国会議員白書トップ衆議院議員中西績介>委員会発言一覧(全期間)

中西績介 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

中西績介[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
320位
委員会発言歴代TOP500(衆)
103位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
459位
委員会出席(無役)歴代TOP500
316位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
585位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
636位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
81位
各種会議発言歴代TOP250
186位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
153位

34期委員会発言(非役職)TOP100
88位
35期委員会発言TOP100
70位
35期委員会発言(非役職)TOP100
55位
36期委員会出席TOP100
78位
36期委員会発言TOP50
19位
36期委員会出席(幹部)TOP100
97位
36期委員会発言(非役職)TOP50
13位
37期委員会発言TOP10
10位
37期委員会発言(非役職)TOP10
5位
37期各種会議発言TOP25
25位
37期各種会議発言(非役職)TOP25
21位
38期委員会発言TOP50
32位
38期委員会発言(非役職)TOP50
22位
39期委員会発言TOP50
48位
39期委員会出席(幹部)TOP50
41位
39期委員会発言(非役職)TOP50
40位
40期委員会出席(幹部)TOP100
55位
40期委員会発言(議会)TOP50
13位
41期委員会発言(非役職)TOP100
79位

このページでは中西績介衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中西績介衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1977/04/06、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 石炭鉱業合理化臨時措置法が三十年の八月に第二十二回国会で制定されて以来、石炭危機は深刻な社会問題にまで発展してきました。その間、五次にわたる対策がなされましたけれども、わが国石炭鉱業の現状はむしろ深刻な状況に立ち至っております。石炭対策特別委員会の政府答弁あるいは政府より示される各資料を検討しますと、その危機感はますます深まるばかりと言わざるを得ません。ところが、第六次石炭鉱業審議会の答申の三本の柱である国内炭の生産維持、海外炭の開発及び輸入の円滑化、石炭利用技術の研究推進、そして、加えて財源は特別会計で確保し、石炭鉱業合理化臨時措置法等の見直しを行うべきであるという答申を受……

第80回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1977/04/20、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 去る五十年の十一月二十七日に北炭幌内におきまして大変な事故が発生をいたしまして、いまなお十一名遺体を残しておるという状況にあるわけでありますけれども、この遺体をどうするのか、そしてさらにまた、生産をいつ再開するかということが大変重要な課題になっています。特に二千万トン体制を維持するに当たって、この北炭幌内をどうするのか、こういう点で質問を申し上げたいと思います。  まず第一は、六月に遺体を収容するということがこの前から答弁の中に出されておりましたけれども、この収容は果たして間違いなく行われるのかどうか、現在の進行状況についてお聞かせください。

第80回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1977/04/27、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 私は、きょうは石炭とは離れて、逆に白い問題、セメント問題で質問を申し上げるわけでありますけれども、このことは、産炭地における男子雇用型の企業を誘致するに当たって大変苦労しておるし、いままでの実態から申しましても全くと言っていいほど企業誘致がなされておらない実態にあることは、大臣も十分御存じのとおりであります。  そういう中で、大臣、時間がないようでございますので、私は福岡の田川市の麻生セメントについての質問をしたいわけでありますけれども、いつもこの委員会におきましても問題になっております筑豊あるいは田川地区における失業者の率あるいは生活保護者の率というのは、私がここで申し上げ……

第80回国会 文教委員会 第11号(1977/04/27、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 定時制の問題ですが……。
【次の発言】 私は三点にわたってお聞きをしたいと思いますが、まず最初に夜間定時制高校の問題についてお聞きしたいと思いますが、政府委員の方はよろしいですか。
【次の発言】 まず現在の夜間定時制高校の問題点を申し上げてみますと、生徒の減少が大変著しいという点がございます。それから二つ目に修学奨励金が支払われるようになっておりますけれども、実際にはこの予算が余っておるという状況にあるという問題があります。さらに生活の上からも、昼間働いて夜、修学をするわけでありますから、求職の問題がございます。そしてこれらの子たちを修学させるための手だてとして、未就学者の就……

第80回国会 文教委員会 第12号(1977/05/18、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 先日の四月二十七日に定時制の問題と管理職試験についてお尋ねをしたわけでありますけれども、その中で一、二答弁いただきました中で確認したいこともございますので、さかのぼりますけれども、質問を申し上げたいと思います。  まず第一点は、定時制の問題で、教員の定数配置についてこの前お尋ねを最後にいたしておったところでありますが、その中で一つの学校に八名の教員定数配置があるわけでありますけれども、そのうち二名が講師として配置をされておる、こういうことを申し上げたわけであります。その際の政府委員の見解は明確でありませんので、この点でお尋ねをしたいと思うわけでありますが、この八名中二名講師を……

第80回国会 予算委員会 第16号(1977/03/01、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 ただいま問題になっております学校管理職任用候補選考試験について一、二お聞かせ願いたいと思います。  教員の地位に関する勧告が一九六六年十月五日に出されまして、その中で、「昇格は、教員団体との協議により定められた厳密に専門的な」云々という文章があります。とのことに関して、この六六年十月五日に採択されたということについてはお認めになられますか、大臣は。
【次の発言】 一九六六年十月五日、国際労働機関及び国際連合教育科学文化機関の協力で作成され、教員の地位に関する特別政府間会議、パリでの採沢であります。この中にある四十四項の「昇格は、教員団体との協議により定められた」云々ということ……

第82回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1977/11/24、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 私は、緊急に質問をする事項ができましたので、十分という短時間で質問を申し上げたいと思いますので、できるだけ簡明にお答えをそれぞれいただきたいと思います。  私が質問申し上げる事項は、十一月十六日午後七時十五分ごろに、福岡県田川郡川崎町で起こりましたボタ山のため池決壊事故についてであります。先ほど田中委員の方からも質問が出ましたけれども、もう少し内容的に、それぞれ担当の参考人の方あるいは政府委員の方からお答えを願いたいと思います。  その内容については、もうここでは時間がございませんので申し上げることを省略をいたします。ただ一つ申し上げなくてはならぬ点は、この事故については、本……

第82回国会 内閣委員会 第6号(1977/11/17、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 人確法に基づく給与法制定に当たって、長い間、今国会、そしてこの二年間にわたる論議の過程を、私は、議事録を通じてつぶさに勉強させていただきました。しかし、内容を検討すればするほど、問題が余りにも多いような気がいたします。そういう法案であるだけに、もう一度私は私なりにこれを整理をして、どこら辺に問題があるのか、この点を明らかにしながら、政府のこの法案提出に当たっての真意を確かめたいと思うわけであります。  そこで、この法案が通過をし、それに基づく給与法案、そして特に、昨年から二回にわたる廃案をして改めてまた提案をしてくるという、こういう経過はまれなことでありますし、いままでの経過……

第84回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1978/04/27、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 旧産炭地域の実態が現在どうなっておるかということが、きわめて重要な、私たちこの石炭対策特別委員会で論議するに当たって、認識を統一する必要があると思うのでありますが、特に筑豊地区における五十二年度生活保護率を見てみますと、全国が一二・二、福岡が三八・一、これに引き比べて、例を挙げますと、田川郡の場合で一八七・九、そしてその中の最高の川崎町に至っては二三七・八という実態になっています。こういう現状からいたしまして、筑豊地区における生活のレベルというのは大変低い状況の中に置かれておるわけであります。それに加えまして、筑豊地区三職業安定所における求人あるいは求職、これらの率等を見てみ……

第84回国会 文教委員会 第3号(1978/02/22、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 先般の大臣所信表明の内容を検討させていただきましたが、前段に書かれていることが余り簡単過ぎて、さらにまた、以下いろいろ多くの点に触れられておりますけれども、予算全般に及ぶような内容になっておりまして、大変つかみにくい中身になっているようでありますので、私なりに理解をいたしました内容でもって具体的に質問をさせていただきたいと考えています。  現在の教育の荒廃問題をめぐって、いま特に学校教育は厳しく問い直されております。文教行政を進めるに当たって、この教育の荒廃問題を抜きにして諸施策を具体化することはできないんではないだろうか。そこで、教育の荒廃の原因はいろいろ言われておりますけ……

第84回国会 文教委員会 第14号(1978/04/14、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 ただいま、先般の本委員会における社会党からの五点にわたる質問内容に対する答弁があったわけでありますけれども、この点に関しましてさらに内容的に明らかにすべき事項があると思いますので、一、二の点について質問を重ねてまいりたいと思います。  まず初めに、大学院構想の検討の進捗状況等を勘案しつつ逐次計画的に進めてまいるという答弁になっておりますけれども、これでは大変抽象的で、いままでの文部省の施策のあり方からいたしましても、こういう中身では納得しかねる面があるわけであります。したがって、数字をもって、どの程度を大体目標にしてやるのか、あるいは年限的にはどの程度の年限でやるのか、これら……

第84回国会 文教委員会 第18号(1978/04/28、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 先般の国立学校設置法の一部改正をめぐって教員の研修問題が大きく取り上げられてきました。特に現職教員の研修を拡大充実するという意見が大変多く出されてきたわけでありますけれども、そういう中で文部省の側から、大臣あるいは局長の答弁の中に出てまいりました二、三の点を集約いたしますと、大臣としては教員の資質について答弁があっておりましたが、国民に奉仕し、次代の子供を育成する使命感を持つ者、使命感と言うと大変大げさになるわけでありますけれども、意欲的であるということを意味すると思うのですが、これが基盤になり、そして公平で厳しく接している、あるいは接してくれる教師、言いかえますならばだれに……

第84回国会 文教委員会 第19号(1978/05/10、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 著作権法について質問をする前に、緊急に一点だけ質問をさせていただきたいと思うのです。  大臣にお伺いをしたいと思いますが、戦後の教育は基本的理念を、戦前の教育勅語とは異なって、憲法あるいは教育基本法に置いて進められたと思いますけれども、この点についてはいかがでしょう。
【次の発言】 そこで文部大臣は、この教育をつかさどるに当たっての国家公務員としての最高責任者として、憲法あるいは教育基本法を遵守して、その推進役を果たさなくてはならないということを私は思うわけでありますけれども、この点はいかがでしょう。
【次の発言】 五月三日に金沢市で自主憲法制定国民会議主催による第九回自主憲……

第85回国会 文教委員会 第2号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 先般の文部大臣の八月二十八日、日本記者クラブでの講演、それから加えまして二十一日夜のNHKテレビで福田首相の教育について大いに諮るという、こういう二つの中でいろいろ問題があるような発言がありますので、この点についてお聞かせ願いたいと思うわけです。  まず第一は、先般の参議院文教委員会におきまして、文部大臣発言として、一つは教育勅語、そして二つ目に戦後の教育問題について、能力主義的なものについての発言があるようであります。この点につきまして簡単にお答えを願いたいと思うわけであります。  教育勅語につきましては、御存じのように昭和二十三年の五月に衆参両院におきまして排除あるいは失……

第87回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1979/05/25、34期、日本社会党)【議会役職】

○中西(績)委員長代理 野村光雄君。

第87回国会 文教委員会 第8号(1979/04/27、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 オリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案提案の理由の中に幾つも理由が挙げられています。それとオリンピック記念青少年総合センターについての構想が出されておるわけでありますけれども、この提案理由の中を見ますと、「近年の社会構造の急激な変化に伴い、青少年の学習要求は多様化、高度化し、これに対応してオリンピック記念青少年総合センターにおける青少年のための研修機能を一層充実強化することが必要とされるようになりました。」と、これが一つの理由であろうと思います。二つ目は、その後にありますように、「全国的な観点から、青少年教育指導者に対する研修、青少年教育に関する施設及び団体の……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○中西委員 通産大臣は所信表明におきまして、昭和五十五年度を「代替エネルギー元年」と位置づけていますけれども、昨年末のエネルギー需給の見直し計画によれば、石炭依存度がさらに高まってきています。そういう意味では、エネルギー源としての石炭見直しの点から石炭復興元年とも言えると思いますが、その見解についてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 代替エネルギーの問題で、原子力並びに石炭を主流として考えるということでありますけれども、原子力問題等についてはまだ意見がありますが、きょうはそれは一応おきまして、後日に回します。  いずれにいたしましても、石炭を重要視するということについては、いまの答弁……

第91回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1980/03/27、35期、日本社会党)

○中西委員 産炭地におけるいろいろな対策が非常に問題になっておりますので、この点について具体的に御質問を申し上げたいと思います。  まず第一点は、産炭地域振興対策の問題でありますけれども、この中で地域振興整備公団が振興策のために土地を造成をし、これを立地企業に譲渡するという方式でもって企業進出を図っておりますけれども、これがいまどのような状況になっておるか説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 その中で譲渡されたものと、さらに残存のもの、つくられたものでまだ依然として残っておるものがどれだけあるのか、この点明らかにしてください。

第91回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1980/05/14、35期、日本社会党)

○中西委員 参考人の皆さんには大変お忙しい中をこのようにおいでいただきまして、私たちの質問に対していろいろ御教示いただきますことに対しまして心から敬意を表します。  そこで、まず北海道の問題について先にお聞きしたいと思います。工藤参考人の方からお答えいただきたいと思いますが、北海道の場合には、現有炭鉱の安定と新たな石炭開発が最大の産炭地振興施策の柱となるだろうということを先ほどからお聞きしておりまして感ずるわけです。ところが問題は、炭鉱間における格差が最近顕著になってきております。いま言われましたように、深部開発に当たっての傾斜だとかいろんな問題が多くあるために、多くの問題を抱えてということは……

第91回国会 文教委員会 第5号(1980/03/07、35期、日本社会党)

○中西委員 国士館大学の問題につきまして、従前から何回か、衆議院におきましてもあるいは参議院におきましても質問を申し上げ、問題解決に向けて要請をしてまいったところであります。特に私の場合には、一昨年の十月十八日に参考人を要請いたしまして、いろいろ指摘をしてまいりましたし、さらにまた参議院におきましても計五回にわたっての質問をいたしたところであります。ところが、現状を見ましても事態は一向に進展しておらないのではないかと、この中身をつぶさに検討いたしますと、指摘できると思います。  そこで、一昨年の文教委員会における指摘の中で、当時砂田文部大臣の答弁の中にもありますように、「教育、研究の運営につい……

第91回国会 文教委員会 第7号(1980/03/26、35期、日本社会党)

○中西委員 第八十四国会から数回にわたりまして国会審議がなされておりますけれども、どうしても納得できない点が多々あります。そこで、意見を述べながら本法案の問題点を明らかにし、不明の点について質問をしたいと思います。  なお、いままで答弁いただきますと主要な点が欠落をいたしまして不要な面だけが長々と述べられるという傾向がありますので、この点は冒頭に指摘をしまして、簡単に整理をしてお答えいただきたいと思います。  もともとこのオリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案につきましては、七五年、五十年の十二月十日に行政管理庁から国立競技場との統合案が提起されまして以来、理由づけはいろいろあ……

第91回国会 文教委員会 第10号(1980/04/09、35期、日本社会党)

○中西委員 本法案は、私たち国民がいままで主張し、また期待をした教育環境を早急に整備する法案としては十二年間というきわめて長期にわたるために、希望したものとは相当かけ離れた中身になっております。繰り返しにはなりますけれども、確認の意味を含んで本法案の提案までの経緯について質問をいたしたいと存じます。  まず第一に、一九七四年に改正いたしました現行法に対する本院並びに参議院における附帯決議は十数項目あるわけでありますけれども、何が主要なものであって何を中心にして決議がなされておったかという点について文部省当局はどのように理解をしているのか、この点お答えいただきたいと思います。

第91回国会 文教委員会 第11号(1980/04/16、35期、日本社会党)

○中西委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております法律案に対する修正案について御説明申し上げます。  案文につきましては、すでにお手元に配付されておりますので、朗読を省略させていただきます。  修正案の要旨は、行き届いた、きめ細かい教育を望む国民の強い要請にこたえるために、日本社会党は、学級編制及び教職員定数を抜本的に改善するために、昭和五十三年、第八十四国会に、義務教育諸学校及び高等学校等の四十人学級、教職員定数標準の改善に関する法律案を提出してきたところであります。その方針には今日もなおいささかの変更もないのでありますが、その後本委員会に教職員定数等に関する小委員会が設置……

第91回国会 文教委員会 第16号(1980/05/14、35期、日本社会党)

○中西議員 ただいま議題となりました学校教育法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  学校教育法は、高等学校の目的として、心身の発達に応じて、高等普通教育及び専門教育を施すと定めております。  今日あらゆる分野において急速な科学技術の進展がなされており、高等学校における専門教育の重要性は特に重視されなければなりません。  ところで、高等学校の専門教育において、実験実習は、観察、測定、機器の操作及び材料の加工等を通じて、生徒に、理論と実際の関係や生産にかかわる基礎的、基本的知識と技能技術を習得させ、あわせて一般教科との有機的関連づけを行うことにより……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 運輸委員会 第7号(1980/10/28、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 時間がございませんので、簡単に。  まず最初に、高等学校における学習体系、その時間の配置、各学校にはそれぞれの校時があるわけです。この学校校時について理想的な体系というのはどういう体系を指しておるのか。たとえば特にホームルーム、さらにまた休憩時間、昼食を合わせての休憩時間等についてどういう時間帯をもって理想としておるのか、これが一つです。  それからもう一つは、このホームルームの重要性をいろいろ説いておりますけれども、この点についての認識はどうなっておるのか、この点についてお答えください。
【次の発言】 そこで、簡単にお答えいただかなくては時間がありませんから、なんですが、こ……

第93回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1980/11/13、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 時間が当初予定されておりましたよりも制限をされましたので、大変恐縮ですけれども、御答弁についてはできるだけ簡潔にお願いをしながら質問を申し上げたいと存じます。  「産炭地域振興対策の今後のあり方について」審議会の答申がありましたので、これを中心にしまして質問をしていきたいと思っています。  そこで、この産炭地域振興対策の経緯については、一応いままでの概要的なものはわかるわけでありますけれども、その後に出ます産炭地域についての現状認識、この部分から質問を申し上げたいと存じます。  特にいまこれを読んでみますと、目的達成の程度がどのような中身で評価されたかということが私は大変重要……

第93回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1980/11/20、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 時間が大変少ない中でございますので、簡単に質問を申し上げたいと思います。  いま御説明がございました二ページの「六条市町村を中心とする多くの産炭地域」「今日なお、」云々ということでいろいろ指摘がされておるわけでございます。それで、このようにここに挙げられておる幾つもの条件が満たされずに、解消されておらないということは、いままでのこの産炭地域振興のための対策の中で、何が一番欠陥として挙げることができるのか、この点おわかりになればお答えください。
【次の発言】 いま、二つ大別して申されましたけれども、その後段の部分で、先ほど言われました、細谷委員の方から質問の中でもいろいろ関連の……

第93回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1980/11/26、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 答申がありまして以降、先般もいろいろ問題点について指摘をしながらお尋ねをいたしましたけれども、きょうは集約をいたしまして、大臣並びに事務当局にお伺いをしたいと思います。  特に、産炭地域振興の実効性確保という問題で、この答申の一番最後のところに、各関係省庁並びに地方公共団体等相互協力体制の緊密化という問題とあわせまして提起がされています。その際に、これから後一番問題になりますのは、この中にもありますように、関係道県の意向を反映をして総合的、円滑な推進を図っていくということになっておりますけれども、この総合対策が本格的にやられるということになりますと、どうしても、いままで説明の……

第93回国会 内閣委員会 第3号(1980/10/21、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 時間の関係もございますので、簡潔に御答弁願いたいと思います。  まず長官にお聞きしたいと思いますけれども、行政管理庁が五十五年九月十二日に出されております「今後の行政改革に関する基本的な考え方」、この中に改革の目標なりあるいは当面措置すべき事項なりいろいろ出ておりますけれども、これを見ますと、大平内閣時代の目標、簡単に言いますと簡素化だとか効率化、人減らしを中心とする機械的なものであり、しかもごろ合わせみたいなものが多かったわけでありますけれども、こういうものと、今度出されたこの八〇年代に向けて長期的かつ総合的な視点に立ってどうあるべきかという内容がこの中には含まれるだろうと……

第93回国会 文教委員会 第6号(1980/11/05、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 先般の連合審査なりあるいは当委員会における質疑の過程の中で大方出尽くしたと思いますけれども、答弁の内容等につきましてまだまだ十分理解できない面がございますので、私は、まず放送法の関係三点についてお聞きしたいと思います。  先般から問題になっておりますように、放送大学は学問の自由を拘束するのではないかという論議がなされておりますけれども、特にその中で、放送法の四十四条三項、公共性の問題について、学問の研究の自由なり大学の自治、このかかわりをどのように理解をしておるのか、この点についてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 たとえば、教授が政治的問題に関係する教授自身の研究……

第93回国会 文教委員会 第7号(1980/11/07、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 さきの委員会におきまして、いろいろ討論いたしてまいりましたけれども、私が質問を申し上げたまず第一の重要な問題点として指摘をいたしました放送法第四十四条三項の問題と学問研究の自由、大学の自治問題とのかかわり等につきましては、一応湯山委員の重ねての質問の中である程度明らかになってまいりましたので、きょうは前回残っておりました部分につきまして質問を申し上げたいと存じます。  まず第一は、二十三条四項にございます評議会と学校教育法五十九条にございます教授会とのかかわりについてでありますけれども、その前に確認をしでおきたいと思いますが、法にもございますけれども、放送大学学園の設置する大……

第93回国会 文教委員会 第12号(1980/12/12、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 今回のこの問題について、それぞれ文部省あるいは警察庁、総理府の方から、対策等についての説明がございましたけれども、おおよそこれを見てまいりますと、病気に対する治療を中心にした方策なりを中心に据えたようなことにしかなっていません。  何と申しましても、予防をどうするかということがまず第一でありますから、その点から考えますと、資料を見てみますと、たとえば少年の刑法犯の人員について昭和十五年以降五十四年まで挙げてみますと、大変特徴のある数字が出ています。特に昭和十七年から十九年、ここに大変多発しています。さらにまた戦後になりまして、戦前あるいは戦中の状況とあわせてみましても、戦後に……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1981/03/26、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 五十六年度石炭並びに石油及び石油代替エネルギー対策特別会計予算についてお尋ねをしたいと思います。  その中でも特に、石炭勘定分について千三百八十七億四千五百万円を充てていますけれども、その内訳は原重油関税収入千二百七十三億円、前年度剰余金百十三億九千五百万円、雑収入五千万円となっています。その主たる収入は原重油関税でありますけれども、昨年度に比べわずか十七億の伸びでしかありません。産炭地域の住民すべての皆さんが、石炭勘定財源に対する不安をつのらせております。本年に入ってからの景気の落ち込み、省エネの徹底化などで、石油消費は伸びる傾向はありませんので、財源確保はどうなっていくか……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1981/04/02、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 参考人の皆さんには、御意見を開陳していただき、いろいろ御教示いただきましたことに対しまして敬意を表しながら、二、三の点について質問を申し上げたいと存じます。  その一つは、産炭地域は、過去約二十年間にわたりまして経過をしたその過程の中でいろいろございましたけれども、いずれにいたしましても、まだ十分な回復が遂げられておらないということについては、それぞれ開陳いただきました皆さんにおいても現状の認識は一致できるのではないかと思っています。特に私、六条地域を考えてみますと、有効求人倍率全国〇・七五に対して、六条地域になりますと、先ほども言っておられましたようにその四分の一、はなはだ……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1981/04/09、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 先般、参考人に意見聴取をいたしましたけれども、その間におきましても、産炭地域振興臨時措置法が制定されて以来二十年間経過をいたしておりますが、その中でも振興対策の面で何か欠陥があるのではないかということでいままで大臣にもお聞きしましたし、さらに参考人にもお聞きをいたしましたけれども、それぞれ述べられておる中身をつぶさに検討してみますと、はっきりしたものがなかなか出ておりません。  ただ一つ言えますことは、特に産炭地域にかかわりを持つ方々の意見としては、現在の対応の仕方ではどうすることもできないというのが実態のようであります。したがって、きょうぜひ大臣にお聞きをして確認をしたいと……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1981/04/16、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。まず、案文を朗読いたします。     産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、今後十年間に確実にその目的を達成するため、産炭地域振興諸対策を強力かつ計画的に推進するとともに、特に、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一 経済生活圏を定めるに当たっては、地方公共団体等の意向を十分勘案し、地域社会の調和のとれた浮揚が可能となるよう合理的な範囲を設定するとともに、当該地域の発展計画の策定及び実施に対して適時適切な指導を行……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1981/08/07、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 北海道地区の現地調査につきまして、派遣委員を代表して御報告申し上げます。  派遣委員は、森中委員長を団長として、愛野興一郎君、楢橋進君、鍛冶清君、小沢和秋君及び私、中西積介の六名で、ほかに北村義和君、岡田利春君が現地参加されました。  日程は、去る七月八日から十日までの三日間でありましたが、この間、釧路では、太平洋炭礦、十条製紙釧路工場、釧路・白糠工業団地及び釧路西港を、苫小牧では北海道電力苫東厚真石炭火力発電所及び王子製紙苫小牧工場をそれぞれ視察し、札幌において石炭対策に関する関係機関の業務概況の説明を聴取し、また、関係団体から要望を受け、意見交換をしてまいりました。  今……

第94回国会 文教委員会 第2号(1981/02/25、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 先ほど私立大学の問題について出ておりまして、これらの問題とかかわりがございますが、時間が大変短うございますので、簡略に質問を申し上げますので、お答えの方も、できれば長々としていただかなくて、適宜行っていただきますようお願いを申し上げながら、質問を申し上げたいと存じます。  先般、大臣の所信表明がございましたが、これの四ページから五ページにかけまして「第三は、私学の振興についてであります。」と、こう書かれてあります。五ページに入りまして「私立大学等に対する経常費補助及び高等学校から幼稚園までの私立学校に対する経常費助成費補助を中心に一層の拡充を図り、」云々とあります。  ここで……

第94回国会 文教委員会 第3号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 私は、先日に引き続きまして、問題になっておりました私立医科大学北里大学の問題について、二、三の点について確認をしておきたいと思いますので、お答えをいただきたいと思います。  その一つは、私、先般も問題にいたしましたが、北里大学に対する貸付金額の問題について、私の方に文部省の方からの回答として参りましたのは、「個々の学校法人に対する貸付状況については、従来から外部に公表しないこととしておりますので、御了承ください。」、こういう文書になって回答が参っております。ところが問題は、私がこの前も明らかにいたしましたように、会計検査院の方からはこのことは明らかにされておるわけなのです。会……

第94回国会 文教委員会 第5号(1981/03/20、36期、日本社会党)

○中西(績)議員 ただいま議題となりました二つの法律案につきまして、その提案の理由と内容の概要を便宜一括して御説明申し上げます。  まず、学校教育法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  学校教育法は、高等学校の目的として、心身の発達に応じて、高等普通教育及び専門教育を施すと定めております。  今日あらゆる分野において急速な科学技術の進展がなされており、高等学校における専門教育の重要性は特に重視されなければなりません。  ところで、高等学校の専門教育において、実験・実習は、観察、測定、機器の操作及び材料の加工等を通じて、生徒に、理論と実際の関係や生産にかかわる基礎的、基本的知識と技能……

第94回国会 文教委員会 第6号(1981/03/25、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 先ほど、午前中に山原委員の方から指摘のございました問題につきましても、文章表現は違うにいたしましても、それぞれ大臣の確認なりの中身の中には、やはり従来のような行政チェックということがあってはならないということははっきりしているわけですね。結局、従来やっておった都道府県自身が立てます研修計画の場合とこれは初めから発想が全く違うことからスタートをいたしておるわけでありますから、従来のような行政チェックというものでは全くない、このことをひとつ御理解いただきたいと思いますということを言って、大臣まで全部こういうことを言っているわけです、調べてみますとね。  ですから、この点については……

第94回国会 文教委員会 第7号(1981/03/27、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 私は、日本社会党を代表して、国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する修正案を提出いたします。   修正案の趣旨。  改正案中、鳴門教育大学及び鹿屋体育大学の設置に係る部分を削除する。   修正案提出の理由。  今回提案された鳴門教育大学は、すでに設置されている上越・兵庫の両大学に引き続き、主として現職教員の研究・研さんの機会を確保するための大学院に重点を置き、あわせて初等教育養成のための学部を持つ大学として、そこでの教育研究は、学校教育に関する実践的な教育研究を推進することとされている。  上越・兵庫両教育大学と同様に、新構想大学としての鳴門教育大学については、国際的な趨……

第94回国会 文教委員会 第9号(1981/04/15、36期、日本社会党)

○中西(績)議員 本来ならば、いま長谷川さんの方から説明がございましたように、義務制と同等ということを目指すべきでありますけれども、今回の場合には、何と申しましても、いままで全く顧みられていなかった部分に向けて一歩前進をするということでつけた次第でございまして、この内容については、高校、特に首都圏あるいは近畿圏、中京地域等におきましては、大変厳しい条件の中でありますし、そのために財政的には大変な負担を強いられておるわけでありますから、この点、何としても、こうした審議を通して文部省あるいは財政当局にその反省を促す意味におきましても、ぜひこれだけでも成立をさせるべく皆さんに要請をしたいと思うわけで……

第94回国会 文教委員会 第11号(1981/04/22、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 学校安全会と給食会、これを統合いたしまして、この健康会なるものを設置するということになっておりますけれども、その経過なり、どうしてこのような結果が出てきたのか、この点についてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 いまお答えありました中身は、先般の健康会法提案の理由と、あわせて五十四年十二月に放送大学学園法とのかかわりで云々という答弁ございましたけれども、こうした行政改革問題については、三十九年の九月に「政府関係機関等の改組再編成についての勧告」というのが出されまして、少なくともこの勧告に基づいて、この時期の行政改革なるものは行われておると私は思っておったのですけれど……

第94回国会 文教委員会 第15号(1981/05/13、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 前回の法案審議に当たって大臣の答弁の中で問題のある発言がなされましたので、先ほど大臣の方から改めてその真意についてございましたけれども、一言だけお聞きをしたいと思います。  この大臣の答弁の中に「一言補足させていただきます。」ということがございますが、これは「補足」というよりも、その後の「この閣議決定は、日本学校給食会と日本学校安全会とを放送大学学園設置の時に統合するというもので、この趣旨は現在でも変わっておりません。」、こういうことでありまして、むしろ取り消しの意味を持っておるし、このことは私がそう理解をしてよろしいですか。

第94回国会 文教委員会 第18号(1981/05/29、36期、日本社会党)

○中西(績)議員 お答えいたします。  いま質問にございましたように、現行法律の規定によりますと、教諭の補助的業務のみに携わればよいことになっておりますけれども、しかし、御承知のとおり、現在の定数法による教諭の配置数や生徒の状況などもありまして、法規定の範囲の職務にとどまっているということはありません。実験・実習を行う場合におきましては、生徒たちに十分理解させ、また、直接実験・実習器具を操作させるために、一学級を数班に分けて行うのが通常であります。したがって、その際、実習助手がその一つの班を完全に分担しまして、指導案の作成あるいは指導、評価などを教諭同様責任を持って行っているのが現場の実態であ……

第94回国会 文教委員会 第19号(1981/06/03、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 質問を申し上げたいと思いますけれども、主管の大臣である郵政大臣がお見えになっていませんが、これはどうしたことでしょう。
【次の発言】 私はこれではこの重要な質問を、特に私もう何回か質問申し上げまして私なりの最後のまとめの質問をするつもりでありますので、大臣いなければこれはできません。――先般もわが党の木島委員の方もそのことについて指摘をいたしました。委員長のその際の見解が述べられていますよ。その点からいたしましても、今回は何としてもやはり大臣が出てきて、私は冒頭に文部大臣並びに郵政大臣に対する質問を行い、その中から問題点を明らかにしていこうと思っておったわけですけれども、その……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第7号(1981/10/16、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 私は、公立小中学校の学級編制の標準等に関する経過措置の特例についての質問を中心にして行いたいと思います。  そこで、義務教育費国庫負担制度は、憲法に保障された義務教育無償、教育の機会均等の原則を具体的に保障するために制度化された経緯を考えますと、財政事情を最優先させて学級編制や教職員定数、給与費を抑制、削減することは許されないし、教育こそ国の大綱であり国家百年の大計であると考えますと、特に今日の児童生徒の非行、校内暴力などに象徴される深刻な教育荒廃を考えますと、行き届いた教育を最重点施策として早急に実施することがすべての国民の期待であり、今回の教職員抑制措置は容認できないとい……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第9号(1981/10/27、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 時間がございませんから、一点だけ、川合、馬場両参考人の方にお聞きをしたいと存じます。  先ほどいろいろ御意見をお聞かせいただきました中で、国民すべて痛みを分け合うべきであるという論議でございましたけれども、私はこの問題で教育の面から一点だけお聞きをしたいと存じます。  この三十六本の法律案のかかわりで、来年度予算にもこれは引き続いて問題になるわけでありますけれども、その中で、私は、多くのことを申し上げる時間がございませんから、四十人学級を例にとり申し上げますと、概算要求におきましては四十人学級だけでは約八億円の問題であります。これを減額するということになるわけであります。そし……

第95回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1981/11/13、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 私は、北炭新夕張鉱問題につきましては後で塚田委員の方から詳細にわたって質問を申し上げますので、これを外しまして、一般的な質問を申し上げたいと思います。  そこで、まず第一は、去る八月に策定をいたしました昭和五十七年度石炭並びに石油及び石油代替エネルギー対策特別会計概算要求について質問を申し上げたいと存じます。  まず第一点は、石炭勘定の歳入額、原重油関税収入が千三百六十四億円、そして剰余金等が一億円で、計千三百六十五億円で歳入額を決定しています。そこで、この財源については、特に関税収入面から見ますと不安材料がたくさんあるわけでありますけれども、まず本年度の分からお聞きしたいと……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1982/02/25、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 時間が、後の方が大臣のいらっしゃる時間が短くなりますので、三十分程度になってしまいましたから、はしょって申し上げます。したがって、答弁は簡潔にお願い申し上げたいと思います。  そこで、まず第一点として、国鉄地方ローカル線問題についてお聞きいたしたいと思います。地方交通線対策室長、お見えですか。私、先般から、産炭地域における総合交通体系として重要な位置づけをローカル線が持っておるということでもって何回か質問を申し上げたところでありますけれども、それとのかかわりで、現在進行が中断をいたしております問題について一点と、それから、見切り発車問題について一点、この二点だけ簡単にお答えい……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1982/02/26、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 議会等がある中で、大変多忙な中できょうこうして参考人としておいでいただきましたことに対しまして、心から敬意を表すると同時に、また、大変多くの問題を抱えておりますだけに、私たちもこの点についていろいろお教えを願いたいと思いますので、ぜひ忌憚のない意見を申し述べていただきたいと思います。  そこで、私は福岡県知事と大牟田の市長さん、二名の方に質問を申し上げたいと思いますが、時間の関係ございますので、一括して申し上げたいと思います。  まず知事さんにお聞きしたいと思いますのは、炭鉱離職者の問題でございます。先ほども陳述の中にもございましたが、緊就、開就問題につきましては、特に緊就の……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1982/03/11、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 私は、先般産炭地振興問題について質問いたしましたけれども、時間の関係もございまして途中で打ち切りましたので、先般お答えいただいたことに補足をしながら質問を申し上げたいと存じます。  そこで一番問題は、これから後財政的に大変困難な状況にある六条地域における市町村の実態等を考えてまいりますと、私は筑豊出身ですから筑豊問題を中心に据えて考えてまいりますと、筑豊の振興計画なるものは、いままでいろいろ大臣から何回か答弁いただいておりますけれども、その内容というのは絶えず一貫性というものがありませんでしたし、その都度その都度変わってきておる状況にありますだけに、いま筑豊を振興させるための……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1982/03/19、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 鉱害復旧法及び賠償法の二法について十年の延長ということでありますので、いろいろな角度から政府の意見なりをただしたいと思っています。  そこで、まず私は大臣に二、三の点について質問を申し上げたいと存じます。  その一つは、昨年十二月十七日、石岩鉱業審議会から答申が出されております中に、鉱害量の調査が実施をされたということが示され、その総額は六千六百七十億円程度ということになっています。ただその際に、その量的なもの、内容等についてはまだ具体的に示されておりませんし、これは一昨年から相当長期間にわたって調査され、その都度私たちも質問を重ねてまいったわけでありますけれども、そのことが……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1982/03/25、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 本日は、参考人の皆さんには大変お忙しい中をこうして時間を割いていただき、いろいろな御意見を開陳していただくことに対しましてお礼を申し上げながら、大変時間が制限されておりますので、簡単にお答えをいただきたいと思います。  まず第一点は、加藤参考人にお聞きいたしますけれども、昨年十二月十七日の答申を見ますと、十年間延長するに当たりまして大体鉱害の状況というのは安定段階に入って、鉱害復旧はこの十年間であれば大体終了するのではないか、こうした見通しを立てておられるようでありますけれども、この答申の中の四ページあたりに示されておりますように第二の理由、第三の理由等があるわけでありますけ……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1982/04/01、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     臨時石炭鉱害復旧法及び石炭鉱害賠償等臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、国土の保全、民生の安定を図る見地から、特に、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一 最近実施された全国鉱害量調査をもとに、早急に新たな鉱害復旧長期計画を策定するとともに、本法の延長期間内に累積鉱害の最終的処理が行われるよう適切な方策を講ずること。  二 鉱害復旧事業の実施にあたつては、他の公共事業、産炭地域振……

第96回国会 文教委員会 第7号(1982/04/07、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 さきの当委員会におきまして、同僚の佐藤委員の方から平和教育について質問がなされました。その中で、特にまた理解を深めるためにと思いまして、二、三の点につきまして質問を申し上げたいと存じます。  そこで、先般も、大臣御存じのとおり、平和教育の持つ意味というものを考えるときに、佐藤委員の方からも指摘されましたように、まず第一に、戦争の持つ非人間性あるいは残虐性、これを子供に知らせ、戦争への怒りと、平和をいかに守り、生命の尊厳さをいかに理解させるかということが大変重要ではないだろうか。さらにまた戦争の原因追求、そしてさらに戦争を起こす力が何であったのか、その本質を科学的に認識させるこ……

第96回国会 文教委員会 第9号(1982/04/14、36期、日本社会党)

○中西(績)議員 ただいま議題となりました法律案について、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。  わが国の五歳児の幼稚園と保育所の在籍率は、昭和五十五年度現在で九三%となっており、その内訳は、幼稚園が六五%、保育所が二八%であります。四歳児の場合も両者で八〇%と高く、このほか無認可施設の幼児まで加えますと、四、五歳児の在籍率は一〇〇%に迫る高いものになると考えられます。  このように多数の幼児が通園している保育施設は、戦後、幼稚園は学校教育施設として、保育所は児童福祉施設としてそれぞれ固有の目的、機能のもとに制度化され、文部省と厚生省による二元行政が行われてまいりました。その結果、一……

第96回国会 文教委員会 第10号(1982/04/16、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 私は、この質問をするに当たりまして、時間の関係もございますので、専修学校の問題等につきましては質問をする時間をとることができないぐらいたくさん問題がございますので、これは後の方に譲るといたしまして、きょうは私立学校振興助成法の一部を改正する法律案の中の幼稚園の部分についてのみ質問を申し上げたいと存じます。  ただ、私きょう見渡しますと、残念なことに歴史的なものをちょっとお聞きしなくちゃならぬと思いましたけれども、提案者西岡さんがいらっしゃらないので――当時何回か提案者になっておるわけですね。昭和四十七年五月二十六日、さらにまたその後の方の四十八年七月二十一日の提案の中に入って……

第96回国会 文教委員会 第11号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 いまの答弁を聞いておりますと、先般から論議されてまいりました点について、特にいま大臣の釈明がございましたけれども、教科書検定第二次訴訟の最高裁判決に対する初中局長の答弁が「不十分」なためと、こういう表現になっていますね、したがって政府委員から申し上げますというような言い方になっておりますけれども、先般から何が一番問題になったかということが、これではまた隠されてしまうのではないかと思う。ですから私は率直に申し上げて、これはもう全員そうではないかと思うのですけれども、このように混乱してきた経緯を考えますと、不適切あるいは不的確な発言があっているわけです。挙げていきますと、もう数限……

第96回国会 文教委員会 第13号(1982/04/28、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 参考人の皆さんには、大変御多忙の中に、こうしてわれわれ御意見を聴取するに当たりましておいでいただきましたこと、心からお礼を申し上げます。時間がございませんので、きわめて限られた内容になってくるわけでありまして、失礼な質問になるかと思いますけれども、この点についてはお許しをいただきたいと存じます。  そこで、まず第一に、いま日名子教授の方から開陳ございましたけれども、昭和二十二年に学校教育法、そして二十四年に私立学校法、教育基本法の第六条に基づき学校教育法第二条、私立学校法第二条、三条、こうした点が明らかにされてきて、学校として位置づけをするならば法人化されなくてはならないとい……

第96回国会 文教委員会 第15号(1982/05/14、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 時間が制限をされておりますから、大変短い時間で、参議院なり、さらにまた従前から討論をしてまいりました点等について、なる部分もあるかと思いますけれども、質問を申し上げたいと存じます。  さきの第九十四通常会の中におきましても私、質問をいたしました。そしてさらに、参議院における論議の過税を聞いてみましても、あるいは議事録を読ましていただきましたけれども、依然として私はわからない点がありますので、この点はぜひ明快な回答をいただきたいと思うわけであります。その一つは、健康会法を設置をして、ここでもって安全会と給食会を統合する、そのメリットは何なのかということが依然としてわかりません。……

第96回国会 文教委員会 第20号(1982/08/20、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 本日は、教科書にかかわる問題で大変国際的にも大きな問題になっておりますだけに、本来ならば外務大臣あるいは総理まで要請をして開くべきであるということを主張してまいりましたけれども、残念ながら実現ができておりません。しかも外務委員会とこれが一緒になっておるということもあって政府委員が出席できないということ等もあり、外務省からお見えになっている方には事務的なことについて質問をいたしたいと思いますので、お答えいただきたいと思うわけです。  この問題が国際的な問題までに拡大されている、この点については大変遺憾に思うわけでありますけれども、これがさらにおくれるということになれば歴史を逆流……

第98回国会 文教委員会 第4号(1983/03/23、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 大臣の所信表明の中にも、重要な事項として私学の振興について述べられています。特にその中におきましても、「わが国の高等教育において約八割を占める私立大学の質的向上に配慮する等、私立学校の教育研究条件の維持向上等に努めてまいりたいと考えております。」、こう言われています。この大臣が述べられた所信表明と全く相反するようなことが次々に大学の中で起こってきておる。私はできるだけ取り上げたくないと思っておるのですけれども、遠慮しておったのですけれども、今回の場合、これはどうしてもやっておかなくちゃならぬと思って質問をするわけです。  いままで私がやりましたのは、国士館それから北里大学です……

第98回国会 文教委員会 第6号(1983/04/27、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 先般、九州産業大学問題について質問をいたしておりましたけれども、途中で時間が参りましたので、きょうは引き続いてこの問題について質問を申し上げたいと存じます。そこでまず第一に問題になっておりました不正受給の問題でありますけれども、この分について重ねて質問を申し上げたいと存じます。  先般問題になりました分におきまして特に不正受給されておる分でありますが、五十二年度以降の分として一億六千万を超える金額になっておるわけであります。その中で私は、五十六年度分が終わりまして後にこうした事態が明らかになったわけでありますから、この点について実質的にどのような中身になっておるかということを……

第98回国会 文教委員会 第8号(1983/05/13、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 先般、私は、予算分科会の際に、識字学級問題についてわずかでありますけれども確認をしたことがございます。それは、二年前、田中文部大臣が国会答弁におきまして、字を知らない人の存在は国の恥であり、早急になくすよう努力をすると言っています。ところが、具体的な措置がどのようにされたのか。この点について、早急になくすような努力をしたそうした内容が具体的にはどのように努力されていったのか、この点についてお聞かせください。
【次の発言】 そうしますと、この分は五十七年度から識字、文字を覚えるための、内容とする学級を設置をしたということになっておるようでありますけれども、昨年行われました識字実……

第98回国会 文教委員会 第9号(1983/05/18、36期、日本社会党)

○中西(績)議員 お答えいたしたいと存じます。  現行の制度のもとにおける実習助手の職務につきましては、学校教育法の第五十条三項にあるように、「実験又は実習について、教諭の職務を助ける。」となっています。この条文に基づき、一般的な実習助手の職務の内容といたしましては、実験・実習の準備、後片づけ並びに器材の維持管理や備品の整備などを挙げることができます。  しかし、学校現場における実態は、以上挙げたような実習助手の一般的に言われる職務内容にとどまっているかというと、そうはなっておりません。もちろん、実験・実習の準備あるいは後片づけ、教材の維持管理の職務についても、最近の科学技術の急速な進歩のもと……

第99回国会 文教委員会 第2号(1983/07/27、36期、日本社会党)

○中西(績)委員 先般七月四日であったかと思いますけれども、国士館大学におきまして殺人行為が行われたという不祥事が発生をいたしました。この案件につきましては、国士館問題につきましては、私自身も五十三年十月における質問、さらに五十五年三月における質問等を重ねてまいったところであります。そして国会におきましても五十三年以降八回にわたって論議がなされておるという実態にあるわけであります。  なぜ私がこの質問をしたかと申しますと、御存じのように五十三年六月に国士館大学におきまして暴力事件が発生をする、その結果、その学生の父親が焼身自殺未遂事件を起こすというような事態が起こり、それから以降多くの問題を提……

第100回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1983/10/05、36期、日本社会党)【議会役職】

○中西(績)委員長代理 斎藤実君。
【次の発言】 小渕正義君。
【次の発言】 小沢和秋君。
【次の発言】 この際、委員長の手元に麻生太郎君外四名より、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新自由クラブの五派共同提案に係る、当面の石炭対策に関する件について決議されたいとの動議が提出されておりますので、本動議を議題とし、提出者から趣旨の説明を聴取いたします。岡田利春君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。  本動議について採決いたします。  麻生太郎君外四名提出の動議のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1984/04/20、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 本日は、参考人の皆さんに大変お忙しい中をおいでいただきまして貴重な御意見を賜りましたことをお礼を申し上げながら、二、三の点について質問を申し上げます。  まず冒頭に、私なりに今度の報告書をいろいろ検討いたしました結果お聞きいたしますので、質問をする過程の中で失礼な質問の仕方等あるかと思いますけれども、この点については御容赦願いたいと思います。  そこで私は、今度の災害は最も単純な災害ではなかったかという感じがするわけです。しかし言いかえますと、今度は逆に、原因等は極めて単純であるがゆえに複雑なものがそこに複合したということもあるかと思いますけれども、いずれにいたしましても、先……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1984/05/09、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 私は鉱害問題について二、三お聞きをしたいと思っております。  そこで、まず残存鉱害量が現状どれだけあるのか。ただ問題は、五十六年ごろに法律の延長をいたしました際に、いろいろ資料等が提出をされましたけれども、その後、二次鉱害なりあるいは追認などがありまして相当変更されておるのではないかということを感じますので、この点見直し等含めて現状どうなっておるのか、簡単にお答えください。
【次の発言】 そうなってまいりますと、これまでの鉱害復旧の実績の結果とあわせ考えた場合に、現状からすると法案の最終年度、六十六年度末になりますとどういう状況になるだろうかということを非常に不安な気持ちで見……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1984/07/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 私は、鉱害対策について、先般の本委員会における質疑に継続をいたしまして問題点を明らかにしていきたいと思います。  まず最初に、会計検査院おいででしょうか。――一つは、先般から鉱害問題について石炭鉱害事業団九州支部関係の調査に入ったと思うんですけれども、どういうところに入ったのか、この点についてまずお答えください。
【次の発言】 時期的に、五月十五日からということになりますと、ちょうど鉱害事業団の事件が発生をいたしまして、これらとの関係があったと思いますけれども、そうした時期でありますだけにまた重要な時期と言えると思います。  そこで、まだ十分な精査なり集約がなされておらないと……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1984/11/08、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 今回、閉会中の委員派遣について結果が報告されましたけれども、その中でも、異例と思われるような福岡県における鉱害復旧事業をめぐる種々の事件がございまして、その結果、当局側としては種々の改善策なりを実施をいたしておるようでありますけれども、これらの問題について質問を申し上げたいと存じます。  まず、この種問題が発生をするに当たって、数年前からそうした傾向が出始めておったし、いろいろ問題になってきたわけでありますけれども、こうした事態というのは、何といってもやはり限定された年限、その間における復旧事業の遅滞等を見た場合に、被害者側からいたしますとどうしてもいち早く実施をしてほしいと……

第101回国会 内閣委員会 第17号(1984/06/28、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 私は、時間の制約がございますので、設置法の第一条「目的及び設置」、この問題について二、三の点から質問を申し上げ、さらにまた、それとのかかわりで具体的な問題等について一、二質問を申し上げたいと思います。  この「目的及び設置」の中に、「社会の変化及び文化の発展に対応する教育の実現の緊要性にかんがみことございますが、今私たちが教育の理念あるいはあり方というものを考える場合に、日本国憲法のもとにおきましては、教育の問題としてとらえるという矮小的な考え方でなくて、広く憲法下における文化の問題としてとらえる必要があると私は思うのでありますけれども、この点はそのように理解をしてよろしいか……

第101回国会 文教委員会 第3号(1984/03/23、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 今佐藤委員の方から、あるいは午前中は木島委員の方から、いろいろ臨時教育審議会設置について質問がございましたけれども、まだまだ不明の点がたくさんございますので、論議するのに非常にしにくいわけなんです。したがって、私は希望だけここで申し上げておきますから、でき得れば自後、資料的なものにして、文書にしてでも出していただければと思っております。  と申しますのは、午前中もございましたけれども、今までいろいろ言われておるけれども抽象的な文言であって、これを設置するに当たっての具体的な理由、何が問題になっているのかということが私らにとって非常に不明確です。ですから、この点を整理して出して……

第101回国会 文教委員会 第5号(1984/04/04、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 私は、国立学校設置法一部改正案について質問をすべきでありますけれども、緊急な課題としてございます国士舘問題についてこの時間を使わしていただいて、確認をしておきたいと思います。  国士舘問題につきましては、三月三十一日までに解決を私たちは期待してまいったところでありますけれども、逆に混乱の度合いが深まってきておるのではないかということを危惧いたしております。したがって特別に質問するわけでありますけれども、まず、先般の学内における梶という理事と組合側の交渉の中で明らかになってきたわけでありますが、文部省が納得する回答を三月末日までにするということをこの梶理事は回答いたしておるわけ……

第101回国会 文教委員会 第6号(1984/04/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 先般、国士舘問題で質問いたしましたその結果、いろいろございましたけれども、最終的には何らかの方策を模索しなくてはならぬということが明確になってまいりました。  その結果かと思いますけれども、昨日、国士舘におきましては柴田梵天辞任を発表いたしておるようであります。そこで本日、文部省に柴田梵天氏を呼び、意見聴取をした模様でありますけれども、その結果はどうなったのか、この点についてまず、時間がございませんから、簡単にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、新聞に発表された中身以外は何も出てこないわけでありますけれども、なぜ彼が辞任をするのか、あるいは文部省からの……

第101回国会 文教委員会 第8号(1984/04/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 私は、私学問題について、先般から問題になっておった部分を確認する意味で質問をさせていただきたいと思っています。  そこで、昨日、九産大の稲井理事長、平野理事、堀常任監事あるいは野田次長などを呼びまして、新聞報道によりますと、いろいろ申し渡しをいたしたようでありますけれども、何を求めたのか、この点、時間がございませんから項目別で結構ですのでお答えください。
【次の発言】 そうしますと、五項目の勧告をしておるわけでありますけれども、主としてその一項目目を中心に据えてやったということですね。
【次の発言】 そうなりますと、鶴岡前理事長の支配がまだ依然として残っておるということになる……

第101回国会 文教委員会 第9号(1984/04/20、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 私は、私学共済問題につきましては、今まで多くの人が細部にわたって討論をいたしましたので、きょうは私学助成問題について質問を二、三いたしたいと存じます。  そこで、臨調答申があり、それを受けた結果が私学助成につきましても大変な影響を与え始めております。したがって、私は、私学の果たしておる役割は大変大きなものがあるということ、そしてこの部分を見落としてはならないと思うわけでありますけれども、文部省なり大臣、どういう位置づけをされておるのか、この点についてまずお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 今大臣言われましたように、なかんずく高等教育機関におきましては大変な役割を果……

第101回国会 文教委員会 第12号(1984/05/09、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 私は、四十人学級の問題と改善増の問題などにつきましてまず質問を申し上げたいと思います。  四十人学級につきましては、予算委員会以来何回か討論も行われておるのでありますけれども、私はもう少し立ち入って、この問題についての文部省なりの考え方をただしておきたいと思います。  この四十人学級の問題は、もう私が申し上げるまでもなく、十二年間、そして昭和五十七年から三年間の凍結をされまして、いよいよ来年、六十年から再スタートすることになっています。そして六十六年が終了予定ですから、七年間にわたっての四十人学級実現を目指す具体的な政策としてどうあるべきかという中身が今のところまだ不明であり……

第101回国会 文教委員会 第13号(1984/05/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)議員 まず、実習助手の勤務の実態でございますけれども、現行制度のもとにおきましては、実習助手の身分あるいは職務につきましては学校教育法第五十条の二、三項に位置づけられております。職務内容としては、「実験又は実習について、教諭の職務を助ける。」となっています。  この条文による一般的な実習助手の職務内容としての中身は、まず第一に、実験・実習の準備や後片づけ、そして二つ目に、教材の維持・管理や備品の整理などが挙げられます。しかし、学校現場における実態は、ただいま申し上げた一般的に言われている補助的な職務内容にとどまっていることは不可能でありまして、実験・実習の準備や後片づけ、教材の維持……

第101回国会 文教委員会 第14号(1984/05/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)議員 お答えします。  幼児教育は、子供の未来を左右する大切な役割を持っております。特に人格の土台を築くのが幼児期でありまして、重要視されなければなりません。幼児一人一人の発達段階に応じて個人指導やグループ指導、活動内容別指導など、就学前教育は創意を凝らして行われる必要があります。また、非行や自殺が低学年化しておる今日、現に四、五歳の子供でも親子関係のひずみを背負い、これまでにない内向性の子供、情緒不安定の子供、自律できない子供、甘え過ぎの子供などなど、心の病を持った子供が、程度の差こそあれ、多くいるわけであります。これらの子供のカウンセリングの役割も幼児教育で重要であります。  ……

第101回国会 文教委員会 第16号(1984/06/22、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 質問を始めます前に、一昨日この文教委員会で問題になりました在学生に対する募集開始を込める問題については、どのような検討がなされ、その結果についてはどうなっていますか。
【次の発言】 進めているということと早急にということはわかりましたが、なぜこれがそのように困難であるかということ、この点はどうなんですか。
【次の発言】 現行法で実施をするという、こうした確認でありますから、この分について、今言われたような事柄がおくれていくという理由にはなかなかなりにくいと思います。したがって、きょうはこの法律論議をここでするつもりはありません。  問題は、大学奨学生の場合を考えてまいりますと……

第101回国会 文教委員会 第19号(1984/07/04、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、日本育英会法案の採決に当たり反対討論を行います。  日本育英会の奨学事業は、一九四四年に創設され、今日まで四十年間にわたり約三百四十万人の学資に恵まれない学生生徒に奨学金を貸与し、その修学を支えてまいりました。この事業が教育の振興に大きく寄与してきたことは高く評価されるところであります。  本法案は、その意味で、四十年間の奨学事業を総括し、今後の事業のあり方を決定する重要な法案でありますだけに、慎重な審議を行う必要があったわけであります。しかし、政府並びに文部省は、奨学金に期待する学生生徒を人質として法案の早期成立を図り、本年度入学者に対……

第101回国会 文教委員会 第21号(1984/07/20、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 先般、「昭和六十年度行財政改革小委員会報告」が出されました。この中身をつぶさに検討いたしますと、まず、「政府から臨時行政改革推進審議会に要請された「増税なき財政再建」の基本方針の下にこということから始まって総論が述べられ、そして、特に教育の関係でまいりますと、総論中の二ページの「一般国民に対しては、受益者負担のある程度の増大と行財政サービスの若干の低下を要請せざるを得ないものである。」こういう中身等を踏まえながら具体的方策が示され、その中に「文教」という関係が入っております。これを見ますと、@からCまでございますが、今まで私たちがこの委員会で何回か討論をしてきた中身がここに出……


各種会議発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 文教委員会学校災害に関する小委員会 第2号(1977/04/21、34期、日本社会党)

○中西(績)委員 いま言われました中で国の災害補償制度を持つべきだということであるようでありますけれども、この点先ほど兼子先生の方から一定の法的なものを含めて提起がありましたが、日弁連の方としてはそういう具体的なところまではまだ検討されておらないのかどうか。この点をお伺いしたい。

第80回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第5号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○中西(績)小委員 時間が余りないようですからはしょって申し上げます。  一つは、私立大学の協会の方では、先般の機関紙等を見ますと、これに反対という意思表明をしておるようですね。この点についてのその後の話し合いなり打ち合わせなりがなされたかどうか、それが一つです。  二つ目は、それに伴って文部省の方にお聞きしたいと思うのだけれども、入試制度の検討について、このように私大と国公立との間における差が出てきておるわけですから、この問題を埋め合わせるというのは、先ほどあっせんの労云々ということもありましたけれども、入試制度の全般的な問題としてどうとらえていこうと考えておられるのかどうか。  三つ目に、……

第80回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○中西(績)分科員 私は、福岡県の築城基地の問題について、時間の許す限り簡単に質問を申し上げ、特にまた三十分しか時間ございませんので、簡明にお答え願いたいと思います。福岡県の築城基地の軍事的防衛機能と位置づけについて御説明を願いたいと思うのです。私は、大陸に向けての基地として最も近いところにあり、仮想敵国を想定してこの基地が強化されていっておるのではないかというように理解をするわけでありますけれども、この点についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 いまお答えいただきましたように、F86F二隊を配置しておると言われますけれども、将来的には、F4EJ、いわゆるファントムの配備を計画しておる……

第82回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第1号(1977/11/01、34期、日本社会党)

○中西(績)小委員 途中失礼しましたが、私たちいままで現場の教師と話をしてみまして、私、福岡なんですけれども、準備に取りかかっておるというのは、受験を大変重要視して特殊な状況までになっておるようなところでは相当やっていますね。しかし一般的に、普通高校あるいは職業高校ではこの問題についてはまだまだそこまではいっていない、これがぼくは現状だろうと思います。ということになりますと、国大協とこの前話をしたときも、あるいは文部省なりといろいろここで討論をした際に、高等学校なりそういうところとのコンセンサスがどうなのかというのが大変重要な問題になったわけですね。ところが、この中身を見ましても、また私たちが……

第82回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第2号(1977/11/15、34期、日本社会党)

○中西(績)小委員 この組織運営まで立ち入っで私たちが指摘をすることについていろいろまた問題が出るかと思いますけれども、一応申し上げますなら、大学入試センターの資料を読んで、配られました機構図等を見ますと、入試センターの評議員、そうして運営協議員名簿などをずっと見ますと、この前から指摘をしておりますように、もちろんこれはそうならざるを得ないわけでありますけれども、大学学長なりあるいは運営協議会のメンバーというようなことになりまして、大学側の方々によってすべてが運営される、これは当然そうなると思います。そこで問題は、この前から出ておりました連絡協議会なりのあり方等についてでありますけれども、ここ……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○中西(績)分科員 私は、福岡県築上郡にあります築城基地の問題につきまして、昨年もこの分科会で質問をさせていただきまして、その後における状況、第八航空団にF4EJファントムが配備されたためにいろいろな問題がまた出ておりますので、それとのかかわりで質問をさせていただきたいと思うわけであります。  そこで、まず環境庁にお伺いいたしますが、四十八年の十二月二十七日告示されました航空機騒音に係る環境基準について現状どのようになっておるのか、基準の達成がどう進行しておるのか。特に私がこれを申し上げますのは、先般運輸省の発表しました五十八年度分までの、完成期日までの間における内容等が示されておりましたので……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○中西(績)分科員 同和問題を解決するに当たって、労働問題が最も重要な位置を占めておると思います。  特に、同対審の答申の内容の中にも明らかになっておりますように、「とくに注目しなければならないことは、同和地区住民は、不当な差別により就職の機会均等が完全に保障されていないため、近代産業から締出され、いわゆる停滞的過剰人口が同和地区に数多く滞留していることである。」とこの答申の中にも示されています。そこで「地区住民の生活はつねに不安定であり、経済的、文化的水準はきわめて低い。これは差別の結果であるが、同時にまた、それが差別を助長し再生産する原因でもある。」「同和問題の根本的解決をはかる政策の中心……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○中西(績)分科員 私は同和教育問題について、この分科会で、特にその中でも同和教育に必要な教員の配置、加配の問題を中心にお伺いをいたしたいと思います。  ただ、その前に、昨日の分科会におきまして稻村総理府総務長官が答弁の中で基本的に大きな過ちを犯す答弁をされています。この同和問題のとらえ方の中で最も根本的な問題である差別、この差別を
【次の発言】 同じ内閣の大臣としての一員である総理府総務長官の発言に対する見解についてはお伺いできなかったけれども、文部省の姿勢としては、あくまでも差別をなくすという方向での施策を遂行しなくてはならぬということについてはお認めになるわけでありますから、そこで、現在……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)

○中西(績)分科員 まず最初に、環境庁にお伺いいたしますけれども、航空機騒音に係る環境基準、この中間改善目標達成状況について、七八年の十二月二十六日、五年にわたる改善達成期間になっておるわけでありますけれども、この点についての把握はいたしておりますか。
【次の発言】 そういたしますと、民間空港に関しては問題はあるにいたしましても、一応の達成を果たしたと見るべきかどうかですね。  あわせまして、自衛隊については目標達成、現状からいたしますとずいぶんおくれておるという認識に立ってよろしいですか。
【次の発言】 その五十四年度、一応達成の目標だと言いますけれども、そうなりますと、民間空港と自衛隊基地……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○中西(績)分科員 それでは、同和教育問題に関しまして、一、二の点から質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、大臣の同和教育に関する基本的な姿勢についてお伺いをしたいと思いますが、いま論議されております予算の中で、同和に関する総額予算は二千二百六十五億、前年度の伸びからしますと二二・九%増となっています。ところが、その内容をつぶさに検討してみますと、建設省の関係が一千九億円でこの四四%を占めます。そして、企業の高度化事業融資資金等が一〇%というように、これらを全部トータルいたしますと、環境改善施設関係費が約八四%に当たります。教育の面だけを取り上げてみますと、三・五%ないし六%しかこの中……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第2号(1980/04/17、35期、日本社会党)

○中西委員 本法案の質問に入る前に、まず代替エネルギー元年などと言われておりますけれども、大変重要な時期にあるだけに、この法案の中にも供給目標の設定は閣議の決定を経なければならないとあります。ある程度国あるいは政府全体の発想になってはおりますけれども、従来のように政府各省庁間なわ張り争いなどがあるとすれば、この重要な時期に対応がおくれることになることは必定であります。したがって、通産省を中心とした国民経済の健全な発展と国民生活の安定に寄与できる組織体制がこの中で果たしてできておるかどうか、この点についてまず第一に大臣の所信を表明していただきたいと思います。

第91回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○中西分科員 私は、一級河川の遠賀川の上流にある彦山川のパラペット問題について質問を申し上げたいと思います。  この質問を申し上げる前に、エネルギー庁の鉱害課の方から見えておると思いますので、先に、この地域における石炭鉱害はどのような状況になっておるのか、特にこの地域は、戦時中における、あるいは戦後における大型鉱害地区になっておるところでありまして、石炭の無計画な乱掘の被害が顕著に出ておるところでありますが、どういう状況になっておるのかを簡単に御説明いただきたいと存じます。
【次の発言】 大体その大型鉱害地区として指定されるような状況のところでありますけれども、一般的に言って陥落の度合いはどの……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○中西分科員 就職差別解消がどのように行政的に図られておるかについて質問をいたしたいと存じます。  まず第一は、同対審答申あるいは職安法に基づきましていかに就職促進が行政として措置されておるのか、推進されておるのか、特に、労働省はいかなる機関を通じて措置をされておるのか、この点についてお答えいただきたいと存じます。
【次の発言】 いま大臣の答弁がありましたように、啓発活動を強化していくということとともに、実効が上がるということを目標にしてこれから努力をするということでありますけれども、実質的には、就職差別はいまだに後を絶っておりません。特に多くの例が私たち九州におきましても見受けられるところで……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1980/03/05、35期、日本社会党)

○中西分科員 教育困難地域の施設整備に際しまして、地方自治体の超過負担が相当数出ておりますので、この点に関して質問をしたいと思います。  そこでまず第一に、事務的にお伺いしますけれども、教職員定数の標準に関する法律の中で、教職員定数の算定に関する特例というのがございます。この第十五条ではどうなっておるかをお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、加配をする地域なり条件はどういう面でなされておるのか。
【次の発言】 そういたしますと、産炭地と同和地区が重なった地区もあるわけでありますけれども、いずれにしましても、特に十五条適用地域の中で、施行令の第五条第一項の一号で明らかにされてお……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○中西(績)分科員 私は、近年各地におきまして大きく問題になっております暴力団の抗争などについてお聞きをしたいと存じます。  大臣も御存じのように、暴力団の義理も何もない陰湿な抗争、散弾銃あるいはピストル乱射などと射殺事件が全国的に相次いで起こっております。その結果は、市民の生活を脅かし、直接かかわりのない市民が大きな被害を受けておるというのが実情であります。  こうした事態に対しまして、それぞれ関係の地域では、たまらなくなってしまって、暴力追放委員会だとか、あるいは協議会が追放集会、いわゆる暴追集会と言われておりますけれども、これらをもって市民が結集をして対処いたしておるところであります。 ……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○中西(績)分科員 私は、学校現場での差別事象、もう一つは大学卒業者の就職差別問題、この二点についてお尋ねをしたいと思っています。  まず第一は、学校現場での問題でありますが、二年前に三年間の法延長を決定をし、附帯決議をつけてまいりましたけれども、その中に明らかにされておりますように、あくまでも差別事件の続発傾向があるためにということでもって三点にわたる附帯決議をしておるわけであります。 その後、教育現場におきましては、三年間にわたって差別事象なり事件はどうなっていったのかについてお聞かせをいただきたいと存じます。特に、その件数については、すでに私たちいろいろな中で明らかにされておりますけれど……

第98回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党)

○中西(績)分科員 時間がありませんから、簡単にお答えいただきたいと思います。  そこで、一九八二年、五十七年四月から同和対策問題については新法の成立を見たわけでありますが、従来、奨学金については給付制度であったわけです。ところが、大学開放のためのこの奨学金が貸与制に改悪されてまいりました。  そこで私は、大臣にお伺いしたいと思いますけれども、従来の同和対策事業特別措置法に基づく同和教育行政としては、部落の子弟の大学への進学を奨励する立場から、一般対策の日本育英会の奨学金制度とは別個に、同和対策奨学金制度を給付制として創設してきたということはすでに御存じだと思いますが、どのような理由から、新法……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)分科員 まず第一に、質問を申し上げる前に、大臣はかつて文教部会長あるいは文教委員として長く活躍された方でありますから、私たちの主張する点についても十分御理解をいただけるものとして、まずそれを前提にしてお答えいただければと思っています。私もそうしたことを前提にして質問を申し上げたいと思います。  そこで、まず問題は、昨年この予算分科会におきまして同じように質問を申し上げましたけれども、同和対策のための大学開放奨学金の貸与化に伴って多くの問題が出るであろうということを私は指摘をしてまいりました。そうした中で部落出身生徒の大学進学率が、文部省から提示をされましたこの資料を見ましても具体的……

第101回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)分科員 福岡高等裁判所のカネミ油症問題について和解勧告が出されましたけれども、先般、残念ながら、三省協議の上これを拒否するという状況が出てまいりましたので、その後、我が党の川俣、湯山両議員から質問をしておりますが、その中で、いろいろわかりましたけれども、それぞれの大臣から二名の要請に対して種々回答はあっておりますけれども、私が最も関心を持っておりますのは、この中でダーク油事件、この問題を正確にとらえておればもう少し異なった回答でも出てきたのではないか、こう私は感ずるわけですね。したがって、さきの答弁の中で私たちが調査をした結果といろいろ異なる点がございますので、きょう農水省の石川局……

第101回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)分科員 私は、九州産業大学問題について二、三の問題を質問申し上げたいと思いますけれども、まず最初に、文部省大学課長おいでですからお聞きしますけれども、時間がないから簡単に答えていただきたいと思います。  まず第一に、不正受給問題等々たくさんの問題を抱えておる九州産業大学に対しまして文部省は補助金カットを五年間、ペナルティーを科しておるわけですね。そして、もしこれが実現できない場合には継続するということにもなっておりますが、刷新のための改革五項目を文部省から提示をしておりますけれども、このことについて九州産業大学の方から正式に何らかの回答なり措置がされておりますか。

第102回国会 外務委員会文教委員会連合審査会 第1号(1985/05/30、37期、日本社会党・護憲共同)

○中西(績)委員 ただいま議題になりました条約批准に関しまして、この提出されております提案理由によりますと、この条約を締結することは「我が国の憲法の精神にかなうもの」と明記されております。そしてさらに条約締結の意義として、この配付されました資料の説明書の中には「男女平等の実現に関する我が国の積極的姿勢を改めて内外に示すこと」、あるいは、平等の実現のため国際協力に貢献することから有意義であるというように示されております。  そこでお聞きいたしますけれども、我が国には立派なすぐれた憲法があるにもかかわらず、具体的な政策あるいは生活の中にそれがなぜ生かされておらなかったんだろうと私は思うわけでありま……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

中西績介[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。