワインバーガー氏との会談、それからその後のNATOを含めて大変問題がたくさんありまして、私も項目が多いのでありますが、できるだけ端的にお答えをいただければというように思います。
初めにお尋ねいたしたいのは、今回の対日防衛要求の背景には、一つは、アメリカの描いているあの一つのシナリオ、いわば危機のシナリオともいうべきものがあろうかと思うのです。ハワイ会談から長官が参加された会談、一連の話し合いの中で、アメリカが今日描いている世界の危機のシナリオというのは一体どういうものだったのですか。
【次の発言】 ただ単なるソビエトの軍事力が世界でこれだけ強く……
○横路委員 外交、防衛政策についてお尋ねをしたいと思います。 初めに、先日、武藤社会党政審会長の問いに答えて、憲法は国民の中に定着しているというお答えが総理大臣からありました。閣僚の中にはどうも余りまた定着していないようでありますが、私も、国民の中に定着している、同時に、国内ばかりじゃなくて国際社会の中にも、日本の憲法、とりわけ前文と第九条から成ります平和主義というのは定着をしてきているのではないかというように思うのです。歴代の外務大臣が国連の総会に行って演説をする、あるいは総理大臣の中にも国連総会で演説をされた方がおられますが、その演説をずっととって見てみますと、皆さん、憲法の前文、憲法の……
○横路委員 きょうは南北問題、経済協力等の問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、初めにポーランドの問題について、外務大臣にお尋ねをしたいと思います。
今後の国際情勢のかぎを握っているのが一つはポーランド問題なわけですが、ポーランドにも新政権が成立し、連帯の労働組合ともある意味で言うと妥協が成立して、情勢もやや落ちついてきたのではないかというように考えておりますが、最近のポーランド情勢についてどのように把握をされておられますか。
【次の発言】 私はポーランドに対して、その経済再建に積極的に協力すべきだというように思うのです。今度のポーランドの連帯の動きというのは、いわばソビエト・東欧ブロ……
○横路委員 いま訪米についての御報告がありましたが、私はF16の三沢配備あるいは一千海里のシーレーン防衛、この二つの問題にしぼって議論をいたしたいと思います。この二つの問題は、従来の日本のいわば領土、領海防衛という枠組みや、その後の「防衛計画の大綱」の基本認識であります限定された局地戦という枠組みさえも超えて、アメリカのグローバルな対ソ戦略という大きな枠組みの中に積極的に日本が飛び込んだという意味を持っておりまして、大変大きな問題だと言わざるを得ないわけでございます。 まず最初に、F16の問題でございますが、いま御報告の中で慎重に政府部内で検討されてこの受け入れを決めたんだという御発言でござ……
○横路委員 何か時間の都合で昼御飯抜きということでございますが、きょうで総括質問も最後でございますので、余り時間を気になさらないで御答弁いただきたいと思います。初めに若干外交の基本問題について議論いたしまして、あと防衛問題を主として議論いたしたいと思います。 初めに総理大臣にお尋ねしますが、レーガン大統領、レーガン政権が誕生して一年たつわけでございますが、強いアメリカということを目指して、特に米ソの軍事的なバランスが崩れているんじゃないか、ソビエトの軍事力が強まって、特に第三世界に進出しているというような危機感を持って出発した政権であるだけに、その政策はいずれも東西関係、特に対ソ強硬姿勢とい……
○横路委員 各大臣の時間の都合もあるようでございますから、初めに官房長官に、きょうの午前中も議論がございましたが、総合安全保障関係閣僚会議について若干御質問をいたしたいと思います。
総合安全保障ということでこの会議ができまして一年ちょっとたつわけですが、今日までどういうことをやってきたのかということを資料を取り寄せてみますと、どうも単なる情勢の報告だけをやってそれで終わりという印象でございますね。これは所期の目的を達成しているというようにお考えですか。
【次の発言】 この会議に対する私の方の期待が大き過ぎたのかもしれませんが、経過を見ますと、いわば国の安全保障というのは、単に軍事的な問題とし……
○横路委員 主としてロッキード六月八日判決と、それから国連軍縮総会における総理の演説にしぼって議論をいたしたいと思いますが、その前に一つ。 今月の二十八日から日教組の定期大会が長崎県で開かれる予定であったわけですが、右翼の妨害が大変ひどい状況になっているわけです。この点に関して二、三お尋ねをしたいと思います。 当初は島原市の文化会館というところを借りる予定で市の方とも契約ができておったわけですが、右翼がこの島原市に入りまして、ホテルそのほかに嫌がらせを行って、市議会で決議が行われ、市長はその約束を取り消すという事態になっているわけです。事は、やはり一つは、憲法で保障されている集会の自由とい……
○横路委員 初めに、法務省の事務当局の方にお尋ねをしたいと思うのですけれども、過去に、ある特定の事件についての論告について、法務大臣から検事総長にその内容を事前に見せるように要求されて、内容についてチェックを受けたこと、たとえばこの内容を少し変更しろとかいうようなことは、過去にそういうケースがあったかないか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 また、求刑について、事前にやはり特定の事件について、法務大臣から検事総長に、たとえば求刑の無期懲役は軽いから死刑にせよとか、あるいは懲役五年は重いから三年ぐらいにしたらどうかというような、そういうような指示といいますか、指揮を受けたというよう……
○横路委員 私は、時間もありませんので、一つ、二つに問題をしぼりましてお尋ねをしたいのでありますけれども、最初に、今度の道交法の改正の中で、少年に対する反則金が適用されることになったわけでありますけれども、その点からお伺いをしてみたいと思うのです。
最初に――裁判所の方、来られておりますね。
【次の発言】 裁判所の方、来ておられないようですから……。道交法の今回の改正、先ほどの質問によりますと、来年も道路交通条約に伴いまして全面改正をするというお話がありましたけれども、その基本的な内容といったようなものについて少し明らかにしていただきたいと思います。
○横路分科員 私は、交通事故の対策について、時間もございませんので、安全施設の問題だけに限りましてお尋ねをしたいと思うのですが、私、弁護士の仕事をしておりまして、交通事故の被害者、加害者いろいろな事件を手がけてまいりましたけれども、一つの事故が発生しますと、非常にたくさんの家族を含めての悲劇というものが生まれているわけです。 そこで最初に、警察庁の交通局長さんにお尋ねをしたいと思いますけれども、昨年は大体死傷者を含めまして百万人、車の台数で千六百万台ということになりまして、前年に比べまして死傷者の数で大体一五、六%増、車の台数で二〇%増ということになっているわけです。これから五年後、十年後の……
○横路委員 この法律案、警察が公害に対して交通業務の中で協力していこうという意欲は承知しておるわけですけれども、この法律案を読むと、この法律の効果というものをその実効性の面で、一体どの程度考えておつくりになったのかという点に非常に疑問があるわけです。何かこの法律案を読むと、国民が騒いでいるからともかく何か法律をつくろう、つくってしまえばあとは何とかなるだろうというように、読んだ感じとして受けるわけです。それでは済まされないわけなんで、二、三点お尋ねをしたいと思うのです。 交通公害の中の特に大気汚染の部分に限って以下質問をしますので、そのおつもりでお答えをいただきたいと思いますが、大気汚染がど……
○横路委員 きょうはどうもお忙しいところありがとうございました。時間がございませんので、まとめて御質問したいと思いますので、音田先生に三点ほどと前田先生に一点でございます。 一つは今度環境庁ということで、公害対策庁じゃなくて名前だけは環境庁になったわけでありますが、いま御指摘のとおりでありまして、環境保全の点、非常に不十分だろうと思います。先ほどお話がありましたように、この環境庁の基本はやはり公害対策基本法が基準になっていまして、環境庁が、公害対策基本法をいろいろ引用しながら、いろいろな点を定めているわけでありますけれども、先ほどの環境保全という立場からいくとやはりどうしてもこの公害対策基本……
○横路分科員 最初に監獄法の改正の問題についてお伺いしたいと思います。 明治四十一年にできたこの法律が、いまも七〇年代の日本の中に生き続けているということ自体非常におかしなものですけれども、しかも、その監獄法に基づく運用が、やはり非常にいまの憲法に基づいたいわゆる基本的人権を守るという観点に立った運用がなされていないというのも、私たち刑務所の中の収容者の取り扱いを見て、常日ごろ感じているわけであります。昨年、前の小林法務大臣のときに、私のほうから内閣委員会でいろいろ質問をした。そのときは来年の、この通常国会までには、この前近代的な監獄法というものをぜひ改正をしたい、さらに、昨年十二月の臨時国……
○横路分科員 時間がございませんので、お尋ねしたいことがたくさんあるわけでありますけれども、一つ二つにしぼってお尋ねをしたいと思います。 一つは、過日札幌弁護士会が全裁判官に対してアンケートによる調査をいたしまして、その回答が集約されたわけであります。私も札幌弁護士会の一員であるわけでありますが、先日いろいろ会長そのほかの選挙が行なわれまして、公開をするというほうが多数を占めましたので、きょうの夕方にはこの詳細な内容が発表されることになるだろうと思いますが、いままで私のほうで調べた範囲内で一、二の点についてだけお尋ねをしたいと思います。 これは二千四百六十一名の裁判官にアンケートを送りまし……
○横路委員 朝からいろいろ議論があったわけでありますが、私、この航空問題について、去年の四月二十七日に、内閣委員会でニアミスの問題を質問いたしまして、昨年の十二月十六日にも、自衛隊と民間機との間のニアミスの問題についていろいろ質問をしてきた。その中で、今回いろいろ対策として発表されていることは、いずれも運輸省の当局において、それはすぐ検討いたします、すぐ実行いたしますという約束をいただきながら、先ほど来いろいろありましたように、もう十年も前から指摘されていることでありますけれども、現在まで放置されてきたことが、今回の事故になっているわけであります。 朝から議論してきて、この議論というものを、や……
○横路委員 初めに総理にお伺いをしたいと思います。 今度の沖繩のこの返還交渉というのは、非常に時間もかかりましたし、相手のあることですから、たいへん苦労されたと思うわけであります。ただ、外交というのは、やはりいやしくも重要な点で秘密の協定とか取りきめというものがあってはならない。とりわけ国民の権利義務に関することとか、国民の税金に関するような問題については、やはりできるだけ国会の中で明らかにするということでなければならないと思いますが、今度の対米交渉の中で、政府としてはそういう基本的な点についてどのようにお考えになって交渉を進められてきたのか、まずその点について総理大臣明らかにしていただきた……
○横路分科員 警察庁の所管ということで、日活に対する例のロマンポルノの捜査の問題について、手入れをしたその警察の基本的な態度と今後の取り締まりの方針についてお尋ねをしたいと思うのです。 従来から、刑法百七十五条の猥褻罪の関係というのは、憲法二十一条の表現の自由との関係でいろいろ議論されてきたところでありまして、事件にも、文学の関係では「チャタレー夫人の恋人」、それから映画では昭和四十年の「黒い雪」など、いろいろ議論されてきたわけですが、今回の問題は、そういった事件で考えてみますと、芸術性、思想性というような問題では、いわば娯楽に属する部類なわけですけれども、内容を別にして、ただ、民間の自主規……
○横路分科員 自賠責の問題についてお尋ねをしていきたいと思います。 交通事故対策も従来各省庁ばらばらに、政策目標もあまり明らかにされないままに進められてきたわけですけれども、最近ようやく五年間で死亡事故を半減させるという目標設定をして、安全施設の面では行政としてやや動きだしてきたという感じがするわけでありますけれども、ただ事故後の措置ですね。救急医療の問題を含めまして被害者が安心をしてその治療に専念できるような体制にあるかどうかということになりますと、これはまたはなはだ心もとない次第なわけでありまして、傷害を受けたときも自賠責の五十万円が切れてしまいますと、とたんに病院のほうも冷たくなりまし……
○横路分科員 救急医療の行政についてお尋ねしたいと思うのですけれども、交通事故の対策くらい、各省ばらばらに従来やられてきて、しかもその現状をきちんとつかまえて政策目標を設定するという意味でおくれてきた行政というのはなかったと思うのですが、最近ようやく交通安全施設の面では、死者を五年間で半減させるという政策目標に従って特定安全交通施設の整備事業五カ年計画というのが立てられて、警察庁にしても建設省にしてもやる気を見せてきているわけです。 ところが、事故が起きてからあとの措置はどうかというと、これは調べていけばいくほど一体何をやっているのかさっぱりわからぬというのがいまの行政の現状じゃないかと思う……
○横路分科員 大臣、きょうは日本航空株式会社の中における労使関係についてお尋ねをしていきたいと思います。 大量の乗客の輸送を扱っている職種ですね、特に航空のように、一つ間違いますと大事故になってしまうという航空業において、すべての体制というのはやはり安全第一に考えられて行なわれていなければならぬと思うのです。その安全の前提はいろいろな要素がありますけれども、やはり基本になるのは、職場が明るい職場で、みなが労働意欲を持って協力できるような、そういう職場であること。つまり労使対等の原則に基づいた近代的な労使関係というのが樹立されているということが、やはり乗客の安全というようなことからいって、これ……
○横路分科員 きょうは、国民総背番号制の問題と、それから官庁におけるコンピューターの導入、その技術的な開発の問題について少しお尋ねをしたいと思うのですが、各官庁にも相当コンピューターが入りまして、四十六年度末で百八十五台、一番多いのは防衛庁で四十四台、通産省もかなり入っておりまして、二十一台入っておるようでありますけれども、情報化社会の進展によって、大量の情報というのがどんどん生産されて流通するということになりますと、情報の管理というのかある意味では非常に重要な意味を持ってくるのじゃないかというように思うのです。これからもそういう意味で急速な情報化というのが日本においても予想されるわけですけれ……
○横路分科員 たばこの問題ですね。特に刻みたばこの問題について、ちょっとお尋ねしたいと思うのです。 老人ホームに行って、お年寄りの人と懇談をすると、最近、必ず出てくるのは、刻みたばこが手に入らないという声なんですね。たばこというのは、大衆の嗜好品でありまして、特に老人にとっては――われわれはこういうゆうちょうなことはできないのですが、きせるでぽんぽんやりながら団らんをするというのは、やはりお年寄りの人の楽しみの一つになっているわけなんです。私のところにも、七十二歳のお年寄りの人から投書があって、若い人や楽な暮らしの年寄りの人たちは見向きもしないらしいけれども、日陰の貧しい老人にとって、一日六……
○横路分科員 大雪山の道路問題について、最近、建設中止ということを言い切ってはおられないけれども、大体そういう方向に事態が非常に好転をしているようなんで、ただ私、この大雪山の問題いろいろ調べてみて、この環境庁の行政姿勢というものをやはりこれから将来の問題として考えてみなければならない点が一つ二つあるようなので、その辺を少しお尋ねをいたしてみたいと思うのです。 この問題の経過は大臣御存じだろうと思いますけれども、大石環境庁長官の時代に再検討ということになりまして、昨年の四十七年の八月十一日から十四日まで環境庁が道路予定地の現地調査を行なって、八月二十六日には小山長官が現地の視察を行なって、九月……
○横路分科員 一昨年の昭和四十六年七月三十日に自衛隊のF86Fと全日空のボーイング727ですね、自衛隊のほうでぶつかっていったこの事故に関連して、昨年の暮れに遺族から訴訟が提起をされているのです。それからまた、先月の二月の二十日に全日空のほうから訴訟の提起が行なわれているわけでありますけれども、長官、事故のとき、自衛隊がこれは全面的に悪かったとおっしゃって、あなた責任までおとりに――ともかくみんな責任をとられたわけです。ところが、これはいつの間にか、いや、問題は自衛隊のほうばかりに問題があるんじゃない、全日空のほうにも過失があるんだ、こういうような主張になって、これは訴訟ざたになってしまった。……
○横路分科員 タクシーに小型と中型というのがあって、東京の場合ですと大体中型で、しかもセドリック、クラウンという大型のものが走っておるわけですが、これからお尋ねするのは、いま私のところの北海道の札幌で料金値上げの申請が出ておって、それにからみながら、実はタクシーを利用している側からは非常に不満があるわけなんです。その不満は何かというと、北海道の場合は、冬になりますと雪が積もりますから道路状況が悪くなるということで、小型車が中心になるわけです。この小型車のほかに、特に札幌オリンピックを中心として中型車がかなり認められまして、各業者で四台程度ずつ中型車を入れ、最近ずいぶんふえてきておるわけです。中……
○横路分科員 大臣、外国から引き揚げてくる人に対する対策についてちょっとお尋ねをしたいと思うのですけれども、戦争が終わってもう二十八年たっていますから、いまごろ引き揚げ者がいるのかとびっくりする国民が多いわけですけれども、現在南朝鮮、韓国並びに中国から毎年やはりかなりたくさんの人たちが帰ってきているわけですよ。これからは中国の関係というのがだんだん多くなるんじゃなかろうかということがいわれているわけですね。 昨年の六月の七日に西山梅さん、それから加藤よしさん、鈴木きくえさん、今村節子さん、いずれもこれは五十歳から六十歳の四人の女性が南朝鮮から引き揚げてきたわけです。これらの人たちはいずれも朝……
○横路分科員 大臣、きょうはちょっと選挙のことをお尋ねしたいと思います。 参政権ですね、政治に参加する権利というのは、憲法で保障されたいろいろな権利がございますけれども、民主主義社会の中では、いわば権利の中の権利というべき一つの中核的な権利であります。 ところが、現実に選挙のたびに、実質的に選挙権というものを剥奪されている人たちがいるわけなんです。どういう人たちかというと、寝たきりで動けない人たちですね。これは実は在宅投票制度ということで、昭和二十五年の公職選挙法ができたときに採用されて、日本でも行なわれたわけでありますけれども、昭和二十七年の改正で廃止になったわけです。 ところが、現在……
○横路分科員 YXの開発についてお尋ねしたいと思います。 航空機産業というのはこれからの時代の戦略産業と、皆さん口を開けばおっしゃる。今度の予算でこのYXの開発は大臣折衝まで持ち込まれて認められたわけです。しかも四十六年九月の航空機工業審議会の答申とだいぶ違う方向で認められたわけですけれども、YXの開発はその必要性の問題がまず第一、あるいはこの開発の実施主体をどこにするかというような点も含めて、ともかくYS11の総括というのはきちんとやって、そのうえでやらないと、これからはともかく重化学工業中心から知識集約産業にいくのだ。だから航空産業を何としてもやらなければだめだということだけでは、国民の……
○横路分科員 登記所の職員の問題について少しお尋ねをしたいと思います。 実は、ことしの一月に少し時間を見まして、北海道の地方の登記所に少し寄って、いろいろお話を聞いてきたわけです。ずいぶんたくさんの要求を、一人庁、二人庁という一人、二人の勤務の中で仕事をされながら持っているわけです。一つは業務量がやはり相当ふえている。北海道の新幹線の関係で、最近は仕事がさらにふえている、人がさっぱりふえないというような話とか、それから、登記官というのは責任が非常に重いわけですけれども、手当の関係そのほかも非常に待遇として不十分であるという問題。それから、ちょうど一月でございましたので、灯油が非常に上がってお……
○横路分科員 北富士演習場の林野雑産物補償、昭和四十二年から四十四年度分の処理について、この問題に限ってお尋ねをしたいと思います。お互いにいろんないきさつ、経過は十分知っているわけでありますから、よけいな説明は抜きにして、問題は、この三月一ぱいにまだ解決をしていない部分について一体皆さんのほうでどうするか、こういうことが議論の中心になるわけであります。 昨年の六月に、山中長官は参議院の内閣委員会で、取り扱いについては思想、信条の差によって当然受けるべき給付金をおくらせたり、もらえなかったことのないようにいたしますと言明して、まだ解決していないわけでありますが、一体どうなさるつもりですか。
○横路分科員 運輸省の所管部分の倉庫関係の問題について、若干お尋ねしたいと思います。
昨年の暮れからことしの初めにかけて買い占め、売り惜しみあるいは品不足といわれた中で、運輸省でも、営業用倉庫を調査するということで、二月の四日に物資調査本部というのをつくられて、地方にも地方物資調査本部というのを設定されて、七品目の在庫調査というのを何かおやりになっているようですけれども、それはいまどういう状況になっていますか。
【次の発言】 その調査した結果はどうですか。
【次の発言】 幾つかの問題点があるだろうと思うのですけれども、要するに営業用倉庫を調べても何も出てくるはずがないわけですね。つまり流通の……
○横路分科員 ことしは参議院選挙があるわけですけれども、いつも選挙のたびに、投票したくても投票できない人たちがたくさんおるわけです。つまり、からだを動かすことができなくて、家で寝たきりの人たちというのは、入場券は舞い込んでも投票所に行くことができませんから、投票することができないでおるわけです。これを俗に在宅投票制度と、こう言って、方法には、郵便による方法なり巡回による方法なりあるわけですけれども、この在宅投票制度の復活について、これは実は去年の分科会でも御質問申し上げて、自治省のほうでは検討するという御答弁をいただいたのですが、その後さっぱり進展をしていない、こういう状況の中で質問をしていき……
○横路分科員 北海道で昨年、新幹線農地買い占め事件というのが発覚をしたわけです。これは農地法違反の事実ですけれども、昨年の七月十三日に函館中央署が土地ブローカーを逮捕したことがきっかけになりまして、事件がどんどん広がって、この最終処分が本年の三月の四日に函館地方検察庁から発表されたわけですけれども、法務省のほうに、まず最初にこの事件の経過について御報告をお願いをしたい。
【次の発言】 それは被疑者は、個人では何人、法人では幾つございますか。
【次の発言】 その処分は、どういうぐあいになりましたか。
【次の発言】 法人の関係はどうなっていますか。
○横路小委員 主税局の方に先ほどの報告に関連してお尋ねしますけれども、二十七日から税調が開かれますね。そこで、財源確保、税収確保ということで当面の検討項目というのがありますけれども、その税調の議論というのはこの五項目に限られるんですか、まずその辺のところを……。
【次の発言】 主にいままでの衆参の議論を通じて今度の税調で期待されているのは、財源を確保するということが中心のようなんですけれども、問題はやはり税の公平ということだと思うのですね。
先ほどから引当金や準備金について、これはいままでの国会の経過を含めて当面の検討項目だということなんですが、その辺のところは、どうも動きを見ておると増収を……
○横路分科員 国の文化水準のバロメーターの一つが図書館の普及だと言われているわけです。どの程度国民が図書館を利用しているか、あるいはどの程度国民の身近なところに図書館があるか、あるいはどんなサービスを図書館が国民に対して行っているかということによるだろうと思います。日本の場合、明治五年ですから一八七二年ですが、書籍館というのが湯島に開かれてからもう百年以上の歴史になるわけですけれども、しかし現実の実態は、そんなに身近なところに一体図書館があるのか、あるいは図書館の国民に対するサービスというのはどうなのかというと、ヨーロッパ、アメリカの実態に比べて非常におくれているというのが現実なわけです。それ……
○横路分科員 実は先日、広島、長崎の被爆の人たちの話をちょっと聞く機会がありまして、政府の政策が、制度的にもあるいはすでにある制度の運用の面でも、どうも十分じゃないということをそのとき感じたものですから、その辺のところを、少し基本的な問題だけにしぼって、先ほども何か認定の問題で議論があったようでありますけれども、お尋ねをしたいと思うのです。 核の問題というのは依然国際的に大きな問題ですし、来年は国連の軍縮総会もあって、その中でもこの核の問題は大きなものになります。それだけに唯一の被爆国民として対外的にも大きな発言をこれからしていかなければならぬときでありますから、そのためにもとにかく国内でこ……
○横路分科員 ちょっと本論に入る前に、昨年衆議院選挙が行われたわけですけれども、これの選挙違反状況、特に新しい公選法の関係はどういうことでありましたか。
【次の発言】 公選法の改正部分については、何か問題ございましたか。
【次の発言】 新しい公選法のもとで選挙をやってどういうことになったのかといったら、関心全然なかったですか。突然の質問で恐縮なんですけれども、特にその辺のところは報告として受けていませんか。
【次の発言】 それでは、大臣御承知だと思いますけれども、寝たっきりのいわば動けない人たち、こういう人たちが参政権が実質的に奪われているということで、法律の改正が行われて、在宅でも郵便によっ……
○横路分科員 航空大学校の問題について若干お尋ねしたいのですが、私のところにも二十回生ですか、五十一年度卒業の人たちから手紙などいただきまして、卒業したけれども就職がないということでありますけれども、最近の航空大学校卒業生の就職状況というのは、現在の時点でどういうことになっていますか。
【次の発言】 問題は、現状を踏まえて今後の航空大学校の位置づけだろうと思うのでありますけれども、いろいろ調べてみましたら、運輸省の例の「航空政策の基本方針」、これが昭和四十五年にいろいろと問題になりましたが、この基本方針の中で航空大学校の位置づけというものがなされているわけです。この中におけるいわば位置づけです……
○横路分科員 私は、成田開港に伴う空の安全という観点から、この開港に伴う問題点を指摘し、それからまたニアミスの問題についても、若干の時間がありますから議論をしたいと思うのでありますが、この成田空港というのは、決められたのもきわめて政治的に決められ、開港もきわめて政治的に急がれているということで、いまの対策から見ると、まあ、こういう仮定の話はどうかと思いますが、もしジャンボとジャンボが空中衝突するなどといえば、成田関係空域で起きる危険性が一番大きい状況にあるんじゃないかというように私は考えますので、問題点を幾つか指摘をしたいと思うのです。 まず、開港は五十三年三月三十日ということですが、一番機……
○横路分科員 きょうは北海道のサケ・マスふ化事業の問題を主として議論をしたいと思うのですが、その前に、現在モスクワで日ソ漁業協力交渉が行われておって、サケ・マスの作業部会をつくって、三月の一日から議論が行われているということのようですけれども、その後こちらの方の交渉の進展状況はどうなっているでしょうか。
【次の発言】 依然として沖取り漁を禁示するといいますか、抑止するということを前面に押し出してきているということのようですけれども、日本としてはもちろん実績確保、当然北西太平洋地域のサケ・マスといっても別にソ連産ばかりじゃないわけですから、大臣として、これは四月下旬ぐらいでしょうか、まだ若干時間……
○横路分科員 きょうは少しあちこちになりますけれども、二、三の問題についてお尋ねをしたいと思います。 初めに、アメリカの下院の国際関係委員会の公聴会のブラウン国防長官の証言に関連してお尋ねをしたいと思うのです。これもここ二、三日国会で議論されているようですけれども、議事録がまだできておりませんので、重複する面があるいはあるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。 初めにブラウン国防長官が韓国が北から攻撃を受けたときのアメリカの対応について証言しておる。その部分が日本との関連で一番大事なんですが、一つは沖繩の海兵隊第三海兵師団、もう一つは韓国隣接海域の海軍機動部隊という証言と、西太……
○横路委員 お三方からお話をいただいたわけですが、初めに宝田公述人にちょっとお尋ねをいたします。 結局、お話は、内外大変不安定な中で、ともかく国民生活の安定性を得ることが必要だ、そのために財政を含めて社会の仕組みを洗い直して、抜本的な改革が必要なんだということで、特にいろいろお話がございましたが、福祉、教育、食糧そのほか中期的な目標を立てることが必要だというお話がございました。それに関連して初めにちょっとお尋ねをしたいと思うのです。 確かに道路や港湾、空港、治山治水のような公共事業関係は、五カ年計画というような形で長期的に計画がずっと戦後詰められてきているわけです。そういうことから言います……
○横路分科員 ことしの十月に、十年ぶりの本格的な国勢調査が行われるわけです。この国勢調査のたびに、国民の方からいろんな苦情が出されているわけで、そのことについて、行政管理庁の方と総理府にお尋ねをいたしたいと思います。 五年前の昭和五十年、それからその前の四十五年のときも、新聞を拾ってみますと、投書欄にプライバシーの保護という観点からの苦情がずいぶんたくさん出されています。年齢や勤務先が近所にわかってしまったとか、あるいは前の調査のときには、結婚年数や、女性の場合は出生児の数などを記入するようになっておりまして、それに伴って家庭騒動も起きたというような話もあるわけです。 そこで、今回の国勢調……
○横路主査代理 以上で、小川君の質疑は終了いたしました。 次に、堀昌雄君。
○横路分科員 自動車の車検の問題について御質問いたしたいと思いますが、初めに大臣に、行政改革について見解を承りたいと思うのです。 行政需要が大変変化してくるということになりますと、行政機構の方もそれに対応しなければなりませんし、国民のニーズの変化に伴ってもやはりそれに対応していかなければいけないだろうと思うのです。ただ問題は、一律何%削減というような形での人減らしをやると、運輸省のいろいろな陸、海、空の仕事の中には国民の生命、安全を預かっている仕事に従事をしている職員もたくさんおるわけでありまして、ただ人減らしをするとか許認可の整理をするということだけじゃなくて、十分に安全という点を考えなが……
○横路分科員 選挙の問題についていろいろとお尋ねをいたしたいと思いますが、初めに、昨年の衆議院選挙の選挙違反の状況について、一体どんな状況だったのか、件数などを、戸別訪問あるいは文書違反、買収供応に分けて警察の方から御報告をいただきたいと思います。その中で、在宅投票制度にかかわる何か選挙違反というのがあったのかないのか。私はそうは聞いていないのですが、それもひとつお答えいただきたいと思いますし、その後で法務省の方から、どういう処分になっているのか、概略で結構でございますので御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 特にこの前の衆議院選挙の場合、宇野派の選挙違反について大変大きな問題になり……
○横路分科員 毎年、予算の分科会でサケ・マスの増殖の問題について農林省の応援演説をやっておるわけですけれども、きょうも、新しい五カ年計画ができたようでございますので、その内容について若干お尋ねをいたしたいと思います。
その前に、日ソのサケ・マス漁業交渉が始まるわけで、ことしは大変厳しいとも言われておりますが、どんな見通しなのか、段取りはどんなぐあいになっておりますか。
【次の発言】 あれは二月の十日前後でしたか、イズベスチヤに日ソのサケ・マス漁業交渉絡みの発言が、例のアフガン侵攻に対する日本の態度と絡んであったようですけれども、交渉前に余りいろいろ聞くのも問題があると思うのですが、ソ連側の態……
○横路委員 三人の公述人の皆さんには、お忙しいところ大変それぞれに貴重な御意見、ありがとうございました。 二、三お尋ねしたいと思いますが、初めに内山公述人に幾つかの点をお尋ねをしたいと思います。 先ほど、総評が百十万の人に対するアンケートをやったところ、物価と税金の問題が一番大きな関心であったという御発言がありました。各新聞社の世論調査を見ても、大体国民の関心はやはり物価問題、税金問題にあるようであります。 この物価問題なんですが、石油ショック以降の物価状況というものを国際的に比較をいたしますと、日本というのは、物価はきわめて落ちついている模範的な国だとよく言われるわけです。霞が関かいわ……
○横路主査代理 以上で関清正君の質疑は終了いたしました。 次に、山原健二郎君。
○横路主査代理 以上で横山利秋君の質疑は終了いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午後零時八分休憩
【次の発言】 以上で平石磨作太郎君の質疑は終了いたしました。
これにて法務省所管の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、総理府所管について審査を進めます。
環境庁に関する事項について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
ただいま石油公団理事佐藤淳一郎君に参考人として御出席いただいております。
参考人の御意見は、分科員からの質疑によってお述べいただきたいと思います。
新盛辰雄君。
○横路分科員 初めに防衛庁長官にお尋ねをいたします。
先日、スペインで国会占拠事件というのがありましたですね。夕刊を見ておりましたら、スペインの国会の本会議場の議長席の下で軍人がピストルを構えて議場を占拠した、われわれ大変びっくりしたわけでございます。あの報道を見て防衛庁長官の感想――日本の自衛隊は大丈夫でしょうね。どうですか。
【次の発言】 歴代統幕議長の発言をめぐっていろいろな議論がございますが、私はこれは政府委員、内局の皆さんにお尋ねしたいと思うのです。
そういう議論の中に、制服組というのはいつも自分たちの意見を政策に反映する機会がないために、その不満が不規則発言になってあらわれるん……
○横路分科員 昨年の国連の総会において、大川大使が軍縮の問題で演説をしております。また、伊東外務大臣も一般討論演説の中でこれに触れているのですが、軍縮の前提として、国家間の相互の信頼関係をどうやってつくるかが大変大事であるということを述べまして、効果的な信頼醸成措置の役割りを高く評価しているわが国としては、現在実施されている信頼醸成措置の研究が成果を上げることを期待するということを軍縮問題の議論の大前提として述べておるわけでございます。 さらに先日、ソビエトの二十六回共産党大会でブレジネフ書記長が演説をして、この信頼醸成措置について、その策定と適用が緊張をやわらげる、世界平和の強化にとって大……
○横路委員 三人の公述人の皆さんには、貴重な意見をどうもありがとうございました。 時間もございませんので早速お尋ねをしたいと思いますが、初めに富塚公述人にお尋ねをしたいと思います。 いま、国民の生活水準が絶対的に低下をしてきた、勤労者家計の可処分所得もマイナスを続けている、したがって減税が必要であるということをお話しいただいたわけでございます。 この予算委員会の中でも、減税をめぐる議論は各党が熱心に行っておりますが、その際やはり問題になるのは、財源の問題が大きな問題になるわけでございます。私たち社会党も、幾つかの財源を示しながらこの議論を進めてきているわけでございますが、総評としてこの財……
○横路主査代理 これにて田中昭二君の質疑は終了いたしました。 次に、渡辺貢君。
○横路主査代理 これにて安井吉典君の質疑は終了いたしました。
次に、斎藤実君。
【次の発言】 これにて斎藤実君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして北海道開発庁についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、法務省所管について、去る一日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。土井たか子君。
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。