塩崎潤衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○塩崎潤君 私は、自由民主党を代表いたしまして、このたびの国立学校設置法等の一部を改正する法律案に賛成の討論をいたすものであります。(拍手) 「歴史上一国が栄えたとき、そこには世界の先端を行くすぐれた大学があった」、これはかつてカリフォルニア大学の名総長とうたわれた、クラーク・カー氏の名言であります。大学こそは一国の未来の象徴であり、文化の反映にほかならないのであります。(拍手)海外の諸国において、激動する時代の要請にこたえ、激しい大学紛争の試練を生かして大学改革のための真剣な努力が重ねられ、新構想の大学が次々と生み出されている状況を見るとき、この名言を想起せざるを得ないのであります。(拍手……
○塩崎潤君 ただいま議題となりました航空業務に関する日本国とイラク共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件について、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 政府は、昭和五十年十一月以来、イラク共和国政府との間で航空協定締結のための交渉を行ってまいりましたが、合意に達しましたので、本年三月二十日にバグダッドにおいて本協定に署名を行いました。 本協定は、わが国とイラクとの間の定期航空業務を開設することを目的としたものでありまして、そのための権利を相互に許与すること、業務の開始及び運営についての手続及び条件について規定するとともに、両国の指定航空企業がそれぞれの業務……
○国務大臣(塩崎潤君) 伊藤議員にお答え申し上げます。 お尋ねの新しい経済五カ年計画は、現在、経済審議会におきまして、各界多数の有識者に御参集していただき、鋭意検討中のところでございます。 この新しい経済計画の骨格は、現行の新経済社会七カ年計画について、これが昭和五十四年八月に策定されました後に生じた顕著な経済的、社会的変化を取り入れて、全面的に見直そうとするものでございます。 顕著な変化とは、第一に、第二次石油危機の影響または世界経済の予想外の低迷によって、世界貿易や経済成長率が計画の想定を下回っていることでございます。第二は、エレクトロニクスの技術を中心としました技術革新の進展でござ……
○国務大臣(塩崎潤君) わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方について所信を申し述べます。 戦後三十余年、わが国経済は、幾多の困難と試練を乗り越えて、目覚ましい発展を遂げ、早くも一兆ドル経済の規模に達し、世界経済のほぼ一〇%のシェアを占めるに至っております。さらに、二度にわたる石油危機の後にも、欧米諸国に比べて、高く、安定的な成長を遂げ、失業率、物価、国際収支のいずれの点においても、際立って良好なパフォーマンスを示していると言えましょう。 しかし、このようなわが国経済も、世界の同時不況の影響を受け、輸出の減少等により、景気の回復は緩慢となり、経済の現状は厳しい状況にあります。財……
○国務大臣(塩崎潤君) 私も、経済企画庁長官として、上田議員にお答え申し上げたいと思います。 まず第一は、所得税減税と経済効果との関係でございます。 確かに所得税減税は、消費及び貯蓄の増加をもたらして、経済にいい影響をもたらすことは当然でございます。しかし、それがかわり財源いかんによっては、たとえば消費の増加を抑制したり、あるいは貯蓄の増加を相殺したり、このような効果がございますので、一概にはその経済効果はかわり財源との関係で申すことはむずかしいと思うのでございます。 第二は、大型間接税の問題でございます。 これは、ただいま大蔵大臣も御答弁がございましたが、まだ決定をしたわけでもござい……
○国務大臣(塩崎潤君) 草野議員にお答えいたします。 まず、昭和五十八年度の経済成長率実質三・四%が達成できるかどうかという問題でございます。 この点につきましては、現在の安定した物価のもとで、在庫調整も五十七年度中に円滑に進んでまいりました。一方、わが国経済の今回の低迷の原因となりましたアメリカを初めとする世界経済の回復も見込まれますので、わが国経済は、この程度、つまり三・四%程度の成長率は達成できるものと考えております。 また、人事院勧告の問題につきまして御心配がございましたが、ただいまのところ、国民総生産の過半を占めます個人消費につきましては、特に消費者物価が継続して安定しておりま……
○国務大臣(塩崎潤君) 竹本議員にお答えいたします。 御質問の趣旨は、先般私どもが閣議決定いたしました「一九八〇年代経済社会の展望と指針」の中で年平均実質成長率を四%と決めたことに対しまして、潜在成長率五%から見たら低いのではないか、あるいは根拠に乏しいのではないかという御趣旨でございました。 四%にいたしましたのは、御案内のように、一九八〇年代に入りましてからここ三年間ばかり三%台に下がっているのでございますが、これを引き上げて四%にしたのでございます。しかもまだ、それは足して二で割るといった妥協的な方法でございません。私どもはあとう限りの各種の要因を基礎としながら客観的に見込んだつもり……
○塩崎潤君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員湯山勇先生は、去る六月十六日深夜御逝去されました。 思えば、私が湯山先生と最後に言葉を交わしたのは、御逝去の前日の六月十五日、サミット報告のあった本会議場から議員会館へ二人で肩を並べて戻る道すがらでありました。臨教審問題など生涯情熱を注がれた教育問題に触れながら、先生が別れ際に松山弁で「あすは松山へ帰るのよ」とうれしそうに語られた一言が、今でも私の耳に不思議に印象深く残っております。 確かに、その翌日の六月十六日、湯山先生は、先生がこよなく愛された松山に帰られました。そして長らくともに歩んできた県教組の大会に出席されて力強く人々……
○国務大臣(塩崎潤君) 臨時行政改革推進審議会設置法案について、その趣旨を御説明します。 これまで、政府は、行政改革を国政上の最重要課題の一つとして位置づけ、臨時行政調査会及び二次にわたり設置された臨時行政改革推進審議会の答申等を最大限に尊重しつつ、累次にわたる行革大綱に沿って、三公社の民営化、財政の赤字国債への依存からの脱却等、逐次具体的方策を実施してきたところであります。しかしながら、国際的調和、国民生活の質的向上などのための公的規制の緩和、行政運営の透明性、公正の確保などを初めとして引き続き行政改革の推進が要請されている現下の情勢にかんがみ、新たな決意で幅広い観点から思い切った改革に取……
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