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日野市朗 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

日野市朗[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
341位
委員会発言歴代TOP500(衆)
223位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
329位
委員会出席(無役)歴代TOP500
455位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
636位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
613位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
168位

34期委員会出席TOP50
45位
34期委員会出席(無役)TOP100
99位
34期委員会発言(非役職)TOP100
96位
35期委員会出席TOP100
52位
35期委員会発言TOP100
79位
35期委員会出席(無役)TOP50
40位
35期委員会発言(非役職)TOP100
63位
36期委員会発言TOP100
84位
36期委員会発言(非役職)TOP100
68位
37期委員会出席TOP100
69位
37期委員会出席(無役)TOP100
97位
40期委員会発言(議会)TOP10
8位
40期各種会議発言TOP25
15位
40期各種会議発言(非役職)TOP25
17位
41期委員会発言TOP50
43位
41期委員会出席(幹部)TOP50
45位
41期委員会発言(非役職)TOP50
31位

このページでは日野市朗衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。日野市朗衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1977/03/10、34期、日本社会党)

○日野委員 先般、科学技術庁長官から所信の表明がございました。これに関連いたしまして若干の質疑をいたしたいと思います。  かつては、科学技術の振興、科学技術の進歩というものが人類のこれからの生存について非常に有益なものであって、科学技術の進歩がとりもなおさず人類の進歩であり、限りない幸せを人類にもたらす、このように考えられてきた一時期がずっとあるわけでございますが、最近、公害という環境問題を初め、科学技術そのものがあるいは人類の生存にもかかわるような問題を数々提起してきている。むしろマイナス要因を生み出すのではないかというような危惧が非常に強く持たれているところであります。私もこの科学技術の進……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1977/04/14、34期、日本社会党)

○日野委員 私は、きょうは、ずっとエネルギーの問題について質問をしてまいりたいと存じます。  わが国の今後の原子力エネルギーの開発にとって非常に重大な問題であります再処理問題について、アメリカのカーター政策以来ずっといろいろの紛糾が続いていて、国民の関心もそこに集まっているところであります。われわれも当然、カーター政策の行く末、今後の日米間のそういう面での交渉、これについては深い関心を持たざるを得ないところでございます。  それで、比較的最近までのことはよろしゅうございますが、カーター氏が日本と西独については再処理を認めるかのごとき発言をされたというような経過がございましたけれども、そのころか……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1977/04/27、34期、日本社会党)

○日野委員 次に、私から若干伺わしていただきたいと思います。  まず、内田先生に伺いたいと思います。どうも私は技術の面はまるっきりの素人でございましてさっぱりわかりませんので、若干とんちんかんになるかもわかりませんが、そういうところはお許しいただきたいと思います。  まず、私なんかも原子炉でいろいろな故障と言おうと事故と言おうとトラブルと言おうと、そういうものが起きますと、やはり不安感はぬぐえないでいるわけなんですね。それで、ノズルにひび割れが入ったというような事故、いま石野委員からも聞かれましたけれども、これが島根で起きた、また福島でも起きたというようなことを聞いているのですが、これはこわく……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1977/05/18、34期、日本社会党)

○日野委員 今度原子力基本法等の一部を改正する、こういうことでありますが、まず安全委員会の所掌事項と原子力委員会の所掌事項、これについて若干伺っておきたいと思います。  まず所掌事項の第一号を見ますと、原子力委員会の方は「原子力利用に関する政策に関すること。」とあります。そして安全委員会の方は、「原子力利用に関する政策のうち、安全の確保のための規制に関する政策に関すること。」とあるのです。  この二つを読み比べてまいりますと、違いがどういうところにあるのであろうかということがちょっとわかりにくいように私には思えるのです。「原子力利用に関する政策に関すること。」というのは、原子力利用に関する政策……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1977/05/26、34期、日本社会党)

○日野委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、いま問題となっている日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案の継続審議に対して反対するものであります。  この法律は、附則第二条において明らかなとおり、昭和五十一年三月三十一日すでに効力を失って、現在その効力を持っていないものであります。すなわち、これを改正し、その延長を図るに由ないものと言わざるを得ないのであります。  このような法律が、さらにその効力ありと強弁されて当国会の審議の素材となることは、これは国会の権威にかかわることであって、私は、速やかにこの法律がすでに失効していると、これを明らかにすべきであると考える次第であります。  よ……

第80回国会 法務委員会 第2号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○日野委員 私は、主として裁判所の方に、定員法の改正の問題についていろいろ伺ってまいりたいと思います。  毎年、定員法の改正案が提案されまして、その都度同じような質問をせざるを得ない。私も、今回の定員法の一部改正の法律案の関係資料をちょうだいいたしまして、またかという思いを抱きながら、非常に裁判所にとって好意的な質問をこれから行いたいと思います。私もずっと法律実務をやってまいりまして、いつも考えているのですが、これは裁判官は少ない、それに関連する裁判所は書記官、速記官、事務官、これも全面的に私は少ないという感覚をいまだにずっと持ち続けておりまして、この考え方が変わろうとはちょっと思えないのであ……

第80回国会 法務委員会 第5号(1977/03/23、34期、日本社会党)

○日野委員 本法案についてこれから何点か伺うのでありますが、一応これは予算を伴うものでありますが、今年度は予算がどのくらい措置されておるか、いままでどのくらい措置をされてきたものであるか。この件数を見ると、いままで本法が適用されてきた件数は非常に少ないように理解するわけでありますが、どの程度のものがずっと予算措置をされてきているのか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 いま伺いますと、毎年十万円という非常に何かかわいらしい予算がついているわけでありますが、いまの国家予算二十数兆という中で十万円というのは、やはり一般の国民に対しても、与える印象からいうといかがなものかというふうに思わざる……

第80回国会 法務委員会 第8号(1977/04/06、34期、日本社会党)

○日野委員 私も同じように原理運動について伺ってまいります。  その前提として、私もいま横山委員の質問を伺っておりまして、この原理運動に関するいろいろな違法行為、これに対する行政庁の対応というのは非常に甘いという考え方を実は持っております。その点では、基調となる考え方は横山委員と全く同様であります。私たちの目から見まして、これは明らかに違法と思われる事柄、それに対して一体行政庁は何をやったろう。特に人権擁護の仕事に当たっておられる人権擁護局や、それから警察庁、これは何をやっていたのだろうというような感じが非常に強いのであります。  それで、私はこれから主としていままで公開されたもの、つまり新聞……

第80回国会 法務委員会 第10号(1977/04/20、34期、日本社会党)

○日野委員 私は、まず大臣に最初に伺っておきたいと思います。  いわゆる三里塚空港ですね、成田空港のことですが、大臣は、この成田空港の滑走路の延長線上に鉄塔が存在している、それが成田空港の開港に非常に大きな障害になる、そしてその鉄塔に備えつけられて建物――これは建物か、建物状のものというか、後でまたこれは局長の方といろいろやりとりがあると思いますが、それが存在して、その建物状のものの表示登記の申請がなされ、それが却下せられたという事実を御承知でしょうか。
【次の発言】 そのような措置がなされたということについて、大臣、御存じですか。
【次の発言】 どうでしょう、これを却下する決定につきまして、……

第80回国会 予算委員会 第5号(1977/02/12、34期、日本社会党)

○日野委員 いま石野委員から質問があったことについて、重ねて私の方からも伺いたいと思います。  この原子力船開発事業団法、これから私はこれを本法と呼ばしていただきますが、この本法については、内閣総理大臣に対するわが党の成田委員長からの質問に対しても同じような御答弁が内閣総理大臣からなされたと思います、この附則第二条の解釈についてですね。そこで、私ずっといままでわが国の立法例、同じような附則を置いている立法例を調べてまいったわけでございますが、かなり多くの立法例があります。これらは、大体は延長法案が期間内に出されているという経過がいままでずっとあるわけであります。つまり、法制局長官がいま言われた……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1977/10/26、34期、日本社会党)

○日野委員 きょうは島居さんと倉本さんにおいでをいただきました。私、まことに失礼でございますが、お二人がいつから現職におつきになったか、ちょっと存じ上げませんので、お二人が現職におつきになった日時、それからその前にどのような仕事にタッチしておられたか、伺いたいと思います。
【次の発言】 ほかの理事の方も御専門の領域だけお願いいたします。
【次の発言】 まず日本原子力船開発事業団法、長いから事業団法と呼びますけれども、この事業団法によりますと、事業団の業務については第二十三条に記載がございます。その中で、原子力船の設計、建造及び運航を行なうこと、それからそこに掲げる業務に関する調査研究を行うこと……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1977/10/27、34期、日本社会党)

○日野委員 私は、ただいま提案理由の趣旨説明がありました修正案及び原案とも、これに対して日本社会党を代表して反対するものであります。  この日本原子力船開発事業団法はあくまでも限時法であるというのが私の考えであります。つまり、この法律は附則第二条の昭和五十一年三月三十一日をもって失効している、もはやこの法律は存在していないと考えるべきなのであります。  法律にはあくまでも限時法と永久的な立法とあるわけでありまして、このようなあいまいな法域を残すことは、法治国である日本の存立に非常に重大な影響を与えるものというふうに考えざるを得ないのであります。  また、実質的な理由を見ましても、原子力船「むつ……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1978/03/22、34期、日本社会党)

○日野委員 私から若干伺わせていただきたいと思います。  まず、午前中の御意見の中で浅田先生お触れいただきましたので、ちょっと教えていただきたいと思いますが、地震の起こる原因という、そもそもの非常に大きな問題になってしまうのですが、このごろは、プレートテクトニクスというのですか、これが非常に優勢だというふうに、私なんかもいろいろ勉強させていただいているわけなんですが、大体地震予知の理論というものも、それを基本的に踏まえて地震予知についての努力をされておられる、こういうことについてはほぼ学会でも異論はないんだというふうに伺ってよろしゅうございましょうか。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1978/03/29、34期、日本社会党)

○日野委員 ソ連の原子炉衛星コスモス954号が墜落をしたということで大分世情が騒然となりまして、マスコミなどからもずいぶん多くの情報が流れました。これは国の内外を問わず、かなりの騒然たる世情となったわけでありますが、このことは日本の国民のみならず、国際的にもかなり原子炉衛星というものに対する不安感といいますか、恐れといいますか、そういったものが非常に広範であり、根強いものであるというふうに私は考えますし、マスコミ等の取り扱い、それからみんなが大騒ぎをしたということもみんなの心の中に横たわっているそういった恐れ、不安感、これを如実に示したものだと思います。どうでしょう、同感いただけるでしょうか、……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1978/04/12、34期、日本社会党)

○日野委員 運輸大臣がお見えでありますから、まず運輸大臣に伺いたいと思います。  運輸省では、原子力基本法等の一部を改正する法律案、これによっていわゆる舶用炉についてこれから設置許可についてのいろいろな事務を取り扱うことになるわけであります。そこで、現在の原子力船に関する運輸省のいわゆる規制の体制、これを簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今度原子力船に搭載する舶用炉についての規制は、現実にもし法が改正になった場合、これはどのように行っていくつもりなのか。その法的な根拠と、それから運輸省が考えておられる構想、それをちょっとお示しいただきたい。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1978/04/19、34期、日本社会党)

○日野委員 まず小野先生、それから服部先生にお伺いをいたします。  原子力基本法の大きな原則の一つとして公開の原則がございますが、実際われわれもこの公開の原則というのは空文化されていはしないだろうかという非常に強い危惧を持っておりますし、その危惧を裏づけるような事実を幾つかわれわれも経験しているところなんであります。研究者としての両先生に、実際この公開の原則にこれは反するではないかというようなことの経験がありましたら、ひとつ例を挙げてお話しをいただきたいと思います。また、これは多過ぎてとても話にならぬということであれば、その旨お話しいただければと思います。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1978/05/11、34期、日本社会党)

○日野委員 動燃の再処理工場がホットランに入ってからもかなりの実績を積み重ねているわけですが、どうも私この再処理工場については余り好意的には見てはいないわけです。何しろ再処理工場といいますと最後には高レベルの廃棄物が残されるということになるものですから、それの手当てがどうなっているのかということ、これを究明しないと再処理工場そのものの運転ということについてはみんな戸惑いを若干感じるのではないかと思います。  それで、まず廃棄物処理の方法について低レベルのものと高レベルのものとこの二通りに分けまして、現在低レベルのものはどのような処理をやっておられるか、それについて伺いたいと思います。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1978/06/08、34期、日本社会党)

○日野委員 動燃からおいでいただいておりますので、まず動燃の方のいろいろな見解を伺ってまいりたいと思います。  きのう再処理工場を拝見してまいりました。非常にみごとにやっておられると思いまして感心してきたのでありますが、私、幾つかの感想と申しますか、気づいた点についてちょっと教えていただきたいと思うのであります。  再処理工場を動燃でつくられたその基本的な考え方といいますか、動燃の事業団法によりますと、再処理及び保有について計画的かつ効果的に行うんだというふうに書いてあるわけなんです。これは言うまでもなくわが国で初めての試みでありまして、いろいろな御苦労がおありである。まさに手探りでずっと進ん……

第84回国会 災害対策特別委員会 第18号(1978/06/16、34期、日本社会党)

○日野委員 今回の宮城県沖地震につきましては、国土庁長官を初めとしていろいろな御心配をいただいております。厚く御礼を申し上げます。早速長官を初め宮城県に行っていただいて調査をしていただいた。このことによって大分宮城県の人々も、国も一生懸命考えていてくれるということで安堵の念を覚えているのではないかと思います。そうして、その調査が一日も早く実を結んでいくように、私としても強く望みたいところでございます。  そこで、若干御質問を申し上げたいわけでございますが、何分にもこれは時間的な制約もあって調査の範囲がきわめて限られてしまったことは、十分よくわかります。ただ、今回の地震、これは今回に限らず地震の……

第84回国会 災害対策特別委員会 第19号(1978/07/11、34期、日本社会党)

○日野委員 知事さんと市長さん、本当に御苦労さまでございました。  そこでまず、今度の地震の災害について激甚災の指定がどうも危ない部分があるようであります。農林水産関係、それから公共施設の関係なんかについてはその指定が少し危ないのではないかというようなことがいろいろ言われておるわけであります。特に農林水産関係について私非常に疑問を持っているのでありますが、私が見た範囲では農林水産関係の被害もこれは相当なものがあるというふうに考えるところなんです。しかし、実際に上がってきている被害の報告というのを見ますと、どうも私が見て歩いたその感覚とあらわれてきた数字というのは必ずしもぴったりと一致しないよう……

第84回国会 農林水産委員会 第19号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○日野委員 最初に農業者年金について若干質問をいたしておきます。  私は、大臣が見えましたならば後刻また大臣にも質問するということを前提にして私の方の質問もいたしますし、事務当局もそのようなおつもりで答弁をいただきたいと思うのであります。今度農業者年金のための改正の法案が出ているわけでありますが、どうも、私らも、農業者年金に入ったらいいのかどうかという農民の方々からのいろいろな質問を受けますと、すばっと割り切ってお入りなさいという答弁がなかなか出てこないのですね。どうも今度の改正案では、幾つかの点について非常に考慮を払われている点は私も高い評価をしたいと思うのでありますが、まずこの制度そのもの……

第84回国会 農林水産委員会 第21号(1978/05/09、34期、日本社会党)

○日野委員 午前中に質問がありましたが、引き続いて私も質問いたしたいと思います。  政府から提案されております国有林野事業改善特別措置法案でありますが、これを読んでみますと、まず第一条なんですが、非常にブレーンなといいますか、非常に簡単明瞭なようでいて、その内容が実は非常に読み取りにくいというのが実情ではなかろうかと思います。つまり、なぜこういうふうに理解できにくいかといいますと、「この法律は、国有林野事業の現状並びに国民経済及び国民生活におけるその使命の重要性にかんがみ、」こういうふうになって、そして「特別措置を定める」んだ、こういうふうになっているわけですね。ところが、読んでみると、わかっ……

第85回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○日野委員 科学技術庁では、たてまえとしていろいろな官公庁、それから民間というようなところまで含めて、一体どのような研究が行われているかというようなことをできるだけ知ることが望ましいというふうに考えるわけですが、この点についての考え方はいかがでしょう。  それから、日本の国内でどのような研究開発が行われているかということを把握する方策をどのようにして立てておられるのか、その点について伺いたいと思います。
【次の発言】 わが国内におけるそういった研究活動については、ほぼ掌握しているというふうに伺ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 科学技術庁で科学技術に関するいろいろな政策の立案をやるとき……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1979/02/22、34期、日本社会党)

○日野委員 総理、共通の認識があるかどうかという点について、これからの議論を進める上でも必要なことですからずばり伺っておきたいと思います。  私は、核というのはもろ刃のやいばであって、それを利用する際には大きな危険がついて回る、これについては非常に神経質に考えていかなければならないと思うのでございますが、いかがでしょうか、ずばり伺いたい。
【次の発言】 いま私の手元にスイスにおける原発の建設を行うかどうかについての国民投票を行ったとの新聞記事がございます。スイスではわずか四万五千三百四十八票で原発の推進の可否、これは可の方に決めたわけですね。これは一国の投票でわずか四万五千票やそこらの票数であ……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1979/04/11、34期、日本社会党)

○日野委員 先ほど牧村さんから説明があった中でちょっとわかりにくい点があったので伺いますが、炉心部にボイドが発生したという、私どうも英語を解しませんので、そこいらよくわかりません。ちょっと教えてください。
【次の発言】 要望しておきますが、固有名詞とか日本語化している英語であればまた格別、できるだけ日本語で、私英語を解しませんのでお願いをいたしたいと思います。  この事故が起きましてから鋭意情報の入手についての努力をなさったということでございますが、まず第一報はどのようなものであったか、それからどのような手段、方法で情報の入手に努められたのか、どのような情報が入ってきたのか、それをお聞かせいた……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1979/05/30、34期、日本社会党)

○日野議員 私は日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律及び放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  日本の国民が、たん白源の多くを依存している水産物は、いわゆる高度経済成長の中で、すでに重金属や合成化学物質等により、深刻に汚染されております。水俣病のようにその影響が短期間に激しく顕在化した場合もありますが、問題はそればかりではありません。PCBが南極でも検出されるほどになっている状態で、これから長期的に見て、私たちや子孫にどのような遺伝的影響……

第87回国会 建設委員会 第5号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○日野委員 いま議題に供されました農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法、これはちょっと名前が長いですから、言いならわされた農住法と呼ばせていただきたいと思いますし、それから特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案、これについても言いならわされたあめ法でまいりたいと思いますから、よろしくお含み願いたいと思います。  まず、今回この改正案が出てまいりまして、そのこと自体は三年間の延長というようなことでありますから、さしたる問題点を含んでいないかのように思えるのであります。しかし、その根本に横たわっているのが何といっても農地の宅地並み課税……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 農林水産委員会 第1号(1979/11/28、35期、日本社会党)

○日野委員 従来の水田利用再編対策の今度の見直しというものについては、各方面に非常に大きなショックを与えているということは間違いないことであります。先ほど自民党筋の津島委員あたりからも、この措置についての非常に大きな不平不満が述べられました。私も津島委員の言われたこと、まさにそのとおりであると思います。何よりもまず米作農家にとって、このことによって大きな所得の引き下げが招来されるということは間違いのないところだろうと思うのです。しかも、三年間は固定したものがずっと続くであろうと思っていたところが、急にことしになってこのような措置がとられることになったということについては、これはもう米作農家にと……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1980/03/27、35期、日本社会党)

○日野委員 現在審議中の法律案についての質問をいたします。  この法律案で従来の改正点、これはほぼ一点にしぼられるような感じがいたします。つまり従前の法制では一応野放しになっていた非事業者について、これは海洋の投棄を禁止する、このような方向であるというふうに読んでよろしいかどうか。
【次の発言】 非事業者、一般人という点で非常に留意をなさった点はよくわかるのですが、従来の原子炉等の規制法、これかもかなり厳しいものでありますし、放射線障害防止法の方にも一応の規制がございました。こういう経緯から見て、この非事業者と言われるものは現実にはさほど多くなかろうというふうにも思うのでございますが、非事業者……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1980/04/16、35期、日本社会党)

○日野委員 何か日本がまたアメリカのイランに対する経済制裁に加担をしそうだということで、私は、非常に気をもんでいるわけであります。何しろ日本は、イランから膨大なエネルギー源としての石油の供給を仰がなければならないという立場でありますから、私としても非常に気がもめているところなんであります。ここ数年、日本に対する海外からのエネルギーの供給というものは、どんどん非常に厳しい情勢になってまいっております。  通産省としても、いままでずいぶんエネルギーに関するいろいろな見通しを立てられた、そして総合エネルギー調査会基本問題懇談会ですか、そんなところといろいろ意見の交換をされ、また、いろいろな答申を求め……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1980/05/07、35期、日本社会党)

○日野委員 事業団法の一部改正の法律案について若干の質問をさせていただきます。  どうも非常になつかしい思いがいたしますね、「むつ」と言いますと。ぼくもずいぶん長い間これをやってきたような感じがするのですが、またこの事業団法が出て、ふっとなつかしいなという感じが実はするのです。そんなに老成したことを言うつもりはありませんけれども、しばらく前に、これをずいぶんああでもない、こうでもないと扱ってきまして、いままで来ました。そしていま、ここでまた事業団法の改正案が出るということになりますと、これはもう当然出ることは予定されていたものの、非常になつかしいなあというような感じがするのです。単にこれは私だ……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1980/05/14、35期、日本社会党)

○日野委員 まず木下参考人に伺います。  いませっかくオット・ハーンのデコミッションの話が出ましたので、そこから入らせていただきましょう。  造船業界、海運業界に非常に原子力船に対する期待が高いというお話だったのですが、私、一番問題になるのは、やはりそれが廃炉になったときの舶用炉、これの処分だと思うのです。これからドイツではオット・ハーンをどのように料理されるのか、そこらを私は十分に検討していきたいと思うのですが、現在、陸上の発電炉なんかについてのいろいろな経験から言うと、廃炉の処理が何といっても頭の痛い問題でございますね。ここのところにきちんとした見通しがつかないうちは、参考人がおっしゃる造……

第91回国会 農林水産委員会 第5号(1980/02/28、35期、日本社会党)

○日野委員 では、私から二、三質問させていただきます。  本日は御多忙なところおいでいただいて、いろいろ貴重な御意見をお聞かせいただいて、私もいろいろ参考になったのであります。これからの農協にしても漁協にしても、ある程度組織を大きくしていく、強力な組織にしていく、資金的にもある程度強力になることは、どうしても資本主義社会の中で農民や漁民の方々が生き残っていくということから必要なことだということは、私十分にわかっておりますし、そういった意味からも、今度の合併助成法は何としてもきちんと機能するようにしていっていただきたいという思いが、私にも非常に強うございます。それで、私そうは思いながらもいろいろ……

第91回国会 農林水産委員会 第21号(1980/04/18、35期、日本社会党)

○日野委員 今度は私から若干お伺いをいたしたいと思います。  まず、中野説明員、それから梶井参考人、山口参考人に、同じ質問になりますが、お伺いをしたいと思うのです。  この農地関係の三法が今度提案されて、農業経営規模の拡大を図るという方向に、かなりこれは従来の方向から大きく角度を変えて、加速をしながら進んでいくものであろう、それがねらいであろう、そういうふうに考えられるわけでありますが、私ここで、先を見通した場合非常な危惧の念を持つのであります。というのは、従来からずっと沿革的に、農業の経営規模を拡大していくということは、これはずっと長い間の努力が積み重ねられてきたところだと思うのであります。……

第91回国会 農林水産委員会 第22号(1980/04/22、35期、日本社会党)

○日野委員 私の方から、まず、主として農用地利用増進法案に関して質疑をいたしたいと思います。  現在までの農振法による事業でありますが、一応この農地の流動化というのはかなりの実績は上げたように見受けられます。五十年に十一ヘクタールから五十四年にはもう一万二千四百十八ヘクタールまでということで、総計しますと二万四千三百ほどの面積が一応流動化しているのでありますが、私この数字を見て、これは実績が上がったと評価すべきものなのか、遅々として進まないというふうに見るべきなのか、実はちょっとわからないのです。これは農林省どのように見ておられるのでしょう。

第91回国会 農林水産委員会 第25号(1980/05/08、35期、日本社会党)

○日野委員 どうも大臣御苦労さまでございます。きょう、非常にそっちこっちで御活躍で、お疲れになったと思います。委員各位も余り出ておりませんけれども、よくこの時間に――精励恪勤というのはこういうことを言うのだろうと思います。それというのも、実は私たち、農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案、これは早く議了をして早く上げて、発効の期限もそんなに先のことではありませんから、早くみんなに喜んでもらいたい、こういう思いがありまして、われわれ精励恪勤をやっておるわけでありますが、どうもきょうの国会の状況を見ますと、本法案と非常に密接な関係を持っている厚生年金法ですね、あれがどうやら雲行きがおか……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 農林水産委員会 第2号(1980/07/31、36期、日本社会党)

○日野委員 きょうは午前からずっと社会党のわが党の議員が三名質疑をしたわけであります。私は社会党としての締めの質疑に入りたいと思うのです。  昨夜からのいきさつ、この米価をめぐってのいろいろないきさつをじっと克明に時を追って考えてみる、またきょうの質疑の内容、これもずっと振り返って考えてみる、そうしまして私、持った一つの感想がございます。  農水省というのは非常に冷たい役所だな、余り人間のにおいがしないなという感じが実はするのであります。一体農水省というのは農民に対する姿勢が、私は本来これは農家を保護していく、この資本主義経済の中でややもすれば劣勢に立ちがちな農家を保護していく、自分の翼の下に……

第92回国会 農林水産委員会 第3号(1980/09/26、36期、日本社会党)

○日野委員 では今度は私から質問をいたします。  大臣も各地を回られて、特に東北地方の冷害のひどさについては十分な御認識はお持ちになったかと思います。いま小川さんの方からクレームが若干ついた点もありますけれども、やはり大臣も農村地帯の御出身として、きちんと見られるものは見てこられたと思うのです。稲がこんなふうに立っていればどんな状態であろうか、それからこんな状態のときはたんぼのみならず畑はどうだろうかというようなことについても、十分御留意をなされながら視察をなさっておいでになったと思います。そのことについてはいろいろ報道もなされておりまして、大臣自身もその冷害のひどさにかなりショックを受けられ……

第93回国会 科学技術委員会 第2号(1980/10/21、36期、日本社会党)

○日野議員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました日本原子力船開発事業団法及び日本原子力研究所法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  そもそも、原子力船「むつ」の原子炉は、蒸気発生器のチューブが大量に減肉し、破損し、燃料棒も破損して、使用にたえない美浜原子力発電所一号炉と同じメーカーが、ほとんど時を同じくして製作したものであります。欠陥は遮蔽装置だけにあるのではなく、原子炉本体や燃料棒や蒸気発生器や配管などに、重大な欠陥のあることも懸念されるところであります。  このような欠陥原子力装置に対して、臭いものにはふたをすればよいと言わんば……

第93回国会 科学技術委員会 第4号(1980/10/28、36期、日本社会党)

○日野委員 いま中村委員からも最後の締めのところで指摘があったわけでありますが、まさに原子力船「むつ」にいつまでもとらわれて、さらに失敗の上に失敗を重ねていくというような態度は厳に慎むべきである、慎むべきであるというよりは、決してそういうことはしてはならないことだというふうに私は考えているわけでございます。  ただ、現在のこの「むつ」に対する国の側からの取り扱いを見ると、私は、だんだんだんだんどろ沼に一歩一歩滑り込んでいくような気がしてならないのであります。私は、以前に国会で、この原子力船事業団法の改正案に対する反対討論をやったときも、「むつ」というのは、もうそういう宿命的なものをすでに背負い……

第93回国会 科学技術委員会 第6号(1980/11/26、36期、日本社会党)

○日野委員 私は、いわゆる国のナショナルプロジェクトというもののあり方について、最近とみに疑問を感ぜざるを得ないところでございます。  今国会におきましても、日本原子力船事業団がもうかなりいろいろな追及を受けたわけでありますが、私は、原子力船事業団のみが特別に問題点が多いということではなかろうというふうに思うのですね。原子力船事業団がこの委員会でもずいぶん追及を受け、また「むつ」開発に伴う問題点の指摘をされて、原子力船事業団の役員の方々それから科学技術庁もずいぶん苦労されたようでありますが、私は、この際、こういったプロジェクトのあり方そのものをもう一度考え直してみる必要がありはしないかというこ……

第93回国会 農林水産委員会 第3号(1980/10/30、36期、日本社会党)

○日野委員 私は、きょうは水産問題について質疑をいたしたいと思います。  まず生産と消費の問題ですね、需要と供給の問題、こう言ってもいいのですが、最近の生産の動向を見る、また消費の動向を見てみると、その間にかなり大きいギャップがあるように思われます。生産もトータルにずっとながめてみますと、そう大きなでこぼこもないわけでありますし、沿岸あたりの生産を見てみると、むしろ漸増と言ってもいいかもしれません。沖合いなんかを見ますと、かなり生産は伸びているわけでございますね。しかし、遠洋ということになりますと、きょう午前中からいろいろ論議が出ておりましたいろいろな問題を抱えて、かなり大幅に減っているという……

第94回国会 科学技術委員会 第4号(1981/03/19、36期、日本社会党)

○日野委員 これから国際科学技術博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案について、若干の質問をいたしたいと思います。  この国際科学技術博覧会を開こうということになってから、まあ一種のフィーバー状態になりまして、国会の中でも議員連盟というようなものができたりしたわけでありますが、恐らくその準備もある程度もうすでに進んでいようかと思います。ただ私たち、いままで万博であるとか沖繩における海洋博であるとか、幾つかの博覧会の経験を踏まえているわけでありますが、万博にしても沖繩の博覧会にしても、やっぱり若干の問題は残しながらこれが行われたという経過があったろうかと思います。また、特にこの……

第94回国会 科学技術委員会 第5号(1981/03/24、36期、日本社会党)

○日野委員 過日、高知県の窪川町の町長のリコールの投票が行われまして、自由民主党は一生懸命これにはてこ入れをしたようでありますが、リコールが成立ということになりました。この問題は、もちろん窪川町における原子力発電所の推進をどうするかということがその背後にあったことは紛れもない事実であります。結局、窪川町の町民は、原子力発電所の推進を積極的に行おうという現在の町長に対してリコールを成立させたということであります。私は、この窪川町のリコールの成立ということは、非常に重大な問題として受けとめてよかろうと思います。これは単にトピック性というばかりではなくて、国の原子力政策の進路というものに対して重要な……

第94回国会 科学技術委員会 第7号(1981/04/07、36期、日本社会党)

○日野委員 日本原子力発電の敦賀の発電炉において事故があったということが新聞紙上報ぜられております。しかもこの事故は、新聞の報道によりますと、どうも正規のルートを通してこの事故の発生が一般に知られるようになったのではないような様子であります。私、この事故については、事故そのものの内容もさることながら、この事故が一般に知られるようになった経緯に非常に重大な関心を払わざるを得ないと考えるところでございます。それで、新聞紙上報ぜられるところによりますと、敦賀の発電所の炉の給水加熱器の故障であるというふうに報ぜられておりますが、この事故の内容はどのようなものであったのかという点を伺いたいと思います。概……

第94回国会 科学技術委員会 第8号(1981/04/09、36期、日本社会党)

○日野委員 いま議題となっております新技術開発事業団法の一部を改正する法律案について、質疑を行います。  まず、この新技術開発事業団法の一部を改正する法律案を私拝見いたしまして、これは、いままでとは非常に異なった観点から科学技術というものに対するアプローチを行っていきたいという方向が出されていることには注目をいたしたいと思います。  それで、この法律案が出るに至った経緯をずっと勉強さしていただいたわけでありますが、「流動研究システムによる革新技術シーズの探索研究の推進方策」という、昭和五十六年二月二十七日に出された科学技術会議総合部会の報告書、レポートがございますが、これを見ていろいろ勉勉をさ……

第94回国会 科学技術委員会 第10号(1981/04/28、36期、日本社会党)

○日野委員 きょうは、御苦労さまでした。この一連のトラブルについての問題処理で非常にお忙しい中をありがとうございます。  ただ私、いろいろ一連の、私は事故と申し上げたいが、この事故、それからそれに対する対応の仕方を見ていて、これはもうひどい思いをなさってもあなた方しようがないというふうに思いますから、きょう私、少し歯に衣を着せずにいろいろ伺います。そのつもりでお答えをいただきたいと思います。  まず伺いましょう。この廃棄物処理建屋内のマンホール、それが外に通じていたということは重大なことでございますね。一般の排水路に通じるマンホールがこの建屋内にあったなどということは、これはちょっと考えられな……

第94回国会 科学技術委員会 第12号(1981/05/29、36期、日本社会党)

○日野委員 大体きょうがこの国会における最後の委員会になるのではあるまいかなというふうに思いますので、この国会で最も焦点となりました日本原子力発電株式会社敦賀発電所の事故に関して質疑をいたしたいというふうに思います。  というのは、私、ここの発電所で起こった一つ一つの事象について問おうということではございませんで、それについては大分いろいろ論議もかなり尽くされてきたというふうにも思います。でありますから、一つ一つの事象そのものについて問うのではなくて、それが原子力政策の最も基本となるべき安全性という問題とどのようにかかわっているのかということについて政府の見解をただしてまいりたい。特に原子力政……

第94回国会 農林水産委員会 第15号(1981/05/12、36期、日本社会党)

○日野委員 食管法の審議もいよいよかなり進んでまいりまして、みんな恐らく農水省に対していやみの一つや二つ言ったと思います。私もこの食管問題についてはいやみの一つや二つは言わなければならぬ。私はいままでずいぶん、自流米、それから買い入れの限度数量、それから生産調整と、どんどん米に対する迫害が進んでくるという状態を見ながら、非常にいらいらしていた者の一人であります。大体この食管法という法律、これはかなり強行性を持った法律ですよ。それがありながら、一体農水省は何をしているのだ。これだけのものを持っていながら、日本の農政の中で米の占める位置というものがどんどん後退をしていった。私はその責任の大半を農水……

第94回国会 農林水産委員会 第20号(1981/07/13、36期、日本社会党)

○日野委員 いま米価審議会、どうなっておりますか。
【次の発言】 あなたはいまさりげなく休憩に入った、こう言われましたけれども、私の方の認識では、生産者側委員が諮問案の撤回を求める動議を出した、それをめぐって生産者側委員が総退場をするというような事態を迎えたのじゃありませんか。
【次の発言】 私の方で聞いているのは、これは生産者側委員の退場というきわめて異例な事態であったというふうに聞いているのですが、そこいらの事実の認識は、現在これは遠く離れて、三番町で行われていることでありますから遠くもありませんけれども、きちんとお互いに見てきたわけではありませんから、その点はさておくとして、きわめて異常……

第94回国会 予算委員会 第16号(1981/02/24、36期、日本社会党)

○日野委員 私は、科学技術に関する何点かにわたって質疑をいたしたいと思います。  まず第一点でありますが、東海村の再処理工場についてお伺いをいたします。  現在、この再処理工場は運転をストップしておりますね。これは昨年の十二月二十五日に使用前検査合格書が出て、そしてことしの一月十七日から燃料棒集合体の勇断を開始したわけでありますが、ところが何と、一月二十三日にトラブル発生ということでございますね。一月二十三日には、使用済み燃料の溶解槽のジェットポンプの作動が不良だということで、操業がストップをいたしました。  これは私、非常に気に入らないのですが、ジェットポンプの作動不良という名称でこのトラブ……

第95回国会 科学技術委員会 第1号(1981/11/05、36期、日本社会党)

○日野委員 私、原子力安全年報をちょうだいいたしました。このような安全年報というような形で原子力安全委員会が年報をお出しになるということは今回が初めてであります。私、この年報をちょうだいをいたしまして、まだ全部目を通しているわけではありませんけれども、非常に大部のものでもありますし、いままでの安全委員会が取り組んでこられた事柄、これが非常に要領よくまとめられているということについて、この御苦労をまず御慰労申し上げたいというふうに思うところでございます。また、このような年報が逐次出されていくということは、この原子力の安全問題についての原子力安全委員会の考え方ということを広く国民に知らしめることに……

第96回国会 農林水産委員会 第4号(1982/02/24、36期、日本社会党)

○日野委員 大臣にいままでずっと市場開放の問題、農産物の貿易自由化問題については各質問者が聞きましたので大分いろいろお話しになったのですが、やはり事が重大でもありますので私からもこの問題を少し聞かしていただきたいと思います。  私、大臣の所信表明をじっくりと聞かしていただいておりまして、所信表明の中に出てくる自由化問題について触れている言葉が、非常に気になる言葉の使い方をしておられるのですね。まず大臣は冒頭部分で、「調和ある対外経済関係の形成」ということをイの一番に持ってきておられるわけであります。それから市場開放の要請につきましては慎重に対処していく考えであります、こういうふうに述べておられ……

第96回国会 農林水産委員会 第8号(1982/03/19、36期、日本社会党)

○日野委員 私ども、各浜を歩きますと、どこに参りましても一様にまず訴えられますことは漁港の整備であります。それだけ漁民は漁港の整備については非常に熱心に取り組んでおりますし、また、その熱意にはやはり国としてきちんとこたえていかなければならない筋合いのものであろうかというふうに思います。特に、最近の漁業環境の変化といいますかそういう点を見ますと、これからの漁業の置かれている環境というものは厳しいものになってくるということの指摘はますますこれからきちんと受けとめていかなければならないところであろうと思うのですが、私は、そこいらの基本的な認識については水産庁と私どもとの間にそうさしたる大きな違いはな……

第96回国会 農林水産委員会 第11号(1982/04/07、36期、日本社会党)

○日野委員 これから漁業災害補償法の一部改正に関する質疑をいたすわけでありますが、前回の改正から今日まで、すっかり漁業もさま変わりをしたということになりましょうか、特に、中小漁業の再生産確保の施策ということになりますと、非常に重要な課題を抱えているわけで、今日、この漁災制度の検討が行われて法案が提出されたということは、時宜にかなったことであろうかと思います。特に私、この改正に至る経緯を見ておりまして、水産庁やそれから漁業共済制度検討協議会に参加をされた方々の御苦労というものを高く評価いたしたいと思います。  それでまず、このさま変わりをした漁業ということをとらえて、そしてその漁災制度はいかにあ……

第96回国会 農林水産委員会 第17号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○日野委員 参考人は山口参考人と唯是参考人にお願いをいたしたいと思います。  まず、国境措置でありますが、この存在理由というのは一つ、二つではないであろうと思います。いろいろな面から国境措置というものは考えられているのだろうと思うのでありますが、まず第一には、その国、その民族の食糧をきちんと確保していくという観点、量的な観点でございますね。それから生産力を確保しておくという観点があろうかと思いますし、さらには、その民族やその国の食のあり方といいますか、そういったものをも含めて存在しているというふうに私は考えるわけであります。  そういう観点から日本の農業と国境措置との関連を考えてまいりますと、……

第96回国会 農林水産委員会 第24号(1982/08/04、36期、日本社会党)

○日野委員 国際捕鯨取締条約に基づく国際捕鯨委員会が終わりまして、日本からの代表の方々は非常に苦労をなさったと思います。非常に厳しい状況の中で本当に健闘されたことをまず御慰労申し上げたいというふうに私は思っているわけであります。  ところが、かなりひどい国際会議だったらしゅうございまして、これはわが国のマスコミからも、それから捕鯨関係者からも、その内容の厳しさもさることながら、会議のあり方そのものについてもかなり厳しい批判が沸き起こっているようであります。  日本は国際捕鯨取締条約に加盟をいたしまして、これからもこの条約の拘束を受けていく立場にあるわけでありますが、まず、今回のこの捕鯨委員会の……

第98回国会 農林水産委員会 第4号(1983/03/03、36期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 いま、私、この原材料の供給事情の変化に即応して行われる水産加工業の施設の改良等という法案を見て、非常に強くこの法律がつくられた当時のことについての感慨があるわけでございます。そのころは二百海里問題であるとかオイルショックによる燃油の高騰による漁業の危機とか、そういういろいろな問題が次から次へと水産業界に襲いかかってきた、関連業界に襲いかかってきたという状態で、非常に危機的な様相が多々見られて、われわれもその対策に苦慮をしたというところでございますが、それからいままでの時間をずっと振り返ってみて、いろいろな感慨もございます。私も、あの危機をある程度は切り抜けてきている、そして前向きに……

第98回国会 農林水産委員会 第6号(1983/03/23、36期、日本社会党)

○日野委員 私は、水協法で今度水産業協同組合が幾つかの新しい事業を持つことになるわけでありますので、漁協等の水産業協同組合の体質を強化していくという観点から、幾つかの質問をいたしたいと思います。前回も私質問に立ちまして、特に漁協の労働者の労働条件について若干の質問をいたしました。その継続というふうなぐあいになるわけでありますが、人間にきちんと働いてもらうためにはそれに対する労働条件をきちんと整えることが重要であろうと思いますので、若干の質問をさらにつけ加えたいと思うのです。  労働条件の調査がずっと行われまして、その結果、まず賃金の点について、私、漁協の職員には失礼でありますが、よくこの程度の……

第98回国会 農林水産委員会 第7号(1983/03/24、36期、日本社会党)

○日野委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合を代表して、畜産物価格等に関する件についての決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     畜産物価格等に関する件(案)   最近、我が国畜産業を取り巻く情勢は、牛乳等の畜産物価格の低迷に加え、諸外国から牛肉等に対する市場開放の強い要請があり、内外ともに極めて厳しい事態に直面している。   よって政府は、当面する昭和五十八年度加工原料乳保証価格及び豚肉、牛肉の安定基準価格の決定等に当たっては、左記の事項の実現に努め、酪農・畜産経営の安定と発展に万遺憾なき……

第98回国会 農林水産委員会 第10号(1983/04/13、36期、日本社会党)

○日野委員 今度の法改正について、午前中、松沢委員から若干の根本的な考え方についての疑念も述べられたように私は思いますが、こういった普及事業そのものの必要性ということについては、きのうも参考人各位が非常に熱心にこれを説いておられたところでございます。皆さんのおっしゃることを聞いておって、普及事業に対する関係者の非常な熱意、それから農業の発展に対する普及事業の果たしている役割り及び現場の御苦労など非常によくわかったところなんでありますが、今度の法改正の内容を見てみますと、こういった関係者の熱意が果たしてこの法律にそのまま盛り込まれているのかということについては、私も若干の危惧なしとしないところで……

第98回国会 農林水産委員会 第13号(1983/04/28、36期、日本社会党)

○日野委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合を代表して、家畜改良増殖法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     家畜改良増殖法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、家畜の改良増殖事業の促進が畜産の安定的発展の基本的要件であることにかんがみ、国内における事業体制の一層の整備拡充に努めるとともに、本法の運用等に当たっては左記事項の実現に留意すべきである。         記  一 家畜受精卵移植については、これが無秩序に行われ、特定の近縁系統……

第98回国会 農林水産委員会 第14号(1983/05/11、36期、日本社会党)

○日野委員 まず、沿岸漁場整備開発法の一部を改正する法律案について質疑をいたしたいと思います。  この法律案というのはかなり野心的な法律案であるというふうに私思いますし、遠洋の方からだんだん日本の漁船が締め出されてくるという傾向から、沿岸を非常に重視するということの重要性、これを私も非常に痛感をするところでございまして、栽培漁業を積極的に推進をし、その実を結ばしていこうとする、そういうねらいを持ったこの法案は、非常に高く評価をいたしたいというふうに思っております。  ただ、私、こういう大事業にこれから取り組もうとなさっているわけでありますから、かなり総合的な観点からこの事業の推進ということは考……

第98回国会 農林水産委員会 第15号(1983/05/18、36期、日本社会党)

○日野委員 ここ数日、いわゆる銘柄米の取り扱いが新聞紙上をにぎわしておりまして、関係者の非常に強い関心がこの問題について集まっているところであります。その震源になったのは精米流通研究会の報告でございます。そこで、私も、これだけ世上を騒がせているわけでありますから、この点についてはしっかりした御見解を食糧庁の方から伺っておきたいと思います。  そこで、精米流通研究会でございますが、これはどのような性格づけを与えるものなのかということについてまず伺いたいのであります。これは食糧庁長官の私的な諮問機関である、こういうふうに理解をしておりますが、大体この私的諮問機関というものがどのような拘束力を食糧庁……

第98回国会 農林水産委員会 第17号(1983/07/13、36期、日本社会党)

○日野委員 まず私は、野党側の理事といたしまして、農水省が米審を招集しておきながら諮問案を招集日までつくることができなかった事態はまことに手落ちであると思います。その間にどのような事情があったにもせよ、これは申し開きのできない失態であると私は思います。  そのこともさることながら、昨日、当農水委員会に大臣が出てきて質疑に答えるという約束をしておきながら、これをとうとう実現することができなかった。国会というのは申すまでもなく国権の最高機関であって、ここに大臣が出頭するよりも大事な用件というのはほかにないはずである。にもかかわらず出頭しなかった。そして、農水委員会の予定は大幅に狂わざるを得なかった……

第100回国会 農林水産委員会 第1号(1983/10/04、36期、日本社会党)

○日野委員 私は、二点にわたって質問をいたしたいと思います。  まず一点は農産物の自由化問題であり、他の一点は生産調整の第三期対策の問題でありますが、自由化問題について、これは大臣がいま行革特別委員会の方に行っているようでありますから、大臣が戻ってからということにいたしまして、まず第三期の問題について伺うということにいたしたいというふうに思います。  先ほど亀井委員からも基本的な第三期対策についての考え方についてただされたわけでありますが、私もこの基本的な考え方をもう一度聞いておきたい。特に、水田利用再編対策が始まりまして第三期に入るわけでありますが、その間ずいぶん事情の変更と言っていいものが……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 農林水産委員会 第2号(1984/03/01、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 私は、これから農林大臣の所信表明に対する質疑をいたします。  でありますから、本当は大臣がいてもらわないと困るのでありますが、どうも三十分ほど予算の方にとられておるようであります。できるだけ早くこれは連れてきていただきたいというふうに思います。  それで、大臣がいなくてもいい質問というのはないのでありますが、まず細かいところを……(「政務次官がいるよ」と呼ぶ者あり)政務次官と違うよ。(発言する者多し)
【次の発言】 大臣の所信表明、これを、私、熟読玩味いたしました。特に日米の農産物交渉に関するくだりについては、注意をして読ましていただいたつもりであります。  その中で、第一番目に大……

第101回国会 農林水産委員会 第4号(1984/03/29、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び日本共産党・革新共同を代表して、畜産物価格等に関する件について、その決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     畜産物価格等に関する件(案)   最近の我が国畜産業をめぐる情勢は、実質所得の伸び悩み等による畜産物需要の伸びの鈍化や肉用子牛価格の不安定な推移等に加え、牛肉等に対する諸外国からの市場開放の要求が一段と強まるなど、内外ともに極めて厳しい事態が続いている。   よって政府は、当面する昭和五十九年度加工原料乳保証価格及び豚肉、牛肉の安定基準価格等の決定……

第101回国会 農林水産委員会 第8号(1984/04/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 まず大臣に伺いたいのですが、今日本の緑を我々が確保し、緑資源をさらに拡大していくということは非常に大事なことであろうと思います。この緑資源を確保していくということは、単に日本ばかりではございませんで、全地球的な規模で緑の破壊が進んでいるということが各方面から識者によって指摘されているところでありますし、残念ながら日本もその緑資源の破壊には日本の企業などを中心にして随分責任があるということも言われております。  何か話に聞きますと、東南アジアあたりの熱帯雨林、ここいらがかなり資源状況が悪くなってきている。それからアマゾン川流域あたりのあの広大な樹林、あれも空から見れば一応緑には見える……

第101回国会 農林水産委員会 第9号(1984/04/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本社会党・護憲共同提案の国有林野事業改善特別措置法の一部を改正する法律案に対する修正案について、その趣旨を御説明いたします。  御承知のとおり、今日地球的規模で緑資源の枯渇が問題化しており、森林を育てることが国際的にも緊急、切実な課題となっています。言うまでもなく、森林は木材の生産、水資源の涵養、大気の浄化、自然災害の緩和、自然環境の保全、保健休養の場の提供など国民生活にとって不可欠な資源であります。しかしながら、我が国の森林、林業は、高度成長期を通じた乱開発と過伐による資源の減少と荒廃、山村の人口流出、過疎化……

第101回国会 農林水産委員会 第11号(1984/04/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 先生方にはお忙しいところ時間をお割きくださいまして、どうもありがとうございました。非常に参考になったと思います。それで、私からも二、三、先生方に伺いたいと思います。  まず、川田先生と熊澤先生に伺いたいのですが、両先生のお話の中に、地力を増進していく、その責任者というのは国なんだというお話がございましたし、熊澤先生からも、この事業は個人の努力を超えるという表現もお使いになったと思います。私も全く同感なのでございます。ただ、今度の法案を見てみますと、実は国のこの点にかかわるかかわり方というのは非常に少ないわけでございますね。どのように地力増進をやっていくかという技術的な指針をつくると……

第101回国会 農林水産委員会 第12号(1984/04/25、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 私も、やはり地力を増進するという仕事の主体はだれなのかということについて非常に強い疑問を持っているのです。先ほど局長のお答えの中では、まず第一次的にはそれは農家だという話がありました。私も、それはそうだと思います。農家が一生懸命これに取り組んで、自分のところから収益をより多く上げるような努力をしなければならない、これは当然のことでありましょう。しかし、それを超えて現在の地力が非常に低下をしている。そして、世界的に見ても地力が非常に衰える。豊かな農地というようなものはもはや存在していないというような指摘もきのう参考人からあったわけでありますが、日本の地力を増進していくことについての国……

第101回国会 農林水産委員会 第13号(1984/05/08、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 主として農振法について質疑をいたしたいと思います。  私、実は農振法の提案理由の説明を伺って、それから念のためにまた読んで、それから条文に目を通させていただいて、ちょっと驚いたのであります。  従来の農振法というのは、農業振興地域、これにおける農業、これを守っていく。そして、ここからできるだけ高い生産力を上げるという方向で今までこの法律というものは整備されて、そしてそういう法律であるというふうに我々は理解をしてまいりました。中には、この土地の流動化を促進するというような観点なども含まれたわけでありますが、しかし、今度の条文の改正案を読ませていただいたら、農業振興地域整備基本方針のと……

第101回国会 農林水産委員会 第15号(1984/05/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 参考人の先生方、きょうは非常に有益なお話を賜りましてどうもありがとうございました。非常に参考になりました。  それで、私はまず石川先生に伺いたいと思います。  石川先生のお話の中で、担い手の育成という観点がございました。そして、健全な担い手を育成していくために地域のハード面ということも挙げられましたけれども、住民の連帯感ということにお触れになりました。新しい連帯感の形成がなければ農業のこれからの拡大はないのではないかという御指摘がありました。  その中で私が常日ごろ若干疑問に思っている点は、二兼農家の取り扱いでございます。ややもすれば、従来、二兼農家というのは疎外される存在のように……

第101回国会 農林水産委員会 第16号(1984/05/15、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 まず、土地改良法の関係について伺いたいと思います。  今、細谷委員の方からもいろいろ質疑がございました。土地改良区及び土地改良事業団体連合会の果たしている役割というのは非常に大きいと思います。これは農業者にとってのみならず、地域自治体、ひいては国民的な環境問題やら食糧問題やら、いろいろ公共的なかかわり方をしてまいりますので、みんな土地改良区や連合会について心配をして議論をしているというのがこの審議を通じてよくわかったというふうに思います。私もこの土地改良区や連合会、これはきちんとした仕事をこれからしていただかなければならないというふうに思います。  土地改良区といいますと、それぞれ……

第101回国会 農林水産委員会 第18号(1984/06/20、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 先ほどから輸入問題についていろいろやりとりがありまして、その輸入のための交渉の中身などというものについてはずっとお話しになっておられないわけですが、何か近々中に決まるというようなお話ですね。  私、どうもそのやりとりを聞いていて非常に白々しく思えてしょうがない。大体、きょうの三時ごろには十三、四万トンという枠で決まるのでしょう。どうです。
【次の発言】 大臣はどうですか。
【次の発言】 近々中という言葉の中身にはいろいろな内容があるわけでありますが、私のところにもたらされている情報によれば、大体きょうの三時ごろであろう。そういうことになれば、今さら交渉を打ち切れとか韓国にわびを入れ……

第101回国会 農林水産委員会 第22号(1984/07/05、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 私は、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び日本共産党・革新共同の各党を代表いたしまして、本決議案について意見を申し述べます。  これまで米政策をめぐっては大きな二つの流れがあったのであります。一つは、米の生産力を抑制し、水田利用再編対策を進め、低米価政策を貫こうとするものでありました。もう一つは、長期的国内食糧自給の見地から、生産力を維持し、減反には反対し、米価引き上げを主張するものでありました。このような大きな二つの流れが相交わることなくこれまで論争を続けてきたところでありますが、このたび韓国米輸入の事態を迎えて、本委員会においては四日間にわたる集中審議を……

第101回国会 農林水産委員会 第24号(1984/07/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・国民連合を代表して、肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、最近の農業及び化学肥料工業をめぐる厳しい諸情勢にかんがみ、本法の施行に当っては、国際肥料事情にも対処しつつ、肥料の価格及び需給の安定が図られるよう左記事項の実現に努めるべきである。       記  一 農畜産物価格のコスト低減が要請されている今日の情勢にかんがみ、肥……

第101回国会 農林水産委員会 第26号(1984/07/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 きょう一・四五%の生産者米価値上げの諮問案が出たようであります。私、現在の状況の中で一・四五%という数字を見ますと、まことに失望すると同時に、またかというような感じが実はするわけであります。  私たち農水委員会でも、米の需給問題については決議を出しました。また本院において本会議における決議も出しました。その表現された文言の解釈いかんにかかわらず、その内容としたところは、米の需給については万遺憾なきを期すというところにこの問題があったことはもう食糧庁も十分御承知だと思います。そして、その中の一つに、生産者農民の生産意欲を刺激することが必要であるというような共通の認識もあったのではなか……

第101回国会 農林水産委員会 第28号(1984/08/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 きょうは、水産問題について質問を絞って伺いたいと思います。  我が国の漁業を取り巻く環境は非常に厳しくなったという指摘が至るところでなされてきているわけであります。今、我が国のこれからの水産資源を考えていく場合、いかに資源を守り、かつ漁業に携わる経営体をいかに守っていくかという、両面からアプローチがなされなければならないというふうに思うわけでありますが、我が国の漁業の根本になってきた、より効率的な、そしてより大規模なという一つの漁業の方法、これは見直すべき時期に来ているのではないかというような思いを私は強く持っているところであります。  そこで、まず効率漁業というものについて、きょ……

第102回国会 外務委員会 第8号(1985/04/19、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野委員 きょうは外務委員会まで出張させていただきました。余りこの委員会の雰囲気にもなれておりませんが、よろしくお願いいたします。  このSAR条約でございますね、この条約そのものを見ますと これは海に囲まれている我が国としては、こういう条約にはイの一番に加入国となるという努力をすべきであったろうと思うのでございますが、かなりおくれたようでございます。特にそのおくれた理由として、この条約によって我が国が担当する海域が余りにも広大であるということもその一つの原因であったというふうにも伝えられておりますが、外務省の御見解としてはこのおくれた理由は何であったのか。それから、いわゆる広大な管轄海域で……


各種会議発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○日野分科員 私は、漁業問題、特に沿岸及び近海といわれる、それにさらに浅海も含めて漁業の問題について若干の質問をいたしたいと思います。  過日は大臣にはモスクワまで行かれまして本当に御苦労様でございました。心から御苦労様と申し上げたいと思います。  あのような場に臨まれまして、この二百海里問題を抱えて、二百海里時代に入った厳しさというものは非常によくはだ身で感じておいでになったろうと思います。二百海里問題がこのように出てまいりますと、もう漁業専管水域二百海里というこの問題について、各国の二百海里がどんどん宣言されてくる。そうしますと、実際上日本の遠洋における漁業というものが大きな壁にぶつかって……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○日野分科員 私は、まず二点にわたって大体質問をする予定でありますが、まず、領海の問題及び国際海峡の問題につきまして、最初に伺っておきたいと思います。  今度わが国でもいよいよ領海十二海里ということになるわけであろうと思います。それで現在まで三海里をずっととっておりまして、今度は一挙に領海を拡大するということになりまして、多くの問題が出てまいりました。特に国際海峡の問題については、非常に大きな、悩み多いところであろうかと思います。過般、国際海峡について四つばかり国際海峡として外務省の方から公表されておるところでありますが、それぞれの海峡についてまず名前を御指摘いただくと同時に、それからその海峡……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○日野分科員 私は、国道のいわゆるバイパスの問題について、若干の点について伺いたいと思います。  最近、国道沿線のいろいろな都市、ちょっとした大きい町なんかで、国道が非常に混雑するというようなことから、バイパスをつくってくれという要求が各地で非常に盛り上がっているというように私、見受けるところでございます。 その問題というのは、いろいろあるのでございましょうが、まず交通の渋滞を緩和するという、つまり道路交通を非常に能率的に行うというような観点もあろうと思いますし、またその混雑する場所における住民の民生関係の問題なども非常に多くあろうと思います。それで、このバイパスを建設するについての基準という……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○日野分科員 まず最初に建設省に伺いたいと思います。  建設省の方で優良住宅部品認定制度というのをいまやっておられますね。BL認定制度と言っているらしいですが、ベターリビング認定制度ということになりますか、これは大体どういうことを目的としている制度なのか、その概要を、きわめてかいつまんでで結構ですから御説明いただき  いと思います。
【次の発言】 いま目的を伺ったのですが、現在まで大体どんな製品が認定されているのでしょうか。そして、その認定した品目はどのような普及状態になっているか、これもかいつまんでお願いしたいと思います。
【次の発言】 BL認定を受けた品目は五十六万台ほど出ているということ……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○日野分科員 主に外務省に質問を申し上げたいと思います。  わが国の外交は国連外交ですが、昨年大きな挫折が一つありました。国連の安保理事会の理事選挙で敗れるという非常にだらしない結果といいますとこれはちょっと語弊があろうかとも思いますが、残念ながら選挙に負けたということは、これは事実であります。これはやはりわが国に対する各方面からの不信がもたらしたものではないかというふうに思います。特にこれはアフリカ諸国からの協力が得られなかったのではなかろうかというような推測、これがささやかれているわけでありますが、この点に関して一体どのように外務省は考えておられるのか、まず伺っておきたいと思います。


36期(1980/06/22〜)

第98回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○日野分科員 私は、ブルーインパルスの問題及びそれに関連する諸問題について質問をいたします。  まず、言葉を整理しておきたいと思いますが、いわゆる戦技研究班というものとブルーインパルスというものとの違い、この違いがあればある、どのように違うという点を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 このブルーインパルスのデモンストレーションの飛行に使う飛行機というのは、T2のどれでも構わぬ、この第四航空団の戦技研究班に属している飛行機のどれでも構わぬというわけですか。それとも特別にデモンストレーション用に使う飛行機については何か色彩を施してあるとか、そういうことはございますか。

第98回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○日野分科員 私は東北の宮城県の北部地帯の田舎者でございまして、交通の便には非常に恵まれない地域に住んでおりますので、別にひがんで物を言うわけではありませんが、そういう観点からいろいろ物を申したいと思ってきょう出てまいりましたので、ひとつよろしくお願いいたします。  東北新幹線も走り始めまして、まあまあ業績を上げているということは私も非常に同慶の至りであります。それと同時に、東北新幹線がずっと走るその沿線と、そこからさらに引っ込んだところの格差といいましょうか、私たちから言わしていただきますと、沿線とそこからさらにローカル線で引っ込んだ地域との一種名状しがたい格差がまた脚光を浴びてきているよう……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○日野分科員 私は、きょうはちょっと小さい問題について伺います。  まず、飛行機の騒音です。もちろん自衛隊関係機になりますが、その騒音について伺います。  最近、航空機の性能が非常によくなってまいりまして、それに伴う騒音というのはかなりのものになってまいりました。これはプロペラ機や何かであればそんな問題は起きなかったのでありましょうが、特に自衛隊の戦闘機のスピードの性能が上がるに従って大分騒がしい音が出るようになりまして、非常な問題を醸しているわけであります。  私も実は家が航空自衛隊の松島基地というのですか、矢本にある航空自衛隊の近くでありまして、私の家の上なんかを飛行機がよく飛びます。そう……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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