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井野正揮 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは井野正揮衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井野正揮衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会 第8号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○井野委員 私は、この機会に、今次提案になりました自動車損害賠償保障法の一部を改正する法律案について、重要な二、三点について御質問を申し上げたいと思います。  そこで、私の御質問を申し上げようとする点は、こまかいことは抜きにしまして、まず、この法律案を適用――特に再保険ですね、再保険の適用範囲を拡大して被害者の広範な救済をしようとするお考えについては、基本的に賛成でございます。しかしながら、この改正に先立って、現行までの法律の運用の中で非常に大きな盲点のある一点がございます。それは、この保険を二カ年に限ってかけるということと、この被害者に起こした原因が相当長期にわたるという問題、これは歳計との……

第63回国会 運輸委員会 第9号(1970/03/20、32期、日本社会党)

○井野委員 割り当て時間が半分になってしまいましたので、私もかけ足でやりますから、要点だけ答えてください。  まず第一に、実は国鉄の再建案あるいは先ほどの総裁のいろいろなお話を聞いて、私非常に不満があるのです。世論にたたかれて、赤字だ、赤字だとすっかり縮み込んでしまって、本来国鉄が負うべき責任でないものまで背負い込んだ要因が、赤字の中で十分ある。しかも、私どももあの運賃値上げには反対をしましたけれども、それは国鉄運賃が高いから値上げに反対だというのではないのです。これは、公共料金その他のインフレ抑止政策として政府は責任をもってやれという裏には、国家の責任でもって見なければならない国鉄の経費、そ……

第63回国会 運輸委員会 第10号(1970/03/24、32期、日本社会党)

○井野委員 関連質問でございますので、一問一答の形をとらないで、お聞きしたい要点をまず先に述べます。  実は、十八日の私の質問が終わりまして後に、横浜から一通の電報と、埼玉県へ別な事情で調査に参りました機会に、聴衆の中から、私であることを確認されて、二つのお話が出てまいりました。  その一つは、自賠償というものが、医者の取るにいいだけ金を取れる制度であるというふうに考えて、国民は何ら負担を受けないんだ、損害を受けないんだ、こう思っておったところが、実はかけた保険金が取りほうだいに取られるために、結局二年たつと、また保険金をかけるときに料率は高くなる。全然被害者にも加害者にも、医者の料金が不当に……

第63回国会 運輸委員会 第14号(1970/04/01、32期、日本社会党)

○井野委員 簡明に質問をしたいと思いますが、私は、昨日汽車に乗っておったので状況を全然知りませんで、けさ上野へ着いて新聞その他を見まして、いまこの乗っ取り事件について論議されている内容を考えてみて、日本では初めて起こったことでありますが、世界ではもう数え切れないほど、一つのブームさえ呼びそうなくらい起こっておる犯罪史でございます。ところが、ここで私どもが考えてみなければならないことは、各国がいかに対処したかという先例があるわけです。その場合、どんなことがあっても確保しなければならないのは乗客の生命であります。この前には、いかにくやしかろうと、いかに体面を傷つけられようと、この旅客の生命を守ると……

第63回国会 運輸委員会 第16号(1970/04/07、32期、日本社会党)

○井野委員 きわめて貴重な時間でもございますし、簡明に、まず、山村次官の政治的な立場や一切を越えた、非常に高い人間性に徹した行動によって、きわめて不幸な事態がきわめて好ましい結果に終わりましたことを、社会党を代表して厚くお礼を申し上げたいと思います。  私どもがきょう特に御質問を申し上げたいと考えておりますことは、今度の事件を通じて、わが国の持っておる政治の体質というものが、山村さんのかくかくたる成果とは反対に、周章ろうばいして所を知らなかったみっともなさがたくさん出ました。たとえば、すでにきょうの新聞などで特別立法の問題も出ておりますし、あるいはこの凶悪犯罪に対して各政党責任者の対処する方針……

第63回国会 運輸委員会 第17号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○井野委員 差し迫っておる問題でございますので、たいへんこまかいことで恐縮でございますが、今後の基本になる問題でありますので、運輸行政のみに限って私はお尋ねをしたいわけであります。  まず第一番にお尋ねをしたいのは、四十四年の十二月一日に、実は日本航空は指令8―0/4というので、飛行機の乗っ取り事件が起こった場合の乗務員のとるべき措置について、実にきめこまかい指示をいたしております。  実は、これについて私は運輸省のほうにお尋ねをしたのであります。外国の乗っ取り事件等に関連をして、運輸省、政府は航空会社に何らかの指示、通達をしたことはないか、こう聞いたのです。ちょっとそこに断わり書きを私のほう……

第63回国会 運輸委員会 第19号(1970/04/17、32期、日本社会党)

○井野委員 要点だけ聞きますので、えらいえぐるような質問になろうかと思いますが、ひとつそうではないのですから、御理解を賜わりながら簡明にお答えください。  まず、川鍋さんにお尋ねしたいのですが、お聞きしておりますと、ずばりいって、料金の上げ方が足りなかった、もう一つは、労働条件の基準を引き下げろというふうに聞こえるのですが、まさかそうおっしゃっておるのではなかろうと思うのですが、この点どうでしょうか。
【次の発言】 次は、大畑さんにひとつお尋ねしたいのですが、これも舌足らずで誤解を受けると困るのですが、実はハイヤーのほうも登録制度ということは、どうも私は全国に及ぶ、そういう気がしてならないし、……

第63回国会 運輸委員会 第21号(1970/04/27、32期、日本社会党)

○井野委員 質問の予定にはなかったのでありますけれども、経企庁の宮崎局長に、斉藤委員の質問に関連してお尋ねをしたいと思います。  第一次の考え方が仙台―福岡はわかりました。そこで、その次にさしあたって考えることはないかということで、なかなかお話しになりませんけれども、それは少し隠し過ぎだと私は思うのです。というのは、一つは、この間、委員会で審議をして決定した本四の関係があります。本四の関係についてはいろいろ論議をして、特にどのルートを通るかは別として、四国を経て大分につないで、南九州のほうに突き抜ける道路、これは国策としてもきわめて重要に考えて、公団法も設定をされたわけですから、この架橋その他……

第63回国会 運輸委員会 第24号(1970/05/08、32期、日本社会党)

○井野委員 実は自動車局長にお尋ねをしたいと思うのでありますが、この国会で成立した法案で、タクシーの営業近代化の法案が通ったのでありますが、六人の参考人をお呼びしてまる一日かけて、この法案のもたらす影響やあるいは業界の協力等についてお尋ねしたことは、まだ私どもの記憶にはっきりと残っておる。この国会がまだ閉会をしておらないさなかに、実は昨夜のテレビが解説をし報道したところによりますと、東京センターの負担金は今日業者が納めないために、結局有名無実であり、いつこれが効果を発揮するかわからないという旨の報道がなされたわけであります。私はこのことにつけても思いますのは、特に協会の代表者である川鍋氏のここ……

第63回国会 運輸委員会 第27号(1970/07/10、32期、日本社会党)

○井野委員 最初に、自動車局長にお尋ねをしたいと思います。  実は前回の六十三国会で自賠法の改正があった次第でありますが、特にその機会に明らかにされたのが、自賠償の請求というものが、ほとんど被害者あるいは被保険者に関係なく運用されて、その結果がどうなったということを国民のほうが知らぬままにやられておる。特にそういう中で、医療費の問題については取り得のような現象が生じておる。これはその後ずいぶんマスコミに乗って世間の非難を受けたところでありますが、やや改善の方向に向いているとはいうものの、必ずしも日本医師会あるいはその地方の医療機関の団体等の反省に基づいた協力があるとは考えられない面が非常に多い……

第63回国会 運輸委員会 第28号(1970/08/11、32期、日本社会党)

○井野委員 実は最初に、私も連絡が悪かったので、委員長を責める意味で言うわけじゃございませんけれども、ひとつ要望したいことがあるわけであります。当然理事会にでも出て申し上げればよろしかったんですが、実は国会が終わりまして間もなく、運輸大臣が国鉄再建十カ年計画を修正しなければならないという記者発表をされて、ちょっと驚いたわけですが、最近になりまして、昭和四十六年度の予算編成の骨幹に重大な影響をもたらす国鉄あるいは運輸省当局の見解表明がなされて、各方面に非常な心配、危惧あるいは不信、こういうようなものを与えておりますので、本来でありますならば、民主的な国政の運営ということであれば、きょう開かれる委……

第63回国会 運輸委員会 第29号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○井野委員 最初に、橋本運輸大臣にお尋ねしたいと思います。  六十三国会で、国の予算成立の中に、特に国鉄の予算編成の根拠に重要な影響を持っております国鉄財政再建計画、これは長年政府が検討せられ、国民の論議を呼び、国会の承認を得て決定したものと思うわけでありますが、国会が終わりますと、大臣はもうそんなことは忘れてしまったかのごとく、あの再建計画は再検討しなければいかぬ、根本的に練り直さなければいかぬというような話をされた。四十六年度予算編成にあたっては、国鉄再建計画の修正については何らの報告もないままに、実は抜本的な改革案というようなものが、大臣、運輸省の考え方として紙上報道されておるわけであり……

第63回国会 運輸委員会 第31号(1970/10/09、32期、日本社会党)

○井野委員 月に一回の運輸委員会でありますから、当然この衆議院の運輸委員会に、主管大臣である橋本大臣が、十分の時間をとって出席されるような配慮が、委員長にあってしかるべきであろうと考えますが、理事でもございませんので、ちょうど私の時間が、大臣欠席の間の時間に割り当たっておるのでありますけれども、せっかく委員会でおきめになった日程でもございますので、これに従うことにはいたしますけれども、すべてが大臣に発しておる問題ばかりでございますので、まことにやりにくい質問になってしまったわけでございますが、そういうことを考慮しながら、後ほど大臣が来られてから重複することができるかもしれませんので、これはお許……

第63回国会 運輸委員会 第32号(1970/11/11、32期、日本社会党)

○井野委員 大臣、三十分でやっぱり行かなければいかぬのですか。――そうすると七分食い込んでおるわけですから、理事会の申し合わせとはかなり違うわけなんです。したがって、かなり食い込んでおりますので、私もよけいなことを言いませんから、ずばり大臣もお答えをいただきたいと思うのです。  私は、大臣が任期延長されたということを非常に歓迎しておるわけです。しかしながら、実はもう予算編成期になりながら、国鉄再建計画については、その後九月、十月の委員会の御答弁をいただいた記録を読んでも、大臣と磯崎総裁の意見は必ずしも一致しておりません。これは客観的に見て一致しておりません。そこで、きょうはきわめてわかりやすく……

第63回国会 地方行政委員会 第25号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○井野委員 委員長の御注意がありますから、ちょっと要点をお聞きしたいと思います。  まず第一番にお聞きしたいのは、いま防衛庁との質疑の中でおわかりになったと思いますが、私は、今回の演習の強行というものが、まず国民の基本権利に触れて、その権利を侵害しているという疑いを強く持つものであります。そういう点で、先ほど奈義町議会がきめた、地元住民の意思にもかかわらず、この演習を承諾するという議決、それ自体が地方自治の破壊ではないかという気がいたしますので、この点、次官の見解をまず承りたいと思います。
【次の発言】 まるでどこかよその国の話のように聞いておられるようですが、私はたいへんな問題だと思います。……

第63回国会 法務委員会 第27号(1970/06/10、32期、日本社会党)

○井野委員 承知しております。  初めて法務委員会に出席をさせていただいたのですが、ずいぶんしんぼうの要るところだということを知りました。ほんとうは先に自治省、農林省にお尋ねした後に大臣の御判断をいただければ、いかに今日検察行政が国民から疑惑を持たれ信頼を失っているかという事実について、明確な御見解をいただけると思ったのでありますが、私が最も大臣にお訴えをしたい検察官の会議だというのでありますから、これはまた後ほどの検察官に対する訓示について非常に御参考になろうかと思います。  まず、先ほど松本委員は、戦後の列車転覆の事件をついて、検察官になる希望を若い研修生に失わしているということをおっしゃ……

第64回国会 運輸委員会 第5号(1970/12/16、32期、日本社会党)

○井野委員 たいへん時間をはしょって御質問しますので、ひとつ要領よくお答えいただきたいと思います。  まず最初に、防衛庁おられますか。――先ほど横路君が羽田空港の問題についてお尋ねしたのでありますが、私は、この際率直に防衛庁にお聞きをしたいのは、成田飛行場ができた場合、成田飛行場の進入あるいは離脱、これと百里原の基地の運航上、空中接触の問題について、最近いろいろな危険な問題が起こっているようです。これは私どもの承知する限りではありませんが、すでにマスコミもこれを取り上げているわけでございます。したがって、言いかえると、成田空港ができ上がって、これがどんどん活用されるようになってきますと、百里原……

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1970/12/07、32期、日本社会党)

○井野委員 過般の合同審査会で、わが党の内藤議員から御質問をしました。そして何か三十分の中では、どうも消化不十分であった運輸問題に限って私はお尋ねをしたい、こう考えているわけであります。  まず第一に、過般の本会議で、総理は、自動車公害の場合は、私自身が、被害者でもあり、加害者でもあるという、また新語、名言をつくられたわけでありますが、そこで、この大気汚染の法律の第十三条に、排気ガスを出す、あるいはそういういろいろな物質を出す施設の責任の問題がうたわれておるわけでありますが、自動車の場合は、その生産過程にそういうガスが出るのではなくして、製品である自動車それ自体の構造、あるいは自動車の使う燃料……

第65回国会 運輸委員会 第5号(1971/02/17、32期、日本社会党)

○井野委員 実は、本法案の提出にあたりまして運輸省が、特に自動車局が、長い間かかってたいへん整備されましたこの「自動車分解整備業実態調査報告書」をつぶさに拝見をいたしまして、政府にはこんなすばらしい実態調査があるのかと初めて感心をしたわけであります。そういう理解の上に立って、これから御質問申し上げたいと思うわけであります。  まず、大臣に基本的な問題についてお尋ねをしたいのは、この民間の車検を七〇%に拡大したい、こういう基本的な考え方の場合に、いろいろな場合が考えられるわけでありますが、三〇%の政府が行なう検査、これはどういう役割りを果たさせるつもりか、この関係をひとつお伺いをしたいわけであり……

第65回国会 運輸委員会 第7号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○井野委員 夜分でもございますので、簡単にお尋ねをしたいと思うわけであります。  まず最初に大臣にお尋ねをしたいのは、この法案は四十三年度から四十七年度までの計画を、その実態が非常に変わってきたからまたその想定額を上げて、法律を今度は四十六年度を初年度にして五年計画でやろう、こういうことですから、別にそのことに関する限りはとやかく議論するところがないと思うのです。ただしかし、計画性の問題からいきますと、政府のやっておる計画というのは全く見通しが甘いというのか、不正確で、計画を立てても、二年か三年たったらやめて、また次の計画を途中でやり直さなければならぬというような計画で、私これで一年前の質疑を……

第65回国会 運輸委員会 第9号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○井野委員 わかっております。  お聞きしておりまして、大臣、ちょっと目を大きくあけてください。あなたはやはり自分の官僚を叱咤激励せにゃいかぬのですよ。聞いておっていらいら腹が立ってくるのです。あれだけの事故を起こして世間を騒がしておって、いま鉄監局長が答えたようなことは、資料できょうお出しになるくらいでなければいかぬのですよ。ふまじめきわまると思うのですね。それを大臣、にこにこして聞いておられるようでは、運輸省はいつまでたってもだめですよ。この点はきちっと監督指導してもらいたい。ここで時間を過ごせばいいというものじゃないと思うのです。この点、まずきつく申し上げておきたいのです。ほんとうに簡単……

第65回国会 運輸委員会 第20号(1971/05/21、32期、日本社会党)

○井野委員 昨年の第六十三国会で、ハイヤー、タクシーの近代化法が通りまして、東京と大阪にはセンターがつくられたわけであります。このセンターの運用のため業界に求めた各般の協力事項について、どういうふうに進行しているか、所期の目的を計画どうり達成しているかどうか、この点について概括的な数字をあげてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 実は、ことしの三月十五日の午前七時半から十六日の午前二時まで、各界の人々が選ばれて実態調査運動に協力、参加をした。私もそのとき乗った一人でございますので特にお尋ねをしたいと思いますが、全交運が出しておりますこの実態調査結果の資料、これは自動車局ではごらんになりまし……

第65回国会 議院運営委員会 第10号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○井野委員 総裁にお尋ねしたいと思うのですが、総裁は、この書面を見ますと、運輸大臣に実情を報告されまして、ただいま御提出をいただいたわけですが、これは衆議院が理解できるに足る十分なる資料として事実関係を十分御調査なさって御提出になったと思っておられますか。
【次の発言】 新聞報道によるまでもなく、また新聞の報道を見ましても、木原議員をはがい締めにしている周囲には他の人がおりません。新聞写真をとるとき、ほかの映像は入らないわけでありまして、明確に木原議員であり、単独の職員がはがい締めにしたという行為は、だれが見ても今日推定できるわけであります。したがいまして、私のお尋ねしたいのは、十分われわれは……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1971/05/21、32期、日本社会党)

○井野委員 私は、この機会に、今日交通公害の問題、交通事故の問題が、わが国の政治課題の重要な問題として取り上げられております機会に、これらの社会的要請にこたえて、民間のこれらの運動をみずからの発意によって起こすという団体が、財団法人として政府の認可をもらって、実際はその仕事は何もしておらなくて、寄付行為だけを、この団体の名前によって悪質な寄付金集めをしておるという事実を承知いたしましたので、まことに社会公共に名をかりる悪質な詐欺行為ともいう最も指弾さるべき行為とも考えますので、この機会にこの問題を明らかにして、質問を申し上げる決意をした次第であります。  実は、最近、私のところへこのようにたく……

第65回国会 予算委員会 第9号(1971/02/08、32期、日本社会党)

○井野委員 ただいま堀議員から御質問がありました二、三の点についてお尋ねしたいと考えます。  まず最初に、農林省の農地局長にお尋ねをいたしたいと思います。  総理は、ただいま本件については初めてだというお話があった次第でありますが、実は本年の一月十五日「財界さっぽろ」にこの問題は堂々と大きく報道されておるわけであります。また北海道議会におきましては、昨年の十二月第四回定例議会で問題になっておりますが、国家公務員でありますから審議不十分なまま終わっておる次第であります。  そこでまず第一番にお尋ねをいたします点は、この標茶町の、具体的にいいますと、西標茶町の百八十二の二番地、十町歩、これは当時北……

第65回国会 予算委員会 第16号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○井野委員 二十三日の分科会で農林大臣、二十四日の分科会で北海道開発庁長官にそれぞれお尋ねをしたうち、短い質疑時間でございましたので、開発庁につきましては分科会委員長の御了承をいただいて、文書をもって回答をお願いをした件について、本日資料をいただきましたが、大方の点は御回答いただけないで、実は開発庁遮務課長大西昭一君の名前で回答書をいただいたわけでありますが、これは長官からいただいたもの、国務大臣からいただいた回答書と理解をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 実は質問の整理をいたしまして、あらかじめ連絡をしてまいったのでありますが、全く意外な回答をいただきましたので、若干順序が変わるこ……

第65回国会 予算委員会 第17号(1971/02/27、32期、日本社会党)

○井野委員 簡単にお尋ねします。ただいまお話のありましたこの農業委員会の議事録の事実問題については、文書をもって西田長官から御提出を願ったものであります。したがって、この議事録の内容に、もしこれが事実と相違するとしますと、農業委員会等に関する法律の規定に基づきまして、不実の記載をしたことに相なるわけであります。きわめて重要な問題であり、またこの内容を監督官庁といえども変えることはできません。農林大臣の言われるとおり、この内容を変え得るものは、標茶町農業委員会会議だけであります。したがって、きわめて重要な問題が提起されておりますので、この点総理から明確なお答えをしていただかないと、今後の農政運用……

第66回国会 運輸委員会 第2号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○井野委員 三点お尋ねをいたしたいわけでありますが、たいへん時間が詰められておりますので、私も質問を総並べいたしますから、一括お答えをいただきたいと思います。  まず第一番に、実は本委員会の昨年の十一月十一日の会議録三十二号をきょう持ってきておりますが、この一ページで斉藤委員がお尋ねになりました。昨年野村局長さんが北九州に御出張なさった機会に、関係業者を集めてやられた行為が、マスコミからは黒住さんの選挙の事前運動の疑いがあるということで指摘をされて、この委員会で同僚の斉藤理事からきびしく姿勢を正すことをお尋ねをしておるわけであります。ところが、この杞憂はまさに的中をいたしまして、昨日まで衆参両……

第66回国会 運輸委員会 第4号(1971/09/10、32期、日本社会党)

○井野委員 いままでの私どもの質問は、どうもあとを追ってばかりいるんですが、そのために、起きるんじゃないか、起きるんじゃないかという事故が起きる。よく調べてみると、委員会で確認したことが、いつの間にか当局が忘れてやっていない、こういうことが航空事故の原因だったということを、この間もしみじみ感じておるわけなんです。特に、この前の委員会はたった十五分ということで、丹羽大臣にずいぶん詰め寄りましたけれども、一問一答で終わりですから、きょうはひとつ同じような事故を起こさないために、これは通告してありませんから、次官、少々恐縮なんですが、資料要求したいと思うのです。  と申しますのは、オリンピック、二月……

第67回国会 議院運営委員会 第4号(1971/10/20、32期、日本社会党)

○井野委員 国連の中国代表権に関する「逆重要事項指定」及び「複合二重代表制」に関する決議案の共同提案国からの脱退を求める決議案について、重ねてぜひ本院の決議案として採択せられるよう希望して、以下若干の意見を申し述べたいと存じます。  中華人民共和国の国連への復帰はいまや世界の大勢であることは、いまさらその事情の説明の要のないところであります。また、わが国内におきましては、日中の国交回復を求める国民の声の高まりは、これまた日を追うて拡大し、熱烈なものとなっております。平和と独立、友好と繁栄を願う国民の願望であります。日中両国の国交が回復し、両国が相互主権の尊重を基軸とした経済の協力は、有無相通ず……

第68回国会 運輸委員会 第4号(1972/03/15、32期、日本社会党)

○井野委員 まず最初に大臣にお尋ねいたします。  この北海道開発のためにする港湾工事に関する法律の一部を改正する法律案というのはきわめて簡単なものでございまして、従来北海道の特殊的な事情、特に北海道開発を進めるために都府県とは違った高額の補助、十割負担、全額国費負担という制度が、特に北海道の第三期開発計画を進めるにあたって、後進性も克服されたとは言っておりませんけれども、応分の負担をすることはやむを得ないと北海道が言ったということに名をかりて、昨年から土地改良、河川、漁港、ことしからは港湾がこの適用を受けて〇・五%負担する、こういう性格のものでございますから、ここまでは既成事実になっております……

第68回国会 運輸委員会 第12号(1972/04/13、32期、日本社会党)

○井野委員 まず最初に大臣にお尋ねするわけでありますが、この軽自動車に対して検査を実施して交通安全の確保につとめたいとする政府の意図に対しては、これを否定するものではございません。しかしながら、意図がよいからといっても、その行政の手段が適正を欠く場合は必ずしもその成果は期待しがたいし、あるいは結果は期待に反する場合もあることは言うまでもございません。私はそういった観点から、逐次お伺いをしていきたいと思います。  まず第一番に、軽自動車協会を全国一つに限って法人として設立するという理由なのでありますが、今日までの車検を実施してきた各種自動車についてその経過をながめてみて、しかもその中で、将来は七……

第68回国会 決算委員会 第3号(1972/04/04、32期、日本社会党)

○井野委員 端的にお伺いします。大臣、外交の秘密と秘密外交とは違うと思うのです。この見解をひとつ……。
【次の発言】 そうしますと、昨日の本会議の予算案の討論において、自民党を代表された足立篤郎君は、外交については、ぜひ与野党が一致をして外国に当たるような体制をつくるべきだと言われました。まことに傾聴すべき御意見を承ったわけなんです。私どももそれは賛成であります。しかしながら、外交機密は保持しなければならないけれども、秘密外交であっては、これは与野党の一致を求めるすべもないと思うのです。私は、国民の合意ということについてはいろいろ含みを持って、各般の機関を通じて多くの国民に説明をしなければなら……

第68回国会 決算委員会 第5号(1972/04/11、32期、日本社会党)

○井野委員 私は通産省にお尋ねをしたいと思います。  本会議の代表質問でもお尋ねをしました行政管理庁の公益法人の運用管理についての指導監督に関する監察結果に基づく勧告があるわけでございますが、この勧告をつぶさに検討さしていただいた中で、特に通産省に関係する部分について逐次お尋ねをしてまいりたいと思うわけであります。  この勧告書を見ますと、大きく分けて九項目に分けられておるわけでありますが、一項から九項までの該当事項を拾ってみますと、通産省は一項も漏れなく全部該当しております。特に八項については、細分して三つに分けておりますが、これまた通産省は三項とも該当しておるわけでありまして、管理庁の勧告……


各種会議発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会外務委員会連合審査会 第1号(1970/04/13、32期、日本社会党)

○井野委員 簡単に、まず公安委員長にお尋ねをしたいと思います。  ただいままでお伺いしておりますと、赤軍派を事前に予知することができなかったことは遺憾なことだった、しかし、最善を尽くしたから、政治的責任は果たしたんだ、なお今日厳重な警戒をして、再び起こらぬようにしておるというふうに私は承ったのでありますが、しかし、考えてみますと、羽田、大阪、板付、千歳等は同機種の離発着する場所であります。したがって、まずお尋ねをしたいのは、あの乗っ取り事件が起こった後に、羽田空港は、御承知のようにものものしい制服警官の警備がございますが、千歳空港へ行ってみますと、制服警官の姿を見ることはできません。私は、金曜……

第63回国会 建設委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1970/04/06、32期、日本社会党)

○井野委員 二十分という短い時間でございますから簡単にお尋ねしますので、要領よくお答えいただきたいと思います。  まず第一に、いま砂田さんからお話がございましたように、夢の大橋とかいって、ここ数年来全く痴人の夢なのか、ほんとうにできるのかということで話題をまいておるこの問題が、今回国会に法律案として出されたわけでありますから、私は具体的な執行について、特に予算の関係面からお尋ねをしてまいりたいと思います。  いままでのお話を聞いておって、三つ一緒にやるのか、それとも経済効果の高いものからやるのか、政治判断をするのか。いま大臣のお話を聞くと、地元の協力体制等も考慮してというお話でありますが、これ……

第63回国会 地方行政委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1970/04/23、32期、日本社会党)

○井野委員 まず長官にお尋ねしたいと思いますが、歩行者優先の概念ですね。車と人間と比較をして、どうぞ人間のほうにお先にという程度のものなのか、行政の諸般の体制として歩行者優先を考えておられるのか、この点ひとつお伺いします。
【次の発言】 警察庁のほうはそういう考えでおられても、現行の体制は長官の言われるような体制にはなっておらぬと思うのです。いま政府のおひざ元の、たとえば私どもの九段宿舎からここへ来る間の事情を見ても、その概念とは全く違うということを申し上げたいのです。たとえばあそこの途中に学校がございます。鰹鮪会館の隣です。あの朝の状態を一度、長官、ごらんなさったら、そういうことは責任者とし……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○井野分科員 長官にお尋ねをするわけでありますが、いま委員長からお話しのように、たいへん時間に制約されておりますので、昨日の農林委員会の経過をすでにお聞きだとは思いますけれども、質問の前提として御理解を願っておきたいと思うわけであります。  私は、いま御提案になっております北海道開発費の中で、特に北遠の農業、いま農業政策の転換がはかられて、北海道は酪農中心ということでありますので、この酪農の問題についてお尋ねする前に、その前提条件があるものですからいろいろお尋ねしておる次第でありますが、そこできょうは、長官には綱紀の問題にしぼってお尋ねをしようと思っておりましたが、ぜひ、それと関係がございます……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○井野分科員 当面する二、三の問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず第一に大臣にお尋ねをしたいのでありますが、最近、物価の変動その他で、医療費の問題もさることながら、公的な医療機関の経営にもいろいろの苦しみがあるようであります。  その中で特に病院給食の問題でありますが、これは昭和三十四年ですね、保険局のほうから通達が出されて、一般的な基準、盛りつけに至るまで、こまかい御指示がなされておるようであります。そこで私のお尋ねしたいのは、そういうきびしい、きめこまかい規定があるのにもかかわらず、ある病院においてはすでに日本食堂なんかに委託をして病院給食の不採算性を切り抜けたいと考えておったり……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○井野分科員 短い時間でかけ足で質問しますので、御答弁も簡単明瞭にひとつお願いをしたいと思います。農業改革や作付転換では大臣はたいへん苦労されておられるときでありますし、北海道はかなり減反も多いし、加えて北辺農業の中で、酪農の経営についていろいろ議論のあるときでありますから、このことについてお伺いをしたいのでありますが、しかしもうこれは実際論をやりませんと、観念的になってしまって具体的になりませんので、私は北辺農業、特にこの戦後二十数年にわたって北海道開発という問題は国策として大きく取り上げられて、しかも北海道開発庁が設けられたという経緯もありますので、特にことし予算がついております一地区を例……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○井野分科員 大臣、私のお尋ねしようとすることはたった一つだけでございますから、また三十分では余すところなく説明することは私の能力ではとても不可能でございますので、資料をまず提出いたしておきましたから、このことについては後ほどお読みになって、私の質問をあとから理解していただくという方法しかない、こう考えて資料を渡したわけでございますので、以下申し上げたいと思います。  御承知のように昨年の十一月に読売新聞が取り上げました外国資本による出版物の輸入販売の、いわゆる割賦セールスによる販売の問題であります。  いままで私どもの常識では、消費者とこれを販売する会社との間のトラブルというものは、自己の業……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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