このページでは水田稔衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。水田稔衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○水田委員 私は、マツクイムシの防除についての見解をお伺いしたいと思います。 鹿児島県から中・四国を経て近畿からさらにずっと北上してきておるマツクイの被害というのは、大変なものです。ところが、一方、空散による昆虫の死滅ということは自然破壊につながるということで、環境庁の長官のところにも大分押しかけておいでになる。そして、二月十四日の閣議で決まる予定が、長官も、この法案に反対する自然保護団体の意見を聞いてから決めた方がよい、こういう御見解で、閣議決定が延びて十八日になった。十人目には長官も同意されたと思うのですが、松がやられることも自然破壊、昆虫が――スミチオンというのはマツノマダラカミキリに……
○水田委員長代理 東中光雄君。
○水田委員 いま質問いたしました島本委員の質問に関連する問題をまず冒頭聞きたいと思うのです。 私、長官の答弁をずっと聞いておりまして、たとえば先般の答弁の中に団交のような形という言葉が出てきた。団体交渉というのは大変ルールをきちっと守ってやるものです。ですから、私はそういう中で、長官の環境行政に携わる姿勢というのは、やはり統治する側の中で理解しよう、そういう姿勢から、いままで起こる問題がずっと出ておるのじゃないか、そういうぐあいに思うのです。ですから逆に言えば、あの言葉から判断すると、私は必要なことは、団体交渉に行く労働者側あるいは住民運動をやっておるそういう人の立場に立った気持ちで、政府の……
○水田委員 いまの問題ですが、燃料ということより、飛ぶ距離によって燃料搭載量が大変違ってくる。だから荷重の問題として言っておるわけであって、ですから八日から五日間にわたってやる中で、荷重の条件が全く一定ということはないと思うのです。だから、その最大の場合、それから国内線で燃料搭載が少ない場合と、そういう条件があると思うのです。そういう条件などをそれぞれ出した形というのがやはり必要だろうと思うのです。そのことを申し上げておるわけですから、そういう点はどういうぐあいに運輸省と詰めておるか。 それからもう一つは、たとえばこの五日間の風向、風速というものが全体の年間を通じての風向、風速を示さないと思……
○水田委員 二月の十日に熊本県の知事並びに県議会議長から環境庁へ要望書が出ました。二十三日に特殊疾病対策室長が熊本県庁へ持っていった文書があります。発信人の名前がないわけでありますが、これは環境庁長官の回答と理解してよろしいですか。
【次の発言】 大臣の意思も入っておるじゃなくて、大臣がこういう回答をなさった、こういうぐあいに理解してよろしいですか。
【次の発言】 二十二日から長官は熊本へ行かれるわけでありますが、三月二十九日の県議会のいわゆる機関委任事務返上の決議というのは、これまでの県の努力に対する環境庁の答えがきわめて不誠意だということが大きな理由になっておる。そのことは御存じですか。
○水田委員 いま柑橘類のカビ防止剤としてOPPという薬品を使ったものを厚生省の方で検討して、間もなく食品添加物として許可するというような動きがあるわけですが、これに対して、環境庁側としてタッチすることができる面があるのかどうか、いまの法律上。まずその点をお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 いま環境庁がタッチする典型公害というのは限定されておるわけですが、実際には、かつて水銀農薬で大量に国土が汚染された。これは農薬ですから農林省の方です。赤潮の問題で燐が問題になっても、これは洗剤の関係ですから通産省の関係、あるいは食品添加物について言えば厚生省の関係、そしてそれが地域の環境を汚染するという……
○水田委員 時間もありませんので、ごく簡単に質問したいと思うのですが、私ども大阪へ参りまして一番痛切に感じたのは、エアバスを導入するしない以前の問題として、一体あれが人間の住むところか、それに対して国がどういうことをやってきたか、いわゆる周辺整備について十分なことがされてないということが一番住民の不満だ、こういうぐあいに受けとめて帰っておるわけです。 いま周辺整備機構をつくって整備をやっておるわけでありますが、十項目の約束をされた、いわゆる覚書ですね、これに基づいてあの整備を全部するとしたら、事業費は総額で大体どのくらいかかるとお考えか、まず聞かしていただきたいと思うのです。
○水田委員 環境庁長官、長官に就任されて後片づけの大きなものは水俣病の対策の問題、そして今国会では環境影響評価法案というのを出す、この二つだろうと思うのです。二月、三月のこの委員会を通じて三月二十二日の閣議にはぜひ閣議決定まで持っていきたい、こういうことであったわけでありますが、五月十三日の閣議で今国会提出断念、先日の十三日にその旨を答弁でここで申し述べられたわけであります。しかし、いま国民全体の健康、命の問題を考えるときに、このような状態では守り切れない、そういう心配を私はします。同時に、これまで長官がいろいろ外部で発言しておる問題等を考えてみて、大変遺憾であるでは済まない、けしからぬ話だ、……
○水田委員 まず水産庁の方にお伺いしたいと思うのですが、去る八月二十八日、瀬戸内海の東部、香川、徳島、兵庫の海域に昭和四十七年の被害に次ぐ大きな被害を出したホルネリアによる被害、この状況というのは漁民にとっても大変なことであります。私どもも八月三十一日に党の調査団で参りましたが、その後の最終的な被害の状況についてまずお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 漁民にとりましては、昭和四十七年に大変な被害を受けて、さらに四十八年油の流出事故、四十九年PCBによる魚価の暴落、そしてようやく立ち直りかけた今日、今度の被害を受けたわけであります。
その間、ずっと見てみますと、瀬戸内海については、一つは……
○水田委員 瀬戸内海環境保全状況の実情調査のため、議長の承認を得て、去る十月十九日から二十日まで二日間、岡山県、香川県及び広島県に派遣されました派遣委員を代表して、その概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、委員長島本虎三君、林義郎君、土井たか子君、古寺宏君、中井恰君、永田亮一君、瀬崎博義君及び私、水田稔の八名でありまして、ほかに現地参加として、委員池田行彦君、増岡博之君、上田卓三君、久保等君及び古川雅司君並びに地元選出議員多数の参加を得ております。 調査団は、十月十九日、まず岡山県に入り、岡山県庁において、県当局から岡山県における環境保全対策の概要について、倉敷市当局から倉敷市における公……
○水田委員 参考人の皆さん、御苦労さんでございます。 最初に、経団連の徳永さんにお伺いしたいのですが、これは林さんの質問と同じようなことになるのですが、いま地域によって賦課金と給付の大変なアンバランスがあります。それは水島と大牟田が一番ひどい状態になっています。ことし一部賦課率の改正をやられたわけですが、なお大幅なアンバランスがあるわけです。そういう点について、業界としてどういうぐあいにお考えになっているか、まずお伺いしたいと思うのです。 それからもう一つは、NOxの問題につきまして、これは環境庁の研究、複合大気汚染健康影響調査、自動車沿道住民健康影響調査というものなどから、とるべきでない……
○水田委員長代理 次に、古寺宏君。
○水田委員長代理 平石磨作太郎君の質問は終わりました。 次に、近江巳記夫君。
○水田委員 四年にわたる長期の不況の中で、環境庁の仕事というのは大変大事な場面を迎えておると私は思うのです。特にことしは、昨年総理も提案を言いながら流れてしまったアセスメント法案の問題、さらにはこれはことしの十一月に切れるわけでありますが、瀬戸内海環境保全臨時措置法の後継法の問題などきわめて重大な問題を抱えておる。そういう中で、ともすれば、不況でありますから関係省庁の抵抗なり業界の抵抗というのは非常に強いことが当然予想されるわけであります。しかし、それだけに環境庁の仕事というのはことしは大変重大だと思うのです。 そういう中で、出発点として、豊かなことはいいことだということで、使い捨てを奨励し……
○水田委員 私の質問に入ります前に、午前中の島本委員の最後の質問に対して大臣並びに官房長からの答弁があったわけですが、水俣の問題というのは、これは、当時それだけの知見がなかったとは言いながら、生産だけを考え、国民の命と健康ということに配慮が払われなかった国の責任、これは法的な責任ということだけじゃなくて道義的な責任を含めて。そして不作為による違法状態がすでに一年近く続いておる、そういう中で、現実に患者が救済されないということの事態の中で起こった問題であるだけに、私は、島本委員か警察力を使わないようにと言う気持ちは痛いほどわかるわけでありまして、私は午前中の論議を聞いておりまして、大臣がやはり前……
○水田委員 参考人の皆さん、御苦労さまでございます。 最初に古賀参考人にお伺いしたいのですが、先ほどの御意見の中にも、瀬戸内海沿岸というのが日本の生産量の相当部分を占めておる、しかも大変な閉鎖水域である、そういうことを考えますと、これはいまの状態の中から、当面の不景気の対策と同時に、これからの日本の産業構造の問題まで考えていかなければならぬと思います。そういう中で、そういう点を考えれば、瀬戸内海沿岸に工場をこれ以上立地したりあるいは埋め立てをするというようなことは私どもは考えるべきでない、もっと全体的な産業構造のあり方なり工場立地の場所なりを考えるところに来ておる、こういうぐあいに考えておる……
○水田委員 本州四国連絡橋の環境問題について御質問いたしたいと思います。 本四公団が環境影響評価書案をつくるに当たって、環境庁から環境影響評価基本指針、それから建設省から技術指針というのが出ておるわけであります。当然これに基づいてやられたと思うのでありますが、環境庁の方は、この評価基本指針を出されるに当たって、当然何らか基本になるものがあると思うのです。恐らく私は、中公審の環境影響評価制度専門委員会の出された「環境影響評価制度のあり方について」、これをもとにしてこういう指針を出されたんではないか、こう思うのですが、その点、いかがですか。
○水田委員 先ほどの島本委員の質問に対する答弁で、一つは、三次処理をやれば燐の除去はできる、こういうこと、それから厚生省の方では凝集沈でんをやればできるのだ、こういう御説明があったわけでありますが、実際にいまやっておる三次処理というのはそういうことをやってない。硫酸礬土を使った凝集沈でんをやれば燐の除去はできるということはわかっておるわけです。技術的には問題はない。問題は、水の処理に大変金がかかるということと、大量のスラッジが出るということ、その処理が問題だということで実際手をつけておらぬということです。ですから、いまやっておる三次処理というのは、われわれがもらっておるデータによると窒素、燐に……
○水田委員 ただいまの島本委員の質問に関連する伊達火力のパイプラインの問題について質問したいと思うのです。 これは成田の問題でも、千葉からのジェット燃料のパイプ輸送というのは住民の安全ということで大変問題になった問題であります。また、日本は砂漠の中をパイプラインを通すのと違って、農地あり、密集住宅地あり、まだまだパイプラインというものについて安全性は十分確認されてないことでありますから、慎重に扱うべきものだと思うわけです。 そこで、伊達火力のパイプラインが一体設計書のとおりあるいは申請書のとおり敷設されてある、いまの工事の状況でそういうぐあいにお考えになっておるかどうか、まずお伺いしたいと……
○水田委員 島本委員の方から環境容量の問題についての質問をいたしましたが、局長は意味がよくわからぬ、こういう御答弁があったわけです。いまの法律というのは臨時措置法で、三年間でCODを二分の一にカットするという応急的な措置です。瀬戸内海をどう考えるかということになれば、当然それはあの地域から流入する汚濁物質を全体的に処理できなければ、それも抑えなければならぬだろう。それから、あそこの海の持っておる自然浄化力が一体どういうものなのか。また、それが全体としてと同時に海域ごとにまた非常に違ったものがあるとか、浅いところ、あるいは地形が入り組んでおるところ、潮の流れが余りないところ、あるところ、そういう……
○水田委員 どうも参考人の皆さん御苦労さんでございます。時間がありませんので、お二人だけにちょっとお伺いしたいのですが、一つは、三重大学の岩崎参考人に、私どもも、赤潮の研究というのが赤潮が発生したときに、その部分についての委託をしてやっておるという感じがして仕方がないわけです。先ほどお伺いしまして、この前、村上先生にもお伺いしたのですが、いままでにそれぞれが研究しておるものを総合的に集めて、そしてそれがある程度恒久的にやられれば、相当赤潮研究は進むんじゃないか、そういう気がして仕方がないわけです。環境庁の方はそれをやっております。こう言うのですが、参考人に聞くたびにそれができていないというお話……
○水田委員長代理 次に、馬場昇君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時五十分休憩
○水田委員 私は、ただいま議決されました瀬戸内海環境保全臨時措置法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議につき、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。 まず、案文を朗読いたします。 瀬戸内海環境保全臨時措置法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たつて、次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。 一、総量削減基本方針の策定に当たつては、内閣総理大臣は、関係府県の意見を十分に聴くとともに、維持すべき環境上の目標を、急速な……
○水田委員長代理 次に、竹内勝彦君。
【次の発言】 次回は、十六日火曜日午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時三十五分散会
○水田委員 四月十一日にも本四連絡橋の問題について質問したわけですが、項目が多いものですから残ったものと、それから、あのときは評価書案であったわけですけれども、その後、評価書が出されたわけです。そこで、その内容について御質問いたしたいと思います。 この評価書付属の各地方団体なり住民団体等から出された「意見」に対して公団の「見解」というのがここへ出されておるわけです。これを見ますと、たとえば「今後検討を行いたい。」あるいは「努めたい。」あるいは「必要があれば、別途対策を検討することとしたい。」、「できるだけの対策」を行いたい。こういう表現をずっと使っておるわけです。評価書というものは、そういう……
○水田委員 認定されましても、法施行以前の患者というのはなかなか救われないわけなんです。その点が現状としてどういう措置がとられておるか、まずお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 こういう問題はここだけの問題じゃなくて、昨年、私どもベンジジンの被害等についても同じような、何とか救済しなければならぬと思いながらできないいまの法律体系というものに行き当たったわけでありますが、最近のいわゆる薬害による損害賠償の請求というのは、薬会社と国とがそれぞれ責任を負う。大体昭和三十年ぐらいまでの状況を見ますと、本来、ああいう条件の中で労働者を働かせれば当然病気になる、死ぬということはわかり切っておってずっと……
○水田委員 時間が短いですから、いままでわが党で質問しました補足のような質問をしてみたいと思いますが、女子の場合と男子の場合と有症率の状態というのは傾向としてはどういうぐあいになっておるのか、まずそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 若干というのはどのくらいですか。われわれが聞いておる範囲では、大体半分ぐらい、こういうぐあいに、これはもう大変な違いなんですが、若干というのと半分というのは違いますから、その辺を明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 それから、これも先ほど来出ていますように、今度の調査ですね、資料の中に、病人とか子供は対象になっていないと思うのですが、いかがでしょう……
○水田委員 二酸化窒素の環境基準の見直しが言われ出して、実際にそれぞれの地域の住民の健康を守る地方団体は大変心配しまして、たくさんの意見書が出ていると思うのですが、いま環境庁にどういうところからどういう意見が出ているか、まずそれを聞かせていただきたいと思うのです。
【次の発言】 先般来、長官は、ずっと科学的な根拠に基づいてと、御理解願いたい、きのうの公害連との話し合いでも、御理解願いたい、この一言なんですが、実際に実務を担当しておるそういう地方団体が、現行基準を維持してもらいたい。これは実際にやってきておるだけに真剣な、住民の健康を守りたい、その中で起こるもろもろのことに対して明らかになってい……
○水田委員 大臣は私と同じ岡山県で、八年間県知事をやられておりまして、自治大臣になられて、私は、大変地方が厳しいときだけに、地方の苦しさというのは一番身につけておられる方だ、それだけに大変期待をしたわけでありますけれども、今度の所信表明なり地方交付税法に対する措置なり見まして、残念に思っておるところであります。 そこで、大臣の所信表明の中に、地方団体が「自主と責任を基本」としてと、こういうことを言われておるわけであります。これは当然、地方自治の本旨ということをこういう言葉であらわしておると思うのでありますが、これは住民自治、そして地方の財源もきちっと保障される、そういう前提がなければ住民自治……
○水田委員 まず最初に、税制調査会というのがありまして、この答申に基づいてそれぞれ税制の改正をやっておるわけでありますが、税制調査会というのは学識経験者で論議をされるわけです。そこで、学者の先生方が一からずっとつくるわけではないと思うのですが、事務局というのはどういうところが担当してどの程度のものを調査会にかけておるのか、そのことをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、集まっていただくときには何にもない状態で集まるわけですか。それともたとえば地方税関係に関してはある程度自治省の税務局が何らかの資料か何かを提供して御論議いただく。いまの答弁だったら、何もない白紙のところへ各委員……
○水田委員 この四年間打ち続いた不況とインフレの中で、いま一番大きな問題というのは雇用の問題だと思うのです。私たち社会党で、今月の三日、四日と、実は雇用問題が大変深刻になっておる北九州へ行ってみました。これはほとんどが基礎素材をつくる古い工業地帯です。そういう中でたくさんの失業者が出ておる。たとえば全国平均で見ますと、有効求人倍率というのは〇・五七、これでも大変な状態でありますけれども、北九州市という中で見ますと〇・二二、あるいはその中でも、たとえば八幡を見ると〇・一六、まさに一遍職を失うと、家族を抱えて動くことのできない人はこの地域で再び職を求めることができない、こういう状態であります。 ……
○水田委員 たくさんな地方負担があるわけでありますが、その中の幾つかを御質問してみたいと思うのですが、建設省おいでになっておりますか。
一つは、本四連絡橋公団の地方負担の問題であります。これは自治大臣も、内容の詳しい問題でありますので、後で大臣にもお伺いしますが、現在の五十年ベースにおける事業費が児島―坂出ルートで六千九百億と言われておるわけです。それの地方負担、出資、それから公団債引き受け等がどうなっておるか、まずそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは、本四連絡橋のあれは、まだ事業に具体的には取りかかってない、着工してないわけですから。だから、額は全く見当つかぬということで……
○水田委員 建設省おいでになっておりますか。――目の見えない方とか、体の不自由な方々が車いすで通行する、そういうことがいまの道路でどういうぐあいに整備されているのか。これは全国的というのはなかなかむずかしいと思いますので、たとえば特定の都市とか、あるいは都市部だけを見た全国的な状況などで結構ですが、まずわかっておればお知らせいただきたい。
【次の発言】 これは東京で言えば大体率としてはそれぞれがどの程度になるのか。それからほかの都市で、これは細かい数字じゃなくても、大体どの程度の整備ができておるのか。
【次の発言】 それは横断の切り下げだけなんですが、目の不自由な方のブロックの問題とか、横断陸……
○水田委員 学校における災害については、長年の懸案であったわけですが、現在の安全会法が三十四年の四月に制定されまして給付を行ってきたわけであります。が、それは内容的にもきわめて不十分でありますし、また給付の期間等についても不十分であったわけであります。特に最近の情勢というのが、教師の通常のいわゆる注意義務を果たしておってもなおかつ損害賠償等の問題が起こってくるなど、多くの問題が起こってきた中で、昨年のこの文教委員会で、何とかしなければならぬということで、特に死亡と不具廃疾について、いまの制度と別の制度で何とか救済の方法をという考え方がまとまったわけであります。 それに対する提案でありますが、……
○水田委員 私は、佐賀県の佐賀市周辺の流域を潤おしております嘉瀬川の問題について、水質汚濁を中心に、これは暴力団が絡んで大変な自然破壊がされておりますので、それら含めて質問をしてまいりたいと思うのであります。 この嘉瀬川の上流に中ノ島という州があるわけでありますが、ここで昭和四十七年にその中ノ島の砂利を取って砂を洗う洗砂場をつくったわけです。それ以来今日まで、この嘉瀬川が汚れまして、下流にあるいわゆる京都の嵐山のようなきれいなところも水が汚れてしまう、そして恐らくここから流れたと考えられるヘドロが一万七千立米もたまりまして、五十二年、五十三年にかけて、いま県が除いているわけでありまして、こと……
○水田委員 いま島本委員から環境影響評価の問題についてずっと質問をされたわけです。関連になりますけれども、ああいう状態で、いわゆる環境影響評価法というものが制定されない状態で環境が守れる、こういうぐあいにお考えかどうか、まず、大臣に冒頭お伺いしたいと思います。
【次の発言】 実は、大臣そう言われますが、先ほども出ましたように、すでに三回、提出しますと日にちまで大体切って答弁があって、今日まで出てない、こういうことなわけであります。
そこで、そういう状態の中でいま都道府県なり政令都市では、このままでは環境を守れぬということで、北海道、川崎については条例が制定されている。東京はいま条例を提案して……
○水田委員 政府が環境影響評価法案を提出すると国会で説明してから今回で四回実は流産したわけです。ことしの二月二十七日に私は長官に、ことしこそ出すのかどうか、こういう質問をしたわけであります。そのとき大臣は、三月十六日をめどに努力している、こういうことで若干の日はあったわけですが、その後全く出てくる気配もないままに四月二十七日の閣議で八十七国会での提出は見送らざるを得ない、こういう長官の発言があって了承された、こういう報告がされておるわけでありますが、前回の私の質問に対して、私も聞いておりましてまさに余り自信のあるような御答弁ではない、客観的にいろいろほかの情報を聞いておりますと、どうもできない……
○水田委員 島本委員の白書に対する質問の中で、カドミの汚染米の問題が出る予定で、それに関連してと、こういうことでありますけれども、大臣がおられぬわけでありまして、ちょっと関連というより単独の質問みたいになりますが、三月二十九日に参議院の予算委員会の分科会で、いわゆるカドミによるイタイイタイ病の原因について、昭和四十三年に出された厚生省の見解についていろいろ論議をやった経過があります。そしてその最後のきわめて重要なのは、誤解を招くというのか、本当に環境庁がそう思っておるのかという一番大事なところは、こういう質問があります。「因果関係を割り切ったという厚生省の見解はやはり崩れたんだ」「これは認めざ……
○水田委員 大臣は、所信表明の中でも「雇用問題の解決は現在国政の最重要課題であり、」こういうぐあいに言っておられるわけです。この雇用保険法の一部改正というのも全体の中の一部ではあるわけです。しかし、今回の全体の施策を見て、私どもは、まだまだ今日の事態の把握なり、深刻な状態についての対応がきわめて不十分だと思っておるわけです。 まず最初にお伺いしたいのは、この雇用保険法によってとってきた施策、そして今回改正しようとするいわゆる給付金の率の引き上げ等、そのもとになった五十三年度実施しておる実績というのが一体どうなっておるのか。 それからもう一つは、一般には十万人と言われるのですが、こういう施策……
○水田委員 午前中に論議されました特定不況業種の離職者臨時措置法に関連する問題でありますが、午前中の答弁でも、大臣から、運用については弾力的なということが何回も出たわけです。 一つ例を申し上げたいのですが、たとえばいま業種指定されてないソーダ工業というのがあります。苛性ソーダの業界です。これは一昨年から昨年にかけてたくさんな人員整理が実はされておるわけです。五十三年の秋には日本曹達で五百十名整理されている。そのときも問題になりましたけれども、全く法の救済というのは受けられなかったわけです。保土谷化学でも百名ぐらいの首切りが行われました。つい最近では苫小牧ソーダが閉鎖する、こういう事態が起こっ……
○水田委員 参考人の皆さん、御苦労さんでございます。時間が限られておりますので、二、三点お伺いしたいと思うのです。 一つは、金田さんにお伺いしたいのですが、いま御要望がありました項目の中に、この法案によりますと適用は法律が施行されて六カ月以後からのもの、ですから、これにスモンをそのまま適用し、内容を改善する、こういう御意見と理解してよろしいでしょうか。この法案によりますと適用は全く今後の問題だけになっていますね。だから、御意見は、スモンをこの法律の適用に乗せて、そして要望のありましたような項目の改善をする、こういうぐあいに理解してよろしいですか。
○水田委員 スモンを初めとする薬害というのは、今度改正しようとする薬事法の医薬品の安全性の問題、有効性の問題あるいは再審の問題なり治験のあり方なり、そういう問題の詰めが一つ大事です。 もう一つは、被害が出た場合の救済ということで、医薬品副作用被害救済基金法案というのが出されたわけです。しかし、それで今後十分かというと、いま全体の医療を見るときに、大量投与される医薬品、医療全体のあり方ということも一つの反省の材料として取り組まなければ、本当の意味での目的というのは薬害が起こらないようにするということですから、そういう点では欠けている部分がある。 もちろん、この二つの法案に入る性格かどうかとい……
○水田委員 私はまず化学産業の中の二、三の問題のある業種について伺いたいと思うのですが、その前に化学産業、これに対する基本的な考え方を政務次官にお伺いしておきたいと思うのです。 化学産業というのは、まさに高度経済成長を鉄鋼、自動車、電機などとともに支えた一つの柱であったわけです。そして、今日鉄鋼なり自動車なり電機というのは国際摩擦が生ずるような、いわゆる国際商品としての地位を確保しておる。摩擦の問題はまた別にお伺いしますけれども、化学産業というのは、たとえば今日染料でさえも日本の一番大きな企業が危ないと言われるようなことになってくる、あるいは輸出の大宗を占めておった肥料もだんだん減ってくる、……
○水田委員 私は、動燃の核燃料再処理工場の東海工場の四つのトラブル、そしてもう一つは、今度の敦賀と同じように、工業用水系統に放射性物質が流れた問題の五点についての質問をしたいと思います。 その四つの中の一つは、核燃料の再処理の最初の工程であります剪断した核燃料を溶解して送るジェットポンプの故障の問題であります。これは一体何が詰まっておったのか。燃料棒の被覆管であるジルカロイの切れ端ということも言われておりますけれども、そればかりではないのではないか。たとえば燃料が燃えて生成した不溶性のものは一体なかったのかどうか、あるいはまたジルカロイそのものが酸化しておったのかどうか、あるいはまた水あかと……
○水田委員 いわゆるわが国のエネルギー政策の中で、全体として石油の輸入依存度を下げていく、こういうことでありますが、その中でLPガスというのは、東京サミットやIEAの会議では石油と同様に、六十年度六百三十万バレル・パー・デーの石油としての中に含んでおる、こういうことです。確かに一つは、輸入する国を見ても、石油と全く同じホルムズ海峡を越してくるのが大半を占めておるし、また価格の点でもまさに石油に連動する、そういう性格を持っておるわけです。 ところが実際には現在は六〇%くらいがむだに燃やされておる、利用されておるのは三〇%くらいというまた違った面も持っておるわけです。そして、石油代替エネルギーの……
○水田委員 私は、塩化ビニールの業種の問題についてお伺いしたいのですが、その前に、一つは、全体的な産業構造の問題で大臣に冒頭お伺いしておきたいと思うのです。 いま、日米とか日本とECとの間の経済摩擦というのは、自動車であるとかVTRであるとか、大変に日本が強いということでいろいろ言われているわけです。恐らくアメリカも、自由貿易の原則は崩さないというたてまえをとりながら、いわゆるロビーの力が強くて立法という圧力をかけながら自主規制を求めてくる。そういう強い圧がかかってきておるわけであります。 しかし、それは日本の業者間の協定なら単に独禁法違反で済むわけです。ただ、こういう問題を考えるときに、……
○水田委員 若干、午前中の清水委員の質問と重復する点があるかもしれませんが、法案についてそれぞれ質問してまいりたいと思います。
一つは、商工会の現在の組織の状況、それから現在のいわゆる事業の内容ですね。もちろん商工会の主たる事業は、恐らく大半が経営指導なり記帳指導ということでしょうが、そういうことは別にして、それ以外にどういうことを現実にやっておるかということをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 実際問題としては、たとえばその地域の祭り、商店街を中心にした祭りであるとか、あるいは交通安全とか美化、緑化運動等もやっておるのではないですか。いかがですか。
○水田委員 与えられた時間がわずかでありますので、まとめて質問したいと思います。 参考人にお伺いしたいのですが、オーバーフローした廃液の全体の量がどのくらいだったのか。 それから、これに五十六人、下請四十八人、原電の職員八人ですか、というような大量の人員を動員して除去、除染作業をやっておるわけですね。一人一人の名前は結構ですが、たとえば番号で一から五十六まででいいんですが、そういう人たちが、人によって違うと思うが、どれだけの時間作業したか、あるいはその個々の被曝線量が一体幾らだったのかということについて、おわかりならひとつ御説明いただきたいと思います。
○水田委員 今回の商法改正は、去る四十八年の商法改正に際して会社の社会的な責任及び大小会社の区別等の改正について検討されたいという附帯決議が付されておる、さらに、その後ロッキード事件あるいはダグラス・グラマンの事件などが発覚する、そのための再発防止、あるいはまた粉飾決算や放漫経営による倒産等が相次ぐ、そういうことからいろいろな協議会ができて今回の法改正に至った、こう思うわけであります。 先ほど来論議がありますように、私も幾つかの問題で疑問を持っておりますけれども、法務省としては今回の改正でこれらの要望に対して十分こたえ得ると考えておられるのかどうか、まず冒頭お伺いしたいと思います。
○水田委員 環境庁は、昨年、設立されてちょうど十周年を迎えたわけであります。この十年間を振り返ってみますと、昭和三十年代、四十年代にかけての高度経済成長の中で激化した公害被害、それは直接命や健康、あるいは具体的には農作物、水産物等に対する被害が目に見えて起こってきたわけですが、そういう危機的な様相に対する緊急的な防止対策に追われてきたのがこの十年間ではなかったかと思うのです。そして、現在はいわゆる低成長の中で、いまこそ本格的な長期的な展望を持ったそういう時期を迎えたのではないだろうか、いわば十年を迎えて環境行政は一つの大きな節目を迎えたというぐあいに私は思うわけであります。その間にいろいろな試……
○水田委員 いまの視点の問題でありますが、県に、いまの展望所へ上がって県の代案について見た場合にタンクは見えますか、こう言ったら、見えます、こう言うのですね。ですから、そうなりますと、環境庁が視点から外すということになれば、あの地域の国定公園の区域というのは、少なくとも三分の一から半分はまさに国定公園にふさわしくない景観になるわけですね。そうしますと、当然これは国定公園の区域の変更ということにつながる。これは環境庁も、長官は行かれていないけれども、担当者は行って見ておるというのだから、そのことは県も確認しておるわけですから、そういう判断は当然出てこなければならぬ。もともと決めるときにダグリ崎と……
○水田委員 長官、先ほど御報告いただきましたように、ナイロビのUNEPの会議で、地球的な規模の環境保全、そのための特別委員会の新設あるいは国際環境年の設定など、非常に格調の高い、そしてまた環境問題に対して大変意欲的な演説をされてこられたわけであります。先ほども話がありましたように、同時に、私は、国内における自然環境保全についてぜひそういう意欲的な姿勢を今後行動で示してもらいたい、このことを要望いたしまして、法案の質問に入りたいと思うのであります。 なお、政府委員の皆さんには、きょう初めてでありますから、この法案というのは大事でありますから、慎重に審議をしたいという立場で取り組みますが、全体を……
○水田委員 すでに予算委員会なりこの委員会でも経済の見通しについては質問されておるわけでありますが、きのうの予算委員会で河本長官が、五十六年度の四・一%、見込みでありますが、どうもそれは落ち込みそうだ、こういう答弁をされておるようであります。まさに五十六年度もそうでありますように、五十七年度についても、五・二%の成長のうち恐らく一・四%くらいは相当程度の政策努力が行われない限り実現の見通しはきわめて困難ではないかと思うのであります。 そういう中で、これまで所信表明の中で出ております政策努力というのは、民間経済の活力の活用あるいは個人消費の回復を図る、あるいは民間設備投資、あるいは住宅産業等に……
○水田委員 きょうは石油化学産業とアルミの問題について質問をしたいと思うのです。 石油化学産業というのは、昭和五十五年の四月まで一時期仮需によって支えられ、その後ずっと今日まで低迷が続いておるわけであります。 五十五年の操業率は五九%、五十六年が六〇%、まさに低迷が続いておるわけです。昨年もこの問題について、日本の高度経済成長を支えた一つの基幹産業じゃないか、何らかの対策を講ずべきだ、こういう質問をしたわけでありますが、この一年間を振り返ってみましても、全く好転の兆しはないわけであります。これは石油化学産業に対する通産省の基本的な見方なり現状の理解なり、そういう認識の上に対策を立てなければな……
○水田委員 アルコール専売の製造事業部門を分離するということでありますが、これまでにアルコール専売事業というのが、一体わが国のアルコール政策の中でどういう役割りなり機能を果たしてきたのか、あるいはまたその中で国営の製造部門、一部は民間へ払い下げ等もしておりますが、その国営の製造部門というものが果してきた役割り、機能というものは一体何だったのだろうか、そのことについて、まずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今度の法律改正というのは、アルコール専売はそのままで、アルコールは飲料に使えるという酒税の関係がある。しかし、製造だけはいわゆる新エネルギー機構へ移す、こういうのです……
○水田委員 午前中にも航空機産業の問題について質問がありましたが、大臣も、航空機産業というのは大事な産業、こう理解されておるようでありますが、日本の航空機産業の振興というのは、行き当たりばったりじゃなく、ちゃんとした方向というものがなければならぬと思うのです。基本方針というのは、通産省は一体どういうぐあいに持って進められておるのか、まずその点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大事なことが抜けておると私は思うのです。三十三年に航空機工業振興法をつくったときに、提案説明で「航空機等の国産化を促進する」とあります。これは少なくとも、それがいま言われているように、いわゆる大変波及効果が大きいと……
○水田委員 いま、今後の五年間についての話もありましたけれども、五年前にこの法律をつくるときに林野庁は、その前の五年間予算措置だけで実験をやりまして、そしてこれでやれば激害地は三年、微害地は一年で一%以下の終息型に持っていけると胸を張って言われたわけですね。ところが実際には大変な被害が起こっておるわけです。ですから、その以前の状況とこの法律をつくって空散をやってからの被害の状況、簡単で結構ですが、それと先ほども答弁ありましたけれども、異常気象というのは私はどうしてもいただけませんので、原因というのが、それまでの調査をやってそれで対応するものとして科学的に、こういうことで言われたのですが、それが……
○水田委員 一つは、砂糖の価格の安定に関する法律、これは国内のビート、国内産糖と輸入糖との関係で、いままで調整をしてきたわけでありますけれども、異性化糖をなぜ今回この枠内に入れて考えようとするのか。一体砂糖と異性化糖というのは同じものなのかどうか。また、これは糖安法でありますから、糖価の安定に関する法律でありますが、総合的な甘味対策としての機能を果たすのかどうか。その点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 時間が限られていますので、答弁はひとつできるだけ簡潔にお願いしたいと思います。
いまのお話によりますと、一つは砂糖の代替品として使えるということと量が多くなったということなんですが……
○水田委員 長官の所信に対する質問を行いたいと思います。 長官の所信表明を聞きますと、大変高邁な理想が述べられております。たとえば、よりよい環境の創造に向け、長期的視点に立った環境政策を総合的に講じていく必要がある、あるいは地球的規模の環境問題について、国際協力の観点に立って積極的に対応を進めていく必要があるなど、まさにそのとおりなわけであります。 しかし、現実のわが国の環境行政というのは、環境保全目標達成というのはまだまだきわめて不十分なところにあるわけであります。しかも、そればかりではなくて、長期不況の中で公害投資の軽減を求める声と、たとえば公害健康被害補償法の地域指定を外せというよう……
○水田委員 参考人の皆さん、御苦労さんでございます。時間が限られておりますから、率直にお伺いしますが、吉田先生と鈴木先生に、この法律ができてから八年であります。その前の制度からいいますと十年を超すわけですが、その間における、これはもちろん当時の指標としては、吉田先生からお話がありましたように、SO2ということを指標に使っていることは間違いないわけでありますが、それからの科学的な知見というのは、いわゆる複合と考えられるのか、そういうものによる健康被害についての科学的な知見がどのくらいいま、先ほど経団連の方から、SO2によって決めたものだ、科学的知見が明らかでないなら、明らかになってからそれなら補……
○水田委員 限られた時間ですから、端的に一点だけお伺いをしたいのです。 先般の参考人にもお伺いしたのですが、現行法制度のもとではということで、明確なお答えをいただけなかったのですが、東京都の二十三区における状況の中で、国が指定しておる区と指定してない区における患者の数、これは人口比等で見なければなりませんけれども、端的に人数だけ、絶対数だけで比べてみますと、ほぼ同じくらいの患者が、これは国の認定と都の認定ということで出ておるわけです。これは当然汚染の程度も違うだろうと思うのです。過去の汚染の程度も違うけれども、そういう状況のデータというのはあるわけですね。あるはずなんです。そうすると、SOx……
○水田委員 参考人の先生方、本当に御苦労さまでございます。 参考人の皆さんに御質問する前に、委員長にひとつ要望しておきたいと思います。 この法案を今日まで、非常に長い期間をかけて論議をしておるのは、まさに発電所を含め、民間の大型開発については全部法案から除外されておるというところに、先ほど参考人からたくさん御意見がありましたように、本来法律が有効に機能することをみんな期待しておるわけです。それが、一方的に、ためにする利用とか、時間がかかっても民主的にやっていくべきだというのが皆さんの御意見だ。われわれもそうなんだ。言うて、それに答えないなら、私は意見を言ってもらう必要がないと思う。私は御本……
○水田委員 私は、志布志の問題でこれまでの行き違いをちょっと環境庁と詰めてみたい、そういうことで準備をしたのですが、午前の土井議員の質問で大半をやったようであります。何か一部残っておるようですが、後でその点は詰めてほしいという要請がありましたので、二十分ですから、全然別の問題で御質問をしたいと思うのです。 私がお伺いしたいのは、先般、商工委員会でいわゆる俗称テクノポリス法案というのがありました。これはいま全国で十九カ所ということで、一つのところが相当広い面積なんですね。たとえば私の地元で言いますと、千八百ヘクタールというのですから、大変な広さです。しかも、自然環境が非常にいいところです、全部……
○水田委員 参考人の皆さん、御苦労さまでございます。 私は、不況業種の出身なものですから、皆さん方の気持ちは痛いほどわかるわけです。しかし、批判としては、構造改善というのは効率化を図っていくことですから、当然そこでは労働者が余ってくる、職を失うということ。何で労働組合や革新政党がそういうことを積極的に進めると言うのかという批判を受けてきたわけです。 そういう中で雇用問題、いま清水委員からいろいろ御質問いたしましたように、何としても企業は活性化して生き残る。労働者は、先ほど参考人の御意見もありましたように四十万人から職を失っておる、さらにそれを進行さすことに手をかすということにならない、やはり……
○水田委員 まず、大臣にお伺いしたいわけですが、この六年ぐらいずっと基礎素材というのは低迷を続けておるわけです。 考えてみますと、日本の高度経済成長というのは、前にも一遍申し上げましたが、安い原油を原料、エネルギーのもとにして、そしておくれた技術の外国からの技術導入ということ、そして改良し、いわゆるスケールメリットというような形で高度経済成長を続けてきた。これが四十八年のオイルショックで、このときは一バレル一ドル五十セントから二ドルの原油が大体五ドルぐらいまでに上がった。それからの三年間を考えてみると、製品に油の値上がり分だけをオンしていく、消費者価格にかけていく、大体それで何とか乗り切るこ……
○水田委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 修正案は、お手元に配付してあるとおりでございますが、その内容は、 第一に、構造改善基本計画に定める事項として、本法律案におきましては第三条第二項第五号の括弧書きで規定されている「雇用の安定を図るための措置」につきまして、新たに号を起こし、明確にしようとするものであります。 第二は、構造改善基本計画を策定する際、関係審議会は、当該特定産業に係る主たる事業者団体及び労働組合の意見を聞かなければならないこととされておりますが、関係審議会が意見を聞かなければならない範囲を拡大し、関連……
○水田委員 このテクノポリス法案というのは、一昨日の大臣の答弁の中でも、気持ちの上ではシリコンバレーに匹敵するような大変高邁な理想を掲げたというような御答弁があったわけです。まさにこれは気持ちの上では、新産都・工特と似たようなお気持ちがあるのだろうと思うのですが、私は、日本の産業構造が農業から工業へと変わっていった、そして基礎素材が大変大きなウエートを占めてきた、それがいま原料、燃料関係で一つの曲がり角へ来ておる、そういう中で日本の産業構造を先端産業へ持っていくというのは当然な方向だろうと思うのです。 しかし、それをやるとすればある程度の計画は、これから出してもらうのですからわかりませんけれ……
○水田委員 石油備蓄問題について冒頭、大臣に基本的な考え方をお伺いしたいと思ったのですが、行革委員会に出られたということで、担当の局長にお伺いしたいと思うのですが、具体的な数字から入ります。 昭和五十三年に国家備蓄三千万キロリットルを決めたときと、今日の石油の需給関係というのは、全体のエネルギーの見通し、そして石油の依存度、大変な変わりようだと思うのです。五十三年に国家備蓄三千万キロリットルを決めたのは、これは目の子でやったのではなくて、少なくともそういう需給状況の数字を見た上で、いわゆるナショナルセキュリティーという立場からどれだけというのが出たと思うのです。その根拠は一体どういうものだっ……
○水田委員 大臣の所信を聞いておりますと、予算の内容を見ても同じでありますが、今の日本の経済にとって内需の拡大というのが一つの大きな課題と、こういうぐあいに言われておるわけです。これは、予算上の問題なり内需拡大の問題については経済企画庁長官にお伺いしますが、その問題で一点だけ通産大臣にお伺いしておきたいと思うのです。 先ほど野田さんの方からもローカルコンテント法案の問題が出た。いわゆる貿易摩擦という問題、いろいろ起こってきておるわけですが、日本の経済とアメリカの経済、非常に関係深い。例えば今日本の基礎素材が少し操業率が上がったというのは、集中豪雨的にアメリカが景気が悪くて日本へ輸出してきてお……
○水田委員 社会党の水田稔です。参考人の皆さん、大変御苦労さんでございます。また、貴重な御意見を聞かしていただきましてありがとうございました。限られた時間でございますので、幾つかの点について御質問を申し上げたいと思います。 まず瀧澤参考人にお伺いしたいのですが、織工審の中でも中心的に取り組んでいただいて、いろいろ貴重な御意見を聞かしていただいたわけですが、繊維産業というのは、考えてみるともうこの十数年間構造改善ということを言ってきたのです。これはもともとを言いますと、昭和四十二年に特定繊維工業構造改善臨時措置法、今と内容は違いますけれども、それからずっと引き続いてですから、きょうまで大体十六……
○水田委員 繊維工業の構造改善については、織工審なり産構審の答申、まさにいわゆる大量生産で生きていくんじゃなくて、全体的に知識集約型にしていこう、こういうことです。見てみますと、これはもともとは特定繊維工業構造改善臨時措置法というので取り組まれた。その当時は、いわゆる一つの業種の構造改善というのが主たるものだったと思うのです。しかし、それ以来ずっと続いて今日の法律まで臨時措置法ということで十六年間の年月が経過しておるわけですね。前回の五十四年の法改正のときにも、臨時措置ですから、これで終わりだ、こういうことで提案があり、そして五年間延長をされてきたわけです。 どう考えても、臨時措置でそれがず……
○水田委員 通産省が委託費として年間大体七億円ほど、科学技術庁が二億円弱ですか、約九億円の委託費を払っていわゆる放射性廃棄物の処理の研究をやっておる環境整備センターというのがあるわけです。これは一体どういう目的で設立されて、今具体的にはどういう調査なり実験をやっておるのか、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 財団法人ですから、何といいますか、それを構成しておりますものはどういうものが主体になっておるわけですか。
【次の発言】 このセンター全体の予算を見ますと、約六〇%が通産省と科学技術庁の委託費、それから民間の委託費等、そして残りがこのセンター独自の研究費ということになっておるわけで……
○水田委員 ソ連との貿易関係の問題についてお伺いしたいと思います。 これまで数年間にわたっていろいろ事件がありまして、日ソの関係というのは極めて冷たい関係にあった。そういう中で我が国も経済措置と、こう言っておりますけれども、実際は経済制裁ということをやってきて、そういう中で日ソの貿易関係というのがマイナスの傾向を示してきたわけです。 そこで、そういうことをやって経済措置をするということは、それによって何らかの効果が出てくるということを期待してやっておるだろうと思うのです。そういう効果が本当にあったのかどうか。むしろ見方によっては、やったことによって我が国の方が輸出が減っていく、そういう現実……
○水田委員 今国会に特許特別会計の法案が出されまして、特許関係の処理、事務のやり方が大幅に変わるわけであります。これは恐らく出願が大変増大して審査の処理が長引いていく、あるいはそれらを、情報サービスを拡充していくというような意味があるだろうと思うのですが、具体的にはどういう長期的な展望に基づいて、どういう手だてで進めていかれるのか、これは大蔵委員会で審議をされた法案でありますが、この後の質問との関連がありますので、恐らく発明協会、JAPATICの統合問題というのは、そういった特許事務の大きな変革に対応するものだと思いますので、そのもとになる特許庁の対応がどういう構想によって、どういう形で進めら……
○水田委員 私は、塩専売事業について質問いたしたいと思います。
まず最初に、現在の塩の需給の状況、食用塩、工業用塩含めてでありますが、これが一体どうなっているのか。
それからもう一つは、塩専売の収支がどういうぐあいになっておるかということについて、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 塩の需給に関して大事なことは、安定的に塩が供給されることと価格が安定すること、そういうことだと思うのです。昭和五十五年は第二次のオイルショックという異例の事態があったわけですが、その他を見ますと、量の点について逼迫したとか足らなくなった、そういうことはずっとないわけですね。
それから価格の点でも、例え……
○水田委員 二十二日に北海油田の事故が起こりまして、海底の開発、特に油田の開発については、環境汚染の問題について慎重に考えなければならぬ、こういう警鐘を鳴らされたと思うわけであります。外務省の宣伝資料を見ますと、いままでの海底油田の事故というのは特異なケースだ、こういうぐあいに言っておられるわけでありますが、今回の北海油田の事故について、これも起こり得ない事故だ、いわゆる特異なケースとお考えになっておるかどうか、まずお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 私は事故の原因とかその他を聞いておるわけじゃないのです。外務省が国民に対して、恐らくこれは宣伝のあれですから、書いてあることは、こういう事……
○水田小委員 先ほど西ドイツで学校災害保険法がすでにできておる、こういうお話があったのですけれども、兼子先生のところで試案のようなものもつくられておるわけですが、大体ドイツの保険法というのはそれと同じようなものと考えてよろしいのでしょうか。
【次の発言】 完全補償ということですから、ここで全部めんどうを見ることになりましょうけれども、いま一番問題になっているのは、実際に裁判になった場合、教師の側にそれほどの不注意がなくても、補償ということにウエートがかかって過失責任というのを問われる、そういうところに消極的にならざるを得ない問題があるわけです。逆に言えば、この場合まれにあるかもしれませんが、故……
○水田分科員 私は、本四連絡橋のルートの問題と、関連する二、三の問題について、質問したいと思います。 本四の連絡橋というのは、四十八年の十一月に三ルート同時着工ということで、まさに着工寸前にオイルショックによって着工の延期がされたものです。その後、五十年の八月に関係閣僚会議によって、当面一ルート、それから、それに基づいて地域開発の効果とか工事の難易度等を勘案して、当面、三橋を順次やっていこう、こういうことですでに大三島、大鳴門、そして因島という三つの橋は着工になっておるわけであります。これを決めた当時は、五十年の八月ですから、恐らく三全総も近々決まる、そういう前提で、三全総で当面の一つのルー……
○水田分科員 現在の石油化学の状態というのは、オイルショック以来大変操業度が落ちてきた、五十一年度でこれをエチレンで見てみましても、操業率七四%、業種によっては六〇%台というのもあるわけであります。その中で特に私はアンモニア、尿素の関係について質問をしてみたいと思うのですが、特に肥料というのは国内の需要はほぼ一定しておって、ほとんど輸出ということで今日までやってきた、ところがその輸出先であるアジアの諸国というのが一番インフレによってドルがなくなる、そういう外貨事情の悪化とか、あるいは欧米の諸国から輸出する、そういう中で日本のこの地域に対する輸出の占拠率というのは大変低下してきておる。そういうこ……
○水田小委員 日弁連の方から前回も貴重な御意見を法律の専門家としてお伺いいたしまして、本当にありがとうございました。幾つか、この中間意見書を中心に質問さしていただきたいと思います。 まずその質問の前に、一言私どもの気持ちを申し上げさせていただきますと、冒頭で、骨子の一で、「基本的には現在の日本学校安全会法による共済制度の枠をでないものといわざるをえません。」と断定されておるわけでございますけれども、小委員長の報告というのは、ごらんいただきますとおわかりのように、特別な救済制度を創設して、そして実施機関についてはこの報告をした以降になお検討する、目下その具体的な作業中、こういうことでありますの……
○水田分科員 一つは、ゴム工業、ゴム履物の問題についてお伺いしたいと思います。 これは大臣も御承知のように、日本のゴム履物というのは、昭和三十年代には国内生産の三〇%をアメリカ、カナダ、ヨーロッパへ輸出しておった、そういう産業だったのです。ところが、昭和四十六年のドルショック以来逆転いたしまして、輸入国に転じたわけです。もちろん開発途上国の韓国、台湾そして中国からさえも現在は輸入されてくる。それで国内のゴム履物がバランスがとれていればいいのでありますが、労働者の数を見ても、昭和四十三年、五万二千人からおったのが、今日では半分の二万五千四百人。そして、これは業界の調べた数字でありますけれども、……
○水田分科員 本四連絡橋、鉄道で言いますと本四備讃線と言うのだそうですが、その道路部分と鉄道部分についての御質問をしたいと思うのです。 昭和四十八年着工予定が、いわゆるオイルショックによる総需要抑制でストップされまして五年たったわけです。昨年の十月十日に着工ということになったわけですが、いまだに岡山から木見というところまで、いわゆる俗に木見以北というのは、ルートが鉄道については決まっておらない、こういう問題があるわけです。当然着工までにはルートは、全部本州と四国を結ぶわけですから、途中だけやったところで使いものにならぬわけですから、当然決定されて着工されるべきだ、こうわれわれは思って、公環特……
○水田分科員 郵政の労使関係の問題については、本会議なり、さらに社労の委員会なり、ただいまの大臣の答弁等をずっと私も聞いてまいりました。三公社五現業という現業部門における労使関係の中で、どこも同じような条件を持っているわけですが、この十数年間にわたってこれだけ労使の間に不信感のある役所というのは、郵政省以外にないわけですね。私はいまの栂野議員の質問に対する大臣の答弁を聞いておりまして、労使関係というのは相手があるわけですから、その中でこれだけの事態が、ほかではないのに起こっているということについて、まず大臣に就任されて、あるいはこの間からずっとの論議を聞いておられて、郵政省側に反省すべき点は全……
○水田小委員 先ほど、当面のエネルギー情勢について御説明をいただいたのですが、ことしの見方について、私はちょっと甘いのではないかという感じがするわけです。というのは、ナフサなり重油なりがことしの夏使用量がずっと落ちておるということですが、もちろん省エネで努力をしたものと、ことしの冷夏による、たとえば電力の重油の使用量の減とか、あるいはナフサなんかが落ちておるのは、ことしの四月以降というのはエチレンなどは工場によっては半分以下に落ちておる、こういう問題があるわけです。全体で見て冷夏の影響とそういう不況の問題、そして省エネをやったというトータルで出ておるわけですね。ですから、本当に省エネで出た効果……
○水田分科員 私は、本四連絡橋のDルート、いわゆる児島―坂出線の中の鉄道部分について二点ほど質問したいと思っております。 これは昭和五十三年の十月の十日に起工したわけですが、その際、私、別の委員会でこのルートの問題と駅の問題について質問いたしました。それからすでに二年半という歳月が流れておるわけです。いまだに決着がつかないわけであります。もはや海の中ではケーソンの枠型を沈設してモルタル注入をやるとか、あるいは陸上部門でもすでに水島インターの取りつけ道路は工事にかかっておる、あるいはまた田之浦の海岸では基礎工事として一万七千平米の埋め立てをやっておる。まさに地元の者にとってみれば、工事は着々と……
○水田分科員 一つは、本四連絡橋の道路部分の問題についてお伺いをしたいと思います。 五十三年十月十一日に着工されたわけですが、その間に鉄道の問題と、そして道路部分の問題について懸案が残っておるわけであります。当時のたしか蓑輪副総裁だと思いますが、着工の前日に来られまして、倉敷市児島の稗田地区のルートの問題について、この地域は水島のすぐ東にありまして、地形的にも谷間になっている、県道は交差している、そこへ大きな道路が通るということは環境問題として、現在でも環境基準をオーバーしているのにさらに悪くなるということで副総裁に直接話をいたしました。副総裁が、このルートを決めるに当たっては地元の意見を必……
○水田分科員 私は、総合職業訓練校の再編の問題について御質問いたしたいと思います。 七八年の四月に職業訓練法の一部が改正されました。これは公共職業訓練施設の再編整備を行おう、こういうことでやられたわけでありますが、その中の幾つかの大きな点を見てみますと、その一つは、総合訓練校を短期大学校にして、そして中卒の養成訓練はここではやらなくて、高校卒の技能労働者の養成をする、こういうことのようであります。もう一つは、向上訓練と能力再開発訓練は技能開発センターでやっていこう。そして、そこでは民間のいわゆる向上訓練も引き受ける、あるいはまた三次産業等で委託でやるとか、そういうようなことなども考えた改正だ……
○水田分科員 いま沢田委員の方からも質問いたしました、同和対策事業の問題について質問したいと思うのです。 七八年の十月の八十五国会で特措法が三年間延長されました。その際、三項目の附帯決議が衆議院で採択されておるわけであります。その一つは、「法の有効期間中に、実態の把握に努め、速やかに法の総合的改正及びその運営の改善について検討する」、こうなっておるわけです。これは事業そのもの、たとえば道路は建設省、隣保館は厚生省等々それぞれに分かれておりますけれども、実際に事業をやっているのは地方団体が窓口として全部やっているわけです。そういう中で、自治省独自の担当の、たとえば消防関係のような実態もありまし……
○水田小委員 土方会長にちょっとお伺いしたいのですが、最後の要望の中の「独禁法に対する特別措置を講じていただきたい。」これは、たとえば共同販売とか共同輸入、生産の受委託、企業合併等、実際やりたい問題がある、そういう問題は独禁法の問題と同時に、先ほどパルプの方から出ました、いわゆる特安法が五十八年六月三十日で切れますから、そういうものを含めたいわゆる立法措置と運用、こういうぐあいに理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 それから、もう一つはナフサの共同輸入会社の問題ですが、これはいまの法律からいけば、石油業法というのがそこでは一つの大きな壁になっておるだろうと思うのです。そういう問題、これは……
○水田分科員 昨年もお伺いしたことなのですが、昨年はまだ木見から以北のルートが決定していなかった段階でありまして、そのために駅の問題もルート決定が先決ということで延びておりたわけですが、昨年の十一月に木見以北のルートが鉄建審で決まりまして、これは従来から私何回も申し上げましたように、いま信号所になっておる新しい児島の駅というのは、地域開発との関連が深いわけでありますから、できるだけ早い時期の駅としての決定が望まれておるわけであります。 まず、児島の駅が手続上大体どの程度のところで決定できるのかということが一つ、それからもう一つは、これは正式にはどこでも決まっていないわけでありますが、地元で渡……
○水田分科員 岡山県の上斎原の人形峠でことしの二月三日に、動燃事業団としては初めての殉職者が出るという事故があったのです。七日に私ども現地に行きまして、どういう原因でこういう事故が起きたのかということをいろいろ伺ったわけでありますけれども、調査中ということでまだわからなかったわけであります。いわゆる放射性物質を扱うところでありますから、事故そのものは一般的な化学反応で起こったことだろうと思うのでありますけれども、きわめて重要な問題でありますので、原因の究明というのは大変大事だと思います。一カ月たった今日、どういうぐあいに事故原因の究明ができておるのか、まず動燃事業団にお伺いしたい。
○水田分科員 本四公団おいでいただいていますね。毎回のように分科会でこの問題に触れているわけですが、本四連絡橋の児島―坂出ルートのうち稗田地区のルートというのは、当初の計画から変更ということで、私はまだ変更されたと断定的に言いたくないのですが、住民から環境問題で大変強い要望が出まして、ルート変更あるいはトンネルという意見が出ました。それから柳田地区の新児島団地の西側についても、そういう強い要望が出ている。これは最初立ち入りでくい打ちさえなかなかさせなかった、そういういきさつがあった地域なんです。その地域のルートの点について、現在どういう状況になっておるのか、まず伺いたいと思います。
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