このページでは加藤紘一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。加藤紘一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○加藤(紘)委員 ただいま議題として提出されました国連憲章の改正と、アフリカ基金の条約批准について、若干お尋ねしたいと思います。 まず最初に、今回のアフリカ基金に対する日本の融資参加の件は、私はその経緯等から見て、日本の経済協力の観点から非常におもしろい一つのケースではないかと思われます。と申しますのは、御承知のように、アフリカというものは、われわれにとって地理的にも政治的にも非常に遠い国であり、また、われわれ日本人の心理としてはかなり関係のない国と思われているような側面が非常に強いわけですけれども、それにも反して、今回アフリカ基金に関する条約の署名会議、アビジャンというところで行なわれたそ……
○加藤国務大臣 この問題は重要な問題で、私も何とか相互信頼のもとに三・二二の協定を順守する、これはどちらがいいとか悪いとか私申しませんが、これはもう協定したものを、いろいろな事情があろうが、これは何とか解決しなければならぬ、こういうような決意で、事務折衝は五月二日から四回やって、二十九日にトップレベルの会議をやりまして、協定を順守いたしますということを確認いたしたのでありますが、それでもどうも足りないと思いまして、数日来から省議に近いような会議を開きまして、私が直接当たろうか、こういうような決意も述べたのでありますが、労政局長が、大臣、とりあえず当たるからというので、昨日二時間近い労使の意見を……
○加藤(紘)委員 今回労災法の一部が改正されていわゆる通勤途上についていろいろな形で給付の道が開かれてきたということは非常に高く、積極的に評価すべきだと思います。私はこの一部改正をできるだけ早く成立させて、最近いわゆる交通地嶽といわれている中においていろいろな災害をこうむっている人たちに、現段階における限度はあるにしても、一つの救済の道を開くということは大切なことであると思いまして、積極的な意味で、法案の成立を促すという意味で質問してまいりたいと思いますけれども、その際に一、二理屈の上から疑問があるというか、ちょっとわからないところがありますので、幾つかお聞きしたいと思います。 まず第一に、……
○加藤(紘)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております健康保険法等の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案につきまして、修正案及び修正部分を除く原案に賛成の意を表するものであります。 今日、国民医療の中核をになうべき医療保険制度が、医療供給体制と相まって一日も早く国民の要望にこたえることができるよう改善されることが急務となっていることは言うまでもないところであります。 一方、医療保険制度の改革問題につきましては、関係者の間で利害関係が錯綜し、問題の根本的解決をはかることが困難なものが多いこともまた事実であります。 本改正案は、このような事情を克服して早急な改善をは……
○加藤(紘)委員 今回の雇用保険法案についてはいままで何回かにわたる審議が行なわれ、同僚議員からも総括的な御議論があったわけですけれども、私はその第二陣として、いままでの質疑の中で浮き彫りにされてきた幾つかの問題点について具体的に、より詳細に現実の問題をお聞きしてまいりたいと思います。 もちろん私は、今回のこの雇用保険法案がいわゆる失業保険制度研究会の学者の各先生それから行政官の方たちがより公正な、より公平な運営をという観点からいろいろ御議論されてきたというその動機と、それからその筋道というものには賛同するものであります。しかし、現実にこれを出かせぎ地域の実情に合わせるとか、中小企業の各零細……
○加藤(紘)委員 時間がありませんので、中林参考人に一問だけ御質問させていただきます。 石油がほんとうに一六%とか二〇%のカットということを来年じゅう続けられますと、結局四十七年度の物の経済つまり生産の上に四十九年度の金が乗るというわけで、必然的にインフレは避けられないということになってくると思うのですが、そういう段階になりますと、ある一定のものは値上がりを認めていく、不要不急のものは認めていく、しかし生活を守るためのものは押えていくという形をしなければ、生活必需物資の値上がりというのは非常に避けられないように思うのです。そういう観点から、最近非常におもしろい提案ですが、朝日新聞の「声の欄」……
○加藤(紘)委員 農機具に関して簡単に関連質問をさせていただきます。 いま片岡先生からいろいろ御質問がありましたけれども、いま農民の間では、農機具が上がってしまうのはもうどうにもとどめられない情勢である、さればその自衛手段を講じなければならないということを考えておるわけです。そして私たちもそのときによく言うんですが、農機具が上がるのがどうしようもないならば新しい農機具を買わないで去年までのでやったらどうか、去年までとにかくちゃんと生産できていたことは事実なんだから買い控えしたらどうかと言いますと、そこですぐ非常に統一的に返ってくることばは、去年のものを使おうと思うんだけれども、もう去年のは動……
○加藤(紘)委員 自民党の加藤でございます。時間がだいぶ長くなりましたので、短時間で一、二聞かせていただきます。 きょう、各参考人が午前中からいろいろ述べられた中で一番共通しているものは、今回の狂乱物価と流通の関係でものを考えるならば、ある意味で情報の欠落というものが最大の原因ではなかったのかというようなことがあったように感じました。そして去年の暮れ、ことしの初めの多くのあの騒ぎの中で、ほんとうの情報を提供してくれという消費者の声が非常に高かったのでありますけれども、そのとき私は、なぜほんとうの情報が提供されなかったかということをいま考えてみるわけです。そうしますと、日本の社会の中においては……
○加藤(紘)委員 今度の特別児童扶養手当等の法律改正で、一番大きな部分を占めるのは新設の福祉手当だと思います。その点を中心に幾つか質問いたしますが、時間が限られておりますので、質問も簡単にいたしますし、答弁も簡単にお願いしたいと思います。
まず私は、この制度はかなり早くからできるべき筋合いのものであって、いわゆる最近福祉と言われておりますけれども、一番最初に手をつけなければならないような分野であったのに、今日までこのようにこの制度が実現できなかったにはそれなりの理由があると思うのですが、その辺の背景をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 理論的な問題と言いましても、過去この問題は数年間……
○加藤(紘)委員 いよいよ米価のシーズンも大詰めに入ってきたわけです。もちろん、生産者米価をどの程度上げるかという議論が農村では一番大きいわけです、けれども、その際によく出てまいります議論は、御承知のとおり、米価は実はもしかしたら上がらなくたっていいかもしれぬ、ただ、そのかわり農機具とか一般生活資材、それから農薬の価格が上がらなければそれでいいんだというような声も非常に強い。それほど農機具についての被害者意識というのは広く農村に行き渡っているように思います。 そこで、きょう御質問申し上げたいのは、日本の農機具メーカー、そしてそれの流通、そしてその末端のユーザーの関係において、三者がほとんどそ……
○加藤(紘)委員 きょう少しお時間をいただきまして、短時間ですが、いわゆる障害者教育、特殊教育の問題について若干お尋ね申し上げたいと思います。 最初にお伺いしたいのは、聾教育の問題でありますが、最近聾唖者の学力低下という問題が非常に大きく言われているように思います。現に私たちも社会労働委員会の方で、聾唖者のいわゆる社会福祉の問題をいろいろ扱ってみましても、最終的にやはりどうしても教育の問題に行き着かざるを得ないところがいっぱいあるように思うのです。たとえば聾唖者が自分たちの福祉の向上を求めていろいろ団体活動をやります。そして、いろいろ集会をやります。そうすると、まずその組織能力というものが、……
○加藤(紘)委員 いま谷川議員から、福祉の効率化、それからいろいろな内部の問題の検討ということを御発言があったわけですけれども、私はきょう、福祉の内容について、もうちょっと立ち入った内部のバランスの問題について御質問してみたいと思います。 御承知のように、ただいま厚生大臣は、五十年度の福祉予算というのはそんなに満足するものではないけれども、五十一年度のスプリングボードになったとおっしゃいました。確かに三兆九千億という金額は、私はそう小さいものだとは思いません。それで一八・四%というのもかなりの伸びを示したと思いますけれども、それにもかかわらず、国民各層にわたって福祉が十分に行われていないんだ……
○加藤(紘)委員 先ほど田口委員から今後の年金のあり方、特に年金の基本問題構想懇談会ですか、それに関連したお話があったようでございましたが、私もそれに関して幾つかの質問をしてみたいと思います。 最初に、いま各種年金が幾つかあるわけでございまして、それを統合しなければならぬという話があるわけですが、それが出てきます理由として二つあると思うのです。一つは、事務的に余りばらばらになってはめんどうくさいし、通算制度なんというものを考えるのもめんどうくさいという事務上の問題もあると思います。それからもう一つは、制度間にアンバランスがあって、不平等でないかという話が基本にあると思うのです。 最初に厚生……
○加藤(紘)委員 農林大臣の基本的な方針に対して若干の質疑をさせていただきます。 まず最初に農業の担い手の問題であります。大臣の先日の方針説明の中に国内農業の自給率を高めるためには、意欲的に農業に取り組み、農業生産の担い手となろうとする者を積極的に育成、確保していくことが必要なんだということが強く述べられておりますけれども、いま農村地帯でよく問題になりますのは、国が期待している農業者というのは一体どういうところなんだろう、中核的な担い手という言葉になると、どうも国は専業農家の大きいところ、そこの長男で農業高校をしっかり卒業したあたりを考えているんじゃなかろうか、国はわれわれを相手にしているの……
○加藤(紘)委員 時間が七分ほどしかございませんので、簡単に御質問させていただきたいと思います。 私が質問申し上げたいのは、農林省に対し、最近の農業協同組合のあり方、そして特にその中の各種選挙のあり方について、どう思われるかということでございます。 最近、農協選挙というものが、公職選挙法の適用がないものですから、かなりの自由な、そしてある意味では余り望ましくない形の選挙が行われておるということが、各地で言われておるように思います。これは私は非常に重要な点だと思います。 なぜかと申しますと、第一は、最近、農協組合員の農協組織離れということが起こっております。そしてそれを改革しようと思って、……
○加藤(紘)委員 きょうは各党とも質問時間が三十分程度に限定されておりますので、端的にいろいろなことをお聞きしてまいりたいと思います。 参議院の予算委員会等で、副総理及び河本通産大臣と各党との間で、最近の卸売物価についていろいろな論議が行われているようでございます。この中で幾つかの政府内でも若干の意見の違いがあるんではないかと思われる点がございますが、とにかく十二月に〇・六、一月〇・八、二月〇・七と、ずっとこの卸売物価の上昇基調がある。これについて二つの見方がいまあるように思います。一つは、景気回復期にはこれはあり得ることなんだ、過去にもあった、だからいまそんなに神経質に考えるべきではない、……
○加藤(紘)委員 先ほどから内部留保の問題が大きく論議されておりますが、谷川参考人が、去年に比べて一千億増の八千五百億、これがたしか九電力全部の数でございますね、そしていま各社の内部留保の事情をお聞きしたわけですが、その中のほとんどが退職引当金と利益準備金ですか、われわれはちょっと見ますと、かなりお金がたまっているのに値上げという感じではちょっと納得できないというのが、単純に私たち出てまいります。しかし、退職引当金という考えになりますと、非常に論議があるところだと思うのですけれども、値上げのこの時期においてそういう引当金の問題も内部留保として認める気分になれないというような感じでございますが、……
○加藤(紘)委員 第三班の調査結果を派遣委員を代表して申し上げます。 第三班は、湊委員長を団長に、竹内委員、津川委員、林委員、折小野委員と私の六名から成る調査団を構成し、去る十月三日から五日までの三日間、宮城県を振り出しに、山形県、福島県の順に、今年の異常気象がもたらした農作物被害の状況について調査を実施してまいりました。 さきに第一班、第二班の報告にもありましたように、本年は実に数十年ぶりという異常気象に見舞われたわけでありまして、このためわれわれの参りました三県におきましても、多くの農作物の生育に被害をもたらしております。中でも、水稲については、七月以降の低温による発育のおくれに加え、……
○加藤(紘)委員 最初に卸売物価について概括的なことをお尋ね申し上げます。 最近、九月の卸売物価が前月比〇・四%、若干鈍化し始めたと言われておりますけれども、過去、昨年の十二月からかなりの勢いで上げを続けてきたわけです。それで政府の見通しでは、たしか来年三月、対前年比四・八という見通しを立てられたと思うのですが、現在までの上げ幅から見ますと、もうそろそろその公約はなかなか実現できないような危惧感を持たなければならぬのではないかなというふうに感じております。 それで二、三お伺いいたしたいと思いますけれども、これから来年三月の四・八%の目標を達成するためには、毎月どれぐらいの上げ幅に卸売物価を……
○加藤(紘)委員 年金の審議に入りまして時間をいただき、年金全般について少し御議論させていただきたい、こう思います。きょうは、厚生大臣もまだいらっしゃいませんので、最初の三十分、前半を事実関係の確認に使いたいと思います。 私がきょう御質問申し上げるのは、国民年金それから厚生年金、そのものとの関連で特に共済年金というものをお聞きしたい、こう思います。いま世間で、いわゆる老後の問題について、公務員と民間と余りにも差があるではないか、こういう意識が非常に強いように思います。それで、いま年金に対する関心というのは実に強いものがありまして、社会保険庁の業務課には毎日二千件から三千件の電話の質問が来てい……
○加藤(紘)委員 きょうは主に畜産局にお伺いいたします。 畜産物価格決定の時期が近づいてきたわけで、本当に幾つかの問題があります。三十分の時間で恐らく多くのことをお聞きしたいと思いますので、簡単にお答えいただければと思います。 まず最初に、基本姿勢の問題をお伺いいたしますが、いま各地で畜産物に対する農家の関心が非常に高まっております。それで、過去に畜産危機の中で非常に負債を背負った人、また途中でやめた人、脱落した人、多くの問題を抱えながら最近やっと若干の小康状態を保ってきたかなという感じで、それになおかつ、たまには明るい気持ちを持たせていただきたいという気持ちが農家の間に非常に強いのに、ど……
○加藤(紘)委員 同僚の森田議員の質問、今回提出されました二法について全般的にわたっておりますので、私の方から若干補足的に質問させていただきたいと思います。 森田議員も質問いたしましたけれども、最近普及職員の数というのが末端へ行きますとどうもふえないという現状がございます。現実に、農林省からいただきました今回の提出法案についての説明資料によりますと、予算定数でここ四十六年、四十七年ずっと一万三千人ぐらい農林省が要求しているのが、本年の場合ついに一万三千を切って一万二千九百一人ということですね。私は国の財政というのは、パーキンソンの原則か何か知りませんけれども、お役人の数はだんだんふえることに……
○加藤(紘)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、西宮弘君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○加藤(紘)委員長代理 米沢隆君。
○加藤(紘)委員 いまの中村議員の質問に、同じテーマですけれども、幾つかの点で補足の質問をさせていただきたいと思います。 いま、最初に灯油の話が出ましたけれども、通産省としては、この問題はかなり深刻に考えているということはわかります。 今月の十四日の日本経済新聞によりますと、油種間のバランスを考えた政策をとらなければならぬということが大々的に出ておりますけれども、まず、得率というのはどの点までがぎりぎり可能なのか。一二%が理論値として最高であって、それ以上になるともうめちゃくちゃになりますというような記事も出ておりますけれども、その辺を、適正なものとマキシマムと、どの辺とお考えなのかをお伺……
○加藤(紘)委員 私はいま警察庁の方、かなりしっかりやっていらっしゃると思いますけれども、しかし、現在の法体制のもとではどうも限界があります。たとえば警察庁がネズミ講というものはけしからぬことでございますといって公文書を流しまして、各市町村でやれと言っても、じゃあこれはなぜいかぬものかという訴訟をネズミの側から出されたら、きちっとそれに抗弁できるかというようなこともあって、立法の問題にまで立ち入って論じない限り、警察庁の努力にも法的に限界があるのじゃないかなという感じが私はするわけです。 そこで、法務省に立法上のいろいろな御意見を私たちの参考のために聞かせていただきたいのですが、私はこのネズ……
○加藤(紘)委員 私は、提出者を代表して、物価安定対策等の推進に関する件について御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 物価安定対策等の推進に関する件(案) 昭和五十一年度中の消費者物価は、政府目標を上廻り、加えて、昨今の水産物価格の高騰は国民生活を圧迫しており、国民の物価安定に対する要求は極めて強いものがある。 政府は、健全な国民生活を確保するため、海洋秩序等国際環境の著しい変化に伴う厳しい制約に迅速、適切に対処するとともに、公共料金の抑制に努め、本年度公共事業の実施に当り、関連物資の需給、価格動向を注視しつつ、政策機動的、多角的運営を図る等、物価安定に全力をあげ、……
○加藤(紘)委員 生産者米価がこの間決定されて、いよいよ消費者米価の季節になってきたわけです。 もちろん消費者米価を上げますと物価に影響いたしますし、同時に政府の食管の逆ざやという問題等々含めて複雑な様相を呈しておると思いますけれども、聞くところによりますと、土曜日の日にですか、大蔵、経企、農林、それから官房等が集まりまして、消費者米価の値上がりを九・八に一応政府の方針として決めた、こういう中で政府内部にもかなり立場の違いがあったように思います。 そこで、まず最初に、農林省の側としては消費者米価というものについてどういうお考えでその会議に臨まれたのか、その辺からお伺いしたいと思います。
○加藤(紘)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、委員長に西宮弘君を推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○加藤(紘)委員 本日は、今後の水田利用再編対策について質疑を行いたいと思います。 米の過剰生産基調を背景としまして、来年度から、従来にも増して、従来九十万トンの生産調整が百七十万トンにまでなる、そして、その政策が具体的にどういうふうに打ち出されるのか、配分がどうなるか、そして、どこが主体となってイニシアチブをとってやっていくのか、いま大きな議論があろうかと思います。毎年毎年米価の問題が論議されますけれども、その問題にも増して、今度の生産調整という問題については大きな関心が末端農家で起こっているように思います。 そこで、まず最初に、鈴木大臣に基本的にお伺いいたしたいと思うのですけれども、来……
○加藤(紘)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、西宮弘君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○加藤(紘)委員 鹿野委員に続いて、若干の補足の質問をさせていただきます。
最初に、電力についてお聞きいたしますが、電力はああいうふうな認可料金だとして、この差益の使い方について、価格凍結の方向でいくのがいいだろうというようなことがあちらこちらの新聞に、政府ないし業界の方針としてもう決まっているようないろいろな発言が散見されますけれども、通産省エネルギー庁といたしましては、その方針はもう確定済みであるのか、その辺をお伺いいたします。
【次の発言】 宮澤長官にお伺いしますが、新聞報道によれば、宮澤長官も、大体六兆円の売り上げ高の中で本年度は九百二十五億だ、来年が現在の条件が続いて一千八百億程度……
○加藤(紘)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、委員長に美濃政市君を推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○加藤(紘)政府委員 いま金井長官がおっしゃいましたように、給与の面は大蔵、それから組織としては行管そして官房といたしましては、御承知のように昭和五十二年の十二月二十三日ですか、特殊法人の役員の問題について閣議決定して、その調整に当たるということになっておりますので、特殊法人の役員のすべてについては一応任命権を有する各省大臣から相談を受けてその調整に当たっているということが実態でございます。
【次の発言】 その当時決定いたしました選考基準に合うかどうか、もちろんそこには幾つかの原則があるわけですけれども、それに合うかどうかをわれわれのところ、官房長官のところで一応各省と協議をする、こういうこと……
○加藤(紘)政府委員 この問題は先生御指摘のように、大分前からこの委員会において各党の先生から御指摘いただいたところでありまして、前の官房副長官及び政府委員もお答えいたしましたように、私たちも何らかの一つの打開の道を探し出したいということで努力しておりましたけれども、非常に申しわけないのですが、現在までのところ、こうしたらいいという一つのしっかりとした案にまで至ってない現状でございます。もちろん内閣委員会の審議が一体どういう意味を持つのかという御指摘の点も、私たちも十分に了解できるところでございます。 ただ一方、施設をつくる方針は決めたものの、それができ上がるまでには大変な時間がかかるという……
○加藤(紘)政府委員 お答え申し上げます。 各省庁から出されます設置法の改正と内閣委員会におきます審議権の関係につきましては、御指摘のように先般金子先生、また栂野、小宮山先生等からかなり強い御指摘を受けております。そして、われわれとしてもこの問題をどうしようかということでその後も検討を続けておるところでございます。 もちろん、一つ技術的な問題といたしまして、設置の方向を決める、そして単年度でそれぞれ予算をつけてまいると申しましても、その設置を決めた段階で、そのときの財政状況からいつになったら最終的な予算が全部つき、そして組織、定員等が決められるかという問題について、最初の段階では不確定な要……
○加藤(紘)政府委員 ただいま行政管理庁長官がおっしゃいましたように、われわれ内閣といたしましては、行政改革の重要性を十分に認識し、そして、先生御指摘のような後ずさり、後退ということを考えてはおりません。この問題は、現在の社会経済情勢、特に財政再建に対する国民の皆さんの御理解を得るためにもきわめて重要な問題と考えておりますので、着実に一歩一歩、そして、言ったことは必ず実行できるようなそういうペースでしっかりとやっていきたいという政府の方針に変わりはございません。
【次の発言】 予算委員会で総理みずからお答え申し上げたとおりでございまして、それでわれわれが考えております行政改革及び簡素、合理化、……
○加藤(紘)政府委員 私は、職務上各社の新聞、雑誌等の方によく会います。特に週刊文春には友人も多いですし、高校、大学時代からの同級生もおります。それでしょっちゅう会っております。
したがって、その中で会おうとか、どちらかともなく電話をし合うことがありますし、ごく最近も会っておりますが、特にいまおっしゃるような意味で電話申し上げたことはございません。
【次の発言】 よく会いますし、何日のどのことをおっしゃっているのかわかりませんけれども、うちの官房長官の件でお会いしたいと私が電話した事実はございません。
【次の発言】 会った事実はございません。
○加藤(紘)政府委員 お答え申し上げますが、その前に、先生おっしゃいましたのは、三木内閣の際に出されたものによる分類でございますね。その点については、ちょっと事務当局からお答えさせていただきます。
【次の発言】 お答えいたします。
所信表明等でも総理が申し上げておりますとおり、積極的に、前向きに取り組んでまいりたい、こう考えております。
そして、個々の具体的なケースにつきましては、先ほど三木内閣時代からの懸案のものについては長尾審議官から若干申し上げましたけれども、政治資金の明朗化につきましては、政党とも関係あることでございますので、各党とも御相談を重ねながら、政治資金規正法の改正の見直し……
○加藤(紘)政府委員 お答えいたします。 会計検査院の方から権限強化を含めた成案が出されまして、私たちの方に検討方依頼あったことは先生御指摘のとおりでございます。 また、昨年十二月初旬の国会におきまして官房長官が、検討してみたいとお答え申し上げたことも事実でございます。その後一月に入りまして内閣官房で種々検討いたしまして、その成案も検討させていただきましたし、また、政府の内部の関係省庁の意見をも聴取いたしてその調整に当たってまいりましたけれども、この会計検査院の権限強化につきましては検査院側と政府部内の関係省庁との意見がかなり対立いたしておりまして、今国会に提出できるという状況に至っていな……
○加藤(紘)政府委員 その問題は質問の通告の中になかったものですから、ちょっと準備いたしてきておりませんので、答弁を控えさせていただければと思います。
【次の発言】 国際的な平和の維持とそれから人権の擁護というのはもちろん内閣にとっても一つの基本姿勢でございます。
それで、その規約の問題につきましては、国内法の手続の問題等、種々の問題があって、政府部内で検討中のことでございます。
その具体的、詳細な内容についていま私、細かく、責任持って答弁申し上げる準備をしてきておりませんので、この際は控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 重要な問題であると認識しているからこそ軽々にここで御答……
○加藤(紘)委員 ただいまの議事の中で、社会党の広瀬委員の発言に、われわれ自民党としては非常に不穏当だと思われる発言があったと思います。この航空機特別委員会を設置するかしないかにつきましては、長い間議論をし、双方の間に意見の対立があるわけであります。しかしその議論は議論として進めるべきであって、それに関する一つの公党の主張及び院内における発言を━━━━━━━とおっしゃったのは、衆議院の議会の歴史の中でも余りない激しい言葉ではないかな、こう考えます。 一応自民党としましては、委員長にこの発言の取り扱いを慎重にお考えいただくように申し入れます。
○加藤(紘)委員長代理 以上にて保利君の質疑は終わります。
続いて、小川国彦君。
【次の発言】 竹内君の質疑はこれにて終わります。
続いて、島田琢郎君。
○加藤(紘)委員長代理 次に、竹内猛君。
○加藤(紘)委員長代理 ありがとうございました。
以上で参考人からの意見の開陳は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木村守男君。
【次の発言】 答弁が行われる前に委員長より申し上げます。
本日の本会議が一時ジャストから始まりますので、あと残っております質問時間が全部で一時間十五分ございます。したがって、できれば答弁の方も簡潔にお願いし、また、質疑の方も簡潔にお願いして一時まで間に合わせたい、こう思っておりますので、御協力をお願いいたします。
【次の発言】 木村守男君の質問はこれで終わります。
新盛辰雄君。
○加藤(紘)委員長代理 以上で小川国彦君の質疑は終わります。 続いて、藤田スミ君。
○加藤(紘)委員 参考人の皆さん、午前中は短時間の間に要点をついた御意見、本当にありがとうございました。 最初に、第一の問題点につきまして、柑橘の方につき、高門参考人にお伺いいたします。 実は、自民党の江崎ミッションということで私もアメリカに行ってきたのですけれども、その際向こうの方でよく言われておりましたのは、柑橘を自由化したら困ると言うけれども、六月、七月、八月、九月ぐらいは日本のミカンが晩柑類も含めてないじゃないか、そのとき入れるということは日本の柑橘農家にそう被害を与えるものではないじゃないか、その辺どうなんだというようなことを向こうがしょっちゅう言うわけであります。それについてわ……
○加藤(紘)委員長代理 次に、藤田スミ君。
【次の発言】 次に、阿部昭吾君。
○加藤(紘)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のためおくれますので、その間、委員長の指定により、私が委員長の職務を行います。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
この際、七月の豪雨及び八月の台風第十号等による農林水産業の被害状況とその対策について、政府から説明を聴取いたします。大坪審議官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。北口博君。
【次の発言】 次に、新盛辰雄君。
【次の発言】 次に、松沢俊昭君。
【次の発言】 次に、田中恒利君。
○加藤(紘)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、出席されるまで、委員長の指名により私が委員長の職務を行います。
内閣提出、漁船損害等補償法の一部を改正する法律案及び水産業協同組合法の一部を改正する法律案の両案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小川国彦君。
【次の発言】 次に、田中恒利君。
【次の発言】 次に、日野市朗君。
○加藤(紘)委員長代理 小川君の質問はこれで終わります。
続いて、吉浦忠治君。
【次の発言】 以上をもって市浦忠治君の質問を終わります。
続いて、寺前巖君。
○加藤(紘)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のため出席できませんので、指名により、私が委員長の職務を行います。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
てん粟、てん菜糖、芋、でん粉及び大豆をめぐる最近の情勢について政府から説明を聴取いたします。小野食品流通局長。
【次の発言】 小島農蚕園芸局長。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。新盛辰雄君。
【次の発言】 次に、竹内猛君。
○加藤国務大臣 先般防衛庁長官を拝命いたしました加藤紘一でございます。 内外の情勢の厳しいときに防衛行政の責任を負うこととなり、身の引き締まる思いであります。私は、委員長を初めとして委員の諸先生方の御指導、御鞭撻のもとに、政治の基本ともいうべき国の防衛政策を誠実に遂行し、誤りなきを期してまいる所存であります。 どうぞ委員各位の御理解と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。 続きまして、最近の国際軍事情勢及び我が国の防衛政策につきまして、私の所信の一端を申し上げたいと思います。 今日の国際軍事情勢は、米ソを中心とする東西両陣営の軍事的対峙を基本的枠組みとしております。この中にあっ……
○加藤国務大臣 一月の中旬、北海道に行ってまいりました。私は防衛庁長官になる前まで防衛問題につきまして十分なる経験のある人間でございませんでしたので、東京で勉強することとともにまず現地を見なければならぬだろう。その意味で一番重要なのは、私たちの場合数も多い陸上でありますし、陸上自衛隊が一番多く、そしてその精強な部分の三分の一がおりますのが北海道でございますので、北海道の一番前線に行ってみたいという気持ちで名寄駐屯地を選んで行ってまいりました。行くとなる以上、夏行っては全く意味がございませんので、各行かなければならないという気持ちでああいう時期になったわけでございます。 行ってみました感じは、……
○加藤国務大臣 森委員からの防衛についての基本的なお考えをお聞きいたしたわけでございますが、防衛論議につきましては、国民により情報を提供し、また国際情勢についての情報を提供し、そして実質的な内容について高度の判断をしながら、議論しながら防衛論争をしていくべきだということは、御説のとおりだと思います。私たちも、できる限り率直に国民の皆さんに、この国会の場を通じて考え方を述べ、論議をしながら防衛政策を考えていきたい、その意味でもこの委員会において私たちが答弁することの責務は大きいだろう、こう思っております。 御質問の、現在の国際情勢の中において、また軍事情勢の中において諸外国の防衛の基本的な部分……
○加藤国務大臣 防衛庁内で大綱水準の達成を期するという基本方針で、五九中業の作成作業に着手いたしまして、四月連休前等に大変精力的に各幕と内局との話し合い、討議などが行われました。かなりの部分煮詰まってまとまってきているものもございますし、まだ継続的に話し合いをいたしておる部分もございます。しかし、全般的にまとまっている、基本的にある種のアイデアがまとまってきたものについては関係省庁との話し合いを、また御意見聴取等をしなければならないな、そういうことにそろそろ着手し始めているという段階でございまして、基本的にはことしの夏までに作成作業を終えていきたいと考えております。
○加藤国務大臣 私は、今回ワインバーガー国防長官の招待により、六月七日から六月十七日までの間米国を訪問し、同長官との定期協議を行うとともに、シュルツ国務長官、マクファーレン大統領補佐官、ルーガー上院外交委員長、アスピン下院軍事委員長、クラウ太平洋軍司令官と会談し、また、米国の軍事施設などを視察してまいりました。 ワインバーガー長官との協議の概要は、次のとおりでございます。 私から、まず、日米の防衛関係、我が国の防衛政策につきまして、今日、日米間においては、経済分野で困難な問題がある中で、防衛分野では良好な状態が続いており、これを維持発展させるため、双方が最善の努力を行う必要があること、米国……
○加藤国務大臣 政府は去る九月十八日、国防会議及び閣議におきまして、昭和六十一年度から昭和六十五年度までを対象といたします中期防衛力整備計画を決定いたしました。この計画につきましては、政府として近く機会をとらえて国会に御報告することを考えておりますけれども、御質問でございますので、概要を申し上げると次のとおりでございます。 この計画は、「防衛計画の大綱」これは昭和五十一年十月二十九日閣議決定したものでございますが、それの基本的枠組みのもと、これに定める防衛力の水準の達成を図ることを目標とするものであって、作成に当たっては次の諸点に留意いたしております。 まず第一は、国際軍事情勢及び諸外国の……
○加藤国務大臣 昭和五十七年度における防衛庁関係歳出の決算につきましてその概要を御説明いたします。 まず、(組織)防衛本庁の経費につきまして御説明申し上げます。 当初の歳出予算額は二兆二千九百三十一億五千三百万円余でありまして、これに高空における放射能塵の調査研究等のため、科学技術庁から移しかえを受けた額一千九百万円余、震災対策総合訓練の調査のため、国土庁から移しかえを受けた額六百万円余、科学的財務管理調査のため、大蔵省所管大蔵本省から移しかえを受けた額二百万円余、南極地域観測事業のため、文部省所管文部本省から移しかえを受けた額九十四億七千九百万円余、前年度からの繰越額三十五億一千八百万円……
○加藤(紘)小委員 今回この小委員会が渡部先生の絶大なる肝いりで発足の運びになったことを、わが党としても高く評価したいと思います。と申しますのは、海外の子女教育の重要性というものは、実は今日に限らずだいぶ昔からもあった問題であり、ぼくもこの間まで外務省に籍を置いていた者として、将来自分も子供を小学校、中学校に進めるような段階になったらどうしたらいいかということを考えたものでありました。 しかし、そういう一般的なむずかしさ、重要性以外に、現在はわが国にとってきわめて今日的な問題が出てきたように思います。その第一は、かつては海外に行くということが非常に魅力であった。日本人にとってはヨーロッパ文明……
○加藤(紘)委員 公述人の午前中のいろいろな御意見、非常に貴重な御意見としてわれわれ伺わせていただきました。その中で医療体制の問題というのはほんとうに根本的な問題を多く含み、単なる保険財政の問題だけでは論じられないという側面は確かにあると思います。それでその関係からいろいろな質問を申し上げたいのですけれども、幾つかの点にしぼって質問させていただきたいと思います。 最初に白木先生にお尋ねいたしたいと思うのですけれども、先生はいわゆる保険の問題を考える以前に、この社会においてなぜ病気が発生するか、その根本の問題を考えよというふうにおっしゃっていられたわけです。それでその専門的な立場からの御意見、……
○加藤(紘)委員 この日韓大陸棚協定につきまして、農林水産委員会からの連合審査をお受けいただいたことをお礼申し上げて、農林水産の立場からこの日韓大陸棚について二、三御質問させていただきたいと思います。 政府は、いままでこの日韓大陸だなの石油開発について、従来一貫して、共同開発区域においていろいろな事故が起こった場合にどうするかという質問に対して、そういう事故は万々起こり得ません、そして、一九六九年サンタバーバラで起こった一種の事故は、あれは本当に考えられないような技術的な幼稚なミスでありまして、ああいうことはもう起こり得ないのです、大丈夫でございますという主張をされてきたように思います。ただ……
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