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加地和 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

加地和[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


34期委員会出席TOP100
80位
34期委員会出席(無役)TOP50
41位

このページでは加地和衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。加地和衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1977/04/07、34期、新自由クラブ)

○加地委員 一番最後でございますので、ちょっとダブる点も出てくるかもわかりませんけれども、御容赦願いたいのでございます。  まず第一に、大物である児玉譽士夫氏の病状についてなんでございますけれども、当委員会で発表されておることは私は本当であろうと思います。しかし、一般庶民、国民にとってみますと、重要人物というのはすぐ医者の診断書を出して逃げてしまう。捜査当局の手から逃がれる手段をよく講ずるということを知っております。しかも、コーチャン回想録の百三十五ページには、コーチャン氏いわく、児玉譽士夫氏に対する印象について「大変エネルギッシュで、頭の回転が速く、何十、何百という仕事を一どきに決済する「も……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1977/04/13、34期、新自由クラブ)

○加地委員 新自由クラブを代表して二十分間質問いたします。(「長い」と呼ぶ者あり)だれですか、いま文句言っているのは。  五十一年の八月二十一日の朝日新聞にいわゆるコーチャン回想というものが出まして、その中に先ほどから質問が出ておりますように、児玉譽士夫氏の事務所から証人のところへ電話がかかっていったという記事がもうそのときに出ていたと思うのですけれども、あなたはこの内容が全く事実に反しているものという答弁をずっと続けておられます。あなたはいままでこの朝日新聞社をこの記事に関して名誉棄損罪などで告訴をなさいましたでしょうか。
【次の発言】 告訴はなさらなかったのはなぜでしょうか。以前に週刊新潮……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第9号(1977/05/11、34期、新自由クラブ)

○加地委員 私、新自由クラブの加地と申します。私が最後でございますので、よろしくお願いします。  あなたは、それまで知らなかった児玉譽士夫という人からの電話で、夜の九時ごろに一人で「千代新」の方へ来いと言われて、ある書籍では「率直にいって、私は「もうダメかな」と思った。肉体的危害の心配までした。どこかへ連れ去られて、それっきりになるのではないかと思った。」こういうように当時のあなたの心境を語っておる権威ある会社からの書籍があるのですけれども、あなたの心境は、私がいま言ったことと大体一緒でしたか。
【次の発言】 私はあなたにお会いするのも初めてですけれども、なかなかしっかりしたお方であるとお見受……

第80回国会 農林水産委員会 第20号(1977/04/21、34期、新自由クラブ)

○加地委員 まず最初に、鈴木農林大臣、モスクワへ行っていただきましていろいろ御奮闘いただきましくどうも御苦労さまでございました。今回の漁業交渉は、文字どおり与野党一致して国内での声援を送っていたわけでございますけれども、相手のあることで、また五月には奮起して、ひとついい知恵を持ち寄って、日本の国益にかなうように御努力を願いたいと思います。  そこで、お疲れとは思うのでございますけれども、新自由クラブも一時間与えられておりますので、国民を代表いたしまして質問さしていただきます。  まず第一に、農林大臣が御帰国なさったときの記者会見で、基本的な問題を残して協定のほとんどの部分について意見は一致した……

第80回国会 法務委員会 第3号(1977/03/15、34期、新自由クラブ)

○加地委員 最初に、法務大臣の所信表明内容につきまして、若干質問させていただきます。  この所信表明の中に、「公務員による汚職事犯が多発化する傾向にあり、」このように指摘をされております。私も、確かに、特に去年一年間は、ロッキード事件という大型事件を中心といたしまして、各地方公共団体において汚職事犯というものが多数摘発をされたことについて驚いておる次第でございます。特に、去年一年あたりにこの摘発が多く表に出たというのは、何か特別の原因でもあったのでしょうか。
【次の発言】 私も、ただいま大臣がおっしゃったように、このロッキード事件についての報道等が世論を喚起し、そして至るところで情報提供があっ……

第80回国会 法務委員会 第5号(1977/03/23、34期、新自由クラブ)

○加地委員 順番が後の方でございますので、ひょっとすると重複する点があるかもわかりませんけれども、御容赦願いたいのでございます。  いま提案になっています証人等の被害についての給付に関する法律の一部改正案、これはたしか昭和三十三年に、それまで証人として法廷へ出頭した人に対するところの危害、それに対する補償を盛り込んだ法律としてかなり鳴り物入りで制定された法律であったと私は記憶するのでございます。ところが、昭和五十二年度については、一応予算関係の法案ではなしに、形の上だけ十万円の予算が盛り込まれておるというような実情なんでございますが、昭和三十三年以前と以後とでこの証人の被害ということについて大……

第80回国会 法務委員会 第14号(1977/05/10、34期、新自由クラブ)

○加地委員 最後でございますので、あと十分ほどおつき合いをお願いします。  先生の先ほどの御意見を聞いておりましても、現在よりはましだ、理想までには届いておらぬけれども現在よりはましだからという御意見のように思います。私もおおむねそのように思います。  いかにして日本の社債制度、公社債制度というものが会社経営なり産業面において有効性を発揮するかということについて、ひとつお教え願いたいのでございますが、その一つは、現在の難点としては、新しく増資をするよりも、いわゆる銀行から金を借りた方がいい、あるいは社債の方がいいというように、自己資本の充実を妨げておるのに税法上の問題があると思うのです。いまま……

第80回国会 法務委員会 第15号(1977/05/17、34期、新自由クラブ)

○加地委員 今回の社債についての法律改正の理由の一つとして、景気の浮揚を図るということが、法務省が出された参考資料の中に入っていると思いますけれども、私は経済企画庁関係の方に聞いてみますと、景気浮揚には余り役立たないであろうという見解のようです。これにつきまして御当局の答弁を求めます。
【次の発言】 この法律の改正によって枠は二倍になるわけでございますが、この法律の効果として、測定はしにくいかもしれませんけれども、この法律がなかりせばどのぐらいの設備投資の増加にとどまり、この法律をつくったがゆえにどの程度の設備投資の増大になるというぐあいに考えておられますか。それとも考えようもありませんか。

第80回国会 予算委員会 第20号(1977/03/05、34期、新自由クラブ)

○加地委員 新自由クラブを代表いたしまして質問させていただきます。  本日のこういう集中審議が行われました経過というものをちょっと手繰ってみますと、去るロッキード特別委員会におきまして、福田法務大臣の、秘密がこの前漏れたからもう資料を前と同じような状態では国会の方へ出せないという発言をめぐりまして、その後すぐロッキード特別委員会の理事懇談会がございまして、その中でいろいろと議論があったわけでございますけれども、福田法務大臣も前の深い経過を知らないままのちょっとした言い間違いではなかろうかということで、その日の午後からの冒頭において午前中の発言を取り消していただければ軌道に乗せてやろうじゃないか……

第82回国会 法務委員会 第4号(1977/11/01、34期、新自由クラブ)

○加地委員 ただいま、裁判官、検察官の給料を値上げするという法律案の審議になっておるわけでございますけれども、これは、仮に金額が同じであっても、その仕事が忙しいあるいはむずかしいということになりますと、実際にその数字どおりの待遇になっていないという場合も出てくると思うのです。それで一つお尋ねしたいのは、民事裁判におきまして地方裁判所と簡易裁判所との事物管轄の境界というのが三十万円ということになっておりますけれども、この三十万円と決められてから相当年月がたっておるように思うのですが、その後の物価上昇等を勘案してこれを適正な基準に変えなければ、三十万円と決めた当時と比べて、地裁の裁判官の方に仕事が……

第82回国会 法務委員会 第7号(1977/11/09、34期、新自由クラブ)

○加地委員 まず最初に法務大臣にお尋ねしたいのでございますが、現在いろいろな法律がハイジャック事件防止を目的として提案をされております。ところが、政府がいままでと同じように、ハイジャック犯人あるいはテロ犯人の脅迫に屈してしまって超法規的な措置をとるというのであれば、どのような制度をつくり、法律を改正してもむだであると私は思うのです。やはりこの際重要なことは、政府として今後法と秩序の国家をつくっていく、そういう国家体制を守っていくという立場から、超法規的な措置を絶対にとらないということを内外に言明することが、いかなる制度をつくり、法律を改正するよりも最も有効であると私は思うのでございますが、法律……

第82回国会 法務委員会 第8号(1977/11/15、34期、新自由クラブ)

○加地委員 このたびいろいろな防止対策が立てられつつございますけれども、やはり根本的に、今後超法規的な措置をとらないというはっきりとした態度を政府の方がお示しにならないと、どんなに制度をつくっても、最後はまたハイジャック犯人の恐喝に乗せられて、何をしておることかわからない、こういう不安感を持つと思うのです。それと、私はまた超法規的な措置をとらないという毅然とした態度をとるということは、ハイジャック事件鎮圧といいますか予防的効果も大きいと思うのです。そういう点について総理もいままでいろいろなところで答弁はしておられますけれども、将来の犯罪鎮圧、予防という観点から、やはりこの際考え直した決意を御表……

第82回国会 法務委員会 第10号(1977/11/22、34期、新自由クラブ)

○加地委員 本日は、更生保護事業等についての幾つかの問題点について質問したいと思います。  昭和五十二年版の「犯罪白書」というのが法務総合研究所から発行されております。そこの二百十四ページあるいは二百十五ページあたりに更生保護会の実情について触れてございます。「更生保護会は、法務大臣の認可を受けて、更生保護事業を営む民間団体」である云々とあり、そして最後の締めくくりとして「更生保護会が、全国的に、実効ある活動をするためには、その経済的基盤の安定化と職員の充実強化が特に必要である。」こういうぐあいに結ばれておるわけでございます。これの具体的なことについてお尋ねをしたいのでございます。  まず、こ……

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1978/05/10、34期、新自由クラブ)

○加地委員 児玉氏の裁判、それから小佐野氏の裁判におきまして、いずれもコーチャン、クラッターの嘱託尋問調書が裁判所で採用されるかどうかというのが大きな山場になってきておると聞くのでございます。起訴されたときには、検察当局も自信を持ってこれらが証拠に採用されるという見通しで起訴されたと思うのでございますが、先ほどからちょっとお聞きしておりますと、やや雲行きがわからないというような感じにも受け取れるのでございますが、裁判所の判断がはっきりと見通しが立たないというのは、どういう強力な弁護側の反論なり、どういう点がひょっとすれば裁判所が検察庁の思うようになってくれないと思われる点なのか、それをちょっと……

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1978/06/07、34期、新自由クラブ)

○加地委員 ただいま国税庁長官が、株券、預金十五億ほどの、さらにやや詳しいことを申されました。それを申されるまでに一紛争あったわけでございますけれども、これを詳しくおっしゃったことによって、何か特別に申告納税制度とか、いわゆる国税庁の立場として失ったものがありますか。それほどのことじゃないでしょう。何も隠して隠していわゆる大事があるほどのことでも何でもないと思うのですけれどもね。なぜ、あそこまでひた隠しに隠そうとされたのか。あらかじめ、もう庁内、大臣なんかと打ち合わせて、ここまでは言うてもいいことというぐあいに決めておられたから言われなかったのか、あるいは、何か格段に越えてはならない一線であっ……

第84回国会 外務委員会 第14号(1978/04/14、34期、新自由クラブ)

○加地委員 外務大臣にお尋ねしたいのでございますが、今回の中国側の、尖閣列島周辺の海域に漁船を大挙派遣さしてきておるという問題について、相手の非を唱える議論はたくさんなされたわけでございますが、翻って考えてみますと、日本側にも反省すべき点はいままでの経過から考えて多々あるのではなかろうか、私はそのように思うわけでございます。  一つは、田中総理が中国へ行かれて国交回復共同声明を発せられた。あの中においては、私は弁護士でございますけれども、物事の取り決めはギブ・アンド・テークが原則であろうと思うのでございます。ところが中国側の方においては、第二次世界大戦中に日本から受けた損害賠償請求権をその場で……

第84回国会 法務委員会 第4号(1978/02/17、34期、新自由クラブ)

○加地委員 本日は、法務大臣等に、更生保護関係の、じみな問題でございますけれども、きわめて重要な問題であろうと思うのでございますが、質問さしていただきます。  刑法の改正問題あるいは更正保護基本法の制定等が進められておると聞きますが、このような一連の法改正の動きの中で、刑事政策というものもいろいろと変わり、具体化してくるわけでございますが、その中において更生保護会というのはどのような位置づけがなされ、占めるべき役割りというもの、将来の基本的なビジョンはどのように打ち立てられつつあるのかということを、大臣、ひとつ御答弁いただけませんでしょうか。

第84回国会 法務委員会 第17号(1978/04/18、34期、新自由クラブ)

○加地委員 私は、余り時間がございませんので、最初に質問だけ個条書き的にお尋ねしますので、一括してお答えいただきたいと思います。  最初に穂苅先生にお尋ねすることをずっと挙げていきます。  まず、百三十四時間の間の食事とか水とか、そういうものはどういうぐあいになっていたかということでございます。  それから、二度か三度ほどパニック寸前の状態になったとおっしゃいましたけれども、そのパニック状態というのはどういう状況で起きてきて、それが結局は起きないでおさまったというのはどういう原因かということでございます。  それからまた三番目には、私たちがよく聞いておりますのには、操縦席のとびらをしっかり閉め……

第84回国会 法務委員会 第22号(1978/05/09、34期、新自由クラブ)

○加地委員 重複しておる質問はできるだけ避けたいと思いますが、岡原発言の中で連合赤軍の事件というものを引き合いに出しておられました。あのような事件が起きたときには、世論というのは早く処罰してしまえという空気があったけれども、裁判になってみるとにつちもさっちもいかなくなっておる、このような発言があったと思います。  そこで、事件によっていろいろだと思うのでございますけれども、少なくとも最高裁の方では、あの連合赤軍事件というのは現在の司法制度の中では一審だけであと何年かかるのか、二審で何年かかるのか、あるいは三審で何年かかるのか、どのような見通しを持っておられるのでございましょうか。

第84回国会 法務委員会 第24号(1978/05/12、34期、新自由クラブ)

○加地委員 柏木参考人にお尋ねをいたします。先ほどの御説明あるいは御答弁の中に、国選弁護人を弁護士会が推薦しても、その被告人の支援団体あるいは推薦団体から脅迫を受けておる例がある、弁護士は生命保険も掛けておる、こういうことをおっしゃいましたけれども、具体的にどういう例がございますでしょうか。
【次の発言】 私が弁護士さんのある会合にこの法案に関連して出ていきましたときに、弁護士自体にも危害を加えよう、脅迫を加えようとする人がおるときには、弁護士抜きで裁判が進行するというときがあった方が、やはり弁護士はいてもらわなければ困るからと弁護士の言うこともよく聞くようになって、弁護士さんのためにもいいん……

第84回国会 法務委員会 第27号(1978/06/02、34期、新自由クラブ)

○加地委員 いままでのいろいろな審議の中で、法務省が言っておられることと、それから日本弁護士会あたりが言っておることとで非常に大きな食い違いのあることが幾つか見受けられるわけでございます。そのうちの一つは、連合赤軍事件の裁判があと何年ぐらいで終わるかという問題について、ある方面では、あと二十年か三十年かかると言いますし、またある方面では、あと五年以内に一審判決は下るであろうというわけでございます。この法案は、いろいろな物の見方があると思いますけれども、やはり迅速にして充実した裁判制度を実現していくために役立つ意味というものがなければならないと思うのです。そういう意味合いにおきまして、いま私が挙……

第84回国会 法務委員会 第29号(1978/06/07、34期、新自由クラブ)

○加地委員 それでは、まず第一に司法書士法の質問をいたします。  今回の法律改正によりまして司法書士の方の試験が国家試験に変わるわけでございますけれども、実質的にただ名前が国家試験合格者ということになるだけなのか、それとも資格そのものの効力というか力といいますか、そういうものがいままでと変わってくるのか、その点はどうなっておるのでございましょうか。
【次の発言】 そうしますと、いままでたとえば横浜地方法務局の方で、司法書士さんが何人か存じませんが、たとえば二百人なら二百人とした場合に、横浜の方がよくはやりそうだとか、あるいは横浜は生まれ故郷なので東京から事務所を移そうと思えば、横浜法務局長とか……

第85回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、新自由クラブ)

○加地委員 きょう大臣に対する質問をかなり準備しておったのでございますが、ほかの会合のためにおられませんので、それは次の機会にいたしまして、主に刑事局長に質問させていただきます。  ロッキード裁判で、冒頭陳述書に証拠によって立証すべき事柄がずっと書かれておるわけでございますが、その中でいわゆる灰色高官の名前というのが冒頭陳述書では出ておりませんでしたが、大久保利春証人尋問で、いろいろな雑誌等を見ますと、検察側はかなり執拗に大久保利春に灰色高官の名前が出てくるような質問の仕方をしておられるわけでございますが、このことについて、なぜ冒頭陳述書に出なかった着がこのときにはそうしつこく名前が出てくるよ……

第86回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1978/12/12、34期、新自由クラブ)

○加地委員 それでは最初に古井法務大臣に……(「新しい法務大臣だ」と呼ぶ者あり)失礼しました。古井法務大臣という名前でございますが、きわめて新しい感覚の法務大臣に、ロッキード事件に取り組む政治姿勢について特にお尋ねをいたします。  まず第一に、ロッキード事件というのは三木内閣のときにアメリカの資料に基づいて日本国内で大きな問題になってきたわけでございますが、私は、戦後の構造的腐敗というものをなくしていくために徹底的に真相を究明しようとなされた三木内閣の姿勢を高く評価するのでございますが、法務大臣はどういう御感想でございましょうか。
【次の発言】 私も三木内閣のときにはまだ国会議員でございません……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第3号(1979/04/25、34期、新自由クラブ)

○加地委員 刑事局長にまず最初に一般論としてお尋ねしたいのでございますが、当委員会がある人を証人として調べたい、ところがその同じ人物を検察庁なり警察の方ですでに参考人として調べておる場合、あるいはまた身柄不拘束で被疑者として調べておる場合、すでに逮捕して被疑者として調べておる場合、いろいろな段階があろうかと思うのでございますが、この委員会が証人として調べようとする場合に検察庁の方でそれは困ると言えるような法的な権限なり根拠というのはありましょうか、どうでしょうか。一般論でございますが……。
【次の発言】 念のために聞いておきたいのですが、証人などに出るということについて国会の方にクレームをつけ……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第6号(1979/05/24、34期、新自由クラブ)

○加地委員 あなたは日商岩井から五億円ほどの金を受け取り、それをあなたがどのように弁解しておられましても、私たちは日商岩井が自衛隊へ航空機を売り込むためのあなたの働きというものに関連して支払われたことは間違いない事実であると思います。この五億円ほどの金は間接的ではありますが、国民の税金で支払われていることになります。政治家というものは国民の信頼がなければなりません。あなたの行為は刑法上は時効や職務権限によって起訴されませんが、あなたは国民の税金を五億円ほど受け取っていたことについて、政治家としての責任を明らかにすべきではないでしょうか。あなたに五億円ほどを支払った日商岩井の会長、副社長は辞任を……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第7号(1979/05/30、34期、新自由クラブ)

○加地委員 初めに五億円ありきという話題は何回も出てくるわけでございますが、聞いておってもこれは一向に釈然としないわけでございます。松野頼三氏が最初に五億円を要望した、それに対して日商岩井の方は、出しても元が取れるかどうか、損か得かということなどを相談したということまではわかったのでございますが、松野頼三氏が五億円を要望したというのは、何に必要だから、またおれはなぜ五億円を要求する立場にあるのか、そういうような五億円の趣旨について一番最初松野氏はどのようなことを日商岩井の海部八郎氏に言ったのでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、F4ファントムのことにも関係なし、ただ漠然とおれは五億円欲しい……

第87回国会 地方行政委員会 第5号(1979/03/16、34期、新自由クラブ)

○加地委員 最初にちょっと自治大臣にお伺いしたいのでございます。  森山運輸大臣が数日前に、二期工事の着工時期についてことしの十月ごろと言っておられるわけでございますけれども、成田空港建設のためにいろいろと骨を折っております千葉県なり地元住民は非常に戸惑いを見せておるわけでございます。過去十数年間の高い授業料を国も払っておるわけでございますけれども、地元住民の理解なしに一方的に時期等を設定してしまうとまた一期工事と同じような大混乱を起こすかもしれないということも憂慮されるわけであります。  こういう重要なことにつきまして、運輸大臣と自治大臣との間で二期工事着工の時期について事前の話し合い、了解……

第87回国会 地方行政委員会 第7号(1979/03/22、34期、新自由クラブ)

○加地委員 一番最初に、一般的なことなんでございますが、自治大臣にちょっとお尋ねしたいのでございます。  これは予告してない項目なんですが、一般的なことでございますので、もしあれでございましたら後刻お答えいただいても結構なんですが、実は、地方自治体といいましても、いろいろと府県があり市町村があるわけでございますが、市町村の市の中にも、人口何百万人という市もあれば、人口四万程度の市もあるということで、現在の地方財政関係の法律は、その何百万人という大都会も、人口四万程度の市も同じような制度に画一的になっておるところに非常に問題点があるのでなかろうかと思います。  大都市の事務配分の特例として、地方……

第87回国会 地方行政委員会 第8号(1979/04/10、34期、新自由クラブ)

○加地委員 まず深谷先生にお尋ねをしたいのでございますが、先ほどから交付税率のアップ問題について、それのみでは考えられない、いまや国、地方の財政を抜本的に改めなければならない時期に来ておる、こういうぐあいに相当力点を置いて御発言なさっておりますのですが、時間が限られてはおりますけれども、十分ぐらいでこの地方財政制度に絡めて、先生がいままで御研究になっておる、力点を置いておられる点についてちょっとまた教えていただけないでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、先生のお考えでは、先ほどもおっしゃっておりますように、いま交付税率をいじるということは抜本的改正をおくらせてしまうことにもなるので、むしろ……

第87回国会 地方行政委員会 第10号(1979/04/25、34期、新自由クラブ)

○加地委員 経済情勢は非常に不安定でございまして、予算編成時に比べてかなり変化しておるものと思います。円安や物価上昇、このような状況のもとにおきまして、五十四年度の地方財政の収支は今回の地方財政対策で支障はないかどうか、自治大臣にお願いいたします。
【次の発言】 ただいま物価が安定しておるとおっしゃったわけでございますが、四月からOPECの方の石油値上げが九%、またことしの秋には物価上昇、インフレの懸念もあるので、選挙に不利にならないように解散をちょっと早目にやった方がよかろうかというようなことも常識的な声になっておると思うのでございますが、物価安定という点については大臣の御認識は普通の常識と……

第87回国会 地方行政委員会 第11号(1979/04/26、34期、新自由クラブ)

○加地委員 私は、新自由クラブを代表し、政府提案の地方交付税法の一部を改正する法律案に賛成、日本社会党、公明党・国民会議、民社党及び日本共産党・革新共同から共同提案されております同法律案に対する修正案について反対の意見を表明するものです。  本法律案において、地方交付税等の総額の算定について、現行の法定額に臨時地方特例交付金三千七百六十六億円を一般会計から交付税特別会計に繰り入れること、二兆二千八百億円を交付税特別会計において借り入れること、基準財政需要額の算定方法の改正等であります。総額の算定に見られるように、現在の地方財政は地方交付税法に定める財源等ではとうてい足りるものではなく、国の一般……

第87回国会 地方行政委員会 第15号(1979/05/31、34期、新自由クラブ)

○加地委員 最近は、高速自動車道等の道路網の拡大及び大規模危険物施設、高層建築物等の増加等による災害の広域化、大規模化の傾向に対し、現在の市町村消防の体制では十分な対応ができないのではないのかという心配がございますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 たとえば高速自動車国道における救急体制として私が理解しておりますのでは、「日本道路公団が交通管理業務と一元的に自主救急として処理する責任を有するとともに沿線市町村としても消防法の規定に基づく処理責任を有する」とされておりますが、実情では、消防白書等で見ますと、二千百九十四・五キロメートルの高速自動車国道におけるうち、市町村の消防機関が実施……

第87回国会 予算委員会 第9号(1979/02/09、34期、新自由クラブ)

○加地委員 まず、防衛庁長官にお尋ねしたいのでございますが、私は最近防衛庁の高官、非常にえらい人であった人から聞いた情報によりますと、防衛庁は、装備、機種の選定を含め、重要事項については必ず逐一歴代の防衛庁長官に説明に行かれるそうでございます。歴代長官からはその際別段の指示はないということでございますが、本当に防衛庁は機種選定を含めたこうした事柄を、歴代の長官だった政治家にわざわざ説明に回るのでしょうか。きちっとした機種選定等についての機構があり、政府としての意思決定があり、それを国会が審議する、そのようなシステムでありながら、長官をやめられた一政治家に逐一相談に行くというのはおかしいのではな……

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/02/14、34期、新自由クラブ)

○加地委員 ただいまの五十五万ドルについてでございますが、これは税法関係では使途不明金ということで、悪質脱税としての重加算税を支払うことによって一応けりがついておるかもしれません。しかし、株主によって構成されておる公共的な機関とも言うべき会社におきまして、五十五万ドルもの金がどこへいってしまったのかわからないということで社長は済まされないと思うのです。社内的におきまして、この使途不明金についての究明ということはおやりになるのですか、それとも、こんなものだということでほっておいてよいものなのか、どうなんでございましょうか。
【次の発言】 それは私は非常に逃げ口上だと思うのです。もし会社の資料、こ……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/05、34期、新自由クラブ)

○加地委員 E2C予算の凍結解除の条件となっておる疑惑の解明の時期というのは、総理はいつごろと踏んでおられますか。
【次の発言】 このE2C問題は、予算委員会では、まあ言いかえますと予算を人質にしていたために、かなり証人喚問等はできたわけでございます。しかし四名だけでございました。これが航空機輸入に関する特別委員会の方へ移りますと、過去二年間のロッキード委員会の例からいきますと、国会法にないところの理事会というものが非常に大きな権限を持ちまして、どの証人を調べるかということについて理事会ばかりを開きまして、現実に二年間ほどの間に二人か三人ほどしか証人調べができていないという状態でございます。 ……


各種会議発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 外務委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1977/04/27、34期、新自由クラブ)

○加地委員 今回の大陸棚協定については、大前提として大陸だなについての自然延長論というものが有力になってきておる、いまのうちにこの条約を批准しないと日本はえらい損をするというようなかねや太鼓をたたいたような宣伝のもとにこの審議が進められておると思うのでございますけれども、私はこの自然延長論そのものが大勢を占めておるという説明に大きな疑問を持つのでございます。  まず第一に、外務省の情報文化局が出しておられる「第三次海洋法会議」というパンフレットがございます。この五十一ページには、「非公式単一交渉草案改訂版の概要」というものが載っておりまして、「大陸棚の定義」といたしまして自然延長論も一つは書い……

第80回国会 法務委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1977/05/12、34期、新自由クラブ)

○加地委員 今回の社債発行限度額を二倍にする法律が、大企業の金融の道を開くのに非常に役立つと一般に言われております。また、私が説明を聞きますところでは、いや大企業だけじゃないのだ、中小企業投資育成会社というものを通じて中小企業が社債を発行する場合にも、この限度額を倍にするということを利用できるから、中小企業のためにも役に立つ法律なのだということもまた言われております。  それで、中小企業投資育成会社というのは、簡単で結構でございますので、どういう仕組みで今回の二倍の枠にまで広がった社債の制度というものを中小企業者のために役立つ制度にさせるように機能し得るのか、それをまず最初にお伺いいたします。

第80回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1977/03/12、34期、新自由クラブ)

○加地分科員 私は、数年来、かなり大きな問題になっておりますところの国外絹織物の輸入反対問題あるいは生糸の一元化輸入反対問題につきまして、京都府下のちりめん産地の丹後織物業者あるいは西陣織物業者、あるいはまた埼玉県の絹織物業者の方々の立場を踏まえて質問させていただきます。  まず第一に、わが国は、二国間協定というものが、わが国と韓国、それからわが国と中国、この二つの国とのみ行われておるのでございますけれども、聞きますところによりますと、昭和五十二年度の日本と韓国との絹織物の輸入問題等につきましての外交交渉が昨日までソウルで二、三日間行われたと聞くのでございますけれども、どのような交渉経過で、ま……

第84回国会 法務委員会証人及び証言等に関する小委員会 第3号(1978/04/12、34期、新自由クラブ)

○加地小委員 塚本先生と野村先生にまず共通のことでお尋ねしたいのでございますが、この議院証言法を適用させていくまず第一の出発点は、証人喚問の決定というものをどのくらいの賛成があればやるべきか。いま各党から出ている案の中でも、やはり委員会の全会一致という案、それからまた三分の一でよいという案、それからまた現在国会法を素直に解釈すれば過半数説、大体この三つぐらいの案が出ておるのでございますが、現在実際の運用は、その院の中から各党の議席数を反映して理事というものが選ばれておりまして、その理事会での全員一致の賛成があったときに証人喚問するというのを原則としておる。そのために、たとえばロッキード委員会で……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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