このページでは和田一仁衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。和田一仁衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○和田(一仁)委員 和田一仁でございます。 私は、来年の建設省の基本的な方針と行政改革、それから都市開発、そういったこと、加えて宅地住宅問題についてお伺いしたい、こう思っております。 まず第一に、この八月に予算の要求がございましたか、これを見た限りでは大変総花的な印象をまず第一に受けました。ほとんどの事業について今年度同様の予算配分というような感じでございまして、こういう時期だけにむずかしいとは思いますけれども、時期が時期だけに、予算措置がむずかしければやはりそれなりに何か重点的にやるという方針が大臣に一体おありかどうか。住宅あるいは公園、下水道、そういった生活関連基盤を整備するということ……
○和田(一仁)委員 いままで各委員のいろいろな御質問、そして答弁を伺っておりましたので、私の伺いたいと思うことがだんだんと明らかになってまいりました。したがって、最後の質問でもございますし、重複を避けて、答弁の中で若干確認しておきたい点が二、三ございますので、そうしたことを確認さしていただいて私は終わりたいと思います。 この新しい予算書の数字、五十五年度の二百四十億、この数字について、御答弁の中では、これは次年度の要望を聞いて積み上げてきたものだ、したがって、これは枠というものがあってとらわれているのではないんだ、各自治体それぞれの計画を聞いた上でこれを積み上げてきたものだ、こういうふうに御……
○和田(一仁)委員 先ほど来質疑を伺っておりますので、なるべく重複を避けたいと思います。 今度のこの都市計画法の改正は、従来の計画法では比較的大きな網をかけていたが、あとは建築基準法というのがあって、その中間のところがなかった、したがってそれを補う意味で地区計画を入れるのだ、こういうふうに私は答弁の中から理解したわけですが、四十三年に現在の都市計画法がつくられたときに、すでに先進諸国においては今度のこの地区計画に等しいようなものが整備されていたことは知っていた、しかしそのときそれを入れなかったのは、住民意識が恐らくこの地区計画を受け入れるような状態にはなかったのではないか、だからやらなかった……
○和田(一仁)委員 民社党の和田でございます。 委員各位からいろいろ御審議が進んでまいりましたのでなるべく重複は避けたいと思いますけれども、やむを得ず重なる部分につきましては、ひとつ簡潔で結構でございますから御答弁いただきたいと思います。 まず、一番基本的な御質問からさせていただきますけれども、全般的な都市政策の中にあってこの都市再開発とうものを一体どのように考えて、そしてそれをどういう位置づけをされているのかちょっとお聞かせをいただき、さらに、再開発事業をやることによって環境の改善であるとか防災であるとかあるいは宅地開発とか、こういったいろいろな効果をお考えであろうと思いますけれども、総……
○和田(一)委員 いままでの質疑を通しまして、だんだんと問題点が明らかになってきているとは思います。しかし、現在大変エネルギー問題に対する国民の関心は高まってきている。特にわが国のように非常にエネルギー資源が、油づけ、油頼みというような現状の中でこれからも推移していけないんだ、やがては油というものには余り依存できない、それが目の前に来ている。そうなると、やはりこれからの日本のエネルギーというものに対して一体どうしたらいいのだろうかという国民の関心が非常に高まってきている、そういうふうに私は感じております。そしてそのことによって、原子力の平和利用という問題も非常に国民の関心が高まってきております……
○和田(一)委員 最近国会の内外において、国防、防衛問題についての論議が大変活発になってきております。これは、従来、国会その他で防衛や国防ということを論ずるのが大変少なかった、そういう時代と考え合わせますと、ずいぶん時代が変わってきているな、私はこういうことを非常に感ずるわけでございます。本来防衛とか国の安全というような問題は国事の大本であるわけでございまして、国政を預かるものといたしましては、これは最も重要な責任、義務があるものだ、こういうふうに感じております。 私どももまた国民も、福祉国家をつくる、あるいは国民の生活向上を図る、こういうことを念願としておりますけれども、しかしそういうもの……
○和田(一)委員 私は、民社党・国民連合を代表しまして、昭和五十二年度決算につき、ただいま委員長より御提案の議決案のとおり議決することに賛成の意を表するものであります。 すでに御承知のとおり、昭和五十二年度予算は、与野党伯仲下において本格的な予算修正が行われた画期的な予算であります。三千億円の所得減税、福祉年金、恩給等の改善時期の二カ月繰り上げなど、予算修正総額が八千億にも上った修正であり、わが党は、責任野党として昭和五十二年度予算に賛成をいたしたものであります。 この立場から、昭和五十二年度予算の執行については格別の関心を払い、予算の効率的使用、公正な執行に注意を喚起してまいりましたが、……
○和田(一)委員 アメリカの大統領がカーター大統領からレーガン大統領にかわりまして、したがって、アメリカの経済政策についても変化があるもの、こう考えておるわけです。午前中の質問の中にもございましたけれども、河本長官として、新しいレーガン大統領の経済政策というものが私は大変積極的な経済政策、自由経済、自由貿易を基調にした非常に積極的な経済政策をとられるのではないか、こう考えるわけでございますけれども、大変経済的に密接な関係のあるわが国といたしましても、こうした変化をどういうふうにごらんになっているか。そして、それが急速に来るかあるいは徐々に来るか、あるいは依然として変わらないか、そういうようなこ……
○和田(一)委員 私は、宇宙開発関係についてお尋ねしていきたいと思います。 まず、宇宙開発政策大綱がございますが、これによる基本方針及び開発シリーズ等についてお尋ねしたいと思うわけでございます。 特に五十六年度の打ち上げ計画についてはこれを予定どおりにおやりになる計画かどうか、この点でございますが、私の手元にございます大綱の前文には「開発目標の選択及びその遂行方法の決定の適否は、国家的利益に大きな影響を与える」こういうふうに書いてございまして、大変多額な国費をこれからも使うわけでございますけれども、それだけに、この計画そのものがそのとおり行われるかどうかをまずお尋ねしたいと思います。
○和田(一)委員 科学技術政策の基本方針について少しお尋ねいたします。 科学技術の振興というものは、これは経済発展の原動力でありますし、また、未知の世界のとびらをあける大変大事なかぎでもあります。そこには新しい未来が切り開かれていく可能性が非常にありますし、それが同時に人類の幸福と平和、そういうものに寄与するものでなければならないと思います。国民の生活向上に資するのはもちろんですけれども、同時に、人類すべてがその恩恵に浴して、共有の財産としてこれが開発利用されていくべきものだ、こういうふうに考えております。 私は、わが国の科学技術のレベル、これは決して低いものだとは考えておりません、がしか……
○和田(一)委員 いろいろ審議の中ではっきりしてまいりましたけれども、基本的なことについて、やはりちょっと伺っておきたいと思います。 先ほどもお話が出ておりましたけれども、わが国における研究体制というものは世界の国に比べても大変程度は高い、そう思っております。特に研究費の総額であるとか研究者の数、こういうものについては、先ほどのお話のようにアメリカ、ソ連に次いで第三位である、そして世界がこうした研究費に投入している総額の約一〇%の費用を日本も投入してやっている、こういうようなお話でございました。 それだけ力が入っているにもかかわらず、わが国では独自のというか、つまり創造性を発揮して、これは……
○和田(一)委員 私も原電の敦賀発電所の今度の事故について若干お尋ねしたいと思っています。 こういった事故が最近相次いで起こっておりまして、まず最初に、私も大臣にお考えをお伺いしたいと思うのです。 いま大変エネルギー政策について力を入れておられる大臣、またエネルギーの関係閣僚として特に原子力発電については推進方について非常に尽力されている、そういう立場の大臣にとって――ここのところ、ことしに入りましてから頻繁に起こっておるこういう事故、これがこれからの原子力発電の推進にとって決してプラスになっているとは私は思わない。先ほども大臣の所信の中に、安全こそ最大の推進であるというお言葉がございまし……
○和田(一)委員 原電の方にお尋ねしたいと思います。
安全の問題で私どもは大変心配をしておるわけでございますけれども、社内それ自体に全体の運営に対しての安全体制をチェックする機関があるのかどうか、そういうものについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 安全会議というものは常時開かれているものでしょうか。
【次の発言】 定期というのは、どれくらいの期間でしょうか。
【次の発言】 三カ月に一遍――私は、この原電という会社が営利会社であり、電力の卸問屋のようなそういう仕事をなさっている、そしてかつては稼働率が大変その会社の経営に大きな影響を与えている、こういう中にあってやはり操業率を何としても……
○和田(一)委員 宅地の問題について若干お聞きしたいと思いますけれども、最近住宅着工が大変冷え切っておるというような新聞記事、あるいはまた一月の建築着工の総数というものが「十四年ぶりの低水準」に大変なダウンをしている、こういう新聞の見出しを見るわけでございますが、この新聞記事というのは建設省が十三日に発表した一月の新築住宅の着工戸数の統計のことですが、これらによりますと、前年同月比で二四・三%という減少になっている、六万八千戸程度にダウンしてしまった、これは大変な低水準になってしまっている、これは四十二年以来十四年ぶりのダウンだというふうに書かれております。五十五年全体としても百二十万戸程度だ……
○和田(一)委員 初めに、医療行政について大臣に御質問したいと思いますけれども、医療は、当然われわれ国民の健康と命に直接関係のある、大変重要な問題であると思います。ところが、この医療の問題について、最近非常に医療全体が荒廃というか、国民的な信頼が薄らいでいるというような傾向があるわけでございまして、昔はお医者さんというのは、庶民にとっては大変信頼され、尊敬されていた、そういう社会的にも非常に重要な立場にある方々であったわけです。そういった、昔は医は仁術であると言われていたのに比べますと、どうも最近の現状は非常に荒廃の度合いがある、こういう感じがするわけでございますけれども、医療行政の最高の責任……
○和田(一)委員 労働者にとって非常に大事なものは賃金ですけれども、それと同じようにあるいは同等以上にいま大切になっておるのが労働時間の問題だと思うのですけれども、この問題について若干お聞きしたいと思います。 日本の労働者、労働時間を見ますと、これを国際的に比較してみますと、これは統計のとり方がいろいろあろうかと思いますが、ILOの労働統計年報によりますと、これは一九七九年の製造業に限っているようですけれども、週間当たりで日本は四十一・一時間、アメリカは四十・二時間、英国が四十三・二時間、西ドイツが四十一・八時間、フランスは四十・八時間、こういう数字が出ておりまして、英国や西ドイツに比べると……
○和田(一)委員 大臣にお尋ねしたいと思います。 国においては、五十五年度の剰余金が先般四百八十四億というふうにはっきりいたしまして、それを今年度の減税の財資に充てる、こういうことになってまいりました。私どもも、所得税の減税あるいは見直し、最低課税限度の引き上げ、こういうことが五十二年に行われて以降ない。そして、その間に国民の所得というものは物価にスライドして上がってまいりました。上がってはまいりましたけれども、しかしこれは物価も上がっておるわけでございまして、所得がこういうふうに名目的に上がりますと所得税というものは累進課税ですから、これはやはり負担が重くなってくる。そういう意味で、何とか……
○和田(一)委員 私は、北方領土問題と対ソ交渉について御質問したいと思います。 先般の十月三日の予算委員会で、わが党の吉田之久議員からも同じような質問がなされましたが、その節の総理並びに外務大臣の御答弁を踏まえて質問をしたいと思います。 ことし、二月七日に北方領土の日が設定をされ、そしてまたさらに鈴木総理は、歴代総理大臣の中で初めて北方領土の視察を現地に行ってされた。大変北方問題での国民の関心が高まってきている、こういうふうに感ずるわけでございます。総理自身も、この領土問題が日本最大の政治問題であるという認識をたびたび表明されておる。八月にも、ブレジネフ書記長の日ソの関係を再構築したいとい……
○和田(一)委員 民社党の和田一仁でございます。 きょうは、ライフサイエンスと海洋資源の問題、特に深海底資源の二点についてお聞きをしたいと思います。 まず、生命科学の分野でございますけれども、最近、科学技術全般が非常な勢いで発展いたしておりまして、本当に目を見張るような急速な発展でございますけれども、従来、ともすれば、宇宙開発であるとか海洋開発であるとかあるいは原子力、こういった開発に非常に力点が置かれておった。それで、当科学技術委員会においても、大体そういったことを柱に国政調査をやる、こういうことでございましたが、この国会から、これに加えまして生命科学の調査もやる、こういうことになりまし……
○和田(一)委員 民社党の和田一仁ですが、きょうは宇宙開発について御質問をしたいと思います。
まず第一番目に、宇宙開発が重要であるということについてはいまさら申し上げるまでもないことでございますけれども、人類にとって、人類の未来の夢がかかっているようなこういう宇宙開発について、わが国の科学技術の元締めである大臣といたしまして、この宇宙開発の基本理念をどのようにお考えになっているかをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 宇宙空間に期待する将来というものは非常に大きいものがあると思うのですが、最近は、それが実利用の面においても大変現実的になってまいりました。非常に急速に宇宙開発も進んで……
○和田(一)委員 ことしの三月十六日に、原子力委員会廃炉対策専門部会の方から、「原子炉の廃止措置について」という報告書が出ておりますけれども、これについてきょうはお伺いしたいと思うわけでございます。その前に、けさ新聞を見ますと、原子力の新しい長期計画案というものがまとまった、こういう報道でございます。これは、この三月十六日の原子炉の廃止措置、いわゆる廃炉問題についての報告書もこの中に生かされている、こういうふうに思うわけでございますが、初めに、この新長期計画案について御説明をいただけたらと思うわけでございます。
【次の発言】 六月の半ばごろにまとまるということなんで、具体的にまだ御無理だったら……
○和田(一)委員 さきの当委員会でも私御質問したDNAの組みかえにつきまして、きょうもまたお尋ねをしたいと思います。 この七月二十九日に、科学技術会議ライフサイエンス部会から、組みかえDNAのガイドラインの改定についての発表がございまして、さきに出されておりました学術審議会の建議とあわせて、この八月の末にはこれが通告をされて実施される、こういうふうに伺っておりますので、これについて若干お尋ねをしたいと思うわけでございます。 これは今度も大変大幅な改定になるのではないか、こういうふうに思います。このガイドラインが決められたのが五十四年の八月二十七日、それから五十五年の四月と五十五年の十一月、……
○和田(一)委員 民社党の和田一仁でございます。 予備費の中で、沖縄における人身被害者特別支出金の支払いに必要な経費、こういう事項がございまして、これについてまずお伺いをしたいと思います。 この件につきましては、他の委員からも御質問がありましたので、なるべく重複を避けてお伺いしたいと思いますが、まず、説明の項に、この経費については「昭和二十七年四月二十九日から昭和四十七年五月十四日までの間に、沖縄においてアメリカ合衆国の軍隊等の行為等により、人身に被害を受けた沖縄の住民又はその遺族に支給する人身被害者特別支出金の予算の不足を補うため」こういうふうに説明がされております。先ほども指摘がござい……
○和田(一)委員 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となりました昭和五十五年度及び昭和五十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書等の承諾を求めるの件について賛成の意を表します。 わが党は、各予備費の使用状況等についてそれぞれ検討いたしました結果、昭和五十五年度総理府所管の沖縄における人身被害者特別支出金等は、あらかじめ計上し得ると思われる支出であり、当初予算の不足を補うために支出されていること等から、財政法第二十四条の予見しがたい予算の不足に充てるとする予備費使用の規定に妥当性を欠くとの疑点が残ることを指摘し、今後の厳正な姿勢を望むものであります。 子備費の使用状……
○和田(一)委員 臨調の答申が出まして、政府としてこれに対してどのように取り組むか、きょう閣議で新しく決定があったようでございますので、改めまして私も、この臨調答申についての政府の姿勢について、官房長官の御所見をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 いま、この行財政改革については、これは大変な国民的課題でございまして、これの推進については国民がこぞって、何とかこの機会に行革を実施していかなければいかぬ、こういうことでございますので、きょうの閣議決定の線に沿ってぜひひとつ強力に推進していただきたいと要望いたします。
加えまして、いま御答弁の中にありました国鉄再建監理委員会、こういったものの設……
○和田(一)委員 きょう私はシーレーンの防衛の問題についてお伺いしたいと思っておりますが、その前に、ずっと朝から委員会に入っておりまして政治の大きな動きをつかんでおりませんでしたが、ただいま連絡が入ったところによりますと、鈴木善幸総理大臣が退陣の表明をなさったということでございます。これはやはり政局の大きな動きになるわけでございますけれども、いま日本の総理大臣が退陣表明をなさったというこの時点における防衛庁長官としての見通し、こういう見通しがあったのかどうか。 われわれとしては、これは大変びっくりしております。と言うのも、私はこれからシーレーンの防衛の問題について伺おうと思っておりました。こ……
○和田(一)委員 大臣がおりませんので、関係のないような質問からさせていただきます。 前回もいま提案されております法案と同じような趣旨の法案が出ましたけれども、そのときに附帯決議の中にございました在外邦人の選挙権の行使について、若干お尋ねしたいと思います。 これは前から私ども民社党は、ぜひ在外邦人にも憲法で保障するところの選挙権を行使できるような方法を講ずべきである、こういう主張をしてまいりまして、その結果、前回は附帯決議でこれを実現するようにしていただくことをつけたわけでございますけれども、その後、外務省といたしまして、この在外邦人の選挙権の付与の問題についてどういうふうな準備を進めてお……
○和田(一)委員 恩給法改善の基本的な考え方についてこれからお尋ねしたいと思いますが、その前に、ちょっといまニュースで入りましたことについて、若干長官にもお聞きをしたいと思うのですが、大変不幸なことに、自衛隊の輸送機C1が、けさ七時ごろですか、名古屋の空港を出てから間もなく墜落したというニュースが入りました。六機編隊で飛んでいたうちの一機が墜落確認されておって、八名が死亡、さらに乗員六名のもう一機がまだ行方がわからないという状況のように聞いておるわけでございますけれども、これは大変不幸なニュースだと思います。恐らく長官は、ずっと委員会にくぎづけになっておられたので余り詳しいニュースはお入りにな……
○和田(一)委員 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となりました恩給法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案につき、賛成の意を表します。 わが党は、恩給を社会福祉政策上重要な制度の一つとして位置づけ、その充実を求めるものであります。しかるに、昭和五十七年度人事院勧告が折からの厳しい財政事情を理由に政府により凍結され、国会公務員給与のベースアップが見送られたことに伴い、恩給年額の増額、戦没者の遺族及び戦傷病者等の処遇改善が一部を除いて据え置かれたことをまことに遺憾とするものであります。 もとより、人事院勧告制度は労働基本権制約の代償措置として維持、尊重されるべきであり、まして……
○和田(一)委員 今日のわが国の社会情勢を見ますと、きわめて厳しい情勢ではないかと思います。内政面を見れば、経済成長というものも大変鈍化をいたしまして、この鈍化に伴ってここ三年来まれに見る長期不況の経済情勢である、財政もまた極端な悪化をしておる、こういった経済情勢に加えて社会構造そのものも非常に急速な高齢化社会への移行が始まっている、こういう現状でございます。そういう中で新しい行政の需要というものの拡大もあるわけでございまして、そういったものへの対応の必要性というものも求められている時代でございます。それから外に向かって考えますと、世界的な経済情勢の悪化の中で、わが国の経済あるいは貿易、こうい……
○和田(一)委員 去る八月五日に人事院は国会と内閣に対して、国家公務員給与を四月にさかのぼって平均六・四七%、一般職で一万五千二百三十円引き上げるような勧告を出されました。 冒頭、藤井総裁からこの勧告の骨子の説明がございまして、朝から同僚議員を中心にいたしましてこの議論をしてまいったわけでございます。その勧告を受けての議論の中心というものは、政府は一体この勧告を受けて完全実施をするのかしないのか、こういうところに焦点がしぼられてきておる、こう思うわけでございます。 そこで私は、同じ議論を余り繰り返すようなことは避けたい、こう思いながら、一つ一つコンファームをしてまいりたいと思うわけでござい……
○和田(一)委員 民社党の和田でございます。 まず初めに、昨日、三宅島の大変な噴火が起こりました。幸い人命には余り大きな被害はなかったようでございますけれども、島民、関係者に私は深くお見舞いを申し上げたいと思います。 行革は、これはもういま国民の声でありますし、民の声は天の声である、こういうことで断行せねばならないという総理の決意、たびたび伺っております。特に今回提案されました七つの法案は、これは石にかじりついてでも地にはってでも成立を期したい、こういう強い決意を伺っておるわけでございますけれども、この決意がきょうもトーンダウンはしていないな、こうは思います。 私は、くどいようですけれど……
○和田(一)委員 防衛二法に関係いたしまして、主として防衛庁にお尋ねしたいと思います。
まず、現在の自衛隊の陸、海、空それぞれの充足率について、ひとつお知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 陸上自衛隊の場合は、五十八年三月よりは充足率が下がったわけですか。私の手元にあります白書の資料の中には八六・六%という数字になっていますが、これは間違いでしょうか。
【次の発言】 海、空と比べてやはり充足率が下がっているようですね、悪いようですね。平均から見でも陸の場合は充足率が大変低いように思いますけれども、地域によって充足率が違うのかどうか、あるいは、陸の場合には甲師団、乙師団とあるようです……
○和田(一)委員 冒頭に、韓国の全大統領夫妻外閣僚一行がビルマのラングーンにおきまして大変悲惨な爆弾テロに遭遇されて死傷されたという、こういう痛ましい事件につきまして、私どもも深い哀悼の意を表する次第でございます。総理におきましても、ただいまの御答弁の中で、大変憎むべき行為であると、こういうふうにおっしゃられましたし、深い哀悼の意をお伝えになっておられると伺っております。 私がお伺いしたいのは、こうした事件、さらに先般の大韓航空の撃墜事件、こういったわが国周辺においての事件とあわせて、今回のこういう事件の極東情勢への影響等についてどういうふうにとらえておられるか、このことをまずお聞きしたいと……
○和田(一)委員 私は、本委員会の冒頭に栗原防衛庁長官から自衛隊員による小銃発砲事件及びPS1型機墜落事故についての報告がございましたけれども、まずこの点について御質問をしたいと思います。 けさの御発言によりますと、この事件と事故につきまして、大変国民の皆様に大きな不安を与えた、そして貴重な隊員と航空機を失ったことはまことに申しわけない次第でありますと、報告と同時に所感も述べられておるわけでございますけれども、国民の皆様にどのような不安を与えたとお思いか、言いかえれば、国民はこの二つの事故、事件を通してどんな不安を感じているというふうにとらえておられるか、その点、長官の御認識のほどをお伺いし……
○和田(一)委員 総務長官がお見えになりませんけれども、質問をさせていただきます。 宮内庁の方に、まず最初に、陛下の御近況についてひとつお知らせをいただきたいと思います。 国の象徴であり、国民統合の象徴である天皇でございますけれども、割合と、象徴である天皇の日常の御生活のあり方、こういうものが国民の目に触れる機会が少ないのではないか、こう思うわけです。もっと親しみを持っておるべきはずの国民が、先ほどの統計のお話にもございましたように、無関心というか、知っちゃいないよというような意識が広がりつつあるような感じがしてなりません。もっと積極的に親しまれる皇室、陛下というあり方に努力をしていただき……
○和田(一)委員 郵政省の設置法改正の具体的な質問に入ります前に、私も、けさ新聞に出ておりました実用放送衛星ゆり二号a、これがどうも予定どおり電波を出せないという報道がございまして、これについて先に御質問させていただきたいと思います。 このゆり二号aですが、国民はこの十二日から実用放送が開始される、こういう期待を持って眺めておりましたし、待っておったし、また同時に、これが実際にこれからの新しい高品位放送であるとかその他の新しい放送媒体として非常に大きく活躍する、こういう期待を持っておったにもかかわらず、この衛星放送がどうも思うようにいかないでわずか一系統だけの放送に終わる、こういうような報道……
○和田(一仁)分科員 民社党の和田一仁でございます。 私どもの春日顧問がこの第九十一国会の本会議で代表質問をいたしまして、その中で触れてありました防衛の問題について、それを踏まえた上で若干お聞きしたい、こう思います。 「防衛計画の大綱」についての質問を大平総理にいたしております。私どもは、国の安全ということは国政の大本でございまして、福祉の向上も、あるいはまた豊かな社会をつくる、そういったことも国の安全ということなしには図れない、何といっても国の安全が国政の大本である、こう心得ておるわけでございます。 そこで、この「防衛計画の大綱」でございますけれども、これが決められたのが五十一年の秋の……
○和田(一)分科員 初めに、一九七九年の三月二十八日にアメリカのスリーマイルアイランドで原発事故がありましたけれども、その後の経過について、科学技術庁としてどのような見解を持っておられるのか。特に、最近になって一部の新聞では、このスリーマイル原子力発電所事故の後で、その周辺で新生児の死亡率が非常に急上昇したような、そういう発表をアメリカの学者がしているというようなことが報道されております。原子力発電について非常に関心の深いわれわれとしては、これが本当であれば大変だと思うのです。あのときは確かに、この結果はあの周辺の住民に対して放射線その他の影響は与えなかった、こういうふうに発表されておったと思……
○和田(一)分科員 きょうは、短時間ではございますが、主として人口が大変急増している府県、こういう府県の道路対策、道路網の整備状況、こういった点についてお伺いをしたいと思います。 そういった県は幾つかございますけれども、特に最近急激に人口がふえて、そういった対応がおくれているのではないかと思われます埼玉県を例にとりまして御質問させていただきたいと思います。 人口は、やはり関東周辺で非常に急増している県が多いのですが、この埼玉も千葉に次いで大変増加率の高い県でございまして、すでに人口は五十八年一月一日に五百六十三万を超えるという人口県になりまして、北海道とやや同じ人口でございます。加えて、こ……
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