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古川雅司 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

古川雅司[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
634位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
452位

32期委員会発言TOP100
76位
32期委員会出席(無役)TOP50
49位
32期委員会発言(非役職)TOP100
57位
34期各種会議出席TOP25
23位
34期各種会議出席(無役)TOP25
19位
35期委員会出席TOP50
31位
35期委員会出席(無役)TOP50
50位
35期委員会発言(非役職)TOP100
85位

このページでは古川雅司衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。古川雅司衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第63回国会 社会労働委員会 第2号(1970/03/05、32期、公明党)

○古川(雅)委員 初めての質問でございますので、きわめて単純なお尋ねのしかたをすると思いますが、御答弁につきましては、そのまま今後の貴重な資料として、さらに私自身の勉強に励みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  概して今国会におきましては、社会保障政策の強化拡充が盛んに論議をされておりますが、非常に総花的であるという国民の印象は否定できないと思います。  大臣に私最初にお伺いしたいのは、先ほどから議論されております老人問題についてでありますが、これは老人天国といわれておる北欧に比べまして、この北欧諸国が百年の歴史を持っていることに比べますと、わが国のおくれはたいへんなものであ……

第63回国会 社会労働委員会 第4号(1970/03/12、32期、公明党)

○古川(雅)委員 去る二月二十五日、予算委員会におきまして、大橋議員から看護婦の不足について政府の見解をお伺いいたしました。前向きの姿勢で御答弁をいただいたわけでございますが、私、本日は、さらにその具体的な万策につきまして、担当の課長ないし局長の御方策をお伺いいたしたく質問に立たしていただいたような次第でございます。順次お伺いをしてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  看護婦の不足の問題につきましては、先般大橋議員が、関東労災病院において、看護婦不足からすでに病棟閉鎖というような緊急事態を生じてきている、こうした傾向が今後次第にエスカレートしていくのではないかという緊急性の……

第63回国会 社会労働委員会 第10号(1970/04/09、32期、公明党)

○古川(雅)委員 質問に入ります前に、ただいま国務大臣から御報告のありました、大阪におきますガス爆発事故によりまして多大の死者、負傷者並びに罹災者を出しましたことにつきまして、つつしんでお悔やみとお見舞いの意を表したいと思います。  今午前十時から現場検証も始められておりますので、追って事故の内容等についても明らかになると思いますし、また大臣から御報告のとおり、今朝から係官を御派遣いただいたということでございます。今後万全の対策を期していただくように御要望申し上げたいと思います。さらにこの災害の起こりました原因、また監督行政の責任問題、さらに、常にこうした問題が起こったあとに大問題になっていく……

第63回国会 社会労働委員会 第13号(1970/04/23、32期、公明党)

○古川(雅)委員 初めに、ただいま議題になっております中に児童扶養手当制度並びに特別児童扶養手当制度がございますので、児童の扶養に関しましては後ほどまたお伺いするといたしまして、これに関連して、児童手当制度について、若干お伺いをいたしたいと思います。  これは、いまさら申し上げるまでもなく、昭和四十五年度の実施に対する政府並びに総理の確約がむざんにも踏みにじられまして、今国会の冒頭から、代表質問あるいは予算委員会の質問等におきまして議論をされてきたところでありますし、大臣におかれても、遺憾の意を表明されまして、昭和四十六年度の実施に対して、強力に推進していくというお約束をあらためていただいたわ……

第63回国会 社会労働委員会 第18号(1970/05/07、32期、公明党)

○古川(雅)委員 夜もだいぶおそくなりましたので、お疲れだと思いますが、ひとつよろしくお願いいたします。  議題になっております保助看婦法の改正案につきましては、明日また渡部通子委員のほうから十分にお伺いをさせていただきますが、私も一点だけ質問をさせていただきたいと思います。  ここに去る三月十二日の社会労働委員会の会議録を持ってきております。実はこのとき私、高校卒一年制の准看護婦養成制度についてお伺いをいたしました。現場の感情から、看護婦さんの関係団体で非常に批判の声が強い、この点はすでは当局でも御存じのはずだということをお伺いしました。こうした政府の見解と異なる点について今後どのように調整……

第63回国会 社会労働委員会 第21号(1970/05/12、32期、公明党)

○古川(雅)委員 ただいま議題になっております日雇健康保険法の改正案につきましては、何回か保険財政の破綻を理由に保険料引き上げをはかろうとしてまいりました。そのつど国民の圧倒的な反対で廃案のうき目を見たわけでありますが、その前提ともいうべきいわゆる医療制度の抜本改正の問題につきましては、いまだに政府はその責任を果たしていなかったのではないかということが大勢の世論でございまして、その点についてくどいようでございますがもう一度御見解を承りたいと思います。きょうは大臣の御出席がないようでございますので、副大臣たる政務次官にまず御発言をいただきたいと思います。

第63回国会 社会労働委員会 第25号(1970/08/10、32期、公明党)

○古川(雅)委員 私は、本日は、過疎地域の老人問題についてお伺いをしたいわけでございます。  老人対策、老後の生活保障に関する問題につきましては、すでに議論が尽くされた感はございますが、その対策、解決につきましては、遅々として進んでおりませんし、また、いよいよ問題が深刻化しております。ことに、過疎地域というふうに私、きょうは地域の格差という観点から、いろいろ当局の御意向を、また今後の方針をお伺いしてまいりたいと思います。  最初に、きょうは、農林省の農政局から増満農政課長においでをいただいておりますので、過疎地帯、ことに農山村、漁村等における老後対策についてお伺いしてまいりたいと思います。  ……

第63回国会 社会労働委員会 第26号(1970/09/10、32期、公明党)

○古川(雅)委員 公害対策の基本的な問題について若干お伺いをしたいと思います。  最初に、問題になっております公害対策基本法でございますが、例の経済発展との調和条項についてお伺いしたいと思います。  厚生大臣は各所でこの件について法改正の必要性を強調していらっしゃいます。あらためてお伺いするのもおかしいのでございますが、閣議でも大体法改正の方向を決定しているようでありますが、国民の側といたしますと、どうも今後政治的な調整の末に何となくしりつぼみになる、そういう懸念があるのじゃないか、そういう疑問視する世論に対しまして、この際大臣のはっきりした態度をもう一度お聞かせいただきたいと思います。

第64回国会 社会労働委員会 第4号(1970/12/09、32期、公明党)

○古川(雅)委員 議題になっております毒物及び劇物取締法の一部を改正する法律案についてお伺いをいたします。ただいまの田邊委員の長時間にわたる質問で問題点はほとんど出尽くした感じがいたしますので、多少重複は避けられないと思いますが、よろしくお願いいたします。  この取り締まり法につきましては、遠くは明治四十五年に端を発し、近くは昭和二十五年に制定をされました長い歴史と経過を持っているわけであります。ことに昭和三十九年七月に、公害防止という面で改正が加えられております。そうしてまた今回臨時国会を迎え、特に公害防止ということが臨時国会の大きな焦点になっているわけでございますが、初めにこの昭和三十九年……

第64回国会 社会労働委員会 第6号(1970/12/11、32期、公明党)

○古川(雅)委員 たいへん予定の時間がおそくなりまして、私がこれからお尋ねをすることは労働行政の基本的なことでありますので、一々労働大臣の御所見をお伺いしたいところでございますが、伺うところによりますと、これから参議院のほうの公害問題に対する連合審査のほうに御出席であるというように伺っておりますので、個々の問題につきましては直接の担当の最高責任者である局長ないし部長の方々にお伺いをしてまいりたいと思います。  大臣があと四分ほどいらっしゃいますので、その間に一つだけ御決意を伺いたいと思うのでございます。労働行政で最も基本的な労働基準法の第一条に、労働条件の原則が明記されております。これはもうい……

第65回国会 社会労働委員会 第3号(1971/02/16、32期、公明党)

○古川(雅)委員 先日大臣から所信表明を伺ったわけであります。これはもちろん大臣個人としての御見解ではなく、国務大臣、労働大臣としての御所見であると拝聴いたしました。若干大臣の所信表明に関連をしてお伺いをしながら、私の質問を続けてまいりたいと思います。  非常に格調の高い御所信と拝見したわけでございますが、特に四十六年度の重点的な諸施策の中で、まず第一番目に、いわゆる勤労者の財産形成の促進制度を新たに発足させるということをうたっていらっしゃいます。この点につきましては後ほど法案として御提案がございますので、詳細な議論はそのときに譲りたいと思いますが、この予算的な裏づけを見ますと、初年度はわずか……

第65回国会 社会労働委員会 第4号(1971/02/18、32期、公明党)

○古川(雅)委員 厚生大臣がいま予算委員会のほうに出ておりますので、お戻りになるまでの間、政務次官にいろいろお伺いをしてまいりたいと思います。  去る一月二十五日の本社会労働委員会で厚生大臣の所信表明演説を伺ったわけでございますが、政務特官、この大臣の所信表明演説についてどのようにお考えになっていらっしゃるか。まさか形式的な作文だとはお答えにならないと思いますが、どのようにお考えになっていらっしゃいますか、そこから伺ってまいります。
【次の発言】 厚生行政の基本的な施策につきまして本心をお述べになったものであるという御答弁でございますが、これは当然先行きの見通し、将来展望というものに立った確実……

第65回国会 社会労働委員会 第10号(1971/03/11、32期、公明党)

○古川(雅)委員 昨年の八月六日でございますが、総理大臣の代理として厚生大臣が、広島の平和記念公園で行なわれました原爆死没者の慰霊式、平和祈念式典に参列されました。しかし、あと新広島ホテルで記者会見をされたわけでありますが、そのとき大臣は「原爆特別措置法には所得制限などワクが多いが、さらに一歩前進するようにしたい。所得制限を緩和し、健康管理手当など支給年齢の引き下げも考えたい。」というふうにお話をしておられます。 今回の法改正によりまして、健康管理手当の年齢制限を六十五歳から六十歳に引き下げたわけでございますが、この所得制限につきましては、今回の法改正では何も触れていないのでありますが、広島の……

第65回国会 社会労働委員会 第11号(1971/03/16、32期、公明党)

○古川(雅)委員 議題になっております勤労者財産形成促進法案につきまして、若干の御質問を申し上げるわけでありますが、先日来、数々の質問がございましたので、重複をいたすと思いますが、ひとつよろしくお願いいたします。  最初に、これは先ほど来指摘をされておりましたが、この法案が、労働省の当初抱いていた構想に比べてきわめて後退したものとして提案をされている。いろいろ御意見の御開陳がございましたけれども、最初に大臣にお伺いいたしますが、労働省としてではなく政府として、ほんとうに勤労者の財産づくりを真剣に考えているのかどうか、その点をお述べいただきたいと思います。

第65回国会 社会労働委員会 第15号(1971/03/25、32期、公明党)

○古川(雅)委員 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案につきまして、一部関連してお伺いをしてまいりたいと思います。  最初に、戦傷病者戦没者遺族等の援護法の問題に関する懇談会というものがございます。この懇談会の性格、内容について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 私の記憶するところでは、四十三年七月二十九日に出されましたこの懇談会の報告があるわけでございますが、以来現在に至るまで、この懇談会の動きとしてはどういうことがあるのか、その点御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 これは大臣の私的な諮問機関であるのか、その辺のいわゆる懇談会の位置と申しますか、その点をも……

第65回国会 社会労働委員会 第18号(1971/04/27、32期、公明党)

○古川(雅)委員 ただいま議題になっております中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法案について、若干お伺いをしてまいりたいと思います。  提案理由の説明並びに法案の逐条説明等を拝見してまいりまして、ひとつ非常に歯切れの悪いものを感ずるわけでありますが、今回のこの提案された法律案につきまして、どうも失対事業という形式による社会保障を、この際、いわゆる労働力政策と社会保障に分解をしようというふうに見られるわけでありますが、この辺のところについてひとつ詳しく御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 この法律案の第一条には、この法の目的を定めておりまして、そのまま読むのもなんでございますが、……

第65回国会 社会労働委員会 第23号(1971/05/13、32期、公明党)

○古川(雅)委員 ただいま議題になっております児童手当法案につきましては、法案提出までの経緯を私のほうからくどくど申し上げるまでもありませんが、制度そのものといたしましては、昭和二十二年、社会保障制度調査会の厚生大臣への答申でこの制度について触れて以来、数々の段階を経て今回の提案に至ったわけでございますが、提案理由の説明の中にも述べられたとおり、わが国の社会保障制度の中で欠けているただ一つの制度である、そういった点、今回のこの法案の提出については、これまでその早期実現を主張してまいりました各方面の関係者から非常に注目を集めているところであります。特に私ども痛感いたしますのは、国会でこの児童手当……

第65回国会 社会労働委員会 第26号(1971/05/18、32期、公明党)

○古川(雅)委員 染料工場で泌尿器系統のガンが多発をいたしまして、この問題が新聞紙上で取り上げられて久しいわけでございますが、この発ガン性が高い染料の中間原料であるベンジジンとべータナフチルアミンによる膀胱ガンあるいは膀胱の腫瘍の患者の問題につきましてきょうは若干お伺いをしてまいりたいと思います。  実は昨年の三月十八日、予算委員会の第三分科会で私自身労働省の見解をお伺いしたところでございまして、ここにそのときの会議録を持ってきておりますので、若干確認をさせていただいて本題に移らしていただきたいと思います。このとき私は、諸外国においてはこのベンジジンやべータナフチルアミン等の製造を禁止しあるい……

第65回国会 大蔵委員会 第6号(1971/02/12、32期、公明党)

○古川(雅)委員 預金保険法案について二、三お尋ねをいたします。  最初に、預金保険制度を制定するに至った動機でございますが、これは一昨日、藤田委員の御質問に対しての御答弁がありましたが、もう一度お伺いをさしていただきたいと思います。  この制度はいままでなかったわけでございまして、今日こうして制度を設けるということに至ったその背景につきましては、いろいろ御説明がございました。この必要性については、当然前々から議論があったということでございましたけれども、なぜいまこうして制定に踏み切らなければならないか、もう少し具体的に、いわゆるやむにやまれず制定に至ったのであるというような背景についてまず御……

第65回国会 大蔵委員会 第10号(1971/02/23、32期、公明党)

○古川(雅)委員 午前中から質疑応答を伺っておりまして、いろいろ問題点が出ました。私が準備しておりました若干の問題はほとんど出尽くしたような感じがいたします。くどいようで、重複すると思いますが、ひとつお許しをいただきたいと思います。  初めに、けさほどから大臣等の答弁を聞いておりますと、総じて対外援助に対しましてはいろいろむずかしい問題が山積していることはよくわかりました。ただそれに対する基本的な政策の確立がおくれている、そういう感を強くしたわけでありますが、ひとつもう一回整理する意味で、どういう点に欠けているか、基本的な政策に欠けている点、大蔵省としての見解をまず承らしていただきたいと思いま……

第65回国会 大蔵委員会 第15号(1971/03/05、32期、公明党)

○古川(雅)委員 関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして若干質問をいたしたいと思います。  最初に関税局長にお伺いをいたしますが、この関税というのは一体どういう目的で設けられたものであるか、その点から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 関税定率法という法律でございますが、この立法精神と申しますか、立法の趣旨は何を目ざしているか。いま関税とはどういう目的で設けられたかということをお伺いしたわけでございますが、ただいまの御答弁のようなことでございますか。
【次の発言】 この関税定率法の第一条はいわゆる立法の趣旨、第二条は定義、第三条に課税標準及び税率を定めているわけでございます……

第65回国会 大蔵委員会 第25号(1971/03/25、32期、公明党)

○古川(雅)委員 議題になっております塩業の整備及び近代化の促進に関する臨時措置法案につきまして二、三簡単にお伺いをしてまいりたいと思います。  最初に、先ほど来お話がございましたが、塩の専売制度の存続か撤廃かという問題と塩業の特別会計の赤字との関連で所見を伺ってまいりたいと思いますが、言うまでもなく、これは現在塩の製造者のトン当たり収納価格の一万二千五百円と元売人に売る価格との百円の逆ざやと、公社の人件費等の諸経費の四千円、合わせて四千百円の赤字になっておるわけでございますが、いつまでに赤字を是正しようとするのかという見通しですね、もう一度確認をさせていただきます。

第66回国会 社会労働委員会 第5号(1971/09/03、32期、公明党)

○古川(雅)委員 本日は、新しい都市公害として注目をされております酸欠空気の問題につきまして、これはすでに大きな社会問題になっておりますが、これを政治責任の問題として発展させていくために、二、三当局の御見解を承ってまいりたいと思います。  本日は環境庁、それから消防庁、そして建設省からもそれぞれ責任ある立場の方々においでをいただいておりますので、順次質問を進めさせていただきたいと思いますが、それにいたしましても委員長、酸素ならぬかなり委員の欠乏症でございますが、このまま質問を始めてよろしゅうございますか。
【次の発言】 酸欠空気につきましては、すでに新聞等で盛んに報道されておりますので、くどく……

第66回国会 社会労働委員会 第6号(1971/10/11、32期、公明党)

○古川(雅)委員 最近、千葉県の市原市の三井造船千葉造船所で、放射性同位元素イリジウム一九二を使って船体検査をしておりました中国エックス線会社の作業員が、放射線源の入っているホルダーを紛失いたしまして、これを拾った同じ造船所の下請会社の工員がアパートに持ち帰りまして被曝した事件がございました。これは長崎、広島の原爆、第五福竜丸事件に次ぐ三度目の、非常に大量な放射線を被曝したという事故でありまして、いま放射性同位元素の安全管理のずさんさが非常に問題化しているところでございます。  これはこの造船所の会社の中で拾得をしたというところから事故が出発をいたしておりますので、労働省の基準局のほうでも当然……

第66回国会 社会労働委員会 第7号(1971/10/12、32期、公明党)

○古川(雅)委員 私は、本日は赤潮に関する総合対策の促進につきまして、厚生省をはじめとする関係各省庁の今後の対策について若干お伺いをしてまいりたいと思います。  すでに御承知のとおり、赤潮の発生海域は年々拡大をいたしまして、なおかつ最近は季節的に長期化、不定期の傾向を示しております。したがって、漁業被害も非常に増大をしております。沿岸漁業者にとってはこれはきわめて深刻な問題でありまして、将来に大きな不安をもたらしている状況でございます。さきに科学技術庁から発表されたのでございますが、この発生要因については、いわゆる赤潮が発生するメカニズムでございますが、これは徳山湾における赤潮調査の結果により……

第67回国会 社会労働委員会 第2号(1971/11/11、32期、公明党)

○古川(雅)委員 本日、私は廃棄物処理、ごみの処理の問題について若干お尋ねをしてまいりたいと思います。  昨年、昭和四十五年の十二月二十五日に廃棄物の処理及び清掃に関する法律が公布されまして、この九月二十四日から施行されたわけであります。最初にお尋ねを申し上げますが、従来の清掃法を全面的に改正して、新たに廃棄物処理法を制定することになりましたこの立法の趣旨について、お尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 十月十六日の事務次官の通達の中にもございますが、いま局長が御答弁になった趣旨と全く同意義でございますが、「廃棄物の量的増大と質的変化、衛生工学の飛躍的発展等に伴って抜本的な改革が必要とさ……

第67回国会 社会労働委員会 第7号(1971/12/16、32期、公明党)

○古川(雅)委員 限られた短い時間でございますが、本日は生活保護制度の改善と、できれば心身障害者及び障害児の対策について若干お伺いをしてまいりたいと思います。  最初に生活保護制度のほうでございますが、去る十二月の十一日に、中央社会福祉審議会のほうから、いわゆる「国民生活の変化に対応した生活保護制度のあり方について」という報告がなされております。最初に大臣に総論としてお伺いしてまいりたいのでありますが、この中間報告書の内容を見ますと、昭和四十四年の十一月の厚生大臣の諮問に基づいて二年がかりで検討されてきたものであるということがわかります。ということは、逆にいえば、それだけ現行の生活保護制度の欠……

第68回国会 社会労働委員会 第5号(1972/03/10、32期、公明党)

○古川(雅)委員 私は昨日の予算委員会に労働大臣の出席を求めまして、定年制の延長について大臣の御所見を伺ったわけでありますが、非常に時間が限られておりまして、かえって御質問申し上げたことが失札にわたったのではないかとたいへん気にいたしておりましたが、きょう機会をいただきましたので、もう少し詳しくその辺の経過についてお伺いをしてまいりたいと思います。  最初に、きょうは労政局のほうから課長もおいでいただいておりますので、その辺の情勢から伺ってまいりたいと思うのでございますが、いわゆる定年退職後の雇用情勢について、現状はどうなっておるか、その辺から御説明をいただきたいと思います。

第68回国会 社会労働委員会 第9号(1972/03/23、32期、公明党)

○古川(雅)委員 原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部改正案について、若干お伺いをしてまいりたいと思います。  最初に、原爆医療法に始まりまして、現在この被爆者に対する特別措置法で国家が被爆者に対して必要な措置を講じているわけでありますが、国の施策と並行して広島県及び広島市、また長崎県、長崎市等において独自の事業も進めていると思いますが、その現状について、ひとつ詳しく御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 広島県、市の独自の事業並びに長崎県、市の独自の事業について御説明をいただいたわけでありますが、その両県の間の独自の事業について著しい差がありましたら、その点もあわせて御説……

第68回国会 社会労働委員会 第21号(1972/04/26、32期、公明党)

○古川(雅)委員 老人福祉法の一部を改正する法律案につきまして、若干お伺いをしてまいりたいと思います。  全国的に老人福祉の水準があまりにも低いということが社会問題、そしてまた政治責任の問題として議論されてまいりましたが、その中で私は特に、いわゆる過疎地帯あるいはまた僻地における地域差というものを問題にしなくてはならないと思います。一例をあげるまでもないのですけれども、御承知のとおり農山村の過疎化、あるいは島嶼部における過疎化というものは著しいものがありまして、いわゆる若い労働力はみんな都会へ集中いたしております。そういう地帯についての実態調査を、私は本委員会を通して厚生省に再三お願いをしてま……

第68回国会 社会労働委員会 第22号(1972/04/27、32期、公明党)

○古川(雅)委員 最初に、社会保障制度審議会の近藤会長臨時代行にお願いします。政府は審議会の答申を繰り返し無視を続けてまいりました。今回の法案提出にあたっても同様のことが行なわれたわけでございますが、今後とも審議会のあり方として、そうした政府の暴挙を許していくのか、御決意のほどをまず伺いたいと思います。  次に、健保連の安田会長にお伺いいたしますが、二分の一財政調整の問題でございますけれども、ただいまも古寺委員からいろいろお伺いしたわけでございますが、すでに健保連としては絶対反対の意向を表明していらっしゃいます。ただ今回の法改正が、いわゆる財政対策に終わっているわけでありまして、私たちはあくま……

第68回国会 社会労働委員会 第24号(1972/05/11、32期、公明党)

○古川(雅)委員 健康保険法及び厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案について若干質問をさせていただきます。  本法案につきましては、去る三月の十七日に本会議で斎藤厚生大臣から提案理由の趣旨説明が行なわれました。その際、私は、公明党を代表いたしまして質問に立って、首相、蔵相、厚相の所信をただしたわけでございます。  このとき私は、政府がこれまでの医療保険制度の抜本改正を怠り、そのために政管健保の赤字を一方的に国民に肩がわりさせようとしていることについて政治責任を糾弾いたしまして、以下四項目にわたって質問を展開したわけであります。  一つは、社会保障制度審議会の答申を無視したという点。二番目に……

第68回国会 社会労働委員会 第27号(1972/05/18、32期、公明党)

○古川(雅)委員 それぞれのお立場から貴重なる御意見をお述べをいただきまして、まことにありがとうございました。  私も時間の関係上順次お伺いしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。  最初に愛知県社会保険協会の浅井会長にお伺いしておきますけれども、まず第一に、保険料率の弾力調整条項でございますが、この点につきましては、わが党も非常に重視をしておりまして、国会対策上も弾力調整条項を撤回しない限り、他の改正部分についてもその修正の話し合いに乗らない、応じないという態度をとっているほどであります。お隣にいらっしゃいます橋詰先生から法律専門家の立場で、特にこれは憲法違反というようなおそれも……

第68回国会 社会労働委員会 第29号(1972/05/24、32期、公明党)

○古川(雅)委員 私は、公明党を代表いたしまして、健康保険法及び厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案、この政府案及びこれに対する修正案に対し、反対の意を表します。  政府提案になる原案は、政府管掌健康保険の赤字を理由に、標準報酬の上下限の改定、保険料率の引き上げ、賞与からの特別保険料の徴収、さらには保険料率の弾力的調整まで行なおうと意図する改悪法案であります。すなわち、中小企業及び零細企業従事者を対象とする政府管掌健康保険の被保険者に過酷な負担を押しつけ、取れるだけのものは取るという内容が露骨にあらわれておりました。  今日、政府管掌健康保険が膨大な赤字をかかえるに至った理由は、言うまでも……

第68回国会 社会労働委員会 第30号(1972/05/25、32期、公明党)

○古川(雅)委員 勤労婦人福祉法案について若干お伺いをしてまいりたいと思います。  勤労婦人、すなわち働く婦人の福祉に関して今回立法をお考えのようでありますが、最初にお伺いしてまいりますけれども、いわゆる働く婦人というのをどういうふうに定義なさっていらっしゃるのか、その辺から入っていきたいと思います。  いろいろ考え方はあると思いますけれども、労働時間あるいは労働環境、いろんな視野から分類もできると思いますが、たとえば労働時間から考えてフルタイマー、パートタイマーという分け方もあると思いますし、それから仕事の内容からいえば事務作業あるいは手工業、肉体労働、サービス業というような分け方もあると思……

第68回国会 社会労働委員会 第33号(1972/06/02、32期、公明党)

○古川(雅)委員 私は、ただいま議題となっております諸議案の中で、特に国民年金法等の一部を改正する法律案と、それに関連をいたしまして年金制度の一般的な問題点について若干質問を進めてまいりたいと思います。  今日まで数々の議論がございましたが、多少重複はあると思いますけれども、この際、厚生大臣も来年は年金の年であるということを非常に強調していらっしゃる点もありますので、わが党の考え方等も含めまして政府のお考えをさらにお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 最初に、わが国の年金制度が遺憾ながらまだ過渡期にあるということは政府としても十分お認めになっているところでありますが、これが欧米諸国……

第68回国会 社会労働委員会 第35号(1972/06/08、32期、公明党)

○古川(雅)委員 廃棄物処理施設整備緊急措置法案につきましてお尋ねをしてまいります。  私は、昨年の本委員会において十月十二日に、赤潮に関する総合対策の促進について、また同じく十一月十一日には、廃棄物の処理、ごみの処理に関しまして一般的に政府の御見解を伺ったわけでございますが、今回のこの法案の提案理由の説明を伺いながら、昭和五十年に至るこの計画の策定によって、はたしてどれだけの実効が期待できるか、非常に疑問を感じたところであります。そういう観点から、これから二、三お伺いをしてまいりたいと思いますが、特に今回の計画の策定にあたりましては、屎尿処理施設、ごみ処理施設のほかに産業廃棄物の処理施設につ……

第68回国会 予算委員会 第13号(1972/03/09、32期、公明党)

○古川(雅)委員 私は、本日は成人病対策についてお伺いをしてまいりたいと思います。  最初に、成人病の現状でありますが、成人病は、国民の総死亡の大体五〇%をこえていると思います  まず、胃ガン、肺ガン、子宮ガン等のいわゆる悪性新生物、これは昭和四十四年の数字でありますが、年間十一万八千五百五十九人の方がなくなっております。これは総死亡の一七・一%に当たります。また脳卒中等の脳血管の疾患がこの一年間で十七万七千八百九十四人、これは二五・六%、これに心臓病等のいわゆる心疾患を合わせますと二十六万一千二百五十一人で、この脳血管疾患と心疾患両方合わせますと三七・六%、これで総死亡に対して、いわゆるこの……

第69回国会 災害対策特別委員会 第3号(1972/07/27、32期、公明党)

○古川(雅)委員 私は、質問に入ります前に、今回日本列島を総なめに襲いました集中豪雨で家屋を流失し、あるいは全壊や半壊して、いまだに住むに家なく避難所に退避をしていらっしゃる皆さん、あるいは農林水産、商工業に携わって、生活の基盤に私たちが想像を絶するような被害をお受けになった皆さんに、心からお見舞いを申し上げたいと思いますし、また、すでに死者、行くえ不明も全国で四百人を突破しておりますが、そういう方々に対しまして、心から御冥福をお祈りしたいと思います。  先ほど来各委員から御発言がありまして、問題点はもうすでに十分指摘し尽くされていると思いますが、私も、災害発生と同時に、広島県を中心といたしま……

第69回国会 社会労働委員会 第1号(1972/08/08、32期、公明党)

○古川(雅)委員 広島、長崎に原爆が投下されて二十七年目の八月を迎えたわけでございますが、先ほど来山本委員から御指摘のありました点につきましては、私も全く同感であります。私自身、広島県選出議員の一人でありますし、また、かねがね被爆者団体の皆さんから御要望をいただいている、その内容に照らしても、先ほど来の山本委員の御指摘は、まことに被爆者の生活の苦しさからにじみ出た血の叫びではないかと思います。政務次官も広島県の選出でございまして、心情的には全く御同感ではないか。私は先ほど来政務次官のお顔を拝しながら、山本委員の御意見を拝聴していたわけでございますが、ただ政府を代表する立場に立っての御見解となり……

第69回国会 社会労働委員会 第3号(1972/10/11、32期、公明党)

○古川(雅)委員 きわめて短時間でございますが、保健所の問題につきまして若干お伺いをしてまいりたいと思います。  八月の当委員会で少し厚生省の見解をお伺いしてありますが、さらにそれに関連づけまして、その後、四十八年度の厚生省予算の概算要求も出ている時点でございますので、さらに具体的に見解をお伺いしてまいりたいと思います。  昨十月十日は体育の日でございまして、各方面から国民の皆さんの健康の問題、体力の問題等について数々の指摘がありました。確かに生活環境の悪化と数々の健康の増進を阻害する要素が増大していることが深刻に指摘をされておりまして、私も全く同感でございました。  そこで、お伺いを進めてい……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 建設委員会 第2号(1977/03/02、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 私は、建設行政の一般的な諸問題の中から、きわめて初歩的にわたりますけれども、数点にわたりまして政府の御見解と具体的な対処策をお伺いしてまいりたいと思います。  最初に建設大臣にお伺いをいたしますが、新年度の予算案の審議の過程で、公共事業によって景気の対策をということでございます。昭和五十二年度の公共事業は、昨年よりも二丁四%増の四兆二千八百十億円となっております。しかし、ここで今日までの公共事業の工事発注の状況を見てまいりますと、予算が成立をしてから、きわめて時間を要して、数カ月たたないと工事の発注はできないという現状になっております。特に、直轄工事の事業の三倍ぐらいになりま……

第80回国会 建設委員会 第5号(1977/03/16、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 ただいま議題となっております治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、治山にも重大な問題がたくさんございますけれども、私は本日は、治水に係る諸問題の中から数項目にわたって質問をしてまいりたいと思います。なお、午前からの質疑応答に一部、重複をすることがあるかもしれませんけれども、あらかじめ、お許しをいただきたいと思います。  最初にダムの問題でございますが、いわゆる特定多目的ダム法に基づきまして昭和四十九年以降に基本計画の公示がなされましたダムにつきまして、私これからピックアップしてまいりたいと思います。私が挙げましたのは七つございますが、福島県の大川ダム、……

第80回国会 建設委員会 第6号(1977/04/08、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 私は、建設並びに国土行政の一般的な問題につきまして、本日は二つの問題点について質問いたしたいと思います。  まず最初に、各地方自治体では、宅地の無秩庁な開発と人口流入に伴う関連公共施設の負担金の増加に非常に悩んでおります。最近、民間業者の宅地造成などに対する、いわゆる開発指導要綱というものをつくっているわけでございますが、自治省から、おいでをいただいておりますので、まず全国で現在、ほぼ、どれほどの市町村が、この開発指導要綱を作成しているか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 大変、多くの数に上っているわけでございますが、私の調べたところによりますと、この開発指導要……

第80回国会 建設委員会 第8号(1977/04/22、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)議員 ただいま議題となりました住宅基本法案につきまして、提案の理由及びその要旨につきまして御説明申し上げます。  住宅は、かけがえのない人間が住まうのみならず家族とのコミュニティーの形成の場であり、あすへの英気を養う場でもあり国民生活に欠かすことのできない基本的なものであります。  したがって、すべての国民に健康で文化的な生活を保障する責任を持つ国は、国民生活の基盤である住宅についても快適でゆとりのある住居を確保し、国民の住宅権を保障すべきであります。  ところが政府の住宅対策を見ますと、住宅金融公庫の融資状況に見受けられるように景気対策の一環として利用することに比重を置き、公営住……

第80回国会 災害対策特別委員会 第4号(1977/03/23、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 私は地震予知、災害対策をお伺いする前に、災害対策の一般的な諸問題につきまして、二、三お伺いを進めてまいりたいと思います。  最初に、本日午前八時三十五分ごろ、岐阜県揖斐郡久瀬村東津汲地区の国道三百三号線でバスの転落事故がございまして、死者、行方不明四名、重軽傷者四名という事故が起こっております。事故の詳細につきましては、私のところへテレファックスが入っておりますので、運輸省と建設省に急遽おいでをいただいているわけでございますから、所感をお伺いしたいと思います。  まず、運輸省につきましては、かつて昭和四十三年の八月十八日に飛騨川のバス転落事故がございました。死者百四名を出して……

第82回国会 建設委員会 第2号(1977/10/26、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 建設行政の一般的な諸問題の中から、本日は道路と住宅の問題について若干質問いたしたいと思います。  最初に道路問題でありますが、建設省の国道建設計画の中で緊急最優先区間と言われているのが約三百三十カ所あると言われております。地元の事例を引きましてはなはだ恐縮でございますが、私は、きょうは、広島県の祇園バイパスと三原バイパスの二つの区間について建設省の御見解を伺ってまいりたいと思います。  最初の祇園バイパスでございますが、これは広島市北部地区の、昭和五十年現在で約二十一万五千人、この人口が旧広島市内へ通勤通学をしているわけでございまして、朝夕の通勤通学ラッシュが非常に深刻なもの……

第84回国会 建設委員会 第1号(1978/01/24、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 冒頭大臣から御説明がありましたとおり、去る一月六日付で日本住宅公団から公団賃貸住宅の家賃改定について建設大臣に対して承認申請が提出され、本年七月一日をめどにこの家賃改定の実施をすると言われております。  時間の関係で、最初に大臣に対して五点にわたりましてお伺いをしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  まず最初に、ただいまもございましたが、この承認を一月、今月じゅうに出すと言われております。先ほど大臣は、十分に検討して、意見を拝聴して合意を成立させたい、このようにおっしゃっておりますが、実際問題として、建設省と公団の間にすでに合意を見ているのでこうして承認申請に……

第84回国会 建設委員会 第5号(1978/03/01、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 去る二月九日の本委員会で、建設大臣が所信の表明をされました。以下、大臣の所信の中から、道路問題と住宅問題に多少関連をさせながらお伺いを進めてまいりたいと思います。  最初に、道路問題に入ってまいりたいと思いますが、大臣は所信の第三項の道路の整備について、特に今後の道路行政のあり方につきまして、「道路交通の安全の確保と生活環境の改善に十分配意しつつ、幹線道路から日常生活の基盤となる市町村道に至るまでの道路網を体系的に整備するとともに、道路管理体制の強化を図ってまいりたいと存じます。」このように述べていらっしゃるわけであります。  非常に道路に対する需要の高い中ではありますが、私……

第84回国会 建設委員会 第8号(1978/03/29、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 ただいま議題になっております住宅金融公庫法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  御提案の改正案の内容につきましては、三つの条項にわたりまして、これを柱としてそれぞれ改正を図っておるようでありますが、この内容については一応理解できるといたしまして、住宅の供給並びに金融という部面にわたりまして、一般的に二、三御質問を進めてまいりたいと思います。  政府は、五十三年度の経済成長率七%達成のために、個人住宅建設への住宅金融公庫融資を三十万戸ふやし、無抽せんとして合計四十五万戸、住宅ローン減税及びローンの返済猶予などの施策をとりまして、公共事業と並んで民間住宅の建設を据え……

第84回国会 建設委員会 第11号(1978/04/12、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 建設省より先日配付されました「建設省所管公共事業等の執行の確保に関する報告」にありますとおり、政府は昭和五十三年度予算に係る公共事業について、第一・四半期においてできる限り多くの契約ができるように努力を払いつつ、上半期末に契約済み額の割合が全体として七〇%程度になるということを目途として準備を進めていることが決定されているわけでございますが、本日は、この大型と言われる公共事業に伴う建設業の実態について若干お伺いを進めてまいりたいと思います。  最初に大臣にお伺いをいたしますが、建設省は、直轄工事の下請状況を昭和五十二年十一月二十四日から十二月二十五日まで調査を行い、現在まとめ……

第84回国会 建設委員会 第15号(1978/06/14、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 私は建設及び国土行政の諸問題の中から、きょうは二つの事項にわたって質問をいたします。  最初は、去る六月十二日の夕刻、仙台市を中心にして大きな被害をもたらしました一九七八年宮城県沖地震災害についてお伺いをしてまいります。明日災害対策特別委員会の派遣によって現地を視察してまいりますし、また明後日災害対策特別委員会が開かれますのでそのときまた詳細にお伺いをしたいと思いますが、特にいま気になりますことが二つばかりございます。  けさほどから若干お話がございましたが、その一つは、死者二十一人、行方不明一人、負傷四百三十四人、これは六月十三日十四時現在に判明した人的な被害でございますが……

第84回国会 災害対策特別委員会 第3号(1978/01/31、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 一月十四日に発生をいたしました伊豆大島近海地震の被害につきまして、今後の対応策について、わが党では一月の二十五日の本会議の代表質問におきまして竹入委員長から、また一月二十七日の予算委員会では広沢委員から質疑がございました。私は、先ほど委員長の御報告にもありました委員会派遣の被害の調査団の一員として加えていただきまして、また、地元薮仲代議士も現地参加をいたしておりますが、県を初め被災地の皆さんから直接承った御要望等を踏まえて質問を進めてまいりたいと思います。  午前中から質疑がございまして、重複をするかもしれませんが、政府各省から専門の担当官の皆さんにおいでをいただいております……

第84回国会 災害対策特別委員会 第5号(1978/03/03、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 先ほど国土庁長官から「昭和五十三年度の防災計画及び災害復旧計画等の概要」の説明がありました。その後、四柳国土庁審議官からは、災害関係予算案の内容を中心にして補足説明がございましたので、若干質問を申し上げたいと思います。  最初に、大臣にお伺いをいたしますが、いわゆる災害対策事業につきましては、災害復旧事業あるいは改良復旧事業、これは再度の災害を防止するという意味の改良復旧事業であります。それから震災対策、防災対策、この中には防災の組織あるいは通信連絡網というような事業がございます。災害復旧関係事業の技術開発、科学技術の研究、国土保全事業等、非常に多岐にわたっているわけでありま……

第84回国会 災害対策特別委員会 第11号(1978/04/20、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 ただいま議題になっております大規模地震対策特別措置法案につきましては、去る四月十三日に提案理由の御説明がありまして以来、数々の議論がございました。また昨日は参考人にそれぞれ専門の諸先生方をお招きして、御意見の開陳もいただいております。そうした中で問題点の指摘は十分行われたと私は思いますが、長官もそういう問題点の指摘を踏まえて、その一つ一つについてはすでに明確に見解をお固めになっているのではないかと思います。そういう意味で、以下質問をしてまいりたいと思います。  最初に、この法案の要旨の一つでありますが、総理大臣は、気象庁長官から地震の予知情報の報告を受けた場合において、地震防……

第85回国会 建設委員会 第2号(1978/10/20、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 三十分という限られた持ち時間でございますので、きわめて断片的になりますが、私は建設及び国土行政にわたりまして若干御質問申し上げたいと思います。  最初に、国道二号線の三原バイパスについてでございますが、この問題点につきましては、昨年の十月二十六日の本委員会で比較的詳細にわたってお伺いをしたわけでございますが、そのとき浅井前道路局長の答弁は「しっかりしたアセスメントをやって、ルートについて完全な御理解をいただいた上で、ぜひ早くこのバイパスの完成をしたいというふうに考えておりますが、その前の段階に県、市、地元関係者の御理解と協力を得てバイパスの都市計画決定をまずやらなければいけま……

第87回国会 災害対策特別委員会 第2号(1979/02/22、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 昭和五十四年度における防災計画及び災害復旧等の概要について御説明がございましたので、若干質問を申し上げたいと思います。  最初に長官に、いわゆる災害対策について国土庁並びに長官に一体何ができるのかということについてお伺いをしてまいりたいと思います。  災害対策につきましてはいろいろな事業が伴っているわけでございます。災害対策事業として、災害の復旧事業であるとか改良事業、あるいは震災対策、防災対策、あるいは災害に対する技術開発、科学研究、非常に多岐にわたっているわけでございます。災害全般に対する責任は当然中央防災会議にありまして、その責任者は総理ということになるわけでございます……

第87回国会 農林水産委員会 第8号(1979/04/24、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 ただいま議題になっております林業等振興資金融通暫定措置法案につきまして、若干の御質問を申し上げたいと思います。  限られた九十分という時間の中で、私は、第一に本法案に関係する問題点、次に国有林野事業の特別会計の財務状況に関する問題点、三番目に本法案に多少関連をさせながら、いわゆる林政問題の一般について、最後に木材の備蓄対策事業の問題点、この四項目にわたってお伺いを進めてまいりたいと思います。午前中来の質問に多少重複をするかもしれませんが、あらかじめお許しをいただきたいと思います。  最初に、本法案に関する問題点についてでありますが、この法案をなぜ暫定法にしたか。法案で言う「当……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 大蔵委員会 第2号(1979/12/07、35期、公明党・国民会議)

○古川委員 ただいま議題となりました税理士法の一部を改正する法律案につきまして、若干質問をいたします。  最初に、提案をされました経緯を踏まえまして、大臣に基本的なお考えをお伺いしてまいりますが、政府は税理法改正案を提案するに当たりまして、先ほど提案理由の説明の中で「税理士制度の実情等に顧み、その改善を図り、税理士業務のより適正な運営に資するため、税理士の使命の明確化」等々を挙げて所要の改正を提案しておられるわけでございます。  第八十七国会、第八十八国会に提案をされましたけれども成立を見なかったという経緯があるわけでございますが、いろいろと努力はしていらっしゃると思いますけれども、全体的に税……

第91回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1980/02/19、35期、公明党・国民会議)

○古川委員 私は、去る二月十二日の本委員会で、環境庁長官から所信の表明がございまして、その長官の御決意に関連をいたしまして、数点にわたってこれから質問を進めてまいりたいと思います。  最初に、いわゆる環境政策、環境行政の基本的な問題点についてでございますが、所信表明の中でも、長官は、非常に重大な決意とともに、今後とも誠心誠意、最大限の努力を払いたいというふうにおっしゃっているわけでございます。ただ、今後の環境問題をどのように考えていくかという点につきましては、環境政策あるいは環境行政の役割りそのものを問い直していく必要があるのじゃないか。高度経済成長がもたらしたわが国の公害、あるいは環境破壊に……

第91回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1980/04/18、35期、公明党・国民会議)

○古川委員 私は、本日は流域下水道の問題点、それから赤潮対策の問題、さらに公害健康被害補償にかかわる問題、そして最後に環境アセスメント法案に関する問題、こういった点について、時間の許す限りお伺いを進めてまいりたいと思います。  最初に、流域下水道の問題点でございますが、建設省からおいでをいただいておりますので、まず建設省に御質問申し上げます。  一般に、下水道整備事業が公共事業の大幅な伸びに従いまして、五十一年度以降特に目立って伸びてきているわけでございますが、五十四年度の当初あるいは実績に比して、五十五年度の事業量はどのようになっているか、その点まず御説明をいただきたいと思います。

第91回国会 大蔵委員会 第13号(1980/03/18、35期、公明党・国民会議)

○古川委員 ただいま議題となっております両法案につきまして若干の質問をいたします。なお、途中で関連した事項についてもお伺いをしてまいりたいと思うのであります。  きょうは大臣が御出席ではございませんので、残余の質問については明日に譲ることといたしまして、最初に五十五年度の税制改正につきまして両法案の提案理由の説明の中に「税制改正の一環」という言葉をお使いになっておるわけでございます。これはいわゆる来るべき本格的な増税時代への前ぶれ、そのワンステップとしての一環という意味ともとれるのではないか、こういう指摘も数々なされておるわけでございます。そのとおりでございましょうか。

第91回国会 大蔵委員会 第14号(1980/03/19、35期、公明党・国民会議)

○古川委員 ただいま議題となっております両法案から多少離れますが、関連をいたしまして二つの問題について若干質問いたしたいと思います。  第一に、五十五年度の税制改正につきましては、これは将来の本格増税への布石であるという一つの観点があるわけでございます。ことに将来大型新税、仮称一般消費税としてこれを導入するということについては、従来大蔵省には伝統的な願望があると言われておりました。いわゆる好不況にかかわらず税収を維持することができる間接税中心主義といったものがあるわけでございます。今回の一般消費税導入論議については、これはいわゆる財政再建論を利用したにすぎないという見方があるわけでございます。……

第91回国会 大蔵委員会 第15号(1980/03/21、35期、公明党・国民会議)

○古川委員 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となっております所得税法の一部を改正する法律案並びに租税特別措置法の一部を改正する法律案について、反対の態度を明らかにし、討論を行うものであります。  われわれが反対する理由の第一は、議題となっております両法案の改正内容はもとより、政府の税制改正に対する姿勢が当面する主要な政治課題である財政再建、国民生活の向上に対して十分とは言えないからであります。  特に、政府は五十五年度を財政再建元年と定め、大平総理大臣も所信表明演説で、財政再建については今後数年間でなし遂げると明らかにしております。  財政再建の推進に当たって、不公平税制の是正、既……

第91回国会 大蔵委員会 第21号(1980/04/08、35期、公明党・国民会議)

○古川委員 ただいま議題となっております法案に関連をいたしまして、若干質問をさせていただきます。  今年度の国債発行予定額十四兆二千七百億円は、前年度の当初予算における発行予定額十五兆二千七百億円に比べて一兆円減っている。これは今回の財政再建に当たっての一つの大きなポイントになっていると言われておりますけれども、五十四年度の実績は当初予定額より約一兆八千億円を減額しているわけでございまして、実績十三兆四千七百億円程度に比べますと、今回の発行予定額というのはこれは史上最高ということになるのであって、一兆円を減らしたということを強調なさる意図がどうも明らかではないわけでありますが、この点についての……

第91回国会 大蔵委員会 第24号(1980/04/18、35期、公明党・国民会議)

○古川委員 ただいま議題になっております法案に関しまして、基本的な問題にしぼって若干お尋ねをいたします。  まずIMFでございますが、御説明によりますと、出資額を現行の三百九十億SDRから五〇%増額をして五百八十六億SDRに増額をする、これに従って日本の出資額をふやすということでございますが、融資する際に、いわゆる改善計画の提出を要求しているわけでございまして、その計画も非常に厳しくチェックされるわけですが、その国の国内政策にも内容的に非常に厳しいさまざまな注文もつけるというようなことで、借り手側にいろいろ意見があるようでございますが、世界経済の発展に貢献をする見地というこの立場から、こういっ……

第91回国会 大蔵委員会 第26号(1980/04/24、35期、公明党・国民会議)

○古川委員 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となっております電源開発促進税法の一部を改正する法律案並びに電源開発促進対策特別会計法及び石炭及び石油対策特別会計法の一部を改正する法律案並びに自由民主党提出の修正案に対し.反対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合が共同提案する電源開発促進対策特別会計法及び石炭及び石油対策特別会計法の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成の態度を明らかにし、討論を行うものであります。  われわれが反対する理由の第一は、政府が、わが国の経済動向及び国民生活にとってきわめて重要な課題であるエネルギー問題、とりわけ石油代替エネルギー対策を目的税……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 外務委員会 第5号(1984/04/04、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 ただいま議題になっております両脇定に関連をいたしまして、大臣の御所見を中心に若干お伺いをしてまいります。  今回の中曽根総理の訪中につきまして、新聞等の報道で承知する限り非常に異例な歓迎ぶりで首相をお迎えになったわけでありますが、ケ小平主任を初めといたしまして各指導者層の発言等からも、日本にかける期待というのは非常に並み並みならないものがあると思います。経済協力、そしてまた日本の企業の進出ということに対して、中国側のこうした熱い要請に対して大臣はどのように受けとめていらっしゃるか、まずそこから御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣から今後の課題も含めて御所見を伺ったわけで……

第101回国会 外務委員会 第7号(1984/04/13、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 ただいま議題になっております三件に関連をいたしまして若干質問を進めさせていただきます。  最初に、出版物の国際交換に関する条約をA条約として、公の出版物及び政府の文書の交換に関する条約、これをB条約としてお伺いを進めてまいります。  現在ユネスコ加盟国の総数は百五十数カ国というふうに承知をいたしておりますけれども、ユネスコの総会で採択をされたこの二条約の締結国は提案理由の説明によりましてもA条約が三十九カ国、B条約が四十一カ国となっております。これは余りにも少ないという感じを受けるわけでございますけれども、今後の締緒国となり得る国としてはどういうところが考えられるか、大体日本が最後……

第101回国会 外務委員会 第11号(1984/04/27、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 ただいま議題となっております民間航空機貿易協定附属書の改正について御質問を申し上げます。  最初に、関連をいたしまして次期民間航空機の開発についてお伺いをしてまいります。  航空機の開発製造には莫大な資金が必要とされますし、非常にリスクも多いし、またリスクの分散、需要の拡大のために国際共同開発が一般化しつつある現状だと思いますが、いわゆるYX、日米伊三国共同開発のボーイング767に続いて、ボーイング社と三菱重工業、川崎重工業、富士重工業の我が国の航空機メーカー二社と米ボーイング社との間で次期民間航空機YXXの国際共同開発について了解覚書に署名をしたと報じられております。通産省おいで……

第101回国会 外務委員会 第14号(1984/05/11、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 ただいま議題になっております三件の中で、私は、日本・マレーシア郵便為替約定並びに国際電気通信条約及び関係議定書、この二件について若干の御質問を申し上げます。  最初に、郵便為替約定の方でございますが、万国郵便連合いわゆるUPU及びアジア・太平洋郵便連合、APPUの今年度の分担金はどのぐらいになっているか、おのおの日本の分担割合がどうなっているか、もしよろしければ、この分担金が連合の運営のためにどのような支出をなされているか、まず、そこからお伺いをしていきたいと思います。
【次の発言】 支出の方はどうですか。――概要でいいですよ。

第101回国会 外務委員会 第15号(1984/05/18、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 内閣総理大臣に若干の質問をいたします。  従来、我が国は軍事大国にならない、平和外交に徹すると内外に表明をしてまいりました。昭和五十一年十一月に閣議決定をした防衛費は当面GNPの一%以内とする、この方針は国内的、国際的に日本の平和原則というものになりつつあると思います。総理はことし三月二十八日の参議院予算委員会でも防衛費のGNP一%以内を守っていくと明確に述べられております。先ほど来御答弁を伺っておりましたが、このことにいささかの変更もないのかどうか。  今月の十五日に自民党安全保障調査会の防衛力整備小委員会で五九中業は一%枠があっては実現できない、一%枠を撤廃すべきである、そうい……

第101回国会 外務委員会 第17号(1984/07/18、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 安倍外務大臣に若干の質問をいたします。端的に御答弁をいただきたいと思います。  ポスト中曽根の資格を十分お持ちになる自民党のニューリーダーのお一人として、安倍外務大臣は二十回を超える一連の外遊に一段落をつけられまして、安倍外交にますます自信をお深めになったとされております。外務省内部はもちろん、各国でも評価は非常に高いということで、これは私も存じているところでありますが、一方には、安倍外交も中曽根首相の陰に隠れるケースが多いという指摘があるのも事実でございます。突然で大変失礼でございますが、秋の政局に向けて大臣は御自身で安倍外交を何点くらいに自己評価をしておられるか、御答弁をいただ……

第101回国会 外務委員会 第20号(1984/11/09、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 安倍外務大臣に若干の御質問を申し上げます。  第二次中曽根内閣の発足に伴いまして、連続三期目の外務大臣のポストにおつきになったわけでございますが、安倍大臣の基本姿勢でいらっしゃる日本外交の幅を広げようということで東奔西走していらっしゃいまして、ますます自信を深めていらっしゃると思いますし、これからまた手腕をお振るいになると思うのでございますが、総理と表裏一体で今後も日本の外交をお進めになっていくのか、あるいはまた外交の最高責任者として、総理の一定の方向性にある程度牽制を加えながら外交を進めていらっしゃるのか、その点は非常に国民にとりまして関心も高いし、また心配の種でもございます。そ……

第101回国会 建設委員会 第3号(1984/03/09、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 去る二月二十二日の本委員会におきまして、両大臣の大変御立派な御所信をお伺いしたわけでございますが、若干御質問を申し上げたいと思うわけでございます。  殊に建設大臣の御所信では、冒頭から、最近の我が国の経済の課題を、物価の安定、国内需要を中心とした景気の拡大あるいは持続的な安定成長、雇用の安定確保、行財政改革の着実な推進というふうにおとらえになりまして、一方、現状としては、昭和五十九年度予算の編成に当たって経費の徹底した節減合理化を行うこと、あるいは歳出規模を厳しく抑制することというふうにお述べになりまして、非常に厳しいこれからの建設行政の運用ということの御覚悟がそこからうかがわれる……

第101回国会 建設委員会 第5号(1984/04/04、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 建設省からいただきました公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部改正についてという説明の文書でございますが、洪水等の異常な天然現象によって被災した公共土木施設について、本法によってその速やかな復旧を図っているというふうにお示してございます。なぜ今、一部改正なのかということについては、先ほども御答弁がございましたが、五十七年七月三十日の臨時行政調査会の答申に基づいて所要の改善をするのだということでございますが、この法改正によって一体何がどれだけ変わっていくのか、公共土木施設を初めとして災害復旧に対する非常に大きな要望と期待がありますだけに、この改正について何らかのその点についての前……

第101回国会 建設委員会 第8号(1984/05/18、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 建設行政にかかわる問題点について、短時間で多岐にわたりますが、若干の質問をいたします。  初めに、第二電電に関連をいたしまして、建設省は電気通信事業の自由化に対応して、同事業に積極的に進出をする方針を決めたというふうに聞いております。全国の高速道路網を活用した光ファイバーケーブルによる情報ハイウェーを建設していく方針を決めたというのがその問題でありますが、六月にはこの計画を推進させる機関として財団法人道路新産業開発機構を発足させて、昭和六十一年四月には電気通信事業の中核になる子会社を民間企業による出資を前提として発足をさせる、このように決めたとも言われておりますが、これに相違ござい……

第101回国会 建設委員会 第9号(1984/07/11、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 私は河川環境の管理に関しまして若干の質問をいたします。  昭和五十六年三月に、建設大臣が河川審議会に対しまして、治水と利水との調和のとれた望ましい河川環境のあり方の今後の方向について諮問をされました。同年十二月に同審議会から「河川環境管理のあり方について」という答申を得たわけでございます。  そこで、一級河川の河川区域内の国有地占用状況、建設省のお調べによりますと、公園緑地で三千八百二十二ヘクタール、一般の運動場が三千五ヘクタール、学校の運動場が百三十ヘクタール、採草地が一万三千三百六十六ヘクタール、田畑に一万二千五百九十七ヘクタール、ゴルフ場に千六百五十四ヘクタール、自動車練習場……

第101回国会 建設委員会 第10号(1984/07/27、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 建設大臣に若干の質問をいたします。  来年度の予算編成をめぐり、公共投資拡大の是非が議論を呼んでおるわけでございます。繰り返しになりまして大変恐縮でございますが、大臣は大変御苦労をされ、この点御努力を続けておられるわけでありますが、非常に厳しい財政事情であるということ、その中で、今後公共事業の増額による積極財政への転換というものが可能だ、御決意のほどはわかりますけれども、大臣御自身のお見通しはいかがでしょうか。
【次の発言】 この点につきまして、建設国債を増発をして税収の増を図り、このことが決して財政の健全性を損なわない、そういう見方もございますし、また一方には、公共事業を拡大する……

第101回国会 予算委員会 第19号(1984/03/13、37期、公明党・国民会議)【政府役職】

○古川政府委員 お答え申し上げます。  戦後平和が一貫して維持されておりますのは、抑止という理論の正しさを示しておるわけでございまして、現在の世界の情勢というものが東西、ソ連とアメリカを軸といたします東西の関係に分かれております際に、片っ方の方が力を増した際に、一方がじっとしておったのでは、抑止が破れる可能性があるわけでございます。先ほどから議論になっておりますお話は、あくまでもソ連が核及び通常の兵力を極東において極めて急速に増強さしておるというのが、これが大前提でございまして、それに対応するためにアメリカがいろいろな対応策を講じておる、その限りにおきましては、私はこの抑止の理論からいいまして……

第102回国会 外務委員会 第1号(1984/12/12、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 私は、米原子力空母カール・ビンソンの横須賀寄港問題に関連をいたしまして、安倍外務大臣に若干の質問をいたします。  カール・ビンソンの横須賀入港断行は、日米軍事協力関係の緊密化を一層鮮明にしたと思います。国民の声は、核持ち込みの疑惑にもかかわらず寄港を認めた政府の責任は重大であるとするもの、あるいは日本の核基地化につながる危険があるではないかというもの、あるいはやむを得ないじゃないかという声も聞かれましたし、さらにまた、機動隊出動をもたらす反対行動に目を奪われて、わからないという声も随分ふえてまいりました。こうした事態を踏まえて、まず大臣の所感をお伺いしておきたいと思います。

第102回国会 社会労働委員会 第22号(1985/05/23、37期、公明党・国民会議)

○古川委員 ただいま議題になっております法案に関連をいたしまして、厚生大臣に若干の質問をいたします。  被爆四十周年という非常に大事な節目の年でございまして、厚生省はことしの秋、十年ぶりに懸案の死没者調査を初めて実施することを含めて被爆者の実態調査を行うと伺っております。  特に死没者調査につきましても、被爆直後、昭和二十年代というような状況下であれば無理であったにしても、四十年にして国が主体になってこの調査に乗り出すということ、これは進め方によっては非常に高く評価をしなければならないと思いますが、ただ今日を迎えた――これは国が怠り続けてきた、もっとはっきり言えば原爆の実相を世界に訴える責務を……


各種会議発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1970/03/17、32期、公明党)

○古川(雅)分科員 限られた短い時間に、およそ三点にわたってお伺いをしたいと思います。  最初は小児病、いわゆる幼いお子さん方の病気の問題でございますが、これが対策については非常なおくれがあるというふうに私は思いますので、前向きの姿勢で御答弁を賜わりたいと思います。ことに私が今回取り上げさせていただきたいのは、小児ガンの問題でございまして、三年ほど前に大きな社会問題になったことも私、記憶いたしております。その後政府におきましても、幾つかの対策はお立てになったと思いますが、実際問題として、医療の技術的な問題も現在行き詰まっているようでありますし、むしろこの問題は、こうしたお子さんをかかえた御父兄……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1970/03/18、32期、公明党)

○古川(雅)分科員 最近、新聞報道によりますと、染料工場で泌尿器系統のガンが多発しておると報ぜられております。この点に関しまして若干お伺いいたしたいと思います。  染料の原料に発ガン物質が含まれているということですが、この染料の製造工程についての御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 御説明でよくわかりましたが、しろうと考えではまだまだ染料そのものに発ガン物質があるということで、この染料を使った繊維製品にかなり不安を持っている向きもございますので、確認をするようでございますが、その点絶対に危険性はないのか、発ガンの不安はないのか確認をしたいと思います。そうしてまた、聞くところによります……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1971/02/25、32期、公明党)

○古川(雅)分科員 岡山以西の山陽新幹線の工事がすでに進められているわけでございますが、公共事業の計画、施行でございますけれども、当然沿線住民からいろいろな苦情、そういった要望等が持ち込まれております。最初から具体的な例を申し上げまして、当局の見解をお伺いしてまいりたいと思います。  広島県の福山市内でございますが、ここは現在線に非常に踏切が多いというような事情、あるいは新幹線の工事によって市街地を二分しないというような、いろいろな事情でいわゆる二重高架建設で進められております。このために、この沿線にございます福山の市道玉東線の幅を半分にいたしまして、そこに現在の山陽本線を移して、現在線のあと……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1971/02/24、32期、公明党)

○古川(雅)分科員 私は本日は保育所の問題、なかんずく無認可保育所の実態について若干お伺いをしてまいりたいと思います。少々古い記録でございますが、昨年の八月三十一日の新聞に、厚生大臣が保育所設置に対する国の助成措置を来年度から大幅に拡充する。五十年までに要保育児の一〇〇%の収容を目ざすいわゆる保育所緊急整備基本計画をまとめるとともに、将来児童教育の義務化が予想されるために、近く児童福祉審議会に幼児教育の義務化と保育所の関係について諮問する方針をきめたということがございます。この問題に対しましてその後どうなっているか、その御報告をいただきたいと思います。

第68回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1972/03/24、32期、公明党)

○古川(雅)分科員 私はきょうは新幹線の騒音等の公害につきましてお伺いをしてまいりたいと思います。これはこれまでしばしば質問に出たそうでありますし、かなり重複する点があるかと思いますが、ひとつお許しをいただきたいと思います。  実は昨年本第五分科会におきまして、この問題を取り上げさしていただきまして、御答弁をいただきました。その後さらに問題はむしろ拡大する方向にあると思いますので、あらためて取り上げさせていただいたような次第でございます。ことに全国的に新幹線網の構想が発表になりまして、さらに最近は三月十五日から山陽新幹線も岡山まで開通をしたわけでありまして、国民もまた新幹線に対し非常な関心を寄……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1977/03/14、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)分科員 私は、恩給の問題について若干お尋ねをしてまいりたいと思います。  いわゆる恩給につきましては、終戦という特別な事情がございまして、それに関連して非常に不利な処遇を受けざるを得なかった人々に対する措置、あるいは各種公的年金等の整備拡充に伴って、その制度と恩給制度の関連、こうしたことからその様態が非常に複雑多岐をきわめているわけでございます。私は、きょうはなかんずくいわゆる軍人恩給といわれる旧軍人に対する恩給の問題について、大変断片的になりますけれども、二、三お伺いをしてまいりたいと思います。と申しますのは、こうして非常に複雑な仕組みもありまして一般にはかなり認識の誤り、誤解と……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1977/03/12、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)分科員 断片的にわたりまして、はなはだ恐縮でございますが、二、三の事項について政府の所見を伺ってまいりたいと思います。  まず最初に、広島大学水畜産学部に所属をいたしております実習船豊潮丸についてお伺いいたします。この船は非常に老朽化をいたしておりまして、設備等も非常に陳腐化いたしております。新年度予算で新たに建造の予算として四億八千万円が計上されたというふうに伺っております。予算要求の方は六億円ということで試算をいたしております。この約一億二千万の減額が出ておりますけれども、この点、問題はないか、まずその点からお伺いしていきたいと思います。

第80回国会 予算委員会第六分科会 第4号(1977/03/15、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)分科員 最近の新聞報道によりますと、新幹線のレールや橋梁、そういう施設が建設当初に予想しなかった過密ダイヤによりまして非常に疲労をしている、そのために耐用年数が半減しているのじゃないか。したがって、最近レールのひび割れ、それから車体のトラブルが頻発をしているわけでございますけれども、現在のレール交換あるいは若返りのための工事、こういった対策では間に合わないのではないか。一つ間違えばこれは大惨事になりかねないわけであります。私はそう思いますし、また新聞の報道もそのように指摘をしているわけでございますが、ひとつ乗客の不安の解消のためにも現状と対策についてお示しをいただきたいと思います。

第82回国会 運輸委員会建設委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/14、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)委員 ただいま議題になっております特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案に関しまして、若干の質問をしてまいりたいと思います。  初めに、法案の第八条についてでありますが、「特定空港の設置者は、航空機騒音障害防止特別地区内の土地の所有者から第五条第二項の規定による用益の制限のため当該土地の利用に著しい支障をきたすこととなることにより当該土地を特定空港の設置者において買い入れるべき旨の申出があつた場合においては、当該土地を買い入れるものとする。」という規定になっております。この規定につきましては、いわゆる形成権のような、設置者が土地を買い入れなければならないという義務づけが明確になって……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1978/02/28、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)分科員 厚生行政の一般的な問題の中から若干質問を行いたいと思います。まず最初に、診療放射線技師及び診療エックス線技師法第二十六条第二項第二号に係る運用上の問題点についてお伺いをしてまいります。  私は、昭和五十二年四月二十三日に、政府に対してこの問題点について質問主意書を提出いたしました。以下がその内容でございますが、   本法第二十六条第二項第二号とは「2 診療放射線技師又は診療エックス線技師は、病院又は診療所以外の場所においてその業務を行なつてはならない。ただし、次に掲げる場合はこの限りでない。」「二 多数の者の健康診断を一時に行なう場合において、医師又は歯科医師の立会いの下に……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1978/03/02、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)分科員 私は、農林行政の一般的な問題の中から、若干質問をいたしたいと思います。  まず最初に、水田利用再編対策、いわゆる米の減反転作問題についてでありますが、わが国の食糧政策と農業構造の基本が改めて問い直される非常に重大な事態であると考えております。政府は、昭和四十五年以降、米の需給均衡を図るために生産調整を行ってまいりました。農民はこの政府の方針に対して、困難に耐えながら協力をして、その目標の達成に努めてきたわけであります。しかるに政府は、米の消費拡大施策は何らとらないまま、なおかつ需給計画は全く不備のまま今日に至っているわけでありまして、この上は食管制度を堅持しながら、いわゆる……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1979/02/27、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)分科員 初めに、スモン患者の救済策についてお伺いを進めてまいります。  去る二月二十二日に広島地裁で言い渡された広島スモンの訴訟判決に対して、厚生省は二十四日、広島高裁に控訴をされました。被告の製薬三社のうち、田辺製薬も即日控訴いたしましたし、残る二社もこの国の控訴に追随をして控訴をすると見られております。  広島地裁の判決は、御承知のとおり、国は薬事法上医薬品安全確保義務がある、三十一年一月にはスモンの予見が可能だったのに、被害を回避する措置をとらなかった責任があるというふうに指摘をしているわけでございます。  国はこれに反論の論拠を並べておられるわけでございますが、当然患者の皆……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1979/03/02、34期、公明党・国民会議)

○古川(雅)分科員 国は、昭和四十九年五月に公布、施行されました伝統的工芸品産業の振興に関する法律の運用に基づきまして、いわゆる伝産振興対策の幾つかを行っておられます。その一つに、東京で行われております全国伝統的工芸品展がございます。この展覧会に対しまして、同振興協会を通してわずかながら補助金を出しておられますし、また、この五十四年度予算案にも計上されているわけでございます。しかしながら、地方別のこうした伝統的工芸品展に対しては助成計画がないのではないかというふうに理解をしているわけであります。ちなみに昨年の一月二十日に行われました第一回の中国地方の伝統的工芸品展におきましても、通産局では非常……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1979/12/26、35期、公明党・国民会議)

○古川小委員 金融及び証券に関する件について、若干質問を申し上げます。  佐々木参考人には年末の大変御多忙の中を出席いただきまして、先ほど来金融制度調査会会長として、また学識経験者としての個人のお立場からいろいろ御意見を伺っておりまして、心から御礼を申し上げます。  大蔵省当局に対してもいろいろお伺いをしながら質問を進めてまいります。多少堀委員の御質問と重複する点があるかと思いますが、あらかじめお許しをいただきたいと思います。  政府は十二月十九日、国債発行等懇談会を開きました。五十五年度の国債発行・消化計画を正式に決めたとされておりますけれども、発行総額が今年度当初計画よりも約一兆円少ない十……

第91回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1980/03/04、35期、公明党・国民会議)

○古川分科員 若干質問をさしていただきます。  最初に、国土庁からおいでをいただいておりますので、第三次全国総合開発計画、いわゆる三全総についてお伺いをさしていただきます。  政府が三全総を策定いたしましてから、関係各省との間の調整等を通して事業実施を進めてこられたわけでございます。ことに、三全総そのものについては、都市と農山村を一体に、自然、生活、生産の各環境を総合的に整備して、人口の地方定住を進めるために定住圏を全国に二百ないし三百設定をするのがねらいであるとされておりまして、以来、自治省あるいは建設省等からこの定住圏構想と多少内容を異にする構想も同時に出されまして、調整を進められてきたわ……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1980/03/04、35期、公明党・国民会議)

○古川分科員 若干の質問をいたします。  最初に、大臣にお伺いいたしますが、国民の間で、いわゆる見直しという名のもとに福祉の政策、制度が後退をしていく、いまそういう時流にあるのではないかという不安が高まっております。たまたま老人医療あるいは児童手当、教科書の無償配付の制度、こういったものを含めて見直ししていこう、そういうことで大蔵大臣、そして厚生大臣、官房長官、自民党三役の間で覚書が交わされたということがすでに予算委員会で取り上げられておりますけれども、これは国会の審議を拘束するだけでなくて、これから非常に大きな数数の問題を抱えて、国民の社会保障経費に対する大きな需要にこたえていかなければなら……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1984/03/10、37期、公明党・国民会議)

○古川分科員 若干御質問を申し上げます。  最初に、三年越しの牛肉、オレンジを初めとする日米間の農産物自由化・枠拡大の問題でございますが、いよいよ大詰めを迎えまして大臣も大変御苦心をしていらっしゃることをよく伺っております。昨日流れました情報では、三月いっぱいの決着に最大限の努力を払うとしながらも、大臣は米側からの無理な要求があれば三月にはこだわらないというふうにおっしゃったと伺っておりますが、また本日の情報によりますと、この中旬の間に事務レベルの交渉を済ませて大臣の訪米も含めて今月内には決着を見るということでございまして、当然毎日状況が変わっていく激しい動きもあると思いますけれども、大臣、そ……


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ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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