松浦利尚衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○松浦利尚君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案について若干の質問をいたします。(拍手) およそ近代社会におけるあらゆる分野の長期計画は、的確な予測のもとに、重点的かつ先行的に実施されなければなりません。このことは、いまさら議論の余地のないところだと存じます。なかんずく社会資本の整備は、総合的プロジェクトとしてとらえ、効率的な整備が実施されるよう配慮されなければならないと存じます。 しかし、遺憾ながら、民間設備投資主導型の高度経済成長政策は、その見通しに狂いを生じたばかりでなく、物価上昇をはじめ公害の深刻化、社会資本の立ちおく……
○松浦利尚君 私は、ただいま趣旨説明のありました新都市基盤整備法案に対し、日本社会党を代表して、若干の質問をいたしたいと存じます。 まず、基本問題として総理にそのお考えをお尋ねいたしたいと存じます。 その一つは、本法案が、人口の集中の著しい大都市の周辺地域における新都市の建設を助け、大都市圏の秩序ある発展を期すると、こうありますが、本質的には、都市のいま以上の巨大化を助ける措置としての性格を避けることができないと存じます。新全国総合開発計画の指摘をまつまでもなく、市街地は全国土の一・二%、そこに人口の四八%が集中し、このうち五八%が東京、大阪、名古屋とその周辺五十キロ間内に集中し、最近五カ……
○松浦利尚君 日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党四党提出、生活関連物資の買占め及び売り惜しみに対する規制措置等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。(拍手) 最近における卸売り物価の上昇は、残念ながら田中内閣の無策ゆえに、暴騰に一そうの拍車をかけ、日銀統計によれば、一月の上昇率は前月比一・五%高、二月は前月比一・六%高、三月は前月比一・七%高と、しり上がりに騰勢が強まり、終戦直後を除けば戦後最高に達し、年頭初から実に上昇率は五・一%に達しております。 この急激な卸売り物価の上昇が消費者物価に重大な影響を与え、統計局の発表によっても、三月は前年同月比九%とい……
○松浦利尚君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案のありました大蔵常任委員長上村千一郎君解任決議案に賛成の立場から討論を進めます。(拍手) 上村千一郎大蔵常任委員長は、まことに気の毒だと思います。あなた自身は、大蔵委員会の伝統を守り、強行採決の誤りは犯すべきでないと思っていたに違いない。なぜなら、あなた自身は、委員会を招集はしたが、委員長席を与党筆頭理事山下元利君に譲り、強行採決の場から逃げていたからである。しかし、だからといって、あなたは責任を逃れることはできない。身は自民党にあり、心は中曾根派にあろうとも、あなたは常任委員長の立場にある。いまさら強調するまでもなく、衆議院規則第二節は……
○松浦利尚君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案のありました昭和五十年度の公債の発行の特例に関する法律案について、反対の立場から幾つかの問題点を指摘し、政府の明確な答弁を求めます。(拍手) その前に、政府が二兆二千九百億の赤字公債を発行しなければならない事態になりながらも、なお国民に対して経済見通し、政策の誤りを反省する気持ちのないことを、大変残念に思います。 昨年、一昨年の急激な物価上昇に関して、政府には全く責任がなく、また、今回の不況が長期にわたったことにも責任がないとする政府、三木総理の姿に、国民は失望を通り越して、失笑すら感じています。政府は、肝心の経済が国民のため望ましい方……
○松浦利尚君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました昭和五十九年度補正予算三案に反対の討論を行います。(拍手) 第一は、余りにも見え透いた黒字隠しが行われているからであります。 政府は、租税二千三百九十億円プラス補正としていますが、しかし、五十八年度はマイナス四千百三十億円の補正であったにもかかわらず、決算は四千五百六十億円の黒字になったこと、さらには、五十九年度は五十八年度より景気回復が進んでいることを考え合わせますと、酒税の減収を埋めてもなお低過ぎる数字と言わなければなりません。景気は、五十八年二月を底として三月以降は順調に回復し、今日依然として拡大基調が続いて……
○松浦利尚君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいまの財政演説、平成三年度補正予算に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 海部内閣を引き継いで、宮澤内閣が発足して早くも一カ月がたちました。振り返ってみますと、宮澤総理は、海部政権を批判し、長年の念願だった総理・総裁のいすを手におさめられましたが、しかし、今総理は何をしようとしているのか、今なぜ宮澤政権でなければならないのか、国民が納得できる政策をお示しになっていません。これでは、内外情勢が歴史的な転換期を迎えている今日、的確な対応はおろそかにされかねません。結局、旧態依然の自民党派利派略による政権のたらい回しと批判されても仕方……
○松浦利尚君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいまの財政演説に対し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 総理、本年度予算は過ぐる三月三十一日に成立したばかりです。予算執行も緒についたばかりです。しかも、本院審議に当たって、補正予算を提出することはないのかという質問に対し、宮澤内閣は、不況克服、景気回復のためには本予算案がペストのものであり、そのような考えはない、何としても年度内成立をと主張して譲らなかったのであります。なぜ、今異例とも言える本国会に補正予算案を提出されるのか、予算審議での総理答弁は食言なのか、見通しを誤った予算案だったのか、その理由を明らかにしてください。予算……
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