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川本敏美 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

川本敏美[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
919位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
642位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
215位

34期委員会発言TOP100
82位
34期委員会発言(非役職)TOP100
68位
36期委員会出席TOP50
29位
36期委員会発言TOP100
73位
36期委員会出席(無役)TOP50
16位
36期委員会発言(非役職)TOP100
57位
36期各種会議出席TOP10
10位
36期各種会議発言TOP10
7位
36期各種会議出席(無役)TOP10
8位
36期各種会議発言(非役職)TOP10
7位

このページでは川本敏美衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。川本敏美衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 社会労働委員会 第2号(1977/03/01、34期、日本社会党)

○川本委員 社会党の川本敏美でございます。  先輩の枝村議員が労働大臣にいろいろ御質問をなされました。私は、新米でございまして、もう子供の時分から、石田労働大臣が石橋湛山の青年将校でがんばっておられる時分から名前は聞いておった。労働大臣は一体どういう人だろうと思って、いろいろ本を読んでまず石田研究をやったわけですが、先ほど枝村議員がおっしゃったように、昭和三十二年の二月二十六日ですか、この社労委員会で労働大臣就任のあいさつをしておられるわけであります。そのときにおっしゃったことは、先ほどおっしゃったので申し上げませんが、今度の労働大臣としての施政方針のこの間の御説明と、考えてみますと三十二年二……

第80回国会 社会労働委員会 第8号(1977/04/08、34期、日本社会党)

○川本委員 私は、まず厚生大臣に一つだけお聞きいたしたいのですが、ただいま厚生大臣から提案理由の説明がありましたけれども、今度いわゆる援護費で二十六億ですか、あるいは福祉年金や国民年金、厚生年金等、すべての年金について二カ月、当初の政府案よりも修正することになりましたが、これこそ厚生省の力のなさぶりを発揮したゆえんでありまして、日本社会党を初めとする野党五党に対して、厚生大臣が最初に確保しなければならぬ予算を野党五党のおかげでこれだけ拡大して修正することができましたことを、まず社会党以下の皆さんに厚く御礼申し上げますという一言が抜けているように私は思ったわけなんです。そこで、その点について、ま……

第80回国会 社会労働委員会 第9号(1977/04/13、34期、日本社会党)

○川本委員 まず、私は最初に、労働大臣に一言お聞きいたしたいと思います。  先ほど来、いろいろ各般にわたって論議をされておりますので、雇用保険の問題についてお聞きをいたしたいと思うのですが、私は、基本手当日額表ですか、あれから見ましても、雇用保険法の精神というものは賃金の大体八〇%から六〇%を失業給付あるいは休職者給付として支給をするということに決まっておるんではないかと思うのですが、それは間違いありませんね。
【次の発言】 そこで私はお聞きをいたしたいのです。雇用保険法第十八条によるいわゆる自動改定の規定があるわけです。現行の基本手当日額表は昭和五十年三月二十日に告示されたものだと思うのです……

第80回国会 社会労働委員会 第15号(1977/04/26、34期、日本社会党)

○川本委員 私は先般、労働大臣に、いわゆる白ろう病と言われる振動病の問題についてお聞きをいたしました。その際にもいろいろ御答弁はいただいておるわけですけれども、調べてみますと、最近、振動病ほか合併症という病名で死亡診断を受けた者がいままでに四人いるわけです。屋久島の佐々さんというのが五十年十二月、高知の竹邑さんというのが五十一年七月一日、秋田の、これはどなただったか忘れましたが、五十一年十一月ごろだと思います。最近、函館の佐藤さんという方が五十二年の四月に振動病という死亡診断書によって亡くなられた。その四人のうちで、現在までに高知の竹邑さんだけが五十二年四月一日付で労災認定を受けておるわけです……

第80回国会 社会労働委員会 第18号(1977/05/12、34期、日本社会党)

○川本委員 いよいよ国民の関心の的であります健康保険法等改正案の審議が始まりました。  私は、この間社会党を代表して本会議でこの問題について質問をさせていただいた次第でありますが、そのときにも私は申し上げたわけですけれども、先ほど来の質疑応答の中でもございましたように、今般提案されている健康保険法等の一部改正案は、主としていわゆる千六百億を超えるといわれる政管健保の赤字対策として考えられたものである、傷病手当金の約百億円の期間延長を除くボーナス保険料といわれる特別保険料あるいは入院時、初診時一部負担等、すべて被保険者の負担によってこの政管健保の赤字を一挙に解消するという全く悪らつなものであると……

第80回国会 社会労働委員会 第19号(1977/05/17、34期、日本社会党)

○川本委員 先ほど来、伊藤忠、安宅の問題について安島議員が非常に広い角度から当面の問題点を浮き彫りにして、ある程度関係各省庁あるいは労働省からも御回答をいただいたところでありますけれども、私は引き続いて、これに関連して、伊藤忠、安宅の合併の波紋が大きく関連産業に及んできておる、この問題についてもう少し具体的にお聞きしたいと考えておるところであります。  そこで、私、今度質問させていただくに当たってちょっと勉強をしてみたわけですけれども、まず、御承知のように、伊藤忠の本体の問題については先ほどからいろいろ論議がありました。ところが、すでに今日まで、安宅、伊藤忠の合併によって、安宅関連の会社がある……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1977/11/01、34期、日本社会党)

○川本委員 私は、まず環境庁長官にお聞きをいたしたいのですが、最近低周波公害ということが大きく社会的な問題になっております。この間から新聞などの切り抜きを、低周波公害に関係するものだけを少し集めてみますと、これはまだほんの一部ですけれども、連日のように日本国じゅうのどこかの新聞に、低周波の公害でたくさんの国民が健康を害して困っておられる、こういうことが載っておるわけです。環境庁は、今日のわが国における低周波公害の実情についてどこまで捕捉をしておるのか、そしてその対策をどうしようといま考えておるのかまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 環境庁が低周波という問題と取り組み始めたのは昭和四十九……

第82回国会 社会労働委員会 第1号(1977/10/25、34期、日本社会党)

○川本委員 私は、ただいまから労働大臣を初め関係官公庁の方々に、まず冒頭、雇用問題から御質問をいたしたいと思うわけです。  最近、世界失業時代という言葉をよく耳にします。現在、世界的に見てもアメリカでは六百十九万人という失業者が出ておる。EC諸国では約五百八十万人。日本では、ことしの八月で大体百六万人という完全失業者で、先進国の合計で千四、五百万人の失業者があると言われておるわけです。こういう大量失業をどうしていくのか。どの国も現在のところでは思案投げ首で、有効な手段を持ち合わせていないように私には思われるわけです。そういう点から見ますと、この失業問題大量失業をどのようにして克服していくかとい……

第82回国会 社会労働委員会 第4号(1977/11/22、34期、日本社会党)

○川本委員 きょうは、合板の不況カルテルの問題にしぼってお聞きをいたしたいと思うわけです。  そこで、まず最初に主管の農林省林野庁の方にお聞きをいたしたいわけですが、現在行われている合板の不況カルテルは、内容はどういうことですか。
【次の発言】 そうすると、重ねてお聞きいたしますが、現在行われているいわゆる不況カルテル、あるいは現に農林大臣が規制命令を発動しておられると思うわけですが、その内容は、いわゆる休業のカルテルである、休業を最高で六日、二月については最低二日というところもあるようですけれども、そういう各月別に製造工場に休業させる、こういう内容でございますね。

第82回国会 農林水産委員会 第10号(1977/11/24、34期、日本社会党)

○川本委員 私は、奈良県の吉野郡の出身でございます。吉野というところは、御承知のように、全国的にも有名な林業地帯であります。私は、これからも機会があれば、この林業の問題あるいは木材産業の問題等について質問をさせていただきたい、政府の見解をただしていきたい、このように考えておるわけですけれども、きょうは一応私の考えていることを申し上げて、政府の見解をお聞きしていきたいと思うわけです。  昭和三十六、七年ごろであったかもわかりませんけれども、当時、農林大臣をしておりました河野一郎さんが、奈良県の吉野郡へ視察にお見えになったことがあるわけです。そのときに、奈良県の十津川村の高等学校の講堂に約三百人の……

第84回国会 社会労働委員会 第2号(1978/02/16、34期、日本社会党)

○川本委員 小沢厚生大臣に朝から、大原委員が年金の問題とかあるいは医療の問題、矢山委員が福祉施設の問題等について非常に大きな立場から質問をされました。この間の厚生大臣の所信表明の中で、いわゆる在宅の「身体障害者福祉対策、老人福祉対策等におきましても、きめ細かく心の通った福祉施策の充実に努めたところであります。」こういう言い方をしておられる。果たして「きめ細かく心の通った」というような施策になっておるのかどうか、こういう点について、ひとつ厚生大臣の認識を改めてもらいたい、さらには関係者の皆さん方にも、もう一度この制度の抜本的な改正について、ひとつ奮起を促したい、こういう立場から若干の質問をいたし……

第84回国会 社会労働委員会 第3号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○川本委員 労働大臣に、当面する二、三の問題について私は質問をいたしたいと思うわけです。  昨年、通常国会さらに臨時国会の二回にわたりまして、私は日雇い労働者の求職者給付金の日額の改善の問題について要望し、当時、石田労働大臣から前向きの答弁がなされているわけです。私はいままで、日雇い労働者の失業給付の日額表の改定をもっと早くしなければいけないのではないかという観点から要望してまいったわけですけれども、これについて労働省はどのように措置しようとしておるのか、まずお聞きいたしたいと思うわけです。
【次の発言】 雇用保険法第四十九条の規定による日額の改正で、民間の日雇い労働者の賃金に対応できるような……

第84回国会 社会労働委員会 第5号(1978/03/17、34期、日本社会党)

○川本委員 厚生大臣がまだお見えでございませんので、まず厚生政務次官以下、局長さんにお聞きをいたしたいと思います。  私は昨年の四月八日のこの社会労働委員会におきまして、満蒙開拓青少年義勇隊の援護法適用について、いわゆる第二条第四号の関係でございますけれども、これが従来、昭和十四年十二月二十二日の閣議決定以後の義勇隊に適用する、こういう内容になっておるのがおかしいのではないか。少なくとも、その以前の昭和十二年十一月三十日の閣議決定の線まで、さかのぼるべきではないかということを主張いたしたわけであります。今回、その点については法律の改正が提案をされておる次第でありまして、政府当局が非常に誠意を持……

第84回国会 社会労働委員会 第11号(1978/04/11、34期、日本社会党)

○川本議員 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました雇用対策法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  勤労国民の福祉と生活向上を犠牲にすることによって進められてきた過去の高度経済成長の結果、多くの産業において過大な設備が出現し、不況が長期化しております。しかし、この不況の原因を考えるとき、労働者に少しの責任もないことは言うまでもありません。不況を生み出している責任は、政府と大企業にあることは明らかであります。  パイを大きくすることに協力せよと言われて、低賃金、長時間労働に甘んじてきた日本の労働者が、今度はパイが大きくなり過ぎたから解雇され……

第84回国会 社会労働委員会 第12号(1978/04/12、34期、日本社会党)

○川本委員 私は、今日の深刻な雇用不安の中で、当面しているいろいろな問題点について具体的に二、三お聞きをいたしたいと思っておるわけです。  まず最初に、きのう開催されましたこの社労委員会で、日本社会党から雇用対策法の一部を改正する法律案が提案されました。私は、その提案理由の説明をいたしました。その内容は、現行の雇用対策法第二十一条に定められた雇用変動の届け出制度を改善強化することによって、不適当な大量解雇を規制し、雇用の安定を図ろう、こういう趣旨のものであります。今日の深刻な不況下、雇用不安が進行していることは申すまでもありませんし、本年二月の総理府統計局の発表によりますと、完全失業者数がすで……

第84回国会 社会労働委員会 第15号(1978/04/19、34期、日本社会党)

○川本委員 先ほど来、矢山議員から岡山県の老人福祉施設、特別養護老人ホームの実態についていろいろ話がありました。私は冒頭まずそれに関連して大臣にお聞きしたいと思うのです。  この間も四月三日の毎日新聞ですが、老人ホーム行きはいやと言って一人暮らしの老人が自殺をしておるのです。これは四国の高松ですけれども、四月二日に老人ホームに行けと役場から言われて、いやだと言って自殺をしておる。全国的に在宅老人のアンケート調査をしますと、私は死ぬまで家にいたいという答えがもう圧倒的に多いわけです、今日までの日本のいわゆる老人福祉対策というものは、明治時代の養老院に始まって今日まで、いわゆる福祉施設に収容するこ……

第84回国会 社会労働委員会 第16号(1978/04/25、34期、日本社会党)

○川本委員 ただいま村山委員から春闘の問題についてお話がありました。いよいよ、きょう午前零時から七八春闘の決戦段階を迎えて労使が激突をしておるわけです。この及ぼすところ、国民生活に及ぼすところの影響は、やはりまことに甚大なものがある。ところが、私どもが新聞とかテレビ等でいろいろ、この経過を見ておりますと、一体政府は何をしておるのか。このストライキを早期に解決をして、そして国民生活を守り、あるいは、いまお話があった不況克服をしていく、そういうことを真剣に政府が考えておるのかどうかということについては私は大きく疑問を持たざるを得ないと思うわけです。  きのうの朝日新聞の朝刊を見ますと「私鉄スト政治……

第84回国会 社会労働委員会 第19号(1978/06/01、34期、日本社会党)

○川本委員 私は、現在行われております医薬品の再評価の問題を中心にして、若干お聞きいたしたいと思うわけです。  厚生省は、去る昭和四十六年の十二月に薬発第一一七九号の薬務局長通知をもって、医薬品の再評価の実施ということを始めました。御承知のとおりです。  その背景となっているのは、いろいろ問題があろうかと思うのですけれども、国際的には、一つは昭和三十八年WHOの総会において、WHO加盟各国は医薬品の副作用について国家的水準により正確な評価をする機関を持つこと、あるいは医薬品の研究開発時または一般使用時において発生する副作用情報について組織的に収集できるような体制をつくる必要がある、こういう決議……

第85回国会 社会労働委員会 第2号(1978/10/13、34期、日本社会党)

○川本委員 先ほど来、すでに社会党の三人の先輩があらゆる角度からこの問題について質問をされました。私は、若干角度を変えていろいろお聞きをいたしたいと思うのです。  一番最初にお聞きいたしたいことは、去る十月三日の毎日新聞に、経済部の小島徹さんという記者が「記者の目」という欄で、こういう労働省批判の記事を書いておる。ごらんいただいたと思います。この内容を見ますと、日ごろ利害の合わない福田総理を初め政、労、使の三者が口をそろえて、雇用の維持確保が最重要課題であると言っておるのに、今日働く者の暮らしを守る肝心の労働省が惰眠をむさぼっておる。こう書いてある。労働指標のデータも不備で、雇用政策の今後のビ……

第85回国会 社会労働委員会 第4号(1978/10/19、34期、日本社会党)

○川本委員 私は、本年の六月一日に、この社労委員会で薬の問題について質問をしました。時間がありませんでしたので十分質問事項を終わることができませんでしたので、きょうはその続きをもう一度質問いたしたい、このように考えておるわけです。  そこで、まず最初に薬務局長にお聞きをいたしたいわけですけれども、本年の七月二十一日だったと思うのですが、厚生省は、現行薬事法の改正案の骨子を発表されました。現行の薬事法は昭和三十六年二月に施行されたもので、十七年ぶりに改正をする、こういうようなことが言われておるわけですけれども、考えてみますと、アメリカも、一九六二年の十月十日にキーフォーバー・ハリス法、こういうこ……

第87回国会 社会労働委員会 第4号(1979/02/22、34期、日本社会党)

○川本委員 橋本厚生大臣が今度の大平内閣で厚生大臣に就任されました。いままでこの社労一本で取り組んでこられた最も厚生行政に理解の深い大臣だから、今後の活躍を私どもも大きく期待をいたしておるところであります。  先ほど来、同僚の森井議員から、当面の健康保険法改正をめぐる諸問題についていろいろお話がありました。私もその後を受けて、ひとつ連係プレーで、もう少しお聞きをいたしたいと思うわけです。  そこで、まず最初にお聞きしたいことは、先ほど森井議員の質問にもありましたけれども、大臣がおととしこの社労の委員長をしておられた当時に、自民党の党内の医療基本問題調査会、これは根本龍太郎さんが会長をしておられ……

第87回国会 社会労働委員会 第5号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○川本委員 それでは、労働大臣に対して二、三点にわたって質問をいたしたいと思うわけです。  まず最初に私がお聞きしたいと思うことは、当面の深刻な雇用情勢の中で、これから労働省がとるべき雇用政策の基本的な問題についてまず一、二点お聞きをいたしたいと思うわけです。  先ほど来もお話がございましたように、深刻な雇用情勢を反映して、昨年来不況対策の法律だとか業種別とかあるいは地域別というような形でいろいろ制度が生まれてまいりました。私は、雇用政策そのものに対する政府の基本的な方針というものが果たして那辺にあるのかということについて、やはりこれは今後の重大な課題だと思うわけです。経済情勢というものは時々……

第87回国会 社会労働委員会 第9号(1979/03/22、34期、日本社会党)

○川本委員 わが国の人口の老齢化現象等の中で、国民生活あるいは政府の予算の中に占める年金の比重というものは、年々高まりつつあることは御承知のとおりです。いよいよ来年度の予算の審議に当たって、衆議院段階でもあるいは参議院段階でも、この年金の問題が大きな政治課題になったことは御承知のとおりであります。その中で、政府と野党との間でいろいろ論議が交わされたことが、恐らくこの年金法の修正という形で、本委員会においても新しい方針が打ち出されることになろうかと思うわけであります。そういう問題は後ほど委員会内部でもいろいろ論議されると思いますので、きょうはさておきまして、まず最初に、わが国の各種の年金の問題に……

第87回国会 社会労働委員会 第14号(1979/04/27、34期、日本社会党)

○川本委員 先ほど来たくさんのいろいろな質問がありましたので、私は、まず金田さんと坂本さんにお聞きしたいのですが、いわゆるサリドマイド事件が起こってから、アメリカでも西ドイツでも薬事法等の改正が早急に行われて、薬害が発生しない措置が行われておる。ところが、それが今日まで、わが国においては、行政通達等ではいろいろ出ておるけれども、あるいは薬害救済法あるいは薬事法の改正というような形には出てこなかった。なぜ政府が積極的に出てこなかったのか。そういうことについて、スモンの患者となられたお二方の、なぜ今日まで放置されたのだろう、こういうことについて、感じておられることがありましたら一言ずつお聞きしたい……

第87回国会 社会労働委員会 第15号(1979/05/09、34期、日本社会党)

○川本委員 ただいま矢山委員からいろいろ御質問がありましたが、大体医薬品というものは、他の物質とやはり異なった特殊性があると私は思うわけです。たとえて申しますと、医薬品には人体に対する特有な生物化学的な作用をする性質がある、しかも消費者にはこれを自分の判断で選択することができない、こういう特殊性があります。また、そのほとんどの消費が社会保険と公共的な医療制度の中で消費されていながら、流通市場においては他の物品と同じように自由市場の中で取引をされておる、こういう特殊性があるわけです。医薬品はわれわれ国民の日常生活に欠かせないものであるだけに、国民の立場から言えば安全でよく効く薬といいますか、それ……

第87回国会 社会労働委員会 第17号(1979/05/29、34期、日本社会党)

○川本委員 時間が大変制約されておりますので、私は要点だけ簡単に質問をしていきたいと思いますので、答弁もひとつ要点だけ簡略に、明快にいただきたいと思うわけです。  それで、きょうは振動病の問題について林野庁と労働省に御質問をしたいと思うわけですが、林野庁は長官お見えですか。――来てない。きょうは振動病に対して、私だけの質問じゃなしに、あと矢山委員あるいは島本委員からも質問をする予定なんです。そういう中で、きょうはどんなことがあっても林野庁長官に出てもらいたい、こう強く要請をしておいたわけですけれども、林野庁長官が来ないということでは、振動病対策について林野庁が本当に全力を挙げて取り組むという姿……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 社会労働委員会 第2号(1980/10/16、36期、日本社会党)

○川本委員 それでは、まず最初に芙蓉会富士見病院のトラブルをめぐる問題について、厚生省、厚生大臣に御意見をお聞きしたいと思うわけです。  きょうは朝から大ぜいの方々から、あるいは先日来いろいろな場所で、委員会で、所沢の芙蓉会富士見病院のいわゆる医療犯罪といいますか、そういう事件についての問題点がいろいろ追及をされておるわけですが、検査づけとか、あるいは無資格診療とか、あるいは営利を目的とした医師の過剰診療だとかというようなことによって人体に危害が加えられる、あるいは生命や健康の破壊が進んだ。果ては自殺者までつくり出したというような非人道的なこういう医療犯罪というものは許さるべきではないと私は思……

第93回国会 社会労働委員会 第3号(1980/10/21、36期、日本社会党)

○川本委員 きょうは二点ばかりについて労働省や関係省庁に御質問申し上げたいと思うわけですが、まず最初に「部落地名総鑑」の問題についてお聞きいたしたいと思うわけです。労働大臣もこれから日本の政治の中で、まだまだ伸びられるお方ですから、ひとつ、きょうは各省庁に対する私の質問についても十分お聞きいただいて、労働大臣の本当に積極的なお答えをいただきたいと思うわけです。  御承知のように「部落地名総鑑」という、いわゆる差別図書が発見されてから、もう五年以上たつわけです。昨年末にも全国で二十五社、二十九冊の「地名総鑑」を購入しておる企業が明らかになっております。安田信託銀行の問題も後で触れたいと思いますけ……

第93回国会 社会労働委員会 第5号(1980/10/30、36期、日本社会党)

○川本委員 それでは森井議員に引き続いて健康保険法改正案に関連してお聞きをいたしたいと思うわけです。  私は少し観点を変えて、まず高齢化社会に対応する医療制度及び、その費用負担を中心にして、まず質問をいたしたいと思うわけです。  先ほど来もいろいろ論議がありましたが、私は、これからの日本の医療あるいは保険制度を語るということになると、高齢化社会というものを抜きにして考えることはできないんじゃないかと思うわけです。  さきに昭和五十二年の十一月だったと思いますけれども、いま大蔵大臣の渡辺美智雄さんが厚生大臣のときに国会に、いわゆる医療保険制度改革の基本的な考え方ということで十四項目にわたって項目……

第94回国会 社会労働委員会 第2号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○川本委員 私は、きょうは主として労働大臣あるいは労働省に失業対策の問題あるいは高齢者の雇用対策の問題について御質問をいたしたいと思っておるわけです。  最近いろいろなところで言われておりますように、わが国では高齢者社会が急速なテンポでいま進行しつつあるわけです。そしてそういう中で国民全体の中においても高齢者の占める比率がこれから年々高まってくることはいまさら申し上げるまでもありません。そういう中で高齢者が実際どのような形で生活をしておるのだろう。六十五歳を過ぎても七十歳になっても働かねば食えない人がわが国ではまだたくさんおるはずであります。  そういう中で、ILOの調査を見てみますと、これは……

第94回国会 社会労働委員会 第3号(1981/03/17、36期、日本社会党)

○川本委員 私は、まず労働省にお聞きしたいのですが、最近、わが国の工業技術といいますか、技術の進歩というものは、非常に目覚ましいものがあると思うわけです。  本来、その技術が進歩すればその技術が進歩しただけ生産性が向上をして、そこで労働者がそれだけ仕事から解放をされて生活が豊かになるというのが、技術の進歩、開発に向けての世界的な一つの熱意の源泉だったと私は思う。ところが、現実はそうはいかないものでして、最近は逆に、人間が機械に振り回されているといいますか、機械に駆使されているといいますか、そういうような状態が起こってきて、かえって神経的な疲労といいますか、肉体的な疲労からは解放されたとしても、……

第94回国会 社会労働委員会 第4号(1981/03/19、36期、日本社会党)

○川本委員 私は、去る昭和五十四年の二月二十七日だったと思うのですけれども、園田さんが外務大臣をしておられたときに、予算の分科会でいわゆるベトナム・インドシナ難民の問題について質問いたしました。そのとき大臣から非常に明快な御答弁をいただきました。私は、難民条約の批准の問題だとか難民の受け入れ体制の問題だとかあるいは職業訓練の問題だとか、国際関係についてもいろいろ申し上げたわけですけれども、園田大臣はその後この回答、答弁をそのまま実行に移されて閣議で決定をしたり、あるいは今度はまた難民条約の批准というものが出てきますけれども、答弁がそのまま実行に移されたことについて、私は大変敬意を表しておる次第……

第94回国会 社会労働委員会 第7号(1981/04/09、36期、日本社会党)

○川本委員 私は、戦傷病者戦没者遺族等援護法に関連して、園田厚生大臣を初め関係各省に対して若干の質問をいたしたいと思うわけです。  そこで、まず質問に入る前に園田厚生大臣にお聞きしたいと思っておるのですが、さきの臨時国会、それから今度の通常国会が始まりまして以来今日まで、いろいろな委員会や予算委員会等においていわゆる憲法の問題がかなり論議されたことは御承知のとおりであります。奥野法務大臣を初め一部の方々から、現行憲法の前文、平和条項あるいは憲法第九条、これらの問題について改定すべきかという意見も出されておることは御承知のとおりでありますが、厚生大臣はいまの憲法についてどのような考え方を持ってお……

第94回国会 社会労働委員会 第9号(1981/04/16、36期、日本社会党)

○川本委員 まず私は、日本人の平均寿命の問題からお聞きをしていきたいと思うのであります。  御承知のように、昭和五十四年度のわが国における国民の平均寿命というのは、男子が七十三・四六歳、女性が七十八・八九歳、こういうふうに報告をされておりますけれども、今後のわが国の国民の平均寿命というのは、まだまだここ十年先、二十年先、三十年先伸びていくと政府は考えておるのか、それとも大体この辺でもう頭打ちじゃないかと考えておるのか、諸外国の平均寿命とあわせてお答えをいただきたいと思うわけです。
【次の発言】 その詳細についてはしかとしたことは申し上げられぬと言いますけれども、やはり、これからのわが国の高齢化……

第94回国会 社会労働委員会 第14号(1981/05/12、36期、日本社会党)

○川本委員 それでは続いて振動病について私も質問をいたしたいと思います。  先ほど来矢山委員がいろいろ追及をいたしておりますが、まず私は局長にお聞きをいたしたいと思うのです。  いま矢山さんが指摘をいたしました、昨年八月に労働基準局の補償課が内部資料として通達を出した「林業関係の労災保険収支の実情と問題点」、これは恐らく、先ほどからの答弁を聞いていますと大臣は御存じないのじゃないかと私は思うわけです。大変なことが書いてある。ちょっと簡単に言いますと、「林業における昭和五十三年度保険料収納額は六十七億一千六百万円であったが、給付額は特別支給金を含めると二百十七億円に達しており、収支率は三二三二%……

第94回国会 社会労働委員会 第16号(1981/05/21、36期、日本社会党)

○川本委員 ただいま議題となりました内閣提出に係る原子爆弾被爆者に対する特別措置法の一部改正案並びに日本社会党など野党六党の提案に係る原子爆弾被爆者等援護法案につきまして、日本社会党を代表し、意見を申し述べ討論いたしたいと存じます。  これら二つの法案は、いずれも過ぐる大戦の最終的な段階、すなわち昭和二十年八月、広島、長崎においてアメリカ軍によって投下された人類史上最初の原子爆弾による被爆者の対策に関する法律案でありますが、その立法の基本的な理念については大きな隔たりがあります。  日本社会党など全野党の提案する被爆者援護法案は、原子爆弾という兵器は国際法上禁止されたものであって、国際法違反の……

第94回国会 予算委員会 第15号(1981/02/23、36期、日本社会党)

○川本委員 それではまず最初に、私は法務大臣にちょっとお聞きしたいわけです。  法務大臣は、きのう静岡県の相良町で講演されたときょうの新聞に載っておるわけですが、その中で法務大臣が言われたことは、「憲法の平和主義、民主主義、基本的人権の尊重は、立派な思想に基づいているが、基本は日本が再び米国の脅威になってはならないという点にあった」こういう話をされたと新聞に、載っておるわけです。  そこで、ほかのことはさておいて、憲法について法務大臣はいろいろな発言をしておられるわけですけれども、少なくとも基本的人権というものについては、これはやはり国民の持つ崇高な権利だと私は思うわけです。国政の中で最大限の……

第95回国会 社会労働委員会 第2号(1981/10/22、36期、日本社会党)

○川本委員 午前中の大原委員の質問に続いて、私も老人保健法について若干の質問をいたしたいと思うわけです。  朝から大原先生の質問を聞いていますと、まず審議官、財政の問題ですが、今度老人保健法ができると、国の負担は八百七十億ほど現行制度のままでも減る、そして政管健保あるいは組合健保、共済等においていわゆる負担が大幅にふえる一方で、国保やあるいは日雇や船員保険等で、国保では大幅に減るけれども日雇では若干減る、こういうような状態で、被用者保険の保険者負担というものが、試算Iで計算しても大幅にふえるということは、先ほど説明がありましたね。  そこで、一つお聞きしたいのですが、県や市町村、地方自治体の負……

第96回国会 災害対策特別委員会 第9号(1982/08/12、36期、日本社会党)

○川本委員 私は、この間七月三十一日襲来いたしました十号台風並びにその後八月二日、三日近畿地方を襲いましたいわゆる大雨災害、このことについて関係御当局も大変御告労いただいておることと思いますが、深く感謝申し上げる次第であります。私は、被害の実情を申し上げて、質問をいたしたいと思うわけです。  この十号台風とその後の大雨は、私どもの奈良州内では史上空前というような大きな被害をもたらしました。人の被害は死者が十三人、行方不明が三人、負傷者十九人、こういうことで人の受けた被害は最小限に食いとめることができたわけですけれども、これは、さきの長崎県の被害あるいは奈良県内でも一番先駆けて土砂崩れがありまし……

第96回国会 社会労働委員会 第3号(1982/03/18、36期、日本社会党)

○川本委員 それではきょうは、いま国民の意識の中にありますハンセン氏病に対する差別や偏見をなくしていくためにはどうしたらいいのか、こういうような観点から私は若干質問をしてみたいと思っているわけです。  実は私は、去る一月十六日、十七日の二日間岡山県邑久町にあります長島愛生園並びに光明園を視察してまいりました。その中で、療養所の園長さんを初め関係の職員の方あるいは患者自治会の役員の方々とも会談しながら実情調査をしてまいったわけでありますけれども、そういう中で平素から私が考えておりましたことがますますはっきりとしてまいりまして、これは何とかしなければいけないのじゃないかというような感じがするわけで……

第96回国会 社会労働委員会 第6号(1982/04/08、36期、日本社会党)

○川本委員 私は、中国残留孤児の処遇の問題について少しお聞きしたいと思うわけです。  まず最初に、援護局長にお聞きしたいのですが、中国残留孤児と言われるのは、どのぐらいの数の人がまだ向こうに残っておるのか、現在まで里帰りされた人はどのぐらいおられるのか、すでにもう帰国されている方の数はどのくらいおられるのか、この辺の実態がもしわかりましたら、ひとつ。
【次の発言】 いろいろな情報を集めますと、残留孤児の数は三千人とも五千人とも言われておるわけです。この間から、厚生省が肉親捜しのため六十人の孤児を呼び寄せて、大変御苦労いただいて、社会的にも大きなセンセーションを巻き起こした、こういう形で、この問……

第96回国会 社会労働委員会 第7号(1982/04/13、36期、日本社会党)

○川本委員 川俣先生の後、私も引き続いて質問いたしたいと思うのですが、財形法の改正案が財形貯蓄をする勤労国民の立場からいうと大変大きな問題をはらんだ法律であることは、先ほど川俣委員の質問のとおりで明らかだと思うわけです。仮に税法上の住宅貯蓄控除が平均一人三万円だったとしても、九十万人であれば二百七十億という年間税額控除を受けられておった。それが先ほど川俣委員の質問の中で明らかになりましたことは、今度の金利補給は五十七年度は大体五千六百万円程度しか、二百七十億の税額控除は予算関連法案として大蔵委員会でもうすでに廃止されてしまっておる、そしてその身がわりとして今度出てきているこの財形法上のメリット……

第96回国会 内閣委員会 第5号(1982/03/23、36期、日本社会党)

○川本委員 私は、労働大臣を初め労働省の関係の皆さんに、労働問題一般についてきょうは質問をいたしたいと思うわけです。  まず最初に、初村労働大臣、まことに失礼ですけれども、ことしの二月二十三日の朝日新聞に「労働省の毎月勤労統計調査結果が、昨年十一月末の内閣改造で初村労相となって以来、閣議報告事項から外され、労働側から「労働省が自民党、財界の圧力に屈したのでは……」との声があがっている。」こういう記事が載っておったわけなんです。初村労働大臣が就任した途端に、毎勤統計が今度は閣議で報告されなくなった。これは労働省が大分地盤沈下したことになるわけですから、これはほうっておけないと思うわけです。大臣、……

第98回国会 社会労働委員会 第3号(1983/03/03、36期、日本社会党)

○川本委員 それでは厚生大臣に、まず一番最初に、いま予算委員会で審議中の五十八年度予算について若干お聞きしたいと思うわけであります。  五十八年度の社会保障関係の予算は、御承知のように九兆一千三百九十八億円、前年度に比べますと大体〇・六%くらいの増でありまして、全予算が平均伸び率一・四%というのから見ますと、社会保障関係の予算の伸び率というのはこれは遠く及ばない、非常に低いと思うわけであります。この社会保障関係の予算の中でも、いわゆる労働省関係のものを引きますと、厚生省所管の予算だけで見ますと九兆六百十五億で、伸び率は〇・五%程度だと思うのです。この中には老齢福祉年金の給付費のうちの三千百八十……

第98回国会 社会労働委員会 第4号(1983/03/22、36期、日本社会党)

○川本委員 池端議員の質問の後を受けて、私も特定不況業種・特定不況地域関係労働者の雇用の安定に関する特別措置法の問題点について、若干質問をいたしたいと思います。  まず最初に、大臣にちょっとお聞きしたいのですが、大臣はこの法律の提案理由の説明の中で「二度にわたる石油危機を背景とした原材料、エネルギーコストの上昇、発展途上国の追い上げ等最近における経済的事情の変化に伴って、アルミニウム製錬業等の素材産業を中心として構造不況に陥っている業種が少なくありません。」こういうふうにおっしゃっておるわけでありますけれども、先ほど来の質問の中でも出ておりましたように、現在まで構造不況業種といいますか、それが……

第98回国会 社会労働委員会 第10号(1983/05/19、36期、日本社会党)

○川本委員 私はこの間、四月二十七日に商工委員会で、一連の型式承認の法律のときに質問をいたしました。その際、薬の問題から食品添加物の問題について質問をして、藤井食品化学課長から御答弁をいただいておるわけですが、その答弁について私は若干疑義を持っておったのですけれども、大臣も局長もおられませんから、これはひとつ社会労働委員会で明らかにしていきたい、こういうことで、きょうはその続きをやらしていただきたい、こう思っておるわけです。  そこで、実は簡単に申し上げますと、この間私が質問した際、藤井食品化学課長は、ここの会議録にも出ておるのですが、「四月の十一日に食品衛生調査会に、十三品目の食品添加物の可……

第98回国会 商工委員会 第13号(1983/04/27、36期、日本社会党)

○川本委員 私は、いまここで審議されております外国事業者による型式承認等の取得の円滑化のための関係法律の一部を改正する法律案について、まず経企庁長官にお聞きしたいのです。  巷間伝え聞くところによりますと、日米貿易摩擦など外国からの市場開放要求にこたえるためのわが国の市場開放策の一つだ、こう言われておるのです。特に、五月末に開かれるサミットに中曽根総理が出席する際に、手みやげがわりにこれを持参するためにいま国会に提出されたのだ、こういうふうに言われておるわけですが、そのとおりですか。
【次の発言】 そうしますと、この法案の中には通産省関係が七つ、農水省関係が五つ、厚生省関係が二つ、そして運輸省……


各種会議発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○川本分科員 私は、水資源問題に関連をいたしまして、建設省が水源地域対策特別措置法のいわゆる指定ダムとして建設しようといたしております。紀ノ川上流、大滝ダム建設の問題に関連して若干お聞きをしたいと思うわけであります。  私が申し上げるまでもなく、建設大臣初め皆さんすでに御承知のように、日本の将来のエネルギーの中で水資源は大切な資源でありますし、いわゆる新全総というものが水の需給計画を中心に計画されたことも御承知のとおりであります。ところが、この間から福田総理が言っておられますように、いわゆる資源有限時代、あるいはオイルショック以来のいわゆる経済成長のスローダウン、そういうような中で、昭和六十年……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○川本分科員 私は、いわゆる部落差別の問題について、特に来年三月に同和対策事業特別措置法の期限が切れます。こういう押し迫った状態の中で、現在、部落差別の実態がどうなっておるのか、こういう点を指摘しながら、政府の方針をお聞きいたしたいと思っておるわけです。  最初に、法務省にお聞きしたいと思っておるのですが、御承知のように、地名総鑑あるいは特殊部落リストというのが今日まで何種類発行されて、それに対して法務省は今日までどのような対応をしてきたのか、このことについてまずお答えいただきたい。
【次の発言】 ただいま、第一から第七までの地名総鑑という差別図書が発行されておるというお話でございます。これま……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○川本分科員 私も国鉄当局並びに運輸大臣に、ローカル線、特に都市近郊における通勤通学の問題についてお聞きをいたしたいと思います。  まず、国鉄の方にお答えいただきたいと思います。私は奈良の選出でございますが、国鉄桜井線と和歌山線の王寺―五条問の電化工事については、御承知のように昭和五十年の九月に認可されまして、十一月一日に国鉄高田駅において起工式が行われておる。ところが、その後どうも工事を何もやらない。二年間ばかり全然何もやらなくて、最近になって電柱が何本か立ってきたという事態なんです。この電化工事については、完成はいつごろを予定をしておられますか。

第84回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○川本分科員 私は二、三の問題について御質問いたしたいと思うのです。  まず最初に、自治省に税制の問題について一点質問を申し上げたいと思います。それは実はいわゆる所得税の山林所得の問題についてであります。  御承知のように、山林所得というのは、現在、日本の租税は属人主義をとっておりますから、私は奈良の吉野ですけれども、仮に奈良県の吉野で東京の方が山林を持っておられる。それが毎年一億ずつ立木を伐採して利益を上げていくということになった場合、その所得税の申告は東京都においてなされると思うのです。その場合の山林所得による地方税は、やはりこれは東京都に入ることになるのですね。ちょっとお聞きしたいと思い……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○川本分科員 私は、伝統的工芸品産業の問題について若干お聞きをいたしたいと思います。  大臣も御承知のように、昭和四十九年の五月だと思うのですけれども、伝統的工芸品産業の振興に関する法律というのが公布されました。以来今日まで伝統的産業の振興のために政府は伝統工芸品というのを九十八産地指定をし、さらに伝統工芸品材料については一カ所、合わせて九十九カ所の産地を伝統的工芸品産業として指定しておられるわけです。こういう形で、当初の法律の提出はたしか議員立法だったと思うのですけれども、その後政府が、特に通産省が伝統的工芸品産業の振興のために御努力をいただいておるということにまず冒頭敬意を表しておきたいと……

第87回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第2号(1979/02/21、34期、日本社会党)

○川本小委員 いまの御説明の中で、これらの国においては、いわゆる六十五歳以上とかあるいは六十歳以上とかというような区分をして、老人の保険というものといわゆるその他の被用者の保険というものとは全然区分してないわけですか。
【次の発言】 地域の保険に入っているのか。
【次の発言】 同業保険とか地域の保険とかまじっておるのですか。
【次の発言】 もう一つお聞きしたいのは、フランスが黒字組合から赤字組合へ補てんをする、その場合に、いわゆるアルコール製造税でその分を補てんしておる。この総額はどのくらいになっておるか。

第87回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第3号(1979/03/07、34期、日本社会党)

○川本小委員 先ほど来いろいろ論議されておりますが、先日は諸外国の保険制度について御説明いただいて、たとえば西欧諸国、フランスとかイタリアとかドイツ等においても総医療費がだんだん伸びてきておるということは、日本と変わらないのじゃないか。これらの国もやはり、疾病金庫とかあるいは保険財政というものは同じように赤字で苦しんでおる。フランスなどは、七七年で日本の金額にして大体一兆五百億円ぐらいの累積赤字があると私は聞いておる。そういうような状態の中で、医療費の増高を抑制するための努力というものはやはり諸外国においてもとられておると思います。そういうものを一応資料としてここへ参考に出していただくことはで……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○川本分科員 私は、総理府総務長官に同和問題を中心にお聞きしたいと思います。  昨年末の国会で同和対策事業特別措置法が三年延長されました。それには三つの附帯決議がついておることは、もういまさら私が申し上げるまでもないと思うわけです。  ちょうどそれと前後して昨年の十月に、奈良県で、この間八選されました奥田知事ですけれども、奈良県が「同和対策後期総合計画」というもので、いわゆるこれからの十カ年計画を、このような厚い本ですけれども、策定されたわけです。この奈良県の「同和対策後期総合計画」というものを見てみますと、「推進上の諸問題」というところでこういうことが書いてある。「事業の必要性を痛感しながら……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○川本分科員 ただいま井上泉代議士の質問に対して園田大臣から、いわゆる経済外交、自分の国の利害関係だけを中心にした外交というのは必ず破綻をするのだというお話がございました。私も全く同感でございますが、いわゆる外交の基本というのはどういうことなのか、まず園田外交の基本的な姿勢についてお聞きしたいと思うのです。  私は、外交の基本というものは、やはり人類愛から出発していなくてはいかぬと思うのです。世界じゅうの人間がお互いに助け合って文明社会を建設をしていく、そういうような一つの基本的な理念を持って、その上に立って各国間の外交が展開されてしかるべきだと思っておるのですが、園田外務大臣はどういう基本的……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 運輸委員会地方行政委員会社会労働委員会環境委員会連合審査会 第1号(1981/04/15、36期、日本社会党)

○川本委員 私は、まず厚生大臣にお聞きしたいと思うのですが、今度のこのセンター法案ですが、いわゆる一般ごみあるいは産業廃棄物、こういうものの処理方法として臨海の埋め立てによる最終処分場建設といいますか、これが最善最良の方法だと思いますか。
【次の発言】 ちょっとはっきりわからなかったのですけれども、いわゆる今度のこのセンター法案、特に私は関西ですから大阪地域の大阪湾ですね。大阪湾の計画について見ますと、一般家庭ごみが全体の一〇・七%、そして産業廃棄物が二五・七%、それからいわゆる建設残土及びしゅんせつ土砂、これが合わせて六四・二%、こういうようなことで計画をされておるわけです。  大体ごみ処理……

第94回国会 法務委員会外務委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/05/27、36期、日本社会党)

○川本委員 それでは、私が引き続いて質問をいたしたいと思います。  先ほど来、外務委員の土井委員やあるいは高沢委員からいろいろ質問がありました。ある程度重なる部分があるかと思うのですが、このたび政府は難民条約の加入、難民条約の批准を契機にして国民年金法あるいは児童扶養手当法あるいは特別児童扶養手当等の支給に関する法律あるいは児童手当法等の国籍要件を外して、難民条約あるいはその議定書に定めるところのいわゆる内国民待遇というのを在留外国人に行おう、その実現を図ろう、こういうようなことから今度の法案が出されておると思うわけです。これらの外国人に対して本来もっと門戸が開かれてしかるべきである、在日外国……

第94回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○川本分科員 私は、郵政大臣に二点についてお聞きをいたしたいと思っておるわけでございます。  まず第一点は、奈良西郵便局の郵便の集配についてであります。  奈良西郵便局というところは、いま奈良市の人口急増地帯の中心でございまして、人口が急速に増加をしておる。この局の管内の世帯数は大体四万世帯を超えておると思うのですけれども、聞きますと、昨年は大体郵便物は一週間に三回程度しか配達されておりません。そして今度は、ポストに郵便物をほうり込んでおくと、翌日にならなければ局から集めに来ない。そして、ポストを増設してもらいたいという住民の要求はたくさんあるわけですけれども、これも、予算がないのじゃない、ポ……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○川本分科員 私は、まず林野庁長官にお聞きしたい。  植樹祭というのは、どういう目的を持ってやっておるのですか。
【次の発言】 本年の五月二十四日に、私どもの奈良県の奈良市で第三十二回全国植樹祭が行われるわけですよね。このテーマは、どういうテーマか御存じですか。
【次の発言】 植樹祭というものは、この三十二回の奈良の植樹祭で大きくその性格があるいは変わるのではないかと私も思うのですけれども、「文化の遺産を緑で守る町づくり」、これは林業の振興ではなくて、いわゆる都市緑化を目的としているのではないですか。
【次の発言】 そこで、自治省にちょっとお聞きしておきたいと思うのですが、この三十二回の全国植……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○川本分科員 まず私は通産大臣にお聞きをいたしたいわけです。  昨年は中小企業の倒産が新記録をつくりましたことは御承知のとおりだと思うのです。昨年一年間の中小企業の倒産件数は実に一万七千八百八十四件、これは負債額一千万円以上だけの集計ですけれども、負債総額が二兆七千二百二十四億八千六百万円、こういうような数字に上っておるわけです。その中でも特に木材産業あるいは建設業等の倒産が非常に高い比率を占めておるわけでして、木材産業では昨年一年間に五百六事業所、建設業では五千九十七事業所、合わせますと大体三分の一ぐらいが木材産業と建設業で占めているわけです。このほかにも中小企業で木材産業関係、特に製材とか……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○川本分科員 企画庁、通産省来ていますね。  それでは外務省、外務大臣や経企庁、通産省等について、わが国の海外経済協力の基本的な理念の問題から、私は御質問したいと思うわけです。  わが国も、戦後今日まで経済成長をしてきて、そしていまや本格的な海外協力、援助、こういう時代に入ろうとしておるわけです。これはもう申すまでもないと思う。数字で見ますと、昭和五十二年には十四億ドルであった海外援助が五十五年には二十八億ドルになる。さらに、これから向こう五カ年間でこれを倍増しようというわけですね。だから、これはもう大変なことですけれども、GNPの比率でよく言われるのですけれども、GNP比でいきますと、昭和五……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○川本分科員 私は文部大臣に国民体育大会の問題についてお聞きをいたしたいと思っております。  昨年秋行われた第三十五回体育大会の競技種目の中にピストル射撃とかあるいは銃剣道というような競技種目があることを御存じですか。
【次の発言】 文部大臣がそういうお答えをされるのなら私は聞きたいのですが、「国民体育大会開催基準要項」というのは、だれが決めたものですか。
【次の発言】 スポーツ振興法の中で、第六条で「国民体育大会は、財団法人日本体育協会、国及び開催地の都道府県が共同して開催する。」こうなっておる。法律に基づいてそういう形になっておる。ところが、その中心になる、いま大臣がお答えになった開催要項……

第96回国会 社会労働委員会高齢者に関する基本問題小委員会 第2号(1982/04/07、36期、日本社会党)

○川本小委員 第三表かどこかに出ていましたが、就業人口の国際比較、就業人口というと、先ほどお話しのように、農業人口等が入ってきて、雇用者数ということになると、国際比較はこの表ではわからないわけですね。だから、雇用者数についての国際比較の表、データはないですか。
【次の発言】 その雇用者数の国際比較について、五十五歳以上―五十九歳、六十歳以上―六十四歳、そういうようなところでは、西ドイツとかアメリカとかフランスとかいうところと比較して、現在日本はどうなっておるのですか。
【次の発言】 そこで、先ほど金子先生も森井先生もおっしゃいましたが、われわれが問題にしなければならぬのはやはり五十五歳以上だ。……

第96回国会 社会労働委員会高齢者に関する基本問題小委員会 第3号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○川本小委員 「諸外国の医療制度の概要」という中で、先ほど来の説明の中でも出てきておるのですが、諸外国の表を見ると、大体西ドイツとかスウェーデンとかアメリカ等は私的医療機関を営利と非営利に分けてある。わが国の場合は分けてないのですが、日本の私的医療機関については全部どちらだと思っておるのですか。
【次の発言】 大体日本のは、言ったら悪いけれども、私立の大学の附属病院でも、六人部屋でも差額のベッド料を取っておるというようなところから見たら、そういうものも見方によっては営利事業のようにしか見られない部分があると思うのですよ。だから一遍そういう類別というものは、法的にはできないけれども、何らかの形で……

第96回国会 社会労働委員会高齢者に関する基本問題小委員会 第4号(1982/05/14、36期、日本社会党)

○川本小委員 関連して。  先ほど金井さんのお話だったですかね、在宅の老人の中には、ぼけ老人といいますか、老人性痴呆の患者が三四%もいるのだそうであります。小国参考人からもお話がありましたが、特養とか養護老人ホームとかにも、現在ほかの病気の方と混在して老人性痴呆の患者が入れられている。  この間も私は石川県の七尾市立の城山園という特養を視察に行ってきたのですけれども、そこへ行ったときにも、一人か二人のぼけ老人のために宿直の看護婦さんも寮母さんももう振り回されて、とてもじゃないが仮眠できるような状態にはない。そして、ほかの患者さんにも大変な状態。  こういうことで、これは大変な事態だと思ったので……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○川本分科員 私は、まず厚生省に、中国残留日本人孤児の問題について若干お聞きしたいと思うのです。  きょう朝九時過ぎの飛行機で、肉親捜しに日本へやってきておった黒竜江組の三十人が日本を離れました。この間から、厚生省の肝いりで六十人の中国残留孤児を日本へ連れてこられて肉親捜しをやった、大変御苦労であったと思うわけですが、現在中国に残留する日本人孤児と言われるのはどのくらいおるわけですか。
【次の発言】 昨年の三月にも中国残留孤児を日本に招待して肉親捜しをやったわけですが、ちょうどいまから一年前であれば、中国残留孤児で調査依頼のあった者は千百八十五人だと言われておった。それが現在千四百五人というこ……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○川本分科員 限られた時間でできるだけたくさんのことをお聞きしたいと思っていますので、答弁はひとつ明快に簡単にお願いしたいと思うわけです。  まず最初に、木造建築というものの見直しといいますか、そういう問題を中心に私はお聞きしたいと思っておるのですが、最初に住宅局長にお聞きしたいのですが、町の景気が大変悪い。だからひとつ今度は、もちろん一兆円減税も大事だけれども、あるいは賃金も大幅に上げなければいかぬという意見も閣内にすらある現状ですけれども、やはりすそ野の広い住宅というものの建築戸数をふやそうじゃないか。本年度の当初にもたしか百三十万戸建設ということが言われたと思うのですけれども、実績は百十……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○川本分科員 私は、総合甘味対策の問題についてお聞きをいたしたいと思うのです。  まず最初にお聞きいたしたいことは、砂糖の売り戻し臨時特例法がこの三月末切れるわけですよね。この特例法は延長するという政府の腹なのか、それとも延長しないのか、その点についてまずお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 政府提案によって砂糖の売り戻し臨時特例法を延長する気はない、こういう明確な御答弁をいまいただきました。  そうなりますと、言いかえれば、いままで砂糖業界におけるシェアを固定するといいますか、そういうような一つの一面の役割りをこの売り戻し特例法は果たしてきたと思うわけです。これがなくなるということにな……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○川本分科員 予算の分科会のしんがりを承って、若干質問をいたしたいと思うわけであります。  昨年の十二月十七日に、奈良の文化財研究所が奈良県の明日香村にあります水落遺跡の発掘調査を続けてきたけれども、その結果、これがいわゆる漏刻台といいますか、そういうものの遺構であるというようなことが公表されたわけですけれども、この水落遺跡の歴史的価値といいますか、文化財的な価値といいますか、それについて、まず文部省や文化庁はどのように考えておるのか、お聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 奈良文化財研究所の発表を見ますと、この史跡は、日本書紀の記述に出てくる漏刻台というものとほぼ符合をするんじゃないか……

第98回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党)

○川本分科員 私は、まず農林大臣にお聞きしたいのですが、きょうは林業の問題でお聞きしたいと思います。  農林大臣の認識として、現在、林業あるいは木材産業、林産物全般にわたってですけれども、これは好況だと思っておられるか、不況だと思っておられるか、まず大臣の認識をお聞きしたい。
【次の発言】 大臣のおっしゃったとおりだと私は思うわけです。戦前、戦後を通じて、今日ほど林業の危機に直面をしておる時期はないと私は思う。しかし、林業というのは産業としての面からとらえるだけじゃなしに、国土の保全とかあるいは災害対策とかいう意味においても、やはり林業の荒廃は国の危機を招来する原因になるおそれがある。だから、……

第98回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党)

○川本分科員 私は、文部大臣に、最近だんだんとふえつつある中学生、高校生のいわゆる校内暴力とか非行の問題を中心にお聞きしたいと思うわけです。  私は、最近の校内暴力の激発といいますか、あるいは青少年非行の問題が大変社会的にも大きな反響を呼び起こして、特にこれは日本の将来は大変な時代を迎えるのではないか、心ある人々には大変な不安、心配をかけておると思うわけです。これに対して、いま一番問われているのは私は政策の問題ではないかと思うわけです。  まず、文部大臣にお聞きしたいと思うのですが、いま大臣としてはこのような問題についてどのように考えておられますか。

第98回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党)

○川本分科員 私は、まず厚生大臣に、いま問題になっております優生保護法の改正の問題についてお聞きしたいのですが、今度の国会に優生保護法の改正案、厚生省は出すつもりですか。
【次の発言】 私は、優生保護法改正に反対の立場から少しお話し申し上げたいと思うのですが、昨年の三月十五日に参議院の予算委員会において、村上参議院議員が、優生保護法第十四条第一項四号のいわゆる経済的理由というのを削除すべしだという立場から、質問をされました。そのときに当時の森下厚生大臣が、経済的理由による中絶の根拠は薄らいできておる、できるだけ早くコンセンサスを得られる形で今後検討してまいりたい、前向きで検討したい、こういう答……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党)

○川本分科員 私は、郵政大臣並びに電電公社の方に対して、第二臨調の電電公社の分割民営といいますか、そういう基本的な答申、部会報告が出されておるわけでして、それに基づいて五十七年九月二十四日に閣議決定をしておられるわけですが、この内容に関連して若干お聞きをしていきたいと思うのです。  まず最初にお聞きしたいのは、二月十五日あるいは十九日の新聞に、電電公社がINS確立段階では九万人の人を削減できるという案を持っておる、株式会社化を前提にしてということで、読売新聞や毎日新聞が大きく報道しておるわけです。技術の革新で従業員の数を減らすことが、あたかも鬼の首でもとったような形の案を電電公社はつくって世間……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党)

○川本分科員 私は、ベテランの大蔵大臣に所得税の問題について若干お聞きしたいと思っております。  御承知のように、この間から予算委員会の最中にも国会では各党間でいろいろ話し合いをされて、景気浮揚になるような大幅な減税をするという基本的な方針で合意されました。それを受けて、官房長官も国会の、議院運営委員会の席上でも予算委員会の席上でも、ひとつ尊重したいというような御発言をされておることは御承知のとおりです。減税規模が大体幾らかということについては財源との関係もあってなかなかめどがつかないけれども、七月までにはめどがつくというような御答弁もあったやに聞いておるわけです。  そこで、現在所得税という……

第98回国会 予算委員会第八分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党)

○川本分科員 私は、建設省に同和対策の問題について若干お聞きをいたしたいと思います。  まず、最初に大臣のお考えをお聞きしたいのですが、五十七年度の建設省の予算では、同和対策関係の予算は千百六十五億、今度新しい五十八年度の予算を見ますと千二十四億ということで、率にしますと対前年度比一二%ほど減少しておるわけです。  今度、同和対策事業特別措置法が昨年三月三十一日で期限切れとなりまして、新しい地域改善対策特別措置法に変わりました。その関係で、この予算が一二%減ったのかどうか、この点については大臣はどのように考えておりますか。
【次の発言】 まず、私は若干細かいことをお聞きしたいと思うのです。  ……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。