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藤原ひろ子 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

藤原ひろ子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
600位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
428位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
221位

34期委員会発言TOP50
35位
34期委員会出席(無役)TOP100
52位
34期委員会発言(非役職)TOP50
27位
34期各種会議発言TOP25
20位
34期各種会議発言(非役職)TOP25
19位
35期委員会発言TOP100
58位
35期委員会発言(非役職)TOP50
42位
36期委員会発言(非役職)TOP100
96位

このページでは藤原ひろ子衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤原ひろ子衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 決算委員会 第13号(1977/04/12、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私、日本共産党の藤原ひろ子でございます。皆さん、大変遅くまで御苦労さんでございます。  私の質問は、すべて倉成企画庁長官にお尋ねをいたしたい、こう思っております。  まず最初に、先般の予算委員会の中で、長官も出席しておられたわけでございますが、ソウル地下鉄の問題について大変重大な疑惑が提起をされました。そして今日、二ヵ月を経過したわけでございます。海外経済協力基金の監督官庁でございます企画庁として、この疑惑を解明するために、今日までどのような措置をとってこられたのでしょうか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 この疑惑が起こりました原因は、政府が負うべき監督責任を果たし……

第80回国会 決算委員会 第17号(1977/04/21、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 現在、埼玉県の飯能市では、四月十四日告示、二十四日投票ということで、市議会議員の選挙が行われております。小宮山郵政大臣は、四月十七日、日曜日にこの選挙の応援に行かれたわけでございます。また、そのほかにも保守系の無所属候補のためにも何度か演説をされているようでございますが、そのうち、佐藤良平さんという候補の応援演説のテープがここにございます。私が、これを聞かしていただきますと、どうしてもわかりくい部分がございますので、大臣にお尋ねをしたいと思います。  大臣は、演説の最初にこういうふうに言っておられます。「郵政大臣の小宮山でございます。」こうおっしゃっているわけですが、その後、「飯能……

第80回国会 逓信委員会 第3号(1977/03/02、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私、共産党の藤原ひろ子でございます。小宮山郵政大臣並びに関係の皆さん方に質問を申し上げたいと思います。  政府は、閣議決定をもちまして、婦人問題企画推進本部を設置いたしまして、「今後十年間の展望に立って、我が国における婦人問題についての目標と課題を明らかにし」と、こううたいました国内行動計画を策定いたしました。この計画の目標はどう書いてあるかと言いますと、「憲法が保障する一切の国民的権利を婦人が実際に男性と等しく享受し、かつ、国民生活のあらゆる領域に男女両性がともに参加、貢献することが必要であるという基本的考え方に立って、それを可能とする社会環境を形成すること」、こういうふうにうた……

第80回国会 逓信委員会 第6号(1977/03/15、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 まず、経営委員の大来佐武郎氏に関してお伺いをいたします。  いま日韓関係をめぐります諸問題が大きな政治問題になっております。韓国では民主主義を圧殺して独裁体制をしいて、諸外国から非難を受けております。その他韓国をめぐる数多くの問題がございますが、重要問題の一つは、ソウル地下鉄導入にかかわります黒い疑惑です。それは総額二十二億円に上る不明なお金が流れているのではないか、こういう疑問が出されております。この件に関しましてわが党や他党の質問に対して、大来氏は海外経済協力基金の総裁として、国民の税金が公正に使われているかを国民の前に積極的に明らかにする責任があります。それにもかかわらず、大……

第80回国会 逓信委員会 第10号(1977/04/13、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私は去る四月一日、東京の地方簡易保険局を訪れまして、局長さんや部課長さん初め働く皆さん方が国営保険事業を下から支え、一層発展させたい、こういう強い願いを持って鋭意努力していらっしゃるお姿に接してまいったわけでございます。東簡保は、昭和四年に当時五百万円をかけて建設をされ、正面玄関の壁はイタリアから運びました大理石を使い、ステンドグラスから春の日が注ぐ落ちついたりっぱな建物でございます。しかもすみずみまで行き届いた手入れは、この中で働く方々の配慮と責任の自覚をうかがい知ることができたわけでございます。この中で、一番少ない方でも十五年という勤続年数を持っておられます会計課のおばさんたち……

第80回国会 逓信委員会 第14号(1977/05/12、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 現在インフレと不況の中で国民生活は深刻な状況に陥っております。インフレ、不況の中で預貯金は目減りの一途をたどっており、預貯金者はますます不安になっているわけでございます。こういう中で国民の零細な貯金を預かっておられる郵政大臣として貯金者の利益を守ることは当然のことだ、こういうふうに私は考えます。郵政大臣は郵便貯金者の利益を保護するために常日ごろどのような施策をとってこられたのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、今回財界の要請によって景気を回復する、こういうことで公定歩合を引き下げ、それに伴って預金金利の引き下げを行いました。しかし、郵便貯金の金利の問題とい……

第80回国会 逓信委員会 第16号(1977/05/19、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 本日は、関係者の皆さん方にはお忙しい中をわざわざお越しいただきまして、本当に恐縮でございます。私、藤原ひろ子でございます。  私は、国際電信電話事業の性格から言いまして、国際電信電話を支えております中心はオペレーターの方々、電話交換手の方々だ、このように思うわけです。この人たちが働いておられることによりまして国際電々の事業は成り立っていると言っても過言ではない、こういうふうに思います。もちろんほかの皆さん方、すべての部署で従事しておられる方々が精いっぱい力を込めて働いておられるというのも、国際電信電話事業を支えている一環だと思うわけですけれども、働く方々の比率から言いましても、また……

第80回国会 逓信委員会 第17号(1977/05/25、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私は、電波障害によりますNHK受信料の不払い問題と国の責任につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  現在、受信機を設置していてもNHKと受信契約を結んでいないという人たちは全国にどのくらいいらっしゃいますか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そのうち、高層建築物等によります電波障害のためにNHKのテレビが見えない、こういう理由で受信料を支払っていらっしゃらない方はどのくらいありますでしょうか。
【次の発言】 正確にはわからないということでございますが、当然いまのシステムではいたし方ないと思います。しかし、高層建築のビルの障害によって見えない、そのためにわざわざお金を……

第80回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1977/04/14、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私は、自動販売機の問題について質問をしたいと思います。  ここに日本自動販売機工業会の資料がございますが、これによりますと、昭和五十一年の十二月現在の各種自動販売機の普及台数は、五十一年一年間で三十万台ふえまして約三百十万台でございます。これは国民三十六人に対して一台自動販売機を持つという割合ではありませんか。大都市は言うに及ばず、農山村までにも普及いたしまして、まさに全国津々浦々、日本じゅう自動販売機のないという地域は見当たらないと言ってよいと思います。この自動販売機によります中身商品の売り上げ額を調べてみますと、何と一兆七千四百九十九億七千四万円、赤ちゃんからお年寄りまで国民一……

第80回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1977/04/21、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 まず経済企画庁にお尋ねを申したいと思います。  為替差益を物価に還元するという場合でございますが、それにはまず最も重要なことは、差益がどこにたまっているのか、このことを明らかにすることが重要だと私は思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 先日の参議院の予算委員会の経企庁長官の答弁では、消費者物資について調査中だというふうにお答えになっておりましたが、その場合に、日本の輸入総量の六割以上を占めます大商社にメスを入れるということが最も肝心なことだ、こういうふうに考えます。  そこで、当然、調査する場合には大商社が重要な対象となるというふうに経企庁はお考えになっておりますでしょうか……

第80回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1977/05/12、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私は、石油の価格につきまして、とりわけガソリンの価格について、まず通産省にお尋ねをしたいと思います。  いま石油元売の各社は、一斉に価格値上げの交渉に入っております。通産省は、この価格交渉を見守るのだと今日まで再三言ってこられたわけでございますが、価格交渉のないガソリンなどについては一体どうなっているのでしょうか。全く一方的に高い価格を押しつけられる、こういう可能性が大変強いし、また現実にそうなっているのではないでしょうか。私は先日の質問でこの点につきまして御指摘を申し上げたわけでございますが、あなた方がこのガソリンの価格引き上げについて現状をどう把握しておられるのか、お尋ねをいた……

第80回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1977/05/24、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 昨日の調査に基づきまして、私も、先ほどからお話が出ておりますかまぼこなどの原料でありますスケソウすり身の価格の異常な値上がりの問題、出荷量の問題につきましてお尋ねをしていきたい、こういうふうに思います。時間も限られておりますので、単刀直入にお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、ここに塩釜市の水産練り製品連合会のつくりました資料があるわけでございますが、これは「冷凍すり身共販系統元締機関の実態」こういうものでございます。これによりますと、冷凍陸上すり身の販売系統は、大洋漁業、日本水産、北海道漁連、この三者と、その他一部を全漁連が持っているということになっておりますが、このように主……

第80回国会 物価問題等に関する特別委員会 第18号(1977/07/25、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 農林省にお尋ねをしたいと思います。  去る二十一日、鈴木農林大臣は、生産者米価決定の談話の中で、今後とも米の消費拡大に一層努めるほか、米需給の均衡を回復するための各般の施策を講じる必要があると考えている、このように述べられましたが、従来からお米の消費を拡大するということで対策をとってこられたはずですけれども、具体的にどのような方策をとってこられたのか、御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 その結果、どういう効果があったでしょうか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 お米の消費量は、国民一人当たり昭和三十七年で年間百十八・三キログラム、こういうことでしたが、昭和五十年度……

第82回国会 逓信委員会 第3号(1977/11/02、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 現在、インフレと不況のもとで国民生活は大変困難をきわめております。しかも、このような状態の中で、ことしに入りまして二度にわたる郵便貯金の金利引き下げが行われました。過去を振り返ってみましても、一年間に二度にわたる金利の引き下げが行われた例はほかにはございません。今回の郵便貯金の金利引き下げは、国民生活を防衛する上でゆるがせにできない大変な問題であると思います。  まず、最初に郵政大臣にお尋ねをいたしますが、インフレと不況の中でなおかつ国民生活に犠牲を強いるような今回の措置、すなわち金利引き下げをなぜ行われたのですか。その理由をお聞きしたいと思います。

第82回国会 逓信委員会 第4号(1977/11/16、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 参考人及び関係者の皆さん、長時間にわたりまして大変御苦労さんでございます。モスクワオリンピックの放送権問題につきましては重複を避けまして、私は二、三の点について質問をさせていただきたいと思います。  オリンピックのテレビ中継につきましては、IOCの企画等によりまして、開催国の組織委員会が各国や各地域別にその独占権を入札の形で売り出す仕組みになっているというふうに聞いておりますが、そこでテレビ朝日にお聞きをいたしますが、今回の放送権の契約は、一般的な商行為として、オリンピック規則、細則及び通達の中の規則第四十九条及び細則第五章放送権の項に基づいて契約をされたのでありますか。その点をお……

第82回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1977/10/27、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 輸入牛肉の小売高値を中間業者から吸収する、こういう意図のもとに、輸入チルド牛肉に対しまして調整金を十一月より二百五十円アップするというお話が一昨日も出ております。これに対しまして、全国のチェーンストア協会は、この調整金の引き上げによって小売価格を引き上げないと採算が合わない、こういうふうに言って、この調整金の引き上げを撤回するように要求しておられると聞いております。  そこで、まず最初に農林省にお尋ねをいたしますが、あなた方のいままでの説明ですと、調整金を引き上げてもそれは絶対に小売価格の引き上げにはつながることはない、こういうふうに断言できるのかどうか、まずお答えをいただきたいと……

第82回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1977/11/15、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 先日来からの議論にあります輸入麦の為替差益の還元につきまして少しお聞きをしたいと思います。  今年度の予算に比べまして輸入麦についてはどれくらいの利益が出る見通しなのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、あなた方が幾つか前提を置いた上で計算をされた資料をいただいているわけです。これを見ますと、円は一ドル二百八十円というレートを使って試算をしておられるわけですが、これによりましては五百五十二億円の黒字になるという見込みの試算をちょうだいしたわけです。現在、円は一ドル二百五十円を割っているわけですから、この政府の対応を見ても一気に下落することはまず考えられない、こう……

第82回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1977/11/17、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 きょうは長官がお忙しいということで、御所用がおありということでございますので、私、質問の順序を変えて、まず石油製品の価格についてお尋ねをしていきたい、こう思っております。  石油の為替差益につきましては、衆参両院の各委員会でこれまでずいぶんと議論がなされてまいりました。私も質問を申し上げてきたわけでございますが、もう相当問題も煮詰まってきたように思うわけでございます。こういった中で、一雨ごとに秋が深まりまして、冬が足早にやって来ようとしているときでございます。このときに私は思い出しますのは、九月の十二日からこの物価問題特別委員会におきましては北海道に委員派遣ということで視察に行かせ……

第82回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1977/11/22、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 大臣初め関係者の皆さん、大変おそくまで御苦労さまでございます。私は、きょうは私立大学の学生生活と授業料の問題についてお尋ねをしたい、こう思っております。  きょうは、大学の危機打開のための大学関係七団体によります大きな決起集会が行われております。七団体と申しますのは、日教組の大学部、日教組の私立学校部、日本科学者会議、全学連、全国大学院生協議会、全国学生寮自治会連合、全国大学生活協同組合連合会、この七者は「教職員や院生・学生の生活条件は、公共料金の大幅値上げをはじめとするあいつぐ物価上昇によっていっそう苦しくなっています。とくに私立大学の高額な学費は、現在でも国民にとって大きな負担……

第84回国会 逓信委員会 第3号(1978/02/15、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 質問に入ります前に、関係者の皆さん方にお願いを申し上げたいと思いますが、実は、私の持ち時間は二十五分でございますので、恐れ入りますがお答えは簡潔にお願いをしたいと思います。  それでは質問に入ります。  このたびの神奈川相模大野局の詐欺横領事件は、その犯罪の手口から見ましても被害金額におきましても、今日までの郵政の事業と歴史に大きな汚点を残すものでございます。郵政省を信頼したからこそつめに火をともす思いの零細な預金をされた被害者の心を思いますときに、金銭の償いだけでは許されない言語道断な事件であると断ぜざるを得ないわけでございます。  郵政省は、この犯罪を契機に、再犯防止策として全……

第84回国会 逓信委員会 第5号(1978/02/22、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 テレビの放映が始まりましてから、ことしで二十五年になります。この二十五年の間に、日本のテレビの受像機の普及率は世界でも一、二を争うような状態になっております。実に、三千万台にも達していると言われております。これは国民三人に一台の割合でございますから、一軒の家に一台以上、つまり、ごく一部を除いて、日本のどのような山間僻地にもテレビの電波は茶の間へ直接さまざまな情報を送り届ける。そういう機能をテレビは持つに至っているということでございます。そして、その機能は日本の経済、社会活動のあらゆる方面にわたっていると思うわけでございます。  まず、最初に、郵政大臣にお尋ねをいたしますが、このよう……

第84回国会 逓信委員会 第7号(1978/03/02、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 関係者の皆さんには、長時間にわたりまして御苦労さまでございます。質問をさせていただきたいと思います。  NHKの性格につきましては、「NHKの概況」に次のように述べております。「NHKは、国の出資をうけず、また特定の資本によることなく、全国の聴視者からの受信料を唯一の財源とし、これをもとにしてきずきあげられています。」云々とありまして、「公団や、政府機関からわかれた公社などとは、本質的にその性格を異にしています。」として、そして、「聴視者である国民が法律によってみずからの放送事業体として設けた」と言って、「財政的基盤は、必然的に、言論報道機関としての番組編集の自由と、そのうらづけと……

第84回国会 逓信委員会 第15号(1978/04/26、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 大変遅くまで御苦労さんでございます。  今回提案されました郵便貯金法の一部改正案の審議に関連いたしまして、私は、郵政大臣の姿勢のあり方の問題としまして、昨日実施されました郵便貯金の金利利下げの問題について幾つかお尋ねをしていきたいと思います。  福田内閣が発足しまして一年数カ月を経過いたしましたが、この間政府は預貯金金利を三度にわたって引き下げを行っております。過去を振り返ってみましても、一年間に三度も預貯金金利を引き下げられたというような例はほかにないわけてございます今回の金利引き下げは五年来のスタグフレーションと円高危機に苦しむ国民生活に新たな打撃を与えるものと言わざるを得ない……

第84回国会 逓信委員会 第16号(1978/04/27、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 大蔵大臣にお尋ねをいたします。  国民金融公庫からの郵便貯金の預金者に対します貸付金の金利でございますが、現行の貸付基準の金利を適用するようにおっしゃっているのですが、そのとおりなのですか。
【次の発言】 高いように思いますが、なぜこのような高い金利を適用されるのでしょうか。趣旨から言いましていかがでしょうか。
【次の発言】 それでは、政府関係の金融機関の融資でこれより低いものはあるのでしょうか、ないのでしょうか。いかがでしょうか。
【次の発言】 それでは、なぜそのような低い金利で貸し出しができるのでしょうか。
【次の発言】 低利で貸し出しができるのは、つまり、政府が出資するかある……

第84回国会 逓信委員会 第20号(1978/05/25、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 政府は去る五月の二十日に新東京国際空港、いわゆる成田空港の開港を行いました。わが党は、この開港に対しましては、安全の面から申しまして強行すべきではないと主張をいたしました。にせ左翼暴力集団の徹底した取り締まりと、その一掃を要求してきたわけでございます。しかし、政府は暴力集団の一掃を図ることなく、その他にも、空域の問題であるとか騒音対策、交通手段など多くの問題を積み残したまま見切り開港を行ったわけでございます。  この開港に対しましても、にせ左翼暴力集団による数々の蛮行が行われてまいりました。その一つとして電電公社の電話ケーブルが切断をされ、航空管制が麻痺したわけでございます。また、……

第84回国会 逓信委員会 第21号(1978/05/31、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 テレビの出現と普及によりまして、わが国の映画あるいは演劇など芸術、文化の分野に大変大きな影響が起きてきている、変化が起きていると言われておりますけれども、芸術、文化の分野を所管されます文化庁といたしまして、テレビの出現あるいは普及などによって芸術、文化の分野で何がどのように変わってきているのか、把握していらっしゃる範囲で御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 私が調査いたしましたところでも、テレビの出現、普及によりましての一番大きな変化と申しますのは、まず映画館とそれから劇場などが次々に姿を消してしまったことだというふうに思うわけでございます。たとえば映画の入場者数は四十六年に……

第84回国会 逓信委員会 第22号(1978/06/08、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私は、NHKが番組制作に当たりまして視聴者の要望をどのように吸収し、また、その要望をどんな方法で番組に反映させておられるのかということについて若干お尋ねしたいと思います。  現在、私たちが日常生活を送る上で欠くことのできない情報手段の一つとしてテレビがあるわけでございます。このことは聴力障害者の方々についても全く同じことが言えると思うわけです。  NHKは、さまざまな情報を聴力障害者の方々に送るためにどのような努力をなさっておられるでしょうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 総合放送ではニュースなどに字幕カードを挿入したりしていると言われているわけですけれども、聴力障害者向けの……

第84回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1978/02/28、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 引き続きます不況とインフレの中で、国民の生活はますます厳しくなっております。景気の回復ということも国民生活を守ります一つの柱ではございますけれども、それとともに、もう一つの大切な側面といたしまして、政治経済の基本は民生の安定にあるということは絶対に欠かすことができない重要な問題であると私は考えます。私は、その民生の安定という角度から、きょうはサラ金の問題につきまして政府の御見解をお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  昨年の十月二十九日付の京都新聞は、「サラ金地獄」「子供も受難」といたしまして、京都府中央児童相談所の話としてこのようなことが書かれてございます。「サラ金で家庭が……

第84回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1978/05/11、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 今日、牛乳の値上げ問題が新聞などで報道されておりますけれども、まず最初に、牛乳というものは、国民の食生活にとりましてどのような役割りを果たしているというふうにお考えでしょうか。御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、この牛乳の生産量の推移はどのようになっておりますでしょうか。また、今後の見通しはいかがなものでしょうか。
【次の発言】 ところで、最近、牛乳の値上げが大変問題になってきております。これは牛乳の消費拡大、酪農家の経営安定という面から見ましても大変重要な問題を含んでいるというふうに思います。新聞の報道を見ますと、六月一日から末端で二cc当たり三円の値上げとい……

第84回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1978/06/06、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 日本国有鉄道、つまり国鉄は去る五月十一日に、旅客の運賃料金を平均一六・六%、貨物は五%値上げをしたいとして運輸大臣に申請をいたしましたのはすでに御承知のとおりでございます。わけても通学定期の割引率を現行よりも三%引き下げるということによりまして、その値上げ率は四〇%を超えるというふうな申請がなされたのでございます。  五月の十一日に記者会見で高木国鉄総裁はこうおっしやっております。「今回の値上げ案では、値上げによる乗客減を予想していない。」「“取りやすいところから取る”値上げ案になっており、そんなに国鉄離れしないとみたためだ。」こういうふうにおっしゃっているわけでございますが、まず……

第84回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1978/08/29、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 参考人の皆さんにはお暑い中を御苦労さんでございます。  まず最初に、私は、日本瓦斯協会の安西会長さんにお尋ねをしたいと思います。  五十二年度と五十三年度分の為替差益は、政府の公表数字では五百六十億円となっております。私たちは、これに国内買い付け分の間接差益をつけ加えなければならない、こういうふうに理解をしているわけでございますが、これらの差益はすべて還元されるものと考えますけれども、すべて還元をするというおつもりはあるのでしょうか、ないのでしょうか、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 お許しをいただいて、資料を渡したいと思います。  いまお渡しいたしました資料を見ていただき……

第85回国会 逓信委員会 第2号(1978/10/19、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私はきょうは電電公社の管理、運営の基本姿勢につきまして質問を申し上げたいと思います。  公衆電気通信法あるいは日本電電公社法にも明記されておりますように、公社が行います公衆電気通信事業といいますものは国民から負託をされたものであり、その事業の性格はほかの事業に比べまして公共性の非常に高いものだと思います。ですから、その事業に従事する役員や職員は他の民間企業の社員とは違って公務員という性格、公務員に準ずるというふうな性格を持っていると思いますが、そのとおりでしょうか。
【次の発言】 ところで、私は先日、九月二十九日でございましたが、わが党の寺前議員とともに秋草総裁をお尋ねさせていただ……

第85回国会 逓信委員会 第3号(1978/11/16、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私は、十月十九日の当委員会におきまして電電公社の管理、運営の基本姿勢について質問をさせていただきました。その中で、電電公社の現場の局では一部の職員に対する差別が行われております点につきまして、具体的な事例を挙げて指摘をしたわけでございますが、この答弁の中で放置しておくことができない点がございますので、私は改めて本日質問をしてみたいと思います。  それは、私が、「みんながガラスのおりにでも入れよと言ったらあなたたちは入れますか、いかがでしょうか」と聞きましたら、坂部職員局長は、「ガラスのおりに入れるというような特殊な問題でございますので何ともお答えのしようがございません」と答えられた……

第87回国会 逓信委員会 第1号(1978/12/22、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 きょうは、郵政省の労務管理施策の基本姿勢が今日問われているわけでございますが、その問題の一つとして、職員の昇任、昇給等の任用に関する問題があるわけです。私は、本日限られた時間の中で、任用に関する質問をいたしたいと思っております。  先ほどの同僚議員の質問に対しまして、守住人事局長は、あくまで職員として役職者にふさわしいのかどうか見ているんだ、労働組合別の差別はしていない、こういうふうにおっしゃったわけでございます。これはあたかも郵政省は職員に対して公明正大に昇任、昇格などの任用を行っているという答弁でございます。そこで、私は具体的にそれらの点につきましてお聞きをしていきたいと思いま……

第87回国会 逓信委員会 第3号(1979/02/22、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私は、郵便事業を進めていく中で、国の責任のあり方ということについて幾つかお聞きをしていきたいと思います。  まず最初に、ことしの年賀郵便が例年どおりに元旦には配達できない、このように判断をされたのはいつの時点でしょうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 その時点で、国民に対してその事態をどのような形でお知らせになったのでしょうか。
【次の発言】 そのほかに、たとえばテレビとか新聞とか広告を出して、周知徹底をされたということはないのでしょうか。
【次の発言】 その二十日に出されたのは、これは朝日でございますが、このことだと思うわけですけれども、ここには年賀郵便が例年どおりに国民に届……

第87回国会 逓信委員会 第5号(1979/03/16、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 NHK及び政府関係者の皆さん方には長時間にわたりまして御苦労さまでございます。私、きょうのしんがりでございますので、最後までよろしくお願いを申し上げたいと思います。  さて、五十四年度におきますNHKの事業運営は、その予算が示しておりますとおりに大変困難な事態に直面をしております。こうした困難な事態の中で、NHK経営陣の経営姿勢というのはまさにいま問われているのではないかというふうに思います。私は、NHKの財政、とりわけ受信料の収納問題について幾つか質問をさせていただきたいと思います。  現在、各家庭にテレビの受像機がほぼ普及をされておりまして、こうした中で、NHKとの受信契約率と……

第87回国会 逓信委員会 第8号(1979/04/25、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 年間六千億円にも上ります電電公社の物資調達というアメリカ政府の主張、そしてこの問題に対します対応ですが、これは大平内閣最大の懸案にもなっているというふうに思います。今回のアメリカの対日要求を見ます上で注目されますのが、ジョーンズ米下院対日貿易監視小委員長、この人がことしの一月末に発表した報告書だというふうに思うわけです。この報告には、日米両国において貿易不均衡を除去する基本的な変化が生じない限り、危機は再び起こるというふうに警告をしまして、円高による収支の均衡には限界があるというふうに指摘をしております。  そして、六つ言っておりますが、まず一つは輸入カルテル、二つ目は外国銀行の活……

第87回国会 逓信委員会 第9号(1979/04/26、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 今回提出されました通信・放送衛星機構法案ですけれども、通信、放送衛星の今後の運営のあり方をめぐって私は質問をしたいと思います。  日本の通信体系及び放送制度を根本から変更せざるを得ないというふうな重要な内容を持つものだというふうに思うわけでございます。そういう点から、まず最初に郵政省にお聞きしたいと思うのですが、いまの時点でこのような機構を設立しようというふうな必要性はどういうところにあるのでしょうか。
【次の発言】 私が冒頭にこの点をお尋ねいたしましたのは、通信衛星にいたしましても放送衛星にいたしましても、今後の運用をめぐっての論議が十分なされていない。しかも、今回の法案にはその……

第87回国会 逓信委員会 第11号(1979/05/23、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 このたび提案をされました二つの法案の問題点などにつきましては、前の質問者の方々がいろいろな角度から質問をされていらっしゃいますので、私は、できるだけ重複を避けて質問をしてまいりたいと思うわけでございます。  今回の郵便貯金法の一部改正に関連をいたしまして、貯金の目標額を達成するための郵政省の施策について私はお尋ねをしたいと思います。  今回の改正は、確かに郵便貯金の利用者にとりましてはある程度要望にこたえたものになっているというふうに思われます。しかし、私が貯金関係の職員に聞いた話では、預金者が定期、定額、積立等の郵便貯金を期間前に解約したい、こういう希望を窓口で申しましても、局の……

第87回国会 逓信委員会 第13号(1979/05/30、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 今回の法改正の審議に関連をいたしまして、私は現行の電波法が正しく守られているかどうかという問題、つまり日本船籍の船舶に外国人の船員が乗船しているいわゆるマルシップの問題に対する電波管理体制上の問題について質問をしていきたいと思います。  まず最初に運輸省にお尋ねをいたしますが、日本船籍を持っております船舶が外国に裸貸し渡しをされている実態、つまり海上運送法の第四十四条の二に基づきます船舶は現在何杯あって、その総トン数はどれぐらいになっているか、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 日本船籍の船舶に外国人の船員が配置をされているということは、日本の船員労働者にとりましても雇用促進……

第87回国会 逓信委員会 第14号(1979/05/31、34期、日本共産党・革新共同)【議会役職】

○藤原委員長 時間にわたりまして御苦労さんでございます。私はNHKの五十一年度決算の審議に関連をいたしまして、高層建築物などによりますテレビの受信障害、きょうはいわゆる都市難視の問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、郵政省にお聞きをいたしますが、今日社会問題にまでなっておりますテレビの都市難視の問題でございますが、このような問題がどういう背景によって生じてきているのか、郵政省はこの点についてどのような認識をしていらっしゃるのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 つまりテレビの都市難視というのは高層建築物によるもの、つまり都市の過密化によってもたらされたも……

第87回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1979/02/27、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 ことしは新年早々に私鉄の運賃の値上げがございました。二月一日からはまたまた消費者米価が引き上げられました。そして、五十四年度の政府の予算では、たばこの値上げ、大学の入学金、健康保険料を初めといたしまして、高速道路の料金、国鉄運賃の値上げなどが予定もされておりますし、商品市況は高騰を続けているということでございます。  政府は、今年度の消費者物価の上昇率が四・九%だ、これに抑えるということでございますが、これは確信の持てる数値なのかどうか、まずお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 最近発表されました国土庁の地価公示価格は、全国平均で六・三%です。東京では八・七%と近年にない上昇……

第87回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1979/05/31、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 石油をめぐります問題の一つに、石油の確保という問題が重要だと思うわけでございます。こういう中で政府は、ことしの四月「石油供給計画」をつくったというふうに聞いているわけでございます。それによりますと、五十四年度は前年度に比べまして七・九%増の二億九千二百万キロリットルの原油輸入を見込んでいるようですけれども、これは確保できる見通しなのでしょうか。通産省の方からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 原油価格の値上がりなど海外要因に加えまして、大企業の供給力不足による製品値上げの動きというのは、特にいま重要な問題だと思います。大企業はこれまで、不況を口実にして大量の人減らし、合……

第87回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1979/08/10、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私は、通産省に、石油製品の供給が今日順調に行われているのか、それとも何らかの問題が生じているのか、まず現状認識についてお尋ねをしたいと思います。  私は京都で実際に調査をしたわけですけれども、最初にクリーニング屋さんの実情をちょっとお話しをしたいと思います。灯油を使用しております十六店のうち六店は前年よりも供給を減らされておりました。その他の大部分のクリーニング屋さんは、現在はカットされていないけれども、九月からは保証できない、こういうふうに宣告を受けておりました。また、私はガソリンスタンドや燃料店に事情を聞いてみたわけです。そういたしますと、政府が新聞報道を通じて言っていることと……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 逓信委員会 第1号(1979/11/26、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 十一月の二十五日午前一時半ごろ、佐藤前室長が退院をいたしました。やがて草木も眠るうし三つどき、こういうふうな時刻に人目を避けて、厳しい寒さの中を気管支ぜんそくという病人が退院するというふうな異常なことだと思います。しかも、このためにKDDの社員が十数人も護衛につかされた、こういうことですが、これは一体何事ですか。  一方、私は市民的な道徳から考えてみましても、あなたの会社は人の道から外れるというふうな態度がございました。本日行われますKDDをめぐる疑惑解明の集中審議のために、二十四日の朝、あなたの会社に対して四種類の資料の提出をお願いしたわけです。ところが、夕方になってもナシのつぶ……

第90回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1979/12/20、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 ことしは一年の間に六回も石油製品が値上げをされるなど、国民にとりましては大変な年でございました。来年早々には、また引き続きまして石油製品の値上がりもあるのではないかと国民は大変心配をいたしております。それに加えまして、電気、ガス、国鉄、はがきなど郵便料金、あるいはたばこ代と、公共料金の値上げがメジロ押しになっているわけです。  こういう中で国民の人たちは、自分たちの暮らしは一体どうなるのだろうと日々不安に駆られている毎日で年が暮れるわけです。  私は、きょうは時間も限られておりますので、電気と灯油の二つの問題につきましてしぼってお聞きをしていきたいと思います。  まず電気料金の問題……

第91回国会 逓信委員会 第3号(1980/03/19、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 一昨日、行政管理庁は行政改革の具体的な方策を示されたようでございますが、私は政府機構の改革問題にしぼってお尋ねをしたいと思います。  行政管理庁は、五十四年度中、すなわち三月の末までにその成案を得たいというふうに考えておられるようです。行政管理庁が各省庁に案を示されてから二週間以内にやるということになるわけなんですけれども、各省庁にすれば、この間に当然のことながら労働組合との話し合いを行わなければならないということになると思います。話し合いをする場合には各省庁が行革の具体案を組合に提示しなければならないわけですけれども、これがやられない場合でも三月中には成案としてまとめたいというふ……

第91回国会 逓信委員会 第6号(1980/04/09、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 今日ほど国民が逓信行政に対しまして関心を持っているときはございません。その一つは、公共放送機関でありますNHKに対して、政権政党であります自民党の放送内容あるいは経営内容の介入につながるNHKのあり方についての調査委員会の設置の動きでございます。もう一つは、昨年来から問題になっておりますKDD事件についてでございます。この事件は、ただ単にKDDの贈答作戦ということにとどまらず、贈答を受けた側の政界及び官界側の贈収賄ということに発展をしてきているわけでございます。  そこで、私は郵政大臣にお尋ねをしたいと思います。  松井氏と日高氏が昨日起訴をされたわけです。大西郵政大臣は、KDD事……

第91回国会 逓信委員会 第8号(1980/04/16、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 今回起こりましたKDD事件は、政官界を巻き込んだ一大疑獄事件に発展をしていると言っても過言ではないと思います。また、こうした中で国民は、KDDが何の目的あるいは動機をもって多額の金品を政官界にばらまいたのか、また、ばらまいた先は一体だれなのか、この点につきまして真相解明を強く望んでいるわけでございます。今日ある程度捜査が進みまして、KDDの前社長であります板野氏や前社長室長の佐藤、また郵政省の元電気通信監理官松井氏あるいは元電気通信参事官の日高氏らが逮捕されているわけでございます。  そこで、郵政大臣にお尋ねをいたしますが、これらの状況を踏まえまして、なおかつ今日の時点に立ちまして……

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1980/02/26、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 先ほど大阪主婦同盟の後藤幸子さんから、お台所を預かる主婦の声を反映していただきました。国民の納得を得るような電気料金を払いたい、こうおっしゃっていたわけですね。広島生協連の冨田巖さんもおっしゃっていました、今日燃料費が大変な水増しをして申請されているのではないか、こういう疑問がいま非常に国民の声になってきているわけです。  そこで電力四社の皆さん方にお尋ねをいたしますが、時間がかかりますので、委員長、後で資料として出していただいたら結構でございますので……。  どういう資料がいただきたいかと言いますと、先ほどからも見せていただきましたのですが、皆さん方各社の価格の見積もりがばらばら……

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1980/02/28、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 電事連の会長もしていらっしゃいます平岩参考人にお尋ねしたいと思います。  平岩参考人は、先日、二月二十日でしたか、参議院の物価問題特別委員会に御出席なさいましたね。その席上で、公益企業である電力会社は政治献金はしないことにしている、こういう発言をされていらっしゃるわけですけれども、それは東京電力だけということではなくて、電力企業全体のことをそういうふうにおっしゃったのでしょうか。たとえば電力会社といいますと、電力事業を支えるために多くの子会社、あるいは関連会社をつくっていらっしゃるわけですね。これらの企業についても、親会社であります電力会社の考え方が反映されるべきだというふうにお考……

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1980/02/29、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 安田参考人にお尋ねをしたいと思います。  一月の十七日に関西の消団連の皆さん方が大阪瓦斯に対しまして六十四項目にわたります質問をお出しになりましたね。これに対しまして私もここにコピーを持っておりますが、膨大な質問に対して一つ一つお答えをしていらっしゃる。これをつくられた従業員の皆さん方の労作に対して心から敬意を表したいと思うわけなんですけれども、その中で二十九番が欠落をしているわけです。その中身は何かといいますと「役員給与の推移とその実態について」、ここだけが落ちているわけですね。それで意図的に落ちているのかあるいは忘れられたのか、ちょっとお尋ねをしたいと思います。

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1980/04/01、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 きょうから四月です。きのうまで黒い制服を着ておりました国会の衛視さんも衣がえをいたしました。ところが一方、国民の物価に対する気持ちはなかなか衣がえをすることができない。まだまだ黒い洋服を着せられたままという状態が今日の姿だと思うのです。とりわけ民間公共料金の横綱であります電気、ガス料金の大幅値上げを初め政府主導型の本格的な物価値上げが新年度とともにスタートしたその日がきょうでございます。私どもも先日来電力、ガス料金の原価の査定に当たりまして幾つかの問題を指摘させていただきましたけれども、きょうは先日政府が行われた査定につきまして、二、三点お聞きをしていきたいと思います。  まず最初……

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1980/04/22、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 私は、経済企画庁の業務運営上の問題についてきょうは質問をさせていただきたいと思います。  昨今、政府機関や政府関係機関を巻き込みました不正、汚職、こういう事件が頻発をしております中で、高級官僚の天下り問題、この問題は世間の大変厳しい批判を浴びているところでございます。問題のKDDですけれども、国際電信電話株式会社も、新しい社長さんは天下りの受け入ればもうごめんだ、こういうふうに言っておられるわけです。  ところで、この天下りではなくて、私はきょうはその反対の天上がりのこと、この問題をちょっとお尋ねをしたいと思うわけです。  民間の企業や団体、政府関係機関、こういうところから政府の各……

第91回国会 予算委員会 第18号(1980/03/03、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 日本共産党一革新共同の藤原ひろ子でございます。  国民生活に大きな影響と打撃を与えます電力、ガスなどの値上げの査定が慎重にかつ厳正に行われなければならないのは当然のことだと思います。私は最初に、通産省が査定をいたしますについての考え方あるいは基準の問題についてお尋ねをしたいと思います。  この問題に入ります前に、四十九年の査定の内容を知りたいのです。まず、四十九年料金改定時の申請で、企業側の総括原価のうち燃料費は幾らで、そのとき政府の査定は幾らだったか、電力九社の合計をお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 四十九年は申請よりも三・五四%削減をしただけで、まあまあ申請のとおり……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 逓信委員会 第1号(1980/10/15、36期、日本共産党)

○藤原委員 大臣は本日の委員会の冒頭で郵政行政に対するお考えをお述べになったわけでございますが、まず第一番に触れられましたのは綱紀の問題についてでございました。私は最初にこの点についてお尋ねをしたいと思うわけでございます。  昨年の十月に発覚をいたしました公共通信機関国際電電株式会社、KDDの汚職事件は、不正、腐敗、そのでたらめさとその規模におきましていままで他に例を見ないというほどの物すごいものでございました。私どもは衆議院、参議院の逓信委員会において、あるいは決算委員会や予算委員会におきまして、再三にわたってこの問題を取り上げて事件の解明に当たってまいりました。  それと同時に、この事件で……

第93回国会 逓信委員会 第3号(1980/10/22、36期、日本共産党)

○藤原委員 まず、お尋ねをいたしますが、仲裁裁定をすぐ実施されないで議決事項にされたのはなぜなのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 つまりいまの御答弁では、前の国会で郵便法の改正ができなかったから仲裁裁定が実施できないというふうなお答えだったと思うのですが、今春の通常国会で審議すら入れずに廃案になってしまったというのは、一体なぜだったでしょうか。それはKDDの汚職事件が発覚をして、多くの大臣経験者を初め郵政省の幹部まで関係をしており、次々に逮捕あるいは起訴されるという大問題に発展をしたわけです。そのために当委員会でも、決議審議以外の大問題ということでこの問題が追及をされ、今日に……

第93回国会 逓信委員会 第4号(1980/10/23、36期、日本共産党)

○藤原委員 私が昨日の委員会で要求をいたしました資料が先ほど提出をされましたので、村上委員の持ち時間の中で若干質問をさせていただきたいと思います。  まず、いただいた資料を見てみますと、昭和五十九年と六十二年にそれぞれ二〇・八%の値上げを予定することになっております。そういたしますと、この値上げは、封書は幾らになって、はがきは幾らになるのか、また第三種の郵便物は幾らになるのか、同時に郵便物の伸び率というのは幾らになるのか、お答えをいただきたいと思います。額だけで結構です。
【次の発言】 いまお答えにありましたように、五十九年の値上げで封書が七十円、はがきが五十円、それから六十二年には封書が八十……

第93回国会 逓信委員会 第5号(1980/10/29、36期、日本共産党)

○藤原委員 私はここに「拝啓郵政大臣様」という聴覚障害者の訴えの写しを持っております。ちょっと読んでみたいと思います。  郵政大臣様、私共聴覚障害者の団体では、この  機関紙や会報の占める使命は、他団体のそれよ  りは更に重要なのです。コミュニケーションの  不自由のため閉鎖的となり孤独の殻に閉じこも  り暗い希望のない生活を送りがちの同障者を力  づけ、親睦交流を深め、その結束を固める最良  の手段は機関紙や会報以外にないのです。  事実、紙上でまだ見ぬ友と交流したり、作品を  発表することに生きがいを見出したり、肉身に  さえ理解されない苦悩の記事に共感共鳴した  り、機関紙を自己の生きる……

第93回国会 逓信委員会 第6号(1980/11/12、36期、日本共産党)

○藤原委員 私は、過日の当委員会におきまして、来年の国際障害者年の取り組みについて質問をさせていただきました。国際障害者年の目的であります障害を持つすべての人々の社会への完全参加と平等を実現していく上で、今日、NHKが国際障害者年の趣旨を広く普及をして、障害者の皆さんを励ます番組づくりをしていくことに大変大きな期待が寄せられているわけでございます。きょうは、これを別の角度から、そうした番組をつくりますNHKの職場は一体どうなっているのかという点についてお尋ねをしていきたいと思います。  まず労働省にお尋ねをしたいのですけれども、私は、障害者の完全参加と平等を実現していく基本的な問題は、社会福祉……

第94回国会 逓信委員会 第1号(1981/02/25、36期、日本共産党)

○藤原委員 会計検査院は、昨年十二月十日昭和五十四年度の決算検査報告を内閣に提出いたしました。 この中で幾つかの不正事項、不当事項が指摘をされているわけでございますが、その中でも件数から言いましても、また金額から言いましても、最大のものが電電公社であるわけです。わけても多数の幹部職員が直接関与した近畿通信局などにおける空出張、空会議は、国民大多数の大きな怒りと不信を招いております。私は、最初にこの問題についてお伺いをしたいと思います。  まず、会計検査院にお尋ねをいたしますが、あなた方は公社の幹部職員を中心とする空出張、空会議での不当支出が約十三億円あるという指摘をされました後、予算執行職員等……

第94回国会 逓信委員会 第4号(1981/03/19、36期、日本共産党)

○藤原委員 NHKの皆さんにはお疲れのところ御苦労さんでございます。民放連の衆参考人には大変お忙しい中を御無理を申し上げましてありがとうございました。  最近の新聞やテレビでは校内暴力であるとかあるいは家庭内暴力、こういった問題が大きく取り扱われているわけでございます。このような事態をどのようにして解決をしていくのか、学校の先生方はもちろんのこと、すべての父母の皆さんが一生懸命取り組んでおりますが、その中でテレビ放送は一体何ができるのか、また今日まで何を子供たちに与えてきたのか、真剣に考えるべき時期が来ておるというふうに私は思うわけでございます。 そこで、今日、テレビは子供たちの心身ともに健や……

第94回国会 逓信委員会 第6号(1981/04/01、36期、日本共産党)

○藤原委員 まず最初に、私は年金を担当いたします保険の労働者を含めて郵政労働者の労働条件に関することについてお尋ねをいたします。  政府は、昨年の通常国会以来、公務員労働者に定年制を設ける、また退職手当法を改正しようということをねらっているわけですが、これらの改正によりまして、郵政労働者の定年というのはどのようになるんでしょうか、退職金はどのようになるんでしょうか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 いまの所管は内閣委員会ですが、その後どういうふうになるのか、退職手当法が改正されたら、この郵政労働者の定年あるいは退職金、これはどうなるんでしょうか。

第94回国会 逓信委員会 第7号(1981/04/08、36期、日本共産党)

○藤原委員 私は、いま問題になっております電電公社の経営委員であった岩澤靖氏の問題について質問をさせていただきます。  私があえて今日この問題を取り上げますのは、大臣ももう十分御承知のとおりに、電電公社の経営委員は日本電信電話公社法第十条で「公社の業務の運営に関する重要事項を決定する」となっており、また公社の総裁、副総裁の任命に際しても同法第二十一条で「経営委員会の同意を得て、」と規定をされているとおり、その権限は電電公社の事業運営における最高決定機関でもあるわけでございます。  このような重要な任務を持っております公社の経営委員でありました岩澤靖氏が三月二十七日に任期途中で辞任をされたわけで……

第94回国会 逓信委員会 第10号(1981/04/22、36期、日本共産党)

○藤原委員 先日来各委員会におきまして取り上げられておりますように、四月の九日、午前十時三十分ごろ、日本の船籍日昇丸という貨物船が米海軍の原子力潜水艦ジョージ・ワシントン号によって沈没させられた、こういう事件が起きたわけでございます。  この日昇丸には乗組員十五名が乗っており、そのうち十三名は十日の早朝海上自衛隊の護衛艦「あきぐも」によって救助され、残りの二名が行方不明となり、不幸にも死体で発見された、こういう重大な事件でございます。  日昇丸の二級無線士の資格を持つ熊谷通信長の証言によりますと、米原潜ジョージ。ワシントン号の衝突時、つまり十時三十分ごろ、通信員が執務していた、そのときに左舷の……

第94回国会 逓信委員会 第11号(1981/04/23、36期、日本共産党)

○藤原委員 郵便為替、振替法、この質問に入る前に、私は一、二点郵政省に確認をしておきたいということがありますので、その点からまず質問をさせていただきたいと思います。  去る二月二十五日でございましたが、当委員会で私は団地配達員の処遇の問題についてお尋ねをいたしました。その中で団地配達員の間において賃金に大きなアンバランスが生じているということを指摘をさせていただきましたが、郵政省としてその後この問題につきましてどのような対処をなさったでしょうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 大きなアンバランスが生じている点を指摘をしてどのようにされましたかという質問をしているわけですが、通達に違反がある……

第94回国会 逓信委員会 第12号(1981/06/03、36期、日本共産党)

○藤原委員 私は、同僚議員からもいま御指摘がありましたが、都市におきますテレビの受信障害につきまして幾つか質問をさせていただきます。  今日、過密な都市部におきまして、建物の高層化によりましてテレビの電波障害が大きな問題になっております。特に東京における新宿副都心の超高層ビル群や池袋のサンシャイン60による被害は広範な地域に及んでいるわけです。NHKの受信障害調査によりますと、新宿副都心ビル群、SKKによる受信障害は十五万四千世帯、サンシャイン60によるものは十一万一千世帯となっております。たとえば中野区の場合ではSKKとサンシャイン60の影響によって区内の約半数、六万五千三百世帯が被害を受け……

第94回国会 逓信委員会 第13号(1981/08/26、36期、日本共産党)

○藤原委員 私、きょうは郵便貯金のあり方の問題について質問をさせていただこうと思っているわけでございますが、その前に一点だけ確認をしておきたいと思います。  それは、去る八月十七日の夕刊で報道いたしておりますが、郵便小包業務の縮小を郵政省が考えているという問題でございます。郵政省としてはこのようなことを考えていらっしゃるのかどうか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。それでは本論に入らせていただきます。  金融の分野における官業のあり方についての懇談会の報告書の中で触れられております預貯金金利の一元的決定につきましては、預金者の利益が損なわれるものであり受け入れる……

第94回国会 予算委員会 第14号(1981/02/21、36期、日本共産党)

○藤原委員 日本共産党の藤原ひろ子でございます。  私は、乳幼児の対策について質問をさせていただきたいと思います。  昨年の通常国会で共産党・革新共同の田中美智子前衆議院議員がベビーホテルの問題で質問をいたしまして、政府に調査を要求いたしました。また、先日来、当委員会で同僚委員より次々と、劣悪なベビーホテルの実態が指摘をされてきております。私自身も、京都を初め大阪の豊中市などのベビーホテルの実態や、また、三十年来、夜間保育に献身をしておられます京都のだん王保育園の実態などを調査をしてまいりました。この実態の面につきましては多くの指摘すべき点がございますが、きょうは、実態そのものについては私は言……

第95回国会 逓信委員会 第1号(1981/10/30、36期、日本共産党)

○藤原委員 NHKの総合放送研究所の全国調査によりますと、五十五年度のNHKテレビの学校放送を利用いたしております小学校は、全国二万五千校のうち二万三千四百四十校、全体の九四%に当たるわけでございます。これは五十五年度からのNHKの新しい試みなどの成果があらわれて、学校放送が小学校教育の中に定着してきているということを物語っていると思います。同時に、この高い利用率は、学校放送番組を電波に乗せているところのNHKの責任の重大さを示す数字でもあるというふうに思うわけでございます。もちろん、どの子にもよくわかり、生き生きと楽しい授業を進めていくためには、直接教育をつかさどっております教師の番組に対す……

第96回国会 逓信委員会 第2号(1982/02/24、36期、日本共産党)

○藤原委員 私は、きょうは郵便の合理化と申しますか効率化と申しますか、この問題について質問をさせていただきます。  まず最初に、昭和五十三年十二月一日に郵便規則を改正いたしまして、五十七年四月一日より実施することになっております高層ビルの集合受箱の設置の問題でございますね。これは規則改正当時は、一体幾らの対象となる建物と、それから世帯数があったのか、また、集合受箱が設置されていない建物と世帯数はどれくらい残っているのか御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 京滋の公団自治協は、近畿郵政局との交渉をいたしました。その席で一人暮らしで病気の人、余り外出をしない人に対しての扱いはどうするのかと……

第96回国会 逓信委員会 第4号(1982/03/18、36期、日本共産党)

○藤原委員 私は、NHKの五十七年度予算審議に当たりまして、まず最初に、難視解消問題についてお尋ねを申し上げたいと思います。  一昨年の十一月でした、私は、当委員会におきましてこの問題を取り上げましたときに、京都府の亀岡市における民間放送の難視問題に触れたことがございます。それ以降、私どもの聞いておりますところでは、NHKが亀岡市にある中継局を移転するという計画があり、同時に民間放送の電波も送るというような話が進んでいるというふうにお聞きいたしておりますが、この点につきまして御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 では次に、私は、文字多重放送に関連いたします、聴覚障害者のための字幕入りテ……

第96回国会 逓信委員会 第10号(1982/04/21、36期、日本共産党)

○藤原委員 私は、まず最初に、日本新聞協会の山田さんにお尋ねをしたいと思います。  昨年の十二月二十四日に新聞協会がお出しになりました要望書を拝見いたしますと、その中で、文字多重放送につきまして、「現行放送法に規定される、いわゆる放送番組の編集基準などの適用は望ましくない」というふうに述べていらっしゃいます。これは言いかえますと、文字多重放送について放送法第四十四条の適用はしない方がいいということなんでしょうか。先ほど陳述の中でも、この放送多様化の中で放送制度の見直しを検討すべきだという意味の御発言があったわけですが、この理由をちょっと御説明いただきたいと思います。

第96回国会 逓信委員会 第11号(1982/04/22、36期、日本共産党)

○藤原委員 放送法の改正案を審議するに当たりまして、まず最初に確認をしておきたいことがございます。それは、昭和二十五年に電波三法が提案をされ、このとき提案の説明を行いました網島電波監理長官がこう言っておられます。「旧無線電信法の建前を捨てまして、万人の電波利用の自由を認めておるのでございます。ただ電波はこの数に非常に限度がありますために、これを有効適切に使うための統制を加えるということにいたしております。」こうおっしゃっているわけです。 すなわち、電波は万人のものだ、電波は国民のものだと言っているわけですね。私は、電波法、放送法に対する理解としては、現在もこの考えは正しいというふうに考えており……

第98回国会 逓信委員会 第2号(1983/02/23、36期、日本共産党)

○藤原委員 郵政大臣が去る二月の九日に郵政事業に対する所信表明を行われたわけでございますが、その中で郵便事業の問題に触れて、こういうふうにおっしゃいました。「今後とも、事業運営の効率化、合理化の推進に努めますとともに、多様化する国民のニーズに即応したサービスを提供して、郵便事業に寄せられる国民の皆様の信頼にこたえてまいる所存であります。」こういうふうに述べられたわけなんです。  そこで、私は、郵政省が効率化の一つとして、一昨年の三月から始めておられます配達一度化の実験、この問題についてお尋ねをしたいと思います。  この配達一度化の実験を行っている局は現在幾らになっているのか、また今年度の計画と……

第98回国会 逓信委員会 第4号(1983/03/03、36期、日本共産党)

○藤原委員 NHKの五十八年度の予算審議に当たりまして、私は、NHKがことし秋ごろから開始予定をしております文字多重放送の字幕入り番組につきまして、初めに質問をしたいと思います。  NHKは、この文字多重放送ですが、本放送としておやりになるのか、それとも実用化試験局ということで始められるのか、どちらでこの免許申請をなさるというおつもりでございましょうか。NHKにお尋ねします。
【次の発言】 ですから、相談もされるでしょうが、本放送としてですか、あるいは実用化試験局としてこの話し合いをし免許申請をなさるのですか、どちらですかと聞いておるわけです。

第98回国会 逓信委員会 第6号(1983/04/27、36期、日本共産党)

○藤原委員 私は、簡保にいたしましても貯金にいたしましても、特定局の果たしている役割りというのは大変大きいと思います。そこで特定局の問題についてお聞きをしていきたいと思います。  まず最初に、特定局における保険の募集ですけれども、これはどのような目標が決められ、どのような方法でこの目標を達成しているのでしょうか。無集配の特定局という場合は外務員は配置されていないのですけれども、どのようにやっているのでしょうか。各局ごとの目標額、これを決めさせているのでしょうか。こういうことについてお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 それでは、貯金の場合はどのようにやっているのでしょうか。聞くところにより……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、日本共産党)

○藤原委員 文部省は、来年度、内部部局の改編を大がかりにやろうとしております。このような内部部局の改編は、いま審議されております国家行政組織法改正案が成立すれば、今後は政府の判断で勝手にやれるようになるというわけですね。  私は、部局の改編というのは、単なる組織いじりではないというふうに思うのです。それは必ず政策の変更が伴うものであるというふうに思うわけですね。このような内容を含みます内部部局の改編が、国会の審議もなしに、政府が勝手にできるようになるというふうなことは、私は大変な問題だというふうに思うわけでございます。  そこで、このようなやり方の中で文教行政はどのようになるのか、具体的にお尋……

第100回国会 商工委員会 第1号(1983/10/04、36期、日本共産党)

○藤原委員 私はきょうは、織機登録制廃止の問題についてお尋ねを申し上げたいと思います。  いま産構審・織工審合同政策小委員会、ここにおきまして、織機登録制廃止問題が審議をされております。通産大臣も、滋賀県の長浜市などは御関係がありますので大変関心をお持ちですし、いまも慎重にやりたいという御答弁がございました。そこで、通産省にお伺いをいたしますが、一九七六年にも繊維産業ビジョンの中ですでに登録制の廃止が提言をされているわけです。ところがこの登録制度を通産省は延長して今日に来ているわけでございますが、どんな理由を持たれて延長をされてきたんでしょうか。


各種会議発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 逓信委員会、電波放送に関する小委員会 第1号(1977/06/08、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原小委員 最初に、資料要求をさせていただきます。  二つございますが、一つは民放各社の他事業への投資の状況ですね。内容といたしましては、各社別そして各年度別に投資額をお知らせいただきたい。昭和四十五年から現在に至るまでの様子で結構でございます。それから事業別、つまり投資先ですけれども、それと投資額、この資料を要求いたします。  それから二つ目は、辺地及び都市難視聴の実態、これにつきまして、テレビの辺地及び都市難視の地域と世帯数、これが具体的にわかる資料をいただきたいというふうに思うわけでございます。  それから、発言をさせていただいた中でちょっと委員長にお願いがあるのですけれども、実は、私……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原分科員 私、日本共産党の藤原ひろ子でございます。  四十八年の石油ショック以来引き続く不況の中で、とりわけ繊維産業、その中でも和装産業の不況は大変深刻でございます。  西陣織工業組合の滋賀理事長は、西陣業界は戦後例を見ない不況だと、次のように述べておられるわけでございます。  石油ショックによる総需要抑制政策のなかで、初期においては比較的順調に推移いたしましたが、基幹産業がようやく景気回復にむかう頃になって、商況は著しく悪化してまいりました。仮需要の減退から流通在庫は極端な減少をみせ、その部分がメーカー在庫として皺寄せられているのが現状であります。このようにおっしゃっております。  また……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原分科員 私、日本共産党の藤原ひろ子でございます。  今日国民の生活は、交通事故の激増や公害、環境汚染などによりまして、現在だけではなくて将来にわたる生活が大変脅かされております。歴代の自民党政府の福祉社会実現といいますのは全くかけ声だけに終わり、国民総生産はアメリカに次いで資本主義国第二位でありながら、わが国の社会福祉に運用いたしました国民所得の割合というのはきわめて低く、西ドイツの二一・八%、フランスの一九・八%に比べまして、七・〇という福祉貧困の政治でございます。こういう中で国民の保険の加入者は年々増大をいたしまして、国民所得に対する保険加入総額の割合というものは、昭和三十八年七二%……

第82回国会 物価問題等に関する特別委員会連鎖販売・ネズミ講等調査小委員会 第1号(1977/10/18、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原小委員 私はここに一通の手紙の写しを持っておりますが、これを書かれた方は京都の方でございます。ネズミ講天下一家の会・第一相互経済研究所の会員である方ですが、この方はこのようにおっしゃっております。ちょっと読んでみます。  「先輩会員や私達の中心人物千葉の「葉山謙」という男が度々来京し 国会議員や有名知名人多数入会している 何がおそれる事が有るか マスコミがこわいのかと云って 旧軍隊式の説教です天下一家の会は 財団法人で有る 他のネズミ講と違うという事を強調されます 私達としてははたして此の様な会が何故財団法人として認可されているのかぎ問に思っております」、こういうことです。  また、次の……

第84回国会 逓信委員会電波・放送に関する小委員会 第1号(1977/12/21、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原小委員 私は、テレビの難視聴対策につきましては、今回特に都市の集中化あるいは過密化によりまして起こされております問題としまして、中高層ビル等の障害物による電波障害、いわゆる都市難視の問題を中心にしてお聞きをしたいと思います。  都市難視でもビル陰障害は比較的その原因がはっきりしているわけでございまして、そのために障害解消の事例がいままでもたくさんあると思います。しかし、反射障害やまたビル陰障害と反射障害が複合して生じますいわゆる複合障害につきましては、なかなか解決していないというのが現在の実態ではないかというふうに思うわけです。  郵政省が原因者責任主義という態度を打ち出されましたのは、……

第84回国会 逓信委員会電波・放送に関する小委員会 第3号(1978/06/14、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原小委員 放送番組向上委員会の第百二十二回委員会の報告を読ませていただきましたが、それには、テレビはいまや水道の水的な存在から空気的な存在になっている、こういう中で放送番組向上委員会の社会的責任は大変重いのだということを書いておられました。  私も、テレビというのは、よい番組によりまして放送されれば、国民の社会活動あるいは社会生活に大変大きな影響を与えるというふうに思います。しかし、一方、悪くすれば、先ほどからも出ておりますようなとんでもない影響を与えるというふうに思うわけでございます。とりわけ子供にはその影響は非常に強く響くわけでございます。  私も、ことしの二月二十二日に当委員会におき……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原分科員 ことしの一月十五日付の毎日新聞には「強まる企業の三月危機説」という見出しで、企業倒産がふえるという見通しを述べております。また、東京商工リサーチの調べによりますと、昨年一年間の倒産は一万八千四百七十一件ということで、負債の総額はといいますと二兆九千七百七十四億円という史上最高、こういうふうに言われております。  こういう不況の中で、その影響を受けますのは下請とか孫請企業であり、一層ひどい影響を受けますのは家内労働者、こういう階層でございます。企業には産業対策の面から施策が行われます。また、労働者には雇用政策としての施策が行われるわけです。しかし、家内労働者だとか零細な業者には政府……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原分科員 一昨年の一月六日でございました。私の出身地であります京都市の平安神宮で火災が発生をして、拝殿が焼失したという事件がございました。この事件は、京都の市民だけではなくて全国的にも大きな反響を呼んだことは、まだ記憶にも新しいところでございます。また、昨年も平野神社とか城南宮など国民に親しまれてまいりました建築物が、相次いで火災に見舞われております。これらの火災は、そのほとんどが発見も早く、不幸中の幸いということで大事に至らなかったところでございますが、幾つかのところでは所有しております文化財を焼失してしまったという、まことに残念な状態になっているわけでございます。  私は、これらの事件……

第85回国会 物価問題等に関する特別委員会連鎖販売・ネズミ講等調査小委員会 第1号(1978/10/11、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原小委員 まず法務省に三つ、四つ確認をしておきたいというふうに思います。  それは第二条ですけれども、「「無限連鎖講」とは、一定額の金銭を支出する加入者が無限に増加するものであるとして、」と、「あるとして、」というのがひっかかるわけですが、これは「増加するものである」というふうに勧誘員が言う場合があります。また講の組織者とか講元、こういったところが言わない、宣伝しないというやり方もあると思うんですね。そういうときに、その組織自体が無限に増加することを前提にして成り立っております場合ですから、無限連鎖講として規定するのだというふうに考えますけれども、このような場合も取り締まりの対象になってい……

第87回国会 文教委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1979/05/25、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 関係の皆さん、大変遅くまで御苦労さんでございます。  このたび提案をされました放送大学学園法案につきましては、現行の放送制度の点から見ましても大変重要な問題を含んでいるというふうに私は考えるわけでございます。  日本の歴史の中で、戦前に放送というメディアが国民の戦意高揚というための道具に使われたという、国民にとりましては大変苦い経験をいたしているわけでございますが、そういう教訓の中から、戦後の一定の民主化の中で政府自身が放送事業者になり得ないという不文律が今日国民の中に定着をしてまいってきておると私は考えるわけです。そして、これは日本の民主主義を守ります上で大変重要なことであるとい……

第87回国会 予算委員会公聴会 第2号(1979/02/13、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原委員 公述人の皆さんには長時間にわたりまして御苦労さまでございます。私の質疑の時間は御答弁も含めまして十五分ということになっておりますので、鷲見先生に三点お尋ねをしたいと思うわけでございます。  本年度の予算を見ますとき、わが国の財政は大変深刻な状況にございます。わが国の財政危機の特徴と原因は一体どこにあるというふうにお考えになりますか、それが第一問でございます。  二つ目の質問でございますが、大平内閣は今年度の予算につきまして雇用を最重点にしたと述べておりますが、本来の雇用拡大の観点から見まして予算案をどのように評価をしていらっしゃいますでしょうか。  また、政府は公共事業は生活基盤整……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原分科員 お疲れのところ御苦労さまでございます。私はきょうは、お米の消費拡大と、それから流通対策、消費拡大におきます流通対策ですね、そういう問題と蚕糸事業団の問題につきましてお尋ねをしたい、こう思います。  昨年の十二月、食糧庁は「米の流通の改善について」と題します六項目から成る試案を関係者に提示されておりますが、この目的について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 この試案につきましては、当初予定をしておられました四月実施は、この予定を変更して、継続し、検討を進めるというふうになったようでございます。そうですね。――しかし、その案そのものを白紙に戻すということではないようでござい……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本共産党・革新共同)

○藤原分科員 私は、絹織物の振興対策につきまして、質問をさせていただきます。  絹織物の原料でございます生糸のわが国におきます生産量は年々低下をしてまいりました。その結果、輸入生糸の増大となってきたために、養蚕業を守るということで昭和四十七年に生糸の一元化輸入が行われることになったのでございます。そこで、昭和四十七年から現在までの間にわが国の養蚕業はどのような推移をしてきたのか、また今後の見通しはどうなのか、農林省からまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 それでは次に、昭和四十七年から昭和五十三年までの間に生糸、絹糸、絹織物の輸入ですね、これはどのように推移しているのか、今度は通産……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1980/03/07、35期、日本共産党・革新共同)

○藤原分科員 昭和四十九年の五月に伝統的工芸品産業の振興に関する法律というのが全党一致してつくられましてからもう早くも六年がたとうとしているわけでございます。政府としてもこの法律が成立いたしまして以来いろいろな施策を行ってきていらっしゃるわけですけれども、いままでにどのようなことをおやりになったのか、この要点を答えていただきたい。  同時に、いま申しましたように、施行されてからもう六年もたつのですから、私はこの辺で振興対策と伝産法そのものの見直しが必要なんじゃないかと思います。そういう時期が到来しているのではないか、こういうふうに思うのですけれども、この点もあわせてお答えいただけたら大変ありが……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1980/10/24、36期、日本共産党)

○藤原委員 まず最初に、大島公述人それから菅原公述人にお尋ねをいたしたいと思います。  私は今回、郵便法等の一部改正案の審議に当たりまして、一種、二種郵便料金の法定制緩和、このことを行う根拠は全く薄弱だというふうに理解を一層深めてまいったわけでございます。と申しますのは、郵政省は、四十六年当時でございましたが、郵便法の一部改正案の提案理由を説明いたしておりますが、一種及び二種の郵便料金というのは、まず第一に独占であるということ、二つ目は国民生活との密着が強いのだ、つまり国民生活に与える影響が強い、こういう理由で法律事項になっているというふうに国会で答弁をしてきているわけでございます。そういたし……

第93回国会 文教委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1980/10/31、36期、日本共産党)

○藤原委員 まず、郵政省にお尋ねをしたいと思います。  現在の放送法は、放送番組の編集につきまして国家の行政権力による干渉など規制を厳しく排除しているところでございますが、郵政省は、この放送の自主性について、その確保がなぜ必要と考えておられるのか、まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、そのような簡単なことではないと思うのです。そういう認識では、後々の質疑が大変だなということをまず感じます。  この放送大学学園は、財政的には国が出資をして、補助金を出すことになっております。組織、人事については、学園の最高責任者であります理事長を文部大臣が任命すると規定されているわけです。つま……

第94回国会 大蔵委員会農林水産委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1981/04/09、36期、日本共産党)

○藤原委員 関係者の皆さんには大変御苦労さんでございます。私は電電公社の納付金の問題を中心に質問をさせていただきます。  政府は今回赤字財政を理由に電電公社から毎年千二百億円を向こう四年間国庫に納付させようとしております。これは電電公社が五十二年度以降黒字経営を続けていることに目をつけてこのような計画をつくられたと思うわけでございます。昭和五十一年の電話料金値上げのときに、わが党は、政府と電電公社が不当な経理操作をやって赤字をつくっていると指摘をいたしました。そして経理操作をやめるだけで経営は黒字になり、料金値上げをする必要などは全くないと主張をしてまいりました。このわが党の指摘が正しかったこ……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本共産党)

○藤原分科員 日本共産党の藤原ひろ子でございます。  私は、伝統産業に働く労働者の問題についてお聞きをしたいと思います。  伝統産業は、古くから継承されてまいりましたわが国の誇るべき工芸品産業であり、その上、地場産業として地域経済の重要な担い手になっているということは御承知のとおりでございます。私は、伝統産業の振興を願って、これまでにもその振興策をたびたび当分科会で質問をさせていただきました。この伝統産業におきまして、とりわけ伝統的技術や技法を持った労働者が産業の発展にとって非常に大きな役割りを果たしておられるわけです。  最初に、通産省にお尋ねをいたしますが、通産省は、伝統産業の振興にとって……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本共産党)

○藤原分科員 関係者の皆さん、遅くまで大変御苦労さまでございます。  ただいま午後の七時を過ぎました。ちょうどこの時間は、春休みでなければ、勤労学生の皆さんは昼間の仕事で疲れました体にみずからむちうって、学問をしたいという意欲を燃やして夜間大学で学んでいる時間でございます。私は、勤労学生の勉学条件の改善を心から願い、特に、働きながら夜間大学あるいは短大などに学ぶ学生の問題について質問をさせていただきたいと思います。  まず、文部省にお尋ねをいたしますが、大学におきます夜間部、夜間大学というのは一体どういう趣旨で設置をされているのでしょうか、お答えをいただきたいと思います。

第96回国会 内閣委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1982/04/20、36期、日本共産党)

○藤原委員 関係者のすべての皆さんには、おなかも減っておりますでしょうに、大変遅くまで御苦労さんでございます。なるべく重要な部分以外は重複を避けて質問させていただきます。  五十七年三月十五日に出されました、先ほど来討論になっております自民党田中政調会長の回答につきまして、郵政省にお尋ねしたいと思います。  その文中「業務上緊密な関係にある」云々というふうにありますが、まず三点について御答弁をいただきたいと思います。  その一点は、ここで言っております「通信」とは、もっと具体的に言うとどのような通信を指しているのかということです。二点目は、「緊接な関係にある中小企業」とはどのような関係を指して……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1982/02/26、36期、日本共産党)

○藤原分科員 私は、きょうは労災保険の問題について質問をいたします。  まず最初に、労災保険と健康保険とはどこがどう違うのか、簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 つまり、労災とは企業の責任によって生じた負傷であるとか病気であるわけですね。労働者を国と企業の責任によって社会に復帰させるということを目的とするものがこの労災保険であるわけです。  ところが、「労災保険における「はり、きゆう及びマッサージ」の施術に係る取扱いについて」という昨年の九月に出されました事務連絡四十九号は、この目的に反するものだと思います。労災患者の方々や関係医療機関の方々は、この四十九号に対しまして、現実を……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本共産党)

○藤原分科員 五十六年度の中学生の検挙、補導人数は、戦後初めて十万人を突破したと報道されております。その特徴は、第一に、従来から教育困難校と言われている学校よりも、比較的問題事象の少なかった学校にも突出してきたことです。第二に、こんな子がと言われるように、その底辺が広がっていることです。そして第三に、非行イコール中学生という図式から、いまや小学校の段階にまですそ野が広がっていることでございます。今日、非行、暴力問題から子供たちを救い、明るい学校を取り戻すということは、教育労働者や父母を中心とした国民的課題であります。  そこで、私は、青少年の非行、暴力問題をどう克服するのかという点について質問……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本共産党)

○藤原分科員 去る一月二十八日、私ども衆参婦人議員、つまり自民党、社会党、公明党、一の会の先生方、そして私たち共産党を含めまして、すべての婦人議員二十五名が連名をいたしまして、優生保護法改正に反対することを決め、林厚生大臣に申し入れを行いました。  厚生省は、この改正の問題につきまして、優生保護部会に改正するに当たっての問題点をまとめるようにお願いをしていらっしゃるそうですが、部会の方は問題点をまとめ終わっているんでしょうか。また大臣は、部会の方だけではなくて、宗教者あるいは倫理学者、婦人有識者そして教育学者から、それぞれ複数の方から意見を聞くということにしていらっしゃるようですけれども、もう……

第98回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本共産党)

○藤原分科員 連続いたします少年非行、校内暴力事件、こういう問題はまことに胸が痛むものがございます。私はきょうは、こういう問題にもつながるであろうという問題を、子供という階層の消費者が、どのような環境のもとでどんなものを買わされているのか、子供を守るというためにいま何をしなければならないのか、どんなことができるのかという点についてお尋ねをしたいというふうに思うわけです。  最初に、経企庁長官にお見せしたいものがございますが、こんなものを見られたことはあるでしょうか、これは「天国と地獄」というようなものなんですが……。  これは、ゲームウォッチといいますエレクトロニクスを使いました子供のおもちゃ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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