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梅田勝 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

梅田勝[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
957位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
680位

35期委員会発言(非役職)TOP100
92位
37期委員会発言TOP100
100位
37期委員会発言(非役職)TOP100
93位
37期各種会議出席(無役)TOP25
25位

このページでは梅田勝衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。梅田勝衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会 第7号(1973/03/07、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は安全問題につきまして大臣の考えをお伺いしたいと思います。  昨日の新聞報道でも、フランスにおきまして旅客機の衝突事故が発生をいたしまして犠牲者が多数出たのであります。飛行機は、御承知のように文明が生み出した非常に速い乗りものでありますが、しかし一たん事故を起こしますと、これはかけがえのないとうとい人命が奪われるという重大な問題を含んでおります。昨年六月十四日に日本航空がインドのニューデリーにおきまして八十六人の犠牲者を出す大事故をやりながら、五カ月後の十一月二十八日には、モスクワの空港におきましてやはり大事故を起こしまして、六十二名のとうとい生命を犠牲にいたしております。このこ……

第71回国会 運輸委員会 第8号(1973/03/13、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 このたびの問題で明らかなことは、動労が、一つは二人乗務を中心とする労働条件を主として改善することによって、国民の足を安全に保障していくという問題がございます。それからもう一つの問題は、施設を十分に改善する。現在国鉄の踏切は半分は安全対策が十分とられていないということは、もうすでに数字で明らかであります。そういう点を万全の体制をしかるべくとるべきだ。こういった施設改善を中心とした安全対策を十分にしろ、この二つの要求が出されておったと思うのですね。  私はまず質問したいのでありますが、この要求自体の正当性について、国鉄当局はどのように考えられておるのかをお尋ねしたいと思います。

第71回国会 運輸委員会 第9号(1973/03/16、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、まず、このような形で緊急に質疑が行なわれることにつきまして、日本共産党・革新共同の意見を申し上げたいと思うわけであります。
【次の発言】 私どもは、今日の国鉄を百年間にわたってつくり上げ、築き上げてきたのは、何よりもそこで働いている国鉄労働者、その労働者が働いてきた成果だと考えております。憲法が示しておりますように、労働者に対しては、当然労働基本権というものが保障されておるわけであります。これに対して政府あるいは当局が、労働基本権に対して重大な侵害をやっている。そして、労使が対等の立場で話し合いをしてない、させない、ここに一つは法制上から見た重大な問題があります。さらに、もう……

第71回国会 運輸委員会 第14号(1973/04/04、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、港湾法等の一部改正案の質疑におきましては、非常に重要な法案でございますので、頭から運輸大臣の出席を求めて質疑を行ないたい、そして答弁を求めたい、このように申し上げておるわけであります。ですから、大臣が出席されるまで質問を留保させていただきたいと思います。(「なぜきのうやらなかった」「いいかげんなことをやるな」と呼ぶ者あり)きのうは終わっております。
【次の発言】 私は理事会でも再々にわたって申し上げましたように、国会議員というものは憲法によって規定されて、国民の総意に基づいて、そして選挙に基づいて選出をされてきた国民の代表であります。そして憲法が規定いたしておりますように、議……

第71回国会 運輸委員会 第17号(1973/04/17、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 自席でやりますか。
【次の発言】 十三日の当委員会におきまして国鉄の関係法案と航空機騒音障害の防止等に関する法律案、この両案のどれを先議するかという問題につきまして動議が出まして、私がその問題についての討論要求をいたしました。ところが、委員長はこの問題につきまして私の発言要求をお認めになりませんでして、採決が行なわれました。こういうことは非常に重大な問題であります。憲法や国会法、衆議院規則、その精神から申しますと、当然……
【次の発言】 委員の発言というものは承認さるべきものであり、国会の討議を通じて諸問題が国民の前に明らかになるということが必要であります。そういう点で、要求をした……

第71回国会 運輸委員会 第19号(1973/04/20、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、これから国民の皆さんが非常に大きな注目をされております国鉄運賃値上げ、そして独占奉仕の国鉄改造計画、その法案に対しまして質問をするものでありますが、具体的な質問に入ります前に、国鉄当局、さらに運輸省、政府、皆さん方に、私どもがいままで国鉄問題の実態を解明するために、いろいろ調査をし、研究をしてきたのでありますが、国鉄当局が私たちが調べたいと思う重要な資料につきまして提出を拒むという事態が発生しております。「資料要求一覧」というものをいま持っておりますが、これはあとで委員長に提出をいたしまして、そして当委員会として正式に資料要求をしていただくようにお願いしようと考えておりますが……

第71回国会 運輸委員会 第22号(1973/05/08、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。きょうは皆さん方お忙しいところを貴重な御意見を聞かしていただきまして、ありがとうございました。  きょうの意見陳述者の御意向を承っておりますと、賛成、反対それぞれあったわけでございますけれども、賛成なさる方でも、かなり条件をつけて、ストレートに政府の言っているとおりでは承知ならぬということで御意見を述べられた点で、昨年とは少し違ってきているというように私どもは思うわけでございます。  そこで御質問に入ります前に、私どもの考え方を少し申し上げて、そしてその上で皆さん方の御意見を承りたいと思うわけでございます。  私どもはまず、いま出ている案に……

第71回国会 運輸委員会 第24号(1973/05/10、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 参考人の方々から貴重な意見を賜わりましたことを、まずお礼申し上げたいと思います。  私は日本共産党・革新共同を代表いたしまして、参考人の方々から次のような点をお伺いしたいと思います。  それは、本委員会におきまして国鉄関係法は十分審議を深めておる途中でありますが、国民の皆さんが国鉄運賃値上げについて、あるいは国鉄財政の再建についていろいろ疑問を持っておられます。私は幾つか要約いたしますと、次の四つの点ではないかと思うのです。一つは、政府はこの物価高にかかわらず、なぜ政府の手で規制できる公共料金を引き上げるのか、これはわからぬ。二つには、そういう赤字だ赤字だといっている国鉄がなぜ今後……

第71回国会 運輸委員会 第29号(1973/06/12、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は日本共産党・革新共同を代表いたしまして、国鉄法案につきまして田中総理に質問をいたしたいと思います。  まず第一は、国鉄法審議における政府の政治姿勢の問題であります。国鉄は国民の足であり、輸送の大動脈である、田中総理大臣は本会議でそのように言われたわけでありますが、その国鉄の経営は今日ばく大な赤字をかかえてどうにもならない、政府も国鉄も努力をするが追っつかない、だから必要最小限の負担は利用者に求めざるを得ないといって国鉄運賃の値上げを提案されたわけであります。要するに、国鉄は重要なんだが、重い病気にかかっている。重病だ。注射をしてくれ、こういうことだと思います。ところが病気である……

第71回国会 予算委員会 第17号(1973/02/27、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、ベトナム問題を質問したいわけでありますが、その前にラオス問題についての質問を若干行ないたいと思います。  二月の二十二日、ラオス愛国勢力代表とビエンチャン政府代表によって、ラオスにおける平和回復と民族和合の達成に関する協定が結ばれました。これはベトナム和平協定の成立とともにインドシナ半島における人民の新たな勝利であります。ラオス協定では、外国からの干渉を受けることなくラオス人民自身の手で国内問題を解決する原則が確認され、米軍機による爆撃機を含むすべての侵略行為の終結、外国軍隊の撤退、特殊部隊の解散、ラオス人民を真に正当に代表する正式の民族連合政府の樹立などが規定されているので……

第72回国会 運輸委員会 第7号(1974/02/15、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律の一部を改正する法律案について、私は日本共産党・革新共同を代表いたしまして質問をいたします。  まず第一に御質問したい点は、航空機騒音問題における基本問題とは何かという点であります。政府はこの法案提案にあたりまして、「ここ数年航空機需要が激増し、航空機の大型化、ジェット化が進み、このため航空機騒音問題は、年々深刻化し」、あるいはまた大きな社会問題となった、こう述べておりますが、しかし他人事ではございませんでして、自然にそのようになったわけではないのであります。利用者が多いという口実のもとに増発を認め、大型化を認め、そし……

第72回国会 運輸委員会 第12号(1974/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律の一部を改正する法律案に対する反対討論を行なうものであります。近年における航空機のジェット化、大型化の進行は、飛行場周辺における住民に、騒音のみならず大気汚染による健康破壊など、耐えがたい苦しみをもたらしてまいりました。これは、「公共性」の名による環境の破壊であり、国による公害、不法行為というべきものであることは、最近の大阪空港騒音公害裁判の判決すら認めているところであります。  また、DC10型機のパリにおける惨事は、エアバスの安全性に問題を提起し、人口密集地域への乗り入……

第72回国会 運輸委員会 第18号(1974/03/22、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 時間がきわめて短いので、答弁のほうは簡潔にお願いを申し上げたいと思います。  まず、本改正案におきましては、運賃値上げを六カ月延期せざるを得なかったこと自体、政府の物価対策、さらには国鉄財政再建政策の破綻を示すものであります。赤字は減るどころかますますふえて、昭和四十八年度見込みでは、累積赤字は一兆六千億円に達しようとしているのであります。  そこで、大臣にまずお伺いいたしたい点は、政府は、その破綻ないしは失敗をお認めの上で本改正案を出されておるのかどうか、ということを一言お聞きしたいわけです。
【次の発言】 初年度から計画が狂っているようでははなはだ先は暗いということだと私は思う……

第73回国会 運輸委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、きょうは日本国有鉄道の財政問題を主としてお伺いしたいのでありますが、その前に一言、先日、新幹線の事故問題で調査をいたしましたので、一つだけ御質問を申し上げたいと思います。  実際に新幹線の現場を回りまして、現場の人たちが非常に御努力をされているという実情を見まして、私どもは皆さん方の努力に敬意を表したいと思うのです。  同時に、なかなか問題がたくさんある。きょうはすべて申し上げることができませんが、一つだけお聞きしたいのは、六月十一日の朝九時十五分ごろ、浜松と静岡間において上り列車が工事中のミキサー車のホースとぶつかるという事故が発生しておったということをお伺いしたわけです。……

第73回国会 運輸委員会 第4号(1974/11/26、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 御承知のように、本日田中総理大臣が正式に辞任を表明いたしました。きわめて短命な内閣でありましたが、これはきわめて当然だと思います。  田中総理が登場いたしまして以来、日本列島改造と大きなことを言いまして、そして国民にもたらしたものは、御承知のように狂乱物価といわれるようなインフレであり、そして現在は深刻な不況でございます。国民生活はきわめて困難におちいっております。しかし、一方で、総理のほうは、いま問題になっておりますように財産がだんだん、だんだん大きくなっておる。田中式蓄財法が問題となり、田中金脈政治の問題が大きな国民的な問題となってきているわけであります。したがって、今日田中総……

第75回国会 運輸委員会 第2号(1975/02/14、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、先般行われました運輸大臣の運輸行政に対する基本姿勢、こういった問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。  御承知のように、日本列島を改造するというような大げさなことを言って登場いたしました田中内閣は、インフレと深刻な不況というものをもたらして崩壊したわけでございます。そこで新しい三木内閣が誕生したわけでございますが、いま国民は、この新しい内閣が従来の大企業本位の自民党政治の延長線上の政府であるかどうか、これが今国会の審議を通して明らかになることを期待し、また注目をしているのでございます。  先般行われました運輸大臣のいわゆる運輸……

第75回国会 運輸委員会 第4号(1975/02/25、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、道路運送車両法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたしたいと思います。また、今回の改正案は運輸省の自動車の検査体制、これに関連する問題でございますので、いま世間で問題になっておりますところの五十一年排出ガス規制の問題につきまして、関連して私は運輸省の体制その他を質問していきたいと思うわけでございます。  まず最初に、環境庁が二十四日に告示をしたわけでございますが、運輸省はそれに基づいて自動車の保安基準を告示されるはずでありますが、これはいつやられますか。
【次の発言】 自動車局にいただいた資料によりますと、五十一年規制の対象自動車ということで、「ガソリン又は液化石油ガス……

第75回国会 運輸委員会 第8号(1975/03/14、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私はまず第一に、航空機の衝突事故防止の基本はどうあるべきか、こういった問題につきまして質問をしたいと思います。  御承知のように、本改正案の契機になりましたのが全日空機と自衛遂機のいわゆる雫石事件といわれる衝突事件でございます。非常にたくさんの、百六十二名というとうとい犠牲があったわけでありますから、その教訓をしっかりと改正案の中に盛り込ませぬと、死んだ方も浮かばれないということになるわけであります。  そこで、私どもはかねてから、日本の空が非常に危険だ、その根源につきましては二つある。一つは日米安保条約そのものですね。これによるいわゆる地位協定によって、米軍機の最優先権というもの……

第75回国会 運輸委員会 第10号(1975/03/25、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は日本共産党・革新共同を代表いたしまして、航空法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行うものであります。  日本の空がいかに危険にさらされていたかは、百六十二名の犠牲者を出し、日本航空史上最大の事故となった雫石上空における自衛隊機と全日空機との空中衝突事故によって明白に証明されました。今回の盛岡地方裁判所の判決が自衛隊機に厳しい刑事責任を課したことは当然であり、国民はいま軍事優先や空の欠陥行政に激しい憤りを覚えると同時に、科学的な航空交通保安体制の徹底した改善と充実で安心して飛行機に乗れる日本の空を心から望んでいるのであります。  今回の航空法の改正に当たって明確にしなければ……

第75回国会 運輸委員会 第11号(1975/03/26、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。本日は、三人の参考人の方々から過疎地における非常に深刻な状態を聞かしていただきまして、本当にありがとうございました。  そこで、少し質問をさしていただきますが、高山町長にお伺いいたします。  いままで営業路線があって採算がとれないということで、会社の方はさっさとやめてしまった。そして町の方で独自にやらざるを得ない、こういうことで先ほど来お話を伺ったわけでありますが、過疎になったのは町長さんの責任じゃなくて、また地域住民の責任じゃなくて、やはり国全体の政策の影響かと思います。そこで、国がいまああいう過疎バスに対しての補助制度を敷いておりますが……

第75回国会 運輸委員会 第13号(1975/04/16、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 二月十四日の当委員会における三菱石油水島製油所における重油流出事件に関しまして、私が質問をいたしたのでありますが、そのとき寺井海上保安庁長官は、陸上のタンクから大量の油が出るということを正直に申し上げて余り十分想定をしていなかった、このように言われたのであります。 しかし、事故は起こりまして、余りにも大きな被害を、関係漁民を初め地域の住民に与えたのであります。まさに、十分想定できなかったと言って済まされるわけにはいかないものであります。この問題は、本国会におきましても予算委員会を初め多くの委員会におきましても多面的に取り上げられまして、そしてたとえば石油タンクの保安基準の改定やある……

第75回国会 運輸委員会 第14号(1975/05/06、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 今回、鉄道敷設法の改正によりまして、河守より福知山までの延長が決定され、そして鉄道が実際に建設をされるならば、これは中丹及び丹後地方における経済の発達や文化の向上にとって重要な貢献をすることは明らかであろうし、またこれからの新しい日本海時代と言われるものをつくっていく上において積極的な貢献を果たすことは明らかであろうと思います。われわれもそういう点では賛意を表するものでありますが、しかしこれを実際進めます場合に相当の問題もございます。これらを一つ一つ解決していくことが重要であろうかと思います。  そこで、まず質問を申し上げたいのでありますが、本改正案が通過、成立をいたしますと、福知……

第75回国会 運輸委員会 第15号(1975/05/23、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 油濁損害賠償保障法案につきまして質問いたします。  御承知のように本法案は油による汚染に関する二つの国際条約の実施に伴う国内法の整備という形で提案されたのでありますが、近年海洋汚染の重大性が叫ばれているだけに重要なものと考えております。  ところで、この経過を見てみますと、国際条約ができましてもこれがなかなか批准され発効しない、あるいは発効しましても批准の方は進んでいない、こういうことがございます。一九六九年の油の汚染損害についての民事責任に関する国際条約、いわゆる責任条約と言われるものは十四カ国が批准し、すでに一九七〇年六月十九日発効しております。わが国はこれからでございます。一……

第75回国会 運輸委員会 第20号(1975/06/20、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 時間がございませんので、少し近鉄の京都線の踏切改善策につきまして御質問申し上げます。  御承知のように本年の四月十七日に近鉄京都線新祝園五号踏切におきまして衝突事故がありました。六十六名の方が重軽傷を負うという大変な事故でありまして、先頭列車は線路上に直角に横転をいたしまして、ちょうど並行して走っている国鉄片町線の線路上を覆うように横転いたしました。幸い二重事故は避けられたのでありますけれども、大変な住民の不安を呼んでおります。近鉄京都線というのは、もとは奈良電鉄というように言うておりまして、昭和三年にできております。ところが、その辺には問題の踏切やたくさんの踏切があるんですけれど……

第75回国会 運輸委員会 第23号(1975/07/04、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 きょうは気象の問題と路面交通、地下鉄の問題を質問したいと思うのでありますが、はなはだ時間がなくて、せっかく自治省、警察庁の方もお見えになっておりますので、路面電車と地下鉄の問題を先に質問させていただきたいと思います。  先日、四、五日前ですか、テレビで東京の市電の荒川線の放映がございました。非常に地域の方々がよく利用されまして、有効な乗り物であるということがリアルに出ておりました。あちこち行きますと、鹿児島にいたしましても、長崎にしてもあるいは仙台にいたしましても、なお市電が有効な乗り物として市民に活用されております。京都市は観光都市でもありますし、路面電車に乗って市内を観光して回……

第76回国会 運輸委員会 第3号(1975/12/10、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 最近、政府は、きわめて明快な問題に対して明快に答弁をしない。そして長々と答弁をしてますます問題をはぐらかす。これが最近の目立った特徴でございます。きょうはたくさん質問したいと思いますので、答弁の方は簡潔にお願いを申し上げたいと思います。  まず、第一は、官公労のストライキ権の問題についてでありまして、運輸大臣に質問をいたしますが、重要なことは、政府が一貫して官公労働者のストライキというものを犯罪視しているところに問題があろうかと思います。言うまでもないことでありますが、ストライキというのは、労働力を売ることによって生活をしている労働者が必要な場合に同盟をして労働力を売ることを拒否す……

第76回国会 運輸委員会 第4号(1975/12/17、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 運輸大臣に出席をお願いしておったのですけれども都合で来られませんので、また、昨日国鉄本社から去る公労協のスト権ストの問題につきまして民事上の損害賠償請求を行うという決定が出ましたので、また、新聞報道によりますと、去る十四日に自民党の中曾根幹事長と木村運輸大臣はそれぞれ訴訟をしてでもこの問題の決着をつけるように国鉄に対して要求したという報道がなされておりましたので、これはきわめて重大でありますので、私は、政府・自民党、運輸大臣に対して厳重に抗議をして、これを撤回するようにまず最初に要求しておきたいと思います。  それでは、次に、気象庁の合理化問題について質問をいたしますが、御承知のよ……

第77回国会 運輸委員会 第7号(1976/05/07、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 海洋汚染防止法という名前どおりにいきますと、海洋は汚染されないできれいなはずでありますが、実際には海は年々汚れておりまして、一昨年十二月の三菱石油水島製油所の事故のごときは、瀬戸内海に生活をしている関係住民に深刻な打撃を与えておりまして、その傷はいまだにいえておりません。石油コンビナート等災害防止法や、このたび海洋汚染防止法の改正案が出てまいりましたのも、これら重大な損害から国民が救われていくように、今後こういうことが起こらないようにという強い要望によって出されてきたものと思います。したがいまして、本改正案はそれらの切実な国民の願いにかなったものにしていくことが必要であろうと思いま……

第77回国会 運輸委員会 第9号(1976/05/12、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 本日はロッキード問題の究明を行いたいと思います。  御承知のように、ロッキードというのはアメリカの航空会社でありますが、軍需産業として重要な位置づけを持っているはずであります。そのロッキードが民間航空機に進出をしてくる際に重要な経営上における問題が起こりました。このアメリカの軍需産業であり巨大な独占体であるロッキードの利害をめぐりましてわが国の航空業界が、そしてこの問題を通して日本の政治が大きく関係をしていくわけであります。  私どもが強調しておりますように、ロッキード疑獄事件というのは、戦後政治の日本における後進性といいますか、その体質、金権性、戦犯性、売国性というものがまさに集……

第77回国会 運輸委員会 第10号(1976/05/14、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 後で反対討論をやらなければなりませんし、時間もないようでありますので、答弁の方は簡潔にお願いを申し上げたいと思います。  まず、大臣にお伺いいたしますが、この改正案の基本的な性格の問題であります。言うまでもありませんが、わが国は周辺が海でありますので港湾が経済活動の基盤であり、国民生活にとりまして重要であるということは言うまでもありません。しかしながら、この港湾整備緊急措置法かできましたのは昭和三十六年でありまして、以来の四次にわたる港湾整備五カ年計画がいずれも独占大企業の高度成長に沿ったものであったことは明白であります。非常に急速に成長を遂げましたために計画自体も何回か繰り上げ変……

第77回国会 運輸委員会 第11号(1976/05/18、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 本日は、国鉄二法改正案につきまして参考人の方々の貴重な御意見を拝聴いたしましてありがとうございます。若干御質問をしたいと思います。  まず、現行の再建計画が破綻した問題につきまして各参考人にお伺いをいたします。  四人の参考人の方々は、二法改正案につきましては賛成あるいは反対の立場の相違はございましたが、再建計画につきまして、これが破綻し、今日失敗をしておるという点につきましては御意見が共通されておったように思うわけであります。その破綻の理由につきましては、従来の交通政策のあり方とか、あるいは大企業本意の経済の高度成長政策から生まれましたインフレとかいろいろ言われておりますが、いず……

第78回国会 運輸委員会 第2号(1976/10/05、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、まず委員長に申し上げたいのでありますが、本日は参議院の予算委員会で総括質問が行われておるのでありますから、当委員会の開会を私どもが理事会で反対したにもかかわらず、あえて強行されたことはまことに遺憾であります。私は、日本共産党・革新共同を代表して、厳重に抗議をいたします。  わが党は、今度の国鉄等二法案は国民生活にきわめて重大な影響を与えますので、慎重審議を要求してきたのであります。七十一国会の例にならいまして、委員会における徹底審議と、また、運輸委員会のほかに地方行政、大蔵、公害、社労、農水、物特、商工、建設、交通、文教の、これら関係ある十委員会との連合審査会も十分に時間をと……

第78回国会 運輸委員会 第4号(1976/10/08、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、国鉄二法改正案につきまして、日本共産党・革新共同を代表いたしまして質問をいたします。  私はまず最初に三木総理に自民党総裁としての立場でお考えをいただきたいのでありますが、今臨時国会におきまして、財政特例法案や電報電話料金の重要法案とあわせまして国鉄法案というものを、国民生活に重大な影響を与える法案といたしまして、私どもはあくまでも慎重審議を要求してきたのでありますが、しかしながら、自由民主党の諸君はもっぱら促進促進と強行いたしました。本日の総理質問におきましても、私どもはまだその段階ではない、当委員会においては審議をもっと尽くすべきであると主張いたしました。また、国鉄運賃の……

第78回国会 運輸委員会 第5号(1976/11/02、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 今国会も最終段階でありますので、十分時間をとって一般質疑をやらせていただきたかったのでありますが、二十分しか時間がいただけないのはきわめて遺憾でございますが、時間がございませんので簡潔に答弁の方もお願い申し上げたいと思います。  最初に国鉄施設局に御質問をいたします。  新幹線公害補償問題でございますが、新幹線東山トンネルの西出口付近におきまして昨今地盤低下が非常にはなはだしいのであります。昨年十月の新聞でも大きく取り上げられまして問題となっておりますが、現地住民の人たちはたびたび国鉄当局と交渉しておりますが、なかなからちが明きません。住民の人たちは毎日そこに住んでおられるわけであ……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 社会労働委員会 第2号(1980/02/21、35期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。私は、先日行われました厚生大臣の所信表明に対しまして、厚生行政における基本姿勢並びに若干の問題につきまして御質問申し上げたいと思います。  すでに予算委員会等々でかなり問題点を突っ込んだ議論も行われておりますので、きょうは時間も余りございませんので、ひとつ御答弁の方は的確にお願いを申し上げたいと思います。  まず、予算の問題でございますけれども、厚生省予算の、新年度を含めまして最近の十年間の推移を見てまいりますと、昭和四十九年がピークでありまして、御案内のように三七%の伸び率でございます。対前年度比におきまして、この時点を頂点にいたしまして……

第91回国会 社会労働委員会 第3号(1980/03/04、35期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  きょうは、過日行われた労働大臣の所信表明につきまして若干質問を申し上げたいと思うわけでありますが、労働行政全般にわたってお話しになっておりますので、できればそうしたいのでありますが、時間がとうていございませんので、きょうは高齢者雇用対策にしぼりましてお尋ねをしてまいりたいと思います。  昨年の十二月十八日に労働省が発表されました「昭和五十四年十月における年齢別常用職業紹介状況」を拝見いたしますと、「求人倍率、就職率の推移」というのが出ておりますが、非常に深刻な内容が出ております。二十四歳以下が一・四倍、二十五歳から四十四歳までが一・〇三……

第91回国会 社会労働委員会 第4号(1980/03/06、35期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 今回の改正は、例年と同じように、大体におきまして年金等の支給額を改定する、あるいは今回は新たに支給対象範囲の拡大をするといったものでございますので、私どもは賛成していいんじゃないか、このように考えております。ただ、先ほど来、恩給法とこの援護法との関係、その谷間にある者を援護法において補完的に救っていく、そういう点でなお不十分な点があるじゃないかというような議論が続いておりますので、私もそういった問題に関連いたしまして、この際幾つかの問題について質問をしたいと思います。  まず、戦傷病者戦没者遺族等援護法の法律でございますけれども、この第一条に目的がございますが、「この法律は、軍人軍……

第91回国会 社会労働委員会 第9号(1980/04/08、35期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 先ほど来スト権問題が議論になっておりましたが、以前私も運輸委員会におきましてスト権問題を取り上げまして政府に対して要求したことがございますが、わが党の基本的立場は明快でありまして、憲法第二十八条によります勤労者の団結権、ストライキを含む団体行動権というものは保障しなければならぬ、これは無条件に認めていくべきである、こういう見解を持つものでございます。しかるに、今日なおこの問題が解決されていない、非常に遺憾でございます。ただ、きょうはその問題を議論するだけの時間的余裕がございませんので、わが党のこの問題に対する基本的な立場、要求、これだけを明確にしておきたいと思います。  いよいよ八……

第91回国会 社会労働委員会 第11号(1980/04/15、35期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案につきまして質問を申し上げたいと思います。  今回の改正案は、一部には改良的な面もございますのでそれはいいわけでありますが、先ほど来議論がございましたように、民事損害賠償との調整といった重大な問題が出されている、それ以外にも幾つかの重要な問題点がありまして、これはすんなりとは通すわけにはまいらないわけであります。  私は、まず労働大臣に御質問申し上げたいわけでありますが、昨年の十二月三日に総評弁護団労災研究会、自由法曹団労災職業病対策委員会、この両者のそれぞれ代表者の名前をもちまして大臣に対して労災保険法改正に関する意見書というもの……

第91回国会 社会労働委員会 第12号(1980/04/16、35期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 スモン問題につきましてお伺いいたします。  昨年九月十五日にようやくスモン問題の年内全面解決を約束する確認書が調印されたわけでありますが、結局昨年内には解決ができなかったわけであります。田辺製薬、日本チバガイギー、武田薬品工業のいわゆる被告製薬三社は、多大の苦痛をスモン患者とその家族に与えてきたわけでありますが、今日なお、この問題につきましては不当な争いを繰り返して全面解決に至っていないわけであります。  そこで、今日の時点で確認をしていただきたいわけでございますが、裁判の原告の数、それから和解済みの数、なお解決のついていない分、並びに国が鑑定をいたしましてそれが済んだ分、鑑定済み……

第91回国会 社会労働委員会 第15号(1980/04/24、35期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案につきまして若干質問を申し上げたいと思います。  今回の改正案におきましては、各種年金の給付改善と、厚生年金におきましては寡婦加算の引き上げ、国民年金の母子年金におきましては母子加算を新しくつくる、あるいは児童扶養手当、特別児童手当、福祉手当の給付改善、こういった一定の改善が見られるわけでありますが、同時に、先ほど来議論になっておりますように、今回の改正案におきます第四十六条、いわゆる老齢年金の支給開始年齢に関する訓示規定という問題、それから二つ目には、大幅な保険料が予定されている。これは厚生年金におきましては男子千分の十八ということであ……

第91回国会 社会労働委員会 第16号(1980/05/07、35期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 労働安全衛生法の一部を改正する法律案につきまして質問申し上げます。  今回の改正案は、最近の建設工事の大規模化とそれに伴います労働災害増加の傾向に対応する、そういうものでありまして、一応改良法案といたしまして了承できるものではないか、かように考えております。しかし、建設工事の計画の安全性につきましての事前審査制度にいたしましても、また重大事故が発生いたしました場合の安全確保の措置といった問題にいたしましても、現在の安衛法を有効に運用すれば防ぐことも可能であろうと思うわけであります。言いかえたら、今度の改正案をやることによってそれでは万全が期せられるのかということになりますと、実際の……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 運輸委員会 第2号(1984/03/09、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 日本共産党・革新共同を代表いたしまして、先日行われました運輸大臣の所信表明に対しまして若干の質問をさせていただきたいと思います。大臣の所信表明は九つの項目にわたりまして運輸行政全般にわたっておりますので、とても全部につきましてお尋ねすることができませんので、主に国鉄問題、それから空港の若干の問題とタクシー行政の問題につきまして聞きたいと思うわけであります。  まず第一の国鉄再建問題でございますが、私も久しぶりに当委員会へ戻ってきたわけでありますが、十一年前、相当国鉄問題につきましては議論をいたしました。そのとき細田運輸大臣は、たしか自民党の理事をされておりまして、かなりかんかんがく……

第101回国会 運輸委員会 第5号(1984/04/17、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。本日は、関西国際空港株式会社法案の問題につきまして遠路お越しをいただきまして、各参考人から重要な御意見を賜りましてありがとうございました。  この法案は非常に重要なものでありまして、第一種空港、国際空港というものは本来国の責任において建設し管理運営をしていく、そういう国の責任が今回は放棄される、株式会社として運営されるという問題、あるいは全国的な鉄道網、それから航空路等々の総合的な公共輸送機関との関連におきましての問題、あるいは将来どのような需要があるか、それとの関連におきましての採算性、あるいは安全性の問題、現空港と併用して使用ということ……

第101回国会 運輸委員会 第8号(1984/05/08、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 関西国際空港株式会社法案につきまして質問をいたします。  今回の法案は、運輸省自身が当初計画を立てておりましたのを変更して、空港整備法に定める運輸大臣の第一種空港設置及び管理責任を変更して新会社にするという計画は、私は、運輸省自身が考えを変えたという点におきまして相当の背景があったのではないかと思うわけであります。  雑誌現代六月号を読まれたのではないかと思いますが、「空前のピッグプロジエクトに群らがる政商たち 関西新空港「利権三兆円」」云々というように書いておりますが、国の財政事情が非常に悪化しておりますときに、この計画を何としても早くやりたい、こういう考え方で民間資本を導入して……

第101回国会 運輸委員会 第10号(1984/05/11、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 港湾運送事業法改正案につきましてお尋ねをしたいのでありますが、港湾といいますのはおかと違いまして、陸と海との接点という事情の中で違った形態があるわけであります。非常に前近代的な労務支配、かつてこれは重大な問題になったこともございます。それから、事業の波動性によりまして仕事が非常に不安定だという問題がある。それから、元請と下請の関係、そこには、認可運賃も実際は守られていないとか、労働者の賃金が非常に安い、そういった非常に重大な問題が存在をしているわけであります。  港湾運送事業法、それから港湾労働法、この二つの法律が、零細な業者の利益を大資本の横暴から守る、また労働者の賃金や労働条件……

第101回国会 運輸委員会 第11号(1984/05/18、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。きょうは港湾運送事業法の一部を改正する法律案につきまして、各参考人の皆さんには遠路はるばるお越しをいただきまして非常に大事な御意見を承りまして、ありがとうございました。  今回の改正は、確かに港湾の状態が変わってきた、いわゆる革新荷役の出現によりまして荷役の形態が大きく変わって、俗に港は変わってきたと言われているところから、現状に合わすという形で法改正が提案されたということになっておりますが、私どもが一番心配しておりますのは、技術革新が進行することによって労働者が楽になるのではなくて、資本の流通経費を減らすということだけが追求される、そして……

第101回国会 運輸委員会 第12号(1984/06/22、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  今回の改正案に対し、政府は、革新荷役の出現によって港湾の運送、労働の形態が変化したから実態に即したまでと述べておりますが、既に審議の中でも指摘され、また、参考人の貴重な御意見の中にも示されたとおり、現行の港湾運送事業法のもとにおきましても、現に革新荷役が出現しており、港の近代化は何ら支障なく進められているのであります。  今、全国の多くの港湾運送事業者と働く港湾労働者が政府に求めていますのは、現行法で定められた認可運賃や下請制限すら守られずに、大企業の果てしない利潤追……

第101回国会 運輸委員会 第16号(1984/07/24、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 道路運送法等の一部を改正する法律案につきまして、質問を申し上げます。  御承知のように、本改正案は懸案の地方事務官の身分移管の問題でございますが、もともとは戦後民主化が進む中におきまして、地方自治ということが重視されるようになりまして、そういうことで従来府県行政を担当しておりました国の官吏が地方事務官とされたところが問題の原点でございます。  そこで、私ども共産党といたしましては従来から四つの原則、一つ目は現地性、二つ目は民主性、三つ目は自主性、四つ目には総合性、そういう観点で、その民主的再編成の必要性を主張して音だところでございます。確かに提案にもございますように、仕事の性質によ……

第101回国会 運輸委員会 第17号(1984/07/25、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 共産党・革新共同の梅田勝でございます。  分割・民営を前提としたように、現在国鉄再建監理委員会の方で御議論、また検討が行われておるように伺うわけでございますが、これは非常に重大な問題でありまして、私どもは、そもそも国鉄が今日の事態に立ち至った根本原因を解決することなしには国鉄の生きる道はないのじゃないかと思っておるわけでございます。  そこで、儀我壮一郎さんという学者がおられますが、「現代安企業改革の国際比較」という論文を書いておられますけれども、その中におきまして「日本の国鉄のような「赤字安企業」の場合には、第一に、私企業によるクリーム・スキミング、すなわち、良いところ取り的、つ……

第101回国会 運輸委員会 第18号(1984/07/27、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 船員法の一部改正案につきまして質問させていただきます。  今回の改正案は、御承知のように婦人差別撤廃条約の批准に伴う国内法の整備で、いわゆる男女雇用機会均等法案に関連したものでございます。私は、多くの婦人労働者の願いをかなえた実効ある男女雇用平等法が制定されるように望んでやまない次第であります。ただ、きょうの質問は社会党さんが一時間、公明党さんが三十分、我が共産党・革新共同は十五分しかないわけでありまして、各委員平等に扱うように私は願っているわけでございますけれども、時間がございませんので、きょうは女子船員の圧倒的な部分を占めております内航船舶におきますいわゆるマリンガールと称せら……

第101回国会 運輸委員会 第19号(1984/08/01、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 国鉄再建問題につきましては、先週もいろいろ議論いたしましたが、なお幾つかお尋ねしておきたいと思います。  まず最初に運輸大臣にお伺いするわけでありますが、昨日「昭和六十年度の概算要求について」という閣議了解をお決めになったわけでありますが、経常費は原則一〇%のマイナスシーリングとしながら、軍事費におきましては当初大蔵原案の三%台をはるかに超える七%の伸び率を認める、こういう中曽根内閣の政治姿勢というのは私は重大な問題があると思うわけであります。  国鉄問題になぜ関係あるのかというわけでありますが、国家財政が破綻してきておりますので国鉄に対する必要な補助ができない、こういうことで今日……

第101回国会 予算委員会 第19号(1984/03/13、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、締めくくり総括でありますから、予算委員会で問題になりました幾つかの問題につきまして、総理大臣並びに関係閣僚に質問をいたしたいと思います。  日銀総裁が来ておられると思いますが、まず初めに、公共料金の問題に入ります前に、若干一円高の問題につきましてお伺いをしておきたいと思います。  御承知のように、今日、一ドル当たり二百二十円から二百二十三円程度で推移をいたしておりますが、この点につきましての日銀総裁としての御見解を簡潔に述べていただきたいと思います。
【次の発言】 いずれにいたしましても、現状の円相場というものは我が国の経済大国としての……

第102回国会 運輸委員会 第3号(1985/02/22、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、先日行われました運輸大臣の所信表明に対しまして質問させていただきます。  大臣の所信表明を拝見いたしますと、昨年の細田運輸大臣の所信表明とほとんど変化が見られないのであります。ただ、目立って変わっております点は、整備新幹線につきましては、昨年のものは三行で極めて抽象的でございますが、ことしは七行もありまして、そして具体的な固有名詞も入って非常に着手に向けての積極的な姿勢というものがうかがえる、そういう点が目立って変化しているところであろうと思うわけであります。  この点につきましては、後ほど若干質問させていただきまして、まず最初に、運輸……

第102回国会 運輸委員会 第5号(1985/03/26、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 大臣にまずお伺いをいたしますが、トラック輸送部門におきましては、従来国の一般会計から直接出資するような特殊法人はなかったわけでございます。事実、全国で一般トラックターミナルが十八社ある中で、東京だけが、この日本自動車ターミナル株式会社だけが国が出資する特殊法人となっている。なぜそのようなことを許されてきたのか、簡潔にお考えをお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 都市におきます交通事情が混雑してまいりまして、いわゆる大型トラックの規制が行われるようになったわけでありますが、これは大阪あたりでもみんなやってきたわけでありまして、それぞれの地域におきます状況に応じて、民間の運送業……

第102回国会 運輸委員会 第9号(1985/04/16、37期、会派情報なし)

○梅田委員 今回の国際観光振興会法の一部改正案でありますが、第一条の目的ですね、「日本人海外観光旅客に対する旅行の安全に関する情報の提供等の業務を効率的に行う」ということに改正をされようとしておりますが、先ほど来の議論を聞いておりましても、「情報の提供等」と「等」という字句が入っておりますので、実際上相談に行かれた方を追い返すわけにはいかないということで、事実上、従来の旅行に関する情報の提供が引き続き行われるように感ずるのでありますが、いかがですか。
【次の発言】 「旅行の安全に関する情報の提供」が重点的な業務ということになってきて、これが中心だというふうになってまいりますと、外務省の役割とど……

第102回国会 運輸委員会 第10号(1985/04/19、37期、会派情報なし)

○梅田委員 去る四月十六日に、昭和六十年度の東京都の二酸化窒素、NO2の環境基準を、新年度に入りましてわずか十一日しかたっていないのに、その時点で突破した、そのような発表を東京都がしたことはまことに重大でございます。NO2の環境基準の上限の一日平均値〇・〇六ppmを上回る日は一年間に一週間以内とされておりますのに、わずか十一日で八日、これをオーバーした。これはまことに重大な問題でございまして、環境庁はどのように考えているか。環境庁は昭和五十三年に大気汚染防止法の環境基準を大幅に緩和いたしました際に、新しい基準につきましては、七年後の昭和六十年三月末までに環境基準を実現する、再々そのような約束を……

第102回国会 運輸委員会 第12号(1985/06/07、37期、会派情報なし)

○梅田委員 私、昨年の七月に監理委員長に来ていただきまして一この委員会で集中審議をやりました際に、分割をやりましても、逆に国の負担がふえるのではないかということで批判したわけでございますが、この五日に朝日新聞が「国鉄六ブロックに分割」というのを出したわけでございます。これによりますと、北海道、それから四国、九州、この三会社は年間七百億から八百億ぐらいの赤字が出てくるだろう、それを補助しなければならぬから、国鉄の資産を売って一兆円くらいの基金をつくって、そして利息、運用資金で補助していこう、こういう考え方が再建監理委員会のその筋の話として出ているわけです。先ほどからずっと御議論がありまして、これ……

第102回国会 運輸委員会 第14号(1985/08/20、37期、会派情報なし)

○梅田委員 私は初めに重大事故など重大問題発生の場合の責任のあり方についてただしておきたいと思うわけでございます。  まず第一は、午前中も議論されました日航機の墜落事故の問題でありますが、これは大量の死傷者を出したという点におきまして歴史上初めての大事故だ。このときに、日航の役員の責任は免れないと思います。ところが、前回羽田沖事故のときに、結局は辞職しなかったですね。何だかんだと言いながらやらなかった。今回は、社長は何か辞任をほのめかしているようでございますが、まだはっきりしない。あのような羽田沖の労務管理の結果生まれた重大な日航の責任でありますが、ああいう重大事故を起こしながらしゃあしゃあと……

第102回国会 社会労働委員会 第4号(1984/12/13、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  いよいよ年金の一元化法案が重大な問題になってまいりましたが、これは政府・自民党がいわゆる軍拡臨調路線として打ち出しました教育や福祉の切り捨てというもので、厚生省の関係におきましては一番大きな被害を受けてきたわけでありまして、老人医療の有料化、それから健康保険本人の負担の導入による健康保険の改悪に続きまして、第三弾の年金制度の改悪でありまして、まことに重大な国民生活に対する攻撃だということで、私ども反対いたしております。  今日、年金、老人問題といいますものは非常に大きな全国的課題であります。一つは、寿命が長くなってきて老後の生活が……

第102回国会 社会労働委員会 第5号(1984/12/18、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、国民年金法等の一部を改正する法律案並びに自由民主党・新自由国民連合及び民社党・国民連合共同提案による同法修正案に対し、反対の討論を行います。  まず、私は、討論に先立ち、年金法案が今採決されようとしていることに対し、厳重に抗議するものであります。  今回の法案のねらいは、軍拡、国民犠牲の臨調路線に基づいて行われてきた老人医療の有料化、健康保険法改悪に続く第三弾の福祉切り捨ての攻撃であり、また、欺瞞的な年金財政危機論で、国民に犠牲を強いる改悪を強行しようとすることは明白であります。  まさに、政府案は、二十一世紀の遠い将来にわたる年金制度……


各種会議発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 私は、大都市公営交通事業について政府の見解を質問したいと思います。  快適な市民生活を営む上で、都市計画や都市公共交通機関の果たす役割りが近年ますます重要となっていることは言うまでもありません。ところが、先日私が予算委員会の一般質問でただしましたとおり、大都市における通勤、通学の混雑は依然として解消されず、ラッシュ時における路面交通の渋滞は目をおおうばかりであります。その結果国民は困る、地方公営企業は経営困難という、まことに国民にとりましては迷惑千万な事態が発生していることは重大であります。そこで大臣に質問いたしますが、昭和三十五年以来六大都市における公営交通機関で表定速度、つま……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  昨年四月二十日の運輸委員会におきまして、身体障害者に対する運賃割引の問題や施設の改善について質問したのでありますが、この問題は、最近の狂乱物価といわれるインフレの激化によりまして、身体障害者の生活にとりましては重大な問題となっております。ぜひ政府あるいは国鉄当局におきまして改善を望むものでございます。特に、本日私が問題にして御質問申し上げたい点は、現在国鉄は、心身障害者対策基本法や国鉄運賃法の趣旨に基づいて身体障害者に対する運賃の割引を行なっておられるわけでありますが、残念ながらその対策は外部障害者に限られておりまして、心臓とかじん臓……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  政府の通産行政につきまして質問をいたしたいと思います。  現在、わが国の中小企業は、大企業がつくり出しました石油や資材の不足、価格高騰によりまして、その経営はきわめて困難な状況に追い込まれております。 また、加えまして、最近の高金利、金融引き締めによりまして、中小企業の倒産はふえるばかりでございます。  しかるに、昭和四十九年度の予算案における中小企業対策費は千二十億八千三百万円、非常にわずかでございます。全予算のわずか〇・五九%でございます。ところが、日本独占資本の海外進出には手厚く予算を組み、一般会計における経済協力費は千六百五十……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第2号(1975/05/07、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。本日は三人の先生方から貴重な意見を拝聴いたしましてまことにありがとうございます。  そこで御質問申し上げますが、まず現在国鉄が非常に大きな累積赤字を抱えまして困難な状況にあることは先生方御承知のとおりでございますが、しかしながら国鉄がわが国の経済発展に果たしました役割りというのは決して小さくはない。非常に大きい。たとえば輸送実績を見てみますというと、旅客は昭和三十年が九百十二億人キロ、それが昭和四十八年には二千八十一億人キロ、昭和三十年を一〇〇といたしますと二二八・一という飛躍的な増加でございます。また貨物にいたしましても、昭和三十年は四……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第3号(1975/05/14、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  本日は、国鉄再建問題につきまして御意見ありがとうございます。  私は、三人の参考人の方々にそれぞれ二つばかり御質問申し上げたいと思います。  一つは、再建計画の破綻の問題でありますが、四十八年に出発をいたしました十カ年計画は、早くも初年度に破綻したことは御承知のとおりであります。  鎌田参考人は、今日国鉄再建問題について処方せんは出し尽くされている、このようにおっしゃいました。しかしながら、再建計画は破綻したのでございます。  岩村参考人は、国鉄の再建は無理ではないか。そしていろいろの御意見を出されました。  大木参考人は、実行可能な……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第4号(1975/06/11、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 日本共産党の梅田勝でございます。本日は、三人の先生方から国鉄財政再建についての独特の御意見を拝聴いたしまして、ありがとうございました。  いろいろ問題が出ましたが、運賃決定のあり方につきましても大変重要な問題提起がなされました。角本さんは、運賃はもはや議論ではない、価値判断の問題であり、企業の自主性に任すべきだ、あるいは中島参考人は、国が抑制した場合にはそれを国が支出をして、その分について国会は審議をすべきである、このような御意見であったと思います。私どもは、こういった問題につきまして、国有鉄道という国の責任にかかわる経営だという点におきまして、国民主権の立場から、当然財政、予算……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第5号(1975/06/13、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  本日は、三人の参考人の方々から、それぞれ労働組合の立場からの御意見を承りまして、大変参考になりましてありがとうございました。  御承知のように、わが国の交通輸送の面におきまして、国鉄は最近旅客輸送では約三〇%、貨物におきましても約一七%というように、依然として大きな比重を占めております。特に大都市における労働力の輸送あるいは都市間輸送、こういった面におきましては、際立って大きな役割りを果たしているように思うのです。ところが世間では、国鉄財政は赤字だ、何か労働者が働きが悪いというような印象を与えられておるのがきわめて遺憾でございます。現……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第6号(1975/06/27、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 そのフリー討議をされる場合には速記をつけて、そして小委員会としてのきちんとした正規の会議としてやられるんだと思いますが、その点いかがですか。
【次の発言】 小委員会はやはり運輸委員会できちっと正規の機関として決められて、われわれも重要な国鉄財政再建の問題についての議論をやっているわけでありますから、懇談ということではなくて、小委員会の正規の会議として速記もつけておやりになった方が、広く国民の皆さんも会議録を通してお知りになるわけですから、必要じゃないかと思いますがね。進め方とか、そういう運営の問題について協議するのなら懇談でもいいと思いますが、そうじゃないのでしょう。

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第7号(1975/07/01、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 第七十一特別国会で国鉄財政再建計画の審議が行われましたときに、時の新谷運輸大臣は、この計画は確信をもって出しましたと、そのように明言をいたしております。われわれは、この計画というものは必ず破綻するということを申し上げて、そして政府の考え方というものを根本的に改めることを要求したわけでありますが、事実そのとおりになったわけであります。国民にとりまして、この予測がみごとに当たったということは余り幸せではないのでありますが、これが現実でございます。実際考えますと、今度の十カ年度計画というものは初年度で狂って三年にして破綻。もともと、ずうっとさかのぼって考えますと、四十四年からの第一次計……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第8号(1975/07/15、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 本日はどうもありがとうございます。岩尾先生と山口先生にお伺いいたしますけれども、現行の国鉄財政再建十カ年計画というのがございますけれども、これが破綻したということは今日歴然たる事実で、明確なわけでありますが、具体的にどこに主要な問題があったのか、ひとつ御意見を承りたいと思います。  第二点といたしまして、岩尾先生も山口先生も、現在の膨大な借入金については国に責任があるということで財政措置を含めての御意見がございましたけれども、御承知のように国鉄は五十年度におきまして約六兆七千億円の長期債務を抱えておりまして、利払いだけでも四千百五十一億円という膨大な額に達しておる。盛んに宣伝され……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第9号(1975/08/08、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 共産党・革新共同の梅田勝であります。  本日は力徳参考人の貴重な御意見を拝聴いたしまして、本当にありがとうございます。  国鉄財政再建の問題は非常に重要な問題でありまして、当小委員会におきましてもたびたび参考人の方々から御意見を伺って検討してまいったところでございます。  そこで、再建計画が破綻したという問題でありますが、これはいろいろ原因があろうかと思います。国が必要な出資をしないで、そして輸送力増強ということで借金政策と運賃値上げでやってきたというような問題とか、あるいは工事資金をつくるために減価償却の方法等を変えまして資金をつくってくるといったような問題とか、あるいは運賃体……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 日本共産党の梅田勝でございます。  私は、じん肺問題につきまして労働省に質問をいたします。  御承知のように、昭和三十年にけい肺特別保護法、昭和三十五年にじん肺法というように、この問題についての対策は次第に講じられてきておりますが、しかしじん肺はなくなっているわけではございません。依然として労働者にとりましては深刻な問題でございます。京都陶磁器労働組合の機関紙「清水焼」という名前の新聞に載りました労働者の投書を読みましても、そのことは明らかでございます。私、いま持ってまいりましたが、このように書かれております。「清水焼関係でも近年じん肺患者がふえ、管理四の人達の年令も六、七〇才代……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 日本共産党の梅田勝でございます。私は文化庁に対しまして、重要民俗史料の保護の問題について質問をいたします。  日本人の心のふるさとと言われる京都には、御承知のように多くの貴重な文化財が残されております。その中で祇園祭というのがございます。これは二十九のりっぱな鉾がありまして、千余年の伝統を持つ日本の代表的な祭りの一つでございます。これらは、われらの祖先が今日まで守り育ててきた貴重な文化財でございます。しかしながら、これを支える各山鉾町も、ビル化が進行する中でその町内の構成も変化して人数が少なくなっております。また家屋も老朽化してきております。そういう状況の中で運営はきわめて困難で……

第78回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1976/10/07、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  本日は各公述人から御意見を承ったのでありますが、賛成の立場の人も条件をつけられるなど、今回の値上げ法案というものがきわめて重大な影響を与えるものであると拝聴したわけでございますが、先ほど、本委員会におきましてこの法案を慎重審議しているというように言っておりましたが、理事会等でしばしば私ども日本共産党・革新共同の反対があるにもかかわらず強行されてきたという事態につきましても御理解を願いたいのでございます。われわれはあくまでも慎重に進めたい決意でございます。
【次の発言】 そこで、公述人の二、三の方に御質問を申し上げたいと思います。 ……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1980/03/07、35期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 日本共産党の梅田勝でございます。私は、昭和五十五年度の予算に関しまして、法務局の増員計画、法務局の整備強化につきまして若干の質問を申し上げたいと思うわけであります。  今日、法務局を整備強化するための総合計画というものが進められておるようでございますが、御承知のように、経済的、社会的な変動が非常に大きい情勢のもとにおきましては、その対応が非常に大事になってきております。たとえば不動産権利の登記事務、また登記簿原本の閲覧並びに謄本の請求等々のいわゆる乙号事務の問題、訟務事務、人権擁護事務等々とさまざまありますが、いずれも国民の財産あるいは基本的人権を守っていくための大切な業務であろ……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1980/03/05、35期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 日本共産党の梅田勝でございます。  きょうは文化財保護の問題につきまして文化庁に対して質問いたしたいと思います。  重要無形の民俗文化財保護のために新しい年度におきましてどれぐらい組まれておるのか、金額だけお伺いしたいと思います。
【次の発言】 かつてよりも少しは前進してきておるようでありますが、大臣にお伺いしたいのでありますけれども、最近地元の新聞に、あなた、京都でございますのでよく御存じかと思いますけれども、大文字など京都の五山の送り火はことしは中止か、こういうことで地元保存会の方々の御苦労な内容が報道されております。また続きまして、祇園祭りにおきましても、町内の負担度が非常……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  きょうは、国家公務員の採用試験並びに公正民主の同和行政につきまして、時間がございませんが、質問を申し上げたいと思いますので、簡潔、要領よく御答弁いただきますようにお願いを申し上げます。  まず、国家公務員の採用試験についてであります。  まず最初にお伺いいたしたいことは、公務員採用における平等取り扱いの原則についてであります。  言うまでもなく公務員は国民全体の奉仕者でありますが、その選定に当たりましても、すべての国民が平等になり得る固有の権利として保障されなければならないと思います。憲法や国家公務員法にはその原則が示されております。……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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