このページでは野間友一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野間友一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○野間委員 今回のドル危機、円の実質的な切り上げの原因が、アジア侵略を中心とするアメリカの軍事侵略政策によるドルのたれ流しにあること、また、内には、中小零細企業者あるいは労働者等を犠牲にして、また、もろもろの優偶措置の中で肥え太ってきた大企業本位の自民党政府の政治、これにあることは、一昨年の円切り上げ後も、貿易あるいは国際収支に大きな黒字を出し、輸出が増大しておるということから明白であると考えます。したがって、わが党は、対米従属、大企業優先の政治を抜本的に改め、国民優先、生活優先の政治へと転換しなければ、今後もドルの危機、円の切り上げが何度も繰り返される、このように主張してまいったことは御承知……
○野間委員 先ほどの御質問にもあったわけですけれども、本件改正法案、この中には、この法の目的として中小企業の設備の近代化ということがうたわれておることはもちろんでありますけれども、この点について一言お伺いしたいのは、いままでのリース契約そのものは、中小企業の中ではあまり進んでいないじゃなかったか。通産省あたりに聞きますと、中小企業がそういう申し込みをしたうちの四〇%が断わられておった、こういうことも聞いておるわけでありますけれども、これを改正することによって、つまり、リース契約そのものをこれに入れることによって中小企業の、私から言わしめれば一〇〇%保証、こういうことはあるのかないのか、通産省と……
○野間委員 同僚の板川議員のほうからも私がお聞きしたいことについて御質問があったわけですが、二、三、若干補足してお聞きしたいと思うのです。 まず吾妻参考人。今度の特別措置法、これによりますと、鉱害防止事業としてここにあげてあるのは「坑道の坑口の閉そく事業、捨石又は鉱さいの集積場の覆土、植栽等の事業」云々、こういうふうに鉱害防止事業についていまの法案の中には規定されておりますけれども、こういうような、単に坑口を閉塞するとか、あるいは鉱滓の集積場を覆土するとか、こういう程度のもので、はたして防止ができるものかどうか、こういう点についてお伺いしたいというのが一つです。 それから、あと森参考人に対……
○野間委員 大臣がまだ見えてないようですので、小さな問題からお聞きしたいと思いますけれども、事業団からの融資の点について、これは出す企業においては資力のあるもの、あるいはないものとあると思うのですけれども、その融資の基準ですね、これは一体どうなっておるのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これはたしか二年据え置きの十五年の分割返済だというふうに理解しておりますけれども、融資の際の資力の有無、つまり返済の有無、こういったものは融資される場合の基準に考えておられるのかどうか、この点についてお聞きしたいわけです。
【次の発言】 私がお聞きしておるのは有資、無資の基準をどうい……
○野間委員 きょうは、無籍に関する質問が非常に多い。ちょうど私で五人目なんですけれども、私は、全国におられる無籍業者二万、台数にいたしますと十二万六千台、比率が一八%、この業者の立場に立って、通産大臣並びに当局に対して質問を行なうものであります。 まず初めに、経済的な負担の問題についてお尋ねするわけですけれども、三月三日に、わが党の荒木議員の衆議院予算委員会の分科会におきましての質問に対して、通産大臣並びに局長も、その経済的な負担については、法令上の根拠がないのだ、これを明確に答弁され、また、いま同僚議員の質問に対しまして、法的強制力はないのだ、こういうふうにお答えになったわけですけれども、……
○野間委員 私は、前回の無籍織機の問題に引き続いて、きょうも同じテーマでお伺いをしたいと思います。 まず、無籍織機の附則に基づく届け出についてお伺いしたいと思うのですけれども、届け出の手続、順序からいたしますと、工連がまず確認すする、この確認の内容については、現に設置してあるもの、これで足りる、このことについては、前回のときに局長から答弁をいただいたわけですけれども、その次には、施行時の織機が昭和四十七年六月十日以前に設置されてあるものである、そしてその次の段階として届け出をする、こういう順序になるわけです。 そこで、まず工連の確認について、この確認の内容が、経済的な負担あるいは削減計画、……
○野間委員 それでは総合研究開発機構について若干の質問をしたいと思いますが、この開発機構、いわゆるシンクタンクというふうにいわれておりますけれども、これがわが国で必要とされるようになった経過ですね、これは一体具体的に国民生活にどのような効果、影響を及ぼすのか、こういう点についてひとつ御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 質問者の中で、大学の研究所とかあるいは民間のこういういわゆるシンクタンク、これらについて質問があったわけですけれども、確かに考えてみますと、国立の研究機関、とりわけ大学の研究所ないしは研究機関、それから民間ですね、こういうような幾つかあるというよりも非常に数多くあると……
○野間委員 私は、大臣から沖繩海洋博の問題について、時間がありませんので一、二点まず見解をお聞かせ願いたいと思うのですけれども、その前に委員長、与党の委員の出席が非常に悪いわけですね。二十三名ばかりおられると思うのですが、審議の促進ということを言われますけれども、これだけ委員の数が少ないということは、私はやはり遺憾だと思うのです。その点について委員長はどういうように考えられるのか。私たちも、こういうような状態の中でやるのは遺憾だと思うのです。きょうは大臣の時間の関係もありますから、先例にしないということで質問を進めますけれども、ぜひ委員長において、こういう状態をなくするようにしかるべく措置をと……
○野間委員 先日のわが党の神崎委員の質問に関連して、若干の補足質問をしたいと思います。
法案の八条に「中小小売商業の従事者の資質の向上を図るため、研修事業の実施、経営の指導を担当する者の養成その他の措置を講ずるよう努めるものとする。」というふうになっておりますが、この措置の内容ですね、具体的にどういうものがあるかということについて、まずお答え願いたいと思います。
【次の発言】 いま小売業の検定試験の話がありましたけれども、この検定試験制度を実施される目的について若干御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 いま現に実施しておる地域ですが、前に中小企業庁でお聞きした範囲では、福島とか何か東北地……
○野間委員 私は、通産大臣に質問をしたいと思います。
通産大臣は、過日OPEC諸国、これはイランを中心として訪問をされたわけですが、この訪問された目的、それからイランにおいて行なわれたおもなことについて、簡単にまず御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 通産大臣は、十三日の参議院の本会議で、イランでのいわゆる王制発言の問題につきまして、遺憾の意を表明されました。また、当委員会においても同趣旨の表明があったわけでありますが、日本のいわゆる象徴天皇制、これとイランの王制、これを同視するということはどこに間違いがあったのか、こういう点について御所見を承りたいと思います。
○野間委員 私は、共産党を代表して、工場立地法について若干の質疑を申し上げたいと思います。 今日ほど大企業本位の政治の中で公害問題、環境問題で、非常に深刻な国民の健康や暮らしを破壊しておるという事態はないと思うのです。農業あるいは漁業、地場産業、これらの衰退を招いておる。 実は私、一九七〇年にフィンランドのヘルシンキで民主法律家協会の総会があって参ったのですが、このときでも、日本の大企業の公害は世界的に有名になっている。私たちは、イタイイタイ病とかあるいは水俣病のパネルを持っていって世界の法律家にこれを披露したわけです。最初はぴんとこないわけです。日本のような高度に発達した資本主義国の中で……
○野間委員 通産大臣にお聞きしますが、先ほどの論議で、また、私もきのう御質問したわけですが、いわゆる企業の秘密と公害との関係ですね。これはいまの大臣の答弁を聞いておりますと、公共の福祉と財産権の保障、憲法二十九条ですね。これとの関係で何か事を論じておられるように思いますけれども、それは間違いございませんか。
【次の発言】 私はそれはおかしいと思うのですよ。要するに公害によって人間の命や健康が破壊される。これは憲法二十五条の健康で文化的な生活を営む生存権、この生存権と人間の生きる権利とそれから財産権、つまり憲法でいいますと二十五条と二十九条と人権が相矛盾した場合にどうするかというのがこの問題の正……
○野間委員 井狩参考人にまずお聞きしたいと思いますが、昨年の五月に百貨店協会が関係小売企業調査報告というものを出されておりますが、これによりますと、会員百十五社のうちで五十四社が関係小売企業を持っており、その関係小売企業は百三社、五十四社が百三社の関係小売企業を持って、五百三十七の店舗を持っておるという結果が報告されております。ところが、この中に、しかも目につくのはセルフサービス、つまりスーパーですね、これを主とするものが五六・三%、これは百貨店がスーパーの業界にかなり大幅に進出しておる、こういうことを証明していると思うのですね。具体的に時間の関係で私のほうから申し上げますが、たとえば、西武が……
○野間委員 まず法案の釈明から入りたいと思いますが、初めに第二条の届け出の告示というのがありますが、これはいつごろ出すつもりなのか、それが一点です。 それから、届け出の内容ですね。これは通産当局の当委員会における私の質疑に対する答弁にもあったわけですが、経済的負担あるいは削減計画、これは要件ではない、こういう答弁もここで得ておるわけですが、その届け出の内容ですね。 それから次に、現に届け出の告示がない時点において金を集めた工連があるわけですが、この金の返還についてはどうするのか。このあたりについて、提案者を代表してどなたか御説明願いたいと思うのです。
○野間委員 現行の百貨店法では新設あるいは増設が許可制になっておるわけですけれども、これが今度は届け出制ということに変えられるわけですが、この許可から届け出とした理由は何なのかということからまずお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 私がお聞きしたのは、実質的な理由についてお聞きしておるわけです。要するに、許可制というのは当事者が官庁に手続をして、それに対して何らかの官庁の行政処分が必要になるわけですね。ところが、届け出制の場合はそうではなくて、当事者が官庁にしかるべき形式的な手続を具備したものを持っていく、それだけでいい、これが許可制と届け出制の根本的な違いであると思うのです。私がお聞きし……
○野間委員 中政審の意見具申、これは昨年の八月八日付のものですが、この中に、中小企業者の範囲、「施策量の確保」というところがあります。これは八三ページから八四ページにかけてですが、この中で、中小企業者の範囲の拡大に応じて行財政面での施策量を確保するとともに、施策が上位規模層にシフトしないように、特に小規模の企業に対する施策を質量両面で充実するよう特別に配慮すべきである、こういう記載がありますが、これは昭和四十四年にもこのような意見具申をした。昨年八月の意見具申でも同様の趣旨のことが書いてあります。 この内容は、一つは行財政面で範囲を拡大した場合に相当の施策をしろということと同時に、先ほどから……
○野間委員 まず最初に、大臣お越しのようですから、金大中氏の事件について対韓援助の面から一点だけお尋ねを申し上げたいと思うのです。 御承知のとおり、白昼公然と主権を侵して拉致し、これを韓国に連れ去る、こういうゆゆしい事態が発生したわけですけれども、私たち共産党の国会議員団は、この二十一日に本件に関して政府に対する申し入れをしております。この申し入れの中でわが党は、本件が国際謀略機関の犯行であり、朴政権との関連についても否定することのできないものとなっておる、こういうふうに述べておりますけれども、きのうの参議院の法務委員会の中で、田中法務大臣がほぼこれを裏づけられるような発言をされたと思うので……
○野間委員 では最初に、大臣がもう渉外事務のために出られるということで、一点だけお聞きをして退席を願いたいと思いますが、最初にお聞きしたいのは、出光の徳山工場の事故についていろいろと資料を拝見したわけですが、この事故に関して通産省あるいは山口県、これらが責任あるのかないのか、あるとすればどの点に責任があるのか、このあたりを少しお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 具体的にたとえば法律とかあるいは規則、省令、そういうものから考えて、どの点に責任があるというふうにお考えですか。あるいはいまの時点でまだそこまで検討が進んでいないとすれば、これは早急に検討した上で当委員会に対して報告書を出して……
○野間委員 私は通産省でいま進めておりますところの広域多目的連続揚水発電所計画、これについてお聞きするわけですけれども、まず現在調査を幾つか行なっておりますけれども、具体的にどこを対象に行なわれておるか、これについて予算は四十八年度はどういうふうについておるか、四十九年度はこの予算をどうされるのか、まずこのあたりから聞きたいと思います。
【次の発言】 紀伊計画の出力はどのくらいを予定しておるのか。同じように上越、会津についてもお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 上越、会津についても同じようにお聞きしておるわけです。
【次の発言】 それじゃ紀伊計画について具体的にお聞きするわけですけれど……
○野間委員 幾つか聞きただしたいことがございますので、簡潔にお答えを願いたいと思います。 最初にお聞きするのは、石油緊急対策要綱についてであります。 今回のエネルギー危機に対処するためには、私が考えますのは、一つは、基本的にどんな姿勢で、あるいはどんな方向で今後打開していくのかという一般的な基本姿勢の問題であります。これは、長期、中期の展望をどうとらえていくのかということにもなろうかと思います。二つ目は、さしあたり、このエネルギー、石油不足をどう乗り越えていくのかという問題。それから三つ目は、今日までの姿勢に対する反省あるいは責任の所在、これを明らかにするということであろうかと私は考えてお……
○野間委員 私は、午前中の小林議員の質問に関連して、まず丸紅の社長に対して質問したいと思います。
まず、四十七年度産のモチ米の扱い量について、食糧庁の統計によりますと七千八百トン、一俵一万円で計算しますと約十三億円、こうなるわけですけれども、この事実は間違いありませんね。
【次の発言】 時間がありませんから質問だけに答えてください。
四十七年度は……。
【次の発言】 扱った数量について、食糧庁の統計では七千八百トン、こういうようになっておるのですけれども、どうですか。
【次の発言】 それでは、食糧庁の統計によると七千八百トン、あなたのほうでは二万四千トンも扱っておるわけですか。食糧庁に虚偽……
○野間委員 本日は、皆さん、御苦労さまでございます。 いろいろと参考になる意見を聞かしていただきました。特に福田参考人からは消費者の切実な血の叫びと申しますか、そういうような御意見をお聞かせいただきまして、私たちは、できるだけいいものを早急につくりたいというふうに、決意を新たにしたわけでございます。 最初に辻さんにお聞きしたいと思いますけれども、「全国家具工業連合会 木材合板対策についてお願い」と題する書面をきょういただきましたけれども、これについて非常に教えられたわけですが、七ページに木材・合板値上り阻止全国家具工業代表者会議、この決議文がございますね。この代表者会議というのは、家具工業……
○野間委員 まず、食糧庁の長官にお聞きしたいと思います。
去る四月十一日、この物特の委員会で参考人調べをやったわけですけれども、そのときの丸紅の米の扱い量に関して、これはモチ米の自主流通ですが、御質問を申し上げたいと思います。
私どもが食糧庁の統計としていただいておる数字によりますと、四十七年度産のモチ米、自主流通米の扱い量は、丸紅に関していいますと七千八百トン、金額にいたしますと約十三億円程度だと思うのですけれども、こういう統計は間違いないかどうか。これはあなたのほうからもらったもので、その点の確認をまず求めたいと思います。
【次の発言】 ところが、丸紅の檜山社長のこの間の証言によります……
○野間委員 日本共産党・革新共同を代表いたしまして、政府案に対する反対の討論を若干試みたいと思います。 私たちが反対する理由は幾つかございますけれども、大体四点ばかりあげまして討論をしたいと思います。 第一の反対の理由は、先ほどの討論にもありましたけれども、政府案には買占め、売惜しみの禁止条項がないということであります。この種の法案の屋台骨と申しますか指導理念として、これを入れなければならぬというふうに思うわけでありますけれども、これがないということは、これが悪いというふうには見ていないんじゃないか、ここに大きな問題があるんじゃないかというふうに私たちは考えております。買占めあるいは売惜し……
○野間委員 土地の問題について若干の質問をしたいと思うわけですが、最初に、私は四月二十一日の委員会で、通産省の公表資料のもとになっている各社別の提出資料、これを本委員会に出すようにという要請をしたわけですが、出てきたのはガリで切ったものですね。これは通産省でまとめられたものが出ておりますけれども、原本をぜひ出していただきたい、このようにまず要求をしたいと思います。
【次の発言】 そう言われますけれども、前々回でしたか、私のほうで、通産省の資料とそれから六大商社が出したもの、これとの矛盾、食い違いを本委員会においても追及したわけで、私のほうとしては、このような通産省か整理されたものでなくて、具体……
○野間委員 私は、公共料金の値上げ、特に電気、ガス、これにつきまして若干の質問をしたいと思うのです。 国鉄運賃の値上げ、それから私鉄の場合も昨年のたしか六月ごろに運賃値上げの申請が出ておると私は理解しておりますが、そのほか電力、ガス、航空運賃、航空運賃の場合には一五%、こういう新聞報道が相次いでおりますね。一連の公共料金が軒並みにずっと上がっておったりあるいは上げようとしておる。新聞などでもよく出ておりますけれども、下がるのは田中内閣の人気だけだ、これは確かにそのとおりなんで、長官も非常に心を痛めておられるのじゃないかというふうに、内々心配しておるのです。 総理府統計局の消費者物価指数、こ……
○野間委員 まず物価、特に野菜の問題について質問を進めてみたいと思いますが、物価の問題については、何回も当委員会においても質問されましたし、私もやったわけですけれども、卸売物価あるいは消費者物価、いずれにしても一一・六%あるいは一二%、これは戦後の記録を毎月更新するといわれるほどたいへんなことだと思うのです。実は私の女房が、この間こんなことを言っておりました。たとえば夏物のワンピース、綿プリントですが、昨年は四千五百円で買えた。ところが、この間買いに行ったら八千円するというんですね。それからパンティーストッキング、これは一足百円で、私の女房がずっと使っているんですね。ところが、百円じゃないと言……
○野間委員 私は、きょうは米価の問題と、それから灯油の問題について政府の見解をただしたいと思います。
米価の問題を問いただすということになりますと、必然的に小坂長官のゴルフ問題を追及せざるを得ないということになるわけですが、新聞の報道によりますと、五日の日は午前八時半ごろから午前、午後にわたって総理並びに倉石政調会長とゴルフをされたという記事が出ておりますけれども、この点についてからまず確認を始めたいと思います。
【次の発言】 政府・自民党の首脳が五日に米審に出す政府案の決定をする会議を持つ、これを長官はいつごろ知ったのか、この点についてお答え願いたいと思います。
○野間委員 私は、最初に買い占め、売惜しみ法、これに関連してお聞きしたいと思うのです。あと、トイレットペーパーあるいは砂糖等について若干お聞きをしたいと思います。
このいわゆる略称投機防止法、この法律がいまどのように運用施行されておるかということを、まず指定品目、それから価格調査官の人数、それから第五条に基づく業務報告を行なった品目及び回数、これらについて具体的に事実を明らかにされたい。
【次の発言】 いまのお答えにもありましたけれども、本法でこういう物資の指定、これについては一定の要件がある。この要件の内容は、「異常に上昇し又は上昇するおそれがある場合において、当該生活関連物資の買占め又は……
○野間委員 新幹線網の強化ということはよくいわれますけれども、私たち共産党はそうではなくて、いま必要なのは国民の足をどう守っていくかということ、つまり具体的には在来線の拡充強化ということを唱えてまいりました。このことが石油危機を契機にしてモータリゼーション、これらの反省という声がいま深刻になってきたと思うのです。国民の足として安全上の問題、それから大量輸送あるいは運賃、こういう点からして、いま急速に在来線の拡充強化を進めていかなければならぬ、私たちはこう思うのです。 こういう点について、時間の関係で具体的に入りたいと思いますけれども、和歌山線の複線電化、これについては、ことしの三月二十三日に……
○野間委員 昨年の秋から暮れにかけまして、とりわけ石油危機を契機とする物不足あるいは物価の急騰、このような大企業あるいは大商社の人為的な策動によりまして、国民がたいへん被害を受けたわけであります。とりわけきょう私がここで質問申し上げるのは、物不足あるいは原料高、こういう中で受けた中小企業の皆さんの苦しみ、被害、これらに対する政府の施策、こういうものを中心にお尋ねしていきたいと思います。 最初にお伺いしますのは、いま申し上げたような石油危機あるいは物不足、こういう中で中小、とりわけ零細企業者がどんなに苦しめられたか、これらについて具体的な調査をされておるのかどうか、お答え願いたいと思います。
○野間委員 本法案については私も提案者になっておりますので、主として運用等の面について政府にお伺いをしたいと思うのです。 伝統的工芸品産業については、現在きわめて多面的で重要な問題を持っております。先ほどもいろいろ出ておりましたけれども、たとえば労働力の確保の問題、原材料確保の問題、流通過程の整備、大企業等の支配排除の問題、それから外国からの類似した競合商品の流入の問題です。これは単に通産行政にとどまらずに、政府として抜本的にこれらの問題について考え、対処していかなければならない。これらの問題については、現在まで政府の施策はほとんどないにひとしい、そういう状態が続けられてきた。 そこで、議……
○野間委員 私は、最初に紙パルプの問題について質問をいたします。
ことしの三月九日付の新聞報道によりますと、アメリカの生計費委員会が紙パルプの価格規制を撤廃する、こういう報道がなされておりますけれども、このことについて通産省に、事実あるのかないのか、最初にお答えをお願いいたします。
【次の発言】 紙というものは文化のバロメーター、こういうふうにいわれておりますけれども、昨年の公害問題あるいは原材料の入手難というようなこともからみましてたいへん深刻な状態が続いたわけでありますけれども、この価格規制の撤廃によってさらに、いまの話にもありましたけれども、この報道の中にもあります国内価格の引き上げ、……
○野間委員 中小企業の資金繰りの悪化の大きな原因として取引条件の悪化、すなわち、支払いにおいては現金比率が非常に高くなっておるということ、それから手形サイトが短縮されているということがあります。ところが、中小企業が受け取る手形のサイトがこの石油需給の逼迫に特に関連して非常に長期化しておるというのが実態でありますが、このような取引条件の悪化が中小企業の資金繰りを一そう苦しくしておる、この事実はもうすでに明らかであります。 そこで、最初にお伺いするのは、いま申し上げた昨年の石油需給の逼迫と、このころから後において、通産省あるいは中小企業庁は、この取引条件改善のために、大企業あるいは親企業に対して……
○野間委員 日本の産業構造を見てみますと、特に非鉄金属についていいますと、世界の主要資源の一〇%から二〇%を消費する。これはエネルギー庁の資料にもあるわけですけれども、いわゆる資源多消費型であります。この非鉄金属などの資源の不足問題、これも言ってみれば、重化学工業偏重の産業構造というところにやはり問題があるのではないかというふうに私は思うわけです。つまり今日までの高度成長政策の結果、まるで日本は世界の工場になっているともいわれるわけですけれども、いわゆる資源の浪費を必要とする経済体質をやはりどうしても変えなければならない。農業とかあるいは漁業、これらとつり合いのとれた経済の発展、ここにやはり転……
○野間委員 特繊法の一部改正について質問をいたします。
まず、提案理由によりますと「繊維工業について、その内包している構造上の問題点を早急に解消するとともに、合理的な国際分業を推進し得る十分な競争力を持った発展性のある産業として育成することは国民経済的な要請である」こういうふうに法案を出した理由について述べておるわけですが、ここでまずお伺いしたいのは、ここでいう「構造上の問題点」とはどういうものをさしていっておるのか、お答えをお願いします。
【次の発言】 そこで、いまの指摘があったわけですけれども、企業の過多性あるいは零細性――過多性というのは零細性とは切り離すことはできないものであると思い……
○野間委員 皆さん御苦労さまです。共産党の野間友一と申します。時間の関係で、いろいろお聞きしたいわけですけれども、しぼって、重複を避けて二、三お教えを願いたいと思います。 最初に労働組合の方に少しお伺いしたいと思うのですが、現行の特繊法では、十八条に「関連労働者の職業の安定につき配慮するものとする。」という規定があったわけですが、今度の改正によりましてこれがなくなってしまう、こういうことになるわけですね。そこで、繊維労連の去年の九月の二十七大会、このいろいろな文書によりますと、この構造改善については反対という決議をされておるわけですが、そこでお伺いしたいのは、現行法規の「関連労働者の職業の安……
○野間委員 前回のときには本構造改善、これに関連して零細企業者に対する保護の問題並びにこの構造改善事業と大企業、商社との関係について中心に質問したわけですけれども、きょうは開発途上国からの輸入の問題並びに日本の産業の海外投資の問題、これらを中心に政府の繊維産業に対する施策について質問をしたいと思います。 最初にお伺いしたいのは、先ほどからもずいぶん論議がされておりましたし、またきのうの参考人の意見の中でも出ておったわけでありますけれども、開発途上国からの繊維製品の輸入の増大、しかもこれ自体が本法案を提出する一つの理由にしもあげられておりますが、ここで私は、個別的に別珍とコールテン、これらを例……
○野間委員 同じく電気料金の問題について質問するわけですが、私たち共産党は、商工委員会、それから物価問題特別委員会、それから大蔵委員会、各委員会におきまして、料金体系の問題やあるいは関連会社の問題、それから燃料費の水増し、内部留保の問題、特約料金と、さまざまな角度かち、今度の九電力の値上げ申請は全く理由がない、根拠がない、こういうことを立証してきたわけでありますけれども、私はきょうは、各電力会社が値上げの最も大きな理由としてあげております燃料費、石油についてこれから質問を続けたいと思うのです。 その前に、公益事業部長が何かほかの委員会があるそうですから一点だけお尋ねしておきます。 先日の物……
○野間委員 最初に、電力料金の値上げ問題について通産大臣にお伺いしたいと思うのです。 あれだけ多くの国民が心の底から反対をしたわけですが、昨夜あのような大幅な形での電力料金の値上げが認可されました。私たちはたいへん遺憾に考えております。 そこで、この値上げの認可に関して大臣が記者会見をしていろいろと言われておりますが、その中で便乗値上げは厳重に監視するとともに、他の公共料金への波及も極力抑制する、こういうようなことを言われておると新聞の報道にございますけれども、この事実は、言われたことに間違いないかどうか、まず確認を求めたいと思います。
○野間委員 きょうは参考人の方々、たいへん御苦労さまでございます。非常に貴重な御意見をお聞かせ願ったわけですけれども、二、三点にわたりましてさらにお教え願いたい、このように考えるわけです。 最初にお伺いしたいのは、独占物価の形成の特徴について、これは六九年か七〇年だったと思うのですけれども、大阪商工会議所の調べによりますと、たとえば電気冷蔵庫、これは原価が一万七千円前後、これが市販では六万から七万で売られているという事実、あるいは自動車につきましては、小型の乗用車が原価が二十四万、これが六十万以上で売られている、このような発表があったわけでありますけれども、こういうことを聞きますと、いかにそ……
○野間委員 覚え書きと独禁法との関係についてお聞きをしたいと思いますけれども、公取、通産省ないしは経企庁との間に覚え書きをかわしておられます。このことについては、何度も論議をされたわけでありますけれども、覚え書きをどういうふうに見るかということについて、独禁法の解釈として当然出てくるものなのか、あるいは安定法があるからこれは違法でない、こういうことになるのか。この点について公取委員長から答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、端的にお聞きしまして、安定法があるから、安定法を前提として考えた場合に、その覚え書きのようなものは共同行為に当たらない、こういうことでなくて、独禁法そのも……
○野間委員 経企庁の長官にまずお伺いしたいと思うのですが、十五日の閣議のあとの記者会見で、七項目の緊急物価対策ですね、これを官房長官に提案された、こういう記事が出ておるわけですね。この中で、一般的に生活関連物資あるいは重要物資についてもっと標準価格制度を活用する、こういうことが七項目の一つになっておる、こういうことがありますけれども、具体的にいまどのような構想を持って、つまり、標準価格を拡大する、これはどういう具体的な構想を持っておられるのか、最初にお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 まあとにもかくにも今日まで灯油、プロパンそれからチリ紙、ペーパーですね、この四品目の標準価格がきめられて……
○野間委員 私は、商社金融の問題について若干の御質問をしたいと思うのです。 予算委員会の集中審議あるいは一般質問等で、商社の悪徳商法ぶりが次々と明らかにされました。このような買い占めや売り惜しみあるいは脱税というものについては、法に従って厳正な措置をとられることは当然のことでありますけれども、ここで私がいろいろお尋ねすることは、一つや二つの不心得な企業、これが悪徳商法をやったということではなくて、石油にしても商社にしても、すべて共通してこのような悪徳商法ぶりがあらわれておるわけであります。このような基盤をつくった政府の責任もまたきわめて重大であるというふうに私は考えておるわけであります。私は……
○野間委員 最初に、先ほどから出ております十四日の平林課長の石連の会議出席の件についてただしたいと思いますけれども、平林課長があの会議に出席するようになった目的、経過、これについてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、具体的な価格問題についてはその場で討議をしたのかしないのか、通産省はそういう話を出したのか出さなかったのか、その点についての答弁なかったのですけれども、それはどうなんですか。
【次の発言】 いま国民の石油に関する一番大きな不安とおそれは価格が上がるのか上がらないのか、上がるとすれば、いつごろ、どれだけの幅で上がるのか。このことなんですね。いまあなたの答弁を聞いて……
○野間委員 一、二点お伺いをしたいと思うわけですけれども、いま流通機構の再編成ということが激しい勢いで行なわれておるわけですね。その中には水平的な再編成、それから垂直的なもの、こういう中で最初にお伺いしたいのは、いま商品に占める流通コスト、これはどの程度の割合を占めておるのか、これは久保村さん、産構審の委員をやっておられるようでありますから、ひとつお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 いま二分の一というお話がありましたけれども、私もそのとおりだと思うのです。昨年の百貨店法の改正のときにもその点について私若干の質問をしたことがございましたけれども、この五〇%という割合ですけれども、これは……
○野間委員 どうも皆さん御苦労さまです。
昨年の十二月二十五日、それからたしかことしの二月二十八日だったと思いますけれども、大蔵省の銀行局長からいわゆる選別融資規制、そういう通達が出されておるわけです。いま日銀総裁のお話もありましたけれども、具体的にこの大蔵省の方針を受けて、特に抑制すべきそういう融資について、どのような基準を設けて、どのような具体的な指導をされておるのか、チェックされておるのか、このあたりからまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大蔵省の通達によりますとかなり具体的に、たとえば卸、小売り、これは中小企業を当然除くわけですけれども、あるいは土地取得に関する資金とかあるい……
○野間委員 電力料金の問題についてお聞きいたします。 特にきょう私がお伺いするのはいわゆる特約料金、これであります。御承知のとおり電気料金の単価については家庭用が非常に高い。四十七年の九電力平均実績を見てみますと、一キロワットアワーが十一円七十六銭、産業用の大口電力、これは非常に安い、同じく四円三十八銭、こういう結果になっております。今回の新しい料金制度の中でもこの差に全く変わりはない。この上、私はきょう御指摘申し上げたいのは、大口については特約料金制度、これがありまして、一般の大口よりさらに大幅に安くしておる、こういう事実であります。一体これはどういうわけでこのようなものを設けておるのかと……
○野間委員 大蔵省に最初にお聞きをいたします。
二月二十八日の当委員会におきまして、大手商社の貸し倒れ引き当て金について、これは一般の卸あるいは小売りと同じ繰り入れ限度額千分の二十、二%ですね、これは非常に不都合である、こういうことを指摘いたしました。その中で中川政務次官は大手商社の貸し倒れが非常に少ないということを認められた上で、中小商社との線の引き方等を十分検討してみる、こういうお答えをされたわけですが、その後検討された結果どうなったのかということをまずお伺いいたします。
【次の発言】 この前は私、非常に期待をしておったのです。というのは、この前も指摘申し上げたのですが、一つは、商社金融……
○野間委員 私は、商社の問題について、主として通産省並びに大蔵省に質問をしたいと思います。 昭和四十七年の暮れから四十八年の前半にかけまして、商社の目に余るいわゆる買い占め、売り惜しみ等の投機行為、この典型的なものは、土地とかあるいは株式、こういうものでありますけれども、こういう行為によりまして、国民の生活が激しく破壊されたということは、いまさら申し上げるまでもないことであります。そして世論のきびしい糾弾を浴びたわけでありますけれども、通産省はその後――その後と申しますのは昨年の前半以降ですね、この商社のその後に対して、どのような行政指導をしてこられたのか、まず御答弁を願いたいと思うのです。
○野間委員 私は最初に、伊藤忠商事の社長にお伺いしたいと思います。 御承知のとおり、一月八日付で流通システム室長の小谷野修氏が、政府の在庫の調査に関する対策の件、こういう文書を出しておるわけですね。このことについては、すでに会社そのものも認めておられるわけですけれども、これ、一口に言いますと、物を分散しろ、さらにCIマーク、これを張りかえろ、こういう内容の文書になっておるわけであります。 この点について、私もいろいろとマスコミ関係の、会社側の弁明もいろいろ聞いたわけです。いろいろ言いわけをされております。しかしながら、これを出したという事実、これは否定できない事実、しかも投機防止法の五条に……
○野間委員 私は、伊藤忠商事の問題について、さらに質問を続けたいと思います。
通産大臣御承知のとおり、一月八日付の流通システム室長からのいわゆる極秘文書、これについて、その真正について確認を求めたわけですけれども、その後、これが真正に作成されたものであるということの確認を求められたのかどうか、この点からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 総理にお伺いするわけですけれども、ちょっといま席をはずされましたけれども、新聞とかマスコミあるいはその他で、伊藤忠商事のいわゆる極秘文書、商品在庫の分散化とかあるいはCIマークの張りかえ等を指示した文書、これはすでに御承知のとおりだと思います。昨年の秋か……
○野間委員 同僚諸君から中小企業の問題についていろいろと質問があったわけですが、私も中小企業問題について少し質問を進めてみたいと思います。 御承知のとおり大商社、大企業の買い占め、売り惜しみ、それから石油危機、それに関連する先取りあるいは便乗値上げ、こういう中で、原材料の不足やあるいは高騰、さらにこれを理由といたしまして総需要の抑制、金融引き締め、こういう中で大企業のツケが全部中小企業に回ってきた、こう言っても過言ではないと私は思うわけです。いまの中小零細企業の危機というものは、今日までの危機より質的に高い段階にある。実は共産党では、国会議員団の中に中小企業危機打開対策委員会というものを設け……
○野間委員 いま詳細に松浦委員からの質問があったわけですけれども、沖繩は、御承知のとおり五十に近い有人島からなっております。しかも、それぞれがそれぞれに対して離島の関係にある、これは言うまでもないことであります。その点で、たとえば東京都の八丈島に対する関係とか、あるいは鹿児島県の奄美大島に対する関係ということとはまた異なった性格を持つものであるということは、言うまでもありません。しかも、この沖繩が平和や基地の問題とりわけいま暮らし、物価の問題についてたいへん深刻な事態におちいっておる。実は私も調査団の一員として派遣されたわけでありますけれども、自分の目で、自分の耳でこの現地を見まして、ほんとう……
○野間委員 長官、十五分遅刻されましたが、お見えになりましたので進めたいと思います。 物価問題が今日の最も大きな政治問題であるということについては、いまも一向に変わりないばかりか、一そう重要な問題となっておるということについてはお認めだと思うわけですけれども、特に、いまの日本の国民の暮らしあるいは日本経済、これはたいへん深刻な事態が到来しておる。これはOECDのいろいろな指標を見ますと、今年度の経済見通しについて、たとえばGNPについていいますと、日本が前年対比で約一・五%減、こういう見通しも立てております。ところが、逆に物価だけは、消費者物価指数で同じ見通しによりますと二四・七%アップ、つ……
○野間委員 私は、いまから小企業経営改善資金の問題について若干のお尋ねをしたいと思います。 これは二月一日の予算委員会の中で私取り上げてやったわけですけれども、時間の関係で細かい点についての質疑ができなかったわけで、少しその点について言及をしたい、このように考えております。 最初にお伺いしたいのは、この小企業経営改善資金、これらはすべての小企業者に公正に、平等に取り扱う、こういう制度であるのは当然であります。この制度が発足するときも、わが党の神崎委員がそういう点について質問をしたわけでありますけれども、再度、改めて、すべての小企業者に平等、そして公正にこの制度を運用する、そういう仕組みのも……
○野間委員 私は、公害災害上大問題になっておりますコンビナート、とりわけ石油化学工業の問題について、これから若干の質問を申し上げたいと思います。 いろいろ調べてみますと、この石油化学工業は、昭和三十二年に本格的に誕生したわけでありますが、その後十七年間、世界にたぐいまれな成長を遂げてまいりました。設備投資は約二兆円弱、大変な額です。エチレンの生産量を見てみますと、三十二年と四十八年を比べますと、約二百九十倍、わが国の全化学製品中に占めるエチレンの割合は、生産額で言いますと一・八%から三六%へ、まさに超高度経済成長、超成長を遂げたわけであります。 このように石油化学工業が成長を遂げた大きな理……
○野間委員 今回の法改正は大きく分けて二点に分かれるのじゃないか、一つは開発に関する公団機能の拡大の問題、もう一つは備蓄に関する機能の拡大の問題だと思うのです。 そこで、まず開発に関する問題について御質問をしたいわけですが、開発に関しては政府は四点にわたる改正についての柱を立てておるわけでありますが、まずこれらの改正を必要と考えるに至った理由ですね。特にこの「改正について」と題する五十年二月付のエネルギー庁の資料によりますと、世界的な開発ブーム、「今、石油利権の取得と開発の促進に血まなことなって、まさに世界的な開発ブームといった状況を呈しています。」こういう表現もあるわけでありますけれども、……
○野間委員 ほかの委員がかなりお聞きになりましたので、重複しない形で少しお聞きをしたいと思います。 最初に、海外のいわゆる自主開発という名の開発について、先ほど総裁は個別の企業よりも公団が介入するというか、公団が直接当事者になるということを、信頼度あるいは知名度というような言葉も言われたと思いますけれども、そういう点から向こうの方が望むというような話もあったと思うのです。それに関連して聞くわけですけれども、従来の海外の開発を見ておりますと、一開発一会社と申しますか、しかもこの一会社、ワンカンパニーの中身を見ますと、それぞれたとえば電力とかあるいは商社とか日本の大企業が出資をして、そして開発の……
○野間委員 特許法の一部改正法案について質問したいと思うのですが、この特許の関係については国際的な問題あるいは専門的、技術的な側面が非常に多うございまして「非常にむずかしい、このように私は考えるわけですけれども、本日は多項制の問題とそれから料金制度、この問題を中心にして政府の見解をただしたいと思うのです。 工業所有権審議会の答申の中で、多項制を採用する理由として三つばかり挙げておりますが、国際的な協調、それから発明の適切な保護、三つ目は第三者の便宜に資する、こういうのが挙げてありますとともに、諸外国における特許権の取得と維持の経験から、わが国でも多項制を採用するべきだ、こういうのが意見として……
○野間委員 いまなお続くインフレと不況の進行、この中で中小企業の苦悩は一層深いわけでありますけれども、きょう私はその中で下請中小企業の関係についてまず質問をしたいと思います。
下請関係について考えてみますと、これは業種のいかんを問わず大変深刻な苦境に陥っておるということはいまさら申し上げるまでもありませんけれども、こういう苦悩の実態をいま政府がどのようにとらえ、どのように認識されておられるのか、その点から質問を始めたいと思います。
【次の発言】 いまの数字は統計が非常に不正確と申しますか、実態を正確に反映していない、こういうふうに私は思います。
これは後また順次質問を続けるわけですが、この……
○野間委員 独禁法の改正といいますと、ひとしく国民が待望してまいりました。もちろん強化改正についてであります。また、このことは国際的な独禁政策の動向からいっても当然のことであります。ところが、本改正案を見てみますと、最低の国民の要求すら骨抜きにされ、その上に改悪のとげが植えられておる、こう言っても決して過言ではないと思います。私は、そういう立場から、きょう許された範囲内でとうてい意を尽くすことはできませんけれども、とりあえず質問をしたいと思います。 まず最初に、カルテルと物価の関係と申しますか、そういう関係の問題を取り上げたいと思いますが、まず公取委員長にお伺いするのは、最近五年間価格カルテ……
○野間委員 今度の改正の一つの大きな柱として委託者保護、こうあるようですが、そしてそれは主として一般大衆の委託者を念頭に置いたものであろうと思いますが、この一般大衆の商品取引への参加の問題について、これはいつごろから起こったものであるのか、その原因は一体どこにあるのか、この点について、まず、大臣がもう退席されるようですから、認識をひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 おっしゃるように、三十年代から四十年にかけて一般大衆の商品取引への参加を図るため、商品取引員、当時は仲買人というふうに呼ばれておりましたけれども、これはむちゃくちゃな勧誘をやった。そこで、統計等を見ましても、取引高がこ……
○野間委員 私はきょうは三時間ぐらいかけて、原価公開の問題を中心に存分政府に質問したいと思っておりましたけれども、御承知の諸般の事情がありますので、限られた範囲で私は少しこの質問を、いま御承知の修正案に関連して、主として公取並びに総務長官にお聞きしたいと思います。 周知のとおり、わが党は、巨大企業等の反社会的経済撹乱行為の規制など、現在の経済実態に即応して国民の切実な要求にこたえ、経済的民主主義の確立を図るための抜本的な独禁法の改正案を提出しております。先週わが党は、政府案に対する修正案要綱を自民党に対して出しました。これに対して自民党は、きのうでありますが、四項目にわたる修正点を打診してき……
○野間委員 不況対策について、少しお伺いしたいと思います。
六月十六日、経済対策閣僚会議で第三次の不況対策を出されたわけです。これについて、中小企業関係の対策は一体どうなっておるかということについて、少し最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 時間がありませんので、一点だけ問題をしぼって少しお伺いしたいのは、例の不況業種の指定ですね。これの現況と申しますか、指定業種の数それからこれは経緯が一体どうなっているのか、これについてお伺いします。
【次の発言】 九月まで大半の業種についてこれを延ばす、これは二十八日の官報に告示をする、こういうことですね。伝え聞くところによりますと、わが党の神崎……
○野間委員 最初に備蓄の安全性の問題について、これは主として消防庁にお聞きしたいと思います。 先ほどからの論議でも九十日備蓄についての安全性が非常に問題にされておる。先日衆議院を通過しましたコンビナート法、あれによっても非常に不十分であるということが明らかになりましたけれども、私は最初にちょっと具体的なケースを挙げまして、これでいいのかという観点から質問をしたいと思います。 和歌山県の下津に富士興産株式会社があります。これが原油基地の建設を四十七年に行いまして、現在十万キロリットルのタンク三基が山を削った敷地に設置されております。下津町といいますと、御承知だろうと思いますが、万葉の昔からう……
○野間委員 長官の所信表明に関連して、若干の御質問を申し上げたいと思うのです。 最近の物価の動向でございますが、消費者物価あるいは卸売物価ともに、対前月比で見る限り、確かに上昇率は一時期に比べて低下しておるということについては、私も否定はしないわけですけれども、対前年同月比ですね、これを見ますと、たとえば卸売物価で見ますと、去年の十二月が一七%、ことしの一月が一〇・四%、消費者物価で見ますと、去年の十二月が二一・九%、一月が一七%、こうなっておるわけですね。特に対前年同月ごろ、つまり、四十八年から四十九年の一月にかけてと比較してみますと、そのころは例の石油危機あるいは買い占め、売り惜しみ、と……
○野間委員 ガス料金の問題について少し質問したいと思いますけれども、公益事業部、見えていますね。
ガス事業法解釈例規集というのが帝国地方行政学会から出されておりますけれども、これは御存じですね。
【次の発言】 質問を聞いてくださいよ。ガス事業法解釈例規集というのが帝国地方行政学会から出されておりますけれども、これは御存じかどうかということです。
【次の発言】 これは通産省のガス事業課が監修されておる、こういうふうになっておりますけれども、間違いありませんか。
【次の発言】 これはいつつくられましたか。
【次の発言】 そこでお伺いをするわけですけれども、このガス料金制度の中に、大口用の特別料金……
○野間委員 ホリデイと、それからエー・ピー・オーの方に聞きたいのです。ジェッカーの場合も私ずいぶん問題を持っておりますけれども、まず聞きたいのです。先ほど竹内参考人の方からお話がありましたように、ネズミ算でいくと、三十二カ月たつと全地球の人口が全部それに加盟しなければならない。これはやはり有限の中に無限をほうり込んでいくという一つの商法だと思うのですが、ホリデイにしても、あるいはエー・ピー・オーにしても、まさにマルチ商法そのものだと思うのです。 これは販売組織についての資料、あなた方が出したものだと思いますけれども、ピラミッドになっておりますね。そこで、ただ、いま竹内参考人の話にありました三……
○野間委員 川口さん、それから岩本さんに少しお伺いしたいと思います。 まず、川口さんにお伺いしたいのは、故紙について言いまして、これは資源かごみかという、一番前提になる問題ですけれども、五十年一月一日付の紙業日日新聞によりますと、これは東京製紙原料協同組合の上田さんという理事長の方が書いておられますが、その中で、メーカーサイドはどうも故紙に対する価値観が十分でないのじゃないかということが書かれているわけですね。そして具体的には、いまのパルプ六〇、故紙四〇の割合を逆にしろということが書かれておりますけれども、この点で、コストと申しますか、単価の問題、それから技術上の問題をどういうふうにお考えに……
○野間委員 先ほども話がありましたけれども、マルチ商法のことについて少し質問をしたいと思うのです。 先日やりました参考人からの聞き取りの中で、かろうじて一社は若干の反省を示したようなかっこうをとっておりましたけれども、来ておりましたあとの二社は全く反省の色がない。ところが、被害は続々いまでも出ておるというのが実態であります。 そこで、前々から言われておりますけれども、ホリデイマジック、これに対する措置をどうするのか、これを待って、というのが、通産省もあるいは公取の態度もそうであるということは、いまのお答えにもありました。そこで、ホリデイマジックの問題から少しお聞きしたいと思いますが、これは……
○野間委員 いま荒木議員の方から、金融の問題についていろいろ御指摘がありました。大企業に太く有利に、そして中小零細企業に細く不利益に、これは、政府系の金融機関、これ一つ見ても明らかであります。と同時に、いま指摘のありました民間金融機関についても、この中小企業の細いパイプすら締めようとしておるという事実の指摘がいまなされました。 私は、さらにここで重要なのは、この大企業は膨大な集金機構を持っているということであります。一例を、ここで三井物産について指摘したいと思います。この「有価証券報告書」によりますと、どこから金を借りたか、長借の主要なものが載っております。ところが、これには「その他」という……
○野間委員 戦後三十年たちました今日、戦前の旧財閥にかわる新しい大きな企業集団が生まれて、現にいま活動しております。しかもこれが日本経済に大きな影響を持つに至っております。その特徴は、これは公取の報告にもございますが、銀行、これと並んで商社がその中心を占め、大きな比重を占めておる、このことであります。その中で、いま独禁政策も、この点から新たな検討を加えなければならない、こういう時期に来ておることは言うまでもありません。公取は、この点について第二次の商社の調査報告を出されました。もっとも、こういったことはテレビのコマーシャルでも、三井グループとかあるいは三菱グループ、こういうことは堂々と出ており……
○野間委員 環境庁、来ていますね。それでは先に聞きます。
新しい形の公害として、いわゆる超低周波の騒音公害というものが最近目立っております。そこで、先に聞きたいのは、超低周波による公害と思われるような事例は全国でどのくらいあるのか。そしてまた、どういう症状を訴えておるのか、あるいはいつごろからこういうものはあるのか、まずその点から伺いたいと思います。
【次の発言】 それからその超低周波は、その周波数、それから主訴、被害の関係で言いますと主な訴えですが、音圧、デシベル、その関係もあろうかと思いますけれども、環境庁としていまの超低周波騒音公害、ヘルツないしはデシベルですね、周波数と音圧、これにつ……
○野間委員 文部省が見えておりますので、まず先に信用保証協会の問題についてお尋ねしておきたいと思います。 信用保証協会による保証対象業種、これについては信用保険法の施行令に対象業種が列記されておるわけであります。この信用保証協会が信用保証するときに、信用保険法に基づく保険対象業種でなくとも保証はできるわけですが、実際には協会のリスクでこれを保証しなければならぬということになりますから、この対象業種に限られております。 そこで、私たちのところによく出されてくる要求は、いわゆるレッスンビジネス、たとえばそろばん塾とか、あるいは裁縫とか料理教室、こういうところが対象から外されておるわけであります……
○野間委員 私鉄運賃の問題について若干の質疑を行いたいと思います。時間が限られておりますので、簡潔に答弁願いたいと思います。 まず最初に長官にお伺いしたいわけですが、経済白書の冒頭に「公表に当たって」という一筆を書いておられます。これは八月八日付であります。これによりますと、何よりも重要なことは物価の安定を定着させることである、今回の不況はインフレが招いたものであり、したがって物価安定がなければ回復することができない点に留意しなければならない。八月時点でもやはり物価問題については、どうしてもとにかく安定させなければならないということを強調しておられます。これはまさにこの意味で私も同感でありま……
○野間委員 きょうは野菜の流通問題について少しお聞きしたいと思います。 消費者物価指数の速報、これの十一月分によりますと、東京都の区部の指数は総合で一七六・四、野菜は一七二・五となっております。対前年同月比で見てみますと、総合が八・八%、野菜か一七・七%、去年に比べまして野菜の値上がりの異常な激しさ、これがこの指数の上であらわれておると思います。 野菜価格の安定問題は大変古くて新しい問題であります。農林省も最近、食品流通局長の諮問機関であります野菜制度研究会、これからの報告を受けたり、あるいは「生鮮食品流通の現状と今後の方向」という文書を出したりしております。 そこで、まず最初にお聞きし……
○野間委員 最初に私は労働問題についてお聞きをしたいと思います。 戦後、すべての公務員を含めまして、労働者がストライキ権を含む労働基本権の保障をかち取ったわけであります。ところが、占領下、マッカーサーの一片の書簡、これによって公務員労働者からスト権を剥奪し、その状態が、さらに政令二〇一号、そしてまた国内法の体系の中に組み入れられる、こういう状況が今日なお続いておる、こういう現状であります。 そこで、国際的にも、あるいは憲法の観点からも、このような違法な状態、違憲の状態がそのまま存置されておるということは、私は許されない、こう思うわけであります。その点について総理に、まず、公務員労働者のストラ……
○野間委員 じゃ、お尋ねいたします。
四十四年の七月ごろから大庭氏から頼まれてダグラス社のDC10の飛行機の確定発注ないしはオプションをやられた。最終的には確定発注が大庭氏からの四機プラス三井物産のリスクで二機、あと四機のオプション、これは間違いございませんね。
【次の発言】 先ほどの証言の中で、その後スペック、これは内装の仕様も含めて実務担当者との間で話を詰めて、全日空の方からダグラス社にも出かけるし、ダグラス社からも日本に出かけて話を詰めるということもやられておった。しかもこの交渉は若狭社長になった後もやっておられたわけですね。
○野間委員 最初に申し上げたいのは大蔵大臣の出席の問題ですが、突如きのうの夜になりまして出頭できないということが伝わったわけですけれども、これはきのうの要求した時点においては出席しないということはなかった。そういう点で、要求をしたにもかかわらず出頭しないということは、国会軽視、さらにはそれがロッキード隠しにつながるという点で、厳しくその点の指摘をして、質問を進めてまいりたいと思います。 ロッキードの真相究明について言いますと、これは捜査、それから当委員会を初めとする国政調査権の行使によって、かなりこの真相究明に迫ってきたということは事実であると思います。そして、運輸行政や、特に導入延期の問題……
○野間委員 最初に福田さんにお聞きしたいと思いますが、先ほどの同僚議員からの質問にもありましたけれども、ロッキード事件は田中逮捕、さらに起訴ということで、この事件の中核の一角に大きなメスが入れられたというふうに思うわけですね。この事件の性格なり本質は、私たちは金権政治さらに売国政治そして戦犯政治という、三悪の政治の凝結がこの事件にあらわれておるというふうに理解、把握をしておるわけですね。そういうような性格を持つがゆえに、例の国会での異例の決議、さらにそれを踏まえた上での五党首会談の合意、そして議長裁定という一連の経過があるわけです。三木内閣もこの真相究明、これは徹底してやらなければならぬという……
○野間委員 ロッキードの疑獄事件と通産行政、こういう点で若干の質問を申し上げたいと思いますが、特に多国籍企業あるいは商社の問題を中心にしたいと思います。 ことしに入りましてから国会が再開され、インフレあるいは不況問題、これを国民本位の立場でどのように打開をしていくかという大変重要な問題の審議を始めた途端、あの二月の四日あるいは六日、外電が日本じゅう電波を介して衝撃的にかけめぐった。そして、その中で日本の政治の、あるいは経済の後進性、さらに多国籍企業の規制という問題が大きくクローズアップをされ、そして通産行政にとってみましてもこのロッキード事件は決して無縁ではない。それどころか、非常に深いかか……
○野間委員 加藤参考人に最初にお伺いしたいと思います。
先ほども質問がありましたけれども、いま電力四社が大幅な値上げの申請をされておりますが、五十年度の下期のこの四社の決算書類は通産省にすでに渡っておるのかどうか、電事連の会長さんとして、加藤参考人にまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま通産省で認可をめぐっての査定が始まっておるわけですけれども、そうしますと、通産省にもまだ五十年度下期の決算書類は出ていないというふうに理解していいわけですね。
【次の発言】 今月末に大体各社そろうと思いますが、それがそろった場合に、すぐに当商工委員会にお出しいただきたい。これは電事連の会長さんにお願……
○野間委員 最初に、中小企業庁長官に一点だけお尋ねをして退席を願いたいと思いますが、去年の十二月に当委員会において私が、中小企業信用保険法の対象業種の拡大の問題について要求をいたしました。その中で、五月二十一日付の施行令で、学校教育事業、それから観光業、園芸サービス、これらを追加して施行令の中に入れた、これは結構なことでありますけれども、ただ私が要求した中に、小うたとか端うたとか、あるいは生け花、そういういわゆるレッスンビジネスの中でも個人経営のものを対象業種に指定しろという要求をしたわけですが、今回の施行令の改正ではこれは入ってないわけですね。これは十二月のときには早急に検討するという約束を……
○野間委員 時間の関係もありますので端的にお聞きを申し上げるわけですが、私は、きょうここでお尋ねをしたいのは、巨大企業の企業構造、特に下請系列、これの持ついろいろな問題点であります。 とりわけ鉄鋼業の場合には、このピラミッドの形が富士のすそ野のように、下に行くと非常に膨大なすそを持っておるという特徴であります。そして、そこではいろいろな問題が発生しております。これは単に下請代金支払遅延等防止法等々の法律で律することのできないような問題もあります。ところが、実際にそれでは政府はこのような実態を把握しておるかどうかということになりますと、これはそうではない、実態の明らかでない部分が非常に多いとい……
○野間委員 きょうはベンジジンの問題について質問をいたします。 いま私の地元であります和歌山におきましても、死の恐怖と直面しながら働いている労働者がたくさんおります。それはベンジジンの職業病の問題であります。いま労働者がみずから立ち上がりまして、職業病から化学労働者を守る会を結成して、またその仲間の中からもすぐれたレポートまで発表されるようになっており、まさに血の叫びがいま続けられております。まさにこのベンジジン禍は、今日化学労働者を死のふちに追いやっており、大変深刻な問題を提起しております。 そこで、最初に通産大臣にお伺いしたいわけでありますが、このベンジジン禍についてどのような認識を持……
○野間委員 まず、日米の捜査協力の関係についてお聞きしたいと思いますが、鹽野次官とソーンバーク刑事局長との間の協力取り決め、これがあり、さらに斉藤特使が派遣されました。そして、堀田検事も派遣されてまた帰ってこられました。 そこで、まず資料の点についてお伺いしたいわけでありますけれども、三次にわたってSECとかあるいはチャーチ委員会の資料を入手されて国内に持って帰られたということのようですけれども、現時点におきまして国内の捜査に必要なほとんどの資料がアメリカから入手されたというふうに理解をしていいのかどうか、その点まずお伺いしたいと思います。
○野間委員 ただいま、清水参考人あるいは谷川参考人の方から、収益状況の悪化が実態とは違うのではないか、あるいは電気事業についてはもっと開くべきではないか、こういうお話がございましたが、それに関連して若林参考人から少しお伺いしたいと思います。 あなたのところでは、ことしの一月から三月末、四月二日ごろまでだったと思いますが、売電されておる地域、青森から福島まで各民間放送に対して、東北電力がスポンサーとなって十分間の帯番組をずっと流しておられました。この中身を見てみますと、いろいろテーマはございますけれども、日本人はこれでよいのかとか、あるいは資源エネルギー問題、それから主婦の意識構造と、さまざま……
○野間委員 いま話がありました消費者物価指数の問題ですけれども、政府の見通しによりますと、五十一年度で消費者物価は八%、このうちで公共料金については二%という見通しのように聞いておりますけれども、これは間違いございませんね。
【次の発言】 そのうち、いますでに審議が始まっておる国鉄あるいは電電もまたございますけれども、この国鉄あるいは電電について、これはどの程度見込んでおられるのか。
【次の発言】 「電力新報」の五月号で物価局長の喜多村さんがインタビューに答えておられますが、これによりますと、公共料金のうちで国鉄、電電、これの値上げで約一%だというふうに言われておりますけれども、いまのお答えで……
○野間委員 長官に最初にお伺いしたいのは、先ほどの質疑にもございましたけれども、卸売物価がここ十カ月連騰しておる。消費者物価指数も、新年度に入りましてから二けた。特にいまお聞きしたいのは、その卸売物価はこの五十一年度、どの程度の上昇率ということで見込まれておるのか。そしてまた、その理由、原因は一体どこにあるのか。そのあたりを少しお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 昨年の七月からことしの四月までの物価指数の推移をずっと調べてみますと、この十カ月の中で七・六%連騰しておるというふうに私は試算で知ったわけですけれども、この調子でいきますと、これは年間四・八%どころか、八%ぐらいになるのじゃな……
○野間委員 最初に水野参考人にお伺いをしたいと思います。 先ほどから問題になっておりますように、値上げの申請の理由について、九電力とも収支が悪化、あるいは先ほどの工藤参考人のお話にありますように、東電の場合には収支が破綻するというようなオーバーな表現までされておる。三月期の決算を見ますと六百億の税引き利益、さらに内部留保が九電力合計しますと七千七百九十億、工藤さんは万と言われましたけれども、億ですね。こういう状態でなぜ収益悪化あるいは破綻というようなことが出てくるのか。これでは国民を納得させることができないと思うのです。田中参考人も言われたと思いますが、昭和六十年をめどに確か四十八兆円の設備……
○野間委員 共産党の野間友一でございますが、機種の選定に関して、このエアバスを最初に選定する時期を、いつを目指してやっておったのか、これをひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 「ウィング」、これは業界紙ですが、四十五年二月十一日付のこの新聞によりますと、全日空では、同じ四十五年の三月の初めごろにこの機種を決定するのだということをあなたがインタビューで答えておる、こういう報道がありますけれども、少なくとも三月にこれを決めるということが最初の全日空の方針じゃありませんでしたか。
【次の発言】 それじゃ関連して聞きますが、このオプションの問題です。これは先ほども質問がありましたけれども、四十……
○野間委員 松永委員の質問に対して、このピーナツ百個の領収について八月の九日にあなたがサインをした、サインをするときに持ってきたものは、日付と、それからワンハンドレッド・ピーナツと、それからあなたのサインの下のあなたの名前を印刷したもの、こういうことでしたね。これは間違いありませんね。
【次の発言】 これはあなたは余り考えずに気軽にサインをした。そうすると、持ってこられてその場でサインをした、これも間違いありませんね。
【次の発言】 これらについての話が事前にあったのかどうか、その点いかがですか。
【次の発言】 それはおかしいじゃないですか。あなたは大久保氏から、大久保氏以外の役員のサインがほ……
○野間委員 大変出席者が少なくて遺憾ですけれども、質問を始めたいと思います。 まず最初に、通産大臣にお伺いをしたいと思います。 事業転換法についての質問でございますが、直接の関係はございませんけれども、いまの灯油等を中心とする石油製品、これの値上げをどうしても抑えろ、下げてくれということが中小企業者の切実な要求でもございます。そこで、あえて最初にお聞きしたいのは、去る十月一日の衆議院の予算委員会で、河本通産大臣は、円高による二百九十五億円の為替差益で石油会社の経営に余裕が出てきているので、灯油の価格を引き下げるように指導する、こういう答弁をされております。それ以来すでに十日余を過ぎておるわ……
○野間委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、揮発油販売業法案の政府原案並びに自民党、社会党、民社党及び新自由クラブ四派共同提案の修正案と公明党提案の修正案に反対し、日本共産党・革新共同の修正案に賛成の討論を行います。 今回の政府原案は、石油元売会社や大手特約店の供給契約がなければ揮発油販売業についての登録を拒否するなど元売の系列支配を一層強化するとともに、揮発油の値崩れ防止条項を含むなど価格つり上げを保障するものとなっています。 同時に、四派共同提案の修正案についても、一部表現が変わってはいるものの、政府原案と本質においては変わりはありません。 そもそも、今日、中小揮発油販売業者の……
○野間委員 同僚委員の方からお話ありましたけれども、きょうは福田副総理が、党内事情か何かわかりませんけれども、出席しないということについて、私どもも大変遺憾に思います。その点抗議をしながら質問をしたいと思います。 まず、最初にお聞きしたいのは、最近の物価の動向についてでありますけれども、小売あるいは卸売物価ですね、とりわけ大企業性製品、これの物価の高騰が目立っておると思うのです。卸売物価について言いますと、十五カ月間連騰に連騰を続けておるというのも、これまた事実であります。さらに、消費者物価の上昇を見てみましても、たとえば対前年比で見てみますと、工業製品、これについて大企業性製品が六・五%、……
○野間委員 委員長の互選は、投票によらないで、正森成二君を委員長に推薦いたしたいと思います。 その理由は、第一に、各委員長の選出は、各会派の議席数に応じて比例配分するのが国民の意思を反映する民主的方法であるところ、自由民主党・自由国民会議は、本来十二の配分にもかかわらず合計十四の配分を受け、わが党は特別委員長の配分を全く受けていません。 第二に、第八十七通常国会の経過にかんがみても、過半数を占める全野党委員による松野氏偽証告発、岸元首相の証人喚問決定の委員会開会を拒否するなど、自由民主党所属の委員長は、本委員会の目的達成についての努力がきわめて不十分でありました。 以上の理由により、正森……
○野間委員 時間の制約がありますので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。 国際小麦協定等に関する議定書について、私、質問をしたいと思うのですけれども、まず、小麦の貿易規約について、これは御承知の、いまも答弁がありましたけれども、価格帯とかあるいは供給保証規定、こういうものはない、こういう状況で推移しておるわけでありますけれども、この小麦協定のいま申し上げた経済条項を踏まえた上での新たな協定づくり、これは先ほども答弁がありましたけれども、なぜ進捗しないのか。やはりこれがなければ何といいましても生産大国中心に、さらに、逆に言いますと、発展途上国の利益を損ねるということは事実だと思いますので、……
○野間委員 私は、先般発表されましたアメリカの一般教書の報告あるいはカーター大統領の演説、さらにブラウン国防長官の国防報告に関連して幾つか質問をしたいと思います。 この一連の演説とか報告の特徴を一言で言いますと、まさに力の政策、これが露骨に出ておるというふうに私は感じました。すなわち、ペルシャ湾岸を支配しようとする外部勢力のいかなる試みも米国の死活的な利益に対する攻撃とみなされるであろう、そうした試みにわれわれは軍事力を含む必要な手段を行使して撃退する。これはカーター大統領の演説でありますけれども、大変にオクターブを上げて述べております。そして、核戦力を含む軍事力の強化と軍事力の行使の表現、……
○野間委員 当委員会におきまして、前回のときに、私はカーター大統領の演説あるいはブラウン氏の国防報告など、いわゆる力の政策によるアメリカの世界戦略、それを全面的に支持して日本の政府が追随することは日本の安全にとって大変危険であるという観点から、幾つか質問をしたわけでありますけれども、きょうはちょっと角度を変えて、別の観点から質問をしてまいりたいと思います。 あの国防報告の中でも大変オクターブを高く書いております緊急投入部隊、RDFの問題でありますけれども、政府はこれらの緊急投入部隊の基地使用についても、これが移動とか中継を含めて安保条約上は問題がないのだ、こういうふうに予算委員会でも述べてお……
○野間委員 日米経済摩擦に関連して、北田参考人にお伺いしたいと思います。 先ほどジェトロの青木参考人は、一方通行的な輸出に対する障害が相殺関連税とかあるいはダンピング防止で是正されるというような御発言があったやに記憶しておりますけれども、この点について、その前の意見開陳で北田参考人は、日米摩擦については改善されるとは評価できない、こうおっしゃいました。確かにいま、鉄にしてもあるいは自動車にしても、締結後のアメリカからの圧力は相当なものがあるように私ども認識しておりますけれども、青木参考人のそういう評価に対しまして、もし先生の方で何かございましたら、もう少し具体的に教えていただきたい、こう思い……
○野間委員 端的に、政府調達の問題についてお伺いをしたいと思います。
まず初めにお伺いしたいのは、いわゆる十五万SDR、こういう基準ができたわけでありますけれども、この十五万SDRというものがどういう理由、どういう根拠、基準によってつくられたのか、わが国の主張はどうであったのか、そのあたりからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 わが国の立場からして、換算して四千九百万円、これらが適切であるという判断にお立ちなんですか。
【次の発言】 私がお聞きしたいのは、その金額がわが国にとって適切なものであるかどうか、どういう判断をされておるかということです。
○野間委員 大来大臣初め大変遅くまで御苦労さまでございますが、きょうは私が最後のバッターになっておりますのでしばらくごしんぼういただきたいと思います。 最初にお聞きしたいのは農業問題です。農水省。 「かねや太鼓で踊らされ、とれたミカンがこのとおり」、数年前に私が和歌山県の農協主催のミカン農家危機突破大会に行ったときのスローガンであります。大変強烈であります。いま榊委員の方からも話がありましたけれども、穀物の自給率が大変低下している、食糧の危機、それだけではありませんで、昭和三十六年に始まりました農業基本法による選択的拡大、転作奨励、この中で酪農と同じようにミカン農家の経営もいま大変な危機で……
○野間委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、いわゆる東京ラウンドの諸協定のうち、第四確認書、ジュネーブ議定書、補助金・相殺措置協定、スタンダード協定、政府調達協定、民間航空機協定の六案件について、反対討論を行います。 承認案件とされている諸協定は、八〇年代のわが国の対外貿易の枠組みに重大な影響を及ぼすものであります。 東京ラウンド交渉の動機は、ドル危機など世界経済での相対的地位の低下に悩むアメリカが、新たにアメリカ主導の貿易秩序の確立、各国の市場開放を求めることなどにありました。 調印された主要な協定は、わが国でも自動車、鉄鋼など、いわゆる国際競争力の強い分野の独占企業にとっては好……
○野間委員 まず、ブダペスト条約について質問したいと思います。 特許庁について言いますと、庁舎が分かれ、その上に職員の数と特許や実用新案の出願あるいは審査の数の推移等を見ますと、相当な乖離と申しますか、大変な実態にある。そういう中で大変苦労して仕事をされておるということに対して私は非常に評価をするわけでありますけれども、最初に、一般的な点で、職員の数と、いま申し上げた四十八年ごろから特に数が大変に多くなっておると思いますが、その間に支障がないのかどうかということ。それから庁舎が分かれて仕事においても非常に支障があると思います。ぜひこれは統合した庁舎で十分な仕事をしていただくということが非常に……
○野間委員 午前中からも質疑がありましたが、私もカーター大統領のとりました今回のイランに対する断交の問題についてまずお尋ねをいたしたいと思います。
大来外務大臣は、このような措置をとった後直ちに、アメリカのとった今回の措置は理解するというような趣旨の談話を発表されておりますが、まず初めにお伺いしたいのは、理解するという意味ですね、どういうことなのか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、理解するという意味合いですけれども、価値判断からいたしますと肯定するとかあるいは評価するというような趣旨での表現なり発言になるわけでしょう。
○野間委員 きょう私は、国際博覧会に関する条約改正の議定書と天然ゴム、この二本についていまからお尋ねをしてみたいと思います。 まず初めに、国際博覧会に関する条約改正の議定書からお聞きをいたします。 端的に申し上げて第六条ですが、ここでは「国際事務局に対し、国際博覧会を開催するために準備している法令上及び財政上の措置を示して、国際博覧会の登録を受けるための申請を行う。」こういうふうになっておるわけですけれども、これは一体どういう意味なのか。わが国の立場から考えて「法令上及び財政上の措置を示して、」云々というのはどういうことになるのか、ひとつお聞かせいただきたいと思います。
○野間委員 日ソサケ・マス議定書に関しまして私も質問をしたいと思いますが、時間の関係がありますので、前置きは省略して端的にまずお伺いしたいと思います。
妥結の内容の評価について、外務大臣、農林水産大臣はどのように評価されておるのか。量とか漁獲の区域あるいは協力費について、ひとつ評価をお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 早期決着についてはいろいろと言われておりますけれども、このように早期に決着をした理由についてどういうことが考えられるのか、端的に農林水産大臣からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 サケ・マス資源が回復傾向に向かいつつあるというような評価がありますけれども、この点は……
○野間委員 天然ゴム協定について少しお伺いしたいと思います。
まず、通産省来ていますね。開発途上国に対するわが国の貿易の依存度はどうなっておるのかということ、特に米国とかあるいはECと比較してどうなのかということを概略説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 外務省にお聞きしますが、同じことですが、私の方で少し調べてみますと、途上国との関係の貿易依存度ですが、日本が五〇・二〇、アメリカは二一・六五、ECは一一・五五、概略このようになっておるというふうに聞いておりますが、これは間違いありませんね。
【次の発言】 そうしますと、ECとかアメリカに比べまして日本の場合には途上国との関係、貿易の……
○野間委員 私も最初に一言だけ訪米直前の外務大臣にお伺いしたいと思いますが、すでにわが党は、アメリカのイランに対するいろいろな制裁等に対しまして、わが国の基地を使わせるなとか、あるいは経済制裁等についてもアメリカに追随するなとか、あるいは平和的に粘り強く解決するようにアメリカに物を申せというような申し入れを政府にしておるわけであります。 ECとかあるいは日本に経済制裁等を求めながら、先ほど同僚委員の話にもありましたけれども、イランの主権を侵害して軍事行動をとるとか、あるいは上空での発砲の問題、アメリカの中でもバンス国務長官の辞任等、大変にいま世界の国際情勢の焦点になっており、さらにこれが軍事……
○野間委員 海洋汚染防止条約に関して少し質問をしたいと思います。
まず、本条約の批准と国内法の改正問題ですが、外務省が出しております説明書によりますと、国内措置として海洋汚染防止法等の改正が予定されておるというふうに記載されておりますけれども、これは国内措置として条約の批准に伴って改正すべき法律の中身がかなりあるのかどうか、その点についてまずお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、この説明書の中にある、いま私が指摘した個所については、改正前の記載だというふうになるわけですか。
【次の発言】 そうしますと、改正はもう済んだんだ、だからこの個所については訂正すべきだというような話だと思います……
○野間委員 おはようございます。
昨日に続きまして、海洋汚染防止条約、いわゆるロンドン条約について質疑を続行したいと思います。
海洋の汚染防止を考えるとき、放射能汚染を防止することが核軍拡が進行している今日ではますます重要な課題となってきていると私は考えるわけですが、主として外務大臣に政治姿勢を中心に質問したいと思うのです。
まず、原子力船の運航によって生ずる廃棄物を投棄すること、これはこのロンドン条約では対象外となっておると思うのですけれども、これについて外務大臣の所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それに関する所見をお伺いしたいということです。
○野間委員 外務大臣、十七日からヨーロッパに行かれるわけですけれども、例の四月二十二日のEC九カ国の外相の会議のいわゆる制裁の問題、この期日と同じ日に行かれるわけですけれども、ヨーロッパへ行かれましてどこどこの国の外相と会われるのか、そして、当然第二次制裁に関連していろいろと協議をされるというふうに思っておりますが、いかがですか。
【次の発言】 その中で問題は、第二次制裁に関連する一つのリミットが五月十七日になっておりますので、恐らく話し合いをされるというふうに思いますけれども、その点についてもお伺いしたい。
【次の発言】 きょう十五日ですから、もうあさってということになりますが、行かれる以上……
○野間委員 瞬間が大変短いわけですから、簡潔にひとつお答えいただきたいと思いますが、最初に、参議院の農水の委員会の中でも、私ども共産党の下田議員からも大臣に直接お尋ねをしたわけですけれども、この同時選挙のちょうど中ごろですね、農民に対する一つの公約として、生産費が上がっておる、そういう点を勘案し、適正な価格にするべきだという趣旨の公約をされたわけです。ところが、先ほどからも話がございますように、出ました諮問を見ますと、わずか二・三%、まあ実質的にはほとんど据え置きに近い、こう言わざるを得ないと思うのです。 そこで、初めにお聞きしたいのは、この二・三%という諮問、これと、大臣が選挙中に公約をさ……
○野間委員 本農林共済年金の改正については、五十万近くの職員、そしてその家族が首を長くしてこの成立を待っております。と同時に、さまざまな要求もあわせて持っておりますし、また、掛金率の問題について将来に対しても不安を持っております。この本改正案についての質問、私が最後のようであります。多少重複する面もありますけれども、質疑を行いたいと思います。 この委員会でも再三論議がされておりますけれども、五十五年の三月末、農林年金の財政再計算期ですね、すでに当局では五十四年の十月から学識経験者による年金財政研究会を発足させて、各種の統計数値、こういうものを整理した上で、十一月にも研究会の結論を出そうとして……
○野間委員 漁業に関してお尋ねをいたします。 先日、日鰹連、この中に全国鰹鮪近代化促進協議会というものがありますが、ここに属しておられる方々が部屋に来られたわけであります。聞きますと、午前中からずいぶんといろいろな議論が行われましたけれども、遠洋漁業は非常に深刻であります。とりわけ国内の漁業に関係しておる方々を圧迫しておる問題として、韓国を初め台湾などからの輸入の拡大、これがあると思います。 ちょっと数字を調べてみますと、たとえば昭和四十年、日本の水揚げが四十一万七千トンのときに韓国は一万トン、まさに横綱と幕下ぐらいでありました。ところが五十三年の数字を見てみますと、日本が三十六万一千トン……
○野間委員 参考人の皆さん御苦労さまです。 そういうことでありますので、まず谷本参考人に対しまして二点ばかりお伺いをして、お答えいただいたら随時御退席いただいても結構かと思います。 まず一点は、農政審の答申あるいは建議、これを見てみますと、その特徴の一つは農産物の価格政策の後退にあると私は思うのです。都市勤労者並みの労賃を償うための価格保障という政策をほぼ全面的に否定されておるというふうに私は読んだわけでありますが、需給調整機能を中核農家の水準に合わせる、つまり引き下げる、そういう方向が示されたと思うわけでありますけれども、その結果どういうふうになるのか、農民運動をされておるお立場からお答……
○野間委員 十月十三日付の日本農業新聞に、学校給食用の牛乳の国庫補助について大蔵省が打ち切りを画策しておるということが報道されております。いま、たとえば酪農、それから処理、それからメーカーですね、あるいは学校へ行きますと先生方、そして父兄、こういう方々が大変不安な面持ちで五十六年度の予算編成を見守り、これを維持存続させろという要求が高まっておるわけであります。 私は、時間がありませんので、八〇年代の農政について、総論は別にいたしまして、牛乳の国庫補助の問題、それから、あと富有ガキ等の被害とその救済について御質問をしたいと思います。 いま冒頭に申し上げたような点で、文部省お越しですか。――ま……
○野間委員 減反第二期対策について聞く前に、電電公社お見えだと思いますので、電柱の敷地補償料についてお尋ねをまずしておきたいと思います。 農民のかねてからの強い要求でもありますが、電電公社は敷地補償料を払っておる電柱を全国で約五百数十万本持っております。そして田、畑あるいは宅地等々、そういう地目別に補償料をいままで払っております。ところで、この敷地補償料の法的な根拠といいますと公衆電気通信法ですね。これに使用期間あるいは使用料、対価の規定があるわけです。これは八十一条以降にありますが、知事の認可に基づく当事者間の協議、それから協議が調わない場合のいわゆる知事の裁定、こういうものを中心として規……
○野間委員 いま安藤委員が質問したことに関連して一言聞きたいと思うのです。
刑事局長、ちょうどあのロッキード事件のころ、私は安原刑事局長に対してあれこれ質疑をしたわけでありますが、その中でも、確信があるから起訴し訴追をする、こういう明確な答弁があったわけですけれども、現に起訴されていま訴訟は進行しておるわけであります。そこで、起訴後の公判の進行について順調にいっておるというふうに刑事局長は考えておるのかどうか、まずその点。
【次の発言】 それでは、当然に有罪の立証を済まして有罪の判決を期待していま懸命に努力をしておる、こういうことですね。
○野間委員 岡田委員の大変熱のこもった質問の後でありますが、私は、婦人に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約の早期批准の要求と、この批准前の国内法の不整備の中でのさまざまな問題についての施策の前進その他について質問をしていきたいと思います。
まず外務省にお伺いするわけでありますが、いま申し上げた条約はいつ批准されるのか、今国会に出されるのかどうか、その点いかがでしょう。
【次の発言】 ことしの三月七日の予算委員会の第一分科会の中で、土井分科員の質問に対しまして国連局長が「できれば来国会にでも御提案申し上げることができればこれは非常に幸せである」という発言をされております。これは七月調印……
○野間委員 いま沖繩の伊江島の射爆場の問題が出ましたので、最初にお聞きしたいと思います。 二月十日の予算委員会で私もこれを取り上げましてただしたわけでありますが、そのときの御返事では、二月十二日に安保協議委員会がある、そこでいろいろと協議したいというふうなことも外務大臣はお答えになりました。先ほどの答弁にもありましたけれども、しかし、これは五年前の、基本的にこういう事故をなくするためには射爆場を返還するということを抜きにしてこの問題の解決はあり得ないというふうに思うのですけれどもね。 そこで、十二日にこの撤去について一体話がされたのかどうか。外務大臣は努力するとかいろいろ抽象的に言われます……
○野間委員 外務大臣にまずお伺いしたいのは、午前中の答弁の中にもありましたけれども、三月二日から韓国大統領の就任式にいらっしゃる、その際に、首相の親書をお持ちだというような答弁もあったわけです。きょうの朝日新聞ですけれども、これによりますと、きのう、総理と外務大臣、そして宮澤官房長官三者が会談をされまして、基本的な方針として「金大中氏裁判決着を受けて日韓関係の全面修復、関係緊密化を目指す姿勢を鮮明にする」、それから二つ目は「両国首脳会談に関しては、具体的時期を明示して全大統領の訪日を招請するというような表現は避け、「お会いしたい」という希望表明にとどめる」、これが基本方針だというふうに報道され……
○野間委員 ASEAN貿易投資観光促進センターについてお伺いをしたいと思います。
本協定の背景ですけれども、恐らくASEANの強靱性を高めるためという点が背景となって本協定が結ばれたのではないかというふうに思います。その援助に当たっては政治的な意味合いを本来持たすべきではない、こういうふうに思いますが、この点について政府の方針についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大臣、いかがでしょうか。つまり、ASEANに対するいろんな援助、これはASEANに限るわけじゃありませんけれども、一般的な意味におきましても経済援助、経済協力については政治的な意味合いは持たすべきではない、これが本来の方針……
○野間委員 最初に、ASEAN関係の貿易投資観光促進センターに関してお伺いしたいと思います。 おとといも私、申し上げたように、五十二年八月の日本とASEAN首脳会談で、当時の福田総理が、ASEAN貿易観光常設展示場の東京設置を含む措置をとることを約束されて、これが具体化したというふうに言われておりますが、これは貿易観光常設展示場の東京設置ということになっておったわけです。ところが、このセンターの協定を見ますと、貿易あるいは観光だけではなくて、投資の流入というものが今度目的に入っているわけですが、これはASEANからの希望によってこうなったものか、あるいは日本側の発議なり発案でこうなったものな……
○野間委員 南極の海洋生物資源の保存に関する条約について質問をいたしたいと思います。
すでにオキアミについていろいろと論議が交わされました。私もこの条約の対象になるのは主としてオキアミではなかろうかというふうに思いますが、オキアミの商業開発の現状と今後の方向なり、あるいはこれが動物性たん白質として持つ意味合いなり、あるいは度合い、こういうものについてどのように推移していくとお考えなのか、水産庁からもお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 二百海里時代とか、あるいは捕鯨の禁止、さらに北洋からの締め出し、こういうところから、いまでは南極へ南極へと申しますか、政府としてもオキアミが非常に大き……
○野間委員 一番最後になったわけですが、私も、午前中から論議のありました日米間の防衛分担あるいは防衛協力、これらの点について大臣に質問をいたしたいと思います。 いまにわかに、特に大臣が訪米されまして、その前後からですが、北西太平洋あるいは西太平洋と、時の言葉として連日マスコミをにぎわしておりますし、国会でも相当な論議が重ねられておるわけであります。たいへん波が高くなってきたという感じであります。 ところで、この北西太平洋とか西太平洋、これが、たとえばアメリカのいろいろな人が使う用語が必ずしも統一されていない。これは防衛に関して出たいろいろな言葉でありますから、決して地理的なそういう概念で言……
○野間委員 国際民間航空条約の改正議定書についてまず質問したいと思います。
最初に、手続上の問題なんですが、先ほども論議がありましたが、一九七四年の十月にICAOの二十一回総会で議定書が作成された。八〇年の二月十五日にこれがすでに発効しておるわけですが、これはつくられてから約六年以上たってようやく国会に承認を求めたということになっておりますが、なぜこんなにおくれたのか、その理由を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 先ほども話がありましたように、実際にずいぶん長い間かかっておるわけですね。しかも、もう昨年に発効しておるわけでしょう。発効してから、八〇年の九月、二十三回総会の選挙で理事会の……
○野間委員 先ほども土井委員の方から話がありましたが、わが国の条約なり、あるいは勧告の批准状況を見てみますと、いまの答弁では百五十三本のうちわずか三十六本、フランスやイタリアの数がいま挙げられましたが、一番多いのがスペインの百五本、こういうふうになっています。大変に少ないわけであります。
最初にお聞きしたいのは、ILOの任務と活動は一体何なのか、どういう意義があるのか、それからもう一つは、条約あるいは勧告の持つ意味あるいは法的な性格、これについてまず質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 条約、勧告の持つ法的な性格についてもいま尋ねておるわけです。
○野間委員 きのうの農林水産委員会で水産庁長官にもこの日ソサケ・マス協定について評価やあるいは今後の展望についてお伺いをしたわけでありますが、先ほどから問題になっております漁業協力費、これについて一、二お尋ねをしてみたいと思うのです。
年々確かにふえております。この四十億という協力費の積算根拠と申しますか、何かそういうものはあるのでしょうか。恐らく全体の中で日本の負担分は約三割というふうに聞いておりますけれども、その点も踏まえてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 関連してなんですが、この協力費というものは、先ほどもお答えがありましたようにサケ・マス資源の保護とかあるいは培養等々に使……
○野間委員 参考人の皆さん、本当にきょうは御苦労さんでございます。大変貴重な御意見を拝聴いたしまして、感謝を申し上げる次第でございます。きょう私が最後の質問者になりますので、お疲れのところ大変恐縮でございますが、あとしばらくよろしくお願いしたいと思います。 最初に、それぞれの参考人の方を御指名申し上げまして、どういうことをお聞きしたいかということを申し上げたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 まず、安藤参考人に対しましては、世界的に見て日本の人権感覚とかあるいは人権に対する位置づけ、これをどうごらんになるのか、この点についてお伺いをしたいと思います。 次に、宮崎参考……
○野間委員 時間がありませんので、端的に数点にわたってお聞きしたいと思います。
第一点は、共同声明の第八項に関連するいわゆる周辺空域の問題であります。
五月十一日の当委員会におきまして、伊東大臣は、これは周辺海域の上空を指すのだ、こういうふうに答弁されました。その後、たとえばきのうの衆議院の内閣委員会等々でも、これは北米局長が若干修正されたような答弁をされておりますが、大臣、これは確認しておきたいと思いますが、周辺海域の上空を指して空域と言われるのかどうか、この点についてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 時間の制約がありますので、簡単にお答えください。
私は、そういうきのうま……
○野間委員 きのうきょうの条約審議の中でかなり論点も出ましたし、私自身もきのう連合審査の中で若干の質問もやったわけですが、できるだけ重複を避けまして、数点にわたりましてさらにお尋ねをしてみたいと思います。 まず、きのうも申し上げたのですけれども、日本の国際的な人権感覚、これは後進国ではなかろうか、これは過日の当委員会での参考人の意見の中でもあったわけです。ようやくにして難民条約あるいは議定書の批准というところまでこぎつけたわけですが、条約がつくられて三十年、議定書について言いますと十四年経過しておるわけですね。どうもこういう点からも、先ほど言いました参考人の意見の中でも出てくる理由がここにも……
○野間委員 きょうも朝から核の持ち込みの問題でいろいろ質疑がありました。この問題はいまの政治上の最大の課題だと私も思いますし、沖繩あるいは岩国、横田、それからミッドウェー、横須賀ですね、さまざまな疑惑がいま深まる一方だと私は思います。そこで私は、そのうちの岩国の米軍基地、いわゆるMWWU、これらの問題について少し質問をいたしたいと思います。 最初に、五月二十一日の参議院の外務委員会で共産党の立木議員が、このMWWUについて、これは核兵器を投下部隊に給付または積みかえ部隊に返還するまで三十日以内の貯蔵を行うということ、あるいは空中投下用核兵器の整備、組み立て、試験の任務をMWWUは帯びておると……
○野間委員 厚生省見えておると思いますが、農水省並びに厚生省に対しまして最初にお聞きしたいのは、果物、野菜に対する砒酸鉛あるいはスミレックス、フルチオンTP、こういうものが出回っておるというような新聞報道あるいは週刊誌等々がありますけれども、この砒酸鉛というのは増甘剤、スミレックスというのは防カビ剤、フルチオンTPは落果防止剤というふうに私は聞いておりまして、いずれも毒性の非常に強いものだと思うわけでありますが、これらがどのような経路で出回り、いまどういう実態にあるのか、これをどうしようとしておるのか、この点について最初にお聞きをしたいと思います。
○野間委員 水産庁長官にまずお伺いしたいと思うのですが、幸いにして十人目でしたか、日ソサケ・マスの交渉が妥結したわけです。実はあすの外務委員会でこれをやることになっておりますので、一言、二言この点についてまずお聞きをしてあすに回したいと思いますが、この交渉の結果についての評価、それから今後の課題についてどういうふうに考えておられるか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 次に、敦賀の原発の放射能たれ流しの問題について少しお聞きをしてみたいと思いますが、この敦賀発電所の事故について水産庁は一体どういうお考えを持っておられるのか、まず所見をお伺いしたいと思います。
○野間委員 最初にお聞きしたいのは、臨時雇用者の農林年金の加入の問題であります。
組合員の資格は十四条に規定されておりますが、この臨時雇用者の加入状況、これを現状どのように見ておるのか、まずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 実は、農協の中央会で昨年の五月に「定年制度等に関する調査報告」という調査報告書があるのですが、この中で、いわゆる臨時雇用者の年金加入の状況、これについても全部調べておるわけですね。これは御存じなければ非常に私は農林水産省としてもおかしいと思うのですけれども、これによりますと、二カ月以上雇用されている者が約四万人、これは正確な数字がちゃんとあります。その中で農林……
○野間委員 異常寒波による被害についてお聞きをしたいと思いますが、とにかく大変な被害なんですね。愛媛あるいは私の地元であります和歌山、ここなどで柑橘の産地に特に多い。和歌山の場合には、統計情報部の三月十六日現在調査、これは六十億円になっておりますが、三月二十五日調査では実に百十二億円、大変な額になっております。先ほど論議がありましたが、樹体被害については、その後四月に入りまして若干回復しつつあるものもあるやに私も承知しておりますけれども、何といいましてもことしの、今回の異常寒波は各地とも記録的な最低の気温で、それもしかも長期間にわたって続いたということ、その結果が最悪だということになると思いま……
○野間委員 標準価格米についてまずお伺いをしたいと思います。昭和四十七年の物統令適用廃止のときに臨時的な経過措置として設けられて今日に至っており、一定の役割りは果たしておるということは私も承知しておりますが、この標準価格米、いまでも購入の割合が二七%というふうに私は承知しております。 ところで、今度の改正でこの標準価格米制度はどうなるのかということを大変消費者も心配をしておるわけでありますが、六日の本委員会において寺前議員の質問に対しまして、長官は当面廃止しないというふうに答弁をされております。この当面廃止しないということは、廃止を前提にしてまあ当面、こういうのが答弁の趣旨からうかがわれるわ……
○野間委員 きょうも生産者米価についての説明を受けたわけですけれども、新聞報道等では生産者米価は据え置きかというような報道がずっとなされておりました。ところが、農家の皆さんに話を聞いてみますと、これだけ生産費が上がっておる、これ以上もうがまんができない、据え置きなどというようなことはおよそ考えられない、これが農家の皆さんの考えでありました。 ところが、実際に諮問を見てみますと据え置きということで、生産者農家の皆さんにとってみればこれは大変なことだということで、大変な憤りをいま感じながら米審を見守っているわけでありますが、私ども野党六党も、御案内のとおり、七月の九日に、全中が要求をしております……
○野間委員 最初に、法務省と大蔵省にお聞きをしたいわけですが、けさの新聞でも大々的に、例の千葉県の川上知事の念書の問題が取り上げられているわけでありますけれども、これも報道によりますと、別件か何かで税務署がこれを押収か何かで入手をした、そういう経過も報道されております。そして、これが検察庁にいま渡っておるということも言われております。この念書自体も、閣僚の皆さんもお読みになったと思いますけれども、利権という露骨な言葉まで使われた、こういう五千万という大金のやりとりが問題になっておりますけれども、これについて大蔵省、国税庁、そして法務省、それらの入手の経過と、その後の捜査なり何なりの状況について……
○野間委員 時間がありませんので、前置きは抜きにして、端的に幾つかの問題についてお伺いしたいと思います。 まず最初にお伺いしたいのは、先ほども話がございましたけれども、横浜におきます米軍の燃料基地の爆発事件の問題であります。 この点について北米局長は、早速に日米合同委員会に事故の原因について明らかにしてほしいという申し入れをした、こういうお話があったようであります。それで、実はきのうの行政改革特別委員会の中でわが党の寺前議員がこの点についてただしまして、その結果、安孫子自治大臣が共同調査の必要性があるということを答弁されました。また、これを踏まえて総理は、事故の原因を徹底的に究明して、その……
○野間委員 四月九日の原潜の当て逃げ事件について、まずお伺いをいたします。 八月三十一日に最終報告を外務大臣は受け取られた。この事件については、何度も各関係委員会でも論議がされまして、あそこでジョージ・ワシントン号が何をしておったのか、なぜ急浮上したのか、あるいは衝突後なぜ見殺しにされたのか、さらに日本に対する通告がなぜおくれたのか、幾つかの重要な問題が論議されました。そして、八月三十一日に外務大臣は受け取られた、こういう経過を有するわけでありますけれども、この最終報告書について、園田大臣は、これを了とする、たしかこういう態度をおとりになったと思うのですね。この真相究明について一貫して、われ……
○野間委員 時間が限られておりますので簡潔にお伺いをいたしまして、それに即した答弁をいただきたいと思います。 最初にお伺いしたいのは、同僚の議員からも話がありましたけれども、ブロック農務長官が来られて、きのうの農水大臣のお話ですと、きょう午後二時から約一時間お会いになるということ、さらにあした第三回の実務者の定期協議が行われるということであります。先ほどの答弁でもございましたけれども、私はやはり相当腰を据えてくるのじゃないかという感じがしてしようがないわけです。 御案内のとおり、レーガン大統領が生まれまして、各国の大使に対しましても、大使は皆セールスマンたれというような檄を飛ばし、その中で……
○野間委員 先ほども少し話が出ておりましたが、私がまずお尋ねしたいことは、いわゆる昨年の五月八日のプレス・クラブにおきます、総理の述べられた日本の庭先数百海里ないしは航路帯一千海里の防衛論、これに関連してお尋ねをしたいと思います。 これが共同声明直後の当委員会におきましても大変な問題になりまして、御案内のとおり、防衛の分担を約束してきたとか、あるいは自衛の範囲を定めたとかいうことで私どもは追及したわけでありますが、政府は、そうではないのだということをここで終始一貫して言っておりました。ところが、その後のたとえばアメリカの国務省あるいは国防総省、このあたりの高官の中からさまざまな形で、これがわ……
○野間委員 筑波博から質問をしたいと思いますが、かつて国際科学技術博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律が衆議院の科学技術委員会で審議されたときに附帯決議が付されておるわけですが、この附帯決議に関してまずお伺いいたします。
その一つは、第二項に「政府出展及び民間出展については、わが国固有の文化及び伝統工芸等に関する科学技術の紹介に努めるとともに、中小企業の積極的参加について配慮すること。」というのがあるのです。具体的にいまどういう配慮、手だてがなされようとしておるのか、この点についてまずお答えいただきたい。
【次の発言】 これは、いま言われたとおり去年の三月ですね。もう一年前……
○野間委員 前回のときにお伺いした続きということなんですが、まずお伺いしたいのは、いわゆる科学博の問題から入りたいと思います。これについて前回のときに、昨年の三月十九日の科学技術委員会におきます附帯決議、これらが具体的にどのように中身が考えられ、進捗しておるかということを聞いたわけですけれども、これについて外務省はまともな答えがなかったわけです。 きょうは科学技術庁来られておると思いますが、この点について特にお伺いしたいのは、中小企業の積極的参加、これについて具体的にどういう配慮を考えておるかということと、それからこれは外務省とも関連するわけですが、途上国の積極的参加、これが得られるように、……
○野間委員 いまから質問するわけですが、時間の制約がありますので、簡潔にお答えいただきたい。答えがなかったり、あるいは直接その質問に答えがない場合には、実際に審議が進みません。挙げて政府の責任ですから、あらかじめそのことを申し上げておきたいと思います。
植物の新品種の保護に関する国際条約、これからお聞きをいたしたいと思います。
午前中にも答えがありました五十三年当時の特許庁と農林水産省との種苗法案に関する話し合い事項、これはこの条約の批准後もそのまま引き継がれ維持されるわけかどうか、この点についてお伺いします。
【次の発言】 時間がありませんので中身については省略しますが、八項目ですね。す……
○野間委員 まず、日米経済摩擦のうち、農産物についてお伺い申し上げたいと思います。 アメリカへ行かれる前に当委員会で、農産物については輸入枠の拡大それから自由化は絶対できない、日本の農家の実態を踏まえて物を申してきてほしいということを申し上げたわけでありますが、その中で櫻内大臣は、むずかしいということは言ってきます、こう言われました。ところで、その後のいろいろな推移でありますが、帰られた直後の参議院の予算委員会の中で田澤農水大臣は、自由化はもうできない、いまのところぎりぎりいっぱいだというような答弁をされました。その点、櫻内大臣の自由化についての態度がどうもあいまいと申しますか、答弁されたこ……
○野間委員 軍縮特別総会の点について先ほどからいろいろ話がありましたが、きょうの新聞によりますと、国民運動推進連絡会議、これの発表で反核署名千三百万、これを突破したという報道が出ております。事このように、核廃絶を求める国民の声というものは、一億一千万の国民からして、これは未成年ももちろん含まれるわけですが、千三百万といったら、相当な数なんです。それだけ核の廃絶に向けての期待、要求が強いということであります。こういう切実な国民の声をきちっと受けとめて、特別総会の成功に向けて日本のやらなければならぬ責務は非常に大きいのじゃないか、こういうふうに考えておるわけでありますが、そういうことを踏まえた上で……
○野間委員 最初にお伺いしたいのは、同僚の議員の方からも質問がありましたが、アメリカの二百海里水域内の四月分の漁獲割り当て数量の削減の問題であります。
これは二五%のうち一〇%の削減、数量にいたしますと十一万四千四百九トン、大変なカットになるわけであります。しかもこれはアメリカとの約束には違反することは明らかだと思うので、直ちにこれには厳重に抗議をするという姿勢をとるべきだと思いますが、その点についてどういうお考えを持っておられるのかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 洋上買い付けば去年に比べて四倍以上です。一万四千トンから四万トン、しかも途中で変更して六万トン、日本としても相当譲歩して……
○野間委員 日豪原子力協定についてお伺いしますが、今度の改正協定では新しい規制が追加されておるわけですが、どういうものがあるのか、どういう理由でこういうことになったのか、まずその点からお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 原子力基本法で言ういわゆる自主、民主、公開ということと、この原子力の平和利用についての問題ですけれども、いま申し上げたように、平和利用については、自主、民主、公開、この原則に基づいて行われる必要があると思いますが、その点についてはいかがですか。
【次の発言】 ちょっと具体的に事務的な問題について次にお伺いしたいと思いますが、天然ウランの輸入についてでありますが、どこ……
○野間委員 きのうに引き続きまして若干質問を続けさせていただきたいと思います。 きょうお聞きしたいのは、核兵器の全面禁止と、それから原子力の平和的利用との問題についてでありますが、御案内のとおりの核防条約、現状の核拡散の防止について考えてみますと、この条約のもとでアメリカとかソ連など、いわゆる核保有国自身が一方では核兵器の製造を無制限にいま進めておるわけですね。軍事用の再処理工場によってプルトニウムの生産は大規模にいま進めながら、他方では非核保有国が核兵器を持ってはならぬということから、非核保有国における原子力の平和的利用、このものにすら特別の制限を課そうということなので、これ自体が一つの矛……
○野間委員 大臣、大変お疲れだろうと思いますが、あとわずかでございますから、よくお聞きいただいて、明快な答弁をお願いしたいと思います。 議題となっております三条約一法案のうち、いまからお聞きしますのは、七二年につくられました細菌兵器及び毒素兵器の開発等禁止に関する条約に関連してお尋ねをするわけでありますが、先ほどの質疑の中にもありましたけれども、化学兵器が切り離されたままで生物兵器あるいは毒素兵器のこういう条約ができたわけでありますが、私は、いまの国際的な情勢の中で考えても、この化学兵器の禁止、これは国際的に最も切実な問題の一つであるというふうに理解、認識をしておるわけでありますが、この点に……
○野間委員 公明党が欠席するという異常な中での委員会、大変遺憾でありますけれども、正常化と切り離しての条約なり国内法の審議、私はそういうふうに確認をした上で質問をさせていただきたいと思います。 まず緊急の問題としてのビザの発給問題についてお伺いしたいと思います。 御案内のとおり、私も一昨日門田国連局長のところへ参りまして、特に第二回総会に出席予定の原水協関係の人たち、この人たちが中心のようですが、当時四百名前後というふうに言っておりましたけれども、ビザの発給がなされていない。特に、きょうの新聞報道等によりますと、ニューヨーク・タイムズを引きながら、拒否をした、その数が三百名というふうなこと……
○野間委員 まず第六次のすず協定から質問をしたいと思います。 最初にお伺いしたいのは、アメリカの備蓄の放出とすずの生産国との関係についてでありますが、もともとこのすず協定というものはマレーシアあるいはインドネシア、タイ、いわゆるASEAN三国を初めとする発展途上国、この生産国の経済安定とすず価格の安定、これが目的としてあると思うのですね。 そこで、生産国の経済安定という点からでありますが、新聞報道等によりますと、ゴムとかすず、繊維、こういう一次産品が赤字を記録しておるということが載っておりますが、外務省はこういう事実についてどういうふうにつかんでおるかということであります。
○野間委員 最初に、いわゆる対韓援助についてお尋ねをいたしたいと思います。
四月の下旬、柳谷審議官がわが国の最終案なるものを持っていかれ、それが結局妥結に至らなかったという経過があります。その四月末の最終案なるもの、これはいまも変化はないというふうに私は考えておりますが、そのとおりでよろしいですか。
【次の発言】 その最終案なるものも総額四十億ドル、これはいまもいろいろ対外経済援助の話がありましたが、ASEAN五カ国の過去五カ年の円借款はトータルしますと十八億ドルになると思いますが、四十億ドルのうちで対韓国一国に対して新聞報道等では十五億ドル、こう言われておる、大変な額であります。これが安保……
○野間委員 きょうは、亡命者によります反ベトナムの三派連合の政府、これが旗上げをする日ということのようですが、これに関連をしてインドシナ問題についてまず若干の質問をいたしたいと思います。 いまインドシナとりわけカンボジアにおきましては、ヘン・サムリン政権がそのほとんどの実効支配をしており、生活も大変安定化の方向へ進んでおる、こういう状況にあります。ところが、御承知のとおりの三派、つまりポル・ポト派、シアヌークそれからソン・サン、この三派の連合政府ができたわけでありますが、これについてまずお伺いしたいのは、日本政府はこの三派連合、これをどう考え、どういう位置づけ、とりわけポル・ポト派の民主カン……
○野間委員 引き続いて教科書問題について、主として外務大臣にお尋ねをしたいと思います。
最初にお聞きをしたいのは、きのうの参議院の文教委員会で文部大臣が、両省の接点、これは外務省との関係ですが、これを求めて必ず円満に解決できる具体案を遠からず公表できると考えておる、こういう答弁をいたしておりますが、事はそこまで協議の中で具体的にもう進んでおるということなのかどうか、外務大臣にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 教科書問題の中身については文部省の所管であるとしても、事は外交問題としていま大きくなっておるわけです。文部省がどういう方向で検討しこれを改善していくかということについては、外務省を……
○野間委員 最初に、いわゆる浦河沖地震に関して、大変な被害を受けられた皆さんに心からお見舞いを申し上げますとともに、先ほどからも言われておりますように、日ごろの大変な訓練、努力によって、あれだけの大きな地震であるにもかかわらず、死亡者がゼロ、火災発生がゼロということで、今日まで非常に努力された関係者の皆さんとそれぞれの被災者の皆さんに、この点についても心から敬意を表したいと思います。私も調査団の一員として現地をつぶさに見てまいったわけでありますけれども、死者がゼロだというようなことで軽視をせずにこの委員会で調査団を派遣したということは、非常によかったと思います。私たちはいろいろな教訓を学んでき……
○野間委員 申し合わせの時間が限られておりますので、総論を省きまして、端的に二点ばかりお尋ねをしたいと思います。 一つは、和歌山の紀ノ川にかかっております竹房橋、これは和歌山県の打田町にあるわけですが、これの流失についてであります。 今度の十号台風で、私も実はきのう来る予定が、国道も私鉄も国鉄も寸断されて、きのうは来られませんで、きょう来たわけですけれども、大変な被害を受けたわけです。この十号による大雨で紀ノ川が非常に増水をして、橋本市では危険水位を超えたわけであります。千二百名もの人たちが避難をしたというようなこともありました。 この竹房橋について言いますと、昭和四年にできた非常に古い……
○野間委員 私も同僚議員に引き続きまして、この漁業に関する三条約についての質問をいたしたいと思います。 申し合わせの時間がありますので、できるだけ簡潔にひとつ答弁をいただきたいと思います。なぜなら、答弁のいかんによって私がきょう予定しております質問がこの申し合わせの時間にできないということのないようにお願いをいたしたいと思います。 まず最初に、海洋法条約に関する質問でありますけれども、先ほどもどなたか聞いておりましたが、ラムズフェルド米特使が一日に日本に参りまして、中曽根総理と会いまして、署名をしないように、アメリカはこれに反対であるというようなことを前提にしながら要請をしたやに新聞報道は……
○野間委員 私は日韓の首脳会談について主としてお伺いをしたいと思いますが、まず最初にお伺いしたいのは、日本にとって韓国あるいは朝鮮半島、これに対してどう認識し、どう見るか。特に南北間の問題であります。これについて全斗煥大統領が、ちょうど一九八一年の日米首脳会談、この直後、これは五月十五日ですが、日本の時事通信社の韓国訪問団との会見の中でいろいろと言っております。これは世界週報に全文が出ておりますが、それを読んでみますと「東南アジア、とくに韓半島は戦略的要衝で、これが一つのキー(鍵)を握っている。日米共同声明でもこの問題が取り上げられ、満足に思っている。韓国に政治的、軍事的な不安が生じた場合、日……
○野間委員 日ソサケ・マスの議定書に関してまず第一にお伺いしたいのは、漁業協力協定が五十七年末で切れていますね。これについては業界としても長期の安定という点から強く、この五年間の協定をさらにと求めておりますけれども、これの見通しについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 外務大臣、五年間の協定は努力してもらって、必ずできるように積極的にひとついま答弁もありましたけれども、お願いしたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 協力費の件についてですが、四十億から四十二億五千万と二億五千万ふえたわけですね。先ほどの論議の経過にもありましたけれども、五十七年度は十七億ですね。しかし、今度は二億……
○野間委員 最初に防衛庁にお伺いします。
例の航空自衛隊のC1二機の衝突に続きましてPS1、この事故が起こりました。
有事対処と言いつつ、こうした事故は国民の命あるいは安全から見て非常に大きな問題かと思いますが、まずお聞きしたいのは、新聞報道等によりますと、対潜哨戒飛行艇PS1、これが低空飛行しておったというふうな報道になっておりますけれども、一体このPS1が低空飛行するケース、これはどういうような場合があるのか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 いまピンポイントの探知の話がありましたけれども、低空進入攻撃、こういう場合もあるわけですね、ケースとして。
○野間委員 ASEAN関係から主として外務大臣にお伺いしたいと思います。
クアラルンプールでの総理のスピーチの中で「日本とASEAN諸国との関係を新たな次元にまで高めたい」こういう表明がありますけれども、これは一体どういう意味なのか、まずその点からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その中身が聞きたいわけですね。これは総理のスピーチなんですけれども、外務大臣ですから同行もされておりますから。「新たな次元」と言う限り、いままでの量的な発展ではなくて質的な何かがあるのじゃないかというふうにこの表現から読み取られるわけですね。その中身についてお聞きしておるわけです。
○野間委員 まず、中曽根内閣の防衛政策に関連して質問をしたいと思います。 各マスコミの世論調査の結果はすでに御案内のとおりだと思いますけれども、多くの国民が中曽根内閣の防衛政策に対して拒否反応を示しておることは御承知のとおりであります。それは、軍事大国化を目指すそういう政策だという受けとめ方だからであります。とりわけ、いわゆるあの不沈空母の発言とか運命共同体といった発言に対しては、朝日新聞の世論調査の結果によりますと、これに「反発を感じる」というのが六一%、「その通り」というのが一五%という異常な状況であります。ASEAN諸国を歴訪されまして軍事大国化しないと、いわばぶりっ子ぶりと申しますか……
○野間委員 質問に入る前に、この災害で亡くなられた方々に対して心からお悔やみを申し上げますとともに、けがをされた方あるいは災害を受けた方々が一日も早く全快され、あるいは困難を克服して災害から立ち上がられるように心から期待を申し上げておきます。 私は、当委員会からも調査に参りましたし、また共産党独自の調査にも入って参りまして、その被害の甚大さ、地震あるいは津波のこわさをいまにして改めて体験をしてきたわけであります。 そこで最初に、政府の責任と申しますか、今日までの対応について、まず国土庁長官にお伺いしたいのですが、六月八日、中曽根総理が、地震があれば津波が来るのは常識であった、そういう点では……
○野間委員 最初に、日米農産物交渉についてお伺いしたいと思います。
九月十四、十五日に行われました。この中では、とりわけオレンジについていいますと、べらぼうな枠の拡大、あるいは自由化の時期を明示しろ、そういう要求が出されたやに聞いております。中身については、オレンジの場合には、枠の拡大が約三割、二万四千六百トン、それから牛肉については六割の拡大、こういうようなことが報道されておりますが、これは事実かどうか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま数字を挙げましたが、これは各紙書いておりますが、この事実は否定はしないでしょう。
○野間委員 農産物の被害あるいは災害等についてお伺いしますけれども、ことしは北海道、東北が日照不足あるいは低温、その他島根、山口等についての集中豪雨とかあるいは論議されております台風十号の被害、私いまからお聞きしたいのは干ばつの被害なんです。とりわけ和歌山県の温州ミカン初め柑橘、これに対する七月八月、非常に重要な時期に雨が降らない、約二カ月ばかり降らないということで大変な被害が生まれておるわけですが、まず初めに農水省にお伺いしたいのは、ことしの温州ミカンの収穫予想あるいはその消費数量の見通し等について、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 ここに生産と消費の乖離というか、アンバランスがあるわ……
○野間委員 時間がありませんので、端的にまず土取り問題からお伺いをしたいと思います。
和歌山市の加太という地区、これなど五カ所です。これについて区域を特定いたしまして空港埋め立てに必要とする土砂採取・運搬施工計画調査、これが行われました。そして既にこれが終わっておりますが、これはいつ始めていつ終わったのか、それだけまずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 その調査の内容あるいは目的でありますが、この対象地域につきまして土砂採取の方法、積み出し、桟橋までの運搬計画、工費、工期、これなどと思いますが、どうでしょうか。
それから、調査は加太地区については鹿島建設、岩出地区は大成建設、岬町……
○野間委員 参考人の皆さん、どうも御苦労さまです。 私、きょう最後の質問者になろうかと思いますが、時間がありませんので、重複を避けて幾つかお聞きしたいと思います。 まず、池治参考人にお伺いしたいと思います。 先ほどからもずっと論議がありましたけれども、要するに四十九年にできた新しい繊維法がずっと延長して今日に至るわけですけれども、このいわゆる垂直連携統合が実際に現行法のもとでうまいぐあいに乗っかれるであろうかということを、私、四十九年の繊維法の審議のときにも当委員会においてかなり懸念を表明したわけです。特に中小零細の中での零細が大変乗りにくいと私は思うのです。先ほどのお話でも、六十二産地……
○野間委員 それでは今同僚委員の方からも話がありましたが、私も福井県の織物構造改善工業組合から陳情を受けておるわけで、これに関して最初にお伺いしたいと思います。 この法の延長に係る産地一括型の構造改善事業、この実施要領の基準の緩和についてまず第一に、何度も論議されておりますように、設備リース事業枠の撤廃ないしは緩和の問題、これについて今、商品開発センター及び自己の保有する共同施設の時価評価額の二倍ということで抑えられておりますが、これについては通産省の答弁の中でい弾力的にこれを運用したい、拡大したいという答えがあるわけですけれども、福井の方では、時価評価額の五倍にしてくれ、こういう強い要請が……
○野間委員 割賦販売、いわゆるクレジットの産業の成長ですが、これは既に議論でも出ておりますように、目をみはるものがある、これは事実だと思います。今では、約十四兆円弱、こういう産業にまで発展しておるわけですね。同時に、問題はこれにまつわる病理的な現象、これも数々発生して、深刻な事態が今現に到来しておることも事実であります。 私は、今から、日本のクレジット史上に残る、こういうふうに言われております、いわゆるコーキ出版、これは信販会社のクレジットを使った学習用の教材あるいは備品の販売を続けてきた会社でありまして、資本金が二千万円、これに関する悪徳商法を取り上げていきたいと思います。これは本年の二月……
○野間委員 最初にお聞きしますのは、産構審が出しました「今後のセメント製造業及びその施策のあり方」、いわゆるセメント業界の今後の構造改善について質問をしてみたいと思います。 これを私は拝見したのですが、この中には、今も若干の質疑がありましたけれども、セメント業界の今後について過剰設備の廃棄が挙げられております。しかし、いろいろな専門家の話やあるいは業界の人に聞きましても、これは表向きの口実で、デッドキルンあるいはスリーピングキルン、こういうものを除けば過剰設備はほとんどないというのが大体業界の見方のように私は物の本で承知をしております。 それはそれとして、共同事業会社をつくるということがこ……
○野間委員 時間がありませんので、前置きを省略して端的にお伺いしたいと思います。 最初に、鉱山の保安行政の重要性についてであります。 御案内のとおり、この重要性について私は二つあると思います。一つは、今の鉱山が大規模な採掘あるいは大型機械化、こういう中で起こってくる事故も非常に大きい。このことについては、夕張のあの悲惨な事故あるいは三井三池の有明鉱の事件、これが既に証明済みであります。もう一つは、休廃止鉱山の鉱害対策、これは非常に急増しておりますので、これまた大変重要になっておるわけであります。そのことについての通産大臣の認識をまずお伺いしたいと思います。
○野間委員 きょうは、所信表明に対する質疑ということでありますが、この所信表明の中で、「国民の期待する法務行政の推進」あるいは「基本的人権の保障をより確かなものとするため」「万全を期する」というような所信が述べられております。そこで、この所信に関連いたしまして幾つかの問題をお尋ねしてみたいと思います。 まず最初はいわゆるロス事件について、それからアキノ氏の暗殺の問題、さらにはサラ金業界の逮捕の問題、これは午前にも質疑がありましたけれども、そして中国残留の日本人孤児というふうなことについて質疑を進めてまいりたいと思います。 まず、いわゆるロスの事件でありますが、これについてはもう既に御案内の……
○野間委員 定員法の一部改正法案についてお尋ねをしたいと思いますが、今回判事の増員が九名ということですね。これはどういう根拠で九名というのが出てきたのか、これでいいのかどうか、その根拠をひとつぜひお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 その数字はどこから出てくるのかよくわからぬわけですけれども、最高裁判所はこれでいいのでしょうか。
【次の発言】 いや、その中身がようわからぬので聞いておるので、これで十分かどうかということですね。私が言いたいのは、法務省から資料をもらっておるわけですが、高裁はともかくとして、地裁の場合には、確かにおっしゃるようにいろいろな執行関係あるいは特殊損害賠償、こう……
○野間委員 国籍法及び戸籍法の一部を改正する法律案について質問をいたしたいと思います。 今回の法の改正ですが、これは私も婦人に対するあらゆる形態の差別撤廃条約の批准、それに伴う国内法の改正ということを常に求めて今までやってきた者の一人として、その一部としての国内法の整備ができたということは大変うれしく思っておりますが、先ほどからも論議されましたように、中身についてはいろいろな問題と申しますか、それぞれの意見が出ておることは御案内のとおりであります。 きょうは初日でございますので、基本的な点あるいは逐条的な中身についてひとつ明らかにしていただきたいというふうに思いまして、そういう立場から質問……
○野間委員 参考人の皆さん本当にお疲れさまでございます。私が最後の質問者ということで、もう少しの御辛抱をお願いしたいと思います。 時間が限られておりますので、重複を避けまして幾つかの問題についてさらにお伺いしたいと思います。 一つは、金城先生、星野先生にお伺いしたいのは、現国籍法のいわゆる父系血統主義と憲法十四条ないしは二十四条の関係についてどうおとらえになるのか。先ほど星野先生は、今度の改正について、差別撤廃条約という外圧だけではなくて憲法二十四条というような御指摘があったと思いますけれども、まずその点について両先生の御所見を承りたいと思います。
○野間委員 最初に最高裁判所にお伺いしたいと思います。 過日、私がこの委員会で取り上げた問題の一つとして、異なった地方裁判所の二つの支部の裁判官の兼任の問題についてであります。この間の私の質問の結果、適切に対処するというお答えがありましたが、若干敷衍して現状を申し上げます。 新宮支部と熊野支部の問題でありますが、開廷状況は新宮支部が火、金、水、それから熊野支部が月、木、これは民事、刑事、家事、いろいろなものがあります。月、火、水、木、金が新宮、熊野、いずれの日も開廷日ということですね。この開廷日以外にも少年事件あるいは家事事件、これが随時入ってくる。その上に法廷外の裁判官の活動として常置委……
○野間委員 最初に民事局長にお伺いしたいと思います。 これは午前中同僚議員の方から聞かれたことですが、公共嘱託登記の受託組織の法人化の問題ですが、日司連とか日調連、法務省の努力によって六項目にわたる骨子ができていますね。 私、この六項目をきのう法務省からもらったのですが、「法人化の早期実現を図り、次期通常国会に法律案を提案できるよう努力する。」これが一項ですね。あと目的としては、「官庁又は公署が行う登記の嘱託に必要な事務を行うこと」とか、根拠規定が「司法書士法及び土地家屋調査士法」、それから「法人は、司法書士のみを社員とし、司法書士業務を行うものと、土地家屋調査士のみを社員とし、土地家屋調……
○野間委員 時間に制約がありますので、簡潔にお答えいただきたいと思います。 まず民事局関係から質用したいと思いますが、今六十年度の予算要求についての概算要求をまとめられる大変重要な時期でありますので、私は、法務局関係についてまずお尋ねしたいと思います。 行管の窓口行政サービス調査、ここでは法務局、特に登記所がワーストツーというような汚名を受けておるわけであります。私も仕事の関係でよく登記所を知っておりますが、何といいましても仕事の量が非常にふえておる。ところが庁舎の環境が非常に劣悪である、あるいは慢性的な人手不足、こういうものが大きな原因であり理由であるというふうに私は理解しておりますが、……
○野間委員 私も違憲の定数配分規定と解散権の行使について、長官に質問したいと思います。
解散権は法律上制約されない、これは一貫しておっしゃっております。その理由の一つとして、解散権の行使と総選挙の執行は別個の問題だ、こう言われております。
そこで、お聞きしますけれども、解散権の行使をした、その際に総選挙の執行のない場合というのはあり得るわけですかどうですか。
【次の発言】 長官、あなた、そんなことがわからぬのですか。解散したら必ず総選挙しなければならぬのでしょう。これは一体のものですよ。解散だけして総選挙をしないで済むいわれはない、法律はない、法はないわけでしょう。その際に、明確に違憲な定……
○野間委員 和歌山の北部臨海工業地帯、これは皆さんすでに御承知だと思いますが、このほとんどが下津港湾ですね。ここには密集しておりますですね。しかもこの工業地帯の中核は何かといいますと、国民から最もきらわれる公害工場、具体的に言いますと、住金の和歌山製鉄所、これは粗鋼生産が年間九百万トンで世界最大ですね。それから石油精製工場、これには丸善、東燃、富士興産、この三つがあります。日産で東燃が十八万バーレル、丸善が三万八千バーレル、富士興産が七万六千バーレルですね。これは日本有数の石油精製基地。この上に丸善がさらに二十五万バーレルの増設の準備をいま進めておる、こういう状態ですね。さらに関西電力が海南の……
○野間分科員 長官にまずお伺いしたいことは、去る二月の十四日の瀬戸内海環境保全の知事と市長会議、ここに出席されまして、十項目にわたる目標を提示されておりますけれども、これはもうのっぴきならぬところまで追い込められた今日、おそきに失するというふうに私は考えておりますけれども、それにしても、たとえば新規の埋め立てば当分やめる、事業が進行中のものも再検討する、あるいは工場の新増設には厳重な規制を加える。その他オイルタンカーの規制等々、十項目にわたって目標を示されておりますけれども、これは事実でございますか。
【次の発言】 そうしますと、もう一度確認をいたしますけれども、今後瀬戸内海海岸の埋め立てはや……
○野間分科員 農林大臣にお伺いしたいわけですけれども、けさの毎日新聞によりますと、昨夜大蔵省顧問の細見氏が派遣ざれた。ついては、対米ドル二〇%以上の円の切り上げの覚悟と、もう一つは、対米協調の実をあげるため、農産物の輸入の自由化でアメリカの要求に応ずるという政府の方針を持って米国に行ったということが報道されておりますけれども、この政府の方針、これは間違いないかどうか。 具体的に特に私がお伺いしたいのは、農産物の輸入自由化について、これは大臣がしばしば自由化は絶対しないということを言っておられますし、特に、二月の二十二日の段階でもその旨農水の中で言っておられるわけです。それについて大臣の所見を……
○野間委員 時間が限られておりますので、簡潔にお聞きをしたいと思います。 本法案の特徴は、新たに事業団の業務として開発事業、これに必要な関連施設、これに対する資金の貸し付けあるいは債務の保証というのだと思うわけです。結論から申しますと、民間企業が利潤追求のために海外に進出していく。なぜ、貴重な国家資金を投入してこれらの企業を保護する必要があるのか、そういう非常に疑問に思う立場から質問を続けたいと思います。 たとえば、東洋経済の「海外進出企業総覧」というのが出ておるわけでありますが、これを見ますと、たとえばインドネシア、この投資目的、それからメリット別、この内訳を見ますと、企業の進出した中で……
○野間委員 政府は、物価抑制が第一義的な課題である、その枠内で不況対策を講ずると何度も言明をされておりますけれども、現在でもそのとおりであるかどうか、まず御確認願いたいと思います。
【次の発言】 現在物価問題は新たな憂慮すべき事態を迎えておるというふうに私は認識をしておるわけです。一つは、経済企画庁が二月二十四日に発表した「転換期における企業行動に関する調査」、これがありますけれども、これによりますと、七〇%の企業が主力製品の値上げで利潤を確保しようとしておることは御承知のとおりであります。同じように経団連がアンケート調査を行って三月二十五日に発表したわけですけれども、それによりますと、大企業……
○野間委員 私はラストバッターです。私は商工委員会に属しておりまして、例の出光の徳山事故の災害等の調査にも関係しまして、そのときに、コンビナートを一元的に規制する必要があるんだということの感を深くしたわけです。 今度の法案は、少し吟味をしましたけれども、一元化と言いながらばらばらであるということ、しかも中身が非常に乏しい。しかし、これらの点についてはすでにかなり議論が出ておりますので、重複を避けたいと私は思います。 石油化学コンビナートの災害防止の大きな柱の一つは、防災のための科学研究ですね。防災のための科学技術の飛躍的な進歩が一番必要になってくると思うんですね。いまこそ、部分的、局所的あ……
○野間分科員 私は、きょうは同和問題について総理府総務長官並びに関係者に若干の質問をしたいと思います。 御承知のとおり、同和対策事業特別措置法、それからこれに基づきますところの同和対策長期計画が策定され、ことしで六年目であります。同法は十年という時限立法、期限つきのものでありまして、残す期問わずか四年というのが現実でありますが、その過去六年間、これを振り返ってみて、この法律五条には目標が挙げられておりますけれども、この目標に対して政府はこれまでどのように取り組んでこられたのか、また、どのような効果をもたらしたのか、あるいはさらに、どのような問題点があるのか、こういう点について、まず簡潔に御答……
○野間分科員 私は、生活保護の問題について若干の質問を申し上げたいと思います。 憲法二十五条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」こういう規定がございます。これを受けて生活保護法が制定されておるわけでありますが、いまの保護基準なりの実態を見てみますと、およそ健康で文化的な生活とは似ても似つかない生活を強いられておるというように私は認識せざるを得ないと思うのです。五十年度の予算の中で二三・五%のアップというのが打ち出されておりますけれども、いままでの手直しの中で実質的には一四・四%にとどまる。たとえこれのアップをしても大きな影響はない、こう私は言わざるを得ないと……
○野間委員 値上げ絶対反対の立場から若干の質問をいたします。時間の制限がございますので簡潔にお答え願いたいと思います。
まずお聞きしたいのは、現在の電話の普及台数と、それからプッシュホンの普及台数、これをひとつ数字で端的にお示し願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、普及率というか割合は五%以下ということですね。
【次の発言】 当面、五十一年から五十三年度にかけてのプッシュホンの普及計画の台数、これをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、約百五十万台ですね。端的に答えてください。
【次の発言】 このプッシュホンの特徴は一体どこにありますか。
○野間分科員 銀行におけるサービス労働、これらに関係して幾つかお聞きをしたいと思います。 銀行というところは一見して大変きれいな職場で、しかも近代的、合理的な職場であるというイメージを一般に持つわけであります。しかしながら、これから質問いたしますけれども、その労働者の労働の実態を見てみますと、まさに労働法に違反して無法がまかり通る、こういう実態の職場があります。そこで、それらの点について、労働省の見解なり是正の措置あるいは調査、これらについて少しお聞きをしていきたいと思います。 まず最初に、労働大臣に一般的な姿勢についてお聞かせを願いたいと思いますけれども、おおよそ労働者の「労働条件は、労……
○野間分科員 時間の制約がありますので、ひとつ簡潔に答弁を願いたいと思います。
まず、ふすま材産業の問題について通産省にお聞をしたいと思うのです。いわゆる和ぶすま、この生産はここ数年来横ばいであります。逆に山田ダンボール、これらのつくる量産ぶすまの生産が増加をしております。これらの点について、通産省はそういう認識でおられると思いますけれども、まず確認を求めたいと思います。
【次の発言】 なぜ和ぶすまの生産がこういうふうに横ばいないしは停滞しておるのか、この原因についてどのような認識をしておりますか。
【次の発言】 一部はそうだと思うのです。いろいろさらに詰めて聞きたいのですけれども、時間の関……
○野間委員 先日、外務委員会で参考人の質疑をやりましたときにも話がありましたが、日本の場合には人権感覚の面で後進国だ、ところが、今度の難民条約の批准やあるいはこれに伴う国内法の一部改正、これはおくればせながら大変よいことだという参考人の話もありましたが、私も同感であります。私は、時間の関係もありますので、主として出入国管理令の一部改正を中心に少し質問をいたしたいと思います。 まず、最初にお聞きしたいのは、難民とかあるいは亡命者、それから流民、いろいろと言葉が使われておるわけでありますが、これは国際的に統一したものがあるのかないのか。恐らくないと思うのですが、日本の政府はどういうふうにこれらに……
○野間分科員 関西新空港の問題から運輸大臣にお尋ねしたいと思います。
この空港の問題を考える場合の基本的な立場として、五十一年九月二十日付の航空局長から大阪府、当時の黒田知事あての回答「関西国際空港の計画に係る調査の実施方針について」、いわゆる六項目の確認書があるわけですけれども、これを遵守するということから出発しなければならぬ、当然だと思いますけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 そこで運輸省、この間の予算委員会では運輸大臣、予備協議というようなことを言っておられるわけでありますが、私はまず第一にお尋ねしたいのは、この確認書の中にある調査結果の資料の公開ということだと思うのですね。
……
○野間分科員 時間に制限がありますので、幾つかの問題について端的にお伺いをしたいと思います。できるだけ簡潔に御答弁いただきたいと思います。 まず、いま小中学校の新しい学習指導要領の改定がなされました。小学校は昨年の四月から、中学校はことし四月からということで改定が実施されるわけでありますが、この中でまずお伺いをいたしたいのは、いわゆる単位授業時間についてであります。 御案内のように、これは従前は四十分、四十五分、五十分という、これは小学校、中学校それぞれあるわけでありますが、いずれも括弧書きがありまして、四十五分ないしは四十分でもよかったし、あるいは五十分ないしは四十五分でもよかった、こう……
○野間分科員 通産大臣と通産省の方にお聞きしたいと思います。ローカル的な問題でもありますけれども、非常に重要な問題だと思いますので、よく簡潔にお答えをいただきたいと思います。 高度経済成長の時期には、企業の地域に対する進出等は公害の問題等々大変大きな問題がありました。同時に、その地域に対する寄与と申しますか、地域経済とのかかわりということにつきましては、たとえば鉱工業生産の割合が、大企業製品あるいは中小企業製品、この割合が逆転するというふうなことで経済のバランスの問題でもかなり大きな問題を醸し出し、いまも現にそういう事実があるわけですが、私きょうお聞きしたいのは、低成長、不況のもとでもう一つ……
○野間分科員 農水省関係の国営事業については、いまさまざまな問題が投げかけられておりますが、総論の部分は別の機会に譲ることにして、端的に和歌山県の紀ノ川用水をめぐる問題についてお伺いをいたしたいと思います。 国営の十津川・紀ノ川農業水利事業、この一部として昭和四十年から始まった国営の紀ノ川用水の水利事業ですね、これは当初の計画から事態が大きく変わりまして、いま農家の不信、不満が非常に高まっております。 一、二挙げますと、たとえば工期ですけれども、当初は四十年から四十六年に完成予定ですね。ところが、もう五十六年もおしまいでありますが、いまの時点では五十八年に完成、これも定かではないということ……
○野間分科員 私は、在レバノンの米、仏、伊のいわゆる三国軍に対する資金援助の問題についてお尋ねしたいと思いますけれども、これは日米首脳会談の際、シュルツ国務長官の方からこういう要請があったというふうに聞いておるわけであります。
まずお伺いしたいのは、どういう要請があったのか、中身をひとつお知らせいただきたいと思うのです。
【次の発言】 いわゆる駐留目的についてはどういうことになるわけでしょう。
【次の発言】 米側の要請の中身ですが、これは要請のうち援助の対象ですけれども、三国軍全体に対するものなのか、それともアメリカ軍だけに対するものなのか、その点いかがです。
○野間分科員 所得税の申告。期限もいよいよ来るわけですけれども、例年のことながら頭を痛めている問題であります。ついては、憲法では納税の義務があると言いながら、それはあくまで実態面としても手続面としても適正でなければならないということは当然のことであります。 私は、きょうは大阪の国税局管内で起こりました農家に対するいわば徴税攻勢、この中での幾つかの問題を指摘いたしまして政府の姿勢をただしたい、こういうふうに考えております。 まず最初にお伺いするのは、税務行政の基本に関する問題でありますけれども、五十一年四月一日の「税務運営方針」、これはいまも行政上の基本的な指針として運用されているわけですね……
○野間分科員 私は、限られた時間の中で、今盛り上がりつつありますナショナルトラスト運動、これについて若干の質疑をいたしたいと思います。 昨年の十月の十六日、環境庁、そして和歌山県、田辺市、この後援を得まして、ナショナル・トラストをすすめる全国の会が、先駆的な運動を進めております田辺市において開かれました。その大会宣言の中に、この 運動の推進・定着をはかるためには、あくまでも住民が主体であるという基本的立場を堅持すること、そのうえに立って国民共通の資産である自然環境や歴史的環境の保護には、国および自治体が、責任をもって取り組むと同時にナショナル・トラスト運動への積極的な援助の責務をはたすべき……
○野間分科員 私は、食品添加物をめぐる厚生省の行政の姿勢についてこれからただしたいと思います。 御案内のとおり、BHAの使用禁止告示、これが延期させられたことに典型的にあらわれておると私は思うのですが、我が国の食品衛生行政、これが今根本的に転換させられた、こう言わざるを得ないと思うのです。国民の傘とか健康を守ること、これを第一義的な任務にしなければならぬ厚生省が、特に外圧、アメリカの貿易摩擦を口実とする市場開放要求、これに屈したというふうに私は考えるわけです。本来、食品衛生の行政というものを商品取引と同じ関係でとらえることは全く誤りでございます。 去年の三月二十六日だったと思いますが、「基……
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