このページでは古寺宏衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。古寺宏衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○古寺委員 最初に経企庁にお伺いをいたしますが、昭和四十二年、四十三年度の二年間にわたりまして八戸市の新井田川の水質調査を行なったわけでございますが、いつごろ水質基準をおきめになる予定であるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 具体的には、こういう水産加工業者に対しての水質基準決定後の対策を、どのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 そうしますと、そういう具体的な資金の裏づけ、あるいは下水道処理場の問題、あるいは加工団地等の問題が解決できないうちは水質の基準をきめない、こういうわけでございますか。
【次の発言】 次に、通産省にお尋ねいたしますが、青森県の上北鉱山の排水の問題でご……
○古寺委員 最初に、通産省にお尋ねをいたしますが、最近は会津製錬所あるいは小名浜、八戸製錬所におきまして、公害問題が次々に発生しておりますが、この種の独立製錬所の公害規制の実態についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 直接法律に基づく規制が必要であると思いますが、そういう法律の改正については考えておられますか。
【次の発言】 その際、製鉄あるいはアルミ製錬、石油精製工業についてはどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 これはきょうはだいぶ出た問題でございますが、現在の金属鉱山は休廃止鉱山を含んで約三千二百ございますが、鉱務監督官はわずかに百四十名であるといわれておりますが……
○古寺委員 最初に、大臣がお帰りになりますので、大臣にお伺いをいたしたいと思います。
青森県の八戸市というところがございますが、ここは大気汚染防止の指定地域になっておりますが、最近小中野ぜんそくという病気が発生しておりまして、SO3硫黄酸化物の濃度が十ないし十六ミリグラム・パー百平方センチメートル・パー・デー、そういうような実情でございますが、厚生省は八戸市に対して、公害病認定の指定地域に指定していく意向が現在おありかどうか、最初に承りたいと思います。
【次の発言】 この小中野地区の医師会の住民健診によりますと、気管支ぜんそくと思われる人が大体一八%ぐらい出ておりますので、これは当然指定の条……
○古寺委員 それでは引き続きまして、関東労災病院の問題についてお尋ね申し上げたいと思います。
最初に関東労災病院の病棟縮減の理由についてお尋ねをいたしたいと思いますが、その根本の原因は何であるか、また現在までの経過はどのようになっているか、簡単に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この労災病院の特殊性並びに病院本来の使命からいきまして、病棟を閉鎖するということは非常に残念なことでございますけれども、この問題につきまして病院側また事業団、そしてまた労働省はどのような対策を講じてこられたか、さらにまた、現在この閉鎖をいたしておりますところの三つの病棟については、いつごろ再開ができる予定で……
○古寺委員 防衛庁はおいでになっておりますか。最初に、海外の米軍基地の縮小あるいは撤廃ということにつきましては、アメリカの政策でございますが、わが国におけるところの米軍基地の縮小、撤廃計画はどういうふうになっているか。また、今後における米軍基地の取り扱いに対する基本的な考えはどういうふうになっているか、承りたいと思います。
【次の発言】 青森県の三沢基地は、そうした他の基地の縮小計画とはうらはらに、三月十七日の新聞によりますと、ベトナムから偵察機の一個中隊が三沢に移ってまいっております。これは逆に拡大の方向をたどっておる、そういうふうに私どもは考えるわけでございますが、これはどういう理由による……
○古寺委員 最初に中小企業庁にお尋ねをいたします。
昭和四十四年度の企業の倒産数は、東京商工興信所の調べによりますと、八千五百二十三件になっておりますが、その内容はほとんどが中小企業でございます。さらに今年の一月以来倒産件数は依然として高記録を続けておりますけれども、この中小企業の倒産の原因は一体どこにあるのか。その原因についてまずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 そのいわゆる倒産に対する施策としてはどういう施策を行なっているか、具体的にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 いろいろなそういう施策を実施して中小企業の倒産を未然に防止するということは、非常に大事なことでございますけ……
○古寺委員 いまの質問に関連してお尋ねいたしますけれども、四十六年の四月から入所をさせるわけでございますが、それまでにはたして人員の確保というものができるのかどらか。それから、先ほどの局長の御答弁によりますと、収容者二人について職員が一人、こういうお話がございましたが、いろいろな重度精薄者の実情を見ますと、少なくとも一人に対して一人、あるいは一人に対して二人ぐらいの保母さんその他が必要になっておりますが、こういう点については、厚生省としてはどのようにお考えになっておるのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 二人に一人ですと、IQ三五以下の重度の精薄者については、いろいろな心身障害もござい……
○古寺委員 ただいま後藤委員からもいろいろと御質問があったのでございますが、昭和四十四年の十二月二十六日に食品添加物の規格基準の一部改正がございました。このときにガンマBHCの規制があったようでございますけれども、この時点において、なぜ乳牛のほうの飼料の規制というものが行なわれなかったのか、この点が第一点でございます。 それから先ほどの御質問にもございましたけれども、高知県の衛生研究所の上田技官が昭和四十一年に、牛乳の中にBHCなどの有機塩素系の農薬が含まれている、そういうことで厚生省に対しまして、国として全国的に牛乳中の農薬調査をすべきである、このように要望しておりましたけれども、なぜその……
○古寺委員 昭和三十四年に発足いたしましたところの臨時家内労働調査会が昭和三十五年に中間報告を出しまして、各種の行政措置を実施すべきであるということを明らかにしております。それから十年を経過しておりますけれども、その間どのような行政措置がなされたか、承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御報告の中で、労働手張は三十五年に行政措置が始まって以来約五万六千でございますので、非常に少ない数でございます。さらにまた標準工賃にいたしましても、あるいは最低工賃にいたしましても、決定以来改定がほとんどなされていない。そういうような実情でございます。さらにまた安全衛生の問題にいたしましても、ヘップサン……
○古寺委員 本日の新聞によりますと、三十六病院が一時間から半日のストを行なう、こういうふうに新聞に報道されておりますが、このストによって、いろいろ患者さんの病状の問題あるいは生命の問題等心配されるわけでございますが、これに対しての厚生大臣並びに労働大臣の所見を承りたいと思います。
【次の発言】 それでは本題に移りますけれども、労災保険を受給されている方々の死傷者の数は、この十年間でもって二倍の百七十万人に達し、労働者の約七〇%がどの産業においても神経及び肉体の疲労が増加していることを訴えております。これはいかに今日の作業環境が悪化しているかということを示しているわけでございまして、疾病によると……
○古寺委員 ただいまの小林委員からの御質問の中にもございましたし、さらにはまた、参議院の質疑の際の議事録の中にも出ております。また、先日横浜並びに羽田空港に視察に行ってまいりましたが、その際感じたように、この検疫官の数はきわめて不足をいたしております。たとえば東京空港におきましては、昭和三十一年から昭和四十四年の検疫実績の推移を見てみますと、検疫官の数は昭和三十一年の指数を一〇〇といたしますと、昭和四十四年で一四三であり、これに対しまして検疫の指数は、昭和三十一年を一〇〇といたしますと、昭和四十四年は五八二、検疫人員は昭和三十一年を一〇〇といたしますと、昭和四十四年は一〇八三で約十倍になってお……
○古寺委員 ハンセン氏病についてお伺いをいたしたいと思います。
手元の資料によりますと、現在、ハンセン氏病で日夜苦しみながら療養をしておられる患者さんが全国で九千人いらっしゃる、こうことを知りましたが、その具体的な実態を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 これらの方々は、いろいろな年金を受けておられるわけでございますけれども、高額所得者を除いて、四十五年度かららい患者の基本待遇として日用品費が一律支給となりましたけれども、所内の作業に従事をしていて賃金を得た者は、生活保護法の収入認定の対象とするというような考えを厚生省では持っているようでございますが、これは軽症であるとはいっても……
○古寺委員 ベーチェット氏病につきましては、去る四月二十三日に私が質問をいたしました際に、大臣は、スモンと同様に多大の関心を持って臨む覚悟でございます、こういう御答弁がございましたが、その後ベーチェット氏病に対する対策についてどのような検討がなされたか。さらにまた、今後どのような対策を考えておられるか、具体的に大臣からお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、厚生省は患者の実態というものを現在掌握はしておらないと思いますが、今年度は身体障害者の実態調査が行なわれる予定になっておりますが、この際ベーチェットも含めて実態調査をおやりになってはどうか、こういうふうに考えるわけでございますが……
○古寺委員 最初に、山形県の長井市で最近発生しておりますところの流行性肝炎について、厚生省はその実態を把握しているかどうか、またこの流行性肝炎に対する治療法あるいは病源等もまだ確立されておりませんが、そういう点に対する今後の研究の体制と申しますか、研究班をつくって今後やっていくというようなお考えをお持ちになっているかどうか、またこの長井市では肝炎の発生している地区が歌丸というところでございまして、これを通称歌丸肝炎と申しておりますが、この地域では水道がないために非常に飲料水が悪くてこういう病気が発生しているのではないか、そういうふうにいわれているわけでございます。そこで、長井市では非常に財政が……
○古寺委員 最初に、ベーチェットの問題についてその後どういうふうになっているか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 ベーチェットに関しては非常にいろいろな問題がございまして、その研究が非常におくれておるわけでございますが、スモンの例と同じように、科学技術庁の特別研究促進調整費の関係は一体どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 科学技術庁のほうにお伺いいたしましたところが、厚生省のほうからまだそういうような要請が出ておらない、こういうお話を承っているわけでございます。このベーチェットは診断基準もまだきまっておらない、治療法もはっきりしていないわけでございまして、当然緊急研究費という……
○古寺委員 昭和四十一年三月の科学技術特別委員会におきまして、農薬の残留毒性の問題について決議がなされておるわけでございますが、その後残留毒性の研究並びに対策をどのようになさってこられたか、今後の方針もあわせてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 残留許容量のきまっていない動物性の食品、ことにBHC関係、それから主食の米等に対しましては、いつごろまでに残留許容量を設定するお考えであるか。またこの許容量を設定いたしましても、青森、岩手あるいは山形県等におきましては、衛生研究所に十分な施設がないために対応できない、そういうふうにいわれておりますが、その対策については厚生省はどのようにお考えになっ……
○古寺委員 先般千葉大学の滝沢名誉教授が、水道水がカシンベック病の原因であるということを発表いたしまして、国民に大きなショックを与えたわけでございます。それに伴いまして、東京都においては一部給水を中止いたしておりますけれども、この水道水とカシンベックの関係について、厚生省はどのようにお考えになっているか、また今後どういう対策をお考えになっていらっしゃるか、まず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 厚生省は二月からこの調査をしたということを承っておりますが、その調査の結果、カシンベック病と思われる患者さんの数は大体どのくらいになっているのでございましょうか。
○古寺委員 最初に、山中総務長官にお願いしたいのでございます。
公害対策基本法に基づく公害防止事業でございますが、これは現在公害がすでに発生している地域だけに計画があるようでございますが、今後開発計画が行なわれる地域に対するところの公害防止計画についてはどういう御構想をお持ちになっているか、まず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 企画庁長官にお願いします。
現行の地域開発計画というのがございます。東北開発促進計画であるとか、中国、四国、九州等の開発促進計画がございますが、この開発促進計画の公害対策と申しますか、こういう点についてはどういうふうになっておりますか。
○古寺委員 公害防止事業は、企業が責任を持つべき問題であり、一〇〇%事業者が負担するという、原則を貫いていくべきは当然であると思いますが、この点についての政府の見解を承りたいと思います。
【次の発言】 現在の公害防止事業というものは、公害が発生してから行なわれる事業が多いようでございますが、特に今度のこの費用負担法につきましては、公害発生時の公害事業に対する費用負担法というふうに考えられるわけでございますが、この点についてはどうでございますか。
【次の発言】 この公害防止事業につきまして、その費用が物価にはね返る、こういう心配が非常にあるわけでございますが、そういう点について政府はどういうふう……
○古寺委員 今回の国会におきまして、公害に対する企業の無過失賠償責任制度の法制化が見送りになったということは、今国会に最も期待し、深い関心を持っておられますところの公害病患者や家族に対してはもちろんのこと、広く一般国民に対しても深い失望を与えております。公害で被害を受けている人々の救済には、どうしても三つのものが備わらなければ被害者の救済はできないからでございます。総理も御承知のように、第一が無過失賠償責任制度であり、第二が紛争処理の充実強化、第三には被害者に対する医療費及び生活費等の給付を充実しなければならない。既成の法理論の上から言うならば非常にむずかしい問題であるかわかりませんが、この三……
○古寺委員 九月二十六日に労働大臣が八戸においでになった際に、八戸市は奥羽開発拠点という立場から、国立総合高等職業訓練校をつくることを検討したい、こういうふうな発言をなさっていらっしゃるのですが、御承知のように、むつ、小川原の大規模工業開発、あるいは八戸市は新産都市でもございますので、公害とは直接関係がないにしても、いわゆる訓練校というものは今後必要になってくると思うのです。そういう点について、その後どのように検討をなされているのか承りたいと思うのです。
【次の発言】 最近は公害による悲惨な被害が続発しておりまして、それに伴いまして当然、企業あるいは事業場内の職業病というものもこれから非常に増……
○古寺委員 去る二月二十五日に、ただいまお話がございました厚生省のスモン調査研究協議会が、日本都市センターで今月の一日と二日に行なわれる予定になっておりまして、この総会に農林省家畜衛生試験場の本間惣太主任研究官が、犬の農薬中毒症状に見られた臨床症状、眼底、脊髄及び末梢神経の変化という研究発表を予定することになっておりました。これはすでにプログラムに印刷になっておりまして、出席を予定されておったのですが、二十三日に突然甲野会長から、農林省の要求によって発表を取り下げてほしい、こういう連絡がございまして、これは実現しなかったわけでございます。このことについて、私が厚生省にお願いしておったのでござい……
○古寺委員 最初に通産省にお伺いをいたします。
秋田県比内町の弥助地区の鉱毒による汚染のその後の経過並びに指導についてどのように行なわれているか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 汚染米の問題とか、補償の問題等、いろいろございますが、そういう点については鉱一山に対してどういう指導を行なっておりますか。
【次の発言】 飲料水についてはどうなっておりますか。
【次の発言】 次に、厚生省にお尋ねいたします。
いまお話がございました弥助地区の簡易水道の問題については、厚生省のほうはどういう指導をなすっていらっしゃいますか。
【次の発言】 ここの地域は二十二戸、百十三人になっておりますが、こ……
○古寺委員 最初に、経済企画庁にお伺いいたしますが、茨城県の鹿島地区が工業整備特別地域に指定になったのが昭和三十八年の七月でございますが、この指定の際に、公害防止計画についてはどういうことについて留意をしたか。またそれに対して、現在いろいろな公害その他の問題が発生しておりますが、この点について経済企画庁から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 通産省、運輸省もこの計画策定にあたっては、いわゆる公害防止計画というものを考えておられたと思いますが、その点について承りたいと思います。
【次の発言】 経企庁にお伺いしますけれども、現在住民から公害の苦情が出ております。目が痛むとか、のどが痛いとか……
○古寺委員 私は専門家ではございませんけれども、先ほど先生からお話がございましたシュレーダーのデータでございますが、一九、五〇〇PPM、藤坂さんという方は健康な方であった、じん障害はなかった、死因は脳卒中であるというようなお話でございました。この解剖所見によりますと生前から高度のネフローゼがあった、こういうことが明らかになっておりますが、この点についてはお調べになっておられますか。
【次の発言】 先ほどじん障害がないというお話でございましたが、実際にじん障害があった、解剖所見でそういうことが明らかになった場合には、これは診断をする場合、やはり解剖所見というものも尊重しなければならないと思うので……
○古寺委員 厚生省の公害部の、「安中周辺のカドミウム環境汚染と厚生省の対策について」、この印刷物の中に、「厚生省が四十六年二月二十三日までに調査した事項及び今後の調査をすすめる事項は次のとおりである。」こういうふうに書かれてございます。一番最後のほうを拝見いたしますと、小林先生に対する照会であるとかいろいろございますが、そこで第二番目の「生前の病状について更に詳細な資料の入手に努める。」こういう一項がございますが、この点についてはどういう資料の収集を行なったかお伺いいたします。
【次の発言】 内容はどういうものですか。
【次の発言】 第三番目の「作業場の環境条件、従業員の健康状態につき、労働省……
○古寺委員 最初に厚生省にお尋ねいたしますが、BHCの残留許容量の基準の設定の見通しについてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 その場合に、何PPMくらいを考えているか、それからベータBHCについてはどういうふうに考えているか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 国連のFAOとWHOの合同委員会の勧告が出ております。これによりますと、ガンマBHCで〇・〇〇四になっておりますね。こういうような一定の水準というのはございますが、これよりも低い基準をきめるおつもりですか。それとも高い基準をきめるおつもりですか。
【次の発言】 一九六八年の国連のFAOとWHOの合同委員会の勧告した牛乳……
○古寺委員 最初に、この悪臭防止法案の規制対象になる悪臭物質が、大気汚染防止法や水質汚濁防止法等の規制と競合する場合には、どういうような規制をやっていくわけでございますか。
【次の発言】 そこで、製紙工場がございます。この場合には、水質のほうと両方で規制を受けるような形になるのではないかと思いますが、製紙工場の場合にはどういうような取り扱いをなさるお考えですか。
【次の発言】 そういたしますと、大気汚染防止法で規制できるものは、悪臭防止法の対象物質から除外するというようなお考えでございましょうか。
【次の発言】 今回のこの法案の提案理由の説明の中で、悪臭に関する研究や防止技術の開発等も一応の水……
○古寺委員 最初に、通産省にお伺いいたしますか、秋田県の小坂鉱山がございます。この小坂鉱山の排水の中から環境基準を上回る砒素が検出されておりますが、そういう事実を知っていらっしゃいますか。
【次の発言】 小坂郵便局の前で〇・一七PPMの砒素が検出されております。こういうことについては、通産省は、鉱山保安法に基づいて、鉱務監督官がこういうものをチェックしていると思うのですが、その点についてはどうでしょうか。
【次の発言】 こういう場合に、鉱山保安規則によって、坑外における管理者と申しますか、そういう方が実際にこういうものの分析を行なっておりますか。
○古寺委員 最初に、経済企画庁いらっしゃいますか。――青森県新井田川水域の水質基準はいつごろに設定される予定でございますか。
【次の発言】 そこでお尋ねをしたいのですが、青森県の公害審議会におきまして、いままでの県条例の水質基準というものを改定する動きがございますが、これと、今度のこの水質基準の設定との関連性はどうなっておりますか。
【次の発言】 今度の県の水質基準の改定の案と、それから今回設定予定の水質基準の案とは同じでございますか。
【次の発言】 今度の改定案あるいはおたくのほうで考えている水質基準案でございますが、これを比較をしてみますと、以前の県の水質基準を比べますと、BOD一つをとり……
○古寺委員 厚生省にお尋ねしますが、母乳の中の農薬残留の実態調査の公表が非常におくれておりますが、これはどういう事情によるものでしょうか。
また、いつごろ発表の予定でございますか。
【次の発言】 五月一日の毎日新聞によりますと、佐賀県では、二十人のうちの六人の母乳から〇・一PPM以上のべータBHCが検出されている。〇・四五PPM以上が六人である、最高が〇・八PPMである、こういうふうに報道されておりますが、これは事実でしょうか。
【次の発言】 これに対して、現在その母乳をおかあさんが赤ちゃんに飲ましているわけですが、この点について厚生省はどのような指示あるいは指導をしているでしょうか。
○古寺委員 本日は、参考人の方々には、お忙しい中をほんとうに御苦労さまでございました。
いろいろお話を承りまして、今回の臼杵の公害の場合は、公害問題につきましては、やはり市民生活や地場産業を守るためには、事前の調査というものが非常に大事ではないか、そういうことを感じたわけなんでございますが、この点につきましては、大阪セメントの誘致の問題については、臼杵市におきましては、こういうような第三者による専門的な事前調査というものが行なわれたかどうか、この点について小手川参考人からまず承りたいと思います。
【次の発言】 セメント協会のほうには公害対策委員会もできているようでございますが、こういうような……
○古寺委員 最初に、経済企画庁にお尋ねいたしますが、先日鹿島で起こったシアンによる魚の斃死の問題がございますが、これはどういう原因によるものか、またその後の措置はどうなっているか、さらにまた、水質基準はどういうふうになっているかお尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 そうしますと、水質基準を見ますと、製鋼業の場合には排水処理施設を有する排水口と排水処理施設を有しない排水口ではシアンの基準が違います。前のほうが一、片一方のほうは検出せず、こうなっております。そうしますと、鹿島の場合は、住友金属から出ておる排水路と、それから住金化工から排出されて合流する地点とございますが、その鹿島の場合でいうな……
○古寺委員 きょうから、サリドマイド児とその両親四十三家族が国と製薬会社に総額約十三億円の損害賠償を求めている全国のサリドマイド裁判のトップを切りまして、東京地裁で第一回の口頭弁論が行なわれているわけでございますが、この問題について厚生省はどのような責任を感じていらっしゃるか、その点についてまず大臣から伺いたいと思います。
【次の発言】 当時政府の姿勢に行政のゆるみがあった、広い意味の政治的な責任といろものを感じなければいけない、こういういまお話があったようでございますが、園田前厚生大臣は、参議院の社労委員会におきまして、「国の責任でもありまするが、」「両親並びに本人に対する謝罪の意味において……
○古寺委員 わが国の血液事業は、かつては売血が主体でございましたけれども、いろいろな弊害が発生いたしまして、三十九年以来売血制度の改善がはかられてまいりましたが、現在非常に血液が不足をいたしております。昭和四十四年におきましては四十六万五千リットルを下回っております。四十三年においても四十六万リットル、こういうような実情でございます。三十六年には五十二万三千リットル、三十八年には五十八万四千リットルの製造量から見ますと、年間の需要量を非常に下回っているわけでございますが、厚生省としてはこの対策をどういうふうにお考えになっているか、承りたいと思います。
○古寺委員 去る二十四日に、岐阜県の各務原市の国鉄高山線の踏切で出かせぎ者の事故がございました。これで三名が死亡をいたしております。この事故によって死亡したあるいはけがをした方方のその後の状況について、どういうふうになっているか伺いたいと思います。
【次の発言】 この踏切は欠陥踏切である、こういうふうにいわれております。非常に事故が多くて、ぜひこれは遮断機をつくらなければいけないというような地元の要望もあるようでございますが、その点について労働省はお調べになったんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、これは通勤途上の災害になるわけですか。それとも事故による災害になるわけですか。
○古寺委員 最近の農村地帯におきましては、高齢者であっても出かせぎ等による厚生年金加入者は非常に多く、これがために厚生年金と国民年金等による通算年金を受ける場合におきましても、国民年金の被保険者の期間の長短を問わず優遇措置を考えるべきではないか、こういうふうに思うわけでございますが、この点についてはいかがでございましょうか。
【次の発言】 現行法では年金の間に非常に差がありまして、非常に不合理になっております。一例を申し上げますならば、拠出制の国民年金が始められてから十年になっていよいよ十年年金の支給を目前に迎えたわけでございますけれども、九年十一カ月の間この保険料を納付いたしましても、やむを……
○古寺委員 最初に血友病の厚生省が把握している実数はどのくらいあるか、お伺いいたします。
【次の発言】 その中で、実際に専門の医療機関で治療を受けている患者の数は、厚生省はどのくらいと把握しておりますか。
【次の発言】 大臣が時間がないようですので、大臣にお尋ねしたいのですが、現在、わが国の血友病の患者さんは大体五千人から一万人というふうに推定をされております。しかしながら、実際に厚生省が正確に把握しているのは乳幼児の二百人でございます。こういうふうに非常に数が少ないというのは、現在のこの血友病に対する医療給付というものが非常に限定をされておりまして、そのために血友病の患者が思うように治療を受……
○古寺委員 最初に、いま大橋委員からも質問がございましたが、附則二条の夏季手当、年末手当の問題でございますが、これを今度は廃止することになっておりますが、これを廃止した場合にはどういう方法でこれは支給する方針でございますか。
【次の発言】 そこでお尋ねしますが、昭和四十四年度の年末の手当でございますが、青森市の場合を例にとりますと、四万八千三百円でございます。ところが、奈良とか東京の例を見ますと、奈良の場合は九万八千八百十二円、東京の場合は九万四千百円になっております。こういうような非常に地域の格差があるわけでございますが、これはどういうふうにして上積みしていくわけですか。
○古寺委員 最初に、児童手当法案の問題点についてお尋ねするのですが、児童憲章や児童権利宣言の精神を尊重するような児童に対する施策が現在まで行なわれてきたかどうかという点について、厚生省はどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 社会保障制度審議会の意見によりますと、「この際さらに一歩を進めて心身障害児の関係にまで配慮を及ぼすことはできなかったか。」こういう意見が述べられておりますが、この点についてはどうでしょう。
【次の発言】 今後の児童扶養手当の内容の充実強化に関する厚生省としての考え方、その点についてお伺いします。
【次の発言】 今後拡大すると考えられる障害については、どういうものがござ……
○古寺委員 非常にリハビリテーションがおくれているわが国の医療制度の中に、こういう新しい視能訓練士という制度ができるということは、非常にけっこうなことだと思うのですが、こういう視能訓練士ができた場合のいろいろな問題に対して、やはり今後対処していく必要があると思いますので、二、三の点についてお伺いをしたいと思います。
最初に、最近は農薬による疾患が非常にふえております。さきの予算委員会の際にも総理がおっしゃっておりました佐久の眼病の件ですが、この研究費についてはその後どういうふうになっているか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 それはできるだけ早い機会に決定をしていただきたいと思います。……
○古寺委員 非常に時間がございませんので、簡単にお尋ねを申し上げたいと思います。 最初に小山先生にお願い申し上げますが、先ほど保険の一本化が望ましいことである、こういうお話がございましたが、今後組合健保あるいは政管との財政調整の問題等いろいろと困難が予想されます。こういう点についてはどういうふうに解決をしていかれたらいいとお考えでございましょうか。 それから高橋先生にお尋ねしたいのですが、先生は日本医学総会に対抗いたしまして新しい医学総会をお開きになりましたが、この基本的な考え方についてお伺いしたいと思います。 神崎先生は、先ほど病院の代表も、中医協なりあるいはいろいろな審議会に当然加え……
○古寺委員 昨年来、長野県の佐久地方に学童、幼児の視力低下の問題が発生いたしました。東大の、現在北里大学の教授になっておられます石川哲博士をはじめとした研究グループによってこの研究を進めた結果、これは農薬による眼疾患であるということが一応判明いたしました。その問題が全国的に広がりまして、最近は大阪をはじめ東京にも、そういうような患者さんが発生をいたしております。この疾患につきましては、早期に発見をし早期に治療するならば、アトロピンあるいはパムという薬によって治癒し得る、こういうような報告もなされております。この研究とあわせまして犬の動物実験も行なわれておるわけでございますが、きょうはその写真を……
○古寺委員 去る五月の委員会におきましても質問いたしましたが、青函トンネルの建設工事に伴いまして、坑内排水による公害が非常に発生いたしております。これについて、その後、建設公団においてはどういうような調査をし、どういう対策を考えていらっしゃるか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、もう一回お尋ねしますが、漁業の被害というものについてはまだはっきり掌握しておらない、そういう関係で、現在はまだその補償問題その他については考えていない、こういうふうに承ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうしますと、いままで現地の漁業協同組合からおたくのほうに、漁業の被害が発生しておるから……
○古寺委員 最初に、牛乳のBHCの基準が六月の四日に一応きめられましたが、その基準について若干の質問をいたしたいと思います。
まず、この基準をきめるにあたっての実験期間が非常に短い、三カ月間でございますが、これではたして十分といえるのかどうか、今後どういうふうにこの問題を検討していかれるお考えか、承りたいと思います。
【次の発言】 いままでのこの安全率の系数は大体百分の一でございましたけれども、今回のこの基準の設定にあたりましては五十分の一できめているわけですね。これはどういう根拠ですか。
【次の発言】 今回のこの暫定基準は一応成人を対象にしております。牛乳を乳幼児というのは非常に多く飲むの……
○古寺委員 最初に通産省にお尋ねをいたしますが、現在稼働中の鉱山に対する監督につきましては、不十分ではございますが、一応監督の体制が整っていると思われますが、休廃止鉱山の場合には鉱害問題が各地において非常に問題となっております。通産省はこの休廃止鉱山に対する調査はどのように行なっているか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 稼行中の鉱山については十分にこの監督をやっていらっしゃる、こういういまお話がございましたが、これはちっぽけな鉱山でございますが、青森県の上北郡に下田町というのがございます。ここで北海道工業という会社が砂鉄をとっておりますが、この砂鉄の洗浄水を取水するために地下水をくみ上……
○古寺委員 最初に、通産省にお尋ねをいたしますが、いま青森県のむつ小町原大規模工業開発というものが進められてお夢ますが、この公害の事前調査を通産省が主体になって行なっております。通産省はどういう構想によってこの事前調査を行なっていらっしゃるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 その調査は一体いつごろ終わりまして、昭和六十年になってから工場が張りつくときにその調査が生きてくるのかどうかということをいまお伺いしているわけです。
【次の発言】 そうしますと、実際に工業が配置になるのは大体何年ごろからでございますか。
【次の発言】 それでは、むつ小川原の開発の問題は経企庁が参りましてからさらに続け……
○古寺委員 私は、人工じん臓の問題を通していろいろお尋ねを申し上げたいと思います。 いまわが国には、高血圧の患者さんが五百万人いるといわれております。その中でじん臓疾患を持っている方が五十万人いらっしゃる。そういう高血圧による患者さん以外の方も合わせまして、年間一万人以上の方が尿毒症、じん不全等によって死亡をいたしております。この一万人をこえる、じん不全等によるじん臓疾患の死亡者に対して、もしも人工じん臓があれば、少なくとも八〇%くらいの方は十年くらいは長生きができる、こういうふうにいわれております。しかしながら、わが国の人工じん臓の数が非常に少ない、また医療費が異常に高いために、そういう患……
○古寺委員 最初に大臣にお伺いしたいと思いますが、大臣は日本の労働行政、労働問題は国際的な視野に立って再検討すべき時期にきている、こういうようにお話しになっているようでございますが、今後の勤労者の福祉、安全衛生あるいは賃金、公害等についてどういうふうに対処していくお考えであるか、最初に承りたい。
【次の発言】 そこで、世界的な水準まで高めたい、こういうふうに大臣がおっしゃっているのでございますけれども、ILO条約についてはどういうようなお考えをお持ちでございますか。
【次の発言】 次の国会で批准したい条約は何号と何号でございましょうか。
○古寺委員 時間があまりございませんので、簡単に御質問申し上げたいと思いますが、日本の医療制度の中で特に供給体系の理想的な姿というものについて武見会長はどういうふうに考えていらっしゃるか、二、三御質問申し上げたいと思います。 まず最初に、公的病院というものの定義でございますが、最近は御承知のように国立あるいは地方自治体病院、日赤、健保病院あるいは農協、厚生連の病院等たくさんございまして、いまの医療法の定義から見ますと非常にかけ離れているように考えられるわけでございますが、公的医療機関というものはどういうものをさすのかということについて会長の見解を承りたいと思います。 次に、この公的病院の性……
○古寺委員 労働大臣は朝からたいへんお疲れでございましょうが、あと一人でございますので、何ぶんひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。
最初にお尋ねしたいのは、ドル・ショックの影響で出かせぎ求人の取り消しが相次いでおります。東北地方におきましては、御承知のように、減反、休耕によりまして出かせぎの希望者が急増しているわけでございます。出かせぎによらなければ生活が成り立たない、こういうような方々もいらっしゃるわけでございますが、こういう季節労務者に対して労働省としては今後どういう対策をお考えになっているか、承りたいと思います。
【次の発言】 労働大臣の構想としては、お考え方としては、こういう……
○古寺委員 最初に厚生省のじん不全対策についてお伺いをいたしたいと思います。
厚生省は人工じん臓整備五カ年計画という構想をお持ちのようでございますが、その内容についてかいつまんで御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 厚生省の五カ年計画の基礎になりました調査の内容でございますが、非常にこれは実態からかけ離れた、実態の調査が不十分な上に立った計画であるというふうに考えられるわけでございますが、この点についてはいかがでございましょうか。
【次の発言】 かりに一万一千名といたしますと、その三〇%が人工じん臓によって生命を延ばすことができると仮定いたしますならば、一年間に三千三百台の人工じん臓と……
○古寺委員 最初に、国鉄当局にお伺いしたいのですが、連絡船の廃棄物、ごみ、あるいはビルジ、こういうものの廃棄物についてはどういうふうに措置していらっしゃるのか承りたいと思います。
【次の発言】 青函連絡船の場合ですが、連絡船から投棄するごみが下北の国定公園あるいは夏泊半島の県立公園、それから陸奥湾内の沿岸に漂着をいたしまして、非常に漁業被害あるいは美観をそこねる環境破壊等が起きているわけです。こういう点について、今後国鉄としては、海洋汚染防止法も公布になっておるわけですし、どういうふうに対処していくお考えですか。
【次の発言】 これは、国鉄に対しまして何回もこの問題については現地から要望があっ……
○古寺委員 最初に、海上保安庁にお尋ねをいたしますが、現在二十万トン、三十万トン、また将来におきましては五十万トンのタンカーの出現も考えられているわけでございます。過去におきましても、トリー・キャニヨン号事件あるいは一九六九年のフロリダ号事件、いろいろとタンカーの事故があったわけでございますが、今回わが国におきましても、昨日新潟港でリベリア船であるジュリアナ号が暗礁に乗り上げて、四千トンの原油が流出したという事故が発生いたしました。 これにつきましては、午前中にいろいろと御説明がございましたが、その後の状況につきまして、御説明を承りたいと思います。
○古寺委員 四十六年の十二月の七日に、環境庁長官に対しまして、自然公園審議会から青森県の津軽が国定公園の候補地として適当である、こういうような答申が出ておりますが、この地域内に防衛庁がミサイルの射撃場をつくるということで、非常にいま地元で問題になっております。
そこで、最初に防衛庁にこのミサイルの射撃場の計画について承りたいと思うのです。
【次の発言】 そこで、県から共用射場設置についての質問があったわけでございますが、これに対しての防衛施設庁からの回答を読みますと、いろいろはっきりしない点があるわけでございますが、具体的に設置の場所であるとか、あるいは射場の規模であるとか、設置の時期である……
○古寺委員 環境庁にお尋ねいたしますが、日本列島環境保全の長期ビジョンは、現在その策定の準備にかかっているようでございますが、これは大体いつごろまでにできる予定でございますか。
【次の発言】 そういたしますと、新全総のいわゆる公害部門に対する洗い直しでございますが、これはこの長期ビジョンができ上がってから、新全総のほうも手をつけるわけでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、現在の新全総では、地域住民のために公害のない開発を進めるというふうにいいながら、鹿島のようにどんどん公害が出ているわけでございます。したがいまして、この新全総を洗い直さないうちは公害のない工業開発というものはできま……
○古寺委員 最初に労働安全衛生対策についてちょっとお伺いしたいと思います。 去る九月二十三日に青森市内の採石事業場において十五名生き埋めという事故が発生をいたしましたが、幸いにしてこれは生命には別条がなかったわけでございます。この事故を契機といたしまして、青森労働基準局では採石事業の安全衛生の一斉監督を行ないました。ところがその結果、全事業場六十八のうち五十九事業場、八六・八%が法違反をしている、こういう事実が明らかになったわけでございます。これは、いままでの労働省の監督行政というものが不十分であったために、こういうようなことが判明したわけでございますが、こういう採石業に対するいわゆる労働省……
○古寺委員 この四、五年の間にリューマチ性の疾患で悩んでおられる患者さんの中から多数の自殺者が出ていらっしゃる。また今年の四月には、静岡県におきまして、重いリューマチで長年苦しんでおられたおばあさんを、その御主人が思い余って首を締めて殺したというような事件も起こっております。これは全国に七百万人をこえると思われるリューマチ性の患者さんを今日まで放置しておいた厚生省の責任であるというふうに私は考えるのでございます。 世界の情勢を見ましても、ソ連あるいはイギリス、フランス等でもこのリューマチには――アメリカもそうですが、真剣に取り組んでおります。こういうリューマチが今日まで放置されているというこ……
○古寺委員 昭和三十九年の十月一日から東海道新幹線が開業いたしまして七年を経過したわけでございますが、すでに四億人もの乗客を運び、また山陽新幹線の工事も着々と進行いたしまして、来年の三月十五日に開通をするというふうに承っております。東北及び上越新幹線も起工式を終えまして、いよいよ工事に取りかかるわけでございますが、新幹線は鉄道輸送の花形として、日本の運輸、輸送の中核となる新幹線時代に突入をいたしているわけでございます。 しかし、こうした新幹線の工事の陰に忘れてならないのは、非常に痛ましい数多くの犠牲者がいらっしゃったということでございます。今日の新幹線のはなばなしい登場の陰には、忘れてはなら……
○古寺委員 最初に、ハンセン氏病対策についてお尋ねを申し上げます。
四十五年の八月六日に、前の内田厚生大臣に対しまして、らい調査会から報告が出ておりますが、この中に、らいの外来診療の問題が答申されております。このらいの外来診療について、厚生省はこの答申を受けて、どういうような具体的な施策を講じたか、まず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 現在わが国におきましては、伝染のおそれのない人も全部療養所に収容いたしております。最近におきましては、ハンセン氏病患者の老齢化が進みまして、成人病の方々も非常にふえておりますが、他の医療機関で治療を受ける場合に、これを受け付けないといって拒否されるとい……
○古寺委員 基地の離職者対策についてお尋ねを申し上げたいと思いますが、防衛施設庁の御説明によりますと、米軍基地の離職者の数は、昭和四十六年の一月から六月まで五千名、四十六年の七月から十月までは九百名、大体六千名近いものになっておりますが、これらの方々の就職状況はどういうふうになっているか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 基地の離職者の就職の状況が非常に悪いようでございますが、今後円の切り上げによりまして米軍の予算が削減された場合に、また人員の整理ということが考えられるわけでございますが、こういう点については、労働省はどういうふうにお考えでしょうか。
○古寺委員 ただいま島本委員から失対の問題につきましてはほとんど御質問があったようでございますが、私から、ダブる面もございますが、もう一度質問をさしていただきたいと思います。
前回の社会労働委員会で、約四万一千人の方々が自立促進の措置を受けたという答弁でございましたが、その後自立促進はどの程度進んでいるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 この自立促進は、常用雇用あるいは安定した就労ということが大前提でございますが、自立された方々の職場の内容等につきまして労働省は調査もし、あるいは把握して、その後の実態というものをよく調査をする必要があると思いますが、不幸にして不適確な職場に就労したため……
○古寺委員 日本国憲法はすべての国民に、能力に応じて教育を受ける機会を与えるということを保障いたしております。しかしながら、わが国の中には、病弱児あるいは身体障害児の方々の中で、非常に恵まれない、教育を受けられない方々が一ぱいいるわけでございますが、この問題につきましては、国会でもたびたび論議をされ、また関係者からもたびたび陳情があったのでございますが、この養護学校の設置の問題と義務制の早期実現について、文部省はどういうふうに対策をお考えになっているか、簡単に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 厚生省は、こういうように養護学校の、病弱児の場合には二十七県でございますか、それから精薄の場合……
○古寺委員 太田先生、中原先生にお尋ねしたいと思うわけでございますが、今日までのわが国のガンの予防を見ますと、第二次予防、第三次予防には相当力を入れてやってきているわけでございます。第二次予防といわれるいわゆる早期発見、集団検診にいたしましても、先ほど吉田先生からもお話がございましたけれども、非常に壁にぶつかって、一年間にわが国では大体二百万人くらいの人が胃の検診を受けておるわけでございます。その中で約〇・一%の二千人の方が胃ガンの発見、早期診断によって治療を受けておるわけですが、年間約五万人の方が死亡しておるわけでございます。これらのすべての胃ガンの患者さんを集団検診によってキャッチをすると……
○古寺委員 最初に環境庁にお尋ねをいたします、この資料の中の「社会医学的調査」の第三番目でございますが、八例の方々の精密検査を今後行なうということになっておりますが、その理由はどういう理由によるものか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この八人の中で四人の方が病理組織学的な標木をとっておられるようでございますが、その所見はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 この宮崎県の資料に基づいて検討がなされた時点において、延岡病院の桑原先生から御報告があったはずでございますが、どういうような御報告があったか承りたいと思います。
○古寺委員 通産省にお尋ねをいたしますが、青森県下北郡川内町の大揚鉱山並びに安部城鉱山の――これは休山中でございますか、鉱害が相当出ているようでございますが、これらの鉱山に対する通産省の対策をお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 この安部城鉱山のほうは、その排水の流れている流域と申しますか、安部城という部落から銀杏木という部落に至るまでの水田が減収を来たしておるのであります。さらにまた安部城という部落では、非常に体の悪い方が、健康被害が出ております。こういうことについて農林省並びに環境庁はどのような調査をなさったか、お尋ねをしたいと思います。
○古寺委員 最初に厚生省にお尋ねをいたしますが、現在スモンの調査研究協議会の総括報告で問題になっておりますところのキノホルムに添加をいたしました乳化剤についていつごろから乳化剤を添加したのか、この点についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 その乳化剤はどういうような働きを持っておるか、お尋ねします。
【次の発言】 この乳化剤は界面活性剤であるということをお聞きしておりますが乳化剤を他の薬剤で添加しているものはどういうものがございますか。
【次の発言】 スモンの調査研究協議会の総括報告によりますと、この乳化剤がキノホルムの毒性を助長してスモンの発生を促進したというように私どもは受け取っているわ……
○古寺委員 最初に裁判所にお尋ねをいたしますが、現在裁判所におきまして係属されております公害訴訟事件は大体どのくらい件数があるか、さらにまた、最近の傾向としてそういう事件がふえる傾向にあるのかどうか、その点についてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 大体審理期間は平均でどのくらいになっておりますか。さらに、おもな大きな事件についてその内容を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今度の公害等調整法案が提案された大きな理由は、裁判が非常に長引いている、こういうことでこの法案が提案されているようでございますが、裁判がおくれる理由でございますね、どういう原因によるものですか。
○古寺委員 今回提案されました法律案の目的は、鳥類の絶滅を防止するためにこういう法律の提案があったと思うのですが、現在わが国の鳥類の実態についてはどういうふうに把握をしていらっしゃいますか。
【次の発言】 現在わが国には四十万人のハンターがいらっしゃる。また猟犬もいるわけでございます。青森県の下北半島の例で申し上げますと、昭和二十年を一〇〇といたしました場合に、現在は五に鳥類が減っておるわけでございます。二十八年間に二十分の一に減っているわけでございます。これはわが国の中では最も開発のおくれている、いまお話しのあったPCBあるいはいろいろな農薬等の公害、そういうものから非常に隔絶した地方である……
○古寺委員 最初に環境庁にお尋ねをいたしますが、大分県の佐賀関製錬所の公害の問題について環境庁としてどういうような対策をお考えになっているか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 先日の環境庁の御答弁によりますと、鈴木教授の発表後、すぐいろいろな対策を講じたい、こういうようなお話があったわけでございますが、その点についてはいかがでございますか。
【次の発言】 次に農林省にお尋ねいたしますが、佐賀関製錬所の公害によりまして被害を受けたかんきつの畑の借り上げの問題について、その後の調査結果がどうなっているか、承りたいと思います。
【次の発言】 それでは現在行なわれております青函トンネルの公害の問……
○古寺委員 最初に環境庁にお尋ねをいたしますが、岩手県の松尾村の松尾鉱山の問題でございますが、この松尾鉱山から流出をいたしますところの強酸性の鉱毒水によりまして、北上川が非常に汚濁をしているわけでございます。
この北上川の清流化対策について環境庁がいろいろと検討を進めているように承っているわけでございまして、聞くところによりますと今月一ぱいで会社は鉱業権を放棄する、こういうふうに承っているわけでございますが、環境庁としてはどういうような対策をお考えになっていらっしゃるのか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 現在北上川の環境基準がまだきまっていないわけでございますが、この環境基準の設定につ……
○古寺委員 最初に喜田村先生にお尋ねをいたしたいと思いますが、先生はわれわれの体内にカドミウムがある程度蓄積されるとそれ以上は蓄積されない、ある程度の限界がある、こういうようなお話を先ほどなさったわけでありますが、先生のお考えでは、じん臓なり肝臓には大体どのくらいのカドミウムが蓄積されるのが限界とお考えでしょうか。
【次の発言】 今回の委員会でもって結論を出していらっしゃいますが、安中の場合のような例を申し上げますと二万二千PPMというような結果が出ているわけでございますが、先生は一体どのくらいのカドミウムが蓄積されているというふうに委員会で結論を出されたのか、そしてまたこの十一人の方々に対し……
○古寺委員 最初に防衛庁にお尋ねしたいのですが、毒ガスの問題でございます。現在青森県におきましても毒ガスによる被害者が出ているわけでございますが、この問題については参議院ですでに質問が行なわれておりますが、その後どういうような対策を進めていらっしゃるか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 それでは最初に環境庁にお尋ねいたしますが、水質汚濁防止法の中にあるいわゆる有害物質、この中には毒ガスが含まれているかどうか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 今回問題になっているのはイペリットでございますが、こういうような物質についてはいかがでございますか。
○古寺委員 与えられた時間が非常に限られておりますので、まとめて御質問し、御意見を承りたいと思います。 まず最初に申し上げたいのは、大気汚染の被害者、光化学スモッグの被害者によって、いわゆる光化学死ということが最近いわれるようになりました。将来こういうような危険性が起こらないということは断言できないと思うわけでございます。そこで、人命尊重の立場から、当然被害者のいわゆる診断方法の確立であるとか、あるいは治療方法の確立ということが非常に大きな問題になってまいります。原因物質の究明とともにこれはあわせて行なっていかなければならない問題ですが、いままでの経過を見ますと、ほとんどこの問題については手……
○古寺委員 最初に林野庁長官にお尋ねをしたいと思いますが、きょう午前中からいろいろ論議をされた問題ではございますが、今後の国有林の財政の問題でございます。国有林会計が非常に赤字がふえつつある。この問題について、はっきりした林野庁としてのお答えがなかったわけでございます。今後この赤字が相当にふえることが予想されるわけでございますが、この対策についてまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今度のこの自然環境保全法ができるとしますと、いろいろな地方においては問題が起こるわけです。一つの例をあげますと、国有林活用法というのがございます。現在各市町村から国有林を活用さしていただきたいということで県に……
○古寺委員 水産庁にお尋ねをいたしますが、岩手県の北上川で十二日と十三日にかけまして川魚が大量死いたしております。この原因と損害額、どのくらいの川魚が斃死しているか、御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 いまの報告では、宮城県の被害については報告がなかったわけでございますが、もう一つ、いま最初にこの原因をお尋ねしているわけです。どういうわけでこういうような斃死が起きたか、原因をお尋ねしているわけですから、それもあわせて御答弁してください。
【次の発言】 それでは、昨年も一昨年もございました、こういうような事例が。ちょうど同じような時期ですね。そのときに御質問申し上げたときには、調査中であ……
○古寺委員 最初に、今回の大きな災害を審議する委員会に、農林大臣また水産庁長官が御出席になっておられません。たくさんの方が現地からも傍聴にいらしているわけでございますが、どういう理由によってこの大事な委員会に出席をなさらないのか、その理由についてまずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 それでは、きょうは政府を代表する立場で、政務次官からお答え願いたいと思います。
まず最初にお尋ねをしたいのは、シャウプ勧告の中に、災害については都道府県や市町村には負担をさすべきではない、こういうようなことがいわれておるわけでございます。こういうような思想がかつてわが国にあったわけでございますが、いまやわ……
○古寺委員 最初に、労働大臣にお尋ねをいたしますが、前の労働大臣は国際的視野に立った労働行政を推し進めていくということを表明いたしておりますが、新労働大臣の所信表明には、国際労働問題についての所信表明がなされておりませんが、どういうふうに取り組まれていくお考えか、最初に承りたいと思います。
【次の発言】 そこで、六月のILO総会での理事選挙にあたりまして、総評、同盟との間で理事候補をしぼるのに難航している、こういうことを聞いておるわけでございますが、現状をどういうふうに把握をされていらっしゃるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 過去においても、この問題は難航したということになっております……
○古寺委員 最初に、去る十三日にスモン調査研究協議会の研究総括、及びスモン病はキノホルムが原因であるというような結論が出たわけでございますが、これに対して、厚生大臣はどのように受けとめていらっしゃるか、承りたいと思います。
【次の発言】 この研究総括によりますと、「大多数はキノホルム剤の服用によって神経障害を起こしたものと判断される。」こういうふうに報告をしているわけでございますが、これがキノホルムであるということがはっきりした場合には、当然厚生省にも、国にも責任があると思いますが、その点については、どういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 いま厚生大臣が治療のほうもおっしゃったわけでご……
○古寺委員 昭和四十六年の四月二十八日に、大分の保健所長から大分労働基準局長に通知があって、日本鉱業の佐賀関製錬所の労働衛生調査が行なわれております。この中間報告にはその結果が一応載ってはいるわけでございますが、そこでまずお尋ねをしたいのは、この四十六年の四月以前においてはこういうような事実について労働省は知らなかったのかどうかということを承りたいと思います。
【次の発言】 把握していないというのは、どういうわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、毎年定期的に健康診断等もおやりになっていると思うわけでございますが、そういう時点においては全然そういう事実はわからなかったわけでございますか。
○古寺委員 向精神剤に関する条約に関しまして、わが国ではこれを批准するという方向で現在国内法の整備を急いでいるということを伺っておりますが、現在どういう段階まで進んでいるか、また批准するとすれば、大体いつごろまでに批准できる見通しか、その点について承りたいと思います。
【次の発言】 大体いつごろまでの見通しでございますか。
【次の発言】 次に、LSDの問題等ございますが、幻覚剤の問題でございますが、この幻覚剤の乱用をどういうふうに取り締まるかについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 幻覚剤LSDの事犯は非常に増加している傾向にございますが、この取り締まりについては警察当局も行なっていると……
○古寺委員 昨年の暮れでございますが、青森県で精薄者の妹を絞め殺すというような事件が発生をいたしております。これは重度精薄者であるために施設に入所ができなくて、こういうような結果になったということが報道されておりますが、、こういう点について厚生省としてはどういうふうにその事実をとらえ、また精薄者に対する対策というものをお考えになっていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで、精薄者の実態ということについてお尋ねをしたいのでございますが、現在厚生省が把握しておりますところの精薄者の実態でございます。精薄児、精薄者の実態はどういうふうになっておりますか。
○古寺委員 本日は、難病に対して非常に御貢献をくだすっている先生方に御出席をいただきまして、衷心より厚くお礼を申し上げる次第でございます。 私に与えられた時間は十分でございますので、最初に清水先生にお尋ねを申し上げたいと思いますが、先ほどわが国のベーチェット氏病の研究体制についての先生の御意見がございましたが、今後ベーチェット氏病の研究体制として、先生の御構想として、どういうようにしたらいいと先生はお考えになっていらっしゃるのか。 また、もう一つは、国立視力障害センターの問題につきましては、私どももいろいろと問題があることは知っているわけでございますが、今後この国立視力障害センターの充実と……
○古寺委員 最初にお伺いしたいのは、この第三次労働災害防止五カ年計画は昭和四十七年度で終わるわけでございますが、当初の災害減少目標とその実績について御報告願いたいと思うのです。
【次の発言】 労働災害防止基本計画で立てました労働災害発生率の三割減少あるいは死亡者数の半減という目標から見ますと、昭和四十六年までの実績ではいまの御報告にございましたように、発生率では大体二割、死亡者数においては横ばい、こういうような実績から見ますと、この当初計画というものが完全に失敗した、こういうふうに考えられるわけでございますが、四十七年度においてはこの当初の目標のどこまで達成する考え方に立って実施計画をつくって……
○古寺委員 専売公社にお尋ねをいたします。先日盛岡の工場を見学いたしてまいりましたが、非常に粉じんが多くて、安全衛生上非常に心配な点が多かったわけでございますが、こういう労働条件いわゆる環境の問題については、専売公社としてはどういうような姿勢で取り組んでおられるのか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 この働いている方々の大半がリューマチとか高血圧症とかあるいは肺結核を過去にやった方々とか、非常に病人が多いわけでございますが、こういう点について労働省としていままでどういうような指導監督を行なってきたのか、あるいは、たばこの製造工場においてはどういう点が問題になっているのか、承りたいと思いま……
○古寺委員 私は安田参考人にお伺い申し上げたいと思いますが、現在組合健康保険と政府管掌健康保険では、負担におきましても、また給付の面におきましても、非常に大きな格差があるわけでございますが、この格差を解消するためには具体的に安田参考人はどういうふうになさったらよいとお考えになっていらっしゃるか、まず承りたい。
そして先ほど医療費の値上げは当然考えるべきだというお話もございましたが、この医療費の値上げについては、どの程度を考えていらっしゃるのか、その点についても承りたいと思います。
【次の発言】 そこで組合健保の中では、同じ組合健保であっても、組合によりましては非常に保険料の高率の被保険者もあ……
○古寺委員 身体障害者福祉法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げたいと思いますが、最初にお尋ねしたい問題は、今回新たにじん臓機能障害が身体障害者としての適用を受けることになりましたが、今後この内臓疾患に対しての範囲の拡大については厚生省としてはどういうふうにお考えになっているか、特にスモン、ベーチェット氏病等に対してはどういうお考えを持っておられるか、最初に承りたいと思います。
【次の発言】 この参考資料によりますと「心臓、じん臓又は呼吸器の機能の障害で、永続し、かつ、日常生活が著しい制限を受ける程度であると認められるもの」、これが身体障害者の範囲になっておるわけでございますが、……
○古寺委員 最初に、この勤労婦人福祉法の中には農村の勤労婦人がなぜ入っていないのかという点について承りたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、農村の働く婦人というものは勤労婦人という対象にはならぬわけでございますか。あるいは農村の勤労婦人を対象にした基本法というものを別個につくるという考え方で、農林省と打ち合わせをして、今回のこの法案の中からは除外したわけですか。その点についてお尋ねしたい。
【次の発言】 最近は農村におきましては減反、休耕に伴いまして非常に出かせぎ者が多いわけです。残された農村の婦人というものは、勢い日雇いであるとか、あるいは中小企業の工場に出て行って働かなければならな……
○古寺委員 最初にお尋ねしたいことは、食品問題等懇談会の報告にもございますように、食品行政に関する行政機構の一元化ということが強く要請されているわけでございますが、食品行政が今日農林、通産、厚生というふうに各省にまたがっているわけでございます。この食品行政の一元化ということについて、今回のこの法案にはその精神が盛り込まれていないように考えられるわけでございますが、今後食品行政の一元化ということについて厚生省はどのように考えておられるのか、また、今回なぜこの一元化に踏み切らなかったのか、この点についてまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 参議院でこの質疑が行なわれた際に、局長の答弁によりま……
○古寺委員 最初に環境庁長官にお尋ねいたしますが、岩手県松尾鉱山の鉱毒によりまして、鉱害によりまして北上川というものは清流化を迫られております。これに対して環境庁は積極的に取り組むというお考えを現在お持ちになっているのかどうか、まず長官にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、この清流化を実現するためには、まず環境基準の当てはめということが絶対不可欠の要件でございますが、この問題については環境庁としてはいつごろまでに環境基準の当てはめを行なう考えか承りたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、見通しが立たないうちは環境基準の当てはめは行なわない、こういうふうに理解してよろしゅうござ……
○古寺委員 最初に、鉄建公団にお尋ねを申し上げます。 現在、海底トンネルの公害によりますところの漁業補償の問題が起きているわけでございますが、この補償の問題につきましては、現在、現地の漁民との話し合いが進行しているようでございますけれども、現地の漁民は非常に科学的なデータも持ち合わせがございませんし、補償問題が難航をいたしているようでございます。 そこでお尋ねしたいのですが、現在SSの問題につきまして、二PPMと七PPMという問題が一つの話し合いの焦点になっているようでございますが、公団側では七PPMを一つの基準といたしまして被害額を算定しているようでございます。この漁業補償の問題につきま……
○古寺委員 与えられた時間が二十分でございますので、簡単に要領よく御答弁を願いたいと思います。 まず最初に荘村参考人にお尋ねを申し上げたいのですが、この公害防除刷新方策、先ほど島木委員からも御質問がございましたが、「急速には環境の改善をはかり得ない現状にある。」こういうふうにお認めになっていらっしゃいます。 しかしながら、公害病患者に対する救済の充実につきましては国、地方に協力をして充実をはかる、こういうふうに書かれてございます。こういうことではいけないのであって、当然公害発生者である電気事業がみずから積極的に公害病患者の救済に乗り出すべきではないか、こういうふうに考えるわけですが、この点が……
○古寺委員 私は、総務長官並びに河川局長が二時に御退席なさるという御連絡がただいまございましたので、最初にまとめて御質問申し上げたいと思いますが、ただいま瀬野委員のほうから、個人災害共済制度についての質問がございました。この問題につきましては、昭和四十三年以来国会で問題になりまして、四十五年、四十六年とすでにもう調査の段階を終えているわけでございますが、今日なお実現を見ていないわけでございます。先ほどの御答弁は、今回の災害によって犠牲になられた方々に対する弔慰金に対しての御答弁はございましたが、個人災害共済制度に対する確たる御答弁はなかったわけでございます。毎年のように、国会答弁あるいは新聞等……
○古寺委員 最初に鉄建公団にお伺い申し上げますが、去る九月二日に児島博さんとおっしゃる方が青函トンネルの関連作業中に死亡いたしております。この件につきましては私どもが前から、世紀の大工事である以上は安全を確保していただきたい、このことを強く要望してまいったところでございますが、こういうような犠牲者がすでに出たということはまことに遺憾なことでございます。こういうようないわゆる安全衛生の確保という立場で、鉄建公団はどういうような対策をお考えになっていらっしゃるか。今後新幹線の工事等非常に大規模の建設工事が多くなるわけでございますが、こういう点に対する鉄建公団の考え方、また対策というものについてお伺……
○古寺委員 日中国交回復が一応できたわけでございますが、これに伴いまして、東北各地方におきましては台湾籍の医師の問題についていろいろと不安が起きております。この問題について、まず厚生省の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 現在国府の旅券でもって在留していらっしゃるわけでございますが、法務省は今後台湾医師に対する見通しについては、どういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 在留期間を延長する場合と、それから今後引き続いて台湾から医師を招聘する場合の手続等はどういうふうになりますか。
【次の発言】 もう一度お尋ねしますが、台湾から帰国命令が出た場合にはどういうふうになりますか。これは法……
○古寺委員 最初に長官にお願いしたいのは、時間が非常に短うございますので、答弁はわかりやすく簡単にお願いしたいと思います。 きょうは、御承知のように四月の十四日でございます。原子力船「むつ」につきましては、御承知のように四者協定がございまして、六ヵ月以内に新しい母港を決める、そして、きょうがいわゆる撤去の最終の期限のめどとしての日になっておるわけでございますが、それらの約束がすべてほごになって、きょう現在原子力船「むつ」はまだむつに居座っているわけでございます。長崎県の久保知事は、新幹線の見返り並びに燃料棒の抜き取り、この二つの問題で政府から回答が出れば、長崎県の方としての回答も出るというふ……
○古寺委員 最初に、科学技術庁にお尋ねをしたいと思います。
科学技術庁の方から長崎県に対しまして、原子力船「むつ」の安全性に関する説明書、これがいっておったように私記憶しております。そこで、この燃料体中に生じました核分裂の生成物でございますが、これは五十一年の二月の時点で十キュリーと推定される、こういうふうに説明をしておられたようでございますが、現在は大体どのくらいになっておりますか。
【次の発言】 それはいつの時点で推定したものでございますか。
【次の発言】 五十一年二月の時点では、あなたの方では十キュリーというふうにおっしゃっているのに、違うんじゃないですか。
○古寺委員 今国会に提案を予定されております環境アセスメント法案と関連する問題について、きょうはしぼってお尋ねを申し上げたいと思います。 現在、青森県のむつ小川原総合開発計画に対して、環境庁から「第二次基本計画に係る環境影響評価実施についての指針」というものが出されておりまして、二十六日から三週間、この報告案についての住民に対する縦覧がなされております。当然これは環境庁に対してもこの報告案というものが届いていると思いますが、まだ十分な解析はなされてはいないとは思いますが、そういう点を踏まえて、ひとつお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず第一にお尋ねを申し上げたい点は、このむつ小川原総合開……
○古寺委員 最初に、松くい虫のことにつきましてちょっと関連がございますのでお尋ね申し上げますが、水産庁と林野庁の間に、空中散布を行って被害が出た場合にはすぐ中止をするという覚書を交わしてあるということをお聞きしましたが、これは事実でございますか。
【次の発言】 内容はどういうものでございますか。
【次の発言】 その根拠は何でございますか。
【次の発言】 いまの林野庁と水産庁の間でこういう覚書が取り交わされているという事実については、環境庁長官は御存じでございますか。
【次の発言】 水産庁長官は環境庁の御出身でございます。ですから、日本の国土やまた環境を保全するためにこういうきちんとした歯どめを……
○古寺委員 時間がございませんので、ちょっと簡単に質問申し上げますが、最初に通産省の天谷基礎産業局長にお尋ねをいたします。 あなたは、今年の初めにソーダ工業会の新年の席上で、第二期転換計画がおくれるというような発言をしたというふうに新聞に報道がなされております。それからまた、三月十二日の国会での通産省の考え方としては、やはりこの計画を延期するというような御答弁があったようです。さらに二十二日には関係省庁に対して計画達成は不可能なので延期せざるを得ない、こういうような通告を出しているということを承っておりますが、この点について御答弁をお願いしたいと思います。
○古寺委員 最初に、日本鉄道建設公団の篠原総裁にお尋ねをいたしますが、青函トンネルの進捗状態はどういうふうになっているか、完成の見通しは大体いつごろになるか承りたいと思います。
【次の発言】 そこで、このトンネルの工事には地盤凝固剤が使われているわけでございますが、現在どのような薬液を注入しておられるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 いま御説明のあった薬液のほかにシグニットD、それからコロイドセメント、これをお使いになっていますね。この両方の成分はどういうものでございますか。
【次の発言】 このシグニットDというのは、これは急結剤でございますね、急結剤。それからコロイドセメントの中には……
○古寺委員 最初に、道路建設公団の総裁にお尋ね申し上げますが、いま青函トンネルは順調に工事が進捗をいたしているようでございまして、世紀の海底トンネルの完成に執念を燃やしていらっしゃる総裁には心から敬意を表するものでございますが、ただ問題になっておりますのはいわゆる環境の問題でございまして、残念ながら非常に憂慮すべきいろいろな公害が発生しておりまして、この問題については、トンネルの完成とともに環境を保全していただきたい、そういう心情から質問をさせていただきたいと思います。 そこでまず最初に、先日も質問いたしましたが、海底から排出されるズリでございますが、現在、小袰内沢の国有林の中に捨てられてい……
○古寺議員 ただいま議題となりました環境影響事前評価による開発事業の規則に関する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 われわれ人間も生物の一種であって、自然の生態系の循環の一部に組み込まれ、自然と一体となってその微妙なバランスの中で生存しているのであります。 しかるに、近代における産業の発展と科学技術の進歩の過程において、人間はこの厳粛な法則を無視し、環境受容能力の限界を超えた自然の侵奪を行い、人類みずからを含むすべての生物の生存をすら脅かすまでに至っております。 特に、わが国においては、諸国に比べて相対的に希少な資源と狭隘な国土という環境上の制約の中で、しかも、パルプ、……
○古寺委員 林野庁にお尋ねいたします。
昭和四十六年に国有林の活用法ができてから今日まで国有林の活用がどのように行われているのか承りたいと思います。青森営林局管内の例を申し上げますと、青森県の場合には、当初の長期計画では四万六千百ヘクタールの活用の計画があったわけでございますが、これが五カ年間に活用された面積は四千二百五十九ヘクタールでございます。これは当初の計画に対しまして九・三%、こういうふうに言われているわけでございますが、この活用計画が進行しない主なる原因はどこにあるのか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 いまこの条件がある、これは国なり県の補助事業、あるいは農林漁業金融公庫の……
○古寺委員 最初に文化庁にお尋ねをいたしますが、特別天然記念物のカモシカのわが国における生息の分布の状態あるいはその保護についてどのような対策をとっておられるのか、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 青森県下北郡の脇野沢村では、昭和五十年度は一千百十八万円、五十一年度が一千三百万円、これはササゲとか桑、ミョウガ、こういう畑作物に被害があったわけでございます。私はここでお尋ねしたいのは、カモシカを特別天然記念物に指定したのはいつで、そしてこういう被害が現在出ておりますけれども、その被害の補償は一体どこにお願いすれば補償してもらえるのか、これを文化庁にお尋ねしたいのです。
○古寺委員 まず最初に、佐藤政務次官にお伺いを申し上げますが、今回のこの災害の委員会に長官が出ておられません。あなたは、政府の豪雪対策本部の副本部長でございますので、長官にかわって現地も視察をしておられますので、十分に今回の豪雪についてはよく御存じのことと思います。
そこで、まず第一に申し上げたいのは、今回の豪雪に際して、なぜ本部長である長官が現地の視察に行かなかったかという点について、まず質問します。
【次の発言】 私の見た立場では、政府の今回の豪雪に取り組む姿勢というものが非常に弱いんではないか。本当に災害としてこの問題を十分に受けとめているのかどうか、非常に疑問に思う点があるわけでござ……
○古寺委員 きょうは、大臣にOPPの問題にしぼって質問申し上げたいと思います。
まず第一点は、三月の十三日に厚生大臣が松山におきまして、OPPについては食品衛生調査会の結論がオーケーと出れば諮問するし、だめと言えば許可しない、こういうような意味の発言をなさったと報道されておりますが、これは事実ですか。
【次の発言】 そこで、十五日に正式に諮問したわけでございますが、このOPPを諮問するに当たって食品衛生調査会に提出をする資料があるわけですが、何々でございますか。
【次の発言】 今回の諮問に関して提出いたしますところのWHOの資料、あるいはもう一つは残留農薬研究所の資料、この資料を提出するとい……
○古寺委員 ただいま草川委員からも指摘がありましたように、わが国の雇用問題はいま重大な危機に直面しておると思うわけでございますが、今回のこの雇用保険法の一部改正によってわが国の雇用問題が大きく前進するというふうには考えられないわけでございまして、やはり抜本的な雇用対策というものを早急に政府としてやるべきではないか、このように考えるわけでございます。 そこで私は最初にお尋ねしたいのは、政府として、いまの現実の不況、この不況からわが国経済が、いつ、どのようにして立ち上がるというふうに見通しておられるのか、それをまず大臣にお伺いしたいと思います。
○古寺委員 時間が限られておりますので、要約していろいろとお尋ねを申し上げたいと思います。 まず最初に、北海道の季節労務者でございますが、先ほどから約二十九万人とか三十万人というようなお話がございましたが、これは最近の動向といたしまして、過去十年ぐらいの間にこれがふえているのかどうか。さらにまた、先ほどからいろいろお話がございましたように水産加工業、水産業の問題、あるいは農業の生産性の向上等に伴いまして、当然この産業構造の影響でこういうような季節労働者が今後、ふえるというようなことも予想されますので、そういう北海道の季節労務者の実態につきまして、國井参考人からひとつお聞き申し上げたいと思いま……
○古寺委員 最初に、青函トンネルの建設作業によるじん肺の発生状況並びにこれに対する対策についてお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 労働省にお伺いいたしますが、この青函トンネル工事に関係しますところのじん肺患者の発生状況、青森側とそれから吉岡側に分けてひとつお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 この青函トンネルにおきましては、地盤凝固剤並びに急結剤を使用いたしております。その名前につきましては、先日も申し上げたことがございますが、急結剤としてはハーデックスあるいはシグニットD、それから水ガラス系統では珪酸ソーダのS五十の一号それから珪酸ソーダの三号、これを使用しているようでござい……
○古寺委員 最初に、岐阜県の神岡町のスモン病の患者さんの実態について厚生省はどのように把握をしておられるか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 私が実際に神岡町に行って調査をしてまいりました時点では六十名ということになっております。その内訳を申し上げますと、生存者三十四名、転出が七名、死亡者が十九名、合計で六十名というふうに調査が町役場でなされております。この事実について、厚生省と県、全く実態の把握が違うわけでございます。この問題については厚生省も現地に係員を派遣して実態を調査するということになっておったのですが、どこへ行ってそういう実態を把握してこられたのか、その点を承りたいと思います。
○古寺委員 まず最初に、大臣にお尋ねいたしますが、今度の国会におきまして、私どもに毎日のように陳情、請願が参りますが、その大部分がこの健保の改悪反対という陳情、請願でございます。なぜこういうふうに国民が今度の改正案について反対をしているのか、その点についてまず大臣の所見を承りたいと思います。
【次の発言】 そこで大臣にお尋ねいたしますが、社会保険審議会あるいは社会保障制度審議会あるいはまた健保問題等の懇談会の意見、こういうものについて大臣は尊重されますか。
【次の発言】 今国会におきましては、福田総理も、そしてまた大臣も、五十三年度をめどに抜本改正を行う、こういう発言をされております。この抜本……
○古寺委員 長官にお尋ねいたしますが、まず最初に、事業団法の政正案がまだ未成立でございます。この事業団法の改正に対する政府の考えとしては、十一年間延長するというような改正案になっているのでございますが、将来ともに、現在の事業団法で進めていくお考えなのかどうか、その点についてまず承りたいと思います。
【次の発言】 いま御答弁にもございましたが、期間を短縮するとかあるいは将来は原子力船の研究所を設置するとか、いろんな考え方があるようでございます。そういうような御意見に対しては長官はどういうふうに受けとめていらっしゃいますか。
【次の発言】 この事業団法の改正案が現在まだ通っていないわけでございます……
○古寺委員 きょうは参考人の方々から非常に有意義なお話をいろいろと承ったわけでございますが、最初に徳永参考人に御質問申し上げたいと思います。
先ほど徳永参考人から、認定患者が非常にふえているけれども、これは制度上の欠陥であって、経団連といたしましては病気を積極的に治し、公害病はなくすべきである、こういうお話がございました。そこで、私がお尋ねしたいのは、経団連としてはこういう公害病をなくするために現在の制度のどういう点を改善したらいいとお考えになっていらっしゃるのか、その点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 病気は早期診断、早期治療ということが非常に大事な問題でございまして、特にぜん……
○古寺委員 私は、むつ小川原開発について、八月三十日に閣議口頭了解された事項につきまして、きょうは確認の意味でいろいろ御質問申し上げたいと思います。
まず最初に、このむつ小川原開発に当たっては、現在すでに五千ヘクタールの土地が大体確保されているわけでございますが、この土地問題について、むつ小川原総合開発会議の資料の中には、住民対策として載っていないわけでございますが、この点について、むつ小川原総合開発会議においてはどういうような取り扱いをすることになったのか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 それでは、私は一つずつお尋ねしますが、この五千ヘクタールの中で農地は大体どのくらいございますか……
○古寺委員 限られた時間でございますので、概略最初申し上げまして、一つ一つ質問申し上げたいと思います。 これは青森市の場合でございますが、昭和四十四、五年ごろから地盤沈下が発生いたしまして、そのために公共下水道の中の古い下水道でございますが、これは合流下水道でございますが、雨水吐き機能というものが低下しまして、少し雨が降りますというと、マンホールから下水が吹き出すというような状況になりまして、この公共下水道の工事を、管渠の入れかえ工事を始めたわけでございます。そのために、第四次五カ年計画の公共下水道事業の中の実に四八・七%がこの地盤沈下対策、合流施設改善事業というものにとられまして、当初の目……
○古寺委員 最初に防衛庁にお尋ねしたいと思いますが、米軍基地の騒音に関する環境基準の達成は、どのようにして達成するように計画を立てていらっしゃるかお伺したいと思います。
【次の発言】 環境庁長官にお尋ねしますが、防衛庁としては民航と同じように環境基準を達成するように鋭意努力をしている、こういうふうにいまお答えになりました。しかし、民航の場合と防衛庁あるいは米軍基地の場合には、航空機の内容その他違うわけでございますので、非常にむずかしい、困難であるというような答弁もいまあったわけでございますが、この点について環境庁として、基準を達成するように防衛庁といままでどのように折衝をしてきたのか、また今後……
○古寺委員 最初に環境庁にお尋ねしますが、現在開発が進行しつつございますところの青森県むつ小川原の工業開発に付随いたしまして、田面木沼という沼がございます。ここにはフジマリモというマリモが生息をしているわけでございますが、この田面木沼の汚濁によってフジマリモが非常に死滅しているという問題が起こっております。この点について環境庁はどのように報告を受け、指導しているでしょうか。
【次の発言】 この環境アセスメントを、県の報告書を検討した際に、環境庁からこの田面木沼と関連いたしまして、現在、千歳平にできましたA住区、新しい住区でございますが、そこから排出される排水につきましては田面木沼には流さないよ……
○古寺委員 最初に局長から承りたいのですが、中医協で局長さんは、現在の健康保険制度の改正と診療報酬の引き上げの問題は無関係であるというような発言をなさったというふうにお聞きしておりますが、この点は間違いないでしょうか。
【次の発言】 そうしますと制度改正と関係なく診療報酬引き上げは考えなければならない。しかしながら原資がない、こういう問題があるわけですね。そうしますと局長さんの御答弁は両方にとられるような、診療報酬の引き上げをするので制度改正をやらなければならぬというふうにも聞こえるし、制度改正と関係なく診療報酬の引き上げはやるのだ、こういうふうにも聞こえるわけでございますが、これはどういうふ……
○古寺委員 私は、公明党・国民会議を代表して、健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案並びに同修正案に対して反対をするものであります。 本法案は、給付の改善には何ら見るべきものがないばかりか、初診時、入院時の一部負担等を強化して保険財政の赤字解消を意図する財政対策にすぎません。 わが党が機会あるごとに申し上げてきたように、政管健保の構造的、体質的な欠陥を是正しない限り、将来にわたって必然的に赤字が生ずる可能性は当然であり、その都度、被保険者の負担を強化することによって補完するという悪循環を繰り返すことについて、国民は、もはや容認することはできないのであります。 厚生省が近く抜本改正……
○古寺委員 最初に大臣にお尋ねしたいと思いますが、建設労働者の雇用の改善等に関する法律に基づきまして、今月は建設雇用改善月間と申しますか、そういう運動が展開をされているわけでございますが、今日までのわが国の建設労働者の置かれている立場、さらにまた将来の建設労働者に対する労働大臣としてのお考えを最初にまず承りたいと思います。
【次の発言】 その月間中に大臣が実際に視察に行かれまして、特にお感じになった点はどういう点でございましょうか。
【次の発言】 私が大臣に特に要望したい点は、大きな元請のようなところではそういう点は、たとえば雇い入れ通知書にいたしましてもこれはきちんとおやりになっていると思い……
○古寺委員 最初に長官にお尋ねいたしますが、四者協定の期限がもう切れてすでに大分になるわけでございますが、政府としてこの協定をどのように考えていらっしゃるのか、また青森県の竹内知事からも再三、四者協定を履行するように申し入れがあったと思いますが、その点について長官のお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 四者協定を誠意を持って履行するように努力をしている、また地元の意向については十分に尊重して、問題の解決に当たりたい、こういうふうに私は理解をしたのでございますが、もしそうであるならば、この新しい定係港については、修理港の選定と同時に並行して進めなければならない問題であると私は考えるわけでご……
○古寺委員 環境庁長官の所信表明に対しまして、若干の質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、この所信表明の中で、より快適な環境を創造していくというのが環境行政の任務である、こういうふうにおっしゃっているわけでございますが、より快適な環境を創造していくためにはどのような決意が必要であるかということについて承りたいと思います。
【次の発言】 最近、新聞の報道によりますと、環境庁の環境アセスメント法の内容が大分後退しているように報道がなされているわけでございます。環境庁にお尋ねをいたしましたところが、これは環境庁が発表したものではない、こういうふうにおっしゃってはおりますが、現在、環境庁……
○古寺委員 これはきょうの朝日新聞でございますが、この新聞の中に「政務次官会議かみつく」という記事が載っておりまして、その中でいろいろなことが書かれてございますが、この新聞の報道が事実かどうか、政務次官にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この新聞の記事にあるとおりでございますか。
【次の発言】 その中で、丹羽国土政務次官が、これはおっしゃったのかどうかわかりませんが、いつまで、あのままにしておくのか、早く解決せよというのではなく、要するに追い出せという趣旨の発言をしたとございますが、これは事実でございますか。
【次の発言】 そうしますと、ふろに入れたり食事も出しているというような事実はな……
○古寺委員 非常に時間が限られてございますので、簡単に質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、総量規制の問題でございますが、現在、環境庁等におきましてはCODを対象に考えているようでございますが、他の物質についての総量規制についてどういうふうにお考えになっておられるか、村上参考人に承りたいと思います。
【次の発言】 N、Pの総量規制はできるというふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 先ほど広島湾の例をとりまして、N、Pを大体六〇%ぐらいカットする必要があるという御意見がございましたが、瀬戸内海全体でもってN、Pに関してはどのくらいの削減が必要というふうにお考えでしょうか。
○古寺委員 京都府の舞鶴湾に毎年のように赤潮が発生いたしまして、最近は悪性化の傾向にあるわけでございますが、環境庁は、この舞鶴湾の赤潮について調査をいたしておりますか。
【次の発言】 環境庁としては、この赤潮対策についてはどういうことを考えておりますか。
【次の発言】 水質の汚濁の進行状況はどうでございましょう。
【次の発言】 海底の底質の調査は行っておりますか。
【次の発言】 底質の調査は必要だと思いますが、今後やるお考えをお持ちでしょうか。
【次の発言】 次は水産庁にお尋ねをいたしますが、漁業被害はどのくらいの内容になっておりますか。
○古寺委員 最初に、環境庁長官にお尋ねをいたしたいのですが、喫煙のわれわれの健康に及ぼす影響、それからまた、ただいま草川委員からの質問にもありましたように、喫煙することによって間接的に周囲の人にいろんな影響を及ぼす、そういう面からいきまして、喫煙ということは非常に健康に害があるということをお認めになりますか。
【次の発言】 いや、事実だろうというだけでは困るのでございまして、最近嫌煙権運動というものが非常に盛んになってきたのも、やはり健康に対する喫煙の影響が非常に最近いろいろなデータにあらわれておる。肺がんなんかもこの二十年間に大体六倍近くになっている、あるいはたばこをのんでいる人たちの循環器……
○古寺委員 最初に、全国のカドミウムあるいは銅等による土壌汚染の現状について、どのようになっているかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 カドミウムの土壌汚染に対する対策は年々進んでいるわけでございますが、その進捗状況はどういうふうになっておりますでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、大体いつころまでに対策事業が完了する見込みでございますか。
【次の発言】 汚染米と準汚染米というのがございます。一ppm以上は、カドミウムの場合は汚染米、こう言っておりまして、〇・四ppmから一ppm以下を準汚染米、こう言っておりますが、最近の汚染米の買い上げの数量はどのくらいになっておりますでしょうか。
○古寺委員 最初に環境庁にお尋ねをしたいと思いますが、融雪期を迎えまして十和田湖あるいは奥入瀬の渓流の河川の水質が非常に年々汚濁の傾向が強まっております。それからまた、この国立公園内の土砂崩れあるいはがけ崩れ等が増加をいたしておりますが、その主たる原因は何であるというふうにお考えになっているか承りたいと思います。
【次の発言】 いま私がお伺いしておりますのは融雪期を迎えてですから、まだ観光客はほとんどいないわけでございます。そういう時期にこの奥入瀬の渓流あるいは十和田の湖水が汚濁する原因は一体何というふうにお考えか、この点をお尋ねしているわけでございます。
○古寺委員 最初に、通産省にお尋ねをいたしますが、使用済特定施設に係る鉱害防止事業に関する基本方針というのがございまして、休廃止鉱山等に対する鉱害防止事業が行われているわけでございますが、青森県の上北鉱山の鉱害防止事業についてどのようになっているか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 いままで五年間、鉱害防止工事を行ってきたわけでございますが、昭和四十八年度以降の毎年の工事量、いわゆる防止計画の工事の経費これはどのくらいになっているのか、また進捗率はどのくらいなのか、お伺いします。
【次の発言】 毎年の、昭和四十八年、四十九年、五十年というふうに、各年度別の経費は幾らかかっていますか。
○古寺委員 最初に手続上の問題を承りたいと思いますが、瀬戸内海環境保全審議会が基本計画の考え方について答申を行って瀬戸内海環境保全基本計画というものができ上がったわけでございますが、昭和五十年二月二十一日に審議会に対して諮問されました内容に対する答申が五十一年の十二月一日に出されているわけでございます。したがいまして、いわゆるこの諮問の内容というものは昭和五十年以前の時点の問題についての諮問であるわけでございます。今回、後継法が新しくできたわけでございますので、当然この基本計画につきましては、環境保全審議会に諮問をいたして、審議をしてから決定をすべき計画ではないか、こういうふうに考えるわけです……
○古寺委員 最初に、カンムリカイツブリとオオセッカ、青森県のむつ小川原の田面木沼と小川原湖、市柳沼、こういうところで繁殖が確認をされているわけでございますが、わが国におきましては、このカンムリカイツブリの繁殖地というのはここしかない、こういうふうに言われておりまして、昭和五十年からでございますか、天然記念物の指定並びに特別の保護地区にしていただきたいという要望が出ているようでございますが、環境庁はこの問題についてどのように対処してこられたか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 文化庁、来ておりますか。文化庁はどういうふうに対応しておりますか。
○古寺委員 最初に、先日質問いたしましたところが、内容がよくおわかりでないようでございました、カンムリカイツブリとオオセッカの問題につきまして、お尋ねを申し上げたいと思います。 昭和五十年三月三日に、青森県の教育長並びに青森県知事に対して、鳥獣保護の特別区域また天然記念物として指定するように要望書が出されまして、それと同じものが環境庁とそれから文化庁に要望されているわけでございますが、その後、この問題について環境庁はどのように対処してこられたか、また、同じく文化庁もこの問題についてどういうふうにお考えになっておられるか、お尋ねしたいと思います。
○古寺委員 この問題につきましては先日も質問いたしたわけでございますが、青森県の大鰐町の早瀬野ダムの環境対策の問題でございます。
このダムは約六千ヘクタールの水田の灌漑用水のためにつくられたダムでございますが、たまたま工事中に鉱害が発生をしていろいろな問題が起きているわけでございますが、その後、農林省としてどのようにこれらの問題の解決に当たっておられるか、承りたいと思います。
【次の発言】 まず、この第一点でございますが、当初は汚染されていない、たしか島田川だと思ったのですが、別な川から水源を求めて上水道の水源とする、こういうお話であったわけですが、いろいろな水利権その他の事情によりまして、……
○古寺委員 最初に環境庁にお尋ねをいたします。 北海道の函館港で第五次港湾整備計画が行われておりますが、昭和五十一年度から港内のしゅんせつ土砂を津軽海峡内に投棄しております。この場所は青森県の大間崎から十五キロメートルの地点に当たっておりまして、ソイ、アイナメ、メバル等の根つき魚の漁場であるばかりでなく、アブラザメの魚道でもあります。 工事発注者の説明では、投棄場所は水深二百メートル以上もあり、海底に直接土砂が沈澱するおそれはないという説明でありましたが、年間約七万立方メートルの多量の土砂を五十五年度まで継続して投棄することになると沈澱しないという確証はないばかりか、土砂の悪臭によりスルメ……
○古寺委員 非常に時間が限られておりますので、参考人の方々に一通り御質問を申し上げますので、簡単にお答えをお願いしたいと思います。 最初に、山形参考人にお尋ねしたいのでございますが、中公審の大気部会専門委員会の報告に対しまして、今回の指針は国際水準とはかけ離れた厳しい数値となっている、こういうような談話が前に発表されております。また、さらに今回のクライテリアにつきましても、科学的な根拠がない、こういう理由で批判をされておるわけでございますが、山形参考人がお考えになっておられます科学的根拠ということはどのようなことを指しておられるのか、お尋ねをいたしたいと思います。 さらに、鉄鋼連盟等におき……
○古寺委員 非常に切歩的な質問でございますが、環境庁は環境基準というものについてどういうようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 公害対策基本法の第二章の第一節に「環境基準」というところがございますが、環境庁長官は環境基準というものを重要事項というふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 環境基準の中で、先ほどからお話ございましたいわゆる科学的な知見、科学的な判断、これは重要事項でございますね。しかし、公害の基本的な施策の中で環境基準というものが重要事項であるということは、これは国民がひとしく認めておるところでございますね。どうですか、長官。
○古寺委員 いま和田委員からも御質問がございましたように、日中友好の兆しが間近に迫ったわけでございますので、帰還される引き揚げ者に対しては十分な施策がとられなければならないと思うわけでございますが、今後、引き揚げられる方がどのくらいいるというふうに推計をしておられるか、承りたいと思います。
【次の発言】 これは、この条約が締結された後でも、これだけの人数でございますか。
【次の発言】 その中で一時帰国を希望している方は何人でございますか。
【次の発言】 むずかしいでしょうけれども、対応していくためには、やはりどのくらいあるかということを一応把握する必要があるのじゃないかと思うのです。
それか……
○古寺委員 防衛施設庁にお尋ねをいたします。継続協議三事案というのがございますが、このアメリカと日本の間の現在までの継続協議の内容でございますが、どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 いつごろがめどでございますか。
【次の発言】 この三事案に対する労働省の考え方はどうでございますか。
【次の発言】 米側が、そういう要求に対して、これをのまない理由は何でございますか。
【次の発言】 たとえば安全衛生等の問題で、いわゆる抜き打ちの立入検査とか、そういうものは可能でございますか。
【次の発言】 労働省にお尋ねしますか、そういう施設庁が間に入って、それで前もって事前に打ち合わせをして、いろん……
○古寺委員 きょうは大変お忙しい中をたくさんの説明員の方に御出席をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。 実は、年金の積立金の資金運用の問題で簡単に御説明をいただくために、きょうは共済組合の担当の方々にお願いしたわけでございまして、時間の関係もあろうかと存じますので、私、一番最初にこの問題についてお尋ねを申し上げますので、御説明が終わりましたならば、お帰りになって結構でございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 共済組合の資金運用の問題でございますが、私がこれをお尋ねする理由というのは、国民年金あるいは厚生年金と共済組合では資金運用の面で非常に違うわけでございまして、その参考……
○古寺委員 職業訓練法の一部を改正する法律案についてお尋ねをするわけでございますが、私この改正に当たりまして、一応近いところの各訓練所を見て回ったわけでございますが、そこで感じましたことを中心にいたしましてお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず最初に、認定訓練の実施状況でございますが、先日、労働省の方からいただきました資料を拝見いたしましても、昭和四十五年には養成訓練は十万二千四百五十一人、それが昭和五十二年には八万人に減っております。こういうふうに非常に訓練生が減っているというようなのが実情でございます。私もずっと回ったのでございますが、かつては昭和四十八年には八百人前後おった学校でもっ……
○古寺委員 わが国の漁業をめぐる環境は非常にめまぐるしいものがございますが、最近の漁業就業者の数の動向について、水産庁にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 漁業者の就業者が非常に減少をする傾向にあるわけでございますが、労働省はこの点について、どういうような見通しを持っておられますか。
【次の発言】 さらに漁業就業者の高齢化が年々進んでいると思うわけでございますが、この点につきまして水産庁にお尋ねしたいと思いますが、どのような状況になっておりますか。
【次の発言】 後継者ですね、いわゆる若い跡継ぎの方々を育成する点につきましては、水産庁はどういう対策をお考えですか。
○古寺委員 生活保護法の問題について質問いたしたいと思います。 生活保護法につきましては最近、毎年のように改善を見ているわけでございますが、まだまだ生活保護法の内容につきましては多くの問題があるように思うわけでございまして、それらの点につきまして、これから質問申し上げますので、厚生省のお考えを承りたいと思います。 まず第一は、生活保護法の中には級地というのがございます。一級地から四級地まであったわけでございますが、今年度から一級地から三級地までになるようでございまして、一級地は百六地域、二級地が二百二地域、三級地が、今年度二百二十二地域の四級地が三級地になりまして、二千九百四十九地域という……
○古寺委員 最初に、きょうは国立療養所並びにらい療養所の整備計画についてお尋ねいたしたいと思います。
現在まで第一次特別整備施設は二十四施設、第二次特別整備施設が九十四施設、現在まだ残っているのが二十一施設あるわけでございますが、今後これらの施設に対して、厚生省の整備計画はどのようになっているか承りたいと思います。
【次の発言】 そうしますと残りの施設については、都道府県知事の懇談会が終わらないうちは整備ができない、こういうことでございますか。
【次の発言】 たとえて申し上げますと、青森県の大湊病院あるいは福岡県の国立赤坂療養所、鹿児島県の国立療養所霧島病院、こういうような施設は昭和十七年、……
○古寺委員 二百海里時代に入りましてから、北洋漁場などから締め出されました北転船などに対しまして、千三百四十二億円の減船漁業者救済費交付金というものが交付をされておりますが、この交付の要綱を見ますと、これは五十二年八月二十三日の水産庁長官の通達でございますが、この交付金の中には労務費が含まれていることになっております。 しかし現在、私どもがいろいろお聞きしますところによりますと、まだ全然、乗組員に対して労務費が交付されていないというお話をしばしば承るわけでございますが、この補償の対象の減船の中で、交付した船が何隻で、現在、交付されていない船が何隻あるのか、その点について水産庁から承りたいと存じ……
○古寺委員 新聞の報道によりますと、今回の意見書の作成の段階で何回も自民党に説明をいたしまして、逐次その了承を得ていたということが報道されておりますが、これは事実でございますか。
【次の発言】 了解をとるというよりも、内容を説明して了承を得ていた、こういうふうに報道されておりますが、事実でございますか。
【次の発言】 そうしますと、新聞の報道は誤りでございますか。
【次の発言】 そうしますと、説明をしただけということでございますか。
【次の発言】 次に、今回の意見書の提出を国会終了後までおくらせたのは国会軽視あるいは国会無視というふうにも言われておりますが、そういうことが意図的に行われたことは……
○古寺委員 原子力船「むつ」は現在佐世保港に入院をいたしたわけでございますが、昭和四十九年十月十四日の「原子力船「むつ」の定係港入港及び定係港の撤去に関する合意協定書」がございます。いわゆる四者協定でございます。この四者協定書の中に協定されているすべてがまだ履行されているとは言われないわけでございますが、残っている協定の内容につきまして、いつごろこれを履行するおつもりか、大臣からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまの長官のお話を承りますと、適当な機会にお話し合いをしたい、こういうふうに青森県側から、県知事さんあるいは漁連の会長さん、またむつの市長さん、向こうからお話があったような御答弁……
○古寺委員 私は、日本社会党、公明党・国民会議、民社党及び新自由クラブを代表して、水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法案及びその修正案に賛成する態度を表明するものであります。 以下、その理由を申し述べることといたします。 水俣病は、わが国において他に類例を見ないほど大きな水質汚濁による公害であり、水俣病患者の迅速かつ公正確実な救済を図ることは、今日当面している最大の環境問題の一つであります。 水俣病被害者の救済のためには、水俣病の認定業務を促進することが一日もゆるがせにできない重要な課題であります。 しかしながら、最近における水俣病の認定業務の状況を見ると、国及び地方公共団体の努力……
○古寺委員 去る九月四日から九月七日までの四日間にわたりまして本委員会が調査を行いました際の幾つかの問題点につきまして、きょうはそれを中心にして質問を申し上げたいと思います。 最初に、青森県の大鰐町の早瀬野ダムでございます。 農林省が現在ダムを建設中でございますが、このダム建設工事に伴って虹貝川の汚染が発生したわけでございます。当初の建設工事にかかわる予算は百八十億六千万円と伺っておりますが、その後の公害の発生によりまして新しい対策費がかかるわけでございますが、この対策費が幾らになっているのか、またこの対策費については住民の負担がかかるのかどうか、その点についてお尋ねしたいと思います。
○古寺委員 最初に、鉄建公団にお尋ねを申し上げたいと思います。 青函トンネルも昭和五十七年に完成するというめどがつきまして、このいままでの建設の御苦労に対しましては深く敬意を表する次第でございますが、しかしながらその反面、この世紀の大工事によって労働災害あるいはまた環境破壊や公害を起こしてはならないわけでございまして、この点につきましては、当委員会におきまして私が何回かお願いを申し上げてまいったわけでございますが、去る十月三十一日に算用師工区におきましてクラリファイアーの操作ミスから、算用師川の魚が全滅をするという事故があったわけでございます。なぜ再三にわたってこういう点について御指摘を申し……
○古寺委員 最初に、大臣にお伺いいたします。
本日より、二つの不況対策の法案の審議が行われているわけでございますが、これは将来の経済の見通しに立った抜本的な対策であるというふうにお考えになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 こういう臨時、緊急的な措置以外に、やはり根本的な救済の方途を考える必要があるのではないかと思うのですが、そういうような不況地域の振興対策でございますとか、あるいは抜本的な解決方法というものについて、政府は真剣にお考えになっておられるのですか。そしてまた、この臨時というのは、大体いつごろまでに再建できるというような見通しに立っての法案でございますか。
○古寺委員 最初に大臣にお尋ねをいたします。 これから新しく特定不況地域を指定いたしまして、不況対策が進んでまいるわけでございますが、都道府県によりまして、有効求人倍率が全国平均よりも非常に低い都道府県がございます。たとえて申し上げますと、沖繩の場合は〇・〇八倍、高知が〇・一四倍、福岡が〇・二二、鹿児島が〇・二六、青森県は〇・二七、北海道は〇・三一、山口県は〇・四六、こういうふうに、求人倍率が全国平均よりも非常に低い地域がございます。そういう都道府県に対して、労働省としてどういうような不況対策をお考えになっているか、最初に承りたいと思います。
○古寺委員 今日、わが国におきましては、毎年十四万五千人の方々ががんによって生命を失っているわけでございますが、このがんの制圧の問題は、今後のわが国の医療の最も重大な問題であるという立場に立って、きょうは御質問を申し上げたいと思います。
最初に、現在のわが国のがん検診の実態はどうなっているか、こういう点について承りたいと存じます。
【次の発言】 このがん検診の対象の方々の年齢、それから実際に検診を受けられた人の年齢、それから何歳からの人が受けたのか、それからまた、わが国の人口構成の中でその対象になる人口というのは大体どのくらいいるのか、承りたいと思います。
○古寺委員 最初に海上保安庁にお尋ねを申し上げますが、去る四月二十九日の午後に青森県の下北郡の風間浦村の易国間から蛇浦海岸にかけまして大量の廃油が漂着をしたわけでございます。たまたまフノリ、ワカメの収穫以前でございますので、非常に被害が出たということを承っておりますが、その後の状況はどういうふうになっているか、御報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 海上保安庁は、民間からこういうような被害があるという届け出を受けた場合に、二十九日の午後に届け出をしているわけでございますが、これは翌日現場に行くことになっているのですか。
【次の発言】 海上保安庁法によりますと、海上保安庁は海洋の汚染の防……
○古寺委員 先ほど予算委員会で、大臣に定年延長の問題についてお尋ねをしたわけでございますが、きょうでございますか、新聞記事にも載ってございますが、行政指導をなさって定年延長を進めていらっしゃるというようなお話でございますが、行政指導だけではどうも定年延長の問題は効力がないというふうに考えられるわけなんでございますが、この点について大臣はどういうふうにお考えになっておられるか、承りたいと思います。
【次の発言】 それが先日の竹入委員長の年齢差別禁止法に対する手段の鋭意検討中という内容かとも思うわけでございますが、昭和六十年には中高年齢者が労働人口の四〇%を占めるようになる、こういう確定した高年齢……
○古寺委員 健康保険の被扶養者の範囲を決定するに当たりまして、七十万円を超えますと健康保険の政管健保なりあるいは共済組合の被扶養者は国民健康保険に加入しなければならないという取り扱いを受けているわけでございますが、遺族年金や公務扶助料については現在の所得税法でもこれは非課税になっているわけです。したがいまして、非常に御苦労をなさった病気がちのお年寄りが、被扶養者でありながら差別されて、国民健康保険に加入しなければならないという取り扱いになっているわけでございまして、これは感情的にもわれわれとしては年金を受けておられる遺族の方々に対して非常に申しわけないのじゃないか、こういうふうに考えているわけ……
○古寺議員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました定年制及び中高年齢者の雇入れの拒否の制限等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 平均寿命の伸びによる労働力構成の高齢化現象が進んでいますが、労働省が発表した労働人口の推移の予測によると、中高年齢層の全労働人口に占める比率は、昭和五十年で三〇%であったのが、昭和六十年には四〇%を占めるようになります。このような推移の中で、中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法で定めた高年齢者の雇用率六%以上の基準に達している企業はわずか二三%にすぎず、同法が全く精神規定にとどまっていることを示していま……
○古寺委員 年金制度基本構想懇談会の最終報告が十八日に出る予定になっておりますが、この答申を受けた後で、年金の抜本改正はどのような内容で、いつから実施するお考えか、承りたいと思います。
【次の発言】 この答申の内容につきましては、改革の必要性と基本的な考え方、今後の改革の方向、長期的及び当面の改革の進め方の三つを柱にしている。その内容は税方式をとらず、社会保険方式を中心にし、また制度の分立を前提にして、制度問に存在する不均衡の是正を図り、一人一年金制度を目指すものとなるというが、制度審議会の建議の関係はどういうふうになっているわけでございますか。
○古寺委員 さきに、衆議院における五十四年度予算審議に当たりまして、公明党・国民会議は、民社党と共同して、政府・自民党に予算修正を要求いたしまして、自民党から回答を得るとともに、予算委員会において大平総理から、同回答に沿って努力をする旨の御答弁を得ております。 つきましては、すでに年金等の改定については、私どもの要求どおり、当委員会の審議を経まして、老齢福祉年金の月額を八月から二万円に引き上げるとともに、老齢福祉年金以外の福祉年金、五年年金並びに福祉年金に連動する児童扶養手当等の引き上げについてもこれに準ずることになり、衆議院を通過いたしております。 そこで、これを除く二項目、雇用対策の強……
○古寺委員 参考人の先生方におかれましては、貴重な御意見を拝聴させていただきまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。 サリドマイドあるいはスモン等の問題が発生いたしまして、こういうような薬害を再び繰り返してはならないということで、今回の薬事法の一部改正、また基金法案が提案をされているわけでございますが、いろいろ御意見を拝聴いたしましても、非常にいろんな御意見がございまして、私どもも、この御意見を十分に検討しながら、今後審議を進めなければならないと考えているわけでございます。 まず最初にお伺いしたいのは、石黒参考人にお伺いしたいわけでございますが、現在スモンの問題が係争中でございます……
○古寺委員 きょうの午前中の質疑で大臣から、田辺、武田、チバの三社を呼んで恒久対策について指示をする旨の答弁がございましたが、その会談の模様と話の内容についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 患者の要望に即した恒久対策が大事であるということは、いま大臣がおっしゃったわけでございますが、きょうはその点については大臣としてはどういう指示をなさったわけでございますか。
【次の発言】 このスモンの全面解決の問題につきましては、私はやはり、製薬企業は当然でございますが、厚生大臣が全面解決に向かって真剣に取り組むという姿勢が大事であると思うのです。それが、ただいまのお話を承っておりますと、いままで……
○古寺委員 防衛庁にお尋ねをいたします。
過去五年間における自衛官の公務災害発生状況を見ますと、事故が全然減少していないわけでございますが、これはどういう理由によるものですか。公務災害発生が減少していない原因は何によるものでございますか。
【次の発言】 公務災害で一番多い災害は何でございますか。
【次の発言】 いわゆる訓練事故でございますが、この訓練事故の内訳は主にどういう事故でございますか。
【次の発言】 そういう打撲でございますとか捻挫でございますとかあるいは骨折、こういうような一つの傾向というものが一貫して繰り返されていると思うのです。そういうものをやはり再発しないように、予防するのが……
○古寺委員 最初に通産大臣にお伺いいたしますが、石油はわが国の生命線と言われ、一次エネルギー供給の約七〇%を石油に依存しているわけでございますが、その必要な石油の九九・八%を海外に依存いたしているわけでございます。先日、通産省にお尋ねいたしました際には、一〇%ぐらいの輸入のカットがありましても今後四百五十日から五百日ぐらいは心配がない、こういうようなお答えがあったわけでございますが、けさの新聞を拝見いたしますと、一月末から今月にかけまして民間備蓄が約五日減少しているようでございますが、今後のイラン情勢との関係で心配がないのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。
○古寺委員 きょうは労働問題の集中審議でございまして、定年制の問題についてはけさから質疑が十分になされているわけでございますが、私ももう一度この定年制の問題について、大臣の所見をお伺い申し上げたいと思います。 昭和五十三年十一月二日の労働省の「高年齢者の雇用状況について」という発表によりますと、高年齢者の雇用率の達成状況を見ますと、企業全体の実雇用率は五・六%、雇用率未達成企業の割合は五七・三%と思わしくない状態でございますが、特に大企業では、千人以上の規模で実雇用率三・九%、雇用率未達成企業の割合が八二・二%となっております。政府は、行政指導や各種の雇用助成措置等の充実によりまして高年齢者……
○古寺分科員 ただいまの御質問の中にだいぶ私がお尋ねしたい問題も含まれてございますので、簡単にお尋ねをいたしたいと思います。
まず最初に大臣にお尋ねしたいのは、ローカル線の廃止の中で、特に積雪地帯におきましてはローカル線はただ一つの命の綱でございます。このローカル線を廃止した場合には、地域住民というのは生活の上に非常に支障を来たすわけでございますが、大臣として積雪地帯のローカル線の廃止についてはどのようにお考えになっていらっしゃるか、まず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 次は、国鉄総裁にお伺い申し上げます。
国鉄の再建案で今後十年間の計画がきまりました。その中でローカル赤字路線を道……
○古寺分科員 政府は今回の総合農政の一環といたしまして、転作あるいは休耕奨励金を支給して米の作付を制限しようとしておりますが、これは東北、北陸等の米作地帯の農家に多大の経済的影響を与えるものでございます。この措置によりまして零細農家の中には離農、転職を余儀なくされる者が相当出ると思われますが、これに対して労働省はどのような対策をお考えになっているか。また離農あるいは転職の人員はどのくらいを考えておられるか承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの大臣の御答弁を承りますと、非常に前向きの姿勢で今後この農業者の問題については当たられる、まことにけっこうな御答弁でございますが、大臣のお隣に八戸市……
○古寺分科員 去る一月の二十九日に沖縄西方に発生しました低気圧によって、全国的に強風雨に見舞われて、北海道や東北を中心にいたしまして、農林水産物に相当の被害を受けましたが、その被害の概況について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今回の異常低気圧によりまして、最も被害を受けたといわれております宮城県本吉郡の大谷海岸、三島海岸、唐桑町の唐桑海岸等に先日行ってみましたところが、養殖ワカメの基幹線のブイが海岸に打ち上げられ、一カ月もかかって整理したといわれる養殖ワカメのケースが海岸にたくさん積まれておりました。沿岸漁民は水産物被害の痛手にとほうにくれておりましたが、政府の対策の概要について、……
○古寺分科員 東北、北海道地方の開発は明治以来の国策として推進されてまいりましたけれども、戦後東北開発三法が制定されて、重点的に東北地方の総合開発推進の体制が整備されることになったのでございますけれども、戦前におきましては内閣に東北開発局が設置をされておったのでございますが、昭和三十二年に経済企画庁総合開発局に東北開発室が設けられたにすぎず、東北開発会社、北海道東北開発公庫もその営業内容、資金ともにきわめて制約されたものであるために、東北の開発は年々強化されるどころか、むしろ後退の道をたどっているといっても過言でないと思うのでございます。当初は食糧増産あるいは資源の開発等、国民経済の役割りを果……
○古寺委員 最初に山中総務長官にお尋ねいたしますが、公害防止計画策定の基本的な姿勢、これについてお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますと、十九条一項二号の、これから公害が発生し得る地域に対する予防的な公害防止計画というものは、策定するお考えはないわけでありますか。
【次の発言】 そういたしますと、今後開発を予想されるむつ・小川原湖大規模工業開発地域等についても、時限立法でございますが、その期間内に開発が行なわれる場合には、防止計画を策定するお考えがございますか。
【次の発言】 そういたしますと、四十六年度に基本方針が指示される予定になっておりますところの、茨城県の鹿島の場合は、これは……
○古寺委員 最初に兵庫県の加西市の病気の問題についてお尋ねしたいと思います。
兵庫県の加西市の在田地区というところで甲状腺がはれる奇病が非常に多発をしております。患者数はすでに住民の四割をこえているということでございますが、厚生省はその実態をどのようにつかんでいらっしゃるか、お伺いいたします。
【次の発言】 この地区につきましては農薬の散布が非常に大量に行なわれております。空中散布も行なわれております。地形的にいって非常にため池が多いわけです。そのため池の周辺にこういうような疾患の方々がたくさん発生しているわけでございますが、こういう点について厚生省はいままで全然知らなかったわけでございます……
○古寺分科員 私の出身は青森県でございますが、青森県の高校進学率は全国最低でございます。これは沖繩と大体同じようなレベルではないか、こういうふうにいわれているわけでございます。今度沖繩も返還になるわけでございますが、こういう高校進学率の格差の是正につきまして、文部大臣はどういうふうにお考えになっていらっしゃるか、その対策についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこでこういうふうに格差が大きい原因でございますね。それについては大臣はどういうふうにお考えでございましょうか。
【次の発言】 青森県では僻地が非常に多いわけでございまして、そのために高等学校へ入学するといたしますと、寄宿舎のない……
○古寺分科員 国鉄総裁にお尋ねをいたしますが、青森県には赤字路線というのが四線ございます。その中で黒石線というのがありますが、昨年、この黒石線を昭和四十六年の三月一ぱいで廃止をするというような通知が現地の市長のところに参っているようでございますが、この点について総裁はどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 昭和四十五年十月三十日に、日本国有鉄道秋田鉄道管理局長から黒石市長に対して、「国鉄黒石線の廃止申し入れについて」、こういう申し入れがございますが、これを撤回したわけでございますか。
【次の発言】 これには、「四十六年の三月三十一日限り黒石線を廃止することといたします」、こうなって……
○古寺分科員 最初に、僻地の医療問題というのは非常に深刻な現状でございます。私の出身である青森県におきましては、昭和三十年ごろには九十五もあった診療所が現在十三くらいしか活動していない、あるいは台湾のお医者さんが十二人もおいでになっているというような実情で、この僻地の医療問題は非常に深刻でございます。これに対する厚生省のいままでの対策を見ますと、まことに残念ながら全然進歩がないと申しますか、積極性が見られませんので、これに対する厚生省の考え方というものをまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういういろいろな対策を進める上において一番大事なのは医療従事者の問題であると思いますが、こ……
○古寺分科員 大臣にはこの問題についていままでもたびたび質問申し上げてまいったのでございますが、東北開発促進計画もきょうで期限切れとなるわけでございます。促進計画の中には、おおむね四十五年というふうに書かれてございますが、計画の最初からの経過からいきますと、ちょうどきょうがその期限切れになるのじゃないか、こう思うわけであります。そこで、この新しい東北開発の計画と申しますか、このことについては現在まだはっきりいたしておりません。これと関連いたしまして、先日の東北開発審議会の建議もなされているわけでございますが、そういうような一連の問題について、きょうはもう一回また同じような繰り返すような問題でご……
○古寺分科員 最初に農林省にお伺いをいたします。
最近、農村においては減反、休耕、生産調整に伴って、非常に出かせぎ労働者がふえております。これに対して、農林省としてはどういう対策をお持ちになっておられるのか、それをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまお話がございました農業委員会を通しての近代化対策事業というのは、実態はどうなっておりますか。
【次の発言】 実際問題として、調査をしてみますと、一つの都市に十四、五万の予算でございますね。まだその実態調査を始めたという段階であって、ほとんどそういう事業というものは行なわれておりません。これでは出かせぎ対策ができているとは言えないと思う……
○古寺分科員 青森県の八戸あるいは三陸沖のイカの漁獲量が年々減少をいたしまして、さらに毎年秋にはサバのまき網の影響によりまして、イカ・サバ紛争というのがいろいろ起きております。零細なイカの漁業者を保護するために、現在北海道の東部では、夜間操業あるいは隻数の制限あるいは操業水域を区分する等、具体的な方法で紛争の解決をはかっておりますが、今年の六月に協定が改められることになっておりますが、このイカ・サバ紛争について水産庁として、また農林大臣はどういうふうにお考えになっているか承りたいと思います。
【次の発言】 サバのほうは大臣の守備範囲になるわけです。イカのほうは県のほう、県知事さんのほうの関係に……
○古寺分科員 四十五年の十二月の二十一日に、三沢の基地従業員の大量人員整理が発表になりまして、いままでこの基地によって生計を営んできた従業員はもちろんのこと、基地に依存してきた商工業者にも現在非常に深刻な不安を与えているわけでございますが、その点に関しまして質問をいたしたいと思います。
まず最初に長官にお伺いしたいことは、三沢の基地は、これは近い将来において返還になるかどうかという点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それはどういう理由によるものでしょうか。
【次の発言】 御承知のように青森県では、むつ・小川原の大規模工業開発というものが計画が進められております。これに伴いまして……
○古寺委員 最初に厚生大臣にお尋ね申し上げますが、現在沖繩におきましては、まだ国民健康保険が発足をいたしておりません。今後この国民健康保険に対しまして、厚生大臣といたしましてはどういうふうに措置なさるお考えか、承りたいと思います。
【次の発言】 総務長官にお尋ねしたいのですが、今年の八月でございますが、沖繩の紛糾する保険問題を解決するために、国民健保の市町村管掌を琉球政府に移管させたい、こういうような総務長官は発言をなさっておられますが、この意図はどういうお考えでございましょうか。
【次の発言】 総理府が派遣いたしました山野調査団あるいは厚生省の派遣いたしました松下調査団、このいずれもが本土と……
○古寺委員 時間がございませんのでまとめて御質問申し上げますが、第一番目には、PCBが有害な危険物質であり、かつ、環境汚染につながるということを十分に承知していながら、なぜ企業側は自主的にこの製造を中止しなかったのか。また、現在一億国民が一億総油症の不安におびえているわけでございますが、この点についてどういうような責任を感じていらっしゃるか。 次は、公害は労働災害から始まるといわれておりますが、企業内に現在PCBの中毒による職業性疾患と思われるような患者が発生していないかどうか。 第三番目は、現在PCBのストックはどのくらいあるのか、また、この適正使用についてはどういうふうにお考えになって……
○古寺分科員 青森県の三戸郡倉石村に又重という部落がございますが、この又重部落の山林原野の入り会い権をめぐって紛争が長期間続いております。 昭和四十一年十一月二十五日に最高裁判所の判決が出まして、その後再びこの訴訟が続いているわけでございます。今日まで十数年の長い期間を要しているわけでございますが、このように裁判が長期間にわたるために国民は非常に迷惑をこうむっておりますし、また中には弁護士料がかかる、あるいは時間が非常にかかるというわけで泣き寝入りをしている国民大衆もたくさんいらっしゃるわけでございます。この裁判の長引く理由は一体どこに原因があるのか、まずその点について承りたいと思います。
○古寺分科員 大臣にお伺いしますが、山梨県一県分くらいあるといわれる法定外公共物の管理権というものが一体国にあるのか、県にあるのかその点についてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 都道府県の知事に委任をしておりますけれども、財政的な裏づけがないためにほとんどその管理がなされていないにひとしいような状態でございますが、これを今後立法化いたしまして管理を十分にやっていくというようなお考えをお持ちでございましょうか。大臣から御答弁願います。
【次の発言】 現在、限られた県に対して補助金が出ておりますね、百万以上の場合でございますが。その他の場合には全然補助金が出ておりません。したがいまして、……
○古寺分科員 全国的な新幹線網という名のもとに新幹線網をつくっているわけでございますが、四十四年の五月三十日に新全総が閣議決定になりまして、四十五年の五月十八日に全国新幹線鉄道整備法というものが成立をいたしておりますが、現在東北新幹線は盛岡まで、また成田新幹線はいまお話しがございましたように成田まで、それから上越新幹線、この三線しか基本計画が決定しておりませんが、他の新幹線についてはどういうふうにお考えになっていらっしゃるか。特に奥羽新幹線並びに東北新幹線の盛岡以北の問題についてはどういうふうになっているか、お答えを願いたいと思います。
○古寺分科員 最初にお尋ねいたしますが、新全総の中にある大規模工業開発というのは、企業のために行なわれる開発か、それとも住民のために行なわれる開発か、承りたいと思います。
【次の発言】 昨年の十二月に全国総合開発審議会が新全総の改定についての意見を具申しておりますが、経済企画庁ではその作業を現在どういうふうに進めておられますか。
【次の発言】 改定が行なわれるとすれば、当初の大規模開発構想と当然変わってくると思うのですが、そういう点について、経企庁としてはどういう点を今後開発の中に盛り込んでいくお考えですか。
【次の発言】 そうしますと、現在青森県のむつ小川原で大規模工業開発に基づく開発を県が……
○古寺分科員 昭和四十七年三月をもちまして、緊急開拓に始まった、四半世紀に及ぶ開拓農政が打ち切られるわけでございますが、数多くの開拓農家の中には、立地条件その他の関係で、非常に経営状態が悪く、多額の負債をかかえて、今後さらに血と汗と借金の歴史をたどらなければならないという農家がたくさんいらっしゃるわけでございますが、このような開拓農家に対する救済対策をどのようにお考えになっていらっしゃるか承りたいと思います。
【次の発言】 昭和三十五年と昭和四十四年の償還条件緩和の場合にいろいろな問題があるわけでございますが、青森県の下北開拓農協で申し上げますと、ここにございますが、農家は農協に対してきちっと……
○古寺分科員 最初に専売公社にお尋ねをいたしますが、専売事業審議会の答申に基づきまして、今年の初めにニコチン、タールの成分表示を行なう、こういうふうに報道されておったわけでございますが、現在まで行なわれていないようでございますが、この点についてはどういうふうになっているか、承りたいと思います。
【次の発言】 新聞の報道によりますと、大蔵大臣の指示がなくても専売公社は成分表示をする、こういうふうに報道されておったのですが、大臣からおそらく指示がないのだと思いますので、大蔵大臣からお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、成分表示だけではなくて、有害表示まで検討しておる、こうい……
○古寺分科員 最初にお尋ねをいたしますが、青森県の下北郡の東通村に防衛庁の下北試験場というのがあります。昭和三十四年にこの試験場ができて以来、この地域の方々は何一つ十分な補償をされていないわけでございます。特に猿ケ森部落というところは、前浜を五百メートル漁業権を放棄したために全然出漁ができない、漁港がない、こういうままで放置をされております。さらにまた、尻労、猿ケ森、田代、小田野沢という四つの小中学校がございますが、この学校の防音校舎の改築も全然されていない。今後この問題について、防衛施設庁はどういうふうにいままでの償いをする考えであるか、承りたいと思います。
○古寺委員 ただいま外務大臣からこの日韓大陸棚協定を承認していただきたい、こういうお話があったわけでございますが、私は承認できない幾つかの理由を公害の立場から質問申し上げたいと思います。 まず、外務大臣にお尋ねをしたいのは、韓国の公害に対する国内法、この公害法について大臣はどのくらい認識をしていらっしゃるかということを私は確認したいわけでございます。こういう公害防止法という、確かに韓国には公害防止のための法律はございます。しかしながら、わが国におけるような海洋汚染防止法あるいは鉱山保安法に基づく防止法は韓国にはないようでございますが、この点についてまず環境庁と、それから通産省から、韓国のいわ……
○古寺委員 最初に林野庁にお尋ねをいたしますが、松くい虫がこのように大量に発生したということは、その原因は、私は長年にわたる林野行政の乱伐、皆伐、こういうものによって自然のバランスが崩れてこういう松くい虫が大量に発生するような事態が出てきた、それに加うるに、先ほどの島本先生の質問にもございましたが、公害等が加わってこういう事態が生じたというふうに考えておりますが、林野庁の見解を承りたいと思います。
【次の発言】 かつて終戦当時に、九州とか瀬戸内地帯の松がちょうどいまのような、数量にいたしまして百万立方メートルですか。こういう松枯れ現象が起きた時代がございましたが、この当時はこれはどうして復元し……
○古寺分科員 ただいまも原子力船「むつ」の問題につきましていろいろと御質疑があったわけでございますが、私は、青森県の立場でこの原子力船「むつ」の問題について御質問申し上げたいと思います。
原子力船「むつ」の定係港入港及び定係港の撤去に関する合意協定書、これが四十九年の十月十四日にできておりますが、これは政府とそれから青森県知事さん、市長さん、漁連の会長さん、こういう方々との四者協定、こういうふうに言われておりますが、この四者協定を政府は守る御意思があるのかどうか。まず、この点からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま努力を続けていらっしゃる、こういうふうにおっしゃいましたが、まず第一に……
○古寺分科員 厚生省おいでになっておりますか。――OPP、これは柑橘類に使用するカビの防止剤でございますが、伺いますところによりますと食品衛生調査会に明日諮問するということになっておりますが、これは事実でございますか。
【次の発言】 このOPPにつきましてはアメリカ等においては農薬の取り扱いを受けておりますが、こういういわゆる毒性のあるものを食品添加物として認めるということは非常に問題があると思うわけです。特に農業団体等におきましてはこのOPPの食品添加物としての許可については非常に反対が強いわけでございますが、農林大臣はこのOPPの問題についてどのように考えておられるか、まず承りたいと思いま……
○古寺分科員 最初に、専売公社にお尋ねをいたしますが、昭和四十二年以降に専売公社は減反政策を続けてまいりましたが、最近における耕作団体、それから専売公社並びに地方自治体の一体となっての努力によりまして、ようやく増反の機運が見えてきたということは非常に結構なことでございます。ところが、最近また専売公社は、消費の順調な伸びがあるにもかかわらず、国内産の葉たばこの製造使用を次第に減じまして、昭和五十二年度の耕作規模を抑圧しようとしている、こういうふうに言われております。このために、たばこ耕作者も、増反に協力してまいりました地方自治体におきましても、非常にたばこの耕作につきましては心配をしているわけで……
○古寺委員 まず最初に、従来の空港周辺の環境対策というものは、空港側からの対策でございまして、周辺地域住民の生活環境の保全あるいは福祉の向上ということが無視をされているような実態でございます。この法案の内容を見ますと「航空機の騒音により生ずる障害を防止し、あわせて適正かつ合理的な土地利用を図ることを目的とする。」、こういうふうにこの中には明記されているわけでございますが、地域住民の生活環境の問題あるいは福祉の向上という問題が優先的に守られるのかどうか、その点についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 守りたいという願望でございましょうが、具体的にはどういう方針で進まれるお考えですか。
○古寺分科員 大臣にお伺いいたします。
防衛二法の国会成立に伴いまして小牧から三沢に第三空団が移駐するわけでございます。私どもは三月三十一日までに移駐を完了するというふうに承っておりますが、いつから移駐が始まって、いつ終わるのか。もう一つは、この移駐に際して関係市町村にどういうお話をし、どういう了解を得ているのか。この二点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そのできるだけのことをいたしますという、具体的な内容はどういうものでございますか。
【次の発言】 私が先日通告した際には、現地からの要望がないので、まだ具体的なお答えはできないというようなお話があったわけでございますが、今回のこ……
○古寺分科員 昨年の四月に整備五線の凍結が景気刺激のために解除になりまして、新幹線の建設を今後進めるスケジュールでございますが、この点について運輸大臣の基本的なお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 整備五線を着工するためにはやはり相当の財政的なてこ入れを政府として考える必要があると思うのですが、その点についてはどういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 現在着工しておりますところの東北新幹線の開業の見通しはどうなっておりますか。
【次の発言】 それと関連いたしまして、青函トンネルが昭和五十七年には完成の見通しになっているわけでございまして、世紀のトンネルということで、トンネルの工事に……
○古寺分科員 最初に大蔵大臣にお伺い申し上げますが、専売公社の総裁が昨年十一月の基本問題会議の中で、消費税導入について見解を述べておられますが、財政当局としてはどのようにお考えになっているか承りたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、財政当局としては消費税の導入か好ましいというふうにお考えになっていると受け取ってよろしょうございますか。
【次の発言】 次に、やはり公社の経営に自主性を持たせる意味からも製造たばこ定価法について見直しをし、弾力性を持たせた方がよいのではないか、こういうような意見もあるようでございますが、この点について大臣のお考えはどうでしょうか。
○古寺小委員 最初に、これは古い資料で私、見ているんでございますが、一九七〇年の国民一人当たりの医療費の比較でございます。これはNHKの海外取材番組で「世界の医療より」という資料によるわけでございますが、日本は当時は非常に低いわけでございまして、日本の医療費の中に占める薬剤費が四二%、イギリスは一〇%、スウェーデンが一二%、アメリカも一二%、こういうふうになっているのですが、アメリカの当時の国民一人当たりの医療費を十万円と見ますと、日本の場合は三万円にまだ到達しておりません。これを今度は国民一人当たりの薬剤費の実額で見ますと、これは社会保障ハンドブックのナンバー六百八十と六百八十一でございます……
○古寺小委員 三ページと四ページの政管健保とそれから組合健保の疾病予防状況の表がございますが、極端にその差がございますが、この理由はどういう理由によるものか。
それから、次に十一ページの主要国の国民医療費の比較がございますが、国民一人当たりの国民医療費のいわゆる内訳でございますね。内訳というのは薬剤費が占める割合、それから技術料が占める割合。もう一つは、わが国と先進国と申しますか、アメリカとかあるいはスウェーデンと比べまして、わが国の国民一人当たりの医療費が極端に低い理由、これをひとつ御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 一ページにございますが、健康管理体系の概要というのがいろいろ……
○古寺分科員 防衛庁長官にお尋ねいたします。
国後、択捉地域にソ連軍が建設いたしました基地について、長官は戦略的に攻撃的基地ではない、こういうふうに判断しているわけでございますが、基地の規模から見て戦略上の攻撃的基地である、こういうふうに分析をしている専門家もいるわけでございますが、防衛庁はどういう根拠に基づいてこれが防衛的基地である、こういうふうに判断しているのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 すでにこの国後、択捉の問題については国会決議もなされておりますし、当然防衛庁長官は責任ある立場でございますので、外務省を通じてソ連側に抗議をするなり、あるいはソ連側がどういう意思でここにこ……
○古寺分科員 最初に、鶏卵の生産調整の問題についてお尋ねをいたします。 昨年の国会におきましても鶏卵の問題は大分論議がなされまして、六月十四日には農林水産委員会で決議もなされているわけでございます。しかしながら、四百二十万羽を超えると言われるやみ増羽があるためになかなか生産調整が思うようにいかない。そのために中小の養鶏農家は最近は非常に苦しい状態に追い込まれているわけでございますが、このやみ増羽対策は行政指導だけでできるのかどうか、今後飼料価格安定基金等への加入を認めないというような措置を講ずる考えがないかどうか、この点についてお尋ねしたいと思います。
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