このページでは和田一郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。和田一郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○和田(一)委員 運輸大臣に二、三お聞きいたしますが、具体的なこまかいことは、また別に後日の委員会でお聞きいたします。
最初にお聞きしますことは、いまも大臣がおっしゃったように、巨人機それから超音速ジェット機、SSTですか、音速の二、三倍飛ぶというわけです。今度いただきました「時の動き」の中に「新東京国際空港の現状」、この中にもそういうことがよくうたってあるわけですが、今度の成田の空港はSSTまでもほとんど発着可能の設計であるかどうか、またそういうように対処されてつくったのか、それを大臣からまず伺いたいと思います。
【次の発言】 私、個人的な友人でジェット機、それから航空界の専門家の方に聞い……
○和田(一)委員 先日は運輸大臣からお答えいただきました。きょうはまた具体的に聞いていきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。 先日、運輸大臣にも質問いたしましたけれども、きょうは文部省の方もおいでになっております。それから政務次官もいらっしゃいますので、一つ最初にお聞きしたいことは、この間の立ち入り測量ですが、そのときに団結小屋のところで、竹矢来の中にあどけない子供たちがはち巻きをしてだいぶおりました。私はその反対、賛成の運動自体の是非を論ずるわけではなくて、そういう政治闘争の中に何もわからない子供たちを出していいものかどうか。私は、これは大きな社会問題だと思うのです。このこ……
○和田(一)委員 数点にわたってお聞きいたしますけれども、前に質問されました先生方と重複するところがあると思いますけれども、その点はひとつよろしくお願いしたいと思います。 まず結論のほうからお聞きしたいと思うのですけれども、これは「国民所得と租税負担額の増加率」という大蔵省の主税局から出ている資料なんです。これを大体昭和四十年くらいから見ていきます。一人当たりの国民所得、これが昭和四十年には二十五万四千七百一円。対前年比が九・六%。ところがその年の一人当たりの租税負担額が四万九千百七十二円ということで、前年比が四・八。このときは非常に減税になっておる、こうなるわけです。ところが四十一年からこ……
○和田(一)委員 若干の質問をきせていただきます。私は質問が八番目でございますので、たいがい先の先生方がおっしゃいましたので、また変わった角度のほうから御質問をいたしたいと思います。
まず公営競技、これはいろいろありますけれども、その中で一番売り上げの多い、または開催回数等の一番多いのは競輪ですね。その競輪について、ちょっと掘り下げて政府の考えを聞きたいと思います。
最初に、世界で競輪をやっている国はどことどこですか。
【次の発言】 デンマークとあとはどこですか。――じゃ、私がお教えします。これは四十四年十二月発行の全国競輪施行者協議会の参考資料です。これにはデンマークと日本の国だけなんで……
○和田(一)委員 過疎問題につきまして、大臣はじめ政府側の方々の考え方、また根本的にどう考えていらっしゃるかということをひとつ参考のためにお聞きいたしたいと思います。 私は、まず最初に申し上げたいのは、過疎の本質というものは、あまりにも農山村のいわゆる零細農家が多過ぎて、そうして社会資本の立ちおくれに自分の力で及ばない、それが過疎の本質であります。さらに、生活のために全部都市へ出ていってしまう、開発のエネルギーを引き出すという力がない、それがぼくは本質だと思うのです。この法案は別にいたしまして、政府の考えていらっしゃる過疎対策というものは、どこに重点を置くのか。いままでも過疎対策を考えていら……
○和田(一)委員 諸先生方の質問で大部分尽くされたと思いますけれども、先ほど大蔵大臣が一時間来られて、そして答弁された。で、特に交付税の場合は大蔵省と自治省の間の大きな見解の相違という問題が一番根本だと思うんですね。その場に自治大臣もいらっしゃいましたけれども、きょうは大蔵大臣だけの御答弁で終わりましたので、私は大蔵大臣の答弁をちょっと控えておきましたので、このことについて自治大臣はどうお考えかということをひとつ最初にお聞きしたいと思うのです。 まず最初に、福田大蔵大臣は、地方財政はよくなっているということを答えられましたけれども、それについてどうでしょうか。
○和田(一)委員 若干ではございますけれども、四人の先生方から御意見を聞かしていただきたいと思います。山本先生の質問と重複する点があるいはあるかもしれませんけれども、ひとつよろしくお願いいたします。 まず過疎に対しての問題でございますが、きのうは過疎法案が衆議院を通過いたしました。道路をよくしたり、または学校の統廃合をしたりというような問題、それだけで私は過疎の問題は解決しないと思う。これはひとつ加藤先生に、岡山県も非常に過疎が激しいところだと聞いております。それから徳元先生にも、実際にどうすればいいかという御意見を伺いたいのであります。 人口がどんどん大都市に流れてまいります。若い人たち……
○和田(一)委員 私は、公明党を代表して、ただいま審議されております地方交付税法の一部を改正する法律案に対して、反対討論を行ないます。 反対理由の第一は、地方交付税制度についてであります。地方交付税は、国と地方との間における行政事務とこれに伴う財源配分に基づいて設けられているもので、その性格は、地方団体固有の財源であります。ところが、今回国へ三百億円貸し付けを行なっております。これは昨年大蔵、自治大臣間において、国と地方との貸し借りは行なわないという覚え書きをかわしているにもかかわらず、四十三、四十四年度と同様な措置をとり、覚え書きを無視したものであります。こうした措置は、地方交付税が地方団……
○和田(一)委員 山崎先生、それから山口先生の御質問と相当に重複する点があると思いますけれども、また別な角度のほうから申し上げますので、ひとつ御答弁のほうもよろしくお願いしたいと思います。
まず短期給付について、両先生からも御質疑がありました。公務員部長からも今後見ていくというお話がございました。公務員部長がおっしゃったのは、いわゆる負担金、それから掛け金が下がっているところがあるとおっしゃいましたけれども、逆に上がっているところがあるのですけれども、その点についてはどうお考えですか。
【次の発言】 それではもう一ぺん私が質問をやり直します。結局財源が組合によって格差があるといまおっしゃいま……
○和田(一)委員 大臣の時間がありませんので、関連質問で一点だけお聞きしたいと思うのです。
ことしの一月十二日に野田前自治大臣から、「立ちおくれている公共施設の整備と七〇年代の地方財政」として大臣発言がありました。記者会見だと思いましたが、前に質問があったかどうか記憶ございませんけれども、一応野田前大臣の発言でありますので、今度、秋田大臣もこの点についてどういうお考えであるか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、野田前大臣と全く同意見であるということでよろしいですね。
それでは、あと一問聞きます。いま大臣がおっしゃいましたように、この発言はいわゆる昭和五十五年までの長……
○和田(一)委員 公害の問題がいま一番騒がれております。それからGNP、国民総生産が世界第二位といわれる、そういうすばらしい発展の陰に隠れて、公共施設の整備が非常におくれておる。前の自治大臣の話の中にも、これからの七〇年代というのは社会資本の充実が急務であるということが言われております。その発言の内容を見ましても、まっ先に取り上げられるのは道路それから公共下水、こういった問題になってくるわけでありますけれども、私は、こういう陰に隠れて、じみな話かもわかりませんけれども、義務教育諸学校、これは非常に進展がおそい、このように感じる。四十五年度の予算がきまってしまいましたけれども、今後の問題もありま……
○和田(一)委員 私は、栃木県の佐野市で起こりました精神病院の火災事件、それから同じく栃木県の小山市で起こりました国道四号線の塩素ガスの漏洩事件、その点についてひとつ関係省庁にお伺いしたいと思います。 まず最初に、精神病院のほうを取り上げますけれども、厚生省のほうへ責任の方の出席をお願いしておったわけでありますが、どうしても都合がつかないということで、課長さんだそうでございますけれども、どうかひとつ責任のある御答弁をお願いしたいと思います。 まず佐野の病院のほうを取り上げますけれども、これは全国的に有名になった大事件でありまして、四十七名の患者のうち十七名が焼死した。私も現地へ飛んでいって……
○和田(一)委員 私は二点ばかりお聞きしたいと思います。 最初に、自治大臣が時間がないそうですから、下水道のことでちょっとお聞きしたいと思います。 昭和四十五年ですから、ことしの十月に自治省から「必要な国民生活の水準を維持するための地方財政の目標――地方財政の長期ビジョンのために――」というプリントが出ました。これを私読ましていただきまして、公共下水道もがっちりとビジョンを踏まえているわけですね。これを読みますと、昭和六十年までに約二十兆の財源を必要として一〇〇%とすると出ているわけです。最重点に公共下水道をお取り上げになっていることは、非常に私たちとしても喜ばしい限りでございますけれども……
○和田(一)委員 私も道交法について質問するわけでございますが、さきの先生方と重複する点が多々ございますので、もし重複しましても、また御丁寧に答弁をお願いしたいと思います。 まず最初に申し上げたいことは、前回の久保局長がおっしゃったことなんですけれども、六十三国会のこの地方行政委員で、道交法に公害対策を取り入れる、それも、四十五年の秋にはできます、現在進行中であるということが書いてあるのです。局長がおかわりになりましたので、御答弁は長官でもけっこうでございますけれども、その中身は今回出された道交法かということをまずお聞きしたい。六十三国会で、公害を取り入れる、それは現在進行中であるということ……
○和田(一)委員 きのうの大蔵委員会で公害の審議のときに、大蔵大臣の御答弁で、地方財政の負担がどうかということで、交付税をふやすというような意味のことをお述べになった。交付税で見ていく。いろいろな公害の対策について、地方自治団体にかかってくる経費を、交付税で考えてみるというお話があったということなんです。もう一つは、いわゆる不交付団体、これに対しても、公害対策に対しては補助金なりまたは特別交付金を考えていく、補助を考えているというような話があったというふうに私は聞きました。そういうことをひとつ前提にしまして、大蔵省の方もいらっしゃるし、ひとついろいろなことでお聞きしていきたいと思います。実は先……
○和田(一)委員 昨日に続きまして交付税に対する質問をさせていただきます。 原則論を私最初にお聞きしたいわけでございますけれども、きのうもちょっと例にあげましたところの一つの雑誌、これは「地方議会人」という雑誌なのですけれども、その中にいまおいでになりました長野財政局長の論文、それから大蔵省の佐藤主計局次長の論文が出ておりまして、何もこの雑誌がどうのこうのというわけじゃありませんけれども、この中で、地方はいわゆるこれからの一九七〇年代の社会資本の不足をどうしても補わなければならないという自治省としての前向きな考え方と、それから地方団体は財政力が裕福になってきた、好転しているというような二つの……
○和田(一)委員 最初に大蔵省の主計局次長の佐藤さんにお聞きしたいのです。
きのうの私の論議のむし返しの点があるかもわかりませんが、以前から、国民健康保険の国の負担分、あの五%を府県に肩がわりさせるという話が大蔵省当局から出てきた、このように伺っておりますけれども、ほんとうですか。
【次の発言】 議論されただけで、それは立ち消えになっているということですか。
【次の発言】 佐藤次長は、地方財政、補助金等の担当だと承っておりますけれども、それに間違いありませんね。――佐藤次長のお考えはどうなんですか。
【次の発言】 それが一番合理的な方法だとおっしゃるわけですね。
○和田(一)委員 前のお二人の先生方と重複いたしますけれども、違った角度でまた申し上げさせていただきます。
まず土地開発基金のことについてでございますが、土地開発基金を設けている団体は、今回は都道府県と大都市ということですけれども、一体どことどこか、それをひとつ聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 東京都と神奈川は設けてなくて、あとは設けている、これは間違いないですか。
【次の発言】 ほんとですか、それ。ほんとにいいですかそれで。間違いないといまはっきりおっしゃったのだけれども、間違いないとしますならばいいですけれども、間違いがあると……。
○和田(一)委員 時間がありませんので、要点だけひとつお聞きしたいと思います。
自治大臣の所信表明の中に、公営企業のことでこのようにおっしゃっているわけです。「経営基盤を強化してその健全化をはかるため、公営企業会計に対する一般会計の負担をさらに合理化する」とおっしゃっているわけですね。具体的にどういったことか、ちょっとおっしゃっていただきたいのです。
【次の発言】 そうしますと、利子のほうも強化するけれども、それ以外に企業だけじゃまかないきれないところの経費は一般会計で出す、こういうようなお考えのようですけれども、そうなりますと、それではいままでのようにいわゆる独立採算制という考え方を少しお……
○和田(一)委員 きょうは交通の問題を取り上げるわけであったのでありますが、その前に、先ほども質問がございました真岡の事件のことをちょっと質問させていただきます。 あれは私の地元でございまして、真岡市というところはほんとうに平穏無事ないなかなんですね。どこのうちでネコが子供を三匹産んだぐらいでも、ちゃんとニュースになっていくような、そういう素朴ないなかでああいう事件が起きたということは、住民はものすごいショックを受けていることは事実です。 それで、お尋ねしたいのですけれども、京浜安保共闘のような過激集団については、中央では、警視庁等については、聞くところによりますと、マン・ツー・マンシステ……
○和田(一)委員 きょうは、地方税法の一部を改正する法律案の中で、まず国民健康保険税と電気ガス税、それから固定資産税の三点にしぼってやっていきたいと思います。時間があれば、住民税のほうに入りたいと思いますが、大臣に対する質問のほうは、大臣がおいでになるまでその分だけは保留しておきたいと思います。 まず、厚生省の国民健康保険課長さんが見えておりますので、国民健康保険税について質問をいたします。これは毎回発言しておるわけなんですけれども、医療制度の抜本改正がなければ根本的には改まらないというふうな結論になってくると思うのですが、それまでの段階でやはりいろいろ検討していかなければならない、このよう……
○和田(一)委員 数点ちょっとお聞きいたします。 最初に金子市長さんにお聞きしますけれども、市長さんは全国市長会の代表という立場でおいでになっていらっしゃいますので、そういう面で全国的なことをちょっとお聞きしたいのです。 先ほどのお話でございますと、いわゆる藤沢市周辺ということに重点を置かれたように私お聞きしたわけでございますけれども、全国をずっと見ますと、中小都市が相当ございます。現実に見ますと、ビルの建っているすぐうしろがたんぼであるというところが一ぱいあるわけです。しかも大体道路に面したところがずっと家が建っておって、一たん道路から入ると全部農地である、そういうところがほとんどだと思……
○和田(一)委員 前回は固定資産税とそれから電気ガス税を中心にお尋ねいたしましたけれども、一番問題になるのはいわゆる住民税です。住民税のことについて触れておりませんので、ちょっとここでいろいろお聞きしたいと思うのです。 住民税は毎年毎年減税というふうになっておりますけれども、所得税のほうの減税と、それから住民税のほうの減税と、いつも問題になります。いままでの各国会ごとの地方行政委員会の附帯決議の中にも、所得税の減税を勘案して最低限を引き上げる、こう出ておりますけれども、今回の減税の案はどういうふうな考えをもとにきめられたか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○和田(一)委員 前のお二方の先生方に重複する点があるかと思いますけれども、私の角度でやっていきたいと思います。まずきょう大蔵省の主計官の後藤さんに来ていただいておりますので、地方財政全般についてそれぞれお考えをお聞きしたいと思っております。 まず、先ほどもお話しありました長期ビジョンについてなんですけれども、地方財政の長期ビジョン、これはもう去年の十月に出まして、私どもも非常に勉強の参考になるわけですけれども、この長期ビジョンに盛り込まれておるところの、これは十年後ということでありますけれども、中年後に全部が――一〇〇%じゃなくて、それぞれ限定してあるわけですけれども、いずれにしてもこの長……
○和田(一)委員 最初にお聞きいたしますけれども、これは全部はいまおわかりにならないと思いますが、四十六年度の新設の補助金――地方団体のほうに行くいろいろな補助金がありますけれども、その新設の補助金の名目といいますか費目といいますか、それから補助率、金額、そういったものがおわかりになれば、二、三でもけっこうですから、おっしゃっていただきたいと思います。
【次の発言】 それではその百十三件、二百十五億円の中身を資料でお出し願えますか。委員長、お取り計らい願います。
【次の発言】 それではついでに、補助金のことでもう一つお伺いしたいのですけれども、今回廃止になった補助金はありますか。そのおもなもの……
○和田(一)委員 今回の公害に対する法案でございますけれども、両先生から相当財政面についてのお話がありましたので、多少は関連いたしますけれども、さらにもう少し具体的に私は内容をお聞きしたいと思います。
まずその前に、この今回の法律案について一番先に適用を受ける三地域、千葉それから三重、岡山、これらの全部の計画が二千八百七十億五百万円と出ておりますが、この中で国の措置は幾らになるかということを、ひとつ金額的におっしゃっていただきたい。
【次の発言】 地方団体が一千三百八十八億円のうちに、いまのところは国が出すというのは両方で三百七十四億円ですが、この残りの地方団体分を県と市町村の割合で分けます……
○和田(一)委員 最初に交通局長にお尋ねいたしますけれども、いままでの各委員の方々の質問を聞いておりまして私も感じるのですが、いかに法律が変わっても、また道交法が改正されても、その法を運用するのは人であるという問題ですね。私はそれが一番大事だと思います。交通事故も、よく見ますと、結局は運転者の不注意です。また不届きしごくな考え方の人もいる。そういう面でそこにもつともっとウエートを置いていかなければならないのじゃないか。そういう意味で、実は先ほどテレビで放送しておりましたけれども、けさ八時ごろですか、新潟県の六日町だと思いましたね。あそこで十九名の小学校の子供たちが横断をするために待っているとこ……
○和田(一)委員 大臣にひとつ基本的な考え方について先にお聞きしておきます。
いままで道州制も去年あたり相当盛んに論じておりました。それから府県合併、これも法案としてある程度出たようであります。さらに市町村の合併と、いろいろありますけれども、今回の連合体の改正については、たとえば道州制というふうなものを目的にした上でのこういう改正か、あるいはそれ自体のみが目的であるのか、その点についてひとつ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 広域市町村圏ですか、あれには財政措置がついていまして、その計画に対しては百、五十万、それから一圏に対しては二千万円の財政措置がつくわけですけれども、今回この連合体……
○和田(一)委員 数点にわたって質問いたします。
まず最初、先ほどから激論がかわされておりました例の社会保障制度審議会の答申、これは昭和四十六年二月十五日の答申ですが、この中に、先ほど話が出ました公的年金制度調整連絡会議、この「公的年金制度調整連絡会議が未だ何等の結論を見ることなく今日に及んでいることは怠慢といわざるを得ない。」ものすごく辛らつなことばで社会保障制度審議会の答申が出ておりますけれども、公的年金制度調整連絡会議、これはどういう段階の会議なのか、またどういう性格があるのか、その点についてお答え願いたい。
【次の発言】 内容はそれでいいと思いますが、連絡会議の性格ですね。早く言えば……
○和田(一)委員 いま大臣にお聞きしようと思ったら、大臣は出かけられましたので、政務次官にひとつお尋ねいたします。 いま大蔵委員会のほうでもやはり自動車重量税法案を審議中でございますけれども、先日はまた地方行政委員会も連合審査に参加いたしまして、各委員さんからいろいろな質問がございましたけれども、再び私は、今回の譲与税の審議にあたりまして、政府の考え方を聞いておきたいと思うのです。 自動車重量税という新しい税金ができるということについて、これは賛否両論があるのは当然でありまして、ずっと前からいろいろなところで論議されてまいりましたけれども、それが現在審議中でございますが、ひとつ自治省側とし……
○和田(一)委員 ただいまも細谷先生のほうから質問がございましたとおり、新建材の問題で私、ちょっと質問したいと思います。
去年だと思いました、北海道のある美容院で十数名女性の方がなくなった事故がございましたけれども、そのことについて、簡単でよろしいですが、経過それから死亡の原因等、説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 煙による死亡の典型的な火災である、こうなっておるわけでございますけれども、あの当時の新聞報道をよく見ますと、なくなった方は十名ですか、その方々は、寒中ですから、そのときに一切の装備をつけまして――装備といっても着物を着て、またストッキングまではいて、ある人はハンドバック……
○和田(一)委員 きょうは、大臣あるいは政務次官をお願いしたわけでございますけれども、参議院のほうが忙しいということで、きょうはお二人に来ていただけませんので、官房長、立田参事官に自治省側としてお願いするわけです。それから農林省側としては、合谷開拓課長さんですか…。 きょうは約六十年前の話からさかのぼって私やるわけなんですけれども、ちょっと歴史を説明するような話になる。その点ひとつ御了解願って、よく聞いていただきたいと思います。 まず、立田さんにお願いいたしますけれども、例の足尾鉱毒事件、田中正造という元代議士がいらっしゃいましたけれども、その一連のいわゆる直訴事件ですか、それから足尾鉱毒……
○和田(一)委員 今回の委員会の初めに、まず渡海自治大臣とそして中村国家公安委員長、小山政務次官の御就任を心からお祝い申し上げます。 先に国家公安委員長にお聞きしたいのですが、いまの公安委員長の所信表明にありましたとおり、全国民の悲願ともいうべき交通事故の防止について、このように特にこういうすばらしい字句をもって所信表明をされておられる。年間に約百万人の死傷者が出ているわけであります。さらに車がふえる。いままでこの委員会等でそういう問題を審議中に、車がふえるからそれだけふえるというようなニュアンスの答弁、またはそういう審議が多かった。今後も車がふえるでしょう。さらにまた、都市が過密化してまい……
○和田(一)委員 時間が非常にございませんので、私のほうも質問は簡潔に申したいと思いますので、お願いしたいと思います。
私、再三にわたっていままで質問してきましたけれども、地方財政のいろいろな問題がありますが、その中で自治省としてはどうしようもない、手のつけようもないものがたくさんあるわけです。その中の一つで、国民健康保険税についてひとつ取り上げてみたいと思うのです。
これは、自治省関係担当の大蔵省の主計官の方が最近またおかわりになったということで、まずその主計官の方にお聞きしたいのですけれども、自治省担当の方は……。
【次の発言】 では渡部主計官でけっこうでございますが、去年ですか、国民……
○和田(一)委員 当面の不況対策について質問したいと思いますけれども、山口先生の質問と重複しますけれども、ひとつお答えいただきたいと思います。
まず最初に聞きたいことは、きのうの午後、大蔵省と自治省の両省の首脳で当面の問題の切り抜けについての懇談会が行なわれたという報道がありました。その中でちょっとお聞きしたいと思うのですけれども、自治省側もいろんなことを要望された。そこにちょうど鎌田財政局長も出ていらっしゃったそうでありますが、懇談会の座上で自治省側としては大蔵省にどのようなことを御要望されたのか、この点についてひとつ伺いたい。
【次の発言】 先ほど財政局長がおっしゃった四本の柱、これにつ……
○和田(一)委員 竹入委員長の事件につきましては、昨日の運輸委員会で国家公安委員長から答弁がありましたし、それからただいま警察庁長官からの報告がございました。今後この種の事件が絶対に起きないように万全を尽くしてもらいたい。さらに今後の取り調べにつきましても全力をあげていただきたいということを強く要望しておきます。 また、成田の代執行における三人の警察官の方々の悲報に接しまして、心からお悔やみを申し上げる次第でございます。 成田の問題について、いままでの先生方の御質問と非常に重複しますので、その点を避けながらお聞きをいたしますけれども、一つお聞きしたいのは、ただいま運輸大臣から御答弁がありま……
○和田(一)委員 前回の委員会のときに地方財政のことについてお聞きしましたけれども、その点についてまた重ねて質問をいたしたいと思います。 まず、一番の大きな問題としては、去年の十月あたりから、各地方団体の税収の非常な落ち込みであるとか、いろいろなことがささやかれておりますし、現実にそうであるということになっております。さらにまた、ドルショック等にプラスされまして、地方交付税の問題または法人事業税等の問題がいわれておりますけれども、前回の委員会で、地方交付税が相当落ち込むであろう、そのことについて大蔵省の方々と相談をされた――そのときはまだ結論を私たち聞いておらなかったのですけれども、その点に……
○和田(一)委員 最初に、今回の住民税の課税最低限の問題でちょっと質問したいのですが、所得税の場合は昭和四十六年度になるようですけれども、前年度よりも引き上げの幅が一四%上がっているのですね。住民税の場合は一〇・五%の引き上げ幅であるというわけです。依然として所得税と住民税との課税最低限の差があいたままで、四十六年度から四十七年度はさらにまたあくというような計算になりますけれども、この算定の基準はどういうふうにされましたか。
【次の発言】 実は、いまの御答弁は、所得税の場合は、いわゆる不況に対する一つの対策である。こういうわけですね。そういう減税があったということですね。この問題が、去年の十月……
○和田(一)委員 きのうの質疑でお答えが得られなかったのですが、いまの大都市財源もございましたけれども、いままで、国、地方を通ずるところの税源の再配分、それから事務の再配分ですか、それがしょっちゅう言われておりますし、去年のこの委員会でも、附帯決議が衆参両方ともついております。これは、この問題についても、やはり当局としても考える考えるという答弁があったのですが、具体的にどうなっているかということですね。きのう政務次官の御答弁が得られなかったものですから、自治大臣から、この点についての考え方と、それからどの程度いま進んでいるかということをひとつ……。
○和田(一)委員 午前中からいろいろ質疑があったので、重複する点が多々ありますけれども、ひとつ、私なりに聞いていきますので、御答弁をお願いしたいと思います。 まず、ちょっと話が飛躍するかもしれませんけれども、全国新幹線鉄道整備法という法律があるわけです。この法律を見ますと、財政上の措置として、ちょっと読んでみますと、「地方公共団体は、新幹線鉄道が当該地方の開発発展及び住民の生活の向上に果たす役割の重要性にかんがみ、新幹線鉄道に関し、その建設のため必要な資金についての援助、その建設に要する土地の取得のあっせんその他必要な措置を講ずるよう努めるものとする。」とあるわけですが、どの程度の援助、また……
○和田(一)委員 時間がございませんので、端的に御質問申し上げます。 まず、金丸参考人にお伺いしますけれども、高等学校の授業料の五割値上げ、これについて、自治省は、五割値上げの指導をいたしましたけれども、金丸参考人の鹿児島県では授業料は値上げされたように思いますが、その点についてひとつ御感想をお願いしたいと思うのです。 それから、次に、柴田参考人にお聞きしますけれども、問題は過疎対策ですね。過疎対策が立法化されましたけれども、あれでいいのかどうかという問題と、ほんとうの過疎の対策は一体何かという基本的な問題を、ひとつ御感想があればおっしゃっていただきたい。 それから、ただいま申し上げまし……
○和田(一)委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和四十七年度分の地方交付税の特例等に関する法律案に対し、反対討論を行ないます。 以下、そのおもな理由を申し述べます。 まず、地方交付税の基本的あり方についてでありますが、その一つは、今回の地方財政の総ワクはほぼ前年度並みの伸び率となっておりますが、その内容は、景気の後退による地方税、交付税の伸び悩みによる財源不足を、交付税率の明き上げによるのではなく、地方税減税に見合ったわずか一千五十億円の臨時地方特例交付金のみで事を済まそうとしており、おもな財源対策は、交付税会計の借り入れ金及び起債の驚異的な増発というきわめ……
○和田(一)委員 道路交通法の改正でございますけれども、私、こまかい点にわたってお聞きしたいと思います。 まことにこまかいことで申しわけないのですが、大臣、最近国会の議員会館の議員専用のエレベーターがスピードがおそくなった。なぜだと聞いたら、乗っている人間の血圧のことを考えての関係でおそくなったんだと言う。これも人命尊重の一つのあらわれでございますが、そういうことで、道交法の場合はすべてが人命尊重に関するということで、こまかい問題でもひとつ大臣に御答弁いただきたい。このようにお願いいたします。 まず、去年も改正されましたし、また今回も改正されようとしているわけでございますけれども、私ども免……
○和田(一)委員 塩川委員と山本委員の質問と相当重複する点がありますので、それを省きながらやらしていただきたいと思いますが、その前に、これはいわゆる土地政策の問題ですので、まず、土地は商品であるか、商品でないかという基本的な問題もあるわけなんですね。今回はそういうことをやっているひまがありませんけれども、建設省の土地というものに対しての考え方は一体どういうふうにお考えになっておるか。商品であるか商品でないかという、その点について伺いたい。
【次の発言】 今回の法律は自治大臣の提案でございますので、自治大臣にもそういうことについてのお考えをお伺いいたしたいと思います。
○和田(一)委員 公営企業金融公庫というのは、各地方団体にとっては干天の慈雨のような存在で、私も地方議員をやっておりましたが、とにかく、公営企業金融公庫というのは、地獄で仏に会ったような存在らしいですね。
荻田総裁がいらっしゃいますので、公営企業金融公庫の現状について、簡単でけっこうでございますけれども、どういう活躍があるかということををかいつまんでひとつ御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、いろいろな面で、総裁の判断が、これからの地方団体の行政上非常に重要なものになってくると思うのですね。そういうことで、特にこれは公営企業の貸し出しだけであるというのじゃなくて、公営企業につい……
○和田(一)委員 時間がありませんので、一、二問だけについてお聞かせ願いたいと思いますけれども、実は、武器の点でございます。警棒といいますか、護身用具ですね。そういったものの点でございますが、田上先生は、一般人が常に常識的に持てるものはいいのじゃないかという御意見でございますが、私、古賀先生のその点の御意見をちょっと聞き漏らしたのですが、武器を持つ持たないについての御意見をまず古賀先生からひとつ……。
【次の発言】 私、何も労働争議のことだけをお聞きしたわけじゃないのですけれども……。
【次の発言】 けっこうです。大賀先生のはわかりました。
田上先生にお聞きいたしますけれども、一般人の程度な……
○和田(一)委員 質問いたします。
まず、警察当局にお聞きいたします。
最近は、警察官の方々が身を挺してのいろいろな活動の中に非常な災害を受けていらっしゃいますけれども、私、報告書はいただいておるのですが、一応お聞きします。年間大体どのくらい多数の警察官の方が、当然危険とされておるのを覚悟の上で、そして飛び込んでいっての災害でございますからほんとうにお気の毒だとは思いますけれども、どのくらいの方が災害を受けていらっしゃるか、ちょっと簡単にお伝え願います。
【次の発言】 私の手元にある「警察官公務災害補償制度の改善に関する報告」、これはそちらのほうから出ておるものですか、それで浅沼警務局長も……
○和田(一)委員 時間がありませんので、簡単にお聞きします。
石神井南中学校以外に、田無の第三中学校が、やはり二十八日ですか、被害を受けておりますが、それはどういうぐあいになっておりますか。ちょっと報告していただきたい。
【次の発言】 また、きのうですか、大阪の堺、それから藤井寺、こういうところでもやはり学校の子供たちが被害を受けておるということですが、そのほうは一体どうなんですか。やはり東京の石神井と同じような状況であるかどうか。
【次の発言】 それで、石神井南中学校の場合は、付近の住民の方々も被害を受けている。いままでいろいろなところでこういう事件がありましたけれども、やはり、学校だけじ……
○和田(一)委員 質問をいたします。
各委員の方の御質問がございまして、重複する点があると思いますけれども、ひとつ明快なる御答弁をお願いいたします。
まず、今回の風俗営業等取締法の一部改正、これはモーテル法案という名称を使わしていただきますけれども、少年等の教育等にも思わしくない、または社会環境等にも思わしくないということでこういう規制が出てきたわけであります。これはわかっていることですけれども、文教地区であるとか、または住宅地区であるとか、そういう風致地区からなぜそれを除くのか、その理由をひとつ教えいただきたい。
【次の発言】 清浄な風俗がこわされるから好ましくないということですけれども……
○和田(一)委員 私は、高速道路においての救急業務について質問いたしたいと思います。
まず、建設省の道路局長さんから聞きたいと思いますけれども、高速道路、特に、新しくできつつあります東北道または北陸道、中央道、そういう道路に対しての救急業務、その基本計画は、昭和四十六年三月三十日の交通安全対策会議ですか、これでもって決定されておる、こういうことを聞いておるんですけれども、どういうものが交通安全対策会議で決定された基本計画に沿ったところの救急業務の姿であるか。まず道路局長さんのほうからひとつ……。
【次の発言】 ここに本が出ているんですよね。これは「交通安全基本計画の要旨」ですけれども、「日本……
○和田(一)委員 それでは、数点にわたってお尋ねをいたします。
まず、最初に、今回の補正予算で、国の公共事業の追加によって、いわゆる地方負担約三千四百億円が新たに加わるということでございますけれども、それについての、たとえば地方債でやるとか、いろいろなことについての対策ですね。その点についてちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 問題は、いままでも、いろいろな公共投資のいわゆる裏負担としての地方財政の圧迫ということがいわれておりましたけれども、今回はどうですか。額は小さいけれども、しかし、これは補正予算ですからね。それに対して、弱小団体に対してはどういうふうな配分をするかという問題に……
○和田(一)委員 地方税法の質問に当たりまして、私はまず最初に、大臣から基本的なお考えを総論的に二、三お聞きします。 まず一番は、地方自治制度発足三十周年に当たりまして大臣は所信表明で「地方公共団体が自主と責任を基本として地方行政を行うことができるよう、地方自治の基盤の一層の充実を図ることが今後の地方自治の課題である」と述べておられます。確かに最近の社会、経済情勢の著しい変貌、価値観の多様化などによって、地方公共団体の果たすべき役割りは質量ともに増大しているのが現状です。地方財政の充実はいまこそ急務であり大きな問題であります。地方財政の充実につきましては、地方自治の本旨にのっとって、地方公共……
○和田(一)委員 まず大臣にお尋ねしたいと思うのですが、地方行政の問題は、ずいぶん長い間いろいろな問題が論議されております。そして、何と言いますか本当に大きな進展がなかったと私は思うのです。 私の知っている限りでは、昭和四十四年の国会から私出てまいりまして七年間たっておりますけれども、やはりその時点から、超過負担の問題も論議されましたし交付税のこともありました。それから、税源の再配分であるとか事務の見直しであるとか、または地方事務官制度であるとかという、現在問題になっておるのがやはりその当時も猛烈に論議になっておった。そして、やはりまた、今回の第八十国会でこのようなことがずっと論議されており……
○和田(一)委員 消防行政に関しまして若干の質問をさせていただきます。 最初に、石油コンビナートの事故についてお尋ねいたしますけれども、石油コンビナートは全国で六十一地帯にも及んでいるということでございます。ところが五十年ですか、石油コンビナートの災害防止法ができましたけれども、しかしながらコンビナート自体の事故は依然後を絶たない。ちょっと調べましたところ、これは水島コンビナートですけれども、四十六年には三十一件、四十八年には五十六件、四十九年には五十六件そして五十一年に三十一件とずっと続発している。また千葉の市原コンビナートでは、四十九年には二十一件、五十年に八件、このようなデータがござい……
○和田(一)委員 大変御苦労さまでございます。
最初に本禄先生にお尋ねをいたしますけれども、先ほど先生は、最後の方に、年金開始年齢をいまのままにしておくと今後問題が残る、時期に対応した長期的な考えで改めるべきだというお話をされました。現在五十五歳から年金開始ということでございますけれども、ひとつ具体的な先生のお考えがございましたらお教え願いたいと思います。
【次の発言】 それでは池田先生にお尋ねいたしますが、最近年金制度の一本化という議論が出てまいりました。ずいぶん、数種類ございますので、それぞれの長所、短所がございますけれども、とにかく国民皆年金という思想でございます。一本化と言っても簡単……
○和田(一)委員 私は、銃砲刀剣類所持取締法の一部を改正する法律案についての質疑を行います。
まず質問の初めに、この問題は参議院でも審議されておりましたし、またいろいろな議論もございます。それをずっと読んでまいりますと、社会一般に与える影響、たとえば愛好家に対する影響または治安に対する影響、いろいろございます。そういうことなので、前もって私が当局の方に預けておきましたモデルガンの資料を使って、具体的にこのように改造されたのだという点を御説明願えればありがたいと思います。
【次の発言】 モデルガンに対する規制、これはいままでもございましたけれども、それの経緯等を段階的に説明を願います。
○和田(一)委員 私は、数点にわたってお聞きいたしますが、まず財政問題についてお聞きしてまいります。
最初に、いわゆる五十二年度地方財政の見通しについて伺いたい。というのは、交付税について、または地方税が本年度の地財計画どおりいくかどうかということを最初に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ことしの初頭に所得税の税額の控除、いわゆる所得減税がありまして、交付税の減収が九百六十億円になったということで今回の措置でございますけれども、それ以上に、たとえば三千億以外に変更はないですか。普通の国税三税の減収があったとかいうようなことで、九百六十億以上の措置をしなければならぬということはどうです……
○和田(一)委員 私は、自治大臣が今夜しか時間がないということでございますので、自治大臣中心にひとつお尋ねしたいと思います。 最初に、ただいまも細谷先生の方から御質問がございましたとおり、「昭和五十三年度地方財政対策に関連して大蔵・自治両大臣間で交わされた覚書は次のとおりである。」というこの文書を拝見いたしました。 まず冒頭に御質問したいのですけれども、この一項のところに、今後の問題ですが、地方交付税に対しては半分は国で持とう、そうして「国の一般会計から同特別会計へ繰り入れるものとし、この旨を法律により定める。」と、いわゆる制度化をしようという形になっておりますね。こういうことになってまい……
○和田(一)委員 きのうに引き続いての質問でございますので、特に政務次官にいろいろと御所見をお伺いしたいと思います。
まず一つに、いま論議されておりますが、今回の地財対策についての先ほどからの覚書であるとかまたはきのうの御答弁等を聞いておりますと、交付税の税率アップというものは当分望めないんだ、そういうふうな感じを受け取るわけでございますけれども、政務次官はやはり大臣を補佐される立場の重要な役目でございますので、あなたのお考え、態度ですね、ちょっとお述べになっていただきたいと思います。
【次の発言】 いまお述べになりました交付税法六条の三の二項、これに沿って今回やったといま御答弁がありました……
○和田(一)委員 それではお三人の先生方に質問をさせていただきます。 まず橋本先生に、ただいまお答えになった続きでございますが、ちょっとお尋ねしたいのですけれども、先生は、国と地方のいわゆる税制、それから行政の現在の立場でこうなってしまったから現実的にはできないという御意見のようでございます。前もって見ますと、昭和四十三年、四十四年、四十五年それから四十九年度は逆に交付税特別会計の方から国の方に貸しているような形があるわけです。そういうことになってまいりますと、交付税というのは国の財源なのか、地方のいわゆる独自の財源なのかという議論にもなってくると思うのです。それから、たとえば交付税率を上げ……
○和田(一)委員 数点にわたって質問をしてまいります。 まず最初に、大臣にお聞きしたいのですが、あらゆる機会に地方行財政の改革という点が叫ばれておりますし、また、自治省もそういう御答弁をいままでされてまいりましたし、地方自治団体にとっては一つの大きなかなめと言えると思います行財政の改革、そういう行財政の改革というものは具体的には一体何なんであろうという点なんですけれども、具体的にといっても、たとえば交付税を何%に上げろとか、そういう答弁は要求いたしませんけれども、こういうもの、こういうもの、こういうもの、これはこうすべきであるという点を、まず大臣のお考えをお述べ願いたいと思います。
○和田(一)委員 それでは数点にわたって質問をさせていただきます。 最初に、厚生省の方にお伺いいたしますけれども、わが国のいわゆる老齢化のスピードは急速に高まっております。将来年金を受けるため現在積み立てを行っておりますけれども、著しい老齢化によって積立金では年金を支払うことが不可能な状態になるときもそう遠くはないと思います。また、一方において、国民年金、厚生年金、共済年金等、異なった年金制度が分立していることなどを考えたとき、わが国の年金制度の抜本的改革を行わなければならないが、この点に対する見解をまず伺っておきたい。 もう一つは、ここ数年来公務員関係共済制度について関係閣僚会議を開くこ……
○和田(一)委員 それでは、きょうは一点だけ質問したいと思います。 TVガイドという週刊誌がございます。これは四月二十八日付の本を持ってまいりましたけれども、この中にこういうのが出ておりましたので、ちょっと読み上げてみます。「ポルノ映画二本がノーカットで放送」と、こうなっておりまして、「本誌既報の日本テレビが購入したポルノ映画「マダム・クロード」と「リップ・スティック」は、ともにノーカットで放送されることになった。「マダム――」は政財界の大物を相手にした売春婦の物語で、一昨年劇場で公開された時、中学生以下が入場禁止になった作品。一方、「リップ――」も、主演のマーゴ・ヘミングウエーが暴行される……
○和田(一)委員 私は、法案の審議に入ります前に、答弁の方のお時間もありますので、地方財政に関連して三点ばかり先に質問したいと思います。 最初に住民税のことなんですけれども、現在、住民税の標準世帯の課税最低限は百四十一万八千円。これは昭和五十二年度にこのようにして、五十三年度は全然手をつけられていない。毎年物価高騰に見合うだけのいわゆる住民税の減税をやってきた。では来年どうするかという問題なんですが、この点について税務当局の考え方を聞きたいと思います。また、大臣のお考えを聞きたいと思いますが、公共料金の値上げとともに相当物価が値上がりしておる。それから五十二年度、五十三年度、来年五十四年度で……
○和田(一)委員 それでは、数点にわたりまして質問いたします。
まず最初に自治省にお尋ねいたしますけれども、今回の改正でさらに十年間も延長される、こういうことでございますが、十年延長する必要性は一体何なのか、また再度延長するような考えはあるのかどうか、そういう点について、基本でございますから聞いておきたいと思います。
【次の発言】 再度延長する見込みかどうかということはちょっと次の質問と一緒に答えてもらいたいのですが、成田用水事業の完成見込みは六十三年度末となっておりますけれども、この十年間を要する理由と、先ほどの再度の延長ということも一応伏線にあるのかどうか、この二つを答えていただきたいと……
○和田(一)委員 御意見大変ありがとうございます。議事録を後でゆっくり読ませていただいて、また検討させていただきますが、まず、深谷先生にお尋ねします。 ただいまの細谷先生と同じ質問でございますけれども、結局この暫定措置が長期にわたると問題であるということをおっしゃいました。その長期とは一体どの程度かという問題があるのですけれども、これは二分の一の制度ができたのは去年からでございまして、現実に交付税特別会計が国から借金を始めたのは昭和五十年からです。そういう点で交付税の率を当然上げなければならぬというのは当委員会のずっといままで続いてきた議論でございまして、また、前に高橋先生がお話をされました……
○和田(一)委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました内閣提出の地方交付税法の一部を改正する法律案に反対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党並びに日本共産党・革新共同提出の修正案に賛成する討論を行います。 今日の地方財政は、昭和五十年度以来毎年二兆円から四兆円に及ぶ財源不足を生じ、まさに地方財政は破綻の危機に瀕しております。今日のこのような財政危機は、われわれが事あるごとに指摘してきたように、地方財政の構造的欠陥であることが如実に示されております。 大平総理は、自民党総裁選に当たって田園都市構想を打ち出し、地方分権を主張してまいりましたが、総理就任後初めての予算編……
○和田(一)委員 それでは、特に地方財政を中心にいたしまして、数点質問をさせていただきます。 まず初めに、国家公安委員長にお尋ねをいたしますが、例の三菱銀行北畠支店の事件が起きまして、まことに残念な事件でございます。被害者の方の御冥福を心からお祈りを申し上げます。 それからすぐに二、三の銀行の事件があった。それで、きのうとおとといと、まことに交番のすぐ隣、または一軒置いて隣の郵便局がやられた。このように金融機関の強盗事件といいますか、頻発しておる。これはずっと毎日記録しておれば、本年に入ってからでも相当な数だと思うのですけれども、こういうことで警察の方としては、金融機関の防犯体制、特に交番……
○和田(一郎)委員 関連で質問をさせていただきます。
まず増田副理事長にお伺いしますが、エス・イー・エスという会社がわかったのを増田さんは記者会見で十一月の二十六日の朝に増田さん御自身から発表されていらしゃいますけれども、どういう経緯でこの会社がわかったのか、ちょっと簡単に説明してください。
【次の発言】 三上社長にお聞きいたしますけれども、三上さんはやはり増田さんと同じような形でおわかりになったのかどうか。その前からそういうのを御存じであったのかどうか。どうでしょう。
【次の発言】 その点については社長が判この盗用だとかなんとかで告訴されておりますから、その点については私はここで言いません……
○和田(一郎)委員 まず、大臣に質問をいたしますけれども、年金の法案はことしの通常国会からずっと出ておりますけれども、諸般の状況で流れてしまったということでございまして、いわゆる年金の支給を受けている人の立場からすれば、これは早く通してもらいたい。しかし、あと一つとしては支給開始年齢の引き上げ、こういう点がございまして、非常にいろんな意見に分かれておると思いますけれども、まず私は、農林年金の支給開始年齢の引き上げ、この理由をひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま大臣の御答弁でございますと、財政の原因でもってこうする、今後給付を受ける者が多くて財政硬直化を来すから上げるんだ、そういう……
○和田(一郎)委員 私はダンプカーの諸問題について質問をしたいと思いますが、まず第一番目に交通局長にお伺いいたします。
一昨年の道路交通法の改正によりまして自動車の使用制限に関する規定が設けられ、過積載に対する規制が強化されましたけれども、施行後の過積載違反の実態はどうか、この点についてまず違反の取り締まり状況をお答え願いたいと思います。
【次の発言】 まだ質問しない分までお答えいただきましてどうもありがとうございます。
順を追ってやっていこうと思ったのですけれども、それでは、この取り締まりなんですけれども、たとえば台貫というのですか、大きなはかりがありまして、そこを通過する車両を引き入れ……
○和田(一郎)委員 ただいま小川委員の方からもいろいろと水産関係で御質問がございましたが、私もその問題で政府に質問をさせていただきます。 まず、かずのこの問題が大変世間を騒がせまして、そして、反省やら何やら業界ではしているようでありますが、このかずのこ問題についてちょっと私御質問してみたいと思います。 その前に、これは日本経済新聞の記事をちょっと引用させていただいて、買い付け騒ぎの実態を生々しく伝えているものですから、ちょっと皆さん方に聞いていただきたいと思います。 「カナダ太平洋岸の港湾都市バンクーバー。二月末から三月にかけて」「この季節がカナダのニシン漁の最盛期。」 「「強盗するな……
○和田(一郎)委員 本日はまことに御苦労さまでございます。
質問申し上げますけれども、いままでの委員の方の御発言と相当重複する点がございますので、しかしその点も御了解の上にひとつ御答弁をお願い申し上げます。
まず、農協関係にお伺いいたしますけれども、まず藤田会長にお願いいたします。
いままでの合併の実績は先ほどの御説明でよくわかりました。今回のこの法案が通った場合、三年間の延長でございますけれども、大体どの程度の合併が実現できるかどうか、見通しがございましたらおっしゃっていただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、大体千百七十一できますと皆さん方で考えていらっしゃる程度は大体終……
○和田(一郎)委員 それでは順次質問をさせていただきます。いままでの委員の皆さん方との重複がずいぶんあると思いますけれども、違った角度から質問するつもりでございますので、よろしくお願い申し上げます。
まず最初に、農作物共済についてでございますが、特にお米、昨年の場合は天候不順のために非常に被害が多かった、台風等、長雨による稲の倒伏などのために商品にならない米がたくさんとれました。共済の評価ではそれも収穫として数えられ、極端に言うと全滅ということがない、そういう苦情がずいぶん多いのですけれども、そういう点についてはどうでしょうか。
【次の発言】 それでは、穂発芽以外のいわゆる商品にならないよう……
○和田(一郎)委員 それじゃ質問いたしますけれども、相当重複もあると思いますし、それから特に改正点について重点的に質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず第一番目に、農林年金では、年金額の改定について他の共済と同様に法律でもって、国家公務員給与の上昇率に合わせた改定が行われております。これに対して、いままでの質問がございましたとおり、厚生年金では、賃金の上昇分については五年ごとに行われる財政再計算期に見直しを行う方式をとり、次の再計算の五年の間は、物価の上昇率については昭和四十八年以来自動スライド方式によって年金額の改定を行っております。両者の場合の違い、これは受給者に対し……
○和田(一郎)委員 私は法案の質疑に入る前に、大臣にちょっとお尋ねをいたします。 実はきょうの読売新聞の朝刊でございますが、こういう記事が出ております。「ひどい!輸入品転がし」と題しまして、大蔵省の調査が出ております。その中を簡単にちょっと御説明いたしますと、今月「二十二日、大蔵省が実施した特別調査で明らかとなった。」それは何かと言いますと、「東京、横浜、神戸、大阪、名古屋の五税関、延べ百三倉庫で二月いっぱい実施され、昨年十一月の帳簿などにさかのぼって調べた」結果、物すごい品転がしがあったということでございまして、「対象物資は、サケ・マス、マグロ、エビ、イカの魚介類と、ウシ、ヒツジ、ブタ、鶏……
○和田(一郎)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議及び民社党・国民連合の四党を代表して、農業委員会等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。 修正案は、お手元に配付したとおりであります。 修正の第一点は、政府案において、農業委員会の選挙による委員定数の上限を三十人としているのを、農林水産大臣が定める基準に該当する広域な市においては四十人とすることができるよう改めることであります。 修正の第二点は、政府案において、都道府県農業会議の会長、副会長は常任会議員のうちから選任することとなっているのを、会議員のうちから選任するものに改めるととも……
○和田(一郎)委員 農林共済の質問に先立ちまして、砂糖の問題でちょっと質問をいたします。
まずお聞きいたしますけれども、砂糖の自給率は現在どのくらいになっているか、それをお願いいたします。
【次の発言】 砂糖の自給率二三%強というのは非常に低い自給率でございますけれども、どのような方策を今後持っていかれるか。これを向上させるような方向に持っていくのかどうか、基本的なところをひとつお願いいたします。
【次の発言】 四十九年ですか、暴騰の相場がありまして、砂糖の方の関係は大変な騒動が起きたわけでございますけれども、ことしの二月十四日にはロンドン相場が二百八十七ポンドと最高にいった、そしてそれから……
○和田(一)分科員 非常に時間がありませんので、三点ばかりお伺いいたしたいのですけれども、私の質問のほうも簡単にいたしますので、簡単明瞭にお答えのほうもお願いしたいと思います。
まず第一に、新聞には出ておりましたけれども、砂利を掘った穴に農薬を百トンほど捨てたという問題、農林省の方、来ておりますね。――これは栃木県の鬼怒川の支流にあるのですけれども、そこに砂利を掘った穴がある、そこへ農薬を捨てたという問題でございます。これはまず農林省の方から、現在どうなっているか、ひとつ簡単に説明をしていただきたいと存じます。
【次の発言】 それは農薬でも劇薬だというんですね。ですから、どういう劇薬があった……
○和田(一)分科員 わずかな時間ですけれども、まず治水についてちょっとお尋ねしたいと思います。 昭和四十六年度の建設省関係の予算を見ますと、その大勢は、四十五年度に比べていわゆる道路、都市、住宅方面には強い関心が払われておりますが、治水五カ年計画について、公共事業の根幹であるところの治水行政がやや軽視されている向きがないでもないと思うのです。四十三年度を初年度とするところの第三次治水五カ年計画が作成されておりますが、その第四年次に四十六年は当たるわけです。その計画達成率が七〇%の予算要求にもかかわらず、政府原案では六八%に押えられた。四十五年度に比して二〇%の伸びにすぎない。四十七年度は四九……
○和田(一)分科員 私で最後だそうでございますので、落ちついて……。時間までに終わりますから。
まず最初にカドミウムの汚染米の対策についてお聞きいたしますが、全国でカドミ汚染の問題が相当出ております。これは地方自治体それぞれが懸命にその対策を立てているわけです。政府としてはどのような対策を持っておるか、そういったこともこれから聞いてまいりたいと思うのですが、現在どのようにカドミの汚染地区はやっているかということを、概要でけっこうですからちょっと教えていただきたい。
【次の発言】 何カ所くらいあるか私わからないのですが、いろいろな紛争があると思うのです。そういったことで解決したところがあるかど……
○和田(一)委員 質問いたします。
今回国鉄の運賃の改正それからまた財政再建促進法等の問題の中で地方公共団体に対していろいろな点の注文をつけていらっしゃるわけでございますけれども、そういうことについて一体どれとどれを地方団体にお願いしているかということを、ちょっとかいつまんでまずおっしゃっていただきたい。
【次の発言】 いま御答弁もありましたけれども、地方閑散線の問題、これは四十七年度は五十億の負担を見込んでいらっしゃる。それにまた新幹線網――成田と上越と東北新幹線がやっておりますけれども、それに対しての利用債の引き受けということもあるわけなんですね。それはいまの鉄監局長の答弁の中に入ってい……
○和田(一)分科員 私は繊維問題でちょっとお聞きしたいのですが、去年から繊維業界たいへんなショックの連続で、たいへんな状態なんです。国際的な問題であるとかそういう問題は抜きにしまして、政府が去年来とられたいろいろな融資の措置だとか機械の買い上げの問題、そういったことで現状はどうなっているかということをまずかいつまんで御報告願いたいのです。
【次の発言】 いろいろな問題があるということを大臣みずから申されましたので、私も、製造業者の立場と言っては語弊があるかもしれませんが、そういう立場で、こまかい点ですけれども一々質問していきたい、こう思います。
私、ここへ持ってきたのは、これはトリコットなん……
○和田(一)分科員 私は、具体的に数点にわたってお聞きいたしますので、まず、要点を申し上げて質問したいと思います。
大臣もよく御存じの渡良瀬遊水池の問題なんですけれども、この遊水池をどのようにされるおつもりかということをひとつかいつまんでまず御説明願います。
【次の発言】 これは例の足尾鉱毒事件に端を発します遊水池でございますので、これは地元としては、私も大臣のお隣の栃木県でございますから、一番関心を持っているわけでございますけれども、いまおっしゃった貯水池の建設の問題について、二、三ちょっと具体的に質問いたします。
まず最初に、あの中でヨシアシ業者がいまして、特によしずをつくる人たち、こ……
○和田(一)分科員 私は、特に中小企業の人たちのことについて三つばかり質問したいと思います。 特に中小企業というのは御承知のとおり、そちらから出た資料でございますけれども、国民経済における地位は事業所数で約九九%、それから従業員数で七二%、とにかく物すごく大きなウエートを占めておりますし、また特にその中でも小規模企業といいますか、それが約八割強、こう言われております。いまのこの不況で中小企業自体がもう必死になって生きている、そういう現状でございますので、私もつぶさにそういうことを見てまいりまして、御質問申し上げたいと思います。 まず第一点は、小企業の経営改善普及事業で資金の融資制度がござい……
○和田(一)分科員 私は具体的な問題で数点御質問を申し上げますが、明治三十年代から四十年代にかけまして、栃木県の谷中村というところで、御承知のとおり、いわゆる公害の原点と言われる足尾銅山の問題で谷中村が廃村になりました。その辺一帯の人たちが全部追いやられて、そこに渡良瀬遊水地というのが現在できております。これはいろいろな歴史を持っております。また田中正造代議士の活躍でも知られる場所でございますけれども、そういう由緒のある土地のことについて私は質問をしていきたいと思います。 まず、その谷中村の跡に建設省が現在管轄しておられる渡良瀬遊水地がございますが、その遊水地の中で水がめ構想、いわゆる貯水池……
○和田(一)分科員 数点にわたって御質問いたします。 まず最初に、歩積み両建ての問題なんですけれども、大臣の方にお聞きいたします。実はいわゆるにらみ預金、歩積み両建てにつきましては、いろいろいままでも国会でも御答弁がございまして、大体伺っておるのですけれども、実は私、選挙区が栃木県でございまして、栃木県の私どもの党の組織で中小企業の実態調査をやってみたんです。そのときにこういう結果が出ましたので、ちょっと結論のところだけ読んでみます。これはあくまでも私どもの調査でございます。 歩積み両建て状況につきましては、「にらみ預金、歩積み、両建て等の拘束預金の銀行からの要求があった件数は二一・四%に……
○和田(一)分科員 私は、中小企業の保護育成につきまして三点質問いたします。 まず最初に、私たちも中小企業の皆さん方の相談もよく受けますけれども、その中身はやはり最終的には金融ということになってしまいまして、そういうことで具体的な例で申し上げますと、いわゆる信用保証協会のお世話になるということでございます。その信用保証協会、いわゆる中小企業信用保険法、この運用につきましては、特に現今でございますので、保険公庫から保証協会の代位弁済をもう少しふやしてもらいたい、そういう要望が強いわけです。その点につきまして、これは、ある要望でございますと、百分の七十を百分の八十にしてもらいたいとございますけれ……
○和田(一)分科員 三点についてお尋ねいたします。
まず、国立、公立、私立等の大学を問わず、その県内に人文社会系の学部のない県はどことどこか、ちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私、栃木県の関係が深いものですから栃木県の場合を申し上げますと、公立高校だけの統計でも、例年七千人から七千五百人の大学進学希望者がおります。そのうち約半数は人文社会系に進学希望しております。これらの生徒はすべて県外に出てしまう。ですから、そのほかの鳥取、福井、宮崎も同じようなケースだと思うのですけれども、この不均衡をどういうふうにお感じですか。
【次の発言】 お説はよくわかりましたけれども、しかし、県内に……
○和田(一郎)分科員 まず大臣にお聞きいたしますが、いわゆる一般国道の新線建設または改良等の計画があると思うのですけれども、まずその基本方針、大臣のお考えをお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 それでは、今度は局長さんの方に具体的に聞いてまいりますが、ただいま大臣の方から第四国道だとおっしゃいました。確かにそのとおりでございますけれども、東北縦貫道路、高速道路ができましたものですから、この四号線は一名死号線と言われておりますけれども、とにかく交通事故が絶えないということで有名でございまして、それで高速道路ができれば幾らか緩和されるだろう、こういうふうに思っておりましたところが、案外、高……
○和田(一郎)分科員 私はまず最初に、国民健康保険について質問を行います。
この国保は、各市町村でも一番頭を痛めている問題でもございますし、また、特に地方議員の一人一人が、直接住民と関係する立場上、これは困っているという問題でございます。そういうことで、この国民健康保険についての大臣としての総体的なお考えをまずお聞きをしておきたいと思います。
【次の発言】 老人医療もそうでございますが、それを含めまして、その老人医療も中に入っているものですから、現在の段階で考えますと、もうこの辺が、保険税の値上げは恐らくこれ以上はもう無理じゃないだろうかというところがずいぶんある。
いま老人医療が含まれる……
○和田(一郎)分科員 私は、中小企業対策でいろいろお聞きしたいと思っております。
まず、大臣にお願いいたしますけれども、中小企業の倒産防止対策はいま非常に重要な問題でございますが、通産省ではどのような対策を講じているか、御答弁願います。
【次の発言】 いまおっしゃいました中での倒産防止共済制度、これはございますけれども、よく見ますと、五十三年から始まったようでございますが、現在までにまだわずか一万九千数百件しか日本の全国で加入していない。これは制度は非常にいいのですけれども加入者が少ないということでございますが、現状を簡単にお知らせください。
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