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宮田早苗 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

宮田早苗[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(幹部)歴代TOP1000
874位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
733位

33期委員会出席(無役)TOP100
82位
35期委員会出席(幹部)TOP100
59位
37期委員会出席(幹部)TOP100
76位

このページでは宮田早苗衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。宮田早苗衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 商工委員会 第3号(1973/02/23、33期、民社党)

○宮田委員 私は、民社党を代表して、政府の通産政策、中でもこのたびの円変動相場制移行によって大きな影響をこうむっております中小企業問題及び大企業も含めた産業構造の転換策などについて政府の見解をお伺いいたす次第です。  わが国はGNPが自由世界第二位の経済大国となっておりますが、その成長の原動力となったのが、全事業所数九五%、全就業者数六四%を占める中小企業であることは御存じのとおりであります。わが国の産業構造は大企業とそれを取り巻く系列及び関連の中小企業によって構成されております。いわゆる二重構造でございまして、大企業の生産計画や営業政策が直線的に系列や関連中小企業の生死につながっておるのであ……

第71回国会 商工委員会 第21号(1973/04/25、33期、民社党)

○宮田委員 最初にお断わりしておきますが、私の質問がいままでの諸先生方の質問と重複する場合もあると思いますので、その点は簡略にお答えを願いたいと思います。  まずドル対策法の一部改正の本論に入ります前に、現行法及び各種の措置が一昨年の円切り上げ対策にどのような効果をあげたかをお伺いしたいと思います。  まず一番は、現行法の対象となっております認定件数をお聞かせ願いたい。また、その中小企業に対する政府系三公庫からの緊急融資規模及び設備近代化資金と高度化資金の返済猶予金、この三つの数字はどうなっておりますか。お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 次に、緊急融資の貸し出し条件でございますが、あ……

第71回国会 商工委員会 第27号(1973/06/05、33期、民社党)

○宮田委員 総合研究開発機構法案に対する修正案につきまして、提案者を代表しで趣旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付いたしましたとおりであります。  修正の第一点は、目的の規定におきまして、この機構は、「平和の理念に基づき」、「民主的な運営の下に」任務を遂行するとともに、「総合的な研究開発の成果を公開」すべきことを明文化することであります。  なお、この修正に伴いまして、設立の認可要件に「民主的な運営」を加え、また、業務として「総合的な研究開発の成果の公開」を加えることとしております。  第二点は、附則におきまして、政府は、本法の実施状況に検討を加え、必要な措置を講ずる旨の規定を新た……

第71回国会 商工委員会 第29号(1973/06/13、33期、民社党)

○宮田委員 だいぶ質問がございましたので重複する面があるかもしれませんが、その際は、簡略に御答弁を願ってけっこうでございますので、あらかじめ申し上げておきます。  中小小売商業振興法案に盛られた個々の条文の精神、問題点に触れる前に、この法案全般についてまずお伺いをいたします。  法案の提案理由で御説明がありましたように、この振興法は産業構造審議会流通部会の答申に沿った政策の一つであります。しかし、答申と申しましても、文学どおり現状に対する答申でございまして、中小小売店のあり方についてるる説明しているものの、小売商全般の進路を示しているものとは思われないのでございます。 答申に基づいた法案である……

第71回国会 商工委員会 第38号(1973/07/04、33期、民社党)

○宮田委員 時間の関係もございますので、重複する点がございましたら簡単にお願いをするといたしまして、まず最初に、本法律案の立法趣旨について通産大臣に御意見を承りたいと思います。  この法の目的は、第一条で、消費者利益の保護あるいは物価の抑制と流通業界の近代化だとしております。大規模小売店舗とその周辺に立地する中小小売業者との調整も大きなねらいのようです。しかし、この法が施行された場合の効果について若干の疑問を抱かざるを得ません。小売商業界が近代化され、はたして消費者のためになるかどうか。と申しますのは、大規模小売店舗の新増設を許可制ではなく事前届け出制とはしたものの、通産大臣の変更勧告、変更命……

第71回国会 商工委員会 第40号(1973/07/10、33期、民社党)

○宮田委員 時間の関係上二、三質問をして終わらせていただきます。  まず最初に、この法律は政府提案ということでなしに議員立法という形で出されたわけでありますが、この理由を簡単にお願いしたいと思います。
【次の発言】 この織機買い取りが五年間ということになっておりまして、この法律が施行されまして早い時期に一時金として全額負担ということになっておりますが、この種の業者そのものの実態から、分割払いとかあるいは延納とかいうような措置をとってよろしいのではないか、こう思いますが、その点についていかがですか。
【次の発言】 供給と需要の関係について前の質問者からもいろいろ出ておりましたが、今日の実態が有籍……

第71回国会 商工委員会 第57号(1973/11/21、33期、民社党)

○宮田委員 最初にお断わりしておきますが、私も、いままでの質問者と同じように、一連のエネルギー問題を中心に質問をするわけでございます。したがいまして、多分に重複する面もあるかと思います。しかし、今日の問題の焦点が全部これに当てられておるということでございますので、当然取り上げざるを得ない、その点はひとつ御了解を先にしておいていただきたいと思います。  まず今回の石油危機に対する政府の政治姿勢について大臣にお伺いいたします。  政府は、十六日に石油緊急対策要綱を閣議決定されたわけでありますが、事石油に関しましては、わが国の生命線であるにもかかわらず、その取り組み方が実におそかったということをまず……

第72回国会 災害対策特別委員会 第13号(1974/05/16、33期、民社党)

○宮田委員 今回起こりました静岡県南伊豆町一帯で人命、家屋、道路等に大きな被害を出した地震に関しまして若干の質問をいたしますが、前者の方々がたくさんの質問をされ、それに答弁をされておるわけでございますので、多分に重複する面もあろうかと思いますが、その点は御理解をひとつお願いをしておきます。  民社党といたしましては、去る十二日、南伊豆災害対策調査団を派遣したわけでありまして、現地の悲惨な被害状況を視察いたしまして、政府が早急に講ずべき諸施策につきまして官房長官に申し入れを行なったところでございますが、この際関係各省から具体的な御答弁をいただき、被災者の方々の不安にこたえてほしいと思います。  ……

第72回国会 商工委員会 第3号(1973/12/10、33期、民社党)

○宮田委員 私は、LPガスの内田連合会副会長と深尾協会会長にお聞きをいたします。  まず都市ガスとの関係についてお伺いするわけですが、LPガスは、御説明によりますと千八百万世帯、これに対して都市ガスはどれだけの世帯があるかということです。そしてちょいちょい耳にしておりますのは、都市ガスとLPガスとの関係でいろいろ問題点があるようでございます。これをひとつ御指摘を願いたいということであります。
【次の発言】 私が問題点ということをお聞きいたしましたのは、プロパンガスの削減ということになりますと、都市ガスがプロパンガスの範疇に入る。いまでも説明を聞いておりますと、倒産のうき目を見ることになりはしな……

第72回国会 商工委員会 第6号(1973/12/13、33期、民社党)

○宮田委員 だいぶおそくなりましたが、短い時間でございます。答弁はできるだけ端的にお願いをいたします。  その前に、まずこの法案が提出されたわけでありますが、言うまでもなく今日の異常事態をどう打開をするか、それは同時に、供給と需要のバランスを保つ、しかも国民にしわ寄せをしないようにというこのことが趣旨じゃないかと思っております。  そこで、まず経済企画庁にお願いいたしますが、石油事情が流動的で経済見通しも立てられないのだということを各閣僚がおっしゃっておいでになるわけでございますが、考えてみますと、来年度の予算の編成という時期に到達をしておるわけでございます。そのときになりながらも、いまだに来……

第72回国会 商工委員会 第8号(1973/12/17、33期、民社党)

○宮田委員 私は、本法案に関連をしまして、まず通産省に御質問をいたします。  今日のOAPECの石油削減に端を発しましたエネルギー危機を切り抜ける方策として、政府はいろんな対応策を打ち出しておられるわけでありますが、私は、まず民間設備投資の見直しに関連をしてお伺いをいたします。  昨日の連合審査の場で、通産大臣はわが党の河村議員の質問に対しまして、新規着工のすべて繰り延べなどを答弁しておられましたが、一月以降に完工をいたします工場への電力、重油供給にはどういう対処をなさいますか。まずお聞きをいたします。
【次の発言】 私がこの問題をお伺いいたしましたのは、新規工事は抑制をいたしましても、継続中……

第72回国会 商工委員会 第10号(1974/02/15、33期、民社党)

○宮田委員 私は大臣の所信表明演説に関連をいたしまして若干の質問をいたします。  ここで、あえて指摘するまでもなく、石油供給不足に端を発しましたまさに狂乱的な物価の上昇は、多くの企業が石油危機に悪乗りした結果であります。OAPEC石油供給削減が通告されて以後、いわゆる石油関連二法が成立したのでありますが、年末から年始にかけまして生活必需品の価格はすさまじいばかりの勢いで上昇をしまして、悪徳企業の暴走に歯どめをかけるために成立した石油二法並びに投機防止法でありましたが、臨機応変な運用を政府が怠ったために何ら見るべき効果をあげ得なかったのが実情だと思います。  一月の卸売り物価指数の動きを見まして……

第72回国会 商工委員会 第15号(1974/03/11、33期、民社党)

○宮田委員 最初にお断わりしておきますが、何しろ今度のこの問題が公害の隠蔽という非常にはっきりした問題だけに、これから申し上げますことはほとんど前者の質問に尽きるわけでございまして、多分に私も同じような質問をするわけでございますので、お答えはごく簡単でけっこうでございますから、再確認の意味も含まれておりますから、その点、御了解を先に得ておきたいと思います。  今度の公害の隠蔽工作の最大の責任が企業にあることは申すまでもありませんが、行政の基本にかかわる調査そのものに関与いたしました国、地方自治体の責任もきわめて大きいと思います。公害の心配が非常に大きい休廃止鉱山の監督体制の強化ということをこれ……

第72回国会 商工委員会 第16号(1974/03/12、33期、民社党)

○宮田委員 伝統的工芸品産業の振興に関する法律案に関しましては民社党も異存のないところでありますが、不明な点を二、三ただすとともに、法の運用について簡単に要望をいたします。  まず一点は、第二条の「伝統的工芸品の指定」、第三条の「振興計画の作成」及び「認定」並びに第八条の「表示」、この三つの条文の関連についてであります。通産大臣によって指定されて、金融、税制上の優遇措置を受けるための振興計画が妥当であるという認定を受けなくとも、その製品に表示を付することができるような法の運用はできないかどうかということであります。  なお、この法律制定の動機の一つに産地の振興とか品質確保というねらいがあったと……

第72回国会 商工委員会 第18号(1974/03/20、33期、民社党)

○宮田委員 中小企業信用保険法の一部改正案と、これに関連する中小企業施策についてただいまから質問をいたします。  まず第一に、第七十一国会での中小企業信用保険法の改正にあたって付しました決議が今回の改正案に生かされていることについて賛意を表するものでありますが、現下の総需要抑制政策によって中小企業がこうむっている実態は実に憂慮すべき事態かと思います。各地の信用保証協会に対する中小企業者の保証申し込み増あるいは協会の金融機関に対する代位弁済の増加などからも明らかであります。  この際、中小企業庁長官から、最近の傾向と今後ますます悪化するであろう中小企業者政策の展望をまずお聞かせ願いたいと思います……

第72回国会 商工委員会 第23号(1974/04/02、33期、民社党)

○宮田委員 それではまず大蔵省に関係をいたします問題から質問をします。政府は、反社会的行為を行なった企業に対する政府関係金融機関からの融資の停止措置を検討中だということですが、適用の基準や時期など基本的姿勢をまずお示しいただきます。
【次の発言】 衆参両院の予算委員会等での質疑で、反社会的行為の定義と申しますか、現時点で適用すべき業種、企業が問題にされましたが、やみカルテルを結んだとして公取に告発されております石油精製十二社、まだ結論というところも出てないということですが、当然対象業種になると思いますが、その点はどうでございますか。
【次の発言】 結論の出た時点で、対象業種になった場合に融資の……

第72回国会 商工委員会 第26号(1974/04/09、33期、民社党)

○宮田委員 ものの価格が上がりますと、消費者は量質ともにたいへん気にするわけでございます。そこで、まず計量法の質問に入ります前に、通産政策に関しまして一般的なことでまことに恐縮でございますが、次官お見えでございますから御意見を承りたいと思います。  石油製品の値上げの実施に続きまして、電力各社の値上げ申請が出そろったわけであります。電力料金については五月の末までに結論を出す方針とのことでございますが、石油、電力の値上げはコストへのはね返りが大きいことは申すまでもありません。さらに今春闘の動向をながめてみますと、二万五千円から三万円の賃上げを回答する企業が多いわけでありまして、夏場にかけて、この……

第72回国会 商工委員会 第37号(1974/05/21、33期、民社党)

○宮田委員 本法律案は、電源開発の促進ということが目的ということになろうかと思っております。その目的を完遂するために今日のあらゆる問題を解決していかなければならぬということと思いますので、そういう問題について本日は質問をいたします。  まず交付金の問題についてでございますが、交付金をつける発電所の出力の基準でございますが、これまでにも質問が出ておりましたように、石炭を見直そうという昨今の情勢からしますと、火力の三十五万キロワットで線を引くのは適切でないと思います。したがって、これは改めるべきだと思うのでございますが、この点、通産省はどう考えておられますか、まずお聞きいたします。

第73回国会 商工委員会 第2号(1974/09/10、33期、民社党)

○宮田委員 たくさんの質問が出てまいりましたので重複するところもあるかもしれませんが、まず私も独禁法の改正問題に対しまして公取委員長に質問をいたします。  高橋委員長は、すでに、次期通常国会に独禁法改正案を提案することを公式の場で表明をしておいでになるわけであります。その提案に至るまでの経過でございますが、九月の末までに改正案の骨格をまとめるということでありますが、この要綱はもちろん独占禁止法研究会の意見を参考にされたものと思います。これは公取委独自の案ということで考えてよろしいものかどうか、まずその点をお尋ねいたします。
【次の発言】 私ども民社党といたしましても独禁法の改正強化について提案……

第74回国会 商工委員会 第2号(1974/12/24、33期、民社党)

○宮田委員 私は最初に、わが国のエネルギー政策全般について、河本通産大臣にお伺いをいたします。  三木新内閣の臨時国会におきます各閣僚の言動を振り返ってみますと、内外の種々の条件から高度経済成長路線を安定成長路線に切りかえざるを得なくなってきたことがはっきりしたのでございます。もとよりわれわれ民社党は、一年前のエネルギー危機を体験する以前から、経済政策の変更を政府に迫っていたところであります。  そこで、経済の根幹をなすところのエネルギー資源の問題でありますが、三木内閣の看板となりました経済対策閣僚会議が五十年度の石油消費量を四十八年度並みの二億八千八百万キロリットルに抑制するという方針を出し……

第75回国会 災害対策特別委員会 第3号(1975/03/06、33期、民社党)

○宮田委員 私も最近の地震問題について質問をいたします。  前の方の質問と重複する面もあるわけでございますが、何しろ対象になっております地域住民の方々の不安、同時にこの対策によって不測の事態に備えてもらわなければならぬという切実な時期だけに、あえて重複であったといたしましても、そいう面をお考えになってお答え願えれば、幸いかと思っておるところでございます。  まず最近、大都市におきます震災対策が俎上に上がっておるわけでありますが、こういうときになりますと、必ずと言っていいほど、行政の一体化というものが問題になります。一昨年実施されました行政監察後の勧告でも、随所にこの問題点が出ております。  最……

第75回国会 商工委員会 第9号(1975/03/18、33期、民社党)

○宮田委員 まず、法律の二十六条並びに二十七条の危害予防規程、保安教育計画の強化についてお伺いをいたします。  危害予防規程の策定、変更申請に際しましては、権威ある保安協会の意見書をつけなければならない、また都道府県知事に保安教育計画の変更命令権限を与えるということになっておりますが、この点は的を射た案だと思います。 一昨年七月の出光石油化学を初め一連の石油化学コンビナートの事故から私どもが得た教訓の一つは、従業員の誤操作や対応の不適切さ等が事故を大きくさせたと思うのであります。出光など事故を起こした企業は、企業内の保安教育計画をどのように変更届をし、実行しているか、この点をまず簡単にお答え願……

第75回国会 商工委員会 第15号(1975/05/07、33期、民社党)

○宮田委員 中小企業近代化促進法の改正案の質問に入ります前に、現在の中小企業が直面しております問題につきまして二、三質問をいたします。  昨年来、中小企業に対する緊急対策ということで、政府系三金融機関の融資の拡大あるいは民間の中小企業救済融資制度等で業界の資金繰りはある程度恵まれている状況と思います。もちろん不況の度合いは業種によってものすごい格差がある、こういう状況と思います。ところが、中小企業者の声を聞いてみますと、金より仕事をというのが圧倒的に多い今日でございますが、最近の政府、民間調査機関等の経済情勢分析を見ますと、不況業種の代表と言われてきました自動車、電機産業等で在庫調整が進み、売……

第75回国会 商工委員会 第18号(1975/05/28、33期、民社党)

○宮田委員 特許請求の多項制への移行問題について、まずお伺いいたします。  多項制への移行を法文化した改正案三十六条と併合出願を認める三十八条の関係、さらに「実施態様」という表現の定義が、これまで衆参両委員会で議論されてまいりましたが、参議院での参考人の方々の意見を見てまいりますと、この実施態様の概念がどうもすっきりしない。私ども改正案を検討しました際、多項制に移行してなおかつ実施態様を書けるようにしておけば、三十八条のような規定は不要であるように直感をするわけであります。また、われわれよりはるかに詳しい専門家の意見もあるようですが、法の運用をどうするのかも含めて特許庁のお考えをまずお聞かせ願……

第75回国会 商工委員会 第23号(1975/06/13、33期、民社党)

○宮田委員 今回の商品取引所法の一部改正案の質疑に入ります前に、前回、四十二年に改正をされ、それ以後から今日までの問題について少しばかりお尋ねをいたします。  四十二年改正の大きな柱は、会員の登録制を許可制に切りかえた点にあろうかと思っておりますが、許可制に切りかえたことによって、会員企業の体質強化はどのように図られたか、まずそこをお尋ね申し上げます。
【次の発言】 主務大臣の許可が実施されましたのは、いま御答弁でありました四十六年の一月からで、三年間の猶予期間があったわけでございますが、その間、会員企業は許可の条件に合うよう体質改善、つまり三年の間に蓄積をしなさいということにしたわけでござい……

第75回国会 商工委員会 第25号(1975/06/18、33期、民社党)

○宮田委員 時間の関係がございますので、三点ばかりお伺いをいたします。  まず最初に、田中さんと松下先生にお尋ねをいたします。  政府案が国会に上程されるまでの経過につきましては、参考人の皆さん御承知のとおりでございます。また、今日においての国会審議の内容についてもしさいに検討されていると思うのでございます。私ども、政府、公取の答弁に相当な開きがあることが浮き彫りにされたというふうに思っておるわけでございますが、かねて高橋公取委員長の答弁、あるいは記者会見での発言を新聞等で見る限り、私どもの主張と同じく政府案に対する不満がありありとうかがえるような次第でございまして、経済の憲法とも言える独禁法……

第75回国会 商工委員会 第27号(1975/06/24、33期、民社党)

○宮田委員 独禁法の改正案については、その原案に問題点がありますものの、新しい経済秩序確立のために課徴金の基準率、また独占的状態を排除するための譲渡命令に関する制約規定の削除ないしは簡素化、さらには株式保有制限の強化などの項について修正を要求してまいったところでございますが、政府・自民党は改正案の策定で提出を大幅におくらせた。しかも、六月に入っての審議を見ましても、政府側と公取委の見解の相違が一層明白になりまして、国民のこの法案改正に寄せる期待を裏切ってまいったのじゃないか、こう思います。衆議院審議の土壇場になっても、政府と自民党の食い違いが生じておるような気がします。いたずらにそのことによっ……

第75回国会 商工委員会 第29号(1975/06/27、33期、民社党)

○宮田委員 私ども民社党も、九十日石油備蓄を前々から提唱してきたわけであります。しかし、企業の採算ベースを考えますとき、このうち三十日分を負担する限界から公団等にその機能を持たせるべきだという、これが基本的な考えでございました。九十日備蓄に必要な資金は総額で一兆二千八百億円ということですが、産油国の値上げの動きに関する報道も大変多いわけでございます。また、予測の困難なことはわかりますが、原油価格また建設費の上昇等によって今後五年間大変むずかしい状態が起きてくるんじゃないかと思いますが、この一兆二千八百億円という試算をした根拠をまずお尋ねします。

第76回国会 災害対策特別委員会 第4号(1975/11/06、33期、民社党)

○宮田委員 何しろ昨日から大ぜいの先生方が御質問をなさっておりますので、私がこれから質問いたします件、多分に重複する面もあるのじゃないかというふうに思っておりますので、その点は御理解の上、もしそうでございましたら、簡単でよろしゅうございますので、御答弁願いたいと思います。  まず、今回の災害に対しまして地元の皆さんから早く復旧をしてほしいという強い要望が各地域から出されておるわけでございますが、今度出しました補正予算では関連事業を含めて総額が一千十億円余りということに計上されておるわけでありますが、被害の実績がきわめて大きいわけでございまして、この補正で十分に対処できるかどうか、大変疑問に思っ……

第76回国会 商工委員会 第1号(1975/11/11、33期、民社党)

○宮田委員 ただいまから質問をいたしますが、重複する面もございますけれども、その点は御理解の上、御答弁をお願い申し上げたいと思います。  せっかく福田経済企画庁長官がお見えでございますので、二、三御質問を先にさしていただきたいと思います。  さきにもそのお話が出ておりましたが、今月の六日に経済審議会総合部会の懇談会が開催をされて、新経済計画の骨組みができた、こういうことを聞いておるわけであります。同時に、福田副総理もそこにお出になったということも聞いておるわけでございますが、その中で、五十年代全体の年平均の実質経済成長率について六%前後を適当とすることで意見が一致した、こういうことを承っておる……

第76回国会 商工委員会 第4号(1975/11/19、33期、民社党)

○宮田委員 中小企業信用保険法の一部改正案について若干の質問をいたします。  今日、中小企業を取り巻く経営環境が非常に厳しいことは、これまでの質疑でも再三再四指摘されてきたとおりでございます。製造業では手持ちが底をつき、引き合いがあっても赤字受注になるケースが多いわけであります。一カ月先の見通しも立てられないというのが実態でございまして、流通業界にしても、個人消費の停滞から手痛い打撃を受け続けておるのであります。年末を目前にして、中小企業経営者の多くは経営の立て直しと資金繰りに追いまくられておるのが実情であります。  政府は第四次不況対策、さらには年末金融対策を打ち出しているわけでございますが……

第77回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/05/14、33期、民社党)

○宮田委員 雨季が近づいておりますので、災害復旧のおくれております地域とか土砂崩れ等、危険区域にお住まいの皆さんが不安をお持ちのところでございますので、私はさきの高橋委員の質問と重複いたしますが、もう一度建設省の方にお伺いをいたします。  御承知のように、行政管理庁が去る二月、急傾斜地の安全対策に関する行政監察結果に基づいて勧告を出しております。読んで見ますと改善すべき点が実に多いのでございますが、建設省として、この勧告を受けてどう対処あるいはまた改善策を講じられておるか、具体的にお答えをいただきたいと思います。さきにも答弁なさいましたので、中でも把握漏れということが強調されておるようでござい……

第77回国会 商工委員会 第5号(1976/04/23、33期、民社党)

○宮田委員 まず、福田副総理に御質問をいたします。  今春闘も民間労組並びに官公労に対して回答が相次いで、いわゆる春闘相場が形成されつつある、こう思います。大体八%から一〇%の賃上げ水準になると思いますが、この数字は労働者の立場から見ますと大変低い水準と言わなければなりません。政府は、五十年度末の消費者物価指数を対前年比一けた台に抑え込んだというふうにおっしゃっております。これとて一割の物価上昇でございます。 それでも労働組合が収束に向かおうとしておりますのは、雇用かあるいは高率賃上げかの選択に結論を見出し、また、今後の物価抑制に政治がより有効に働くことを期待しての行動だと思っております。労働……

第77回国会 商工委員会 第6号(1976/04/27、33期、民社党)

○宮田委員 この備蓄制度が今国会で成立いたしましても、備蓄が始まるのは早くて十月ごろと思います。製錬業界は、御承知のように、国内の需要減退で原料鉱石、地金等の在庫は異常な規模にまでふくれ、経営そのものが危機に瀕しているわけでございます。備蓄を予定しております銅、鉛、亜鉛、アルミの適正在庫から見た過剰在庫は金額にしてどれくらいになるか、まずお聞きいたします。
【次の発言】 金額については後からお願いします。  業界は、この備蓄制度を具体化してきました昨年来、この制度のスタートを年度初めにしてほしいという要望が大変強かったはずであります。予算案等の審議日程等から物理的に困難なことは当然としましても……

第77回国会 商工委員会 第10号(1976/05/12、33期、民社党)

○宮田委員 私どもは、将来の電力需給を予測して、現実面で発電所等の立地状況を見ましたとき、設備投資の必要性を痛感しておりますので、それを前提にして、まず向坂先生にお聞きをいたしますことは、電気事業審議会での審議の経過の説明があったわけでございますが、その中で増資についてはどのようなお話し合いがされたか、ございましたら御説明願います。
【次の発言】 お話を伺っておりますと、必要性はよくわかりますが、特に電力、ガス会社は資金調達につきまして社債に依存し過ぎるじゃないか、こういう気がするわけでございます。  そこで、加藤、安西参考人にお問いいたしますが、会社といたしましては自己資本の充実が必要と思わ……

第77回国会 商工委員会 第12号(1976/05/18、33期、民社党)

○宮田委員 今国会に提案されました訪問販売等に関する法律案は、各種の特殊販売が多くの消費者に被害を与えており、また商道徳自体が社会的にも批判の対象となっていること等からも、一日も早く立法化しなければならない法律と思います。中でも、商品販売が従で会員護得が主ともいうべきマルチ商法は、消費者にとりまして百害あって一利なし、こう思います。  私が本委員会でこの問題を最初に取り上げましたのが、四十八年の七月でございます。そのときの政府答弁は、実態調査の結果を踏まえて、必要とあらば法規制をしたい、こういうことでございました。それから約三年、この間に数々の悲劇、中には悪徳商法で笑いのとまらぬ業者もあったの……

第77回国会 商工委員会 第13号(1976/05/19、33期、民社党)

○宮田委員 石油産業の体制論につきましては、これまでの数次にわたります総合エネルギー調査会の答申等に盛られ、また検討が進められてまいったわけでございます。しかし、国際的なエネルギー事情の変化や、国内にありましては企業間の利害対立等もあって、総合石油企業の存在が不可欠というふうに言われながらも、業界の体制のあり方は、文字どおり議論だけで終わっているのが現状というふうに思っております。体制整備の必要性については大方が認めているところでございますが、問題はその方法論でございまして、企業の自発性にまつのか、政府主導型でいくべきかということが長い間論議されたところでございます。今回提案されました石油開発……

第77回国会 予算委員会 第24号(1976/03/05、33期、民社党)

○宮田委員 私は、現下の産業界を取り巻く不況問題を中心に質問を進めてまいりたいと思います。  申すまでもありませんが、産業界はきわめて低い操業度を余儀なくされ、余剰人員を抱え、そして借金の重圧によって企業存亡の危機に直面しているのがほとんどの企業の実態であります。  また一方、わが国民主政治の根幹にかかわるロッキード事件の究明は当然でありますので、一言この問題に触れさせていただきます。政府の見解が幾つか出されておりますので、わが党の見解のみにとどめさしていただきます。  この際、アメリカからの資料公開について公開の条件ということがいま問題になっておるわけでございますが、これはアメリカの捜査の都……

第78回国会 災害対策特別委員会 第3号(1976/09/30、33期、民社党)

○宮田委員 今回の台風十七号がもたらした被害は、かつての伊勢湾台風に匹敵する規模に達しております。私ども民社党は、全国的に被害がひどかったことから、早速災害対策本部を設置し、救援活動を展開しているのでございますが、この機会に復旧活動に取り組んでおられます全国の被災者の皆さんにお見舞いを申し上げますとともに、その復旧事業をより円滑に推進するための政府の施策について、若干の質問をしたいと思います。  そこで、まず第一は、今回の各地におきます被害の特色の一つは、四、五日間に半年から一年分の降雨量が集中して被害が大きくなったことだと思います。西日本地方でのこの異常な集中豪雨、東北、北海道地方の農村を襲……

第78回国会 商工委員会 第2号(1976/10/08、33期、民社党)

○宮田委員 経企庁長官が不在ですが、通産大臣がお見えでございますので、民間企業の設備投資動向等から、今後の経済政策をいかに推進していくかについて少し質問をしたいと思います。  本日の経済企画庁の発表を見ましても、好調だった輸出や鉱工業生産出荷指数の対前月比ダウンという指標を見ましても、景気の回復はいま一つというのが企業マインドだと思います。年率六%程度の低成長経済への移行が徐々に定着しつつある過程かとも思います。過去わが国経済は大幅な景気変動を繰り返してきたわけですが、減速経済下における景気変動は国民経済及び国民生活にどのような影響を与えることになるとお考えですか、その点からお聞きをいたします……

第78回国会 商工委員会 第6号(1976/10/19、33期、民社党)

○宮田委員 中小企業事業転換対策臨時措置法案の制定を急ぐべきであるということは、今日の中小企業を取り巻く内外の経済環境が日増しに悪化していることからして当然と思います。本法成立に賛成の立場から、中小企業庁に若干の質問をしたいと思います。  まず、政府は、この法律によって低生産性分野と目される業種を半強制的に転換させる意図があるのではないかという指摘があるのですが、この点についていかがですか、お聞きします。
【次の発言】 これまで幾度かの経済危機を経営努力で乗り越えてきたわけでございますが、過去、中小企業が事業転換を実施した事例が幾つかあると思います。そうして、成功の要因、失敗の要因、こういうこ……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 商工委員会 第4号(1977/03/04、34期、民社党)

○宮田委員 私は、通産大臣と経済企画庁長官の所信表明の内容からまず質問に入りたいと思います。  資源有限時代、これはだれが考えても同じ認識でございます。福田政権の看板はこの有限時代一色に塗りつぶされた感がするのでありますが、政策の面で変わったという印象が非常に薄いと見るわけでございます。国民の内閣に対する期待感、内閣支持率が低いのもそのあらわれではないかと思うわけでございます。  福田総理は本会議や予算委員会で協調と連帯論をしきりに強調して、協調と連帯の社会があたかも目標とする社会のごとく答弁しておられるわけでありますが、私は、資源有限時代だから、国民すべてが連帯と協調の精神で一九八〇年代には……

第80回国会 商工委員会 第8号(1977/03/25、34期、民社党)

○宮田委員 貿易によってしか生きる道のないわが国にとりましては、プラント輸出が二十一世紀に向かってますます重要な分野になりつつあることは改めて申すまでもございませんが、プラント輸出の契約承認ベースで見ましても、プラント輸出の座は鉄鋼、自動車、船舶に次いで第四位でありまして、最近国際問題化してまいりました素材や大衆消費財に対するEC諸国やアメリカの輸入規制の動き、いわゆる貿易の摩擦現象を見るにつけ、国を挙げて取り組まなければならない重要な問題であると思うのであります。  産業界では、プラント輸出の将来性について、鉄鋼、自動車、船舶を抜く新しい主役としての期待感を持っているのでありますが、プラント……

第80回国会 商工委員会 第13号(1977/04/19、34期、民社党)

○宮田委員 小規模企業共済法の本題に入ります前に、大臣お見えでございますので、小規模企業を含む中小企業全般の景況について御所見を承りたいと存じます。  申すまでもなく、中小企業の経営はこれまでに経験したことのない長期にわたる不況のあらしの中で倒産、廃業に次々と追い込まれております。五十二年度予算案でも、中小企業庁所管の予算の伸びは一一・八%ということになっておりますが、先行きの見通しが立てられないというのが現状だと思います。  景況の現状認識と見通しをまずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それでは本題に入りますが、加入事業所数のうち小規模企業共済制度の対象となります企業の数は把握でき……

第80回国会 商工委員会 第15号(1977/04/21、34期、民社党)

○宮田委員 大臣、大変お忙しいようでございますので一問だけ大臣にお答えを願って、後は退席をしていただきたいと思います。  中小企業を取り巻く環境は大変厳しいわけでございます。ほとんどの方々が将来展望を持っていないのじゃないかと思います。だから、今度の法案もこの展望を切り開くということも一つのねらいになっておると思います。ところが、藩閥大分関心を持っておりましただけに、出てまいりました法案そのものが案外に期待外れという意見が大変多いわけでございます。  そこで、この法案で果たして中小企業分野が守られ、同時に将来展望がこの法律の成立によって切り開かれるものかどうかということと、もう一つの問題は、今……

第80回国会 商工委員会 第18号(1977/04/27、34期、民社党)

○宮田委員 まず、飯田参考人にお伺いをいたします。  本日の参考人の方々の御意見を拝聴しますと、関係業界団体の皆さんはおおむね政府案で早期成立をというニュアンスだったと思います。私どもは、行政指導型からもう一歩踏み込んだ、大企業の中小分野への進出を命令、罰則によって排除する、より強制力のある法律にする、こういうことに修正をすべきだと主張してまいっているところでございますが、独占禁止法との関連の議論が一方ではあるわけでございますので、この関係についての先生のお考えをまずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、御意見の中に、日本経済の繁栄は草の根の優秀さによって今日を築いたというふう……

第80回国会 商工委員会 第26号(1977/05/25、34期、民社党)

○宮田委員 日韓大陸棚特別措置法案につきましては、大陸棚協定そのものが審議されました外務委員会においてかなり突っ込んだ議論がなされておりますが、わが国のエネルギー政策全般に関する国政調査という観点から私は質問をするわけでございます。  もとより、日韓両国にまたがる大陸棚での石油資源開発はわが国のエネルギー需要の将来計画にきわめて重要なプロジェクトであり、国民の合意を一日も早く取りつけなければならぬわけです。大陸棚協定そのものの国会承認と国会の会期が取りざたされております昨今ではございますが、政府は、参議院での自然承認を待つのではなく、会期内の成立に最大限の努力を尽くすべきだということをまず要望……

第82回国会 商工委員会 第1号(1977/10/25、34期、民社党)

○宮田委員 参考人の方には大変と思いますが、十五分間時間をいただいておりますので、まず安田参考人にお伺いをいたします。  三百三十万トン分の設備廃棄ということでございますが、現在三〇%操短をしておるわけでございますので、もちろん廃棄される炉そのものについては別に人はついていないのじゃないかというふうな計算もできるわけでございますが、廃棄を予定しておりながら優秀な炉はまだ稼動しておるのじゃないかと思うわけでございます。非常に内容が複雑でございますから、機械的になかなか答えにくいのじゃないかと思いますが、私の聞かんといたしますのは、実は、人のついております炉、また、長い間こういう不況が続いておりま……

第82回国会 商工委員会 第2号(1977/10/26、34期、民社党)

○宮田委員 まず、影山参考人にお伺いをいたします。  それは、金融面から見られました需要の動向について所見を伺いたいわけです。  一つは、政府予算で投資活動というものが相当に含まれておるわけでございますけれども、それに対する需要の動向、同時に、今度決まりました補正予算に対する予測といいますか、そういう問題についてどのような御所見をお持ちか、まずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つは、民間の投資に対する関係といいますか、大手と関連企業、親企業とそれにまつわるところの企業、特に構造不況業種に対しまして、親企業自体で、大手自体で下支えといいますか、仕事の面、資金の面である程度の配慮と……

第82回国会 商工委員会 第8号(1977/11/15、34期、民社党)

○宮田委員 日韓大陸棚協定の国会承認からもう半年たったわけで、開発着手に必要な特別措置法の成立がおくれておるわけですが、最近の韓国政府の動向について外務省の方にまずお尋ねするわけです。  日本側の対応がおそいことに対しまして、韓国側は、条約批准書の早期交換の督促と申しますか、あるいは韓国独自の開発といったような主張、そういう動きについて新聞あたりでも出ておるようですが、その点についてまず説明をお聞きしたいということです。
【次の発言】 一連のその動きについてでございますが、もう国会もあと数日を残すだけになったわけです。今国会で国内法が成立できなかった場合、常識的には来年の通常国会ということにな……

第82回国会 商工委員会 第10号(1977/11/22、34期、民社党)

○宮田委員 今日の経済不況の実態を評して氷河時代だと表現する経営者がいるほど、深刻そのものでございます。加えて、とどまるところを知らない円高という外圧、特に戦後の日本経済復興に重要な使命を果たしてきました輸出関連中小企業は存亡の危機に直面していると思います。私ども民社党は、業況のますます悪化するこれら中小企業対策として、この夏以来、中小企業連鎖倒産防止法案の制定を国民運動の一つとして提唱、政府に対しましてもその実現方を強く要望してまいったところでございますが、今国会にこうして政府案が上程されたことを高く評価しているところであります。この上は、会期もあとわずかでございますので、来年度予算執行とと……

第84回国会 商工委員会 第6号(1978/03/01、34期、民社党)

○宮田委員 政府は去る二十一日に、特定不況産業安定臨時措置法案を閣議決定されたわけです。この法案はこれから本格的な審議に入るわけでございますが、永大産業倒産に見られますように、経済界を取り巻く環境は刻一刻悪化をしているときでもありますので、重要な問題点を若干質問したいと思います。  過去四年間の経済の実勢を振り返ってみますと、ちょうど二年前のいまごろ、各種の経済指標が若干上向いていたわけです。しかし、これも現状から見ますれば瞬間的な現象にすぎません。経済は悪化し、沈下の道をたどったのでございます。多発する失業者対策として、昨年末いわゆる離職者法案が成立いたしまして、施行されたわけでございますが……

第84回国会 商工委員会 第8号(1978/03/15、34期、民社党)

○宮田委員 安定基本計画の策定に当たって労働組合の意見を取り入れるべきだという私どもの主張に対しまして、通産大臣あるいは労働大臣から、これまでに前向きで積極的なお答えをいただいているところでございますが、この際、もう一歩進めまして、当該業種におきます雇用計画を基本計画の中に明文化すべきではないかということであります。第十条に雇用の安定を起こしておるわけでございますが、この内容では精神規定という域を出ていないのじゃないか、こう思うのですが、きょうは労働省お見えになっておりませんので、通産大臣、その点のお考えをまずお聞かせ願いたいと思います。

第84回国会 商工委員会 第12号(1978/03/29、34期、民社党)

○宮田委員 構造不況業種の構造改善を一日も早く進めることは、日本経済全体の景気の回復を図るためにも緊急を要すると思います。私ども民社党は、かかる観点から政府案の修正を考えております。中でも一番重要な点は、緊急避難的な措置としてアウトサイダーの設備の新増設を規制できるようにする点でございますが、政府案の修正によって本法案の早期成立を主張しているのでありますが、本日は、三十分間という時間をいただきましたので、残された問題点を幾つか指摘をいたしまして、政府の答弁をお願いする次第であります。  まず、政府は、昨年末、いわゆる構造不況業種の実態調査をされたと思います。それから約半年を経過しておるわけでご……

第84回国会 商工委員会 第13号(1978/03/30、34期、民社党)

○宮田委員 近藤参考人にお伺いをいたします。  平電炉業界におかれましては、三年前の答申によって三百三十万トンの計画をされた。問題は、それまでいろいろ自主的な努力をされたことは十分承っておりますが、根本的な解決はこの法律にまたなければならぬわけでございます。  そこで、その計画以前からすでにもう事実上減産、休止ということになっておると思うわけでございますが、今日まで三百三十万トン分のどれだけ休止、減産になっておるか、生産量としてお答え願いたいということと、それから、それぞれこれは努力ということでも、働く者にとっては不幸なことでございますが、あれから今日までどれだけの離職者が出てたきか。さらに、……

第84回国会 商工委員会 第14号(1978/04/04、34期、民社党)

○宮田委員 不況産業に従事される方々を組織されております皆さんですから、本来なら全員の方にお聞きをしなければならぬわけでございますが、二十分間という時間でございますので、それができかねるわけでございます。  そこで、まず、全部に関係はございますけれども、造船の高橋さん、畑田さん、お見えでございますのでお聞きをいたしますのは、不況業種不況業種といいましても、その業種より以上に、関連をいたします業種という定義はなかなか困難じゃないかと思いますが、それらの方々が非常に多いわけでございまして、本来その人々に大きなしわが寄せられておる。問題は、法律がいろいろできておりますものの、なかなかその法律の適用の……

第84回国会 商工委員会 第15号(1978/04/05、34期、民社党)

○宮田委員 条約に基づいて新しい制度づくりということからこの法案が提出されたわけでございますので、まず最初に、特許にまつわります事情について若干お伺いしたいわけであります。  まず、国内での出願件数の最近の動向を聞いてみますと、若干鈍化傾向にあるように見えます。これを長期にわたる経済活動の停滞が原因だと見る向きもあるように考えますが、これを業種別に見た最近の特色といいますか、こういう問題についてまず御説明をお願いをいたします。
【次の発言】 おっしゃるように、出願自体は鈍化の傾向にあるということなんですが、にもかかわらず未処理件数が依然高水準にある。これはいままでの質問の中でいろいろお聞きした……

第84回国会 商工委員会 第20号(1978/04/18、34期、民社党)

○宮田委員 液化天然ガスが今日国民の日常生活にとってきわめてウエートの高いエネルギーであることは、各方面で指摘されておるとおりであります。それだけに、消費者の安全に対する考え方が高まれば結構なことなのでありますが、残念ながら、普及率の向上に比例して悲惨な事故が後を絶たないのが実態と思います。このような実態に即して、政府が高圧ガス及び火薬類保安審議会の答申を受けて今回法の改正案を策定されたことは、まことに時宜を得たことだということをまず冒頭申し上げまして、若干の質問に入らせていただきます。  まず、液化石油ガスの需給関係についてお伺いしたいのですが、単年度で見ますと、五十年、五十一年度は需要が供……

第84回国会 商工委員会 第21号(1978/04/19、34期、民社党)

○宮田委員 石油開発公団法の改正案の本論に入ります前に、石油政策と経済全般の問題を少しばかり質問をしてみたいと思います。  資源エネルギー庁では、すでに五十三年度から向こう五年間の石油供給計画を作成しているのでありますが、その中で五十二年度の実績数値も出ております。五十二年度の石油需給は昨年当初の計画とどのような違いとなってあらわれておるか、その点まずお聞きをいたします。
【次の発言】 いまお聞きいたしましても、この計画とのずれというのが大分出ておるようでございますが、問題は、その原因は何といっても景気回復が予測した軌道に乗れなかったということかと思いますが、さらに、これが大きな原因かと思うわ……

第84回国会 商工委員会 第25号(1978/04/27、34期、民社党)

○宮田委員 電子計算機振興政策に関しまして、まず赤澤参考人にお尋ねをいたします。  わが国の電算機メーカーが欧米企業に比較して企業体質が弱い。しかも四年来の不況も加わって、研究開発能力が資金面から弱くなっておると思います。これは各種の資料で裏づけられておるわけですが、通産省の資料にあります国産メーカー六社の研究開発費は、一昨年で千九百七十一億円、これもメーカー全体ですので非電子計算部門も含んでいるということですが、果たして実態はどういうふうなものか、まずその点について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 引き続いてお伺いをいたしますのは、国の予算でございます。国の助成につきましては、五十……

第84回国会 商工委員会 第26号(1978/04/28、34期、民社党)

○宮田委員 わが国経済、社会の発展を図るため、機械情報産業が果たすべき役割りがきわめて大きいことは言をまたないのであります。このたび政府が機電法にかわる法律として機情法を新たに提出した背景は、端的に言いますならば、時代の変化に対応する産業政策立法ということでございましょう。  まずお伺いいたしますのは、産業構造の必然的な変化あるいは政策面からの誘導による変化に本法がどのように機能するのか、この点についてお伺いをいたします。
【次の発言】 個々の代表的な業種の展望については後ほど質問をいたしますが、いわゆる機械情報産業を産業全体の中でどう位置づける方向か、その点をまずお問いします。

第84回国会 商工委員会 第28号(1978/05/10、34期、民社党)

○宮田委員 今回の計量法の一部改正に当たって、政府が関係行政の一層の拡充のため、環境計測器二種類を法定計量器に加えたことは時宜を得た措置だと思いますが、しかし、この分野の機器開発は技術上まだまだ問題点が多いというふうに承っておるわけですが、技術開発の施策をどう展開していかれるおつもりか、まず通産省のお考えを示していただきたい、こう思います。
【次の発言】 法定計量器の対象とした流量計、流速計ですか、その二つの機器を製造いたします技術上適格な事業所というのは大体どのくらいあるものか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 環境計測器の技術上の問題解決に加えて必要なことは、計測器の計測に関する……

第84回国会 商工委員会 第34号(1978/08/30、34期、民社党)

○宮田委員 円の対ドル相場は一時期の百八十円台から百九十円台に移行しておりますが、この百八十円から百九十円という相場は、円の実力からしましても行き過ぎだというのが一般的でございます。企業経営の採算から見ましても、同じことが言えると思います。  円相場が妥当であるか否かということは別にしまして、まず通産大臣にお聞きいたしますのは、大臣は差益の大きい電気、ガスの料金値下げに終始反対しておられたわけですが、百九十円台になった段階で値下げに踏み切られたわけです。通産省の資料を見ましても、値下げすべしという表現はどこにもなかったわけですが、どういう経緯で決断をされたのか、その点をお伺いいたします。

第85回国会 商工委員会 第3号(1978/10/13、34期、民社党)

○宮田委員 大規模小売店舗法及び商調法の審議に当たりまして、まず先に私の民社党の基本的な考え方を述べて、その後質問に入りたい、こう思います。  言うまでもございませんが、今度の臨時国会は、簡潔に申しますならば、減税を中心にした補正予算の編成と構造不況業種を抱えた特定地域の不況立法を審議する、不況からの脱出を意図した国会でございます。当然、当委員会でもこの地域不況法案を一日も早く審議をして、沈没寸前にございます地域経済対策を樹立する使命を負っているわけでございます。こういう観点から、私どもは、大店法及び商調法の改正は、地域の不況法案の審議終了後速やかに取り組むべきだという主張を掲げたわけでござい……

第85回国会 商工委員会 第5号(1978/10/17、34期、民社党)

○宮田委員 端的に質問をいたします。  今年度の下期と五十四年度で合計二百二十五億円の融資をやろうという計画でありますが、本日のこれまでの質問にありましたように、要はこの一年半で業界が立ち直るであろうかということ、累積赤字は別といたしましても、単年度で黒になるかどうかということです。銅、亜鉛について国内の需給見通しや価格をどう見通しておられるか、まず御説明をお願いいたします。
【次の発言】 新制度の発足に伴いまして、改正事業団法では、業務の追加として、経営の安定を図るために必要な資金の貸し付けを行う、こう挙げておられるわけですが、対象としては保安対策費とか探鉱対策費、それから閉山防止のための減……

第85回国会 商工委員会 第6号(1978/10/18、34期、民社党)

○宮田委員 構造不況に悩む産業界、労働者対策として、昨年来特定不況業種離職者臨時措置法または特定不況産業安定臨時措置法、こういう二つの法律が成立をしたわけであります。この二法はすでにそれなりの効果を上げておるわけですが、私どもは、すでに成立しております二つの法律に加えて、不況地域対策法を考えるべきだと早くから主張してまいったところでございます。  今回、政府より、これに関連しまして通産、労働両省よりそれぞれ提案されているのでございますが、民社党はかねて地域対策と離職者対策を一本化した法律案にすべきということを提唱しておったのでございますが、通産、労働省が別途に立法化したわけでございまして、この……

第85回国会 商工委員会 第8号(1978/11/10、34期、民社党)

○宮田委員 質問に入ります前に、局長十分御存じと思いますが、関連がございますので、一言考えておりますことを申し述べたいと思います。  どこの国でございましても、その国の経済の発展過程は鉄鋼の生産量、その設備の規模と比例をして発展を遂げておるということ、特にわが国におきましては、世界が目を見張るほどの経済大国になった最大の原因も、鉄の生産、それに伴う規模というふうに思っておるところでございます。かつての造船王国と言われましたことも、自動車が今日これだけの発展をした、電機が世界一と言われるほどの発展をしたということも、基本はこの鉄だというふうに思っておるところでございますが、ところが、石油ショック……

第87回国会 商工委員会 第2号(1979/02/13、34期、民社党)

○宮田委員 私は、政府の基本的な経済運営姿勢について若干の質問をいたします。  政府は、さきに「五十四年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」を閣議決定をされたわけです。それは実質成長率が六・三%。これを達成するための新年度の予算が提案されておるわけでありますが、ここに来てイランの政変という国際情勢の変化というよりは、端的に言えばエネルギー情勢の大変化が生じようとしているわけであります。この変化は五十四年度の経済運営に影響を与えるだけでなく、政府が作業を進めておられます新経済社会七カ年計画をも根底から揺さぶりかねない問題であると思います。これまでの質疑でも、この問題がいろいろな角度から取り上げ……

第87回国会 商工委員会 第5号(1979/03/16、34期、民社党)

○宮田委員 瀧澤参考人にまずお聞きをするわけでございます。  わが国繊維産業の将来は、アパレル産業の発展がうまくいくかどうかにかかっている、こう思うのです。本法改正の趣旨もそういうふうに読み取れるわけでございますが、西欧諸国に比べておくれているとはいえ、現状の川下部門の経営感覚からいって、垂直統合を志向するだろうか、私ははなはだ疑問に思っておるわけでございます。国内で名の通った縫製メーカーは、メーカーではございますけれども、実態は一次、二次、下請、ひいては家内労働で製品化して、ブランドだけで勝負をするという、卸問屋機能に徹するのが最も効率がいいわけでございます。川上、川中、川下、特に川下は逆三……

第87回国会 商工委員会 第6号(1979/03/20、34期、民社党)

○宮田委員 繊維産業を取り巻く経営環境は、ここに来て改善の兆しが見えてきたというのが一般的な見方、こう思います。こういう時期に構造改善臨時措置法が本格的な審議をされることになったわけですが、一部では、設備廃棄を含む構造改善が進捗するだろうかという見方も、一方であるわけであります。私どもは、経営好転のいまこそ、従来の轍を踏まないためにも、中長期的視野に立った近代化の方策を確立すべきだと思っているわけですが、過去の本法の運用が、必ずしも成果を上げていないことにかんがみまして、本法改正案成立後の取り組みについて、まず政府の考え方をお尋ねいたします。

第87回国会 商工委員会 第8号(1979/04/10、34期、民社党)

○宮田委員 海外経済協力基金法の一部改正案審議に当たりまして、わが国の対外援助施策に関して、いろいろな角度から質問をしてみたいと思います。  わが国の対外援助の基本的な考え方は、当面政府開発援助を五十三暦年から五十五暦年までの三年間に二倍にふやす、三年倍増計画にあると思うのですが、経済企画庁の資料によりますと、五十三年度の予算消化率、つまり援助実行率が好転しているという望ましい傾向と思います。一年でも早く目標を達成すべきでございますが、三年倍増計画を達成しても、わが国の対外援助は、他の先進国に比べてまだ低水準にあると思います。加えて、アメリカ等の黒字減らしの要求の圧力はますます強くなっておりま……

第87回国会 商工委員会 第9号(1979/04/11、34期、民社党)

○宮田委員 統一地方選の前半戦も終わりまして、幾つかの重要法案を残しておる国会ではございますが、ここに来て政府は外交の季節と申しますか、外交スケジュールが次々に具体化しているようでございます。  折しも海外協力基金法を審議しておるわけですが、この法律が先進国、発展途上国すべてにかかわるだけに、総理の対外援助政策の根幹と申しますか、そういう点について、三点だけお伺いをいたします。続けて先に質問をいたしますので、答弁も一続けてお願いいたします。  まず一点は、政府の当面いたします外交日程の頂点は、何といいましても六月末の東京サミットでございましょうが、その前段には、今月末の日米欧委員会、五月の第五……

第87回国会 商工委員会 第10号(1979/04/24、34期、民社党)

○宮田委員 特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律案の具体的な質疑に入ります前に、まず都市ガス、液化石油ガス全般に関しまして若干質問をいたします。  都市ガス、液化石油ガスとも、近年著しく需要が増加しているわけでございますが、産油国の価格引き上げ、さらには原子力発電そのものの見直し機運等々、世界のエネルギー情勢は、四十八年の石油ショックをしのぐ環境にあると思うのでございます。このような環境の中で、原料の大半を海外に依存しておりますガス業界の、中期的な需給バランスなり価格問題を見直すことも必要なことではないか、こう思います。ナフサ、それからLNG、またLPGの国内外におきます需給等について……

第87回国会 商工委員会 第13号(1979/05/08、34期、民社党)

○宮田委員 エネルギーの使用の合理化に関する法律案、いわゆる省エネルギー法案が、現下のわが国エネルギー事情から量の確保、さらには産業構造の転換促進という三つの大きな政策の柱の一つであることを認識しながら質問を続けてまいります。  わが国の産業界は、石油ショック以後の長期不況の苦しみの中で、エネルギーコストの切り下げを経営の最重点課題として取り組んで、それなりの効果を上げてきていると理解をしておるわけです。不況からやっと脱出という時点でイランを中心とする中東の政情変化、OPECの値上げ、さらにアメリカの原子力発電所の事故という国外のエネルギーを取り巻く環境変化に直面をして、二十一世紀どころか、八……

第87回国会 商工委員会 第14号(1979/05/09、34期、民社党)

○宮田委員 参考人の皆さんにはお疲れだと思いますが、私は、鉄鋼連盟の熊谷参考人と自動車工業会の山本参考人、お二方にそれぞれ二問あて質問をいたします。よろしくお願いいたします。  まず、鉄鋼業界についてでございますが、四十八年の石油危機以降、エネルギー管理が経営の中心的な課題となっていたわけでありまして、そのため各社が精力的に取り組まれてきたことに関しましては、私ども非常に関心を持っているところでございます。  そこで、熊谷参考人にお伺いいたしますのは、今回こうした新しい法律もできるわけでございますけれども、業界として、今後、省エネルギー化ということに対しまして、いかに取り組んでいかれるものかと……

第87回国会 商工委員会 第16号(1979/05/29、34期、民社党)

○宮田委員 わが国の中小企業の経営環境は、景気全般の回復傾向を反映してかなりの改善が図られつつある、こう思います。しかし、この回復感は中小企業全般に行き渡れるものではないわけで、調整過程にございます構造不況業種や、これらの業種の立地するいわゆる特定不況地域、さらには昨年来の急激な円相場の高騰で影響をまともに受けている産地等々、非常に厳しい環境下に置かれております企業、地域があることを忘れてはならないと思います。本法案が提案されたゆえんもこのような中小企業を取り巻く経営実態にあるものと理解をしているわけでございます。  そこで、まず私は、長期にわたります不況対策として、これまでに立法化いたしまし……

第87回国会 予算委員会 第14号(1979/02/19、34期、民社党)

○宮田委員 まず最初に、中越の問題について若干質問をさせていただきます。外務省の方、お見えですね。  今回の中国のベトナム侵攻は、飛行機、戦車、長距離砲などを用いているだけでなしに、その兵力の規模並びに広範な地域にわたる侵攻状況からいいましても、本格的な侵攻ではないか、こう思います。しかし、われわれの理解では、その侵攻は一応の節度を持った限定的なものになるであろうと考えられるわけですが、政府もそのような理解を持っているようですけれども、その点、まずどのような分析をなさっておりますか、明らかにしていただきます。
【次の発言】 今回の中国の侵攻は、単に中国対ベトナムの争いにとどまらない、中国の侵攻……

第87回国会 予算委員会 第18号(1979/03/03、34期、民社党)

○宮田委員 まずお断りしておきますのは、いままで各代表者の方で質問が行われたわけでございますが、何しろ雇用問題という一つの問題にしぼって質問ということでございますので、若干重複する点もあろうかと存じますが、何しろ重要な問題でございますから、確認の意味も含めて、先にお願いを申し上げておきます。  今日の雇用問題で最大の課題が中高年対策と言っても過言でないわけであります。中期的に見ましても、いまさら言うまでもございませんが、現在以上に中高年対策が重要な政策の柱となるでございましょう。わが国が近い将来確実に高齢化社会に突入することは各種の統計資料で明らかになっております。四十五歳以上六十五歳未満の労……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 商工委員会 第1号(1979/12/05、35期、民社党・国民連合)

○宮田委員 通産大臣、せっかくお見えでございますから、最初にお聞きしておきますのは、代替エネルギーの開発推進が今後のエネルギーの確保の上で不可欠であるということは御存じのとおりです。そこで、代替エネルギーの中でも最も実際的な原子力の開発利用の推進が肝要と考えておりますが、この点についてまず大臣の所見をお伺いいたします。
【次の発言】 そこで、一方では原子力発電の凍結という説もあるわけでございますが、原子力が代替エネルギーの主役であるということはいまおっしゃったとおりでございますが、もう一遍確認の意味でお聞きしますが、大臣もそのとおりにお考えかどうかということです。

第91回国会 商工委員会 第5号(1980/03/04、35期、民社党・国民連合)

○宮田委員 この法改正の主な内容としては、さきの東京ラウンド交渉の一環として決められました、外国の製造業者等に対してJISマーク表示制度の利用を開放するということが中心になっておるわけですが、最近こういう状況の中にもかかわらず為替市場の動向からして円相場が非常に不安定になっておるときだけに、この問題に対しまする国内の製造業者に大きな不安を与えるんじゃないかというふうに思うわけです。その対策については通産省の方で十分考えてもらわなければならぬと思いますが、その点お考えをひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 もちろんいまおっしゃったように日銀なり大蔵省なりがそれぞれ対策を立てて手を打っ……

第91回国会 商工委員会 第15号(1980/04/09、35期、民社党・国民連合)

○宮田委員 まず、この法律を審議する過程の中で非常に重大な影響を持つ事件といいますか、問題が出てまいりました。といいますのは、昨日の報道によりますと、アメリカとイランの国交断絶によりますそれぞれの態度がいまのところ非常に強硬のようでございます。たとえばイランの石油相はアメリカの制裁措置に同調する国に対しましては石油の禁輸をするということを明確にしておるように言われておるわけです。ざらにアメリカ側の方からは、日本政府に対しまして協力要請が早速なされておるやに伺っております。そういう事態に対しましてわが国としての態度、特に石油問題という大きな問題がございますだけに、通産当局、さらには、大臣のこれに……

第91回国会 商工委員会 第18号(1980/04/23、35期、民社党・国民連合)

○宮田委員 総理が日程の都合で時間が切迫しておるようですから、協力するという意味でただいまから三点ばかり続けて質問いたしますので、それに対して総理の明確な御答弁をお願いをいたします。  まず一つは、いままで質問者が触れておりましたイラン問題についてであります。石油の値上げということではございますけれども、実態といたしましてはアメリカの制裁措置、これを日本に対しまして同調を求めてきた、それに対するイランの報復措置ではないか、私はこう思っておるところでございまして、問題は、たまたま総理が訪米されるわけでございまして、そうなるとアメリカの制裁措置によってわが国にイランが報復的な措置、しかも石油の輸出……

第91回国会 商工委員会 第20号(1980/05/07、35期、民社党・国民連合)

○宮田委員 倒産防止共済制度の具体的な質問に入ります前に、中小企業全般を取り巻く問題についてまずお尋ねをいたします。  それは企業倒産の状況についてであります。  五十二年をピークに、景気が回復するとともに減少はしておりますが、五十四年には五十三年を上回って、今年に入ってからも依然高水準で倒産が続出しておるわけでございます。とりわけ中小企業を取り巻く環境は、石油、電力料金の値上がりをもろに受けております。加えて運送費や原材料費のコストのアップで先行きが非常に不安ということで困っておるのが実態じゃないか、こう思います。政府系三公庫の中小企業向け貸出金利が九%を超えているように、高金利政策の影響も……

第91回国会 予算委員会 第14号(1980/02/19、35期、民社党・国民連合)

○宮田委員 原油の三十ドル時代を迎えて、わが国経済は第一次石油危機直後のあの狂乱物価を再現しかねない環境にあると思います。私は、日本経済の根幹を揺るがせているエネルギー問題を中心にして質問を展開したいと思うわけですが、関係大臣の時間の都合もございますので、最初に物価、賃上げ問題から質問をいたします。  日本銀行は本日より公定歩合の一%引き上げを実施したわけであります。これなどは政府が現下の卸売、消費者物価の異常な上昇を容易ならざる事態、現象としてようやく受けとめ始めたという証左と言えるわけであります。折しも民間企業に働く労働者の賃上げ要求案が出そろう時期でございますが、私どもが目下最も注目して……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 商工委員会 第3号(1980/10/24、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 最初に質問いたしますのは、実は通産省だけの問題ではないのですが、関係が非常に深いものでございますから、一応二、三通産省としての考え方を聞かしていただきたいということで質問いたしますので、通産省としてのお答えをお願いするわけです。  それはイラン・イラク紛争と海外建設工事問題についてであります。  今度の紛争地域でございますイラン、イラクにはプラントやあるいはまた建設、輸出、船舶の就航等に携わる相当数の日本人労働者がいるわけでございます。たとえばこの地域で建設工事に携わっております労働者だけでも紛争発生のときには約二千人というふうに言われておりますが、これらの人々の安全確保のために政……

第94回国会 商工委員会 第3号(1981/02/27、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 繰り返し繰り返し同じような質問を最初いたすわけでございますが、お断りしておきますのは、何しろいまの時期、物価問題というのが非常に大きな関心を持たれておりますだけに、あえて、せっかく大臣お見えでございますのでお聞きしておきたいということでございますから、御了解願いたいと思います。  と申しますのは、ことしもまた労働組合と会社が交渉をする時期になっておるところでございまして、以前の労使の交渉とは今日の労使の交渉は、その内容におきましても、また交渉のやりとりの問題におきましても、相当に大きく変化をしておるわけでございまして、端的に言いますと、単なる労使の問題だけでなしに、特に、言葉の上で……

第94回国会 商工委員会 第7号(1981/03/24、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 まず、石油備蓄法の一部改正の質疑に入ります前に、前の商工委員会で、これは一般質問のときでございますが、時間の都合上省略いたしました石油の国家備蓄につきまして、ちょっとお聞きしたいことがございますのでお願いします。  それは、現在国家備蓄として橘湾に十三隻、それから硫黄島周辺に十三隻、合計二十六隻七百十四万キロリットルのタンカー備蓄がございますが、このタンカー備蓄には限界がある、こう思います。  そこで、タンカー備蓄の今後の政府の見通しとあわせて国家備蓄基地の建設の進捗状況、これについて御説明をお願い申し上げます。
【次の発言】 関連をしてもう一つお聞きいたします。  ただいま説明さ……

第94回国会 商工委員会 第9号(1981/04/08、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 大臣、何か用事があるようでございますので、一つだけお聞きをしまして、後中座されて結構でございます。  といいますのは、中国問題についてです。まず民間ベースによりますプラントの建設の一連の中止、延期ということを中国から言ってきておるわけです。もう一つは、円借款によります建設もまた延期ですか、そういう方向にあるようでございますので、一体こういう問題について政府自体といたしましてはどのような考え方を持っておいでになるのか、非常に抽象的ですけれどもね。同時にまた、非常に重要な国でございますだけに、今後どういう形で協力をしたらよろしいかということも反面考えておかなければならぬときが今日だと思……

第94回国会 商工委員会 第12号(1981/04/22、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 商工会の組織問題、それから商工中金法の一部改正の質問に入ります前に、関係のございます景気問題、諸情勢についてまず質問をいたします。  と申しますのは、第二次石油危機に端を発しました景況に対しまする景気の調整が予想外にずれ込んでおるわけでございます。当初五十五年内に終了という見方もございましたが、一―三ないしは四―六にまた改められたという面もありますし、これがまだまだおくれるのじゃないかというふうにも言われておるような状況でございます。  そこで、公定歩合の引き下げを初めといたします景気の総合対策を、政府は、先月の三月十七日に正式にお決めになったわけでございまして、その対策といたしま……

第96回国会 商工委員会 第4号(1982/02/24、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 経済企画庁長官せっかくお見えでございますので、五十七年度の経済見通しについて二、三お伺いをいたします。  一月二十五日の閣議で「経済運営の基本的態度」というものが決められたわけでございますが、その際、五項目をもって五十七年度の経済成長率五・二%を達成するのだということのようでございます。まずその前に、五十六年度の経済成長率が、そのときの話し合いということから、ここに資料がございますが、四・一%になるであろうという予想が立てられておるわけでございますが、最近の新聞、さらには長官もその意見をお漏らしになったようですが、十月―十二月、言うならば、第三・四半期の成長率はゼロあるいはマイナス……

第96回国会 商工委員会 第6号(1982/03/24、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 まず初めに第一条関係、「目的」についてでございますが、この法律の改正点の中心が「プログラムを含む。」ということになっておるわけでございまして、諸般の関係から当然理解はできますが、いままでのプログラムについてどのような措置をとられておったものか。たとえばコンピューターの中に当然プログラムは含まれるわけでございますから、コンピューターと一緒に保険の対象にされていたものか、あるいはまた別々の場合には全く対象にならなかったものかどうか、そういう点についてちょっとお聞きをいたします。
【次の発言】 そこで、近年情報化の進展に伴って情報処理技術者が年々ますますふえてきておりますものの、現在では……

第96回国会 商工委員会 第11号(1982/04/07、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 私は、法律案の質問に入ります前に、中小企業をめぐります問題について二、三質問をしたいと思います。  中小企業が、国民総生産はもとより民間消費支出と民間住宅について大きな影響力を持っておりますことは御承知のとおりです。五十七年度の政府経済見通しによりますと、国民総生産の五十六年度の実績見込みの伸びが四・一%と想定されておりましたが、今日では三%前後と低率の伸びにとどまる見通しになっておるようです。それが五十七年度は五・二%の伸び、その伸びの大部分を内需によって賄うこととしておられるようです。しかも、民間消費支出は三・九%、民間住宅は五十六年度の〇・九%の伸びに対しまして実に一〇・四%……

第96回国会 商工委員会 第14号(1982/04/27、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 私は、まず最初に金の取引の問題について少しばかり質問をいたします。  先物取引で必ず問題になるのが金取引、こう言われておるわけでございます。そこで、最近の金ブームに乗じて、現物取引の契約を結びながら現物を渡さなかったり、それから解約にもなかなか応じない商法が横行をしております。特に家庭の主婦を中心に詐欺まがいの商法がはやって、善良な国民を泣かせておるわけであります。このことは当商工委員会の場などで再三問題になったところでございます。昨年九月から金は国内の私設市場での先物取引を禁止しておりますが、一向にその被害は減っておらないようでございます。かえってその裏をかいて、それまでのブラッ……

第96回国会 商工委員会 第15号(1982/04/28、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 まず、多々良参考人にお聞きをいたします。  非常にむずかしい、答えにくい質問かもしれませんが、悪質な業者、たとえば香港を中心にいたしました取引所の会員、準会員等々、わかってはおりますものの、これ以外のこの種の商売をして歩く人々、国内でいろいろ業者がおると思うのですよ。大体どのくらいおるものと推定ができるか、おたくの方でわかっておりますならばおっしゃっていただきたいと思います。
【次の発言】 次に、堺参考人にお聞きをいたしますが、御説明によりますと、ただいま十三の地方裁判所で係争中ということでございますが、係争中以前のこの種の問題で解決した事例があるかどうか。ありますれば、その経過を……

第96回国会 商工委員会 第18号(1982/08/06、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 今日財政再建を何としても行わなければならぬという重大なときでございますだけに、これを実行するに当たりましては、経済が失速しておりますとこれも実行できない、こう思うわけであります。  そこで、行財政改革の枠の中で実効のある個別産業対策をとることが特に必要か、こう思うわけでございます。そこで、いま非常に苦境に立たされております石油化学、それとアルミ製錬等深刻な不況にあることは大臣も御存じのとおりと思いますが、これらの業種に対しましてどのような対策をお考えになっておりますか、ひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つは、日本経済全体が跛行型というふうに言われております。こ……

第98回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1982/12/28、36期、民社党・国民連合)【議会役職】

○宮田委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。  沖縄が本土に復帰いたしまして十年を経過をし、第二次沖縄振興開発計画も策定され、各般の施策が実施されることになりましたが、沖縄におきましては振興開発上の諸問題、基地問題等、多くの問題が山積しております。  また、北方問題に関しましては、日本国民の悲願であります北方領土の復帰実現という最大の課題がございます。本委員会の使命はまことに重大であると存じます。  幸い委員各位は練達堪能な方々でございますので、微力ではありますが、各位の御支援、御協力を得て、誠心誠意円満かつ公……

第98回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1983/03/02、36期、民社党・国民連合)【議会役職】

○宮田委員長 これより会議を開きます。  沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。  この際、沖縄及び北方問題に関する政府の施策について説明を求めます。安倍外務大臣。
【次の発言】 次に、丹羽国務大臣。
【次の発言】 この際、総理府総務副長官深谷隆司君から発言を求められておりますので、これを許します。総理府総務副長官深谷隆司君。
【次の発言】 次に、沖縄及び北方関係予算について、順次説明を求めます。関沖縄開発庁総務局長。
【次の発言】 次に、橋本北方対策本部審議官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時四十分散会

第98回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1983/05/17、36期、民社党・国民連合)【議会役職】

○宮田委員長 これより会議を開きます。  沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小渡三郎君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 部谷孝之君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 菅直人君。
【次の発言】 次回は、来る二十三日月曜日、午前九時三十分委員会を開会することにいたし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時四十七分散会

第98回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1983/05/25、36期、民社党・国民連合)【議会役職】

○宮田委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。  今会期中、本委員会に付託されました請願は、北方領土返還促進に関する請願一件であります。  本請願を議題といたします。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  本請願の内容につきましては、すでに文書表等で御承知のことと存じます。また、先ほどの理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等につきましては省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより採決いたします。  本請願は、採択の上、内閣に送付す……

第98回国会 決算委員会 第4号(1983/03/25、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 本日は、最近の景気停滞の長期化に伴って大変悪化しておりますので、雇用問題について幾つかお尋ねしてまいりたい、こう思います。  まず雇用情勢でございますが、最近発表されました総理府統計局の完全失業率は本年一月について二・七%ということで、戦後の特殊時期を除けば近年最高の失業率となっておりますが、その実態と、今後の雇用情勢に対しましてどのように考えておられますか、お伺いをするわけであります。  また、一月の失業率統計について総理府統計局のデータに対しまして労働省として異なった見解をお持ちのように聞いておるわけでございますが、その内容についても説明をしていただきたい、こう思います。

第98回国会 決算委員会 第8号(1983/07/07、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 本日は、質問時間の関係でごく短く四、五点のみ質問をしようと思っておりますので、答弁の方もよろしくひとつお願い申し上げたいと思います。  第一点は、複雑化いたします現代社会にあって、法の番人として社会正義を実現するため、裁判所の役割りが非常に重要となっておりますのは御存じのとおりであります。また、庶民の生活に密着してきておることも事実でございますし、ロッキード事件であるとか、また、あす判決のございます連続射殺事件とか、世間の注目を浴びる事件だけではなしに、ごくありふれた裁判の状況についても関心を持たなければならぬ、こう思っております。  そこで、現在、地方裁判所それから簡易裁判所の民……

第98回国会 決算委員会 第9号(1983/07/08、36期、民社党・国民連合)

○宮田委員 私も土地政策の問題について最初に御質問するわけでございますが、まず住宅、土地政策について数点お伺いすることにいたします。  このところ住宅建設は、いままでも答弁で聞いておりましたように低い水準で推移しておるわけでございますが、国民の居住水準の向上を図る上でも、また内需を中心とした経済の安定的発展を確保する上でも、住宅建設の回復が必要であるということは十分に考えられるわけでございます。  そこで、最近でございますが、新聞報道によりますと、住宅需要のてこ入れのために住宅減税を実施する構想を建設省は持っていると聞いておるわけでございますが、その内容をまずお伺いいたします。

第99回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1983/07/18、36期、民社党・国民連合)【議会役職】

○宮田委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの高橋辰夫君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は       上草 義輝君    小渡 三郎君       川田 正則君    高橋 辰夫君       加藤 万吉君    島田 琢郎君       吉浦 忠治君    部谷 孝之君 以上八名の諸君を理事に指名いたします。  本日は、これにて散会いた……

第99回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1983/07/21、36期、民社党・国民連合)【議会役職】

○宮田委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  閉会中の委員派遣についてお諮りいたします。  閉会中審査案件が付託になり、その審査のため委員派遣の必要が生じました際には、委員長において、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、派遣委員の員数、派遣期間、派遣地、そ……

第100回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1983/09/08、36期、民社党・国民連合)【議会役職】

○宮田委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。委員各位の御協力を心からお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの高橋辰夫君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は       上草 義輝君    小渡 三郎君       川田 正則君    高橋 辰夫君       加藤 万吉君    島田 琢郎君       吉浦 忠治君    部谷 孝之君 以上八名の諸君を理事に指名いたします。  本日は、これにて散会……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 商工委員会 第4号(1984/03/27、37期、民社党・国民連合)

○宮田委員 最初にお断りしておきますのは、前者の皆さん方の質問と重複する面があると思いますので、そのときには簡単で結構でございますから、よろしくお願いを申し上げたいということです。  まず、五十九年度の通商産業政策の基本的な考え方の一つとして、我が国が欧米と並んで世界経済のリーダーシップの一翼を担う今日、この我が国の一挙手一投足が世界の注目を集めておる。したがいまして、従来の世界経済追従型から世界経済先導型へとその姿勢を転換していかなければならぬ、こう考えられております。  当然なことと思いますが、そういうことを前提にいたしまして、まず最初にお聞きいたしたいのは、我が国の対外経済政策についてで……

第101回国会 商工委員会 第11号(1984/04/17、37期、民社党・国民連合)

○宮田委員 ただいまの質問と重複するわけでございますが、せっかく宇野先生、竹内先生お見えになっておりますので、もう一度ただいまの質問についてお願い申し上げたいと思うわけです。  消費者保護といいましても、そういう別な観点で考えなければならぬ事態がこれからますます多くなるんじゃないかと思います。人間というのは欲望が非常に強いものですから、カードを持っていけば何でも買えるということになりますと、つい買い込んでしまいまして、今言いました多重債務ということになりがちでございます。この法律ができて、これから運営がされるわけでございましょうが、サラ金というような汚名を受けないように十分に気をつけていかなけ……

第101回国会 商工委員会 第12号(1984/04/18、37期、民社党・国民連合)

○宮田委員 割賦販売法の目的は、法第一条にもありますとおり、取引の公正化と購入者の利益を保護するとともに、商品の流通を円滑にして、割賦を行います中小商業者の事業の安定と振興にあると思います。今回の改正が、近年の割賦関連取引の多様化と拡大によってそのトラブルが増大をして、かつ多様化していることから、一層の消費者保護を図らんとして提案されていることは時宜に適したものとして基本的には賛成するところであります。  そこで、まず第一にお聞きいたしますのは、今回の割販法の改正だけでなしに、消費者取引に適用されます他の法律並びにその運用に関しまして、さらに一層消費者保護を徹底して追求すべきと考えるところでご……

第101回国会 商工委員会 第17号(1984/07/06、37期、民社党・国民連合)

○宮田委員 経企庁の方に三問ばかり先に御質問をいたします。  最初の質問は、二回にわたりますオイルショック以降、日本経済は低成長、不安定な時代に入ったとされましたが、最近、二十一世紀までの日本経済を展望して、中成長の時代、こう位置づけて四ないし五%程度の成長を見込んでいるようでございますが、世界経済、日本経済の制約条件からいって、これすら困難という説もありますが、どのような経済要因によって中成長と言われる、言うなら安定成長が図られるか、この点の考え方をお聞かせ願いたい、こう思います。
【次の発言】 ただいまの質問に関連するわけでございますが、中成長と位置づけられて回ないし五%成長、この実現は世……


各種会議発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第75回国会 災害対策特別委員会災害対策の基本問題に関する小委員会 第3号(1975/06/17、33期、民社党)

○宮田小委員 ただいま、小委員長から報告がございました内容に賛成をいたしまして、なお今後の検討課題として、民社党が考えておりますことを要望をいたす次第でございます。  まず一つは、原子力事業従業員の災害補償制度の確立、原子力損害賠償法と労災法との関係、補償対象の拡大、こういうことをまず検討をしていただきたい。  次が、個人災害の救済制度の確立、災害弔慰金法を改正をし、火災、爆発も含め、また共済制度をさらに検討していただきたい。  三番目が、激甚法を改正し、地方公共団体指定から災害別、被災害地帯指定に改め、激甚被害であれば、部落の一部であっても指定が受けられるようにしていただきたい。  四番目が……

第77回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1976/04/07、33期、民社党)

○宮田分科員 今日ちょうど春の交通安全運動が全国で繰り広げられておるわけでございますので、この際、交通行政に関しまして若干の質問をいたします。  まず最初に、最近の指定自動車教習所の卒業者数、これがどの程度か、また新たに免許を受ける者のうち、卒業者の占める割合はどうなっておるか、それをお伺いいたします。
【次の発言】 過去の状況から見ますと、ただいまもおっしゃったように、大体横ばいということなのでございますが、一方、指定自動車教習所が増加し続けるといたしますれば、勢い過当競争が行われることとなり、ひいては教習の質の低下につながるおそれもあると思うのであります。これを防止するために、需給関係を考……


34期(1976/12/05〜)

第84回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第2号(1978/04/27、34期、民社党)

○宮田小委員 先日の小委員会で参考人から意見をお聞きしたわけであります。非常に切実な御意見だけでなしに、具体的な施策の提言までございました。きょうは、その参考人の御意見を中心にして通産省の側に質問をしようと思っております。前者との重複は若干あるかと思いますけれども、その点は十分御理解をしていただきたいと思います。  まず、一番中心になります問題は、鉱山に対しますところのいろいろな施策を実行する場合のよりどころというのが、他の西業と比較して少ないというよりは、ないのではないか。むしろそのことによって行政側の通産省がやりにくい面もまた出てきておるのではないかというふうに思うわけです。農業一つとりま……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1978/03/01、34期、民社党)

○宮田分科員 産業界の雇用の問題は、今日一部企業が直面しておりますように、賃上げか、雇用かというまことに厳しい状態に追い込まれておるのであります。いわゆる離職者法の制定の際に定義づけをいたしました構造不況業種だけを考えておればいい、こういう時代ではすでになくなったような感がするわけであります。そこで私は、三十分間でございますけれども、御質問をさせていただくということでございます。  このたび政府が提出いたしました特定不況産業安定臨時措置法と、離職者法に関連しての質問でございますから、まず一つは昨年末離職者法が成立をして施行されたわけでございますが、これまでの適用者数、これを業種別にわかっており……

第87回国会 商工委員会流通問題小委員会 第1号(1979/07/11、34期、民社党)

○宮田小委員 昨年三月でございましたか、小委員会を開催したときに中江参考人がお見えになりましていろいろ御意見を聞かしていただいたいきさつがございますが、そのときに、通産省側にお問いするわけでございますが、韓国の織機数が大体一万四千程度じゃないか、実働が一万二千台という説明があったと聞いております。さっきも宮井先生おっしゃいましたように、あれから韓国も相当に経済情勢が変化をしてきておる、言うならば工業化でございますが、極端に労働力の不足を来しておると聞いておるわけでございますが、韓国のことでございますから通産省としてもなかなか掌握しにくい面もございましょうけれども、今日どの程度の織機が動いておる……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1979/02/27、34期、民社党)

○宮田分科員 短い時間でございますので、私は、エネルギー問題と中小企業施策に焦点をしぼって質問をいたします。  まず、イランの政変をきっかけにわが国政府がイランへの特使の派遣とか、あるいはまた来月早々パリで開かれますIEA理事会へのエネルギー庁長官の派遣とか、それなりの対応をしておいでになるわけですが、通産大臣にイランの政情認識についてお伺いをするわけです。  日本に対しまする石油供給あるいは三井石油化学のコンビナート建設に対してのイランの反応が好意的だという報道が伝えられてはおりますが、その後のイラン国内の内紛、またアメリカの強硬とも言える外交姿勢、これらを見てまいりますと、政府の現状認識で……


36期(1980/06/22〜)

第95回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1981/11/06、36期、民社党・国民連合)

○宮田小委員 参考人の皆さんにそれぞれ、これは共通問題でございますからお聞きしたいのは、まず過剰設備の問題についてでございます。  減量経営ということを余儀なくされておりますだけに大変な苦労をなさっているとは思いますが、この過剰設備の処理の問題については、いままでの不況でありましたらなば、そこまで考えなくても取り返しができたように思いますが、これからの方向を考えますと、要因が要因でございますだけに、やはり処理という方向に当然行かなければならぬのではないかと思います。もちろん、アルミの方の関係につきましては部会で一応答申が出ましたから、この答申をどう実行するかということが、これから業界なりあるい……

第96回国会 商工委員会エネルギー・基礎素材及び鉱物資源問題小委員会 第1号(1982/08/05、36期、民社党・国民連合)

○宮田小委員 まず、当該質問に入ります前に、先月の二十三日、二十四日の長崎を中心といたします九州地区の集中豪雨災害におきまして、おくれておりました西部瓦斯も八月三日までに全面復旧するということでございましたが、これは予定どおり完了したかどうかをお聞きしたいということと、今度また十号で、それに引き続く集中豪雨災害がございまして、電力、都市ガスの被害及び復旧状況はどうなっておるか、ちょっとお聞かせ願いたい、こう思います。
【次の発言】 大変御苦労とは思いますが、生活に欠かすことのできないエネルギー問題でございますので、復旧にはひとつ万全を期していただきたい、このことを特にお願いしておきます。  そ……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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