このページでは塩崎潤衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。塩崎潤衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○塩崎委員 お許しを得まして、本四連絡橋公団法案及び地方道路公社法案につきまして御質疑をさせていただきたいと思います。これまでの何回かの質疑応答の中でいろいろと問題点が明らかにされたのでございますが、なおできる限り重複を避けながら、私どもの知りたい点について、大臣をはじめ建設省当局にお尋ねしたいと思います。 これまでの質疑応答から明らかになった点が四点ばかりあると思うのでございます。もちろん、本法案におきまして明らかになった点があり、これによって本四連絡橋公団は一歩進んだわけでございますが、法案にあらわれていないところで質疑の中であらわれた点が四つばかりあると思うのでございますが、まずこの点……
○塩崎委員 関連でございますので、御礼その他を省略いたしまして、大臣に簡単に御質問させていただきたいと思います。 私は、この災害の問題は、激甚災害の指定ができるかできないか、この問題が、災害を受けた方方並びに県あるいは市町村当局者の最大の念願だと思うのでございます。伺っておりますところ、大臣のあたたかいお気持ちがわかりまして、私も安心いたしたのでございますが、ただ御発言の中で二つ、ちょっと私にとりまして不吉に聞こえた点がございます。これは私だけにとって不吉であればいいのですけれども、これがほんとうになったらたいへんだと思います。 その一つは、大臣は基準があるということを言われた。それからも……
○塩崎委員 中原先生に一点だけお尋ねしたいと思います。 先生の思い切った御意見を承りまして、ほんとうに参考になりましたことを最初に御礼申し上げたいと思います。その先生の御発言の中に、補助金は大きな総合大学はもらえるけれども、小さな大学は幾らももらえない、こんなようなことで文部省の干渉が強くなるということは好ましくないという御発言があったのでございます。私は、この補助金の配分方法について、先生の御意見を承りたいと思うのであります。先生の御発言が、もしもほんとうにそういう事実がありといたしますれば、私学の大きな存在理由は何といっても個性のある教育だと思うのでございますが、そういった見地から心配で……
○塩崎委員 私学振興財団法につきまして、御質疑を申し上げたいと思います。この法案につきましては、もうすでに何回か審議が繰り返されまして、いろいろと文部当局の御意向あるいは立法理由等明らかになりつつあるところでありますが、まだまだ附則の十三条関係を中心といたしまして、私学その他に不安、疑念、いろいろ問題があるわけでございます。私も附則第十三条を中心といたしまして、三点ばかり大臣をはじめ文部当局、さらには内閣の法制局の方々に御質問を申し上げたいと思います。 まず、附則十三条関係でございますが、もうこの問題、この条項につきましては、まず第一に附則でこのような規定を置いていいのかどうかという問題、第……
○塩崎委員 ただいま坂田大臣から、三つの方策さらにまた八つの問題点の検討という、非常にすばらしい構想が、医学部の設置、拡充について示されたわけでございます。確かに、阪大の不正入試問題くらい、私ども並びに社会に大きなショックを与えたものはないわけでございますが、大臣のおっしゃいますように、この災いを転じて福となすような医師養成教育を進めてまいりたい、この大臣の意欲をほんとうに評価するものでございます。昨年以来、この問題につきましては、当委員会におきましても多数の方々の御質問があり、私もその速記録を全部読んでまいりましたし、ことしももうすでに阪大入試事件以来質問も相当ございましたが、私はひとつ角度……
○塩崎委員 教員の給与改善が最良の教育改革といわれております今日、この教特法案といわれる法律案が提出されておりますことはほんとうに意義が深いと思うのでございます。しかし、これに対しましては、期待が大きい一方、同時にいろいろと不安があるといわれ、さらにまた問題点が指摘されておるようでございます。これまで当委員会ではすでに谷川さらにまた山中両委員がいろいろと御質問されまして、問題点がだいぶ明らかになった。特に佐藤総裁、自信満々ですという名答弁、あるいは自信のほどを見せておられましたので私どもも安心したわけでございますが、なお今後の給与のあり方、あるいは今後のこの法律の行くえ、これらの観点から少し御……
○塩崎委員 いま御質問のありました医学部の定員の問題で、私も一つ関連質問をさしていただきたいのでございます。 総定員法の目的は何かということにも関連いたしますが、関連質問でございますので、そういった根本論は別といたしまして、私は、総定員法で役人の数が限定されておる大きな趣旨は、その収入源泉がやはり税金であるということだと思うんです。したがって、公務員の与えるサービスと、そして支払われる報酬との間の関係が往々にして明白でない、そのために無制限にふえる傾向がある、あるいはまた、基準のない定員、これをひとつ現状でとめようということから起こってきておると思うんです。 そういうふうな考え方かどうか知……
○塩崎委員 割賦販売法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げたいと思います。 だいぶ議論が出尽くしましたので、私は改正法律案の第三条第一項第四号にしぼりまして御質問を申し上げたいと思います。消費者主権と申しますか、消費者の利益の保護、特に経済に未知な消費者でございますので、いろいろと消費者保護のための法律の保護、これはもうたいへん大事なことだと思うわけでございます。そういった意味で、この法律案の全体の精神には賛成するものでございますが、しかしその法律のねらいからはずれまして、まず第一に中小企業者にむだな負担をかけたり、あるいは苦痛を与えたりすることがあってはならないと思うわけでご……
○塩崎委員 もう時間がありませんので、大臣だけに御質問申し上げたいと思います。 いま橋口委員からお話がございましたように、この提案について私は田中大臣の御意図をたいへん多とするものでございますが、どうもいまお聞きしておりますと、ときどき田中大臣らしくないような御答弁があってたいへん私も心配するわけです。私の抱いておる田中イメージというものは、もう少し官僚的慎重さのない勇猛果敢、大胆な提案をされる大臣だというふうに考えておったわけでございます。しかも私も、いつも大臣が指摘されますところの地域開発その他の開発計画の実際を見ておりますと、どうも大臣がいま御答弁になっただんだんというようなことでは、……
○塩崎委員 ただいま大臣が提案理由をお読みになられました国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をさせていただきたいと思います。 ただいま大臣がいろいろと改正法律案の内容についてお述べになったのでございますが、その項目は確かにそのとおりでございます。しかし、それは現象形態と申しますか、個別的な事象のあらわれでございまして、私は文教問題にこれまで精魂を込められた高見大臣でございますし、これからもたいへん精魂を込められるという大臣でございますので、こういった表面は非常に技術的に見える改正の中に、いろいろ深い意味がおありになるんじゃないかと思うのであります。私は、いまたくさんの……
○塩崎委員 簡単に私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして質問申し上げたいと思います。 教育改革の目標にいろいろございますが、私は国公私立間の格差の是正、この問題はたいへん大事な問題だと思うわけでございます。しかもまた、私立学校の中でも格差の是正の問題が私は多分にあると思うのです。この格差の是正というのは、単に物的な施設だけではないと思うのですね。教育でございますから、教育を行なう人に対するいろいろの国が報いることにおいての格差の是正の問題は大事だと思うのでございます。 そこで文部省は、この私立学校教職員共済組合制度の今度の国庫負担率の引き上げ等を行なっておるわけでござ……
○塩崎委員 参考人の方々に質問を許させていただきたいと思います。 たいへんお忙しいところ貴重な時間をさいていだだきまして、私どもに有益な御意見を賜わりましたことをまっ先に御礼を申し上げる次第でございます。 さてそこで、時間もございませんので、まっ先に中内日本チェーンストア協会会長さんに質問を二つばかりさしていただきたいと思います。 私は、中内会長が大型スーパーの開発者として、わずか十数年で日本一の小売商を築き上げられたあのバイタリティー、あの意欲にはたいへん敬意を表するものでございますし、中内商法もずいぶん勉強させていただきまして、私もいろいろ参考になったわけでございますが、きょうのお話……
○塩崎委員 ただいま議題となりましたいわゆる大規模小売店舗法案につきまして、御質問申し上げたいと思います。 御承知のように、旧百貨店法は、百四十万人の小売業者が、長い歴史の中でみずからの力で戦い取った自衛の武器だといわれておるわけでございます。この法案を小売業者は、バイブルのようにたいへん大事にしてまいりました。しかし、新しい時代の装いといたしましてはどうもぴったりこない。大型スーパー等の進出によりまして、このバイブルがたいへんあぶなくなってきたことは御承知のとおりで、ございます。やっと今回政府から改正案が出されたわけでございますが、このようないきさつから見ますと、何としてもこの法案は早く成……
○塩崎委員 義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案につきまして、若干の御質問を大臣並びに政府委員に申し上げたいと思います。 まず第一に、この法律の内容は、もら非常に簡単な内容でございまして、私自身この内容について異議はないところでございますが、しかし、まず第一に、いろいろとこの改正によってまだまだ取り残された問題がたくさんあるような気がするわけであります。それから第二は、この問題の背後にありますところの教育関係環境の整備について、いろいろと今後大臣の御努力をわずらわしていただきたいと思う点があるわけでございますので、これらの問題について御質問申し上げたいと思うのでございます。 ……
○塩崎委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題となっております義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案に対する修正案について御説明を申し上げます。 案文につきましては、すでにお手元に配付されておりますので、朗読を省略させていただきます。 修正案の趣旨は、本案の施行期日はすでに経過しておりますので、これを公布の日から施行し、昭和四十八年四月一日から適用することに改めようとするものであります。 何とぞ委員各位の御賛成をお願いいたします。
○塩崎委員 大学の進学率が四〇%にも達する見込みがあるわけでございます。そしてまた高等教育の大衆化がますます進んで、社会の声を聞く大学がたいへん要請されている今日であります。そのような今日に、国立学校設置法の一部改正が提案されたことは、私はたいへん意義が深いと思うのでございます。しかし、それだけに、この法案については問題点があり、さらにまた批判があるわけでございます。 奥野文部大臣、本会議でたいへん詳細な御答弁もございましたが、きょうからひとつこの委員会で、この法案のねらい、内容について、ほんとうに国民が納得できるような御答弁をぜひともお願いしたいわけでございます。 私は、序論的な意味で三……
○塩崎委員長代理 静粛にお願いします。 嶋崎君、もう一ぺん。嶋崎君。
○塩崎委員 参考人の皆さん御苦労さまでございます。福田参考人が早目に退席されますので、私、与えられた時間内で若干の御質問を申し上げたいのでございます。 まず第一は、ただいま証人喚問までというようなお話がございました、昨日の東京タイムズの筑波大人事の問題でございます。私は、いま福田先生が自分の本意でないことがあらわれているというふうに言われましたので安心したわけでございます。そしてまた奥野大臣も、私の質問に対しまして、たびたび、大学の人事について権力を持つ文部省に拒否権はないということを答えられたわけでございまして、このような新聞記事が出る理由が私はどうもよくわからないのです。そして、その背景……
○塩崎委員長代理 速記を始めて。 山原君。
○塩崎委員長代理 午後三時に再開することとし、この際、休憩いたします。 午後零時十七分休憩
○塩崎委員 ただいま議題となりましたいわゆる人材確保法案につきまして、少し質問を申し上げたいと思うのでございます。 前回わが党の森委員から、非常に格調の高い、高度の政治的な観点からの質問がありまして、野党委員の方々を含めまして、私どもはこの法案の緊要性をあらためて認識したわけでございます。私はきょうはこのような政治的な高度な観点がどうして実現されるか、つまりどんな法的な形態で、そしてまた国家組織の中でどんなような形態で、さらにまた予算の上においてはどのような方法で行なわれるかという、おおむね法律的な観点から、この法案について御質問を申し上げたいと思うわけでございます。 と申しますのは、この……
○塩崎委員 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、時間がたいへん限定されておりますけれども、二、三御質問を申し上げたいと思います。 まず、総務長官にお伺いをいたしたいと思いますが、この法案をいまごろ、つまり、年度末に提案した理由は何か。そして一月にさかのぼってこれを支給することにしておる理由は何か。つまり、この改正の動機ですね。たいへん期待の大きい法律でございますけれども、いつもの人事院勧告に基づく給与法の改正は、大体、人事院勧告が夏出て、そして秋行なわれるにもかかわりませず、その慣行と違って、いまこの法律の改正をされる趣旨は何かという問題なんです。 総務長官、……
○塩崎委員 時間も非常に制限されましたし、あとで受田先生からの御質問があるようでございますので、私は二問ばかり、主として大臣に学校教育法の一部改正法律案につきまして御質問申し上げたいと思います。 いわゆる教頭法、つまりこの学校教育法の一部を改正する法律案につきましては、もうすでに私どもの党の同僚の山崎委員あるいは楢崎委員から、特に山崎委員から二回にわたりまして非常に広範な、深い、そしてまた同時に鋭い御質問がありまして、私は、その審議によって、この法案についての疑問点はほとんど解明されたと思うわけでございます。大臣からも岩間局長からも、たいへん御丁重な答弁があったわけでございます。しかし、何と……
○塩崎委員 ただいま受田議員からいろいろ御意見が出たわけでございますが、その中で、ほんとうに二十二日は不明朗、不愉快な気持ちになったと言われましたが、私も受田委員以上にほんとうに不明朗な不愉快な気持ちになった者の一人でございます。私は、そういった意味で、被害を受けた者の一人としてあなたに御質問をしたいと思うのです。 私は、当日自由民主党の一人としてこの大事な教頭法について質問をすることになり、いろいろと同僚議員、あるいは受田先生とも質問の手はずをきめて臨んだわけでございます。その質問の途中で、委員の差しかえができないということを聞いて、議場がざわざわしたわけでございます。あんなような中で質問……
○塩崎委員 関連質問をお願いいたします。 ただいまの受田委員の御提案、そしてまた御質問の趣旨には私はたいへん賛成するものでございます。実は私は二十二日の本法案に対する質問の際にも受田委員と同じようなことを申し上げたわけでございますが、残念なことに委員差しかえの大事件のために、ざわざわして、ほんとうの質疑もできなかった。そしてまた適当な御答弁で逃げられたような気がするので、どうしてももう一ぺん持ち出したい。 あのときに、私は、この二十八条の第四項を、「教頭は、校長を助け、校務を整理」する。特別の場合に限って「児童の教育をつかさどる。」こういうような提案をしたら、岩間局長は、やはりざわざわの影……
○塩崎委員 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部改正法律案につきまして、先般の上田委員の質問に続きまして、私から若干の質問を申し上げたいと思います。 質問の要旨は、三点ばかりしたいと思うのでございますが、一つは、第三条の学級編制基準の問題、第二は小規模中学校における免許外教科担当教員の解消の問題、第三は事務職員の問題、九条でございます。私は、この法案は過疎地域の定数に重点を置き、さらにまた事務職員と養護教員に重点を置いた改正といたしまして大きな進歩だと思うわけでございますが、しかしまだまだ不十分だと思うわけであります。そして、もう少し本質的な、中核的な点をつい……
○塩崎委員 いわゆる定数法につきまして、前回に引き続きまして御質問申し上げたいと思います。 前回は時間が制限されまして、質問を留保したわけでございますが、前回の質疑応答でたいへん私は勉強になったのでございます。大臣あるいは岩間局長の御答弁で、法律に書いてないようなこと、あるいはまた政令というようなことも口ずさまれましたが、その中でもなかなか明確でないことが多かったわけでございますが、私は御説明でほんとうによくわかりかかっておるところでございますが、しかし何としても審議はこのように詳細にやはりやっていくことが非常にいいことだと思うわけでございます。久しぶりにきょうは野党の方々の御出席も得て質問……
○塩崎委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の五党を代表して、ただいまの法律案に対し附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 学校教育における教育内容の理解と教育水準の向上が一層期待されていること等にかえりみ、政府は、左記の事項について検討し、すみやかにその実現に努力すべきである。 一 一学級定数四十五人の学級編制の標準を、例えば四十人以下に引下げるとともに、複式学級を解消すること。 二 現在、四十五……
○塩崎委員長代理 本日はこれにて散会いたします。 午後四時三分散会
○塩崎委員 私は独占禁止法につきまして、若干の御質問を申し上げたいと思います。 今回の改正案につきましては、これまでワンラウンドの質疑が終わったと言われておりますけれども、何といたしましてもこの独占禁止法はいわゆる経済憲法と言われる重要な法律でございます。そして、今回の改正案は、御承知のように独禁法のこれまでの流れを変えたという一つの大きな評価があるわけです。このような流れの方向、あるいはアメリカから移植されました植物がまた別な形で移植された、このようなことを非常に重要に考えるものでございますので、若干の質問を申し上げたいと思います。 まず、総理府総務長官に、この独禁法に取り組む基本的な姿……
○塩崎委員 大変お疲れのところを申しわけございませんが、あと三十分間ぐらい自民党にもいろいろお教えをいただきたいと思うのでございます。きょうはたくさん参考人の方が来ておられますけれども、ひとつ法律学者を代表いたしまして實方先生にお教えをいただきたいと思いますので、どうかひとつ御意見を承らしていただきたいと思います。 ただいままで大変長らく独禁法の改正についてお教えをいただいたわけでございます。しかし、皆さん方大分言われました中で、どうも今回の改正はむしろ改悪ではないか、こういう御意見を非常に強く承ったような気が私はいたすわけでございます。しかも、消費者団体の女性の方々まで含めまして異口同音に……
○塩崎委員 ただいまの三塚委員と長官並びに人事院総裁とのやりとりを伺っておりまして、大変わからなくなってきたわけであります。私も大蔵省におりましたし、国会でもいろいろと議論を聞いてまいりましたが、長官、七百七十九億の予算を計上して、人事院勧告が出て、それに基づいた計算では五百四十七億しか要らない、二百三十二億は、これは半額国庫負担のものでございますけれども、こんな大きな金額が、予算が施行される前に不用になるというようなことがいままであったでしょうか。 私、これは長官に伺いたいが、つまり予算というものは、いま法制局の味村部長が言われましたが、私は、単に歳出権限を国に対して付与する、どんなに大き……
○塩崎委員 本日の文教委員会の開催の趣旨に従いまして、第一次人事院勧告、それに基づく給与法、それと人確法及び予算との関係等について文部大臣、人事院総裁、それから内閣法制局、さらにまた大蔵省、自治省に御質問をしたいと思うのでございます。 ただいま山原先生もるる強調されました。その前の木島先生も鋭い質問をされていろいろと主張されておったのでございます。しかしこの委員会だけではなくして、先般三月二十五日でございますか、私が内閣委員会に参りましてこの問題について御質問をした際に、与野党一致して不思議に人事院勧告に対して攻撃的であった、大変心配しておった、不安がある、こんなことを感じ取ったわけでござい……
○塩崎委員長代理 小林信一君。
○塩崎委員 ただいまの有島委員の御質問の中で、二つの問題に関連いたしまして御質問を申し上げたいと思うのでございます。 一つは、いま有島委員はこの問題については何か恨みだけが残っておる、法律が済んだ後いま恨みが残っておるだけで、本当につまらぬではないかというようなお感じの御質問がございました。これが第一点。 それから第二の関連する問題は、七%の資料を出せ、こう言われましたが、これについては私はいろいろと議論をしなければならぬと思うのでございますが、関連質問でございますので、簡単にこの二つの点に関連して御質問したいのです。 そこでまず第一は、委員長に対して御質問しては恐縮なんですけれども、大……
○塩崎議員 ただいま議題となりました私立学校振興助成法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 周知のように昭和三十年代の後半から、わが国の高度経済成長に伴って学校教育に対する国民の需要ば急激に増大してきましたが、その需要の大部分の充足は、私立学校の教育に依存してまいりました。その結果として、たとえば、昭和四十九年度においては大学の学生数の七九%、幼稚園の幼児数の七六%は私立学校に依存しており、高等学校ですら三一%という高い数字を示すようになったのであります。 このような学校教育における私立学校依存の傾向にもかかわらず、また、昭和四十五年度から予算補助という形態で始めた……
○塩崎委員長代理 栗田翠君。
○塩崎政府委員 私は、昨年の十二月二十六日に外務政務次官を拝命いたしました。 全く浅学非才の者でございますが、今後御指導、御鞭撻のほどを心からお願い申し上げます。(拍手)
○塩崎政府委員 原子力資材の輸出に関する秘密協定があるのではないかという新聞報道についてのお尋ねでございます。 私どもは、まず第一に、協定あるいは条約といったものはございませんということを申し上げたいのでございます。御承知のように、NPTの再検討会議後、核拡散防止については国際協力が進んでまいったのでございますが、原子力資材の輸出の可能な国が集まりまして、輸出について現行法令のもとでどのようなことができるか、この措置について相互に通報し合う、このことを協議したわけでございます。その内容を言っておるのではないかと思うのでございますが、それは現行法令のもとでの措置でございますので、条約あるいは協……
○塩崎政府委員 ただいま議題となりました日本国とハンガリー人民共和国との間の通商航海条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。 昭和四十一年二月、ハンガリー側より、わが国との間に通商航海条約の締結を希望する旨の提案が行われ、政府は、昭和四十四年十一月に東京において、交渉を行いましたが、当時ハンガリーはガットの加盟国でなかったため、条約案文中のガット、国際通貨基金との関係に関する規定の取り扱い等をめぐり合意に達することができませんでした。しかるに昭和四十八年九月にハンガリーのガット加盟が実現いたしましたので、その後ハンガリー側より交渉を再開したい旨申し入れがあり……
○塩崎政府委員 ただいま河上委員御指摘のように、ニクソン・ショックに対するわが日本の対応について、いま考えてみますと、いろいろ反省すべき点があったことも事実でございます。しかし、わが国は何といたしましても国際金融の協定と申しますか、IMF体制に忠実であった、そうしてやはり円の切り上げを避けたかった、こんなような理由から固定相場に固執したことも事実でございます。しかし、世界の大勢に対しましては、御指摘のように、私どももこれに適応しなければならぬことも事実でございまして、現在のフロート制、これをいま実行しているわけでございますが、今度の改正は、確かに御指摘のように、これが絶対唯一のものと思いません……
○塩崎政府委員 土井委員の御指摘のとおり、私どもは、すずの生産国、その中にASEAN諸国があるために、この拠出は大変重要な問題だと考えております。ただ、大蔵省の中でそのような議論があり得るということは、私も大蔵省出身でございますので、当然考える。またそういうふうな考え方が出ていいのじゃないでしょうか。つまり、なかなか財政がつらい。このすず価格の安定によって受益するのは業界である。これが国民経済的なよほどの影響がございますれば、これは税金、つまり一般会計から拠出することが適当ということは言えると思うのですけれども、業界が受益する、まず第一次的には業界受益というような面を強調いたしますれば、業界の……
○塩崎説明員 お答え申し上げます。
日中共同声明の精神に基づきまして、日中間の諸問題について私どもはその精神を実現すべく努力中であることはもう御存じのとおりでございます。
先般の登記問題につきましては、法務省からもお答えがあったと思いますが、私どもはこれは国内の刑事問題として考えているわけでございまして、刑事問題こそ優先的に解決さるべき問題であって、日中友好問題とは直接の関係はない、こんなふうに考えております。
【次の発言】 自国の国民がいかなる理由であるにいたしましても逮捕されるような場合に、その国の代表あるいはその国自身は当然関心を示すと思うわけでございます。それがいかなる事件であって……
○塩崎委員 ただいま瀬戸山理事から、大変次元の高い政治、道義的な観点からの御質問がございました。いわゆる灰色高官の問題にまで及んだわけでございますが、私は少し角度を変えまして、具体的な事例から、中間報告の焦点でございます灰色高官の問題について触れてみたいと思うわけでございます。 その具体的な事例と申しますのは、中間報告の発表された十月十五日の翌日の十六日、山形ホテルで稻葉法務大臣が記者会見されましたあの記事でございます。総理、これは灰色高官をどう考えるかという問題ですから、眠らないでよく聞いていただきたいと思います。そしてこれは真意をぜひともお伺いしたいのです。こんなことが書いてあります。稻……
○塩崎委員 稻葉法務大臣にいわゆる灰色高官の問題についてお尋ねしたいと思います。 去る十月十五日並びに十月二十日に法務大臣にここにおいでをいただきまして、私どもはいろいろとロッキード事件の経過について伺い、そのときに灰色高官の問題についても若干の質疑をいたしたわけでございます。ところが、その後の法務大臣の各方面におけるところの発言がいろいろと疑惑、疑問、あるいは混迷、こんなような事態を生んでいるような気がしてならないわけでございます。そこで、この問題に関するところの法務大臣の発言を中心として、私は法務大臣の真意をぜひとも伺いたいと思うのです。多分にこれは新聞紙上にあらわれました法務大臣の発言……
○塩崎委員 日韓大陸棚協定について若干の質問をさせていただきたいと思います。 この大陸棚協定が国会にかけられましてから二年半を経過いたしたのでございます。審議もだんだん進んでまいりましたが、まだ衆議院さえ通過していない状況を大変私どもは憂慮するものでございます。 石油資源の安定的な確保は、わが国の当面の大きな課題でございます。最近また石油危機の到来があるのではないかというふうに心配されています今日だけに、どうしてもこの協定は今国会において成立させたいという気持ちでいっぱいでございます。 これまでの審議の経過をずっと私も見てまいったのでございますが、この協定は本来経済的な側面を持ったものだ……
○塩崎委員長代理 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸だな棚(だな)の北部の境界画定に関する協定及び日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚(だな)の南部の共同開発に関する協定の締結について承認を求めるの件審査のため、本日、国際協力事業団総裁法眼晋作君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、御意見の聴取は質疑応答の形で行いますので、さよう御了承願います。
小林進君。
○塩崎委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、原健三郎君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○塩崎説明員 このたび、法務政務次官に就任いたしました塩崎潤でございます。 時局柄大任ではございますが、福田法務大臣のもと、よき補佐役として、法務行政の一層の推進に努めてまいりたいと存じております。 どうかよろしく御指導、御鞭撻のほどを心からお願い申し上げまして、簡単でございますがごあいさつといたします。(拍手)
○塩崎政府委員 ただいま横山委員の御質問につきまして、私ども法務省といたしましては、片や憲法二十条の信仰の自由の精神を踏まえつつ、また片や御指摘の衆参両院の法務委員会の御決議の趣旨に従いまして、現実に法務省といたしましては努力しているところでございます。昭和四十九年には浦和事件のような問題があったことも御案内のとおりでございますが、このような事件の示しておりますように、私どもといたしましては、この精神に従いまして努力しているところでございます。
【次の発言】 確かに、横山委員御指摘のように、人権擁護という憲法上の大きな仕組みは、近代、私どもの新憲法下の大きな財産でございます。これを、法務省は責……
○塩崎政府委員 ただいま横山委員が御指摘になりましたように、難民の問題、さらにまた韓国からの不法入国の問題等の状況から見て、ひとつ思い切って発想の転換をしたらどうか、あるいは政治的な決断のもとに制度を根本的に改めたらどうかという御指摘でございます。その方法といたしまして、三点ばかり御指摘がございましたが、私もこれまでの経過を踏まえましてよほどこれは考えなければいかぬ問題だといましみじみと考えさせられたのでございます。しかし、何と申しましても、日本には移民を拒否しておるという大きな態勢がございますが、これらの問題とあわせて、ひとつ新しい角度から十分にはかりにかけまして検討しなければならぬ、こんな……
○塩崎政府委員 ただいま御指摘の「為に生きる」というものですか、さらにまた、神の法にはひっかからないが現実の法でひっかかるというような表現を私いま御指摘で見たわけでございます。言い回しが非常にデリケートでございまして、これに対しまして絶対的な答えをすることはなかなかむずかしいかもわかりませんが、一般的に申し上げますれば、おっしゃるように、法治国家では法を尊重すべきであると私は思います。それはどんな人でも法は尊重すべきである、こういうふうに考えます。
○塩崎政府委員 西宮委員御指摘のように、再審問題につきまして世上いろいろと御意見があることは私も十分に存じておりますし、現在現行法に基づきまして努力はしておるところでございますが、なお手続についていろいろ問題があるやに聞いているところでございます。たとえば再審請求に対する国選弁護人の選任というような問題、これらの問題もいろいろ検討を要する点があろうかと思いますので、これらの問題を含めまして、世上問題になっておりますだけにひとつ慎重に検討させていただきたい、こんなふうに考えております。
○塩崎政府委員 正森委員の御質問、私もごもっとものように思うわけでございます。ただ、今回の二百九十七条の改正案も、御案内のように本当に暫定的な改正でございまして、この改正ぐらいで日本の社債市場が発達すれば大したものだと私は思うのですけれども、御承知のように、資金調達が大変銀行借り入れに偏っております。私に言わしめますれば、いびつな日本経済の資金調達のあり方だと思うのです。したがいまして、社債がこの限度の拡大によりまして増加いたしましても、恐らく大企業が銀行借り入れで借りておりました借り入れの形態が社債の形に振りかわる程度ではなかろうか。ただ安定した資金調達にかわり得る程度ではないかと私は考えま……
○塩崎政府委員 御納得していただけるかどうかわかりませんが、私も長らく税金を横山先生御指導のもとにやってまいりまして、実態は横山先生御指摘のとおりだと思います。 商法をどの程度中小企業がこなしているかと申しますと、おっしゃるとおりでございまして、私は、いま社会的な地位の獲得ということと税金が安いということの二つ御指摘がありましたが、もう一つ、やはり中小企業の願いは有限責任、この三つが株式会社たらしめる原因だと思うわけでございます。 そこで私は、有限責任制度、この問題は、いまの商法がヨーロッパから発達いたしました商法だけに、家計と企業とが完全に分離いたしました近代的な企業を前提としておる、し……
○塩崎政府委員 お答え申し上げます。
四十七年度につきましては湯山委員の御指摘のとおりでございますが、最近判明いたしました五十年におきましては五万三百二十三と大変増加いたしております。
【次の発言】 ただいま御質問のように、私どもは人権相談事案が大変多いものでございますから、法務省といたしましては人権担当の職員の増加に大変力を置いてまいりました。たとえば四十七年から五十二年までの五年間におきまして十六人の増加を認めていただいたわけでございます。来年、五十二年度は十八名の増員要求に対しまして、増加が三名でございますが、御承知の総定員法の計画的な減員が一名ございますので、純増はおっしゃったように……
○塩崎政府委員 私も、お聞きしております限りにおきまして、直接出入国を担当いたします法務省の所管に関連するような問題とは感じませんでした。
【次の発言】 お聞きをいたしましたところ種種の活動が行われておる、そのことが理解されたように思います。
【次の発言】 外国人登録法によりまして、外国人は、御承知のように六十日以上日本に滞在いたしますときには登録される、その規定が働いて登録されているものだと思います。
○塩崎委員 きょうは、少しじみでございますが、不動産登記あるいは登記に関する問題につきまして、民事局長を中心としていろいろ御質問を申し上げたいと思います。 私も法務政務次官でございましたから、法務政務次官がいまごろ質問するとは何だというようなおしかりがあろうかと思うのでございますが、残念なことに、私は暴虐無道なハイジャックのために政務次官をやめざるを得ないような状態になって、私は実は法務省にいる間に香川局長にぜひともお教えをいただきたいと思っておったのが、不動産登記の問題であったのでございます。きょうは幸いに十一時まで時間を与えられましたので、ひとつ民事局長を中心といたしまして、土地に大変執……
○塩崎委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、原健三郎君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○塩崎委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、廣瀬正雄君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○塩崎委員長代理 これより会議を開きます。 本日は、委員長が都合により出席できませんので、委員長の指定により、私が委員長の職務を行います。 航空業務に関する日本国とイラク共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、日本国とイラク共和国との間の文化協定の締結について承認を求めるの件、安全なコンテナーに関する国際条約の締結について承認を求めるの件、日本国とバングラデシュ人民共和国との間の国際郵便為替の交換に関する約定の締結について承認を求めるの件及び日本国とカナダとの間の小包郵便約定の締結について承認を求めるの件の各件を議題といたします。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します……
○塩崎委員長代理 以上で中川嘉美君の質問は終わりました。 次は、渡辺朗君。
○塩崎委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、先ほど園田外務大臣から御報告のありました国際情勢につきまして、一点御質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、本当に長い間、交渉が約七年と言われました戦後最大の課題でございますところの日中平和条約につきまして、先般園田外務大臣がわざわざ訪中されて、そうしていま言われました中国のことわざのようにすばらしい井戸を掘っていただきましたことに対して、私どもは心から感謝を申し上げたいのでございます。長らく交渉に当たられました外務当局、さらには大きな決断をされました福田総理大臣に対しましても、大きな敬意を払いたいと思うところでございます。 そこで、時間……
○塩崎委員 お許しを得まして、昭和五十一年度決算検査報告の中の九十五ページ、「特に掲記を要すると認めた事項 社会保険診療報酬の所得計算の特例について」、この問題を中心として会計検査院にいろいろと御質問をし、私もなかなか十分理解できない点もございますので、皆様方に御教示を願いたいと思うのでございます。 私は、単にこの社会保険診療報酬という題目だけじゃないのです。この検査の中であらわれるところの会計検査院の検査に取り組む態度と申しますか、会計検査院の検査対象というものはどういうものが適当であるか、あるいはどういう角度から行われるべきかというような問題、これについていろいろ院長さんにお教えを願いた……
○塩崎委員 第一分科会における審査の経過を御報告申し上げます。 本分科会の審査の対象は、昭和五十三年度総予算中皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府のうち、経済企画庁及び国土庁を除く分、法務省及び他の分科会の所管以外の事項でありまして、去る二月二十七日から昨三月3日まで五日間、慎重に審査を行いました。 質疑者は延べ六十一名、質疑時間は約三十一時間に及びましたが、分科員各位の御協力により円滑に審査が行われました。 質疑の内容はきわめて広範多岐にわたっておりますので、その詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは簡単に質疑事項の主なるものを報告することといたします。 まず、国……
○塩崎委員 私は、自由民主党の最初の質問者といたしまして、今回、園田外務大臣が大変御苦心されました日中平和友好条約の国際的な意味、若干抽象的にわたりますが、大変重要な問題だと思いますので、少しこの根本的な問題について園田外務大臣にお尋ねしたいと思うのでございます。 先ほども井上委員の御質問の中に触れられた点がたくさんあるかと思いますが、園田外務大臣並びに外務当局のこの条約に対する考え方、さらにまたこの条約を今後どのように運営していくかというようなことについて、まとめて、率直な御意見を賜りたいと思うのでございます。 私は、この日中平和条約は、一九七二年の日中共同声明の趣意に従って、アジアの二……
○塩崎委員 自治大臣が十一時十五分までしか御出席をいただけないそうでございますので、自治大臣を中心といたしまして四十五分間ばかり質問をさせていただきたいと思います。 先般、私は、自治大臣の御説明、御答弁を聞いておりまして大変感心したのでございます。自治大臣の哲学からにじみ出たような政治資金規正法の改正案についての御説明、並びにその基本的な考え方について本当に私どもを説得するような御説明がございまして、私は、どうしてもこの法案は早く通過させなければ、そして成立させて政治浄化に役立てなければならない、こんなふうに思ったところでございます。 きょう、続きまして、ひとつ三点ばかり自治大臣に御質問を……
○塩崎委員 きわめて政治的に問題の多い政治資金規正法の改正案について、私は実質上の提案者とも申したらいいと思うのでございますが、鈴木総理大臣の御出席を得て、しかもまた討論、採決の前にいろいろと総理のお考え方を聞かしていただくことに対しまして、まず感謝の意をささげたいと思うのでございます。 そこで、大変時間がございませんので、一、二点総理大臣にお伺いしたいと思います。 まず第一点は、この改正案は、御承知のように、廃案となりましたが、ともかくも大平内閣のときに、前通常国会に提案されたものでございます。それをそのまま、しかも継続審議となった法案を中心とするこのきわめて時間の少ない臨時国会に、どう……
○塩崎委員 この際、理事会を開いていただくようお願いいたします。
○塩崎委員 商法の一部を改正する法律案について御質問を、与党でありますけれども、させていただきたいと思います。 今度の法案は、まず第一に伺いたいのは、これまで全面改正を企図されておりました法務省が、急遽、一月二十六日に審議会の答申をいただいて、そして三月二十四日ですか、国会に提案するような、大変急いだ御提案だったと思うのですね。私は、政党政治のもとで、この商法についても自由民主党の中で十分な論議を与えていただける機会があると思っておったのですが、そんな機会もなくして突如として国会に出て、そして私どもがここで質問して皆様方と討議をしなきゃならぬということになったわけでございます。与党で質問する……
○塩崎委員 第二分科会の審査の経過について御報告いたします。 本分科会の審査の対象は、昭和五十六年度総予算中外務省、大蔵省及び文部省所管のものでありまして、二月二十七日から三月三日までの四日間にわたり、慎重かつ真剣な審査が行われました。 質疑の内容は広範多岐にわたっておりますので、その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。 まず、外務省関係では、首相、外相の訪米予定と会談内容、在日米軍のアフガンへのかかわり、冷え切った日ソ関係の打開、わが国の対外経済協力のあり方等について質疑が行われました。大蔵省関係では、除雪費に対する減税措置、所得減税の有無、離婚による財産分与の場合の課税の……
○塩崎委員 公選法の一部改正法律案につきまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、参議院の本会議中にもかかわりませず、御出席いただきました提案者の金丸先生、降矢先生、その他の方々にまず感謝を申し上げたいと思います。 このような国会議員同士の対話が法案の審議に関して行われること、これは本当に国会らしい気がするわけでございます。まずこの議員立法の形によるところの公選法の提案を高く評価申し上げたいところでございます。そして私は、いろいろの理論的な根処もございますけれども、この法案に対しては、私の身近な体験からぜひともこの法案を成立さして、そして全国区をこの法案の企図するような形で一刻も早……
○塩崎委員長代理 松浦功君、簡潔に答弁をお願いします。
【次の発言】 菅直人君、質疑時間は終了いたしておりますので、簡潔に願います。
【次の発言】 以上で菅直人君の質疑は終了いたしました。
次に、沢田広君。
【次の発言】 理事会で相談いたしたいと思います。
○塩崎委員 派遣委員を代表して、団長にかわり、私から概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、久野忠治委員長を団長として、竹下登君、堀昌雄君、石田幸四郎君、中井洽君、安藤巖君、石原健太郎君と私塩崎潤の八名でありました。 会議は、八月九日午後一時より大阪市にあります大阪社会福祉指導センターにおいて開催し、まず団長から派遣委員及び意見陳述者の紹介並びに議事運営の順序等を含めてあいさつを行った後、意見陳述者から意見を聴取し、これに対して各委員から熱心な質疑が行われました。 意見陳述者は、大阪商工会議所会頭古川進君、九州大学教授杣正夫君、同志社大学教授山本浩三君、大阪地方同盟副書記長・政治部長岡田……
○塩崎国務大臣 私は、今般経済企画庁長官を拝命いたしました塩崎潤でございます。 山中通産大臣はあのようなゆとりのあるごあいさつをされましたけれども、私は新米でございますので、特に平身低頭いたしまして御指導のほどを心からお願い申し上げたいと思います。私も、商工委員会で皆様方に御指導を賜ったおかげで企画庁長官を拝命したような気持ちで一生懸命がんばりたいと思うところでございます。 世界経済も大変厳しい状況でございます。日本もその余波を受けまして大変むずかしい状況でございまするけれども、これまでの日本経済のたくましさ、世界の経済の倍ぐらいのスピードで走ってまいりまして今日まで力強さをためております……
○塩崎国務大臣 私は、今般、中曽根内閣の成立に伴いまして、経済企画庁長官を拝命いたしました塩崎潤でございます。何分浅学非才でございますし、ふなれでございます。物特委員の先生方の御指導によって、大過なく務めさせていただきたいと思います。 物価の安定こそ国民生活の基本だと思います。わが国の物価は、御案内のように大変安定しているところでございまして、他の諸外国のように、インフレ対策というような大変強い政策をやる必要がないことを大変幸せに思うわけでございますが、それでも、いま申しました観点から見て、常に私どもは物価の安定に意を用いたいと思うところでございます。 今後とも御指導のほどをお願いいたしま……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。
先般十月八日に、今年度の見通しを五・二%から三・四%に修正したことは御案内のとおりでございます。しかしながら、あのとき決めていただきました総合経済対策、二兆七百億円の公共事業を中心といたしますところの経済の再活性化の政策によって、私どもは現在のところ三・四%程度の成長率は達成可能と考えまして、全力を挙げてこの方向に進みたい、こういうふうに見ております。
【次の発言】 私どもは、経済はこれから回復の方向にだんだん向かってくる、こんなふうに見ております。
【次の発言】 確かに経済は、いま足踏み的な状態にあることは御指摘のとおりでございます。しかしながら、だん……
○塩崎国務大臣 御指摘のように、十月八日の閣議決定におきまして、五十七年度の経済見通し五・二%を三・四%に下方修正したところでございます。この方向は、御案内のように、二兆七百億円の公共事業を中心といたしますところの総合経済対策を着実に実施する、これを推進することによって実現可能と考えているところでございます。
なおまた、最近の事情では、御案内のように、長期金利の引き下げ、あるいはアメリカの金利の引き下げ、円レートの好転、こんなような事情もございますので、私どもは、この見通しは可能と考えております。
【次の発言】 確かに債務負担行為と予算の現実の支払いのある場合とで経済的な効果の差は若干はある……
○塩崎国務大臣 昭和五十四年度における経済企画庁の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 経済企画庁の歳出予算現額は九十七億一千四百五十八万円余でありまして、支出済み歳出額は九十四億九千三十七万円余であります。 この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと二億二千四百二十一万円余の差額を生じますが、これは不用となった額であります。 歳出予算現額につきましては、当初予算額が百二十二億一千四百五十一万円余でありましたが、関係各省所管へ移しかえた額二十四億四千百八十六万円余と予算補正修正減少額六千三百五十七万円余を差し引き、関係各省所管から移しかえられた額五百五十二万円を加えまし……
○塩崎国務大臣 この点につきましてもたびたび申し上げましたが、私どもはこの夏を目標に経済審議会の皆様方に御検討をお願いしているところでございます。
【次の発言】 国際経済の均衡ある発展のためには発展途上国の成長の確保が不可欠であることにかんがみ、海外経済協力基金の資金の充実については、御決議の趣旨に沿うよう努めてまいります。
○塩崎国務大臣 わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を申し述べたいと存じます。 わが国経済は、二度にわたる石油危機の後にも、欧米諸国に比べて高く、かつ安定的な成長を遂げ、失業率、物価、国際収支のいずれの点においても、際立って良好なパフォーマンスを示してまいりました。しかし、このようなわが国経済も、世界同時不況の影響を受け、輸出の減少等により景気の回復は緩慢となり、経済の現状は厳しい状況にあります。 世界経済は、第二次石油危機後、その後遺症としての長期間にわ……
○塩崎国務大臣 まず最初に、予算委員会の藤田委員の御質問が十分ばかり長引きましたので、この商工委員会に到着することがおくれましたことをおわび申し上げたいと思います。 さて、いま後藤委員から御発言がございましたのは、経済企画庁が大変重視いたしておりますところのいわゆる経済計画、経済運営の指針といったものがどのように評価され、どのようになっていくかという問題であろうかと思います。 私どもは、計画経済社会ではございません。したがって、そこでつくられました数字にやみくもに引っ張られていくような経済運営ができないことはもちろんでございます。しかしながら、経済が将来に持つところの目標と申しますか、一つ……
○塩崎国務大臣 いま中野委員の、ここ数年の経済の動き、成長率等から見まして、御指摘の点があったことは事実でございます。 しかしながら、最近の第二次石油ショックの影響、さらにまた世界経済の予想外の低迷、このようなことで経済成長率が大幅に低下をした。これは多分に循環的な要因もあるかと思いますけれども、もう少し、やはり低成長時代に入った一つの証左ということも言えるかと思います。まだまだ世界経済恐慌がまた来るのではないかというような論説が見られるように、この点も私どもは大変心配な要素ではありますけれども、私どもの見るところは、やはり循環的な第二次石油ショックを完全に克服できないところが大きな原因とな……
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました外国事業者による型式承認等の取得の円滑化のための関係法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、国際社会におきましては、保護貿易主義の高まりが見られ、戦後の世界経済の発展を支えてきた自由貿易体制の存続が危ぶまれるに至っております。 このような情勢のもとで、政府としては、自由貿易体制を維持強化し、貿易の拡大均衡による世界経済の発展を図るため、一連の市場開放措置を講じてきたところであります。 その一環として、政府は、さきにわが国の基準・認証制度等について抜本的見直しを行い、包括的な改善策を講ずることを……
○塩崎国務大臣 昨日も私から提案理由で御説明申し上げたところでございますけれども、この法案の一つの基本理念は、外国の製造業者にも国内の製造業者と同じように型式取得についての法的地位を与える、これが趣旨でございます。
すでに十六本の法律の中に、内国の製造業者につきましては登録等についての法的な地位の規定がございますが、今回はこの十六本法を通じていま申しましたような基本原理を貫くために一本の法律にした、こういうことでございます。
【次の発言】 お尋ねのとおり、私どもは、国会におきまして常任委員会という専門的な制度を尊重すべきものだと考えるものでございます。したがいまして、本来ならば十六の法律につ……
○塩崎国務大臣 ただいま小川委員御指摘の基準・認証問題はこの法案の形になったわけでございまするけれども、いかなる理由に基づくものかという御質問だと思います。 御案内のように、戦後どこの国でも、ことに西側の諸国は貿易の拡大を念願してまいりました。戦前はブロック経済というような形で関税障壁によって張りめぐらされました貿易があったために、毎年毎年の貿易の伸びは一%足らずのような状態でございました。戦後は、御案内のようにもう一〇%近く貿易が伸びたわけでございますが、それはまず第一に、一九六〇年から始まりました例のケネディ・ラウンド、そしてまたこれに引き続きます東京ラウンドで、いわゆる関税障壁はなくし……
○塩崎国務大臣 私も長田委員御指摘のように、不必要な設備投資は、公益会社でありますところの電力会社はやるべきではないと思います。 いま御指摘の資本費の増勢の傾向は、言うまでもなく、まず第一に、これまでの省エネ、代替エネルギー開発のための投資が大きな原因でもあったということもあります。それからまた第二には、予想外の不況によって電力の供給力にゆとりが出てきた。このような状況で、新しく設備投資の問題は当然考え直さなければいけませんし、電力会社もそのような投資は差し控えていると私は考えるわけでございます。したがいまして、電力料金につきましては、原油の値下げのこの際、設備投資の必要性、さらにまた電力料……
○塩崎国務大臣 税収見積もりの方法、大分忘れかかりまして答えることが大変むずかしいような気がいたすわけでございますが、せっかく私の恩師でございます堀先生が御質問でございますので、三十年来の御恩顧にこたえて、私の知れる範囲の御答弁をさせていただきたい。 主税局から提出されました「税制改正の要綱 租税及び印紙収入予算の説明」の十一ページの現行法の見積もりを見ていただきますれば、おっしゃるとおり、まず鉱工業生産の四%が基準になり、それに物価の一%、これも卸売物価が中心だと思います。そしてその相乗積で五%を見た。これを前年税額に所得率による調整を一〇〇%に見て五、こういうふうな計算をして出しているの……
○塩崎国務大臣 名前はこれから御検討していただいて決めていただくつもりでございます。
【次の発言】 私の理解が不十分かもしれませんけれども、これまでの計画という名称を使ってまいりました、企画庁が常に作成いたしておりますところの、何と申しますか、将来の展望と同時にまた経済運営の指針といったものだと思いますが、計画という言葉が、これまで往々にいたしまして拘束的、固定的にとらえたような点もあった。二百四十兆円の公共投資計画が決まりますれば、これはもう絶対に動かないようなものだというような観点からいろいろ予算上の要求ができたり、経済事情が変わりましてもこれを基礎にいろいろの判断を下したりするようなこと……
○塩崎国務大臣 私は、昨年十一月二十六日に企画庁長官を拝命いたしました塩崎潤でございます。浅学非才な者でございますが、御指導のほど、心からお願い申し上げたいと思います。 早速ごあいさつをさせていただきたいと思います。 わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を申し述べたいと存じます。 わが国経済は、二度にわたる石油危機の後にも、欧米諸国に比べて、高く、安定的な成長を遂げ、失業率、物価、国際収支のいずれの点においても、際立って良好なパフォーマンスを示してまいり……
○塩崎国務大臣 まず第一点の、物価問題の重要性の認識の問題でございます。 当然のことながら、企画庁長官は、何と申しましても物価問題の主管大臣でございますし、私は、何といってもまず第一に、国民生活の観点から、物価問題は大変重要なものだと考えます。さらにまた、産業的、経済的に見まして円レートの安定、これも物価が基礎になる問題でございますので、そういった観点からも物価問題は重視していきたいと考えております。 第二は、原油の値下がりに対する何と申しましょうか、根本的な取り組み方という御質問であったと思いますが、オイルショックで十年間私どもは大変苦しんでまいりました。しかし、やっと国民の努力で、大体……
○塩崎国務大臣 けさほど経済対策閣僚会議を開いていただきまして、総合経済対策等についてというタイトルで、今後の景気対策を含みますところの一つの経済政策の指針を決めたばかりでございます。引き続きまして閣議でも決定されたわけでございますが、その中で最も特徴的なことは、狩野委員が御指摘になりました原油の値下がりの活用でございます。これを前文に書きまして、原油値下げの活用を大いに進め、国民経済の中に浸透することによって各種の政策をやっていきたい。たとえば公共投資の前倒しあるいは金融政策の機動的運営、このような項目を八つばかり当面の対策として並べ、三つばかり経済協力を含めて今後の宿題、課題をその中に盛り……
○塩崎国務大臣 五十嵐委員御指摘のように、電力料金の基礎となる原価は、燃料費を含め、そしてまたこれは希望が多分に入りますけれども、円レートの関係を通じて、私も低下の傾向にあると判断せざるを得ないと思っております。そこで、これが基礎となりますところの料金をどうするか、これは多分に二つの方向があると言われておる。これまで多年収益の関係からおくれておりました修繕の問題を含めての設備投資の問題。しかしながら一方、これは電力供給量を増大しない範囲においての設備投資に限られるべきかどうかといった問題もございます。もう一つは、単純に消費者に還元する、産業用の電力料金を含めての引き下げの問題。このいずれを選ぶ……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。 平林委員のおっしゃるように、五十八年度の経済運営の基本的な方針は内需の拡大によって経済の安定的な持続的な成長を図ることでございます。しかしまた、これも御指摘のように、財政が非常に困難な状況でございますので、財政面からそのことが期待できません。 しかしながら、内需拡大の大きな方向といたしまして三つ私どもは考えております。その基本的な方向は、言うまでもなく、世界経済の回復に伴いますところの日本経済もまた回復の過程に乗るという大きな前提がございます。それに基づきまして民間の最終消費が伸びていく、これが三・九%程度寄与する。そして、その次は、民間住宅投資が二・……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。 三・四%の成長率の根拠は、根本的には、五十八年度において日本経済が、世界経済の回復の基調に応じて回復のペースに乗っていく、こういう考え方に立ちます。したがいまして、経済活動が五十七年度に比べまして活発になっていく。その一つとして、民間消費支出が三・九%、民間住宅投資が二・六%、そしてまた民間企業設備が二・九%。これら内需によりまして、三・四%のうち二・八%は内需によって占める、こういう計算でございます。
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。 世界経済の回復に応じて日本経済が回復過程を歩んでいくということに対しまして、現実に三・四%の成長率が果たして達成されるかという疑問、たくさんの方が出されることも私も十分存じております。しかし、民間研究機関が最近立てました予測では四・一%から一・八%まで。このような傾向が示しておりますように、どんな研究機関でも世界経済は回復過程に入るであろう。OECDは、一九八二年はマイナスでございましたが、一九八三年はアメリカほどではないにいたしましても一・五%の成長率はある。それからアメリカは、レーガンがこれからは息の長い回復過程の一年目になるんだというふうに国会で教……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。 臨時国会におきまして、正木委員からただいま御指摘のような五十七年度の成長率について達成可能かどうか、非常に鋭い御質問がございまして、私は、厳しいながらも達成できると申し上げました。そのときの達成率は三・四%でございましたが、おっしゃるように、五十八年度の予算と常に一体といたしまして見通しを立てます際に、五十六年度、五十七年度の経済成長の実態を最近の数字で明らかにしたため、単に数字的な修正でございまするけれども、三・四%が三・一%になりました。この点は、実は五十六年度の経済成長を二・八%と低目に見ておりましたものが、逆にそのときの最近の数字を使いますと三・……
○塩崎国務大臣 この点につきましても、新経済社会七カ年計画を今般新しい観点から、経済運営の指針という形で新しい答申を求めているところの中で、私はその点を変えるべきである、こういうふうに考えているところでございます。 御案内のように、五十四年の八月にでき上がりました新経済計画、おっしゃるように直ちに第二次石油ショックの影響を受けまして、おっしゃるように五十四年、五十五年、五十六年、フォローアップしたところでございます。五十七年に、いまおっしゃったような数字を含めて全般的にフォローアップするという意味で、鈴木内閣のもとで五十七年の七月に諮問をいたして、新しい五カ年計画をつくってくれ、こういうこと……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。 逆オイルショックの影響につきましては企画庁でいろいろと研究をしておりますが、最近の数字に基づいてたとえば成長率にどのように影響するか、これはまだまだこれからの状況でございますが、一般的に申せば、もう言うまでもなく、国際収支面、さらにまた企業面、家計面、さらにまた物価面において、オイルショックと逆の良好な状態を生ずるかと思います。 これは古いモデルでございまするけれども、一九七八年までのデータに基づいて作成しましたシミュレーションでは、御案内のように、これはいま直ちに当てはまるとも思いませんが、当時の状況で想定いたしますと、たとえばGNPが一年目には〇・……
○塩崎国務大臣 景気対策という、あるいは景気の刺激という大変企画庁長官には魅力のあるお誘いで、私も所得税減税についてはもう大変な関心を持っております。しかし、この問題を、私は、景気対策といった観点よりも、むしろ五年間減税をしなかった、収入に応ずる分以上に税がふえたという、サラリーマンを中心とする、所得税に対する何と申しますか、いらいら、これからきたところの政治問題であると考えているわけでございます。 減税が景気に対してどういうふうに影響をするかということを言えば、それも財源いかんによる。いま藤田委員のおっしゃったように五十兆の中で解決すれば別でございましょうけれども、その財源を、たとえば歳出……
○塩崎国務大臣 一般消費税あるいは大型消費税については政府は導入の考えもありませんし、また具体的に検討の指示もしていないということでございますので、私どもも具体的にその及ぼす経済的な影響等についてはまだ検討はいたしておりません。私がときどきいろいろ新聞記者等に聞かれまして申し上げるのは、日本では税制の経済に対する影響の議論がきわめて少ない。歳入歳出の均衡とかあるいは直接税、間接税の分類とかその性格というような議論が多過ぎて、経済影響は少ないというふうに私は考える。外国のようにもう少し経済影響は考えていただかなければならないと思うわけでございます。 ただ、一般消費税あるいは大型間接税がどのよう……
○塩崎国務大臣 大蔵大臣が大変むずかしいと言われるぐらいでございますから、企画庁長官ももうひとつむずかしいぐらいな、大変歯切れが悪くて申しわけございませんが、私はこの問題を、幾らになれば景気浮揚に役立つということはなかなか言えないかと思います。 ここで申し上げましたことは、確かに所得税減税ということは、素直に考えますれば、景気の現状から見て、景気浮揚の点で大変魅力のある、企画庁長官は本当に誘惑に駆られるような政策であるということを申し上げましたが、しかし、それは長年国会で御苦労されましたところの財源いかんによるということで、財源いかんによってはその景気浮揚効果も削減されることがあるから、この……
○塩崎国務大臣 五十七年、五十八年の経済見通し、それからまた景気浮揚に関しての責任問題が恐らく中心の御質問であったように思いますが、確かに見通しの改定は、しかも下方修正で大幅の改定は、本当に残念なことでございます。しかしながら、これはもうどこの国でも生じました大きな世界経済不況、そうしてまた、それに伴いますところのアメリカの高金利、インフレ対策、この影響が三転、四転した、そのためにこのような結果が起こったわけでございます。 前内閣でつくりました見通しがこの内閣で変わりましたことについても、大変申しわけなく思っておるところでございますけれども、今後とも私どもは実現可能な見通しを立てて努力をして……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。 まず第一の、諮問をいたしました新しい経済展望あるいはその経済運営の指針がいつでき上がるかという問題でございますが、経済審議会の委員の任期が四月末でございます。私ども、任期までにはぜひともつくっていただきたい、こう言っておりますけれども、いま作業が進行中でございます。鋭意努力していただいている最中だ、こう考えております。 第二に、いま資金の問題が取り上げられまして、もちろん資金も当然考えるべきだというお話、これもごもっともでございます。戦後保守党内閣におきましても十本ぐらいの経済計画がつくられました。大きな指針でございましたが、いずれも三年間ぐらいしか寿……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。 景気の問題につきましては、この九月に発表いたしました御案内の国民所得統計速報、その中にありますように、〇・九%の成長が四―六月に見られた。しかし、その内訳は、御案内のように外需が〇・五で内需が〇・四、こんなふうな内訳になっておりますことからおわかりのとおり、私どもは、去る四月五日に決定いたしました今後の経済対策の中での当面の八項目、その中には御案内のように公共投資の前倒し施行あるいは金融政策の機動的運営等がございますが、これを着実に実施を見守りながら推進していく、同時にまた、検討課題でございました所得税の減税についてもひとつ検討していく、こんなことを進め……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。
小杉委員御指摘のように、今回の「展望と指針」では、これまでの経済計画の将来の租税負担率等の予測と違いまして、数字の展望は示しておりません。しかしながら、私どもは、ヨーロッパ諸国の負担よりもかなり低いところにとどまることが望ましい、こういうふうに述べているところでございます。
【次の発言】 最終の見通しにつきましては、ヨーロッパ諸国よりかなり低目のところと言っただけでございまして、それ以上詳細に私どもは述べていないところでございます。
しかしながら、先ほど厚生大臣も言われましたが、GNP、国民所得の増加に応じて、現行税制をそのまま据え置いても税収はGNP……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げたいと思います。 「新経済社会七カ年計画」が、御案内のように、高度成長から低成長へ移りまして、成長率の見通し等について大変なそごがございました。そんなような観点から、新しい角度の経済計画が求められたわけでございます。そして今回の「展望と指針」は、このような新しい情勢のもとで、「七カ年計画」にございましたところのあの定量的な、つまり詳細な分野にまでの計数で示されましたところのいわば計画的な考え方を今回は転換いたしまして、より長期間にわたって、そしてまたより弾力的な、柔軟な態度の、ソフトと申しますか、そのような観点からのいわゆる経済計画、それを「展望と指針」という形……
○塩崎国務大臣 多分に法律的な問題でもございます。先ほども中曽根総理が申されましたように、企画庁設置法の三条の第一号に企画庁の任務といたしまして「長期経済計画の策定」という法律的な表現がございます。私は、今度の「展望と指針」もこの法律上の「長期経済計画」と同じものだと考えているのでございます。言うまでもなく、私どもは法律に忠実でなければなりませんし、そして、この長期経済計画の策定は企画庁の大きな任務でございます。 そのような観点から経済審議会に諮問いたしまして、今回「経済計画」という法律的な用語に該当いたしますところのものを「展望と指針」という名前で表現したわけでございます。それは、先ほど後……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。 経済企画庁といたしましては、いわばマクロ経済的な観点から総合交通体系、交通ネットワークの形成を考えているところでございまして、去る八月十二日の閣議決定をいただきました「展望と指針」の中には、その点が明瞭に指示されているところでございます。最近の各交通機関の利用状況等を勘案しながら、今後の国鉄貨物の輸送の状況等を見通しまして、たとえば拠点間直行輸送体制の確立というような、国鉄の貨物が効率的に利用される方向の交通体系をマクロ的な観点から打ち出しているところでございまして、個々の問題といたしましては、各省がこれらの方針の中で実効のある交通政策を進めていただける……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。 いま宇野通産大臣が詳細に申されましたので、それに尽きるかと思うのでございますが、これからの経済政策の大きな目標は何としても貿易摩擦の回避にあろうかと私は思うのでございます。 そのためには、いま長田委員御指摘のように、一番無理なく経常収支の黒字あるいは貿易収支の黒字が解消できますのは、何といっても内需拡大であることは言うまでもございません。私どもは内需拡大の方向を、去る四月五日に決定いたしたものから、さらにまた最近の情勢で見直して、新しい形の内需拡大も考えていかなければならぬと思っているところでございます。 それからまた第二には、何としてもまだまだいろ……
○塩崎国務大臣 ただいま石油価格については通産省の方から御説明がございましたが、私も石油の価格につきましては、事実といたしましておっしゃられたような方向で動いている、こういうように見ているところでございます。 あのとき私どもは、原油一バレル五ドルの引き下げは、御案内のように一兆四、五千億のGNPの増加要因となるというようなことを申し上げました。そして、そのような傾向がいま各方面にあらわれて、いい影響を来していると私は思うのでございます。特に卸売物価は、御案内のように四月―六月でもう前年同期比でマイナス二%、七月、八月も依然として低下傾向でございまして、二・四、二・九とマイナスでございます。 ……
○塩崎国務大臣 私は、きのうの御質問にお答えしまして、石油の価格はしばらく安定していくであろう、しかし、何かいろいろ情報があるから、おまえはそんな情報の話をしろというような委員長の御命令で、私はびっくりして立ち上がってお話をしたわけでございますが、日本の新聞にも出ておりましたけれども、たとえばホルムズ海峡が封鎖されるならば、石油の値段は九十ドルから何百ドルに上がるであろうというようなことを心配したような記事が、アメリカでも言われ、そしてそれが日本の新聞に出たことは御案内のとおりでございます。 そして、もうたびたびOPECの諸国の人たちは、いまの二十九ドルという価格では開発費がなかなか出ないか……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。 経済の現状についての御認識、私は、いま大出委員が、去る九月十六日に発表いたしました国民所得統計速報から示されたところであると思います。〇・九%、前期に対しまして成長いたしましたけれども、そのうちの〇・五%というものは外需である、内需によるところの寄与度は〇・四であるということは、私は将来の経済政策のあり方を物語っていると思います。 しかし、これは去る四月五日決定いたしました「今後の経済対策」という内需拡大を中心といたしますところの政策を着実に実行する、そして、その効果をもう一遍十分な検討をしていく、さらにまた最近の現象を織り込みまして、これから対外経済……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。 先般企画庁から例の景気動向指数の発表をいたしましたときに、そのようにとられたような節がございました。私どもは、先行指標、一致指標、この二つが二月で五〇%を割りましたけれども、その以降すべて五〇%を超えるような状態であった。したがって、ことしの二月が一応景気の谷である、こういうふうに判断いたしましてそのような発表をいたしたわけでございます。それが底離れととられて、これが大変景気が上昇しつつあるような印象を与えたようでございますが、いつも私どもが申しておりますように、また先般のQEが示しておりますように、内需は盛り上がりを欠く、こういった状態はいまのところ続……
○塩崎委員 消費者物価は絶えず上昇するが卸売物価は安定という日本経済の特徴は、四十八年に至りまして一変したわけでございます。卸売物価が急上昇し、インフレ問題は絶えず国民の台所にまで忍び込んでたいへんな危機感をあおっておることは、御承知のとおりでございます。政府は、先般来公定歩合の引き上げ、預金準備率の引き上げなどの一連の金融施策から始まりまして、今回の買占め売惜しみに対する緊急措置法律案を出しまして、これに対処しようとしているわけでございますが、しかし、この事態はたいへんむずかしい、また予断を許さないと思うのでございます。世界各国の状況を見ましても、たとえばイギリスでは、去年の十二月からインフ……
○塩崎小委員長 これより文化財保護に関する小委員会を開会いたします。 このたび私が小委員長に選任されました。御協力のほどをよろしくお願いいたします。(拍手) 文化財保護法は、二十年間大きな改正はなく、社会の現状に即しない点が多々あるやに見受けられます。これらの点について専門的見地から御審議をわずらわすべく本小委員会が設けられたものと考えられますが、本日は若干の資料を配付してございますので、小委員各位の御検討を期待いたします。 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後一時七分散会
○塩崎小委員長 これより文化財保護に関する小委員会を開会いたします。
文化財保護に関する件について調査を進めます。
この際、文化財保護制度の現状と問題点について政府より説明を聴取いたします。文化庁長官安達健二君。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。本日は、これにて散会いたします。
午後四時二十一分散会
○塩崎政府委員 大変広範な多国籍企業問題について御勉強中のこの小委員会に御喚問を受けまして、外務省の方々とともに意見を述べさせていただける機会を与えていただきましたことを大変光栄に思います。 しかし、かつて外務委員会に籍を置いた者でございますので、どうかひとつむずかしい追及はぜひとも御遠慮していただいて、報告を簡単にやらせていただいて、もしも皆様方から御注意がございましたら受ける程度にやっていただきたいということをかねてから小委員長にお願いしておきましたが、そういう趣旨で呼ぶからということでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 そこでまず、なぜ私が与野党伯仲のこの国会に、貴……
○塩崎主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりましたので、よろしく御協力のほどお願い申し上げます。 本分科会は、昭和五十三年度一般会計予算、昭和五十三年度特別会計予算及び昭和五十三年度政府関係機関予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府及び法務省並びに他の分科会の所管以外の事項、なお、総理府につきましては経済企画庁及び国土庁を除く所管について審査を行うこととなっております。 まず、内閣、総理府、ただし、経済企画庁及び国土庁を除く所管について政府かち説明を求めます。稻村総理府総務長官。
○塩崎主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和五十三年度一般会計予算、昭和五十三年度特別会計予算及び昭和五十三年度政府関係機関予算中、法務省所管について審査を進めます。
まず、政府から説明を求めます。瀬戸山法務大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小林進君。
【次の発言】 刑事局長。時間がありませんので、簡潔に願います。
【次の発言】 以上で小林君の質疑は終わりました。
次に、山田芳治君。
【次の発言】 以上で山田君の質疑は終了いたしました。
次に、土井たか子君。
○塩崎主査 山口君、時間がなくなりました。
【次の発言】 以上で山口君の質疑は終了いたしました。
次に、新井彬之君。
【次の発言】 以上で新井君の質疑は終了いたしました。
次に、山花貞夫君。
【次の発言】 以上で柴田君の質疑は終了いたしました。
これにて国会所管についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、会計検査院所管について審査を進めます。
まず、会計検査院当局から説明を求めます。鎌田会計検査院事務総長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。工藤晃君。
○塩崎主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和五十三年度一般会計予算、昭和五十三年度特別会計予算及び昭和五十三年度政府関係機関予算中、総理府所管について審査を進めます。
防衛庁に関する事項について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鈴木強君。
【次の発言】 時間が経過いたしましたから、簡潔に願います。
【次の発言】 以上で鈴木君の質疑は終了いたしました。
次に、小川新一郎君。
【次の発言】 答弁は簡潔に願います。
【次の発言】 以上で小川君の質疑は終了いたしました。
次に、井上一成君。
【次の発言】 以上で井上君の質疑は終了いたしました。
午後二時から再……
○塩崎主査 以上で細谷君の質疑は終了いたしました。
次に、林孝矩君。
【次の発言】 以上で岡本君の質疑は終了いたしました。次に、井上一成君。
【次の発言】 御答弁は簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 簡潔に願います。
【次の発言】 時間が経過いたしましたので、簡潔に願います。
【次の発言】 以上で井上君の質疑は終了いたしました。
次に、松本善明君。
【次の発言】 以上で松本君の質疑は終了いたしました。
次に、鳥居一雄君。
【次の発言】 以上で鳥居君の質疑は終了いたしました。
次に、井上普方君。
【次の発言】 以上で井上君の質疑は終了いたしました。
これにて総理府所管中、環境庁に関……
○塩崎主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願いいたします。
本分科会は、外務省、大蔵省及び文部省所管につきまして審査を行うこととなっております。
なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭に聴取いたします。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算及び昭和五十六年度政府関係機関予算中外務省所管について、政府から説明を聴取いたします。伊東外務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま伊東外務大臣から申し出がありましたとおり、外務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し……
○塩崎主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算及び昭和五十六年度政府関係機関予算中大蔵省所管について政府から説明を聴取いたします。渡辺大蔵大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま渡辺大蔵大臣から申し出がありましたとおり、大蔵省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 以上をもちまして大蔵省所管についての説明は終わりました。
○塩崎主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算及び昭和五十六年度政府関係機関予算中文部省所管について、政府から説明を聴取いたします。田中文部大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま田中文部大臣から申し出がありましたとおり、文部省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 以上をもちまして文部省所管についての説明は終わりました。
○塩崎主査 これにて田中昭二君の質疑は終わりました。
次に、渡辺貢君。
【次の発言】 これにて渡辺貴君の質疑は終わりました。
次に、中村茂君。
【次の発言】 これにて中村茂君の質疑は終わりました。
次に、河上民雄君。
【次の発言】 時間が経過しておりますので、簡潔に願います。
【次の発言】 時間が経過しておりますので、簡潔に願います。
【次の発言】 これにて河上民雄君の質疑は終わりました。
午後二時に再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時四十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文部省所管について質疑を続行いたします。大久保直彦君。
○塩崎国務大臣 昭和五十八年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。 総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は、百十五億三千四百万円となっており、これは前年度補正後予算額に比べて六千八百万円の増額であります。 また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分として、二千九百四億円を予定しております。 以下、重点事項につきまして、その内容を御説明申し上げます。 第一に、新経済計画の積極的推進等に必要な経費として、十二億五千二百万円を計上しております。 この内訳といたしましては、新しい経済計画の策定とその推進を図るため……
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