このページでは馬場猪太郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。馬場猪太郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○馬場(猪)委員 昭和四十八年の秋に起こりました石油危機を契機として、いままで豊かな時代であり、そしてまた使い捨ての時代だという幻想を振りまいてまいりましたが、途端にその幻想が吹っ飛ぶようなこととなり、そしてまた物不足が語られ、また資源問題がやかましく論ぜられるようになりました。と同時に、それが高度成長政策の終えんだと言われておりますが、その当時は、卸売物価にしても小売物価にしましても、二十数%ずつの値上がりを示し、その後遺症として、四十九年度に入りましては、年々三〇%以上の賃金の上昇をしなければ追いつかないという状態が参りました。 ということは、それだけまた福祉対策に対する要望度が高くなり……
○馬場(猪)委員 いま、北山委員あるいは丹羽委員からも関連質問が出ましたので、引き続いてその点を少しただしてみたいと思います。
先ほどの局長のお話によりますと、先週の土曜日、大学当局と初めてお話しになったということなんですが、今回の事件は初めてかもわかりませんが、昭和四十七年に、例のに世医師事件が出た当時にも同じような医科歯科系大学に対する裏口入学のやみ資金といいますか、入学金というものが問題になった経過があったと思いますが、そのときの経過を御存じであれば、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 皆さん方たびたびかわられるし、昇進されるのですけれども、恐らくお話としては知っていらっしゃ……
○馬場(猪)委員 いま、自然の豊かな地域におけるいろいろな問題点の御指摘がありました。そしてまた大都市周辺のような自然の乏しい地域にもいろいろ問題点があると思います。
長官は、就任なさってから、事務当局からいろいろ御報告も受けられたし、また代表的なところには、現地にも行かれたと思いますが、いまの日本の自然環境の荒廃状態についてどういうふうな考え方を持っておられるか、どういうふうな対策を講じようとしておられるのか、基本的な考え方についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 長官、実際に目で確かめられて非常に国土の荒廃ということは実感として感じられたと思います。いま経済事情で、ある程度それにブ……
○馬場(猪)委員 使用済み核燃料の再処理問題について、きょうは、ちょうど福田総理がアメリカで交渉なさっておりますし、そしてまた、せんだってから美浜の発電所をめぐってのいろいろトラブルもございました。こういった資源の乏しい、エネルギーの乏しいわが国にとって原子力の平和利用というのは非常に重要な問題だということは、早くから認識されておりますけれども、この原子力の平和利用に関して、「むつ」問題は非常に大きな影響を持っておると思います。 「むつ」が四十九年九月一日から、その実験中に放射線の漏洩があるということで定係港に係留されてから、もうすでに二年半たちますし、来月十四日に、この「むつ」問題で起こり……
○馬場(猪)委員 大都市の周辺におきます農業用の用排水路あるいは堤防敷であるとか、その周辺の改修等によって生じました空き地等、これらの管理に関しましてはいろいろの問題点があります。三十七、八年ごろから四十年前後にかけまして、大都市周辺にどんどん人が集まってまいりました。長い間農地であったところが宅地化してまいりました。そうすると、まず農業用水路に悪水が流れるというようなトラブル、あるいはまた使われてないような農業用水路については、自然にごみが入ったりして、埋まっていったりして浸水問題が起こってくる。あるいはまた二メートルや三メートルの枝線に当たるような小さい農業用水路だけじゃなしに、今度は二十……
○馬場(猪)委員 最近になって、福田総理は資源有限をたびたび言われますが、本来資源の乏しいわが国のことですから、外国に依存することも多いし、また貿易もそのとおりだと思います。そういう意味では、海外経済協力ということは非常に大事なことだと思うのですが、海外経済協力といえば、何か疑惑に包まれたような印象を受けることも多いし、そういう疑惑の新聞記事も非常に多いわけなんです。担当の衝に当たっていらっしゃる皆さん方にとっても非常に不本意なことだろうと思うのですが、なぜそういうふうな疑惑の目で見られるような状態になるのか、まず総裁からお伺いいたしたいと思います。
○馬場(猪)委員 昭和三十三年に、国鉄と三公社を含めて三十三団体でありました特殊法人が、五十二年の三月には、百十三団体になっておりますね。そしてその間、三十九年、四十二年と決算委員会で整理統合が決議され、そして五十年の十二月にも、行政管理庁の方針で統廃合計画をお立てになり、それを閣議で了解なさった。そこで、現実にやっていない公社、公団もあるし、財政が非常に厳しくなっておる折から、大蔵省としても、この帰趨については相当積極的にお進めになると思っておったのですが、現状は必ずしもそういうふうになっておらない。この現状について、大蔵大臣はどのようにお考えになるでしょうか。
○馬場(猪)委員 三月は、たしか千七百五件でしたか、倒産がございましたし、去年中は一万六千件を超えるような倒産、このほとんどが中小企業でございますが、この中小企業の倒産、いままでと倒産件数が非常に多いというか、ちょっと状況が違ったような感じがいたしますが、通産大臣はどういうふうに受けとっておられるのか、まず大臣から、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 通産大臣だけではなしに、だれも皆この不況を抜け出すために、お互いにがんばっているわけですが、いまの予算が成立したら、景気の回復は明るい見通しだというふうに思っていらっしゃるわけなんですか。
たとえば、従来なら、四十二年のときもそうだっ……
○馬場(猪)委員 最初にお伺いしますが、地方警察職員である都道府県の警察職員の定数、この資料をいただいたのですが、これは五十二年三月三十一日現在です。それ以前、いつと、いつぐらいに改定になっているのでしょうか。
【次の発言】 数字だけで推しはかることは、むずかしいと思いますけれども、この資料を見ますと、警察官一人当たり負担人口についてのばらつきが、ずいぶんございますが、いわゆる過密地帯と過疎地帯について、その負担の度合いというのは相当差が出てきておると思いますが、その点はいかがでしょう。
【次の発言】 先ほども申し上げましたように、昔から村の中で、だれとだれがどういう位置に住んでいるということ……
○馬場(猪)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま委員長から提案されました議決案に対し、反対の意を表するものであります。 議決案は、大要次の三項目から成っておりますが、 その第一は、委員会における決算審査の結果に基づき、政府に対し、特に留意して適切な措置をとるべきことを求めた指摘事項が挙げてあり、この各項については、わが党も賛成であります。 第二は、会計検査院が指摘した不当については、当委員会も不当と認めるというものであって、この点も賛成であります。 しかしながら、第三において、「前記以外の事項については異議がない。」として、この決算を総体として是認することになっているのは……
○馬場(猪)委員 昭和五十年の国有財産の移管に関して、そのうち土地は全部で六兆六千三百六十三億、その面積が九百億平方メートル、わが国総面積の四分の一に相当しておる、こういうふうに御報告がございます。そのうちに、いわゆる無番地であるとかゼロ番地であるとか、あるいは0線地域だとか言われるような土地は含まれておるのでしょうか、含まれておらないのでしょうか。
【次の発言】 会計検査院の方からいただいているこの国有財産台帳です。
【次の発言】 そういう無番地は、推定どれくらいあるものですか。
【次の発言】 これは無番地であっても、たとえば農業用水路であるとか池であるとか、そういったところであるならば、恐……
○馬場(猪)委員 この委員会が始まりますときの長官のごあいさつの中にもありますように、物価の上昇率についてはなお未確定、予断を許さないというお言葉があるとおり、二月、三月の物価は大分上がり続けているようであります。そして昨日の参議院の本会議で福田総理大臣は、五十一年度の政府見通し八・六%の達成はむずかしいというふうな御答弁をなさっておる、不可能だとおっしゃっている。長官の方はどういうふうなお考えを持っていらっしゃるか、全く同じなのかどうか。
【次の発言】 いまおっしゃったように、東京都内の消費者物価指数が一一六・二、これは年率の上昇率に直しますと八・八ということですが、経企庁の政策課長さんの方……
○馬場(猪)委員 きのうの新聞に「一票が一俵の値をゆすり上げ」という川柳が載っておりました。お読みになったかどうかわかりませんが、経済企画庁長官は長官の立場で、農林政務次官は次官の立場で、感想をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 一般的なことでなく川柳としてお伺いしているんであって、余り率直な所感を伺えなかったんですが、当初生産者米価を諮問なさるときに二・五%という原案を示されました。そして、農林大臣はできるだけ微調整をしたいという発言をなさったんです。ところが、実際には二・一%、当初の諮問とほぼ同じくらいのいわゆる政治加算といいますか、行政加算といいますか、そういうことによって四……
○馬場(猪)委員 先ほど農林大臣からお話がありましたように、福田総理がASEANの首脳会議に出られて、そのときにニュージーランドやオーストラリアの代表とお会いになった、漁業交渉と絡めてというお話もございましたが、肝心の方の牛肉の輸入の問題については、どういうお話があったのか、明らかにできる範囲で、ひとつお教えをいただきたいと思います。
【次の発言】 牛肉の需給の関係というものは、半年や一年という単位ではなしに、最低三年から五年という単位でやらなければならない問題ですから、当然相手側の立場に立っても、やはり長期的な展望に立った見通しというものをはっきりさせなければいけないと思うのですが、そういう……
○馬場(猪)委員 最初に長官の考え方についてお伺いしたいと思います。
いま環境庁長官は、新聞社の方々といろいろもめていらっしゃるそうですか、この問題はわれわれに直接関係ございません。しかしその中で、大臣なんてこんなくだらない仕事はないんだ、男がやる仕事じゃないんだとか、あるいはぼくの周りにいた部下、ブレーンもひどいというような発言があったやに聞いておりますが、環境庁というのは非常に重要な役所でございますから、士気にも影響いたしますので、そういう事実があったのかどうかまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 余り非常識的なことは言われるはずはないと思うのですが、一応記事によりますとそういうこ……
○馬場(猪)委員 ここ三年ほどずっと不況の状態が続いております。ただでも預金の目減りというのは非常にやかましく言われている折から、ことしに入りましてからすでに民間の金融機関では三回、そして郵便貯金の方も二回の公定歩合の引き下げによる利息の引き下げが行われました。不況下の物価高の中にあって、ただでもむしろ金利をふやしてもらいたいと思っているぐらいのときに、逆に金利が下がっていっているわけですから、ますます生活内容を低下させるという結果に至っておりますが、二回の金利の引き下げによりまして大体どれぐらいの利息が減少になっておるのか、お知らせをいただきたいと思います。
○馬場(猪)委員 先ほど会計検査院長の御弁明を聞いておりましたが、何か非常に毅然としたところがないように感じました。そこで、北海道開発庁あるいは自治省、警察庁について会計検査院としては全く疑義もないし不正なこともないと先ほど認められたこの文章が、何か空疎なものに感じられます。そういう意味で、本当になかったのかどうか。各担当の局長さんに、あなたはいま現在の部下に対してどの程度の接待なら応じていいのかというような指導をなさっておるのか、そしていままで、過去五年間にそういう軽い茶菓程度のことであってもトラブルがあったかないか、そういう問題について、あるいはまた今回の建設省担当で起こった問題について、……
○馬場(猪)委員 私どもこのごろ、たとえば赤潮問題が起こったと言えば公害の問題ということで環境庁、あるいはその原因が下水道だ、いや産業廃棄物だということで通産省あるいは環境庁というふうに、非常に行政が多岐にわたっておるということを日常の生活を通じても体験いたします。そういう意味で、行政管理庁の方でもこの九月の二日閣議了解事項として省庁の再編成を含めていろいろ検討をなさる、当初には大幅な省庁の改編をやるというふうなうわさも流れておりましたが、この閣議了解事項を読ませていただくと、「別途検討する。」ということで、非常に抽象的に言われております。この省庁の統廃合をめぐってどういうふうにお考えになって……
○馬場(猪)委員 お許しを得まして、関連質問をさせていただきたいと思います。と申しますのは、せんだっての十月十四日に私、環境庁長官に、はからずも重要な環境行政をあずかる長官が大臣なんてつまらないというような発言をなさったということが雑誌や新聞で問題になりまして、その真意をただしました。そこで、ある程度の真意をお聞きして、その上で――ということは、環境行政の政治姿勢というのは非常に重要な問題であるために当初ただしました。そして、御答弁をいただいて、本当に二言、三言のやりとりでその点は終わったと思うのです。ところが、御答弁をいただいてからいろいろただしてみますと、長官の弁明いただいた内容と少し違う……
○馬場(猪)委員 不況が三年半も続いている中で、さらに円高という問題が出てきております。その中で輸出なさる業者の方々も非常に打撃を受ける反面、円高でせめて物価だけでもという国民の皆さんの願い、そういうことを受けて経済企画庁の方でも、八月に発表になったように三十六品目についていろいろ調査をなさった。特に牛肉価格については世上いろいろなうわさもあるし、十八日には長官も農林大臣に対して円高を消費者の利益に還元できるような方向で検討していただきたいという申し入れをなさったわけですが、翌日の新聞を見ますと、農林大臣の方はもう一つ歯切れのいい返事をなさっていらっしゃらないということから、輸入牛肉問題につい……
○馬場(猪)委員 昭和四十九年の十二月に日本と豪州との間に砂糖協定が結ばれました。そしてその協定は、日本の三十三メーカーを代表して三井、三菱の両社を中心としてCSRと契約を結ばれましたが、契約を結んだ時点ですでに値下がりの動きを示しました。そして、五十年の七月から実際に砂糖を受け取る段階になったときには相当な大幅の値下がりをしておった、それに端を発して、こういったものの値下げ交渉というものが始まってもうすでに一年半、二年近くなろうとしております。そして、最終的にはロンドンの砂糖協会への提訴というような問題もあったけれども、先月の末に何とか妥結に導かれたというふうに伺っておりますが、そのときに政……
○馬場(猪)委員 円高が国内の物価に及ぼす影響について、さきに通産省もお調べになった。ところが、国内には非常に反応が鈍くて、結局国内の流通に問題点があるのじゃないかというふうにたびたび言われております。農林水産物についても同じだと思います。昨日も日銀の方で発表なさっている考え方からいけば、場当たり的な、いまドルが余ったから、あるいは円の値打ちが上がったからということでなしに、もっと抜本的な対策を立てて、農産物輸入についても計画を立ててやるべきだというふうな内容の見解を示されておりますが、その中でも、特に豪州、ニュージーランド等との外交問題もあって、牛肉問題は目玉だと言われております。そういう意……
○馬場(猪)委員 前回十月二十八日に質問さしていただいたのですが、その後少し時間がたちましたし、大臣もおかわりになりましたので、残りの時間だけ再度質問を続けさしていただきたいと思います。 前回は、市中銀行については三回、郵便当局については二回の金利の引き下げが行われた、その影響についてお尋ねをいたしました。その際に、進学ローンの問題についてもお尋ねをいたしましたが、きょう冒頭大臣からも進学ローンについては意欲的にという御発言がございました。その間民間の市中銀行では、もうすでに進学ローンといいますか、教育ローンというのを設定いたしまして具体的に滑り出しております。意欲的にと言われることは、まだ……
○馬場(猪)委員 最初に総務長官、政府の広報というのはどういうふうにあるべきだという基本的な考え方をひとつお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 それじゃ自分のやっていることを知らせるだけでいいわけですか。
【次の発言】 せんだっていただきました資料を見ますと、四十八年、四十九年、五十年とずっと見てますと、四十八年当時三十四億六千六百万ですか、それが四十九年に約六七%くらいふえている。急激に四十八、九、五十年くらいまで非常な伸びを示しておると思うのですが、これはどういうふうな理由で、ほかの一般の予算と比べて伸び率が非常に高いのですか、どういうふうな事情でこれだけ伸び率が上がったのか、お教……
○馬場(猪)委員 最近、武器の輸出の金融措置を弾力的にしてほしいというような商工会議所会頭の発言であるとか、あるいはまた、非常に不況の状態が長いこと続いておるので武器輸出をひとつその不況対策の下支えにしたいという意図を込めて、関経連あたりでもそういう発言があります。あるいは経団連の防衛生産委員会あたりもそういう発言がたびたび最近は出るわけですが、これは通産大臣とは違った意味で、ひとつ防衛庁長官の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 防衛庁長官は兵器関係とは一番関係が深いわけです。そして、ただ単に関係深いわけではなしに、コストの問題、後で触れたいと思いますが、そういう問題もある……
○馬場(猪)委員 いま東大病院の問題がありましたが、関連がありますので、冒頭にお聞きいたしたいと思います。 先ほど文部大臣も、あくまで大学の自治とそして自主的な解決を図る方針で臨んでいきたいというふうにおっしゃったわけですが、これは当然のことだと思いますし、そういうふうに今後も自主的解決を促進する努力をしていただきたいと思いますが、先月の十七日にも過去五回にわたって会談が進んだという御報告を理事会で受けました。その中では、いままで八年間にわたって断絶をしておったのがお互いにテーブルに着いて、そしてある程度話し合いが進んだというふうにお伺いしておりますが、三月中に解決つくんじゃないかというふう……
○馬場(猪)委員 最近のわが国の海外との交流というものは非常に多くなってまいりました。それを受けて法務省の方でも現在の出入国管理令についてすでに四十二年当時から改正の準備を進めていらっしゃるわけですが、諸般の事情でなかなか改正のところまでいっておりません。したがって、事実に適合しない点もずいぶん出てきております。特に昨年度の出国の場合三百万を超え、さらに入国も百万に近くなるというような状態で、ますます外国との交流や、特にアジアとの交流というものは激増いたしておりますが、法務省としてこれにどういうふうに対処をなさっておるのか。そして最近の見通しについて、ひとつ法務大臣からお答えいただきたいと思い……
○馬場(猪)委員 三月一日の予算委員会の分科会におきましても、運輸大臣、そして総裁からも御答弁をいただきました城東貨物線についてお伺いいたしたいと思います。
重複を避けまして、総裁も言葉の上だけじゃなしに、もういよいよ真実差し迫った問題として積極的にやりたい、こういうふうにおっしゃっていただいているのですが、具体的にそれじゃその取り組みについては、そういうプロジェクトについての機構とかあるいは人員配置とか、そういうのはどういうふうになっておるんでしょうか。
【次の発言】 高橋理事も、地元関係市との意見が十分まだ調整できてないという答弁もいただいているのです。どの部分がどういうふうな調整を要す……
○馬場(猪)委員 ちょうど去年の夏ですか、初夏ころに、有田でコレラ事件が起こりました。ついこの間また川崎で起こり、恐らく水際でとめてほとんどこういったことが起こらないだろうと予想しておったのに、一年間に二回もこういうコレラ事件が起こっているわけですが、一年たったわけですから、有田の方はある程度感染経路等々もお調べになったと思いますし、川崎の方も、発生源と思われている医院のところまでわかったわけですが、感染経路をおつかめになったのかどうかということについて、まずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 最近では衛生思想も行き届いたし、そして検疫体制も十分とられていると思うし、まさかそんなことと……
○馬場(猪)委員 私は、廃棄物とその再利用に関する問題について、お伺いをしてみたいと思います。 最近の廃棄物は一般用の家庭廃棄物や産業廃棄物、都市系の廃棄物等々、推定十三億トンと言われておりますし、三十五、六年当時から比べて一人当たりの家庭用の廃棄物だけ考えてみても、五百十五グラムから三倍になっておるというふうな状態が続いております。したがって、それこそごみに埋もれて暮らさなければならないような事態が大都市周辺にはたくさんあるわけですし、そのために第四次の計画で厚生省においても一次処理に対して焼却率をふやすとか、あるいはまた最終処理地を新しく求めるとかいうような対策を立てていらっしゃるけれど……
○馬場(猪)委員 私は、最初に、予算の不用額についてお伺いいたしたいと思います。 昭和五十年度の不用額の合計が千九百五十六億六千四百万余円、その前の年も大体千八百億、そして五十一年度は二千二百五億円というふうに、二千億前後の不用額を生じておりますが、各年度とも見てみますと、大体において退職金や給与等の関係のもの、あるいは交付対象が予定より下回ったものというふうに分けております。五十年度だけ見ても、退職手当等の合計が三百十五億ありますし、そして交付対象が予定より下回ったものの合計だけでも七百八十六億ほど数えられるのですが、退職手当などは、例年大体どれくらいやめていかれるのかというようなことにつ……
○馬場(猪)委員 十日の日にも酒税に関してお伺いいたしましたが、この間時間が少なかったものですから、引き続いてお伺いいたしたいと思います。
大蔵大臣はお酒はお好きな方なんでしょうか。そして大体洋酒の方でしょうか、日本酒の方でしょうか。
【次の発言】 国税庁関係にもずっとおいでになったわけですから、ある程度お酒の内容についても十分御承知なはずですね。
【次の発言】 十日の日のやりとりの中で、私は質の向上ということでお伺いしたのですが、審議官も間税部長も当時のことは知らないというふうにおっしゃったのですが、大臣は当時のことは御承知ですか。二十八年の大改正当時のことについては詳しく御存じですか。
○馬場(猪)委員長代理 次に、塩崎潤君。
【次の発言】 いまちょうど原子力船「むつ」はまた長崎へ行くか行くまいかということで、長崎でもいまもめておりますが、三十八年ごろから着工したこの上原子力船「むつ」について昨年の決算委員会でもお伺いしたんですが、当時の宇野長官のお話のときにはいまにも解決しそうな御答弁がございました。そしてきわめて短い期間のうちに解決するだろうということで、ではひとつめどを示していただきたいということを言ったのですが、それはもう何カ月というようなことじゃなしに、本当に近いうちに解決するだろうと言われておりましたけれども、結局いまになってみますと解決をいたしておりません。その……
○馬場(猪)委員 去る四月十一日にも東大精神病棟の問題について御質問がありました。そして、いまも議論を伺っておりました。四月十一日の大学局長や会計検査院の方々の答弁、そしていまの学長の答弁なんか聞いておりますと、占拠だ占拠だと言って騒ぎ立てておりまするけれども、実際には大学当局がお入りになって調査もなさっておる、そしてまた会計検査院が調査に行く自由も確保されておる、たまたまそのときには何かの理由で、あるいはその精神病棟の先生方の中か学生さんかわかりませんし、あるいはひょっとしたらそのときにあったデモに参加した人たちがこれを阻止したのかしれませんけれども、そういう事態はあったにしろ、いまのお話を……
○馬場(猪)委員 物特を含めて過去三回ほど酒税法関係についてお伺いをいたしたわけですが、ずっとウイスキーばかりをお伺いいたしておりました。それで、いままでの経過の中で少し聞き漏らしたことがあるわけですが、ウイスキーばかりというわけにもいきませんので清酒に入りたいと思いますが、一、二点だけ、前に保留になっているようなものをひとつお答えいただきたいと思います。 たとえば、ウイスキーの色素の中にコチニール等の物質を入れているということについて、カラメルだけしか使っておりませんということだったわけですから、害が予想されるようなものについては、当然通達でもって使わないようにひとつ御指示をいただきたいと……
○馬場(猪)委員 昨年の三月三日と十月十四日にもこれについての御質問を申し上げておるわけですが、金剛生駒山系とそれから治水問題について、引き続いてお伺いいたしたいと思います。 建設省の方、お見えになっていますね。――建設省はほかの委員会からもお呼びだそうでございますので、ちょっと順序を変えまして先に建設省に関するところからお伺いをいたしたいと思います。 昨年の暮れの十二月二十日に大阪地裁において例の寝屋川水系の水害問題について――これは四十七年の七月と九月に二回にわたって水害問題がございました。これと、金剛生駒山系の乱開発との関係がどういうふうになっているかということについて、主にお尋ねい……
○馬場(猪)委員 まず最初に、この五月一日に長官の名前で、五十四年度業務計画の作成に際して指針とすべき事項というのをお示しになりました。その中で、一番最初に「健全で精強な自衛隊を維持する」、こういうように冒頭の文章の中にあるのですが、「健全で精強な自衛隊」というのは、長官の頭の中にはどういうふうな自衛隊像というものを描いていらっしゃるのか、お尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 わざわざそういうふうなことを言われるということは、そういうなまくらな自衛隊の印象を持つような何かが現在あるわけですか。
【次の発言】 その中に、五十三年度に引き続いて、「各般にわたる警戒のための態勢及び指揮通信の態……
○馬場(猪)委員 最初に、沖繩の交通問題についてお尋ねをいたしたいと思います。
七月の三十日に交通方式についての切りかえをなさった。四日間ばかりの統計しかいただいておりませんけれども、通常の事故の発生状況から比べて、当初予想はされておったことだと思いますが、特にバスを中心としての事故が非常に多かったわけでございますが、この報告以外にもその後どういうふうな経過をたどっておるか、お教えをいただきたいと思います。
【次の発言】 最初の四日間と比べてそれ以後は四日間と同じくらいのぺースで事故は起こっておりますか。
【次の発言】 特に初日のバスの四十六とか、あるいは二日に至ってもまだ十二というふうに、……
○馬場(猪)委員 赤字経営で苦しんでいらっしゃる畜産農家の方々、また国際価格からいって割り高だからもっと安く牛肉をという消費者の方々、両方の立場から、先月末畜産物価格を審議なさった経過を国民の皆さんは見守っていらっしゃったわけですが、実際に畜産物の安定と振興について実務を担当していらっしゃる畜産振興事業団のお仕事というのは非常に大事なものだと思います。昨年の二月、たまたまモーモーフライトの事故があったり、あるいはまた今日の円高問題のきっかけになって去年のちょうどいまごろから円高が進み出した。そういうことから、総理自身ももっと率直に消費者価格に反映するようにということで、牛肉問題が非常な論争の種……
○馬場(猪)委員 五月一日から酒税も上がりましたし、そして最近、にせウイスキーだとか、あるいはお酒が本当にお米でつくられているのじゃないというようないろいろな話が雑誌で出たり、新聞で取り上げられたりしております。そういう意味で、過去二回にわたって大蔵省の方にもお伺いしておりましたけれども、引き続いて酒税の内容についてお伺いをいたしたいと思います。 きょうは、主として消費者の立場として、われわれの愛用しておる酒が、やはりもっとわれわれの要望どおりのものになってほしいという願いを込めていろいろお伺いいたしたいと思うのですが、まず最初に、公正取引委員会、来ていらっしゃいますね。 五十一年三月三十……
○馬場(猪)委員 最初に、宅地並み課税のことについて大臣にお伺いいたしたいと思います。 このごろ「黄金の日々」で有名になりました堺へ人がたくさん出かけるようになったのです。堺で調べてみますと、A農地で二十五万百円です。C農地でも八万八百円かかる。すぐ隣の方へ行きまして八尾、今東光さんで有名ですが、八尾でもA農地で二十三万四千三百円、B農地で十二万円というふうに、宅地並み課税の評価を五十一年度でいたしますとこういうふうな非常に高額な税がかかることになっております。いまのところは五十一年度の特別な措置で、特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法という非常に長い法律で……
○馬場(猪)委員 ついせんだって私の部屋へ、八月二十八日に西麻布の日赤前の交差点でガス管の接続試験をやっておったところ、通行中に一万二千レントゲンの照射を受けたという訴えがありました。これは労働省の方でいろいろ調べていただきますと、そんなに一万二千レントゲンというような照射を浴びたとしたら即死するような条件ですし、大分事実とも違った面もわかってまいりましたけれども、こういうふうな個所が、建設省の方で調べていただきますと大体一日に都内で五十カ所ぐらいやっているということもお伺いいたしております。 あるいはまた、ついせんだってこれも同じように新聞紙上を大分にぎわしましたけれども、中神食品が食品衛……
○馬場(猪)委員 私は、商品取引所の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 四十七、八年ごろから取引所をめぐるトラブルも多かったのが一時減っておりましたのが、五十年ごろからまたぼちぼちふえてまいりました。そして、中には、定年退職になりてなけなしの金を商品取引の相場ですって倒産をしたというような例であるとか、母子家庭の方々が非常な迷惑をこうむっているというようなお話をたびたび承っておるわけでございますが、いただきました資料によりますと、通産省所管で五十年の紛議事項だけで十三件、そして五十一年は三十九件、さらに五十二年は六十四件というふうに紛議もふえておりますし、そうしてまた農林省所管も三十……
○馬場(猪)委員 歴代内閣を三代にわたって見ましても、それぞれの内閣はみんな違った形ではありますけれども、行政改革というのは常にうたっていらっしゃるわけです。その間、省庁の統廃合の問題とかあるいはまた中央省庁の局、部、課等の削減、出先機関の統廃合、審議会、補助金等々の問題について行政管理庁としても熱心にお取り組みはいただいておりますが、ごく一部、自治体あたりからの補助金の申請手続等が非常に簡素化されたということに対する成果も上がっておりますけれども、全般としてはまだまだであるという認識はだれもが一致いたしておると思います。そういう中でも、特に財政的にも厳しい状況の中で、やはりむだの排除という立……
○馬場(猪)委員 バンダルシャプールの石油化学コンビナートの件についてお伺いをいたしたいと思います。 最近、わが国の企業の海外進出であるとかあるいは海外の経済協力等、非常に活発な活動が行われておりますし、その中でバンダルシャプール石油化学コンビナートの問題については、ただ単に石油の生産だとかあるいは企業の消長であるとかといったことだけではなしに、外交問題も含んでおりますし、そしてまた、わが国の今後の石油の需給計画にも大きく影響するところであろうと思いますし、そういう意味では、ただ経済的な問題だけにとどまらないと思います。しかも正確な情報がいまのところまだ入っておりません。したがって、この計画……
○馬場(猪)委員 最初に、郵便局における窓口職員の責任についてということで、昨年の十月二十日付、この時期にあえて異例の意見表示を郵政省になさった動機、どういうわけでこの時期に会計検査院としてこういう意見表示をなさったかについてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 この意見表示の中身によりますと、五十年から五十二年までの三カ年間に、不法領得通帳等を使用した部外者によるものが七千百六十口、九億九千九百六十四万一千六百四十円、及び局の外務員によるものが五百十二口で八千六百六万九千九百五円、合計七千六百七十二口で十億八千五百七十一万一千五百四十五円もに上る巨額の国の損失を招いているということは……
○馬場(猪)委員 住宅問題についてお伺いいたしたいと思いますが、この五十一年度の検査院の特に掲記を要する事項ということで、わざわざ「公的資金による住宅の建設及び管理について」という、いわゆる特記事項が述べられておりますが、前年にも特記事項が載っておりました。この傾向について非常に詳しく述べていらっしゃるのですが、会計検査院の方から、この時期にあえてこういうふうな特記事項としてたびたび載せられている意図について、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 空き家だとか未募集だとか、いろいろいま言われましたけれども、前段に書いてあります、まず第二期住宅建設五カ年計画についても問題があるという指摘……
○馬場(猪)委員 昭和五十年代に入ってから、完全失業率が二%、そして百万の状態が続いておりますけれども、その中でも二十歳未満の青少年等については、経済が非常に伸びていた時代と比べれば有効求人倍率も、少ないけれどもまあそこそこ求人のある状態の中で、結局雇用対策の中心は中高年問題だと思います。その中高年問題について、五十五歳、高齢者の六%の達成について最近どのような状態になっておりましょうか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 完全失業者数が五十年の百万人で一・九%から五十三年度は二・二%にふえておりますし、しかも四十五歳以上の方々についても四十一万人、二・〇%、だんだんふえていってい……
○馬場(猪)委員 公安委員長にまず暴力組織の問題、取り締まりの問題等についてお伺いをいたしたいと思うのです。 私どもの日常の経験からいいましても、殴ったとかすったとかゆすられたというようなささいな問題で、おそらく事件にもなってないような問題から含めまして、四月に入ってから新聞記事を見ただけでもずいぶん暴力組織の犯罪というものが目立つわけなんです。 たとえば六日の新聞を見ますと、競馬予想紙の「1馬」というのですか、ここの経営者の中に稲川会の会長が入って一億二千万の用人棒代をもらっているというような記事が載っておるかと思えば、その翌日にはまた暴力団の組織の人たちが覚せい剤を公害患者や運転手さん……
○馬場(猪)委員 昨年の暮れ十一月の終わりに告示されました近畿圏整備法に基づく内容についての御質問を申し上げたいと思います。
まず最初に、数回の改定を経ておりますけれども、昨年暮れ改定されましたものの一ページの初めの方に「近畿圏整備の基礎条件の変化」ということが言われておりますけれども、どういうふうな変化ととらえていらっしゃるのか、内容についてお伺いいたしたいと存じます。
【次の発言】 いま申し述べられたような五つの変化があるということで、それに対応して京阪神を中心とする近畿圏が国際的、国内的経済環境の変化に対して産業構造の円滑な対応もおくれ、あるいは「高次の経済、文化等の諸機能の集積が首都……
○馬場(猪)委員 「予備費は、大蔵大臣が、これを管理する。」と財政法三十五条で決めておりますが、その中で、各省庁の長は積算の基礎を明らかにしてその調書を作製し、そしてそれに基づいて所要の調整を加えて予備費を使用する、こういうふうに財政法の中に載っておりますけれども、「調整」というのはどういうふうなことをやるのでしょうか。
【次の発言】 それでは、五十二年度あるいは五十三年度で使われたこの予備費の使用について、どれか一つ二つ具体的に調整があったかどうか、そういう問題があったらひとつ例をもって示していただきたいと思います。
【次の発言】 これはことしに限ったことじゃなしにずっとそういうふうな方法で……
○馬場(猪)委員 検査院法の改正の問題について先ほど御論議がありましたので、引き続いてこの件からお伺いをいたしたいと思います。 院長に確認をいたしておきたいと思いますが、五十三年の七月二十五日に検査官会議で検査院法改正の方針を決定をなさった。ということは、先ほども御答弁がありましたように、衆議院における二回の決議、そして参議院の経過、それらを受けて、そしてまた前院長もこの決議を非常に重く見ておるという御発言があったように記憶いたしておりますが、それらを受けて、さらに五十三年六月七日福田前総理の答弁を受けて、直接的にはその影響でこういう検査官会議での改正ということをお決めになったわけでございま……
○馬場(猪)委員 五十三年の七、八月ごろまでは依然として二百億ドルというような大きな黒字でありましたけれども、それが十月―十二月ごろになりますと、大体八十四億ドルというふうにして徐々に減ってまいりまして、この五十四年の四月から六月には恐らく赤字になるだろうというふうに、最近の景気の情勢というのは非常に変動が激しくなってまいりましたし、そしてまた、この四月の卸売物価が一・七%、年率二二・四%というふうに大幅に上がるような状態になってまいりましたけれども、まず今後の見通しと、いまのところは消費者物価に直ちに反映いたしておりませんが、なぜ消費者物価への連動がいまのところはないのか、それらの点について……
○馬場(猪)委員 昨年は政府は八・六%の物価上昇ということで臨まれましたけれども、結果は九・四%に上がりました。総理も経企庁長官も非常に遺憾の意を表されておるわけですが、さらに景気刺激策によって金利引き下げだとかいろいろな対策を打てば打つほどまた物価に関連することも非常に多いと思います。中でも公共料金の値上げということは、物価抑制の中でも一つの大きな柱と言われておりますが、あえてこの時期に、昨年の五〇%の値上げに引き続いて一九%の値上げを国鉄が提案なさる。その間に、経企庁の方としては国民の暮らしを守るという立場で運輸省との間にいろいろ御協議なさった。その御協議について問題になりました点、どうい……
○馬場(猪)分科員 現在の福田内閣の第一の使命は景気回復策だと言われておりますし、そしてその景気浮揚に当たって、昨年の暮れに七項目の刺激策をお出しになった。その中にも住宅問題が含まれております。そしてまた、さきの予算委員会の総括質問の中でも出たことですが、公団の建設状態は、五十一年度末に一万二千戸の空き家が出ておるような状態で、さらには、今年度、五十二年の三月末では一万六千戸にも達するだろうと言われるような状態が続いております。 そうすると、公共投資によって景気刺激をされるということで相当な力を入れていらっしゃるこの住宅対策についても、建てることは建ててもこういうふうなひずみが出てくるという……
○馬場(猪)分科員 今国会の一番初めの予算委員会に、始まりました最初の日に、一兆円減税をめぐりまして、わが党から石橋書記長が土地の含み資産に対する課税の問題を総理にただしました。そのとき総理は、土地の価格は上がるけれども、土地を持っておる法人、個人、その人に利益が直接起きておるわけではない。その高騰した価格をもって売買を行う、そのとき初めてその個人なり法人なりの利益ということになる、こういうふうにおっしゃったのです。自治大臣、どういうふうに思われますか。
【次の発言】 企業なり個人なり持っていらっしゃる宅地についてはそういう考えをお持ちなんですね。では農地についてはどういうふうにお思いになりま……
○馬場(猪)分科員 総理が有資源時代ということを非常に強調されているわけです。そしてまた石油ショック以来食糧問題もずいぶんと国民の関心の高いところになりました。そういう中で、農林省が食糧増産あるいは自給率の向上ということに力を入れていらっしゃると思っておったところが、ことしの予算を見ますと、大体従来とられておった一〇%ラインを割っております。九・三%に低下しております。口では農業振興とか、あるいは食糧の自給率向上とか言われるけれども、実際にはこういう結果があらわれているということは、国民の一人一人としましては農林行政について後退しているんではないかというような印象を持っておりますが、農林大臣の……
○馬場(猪)分科員 都市における道路と鉄道との連続立体交差に関する協定に基づいての問題をお尋ねいたしたいと思います。
この協定に基づいて全国の都市の立体化がずいぶん促進されたと思いますが、特に大阪におけるいままでの実績と補助額、そういったものについてお教えをいただき、それから進捗状況をお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 これに対して私鉄側は幾ら負担しておりますか。
【次の発言】 総額幾らになりますか。
【次の発言】 いま言われた軌道法とか地方鉄道が七%で国鉄の場合が一〇%、ということは、九〇%ないし九三%が公共負担ですね。非常に有利だと思うのですが、これが本当に、たとえば私鉄運賃等……
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