このページでは長谷部七郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。長谷部七郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○長谷部委員 私は、ただいま議題になっております交通安全対策基本法案に関連いたしまして、若干御質問をいたしたいと思います。 わが国の交通事故はますます激増しておりまして、総理府の発表によりましても、昨年は死者が一万六千二百五十八人、負傷者が九十六万七千人、事故件数も七十一万七千件をこえておる現状でございます。ここ数年のうちには死傷者は百五十万人に達するのではないか、かように予想されておるわけであります。今日、政府は、高度経済成長政策を進めておるわけでありまして、わが国は世界第二位の国民総生産をあげて、いわゆる経済大国とまでいわれておるわけでありますが、このような経済成長を遂げておる反面、国民……
○長谷部委員 ただいままで私どもの先輩である小林委員並びに同僚委員から、出かせぎの問題についていろいろ御質問があったわけであります。私は、この問題に関連いたしまして二、三お尋ねをいたしたい、こう思うわけであります。 御承知のとおり、世界最大級の大阪市の尻無川大水門工事は、大阪市民を高潮から守るということできわめて重要な工事であることは言うまでもございませんが、四十四年十一月二十五日、一瞬にして十一名のとうとい生命を奪うという大惨事が起きたわけであります。大きく世間に衝撃を与えたことは御承知のとおりであります。ところが、これほどの大災害が、ときあたかも解散、総選挙という政治日程のために、国権の……
○長谷部委員 私は、ただいま議題になっております農地法の改正案を中心にいたしまして、農林大臣にお尋ねをいたしたい、かように存ずる次第であります。 まず、農地法改正をめぐる背景について若干お尋ねをいたしたい、かように存じます。 現行の農地制度は、食管制度と並んで戦後における日本農業の発展をささえた二本の柱であるといわなければならないと思います。しかるに、食管制度は、昨年から御承知のように自主流通米制度が導入され、物価が上昇する中でひとり米価だけが据え置かれておる、また百五十万トンの減産のため休耕、転作、水田の買い上げなどによっていわゆる作付制限が行なわれておるわけであります。さらには大臣が、……
○長谷部委員 私から出かせぎの問題を中心といたしまして、農林省並びに労働省それから建設省の関係者に御質問をいたしたい、こういうぐあいに存ずる次第であります。
まず最初にお尋ねをいたしたいのは、昨日も社会労働委員会におきまして、今日の出かせぎの問題について議論が進められたわけでございますが、どうも各省の間で出かせぎの実態が必ずしも十分に把握されておらない。各省によってみんな数字が違うわけでございます。一体農林省としては今日の出かせぎの実情をどのように把握されておられるか、まずその点から承りたいと思うわけであります。
【次の発言】 ただいま農政局長の御答弁によりますと、農林省で調査をいたしました……
○長谷部委員 まず最初に、今度の農業者年金基金法案は、今国会においても重要法案の一つになっておるわけであります。したがいまして、関係の大臣が本委員会に出席をされまして審議に加わるのが当然だろうと思うのでありますが、農林大臣の場合は、提案理由の説明が終わるともう間もなく退席をする、こういう状態ではきわめて不満でございます。したがいまして、委員長において大臣の出席がどうなるのか、この審議中に、いろいろお仕事もあるでしょうが、どういう出席の予定になっておられるのか、この点をまずひとつ明らかにしていただきたいということと、それから、いろいろ仕事があっても、この重要法案の審議には責任を持って出席をすると……
○長谷部委員 いままで各委員からそれぞれの角度から御質問がございましたので、重複はなるべく避けたいと思うわけでありますが、まず最初にお尋ねをいたしたい点は、これは何回も言われておることでありますが、どうもまだ納得できないのでございます。それは、そもそものこの年金制度の発想は、いわゆる「農民にも恩給を」というキャッチフレーズで出発をしたわけであります。それがここ二、三年の間に大きく性格がねじ曲げられたといいますか性格が変化をいたしまして、今日ここに出てまいった法案は老齢年金とはとうてい思われないようなものになっておる。ことばを変えて申し上げると、政府の農業政策上あるいは構造政策上やらなければなら……
○長谷部委員 ただいま議題になりました農林物資規格法の一部を改正する法律案に対しまして、若干質問をいたしたいと思います。
第一点は、今度の法律改正によりまして、従来の五十四品目、それから三百四規格が大幅にふえる、こういう内容になっておるようでありますが、特に輸入食品、こういうものも対象にする、こういう改正案でありますが、改正後考えておる対象品目はどの程度になるものか、まず明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 従来の規格でございますけれども、現行法でも規格がきめられており、あるいは表示規制が行なわれておるわけでございますけれども、それがどうも確実に実行に移されておらない。いわば農……
○長谷部委員 きのう大臣に対する質問を保留しておりましたので、二点だけお尋ねをいたしたい、こう思うわけであります。 その第一点は、今回のJAS法の改正に対して公取なり厚生省のほうでは、いわゆる農林省の独走である、したがって今後の統一食品法の制定に混乱を来たす結果になるんじゃないか、そういう批判があるということを承っておるわけであります。したがいまして、この際私は統一食品法、なるほど理想的でございますが、それまでにはかなりの時間がかかると思うのであります。したがって、それまで待っておるということは消費者のためにもならぬと思います。したがって、JAS法の改正については先にやってもよろしいものだと……
○長谷部委員 きょうは農林業の振興について大臣並びに関係者にお尋ねをしたいと思っておりましたが、大臣は参議院の法案審議の関係でどうしても出席できない、こういうことでありますので、政策的な問題についてはまた機会を改めてお尋ねをすることにいたしまして、主として食糧庁の関係についてお尋ねをいたしたい、こう思うわけであります。 まず、質問に入る前に、これは官房だろうと思うのですが、昭和四十五年産米の生産調整が目下進行中と思うわけでありますが、ほとんど苗しろ作業も種まきも終わっておるわけでありますから、ひとつ現在進行中の休耕、転作並びに水田転用の見通しをこの機会に承っておきたい、こう思うわけであります……
○長谷部委員 ただいまわが党の角屋議員から、当面最大の政治課題になっております米価問題を中心といたしまして質疑が行なわれたわけでありますが、それに関連いたしまして私も二、三お尋ねをいたしたい、こう思うわけであります。 ただいまもお話がありました、昨日から始まりました米価審議会に対しまして、政府は昨年と同様の据え置き米価を諮問をしたわけであります。ただいまお話がありましたように、事務当局はこの政府の据え置き方針に合わせるためにいろいろ積算、逆算をいたしまして、何とかまあつじつまを合わせようと、こういう苦心のあとが見られるわけであります。その一つといたしまして、いわゆるシグマの全廃、さらには付帯……
○長谷部委員 この際、農林大臣に御質問をいたしたい、かように考えます。 時間がございませんので、端的に私はお尋ねをしたいと思うのでございますが、第一点は、昭和四十五年産米の生産調整についてお尋ねをいたしたい。 政府は、御承知のとおり、米の過剰の問題、さらには単年度の需給の均衡をはかる、こういう趣旨からいたしまして、今年度百五十万トンの生産調整を実施をしているわけであります。その内訳といたしましては、休耕、転作等によるものが百万トン、さらに水田の転用によるものが五十万トン、特にこの五十万トンについては十一万八千ヘクタールにわたる水田の転用が本委員会におきましても明確にされておるところでござい……
○長谷部委員 ただいま議題になっております農用地の土壌の汚染防止等に関する法律案に対しまして、若干の御質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、本法案が決定されるまでには、各省間の調整あるいは特に財界等からの申し出があり、かなり紆余曲折を経た上で提案になっておるように見受けておるわけでありますが、事実、内容を拝見いたしますると、当初農林省の基本要綱案の中にありました無過失賠償責任の問題あるいは特別の排水基準、排出基準等の設定等の問題が姿を消しております。 骨抜きになっておるということは否定できないだろうと思うのであります。まことに遺憾にたえない次第であります。 そこで、私は大臣に承りたい……
○長谷部委員 ただいまお忙しい中、四人の先生方から御意見を拝聴したわけでありますが、その中で特に私小林先生にお尋ねをしたいと思うわけでありますが、まずその一つは、ただいま私たちの議題になっております農用地土壌の汚染防止等に関する法律案、この法案ではたして所期の目的が達成されるのかどうか。私たちは疑問を持っておるわけでありますが、この際ひとつ先生の法案に対する御見解を承りたい、こう思うわけであります。
【次の発言】 重ねてお尋ねをいたしたいと思うわけでありますが、今度の法案の第三条に「土壌汚染対策地域の指定」、こういうものがあるわけでありますが、この指定にあたって政府の考え方は、米の中に一PPM……
○長谷部委員 私は、この機会に、いままで議論された問題と角度を変えまして、出かせぎ対策につきましてお尋ねをいたしたい、こういうぐあいに考えます。 御案内のように、ことしも農村では出かせぎの時期に入っておるわけであります。特に米の単作地帯におきましては、御承知のとおりの米価の据え置きやら減反、さらには一面においては物価の上昇、こういうわけで農家の経済は極端に行き詰まっております。したがって例年にも増して出かせぎ農民の数が激増しておる、こういうのが実態になっております。 この農民の就労先を検討してみますると、大部分が土木建設業のもとに行っておるわけであります。しかも、この土木建設業の職場を見て……
○長谷部委員 私は葉たばこの災害対策それから米の問題等につきまして若干御質問をいたしたいと思います。
最初に、専売局の総裁にお尋ねいたしたいと思いますが、過般来西日本一帯に異常災害が発生したわけでありますが、これに対処いたしまして、たばこ耕作審議会等におきまして、災害の補償問題がいろいろ議論されておることを承っております。これを受けまして、専売局ではいろいろ補償の問題等検討してきたようでございますが、現段階でどういうぐあいになっておるか、まず経過を承りたいと思います。
【次の発言】 特別対策費として今回交付される金額はどの程度であるのか、総額を承りたいと思います。
○長谷部委員 私は、国有林野の活用に関する法律案につきまして、若干の質問をいたしたいと思うわけであります。 まず最初に、農林大臣に林政の基本的な問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 国土の保全及び水資源の確保休養などの公益的機能を確保し、木材をはじめ林産物を持続的に供給するなど、国民経済の発展、国民生活安定のため、わが国の森林はきわめて重要な使命を果たさなければならないのでございます。特に、経済の高度成長下における森林、林業に対する要請は、当面の林産物の供給はもとより、長期の展望に立った林産資源の確保、これとあわせ、公益的機能の確保が強く求められておるところでございます。しかるにわが……
○長谷部委員 私は、この際、緊急に御質問をいたしたいと思うわけであります。 去る三月二十三日、国有林野の活用に関する法律案に関連いたしまして、林野庁が定員外職員として雇用しておる常用作業員及び定期作業員を国家公務員法上の常勤職員とし、労働条件を定員内職員と同じ水準に引き上げるため、すみやかに処遇の抜本的改善をはかるようにということで、林野庁長官、人事院あるいは行政管理庁、総理府など関係各省にそれぞれ質問をいたしたのでありますが、関係各省は責任のなすり合いをいたしまして、責任ある答弁を得ることができなかったのでございます。したがいまして、私はこれに対しまして、この法案の審議中に政府の統一見解を……
○長谷部委員 農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案につきまして、若干御質問を申し上げたいと思いますが、この法案は言うまでもなく重要な法案でございますので、当然大臣の御出席があろうかと思っていましたが、ありませんけれども、この点はいかがでございますか。
【次の発言】 それでは終わっていただきましたあとで御出席をいただくことにいたしまして、大臣にかかわる御質問等につきましてはそれまで保留させていただきまして質問を続行したいと思います。
今度の法律改正の提案理由の説明にもありましたように、今回は総合農政の展開に合致するように農災制度を改正する、こういうことでございます。そこで私は……
○長谷部委員 私もこの農村地域工業導入促進法案につきまして、若干の御質問をいたしたいと思います。いままでの質疑を通じまして大かたの問題点につきましては出尽くしたという感がいたしますけれども、特に観点を変えまして二、三お尋ねをいたしたいと思います。 その第一点は、先般来の質疑の中にも明らかになっておりますように、この法律が成立をいたしまして運用に入った場合に、今後五年間でおおよそ百万人の農村の余剰労働力を吸収するのだ、こういう御説明があったわけであります。そこで、私その百万人と言われる労働力の確保がはたして可能なのかどうかという問題でございます。特にいま統計などを調べてみますと、農村の就業人口……
○長谷部委員 私もただいま御報告のありました四月ないし五月にかけての低温、降霜による農作物の被害につきましてその対策を中心としてお尋ねをいたしたい、こう思うわけであります。 先ほど御説明がありましたように、私たちの予想以上の被害の実態でありまして、政府が発表いたしました七十七億円をはるかに上回る被害額がもう出ておるわけであります。しかもこれから日数がたつに従いましてますます被害額というものがふえてくるのではなかろうか、かように心配をされております。私の秋田県では、ここに約八億五千万という把握でございまするけれども、本日の連絡によりますと、すでに十四億円をこえておる。北海道、東北全体でも五月十……
○長谷部委員 私は、この際、いま問題になっております米の問題、さらには出かせぎ対策の問題、不用地の国有農地の払い下げの問題等におきまして関係大臣にお尋ねをいたしたい、かように存ずるものでございます。 まず第一点でございますが、政府は、四十六年産米の生産調整の歯どめ措置として予約限度数量七百六十万トンの割り当てをやりました。これはつまり買い入れ制限措置でございます。また、消費者米価を物統令の適用から除外をすることを決定いたしました。そうしていよいよことしの秋からスタートするわけでございますが、これは私考えまするに、食管制度の根幹である集荷あるいは配給の両面からなしくずすものでございます。間接統……
○長谷部委員 ただいまの松沢委員の質問に関連して若干お尋ねいたしたい、こう思います。 最初に、これはお願いでございますが、六月十三日に発生いたしました北海道の凍霜害の被害の概況並びにその対策について、ひとつ私の質問が終わりました際に、当局から御説明をいただく、こういうことでひとつお願いを申し上げておきたいと思うのです。 私は、端的にしぼりまして、米の需給の見通しについて承りたい、かように考えるわけであります。 四十六米穀年度における国内米の需給計画表を私いただいておるわけでありますが、この中で、食糧庁長官にお尋ねしたいのは、第一点、四十五年産米の現品までの買い入れの実績並びに今後の見通し……
○長谷部委員 私は当初一時間以上時間をいただきたいと思っておったのですが、諸般の事情から三十分しかないということでございますから、きょうは端的に国有林野に働く労働者の皆さんの身分安定並びに処遇の改善にしぼって政府側の見解をただしたい、こう思うわけでございます。 すでに御案内のとおり、前の六十五国会におきまして、林野庁に雇用されております基幹労働力、つまり常用作業員一万六千三百余名の方々あるいは一万九千六百人にのぼる定期作業員の身分の安定並びに処遇の改善につきましては、当委員会におきましていろいろ取り上げられ、林野庁が中心となって関係各省との間に統一見解が出されたことは御承知のとおりでございま……
○長谷部委員 私は、運輸省並びに国鉄当局に対しまして、若干の質問を行ないたいと思います。
まず最初に、去る三月の二十八日に総武本線船橋駅構内において発生いたしました列車衝突事故についてお尋ねをいたしたい、こう思います。
本件につきましては、すでに運輸委員会等におきましても取り上げられた問題でありまするので、重複する点は極力避けてまいりたい、こう思っております。今回発生いたしました船橋駅の列車衝突事故の直接原因についてまず最初にお尋ねをいたしたいのであります。
【次の発言】 運転士が前方不注意であった、こういう副総裁のお話でありますが、運転局長からいま少し詳しく承っておきたい。
○長谷部委員 御報告申し上げます。 海上交通安全法案の審査のため、議長の承認を得まして、去る五月六日から四日間、岡山県、香川県、広島県及び愛媛県に派遣されました派遣委員を代表いたしまして、その調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、今澄勇委員長、大竹太郎君、佐藤守良君、丹羽久章君、宮井泰良君、渡辺武三君、沖本泰幸君、土橋一吉君、それに私、長谷部七郎であります。 そのほか、岡山県に加藤六月委員の現地参加を得ました。 今回は、瀬戸内海の交通事情等について、水島航路、備讃瀬戸東航路、宇高東・西航路、備讃瀬戸南・北航路及び来島海峡航路の予定海域における船舶のふくそう状況並びに漁業、海事関……
○長谷部委員 私は、ただいま議題となっておりますところの土地改良法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問を行ないたいと思います。 きょうは、参議院の予算の関係で、農林大臣もお見えになっておらないようでありますので、大臣にかかわる問題につきましては後刻まで保留させていただきまして、きょうは主として農地局長並びに関係の局長にお尋ねをいたしたい、こういうぐあいに思います。 まず第一は、土地改良制度の基本的な問題についてお尋ねをいたしたいのでありますが、当初、農林省は四十年度を初年度とする十カ年計画、いわゆる長期計画を策定されました。この基礎になっておるものは、昭和三十七年に公表されました……
○長谷部委員 先ほど来御三人の先生方からたいへん貴重な御意見を伺ったわけでありますが、時間がありますといろいろお尋ねしたい点もあるわけでありますけれども、限られた時間でございますから、私は二点にしぼって土地改良事業団体連合会の鷲尾先生にひとつお尋ねをしたい。 その問題は農民負担の軽減の問題でございます。 先ほどのお話の中にも土地改良事業の公共性を強調されまして、農民負担を軽減するためには国の補助率を引き上げていく方向で願いたい、さらには、今回県、市町村では基幹事業については県会あるいは市町村議会の議決を経て基幹事業が行なわれることになるわけでありますが、その際、県、市町村、いわゆる自治体に……
○長谷部委員 農林大臣に若干御質問を申し上げたいと思います。 第一点は、今回の土地改良法の改正によりまして、いわゆる公共用地、非農用地を創設換地制度によりまして取り込むことができるようになりましたが、この点は一歩前進とわれわれは受けとめておりまするけれども、いま農村で一番問題なのは、大臣も御承知のとおり、生活基盤整備という事業が非常に立ちおくれておるのではないか。今日過疎化現象が進んでおる、農村のあと継ぎが定着をしない、こういう原因の一つには、農村の生活基盤の整備がきわめて立ちおくれておるということがあげられると思うのであります。都市におきましては、都市計画法というものがございまして、この法……
○長谷部委員 大臣が御出席の機会に、私、若干の御質問を申し上げたいと思うのであります。 第一点は米の問題でございます。御案内のとおり、生産調整に入って三年目を迎えたわけでございます。この減反政策の強行につきましては、私どもはいままでも基本的には賛成いたしかねる、こういう立場をとってきておるところでございます。なぜかなれば、申し上げるまでもなく、今日の米の過剰という問題は、いわゆる農産物の輸入自由化、この政策によってつくり出されたものでございます。いわば政府の政治のやり方が悪いためにつくり出された米過剰でありますから、それを農民の犠牲で解決をしようというやり方については当然納得できかねる、こう……
○長谷部委員 農林年金に関する質問につきましては、いままで先輩議員の各位からいろいろと質問がなされましたので、私の場合、なるべく重複を避けまして御質問申し上げたい、かように存ずる次第でございます。 質問の第一点は、任継制度の問題でございますが、今回の法案を見ますと、任意継続組合員制度の適用を廃止する、こういう内容になっております。その廃止の理由といたしまして、国庫補助の引き上げがきわめて困難である、さらにはまた、それかといって掛け金の引き上げも回避せざるを得ない、いま一つは、他の年金にはこの任継制度というものがない、農林年金については過渡的な措置として、経過的な措置として制度を認めてきた、し……
○長谷部委員 ただいま辻原議員からも指摘がありました車力村に設置されるナイキ、ホーク試射場の問題でありますが、この問題をめぐりましていま関係漁民はたいへん大きな反対運動を展開しておる。特にミサイル射場の海域は昔からイカやマグロあるいはマス、タイ、ブリ、サンマなどの天然の好漁場でございます。現に青森県側には十六の漁協、関係組合員は約三千七百人、年間にいたしまして約一万二、三千トン、金額にして約二十数億円の水揚げをしておる、こういう漁場でございます。また秋田県側も約五つの漁協が関係をいたしておりまして、年間三千トンから四千トンの水揚げを行なっております。したがって関係漁民は約五千人でありまするけれ……
○長谷部委員 食糧庁にお尋ねをいたしますが、まず最初に、あと一カ月半で新しい米穀年度を迎えるわけでありますけれども、現在の端境期における米の需給の見通しについて、まず具体的にひとつ説明願いたいと思います。
【次の発言】 来米穀年度のおよその見通しはわかったわけでありますが、ことしのいわゆる来米穀年度に持ち越される繰り越しの予想はどの程度でございますか。
【次の発言】 十月中における新米の早食いはどういう計画になっておりますか。
【次の発言】 もういまの時期ですから、十月三十一日までの早食いの計画というものはおおよそ固まっておると思います。同時に、それを裏づけるものとしての生産地からの輸送計画と……
○長谷部分科員 私は、先般の予算委員会の一般質問におきまして建設大臣にお尋ねをする予定でございましたが、時間がございませんために意を十分尽くすことができませんでしたので、この機会をおかりしまして、二、三質問をいたしたい、かように考えます。 その第一点は、出かせぎ者の対策についてでございますけれども、家族の方々と別れて不自然な出かせぎ労働をやっておる方々の大部分は、建設産業に働いておることは御承知のとおりであります。私どもは、これは政府も同じ考えと思うのですが、こういう家族と別れ別れになっての出かせぎというものは、できれば解消しなければならない、そのために今度の国会に対しましても、農村に工場を……
○長谷部分科員 私はこの際、労働大臣に対しまして若干の御質問をいたしたい、かように考えます。 先般の予算委員会における総括質問におきましても、私はいま最も大きな問題の一つである出かせぎ対策についてお尋ねをしたわけでありますが、残念ながら時間の関係で十分意を尽くすことができませんでしたので、ひとつこの機会に二、三点承りたい、こう思うわけでございます。 御案内のとおり、最近東北、北陸あるいは山陰地帯における農村は連続的な米価の据え置きやあるいは物価の高騰等によりまして、農業所得だけではどうしても生活が立たない。農外収入を求めまして、出かせぎというものが非常に激増しておるわけでございます。大臣の……
○長谷部分科員 ただいま同僚議員の内藤先生から、いろいろ出かせぎ問題に関連いたしましたことについての御質疑があったのでありますが、私もそれに関連いたしまして二、三お尋ねをいたしたい、こう思うわけであります。 最初に、今回労働省で出かせぎ対策ということで約七億五千万余の予算を獲得していただいたということにつきましては、いままでの例から見ますると、非常に前進のあとが見えるということで敬意を表したいと思うのでありますが、この出かせぎ対策の中で特に二、三の問題について重点的にお尋ねをいたしたい、私はこう思うわけであります。 今度この出かせぎ対策予算の中で、約三億円を計上いたしまして出かせぎ福祉セン……
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