和田一仁衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○和田一仁君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま提案されております二法案に対し、質問をいたします。 まず、石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律案について、総理並びに関係大臣の御見解を伺います。 一九七三年のあのオイルショックに続く昨年の石油価格高騰は、国民の間に石油を中心とするエネルギー資源に対する不安を蔓延させておるわけでございます。わが国は、一次エネルギーの約九割を海外からの輸入に依存し、さらにその八割近くを石油に頼るというまさに油づけ、油頼みの状態にあります。今後の対策いかんによっては、産業経済はもとより、国民生活の根幹を揺るがす不安が生じるのは当然なことでありま……
○和田一仁君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております昭和五十七年度政府予算三案に対しまして、一括して反対の討論を行うものであります。(拍手) 昨年の春、政府は、長い不況からようやく脱出できたと景気底離れの宣言を行いました。にもかかわらず、その後今日に至るも景気は一向に上昇をせず、依然として不況感は広く国民を覆っているのであります。特に、素材産業や中小企業の経営はきわめて苦しい状況にあり、これからの経済政策の適否、景気の動向いかんは、ここに働く人たちの死活の問題となっております。 このような事態に至った最大の原因は、景気浮揚の先導役として期待された個人消費が一向に伸び……
○和田一仁君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております所得税法等の一部を改正する法律案外二法案につきまして、総理並びに関係各大臣に質問いたします。 我が国経済は、最近ようやく景気回復の兆しが見られるに至ってはおりますけれども、しかし、貿易摩擦の激化、企業倒産の増加など多くの懸念すべき材料を抱え込んでおり、なお楽観を許さない状況にあります。ここ三年間、景気は低迷を続け、実質成長率は三%台の低水準に推移してきたのであります。これは、政府が財政の景気調整機能を無視してきた結果と断ぜざるを得ません。 すなわち政府は、この六年間本格的な所得減税を行わないで、むしろ国民に実質的な増……
○和田一仁君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっておりますいわゆる規制緩和一括法案について質問をいたします。総理並びに関係大臣の明確な御答弁をお願い申し上げます。 まず初めに、規制緩和のための定期的見直し制度の必要性についてであります。 政府は、本法案の提出理由として、民間の事業活動に対する公的規制を緩和し、民間活力の発揮を図るとうたっております。 その趣旨には賛意を表するものでありますが、しかし、その内容を見るときに、極めてささいな事項の羅列にすぎない、例えば、諸外国の厳しい批判の的となっている我が国の複雑な貿易手続もほとんど手が触れられていない、余りにも不十分なものと……
○和田一仁君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となりました安全保障会議設置法案に対し、我が党の立場を明らかにしつつ、反対の討論を行うものであります。(拍手) 我が党は、昭和四十三年以来、現在の国防会議を国家安全保障会議に改組、強化すべきであると提唱し、以来今日まで、再三再四党首会談などの場を通してこの政策を主張し続けてまいりました。 我々は、本来国防会議は、政府におけるシビリアンコントロールのかなめとして、国防に関する重要問題について調査審議し、防衛庁、自衛隊を適切にコントロールすべきものと考えております。また同時に、単に狭義の国防問題だけでなく、国際紛争を契機として発生した……
○和田一仁君 私は、民社党・民主連合を代表して、ただいま議題となっております所得税法等の一部を改正する法律案及びその修正案に反対の討論を行うものであります。(拍手) 反対する第一の理由は、本案には税制改革のビジョン並びに基本構想がなく、ただ小手先の改革に終わっているという点であります。 税制の抜本改革を言うならば、その全体像、将来像を明らかにすべきではありませんか。国民の求める税制改革は、何よりも現行の不公平を是正することであります。この点を出発点といたしまして、経済社会構造の変化や国際化に即応した時代に適合する税制度を確立することが重要であります。 しかるに、今回の改革は、余りにも拙速……
○和田一仁君 私は、民社党・民主連合を代表いたしまして、ただいま議題となりましたいわゆる在日米軍労務費特別協定を改正する議定書について、総理並びに関係大臣に対し質問をいたすものでございます。(拍手) 現在、日米間にはさまざまな懸案が存在しており、特に貿易摩擦問題は重大な政治問題となっております。現にきょうもワシントンにおいて、牛肉・オレンジの自由化問題をめぐって極めて厳しい交渉が続けられておるわけでございます。しかしながら、日米関係は我が国外交の基軸であり、アメリカは我が国の安全保障にとって死活的な重要性を持つ国家なのであります。第二次大戦後今日まで、四十年余りにわたりまして世界各地において……
○和田一仁君 初めに、天皇陛下の御容体につきまして、まこと憂慮にたえません。全国民ともども、その一日も早い御平癒をお祈り申し上げるものでございます。(拍手) さて、私は、民社党・民主連合を代表して、ただいま御提案になりました五十九日間の会期延長に断固反対をいたします。(拍手) まず、その第一の理由は、政府・自民党が会期の大幅延長によって国民の合意を得ないまま消費税法の成立を強引に図ろうとしているからであります。 確かに、国民の大多数は税制の抜本改革を強く望んでおります。それは、税の不公平を一日も早く是正してほしい、税制のゆがみからくるサラリーマンの重税感を速やかに解消してほしい、納める国……
○和田一仁君 私は、民社党を代表して、ただいま趣旨説明のありました国連平和協力法案について、総理に対して質問を行うものであります。 今日まで、この議場において数多くの重要法案が審議され、日本の進路が決定されてまいりました。そして本日ここに、議会制度百年の間に行われたどの法案にもまさるとも劣らぬ重要な政策課題が提起されたのであります。 世界は今、冷戦のもとの米ソの力による対立の構造が崩れ、緊張緩和と国連を中心とした新しい国際秩序の構築へと大きく動こうといたしております。折しも発生したイラクのクウェートへの侵攻そして併合は、冷戦の終えんが即世界平和を人類に約束させるものではないことを実証し、新……
○和田一仁君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま総理から報告のありました自衛隊掃海艇等のペルシャ湾への派遣に関して、緊急の質問を行うものであります。 政府は、昨夕、自衛隊の掃海艇をペルシャ湾に派遣することを決定いたしました。ホルムズ海峡を通るタンカーの六割以上が我が国及びインド、パキスタン、シンガポール、台湾、韓国等アジア向けの原油を満載しているという状況に見られるように、原油の多くを中東地域に依存する我が国とアジアにとって、ペルシャ湾を通過する船舶の安全を確保することは必要不可欠な措置であるばかりでなく、広く国際的にも実のある貢献になるものであります。(拍手) 特に、四月十二日には……
○和田一仁君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました二つの法案について、総理にお尋ねを申し上げる次第でございます。 世界は、米ソ冷戦の終わりを契機といたしまして、また湾岸戦争の教訓を踏まえて、東西の枠を超えた国際秩序の構築を、すなわちロンドン・サミットの政治宣言に言う、活性化された国連が国際秩序の強化に中心的な役割を果たす、このことを目指して今大きく歩み始めておろうかと思います。 このたび開会された国連総会では、韓国、北朝鮮の国連同時加盟等が実現し、国連はますますその権威と威信を高めようといたしております。国連中心主義に立つ我が国は、世界の平和と繁栄を各国と共同して守って……
○和田一仁君 私は、民社党を代表して質問をさせていただきます。 今から十日たちますと始まります制憲議会選挙を前にいたしまして、カンボジア情勢が緊迫の様相を見せていることはまことに遺憾なことでございます。混乱の中で亡くなられました国連ボランティアの中田厚仁氏、文民警察の高田晴行警視を初め、犠牲となられた各国の方々の御冥福を心よりお祈り申し上げるものでございます。 私は、かつてPKO協力法案の国会審議がありましたとき、平成三年の九月でございますけれども、この衆議院本会議におきまして、国連の平和維持活動がノーベル平和賞を受賞したときのノーベル賞委員会委員長の言葉を引用した記憶がございます。委員長……
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