このページでは奥田敬和衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。奥田敬和衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○奥田委員 石川県の手取川水系に新しいダム建設の計画があるわけでございますけれども、ダム建設に伴って、自然発生的に関係住民が直接、間接に受ける被害、つまりダム公害に関連して二、三点、質問してみたいわけでございます。 その前に、一般に水害という場合は、自然現象として大雨あるいは集中豪雨などによって発生した流水が、人間環境を破壊する現象をさす、そういうことで、水害は、ともすれば、自然現象であり、不可抗力であるという形で押し流されてきたきらいがあります。しかしながら、今日の河川は、御存じのように、上は大きなダムから、あるいは堤防、護岸など、もうつくられてない原始河川というのはほとんどないわけであり……
○奥田委員 開銀法の一部改正案に関連して、二、三の問題点を提起して御意見を承りたいと思います。 まことにとっぴなようでございますけれども、質問に入る前にこれをちょっとごらんいただきたいと思います。これは小学校五年の社会科で現在使っている教材でございますけれども、この中に、これからわが国の産業が当面している大きなポイントを非常に的確につかんでいるように思います。簡単に読みます。「これからの工業」と題しまして、「わが国の工業のなかで、大きな役わりをはたしている中小工場に、新しい機械や技術をとり入れるとともに、働く人々を守るしせつなどを大工場なみに高めて、すぐれた製品をつくり出すようにしていくこと……
○奥田委員 本日はお忙しいところ、酒、ビールの卸売り業界の代表の皆さまにお集まりいただきまして、おもに、先般のビールの値上げ、そのことについては当委員会でもたびたび触れておりますので、私は主としてこの流通技術と申しますか、流通機構の問題について皆さんの御意見を聞きたいと思うわけでございます。 申すまでもなく、主食あるいはたばこ、そしてお酒ということになりますと、これが昭和三十五年から先般の値上げで、値上がり率にしては大体一〇%程度だと思いますけれども、及ぼす影響が非常に大きい、こういうことで、先般十月九日の朝日麦酒の値上げを契機とした値上げに対しましては、非常に遺憾ではありましたけれども、今……
○奥田委員 ただいま各省庁から、昭和四十六年度における災害関係予算の概要説明があったわけでございますけれども、そこで、まずお伺いいたしたいのは、台風、地震のメッカといわれるような日本列島にあって、私は、先般のロスアンゼルスの地震の例を引くまでもなく、地震対策が焦眉の問題だと思います。そこで先般来、中央防災会議でも本格的な地震対策に乗り出してこられているようでございますが、このことはまことにけっこうであります。しかし、ここの資料でも拝見いたしますと、科学技術庁をはじめ文部省、通産省、運輸省、海上保安庁、気象庁、建設省というぐあいに、予算面から見た限りでは、各省庁がばらばらで検討しておるんじゃない……
○奥田委員 久しぶりの質問でありますけれども、入場税の改正に関連いたしまして、私は消費課税のあり方について二、三の問題点を提起してみたいと思います。 さて、過日大きな問題としてたいへん反撃を食いました二円五十銭の農地払い下げ問題は、この二十年間の社会、経済上の変遷というものを全くよそにして、化けもののような農地法にしがみついていた頑迷なと申しますか、農林官僚の非常識を国民の前に露呈したわけでございますけれども、しかし私は決してこのことはよそごとではないと思います。先日来論議されております入場税の問題一つを例にとりましても、国民の消費性向あるいは娯楽といった面が大きく変化しつつある今日におきま……
○奥田委員 ただいま両参考人から非常に貴重な御意見を承ったわけでありますけれども、私は主として中小法人に関連いたしまして二、三の質問をいたしたいと思います。 私も時間の制約を非常に受けておりますので簡潔にお答え願えたら幸いでございます。 御存じのように金融行政もいよいよ新しい段階に突入したわけでございます。配当規制の緩和ということから金融効率化、競争原理を導入して非常に新しい段階に入ったわけでございますけれども、私たちは、いたずらに経営の効率化という形が中小企業に金融面において非常に円滑化を欠いてくるんじゃないかということを非常に心配します。と申しますのは、やはり金融機関は今日の自由化競争……
○奥田委員 機会を与えられまして、大臣の御出席を得ておりますので、特に二、三の問題点につきまして、御質問いたしたいと思います。時間制約がございますので、簡単に質問いたしたいと思います。 私、昨年の七月にも、ことしの一月にも、ちょっとアメリカのほうの市場調査を兼ねて行ってまいったときに、日本の自由化問題に関連して非常に大きな批判を受けた。その一つは、日本の自由化というのはもうほんとうに紙の上だけの自由化じゃないか。たとえば、自由化をしてもすぐどかんと関税措置でやってくる。たとえば、テキサスに行ったときなんかは、子牛の例を引き合いにして、一頭四万五千円当たりの関税、すぐそういう形で、自由化という……
○奥田委員 昨日から、所得、法人、相続の三法の本格的な審議に本委員会は入ったわけでございますけれども、本日総理の御出席を得て質問の機会を得たことを感謝いたします。 私にとっては、総理に対する質問は最初でありますし、あるいはこれがまた最後の質問になるかもしれません。そういう意味において、私の公人としての非常に記念すべき日であると思いますので、貴重な時間に、総理の積極的な御答弁をお願いいたしたいと思います。 ただ、質問に入ります前に、わが党の総裁として、また政治家としての先輩としての立場で御教示を願いたいわけでありますけれども、かつて英国の名宰相といわれたディズレーリが「私は国家構造の中でよい……
○奥田委員 いまほどは、受田先生の非常に高邁な政治理念をまじえられました住宅政策全般を承っておったわけでありますけれども、できるだけ重複を避けるように問題点をしぼって質問いたしたいと思います。 今日的政治課題として、住宅政策の推進、あるいは都市に集中した学園の地方分散はたいへん大切な私たちの課題でありますけれども、現在、実施なさっておられる第三次住宅建設五カ年計画のうちで、公的住宅、つまり公営住宅、公庫融資住宅、公団住宅等の建設の進捗状況、これについて少し数字があったら示していただきたいと思います。また住宅公団の大体守備範囲と申しますか、建設進捗状況もあわせてお答えいただきたいと思います。
○奥田委員 今度の法案改正は、主として環境衛生局に水道環境部、まあこれが非常に要点になっておりますけれども、水道の広域化あるいは水の確保、あるいは産業廃棄物の計画的処理、こういったことでたいへん重要課題をかかえておる環境衛生局として、私は賛成でありますけれども、これと並んで、最近の食品衛生、こう言えばもう大臣のほうで御推察がきくと思いますが、こういった食品衛生面に対して厚生省の食品衛生課、食品化学課等とあるわけでございますが、私は、先般、あの二十四日の新聞で見たように、私も非常にショックを受けた一人でありますけれども、何か最近のマスコミの公害問題の取り上げ方のあり方にも問題点があるかと思います……
○奥田委員 午前中以来、対中国、対アメリカ、またいまは、対ソ、まあアジア関係を含めての真摯な質疑が行なわれたわけでありますけれども、私は主として今度のハイジャック事件から中近東における外務省の機構、そういった面に少し触れてみたいと思います。 今度は国際線で起きた初めての事件ではございますけれども、この中に日本人が一名含まれていたということはたいへん大きなショックでございました。しかし、これを契機に、外務省の機構問題を含めて、いろいろの問題が出てきたように私は思うわけです。 質問の前段に、最近、ポスト・ベトナムをめぐって、何かペルシャ湾が世界の火薬庫になるのじゃないかといったような論評が、各……
○奥田委員 ただいま議題となりました文部省設置法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付してありますので、朗読は省略しその要旨を申し上げますと、原案ではその施行期日を「昭和四十八年四月一日」としているのでありますが、すでにその日を経過しておりますので、これを「公布の日から起算して三月をこえない範囲内において政令で定める日」に改めようとするものであります。 よろしく御賛成ぐださいますようお願い申し上げます。
○奥田委員 北九州地方の国政調査の結果を御報告申し上げます。 派遣班は、三原朝雄委員長のほか、奥田敬和、大出俊、中路雅弘、竹中修一、鈴切康雄、受田新吉の六委員で構成し、現地において藤尾正行委員の参加を得て、十月十五日から同月十八日までの四日間の日程で、行政機構並びにその運営、自衛隊及び公務員制度の実情調査を目的として、航空自衛隊西部航空方面隊、海上自衛隊壱岐警備所、厳原海上保安部、海上自衛隊対馬防備隊、対馬営林署、人事院九州事務局、九州管区行政監察局、佐賀行政監察局、福岡通商産業局及び建設中の海上保安庁オメガ送信局を、それぞれ調査したほか、九州松下電器株式会社において、週休二日制の実施状況の……
○奥田委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長が所要のためおくれますので、委員長が御出席になるまで、指名により私が委員長の職務を行ないます。
防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。東中光雄君。
【次の発言】 不規則発言はやめてください。続けてください。
【次の発言】 ちょっと静かにしてください。
○奥田委員 私は、自由民主党を代表して、今日、国民の最も関心のある物価問題、とりわけ生活関連物資に的をしぼって御質問いたします。 かつて高度経済の成長期において、日本の政治は三流だが経済は一流だという声が、盛んに経済界筋から流れました。日本経済の自信を示すものであったと思います。しかし、最近の土地投機、商品投機、目に余る株価操作、つくられた石油危機による便乗値上げ、まさに目に余るものがあります。 こうした事実に対する国民不満の非難の声を前に、企業家はまずえりを正すべきであり、私は、自由主義の基盤とはそんなにもろいものであろうか、今日の企業家倫理というものを、ほんとうにあらためてクローズアッ……
○奥田委員 第二班の国政調査の結果を御報告申し上げます。 派遣班は、奥田敬和、旗野進一、大石千八、木原実、和田貞夫、受田新吉の六委員で構成し、現地態本県において吉永治市委員の参加を得て、十月一日から四日までの四日間の日程で行政機構並びにその運営、自衛隊及び公務員制度の実情調査を目的として航空自衛隊第五航空群、宮崎営林署、宮崎県陸運事務所、海上自衛隊鹿屋航空基地、鹿児島行政監察局、陸上自衛隊西部方面総監部及び第八師団をそれぞれ調査したほか、日本石油基地株式会社喜入基地を視察してまいりました。 これらの調査の内容につきましては、時間の関係上、口頭による報告を省略し、委員長の手元に提出いたしまし……
○奥田委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 国家公務員の寒冷地手当に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 寒冷積雪地帯に公務員が定着しがたい実情にかんがみ、人事院は基準額を検討し定額分の増額を考慮するとともに、基準日後の世帯区分の変動等に応ずる支給額の調整について検討すべきである。 なお、寒冷地手当の支給地域区分について、継続して検討を行ない、その不均衡の改善措置を講ずべきである。 右決議する……
○奥田委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 今回の教員給与改善のための人事院勧告は、教職員の人材確保に関する特別措置法の趣旨に沿って、広く教育界に有為な人材をあつめ、教育水準の維持向上をはかるためのものであるが、今回の改善内容については不充分な点が認められる。従って政府および人事院は、給与法改正、人事院規則の改正にあたっては……
○奥田政府委員 お許しを得て、ごあいさつ申し上げます。 昨年暮れ自治政務次官を拝命いたしました奥田敬和でございます。 議会制度の根幹に当たる選挙制度全般の御審議に当たられる当委員会において、今後とも諸先生方の驥尾に付して重責を全ういたしたいと思っております。よろしくお願いいたします。(拍手)
○奥田政府委員 自治省所管の昭和五十一年度防災関係予算につきましては、お手元に配付されております国土庁で作成されました昭和五十一年度における防災関係予算の概要という資料に基づきまして御説明申し上げます。 自治省及び消防庁を合わせた防災関係予算の総額につきましては、一ページになりますが、百十一億円を計上いたしております。これらの事項別の予算額と内容につきましては、次のとおりでございます。 まず、消防庁関係につきましては、三ページでございますが、科学技術の研究につきましては、四億三千九百万円計上いたしております。これは、第一に、大地震発生時に予想されております火災に関する研究、第二に、地下街、……
○奥田政府委員 お許しを得まして、一言ごあいさつさせていただきます。 今回、はからずも自治政務次官を拝命いたしました奥田敬和でございます。大変ふなれでございますけれども、地行委の練達な諸先生の御指導のもとに重責を全うしたいと念じております。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○奥田政府委員 ただいま先生御指摘のとおり、大変な地方財源の不足を来していることは事実でございます。このよって来た原因ということになりますと、オイルショック以来の大変な産業構造の激変もございます。したがって御指摘のとおり、昭和五十年度においても、また引き続き本年度におきましても、大変な財源不足を生じ、地方財政が大変危機的な様相にあるということは、御指摘のとおりであろうと思います。したがって、ただいま御審議いただいておるように、こういった二兆六千二百億に上る多額な補てん措置としてそれぞれ、多額の資金運用部資金等の借り入れ、あるいは地方債の増発措置等によって措置を一応行っておるわけでございますけれ……
○奥田政府委員 もう地方行政のすべてを知り尽くされている細谷先生からの御質問でございますので、本当に真剣にお答えしなければならぬわけでございます。ただ、いまも承っておりますと、確かに今年度の税収不足というのは、交付税法の六条の三の二項に照らし合わせてみても、著しくという概念をはるかに上回るほどの落ち込みであるということも認めざるを得ません。しかも「引き続き」という連動している項につきましても、昨年・本年さらに来年も含めて厳しい情勢見通しもあるということは論を待たない客観事実であると思います。 したがって、いまの先生の一〇%という形が、著しいという概念に当たるのかどうかということに関しましては……
○奥田政府委員 いま先生から、前半は何かコミュニケーションが余りできていないような話と、後段では、自治省と地公労の間のコミュニケーションが大変うまくいっているというようなことでございます。後段の件については大変ありがたく思っておりますし、特に共済福利の関係に関しましてはぜひともそういったいい慣行、つまり地公労と自治省との問のコミュニケーションが円満にいくという形は大変望ましいことだと思います。ただ、先生御指摘の件につきましては、国家行政組織法等に定められているいろいろな障害もございますし、そういった面については、先生の御意見を体して前向きにまた検討いたしてまいりたいと思っております。
○奥田委員長代理 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 傍聴議員の発言は御遠慮ください。
質疑を続行します。
【次の発言】 質疑を続行してください。(東中委員「国会法四十九条に明白に違反をしています」と呼ぶ)
【次の発言】 ちょっと、いま発言中ですから、質疑の発言中ですから、これが終わってからまた……。
【次の発言】 ちょっと速記をストップしてください。
【次の発言】 速記を始めて。
紺野与次郎君。
○奥田説明員 今回外務政務次官を拝命いたしました奥田敬和であります。 重要案件山積しておる重大時期でございます。委員会諸先輩の御指導のもとに、全力を挙げて重責を全ういたしたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○奥田政府委員 先生御指摘のように、第二条は日ソ双方間の相互入り会いの原則の取り決めでございます。そこで、御指摘がございましたように、「日本国の地先沖合における伝統的操業を継続する」という文言だけから見ますと、まさにわが国領海内のソ連船の操業というものを排除する規定にはなっていないわけでございます。しかしながら、交渉の過程におきまして、わが方より繰り返し、わが国の領海法施行後ソ連船による領海内操業は認められない旨を明確に述べ、先方もこれを十分に了解した上で今次の合意に至っておるわけであります。鈴木農相も、交渉に当たられて一番苦労されたことは、この領海内操業を文字にする形を先方が非常に強く主張し……
○奥田政府委員 昭和五十二年度外務省予算につきまして、お手元に配付いたしました昭和五十二年度外務省予算重点事項の各項目に沿って御説明を申し上げます。 まず、一番上の欄外にございますように、昭和五十二年度外務省予算は総額一千七百七十六億六千万円が計上されておりますが、これは前年度に比し百九十九億九千万円の増加で、一二・七%の伸び率になっております。 第一の外交実施体制の整備についてであります。 外務省定員につきましては、本省及び在外公館を含め百五十名の増強を図ることにいたしておりますが、このうち本省及び在外公館の増員九十一名、他省からの振りかえ分二十五名及び業務量の増加に伴う振りかえ分三十……
○奥田政府委員 お答え申します。 先生御指摘のように、一九七二年の十月ロンドンにおいて海上における衝突予防のための国際規則に関する会議が開催されたことはいま御指摘のとおりでございます。そのときのこの国際条約の発効の条件として、批准国が十五カ国以上であること、また世界における船舶の総トン数の六五%を占めるということの二つの条件が決められたわけでございます。現在のところこの批准国は三十四に達しております。西ドイツの昨年七月十四日の加入によりましてこの条件が整ったわけでございますが、日本のこの条約への加入によって隻数において大体七五%、トン数において八二%ということになるわけでございます。そういう……
○奥田政府委員 先生の御指摘は私たちの最も心配しているところでありますし、ただいまの御意見に全く同感でございます。 この協定案がすでに四年越しのものであり、こういった形のことはわが国にとって前例のないことであるばかりでなく、世界においてもまれだと聞いております。こういった形で、お互いの国際信義を傷つけるばかりでなく、外交関係の摩擦を増幅したり、あるいは今日私たちが当面しております新しいエネルギー資源開発の可能性の放棄につながるようなことがあれば、まことにゆゆしい事態だと思います。確かに、新しい海洋秩序を目指す動きが高まっていることも事実でありますけれども、私たちは、本協定の審議を通じましてぜ……
○奥田政府委員 先生御指摘のように漁業資源の確保という必須の状態、それがいかに厳しい状態に迫っておるかということの認識においては先生と全く同感でございます。しかし、水産資源の確保も国民生活に欠くことのできない問題であると同時に、他方、エネルギー資源の確保という面もまた国益の上から国民生活の上から緊要な、両方同じ価値判断で論ずべきではないかもしれませんけれども、そういった認識で私たちはこの協定の承認をお願いしておるわけでございます。なお、領海法案、全党一致で与野党含めて早期成立を図られておる状態はよく認識いたしております。ただ、この大陸棚協定は、かねて数回にわたって御審議を願っている問題でござい……
○奥田政府委員 多国籍企業等海外進出企業は、国際経済の発展に重要な役割りを果たしておりますが、その活動に伴い生じる諸般の問題もございますので、本件決議の御趣旨を体し、最善の努力を尽くす所存であります。
○奥田政府委員 先生御指摘のように、ただいまお魚の問題で、領土問題が好むと好まざるとにかかわらず前面に立ちはだかってきておるわけでございますけれども、そこに鈴木大臣が二回の訪ソをされて御苦労なさった本当の厳しい問題点があるんじゃなかろうかと思っております。ただ、漁業の暫定協定をめぐって大変微妙な情勢になっておることは事実でございます。もちろん日ソ間のこういった状況を慎重に判断した上でなければお答えできませんけれども、外相訪ソがもし領土面をめぐっての国益にとって必要であるという事態があれば、当然そのようなことも考えられると思います。ただ、いまの時点において日ソ間の平和条約を締結する一つの基本的姿……
○奥田委員長代理 中川嘉美君。
【次の発言】 渡辺朗君。
【次の発言】 寺前巖君。
○奥田委員 事業団法の一部改正法律案の諸点につきまして、質問をいたしたいと思います。 私、つい先ほどまで外務政務次官の立場でいろいろ政府の開発援助のあり方について私なりに意見を持っておりましたけれども、大変むずかしい要素が事務的にもいろいろあることをはだでもって痛感すると同時に、今日南北問題を初め、世界の協力なしでは生きていけないわが国の立場からいって、政府開発援助がもっと積極的な形で増大しなければならないということを痛感してまいりました。 特に昨年五月、国際経済協力会議で当時の倉成長官、そしてまたOECDの閣僚会議で鳩山前外務大臣、さらに八月にはASEAN首脳会議において福田総理が、とも……
○奥田委員長代理 正森成二君。
【次の発言】 ただいまの資料の取り扱いについては理事会で協議いたします。
伊藤公介君。
○奥田委員長代理 伊藤公介君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 渡辺朗君。
【次の発言】 次に、日本国とアメリカ合衆国との間の犯罪人引渡しに関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高沢寅男君。
○奥田委員長代理 渡辺朗君。
○奥田委員 私は、自由民主党を代表して、日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約の締結について承認を求めるの件について賛成の討論を行います。 一九七二年、日中共同声明により日中正常化が実現して以来およそ六年、政府が懸案の日中条約交渉促進に決断を示し、日中双方が満足し得る形での条約締結にこぎつけたことを心から喜びたいと思います。 この条約は、まず、今世紀において幾つかの不幸な経験を経た日中両国の間に、対等で正常な隣国関係を設定するものであり、対等なパートナーとしての日中両国の再出発をしるすものとして多大の歴史的意義を持つものであります。 本条約のいま一つの大きな意義は、それが、社会体制の……
○奥田委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。中川嘉美君。
○奥田委員 大臣、私は今日の国際情勢ほど流動、かつ緊張をはらんだときはないという認識の上に立っております。日本のいま置かれでおる立場というものはまことに微妙で前途波乱に満ちておる、外務大臣の責任たるやまさに重大であると思っております。大臣の国際人としての多彩な経歴と御経験を生かしていただいてこの大役を無事果たされるように、私たちは強く期待を申しております。 さて、先ほど来質問のありましたようなイラン情勢あるいはPLOをめぐる中近東情勢、これらはもう世界の火薬庫に火がつくおそれのある問題でございます。また、ASEAN諸国を初め東南アジアの安全保障の基盤を揺るがしておると言っても過言でない難民問……
○奥田委員長代理 これより会議を開きます。 委員長所用のため少しおくれますので、私が委員長の指名により委員長職務を行います。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高沢寅男君。
○奥田委員 きょう、東京ラウンド関係の諸協定の審議入りのスタートでございます。 全般的な問題からお伺いしたいわけでございますけれども、この東京ラウンドは六年越しの長い交渉でもございました。ある新聞論調によると、マラソン交渉という適切な表現をしておりますが、大変な時間をかけられ、私たちの手元に届いた関係資料だけでも英文で三千ページに及ぶ。したがって、私のごときは、本当にきょうの質問で適切な質疑ができるかどうかということを、自分自身もつけ焼き刃の勉強で危倶しておるわけでございますけれども、交渉に当たられた当事者の皆さんからできるだけ適切な御答弁をいただきたいと思います。 この六年間、どちらかと……
○奥田委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長所用のためおくれますので、委員長の指名により私が委員長の職務を行います。
関税及び貿易に関する一般協定の譲許表の変更に関する第四確認書の締結について承認を求めるの件等ガット東京ラウンド関係諸協定十件を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高沢寅男君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 野間友一君。
○奥田委員長代理 この際、暫時休憩いたします。
午後一時三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。林保夫君。
【次の発言】 通産当局、何か答弁ないのか、国際経済部長。
【次の発言】 渋沢利久君。
○奥田委員長代理 これより会議を開きます。 委員長が所用のため、委員長の指名で私が委員長の職務を行います。 この際、日本国とポーランド人民共和国との間の通商及び航海に関する条約の締結について承認を求めるの件、日本国政府とフィンランド共和国政府との間の文化協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税及びある種の他の租税に関する二重課税の回避のための日本国とドイツ連邦共和国との間の協定を修正補足する議定書の締結について承認を求めるの件、千九百七十四年の海上における人命の安全のための国際条約の締結について承認を求めるの件、千九百七十四年の海上における人命の安全のための国際条約に関する千九……
○奥田委員長代理 林保夫君。
○奥田委員長代理 これより会議を開きます。 本日は委員長所用のため、委員長指名により私が委員長の職務を行います。 日本国とフィリピン共和国との間の友好通商航海条約の締結について承認を求めるの件、日本国政府とアルゼンティン共和国政府との間の文化協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とイタリア共和国との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税……
○奥田委員 大臣、どうも御苦労さまでございます。お疲れであると思いますけれども、本委員会の精力的な審議にこたえる上においても、がんばって明快な御答弁をお願いいたします。 今日の国際情勢を顧みるときに、全く想像もできないような重要外交案件が山積しております。突貫小僧みたいに、それくらいのニックネームをつけられるくらいに行動的な外務大臣であってほしいと私たちは期待をいたしております。実は十分の時間制約でございますから、質問も一本にしぼりますけれども、わかりやすく答えていただきたいと思います。 アメリカとイランの対立をめぐる緊迫した国際情勢の中でわが国民が最大に関心を持っているのは、油と戦争、こ……
○奥田委員 成田から直行のハードスケジュールで、大変御苦労さまでございます。思ったより元気ですから、きょうは深夜審議になりますけれども、がんばってください。 大臣と私の質問がセットみたいになっておって、十五分という制約を受けておるのですが、もうほとんど時間がありませんから、質問は一問のみにとどめますけれども、率直な感想、所見をお伺いいたしたいと思います。 アメリカはいま政治、経済、軍事、そういった体制において少し自信喪失ぎみなような感じがいたします。私たちは、この自由世界を維持するためにアメリカ側としては日本に対し、こういう時期ですから、特に応分の責任分担を、求めてくるのは、むしろパートナ……
○奥田委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、委員長の指名により私が委員長の職務を行います。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高沢寅男君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 玉城栄一君。
○奥田委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、私が外務委員長の重責を担うことになりました。 御承知のとおり、今日の国際情勢は、東西問題、南北問題、経済問題、資源エネルギー問題、人権、難民問題等々山積いたしております。 こうした情勢の中で行われました国会史上初の衆参両院議員の同日選挙による新しい国民の世論を体して活動する本委員会の責務は、きわめて重大なものがあります。 このときに当たり、外務委員長を務めますことの重要さを痛感し、えりを正す思いであります。 幸い、委員各位におかれましては、外交について練達堪能な諸先生ばかりでございますので、皆様……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井一君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 本件については後で理事会で協議いたします。
【次の発言】 含めて協議いたします。
【次の発言】 土井君の趣旨に沿うように委員長の方で善処いたします。
【次の発言】 河上民雄君。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 渡辺明君。
【次の発言】 中路雅弘君。
【次の発言】 理事会で協議いたします。
【次の発言】 田川誠一君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後二時八分散会
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国際情勢に関する事項について研究調査し、わが国外交政策の樹立に資するため、関係方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中国政調査を行うため、議長に対し、承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。青木正久君。
【次の発言】 高沢寅男君。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 午後二時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、千九百八十年の食糧援助規約の締結について承認を求めるの件を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣伊東正義君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本件に関する質疑は後日に譲ることといたします。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
千九百八十年の食糧援助規約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
千九百八十年の食糧援助規約の締結について承認を求めるの件について質疑を続行いたします。林保夫君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
国際情勢に関する件、海外旅行問題調査のため、参考人の出頭を求め、その意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高沢寅男君。
【次の発言】 ただいま参考人として日本旅行業協会会長兼松学君の御出席を願いました。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
参考人には、御多用中のところ本委員会に出席をいただきまして、まことにありがとうございます。
本委員会は、国際情勢に関する件について調査いたしておりますが、参考人からは海外旅行問題について御意見をお聞きしたいと存じます。
なお、参考人からの御意見は質疑応答の形式でお聞きすることといたしますので、御了承願います。
それで……
○奥田委員長 善処いたします。
【次の発言】 これにて本件に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより本件に対する討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
本件は承認すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本件は承認すべきものと決しました。
ただいま議決いたしました本件に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次回は、来る十一月五日水曜日午前十時理事会、十時三十……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 午後一時十五分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時二十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
国際情勢に関する件について質疑を続行いたします。中山正暉君。
【次の発言】 中山君申し出の証人の件については、理事会に諮り、協議することといたします。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 林保夫君。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高沢寅男君。
【次の発言】 井上泉君。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
まず、請願の審査を行います。
今国会、本委員会に付託されました請願は百一件であります。
本日の請願日程を一括して議題といたします。
まず、請願の審査方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、請願文書表等によりましてすでに御承知のことと存じます。また、理事会等におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員よりの説明等は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。採決いたします。
本日の請願日程中、第一及び第一……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国際情勢に関する事項について研究調査し、わが国外交政策の樹立に資するため、関係方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中国政調査を行うため、議長に対し、承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 この際、日米政府調達問題について外務省当局から発言を求められておりますので、これを許します。深田経済局長。
【次の発言】 本日付託になりました北西太平洋のソヴィエト社会主義共和国連邦の地先沖合に……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
まず、昭和五十六年度外務省関係予算について、その概要説明を聴取いたします。外務政務次官愛知和男君。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 次に、国際情勢に関する件について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 不規則発言を禁じます。(発言する者あり)
【次の発言】 不規則発言を慎んでください。
質疑を続行してください。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 次回は、来る二十五日水曜日午前十時理事会、午前十時半委員会を開会することとし、本日は、これ……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高沢寅男君。
【次の発言】 午後二時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時五十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、アフリカ開発銀行を設立する協定の締結について承認を求めるの件、一次産品のための共通基金を設立する協定の締結について承認を求めるの件、東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センターを設立する協定の締結について承認を求めるの件、北太平洋のおっとせいの保存に関する暫定条約を改正する千九百八十……
○奥田委員長 これより会議を開きます。 この際、渡り鳥及びその生息環境の保護に関する日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、国際電気通信衛星機構の特権及び免除に関する議定書の締結について承認を求めるの件、条約法に関するウィーーン条約の締結について承認を求めるの件、業務災害の場合における給付に関する条約(第百二十一号)付表I(職業病の一覧表)の改正の受諾について承認を求めるの件、国際民間航空条約第五十条(a)の改正に関する千九百七十四年十月十六日にモントリオールで署名された議定書の締結について承認を求めるの件及び航空業務に関する日本国とフィンランド共和国との間……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
この際、所得に対する租税に関する二重課税の回避及脱税の防止のための日本国政府とシンガポール共和国政府との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件及び千九百六十四年十一月二十七日にパリで署名された所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国政府とフランス共和国政府との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件の両件を議題といたします。
まず、政府より順次提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣伊東正義君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
両件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 渡辺朗君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 河野洋平君。
【次の発言】 この際、アフリカ開発銀行を設立する協定の締結について承認を求めるの件、一次産品のための共通基金を設立する協定の締結について承認を求めるの件及び東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センターを設立する協定の締結について承認を求めるの件の三件を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。土井たか子君。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
北太平洋のおつとせいの保存に関する暫定条約を改正する千九百八十年の議定書の締結について承認を求めるの件、南極の海洋生物資源の保存に関する条約の締結について承認を求める件、及び渡り鳥及びその生息環境の保護に関する日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定について承認を求めるの件の三件を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高沢寅男君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時二十三分休憩
○奥田委員長 これより会議を開きます。 北太平洋のおつとせいの保存に関する暫定条約を改正する千九百八十年の議定書の締結について承認を求めるの件、南極の海洋生物資源の保存に関する条約の締結について承認を求めるの件、及び、渡り鳥及びその生息環境の保護に関する日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件の三件を議題といたします。 各件に対する質疑は、去る四月八日に終了いたしております。 これより各件に対する討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。 まず、北太平洋のおつとせいの保存に関する暫定条約を改正する千九百八十年の議定……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高沢寅男君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 金子君、発言を求めてください。
【次の発言】 田川誠一君。
【次の発言】 午後一時四十五分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後一時十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、国際民間航空条約第五十条(a)の改正に関する千九百七十四年十月十六日にモントリオールで署名された議定書の締結について承認を求めるの件、航空業務に関……
○奥田委員長 これより会議を開きます。 国際民間航空条約第五十条(a)の改正に関する千九百七十四年十月十六日にモントリオールで署名された議定書の締結について承認を求めるの件、航空業務に関する日本国とフィンランド共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とシンガポール共和国政府との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件及び千九百六十四年十一月二十七日にパリで署名された所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国政府とフランス共和国政府との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件の……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高沢寅男君。
【次の発言】 理事会に諮って皆さんの御意見を十分伺い、対応策を検討いたします。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
国際情勢に関する件について質疑を続行いたします。金子満広君。
【次の発言】 国民の知る権利は国会がかわって行うのですから、いま各省打ち合わせの調査資料を速やかに本委員会に提出するように、委員長としても強く要望いたしておきます。
【次の発言】 次に、国際電気通信衛生機構の特権及び免除に関する議定書の締結について承認を求め……
○奥田委員長 川田正則君。
【次の発言】 これにて本件に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより本件に対する討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
本件は、承認すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本件は承認すべきものと決しました。
お諮りいたします。
ただいま議決いたしました本件に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
難民の地位に関する条約の締結について承認を求めるの件及び難民の地位に関する議定書の締結について承認を求めるの件の審査のため、参考人の出頭を求め、その意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、参考人の人選及び出頭日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
この際、万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約の締結について承認を求めるの件、小包郵便物に関する約定の締結について承認を求めるの件、郵便為替及び郵便旅行小為替に関する約定の締結について承認を求めるの件、郵便小切手業務に関する約定の締結について承認を求めるの件、及び、日本国とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国との問の郵便支払指図の交換に関する約定の締結について承認を求めるの件の五件を一括して議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務政務次官愛知和男君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
各件に……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、去る十八日外務大臣に就任されました園田直君より発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣園田直君。
【次の発言】 次に、連合審査会の開会申し入れに関する件についてお諮りいたします。
ただいま法務委員会において審査中の内閣提出、難民の地位に関する条約等への加入に伴う出入国管理令その他関係法律の整備に関する法律案について、連合審査会の開会の申し入れを行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会の開会日時につき……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会に関する件についてお諮りいたします。
国際情勢に関する件について、内閣委員会及び安全保障特別委員会から、それぞれ連合審査会開会の申し入れがありましたので、これを受諾するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会の開会日時等につきましては、関係委員長と協議の上決定いたすのでありますが、明二十九日金曜日午前十時三十分より開会の予定でありますので、さよう御了承願います。
【次の発言】 次に、難民の地位に関する条約の締結について承認を求めるの件及び難民の地位に関する議定書の……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
難民の地位に関する条約の締結について承認を求めるの件及び難民の地位に関する議定書の締結について承認を求めるの件の両件を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 これにて両件に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより両件に対する討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
まず、難民の地位に関する条約の締結について承認を求めるの件について採決いたします。
本件は承認すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
日本国政府とオランダ王国政府との間の文化協定の締結について承認を求めるの件及び日本国政府とギリシャ共和国政府との間の文化協定の締結について承認を求めるの件の両件を議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣園田直君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川田正則君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 午後一時三十分から委員会を再開することとし、この際、……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、土井たか子君より発言を求められておりますので、これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 ただいま委員長の手元に、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新自由クラブの五党共同提出に係る、核軍縮に関する件について本委員会において決議されたいとの動議が青木正久君外四名より提出されております。
この際、本動議を議題とし、提出者から趣旨の説明を求めます。青木正久君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
ほかに発言の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
……
○奥田委員長 これより会議を開きます。
この際、外務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣園田直君。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井一君。
【次の発言】 高沢寅男君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
国際情勢に関する件について質疑を続行いたします。玉城栄一君。
【次の発言】 金子満広君。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国際情勢に関する事項について研究調査し、わが国外交政策の樹立に資するため、関係方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中、国政調査を行うため、議長に対し、承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 玉城栄一君。
○奥田委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石原慎太郎君。
【次の発言】 井上泉君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 もう持ち時間ですから……。
【次の発言】 草川昭三君。
【次の発言】 この際、土井たか子君から発言を求められておりますので、これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会をいたします。
午後五時四十二分散会
○奥田委員長 これより会議を開きます。
まず、請願の審査を行います。
今国会、本委員会に付託されました請願は六十六件であります。
本日の請願日程を一括して議題といたします。
まず、請願の審査方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、請願文書表等によりましてすでに御承知のことと存じます。また、理事会等におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員よりの説明等は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
採決いたします。
本日の請願日程中、第一な……
○奥田(敬)委員 大臣、あすからの御訪米どうも御苦労さまでございます。 私も久しぶりに質問に立つもので、勝手が違っておりますけれども、日米問題に視点をしぼって、私見を交えながら大臣の所信を伺うという形で進めたいと思います。 大体カラスの鳴かぬ日はあっても最近の貿易、防衛をめぐっての対日批判の報ぜられぬ日はないくらいの過熱ぶりでございます。国内報道ぶりは新聞、テレビ、週刊誌、月刊誌を問わずですけれども、こういった日米の経済摩擦あるいは対ソ脅威を中心にした国防問題、戦争前夜のような印象を国民は抱いておるわけでございますけれども、大臣、私はこれにはやはり功罪二面あると思うのです。マスコミの方は罪……
○奥田(敬)委員 総理、大変御苦労さまでござい ます。 私たちも、昨日来、本日の午前中も含めて約十五時間余にわたりまして各党大変活発、慎重な意見の交換がございまして、ようやくりっぱな全会一致の軍縮決議案を作成することができたわけでございます。総理、御苦労でございますが、一足先に、一週間後には大変熱い外交スケジュールを控えておられるわけでございます。ベルサイユ・サミット、軍縮総会、熱い国民の注視と世界の目がみんなそこに向けられると思います。そこで、きょうは核の問題について一、二点総理の御所信をお伺いいたしたいわけでございます。 申すまでもなく、わが国は世界で唯一の被爆国であるということから……
○奥田国務大臣 御指摘のブロック書簡でございますけれども、私も三月五日付で書簡を受け取りました。外務大臣、通産大臣そして私と三大臣に同じ内容の書簡を送ったということも明記されておりました。 ただ私は、通商貿易を担当するブロック代表が自由貿易推進という立場から、関心事である第二種電気通信事業、まあその中の主なVANに関して期待を込めて要望を寄せてきたという形で受け取りました。したがって、今先生の恐らく通信主権あるいは国の自主的な政策立案の立場に干渉してきたという意味合いでは受け取っておりません。希望、期待を込めた要望であると私は理解してまいりました。
○奥田国務大臣 一般会計、郵政事業特別会計、郵便貯金特別会計及び簡易生命保険及郵便年金特別会計の昭和五十六年度決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 一般会計の歳出予算現額は二百四十五億八千七百十五万余円でありまして、これに対する決算額は二百四十五億七千九百四十万余円となっております。 郵政事業特別会計の歳入予算額は四兆一千三百二十五億三千二百三十七万余円、歳出予算現額は四兆一千四百九十一億六千九百八十九万余円でありまして、これに対する決算額は、歳入では三兆九千八十六億八千四百七十七万余円、歳出では三兆八千六百四十三億八千二百七十七万余円となっております。 この中には、収入印紙……
○奥田国務大臣 先生も御指摘いただいたように、各主要先進国は法律によったりあるいは自主的な広告基準の規律によってたばこの広告は禁止しているというのが実情だと思っております。スペインくらいが日本と同じくたばこの広告をやっておるくらいで、そういった意味においては私たちも、こういったたばこの広告という形については、先生からのこういった国会での御論議の経過を踏まえまして、民放の方にも自主的にできるだけそういった形で慎んでもらうように要望してお願いしようと思います。 ただ現実には、たばこの広告に関して民放側も、これはスポンサーである専売公社の意思でもあると思いますけれども、未成年者の喫煙は禁止されてお……
○奥田国務大臣 昨年十二月末に郵政大臣を拝命いたしました奥田敬和でございます。 逓信委員会の皆様には、平素から郵政行政の適切なる運営につきまして、格別の御尽力をいただき、ここに厚く御礼を申し上げます。 申し上げるまでもなく郵政行政は、国民の日常生活と密接に結びついており、その果たす役割はますます大きくなっております。微力ではございますが、全力を尽くしてこの重責を全うする所存であります。 何とぞ御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして就任のごあいさつとさせていただきます。 この機会に所管業務の当面する諸問題について、所信の一端を申し述べ、皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じ……
○奥田国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会昭和五十九年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして、御説明申し上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、郵政大臣の意見を付して国会に提出するものであります。 まず、収支予算について概略を申し上げます。 受信料の月額につきましては、日本放送協会の最近の経営状況及び今後の見通し等にかんがみ、財政基盤の安定を図るため、改定を行うことにしております。 なお、今回、従来の普通契約及びカラー契約について、それぞれ新たに訪問集金及び口座振替の支払い区分に応じた受信料体系を設定し、口……
○奥田国務大臣 今、御指摘のとおりに、二十七日が法案提出の一応の締め切りのめどになっております。現在の段階で申しますと、きょうは党の方で最終的な調整を行うということで、これは私が伝え聞くところでございますが、党の方の行財政調査会の御意見、そして正式には国際経済対策調査会という形になっておるかと思いますけれども、江崎さんが会長になっておる、そういった対外経済の方の担当責任者の御意見等々を踏まえて、できれば本日中に党としての結論を出したいということのようでございます。 したがいまして、私たちも本件の問題を党の裁定に一応ゆだねておるという立場上、その結論を待った上で法案提出という段取りになりますか……
○奥田国務大臣 公衆電気通信法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。 この法律案は、電話の通話料の距離段階別の均衡を図るため、中距離の通話料を引き下げようとするものであります。 我が国の電話の通話料は、諸外国の料金に比較して、近距離の通話料は安く、遠距離の通話料は高いことからいわゆる遠近格差が大きくなっております。この格差を是正するため、これまで遠距離の通話料を中心に改定してきたところでありますが、今般、これらの改定との均衡を図るため、中距離の通話料を引き下げるとともに、その距離段階別区分を四段階に統合することとするものであります。 その内容は、区……
○奥田国務大臣 大変微力な大臣であったがゆえに、今回の制度改正にまでこぎつけることができなかったということは、大変遺憾に、残念に思っております。 ただ、郵政三事業が国民生活にとって重要なことは御指摘のとおりでございます。郵便にしても、わずかずっとは言いながらふえておるという現況でございますし、年間百五十五億を突破しておる。微増ではありますけれども、郵便宅送もふえておるという現状でございます。しかも郵便貯金に至っては、ここのところ、可処分所得と申しますか、そういったものの停滞に影響されましてふえる形は少なくなっておるとはいえ、八十五兆円という巨額、巨大な蓄積を誇っておるわけでございますし、簡保……
○奥田国務大臣 大阪と京都、奈良の三府県知事から実は私の方にも強い御要望があることは事実でございます。一つのモデル型としてはいろいろな構想を考えておるわけでございますけれども、学園研究型という形になれば非常に有力な候補地の一つでもあろうかと思います。ただし、今、私的な諮問機関でございますけれども、相当有力なその方面の学識経験者も含む皆さん方で選定基準の一つの物差しをつくっていただいている過程でもございますので、今私からどんぴしゃりという形でお答えすることは、そういった手前も含めましてただいまのところこれ以上の意見は差し控えさしていただきたいと思います。
○奥田国務大臣 ちょうど五十六年に郵便料金の値上げを御承認いただいてから、ことしの予算では残念ながら赤字見込みを計上しなければいかぬというときに、こうして大臣になっておるということはまことにつらい限りでございます。従来、随分システムの改善もやっておりますけれども、郵便事業は人力依存度が九〇%ということで、人力依存度の非常に多い仕事であるということ、そのことで今までのベースアップ等々人件費の毎年毎年の値上がりという形の中から、非常に厳しい環境の中で今日推移してきていることも事実でございます。しかし、他面においては、従来にない機器のシステムも含めて、輸送面の改善も含めて努力を重ねておるところでござ……
○奥田国務大臣 実は、けさ会いました。今晩も会います。 今お話しの内容については、非常にデリケートな面がございますので、ただ先生に言えることは、全くやりきれない、肝心な心臓部の、しかも、そのメーカーがアメリカであれ、フランスであれ、まあ未熟な分野とは言いながら日本の宇宙開発の現状、しかも、これが世界初の放送実用のサテライトということで、国民もこの十二日からの放送開始も含めて、大変な大きな期待を持っておっただけに、しかも、この結果がまた国民の負担にはね返ってくると、期待も大きかっただけに、もう先生の御指摘どおり痛恨事であると同時に、何か国産率三〇%程度の星であったという実態も含めて、本当に何と……
○奥田国務大臣 日本電信電話株式会社法案、電気通信事業法案、日本電信電話株式会社法及び電気通信事業法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 初めに日本電信電話株式会社法案につきまして申し上げます。 この法律案は、今後における社会経済の進展及び電気通信分野における技術革新等に対処するため。日本電信電話公社を改組して日本電信電話株式会社を設立し、事業の公共性に留意しつつ、その経営の一層の効率化、活性化を図ろうとするものであります。 次に、この法律案の概要を御説明申し上げます。 第一に、日本電信電話株式会社は、国内電気通信事業……
○奥田国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会昭和五十五年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明審の国会提出につきまして、概略御説明申し上げます。 これらの書類は、放送法第四十条第三項の規定に上り、会計検査院の検査を経まして国会に提出するものであります。 日本放送協会から提出された昭和五十五年度の貸借対照表等によりますと、昭和五十六年三月三十一日現在における資産総額は、二千百二十四億二千百万円で、前年度に比し、二百四十億三千万円の増加となっております。 これに対しまして、負債総額は、八百七十一億四千五百万円で、前年度に比し、三十三億三千百万円の増加となっておりま……
○奥田国務大臣 いろいろお述べになりましたけれども、臨調答申に沿ってということが全部であるという論旨のようにお聞きしましたけれども、私たちは、確かに、臨調答申を受けながら、かつ今日当面している時代的な背景も踏まえながら、そして今日のようにだれもが予想し得なかったような電気通信技術の画期的な革新と申しますか、こういった事態に対応して、今回の電気通信の自由化政策を推進しようということに政府として決意したわけでございます。 確かに親方日の丸という面のいい面と悪い面があると思います。それは今日のように一元体制のもとで積滞を解消し、全国自動化をあまねく実施できるような体制になったということは、まさに公……
○奥田国務大臣 結論的には御指摘のとおりだと思います。 今日の電気通信そして情報処理、今後とも私たちの予想をはるかに超えるコンピューターの技術革新、もちろん電気通信の技術革新、これは同じくみんな今言われておるように、ディジタルという面ではコンピューターそのものでございますし、通信も今後大量伝送、高速伝送、今までの果たしていた役割から、はっきり言ってコンピューターと電気通信技術がドッキングしたというような情勢が今日の情勢であると認識をいたしております。したがって、どこまでが電気通信の分野でどこまでが情報処理分野であるかという形は、まさにこれが混然融合一体したところに、今日の新しいニューメディア……
○奥田国務大臣 今お話しのとおり、国民資産の形成によって今日の公社資産というものも形成されてきておるわけでございますし、将来行われるであろう株のそういった処理については、国民注視の中で国会の御承認も得て行うわけでございますから、いささかも疑念があってはならないということは当然でございます。また、そのように処置してまいるつもりでございます。 ただ、これは御質問になかったわけですけれども、なかなか私に答弁させていただく機会がなかったものですから、一言、先ほどの質疑の経過を聞いておりまして感じたことですが、電電公社が現実に大変な一元体制の弊害が起こってきたから今度の改革をするんだ。ほかの公社の例を……
○奥田国務大臣 今、先生の御指摘のとおりに、新しい多彩なニューメディアの出現によって、今回基幹回線の自由化も審議をお願いして開放しようとしておるわけでございますけれども、あくまでも通信の基軸は電話サービスである。風民生活にも最もかかわりのある形で、ここ当分の間は電話が通信の基軸であるということは間違いない事実でございます。 今日いろいろ新規参入の問題も、私たちは大いに競争原理を働かす上から関心を持つと同時に歓迎するという態度でおるわけでございますけれども、しかし建前論は別としまして、現実として大変な技術あるいは資金あるいは人材等々を含めまして、私の個人的な観測も含めてでございますけれども、そ……
○奥田国務大臣 細かい部分についてはただいま政府委員が答弁したとおりでございますが、私は今、先生の、この法律が成案化されてひとり歩きしていくという過程の中で、透明度がはっきりしないままに運用を誤って、その中に行政介入がいろいろいかがわしい形で行われるのではないかという御指摘については、確かにそういった面の慎重な検討を部局に、一層の細かい、そういった御指摘の点に基づいて検討いたさせるように努力いたします。 なお、先生が言われておりますように、競争原理を導入するというのが今度の法案の骨子ではございますけれども、複数の業者が競争し合って、いいサービスが結局国民に還元されていくということが最も大事な……
○奥田国務大臣 私は、公社制度の官営としてのメリットはあったと思います。そのおかげで、今日の二大目標と我々が言っている形の使命は達成できた。そういった意味において、電話を中心とする電気通信のその重要性も、やはり国民生活、国の経済にも最も影響のある神経系統を、全国あまねくこういったネットができたという形は、まさに官営なればのメリットであったと思っております。 しかし、時代は大きく変わりつつある、そういう方向に向かっていることは事実です。先ほども先生御指摘のように、では、新しい高度情報社会とはどうだというと、まだまだ未知な分野も多いし、今後果たして成熟したものに我々が受け入れるまでにはまだ相当な……
○奥田国務大臣 今回の法案によって、内外無差別で第二種通信事業を開放するという形を基本的にとったわけでございます。 しかし御指摘のように、通信はまさに国の神経であり、国の自主性、独立性を損なうようなことがあってはならないことは当然でございます。したがって、通信主権を守るという立場と、そしてまたある意味において、自由な第二種の通信事業を開放することによって、新しいサービスを国民に享受していただきたい、また料金の面においても、良質で安いサービスを国民が受けられるようにいたしたいというのが願いでございます、基本姿勢でございます。ただ、先生の言われました御趣旨というものは十分理解して、今後の通信行政……
○奥田国務大臣 民営化をすることによって電話料が上がるという形は、国民の間でそういう不安があるとすれば、むしろそれは反対でございます。今度の民営化法案はそもそも、今までの一元体制の中ですぐつく電話、どこからでもかけられる電話という大きな目標を、全国あまねくネット網を張ることによって達成をいたしました。しかし、今日の電気通信は、電話中心からいろいろなメディアの利用という新しい高度情報社会への入り口に差しかかっておる、こういった時期でございますから、従来の一元体制をむしろ打ち破ることによって、新しい競争原理を導入する中で多数のサービスというものを国民に享受していただこう、しかも、競争原理の中で料金……
○奥田国務大臣 郵政省設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、臨時行政調査会の答申を踏まえて決定した政府としての行政改革に関する当面の実施方針に基づき、郵政事業に係る地方行政機構の総合化及び効率化を図るため、地方支分都局の統合を行おうとするものであります。 その内容は、現在独立の地方支分部局として置かれている地方貯金局及び地方簡易保険局を地方郵政局に統合して、同局の貯金事務センター及び簡易保険事務センターとすることとし、これにより地方郵政局を中心とした為替貯金事業及び簡易保険・郵便年金事業の運営体制の総合化及び効率化を図ろうとす……
○奥田国務大臣 今先生の御指摘の平和利用目的、それが非軍事、軍事という概念の中で論議を進められておりますけれども、私自身今ここで、非軍事あるいは軍事だけが平和目的の概念とすぐ直結するのかということをちょっと断定しかねる気持ちがあります。ただ、先生の言われる形は、平和目的に限るという形で打ち上げた星である通信衛星、その利用に関して今国会でも国会決議の解釈をめぐってまだ問題点が残されておるということは認識いたしております。したがいまして、その推移を見守りながら対応していこうという気持ちでおることも事実でございます。
【次の発言】 平和目的に限るということは承知しております。
○奥田国務大臣 御指摘のように、郵政三事業は本当に長い歴史的な沿革のもとに国民生活の中に深く定着してきた事業ばかりでございます。郵便といい、郵貯といい、簡保といい、この三事業はそういった長い歴史を持って今日に及んでおるわけでございます。しかし、官業であるがゆえのいろいろな批判、また今日のような厳しい競争社会の中で、この三事業が本当に国民への奉仕、サービスという形においてまだまだ反省しなければいかぬ面がたくさん出てきたことも事実でございます。 そういう点におきまして、先般来、郵便の配送のシステムを改善もいたしました。これらも、今日の時代情勢から言うと民間の宅送分野の本当に企業努力によってのサー……
○奥田国務大臣 今国会に法案を提出すべく、成案化を今急いでおる段階でございます。
【次の発言】 法案の骨子が今ほぼ固まりかけておる段階でございますけれども、方向としては民営化の方針で、もちろん競争原理の導入も含めてという形になって進めておるわけでございます。
【次の発言】 いわゆる分割の問題に関しましては、将来、今後の問題としていろいろな面から検討して、慎重に結論を出したいということでございます。
【次の発言】 新会社は、できるだけ政府の関与を行わないという方向でやっております。もちろん、労働三法に基づく形の新会社になると思います。ただし、当面、発足は全額政府出資の形でございますし、電力等々の……
○奥田国務大臣 簡明と言われますけれども、ちょっと一言言わしてください。 郵貯は、御存じのとおり八十五兆残高を持っておるということで、郵便貯金の自主運用に関しては賛否両論がございます。例えば経営基盤の確立あるいは預金者に対するサービス充実等々、金利の自由化にも対応して自主運用すべしという意見と、また、非常に巨額な財投原資として預託義務を仰せつかっておりますから、それらのことを踏まえて統合的な運用を図るべしという反対論もあるわけでございます。 郵政大臣としては、預金者の金利を最大限守っていくということが第一。かといって他方、財投原資であるそういった政策金融に対しても配慮しなければいかぬという……
○奥田国務大臣 高度情報化社会に対応して、地方にそういった高度情報化を促進するためのモデル版をつくろうということで、いま全国十都市くらいを今年度中にやろうと思っておるわけでございます。それぞれ地域のニーズを吸い上げて、例えば研究学園型とか福祉重点型とか行政効率型とか、さまざまな地域ニーズを生かしたINS時代の先駆的な試みとしてテレトピア構想を打ち出しておるわけでございます。テレトピアはテレコミュニケーションユートピアの略称でございます。
○奥田国務大臣 今御指摘のように、電電改革法案、目下骨子が固まったという段階で、大体この中旬までには法案の要綱を作成ができるのじゃないかと、めどにしております。そして、下旬には何とか成案化にこぎつけたいと目下努力中でございます。 このような電気通信事業法案、仮称でございますけれども、日本電信電話株式会社法案、これらをなぜこういう形に持っていくかということは、御存じのように、新しい高度情報化社会に備えて民営化によって競争原理を導入して、今まで以上に効率化、活性化を図って、国民の多数のメディアの要望にこたえようということが目的でございます。 今ちょうど御指摘になりました電報事業あるいは電信回線……
○奥田国務大臣 小学校、中学、高校と、それぞれの恩師に、私たちの世代は今でも限りない先生に対する敬愛の念を抱いておりますし、またそういう方たちとおつき合いさせていただいております。師弟という言葉が最近はどう理解されるのかわかりませんけれども、そういった、いつまでも思い出にも残り、先生と生徒の師弟関係がいつまでも続くようなそういった形であってほしいなと、また、友達でも同窓会、それぞれの違いこそありますけれども、仲間意識で、お互いに人の立場をうらやむのじゃなくて、ばかを言い合ってもニックネームで呼び合っても、それぞれの友情がいつまでも年を超えて続いていく、そういう仲間同士である、クラスメートのそう……
○奥田国務大臣 先生の御趣旨には私も十分共鳴できます。地方文化の阻害要因に当たるじゃないか、同人誌の扱いをもつと柔軟にやれということだろうと思います。
ただ、同人誌の今の問題だけで千部の制限を五百にもっていくということにはいろいろ問題があるでしょうけれども、要は同人誌がいかに郵便を利用しやすくなるかという点に尽きると思うわけですから、三種規制、四種規制の制度改善の中身の中で十分検討して御期待にこたえようと努力をいたします。
【次の発言】 どうも、本当に武藤議員とこういう形で相まみえさせていただきまして、私も大変光栄に存じます。
御質問にお答えいたします。
電電公社は、御存じのとおりに一元……
○奥田国務大臣 相互主義の立場はとっておりませんし、その点は発言したことはございません。ただ、二分の一規制をすることができるという、政治的には最小限の政策的な担保を残しておることは事実でございます。原則的にはあくまでも自由で公正なVAN市場を濶達な市場に育成していくことは好ましいわけでございますけれども、御存じのとおり特別第二種は全国的なネットの規模であり、不特定多数という要因、全国ネットという要因、そういった大型VANに対する市場形成が非常に厳しい情勢になるのじゃなかろうかという懸念を持っておるわけでございます。原則は自由で、今健全な競争市場が形成される限りにおいては緩やかな規制でやっていこ……
○奥田国務大臣 詳しいことを承知いたしておりません。政府委員も今いないようでございますので、早速今呼び寄せます。済みません。
【次の発言】 先ほどの六日支給がどうだという法的な根拠は、年金恩給規則によって恩給の払い渡し開始日は四月六日と明定されておるわけでございます。この法的根拠は、年金恩給支給規則に基づきまして、これは第九条の大正十二年の勅令第三百六十九号に基づいて、郵政省令で支払いを六日とする、こういうぐあいになっております。
【次の発言】 日本の通信回線の仕事は別としても、今御指摘になっているようなATT、IBMのは大資本、すぐれた技術力を持ったそういった形の水準からいうと、日本はまだ相……
○奥田小委員 各委員からほとんど意見が出尽くしたわけでございますけれども、高城参考人が御出席の機会に、私の地元である石川県の実態の一、二例をあげまして、今後の金融措置の参考にしていただきたいと思います。 私は、現状のままでは、先ほどから十場参考人も御意見を述べられましたけれども、この年末にかけてたいへんな状況になるのじゃないかということを憂慮いたしております。温泉で有名な山中という町ですけれども、人口が約一万二千人くらい、漆器産業が年間約六十億、観光産業が四十億、大体百億程度の生産を持っておる町でございます。ところがこのドル・ショックを契機に――大体山中漆器というのは比較的安い漆器、特に最近……
○奥田分科員 本日は、私の選挙区に関連のある地場産業として、繊維問題に的をしぼって質問をいたしたいと思います。 ドルの切り下げ、円のフロートでしばらく小康状態と申しますか、それを保っておった金融市場も、けさの新聞報道によりますと、欧州市場でのたいへんなドル売りが再燃してきたということで、私たち中小輸出関連企業に携わっている人たちに対する影響、ショックはたいへんなものだと実は思っております。おそらく私の見通しばかりでなく、大かたの予想も、マルクをはじめとしておそらくフロートするんじゃなかろうか。そういうことになりますと、現在の円の切り上げの予想がまたそれに上積みされてくるんじゃなかろうか、変動……
○奥田主査代理 これにて瀬野栄次郎君の質疑は終了いたしました。
次に高沢寅男君の質疑に入るのでありますが、本日は、同君の質疑に対し、参考人として日本住宅公団総裁南部哲也君が御出席になっております。
なお、御意見は質疑をもって聴取することといたします。
高沢寅男君。
【次の発言】 これにて高沢寅男君の質疑は終了いたしました。
次に、兒玉末男君。
【次の発言】 これにて兒玉末男君の質疑は終了いたしました。
次に、柴田睦夫君。
【次の発言】 これにて柴田睦夫君の質疑は終了いたしました。
次に、有高重武君。
【次の発言】 これにて有島君の質疑は終了いたしました。
次回は、明六日午前十時よ……
○奥田主査代理 井上普方君。
【次の発言】 次に、中川利三郎君。
【次の発言】 新井彬之君。
○奥田主査代理 和田耕作君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 善処させます。
小林進君。
【次の発言】 これにて小林進君の質疑は終わりました。
この際、午後三時まで休憩いたします。
午後二時三十一分休憩
【次の発言】 これにて小林進君の質疑は終わりました。
この際、午後三時まで休憩いたします。
午後二時三十一分休憩
【次の発言】 これにて瀬長君の質疑は終了いたしました。
次に、渡部一郎君。
【次の発言】 これにて渡部君の質疑は終了しました。
次に、安井吉典君。
【次の発言】 安井吉典君の質疑はこれにて終了しました。
次に、土井たか子君。
○奥田主査代理 これにて坂口君の質疑は終了しました。
次に、長谷川正三君。
【次の発言】 これにて長谷川君の質疑は終了いたしました。
山中吾郎君。
【次の発言】 瀬野君の質疑はこれにて終了いたしました。
阿部昭吾君。
【次の発言】 これにて阿部君の質疑は終わりました。
次に、山原健二郎君。
【次の発言】 次回は、明八日午前十時より開会し、引き続き文部省所管を審査し、午後は大蔵省所管について審査を行ないます。
本日は、これにて散会いたします。
午後七時五十五分散会
○奥田主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
主査所用のため、その指名により、私が主査の職務を行ないます。
まず、昭和四十九年度一般会計予算中大蔵省所管、昭和四十九年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和四十九年度政府関係機関予算中大蔵省関係を議題とし、政府から説明を求めます。中川大蔵政務次官。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。
ただいま中川大蔵政務次官から申し出がありました、大蔵省所管関係予算の主要な事項につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
○奥田主査代理 これにて井上君の質疑は終わりました。
次に、芳賀貢君。
【次の発言】 これにて芳賀君の質疑は終わりました。
次に、佐野進君。
【次の発言】 これにて佐野君の質疑は終了しました。
次に、諫山博君。
【次の発言】 田邊直税部長、簡潔に願います。
【次の発言】 これにて諫山君の質疑は終わりました。
次に、渡部一郎君。
【次の発言】 この際、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時五十二分休憩
○奥田小委員 いまちょうど資金課長がおいでになるようですから、地元の陳情のような話になりますけれども、私の選挙区の石川県では去年からことしにかけて県の財源が非常に不足した状態になってきておるわけですが、小林委員が先ほどからも質問されておりましたけれども、現実に最近の県の発注体制を見ておりますと、政府側の七〇%発注、六五%発注という目標に向かっては非常に前向きに取り組んでいただいているわけですけれども、前払い金が全然ない、あるいは債務負担の繰り越しの工事が非常に多いわけで、地元の業者は市中金融に頼らざるを得ない、まるまる一年間立てかえ払いをする、かつての前渡金も全然ないといったような状態の中で、……
○奥田委員長 これより外務委員会内閣委員会安全保障特別委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が委員長の職務を行います。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、質疑される委員各位に申し上げます。
質疑時間につきましては、理事会の協議により決定いたしました時間を厳守していただきますよう特にお願いいたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石橋政嗣君。
【次の発言】 松本十郎君。
【次の発言】 箕輪登君。
【次の発言】 午後一時四十分から連合審査会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時五十分休憩
○奥田国務大臣 大変難しい御質問で、私ちょっと今お答えしかねますけれども、現在の電電公社は恐らく、新会社移行後の事業計画なり資金収支計画なり負担増なりという形についてはもう既に試算は行っておると思いますし、また、現在のところ、それを指導する立場にある郵政省としても、そういった意味の計画プランといいますか、予想収支というものは恐らく手に持っておるものと思っております。できれば政府委員からこの件について答弁させます。
【次の発言】 今後民営に移管されるという事態を迎えたときに、確かに現在の数字上という形から見た場合においては、今日の電電が持っている資金力あるいは総資産あるいは収益力というものは、大……
○奥田国務大臣 郵政省所管各会計の昭和五十九年度予算案につきまして御説明申し上げます。 まず、一般会計でありますが、歳出予定額は、二百四十五億一千二百万円で、前年度予算額に対し、三億二千八百万円の増加となっております。この歳出予定額には、宇宙通信政策の推進とニューメディアの振興に必要な経費を初め、電波資源の開発と利用秩序の維持など、多様化する情報社会と増加の著しい通信需要に対応した施策のほか、国際放送の充実を含む放送行政の推進、国際協力の推進に必要な経費等を計上いたしております。 次に、郵政事業特別会計でありますが、歳入歳出とも予定額は、四兆三千五百六十三億二千五百万円で、前年度に対し、一……
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