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青山丘 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

青山丘[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
519位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
554位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
275位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
846位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
914位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
805位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
427位

36期委員会出席(幹部)TOP100
70位
38期委員会発言TOP100
89位
38期委員会出席(幹部)TOP100
54位
38期委員会発言(非役職)TOP100
72位

このページでは青山丘衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。青山丘衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1977/03/23、34期、民社党)

○青山委員 過日の国家公安委員長の所信表明におきまして、第一に交通事故による死者数を昭和四十五年のピーク時の半分以下に抑えること、安全で住みよい生活環境の確保を図ること、この二つの長期目標達成のために、第二次交通安全施設等の整備事業五ヵ年計画を軸とするところの都市総合交通規制の推進を述べておられます。  まず最初に、その効果が上がってきているのかどうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 実際、その成果が上がっていると思っておられるのですか。
【次の発言】 都市総合交通規制によって、たしか昭和五十年、五十一年二年間で交通総量を一〇%削減をすると打ち出しておられたわけですが、その結果でどういうふ……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1977/04/06、34期、民社党)

○青山委員 きょうから春の交通安全運動が十日間、十五日まで実施されるわけです。全国一斉に実施されるわけですが、ことしの目標も従来とほとんど変わっておらない。ただ、夜間における事故防止を盛り込んでおられる程度だというふうに考えるわけです。これが特徴と言えば特徴です。この夜間における事故防止というものが一体どういう内容のもので、その対策がどのように進められようとしておられるのか、まず、お伺いいたします。
【次の発言】 夜間の事故多発地点、それの交通安全施設等の道路交通環境の点検を実施する。点検を実施して、そして具体的な手を打っていかれるということですね。予算措置はしてあるわけですね。

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1977/04/14、34期、民社党)

○青山委員 千九百七十二年の海上における衝突の予防のための国際規則に関する条約、これは昨年七月十四日西ドイツが批准し、加入しました。それによって、国際条約が発効される要件が満たされてきたわけです。したがって、この国際条約は、本年七月十五日からいよいよ発効することになります。わが国は海運国であり、漁業国であります。にもかかわらず、その対処がおくれてきましたが、ようやく過日の衆議院本会議でこの条約が通過いたしました。  ここに国内法の審議に当たって、私は、建設的に質問を進めてまいります。  まず、海上保安庁並びに外務省、先に外務省に対して質問をさせていただきます。  今回の条約改正の意図するその目……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1977/04/20、34期、民社党)

○青山委員 先週来、当国内法の審議が進められてきました。私は、あえて将来にわたって重要だと考えまして、一点だけ確認をさせていただきたいと思います。  狭水道における船舶の通航方法及び通航中の一般船舶と漁労中の船舶との関係などについて、新国際ルールと国内改正法との間に条文の立て方、表現あるいは語句、従来はきわめて翻訳的であり、対称的であった。今度の場合は若干そこに相違があるというふうに考えますが、国際的な海上衝突予防法の性格が強いわけであります、国内法だけで十分な機能を発揮するというものではない関係上、国内法の解釈と運用は七二年国際ルールのとおりであるというふうに理解をしてよろしいかどうかお尋ね……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1977/05/25、34期、民社党)

○青山委員 まず冒頭、お尋ねしておきたいと思うんです。  近年、とみに航空機の安全性は向上しております。したと思います。しかし、いかに安全装置か多重化したと言っても、あるいはその装置が近代化、改善されたと言っても、依然として事故の原因の多くが人間の過ちによっているのではないか、その辺の御見解を冒頭、まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 まず、日航さんにお尋ねをしておきたいと思います。  航空機が大型化して複雑化すればするほど、多くの人たちの協力が安全運航に必須なものとなっていくであろうと思います。日本航空では、国内の他社と違って、機長はすべて管理職だと聞いております。中でも外人機長を全……

第80回国会 逓信委員会 第8号(1977/04/06、34期、民社党)

○青山委員 まず冒頭に、エコノミスト三月号に、「〈脱税の聖域〉郵便貯金の内幕」という一文が載っておりますが、郵政大臣、この内容についてはいろいろ御意見もあるでしょうが、一通り御感想を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私も報道されているような事実が全部だとはどうも受け取られないような気がするんです。しかし、こういう一文が載りますと、零細な預金者に非常に悪い感じを与える。その辺の配慮が私は要るのじゃないか、こう思います。どうでしょう。
【次の発言】 したがって、内容の一つ一つには私は触れないでいきますが、その辺の配慮をひとつぜひしていただきたいと思います。ただ、私がこれから質問していく内容……

第80回国会 逓信委員会 第17号(1977/05/25、34期、民社党)

○青山委員 NHKの業務報告に載っておりますNHKの事項別テレビ番組の比率というのをずっと見てみますと、四十九年から教育番組がふえております。総合放送の中では四十九年、五十年の両年度とも教育番組が多くなっております。一方、教養番組がその分以上に比率が下がっておるように思います。娯楽番組が年を追うごとにふえております。特に五十年は二四%と大きくなっております。教育放送では報道番組がそれまで〇・一%であったものが〇・六%と上がっております。これはどういう理由によるものか、またその傾向は五十年以降も続いていくものかどうか、まずお尋ねをいたします。

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1977/10/26、34期、民社党)

○青山委員 私は今回のハイジャック事件を大変深刻に受けとめております。ハイジャック事件というのは今回が初めてではありません。すでにちょうど四年前ドバイ事件がありました。この四十八年のドバイ事件の後に、日航は欧州、中近東地区の空港支店長をロンドンに集められて、日本からも本社から関係者を派遣して空港の保安体制の強化策を協議されたと聞いております。どのような改善策を講じられたのか、まず冒頭伺いたいと思います。
【次の発言】 その後努力はしてこられたと思うのですね。ただ、私がいま聞いたのは、ドバイのハイジャック事件の直後にロンドンで協議された強化策、その強化策が結果的に成果を上げているとは思えないわけ……

第82回国会 逓信委員会 第3号(1977/11/02、34期、民社党)

○青山委員 今回の預貯金金利引き下げに当たって、私は、郵政省当局に対してその経過と今後の見通しについて御見解を求めたいと思います。  まず、今年、公定歩合の三回に及ぶ引き下げがありました。これに連動して預貯金金利も五月と九月と、二回にわたって合わせて一・五%と大幅に引き下げられました。  私は、預金者の立場に立って、今回の金利の引き下げに対する郵政省のとられた施策について意見を述べて、若干の質問をいたしたいと思いますが、二回に及ぶ預貯金金利の引き下げに当たって、郵政省の姿勢はこれまで余りにも安易ではなかったか、もっと慎重に対処すべきではなかったかと思うのです。  実は、私は、この五月とさらに九……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1978/03/22、34期、民社党)

○青山委員 まず最初に総務長官にお尋ねいたします。  昭和五十二年中の交通事故の発生状況は、資料によりますと、交通事故の死者数は九千人を下回って八千九百四十五人、前年に比較しますと七百八十九人、八・一%の減少ということであります。特に死者数は、年間減少目標であった五%を大幅に上回って、昭和三十三年以来十九年ぶりに九千人を下回ったということでございます。大変な御苦労があったと思うのです。自動車台数が年々増加しております。これは国民の需要、要求、こういう意味ではやむを得ない状況の中で、事故の絶対数を減らすということは容易なことではないと思うのですが、これが減少してきた理由をどのように受けとめておら……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1978/04/12、34期、民社党)

○青山委員 私は、国家公安委員長にまずお尋ねをいたしたいと思います。  成田空港はこの三月三十日、いろいろと欠陥空港と批判、中傷はされてまいりましたが、一応開港する予定でありました。それが去る三月二十六日、管制塔に侵入した数人の過激派ゲリラによって、空港の心臓部ともいえる管制室が無残にも破壊されました。そのために開港日が五月二十日に延期されることになってまいりました。あれほどの体制をとって警備してきたにもかかわらず、すきをつかれて、しかも心臓部といわれる管制室があのように破壊をされてきてしまった。一つの国がこれほどの醜態を全世界にさらけ出してきた例は他にないのではないかと私は思うのです。  成……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1978/04/13、34期、民社党)

○青山委員 私は道路整備についてまず若干御意見を申し上げて、建設大臣の所信表明に対する質問をさせていただきたいと思います。  わが国の道路は経済的な豊かさを求めていく中で急速に整備されてまいりました。農村地帯を一躍工業地帯に変貌させるほど大きな開発効果をもたらしてきたわけでありますが、しかしこのような急速な道路整備時代というものがいま若干転換期を迎えているのではないかと私は心配をするものです。すなわち、好むと好まざるとにかかわらず、世界的にエネルギー危機の時代を迎えております。したがって、わが国においても低成長時代を迎えて、かつてのような  急速に道路整備時代というものを進めてこられましたが、……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1978/05/11、34期、民社党)

○青山委員 成田空港の開港かいよいよ差し迫ってきました。そこで、航空安全会議の議長さん、あとわずかの日数になってきましたが、開港までにいまの段階で決定的にどうしてもこの点だけは必要だ、この点だけの要望は聞いてくれなければ困る、こういう開港に当たって決定的に必要な条件がありますか。
【次の発言】 議長さん、ただ、少し抽象的な面があるわけなんですね。人命の安全といってもなかなか具体性に欠けるわけで、したがって、この四点が十分確保されなければ開港にはわれわれとしては応じることができないということなのか。この四点については十分配慮してくれ、そういう範囲の要望なんでしょうか。いかがでしょう。

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1978/06/01、34期、民社党)

○青山委員 大変出席率がいいようですが、お時間をいただきましたので質問をさせていただきます。  自賠責保険の限度額が来月から引き上げられるようです。私は、被害者救済の立場に立って、大変いいことだというふうに受けとめております。  しかし、十分に被害者を救済していく上では、何といっても、任意保険の果たす役割りが非常に大きい。その意味では、当委員会におきまして、任意保険の普及向上についてはたびたび論議されてきました。にもかかわらず、五一%という普及率、およそ半分にとどまっているところです。  しかし、従来から、どちらかというと見逃されがちであった農協組合員に対する農協共済あるいは教職員対象の日教済……

第84回国会 逓信委員会 第7号(1978/03/02、34期、民社党)

○青山委員 私は、難視聴解消対策について、都市の受信障害と辺地の難視対策についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず、辺地の難視対策についてでありますが、テレビの難視聴解消については、当委員会におきましても常に強い関心を示してまいりましたし、毎年度の附帯決議において解消対策の効率的な推進を要望してきたところであります。  そこで、まずNHKについて、現在の難視聴地域の状況また難視聴世帯の数及び解消対策についてはどのようになっておりますか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 五十三年度におきましても、五十二年度に引き続きまして中継局二百地区、さらに共同受信施設九百施設を建設して、たしか五十三年……

第84回国会 逓信委員会 第9号(1978/03/29、34期、民社党)

○青山委員 早速質問をさせていただきます。  通信行政を担当しておられる郵政大臣は、あらゆる通信手段の中で郵便の果たす役割りについてどのような位置づけでとらえられておられるのか、また、郵便事業の将来展望についてどのようにお考えになっておられるのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 全体の通信手段の中では、たとえば電話あるいは電報の分野が――電報の分野はそれほどでもないのですが、電話の分野が広がっておりますから、郵便物数は全体の中では少なくなってきているかもしれませんが、物数そのものでは徐々にふえてきておりますね。  そこで、将来展望調査会では、物数については安定的に三%ぐらいは伸びていくと……

第84回国会 逓信委員会 第11号(1978/04/06、34期、民社党)

○青山委員 私は、今回提出されました法律案について御質問いたします。  今回提出されております法律案の目的は、昨日来からの質疑を通して、郵政大臣、簡易保険局長の答弁にありますように、簡保加入者の利益の増進にあるということは明らかでありまして、私もこれは一つの前進だというふうに評価をいたしております。  まず、お尋ねいたしたいのは、簡保の積立金運用法と資金運用部資金法を今回の提出案のように一本の形で法律案として改正されようとするのは、その意図は何でありますか。
【次の発言】 運用の効率化と利回りの向上という意図でありますが、郵政大臣にお尋ねいたしますが、簡保資金の運用利回りの向上についての基本的……

第84回国会 逓信委員会 第16号(1978/04/27、34期、民社党)

○青山委員 私は、昨年五月以来の郵便貯金の金利引き下げをずっと見てまいりまして、零細な国民の貯蓄が庶民の財産形成に役立ってきた過去の経緯にかんがみると、国家の経済政策、国家の財政の中で大きな影響を受けて、その庶民の財産が削られつつきたことは大変残念だと思っているわけです。本来の郵便貯金の目的というものがいま大分変わってきているのかどうかとさえ考えさせられるわけです。ところが、考えてみても、国の福祉政策そのものがまだまだ不十分でありますし、国民大衆は生活を守るために貯金をしていかなければならない。むしろそういう弱みにつけ込んでといいますか、そこまで言ってしまってはいけないかもしれませんが、国の法……

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、民社党)

○青山委員 運輸省では過日重度の後遺症障害者の実態調査をなされました。その結果が出されておるのですが、その対策としていよいよ来年度から予算でその対策に乗り出される。こういうふうに聞いておるのですが、その概要を説明していただけませんか。
【次の発言】 この重度の後遺症障害者に対する対策に乗り出されるということ、私は一つの前進だと思って評価していきたいと思います。ただ問題は、一体これで全体のどれくらいが救われるのかという問題にやがてなってきますので、個々の問題についてはもう少し内容が明らかになってさましたら、私、改めて触れていきたいと思うのです。  この報告を見ますと大変悲惨な状況ですね。生活面で……

第85回国会 逓信委員会 第1号(1978/10/18、34期、民社党)

○青山委員 私は、郵便事業の収支関係について若干お尋ねをいたしたいと思います。  昭和五十三年度の郵政事業特別会計予算で、このたび補正減となってまいりましたが、その理由についてまずお尋ねをいたします。
【次の発言】 補正減後の郵便事業の収支はどうなってまいりますか。
【次の発言】 ことしは二百五十一億円の赤字で、五十一年度と五十二年度では黒字決算となっておりますが、これはバランスがとれておったというべきでしょうか。そうなっておった理由は一体何ですか。
【次の発言】 退職手当の減額が相当あったということですが、これはどういうことでしょうか。  それから、合理化による減額というのはどういうことでし……

第85回国会 逓信委員会 第3号(1978/11/16、34期、民社党)

○青山委員 私は、これからいよいよ年末の繁忙期を迎えての郵便事業運営上の問題点について若干御質問させていただきます。  全逓がいま年末闘争に入っていくわけですが、郵政当局としてはこの闘争の内容をどのように理解をして受けとめておられるのか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 ちまたでは、年末になると郵便物が滞る、郵政事業、特に郵便事業は混乱に陥るということで長年問題になってきているわけです。  そこで、私は国民の一人として申しますと、こういう問題は労使の問題だけではなくて、郵政省内部でもいろいろの受けとめ方があるわけで、後でその点について触れていきたいと思うのですが、いま問題になってきておる……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1979/03/22、34期、民社党)

○青山委員 きょうは公安委員長が来ておられませんので、警察庁の方に御答弁を求めなければならないと思います。  公安委員長は、所信表明の中で次のように言っておられるわけです。「運転免許保有者数や自動車保有台数の著しい増加によって、いまや国民皆免許時代、大量交通時代を迎えており、それにふさわしい道路交通秩序を確立することが重要な課題となっております。」こう述べておられますが、毎年の免許人口の伸びが二百万人、ことしの五月には四千万人を突破すると言われているわけです。昨年の例で見てまいりますと、全国民の二・二人に一人が免許を持っている、こういうことなんですが、子供あるいは老人、この年代を除きますと、運……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1979/04/25、34期、民社党)

○青山委員 きょうは、国会へ来る途中大変交通渋帯をしましたが、きょうからまた交通ゼネスト、ちょっとニュースを聞きますと、午後には解決したところもあると聞いておりますが、相当な交通混雑から、交通安全の面で憂慮すべき事態が出ているのではないかと思います。  まず、その辺の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 つい先ほど聞きましたら、鎌倉から国会へ来るのに四時間かかったというのです。こういう交通混雑の状態から事故がどうしても起きるのではないか、交通安全の面で大変心配をしております。  加えて、国鉄総武線津田沼駅構内の電車区で、成田空港反対闘争の支援をめぐって動労の内ゲバが起こりました。この影響……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1979/05/09、34期、民社党)

○青山委員 昭和四十五年に交通事故死者数が一万六千七百六十五名、過去最高でありました。翌年四十六年から昭和五十五年まで、この十年間に死者数をおよそ半分以下にしたい、こういう目標を立てられて今日まで努力をしてこられたわけですが、八年間については、現実的に死者数を連続して減少することができたことはきわめて大きな成果だと私は評価しております。昨年、五十三年度ですか、死者数が八千七百八十三人、対前年度比百六十二名の減、一・八%減少、こういうことですが、ただ問題は、最近になって死者数の減少幅が減っている。したがって、現在の時点で、過去にさかのぼって増加をするという見通しは立てたくない。けれども、しかし、……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1979/05/31、34期、民社党)

○青山委員 去る五月二十五日、アメリカ、シカゴのオヘア空港においてDC10の墜落事故がありました。原因はいろいろ言われているようでありますが、あの事故の真相をつかんでおられますか。おられたらひとつ御説明いただきたい。それから、その原因について現在集めておられる情報を御説明いただければ、していただきたい。まずお尋ねします。
【次の発言】 いま御説明がございましたように、最初の改善命令が出された途中で新たな原因が出てきた、原因らしきものがあらわれてきた。そこで再び改善命令が出されている、こういうことで最初の改善命令を聞いて対策をした。したがって、それでもう安全だというふうには利用者はとれない。した……

第87回国会 逓信委員会 第1号(1978/12/22、34期、民社党)

○青山委員 最初に郵政大臣に御見解をお尋ねしますが、つい先日、両国高校三年生の女子学生が、推薦入学試験を受けた結果、合格通知が着かなかったということで、悲観をして自殺をされた報道がなされておったわけですが、私はこの事件、大変痛ましい事件だと思う。調べてみますと、本人は当日かぜを引いて熱があったから不合格であったのじゃないか、そして発表の日になってもまだ合格通知が来ない、したがって悲観をされたようであります。ところが、調べてみれば優秀な成績で合格をしておった。そして学校の方も、いま郵便物が滞貨しておるので速達郵便を一日早く出しておったにもかかわらず、おくれて着いた。結果は、痛ましくも女子高校生の……

第87回国会 逓信委員会 第2号(1979/02/21、34期、民社党)

○青山委員 大臣も就任されてすでに二月が過ぎておりますから、もう大臣にお尋ねしてもいいと思うのですが、考えてみますと、昨年十二月就任早々反マル生闘争なる紛争が起きましてずいぶん驚かれたでありましょうし、苦慮してこられたと思うのです。その間の御苦労を想像しますと大変だったんであろうと私も思うのです。そこで、今日この紛争を振り返ってみまして、大臣はどのような所見をお持ちなのか、率直に伺っていきたいと私は思います。  いま一つは、現状に対する認識をいまどのようにお持ちなのか、現在紛争がどのような形で進められておるのか、それから大ざっぱに今後の見通しについてまずお伺いをし、以後個々の問題についてお尋ね……

第87回国会 逓信委員会 第5号(1979/03/16、34期、民社党)

○青山委員 若干前の質問と重なるかもしれませんが、渡辺委員も久保委員も触れておられましたが、午前中にはNHKの昭和五十四年度収支予算について説明を受けました。私一つ心配するのは、事業収入の伸びが前年に比べてわずか二%程度、それに比較して事業支出の伸びが七%を超えている。このアンバランスが昭和五十四年度だけで済めばいいわけですけれども、どうも見てみますと、新規の受信契約が伸びていかない。したがって、五十四年度、五十五年度、五十六年度、五十七年度にわたってNHKの収支の見通しを立ててみると、どうしてもそこには七%から九%くらいの構造的とも言える赤字が続いてくるのではないか。恐らく私は、じゃこの赤字……

第87回国会 逓信委員会 第8号(1979/04/25、34期、民社党)

○青山委員 総理、御苦労さまです。  日米間の貿易不均衡を是正して両国間の経済的摩擦を解消するために、政府系機関の資材調達の門戸開放を進めることについては、私も大局的に見てきたつもりであります。そこで、電電公社の資材調達についてはある程度の開放があるかもしれないと見てきました。ただしかし、アメリカ側からこの問題が提起されてから現在までの政府の対応を見てまいりますと、アメリカ側が意図しておるその内容について読み違いがあったり、あるいは開放額を小出しに積み増すような交渉態度によって、かえってアメリカに押しまくられてしまったのではないか、結果的には通信機器本体まで開放せざるを得ないような事態を招いて……

第87回国会 逓信委員会 第9号(1979/04/26、34期、民社党)

○青山委員 昨日来の質問の中にもすでに取り上げられた部分もありますし、若干やえる点があるかと思いますが、その辺はまず御了解いただきたいと思います。  わが国においては、昭和四十八年以来通信衛星、放送衛星の開発を国家の事業として進めてこられたわけですが、すでに実験用の通信衛星CS、放送衛星BSが順調な実験段階を迎えている、こういう実験の成果を踏まえていよいよ実用の段階を迎えよう、こういうことであろうと思います。これらがいよいよ実用化されてまいりますと国民生活に資する面がきわめて大きい、こういう期待を私どもも持ちながら若干の質問をさせていただきたいと思います。  現在実用の通信衛星、放送衛星につい……

第87回国会 逓信委員会 第11号(1979/05/23、34期、民社党)

○青山委員 郵便貯金法の一部改正並びに郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部改正案について質問をさせていただき、その後若干関連の質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、郵便貯金法の一部改正案についてでありますが、郵便貯金の、預金者貸し付けの限度額を上げていこう、基本的には私もこれは前向きでいいと思うのです。ただ、最初にお尋ねしておきたいのは、ちょうど一年前三十万円から五十万円に貸付限度額が上げられてわずか一年間で今度は七十万、その考え方の根拠についてまずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 これは、昨年の十月行われました郵便貯金婦人モニターアンケート調査結……

第87回国会 逓信委員会 第13号(1979/05/30、34期、民社党)

○青山委員 今回の電波法の改正の理由の一つには、千九百七十四年の海上における人命の安全のための国際条約の発効に備えてということになっております。この国際条約は一体どのような内容のものか、それから、この条約の発効というのはどのように見通しを立てておられるのか、日本はこの条約に対して批准をしていく見通しについてはどうか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 日本は商船の保有量が非常に多く、全世界の商船船腹量のおよそ一割、一〇%近くを占めている。こういうことになりますと、わが日本という国はいわゆる海運国である。その海運国日本が船舶の安全を図るという立場に立ってきますと、いまだ批准していないというの……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 運輸委員会 第2号(1979/12/07、35期、民社党・国民連合)

○青山委員 一昨日来の鉄建公団の不正経理に対する質疑を通して、国民の前には疑惑はまだ明らかにされていない。しかも、それは厚い官僚機構によってまだガードがかたく守られている。このままでは納税者の立場、国民の立場はまだまだ無視されている、私はそう思わざるを得ません。まことに残念でなりません。  そこで、わずかの時間でありますので、一つ一つお尋ねをさせていただきます。  鉄建の不正経理についてはすでに質疑されてきておりますけれども、このように大規模な不正経理が長年にわたって行われていたその責任、そしてまたそのずさんな経理を全く見抜けなかった運輸省の監督責任は一体どうなるか、まずお尋ねをいたしたいと思……

第91回国会 運輸委員会 第6号(1980/03/28、35期、民社党・国民連合)

○青山委員 最初に海上保安庁に少しお尋ねしておきますが、今回の法改正は国際条約に基づいて国内法の整備をしておきたいということで、法改正前、現行における取り締まり体制についての海上保安庁の御見解を伺っておきたい。それから、法改正後に取り締まり体制をより強化していかなければならないと私は考えてますが、この程度の取り締まり体制だけは確保していきたい、こういう海上保安庁の御見解を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 届け出、申請と確認制度について後でまた少し触れさせていただきますけれども、私は現在話題となっております関西国際空港の建設に伴う海洋汚染等公害の問題について少し触れたいと思います。  瀬……

第91回国会 運輸委員会 第8号(1980/04/02、35期、民社党・国民連合)

○青山委員 最初に二つばかり確認しておきたいのですが、いまやりとりを聞いておりまして、関西新国際空港の建設工法の選定に当たって業界の争いになってきておると聞きましたが、それは事実がどうか。  いま一つは、暗黒海面については海面下〇・八ノット、この潮流によって、水流によって約三時間たてば暗黒海面下の水はかわっていくと聞いておりますが、事実かどうか。
【次の発言】 それじゃ、通告しておりました内容について御質問を申し上げます。  運輸大臣はさきの所信表明の中で交通安全に関して、「交通安全の確保は、運輸サービスの基本であり、運輸行政における最も重要な課題の一つであります。陸海空すべての分野において、……

第91回国会 運輸委員会 第10号(1980/04/15、35期、民社党・国民連合)

○青山委員 船舶のトン数は海事関係の諸制度において国際的にも広く使用されてまいりましたが、このたびわが国において一九六九年の国際条約を批准して、本条約の内容を取り入れた船舶のトン数の測度に関する法律を制定されることは、わが国にとっても国際海運の健全な発展にとってもきわめて有益なことだと私は受けとめております。  そこで、一九六九年にIMCOにおいて採択をされてから今日まですでに十一年たっておりますが、この条約の批准がおくれてきた理由、どのような理由になっておるか、また四十もある関係国内法との調整はどのようにしてこられたのか、まずお伺いいたします。


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 地方行政委員会 第1号(1980/10/17、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 今月の一日に、愛知県大府市で十九時間にもわたる長時間の火災がありました。そのことは恐らく御承知おきだろうと思いますが、通常の火災であればもっと早く消火できたであろうと思われましたけれども、たまたまそこには毒物が蔵置されていた。したがって、通常の消火活動では大変危険な状態になるかもしれない。青化ソーダというのは水をかけることによって青酸ガスを発する。これはきわめて人体に有毒なガスでありまして、このガスが発生すれば非常に危険な状態になってくるということで、実は水もかけられない。といいながら、さりとてほっておくわけにもいかないということで、現場におられた消防士及び消防団員の人たちは非常に……

第93回国会 地方行政委員会 第5号(1980/11/07、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 自治大臣にお尋ねしたいと思います。  十月十八日の夕刊を読んでおりましたら、「無罪の半数がウソ自白 “密室捜査”打破を」という近畿弁護士会連合会のシンポジウムの報道がなされておりました。私、それを読んだときに、無罪の半数がうその自白と書いてあるものですから、うその自白をして罪を逃れて無罪になったと判断したのです。ところが読んでみますと、実はそうではなくて逆で――ちょっと読ませていただきます。  「近畿弁護士会連合会第十一回人権擁護大会は十八日午前九時半から大阪市東区の大阪商工会議所ビルで開かれ「刑事裁判の誤判原因」(第一分科会)と「関西新空港計画について」(第二分科会)にわかれシン……

第94回国会 地方行政委員会 第3号(1981/02/27、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 大臣に、最初に御見解を伺っておきたいと思いますが、地方の時代という言葉が最近よく使われております。そういう意味で、現在の地方自治に対する御認識を伺っておきたいと思うのです。  地方の時代という言葉が使われて、言葉の上で地方がもてはやされている。しかし、真に地方自治体がその言葉にふさわしい、そして国民の信頼に足りる施策を進めていくためには、地方分権という観点からしますと、行政事務の再配分の問題がどうしても出てきます。それから何といっても財源の確保、これらの問題について大臣がどのように考えておられるのか、まず伺っておきたいと思います。

第94回国会 地方行政委員会 第4号(1981/03/03、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 人口の集中化と産業の分散が話題になってから、今日までいろいろの施策がとられております。そういう背景の中で、大都市への人口の集中化は大体終わったと私は見るべきではないかと思っているのです。ごく一部、まだ人口が伸びているというところはあるかもしれませんけれども、ほとんどの大都市で人口の集中化はすでに終わっている。逆に大都市のドーナツ化の現象が出てきて、それはすでに昭和四十年代初めから進んできたわけですけれども、都市の中心部の人口が急速に減少してきております。人口と産業の集中を抑制したい、こういう観点からしますと一つの成果だと見るべきでしょうか。  都心部が近年極端に商業業務地化によって……

第94回国会 地方行政委員会 第6号(1981/03/19、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 私は、民社党・国民連合を代表して、政府提出の新産業都市建設及び工業整備特別地域整備のための国の財政上の特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案に賛成の討論を行います。  まず最初に、新産・工特財特法及び首都圏等財特法について申し述べます。  新産・工特地区並びに首都圏、近畿圏及び中部圏の近郊整備地帯等においては、各整備計画等に基づいて施設整備が進められて、地区により差異はあるものの、全体的に見てある程度の効果があらわれております。  こうした背景には、本法律案において延長しようとしている財特法の影響も少なくないと評価すすものでありますが、各地域の実情に応じた地域開発を進め、最終……

第94回国会 地方行政委員会 第9号(1981/04/09、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 昭和五十六年度の地方財政対策についてお尋ねをいたします。  地方財政対策については、例年どおり国の予算編成作業と並行して自治省と大蔵省との間でその折衝が行われてきました。国の予算内示前の昨年十二月二十日にその決着を見たわけでありますが、この折衝の経緯についてまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま大蔵省と折衝された昭和五十六年度の地方財政対策、この経緯の説明があったわけですけれども、ずいぶん御苦労なさったのでしょうが、大臣はどのような評価をしておられますか。それなりにがんばったと思っておられるのかもしれませんし、まあこれくらいが精いっぱいだと思っておられるのかもしれ……

第94回国会 地方行政委員会 第11号(1981/04/15、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 各参考人の皆さん方には御苦労さまです。  最初に、牛嶋参考人にお尋ねをいたします。  御意見を伺いまして、大変示唆に富んだ御意見、勉強になりました。その中で、少しく補足説明をしていただきたいと思いますが、地方債の重荷からやがて脱却しなければいけない、しかし地方団体はおおむね昭和五十年度税収の落ち込みからその内部努力を進めてきた、その減量化でそれなりに成果を上げてきているというような御発言がありまして、地方の行政能力がその水準をアップさせてきているという評価、その努力はあると思うのですけれども、具体的にはどういうようなことを指しておられるのか。  ちょっと違うかもしれませんけれども、……

第94回国会 地方行政委員会 第12号(1981/04/21、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま政府より提案となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合提案の修正案に賛成の立場から討論を行いたいと思います。  現在わが国地方財政は、国家財政と同様非常に厳しい危機的な状況にあります。昭和五十年度以降毎年度大幅な財政収支の不均衡が続き、五十年度補正から五十六年度当初までの財源不足の累積額は十七兆五千六百七十九億円にも上っております。このような大幅な財源不足を補てんするため、政府は毎年度交付税特別会計における借り入れと地方債の大幅な増額発行を行ってまいりました。しかし、これらの財源不……

第94回国会 地方行政委員会 第15号(1981/05/14、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 このたびの地方公務員法の一部を改正する法律案の審議に際しまして、まず前提的な条件ないしその環境についての認識を伺っておきたいと思います。  総理府にお尋ねをいたしたいと思います。  わが国が諸外国の例に見られないほどの速度で高齢化しつつある事実と、行政改革が財政再建の一翼として社会的な要請の中で取り組まれていることとは無関係ではないと思います。第二臨調の中でも、高齢化社会への移行など社会経済の変化等に伴う基本的な課題を抱え、行政体制、施策体系等に関し、総合的な視点から見直しを要する事項について検討することと言われております。このことは、国家公務員はもちろん、地方公務員に関連する労働……

第96回国会 地方行政委員会 第2号(1982/02/09、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 けさ八時過ぎですが、羽田沖で飛行機が墜落いたしました。私は大変ショックを受けています。  とりわけ、昨日ホテル・ニュージャパンで三十二名の死者を出しました。まず冒頭、亡くなられた三十二名の方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、負傷されました二十八名の方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  激動不透明、ことしもそう考えておりましたが、特に最近の、この一両日の動きを見てまいりますと、これは深刻に受けとめざるを得ない。すべての責任が行政にあるとは決して言いません。しかし、行政の責任もまたきわめて大きい、そう思いまして、ホテル・ニュージャパンの火災に関する質問を少しだけ……

第96回国会 地方行政委員会 第3号(1982/02/16、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 政務次官、消防庁、この二月八日未明にホテル・ニュージャパン火災が起きました。三十二名の死者を出すという大変痛ましい火災事故でありますが、翌日、実は九日の日に私、この委員会で若干質問をいたしております。したがって、きょうは、私からは一、二点だけ質問をさしていただきたいと思います。  消防庁から出されております資料の中に、「指導書交付」のところに「昭和五十二年以降四回指導書を交付し、ホテル側は昭和五十二年以降改修計画を」これは七回と書いてあるのと八回と書いてあるのと両方ありますが、正確にはどうも八回のようですが、「八回提出している。」何回も改修計画書を出せばいい、回数を多く出せばいいと……

第96回国会 地方行政委員会 第7号(1982/03/23、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま政府より提案されました地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案に反対、日本社会党提案の同法修正案に反対、公明党・国民会議、民社党・国民連合並びに新自由クラブ・民主連合提案の同法修正案に賛成の立場から討論を行うものであります。  御承知のように、現下の日本経済は、オイルショック以来厳しい低成長が続いており、景気の低滞が税収の低迷を招き、財政危機をいよいよ深刻化させるという悪循環に陥る危険性をはらんでいるのであります。  特に、最近は、これまでかろうじて景気を支えてきた輸出が伸び悩み、一方では内需が依然……

第96回国会 地方行政委員会 第9号(1982/04/08、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 最初に、中長期的に見た地方財政対策についてお尋ねをする予定でおりましたが、それは少し後にさしていただいて、その前に、現在大変問題になっております公務員、高級官僚の選挙立候補の問題について、若干お尋ねをしておきたいと思います。  今通常国会冒頭の二月二日、衆議院予算委員会におきましてわが党の塚本書記長が、高級公務員の天下り候補について次のように指摘をしています。「各省における中堅幹部が次の衆議院選挙の立候補を目指して、各地で国費で選挙運動をしているのですよ。これは皆様方も被害者なんです。」ちょっと中を略しまして、「建設省のお役人は、公園つくってやろうというようなものでしょう。厚生省の……

第96回国会 地方行政委員会 第10号(1982/04/09、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 各参考人の皆様方に一問ないし二問簡単な御質問をさせていただきたいと思います。  地方財政に入る前に、少し横井先生に御質問をいたしたいと思いますが、実はけさの新聞で五十六年度の「税収不足更に悪化 瞬間で二兆三千億」云々と報道されているのです。実は昨日、当委員会で大蔵大臣を迎えまして、私ども質問の中で知ったのですけれども、五十六年度の税収不足は二兆二千億程度になるであろうという見通しのようでございます。非常に深刻な税収不足の見通しということでございます。ただしかし、地方財政は国家財政がベースになっておりますので、国の経済について若干お尋ねをしたいと思います。  最近心配になってきており……

第96回国会 地方行政委員会 第13号(1982/04/16、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 他の参考人にも質問を申し上げたいと思いましたけれども、まず、横井参考人にお尋ねをいたします。  あれから数カ月たっておりますが、今回の火災を静かに振り返ってみますと、残念ながら人災であったと言わなければならないと思います。一つは、消防法の義務であったスプリンクラーが設置されておらなかった。それから防火区画の不備があった。また、非常放送設備の整備がされておらなかった。人災の色彩が非常に濃い。また、自動火災警報機が不備であった、機能していなかった。あるいは避難誘導が非常に不適切であった。幾つかの理由から人災の色彩が濃い、残念ながらそう言わざるを得ないと思います。横井社長の御見解はいかが……

第96回国会 地方行政委員会 第15号(1982/04/22、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 今日の警備業は、社会的需要に伴って著しい成長を遂げてまいりましたが、これは警備業界の社会的評価が高まってきたこと、その役割りというものが高まってきておる結果だと解釈しております。しかし反面、短期間に急成長してきたことによって、中には悪質な警備業者も少なくない。また、警備員による非行と不祥事、こういうものも続発してきていると聞いておりますが、たとえば昨年の警備業法等違反件数は一千五百十三件で、五年前の三百六十二件と比較してみますと約四倍となっております。警備業者のほぼ三社に一社が違反をしておるという計算になります。またさらに、警備業者の社長が、契約先のスーパーから預かっている合いかぎ……

第97回国会 地方行政委員会 第2号(1982/12/23、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 限られた時間ですので、急いで質問させていただきたいと思います。  昭和五十七年度の当初予算を審議いたしてまいりましたが、このときに、本年度の地方財政が八年ぶりで収支の均衡を回復していくということで財源不足がゼロになっていくということに対して、私どもは、果たしてこれが現実に即しているものかどうかについて若干の問題点を指摘してきたわけです。そして、経済の実態とは大幅にかけ離れた経済成長率を前提とした税収を見込んできておられる、こういうことについて、やがて必ず大幅な歳入欠陥が生じるのではないかと心配をして、指摘もしてまいりました。現実にこうして三兆円近い地方財源の不足を来してしまった。も……

第98回国会 地方行政委員会 第2号(1983/03/03、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 大臣が途中で出られますので、質問が進みかけて、また継ぎはぎのような形で後段をさせてもらいますから、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  まず最初に、先般所信表明がありました。その中で大臣は、地方財政をめぐる環境を厳しいものとし、これに適切に対応し、地域住民の福祉の向上と地域社会の健全な発展を図るためには、長期的な展望のもとに行財政改革を推進し、地方自治の基盤の一層の充実を図ることが必要である、こう述べておられます。しかし、どうも抽象的で、具体的にはどのようなことを大臣は考えておられるのか、まず伺っておきたいと思います。

第98回国会 地方行政委員会 第4号(1983/03/22、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 片っ方では目の覚めるような質問をやれという要求と、簡単にやれよという要求とありますので、しかし、お疲れのところですから、できるだけ簡潔にやりたいと思っております。  まず最初に、大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、権限と財源をもっと地方へ分権の方向へ持っていくべきではないかというふうに考えます。住民がみずから住んでいる町を誇り得るような、地域の特性に根差した個性豊かな地域社会をつくり上げることは、現在の地方団体に課せられた重要な責務となっておりますこと、すでに御承知のとおりであります。  しかしながら、現在は、地方団体の事務の大部分を国の機関委任事務が占めております。国庫補助負担……

第98回国会 地方行政委員会 第10号(1983/04/27、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております政府提案の地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合共同提出に係る同修正案に対し賛成の討論を行うものであります。  地方交付税は、経済発展の地域的な不均衡による地方公共団体間の税収入のアンバランスを是正して財源の均衡化を図るとともに、交付の基準の設定を通じてどの地方公共団体も同じ水準の行政が行えるように必要な財源を保障するという機能を有しております。国は、このような制度の趣旨を生かし、地方公共団体が必要とする安定的な総額を確保する責務……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1984/04/25、37期、民社党・国民連合)

○青山委員 中西長官のさきの所信表明に対する質疑を若干行いたいと思います。  中西長官は所信表明において、沖縄の経済社会は総体として着実な発展を遂げてきた、しかしなお生活の面、産業基盤の面では整備を要するものが多く見られ、産業振興の問題を初めとして雇用問題、水・エネルギー問題等まだ解決を要する多くの課題を抱えており、重要な時期である、とりわけ来年度は二次振計を軌道に乗せる上でも、また昭和六十二年の国体開催準備を進める上でも重要な時期であることなどを踏まえて、昭和五十九年度予算においては、マイナスシーリングという厳しい環境にもかかわらず公共事業関係費について一千八百二十億五千四百万円を計上するな……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1984/06/29、37期、民社党・国民連合)

○青山委員 外務大臣の貴重な時間を割いていただきましたので、できるだけ大臣にお答えいただきたいと思いますが、最近、ソ連の反体制物理学者サハロフ博士夫妻の安否がいろいろと気遣われております。博士の御子息御夫妻も東京へ来られまして、関係のところへいろいろと要請を繰り返しておられるようです。先般ミッテラン・フランス大統領がクレムリンを訪問されたときも、この問題が出ました。今、国際的にいろいろと関心が寄せられているところでありますが、日本の外務大臣として、博士夫妻の状況の改善のために安全を確認しておられるのかどうか、状況の改善のためにどんな考え方を持っておられるのか、まずお聞きをしたいと思います。

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1984/07/27、37期、民社党・国民連合)

○青山委員 長官を初め皆さん、朝から大変お疲れだと思いますが、いましばらくひとつ。なおまた、朝からの質疑を聞いておりますと、私の質問の内容といささか重複をする点もあるかと思いますが、私の立場からあえてお尋ねをいたしたいと思いますので、ひとつ御答弁をいただきたいと思います。  昭和六十二年、沖縄国体がいよいよ開催をされる運びになりますが、三十六競技が沖縄市泡瀬の国体主会場を中心として展開をされます。三十四市町村の八十三会場で実施されるわけですが、ほとんど沖縄本島の北から南まで、石垣を含めて沖縄全体が国体色を強めていくときが来ます。この国体を通じて選手、役員で二万九千名の人が沖縄に来られることにな……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1984/08/02、37期、民社党・国民連合)

○青山委員 先日来、新聞で、外務省は、ソ連の占領から来年で四十年を迎える北方領土問題の風化を防ぐために義務教育課程での領土問題教育を強化する、そういう必要があるということで、今年度から四カ年計画で始まった北海道内全域の小学校五年生と中学校二年生に対する領土問題の副読本の配布を、四年間の計画を三年間に繰り上げて達成をするんだ、さらに続いて、六十二年度からは新たに約十カ年計画で、全国の同じ学年、すなわち小学校五年生と中学校二年生の生徒全員を対象に副読本を配布する方向で関係省庁などとの調整を進める、こういう方針を固めたという新聞報道があります。  私は、これは大変意義深いことで、ぜひ進めてほしい、新……

第101回国会 商工委員会 第2号(1984/03/02、37期、民社党・国民連合)

○青山委員 商工委員会における私の質問の最初ですので、できるだけ通産大臣に総括的に入り口の話でお尋ねをしていきたいと思います。  昭和五十六年、最初の対米自動車自主規制のときの通産大臣、田中通産大臣が、いかなる場合においても一九八四年三月を限度として終了する、こういうふうに自主規制について発表しておられますが、今回さらに一年間延長、こういう発表がなされました。その背景について、どのように受けとめておられてこのようなことになったのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 気持ちはわかりますが、実は今回の措置は、前回の三年間の措置もそうですが、ガットの精神には沿わない、全く二国間の任意のもので、日本の……

第101回国会 商工委員会 第8号(1984/04/04、37期、民社党・国民連合)

○青山委員 私の方からは、中小企業における設備近代化等経営基盤の拡充強化対策について若干お尋ねをいたします。  石油危機以降、需要構造の変化と技術革新の進展が進み、中小企業を取り巻く環境は大きく変化してきました。その対応は経営上の重要な課題となっております。中小製造業においては、最近のマイクロエレクトロニクス技術を中心とする技術革新に対応することが、生産と製品開発の両面において強く要請されるものであって、MEを中心とする技術革新を有効に活用することが、従来の技術からは生まれ得なかった新しい分野への展開の道を切り開く可能性をも含むことになるわけです。  さてそこで、現行の機械類信用保険制度が中小……

第101回国会 商工委員会 第14号(1984/05/09、37期、民社党・国民連合)

○青山委員 私は最初に、中部地域における産業の実態と中部地域の産業の今後の展望についてお尋ねをいたします。  八〇年代に入っての我が国の経済は、七〇年代から引き続く不況の影響を受けてきました。特にエネルギーの分野で相当な制約を受け、貿易摩擦が発生をしてきた、こういう事情もあって、産業界においては生産面における量的拡大への期待はもはや持てなくなってきておって、低成長時代への対応を余儀なくされてきたわけであります。しかし、最近ようやくアメリカの経済が回復をしてきた、そういうことから、我が国の経済にもやや明るい兆しが見え始めてきておるという状況ではありますが、ただ、それでも地域経済、地場産業等におい……

第101回国会 逓信委員会内閣委員会地方行政委員会商工委員会物価問題等に関する特別委員会 第1号(1984/07/17、37期、民社党・国民連合)

○青山委員 連合審査が行われておりますが、私は商工委員の立場で若干質問をさせていただきたいと思います。  まず、御苦労さまですが、郵政大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  すばらしい企業が民間会社としてスタートを切るわけですね。私は地元でもよくお話ししてきたんですが、諸物価がどんどん上がってきた中、戦争が終わった直後に、私は子供のころでしたけれども、電話が一通話十円、四十年たってなお今日まで、すばらしい技術革新をして一通話十円、これを維持してきたことは、大変な企業努力であったし、技術革新であった、すばらしい成果だと私は機会あるごとにこのお話をしてきたことがあります。  こうしたすばらしい力を……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1985/04/17、37期、民社党・国民連合)

○青山委員 最近の日ソ関係については、幾らか明るい方向に向かっているかのように見えます。しかし北方領土問題については、ソ連のかたくなな態度は一向に変わらない。先ほどの北方領土の返還要求決議においても述べられておりましたが、戦後既に四十年を経過しようとしているのです。にもかかわらず、北方領土が返還されておらないというまことに厳しい状況にあります。この困難な問題を解決するためには、粘り強く対ソ交渉をしていかなければいけない。そして、その対ソ交渉を支えていくものは国民の一致団結した世論にある。そういう意味では、私たちは後世にこの運動をさらに強めて進めて伝えていかなければならないわけでありますが、それ……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1985/04/22、37期、民社党・国民連合)

○青山委員 先般のチェルネンコ前書記長の葬儀に際しまして、中曽根首相とゴルバチョフ新書記長との間に会談が行われました。 私は、日ソ両国の首脳同士が会談をされた、しかもこれは十二年ぶりに首脳同士の会談であった、そのことだけでも大変意義深いものだと思いますし、中曽根総理の訪ソに際しての決断に対して敬意を表したいと思います。  ただ、会談の中では、北方領土問題については従来の非常にかたい態度がいささかも変わっておらなかった、こういうことでありますけれども、日ソ関係改善の時期が来た、そういう点では認識が一致した、こういうことが新聞で報道されておりますが、外務大臣、ひとつ今回の日ソ首脳会談に対する評価、……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1985/06/12、37期、民社党・国民連合)

○青山委員 ただいまも質疑が進められておりましたように、今沖縄の経済の問題が非常に重要になってまいりまして、私からも自由貿易地域について若干質問をさせていただきたいと思います。質問が前と若干やえるかもしれませんけれども、あえて私からの質問だと思って聞いていただきたい。  沖縄振興開発特別措置法によって、日本でただ一つ自由貿易地域が規定されております。ところが、昭和六十一年度末になりますと、この税制上の特別措置の期限が切れてくる。そうなってくると申請もなかなか難しくなってくる。そういう段階でございますから、少し今触れておきたい。  まず、税制上の優遇措置、特別措置、その内容について少し明らかにし……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1985/06/21、37期、民社党・国民連合)【議会役職】

○青山委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げたいと思います。  ただいま当委員会の委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。  本委員会には、沖縄県の振興開発、北方領土問題等々、多くの課題を抱えております。  幸い委員各位は練達堪能な方々でございますので、微力ではありますが、皆様方の御支援、御協力を賜りまして、円滑なる委員会の運営を行ってまいりたいと思います。  何とぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 これより請願の審査に入ります。  今会期中、本委員会に付託されました請願は全部で四十一件であります。  請願日程第一から第四一までの各請願を一括して議題……


各種会議発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1977/03/12、34期、民社党)

○青山分科員 お許しをいただきましたので、順次御見解を伺いながら御回答をいただきたいと思います。  御承知かもしれませんが、愛知県の瀬戸市、瀬戸物の町として知られております瀬戸市は、古い歴史と伝統のある町、そういう意味で住民は町に対して誇りを持っているわけでありますが、しかし、私どもの生活環境というものは、きわめて悪い状況にあるわけです。その幾つかの原因があるわけでありますので、順を追ってお尋ねをしながら、御見解をひとつぜひ聞かしていただきたい。  瀬戸市というのは瀬戸物の町でありますから、陶器の原材料であります陶土を発掘しながら、その発掘した土によって陶器をつくり、そして町を栄えさしてきた、……

第84回国会 地方行政委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1978/04/26、34期、民社党)

○青山委員 冒頭に国家公安委員長にちょっとお尋ねします。  きのう、きょうと交通ゼネストが行われておりますが、それによって国民の足が奪われまして、安全な交通という意味では非常に危険な状態にさらされているという点で私は大変憂慮しております。お手元に資料が出ておりますかどうか、きのう、きょうの交通ゼネストによって交通事故はどのように出ておりますか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 交通ゼネストによって昨日、十八名のとうとい国民の生命が奪われております。大体この交通ゼネストそのものが法律を破った違法なストライキの部分が強い。そういう意味では、そういう法律を犯した違法なストライキによってとうとい……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1978/02/27、34期、民社党)

○青山分科員 それでは、早速質問に入らせていただきます。  名古屋市の環状道路としての役割りを果たしてきましたのが、名古屋市の東南部周辺市町村を結んでおります主要地方道瀬戸大府東海線であります。名古屋市を中心に放射状にそれぞれ市町村を結んできた道路はかなり整備が進んできております。したがって、一たん名古屋市に入ってそれから周辺市町村へ行くという屈折した形でいままで名古屋市と周辺市町村が結ばれておった、そういう状況なんです。そこで、現実には周辺市町村を結んでまいりました唯一の瀬戸大府東海線、これが近隣市町村に果たしてきた役割り、また経済効率は非常に高いものがあります。そして、名古屋市の東部、南部……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1979/02/27、34期、民社党)

○青山分科員 最初に、境川水系改修促進についてお尋ねをいたします。  もうすでに御承知のとおり、境川は昭和四十七年七月の豪雨及び昭和五十一年九月の台風十七号で多大な被害をもたらしました。また最近の大幅な上流における工場群の新設並びに住宅地開発の増大、さらには圃場整備事業の進展で、わずかな降雨でも鉄砲水になる状態であります。 境川は衣浦湾頭の感潮河川でありながら、昭和初期に一時、改修が施行されたのみで、その後、流下堆積した土砂で河川断面は次第に狭められております。このため危険水位を超えて決壊寸前という状態でありますので、降雨時における流出量の増大の対処と地域の安全確保のために今後の抜本的な大改修……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1981/03/02、36期、民社党・国民連合)

○青山分科員 お疲れのところ……。  最初に大臣に一つだけお尋ねしたいと思いますが、日本の現在の道路整備の状況についてどのように受けとめておられるのか。それからその中で中部圏の周辺整備がいま進められておりますけれども、そちらの方の道路事情についてもし大臣所感をお持ちならお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 近ごろいろいろな評価がなされまして、日本の道路はもう大分整備されてきたから道路財源をそろそろ他に、たとえばエネルギーの方に使ってもというような動きがあるんですけれども、私は、いやまだ日本の道路は決して欧米に比べて十分なものではないし、住民の利便に十分供することができるような体制になっ……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1981/10/19、36期、民社党・国民連合)

○青山委員 民社党は、これまで行財政の改革に最も真摯な態度で取り組んでまいりました。今回の三十六本の法案を一括して処理する問題についても、私ども民社党は、行財政改革を進める上でやむを得ないという立場から、これに賛成をしたものであります。そして、本委員会においても、国民のための行政改革をいかにして行っていくかということについて、わが党からすでに四人の委員が行政改革に臨む政府の姿勢をただしてきたところであります。しかし、残念ながら、総理並びに関係大臣の答弁は、必ずしも私どもが期待していた答弁と違うものがあります。  ここで私は、政府が地方分権という視点から臨調答申をどうとらえておられるのか、一括法……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1982/02/27、36期、民社党・国民連合)

○青山分科員 大分お疲れのところだと思いますが、ひとつしばらくおつき合いをお願いしたいと思います。  厚生省は六年に一回歯科の実態調査を行っているそうでありますが、昭和五十年歯科疾患実態調査によりますと、虫歯の有病者率というのが、永久歯だけを対象とした場合、男女総数の八五・五三%、乳歯プラス永久歯を対象にした場合は実に九七・二四%という高い有病者率を示しております。乳歯から永久歯に生えかわるという虫歯にかかりやすい時期であることを考慮に入れても、国民病とまで言われる歯科疾患は、ほとんどの人があの痛みを経験し、歯科医院の門をたたいていることになるわけです。  歯科疾患には自然治癒はありません。し……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1983/03/04、36期、民社党・国民連合)

○青山分科員 私は、老人保健法の欠損補綴について若干質問させていただきます。  今年二月一日より老人保健法が施行されましたけれども、ますます進む高齢化社会において老人の健康管理に包括的医療を施すという意味で大変画期的なことだと思います。私は昨年歯科医療問題について質問をさせていただきましたが、その中で老人の歯科については、老人の特殊性という観点から欠損補綴について配慮してほしいという要望をいたしました。さきの老人保健法成立の際に、衆議院の社会労働委員会において、この点については「歯科における加齢による咬合障害を伴う欠損補綴の取扱いに対しては、特に改善を図る」という附帯決議がつけられまして、老人……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1984/03/10、37期、民社党・国民連合)

○青山分科員 昭和五十九年度予算編成の焦点の一つであります医療保険制度の一部改正につきましては、昨年八月、当時の林厚生大臣が予算の概算要求段階で二割負担の導入を提示いたしましたことに端を発しておりますが、その後、被用者保険本人の給付率を五十九年度、六十年度は九割に抑え、六十一年度からは八割にするという、実に健康保険制度始まって以来の大改革案となって、今論議の集中しているところであります。  確かに現行の十割給付では、医療費が幾らぐらいかかったのか患者本人には全くわからずに、医療費はただという錯覚に陥りがちでありますが、これが毎年多額のペースでふえ続ける医療費膨張の大きな要因でありましょう。国民……

第101回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1984/03/12、37期、民社党・国民連合)

○青山分科員 私は、中小旅館業の定義について質問いたしたいと思います。  近年、産業構造の第三次産業化が進展する中で、旅館業はレジャー産業として、社会の公器的使命を果たしてまいりましたが、今や社会経済の高度化に伴い、ビジネス宿泊、観光旅行、それに冠婚葬祭など、国民経済的需要はますます高まってきております。まず、その現状についてお伺いいたしたい。  特に、その使命の大半を担うともいうべき中小旅館業につきまして、政府はどのように認識をしておられるのか、また、それらの中小旅館業に対してはどのような政策が講じられているのか、お尋ねをいたします。


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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