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玉城栄一 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

玉城栄一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
996位
委員会発言歴代TOP500(衆)
301位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
648位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
206位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
218位

34期委員会出席TOP100
66位
34期委員会出席(無役)TOP50
37位
34期委員会発言(非役職)TOP100
80位
35期委員会出席TOP100
71位
35期委員会発言TOP50
46位
35期委員会出席(無役)TOP100
92位
35期委員会発言(非役職)TOP50
39位
36期委員会発言TOP100
69位
36期委員会出席(幹部)TOP50
48位
36期委員会発言(非役職)TOP100
53位
37期委員会発言TOP50
38位
37期委員会出席(幹部)TOP100
65位
37期委員会発言(非役職)TOP50
29位
38期委員会発言TOP100
84位
38期委員会発言(非役職)TOP100
68位

このページでは玉城栄一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。玉城栄一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1977/03/04、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 ただいま上原先生からも沖繩の振興開発計画につきましては種々御指摘があったわけでございますが、私も、これまで政府が進めてまいりました沖繩振興開発計画の前期五ヵ年計画について率直に申し上げさせていただきますならば、大きな失敗ではなかったか、むしろ大きな破綻を示している。  と言いますのは、現実の沖繩の実態をごらんになりますれば、長官もよく御存じのとおりであろうと思うわけでございます。基地の問題にしましても、在韓米軍の撤退等に伴いましてむしろ強化の方向にある、あるいは失業の問題にしましても全国平均の三倍以上、あるいはまた経済構造にしましても、相変わらず第三次産業偏重といういびつな経済構造……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1977/04/01、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 ただいま上原先生から万般にわたる質疑が交わされたわけでございます。昼食時間をはさみまして、私、大急ぎで質疑を交わしてまいりたいと思います。  ただいまの上原先生の御質疑の中で、例のVOAの問題がございました。これは関連がありますので、ぜひ私も一言お伺いしておきたいわけであります。  実は、先日の予算委員会の分科会で労働省とこの問題について私も質疑を交わしたわけでありますけれども、大臣の御答弁では、何としてでも前向きに、開発庁を中心にして、ぜひこの問題を解決するためにがんばっていきたいという意味の御答弁も承っておったわけであります。しかるに、先ほどの政府側の御答弁は、いままでの答弁の……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1977/04/08、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 午前中の質疑で、例の旧日本軍接収の国有財産の問題につきましては、上原先生の方から細かく具体的な資料、証拠を挙げながら質疑が交わされたわけであります。この問題につきましてはこれまであらゆる機会に議論がされてきておるわけでありまして、この機会に何としてでもこの問題が解決されなくてはならない。関係者はもとより、また基本的には憲法二十九条の「財産権は、これを侵してはならない。」というきわめて民主主義社会における基本的な財産権の不可侵という問題にかかわる重要な問題であるわけであります。午前中の質疑の中でもきわめて強く感じられましたことは、いわゆる国家権力によって確たる証拠もなしに個人の財産を……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1977/04/15、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 先ほどの上原先生の御質疑とちょっと関連がございますけれども、例の旧日本軍接収地の国有地の問題について現地の調査をしてこられたというのでありますが、端的に伺いますが、当時国が土地を買収したのだという確たる証拠でも見つかったのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 これは繰り返し大蔵省の方としても答弁されておりますように、当時の確たるそういう買収の証拠というものは見つからない、これははっきり言えると思うのであります。したがって、問題は当時の土地所有権認定の作業、これは今後も大蔵省がずっと進めていかれるわけですか、お伺いいたします。

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1977/04/19、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 時間も十五分ということできわめて限られておりますので、簡潔にお伺いをしたいと思いますが、大臣の先ほどの御答弁の中に、沖繩の基地のあり方から派生するいろいろな問題において、人命の安全また尊重ということを第一義に考えて対処してまいりたいという意味の御答弁があったわけでございます。  まさにそのとおりでなくてはならないと思うわけでありますが、先ほどの質問にも関連いたしまして、現在、すでにきょうから例の県道一〇四号線越えの実弾射撃演習が行われておるわけであります。これは県民の反対はもちろんでありますけれども、先ほどの戦車道の問題と関連いたしまして、こういう時期になおかつまたそういう演習を強……

第80回国会 決算委員会 第21号(1977/05/12、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 当初の予定時間が少し縮まりましたので、スピーディーにお伺いしてまいりたいと思います。最初に沖繩開発庁長官にお伺いをいたします。  沖繩開発庁は、昭和四十七年五月十三日に、沖縄開発庁設置法、法律第二十九号で設立をされておるわけであります。その詳しいことにつきましては、御案内のとおりであります。いずれにいたしましても、復帰と同時に沖繩の格差是正、本土並み引き上げ、振興開発等を目的として設立された、私は率直に言って、いわば沖繩のためのお役所である、そのように理解をしておるわけであります。  そのためには、当然将来に向かっての施策とともに、過去の問題解決が両々相まって並行して行われるこどが……

第80回国会 商工委員会 第6号(1977/03/22、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 それでは、この輸出保険法の改正案につきましてお伺いをしてまいりたいわけであります。  この輸出保険法につきましては、午前中の質疑でも少し感じたのでありますけれども、いわゆるわが国の貿易立国という特殊な立場並びにわが国の国際経済に果たすべき役割りと申しますか、そういう問題並びに国内における中小企業への波及的な効果の問題等、いろいろな問題がこのボンドの創設ということには絡んでくると思うわけであります。そういうわが国の貿易立国という特殊な立場並びに対外経済協力の問題、国内の中小企業へのいろいろの効果の問題等をはずして、ただ、輸出保険法の改正、ボンドの創設ということのみをとらえていきますな……

第80回国会 商工委員会 第26号(1977/05/25、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私も、私に与えられました時間の範囲では用意してあります質問の消化はちょっと無理だと思います。したがいまして、与えられた時間内で終わり切れない多くの残りました質問につきましては、また日を改めまして後日質疑をしてまいりたいと思います。  ただいまも多くの質疑が交わされてまいったわけでありますけれども、やはり母体と申しますか、協定、条約、これはきのうの本委員会での大臣の御答弁の中にもありましたとおり、まさに車の両輪のごとくという関係にあるというお話もあったわけであります。したがいまして、この協定、条約の背景あるいは経緯と申しますか、この点はきわめて重要な意義を持つものであると思うわけであ……

第82回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1977/11/18、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に沖繩担当大臣であられる長官に基本的なことについてお伺いをいたしたいわけでありますけれども、国の政策を推し進める場合に、やはり沖繩でありますので県の政策と申しますか県の考え方、それと国の政策との調和といいますかバランスといいますか、これは私はどうしても必要であると思うわけです。したがいまして、国の政策であるから国民として協力するのはあたりまえであると申しますか、当然であると申しますか、そういうふうな姿勢では決して国の政策そのものが実効をもたらさない、そういうふうに感ずるわけであります。言葉はどう使おうともやはり国策に国民として協力するのはあたりまえなんだというような姿勢がちらち……

第82回国会 商工委員会 第1号(1977/10/25、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、公明党・国民会議所属の玉城でございます。  本日は、御三名の参考人の方々には、大変お忙しいところ、また大変深刻な状態の中で貴重な御意見をこれまで聞かせていただきましたことを厚く感謝を申し上げます。  私は、基本的に、いまの円高の問題も含めまして非常に大事な問題は、やはり政府の政策という問題に大きな原因もあろうかと思うわけであります。昨日五十二年度の補正予算が成立をいたしました。したがいまして、政府の総合景気対策を含めまして、御三名の方々の、本当に深刻な不況で苦しんでおられる皆さん方の率直な御意見をお聞かせを願いたい、このように思うわけでございますので、よろしくお願いします。

第82回国会 商工委員会 第10号(1977/11/22、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 「この法律は、公布の日から起算して五月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。」このようにうたわれておりますけれども、この政令で定める施行月日というのは、承るところによりますと四月一日というふうに伺っておるわけであります。そして、その三カ月後に実際の貸し付けがなされるというようなことになりますと、来年の七月、こういうことになるわけでありまして、現実にきわめて深刻な状態に置かれております中小企業の倒産の危機というものに対しては、現在は間に合わない、こういうことになるわけでありまして、私たちもかねがねこういう法律をぜひ制定すべきであると主張してまいりましたし、したがって、保……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1978/02/17、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大臣の沖繩の施策についての所信表明につきましては先日お伺いをいたしましたけれども、新しい沖繩担当の大臣でもいらっしゃいますので、私にとりましてもきょうは初めての機会になりますので、大臣としての沖繩施策に対する基本的な考え方を改めてお伺いをしておきたいわけであります。  御存じのとおり、沖繩が復帰をいたしまして、あのときに沖繩が返還されたということは、単に日本の施政権の範囲が拡大をしたというだけではなくして、むしろわが国にとっても新しい価値が生まれたのだ、そういうような評価もされて今日に至っております。近隣アジア諸国への日本としての経済的な果たすべき役割り、貢献と申しますか、そういう……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1978/02/22、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 午前中に引き続きまして、午前中の御議論の流れもございますので、いま沖繩の深刻な雇用、失業の問題につきまして私も私の立場からちょっと伺っておきたいわけであります。  午前中の御議論の中でも私感じたのですが、五十三年度、新年度予算、沖繩関係公共事業は対前年度比三六%アップ、大型公共事業ということで、その雇用効果がおおよそ八千人内外見込まれる、そういう御議論が展開されまして、これはきわめてずさんではないか、果たしてその八千人ということが実現でききるのかどうか、あるいは現在の沖繩の完全失業者二万二千名、完全失業率五・二%というその完全失業者がその八千人の中にどれぐらい含まれているかというよ……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1978/02/28、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 きょうは沖繩開発金融公庫法の一部改正であります。その点につきまして先日の本委員会でも概略の質疑はさせていただいたわけでありますが、ただいまの五・一五日米合意メモ、いわゆる沖繩の基地問題につきましては、沖繩の社会経済あるいは沖繩の振興開発計画等にも重要なかかわり合いがありますので、私も一言その点をこの機会にお伺いをしておきたいわけであります。  ただいま外務省並びに防衛施設庁の方から御答弁がありましたけれども、私も率直にきわめて常識的な疑問を抱くわけであります。国民生活、県民生活に非常にかかわり合いがあるということで、概要については告示等で公表されておるというようなお話もあったわけで……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1978/04/19、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 外務大臣には最後にお伺いしたい。  十分しか与えられておりませんので、最初に水産庁の方にお伺いしたいのですが、先ほどの質疑にもありましたのですけれども、いわゆる尖閣諸島の領海問題に関連しまして地元の沖繩県の方では、御存じのとおりにあの周辺は沖繩県にとりましては優秀な漁場になっておるわけです。御存じのとおりであります。したがいまして、こういう問題が起きまして関係漁民の方々が出漁を見合わせているわけですね。これは沖繩本島から宮古島、八重山、それから与那国と関係漁民がおるわけです。カツオの漁獲シーズンにも入ってくるのですけれども、そういうことで出ていけないというようなことで、実は、地元の……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1978/05/12、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 七・三〇の沖繩の交通方法変更につきましては、いよいよ目前に迫っておりますし、恐らく本委員会でもこの問題がこのように集中的に取り上げられるというのも、これが実施されるまでの間もう一回とはないのではないかという感じがするわけでありまして、最後のといいますとちょっと大げさでありますけれども、あと八十日も切ったという段階でありますので、そういう立場できょうはいろいろとお伺いをしてまいりたい、このように思います。  御存じのとおり午前中の質疑で大臣の沖繩での御発言に対しては各委員から議論が集中をいたしておったわけでありまして、それほどやはり行政の最高責任者の現場での――役人と申しますか、そう……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1978/06/15、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私に与えられた時間は五十分でありますので、まず第一点目に、沖繩交通方法変更の問題、二点目に本土―沖繩間航空運賃の問題、三点目に沖繩県における旧日本軍用地の問題、三点についてお伺いしてまいりたいと思います。  まず最初に、副長官、大変御多忙でいらっしゃいます。お許しをいただきまして、最初に交通方法変更について伺ってまいりたいと思います。  三十有余年、沖繩の県民がなれ親しんできた交通方法が来る七月三十日で全く変更されるわけであります。午前中の質疑にもあったわけでありますが、余すところ四十五日、副長官の御答弁では大変順調に事業の執行等は行われている、そういう御答弁もあったわけであります……

第84回国会 商工委員会 第8号(1978/03/15、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 特定不況産業安定臨時措置法案につきましてお伺いをいたしたいと思います。  構造不況対策も、景気の回復が実現して初めてその有効性も確保できると思います。この特定不況産業安定臨時措置法案の安定基本計画の策定に当たっても、当然景気動向と密接な関連があるのはもちろんのことであると思います。そこで、二、三景気動向と不可分の関係にある現在の円高について伺いまして、そして法律案の中に入ってまいりたいと思います。  まず第一点として、私が懸念しておりますのは、今後さらに円高が続くとすれば、景気回復がおくれ、経常収支がますます大幅黒字になりますし、さらに円高という悪循環に陥るという危険があると思うわ……

第84回国会 商工委員会 第15号(1978/04/05、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 特許協力条約に基づく国際出願等に関する法律案について質疑を行いたいわけでありますが、その前に、ちょうどいい機会でありますので、最初に特許行政に関連をいたしまして、沖繩県の問題について一、二点お伺いしておきたいと思います。  御承知のとおり、沖繩県が本土復帰をいたしまして、来月五月でちょうど満六年目になるわけであります。しかしながら、沖繩の場合は、戦後復帰までの間二十七年、本土との行政分離がされておりましたために、特にこういう特許制度あるいは商標、意匠あるいは実用新案と申しますか、こういうことについてきわめてなじみが薄いわけであります。したがいまして、現在の時点でもこういう問題に関連……

第84回国会 商工委員会 第16号(1978/04/06、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっておりますいわゆる日韓大陸棚特別措置法案に対し、反対の討論を行うものであります。  以下、その主な反対の理由を申し述べます。  その第一として、南部の共同開発と同時に北部の大陸棚の境界を画定する協定を定めておりますが、南部を北部とで相矛盾する考え方が平然とまかり通っているということであります。  すなわち、北部の大陸棚の境界を画定する協定では中間線によって境界が画定されております。ところが、韓国にきわめて近いところに深い海溝があるのであります。日本政府は、南部でも同じ立場を貫いて境界線を画定することができず、ついに共同開発区域とい……

第84回国会 商工委員会 第21号(1978/04/19、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に、確認の意味でお伺いをしておきたいわけでありますけれども、今回のこの法律案の改正は、現行の石油開発公団法を改めて石油公団法に改正しよう、こういうことでありますけれども、その理由と目的につきまして改めてお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 それでは、これは公団側の方からお答えいただきたいわけでありますが、先ほども御質疑が交わされまして、大臣からの御答弁もあったわけでありますが、従来の開発業務に加えて、今回新たに公団みずから備蓄もやっていこう、それに関連する業務も拡充強化をされていくわけであります。  そこで、当然現状よりは、公団としてもいろいろなそれに対応するための内……

第84回国会 商工委員会 第23号(1978/04/25、34期、公明党・国民会議)

○玉城議員 ただいま議題となりました伝統的工芸品産業の振興に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  本法は、伝統的工芸品が民衆の生活の中ではぐくまれ受け継がれ将来も存在し続けるために、伝統的工芸品の指定、振興事業に対する助成等を規定してありますが、ここ数年来伝統的工芸品の類似品が海外から輸入されることにより、国内の伝統的工芸品産業に被害をもたらす場合が少なくないのであります。  日本古来の伝統的工芸品に類似する商品が、海外から大量に輸入されることによって、日本固有の伝統的工芸品産業は、その工芸品の売り上げの極減などにより倒産に陥るなど、伝統的産業……

第84回国会 商工委員会 第25号(1978/04/27、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大島参考人にお伺いいたしますが、今回のこの内閣提出の特定機械情報産業振興臨時措置法案、これは当初の予想とは少し違いまして、いわゆる情報処理サービス業というものがこの法案の対象外になっておるわけです。先ほども最初の参考人の諸先生方のお話もあったわけでございますけれども、いわゆるこういう情報産業行政というものは総合的にあるいは統一的になされるべきではないかというような意味のお話もあったわけであります。そういう立場から、先生、国際的なそういう情報産業あるいは政策というものを御存じの立場から、今回のこの法案にいわゆる情報処理サービス業というものが外されているということについてどのようにお考……

第84回国会 商工委員会 第28号(1978/05/10、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 計量法の改正の質疑に入る前に、今回通産大臣はASEAN諸国を歴訪されたわけでございます。その点につきましては、改めて本委員会で質疑が行われる日が設定されるというように伺っておりますので、そのときに譲ることにいたしまして、昨日の本会議でも、今回の日米首脳会談について総理御自身から報告がなされ、それぞれの質疑が交わされたわけであります。  今回の日米首脳会談につきましては、異例の、共同声明も発表されない、また非常に具体性のない会談であった、いろいろな評価がされておるわけであります。日米間の通商問題は非常に大きな問題を抱えている段階で、河本通産大臣とされて、今回の日米首脳会談についてどの……

第85回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 交通方法変更の問題について私もお伺いいたしますが、いま長官がいらっしゃいませんので、農林省の方がいらっしゃいますから、一言私もサトウキビの価格の問題について一点だけお伺いをしておきたいわけであります。  来る二十六日にサトウキビの生産者価格が決定される、こういうことでいま沖繩あるいは鹿児島の関係サトウキビ農家の方々がその政府価格決定を見守っておるわけであります。先ほどの上原委員並びに島田委員の御質疑の中にもありましたか、一言私が私の立場から申し上げておきたいことは、今回沖繩のサトウキビ農家の方々の要望は、トン当たり二万五千円以上にぜひしてもらいたい。現在のトン当たり一万八千三百七十……

第85回国会 商工委員会 第3号(1978/10/13、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大規模小売店舗法並びに商調法改正案に対してあわせて質疑を行いたいと思います。  午前中からいろいろな角度から質疑が交わされてまいっておるわけでありますけれども、私も重複する点もあろうかと思いますが、私の立場からまた改めてお伺いしてまいりたいと思うわけであります。  まず最初に、大店法の第一条についてでありますけれども、この点につきましては、先ほどの西中委員の御質疑に対する大臣の御答弁があったわけでありますが、まだ私ちょっとわかりかねますので、審議官の方からもう一回改めてお伺いしたいわけですが、この第一条の「目的」につきまして改めて確認しておきたいわけであります。  「この法律は、消……

第85回国会 商工委員会 第7号(1978/10/20、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 まず最初に、大臣が御出席になっておられませんので、政務次官に基本的な問題点を一点お伺いをしておきたいわけであります。  去った十月十五日に、米国で新エネルギー法が成立をいたしておるわけでありますが、当初のものよりは相当に中身が変わっておる、骨抜きになっておるという一部報道もあるわけであります。しかし、そうはあったにしましても、私は、わが国よりは米国のエネルギーの危機に対する認識は相当に進んでおる、このようにも考えておるわけでありますけれども、政務次官とされては、この十月十五日に成立をいたしました米国の新エネルギー法についてどのように認識をされ、受けとめておられるのか、その点をまず最……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1979/04/27、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 まず最初に環境庁の方にお伺いをいたします。  沖繩県はわが国唯一の貴重な亜熱帯自然環境を有する地域でありますが、わが国の自然環境を保全されようとする環境庁のお立場から、この沖繩の亜熱帯自然環境をどのように評価をされ、また保護されようとされるのかお伺いをいたします。
【次の発言】 いま環境庁の方から沖繩の亜熱帯自然環境につきまして御説明いただいたわけでございますが、わが国における数少ない貴重な特徴のある自然環境であるということであります。  そこで、重ねて環境庁の方にお伺いいたしたいのですが、海上も含めた西表国立公園のわが国における位置づけ、それから国立公園に設定された理由等について……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1979/05/25、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 早速外務省の方にお伺いしたいのですが、午前、午後にわたりまして沖繩の米軍基地の被害の問題等について質疑が交わされたわけでありますが、その問題と関連をいたしましてアメリカ局長にお伺いしたいのです。  一般的な概念として、軍隊の行う軍事演習という概念は、国際法的にどういう概念であるのか。大変とっぴなことで申しわけございませんが、御専門でいらっしゃいますので、軍事演習という概念が国際法的に見てどういう概念であるのか、その点を最初にちょっとお伺いしたいのです。
【次の発言】 そこで、沖繩の米軍基地の問題に関係してお伺いしたいわけでありますが、日米安保条約に基づく地位協定上米軍が軍事演習がで……

第87回国会 決算委員会 第7号(1979/04/18、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大変お疲れかと存じますが、私も一時間四十分にわたりまして三つの問題をお伺いしてまいりたいと思うわけであります。  第一の問題は、先ほど大臣もちょっとお触れになっておられましたが、インドネシア・バリ島―日本チャーター便の問題、二番目の問題は、間近に開港が迫っておるわけでありますが、パイロット訓練飛行場の問題、三点目は、これも先ほどちょっと出ておりましたGU型、ガルフストリーム機による高高度飛行検査に関係する問題、三点をお伺いしてまいりたいと思うわけであります。  その前に、私もぜひ大臣のお考えを承りたい点は、先ほど御質疑の中にもちょっと出ておりました、森山運輸大臣の船舶振興会会長笹川……

第87回国会 商工委員会 第10号(1979/04/24、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 ただいま提案されております特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律案について、まず最初にお伺いをいたしたいことは、昭和五十二年の五月に、エネルギー庁長官の私的諮問機関でありますところのガス事業大都市対策調査会が、ガス消費機器の設置工事の規制については必要であるという答申をなされておるわけであります。同じく、同年八月、通産大臣の諮問機関でありますところの高圧ガス及び火薬類保安審議会も同じような趣旨の答申をされております。並びに行政管理庁からも昭和五十一年の十一月に、同様な趣旨の勧告がされておるわけであります。それぞれその必要性の指摘と勧告がされておるわけでありますけれども、約二年……

第87回国会 商工委員会 第12号(1979/04/27、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、訪問販売等に関する法律の運用強化並びにこの法律の改正の必要性があるのではないかという立場から、順次お伺いをしてまいりたいと思います。  御承知のとおり、この法律は訪問販売、通信販売、そして本委員会や物価問題特別委員会等で再三再四取り上げられ、それだけ大きな社会問題であったいわゆるマルチ商法について規制したもので、五十一年五月に成立をし、同年十二月三日より施行されているわけであります。すでに二年と四カ月が経過しておるわけでありますが、果たしてこの法律が万全のものであるのかどうか、むしろ見直し、つまり改正の必要性があるのではないかという立場から政府の見解をお伺いをしたいわけであり……

第87回国会 商工委員会 第17号(1979/05/30、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 長官の方にまず最初にお伺いをいたしますが、基本的な問題、確認の意味でお伺いをしておきたいわけであります。  産地中小企業の振興ということについて、基本的にどういう考え方を持ってどういうふうに進めていかれようとしてこの法案を御提案になっておられるのか、概略御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はよく理解できるわけでありますが、二番目の問題といたしまして、これからは地域の時代あるいは地域主義ということが叫ばれて久しいわけであります。そこでこの法案で、私、都道府県並びに市町村、いわゆる地方の自治体の役割りというものは非常に重要なものがあると思うわけであります。そういう立場か……

第87回国会 予算委員会 第16号(1979/02/21、34期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大臣がお見えになりましたので、最初に外交問題につきまして外務大臣にお伺いをいたしたいと思います。  いま重大なアジアの緊張を醸し出しております中越武力紛争の問題についてお伺いをいたしたいと思うわけでありますが、もちろん、中越紛争というものが速やかに平和的に解決されるように強く望むわけであります。  そこで、こういう重大な事態に対して、わが国としてどういうことを一体しなくてはならないのか、何をやるべきであるのか、その点について外務大臣のお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 現在政府とされてはその速やかな解決のために関係諸国との話し合い、そのための努力をしておられるということであ……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1979/12/07、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 沖縄の問題について論議をする本委員会が久方ぶりに開かれましたので、多くの点について政府と質疑を交わしたいのでありますが、時間的な制約もございますし、通常国会でまた議論してまいりたいと思いますので、重点的にお伺いをしてまいりたいと思います。  まず最初に、新しい長官でございますので、長官の強い決意のほどを伺っておきたいわけであります。  御承知のとおり、沖縄が復帰をいたしまして八年目も間もなく終わろうとしておるわけでありますが、御存じのとおり、振興開発計画も目標どおりにはなかなか進んでおらない。県民生活を圧迫する諸問題も覆いかぶさってきている。あるいは米軍の基地被害も相変わらず続出を……

第90回国会 外務委員会 第1号(1979/12/03、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 教育交流計画に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件について、二点ほどお伺いをいたしたいと思います。  時間が限られておりますので、まとめてお伺いしておきたいわけでありますが、この新しい協定は、日米両国政府の拠出による共同事業として教育交流計画を実施していこうということでありますが、この協定の第十一条の方には「この協定は、その承認を通知する外交上の公文が交換された日に効力を生ずる。」このようになっておりまして、当然日本側の新しい資金の支出につきましては、あくまでもこの協定発効、締結後に支出をされていくと思うわけでありますが、従来の教育交流計画……

第90回国会 外務委員会 第3号(1979/12/14、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 簡単にお伺いをいたしますが、最初にイランの問題につきまして一点、ちょっと心配になる点がありますのでお伺いをしておきたいわけであります。  大来外務大臣は一昨日IEA閣僚理事会からお帰りになられて、イラン、いわゆるテヘランの米国大使館占拠事件、人質事件に対する見解を早速発表しておられるわけであります。そのことにつきましてはこれまでの質疑で大体わかりましたけれども、ちょっと場当たり的な感じがしてならないわけであります。  それはそれといたしまして、その見解の中に、一刻も早く事態が平和的に収拾されることを強く希望し、わが国も解決の努力を続ける、こういう意味の御見解が表明をされておるわけで……

第91回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1980/03/07、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に長官の方にお伺いしたいのですが、長官の所信表明の最後の方に、沖縄振興開発計画は、昭和五十六年度で計画期間を終了し、その後の沖縄振興開発のあり方については十分に検討してまいりたいということで、第二次沖縄振興開発計画の必要性を示唆していると受けとめ、私も同感でありますが、改めてもう少し長官の御意見をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 長官のいまの御説明はよくわかるわけです。所信表明の中にもありますからね。したがって、前向きに検討していきたいという方向性としまして端的にわかりやすくおっしゃっていただきたいことは、私は第二次沖縄振興開発計画は現在の振興開発計画目標達成状況……

第91回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1980/05/09、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に外務大臣にお伺いしたいのですが、昨日お帰りになられましたので、基本的な点についてお伺いしておきたいわけであります。  認識の問題として、今回の日米首脳会談というものは、これは私の受けとめ方でありますけれども、歴代の内閣が訪米されまして首脳会談をされたということと今回の首脳会談というものは、基本的な面で、二つの点において違いがあるのではないかという感じがするわけです。  その一点は、従来は、超大国であるその米国を訪米されたという報告あるいはパートナーシップの関係であった。しかし、今回はワン・オブ・ザ・パワーズということを総理が訪米前におっしゃっておられるわけであります。いわゆる……

第91回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1980/05/14、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に、長官に基本的な点を確認させていただきたいわけであります。  実は昨日の参議院の外務委員会におきまして、大来外務大臣が、防衛費の増額については、道路とか公共施設の建設費の一部を充てることも考えられるというような御発言があったわけですが、長官も同じ大平内閣の閣僚のお一人とされて、これについてどのようにお考えになられるのか、その点をまず最初にお伺いします。
【次の発言】 これは非常に大事なことなので、沖繩開発庁長官とされての、また閣僚のお一人とされての確認を私はさせていただいているわけですが、いま防衛費の増額という問題が御存じのとおりある。それについて、きのう外務大臣は、参議院の……

第91回国会 外務委員会 第2号(1980/02/14、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、昨年の二月二十一日の予算委員会におきまして、極東周辺の問題について議論をいたしたわけであります。いわゆるベトナムは極東周辺に入るのか入らないのかという問題について時間をかけて議論をいたしました。そのときに外務省の答弁は、結論的に言いまして、まだ入っているのだというようなことのように当時私は理解をしておったわけであります。そのときに、最後に当時の園田外務大臣はこのように私並びに予算委員会に約束をいたしておるわけであります。そのときの会議録でありますが、「極東並びにその周辺であるという認識はいまも変わりはない、しかし脅威を受けるような事態ではない、こう思いますけれども、大事なこと……

第91回国会 外務委員会 第3号(1980/02/21、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、日米安保条約の運用のあり方の問題につきましてお伺いをいたしたいわけであります。  昨年の予算委員会、それから沖特委並びに本委員会等におきまして、この問題、並びに関連をいたしましてお伺いをしてまいったわけでありますが、外務省のお答えは、日米安保条約の円滑な運用並びに提供施設、区域の安定した運用ということについては、当然やはり関係地域住民の方々の御協力と御理解が得られて初めて可能であるというようなお答えを一貫していただいてきたように承っておるわけでありますが、大臣、そのとおりでよろしゅうございますか。
【次の発言】 そこで、私は、外務省が一貫して、いま大臣も仰せのとおりのことと実……

第91回国会 外務委員会 第8号(1980/03/18、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大臣に最初の方だけお伺いいたします。  東京ラウンドについての評価の問題なんですが、このことにつきましてはこれまで各委員の方方から御質疑がなされ、またお答えがあったわけであります。  実は去る十四日のこの東京ラウンドに対する参考人の御意見の中にも大変厳しい御意見がありました。また、マスコミ等にもあるわけでありますが、とにかく大幅に譲り過ぎたのではないか、あるいは伴うところの犠牲が大きいのではないか、あるいは全く評価に値せずというような、極論かとも思うわけでありますが、そういう御意見もありました。あるいはまた人類史上最大の経済交渉であった、何度か決裂の危機を経験しながらここまで曲がり……

第91回国会 外務委員会 第9号(1980/03/19、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 本日から五日間大臣は訪米なされるわけでございますけれども、大臣御就任後初めてだと伺っておるわけでございますが、大変御苦労さまでございます。時節柄おかぜなど召されないようにお元気でがんばっていただきたい、このように思います。  そこで、いろいろ報道等から見まして、大臣が訪米されることを米側としては待ち構えているという表現は少しなにでしょうけれども、そういう感じがしているわけであります。いまでも大変重たい荷物を背負っておられるわけでありますけれども、さらにまた重い荷物を背負われてお帰りになられてはこれは大変だというような立場から、意見も交えて御質疑を申し上げたいと思うわけであります。 ……

第91回国会 外務委員会 第12号(1980/04/02、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 外務大臣が訪米される直前に、十九日当委員会におきましてもいろいろ大臣にお伺いをいたしたわけでありますが、そのとき一貫して大臣は、米側のいろいろな話を聞いておくというような意味の御答弁もあったわけであります。そのときにもちょっと申し上げたわけでありますけれども、余り大きな荷物をしょってお帰りになっては大変困るということを申し上げたわけでありますが、やはり相当いろいろなお約束をされてこられているように感じられるわけですね。いまの防衛力増強の問題であるとか穀物の問題であるとか政府調達の問題であるとかあるいは自動車の問題であるとか等々、報道によりますと、まだ未公表の部分も相当あるやに報道も……

第91回国会 外務委員会 第13号(1980/04/04、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に、日本国政府とアルゼンティン共和国政府との間の文化協定についてお伺いいたしたいと思います。  最初に外務省の方に伺いたいのですが、アルゼンチンは戦前から親日国としてわが国に対して非常に好意を持っているということで、今回こういう文化交流の協定が結ばれることは大変いいことであると思っておるわけであります。それで、わが国とアルゼンチンとの文化交流のこれまでの実績について、概略を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 これまでの文化交流の実績につきまして概略承りましたわけですが、今回の文化協定の締結に伴いまして、今後わが国とアルゼンチンとの文化交流というものが実質的にどのように……

第91回国会 外務委員会 第14号(1980/04/09、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 今回のカーター政権による対イラン外交断絶問題についてお伺いいたします前に、この間から本委員会でも私取り上げておりました沖繩のホワイト・ビーチにおける米原子力艦船による放射能漏れ事故についての米側の回答は、先週の本委員会で二、三日うちに来る、催促もしている、このようにお答えがあったわけであります。その後どうなったのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの問題で、先日科学技術庁が記者会見で発表されたようでございますけれども、その内容を簡単に御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 米側の回答もまだ来ていないわけですね。いわゆる原因の当事者であるところのアメリカ側の回答……

第91回国会 外務委員会 第15号(1980/04/16、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に、航空業務に関する日本国とニュー・ジーランドとの間の協定並びに航空業務に関する日本国とフィジーとの間の協定並びに航空業務に関する日本国とバングラデシュ人民共和国との間の協定、同じく航空業務に関する日本国とスぺインとの間の協定、以上四つの航空協定についてお伺いをいたします。  まず、ニュージーランド、フィジーとの航空協定に関連をいたしまして、南太平洋地域の問題についてお伺いしたいわけであります。  南太平洋地域は平和裏に次々と独立国が誕生し、また近くニューヘブリデスが独立しようとしているわけであります。これらの諸国とわが国との関係は年々密接になってきており、わが国は今後とも政治……

第91回国会 外務委員会 第17号(1980/04/23、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、前回の委員会から引き継ぎまして、きょうは三本の条約、憲章、協定について若干の質疑をさせていただきたいと思いますが、きょうは大臣もまだいらっしゃっておりませんので、大臣にお伺いしたい点はまた留保しておきたいと思います。  最初に、千九百六十九年の船舶のトン数の測度に関する国際条約についてお伺いをいたしますが、提案理由の説明によりますと、船舶のトン数は入港した外国商船に対する課税及び手数料徴収の基準として用いられているとのことでありますが、課税の対象となる税目及び税率、それから徴収する手数料の種別及び単価等はどのように現在行われているのか、実情を概略御説明いただきたいと思います。

第91回国会 外務委員会 第18号(1980/04/25、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 千九百七十四年の海上における人命の安全のための国際条約並びに千九百七十四年の海上における人命の安全のための国際条約に関する千九百七十八年の議定書、両方について若干御質疑をいたしたいと思います。  まず第一点目に、これは全体的な問題としまして、現在の世界全体の海上輸送量は総トン数どのくらいになっているのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 そこで、途上国から輸出される第一次産品の量はどのくらいで、全体の何%ぐらいになるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 途上国の第一次産品の量というものは相当あるわけですね。しかしながら、その船腹の保有量というものはそれに見合っていないということ……

第91回国会 外務委員会 第19号(1980/04/30、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 きょうは五つの条約、議定書並びに協定についてお伺いしたいわけですが、三十分という時間的な制約がございますので、それぞれの条約、一、二問程度ずつ伺っておきたいわけです。  まず第一番目に、日本国とポーランド人民共和国との間の通商及び航海に関する条約について、最初に伺っておきたいことは、ポーランドは社会主義国としてワルシャワ条約機構及びコメコン体制の一員として積極的な対ソ協調を機軸としているわけであります。現在わが国とポーランドには通商航海条約があるわけでありますけれども、今回のこの新しい通商航海条約をポーランド側からわが国に対して締結要請があって締結をされたわけでありますが、その理由……

第91回国会 外務委員会 第20号(1980/05/08、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、海洋投棄規制条約並びに海洋投棄規制条約改正、二つの条約についてお伺いをいたしたいのであります。  海に物を捨てないで海洋汚染の防止をしようということで、大変結構な条約だと思うわけでありますが、しかし、開発と公害、なかなかマッチしにくい問題等があるわけですが、大変心配されております海がどんどん汚染されていくということに対して、非常に憂慮するわけであります。  そこで、まず最初に外務省の方に伺いたいのですが、こういう環境問題に関する条約というのは大体どれぐらいあるのか、そして従来の外務省の取り組み方と申しますか、あるいはこれからどういう取り組み方をしていきたいという考え方を基本的……

第91回国会 外務委員会 第22号(1980/05/15、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 ただいま今回の日米首脳会談におけるわが国の防衛力増強問題についての質疑を承っておったわけでございますけれども、先ほど整理をされて結論的に土井先生がおっしゃられたわけでありますが、私もそのとおりではないか、これはもうきわめて重大な事態に行きつつあるのではないか、そういうふうな感じがしてならないわけであります。  そこで、私も私の党の立場から確認をさせていただきたいわけでありますけれども、これは認識の問題なんですが、たしか今回の日米首脳会談におきまして、アメリカ側はいわゆる日本の防衛力増強問題については、着実かつ顕著に増強するというふうに受けとめた、そのように認識しているというようなコ……

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1980/01/31、35期、公明党・国民会議)

○玉城委員 時間も大分経過いたしましたので、簡潔にお伺いいたしますが、沖繩からもいらっしゃっておられます御三名の参考人の方にお伺いいたします。  沖繩の場合は、本土の場合と一律に言えない特殊ないろいろな事情があるわけでございますので、真喜屋参考人の方にお伺いいたしたいのですが、先ほどの御意見の中に、四十七年三月までに沖繩電力は民営に移行されるんだ、そういう準備としていわゆる経営基盤の強化という準備もしなくてはならない、そういうような意味の御意見もあったかと思いますが、具体的にどういう経営基盤の強化を考えておられるのか。御存じのとおり、先ほどもちょっと御質疑がございましたけれども、ああいう離島を……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 外務委員会 第2号(1980/08/19、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私も伊東外務大臣御就任最初の御質疑をさせていただきます。  まず最初に、昨日魚本駐ソ大使が帰国報告を大臣にしておられるわけです。御存じであるわけでありますが、大別して三項目にわたりまして進言を大臣にしておられる。大臣、この進言についてどのように対応されるおつもりであるのか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 私たちは報道で承知する以外ありませんが、これも概要だと思うのですが、一項目は、日ソ関係は冷え切っているが、話し合いの窓口は閉ざすべきではない、二つ目は、関係改善のきっかけの一つとして日ソ事務レベル協議の再開も考えられる、三つ目に、日本の軍備強化やソ連脅威論の高まりの……

第93回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1980/10/23、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に一言お礼を申し上げておきたいと思います。九月二日から五日まで当委員会とされまして、小沢委員長を団長とされて沖繩をつぶさに視察をしていただき、また、特に遠く離島まで足を運んでいただきまして離島の実態も御視察いただき、関係者のいろいろな要望等を快くお聞きいただきましたことに私、地元選出の議員としてこの席をかりまして厚く御礼を申し上げる次第でございます。大変ありがとうございました。  質問に入らしていただきます。最初に国鉄の方に伺っておきますが、長い間懸案になっております例の国鉄連絡運輸契約に基づく鉄道小荷物駅の先島延長に関する問題でありますけれども、長い間関係者の強い要望があった……

第93回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1980/11/11、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 まず最初に、沖繩の旧日本軍使用の土地問題についてお伺いをいたしたいと思いますが、沖繩の旧軍使用の土地の問題は、現地沖繩においてもまた政府としても、きわめて重要な戦後処理の問題であると思うわけであります。私は従来、そのうち先島の分と沖繩本島の分とは切り離して考慮すべきであるとの見解に立ちまして、本問題の解決のために力を注いでまいった一人であります。本日は、そのうちの先島の分について質疑をいたしたいと思います。  先島の旧軍使用土地については、沖繩本島と違い、旧軍と土地所有者との間に売買が行われた証拠が現存することを調査確認いたしましたので、国に移った所有権を現地農民に取り戻すには、払……

第93回国会 外務委員会 第1号(1980/10/15、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、質問に入ります前に、まず一言外務省にお礼を申し上げさせていただきたいと思います。  実は今回、先月の七日から二十七日までの二十一日間、私も当外務委員会のメンバーの一人としてタイ並びにパキスタン、カンボジア難民、そしてまたアフガン難民の実情とその他多くのいろいろな面を視察をさせていただきました。その際、現地の外務省の大使館、総領事館の方々に大変お世話になりました。この席をかりまして一言厚く御礼を申し上げておきます。大変ありがとうございました。  そこで、この難民の問題について一言お伺いしておきたいわけでありますが、タイのカンボジア難民、それからパキスタンのアフガン難民、その実情……

第93回国会 外務委員会 第2号(1980/10/22、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に大臣にお伺いいたしたいのでありますが、現在のイラン・イラク紛争というものが何かしら長期化の様相、そういう情勢のような感じがいたすわけであります。その中で昨日の衆議院の安保特別委員会で、例のホルムズ海峡の合同パトロール艦隊の費用負担という発言も外務省の方でしておられ、大変びっくりしておるわけです。  そこでお伺いいたしたいことは、当然、現在のイラン・イラク紛争に対してわが国が政府としてどちらかにつくというようなことはないと思いますけれども、これまで軍事的な何らかのかかわり合いを持ったことがあるのかどうか、その辺をお伺いいたします。

第93回国会 外務委員会 第3号(1980/10/24、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 千九百八十年の食糧援助規約についてお伺いをいたします。  まず第一点は、基本的な問題として、アジア、アフリカ等多くの開発途上国においては慢性的な食糧不足に悩んでおり、しかも今後の人口の自然増などからその不足量はますます増大していく傾向にあることは、すでに多くの指摘がなされているところであります。たとえば国連食糧農業機関の推定によりますと、昭和六十年までの穀物による食糧援助の必要量は千五百万から千六百万トンになるとされております。そこで、今日第三世界では八億と推定される人々が極度に貧困な状態にあるとも言われており、飢餓を緊急に根絶することが、いわゆる南北問題解決の基本課題であると思い……

第93回国会 外務委員会 第6号(1980/11/05、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 まず最初に、今回のアメリカの大統領選挙の結果につきましては、レーガン候補が大勝利ということが確定をいたしておるわけであります。そのことにつきまして大臣御自身午前中からいろいろと御所見をお述べになっておられるわけであります。その中で、ブッシュ副大統領候補とのお話し合いの中で力による平和という言葉が非常に印象的であったということを強調し、大臣御自身も何回もそのことを繰り返しておっしゃっておられるわけであります。  そこでレーガン氏に対しては、現在国際的にもあるいは国内的にもいかなる政策路線をとるのだろうかという懸念と申しますか、大きな不安があることも事実であります。今後のレーガン氏の対……

第93回国会 外務委員会 第7号(1980/11/12、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 まず最初にお伺いいたしますが、わが国最大の海外協力事業でありますところのイラン・ジャパン石油化学、いわゆるIJPCから三井物産は撤退を前提とした損失処理の青写真づくりに入った、つくり上げた、そういうことが二、三日前大きく報道されておるわけであります。また日本人工事関係者は一応全員帰国をしておられるということも報じられているわけでありますが、そこでちょっとお伺いしたいのですが、今回のイラン・イラク戦争によりまして、イラク軍によって五回にもわたって工事現場が爆撃をされたということでありますけれども、その被害の状況につきましてどのように把握しておられるのか、お伺いしたいと思います。

第93回国会 外務委員会 第8号(1980/11/28、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に、ただいま土井先生からも御質疑の交わされております金大中氏の問題につきまして、私も一言、大変重要な段階に差し迫っておりますのでお伺いをいたしておきたいと思います。  今回の鈴木総理の発言につきましては、大臣も先ほどの御質疑の中でお答えになっておられますとおり、内政干渉でもなければ、また決して外交的な圧力あるいは脅迫でもないというようなこともおっしゃっておられますし、本当にそのとおりだと思うわけであります。万一そういう事態になりましたらこれは本当に重大な関心をわれわれも持たざるを得ないと思いますし、いまもお話の中にありました経済協力等の問題につきましても当然考え直さざるを得ない……

第93回国会 農林水産委員会 第7号(1980/11/12、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 先ほどからの御説明で、今年度のサトウキビ価格決定が十七ないし十八日になされるという御説明を承っておるわけでありますが、先ほどからもるる御説明のあったとおりでございまして、沖繩県のキビ作農家、もちろん沖繩県に限らず鹿児島県のキビ作農家の方々もそうでありますけれども、特に沖繩県の場合はこのキビ作というものが基幹作物である。したがって、この価格決定が幾らになるかということが、キビ作農家はもとより県の経済に大きな影響を与えるということで、まさにいまかたずをのんで、幾らの額になるか、トン当たり二万六千円以上という要望が本当に満たされるのか満たされないのか、そういうことで注目されている状況であ……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1981/03/27、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に、現在の沖繩の雇用失業状況並びに開発庁としての対策についてお伺いいたします。
【次の発言】 二倍ないし三倍ということで、沖繩の失業状況というものは依然として深刻な状況にあるわけですね。ですから開発庁は、労働省ということをおっしゃっておられますけれども、そういうありきたりの従来繰り返してこられたようなことだけで、確かに比べて現時点で五・二%ですか、そういう状況にはありますけれども、そういうおっしゃるような対策だけではこれは一向に解決できないわけですよ。もっと真剣にこの問題を取っ組んでいただかないと、特に三月に新しい学校卒業者がたくさん出てくるわけですから、そういう方々についての……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1981/04/24、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 ただいま上原先生からもお話がありました読谷補助飛行場の降下訓練のミスの問題なんですが、外務省それから施設庁に伺いたいのですけれども、これはできないところでそういう訓練をやること自体が問題なんですよ。先ほど何かトリイ・ステーションの方にということ、そんなことをやりますと、島全体が降下訓練の場所みたいになっちゃうんですね。これは移設できるまでやめさせるようにしなければだめです。やめさせるようにちゃんと米側と話し合ってください。
【次の発言】 そういうことじゃないのです。  施設庁の方に伺いますが、これは降下訓練場としては条件は満たしているのですか。

第94回国会 外務委員会 第2号(1981/02/20、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 ただいまの、伊東外務大臣が来月二日に韓国の大統領就任式に出席されるということでございますが、その際に向こう側の外務大臣あるいは大統領との会談がもう予定されているやに伺っているわけであります。  そこで、その会談の中身なんですけれども、いまお話を伺っておりますと、具体的にまだ何も決めていないということでございます。ただ行きまして、大臣は北朝鮮の方にはすでに行っていらっしゃいますし、初めての訪韓ということになるわけでありますし、先ほどの御答弁の中にも、朝鮮半島の平和という問題はわが国にとって非常に重要なことであるということからしまして、いわゆる南北対話の前進についてわが国としての役割り……

第94回国会 外務委員会 第3号(1981/02/25、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 外務大臣は来月の末に訪米をされますし、五月には日米首脳会談が予定をされているわけであります。  そこでお伺いしたいのは、鈴木総理は先月のASEAN歴訪の際、わが国に国際社会で軍事的役割りを期待することは誤りであると明言しておるわけでありますが、米国はわが国に対し西側の一員として軍事的役割り分担を求めているのではないか、そういう発言が相次いで繰り返されているわけでありますが、まず最初に外務大臣のお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 この問題で一点お伺いしておきたいわけですが、米側のわが国に対するそういう一連の軍事的な期待表明がなされているということであります。私がお伺いしており……

第94回国会 外務委員会 第4号(1981/03/18、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、アフリカ開発銀行を設立する協定についてお伺いをいたします。  このアフリカ開発銀行は昭和三十九年に設立されておるわけですが、今回わが国も域外諸国の一員として資本参加をしようということであるわけです。アフリカ諸国といいますとわが国と距離的にも大変遠いわけでございまして、政府としてこのアフリカ諸国に対する外交的な位置づけをどのようにしておられるのか、まず最初にその点からお伺いいたします。
【次の発言】 従来わが国も出資しておりますアフリカ開発基金への出資金のシェアが一八・三%、それからこの協定に基づくアフリカ開発銀行へのわが国の出資予定シェアが四・七%と、いずれも非常な大口出資国……

第94回国会 外務委員会 第5号(1981/03/20、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大臣、いよいよあしたから日米会談に臨まれるために御訪米されるわけでありますが、大変御苦労さまでございます。  今回の日米会談の内容また結果につきましては、国民も大変重大な関心を持って見守っているわけであります。したがって、大臣の御決意、また御認識と申しますか、これをぜひお聞かせいただきたいと思うわけでありますが、レーガン政権が誕生以来、大幅な軍事費の増額、軍事増強一本やりとでも申しますか、そういう感じであります。これはレーガン大統領の公約であります強いアメリカを目指すという政策の一つのあらわれかとも思うわけでありますが、しかし世界的に見ますと、米側の軍拡路線政策という感じがするわけ……

第94回国会 外務委員会 第6号(1981/03/30、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大臣、御苦労さまでございました。  今回、レーガン政権と初の政府間の話し合いをしてお帰りになられたわけでございますが、御報告を伺っておりますと、自動車の問題、防衛問題その他国際情勢認識の問題等々、非常に抽象的なことであった。そして、具体的には米軍の駐留費増額の問題があった。最近新聞報道等によりますと、北西太平洋のいわゆる防衛分担の問題がちらっと出ておるわけであります。しかし、防衛の問題については非常に重要な問題であるという認識をしてお帰りになったというお話も先ほどあったわけでございます。  今回、外務大臣は五月の首脳会談に向けてのいろいろなお話し合いだったと思うわけでありますが、五……

第94回国会 外務委員会 第7号(1981/04/08、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 渡り鳥及びその生息環境の保護に関する日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定及び北太平洋のおつとせいの保存に関する暫定条約並びに南極の海洋生物資源の保存に関する条約、以上三件一括して質疑をさせていただきたいと思います。  まず最初に、日中渡り鳥条約についてお伺いをいたします。  近年、自然環境の保護ということが世界的に非常に関心が高まり、日本としてもこれに積極的に取り組むべきであると思います。日本との渡り鳥条約につきましては、米国、ソ連、それから豪州の三カ国との間にはすでに結ばれているわけでありますが、ソ連及び豪州との条約は現在どういう状態になっているのか、お伺いいたします。

第94回国会 外務委員会 第8号(1981/04/10、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に、外務省の方に確かめておきたいわけでありますが、実は御案内のとおり、きょう、日本時間で今晩八時四十八分にアメリカの宇宙連絡船スペースシャトルが打ち上げられることになっておるわけでありますが、私どもそれの成功を心から期待をいたしておるわけであります。  ただ、万一の事態に備えて、日本、スペイン、それからハワイだったと思うのですが、三地域を緊急着陸地に指定をされているやに承っているわけであります。その点、外務省の方はこの問題についてアメリカ側からどういう連絡を受け、何か打ち合わせがあったのかどうか、その点の御説明をいただきたいと思います。

第94回国会 外務委員会 第9号(1981/04/15、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に、基本的な点で確認をしておきたいのですが、外務省が所管で多くの条約、各種の国際協定を締結しておられますね、そういう条約の締結の目的というのは一体何ですか、ちょっと教えていただきたいのです。
【次の発言】 国益を守るということはやはり基本的な大事な問題だと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 そこで、今回の米原潜事件ですが、それについて今回の外務省の対応についていささか疑問があるわけです。  その前にちょっと大臣にお伺いしておきたいわけですが、これまでこの委員会で私、何回も皆さん方と議論もしてきたわけです。去年の三月、沖繩のホワイトビーチにおける米原子力艦船による放射能漏……

第94回国会 外務委員会 第10号(1981/04/17、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大臣への御質疑は、また来週二十二日にこの条約の審議が行われますので、そのときにお願いして、きょうは留保しておきたいと思います。どうかお席をお立ちになって結構でございます。  インテルサット、それから条約法に関する条約、二件あわせて若干御質疑を行いたいと思います。  まず最初に、先ほども高沢先生の方から御質疑がございましたけれども、インテルサットの成立の経緯並びに機構の枠組み、そして活動状況、あわせて三点、概略御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 その内容で、国自身が署名当事者となっている国と、それから国の指定する電気通信事業体が署名当事者となっている国、その主要な国を伺いた……

第94回国会 外務委員会 第11号(1981/04/22、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私、今回の原潜の事故についてお伺いいたしたいわけでありますが、事故以来、連日国会の各委員会におきましても、また新聞、世論等を見ましても、非常に重大な事件だと思うわけであります。  そこで、先ほど土井先生も冒頭にちょっとお触れになっておられたわけでございますが、本当に一縷の望みが失われまして、米原潜による衝突によって沈没をしました日昇丸の船長の野口泰三さん並びに一等航海士の松野下純夫さんが昨日遺体で発見されたことは、大変残念なことであるわけでございます。  実は私、先日、船長の野口さんの御自宅に、お見舞いと御同情、また御激励のお電話を差し上げたわけでございます。奥様は人にお会いできる……

第94回国会 外務委員会 第13号(1981/05/11、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 今回の日米両首脳会談、大臣、大変御苦労さまでございました。  私、今回の首脳会談、そしてそれに基づく共同声明を真剣に読ませていただいたわけでありますが、日本の将来、また日本自身の問題として思いをはせるときに、これはただごとではない、率直にそういう印象がするわけであります。いわゆるアメリカの世界戦略と申しますか、あるいは対ソ戦略と申しますか、そのもとにわが国がくくられて、今後わが国の外交はまさに身動きがとれないようなことになりやしないか。確かに評価される面もありますけれども、自分で自分の首を絞めるような結果になりかねない、そういうことを言っても過言ではないような感じがいたすわけであり……

第94回国会 外務委員会 第14号(1981/05/14、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 玉城でございます。  諸先生方には大変御多忙の中、午前、午後にわたりまして、また大変貴重な御意見を賜りまして、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。  私も諸先生方に多々お伺いしたかったのですが、午前中の先生方の御意見で伺いたかった点も大体お述べいただきましたので、私、一点安藤先生にお伺いをしたいわけであります。  先生はこの難民の問題については、流民の問題についての本もございますけれども、市民運動と連帯をしながら流民の方々の保護の問題等を御熱心にやっていらっしゃって、大変敬意を表する次第であります。  問題は、先生も午前中におっしゃっておられたわけですし、諸先生方もおっし……

第94回国会 外務委員会 第15号(1981/05/15、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 外務大臣、時間が十五分しかございませんので、お答えもポイントでお願いしたいと思うのですが、わが国の憲政史上、今回の日米首脳会談並びに共同声明をめぐる政府の混乱ぶりは、本当にこういうことはまれではないかと思うわけであります。いわゆる総理の記者会見での考え方、それと外務省のお考え、あるいは防衛庁と外務省との考え方の不一致といいますか、そうして仕方なく統一見解、この政治責任は非常に重大なものがあると私は思うわけであります。その点につきまして大臣とされて、これはわが国の命運がかかるような重大な首脳会談、総理から外務省、防衛庁、統一見解まで出すというあわてぶり、混乱ぶり、こういう原因は一体ど……

第94回国会 外務委員会 第17号(1981/05/28、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 難民条約並びにそれに関連いたしまして種々お伺いをさせていただきたいと思います。  難民ということにつきましては、従来わが国は関心が薄いと申しますか、消極的と申しますか、であったわけであります。ベトナム、サイゴンの陥落以後、インドシナ難民の大量流出ということで、わが国としてもいよいよこの難民条約に入らなくてはならない、そういう国際世論等あるわけであります。それで非常に重大な関心を持ってきているわけであります。  そこで、まず最初に、世界的にと申しますか、多くの地域で、多くの国々から難民の方々が流出をして、そういう大きな問題が発生をしているわけでありますが、その状況について概略御説明を……

第94回国会 外務委員会 第19号(1981/06/03、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 まず最初に、米空母ミッドウェーがあさって横須賀に入港するわけでありますが、きわめて常識的に核を積載していると思われるわけでありますが、その核の有無について確認をされるまで入港延期を要請されるおつもりはないかどうか、お伺いをいたします。
【次の発言】 過日、参議院の連合審査会で外務大臣は、わが国としてもアメリカの世界戦略に貢献をしているというような趣旨のお答えをしておられるわけでありますが、沖繩の場合、御存じのとおり安保条約に基づく軍事的な機能というものを一手に引き受けていると言っても過言ではないと思うわけであります。在日米軍基地の五三%が沖繩に集中していることはもう御案内のとおりで……

第94回国会 外務委員会 第21号(1981/09/02、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 午前中に引き続きまして質疑をさせていただきたいのですが、今回初めてわが党も竹入委員長を団長とする韓国訪問団を出したわけでありますが、その目的とするところは、韓国の現状をよく見るということ、そして韓国の要人と率直に意見を交換して、韓国の実態をよく把握する。その上に立って日韓友好をどう進めていくか。当然外交は、客観的に実態を把握することが大事であると思うわけであります。われわれ野党としても、当然アジアの平和と安定ということを考える場合、韓国との何らかの友好のパイプを持たなくてはならない、そういうことを模索する時期に来ているのではないかと思うわけであります。  過去の日韓関係のいろいろな……

第95回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1981/11/13、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に外務省の方に伺いたいのですが、最近沖繩の米軍基地内において、女子学生、高校生、中学生を含めて、米兵と不純な行為といいますか、シンナー遊びだとかあるいは喫煙とか、そういうことが制服をつけあるいは私服の姿等で行われているという実態が明らかになりまして、県民に大変大きなショックを与えているわけであります。したがって、外務省とされてそのことを御存じであるのかどうか、まずその点からお伺いします。
【次の発言】 そこでこの問題は、他の県と同じように子女の教育問題あるいは風紀上の問題でもあるかもしれませんが、この沖繩の場合には、米軍基地が存在し、米軍人とそういうことが基地内において行われて……

第95回国会 外務委員会 第1号(1981/10/15、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大臣にお伺いしたいのでありますが、もう早いもので日中国交回復いたしましてことし九年、来年は十周年でございますが、日中国交回復以来交流も大変盛んになりまして、私たちも先月、国対委員長にお供しながら訪中させていただき、中国の要人の方々ともお会いをさせていただく機会もあったわけでございます。  そこで、来年は日中国交回復十周年ということで、そういう意味も含めて、新しい趙紫陽首相訪日の御意向があるやに伺っているわけでありますが、園田外務大臣は新しい趙紫陽首相の訪日についてどのように考えておられるのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 鈴木総理は、総理になられましてASEAN、訪米、それか……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1982/02/24、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 長官にまず最初にお伺いしたいわけでございますが、昨年十一月だったと思うのですが沖縄開発庁長官に御就任されまして、鋭意沖縄問題に取っ組んでおられまして、心から敬意を表する次第でございます。  たしか沖縄開発庁長官は田邊長官で十二代目というふうに伺っておるわけでございますが、ことしから沖縄の第二次振興開発が出発をする、そのスタートの長官でもございまして、午前中から大臣御自身の決意も承っております。また山梨県知事を三期もお務めになっておられたと伺っておりまして、御自身沖縄で私が知事だったらという目で沖縄問題を考えたこともあるというお話もございましたし、沖縄問題について自分自身の問題として……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1982/03/02、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 各参考人の方々には、大変貴重な御意見を賜りまして心から感謝を申し上げます。また、遠く沖縄から本委員会に出席されましたことについて、本当に御礼を申し上げる次第であります。  そこで、大変時間に制約がございまして、各参考人の方々には本当にまだ多々おありかと思うわけでございますが、私もその中でちょっとお伺いしておきたいのです。  まず最初に、比屋根参考人にお伺いしたいわけでありますが、参考人御自身、第一次振計の中で県の行政に一時タッチをしておられた、そういう経験の中から、大変貴重な御意見として拝聴いたしたわけでございます。その中で、一つは人口の問題、二番目に高率補助のある時期に来ての見直……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1982/03/11、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に沖縄開発庁の方にお伺いいたしますが、第二次振計の目標年次は昭和六十六年度になりますね。この十年間の沖縄県の人口増を開発庁としてはどのようにとらえていらっしゃるのか、この点お伺いします。
【次の発言】 いろいろな要因は当然考えられるわけであります。といいますのは、第一次沖縄振計のときの人口のとらえ方に、結果からしまして狂いがあったわけですね。ですから、第二次振計で沖縄開発庁としては、現在百十万六千、約百十万余ですね、それが六十六年度にはどれぐらいになるというふうに見通し、とらえていらっしゃるのか。もうこの時期ですからね。

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1982/04/14、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 これまでの御質疑と多少ダブる点もあろうかと思いますが、御答弁はひとつ御丁寧にお答えをいただきたいと思います。  施設庁長官、最初に、私もこの問題について長官御自身からお答えを、お答えだけではないのですが、伺っておきたいのは、例の那覇防衛施設局の幹部の訓戒処分の件についてですが、これは非常に問題です。その経緯を簡単にちょっと御報告していただきたいのです。
【次の発言】 施設庁長官、高級公務員がこういうことで処分を受けているということ、私たちは那覇防衛施設局に関してそのほかいろいろな話を聞いております。いずれにしても、こういうことは非常にまずい、厳に自粛をすべきだと思うのです。いかがで……

第96回国会 外務委員会 第1号(1981/12/21、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 日ソ、ソ日暫定漁業協定につきましては、大変難航の末、妥結をされたということでございまして、外務省並びに水産庁のその労を心から多とするわけでありますが、同時にまた、その経過からしまして、評価をするにやぶさかでもないわけであります。  しかし、先ほど来諸先生方から質疑、御懸念もあったわけでありますが、私も印象として、これは日本側が大きな譲歩を強いられたのではないか、そういう印象はぬぐえないわけであります。したがいまして、今後これからわが国の日本海での操業水域拡大をソ連側は要求してくる可能性も否定はしておられない、そういうことからして、譲歩しているということについてはどのようにお考えにな……

第96回国会 外務委員会 第2号(1982/03/19、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 外務大臣、あすからの御訪米、大変御苦労さまでございます。  最初に基本的な点について一点お伺いをしておきたいわけでございますが、最近のわが国の外交姿勢を見ますと、先ほどからも御質問があったわけでございますけれども、常に対米配慮というものが優先をされまして、何かしら米側の圧力に屈してのいわゆる対米追随外交ではないか、このように国民の側から見ると映るわけでございます。たとえば例の防衛費突出の問題にしましても、これはやはりアメリカの圧力に屈したのではないか。あるいはまた、最近問題になっております、わが国は世界で唯一の被爆国でございますけれども、国連における核不使用決議に反対をされたり、あ……

第96回国会 外務委員会 第3号(1982/03/24、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に委員長に御要望申し上げておきたいわけでございますが、きょうは大臣御欠席の異例の中での法案並びに条約の質疑でございますので、これらの法案並びに条約に対する大臣への質疑については、後日また機会を持っていただくということで、質疑を始めさしていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは最初に、国際科学技術博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案についてお伺いをいたしておきたいと思います。  この政府代表の人選、任務についてお聞きしたいわけでございますが、もうすでにこの政府代表の人選については内定をいたしておるやに伺っておりますが、この人選はどういう基準で決定をなされるのか、政府代……

第96回国会 外務委員会 第4号(1982/03/31、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 六月に第二回国連軍縮総会が開かれるわけでございますが、この国連総会を前に国内におきましても反核いわゆる軍縮運動が高まりつつあります。国民世論も大きく盛り上がりつつあります。このことは、わが国が世界で唯一の被爆国として、ましてこの総会に総理御自身が出席されるということからしますと、こういう国内の運動の高まりというものは当然力強いものだと思うのですが、外務大臣、どのように受けとめていらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 そこで、はなはだ残念なことなのですけれども、これはその運動の一環としまして、いま各地方議会等におきましてこういう反核・軍縮に対する意見書あるいは決議等がなされようとして……

第96回国会 外務委員会 第6号(1982/04/07、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、前回の委員会に引き続きまして、核軍縮の問題について二、三改めてまたお伺いしておきたいわけでありますが、その前に、十四日にフランスのミッテラン大統領が国賓として来日をされるわけであります。また来月末には、中国の趙紫陽首相も来日が予定されております。両国の首脳の来日の意義と、またお会いなさるときに外務大臣として主要議題はどういうものを考えていらっしゃるのか、御説明をいただきたいと思うのです。
【次の発言】 時間もありませんので、例の核拡散防止条約、いわゆる核防条約ですね。これはわが国は加盟、批准しているわけですが、当然わが国としてもこの核防条約体制の強化ということについては主張し……

第96回国会 外務委員会 第7号(1982/04/09、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 ただいま議題になっております三条約につきまして一括して質疑をいたしたいと思います。  これまでの御質疑と多少ダブる点もあろうかと思いますが、お答えはひとつ御丁寧に御説明をいただきたいと思います。  まず最初にSTCW条約、これについてお伺いしたいんですが、海上における船舶の航行の安全確保のため、船舶を運航する船員の資格、訓練等その技能に関する国際基準を定めようというこの条約は大変結構なことだと思います。特に主要海運国であるわが国の立場からは大いに締結、推進していくべきではないかと思います。  そこでお伺いをしたいのでありますが、この条約の附属書の第五章には、石油タンカー、化学薬品タ……

第96回国会 外務委員会 第8号(1982/04/14、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 第八回目の先進国首脳会議がフランスのベルサイユで六月四日から三日間開催されることになっておるわけですが、開催国であるフランスのミッテラン大統領も本日来日されるわけであります。当然、首脳会談において、ベルサイユ・サミットについても意見の交換がなされると思います。この点、一点お伺いします。  もう一点、このベルサイユ・サミットについてですが、現在、世界的に経済不況、南北問題、東西の軍事的緊張問題等々きわめて困難な問題も多いわけですが、今回のベルサイユ・サミットの主要議題として、日本側としてどういうことを考えていらっしゃるのか。あわせて二点お伺いをいたします。

第96回国会 外務委員会 第10号(1982/04/21、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大臣、私もちょっと話を逆戻りさせて恐縮でございますけれども、日韓援助問題につきまして午前中から質疑が交わされておりまして、また本委員会でもずっと論議が交わされておるわけですが、私たちも聞いておってよくわからないわけです。私も会議録を日韓援助問題に限らずよく読みましたのですが、わからない面が多々あるわけでございます。それで、たとえば大臣御自身、この前は、訪韓される、いや、私はそういう考えはいまのところありませんとか、しかしちゃんと新聞にはそういうふうに書かれているわけです。委員会でのお話とわれわれ新聞で読むのと、全然理解できない面が多々あるわけです。  そこで、いまの三十億ドルか四十……

第96回国会 外務委員会 第11号(1982/04/23、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は十分間時間をいただきましたので、簡単に南極動植物保存法案につきまして三点お伺いをしたいのです。一点はこの法案が可決された後の運用上の問題、二点目に南極の領土権の問題、それから三点目に南極の資源問題、この三点簡単にお伺いしておきたいわけです。  最初に、この法律案は、結局南極というわが国からはるかに遠い地域での動植物の保護をしようということで国民の行動を規制して、違反者に対しては罰金を科そうというようなことになっておるわけですが、そういうことを外務省がなさろうということなんですが、実際問題として本当にそういうことが外務省としてできるのかどうか、今後の運用についてどういうふうに自信……

第96回国会 外務委員会 第12号(1982/04/27、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 ただいまの日韓経済協力の問題についてでございますが、私もちょっとよくわかりませんので、一、二点だけお伺いしておきたいのです。  妥当な、また正当なルートに乗った経済援助というのは、これは何も韓国に限らず、その必要性に応じてその国の経済発展、繁栄あるいは平和という立場から、わが国としてもこれは大事な方針であると思うわけでありますが、ただ、いま土井先生もおっしゃいましたように、これは前の園田外務大臣も、借りる側がびた一文まけられないというようなことはどうかなというような意味のこともおっしゃっておられたわけであります。ずっとお話を伺っておりましても、貸す方の側のわが国、こちらは大分苦慮し……

第96回国会 外務委員会 第16号(1982/05/27、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 鈴木総理は来月三日から十八日まででございましょうか、サミット並びにただいまの国連軍縮特別総会、その後、中南米親善訪問と大変御苦労さまでございます。  そこで、この第二回国連軍縮総会に総理が臨まれるわけでございますが、ただ御出席されるということそのものにも大変意義があるわけでございます。ただ、いま核兵器の廃絶、軍縮という問題、これはもう抽象論の段階ではなくて、まさに具体的かつ実効ある措置と申しますか提言、そういう具体的なものが非常に必要な段階であると思うわけでございます。  そこで、最初に総理のこの総会に臨まれる、そこで時間をかけて主張されるわけでございますから、その基本的な項目、柱……

第96回国会 外務委員会 第21号(1982/07/07、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 外務大臣も今回第二回国連軍縮総会に鈴木総理と御一緒に御出席をされまして、わが国の立場をお訴えになったわけでありますが、わが国を含めて世界的に反核・軍縮の世論の大きな高まりと申しますか、そういう中で、被爆国であり、また第二次大戦の敗戦国の一人といいますか、そういう立場で訴えられたことにつきましては、これは政府の立場です。私たちそれを全面的に肯定するわけではありませんが、その労を多といたします。  そこで、きょうお伺いしたいことは、私の地元の沖縄におきましても、わが国唯一の地上戦闘が行われ、現在なおかつ米軍の五三%の基地を抱えているという中で、非常に反核・軍縮という県民世論は大きく盛り……

第96回国会 外務委員会 第23号(1982/07/30、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 官房長官御出席でございますので、政府のお考えをただしたいと思うのです。  いま大きな外交的な問題になっておりますこの教科書の問題についてなんですが、現実にこのような大きな外交問題に発展しているわけです。先ほども御指摘がございましたけれども、これは非常に根が深いだけに鎮静化――むしろ拡大、先ほど外務省の方からの御答弁もございましたけれども、扱い方いかんによっては非常に心配があるということを率直におっしゃっておられるわけですね。現実にそういう外交的な問題として大きな問題になっているわけです。私、政府とされて外交的配慮が余りにも足りなさ過ぎる、それだけではなくて、むしろ政府自体の基本的な……

第96回国会 外務委員会 第24号(1982/08/09、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に外務大臣にお伺いいたしますが、いま深刻な外交問題にまで発展いたしましたわが国の教科書検定問題につきまして、先ほども大臣御自身大変憂慮すべき状態であるという認識も表明をしておられるわけです。考えてみますと、一国の教科書がこれほどまで他国から厳しく批判を受けるということ、これは本当に異例なことではないか、このように思うわけでございます。しかし、これはやはり過去にわが国の行ったことに対する、たとえば日中戦争だとかあるいは満州事変だとか太平洋戦争とか、その傷跡がまだ関係諸国に深く残っている。したがって、そういう立場からすれば、当然起こるべくして起こった批判ではないか、このように思うわ……

第96回国会 外務委員会 第25号(1982/08/20、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私はいま大きな問題になっております教科書の問題についてお伺いしたいわけです。  文部省の教科書検定制度、教科書検定問題に端を発して深刻な外交問題に発展し、外務大臣を初め外務省当局も大変苦労しておられるわけです。対外的にもあるいは政府内部でも与党内でもそのように報道され、御様子では大変御苦労しておられるというふうに感じておるわけであります。いずれにしましてもこれは大変重要な問題でございまして、最後までがんばっていただきたいと思います。同時にまた、申し上げるまでもなく、わが国の無資源、貿易立国、島国という条件を考えますときに、やはりすべての国と友好を保つということはわが国存立の一つの条……

第97回国会 外務委員会 第2号(1982/12/16、36期、公明党)

○玉城委員 まず最初に水産庁長官に伺いたいのですが、五十六年度の「漁業の動向に関する年次報告」、漁業白書ですね。国会の方で報告されておりますが、その冒頭に、「水産物の供給は、海洋新秩序による多大な影響を受け、いぜん厳しい国際環境下にあるものの」これはよくわかります。その後、「ようやく落ち着きを見せつつある。」という認識が述べられているわけですが、きょうの三漁業協定の御質疑、長官の一貫した御説明は、現状においても将来においても大変厳しいのだという認識を一貫して述べていらっしゃるわけですね。もちろん日米関係もあるいは日ソ関係も、あるいはおっしゃらなかったけれども捕鯨条約等のいろいろな問題があります……

第97回国会 外務委員会 第3号(1982/12/18、36期、公明党)

○玉城委員 日米漁業協定に関係しまして、いい機会でございますので、大臣に基本的な点について一、二点お伺いをさせていただきたいと思うわけであります。  中曽根内閣が誕生しまして一カ月近くになるわけでありますが、この内閣のいろいろな基本的な考え方につきましては、新聞とかいろいろなところでも読ましていただいておりますし、この予算委員会でも総理御自身がいろいろとおっしゃっておられるわけであります。したがって、いま国民は非常に重大な関心を持って、たとえば中曽根総理がいわゆるわが国の防衛増強に非常に積極的な姿勢を示していらっしゃるということ、それと、もちろん防衛予算につきましても新年度七%台を確保しようと……

第98回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1983/05/17、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私、二十五分でありますので、具体的な点を二、三点お伺いしておきたいわけでありますが、長官、この間沖縄を御視察になられまして、離島まで本当に熱意を持って御視察されたわけでございます。また、長官は党内でも農業の大家だということを承っております。御存じのとおり、沖縄は農業県でありますし、農業に限らず多くの問題、解決すべき課題がまだ山積しておりますので、一段と長官の御努力を強く要望しておきたいわけでございます。  それで、ただいまも長官の御所見、御決意も承ったわけでございますが、今度いらっしゃいましたときに離島の方に行かれて、離島苦の解消の一つとして、たとえばそろそろ東京、大阪から離島への……

第98回国会 外務委員会 第1号(1983/02/23、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私も最初に外務大臣の外交に対する基本的な考え方につきまして伺っておきたいと思うわけであります。  わが国は平和憲法、平和理念に基づく平和国家として当然平和外交に徹するというその責任ある立場に大臣はいらっしゃるわけであります。わが国外交に対する大変な不安が内外にいま起きているわけですが、いわゆる中曽根総理の中曽根外交に対して外務大臣は全体的には成功であった、一部誤解の面もあったかもしれないと大変擁護していらっしゃるわけです。しかし、これはそういう簡単なものでは済まされないと思うのですね。やれ不沈空母である、やれ運命共同体である、やれ盾でありやりであるとか海峡封鎖であるとか等々、いまま……

第98回国会 外務委員会 第4号(1983/04/13、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に大臣にお伺いしておきたいのですが、けさの毎日新聞に大きく「KGB工作レフチェンコ詳細発言」というように報道されておるわけでありますが、この内容は、日本の各界にわたっていわゆるソ連の諜報あるいは謀略活動に協力したというような内容の報道になっておるわけであります。もちろん事柄の性質上、そういう関係する方々について実名とかということについては、非常に慎重の上にも慎重な配慮が当然されるべきだと思うのですが、しかしやはり、これは国会にとっても非常に重要な問題でもあるわけですから、真相というものがどうなっているのかということは、当然明らかにされていかなくてはならないと思うわけですね。  ……

第98回国会 外務委員会 第5号(1983/04/15、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に、一九七八年の船舶汚染防止条約議定書について若干お伺いいたしますが、海上汚染に関連しまして、いま大きな問題になっておりますイランの原油流出の問題ですが、これは史上最大の流出と言われているわけですが、その現状と今後の見通し、それからわが国の政府がこの問題にどういう対応の仕方をしていらっしゃるか、あわせてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この議定書の締約国はすでに十五カ国になっておるわけでありますが、問題は締約国になっていない国、わが国もこれから締約国になろうとしているわけですが、そういう未加盟国の船舶がそのまま外国航路に就航していては条約の目的達成に支障があるのではないか……

第98回国会 外務委員会 第6号(1983/04/26、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 今回の日ソサケ・マス漁業交渉について早期妥結されたことにつきまして、関係当局の御努力、その労を多とするものであります。ただ、ちょっと気になりますのは、先ほどから御説明がございますが、今回ソ連側からオブザーバーの乗船をまた新たに認めていらっしゃるわけですが、この問題は昨年もこの委員会でも問題になったわけですが、その理由を御説明いただきたいのです。
【次の発言】 いまの御説明で中型の流し網漁船、ソ連側は違反がひどい、日本側としてはそんなにひどくないということ、いまのお話はまた、違反の件数の水準は高い、内容にもいろいろ問題があるというようなことでのんだというようなことのようですけれども、……

第98回国会 外務委員会 第8号(1983/05/13、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 外務大臣にお伺いしたいわけであります。今回、二週間近くになると思うのですが、ASEAN諸国、OECD閣僚理事会等御出席されて、本当にハードな外交スケジュールをこなしてこられたことについてまずその労に心から敬意を表したいと思います。  そこで、御同行されました外務大臣、中曽根総理のASEAN歴訪についてぜひ伺っておきたいわけでありますが、先ほど、今回の中曽根総理のASEAN歴訪は一般的には大成功であった、信頼関係も大変深まったし、わが国の防衛政策についても大変な支持をいただいた、成功であったということを大臣は井上先生の御答弁でおっしゃっておられたわけですが、これは私、報道で私の感想を……

第98回国会 外務委員会 第9号(1983/05/18、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 中曽根総理は、たびたび沖縄の方に御来島されて、沖縄の事情につきましては歴代総理の中でもよく御承知の総理のお一人だと思っているわけであります。そこで、大変いい機会でございますので、伺っておきたいことは、沖縄が本土復帰をいたしまして今月で満十一年になるわけであります。解決すべき課題はたくさんございますが、その中の大きな問題の一つとしまして全国の米軍基地の五三%がまだ沖縄に集中的に存在して、日常的にトラブルが発生もし、県民に不安を与えているということであります。結局、沖縄の中に基地があるのではなくて基地の中に沖縄があるという実態、よくこう言われているわけでありますが、そういうこともまだそ……

第100回国会 外務委員会 第1号(1983/10/04、36期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、在日米軍基地と第三国人との関係について、一般論として基本的な点について、まず最初に、外務大臣に確認をしておきたいわけでありますが、在日米軍基地について第三国人が訓練の目的で使用することはできないという政府の考え方につきましては、たしか昭和三十年、この委員会で当時の重光外務大臣の御答弁、そしてまた、その後昭和四十七年の政府の答弁書によっても、できないということは明らかになっておるわけでありますが、その考え方は現在でも変わっていないのかどうか、その点をまず確認しておきたいと思います。
【次の発言】 変わっておらないということでございますので、いわゆる在日米軍基地を第三国人が訓練の……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1984/04/25、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 沖縄県が本土復帰いたしましてちょうど十年間は、各面における沖縄の格差是正、いわゆる本土並みに引き上げる、そしてまた自立経済の基盤を確立しようという二つの大きな柱で第一次沖縄振興開発計画が策定され、それが施行されてきたわけであります。確かにその目標を達成した面もありますけれども、はるかにまた目標を達成しない面も多々あるということで、さらに第二次沖縄振興開発計画が現在も執行されているわけであります。  私、この議論のときに何回も申し上げた点は、やはり沖縄の場合、何といっても土地政策を抜きにしては、第二次沖縄振興開発計画もまた第一次振計と同じような結果になりかねない。したがって、第二次振……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1984/06/29、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 ただいまも質疑が出ておりました在沖米海軍報道部が公式に確認したというAUWショップという施設について私もちょっと伺って、おきたいわけですが、これは先ほど山下さんが、別に問題の施設ではないというふうなこともおっしゃっておられたということは、そういう施設が存在していることを外務省も当然確認しているということになるわけですね、いかがですか。
【次の発言】 そこでお伺いしたいのは、先ほども条約局長さんもお話ありましたけれども、我が国が日米安保条約に基づいて米軍に施設とか区域を提供してますね。また地位協定三条などによって、提供施設、区域の基地内においてはあらゆる権限が米軍に与えられている。そ……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1984/07/27、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に、大城政務次官に一点お伺いしておきたいと思います。  沖縄の観光振興策についてですが、私からくどくど申し上げるよりは、政務次官御自身が地元の御出身でありますから。沖縄の観光産業というのは、沖縄の基幹産業の大きな一つの柱になっております。恵まれた自然、青い海、青い空、独特の文化、人情、そういうことでさらに沖縄の観光というものは発展させなくてはならないと思うわけでございます。確かに、これまで行政の側から直接あるいは間接、いろいろな手当てがされてきたことも、沖縄の観光振興を大きく伸ばしてきた一つの要因であったと思うわけであります。その一つに例の観光戻し税、これが六十二年に切れるはず……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1984/08/02、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 後藤田長官にお伺いをいたしますが、北方領土、これは我が国固有の領土でありますが、絶対に我が国に返してもらわなくてはならない、どう返させるかということが問題なんです。私は、外務委員会等でこの問題を取り上げまして、安倍外相は、日ソ友好というものは大事であるということをその都度おっしゃっておられますね。長官の御認識として、基本的に日ソのあり方についてどのようなお考えを持っていらっしゃるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 それは前提とされましても、最近の日ソ関係はやはり非常にぎくしゃくしている。何か冬の時代のような感じがするわけです。それで最近安倍外相も、例のソ連のアフガニスタン侵攻以……

第101回国会 外務委員会 第1号(1983/12/28、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 外務大臣にお伺いしたいのですが、この日ソ、ソ日漁業協定なんですが、交渉は例年になく厳しかったあるいは難航したという話があるわけでありますが、これは毎年、わが国の方は後退していますね、譲歩を強いられている、毎年そういうことになっているわけです。これはいろいろな言いわけもおありだろうと思うのですが、私は、外交交渉として、この結果からしまして、これはこれでいいのかという非常に疑問があるのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 私が申し上げていますのは、毎年毎年わが国の方は譲歩を強いられている、後退しているということなんですね。たとえば漁業の割り当て高の問題にしましても、いまさっき問題に……

第101回国会 外務委員会 第6号(1984/04/11、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、今国会でも問題になっております例のアメリカ陸軍特殊作戦部隊の沖縄配備の問題についてお伺いをいたします。  この問題が明らかになって以来、現地沖縄におきましては大問題になっておりまして、なぜ今沖縄にこういうものが入ってくるのか、そういうことで、県議会はもとよりでありますが各市町村議会等におきましても絶対容認できないという決議がされて、既に外務省の方にもそういう要請団が来ていることはもう御案内のとおりであります。  そこで改めて、特殊作戦部隊、いわゆるグリーンベレーの沖縄配備の問題についてその経過をお伺いいたします。
【次の発言】 いや、ですからもっとあるでしょう。どれくらいの数……

第101回国会 外務委員会 第13号(1984/05/09、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 午前中にも御質疑があったわけでありますが、今回のソ連側のロス・オリンピック不参加態度表明について外務大臣の考え方を改めて伺っておきたいわけでありますが、午前中大臣は、大変遺憾なことであり残念なことである、よってJOC、日本オリンピック委員会の態度をバックアップしていきたいし、外交努力をしていきたいということをおっしゃっておられたわけでありますが、これはそういう世界的なスポーツの精神からしまして、JOCにしましてもソ連側の参加を強く求める態度をとることは当然だと思うわけでありますから、具体的にどういうふうなバックアップ、外交努力をされるのか、その辺をお伺いしておきたいと思います。

第101回国会 外務委員会 第14号(1984/05/11、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 日本国政府とペルー共和国政府との間の文化協定について、若干質疑をさせていただきたいと思います。  我が国とペルー共和国との間の文化交流及び人物交流を促進し、両国民の間の相互理解を増進することを目的としたこの文化協定は、むしろ従来の両国の歴史的な関係からしましても遅きに失した感すらあるわけでありますが、こういう文化協定は早目に締結されてしかるべきではなかったかと思うわけであります。さらに両国の友好親善を深めていくということからしますと、むしろ今後積極的に我が国がペルー共和国に対して経済協力活動というものをやる必要があるのではないかと思うわけであります。  そこで、今後我が国としてペル……

第101回国会 外務委員会 第17号(1984/07/18、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、米軍基地の被害の問題について二点ほどお伺いしたいわけでありますが、その前に、大変突然で大臣に恐縮でありますが、沖縄の方言にワッターチャスガという言葉があるわけです。このワッターというのは、私たち、我々はという意味ですね。チャスガというのは、一体どうすればいいか、そういうような意味なんですね。ワッターチャスガというのは、一体我々はどうすればいいのか、いわゆる一種のやりきれなさといいますか、あるいはもどかしさといいますか、あるいは悲哀も込めて、ある面では怒りも込めて、一体どうすればいいのか、こういう感覚を表現した言葉なんです。  もう大臣も御案内のとおり、在日米軍基地の五三%が一……

第101回国会 外務委員会 第20号(1984/11/09、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 第二次中曽根内閣に再び安倍外務大臣が外務大臣に御就任なされました。心からお祝い申し上げますとともに、これまでも大変見識豊かな安倍外務大臣が創造的外交というお立場から大変御尽力をされてきたことについても、心から敬意を表します。さらにまた、新内閣におきましても一層御尽力されんことを念願いたします。  まず第一点目にお伺いをいたしますことは、今回、レーガン大統領が再任をされまして、何といっても我が国にとって日米外交というものは極めて重要な位置づけをされる、そういう認識は私も当然持っております。ところが、強いアメリカというレーガン大統領の思想と、それから中曽根総理のいわゆる不沈空母発言等か……

第101回国会 決算委員会 第3号(1984/03/26、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 きょうは決算委員会で、環境庁決算について伺いたいわけでありますが、五十六年度決算で環境庁の不用額が諸謝金について出ております。これは多過ぎますので、その理由について伺いたいわけであります。  それで、五十六年度の諸謝金のうち不用額三千三百二十九万八千円、三二・一%。ところが、その前の五十五年度もやはり不用額が三千三百三十九万九千円、三二・九%。さらにその前の昭和五十四年度の決算を見ましても、不用額は三千八百八十万六千円、三九・四%、約四〇%弱。このようにずっと毎年諸謝金について多額な不用額が出ているわけですが、それについての理由を伺いたいと思います。

第101回国会 決算委員会 第5号(1984/04/12、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 五十六年度決算でございますので、国民の大変貴重な税金がどのように有効かつ適切に使用されたかという立場から、お伺いをしたいわけでありますが、時間的な制約もございまして、当面非常に関心のある問題についてお伺いをさしていただきたいと思います。昼食時間、多少ずれますけれども、ひとつ御容赦のほどを、五十分程度で終わりますので、よろしくお願いを申し上げます。  第一点につきましては、これは国会でも問題になっておりますが、昨日も私、外務委員会でこの問題を取り上げたわけでありますけれども、例の米陸軍特殊作戦部隊の我が国への配備の問題についてであります。きのうも外務委員会ではいろいろ質疑を交わしてい……

第101回国会 決算委員会 第13号(1984/05/18、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 五十六年度総理府並びに沖縄開発庁決算についてお伺いいたしたいのですが、一番目に大臣のお考えを伺っておきたいのは、七月一日付で総務庁が新しく行革の一環として発足するわけでありますが、これは従来の総理府から大幅に分割されて、行政管理庁と統合して総務庁という新しい役所が誕生していくわけであります。この問題で私たちが非常に関心がありますのは、沖縄開発庁長官人事がどういうふうになっていくのかということが、これはまた今後の沖縄振興開発という立場から非常に大きな関心を持たざるを得ないわけですね。大臣も今総理府長官それから沖縄開発庁長官を兼任していらっしゃいますので、ちょっとお答えにくい質問になろ……

第101回国会 決算委員会 第14号(1984/07/11、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 気象庁長官も来ておられますね。気象庁の方にお伺いしたいのですが、気象衛星ひまわり一号、これは昭和五十二年の七月に打ち上げられた。それから、同じくひまわり二号が五十六年の八月に打ち上げられて気象観測に大きな貢献をしてきたわけです。ところが、去年の十一月にこのひまわり二号が故障を起こして急速またことしの一月に前のひまわり一号に切りかえた。ところが、これも故障してことしの六月の末ですか七月に、またひまわり二号に切りかえた。ところがひまわり二号というのは機能が半減している、低下しているわけですね。本来であれば通常は二十四時間に八回撮影できるというのですが、このひまわり二号はその八回ができな……

第101回国会 決算委員会 第17号(1984/10/30、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 最初に、委員長に御了解をいただいておきたいのですが、私の質疑の途中に、質疑が理解しやすいように、その都度、ちょっと資料を委員部の方から当局の方に、また委員長の方にもお配りしたいと思いますので、どうぞ御了解をいだいておきたいと思います。
【次の発言】 今、我が党の近江議員からもお話がありましたとおり、大臣、これは我が党がかかわりまして、沖縄の旧軍、現在国有地扱いになっている問題なんですが、もう七年ぐらいになるわけですね。ですから、これはもう本当に、そろそろこの問題は決着一まさに遅きに失する問題だと思うわけです。質疑の途中でちょっとお留守をされるやに伺っておりますが、できるだけ短く、き……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1985/03/28、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 長官には長い時間、大変お疲れだと思いますが、もうしばらく私の質疑もさせていただきたいと思います。  最初に、河本長官ももう既に御案内のとおりでございますが、このたび沖縄の金城次郎さんが琉球陶器で人間国宝に認定をされることになっておるわけであります。はえある人間国宝ということは沖縄県民にとりましても本当に喜ばしいことでもありますし、また沖縄の大きな誇りでもあるわけであります。また同時に、これからの若い人々に対して大きな希望を与えるものだと私は思うわけであります。初めて沖縄からこのように人間国宝の認定をされるということであります。金城次郎さんの作品につきましては非常に素朴であり、おおら……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1985/04/22、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 先ほどもちょっと御質疑があったわけでございますが、私も最初にお伺いしておきたいと思いますのは、先日私も直接外務省にお伺いいたしまして、最近の沖縄における米軍並びに米兵による事件、事故について、栗山北米局長さん、そして安保課長さん御同席いただきまして、抗議も含めて申し入れを行いました。その際粟山さんは、私自身も非常に最近の米軍の沖縄における事故については目に余るものがある、したがって、自分自身で直接米側と具体的な話し合いをしたいというお話がありましたけれども、その後どういうお話し合いをされたのか、まずその点から御報告いただきたいと思います。

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1985/06/12、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は開発庁の方にお伺いいたしますが、沖振法に制度として規定されております沖縄自由貿易地域の問題について、この制度が設置された目的とその制度の内容を簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 それで、先ほどもこの問題について御質疑ありましたけれども、関さんのお話の中で、今までこの制度が機能しなかった大きな理由として、労働コストの面であるとか、ほかとの競争力の問題であるとか、あるいはメリットが発揮できないということをおっしゃっておられたのですが、実は私、この問題につきましては八年ほど前もお伺いした。当時の亀谷総務局長さんも、早く設置したいというような趣旨のことをおっしゃっておる……

第102回国会 外務委員会 第3号(1985/03/26、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私も、日ソ関係の問題についてお伺いをいたしたいわけであります。  私は率直に申し上げまして、隣国のソ連は近くて極めて遠いなという感じもするわけであります。今もいろいろ御質疑がありました、領土問題という非常に難しい問題が存在しているし、東西関係という問題、国民的悲願であります北方領土の返還を早く実現して、平和条約が締結されることが望ましいわけでありますが、私はぜひこの機会に指摘しておきたいと思いますことは、中曽根内閣が誕生しまして、日ソ関係が前進あるいは促進されていたかというとむしろ逆の方に行っている、これもまた私は事実だと思うわけです。ソ連側を逆なでするような、例えば日本列島不沈空……

第102回国会 外務委員会 第5号(1985/04/03、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私も最初に安倍外務大臣にお伺いいたしたいわけでありますが、アメリカの上院、下院のいろいろな委員会で、一連の危惧されていた対日法案が可決されたりあるいは決議がされたりしておるわけであります。安倍大臣の御所見をまずお伺いいたします。
【次の発言】 この法案並びに決議、詳細に私たちは存じていないわけでありますが、期間を区切りまして、日本側が実効ある措置をとらないと云々というふうに、極めて厳しい。今、大臣も差別ということもおっしゃったわけでありますけれども。ここまで来まして、ある意味では抜本的な対策を我が国としては持たなくてはいけないのではないか。その抜本的解決策というのもいろいろな意見が……

第102回国会 外務委員会 第6号(1985/04/10、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 国際原子力機関憲章改正、条約審議をさしていただきますが、その前にきのうのきょうでもありますし、外務大臣の出席されております当外務委員会であります。また、大臣、今晩OECDにお立ちであるということも伺っておりますので、きのう発表されました対外経済対策、そして日米経済摩擦の問題について、二、三お伺いをさしていただきたいわけであります。  午前中もこの問題は質疑があったわけでありますが、私もきのう総理のテレビを拝見さしていただきましたけれども、また雑談でも出ておりましたけれども、一国の総理大臣が国民に向かって外国の製品を買いなさいとああいうふうに訴える、これは前代未聞ではないか。買い物と……

第102回国会 外務委員会 第7号(1985/04/17、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 大臣、先ほど沖特にも御出席されて大変だと思いますが、去る十日に日本を出発されて十一、十二、OECD閣僚理事会、それから十三、十四、アメリカのシュルツ国務長官、ブッシュ副大統領と会談をされて、大変御苦労してこられたわけであります。また、間もなくボン・サミットも開かれるわけでございまして、どうかひとつ、御健闘をお祈りいたします。  そこで、この日米貿易摩擦の問題に絡みまして、きのうの本会議でも一部そういうニュアンスが出ておったわけでありますが、大臣もシュルツ国務長官と会われた際、日本は内需拡大を積極的にやるべきである、そういうことを言われたようであります。そのことで、十六日の閣議後の記……

第102回国会 外務委員会 第8号(1985/04/19、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 三つの条約、御質疑をさせていただきます。  まず最初に、大西洋のまぐろ類の保存のための国際条約についてお伺いをいたします。この議定書は、EECがこの条約に加盟するために改正したと聞いておるわけでありますが、EEC加盟国中この条約に加盟している国はフランスだけだと思うわけであります。なぜ、今回EECが加盟しようというのか、その理由についてまず最初にお伺いをいたします。
【次の発言】 そうしますと、この条約にEECが加盟することは、EEC加盟国の他の九カ国も当然加盟したと同様になるのかどうか、その辺はいかがでしょうか。
【次の発言】 次に、マグロのとれる地域は大西洋に限らないわけです。……

第102回国会 外務委員会 第9号(1985/04/24、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 千九百七十九年の海上における捜索及び救助に関する国際条約について御質問をいたします。  この条約に極めて関係が深い問題でありますので、前回もこの委員会でお伺いいたしました。まず、海上保安庁の方にお伺いいたしますが、第一豊漁丸衝突逃走事件について、昨日海上保安庁はワールド・コンコルド号をその当て逃げ船と断定されたようでありますが、その経緯について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 今もって乗組員五名が行方不明でございますけれども、現時点で何らかの手がかりが得られているのかどうか、いかがでしょうか。
【次の発言】 海上保安庁、大変御苦労していらっしゃるわけでありますが、さら……

第102回国会 外務委員会 第10号(1985/05/10、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私の割り当て時間は四十二分間ですが、大変おそくなりまして、安倍外務大臣にはボン・サミット、それから北欧諸国、オーストリア御訪問、お帰りになって連日国会御出席、大変御苦労さまでございます。  それで、ボン・サミットについてなんですが、先ほどから御質疑もありました。フランスのミッテラン大統領が大変失望した、来年の東京サミットには欠席することもあり得ると、公におっしゃっておるわけですね。そのことについて大臣は、いろいろ検討を加える必要があるということを先ほどおっしゃっておられたわけでありますが、大臣御自身も現在のサミットのあり方について問題意識を持っていらっしゃると思うのです。来年我が国……

第102回国会 外務委員会 第12号(1985/05/15、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 米州投資公社を設立する協定について、御質問を申し上げたいと思います。  アジア地域ではアジア開発銀行、アフリカ地域ではアフリカ開発銀行がそれぞれ設立されているわけであります。これらの地域で、米州投資公社に類するような補助機関を置いているところがあるのかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 その理由についてお伺いいたします。
【次の発言】 今回設立しようとするこの米州投資公社が、米州開発銀行の補助的性格を有する機関であるならば、米州開発銀行の組織、任務、業務内容を改正することによって、その目的を達成することが可能ではないかと思いますが、なぜこのようにわざわざ独立して公社を設立する……

第102回国会 外務委員会 第14号(1985/05/22、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私は、最初に、国連海洋法条約の現在の状況と我が国の対応についてお伺いをいたしたいわけでありますが、四面海に囲まれた我が国にとって、海の秩序を定めた国際法はあくまでも必要であると思います。この間の日ソ漁業協定におきましても、国連海洋法条約の条文が引用されておったわけでありますが、国連海洋法条約の現在の批准状況についてお伺いをいたします。
【次の発言】 国連で十年余もかかって作成された国連海洋法条約に対し、アメリカ、イギリス、西ドイツなど主要国が署名をしていないようでありますが、その署名していない理由についてお伺いをいたします。

第102回国会 外務委員会 第16号(1985/05/29、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 前回我が党では、大久保委員がこの条約につきましては質疑を行いまして、引き続き私は質疑をさせていただきたいわけであります。  私は、基本的に大臣に、この条約について外務省の姿勢の問題についてお伺いいたしたいわけでありますが、この前の質疑ときょうの外務省の御答弁をずっと伺いながら感じますことは、本当に外務省自体がこの女性差別撤廃条約を本気になって批准させようという気持ちがあるのかどうか、まずその姿勢を、私は非常に疑問に思うわけであります。といいますのは、この説明書を見ましても、ことしの七月のケニアのナイロビの国際会議に間に合わせるとか、何かその辺にウエートが置かれている。しかも、今国会……

第102回国会 外務委員会 第17号(1985/05/31、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 ひとつ総理に、この女性差別撤廃条約に関係しまして御提案を申し上げたいと思うわけであります。  ぜひひとつ御検討いただきたいと思いますことは、先ほど北川委員の御指摘がございましたけれども、この条約には軍縮に関する規定が前文の方に織り込まれておるわけです。この委員会でも、男女平等ということとこの軍縮ということはちょっと異質じゃないかという議論がされたわけですが、やはり戦争ということになりますと、差別どころか、人間の基本的人権あるいは生命そのものが抹殺されるということで、軍縮規定が織り込まれたことについては非常に有意義である、このように私は思うわけであります。  ちょっと総理、条文のその……

第102回国会 外務委員会 第19号(1985/06/07、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 議題となっております五つの郵便関係条約について、一括して御質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約は、万国郵便連合、UPUの総会に当たる第十九回大会議において現行の条約を改正し、新しい条約文書として作成されておるわけでありますが、一般規則及び条約の改正点と、それぞれどういう目的で改正する必要が生じたのか、改めて概略御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、UPUの経費の問題についてですが、年次経費については一九八六年から一九九〇年までの五年間の年次経費の最高限度額が定められているのでありますが、その経費の主なものについて御……

第102回国会 外務委員会 第20号(1985/06/19、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 粟山さん、私きょうは一時からの質疑なんですけれども、そういう大事な御答弁をちゃんと土井先生の質疑のときにおっしゃらないで、今そんなことをぽつんとおっしゃられても、こっちも戸惑うし、土井先生も今のその御答弁についてお伺いしたい点が多々あるわけですね。そういう答弁の仕方はよくないですな。問題ですよ。  そうしますと、じゃお伺いしますが、今の十一分野以外にも来ているということは、今後もそういうアメリカ側の我が国に対しての武器技術の要請というものは、あり得るというふうに受けとめておいてよろしいわけでしょうね。
【次の発言】 これは非常に重要な問題でありますので、今の質問は、これはまた後日土……

第102回国会 決算委員会 第4号(1985/04/19、37期、公明党・国民会議)

○玉城委員 私の立場から河本長官にお伺いいたしたいのですが、沖縄電力についてであります。  去る十日に沖縄県の方から正式に長官にも、現在の特殊法人沖縄電力について、独立民営形態に移行してもらいたいという要請が出されていると思うわけであります。その前提としまして、やはり本土並み料全体制を確保してもらいたい。したがって、そういう体制でこの問題、特別措置の問題であるとかいろんな条件をつけて政府に正式に要請がされているわけでありますが、長官の基本的なお考えをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、通産省の方にちょっと伺いたいのですけれども、この沖縄の電力料金というのは全国一高いですね。……


各種会議発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1977/03/15、34期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 お伺いします。  カーター・アメリカ新政権の対韓政策の基本は、在韓米軍撤退にあることは明らかであります。したがいまして、在韓米軍撤退ということはわが国の安全保障に重大なかかわり合いがあると思いますけれども、長官のお考えをぜひお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま長官もおっしゃいましたとおり、カーター新政権の在韓米軍撤退と申しますか、削減と申しますか、これはすでに既定の方針であるということであります。したがいまして、在韓米軍の撤退あるいは削減に伴いまして、米国としては韓国への防衛公約あるいは紛争発生への抑止力についてどういうことを考えているのか、その点について長官のお……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/03/11、34期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 私は、沖繩の失業の問題につきましてお伺いをしたいと思うわけでございますが、先ほどの本会議でも雇用保険法の一部改正で、失業問題についてはあらゆる角度から質疑が交わされたわけでございます。すでに御存じのとおり、総理府の統計局の五十一年度平均の労働力調査報告によりますと、五十一年度は完全失業者が毎月平均百八万人、完全失業率が二・〇%、ことしの一月が百十四万人、二・二%、こういう常に百万台の高水準の完全失業率を示しているわけであります。これは改めて申し上げるまでもないことでありますけれども、現在の不況の最大の犠牲者と申しますか、これはまさにこの失業者の方々であると思います。先ほどの本会議……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第3号(1977/03/14、34期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 現在国鉄は莫大な赤字を抱えており、そのあり方あるいは再建の計画等につきまして多くの論議が交わされておるわけです。それはそれといたしまして、国鉄は、私が申し上げるまでもなく、全額国の出資による国有鉄道であります。したがいまして、その国鉄の利用については、全国民ひとしく、また平等に国鉄を利用する、あるいはその恩恵を受ける権利があると私は思いますし、また、当然政府はそういう利用が国民のすみずみにまでなされるようにしていく責任と義務もあろうと思います。  四十七都道府県の中で沖繩県は国鉄の利用が全くできない状態に置かれておりますことは、大臣もよく御存じのとおりであります。したがいまして、……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1978/03/02、34期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 先月の二十三、二十四日にわたりまして、アメリカの海兵隊によって県道一〇四号線を封鎖して実弾射撃演習が行われたわけであります。これは沖繩が本土復帰いたしまして二十回目だと思います。その二十回の中には、たしか五回ほどは現地の反対が非常に強くて、その演習中止をしたと思いますが、いずれにしましても、先月の二十三、二十四日、その都度現地では非常に反対の強い中でアメリカの海兵隊は強行をいたしておるわけであります。  御存じのとおり、この一〇四号線といいますのは生活道路でもありますし、またあの実弾演習地域は、地域住民にとりまして非常に隣接をしておるわけですね。またそういう危険な実弾が発射される……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1978/03/02、34期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 せんだっての予算委員会の一般質問におきましてもこの問題は取り上げられまして、大臣の方からもきわめて前向きのお答えがあったやに承っておるわけであります。御存じのとおり、国内航空運賃が九月から大幅に値上げされる。日航、全日空、東亜国内航空の値上げ申請の現在準備をしているというように報道もされ、承っておるわけであります。特に航空運賃の値上げの問題につきましては、沖繩県を含む離島住民にとってはきわめて重要な死活問題であるといっても過言ではないと思うわけであります。それにもかかわらず最近航空運賃の値上げが先ほど申し上げましたとおり取りざたされておる。特に沖繩県のようにほとんど一〇〇%近い形……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1979/02/27、34期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 私は、青少年の問題と、関連して、ことしは国際児童年でありますし、その点と、もう一点は、昨年行われました沖繩県の交通方法変更の問題、二点についてお伺いをしたいと思います。  第一点の青少年問題についてでございますが、青少年対策本部長をしていらっしゃる大臣の御所見を承りたいことは、青少年の健全な成長、そして育成ということについて、基本的にどのように総務長官は考えておられるのか、その点をまず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 これは昨日だったと思いますが、青少年の自殺問題に関する懇話会が持たれたようでございますが、この懇話会の構成メンバーと、この懇話会の今後の運営の御計画等につい……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1979/02/28、34期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 私は、全国的な医療事情の中でも極端に悪い地域の問題として、沖繩県の医療事情があります。医療施設それから医療従事者、全国平均あるいは類似県、県の規模から申しまして島根県、徳島県や高知、佐賀、宮崎と比べましても非常にまだ悪いわけであります。沖繩県が復帰いたしまして、そういう観点から、厚生省とされても非常に努力をされて、逐次改善をされつつあることはよく存じておるわけでありますけれども、まだまだ格差は著しいものがある、そういう状態はよく御案内のとおりであると思うわけであります。  これは局長で結構でありますけれども、そういうことで従来派遣医師制度を設けられて、そういうお医者さんが非常に少……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1980/03/06、35期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 最初に航空局の方にお伺いしたいのですが、空港は第一種、第二種、第三種、いろいろありますけれども、一般的に空港の安全確保ということについてどういうふうにやっておられるのか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこでまた今度具体的に伺いたいのですが、沖繩県の那覇空港ですね。この那覇空港につきましては、いま局長さんがお答えになられたとおり、いろいろなルール等御説明があったわけですけれども、そういうことに照らして安全性という問題で別に問題はないのかどうか、その辺を伺いたいと思います。
【次の発言】 そこで、これは局長さんも御存じのとおり、那覇空港につきましては自衛隊も使用して……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1980/03/05、35期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 私は、地域医療情報システムの現在の開発状況についてと、二点目は沖繩県の政管健保の状況、もう一点は同じく沖繩県の国民年金の加入状況について、三点についてお伺いしたいと思います。  まず第一点の地域医療情報システムについてお伺いいたしますが、最近、情報処理技術や通信技術の発達が目覚ましいわけでありますが、これらの成果を離島あるいは僻地など地域住民の医療の充実に大いに活用すべきではないかと思います。こうした面での研究開発は現在どのように進められているのか、状況を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、医療情報システムの内容について、もう少し具体的な御説明をいただきたいと思……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1980/03/05、35期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 昨日の日本原子力産業会議の第十三回年次大会で有沢会長は、わが国は諸外国から求められれば近い将来ウラン濃縮や再処理のサービスを提供し、各国の脱石油政策に協力すべきであるという趣旨の所信表明を行っておりますが、この発言に対する通産省の見解を承りたいと思います。
【次の発言】 東南アジア諸国からそういう申し出があった場合はどのようにお考えになるわけですか。
【次の発言】 簡単に言いまして、昨日の有沢会長の所信表明は政府の考えではない、そういうふうに受け取っていいわけですね。
【次の発言】 それで、この問題に関連をして核燃料の第二再処理工場の建設が大きくクローズアップされてきておるわけで……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1981/03/03、36期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 施設庁の方に伺いたいのですが、沖繩在の読谷補助飛行場の移設の問題について、その後の経過の御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 十月の九日に特別作業班を設置されて、移設について検討していらっしゃるというわけですが、これはどんなふうな作業をいまやって、何回ぐらい、その辺を詳しくちょっと御説明いただきたいのですが……。
【次の発言】 沖繩でそういう落下傘降下訓練の適当な場所を探すということですが、これは、いつごろまで、そういう適当な場所を探されるのですか。
【次の発言】 早期解決とおっしゃいますけれども、言葉だけでおっしゃっていることであって、慎重にというようなことでもあ……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1981/03/03、36期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 現在通産省が実施しておられる海底石油並びに天然ガスの基礎試錐の目的と計画の概要について、概略御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 この基礎試錐の目的は発見ではなくて地質構造等の調査であるというようなお話でございますが、具体的ないまの宮古島沖の実施状況について、その地質構造等についてはどれくらいが判明しているわけですか。
【次の発言】 八本計画をして、第一号として昨年の暮れからやっていらっしゃるわけですが、これは当然予想される海域ということでの調査だと思うのです。しかしいまの御説明では、予想される海域での試錐の状況からすると、これは発見が目的ではないということですが、可能……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1981/03/02、36期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 最初に、国立琉球大学のこれまでの整備拡充の状況と将来計画について、概略御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 附属小学校は五十六年度、中学校はどんなふうになりますか。あるいは幼稚園、養護学校等々はどうですか。
【次の発言】 ですから、いつごろをめどにですか。
【次の発言】 小学校はわかりました。中学、幼稚園、養護学校もそういう方針であるというふうに承ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 そこで、この機会にちょっとお伺いしておきたいのですが、先々月鈴木総理がASEAN諸国を訪問されまして、五カ国、人づくりセンターをつくるお約束をしてこられて、東京と沖繩の方にもそれをつ……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1982/03/08、36期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 最初に、援護法上の問題についてお伺いしたいわけです。  御存じのとおり、沖縄県は去る第二次大戦で、わが国唯一、直接戦闘が行われたわけでございます。住民を巻き込んでの悲惨な戦闘が展開されたわけでございますが、いまなお当時の悲劇的な話が語られております。したがいまして、当時お亡くなりになられた方を初め被災者の方々は、いまもって苦しんでいらっしゃる方々がたくさんございます。そういうことを、厚生省とされましても沖縄の特殊な事情を考慮されて、援護法に基づいて救済措置を講じてこられたわけでございますが、その状況について概略御説明いただきたいと思います。

第96回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1982/03/01、36期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 私も砂糖の問題についてお伺いをいたしたいわけでございますが、多少ダブる点もあろうかと思いますが、御丁寧にお答えをいただきたいと思います。  まず最初に、総論的な立場でお伺いしておきたいのは、最近の甘味資源をめぐる情勢並びに特に糖価の問題について、それから国内のサトウキビ生産者の現状についてどういう御認識を持っておられるか、お伺いいたします。
【次の発言】 そういう立場から新年度、五十七年度の予算においてどういう形で予算的にはいろいろな対策が盛られているか、その辺を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 甘味資源関係の予算なんですが、これは私は沖縄選出でございますので、予算関……

第98回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1983/03/04、36期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 最初に、大臣にお伺いしたいのです。  昨年大変大きな外交問題にまで発展しました例の教科書検定の問題についてでありますが、わが国に対して大変不信感をつのらせたということでもあるわけです。それで大臣、いわゆる太平洋戦争の際に、わが国内唯一の地上戦、悲惨なそういう地上戦が展開された沖縄におきまして、いわゆる旧日本軍によって住民が殺害されたという事実があるわけですが、そのことをどのように受けとめていらっしゃるのか、その点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣、いまお聞きになられたとおりなんですが、戦争というのはそういう悲惨な行為が行われるわけですから、そういうことがもう二度とあっ……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1983/03/07、36期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 私は、戦時中の被災者並びに関係者への補償の問題について伺いたいわけであります。  実は五十四年のこの分科会で、当時橋本厚生大臣のときでございますが、大臣も御存じのとおり沖縄の場合、戦時中わが国唯一の地上戦闘が行われたわけです。軍民まさに戦場の渦となったわけです。老若男女と申しますか、そういうことで、いまもってその後遺症というものはあるわけでございます。そこで、実はその際にも私、橋本大臣に申し上げたのは、当時七歳以上の方はいわゆる準軍属扱いで援護法の適用を受け、いろいろのケースによって救済をしていただける、なぜ七歳で、六歳以下はだめなのかというお話もしまして、それはそうだ、六歳であ……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1983/03/04、36期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 最初に航空局の方にお伺いしたいのですが、沖縄の南の表玄関であります那覇空港の将来構想と申しますか、計画、御存じのとおり六十二年に国体が沖縄県で行われるわけですから、それとの関係が非常に深いわけでありますので、概略御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いま局長さんの御説明がございましたが、ターミナルが三カ所にございますね、おっしゃるように。いわゆる県内、国際線、国内線、そのビルの整備ですか、おっしゃいましたが、その三カ所を一つに統合するということですか、その辺はいかがでしょうか。
【次の発言】 簡単に言いますと、二つということですね。国内用のターミナルと、国際と県内のものを一カ……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1983/03/07、36期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 国有地の払い下げの問題についてお伺いをいたしたいのでありますが、沖縄県の石垣島の旧日本軍飛行場用地の平得並びに白保両飛行場用地のうち、現在農地として使用されているものがありますが、その状況について、概略御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま白保の方は……。
【次の発言】 そこで、いまの平得飛行場用地につきましては、地元の石垣市議会からもすでに払い下げ要請が政府の方にはなされていると思いますが、大蔵省並びに農林省の方もいらっしゃっていますが、その処理の方針はどういうふうにお考えになっていらっしゃるのか、お伺いいたします。


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1984/03/12、37期、公明党・国民会議)

○玉城分科員 私も文部省の国立大学跡地の管理のあり方について伺いたいわけでありますが、具体的に琉球大学の跡地が現在どういう状況になっているのか、そこからお伺いをいたします。
【次の発言】 面積だとかはそうかもしれませんけれども、私が伺いたいのは、跡地の周辺地域住民に大変な迷惑をかけていらっしゃいますね、皆さん方。どういう状況か、実態をどのように把握していらっしゃるのか、お伺いします。
【次の発言】 いや、これは正確に実態を掌握していただかないと非常に困るのです。琉大の方にどうのこうのとおっしゃいますけれども、あくまでも管理の責任者は文部省自体でいらっしゃるわけでしょう。それが地域住民に大変な迷……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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