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上原康助 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

上原康助[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP100(衆)
86位
委員会発言歴代TOP50(衆)
20位
委員会出席(幹部)歴代TOP100
80位
委員会出席(無役)歴代TOP500
243位
委員会発言(議会)歴代TOP500
165位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
770位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
16位
各種会議出席歴代TOP10
8位
各種会議発言歴代TOP10
8位
各種会議出席(無役)歴代TOP10
5位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
201位
各種会議発言(非役職)歴代TOP10
8位

32期委員会発言TOP100
81位
32期委員会発言(非役職)TOP100
61位
32期各種会議発言TOP25
21位
32期各種会議出席(無役)TOP25
21位
32期各種会議発言(非役職)TOP25
16位
33期委員会発言TOP50
22位
33期委員会発言(非役職)TOP50
17位
33期各種会議出席TOP5
1位
33期各種会議発言TOP5
2位
33期各種会議出席(無役)TOP5
1位
33期各種会議発言(非役職)TOP5
2位
34期委員会出席TOP100
96位
34期委員会発言TOP10
7位
34期委員会出席(幹部)TOP100
66位
34期委員会発言(非役職)TOP10
5位
34期各種会議出席TOP5
5位
34期各種会議発言TOP25
11位
34期各種会議出席(無役)TOP5
5位
34期各種会議発言(非役職)TOP25
13位
35期委員会発言TOP50
11位
35期委員会出席(幹部)TOP100
79位
35期委員会発言(非役職)TOP10
4位
35期各種会議発言TOP25
12位
35期各種会議出席(無役)TOP25
23位
35期各種会議発言(非役職)TOP10
8位
36期委員会発言TOP50
12位
36期委員会発言(議会)TOP50
29位
36期委員会発言(非役職)TOP10
9位
36期各種会議出席TOP25
23位
36期各種会議発言TOP25
12位
36期各種会議出席(無役)TOP25
18位
36期各種会議発言(非役職)TOP25
11位
37期委員会発言TOP50
24位
37期委員会発言(非役職)TOP50
16位
38期委員会出席TOP100
99位
38期委員会発言TOP10
8位
38期委員会出席(幹部)TOP100
54位
38期委員会発言(非役職)TOP10
5位
38期各種会議出席TOP25
15位
38期各種会議出席(無役)TOP10
10位
39期委員会出席TOP100
79位
39期委員会発言TOP10
8位
39期委員会出席(幹部)TOP10
8位
39期委員会発言(議会)TOP50
35位
39期委員会発言(非役職)TOP10
6位
39期各種会議出席TOP10
10位
39期各種会議発言TOP10
6位
39期各種会議出席(無役)TOP25
11位
39期各種会議発言(非役職)TOP10
6位
40期委員会発言TOP100
65位
40期委員会出席(幹部)TOP100
57位
40期委員会発言(議会)TOP10
6位
41期委員会出席TOP100
74位
41期委員会発言TOP50
22位
41期委員会出席(無役)TOP100
67位
41期委員会発言(非役職)TOP50
14位
41期各種会議出席TOP5
5位
41期各種会議発言TOP25
24位
41期各種会議出席(無役)TOP5
3位
41期各種会議発言(非役職)TOP25
20位

このページでは上原康助衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。上原康助衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1970/12/03、32期、日本社会党)

○上原委員 時間が限られておりますので、答弁をなさる方にあらかじめ御要望申し上げておきたいと思います。答弁は歯切れよくポイントだけ御答弁いただきたいと思います。  まず最初に、軍関係労働者の問題についてお尋ねをいたします。  政府が去る二十日に発表なさった第一次復帰対策要綱の中には、この軍関係労働者の問題について触れられておりません。私の理解をする限りにおいては、日本政府としてはなるべく七二年の復帰前に間接雇用に移行するということを、長官も沖繩現地においても、あるいはこれまでの国会答弁の中からもそういう姿勢を示されておったと思います。しかし、今日に至るまでこの問題がほとんど進展をしていない。そ……

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1970/12/08、32期、日本社会党)

○上原委員 まず私は、これまでも毒ガス問題その他沖繩の当面する諸問題について外務大臣にお尋ねしてまいりましたが、あらためて最初に、いま大きな政治的社会問題になっております毒ガスの撤去の問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず第一点目に、国際条約でも否定をされておる毒ガスが沖繩の米軍基地に大量に持ち込まれたという事実、おそらく施政権が切り離されておったから政府としては関与できなかったというお立場をとられるかもしれませんが、ジュネーブ協定あるいは国際的な道義的な立場からも、人道主義の立場から毒ガスの兵器というものは開発、貯蔵、使用というものを禁止をするというのが一般的な概念だと思います。そう……

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1970/12/24、32期、日本社会党)

○上原委員 私も二十日にコザで起きた反米騒動事件の件について、さらに外務大臣に質問をいたしたいと思います。  すでに大きく報道されてまいっておりますので、中身については御案内かと思いますが、あの騒動事件が起きた原因なり背景というものは、二十五カ年間アメリカの不当な軍事支配のもとで基本的人権が踏みにじられてきた、本土の施政権から分断されてきた、さらに保障さるべきはずの基本的人権そのものも、一方的にアメリカが軍事裁判によって裁判を行なってきた、そういうもろもろの沖繩県民の不満、要求、さらにそのことは日本政府に対する不満でもあり要求でもあると私は考えます。  二十日にたまたま帰郷いたしておりましたの……

第64回国会 外務委員会 第1号(1970/12/04、32期、日本社会党)

○上原委員 あらじめ大臣に御要望申し上げますが、質問が相当広範囲にわたりますので、できるだけ要旨に対して明確な御答弁を求めたいと思います。  ただいまも西銘委員の沖繩返還に伴ういろいろな御質問に対する大臣の御答弁があったわけですが、さらに私は返還協定の中身について質問をいたしたいと思います。  先ほどの大臣の御答弁によりますと、返還協定の準備は着々と進んでおる、あるいは去る本会議での私の質問に対しても順調にいっているんだという総理や大臣の御答弁があったわけですが、しかし率直に申し上げて返還協定の全貌というものが具体的に明らかにされていない。そのことに沖繩の県民あるいは国民の間からいろいろ疑惑が……

第64回国会 内閣委員会 第2号(1970/12/07、32期、日本社会党)

○上原委員 私は、沖繩の毒ガス撤去の問題について関連質問いたしたいと思います。  先ほど外務大臣の木原委員の質問に対する御答弁があったわけですが、残念ながら納得できる内容ではないのであります。  まず第一点、毒ガス撤去について政府と米国政府の間にどういう合意点があったのか、その経緯について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 私がお聞きしているのは、少なくとも毒ガスの撤去については、県民の要求はもちろんのこと、国民の立場においても、致死性毒ガスというものが沖繩の米軍基地に貯蔵されているということが明らかにされて、しかも昨年の七月には現に事故も起きています。その国民世論を背景に政府とし……

第64回国会 内閣委員会 第5号(1970/12/10、32期、日本社会党)

○上原委員 私は、限られた時間でございますので、せっかく防衛庁長官並びに防衛施設庁長官がおいででございますので、基地問題等、沖繩の基地の問題、さらに毒ガスの問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、昨年来当委員会でもいろいろ議論がされておりますが、在日米軍基地の縮小、あるいは撤退計画というものが報道されて、政府の御答弁の中では、まだ流動的だということではっきりした御見解は出ていないわけですが、この在日米軍基地の縮小ないしは撤退の問題と沖繩の米軍基地との関係、その面についてどういう関係があるのか、またそういう面で、防衛庁長官として米側なり米国政府との話し合いが持たれているのかどうか、……

第64回国会 内閣委員会 第8号(1970/12/25、32期、日本社会党)

○上原委員 お尋ねしたいこと、たくさんございますが、一点だけきょうは中曽根防衛庁長官にお尋ねをしたいと思います。  すでに御案内かと思うのですが、いま沖繩北部に海兵隊が新しく実弾訓練の場所を確保するということで、大規模な土地の使用というものを去る二十一日に民政府を通じて琉球政府に話し合いが持ち込まれております。約六・七平方キロメートルで百九十三万坪にのぼる広域な地域でございます。この件が日米安保協議委員会で話し合われたのか。一説によりますと、富士山ろくの海兵隊の演習場が地域住民の反対にあって困難になり、沖繩に移動するというふうに報ぜられております。もしこれが事実であるならばきわめて重大な問題だ……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1971/02/16、32期、日本社会党)

○上原委員 きょうは少しこまかい点をお伺いしたいと思います。  まず、昨年十一月に発表なさいました第一次復帰対策要綱の中で、復帰後の沖繩の交通政策の問題、いわゆる一定期間は現在の車両の右側通行というものを維持しつつ、いずれ左側通行に切りかえるというような方針が出されておりますが、それに関する国際条約等もあって、いろいろ問題もあるということは理解をいたしますが、しかしながら、この問題は、二十五カ年間ああいう特殊な事情で車両が右側通行をしてきた。現にまだ十四、五万台の車両が右側通行を行なっている。しかも復帰後も、米人、軍人、軍属が相当滞在をするという前提でいろんな面で支障が起きると思うのです。お話……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1971/03/16、32期、日本社会党)

○上原委員 簡単に質問したいと思います。  まず最初に、特別措置法の一部改正の件に関連するわけですが、いま大臣の御答弁の中で、勧奨退職者については財政支出を考慮なさるということで、この間の委員会でも説明があったわけですが、いま一つ問題になるのは、年休の買い上げといいますか、積み立てが行なわれている。それに伴う予算措置というのも当然復帰の段階でなさるべきだと思うのですが、今回の一部改正案の中からそれが除外されている。しかしこれは、教職員会あるいは公務員も含めて重大な関心事項になっておりますので、それに対する政府の対策、措置といいますか、お考えについてお聞かせ願いたいと思います。

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1971/03/18、32期、日本社会党)

○上原委員 まず簡単に説明願いたいのですが、地位協定における施設及び区域の適用について、現在本土においてはどういう手順を踏んで施設及び区域の提供をやっているか、ひとつ説明願いたいと思います。
【次の発言】 そのほかにもいろいろあると思うのですが、返還時点まで沖繩の軍事基地に関連をして施設、区域の提供については現在の地位協定第二条で定められている手順を踏むのですか踏まないのですか、大臣のほうからお答え願いたいと思います。
【次の発言】 この点は大臣にお答え願いますが、返還に向けて現段階あるいは過去においてでも、米側のほうから沖繩の軍事基地の使用について施設、区域の提供に対してのリストなり相談があ……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○上原委員 まず最初に外務省にお伺いしますが、これまで予算委員会あるいは各委員会で、政府の御答弁は、施政権返還後の沖繩に、安保条約並びに安保条約に関する関連諸取りきめは、何らの変更なしにそのまま沖繩に適用するのだということを強調してきております。きょうは、法適用の一般論といいますか、技術的な面で特にお伺いしておきたいわけですが、この関連取りきめを何らの変更なしに沖繩に適用するのだ、安保条約並びに地位協定その他、その場合の関連取りきめという法律、まあたくさんあると思うのですが、大まかにいって、どういうものが安保条約並びに地位協定との関連取りきめに該当する法律なのか、そういうことをひとつ明らかにし……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1971/04/14、32期、日本社会党)

○上原委員 まず最初に、提案されております法律の一部改正案の内容で質問いたしたいと思うのですが、この法案でいう沖繩における免許試験及び免許資格の特例に関する暫定措置法の制定の件で、特に現在通関業務に携わっている業者あるいはその雇用者に対しての身分保障の問題、これまで本委員会あるいはほかの委員会等においても、通関業務に従事している従業員については、何らかの保障を講ずるというような答弁もなされているわけですが、具体的にはその中身というものが明らかにされていない。実際には三百名内外の従業員、さらに通関業務に従事している業者というものが、復帰の時点で失業の状態あるいは企業の廃止ということがいわれている……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1971/04/22、32期、日本社会党)

○上原委員 まず最初に、防衛施設庁に一点だけお伺いしますが、現在の沖繩の基地の実態ですね。面積なり密度なりをどうとらえているのか、説明を簡単に願いたいと思います。
【次の発言】 沖繩本島だけはどうなっております
【次の発言】 いまの説明によりましても、沖繩の基地の実態あるいは面積等考えて、非常に密度が高いということをお認めになりますか。
【次の発言】 次に大臣にお伺いいたしますが、先ほど返還協定の交渉がいろいろ大詰めの段階を迎えている、五月の休会明けからおそくとも暑くならないうちに調印をするようなことだと言っておるわけですが、その中で一体、沖繩の軍事基地の現在の実態というもの、密度というもの、……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1971/04/27、32期、日本社会党)

○上原委員 まず大臣にお伺いいたしますが、返還協定作成の交渉も大詰めに来ておるようで、さらに内政面の問題等についても、第一次、第二次の要綱が一応明らかにされて、第三次の復帰対策要綱も、返還協定調印前後に大体政府の案が出されるということはかねがね承っておりますが、これらの諸関係法律というものを一括した形で国会審議を求めるのか、あるいは日米協議による返還協定事項と内政面は分離をした形での国会審議なり提案というのを総理府としてはお考えなのか、そこいらについてまず見解を承りたいと思います。
【次の発言】 現段階で理解できることは、返還協定問題、さらに国内の内政問題等含めて一括した形で国会に法案が提出さ……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第14号(1971/05/24、32期、日本社会党)

○上原委員 沖繩返還協定がきわめて不満足、不本意の中で調印の段階を迎えようとしているわけですが、その中身についてきょうは議論をする時間的余裕がございませんので、特にその中でも全く不明にされている一、二点について防衛施設庁長官あるいは対策庁長官にお伺いをしておきたいと思います。  まず最初にお聞きしたい点は、これまでもたびたび政府の見解を承ってまいりましたが、軍関係労働者の間接雇用への移行について返還協定の中でも全然触れられていない。日米両政府で雇用形態を変更するにあたってどういう手続を踏むのか、その点についてできるだけ具体的に中身を明らかにしていただきたいと思います。

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第15号(1971/06/30、32期、日本社会党)

○上原委員 私は、まず対米請求権の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  協定の第四条の中で触れられておりますが、交渉の過程において政府としてどういう請求権を要求なさったのか、合意に達するまでの経過ということと、ここで漏れている請求権についてはどうなさるのか、その内容をまず説明していただきたいと思うのです。
【次の発言】 いまかなり詳しい説明がございましたが、この請求する支払いの額の算定ですね。たとえば一例を申し上げますと、復元補償についてはやるということを覚え書きでなされておりますが、具体的な額はどうなのか。また、いま一応補償の対象になっているという項目をおあげになりましたが、たとえば……

第65回国会 内閣委員会 第5号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○上原委員 外務大臣にいろいろお尋ねしたいわけですが、これまでも予算委員会あるいは沖特その他の委員会でもいろいろお尋ねしてまいりましたが、ある面では重複する面、あるいは同じ答弁というものが出てくるかと思いますが、なお不明確な点がありますのでお尋ねしたいと思います。  きょうはまず最初に、ごく簡単に、日中国交回復の問題についてちょっとお尋ねをしておきたいと思うのです。御案内のように、昨年の暮れに超党派で日中国交回復促進議員連盟が結成をされて、中華人民共和国との国交回復ということは、国民各階層の根強い要求になってきていると思います。さらに最近は、藤山氏並びに岡崎氏らの一行が訪中して、日中覚書貿易交……

第65回国会 内閣委員会 第7号(1971/03/11、32期、日本社会党)

○上原委員 せっかく総務長官が御出席なさっておりますので、沖繩問題についてお尋ねしてみたいと思うのです。  長官も御案内のように、内政面に伴う沖繩の復帰準備というものが非常に広範囲にわたっているということ、さらに問題が非常に複雑で、琉政と政府と意見調整なども困難な面もある、また県内の県民会議等における意見の異なった面もあって、当初予定をされておった復帰対策第二次要綱のまとめも非常に時間がかかっているという現状であります。広範囲にわたる問題ですが、きょうは限られた時間で軍関係労働者の間接雇用への移行問題についてお尋ねしてみたいと思います。  これまでの長官の御発言等からして、できるだけ早目に間接……

第65回国会 内閣委員会 第8号(1971/03/16、32期、日本社会党)

○上原委員 まず最初に、ちょっとこまかい点をお伺いいたしますが、提案された文部省設置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明の中で、いわゆる「特殊教育に関し、主として実際的研究を医学、心理学、教育学、工学などの立場から、総合的に行なうとともに、特殊教育関係職員に対し、」云々というふうにございます。ここで言っている「実際的研究を医学、心理学、」ということは、純然たる特殊教育振興、あるいは特殊教育を対象にした医学、心理学ということと理解していいかどうか、その点を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この教育センターが、特殊教育以外の目的で学問研究されるとか、特に医学、心理学……

第65回国会 内閣委員会 第13号(1971/03/26、32期、日本社会党)

○上原委員 まず、提案されました法律案の改正の点について二、三点お伺いしたいつもりでしたが、時間がちょっと制約されましたので、一点だけお伺いをしておきたいのです。  今回の設置法の一部改正は、三点ほどあげられているわけですが、特に先ほど横路委員の質問でもいろいろありましたように、今回の改正される三点で、急速に拡大されていく航空あるいは運輸行政面で、特に管制官あるいは保安要員その他の航空行政に携わる資格要件を満たしていく職員の養成なりそういうものが十分なされるというお考えなのか、そこらについてひとつ御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまの御説明で、大体将来を展望する中でのそういった……

第65回国会 内閣委員会 第25号(1971/05/14、32期、日本社会党)

○上原委員 私は、まず最初に、防衛庁が今度案として作成しております第四次防衛力整備計画について、若干最初に質問をいたしたいと思います。  これまでも先輩あるいは同僚委員の方々からいろいろと質問がございました。重複する面もあろうかと思いますが、たいへん重要な原案でございますので、最初に防衛庁長官あるいは防衛庁の考え方というものをあらためてお伺いをしたいと思うのです。  まず、立案の趣旨の中ですが、「最近の国際情勢からみて、わが国に対して差迫った脅威があるとは考えられないが、武力紛争が跡を絶たない国際政治の現実にかんがみると、防衛力は、国家の安全を確保するための最後の砦として万一の事態に備えてこれ……

第65回国会 予算委員会 第11号(1971/02/13、32期、日本社会党)

○上原委員 まず私は、具体的な質問に入る前に、七二年の沖繩の施政権返還が一応めどづけされているわけですが、昨年来相次いでいる沖繩の県民の基地に対する不満あるいは本土政府に対するいろいろの要求が出されております。 具体的に申し上げますと、暮れのコザにおける反米騒動事件、さらに国頭村における実弾射撃演習場の設置問題、そして、年を明けて毒ガス問題、さらに、さきおとといの全軍労の大量解雇撤回闘争、その他県民の復帰に向けての不安、具体的な復帰作業がどのように進められているかということに対しての疑惑、不信というものが相当出ておると思います。  そのような最近の沖繩の実情に対して、政府としてどう見ておられる……

第66回国会 内閣委員会 第2号(1971/07/24、32期、日本社会党)

○上原委員 いろいろお尋ねしたいと思っておったのですが、時間がございませんので、簡単に二、三点だけお伺いをしたいと思います。  まず最初に総理府総務長官にお伺いをいたしますが、第三次復帰対策要綱はどういう作業進行状況になっているかという一点と、さらに新聞報道その他で報じられておりますように、沖繩開発庁設置法案、沖繩振興特別措置法案、その他いろいろございますが、沖繩の本土復帰に伴う暫定特例法案というのが、かなり煮詰まったように承っております。そういう面についての現段階における作業の進行状況について、特に沖繩の本上復帰に伴う暫定特例法案にはどういう種類のものが主体となっているのか、またこれにかかる……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1971/12/04、32期、日本社会党)

○上原議員 やっと発言する機会が出てきたわけですが、この機会に、まず総理にあらためて御所見を伺っておきたいと思います。  私は、昨日来の議論をここで蒸し返そうとは思いません。しかし、西村前防衛庁長官の御発言、そして更迭、新しく防衛庁長官に任命をされたその前後、江崎氏を任命をしたその前後を受けての重大な国会でありますので、そのことが沖繩問題と十分にかかわり合いを持っておるという前提に立って、最初に質問をしたいと思うのです。  端的にお伺いをいたしますが、総理が西村前長官を更迭をしたその理由というものはどこにあったのか、あらためて明確にしていただきたいと思います。

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第12号(1971/12/11、32期、日本社会党)

○上原委員 私の補充質問は毒ガスの件なんですが、それに入る前に四、五点ばかりお伺いをしておきたいと思うのです。  まず最初に、琉球政府に対しての援助費の差損金についてでございますが、御承知のように、現在円建てで琉政援助がなされております。変動為替相場制への移行等によって、この問題で琉政に相当財政的なワクをはめているという事態が起きております。特に年度末を控えて琉政の財政状況というのが非常に逼迫をしている。一体この件について政府はどういう考え方をお持ちなのか、また、どう対処していこうとしておられるのか、最初に山中長官のお考えをまず聞かしていただきたいと思います。

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第6号(1971/11/16、32期、日本社会党)

○上原委員 いよいよ、核抜きの問題がますます疑惑を持たれているわけですが、私がせんだって予算委員会で明らかにいたしましたように、辺野古の弾薬地域もやはり三重の金網で囲まれております。このように、特殊兵器である以上、厳重な警戒体制の地域に核が貯蔵されていることは、いまや公然の事実となっております。もしよろしければ、この金網のかっこうというものを総理も上くと見ていただきたいと思います。  さらに、これは沖繩のある米軍地域の飛行場の地図ですが、これにもやはり核を運搬する手段としての地域が二重の金網で示されております。  こういう沖繩の現状からしても、いま楢崎委員が示した岩国の飛行場の実態というものは……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第7号(1971/11/17、32期、日本社会党)

○上原委員 あらためてお尋ねいたしますが、政府が核抜きとおっしゃる場合に、ただいま楢崎委員からも御指摘がございましたように、核基地の撤去ということなのか、その点をまず具体的に明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 防衛庁長官にお尋ねいたしますが、核抜きという場合は、核基地の撤去を意味するといういまの外務大臣の御答弁でございまして、そこで、核基地という場合に、どういう基地の態様あるいは形態を表象する、意味するのか、明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 防衛庁長官の御答弁はきわめて不親切な答弁でございますが、これから議論を進めてまいりたいと思うのです。  そこで、総理に冒頭……

第67回国会 内閣委員会 第11号(1971/12/09、32期、日本社会党)

○上原委員 きわめて限られた時間でありますので、二、三点お尋ねをしたいと思います。ぜひ政府の前向きの御答弁をあらかじめ要望して質問に入りたいと思います。  まず第一点は、公務員関係の賃金がいよいよ委員会審議を終える段階になっているわけですが、漏れ聞くところによりますと、駐留軍労働者の賃金改定について、従前、人事院の勧告を尊重し、公務員の賃金改定に準じて行なわれてきたことが、本年は、米側が従来の賃金改定方式といいますか、公務員並みの賃金改定を渋っているということがいわれております。まあドル・ショックとかいろんな面が背景にはあろうかと思うのですが、少なくとも本土駐留軍の労務者の賃金改定というものは……

第67回国会 予算委員会 第2号(1971/10/25、32期、日本社会党)

○上原委員 いま、総理並びに外務大臣の御答弁で、沖繩に核があるかないかわからない、しかし、復帰の時点においてはきれいさっぱりと核はなくなっているんだ――だが、こういう政府の御説明では、沖繩県民はもとより、国民は納得しないのであります。佐藤さんがオウム返しに核抜き本土並みと言っても、現実にある核がどう抜かれるかということ、しかも、七千万ドルの内訳というものは、国民の税金をお使いになるわけだから、明確にしないと国民は納得しないと思うのです。  そこで、関連でございますので、端的にお伺いをいたします。  まず、特殊兵器あるいは特殊武器のことなんですが、スペシャル・ウエポンズ、これは、私の調査によりま……

第67回国会 予算委員会 第5号(1971/10/29、32期、日本社会党)

○上原委員 本国会は一名沖繩国会と名づけられまして、すでに本会議あるいはまた本予算委員会でいろいろとわが国のかかえている重要政治、外交諸問題をはじめ沖繩問題も議論をされているわけでございますが、私は特に沖繩問題にしぼって、総理大臣の御所見なりあるいは各関係大臣の沖繩問題に対してのあらためて御見解をお伺いいたしたいと思います。  確かにわが国は現在、中国問題をはじめ繊維問題、そして円平価の問題等、大きな激動期に立たされております。しかし、そのいずれをとりましても、沖繩と密接不可分の問題であることには変わりはございません。そういう重大な情勢の中で、沖繩百万県民も来年の復帰を目前にして、ほんとに二十……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1972/03/16、32期、日本社会党)

○上原委員 時間がきわめて限られておりますので、二、三にしぼって外務大臣にお伺いをしたいと思います。  昨日、沖繩返還協定のいわゆる批准書が日米両国で交換されて、いよいよ五月十五日、あと二月目に日本の施政権下に入るわけですが、ここまでくるまでにいろいろと問題があったわけですが、まず外務大臣にお尋ねしたい点は、批准書が交換をされた、いわゆる法的な手続面というのはほとんど完了したということになるかと思うのです。しかし、御承知のように、まだ解決をしなければいけない問題というのがたくさん残っておる。そこで、この残された六十日の間に、おもに外務省としてどういう事柄を片づけなければいけないのか、また、円滑……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1972/03/17、32期、日本社会党)

○上原委員 時間が限られておりますので、要点をしぼって三つの問題を大体長官にお尋ねをしたいと思います。  返還協定の批准書もすでに交換されて、いよいよ五月十五日の施政権返還というものが目前に迫っているわけですが、外務省の法的な手続面では返還の問題が一応片づいたということになっていようかと思うのです。しかし、県民生活あるいは新しい自治沖繩県を確立していくための諸準備というものは、かなりまだ残されている面があると思うのです。  そこで、関係法案も三つほどまだ審議が残っているわけですが、総理府として、この残された六十日間にどういう問題を最も重点的にやっていかなければいかないのか、あるいはまた、復帰準……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第12号(1972/05/11、32期、日本社会党)

○上原委員 軍用地問題につきましては、昨日別の委員会でお尋ねしましたので、きょうは大蔵省に二、三点お伺いをしておきたいと思います。  もう復帰も間近に迫ったわけですが、県民生活と密接にかかわり合っておりますいわゆる通貨の問題、昨年の円の変動相場制移行、さらに円切り上げという中で、沖繩県民が多大の損失をこうむってきていることはまぎれのない事実となっております。そこですでに……。
【次の発言】 じゃ、この件は担当者がお見えになってからお伺いしますとして、もう一つは国有地の問題なんですが、復帰に伴う特別措置法の九十条で、「国有の財産の管理及び処分の特例」ということがうたわれております。そしてせんだっ……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第15号(1972/05/26、32期、日本社会党)

○上原委員 ただいまも同僚委員のほうから沖繩の物価問題についていろいろお尋ねがあったわけですが、時間がたいへん限られておりますので簡単に質問さしていただきたいと思います。  先ほど長官の御答弁の中で、今回の物価の異常な上昇を来たした原因について三点ばかりおあげになっているわけですが、私たちは、復帰したらそういう事態が起きるであろうということを予測をし、いろいろ提案なりまた政府に対しても要請をしてまいりまして、いまさら結果論を繰り返すつもりはありませんが、しかし、国の金融政策の変更によって、これだけ多くの犠牲を沖繩県民がこうむらざるを得なかった、その責任の所在というものは明確にしておかなければい……

第68回国会 内閣委員会 第2号(1972/03/10、32期、日本社会党)

○上原委員 すでに政府御当局も御承知のことだと思いますが、五月十五日の施政権返還日が近づくにつれて、沖繩の現地の現状というのは、いろいろと復帰不安というものが、むしろ深まりあるいは高まっている現状であります。特に、県民生活と密接にかかわり合っております通貨の問題、あるいは復帰後の労働、企業の安定等をめぐって、労使間が鋭く通貨闘争で対立せざるを得ない、きわめて憂慮すべき実情にあると言っても過言ではないと思います。  そこで、政府はかねがね、県民に喜んでもらう復帰というものを実現をしたいということで、いろいろと御努力をいただいているという点は敬意を表したいし、また理解する面もあるわけですが、米軍支……

第68回国会 内閣委員会 第4号(1972/03/21、32期、日本社会党)

○上原委員 ちょっと関連で二、三点お伺いしたいと思います。  前段のやりとりを聞いていませんので、重複する面あるいは筋違いの点があるかと思うのですが、いま全軍労の問題についていろいろ山中大臣なり防衛施設庁労務部長の御答弁があったわけですが、すでに何回かこの問題で、本委員会あるいは沖特その他の委員会でもいろいろ意見を加えてやりとりしてまいりましたが、たいへん残念ながらまだ問題解決の見通しが全くつかない。現地も一そうきびしい情勢の中で、十日間のストライキをさらに一週間延ばして、現段階にまいりますと、二十三日の時点でどう将来の二十三日以降の戦いを進めていくかという情勢まで、全軍労としても、もう引けな……

第68回国会 内閣委員会 第9号(1972/04/12、32期、日本社会党)

○上原委員 私はきょうは、沖繩戦終了前後に久米島で起きた住民の大量虐殺事件を中心に、政府の御見解なり、いろいろお尋ねをしたいと思います。  この件につきましては、すでに本委員会あるいは他の委員会でも取り上げられたようですが、私のほうにも、現地の住民の方々、また県民のほうからいろいろの要求が出てきております。そこで、いまさら古傷をあさるな、あるいは、ああいう戦時中のことだからそっとしておいてもいいのじゃないかという言い分もいろいろあるようですが、私たちは、そういうむごい事件というもの、殺害事件というものを、ただ感傷的にとらえてはならない。むしろその本質というものが一体何であったかということを、政……

第68回国会 内閣委員会 第17号(1972/05/10、32期、日本社会党)

○上原委員 沖繩の本土復帰もあと余すところ五日後になりましたが、なおかついろいろの問題をかかえて、県民が五月十五日の施政権返還ということを心から喜ぶことができない現地の状況であります。これまでも、軍用地の問題や基地の問題など、いろいろ政府の御見解をお尋ねをしてまいりましたが、きょうは、復帰を目前にして特に問題になっております軍用地の契約問題について、政府のお考えをお尋ねをしたいと思います。  そこで、軍用地をはじめとする公用地などの賃貸借契約の作業というものがどういうぐあいに進んでいるのか。政府の方針なり考え方というものは、しばしば本委員会なりあるいは沖特等でも述べてきておるわけですが、現段階……

第68回国会 内閣委員会 第24号(1972/05/23、32期、日本社会党)

○上原委員 私は、きょうは、できたら沖繩の物価問題についてひとつお尋ねをしたいというふうに思っておったのですが、いろいろ都合で、物価問題についてはまた後日取り上げるといたしまして、関連質問として先ほど来問題になっております沖繩の嘉手納空軍基地へのB52の去る二十日再飛来したことについて、お尋ねしたいと思います。  これまでいろいろと議論が取りかわされていたわけですが、五月十五日の復帰後わずか六日目に、戦略爆撃機、しかもベトナムで明らかに攻撃をしているB52が沖繩に再飛来をしたということは、きわめて重要な問題だと私たちとらえております。そのことは、共同声明発表以来、あるいは返還協定の審議過程にお……

第68回国会 予算委員会 第19号(1972/03/27、32期、日本社会党)

○上原委員 沖繩の施政権返還もいよいよ五月十五日と、あとわずかな期間を残すばかりとなったわけですが、これまで、沖繩問題にある意味では政治生命をかけて取り組んできて、あるいは、平和で豊かな新しい沖繩県づくりをやるんだということを、総理をはじめ各関係大臣も強調してこられました。 しかし、昨年の沖繩国会、あるいはいま持たれているこの国会においても、沖繩問題が国の重要な防衛、外交政策の課題としていろいろ議論されてまいりましたが、残念ながら私たちが求めてきた復帰の内容にはなっておりません。現地は、通貨問題、基地労働者に対する相次ぐ大量解雇、復帰不安というものが県民の生活にひしひしと押しつけられて、一体何……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○上原委員 最初に大臣にお尋ねしたいのですが、きょう所信表明が沖繩関係についてなされたわけですが、この所信表明を一読してうかがえますことは、やはり「沖繩の振興開発計画を促進し、民生の安定をはかるため、日米安保条約の指向する目的との調整をはかりつつ」あるという表現はありながらも、ひとつ沖繩の基地の整理縮小については努力していかれるのだという決意の一端をあらわしたものだと受け取るわけです。  そこで、これまでもたびたびお伺いをしてきたことなのですが、今後沖繩の基地の整理縮小を具体的に進めていかれるテンポの問題ですね。あるいはその構想、窓口はもちろん外務省になるでしょうが、防衛庁との関係もあるでしょ……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1973/03/29、33期、日本社会党)

○上原委員 時間が午前三十分しかありませんので、その範囲で、いま沖繩現地で大きな社会問題に発展しつつある那覇軍港における労働者の解雇問題について、労働大臣、関係政府委員の御意見なり、またこの問題にどう政府として対処してこられたのか、その点についてお尋ねをしたいと思います。  すでに新聞報道なりいろいろな面で、軍港湾労働者の解雇問題が持ち上がっておりますので、経緯等について政府の関係省庁もおわかりだと思います。そこで、三月三十一日付で千八十四名ですか、の労働者が全員解雇になるということは、これまでに類を見ない大きな問題だと私たち見ているわけです。  まずお尋ねしたいことは、運輸省は、この軍港湾の……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○上原委員 きょうは、沖繩の医療行政についてちょっとお尋ねをしたいと思います。先ほども同僚委員のほうから少しお触れになっておったのですが、復帰後の沖繩の医療行政が非常に混乱しているという点については、政府もわかっておられるかと思うのです。そこで、なぜこのような医療行政の混乱というものが起きたのか、その原因をどう把握しておられるのか、その点について、厚生省なりあるいは開発庁として御答弁を求めたいと思います。
【次の発言】 御承知のように、昨年五月の十五日復帰になりまして、従来の那覇病院が琉大の付属病院に移管されております。そこで文部省が来ておられると思うのですが、琉大付属病院の現在の陣容ですね、……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○上原委員 まず最初に外務省にお尋ねしたいのですが、去る四月十二日に金武のブルービーチで起きた事件に対して、最近米側は、公務中の事件だということで、第一次の裁判権を行使したいという正式な申し入れを行なったということが報道されております。それは事実なのか、また、それに対して外務省としてどういう報告を受けたのか、あるいはどういう対処策を持っておられるのか、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、司法当局に第一次裁判権の行使をしたいという米側の申し入れがあったという報告を受けているだけで、外交交渉レベルでこの問題に対してどう対処していくかということについての、政府側のお……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○上原委員 きょうは、基地公害の問題と、その他基地労働の問題で一、二点お尋ねをしたいと思うのです。  目下、国際環境デーですかが持たれておって、公害問題は国際的な課題であると同時に、私たち国民にとっても重要な政治課題になっております。特に沖繩においては、従来から基地公害の問題はいろいろな形で取り上げられてまいっているわけですが、最近の二、三の事例を見ましても、県民生活あるいは地域社会に重大な影響を与えていることがより明らかになってきております。そういう事情等も踏まえてのことかと思うのですが、環境庁は、五月の十五日から十九日まで約一週間ですか、沖繩の幾つかの基地の公害の実態調査をやったという報道……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1973/09/21、33期、日本社会党)

○上原委員 本日はおもに沖繩の航空運賃の問題を中心に、あと二、三点お尋ねをしたいと思います。  ただいま同僚委員のほうからも、沖繩の施政権返還後の物価問題あるいはその他の状況等について御指摘がありましたが、復帰してから一年四カ月の期間が経過をいたしましたが、当初私たち県民を含めあるいは政府の方々も含めて、想像できなかった、予見できなかった事情というのが出てきております。特に海洋博を沖繩で開催をし、復帰後の沖繩の経済開発あるいは社会基盤の整備等を進めていくという意味で当初の目的を立てられ、今日まできているわけですが、それが大きな要因となって、今日の物価高の問題、県民生活に及ぼしている影響というの……

第71回国会 内閣委員会 第15号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○上原委員 質問に入る前に、委員長に一言要望しておきたいのです。実は私、二時間ぐらい農林省に対する質問を申し入れてその準備をしてきたのですが、この委員会の議場に入ってから、三十分そこらしか時間がとれないということで、たいへん残念に思うのです。きょうのところは党の理事とも話し合いましたので、不本意ながら一応了解いたしますが、今後そういうことのないように取り扱うかどうか、まず委員長の見解を求めてから質問に入りたいと思います。
【次の発言】 そこで、時間がたいへん短縮されましたので、基本的な農政について、大臣並びに関係政府委員にお尋ねをしたいと思うのです。  本日たまたま、昭和四十七年度の農業白書に……

第71回国会 内閣委員会 第16号(1973/04/17、33期、日本社会党)

○上原委員 せんだって十三日の本委員会でもいろいろお尋ねしたわけですが、十二日に沖繩のブルービーチの演習場で起きた事件についてさらにお尋ねをしてみたいと思います。  十三日の段階で一応政府のとられた措置についての説明があったわけですけれども、その後の事件の捜査の進捗状況等々について、今日の段階までどうなっているのか、説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 先日の調査経過報告といいますか、あるいは現場の実況見分の経過説明とあまり変わらないわけですね。そこで、この事件のいわゆる核心ともいえるかと思うのですが、一体、裁判権の所属については、政府はどういう判断をしておられるのか。その点について、……

第71回国会 内閣委員会 第17号(1973/04/19、33期、日本社会党)

○上原委員 最初に、今回提出されました通商産業省設置法の一部を改正する法律案について、一、二点お伺いをしたいと思います。  設置法の一部を改正する法律案の趣旨説明につきましてはすでにお伺いをしたわけですが、今回かなり大幅な法改正を余儀なくされたということは、従来の政府あるいは省の産業政策が、一般的にいわれておるように、いわゆる輸出第一主義、あるいは経済第一主義、そういう面でいろいろな弊害が出てきた、そういった産業転換を含めて、機構改革と同時に、新しい経済体制、いわゆる公害問題なり経済第一主義ではなくして、人間優先といいますか、一般的にいわれているそういう反省点も含めてのこの法の改正提案なのか。……

第71回国会 内閣委員会 第20号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○上原委員 もうすでに多くの御先輩あるいは同僚議員のほうから質問がなされて、若干重複する面も出てくるかと思うのですが、今度の経企庁設置法の一部改正と関連させて若干お尋ねをしたいのであります。  法案の改正は、趣旨説明によりましても、機構改革をやって、いま国民が最も強い関心を持っておるし、また国民生活を圧迫している物価問題に対応していくために物価局を設けるんだ、そういうお考えで改正案が提示されたと承ったのですが、はたしていまの物価問題が物価局を設置していくという機構改革部門だけで事足りるかということは、もうどなたも否定しない疑問を持っておると思うのです。やはり物価問題というのは、単なる物価だけで……

第71回国会 内閣委員会 第23号(1973/05/10、33期、日本社会党)

○上原委員 今回提案されております恩給法等の一部を改正する法律案について若干お尋ねしたいわけです。  すでに同僚委員のほうからいろいろお尋ねもありましたので、部分的には重複する面もあろうかと思うのですが、基本的な点についてまずお伺いをしたいと思います。  恩給法の改正の経緯というのがかなりあるわけですが、一体、今後の恩給制度に対して、政府はどういう方向づけをしていかれようとしておられるのか。具体的に言いますと、恩給法の二条ノ二の解釈といいますか、に対する基本的な考え方について御見解を賜わりたいと思うのです。
【次の発言】 いま長々と御答弁いただいたのですが、もちろん私もずぶのしろうとで、恩給問……

第71回国会 内閣委員会 第24号(1973/05/11、33期、日本社会党)

○上原委員 提案されております建設省設置法の一部改正の法律案とは直接関係する質問でなくてたいへん恐縮ですが、せっかく大臣の御出席をいただいておりますので、二、三点お尋ねをしてみたいと思うのです。  本委員会でもたびたび話題になってきているわけですが、昭和五十年に予定されております沖繩のいわゆる国際海洋博覧会の開催の準備がいま着々と進められつつあります。 当初予期できなかったいろいろな意見が出てきております。その主要な原因については私が申し上げるまでもなく、すでに大臣はじめ関係者御理解をいただいていると思いますので、多くは触れません。特に関連公共事業部門の中に占める建設省関係の道路あるいは治水、……

第71回国会 内閣委員会 第27号(1973/06/07、33期、日本社会党)

○上原委員 時間がありませんので、二、三点だけ総理にお伺いをしたいと思います。  先ほど来同僚議員と政府のやりとりを聞いていますと、今回のいわゆる増原発言に対して、総理をはじめ政府の認識のしかたというのが、私はきわめて問題だと思うのです。多くは触れられませんが、事は国の政体の基本にかかわる、いわゆる根幹の問題だと私たち見ているわけです。そういう意味で、突っ込んだ論議というのが必要かと思うのですが、時間がありませんので、簡単に触れたいと思うのです。  そこで総理は、いわゆる増原発言というのは、天皇に御迷惑をかけたから個人の責任をとっておやめになったという理解のしかたなのか。国民に、憲法と天皇との……

第71回国会 内閣委員会 第33号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○上原委員 最初に防衛局長に一言お尋ねしたいと思います。あしたはどういう日ですか、知っておりますか。
【次の発言】 かなり時間がかかりましたので、さぞおわかりじゃなかったかと思います。後ほどまたいろいろ、なぜ私がそういうことを尋ねるか、議論を進めてまいりたいと思います。  そこで、質問がかなり多岐にわたるのですが、沖繩国会以来相当懸案にされている問題がございます。特にいわゆる防衛二法といわれている今回の法律改正案は、わが国のこれからの防衛、外交問題含めて重要な課題ですが、とりわけ返還後の沖繩に対しての自衛隊配備の問題が中心課題になっておることもありまして、私はきょうは、自衛隊配備の問題、基地の……

第71回国会 内閣委員会 第36号(1973/06/29、33期、日本社会党)

○上原委員 提案されております法務省設置法の  一部を改正する法律案の中で、沖繩関係の改正条項もありますので、その点と関連をして二、三点お尋ねをしたいと思います。  まあ私は、法律というのは守るべきものであるという程度は理解をしておりますが、全く法律のしろうとでありますので、別に法律論をやろうとは思いません。しかし、復帰前後の沖繩の人権擁護あるいは県民生活とのかかわり合いでいろいろな問題が惹起をしてきていることは、大臣をはじめ関係者御案内のとおりだと思うのです。そういう事実関係をあげながらお尋ねをしますので、できるだけ明確な御答弁を求めたいと思います。きょうはきわめて簡潔に、早目に切りあげたい……

第71回国会 内閣委員会 第38号(1973/07/05、33期、日本社会党)

○上原委員 提案されました厚生省設置法の一部を改正する法律案について若干の点と、それからその後沖繩の医療行政について二、三点お尋ねをしたいと思います。  すでに議論された点もあって、若干重複する面もあろうかと思うのですが、今回の改正案を見ますと、各種審議会の廃止統合ということがうたわれております。これを統合することによってどういう行政効果があらわれるのかという疑問を持つわけですね。したがって、その趣旨について若干理由などが述べられているんですが、「中央精神衛生審議会、栄養審議会、結核予防審議会及び伝染病予防調査会を廃止し、新たに公衆衛生審議会を設置する」、このことによる行政面の、あるいはまたサ……

第71回国会 内閣委員会 第48号(1973/08/28、33期、日本社会党)

○上原委員 一点だけちょっと関連でお伺いをしておきたいのですが、いま大出先生御質問のように、一つはマリーン関係、いわゆるバック・サービスの賃金持ち逃げの問題があるわけですね、七百三十八名。あと一つは、これもマリーンですが、六月二十七日、正確にはアメリカの新しい会計年度、七月一日から九百二十六名。正確には八百六十八名だという数字もありますけれども、これが即時解雇になっているわけです。  旧四種雇用員の問題というのは、もう本委員会でも、あるいは沖特その他でも、今日まで軍港湾の問題も含めて、何回か大出先生あるいは私も取り上げてきたわけですが、いま総務長官、大臣が御答弁するような方向で解決をしていない……

第71回国会 内閣委員会 第53号(1973/11/16、33期、日本社会党)

○上原委員 いま、太陽とともに仕事をしてほしいという意見もありましたので、なるべく簡潔に二、三点お尋ねしますので、ひとつ御回答をお願いしたいと思います。  きょう三点ほど質問の準備をしているのですが、最初に、駐留軍関係の賃金問題についてお尋ねをしたいと思うのです。これは間接的には公務員の賃金とも関係しますので、それが一つと、二点目に、駐留軍の特別給付金の支給基準の改定問題について、三点目に、長い間の懸案事項になっております沖繩の旧四種雇用員の問題、この三つの点についてお尋ねしますので、前向きの御答弁をいただきたいと思うのです。  そこで、公務員関係の賃金は、すでに決定をされて、支払いもなされた……

第71回国会 農林水産委員会 第57号(1973/11/09、33期、日本社会党)

○上原委員 先ほど来沖繩の糖業問題、特にキビ価格の問題について同僚議員のほうから御質問があるわけですが、私も限られた時間でございますので、キビ価格の問題を中心に、今後の沖繩の農業あるいは沖繩の農政の位置づけというものを政府がどう考えておられるのか、あらためてお尋ねをしたいと思います。  まず冒頭申し上げたいことは、キビ作農家の問題について、価格の問題について、与野党の議員を問わず深刻に受けとめているというこの事態を政府は理解をしていただきたい。沖繩の農業、当面するキビ価格の問題はもう単に政党政派の問題でない、イデオロギーの立場で考えられる問題でなくして、まさに沖繩の農民の死活の問題であるという……

第71回国会 予算委員会 第12号(1973/02/13、33期、日本社会党)

○上原委員 私はこれから、主として復帰後の沖繩問題について、各関係大臣にいろいろお尋ねをしていきたいと思います。  政府が進めてまいりました沖繩の施政権返還、確かに昨年五月十五日に実現をいたしましたが、昨年五月十五日の段階にくるまで、いろいろ議論があったことも御案内のとおりであります。核抜き本土並みあるいは平和で豊かな沖繩県づくりということを、政府の首脳は国会内外を通して強調されてきたわけですが、はたして、政府がお進めになってきた返還の内容というものを、およそ返還後十カ月を迎えている今日、百万県民を含め、あるいは国民の方々がどう受けとめているのか、まず返還後の沖繩の現状認識について、政府はどの……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1973/12/20、33期、日本社会党)

○上原委員 質問に入る前に、ちょっと委員長に要望したいのですが、政府委員は外務省お見えになっているのですが、防衛施設庁がまだ見えていないのですが、どうなっているのですか。
【次の発言】 私は、沖繩の米軍基地の整理縮小問題について、おもにお尋ねをしてみたいと思うのです。  御承知のように、今年の一月二十三日、第十四回日米安全保障協議委員会において、本土を含めて基地の整理統合縮小計画というものが発表されました。さらに本年六月十五日の、日米合同委員会において沖繩の施設、区域の返還について発表がなされました。その過程で、日米両国政府で今後も引き続き基地の整理統合縮小について話し合いを進めていくというこ……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1974/02/15、33期、日本社会党)

○上原委員 先ほど来お二人の同僚委員のほうから、いろいろ沖繩の最近の問題、あるいは復帰後の振興開発をめぐっての問題等についての議論がございましたが、立場の違いあるいはとらえ方の視点の異なった面はあるにしましても、与野党の委員が取り上げておられる問題の切実さというのはそう大差はないと私は受けとめておるわけです。  そこで、この種の問題につきましては、今日まで本委員会でもほかの委員会でも再三再四議論をし、政府の御見解なり御答弁を賜わってきたのですが、率直に申し上げてなかなか問題が思うように解決をしない。あるいは解決しないどころか、むしろ後退をし、県民に政治に対しての不安、不信というものを与える。そ……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○上原委員 最初にお尋ねしたいんですが、官房副長官わざわざおいでいただきましたので、約束の時間かなり詰まりましたので、簡単にお尋ねをしたいと思います。  すでに御承知のように、三月二日午前十一時過ぎ、那覇市小禄の工事現場で不発弾あるいは旧日本軍が埋めたとみられる爆雷の爆発事故が起きまして、死者四名、重軽傷者三十二名、家屋の全壊あるいは半壊、損失を受けたもの八十戸余り、車両四十一台余の被害を受けております。この件につきましては、政府としてもそれなりの実情調査あるいは対策をお考えのようであると伺っております。昨日も、総理府総務長官、官房副長官にもお会いをして、早急にこの種事故が再発しない対策をとる……

第72回国会 内閣委員会 第11号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○上原委員 予定の時間がかなり狂ってしまいましたので、分科会のこともありますから、私も簡単に同和問題を二、三点、別の件でお尋ねさしていただきたいと思います。  すでに同僚先輩委員のほうから、この今回出されました同和対策協議会設置に伴う法律の改正についてのいろいろな質問なりはあったと思いますので、あまり重複はさせたくございません。  そこで、若干同じ質問になって、恐縮する点もあるかと思うのですが、今日まで同和対策を、政府は特別措置法を制定されて、十カ年計画でいろいろ総体的な対策を進めてこられた。すでに前期五カ年の年期は過ぎようとしております。もういよいよ後期の計画に着手しなければいけない、そうい……

第72回国会 内閣委員会 第16号(1974/03/28、33期、日本社会党)

○上原委員 できますれば、提案されている法案の件についても触れたいのですが、どうしても取り上げておかなければいかない問題が二、三ございますので、最初に、その点から質問をさせていただきたいと思います。  実は三月五日の沖特委でも、これから取り上げる問題につきましては、いろいろ施設庁長官あるいは労務部長、またアメリカ局長の御見解などもお尋ねをしましたが、例の牧港補給基地で起きた――去る一月二日に解雇通告を受けて、三月三十一日、きょうは二十八日ですから、あと三日もたてば解雇になるというせっぱ詰まった段階まで来ております。  そこで、せんだっての沖特委でのお尋ねの場合は、いろいろ議論をいたしましたが、……

第72回国会 内閣委員会 第17号(1974/04/02、33期、日本社会党)

○上原委員 最初に一、二点、この法案に関係する点でお尋ねをしたいと思います。  先ほど来、御議論がありましたように、今回の自衛隊職員の特例退職手当の改正の内容ですが、すでにお話がありましたので、若干重複する面もあろうかと思うのですが、自衛隊隊員の充足率というのが非常に問題視されております。さらに退職をしていく職員あるいは隊員の数が年々増加をしている、そういういろいろな防衛庁なりの事情もあって、この法案改正というのも提出されたと思うのですが、一体、こういう措置をとることによって、現在の自衛隊のいわゆる人員確保の問題なり、あるいは自衛官の言動といいますか、そういう面で――しばしば問題が出ております……

第72回国会 内閣委員会 第18号(1974/04/04、33期、日本社会党)

○上原委員 まず、原案並びに修正案に対する反対の討論をいたしたいと思います。  この法律案は、原案のほうは、航空手当等の最高支給割合を改めること、自衛隊職員の任期期間を定めて、任用されている自衛官に対する退職手当を増額するということが原案のおもな趣旨になっております。  委員会審査を通して明らかにされたことは、まず任用自衛官に対する退職手当をなぜ増額をせねばいけないのか、確たる根拠というものが十分明らかにされなかった点は、きわめて遺憾であります。  さらに、政府側の御答弁の中でも、自衛隊の足どめ策の一環としてこういう退職手当の増額がなされたというように受け取れる御発言もございました。  そうい……

第72回国会 内閣委員会 第24号(1974/04/25、33期、日本社会党)

○上原委員 ちょっと関連でお許しいただきたいのです。いま大型スーパーの件が出ましたので、せんだっての質問でも、若干触れたいと思ったのですが、時間の関係もありまして……。実は、きょうも関連でお願いしてあったのですが、時間帯がなかなかむずかしいということで保留をしてございました。  そこで、沖繩の場合、特に小売店舗が多いということと、復帰後、中小零細小売店の方々、中小企業の方々が、制度的にも金融面でも、あるいは自力更生の面でも、本土と比較して非常なハンディをかかえておられる。そういう中で復帰後、どんどん本土企業の進出あるいはいまあげられたダイエースーパー等の進出計画がなされて、地元の小売業者に大き……

第72回国会 内閣委員会 第25号(1974/04/26、33期、日本社会党)

○上原委員 この運輸省設置法の一部改正、いわゆる那覇に新しく航空交通管制部を設置するという件については、すでに二、三の同僚議員のほうから、いろいろ質問があったわけですが、なお、釈然としない面が相当残されております。そこで、特に私は、沖繩の出身であるという立場においても、この航空交通管制部の設置の件あるいは沖繩の空の安全性、米軍とのかかわり合いについて、非常に関心を持ってきた一人でございます。そういう立場も含めて、これからお尋ねをしていきたいと思いますが、何ぶん時間がかなり制約を受けそうですので、要点的にお尋ねをさせていただきたいと思います。  そこで、まず最初に、航空交通管制業務の範囲というか……

第72回国会 内閣委員会 第26号(1974/05/07、33期、日本社会党)

○上原委員 いまの和田委員の御質問に、直接関連しないで恐縮ですが、時間の制限がありますので、一、二問だけお許しを願いたいと思います。  実は、連休前の給与法改定のときにお尋ねしたかったのですが、あのときも、いろいろ時間的な制約がありまして、お尋ねができませんでしたが、駐留軍関係の例の期末手当〇・三カ月の増額分については、昨年の改定段階から日米間の話し合いが合意に達せず、今日まで持ち越しになりまして、結果的には〇・五カ月分が三月末までに支給されて、改定されたいわゆる〇・三カ月分というのは、まだ駐留軍関係については、実際支給されていない状況なんです。  いろいろ非公式にお尋ねをしてきたのですが、な……

第72回国会 内閣委員会 第27号(1974/05/09、33期、日本社会党)

○上原委員 ちょっと恐縮ですが、関連で一、二点お尋ねさしていただきたいと思うのです。  実は、基地周辺の生活環境の整備という法案を議題にいま審査が進められているわけですが、残念ながら基地が存在するがゆえに、いろんな不幸な事件なり地域住民に大きな被害を与えてきているというのが偽らない現状であります。昨晩からけさにかけて、沖繩でまたたいへんけしからぬ米軍の犯罪行為が起きたという報告を先ほど受けましたので、この件について緊急にお尋ねをさしていただきたいと思います。  時間の関係もありますので、まだ事件の全貌は明らかにされておりませんが、私のほうでかいつまんで申し上げますと、私の受けた報告では、昨日午……

第72回国会 内閣委員会 第29号(1974/05/14、33期、日本社会党)

○上原委員 先ほど来、同僚委員のほうからいろいろ、いま提案されております法案についての御質問なり、あるいは政府のそれに対する御答弁もあったわけですが、質問が重複する形になる、あるいは焼き直しになる面もあって恐縮ですが、四、五点お尋ねをさしていただきたいと思います。  そこで、先日からやりとりを聞いておりますと、この国土開発庁設置法が出された当初の段階においては、すでに指摘されております国総法というものを受けて、それを推進していく所管官庁を設置するというかっこう、かっこうといいますか、そういう目的で提案されたと思うんですね。しかし、今日国総法そのものが全面的に改正といいますか、あるいは当初の開発……

第72回国会 内閣委員会 第30号(1974/05/16、33期、日本社会党)

○上原委員 この防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律案については、すでに各委員から問題点なども御指摘があって、政府の考え方なり、あるいはこの法案に盛られている内容についても、おおむね議論されたような感を受けるわけですが、まだまだ釈然としない面が多々ございますので、法案を中心にしばらくお尋ねをさしていただきたいと思います。  そこで、法律案の要綱などあるいは趣旨説明の中で提案理由が説明をされているわけですが、まず、内容をより明確にしておく意味において、順を追ってお尋ねしていきたいと思うのです。  従来の周辺整備法は「施設の運用により生ずる障害の防止」ということが主になっておったように思いま……

第72回国会 内閣委員会 第32号(1974/05/21、33期、日本社会党)

○上原委員 もうすでに多くの先輩、同僚議員のほうから、提案されております恩給法の一部改正について質疑がなされておりますし、時間もかなり経過しておりますから、できるだけ簡潔に、四、五点お尋ねをさせていただきたいと思います。若干同じような内容の質問になるかと思うのですが、私のように純真な委員が質問するとお答えも変わるかと思いますので、その点、御了承をいただきたいと思います。  そこで、昨年も少しばかり触れたのですが、いろいろ質疑応答を聞いて感ずることは、まず恩給とは一体どういうものなのかという点が非常にぼかされているような感を受けます。そこで、やはり社会保障の一環として、あくまで老後の生活保障もし……

第72回国会 内閣委員会 第33号(1974/05/23、33期、日本社会党)

○上原委員 かなり時間が経過してきておりますが、あとしばらくおつき合いを願いたいと思います。  環境庁長官がちょっと席をはずしていらっしゃいますので、最初に、行管庁長官にお尋ねをしたいのですが、今回のこの設置法の一部改正の件で、すでに同僚議員から問題指摘がございましたが、本来、大臣庁には部を設置することはできないわけですが、たまたま国土総合開発庁設置法の一部改正の、しかも附則のほうで、法律改正をして部の設置をやろうとしております。また、閣僚の数の増員にしましても、開発庁設置法の附則のほうで増員をしようとしておる。こういうのは、本来あるべき姿ではないと思うのです。行政組織法の改正なり、本来の方向……

第72回国会 予算委員会 第19号(1974/02/21、33期、日本社会党)

○上原委員 私は、限られた時間ですので、おもに第十四回日米安保協議委員会で合意を見た、いわゆる本土の関東計画といいますか、基地の整理縮小問題、そして先般第十五回の安保協議委員会で合意に達したといわれておる、沖繩の基地の整理問題とのかかわり合いでお尋ねをしたいと思います。  本論に入る前に一、二点ばかり、最近の自衛隊の勧誘問題、あるいは自衛隊員が乱暴行為をやったという記事なり報告を受けております。それについてまずお尋ねをしておきたいと思うのです。  一つは、仙台における自衛隊員を勧誘する問題ですが、知恵おくれの青年を無理やりに自衛隊に入隊をせしめようとしたという新聞報道なり、また、確かめてみまし……

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、日本社会党)

○上原委員 最初に長官にお尋ねしたいのですが、時間が非常に限られておりますので……。  いま國場委員のほうからも質問があったのですが、昨日、アテネ―ローマ間の日本人を乗せたTWA機が墜落事故を起こしております。きわめて不幸な事件だというお答えがあったのですが、こういう不幸な事故が起きた場合、日本人の乗客がおったときは、たとえばパリで起きた事故なども、運輸省など政府代表としてさっそく現地に専門家を派遣をして、事故の調査、あるいはその事故にあった方々の処理について政府の対策というのがこれまでは緊急になされておったと私は思うのです。政府は、今回のこの事故の場合においても、政府代表なり、あるいは運輸省……

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1974/11/14、33期、日本社会党)

○上原委員 時間が短いので、きょうは、いま美濃委員のほうからもお尋ねございましたが、キビの問題一本にしぼって政府の考え方をお聞かせいただきたいと思います。  そこで、まず最初に農林省にお尋ねいたしますが、今年四月二日に甘味資源審議会の建議が出されております。それに対する政府の見解を求めたいと思います。
【次の発言】 それを出されたのは九月二日ですか、四月二日ですか。
【次の発言】 私の資料では、四月の二日に甘味審議会の建議が出ていると思うのです。これについてどういう見解を持っておられるのか。いま検討していないということですが、それならそれは問題なんだ。

第74回国会 内閣委員会 第1号(1974/12/18、33期、日本社会党)

○上原委員 私は、いま大出先輩のほうから、公務員給与については、いろいろ詳細にわたってお尋ねがありましたので、そのことは省きまして、ややもすると公務員賃金といいますか、公務員給与改定の陰に隠れて、なお深刻な問題となりつつある駐留軍労務者の給与改定というものが、あまり国会においても議論されない面もあるわけですから、これまで関係をしてきた立場もありますので……。  従来、駐留軍労働者の賃金改定についても、公務員給与と同時同率という一つの原則のもとに、今日まで年々ベア改定その他がなされてきているわけですが、今日、大量解雇の問題なりいろいろな面で、日米間の政府交渉も非常に難渋しているということを承って……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○上原委員 その前に一点だけ確かめておきたいのですが、県道百四号線の件につきましては、あすの防衛庁関係の分科会で新たな角度から、もう一度お尋ねしたいのですが、現段階で米側が演習をしたいという申し入れは来ているのか、いないのか。
【次の発言】 そうしますと、従来どおり事前に通告はあるわけですね。
【次の発言】 何日前に通告することになっていますか。
【次の発言】 今後も最低一週間という期間事前通告というものは、どういう事態になっても米側が崩すことはありませんね。
【次の発言】 そうしますと、那覇施設局が関係市町村機関に通告するのはどういうことになりますか。

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1975/05/22、33期、日本社会党)

○上原委員 沖繩が復帰して満三年を迎えて、四年目に入っているわけですが、ますますいろんな問題が噴出をして、県民は一体何のために復帰したのかという心情というものも非常に強い状況にあることは、特に担当大臣であられる開発庁長官はよく御案内のことだと思うのですが、基地問題につきましては後ほど外務大臣にまとめてお尋ねするとして、きょうは限られた時間でありますので、七月二十日を目前に控えて、いよいよ海洋博の開催というのが行われるわけですが、これまでも振興開発計画をめぐって、あるいは海洋博プロジェクトをめぐって、いろんな議論を本委員会なりその他の委員会でもやってまいりましたが、当初海洋博が計画された時点と、……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1975/09/10、33期、日本社会党)

○上原委員 きょうの委員会は時間が細切れになるようで、大変質問もやりにくいのですが、私は、わずかな時間ですので、きょうは問題を一点にしぼってお尋ねをしたいと思いますので、ひとつ政府もそのつもりで御答弁をいただきたいと思います。  これまでもたびたび、予算の分科会なりあるいは本委員会でも、沖繩の基地公害の問題について取り上げてきたのですが、広大な軍事基地を擁しているがゆえに、なかなか基地公害問題が後を絶たない。そこできょうは、政府は一体沖繩の基地公害についてこれまでどのようにその防止のための対処策を講じてきたのか、また現に発生しておる基地公害について政府の立場からどのように対処しようとしておられ……

第75回国会 内閣委員会 第3号(1975/02/20、33期、日本社会党)

○上原委員 まず最初に、提案されております法案について一、二点お伺いをしておきたいと思います。  今回、少年自然の家を国の管轄下に置くということが出されているわけですが、そのねらいは一体どこに置いているのか、まず、そこいらからお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 いまおっしゃるように、従来、公立の少年の家も各都道府県なりに相当あるようですが、それでは十分な実を上げ得なかった、さらに広域交流なり実験その他をもっと充実といいますか、強化をしていく上で国立少年自然の家を設置したいということですが、その場合に、特に青年の家の運用管理を見ても、せんだっても本委員会で若干議論がございましたが、……

第75回国会 内閣委員会 第4号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○上原委員 寒冷地手当法の一部改正案が出ているわけですが、これと関連をして、冷たい、寒い話だけじゃなくして、少し暖かい、暑いところの話もしておかなきゃいかぬじゃないかと思いまして、それについて総理府あるいは人事院の御見解を承っておきたいと思います。  沖繩開発庁の出先である総合事務局なり、あるいは復帰後、国家公務員として沖繩本島、宮古、八重山等、沖繩県下に勤務する公務員の皆さんから、暑い夏の期間の何らかの手当というものが必要じゃないかという声が非常に強かったのです。もちろんまだ、特殊地域手当とか、あるいは酷暑手当、そのほかいろいろ仮称で呼ばれているのですが、この件については、人事院はどういうお……

第75回国会 内閣委員会 第7号(1975/03/18、33期、日本社会党)

○上原委員 最初に、提案されました法案について一、二点だけお尋ねをしておきたいと思います。  在外公館に勤務する外務公務員の給与を改定する際の基準は、一体どういうふうになっているのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、物価その他の生活費が高くなったが、特に高くなった在外公館、いわゆる国はどこですか。
【次の発言】 いま物価上昇が非常に激しいので改定をせざるを得ない。もちろん、そのほかにもいろいろ要素があると思います。そこで今回の改定率は平均でどのくらいの上昇なのか。また在外公館に勤務をする職員が、十分その職責なりを果たす面において、今回の改定内容で今後も十分対応していける……

第75回国会 内閣委員会 第14号(1975/05/06、33期、日本社会党)

○上原委員 提案されております恩給法等の一部を改正する法律案の内容につきましては、もうすでに先輩あるいは同僚委員の方からいろいろお尋ねもありましたし、問題点なども大方指摘をされたような感を受けるのですが、私も若干お尋ねをさしていただきたいと思います。  そこで、恩給局として、政府としてといいますか、この恩給問題はすでにいろいろ議論されてきているわけですが、今後はどういう問題点があると認識をしておられるのか。将来改善をするという方向で行くとするならば、どのような問題点を重視して、より合理的といいますか、あるいは公正を期す恩給内容に持っていくべきだという、一応これまでの議論を通しての感じなども含め……

第75回国会 内閣委員会 第16号(1975/05/08、33期、日本社会党)

○上原委員 ちょっと関連でお尋ねさしていただきたいのですが、関連ですので多くを申し上げませんが、最初に、今回政府が第一次裁判権を放棄したのじゃない、日本側の立場は維持しながら、裁判権を行使しないという見解なんですが、私は、このとった措置に対して強く抗議をすると同時に、断じて承服できないということを表明しておきたいと思います。ましていわんや、先月の十九日に女子中学生二人が白昼暴行事件を受けているさなかに、事もあろうに、約一年近くもかかって、検察側あるいは法務省側も、当初から十分な反証があると言いながら今日の事態になったということは、いかに外務省当局の姿勢というものが、この種の事件に対して弱腰であ……

第75回国会 内閣委員会 第18号(1975/05/23、33期、日本社会党)

○上原委員 私は、いま審議が継続されております許可、認可等の整理に関する法律案について、二、三点お尋ねをしたいと思います。  特に問題になっておりました外人登録法の一部改正の部分が全面的に削除されたこともありまして、それ以外若干問題もありますが、一応議論もされてきたのですが、いま一、二点、特に不動産登記の件と金融公庫法の一部改正と関連させて住宅問題等について、時間の範囲でお尋ねをしてみたいと思うのです。  その前に、せっかく長官もお見えですからちょっと触れたいのですが、行政管理庁の性格といいますか、本来の行管の職務権限というものが、許認可法案に関して出された法案などを見ても、設置法でうたわれて……

第75回国会 農林水産委員会 第11号(1975/03/06、33期、日本社会党)

○上原委員 私は、きょうは特にパイン問題でいろいろお尋ねをさせていただきたいと思います。  特に、沖繩のパイン産業の問題というのは、今日に始まったことではございませんが、最近、政府も御案内のように、非常な危機に直面をしてきております。予算委員会の分科会などでも、ある程度の政府の対策なりあるいは考え方というものをただしてまいりましたが、きょうはさらに進めて、政府は今後一体どうしていくのかということでお尋ねをしながら、また、若干提案もしていきたいと思います。  そこで、今日のパイン産業の危機をもたらした原因というものはいろいろ指摘されているわけですが、しかし、昨年の七月段階あるいは九月段階において……

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1975/09/11、33期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、松本忠助君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1975/11/20、33期、日本社会党)

○上原委員 どうも質問の時間が非常に中途半端になって、何をお尋ねしようにもまとまった質問ができないような状況なんですが、わずか三十分ですから、私はパイン問題とキビ価格の件についてちょっとお尋ねをしておきたいと思うのです。  そこで、冒頭少し愚痴っぽい質問になるかと思うのですが、先ほどからいろいろありますように、海洋博は沈没するし、失業率は全国の三倍、基地は全国の二倍、パインはつくっても売れない、サトウキビは買いたたかれるということで、おまけに殺し屋B52はやってくる。何か復帰をしたってちっとも県民の生活の安定といいますか、あるいは県民が望む社会的環境というのはつくれない状況なんですね。こういう……

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1975/12/18、33期、日本社会党)

○上原委員 きょうは、この間の内閣委員会でちょっとお尋ね不足の面がありますので、特に沖繩の軍用地返還の問題と関連をしてお尋ねをしてみたいと思うのです。  最初に、これまでも何回かお尋ねをしてきたのですが、那覇の空軍・海軍補助施設、いわゆる那覇基地全体の返還の問題はどうなっているのかということなんですね。P3移転ということで、空港部門は大体今年の六月ごろまでに返還されている、あるいはまた現在返還されつつある部門もあるわけですが、いつかも指摘をしましたが、県民の側からすると、那覇空港の返還というのは、那覇基地全体の返還だというふうに受けとめておった節があるわけですね。返還協定の審議時点から非常に問……

第76回国会 内閣委員会 第2号(1975/10/30、33期、日本社会党)

○上原委員 せっかく公務員給与法案が審議されておりますので、それと直接関係ないといえるかもしれませんが、従来公務員と同時同率の方針で決められてきた駐留軍の労務者の賃金問題について、給与法案審議の過程で全く触れないわけにはまいりませんので、その問題を中心にお尋ねをさせていただきたいと思います。  そこで、基地労働の賃金問題を中心にお尋ねするつもりですが、これまでの若干の経過もありますので、また人事院総裁の御日程もあるようですから、せんだっても本委員会で私、人事院にお尋ねをしておいたのですが、沖繩地域に勤務をする公務員のいわゆる特殊地域手当といいますか、あるいは酷暑手当というようなことについて、人……

第76回国会 内閣委員会 第5号(1975/11/18、33期、日本社会党)

○上原委員 これまでも各同僚委員の方から、今度の設置法の一部改正についてあるいはまた原子力行政についていろいろお尋ねがあったわけですが、若干重複する面もあると思いますが、少しばかりお尋ねをさせていただきたいと思います。  いろいろ大臣なり局長などの御答弁を聞いておりますと、設置法の一部を改正して安全局を設けることによって、これまでの原子力行政なりあるいは「むつ」問題、いろいろ政府がやってきたことに対する不信なりというものが解消されるかのような印象を与えているのじゃないかという感じを持ちながらお尋ねを聞いておったのですが、どうも原子力行政に対する一連の政府の基本的な姿勢ということが私は非常に問題……

第76回国会 内閣委員会 第7号(1975/12/05、33期、日本社会党)

○上原委員 提案されております法案そのものには、われわれとしましてもさほど問題はございませんし、また、すでにパプア・ニューギニアの独立がなされておって、その必要性といいますか、急がねばならないという状況もあるかと思いますが、その点は委員長の御要望もございましたし、党としても早急に処理をしていきたい、そういう立場に立っております。  そこで、せっかく大臣も御出席でございますし、外交問題についてお尋ねをする機会も今国会は余りなかったような感じもしますので、ごく限られた時間でございますが、当面しております外交課題について、少しばかりお尋ねさしていただきたいと思います。  申し上げるまでもなく、最近の……

第76回国会 内閣委員会 第8号(1975/12/09、33期、日本社会党)

○上原委員 三木内閣が誕生してちょうど一年目を迎えております。ということは、坂田さんも防衛庁長官に御就任なされてからちょうど満一年を迎えたということになると思います。そこで、この一年間、特に四次防の問題なりあるいは四次防後の防衛力整備計画、またこれまで余り前面に出てこなかった日米安保条約に基づく日米防衛分担の問題等々、従来のわが国の防衛基本政策といいますか、防衛構想に相当重要な検討を加えていこうとする動きが非常に強かったのじゃないかという感じを持つわけです。  そこで、これから具体的に問題点についてお尋ねをしてまいりますが、まずこの一年間を振り返ってみて、防衛庁の内部の問題なり、あるいは警察予……

第76回国会 内閣委員会 第9号(1975/12/11、33期、日本社会党)

○上原委員 いま長官の方から平和時における基地の安定的使用というような御発言もありましたし、また基地提供は日本側の義務なんだということが、安保条約上そうなっているということが強調されているわけですが、一昨日の本委員会でも私この問題を少し取り上げましたが、なかなか納得しかねる面もありますし、相当その考え方の基本において食い違いを見せている感を受けているわけです。  そこで端的にお伺いをしておきたいのですが、もうすでにけさのニュースなり新聞などにも報道されておることですが、昨日沖繩県恩納村の安富祖という部落で野良作業をしておるところに、米軍の演習による実弾射撃であるとのこともありますし、米軍演習に……

第76回国会 内閣委員会 第10号(1975/12/16、33期、日本社会党)

○上原委員 冒頭、委員長にも御要望を少し申し上げておきたいのですが、時間もかなり経過しておりますし、委員長もお疲れでしょうし、またお待ちになっている先生方にも余り御無理を申し上げるわけにもいきませんので、できるだけ簡潔にやりたいのですが、政府もひとつそういうお立場で御答弁をいただきたいと思います。  そこで最初に、せんだって質問で保留いたしておきました核問題について、私は具体的に二カ所の場所と弾薬庫のナンバーまで指定して、一つはビルナンバーですが、指定をして、復帰前の核の貯蔵については私は疑いないと見ているし、復帰後も恐らく貯蔵されているのじゃないかという疑惑がきわめて濃いという点を指摘をして……

第77回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1976/07/09、33期、日本社会党)

○上原委員 いま安井先生の御質問に対して防衛庁長官と政府の方から答弁があったのですが、聞いておって、全く沖繩の県民のこの一〇四号線をはさんでの実弾射撃演習に対する反対の背景なり歴史的な経緯というものを理解しない、ぬけぬけと大臣であろうともそういうことをおっしゃるところに、私は改めて強い憤りを禁じ得ません。冗談じゃないですよ、あなたがおっしゃっていることは。  そこで、時間の範囲でお尋ねをしていきますが、先ほどの今回の実弾演習をめぐっての報告も実に形式的な、だれが書いたか知りませんが、職員の書いたものを棒読みなさる。これまた全くけしからぬことなんですね。政治家であり、日本の防衛問題なり基地問題を……

第77回国会 内閣委員会 第3号(1976/03/02、33期、日本社会党)

○上原委員 いま恩給法等の一部を改正する法案の趣旨が説明されたのですが、これとの関連でこれから若干お尋ねをしていきたいと思いますが、御承知のように、現在、ロッキード問題で国会の予算委員会初め各委員会とも非常に緊迫した面がございます。同時にまた、このロッキードの問題をめぐる、いわゆる対日政治工作資金等の問題あるいはわが国の防衛にかかわる面等について多くの疑惑が持たれておりますし、国民大衆もその真相究明、解明を早急にやるべきであるという強い関心と注目を持たれているものと私たちは判断をいたします。  そこで、本来ですと、特に本委員会は防衛問題を担当する委員会でもございますし、これらの諸問題を究明をし……

第77回国会 内閣委員会 第6号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○上原委員 まず最初に、法案について一、二点お伺いをしておきたいと思うのです。すでに、この公務員の災害補償法案につきましては各委員の方からもお尋ねがありましたので、ごく簡単にお尋ねをさせていただきたいのです。  今回のこの改正案を見てみますと、傷病補償年金制度を取り入れたこと、あるいは身体障害者に対する給付の改善、また他の年金との調整方法の改善面においてもかなり配慮をされたことは評価できるのではないかという気がいたします。しかし反面、傷病補償年金となる廃疾等級の面における第一級から第三級までの障害補償年金との関係において、やはりこれも第一級から第三級程度の傷病補償を予定しておられるのか、そうい……

第77回国会 内閣委員会 第7号(1976/05/13、33期、日本社会党)

○上原委員 法案の質問に入る前に、法務大臣に少し心境のほどをお尋ねしておきたい。  ロッキード問題との関連で、一、二問お尋ねしたいと思うのですけれども、昨日の法務委員会で、ロッキード問題との関連で、稻葉法相がかつて河本現通産相に児玉譽士夫を紹介したということが明るみに出ているわけです。その事実については、法務大臣もお認めになったようですが、国民はこの事実が明らかになったことによってかなりショックを受けたのではないかという感じを私は持っているわけです。私自身も、やはり稻葉法相もそういう経歴があるのかということを感じたわけです。といいますのは、児玉譽士夫といいますと、ロッキード汚職事件の中心人物だ……

第77回国会 内閣委員会 第12号(1976/07/14、33期、日本社会党)

○上原委員 外務大臣のお時間が半時間程度しかないということですので、質問の流れとして少しやりづらい点もあるのですが、最初に外務大臣にお尋ねをさしていただきたいと思います。  せんだっての沖特の委員会にも大臣の御都合でおいでいただけませんでしたので、主に沖繩の最近の基地問題とのかかわりでお尋ねしたいと思うのですが、その前に簡単に一点だけお聞きしておきたいことは、去る八日の日米安保協議委員会で、前から議論になってまいりました日米防衛協力小委員会が設置をされたということが報道されております。  そこで、この了解事項といいますか、これを見ますと、この第三項の中段から後段にかけて「緊急時における自衛隊と……

第77回国会 予算委員会 第23号(1976/03/04、33期、日本社会党)

○上原委員 私は、防衛庁が計画をしております次期対潜哨戒機の問題についてお尋ねをしてみたいと思います。  最初に防衛庁長官にお尋ねしたいのですが、いわゆるロッキード社の対日工作政治資金をめぐって、いま非常に国会で議論をされております。これはただ単に児玉や丸紅社を介しての全日空への介入ではなくして、国の防衛の基本にかかわるP3Cオライオンについても重大な疑惑が持たれていることは、国民をなお衝撃に陥れている大きな不信として出てきていると思うのです。一体これに対して防衛庁長官はどう考え、どういう対策をとろうとしているのか、まずその御見解を承っておきたいと思うのです。

第78回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1976/09/16、33期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、松本忠助君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第78回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1976/10/27、33期、日本社会党)

○上原委員 いま長官の方から沖繩の開発に対しての決意のほどが述べられたのですが、せんだって私も内閣委員会で給与関係法案の審査の際に、少しく、新しく沖繩開発庁長官も兼務された西村長官に沖繩に対しての基本姿勢といいますか、考え方をお尋ねしたのですが、きょうは、復帰後の沖繩の振興開発計画の進渉状況なりあるいは当面している幾つかの問題について、主として経済問題を中心にお尋ねをさせていただきたいと思います。  そこで最初に、去る二十三日に、非常に駆け足視察だと現地では言っているのですが、長官も日程の都合があったと思うので、その点は別として、沖繩に行かれて、いろいろ平良知事なり関係者から沖繩の問題について……

第78回国会 内閣委員会 第1号(1976/10/07、33期、日本社会党)

○上原委員 防衛庁長官初め長時間で大変お疲れでしょうが、あとしばらくおつき合いをいただきたいと思います。きょうは時間もかなり経過いたしておりますので、私もできるだけ簡潔に当面している幾つかの事案についてお尋ねをしておきたいと思います。  それで、すでに先輩、同僚議員の方々から御質問のあった点もあるいは一、二点あろうかと思うのですが、まず最初に、最近のわが国を取り巻く外交関係というものとの関連において、防衛問題が、いまさっきも受田先生からありましたが、非常に注目されている節があると私たち見ておるわけです。それはもっと防衛力を強化をしなければいけないという意見もあるでしょうし、あるいはかねがね私た……

第78回国会 内閣委員会 第3号(1976/10/14、33期、日本社会党)

○上原委員 新しい外務大臣になられてから、いろいろの外交問題が山積しているわけですが、私はきょうは、主に沖繩の施政権返還のときとの関連もありますので、最近日米間で交渉が進められてきたと伝えられております日米航空協定の点について、まずお尋ねをしてみたいと思うのです。そのほか駐留軍の労働問題、あるいは、これも沖繩返還当初からの懸案事項でございますが、VOA施設の移転に伴う従業員の処遇に関する問題、さらに最近沖繩県内で非常に大きなショックを与えている琉球海運の倒産問題など、いま申し上げた約五点ばかりのことについて、時間の範囲でお尋ねをさせていただきたいと思います。  そこで、まず日米航空協定のことに……

第78回国会 内閣委員会 第4号(1976/10/21、33期、日本社会党)

○上原委員 給与関係について少しばかりお尋ねしたいのですが、できれば少し時間をとっていろいろこの法案と関連する問題などもお尋ねをしたかったのですが、けさほどの理事会の模様なり、あるいは国会全般の日程からして今臨時国会余りゆとりもなさそうな気がいたしますので、どうしてもきょう二、三点お尋ねをしておかなければいかない点について質問をしておきたいと思います。  そこで、まず最初に人事院勧告のあり方についてでございますが、これは勧告がなされるたびに、あるいはまた給与法案を審議する過程でも絶えず指摘をされてきたことなんですが、現在の仕組みなり制度のあり方からして、大体七月ないし八月の勧告というのはあるい……

第78回国会 農林水産委員会 第6号(1976/10/26、33期、日本社会党)

○上原委員 私は、政府委員の方が着くのが少しおくれるということですので、最初に大臣にお尋ねをしたいと思うのですが、きょうは主にせんだって決定を見ましたてん菜糖の生産者価格との関連において近々決定が予想されておりますサトウキビの生産者価格の問題を中心にお尋ねをしたいと思うのです。  そこでまず最初に、国内の甘味資源の自給率の向上ということはこれまでもたびたび本委員会でも取り上げられ、また関係者からも強い要望が出されていることは御案内のとおりです。政府みずから生産目標も立てて、昭和五十六年までには国内自給率を二八%に持っていくということの決定を見ております。しかし、御案内のとおり年々向上するどころ……


34期(1976/12/05〜)

第79回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1976/12/25、34期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、稲富稜人君を委員長に推薦いたします。

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1976/12/30、34期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、稲富稜人君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は七名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1977/03/04、34期、日本社会党)

○上原委員 せんだって開発庁長官が本委員会で行いました所信表明につきまして、きょうはいろいろ時間の範囲内でお尋ねをしてみたいと思うのです。  所信表明ですから、いろいろと政治的な発言なり、まあちょっと表現を強めて言いますと、美辞麗句を並べなければならないということもわからぬわけではありませんが、私も沖繩国会から本委員会なりあるいはほかの委員会でも歴代の総理なり総務長官、開発庁長官の所信表明などをずっと聞かされてきたのですが、一貫してお述べになっておられることは、沖繩県民の多年の御苦労に報いるために、本土との格差を一日も早く是正をして、平和で豊かな沖繩県づくりに努力をするのだ、表現はそのままでな……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1977/04/01、34期、日本社会党)

○上原委員 きょうは、明日から本委員会が沖繩現地をいろいろ調査をするという日程もあって、政府から提案されております復帰特別措置法の一部改正に関連をして、ぜひ現地を見る前にいろいろ政府の考え方をお尋ねをしておかねばいかないというようなこともあって、関係大臣が参議院の予算委員会との関係もあっておいでいただけませんが、先ほど申し上げたようなことで、政府当局の御見解を聞いた上でさらに今後の審査に役立てたいと思いますので、ひとつ関係者の誠意ある御答弁をまずお願いをしたいと思います。  そこで、復帰特別措置法の改正全般につきましては、現地の関係者の御意見なり御要望なども承って、さらに後日お尋ねをしたいとも……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1977/04/08、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、きょうは幾つかの問題についてお尋ねをしたいわけですが、特に、かねてから問題になってまいりました旧日本軍が沖繩県内において取り上げた、強制収用といいますか、強制接収した土地の問題を中心にお尋ねしたいと考えております。  これを中心に取り上げるわけですが、せっかくせんだって本委員会から委員長を初め与野党の先生方に沖繩まで御足労をいただきましたし、先ほど委員長の方から調査結果についての概要も御報告がございましたので、委員長を初め行かれた先生方の御協力に地元の者として厚く感謝を申し上げておきたいと思います。  そこで、そういう関係もありますので、法案の関係と交通方法の変更問題、また絶……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1977/04/15、34期、日本社会党)

○上原委員 きょうは時間がざっと一時間しかありませんので、その範囲で四点ばかりお尋ねをさしていただきたいと思います。  まず最初にお尋ねしたい点は、防衛施設庁の出先機関である施設局の姿勢の問題、あるいは施設局長の権限がどういうものであるかということについてお尋ねをいたします。  施設局長にはどのような権限が委任といいますか、委譲されているのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、防衛施設局長の権限といいますか、その職務分限というのは、一応はもちろん法的に規制されて――規制というより、与えられている面、また防衛施設庁長官の指示に従ってやっている、こういうふうに理解をして……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1977/04/19、34期、日本社会党)

○上原委員 きょうは大変忙しいところを外務大臣来ていただいたのですが、残念ながらわずか一時間程度しかお時間がとれないということで、余りまとまった質問ができないことは非常に不満なんです。しかし、今後も審議にはぜひ出席をしていただいて、いろいろな一般国政調査の場で沖繩の基地問題なりその他やっていただくという理事会の申し合わせもありますので、きょうのところはわずかの時間で、主に沖繩の基地問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  そこで、せんだってもいろいろとお尋ねをしたのですが、去る日米首脳会談において、沖繩の基地問題なり今後の基地の整理縮小、あるいは現に沖繩の米軍基地内で起きているいろ……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1977/05/20、34期、日本社会党)

○上原委員 いま同僚議員の島田先生から、北方領土問題、また、いろいろな経過をたどりながらようやく妥結の方向に至った日ソ漁業交渉をめぐる問題についてお尋ねがあったわけです。私はおとといも内閣委員会で、この日ソ漁業交渉なりあるいは日中平和友好条約の締結問題について若干お尋ねをいたしました。ちょっと重複する面もあるかと思うのですが、今回の日ソ漁業交渉によって、北方領土問題と完全に切り離した形で妥結したと政府は見ておられるのかということですね。今後の北方領土返還交渉に今回の漁業交渉で合意を見たことが支障を来さない、そういう御判断をとっておられるのか、この点を明確にしておいていただきたいと思います。

第80回国会 内閣委員会 第11号(1977/04/14、34期、日本社会党)

○上原委員 文部大臣がちょっと小休止をおとりになるようですから、私の質問の順序を少し変えてお尋ねをさしていただきたいと思います。きょうは短い時間ですので、できるだけ要点をまとめてお尋ねをしますので、お答えの方もそのおつもりでやっていただきたいことをあらかじめ御要望申し上げておきます。  最初に、沖繩の混血児の問題について文部省当局と外務省にお尋ねをします。実はこの問題につきましては、児童手当の問題とか国民健康保険の適用の問題等について、私、過去に取り上げてまいりました。そういう関係は一応県当局なり関係市町村に御努力と政府のそれなりの御努力によって改善されてきているわけですが、肝心の国籍問題ある……

第80回国会 内閣委員会 第15号(1977/05/18、34期、日本社会党)

○上原委員 外務大臣、大変お忙しいようですが、限られた時間で少しばかりお尋ねをさせていただきたいと思います。  すでに同僚、先輩議員の方からいろいろお尋ねがあった点もあろうかと思うのですが、わが国を取り巻く外交案件というのは非常に山積脅しておる状況だと思うのです。長引いておった日ソ漁業交渉もようやく合意の方向に向かいつつあるようですが、その点を含めて日中平和友好条約の問題など、大変国民として早期に解決をしてもらいたい外交案件というのが山積をしておりますが、どうも日ソ漁業交渉を見ましても、あるいは日中平和友好条約の締結をめぐる外務省の姿勢にしましても、必ずしも当を得ていない、国民の期待に十分沿っ……

第80回国会 内閣委員会 第16号(1977/05/19、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、きょうは提案されております防衛二法との関連で幾つかの問題をお尋ねさせていただきたいと思います。  まず、本論に入る前に防衛庁長官の御見解を少しばかり、後の議論と関連してまいりますのでお聞かせをいただきたいと思います。沖繩の公用地等暫定使用法の期限切れと関連をして、いわゆる基地確保新法が提案をされ、とうとう政府は当初の原案を撤回せざるを得ない状況になって、ようやく昨晩参議院の本会議で修正案として地籍問題を絡ませての暫定措置法の延長というものがなされたわけですが、これまでの経緯についてはくどくど申し上げませんが、今回の一連の経過を振り返ってみますと、やはり復帰五年の沖繩の基地問題……

第80回国会 内閣委員会 第17号(1977/05/20、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、医療問題については余り詳しくは調べてはございませんが、提案されている厚生省設置法の一部改正問題と関連をさせて、まず法案について一、二点ばかりお尋ねをして、二点目に主に沖繩のハンセン氏病問題、三点目に沖繩の原爆被爆者に対する補償問題、もし時間があれば、四点目に未熟児網膜症の問題等についてお尋ねをさしていただきたいと思います。  最初に、法案との関連でお尋ねをいたしますが、提案されております法案の趣旨説明でも明らかにされておりますが、脳血管障害、心臓病、高血圧等の疾病に代表される循環器病というのは年年有病率も高くなっておって、新しい医学の分野だとさえ言われているようであります。そ……

第80回国会 予算委員会 第8号(1977/02/16、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、主として防衛問題、在日米軍基地とのかかわり合いで沖繩の問題を含めて、大変限られた時間でありますので、時間の範囲内でお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず最初に、総理にお尋ねをしたいのですが、せんだってから私もこの委員会で、いろいろ外交、防衛の問題なり、またそのほかの御質問に対する総理のお答えをじっと聞いておったのですが、どうも国民の知りたがっていること、あるいは福田総理としてまた福田内閣として当面する外交、防衛、なかんずく安全保障の問題に対して、非常に避けて通っておられる感を持つ面が多かったような気がいたします。それではいかないと思いますので、きょうは私が調査をしたこ……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/02/23、34期、日本社会党)

○上原委員 せんだって私が指摘をしたことに対して、政府はお調べになって御報告をするということでしたので、その御報告を承りたいと思います。
【次の発言】 いまお聞きのとおりきわめて不満足な御回答ではありますが、やはり第三海兵師団の中に核、化学、生物兵器を取り扱う担当者がいるということははっきりしたわけですね。  そこで、私が指摘をしたのは一九七六年版の電話ブックに出ているわけです。いまの御回答は七四年というお答えでしたが、その点、もう一度念を押しておきたいと思うのです。
【次の発言】 時間がありませんので、これと関連をしてお尋ねをしました、いわゆる建物番号二四八五、これはどういう作業をやっている……

第80回国会 予算委員会 第13号(1977/02/24、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、総括質問でも主に防衛問題と在韓米軍の撤退との関係などを取り上げてまいりましたが、きょうはそれとの関連で、在日米軍基地のあり方、縮小計画問題等を含めてさらにお尋ねをさせていただきたいと思います。  そこで、ちょっと質問の順序が前後するのですが、せっかく官房長官においでいただきましたので、長官の御日程の都合もあるようですから、前段十分程度官房長官にちょっとお尋ねと御要望を申し上げておきたいと思うのです。  といいますのは、実は総括質問で総理にいろいろお尋ねをしたいと思っておったのですが、なかなか沖繩問題だけに限るわけにもまいりませんし、その時間がありませんでしたので、改めて、福田……

第80回国会 予算委員会 第26号(1977/03/30、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、わずかの時間ですから、主に今回の日米首脳会談における共同声明の第五項の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  そこで、最初に外務大臣にお尋ねをしますが、在日米軍の防衛区域と行動範囲は一致しますか。
【次の発言】 もう一度お尋ねしますが、在日米軍の防衛区域と行動範囲は一致するかということなんです。
【次の発言】 これは非常に重要な問題を含んでいると思いますが、そうしますと、今回の共同声明の第五項において、いま外務大臣少しお触れになりましたが、初めて共同声明の中でアジア・太平洋地域というような表現が出てきているわけですね。これまでは佐藤・ニクソン共同声明あるいは三木・フォー……

第81回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1977/07/27、34期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、稲富稜人君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は七名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第82回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1977/09/29、34期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、稲富稜人君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は七名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第82回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1977/11/18、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、最初に、市町村道未買収用地の件、すなわち、一般に言われているつぶれ地補償の問題についてお尋ねをしてみたいと思います。  この市町村道のつぶれ地補償問題につきましては、これまでもしばしば取り上げられてきたことでありますし、同時に、県当局あるいは関係市町村の方からも各政府関係当局に要請かなされていると思います。しかし、その要請に対して、あるいはまた、せんだって私は予算委員会でも本問題を取り上げましたが、十分時間がありませんでしたので、重ねてお尋ねをするわけですが、どうも開発庁初め政府御当局の本問題に対する考え方といいますか、受けとめ方は、県当局や関係市町村、私たちが期待をしている……

第82回国会 農林水産委員会 第4号(1977/10/27、34期、日本社会党)

○上原委員 せっかく米作問題をめぐっていろいろ御審議をいただいているところですが、私もぜひお尋ねをしておきたい点がございまして時間を割いていただきました委員長初め各党の皆さんに敬意を申し上げておきたいと思います。  そこで、きょうはせっかくの時間を党の同僚委員の皆さんからちょうだいをして、三十分程度しかお尋ねできませんので、簡単に、明日中にも決定されようとしておりますサトウキビの生産者価格の問題について、農林大臣並びに政府の御見解を率直に承ってみたいと思うのです。  午前中の日程が終わった段階で、わが党としても、今回のサトウキビの最低生産者価格を決定するに当たってぜひ御検討をいただきたいという……

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/13、34期、日本社会党)

○上原委員 総理以下各大臣、お疲れの面もあろうかと思うのですが、あとしばらく質問をさせていただきたいと思います。  そこで、私は限られた時間でございますので後で時間がなくなると困りますから、最初に沖繩問題について総理を初め各関係閣僚にお尋ねをしたいと思うのです。  申し上げるまでもなく、沖繩が復帰をしてからちょうど五年の歳月が過ぎて、いま六年目に入っていることは政府関係者が御案内のとおりです。しかし、振り返ってみて、復帰六年目に入った沖繩県民の生活状況あるいは行政面、また振興開発計画に盛られた各般の振興計画等は、ほとんどその計画どおりにいっていないどころか、県民にとって大変むなしい状況というも……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/15、34期、日本社会党)

○上原委員 総理、官房長官、防衛庁長官にぜひ事実関係を確認をして、さらに御所見を承っておかねばいかない点がありますので、十分間時間をいただいておりますので、簡潔に御答弁をお願いをしたいと思います。  最初に、防衛庁長官にお尋ねいたしますが、従来、統幕議長が議長に任命された場合に宮中において記帳を行ってきたのかどうか、事実関係だけお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 新聞の報道するところによりますと、次期統幕議長に内定をしております栗栖陸幕長は、十四日、記者会見をして、統幕議長は自衛官の最高位であるので、今後は天皇による認証官であるべきだという発言をしたという報道がなされております。これ……

第82回国会 予算委員会 第7号(1977/10/17、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和五十二年度一般会計補正予算、昭和五十二年度特別会計補正予算及び昭和五十二年度政府関係機関補正予算の三案に反対、日本社会党提案の三予算案の編成替えを求める動議に賛成、日本共産党・革新共同提案の同編成替えを求める動議に反対の意思を表明し、討論を行います。  現在のわが国経済の深刻な危機は、政府の言うように、すべてを世界経済の不況に起因させられるものではなく、基本的原因は日本資本主義経済の高度成長の矛盾からきており、その認識を誤った自民党政府の政策によって増幅された政策不在の結果であります。  このことは、本年度当初予算の……

第83回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1977/12/07、34期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、稲富稜人君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は七名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1977/12/19、34期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、竹本孫一君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は七名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1978/02/17、34期、日本社会党)

○上原委員 きょうは時間が少ししかありませんので端的にお尋ねしますので、ひとつ誠意ある御答弁をお願いしたいと思います。  いま安井先生の方から、今度新しく沖繩開発庁長官に御就任なされた稻村長官の所信表明に対してのご質問がありましたので、その点は省きたいのですが、これまでにたしか七名か八名くらいの開発庁長官が復帰前から御就任なさっているわけですね。それぞれ私もいろいろお尋ねをしたり、また御指導もいただいてきたのですが、いろいろな議論もいたしました。点数を上げると、本名先生もいらっしゃるので言いにくいのですが、余り及第点を上げられる方は少ないような感じがしないわけでもないんですね。しかしそれは政治……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○上原委員 最初に、提出されております沖繩振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたしたいと思います。  振興開発計画を推進していく上で開発金融公庫の果たしてきた役割りは少なからぬものがあると評価をするものですが、今回ちょうど振興開発計画も後期に差しかかった段階で、しかも沖繩の経済状況が非常に厳しい関係にあるわけです。そういう県経済の今後の活動を刺激をしていく、あるいは沖繩の地場産業なり県民の求めてきた経済環境を整備していくということで、この公庫法の一部を改正して、公庫そのものが従来の融資だけではなくして、債務保証あるいは出資機能まで果たしていきたいというのが今回のこの法案提……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1978/04/19、34期、日本社会党)

○上原委員 きわめて短い時間ですので、二、三点お尋ねをしますが、誠意ある御答弁を願いたいと思います。  最初にお尋ねしたいことは、一九七二年の九月の日中首脳会談において尖閣問題、いわゆる尖閣諸島の件についてどういう話し合いがあったのか、御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 いま三点にわたって御答弁があったわけですが、私もそうであったことを願いますし、またそれが日中政府間のこの問題に対する公式な考え方であったことを期待をするわけです。  念を押すようで恐縮ですが、いささかなりとも、この尖閣諸島の帰属の問題をめぐって、日中政府間で秘密協定的なあるいは秘密的な話し合いはないと断言できますか。

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1978/05/12、34期、日本社会党)

○上原委員 きょうは、近づいております。月三十日の交通方法変更に向けて、関連することを主に、最後の見解をただそうということになっておりますので、私も、すでに同僚、先輩委員の皆さんからお尋ねがあった点とあるいはダブる面もあろうかと思いますし、またできれば各先生方の御質問を聞き、政府の御答弁も聞きながらいろいろ関連をさせてお尋ねをするつもりでしたが、別な用件がありまして少し中座をしておりましたので、すでにお答えがあった点もお尋ねをするかと思うのですが、さらに交通方法変更についてのお尋ねから先にいたしたいと思います。  そこで、これまでもたびたび本委員会なりほかの委員会でも取り上げられてきたことなん……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1978/06/15、34期、日本社会党)

○上原委員 今国会もいよいよあしたで閉会の運びとなるのですが、きょうは沖繩関係については今国会最後の委員会になろうかと思いますので、当面しております幾つかの問題について改めてお尋ねをさせていただきたいと思います。  特にきょうは佐藤政務次官の方がいろいろ政府のお立場に立って御答弁をいただくようですが、沖繩問題というと、政務次官のお父さんが総理をしておられたころ、大変お骨折りをいただきました。私も国会に出てきた直後でしたが、沖繩関係法案の審議の際に佐藤元総理といろいろやりとりをした思い出もありますし、それなりに立場は違っても大変沖繩問題に御熱心であった。そういう意味では政務次官としても沖繩問題に……

第84回国会 社会労働委員会 第8号(1978/03/28、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、きょうは現在審議をいただいております駐留軍関係離職者等臨時措置法の若干の内容と、それに関連をいたします駐留軍離職者対策、あるいは現に駐留軍に雇用されている雇用員の基本問題、さらに、本土も沖繩もそうですか、相次いで首切り合理化が基地労働者には出ているわけですが、特に去る三月十日に発表された在沖米陸軍の整理統合に関連をする解雇の内容について、また七月三十日に予定をされております沖繩の交通方法変更に伴う米軍施設内の対策や米軍基地で働いている労働者の安全確保の問題、作業遂行に必要な諸対策についてお尋ねをしていきたいし、時間の都合もありますが、沖繩全体の雇用・失業関係の全般的な問題につ……

第84回国会 内閣委員会 第5号(1978/02/21、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、最初に法案について若干お尋ねをさせていただいて、さらに二点目にCTS関係と沖繩県金武湾一帯の汚染問題についていろいろ関係御当局の対策なり御見解を賜ってみたいと思うのです。そして、最後に、環境庁がいまお骨折りをいただいておるやに聞いております西表の環境保全の問題とイリオモテヤマネコの保護の問題等についてもお尋ねしますので、環境庁長官を初め、関係者の誠意ある御答弁を求めたいと存じます。  そこで、最初に、提出されました法案について若干お尋ねをいたします。  すでに各先生方からいろいろとお尋ねもありましたし、中には繰り返しになって恐縮な面もあるかと思うのですが、まずこの法案の内容を……

第84回国会 内閣委員会 第7号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○上原委員 最初に、法案について若干お尋ねをしたいと思います。  もうすでに受田先生なりほかの委員の御質問にもございましたけれども、最近伝えられるところによりますと、在外公館に勤務をする職員いわゆる公館の中に、単身赴任が非常にふえているということが報道されております。いろいろ事情があってのことだと思うのですが、せっかく海外で日本国を代表して駐在国である相手国と友好親善を深める、あるいはその他の国際関係を緊密化していく上で、ある意味では非常に重要な職責を果たさなければいけない在外公館の皆さんが単身赴任を余儀なくされているということは、ある面では非常に問題だと思いますし、職務上も著しいといいますか……

第84回国会 内閣委員会 第8号(1978/03/23、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、法案に関係することにつきましては先日いろいろお尋ねをしたのですが、ぜひこの機会に外務省と防衛庁、防衛施設庁ですか、に少しお尋ねをしておいて、ぜひ御努力をいただかなければいけない点がありますので、少し時間をいただけましたから、わずかの時間ですが、質問をさせていただきたいと思います。  もうすでに御承知おきかと思うのですが、去る三月十日に在沖米陸軍は、在日米国陸軍支援責任についての整理統合計画というものを発表いたしております。この件については外務省、御承知おきでしょうか。
【次の発言】 皆さんが在日アメリカ大使館の方から受けた内容というのはどういうふうになっているのか、概略を御説……

第84回国会 内閣委員会 第9号(1978/03/24、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、今度提案をされました法務省設置法の一部を改正する法律案の内容を主に取り上げてみたいのですが、その中でも今回の改正案の第一の理由として挙げられている那覇市所在の沖繩刑務所の施設を知念村に移転するということとの関連で、刑務所職員の問題を中心に取り上げてみたいのです。  その前に、先ほど来同僚議員から御質問がありましたように、羽田国際空港の成田への移転に伴って、現在羽田空港に勤務する職員の問題についても全法務の皆さんから若干御要望もいただいておりますので、少しだけ取り上げてみたいと思うのです。  今回の羽田国際空港の移転というのは長い間の懸案でありましたし、ようやく十年がかりで新し……

第84回国会 内閣委員会 第11号(1978/04/11、34期、日本社会党)

○上原委員 私はきょうは、提出されております科学技術庁設置法の一部改正法案の内容について若干お尋ねをしながら、科学技術庁と関係のあります原子力船「むつ」の修理港問題あるいは宇宙開発構想の件、さらに最近打ち上げられております通信衛星あるいは気象衛星、また大地震対策の件や災害防止対策の問題等についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  最初に、法案について少しお尋ねをいたしますが、もうすでに御質問なさった先生方からいろいろ御指摘があったかと思うのですが、今回の法律案については私たちも賛意を表しているわけです。問題は、この筑波研究学園都市建設との関連において、科学技術庁の付属機関である金属材料技……

第84回国会 内閣委員会 第13号(1978/04/18、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、主として恩給法についてお尋ねをいたします。もうすでに各同僚委員の方からお尋ねがあった点が多いかと思うのですが、改めて、今回提案をされております恩給法の一部改正の問題について四、五点だけ、さらに、これと関連をする具体的な問題で一、二点お尋ねをさせていただきたいと思います。  最初に、恩給の実施時期の問題についてお尋ねしたいのですが、恩給についてもようやく四月一日実施という面も出てきたわけです。しかし、それにしては、実際の問題としてはまだ公務員の給与の実施とは一年の開きがありますし、また今回も、公務員の給与にかかわる部門についてはおおむね四月一日実施になっておるわけですが、制度の……

第84回国会 内閣委員会 第15号(1978/04/25、34期、日本社会党)

○上原委員 午前中にも、あるいはせんだっての委員会でも、いま提案をされております審議会等の整理等に関する法律案と、許可、認可等の整理に関する法律案について、いろいろお尋ねがあったと思うのですが、若干重複をする面もあるいはあろうかと思うのですが、私は私の立場でお尋ねをさせていただきたいと思います。  最初に長官の方にお尋ねをいたしますが、午前中、行政改革に対しての長官のある程度の所信といいますか、御見解といいますか、承ったのですが、大物大臣という立場で、相当行政改革に筋を通した意欲的な姿勢をお示しになるかと私は期待をしておったのですが、十分は聞けませんでしたが、相当慎重な態度をおとりになることは……

第84回国会 内閣委員会 第17号(1978/04/28、34期、日本社会党)

○上原委員 大臣、朝早うから御苦労さんです。  昨日から、提出をされております行政管理庁設置法の一部改正案の審議が進められているわけですが、すでに各先生方から、多くの問題点について御質疑あるいは御指摘があったと思いますが、私も、法案と関連することをいま少し取り上げさせていただきたいと思うのです。  そこで、今回提出された設置法の一部改正は、申し上げるまでもなく、北海道の行政機構を整理する、あるいは統合するという内容になっているわけですが、その趣旨説明にもありますように、行政機構の簡素化、合理化を図るため函館行政監察局、旭川行政監察局及び釧路行政監察局を廃止する必要がある、これが法律を提出する理……

第84回国会 内閣委員会 第19号(1978/05/11、34期、日本社会党)

○上原委員 提案されております農林省設置法の一部を改正する法律案、すでに各党の先生方から相当広範な質疑がなされておりますので、若干重複する面もあろうかと思うのですが、私も、私の立場でこの法案と関連する幾つかの問題についてお尋ねをしてみたいと思うのです。  そこで、最初に、法案に関連をする件でお尋ねをしたいわけですが、今回提案されました法案の趣旨説明によりますと、大体四点に分かれているかと思うのです。  そこで最初に、「わが国の水産業は、農林業と並ぶ重要な第一次産業であり、また、水産物は、国民の動物性たん白質食料の供給源として重要な地位を占めております。」これはごもっともな指摘だと思いますし、同……

第84回国会 内閣委員会 第20号(1978/05/25、34期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長代理 午後一時三十分から委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。     午後零時三十五分休憩

第84回国会 内閣委員会 第22号(1978/06/06、34期、日本社会党)

○上原委員 今国会もあと余すところ幾らもございませんが、防衛関係法案が今回は提出されていないということもありまして、本委員会における防衛論議もなかなか今日まで機会がなかったのですが、ようやくきょうと明後日、当面する防衛課題についての政府の御見解なりをお聞きし、いろいろ議論をする機会を得たわけです。限られた時間ではありますが、最近の防衛問題について、いろいろな角度から問題が提起をされているような感を受けますので、防衛庁長官並びに政府関係者の御見解を改めてお尋ねをしてみたいと思います。  まず最初に、今国会再開直後の総理の施政方針で、国の防衛に関するという一項をわざわざ設けて、国民に国を守る気概を……

第84回国会 内閣委員会 第23号(1978/06/08、34期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長代理 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時四十分散会

第84回国会 内閣委員会 第26号(1978/08/15、34期、日本社会党)

○上原委員 かなり時間がたっておりますが、私の持ち時間の範囲で、場合によってはそれ以上になるかもしれませんが、お尋ねをさせていただきたいと思います。  きょう一日総務長官何か手持ちぶさたで、先ほどからいろいろ答弁をしたいようなお顔をしておりますので、若干給与の問題についてお尋ねをしてから、せっかく総務長官おいでですから、去る七月三十日に強行されました沖繩の交通方法変更後の問題についてもお尋ねをさせていただきたいと思います。  そこで、すでにもう今回出されました人事院の給与改定勧告の中身についてはそれぞれの先生方がいろいろとお尋ねになりましたので、できるだけ重複は避けたいと思います。しかし、まだ……

第84回国会 内閣委員会 第27号(1978/08/16、34期、日本社会党)

○上原委員 どうも時間が相当たっておりますので、防衛庁長官初め政府委員の皆さん、お疲れかと思うのですが、あと一時間くらいおつき合いを願いたいと思います。  そこで、私もまず冒頭、有事立法問題について少しばかりお尋ねをしておきたいと思うのです。  そもそも、有事をめぐって議論をしなければいけないこと自体に私自身は疑問を感じているわけですが、いろいろ話題が出ておる以上は、けさから議論もありましたが、これはきわめて重要な問題でございますので、今後国会の場で改めて集中的といいますか、徹底的に議論を重ねていかねばいけない点も多いと思います。  そこで、きょう、有事とは外部から武力攻撃があった場合、受けた……

第84回国会 予算委員会 第14号(1978/02/16、34期、日本社会党)

○上原委員 最初に外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  日中平和友好条約の締結問題がにわかに日中間の政府レベルで話し合いが再開をされたという報道がなされておりますし、また政府におかれましても、外務省あるいは総理を含めて、いよいよ条約締結の機が熟したという御判断のもとに政府間交渉を積極的に推進をしていきたいというお考えのように承っております。  そこで、外務大臣に率直にお尋ねをいたしますが、今回の日中両政府間の交渉再開によって条約締結まで近々こぎつけられるのかどうか、その見通しについて、両国国民の多年の念願であり願望でありますので、明らかにしていただきたいと存じます。

第85回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○上原委員 私も、島田先生の御質問とも関連をして農業問題を先にお尋ねしようと思ったのですが、総務長官の御日程が何かお昼から急に入ったようですので、先に長官がおられる間に、去る七月三十日に国策によって強行されました交通方法変更後の、主として経済的損失補償の問題についてお尋ねをしたいと思います。  いまさら繰り返すまでもないわけですが、去る七月三十日に見切り発車的に強行された交通方法変更というのは、県民に多大な精神的、肉体的、経済的損失を与えて二ヵ月余が経過をいたしております。特に経済的損失補償の件についてはケース・バイ・ケースで対処していきたい、あるいはケース・バイ・ケースで処置をするというよう……

第85回国会 内閣委員会 第1号(1978/10/13、34期、日本社会党)

○上原委員 給与関係のお尋ねをする前に、一言総務長官に同和対策事業特別措置法の件で決意のほどを伺っておきたいと思います。  いまお聞きのように、本委員会に小委員会が、同和対策に関する諸問題の解決促進のために設置されるわけですが、御承知のように、先国会から小委員会を設置して、同和対策事業特別措置法の期間延長を図るということでいろいろと審議をしてきたわけであります。  そこで、改めてこの同和対策事業特別措置法の延長について、担当長官である総理府総務長官としてどのようにお考えになっておられるのか。私も小委員会に入っておりまして、いろいろこの件については先国会でも議論をしてまいりましたが、次期国会で決……

第85回国会 内閣委員会 第3号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○上原委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党及び新自由クラブ、各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     同和対策事業特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、同和問題の重要性にかんがみ、この問題の早急な解決を図るため、次の事項について適切な措置を講ずるよう努力すべきである。  一 法の有効期間中に、実態の把握に努め、速やかに法の総合的改正及びその運営の改善について検討すること。  一 同和対策事業を実施する地方公共団体の財政上の負担の軽……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1979/04/27、34期、日本社会党)

○上原委員 今国会、かなり終盤近くなっているのですが、その間、沖繩問題については審査をする機会がなかなかなくて、きょうが本委員会で初めて沖繩の当面しているあるいは懸案事項について審査をする機会になったのですが、そこで、そういう機会でありますので、せっかく開発庁長官である三原大臣がおいでですからいろいろお尋ねをさせていただきたいのですが、もう四月もきょうは二十七日ですので、あと二週間ちょっとしますと沖繩の施政権が返還されてちょうど満七年、いよいよ八年目に入ることになるわけです。そういうことも念頭に置きながらいろいろ考えてみますと、復帰処理として残されたものがまだなかなか解決を見ない現状にあるとい……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1979/05/25、34期、日本社会党)

○上原委員 実はきょうは離島問題と厚生省関係のことについてちょっとお尋ねをしてみたいと思っておったのですが、けさほどのやりとりを聞いて、どうしても防衛施設庁に確かめておかなければいかぬ気になりましたので、冒頭、基地被害問題をちょっと取り上げておきたいと思うのです。  五月二日の金武村伊芸の伊芸レストランの駐車場に落下した砲弾破片の件については、私は沖特でもあるいは内閣委員会でもしばしば取り上げてきましたので、まだその結論がまとまっていないようですから、いずれ明らかになると思うのですが、それとの関連において、一体施設庁は、こういう破片落下事件とかあるいは照明弾が基地の外に落ちてきたということなど……

第87回国会 内閣委員会 第4号(1979/04/10、34期、日本社会党)

○上原委員 厚生省設置法の一部改正案につきましてはすでに同僚委員の方からいろいろお尋ねがなされているわけですが、まだわれわれとして納得のいきかねる面あるいは疑問点などもございますので、重ねて厚生省並びに政府の御見解をお尋ねをし、お聞かせを願って、この法案に対しての私たちの考え方をより明確にしていきたいと思うのです。  そこでまず最初に、この種の設置法の改正について法案提出のあり方についてでございますが、この件はせんだっての委員会でも金子みつ先生、栂野先生、さらに与党委員の小宮山先生からもいろいろ御指摘がございました。それについて厚生大臣並びに官房副長官の方からも政府の大筋のお考えなども表明をさ……

第87回国会 内閣委員会 第6号(1979/04/13、34期、日本社会党)

○上原委員 きょうは五名の参考人の各先生方、大変貴重なお時間をとっていただきまして、目下本委員会で審査を進めております元号法案について、それぞれのお立場で御意見を開陳していただきましたことに心から感謝を申し上げたいと思います。  私は、日本社会党に所属しておりますので、元号法案に反対である立場から、先ほど御意見をお述べいただきました小林先生、村上先生にまずお尋ねをして、さらに坂本先生、時間があれば林先生にも一言お尋ねをさせていただきたいと思うのです。  先ほど小林先生から、現行憲法の立場からいろいろ御意見がございましたが、私たちも、先生がお述べになった御意見の大半に同意をするものです。そこで、……

第87回国会 内閣委員会 第8号(1979/04/19、34期、日本社会党)

○上原委員 お尋ねに入る前に一言だけ委員長にも申し上げておきたいのですが、先ほど与党委員の方から、この元号法案の審査は、本委員会で長時間かけて進められてきたんだ、きょう大平総理の御出席をいただいて、最終的といいますか、そういう審査の段階だというふうに受け取れる御発言があったのですが、実は私たちとしては、まだまだ解明をしなければいかない諸問題、諸点というのがきわめて多いということで、今日まで理事会においても、さらに日時をかけた慎重審議をやっていただきたいということを強く要請をしてまいりました。長時間かけたという割りには、午前中の質問時間を入れてもまだ三十時間に満たない現状であるということを強く指……

第87回国会 内閣委員会 第10号(1979/04/26、34期、日本社会党)

○上原委員 どうも元号法案に振り回されて、まだ防衛論議に入ろうというきっかけがつくりにくいのですが、せっかく防衛庁にかかわる法案が提出をされ、その審議が進められることになりましたので、余り準備もしてございませんが、いろいろお尋ねをさしていただきたいと思います。  まず、法案の件について二、三お尋ねをしたいのですが、今回、予備自衛官の手当について、現行の月額二千円から三千円に改定をしたいということです。さらに設置法との関係で増員計画もあるようですが、確かに、この提案理由の説明にもありますように、改定されてからかなりの年月が経過をしているということなどもあって、その後の経済情勢の変化等を考えたら改……

第87回国会 内閣委員会 第11号(1979/05/08、34期、日本社会党)

○上原委員 きょうは、ちょっと特別に少しばかり時間をいただいてお尋ねをさせてもらうわけですが、最初に、今回、大平総理とカーター大統領がお会いになっていろいろ首脳会談を行ったわけですが、その共同声明が去る二日に発表になっております。  その中で、一、二点だけ確かめておきたいのですが、特に第二項の安全保障関係では、日米の安全保障というものが非常に充実をしている、こういう文言で表現をされているわけですね。「総理大臣と大統領は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約を含む日米間の友好協力関係が従来と同様今後ともアジアにおける平和と安定の礎であることを再確認した。両国間の安全保障関係が現……

第87回国会 内閣委員会 第12号(1979/05/22、34期、日本社会党)

○上原委員 提案されております許認可等の整理に関する法律案、それと附属機関、地方支分部同等に関する規定の整理等に関する法律案について、その内容と、またこの法案と関連のある事項につきまして、若干質問させていただきたいと思うわけです。  そこで、行政改革の問題は歴代の政府が絶えず強調してこられたことなんですが、私どもから見ますと、その進捗といいますか、あるいは内容というのがなかなか期待されるものになっていない感を受けております。もちろん、せんだっても長官から御指摘ありましたように、この行政改革の問題とか、いい意味での合理化といいますか、効率的政府の運営というのは、総論においては賛成であるけれども、……

第87回国会 内閣委員会 第13号(1979/05/24、34期、日本社会党)

○上原委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました附属機関、地方支分部局等に関する規定の整理等に関する法律案に対して、反対の討論を行うものであります。  わが党は、従来から、行政改革については、関係者の意思を尊重して行政機構を簡素化し、能率化して、国民の要請にこたえるべきであるとの立場を明らかにしてきました。  これまで自民党の歴代内閣は、行政改革を重要な政策課題の一つとして掲げながら、官僚等の強い抵抗等もあって、今日まで実効のある改革が行われておらない実情であります。  安定成長時代を迎え、行政改革をめぐる情勢はまことに厳しく、今後一層徹底した改革が望まれるところであり、そのた……

第87回国会 内閣委員会 第14号(1979/05/29、34期、日本社会党)

○上原委員 最初に、法案について少しお尋ねをさしていただきたいと思います。  いまもお尋ねがあったのですが、まず最初に、外務省設置法の一部改正について、少しお尋ねをしたいのです。  御承知のように、今回、昭和四十三年ですか、廃止になった中南米局を新たにまた復活をさせる、設置をするというのが、この設置法一部改正の主要な点になっているわけです。御説明はいろいろ受けたのですが、かつて一省庁一局削減という行政改革の方針の中で中南米局が廃止になって、それから約十年経過して、いろいろ中南米諸国との交流、わが国との関係等も非常に大事な面になっていることはわからないわけでもありませんが、一度廃止になった局をど……

第87回国会 内閣委員会 第17号(1979/07/10、34期、日本社会党)

○上原委員 きょうは、来月前半にも予定をされております公務員の給与勧告に関連する質疑になっておるわけですが、私、実はきょうの委員会には特に出席をするつもりじゃなかったのですが、どうしてもきょうお尋ねしておかなければいけない幾つかの問題がありまして、急遽予定を変更して参ったところです。そこで、余り突っ込んだ議論にはならないかもしれませんが、わずかの時間ですから、その範囲でお尋ねをさせていただきたいと思います。  そこで、まず給与関係についてお尋ねをしてみたいのですが、けさ来、すでに同僚委員の方からいろいろ各般にわたってのお尋ね、また政府の御答弁もあったようですので、若干重複する面もあろうかと思う……

第88回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1979/08/30、34期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、和田耕作君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は七名とし、委員長において指名せられんことを望みます。


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1979/11/26、35期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、河村勝君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は九名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第90回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1979/12/07、35期、日本社会党)

○上原委員 まず、小渕長官に決意のほどを伺っておきたいのですが、復帰後沖縄開発庁ができて、たしか大臣をなさった方も小渕さんで十名か十一名になると思うのです。それぞれ復帰後の沖縄の振興開発なり戦後処理その他の政治課題を解決をする、あるいは善処をする意味で御努力をいただいてきたのですが、残念ながら歴代の開発庁長官は言多くして実は少なかったというのが私の率直な感じなんです。  そこで、政治はいろいろ夢を持つのもいいし、ふろしきを広げるのも結構なんですが、大臣に就任期間というのはせいぞい九カ月から一年そこいらですね。そうしますと、その間に何か目玉を立てて解決をするという一つの方針を私は所管大臣は持って……

第90回国会 内閣委員会 第2号(1979/12/06、35期、日本社会党)

○上原委員 けさほど来、同僚議員の皆さんから、公務員給与の件につきましてはすでにいろいろお尋ねがあったようでありますが、できるだけ重複を避けて、私も若干まず公務員給与の関係から入っていきたいと思います。  お忙しい中官房長官においでいただきましたので、冒頭官房長官にお尋ねをさせていただきたいのですが、ただいまも御質疑のやりとりがありましたように、今回、人事院の勧告に対して、厳しい行財政状況であるということ、あるいはまた後ほど少し議論したいと思うのですが、公社、公団なり、二、三の省庁あたりで綱紀が紊乱している、公務員というか、職員の不正経理事件などもあったということで、公務員に対しての厳しい国民……

第91回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1979/12/21、35期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、河村勝君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は九名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第91回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1980/03/07、35期、日本社会党)

○上原委員 私は分科会の時間ともちょっとかち合った面もありましたので、これからわずかな時間ですが質問をさせていただきますが、きょうは、主として沖縄における国際児の国籍問題について、法務省、また関連して外務省にお尋ねをして、後ほど各委員取り上げました使用済み核燃料第二再処理工場設置の問題、あるいは若干時間があれば基地問題等についてもお尋ねをさせていただきたいと思います。  そこで、これまでも外務委員会などでわが党の土井先生あたりも取り上げて法務大臣、外務大臣の御回答もあるわけですが、国際児の国籍問題、いわゆる無国籍の児童、この国際児問題について政府としてはどういう実態を掌握をしておられるのか、そ……

第91回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1980/05/09、35期、日本社会党)

○上原委員 きょうは時間がちょうど三十分しか割り当てられていませんので、お尋ねしたい点はたくさんあるのですが、なかなかうまくいきそうもありませんが、若干お尋ねをさしていただきたいと思うのです。  まず冒頭、いまの御質問者の内容とも関連するのですが、北方領土問題について最初にお尋ねさしていただきたいと思います。もちろん北方領土の返還問題、あるいはわが国固有の領土であり、そこにソ連が軍備的措置といいますか配置をするということに対しては、私どもも一貫して反対する立場をとっておりますし、最近その軍備力の配備というのが強化をされている傾向にあるということにつきましても、承服しがたいという立場をとっており……

第91回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1980/05/14、35期、日本社会党)

○上原委員 明五月十五日は、沖繩の施政権が本土に返還されて満八年目を迎えます。そういう復帰記念といいますか、復帰の重要な節目に当たる段階で本委員会が持たれるというのは、大変意義ある感じがしますし、委員長がそういうお取り計らいをしたことにまず敬意を表したいと思います。  そこできょうは、一時間ちょっとの時間ですが、主に沖繩の問題にしぼってお尋ねをさしていただきたいと存じます。  冒頭申し上げましたように、復帰していよいよ九年目に入るわけですが、沖繩の現状というのは相変わらず失業率が非常に高い。常に言われておりますように全国平均の約三倍。さらに、脆弱な産業基盤の上に、これもたびたび指摘されておりま……

第91回国会 内閣委員会 第3号(1980/02/21、35期、日本社会党)

○上原委員 まず最初に、法案について若干お尋ねをさしていただきたいと思います。  申し上げるまでもございませんが、今回、皇室経済法施行法の一部を改正する法律案の改正案が提案をされているわけですが、もちろん、・提案理由の概要説明の中でも改正点につきましてはある程度説明がなされておりますし、また、今回の改正法案の提出は、相当日時がたっていることもあって、改正をする必要性等については一応納得し得ないこともないわけですが、改めて、今回この皇室経済法施行法を改正するに至った理由なり内容等をいま少し明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 いまいろいろ御説明がありましたが、理屈といいますか、理論で……

第91回国会 内閣委員会 第6号(1980/03/26、35期、日本社会党)

○上原委員 最初に、法案の関係でちょっとお尋ねをしたいと思います。  今回提案をされております在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案ですが、この法律によって新たに設置をされる日本大使館その他の在外公館にかかわる人員はどのようになっているのか、そういう面をちょっと御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 定員がないというのは、それはどういう意味ですか。
【次の発言】 しかし、ちょっといまの御答弁おかしいですね。大使館の設置でしょう。兼館であっても大使館の設置となると、出張でいいわけですか。

第91回国会 内閣委員会 第7号(1980/04/01、35期、日本社会党)

○上原委員 恩給関係は年々改善をされてきているわけですが、今回も、公務員の給与の改定と関連をさせてプラスアルファをつけた形での改正案が提案をされているわけです。恩給法というのはなかなか難解なので理解しにくい点もあるわけです。すでに趣旨説明その他の資料等でも明らかにはされていることですが、今回の改正案の改正を要する点の特徴的な面はどういうところなのか、まず御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 大体三本柱といいますか、三点を重点に改定したいという御提案のようです。私もこれまで何回かお尋ねもしてまいりましたが、一応上厚下薄の方向は年々修正をされてきた、その御努力は認めたいと思うのです。しかし、……

第91回国会 内閣委員会 第9号(1980/04/10、35期、日本社会党)

○上原委員 本当は十時半からの委員会なのでまだ頭の回転も余りよくないのですが、内閣委員会はえらいまじめな与野党の方々がいらっしゃいますので、これから農林水産省設置法の一部改正法案についてお尋ねをさしていただきたいと思うのです。  最初に、法案の内容についてまず若干お尋ねをして、せっかく農林水産大臣おいでですから、後ほど他の農業関係の問題についてもお尋ねをしたいと思いますので、ひとつ関係者の誠意のある御回答を求めたいと思います。  そこで、今回の農林水産省設置法の一部を改正する法律案はすでに趣旨説明も受けておりまして、その内容につきましてはある程度理解をしているわけです。要するに、伝統ある生糸検……

第91回国会 内閣委員会 第11号(1980/04/17、35期、日本社会党)

○上原委員 郵政省設置法の一部改正の法案との関連ですでに同僚議員の方からいろいろお尋ねがありまして、内容面につきましても大臣初め郵政省関係者のお考えが大方明らかになったような感もいたしますが、私は私なりに時間の範囲内でさらにお尋ねをしたいと思いますので、ひとつ関係者の誠意ある御答弁をまず求めたいと思います。  そこで最初に、問題になってまいりましたKDD事件についてお尋ねをさしていただきたいと思うのです。  この問題については昨年来いろいろ議論されてきたわけですが、一昨日来の審議を通してあるいはほかの委員会でも大臣の御答弁を聞いておりまして、大変遺憾な事件だ、これからは綱紀を粛正し、再びこの種……

第91回国会 内閣委員会 第14号(1980/04/24、35期、日本社会党)

○上原委員 すでに各同僚委員の方から、今回提出をされております行政管理庁設置法の一部を改正する法律案の内容につきましてはいろいろとお尋ねがありましたが、行政改革というのは歴代の内閣がその都度重要課題といいますか、重要政策の柱として推進をしてきていることは指摘をするまでもありません。古くは吉田内閣時代から、ずっと行政改革の推進ということが今日まで言われてきているわけです。  内容を具体化をしていく、推進をしていくという面においては、いろいろと人が絡んでくる問題ですからなかなか容易でない面もあると思うのですが、特に、官房長官おいでですので後でちょっと聞きたいわけですが、第二次大平内閣が昨年の十一月……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1980/07/18、36期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、小沢貞孝君を委員長に推薦いたします。

第92回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1980/07/24、36期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第93回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1980/10/02、36期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、小沢貞孝君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第93回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1980/10/23、36期、日本社会党)

○上原委員 質問が少し多岐にわたりますので、できるだけ簡潔な御答弁を求めたいと思います。  まず最初に中山長官にお尋ねしたいのですが、初めて沖特が開かれますし、今度は臨時国会でしたので長官の所信表明も委員会でございませんでしたが、お話にもありましたように大変重要な時期に沖繩担当の大臣に御就任なされた。また、御就任早々沖繩を訪問なされたり、電気料金問題、第二次振興開発計画に向けての地ならし作業その他で、長官が積極的、意欲的に沖繩問題に取り組もうとしておられることについては、私たちも大変敬意を表しますし、ぜひその意欲を持ち続けて県民の期待にこたえていただきたいと冒頭御要望申し上げたいと思うのです。……

第93回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1980/11/11、36期、日本社会党)

○上原委員 まず最初に、開発庁の方にお尋ねをさしていただきたいと思います。  せんだっての本委員会でも、目下進められております第一次振興開発計画の期限が五十六年度末で切れるので、その後の沖繩振興開発をどう進めていくかということで若干お尋ねをしましたし、長官初め開発庁の御見解というか御認識は、相当部門で計画目標に達しかねる面もあるし、また引き続いて振興開発計画を進めていかなければならないので、第二次振興開発計画の必要性をお認めになって、目下点検作業なりこれからの二次振計に向けた構想をといいますかそういう考え方をまとめつつ、同時に、第一次的には県側から案が策定されてこなければならないので、それを参……

第93回国会 内閣委員会 第3号(1980/10/21、36期、日本社会党)

○上原委員 当面する政治課題の最も重要な柱となっております行政改革に関連する法案が提出されているわけですが、後ほど若干直接法案と関係することにもお尋ねをしたいと思うのですが、これまですでに同僚委員の方からいろいろとお尋ねもありまして、鈴木内閣といいますか中曽根行革といいますか、大方についての骨格なり考え方というのが明らかにされつつあるような感じはいたします。そこで幾分重複する面もあろうかと思うのですが、改めて私は私なりの立場からお尋ねをさしていただきたいと思います。  まず、中曽根長官の行革に対する基本的な考え方といいますか、基本方針についてはすでに明らかにされているところなんですが、改めて五……

第93回国会 内閣委員会 第5号(1980/10/28、36期、日本社会党)

○上原委員 最近防衛問題が大変活発になってきておりますが、本委員会でも、プロパーの委員会でありながら防衛問題についてなかなか議論をする機会がなかったのですが、提案をされました防衛関係法案と関連をさせていろいろお尋ねをさせていただきたいと思うのです。  冒頭、委員長にもちょっと注文をつけておきたいのですが、本来私たちは国民生活と関連ある法案から、かつ与野党が一致する法案の審査というものを理事会を通して強く要望してまいりましたが、はからずもそういう関連法案が後回しになって対決法案とも言える防衛関係法案から審査に入ることについてきわめて不本意であるということを申し上げさせていただきたいと思うのです。……

第93回国会 内閣委員会 第11号(1980/11/18、36期、日本社会党)

○上原委員 きのうで臨時国会も終わるのじゃないかと思いましたが、また十二日間延長になりまして、きのうのきょうでいささか戦意もそがれているのですが、当委員会にはまだ審議をしなければならない関係法案がかなり残っているということもありまして、不本意ながら、この臨時行政調査会設置法案に対する質問を続けさせていただきたいと思うのです。  そこで、これまで同僚委員の方からいろいろとお尋ねもありましたし、また私も、すべてほかの方々の御質問を聞いたわけじゃありませんが、大方本法案に対する重要な点についてはお尋ねがもうなされたような感じもいたします。しかし、まだ釈然としない点あるいはお尋ねをしておかなければなら……

第93回国会 内閣委員会 第12号(1980/11/27、36期、日本社会党)

○上原委員 いろいろお尋ねしたいと思ったのですが、時間がございませんので、簡潔に四、五点だけお尋ねさせていただきたいと思います。  先ほども少しお尋ねがあったのですが、人事院の役割り、任務ということについて、もう少し総裁のお考えを聞いておきたいと思うのです。  といいますのは、最近、一部に見られますように、公務員に対する意図的批判というものが残念ながら出てきておるやに受けとめざるを得ません。そこで、なぜ人事院制度が設けられたかということについて、人事院としても給与面あるいは公務員の労働条件等々について、労働基本権を制約された代償機関として設置されたものであるということを、私は国民に対しても一般……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1980/12/22、36期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、小沢貞孝君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1981/03/27、36期、日本社会党)

○上原委員 せんだっても沖繩の振興開発計画について長官に基本的なお考えをお尋ねしたわけですが、きょうも、言うところの第二次振興開発計画がどういう位置づけをされ、あるいはどのようなプロジェクトといいますか分野を柱とするのか、大変関心が持たれていることでございますので、もう少しこの点についてお尋ねをさしていただきたいと思うのです。  そこでせんだっては、過去九年の現在の第一次振興開発計画の進行状況を考えた場合に、やはり二次振計は必要であるという前提で作業をいろいろ進めておられる。その二次振計を考えるに当たっては、大筋の考え方として、第一次産業の位置づけ、もちろん二次産業もそうでしょうが、あるいはそ……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1981/04/24、36期、日本社会党)

○上原委員 本来ですと、中山長官御出席のもとにいろいろお尋ねをしたいわけですが、御日程の都合等、幾分御事情があるようで昨晩、私の方にも直接お電話もありましたので、了解をしたいと思うのです。  そこで、私はまず沖繩電力の問題、それから二次振計と補助金問題、二次振計との関連で離島振興のあり方、離島振興の面で池間島への架橋問題あるいは伊計大橋、瀬底島への架橋の進捗状況、さらに空港整備の点、南北両大東のテレビ放映の件等々、さらに施設庁、外務省に対しては読谷補助飛行場の使用問題、おおよそ七点についてお尋ねをしたいと思いますので、ひとつ誠意ある御答弁を願いたいと思います。  最初に、沖繩電力の件ですが、こ……

第94回国会 内閣委員会 第1号(1981/03/24、36期、日本社会党)

○上原委員 そろそろ内閣委員会も仕事始めになりましたが、きょうはまず、先ほど趣旨説明がなされました恩給法等の一部を改正する法案についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  趣旨説明の中でも、今回の改正をする要点についてはすでに説明がなされ、おおむね明らかにされているわけですが、いままた同僚委員の方からもお尋ねがありましたように、恩給の中身というか内容も年々改善をされてきておりますので、余り目新しい質問の内容にもならないかとも思うのですが、改めて、今回改正を要するに当たって、どういう点に重点を置いて改定をなされようとしているのか、また本委員会でしばしば指摘をされてきた問題等については、政府と……

第94回国会 内閣委員会 第5号(1981/04/09、36期、日本社会党)

○上原委員 渡部先生の持ち時間の範囲で委員長のお許しを得て、どうしてもきょう取り上げておいた方がよさそうな問題ですので、お尋ねをしたいと思います。  御承知のように、米国が長い間宇宙開発ということで進めてきた宇宙連絡船、いわゆるスペースシャトルが明十日東部時間の六時五十分ですか、日本時間にしますと午後八時五十分にケネディ宇宙センターから打ち上げられるという予定のようであります。この打ち上げについて外務省なりわが国の方はどういうふうに連絡を受けているのか、計画は予定どおり実施されるのかどうか、まずそこいらからお聞かせをいただきたいと思います。

第94回国会 内閣委員会 第6号(1981/04/14、36期、日本社会党)

○上原委員 もうすでに昨日来安保特別委員会なり、またきょうは本委員会でもいろいろ議論をされたのですが、私もまず九日に起きた米原潜の衝突事故の問題から入っていきたいと思うものです。本来ですと、法案関係から入るのが筋かと思うのですが、きわめて重要な問題であると同時に、昨日来の政府関係者の御答弁を聞いておっても納得しがたい。このままほとぼりが冷めるのを待つような姿勢というのは私たちとしては断じて許せない。そういう観点もありますから、改めてお尋ねをさせていただきたいと思うのです。  そこで、まず最初にお尋ねをしたいのは、米側は日昇丸と衝突をした原子力潜水艦はジョージ・ワシントンと言っておるようですが、……

第94回国会 内閣委員会 第7号(1981/04/16、36期、日本社会党)

○上原委員 いま農林水産大臣から、今回提出されております農林水産省設置法の一部改正の法律案の趣旨の御説明があったわけです。きょうは余り気乗りもしないのですが、法案も、質問をする人がいないとどんどん通っても困りますので、いろいろお尋ねする面で足りない面もあるかと思うのですが、若干法案の関係あるいはわが国をめぐる農政の基本的な面等についてお尋ねをさせていただきたいと思うのです。  そこで、まず今回の法律改正の問題との関連でございますけれども、いまも趣旨説明でも少し述べておられましたが、せんだって五十五年十月に農政審議会が答申をいたしました「八〇年代の農政の基本方向」という中でもいろいろ指摘されてい……

第94回国会 内閣委員会 第12号(1981/05/12、36期、日本社会党)

○上原委員 相当時間をかけて審議されてまいりました国家公務員等にかかわる定年法案については、すでに各同僚議員の方からいろいろとお尋ねがありまして、お尋ねする点も重複する面あるいは二番、三番せんじとなってくる面もあろうかと思うのですが、しかし、まだ政府なり人事院あるいは自治省、関係省庁等の御見解を十分たださなければいかない重要な点が相当残っておりますので、きょうは総務長官初めの人事院総裁、各関係者の誠意ある御答弁をまず求めたいと思います。  そこで、これまでも取り上げられてきたことではありますが、この定年法案の対象となる職員はどのくらいあるのか、それぞれ明確にしていただきたいと思います。

第94回国会 内閣委員会 第14号(1981/05/21、36期、日本社会党)

○上原委員 総理に冒頭要望しておきますが、私へのお答えは余りメモを見ないでよろしいですから、ひとつ誠意を持ってお答えをいただきたいと思います。  最初に、公務員二法について一言だけ確かめておきたいわけですが、先ほどの答弁で尽きるかもしれませんが、一応法案の審査が公務員法ですから一言だけ触れますが、御承知のように、定年制の法制化や退職手当の引き下げ法案の対象となる公務員関係労働者の皆さんに、この二法に対して根強い不満と反対があることを政府は十分理解、御認識をしていただきたいということであります。したがって、本二法案の審議過程に指摘された多くの問題点について、政府は、御答弁もありましたが、それらの……

第95回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1981/09/24、36期、日本社会党)

○上原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、小沢貞孝君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第95回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1981/11/12、36期、日本社会党)

○上原委員 いまも同僚委員の方からいろいろお尋ねがあったのですが、先ほど中山長官の御答弁の中で、十年を節目にして第二次振興開発計画を、沖繩県においてもあるいはまた審議会の答申も出ていることなのでいろいろ検討しておられる。その中で、特に観光産業というものを重要視をしていきたい。避寒地域として本土の方から航空路の問題を、もっと便数をふやすとか新たな路線を設けるとかやっていくと。さすが航空路のことを言いながら運賃問題に触れないのは、中山長官の勘のよさと思ったのだが、幾ら観光を重視をしていきます、新しい路線を設けますと言ってみたって、いまのように航空運賃がどんどん値上がりをしていく状況では、この目的と……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第4号(1981/10/12、36期、日本社会党)

○上原委員 最初に、総理にお尋ねしたいのですが、去る六日でしたか、サダト・エジプト大統領が突加として凶弾に倒れてしまいました。これは多くを御指摘申し上げるまでもなく、中東和平あるいは中東情勢、わが国の中東外交に及ぼす影響もきわめて大きい面があろうかと思います。そういう観点から、外務大臣がおいでですとなおよかったわけですが、いま外遊中でありますので、サダト亡き後の今後の中東情勢に対する日本政府としての御認識、また、資源問題とのかかわりでもいろいろと外交面においてより慎重さを期さねばいかぬ面も出てくるような気もいたします。これについて日本政府としてはどのように対処していかれようとするのかというのが……

第96回国会 運輸委員会 第15号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○上原委員 私は、前々からぜひ運輸委員会で一遍お尋ねをしたいという問題を抱えていましたので、きょうその機会を与えていただいたわけですが、せっかくの質問でしたので、運輸大臣が最初からおいでいただければありがたいと思ったのですが、何か時間の御都合があるようで、後ほど大臣おいでになってからまた所見をお伺いいたします。  これまでも、ほかの委員会でも若干議論がされてきておりますけれども、ACMI、航空機戦技訓練評価装置といいますか、あるいは空中戦闘技量訓練評価装置とも言われているようですが、このACMIの設置問題が米側から提起をされて、運輸省、外務省、防衛庁、防衛施設庁等々でいろいろ検討されてきたやに……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1982/02/24、36期、日本社会党)

○上原委員 午前中の質疑応答とも若干関連するところもあると思うのですが、沖縄が復帰をしてから、この五月十五日でいよいよ満十年を迎えようといたしております。私は冒頭、これまで歴代の開発庁長官を初め現田邉長官を中心とする開発庁の皆さん、そして政府関係者に、沖縄の振興開発なり戦後処理の問題、その他の懸案事項についてこの十年近くいろいろと御尽力、御努力をいただいた点に敬意を表したいと思います。  特に、振り返ってみて、四十八年暮れから四十九年にかけてのいわゆる第一次のオイルショック、あるいはそれ以前のドルショックなどもあって、沖縄復帰というのは大変激動の中で迎え、かつ復帰後の諸政策を進めなければいかな……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1982/03/02、36期、日本社会党)

○上原委員 六名の参考人各位には、貴重な御意見を開陳していただきまして心から敬意を表したいと思います。時間があれば各参考人にそれぞれお尋ねしたいのでございますが、国会には一定のルールがございましてそうもいきませんので、御理解をいただきたいと存じます。そこで、各参考人が御意見を述べられたことで、共通して指摘をされ強調なさった点がございます。そのことについて、山内参考人と内山参考人に重ねて御意見を明らかにしていただきたいわけです。  まずその第一点は、簡単に言うと、二次振計は一次振計の延長線であってはならない、もっと簡単に言うと、一次振計と同じパターンでは沖縄の産業構造の体質改善はできない。したが……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1982/03/11、36期、日本社会党)

○上原委員 この間、二月二十四日でしたか、開発庁あるいは関係省庁にいろいろお尋ねをしたのですが、審議も大詰めを迎えてきておりますが、改めて十分お尋ねできなかった点、また若干聞き落としたことなどを、まず振興法の面から触れてまいりたいと思います。  この振興法が十年延長になろうとしているわけですが、もちろんこれは第二次振計と不可分の関係にございますし、せんだっても指摘をいたしましたように、できれば第二次振計の素案なり方向、内容というものが大綱だけでも明らかにされておれば、より問題点を浮き彫りにして法案審議というものができたであろうと考えるのですが、残念ながらそういう状況下にはありません。しかし、い……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1982/04/14、36期、日本社会党)

○上原委員 開発庁長官は後ほどおいでいただくことになっておりますので、最初に、防衛施設庁関係についてお尋ねをしてみたいと思うのです。  問題がいろいろ錯綜しておりまして、何から聞いたらよいのか私もよく整理がつかないわけですが、最近の防衛施設庁の沖縄におけるアメリカに対しての便宜供与を図るための諸行為というか、あるいは行政というのは、われわれの目から見ると目に余るものがある。果たして沖縄県民の立場というものをどう理解をしているのか、多くの疑問を持たざるを得ない面がたくさんあるわけですね。復帰して一時期はそうでなかった。施設庁長官あるいは施設局長にしても本庁の部長の皆さんにしても、誠意を示す面は示……

第96回国会 内閣委員会 第3号(1982/02/25、36期、日本社会党)

○上原委員 午前中のお尋ねとも若干重複する面もあるいはあるかと思うのですが、法案並びに本題に入る前に、せっかく外務大臣おいでですので、冒頭外務省、櫻内外交の基本について少しお尋ねをさせていただきたいと思います。  御承知のように、目下外交条件というのは山積をしているような感じがいたします。  たとえば、一連の米側の対日防衛増強圧力あるいは通商摩擦による米議会、政府における保護主義的動き、また一方欧州、ECとの関係も貿易問題で大変ぎくしゃくしていることは御承知のとおりであります。さらに、北方領土の問題を初め冷え切った対ソ関係、対ソ外交をどう改善していくかということもきわめて重要な外交課題だと考え……

第96回国会 内閣委員会 第5号(1982/03/23、36期、日本社会党)

○上原委員 最初に、ちょっと法案との関連でお尋ねをしてみたいと思うのです。  すでに御質問があったと思うのですが、今回の法案の提案内容というのが、要するに高齢化社会に向けての雇用、失業対策というものをより推進をしていくために今回の法改正をしようということのようですが、問題は、こういう法律改正をやることによって従前の失業対策事業にかかわる労働者の問題なり、またそれに包含されていない無技能者等の失業対策というものがおろそかになる懸念はないのかどうか、そこいらのことについては今後どういうふうな位置づけでその対策と労働条件の維持、確保を含めておやりになろうと考えておられるのか、その点についてまずお聞か……

第96回国会 内閣委員会 第6号(1982/03/25、36期、日本社会党)

○上原委員 まず、法案の内容についてお尋ねする前に、先ほど池田官房副長官から三公社五現業に対する年度末手当の支給についての政府の御見解が述べられましたが、これとの関連で、いまの官房副長官の述べられた御見解は、政府の統一見解といいますか、確たる御見解だと受けとめていいかどうか、もう一度確認をしておきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、先ほども、巷間いろいろの話も漏れ伝わっておるがというような言い分でしたかと思うのですが、昨日ですか、内閣審議官室の石川審議官が御発言をしております。引用するまでもないと思うのですが、重要な問題でありますので改めてお尋ねをしておきたいのですが、「本日の国……

第96回国会 内閣委員会 第8号(1982/04/01、36期、日本社会党)

○上原委員 まだ余り目も覚めないのですが、少し質問を続けさせていただきたいと思います。  すでにいろいろお尋ねがあったと思うのですが、最初に恩給法の一部改正について趣旨説明がなされましたが、今回の改正する主要な点というか、要点ですね、それと、何に重点を置いて改正をなさろうとしているのか、もう少しその点を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま御説明があったのですが、そこで仮定俸給額の引き上げを、国家公務員の給与改善に基づいて、国家公務員の行政職俸給表(一)の平均改善率の五%をおっしゃるように基礎にして改定していく。後ほどまた実施時期の問題についてお尋ねしたいわけですが、ここで三……

第96回国会 内閣委員会 第14号(1982/04/22、36期、日本社会党)

○上原議員 冒頭お断りいたしますが、趣旨説明の中で若干語句の訂正がございますので、説明の中で訂正をさせていただきたいと思います。  私は 日本社会党及び公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました沖縄県における駐留軍用地等の返還及び駐留軍用地跡地等の利用の促進に関する特別措置法案について、その提案理由及び概要を御説明いたします。  復帰時の沖縄の軍用地面積は、二億八千三百九十三万七千平方メートルで、県土の一二%を占め、全国の基地面積の五三%が沖縄に集中しておりましたが、復帰十年を迎えようとしている今日においてもその実態は変わっておりません。  すなわち、本土の米軍基地面積が二億二千八百……

第98回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1983/05/17、36期、日本社会党)

○上原委員 久しぶりに沖特が開催されまして発言できる機会を得ましたので、少しくお尋ねをさしていただきたいと思います。  いまも同僚議員の方からお尋ねがあったのですが、開発庁長官、去る六日から沖縄本島、宮古、八重山などを御視察なされて、御所見のありましたような農業振興についてあるいは離島振興問題、また第二次振計全般にわたって県当局や関係者といろいろと御懇談をしていただいて、本格的に沖縄担当大臣としてのお仕事を進めようとしておられるその意欲に心から敬意を表したいと存じます。  そこで、これまでもしばしば取り上げられてまいりましたし、また私たちも政府の御見解をただしながら、かつ私どもの考えについても……

第98回国会 災害対策特別委員会 第1号(1982/12/28、36期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○上原委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存ずる次第でございます。  何分にも微力な私ではございますが、練達堪能なる委員各位の御支援と御協力をいただきまして、誠心誠意、公正円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの工藤君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       逢沢 英雄君    工藤  巖君       佐……

第98回国会 災害対策特別委員会 第2号(1983/03/03、36期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○上原委員長 これより会議を開きます。  この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。  先ほどの理事会におきまして協議いたしましたとおり、災害対策の基本問題について調査を行い、必要な対策を樹立するため、本委員会に小委員十三名よりなる災害対策の基本問題に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、お諮りいたします。  小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 ……

第98回国会 災害対策特別委員会 第3号(1983/03/24、36期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。桜井新君。
【次の発言】 次に、鈴木強君。
【次の発言】 次に、新盛辰雄君。
【次の発言】 次に、柴田弘君。
【次の発言】 お見えになっていないようです。
【次の発言】 この際、休憩いたします。     午後零時二十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。横手文雄君。
【次の発言】 次に、林百郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時三十四分散会

第98回国会 災害対策特別委員会 第4号(1983/05/19、36期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、去る四月二十七日発生の東北地方を中心とした山林火災について、政府から説明を聴取いたします。国土庁荒井審議官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。工藤巖君。
【次の発言】 次に、小野信一君。
【次の発言】 次に、武田一夫君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。和田耕作君。

第98回国会 災害対策特別委員会 第5号(1983/05/25、36期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長 これより会議を開きます。  御報告申し上げます。  今会期中、本委員会に付託になりました請願は、本日の請願日程に掲載してありますとおり三十三件であります。  各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、さよう御了承願います。  なお、本委員会に参考のため送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、台風十号及び十八号の被害対策に関する陳情書外一件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  災害対策に関する件について、議長に……

第98回国会 災害対策特別委員会 第6号(1983/06/16、36期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず最初に、昭和五十八年日本海中部地震による災害について政府から説明を聴取いたします。国土庁荒井審議官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 次に、去る六月七日及び六月八日の二日間、昭和五十八年日本海中部地震による被害状況調査のため、秋田県及び青森県に本委員会から委員を派遣いたしましたので、派遣委員から報告を聴取いたします。高鳥修君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。  派遣委員各位にはまことに御苦労さまでした。  この際、お諮りいたします。  ただいまの報告に係る派……

第98回国会 社会労働委員会 第5号(1983/03/23、36期、日本社会党)

○上原委員 私は、きょうは社労委員長を初め社労委員の皆さんの御理解を得て、主として駐留軍関係離職者等臨時措置法の延長についてお尋ねをさしていただきたいと存じます。  目下の臨調がらみの中で大変厳しい経済あるいは政治環境にあるわけですが、労働省初め関係当局が、この駐留軍関係離職者等臨時措置法の引き続いての延長を図るために御努力をいただいたことに、まず敬意を表しておきたいと思います。  そこで、限られた時間でありますので問題点をしぼってお尋ねをさしていただきたいと思いますが、最初に、今回駐留軍関係離職者等臨時措置法をさらに五カ年間延長せざるを得なかったといいますか、しなければならなかった原因、理由……

第98回国会 内閣委員会 第2号(1983/03/03、36期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 せっかく外務大臣がおいででありますし、どうしてもお尋ねしておかなければいけない案件がありますので、若干の時間をおかりして関連質問をさせていただきたいと思います。  いま渡部先生のお尋ねに対しても、日米安保条約というものはわが国の平和に寄与しているのだ、あるいは戦争の抑止的効果を果たしている、その基礎は日米間の信頼関係が大事なのだというお話がありました。しかし、安保条約に基づいて膨大な基地があるがゆえに多くの被害や不安や、ときによっては人間の生命さえも失うという事件もまた続発していることを忘れてはならないと思うのですね。まさに日米間の信頼関係ということを強調なさるならば、私がこれから……

第98回国会 内閣委員会 第4号(1983/03/24、36期、日本社会党)

○上原委員 別の委員会の関係もあって、先ほど御質問した矢山先生のやりとりも聞いていませんで、若干重複する面もあろうかと思うのですが、せっかく外務省設置法の審議をし、外務大臣おいでですので、時間の範囲内でお尋ねをいたしますから、ひとつ誠意ある御答弁を賜りたいと思います。  本題に入る前に、本題というか聞きたいことをお尋ねする前に、ちょっと法案の件で一、二点だけ、お尋ねというか要望をしておきたいわけですが、例年、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務をする職員の給与の改定といいますか、勤務条件の改善等の法案が提出をされ、あるいはまた新たに大使館、総領事館、領事館その他在外公館の設置を今日までや……

第98回国会 内閣委員会 第5号(1983/04/12、36期、日本社会党)

○上原委員 どうもきのうの余震もあってまだ熱が入らぬですが、委員会が開かれるようですから、質問をさせていただきたいと思います。  最初に、法案について少しくお尋ねをさせていただきたいのですが、せんだって筑波学園都市にあります農業関係試験研究機関の現場についても法案との関連で視察をさせていただきましたが、今度の法律の一部改正というのは、専門的過ぎてわれわれ素人にはなかなかのみ込みにくい点もあります。バイオテクノロジーの問題についてはいろいろ御専門のお立場でお尋ねもあろうと思いますので、私は私なりに若干お尋ねをしておきたいと思います。  そこで、今回の法律の改正案では、御承知のように農業生物資源研……

第99回国会 災害対策特別委員会 第1号(1983/07/18、36期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御支援、御協力のほどをよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの工藤巖君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       逢沢 英雄君    工藤  巖君       佐藤  隆君    高鳥  修君       池端 清一君    田中 恒利君       柴田  弘君    横手 文雄君 以上八名の方を指名いたします。  ……

第99回国会 災害対策特別委員会 第2号(1983/07/22、36期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  災害対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、閉会中審査案件が付託されました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、本会期中に設置いたしました災害対策の基本問題に関する小委員会につきましては、閉会中も引き続き存置することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、小委員及び小委員長……

第99回国会 災害対策特別委員会 第3号(1983/08/04、36期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず最初に、昭和五十八年七月豪雨災害について、政府から説明を聴取いたします。国土庁田中審議官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 次に、去る七月二十九日及び七月三十日の二日間、昭和五十八年七月豪雨災害による被害状況調査のため、島根県及び山口県に本委員会から委員を派遣いたしましたので、派遣委員から報告を聴取いたします。田中恒利君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。  派遣委員各位にはまことに御苦労さまでした。  この際、お諮りいたします。  ただいまの報告に係る派遣地……

第100回国会 災害対策特別委員会 第1号(1983/09/08、36期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営いたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの工藤君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       逢沢 英雄君    工藤  巖君       佐藤  隆君    高鳥  修君       池端 清一君    田中 恒利君       柴田  弘君    横手……

第100回国会 災害対策特別委員会 第2号(1983/10/05、36期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、台風第十号による被害状況及び昭和五十八年三宅島噴火による被害状況について、政府から説明を聴取いたします。国土庁田中審議官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 これより災害対策に関する件について質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堀内光雄君。
【次の発言】 次に、鈴木強君。
【次の発言】 次に、池端清一君。
【次の発言】 次に、柴田弘君。
【次の発言】 次に、林百郎君。
【次の発言】 この際、野間友一君より関連質疑の申し出がありますので、これを許……

第100回国会 災害対策特別委員会 第3号(1983/10/13、36期、日本社会党)【議会役職】

○上原委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、去る十月七日、昭和五十八年三宅島噴火による被害状況調査のため、東京都三宅島に本委員会から委員を派遣いたしましたので、派遣委員から報告を聴取いたしたいと存じます。工藤巖君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。  派遣委員各位にはまことに御苦労さまでした。
【次の発言】 これより災害対策に関する件について質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石原慎太郎君。
【次の発言】 次に、渡辺栄一君。
【次の発言】 次に、上田哲君。


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1984/04/25、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 最初に長官にお尋ねをしたいと思います。  せんだって、沖縄開発庁長官に御就任をなされて、沖縄及び北方問題に関する長官の所信が述べられたわけです。きょうは沖縄問題に限ってお尋ねするのですが、既に御就任なされてから半年経過いたしておるかと思います。その間、いろいろ御多忙の中、現地にも行かれて沖縄の実情等もごらんになり、また県当局や関係者の方々からも、いろいろ今後の沖縄の施策について御要望なり御意見等をお聞きになったと思うのです。所信表明の中でもある程度述べられておるわけですが、ただ、総体的に見て着実な振興が進んでいると受けとめている、あるいはゼロシーリング時代に当たってではあるけれども……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1984/06/29、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 今の川崎先生の質問とちょっと関連してお尋ねするのですが、外務大臣の御答弁を聞いても、審議官あるいは条約局長の御答弁を聞いても、非常に矛盾するわけですよ。これでは国民も納得しないし、恐らくここで聞いておられる方々もそういうお気持ちだと思うのですよ。非核三原則がありながら、核の有無について我が方から確かめる条約上の根拠もまたその姿勢もないとなると、非核三原則を守られておるという実証にならないんじゃないですか。  それと、審議官がおっしゃったように、第三国の軍艦に対して核を搭載しているかどうかを国際法上確かめることはできない、これはいつからそうなっているんですか。

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1984/07/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 まず最初に、二次振計と六十年度予算案の関係についてお尋ねをさせていただきたいと存じます。  きょうは、この百一国会での本委員会においての沖縄問題については、あるいは最後になるかもしれないと思いますので、これまで本委員会、内閣委員会あるいは予算委員会等で私が取り上げてまいりましたこと等について、開発庁初め各関係省庁に改めて御見解をただしておきたいと思います。  中西長官初め開発庁の皆さんが二次振計の推進、予算確保の面で関係省庁を含めて非常に御努力をいただいておることにまず敬意を表し、多岐にわたりますので、私もできるだけ簡潔にお尋ねいたしますが、御答弁も正確かつまた意のあるところをお願……

第101回国会 内閣委員会 第3号(1984/03/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 大分遅くなっているので、できればきょうは質問を遠慮したかったのですが、委員長が三時間ぐらい頑張ってくれということですから、おつき合いをさしていただきたいと思います。  そこで、せっかく総務長官もおいでをいただきましたので、大変ありがとうございます。急でしたが、のっけからとっぴなことを聞くわけにもいきませんから、まず法案について一つだけ確かめておきたいのですが、ブルネイの新しい大使館設置をすることははっきりしておるわけですが、セントクリストファー・ネイビスはどこと兼館するのですか。
【次の発言】 これまでも在外公館の新しい設置あるいは在外公館に勤務をする職員の処遇の問題等については本……

第101回国会 内閣委員会 第7号(1984/04/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 質問に入る前に、委員長に一言苦言と要望を申し上げておきたいのです。  私の質問時間は、二時間なんですね。きょう、本会議もありますし、ちょうどいろいろ関連するので、途中でとぎれても質問がやりづらいし、調査室の皆さんも飯を食べてない。ここの委員部の皆さんも飯を食べてない。こういう人道的なことは少しお考えになったらどうかね、内閣委員会は。私は随分長くやっているのですが、こういう運営の仕方というのは余り前例がありませんので、ひとつ理事会あたりで検討していただいて、こういう変則的な運営はないように強く求めておきたいと思うのです。
【次の発言】 そこで、大臣いらっしゃらないのですが、きょうは、……

第101回国会 内閣委員会 第10号(1984/04/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 恩給法の一部改正で既にいろいろ審議がなされたようでありまして、これまでおやりになった先生方の御質問なりあるいは御指摘と相当重複する面もあろうかと思うのですが、私なりにまず恩給問題から若干お尋ねをさせていただきたいと存じます。  今も渡部先生のお尋ねにもありましたが、まず最初にお伺いしたいことは、恩給改定に当たって政府として最も重視をしておられる点、配慮をしておられる点は何なのかということ。また、これからも基本は公務員賃金が改定されるとそれにほぼ準じて改定がなされるわけですが、これからの改定、改善をするに当たってどういう面に御配慮をしようとしておられるのか。よく恩給とは何ぞやといろい……

第101回国会 内閣委員会 第12号(1984/05/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 お尋ねする点がいろいろ重複する面もあろうかと思うのですが、一応郵政省なり電電公社と関連する問題についてお尋ねをさせていただきたいと存じます。  法案につきましては、今回の改正案は名称変更という簡単なというか、臨調答申に基づいた一応の方針のようでありますから、我々もこの改正案につきましては賛成をする立場にありますので、そのほかの点についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  そこで、もう既にいろいろ同僚議員の方からお尋ねもあったし、また郵政大臣や関係者の御発言などもマスコミ等で拝見をしているわけですが、問題のゆり二号aの故障というか、実情、実態についてもう一度お尋ねをしておきたい……

第101回国会 内閣委員会 第17号(1984/06/28、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 質問の順序としては、法案なり教育基本法のかかわりからお尋ねをしたいわけですが、官房長官がどうしても時間的制約があるということでございますので、また、お忙しいと思いますから、先に官房長官に二、三点お尋ねをさせていただきたいと存じます。  御承知のように、この臨時教育審議会設置法についてある程度の審議がなされてきているわけですが、できれば文部大臣にも、これは冒頭御要望ですが、もう少し建前論じゃなくして、ひとつ本音のことをぜひお願いしたいと思うのです。これまでの議論を聞いておると、文部大臣、確かに国会答弁は優等生であられるようで定評があるわけですが、非常に国民受けするようなことだけお答え……

第101回国会 法務委員会 第10号(1984/04/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 私は、本委員会のレギュラーのメンバーじゃないのですが、今御審議をいただいております国籍法の一部改正につきまして非常な関心を持っておりますので、委員長初め各党の理事のお計らいで発言をさしていただく機会を与えてくださったことにまず敬意を表しておきたいと思います。  そこで、もう既に参考人の方々からもいろいろと本法案に関しての意見陳述といいますか考え方が述べられて、また御専門の先生方がいろいろと御質問もしておられるし、大分重複をする面もあって、素人で御無礼になる面もあるいはあるかと思うのですが、その点お含みの上で大臣初め関係者の誠意ある御答弁を願いたいと思います。  最初にお尋ねしたいこ……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1985/03/28、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 午前中のお二人の御質問とも若干重複する面もあるかと思うのですが、きょうは、せんだって行われました河本開発庁長官の所信に対しての質問でございますので、まず沖縄の振興開発というか、経済、産業問題について主にお尋ねをさしていただきたいわけです。久々に経済に強い大物長官が御就任なさったということで我々も意を強くしておりますし、また県民の期待も大なるものがあると思うのです。  そこで、長官は、所信表明でも、産業振興の問題を初めとして雇用失業問題あるいは水資源の確保などまだ解決を要する多くの課題を抱えている、このように御指摘をなさっております。いわば産業振興とか雇用の拡大とか水資源問題というの……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1985/06/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 先ほどのお二人の御質問とも関連を若干いたしますが、まず私も最初に、前々から取り上げてきたことであり、開発庁のお考えなりあるいは姿勢というものについては大方理解をし、また問題指摘あるいは提起もしてまいりましたが、二次振計後期の振興開発計画をどう具体的に進めるかということと大いに関連あるわけですが、開発庁の統廃合問題。これは五十七年の臨調基本答申で、三庁統合の方向が一応出てきたわけです。今回また内閣機能等分科会で、先ほども御指摘がありましたように、六十六年度、二次振計が終了する段階で統合をしたらという時期的明示をしようとしたが、国会でも私も早速決算委員会でも取り上げる、あるいは沖縄の関……

第102回国会 決算委員会 第4号(1985/04/19、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 できれば、せっかくの機会ですので、五九中業や「防衛計画の大綱」について、長官に少しお考えなりいろいろ議論をしたかったわけですが、わずかの時間しかいただけませんので、きょうは一、二点だけお尋ねをして、もし余裕がありましたら、若干五九中業についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  今も新村先生が基地問題をいろいろお話をしておったわけですが、防衛庁は一体、最近の沖縄の基地の現状についてどういう御認識を持っておられるか、まず両長官の御見解を聞いておきたいと思います。
【次の発言】 加藤長官はどういう御認識ですか。
【次の発言】 そういう事件、事故が起きた場合の政府の関係者の答弁という……

第102回国会 決算委員会 第8号(1985/05/29、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原委員 労働大臣に余りお目にかかる機会が少ないものですから、きょうはこの委員会を借用させていただいて、わずかな時間ですが、主に沖縄の労働雇用問題について少しお尋ねをさせていただきたいと思うのです。  その前に一言だけ触れておきたいわけですが、せんだって男女雇用機会均等法が成立をしたわけです。しかしこの法律は、私ども社会党を初め、真に男女雇用平等を期待をしている特に女子労働者や関係者の期待に十分沿えてない面が多かったと思うのです。細々したことについては既に専門委員会でいろいろと審議をされた経緯がございますので割愛をいたしますが、例えば採用、昇進等における男女平等の取り扱いを企業の単なる努力義……


各種会議発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第65回国会 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/15、32期、日本社会党)

○上原委員 関連で一、二点お尋ねしたいと思います。  これまで総理をはじめ政府の首脳の方々が沖繩返還交渉に御努力をいただいていることについては敬意を表しておきたいと思います。しかし、ただいま中間報告をされました中身を見ましても、県民が知りたがっていること、国民が求めていることについては、具体的な内容というのは何ら明らかにされておりません。きわめて不十分な中間報告であるということをたいへん遺憾に思います。  そこで、いま核の問題についてのお尋ねがございましたが、共同声明で、七二年核抜き本土並みという三原則を打ち出したのだからその方向で返還をしていくのだということですが、時間もありませんので具体的……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○上原分科員 これまでもたびたび対策庁並びに総理府に、沖繩問題についていろいろお伺いをいたしましたが、きょうは、特に四十六年度予算の件と、いま総理府でお進めになっている第二次復帰対策要綱の問題等について、政府の御見解をお伺いしたいと思います。  まず最初に対策庁長官にお尋ねをいたしますが、昭和四十六年度の沖繩復帰対策費に関する要旨説明が、去る十六日の沖特委でなされております。その中で、復帰対策を円滑に推進していくために、琉球政府や市町村に対する交付税の措置の増額、さらに社会保障制度、沖繩の経済開発と産業基盤の整備、復帰記念事業の事業費の計上その他公共投資の大幅な拡大をはかった、締めて六百億あま……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第2号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○上原委員 私は、まず最初に、先ほど今度の内閣改造でさらに御留任なさって、沖繩問題にこれまでもたいへん精力的にやってこられたのですが、悔いのない祖国復帰を実現していくために、さらに最善の努力を払うという総理府総務長官の決意のほどがありましたが、ぜひそのおことばを十分生かすように、一そうの御努力をお願いをしたいということを申し上げて、質問を続けたいと思います。  ただいまも國場委員のほうから、干ばつ被害についての質問がありましたが、また先ほど宮古島の平良市長の陳情の趣旨にもありましたように、現在の沖繩全地域にわたる干ばつというものは、宮古、八重山両先島、あるいは各離島、沖繩本島を含めて、ほんとう……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第4号(1971/09/04、32期、日本社会党)

○上原委員 まず、私も、先ほど来議論されておりますドル問題について、最初にお尋ねをしたいと思います。  最初に基本的な問題といたしまして、八月十五日にニクソン米大統領が発表した新経済政策のねらいというもりは一体那辺にあるのか、政府としてそれをどう受けとめておるのか、そのことについて、外務省の所見を賜わっておきたいと思います。
【次の発言】 こまかい議論までは入るゆとりはございませんが、ことばの上ではいまの説明を了解いたします。  そういうアメリカ経済の破綻、いわゆるベトナム侵略戦争による戦費の多額の支出によって、その破綻が今日の事態を招いている。対内的には、確かにいま説明がありましたように、経……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第5号(1971/09/29、32期、日本社会党)

○上原委員 まず最初にドル問題についてお尋ねをしたいと思います。ニクソン大統領の新経済政策が発表され、さらに政府の変動為替相場制度が実施されてから一月、ニクソン声明から一月半たっております。その間、ドルを通貨としている沖繩県民は、政府の一応の前向きの御努力にもかかわらず、現在なお多くの損失、犠牲をしいられております。  そこで、端的にお伺いをいたしますが、通貨切りかえの時期とかその後の政府の対策はどうなっているのかという点、さらに、県民全体の強い要求であり、大臣もよく御案内の一ドル対三百六十円の交換レートというものをあくまで保証するという前提で、現在も政府はその対策なり考え方というものをお持ち……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1972/03/21、32期、日本社会党)

○上原分科員 いよいよ五月十五日の沖繩の施政権返還も間近に迫ったわけですが、私は、施政権返還と関連する沖繩の教育行政諸問題について、四十七年度の予算とも関連させながらお尋ねをしたいと思います。  まず、大臣にお伺いいたしますが、昨年の沖繩国会で、大臣は、沖繩の教育施設、その内容を本土並みに持っていくには、格差が大きいので相応の予算をつぎ込んでいかなければいけない、向こう五カ年間で本土水準に引き上げるための御努力をなさるということを、たびたび言明をしてこられました。申すまでもなく、教育の施設設備あるいは教育行政の内容等を含めて本土と大きな格差があるということは、すでに指摘をされているとおりであり……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○上原分科員 公害問題は、いまわが国でも最も重要な政治、社会問題として取り組まれております。また国民の健康を守り、生活環境を守っていくという立場からも、どうしても解決をしなければいかない重要問題である。しかし高度経済成長下における公害の発生、続出というものがあとを断たない現状で、たいへんむずかしい事態にいま直面をしているのじゃないかと思うのです。  そういう本土のいろいろな公害問題を考えてみました場合に、五月の十五日に沖繩が返還をされる、当然日本の施政権下に戻るわけですから、行政面、経済的な面、社会環境において本土と同様に、あるいはまた沖繩の特殊な事情というものも考慮しつつ、新しい沖繩の県政の……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1972/03/18、32期、日本社会党)

○上原分科員 私は、まず最初に、復帰後の沖繩の経済開発あるいは地域開発等との関連で建設省としてどういう具体的な方針なり計画、構想をお持ちなのか、また進めていこうとしておられるのか、概略あるいは総括的なお考えをお伺いをして、またいろいろお尋ねをしたいと思うのです。
【次の発言】 いまお答えございますように、基本的には、すでに政府が各公共事業計画なりあるいは都市整備計画その他含めて立案なされた五カ年計画に包括をした形で沖繩も考えていかれるということだと思うのですが、その場合、御承知のように沖繩の現状というのは、軍事基地の密度というのが非常に高い。しかもアメリカの軍事優先政策のもとで、都市計画あるい……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○上原分科員 私は沖繩関係の問題にしぼって、運輸大臣並びに関係者に若干のお尋ねをしながら、復帰後の沖繩の運輸関係行政に対しての政府の基本的なお考えあるいは施策についてお尋ねいたします。  特に、沖繩の産業経済、地域開発を進めていく上からも港湾の整備あるいは空港の整備、離島航路を含めて、さらには沖繩の唯一の交通機関である本島内の道路整備等は緊急の課題だといえると思います。特に、昭和五十年には海洋博覧会が持たれるというような国家的行事等もありますので、そういう関係においても指摘をいたしました点については早急に復帰後整備をする、あるいは本土との格差をなくしていく積極的な政府の施策というものが推進をさ……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1972/03/25、32期、日本社会党)

○上原分科員 私は、沖繩の施政権返還に伴っての沖繩の郵政庁並びに琉球電信電話公社に勤務をする職員の問題、そのほか二、三の郵政省関係に関する質問を、大臣並びに関係担当者にお伺いをしたいと思います。  まず最初に、職員の身分引き継ぎあるいは賃金その他の労働条件の件についてお伺いをしたいわけですが、琉球政府郵政庁並びに琉球電信電話公社につとめる職員の身分引き継ぎの内容なり、さらには賃金を含む沖繩の地理的条件に基づいて設定された諸手当制度等々の点についてどういうふうに進めておられるのか、そこらの点についてお聞かせをいただきたいと考えます。
【次の発言】 もちろん特別措置法の、いま大臣の御説明なさる条文……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1972/03/18、32期、日本社会党)

○上原分科員 私は、沖繩の本土復帰に伴っての社会保障制度の問題について、おもに大臣並びに関係当局にお尋ねをしたいと思います。  いよいよ五月十五日に沖繩の施政権が本土に返還されるわけですが、特にこの施政権返還が実現するにあたって、県民生活に直接あるいはまた間接に非常に関係のある、県民の関心の高い問題は、医療体制と社会福祉などの厚生関係の分野だといわれております。御承知のように、社会保障の分野は、本土に著しく立ちおくれている上に、制度面においても非常に異なった面あるいはおくれがございます。そこで特別措置法あるいはこれまでの厚生省の政策の中でも、三年ないし五年間で本土並みに沖繩の社会保障全般につい……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○上原分科員 私は、いよいよ五月の十五日に沖繩の施政権返還がなされますが、復帰後の沖繩の総合開発についてお尋ねをしたいと思うわけですが、その前に一点だけ、これとの関連もございますので、政府がさきに立案をした新全総あるいは新経済社会発展計画の問題についてお尋ねをしておきたいと思うのです。  御承知のように、最近のわが国の経済情勢といいますか、その構造を含めて、ますますきびしい事態にいま直面をしていると考えます。すなわち高度経済成長の弊害というものが続出をしてきている。公害問題にしても、過密過疎の深刻化、物価の値上がり、加えて昨年八月以降のドルショック、そして円の切り上げ、そういう中で経済不況とい……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○上原分科員 いよいよ沖繩の施政権返還がこの五月十五日に行なわれるわけですが、特に復帰に関連いたしまして、新しい沖繩の自治をどのように確立をしていくかということは、県民の大きな関心事であると同時に、重要な政治課題だと私たち考えております。長い間アメリカの軍事占領支配のもとで、自治そのものが侵害をされてきた、あるいは本土と切り離されて、本来一地方自治機構であるべき沖繩が、一つの国家的な政治機構を備えてきた、そういう面でも本土といろいろと異なった面あるいは格差が生じております。  そこで、自治大臣にまずお伺いをしたいわけですが、復帰に伴う県政移行にあたって、沖繩の新しい自治をどう確立していこうとし……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1972/03/21、32期、日本社会党)

○上原分科員 私は、復帰後の沖繩の農林漁業を、いわゆる沖繩の振興開発計画にどのように位置づけられ、かつ本土との格差というものをなくしていくために、政府としてどのような考え方あるいは政策を持っておられるのか、まず基本的な面をお伺いをして、具体的な問題に入っていきたいと思います。
【次の発言】 いま大体御説明がありますように、確かに四十七年度予算においても十分とはいえないかと思うのですが、かなり従来よりは予算措置がなされている面を評価をいたします。  そこで、確かに沖繩の農漁業の問題を考えました場合に、基盤整備ということが当面の大きな緊急課題であるということは、現地に行かれた方なら何人も異存のない……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○上原分科員 私は、沖繩の施政権返還に伴っての労働省と関係のある若干の問題について大臣並びに関係担当者にお尋ねをしたいと思います。  政府の次年度予算を見てみますと、復帰後の離職者対策を重点にといいますか、あるいは復帰後の沖繩の労働行政を改善していくための予算が組まれているわけです。特に現在の沖繩の実情といいますのは、ドル・ショックあるいは復帰不安、復帰の時点において一般市民大衆の生活がどうなっていくのであろうか、また自分たちが働いている企業の将来、職場はどうなっていくであろうか、失業の不安にさらされているのが現状でございます。そういう実情を踏まえて、労働省としても一応の対策はお立てになったと……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1972/03/25、32期、日本社会党)

○上原分科員 私は、施政権返還に伴う沖繩の特に中小企業対策の問題と海洋博の件について、大臣並びに担当関係者にお尋ねをしたいと思います。  復帰後通産省が取り扱わねばならない問題は、すでに明らかにされておりますように、非常に幅広い分野にわたっております。工業開発とそれに関連する工業用水の確保や電力問題また沖繩の伝統ある工業、民芸品等の保護あるいはそういった関連産業の振興、さらに中小企業対策など、また先ほどもございましたが、尖閣列島の大陸だな資源開発の問題等々、また七五年の海洋博覧会の開催、こういう沖繩県民が非常に関心のある諸問題をかかえておるし、私たちとしても今後の沖繩の経済社会開発、総合的な面……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1972/03/18、32期、日本社会党)

○上原分科員 私は、沖繩の通貨問題、さらに引き継がれる米国資産の公共自治体への譲渡の問題等についてお尋ねしたいと思います。  まず通貨問題ですが、これまでもたびたび大蔵大臣の所見を承ってきたわけですが、残念ながら、この問題に対しての解決策が見出されないままに、ますます沖繩現地の経済的な損失あるいは県民生活に対する打撃というものが日一日と深刻化してまいっております。きょうもまた同じ御答弁しか得られないかもしれませんが、むしろ予算委員会とかそういう面で議論をするよりも、こういう席で率直なお気持ちなり考えをぜひ聞かしていただきたいし、復帰まで六十日足らずになりましたが、このまま時の過ごすのを待つとい……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1972/03/25、32期、日本社会党)

○上原分科員 私はきょうは、全軍労の問題一本にしぼっていろいろお尋ねをして、早急にこの問題が解決できるように政府の一そうの御努力を願いたいし、また私たちの立場でできることも積極的にやってまいりたい、そういう立場からお尋ねをしますので、誠意ある御回答を求めたいと思います。  すでに御承知のように、去る七日から十日間、さらに一週間のスト延長、そして昨日から、たいへん残念なことでありますが、無期限の長期ストライキに入っております。これまでもいろいろと政府関係省庁に対して、早急に問題の解決をはかるようにやっていただきたいということを申し上げましたし、また、外務大臣あるいは関係担当者の皆さんが御努力をい……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1973/03/01、33期、日本社会党)

○上原委員 きょうはおもに沖繩の振興開発計画と海洋博の点について開発庁長官、関係大臣並びに政府委員にお尋ねをしたいと思います。  ご承知のように昨年の十二月に沖繩振興開発計画が閣議で決定され、審議会の答申を得て復帰後の沖繩の昭和四十七年度から昭和五十六年度までの十カ年計画が決定を見たわけですが、まず、お尋ねしたいことは、この沖繩振興開発計画と目下進められている海洋博開催の関係、その位置づけといいますか、関連性を政府はどうとらえておられるのか。基本的な考え方についてお尋ねをしてから話を進めてまいりたいと思います。
【次の発言】 きょうはことばのやりとりは私もできるだけ避けたいわけなんです。確かに……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○上原分科員 きょうは沖繩振興開発金融公庫の運営状況なり、特にその中でも中小零細企業に対する貸し付け状況、あるいは特別貸し付けの状況等を中心にお伺いをしていきたいと思います。  そこで、現在の金融公庫の運営状況なり、いま二点についてあげました点などどうなっておるか、まず、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま、御説明ありましたが、確かに振興開発金融公庫法案を承認するにあたって、附帯決議の中で四点が強調され、決議されたという経緯がございます。  そこで、きょう特にそのうちでもお尋ねしておきたいことは、中小零細企業向けの資金が十分確保されているかという点、これは四十八年度予算との関係……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○上原分科員 まず最初にお尋ねしたいことは、二月十三日の予算委員会の一般質問の際に、基地被害の問題について二、三点お尋ねをしておいたのですが、確かめておきたいと思うのです。  恩納村の弾薬処理によって相当被害を受けているということを、現地の写真等もお見せしながら、すみやかに弾薬処理をやめさせるということ、あるいは弾薬処理によって与えた被害に対しては補償を行ないなさい、やるべきだということ、さらに金武村における海兵隊の実弾演習によっても同様な被害を受けている、立木なりその他のいろいろな被害があるので、これらについてどうするかというお尋ねに対して、調査をし、どういう補償をすべきか評価をしているんだ……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○上原分科員 私は、復帰後の沖繩の空港あるいは港湾の整備計画に関連して若干お尋ねをしてみたいと思うのです。  これまでもたびたび予算委員会なりそのほかの委員会でも取り上げられてきたことですが、まず最初に那覇空港の整備計画に対して、たしか昨年の七、八月ごろだったかと思いますけれども、運輸省が整備計画を作成して、いわゆるマスタープランを作成して発表したことがあったと思うのです。私たちもそのマスタープランが着実に遂行されることを期待しておったわけですが、御案内のようにいろいろな事情でマスタープランそのものが実行できない段階に至っている、こういうふうに理解しているわけなんです。そこで、なぜ那覇空港の整……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○上原分科員 まず大臣に最初にお伺いをしたいわけですが、政府は、沖繩の復帰に伴って、特別措置法あるいは振興開発特別措置法で復帰後の沖繩の労働者の雇用安定、失業対策あるいは労働条件の改善等々を積極的に推進をしていくということをうたっております。しかし、残念ながら、復帰前後から軍関係労働者に対する相次ぐ首切り、合理化の問題、あるいは施政権返還に伴って制度の変更その他によって労働者の雇用はきわめて不安定であり、失業者も増加をしているというような現状であります。  そこでお伺いしたいことは、こういう沖繩の復帰後の労働者の実情を踏まえて、政府が進めてこられた諸施策というものは、十全とまでは言わなくとも、……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○上原分科員 まず最初に、復帰後の沖繩の医療行政を中心として社会保障全般ですが、やや範囲が広くなるのですが、最も問題になっている点は一体何なのかということ、さらにわれわれがかねがね指摘をしてまいりましたように、沖繩の現状というのは、本土との格差が一番大きいのは何といっても医療行政なり社会保障全般についてなんだ。復帰段階においてはその格差を早急になくして、少なくとも本土水準に近い方向に持っていかなければならないということを強調してまいりました。そういう方針で政府としてもいろいろ御努力をいただいている点はわかるわけですが、現実問題としてなかなかそのような方向に進んでいない。あるいは政府がおきめにな……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○上原分科員 いまもいろいろ物価問題で御議論ございましたが、私はおもに沖繩の復帰後の物価問題と関連をさせて、政府のそれに対する対策等について御所見なり御意見を賜わりたいと思うのです。  物価問題は、何も沖繩に限定する問題ではなく、いま国民全体が生活上の問題として非常に大きな関心を持っている政治的課題だと思うのです。そのことを前提にしながらも、復帰前後の沖繩の物価上昇というのは、開発庁あるいは復帰前の総理府の統計資料等をごらんになっても御理解いただけるように、本土の全国平均はおろか、どの地域よりも上昇が激しい、高いという実態になっているわけなんです。  そこで、通貨の交換なりいろいろな要素があっ……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○上原分科員 私は非常にやさしい質問をいたしますので、誠意ある御答弁を要望しておきたいと思うのです。  まず、沖繩の今後の農業基盤の整備について、これは漁港等を含めてですが、政府のほうにもいろいろ御計画、御方針があろうかと思うのです。特に、御承知のように、五十年の海洋博を控えて、農地の買い占め、土地投機、物価値上がり、いろいろな面で、いま沖繩の農業基盤、農民の生活がずたずたにされてきているという現状であります。最近のそういった実情を踏まえました場合に、政府がさきにおきめになった開発振興計画あるいは基盤整備を進めようとしていることが、大幅な、あるいは根本的な修正がない限り、第一次産業、特に農漁民……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○上原分科員 まず最初に大臣にお伺いしたいのですが、これまでもたびたび委員会でお尋ねをしてきたことですが、確かめておきたい面もありますので、御見解をあらためて賜わりたいと思います。  基地の整理縮小計画についてですが、これは本土を含めてですが、政府が今後基地の返還、整理・縮小を進めていく場合に、地方公共団体あるいは地域住民が返還をしてもらいたいという強い要求なり要望は出されていると思うのです。せんだっての北谷村の場合、あるいは立川にしましてもそうだし、各市町村なり公共団体はこういうものについて返してもらいたいということを、政府なり各関係省庁にいろいろ具体的に要望を出されていると思うのです。  ……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○上原分科員 沖繩の国有財産の件についてきょうはおもにお伺いをしたいのですが、復帰の際に、米国民政府から引き継いだ国有財産の件数というのは一体幾らあったのか御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 面積でなくして件数を私はお尋ねしているわけなんです。
【次の発言】 その国有財産の台帳整理はもう完成したんですか。
【次の発言】 引き継いだ国有財産のリストというのはわれわれ公表されたとは見ておりません。またこれまでも資料要求を沖繩国会なりその他の委員会でもお願いをした、要求をしたんですが、公表されておりません。台帳なりリストというのは公表できますか。

第71回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○上原分科員 主として沖繩の教育行政について、二、三点お尋ねをしてみたいと思います。  御承知のように、沖繩の施政権返還と関連いたしまして、沖繩の教育格差の是正ということは、県民が最も強く要求し、あるいはまた期待をしておった点だと思います。戦前専門学校以上の教育機関というのはほとんど沖繩には設置されていなかった。戦後、琉球大学あるいは沖繩大学、国際大学、その他二、三の私立高等教育機関もできて、沖繩県民も、異民族支配下にありながらも、日本国民としての教育を志向していく、そういう面では、本土にない努力が私は沖繩にはあったと思うのです。  しかし、残念ながら、復帰と同時に、従来公選制であった教育委員……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○上原分科員 環境保全の問題は最近とみに国民の関心事であると同時に、また大きな社会的、政治的な問題になっているわけですが、自然環境保全といいましても非常に範囲が広うございますので、きょうは私は特に沖繩の自然環境保全の問題と、それとの関連で基地被害、まあ基地公害という方もいらっしゃるのですが、私は基地から発生する被害といいますか災害というのは、公害ということにはならぬのじゃないか、むしろ被害じゃないかという気がいたしますので、そういう主張をしたいと思うのです。限られた時間ですから、二、三点にしぼって問題点をお尋ねして政府の御見解を賜わりたいのです。  御承知のように、沖繩で来年の七月に開催予定さ……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○上原分科員 私はきょうは、これまで返還された沖繩の軍用地、あるいはまた去る一月三十日の日米両政府間で話し合われて合意を見たといわれている今後の土地の返還、この中身についても若干触れたいのですが、特に今日まで最も重要である地籍の確認の問題がほとんどそのままになされてきております。そういう意味で、いろいろお尋ねしたいと思ったのですが、あまり見解の相違ということだけでものごとを片づけられてもいかないという気もしまして、お互いが相互に双方努力をし合っていけば、地籍問題なり、かかえている軍用地の問題なども、もう少し県民の意思に沿う方向で、あるいは返還された地主の皆さんが利用できる、また県や各関係市町村……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○上原分科員 二つの問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に沖繩の交通体系の件ですが、いわゆる陸上輸送問題です。沖繩に行ってみたことのある方は御理解いただけると思うのですが、復帰を境に交通問題が非常に深刻化してきております。そういう意味で、何とか交通渋滞を改善すべきであるということで、県や特に那覇市を中心とする各自治体もそれなりの努力をしてきているわけですが、なかなか思うようにはかどらない。  その要因といいますか、あるいは障害というのは、いろいろ指摘できると思うのですが、戦後二十七年余にわたって、いわゆる米軍の軍事優先の道路整備といいますか、軍事優先の政策がとられた。それが何とし……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○上原分科員 私は、おもに沖繩の通信施設についてひとつお尋ねをさしていただきたいと思うわけです。  まず第一点は、復帰後の電話の架設といいますか、加入問題ですが、非常に積滞量が多いというような県民の不満が出ております。  そういう意味で、現在沖繩の電話の施設設備というものがどういうふうになっているのか。また、政府がかつて五カ年計画の中でいろいろ推進をしてこられた事業の進捗状況なり、特に、海洋博と直接は関係ないんだという言い分も、かつて政府の答弁があったわけですが、二百七十億という予算が通信施設費として計上されております。そういう面との関係で現在の沖繩の通信施設状況、電話の普及状況など御説明をい……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○上原分科員 これまでも沖繩の医療問題についてお尋ねをしてまいりましたが、きょうもあらためて二、三の具体的問題と沖繩の医療体系といいますか医療施設、設備の充実化について、政府がどう進めようとしておられるのかという点を含めてお尋ねさせていただきたいと思います。  限られた時間でありますので、最初に一、二の具体的な問題についてお尋ねしますが、せんだっても国会の委員会審議の合い間を見て大臣にもお会いをしたわけですが、いわゆる本土で被爆して戦後沖繩に帰って沖繩に在住する被爆者の問題、特に沖繩の被爆者が原爆医療法の適用を受けたのは御承知のように本土とは十年の差が出ております。復帰前のことは不問に付すとい……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○上原分科員 私は二点ばかりお尋ねをさしていただきたいと思います。  一点は、申し上げるまでもなく、いまたいへんなインフレ、物価狂乱で、国民全体が悪性インフレ、物価高の中で苦しめられているわけですが、そういうことも踏まえながら、特に離島県である沖繩の場合の物価問題も、きわめて深刻なものがございます。毎年、この委員会でも物価問題も幾ぶんお尋ねをしてまいりましたが、なかなか鎮静するどころか、むしろ暴騰を続けているというのが現状でありまして、特に大臣も御案内のように、海洋博というのを来年に控えて、ますます沖繩の物不足、あるいは物価の深刻さが増高してきているという現状であります。それが一つ。  あと一……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○上原分科員 すでに多くの方々から御質問があったと思うのですが、昨年来続いております石油危機によって、国際、国内経済が非常に悪化をしてきております。インフレ、物価問題、そういう中で石油危機の次は食糧危機じゃないのか、わが国の農業の基本政策を大きく転換すべき段階にきているという意見が強くなってきております。  従来の国内において生産される農畜産物の価格というのが国際価格よりも割高である、あるいは消費者に対してコストのインパクトになるというようなことなともあって、農業国際分業論とかいろいろな面が出たんですが、しかし、最近の二、三の例を見ましても、国内の農畜産物価格よりも国際の価格がむしろ高くなる傾……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○上原分科員 私は、学校の施設設備の問題についてお尋ねをしたいと思うのです。  御承知のように、学校教育法の施行規則で、いわゆる望ましい学校の規模ということがうたわれておるかと思います。しかし、年々都市化がされていく、あるいは人口の過密化等に伴って、これは沖繩のみならず本土全体をいま申し上げているわけですが、文部省なりあるいは教育法で定められた望ましい学校規模をこえるマンモス校というのが小中学校に多くなってきていると思うのですね。そういう意味で、いま教育問題、教育行政はいろいろな面で議論がなされているわけですが、特に、望ましい学校の規模ということに対して、文部省としても新たに再検討を要する段階……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○上原分科員 わずかな時間ですので、その範囲内で、せんだって日米安保協議委員会で合意を見たといわれる沖繩の基地の整理縮小計画といいますか、返還についての内容をただしておきたいと思うのです。  最初にお尋ねしたい点は、第十四回の日米安保協議委員会で合意を見た関東計画と今回の計画を比較して考えてみた場合に、大きな相違点というものを指摘せざるを得ないわけです。といいますのは、関東計画の場合は、返還をするあるいは縮小整理をしていくという目標というものが立てられております。いついつまでに、どういう方法でやっていくのだと。今回の場合、全くそういう期限というのはないわけですね。なぜそういうことになったのか。……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○上原分科員 大出先生のたいへん次元の高いお話から低い次元に入るのも恐縮ですが、こういう機会もないとなかなか地域の問題なども取り上げることができませんので、御了解をいただきたいと思います。 それで二、三の問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  実は、この件につきましては昨年の分科会でも取り上げて、沖繩における国有財産の払い下げの件なんですが、政府としては早急に対処をしていくというお答えが明確に出たのですが、その後のお話を関係者から承っておりますと、なかなか進展していないのじゃないのかという話がございます。特に第二次大戦末期あるいはそのさなかといいますかの時点で、旧日本の陸海軍が接……

第73回国会 農林水産委員会いも、でん粉及び甘味資源等に関する小委員会 第3号(1974/11/18、33期、日本社会党)

○上原小委員 まず、最初に、サトウキビの原料価格の決定がこの二十日までになされようとしているわけですが、すでに農林省においても原案作成の作業が進んでいると聞いております。刻々と期日が迫っておりますが、現段階でどういうぐあいに作業が進んでいるのか、また、四十九年産のサトウキビ価格の決定にあたって事務当局としてはどのような考え方で原料価格をおきめになろうとしておられるのか、そこいらの点について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 まだ、推定生産費が政府原案として出せない状況だということですが、いろいろ御事情はあろうかと思うのですが、きょうの委員会に政府原案が提起できなかったおもな理由です……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○上原分科員 限られた時間でございますので、今回は予算委員会で余り沖繩問題が取り上げられておりませんし、私もその機会がなかったこともありまして、きょうは、総理府総務長官であり、また沖繩開発庁長官である植木長官に、沖繩問題にしぼってお尋ねをさしていただきたいと思うのです。  問題がたくさんございますが、まず、復帰前からそうですが、復帰後の、特に歴代の開発庁長官なり政府全体の沖繩問題についての取り組みといいますか、姿勢というものを、復帰三年目に入っていろいろ考えてみた場合に、政府関係省庁、なかんずく沖繩開発庁にいろいろな面で御努力をいただいていることを評価することにやぶさかではございません。しかし……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○上原分科員 私は、昨年沖繩県伊江島で起きました米軍人の発砲事件に関する問題を取り上げてみたいと思うのですが、警察庁の方がまだ見えないようですから、その前に一、二点だけ法務省にお尋ねをしておきたいと思うのです。  一つは、基地内に居住している外国人の問題ですが、もちろん地位協定で資格要件がうたわれております。しかし、そうでない民間外国人が沖繩の基地内にかなり居住をしているということが、これも昨年十一月段階で問題になりまして、法務省としても調査をするということを四十九年十一月十四日の沖特委員会で答弁なさっているわけですが、この問題についてその後調査をなさったのかどうか、おわかりであればお答えをい……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○上原分科員 短い時間ですので、三点についてお尋ねさせていただきたいと思います。一つはちょっとだけ駐留軍の問題をお尋ねしたいと思いますし、さらに地位協定に基づく刑事特別法の件と、VOAの件、三点についてお尋ねしますので、ひとつ誠意ある御回答、御答弁を願いたいと思います。  七四年の駐留軍の賃金問題がえらく長引いて、まだ労働者個々人には賃金そのものが支払いをされていないという状況なんです。いろいろ事情はあったと思うのですが、いまのような状況では、一年近くも賃金が解決できないというのは、これは余りいい状態ではないわけですね。  そこで、長引いた根本原因と、今後政府はどういうふうにしようとしておられ……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○上原分科員 私は、限られた時間ですので、主に、前々から問題になってまいりました那覇空港の整備の件についてお尋ねをしたいと思います。  まず、きょう運輸省だけにお尋ねをしておきたいのですが、沖繩返還の時点で、いわゆる那覇空港は目玉商品だということで、完全民間空港にするということを政府首脳の方々が非常に強調してまいりました。しかし、残念ながらその目玉は完全に抜かれて、いまなお、復帰三年目を迎えた段階においても、民間空港どころか米軍、米海軍それから海兵隊、航空自衛隊、海上自衛隊、陸上自衛隊、民間航空機、本土にもあまり例を見ないような共同使用の形をとってきております。  そこで、しばしば対潜哨戒機で……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○上原分科員 いまも大臣の御説明があったのですが、私は主に復帰後の沖繩の電話架設の面とか、あるいは郵便局の問題、特に特定郵便局の点、さらにVOAの件と、この三点についてお尋ねをしてみたいと思うのです。  昨年のこの分科会でも取り上げましたが、復帰後、沖繩のこの電話架設が非常におくれており、積滞数がかなりの量に上っているわけですね。しかしその後もなかなか改善をされない状態で、県民、特に一般家庭の利用度の面においては大きな支障をいまも来たしている状況なんですが、なぜこういう結果になっておるのか、その原因なり、あるいは今後これを解消していくために、需要に見合った施設設備を整備していく上でどのように電……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○上原分科員 まず最初に、すでに議論もあったことだと思うのですが、最近失業問題が非常に深刻な状況になってきております。政府も特に労働省が中心になってそれなりに失業対策という面でいろいろ対策を講じておられるようですが、これだけ失業問題が深刻化したというのは、戦後二番目ないし三番目に大きな失業問題である。社会問題に発展する気配も十分考えられますし、いろいろ最近のマスコミ報道を見てみましても、総需要抑制、物価鎮静、そういうものに重点が置かれて、失業対策、不況対策ということについて、まあ春闘との兼ね合いもあろうかと思うのですが、一般的に受けとめられているほど、労働省の方では余り深刻に受けとめておらない……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○上原分科員 私は、ごく限られた時間でございますので、主に沖繩の医療、社会福祉等の問題についてお尋ねをしたいと思います。  これまでもこの分科会、あるいはそのほかの委員会でもたびたび医療行政なり福祉問題を取り上げてきたのですが、特に長年アメリカの施政権下にあって、沖繩の医療問題あるいは社会福祉の面というのは、本土の全国平均あるいは類似県等々とも比較してきわめておくれをとっている、一部においてはまだ五割にも満たない、平均しても五、六割程度の水準にしか達していないということで、復帰後その格差の是正をしていくということで、少なくとも早急に本土水準に引き上げていくという面で、厚生省初め関係省庁において……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○上原分科員 最初に大臣に一点だけお尋ねをして、それから主に沖繩国際海洋博についての質問をしたいと思います。  まず最初の点ですが、最近わが国において各地の石油の貯蔵タンクがいろんな事故を起こして、特に水島事故などは国民や近郊の住民に大きな被害を与えております。さらに各貯蔵タンクの不等沈下の問題なども、防災問題を含めてきわめて憂慮すべき事態が続出していることは御案内のとおりであります。そういう状況下で、沖繩にも沖繩三菱が石油基地を新しく設置したいということで、いろんな公害問題との関係で県民との間にトラブルが出ております。客観情勢から見ても、公害対策、石油基地の防災対策等含めて、新たな石油備蓄基……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○上原分科員 私は、わずか三十分の質疑時間ですので、パイン問題一本にしぼってお尋ねをしたいと思うのです。  最初に大臣にお伺いをしたいのですが、沖繩パインの優先消化ということで閣議で何かお話し合いを持ったかどうか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 実はきょうは現地で生産者あるいは加工業者を含めて、パイン産業の危機突破ということで、県民大会が持たれておるわけです。その大会での報告という情報で先ほど入ったのですが、閣議で、沖繩産のパインかん詰めを優先消化をするということが決定になったということが、どなたか知りませんが言われておる。もし閣議でそういう話し合いが持たれていないとすれば、きわめて問……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○上原分科員 最初に、いまの阿部さんの御質問とも関連するのですが、ちょっとだけ銀行局長にお尋ねしたいのです。  たしか四十九年十二月二十五日に、各銀行に大蔵省の銀行局長名で、いわゆる銀行の大口融資の規制問題についての示達が出ていると思うのですが、なぜこの種の示達を出さなければいけなかったのか、その趣旨と、また、示達を出した後の各市中銀行なり関係銀行の運用状況がどうなっておったのか、そこいらについてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、逆に言うと、そういう示達を出さなければいけなかったということは、相当その基準を上回る融資があったということも言えるわけですね。現にあるとい……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○上原分科員 私は、きょうは米軍基地への立ち入り調査権といいますか、立ち入り問題について、ぜひ外務大臣あるいは関係者のはっきりしたお答えをいただきたいと思うのです。  これは何も沖繩だけを私は申し上げているわけじゃありません。一般に、本土を含めて、いわゆる地位協定で言う施設及び区域に立ち入りをしたい、調査をしたいという場合にどういう手順を踏んでおられるのか、まず御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま大臣の御答弁では、地位協定に基づいてということでしたが、地位協定に立入調査について何か触れているのですか。
【次の発言】 管理権については地位協定で確かに定められていますね。立ち入……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)【議会役職】

○上原主査代理 次に、玉城栄一君。
【次の発言】 私の質問の機先をそがれたようなかっこうになっておりますが、お疲れでしょうが、あとしばらくお尋ねをさせていただきたいと思います。  きょうは主に駐留軍の労働問題について確かめておきたい、あるいはお尋ねしたいのですが、その前に、二、三点だけ防衛庁長官の御見解をぜひ承りたいのです。  先ほどから在韓米軍の撤退問題についていろいろ御議論がございました。また、せんだって、国会の論議では余り本当のことらしいものをおっしゃらないのに、在韓米軍撤退に対しての防衛庁の御見解をまとめて、総理の御訪米に際して御意見を申し上げたということも報道されております。  そこ……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○上原分科員 まず最初にお尋ねしたいのは、一昨日報道になりました例のサッカリン使用の問題について、ちょっと大臣なり関係者の御見解だけ賜っておきたいと思うのです。といいますのは、これは私の記憶でも、去る四十八年ころわが国でも消費者関係の皆さんからかなり問題が提起をされまして、たしか厚生省の方でも環境衛生局なりで相当検討された経緯があるのじゃないかという記憶がございます。そこで、米国、カナダが再び発がんの可能性が非常に強いということで使用禁示を改めて発表したということが報じられております。当然その影響はわが国にも出てくると思いますし、また四十八年前後のいろいろな消費者関係あるいはメーカーの方からも……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○上原分科員 私は、当面している中小企業問題などとの関連で、特に海洋博後の沖繩の経済状況、それとの関連における不況あるいは中小企業の倒産の実態などを例に挙げながらお尋ねをさせていただきたいと思います。  最近の企業倒産というのは全国的な問題であると同時に、ますます深刻の度合いを増してきているわけですが、一応通産省としても、昨年の秋以降、暮れにかけて特に中小企業の倒産防止対策という面で一定のてこ入れもなさってきたのも、補正予算等の面でも出てきております。しかし、現実問題として景気がなかなか回復をしないという状況下で、企業倒産はますます多くなってきているという現状で、五十一年を見ましても、負債総額……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○上原分科員 最近、農業問題はわが国全体として非常に最重要視されてきている状況だと思います。特に、国内で生産できる農産物についてはできるだけ国内自給率を向上せしめるということ、従来のような農業の国際分業論ということに対してもいろいろと手直しをしていかなければいけないのじゃないのか、石油ショック以来食糧問題の見直しということで、高度経済成長下において衰退をしてきた農業というものを、もう一度国民的立場で考え直して、農業再建というものをやらなければいけないという認識がようやく出てきているのじゃないかという感じがいたします。最近の二百海里問題を含めて、国民の食糧に対してのあるいはたん白資源に対しての不……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○上原分科員 私は主に失業対策の点についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  きょうも本会議で雇用保険法等の一部改正の提案がなされて、わが党の質問をした安島さんなりほかの方の質問に対しての大臣の御見解なども承ったのですが、どうも最近の経済状況を見ましても景気浮揚というのがなかなか思うようにいっていないし、まだまだ企業倒産というのもむしろ深刻化の傾向にある。三月の決算期になると一千万円以上の中小企業を含めてかつてない倒産が起こるのじゃないかということが民間の調査機関の資料を見ても明らかになりつつあるわけです。そうなりますと、必然的に雇用問題というのが現在よりも、春の新卒者等の就職問題を含め……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○上原分科員 私は主に沖繩の教育問題について、分科会でもありますので、お尋ねをしたいのですが、その前にちょっと大臣にお伺いしたい点は、いまも中村先生とのやりとりも少し聞いておったのですが、またこの間、日曜日の教育討論会を大臣がやっておられるのを私も聞きまして、確かに大臣に就任されて教育問題に非常に意欲的に取っ組んでおられる、あるいは従来の文部省の教育行政というか教育政策と、われわれの方から見るとより開かれた方向に、あるいは民主的な教育行政というか、教育政策を確立をしていかれようとするという意欲を非常にうかがうわけですが、それにしてもなお一つの枠というものは絶対崩してはならぬという原則を持ち、こ……

第84回国会 内閣委員会同和対策に関する小委員会 第3号(1978/06/07、34期、日本社会党)

○上原小委員 総務長官の御日程が、午後は参議院との関係でお時間がとりにくいということですので、長官が御出席できる時間に若干お尋ねをさせていただきたいと思います。  まずお尋ねを申し上げる前に、本日は大変貴重なお時間を割いていただきまして、本委員会の同和問題の審議に当たって、同和対策協議会の前会長の磯村英一先生、全日本同和対策協議会会長の夏秋幹先生御両名においでいただきまして、大変貴重な御意見とわれわれの審議を促進するに当たって参考になる御意見を承りましたことを心から厚く感謝を申し上げます。本当に御苦労さまです。  時間の都合もありますし、またこれまで、この同和対策事業特別措置法の延長問題あるい……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○上原分科員 私は、最初にNHKの受信料問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  もうすでに予算委員会あるいは逓信委員会などでも取り上げられたようでありますけれども、いわゆる在日米軍あるいは軍属の方々の受信料金が徴収できない、相当額に上る滞納といいますか、未納があるということで政治問題になっているような感を受けます。  そこで、現在の状況は一体どうなっているのか、まず、その御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 その程度のことはすでに報道されておるわけですから、もう少しその内容をお聞かせいただきたいのです。  米軍人、軍属の世帯数はどのくらいあるのか、徴収するとなると幾らく……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○上原分科員 私は、大変限られた時間ですから、この十月から沖繩県の宜野湾市我如古に開設を予定されております国立療養所沖繩病院ですか、仮称かもしれませんが、その件について最初にお尋ねをしたいと思うのです。  いま申し上げたこの国立療養所沖繩病院の設置は、申し上げるまでもなく、現在金武村にある国立療養所、結核療養所を移転をさせるという計画で復帰後進められてきたことであります。そこで現在の状況はどうなっているのか、いろいろお伺いをしてみますと、この十月には開所したいということで鋭意御努力をいただている、また地元もそういう方向で移転準備なりその他進めているということですが、まずその概況といいますか近況……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○上原分科員 私は、大変限られた時間ですから、昨年の七月三十日に実施されました沖繩の交通方法変更後の懸案事項の幾つかについてお尋ねをしたいと思います。  それとの関連もありますし、総務長官は沖繩開発庁長官も兼務されておりますから、沖繩振興開発計画の今後の見通しあるいは昭和五十六年度で一応十カ年計画が終了するわけですが、その後どのようなお考えを持っておられるのか、その点についてもお尋ねをしますので、誠意ある御回答を求めたいと、冒頭お願いをしておきたいと思います。  交変の問題につきましては、これまでもしばしば沖繩北方対策特別委員会などでも取り上げられ、その他の交通安全対策特別委員会、また内閣委員……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)

○上原分科員 大変短い時間ですので、お尋ねしたいことはたくさんあるのですが、二、三の問題点にしぼって、外務省を含めてお尋ねしますので、明快な御答弁を要望したいと思います。  最初に、防衛庁長官にお尋ねしたいのですが、今年に入ってから、わが国を取り巻いておるアジア情勢といいますか、国際環境の動きが大変激しくなっているような気がいたします。この種の質問をするとすぐ防衛庁は、自衛力の強化、増強に悪乗りをする癖があるのですか、私はそういう前提で申し上げているんじゃないですから。最近明らかになりました択捉、国後におけるソ連軍の基地建設の問題、これなども大分意図的な面があるような気がして、いずれ内閣委員会……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)

○上原分科員 質問時間を守ってくれという注文を冒頭委員部から受けたのですが、政府委員のお出ましが遅くて、六分経過したことを大変遺憾に思います。  私は、限られた時間ですから、いま問題になっております下地島訓練飛行場の件と、若干時間があれば那覇空港の整備拡張計画について、運輸大臣初め航空局の御見解を尋ねておきたいと思うのです。  この下地島訓練飛行場の建設問題は、沖繩の施政権返還前から賛否両論があって、その後着工されて今日に至っているわけですが、最近になって、いろいろ社会経済状況の変化などもあるわけですが、当初この飛行場を建設する段階ではもっぱらパイロットの養成をするための訓練飛行場として建設を……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○上原分科員 私は、沖繩の戦後処理の重要な課題の一つであります市町村道未買収用地の問題と過疎地域対策緊急措置法ですか、それと沖繩振興開発との関連で、主に自治大臣にお尋ねをさせていただきたいと思うのです。  なぜこの分科会でこれを取り上げるかといいますと、これまで沖特などで、あるいは建設大臣などにもお会いをして、市町村道未買収用地、いわゆるつぶれ地の問題についていろいろ取り上げたり御要望申し上げてきたのですが、十分な解決策というものがまだ明らかにされておりませんので、自治体の財政問題あるいは自治行政と非常に深いかかわりがありますから、この際自治大臣の特段のお力添えもいただきたいということで、さら……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○上原分科員 私は主に沖繩の農業問題についてお尋ねをさせていただきたいと思うのです。こういう機会でないとなかなか農林大臣にお目にかかる機会がありませんので、限られた時間ですから、しぼってお尋ねをしてみたいと思います。  そこで、最初に、去る一月十六日から十八日まででしたか、渡辺農水大臣、沖繩の農業の実情を御視察なさるということで宮古、八重山まで足を運んでいただいたということを聞いて喜ぶと同時に、力強く思うわけですが、実際現地に行かれて、沖繩の農業問題についてはこれまでいろいろ議論されたり、またいろいろな意見なりプランなどがあるようですが、率直に農水を担当される最高責任者として、沖繩の農業の近代……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○上原分科員 最初に、外務省の方にお尋ねをしたいと思います。  最近、防衛庁だけでなくして、外務省首脳も含めて、防衛力の強化あるいは防衛費の増額の大合唱をやっておられるようですが、われわれとしてはきわめてその動きを注目せざるを得ません。国際環境がいろいろあるにしましても、こういうときには冷静に安全保障の問題を考えなければいけない立場にあられる方々が、悪乗りをするような防衛費増額あるいは防衛力の増強ということには、先ほどの話にもありましたように、とても国民的コンセンサスを得ることもできないでありましょうし、同意を求めるわけにもいかない問題じゃないかという感じがするのです。  そこで、大来外務大臣……

第91回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1980/03/07、35期、日本社会党)

○上原分科員 私は過疎地域と過疎対策の件についてちょっとお尋ねをさしていただきたいと思います。  御承知のように、現在の過疎法が今月いっぱいで期限切れになり、新しい法案といいますか一部改正、わが社会党が出している一部改正案と自民党さんの新法が提案をされているわけですが、現在の過疎法に基づく過疎対象市町村というのはどのくらいあるのですか。それが一つと、それとの関連における予算措置は五十四年度でどの程度なされようとしているのか、また五十五年度はどういう措置を講じようとしておられるのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 もちろんいまの数字の対象市町村、また、いまの予算措置も、これは沖繩……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○上原分科員 大変限られた時間ですので、戦後三十五年が経過しようとしているわけですが、戦争犠牲者といいますか、戦時中の被災者に対する国としてなすべき補償がまだ十分なされていない面が多いのじゃないかという感じがするわけで、その面を主として私はお尋ねしたいわけです。  まだ補償措置がなされていないケースにつきましては、もちろん厚生省だけの所管ではないかとは思うのですが、政府としては、いま私が申し上げたことに対してどういう御認識を持っておられるのか、まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、いまお答えありましたように、確かに戦傷病者戦没者遺族等援護法、いわゆる援護法で措置をしている……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○上原分科員 最初に、労働大臣に二、三点お尋ねをしたいと思います。  雇用失業問題を中心にお尋ねするのですが、最近のわが国の経済構造が大変変化を来してきているということ、低成長時代に入っている、あるいはまた、ますます高齢化社会になりつつあるというようなことを考えますと、これからの全般的な雇用政策は従来よりきめ細かい政策が必要じゃないかという感じがするわけです。短い時間ですので突っ込んだお尋ねはできませんが……。  そこで、最近、日本経済調査協議会あたりもいろいろ提言をしているようですが、定年延長問題、六十五歳までの層用継続の必要性を強調している向きもあります。そういう面で、これからの中高年の雇……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1980/03/05、35期、日本社会党)

○上原分科員 いま主査からもありましたように、限られた時間でのお尋ねでありますので、早速本論に入りたいと思います。  きょうは、いま大胆の御説明にもありましたように、エネルギー問題が大変重要な政策課題といいますか政治課題になっておりまして、なかんずく原子力の平和利用というのは国際的にも大変注目をされて、わが国でもいろいろ賛否両論ありながらも進められてきていることは御案内のとおりです。  そこで、これと密接にかかわっております使用済み核燃料再処理工場の建設問題にしぼってお尋ねをしたいわけです。この第二再処理工場設置の問題とも関連がありますし、同町にわが国の今後の原子力政策と非常に重要なかかわりを……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○上原分科員 いろいろお尋ねしたいことがあるのですが、若干の時間ですから、きょうは沖繩の公用地問題についてまずお尋ねをして、時間がありましたら共同演習の問題について少し触れてみたいと思います。  御承知のように、沖繩復帰の際に、米軍が不法不当に強奪をした土地の取り扱いをめぐって、大変国会が混乱をいたしました。しかし、当時も与党自民党が絶対多数を占めておったこともあって、沖繩における公用地等の暫定使用法というものが強行立法され、さらに五年後の五十二年にもまた、この公用地法が再延長を見たことは御承知のとおりです。今度政府は、三たび米軍用地を継続的に強制収用をしていこうという手続を開始をしておるよう……

第94回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○上原分科員 短い時間ですから、私は沖繩の地籍明確化作業の進捗状況と若干の問題点についてお尋ねをさしていただきたいと思います。  御承知のように、地籍明確化法が去る五十二年の五月に制定をされて、それからやがて四年を経過しようとしているわけです。きょうはまず開発庁と建設省の担当部門についてお尋ねをしたいのですが、たしか二十五・〇九平方キロが開発庁、建設省関係の担当になっていると思うのですが、現在の進捗状況また問題点はどういうところにあるのか、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、細かい数字はいずれまた詳しくお尋ねをいたしますが、いま御説明がありましたように、二十五・〇九平方……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○上原分科員 短い時間ですので、二、三点だけ。  最初に、ちょっと私の質問のあれに通告してなかったのですが、実はきょう労働省が一月の実質賃金の統計を発表いたしました。さらに総理府が一月の消費者物価の上昇を発表しているわけです。もう御案内のとおり、きょうの各新聞の夕刊はどちらもトップでこれを取り上げております。  このように実質賃金が年度内、一月ですからあと二、三月残すだけですが、昨年十月がプラス・マイナス・ゼロですね、結局プラスの月は七月と十二月、七月〇・六%と十二月〇・一と二回だけということです。サラリーマンといいますか勤労者にとっては大変な生活面への影響が出てきていると思うのです。そういう……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○上原分科員 実は私は、きょう厚生省、厚生大臣に対して、私がこれまで何度か取り上げてまいりました戦災障害者の問題、特に沖繩戦における六歳未満の戦争被災者の件について、重ねてお尋ねをして、ぜひ早期実現方を御要望するつもりでございましたが、幸い厚生省としてもいろいろ御検討いただいて鋭意その実現に向けての御努力をなさっておられるとのことでありますので、長い懸案でございますので、ぜひ一日も早い善処方が実現できますように御要望申し上げて、別の問題をきょうはお聞きしたいと思います。  そこで、これは本来ですと法務省の方が所管官庁かもしれませんが、児童福祉の面からもきわめて重要な問題でございますので、国際児……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○上原分科員 大変短い時間ですから、私は、まず最近のパイン問題について一点、それから野菜問題、時間があれば森林資源の整備の問題、この三点でお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  最近になって、またパインの問題は第二の危機の時期を迎えたと言われているわけですが、この問題につきましてはこれまでもたびたび取り上げてまいりましたし、また、大臣初め関係局長にもお会いをしたりいろいろ御要望も申し上げてきたのですが、国内消費の問題その他あって、非常に深刻な事態を迎えていることは御承知のとおりです。  そこで、現在の市況の状況は一体どうなっているのか、特に沖繩の生産面あるいは滞貨問題……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○上原分科員 大変短時間ですので、二、三点だけ、外務省と防衛庁にお尋ねをさせていただきたいと思うのです。  まず、最近わが国の防衛力の増強をめぐって大変議論が沸騰といいますか、多くなってきていることは御承知のとおりです。特に外務省までが、自衛力の強化というか防衛力の増強問題について、昨年の八月の五十六年度予算の概算要求をめぐった時点から非常な勢いで防衛費の増額問題等についても口出しをというか、言い方は悪いかもしれませんが、やってきている。アメリカ側はアメリカ側で、九・七%とか、あるいはそれプラスの人件費二・二%を含めてというふうに、外務省、防衛庁、アメリカ一体となった防衛力強化を達成するための……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1982/02/26、36期、日本社会党)

○上原分科員 予算委員会でいろいろすでに議論されているようですが、五六中業について、まず最初にお尋ねをしてみたいと思うのです。この作業状況はどうなっているか、まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 あなた、そんな抽象的な答弁ではだめですよ。防衛計画大綱の水準を達成することを目途としてというわけですが、そうすると五六中業は現在の防衛計画大綱を上回るものでないですね。
【次の発言】 計画大綱は上限ですか。
【次の発言】 私が聞いているのは、防衛計画大綱は上限と見ていいですかと聞いている。
【次の発言】 だんだん言い回しが変わってきていますね。当初、これができたころは上限だと言っておった……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○上原分科員 わずかの時間ですから、私は、沖縄のダム建設の件とそれから河川の改修整備の件、さらに三点目に、長い間問題になってまいりましたつぶれ地の問題、いわゆる市町村道未買収用地、この三点についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  最初に、この五月の十五日で、沖縄は復帰して満十年を迎えるわけですが、残念ながら、人間生活に不可欠の資源である水さえ十分確保できないという現状なんですね。もうすでに制限給水になってから二百三十五、六日、約二百四十日に達している。隔日断水になってからでも百九十日を超している、こういう状態なんですね。したがって、これは県民生活にはかり知れない深刻な打撃を与えておって……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○上原分科員 まず最初に、最近の砂糖をめぐる情勢について少しお尋ねをさせていただきたいと思います。  恐らくこの件につきましては多くの方々からお尋ねがあったかもしれませんが、要するに、指定砂糖の売り戻しについての臨時特例法が、御承知のように、今月末に期限切れとなります。その後の対策をどうお考えになっておられるのか。  昭和五十二年でしたか、一九七七年にこの特例法ができた背景は申し上げるまでもありませんで、輸入糖や国内産糖をどうバランスをとって国内消費あるいは糖価、需給を調整していくかということだったと思うのですね。もし、この特例法がなくなるとすると、昨今の砂糖情勢も非常に厳しい面がありますし、……

第98回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○上原分科員 私は、ごく短い時間ですので、かねがね問題になってまいりました沖縄で旧日本軍が取り上げた土地の件について、改めてお尋ねをしてみたいと思うのです。  これは丹羽長官もすでに御承知おきだと思うのですが、現段階では、戦後処理の残された最大の課題の一つだと言っても言い過ぎではないと思うのです。いわゆる読谷飛行場用地の問題ですが、経過を申し上げますと長くなりますので省きますが、要するにこの読谷飛行場用地というのは、沖縄において戦時中、旧軍がどうしても飛行場を造成しなければいけないということで、ある意味では国家総動員法的立場で強権収用した土地なんですね。当時の事情に詳しい人々のお話を聞いてみま……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○上原分科員 本論に入る前に少しばかりお伺いをしておきたいのですが、いまも御指摘がありましたが、政府の医療行政といいますか薬事行政に対して大変疑問が持たれている。きのうからいろいろ報道されておりますように、昭和大学薬学部における動物実験結果のデータの捏造問題、国民に大変な不信感を与えたと思うんですね。昨年は確か日本ケミファ事件で大変大きな問題になって、結局営業停止問題まで発展をした。この昭和大における動物実験も昭和五十年八月ごろから行われておったようですが、このように明治製菓とのことで明らかになった以上は、やはり徹底的に調査をしてしかるべき措置をとらねばいかない問題だと思うんですね。これについ……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○上原分科員 私は、かねてより問題になっております沖縄近郊に米軍が新たな訓練空域を設けようとしております、いわゆるACMI、空中戦闘技量評価装置設置の点についてお尋ねをさしていただきたいと思います。  多く指摘するまでもないと思うのですが、この問題は、一九八一年六月の日米安保事務レベル協議、言うところのハワイにおける日米防衛首脳の会談によって米側から要求され、その後にわかに問題として出てまいりました。いろいろ日米間でやりとりもあったようですし、私もまた何回かこの問題を取り上げて、前の運輸大臣、現長谷川運輸大臣にもお会いして、いろいろ事情をお聞きし、私たちの立場も強く申し入れいたしました。一部に……

第98回国会 予算委員会第八分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○上原分科員 短い時間ですが、お聞きしたいことが二、三あります。  まず最初に、先ほどもちょっとニュースを聞いておったのですが、波しぶきなどの塩害による橋の被害が全国的に非常に出ている。全国の沿岸近くの二十六に及ぶコンクリートの橋が塩害によってひび割れもしくは剥離などの被害をこうむっておるということですね。たとえば鹿児島にある橋は、塩害によって被害が生じたため鉄板等による補強をしたが、今度はまた橋げたの取りかえまで工事をしなければならない状態である。当初、この橋は完成すれば五十年は大丈夫と建設省が太鼓判を押したものが、十年足らずでこういう結果になっているということですね。しかも、全国二十六カ所……

第98回国会 予算委員会第六分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○上原分科員 どうもお久しぶりに山中大臣にお尋ねする機会を与えられて、ひとついい答弁を期待しております。  本論に入る前に、去る五日の山中大臣の、武器輸出は未来永劫に許さないという御発言は、よい意味で最近にないみごとな御答弁だと思うのですね。これは、従来の武器輸出禁止三原則や、その対象地域外についても武器の輸出を慎むという昭和五十一年の政府見解より一歩進んだ、はるかに私は明快なる御答弁だと思うのですね。したがって、ぜひこの考えというものは、政府全体の政策というか見解としてまとめていただきたいと強く期待をしているわけですが、ただ昨今の、タブーに挑戦をするとかあるいは軍拡路線その他のいろいろな外的……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原分科員 極めて限られた時間でありますので、端的に二、三点ばかりお伺いをしたいと思います。  まず、ACMI、いわゆる戦闘機戦技訓練評価装置の件ですが、御承知のように、この問題はたしか八〇年の半ばごろから持ち上がって、八一年、昭和五十六年の第五百六回日米合同委員会で正式に米側から問題提起がなされて、今日に至っていると思います。  実は、この件につきましては、米軍への新たな排他的な空域の提供であり、沖縄の民間航空路に重大な支障なり危険を与えるものだということで、我々はかねてから運輸省、防衛庁、外務省等に、新たな空域の提供というものはやるべきでないという立場で問題点を指摘をし、政府の御見解をお……

第101回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○上原分科員 私は、放送衛星の実用化の問題と、公衆電話、福祉電話の件についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  既に御案内のように、我が国初の実用放送衛星ゆり二号aが去る一月二十三日に打ち上げに成功して、大変国民の感銘というか共感を呼んでいるところでございます。これは一九八〇年度に開発に着手して以来、実に四年に及ぶ関係者の御努力がいよいよ実を結んで、全国の四十二万の難視聴世帯が一応NHKのテレビは見ることができることが間近に迫っているということで、非常に期待をされていると思います。  そこで、五月にも放送開始がなされるということのようですが、この放送衛星の現況、今後のスケジュール及び使用……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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