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平石磨作太郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

平石磨作太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
841位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
752位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
597位

35期委員会出席(無役)TOP100
92位
35期委員会発言(非役職)TOP100
87位
35期各種会議出席TOP25
14位
35期各種会議出席(無役)TOP25
13位
36期委員会発言TOP100
80位
36期委員会出席(幹部)TOP100
51位
36期委員会発言(非役職)TOP100
67位
37期委員会出席TOP100
56位
37期委員会出席(幹部)TOP10
4位
37期各種会議出席(無役)TOP25
25位

このページでは平石磨作太郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。平石磨作太郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 災害対策特別委員会 第5号(1977/03/31、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 私も、今回の寒波の被害についての対策に関して、お伺いをいたしたいと思います。  今度の寒波は非常な被害を全国的にもたらして、関係被害農家は重大な被害をこうむっておるわけでございますが、いま御答弁にありましたように、また当初の説明にもございましたように、農林省の方ではそれぞれ対策を講ぜられるという御説明もございました。いま今井委員の方から質問がございましたので重複するかもわかりませんが、お許しをいただきまして、質問を申し上げたいと思います。  従来の対策がいままでいろいろとなされてきましたけれども、やはりきめ細かい面において配慮が足らなかった、こういう面で被害農家から非常な不満もある……

第80回国会 社会労働委員会 第5号(1977/03/16、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 まず、厚生大臣にお聞きをいたしますが、昨日厚生省は、今度のスモン訴訟について和解の席にはべる、着くということの決定がなされたようですが、大臣は、和解の席に着くことにした、そして今後とも誠意を持って本件の解決に当たりたい、こう述べておられます。 やはり和解の席に着くということは、和解案を基礎として着くのだ、こう理解をするわけですが、この和解案の中にある国の責任というものを感じて和解の席に着くのか、そしてこの和解案に従うという前向きの姿勢でもって席に着くのか、お伺いをしたい。
【次の発言】 いまのお話ではどうも十分にわからぬわけです。態度がわかりません。したがって、和解の席に着くという……

第80回国会 社会労働委員会 第8号(1977/04/08、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 厚生大臣にお聞きいたします。  シナ事変並びに大東亜戦争で戦地に動員された看護婦さん、これは内容的には陸軍看護婦、それから日赤から派遣された救護看護婦、この人員はどのくらいあったか、お聞きしたい。
【次の発言】 いま御答弁にありましたように、約三万三千人の看護婦さんが戦争に動員をされております。  そこで、戦後、中国あるいは戦地において抑留されて引き揚げられた看護婦さんは何人か、お示しをいただきたい。
【次の発言】 私の調べておる数字とはちょっと違うようですけれども、まあそれでいいでしょう。  ところで、こういう看護婦さんで、戦傷病者戦没者遺族等援護法の中で処遇されておる看護婦さん……

第80回国会 社会労働委員会 第13号(1977/04/20、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 午前中から段々とお話がありまして、私も年金財政についてお聞きしたいということですが、もう聞こうと思っておったことが皆聞かれてしもうて言うことがなくなったわけですけれども、先ほどの答弁その他をずっとお聞きしまして、年金財政がだんだんと逼迫をしてきた、健康保険が、まさに馬が壁に乗り上げたというような状態が来ることがもう目の先に見えておる、そういう中で検討中、検討中という答弁が返っておるわけです。  私は、これから八つの各年金について今後検討するのに、まず公平の原則というものを貫き、さらにその中では費用の負担の公平であり、あるいは給付水準の公平でなければならぬ、こういった立場から考えてい……

第80回国会 社会労働委員会 第20号(1977/05/19、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 大臣にお伺いをいたします。  健康保険法の改正案が提案されて、健保のことのみで、保険外負担のことについては厚生省は余り把握してない、こういう話をこの前聞いておりますが、私はきょうは一般質問として、保険外負担の問題を取り上げてみたい、こう考えております。  まず、付添看護の問題ですが、付添看護が患者負担で行われておる、こういう事実を厚生省は御存じですか。
【次の発言】 いまお話がございましたけれども、現実にはやはり基準看護病院にも付添看護人がおるということですよ。したがって、その人員あるいは金額がおわかりになれば示していただきたいのです。

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1977/11/01、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 環境庁の長官にお伺いいたしますが、過日、十月二十日、土佐室戸岬南方六十キロの地点におきまして、クウェート船籍のタンカー、アル・サビア号、この船の燃料タンクに亀裂が生じ、油の流出ということで、高知県では社会問題になろうというぐらい、大変問題が起きておりますが、これに対してどう対処せられるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 時間がありませんので先へ急がせてもらいますが、海上保安庁にお伺いをいたします。  今回の事故で海上保安庁も現場でいろいろと調査並びに回収事業その他について大変尽力を願っておりますが、私も過日現場へ参りました。したがって、土佐湾、それから足摺岬へかけまして全体……

第82回国会 社会労働委員会 第2号(1977/10/27、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 ただいまも薬剤についての論議がありましたが、健康保険法がさきの国会で継続審議になって、そして今国会で審議中でありますが、健康保険が深刻な財政危機に見舞われておるという大きな原因としては、やはり医療費の増高、毎年二〇%ずつ上がっていくという医療費の増高が大きな原因になっておる、こう思うわけですが、その医療費の中に薬剤費が大体三〇ないし四〇というようなパーセントに占められておるわけです。そういう中で、いま中央社会保険医療協議会において医療費の引き上げも審議中である。近く答申がなされ、厚生大臣がこの引き上げの告示もしょうというような時期になっておるわけですが、その中で、いわゆる薬価基準、……

第84回国会 社会労働委員会 第7号(1978/03/23、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、戦傷病者戦没者遺族等援護法に関連して、戦争参加者の一人として、かねてから問題になっております旧従軍看護婦の、恩給適用を含め何らかの救済措置を求める問題について質問をいたしてまいります。  この問題は、すでに国会において、たびたび取り上げられております。旧陸軍海軍看護婦はもちろんのこと、日赤救護看護婦は白衣の天使として召集され、陸海軍の命令のもとに国家行為たる公務、すなわち戦闘に参加し、ときには兵隊と同様に弾薬の運搬あるいは搬送に協力をし、また軍の衛生兵とともに傷ついた将兵の救護、看護に当たってきた事実、まさに女性兵士として取り扱われておったわけです。また終戦後は、兵隊と同じく……

第84回国会 社会労働委員会 第9号(1978/03/30、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 大変遅くなりまして皆さんに御迷惑をおかけいたしますが、しばらくごしんぼういただきたいと思います。  私は大規模年金の保養基地について、まずお尋ねをしたいと思うわけです。  この基地構想が発表されて、もうすでに数年がたっております。この構想に基づく建設計画あるいは設置計画、こういったことが厚生大臣の指定によって、それぞれ進められておると思うのですが、厚生省に、この計画についてあらましをお願いしたい。そしてその進捗状況、これもあわせお答えをいただきたい。
【次の発言】 いまお示しをいただきまして、計画の大体のところがわかりました。  ところで、いまのお話の中で五十一年度末すなわち五十二……

第84回国会 社会労働委員会 第12号(1978/04/12、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 現在の雇用情勢は非常に暗いものがあり、さらに、過日の発表によりましても、完全失業者が百三十六万も出た、こういうことが報道され、企業倒産においては五十二年度一万八千件、負債総額において三兆二千億というような発表もありました。そういう深刻な状態の中で、労働省が雇用の拡大、安定、そういった面で非常に御苦労されておることはよく理解ができますし、また、ありがたいと思うわけです。  ところで、労働省がそういった失業群に対して、こういった方々の生活の安定、まあこの方々の話も聞いてみますと、ローンの支払いもできなくなって、もうすでに家を明け渡す、あるいは子供の大学へ行っておったものもやめねばならな……

第84回国会 社会労働委員会 第15号(1978/04/19、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、保育についてお伺いをしたいと思います。  まず最初に障害児保育についてですが、この障害児保育については、一般保育の中で保育をしていくということが、障害児を持っておられる父兄の方々からの要請で、地方におきましては昭和四十九年ごろから保育が行われ始めました。だんだんと、そういったことで全国的にも、このことが行われてきておるのですが、厚生省としては、この障害児保育について、どのように位置づけをしておられるか、まず、お伺いをしてみたいと思うわけです。
【次の発言】 いま、そういった御答弁の中で、厚生省自身としても、まだこれについては手探りの状態、もちろん実施をしております地方団体ある……

第84回国会 社会労働委員会 第17号(1978/04/27、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 まず厚生大臣にお伺いをいたします。  特別措置法によって各種手当が出されて、原爆被爆者に対する処遇がなされております。これについて統計を見させていただいたのですが、非常にばらつきが多い。県によれば、非常に多く処遇がなされておる人もおりまして、たとえば保健手当にしろ、あるいは特別手当にしろ処遇がなされておる。県によれば特別手当あるいは健康管理手当、こういった処遇が行われておりますけれども、各県によって非常にばらつきがある。もちろん、これは被爆者が多いところもあれば少ないところもありますから、やむを得ない点もございます。やむを得ない点もございますが、たとえば高知県あたりを見ましても特別……

第84回国会 予算委員会 第15号(1978/02/17、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、非常に持ち時間が少ない関係で、関係大臣にお聞きしてまいりますが、簡明直截にひとつお願いをしたいと思います。  まず稻村長官にお聞きしたいのですが、元従軍看護婦、これは、戦争中日赤によって召集を受けて戦地に行かれた、そして兵隊と同じような苦労の中で、終戦後中共に、あちこちで、外地で抑留を受けた、こういった悲惨な状態で引き揚げてこられております。私もこのことについては昨年の国会において取り上げてまいりましたが、そういった法的なものはまず差しおくとしまして、昨日も関係者が陳情に参りました。稻村長官もお会いになったわけですが、昨年の長官の話では、政府としてはできるだけ皆さんの要望に沿……

第85回国会 社会労働委員会 第2号(1978/10/13、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 今回の不況対策の二法が提案されて、それぞれ審議に入りました。  ところで、この不況地域の離職者対策、この法案について、地域指定の基準というものは大体どのように考えておられるのか、大臣にお伺いしたいのです。
【次の発言】 いま大体お話を承りましたが、特定不況地域というその中身につきましては、特定不況業種の一応の選定というか、政令で定めるということになっておるようですが、これは前回の産業安定についての構造不況法、これを一つの下敷きとしてやっておられるのかどうか、それも判断の中に入るかどうか、お伺いしたい。
【次の発言】 それでは、前回の指定がすでに行われておる、この法律指定あるいは政令……

第85回国会 社会労働委員会 第5号(1978/10/20、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 今国会のラストバッターになりましたが、時間もございませんので簡単にお尋ねをいたします。  私も保育のことについてお伺いをいたします。  ただいまの御答弁をお伺いしておりますと、要保護児の大体九四%が処置される、そして不足が二十五万人という御答弁でございました。そして、今年度は千カ所余りも増設をしていこう、こういう概況でございました。もちろん、こういった要保護児の入所がまだ不足しておることについて、厚生省としても施設整備に鋭意努力しておられますが、これから先は大体保育内容の充実という方向になるのか、また施設整備というものとどういう兼ね合いになってくるのか、そういう見通しをお伺いしてみ……

第87回国会 災害対策特別委員会 第4号(1979/05/24、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、水難事故が海上で発生をしたときに、人命救助その他船舶の事故、いろいろ出てまいりますが、そういう救助についてお尋ねをしてみたいと思うわけでございますが、近年非常に遊漁あるいはいそ釣り等の際の水難事故、それから不慮の転落、こういったようなことが起きております。特に私の地元である高知県の場合は海岸線が非常に広い。こういったところから船舶事故もございますし、いま申し上げたような事例がたくさん出ておるわけです。しかも高知県の場合は特に台風常襲地帯でもある、こういうようなところから波が非常に高い。こういったことを知らずに県外からいそ釣りにいらっしゃる。こういうこと等もあわせて水難事故が非……

第87回国会 社会労働委員会 第4号(1979/02/22、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 今回継続審議になっております健康保険法の一部改正案、これについてまず大臣にお答えをお願いしたいと思うわけです。  けさの森井先生の質疑の中で、いろいろと党と厚生大臣との関係あるいは今回の継続審議になっておる法の取り扱い等についての質疑が交わされたわけです。その大臣の答弁を聞いておりますと、大臣は、党は承認をしたものと思う、このように答弁をなされました。それはどうも大臣の主観である。したがって、この法案が提出をされた昨年の五月、いわゆるかけ込み提案がなされたわけですが、それから以降全く審議がなされていない。その経過等を踏まえるときに、むしろ与党の中においても、これは審議をしてもだめだ……

第87回国会 社会労働委員会 第5号(1979/02/27、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 日本の経済が長期不況の中で、雇用と失業の問題というのは大変いま大きな政治的課題になっておりますが、今国会においてもこれから活発な論戦が行われるのではないか、このように、いわば雇用国会だと言われるほど大きな政治問題になっております。  そういう中で中高年の対策、これはもう各党ともこの問題については大変厳しい、そしていろいろたくさんの提案を行っております。私たち公明党も、この雇用の創出とかあるいは雇用情報機関の設置、こういったことで、過日の予算委員会でもわが党の政審会長から質問が出たわけでございます。  このように非常に問題化されておりますが、わが党が過日、二十二日の日ですか、雇用年齢……

第87回国会 社会労働委員会 第6号(1979/03/01、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は戦後の、戦闘が終わってから引き揚げ業務に従事をされました日赤の救護看護婦、この救護看護婦が四千六百八十八名、そのうち三十二名の方々が海難事故死あるいは公務起因によるところの疾病によって死亡しておりますが、これらの処遇についてお伺いをしてみたい、こう思います。  一応事実を申し上げねばなりませんので、ちょっと事実を申し上げてみましょう。  日本赤十字社が戦争中に派遣していた救護看護婦は、旧日本赤十字社令に基づき、陸海軍の戦時衛生勤務を幇助することを目的としていたので、終戦及び軍の解体と同時にその任務を終わるわけであった。したがって終戦の際、内地の陸海軍病院等に派遣されていた日赤救……

第87回国会 社会労働委員会 第11号(1979/04/10、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 いま大変な運用面についての論議がいろいろとございました。ところで、今回の法改正は一応雇用調整手当の財源の確立とそれから事業主の負担軽減というような一部改正でございますが、現状から考えたときに、これだけで港湾労働が改善するとはとうてい思っていない。この抜本改正等につきましても相当な論議が前々から出ておるわけですが、この改正だけで大臣は現行法がそのままきれいに作動していくと考えられるかどうか、一言お伺いしたい。
【次の発言】 一日も早くというお話しですが、これはもう久しく言われた中で今日まで来て、一部改正という形での小手先の改正ではかえって事態をますます深刻なものにしていく、だから抜本……

第87回国会 社会労働委員会 第13号(1979/04/25、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 大臣も大分お疲れのようですが、けさほどから国家補償に関連をして大変論議が重ねられました。私もそういった面での質問を、角度を変えて大臣にお伺いをしてみたい、こう思うわけです。  昨年の四月二十七日のこの社労委員会における附帯決議によりますと「昭和五十三年三月三十日の最高裁判所の判決もあり、国家補償の精神に基づく被爆者の援護対策について、その制度の改善に対する要望は、ますます強くなっている。よって、政府は、来年度までにこの趣旨に沿って、現行二法を再検討し、被爆者の援護の充実を期するとともに、」こういうことなんです。大臣は、そういったことを受けて部内で検討をいたしました、検討いたしました……

第87回国会 社会労働委員会 第15号(1979/05/09、34期、公明党・国民会議)

○平石委員 大臣にお伺いいたします。  今回の法案の提案に当たって、いままで、特にスモンの問題はたくさんな薬剤被害者が出た。恐らく二万人も被害者がおろうかというような中で、大体四千人余りの方が、訴えをもって企業の責任と国の責任を追及しておる。それで十年も裁判が続いておるわけですが、こういった社会問題になり、さらに、救済をすべし、こういったような大きな世論に当たって、厚生省は、いままでの薬務行政、これについて、そういった情勢をどのように認識しておられるのか。あるいは、いままでの薬務行政の反省の上に立って、今回の法案が整備されていくのか。この点を大臣にお聞きしたい。


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 社会労働委員会 第2号(1980/02/21、35期、公明党・国民会議)

○平石委員 老人保健制度のことにつきまして午前中論議がございました。その中で大臣がお答えになったことではどうも不十分ではないか、どうも納得がいかない、このように感じたわけです。  午前中にもお話がありましたように、それぞれ、小沢大臣のときは小沢大臣が厚生省を去る際に試案を発表された、それから橋本大臣が厚生省を去る際にまた試案が出された。その試案はそれぞれ違った角度からの試案になっておりますが、小沢大臣の当時は、国会もあるいは厚生大臣も老人保健制度の創設ということについて大体合意ができておった。そういうことを踏まえて、いま大臣が就任をされて、過日、一月の二十八日に準備室をつくっておられます。すな……

第91回国会 社会労働委員会 第3号(1980/03/04、35期、公明党・国民会議)

○平石委員 先ほどからも論議が重ねられましたが、私は、定年延長について大臣にお伺いをしてまいりたいと思うわけであります。  いま定年延長については労働省も昭和四十二年、第一次の雇用基本計画以来ずっと取り組んできた、精力的な行政指導というものがだんだん強化され、さらに予算的な措置、施策もそれに並行してだんだんと強化されてきておるということはわかるのです。だが、この経過を見てみますと、これがそう進捗してない。これは先ほどの論議にもございました。そういう観点から、ひとつ法制化という問題に入ってお伺いをしてみたい、こう思うわけです。  そこで、お伺いをいたしますが、日本の平均寿命は何歳になっておるか、……

第91回国会 社会労働委員会 第4号(1980/03/06、35期、公明党・国民会議)

○平石委員 私、昨年、日赤の引揚看護婦のことについて御質問申し上げましたが、これについて再び御質問を申し上げたいと思うわけです。午前中このことについても論議があったかと思いますけれども、重複する点がございましたら御勘弁いただいて、質問をさせていただきたいと思います。  昨年の質問の際に、当時の局長さんあるいは大臣のお答えの中でわかったことは、国との間にいわゆる使用関係があったかどうか、これが一番問題でございました。この引揚業務につきましては、マッカーサーの指令によりあるいは連合軍の指示を得て政府の行う業務として、その担当が厚生省、そういう形で引き揚げが行われたわけですが、その要請に基づいて日赤……

第91回国会 社会労働委員会 第10号(1980/04/10、35期、公明党・国民会議)

○平石議員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました母子保健法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と概要について御説明申し上げます。  わが国の母子保健対策の淵源は、児童の健全育成を目的とした昭和二十三年施行の児童福祉法にまでさかのぼるのでありますが、その必要性から母子一体の体系による母子保健活動が行われるようになりましたのは、昭和四十年に制定された母子保健法からであります。  顧みて、当初、法案を諮問した社会保障制度審議会の答申には「母子の健康確保の方向にわずかに一歩を踏み出したにすぎないもので今後引き続き改善をはかるべきである」と指摘しております。しかし、その……

第91回国会 社会労働委員会 第12号(1980/04/16、35期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、母子保健法につきまして質疑をいたしたいと思います。  母子保健法が制定をされまして、母子保健対策が児童福祉法から別途設立されてから、母子保健に対する国の施策といったものが非常に強化はされてまいりましたものの、いま時代は非常に変わってきました。そして、これからの母子保健に対する対策が現状のままではどうにもならないところへ来たのではなかろうか、こういう観点から、過日、公明党が母子保健法の一部改正案の提案をいたしたのもそのゆえによるわけなんでございますが、現行保健法が制定を見た当時において、社会保障制度審議会が、十分ではないけれども今後さらにこれについては強化していかねばならないと……

第91回国会 社会労働委員会 第13号(1980/04/17、35期、公明党・国民会議)

○平石委員 まず、大臣にスモンについてお伺いをいたします。  スモンは、この前三月七日に地裁の方から、厚生省が待ちに待った勧告が出たわけですが、大臣はスモンに対していまどう考えておられるのか、思案投げ首じゃないか、このように思うのですが、大臣のお考えをまず簡単にお伺いしたい。
【次の発言】 いままで会社と何回お会いになりましたか。
【次の発言】 会った感触はどうですか。
【次の発言】 会社の方にもいろいろとお話があろうと思いますが、それに理があると思いますか。
【次の発言】 理があるかどうかを判断すべきでない、それは当然です。したがって、会社の言い分を聞く必要はない。厚生省はちょっと弱腰じゃな……

第91回国会 社会労働委員会 第14号(1980/04/22、35期、公明党・国民会議)

○平石委員 いまの大臣のお答えをお聞きしまして、今回の法改正に民事賠償との調整の問題、いまの大臣のお言葉の中にございましたが、被災労働者の権利を剥奪するものでもなし、使用者に対する利益になるものでもなし、他の法との整合性を持った、しかも答申に基づいて云々というお言葉をお聞きしました。  私、考えてみまして、このことは、せんだっての委員会でわが党の谷口議員が質問をいたしましたので、この点は質問をする予定ではございませんでした。だが、いまのお言葉を聞いてどうも納得がいかない、そのためにちょっと触れさせていただきます。  いまお話にありましたように、労働者のいわゆる被災に対する民事賠償責任がいままで……

第91回国会 社会労働委員会 第16号(1980/05/07、35期、公明党・国民会議)

○平石委員 今回の法改正は、建設業における大規模災害、これを防止するための安全性を確保するために法の改正が行われる、これは大変結構なことであって、もちろん近年におけるこういった大規模災害といったものが非常に多く発生しておる、そういったようなこと、あるいは死亡者数の増加等を考えたときはまことに適切な改正である、このように考えるわけですが、作業の実態というものを考えたときに中小企業者、こういった建設業の方々も非常に災害が多い、こういうことの実態等を踏まえたときに、私はきょうは主にそういった中小規模の問題について質問をしてみたい、こう考えるわけです。  中小規模の建設業における労働災害という実態につ……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 運輸委員会 第7号(1980/10/28、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 今回の国鉄再建法案が提出をされて、大変な交通体系あるいは特に地方ローカル線についての地方への影響、こういったことが非常に大きな問題となっておるわけですが、国鉄の再建ということについては理解ができるものの、地方におけるところの住民福祉あるいは産業の発展、こういった形から見たときに、余りにも片手落ちな今回の法案ではないか、このように私は思うわけでして、時間もございません、簡単明瞭にお答えをいただきたいわけですが、この法案を通して果たして再建ができるのかどうかということに対しても私は大きな疑問を持つわけでございます。したがって、いま他の議員の質問等を拝聴いたしましても、東北新幹線、こうい……

第93回国会 社会労働委員会 第2号(1980/10/16、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 午前中からいろいろと論議がなされておりましたが、特に、いま問題になっております富士見病院の問題さらには、いま質問もございました児童手当の問題、この二点について質問をしたいと思います。  まず児童手当について大臣にお願いをしたいのですが、いまの御答弁を聞いて、私は大臣のその姿勢というものを高く評価をしたわけです。過日のわが党の代表質問においても非常にりっぱな御答弁が返ってきました。そして予算委員会における、わが党の正木質問においても大臣からりっぱな、いまのような御答弁をいただいた。この大臣の姿勢は、いま拍手もわきましたが、いままでの大臣とは、まことにその姿勢が違うと非常に評価をいたす……

第93回国会 社会労働委員会 第5号(1980/10/30、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 日本の医療費というものが非常な増高を来しておるわけです。厚生省も、この前、日本の医療費推計というものを発表しておりますが、これを見てみますと、国民医療費の伸びは毎年一五%、このように計算がなされておるわけです。その内容は人口増によるものが〇・九四%、自然増としたものが九・〇二%、医療費改定が四・四三%、こういう内容で一五%の増高が推計されておるわけでして、したがって国民所得に対する対比もだんだんと増高してくる。  こういったような状況の中で今回の保険法が審議をされておるわけでございますが、こういった増高というもの、そして、いまの経済情勢その他を考えてみますと、国民所得の伸びというの……

第93回国会 社会労働委員会 第7号(1980/11/07、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、公明党・国民会議を代表して、健康保険法の一部を改正する法律案に対する自由民主党の修正案に反対、新自由クラブ並びに社会民主連合の修正案に反対、さらに原案に対して反対の討論を行うものであります。  今日、健康保険制度を取り巻く環境は特に厳しいものがあり、その財政の逼迫とともに、保険あって医療なしと言われる医療の荒廃の現状に対し、一日も早い抜本的改善を望む声が一段と強く高まっているのであります。  こうした現状に対し、政府は、第九十一国会で衆議院解散に伴い廃案となった健康保険法一部改正案をそのまま提案してきたのであります。同法案については、さきの国会において、自由民主党、社会党、公……

第93回国会 社会労働委員会 第8号(1980/11/13、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 大臣にお伺いをいたします。  今回、こどもの国協会の解散及び事業の承継に関する法律案が提案されておりますが、こどもの国協会が昭和四十一年に特殊法人として発足をし、その後、地元の人はもちろんのこと、多くの児童の健全育成のために利用度も年々高まってまいりましたし、さらにまた、このことが青少年育成の国の一つの施設として大きな役割りを今日まで果たしてまいったわけでございます。そして昨年は国際児童年でもありました。それがまさに終わるか終わらぬか、終わるのを待ったような形で昨年の十二月二十八日・行政改革の一環として、こどもの国協会を解散し民営に移管することが俎上に上ってきた。私は厚生大臣が、少……

第93回国会 社会労働委員会 第9号(1980/11/18、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 来年は国際障害者年で、これに対応する、それぞれの政府の対応策も最前の質問の中でも明らかになってまいりました。幾つか、お聞きしようと思っておったことが、ほとんど論議がなされまして非常にやりにくいのですが、重複もあろうかと思います、お許しをいただいて質問をしてみたいと思うわけです。  来年は国際障害者年という形で障害者に対する施策が一段と推進できるように、国連総会におけるところの決議に基づいて行われるわけでございます。したがって「障害者年の推進体制について」という五十五年三月二十五日の閣議決定でもって推進体制ができておるわけですが、この推進体制は、先ほどの議論でもお聞きをいたしましたが……

第94回国会 社会労働委員会 第2号(1981/03/03、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は労働大臣に、白ろう病、いわゆる振動病の問題についてお伺いをしたいと思います。  御案内のことと思いますが、いわゆる林業に従事する労務者、こういう方々がチェーンソーを使うということから振動病が非常に問題となって、すでに国有林労務者におきましてはそれぞれの処置がなされている。だが、民間におけるところの労務者はこの面においてまだまだ対策が不十分ではなかろうか、こういう感じを持つものです。私どもいろいろこういった陳情をいただいて、各地を調査した経過もございます。また労働省その他での調査も見させていただいたわけでございますが、こういった民間労務者であって、しかもその中で一人親方としてやっ……

第94回国会 社会労働委員会 第7号(1981/04/09、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 今回の戦傷病者戦没者遺族等援護法に、いま論議もございましたが、義勇隊を卒業をせられて集団開拓農民となったいわゆる義勇隊開拓団の団員、これが準軍属として新たに入ろうとしておるわけですが、いままでこういった団員が入らなかった理由はどういうことでしょうか。
【次の発言】 そこで、この援護法ですが、この援護法はたびたびの御答弁にもございますように、やはり軍人軍属であった者、これが基本となり、国との特別のそういう権力関係にあった方々、そして恩給法が一つの母法みたいな形のものですから、そういった大きな筋の中でだんだんと関連するそういう方々を取り入れていった。すそ野がだんだんと拡大され、救済処置……

第94回国会 社会労働委員会 第11号(1981/04/23、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党、新自由クラブ及び社会民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     国民年金法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるよう配慮すべきである。  一 本格的な高齢化社会の到来を迎え、中高年齢者の雇用の改善と公的年金制度全体の抜本的改善を図ること。特に制度間の不均衡の是正など体系的な整備充実に努めるとともに、年金制度の長期的安定化方策につき検討を行うこと。  二 婦人の年金権のあり方……

第94回国会 社会労働委員会 第12号(1981/04/24、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 今回の廃棄物処理施設整備緊急措置法改正案、この五カ年計画でございますが、これだけの経済発展がなされ、しかも社会の発展とともに当然そこに廃棄物が出てくる、こうなりますと、やはりこれの処理あるいは公害の発生、そういったことで、きわめて国民生活に影響の少ない方向で処理をしていかねばならぬ、このように考えるわけですが、それぞれの省庁において大変な御苦労があろうかと思います。  ところで、この整備計画から見ましても、やはり下水道と大変関係が出てくる、このように思うわけです。したがって、いま建設省はお見えいただいていますか――建設省のこの下水道の第五次の整備五カ年計画、これと、厚生省の今回提案……

第94回国会 社会労働委員会 第13号(1981/05/07、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 まず大臣にお伺いをいたします。  被爆者援護につきましては現行原爆二法でもって援護の処置が図られておるわけでございますが、いまの援護処置につきましては、いろいろと国民の間にも、もっと国の責任を持った一つの援護処置が図られてしかるべきではないか、こういった世論もございますし、さらに今日までの審議の経過の中におきましても、あるいは当委員会におけるところの附帯決議等を見ましても、国家補償の精神に基づいてもっと国の責任を明らかにして援護処置を強化すべきであるといった附帯決議もなされておるわけでございます。そういう中で政府は、基本懇に対して、一応現在の原爆二法については見直しを行い、さらに援……

第94回国会 社会労働委員会 第16号(1981/05/21、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、公明党・国民会議を代表して、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。(拍手)  国の戦争による被害としては、原子爆弾がもたらした惨害はその規模と悲惨さにおいてわが国においては初めての体験であり、人類史上にも他に例を見ないものであり、日本国民にとりまして、いかに歳月を経ようとも永遠に忘れ得ぬところであります。  わが党は、年来、被爆者の救済、補償のあり方について、被爆者のこうむった被害の実態に即応した対応が必要であり、また被爆の特殊性から、その援護施策の強化のためには国家補償による特別な立法措置を講ずべきで……

第94回国会 予算委員会 第14号(1981/02/21、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 厚生大臣にお伺いをいたします。  長い間運動もなされ、そして原爆被爆については、いろいろと今日まで運動が展開されて、私たち野党が被爆者援護法を提案し、そしてその被爆者援護法のいわゆる撤回といったようなこともございましたが、やはりその論点になったことは国家補償ということが一つの論点でございました。したがって今回、そういった経過を経ながら、厚生省は、原爆被爆者対策基本問題懇談会に原爆被害者に対する救済について諮問をしておる。それが出されたわけですが、この受けとめ方を厚生大臣はどのように受けとめておられるか、一言簡単にお伺いしたいと思います。

第94回国会 予算委員会 第18号(1981/02/26、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 厚生大臣にお伺いをいたします。  まさに高齢化社会を迎えて、特に年金の問題が大きくいま、財政その他において非常に懸念をされ、しかもいまの情勢から言いますと、この将来展望がまことに暗いという中で、年金の充実、そして老後の生活の安定のためにいろいろな年金制度があるわけです。特に厚生省は、厚生年金と国民年金、こういった形で行政を進めておるわけですが、その給付水準、将来にわたっていろいろと情勢の変化はありましょうが、この給付水準を落とすことなく今後続けていただきたい、こういう意味から、この給付水準を落とすことがないのかあるのか、一言、簡単にお答えをいただきたい。

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第6号(1981/10/14、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 最後の質問となりまして大変御迷惑をおかけするわけですが、しばらく時間をいただきたい。私ども質問に当たりまして重複する点が出てくるかもわかりません。この点もひとつ御理解を賜りたいと思うわけでございます。  まず厚生大臣に児童手当制度についてお伺いをいたします。この児童手当につきましては、過日の質問におきまして、わが党の正木政審会長から質問が出ております。なるべく重複しないように質問をしてまいりますが、要は、児童手当制度が生まれたが、この制度そのものを大臣は一般対策としての制度とお考えか、あるいは低所得者に対する対策であるとお考えか、お答えを賜りたい。

第95回国会 社会労働委員会 第2号(1981/10/22、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 今回政府が提案しております老人保健法について質問をしてまいりたいと思います。  老人医療が、従来老人医療費公費負担制度によって七十歳以上に四十八年から行われてきたわけです。そこで今回、この老人保健制度として新たに新しい制度を打ち立てよう、こういうことで提案がなされておるわけですが、このようにしたことについて、どういう効果があり、どういうメリットをもってこの制度を立案したか、お聞かせをいただきたい。
【次の発言】 いま大臣のお話を長々お聞かせいただきました。  ところで、八つの保険制度が従来あったわけですが、この八つの従来の保険制度、これから行政が引き取った。行政が引き取ったというこ……

第95回国会 社会労働委員会 第4号(1981/11/05、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 本日はわざわざおいでいただきまして、心から御礼を申し上げる次第でございます。  だんだんの質疑がございましたので、あるいは重複するかもわかりませんが、その点お許しをいただいて、ひとつ質問をさせていただきたいと思います。  まず中央会の首尾木参考人にお伺いをいたします。  参考人は、先ほどの陳述の中で、いままでの経過その他を述べながら、老人保健法の創設については、非常に早期に成立することとの陳述がございました。  ところで、国保連合会におきましてもそれぞれ審査をしながら支払いを行っておるわけでございますが、この支払い方式については、現在の出来高払い、これがどのようなことなのか、いわば……

第95回国会 社会労働委員会 第5号(1981/11/12、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、公明党・国民会議を代表して、老人保健法案審議の終局に当たり、賛成の立場から討論を行います。  急速に進展する高齢化社会を前に、若干の曲折はありましたものの今後の老人医療の進むべき方途が策定されたことは、施策の大きな前進であると考えるものであります。特に従来から指摘されていた医療と保健との一貫性について曲がりなりにも包括的医療のベースが築かれたことは、これを大きく評価するものであります。  もとより本法案は完全無欠ではありません。施策のメリットの多くは今後の運用にかかっております。法の運営と行政の推移を厳しく監視するとともに、政府に対し改善へのさらなる努力を強く要求するものであ……

第96回国会 社会労働委員会 第3号(1982/03/18、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、今回国が、厚生省が国民健康保険につきまして国庫負担金を十一カ月の予算を組んでおる、こういうことについて午前中も審議がございましたが、これについてお尋ねをしたいと思っておるわけです。  大臣にまずお伺いいたしますが、この措置は国保運営の上から、業務を運営していく上から適切妥当な措置であるかどうか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 運営に支障を来す来さぬじゃなしに、運営に適切妥当な措置であるかどうかということです。
【次の発言】 私は理由は聞いておりません。いま大臣と局長は理由を話されました。私は理由は何もお聞きしていないのです。ただ、適切妥当な行為であるのかどうか……

第96回国会 社会労働委員会 第4号(1982/04/01、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 戦傷病者戦没者遺族等援護法の審議が行われるわけでありますが、私もこれに関するいわゆる戦後処理の問題としての質問を行いたいと思います。  そこでお尋ねをいたすわけですが、旧陸軍が広島県の竹原市に所属する大久野島というところに、昭和二年から第二次世界大戦が終戦に至るまでの間、旧日本陸軍東京第二造兵廠忠海製造所が設置されて、ここでイペリット、ルイサイト、青酸ホスゲン等猛毒かつ微量で致死的な毒ガスを初めとして、催涙ガスあるいはくしゃみガス、各種の信号筒等が製造されておったわけであります。したがって、この陸軍が行うガス製造、いわゆる毒ガス、これに従事した従業員の中でいわゆる毒ガスに汚染せられ……

第96回国会 社会労働委員会 第6号(1982/04/08、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 国民年金法の一部改正につきまして御質問申し上げます。  まず、今回の年金法改正は、いわゆる物価スライド、年金額の引き上げ、これが従来からいいますと一カ月おくれた引き上げの改正案でございます。私どもといたしましても、受給しておられる方々の現在の生活の状態を考えてみたときに、支給が従来に比較して一カ月もおくれるということは大変なしわ寄せがこの方々にかかってくる、こういう立場から反対をするわけでございます。  国民年金は、公的年金として国民の信頼を得ているわけであります。それはなぜ信頼を得ておるかと申しますと、やはり物価スライドを行っておるということが国民の信頼を得ておる大きな特色であり……

第96回国会 社会労働委員会 第8号(1982/04/15、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の要旨は  一、昭和五十七年度における厚生年金保険、船員保険及び拠出制国民年金の年金額の物価スライドの実施時期を政府案より一カ月繰り上げ、厚生年金保険及び船員保険については昭和五十七年六月から、拠出制国民年金については同年七月からにすること。  二、福祉年金、児童扶養手当、特別児童扶養手当及び福祉手当の額の引き上げの実施時期を、政府案より一カ月繰り上げ、昭和……

第96回国会 社会労働委員会 第10号(1982/04/22、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 きょうの原爆二法の審議に当たりまして、われわれ野党五党が政府の原案に対する対案といたしまして原子爆弾の被爆者援護法の提案をいたしておるわけでございます。この提案を私、過去をずっと調べてみますと、私の調べた範囲では四十七年の六十八国会以来すでに今回で八回に達しております。そのたびに審議未了とかあるいは撤回とかいったような形において処理されておるわけです。この過去八回の状況を見ましたときに、やはり政府はかたくなに被爆者援護法を拒否していらっしゃる。これはもう明らかな事実でございます。  この過去八回も出してきたこと、これに対して大臣はどのように評価されておられるのか、御所見をお伺いいた……

第96回国会 社会労働委員会 第11号(1982/04/27、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、公明党・国民会議を代表し、五党共同提案に係る原子爆弾被爆者等援護法案に賛成し、政府提案の原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行うものであります。  人類史上初の原子爆弾がわが国に投下されて三十七年を経過し、戦争に対する国民の感情は次第に風化されようとしている今日、原爆の持つ悲惨さ、一瞬のうちに焦土と化すあの惨劇は、いかに歳月を経ようとも日本国民にとって忘れることのできない痛恨であります。  いま、世界的な軍備と核兵器の増強は平和に対する脅威として、反戦、核廃絶を求める世界的な運動と世論の中で、わが国は、すべての国の核実験に反対……

第96回国会 社会労働委員会 第12号(1982/08/09、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、公明党・国民会議、民社党・国民連合を代表いたしまして、若干の質問をさせていただきます。  今回老人保健法が、参議院において再修正がなされて衆議院に帰ってきたところでございますが、特に衆議院の審議の際にも問題になっておりましたが、診療報酬について中医協において審議をなされる、こういうことに相なったわけでございます。  ところで、その際も申し上げましたように、老人はやはり老人のいわゆる心身の特性を踏まえた診療報酬といったものが必要ではないかという論議がなされたわけでございますが、そういったこと等を踏まえて、やはり参議院段階におきましても審議がなされておったわけですが、特に専門委員……

第96回国会 予算委員会 第14号(1982/02/20、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 一番最後で、土曜日の午後になりましたが、しばらくのおつき合いをいただきたいと思います。  ところで、いま大原委員の方からもちょうど最後に出ておりましたが、私もこの問題についてちょっとお伺いをしてみたいと思うわけでございます。  完全参加と平等をテーマにして国際障害者年が昨年行われたわけです。 そういう障害を持った方々は決して社会に甘えてはおりません。みずからの力と努力をもって生業に日夜努力をしておるわけであります。そういう障害者の方々の中で特に視力障害者、この視力障害者は、厚生省が四十五年に調査したときに二十五万、そして五十五年、十年たってまた調査をいたしたときに三十三万六千、その……

第98回国会 社会労働委員会 第3号(1983/03/03、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 わが国の社会保障制度というのは、そのときどきの社会情勢、そして社会のニーズに応じまして、各制度が他制度との整合性といったことには余り考えることなく、いわば総論のない各論としての制度が発展をしてきた、こう言っても過言ではないと思うわけであります。  そこで、いま焦点になっております年金でございます。この年金制度もまさにその一つだ。そして、今日まで八つの制度がそれぞれの経緯と背景を持ちながら発展してきたわけでありますが、そういう年金制度が将来高齢化社会に入るに当たって、老後の保障としてのいわゆる年金制度の機能が果たし得るかどうか、こういったまことに長期にわたっての差し迫った問題としてい……

第98回国会 社会労働委員会 第6号(1983/03/24、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 厚生大臣にお伺いをいたしますが、戦傷病者戦没者遺族等援護法、今回人勧に伴う手当の据え置きというようなことから、今回は従来の例によらず引き上げが行われていないわけでありますが、来年はどうするか、一言お伺いいたしたい。
【次の発言】 来年はひとつ大臣の努力を強く要請いたしまして、次に進ませていただきます。  いまお話しの出ました戦傷病者等の遺族につきましては、もちろん戦争行為によるそういった方々、いわゆる遺族の生活を保障する、こういった形の国家補償でございますが、やはり戦争の犠牲者として中国に残留をされて三十八年、ほんとにまだ見ぬ肉親を捜して、今回も厚生省の努力によって肉親を捜す訪日が……

第98回国会 社会労働委員会 第10号(1983/05/19、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 きわめて簡単に質問をいたします。わずか持ち時間が十分間でございますので、いま質疑の中でも出ておりましたが、今回の提案の理由、改正に至る理由についていろいろ論議がありました。バックグラウンド的ないろいろなことも質疑の中に出てまいりましたが、その中で大臣は、国会からも要請がございますのでというようなお話しがあったわけです。そして大臣の答弁の中に、医療の基本法である。そういう大事な基本法が、ただ国会に言われたから出しましたというような、そういう安易な考え方では私はいけないのではないか。  この医療法ができたのが昭和二十三年、その間もう相当な時間もたって、三十年も余った時間がたっている。そ……

第98回国会 予算委員会 第13号(1983/02/23、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 最後になりましたが、大臣の出席の都合がございまして、通告順位に基づいてはちょっと都合が悪いので変更させていただきます。  まず大蔵大臣にお伺いをしたいと思います。  それは予算編成ということについてでございます。もちろんいま非常な財政危機に見舞われて、大蔵大臣としては予算の編成には大変な御苦労があろうかと思うわけであります。したがって、この予算編成に当たりまして、昨年はゼロシーリング、今年はマイナスシーリングという方式をとられて、それぞれの省庁において大体整理をした、そして概算要求という形において予算の編成がなされておるわけであります。この方法が悪いとかどうとかいうことは申し上げま……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(1983/10/06、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 だんだんと審議も大詰めを迎えたようでして、私がしんがりになりましたが、一応いままでの審議とダブるかもわかりませんが、ひとつお許しをいただきたいと思います。  まず、行管長官にお伺いをいたしますが、臨調あるいは行革大綱によりますと、年金の統合一元化ということが述べられておるわけでございまして、その所管大臣として行管庁長官がおられるわけでして、この年金の統合ということのいわゆる将来展望から眺めたときに、公平な、しかも整合性のある年金統合をしていかなければ、新しい二十一世紀を迎えるということについては特にその点は重要な点だと思うわけでして、そういう意味から眺めてみますと、公務員の共済の統……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 社会労働委員会 第8号(1984/04/17、37期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、雇用保険法の改正に関連をしまして、この雇用保険法による事業についてお尋ねをしてまいりたいと思うわけです。  ところで、労働省は、勤労者のために、雇用保険法による各種施設を雇用促進事業団に設置をさせておるわけです。したがって、この施設は雇用促進事業団法に基づく施設として、特にこの保険法によるところの保険料を原資として設置がなされておるわけでありますが、これがどのように、そしてどのくらい設置されてきたか、経過をお知らせいただきたい。
【次の発言】 今お話しがございましたように十九種で千百九十三カ所、しかも千六百三十六億円が現在出資されておる、こういうことでありますが、私は、きょう……

第101回国会 社会労働委員会 第9号(1984/04/19、37期、公明党・国民会議)

○平石委員 まず、厚生大臣にお尋ねをいたします。  私たちの人生にとりまして一番怖いものは何だろうかと考えてみますと、昔から地震、雷、火事、おやじ、こう言われている。ところが、一番怖いのはやはり病気だ。したがって、私どもは、少なくとも病気を願っておる者はおらない。何とか病気を防止し、そして健康で、元気で働こう、これがみんなの願いです。ところで、そういった願いにもかかわらず不時に病気になった。まさに、この不時に病気になるときに私たちが一番頼りになるものが、みんなで助け合うということ。そして、病気にかかることは、その家庭にとっては非常に悲惨であるし残酷なものなんだ。そうなると、ここでお互いに助け合……

第101回国会 社会労働委員会 第12号(1984/05/09、37期、公明党・国民会議)

○平石委員 本日は、三人の参考人には大変お忙しい中を時間を割いていただきまして、心から御礼を申し上げる次第でございます。私の持ち時間は二十二分ということで非常に短時間でございますので、できれば簡潔にお答えをいただきたい、こう思うわけでございます。  まず、永田先生にお聞きをいたしたいのですが、参考人は先ほどの陳述の中で、国保の保険料負担はもう限界を突破しておる、こういうお話しがございました。こういう状況の中で国保の運営をなされておられるわけですが、今回の退職者医療が創設されて、含まれております退職者が疎開をする、そしてその医療費負担の軽減が行われるということで、これは一応制度の建前から言います……

第101回国会 社会労働委員会 第24号(1984/07/12、37期、公明党・国民会議)

○平石委員 時間が大変少のうございまして、総理のお答えは、大体簡潔でありますが、さらに簡潔にお答えをいただきたいと思います。  そこで、お尋ねをいたしますが、先ほどからも大変論議になっておりましたが、今回の医療保険の改正に当たりましては、私は前々から申し上げておるのでありますけれども、大きな骨が三つあった。それは、国庫負担の削減ということ、もう一つは自己負担の増大ということ、もう一つは給付の引き下げということです。したがって、この三つの柱によって今回の改正案が出てきておる。これは、私は少なくとも、先ほどの御答弁をお伺いをいたしておりますと、給付と負担の公平、こういうことで国民が等しくその受給に……

第101回国会 社会労働委員会 第26号(1984/07/19、37期、公明党・国民会議)

○平石委員 今回のこの法案は、いわゆる行革の一環としての法案だと思うわけでありますが、先ほどもお話の中に出ておりましたが、いわば性格の違うものが一緒になろう、こういうことでございますので、果たして統合後スムーズな専業運営がなされるのかどうか多少の心配もあるわけでございますが、そういった面で心配はないのかどうなのか。大臣、一言お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣の決意となにをお聞かせいただいたわけでございますが、ちょっと見てみまして私、多少心配な点は、お聞きをいたしますと、医療公庫の方は職員が百七十七名、それから振興会の方が五十九名、こう聞いておるわけです。それで、この法律で見ます……

第101回国会 社会労働委員会 第28号(1984/07/25、37期、公明党・国民会議)

○平石委員 多少重複するところがあるかもわかりませんけれども、ひとつ答弁をよろしくお願いしたいと思います。  今回の改正案でございますが、保健所は、御案内のとおり保健衛生行政の大きな拠点として、今日まで保健予防について大変中心的な施設としてその機能を発揮してきたわけですが、考えてみますと、高齢化を控えて、さらにさらにこの保健所というものは強化をしていかなければならない、そういう時代的要請、時代的な背景も私はあると思うのです。そういう中で、保健所運営補助金として保健所の機能強化に国の方の財政的な補助があったわけですが、今回これが交付金に変更された、こういうことでございます。  この交付金をいろい……

第101回国会 社会労働委員会 第30号(1984/08/01、37期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、主に人工肛門、人工膀胱について御質問を申し上げたいと思うわけです。  けさほどからも身障につきましてはいろいろと御意見ございまして、私も、国際障害者年に当たって身体障害者福祉法を見直す必要があるのではないかと当時の園田大臣に御提言も申し上げ、質問をいたしたわけですが、その後、厚生省では、そういった形に沿った一つの見直し作業というものが行われつつあるわけでございまして、昨年の五月十九日、人工肛門、オストメートにつきまして林大臣に御質問を申し上げて、今回の法案の中にそのことが盛られてくるというように、まことにその対応には心から御礼を申し上げるわけでございます。  そこでお尋ねを申……

第101回国会 社会労働委員会 第31号(1984/08/02、37期、公明党・国民会議)

○平石委員 本日は、各参考人の先生方には大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心から御礼を申し上げる次第でございます。わずかの時間ではございますが、ひとつ御意見を伺わせていただきます。  今、大体基本的なお考えをお聞かせをいただきました。その中で各先生が触れられたこと、基礎年金のところでございますが、福武先生はやはり最低保障の性格がある、こうおっしゃる。丸尾先生は生存権だ、この一つのあらわれだということもおっしゃられたわけです。したがって、この基礎年金というのが八つの年金制度を統合一元化する一つの土壌として、土台としてできたことについては我々もこれに評価をしておるわけです。  そこで、丸尾……

第101回国会 社会労働委員会 第32号(1984/08/07、37期、公明党・国民会議)

○平石議員 ただいま議題となりました母子保健法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と概要について御説明申し上げます。  我が国の母子保健対策の淵源は、児童の健全育成を目的とした昭和二十三年施行の児童福祉法にまでさかのぼりますが、その必要性から、母子一体の体系による母子保健活動が行われるようになりましたのは、昭和四十年に制定された母子保健法からであります。顧みて、当初、法案を諮問した社会保障制度審議会の答申には、「母子の健康確保の方向にわずかに一歩を踏み出したにすぎないもので今後引き続き改善をはかるべきである」と指摘しております。しかし、その後二十年近くを経た今日に至るも、法の整備や……

第101回国会 社会労働委員会 第34号(1984/11/20、37期、公明党・国民会議)

○平石委員 石田先生、小林先生にお伺いをいたします。  先ほどからもいろいろと論議がなされておるのですが、この基礎年金、これはいわば最低保障といったような性格を持ったものであるけれども、現実には従来の社会保険方式、これを踏襲をするために、いろいろな矛盾というか、あるいは格差の解消とか、こういったようなことがそのまま存続して、いわば積み残し的なものが出てきた。これは税方式と違って一挙に解決は難しいところですけれども、どうもこのままでいきますと、昔のあめ玉年金と言われたようなことが出てくる。こういうことから考えたときに、私は、少なくともこれらの人の救済といいますか、補足年金というふうにさっき先生は……

第102回国会 議院運営委員会 第40号(1985/06/25、37期、公明党・国民会議)

○平石委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案の継続について反対の意見を申し上げます。まず、我が国の平和憲法の立場から考えましたときに、この法案はまさに憲法上疑義のある法案である。したがって、恒久平和をうたった我が国の平和憲法上、さらに人権尊重主義の立場から考えてこの法案は大変な疑義を持つ重要な法案だということで、私どもはこの法案には反対であります。  それともう一つ、国家秘密の件でありますが、秘密とは一体何かという概念が明らかにされておりません。したがって、この国家秘密につきましては政府、行政に全く白紙委任という形でこれをゆだねるわけには……


各種会議発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1977/03/12、34期、公明党・国民会議)

○平石分科員 高知県の早明浦ダムの異常放流、五十年と五十一年の台風五号、さらに昨年の十七号という異常な洪水のために、最高放流が二千トンだというのをはるかに突破して、毎秒三千五百トン放流するというような異常な事態のために、直下の土佐町、本山町といったところに甚大な被害が出たわけです。したがって、地元のこういった町村では、もうダムはいやだ、ここにはもう住めないというような事態になって、水資源の方も大変だったと思うのですが、また今年も雨季を迎えておるわけです。  そういう事態に立ち至って、水資源としてはどういうような対策をいままでしてこられたか、さらに、これからどのように対処していこうとするのか、お……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1977/03/12、34期、公明党・国民会議)

○平石分科員 エネルギー資源としての石油の重要性ということは論をまちませんが、四十九年のあの石油ショックによって、今後石油の備蓄ということが焦点になってくると思うのですが、その備蓄について大臣にお伺いをしたい。将来の備蓄目標と、大体何年度ぐらいをめどにしておるか、そして備蓄に要する、いわゆる備蓄基地はどの程度全国で構想の中にあるか、これをひとつ明らかにしていただきたいと思う。
【次の発言】 大体わかりました。ところで、個所としてはどういうところを予定しておるか、それもあわせてひとつお伺いします。
【次の発言】 大体私がこの間ちょっと調査したところによりますと、新潟とかあるいは沖繩とかあるいは鹿……

第84回国会 内閣委員会同和対策に関する小委員会 第3号(1978/06/07、34期、公明党・国民会議)

○平石小委員 本日の小委員会において、全同対の夏秋先生、さらに磯村先生も参考人として午前中非常に貴重な御意見を拝聴させていただいて、本審議に大変効果があった、このように理解をするわけでございます。改めて御礼を申し上げたいと思います。  そこで、延長についてだんだんと質疑がございました。私もやはりこの法律は延長をして、先ほど磯村先生がおっしゃったように、少なくともこの事業についてはやはり前進をしていかねばならぬ、このように理解をするわけです。ところで、この法律ができ上がった昭和四十四年当時を振り返ってみますと、私はこの長期計画の作成に当たっても非常な困難があったと理解をしておるわけです。  そこ……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1978/02/27、34期、公明党・国民会議)

○平石分科員 稻村長官にお伺いいたします。  いま論議が交わされましたが、私も同和対策事業特別措置法の強化延長について大臣にお伺いしてみたい、こう考えるわけでございます。  同和対策事業特別措置法が昭和四十四年、同対審の答申に基づいて施行されてから今日まで、政府あるいは地方自治体等、この事業の推進のためにそれぞれ全力を挙げてきたと思うのですが、これの解決のために大変役立ってきたかどうか、どのような評価を大臣はしておられるか、お伺いしてみたい。
【次の発言】 この法律の評価については、大体大臣もあるいは室長も評価をしておられる、そしてまだいろいろと問題点も残っておる、こういうお話でした。他党の質……

第87回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第2号(1979/02/21、34期、公明党・国民会議)

○平石小委員 御説明いただいたのですが、要するに、あるのかどうかわかりませんが、保険外負担といったようなものが現実にあるのでしなうか、どうなんでしょうか。保険外負担というものがよそにはあるのでしょうか。
【次の発言】 それの対象にたしかなっているということですね、一部負担。
【次の発言】 医療費のチェック機能ですね、これも総額では西ドイツにそういった勧告制度がありますが、出来高払いという場合に、日本で言えば支払基金で一応審査をしておる。そういう機能は各国ともどういう形になっておりますか。
【次の発言】 これは本当かどうかわかりませんが、アメリカの制度の中で医師とそれから審査する医師とが病院へ訪……

第87回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第3号(1979/03/07、34期、公明党・国民会議)

○平石小委員 私は、この三ページの「一部負担割合の事例(五十四年度ベース)」というのがありますが、ここでいままでの傾向を見てみますと、医療需要がだんだんと逓減されている、漸減している、だから受診率においてもちょっと下がっている。それから在院日数も横ばいないしは下降線。結局医療単価がぐっと上がってきておるという状況です。そうすると、この案の中で、いまもちょっと触れられましたが、医療単価が上がることについての抑制、その上がってくる医療単価をどう公正に負担するかという問題は当然のことですが、これの抑制について一つも案の中に出ていないので、そういう考え方を聞きたいということ。  それからもう一つは、五……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1979/02/28、34期、公明党・国民会議)

○平石分科員 私は、地元高知県の阿佐線の問題についてお伺いしたいと思います。  御案内のとおり、四国には循環線がございません。そして高知県の東部におきましては、全く最低限の交通輸送の足すらないというような、鉄道交通で言いますといわば欠陥地域である。このようなことで、高知県民は阿佐線の貫通、これに悲願とも言うべき考え方でいままで対処してまいりました。このように阿佐線とかあるいは宿毛線というものが遅々として進まない、工事の進捗がまことに緩慢であるということから、県民としては焦りと怒りを持っているやさき、今回の国鉄の地方交通線問題小委員会の報告が出された、これでさらに県民は大変なショックを受けたわけ……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1979/03/01、34期、公明党・国民会議)

○平石分科員 私は養蚕について大臣にお伺いしてみたい。  いまも段々の質疑がございましたように、日本の農業は大変な時期を迎えて大臣も頭が痛いことだと思うのですが、過日、前の中川農林大臣にお会いしたときに、大臣がおっしゃることには、私はアメリカへ行ったら怒られ、ソ連へ行ったら魚で怒られ、国内では責められ、もう立つ瀬がないというようなお言葉がありましたが、そのように渡辺大臣も苦労しておられると思うのです。  ところで、このお百姓が養蚕農家として、日本の伝統産業と言えば伝統産業ですが、そういう安定的な一つの農家の産業がだんだんだんだんと衰微していく。特に日本は山間部が多い。私の地元の高知県あたりも八……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第1号(1980/03/05、35期、公明党・国民会議)

○平石小委員 勉強不足でいけませんが、七ページですが、入院料のいわゆる差額徴収ということについて、この前もちょっとお聞きしたこともあるのですが、この下にあります「差額徴収を行い得る部屋の認められてきた」というところ、この「差額徴収を行い得る部屋」というのは何によって認められるのか、この認めたことの根拠があれば……。
【次の発言】 いまのお答えでは現在の実情に合わして局長通達によって徴収をしているという、いわゆる徴収していることを認めているというように考えられますが、その根拠は何ですか。局長通達が出し得るのかどうか。これは保険法に決めてありますか。

第91回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第2号(1980/03/19、35期、公明党・国民会議)

○平石小委員 いまの蒸し返しになりますけれども、結局、老人保険制度を新たにつくるか、あるいは財政調整でいくのか、いずれにしろ、老人医療というものについては現状のままではいけない、こういう認識に立って先ほどからの話がありましたが、小沢大臣の、五十四年の秋ごろには実施をいたします、こういう答弁があるわけですね。だから、その答弁がある以上は少なくとも別建て保険をつくって実施をしよう、そして小沢大臣のあの構想から見ましても、恐らく大臣というよりも厚生省当局が、この答申に基づいて別建てをつくる、そして五十四年の秋ごろには実施をすると当時は腹を固めておられると思うのですが、どうですか。

第91回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第3号(1980/04/09、35期、公明党・国民会議)

○平石小委員 私、きわめて常識的にお伺いをしたいと思うのですが、いま高度なお話を承って非常に感銘したわけですけれども、やはり政治の場にあって、現実に医療というものが、いま先生のお話にもございましたように、医療経済――医療経済は日本では医療保険だ。そういう形でいま現実に保険制度と医療制度とが両々相まって日本の医療というものが行われておるわけですが、いまのこの医療費が相当伸びていっておる現実はどのようにお考えでしょうか。いわゆる国民所得以上に医療費が伸びていく。先生がおっしゃったことはよくわかるのです。よくわかるのですが、一応これはやはり目を配っていかないと現実にはむずかしいというような情勢なんで……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1980/03/04、35期、公明党・国民会議)

○平石分科員 私は養豚についてお伺いをしたいと思います。  いま豚の卸売価格というのは非常に低迷状況に陥って急速に卸売価格が下落した。そして昨年の八月以降年度後半は、ずっと今日に至るまで低迷を続けておる。こういう状況に陥って、いわゆる養豚生産農家は非常に厳しい経営状況に陥っておるわけです。こういうような現況が出てきたということは、もちろん過剰生産あるいは過剰な輸入、こういった供給過剰が原因であるということはよくわかるわけですが、このような状態を農林省は、昨年価格の低迷が始まった当初から御存じであったかどうか一言。
【次の発言】 御存じ、しかも後々そういったような指導がなされて、いまお答えにあり……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 運輸委員会地方行政委員会社会労働委員会環境委員会連合審査会 第1号(1981/04/15、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 先ほどからの論議をお聞きいたしておりましたが、今回のこのフェニックス計画、まことに膨大な計画である。しかも、ごみ戦争と言われるぐらい、特に地方団体にとってはこのごみ処理ということで大変頭を悩ましておる。しかも、用地確保については非常な困難が伴っておるわけですが、そういう段階において今回のフェニックス計画が両省によって計画をされた。これは時期的には私は確かに当を得たものではあろう、このように感ずるわけではありますけれども、余りにも問題点が多い。そして、この資料によりましても、五十一年以来調査費をとって調査が行われておるわけです。だが、先ほどの論議にもありましたが、まさに架空の論議です……

第94回国会 建設委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/04/22、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 本四架橋につきましては、本州と四国地方との連結ができ、しかも交通輸送の円滑化を図っていく、そしてあわせて生活利便の増大や経済発展が図られる、こういうことが目的のものであろうと思うわけです。したがって、この完成については四国の島民も大きな期待を寄せ、さらに完成の早からんことを願っておるものでございますが、そういったメリット、その一方で、やはり前段も論議がございましたが、今日まで海上輸送でもって貢献をしてこられた方々あるいは業者の方やあるいはその従業員、こういった方々が一方では職場を失う、あるいは事業が縮小されるといったような形に相なるわけでして、こういう面から考えたときに、この影響と……

第94回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1981/02/28、36期、公明党・国民会議)

○平石分科員 私は旧軍人に対する恩給の問題についてお尋ねをいたします。  旧軍人は、十二年以上の方々が恩給法の適用によって、それぞれ援護処置がなされておるわけです。したがって、十二年に満たない軍人、これは現在恩給法の中では見られておりません。御案内のとおりだと思うのですが、十一年十一カ月といったように、まさに恩給年限に達する、しかも戦時加算を含めて達するといったような、いわばすれすれの方々がたくさんいらっしゃるということ、そのために、同じように戦場で戦って、そして一方は恩給法の適用になるが、ならなかったという方々が全国にたくさんいらっしゃると思うのです。そういう方々から、何とかならぬものだろう……

第94回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1981/03/02、36期、公明党・国民会議)

○平石分科員 まず大臣にお尋ねいたします。  私は、同和関係について御質問申し上げたいと思います。いまの同和対策事業特別措置法のもとにおいて、差別ということをどう大臣はお考えいただいておるか、一言で結構でございますのでお知らせいただきたい。
【次の発言】 総理府はお見えになっていますか。――総理府の御意見を伺いたい。
【次の発言】 いまのお考えをお聞きしまして、一般的な話としての御意見ではわかります。だが私は、この現行法がなせてきたか、そして部落差別というものの、いわゆる差別の痛さがわからない。私はやはり、行政を進める者としては部落差別の痛さ、ここをまず起点に置いてこの問題に対処していただきた……

第96回国会 社会労働委員会高齢者に関する基本問題小委員会 第4号(1982/05/14、36期、公明党・国民会議)

○平石小委員 たくさんのお話を聞かしていただきまして、一応これからの――従来は施設福祉、これからはやはり在宅福祉の強化といったような時代に入りつつあるのではなかろうかという気がする一方で、いまお話をお聞かせいただいて、特に増子先生ですか、医療が福祉を取り込んでいくような形にするのか、福祉の中へ医療が入って在宅のことを考えていくのかといったような一つのパターンが生まれつつあるのではなかろうか。  そういたしますと、従来の考え方から見ますと、お医者さんが家庭へ出かけて、外来にも行けない、それから入院もできないといったような患者さんについては往診ということがあったわけですね。だから、その往診で出かけ……

第98回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1983/03/05、36期、公明党・国民会議)

○平石分科員 私は、消防団員が災害に遭ってその遺族に対する補償といいますか、この件でお伺いをしたいわけです。  すでに御案内だとは思うのですが、昭和四十七年の七月五日午前六時四十五分ごろ、高知県香美郡土佐山田町繁藤、通称追廻山の南斜面において土砂崩れが発生をした。当日は非常な集中豪雨でまれに見る――大体高知県は災害県でありまして非常に雨の多いところでありますけれども、当日はまた物すごい雨が降ったわけですが、そこで土砂崩れが発生をした。その集中豪雨の折に出動警戒中でありました消防団員が一名土砂崩れのために生き埋めになるという事故が発生したわけです。  そこで、土佐山田町の消防署員、それから消防団……

第98回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1983/03/04、36期、公明党・国民会議)

○平石分科員 私は、建設大臣に対して、高知県で建設省直轄工事として工事が進められております大渡ダムのことについてお伺いをしたいわけでございます。  このダムにつきましては、かねて大変建設省の御努力をいただいて、昭和三十六年から大渡ダムの調査が始まりまして、以後ずっと努力をいただいて、昭和四十三年からダムの調査事務所を開設をし、計画をなされ、そして工事に着手をしたということで、ずっと今日までやっていただいて、今年の、五十八年の三月に竣工を見る、完工を見る、こういう予定で工事が進んでおりました。そして昨年、試験湛水のために水をため始めた。これは当然のこととして試験湛水がなされたわけですが、その途中……

第100回国会 大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1983/10/04、36期、公明党・国民会議)

○平石委員 今回の共済年金の統合法案につきましては、もうそれぞれ審議が尽くされたことだと思うわけですが、私もこの統合法案につきましてそれぞれの関係大臣にお聞きをいたしますが、当然重複することが出てくることだと思います。重複をしましてもお許しをいただいて、ひとつよろしくお願いをしたいと思うわけです。  そこで、まず厚生大臣にお聞きをいたすわけでございますが、厚生大臣は年金担当大臣として、共済年金を含めての八つの年金統合について指名を受けておるわけであります。したがって年金の将来のあり方、全体像、これについて大臣はまだ示してない、こういうことでございますが、将来のあるべきわが国の年金統合再編という……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1984/07/04、37期、公明党・国民会議)

○平石委員 公述人の方々には、本日、このようにいろいろと御教示をいただきまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。なお、いろいろとお聞きを申し上げたいことがございますので、若干御公述をいただきたい、こう思うわけです。  そこで、まず広瀬公述人の方にお伺いをいたします。  マクロ的に見るかあるいはミクロから見ていくか、こういうことでいろいろ考え方も変わってきますし、余りにもマクロ的に見ていきますと、ミクロから見たときに非常に落ちこぼれも出てきますし、また医療制度の中から非常に不公平な面も出てくる、こういったことを考えてみますと、やはりどのように調整するかということが一番大切なことではなかろ……

第101回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1984/03/10、37期、公明党・国民会議)

○平石分科員 総理府の方へお伺いをいたしたいわけでございますが、終戦からこの方三十九年、日本の経済の発展といい、あるいは社会の発展といい、本当に目をみはる発展がなされておるわけでございます。したがって、そういう発展の中でまだまだ戦争の傷跡というものがあからさまに残っていることがございます。  過日も中国から残留孤児が肉親を求めて日本に参りました。この状況を眺めたときに、本当にお互いに日本人として胸が痛むわけでありますが、そういう目に見えた戦後のまだまだ解決をしていかねばならない問題があるわけです。したがって、この中国残留孤児につきましては、政府の方も大変な努力を重ねられて、その頻度も高まってき……

第101回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1984/03/10、37期、公明党・国民会議)

○平石分科員 私は、大蔵の分科会でこうして質問を申し上げますが、アバウトな質問になろうかと思うわけです。私の開かんとするところは、過疎地域等の振興について、こういうことでお伺いを申し上げるわけでございます。  まず国土庁にお伺いをいたしますが、国土の均衡ある発展を図る、これは政治のイロハであろう。そして、そういった均衡のある国土の発展を図るという一つの考え方のもとに、それぞれの省庁において行政がなされておるわけであります。  日本は高度成長し、世界の経済大国にまで上がってまいりました。これも大変結構なことであって、今日までのそれぞれの行政の大きな成果であるというように評価をするわけでございます……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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