このページでは松浦利尚衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松浦利尚衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○松浦(利)委員 まず、根本建設大臣に、十二年ぶりに建設大臣に返り咲かれてたいへん重要な行政でありますが、ひとつ十二年前と違った意味で積極的な建設行政を進めていただきたい。おめでとうというお祝いと同時に、要望を申し上げておきたいと思います。 この際、大臣に一言だけ御忠告を申し上げておきたいのであります。慣行水利権の問題などというのは、私は新人議員でありますけれども、河川法が通過するときにたいへん問題になった内容であります。こうした問題に軽々しく発言をなさいますと、たいへん混乱を来たすやにお聞きをいたしますので、ぜひそういった点については、あとから質問いたしますけれども、改めていただきたい。こ……
○松浦(利)委員 それでは、河川法施行法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 まずお尋ねをいたしますが、今度の新河川法は、水系主義というものを中心にしておるわけであります。この水系主義というのは、水源から河口まで一貫して管理をするというのが原則であります。ところが、御承知のように、依然として区間主義がとられております。中小とかあるいは小規模河川あるいは都市河川というように、重要河川についても一貫した国の施策というものがとられておらないように見受けられます。その問題については、御承知のように今年度の三月二日、行政管理庁が建設省に対して、そのことについてはきびしく指摘をしておるところ……
○松浦(利)委員 私は、日本社会党を代表して、わが党、公明党、民社党、共産党四党共同提案にかかる修正案に賛成をし、原案に反対する立場から、若干討論をいたしたいと思います。 根本建設大臣の所信表明にあるごとく国土の保全は国政の基本であり、河川行政は国土の保全、水の高度利用を通じて社会経済の発展に資するところ大であり、治水、利水の両面にわたり国民生活を密接不可分の関係にあることは多言を要しないところであります。周知のとおり、水は循環、変態して種々の様相を示し、人類社会を常に包容して社会経済生活に密接な関係を有し、重大な影響を与えるものであります。昔から水を治むる者はよく国を治めるといわれており、……
○松浦(利)委員 それでは主として高層建築の防火問題、防火設備、こうした関連について建設行政並びに公団、さらには消防庁の見解を承りたいと存じます。 なお、本問題につきましては、たいへん重要な内容でありますから、関連質問として阿部理事、さらに卜部委員のほうから適宜関連質問を行ないますから、あらかじめ委員長のほうで御裁量いただきたいと存じます。 まず、消防庁の高田予防課長にお尋ねいたしますが、公団が建設する住宅団地の防火体制が完全になされておるかどうか。私はいま具体的な一つの例として、昨年の一月一日埼玉県の武里団地で起こった火災、さらに本年二月六日赤羽台団地で起こった火災の例について、具体的な……
○松浦(利)委員 まだもう少しあとでよかったのですが……。 それでは少しはしょりますが、関連で、せっかく総裁が来ておられますから、総裁に質問いたしたいと存じます。なお、道路局長に、昨日大臣に対して質問をいたしましたが、大臣の答弁漏れがありますから、あらためてこの機会に御答弁をいただきたいと思います。 まず、総裁にお尋ねをするのですが、現在供用されている一般有料道路で本年度償還期限が満了するものがあるのかどうか。また、すでに償還が終わり、国もしくは地方公共団体に引き継がれているものの総延長はどれくらいあるのか。さらに、そのうち本年度中に無料開放される道路はどれぐらいあるのか。その点を、せっか……
○松浦(利)委員 きょうはたいへん気の重い日で、日航の乗っ取り事件がどうなるのかということが気にかかって、質問になかなか気が乗りませんで非常に残念なことですが、審議をとめるわけにいきませんから、質問をいたしたいと存じます。 初めに、政務次官、あなたにお尋ねをするのでありますが、三十七年のバス転落事故、これが御承知のように函館地裁で、民事の賠償責任ありということで、国の管理の手抜かりがあったんだ、こういうことで、初審で賠償支払いの命令が出されております。これについては、刑事問題につきましては一応不起訴ということになっておるわけであります。刑事と民事というのは分離されるという原則、さらには別個の……
○松浦(利)委員 官房長のいまの答弁にちょっと疑義があるのです。官房長は人事関係を担当しておられるというので御存じだと思うのですが、いまあなたの答弁を聞きながら、私は神戸の中郵事件をいま思い出したのです。御承知のように、神戸地裁では、闘争宣言を発しても、要求を記載したリボンをつけることは闘争ではない、それは郵政省の行き過ぎであるという地裁の判決が出まして、そしてバックペイしたことがすでにあるのです。これは、私ははっきりわかりませんが、国家公務員の労働組合がビラをつけたことによって不利益を受けたということで、人事院に公平審査を求めたことがあるのです。建設省だったかとも思うのですが、そのときにも、……
○松浦(利)委員 まず、本委員会に付託になりました法案審議に入る前に、大臣にぜひお聞きしておきたいことがありますから、お尋ねをしておきたいと存じます。 それは、御承知のように、前々から問題になっております東京における外郭環状高速道路の問題であります。この問題については事前に資料をいただいたわけでありますけれども、この外郭環状高速道路をつくるにあたりましては、根本大臣が政調会長をしておられる時代から、三多摩、東京地区にはたいへん大きな生活的な影響を与えるということから陳情が出されておりました。大臣が政調会長時代にも、このルートは地元民にとってたいへん影響のあるルートであるから、検討をしなければ……
○松浦(利)委員 私は、主として大阪ガス爆発事故についての建設行政について、通産行政とからませながら質問をするつもりであります。爆発のありました翌日、社会党の調査団として現地のほうに九日早朝から行ってまいりまして、つぶさに被害の状況を見てまいりました。先般の委員会で建設大臣から、被害の状況を調査された結果について大臣としての所見を述べられたわけでありますが、この事故の起こった背景として、幾つかの人災的な問題を指摘しなければならぬと思うわけであります。そういった面について御質問をいたしますので、的確に御答弁をいただきたいと存じます。 御承知のように、大阪府におきましては、万博という問題を中心に……
○松浦(利)委員 それではまず大臣にお尋ねをいたしますが、この業法改正の中心になっております登録制度を許可制度に改めるという制度について、提案理由その他説明を聞いてまいりますと、建設業界の中の不良業者、そういったものを改めていくためにはこの際許可制をとっていきたい、建設業界の規律を確保していきたい、こういったことがその前提になっておるやにお聞きするのでありますが、そうだとすれば、この許可制にすることによってそういった方向が確立されるというふうに大臣はお考えになっておるのかどうか、その点をまずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 事務当局にお尋ねいたしますが、現在の業法第二十八条によって……
○松浦(利)委員 いま議題になっております建築基準法の一部を改正する法律案は、本院に再三かかって相当深く議論された法律であるということを承っておるわけでありますが、新しい議員としては、その経過等について会議録等を検討しながら一部承知はいたしておりますけれども、非常に重要な法律でありますから、その内容点の幾つかについて大臣に直接質問をして、疑問点を解明させていただきたいと存じます。 大臣の御出席がきょうだけだそうでありますから、主として大臣への質問にポイントを置いて御質問申し上げ、その他の問題については、明日でも機会がありましたら質問させていただきます。したがって、質問の時間をおよそ一時間と前……
○松浦(利)委員 厚生大臣が十二時半までだそうですから、主として厚生大臣に、いまの天野委員が質問しました擬適の問題で質問をいたします。 まず、この前国会閉会後、院の常任委員長室で建設委員会の理事懇がありましたが、そのときに五月八日の建設委員会の会議録が議論になりまして、そのとき、当時の局長でありますいまの保険庁長官の梅本政府委員は、中野、正田両説明員の会議録の説明内容を、これは一説明員でございましてという前置きをして発言をしておるのです。そのことは、一説明員の発言には政府は責任を持たないということで理事懇でも相当追及をしたのですけれども、厚生省の役人というのは、大臣の発言、政府委員の発言、政……
○松浦(利)委員 いままで長い間、地元御出身の各委員の方々が、基本的な問題についていろいろと質問なさいましたから、私は、将来また同じようなあやまちを繰り返してはならないというような問題を中心に質問してみたいと思うのです。質問時間が限られておりますから、簡単に質問しますから、簡潔にひとつ答弁をお願いいたします。 まず副長官にお尋ねをしておきますが、先ほど藤田委員が質問いたしました、災害救助法を発動しておらなかった問題の扱いです。長官は、善処をするように検討する、こういうふうに言われましたけれども、私はたてまえ論と実態という問題から考えるならば、この際、あの中小企業の大被害を見ましたときには、災……
○松浦(利)委員 それでは、時間がありませんから簡潔に質問をしますから、答えは簡単ですから、ひとつ簡潔に御答弁をいただきたいと思います。 まず、昨日の中央防災会議で九号、十号、さらにはその他の被害を合わせて激甚地災害指定をする方針を決定いただきました政府の努力に対して、現地を災害調査をした一員として心から感謝を申し上げたいと存じます。 ただ、同時に、先ほど自民党の、与党の委員からの質問に副長官はお答えになっておるようでありますが、具体的に適用すべき措置等についての作業ですね、それから、政令指定ということになると思うのですが、およそどれくらいこれから作業日程がかかるのか、何日ぐらいで政令指定……
○松浦(利)委員 私は、初めて本委員会でこの法案について質問をいたしますから、あるいは中村委員その他の委員の質問と重複する点があるかとも存じますが、これは前もってお許しをいただきたいと思います。
まず、提案者の方に御質問をいたすわけでありますが、この目的の第一条、前段と後半に分かれると解釈をするわけでありますが、この主たる目的、これはどこに主たる目的があるのかを、第一条に関してお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 いまの御説明によりますと、その保安の目的を達する手段として、前段にある業者の登録、あるいはその登録によってその業務の適正な実施を確保するのだ、こういうふうに理解してよろしゅうご……
○松浦(利)委員 政務次官にまず冒頭お尋ねをいたしますが、昭和四十四年五月三十日に産業構造審議会、俗に産構審というところから「情報処理および情報産業の発展のための施策に関する答申」、これが通産大臣に提出をされておるわけでありますが、今回上程されておるこの法律案は、おそらくこの産構審の内容の中から具体的な措置としてこの法律案が提出されたものと理解をするわけでありますが、この産構審の中のどの部分を今回のこの法律で満たそうとしておるのか、解決しようとしておるのか、その点をまずお尋ねをいたします。
【次の発言】 いま言われた中で、具体的にどこを重点にこの法律は満たそうとしておるのですか。いま政務次官が……
○松浦(利)委員 公取委員長に質問いたします。 公取委員長の所信表明については、また詳しく別の機会に質問をするといたしまして、ただ、先ほどの発言者に対する答弁を聞いておりますと、ちまたでは公正取引委員会というコウトリは、佐渡のトキと同じように、おるにはおるがまぼろしのようなものになってしまった、こういう意見が多分にあるわけです。幸いこの所信表明を見ますと、公取委員長が意欲的に取り組む、こう言っておられますから、おそらくまぼろしのコウトリも再び羽ばたくだろう、かように思いますから、ぜひ積極的にがんばってもらいたいと思います。 まず、私は、この所信表明の第三番目にあります管理価格の問題について……
○松浦(利)委員 通産省のほうにまずお尋ねをいたします。
前々回の委員会で、電子レンジの問題について早急に統一した方針を出して報告をするということになっておりましたので、その後通産省のほうで検討されました事後処置について、御報告をまずいただきたいと思います。
【次の発言】 大体了解いたしましたが、御承知のようにUL規格がさらにきびしいものになるという報道がなされておりますけれども、こうした問題の関連を含めて、いつごろ基準ができるか明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 説明員に説明を求めるのは酷かもしれませんけれども、実は三月六日、東京通産局で消費者改善監視員ですかの会議を開いて……
○松浦(利)委員 関連質問をさせていただきたいと存じます。 衆議院物特委決議2の(7)、参議院物特委決議1の(7)、不当景品類及び不当表示防止法についての公取委の見解をお尋ねしたいと思うのであります。 実はきょう、たいへん忙しいと思ったのですけれども、ぜひ公取の委員長に御出席を願ったのは、公坂の基本に触れるような重大な問題があるからであります。御承知のように、いままでのこれに対する排除命令をつぶさに見てまいりますと、一つは当面の是正措置、もう一つは今後の違反を禁ずる旨の宣告、もう一つは一の是正措置についての報告義務、この三つが、排除命令の主文として常に記載をされておるわけでありますけれども……
○松浦(利)委員 公取の委員長は一時までだそうですから、主として公取の委員長に質問を集中して、きょう出席しておるほかの各省の方については、公取委員長の質問が済んだあと質問させていただくということで、保留させていただきます。 まず最初に、公取委員長にお聞きする前に、どうしても通産省の重工業局次長にお尋ねしておきたいのですが、最近新聞をにぎわしましたカラーテレビの問題です。 これはすでに昭和四十一年の十一月ごろでしたか、私はここに新聞の抜粋を持ってきておるのですが、三木通産大臣が、カラーテレビの国内販売価格が非常に高いということを問題にいたしまして、業界を指導するということを、大臣として正式に……
○松浦(利)委員 それでは長官に対する質問だけ申し上げて、その他につきましては二時半以後にお願い申し上げたいと思います。 まず、長官にちょっとお願いをしておきますが、長官は二時半までしかおられないそうでありまして、私のあとにも各党の質問者がおられるそうであります。割り当てられた質問時間が答弁も含めて二十分だそうですから、質問も簡単にしますので、御答弁もぜひ簡単にお願いしたいと思います。 まず第一点は、抽象的な議論は抜きにいたしまして、総理府統計局の発表しました数字を見ましても、各月ごとに上昇傾向を示しておることは、もう長官御承知のとおりだと思うのです。六十三特別国会で、長官が本委員会で御説……
○松浦(利)委員 長官に質問する時間が十五分だそうですから、簡潔に質問し、簡潔に答弁をお願いしたいと思うのです。 いま、最後の武部委員の質問に対してお答えになりました、四・八%は政策目標だ――私も四・八%というのは確かに政策目標だと思うのです。しかし、政策目標というのは、やはり四・八%に努力をする政策があって初めて政策目標ということが言えると思うのですね。長官の話を聞いておると、六%台に押えたいとか、あるいはそれが実現できるかどうかわからないというようなことでありますが、政策目標ではなくて、願望、希望目標というように聞こえるのですが、そういう意味のことをいま答弁なさったのですか。その点どうで……
○松浦(利)委員 それでは最初に行政監察局のほうに基本的な問題についてお尋ねをいたします。 実は、昭和三十八年の十二月十四日に、公害防止に関する行政監察を非常に詳しく行なっておるわけです。ところが、御承知のように、いま政府はいろいろな公害法案を出して、この勧告にこたえようとしているわけだと思うのですけれども、現実に、この三十八年十二月十四日の具体的な勧告を政府がそのまま守っておったとするなら、七年間の公害の拡散というものはある程度行政措置で防ぎ得たと思うのです。この行政監察の結果についての報告のしっぱなし、勧告のしっぱなしという問題が行政の中にあるのではないかという気がしてならぬのですが、監……
○松浦(利)委員 まず最初に、ある善良な市民から申告があった事件について、建設省の御見解をお願いしたいと存じます。 それは、非常に社会的に信用のあります大手企業が、実はマンションを建設しておるわけであります。その場所は、東京都千代田区大手町一丁目四、大手町ビルにあります丸紅不動産株式会社が工事責任者といたしまして、現在小石川五丁目六番地に工事中のドミ小石川というマンションであります。このマンションに契約いたしました都民のAという方から実は申告があったわけでありますが、この人は、この工事を施工しておる業者が非常に大きなところである丸紅不動産株式会社であり、工事を行なっておるところは清水建設株式……
○松浦(利)委員 実は、きょう消費者保護会議の内容について本委員会で議論があるということで、そのほうの資料をそろえてきたわけですけれども、長官がおいでになって、物価の問題が中心になるということでありますから、簡潔に物価の問題について御質問をしたいと思うのです。 先ほど武部委員からもお話がありましたように、閣僚会議で公共料金を抑制する、こういう方針を出されたわけですけれども、私は、来年度の予算編成を目の前にして佐藤長官が公共料金を抑制するという発言をされたことは、確かに勇気のある発言だと思うのです。現実に、郵便関係で五百億近くの赤字が出ておる、だから郵便料金の値上げをしなければならぬという郵政……
○松浦(利)委員 まず最初に、企画庁に総括的なことをお聞きしておきたいのです。 この「消費者行政の推進について」という内容を先ほど説明を受けたわけですけれども、この内容の大半が、本委員会で再三にわたって議論されたことなんです。そうしてまた同じように、きょうの残留農薬の問題などは、武部委員に対する政府委員、説明員の発言を聞いておると、一つも前向きではない、前の委員会で言ったとおりのことを同じように言っておるわけですね。ですから、いままで物価委員会でいろいろと提言をし、議論をしてきたことが、一体どういう形で消費者のために、物価行政として、あるいは消費者行政として出てくるのか、たいへんに疑問に思う……
○松浦(利)委員 それでは、建設大臣の基本施策に関する所信表明に対しまして、建設行政全般について御質問申し上げたいと存じます。 なお、予算委員会の関係で大臣は途中退席されるそうでありますが、そのときには中断をいたしますから、どうぞ予算委員会のほらに御出席いただきたいと存じます。 まず初めに、これは重要な問題でありますが、佐藤総理が本会議におきまして行ないました施政方針演説の内容と、本委員会において所信表明をなさいました大臣の内容とに若干相違点があるわけであります。その問題は、実は過密過疎の問題についての政府の把握のしかたであります。佐藤総理は次のように言っておられるわけであります。過疎地域……
○松浦(利)委員 本会議がもう間もなくですから、皆さんの御要望で簡潔に質問をして、簡単に御答弁いただきたいと存じます。 住宅問題については、大臣の所信表明に対する一般質問、さらに物特の連合審査のときに、大臣のほうからいろいろと御答弁をいただいたわけでございますが、さらにそれを発展させまして、実は住宅産業の将来という問題で、日本経済研究センターの資料によりますと、大体五十年を過ぎたころには住宅産業に投資される金は約二十兆になるのではないか、それに関連をして住宅需要に対するその他もろもろのものを計算すると約五十兆という大きなものになるのではないか、こういうふうにいわれておるわけであります。だとし……
○松浦(利)委員 それでは、ただいまから下水道整備緊急措置法の一部を改正する法律案について質問をするわけですが、この前の第六十四臨時国会で通過をいたしました下水道法の一部改正法に付随した財政措置としての緊急整備法でありますから、質問といっても、この前の公害臨時国会でほとんど出尽くしておるわけであります。だから、おさらいという意味もありますけれども、時間がありませんので簡潔に質問をして、御答弁をいただきたいと存じます。 まず第一点でありますけれども、国民のサイドからこの計画を見ましたときに、何といっても一つ気になることは、昭和四十六年度を初年度として二千五百二十四億円、全体計画の一〇・一%が初……
○松浦(利)委員 それでは、三十分だそうですから十二時五分まで、簡潔に質問しますから、簡潔に答弁してください。実は質問内容はたくさん用意しておったのですけれども、一つは市町村道の問題、もう一つは高速道路、もう一つはこの法案の問題について、以上三点に質問をしぼってお尋ねいたします。 まず自治省にお尋ねするわけでありますが、自治省が「必要な国民生活の水準を維持するための地方財政の目標――地方財政の長期ビジョンのために――」というパンフを四十五年十月に作成しておるわけでありますけれども、この内容を見ますと、昭和四十三年度を基準にして、昭和五十年度までに改良率を二四%、舗装率を二二%にするためには、……
○松浦(利)委員 それでは、まず最初に、昨日大臣が記者会見をされて発表なさいました農地等の先買い権に関する構想について若干お尋ねをしておきたいと思うわけであります。 きょう実は理事懇で、大臣構想の内容について、それぞれ構想の文書をいただいたわけでありますけれども、ひとつここで正確にお聞きしておきたいのは、これは根本建設大臣としての構想なのか。きょうの理事懇では、政治家根本個人の発想であるという事務当局からの話もあったわけでありますが、今朝の各社の新聞記事内容等を見ますと、根本構想に対して建設省事務当局もある程度作業をして、その内容を公表しておるということが報道されておるわけです。この関連が非……
○松浦(利)委員 私に与えられました時間は三十分ですから、代議士会、本会議等の時間がありますので、要領よく質問をいたしますから、大臣、局長、要領よく御答弁をいただきたいと思うのです。
まず、大臣にせっかくおいでいただいておりますから……。かつて本国会でもだいぶ問題になりました共和製糖事件というのを御存じだと思うのでありますが、あの事件を大臣は御存じであるかどうか、そのことをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大臣も御存じでありますから、その後の経過についてもある程度御存じだと思うのでありますが、御承知のとおりにあの共和製糖事件が起こったあと、共和製糖に農林中金が多額の融資をしておる。……
○松浦(利)委員 それでは、まず最初に、提案者に一問だけ、本法案を提出した根拠についてお尋ねをしたいと思うのであります。 御承知のように、管理価格に関する問題については、日本は、極端な言い方をすると、全く野放し状態になっておる。私はこれが現実の管理価格に対する日本の行政の姿だと思うのでありますが、米国あるいは英国などの先進工業国では、早くから企業の集中の進行に伴って管理価格というものが発生をし、その弊害というものについても議論がされ、防止についても積極的な姿勢がとられておるわけでありますが、そういったことを関連させて、本問題に対する今日の行政の取り組み、こういったことについて本法案を提出した……
○松浦(利)委員 私は、実は物価に関する特別委員会に大臣の御出席をいただいてこの問題について質問をする予定でありましたが、大臣こちらの委員会その他の関係でおいでいただけませんので、当委員会に出席をして大臣の御見解を承りたいと思うのであります。 今度の郵便料金の値上げの問題というのは、私は非常に重要な意味を持っておるというふうに思います。御承知のように、消費者団体が昨年の暮れに、実は佐藤総理に対して、郵便値上げをするようなうわさがあるが、これについてぜひ値上げは思いとどまってもらいたい、ブレーキをかけてもらいたい、こういう申し入れを国民、消費者の立場からしておられるわけであります。ところが、こ……
○松浦(利)委員 私は、この法案の審議に入ります前に、大臣が御存じかどうかは別にいたしまして、郵政当局に質問をし、お尋ねをしておきたいと思うのであります。 それは、この法案を提出する前に、通産省と郵政省との間で覚え書きを結んだやに新聞報道がされておるわけであります。その内容は、この法案の審議に先立って非常に重要な内容を持った覚え書きであるように、二月二十二日の毎日新聞、さらには二月十七日の日経、こういった各社が一斉にその覚え書きについて報道しておるわけであります。そういう覚え書きを結んでおることが事実かどうか、その点についてまずお尋ねをしたいと思います。
○松浦(利)委員 きょうは特に消費者米価に関して、物統令廃止後の消費者米価の問題について具体的にお尋ねをいたしたいと存じます。食糧庁からおいでいただいておると思いますが、まず、食糧庁のほうにお尋ねをしておきたいと思います。 これはもう率直に国民の判断として――いままでは物統令というかさがあったわけですね。物統令というかさがありましたから、これから上に出ていこうとしても、物統令のかさによって、屋根によって押えておったわけです。下は幾らで売ってもいい。しかし、実質的に政府が介入した米価でありますから、一定の水準で消費者に売られておった。ところが、この物統令のかさを、屋根を取りはずしてしまうわけで……
○松浦(利)委員 まず、山崎参考人にお尋ねいたしますが、いま砂田委員の質問で、実際に今度の新機種そのものも前よりも高くなったんだ、決して安くはなっておらない、こういうお話でしたが、具体的な問題として、今度新しくナショナルが出しました8800Dですね、これと古い型だといわれておるナショナルの7700Dというものとの相違点があるのかないのか、その点を少し簡単に教えていただきたいと思います。
【次の発言】 全くありませんですね。
【次の発言】 そのことについて全国電器小売商業組合連合会理事長の馬生さんにお尋ねいたしますが、いまの問題で私が秋葉原で調査した範囲内では、デザインが、前のほうに四つこうある……
○松浦(利)委員 きょうはせっかく大臣がおいででございますが、実はその前に、通産省の官房長にぜひお尋ねをしなければならない点がありますから、お答えをいただきたいと思うのであります。
官房長にお尋ねいたしますが、通産省では、昭和四十五年十二月、通商産業大臣官房広報課「広報雑記帖」という、こうしたパンフレットをおつくりになった事実がございますか、どうですか、その点について明らかにしてください。
【次の発言】 私は、この広報雑記帖を読んでみて、非常に危惧の念にかられたわけであります。
確かに、各企業あるいは各官庁が新聞記者対策、新聞対策ということについていろいろと御検討なさることは、私は事実だと……
○松浦(利)委員 時間がありませんから、自席で四点ばかり簡単に質問させていただきたいと思います。 一つは、実はどうも理解ができないわけですけれども、乳価の値上げのたびごとに、消費者として、国民の皆さん方自身も非常に不可解に思いますことは、メーカー側はすでに四月八日に、卸売り価格の値上げを発表なさっておられるわけです。その発表した内容というのは、原乳価格が値上がりをする、あるいは合理化をする、あるいは人件費のアップ、こういうことで卸売り価格というものを値上げをしますということを、四月八日にすでに発表なさっている。ところが逆に、実際に原乳価格の決定を見たのは、四月の二十二日に、きょうおいでの中央……
○松浦(利)委員 私は最初に三人の参考人の皆さん方に、お忙しい時期に本委員会に御出席いただきましたことを、物特の一人として心から感謝を申し上げたいと存じます。 ただ、いま栗山委員からもお話がありましたように、非常に残念に思いますことは、いま皆さん方がいろいろと値上げの理由をここで御説明になりましたが、そういった御説明が、値上げをする前、四月一日前に本委員会において行なわれておったら、ある意味では非常によかったのではないか。国会という場を通じて、皆さん方も国民に向かって値上げの理由を開陳する、われわれもそれに対して質問ができるという機会が与えられておれば、私は非常によかったのではないかという一……
○松浦(利)委員 理事会の申し合わせの時間が三十分、あとにまた質問者があるようでありますから、簡潔に質問をしますので、簡潔に御答弁をいただきたいと思います。 まず第一点は、御承知のようにこの第六十五通常国会は物価国会だ、こういう前宣伝のもとに、各議員あるいは政府も物価対策に万全の努力をしてきたかどうか、そのことを本委員会の一議員として反省をいたしますと、まことにじくじたるものがあるわけです。一体これだけの物価上昇、こういった段階で、国会が国民のためにどういうことをしてやったのか、政府は一体国民のためにどういうことをしてくれたのか、お互いにどういう議論をし合ったのか、こういうことをいま、会期末……
○松浦(利)委員 それでは、この前兵庫の南部地区を襲いました災害に関して、建設行政の問題点について、二十分間だそうですから、その範囲で質問させていただきたいと思います。 まず第一点は、今度のこの災害で多くの人命が損傷されたわけでありますが、なくなられた方には心から御冥福をお祈り申し上げるわけでありますけれども、結果から振り返ってみまして、人災的な要素が非常に強いということを感ずるわけであります。いまも質問がありましたように、いろいろな人的な悪条件が重なって今度の災害を大きくしておるわけでありますが、まず第一点の気象の問題でありますけれども、三時四十分に国道二百五十号、高取峠の地すべり事故が起……
○松浦(利)委員 それでは、私は、主として医薬品関係の再販問題、薬価問題、さらに今度厚生大臣と医師会との間で了解した了解事項の内容等について、若干質問をさせていただきたいと存じます。 まず、きょうは長官がおいでになっておられずに政務次官だそうでありますが、私は本委員会で、かつて前佐藤長官に対しまして、医療費の問題について、医療費というのは公共料金の範疇に入るかどうか、こういう質問をいたしましたら、佐藤長官は、医療費は明らかに公共料金の範疇に入る、こういう答弁をなさっておられるわけであります。だとするなら、今回厚生大臣と医師会との間で了解をされたと伝えられております診療報酬の値上げの問題、これ……
○松浦(利)委員 それでは、私は、初めに経済企画庁の宮崎局長にお尋ねをいたしますが、今度の国民生活白書は、局長の手元で非常にユニークな白書をつくられたわけですから、答弁もきわめて前向きで簡単明瞭に、国民にわかるようにひとつお答えいただきたいと思うのです。 御承知のように参議院の大蔵委員会で二日に水田蔵相は、円の切り上げが必ず物価引き下げに好影響をもたらすであろう、こういう発言をしておられるわけです。いま武部委員の質問に対する答弁を聞いておりますと、局長は、かりに一〇%円が切り上がったと仮定すれば物価に対する影響は〇・五%だ、こういうふうに言っておられるわけです。そうすると、残りは全部流通機構……
○松浦(利)委員 私は、先般質問をいたしまして資料を要求いたしましたが、その資料が参りましたので、その資料を具体的に質問をいたしたいと存じます。 福田外務大臣にまずお尋ねをしたいのですが、やはりもう一ぺんあなたの発言を振り返ってみたいと思うのです。それは、なぜこういうことを申し上げるかというと、このいただいた資料をチェックすればするほど、どうも疑問がわいてくるわけであります。これは抽象的な疑問ではなくて数字的な疑問であります。きわめて具体的であります。 それで、もう一ぺん御発言を読み上げてみたいと思うのでありますが、第六十五回国会の衆議院外務委員会とこの本委員会との連合審査会会議録第一号二……
○松浦(利)委員 大臣で私が答弁を要求しなかった方は、連絡ございましたので、離席して用を足していただいてけっこうでありますから、どうぞ。 きょうは、私は補充質問三度目でありますから、決着をつけたいと思います。しかし、つかない場合は、ぜひ明確に再度お答えをいただくという意味で保留する場合もあるかもしれませんから、その点を前もって委員長に申し上げておきたいと存じます。 最初に、きょう経済企画庁長官がやはり御病気で御欠席でありますし、この前来ておられなかった国民生活局長もかぜを押して出席のようでありますから、生活局長のほうから質問をさしていただきたいと思うのです。 この前私がここで御質問いたし……
○松浦(利)委員 私は、補充質問をこれで四回やるわけでありますが、きょう要求いたしました資料について、政府のほうから明確に御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 口上書の問題についてはあとから議論さしていただきたいと存じます。
ただ、ここでまた数字が変わりました。この福地ダムの建設総額の数字が、大蔵省からいただいた数字と変わってきた理由はどこにあるのか、何が削減されたのか、その点を明確にしてください。
【次の発言】 大蔵大臣、私は、何べんも何べんも国会に具体的な数字をもらいました。また、大蔵省の理財局の皆さんは、忙しいのに、資料を持って私の部屋に来てくれました。本委員会にも提出がありま……
○松浦(利)委員 長官が本委員会においでになるのはきょうで二度目だと存じます。大臣御就任以来相当経過をするわけでありますが、本委員会に御出席をいただいて、物価問題で直接質問を通じて大臣の御意見を聞くというのは、私、物特の委員として初めてでございます。 外務大臣の代理として、相当重大な局面を迎えられて外務関係のお仕事が多かったことは、私は理解をいたします。しかし、内政の非常に重要な柱でございます消費者行政あるいは物価問題、こうしたものが佐藤内閣の非常に大きな重点施策であるということは、総理の所信表明でも明らかなところであります。ところが、その柱であるべき担当大臣を、重要なしかも重大な局面に来て……
○松浦(利)委員 まず最初に、総理府の統計局長にお尋ねをしたいわけであります。 今度、昭和四十五年の新基準に従った新物価指数に改正をなさっておるわけでありますが、実はこの数値を見まして、国民、特に東京都民などは、物価指数が一%も下がった、たいへん驚いておりますし、当初政府も、今年度は全国指数で七%近くまで物価が上がっていくのではないかということで、経企長官、物価担当大臣はたいへん御心配になっておったわけでありますが、これが対前年度比で、全国で六・四%上昇、東京都で五・四%上昇、こういうふうに、むしろ、当初の政府の見込みである五・五%という数字を予測したような方向に数字が出てきた。 統計とい……
○松浦(利)委員 初めに、公団家賃の問題について、建設省のほうにお尋ねをしたいと思います。 実は、この問題は、建設委員会で、この前各党が議論をする予定になっておりましたが、御承知のように、沖特における西村大臣発言をめぐりまして流会をいたしましたので、ちょっと時期を失した感はありますが、物特で、物価問題の立場から、この問題について建設省並びに経済企画庁のお考え方を明確にしていただきたいというふうに思います。よろしいですか。 それでは、これは新聞の報道の限りですから、十分建設省自体も把握をしておられぬではないかというふうに思うのですが、御承知のように公団家賃というのは、公団自体が日本住宅公団法……
○松浦(利)委員 時間が経過しておるそうですから簡潔に質問をします。簡潔に御答弁ください。抽象的な議論は一切避けて、具体的な問題を提起しながら建設大臣の基本的な考え方を承りたいと思います。 第一点は道路の問題であります。御承知のように、いま第六次道路整備五カ年計画が進行中であります。ところがこの道路建設の問題が、いま主要幹線でも住民の反対が起こって工事にたいへんな障害が起こってきておるわけであります。これは住宅との関連でもそうでありますが、従来のように、要するに道路は延ばせばいいんだ、住宅はつくればいいんだという感覚では、これからの建設行政、国土建設というのはできない時代に入ってきておるので……
○松浦(利)委員 それでは、前回の委員会で保留しておりました部分について、ただいまから質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、住宅局長にお尋ねをしたいと思うのでありますが、御承知のように、いま第二次住宅五カ年計画が四十六年度を初年度として進行をしておるわけでありますけれども、これは昨年の委員会でも議論されましたように、九百五十万戸のうち五百七十万戸を民間による、民間デベロッパーを中心とした住宅建設だと、こういうふうに批判を受けたわけであります。いずれにしても民間住宅建設が五百七十万戸、たいへん多くて、民間主導型の住宅建設である、こういう形になっておるわけでありますが、いずれにしても……
○松浦(利)委員 それでは、時間が制約されて、きょうは質問なさる方が非常に多いそうでありますから、政府のほうも簡潔に答弁してください。それから、大臣は歯が痛くて答弁がしにくいそうですけれども、できるだけ政府委員の方でけっこうですから、政策的な面ではひとつ大臣、御答弁ください。 まず第一点は、二つお尋ねしたいのですが、まだ労働省の方が来ておられませんからその質問はあとにしまして、都市計画法の扱いの問題について質問をさしていただきたいと存じます。 その一つは、これは法文の解釈になってたいへん恐縮ですが、都市計画法の三十四条、市街化調整区域にかかる開発行為の規制についてお尋ねをしたいと思うのです……
○松浦(利)委員 私は最後になりましたので、大臣は途中で所用で出られるそうでありますが、どうぞ時間が来ましたら離席していただいてけっこうでありますから、あらかじめ申し上げておきます。 もうそれぞれ各委員の方が御質問なさっておると思いますので、私のほうは重復するかもしれませんが、その点は御了解をいただいて御答弁をいただきたいと思います。 御承知のとおりに、第六十五国会において、昭和四十六年度を初年度とする二兆六千億の投資を伴った下水道整備緊急措置法の一部を改正しておるわけであります。この昭和四十六年度がいままさに終わろうとしておるわけでありますが、事務当局のほうでは、順調なスタートを切ってお……
○松浦(利)委員 それではこの法案に入る前に、関連をして二つのことをまずお尋ねしておきたいと思います。 大蔵省の理財局から来ておられるかどうかですが、いかがですか。――これは沖繩の臨時国会のときにもたいへん問題になりました例の三億二千万ドルの問題にからみまして、七千万ドルは御承知のように核撤去その他の高度な政治的な配慮、こういうようなことで、その他のものについては沖繩にあるアメリカの財産の承継部分、あるいはアメリカ軍の労務賃金、こういった見返りとしてアメリカに支払われるもの、こういうことだったわけでありますが、そのときに私も再三にわたって建設関係の承継財産について理財局に質問をいたしまして、……
○松浦(利)委員 ただいま河川局長から福地ダムの問題について政府の統一見解が表明されましたが、この統一見解について質疑をかわしておりますと法案審議に影響を与えますので、これについては別途の機会に質問することを留保さしていただきたいと思います。
○松浦(利)委員 本会議が二時ですから、質問ができない部分は次回にまた機会がありましたら質問させていただきたいと思います。 まず、大臣にお尋ねするのですが、御承知のように、この新都市基盤整備法案そのものについてまず考えなければならないことは、本会議でも総理にお尋ねをしたのですが、要するに一点に集中してくる人口がますますいまマンモス化していく、これが一つの重大な問題ですね。これが都市問題のひずみをつくり出しているわけですね。いままたここで新都市基盤整備法案というものを出して、そして都市近郊に秩序ある開発をしていく、こういっておられるのだけれども、その前にしなければならぬことは、これ以上人口がこ……
○松浦(利)委員 まず大臣は、あるいは事務当局でもけっこうですが、先般科学技術庁のほうで、関東地方の例の光化単スモッグ等の原因について発表がなされたわけでありますが、その問題と関連をして、地域的に関東地方にガス、ばい煙等の三分の一がどうしても停滞をする、特につゆどきにはそういった状態が顕著であるという科学技術庁の兆表がなされているわけであります。それの関連から見て、この法案はどういう位置づけになるのか、そのことの見解をお示しいただきたい。 それに関連をして、井上委員のほうから関連質問がありますので、委員長のほうで御配慮いただきたいと思います。
○松浦(利)委員 それでは私は江藤委員、島本委員のほうからいろいろと質問がありましたから、一なるだけ重複を避けてお尋ねをしたいと思うわけであります。 まず一番最初にお尋ねしたいのは、きのう環境庁の皆さんに来ていただいて、土呂久の問題をいろいろとお尋ねをし、また質問もしたわけでありますが、きょうまた公式にこの場で報告をいただいたわけであります。 その中の第一ページに、社会医学的調査、その内容は「評価に値する資料であることを確認することができた。」という断定を環境庁はすでに下しておられるわけなんですね。ところが実際に現地のほうを調査をしてみますと、地元のお医者さんたちは非常に苦労をして努力をして……
○松浦(利)委員 きょうおいでいただきました五人の参考人の皆さんには、たいへんお忙しい中をいろいろ貴重な御意見をいただきまして、委員の一人として心からお礼を申し上げたいと思います。たくさん皆さん方から意見を聞きたいのですが、時間が制約をされておりますから、簡潔に質問をして皆さん方の御意見をいただきたいと思います。 最初に、高野参考人にお尋ねをいたしたいのですが、こういう土呂久のような事実ですね、現実に私たちも調査団として各党全部現地に行ったわけでありますが、休廃止鉱山が形そのまま、極端にいうと毒があるといわれておる砒素がそのまま現地に残されておるというようなことは、はたして現在の鉱業法に照ら……
○松浦(利)委員 限られた時間でありますから、簡潔に質問をして、簡潔に御答弁をいただきたいと存じます。
まず最初に電電公社にお尋ねをしたいと思うのでありますが、いま現実にコンピューターの利用は昨年九月で一万一千二百三十セット増加しておる、こういうふうに資料で把握しておるわけでありますが、データ通信というものはどんどんと伸びていく状況にあると思うのです。そういう意味で、公社の最も新しい資料のうち、現在データ通信がどのくらいあるのか、どのくらい把握されておるのか、その点についてひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 このデータ通信、これは私は将来の成長産業だと思うのですが、これからお……
○松浦(利)委員 前もって訂正しておきますが、私がせき立てたわけじゃございませんので、ぜひ栗山先生の保留された質問につきましては、私のためにせっかくの慎重審議のための質問がとだえては申しわけありませんので、ぜひ次回質問の機会を与えていただきますように委員長のほうにお願いをいたしておきたいと存じます。 まず最初に、大臣にずばりお尋ねをしておくのですが、昨日からきょうにかけまして、今回の法案の出し方についていろいろと議論がございましたが、政府の御答弁、あるいは公社側の御答弁等は、すでに昨日からお聞きをしておるわけでありますが、いずれにしてもこうした三つの法律を一本にまとめて出すということは、私は……
○松浦(利)委員 冒頭に、委員長にお願いをしておきたいと思うのです。 実は、昨年通産省に対しまして、重工業局長の出席もしくは大臣の出席を求めたわけです。大臣は所用のために出席できないということでありますが、重工業局長は本院においても、参議院においても、出席要求は本委員会以外に出されておらないわけです。ところが、きょう通産省のほうから出席できないという連絡がありました。ただいまあったわけです。私はけしからぬと思うのですね。それはどういう理由で欠席するのかということが明確になって欠席されるなら、質問する者はある程度了解をするでしょう。国会審議が優先するのか、それとも通産省の行政が優先するのか。そ……
○松浦(利)委員 通産省の公益事業局長にお尋ねをしたいと思うのでありますが、実はきょう、大臣のおいでをいただいて質問するつもりでしたが、大臣が予算委員会の関係でおいでいただけませんので、公益事業局長に御出席をお願いをしたわけであります。たいへんお忙しかったそうでありますが、そういう意味で大臣が出席をしないということがありましたので、公益事業局長ということで私は名ざしをして、きょうの委員会に御出席いただいたわけでありますから、その点はお許しいただきたいと存じます。 実は、いま理事懇で、テレビを委員の皆さん方にもお見せしたわけでありますが、通産省がこうしたリモコンテレビといいますか、遠隔操作によ……
○松浦(利)委員 それでは最初に、大臣がお忙しいそうですから、大臣に質問を集中して、お時間が来ましたら御退席をいただきたいと思います。 大臣にお尋ねしたいまず第一点は、米価の問題です。 御承知のように、四月一日から物統令を廃止いたしまして、すでに経過をいたしております。消費者のほうは、物統令をはずしたら必ず米価が上がるのではないかという心配をしておるわけであります。先般、一週間ごとに食糧庁のほうで調査をいたしまして、米価の動向を捕捉をしておられるようでありますが、これは前の物統令に入っておったときとの比較でありますから、数字のとり方によってはいろいろの見方があると思います。食糧庁のほうは、……
○松浦(利)委員 食糧庁長官がせっかくおいでですから、きのうの農林大臣の発言について、私のほうからひとつお聞きをしておきたいと思うのです。 閣議後の記者会見で、大臣の個人的な談話として、生産者米価値上げに関連をして消費者米価の値上げということも発表をされたわけですけれども、問題は、政府売り渡し価格ということにこれからなりますね。同時にもう一つの問題は、標準米との関連性というのが出てくると思うのです。こういうことを言うと非常にうがった言い方になるかもしれませんが、私は、標準米は据え置くと思う。まずい米を標準米にしておけばいいのですからね。みんなが標準米は買わない、それより上のものを買うようなシ……
○松浦(利)委員 最初に、農林大臣にお尋ねをいたします。 いま石井委員からもお話がありましたように、一週間前の本委員会で、大臣の発言をめぐりまして質疑がございました。私も米価の問題で質疑をしたわけでありますが、大臣の真意、本意が食糧庁長官では非常に不明確でありますから、本委員会に御出席をいただいて正確にお聞きをするということで、きょうおいでをいただいたわけであります。ですから、米価の問題にしぼってお尋ねをしたいわけであります。 実は先般閣議終了後、赤城農林大臣が記者会見をなさったときに、生産者米価を値上げして、その逆ざやについては消費者米価にしわ寄せをする、消費者米価を値上げしてもやむを得……
○松浦(利)委員 きょう一般質問の私が社会党では最後になりますから、総まとめとして物価の問題に限定をして、各閣僚の皆さん方に所信と方針をお聞かせいただきたいと存じます。 すでに本委員会で各委員の方々から質問があったかと存じますが、まず最初に経済企画庁長官に物価担当大臣としての所見を承っておきたいと思うのでありますが、その第一点は、昭和四十七年度の予算に物価に対して三つの特徴があると存じます。その一つは、財政主導型物価値上げ予算であるという批判であります。それからもう一点は、政府で言うところの政府が関与する公共料金が集中的に一定期間に値上げをされておる、またされようとしておるというのが二番目の……
○松浦(利)委員 副長官にお尋ねしておきますが、まず第一点、けさのNHKのスタジオ102で総務長官が、きょうの災害特別委員会に出席をして災害問題について努力をする、こういう発表をなさっておるのに、マスコミを使って朝早々と打ち上げておるにかかわらず、きょうなぜ出席しておられないのですか。私は、副長官が出席しておられることについて不満を述べているわけじゃないのです。これだけの被害が出ておる段階で、しかもNHKという機関を通して発言をなさっておるにかかわらず御出席しなかった理由、この点をはっきりしていただきたいと思うのです。
【次の発言】 間もなく来られるそうでありますから、できるだけ早く御出席いた……
○松浦(利)委員 私は、主として電電公社のほうに質問したいと思うのでありますが、その前に郵政当局にお尋ねをしておきたいことがあります。 非常に簡単なことでありますが、最近非常にまた郵政省に対する苦情が国民の間に広がっておるわけであります。それは、昨年も実は私はここで質問をしたわけでありますが、料金の値上げをしたあと、どうも郵政省のサービスは落ちておる。どういうふうにサービスが低下しておるかといいますと、従来ですと、居住者のために投函されたはがきあるいは封書というのができるだけ相手側に渡せるように郵政は努力をしてきたのであります。ところが最近になりますと、投函をしたはがきなり封書が返ってくるこ……
○松浦(利)委員 海外経済協力基金のほうにお尋ねをいたします。 いまの問題についてさらにお尋ねをしておきますが、韓国と基金との間に、これは大韓民国とソウルの地下鉄に対する事業計画について、四十七年四月十日海外経済協力基金が発表した文書でありますが、おたくの高杉総裁と大韓民国政府身代表してホーリーという方の間に調印がなされておるわけであります。もちろんこれは一九七一年十二月三十日の交換公文に従った基金の事務的処理であります。その場合に、いま佐藤委員が質問をしたのですが、韓国と基金とで貸し付け契約をする。そして韓国の調達庁が日本の輸出業者と契約をする。そうすると、その輸出業者が外為銀行等を通じて……
○松浦(利)委員 先般の本委員会で、日韓経済協力関係のうち円借款の問題を、ソウルの地下鉄車両に限定して質問をいたしました。その結果、委員長の指摘に従って私の手元に資料が提出をされたわけであります。この資料は経済企画庁並びに海外経済協力基金のほうから出された資料でありますが、これによると、この契約に示されている価格は正当な価格であるという理論的な根拠づけをしておるわけであります。特に韓国の地下鉄が高い理由としては、直流交流両用方式を採用していること、あるいは新規の地下鉄であるために製品規格の多くを新たに設計しなければならないこと、あるいは車体が大きいこと、寒冷地向けの特別な配慮をしたこと等々が記……
○松浦(利)委員 私はきょう主として土地問題に対する行政、特に姿勢の問題、この問題について焦点をしぼって質問をさせていただきたいと思います。 この問題は予算委員会の一般質問で、すでに質問通知をして、する予定でしたけれども、時間がなくなりましたために省略をさしていただいてきょうに持ち越した質問であります。内容的には一般質問の時点の通告でありますから相当建設省のほうは調べておられると思いますから、こうした問題についても建設省の見解を含めながら具体的に御答弁をいただきたいと思うのです。 まずその一つは、いままで高度経済成長のもとで、財投資金を入れてどんどん公共投資をやってきたわけでありますが、こ……
○松浦(利)委員 私は、法案の通る前に、ぜひ建設省の住宅に対する基本的な考え方をお尋ねしておきたいと思うのです。
田中総理の日本列島改造に従いまして、昨年の十二月、「新国土建設長期構想(試案)」というものを建設省が公にしたわけであります。その中に実は住宅関係の投資については、用地補償費を除く投資額の総額を、住宅関係は昭和六十年までに百八十三兆円の投資をする、こういうことが構想として発表されておるわけでありますが、その中で住宅金融公庫も含めて公的資金による金額は幾らになっておるのか、その点をまずお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 これは非常に重要だと思うんですよ。この内訳をちょっと……
○松浦(利)委員 時間がもうあまりありませんから具体的にお尋ねをするわけですが、まず林野庁にお尋ねをしておきたいと思うのです。
昨年の十月から外材を含めて材が急激に値上がりをしたわけですが、それは需要と供給とのバランスがくずれたということが原因なのか。もっと端的にいうなら、外材の輸入は従来どおりのペースで入っておったのかどうか、外材が減ってきたのか、そういった点について簡単に答えていただきたいと思います。
【次の発言】 東京木材市場株式会社にあなたと一緒に調査に行ったのですが、そのときに、二回の値上がりがあるのですね。昨年の七月、八月に上昇して、十月以降急に上昇したのですね。去年一年間を通じ……
○松浦(利)委員 地価公示法に入る前に事務当局にお尋ねをしておきたいのですが、非常に地価に対することばづかいがあいまいなところがあるのです。相続税法では土地問題については「時価」という表現を使っております。それから固定資産税では「適正な時価」ということばを使っておるわけです。公示法では「正常な価格」という、こういう日本語が使われておるわけですが、時価、適正な時価、正常な価格というものは一体どういうことなのか、その点をひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 局長、そういったことが公示価格では非常に問題になるのです。
そこで、この公示価格の問題については、いま阿部委員からも御指摘があ……
○松浦(利)委員 まず、局長にお尋ねをしておきますが、この緑地保全法案というのは、自然環境保全法の附則第二条でしたかを中心にしておつくりになった法律でございますか。
【次の発言】 もうすでに大部分の方がいろいろ質問をなさっておられますので、基本法であります自然環境保全法が親法でありますから、これを中心として生まれた緑地保全法案であるという立場からひとつ基本的なことだけお尋ねをしておきたいと思うのです。
先ほども地図その他もごらんに入れたようでありますが、私もここに一、二写真を持ってきておるわけであります。この写真を見てわかりますことは――これは名古屋近郊の鳴海、人口二万のところですが、当初は……
○松浦(利)委員 私は、まず基本的なことについて一、二お尋ねをしておきたいと思うのです。
公有水面の埋め立てというのは、国土の利用計画というものが明らかになった上で公有水面の埋め立てというものが行なわれるべきだ、このように思うのですが、運輸大臣おいでですが、私の申し上げておることは間違いありませんでしょう。そのとおりだと思うのですがね。
【次の発言】 それでは、実は昭和四十四年以降の運輸省の運輸白書を読ましていただいたわけであります。ところが四十四年の運輸白書によりますと、実はこのように書いてあるわけであります。「臨海工業地帯の造成実績をみると、昭和二十九?四十三年度で約二億一千五百万平方米……
○松浦(利)委員 私は最後になりましたから、各委員の方がそれぞれの立場で御質問されましたので簡単に質問するつもりです。端的にお答えいただきたいと思います。
その一つは、具体的にお聞きしたほうが一番いいと思うのです。たとえば知事が指定する風致地区あるいは住居専用地域、そこに突然高速道路を通すという話が出てきた。そこで住民の人たちが寄り寄り集まってそれぞれ検討して、ポスターをつくって、「高速道路反対」というポスターを張った。そういう場合に、それは直ちに本法に抵触しますか。どうですか。
【次の発言】 そうするとそこに住む人々は、高速道路反対という意思表示をポスターその他の言論表現をもって行なうこと……
○松浦(利)委員 法案の内容に入る前に、いろいろ水の問題、ダム等の問題について基本的なことを質問させていただきたいと思います。 まず第一点は、実は昭和四十六年の四月に「広域利水調査第一次報告書」というのを出しておられます。それから四十八年八月にさらに「広域利水調査第二次報告書」というのを出しておられるわけであります。この広域利水調査第一次報告書を修正した根拠は、実は田中総理の日本列島改造論という冊子の一四五ページ以降にこれからの水資源の問題等が書いてあるわけでありますが、どうも日本列島改造論という個人の著書を中心にして広域利水調査第二次報告書に修正された、内容を読みますとこういうふうに理解を……
○松浦(利)委員 きょう一番初めに、実は労働問題について郵政当局のお考え方をぜひお聞かせいただきたいと思うのです。この内容は、マル生とかそういった問題以前の問題だとまず理解をしていただきたいと思うのです。 その内容は、実は私の宮崎の児湯郡西都市に西都郵便局という局があるわけでありますが、その西都郵便局で起こった事件であります。よくあることですが、当局側はストライキに参加させないようにやる、労働組合のほうはストライキに入るように強制するということがあったことは事実であります。ところが、たまたま私がいまから指摘する問題は、この西都局で全逓の組合員が非常に少ないところで起こった事件であります。スト……
○松浦(利)委員 商品投機の問題につきましては、きょう十二時からの野党四党の政審会長会談におきまして、最終的に野党案ができ上がりました。これを、本院にすでに内閣で提出済みの政府案と対比いたしまして、商品投機問題に限定して、これから議論をさせていただきたいと存じます。したがって、これは要望でありますが、政府提出原案、さらに野党四党提出原案について本委員会で議論するように、ひとつ委員長のほうで、議事運営委員会なりにしかるべくお取り計らいをいただきたいということを、まず冒頭申し上げておきたいと存じます。 したがって、商品投機の問題は、法案が提出されました段階で議論するといたしまして、本日は消費者保……
○松浦(利)委員 参考人の皆さん方、まことにありがとうございました。 まず最初に郡司さんに質問させていただきたいと思うのでありますが、実は通産省が調査いたしました資料を、私はいま手元に持っておるわけであります。これは唐沢参考人からもお話があったのですが、これは六大大手商社について通産省が調べた具体的な数字であります。この数字を見ますと、四十七年の上半期、それから四十七年の下半期からことしの一月まで、これは仕入れ量、そうして仕入れ金額まで明確に書いてあるわけであります。 これはおそらくあなたもお手元にあるか、あるいはお聞きになった数字だと思うから、それは省略をさせていただきますが、ただその中……
○松浦(利)議員 ただいま議題となりました日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党四党提出、生活関連物資の買占め及び売惜しみに対する規制措置等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 最近における卸売物価の上昇は、残念ながら田中内閣の無策ゆえに暴騰に一そうの拍車をかけ、日銀統計によれば一月の上昇率は前月比一・五%高、二月は前月比一・六%高、三月は前月比一・七%高としり上がりに騰勢が強まり、終戦直後を除けば戦後最高に達し、年頭初から実に上昇率は五・一%に達しております。 この急激な卸売物価の上昇が消費者物価に重大な影響を与え、統計局の発表によっても、三月は前年同月比……
○松浦(利)委員 まず橋本参考人にお尋ねをするのですが、三月二十日の「エコノミスト」で、あなたが記者団と会見した個人的な内容が発表されております。これを興味深く読ませていただいたのですが、その中であなたはこういうことを言っておられる。主食である米のようなものは商品として扱うべきではない。また同時に、供給に限りある土地などを扱うべきではない。こういうふうに「エコノミスト」に記載されておるのですが、だとするなら、この三井物産会長の発言を、丸紅の檜山参考人は認めるのかどうか、その点を明確にしてください。
【次の発言】 参考人は正確に答えてもらいたいと思うのです。私が参考人に質問しておるのは、橋本参考……
○松浦(利)委員 きょう官房長官に御出席をいただいたのは、ほかでもありません、実は金曜日の農業白書の審議の際に、各野党議員から、農産物の投機的買占め等に対しての質問が行なわれたわけでありまして、そのときに総理のほうから答弁がなされておるわけでありますが、それを会議録から抜粋したものを読み上げますと、こういう答弁になっておるわけであります。「それから、農産物の投機的買い占め等に対しての御発言がございましたが、御承知のとおり、出荷の促進、商品取引市場における規制措置の強化、商社に対する要請や警告等々の措置を行ない、値下がりも行なわれておるのでございますが、今国会に提出をしております生活関連物資の買……
○松浦(利)委員 それでは、関連して、若干参考人の皆さんにお聞かせいただきたいと思います。 私の意見は申し上げません。たいへん貴重な御意見をいただきまして、これからの法案審議促進について、十分参考人の皆さんの御意見を反映していきたいと思っております。ただ、その場合に、一、二どうしても聞いておかなければならぬ点がありますからお聞かせいただきたいのですが、実は先ほど辻参考人が、商社が船を一船ですね、持ち込んできて、石当たり三千円くらいですか、それを五千円で買えといって売り込みに来た、おまえのところで買わなければこれを名古屋に持っていくぞというふうに言われた、こういう御発言があったわけでありますが……
○松浦(利)委員 いまの金子委員の質問に関連して長官にお尋ねをいたしますが、内閣提出の法律では、マージン、商社が行なうマージン率、このマージンについても規制ができるのですか、その点ひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは長官、ちょっと私もきのう参議院の本会議で、野党提案の趣旨説明のために大臣席におったわけでありますが、その間、通産大臣がわが党の伊部議員の質問に、本会議場でこのように答弁をしておるわけであります。
読み上げます。「それから、流通の過程でマージンを審査する考えはどうかという御質問でございますが、一定の限度を逸脱した大幅のマージンについては、情勢により行政指導な……
○松浦(利)委員 きょうは、閣法と野党四党の法案のいよいよ大詰めに来ておりますので、総理の御出席をいただいた上、本委員会としての最後の詰めを行なっていきたいと思いますから、総理もぜひざっくばらんに、ひとつ御答弁をいただきたいと思うのであります。 まず第一点は、田中総理は、よく物価を安定するということを言っておられます。歴代総理も常にそういったことを言っておられるのでありますが、かつて佐藤総理は、昭和四十六年の六十五国会で、佐藤総理個人としての物価安定ということばの上昇率は三・五%以内であるという御答弁を本院で行なっているわけでありますが、総理は、物価安定という、その物価安定は何%以内なら物価……
○松浦(利)委員 長官がおいでになるまで、食糧庁のほうに米の問題について御質問をいたしたいと存じます。 まず第一点は、御承知のように昨年四月物統令をはずす段階で、本委員会でも、物統令から適用除外する問題については再三にわたって議論をしたところであります。ところが、当時の食糧庁長官、いまの事務次官でありますが、物統令の適用を廃止する理由として、実は米がだぶついておるんだ、米がだぶついているこの段階では、食糧庁として、物統令をはずしても何ら支障はない。同時に、物統令の適用を廃止しても米の値上がりということについては心配ない。値上がりするような状態では、政府手持ち米を放出することによって鎮静させる……
○松浦(利)委員 それでは、与えられた時間がわずかですから、要点だけ質問させていただきます。
第一点は、長官にお尋ねをするのですが、先般、物価問題等に関連をして閣僚協議会が開かれましたが、その席上、過剰流動性を吸収するということを目的にして、公団住宅の払い下げということが公になったわけであります。物価担当大臣として、公団住宅を払い下げることそのものが物価対策になると、ほんとうにまじめに考えておられるのかどうか、中心である長官の御意見をまず承っておきたいと思うのです。
【次の発言】 主たる目的は住宅政策として発表されたのであって、物価対策ではない、私はそう思います、いまの発言を聞いておりますと……
○松浦(利)委員 関連質問。 いまの問題はたいへん重要でありますから、委員長に提出した資料でありますから、後刻理事会を開いて、本委員会としての態度を明確にしていただきたい。これが一つであります。 もう一つは、政府のほうでは直ちに、ただいまの発言が事実かどうか早急に調査をして、本委員会にその結果を報告するように求めます。
○松浦(利)委員 渡辺委員の質問に関連して、今回公取が勧告いたしましたセメントの価格協定の問題について簡単に、長官並びに公取の委員長にお尋ねをしておきたいと思うのです。 御承知のようにこのセメント問題は、本委員会でも再三、売り惜しみあるいは買い占めがあるのではないかということで質問がありましたし、通産当局からも、これに対してはいろいろと事情説明がありました。暖冬異変だとかあるいはその他の需給見通しの誤りとか、そういったことが価格をつり上げておる原因だ、こういう発表があったわけでありますが、私たちが心配をしておったように、公取のほうで、現実に価格協定があった、しかもこれに対して勧告をしておるわ……
○松浦(利)委員 私は、まず最初に、電力料金の値上げについて通産省に質問をさせていただきます。 実は、昭和四十七年度の電力白書が出されておるわけでありますが、この電力白書を予算委員会の通産分科会で質問いたしましたときには、まだ各関係電力会社から料金値上げが出されておらない、出されておらなければ、この電力白書は一部分撤回したらどうかという質問をいたしましたが、通産大臣は、いや撤回する意思はない、こういうことで推移をしてきたわけです。ところが、この四十七年度の電力白書が指摘をしたとおり、四国電力、関西電力、そうしてこれから続々と電力会社が値上げを申請してくるわけであります。 昭和四十六年度の電……
○松浦(利)委員 まず、長官にお尋ねをしたいのですが、衆議院の物特委員会あるいは商工委員会、あるいは参議院等におきまして、商社の問題あるいは過剰流動性の問題が議論されましたときに、長官は、過剰利得に対する税制措置あるいは法人の累進課税という問題も検討したい、こういう御発言があったというふうに私は聞いておりますし、たいへん前向きな発言だと理解をしておったわけでありますが、きょうの新聞の報ずるところによりますと、トップである田中総理自身がそのことを打ち消しておられる。そういった税制はなじまないということで打ち消しておられるわけでありますが、この前お話しになったそのことはいまでも総理に進言をして、過……
○松浦(利)委員長代理 この際、関連質問の申し出がありますから、これを許します。金子みつ君。
○松浦(利)委員 まず最初に、物価全般について長官にお尋ねしたいと思うのです。 実は、経企庁の前事務次官であります矢野氏が、日本生産性本部のトップゼミナールにおきまして、最近の経済動向という問題で講演を行なっておるわけでありますが、その新聞報道によりますと、政府のインフレ対策はみんな後手後手になり、このままでいくと消費者物価は九月、十月には対前年同月比で一四、五%までなるということを発言をしておるわけであります。この、前物価担当であり、しかもその中心であります事務次官の矢野さんの発言というのは、たいへん重要な意味を持っておると思います。逆に総理は、本委員会におきましても、私あるいはほかの委員……
○松浦(利)委員 私は関連質問ですから、電気・ガス料金に限って質問いたします。
もうすでに政府のほうでは認可をしてしまったわけでありますが、経済企画庁にお尋ねをしておきたいのですが、この電気料金、ガス料金の値上げ問題について、物価安定政策会議特別部会の意見が出されておるわけであります。この物価安定政策会議特別部会には消費者の代表は入っておるのかどうか、その点をひとつお聞かせいただきたいと思うのです。
【次の発言】 おそらくその消費者代表は、電気料金、ガス料金の値上げ反対の意見を述べたと思うのでありますが、その点についてはここで明確にしていただけますか。
○松浦(利)委員 私は、まず長官の政治姿勢について質問をしておきたいと思うのです。いま稲村委員からも質問がありましたが、昨日政府と与党で米審に対する最終的な消費者米価の諮問案を決定する、そういう段階で長官自身がゴルフをしておった。その行為について国民がどのように受け取っておるか、新聞に書いてあるとおりだと思うんです。この際、長官にお聞きをしたいのですが、そういったゴルフをしておったことに対して、国民がどのように判断をしておるとあなたは思っておられますか。そのことをまず物価担当大臣としてお答えいただきたいと思うのです。ゴルフをしたことについて国民がどのようにとっておるか、お答えいただきたいと思い……
○松浦(利)委員 予算委員会の一般質問も私が最後でございますから、格調の高い質問をするよりも、どろくさい質問をずばりずばり簡単にしますから、大臣各位も、簡潔にひとつお答をいただきたいと思うのです。 まず、農林大臣その他まだお見えになっておりませんから、経済企画庁長官にお尋ねをします。 いま国民の中で具体的な疑問とされている、四十八年度の物価上昇が五・五%という、その数字がどうも理解できない。現に、卸売り物価がもう八%近く上昇しておる。公共料金の値上げがある。卸売り物価がさらに高騰しておるし、投機がどんどんと進んで、生活必需物資が上がっておる。五・五%のワクの中に入るんだろうか、これが国民の……
○松浦(利)委員 昨日来、われわれ野党四党の予算補正について当委員会でこれを説明し、政府の見解を求めたところ、先ほど政府を代表して総理からその回答がありました。この回答につきまして、ただいままで詳細に検討いたしました結果、政府の態度は誠意を欠くものであり、とうていわれわれの了解し得るところではないとの結論に達しましたので、ここにあらためてこの補正内容を組みかえ動議として提出いたしたいと思います。 したがって、私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党が共同提案いたしております昭和四十八年度一般会計予算、昭和四十八年度特別会計予算及……
○松浦(利)委員 私は、大蔵委員会で質問するのはきょうが初めてですが、税制についてはたいへんしろうとでありまして、あるいは質問がピントはずれになるかもしれませんが、その点はひとつお許しをいただきたいと前もって申し上げておきたいと思います。 そこで、まず冒頭に、これは大蔵大臣がおられるときに質問をするのが至当だと思うのでありますが、そういう時間もありませんから、政務次官でもけっこうですし、具体的にお答えをいただきたいと思うのです。 それは昨年の三月一日、予算委員会の一般質問におきまして、なくなられました愛知前大蔵大臣と、物価と減税の問題について議論をしたことを思い起こすわけであります。そのと……
○松浦(利)委員 それでは、私はきょうは主としてデータ通信それからデータ通信にからむ情報プライバシーの問題等について各政府委員の皆さんに具体的に詰めてお尋ねをしたいと思います。 この前も本委員会でOECDの質問、それに対する政府回答問題をめぐりまして的確な政府答弁がいただけずに、私は審議ができないということで中断をして、そのままになっておったわけでありますが、きょうはそういった問題は、一応事後に郵政省の監理官のほうから詳しくそのいきさつを御報告を受けましたから、その点については触れることを省略をして、さらに発展をさせた議論をしてみたいと思うのです。 その前に、郵政大臣にお尋ねをするのであり……
○松浦(利)委員 私は、まず経済企画庁長官の決意並びに第七十一特別国会における経済企画庁を中心とした政府の皆さん方のとった態度についての見解を求めたいと思うのであります。 御案内のとおりに、第七十一特別国会におきまして投機防止法が通過をいたしました。そのときに、私たち野党は、政府案を補強するという意味で対策を出したわけであります。その内容は、今回提出されております附則の投機防止法の修正部分と全く同一視するものであります。われわれはただ単に買い占め、売り惜しみした者が公表だけでは解決しない、少なくとも売り渡し命令をかけるべきである、また現在の通産省なり各省の陣容をもってしては、とうていこうした……
○松浦(利)委員 きょうおいでいただきました参考人の皆さん方には、たいへんお忙しい中をありがとうございました。また、貴重な御意見をいただきましたことを心から感謝いたしたいと存じます。 ただ、一つ二つ簡潔に質問して、また簡潔に御答弁いただきたいと思うのですが、先ほど長洲先生も御指摘いただきましたように、この法案の中で実は標準価格等をきめる場合に、産官一体の、要するにカルテル野放しの状態になるのではないかという御意見があったわけですが、鈴木参考人にまずお尋ねをしておきますが、公取と通産あるいは経企の覚え書きの中で、政府が主導して価格をきめていくのだ、こういうことの覚え書きが結ばれておるわけであり……
○松浦(利)委員 私が一番最後の質問者になりましたが、いままでほとんどの方が質問をして、政府の答弁もそれぞれ出たわけでありますが、具体的にいま問題になっておるものを通産大臣にお聞きをいたしまして、この法案が通ればこういった問題が解決するのかどうかということを具体的にお尋ねをいたしたいと存じます。ただ、私がほかの用事で追われておりましたために事前に質問の内容通告をしておりませんでしたから、あるいは大臣が答えにくいことがあるかと思いますけれども、その点は前もってお許しをいただきたいと思うのであります。 御承知のようにいまプロパンガスを千三百円という指導価格で供給するように指示されたわけであります……
○松浦(利)委員 いまの自家用倉庫の問題について、ぜひ政務次官に政府の見解を後刻でけっこうですから出していただきたいと思うのです。 きょう予算委員会でわが党の辻原委員が政府委員に質問する予定にはなっておりますが、実は私たちが自家用倉庫を調査いたしました、一月の十七日でしたけれども、その自家用倉庫に学童用西洋紙が緊急放出用として六千枚一梱包した三百ケースが保管をされておる事実を発見したわけです。一体これはどういうものか、こういう質問をしたら、実は学童用の緊急放出としてメーカーから置いておいてもらいたいという指示があった。ところが、実際にそれに対する指示はほとんどなくて、一月十七日現在倉庫に眠っ……
○松浦(利)委員 大臣の所信表明並びに公正取引委員会委員長の事業説明について、この範囲内において質問をさせていただきたいと思います。 まずその第一点は、それこそ物価を最大の目標にして、今国会では、田中総理に言わせれば四―六月ごろには安定をさせるんだ、こういう約束をしておられるわけであります。ところが、四十八年度の予算案を審議いたしました昨年の予算委員会あるいは当特別委員会におきまして、当時の大蔵大臣、あるいは当時の経済企画庁長官、あるいは本委員会における田中総理、すべての皆さん方がわれわれの質問に対して何と答えたかといいますと、昭和四十八年度の物価見通しについて、卸売り物価は二%、消費者物価……
○松浦(利)委員 実はきょうは国有財産の払い下げ問題、特に、いまたいへん国民の関心であります土地払い下げについて大蔵省と建設省にお尋ねをしたいと思います。 御承知のようにいまの物価高の原因の一つに土地投機があると思います。この土地をどうするかということは、この土地問題の解決は非常にいま重要な政治課題になっておるわけでありますが、その中において国が国有財産を払い下げる、特に用地を払い下げる場合のあり方というのがたいへん疑問でありますから、その点を解明さしていただくために実は質問をさしていただくわけであります。 これは大蔵省のほうから資料をいただいて調査をさしていただいたわけでありますが、四十……
○松浦(利)委員 私は三十分間ですから、簡潔に御質問して御答弁をいただきたいと存じます。 まずその一つは、実はこの数日来新聞をたいへんにぎわしておりますメジャーの削減通知の問題であります。 御案内のとおり、通産省のほうではエクソン、シェルのほうから、日本政府が石油価格、製品価格を凍結しておる以上一五%のカットをするのだといったようなうわさが出た、あるいはそういう通達があったということが報道されておるわけであります。さらにエッソスタンダードの社長がわざわざ記者会見をいたしまして、日本政府が依然として石油価格、製品価格の値上がりを抑制しておるなら、これまたもう利潤の大きなところに原油を回すのは……
○松浦(利)委員 私は、主として通産大臣、それから経済企画庁長官にお尋ねをしたいと思います。
その前に、いま稲村委員が指摘をいたしました行政介入による価格指導の解釈の問題、公取と通産の意見あるいは総理の意見が違っておる。いまの御発言を聞いておっても違っておるわけでありますが、現にもう明日新価格というものが決定をされる。そのことは明らかに行政が介入をしているという事実が明らかになるわけでありますが、そうした場合に、公取はどういう態度をとられますか。まず吉田事務局長にその点を明確にお聞きをしておきたいと思う。
【次の発言】 仮定の問題でもけっこうですが、おそらく行政指導で行なうだろうと思う。押し……
○松浦(利)委員 参考人の皆さんはきょうお忙しい中をおいでいただきましてありがとうございました。また本会議の関係で長時間お待たせしましたことをおわびいたしたいと存じます。 それではまず岡田参考人にお尋ねをしたいと思うのでありますが、岡田さんの意見陳述を、ほかの委員会の採決に出席しておりましたので、直接お聞きできなかったわけですが、一応メモをしたのをいただきましたので、それを中心に質問さしていただきたいと思います。 実は消費行政の中でビッグストアが与える影響というのはたいへん大きくなってきておるわけです。そこで具体的な問題としては実は私が私なりに調査をしたことについてお尋ねをしたいと思うので……
○松浦(利)委員 参考人の皆さん方にはたいへん貴重な御意見をありがとうございました。総裁、それぞれの代表者の皆さん方のお話をお聞きしておりまして、総需要の抑制策、特に金融引き締めあるいは財政の協力等によって鎮静化の方向にあるというお話があったわけであります。ただ先ほど加藤委員からも指摘をいたしましたが、実は昨年からの狂乱的な物価高というのは、ある意味では銀行側にも責任があったのではないか。逆にいうと、金融がゆるんで貸し出し競争といいますか、企業に対する貸し出しを急ぎ過ぎた。その段階で銀行側にもっと社会的な責任というものがあって、自主的に節度ある金融対策をとっておれば、こういった物価狂乱は防げた……
○松浦(利)議員 ただいま議題となりました総合商社の事業活動の規制に関する法律案につきまして、日本社会党を代表し、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 昨年からの当委員会及び今国会の予算委員会における物価審議によって明らかにされましたように、総合商社と呼ばれている巨大企業の商活動は、物価の値上がりや物不足を生じさせる大きな要因として国民的な批判を受けていることはよく御承知のとおりであります。 戦後、合併に合併を重ねて独占化を進めていった商社は自民党政府による高度経済成長政策に乗って事業活動の範囲を大きく拡張し、本来の貿易業務から国内の卸売り業、不動産業、さらには建設、レジャー産業等、……
○松浦(利)委員 前もってお断わりしておきますが、実は昨日エネルギー庁のほうに資料を要求しておきましたが、昨日までに私の手元に届きません。けさほど届きました。したがって、質問の内容等について事前に打ち合わせがされておりませんから、この場であるいは回答できないようなものもあるかもしれませんが、それは休憩後の委員会で冒頭明確にお答えをいただきたいと思います。 そこで、作業の問題としてまずお尋ねをしておきますが、これは通産政務次官にお尋ねしておきますが、新聞の報ずるところによりますと、通産省は二十一日に電気料金の許可をする、こういうことが報道されております。また逆に経済企画庁長官は、経済企画庁とし……
○松浦(利)委員 長官に質問しようと思ったんですが、十一時半からOECDの何か御出席のための打ち合わせがあるそうで離席されますので、実は長官にお尋ねすることができなくなったんですそれで、一つだけお尋ねをしておきたいんですが今度の電気料金の値上げが行なわれました。国民は非常にこの問題については不満を持っておるし同時に、政府のやった行為に対して疑問を持っておるんですね。一つは、四月に申請をされたものあるいは五月に申請されたところもある、ところが、九社一斉にあっという間にあれだけの膨大な電気料金の値上げがきまったということ、きわめて従来と違ったパターンで公共料金の決定が行なわれたということについて、……
○松浦(利)委員 私は、提案者を代表して、ただいま議題とされました日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党の四党共同提案にかかる昭和四十八年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十八年度特別会計補正予算(特第l号)及び昭和四十八年度政府関係機関補正予算(機第1号)につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議につきまして、その提案の趣旨を簡潔に御説明申し上げたいと存じます。 この動議は、主文にございますとおり、昭和四十八年度補正予算(第1号)、(特第1号)及び(機第1号)については、政府はこれを撤回し、動議に明記されております諸項目に沿って、すみやかに組みかえをなし、再提出することを要求するも……
○松浦(利)委員 まず、大蔵大臣並びに労働大臣に最初お尋ねをしておきたいと思うのであります。 いま、御承知のように公定歩合の引き上げを行なっておりますし、二月の物価動向いかんによっては、さらに日銀、大蔵省で公定歩合の引き上げをやる、金融の引き締めをやる、こういう状況になりつつあるわけでありますが、御承知のように、そういう金融引き締めの片一方で、実はしり抜けが行なわれておるわけであります。 御承知のように、本院でもだいぶん議論されたわけでありますが、労働基準法第十八条に強制預金の禁止規定があるわけであります。ところが、この禁止規定については、労使間で協定を結ぶ、あるいは従業員の代表と会社側と……
○松浦(利)委員 参考人の皆さん、御苦労さんです。 ただ、非常に残念に思いますのは、昨年の四月十一日でございましたか、この部屋で、六大商社の会長さんなり社長さんをお呼びいたしましていろいろと話をお聞きいたしました。そして皆さん方は、その後商社自身として行動基準等を発表なさったわけでありますが、きょうまたあらためて参考人としておいでいただいた方には、会社によっては更迭された社長さんもおられますが、私にとってはたいへん顔なじみの皆さん方もおるわけであります。 そこで、顔なじみの皆さんにまずお尋ねをしておきたいのですが、昨年、国会に皆さん方が参考人として呼ばれて、いろいろと質疑を国会の場を通じて……
○松浦(利)委員 丸田参考人に再度お尋ねをいたしますが、午前中、与党の奥田委員に対しましても、あなたは、いろいろと言いわけをしておられたようでありますが、しかし、現実に、価格改定の予想通達を出せば、中間の流通段階等において買い占め、売り惜しみ等の行為が行なわれるということは、これは当然だと思う。だから、それが全部であるということは言わないにしても、そういったことが引き金になっていることは事実だと思うのです。 そういうものに対して、あなたは、全然反省がないわけですか。全然あなたは、反省しなくてもいいとここで答弁されますか、強弁されますか。明確にその点をお答えいただきたいと思うのです。
○松浦(利)委員 われわれ野党四党は、政府予算案を一カ月余にわたって詳細に検討してまいりましたが、その内容は、真に国民生活向上のためのものではないとの結論に達しましたので、ここにあらためて予算の組みかえ動議を提出いたしたいと思います。 提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党が共同提案いたしております昭和四十九年度一般会計予算、昭和四十九年度特別会計予算及び昭和四十九年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。 すでに動議の案文はお手元に配付いたしてありますので……
○松浦(利)委員 私は、通産大臣の御出席の時間がございませんから、主として通産大臣に灯油の問題に限定をしてお尋ねをしたいと思います。 しかし、物価全体の問題について冒頭経済企画庁長官から御説明をいただいたわけでありますが、御承知のようにいままで金融財政面で引き締めを堅持して、一方では公共料金の引き上げ等は政府自身行政指導で据え置いてきたわけでありますが、最近、公共料金に対する値上げを次々に政府自身はいま認めようとしておるし、また、通産関係の電気、ガス等はすでに認めたわけであります。私は、こうしたものが、直接的な物価への波及というのは確かに数字的に見れば少ないのですが、先ほど通産大臣が言われま……
○松浦(利)委員 第二班について御報告いたします。 去る九月六日議長の承認を得まして、十月七日から九日まで、沖繩県に派遣されました派遣委員を代表して、調査の結果を御報告申し上げます。 派遣委員は、野間友一君、有島重武君、和田耕作君及び私でありまして、現地では地元議員國場幸昌君の御参加を得まして、沖繩における物価問題等について、実情を調査してまいりました。 十月七日、沖繩開発庁沖繩総合事務局におもむき、沖繩総合事務局当局及び屋良県知事から説明を聴取いたしました。その際、県知事から、輸送コストの軽減、流通機構の整備等について要望がありました。 十月八日、石垣島において、八重山支庁、石垣市、……
○松浦(利)委員 先ほど加藤委員あるいは橋口委員から質問がありまして、これからの経済見通し等の指標については、経済企画庁のある程度の考え方がわかってきたわけでありますが、その前に、まず原則的なことをお尋ねをしておきたいと思うのであります。 その一つは、これは新聞でもたいへん問題になったわけでありますが、消費者モニター全国大会実行委員会の「明日の暮しを考える消費者集会」の資料内容であります。この資料内容を調べてまいりますと、確かに新聞の皆さんが指摘しましたように、物価上昇は悪なのだというような考え方について、ある程度の批判が加えられておるわけですね。「だからといって、すぐ「物価上昇は悪なのだ」……
○松浦(利)委員 本日、新経済企画庁長官から所信の御表明をいただきましたが、ちょうど総理辞任というたいへん激動期でございまして、政策を担当される大臣としても、非常にやりにくい面もあるだろうと思うのでありますが、所信表明にもありましたように、今日の物価というものは、国民にとってきわめて重要な問題であります。そういった意味で、新長官に国民もたいへん期待をしておると思いますので、この際、若干の質問を申し上げまして、長官の所信をさらにお聞かせいただきたいと思うのであります。 その一つは、きょう閣議が開かれまして、その閣議の中で、今年度の経済成長見込みは実質マイナス一ないしマイナス三くらいに落ち込むの……
○松浦(利)委員 ただいま議題となりました法案について、若干の質疑をいたします。
まず第一点、大蔵大臣にお尋ねしたいのですが、予想外の税の増収を見た、異常に多額の剰余金が発生した、その理由について、なぜこういう異常状態だったのか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま局長のほうから多額の剰余金が出た理由が述べられたわけでありますが、その中に、主として大きな問題としては、土地税制の引き上げに伴う駆け込みが多かったということの御指摘があったわけでございます。しかし、これが事前に予測できなかったかどうかということについては、私は非常に疑問があると思うわけであります。税制……
○松浦(利)委員 本会議が二時からあるそうですから、できるだけ簡潔に質問しますので、簡潔に御答弁をいただきたいと思います。 この相続税法の一部改正に関する法律でありますが、これをいろいろ調べてまいりますと、そしてまた税調に出された資料等を調査いたしますと、今回の改正のねらいが、実は物価上昇に伴う追認的要素が強い。ですから、物価上昇に名をかりた資産者優遇対策になるのではないか。ですから、物価が余り上がり過ぎた、この物価が上がったことを理由にして資産優遇対策としてこの相続税法の一部改正を提案する。裏を返せば、簡単に言えば、そういうことではないかというふうに思うのでありますが、私の見解に対する政府……
○松浦(利)委員 私は、まず冒頭に、大蔵当局にお尋ねをしておきたいのですが、相続税法の一部改正の議論のときに、基本的な問題として生存権的な財産について将来検討を加える必要があるというふうにいろいろ質問をしたら、あなたの方は、いろいろ抽象的な議論ばかりしておられまして、正確な御答弁がなかったわけですよ。ところが、同じ問題について大臣がおるときに質問をしたら、大臣が前向きの答弁をしておられるわけですね。だから、もっと具体的に言うと、ここに大臣がおらなければ議論できないじゃないかということなんですよ、私が言うのは。大臣がおるときに同じ質問をすれば、そのことは明確に答えが出るけれども、大臣がおらぬとき……
○松浦(利)委員 いま佐藤委員が質問しましたから、それを補充する意味で、きょうから引き下げられました公定歩合の問題について若干お尋ねをしておきたいと思うのです。 実は日銀の総裁が、公定歩合の引き下げ問題が財界なりあらゆるエコノミストあたりで評判になりましたときに、これは日銀の聖域であるから、適切適正な時期に公定歩合の引き下げ等については考えるのだと、こういうふうに発言をしておられましたし、大蔵当局もそのことを支持してこられたはずなんです。ところが、きょう実は〇・五%の公定歩合を引き下げたんですが、引き下げたというこの時点は、日銀の総裁が言う適切適正な時期だったと判断をされるのか、その判断をし……
○松浦(利)委員 質問時間が一時間ですから、答弁も簡潔にお願いいたします。
まず大臣にお尋ねをしておきますが、きのうの連合審査でも中村委員が指摘しておりましたが、総理府の家計部会が答申をした例のナショナルミニマムですね、こういった発想はさておくとして、いま政府が考えておる公共料金というのは何品目あるわけでありますか。
【次の発言】 大体、総理府の統計局ではじいておる公共料金というのは、それに六品目足して二十九品目ですね。その公共料金が標準家計に占めておるウエートは全体で幾らになっておりますか。
【次の発言】 そのウエートのうち一番高いもの、これは診療費ですね。いいですね。それから二番目に高い……
○松浦(利)委員 きょうは、もうすでに衆参の予算委員会等でそれぞれわが党の代表が質問をし、政府答弁をいただいておりますから、それをさらに煮詰める意味で少し細かく質問をして、これからの財政の見通し、あるいは五十年度の経済見通し等について、政府の、特に大蔵大臣の的確な御答弁をいただきたいと思うのであります。 まず第一点は、歳入欠陥の問題であります。これは事務当局で結構でありますが、御承知のように「昭和五十年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」の中では、政府の経済見通しの鉱工業生産の伸びを五・四%、こう見込んでおるわけでありますが、これに対して大体法人税収の伸びを五%というふうに想定をしておるわ……
○松浦(利)委員 それではきょうは阿部理事が逓信関係を一般質問をされますので、私は主として電電公社関係についてまず質問をさせていただきます。 実は昭和五十年度の政府関係機関予算をチェックしてみたわけでありますが、その中で特に問題になりますのは、実はそれぞれの政府関係機関予算の立て方が違っておるということがあるわけです。一つの例を比較して申し上げるのですが、国鉄と電電公社の損益勘定あるいは資本勘定を調べてみますと、こういう配置になっておるわけです。実は国鉄の場合に、資本勘定に対して一般会計からの受け入れ七百億、それから資金運用部あるいは簡保会計から八千八百十六億、政府保証債が六百億、こういうふ……
○松浦(利)委員 本委員会の都合で、私が突然いまから質問することになりましたので、省側と十分打ち合わせしておらない――事前に質問の内容についてきのう一応打ち合わせしましたけれども、ある意味では答弁がしにくい点があると思うのですが、それはまた保留しまして、次の機会に質問させていただくことを、前もって委員長、お願いをしておきたいと思うのであります。
そこで大臣にまずお尋ねしますが、直接的に大臣の所管ではありませんが、今度の郵便料金の値上げによる物価上昇の寄与率は何%ですか。
【次の発言】 いま〇・二%ぐらいの寄与率だと言われましたが、面接的な影響率は〇・二ですが、郵便料金の値上げというのが国民全……
○松浦(利)委員 まずNHKの問題に入る前に、最近問題になっております基本的なことについてひとつお尋ねをしておきたいと思います。 それは御案内のとおりに、発展途上国からの中波の周波数割り当て要求が、新聞の報道するところによりますと、約九千局近く出されておる。それに関連をいたしまして、現在わが国の中波関係は、NHK、民放で約四百九十局、百波近くを今日わが国で持っておるわけでありますが、こうした発展途上国の周波数要求に対して、当然わが国も国際協力という立場からある程度の波の譲渡ということが考えられる今日の国際環境であります。ということになりますと、国際的な中波の再編成をめぐりまして、わが国内にお……
○松浦(利)委員 大臣のお時間がございませんから、委員の数が少なくても、始めさせていただきます。 まず一番最初に、福田副総理にお尋ねをしておきたいのでありますが、先般の予算委員会で、約一時間近く総需要抑制の中身について議論をいたしました。実はそのときに時間がなくてお聞きできなかったのですが、アヒルの水かきではありませんが、要するに、表面的には総需要抑制政策という言葉を使われるのですが、水面の下の方では相当激しい動きがあることは事実だと思うのです。かつて、副総理は新聞記者会見で、総需要抑制の枠内には公定歩合の引き下げも入るんだということを言われたことがあると私は記憶をしておるのでありますが、こ……
○松浦(利)委員長代理 この際、委員長から中村君にお願いをいたします。
本会議の関係がありますから、簡単に質問をしてください。
【次の発言】 小林政子君。
【次の発言】 有島重武君。
○松浦(利)委員 和田委員の質問に関連して国税庁に質問しておきますが、歯科医が、これは税金分ですよと言って、たとえば一万円なら一万円の診療に対して税金分を払いなさいと言って取ることについては、問題があるでしょう。そういうことは許される行為ですか。少なくとも飲食税とかそういったものは、法律で委任されて取りますね。ところが、全然そういうものがない、申告対象の者が、申告対象のみずからの所得を相手側に対して税金分を払いなさいと言って取る行為、そのことは現実の法体系の中で許されますか、そのことを一応お聞きしておきます。
【次の発言】 それではもう一遍聞いておきますが、これからたとえば歯科医からの申告の中……
○松浦(利)委員 時間が余りありませんから、簡潔にお答えをいただきたいと思います。 実は、先般の予算委員会で、電気冷蔵庫の節電問題を取り上げまして、その後、私自身が電気冷蔵庫に対する苦情一一〇番を設けました。二月二十七日に設置したのでありますが、その結果、今日まで約八十件近くの消費者からの苦情が寄せられたわけであります。ところが、その中で、実はもと電機メーカーにおられた方が、余りひどいので私はもうやめましたということで、私のところに三十分ぐらい、技術的な問題についての電話による投書があったわけであります。それをいまここに翻訳して持っておるわけでありますが、それが事実かどうか、メーカー側の技術……
○松浦(利)委員 きょうは久しぶりに経済企画庁長官、副総理がおいでになりましたから、最近の経済情勢あるいは物価全体について、政府の施策等をお聞きしながら、見通しその他をお聞かせいただきたいと思います。 ただ、その前に一つだけ運輸省の方にお尋ねをしておきたいのでありますが、運輸省が昨年、御案内のとおりに、政府が行っておる物価対策の中で、やむを得ないということでトラックの運賃の値上げを認めたわけであります。ところが、御承知のように政府が許可した運賃の基準というのは、上限、下限、一〇%、二〇%の幅があるように認可されておるわけでありますが、そういった大変物価問題で苦労しておる政府あるいは国民の世論……
○松浦(利)委員 関連して長官にお尋ねをしておきたいのですが、御承知のように四月二日に参議院を予算が通過しました直後、四十九年度の歳入欠陥八千億が出まして、これはどうにか処理できる。そして、五十年度の歳入欠陥の問題が非常事態的な意味で大蔵大臣から発表され、閣僚会議にも報告されたという事実があるのですが、実質成長四・三%確保されれば、歳入欠陥は起こらないということでございましょう、それはどうですか。
【次の発言】 これは事務当局で結構ですが、一―三月の経済成長は実質何%ぐらいと想定されますか。
【次の発言】 一―三月が横ばいないし微増だ。そうすると、この前、本委員会で長官は、底から薄日が差すのは……
○松浦(利)委員 堺さん、あなたからいただいた資料の中でちょっと質問をしたいのですが、一つは、エー・ピー・オー・ジャパンは「幹部は詐欺的商法出身者と警察官幹部上がりが多い」こう書いてあるのですが、これはあなたの方で調べられたのですか。
【次の発言】 そうすると、その「詐欺的商法出身者」というのはどういう人ですか。
【次の発言】 それで、堺さん、あなたは被害者対策委員会の会長ですが、それぞれの三つの会社で、あなたのところに救済申し立てに来ておる人の数をちょっと教えてくださいませんか、何人ぐらい来ておるか。
【次の発言】 それじゃ、エー・ピー・オー・ジャパンと、それからジェッカーチェーンの社長さん……
○松浦(利)委員 川口さんにちょっとお尋ねするわけですが、一つは、故紙を諸外国から輸入しておりますね。十七万六千トンということになっておりますが、これは主としてどういう種類の故紙を輸入しておられるのか、そのことが一つ。 それから、もう一つ川口さんにお尋ねをしたいのは、現在の不景気に伴う在庫調整、それがどういう状態なのか。 それから、現在操短率というのはどれくらいなのか。 さらに、先ほどの説明ではちょっと不明確でしたが、新規設備投資という見通しは今後あるのかどうか。仮にあるとすれば、現状の設備の中でどれくらいの年数、平たく言えば、現状の設備で間に合わなくなるという状態はいつごろと見るのか、……
○松浦(利)委員 まず、副総理にお尋ねをいたしたいと存じます。 御承知のように、春闘もおよそなだらかな方向で政府の見通しどおり定着をしたわけでありますが、率直に申し上げまして、いま、景気の問題で、一体政府の見通しどおり景気が上向くのかどうか、そういった問題について産業界を含めて大変な疑心暗鬼というものがあるわけでありますが、五月十五日に宮崎経済企画庁事務次官が記者会見をいたしまして、これは私見であるが、という前置きがあったわけでありますが、輸入そのものが非常に落ち込み過ぎておる、さらに自律回復力というものが弱くなってきておる、景気回復のテンポもどうもおくれてきておるようだというような発言があ……
○松浦(利)委員 きょう、公取の方で三時から、ホリデイマジック社に対する何らかの決定が出されるようでありますが、実はこの委員会で二回にわたってマルチ商法の行為について厳しく調査をしたわけでありまして、そのときに各委員から、こうした商売のやり方についての問題点の指摘が行われたのであります。 ところが、たまたま売っておる品物に――この前はマークIIについていろいろと御質問があったわけですが、きょうは、実はエー・ピー・オー・ジャパンで売っております品物について大変な分析結果が出されましたので、これらの点について政府の的確な対処の仕方と方向づけをお願いしたいと思います。 いま私が申し上げるのは、エ……
○松浦(利)委員 馬場先生にちょっとお尋ねしたいのです。 十六日に政府が第三次の不況対策を決定して発表することになっておるのですが、どういう内容になるのか、われわれのうかがい知るところでないのですが、ひとつ先生にぜひお聞かせいただきたいのは、実はいま操業度が非常に低下しておる。そのために、有効求人倍率も一を割りまして、少し上がったけれども〇・七五ぐらいのところにきた。そのために、先ほど先生も言っておられましたが、逆にコスト割れの状態ができて、価格を引き上げるという圧力になってきつつある。ですから、ここで生産をある程度上げなければならぬのだ、こういうお話しがありましたですね。そこで、私たちが非……
○松浦(利)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。小林政子君。
○松浦(利)委員 きょうは、主として物価指数の問題について政府の御見解を承っておきたいというふうに考えております。 御承知のように、昭和四十五年に物価指数の改定をして、今日、消費者物価指数は政府の経済指標の一応の重要な部分を占めるようになってきておるわけですけれども、どうも政府が言う数字と、国民が理解をする物価上昇というものの実感とのずれがある。そのずれが一体どこにあるのかということについて、政府当局もいろいろと研究をしておられると思うのでありますが、われわれ自身も、先般の日本学術会議会長の政府に対する物価指数改善のための申し入れ、あるいは消費者団体等といろいろと議論をしてまいりましたが、い……
○松浦(利)委員 急に政府の都合で、私が質問することになりました。政府の方にまだ準備ができておらぬ点もあると思うのでありますが、ひとつ的確にお答えをいただきたいと思います。 まず第一点でありますが、実は昨年十二月の十九日にOECDが定期的な経済動向及び予測について発表をしたわけであります。その中に、これは一般的な問題としての提起でありますが、先行きに明るさがないと設備投資が停滞し、景気回復後のインフレの原因になる、ということが第一点。それから第二点としては、ある程度の需要停滞はインフレ対策として認められるとはいえ、度を越すと問題を生ずる、などなどの点を指摘いたしまして、経済の先行きに対する産……
○松浦(利)委員 私はきょう、社会的に非常に責任を持ち、しかも強い立場にある、しかも消費者に直接関連のある電機工業会の各社の皆さんをお呼びするつもりでしたが、これは各社共通の問題でありますから、電機工業会の会長であります吉山会長さんに御足労をいただいたわけであります。 これから御質問をいたしますが、私は、正確にお答えをいただくために、おいでいただきました企業の責任者の方にも、私の質問内容はこういうことを質問するということで、すでに御通知済みであります。したがって、整理されて御答弁いただけると期待をするわけでありますが、まずお尋ねをしておきたいのは、御承知のように、家電業界というのは消費者と大……
○松浦(利)委員 質疑に入る前に、委員長にお願いがあります。 実は、御案内のとおりに、本委員会にかかりました酒、たばこの値上げ法案に絡みまして審議が未成熟のまま強行採決をされたという経緯をわが委員会は持っておるわけであります。いままた、今国会で大変重要な特例法案の審議に入ろうとするわけでありますか、こうした重要な案件でありますから、確かに与野党間のいろいろな立場の違いはありましても、強行採決という愚を犯さないように、この際、委員長として、二度とそういったことをなさらないという決意のほどをお聞かせをいただいてから、私は事後の質疑に入っていきたいと思います。
○松浦(利)委員 きょう、先般の質問で要求をしておった資料の説明があるはずであります。その説明があった後、補充質問をさせていただきます。
【次の発言】 この資料は、先般の委員会で資料要求し理事会の議を経ておると思うのでありますが、各委員にお配りをいただきたいと思うのです。そして、これは非常に大切な資料でございますから、五十五年度の一般会計収支試算というものも財政審が出した中間報告のデータも、ぜひひとつ大臣はお持ちをいただきたいと思います。なお資料については、全委員にお配りをいただきたいと思います。数字でありますから質問がわからないと思いますので、その資料を配っていただきたいというふうに思います……
○松浦(利)委員 私はきょう、三つの問題について、前国会からの懸案でありますから、政府の方から明確な御答弁をいただきたいと存じます。 まず最初に、本委員会でも再三にわたって取り上げてきましたマルチ商法規制の問題であります。この問題は、御案内のとおりに、最近マルチ商法による被害者の集団訴訟が行われたことは政府も御承知のとおりだと思うのであります。本委員会でも、しばしば現品等が持ち込まれまして、あるいはその不当性等について、参考人を招致して、その対応策なりを政府に迫ってきたところであります。すでに昨年の十二月十六日、産構審からマルチ商法は新立法で禁止すべきであるという答申が出されておることも事実……
○松浦(利)委員 意見は申し上げません。若干疑問に思いましたことがありますので、それぞれ参考人の方にお聞かせをいただきたいと思います。 まず第一点は、石田石連会長さんにお尋ねをしたいのですが、あなたの先ほどの御説明に、誤解かもしれませんが、わが国の灯油は非常に安いんだ、ですから価格を上げることによってエネルギーの節約の方法を考えるべきじゃないかというような御発言があったと記憶するのですが、石油審議会でもそういうことを言われる人がおられるそうですけれども、石連全体としては、この際エネルギー資源節約のためにわが国の灯油ももっと上げたらどうかというお考えがあるのかどうか。あなたは欧州の例を引いて言……
○松浦(利)委員 きょうは経団連の副会長さんに大変お忙しい中をおいでいただきましてありがとうございました。 いま御説明いただいた以外のことも若干質問させていただきたいと思うのですが、一つは、第四次不況対策を実施したけれども、実質的に各企業では依然として不況感が強い、第五次不況対策を要求する声もあるが、当面は第四次不況対策を完全に実施してもらうことにウエートを置きたい、しかし不況対策をこれでもう打ち切るのだというようなことを言われたのではちょっと問題があるというような発言をされたのですが、やはり財界としては、第四次不況対策を実施してなお第五次不況対策というものまで考えておる、そうしてもらわなけ……
○松浦(利)委員 関連質問ですから、加藤委員の質問に関連して若干質問さしていただきます。 その一つは、御案内のとおりに、六カ国首脳会談に三木総理以下大蔵大臣、外務大臣が御出席なさる後を受けられるわけでありますが、実は財政主導型の浮揚政策をこれからもとっていくということになれば、どうしても今度の補正予算と関連をさせて来年度の予算がどうなるかということがやはり大きな焦点になってきておると思うのです。 そこで、副総理にお尋ねいたしますが、大蔵大臣は年度内編成は可能だと言うのですが、第四次不況対策の効果がどれくらいあらわれるのかということがまだはっきり出ない段階で、来年度予算編成は年度内間違いなく……
○松浦(利)委員 きょうの委員会が本国会では最後になりますから、簡単に質問をして終わらせていただきたいと思います。 それば、御承知のように、わが国はアメリカに次いで電気洗たく機が各家庭に普及をしておるわけです。御案内のとおりに、私はいま家電二〇番を持っているのですが、最近非常に苦情が多くなりました。その苦情は、二・五キロとか三キロとか言われて買ってきた電気洗たく機であるけれども洗えないということで、そういう苦情が非常に多くなってきたわけです。そこで、実はメーカーの技術の人にも来てもらいまして、どこに原因があるかということをいろいろ調べてみましたら、最終的に、日本工業標準調査会が審議しておる電……
○松浦(利)委員 三木政権が発足してちょうど一年を経過したわけでありますが、その中心で経済担当大臣として努力してこられた副総理の方針として、物価問題については一応鎮静の方向でほぼ当初の目標どおり達成をしてきたわけでありますが、逆に、その反動というわけではありませんが、景気がどうも伸びないあるいは低調である、そういった問題がいま来年度の予算編成をめぐってとかく新聞報道等でもいろいろ議論をされておるところでありますから、一応来年度の予算編成と絡ませながら、今後の経済運営あるいは景気の見通し、物価の見通し等について、忌憚のない大臣の御見解をひとつ承っておきたいと思うのであります。 まず、第一点とし……
○松浦(利)委員 時間がありませんから、簡潔に質問をいたします。
その一つは、先ほど松永委員の質問に答えて、ID社の領収証にサインをしたことについて、その領収証は、スイス在ロッキード社内の経理のためにサインしてほしいという要請があったからサインをしたのだ、こういう御答弁でしたが、間違いありませんね。
【次の発言】 さらに、松永委員の質問に答えまして、あなたは、エリオット氏が日本においてある金が使われるので内部的に領収証が必要になった、だから領収証を書いてくれ、こういうふうに言われたと御証言なさいましたが、これも間違いありませんね。
【次の発言】 この二つの証言は、一つは香港で、一つはあなたが……
○松浦(利)委員 朝田社長さんにぜひお願いをしたいのですが、先ほども同僚委員から御指摘がありましたが、むしろ日航の方はわれわれの調査では被害者の立場に立っておるようでありますが、しかし、日航の皆さん方の証言を得なければ真相に行き当たりませんので、ぜひ御協力をいただきたいと思うのです。 まず最初に、同僚委員が指摘しましたが、日航はDC10のオプションはしておらなかった、こういうふうに先ほど御答弁なさいましたが、当時日航に対してロッキード社とそれからダグラス社の両方から相当な働きかけがあったはずでありますが、日航の計画に従った四十七年度にエアバスを導入するとすれば、いずれの会社の機種が選択される……
○松浦(利)委員 まず、いまの質問に関連をしてお尋ねをするのですが、きのう朝田日航社長にも質問したのでありますが、当時航空業界に変なうわさが立っておる。それは、いま事務次官から御説明がありましたように、いろいろな怪文書が乱れ飛んでおった。そのことはもう完全に、日航にしても全日空にしても東亜国内にしても、これはおかしい、混乱をしておるということは言われておったのであります。 そこで、具体的にお尋ねをするのでありますが、実は最も摩訶不可思議なのが、この四十七年五月二十六日に全日空が要望書を出しておるわけであります。もちろん日航も東亜国内航空もそれぞれ要望書を出しておるのでありますが、この全日空な……
○松浦(利)委員 同僚委員からの先般の三井物産の石黒社長の発言についての質問に、あなたからのお答えがありましたから、その点は省略をさしていただきますが、ただ、四十五年の二月九日に若狭団長以下十一名が全日空調査団として渡米いたしておりますね。間違いありませんか。
【次の発言】 渡米するときには、その渡米の目的等について当然、常務会等で議論があるはずでありますが、常務会で議論がありましたか。
【次の発言】 それはおかしいので、少なくとも、あなた自身は当時、専務だったわけですから、しかも調査団を派遣をして、先ほど言っておったように、航空会社の非常に重要な新しい機種を決定する調査団ですから、当然、議論……
○松浦(利)委員 証人には大変お気の毒だと思うのですが、実は与党の方から、どうしてもあなたをここに呼んでということで呼んだのですけれども、新機種選定過程について、ほとんどあなたはかかわり合っておられませんので、いろいろなことをお聞きしても、経過としてはおわかりにくいと思うのです。しかし、せっかくおいでになったので、ちょっと質問をさせていただきたいと思うのです。 私は技術的なことは全くの素人で、あなたの言ったことは正しいというふうにとる以外にないと思うのですが、ただ経過として、あなたはかつて二十五年四月に航空庁の調査課に行かれて、三十二年九月に航空局の検査課、航空機検査官、そして三十七年十一月……
○松浦(利)委員 まず最初に運輸大臣にお尋ねをいたしますが、大体、航空局の飛行場部長という人の職責は、どういう職責ですか。簡単におっしゃってくれんですか。どういうことをするんですか。
【次の発言】 飛行機の機種について発言をするとか、そういう権限は持っておられるんですか。
【次の発言】 飛行場部長は、特定の航空会社に対してどういう機種がいいぞというようなことを言う立場にありますか。
【次の発言】 昭和四十四年、四十五年、四十六年当時の飛行場部長はどなたですか。
【次の発言】 わが党の調査によりますと、当時の飛行場部長が、二種、三種の飛行場を持っておる県の担当者を集めたとき、あるいは上京してきた……
○松浦(利)委員 きょうは主として稻葉法務大臣にお尋ねいたします。
まず第一点としまして、田中前総理が逮捕されました七月の二十七日、官房長官、中曽根幹事長、そして法務大臣あるいは河本通産大臣、こういった皆さん方があるところにお集まりになっていろいろと相談をなさった。どういうことを話し合われたのですか。
【次の発言】 大臣、われわれは、会合されたことがいかぬと言っておるんじゃないのです。ただ問題は、田中前総理という方が逮捕されたその晩に、それだけの首脳が集まって会議をするということになりますと、これからの政局運営あるいは臨時国会との関連あるいは捜査の問題、こういったものが当然話として出てこなけ……
○松浦(利)委員 私の持ち時間は三十分ですから、簡潔にお尋ねをいたします。 御案内のとおりに、四十七年の七月一日、エアバスの四十九年度延期という通達を運輸省が出したわけでありますが、それに見合う成功報酬としてユニット領収証が出されておるということは、間違いない事実であります。四十七年の十月三十日、それから四十七年の十一月六日、一億二千万の金が流されておるわけでありますが、この四十七年七月一日の通達をめぐりまして、運輸省内部でも相当混乱があったということを私たちは情報として聞いておるわけでありますが、この前、田中委員長を通じて捜査当局の方に、当時の四十七年七月一日文書の起案文書のかがみを本委員……
○松浦(利)委員 大平大蔵大臣が十一時までだそうでありますから、大蔵大臣の所管について、大変過去にさかのぼって恐縮ですが、やはりこれからロッキード事件等のこうした構造的な汚職が出てこないという歯どめのためにも、大蔵省の国有財産の管理問題についてこの際お尋ねをして、そういう事実についての、時間があれば大臣の見解を承りたいのですが、恐らく十一時までには終わらないと思いますから、その後はまた事務当局の方に質問しますので、事務当局の方から十分お聞きをいただきたいと思うのであります。 実はこれから申し上げようとすることは、田中角榮前総理が大蔵大臣時代の問題であります。御承知のように、これは十年前の話で……
○松浦(利)委員 いまのトラブルで質問時間がなくなりましたので、また日を改めて文部省、農林省等にかかわる児玉譽士夫との問題、そういった点について次回質問をいたします。 ただ、少し時間がありますので、斉藤委員に補足をして若干法務大臣並びに刑事局長にお尋ねしたいのですが、一山、二山は九月早々には大体目鼻がつく、こういう御答弁がきのうも出ておるわけです。ということは、少なくとも出に関連をして、政府高官あるいは国会議員等は当然参考人その他で事情聴取が行われるものというふうにわれわれは理解をするのですが、一般論としてそういうふうに理解をしてよろしいですか。
○松浦(利)委員 まず法務大臣にお尋ねいたしますが、いま御承知のように衆参ともに、きのう参議院ではフリートーキング、それから衆議院では理事会等におきまして灰色高官についてのいろんな議論を詰める段階に来ておるのです。ここで法務大臣にお尋ねをしておくのですが、三木内閣の使命というのは、私は今度のロッキード事件を徹底的に解明する。ということは逆に言うと、灰色高官等も含めてその根源を徹底的に洗いざらいにして、もう再びこういった事件を起こさせない、その歯どめをかけていくんだ、そのことが三木内閣が誕生した一つの大きな原因だった。また金権政治を打破していく、そういう意味から解釈して、私は三木内閣の使命はその……
○松浦(利)委員 御案内のとおりに、五十一年度の予算が土曜日に成立をしたわけでありますが、この予算を編成した事態と今日の経済情勢が若干変わってきておるのではないかというふうに把握をいたします。したがって、今年度の経済見通し等について、若干大蔵大臣の見解を承っておかなければならぬと思いますから、的確にお答えいただきたいと存じます。 第一点は、五十一年度の予算の税収見積もりとの関連でございます。個人所得税の関係と今年度の春闘との関係、この関係から見て、当初の所得税目標はいけるというふうに判断をしておられるのか、それとも雇用者所得の伸びから見て、ことしの春闘相場の妥結額が大手は大体八%前後でありま……
○松浦(利)委員 先般の質問で資料要求しておりました二つが提出されましたから、この資料について御質問をさらにさしていただきたいと存じます。
第一点は、国債の元利償還費についての仮定計算結果をきょういただいたわけでありますが、これについて御説明を事務当局の方からお願いしたいと思います。
【次の発言】 さらにまた、公債政策のあり方についての資料も要求したのですが、これも関連をして質疑をしたいと思いますから、この内容についても御説明をいただきたいと存じます。
【次の発言】 それでは簡潔に質問をさせていただきたいと存じます。
まず最初に、仮定計算の結果であります。これはあくまでも仮定の上の結果であ……
○松浦(利)委員 このNHKの予算というのは非常に重要なものであって、大切な議論をしなければならない案件だと思うのです。しかも、国民がNHKの予算に接触する舞台というのはこの国会以外にないわけであります。しかも、国会には修正権もないわけであります。そういう状況で、しかもできるだけ速やかに通さなければならぬという厳しい情勢にもありますから、質問をさしていただきたいと思います。 先ほど私が申し上げましたように、会長、この姿を具体的に数字で挙げると問題がありますから申し上げませんが、やはりNHKをまじめに国民の立場に立って考えておる姿というのが正直に私は反映をされてくるのが委員会だ、国民が負託をし……
○松浦(利)委員 連休のために質疑の通告が事前にされておりませんで、いまちょっと政府と打ち合わせしましたから、答弁がしにくい面もあるかと思いますが、そこは副総理はベテランでありますから、しかも時間が限られておりますので、ひとつ簡単に御答弁いただきたいと思うのです。 それで、きょうは一般質問でありますから、福田長官の所信表明あるいは本会議の経済演説、そしてすでに発表になっております昭和五十年代前期経済計画概案等について総括的に御質疑を申し上げておきたいと思います。 この中で示しておられますように、四十八年十一月の石油ショックで、三カ年の調整期間が必要だということで、本年がその総仕上げの年にな……
○松浦(利)委員 参考人の皆さん、来る木曜日に電力料金の問題について、政府とわれわれ委員との間で議論をすることになっておりますから、その参考資料にするために質問をさせていただくということで、簡潔にお答えいただきます。 清水さん、谷川さん、どちらでもいいのですが、実は私たちのところにいろいろな注文が来ております。消費者代表の意見を聞く現在の公聴会制度というものは非常に問題がある、本当は反対するのが非常に多いのに、可否同数を出席させるとか、そういった意見が出ておるのですが、そういう公聴会制度のあり方についての御意見をお聞かせいただきたいと思います。 それから、電力各社の皆さん方には、東北電力の……
○松浦(利)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
物価問題等に関する件について質疑を続行いたします。加藤清政君。
【次の発言】 中村茂君。
【次の発言】 野間友一君。
【次の発言】 正確に言ってください、恐らくじゃなくて。
【次の発言】 野間君、資料を渡してください。
【次の発言】 石田幸四郎君。
【次の発言】 次回は来たる十八日、火曜日、午前十時から理事会、午前十時三十分から委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時十六分散会
○松浦(利)委員 あと二十分山中先生の質問が残りましたから、少し生臭い質問になりますけれども、お聞かせをいただきたいと思うのです。 実は、御案内のとおりに、現在の政局は非常に不安定であります。与党内部の三木派とか反三木派とか、こういうふうに盛んに宣伝をされておるわけでありますが、そのこと自体が非常に政局を不安定にしておると思うのであります。これを責任者のお一人である副総理としてどのように見ておられるのかということが一つであります。 それからもう一つ建現職閣僚が、少なくとも国会開会中に、重要な案件を審議しておるさなかに、国会が終了した後に辞職をするとか、そういったことを盛んに公言をしてはばか……
○松浦(利)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が所用のため出席できませんので、委員長の指定により、私が委員長の職務を行います。
本日の請願日程全部を一括して議題とし、審査に入ります。
各請願の内容につきましては、文書表で御承知のことでありますし、また、先日来理事会において御検討願いましたので、この際、各請願について紹介議員よりの説明聴取等は省略し、直ちに採決に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
お諮りいたします。
本日の請願日程中、国民生活安定特別対策事務取扱費交付金の増額に関する請願十二件の各請願は……
○松浦(利)委員 物価問題の議論に入る前に、若干最近の政局について副総理のお考えをただしておきたいと思うのです。 その一つは、御承知のように、いま三木内閣はロッキード問題追及に焦点を置いて、その結果が出るのを待つという姿勢をとっておられると思うのです。ところが、きょうの新聞等でも御承知のように、いま景気がやっと上向きになってきた。できれば、この景気の上向き状況をそのまま持続していくためには、何といっても早急に臨時国会を召集して、通常国会に積み残した――まあ財界の皆さんは特例法案のことを言っておるようでありますが、そういったものを急いでもらわないと後半に至って非常に混乱を生じてくるのではないか……
○松浦(利)委員 私は、ロッキード関係の、特に丸紅との国際契約についてお尋ねをいたします。
まず事務的なことをお尋ねするのですが、昭和四十七年度の公正取引委員会年次報告の百六ページに、国際契約の届け出の督促のために一千十四事業者を対象として督促をした、こういう条項が入っておりますが、この中に、四十七年十一月及び四十八年三月の二回にわたって行った、こうしておるのですが、この中に丸紅が対象に入っておったかどうか、その点をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま御報告がありましたように、丸紅に対しては、四十九年五月七日、独占禁止法第六条二項に関する届け出について個別的に督促指導をなさい……
○松浦(利)委員 私は、いま楢崎委員の中間報告をめぐる問題に関連をいたしまして、再発防止関係の政府の姿勢についてお尋ねをしておきたいと思うのです。 まず、法務大臣にお尋ねをしておきますが、このロッキード事件がチャーチ委員会で二月五日暴露されなかった場合のことを考えてみますと、日本の法律体系の中では、網にかからなかった。極端に言うと、アメリカのチャーチ委員会がなければ、今度のロッキード事件は国内においては不問に付せられておったかもしれないですね。法務大臣として、国務大臣でありますから、当然捜査を厳しくして、その背景、犯罪捜査等を行うのはこれは当然でありますけれども、一体どこに法の不備があるのか……
○松浦(利)委員 御承知のように、わが党はすでに電気通信事業のあり方並びに料金に関する当面の方針を提起をいたしまして、関係の向きにこれが実現方をすでに御要望申し上げておるわけであります。しかし、今度の政府提出案件を見ますと、われわれのこうした当面の方針をほとんど挿入されておらない、きわめて問題の多い値上げ法案だと思うわけであります。したがって、わが党の案と対比しながら郵政当局並びに電電公社の御見解を承っていきたいと思うのであります。 そのまず第一点は、御案内のとおりに今日の電電公社事業というのは国鉄等と違いまして全くの独占企業であります。したがって、この事業の経営いかんによってはきわめて国民……
○松浦(利)委員 それでは、副総理の日程が、参議院の方がいま休憩中だそうですから、理事会で決まったとおりの時間で御質問させていただきます。
この前、福田副総理のごあいさつを本委員会でいただいたわけでありますが、景気の回復状況についてはきわめて順調な回復軌道をたどっておるということで貫かれておるわけですが、この表明内容についてはそのように理解してよろしいですか。
【次の発言】 それから、先ほど加藤委員の方からも御指摘がありましたが、卸売物価が御承知のように約十五カ月も連続して騰勢を続けてきたわけでありますが、この卸売物価の見通し等につきましても、騰勢が今後鈍化をしていくのではないか、八、九月の……
○松浦(利)委員長代理 委員長から加藤君に申し上げますが、いま調査させております。返事があってからいまの問題の質問を続けてください。
別の問題がありましたら質問を続けてください。
【次の発言】 野間友一君。
【次の発言】 続いて石田幸四郎君。
○松浦(利)委員 山中先輩の最後の質問がもう少し長いと思っておりましたが、残された時間を具体的な問題について質問さしていただきたいと思います。 まず第一点は、実はいま国民が非常に不安に思っておりますことは、三木内閣がロッキード事件にかかわって、ロッキード事件を取り上げて徹底的にロッキード事件は究明していくということを表明なさって、それで御承知のように、きのうロッキード特別委員会におきまして灰色高官の氏名もほとんど発表されないという状態に来ているわけです。 そこで、挙党協の代表として次期政権に一番近いところに立っておられる福田副総理として、あなたが政権を担当なさったときに、一体ロッキード事件……
○松浦委員 通産大臣がおくれておられるそうですから、長官にお尋ねをいたします。また、長官も外務大臣兼務だそうで、お仕事が非常に多いそうですから、できるだけ簡潔に質問をしますので、的確に御答弁いただきたいと思います。なお、明日物価特別委員会が開かれますから、きょうここで御答弁できない場合は、ぜひひとつ政府部内で調整をして御返事をいただきたいと思います。 そのまず第一点は、昭和五十四年度の経済見通しでございますが、これは五十四年の一月二十五日に策定をされておるわけです。こういった経済見通しを策定する場合、円対ドルに関しての円レートは、通常その時点で換算をするということがいままでとられておる内容だ……
○松浦委員 それでは、最初に、経済企画庁長官から、昨日お約束をいたしました新経済七カ年計画の扱いについて最終的な御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 よく理解をいたしました。審議会に対して、現在に適合したフォローアップをぜひお願いいたしたいということを最後につけ加えて、次の質問に入ります。
きょうは小野委員が中心で御質問をしていただくことになっておりますから、私は簡単に、これからの経済の見通しその他について若干大臣の御答弁をいただいておきたいと思います。
すでに経企庁の方で主要な経済指標が出されておりますから数字的なことは申し上げる必要はないと思います。ただ問題は、この主要経済指……
○松浦委員 私は三十分間ですから、政府答弁は簡潔にお願いいたしたいと存じます。 いま、わが党の同僚議員あるいは与党の議員からもいろいろとお話がありましたが、石油事情に関連をいたしまして、従来中間三品と言われておる軽油等のたくさん取れる軽質油という油がなかなか手当てがしにくくなった。最近は重質油に移行せざるを得ない。ですから、軽質油の場合には灯油等は約一五%の得率があったわけでありますが、サウジとかイランの重質油では灯油等わずかに三%ないし五%の得率しかない。したがって、この際従来持っておりましたJIS規格を改定をして、重質油からも中間三品の得率が高くなるようにJIS規格を変えようという動きが……
○松浦委員 きょうは、主として金の先物取引について限定をして、各政府委員、そして説明員の方々に御意見を承りたいと存じます。 実は、昭和五十五年の二月一日に、質問第三号で、質問主意書を議長の手元を経由して内閣に提出をいたしておりましたが、五十五年の二月十二日に内閣総理大臣から衆議院議長を通じて私の手元に回答が寄せられました。この内容については、「質問事項について検討する必要があり、これに日時を必要とするため、」ということで、答弁をすることができる期限を四月二十六日ということにして、実は総理大臣から回答書が寄せられたわけです。ですから、質問主意書を通じての政府からの御意見が聞き取れませんでしたか……
○松浦委員 いま渋沢委員から質問がありましたが、これは東京ラウンドの国際合意でありますスタンダードコードについての手続法でありますから、内容的にはそんなに問題はないというふうに私は理解をいたしております。ただ、問題は、これが手続法だけに、この運用いかんによってはいろいろな意味で将来の産業政策に影響を与えるという分野が非常に危惧をされますから、そういった問題に限定をしてお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、その前に、外務省の池田さんにまずお尋ねをしておきます。 いま日米間で大変な経済摩擦が起こっております。自動車の問題あるいはわが国の官公需の門戸開放問題等々、いろいろな議論が日米間で行われて……
○松浦委員 私は三つのことをお尋ねいたします。一つは、きょう御承知のように全国消費者物価指数の二月分、それから東京区部の速報三月分が総理府から発表されました。その問題をめぐっての質問。それからもう一点は、四月一日から電気、ガス料金が新料金に移ります。この関連について。さらに、こうした電気料金の値上げというものがこれからのわが国の経済に与える見通し、この三点についてお尋ねをいたします。 まず第一点でありますが、物価局長にお尋ねをいたします。きょうこの場に資料が出されておりませんからお答えをいただきたいのですが、全国の消費者総合物価指数で二月は対前年同月比で幾らになったのか、それから東京区部三月……
○松浦委員 この法案に入ります前に、関連がありますから石油公団の方に参考人で来ていただいておりますからお尋ねをいたしますが、きょうは総裁がおいでにならない理由は、ここで明らかにできますか。
【次の発言】 いま休眠会社の今後の問題について調査に行かれたということですが、カタール石油だというふうに聞いておるのですが、それは間違いないですね。
【次の発言】 いままで石油公団が出資をしまして、そしてすでに清算をした会社が何件あって、現在全く探鉱活動を行っておらない休眠会社が幾らあるのか、その数を教えてください。
【次の発言】 こういった清算会社、それからいま言われた休眠会社十八社を含めて、公団が出資し……
○松浦委員 もういよいよ会期末ですから、十二月五日の第九十臨時国会で質問した内容について、経過の御報告をまず冒頭受けたいと思います。 その一つは、御承知のように十二月五日に原発問題について質疑を交わしましたときに、例のスリーマイル島事故にかかわります安全問題、防災体制とか避難体制について、各省庁にまたがる問題ですから内閣で検討中だ、こういうお話でございました。その資料を、できれば速やかに本委員会に提出をするという大臣の御答弁をいただいておるわけでありますが、先般新聞紙上に、現在内閣で進めておられる避難体制、防災体制等の骨格が報道されておったわけであります。これはどういう形で報道されたかという……
○松浦委員 まず、委員長に前もってお断りをさせていただきますが、本日の質問は社会党三名の委員が交互にそれぞれ間で質問させていただきまずから、運営が非常にしにくい面もあるでしょうが、ぜひ御配慮いただいてお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 割り当てが二時間ですから二時間の枠内でさせていただきますので、御配慮いただきます。
まず第一点といたしまして、料金決定のあり方について大臣に考え方をお尋ねをしておきたいと思うのであります。
御承知のように、この電気料金は法定料金ではありません。認可料金でありますから国会の議を経ずして決定をすることは可能であります。ところが、これは新聞等によってのみ得……
○松浦委員 昼食抜きで大変遅くまで申しわけありませんが、もうしばらくおつき合いいただきたいと思います。 小林先生にお尋ねをしておきたいのですけれども、先ほど先生から経済学者として地域性を加味しながらお話しいただいたのですけれども、仮に北海道電力が申請しておる率の電灯料金を認めた場合に、地域的な北海道の経済成長はどれくらいになるのか、逆に言うと落ち込みが出てくる、マイナス作用というものが出てくるのですが、そういったものについて先生のお考え方をお聞かせいただきたいということが一つ。 それからもう一つは、御承知のように沖繩電力は特殊な事情がありますが、ほかは九電力社体制できておりまして、電灯、電……
○松浦委員 電力会社の皆さんにお尋ねしますが、今度の申請が非常に水増しが多いというのが一般の国民の印象なんです。調べてみますと、五十五年度の原油の価格上昇率、関西電力は一〇%と見ていますね。ほかの電力会社は五%と見ておられるのです。ですから関西電力の一〇%の根拠、それから残り三社は五%と見込んでおられますから、一番規模の大きい中部電力の田中さんに五%の根拠をお聞かせいただきたいと思うのです。
【次の発言】 いまお話を聞いておってもはっきりしませんけれども、いずれにしても見込み五%、一〇%、関西電力との関係では五%の差がありますね。そういったものは、先ほど委員長が言われましたように、ある程度各社……
○松浦委員 平岩参考人に具体的にお尋ねしますが、私たちが査定をするときにわからないことは、御承知のように電力会社は備蓄を持っておられますよね。ですから三月三十一日で来年度に繰り越す備蓄は総量幾らあるか、各電力会社からお答えいただきたいと思うのです。
【次の発言】 さらにお尋ねしますが、いまそれぞれ約一カ月ないしそれ以上の備蓄を来年度に繰り越されるわけですが、今度の申請に当たってキロ当たりこれは価格にして幾らの差と見ておられますか。
平岩参考人から四人の参考人、おっしゃってください。
【次の発言】 わかっておるところございましたら教えてください。全部わかりませんか。
○松浦委員 ガス会社三社の方にちょっとお尋ねしますけれども、矢島先生もぜひ聞いておってもらいたいのです。 東京瓦斯のLPGが五十三年度トン当たり三万五千六百円だったわけですね。それで、三社のうちでは一番高いLPGを使っておられたのです。東邦瓦斯さんが五十三年度で三万四千九百円。一番安いのが大阪さんで、トン当たり三万八百円というLPGを原料に使っておられたのですね。ところが、今度の申請を見ますと、一番安いLPGの価格になっておるところが実は東京瓦斯さんなんですよ。トン当たり十万五千百円。それから次が大阪瓦斯のトン当たり十一万三千五百円。それで一番高いのが実は東邦瓦斯さんの十一万四千九百円、そう……
○松浦委員 お二人の質問に補足をして私から質問をさせていただきます。 まず経済企画庁長官にお尋ねをいたしますが、昭和五十五年度の一般会計の自然増収が二兆九千億円、それから公共料金の値上げに伴う増収分が六千四百二十九億円、合わせて三兆五千四百二十九億円が計上をされております。ところが一方、国民の側から見ますと、五十三年度以降減税が全くございません。御承知のように五十三年が三・四%の物価上昇、今年度が四・七に大体落ちつくだろう。来年度の見通しが六・四%。この物価上昇率を計算してまいりますと、一四・五%近く、実は物価調整減税がないままインフレによる生活の実質目減りが起こっておるわけであります。そし……
○松浦委員 大臣が何か経済四団体に五十五年度の物価問題について要請をするというので離席するそうですから、公取委員長にまず御質問をさせていただきたいと存じます。 御承知のように、三月十七日に独占禁止法研究会の方から「流通系列化に関する独占禁止法上の取扱い」についての報告が出されておるわけでございます。これはいろいろな意味で、流通寡占問題等を含めてあらゆる、従来本委員会で議論されたようなことについて報告が出されておるわけでありますが、公正取引委員会としては、この研究会からの報告をこれからどういう形で扱っていかれるのか、公正取引委員会としての本報告に対する御見解をまず承っておきたいと思います。
○松浦委員 私はきょう三つのことをお尋ねいたします。きょう、通産、大蔵、それから食糧庁からおいでいただいておりますが、まず消費者保護の観点から通産当局にお尋ねをいたします。 御承知のように、本特別委員会あるいは商工委員会、予算委員会等でも、いま社会的な問題になっております金の悪質な取引問題についての質疑が行われておったわけでありますが、この金の取引問題に絡みます商取法の関係について質問主意書を提出をいたしておりましたところが、四月二十六日内閣より答弁をいただきました。きわめて重要な内容を含んでおりますから、これに関連をして幾つかの点について御質問をいたしたいと存じます。 この答弁書によりま……
○松浦委員 いま同僚武部委員から基本的な問題について質問がありましたから、私は具体的な問題について質問をいたします。 正示経済企画庁長官が言われるように、まさに物価の非常事態だという発想についてわれわれもそのとおり受けとめておるわけであります。そこで、この問題に入ります前に、大蔵大臣に具体的な数字の問題として数字をお尋ねをいたします。 それは、昭和五十五年度の来年度予算を編成をするときの経済見通しでありますが、これを見ますと、来年度の雇用者所得の伸びをほぼ七・三%と見込んでおられるようであります。そうすると物価の上昇を六・四というふうに計算をしておられるわけでありますから、その問題について……
○松浦委員 時間が九十分ですから、余り私見を入れずに、質問に限定をしたいと思うのであります。
まず、郵政当局に、冒頭お尋ねをしておきたいことがあります。それは、御案内のとおりに、一九七九年の九月にOECDの理事会が政府規制分野についての再検討を行うことを勧告しておるわけです。そのことについては、郵政当局は御存じですね。
【次の発言】 このOECDの勧告というのは、政府規制というものを新たに導入し、あるいは変更、強化しようとする場合には、有効性とともに競争条件への影響というものも考慮に入れなければならない。ですから、「行政庁が許認可等の政府規制制度を導入・変更・強化しようとするときには、その可……
○松浦委員 ちょっと総裁にお尋ねしますけれども、新しい会社に移行して民間企業になったために支出のふえる分、現在の支払いより以上に支出のふえる分、例えば株を一兆円発行したとすれば、一割配当として約一千億の配当というものが必要になってくる。そういった意味で、新たな支出増加として見込まれる分は一体幾らなのですか。五十九年度の電電公社の予算で純利益を見ますと、約二千八百億程度が計上されております。しかし昨年度並みの恐らく四千億ぐらいの収入が見込まれると思うのですけれども、具体的にそういう収入を前提にして新たに支出増加をする分、その分はどういう内容で幾らぐらいになるのか、その点をひとつ具体的にお知らせい……
○松浦委員 今の問題に関連をして……。 御承知のように、今イラク、イラン両国の紛争が非常に厳しくなってきております。積み出し港であるカーグ島の爆撃があったかなかったかということの真相は定かではありませんが、幸い積み出しには支障がないという情報のようであります。しかし、紛争がさらに激化をしてまいりますと、イランが言うように海峡封鎖ということが起こり得る可能性もある。 そうなってまいりますと、幸い我が国は両国と友好関係を持っておる唯一の先進国でもあります。先般、外務大臣は両国に行かれて意見の交換をし、調整等もなさったそうでありますが、こういう状況を踏まえて、ペルシャ湾が封鎖されるということ、日……
○松浦委員 それでは、総務長官が参議院の予算委員会に呼ばれるまで質疑を続けさせていただきます。 まず第一は、先般も百一国会に天皇のおいでをいただいたわけでありますが、大変に御高齢であります。しかも天皇のお仕事というのは大変激務だというふうに聞いておるわけでありますが、実際的に天皇のお仕事というのは、どういうものがどれくらい年間あるのか。特に憲法第七条に定められております国事行為、そして天皇御自身の私的行為というのがあると思うのでありますが、それ以外にどういうものがあるのかも含めて、年間どれくらいの日にちになるのかをお聞かせいただきたいと思います。
○松浦委員 まず、公正取引委員会の佐藤経済部長にお尋ねをいたしますが、御承知のように一九七九年九月にOECD、経済協力開発機構理事会が「競争政策と適用除外分野又は規制分野に関する理事会勧告」というものを採択いたしました。これを受けて公正取引委員会が、昭和五十七年八月に「政府規制制度及び独占禁止法適用除外制度の見直しについて」の概要を発表されたわけでありますが、まず、このOECD勧告を受けて以降の我が国の状況について簡単に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 時間がありませんから私の方から申し上げますが、この公正取引委員会が出された概要によりますと、五十七年六月現在で公正取引委員会が確……
○松浦委員 私は十一番目の質問者で、一番最後です。もうほとんど出尽くしておりますが、その中でどうしても聞いておかなければならない幾つかの問題について質問をさせていただきたいと思います。 その一つは、大蔵省、きょうは残念なことに参議院の財特法の審議がありまして、政府委員がおいでになっておられないわけでありますが、大蔵省は、御承知のように、何かというと必ずと言っていいほど金融制度調査会の問題を取り上げて、金融制度調査会がこうだああだということを発言をしてこられるわけであります。昭和五十一年、もう大分前になるわけでありますが、金融制度調査会が、銀行はもっと競争をすべきだ、金利は弾力化を持たせるべき……
○松浦委員 本委員会で教育臨調問題が議論をされて、いろいろな角度から質問がありました。私は角度を変えて、非行、暴力、落ちこぼれ、共通一次、たくさんの問題がありますが、それと同時に、今日の家計に及ぼす、あるいは物価に及ぼす教育費というのがどれだけ過重になっておるのかという事実を、政府の出した統計数字の中からぜひお答えをいただきたい、そういう意味で経済企画庁長官の河本大臣においでをいただいたわけです。大変お忙しい日程を割いて御出席をいただきましたことをお礼を申し上げて、与えられた時間が二十分ぐらいしか余裕がないそうですから、数字的なものをまず事務当局とすり合わせをいたしまして、その後大臣からお答え……
○松浦委員 教科書は、何といっても実際の授業において中心となるものであります。したがって、教科書検定の問題は、立法府としても看過し得ない重要な問題だと思っております。にもかかわらず、検定は密室で行われており、立法府の調査権が入る余地が全くない状態であります。文部省は、検定の公正を期するとともに、教科書調査官の不用意な発言に対しては注意を促してもらいたいと思います。局長の御答弁を求めます。
【次の発言】 教科書というものは、著作者が自由に執筆してこそ、多様で創意工夫に富んだものができるのだと思っております。したがって、検定というのはあくまでも抑制的でなければならないと私は判断をいたします。特に思……
○松浦委員 今、人事院総裁から、今回の勧告に当たっての総裁の御説明をお聞きいたしましたが、一昨年は見送られ、昨年は不完全実施、今年度もまたこういう事態になれば、既に新聞等でも議論されておりますように、代償機関としての人事院そのものの存在を問われるような状況に今日あると思っておるわけですが、今度こういう事態にならないように人事院総裁としてはどのような、ただ勧告をしただけで終わりにされるのか、それとも人事院という存在をかけて完全実施に努力されるのか、その決意のほどをお聞かせいただきたい。これが第一点。 それから第二点。もしも一昨年、昨年と同じような状況になったときに、総裁としてはどのような態度を……
○松浦委員 時間が限られておりますから、簡潔に質問をさせていただきます。
まず資源エネルギー庁にお尋ねをいたしますが、先般三月二十五日のローカル報道でありますが、電力中央研究所が、我々国民にとっては全くの寝耳に水でありましたが、地下原発について特定の地域を指定をして研究をしておられたという事実が実は報道されたわけでありますが、そのことについてエネ庁は事前に知っておられたかどうか、そのことをお尋ねします。
【次の発言】 この電力中央研究所の報告書によりますと、昭和五十四年度からエネ庁自体も地下原発について研究しておったということが記載をされておりますが、現実にエネ庁としては、地下原発について研……
○松浦委員 時間が制約されておりますから簡単に御質問させていただきますが、まず河本長官に、前回の質疑と継続をして冒頭お尋ねを申し上げたいと思うのであります。 それは、ことしの二月に決定をいたしました五十九年度経済指標の中で、私の質問にお答えになりまして上方修正をする。その上方修正をする内容については、一つは経常収支の上方修正、もう一つは設備投資が順調に伸びてきているという二つのことを述べられたのでありますが、経常収支の上方修正について、当初貿易収支は三百四十億ドル、経常収支は二百三十億ドルと二月の段階では試算されておったのでありますが、これがどれくらいの増加になるのか、どれくらいの修正になる……
○松浦委員 いよいよ来年度の予算概算要求の時期に入ってきましたし、これからの我が国の経済動向等極めて重要な段階に来ておりますので、長官に主としてこれからの経済の見通し、そういった問題を中心にお尋ねをしたいと思います。ぜひきょうは、長官の御意見を聞かしていただくという意味で質問をしたいと思いますので、質問そのものについては簡単にして、長官の答弁をひとつ思い切って長目にしていただいて結構ですから、御答弁をいただきたいと思うのであります。 この前、私は本委員会でもあるいは予算分科会でも御質問申し上げましたが、五十九年度の実質GNPは上方修正になるだろう、そういう御発言があったわけであります。大方の……
○松浦委員 まず大臣にお尋ねをしておきます。
先ほど馬場委員からも御指摘がありましたけれども、どうも最近、産業が優先しまして環境とか公害対策というのは後退をしておる、そういう空気が国民の間にも今非常に広がりつつあるわけですね。時あたかも環境週間ですね。大臣に御就任になって環境行政についての長官のお考え方を、どういう状況であるのか、そのことをお聞かせいただいた上でこれからの質問をしたいと思います。
【次の発言】 これは後からまた委員長にもお願いをすることになると思うのですが、どうも最近、あちらこちらに新たな環境破壊が起こってきておる、それに対応する政府の姿勢というのが遅々として進まない、後退を……
○松浦(利)委員 いままで連合審査で各委員がそれぞれ重要な問題については議論を終わっておりますので、できるだけ重複を避けて質問をしてみたいと思います。 まず最初に、私は、これは政府の姿勢の問題であり、法案作成の姿勢にかかわる問題として、一つ二つ御質問をしておきたいと思うのです。 その一つは、御承知のように第六十三特別国会において成立をいたしました道路整備緊急措置法の一部を改正する法律案、この法案が六十三国会に上程されましたときに、野党の議員は、まず予算のワクだけ、十兆三千五百億というワクだけをきめておいて、足らない税はあとからさがしましょう、昭和四十六年度の予算編成のときにひとつその不足分……
○松浦(利)委員 私は、いまから住宅問題、地代、土地問題について質問をする予定でありますが、その前に、昨日の質問の経過を振り返ってみまして、農林大臣にぜひ御答弁をいただきたいと存じます。 それは、おそらく農林大臣の本意ではなかったかと思いますが、何か東京都における中央卸売市場等の改築、拡張等について、東京都が消極的であるかのごとく受け取れる発言があったわけでありますが、現在東京都ではプロジェクトチームをつくって鋭意努力中だというふうに、われわれは聞き及んでおりますが、その点、私の聞き間違いだったと思うのでありますが、大臣の御答弁をいただきたいと思います。
○松浦(利)分科員 私は三つのことを文部大臣並びに関係局長にお尋ねをしたいと思います。
その一つは、基地周辺の騒音校舎の問題であります。御承知のように基地周辺の騒音校舎につきましては、防衛庁のほうで金を出して、鉄筋の防音校舎をつくってくれておるわけでありますが、事実問題としてその防音校舎が効力を発揮しておるというふうに現在文部省は把握しておられるかどうか、そのことについてまずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 防衛庁との連絡が不十分なところがあるという答弁でございますが、具体的に防音校舎をつくった、防衛庁のほうでつくってくれた、それまではいいのです。冬は二重窓で締め切っておりますから非……
○松浦(利)分科員 まず最初に国鉄総裁にお尋ねをいたしますが、経過を申し上げておきたいと思うのです。昨年の十一月の二十四日、宮崎発鹿児島行きの錦江一号が、鹿児島県の鳥越トンネルと鹿児島駅の途中で、道路の上から落ちてきましたダンプカーに、運転士は前もってその危険を察知したので、ブレーキを急制動をかけたけれども、距離的に間に合わずに乗り上げて、たいへんな事故が起こったことを総裁御記憶だと思うのです。そのときに、私の知っておる範囲では、死者二名、重傷者七名、負傷者二十三名という大きな犠牲が出たんです。しかも、この列車は新婚列車で、相当あちらこちらの新婚の方が乗っておられて、たいへん大きな事故を起こし……
○松浦(利)分科員 私は三つの問題について質問いたしたいと存じます。もう前もって質問の内容は御説明申し上げておきましたから、質問し簡略にいたしますので、答弁も簡略にお願いいたします。 まず、一番最初に血液行政であります。この問題はすでに大臣のお骨折りで大蔵省との話し合いがついて、値上げを予定しておりましたものを一応もとに戻すということで、たいへん私はけこうな結論だったと思うわけであります。それはそれといたしまして、私は一応血液行政はすべて国が見るべきであるという観点から質問をしたいと思いますが、現在日赤が血液行政に使っておる年間経費の総額について幾らなのか、御説明いただきたいと思います。
○松浦(利)委員 私がきょうの連合審査の最後でありますし、主として建設委員の立場から建設行政、復帰後の沖繩の開発、こういった問題について、総理以下関係閣僚の御答弁をわずらわしたいと存じます。 まず最初に、西村建設大臣にお尋ねをするわけでありますが、この沖繩関係の道路の問題であります。御承知のように、政府は現在の米軍施政下にある道路を日本政府が引き継ぐというその対米支払いとして千四百六十万ドルを計上いたしておるわけであります。二十二路線の約二百三十キロ、これを対米支払いの対象として一千四百六十万ドルを計上いたしておるわけでありますが、これを計算をしてまいりますとどうも一メートル当たり三万五千円……
○松浦(利)委員 まず、総理に物価問題の基本的なことをお尋ねをしたいと存じます。
武部委員のほうからも、各委員からもいろいろ指摘がございましたが、佐藤総理は、第六十五通常国会の大蔵委員会におきまして、「理想的な物価上昇率は大体三・五くらいだろう、」こういうふうにわが党の阿部委員の質問にお答えになっておるわけですが、現在も、その数字は理想的な数字だと思っておられますか。
【次の発言】 総理、現在新経済社会発展計画、この中で、五十年度までの物価の目標が、政府の方針として長期見通しとして立てられておるわけであります。その中の数字は、暦年平均四・四、最終年度の五十年度には三・八にするという、こういう……
○松浦(利)委員 まず総理府の加藤統計局長に数字のことをお尋ねをいたしますが、今回の旅客運賃二三・二%、貨物運賃二四・一%の値上げがかりに通ったといたしますと、物価に与える影響は〇・四三%というふうに聞いておるわけでありますが、間違いありませんか。
【次の発言】 貨物についての指数が計算できないということでありますからさらにお尋ねをいたします。
いま私鉄が二七%の運賃値上げを申請中でありますが、かりに私鉄が二七%値上げした場合の影響率。それから関西電力等が電力料金等を三〇%値上げをすべく準備をいたしております。これがかりに三〇%値上げした場合の影響率。また御承知のように新聞社が、まだわかりま……
○松浦(利)分科員 まず運輸省当局、大臣にお尋ねをするわけでありますが、御承知のように運輸省の所管大学として航空大学があるわけであります。宮崎と仙台のほうにあるわけでありますが、聞くところによりますと、この学校の生徒さんが卒業をしても航空関係に就職ができないという事態が今日では予想されているわけであります。春秋に富む青年が未来のパイロットを希望して航空大学に入ってきております。就職先は航空関係以外にないわけであります。だからといって、今日のように日航その他のたいへんな事故を見てまいりますと、パイロットの訓練というものあるいは試験というものは、通常の大学より以上にきびしい実科が課せられておると思……
○松浦(利)分科員 時間が三十分と限られておりますから、簡単に質問して簡単に御答弁いただきます。 その一つは、労働大臣にお尋ねをしたいんですが、実は身体障害者の職業の問題であります。御承知のように盲あ者の問題に限定をしてお話をいたしますと、従来は医業類似行為ということで、あんま、あるいははり、マッサージ、きゅうといったようなものは一定の社会水準というよりも、むしろ価値観が非常に低くて、盲人であれば大体こういった職業につけておったものであります。ところが、これが御承知のように最近非常にきびしい基準になりまして、一定の社会水準を保つという前提に立っておりますから、現在では、盲人の職業であったはず……
○松浦(利)分科員 事前に質問通告をしておったのですが、阿部委員が質疑を控えるということでありますから、私は一時間質問させていただきます。ですから、事前通告しておった以外のことについて質問をまずさせていただきたいと思うのであります。 通産大臣も御承知のように、われわれ社会党が指摘しておったように、再び通貨危機が今日訪れてきたわけであります。先般、野党の要求で緊急に本会議を招集いたしまして、それぞれ緊急質問が行なわれたわけでありますが、そのときわれわれは、昭和四十八年度予算案について、こうした事態の推移を見た上で予算の編成がえをやったらどうかという主張を行なったわけであります。当時、各閣僚、総……
○松浦(利)分科員 私は一つだけ質問をさせていただきたいと思います。
その前に事務当局でけっこうですが、全国的に学校教育法の二十三条の就学猶予によって義務教育を実際に受けておらない子弟が幾らおられるのか、数字がありましたら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 大臣にお尋ねをしたいのですが、最近どうも第二十三条の就学猶予というのが安易に使われておるわけであります。収容する寮がないあるいは学校の先生が他の子供さんに迷惑を与えるんじゃないか、こういったことで一方的に判定をいたしまして、保護者に対して二十三条の猶予願いを出させる、そういうケースが最近増加をしておるわけであります。いま御指摘が……
○松浦(利)分科員 私は、時間が三十分でありますから、あまり意見を言わずに、政府の姿勢をただしたいと存じます。 いま林委員からも指摘がありました九ドル原油輸入に伴う新価格体系、この問題は短時間で結論の出るものではありませんから、別の機会にこの問題についてやらせていただきたいと思います。 ただ、新価格体系に移るときに一番大切なことは、国民のコンセンサスだと思うのです。いま林委員からも指摘されたように、通産行政が、ほんとうに国民の立場に立って、姿勢が正しいかどうかということが、その基本になると私は思うのでありますが、その国民的なコンセンサスを得るための努力というものを、通産大臣としてはどのよう……
○松浦(利)分科員 まず最初に、航空大学の学生の扱いについて質問をしたいと思うのでありますが、御承知のように、いま宮崎と仙台、それから帯広に航空大学がそれぞれあるわけであります。いま運輸省のほうから技術部長が来ておられるので技術部長にお尋ねをいたしますが、おたくに入られる高校を卒業した方の成績ですね、通常の成績では航空大学には入れない、少なくとも中以上の成績でなければ入れないほど試験はむずかしい、そういうように聞いておるわけですが、技術部長から見られて間違いありませんか。
【次の発言】 競争率はどれくらいですか。
【次の発言】 文部大臣、いまお聞きになったように、運輸省による航空大学は非常に優……
○松浦(利)委員 まず、私は公取委員長にお尋ねをしておきたいと思うのですが、法律をどんなに改正し、またどういうふうに手直しをしましても、実際に独禁法で取り締まりを強化するという姿勢が委員会になければ、これは砂上の楼閣になるわけですね。結局、法律は整備したが死文だ。幸い、いまの公取委員長は従来になく非常に積極的な立場で独禁政策をとってこられた。場合によると、非常に消極的な方が公取委員長になった場合には、法文の解釈もそれなりに変わってくるわけです。私はそれではいけないと思うのですが、公取委員長に、まず独禁政策を担当する委員長としての心構え、たとえだれがどうなろうと、公取委員長と公取委員会というもの……
○松浦(利)小委員 ちょっとわが党ばかり質問していてもいけませんけれども、いまの問題に関連してもう一つだけ聞きたいのですが、裏側から考えまして、いまのところそういう見通しが立たぬ、こう言うのだが、仮に五十年度の歳入欠陥が一兆なり一兆五千億という具体的な数字があらわれてきたときに、どういうふうに対処するのですか。あなた方は、そういうことは恐らく考えておるだろうと思うのです。 幾らという試算はしておらなくても、最終決定で幾らというのは出ないけれども、仮にいま言われておるように、米価とか公務員給与とかというものを入れ、しかも経済情勢から来る見通しの歳入欠陥というものを含めて、約二兆出た。そういうと……
○松浦(利)分科員 私は三つの問題についてお尋ねをいたします。 第一点は、予防ワクチンの扱いについてであります。 御承知のように百日ぜき接種の問題をめぐりまして、幼児の痛ましい犠牲が出たということでいろいろと世論を沸かせたわけでありますが、最終的に厚生省としては、接種年齢を二歳に引き上げて、やはり従来どおり百日ぜきは予防接種をしていくというような方向が実は打ち出されてきておるわけであります。しかし問題は、実はそのことと同時に、予防ワクチンの扱いが今日きわめてずさんな状態にあるということについて、厚生当局に一、二質問をして御回答をいただきたいと思うのであります。 その一つは、大体予防ワクチ……
○松浦(利)分科員 時間がありませんから、三つの問題について簡潔に質問をして、御答弁をいただきたいと思います。 その第一点は、家電製品についてのJIS規格の問題であります。御承知のように、いま家庭に大量の電気製品が出てきておるわけでありますが、これは電気製品のみならず、いろんな家具あるいは台所用品等々、多くのメーカーの物が入り込んでおるわけであります。しかし、いま一番問題になりますのは、特に家電製品に例をとって申し上げるのですが、JIS規格がないわけなんです。特に部品についてのJIS規格がない。ですから互換性がないわけですね。たとえばA社の電気掃除機を買った。ところが周辺に修理をしてくれると……
○松浦(利)分科員 私は二つの問題に限定をして質問をいたします。
第一点は障害者教育の問題であります。文部省にまずお尋ねをいたしますが、現在、障害児生徒、推定どれくらいだというふうに把握しておられますか。
【次の発言】 その五十五万人のうち、各種学校に就学している者、それから就学猶予または免除を受けておる者、それぞれの数字を言っていただけませんか。
【次の発言】 いま、各種学校に入学している者、あるいは二十三条による就学猶予、免除を受けておる者以外の者は普通学校に就学している、こういうふうに断定をされたわけでありますが、それでは具体的に、各学年ごとに普通学校にどれくらい入っておられるというこ……
○松浦分科員 私は、ただいまから、二月に四日間宮崎県の新田原航空自衛隊基地で行われました日米共同訓練にかかわる問題点についてお尋ねをいたします。 第一点でありますが、わが党の兒玉末男議員が二月六日の予算委員会におきまして大臣に質問をいたしております。その中で細田長官は、地元との関係は十分密接にとりながらやってまいりたいと存じておりますという御答弁をなさっておるわけであります。ところが御案内のとおりに、新田原基地の大部分が存在をいたします新富町というところは、自衛隊との関係はきわめて友好的な町でありました。お互いに交流を深めて、体育活動等も町主催で、あるいは防衛庁主催で行われたのには相互に参加……
○松浦分科員 私は最初に、身障者雇用の問題について労働省の御見解を承りたいと存じます。 御承知のように本年度前半は、いろいろ外的な条件があるにいたしましても景気は好調を持続いたしております。それだけに求人もきわめて活発に推移しておると理解をしておるわけであります。これは久しぶりのことでございますけれども、そういう中で、御承知のように五十一年十月に法が改正されまして、例の一定人員の身障者を雇用しなかった場合の課徴金制度、一種のペナルティー制度というのが身障者の雇用促進法の中に設けられたわけでありますが、企業利潤を追求して、社会的な責任については余り頭をかさないという企業がきわめて多いような気が……
○松浦分科員 まず大臣に、これは政治的なことですから一番最初にお願いをしておきますが、御承知のように八電力会社の電力、電気料金関係が四月一日に査定を終わって公示するということがすでに発表されております。御案内のとおりに農業用電灯、電力につきましては、従来は契約種別の中に入っておったわけでありますけれども、今回は附則に回されております。しかも新規は認めないという、そういう方針のようでございます。商工委員会あるいは物特委員会等でも議論を詰めておる最中でありますが、いまの農業電灯、電力料というのは水主火従時代、水力が主力で火力が従であったときの料金体系であって、火主水従の時代になった場合は特別に政策……
○松浦分科員 時間が限られておりますから、簡潔に御答弁をいただきたいと思うのですが、防衛庁長官は、例の自衛隊関係の二つの事件でそれぞれ道徳の意を表明され、先般、関係者を処分なさいました。それはそれでいいとしても、どうも自衛隊員の募集に非常に問題があるような気がいたします。 昨年、御承知のように、防衛二法の一部改正が行われまして、二等海空士の募集目標が大幅に増加されたわけでありますが、その増加した分について、各地連に募集目標を割り当てるわけですね。これは東京地連本部の問題でありますが、それを受けて東京地連の四地区隊に、これは東京の問題でありますが、募集緊急出動支援というものを発令をして、緊急出……
○松浦政府委員 四年連続の不作ということで、現在在庫水準がかなり下がってきていることは事実でございます。五十八米穀年度、五十九米穀年度、いずれも翌年度に十万トンずつの繰り越しという状況になっておりまして、決して高い水準であるとは思っておりません。将来これを適正な在庫水準まで持っていこうという考えでございますが、ただいま先生お尋ねのそこまで予測していたかということでございますけれども、四年連続の不作までは予想していなかったということでございます。
【次の発言】 適正在庫についての私どもの考え方について御説明をいたしたいと思います。
先ほども申し上げましたように、確かに現実の在庫水準がかなり低い……
○松浦分科員 私は、二つのことを、お願いを含めてお尋ねをいたしたいと思うのであります。 御承知のように、九州でも東九州地帯は道路網の整備の大変おくれておるところでございまして、東九州縦貫高速道をつくるというのは、鹿児島、宮崎、大分を通じて長年の悲願でありましたが、御承知のように、えびのから高速道が釣り針的に宮崎まで参りまして、一応宮崎から鹿児島の関係は時間的に非常に短縮され、あとは八代―人吉の開通を待つのみという対応ができておるのでありますが、ただ、残念なことに北の方が全く手つかずの状態であります。 そこで、道路局長にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、東九州縦貫高速道という発想は、将……
○松浦分科員 いよいよ来年度予算衆議院通過目前でありますが、一月の二十日に大蔵省の予算内示が出されました直後、河本経済企画庁長官は新日本製鉄会長の斎藤英四郎さん、東洋大学教授の新田俊三さんと対談をなさいまして、この五十九年度の予算は経済成長への寄与率はゼロである、全くない、私もそのとおりだと思っておりますし、これからの所得のいかんによってはマイナスに作用する場合だってあり得る、増税が含まれておりますから。そういった意味では河本長官の発想に全く同感でありますが、今日でもそのお気持ちに変化はありませんですか。
【次の発言】 それからさらにお尋ねをいたしますが、今度の本会議で我が党の井上議員の質問に……
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