このページでは草川昭三衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。草川昭三衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○草川委員 公明党・国民会議の草川でございます。 最初に、私、初めて本社会労働委員会で発言をさしていただきますので、何かと失礼なことがあるかもわかりませんけれども、先輩の各位の皆さん方からよろしくお引き回しのほど、お願い申し上げる次第であります。 最初に、先般大臣より、今後の方針について適切な御方針がございましたが、当面する労働行政の最大の課題は、インフレなき完全雇用をいかに達成するかにある、このように抱負が述べられておるわけであります。私も同感でございます。私は、今日ほど日本経済にとって労働問題が重要な局面を迎えているときはないと考えるわけです。特に、産業優先、資本蓄積重視から、生活を大……
○草川委員 草川でございます。
私は、国鉄が、公労法違反による解雇、免職者のうち、東京地裁あるいは新潟地裁等でいろいろと裁判があったわけでございますけれども、このほど東京地裁民事第六部で和解勧告を受けたということについてお伺いをしたいと思いますけれども、その時期はいつでございましたか。まずそれからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは東京地裁だけですか、それとも新潟地裁の方も同じころに出たわけでございますか。
【次の発言】 この和解は、いわゆるいろいろな和解の方法でも、当事者同士の和解もございますし、それから裁判長が適当な時期を見て双方にあっせんというのですか、申し入れというのですか……
○草川委員 公明党・国民会議の草川であります。 まず最初に、今回、雇用保険法の一部改正と雇用安定資金の創設ということになったわけでございますが、政府の方は、この安定資金をもって雇用政策の柱が一応整ったと言われておるわけでございますけれども、私は、必ずしもそうではない、こういう立場でいろいろと御質問を申し上げてみたい、こう思うわけであります。 特にまず最初に、政府が昨年六月に第三次雇用対策基本計画というものを打ち出されたわけでありますけれども、この関係で雇用というものについてお伺いをしたいと思うわけでございます。 第三次雇用対策基本計画というのが五十一年六月に閣議決定をなされたと思うわけで……
○草川委員 私は、先々回行われました三月二十三日の本委員会における国鉄当局の答弁に重大な問題がございますので、委員長に対する調査方の要望を申し上げたい、このように思います。 実は三月二十三日、本委員会におきまして、私は国鉄の解雇処分者の再雇用、和解問題についての質疑を行いました。その際、国鉄当局の橘高職員局長の答弁の中に、事実問題についての明らかに間違いな点があるわけでございますので、それをひとつ解明をしていただきたいと思うわけであります。 私はこの委員会の中で、国鉄当局の解雇処分者の再雇用の和解というものについては、国鉄の労働組合とはこれで非常に円満な解決になるわけなので、それを体して将……
○草川委員 私は、二百海里問題と雇用問題についてまずお聞きをしたいと思うのであります。 二百海里問題が、いま北海道等を中心とします水産業界に非常に深刻な失業あるいは解雇の問題を投げかけておることは御存じのとおりだと思います。釧路では特に、歴史上初めてと言われるように、水揚げがゼロというようなことが報道されておりまして、魚市場というのですか、市場そのものが休業したと報ぜられております。そしてまたそれに伴いまして、水産加工業者、あるいは水産加工以外の運送業者あるいは製函というのですか、そういうような業態の方々、あるいは全国的にもたとえば網をつくるような業者というところまで、非常に広範囲に失業、解……
○草川委員 草川でございます。
じん肺法は、制定後十七年を経過しておるわけでございますけれども、法律の施行後もじん肺の患者が非常に増大をしておるというお話は、午前中参考人の方からも御発言があったわけでございます。
そこで私は、粉じん作業に従事をする労働者の数がどのような増加傾向にあるのか、特にまた新しい職種としてどういうような職種がふえておるのか、顕著な例がございましたら、それをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 最近の数字で、約十年ほど前に比べてこの六十万人というのは約十四万人ほどふえておるというのを私、少し調べたのでございますが、大体十年前に比べて十四、五万人の方がふえておると……
○草川委員 草川であります。 私は、今度の健康保険法の一部改正案の審議に当たりまして、国民の皆さん方が医療に対して非常に深刻な不安感を抱いており、かつまた、ぬぐいがたいところの不信を持っておるということを、まず冒頭に申し上げておきたいというように思うわけであります。 すなわち、本案は、国民が現在本当に苦しんでおるところの差額ベッドの問題だとか、付添看護料の負担の問題、救急医療のたらい回し事件等、あるいはまた国民の総薬づけとでも言うべき薬の乱用、あるいはまた医療過誤、こういうような国民の命と健康を守ることとは逆行しておるような現状を放置しておいて、医療に対する基本的な展望がないまま、財政対策……
○草川委員 草川でございます。
まず第一に私は、いわゆる激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律というのがあるわけでございますが、その中の二十五条に関しまして、少し具体的な例を挙げて御質問を申し上げてみたい、こういうように思うわけであります。
まず最初に、激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の第二十五条というのがあるわけでございますが、この中には雇用調整給付金に関連する項があるわけですが、ひとつどういうことか具体的に御説明を願いたい。
【次の発言】 続きまして、激甚災害時における雇用保険法による求職者給付の支給の特例に関する省令というのがあるのですが、この省令の……
○草川委員 ただいまも漁業問題が出ましたけれども、私の方もごく簡単に最初に触れさしていただきたいというように思います。 漁業問題に端を発しまして、加工用の原材料のすり身だとか原魚が非常に値上がりをしておるわけでございますが、これは明らかに商社や大手水産業者の魚隠しや魚転がしによる疑いが濃いということは事実だと私は思うのです。水産庁はただいまも、流通業界の値上げの自粛を呼びかける、在庫量の報告を求めるという通達を出しておりますけれども、私は、これだけで加速度がついておる魚価の高騰が抑えられるとは思っておりません。現在、東京だけでも七十二万トンの能力があると言われておりますが、たとえば東京のみの……
○草川委員 草川でございます。
まず最初に、柳井建設の事故の処理についてお伺いしたいと思いますけれども、ただいまのお話だと労働基準法の九十六条違反と十五条違反というお話ですが、そのほかに消防法違反あるいは建築基準法違反の事実があったのかないのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 私どもが少し調べたのでは、五十人未満の場合は消防法違反あるいは建築基準法違反には該当しないというようなことがあるわけでございますが、その点はいまのお話で多少どうかということもございますが、私の質問は、たとえそうだとしても、実際上の飯場というのは、五十人以上の飯場というのはかなり大きい飯場になるわけでございま……
○草川委員 草川でございます。
私は、航空機騒音の問題について、特に公害対策基本法と基地の周辺整備法とのギャップの問題を中心に、愛知県の小牧空港の問題にしぼって質問をしたいというように思います。
まず第一に、運輸省にお伺いをいたしますけれども、運輸省は第三次空港整備五カ年計画を昨年の八月につくりました。その中で、名古屋空港の整備事業計画も当然予測値を試算をしておるわけでございますが、ことしの十月一日から名古屋―ソウル便というのが急に決まったわけでございますが、それは予測をされておったのかどうか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 第三次空港整備計画の基本方針の確か(ロ)だと思いますけれど……
○草川委員 草川であります。 公明党・国民会議といたしまして、今回の不況業種の実態調査を行いましたので、その実態の上に立って、きょうは質問をさせていただきたいと思いますし、なお途中では、平電炉の具体的な倒産の例を取り上げまして、ケーススタディーという感じで労働省の考え方をお聞かせ願いたい、こう思うわけであります。 私どもは、特に繊維、これは愛知県を中心に非常に多いところでありますし、造船は、たとえば神奈川県だとか静岡県、平電炉は京浜地区、そのほか合板は東海地方、こういうように現地調査をそれぞれ行いまして、一体、今日のこの構造不況というものが具体的に、どのようにあらわれておるかということを調……
○草川委員 草川昭三であります。 まず最初に、大臣の方にこの健康保険の今後の、あり方についての若干の質問と、それから後で、銘柄別収載に新しく薬価が収載をされるわけでございますが、その実態を踏まえまして問題提起をさせていただきたい、こういうように思います。 実は、前々の八十国会で健保が継続審議になったときに、これはある新聞の報道でございますけれども、健康保険の法案がなかなか通らないのは、成立をしなくても困る人がいないからだ、こういう報道がございました。これは厚生省の首脳の一人が暗然とした表情でつぶやいた、こういう報道でございます。その理由は、一つ、赤字がふえても支払い停止ということはまずない……
○草川委員 今回の不況の問題について、きょうは、特に雇用を創出する、いわゆる新しくつくるにはどういう問題点があるのかということを中心に、造船関係と電気工事業に関する問題とスーパー関係、あるいはまた、雇用保険の現実的な運営なり職業訓練の問題等について少しお伺いをしたい、こう思います。 まず、今回の不況は、四十年のときの不況あるいは四十六年のときの不況とけた違いで、本格的な不況であるということが、数字ではもうずっと何回か出ておるわけです。完全失業率も二%を上回って、高い位置を示しているのですが、三十四年八月のなべ底景気の二・一六%の失業率に近い、非常に不況になっておりますし、さらに今日的には円高……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、船員の職業上の災害の防止に関する条約、いわゆる百三十四号条約について少し質問をさしていただきたいと思うのです。 まず最初に、大臣が大変お忙しいようでございますので、このILOの基本的なことだけお伺いをしたいと思います。 御存じのとおりに、いまわが国と海外の諸外国との間には貿易の摩擦が非常に大きいわけでございます。特に経済的な摩擦があるわけでございますが、このILOの基本的な考え方である公正労働基準というものを推進する上においては、私、ILOというのは非常に重大な役を果たすものだと思うのでございますけれども、いまわが国の批准状況と……
○草川委員 きょうは、お許しを得ましてたばこの問題を取り上げさせていただきたいと思うわけでございますが、いわゆるたばこを吸わない非喫煙者に及ぼす喫煙の影響、さらに環境問題ということについて、長官にまず御質問をしたいと思うわけでございます。 いままでたばこというのは、社会的に容認をされた嗜好品として取り扱われてきておるわけでございますが、たばこと健康との関係は、主として個人衛生の問題として考えられてきたと思うのです。これは社会労働委員会の問題でもあり厚生省の問題になってくるわけでございますけれども、一般には喫煙の有害作用、特に紙巻きたばこの喫煙が肺がんの発生に大きな役割りを果たす、あるいは心疾……
○草川委員 草川でございます。大臣は朝から大変お疲れのところを御苦労さんでございますけれども、私の方も過日、大臣の所信表明をお伺いをいたしまして、いろいろと検討させていただいておるわけでございますが、いずれにいたしましても、この十兆円を超える医療費を負担をする医療政策はきわめて重大になってきたと思うわけであります。それだけに厚生行政の置かれておる立場というのは非常に重要な問題になってくるわけでございます。 実は、前厚生大臣の渡辺先生はかなりいろいろと御活躍をなすったわけでございますが、大臣をやめられて、それなりに非常に活発ないろいろな御意見を出しておみえになるようでございまして、過日、私のと……
○草川委員 草川でございます。 最初に、経済企画庁の方お見えになっておられますか。――経済企画庁の方に、実は先回、衆議院の予算委員会で公明党の矢野書記長が経済成長率の問題で質問をした中で、ことしの春闘相場というものが一体どうなるのだろうかという質問があったわけであります。私、議事録を持ってまいりましたけれども、正確に申し上げますと、そのときに矢野委員が「くどいようですけれども、その見通しは、昨年のベースアップの実績に比べて高い基準で想定されたのか、あるいは低い基準で想定されたのか。上なのか下なのかということです。その辺もう一遍ちょっと言ってみてください。」宮澤国務大臣が「少し下回っております……
○草川委員 草川でございますが、まず最初に日本の財形のモデルになっております西ドイツの財形政策との比較について御質問を申し上げたいわけでございますが、その前に、きょうもいろいろと御論議があったと思うのですけれども、財形というのは、昭和四十七年に発足いたしまして、現在七百三十九万人の勤労者の方々が契約をし、六十一万の事業所、貯金の残高も一兆七千九百六十七億円というような大変な伸び率を示しているというように聞くわけであります。しかし一方、いわゆる第二財形と言われるような給付金の受益者の方は十八万人、非常に少ないわけでございますし、実施企業も全国で五千三百八十六社ですか、預金に比べますと非常に数が少……
○草川委員 草川でございます。 私は、昨年、この社会労働委員会として沖繩の現地視察をさせていただいたわけでございますが、その沖繩の現地視察の問題を踏まえまして、この法案に賛成の立場から、少し質問をさせていただきたいと思うわけです。 ただいま古寺議員からも、いろいろとお話があったわけでございますが、沖繩の状況は、失業者が約七%を超えておるわけでございまして、日本でも地域的には最高の失業状況にございます。現地の安定所の方々とお話をいたしますと、七%の失業というのは、実は暴動寸前の数字ではないだろうか。だけれども、その暴動寸前に、これを支えておるのは、実は雇用調整給付金、特に、いま提案をされてお……
○草川委員 時間がたっておりますから、はしょって少し質問をさせていただきます。 ことしの一月に厚生省は例の社保の長期計画懇談会に人口老齢化による社会保障への影響を発表いたしておりまして、この老齢化問題というのは非常に重要な時期になってきたと思うのです。そこで、まず第一に、老齢化社会を迎えて大臣の基本的な見解、同時にまた、そのものを含めまし三昨年の暮れ、社会保障制度審議会が基本年金制度の大変な抜本的な改正を打ち出し、なかんずく、その中に年金の支給開始年齢のあり方というきわめて重要な問題提起があるわけでございますので、その三点について大臣の見解をお伺いしたいと思います。
○草川委員 現在の、この職業訓練の法律というものについては、部分的には非常に喜ばれるというのですか、非常に利用されている面もあるのですけれども、やはり現実的ないまの産業界の状況だとかいうものに対比をしてみると、なじまないというと言葉が悪いのですけれども、ぴったりとかみ合っていない面の方が実は多いのではないかということを私はかねがね思っておるわけです。これは批判という意味ではなくて、審議会なんかでも産業界の代表、労働組合の代表、いろいろな方の御意見もあると思うのですが、もっと幅広い意見を聞きながら、せっかく国も膨大な予算というものを職業訓練に対して投入をするわけでありますから、もう少し職業訓練そ……
○草川委員 公明党・国民会議の草川でございます。 私どもも構造不況の実態をいろいろと現地で調査をさしていただいたわけでございますが、部分的には、かなりひどくて予想外に深刻な状況がうかがわれるわけです。 そこで具体的に質問に入るわけでございますが、たとえば造船でもベニヤでもそうでございますが、会社が行き詰まるという場合があります。そうすると大銀行だとか商社だとか、いろいろな債権者が来て再建計画を立てるわけですが、必ず従業員の縮小ということになるわけでございます。そこで主として希望退職という手がとられるわけであります。私はまず第一に、希望退職というものは一体何なのかということを中心に、少し労働……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 本日は盲導犬のことについて、いろいろと現状の訴えをさせていただきたいわけでございますが、本日のこの委員会を開催するに当たりまして、委員長初め各党の理事の諸先輩の方々に大変お世話になりまして、心からお礼を申し上げさせていただきたいと思う次第でございます。 まず第一に、盲導犬のことでございますけれども、最近は車社会で交通事故が非常に多くなってきておりますし、どこの道路を歩いておっても激化しておるわけでございますが、盲人の単独歩行はきわめて困難になっております。きょうも傍聴に来ていただいておるわけでございますが、中部盲導犬協会の調査によります……
○草川委員 公明党・国民会議の草川でございます。 労働組合法の一部を改正する法律案の審議をさしていただくわけでございますが、原則的に私どもも賛成の立場でございますが、この内容を審議する場合に、どうしても、ただいま行われております春闘の問題に関係をするわけでございますので、まず、その点から大臣の見解をお伺いしていきたいというように思います。 こういうことを質問をして大変恐縮でございますけれども、藤井労働大臣は労働問題については基本的には、いわゆるハト派だというふうに私どもはお伺いをしておるわけであります。スト権問題についても早期に解決をしたいというようなお立場と聞いておりますし、あるいはまた……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に大臣にお伺いをしたいわけでございますけれども、御存じのとおりに健康保険法の改正は、ずっと私ども新聞を通じて事の推移というのをお伺いをしておったわけでございますけれども、健保改正は将来どう扱われるかわからない。早く言えば全く予想がつかないような状況で、いま提案をされつつあります。進行形になるわけでございますけれども、いわゆる医師会を初め関係者の方々の合意のないままに上程をされてくるということは、結局、私は新聞を見ておる立場で、本当に問題がかえって混乱を大きくしていくのではないだろうかというような気がしてなりません。特に大臣は厚生省……
○草川委員 公明党・国民会議の草川でございます。 まず最初に、大臣にお伺いをするわけでございますが、実は経済の動向が非常に一時的に回復に向かっておると言われておりますけれども、雇用の面に限っては一向によくなっていないというのが統計数字では出ておるわけであります。そういう中で過日、二十七日でございますか、労働省は次官通達で、時間外労働を削減したい、あるいは週休二日制を推進するというような通達を出されて、雇用創出を図りたいというような提案がなされております。 実は昨年の十二月に、石田労働大臣のときでございますが、非常に労働省は力を込めまして、全国で三千人に上る労働基準監督官を動員いたしまして、……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。時間がございませんので、官房長官にしぼって御質問をしたいと思います。 御存じのとおりの、ああいう答申案が出たわけでありますが、あの中での第三の柱である、いわゆる「労使関係の正常化」のために政労使は「相互信頼を基礎とした対話を積み重ねること」に努力すべきだという点について、私は他の点については非常に不満なんですけれども、この一点は真剣に受けとめなければいかぬ、こう思っておるわけです。また、それが国民の願いでもないだろうか、こう思います。 しかし一方、労働側から言わしてみれば、これで三回目の肩透かしということですから、労働側の不満もきわめて大……
○草川委員 草川でございます。皆さま方にちょっとお許しを得まして、きょうは参加をさせていただいたわけでございます。 実は、このたびの構造不況法案が提案されるに当たりまして、私ども、いわゆる構造不況業種と言われる産業をかなり歩いてみたわけでございまして、それぞれの産業の実態、あるいはまたそこで働いておりますところの現場の労働者なり経営者の方々、あるいはまた金融機関の方々のいろいろな御意見を集約をしてまいりまして、私どもなりに整理をして、この法案について、骨格的な問題になりますけれども、ひとつ御質問を申し上げたいというふうに思うわけであります。 まず、私の率直な感想でございますけれども、日本の……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 きょうは皆様方にお許しを得まして、いま愛知県を初めといたしまして三重県、あるいは岐阜県、静岡県の東海四県下に稲の新害虫でございますところのイネミズゾウムシというものの被害が非常に大量に発生をいたしておりますので、このイネミズゾウムシの問題について質問をし、いろいろな要望を申し上げてみたい、こう思うわけでございます。 すでに農林省の方も御存じのとおりに、このイネミズゾウムシというのは昭和五十一年に愛知県に初めて発生をしたわけでございまして、日本でもこの虫が初めて発見されたわけでございます。発生源は、推定でございますけれども、同様の虫という……
○草川委員 お許しを得まして、きょうは医薬品の問題を中心に御質問をさしていただきたいと思うわけであります。 医療保険制度の抜本的な見直しが進んでいる中で、薬価基準制度全体が大きな変革を迫られていると思うわけです。それだけに、昨年の十一月に採用されまして、ことしの二月一日より実施をされております銘柄別の収載制度が採用されたというのは、私は、そういう意味では一つの契機ではなかろうかと思うわけです。従来の統一限定例記方式では、市場価格と薬価との乖離というもの、差というものが非常にひどかったわけでございますが、優良な医薬品が安定的に供給されることを目的にした銘柄別というものが、二月からわずかの日にち……
○草川委員 草川でございます。私は、時間が短いのでございますけれども、約四十五分ぐらい、雇用の問題にしぼって御質問をしたいと思うわけであります。 まず最初に、宮澤経済企画庁長官にお伺いをするわけでございますけれども、御存じのとおり失業というのは非常に深刻になってまいりまして、やがて百三十万から百五十万の失業者を出そうという、こういう時代になってまいります。われわれもその前途については非常に心配をするものでございますけれども、一方、七%の経済の成長という問題が先ほど来からいろいろと論議になっておるわけでございますが、民間の心理だとか消費性向というものが、一方では非常に低下をしてきておると私は思……
○草川委員 公明党・国民会議の草川であります。 今回のこの法案についての基本的な考え方を最初に申し上げておきますが、実は前国会で構造不況法案というものが成立をしたわけでございますけれども、どちらかと言えば、前回のこの法案は業種別の縦の救済対策であったわけでございまして、今回のこの不況地域の対策は、横の地域ぐるみという意味では一定の前進ではないだろうか、こういうようにまず評価を申し上げておきたいというように思うわけであります。 ところが、実際上のこの中身につきましては、前回の構造不況法案も、この法案で構造不況業種がかなり具体的なてこ入れができる、こう言われておったわけでございますが、たとえば……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 いま大臣の方から、雇用の場をつくるという立場に立って、幅広く他の関係省庁にも呼びかけられるというお話がございましたが、私どもも全くそれは同感でございまして、今日的な、特に雇用という面の意味での労働省の役割りは大きいわけでございますので、ぜひそれは進めていただきたいと思うわけです。 そこで、今度の臨時国会で総理の本会議答弁なんかを聞いておりましても、ことのほか、雇用ということについて非常に強く主張されておるという面があるわけであります。労働省としても、前回通りました法案の審議の中でも、新しい発想を打ち出されてみえるとは思うわけでありますが……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 きょう、私は、まず人工透析の問題を中心に質問をさせていただきたいと思うのですが、過日、兵庫県の監査で巨額な診療報酬の不正請求が明るみに出た、国富病院の処分についてお伺いをしたいと思うのです。特に国富病院の場合は、人工腎臓を売り物に、わずか数年で、医師の所得番付のトップになったわけでございまして、それだけに世間からも非常に注目を受け、すでに保険医療機関の取り消し、あるいは院長自身の国民健康保険医の登録取り消しの処分が出ておるわけでございますが、この不正要求額が一体幾らになったのか、あるいはまた、自主返還の分を含めると一億を超すのではないか、……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。私は、実はきょうは大変皆様方に申しわけございませんけれども、日ごろ社会労働委員会に所属いたしておりまして、特にかねがねこの国際人権規約の問題について非常に深い関心を持っておりまして、本外務委員会で審議をされるということで、ぜひともその審議に参加をさしていただきたいというので、差しかえてきょうは発言をさせていただくわけでございますので、改めて関係の皆様方に御了解を得ておくわけでございます。 いまもお話がございましたけれども、この世界人権宣言に法的拘束力を持ったこの国際人権規約が国連で採択をされてから、これは非常に画期的なことでございますが、か……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。きのうに引き続いて、私の方も時間が二十五分でございますので、簡潔に御質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、労働大臣にお伺いをするわけでございますが、人権規約が国連で採択をされてから非常に長期の期間がかかっておるわけでございます。きのうもいろいろと外務大臣にお伺いをして、おくれた理由ということを聞いたわけでございますが、やはり国内法の整備の関係あるいはまたぎりぎりの部内調整で手間取ったということを言われております。 そこで、ざっくばらんにということで、一体関係省庁はどのような協力の態度をとったか、こういう御質問をしたわけです。そうした……
○草川委員 公明党・国民会議の草川であります。 私は、まず第一番に、率直に申し上げまして、今度の五十四年度の予算で、労働省が緊急雇用ということで中高年齢者の雇用開発給付金で大幅な予算を計上しておるという、そういう積極的な姿勢については率直に評価を申し上げておきたいと思うのです。 しかし、雇用という問題は、基本的に労働省としても考えを直すべき時期に来ておるのではないか。早く言うなら、高度成長時代の延長線上の雇用問題というのはもう抜本的な見直しが必要である。これは一つは失業の防止という面と、それから失業者が出た場合の離職者対策という面、そして出た後の雇用をいかにつくり上げていくかという雇用開発……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、いま世間で非常に話題を呼んでおります京都の医療法人十全会グループによる大量の株の買い占め問題を取り上げながら、後半、いわゆる厚生省が診療報酬の不正請求で保険医の指導、監査を強化するという通達を出しておるわけでございますが、それが具体的にどのような形でやられようとしておるのか、この点について質問をしたい、こういうふうに思うわけであります。 医療法人というのは当然医療法の適用を受けるわけでございますけれども、医療法の第四十二条に業務の範囲というのがあるわけでございます。その業務の範囲を超えるかどうか、まず基本的な見解を賜りたいわけであ……
○草川委員 草川昭三でございます。
まず最初に、今度の雇用保険法の改正について、雇用安定事業についてお伺いをするわけでございますが、雇用安定事業というのは五十年度に発足をして、たしかあれは五十二年からですか、名前が変わったわけでございますが、過去の中で一番高度に利用された給付金というものは具体的にどういうものか、まずお伺いします。
【次の発言】 最初はこれも非常に活用されたわけでございますが、その後景気の上向き等もあるわけでございまして、それでこれが問題になってまいりまして、いわゆる保険料率の弾力条項の創設について、使用者側の方からも、約一千億に上るお金が余るというのですか、それが蓄えになる……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、まず最初に、社会保険業務の問題、あるいはまた年金の相談体制等、あるいは税金との関係、住宅資金の貸付枠の問題等を前段に行いまして、中段で在日外国人の方々の国民年金の取り扱いの問題、そして最後に厚生年金の地方自治体に対する還元融資制度のあり方、主に三つの山で質問をさしていただきたいと思います。 まず最初に、年金基金について大臣にお伺いをしたいわけでございます。 一昨年の十二月に社会保障制度審議会の年金の建議が出、さらにその財政的な裏打ちとして年金税としての付加価値税の提案がなされる、あるいはまた、厚生省の年金懇の中間報告を中心として……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず、これはきのうの新聞でもございますが、全国財務局長会議で大蔵省は最近の景気動向についていろいろな話をしておるわけでございますけれども、かなり雇用も徐々に改善をしてきておるというような報告をしておるようであります。あるいはまた、十日の日には、月例経済報告閣僚会議に四月の月例経済報告が提出をされまして、その中でも、インフレに対する予防の必要が中心になったようでございますが、「ゆるやかながらも着実な拡大を続け」と、景気というものがそういう形を続けておって、「常用雇用の減少に歯止めがかかり、完全失業率もこのところ低下を続けていることから、雇用……
○草川委員 公明党・国民会議の草川でございます。 まず第一に、私は、いままでの方の質疑と重複する点は避けまして、厚生省にこの薬事法を改正するに当たりましての基本的な考え方というものをお伺いをしたい、こういうように思います。 今度の改正案なりあるいはまた救済法をつくられる場合に、アメリカだとかあるいは西ドイツ等についてもずいぶん参考にされた点が多いと思うのですが、私も薬のことについては全くの素人でございますけれども、アメリカだとか西ドイツの法の体系なり仕組みと比べてみると、今度の法律の組み立て方について何か基本的に少し違うような気がするわけです。 一つの具体的な例を申し上げますけれども、た……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 きょう私は、労働災害の最近の傾向について、いわゆる労働省管轄の民間あるいはまた公務員の災害、公務災害と言われるもの等々を少しお伺いをしたい、こう思います。 まず最初に、労働省の方にお伺いをいたしますが、労働災害とは労働者が業務に起因をして受ける生命あるいは身体への損害、こういうことだと思いますけれども、このような労働災害の最近の傾向をまずお伺いをしたいわけでございます。 まず、年間の交通事故による死傷者とそれから労働災害による死傷者との比べ方が果たして適当かどうかは別といたしまして、私ども一般的には交通災害の方が多いんじゃないか、こう……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。短い時間でございますけれども、私もたまたま地元の方に陶磁器業界があるわけでございますので、参議院の方々も陶磁器業界の調査をやられたようでございますが、私なりに問題提起をしながら少し意見を反映させていただきたい、こう思うわけであります。 いろいろと現地の方々と御相談申し上げておりますと、大約して、早期にこの法案を生かしていただきたいという早期成立の要望。そしてまた二番目には、これは率直な話でございますけれども、輸出産業が多かったりあるいはまた中小零細が多いわけでありますから、お金のめんどうよりも実際は仕事が欲しい。同時に、仕事を欲しいために、……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございますが、まず最初に、経営上の問題について公社にお尋ねをします。 昨年の公社の全国営業担当幹部の会議で泉総裁も、専売の販売数量の推移の動向から非常事態宣言というものを強調した、こう言われておるわけですが、販売数量というのはけさの新聞にも出ておりますけれども、昨年の八月には〇・二%のマイナス、これは対前年度だと思いますが、そういう月もあるわけでございまして、ことしはやっと昨年度実績を上回るところだ、こんなような数字が出ておるわけでございますが、一体どういう理由で下がるのか、あるいは横ばいになっておるのか、ひとつ簡単に説明を願いたいと思います。
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 きょうは、私は、皆さんのお許しを得まして、この委員会で、牛乳の小売店の現状を中心といたしまして、牛乳価格の安定というものが必要ではないだろうかという立場からいろいろと御質問させていただきたい、このようにお願いをするわけでございます。 まず最初に、小坂長官の方に、全体的なことでございますけれども、わが国の最近の生乳生産、いわゆる牛乳の生産というのは非常に順調な伸びを示しておるわけでございますが、それにもかかわらず消費というものがなかなかこれに伴っていないということが非常に大きな問題になっております。また一面、大型店舗等も出てまいりまして、……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三であります。 私は、一番最初にこういうことから発言するのは大変恐縮でございますが、労働大臣に、非常に言いにくいことでございますけれども、きょうの雇用に関する特別の予算委員会で、私も午前から参加をさせていただいておるわけですが、非常にがっかりしたわけです。いまの労働省の労働行政というのは、雇用の問題について比較的西ドイツあたりの先進的な経験なんかを生かしたり、あるいはまた労働大臣も就任以来かなり意欲的に取り組んでみえる態度については、私は率直にある程度評価したわけです。けれども、特にきょうの午前中に年齢差別禁止法案の取り扱いの問題をめぐり、あるいはいまの社……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三であります。私は、きょうの質問の時間を与えていただいたわけでございますが、ちょっと最初に質問の立場を申し上げておきます。 三月二十一日から三日間、アラブ連盟の二十五周年記念総会がチュニジアで行われまして、私は実はアラブ連盟の方から招待を受けましてアラブ連盟の総会に参加をしてまいりました。その間、PLOの幹部にも会い、あるいは湾岸諸国の方をずっと回ってまいりまして、アラブを単なる石油の市場としか考えていない日本というのは、アラブというものの心をつかむのにいまいかに立ちおくれておるかということを、実は身をもって体験をしてきたわけであります。もちろんイランはア……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、アセスのことについて少しお伺いをしたいと思うわけでございますが、環境庁は環境影響調査のアセスメント法案の骨子を本日の朝、与党の方に提示をされたというようにお伺いをするわけでございます。これは過日の十八日に関係閣僚会議で大筋が合意をされて、二十一日までに成案を得るということになっておったようでございますが、各省庁間の調整がつかなかったと聞いておるわけであります。結局骨子だけ提案をされたと伝えられておりますけれども、今日の時点における各省庁間の調整上の問題点は一体何であったのかということをまずお伺いしたい、こう思います。
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三であります。 まず最初に、わが国の自動車産業の対米投資問題について質問を申し上げます。 一月二十八日だと思いますけれども、アメリカのマンスフィールド駐日大使が日本の自動車産業にアメリカに工場進出を求めるかなり強硬な発言をしておりまして、この問題をめぐって第一級の日米経済摩擦というような問題が起きておるわけでございます。しかも、近くアメリカの全米自動車労働組合の委員長のフレーザー氏も来るわけでございますが、われわれのような第三者が軽々しくこういう問題について論ずることについてははばかるような非常に重要な時期ではありますけれども、国内的に非常に波及効果が大……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三であります。
まず最初に、厚生年金の問題について厚生大臣にお伺いをいたします。
過日来から、この年金の問題については受給年齢の引き上げの問題をめぐりましていろいろと論争になっておるわけでございますが、その後政府は閣議等を開きまして今国会に厚生年金保険法の改正案を提出する、特に訓示規定、年齢の六十五歳の問題等を含めて、保険料率の問題なり給付の改善等の問題を出すと思いますが、その点についてのお考えをまずお伺いします。
【次の発言】 簡単にお答え願いたいわけですけれども、次期再計算の時期は四年後と考えておられますか、五年後と考えられておるか、一言お伺いします……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三であります。 まず最初に、厚生大臣にお伺いをいたします。 先週の土曜日、三月一日に中医協が二年ぶりに開かれたわけですが、何か話によりますと、最初に開会が二時間ぐらいおくれた理由は、厚生大臣のあいさつの中に医療経済実態調査報告を要請をするというのがあったようでございますが、それに対して何か問題があったようなので、手直しをするというようなことがあったように聞いておるわけですが、そういうことなのかどうか、これをお伺いをしたいと思いますし、あわせて、今度の中医協の中でも医療費の値上げ等について厚生大臣に質問があったようでございますが、それとはちょっと別にいたし……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三であります。 まず一番最初に、五十五年度の高速自動車国道の建設についてお伺いします。 現在、国土の基幹的ネットワークの形成と地域間格差の是正に資するため、第八次道路整備五カ年計画があるわけでございます。この計画に基づいて高速自動車国道の建設が推進されておるわけでございまして、五十五年度の未供用の延長予定が二千八百七十九キロ、そして五十六年度、来年度の計画として三千キロを超す計画が出ておるわけでございますが、五十五年度のこの延長予定はどのような実施予定になっておるか、一〇〇%遂行されるかどうか、その見通しについて最初にお伺いをします。
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三です。 きょうはひとつ施設の安全の立場から午前中に大臣にお伺いをしますが、その前に、今回のこの国鉄再建法案の赤字ローカル線の対応でございますが、地元の方では負担増のことあるいは不便な点について大変心配があることは当然でございますが、大臣も、ローカル線の問題は法案が通った後の方が大切だということを言っておみえになるようでございます。そこで現在運輸省として、廃止をさせる路線をたとえば第三セクターで受け入れるということを言っておみえになりますけれども、同じ第三セクターでもバスでいくのか鉄道でいくのか、一案、二案というのですか、A案、B案があると思うのですけれど……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。参考人の皆様、きょうは大変御苦労さまでございます。 先ほど、自転車普及協会の新井さんの方からも、あるいは自転車工業会、あるいは売られる方の関口さんの方からもお話があったわけでございますが、年間六百万台近い自転車の生産が行われておる、そして全国的に約五千万台に達し、二・二人に一台の普及だ、こうおっしゃっておられるわけでありますが、確かに近距離交通で大きな役割りを果たしておりますことは事実でございますし、省エネ時代で自転車の役割りというのは大きくなると思うのですが、つくる側と売られる側のお二人にお伺いをしたいと思います。 今後の需給見通しとい……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。いまも防衛庁の芥川運用第二課長の方から報告があったわけでございますが、もうこの事故が発生してから大分日にちがたっておる割りには、十八日、翌日の新聞等で発表されておる内容と全然違ってないわけでございまして、食い違いが大き過ぎると思うのです。百五十メートルという高度差を言っておみえになるわけですけれども、日航の機長の方は五メートルだと言っております。それから水平距離について、いまも三百メーターの間隔があるからニアミスではないと言われるのですけれども、機長の方は十八メーターだと言うのです。これは食い違いが少し多過ぎるのではないでしょうかね。国民も、……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に労働白書の問題を中心に、特に「五十四年度労働経済の分析」が出ておるわけでございますが、その点について質問をしたいと思います。 この白書の中身をずっと読んでいきましても、昨年の一つの労働経済の特徴としては、長い調整期を経て雇用の面でも改善の方向が出ておるということが触れられております。私もそのとおりだと思います。ただ問題は、その分析というのですか内容、視点の置き方ということについて、私は若干の意見があるわけであります。 雇用の増加の面で、本質的には日本の経済ということを考えれば、二次産業の製造業で、もう少し雇用の面が拡大をすれ……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず園田大臣にお願いをするわけでございますが、園田さんが大臣になられてから私どもも、本会議での答弁あるいはまた本委員会におけるいろいろな質疑の中で御意見を拝聴するわけでございます。非常に明快な論旨で、今日、大蔵当局の財政上からのいろいろな働きかけについても、児童手当等を含めまして、将来にわたる日本の国民の立場から、はっきりとした態度を表明されておりまして、私どもも非常に尊敬をするわけであります。特に、いま健康保険法の問題についても最終的な詰めの段階に入っておりますが、この医療問題等も含めまして園田さんが持ってみえる明快な哲学、論旨というも……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。
きょう私は、牛乳の問題、特に消費拡大の立場から、あるいはまた現在の流通機構の中で宅配牛乳の問題を取り上げて農林省の考え方なりあるいは関連する各省庁の御意見をお伺いをしたい、こう思うわけです。
第二の米と言われております牛乳は過剰であることはもう間違いがない事実だと思いますけれども、最近の牛乳、乳製品の需給状況をお伺いをしたいわけですが、過剰は何トンか、あるいはまた在庫等はどういう推移にあるか、これをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま、かなりの量の在庫がある、あるいはまた価格が低迷しているというお話がございましたが、後ほども……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。きょうは、私は法務委員ではございませんけれども差しかえていただきました。 国際人権規約が昨年の六月に国会での批准を終えて、九月に日本の加盟も発効したわけでございまして、それに伴いまして、永住権を持つ在日外国人はたくさんの方がお見えになりますけれども、なかんずく非常に歴史的な経緯のある在日韓国人の方々からもいろいろな問題が寄せられておるわけでございまして、私どもも、かねがね社会労働委員会だとかあるいは予算委員会の場でこの問題を取り上げてきたわけであります。 私どもがこの問題を取り上げております基本的な立場というのは、せっかく国際人権規約をわ……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。私は、ILO問題について関係各省庁の意見をお伺いしたい、こう思います。 まず最初に、外務省にお伺いをいたしますが、ILOが国際的に果たす役割りというのは非常に大きくなってまいりまして、特に労働者の経済的、社会的地位の向上には格段の実績もあるわけであります。 そこで、しかしまだまだたくさんの問題点があるわけでございますが、現在国連加盟国が百五十四でございますか、その中で何カ国がいまILOに加入をしているか、それからアメリカはたしか昨年復帰をしたと思いますが、その事実確認をお願いしたいと思います。
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございますが、きのうの連合審査に引き続いて、それぞれ皆さん方にお伺いをしたいと思います。 きのう政府の答弁を聞いておりましても、難民という問題について難民条約に加盟さえすればすべてが解決するとは考えられません。非常に重要な問題がさらに浮き彫りにされておるのではないだろうか、こう思うわけです。また、きのう出入国管理令の改正が法務委員会で通過をしたというように聞いておるわけですが、難民もさることながら、難民という言葉の中でいろいろと出ておりますところの流民だとか亡命者だとか、あるいはあっせん難民だとか、さまざまな取り扱いについて差異が出るのではないだろうか……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございますが、きょうは、この委員会をおかりいたしまして食品公害の問題を取り上げるつもりでございますが、その前に、環境アセスメントの立法の取り扱いについてお伺いをしたいと思います。 アセスの問題については、予算委員会あるいは参議院等においても、また本委員会においても、何回か論議されておるわけでございますが、電源立地のおくれが生ずるとして反対勢力の中にも非常に根強い声があるわけでございますが、これは余りにも時代の常識に反した状況ではないだろうか。特に長官としては、この三月に与党の方にも何か要請文を出しておみえになって了解をとり得るよう努力なさっておみえにな……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。時間が限られておりますので、私は、運輸大臣に関西空港の建設問題について、問題点をしぼってお伺いをしたいと思います。 私は、実は昨年の三月の衆議院の予算委員会の席上で、関西空港の建設場所に活断層があるという問題を取り上げました。いわゆる泉佐野断層の問題でございますが、当時、松本航空局長は、泉佐野断層については正確に発見をされていないし、また、この断層による障害の発生はないというような旨の答弁がございました。私は、そうはっきりとそのことについて断定をしていいのかどうかという疑問を投げかけたわけでございますが、折しも昨年の暮れに神戸大学の三東教授……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。
まず総務長官の方にお伺いをいたしますが、今年度をもって第二次交通安全基本計画が終了をして、新しく第三次交通安全基本計画が策定をされ、これが実施をされる方向にあると思うのですが、その基本的な考え方についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま八千人に抑えるという一つの方向がおっしゃられたわけでございますが、最近の交通事故の発生件数の推移を見ますと必ずしも達成されそうにありません。死亡者数の半減ということが一つの大きな目標になっておるわけでございますが、それが達成されない最大の原因はいかがなものか、何が原因か、お伺いしたいと思います。
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。時間が十四分よりありませんので、運輸大臣にひとつ集中的にお願い申し上げるわけであります。
第一番に、今回踏切道を改良促進するための審議をしておるわけでございますが、この促進法は昭和三十六年に制定されてから二十年経過し今日に至っておるわけでございますが、この踏切の保安設備の整備について、いままでの第二次計画の達成率というのはどのような状況ですか。
【次の発言】 そういうことから、今度は第三次の整備事業計画になるわけでございますが、これがどういうように達成されるかわかりませんけれども、一応現行の整備目的というものは第三次ですべて達成をされるのか……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 自動車事故対策センター法の制定経緯を私どももいろいろといま勉強させていただいておるわけでありますし、きょうこの委員会で、植物人間という言葉の定義はさることながら、重度の障害者の対応についてどのようにするか、いろいろとお伺いをしたいわけでございます。 まず最初に、事故の発生の問題についてお伺いをします。 現在の自動車の保有台数それから運転免許者の数、そして俗に言われるペーパードライバーという方がかなりいるわけですが、そのペーパードライバーという方々の、これは推定にしかなりませんが、何か具体的な数字の根拠等があればお挙げを願いたいと思いま……
○草川委員 草川でございますが、きのう少し質問をした点で不十分な点がございますのでお伺いをします。
まず第一に、このセンターの運営について三名の医師というのが予定をされておるというきのうの内容の報告でございましたが、資料を拝見いたしますと、医療機器等の整備費が六億円程度予想されておるわけでございますが、この整備計画なり人員計画等でいきますと、いわゆる研究機関の性格を含むのかどうかお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 療後施設の選定要件の中に付近に提携病院が確保されること、あるいは地元のいろいろな要望があるということがございますが、千葉県が予定をされておるわけでございますが、千葉医大の方は……
○草川委員 ただいま議題となりました自動車事故対策センター法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブの六党を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 自動車事故対策センター法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 重度後遺障害者療護施設の開業に当たっては、医師、看護婦等施設要員の適正な配置、治療及び養護の充実について充分検討すること。 二 療護施設の運営に当たっては、経……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 平田、細江両参考人には大変御苦労さまでございますが、若干の御質問をさせていただきたいと思います。 まず、平田さんにお話をお伺いをしたいわけでございますけれども、過日、私、交通安全特別委員会の方で、保険業法の、いわゆる商号問題について大蔵省にお伺いをしたわけでございますが、現在、損保業界の保険の構成比の内容を見ますと、これは七九年の統計ですけれども、四八・八%が自動車関係の保険料収入、損害保険の本来業務でございました火災保険が二五・四、海上運賃が九・九でございますか、そういうようなことになっておるわけでして、いわゆる商号から言うならば、も……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。
時間がございませんから、国鉄の施設関係の問題について簡単にお伺いをいたします。
かねがね施設関係のイエロー公害の問題が話題になっているわけですが、対策の進捗状況についてお伺いをいたします。
【次の発言】 いま二十八基地の話が出ましたけれども、フル稼働の見通しが、とりあえず五十八年度中という言い方になっております。五十八年度中に二十八基地すべてが稼働するようになりますか。
【次の発言】 五十八年度中に何とか完成したいということを言われておりますけれども、現実は必ずしも明るい見通しではないわけですよ。それが証拠に、たとえば国鉄の特別施設整備……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず第一に、今回の各種給付金、これは雇用関係でございますが、あるいはまた職業訓練関係の給付金を整合化するあるいは統合して充実をするということは私どももかねがね主張しておったところでございまして、これは心より賛意を表する次第であります。 しかし逆に、この際に、このようにたくさんの給付金が制度化したという歴史的な経緯について、いわゆる労働省としても雇用なり職業訓練等についての長期展望をもう少しロングランで見ることが必要ではなかったのだろうか、こう思うわけであります。労働省としては特に関さんなんかを中心にして非常に先見性のある雇用対策に従事を……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、老人医療の問題、それから最近の私立医科大学の高額医療の実態と、それから薬価問題、なかんずく抗生物質、抗がん剤の問題を取り上げさせていただきたいと思うわけです。 まず最初に、いま参議院の方でも老人保健法案の要綱についていろいろと論議がなされておりますし、社会保険審議会に諮問をされておる問題でございますからあれでございますが、実は経緯なり今後の方向ということについて私どもも非常に興味があるところでございますので、お伺いをしたいわけです。 厚生省はこの審議会のスタートに当たって、関係省庁あるいは関係団体との調整が未決着のまま、いわゆる……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず大臣に、いわゆる春闘の流れというのですか、賃金交渉の決め方についての考えをお伺いしたいと思うのですが、俗に言ういわゆる春闘というものの相場形成に非常に大きな影響力を与えておりますのは鉄鋼の労使関係であることは、これはもう厳然たる事実だと思うのです。これも新聞報道等によりますと、具体的な数字が内示的に出ておるようでございますし、あるいは組合側の見解も出ておるようでございますが、この鉄というものの賃金決定に従って、先ほども出ておりますように私鉄だとかあるいはまた基幹産業だとか公共企業体等、日本全体の賃金相場というのが一定に決まるわけでござ……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 最近の中小企業の退職金共済事業団の動き、あるいはまたきょうここでかかっております建設業の退職金共済組合あるいは清酒製造業の退職金共済組合は、契約者の方も非常に増加をしておりますし、業務の取り扱い状況も非常に大きく伸びてきておるわけでして、建設業の退職金共済の例を見ましても、この資料では五十四年度の掛金の収納額というのは百七十三億になっておる。年度末でトータルの累積というのは九百五十九億を超えてきており、給付も十四万七千件に及んでおるということですから、本当に零細な一人親方等を含めて退職金という問題が勤労者の間に非常に大きな影響を及ぼしてき……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 年金でございますけれども、御存じのとおり老後生活の支えとしてこの国民年金というのは非常に大きな役割りを果たしてくるようになりましたが、高齢化社会に向けて今後年金というものが非常に成熟化する段階の中でどのようなことになるのか。国民年金の財政収支状況は、たとえば五十五年度の予算では保険料収入が一兆一千九百八十億、支出が一兆六千五百六十四億というように逆ざやになってきておるわけであります。もちろん一般会計からの受け入れだとかいろいろな関係がありますからトータルではもっておるわけでございますけれども、年金制度の長期的な安定の見通しについて一体厚生……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、いま非常に関心を呼んでおります日本原子力発電の敦賀発電所あるいはその他の電力会社の問題、なかんずくそこで現実に働いておりますところの下請労働者の問題を取り上げていきたい、こう思っております。 まず最初に、日本原子力発電の敦賀発電所におけるたくさんの事故があるわけでございますが、一々名前を申し上げるのも恐縮でございますから、わかりやすく大まかに分けて、四つことし発生をしたところの事故を第一、第二、第三、第四といたします。 第一は、いわゆる給水加熱器の溶接部のひび割れ、これは一月十日の事故であります。第四給水加熱器の問題です。 そ……
○草川委員 簡単に御質問をします。 まず、佐藤先生にお願いを申し上げたいわけでございます。 佐藤先生が丸山ワクチンについて動物実験の資料を提出をされたわけでございますけれども、人間と動物実験との対比で非常に使用量が高い。三百五十倍というのはいかがなものか、信頼の置けないものだというので否定をされたやにお伺いをします。ところが、いまお話がございました桜井座長のいわゆる実験、ピシバニールの実験では、委員長の方の御質問もございましたように、白血病L一二一〇では一万六千六百六十七倍の倍率でやっておみえになるわけです。片方は、自分の方の実験では一万六千倍でも十分だという御説明がいまございました。とこ……
○草川委員 草川昭三でございます。きょうは海外経済協力基金のあり方の問題、それから株式の投資顧問の被害の具体的な事例を取り上げてお伺いをしたい、私はこう思っております。
まず第一に、五十六年度の予算で経済援助費というのが一般会計でどの程度計上されておるのか、あるいは対前年度比どのような伸び率を示しておるのか、お伺いをします。
【次の発言】 いずれにいたしましても、一一・二、一二・八%というのは非常に高い伸び率になっておるわけです。さらにまた財投関係のものも含めますと九千億を超すという非常に大きな金額になっておるわけでございまして、これとあわせまして経済企画庁所管の海外経済協力基金という問題の……
○草川委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十五年度補正予算三案に対し反対の討論を行います。 反対する第一の理由は、五十五年度当初予算における税収の過小見積もりについてであります。 五十五年度補正予算案では、租税及び印紙収入を七千三百四十億円追加計上いたしております。言うまでもなく、税収の正確な見積もりは、適正な資金配分を行う上で欠かすことのできない条件であります。もし、税収が過小に見積もられるとするならば、それは福祉予算が削られたり、いたずらに増税がまかり通ることになるのであります。当委員会においてわが党の矢野委員は、政府が発表した「財政の中期展望」に対し……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 官房長官の時間の関係がございますので、一番最初に、高齢化社会に備えまして一体私どもの将来展望はどうなるのだろうか。過日、総理府の方でも、若い方々は年金負担等が少なくてそういうような制度が欲しい、あるいは高齢者の皆さん方は将来展望からいって厚い給付が欲しいというような世論調査もあるわけですが、いろいろと将来の年金という問題を取り上げてまいりますと、長い間官民格差という問題もございますし、あるいは民間の厚生年金の財政事情等もかなり逼迫をしてきておるわけでございまして、ここ最近、厚生年金の給付の将来展望についても引き下げを検討しなければならない……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。
過日のこの予算委員会の総括でもお伺いしたことがございますが、海外の軍事基地に対する日本の建築企業というのですか、あるいはいろいろなコンサルタントが参加をするわけでございますが、その点についてまずお伺いをしていきたいと思うわけでございます。
まず最初に建設大臣に、海外における軍事基地の建設に携わる場合の日本政府の原則的な方針というのをお伺いします。
【次の発言】 第二問でございますけれども、これは後ほどももう一回繰り返して聞くことになるかもわかりませんけれども、いわゆる海外の軍事基地に対して円借款はその対象になるかどうか、これは担当は経済……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 ごく簡単に身体障害者の方々の差別、すなわち、生命保険の特約についての具体的な事例を挙げて簡単に説明を申し上げますから、ちょっと委員長、数字でございますから、これを見ておってください。 御存じのとおり、生命保険というのはいろいろな傷害の特約とか災害の割り増し特約があるわけであります。たとえば普通の方々は、傷害特約を一千万円まで掛けることができるわけです。ところが主要な、まあ会社の名前は挙げません、一番大きな会社ですが、両眼の失明者は三百万円までしか掛けられません。日本で第二番目に大きな生命保険会社では断られます。掛けられません。中堅企業で……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。きょう、お許しを得て日本原電のフォローアップの問題から動燃の問題を御質問させていただきたいと思います。
まず最初に、たび重なるあの放射能漏れと事故隠しの問題が出ております敦賀の発電所の問題についてお伺いをいたしますが、保安管理体制と設備の改善措置がいろいろと指摘をされてきておるわけでございますが、未報告事故を総ざらえにした総点検の結果がまとめられていると思いますけれども、いわゆる事故隠しは何件になっておるわけですか、お伺いします。
【次の発言】 総結果、トータルは何件ですか。
【次の発言】 十九件ということですね。
では、第二番目の質問で……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 一九八八年の開催を目指しました名古屋オリンピックが敗退をした、幻と消えたわけでありますけれども、それから約一カ月余たつわけでございます。私は、この件については後ほども申し上げますが、いわゆる衆参の国会決議あるいは昨年の閣議の招致決定という問題を踏まえておるわけでございまして、この問題でけじめをつける意味でも、きょうは外務大臣を中心に、二十七対五十二票という予想外の大差で敗れた真の原因は何かということについてお伺いをしたいと思うのです。 そこで、きょうは時間が余りございませんので、所管の文部大臣はどのようなことを言っておられるのかというこ……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、新東京国際空港公団の燃料基地の拡充について質問を申し上げます。実は、私は昨日も行政改革特別委員会の方で、鉄建公団の見通しのない工事をなぜ実施したのかという問題提起をいたしたわけでございますけれども、本日も、いまから申し上げるいろいろな事例の中で、常識的には非常に理解に苦しむ工事がこの燃料基地拡充について行われておるわけでございますので、その立場から質問したい、こう思うわけであります。 まず最初に、公団の方にお伺いをいたしますが、成田空港への航空機の燃料は、現在パイプラインの完成が延び延びになっておるために、鹿島、千葉の二ルー……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 若干の資料がございますので、委員長のお許しを得て事務局の方から配付をしたいと思います。 まず最初に、国鉄の佐久間線の建設工事の問題で、特に凍結後のむだ工事と不用額と言われるものの取り扱いについて、関係大臣にいろいろとお伺いをしたいと思うわけでございます。 私がいま取り上げようといたしております国鉄の問題は、具体的には鉄建公団の問題になるわけでございますけれども、前提としてちょっと申し上げますと、実は国鉄の再建方針がつくられたのは、この表の中にもありますように五十二年の十二月です。五十四年の五月に森山運輸大臣が国鉄の赤字路線の廃止、鉄建……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 一番最初にちょっと要望だけ申し上げておきますが、きょう大臣が途中で退席なされるそうでございますので、本来、私はきょう皆さん方の御了解を得て、この委員会で特に港湾行政の問題について具体的な資料を中心に問題提起をしようと思っておりましたけれども、大臣等もお見えにならぬようでございますので、また別の機会に譲りたいと思っております。そこで、資料等については、私ども港湾局にいろいろと要求をしておる問題もございますので、ぜひ今後の段階の中で資料等を御提示願いたいということだけ、まず最初に申し上げておきたいというように思います。 第二番目の問題でござ……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、第一に基本的な科学技術庁のあり方の問題、第二番目に宇宙開発なり事業団の問題それから最後に、過日行われました報告書、いわゆる原子炉の廃炉あるいは廃棄物の問題、この三つにしぼってお伺いをしたい、こう思います。 第一番に、今度の科技庁の予算等を見ておりますと、科学元年と昨年言われ、二年目を迎えるわけでございますが、一般会計の伸びに比べまして科技庁の予算というものはかなり伸びておるということがわかるわけであります。問題は、その中身の問題だと思いますが、いろいろと日本も大変な技術革新をして伸びてはおりますけれども、海外からの技術導入というも……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、きょうはラジオアイソトープの廃棄物処理とATRの事業主体の問題についてお伺いをしたいと思います。 まず、ラジオアイソトープの問題でございますが、近年、放射性同位元素というのでしょうか、RI、ラジオアイソトープというのは、原子炉やサイクロトロンで人工アイソトープというものが手軽に製造されるようになったわけでありますし、これが産業あるいは医療その他われわれの日常生活に密着した分野で幅広く利用されるようになってきました。しかし、このアイソトープは放射能を持つわけでありますし、当然そこから放射線が出るわけでありますし、その放射線を利用して……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 きょうは、昭和五十七年度の科学技術庁の予算の中の科学技術振興費の問題をお伺いをしたいと思います。なお、時間に余裕がございましたら、ホルムアルデヒドの発がん性問題、これは、私、昨年予算委員会あるいは外務委員会等で取り上げておる問題の、その後のフォローの問題についてお伺いをしたいと思います。 まず最初に、科学技術振興調整費の経過等をお伺いをするわけでございますが、その前に、ことしの科学技術庁の予算というものは、一般会計の伸び率に比べますと非常に手厚いものがある。いわゆる科学技術立国としての長官の努力も大変あったと思うのでありますけれども、一……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 きょうは私どもいろいろと皆様方に御迷惑をかけまして、時間の変更をさせていただいて申しわけないと思います。 一番最初に、このたび三月にキャンベラで日本とオーストラリア政府の間で原子力の改定の協定が署名されたわけでございますが、いろいろと日豪間の新しい関係というものが迎えられたと思うわけでございますけれども、特に今回の場合は長期的、包括的な事前の同意方式というのが取り入れられたわけでございます。これはオーストラリア政府の方から改定の意思が示されたやに聞くわけでございますけれども、この協定成立に至る経過についてお伺いをしたいと思います。
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 政府は、四十七年に署名をいたしました生物兵器及び毒素兵器の開発、これの生産、貯蔵の禁止、廃棄に関する条約の実施に関する法案がいま上程をされておるわけでございますが、いずれにいたしましても基本的な問題は人類の恒久平和でございますし、またこの崇高な人類の恒久平和のためには、いろいろな政治的、経済的な摩擦というのを防がなければいけないわけでございます。そのために、大臣も、プレサミットと言われましたOECDの閣僚理事会、あるいはまた通産の場合は三極通商会議、こういうふうな二つの重大な国際会議が終了されましてお疲れのところを御出席になっておられるわ……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、中東、なかんずくイスラエルのレバノン攻撃の問題についての日本政府の対応をお伺いをしたいわけでございますが、何か外務大臣は三十日の夜、イスラエルの大使を呼ばれまして、レバノンからの可及的速やかな撤退を求めるというようなことを言われておるようでございますが、私ども、いまのイスラエルの、国際法を無視したレバノンの攻撃というものは、人道上もこれは許すわけにはいかないという立場をとっておるわけでございますし、昨年もアラファト議長も日本にお見えになり、総理ともいろいろな意味での会見をなされておるわけでございまして、他人事とは思われない問題……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、本日限られた時間でございますが、お許しを得まして三つの問題を指摘をしたいと思います。 私は、この問題を取り上げるに至りましたのは過日の外務委員会で日米農作物交渉の中でアメリカ側が日本の、特に柑橘類等の割り当て制度という問題について非常に強い不満を持っておるということからこの問題を始めていきたい、こう思うのでありますけれども、たまたま私の手元に、アメリカの農商務省が発行いたしました「生鮮及び加工果実・野菜の日本に輸出される方々への手引き」というようなガイドブックがあるわけでございますが、この中にオレンジの輸入について日本の輸入業者、……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三であります。 本日は、たくさんの問題があるわけでございますけれども、交通遺児学生の会の皆様方の要望の問題を中心に、関係省庁に問題提起をしたい、こう思うわけであります。 特に、この交通遺児学生の会というのは交通遺児の大学生の方が多いわけでありますけれども、それぞれ家庭の中で、育ち盛りの中、交通事故で、父親を亡くすあるいは母親を亡くす、こういう方々炉多いわけであります。さらにその上に、自分たちのきょうだいが悲惨な交通事故に犠牲になっておる。こういう方々が中心になりまして、一昨年このような会ができて、たくさんの要望があるわけでありますけれども、特に高スピード……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 最初に春闘問題、次に中小零細に働く、特に新聞配達にまつわります諸問題についてお伺いをしていきたい、こう思います。 新聞等で私どもも拝見するわけでありますけれども、春の恒例のベースアップ問題もいよいよ大詰めになってきておるように伺うわけでありますが、景気というものから見ますと、非常に先行きが不安である、あるいは伸び悩みがある。あるいは企業側の方も企業収益を背景になかなか厳しい春闘だと伝えられておるようでございます。いずれにいたしましても、わが国の賃金水準については、労使関係が基盤ではございますが、労働省としても重大な関心を持ってみえること……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。
まず最初に、住宅貯蓄控除制度の問題をめぐって少し現状をお伺いしたいと思うわけでございますけれども、一番新しい数字の、勤労者財産形成貯蓄の契約者の数、貯蓄残高、事業所等について、ふえていると思いますが、どのような傾向になっておるのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 この財産形成制度というのは西ドイツ等をモデルにし、わが国の近代的な労使関係の中にこれを定着させようとした労働省の意欲というものは、私はそれなりに評価をしたいと思うわけです。ところが、いまもお話がありましたように、契約者数が千二百六十九万人になり、五兆円を超える貯蓄残高に……
○草川委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十六年度補正予算三案に対し、反対の討論を行います。 まず、冒頭に申し上げたいことは、本補正予算案審議中に、F4ファントム戦闘機の爆撃装置復活問題が明らかにされました。これは、防衛庁が事前に総理を初め国防会議にも説明せず、シビリアンコントロール、文民統制を全く形骸化したことを示すものであります。 思い出せば、そもそも五十六年度当初予算案は自民党によって強行採決をされたものであり、その非民主的手続が今回のF4ファントム爆撃装置問題につながっているということを忘れるわけにはまいりません。私は、その立場からも反対の討論を行……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 当初皆様のお手元の方にお渡しをいたしました財政投融資の問題については、また別の機会にお伺いをするということにいたしまして、中近東外交について政府のお考えをお伺いしたい、こう思うわけであります。 中東和平という問題については、私どもにとってもきわめて重要な問題であることは言うまでもございません。大変恐縮でございますけれども、私も、ここ最近ではございますが、毎年プライベートな、個人的な立場から中東諸国をお伺いをしておるわけでございますけれども、長い歴史と民族あるいは宗教の対立等が絡み合っておりますところの中東紛争というものは大変複雑なもので……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、総理に減税問題についての質問をさせていただきます。 今回の減税問題は、国民の皆さんにも非常に強い関心と話題を呼び、そしてまた、与野党の合意の経過についても、従来とは違った意味での一つの動きがあったのではないだろうか。そしてまた、国民の皆さんにも、今日の財政の苦しい問題、あるいはそういう中で減税のあり方あるいは要望、非常に私は従来とは違った意味での真摯な要望があったことは間違いのない事実だと思うわけであります。 そういう意味で、国民の非常に強い期待というものが今回の議長裁定にも相なっていったわけでございますけれども、総理は、……
○草川委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十七年度補正予算二案に対し、反対の討論を行うものであります。 反対の理由の第一は、財政再建計画を破綻させた政府の責任を見逃しにできないことであります。 五十七年度の租税、印紙収入は、政府の当初予算額より大幅な減収となり、国債発行額は三兆九千億円もの増発に追い込まれました。その結果、五十九年度に赤字国債から脱却する計画は、政府みずからが困難と見るように、完全に破綻しました。財政再建の名のもとに国民生活に負担と犠牲を強いながら、いとも安易に公約を棚上げしてしまった政府の責任はきわめて重大であります。しかも、財政再建計画……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三であります。 この技術士法というのは、そもそもアメリカのプロフェッショナルエンジニア試験制度というものがモデルになったというふうに、私ども聞いておるわけでございますけれども、本来、ヨーロッパの方では自然発生的にコンサルタントというのですか、そういう制度というものができたと伺っております。日本の場合は、ちょうどいまから二十五年前ですか、二十六年前になるのですか、国家的な見地からこのような制度を導入したわけでありますけれども、これはいわゆる資格法になるのか、あるいは職業法としての性格を持つのか、これは一体どちらになるのでしょう。まず、そこからお伺いします。
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、公明党の中に実は先端技術問題の小委員会というのがございまして、私ども、生命工学、バイオテクノロジーを初めとする生命科学一般についての今日的な問題の検討会をやっておるわけでございますが、すでに新聞でも御存じのとおり、アメリカでスーパーマウスのようなものが現実化してきておるわけでありますし、先日来新聞等でも大変話題を呼んでおりますように、日本でも体外受精に成功しておるという問題が報道されておるわけであります。 ライフサイエンス、生命科学の進展というものは非常に目覚ましいものがあるわけでありまして、遺伝子を人工制御するDNA、デオ……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、きのうの新聞にも発表されておりますけれども、国際エネルギー機関の閣僚理事会が八日から開かれておりまして、全般的な石油情勢に関する討議が行われておりますし、その中でも石油需給の緩和と価格下落は世界経済にとって好ましいというようなことが言われているわけであります。しかし、こうした状況はあくまでも一時的な現象であるというように、楽観を戒めている意見が大勢を占めたというような報道がなされております。 各国とも、中長期のエネルギーあるいは安全保障の観点から、省エネルギーや代替エネルギーなどの研究開発を進める必要があるということでも意見……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 科学技術の振興に非常に大きな役割りを果たすであろう筑波研究学園都市の問題を、まず取り上げさせていただきたいと思うわけであります。 まず、国土庁にお伺いをいたしますけれども、昭和四十五年五月に筑波研究学園都市の建設法ができたわけであります。ここには、総合的な計画を策定し、その実施を推進することにより、試験研究及び教育にふさわしい研究学園都市を建設したいということを目的とするという、非常に崇高な使命が書かれてあるわけであります。それから、その後、四十六年二月十九日に筑波研究学園都市の建設計画の大綱が決められております。 そしてまた、五十五……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。
最初に、いまの宇宙三条約の中の損害賠償条約のことについてちょっとお伺いいたします。
事故が発生した場合に双方で、加害国と被害国との政府間交渉のシステムになると思うのですけれども、いま国内法のことについて触れられておりますが、たとえば国内で事故があった場合の取りまとめは科学技術庁が窓口になるのか外務省が窓口になるのか、どちらか、お伺いをします。
【次の発言】 これは宇宙の事故でございますけれども、宇宙の事故の前に、目の前にたくさん空の事故があるわけでございますので、きょうは、関連した私どもの地元の問題等もございますので、お許しを得てお伺い……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 本日の質問に当たりまして、委員長初め関係の皆様方に大変御理解を願いまして、このような機会を与えていただいたことをお礼を申し上げておきます。 まず私、山本国家公安委員長にお伺いをしておきたいと思うのですけれども、わが国の交通環境の整備という問題と、特に私は障害者の事故の問題を中心に議論をしたいと思うのでございます。特に最近、一般的ではございますけれども、交通事故の発生というのは非常に多くなっておりまして、四月十日現在の死亡者でもうすでに二千三百六十六人になり、これはもう昨年に比べて百五十九人の増加になっておるというように聞いております。こ……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、私は牛乳の問題を取り上げさせていただきたいと思うのでございます。 実はこの問題については、昭和五十五年十月の当委員会において同様の問題提起をしたわけでございますが、残念ながらただいままでのところ事態は解決をしていない。何が解決していないかといいますと、特に牛乳を販売する小売店の現状が目を覆わしむ惨状にあるということでございます。これをまず取り上げていきたいと思うのでございます。 最初に、通産省の商業統計についてお伺いをいたしますが、全国の牛乳小売業商店数が昭和五十一年に二万一千八軒ございました。これが五十四年になりますと一……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、特別会計、なかんずく自動車損害賠償責任再保険特別会計からの一般会計への納付についてお伺いをしたいと思います。 自動車損害賠償責任再保険特別会計、自賠責と称しますけれども、今回の歳入を見ますと、五十八年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置によりましてこの自賠責の再保険の保険勘定の方から二千五百億円、保障勘定から六十億円、計二千五百六十億円を一般会計に繰り入れる、こういうことになったわけでございます。 問題は、実はこれは五十七年度の運輸省の概算要求の中にもさかのぼらなければいけませんが、私、当時決算委員会で塩川運……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三であります。 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十八年度政府予算三案に対し、反対の討論を行います。 以下、五十八年度予算案に反対する主な理由を申し上げます。 反対する理由の第一は、政府予算案が内需拡大のための対策を著しく欠いていることであります。 すなわち、当初予算における所得税減税の見送りを初め、大幅な実質減少をもたらす四年連続の公共事業の据え置き、五十七年度の人勧凍結と連動させた恩給、年金等の賃金物価スライドの停止など、景気後退要因がメジロ押しであります。このままでは、政府経済見通しで掲げる内需拡大による景気回復は……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。私は、いま産業用の基幹になりますところのボイラーの問題について少し触れていきたいと思うのです。 御存じのとおり、ボイラーというのは企業の生産活動にとって欠かせない熱のエネルギーを供給するわけでございまして、ボイラーが故障すればその工場全体がとまるというような非常に大きな問題になるわけでございます。ところが、ボイラーというのも大型あるいは小型、いろいろなのがあるわけでございますが、オイルショックを契機にして、大型ボイラーというものは設備投資の削減の対象になっておりまして不況の渦中にあるわけであります。ところが、最近新しい現象が出てまいりまして……
○草川委員 草川昭三でございます。 午前中からいろいろと政府側の御答弁を聞いておるわけでございますが、率直に申し上げまして、非常に腹立たしいわけであります。一言で言うならば、民間企業が今日まで非常に苦労をしてきた。特に、二回のオイルショックを乗り越えてきたわけでありますけれども、民間の厳しい体質改善の気魄というものを午前中の政府答弁の中には何らうかがうことができなかったのはきわめて残念であります。同時にまた、この財政再建、こういう非常に大きな大義名分の中で今日のこの提案、改正法案が出てきておるわけでございますが、その将来展望も明らかにされていない。私はそういう点でも非常に遺憾に思う。これはも……
○草川委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました国家行政組織法改正案の修正案及び修正部分を除く原案、国家行政組織法の施行に伴う関係整理法案外四法案に対する賛成の討論を行うものであります。 われわれは、今日まで行政の簡素化、効率化を目指し、国民的立場で行政改革を推進してきたところであり、今後もその基本姿勢は堅持していくものであります。 しかしながら、政府提案の行革関連六法案は、今後の行政改革の手がかりとするという政府の発言とはうらはらに、どのように今後の行政改革を進め、臨調答申を忠実に実行に移すかはあいまいであり、多くの疑問点が内包されていたのであります。 そこで、私……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。
きょうは厚生省関係が主体になるわけでございますが、環境庁の方にも水質汚濁防止の観点からお伺いしたいと思うのでございます。
浄化槽のことについてお伺いをしたいと思います。
まず、環境庁の方に、浄化槽法の第四十九条に関連をするわけでございますが、環境庁は、水質汚濁防止の点から浄化槽に関する問題点というのがあると思うのでございますが、どのようなかかわり合いを持つか、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 それを受けて、厚生省と建設省にお伺いをしたいわけでございますけれども、今も御答弁がございましたように、浄化槽法というのは超党派の議員……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 高度情報化社会ということがよく言われておるわけでございますが、ニューメディア時代になったことは間違いございませんが、それと会社法というのですか、商法との関係についてお伺いをしたいと思うのです。 今、INS時代だとか、VANだとか、また各企業においても非常に大量にパソコンだとかいろんなものが使われておりまして、情報の伝達処理方法が飛躍的に発展をしてきておるわけです。事務処理等においても紙が非常に少なくなりまして、ソフトコピーという形で画面に打ち出すことによって書類の事務だとか処理というものが迅速に図られるようになってきておるわけです。いわ……
○草川委員 草川でございます。 少し時間をいただきまして、国鉄岡多線、瀬戸線の新豊田―高蔵寺間の開業問題についてお伺いをしたいと思います。 この新豊田―高蔵寺間の基本工事というのは一〇〇%完成をしておるわけでございますが、このたび国鉄は、赤字になるのではないかというので、この引き受けを拒否というと言葉が悪いのでございますが、国鉄が運営を放棄をいたしまして、新たに第三セクターで運営をしてもらいたい、こういう提案をしておりまして、沿線の各自治体は寝耳に水の話というのですか、大変びっくりしておるわけでございまして、非常に困っておるわけであります。 そのことについてお伺いをするわけでございますが……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私どもの先輩の各委員が既に一通りいろいろと質問をいたしておりますので、私はきょうは少し観点を変えまして、具体的な問題を中心にお聞きをしたい、こう思います。 まず、大臣にちょっと感想を頭でお伺いをしたいわけでございますが、今回の法案の提出から審議の内容を見ておりますと、労働省という役所の中では非常に珍しく、地方へ出かけていき参考人の方々の意見を聞く機会を持つとか、あるいはまた各種それぞれの団体の方々からのいろいろな要請等もあるわけでございまして、従来の労働省提出の法律とは違った意味で、それなりの構えがあると思うわけです。既に地方における参……
○草川委員 草川昭三でございますが、きょうはお許しを得て、少し観点を変えまして私の方から御質問させていただきたいと思うのです。余り時間がございませんので、文部省の方、今と重複しますので結構です。なお、ほかの役所の方も、もし質問ができませんでしたらお許しを願いたいと思います。 まず最初に、ざっくばらんに大蔵大臣にお伺いをいたしますが、今回の民営化に至ったのは、環境の変化、世界の中でも非常に大きなうねりがあるわけでございますし、それから需要の停滞あるいは海外からの市場開放の要請、そして行政改革の動き等があってこういうことになったわけでございますが、どうでしょう、当初臨調が提起した内容とは随分骨が……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、総理にお伺いをしますが、この十五日に私どもの矢野書記長と総理との間でいろいろと教育問題についての議論があったわけでございますけれども、その中で、総理の方から日本教職員組合の態度について、私どもが承っている中では何か非常に理解のあるというのでございましょうか、一歩踏み込んだ形で評価をされておるやのニュアンスを実は受けたわけでございます。私は私なりに非常にそれは結構なことだと思うのでございますが、特に教研集会におけるまじめな議論等というようなお言葉がございましたが、具体的にはどのような点を新しい立場から御評価をなすっておられたのか……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、まず今回上程をされるであろう健康保険法の改正案の内容に立ち至ったことから質問を始めさせていただきたい、こう思います。 今度の閣議でも決定をされたようでございますけれども、健康保険法の改正案というのは、サラリーマンのOBを対象に八割給付の退職者医療制度、あるいは国保への国庫補助をこれによりまして四五%から三八・五に引き下げる、あるいは先端技術を含む高度医療に一部保険を適用する、このことによって差額診療というものが将来拡大をするのではないだろうかというおそれもあるわけでございますが、いろいろとたくさんの問題点が盛り込まれております。 ……
○草川委員 草川でございます。簡潔にお伺いをいたします。 先ほどからも出ておりますけれども、日米の経済摩擦の問題で、さまざまな問題があるわけでございますが、ことしの三月末までに一応解決をすべき問題で、まだ出ていないのでソフトウエアの保護の問題があるわけであります。 この新規立法の考えに含まれているいろいろな内容、特に通産省案でございますけれども、裁定制度の問題と権利保護の期間につきまして、米国なりあるいはまた欧州共同体、ECの方からもいろいろな意見があるようでございます。どちらかと言えば、著作権法を足場にしてソフトを保護しようという考え方のようでございますけれども、文部省にお伺いをいたしま……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。私は、本条約の締結の承認を求める件につきまして、外務省という一つの役所を中心に、外からあるいはまた中から見た問題提起を少しさせていただきたい、こう思います。 まず、外務大臣にお伺いをいたします。この二十五日に、参議院の社会労働委員会で男女雇用機会均等法案というのが通ったわけでございますが、私どももそれぞれ意見を申し上げ、修正すべき点はそれなりに指摘をしてまいりました。そこで、この法案について感想をお伺いをしたいわけでございますが、これは撤廃条約の要請を満たしていると思われるかどうか、まず外務省の御意見を賜りたい、こう思います。
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に公害健康被害補償法の一部を改正する件について、二番目に公害防止事業団、三番目にスパイクタイヤの粉じんの問題を取り上げます。ですから、スパイク粉じんの政府側の方々は最後でございますので、前半は結構でございますからよろしくお願いします。 まず最初に、長官が真ん中お見えにならないと思いますので、二、三聞いておきたいと思うのです。 公害健康被害補償法について、過日の予算委員会で中曽根総理が、意味のなくなった公害地域の指定はどんどん解除していく弾力的な姿勢が必要だというような答弁をなすっておみえになるわけです。私は実はその問題は非常に……
○草川委員 公昭党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、前回のこの委員会で一時間半ぐらい時間をいただきまして、本法案の問題についての議論をさしていただきました。しかし、長時間にわたる議論ではございましたけれども、率直なことを申し上げまして議論はかみ合わなかったわけであります。かみ合わなかったところに実は今日の問題点があるのではないか、こう思います。そういう意味で、本法案が成立後も、フォローアップというのでしょうか、問題点等について解明ができるようにぜひ当局の方に要望を申し上げておきたい、こういうことを申し上げます。 その上に立ちまして、きょうは少し観点を変えまして、日本の企業、多国籍企……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 きょうは、新幹線の公害訴訟の問題と、それから伊勢湾の埋め立てに関する浄化問題、それから流域下水道の問題の三つを質問させていただきたいと思います。なお、流域下水道の問題は本日とそれからまた次の委員会にまたがって質問をしたい、こう思います。 まず最初に、名古屋に起きました新幹線公害訴訟の控訴審判決が去る四月十二日に行われたことは私どもも承知をしておるところでございますが、まず、きょうも午前中に国鉄の方からの御答弁もあったようでございますが、運輸省の方からこの判決に対する対応についてお伺いをしたい、こう思います。
○草川委員 草川であります。私は、まず最初に、大気汚染防止法逃れの小型ボイラーの多缶設置に関する問題を取り上げます。 私はこの問題につきましては、五十八年の十月の科学技術委員会、あるいは昨年の三月の予算の分科会等で取り上げてまいりまして、またさらに五月に入りまして質問主意書でこの問題に関する政府に対する問題提起をしてきておるわけです。 そこで、政府の方も五月の三十一日に、閣議決定で政令を改正する、こういうことが発表されまして、一応私どもの問題提起について前進があるわけでございますが、さらにその内容をつぶさに私どもが分析をしていきますと、なお問題点があるのではないか、こういう立場からフォロー……
○草川分科員 私は、伊勢湾の汚濁防止の問題を中心にいろいろとお伺いをしてみたいというように思います。 先ほども瀬戸内海の現状がここでも論議をされておったようでございますけれども、瀬戸内海環境保全臨時措置法は三年間にCOD、BODをそれぞれ三分の一とか二分の一にカットするということでできたわけでありますが、いまのお話を聞いておりますと、そのような措置法ができましても、現実的には港あるいは閉鎖港の改善はなかなかなされていないというお話が出ておったようでございます。 伊勢湾の場合は閉鎖港であります。完全な閉鎖港で、しかもまだ総合的な対策、総量規制ができてないわけでございますので、汚染の度合いは年……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川であります。 私は、愛知用水の問題にしぼって、大臣あるいは構造改善局長にお伺いをしたいわけであります。 愛知用水は、御存じのとおり、昭和二十四年ごろ当初の構想がございまして、非常に干ばつに悩む知多半島を中心といたしますところの尾張東南部の農業用水として計画をされまして、非常に大型なプロジェクトになりまして、御存じのとおりアメリカの方からのいろいろな技術導入もございまして、国際復興開発銀行の融資を受けて、世紀のプロジェクトと言われた非常に大きなものであったわけでございます。工事は昭和三十年度から開始をされまして、三十六年の九月に通水をいたしまして、総事業費……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川でございます。おはようございます。 質問に入ります前に、実は私、けさの新聞を拝見をいたしまして、乱塾という言葉で大きく報道がなされておるわけでございます。私どももかねがね、いまの日本の教育の実態の中から、補習教育というのですか、塾の問題が非常に大きな話題になっておるということはそれぞれ十分承知をしておるつもりでございますけれども、改めて文部省が全国調査を発表されました数字を見まして、非常に深刻な衝撃というのですか、われわれもひとつ反省を含めてあの報道を見さしていただいたわけでございます。学習塾については、御存じのとおり文部省は所管外としていままで余り触れら……
○草川委員 私は、去る三月二十三日の商工委員会で、社会労働委員の立場ではございましたが、お許しを得て質問をさせていただいたわけでございますが、そのときの印象は、結論的にこの法案というのは五年の間に景気がよくなるという前提でつくられておる、こういう感じがしたわけでありますし、また、事実その前提でつくられたと思うのです。ところが、私はどう考えても五年間でいまの景気回復というのは達成し得ないのではないかと思いますし、現実にこれだけの円の急騰、ドルの急落という条件があるわけでございますから、私は、今日の構造不況対策というものは、かなり一段とピッチを上げて対策を立てないと手おくれになるという気がしてなり……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川であります。私はまず虫の被害について細かい話ですが二つほど、それから沿岸漁業の問題の三点について御質問をさせていただきたいと思います。 まず、虫の被害の中でもマツクイムシとイネミズゾウムシという虫があるわけでございますけれども、最初にマツクイムシの現状についてお聞きをするわけでございますが、私がいまさら申し上げるまでもございませんが、マツクイムシの被害は西日本から中部、関東を経て、いまでは東北の方にまで蔓延をして、非常に広域化してきておるんじゃないか、こう思うのです。しかも、激害化というのですか、非常に被害がひどくなってきておりまして、全国で百万立方メータ……
○草川分科員 草川でございます。私の方は、まず第一番に海外子女の教育充実についてお伺いをしたいと思うわけであります。 海外子女というのは、御存じのとおり最近日本の産業構造が非常に高度工業国家になってまいりまして、輸出に関する業務が非常に多くなってまいりまして、それに従事をする日本人も多くなってきたわけでございます。しかもまた最近、国内での需要もさることながら、海外におきましてかなり大型プロジェクトが組まれるようになりまして、一般の現地の作業員の方々も大量に諸外国の方に移られまして、そこで長期間にわたって作業をするということもかなりふえてまいります。こういうように、一つの国際交流というんですか……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川であります。 私は、いわゆる救急医療問題に関して、どちらかといえば、プレという言葉がありますけれども、病院に搬送される以前の問題について、法体系と行政分担の体制整備の問題があるわけですから、その点を中心に質問をさせていただきたいと思うわけです。 御存じのとおりに、いまわが国の救急医療体制というのは、交通安全対策基本法というのがございますが、これはいわゆる交通規制等も含めまして道交法など警察関係ということになります、たとえば事故が起きた場合のことでございますから。それから、患者が発生をした場合には負傷者の搬送という意味で消防法というものがあるわけです。ある……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川でございます。 私は航空機騒音に関する問題について環境庁と運輸省と防衛庁あるいは防衛施設庁に質問をいたします。 まず最初に、環境庁にお伺いをするわけでございますけれども、航空機騒音に係る環境基準の中間改善目標達成状況というのが出ておると思うのでございますけれども、御存じのとおり、この航空機騒音に係る環境基準というのは昭和四十八年十二月に環境庁の告示で出ておるわけでございますが、その際にジェット機の就航していた飛行場等については五年以内に八十五WECPNL未満とすること、または八十五以上の地域においては屋内で六十五WECPNL以下とするといういわゆる中間改……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川でございます。 私は、濃尾平野を貫いて知多半島へ、夢の運河と言われております愛知用水のことについて質問をしたいと思うわけでございます。 この愛知用水も、水が流れてから早いもので十八年目を迎えることになります。この愛知用水は、昭和二十四年ころの初期の構想においては、干ばつに悩む知多半島を中心とする尾張の東南部の農業用水として計画をされたものでございますが、大名古屋の周辺都市を通るわけでございます。その後、都市化が非常に激しく進んでおりまして、また伊勢湾の臨海工業地帯の経済の拡大の中で、農業用水にとどまらず上水道、工業用水あるいは発電などの非常に幅の広い多目……
○草川委員 草川でございますが、松永先生と上村先生に少し御質問させていただきたいと思うのです。 松永先生が先ほどおっしゃられました、政府の経済見通しより景気は悪くなるのではないか、一たん景気が落ち込むと底なし沼になる、たとえば円安になっても輸出増は期待できないというお話があり、さらに中小企業の設備投資意欲というものをかなり高く評価されておられたと思うのです。 輸出の問題と中小企業という二つの命題で、私、いまふと思ったのですが、いま非常に問題になっております対米経済摩擦の問題で、自動車産業の現地生産という問題に関連をいたしまして、一体将来、それは日本の輸出増にどのような問題があるのか、あるい……
○草川分科員 草川昭三でございます。
まず最初に、今度の予算の中で文化施設の整備等という項目があるわけでございますし、その中の文化施設整備等の調査研究で新規に二千二百万の予算がついておるわけでございます。これは文化庁の国立文化施設整備調査委員会等のいろいろな決定で調査研究がされると思うのでございますが、今年度この予算を新しく立てられた基本的な考え方はどのようなものか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 たしか五十三年度は千五百八十一万、五十四年度は千五百八十四万、五十五年度で飛躍的にというのですか、かなり大きく上回って予算がついたわけでございますが、この点について実は、愛知県だとか岐阜県……
○草川分科員 草川昭三であります。
まず最初に、外務大臣の方にお伺いをするわけでありますが、中東におけるわが国の政治的な役割りを探るために園田特使が中東を訪問をされて、やがて帰国をされることになるわけでございますが、この園田特使の成果というものを大臣としてどのように御評価なされるか、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 園田特使のその成果について両面から大きな成果があったという大臣の御答弁でございますが、午前中にも公明党の小川議員の方かの御質問もあったわけでございますが、やはり中東、アラブ諸国のわが国に対する期待というものを正しく受けとめるためにも、私はPLOの、解放同盟のアラファト……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 きょうは各省にまたがる問題が多いわけでございまして、たくさんの方をお願いをするわけでございますが、私の方の質問が終わりましたら、どうぞ御遠慮なく御退席のほどをお願い申し上げます。 まず最初に、今度のこの難民条約の加入に当たって、とかく日本に対する批判の強かった難民対策あるいは難民政策というものの国際的評価を高めることになるわけでございまして、意義は大きいものがあると思うのです。しかし、いわゆる関係国内法規、特に社会保障関係等におきまして、懸案になっておりましたところの在日韓国、朝鮮あるいは台湾の方々を含む約七十万人の在日外国人の方々の社……
○草川委員 私は、取りまとめて渡辺先生と暉峻先生に御質問を五点申し上げたいと思います。 まず、渡辺先生に四点ほどありますが、第一番に、先生は国民の政府に対する批判が厳しくなった、こうおっしゃられました。特に増税に対する納税者というのですか、タックスペイヤーというのですか、そういう方々の意識が盛り上がったのではないだろうかというように私もお伺いをしたわけでございますが、このような日本の動きというのは、他の先進諸国の国民性と比べて一体どのように先生は御判断なすっておみえになるのか、これが第一です。 第二番目に、渡辺先生としては特に合理化、行政改革の問題について強い御指摘があったわけですが、土光……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。私はけさの新聞に出ました出入国管理令の改正要綱と、それから難民条約の関係等についてお伺いをしたいと思います。 難民条約ということにつきましては、ベトナムの難民の問題から問題が起きてきたわけでございますし、国連の条約批准の要請もあるわけでございますので、近く国会でも審議をされるということが伝えられておりますが、難民条約は、あくまでも戦乱だとか災害だとか宗教、国籍あるいは政治的な意見の違いによって、自国で迫害を受けるおそれがある場合に国外に脱出をする、これを保護するための国際条約だと思うわけでございますが、それは私どもは、ぜひそれでやっていた……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。
まず環境庁にお伺いをいたします。
いま冬でございますけれども、伊勢湾に赤潮が大発生をいたしまして、ノリ養殖に大変な打撃を与えている。プランクトンが冬場に異常繁殖をしておると言われておりまして、これが例年の二倍になると伝えられておりますが、環境庁は事実をつかんでおみえになるでしょうか。
【次の発言】 非常にむずかしい問題ではございますが、ぜひ私は、総合的な対策を至急立て、漁業関係者の心配のないようにしていただきたい、こうお願いをするわけであります。
その次に、実は昨年の夏ごろでございますけれども、伊勢湾に背曲がりの魚――魚の背骨が曲が……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、海外経済協力の問題について若干お伺いをしたいと思います。 過日、鈴木総理大臣はASEAN五カ国の歴訪から帰られたわけでございますが、非常にそれなりの成果を上げられたという評価が出ておるわけでございます。特に、この訪問の中で問題になりましたインドネシアのアチエのプロジェクトの問題についてお伺いをするわけでございますが、どちらかと言いますといままで政府は工業化に対する援助から、農業や中小企業へ切りかえをするのではないか、こう言われてきておるわけでございます。今回、インドネシアで報告を発表されました、ASEANの尿素プロジェクトに九千……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、きょうは専売公社の方々を中心に、たばこの問題についてお伺いをしたいと思います。 まず最初に、専売公社が昨年「たばこと健康Q&A」というパンフレットを配布なされたわけでございますが、これは非常に重要な内容を含んでおると思うわけでございまして、一言で言うならば、たばこについての有害性をことさら軽視をしておる、消費者を惑わすような文章ではないだろうか、これが私の結論であり意見であるわけでございます。特にこのたばこの有害性の問題については、WHO、世界保健機構も厚生省の方もいろいろな呼びかけをいたしておるわけでありますが、国営企業として……
○草川委員 草川でございます。三人の公述人の皆様方から貴重な御意見を拝聴いたしまして、深くお礼を申し上げるわけでございます。 私は、主として牛嶋先生にお話をお伺いしたいと思うわけでございます。いま先生の方から、行政サービスの低下のないということ、そして負担の公平等が基本にならなければ財政再建というものはいかがなものかというようなお話をお伺いをしたわけでございますけれども、その中で地方自治体に対する負担というもの、あるいは本来国が持たなければいけない負担というものの肩がわりが非常に大きいというように私ども今度の予算からもうかがうわけでございますけれども、牛嶋先生は非常に地域の自治体に深く関与な……
○草川委員 草川でございます。お三名の公述人の先生方に大変貴重な御意見を拝聴させていただきまして、厚くお礼を申し上げます。 まず、大川先生にお伺いしたいわけでございますが、先生の方から、政府といえども経済性の追求ということが大変大切だというお話、貴重な御意見だと思うわけでございますが、私ども、財政というのは一般会計あるいは特別会計あるいは財投、そしてまた地方自治体、トータルで判断をしていかなければいけない、こう思うわけでございますけれども、今度の予算を見ますと、昨年の予算にも引き続くわけでございますけれども、本来、一般会計で負担をしなければいけないものの財投肩がわりというものが非常に目につく……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、赤ちゃんの国際的な養子縁組みの問題についてお伺いをしたいと思います。 実は法律の専門のジュリストというのがございますが、この七百三十号の中にも「国際養子縁組の一断面」という形で問題提起がなされておりますし、それから一つの解決方法といたしまして、実は私どもの地元でございます愛知県の産婦人科の会の方が赤ちゃんの縁組みについての無料相談というのをやっておりまして、これは法務省の民事局長の方からも御推薦を願っておるわけでありますし、厚生省の児童家庭局長の方からの推薦も出ておる一つの問題提起があるわけでございます。 しかし、いま具……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は愛知用水の二期工事の問題についてお伺いをしたいと思いますけれども、御存じのとおり愛知用水というのは愛知県下を中心とした地域の農業、工業あるいは諸産業、あるいは一般市民の生活を支える上水道の供給等で市民生活を支える大動脈として日増しにその重要性を増してきておるわけでございますけれども、何せ通水以来大変老朽化も著しくなっておるわけでございまして、かねがね改修工事としての二期工事の着工を望んできたわけでございますけれども、幸いにして予算もつき、いよいよ工事が始まろうとしてきておるわけでございますけれども、きょうはその二期工事の範囲、内容等……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、ゼロクーポンの問題についてお伺いをいたします。 いまもお話を聞いておりますと、大蔵省はゼロクーポンの現状について、資本の海外流出というのですか、グリーンカード対策を売り物にする業者もおるにもかかわらず、非常に楽観的なお話でございますが、これはかなり人気が高い。そして、応募者利回りも一四%と高いわけでございますし、何よりも途中で売却をした場合に、俗に言うキャピタルゲインというのですか、課税をされないというので、これは今後も相当増加をするのではないだろうか、海外に対する資本流出という問題はもう少し真剣に検討をすべきではないだろ……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 私は、きょうは私立医科大学、なかんずく新設の大学を取り巻く入試問題あるいは寄附金問題あるいは国家試験の極端に低い合格率、これらの問題を取り上げたいと思うのですけれども、いま実は医科大学の問題は私立だけにとどまらなくて、国立にも非常に問題があるわけであります。 つい最近のことでございますけれども、大阪大学、神戸大学の医学部の教授、助教授らが、薬品メーカー等から多額のリベートを受け取りながら、それを確定申告しなかったというので、一人当たり一千万から三千万、追徴金トータルで約一億円、大学の医学部の教授が追徴されたという非常な腐敗が明らかにな……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 諸先生方から大変貴重な御意見をお伺いいたしまして、非常に参考になったわけでございますが、まず最初に盛田先生にお伺いをしたいと思うのでございます。 先ほど、無用な投機のために国際通貨が非常に不安定で産業界は迷惑をしている、貿易制限をしても技術革新によって新しいものを開発する、それよりはひとつ資金の動きを制限する為替管理をと呼びかけられたわけでございます。大変私どもも勉強になるわけでございますが、それを延長してまいりますと、国内の企業においてはいま為替差損の変動準備金というものがないわけであります。一部の企業では、有償というよりも有税で準備……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。三人の先生方に、大変貴重な御意見を拝聴いたしまして厚くお礼を申し上げます。 まず最初に川田侃先生にお伺いをしたいと思うのでございますが、いまお話しの中で、ODAの経済協力を量的、質的にも拡充をすべきだ、しかも民間の協力というお話もございまして、全く私も同感でございます。私も、バングラデシュ等を初めイエメンとか中東のいろいろな国の実情を見てきたわけでございますが、現地の青年協力隊だとか専門家の方々の涙ぐましい努力というのもあるわけでございますが、日本の国内企業で任務終了後の受け入れ状況というのが非常に悪いわけでございます。御案内のとおり年功序……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。私は、限られた時間でございますので、いわゆる医科大学を取り巻く今日の問題点、それから入試問題等を中心にお伺いをしたいと思います。 きのう来からいろいろと新聞報道にも紹介をされておるわけでございますが、昭和大学の薬理学教室で、明治製菓から委託をされましたエクヒラーゼカプセルの医薬品の動物実験のデータが改ざんをされておる、捏造をされておるということが報道をされておるわけであります。消化酵素製剤のエクセラーゼというものの実験をしたわけでありますが、これはいわゆるゾロゾロメーカーのたぐいでございますから、先発メーカーのデータを頭に置きながらやった……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、田中議員の辞職勧告決議案が昨日議運の方に上程をされまして、非常に国民の注目を浴びておるわけでありますけれども、その件について、少し関連する二、三をまずお伺いしたいと思います。 今度の国会で予算委員会等でもいろいろな議論が出たところでございますが、まさしく本件につきましては、民主政治の根幹を揺るぎかねない政治不信を招いた原因であるということは論をまたないわけであります。いろいろと検察側の方も論告求刑をしておるわけでありますが、私ども少し疑問に思うのは、いわゆる得た金額の使途というものが少しも明確になっていないのではないかとい……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 きょうは私の方から、新聞販売店を取り巻くもろもろの問題についてぜひ大臣に聞いていただきたいわけでありますし、特にきょうは通産省所管の「ABCレポート」というのがありますので、それを取り巻く問題に触れていきたいというように思います。 私は、昨年の本委員会におきましても、新聞業における取引の実態は非常に問題が多い、特に販売店に従事する方々の労働条件、あるいはまた奨学金でたくさんの販売店の配達員を募集したりしておるわけでございますけれども、その奨学金も奨学金ではなくて単なる前借制度にすぎないのではないかというようなことも申し上げてきたわけで……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。諸先生方には大変貴重な御意見を拝聴いたしまして、大変感謝を申し上げる次第でございます。 私は、小関先生と片岡先生にお伺いをしたいわけでございますが、まず最初に小関先生に。 実は一昨日、土光さんがここにお見えになりまして、二十一世紀に向けた活力ある福祉社会の建設という臨調の方針を御説明になりまして、行革を推進しようという国民の活動は非常に高まってきているけれども、中央では最近その意識が薄れてきたのではないだろうか、こういうような疑念も聞こえているくらいでありますという、控え目ながらでありますけれども、若干の御不満の意思が表明されたのではない……
○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 それぞれの公述人の先生方から大変貴重な御意見を拝聴いたしまして、大変参考になりました。厚くお礼を申し上げる次第でございます。 まず最初に、原先生に三点ほどお伺いをしたいわけでございますが、原先生の方から、今度の予算案の基本的なスタンスに積極性が見られないというような御趣旨の御発言がございまして、特に、経済企画庁の見通しとの間に整合性がないというような御指摘があったと思うわけでございます。その中で、公共投資というんですか、これにいま少しの配慮があってもしかるべきではないか、こういう御意見がございました。それに対しまして館先生の方からは、そ……
○草川委員 公明党。国民会議の草川昭三でございます。 三人の先生方から非常に貴重な御意見を賜りまして、大変参考になりました。心から御礼を申し上げる次第でございます。 まず水野先生にお伺いをいたしますが、先生の御意見を拝聴いたしておりますと、増税をある程度考えながら財政再建の道を歩まなければというような御趣旨のような御意見もあったわけでございます。その中で、歳出抑制の余地はまだかなりある、こういうような御発言もございましたのですが、大蔵当局等は、臨調の答申に基づく自己採点の中ではかなり高い評価をしておみえになるわけでございます。先生の御意見の中で、目立つごく簡単な点だけでも結構でございますが……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、自治省にお伺いをするわけでございますが、これは必ずしも自治省だけの問題ではなくて、各省庁にまたがる問題でございますが、会計年度末の三月になりますと、全国の日本の土地というのが道路工事の列島と化すわけでございまして、この問題はもう二十何年前から言われておるわけでございまして、何とかならないのか。子供までが三月になると道路が掘り返されておると言う、こういう問題があるわけであります。ですから、これは私、市町村の市長なり町長ともよくお話をした立場からの発言でございますから、道路の話なら建設省に聞いてくれというような答弁になるかもわか……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。まず私は法務省に、外国人登録法の指紋押捺の問題について質問いたします。 私も何回か法務委員会なり外務委員会なり、いろいろと取り上げてきておるわけでございますけれども、今この指紋押捺の是非をめぐりまして、非常に大きな話題になってきておるわけであります。特に五十五年の外国人登録法の改正により、来年六十年には大規模な登録切りかえの時期を迎えるわけでございまして、昨今、指紋押捺の拒否者が訴訟を起こすケースが見受けられるなど、また一方では大がかりな押捺反対の運動等が出てきておるわけでございます。 そういうものを踏まえましてひとつ質問をしたいと思う……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず国土庁にお伺いをいたしますが、実は、東海環状都市帯構想というのが昭和五十七年の六月に、国土庁の大都市圏整備局、これは建設省、通産省、運輸省、それぞれ各省庁にまたがった一つの大きな未来構想でもあるわけでございますが、中部東海地域というのは、東京圏及び京阪神圏の両国とともに、わが国の三大都市圏の一つでございますけれども、非常に中央に位置するという絶好の地理的な優位性もあるわけでございまして、開発余力があるというのでさまざまな調査をしておるわけでございますが、その中からひまわり計画というものが出てきておるわけでございます。このひまわり計画……
○草川分科員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。 まず最初に、ジェトロ関係のことにつきましてお伺いをいたします。今日のように輸入促進のための事業展開で、大規模インポートフェアの開催をジェトロが計画をされてみえると思うのでありますが、五十九年度の予算ではアメリカを対象に事業概要を決めておられますけれども、たまたまこれに呼応いたしまして、私どもの地元でございます名古屋で、商工会議所あるいは県、市が中心になりまして、輸入博覧会の計画があるわけでございます。このことについてはすでに承知をなすっておみえになると思いますけれども、これまで他の地域においてこのような計画の名乗りはないので、ほぼ名古屋……
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