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竹内猛 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

竹内猛[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
603位
委員会発言歴代TOP500(衆)
136位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
707位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
551位
委員会発言(議会)歴代TOP500
378位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
100位
各種会議出席歴代TOP250
168位
各種会議発言歴代TOP100
79位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
112位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
61位

33期委員会発言TOP100
93位
33期委員会出席(無役)TOP100
61位
33期委員会発言(非役職)TOP100
75位
34期委員会発言TOP50
47位
34期委員会出席(幹部)TOP50
31位
34期委員会発言(非役職)TOP50
36位
34期各種会議発言TOP25
21位
34期各種会議出席(無役)TOP25
24位
34期各種会議発言(非役職)TOP25
20位
35期委員会出席TOP50
28位
35期委員会出席(無役)TOP100
83位
35期委員会発言(議会)TOP50
30位
36期委員会発言TOP100
64位
36期委員会発言(非役職)TOP100
51位
36期各種会議発言(非役職)TOP25
25位
37期委員会発言TOP100
82位
37期委員会発言(議会)TOP50
23位
37期委員会発言(非役職)TOP100
82位
38期委員会発言TOP50
35位
38期委員会発言(非役職)TOP50
24位
39期委員会発言TOP100
95位
39期委員会発言(非役職)TOP100
83位
39期各種会議発言TOP25
21位
39期各種会議出席(無役)TOP25
20位
39期各種会議発言(非役職)TOP25
19位
40期委員会出席(幹部)TOP100
92位
40期委員会発言(議会)TOP50
26位

このページでは竹内猛衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。竹内猛衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 農林水産委員会 第3号(1973/02/27、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 大臣が先般所信を表明されたことについて、基本的な問題について大きく九項目にわたって質問をしたいと思います。  まず、大臣から、現在の日本の農民が自民党の農政について満足しているかどうかということについて、率直に御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 大臣の答弁を聞いていると、いつも足して二で割って、結局現状で満足だと、こういう議論になるのですが、私はそういう答弁は了承しかねるわけです。  そこで、先般の本会議で田中総理大臣並びに三閣僚の所信の表明がありました。その中に、農業の問題に関して、総理大臣の演説はわずかに二秒ですね、二項目。特急でさえも三十秒はとまるというのに、四……

第71回国会 農林水産委員会 第5号(1973/03/01、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 関連して……。  私はこの際これは委員長のほうにお願いしたい。  現在木材の値上がりというのはものすごいものです。そこで、きょうここですぐ議論するわけじゃありませんが、次の資料を林野庁から出してもらいたい。五点を要求します。  第一は、現在の木材の値上がりの原因について。第二、木材の原産地の実情。たとえばアメリカ、カナダあるいはフィリピン、ビルマ、東南アジア諸島、そういうところの実情、それと国内における状況。これは針葉樹、広葉樹を含めて、どういうふうになっているのかということについての資料。第三点は、現在までの木材の値上がりを阻止するためにどういうような指導をやってこられたか……

第71回国会 農林水産委員会 第11号(1973/03/29、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、前回二月二十七日の一般質問に関連をして、若干の資料を委員長に要求しておきます。あのときに質問の中で資料を求めたのはかなりあるのですが、それを項目別に正式に要求します。  第一は、戦後の干拓の総面積と、それに費やした諸費用を現在の貨幣価値に換算をして出してもらいたい。  第二、農業補助金、助成金の内容、その団体、それから農家にどういうふうに渡っているかという経路、これについての資料を求めます。  三番目は、農林省の外郭団体、その責任者の氏名、就任月日、給与。  四番目、ゴルフ場の面積とその位置、どこにあるかということ。  五番目、世界の食糧の事情と日本の食糧の状況、特に食……

第71回国会 農林水産委員会 第13号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農林中金法の改正及びこれに関連する金融法案の改正に関連をして、幾つかの問題を質問したいと思います。  まず第一に、農林金融は、農業の血液とも言うべき重要な役割りを果たしております。そういう農林金融が及ぼすその主体であるところの農業がいま非常に危機に瀕しておるということは、もう前々からの委員からも指摘されたところでありますが、この農業の問題について、私は先般以来質問を続けておりますけれども、ここでもう一度明確に日本の農業の今後の方向、位置づけ、こういうものについて、先般官房長のほうからお話があったように、日本農業の需給の見通しの問題について、その後あの案件をどういうぐあいに取り……

第71回国会 農林水産委員会 第14号(1973/04/05、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 最近の食糧問題、特に米を中心とした問題に関して、これから若干の質問をしたいと思います。  まず第一に、最近の内外諸情勢の中で、日本の食糧事情というものが、従来とってきた方針と変わらなきゃならないような新たな情勢が生まれてきております。その一つは、気象条件の問題があるし、それから世界の各国におけるところの食糧の事情の関係、あるいはまた国内におけるところのそれぞれの事情があって、従来の食糧事情に対して再検討しなければならないということが、単にこれは民間だけではなくて、政府の内部からも、あるいは与党の中からもそういう声が出ているのは事実でありますが、これに対してどのように、このよう……

第71回国会 農林水産委員会 第17号(1973/04/18、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は前回に引き続いて、金融問題と農協の問題について質問をしたいと思います。  まず最初に、先ほど島田委員が言われたように、先般の本会議における農業白書の質問に際して、自民党の山崎議員が非常に率直な質問をされているのに対して敬意を表すると同時に、櫻内大臣並びに田中総理大臣のあの答弁は非常に不満です。先ほど島田委員が言ったように、農協の問題にしても金融の問題にしても、前々からこの農業問題を追及するたびに私が思うことは、日本の農業というものを現在の政府は一体どういう方向に持っていこうとするのだ、このことがはっきりしない限り、個々の問題がどれだけりっぱなものが出ていても、つまるところ……

第71回国会 農林水産委員会 第21号(1973/04/26、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、きょうは農業後継者の問題を中心に質問をします。  まず、農林省のほうにお聞きしますが、今日まで農業後継者に対してどういうことをしてきたか、そうして、現在何をしようとしているのか、こういうことについて総括的に説明を求めます。
【次の発言】 それでは、もう一ぺんお飼いしますが、農業の就業の実態というものについて、これは農業白書の中にも一一三ページに若干出ておりますけれども、やや歴史的に、昭和三十四年ごろから四十七年ごろまでの間の就業実態、これがどういうぐあいになっているか、年齢と男女別に御説明願いたい。
【次の発言】 いま農林大臣からことしの農林予算について若干の説明があり……

第71回国会 農林水産委員会 第25号(1973/05/30、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 開拓に関する問題について質問をしたいと思うのですが、まず、午前中に、開拓の皆さんが、戦前戦後を通じて非常に劣悪な条件の中で非常に苦労されて食糧増産のために協力をしてきたということに対して、大いに敬意を払うというような大臣のことばがあったわけですけれども、今度のこの法案によって開拓に関する関係の法律というものはなくなって、これが一般農政に移行するわけでありますから、したがって、この審議を通じて、今日までの開拓の皆さんに対して、先ほど来のことばにあるように、敬意を払い、感謝をするというそのことをどういうぐあいに今後の農政に反映をするかということが非常に大事だと思うのです。したがっ……

第71回国会 農林水産委員会 第26号(1973/05/31、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 いまの問題に関しては、これはこのままで済まない。こういうように新聞に出て、この疑惑を残したまま、いまのやりとりがこのまま出たら、たいへんなことになる。だから、早急に総理大臣並びに食糧庁長官、主計局長は、この問題について、読売新聞の記事を取り消すか、あるいはここで言ったようなことを実行するか、どっちか二つしかない。この問題については、きょうはまだ午後から会議があるのですから、この間に整理してください。そしてこの記事はうそだというならば、うそだという形で取り消しをしなければならない。それから、こういう方法でいくというなら、そのように実行してもらいたい。われわれはむしろここに出てい……

第71回国会 農林水産委員会 第29号(1973/06/07、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 まず時間を十分に守ってもらいたいということを委員長並びに委員の皆さんに言っておきます。  私は前回に引き続いて農村の教育の問題、それから後継者の問題、それから病気の問題等々について関係者から答弁を求めたいと思います。  最初の問題は、農村の教育の問題でありますけれども、前回も何べんか質問をしておきましたが、特に今度の場合、農芸局校の教科書の中に農業協同組合に関する科目が入っておらなかったということで、前回それを文部省のほうに検討してもらいたい、こういうことを要求しました。その後いろいろ検討した結果、どのようにその中で取り扱おうとしておるのか、こういうことについてまず文部省のほ……

第71回国会 農林水産委員会 第32号(1973/06/14、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 まず最初に、六月の八日にたいへん異常な天候がありまして、栃木県、埼玉県、茨城県、この方面にひょうが降り、その被害というものは非常に甚大なものがありました。われわれの茨城県の場合においても六月九日の十五時現在において約十億の損失があります。これに対して、現地ではもちろん対策は立てておりますが、農林省としても調査をして、適切な指導、それから援助、助成をしてもらいたいということをまず最初に要請をします。この点、ひとつ。
【次の発言】 麦の問題に関して五十七年の長期展望というものを去年の十月に農林省は出された。その中で麦が非常に粗末に扱われているという感じがします。特に先ほど安田委員……

第71回国会 農林水産委員会 第33号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 水産三法に関してはすでにかなり委員から質問が出ておりますし、そういうものを踏まえて、水産三法の基礎である水産業そのものの基本的な問題と将来の展望について質問したいと思います。これが第一であります。  そしてもう一つは、やがて大臣が見える段階では、この期間にニクソンの声明などいろいろなアメリカの変化があり、同時にまた、田中総理が青森で発言したような問題も含めて、非常に農業に重大な問題でありますから、それらについても大臣に質問したいと思います。  まず最初に、水産業の今後の方向に関して、五十七年を展望して、農林省が日本のカロリーの展望を出しました。二千四百五十というカロリーの中に……

第71回国会 農林水産委員会 第35号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は国有林の問題やあるいは民有林の問題、こういうものをめぐっていま各地でゴルフ場の建設が非常に盛んになっております。無軌道にゴルフ場がつくられておる。目に余るものがあります。そういう現状に対して、ゴルフ場をつくるということに対して、ゴルフをやることに対して私どもは反対をするものではありませんが、これがいまのように、無軌道に無制限に、とめどなくつくられていくということについては、決してこれを黙って見ているわけにはいかない。そういう立場から、現在起こっておる、社会問題になりかかっているこのゴルフ場の設置の問題をめぐって、あるいは運営の問題をめぐって、各省庁に質問をしたいと思います……

第71回国会 農林水産委員会 第37号(1973/06/27、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は今度の共済制度の問題に関して特に沖繩の問題について、それを中心に質問をしたいと思います。  本来、私どもの党からは安井沖繩対策特別委員長並びに沖繩出身の上原康助議員がそれぞれ中心に質問するはずでありましたが、いろいろな事情から私が中心としてこの問題を質問いたします。  そこで、時間の関係でありますけれども、時間が前段と後段に分かれますから、最初に前段で若干時間を過ぎて、また後刻残った部分について後段の質問をするという、非常に時間の切れの悪い状態でありまして、これはたいへん申しわけないと思います。  まず最初に、先ほど稲富委員からもお話がありましたが、長い間この沖繩が本土か……

第71回国会 農林水産委員会 第41号(1973/07/05、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は去る六月二十一日の本委員会でゴルフ場問題についての質問をいたしました。それからいま二週間たっておりますが、この間に、この前質問した問題についていろいろ調査などを要求したその結果、その後どうなっているかという問題と、それから、本来森林法の審議のときに当然これは取り上げるべき問題でありますけれども、かなり緊急を要することもありますので、国有林の払い下げ及びそれの利用、その結果、こういうような問題等について質問をしたいと思います。  まず最初に、茨城県の筑波郡のつくばねカントリー、これが去る六月八日に水が出て、かなりの民家と水田に被害を与えたということについての調査、報告等につ……

第71回国会 農林水産委員会 第42号(1973/07/10、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 きょうは飼料の問題について質問をしたいと思います。  上半期のえさの問題について緊急的な対策として、本委員会でも特に古々米の緊急払い下げの特別立法など、あるいは手持ち飼料の払い下げというようなことやら、いろいろな手を打ってきたわけでありますけれども、最近の状況からいえば、アメリカの大豆も統制というものも起こり、それからペルーにも問題が起こっておるし、それから中国、ソ連の買い付けが強化され、各地でいろいろな異変が起こっております。そういう中で、再び飼料の中に問題が生じてきたというふうに私どもは理解をするし、もうすでに九州をはじめ各地区で畜産の大会があって、その中でえさの再度の値……

第71回国会 農林水産委員会 第43号(1973/07/11、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案に関して質問したいと思います。  まず、全体の問題の基礎になる、年金の対象になる職員の給与の問題について、私はそれを中心に質問をいたしますから、できるだけ明快なお答えを願いたいことを最初に要求をします。  そこで、第一に、年金の対象になる、組合員となる者の資格について、まず最初にお尋ねします。どういう資格の者が対象になるか。
【次の発言】 その組合員の数の推移ですね。組合員はこの四、五年間にどういう傾向にあるのか。一体ふえる傾向にあるのか、減る傾向にあるのか、この四、五年間の傾向を明らかにしてほしい。

第71回国会 農林水産委員会 第44号(1973/07/12、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私はきのうに引き続いて質問をいたしたいと思いますが、昨日は、年金の一番基礎であるところの給与の問題について、主として農協の給与のことについて、他の同じところに働いている教職員、事務職員、それから自治体の職員の給与についていろいろと資料を求めて確認をいたしましたところ、やはり農協、特に単位農協の給与が非常に安いということが明確になりました。  それをかいつまんで言うと、四十六年の段階で、単協においては四万八千五百六十五円、連合会では六万三千百四十七円、全国連で七万九千二百九十八円、平均五万一千四百三十六円、こういう形になっている。あるいは初任給の場合においては県ごとに非常に違っ……

第71回国会 農林水産委員会 第47号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 時間がないから、三点はっきりしたかった点について質問しますが、第一は、ことしの飼料のこれからの問題、第二点は、販売米の表示に関する問題、第三点は、えさ及びその他に関する問題でありますが、海外開発輸入ということに対しての見通しの問題。  そこで、最初にお伺いしますけれども、前回私はえさの問題について畜産局を中心としていろいろと質問をしてまいりました。そしてことし下半期においてはえさの値が上がるかどうか、上げないようにということで、私と島田委員とかなり追及をしたわけでありますが、その答弁は必ずしも明確でありません。  ところで、たまたま日米経済合同会議が終わって、そうして大豆の輸……

第71回国会 農林水産委員会 第49号(1973/08/29、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 茨城県の霞ヶ浦はたいへん自然に恵まれておりましたけれども、いまやたいへん水面が汚濁をされて、そして魚が毎日のように死んでいるという、全くもう見るにたえられないような状態に変わっております。きょう私はここでこの霞ヶ浦の開発をめぐる諸問題についてお尋ねをしたいと思います。  もちろん霞ヶ浦は茨城県にありますから、茨城県としてはかなりいろいろと手を打ってきたわけでありますけれども、いまや一県の問題ではなくなってしまっております。そういう点で、国会においてぜひいろいろの点を尋ねて、そしてこれは大所高所からの対策を立てなければならないと思いますので、まず最初に、最近、茨城県の霞ヶ浦にお……

第71回国会 農林水産委員会 第53号(1973/09/13、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私はきょう二つの質問をいたします。  第一は、畜産行政の中で、特に食肉を原料とするハム、プリマハムに起きている問題と、もう一つは、先般行なわれましたたばこの耕作審議会を中心とする葉たばこの問題について、専売の問題について質問したいと思います。  まず最初に、全国の中で大手商社といわれる伊藤ハム、日本ハム、そして丸大、雪印、これとともに五大メーカーといわれるこのプリマハムの中にいま起きている幾つかの問題について、農林省のほうからも、同時に労働省のほうからも、どういうことが起きているのかということを聞きたいと思うし、またプリマハムの工場が存在をしている地域、たとえば鹿児島、愛媛、……

第71回国会 農林水産委員会 第57号(1973/11/09、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 先般沖繩に調査に行ってまいりまして、本来沖繩の問題で十数項目にわたって質問をしたいというふうに考えておりましたが、多くの地元出身の皆さんからいろいろ質問があったので、かいつまんで、沖繩の問題については二点、それからあとは食管の問題と、それから高速道路のつくり方の問題について質問をしたいと思いますが、いずれにしても、時間があまりありませんから、できるだけ簡潔にお答えを願いたいと思います。  まず、最初に、沖繩の西表島の問題について質問をしたいと思います。  西表島は、沖繩においても第二番目の面積を持っている広い島であります。そうして、これは国有林がかなりの分野を占めておりますが……

第72回国会 農林水産委員会 第3号(1973/12/12、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 本日、重要な石油の問題について、参考人の皆さんが、お忙しいところを貴重な御意見を述べられたことについて感謝いたします。  私は、時間の関係がありますから、まとめて五つ質問をして御回答いただきたいと思いますが、農協中央会、それから全農の松村常務、笠原常務にお願いします。  第一は、食糧の自給の問題を考慮し、これを高めて、食糧の問題の中で石油がもたらしたような、そういう不安のないようにするために、まず、良質な食糧を完全に確保する。そのために、石油が果たしている役割りというものは非常に大きいと思います。そこで、農林水産業の中で、特に石油の問題は、閣議の決定でもあるし、今度出される法……

第72回国会 農林水産委員会 第4号(1973/12/13、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 ずっと朝からいろいろ質問を聞き、それから、答弁を聞いていて、ダブることについては省略をして、少し、問題を重点的に質問したいと思います。  私は、現在の石油をめぐる諸問題というのは、たいへん重要な状態にあるだろうと思うのです。いま言うように、節約をしろとかなんとかということも必要だけれども、それ以前に、どういうことが基本になってこのような問題が出てきたかということの根源を突きとめない限り、この問題についてはどうにもならないものであると思うのです。  それで、日本のように、工業の発展も、あるいは食糧も、何もかも外国に依存しなければならない、外国から原料と飼料を輸入して、加工してま……

第72回国会 農林水産委員会 第5号(1973/12/18、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農林大臣にお尋ねをしますが、農林大臣は、四十一年の十二月に最初に農林大臣に就任をされました。以来ここに八カ年が経過をしております。その間にまた幾たびか大臣の座につかれ、同時に、この間までは、自民党の政調会長として重要な位置にあられました。そして、いまここで、国際的な、また国内的ないろいろな問題に直面をしているときに、四十一年当時にお考えになったところの、日本の農業を前進させよう、よくしよう、農民の生活を守ろうというような考え方が、今日のこの段階でどのように実現をされたか。あるいは、実現されていないとするならば、その根源はどこにあるのか。まず、基本的な問題について農林大臣にお尋……

第72回国会 農林水産委員会 第7号(1974/02/13、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 先般の農林大臣の方針並びに農林予算の説明に関連をして、私は幾つかの質問をしたいと思います。  まず、第一に、現在の農政の重要ポイントの中で、農林大臣の農政の中心になる思想、理念、こういうものについて、その点を第一点お伺いしたい。
【次の発言】 昨年は、石油の問題をめぐってたいへん経済混乱があり、それは、今日も引き続いている。本年に入ると、また、食糧の問題が世界的に問題になろうとしております。その原因の一つには、気象条件があると言われている。もう一つは、発展途上国におけるところの食生活の改善、それからなお、工業国家におけるところの工業優先、特に、日本などに見られるような、工業が……

第72回国会 農林水産委員会 第11号(1974/02/20、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 森林法及び森林組合合併法の一部改正する法律案に関して、おもな点について御質問をしたいと思います。  第一には当初この説明がございましたけれども、この法律を改正する主たる目的、重要な目的は何であるかということを、もう一度ここで改めたいと思いますので、かいつまんでその点について明らかにしていただきたい。
【次の発言】 ここで、乱開発の防止には効果があって、この改正によって乱開発を押えることはかなりできると思いますが、現実にゴルフ場であるとか、別荘であるとか、その他の観光施設等によって思惑買いをするというようなものを改正によって締め出すことができるかどうか。

第72回国会 農林水産委員会 第12号(1974/02/21、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、食糧の自給体制の中に占める畜産物の位置というものと、それから現在の価格の問題、こういう問題に重点を置いて、いまから質問します。  まず、第一に、日本の食糧自給計画というものを、五十七年度を目標にして農林省は立てておりますが、この目標の中で、畜産物が占めるカロリー、たん白の比重というものはかなり大きいものがあります。加えて、国際海洋法会議などというものがすでに目前にあり、しかも、それに臨む日本の方針というものもきまっておりますけれども、国際的にこれはかなりきびしい。そういうことを前提にすると、今度は、海産物から得るところのカロリー、たん白というものは相当減少せざるを得ない……

第72回国会 農林水産委員会 第15号(1974/02/28、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、土地の利用問題に関連をして、若干の質問を通じて要請をしたいと思います。  昨日、江戸川区の日通全共連江戸川倉庫建設反対協議会より、各党に対して、四千名の署名簿を伴って要請がありました。その要請を聞いてみると、この要請に幾つかの理由がある。しかも、それは、この委員会に関連をすることでありますから、農林省も監督庁として厳重に調査をして、後日この問題について報告をしてもらって、そして、この問題が円満に処理できるようにしてもらいたいと思います。  そこで、まず、農林省にお尋ねをしますけれども、江戸川区の篠崎地区に全共連が土地を所有し、その上に倉庫を建てるという計画があることにつ……

第72回国会 農林水産委員会 第19号(1974/03/12、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 先ごろから、この法案についてはいろいろと各委員からの質問がございました。私は、できるだけそういうものとダブらないように、問題点を中心として質問をいたしますが、きょうは大臣が見えておりませんから、若干の時間を残してなお大臣に詰めなければならない問題がありますから、あらかじめその点をお断わりしておきます。  まず、最初に、農用地開発公団法案を提出した根本的な理由というもの、ポイントということについて、先ほど公明党の瀬野委員から質問があって、その大筋はわかりましたが、なお、この法案を提出するに至った主体的、客観的な問題について、あらためて政務次官からのお答えをいただきたい。

第72回国会 農林水産委員会 第20号(1974/03/13、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 旧公団から新しい公団に移るための法律の審議に際して、労使双方を代表して貴重な御意見を述べられたことに対してまず感謝をいたしたいと思います。  そこで、これは両氏にお伺いをするわけですが、今日までの公団の運営の中で最も困難であった問題で、なおかつ今日依然として対立というか、問題を残しておる問題、その問題点について先ほどお話しがありましたが、理事長のほうのお話しは非常に抽象的であったわけです。組合のほうからはかなり具体的のお話しがありましたけれども、その重要な問題に対して、労使関係において未解決の問題について、それかどういう問題であり、なぜ今日まで解決ができておらないのか、そして……

第72回国会 農林水産委員会 第22号(1974/03/19、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 漁業関係の三法案に対して、基本的な点で質問いたします。  まず、最初に質問をしたいのは、最近の日本の国内における食料自給体制を確立していくという立場に立って、四十五年を基準として五十七年を目標とした政府の目標の中に漁業の問題があります。これをいろいろ検討していく中で、二千四百七十五カロリーの中で、同時に、総たん白質七十七・一グラムというものを目標とし、その中で動物性が三十一・九グラム、そのうち魚介類が十七・五グラムという形になっております。 これは資料によると、本文のほうではなくて付表のほうについているが、これは海でとれるものであるからそういう形にしてあるのかどうか。本論の中……

第72回国会 農林水産委員会 第24号(1974/03/26、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農用地開発公団法について、先般来いろいろと質疑を続けてきましたけれども、なお農林大臣あるいは関係者に確かめたい点がありますので、その点についていまから質問を申し上げて、お答えをいただきたいと思います。  第一の問題は、事業対象地域でありますところの茨城県、福島県、栃木県の三県にまたがる阿武隈・八溝地帯から、今度の法案に関して広域農業開発事業畜産基地建設事業の実施要領、要綱等に対する要望事項が提起されていることについては御承知と思いますが、この点は御存じでしょうか。
【次の発言】 現地ではこの問題について重要な関心を払っておりまして、何項目からの要請事項があります。  その一つ……

第72回国会 農林水産委員会 第33号(1974/04/24、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農業者年金基金法の改正に関して質問をいたします。  まず、農林大臣にお尋ねしますが、この法案の改正の理由については説明がありますけれども、四十五年に法ができて、そうして現在まだ実施がされていない段階で、途中でこれを改正するという真意はどういうところにあるのか、まず、第一に、それをお尋ねします。
【次の発言】 この年金には三つの目的があったと思うのです。一つは、年寄りになった場合の保障の問題、それから規模の近代化をするための問題、それから移譲年金、こういう形になっております。  そこで、現在の日本の食料事情から言うと、たいへん食料が不足をして、自給度を高めなければならないという……

第72回国会 農林水産委員会 第34号(1974/04/25、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 きょうは、長い間地元の問題についてたいへん蓄積をしている問題がありますので、この際、一切を出して明らかにして、それに対する明快な回答を求めますけれども、たくさん要件がありますから、答弁のほうも簡単にしていただきたいと思います。  まず、私は、全体として筑波学園の問題、それから霞ケ浦の問題、霞ケ浦用水の問題、県西の総合開発と、それからある自治体における目に余る状況がありますので、そういう点についてそれぞれ関係者から回答を求めたいと思います。  最初に、筑波学園の建設に関して、土地をどれくらいの値断で買い取って、そのうちで、土地収用法によって収用した土地の面積はどれくらいあるかと……

第72回国会 農林水産委員会 第35号(1974/05/07、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 昨年の七月の十二日だと思いましたが、この委員会で、私は、農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案の審議に際して、幾つかの注文を農林省並びに各関係者に出しておきました。  それは、一つは、どんなにりっぱな制度をつくっても、その中身、要するに、その団体に働いている職員の給与が低ければ実際の効をなさないということで、何とかして給与を引き上げるように努力をしてほしいという要求をしましたが、それについては今日どういうような努力をされて、どういう状態になっておるのか、このことをまず先にお伺いします。
【次の発言】 いまお話しがあったわけですが、先ほど野坂委員からも、国家公務員な……

第72回国会 農林水産委員会 第38号(1974/05/14、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、肥料の法案に関して中心的な問題を質問すると同時に、それに関連をして肥料と深い関係のある自給肥料の問題、そして、また、なおいま現地で起こっている問題にもちょっと触れて答弁をいただきたい、こういうふうに考えております。  そこで、最初に、この法律を五十四年まで五年間延長するという根本的な理由ですが、五年間で問題は解決するのか、なぜ五年という日にちをきめたかということをまず明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 いろいろな理由で五十四年まではやる、そして、それを恒久化することについてはまだきめていないと言うけれども、それじゃ、五十四年ということになったときに、また延ばすかなん……

第72回国会 農林水産委員会 第40号(1974/05/16、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、きょうは、農村の有線放送電話の問題と、それから米価に関する若干の資料の問題と、それから休耕田の善後処置の問題と、それに、前回質問をしてまだ解決はしておりません茨城県霞ケ浦の塩害をめぐる諸問題について質問をいたします。  まず、最初に、これは郵政省に関する問題でありますが、社団法人日本有線放送電話協会というものがあります。この設立の経過と現状についての報告を重点的にお願いをしたい。
【次の発言】 それでは、合併をして協会ができて、その協会を三つの省によって管理しておりますが、自治省、農林省、郵政省はどういうような角度からそれぞれこの団体に対して管掌し、指導しておられるか、……

第72回国会 農林水産委員会 第42号(1974/05/23、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、茨城県の霞ケ浦にいま起きておりますところの塩害問題に関して、五月の十四日並びに十六日の本委員会の質問に引き続いて御質問をしたいと思います。  本日は、水資源公団の川崎理事にも御出席をいただきまして、お忙しいところをありがとうございました。  そこで、まず最初にお尋ねすることは、霞ケ浦北浦周辺におけるところの塩水の被害について先日農林省に調査を要求しましたけれども、どのような被害、どういう実態であるかということについてまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 たいへん綿密な調査をしていただいておりますが、被害は今後なおさらに続いていくものと思われますので、引き続……

第72回国会 農林水産委員会 第44号(1974/07/11、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、米価の問題を質問しようと思ったけれども、もうすでに先輩がずいぶんやったから、その問題はあとにいたしまして、先ほど瀬野委員が若干質問をした繭の価格の問題と、それから、昨年来質問をしながら、なおいま解決できていない茨城県の筑波山ろくにおけるゴルフ場の始末の問題、もう一つは筑波の周辺にある採石の公害及びそれをめぐる諸問題について質問いたします。  最初に、繭の価格の問題に関して質問をいたしますが、先ほども瀬野委員のほうから質問がございましたが、現在繭の価格が相当暴落をしている。一般の物価が上がっているときに、農家でつくる繭の価格がたいへん落ちております。たとえば現在、これは内……

第72回国会 農林水産委員会 第46号(1974/07/18、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 四十九年度の米価の問題をめぐって幾つかの質問をしたいと思います。  まず、十一日と十五日の本委員会で、わが党の芳賀委員をはじめとして多くの委員から、米価算定の基礎に関する幾つかのことについて質問がありました。その答弁を聞いていますと、いかにして生産者米価を低く押えるかということが一貫してその底に流れていると私は聞き取りました。そこで、きょうはこの問題と関連をして、過般田中総理が選挙中に各地を遊説をした際に、あるいは倉石農林大臣が遊説の中で、あるいはまた自民党が選挙中に公表した幾つかの政策の中で、生産者米価に関する点についていろいろと発表したことに関して、その責任というものはど……

第73回国会 農林水産委員会 第3号(1974/10/14、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、当面の農政の問題の中心である国際的な動きと日本の問題並びにその中で特にえさの問題、さらにこれに関連する養鶏、牛肉並びにこの運営に関する諸問題に関して質問をいたしたいと思います。  最初に、農林大臣にお伺いをいたしますが、最近の世界と日本の食糧事情あるいは農業情勢というものがかなり変化をしたように思います。わが国が従来から考えていたいろいろな考え方というものが抜本的に再検討しなければならないような状態に入ってきた、とりわけ、アメリカの穀物の輸出規制によって農林省筋でもたいへんあわてふためいている、というような感じがいたしますが、この影響等について一体どのようにいま考えられ……

第73回国会 農林水産委員会 第4号(1974/11/12、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、先般九州三県を視察して調査をしてまいった中で、多くの農家の人々が現在の農政に対してたいへん危惧を感じているというような点から幾つかの点を質問しようと思ったわけですが、先ほどまでの間に一緒に行った仲間からいろいろな質問が出ましたので、重複する点を省いて、土地改良の点について、ざっくばらんに最初に質問をしたいと思います。そしてあとは、地元に起きているはなはだけしからぬ問題が二つほどありますから、その点をどうしても取り上げてもらわなくてはならない。こういうことで終わりたいと思います。  まず、最初の問題でありますけれども、土地改良事業に関しては、農業の生産を高めて、そして自給……

第75回国会 農林水産委員会 第3号(1975/02/12、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 先般の農林大臣の所信表明と、農林予算の説明に関連して、農政の基本的な姿勢について、私は何項目かの質問をしたいと思います。  まず、第一に、大臣は、現在の農政の最大で、しかも緊急な課題であるということについて、どういう問題が緊急かということについてお伺いしたい。
【次の発言】 食糧の確保ということは前から言われたことであって、特に新しいことじゃない。最近のことじゃないですが、それはそれとして、それでいいです。  その次に、農業の危機ということが前から言われていますが、これはやはり国際的にも言われておるし、国内的にも言われておる。そういう中で、大臣は、農業の危機ということを一体ど……

第75回国会 農林水産委員会 第7号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農業振興地域の整備に関する法律の一部を改正する法律案に対して、質問をいたしたいと思います。  まず、大臣に伺いますが、農業振興地域の整備に関する法律の一部改正は、農業立法中の農地に関する基本的な問題に触れることでもあり、また、土地所有者にとっても、利用者にとっても、さらに農地を取り扱っているところの諸団体にとっても、きわめて重要な問題を含むものであります。したがって、これを軽々しく取り扱ってはならないということからいたしまして、本委員会においても非常に慎重な取り扱いをしてまいりました。  本法の取り扱いは農政上きわめて重要な位置にあると思いますが、大臣は、この法律が日本の農政……

第75回国会 農林水産委員会 第10号(1975/03/05、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 参考人の皆さんには、お忙しいところを貴重な御意見をお聞かせいただくことに対してお礼を申し上げたいと思います。  そこで、東畑参考人にお伺いをいたしますが、農用地の問題というのは日本の食糧自給の基本でありまして、この問題との関連で、日本の食糧の自給体制をつくっていくという上においてはきわめて重要な問題であります。  そこで、本法の改正と、日本の食糧の自給体制における農業の役割り、農地の位置づけという課題ということについて、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は、先般も委員会で、農林省が策定をされて発表したところの、四十七年の段階で十年間を見通した食糧の需給目標とその展……

第75回国会 農林水産委員会 第18号(1975/04/16、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案について、若干の質問をしたいと思います。  まず、この法案は、改正をしようとするポイントについては至極当然のことであって、特にこれに対して異議を言うものではないわけでありますけれども、問題は、日本の農業の中で畜産の占める位置というのは非常に重要なものであり、特に、動物性のたん白の供給源としての畜産の果たす役割りは大きい。したがって、これに対する予防措置というものは万全を期さなければならない。そこで、先ほども質問がありましたけれども、日本の家畜伝染病の特徴は世界的に見て一体どういうような位置にあるのか。こういう点についてどのように把握されて……

第75回国会 農林水産委員会 第22号(1975/05/28、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 飼料の品質改善に関する法律の一部を改正する法律案に関してと、それに関連する若干の質問をいたしたいと思います。  まず、農林大臣に最初にお尋ねいたしますけれども、この法案に関連をして何人かの委員が質問をしているのを聞いていて、きわめて重要な問題に関して確かめておかなければならない問題があります。それは飼料に関する問題で、農林省の政治姿勢の問題であります。  第一は、えさの原価の公開がどうしてもできないという問題で、第二点は、配合の成分の公表ができないという問題です。この二つの問題は、農家にとってみれば何よりも最初に知りたい問題であるわけでありますけれども、これが明らかにされてい……

第75回国会 農林水産委員会 第26号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農村におけるガソリンスタンド、給油所の設置の問題について質問をいたします。  まず、通産省にお伺いしますが、四十八年に石油危機がありましたが、あの時点と現在の段階においてはどういうようになっているか。数量と価格において、結論だけでいいですから、まず、そこから報告をしてもらいたい。
【次の発言】 いまの説明によると、値段は上がったけれども数量においては平常に復したというぐあいに理解をしていいですね。
【次の発言】 ところで、農業関係においては石油の利用状況というものはどういうふうになっているのか。要するに、四十八年の段階と現在の段階とにおいて著しい変化があるのか、それともないの……

第75回国会 農林水産委員会 第27号(1975/06/17、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農林漁業団体の職員共済の法律と関連をして幾つか御質問をいたします。  まず、最初に、いま野坂委員から質問がありましたように、今度の改正に関しては前に比べては前進しており、努力をしている点が見られますが、まだ問題が相当残っておると思います。そこで、いろいろな意見がありますけれども、この法律をこのまま通したときにおいてなお問題が幾つか残ると思うのですが、これに関して、いまの野坂委員の質問も含めて今後どういう問題が残り、これにどう対応されるかということに対してまず質問します。
【次の発言】 私は、それ以外にまだ基本的な問題があると思う。重要な問題を局長が抜かしていることははなはだ残……

第75回国会 農林水産委員会 第35号(1975/09/10、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 休会中の現地調査と、それからその間における農政の動き並びに地元の農家からの要求等々に関連して若干の質問をしたいと思います。  まず第一に、先般農林大臣はアメリカのバッツ農務長官との間で、三カ年間、千四百万トンの穀物の輸入の約束か契約かよくわかりませんが、そういうことをしてきたということに関して、その事実について関係者から要約して報告をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 新聞にもそういうふうに出ていることが事実であるとすれば、われわれが各地を回ってみて感ずることは、食糧が不足をしているわけですから、それに対して農林大臣が一定の契約、約束をしてくるのは反対ではないし、われわ……

第76回国会 農林水産委員会 第2号(1975/11/05、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 休会中に各地で起きている幾つかの問題と当面の問題について、関係者に質問したいと思います。  まず最初に、先日私は同僚の議員とともに農民の要求に基づいて長野県の高冷地野菜地帯の調査をいたしました。上田、小諸というような地域を含めて二市四町村でありますが、その中で幾つかの問題が出ておりますから、これを逐次質問してまいります。  まず最初は、野菜と果樹に関する病虫害の処置の問題であります。長野県の御代田町は高原野菜が盛んでありまして、農業収入の約九割というものは高原野菜によって占められている。その作目は白菜でありキャベツでありレタスでありますが、この地域の集荷所やあるいは予冷倉庫等……

第76回国会 農林水産委員会 第4号(1975/11/13、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は当面の農業問題に関して、特に総合食糧政策あるいはアメリカと日本との穀物協定というか穀物の約束、あるいは米ソの問題その他重要な問題について農林大臣にお尋ねしたいと思います。  まず最初に、本年の二月十二日のこの委員会で、私は農林大臣に、農政を広範な意見をまとめて進めるために内外の多くの識者を集めてその意見をまとめ、そしてそれを農政に反映するようにということを提案をいたしました。これに沿ったかどうかわかりませんが、そのときも大臣の方から国民食糧会議というものをつくりたい、こういう表明がありまして、その後二回にわたって国民食糧会議が六十九名のメンバーによって開催をされております……

第76回国会 農林水産委員会 第5号(1975/11/19、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、農家が貴重な農地を提供して、そして国鉄が東北新幹線をつくるということで協力をした、このことと関連して、東北新幹線並びに東北線をめぐる諸問題について若干質問をしたいと思います。  まず第一に、東北新幹線の着工から完成の年次、それの全体の見通しと、予算はどうなっているかということについてお伺いします。
【次の発言】 いまのお話だと、五十二年を目標に始まった、こう言われて、埼玉県南の反対と、それから景気変動、経済変動によっておくれていると言うけれども、それにしてもこれは大体いつを目標にしてこれにピリオドを打つのか、完成するのか、また総予算は幾らになっているのか、その点はどうで……

第76回国会 農林水産委員会 第6号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 時間の関係で、予定したものをずいぶん整理をいたしますが、まず農林大臣のこれからの農政に対する姿勢の問題と、それから農林予算の問題と、それから会計検査院の報告に関する問題、こういうことで質問をいたします。  まず最初に、十二月九日の新聞の伝えるところによると、自民党では農業団体の要請を受けて、農業基本法を改正をするため党内に特別委員会を設けるということを発表した。このことについて、十一日の参議院農林水産委員会で、わが党の鶴園委員の質問に答えて安倍農林大臣は、党はそういうことを決めたけれども何の相談もなかったということを答えておりますけれども、その後もその考え方は同様なのか、その……

第77回国会 農林水産委員会 第2号(1976/03/02、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農林大臣の所信表明に関して、農政の基本の問題と農村の実情というものとを絡み合わせながら質問をしていきます。  もず最初に、日本社会党の成田委員長が一月二十六日の本会議の質問で、「均衡のとれた経済成長を図るため、農業、漁業を日本経済の基幹産業として位置づけ、農用地の拡大、主要食糧、飼料の備蓄制の確立、公害から漁場を守り、とる漁業から育てる漁業への転換に思い切って国家資金を投入し、食糧の自給率向上を図らなければなりません。」食糧の安全保障を確立するべきである、こういう質問をしておりますが、これに対しての答弁は、農林大臣は答弁をしていないわけですが、私の聞いたところではきわめて御粗……

第77回国会 農林水産委員会 第5号(1976/03/29、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 土地改良法の一部を改正する法律案に対する質問をいたします。  まず第一に、全国の農耕地の面積のうちで土地改良を必要とする面積は、田畑に分けてどれくらいあるかということをお聞きします。
【次の発言】 農耕地面積の中で相当土地改良を必要とする面積がある。土地改良、土地改良と叫びながら大変おくれているのは何が原因か、おくれている原因についてひとつ列挙してもらいたい。
【次の発言】 政府はさきに四十八年から五十七年を展望する土地改良の長期計画を立てた。これが今度は五十七年の展望が六十年に食糧の方は変わったわけですね。いまの説明だと、十二年間という話をされたけれども、あれはうまくつじつ……

第77回国会 農林水産委員会 第9号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 野菜生産出荷安定法の一部を改正する法律案に対して質問をいたします。  いま大臣が病気で病院に行っておられるようですので、これは人道上の問題でありますから、しばらくの間局長を中心にして進めますが、大臣になったつもりでひとつりっぱな答弁をしてもらいたいということを要望いたしまして質問に入ります。  昭和四十一年に野菜に関する法案が制定され、四十六年に同法の一部が修正をされ、昨年農林省内に野菜制度研究会がつくられて、そして報告がなされ、それに基づいて改正案が提案された。その問十年かかっておりますが、この十年間の間にどういう問題が問題であったか、そのことをまず最初に伺いたい。

第77回国会 農林水産委員会 第11号(1976/05/18、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、先般の国連海洋法会議に伴う日本の漁業の問題を中心とする政府の、農林省の食糧の需給の長期計画に関連する問題と、それから茨城県の霞ケ浦を中心とする県西用水事業に関する問題と、茨城県に起きている県の漁連の不正事件を中心とする農林省の取り扱いについて、この三点を中心として質問をいたします。  まず、最初に「農産物の需要と生産の長期見通し」にも明らかにされておりますように、六十年の水産物の生産目標が一千二百万トンという形になっており、たん白質も現在より五%の増加を予測し、農政審議会の報告並びに農林省の農産物の需給見通しの上にこの国連海洋法会議並びにソ連の漁獲制限というような問題は……

第77回国会 農林水産委員会 第14号(1976/06/22、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 まず最初に、資料要求をしておきますが、米の階層別供出の資料、たとえば五俵から十俵あるいは十俵から何俵という、こういう資料をつくってほしい。全国の米の階層別供出の資料です。これが第一。それから第二は、今度は米の配給側において、低所得者等々に対して特殊な、特別な取り扱いをしているはずであります。これについての最近の状況、それに対する資料を早急に欲しいと思いますので、要求しておきます。  きょうは直接これは質問ができませんからしません。
【次の発言】 この二つの資料はともに重要な資料ですから、ひとつ克明によくつくっておいてもらいたいと思います。それで質問に入りますが、五十一年度の米……

第78回国会 農林水産委員会 第2号(1976/10/07、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は第三班の調査に加わって山形、福島を調査をしてまいりました。そこで、さきの二人からいろいろな質問がありましたから、それに重複しないように質問をしていきます。  まず第一の問題は、今度の冷害というのをある人は六十年来の冷害だと言われる、あるところでは昭和九年あるいはまた二十八年以降におけるところの冷害だ、こういうふうに言われております。そこでこの問題に対して、先ほどの質問の中では農林省だけではなくて中小企業庁もあるいは自治省も、それからこれから労働省の問題も出しますけれども、そして最後には財政上の問題になってきますから、こういうような農林省だけで処理できないような重要な問題、……

第78回国会 農林水産委員会 第4号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、筑波研究学園都市の問題と、それから全国競走馬農業協同組合に関すること、成田空港をめぐる若干の問題に関して農民及び地域住民の立場から質問をしたいと思います。  まず第一に、この筑波研究学園都市の建設についてはこれまで私は現地調査に参加をし、予算委員会の分科会、あるいはまた本委員会においてもしばしば建設を促進をする、こういう立場から質疑を行ってまいりました。そういう中で、関係当局におかれてもこの趣旨に沿ってかなりの努力をしたことは見受けられますけれども、なお問題がたくさんありますので、その点について一つ一つ尋ねますが、時間がありませんからできるだけ要領よくお答えをいただきた……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 内閣委員会 第17号(1977/05/20、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、農林省設置法の一部を改正する法律案、特に農林省の研究機関が茨城県の筑波研究学園都市に移転をする問題に関連をして、幾つかの質問をいたしたいと思いますが、まず第一に、筑波研究学園都市に農林省が移転をするに関連して、事務当局に農林省の内部から、あるいはまた外部からいろいろな意見や要請が来ていると思いますが、そういう問題について、それを整理したものがあるはずですから、それをまず出してもらいたい。
【次の発言】 いま事務局長から幾つかの問題が整理をされたが、われわれも現地にいて毎日のようにあそこを通るたびに研究学園を見て歩いておりますが、なるほど建物は大きくそして広く、明るく、庭……

第80回国会 農林水産委員会 第7号(1977/03/22、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 松くい虫の防除特別措置法案について、もうすでにわが党の多くの委員の質問があり、同時に参考人あるいは合同の委員会も開いたりしていろいろと進めてまいりましたし、わが日本社会党は現地調査を行って、現地の実態も調査をしてまいりました。そういう中で、いままでの質疑の中でまだ多くの点についてたださなければならない点があります。こういうことをただしながら、誠意ある答弁を得ることによってこの問題を処理をしていかなければならない、こういうふうに考えておりますが、これからの何点かの質問について、関係者の誠意ある答弁を求めたいと思います。  まず第一に、森林病虫害防除法に基づいて今日までいろいろと……

第80回国会 農林水産委員会 第9号(1977/03/24、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、建設省に対して、緊急な問題について一点、それから農林省に関しては、特に養豚問題、養鶏に関する問題に触れながら質問します。  まず最初に、建設省にお伺いしますが、茨城県新治郡新治村藤沢新田に古川興農組合というものができていることを知っていますか。
【次の発言】 この興農組合は昭和二十九年一月十五日、二十九名によってつくられております。それがその後桜川のはんらんによって、橋のつけかえをやる。その中で、最近建設省から大蔵省に移管をしなければならない、こういうことで、五十二年三月三十一日に大蔵省に移管をするということになっているというのですが、そのとおりですか。

第80回国会 農林水産委員会 第12号(1977/03/31、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、五十二年度の畜産物の価格について、畜産振興審議会の諮問及びその答申に基づいて農林省が与党の自民党と折衝の上に、ただいま局長から報告がされたような形で告示になったということに関して、いろいろと質問をしていきたいと思います。  本委員会は、小委員会をつくり、あるいは本委員会を通じて、この畜産問題について努力をしてきました。特に、例年は三月の二十九日ごろに決議をしてきたものが、二十五日という早い時期に八項目の決議をし、その決議に基づいて質疑を続けてまいりまして、最終的には諮問案に対してかなりの努力をし、その決議の趣旨に沿った面もかなりあるけれども、まだまだ問題点がある、こうい……

第80回国会 農林水産委員会 第13号(1977/04/05、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、先般の予算委員会の第五分科会において、建設省に対して幾つかの質問をした問題に関連して、一つは霞ケ浦の総合開発に伴う漁業補償の問題、続いて常磐高速道路に関する土地の取り扱いの問題、それと、ある町の中で起きている土地改良事業をめぐる、先に行った改良地域と後において行った地域との間における被害関係の問題について質問をします。  最初に、建設省関係にお伺いしますが、霞ケ浦の総合開発が進められておる中で、漁業補償の実態についてお尋ねをしたいと思います。  先般の分科会では、建設省の河川局長が、現在は主な漁業補償も妥結し、順調に事業が進捗しておる。それで、この霞ケ浦総合開発に関する……

第80回国会 農林水産委員会 第15号(1977/04/07、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、この提案された二法に対して幾つかの質問をしたいと思いますが、第一に、農林大臣が本来出席すべきところを日ソ漁業問題の関係から大臣が座をはずしているということはきわめて残念であるし、これは大臣から直接に答弁をとらなければならない点が幾つかあるにもかかわらず、大臣がおられないままあえてこの質問をしなければならないということはまことに遺憾なことだと思います。したがって、最終的にこの法案を処理する段階では、やはり大臣に答弁を詰めなければならない点があることを前提にしていますから質問をします。  戦後の日本の農政の中で、農地法、農業協同組合法、農業災害補償法と並んで、今度改正をされ……

第80回国会 農林水産委員会 第16号(1977/04/12、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、さきに本法案について政務次官あるいは局長等に幾つかの質問をしてまいりましたが、本日は農林大臣がお見えですから、大臣にもう一度重要な点を質問して整理をしたいと思います。  大臣は、臨時ではありますけれども、すでに農林大臣の経験者であり、この筋はベテランと聞いているわけですから、この問題については十分に理解があるものと思います。  最初に、農業改良普及事業あるいは生活改善事業というものは、戦後の農地法、農業協同組合法そして農業災害補償法、この三つの法律とともに画期的なものである、こういうぐあいに私は理解をしているし、先般政務次官もそうだという答えをしておりますが、大臣からも……

第80回国会 農林水産委員会 第21号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 まず、参考人の皆さんには大変お忙しいところを貴重な御意見ありがとうございます。  最初に釧路の山口市長にお尋ねをいたしたいと思いますが、戦後の日ソの漁業交渉の中で本年ほど厳しいものはなかったと思います。その厳しい背景にある政治、経済的なものは何であったか、このことについてまずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 私もこの領土問題に問題があると思います。しかしながら、領土問題も漁業も一緒に解決するということは、長い間の歴史から非常に困難なことであろうと思われます。したがってそこで、領海法並びに引き続いて二百海里を決める漁業水域に関する法案の早期実現を図らなければならない……

第80回国会 農林水産委員会 第22号(1977/04/26、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 領海法並びに漁業水域に関する暫定措置法案について、大臣に質問いたします。  最初に、大臣が再三にわたって訪ソをされ、なおかつ、厳しいソ連の政治情勢の中でまた訪ソされる方向にあると聞いております。これは大変御苦労なことでありますけれども、その成功をともに祈りたいと思います。  そこで、問題は、日ソ交渉の基調になっているものは何かということなのです。最も重要な問題は何かということに関して、私たちはこの委員会を通じ、あるいはまた連合審査会を通じて大臣の答弁などを聞いてまいりましたが、それは何といっても領土の問題であることは間違いがないわけだが、領土の問題も大事だけれども、当面は魚の……

第80回国会 農林水産委員会 第23号(1977/04/27、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、日本社会党並びに公明党・国民会議、日本共産党・革新共同を代表して、領海法案に対する修正案を提案いたします。  修正案の理由は、領海十二海里の問題についてはすでに政府に先駆けて主張してきたところであります。政府の態度は大変遅きに失したわけであります。したがって、日ソ漁業交渉、国内漁業問題等にきわめて悪影響が及んでおることはすべてこれは政府の責任と言わねばなりません。  第三次海洋法会議では討議決定する以前に各国家の主権によるところの領海の一部を特定海域としてみずから制限することは、国際的に前例がなく、特に本委員会で参考人として学者などを招いた中でも、これは日本が世界のどこ……

第80回国会 農林水産委員会 第24号(1977/05/11、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 獣医師法の一部を改正する法律案について若干の質問をいたしたいと思います。  まず最初に、いま柴田委員からも御発言がありましたが、最近のわが国の食糧事情からいって、特に魚の問題が大変厳しい状態になってきた。そうして動物性のたん白がかなり縮小されるような状態になってきて、今後ますます畜産の占めるウエートが高くなってくる。こういうときに、その畜産に関係をする獣医師の役割りというものは非常に高いものがあろうと思います。そういうときに、今回四年制から六年制にこれを上げていくということ、そのこと自体は問題はないことでありますけれども、これを通じて私は幾つかの問題を提起をしていきたいと思い……

第80回国会 農林水産委員会 第26号(1977/05/17、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農業者年金基金並びに昭和四十四年以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律案の一部改正に関連をして若干の質問をいたします。  現在、実施されている農業者年金基金法に関して、その制定の経過については、わが日本社会党は農民年金法を提案をして、そして本委員会において政府提案の法案と並行審議をした経過があります。その論点は年金の性格が純粋な老後の保障年金でなくて、経営移譲を前提とした政策年金であるという点であったわけであります。私は、いまでもこの基本的な性格についての意見を持っております。したがって、農業者年金基金法が昭和四十五年五月十三日に成立をし、同年十……

第80回国会 農林水産委員会 第29号(1977/05/25、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農用地開発公団法の一部を改正する法律案について質問をするわけでありますが、大臣に直接答えてもらう部分がありますが、この部分はまた後にして、政務次官にとりあえず事務的な問題についてまず質問していきたいと思います。  午前中にわが党同僚委員から幾つかの質問がありましたが、まず最初に、八郎潟の干拓の問題の理念というか、基本的な考え方について当初といまとかなり変わっている、このことについて、これは何のためにやったのか、これを聞かせてもらいたいと思う。これはまず政務次官から答弁を願いたい。
【次の発言】 あと基本的な問題については大臣に問うわけですが、相当な金を使って三千世帯の漁業補償……

第80回国会 農林水産委員会 第33号(1977/07/19、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 五十二年の米価の決定をめぐっての諸問題について、私は農林大臣に質問いたします。  まず最初に、きのう諮問をされた二・五%というそのことについて、今日まで米価審議会で答弁をされたりいろいろ質問を受けた農林大臣としては、米価審議会の中でどういう問題が中心に議論になったか、そのことについての概略をひとつ説明していただきたい。
【次の発言】 いまお話があったように、米価審議会においても二・五%というものは物価の上昇率あるいは賃金の上昇、これに見合っていないということで、それを撤回をして再諮問をしてほしい、こういう要求があった、また野党五党からもそのような話があったという報告、あるいは……

第81回国会 農林水産委員会 第2号(1977/09/12、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、獣医師法の成立に関係する厚生省の佐分利局長の言動に関する問題、それから赤潮に関する問題、第三点は来年度の米の作付転換の関係について、この三点を中心に御質問をいたします。  まず最初に、佐分利局長は見えていますか。――過ぐる七月二十八日の夕刻、ホテル・ニューオータニにおいての獣医師法が国会を通過した祝賀の会場に局長が見えまして、どういうごあいさつをされましたか覚えていますか。
【次の発言】 ちょっとここでもう一遍言ってください。
【次の発言】 いま局長はそう言われますが、実際の発言はこういう発言なんです。私は実はびっくりした。何か、ああいう発言をして、これは全国区の参議院……

第82回国会 農林水産委員会 第5号(1977/11/01、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 砂糖に関する法案の審議に当たって、御多忙中にもかかわらず参考人として貴重な御意見をちょうだいいたしましてありがとうございました。私は、各参考人に次の点を御質問申し上げますので、時間の範囲内でひとつお答えをいただきたいと思います。  まず、海江田参考人に御質問いたしますが、砂糖というのは、これは国民にとって不可欠の食糧である。しかも、それが国内では現在二〇%しか生産が行われておらない。八割は海外に依存する。しかも、それが投機という形で非常に相場を伴うものである。不安定だ。こういう形である中で、日蒙砂糖協定のその取り決めの結果もあり、しかも在来からのいろいろな経緯があって過当競争……

第82回国会 農林水産委員会 第6号(1977/11/02、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、さきの十月二十七日に本委員会で米の生産調整の問題について集中的な論議が行われた、それに引き続いて、なお米の生産調整の問題をめぐって質問をしたいと思います。  まず最初に、農政に対する農林省及び関係省庁の基本姿勢について尋ねたいと思います。  それは、農林省は農協あるいは自治体、これにはかなり前から、昨年に引き続いてなお四十万ヘクタール、百七十万トンという、ちょうどことしの約倍の作付転換をするということを、理解を求めるべくそれぞれ協力を求めてきた。ところが、この間までの国会においては何ら資料なしに、新聞やあるいはまた個別には説明を受けてはおりますけれども、正式な問題提起な……

第82回国会 農林水産委員会 第7号(1977/11/16、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、先般、米の生産調整の問題について大臣に質問をしてきたわけですが、まだ問題が多く残っておりますので、その問題を中心に幾つかの質問をしたいと思いますが、先般も強く主張したように、生産調整という重要な問題に関する政治姿勢の問題がどうも不満足である、こういうことで、ここからまず質問していきたいと思うのです。  どういうことかというと、四十五年から始まった第一次と言われるべき生産調整に対して農民が協力をした。にもかかわらず、依然として米が過剰であり、しかもその処理について閣議の決定ということで、上の方から押しつけをするという形で知事会議やあるいは農協にかなり協力を求めるような形を……

第82回国会 農林水産委員会 第10号(1977/11/24、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、米の生産調整の配分をめぐる問題、それから農畜産物の海外からの輸入の問題、なお茨城県の県西地区における白菜の取り扱いに対する問題に関して質問をしたいと思います。  第二次の米の生産調整の配分が十九日に公表をされました。私は、この配分の前に、本委員会に内閣総理大臣の出席を求めて、そして農政上の重要な点であるから、農政上における位置づけ等々に対して十分に話し合いをしたい、こういうふうに再三要請をいたしましたが、ついにその実現を見ないままに公表をされたわけであります。したがって、社会党を中心とする五つの野党は、十一月十七日の夕刻、総理大臣官邸において次の申し入れをいたしました。……

第83回国会 農林水産委員会 第1号(1977/12/08、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、中川新農林大臣に対して、当面の農政問題、特にドル減らしのための農産物の自由化の問題並びに米の生産調整と五十三年度の予算との関連について質問をいたしたいと思います。  まず、中川新農林大臣が御就任になられたことに対しては、時期的に見て大変厳しい時期になられた。本来、本当に農林大臣としての本領を発揮できないような状態の中で、内憂、外圧という、そういう中で就任されたことに対しては、これは大変任務が重いし、なかなかやりにくい点もあるであろうと思いますが、ひとつしっかりがんばってもらいたい。日本の農民は大変期待をしていると思うんですよ。  ところが、就任後最初の言葉が、牛肉を輸入……

第84回国会 農林水産委員会 第2号(1978/02/10、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、大臣の所信表明に関連をして幾つかの質問をしていきたいと思いますが、とりわけ七%の経済成長というものと農業との関係、それから、きのうからきょうに及んでわが党の同僚がいろいろな角度から米の生産調整問題や自由化をめぐる諸問題についての質問をいたしました。そういう問題を締めくくる意味において、あるものは確認し、あるものは今後に問題を残していくという形で整理をしていきたいと思います。  まず最初に、福田総理大臣は施政方針の中で、五十三年度の経済成長の目標を七%程度に置く、これによって日本の経済は五年越しのいろいろな諸問題も解決をするし、長いトンネルを抜けることもできる、これが解決……

第84回国会 農林水産委員会 第3号(1978/03/17、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 時間がないので予定した質問がなかなかできませんが、特にこの際畜産物の価格の算定方式について、農林省の情勢報告を見てもわかるように、酪農も養豚も非常に専業化してきた、規模が拡大してきた、こういう形になっていますね。飼育数がふえて農家戸数が減っている。だから専業、こういう形になってくると、当然この価格の決定の方式というものは、いままでとってきた需給実勢方式でなくて、生産費所得補償方式で決めるべきであると思うが、この点について第一点。  第二点は、外国からの肉の輸入に関して、いま各地から日本に肉の輸入が非常に押し寄せている。これはアメリカを初め豪州、ニュージーランド、EC。この問題……

第84回国会 農林水産委員会 第7号(1978/03/30、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表して、蚕糸業の安定的発展に関する件について御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。  蚕糸業の安定的発展に関する件(案)  最近のわが国蚕糸業は、生糸及び絹製品等の輸入増に加え景気回復の立遅れによる需要の停滞等により、糸価が長期にわたり低迷し、繭生産が激減する等まことに由々しい事態に直面している。  よって政府は、左記事項の実現に努め、わが国の伝統的産業である蚕糸業の安定的発展に万遺憾なきを期すべきである。     記  一、昭和五十三年度適用の基準糸価及び基準繭価等……

第84回国会 農林水産委員会 第8号(1978/04/04、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、米の生産調整のその後の動き並びに地元に起きている幾つかの問題を取り上げていきます。  特にこの際、農林省の方に伺いたいわけですが、過ぐる十一月十九日に次官通達によって全国に米の生産調整を要求した、その後、その進捗状況、どういうふうになっているかということ、その中で特にどのような意見が出ているか、農業団体あるいは自治体、うまくいっているのか、それともそうでないと思われるのか、その辺を、そういう感じについて御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 九六%おりたことは事実でしょう、多分。これは上から下へおりなければどうにもならない。ところが、私は、各農家を回ってみたり懇……

第84回国会 農林水産委員会 第10号(1978/04/06、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 森林組合法に関連をして幾つかの質問をしていきたいと思います。  まず、森林組合法の制定は、系統機関の長い間の要求であり、またわが党もこれに対して長い間要求をしてまいりました。そういう中から、農林省内部にも検討委員会ができて検討されて、今回提案の運びになった、こういうことに対しては同感であります。  そこで、森林組合を森林法から分離させ、森林組合法をその根拠法として新たな出発をするようになったことは大変な前進だと思いますが、しかし、これを手放しで喜んでいるわけにはいかない。やはり幾つかたださなければならない問題があります。そういう点についてこれから質問をしていきたいわけです。 ……

第84回国会 農林水産委員会 第17号(1978/04/20、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、円高とドル安が農業にどう関係をするかという問題についての質問をするわけですが、農林省としては円高が農業のどの部面に主として影響をしているのかということについて、これは政務次官ひとつ概略答えてもらえませんか。
【次の発言】 大体そういうことだろうと思います。きょうは時間が余りないから質問が総論的なものにわたるかもしれません。  そこで、農林省はえさを中心として農機具、これは鉄の問題もありますが、それから農機具に使う重油、それから施設園芸に使う油あるいは農薬、肥料、こういうものが今度の円・ドル問題では農村では影響してくる、こういうぐあいに考えますから、この問題についてはぜひ……

第84回国会 農林水産委員会 第20号(1978/04/27、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農業者年金と農林年金の二法の改正に対して質問をいたします。  まず第一に、農業者年金基金の問題について御質問しますが、きのうの中野参考人、理事長の話によると、当然加入の百六十五万の中で、五十二年の末までに百十三万人という加入であって、五十二万がまだ未加入である。この未加入であるということについて、この理由についてはどういうことが問題かということをまずお尋ねします。
【次の発言】 末端が理解しにくい、わかりにくいということもさることながら、それならば昭和四十九年に百十五万四千人が加盟しておりましたものが、五十二年の末には百十三万四千人と二万人加入者が脱退している、減っているとい……

第84回国会 農林水産委員会 第24号(1978/05/24、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、日本社会党を代表して、参考人の皆さんに御質問をいたしたいと思います。  参考人の皆さんには大変御多忙のところを御出席をいただいて貴重な御意見を賜りましたことに対して、まず感謝を申し上げたいと思います。  最初に加賀山参考人にお尋ねをいたしますが、検討会の中で結論が出て、その出た結論を法律にして実施をしていく過程において、当然特許庁との関係が問題になっていると思いますが、その関係についてどのように取り扱われたかということをまずお尋ねします。
【次の発言】 今度の法案は、農家に対して優秀な、あるいは優良な種苗を提供する、そして日本の農業の発展のために寄与する、このためにはま……

第84回国会 農林水産委員会 第26号(1978/05/30、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農産種苗法の一部を改正する法律案に対して質疑をいたしますが、質疑の前に、昨日中川農林大臣の父上がお亡くなりになったことに対して謹んで弔意を表したいと思います。  まず、この法案の前提であるところの農産種苗法が改正をせねばならなくなった経過について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 その経過の中で問題になったのは、特許庁との関係が問題になったということを聞いております。五十一年に一応の経過が整理されて、そうしてその中で法案として提出するに至るまでの間にいろいろ問題があった。その問題になった点は、どういう点がどのように問題になったのか、これを説明してもらいたい。

第84回国会 農林水産委員会 第27号(1978/05/31、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、昨日に引き続いて、農産種苗法の一部を改正する法律案に対する質疑を続けたいと思います。  まず、これは今井政務次官にお尋ねしますが、育種と品種登録制度の農政上の位置づけについてお尋ねします。
【次の発言】 そのような重要な品種登録制度に関して、本法の目的と性格について、実は昨日もお尋ねしたわけですが、なお引き続いて、第一条に関係をすることでありますが、法律の目的に新品種の保護ということをうたい込んで、種苗法の性格をより明らかにするべきではないか、これは一種の修正案を私たちは提案をしておりますが、これに関係する重要な問題でありますから、この点についても政務次官並びに関係者か……

第84回国会 農林水産委員会 第28号(1978/06/01、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、いま自民党の玉沢委員からも話がありましたが、最近各地で問題になっている養鶏への商社の無軌道な進出に対して、農林省が取り組みを始めましたが、その取り組みの決意と、それから方向についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、最近養鶏関係の団体の大会がしばしば開かれます。これはときには消費者も参加をして開かれておりますか、その中の中心の題目が、商社系の養鶏がやみ増羽を行って各地で問題を起こしている。わが茨城県の新聞などによると、正直者がばかをみる、こういうような見出しで、茨城県にも大増羽が行われている。私もこれを調査いたしまして、その調査なども含めながら質問をしていきますが……

第84回国会 農林水産委員会 第29号(1978/06/06、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、前回に次いでまた養鶏についての御質問を申し上げますが、本日は大変御多忙のところを参考人の皆さんには御出席をいただいて、貴重な御意見を提起していただいたことに対して感謝を申し上げたいと思います。  そこで、問題はたくさんございますが、まず伊勢参考人にお尋ねをしますが、先ほど玉沢委員からもお尋ねがありましたように、農家との契約状況というものがどういう形で契約がされておるのかという問題について、もう一度詳しくお尋ねしたいと思います。  私の場合には、特に百戸の農家との間で、一万羽以上の者との間に契約があって、そして解除は六カ月を基準にして解除する、こう言われておりますが、その……

第84回国会 農林水産委員会 第32号(1978/06/14、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表して、鶏卵の生産調整の強化等に関する件について御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     鶏卵の生産調整の強化等に関する件(案)   わが国養鶏業は、鶏卵の供給過剰等により長期にわたり卵価が低迷し、生産農家は著しい苦境に追い込まれている。   かかる時に一部養鶏業者が「鶏卵の生産調整」に関する行政指導に反し、大規模な増羽を行つている事態は誠に遺憾である。   よつて政府は、生産調整等の実施に当たつては、左記事項の実現を図り、養鶏業の安定的発展を期すべきである。 ……

第84回国会 農林水産委員会 第33号(1978/06/15、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、きょうは、いよいよ本国会も最終の段階でありまして、いつも物の値上げとか権利とかということを主張してきているわけですが、今度はそういうこととは変わった形で、釣りの問題について質問をしていきたいと思います。  この釣り人の問題については、私どもの国会において、先輩である佐藤觀次郎先生が国会釣りの会という形でずいぶん釣りの問題ではがんばってこられた歴史もあるし、それから今日わが国の人口の中の十人に一人ぐらいは、年齢、階層を問わず釣りの問題に関連をしているということでありまして、釣りは大変関心を持たれているし、自然との関係あるいはいろいろな意味において釣りに関する関心は大変高い……

第84回国会 農林水産委員会 第34号(1978/06/21、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は麦をめぐる諸問題について質問をいたします。  まず最初に、農林大臣に、農政における麦作の位置づけということについて質問をいたしたいと思います。  食糧の問題の中で麦は生活上不可欠のものとなっているし、最近の国民の食糧の状況を見ても、麦を原料としたパン、めん類等々が非常に盛んに食べられている。麦の需要は、人間の食糧としても、また加工原料としても、さらにえさとしても、重要なものになっている。そういうときに、農林省としては、麦の問題について、農政上どういう位置に麦を置いておるのか、この点をまずお伺いします。
【次の発言】 いま、六十年で麦をふやしたい、こういうお答えがありました……

第84回国会 農林水産委員会 第35号(1978/07/05、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 日本社会党を代表して、参考人の皆さんに御質問をしたいと思います。  参考人の皆さんにはお忙しいところをおいでいただいて、貴重な御意見を提起していただいたことに対して、お礼を申し上げたいと思います。  まず最初に、私は、四人の参考人の皆さんの御意見を聞いておりまして、価格の要求の内容にはそれぞれ違いがありますけれども、日本の農業、農民、農村というものを考え、食糧の自給体制を確立するというその基本点においては特に一致をしておる、こういうぐあいに考えております。  そこで、農協の小口さんにお尋ねをしますが、農協は、五十一年、五十二年、五十三年と物価が値上がりをしている中で、要求米価……

第85回国会 災害対策特別委員会 第2号(1978/10/12、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、ただいま報告がありました農作物の被害並びにそれに関連をする諸問題について質問をいたしたいと思います。  まず、本年は多くの被害がありましたが、その被害についての特徴というか、そういうものについてそのあらましを、先ほども報告があったけれども、農作物、山林原野あるいはその他という形で、農作物だけじゃなくて、なおその他にも被害があったはずでありますから、その点についての報告を願いたい。そしてまた、それの主たる原因は何であるかということについてもぜひ知りたい。
【次の発言】 大臣が時間で、大体二時半ごろ去られるようですから大臣に質問をしますが、今度の災害は、先ほど佐々木審議官か……

第85回国会 農林水産委員会 第5号(1978/11/21、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、米の生産調整に関する問題をめぐって、あるいはまた、日本の農政の基調に関する問題等に触れながら質問をしていきたいと思います。  日本の農業は、高度経済成長のもとで、特に工業が発展をする中で、三十年代から四十年代にかけて土地と水と労働力が抜き取られた。そして工業が成長してそれの輸出の結果黒字になってきている。しかし、農業の中ではだんだん老齢化が進み兼業が進んでおります。したがって、国内の農産物は何をとっても外国の農産物と比べてみるとその価格が三倍あるいは四倍という形になっている。にもかかわらず、先般のこの委員会で社会党の松沢委員が質問をした中で、もし一たん問題が起こったとき……

第85回国会 農林水産委員会 第6号(1978/11/22、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、きのうに引き続いて質問をいたしますが、きょうは、茨城県あるいはまた福島県に起きている古麦の麦転がしの問題を初めとして、高浜入干拓、県西用水、それに国営石岡台地の土地改良あるいは猿島西部の水質障害並びに茨城大学農学部の問題をめぐって質問をいたしたいと思います。  まず最初に、どういう時代でも、どの国でも、農業を発展させるためには、あるいは食糧を確保するためには、何よりも優良な農地と水と労働力が不可欠の条件であります。その農地と水と労働力を調和させて調整して生産を高めることは、これは農業の基盤整備の基本の課題であるわけでありますが、このところ土地改良は予定どおりに進行してい……

第87回国会 災害対策特別委員会 第2号(1979/02/22、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 災害に関する諸問題について、御質問申し上げます。  なかんずく干害とそれに伴うマツクイムシに関する問題に中心を置いて質問をしていきますが、まず最初に、先ほど気象庁長官から世界的な気象の状況並びにその歴史、そしてこれからの見通しというふうにお話がございましたが、その中で、なおこれから気象は非常に悪い方に向かって進んでいく、こういうお話がございました。そこで問題は、いま暖冬でございます。こういう状況のときには、古い人たちには夏は涼しいと言う人もいる、逆にまた別なことを言う人もおりますが、いずれにしてもことしはいろいろ問題が起こる。そういうときに、なお雨等々の問題もございますけれど……

第87回国会 災害対策特別委員会 第4号(1979/05/24、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、最近の凍霜害に対する対策に関してと、それから国鉄の常磐線の事故の頻発に関する問題、それから過般の神奈川県三崎の漁船に雷が落ちた問題等、その対策に関して質問をしたいと思います。  まず最初に、気象庁にお尋ねをするわけですが、前回も本委員会で気象庁長官に私は御質問をいたしましたが、その後長官はおやめになってしまって、今度かわったのですね。そこで、気象庁が予報する予報がどの程度確率が高いかという問題について、そして、もし確率が非常に悪いということがあったとするならば、その原因は技術的な面にあるのか、それとも機材の配置が不十分なのか、こういう点についてもう一度御説明をいただきた……

第87回国会 災害対策特別委員会 第6号(1979/07/13、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 ことしの天候は冬が暖かく、春から夏にかけては西日本の方に集中的な豪雨があり相当な被害を与えましたが、関東に関してはむしろ空梅雨という状態でございました。この西日本の方に多大な被害があったということについては、私も水害に遭った者の一人として、心からお見舞いをしたいと思います。  ところで、私の場合には、きょう災害対策の特別委員会で、関東に起きている、私の地元の地域で起きている特別な問題として二つ質問をしたいと思います。  第一の問題は、土地改良の進行中に、大体終わりかけているところで、干ばつになるともちろん水がなくなるわけでありますけれども、それにもかかわらず、その間に降った雨……

第87回国会 農林水産委員会 第6号(1979/03/22、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表して、蚕糸業の安定的発展に関する件について御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     蚕糸業の安定的発展に関する件(案)   政府は、昭和五十四生糸年度に適用する安定帯価格の決定に当たつては、左記事項の実現に努め、わが国の伝統的産業である蚕糸業の安定的発展に万遺憾なきを期すべきである。     記  一、昭和五十四年度適用の基準糸価及び基準繭価等については、繭及び生糸の再生産が確保される適正な水準に引き上げること。  二、生糸及び絹製品等の輸入については、これが……

第87回国会 農林水産委員会 第13号(1979/05/22、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 まず最初に、参考人の皆さんには、お忙しいところを貴重な参考の御意見をいただきまして、感謝いたしたいと思います。  まず、田中参考人にお尋ねいたしますが、この法律はすでに十五年間の歴史を持っておるわけであります。そこで、これから五年間の延長ということになりますけれども、この五年間の延長で任務を達成して今後もう大丈夫だという保障があるかどうかという点について、現状のたとえば石油の値上がり、資材の値上がり等の状況から、それでよろしいかという展望についてまずお尋ねしたい。  続いて、全農が取り扱っている肥料の中で、農林省の資料によりますと、最近は硫安の方が減ってまいりまして、四十八年……

第87回国会 農林水産委員会 第14号(1979/05/23、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案に関して質問をいたします。  まず、先ほどからも質疑がありましたように、これは大臣に質問いたしますが、五年間の延長ということで、昨今の石油事情からして、もうこれ以上延長をしないという保証がありますか。
【次の発言】 十五年間続いてきて、さらにそれが不安定であるとするならば、これは恒久立法にした方がいいと思うけれども、これについてはどうですか。
【次の発言】 そこで、前回もそうですが、何回か附帯決議をつけてきた。その附帯決議がほぼ同じようなことを繰り返ししなければならぬというところに、実は努力が、どういう努力をされたかというところに……

第87回国会 農林水産委員会 第15号(1979/05/24、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、最近の石油の値上げを中心とし、あるいは円・ドルの関係を踏まえて飼料の動向というものに関して、前回に引き続いて質問をしていきます。同時にまた、昨年の六月十四日に本委員会で決議をしたこの決議が今日どういうように生かされているのかという問題についてもここで確かめたいと思います。なお、全日配の静岡の清水、北海道の小樽の飼料工場の閉鎖に伴う諸問題についてもお尋ねをしたいと思います。  まず、飼料についてお尋ねしますが、昨日通産省の資源エネルギー庁のお答えの中から、現在すでに石油は二五%の値上げである、将来に関しては全く見通しがつかない、こういうお答えがございました。石油が上がると……

第87回国会 予算委員会 第13号(1979/02/17、34期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、農業の問題に関して、その基本の問題などを含めながら幾つかの点について質問をしたいと思います。  まず最初に農林大臣にお伺いをいたしますが、農林大臣の農業に対する基本的な考え方、こういうものについてまずひとつ述べてもらいたいと思います。
【次の発言】 いま農村は民族の苗代だと言われましたが、確かに言葉はそうかもしれないが、実際農村の歴史を見ると、軍国主義の時代には下級兵士の養成の場所であった。兵隊と下士官がそこで養成をされて殺されていったというその場所であり、資本主義の今日においては、安い賃金の労働者、そして営々として働く農民の場所になっているし、農村で教育を受けた者は農……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 建設委員会 第1号(1979/12/05、35期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、この際、KDDあるいは日本発馬機株式会社等の汚職が問題になっているときに、二十五年の歴史を持ち、百万戸の住宅を建設し、五千百人の職員を擁する日本住宅公団の前監事付室の主査である土路重昌をめぐる諸問題に関して、建設大臣並びに関係者に対して質問をしていきたいと思います。  まず大臣にお伺いしますが、御就任早々余り喜ばしいことではありませんが、避けて通れない問題でありますから、この問題に関して大臣の御所見を承りたい。
【次の発言】 日本住宅公団が、最近十一年の間に十数回も汚職あるいは世間を騒がしている問題がございます。その都度その都度厳重に注意をされながら対応してきたはずであ……

第91回国会 建設委員会 第3号(1980/02/22、35期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、先ごろの建設大臣並びに国土庁長官の所信表明に関連をして質問をいたします。  質問の前に七点ほど資料といいますか、私の不勉強のためかもわかりませんが、次のような資料を後で要求したいと思います。  第一は、わが国の国土は輸入も輸出もできないものでありまして、その上に一億二千万の人口が生活をしております。この人口の配置の現状と将来について、これをまず見通しをつけていただきたい。その資料です。  第二、最近、東京の人口が初めて減少したと言われておりますが、これからの都市の未来像について示していただきたい。  三番目、国土利用法によってその方向は示されていると思いますが、都市と農……

第91回国会 建設委員会 第9号(1980/04/02、35期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案に関して、若干の質問と現状の問題もあわせながら質疑をしていきたいと思います。  まず最初に国土庁に質問するわけですが、昨日、国土庁は土地公示価格を示した。これによると、四十七年から四十八年の石油ショックのときと同様に二けた以上に値上がりをしております。特に大都市近郊においての値上がりが著しい。そしてこれに対する各新聞なり世論は、政府が無策である、こういうふうに厳しい批判をしておるわけでありますけれども、この土地公示価格に対して、どういうわけでこのような著しい値上げが行われたか、こういうことに対してまず御説明をいただきたい。

第91回国会 建設委員会 第11号(1980/04/09、35期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 四月二日に私は明日香の法案について一定の質疑をいたしましたが、なお多くの問題が残っております。この問題について一つ一つただしながら進みたいと思いますが、まず最初に、社会党としては過般の理事会に本法案に関する幾つかの問題点を指摘をして、修正あるいは要望を出しておりますが、その中で第一条の「国を愛する心の涵養(かんよう)」という問題に関しては、何としてもこれを削除してほしい、こういう要求をいたしました。理事会においては一定のお話がございますが、長官としてはこれに対してどのようなお考えか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 前段の方は、それは提出者の主張として理解はできるけれども……

第91回国会 建設委員会 第12号(1980/04/18、35期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 都市再開発法の一部を改正する法律案に対して質問をいたします。  まず最初に、この法案が昭和四十四年に都市再開発法として成立をされましてから十年を迎えておりますが、この間に、五十年には本法の一部改正とあわせて、大都市地域における住宅地等の供給の促進に関する特別措置法が審議され、制定をされましたが、今日まで約十カ年間におけるところの経過について、どれぐらいの個所においてつくられ、どういう都市計画がなされ、事業計画が決定され、そして工事がどれぐらい終了したかということについて、報告を願いたいと思います。
【次の発言】 この期間に一番問題になったことはどういうことが問題になっているの……

第91回国会 建設委員会 第15号(1980/05/07、35期、日本社会党)【議会役職】

○竹内(猛)委員長代理 瀬崎博義君。
【次の発言】 宅建業法の問題についていろいろと審議を進めてきましたが、多くの点についてはいろいろと細かい質疑が行われておりますので、私は、まだ残されている点を含めて、いままでの経過のある問題について若干質問をします。  まず、この法律は性格上、業者に辛く、そして消費者に温かい、こういうふうに言われております。そういうことでありますが、これは、いままで確かに業者がいろいろと問題を起こしてきた、消費者は常にその犠牲になってきたということがありますから、結構だと思いますけれども、その背景と理由についてもう一度しっかりお答えをいただきたい。

第91回国会 農林水産委員会 第12号(1980/03/27、35期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、近藤政務次官にお尋ねしますが、現在養蚕業を取り巻く諸問題、養蚕業並びに生糸の生産者、そして織物、これについての最大の困難な問題はどういう問題かまずお尋ねします。
【次の発言】 滞貨があるということは、輸入が野放しにどんどん入ってきたということにならないですか。その辺はどうです。
【次の発言】 農林水産省は養蚕業というものを日本の産業の中でどういう位置づけにしているか、そのことについてちょっと聞きたいと思います。
【次の発言】 六十年を展望した農林水産省の長期計画、これによると非常に見通しが狂っているということについて気がつきませんか。その点はどうです。数字の上でちょっと……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 農林水産委員会 第2号(1980/07/31、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、米価の決定をめぐる問題等々で、特に安全保障としての食糧、それから国の予算の中で占める農政費の状況というような立場から質問をします。  まず、前々から私はこの委員会で、農業は工業と同様に国の基本的な産業であり、食糧は国家の安全保障として重要な位置を占めている、したがって、経済合理主義や国際分業論でなくて、農民が参加をした長期の生産目標を立て、生産作物の地域分担と価格支持をし、農家の所得の目標を明示し、そのために人と水と土地を確保することが大事だと指摘したが、私のこの主張に対して、政務次官、どう考えるか。
【次の発言】 基本的には一緒だと言うけれども、現実は非常に違っている……

第93回国会 内閣委員会 第3号(1980/10/21、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 行政改革の対象となっている筑波研究学園都市営繕建設本部を廃止することに関連をして、関係省庁に質問したいと思います。  まず最初に、鈴木総理大臣は所感を述べる中で、五十五年の行政改革を着実に実施する、そのために国会で内閣の法案の成立を図りたい、こういうふうに言っております。新たな角度から行政改革をやりたい、それを進めるためには、これまで実施してきた定員の削減などに加えて、主として行政の仕事減らしという観点からこの問題に取り組んでいきたい、こう言われておりますけれども、この行政改革というものに対する中曽根長官の思想的なものはどういうことか、まずこれをお聞きします。

第93回国会 農林水産委員会 第2号(1980/10/22、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、五十一年に次いで五十五年の冷害に対する農林水産省がとられましたその後の措置についてということ、それから農政審議会に付されておるところの長期展望と第二期水田利用再編対策、これに関する若干の問題、それから霞ケ浦の汚濁防止に関する問題等について質疑をしたいと思います。  本年の冷害に関しては、私どもは九月の初めに冷害調査団をつくりまして、千葉、茨城の早場地帯、そして茨城の県北の山間部、なお本委員会の代表として、私は福岡と佐賀、さらに引き続いて十月に入りまして山形県の最上町、尾花沢市、天童、西川町というように、それぞれ仲間が手分けをして現地の実情を調査いたしましたところ、共通し……

第93回国会 農林水産委員会 第7号(1980/11/12、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 八〇年代の目標並びに長期見通しを質問する前に、二点ほど大臣に要求をしたいと思うのですが、きのう非公式に、来年度の二期減反の割り当て等々について、いやしくも農林水産委員会が開かれている席上があるにもかかわらず、これを相談するならわかるけれども、公表するというのに至っては、これは議会軽視もはなはだしいということで、まずその資料を出してもらいたい、これが第一。  それから第二の問題は、きのうの寺前委員の要求された資料は、即刻これは出してもらわないと審議がしにくい。つまり、自民党と民社党さえあれば、あとの政党は委員会で物を言わせておけばいいのだ、こういうような受け取り方にもなるわけで……

第93回国会 農林水産委員会 第8号(1980/11/26、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 第二次の減反それから養鶏の問題、それに国営干拓事業及びパイロット事業についての進行状況について質問します。  まず最初に、五十三年から始まって、第二次の減反政策は法律によらずに行政指導で、社会党を初めとする全野党の反対を押し切って十カ年で実施をする、それで三カ年が一期として終わったわけです。  そこで、初年度三十九万一千ヘクタールから出発したわけですが、現在はかなり面積は確かにふえていると思いますが、この三カ年の総括として、使った奨励金の総額、減反の実施状況、作付品目、その定着状況、農民の関心、こういうものについて農林水産省当局はどのように受けとめておるか、この点についてお聞……

第94回国会 科学技術委員会 第3号(1981/02/26、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、日本社会党を代表して、日本の科学技術の都市である茨城県の筑波研究学園を舞台として、昭和六十年を期して国際科学技術博覧会が開かれる、科学技術と人間とのかかわり合いに焦点を当て、歴史的な催しが各党の諸先生の御理解と関係諸機関の御努力によって実施の運びになったことに対して、社会党を代表して関係者に対して深く感謝を申し上げたいと思います。  特に私の地元でもありまして、それだけにこの問題は重大だと思いますが、特にこれは筑波研究学園が五十四年に概成をして、なお先ほどからもお話があるように所定の人口の定着を見ない状態であります。それを補完をしさらに前進をさせるという意味において、こ……

第94回国会 内閣委員会 第8号(1981/04/21、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農林水産省の設置法の一部改正に関連をして、地元から出ている議員としてこの際若干の質問をしていきます。  まず最初に国土庁にお伺いをしますが、学園の施設が概成をして、ことしは二年目に入りますが、いまだに人口が予定どおりに移転をしない。その中には医療あるいは学校、公共施設、交通等といろいろありますけれども、その中で、交通問題の都心から学園に関するものは、学園だけではなくて科学技術博覧会の問題と関連をしますが、学園の内部の交通に関しては非常にまばらであります。したがって、地元の要求としてはバスのターミナルをつくってもらいたい。これは強い要求がありますので、これに対していまどういう考……

第94回国会 農林水産委員会 第3号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、「八〇年代の農政の基本方向」、それと先日の亀岡農林大臣の農政の方針に関連をして、若干の質問をしたいと思います。  まず第一は、農政の基本方向の第一章が「日本型食生活の形成と定着」、第七章が「食品産業の食料供給体制の整備と消費者対策の充実」ということで結んでおりますが、自給率が三四%からさらに減って三〇%に押し下げられる。そういう中で、いままで農家が最も安定的に生産をしてきた米は、五十三年に作付面積が二百六十万ヘクタールぐらいであったものが、八十万ヘクタール減らす。収益にしておよそ二百六十万トンの減収に対して、麦類が四麦合わせて百十一万トンを増加する。農家の立場からしてみ……

第94回国会 農林水産委員会 第5号(1981/03/24、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、養鶏の問題あるいは養蚕の問題、それから養豚、なおこれらに関連して生産調整にかかわる問題について質問をしていきます。  まず最初に、日本の農業は、国内の工業製品の見返りとして外国から、特に先進国からたくさんの農畜産物が入ってきて、果汁にしてもあるいは生糸にしても酪農製品にしても、在庫が非常にふえてきた。そして、これを一掃するためには相当な金利、倉敷料がかかる。これは消費者にかかわる問題として、財界あるいは労働者の一部からそれに対していろいろな意見が出ております。また生産者の方からすれば、電力料金や諸資材が上がって、値を上げてほしいという要求が当然のこととして出てくるわけで……

第94回国会 農林水産委員会 第6号(1981/03/26、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び日本共産党を代表して、蚕糸業の振興に関する決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    蚕糸業の振興に関する件(案)   最近における絹需要の減退、糸価の低迷及び生糸・絹製品の強い輸入圧力等を背景として、わが国の伝統的民族産業である蚕糸業及び絹業は、極めて厳しい事態に直面している。   よって政府は、蚕糸業及び絹業一体となった安定的発展を期するため、生糸の一元輸入措置を含む生糸・絹製品の実効ある輸入調整措置及び絹製品の需要の拡大策を講じつつ、現行の繭糸価格安定法に基づく価格安定機能……

第94回国会 農林水産委員会 第7号(1981/04/08、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 参考人の皆さんには大変お忙しいところを貴重な御意見ありがとうございます。私は、参考人の皆さんに御質問の前に、農林省の関係者に対して委員長を通じて資料の要求をいたします。  第一は、いま松沢委員が質疑をしておりました両事業団の給与表、それから勤務表について、これをひとつ次の審議の日程までに届けてもらいたいと思います。  次の問題は、繭の価格に関して、過ぐる三月の二十八日、次いで三十日、この両日にわたって審議会が開かれたにもかかわらず、ゼロの諮問で審議は進まず、新聞紙上によると、五月の二十日ごろまでに何とか決着をつけたいということが伝えられております。私たちはこの次の週から法案の……

第94回国会 農林水産委員会 第8号(1981/04/14、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 先般の両事業団の参考人の意見の質疑に関連をして、蚕糸砂糖類価格安定事業団法案に対する質疑をいたしますが、私はまず最初に、この前の本委員会で三つの資料を要求したわけなんですね。 第一は給与表、次は勤務表、その次には、三月二十八日、三十日の審議会に諮問ができなくてゼロであった。そして法律には、三月中に決めなければならぬということになっているのに、事情があれば五月中に決めて六月には価格を公示する、こういうふうになっておりますが、事情があるから決まらないわけですね。その事情を、延期をすれば、それならば在庫が一掃して農家が安心をして養蚕業を営めるし、製糸家も安心ができる、それから事業団……

第94回国会 農林水産委員会 第10号(1981/04/22、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農業者年金基金法の一部を改正する法律案に関連して幾つかの質問をいたしますが、その前に、私はきのう内閣委員会で大臣にも申し上げましたが、この委員会にはちょっとなじまない問題でありますけれども、農林省の関係することでありますからただしておきたいのは、最近問題になっている敦賀の原発の問題で、農林省の米の検査員がそこで立ち会いをしている、あるいはまたきょうの日本経済新聞を読むと、今度は林野庁から回った者が五人そこにいたという、何か農林省から回った者に責任があるかのような記事が毎日の新聞に載っている。このことについて、一体事実はどうなのか。ある新聞の論説によると、この原発の事故はその最……

第94回国会 農林水産委員会 第13号(1981/05/06、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 食管法の改正に関連をして若干の質問をしたいと思いますが、まず最初に、この食管法は昭和十七年にできたものでありまして、まず字句、文言が現在に合わない、これをなぜ直さないのか、そこから質問します。
【次の発言】 現在に適当でない言葉が初めからたくさんありますね。最近国語審議会で復活した言葉もありますけれども、ああいう言葉はきわめて適当でないから、余りいい気持ちではないですね。  そこで、今回の食管法を改正する基本が、従来の配給統制から今度は流通の規制に重点がある、こういうふうに理解してよろしいか。
【次の発言】 そこで私は、農政と現在の米の位置、これについて若干質問をします。  ……

第94回国会 農林水産委員会 第18号(1981/06/03、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、マツクイムシにやられた森林のこれからの問題や、先般価格を決定した繭、養蚕等をめぐって若干の質問をいたしたいと思います。  先ほども質問がありましたように、昨今の報道を見ますと、昨年に続いてことしも非常に異常気象ではないかと言われるような気象状況であります。最近の新聞を見ると、たとえば群馬県においては四十三億、栃木県では九億という被害が出ております。これはこれからますます深刻になると思いますが、気象庁にお伺いします。最近の状況から、気象が今後どういうような状態になるかということについてまず報告を願いたいと思います。

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第9号(1981/10/27、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、行政改革を推進するための当面講ずべき処置に関連をして、農林水産の立場から、関係閣僚に対して若干の質問をしたいと思います。  まず、中曽根長官にお伺いします。きわめて率直な御質問で恐縮ですが、農林水産業というものを長官はどうお考えかということ。続いて、そのことについて同じことを大蔵大臣にもお尋ねします。
【次の発言】 いずれも大変農業が重要だということであるわけですから、そこまではいいわけです。そこで、これからの問題としては、この一億一千七百万の国民の食糧というものが今日ほど不安定な時期はない、こういうふうに思うわけですね。それで、農業というもの、食糧というものを安全保障……

第95回国会 農林水産委員会 第1号(1981/10/14、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 先般、第九十四国会で本委員会が、行政改革の一環という形になると思いますが、蚕糸振興事業団と糖価安定事業団の合併について、それぞれ参考人を招きながら真剣な議論をいたしました。私たちはそのときに、合併についてはいろいろと議論があるけれども、将来によい前例をつくるためにということで、四月十五日には本委員会におけるところの二点にわたる、あるいはまた、五月七日には参議院において三点にわたる附帯決議を付して賛成をして通したわけであります。  まず、その附帯決議の内容についてもう一遍確認をしたい。
【次の発言】 参議院においても、三点ではありますが、やや同様の決議をしておるわけです。  そ……

第95回国会 農林水産委員会 第2号(1981/10/21、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、畜産の振興と公害防止について、現地の実情に沿いながら若干の質問をしたいと思います。  いま畜産の振興の問題は、悪臭公害あるいはその他ふん尿の処理等の問題をめぐって相当各地で問題になっておりますけれども、その代表的なものと言われるように茨城県は全国で日本一の畜産の県でありまして、約七十万頭の豚がおります。その豚が霞ケ浦を中心としてこの周辺に最も多いわけでありますが、最近、工業も全国で十一位という形でありまして、勤労者が非常に住んでおりまして混住状況があります。そういう中で、いま土浦を中心として幾つかの地域で畜産の公害、悪臭追放の運動が起こっております。これについて事実に沿……

第95回国会 農林水産委員会 第3号(1981/11/12、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、午前中にも質問があったと思いますが、最近の食糧事情並びにモチ米等の問題加えて食管法の改正に伴う政省令にかかわる問題等についての質問をしたいと思いますが、まず、ただいま競馬の問題について小川委員から質問がありましたが、この問題はもうしばしば新聞などに出て、中央競馬会のあり方、農林省の指導の仕方について非常に不十分な点があるということでいろいろ問題が出ております。私どもは委員会をつくって、これについて悪い点については徹底的に直さなくちゃならないし、それからまた内部について正すべきものについては正していくということでないと、金が余っているからという形でどんどんまた取られていく……

第96回国会 運輸委員会 第13号(1982/04/13、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、道路運送車両法の一部を改正する法律案に関連をして、若干の質問をさせていただきたいと思います。  まず第一の問題は、臨時行政調査会は、去る二月十日に行政改革に関する第二次答申を行いました。この中で、自動車の定期点検、整備及び検査について、国民負担の軽減の見地から三項目にわたる処置を講ずるように述べておりますが、この答申は、中曽根行政管理庁長官の言う行政事務の簡素化、国民負担の軽減に資するものであるかどうかという点について、これは行政管理庁の方からお答えをいただきたい。
【次の発言】 いまお答えがありましたけれども、臨調の答申は去る一月二十八日の運輸技術審議会の答申を踏襲し……

第96回国会 科学技術委員会 第5号(1982/04/22、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、現在、筑波研究学園の一角に設立を予定されていて、いろいろな問題が起きておりますライフサイエンス施設をめぐる諸問題について、関係者にお尋ねをしたいと思います。  それに先立って、過ぐる十九日には、近藤委員長を中心とする現地視察に参加をさせていただいたことに感謝したいと思いますし、そのときにも地元から委員長あてに幾つかの要請があったと思いますが、それらもあわせて、ここでただしていきたいと思います。  まず、P4の問題でありますけれども、その内容が安全であるのかないのかという問題は一応おくといたしまして、日本でどこにもない最初の研究がこれから行われようとするその場所を設定する……

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1982/02/24、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 まず最初に、事故によってお亡くなりになった皆さんに哀悼の意を表し、同時にまた、治療中の皆さんの一日も早い全快をお祈りいたしたいと思います。  そういう立場から、私は、参考人の皆さんに厳しい言葉になるかもしれませんが、質問をしていきたいと思いますので、失礼の段はお許しをいただきたいと思います。  まず最初に、運輸省にお尋ねしますが、この種の事故はいままであったかなかったか、あったとしたらどの事故がこういう事故に値するか、それをお聞きします。
【次の発言】 そういうような事故があったにもかかわらず、かなり注意をしているにもかかわらず、今回はより以上の事故が起こっておるということで……

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1982/04/14、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、トラックの過積の問題と、それから常磐線の複線に関する問題に関連をして地磁気観測所をめぐる諸問題、こういう点について御質問をしたいと思います。  まず、運輸省は、運輸大臣の所信表明の中において、自動車の運送事業者に対する過積載及び過労運転の防止のために指導を徹底すると述べておられますが、トラックによるところの交通事故は、事業種類別の重大事故の発生状況が、運輸省の資料を見ても総件数の半数以上を占めており、特に高速道路は整備され、高速道路交通が一段と増加した現在においては、高速道路上の事故といえば必ずと言っていいぐらいにトラックが第一番になっている。運輸省は、トラックによると……

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1982/08/05、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、筑波研究学園の延長線の上に開かれる科学博覧会に関連して、その安全輸送の問題で質問をいたします。  五十四年に概成を見て、筑波研究学園はいまだに人口が十四万という状況でありまして、公務員の宿舎やあるいは諸施設もまだ十分に活用されていない面があります。これは、交通あるいは医療、教育等々を中心とし、さらには定年でやめた後の生活の安定という問題に不安があるということからして、なかなか定着ができない。そういう段階のときに、さらにこれを補完し、補強し、完成への方向として、六十年に国際科学技術博覧会が筑波学園の中で開かれるということは、これは大変ありがたいことであるわけであります。そ……

第96回国会 農林水産委員会 第3号(1982/02/23、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 田澤農林大臣の農政に対する所信に関連して、若干御質問をしたいと思いますが、まず最初に、行政改革と農業の位置づけということについて質問します。  ことしは行革も二年目になるわけでありますが、昨年の結果が問われるわけでありまして、それは予算の面で明らかにされていると思います。一般会計が六・二%の伸びを示しておりますが、これはまあ一〇%を割った、国債も二〇%を割ったということで一七・七ということになっておりますけれども、一般会計四十九兆六千八百八億の中で、農林予算が三兆七千十億、これは総額に対して七・四%であり、一般支出に比べても一一・四%となって、五十三年の一一・九から毎年〇・一……

第96回国会 農林水産委員会 第7号(1982/03/18、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、松くい虫防除特別措置法の一部を改正する法律案に関連をして、若干の質問をいたしたいと思います。  質問するに当たって、私は幾つかの前提に関する問題についても触れていきたいと思うのです。  というのは、この法律をつくる五年前に、私は農林水産委員会の理事としてそのころから関連をしていたわけでありますから、この点については当初、どういうような問題があったかということについても承知をしております。そういうことからいたしまして、きょう御出席になっている大臣初め――秋山長官は当時は長官ではなかったわけだけれども、多くの方々はもう役所をやめられた。鈴木総理大臣は当時農林大臣だったわけで……

第96回国会 農林水産委員会 第9号(1982/03/23、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、五十七年度の畜産物及び蚕糸の振興に関する諸問題について質問したいと思いますが、まず養蚕の問題に関連をして質問をします。  昨年は、海外からの生糸あるいは織物その他の輸入、たとえば、青竹というような問題があって、在庫が非常にふえて、その一方、景気の低迷のために需要が伸びないということで、本委員会においても三月から五月まで議論をいたしました。そうして結果は、基準糸価を一万四千七百円から七百円切り下げて一万四千円ということで決定をする、こういうことになったわけですが、それから一カ年間たってこの状況はどうなっておるのか、まずこの辺からお伺いします。

第96回国会 農林水産委員会 第12号(1982/04/08、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、霞ケ浦用水をめぐる諸問題に関して質問をいたします。  まず、霞ケ浦の用水事業というものは、現在どの程度まで進んでいるのかという進捗状況について報告をしていただきたい。
【次の発言】 現在三年目に入って七%、この進捗でいって最終年度までに完了する自信がありますか。
【次の発言】 そこで、水資源公団の仕事、国営事業、県営事業それから団体営と、これらを経て農家が受益者として受益をされるわけですが、その農家の最終負担はどれほどに見積もられているのか。
【次の発言】 当初、調印をするころには一万円以下だ、それがだんだん二万円ぐらいになってくるということになると、負担の方だけは確実……

第96回国会 農林水産委員会 第14号(1982/04/14、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農用地開発公団法の一部を改正する法律案に関連して、若干の質問をしたいと思います。  まず最初に、この法案を提出した経過と理由、その目的、その点について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、この農用地開発公団が今日まで果たしてきた日本の農業、特に、畜産振興等々の中に果たす役割りは大きかったと思うのですね。そして、この開発公団が発展をする過程で、幾つかの経験をされてきたと思います。そういう中で、特にこの農業開発の技術との連携、こういう点では見るべき多くの成果があったと思いますが、これから同じような団体、海外協力事業団、あるいはADCAというような、そしてまたアジ……

第96回国会 農林水産委員会 第16号(1982/04/20、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新自由クラブ・民主連合を代表して、農用地開発公団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     農用地開発公団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、食糧の長期にわたる安定確保を図るため、国内自給力の向上に資する各種施策を整備拡充するとともに、公団の海外農業開発協力にかかる本案の施行等にあたつては、左記事項の実現に留意すべきである。         記  一 開発途上国における食糧増産と農業振興の重要性にかんがみ、政府開発援助の推進……

第96回国会 農林水産委員会 第17号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 参考人としては地域の関係で白石参考人、そして土地問題で林参考人にお願いをしたいと思います。  日本の農業は今日まで、品種改良から土地改良をすべて米を中心に進めてきた。その米が過剰だということで今度は減反をやる、やがて水田の三分の一を減反にするということであるわけですね。その米による収入が農業の中心であったわけです。ところが、それが今度は転作をされる、そのために生産者米価は何年か抑えられ、消費者米価は値上げをする、そして食管の赤字を埋めるというような政策をとってきたわけです。一方、これにかわるべき農家の所得が今度は畜産の方においても生産調整をやる。果樹にしても畜産にしても、日本……

第96回国会 農林水産委員会 第19号(1982/04/28、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農業協同組合法の一部を改正する法律案に関連をして若干の質問をいたしたいと思います。  まず最初に、三十六年から農協合併助成法に基づいて農協の合併が進められてきた。その後、何回か合併が促進をされてまいりまして、三十五年には一万二千五十ほどの組合が五十二年三月には四千七百六十三の組合になり、当初の四〇%台になりましたが、これは市町村の数からいえば、現在三千二百五十六が市町村の数ですから、一市町村に一組合というわけにはいっていない。私の茨城県においても九十二の市町村の中で百十九の組合があるわけでありますから一市町村一組合ではありませんが、農協合併の長所と短所、このことについての価値……

第96回国会 農林水産委員会 第22号(1982/06/22、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、麦価の問題並びに農作物の病虫害それから災害等に関して質問をいたしますが、いま島田委員から質問がありましたように間もなく麦価を決定する時期が来るわけでありますが、これに関連して農林水産委員会の調査室から出ております資料の五十四ページから五十五ページには、八項目にわたって昨年来いろいろ審議、議論したことがあります。  そういうような大事な問題を踏まえて、ことしは麦の価格についてどういうように決めるのかということで、過般の新聞を見ると、麦の価格については据え置きまたは値を下げる、こういうことが書かれているけれども、これは実際はどうなのかということがまず知りたいわけです。麦及び……

第96回国会 農林水産委員会 第24号(1982/08/04、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合を代表して、繭糸価格安定対策に関する決議案の趣旨を御説明申し上げます。  わが国の伝統的民族産業である蚕糸、絹業を取り巻く情勢は、絹需要の大幅減退、海外からの生糸、絹製品の輸入圧力、糸価の長期低迷等を背景として、蚕糸砂糖類価格安定事業団の在庫が異常に累積する等きわめて厳しい事態に立ち至っております。  こうした事態に対処し、当農林水産委員会では、絹の需要増進に資するため、絹の新規用途開発等に対して事業団在庫糸を活用する道を開くことなどを内容とした繭糸価格安定法の一部改正を、全……

第97回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1982/11/30、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、北側義一君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1982/12/28、36期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、北側義一君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1983/04/13、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、建設省と運輸省、国鉄に関連をする問題について若干質問したいと思います。  まず最初に、建設省にお尋ねをしますけれども、昭和六十年に茨城県の筑波で国際科学技術博覧会が開かれることになっておりますが、この問題に関連をして道路の建設整備が進められておるわけですけれども、これは現状の段階でどの程度まで進んでいるかということについて、現段階の進捗状況についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 特に国際的な関係からすれば、成田の空港から科学博覧会会場までの運行に関して、外国の方々が見えるわけですが、それが一度東京に移って、それから博覧会に来られる道筋をとるのか、それとも直接に……

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1983/05/11、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、先般来、筑波で開かれる科学技術博覧会の輸送の問題を中心として、特に運輸省の所管であり、気象庁が管理をしている地磁気観測所の問題に関連をした点について御質問したいと思います。  科学技術博覧会を成功させるための問題は、何といっても一つは輸送の問題であります。先般も建設省の方から、道路の問題についていろいろ質疑をしましたところ、科学博覧会に向かって相当な進捗率である、こういうお話がございました。六カ月間に二千万人の観客を輸送するわけでありますから、当然いろいろな問題があると思いますが、その中で、国際的な面は成田の空港を活用し、道路の問題についても努力をしている、こういうお話……

第98回国会 内閣委員会 第5号(1983/04/12、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、農林水産省設置法の一部を改正する法律案に関連して、若干の質問をしたいと思います。  まず最初に、今度の設置法の一部改正は、臨時行政調査会の要請によってやられたものであるのか、それとも農林水産省が時代の要請に対応する立場から自発的に改正をやったものであるのか、まずそこからお伺いします。
【次の発言】 時代の要請に沿い、かつ、臨調も指摘をして、それと合流した、こういうように了承してよろしいですか。
【次の発言】 そうであるとしたならば、改正のポイントについて、その基礎になるものはどういう点であるのか、お伺いします。

第98回国会 農林水産委員会 第2号(1983/02/23、36期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 私は、過般の金子農林水産大臣の所信並びに先般減反の奨励金が議員立法として衆議院を通ったときに要望事項がありました。これに関連をして質問をします。  これは、これからの農政の基調とも言うべきものになると思いますが、最初に、減反のときには四項目の要請があったはずですが、その中で本委員会に関係するものとしては、減反というものはどういう効果があったのかという問題がありました。それから、農政の長期展望というものを明らかにしろ、こういうこともありました。  そこで、農業基本法には、社会党が欠席のままで通った法律でありますから、いまの農業基本法に対しては残念ながら対案を出して闘った経過があ……

第98回国会 農林水産委員会 第7号(1983/03/24、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 森林法及び分収造林特別措置法の一部を改正する法律案に関連して、いまの田中委員に引き続いて質問をしていきますが、その前に、この法案とは直接関係がありませんが、きょうのあるいはゆうべのテレビ等を見ると、アメリカが大幅な減反をしたということですね。小麦にしてもあるいはコウリャンにしてもトウモロコシにしても、大幅に減反をしたということです。こうなると、この影響というのが大量の輸入をしている日本の農業に及んでくることは必然であります。こういうような問題をどのように受けとめておるかということについてまずお答えをいただいてから、法案の質問に入ります。

第98回国会 農林水産委員会 第9号(1983/04/12、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 参考人の皆さんには、お忙しいところ貴重な御意見ありがとうございました。  私は改良普及制度の改正に関して若干の御質問を申し上げますが、まず第一の問題は、川俣先生の筑波大学のあるところ、私はその選挙区、土浦でありますから、茨城県は北海道に次いで第二の農業県で、しかも改良普及員の数もわりあい多く配置されておるところでありまして、いろいろ現地を見てまいりまして感じたことを質問します。  まず最初に川俣先生にお伺いしたいのですが、農業には農政の目標というものが明らかにされなければならない。その場合に、農業は食糧をつくるための産業であり、同時に、治山治水、保水あるいは環境保全等の社会的……

第98回国会 農林水産委員会 第10号(1983/04/13、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農業改良助長法の一部を改正する法律案に関連をして、さきに私どもの同僚が質疑をいたしましたが、それと重複するところがあるかもしれませんけれども、なお総括して質問いたしたいと思います。  質問の前に、これは大臣に要望をしたいと思いますし、また後で時間があれば質疑をしたいと思いますが、農業基本法に関しては、私どもは現在の農業基本法に対案を出した経過があり、いまの農業基本法に対しては同意をしないという立場に立っております。現在、それを押し切ってまで農業基本法ができた。その基本法の第八条に基づいて農業白書が出されたのはきのうでありますね。きょうの新聞にはその論説が出ている。国会が五月の……

第98回国会 農林水産委員会 第11号(1983/04/19、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、肥料取締法の改正に関する問題に関連して、若干の質問をしたいと思います。  肥料が農業の基幹資材としてきわめて重要なものであることはすでに承知のとおりですが、肥料取締法は、昭和二十五年に制定されてから今日まで、肥料の品質保全と公正な取引の確保等、消費者と農民のためには大きな役割りを果たしてきたものでありますが、今回の取締法の改正は、業務の効率化と品質の保全、検査の強化をねらうものであると思います。  内容的には、肥料の生産、流通あるいは消費に直接関係している農業団体などは積極的に賛成を表明しております。私もこの問題で各農協を歩きましたが、おおむね賛成をしております。特に取……

第98回国会 農林水産委員会 第12号(1983/04/27、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 酪農振興法の一部を改正する法律案に関連をして、若干の質問をしたいと思います。  まず、午前中に同僚の串原委員から農産物の自由化の問題がいろいろ質疑をされておりましたが、串原委員とタブらない形で、なお自由化の問題について若干質疑を続けていきたいと思うのです。  前の委員会で六品目の問題が問題になっておりました。自由化には反対だけれども、六品目についてはこれはやむを得ないというような形で大臣がこれを認められている経過がありますね。この六品目の問題はわれわれにとっては非常に大事な問題なんです。参議院で社会党のある議員が若干の外れた発言をしておりまして、これについては厳重に注意をして……

第99回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1983/07/18、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、北側義一君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。

第100回国会 農林水産委員会 第2号(1983/10/11、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、まず最初に農畜産物の輸送に関係する国鉄のダイヤ改正に関連をしての輸送問題、もう一つの問題は、先般本委員会でも取り上げましたが、まだ十分に審議が尽くされておりません養鶏の無断増羽問題に関して質問をしたいと思います。  まず最初に国鉄の問題。  ただいま新盛委員からいろいろ御質問がありましたが、十月六日に私のところにも国鉄当局から説明がありました。国鉄が赤字だからその赤字を解決するためにということで、特に従来の貨物の大幅な、いわば革命的変革をやる、こういう方式で八百五十一の貨物の駅を四六%削減してしまう。そして中心駅が八十七になり、あとの三百七十駅というのは、荷は扱うけれど……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 建設委員会 第4号(1984/03/23、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 私は、建設大臣並びに国土庁長官の所信表明に関連をして幾つかの問題を質問したいと思いますし、なおあわせて地元に起きている問題も質問をいたしますので、誠実に答えていただきたいということをまず冒頭から申し上げておきたいと思います。  第一は、国土庁長官にお尋ねしますが、先日の所信表明並びに井上委員の質問に対して、国土庁の任務は過疎と過密をなくして住みよい緑豊かな国土をつくることだと答えられておりますが、今でもその考え方に変わりはないかどうか確認します。
【次の発言】 しかし、現在の我が国の人口の分布の状況、こういうものは、その国土庁の理想にも反して過密と過疎が著しく明らかになってき……

第101回国会 建設委員会 第6号(1984/04/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案に関連をして質問をしたいと思います。  まず最初に、本法案は国庫負担の対象として地すべり防止施設、急傾斜地の崩壊防止施設、下水道を新たに追加したけれども、なお本法案の対象とすべき施設について、また今後の対象施設の拡大を図ることについて建設省はどう考えておられるか。
【次の発言】 続いて、従来の二十メートルを五十メートルにし、十万円以上十五万円を四十万円以上六十万円にし、五万円以上十万円を十五万円以上三十万円に改める、こういうようにいろいろと負担をふやすわけですが、それが地方財政あるいは地方自治体の負担にどういうように影……

第101回国会 建設委員会 第8号(1984/05/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 私は住宅・都市整備公団をめぐる諸問題について質問をします。  衣食住は人間の生活に必要な三つの要素であり、そのうちの衣食は、原料は輸入でありますけれども、日本が平和である限り限定条件ではあるにしても間に合っておる。住宅は大きく不足しておりまして、とりわけ憲法で求められておるところの健康にして文化的な生活を保障するという状況にはまだ遠いわけでありまして、一千万戸ほど不足をしておる、こういう状況でありますが、ここで我が党及び野党の反対を押し切って都市整備公団が発足してからちょうど三年目になりました。この三年間にいわゆる理想と現実の距離が縮まったかどうか、こういう点について若干経過……

第101回国会 建設委員会 第10号(1984/07/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 私は、六十年の国の予算の編成の中で、特に建設省の予算の中において道路関係財源を中心とした問題、それから筑波の科学博覧会並びに研究学園、これに関する諸問題を質問をしたいと思います。  大蔵省は二十六日に、六十年度の予算編成についての最大の争点となっているところの公共事業の概算要求の伸び率を本年度当初予算の二・五%減にとどめる、こういう意向を明らかにしている。これは二十九年ぶりのマイナスとなった五十九年の二%よりもさらに下回るものである。  ところで政府は、さらに三十一日に、各省庁の提出した概算要求を中心として予算の基準を決めよう、こういうふうにスケジュールをつくっているようであ……

第101回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1983/12/28、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。  ただいまの浦野烋興君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、坂井弘一君が委員長に御当選になりました。  それでは、坂井弘一君に本席を譲ります。

第101回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1984/04/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 私は、交通安全の関連で、地震の問題と筑波研究学園の建設に関係する交通問題、さらに土地利用を含め、なお時間の関係でもし許せば、昨年九月一日に起きた大韓航空の墜落事故に対する処置の問題についてお伺いをします。  まず最初に、交通安全の立場から、最近十年くらいの間で、地震によるところのというか、事故ですね。交通事故の中でその中心になっている事故の原因について、主要なものからちょっと報告していただきたい。
【次の発言】 私が尋ねているのは、気象庁だけではなくて、運輸省の方から、交通事故の中で主なものは何が中心にあるか、例えば地震もその一つだし、その他たくさんいろいろあると思いますね。……

第101回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1984/07/31、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 私は、先般の七月四日に、社会党の国会議員が五名、筑波の六十年に開かれる科学万博の現地を見ながら、さらに学園の建設等に関連をして研究機関を現地調査をしたという中から、交通、警備その他の諸問題について、幾つか検討をした問題について質問をしたいと思います。  ある部分については過ぐる七月二十七日の建設委員会でいろいろ質疑をいたしましたが、そのときに御出席をいただいた各省庁の皆さんに質疑ができなかったということで、改めてきょうおいでいただいたことに対しては大変恐縮に思っております。  そこで、問題の一つとしては、科学万博を成功させ、引き続いてここに人口の定着をし、筑波研究学園を文字ど……

第101回国会 農林水産委員会 第16号(1984/05/15、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 農業振興地域の整備に関する法律と土地改良法の一部を改正する法律に関連をして、当面の農村、農業、農民の現状との関連で質問をいたします。  まず最初に、山村農林水産大臣にお伺いをしますが、本年の気象状況というものは大変心配される状況であります。既に四年続いての冷害ということが言われておりますが、ことしはさらに引き続いてより厳しい状況ではないか、このことについてどのような対策及び考え方を持っておられるか、このことをまずお伺いいたします。
【次の発言】 今お話がありましたが、私の茨城県だけで見ても、もう既に田植えがおくれているし、水が足りないところがあって、大体この五月の連休には田植……

第101回国会 農林水産委員会 第20号(1984/06/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 農業と食糧に関する重要な問題に関して、先日来中曽根総理大臣や山村農水大臣が委員会で答弁をされておりますけれども、それに関連をして質問をしていきたいと思います。  社会党は、今日まで各委員会を通じて、農業問題に関しては、農業は国の基幹的産業であり、食糧は国民の安全保障である、こういう立場に立って質疑をしてきたわけです。そしてその立場から、食糧自給に対する法律、備蓄に対する法律並びに農民組合に対する法律、三つの法律を策定して提案をしてまいりました。その中から、現在問題になっているところの食糧の問題に関しては、国の安全保障であり基幹的産業であるという基本的な立場に立って考えてみた場……

第102回国会 環境委員会 第3号(1985/02/26、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 私は、先般石本長官が施政方針を説明されましたが、それに関連をして、湖沼法の問題それから画定公園の問題、悪臭の問題、さらに筑波研究学園で開かれる科学技術博覧会に関連をすること、並びに昨年の暮れに二点ほど質問注意書を提出をしましたが、これの答弁に関係をして、なお不十分な点を質問したいと思います。  まず最初に、お久しぶりに御婦人から大臣が出たということは大変おめでたいことでありまして、ひとつしっかり頑張っていただきたいと思うのです。幸いに環境という、快適な生活をするため、快適な生活環境をつくるために大変大事な役所でございますから、ぜひこれからも頑張っていただきたいということを申し……

第102回国会 環境委員会 第5号(1985/04/16、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 私は、現在筑波研究学園で開かれている科学博覧会、ちょうど一カ月過ぎまして、これを中心として関連する諸問題に対して質問をしたいと思います。  まず、科学博覧会は、生活、居住、そして環境というように非常に美しい出発をしたわけですが、これについて、研究学園がまだ熟成まで行っていない、完成の段階からさらに熟成に向かう方向にあるときに、いまだ陸の孤島と言われるような学園の中に、多くの立候補があったにもかかわらず、科学博覧会がここに決定をして、そして六十年三月十七日から六カ月間開かれるということになった。そのために努力をされたそれぞれの機関の皆さんには敬意を表したいと思います。  しかし……

第102回国会 環境委員会 第6号(1985/06/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)委員 ちょうど六月五日は国際環境デー、それから今は環境週間、それから国際森林年ということで、山の緑を守ろう、つくろうという、こういう二つの意義ある週間と時を迎えて、特に今各地で問題になっており、既に取り組みがされていて、なおかつ結論がなかなか見出しにくい一つの問題は、空き缶の処理の問題、もう一つは松枯れの問題ですね。この二つについて質問をしたいと思います。時間が十分にあるわけじゃありませんし、そういう関係から、細かいことについては十分な質問ができませんが、これについてはいずれまた日を改めて質問したいと思います。  最初に空き缶問題の方から入っていきますけれども、現在、空き缶に対する……


各種会議発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は建設省に対して、茨城県の筑波学園問題と、それから鹿島開発に関連をして、あるいはまた霞ヶ浦の問題に関連をして、若干の御質問をしたいと思います。まず最初にお伺いしたいことは、昭和三十八年にほぼ決定をして、同時に出発をしたところの鹿島開発と筑波学園が、非常に進歩の状況が違っておる。鹿島のほうは、もうすでに工場が入って公害が出るほど、茨城の新聞には鹿島の公害や多くの問題が記事として毎日出ております。筑波のほうは、ほとんど進んでおらない状態でありましたが、最近若干スピードが出たようでありますが、何がテンポの違いをもたらしたか、このアンバランスの原因についてまずお答えをいただきたい……

第72回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1974/04/26、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、国際協力事業団法案の問題に関して幾つかの質問をいたします。  まず最初に、時間になっても約束の答弁者がそろわない。そこでまず何時になったら大臣がそろうかということを、あらかじめメモで出してもらいたいということを先に要望をしておいて、そしてこれは質問の順序が狂ってまいりますから、重要な点についてはどうしても大臣に答弁を求めなければならない問題がありますから、その点だけを残しながら、事務的な部分から質問してまいります。  まず最初に、この事業団において対象になる国々は、どういうところが対象になるか、その点について外務省から……。

第72回国会 社会労働委員会地方行政委員会農林水産委員会建設委員会連合審査会 第1号(1974/05/08、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 雇用保険法案に対して質問をいたします。  農林大臣が途中で退場されるようでありますから、まず農林大臣に関する問題を先に質問いたしますが、その前に、これは労働大臣にもぜひ聞きたい問題でありますけれども、いままでこの法案についていろいろと質疑がありました。これをいろいろ記録で読んでみますと、重要な問題が私は抜けているような感じがする。労働大臣が最も注意しなければならない問題があると思う。要するに、政治に対する基本的な姿勢というものについて労働大臣はどう考えられるか、農林大臣はこれに対してどういうふうに考えられるか、両方から聞きたい。

第72回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第3号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○竹内(猛)小委員 時間があまりないですから、私は、当面の問題と、それから恒久的な問題について参考人の皆さんにお尋ねをしてみたいと思います。  第一の問題は、現在は畜産の対策に関してたいへんな危機なわけですけれども、この危機というものはいままでかってなかったような危機の深さがあるというふうに認識しますが、これをもたらした根本的な原因はどこにあるのか。これは農民の側にはないと私は思う。主たる原因は、農業基本法以来今日まで、政府が米麦中心の農業から畜産に変えていった、そして大型の経営を指導して、金も貸す、それから規模をきめる、利子補給もする、あるいは補助金も出すというようにいろいろな形で指導をして……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 いま大阪のほうから国鉄の問題についてお話がありましたけれども、今度は、私は東京じゃありませんが、東京を中心とする関東の、特に茨城、栃木それから埼玉、こういうところの問題についていろいろ御質問をしたいと思います。  大正十一年四月十一日の法律第三十七号によって国鉄の敷設に関する法律ができました。そしてその中に幾つかの付表がありまして、その四十三、四十四、四十五、この部分に茨城県、栃木県、埼玉県に関する計画というか目録ができています。これは五十年前にできたものでありますけれども、たくさんの目録がありますけれども、その後この目録のどれくらいのものが全国で実際に実行されたかというこ……

第75回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1975/04/15、33期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、農林水産委員会の立場から、宅地開発公団法の問題について若干の質問をしたいと思います。  まず最初に、宅地開発公団は行政監理委員会の答申に沿って提案されていると思いますが、田中前総理の日本列島改造計画の構想というものの一翼を担っているように考えられて仕方がない場所が随所に出てくる。まずこの点について、その関連についてどうかということを先にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 住宅の問題についても緊急性のことはよくわかるが、それは何も別に宅地開発公団をつくらなくても、日本住宅公団というものがちゃんと仕事をしているわけです。全国的に仕事をしている。りっぱな仕事をちゃんとして……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は筑波学園をめぐる諸問題と、それから東北線の古河駅の高架に関する問題について質問をしたいと思います。  まず最初に東北線の古河駅の高架問題について国鉄の関係者に伺いますが、この問題はもうすでにかなり前から決定をしており、実行されなければならないのに大変おくれている。これは国鉄だけの責任じゃないけれども、いまどのようになって、いつごろ完成するのか、その予算は幾らなのか、これを明確に答えてもらいたいと思います。
【次の発言】 この問題は建設省それから茨城県、古河市、こういうものが関係をするわけでございますから、これらと協力をしてこの日程どおりに進めてもらいたいことを要求をしま……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、通産省の筑波学園に関する諸問題、並びに霞ケ浦の水の問題について主として質問をしたいと思います。  まず最初に、通産大臣にお伺いしますが、閣議決定というものはどの程度の責任が持たれるものであるか。閣議決定の責任性について。
【次の発言】 政府の基本方針を決めるものであるとすれば、筑波学園の移転の問題について閣議決定が七転、八転、全くつかまえどころがないというこの事態について、政府は責任を感じますか。
【次の発言】 地元は、政府のこういう態度について、はなはだ不信を持っておるということをまず言っておきます。  その理由は、まず最初に、当初計画が田中総理大臣によって、二年繰……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、農林予算編成における大蔵省の考え方並びに筑波学園研究都市の財政の問題についてお伺いしたいと思います。  まず最初に、大蔵大臣は、現在の農業における最大で重要な問題はどういう問題だと思われるか。先にそのことをお答えいただきたい。
【次の発言】 現在、日本の食糧自給率というのは四三%、あるいはまたオリジナルカロリーでは三五%とも言われている。そういうときに、これを克服する道ですね、自給度を高めていく道ということに対して、大蔵省としてはどう考えられておるか。
【次の発言】 それでは、ことしの農林予算を査定した考え方の基準は、一体どういうところにあるかということについて、まず……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第2号(1977/03/18、34期、日本社会党)

○竹内(猛)小委員 いま局長から、きょうの審議会のお話があったわけですが、私は先般若干の資料を要求しておきましたが、あれを早くつくっていただきたいと思います。  そこで、実はえさに関する問題で、これは余り公表したくはなかったわけですが、一昨日の茨城県の畜産の大会に出た特別議案として、昨年の飼料安全に関する法律を通過させた後で、いま起きている問題で、ロイコチトゾーン病というものがいまあらわれようとしております。これに対して、きょうも実は農林省から調査を求めたわけですが、ピリメタミン剤を使うことができなくなったということの関係もあって、これから非常に心配されるということで、この問題に関する調査と、……

第80回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第4号(1977/03/30、34期、日本社会党)

○竹内(猛)小委員 私は、畜産振興審議会の諮問並びに答申が出た段階で、なお幾つかの点について詰めてみたいと思います。  まず最初に、諮問なり答申というものは現在二%ないし三%台の値上げという形になっている。きょうあすじゅうに農林省が自民党と相談をして公示をする、こういう形になっているわけですが、これに対する生産農民の団体、農業団体、こういう方からの要求は、加工原料乳にして二二%以上、それから豚価あるいは牛肉にしても一二・七%というように非常に開きがあります。差があります。そこで農林省としては、これは自民党も含めてだけれども与党としても、この農業団体、農民団体の要求というものは不当なのかどうなの……

第80回国会 農林水産委員会農産物の価格等に関する小委員会 第2号(1977/06/07、34期、日本社会党)

○竹内(猛)小委員 麦の価格を中心として価格の問題について若干の質問をしておきます。  まず第一に、いま資料の説明がありましたが、農林省の予算が国の総予算に占める比率の問題について、昭和四十年の段階では、国の予算が三兆七千四百四十七億、その中で四千四十九億という予算は国の予算の一〇%以上のものがあったわけです。四十五年の段階になっても八兆二千百三十一億で九千九百二十一億、これもやはり一〇%以上であります。四十九年においても十九兆一千九百八十一億、その中で農林省の予算が二兆二千四百九十九億、こういうふうになっておりますが、五十年度、それから五十一年、特に本年に至っては、農業問題が重要だと言われて……

第80回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、筑波研究学園都市をめぐる諸問題と常磐高速道路に関する問題について、若干の質問をいたしたいと思います。  筑波研究学園都市に関しては、いろいろな経過をたどってまいりましたが、特に特別立法までつくってこれを促進しようということでいま促進をしておるわけでありますが、そういう促進を進めるという立場に立って幾つかの質問をします。  まず、田澤長官にお尋ねしますが、一月の二十九日に長官は現地を視察されました。そのときに、建設の状況を見て、予定通り進行しているのか、何か問題があるのかという点についてお聞きしたい。いままで何度か、長官あるいは建設大臣がかわるたびに、適当なことを言って……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、特に自治省の関係の問題として筑波研究学園都市に関する財政上の問題について質問をしたいと思います。  第一の問題は、筑波研究学園都市内における土地の価格は、十数年前に反当四十万円前後で買い上げられました。当時の町村長はこの土地を買収するために日夜努力をして、多くの人々が過労で倒れていった経過があります。それほど努力をした土地が、同じ地続きの土地が現在反当六百万円という形で非常に値上がりをしている。現に、通産省が買い上げた工業技術院の価格は六百万円。当時四十万円の土地価格を複利で計算してみても、この十数年の間に六百万円になるとはとうてい考えられない。それくらいに値上がりを……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、筑波研究学園都市の建設をめぐっての諸問題について質問をいたします。  まず、長官にお伺いをいたします。国土庁長官、建設大臣一緒ですから、ちょうどぐあいがいいわけですね。分かれているとはなはだぐあいが悪いのだけれども、これは一緒だから、あわせてしっかりした答弁をいただきたいと思います。  まず、現段階の筑波研究学園の進捗状況は予定どおりに進んでいるかどうか、その問題からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 概成というお言葉がありましたが、概成ということはどういう意味か。概成と完成とどこがどういうふうに違うのか。

第84回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、自治体の問題に関連をして、農村地域工業導入法の状況、取り扱い、それから米の生産調整の問題、それと筑波学園研究都市に関する諸問題、この三つの質問をします。  最初に、昭和四十六年に成立をした農村地域工業導入法によって、これは数年たっておりますが、この法律は自治省が直接関係をしているわけじゃありませんが、いずれにしても、自治体が審議会をつくって、そして工場を導入するためにいろいろな手当てを施しております。にもかかわらず、今日当初の目的のようになっておりませんで、むしろ自治体は借金をして土地を買ってその金利に困っているという状況、この問題についてどのように考えられているのか……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、通産省を中心として、労働省並びに農林省の共管のような形になって成立をしました農村地域工業導入促進法の現段階の問題を中心に質問をしたいと思います。  いま河本大臣から全般のお話がありましたが、質問の前に、現在、構造的な不況のもとで大変企業が倒産をしております。そういうところで労働者が心配をしている、毎日毎日のように倒産あるいは更生会社ができるという状態でありますが、こういう状況について、大筋として昨年の暮れに一定の法律をつくったけれども、なおそれだけでは処理できないものがあると思いますが、このことについて最初にお伺いをしたいと思います。

第84回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、米の生産調整を中心として、農林予算の中で特に二千百十二億という問題を軸にして質問をしていきたいと思います。  本問題はすでに予算委員会の本委員会でも、あるいは農林水産委員会でもかなり議論したことでありますが、なおはっきりしない面がたくさんあります。そこできょうは大蔵大臣にまず第一に、今日まで米の生産調整について、特に昭和四十五年から五十二年までの間米の生産調整、水田総合利用、稲作の転換、このために総額で一兆一千二百九十三億円を投じてきたにもかかわらず、米は五十二年の末では三百二十万トンの過剰、さらに生産力においては四十五年に千二百五十二万トンのものが、五十三年の末には……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、科学技術庁を中心とした関係諸官庁に対し、筑波研究学園都市に予定をされている国際科学技術博覧会をめぐる諸問題について御質問をしていきたいと思います。  まず最初に、茨城県の筑波研究学園都市は本年概成し、六十年には完成の予定であります。その完成をさらに充実させ、より発展させるために、「人間と地球の健康のために」をテーマとした科学技術に関する大規模な博覧会が予定されていることにつき、私初め多くの関係者は心からこれを歓迎している。これは科学技術庁の所管になると思いますが、これについて長官として今日までどのような経過と、またお考えを持っておられるか、これをお伺いしたいと思います……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、茨城県の筑波研究学園都市の問題について質問します。  昭和五十四年、ことしをもって一応日本住宅公団の仕事が概成をする、そして六十年には学園都市が完成をするということでありますが、しかし現実に状況を見ると、人口の移転あるいは交通あるいは社会施設、環境まだ完全とは言えないと思います。こういう点について、特に人口の移転などがおくれていることについて、関係者としてその原因等々について説明をしていただきたい。
【次の発言】 建物ができたのですから、当然人口がそこに入ってきて定着をしないと、それぞれの仕事が十分にうまく連携がとれない。中に倒産する企業がないように努力をしてもらわな……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、昨年の十二月十日の茨城県の県会議員の選挙のときに、筑波大学の学生が組織的で集団的で、しかも構造的な膨大な選挙違反をやった、この問題について、去る二十一日に文教委員会で若干のやりとりがあったと思いますけれども、あれを聞いているとまだ不十分なところがありますので、これを補足する意味で、なお質疑をしていきたいと思います。  この問題については、大臣は厳重に大学に注意をする、局長の方からも悪質な者については処分をするというような形で、いろいろと指示をされておるようでありますけれども、しかし、その実態というものについてはやはり明確にしなければならないというので、この際この問題を……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、きょうは国有地あるいは国有財産の管理についてお尋ねをしたいと思います。  すでに、この問題については国会でも何遍か質疑をされてきたし、あるいは自治体からも要請があるし、会計検査院あるいは行政管理庁、こういう方面からもいろいろ要請があるところでありますが、いまだにどうもすっきりした形で処理されていないように思います。私はいろいろな地域を歩いてみて多くの問題にぶつかってきて、それを処理しようと思っても、自治体でのいろいろな話、それから県との関係、そして最終的には大蔵省との関係になって、一貫して問題が処理できていないという点で大変混乱をしている面がありますので、この際問題を……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、茨城県の県西用水、その中の霞ケ浦用水の問題について質問をするわけでありますが、その前に農林大臣に若干質問をしておきたいと思います。  それは、日本の農政がますます混迷をしてきている、というのは、米づくり農政から野菜へといっても、その野菜が、いまの場合には特別な形であるけれども、通常の場合、若干生産がふえればそれで値が下がるというのがもう通例であったわけだ。そういう野菜にも魅力がない、畜産に力を入れればこれも生産制限で抑えられる、果樹を植えればこれも制限だ。こういうように、混迷と危機の状態にある日本の農政の中で、安倍農林大臣のときに六十年の長期展望をつくりました。これは……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、いま筑波大学に起きている幾つかの問題について、文部大臣及び関係者に質問をいたしたいと思います。  まず、開かれた大学として一九七四年の開校以来今日までにいろいろな問題があったと思いますが、いまどういう問題が大学の中に起きているかということについて報告をしていただきたい。
【次の発言】 いまお話がありましたが、一九七八年の十二月の県会議員の選挙のときには、全国的にもまれに見る、しかも集団的、組織的な筑波大学の学生の選挙違反があり、次いで七九年には、いまお話がありましたように、自主管理と自主運営を唱えた学園祭の学生の主張に対して、政治的でも宗教的でもない学生の自主的な行動……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1980/10/29、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 農住組合法に関して、法律の問題並びに関連する事項をあわせて質問をいたします。  まず最初に、質問の前提として三点質問いたしますが、第一は農住組合法の性格をずばり言えばどういう性格になるのか。その次は、営利を目的としないということになっているけれども、一体農民は営利を目的としてはならないのかどうかということが第二点。第三点は、この農住組合というものを地域で組織をして、何か全国的に連合的なものをつくるのかつくらないのか、その三点をまず先にお伺いしてから質問します。
【次の発言】 営利をはかってはならないということはよくわからないけれども、なぜ農民は営利を考えてはならないか。どうい……

第94回国会 大蔵委員会農林水産委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1981/04/09、36期、日本社会党)

○竹内(猛)委員 私は、財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案の中で中央競馬会に関係する問題について若干の質問をいたしますが、主として小川委員の方から質問がありますから、私はその前段で基本的な部分について質問をいたします。まとめて申し上げますから、その後でお答えいただきたいと思います。  私及びわが党は、競馬についてはその健全な発展を念願しているものであります。その立場から、今度、行政改革と財政再建の名のもとに、中央競馬会から剰余金として第二次国庫納付金に値する五百億を徴収することについて意見を述べ、提案も申し上げ、そしてまた答えもいただきたい。  昨年十月二十一日の内閣……

第94回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は霞ケ浦の汚濁の防止問題並びに筑波の山で採石をしているその採石の問題に関して御質問をいたします。  まず最初に、琵琶湖に次ぐ広い霞ケ浦の汚濁に関して、環境庁の長官がかわるたびにしばしば霞ケ浦においでをいただいてよく検討されることについては感謝するのでありますが、鯨岡長官も先般霞ケ浦にお見えになりました。そうして記者会見をされて、よくこの汚い水を飲んでいるものだな、こういうふうにおっしゃったことについては、地元の者としては率直なお言葉として感謝をしているわけですが、問題はその霞ケ浦が一級河川であり、建設省が所管をしているという関係から、一つの省庁だけではなかなか取り上げられ……

第94回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、ただいまの島田分科員に引き続いて、気象庁に関する諸問題、それから筑波研究学園の移転に関する公務員の手当の問題、二点について質問をします。  まず最初に、塩川運輸大臣にお伺いしますが、気象庁の果たすべき基本的な課題について、まず大臣からお伺いしたい。
【次の発言】 長官、そのようにやっていますか、
【次の発言】 農林省の統計によると、昨年七月から九月までの間の農産物の冷害による被害が六千九百十九億円、本年の豪雪によるところの被害が、二月十六日までの現状で一千百五十九億と言われております。これはまだどんどんふえてくる。これほど国民に対して被害を与えている、これはやはり気象……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、筑波研究学園都市の医療問題と国際科学技術博覧会の終わった後の跡地利用に関する問題でお尋ねします。  まず最初に、日本の頭脳都市と言われる筑波研究学園は、五十四年にその概成を見ました。そして、六十年には国際科学技術博覧会が開催をされることになっておりまして、この研究学園都市と科学技術博覧会は連動をしておるわけであります。  ところで、ここには二十万の人口が定着をしなければならない、こういうことになっておるわけでありますけれども、現段階では十万の移転目標に対して三万しか定着をしない、こういう実情であります。その理由の中には、交通、教育、社会施設あるいは家庭の事情等がありま……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は農林予算をつくる基本的な考え方について大蔵大臣に伺いたいと思います。同時にまた、農村における構造改善事業等におけるところの過剰投資とむだを省くために、現在進めている構造改善事業に関しての若干の質問をしたいと思います。  渡辺大蔵大臣は、さきに農林大臣並びに厚生大臣を経験されて、当時から大分個性のある発言をされてきたわけでありますが、特に農林予算の場合においては、かつては大蔵省を攻め上げる立場に立ちながら、今度は大蔵大臣として守る立場に立ったということからしてみて、一体安全保障としての農業に対する予算のあり方というものについて基本的にどう考えられるか、その辺からまずお答え……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、茨城県の霞ケ浦の問題について質問しますが、ただいま同僚の島根県の栂野さんから中海、宍道湖の問題が出ましたけれども、引き続いて、同じように霞ケ浦の問題について質問するのでありますが、霞ケ浦は一級河川として建設省が管理をしているわけですが、管理をするということと、一級河川にしたということの意味は、あれは四十年代にそういうふうにしたわけですけれども、建設省は何を目的に一級河川にして、そしてこれを管理したのか、まずそれからお伺いします。
【次の発言】 そこで、環境庁の長官が最近は新任をされるたびに霞ケ浦をお訪ねになる、これは大変ありがたいことですが、霞ケ浦の汚れているのを見て……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、茨城県の筑波研究学園の延長線の上に六十年に開かれる科学技術博覧会、そのことについて関係者に質問したいと思います。  まず最初に、多くの要望があったにもかかわらず、茨城県の筑波研究学園に、谷田部町にこの科学博覧会の場所が設定されたということについて、御努力をいただいたことに対しては地元選出として感謝をしたいと思います。  そこで、これからが問題なんですね。私は、昨年の二月二十六日に、科学技術博覧会の促進法の審議の際にいろいろな質疑を行いましたが、幾つかの問題について明らかになっていない点がありますから、この点について一つずつ質問していきます。  この土地は、すでに博覧会……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○竹内(猛)分科員 私は、六十年に茨城県の筑波研究学園都市で開かれる科学技術博覧会に関連をして、医療問題、宿舎の問題等について質問をいたします。  まず最初に、筑波の地にせっかく土地を買って研究機関が移っても、公務員が当初予定をしたように移転をしない、五十四年に概成はしたけれどもなかなか完成をしないという問題があります。その中に、教育問題、交通問題、医療問題、環境、こうありますが、教育の方は、高校も繰り上げで建設するということで一定の方向を見ましたけれども、交通問題と環境と医療の問題については依然として解決をしておりません。全国の平均を見ると、人口十万に対して全国では七・六の病院があり、茨城県……

第98回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)分科員 私は、特に茨城県の筑波地域にいま起きているP4、ライフサイエンスをめぐる建設の問題と、それから科学技術博覧会の運営に関する問題の二点について質問したいと思います。  まず最初に、P4と言われるライフサイエンスの問題については、五十六年四月二十一日に私が内閣委員会で質問をしたときに、初めて筑波地区の高野台にそういう施設をつくるということが明らかになった。それまでは地元には何ら相談がなしにこれが進められてきたものであります。その後今日まで約二年間、この地区には賛成と反対の渦が巻いております。  そういう中で、特に地元の谷田部町においては、当初全議員が反対をし、途中でいろいろな工……

第98回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)分科員 私は主として茨城県の筑波学園都市の問題をめぐって質問をいたします。  筑波研究学園都市は五十四年に概成を見た。そして完成から熟成へ、こういう方向に進んでいくわけでありますけれども、遺憾ながら人口がなかなか定着をしない。当初予定したように十万の人口が移ってくるべきものが、まだその半分も移っておらないという状況の中から、たくさん問題が起こっております。けれども、その前にいろいろ進んでおるところもある。たとえば教育の問題については、これは竹園高校、それから私立の茗溪高校、さらに並木高校がいま着工中でありますから、これはある意味では前進をしておりますが、まだまだ転入される皆さんが期……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)分科員 私は、六十年に筑波研究学園都市で開かれる科学技術博覧会の問題をめぐって若干の御質問をしたいと思いますが、まず最初に岩動長官が先ごろ現地を御訪問をされました。その感想についてちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大変忙しい中を現地に行かれた長官に敬意を表したいと思います。  そこで、問題は、それなら現実に各それぞれの仕事、会場の設営から輸送がら宿泊、そういうものがどれくらい進んでいるのか、何%くらい進んでいるのか、それから財政事情は一体どうなっているのか、この辺のことについて事務当局から報告願います。
【次の発言】 着々と進んでいることは結構なことだと思いますから、……

第101回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)分科員 私は、主として農業問題の中で養蚕の問題を質問いたしますが、それに入る前に、農林大臣の農政に対する基本的な考え方というものについてまとめてちょっと報告していただきたい。
【次の発言】 基本的には、自由化を抑え、そして国内における行財政という外圧と内圧、こういうものを防いで、足腰の強い農業をつくって生産性を高めていく、こういうことについては異議がないのですけれども、そうであるとするならば、我々が前々からいろいろ要求して、農林水産省が五十五年十一月七日に長期展望というものを出した。八〇年代の農政ということで、これはいろいろのところで研究し、問題になったことですが、それが現在どうい……

第101回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○竹内(猛)分科員 私は、今御説明のありました中で、特に湖沼法に関連をして、霞ケ浦をめぐる諸問題について質問したいと思います。  歴代の環境庁長官は、就任されると必ずというぐらいに霞ケ浦に来られて状況を見られて、これはひどいということを言われてお帰りになるけれども、その後、期待をしているようなこともなかなかなされない。そういうときに、茨城県としては霞ケ浦の富栄養化防止に関する条例をつくって、去年の九月一日より実施をしているところです。第九十八同会に湖沼法が提案をされて、それが審議未了となったということは甚だ残念なことですけれども、今度はこれをまた出して通過をさせると同時に、今御説明のあった予算……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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